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今日の授業も終わったし掃除当番も終わったから早速部室に行くことにした。 部室のドアを開けた瞬間、みくるちゃんが立っていて『あっ!』と思った 瞬間にはお互い頭を強くぶつけてた。 「いたたたたた・・・みくるちゃん大丈夫?」 「痛かったですぅ・・・でもなんともないですよ。」 と言って顔を上げると・・・ 「え!何であたしが目の前にいるの!!」 「ええっ!ど、どうして私が目の前にいるんですかぁ~。」 ほっぺたをつねってみた。痛い。どうやら夢じゃないみたい・・・ 「もしかして・・・あたしたち人格が入れ替わっちゃったの??」 「ふえ~ん・・・そうみたいですぅ・・・」 「どうすれば元に戻るんだろう・・・もう一度頭をぶつけるわよ!」 「ええええー、痛いのはやですよ~」 「黙って言うことを聞きなさい!」 とりあえず何回か頭をぶつけてみたものの戻ることはなかった。 「ううう・・・頭痛いですぅ・・・」 「みくるちゃんも泣かないの!それにその体私なんだから。」 困ったことになったわ・・・この先戻れないんじゃ・・・と、考えて みたものの他人になるのは悪く無いわね。面白そう。 「とりあえず元に戻る方法がわかるまでこのままでいましょ。」 「わかりました・・・でも涼宮さん、なるべくおとなしく してくださいね・・・あっ」(TPDDはちゃんとある・・・大丈夫みたいですね。) 「なに?みくるちゃん。」 「いえ、なんでもないですぅ。」 こうして私とみくるちゃんの入れ替わり生活が始まった。 「ういーす。」 俺は部室のドアを開けた。 長門はどうやら不在、いるのはハルヒと朝比奈さんだけ。 「なんか2人とも額が赤いけどどうしたんだ?」 「なんでもないわよ。」 朝比奈さんが答えた。 『わよ』?マイスウィートエンジェル朝比奈さんが今まで 発したことが無い言葉だ。聞き間違いかな。 「ハルヒ、掃除当番は終わったのか?」 「はい~。ちゃんとやってきましたぁ。」 なんだなんだ、ハルヒの言動がおかしいぞ。また何かの モードにでも入ったのか? 「あ、朝比奈さんお茶もらえますか。」 「わかったわ。」 その後乱雑にお茶が運ばれてきた・・・ (俺、なにか朝比奈さんを怒らせるようなことしたんだろうか・・・) そう思いつつ朝比奈さんを見ていると、 「何見てるのよ、エロキョン!」 思わぬ言葉が返ってきた・・・ 「すず・・・みくるちゃん、それは言いすぎですよぉ」(あわわわわ) ハルヒからも意外な言葉が返ってきた。 その後長門、古泉とやってきて、俺は古泉とカードゲームをして遊んだ。 いつも通り長門が本を閉じると朝比奈さんが、 「今日はこれで帰りましょ。解散。」 と言った。 さすがに長門は興味を示さなかったが、古泉も驚いていたようだ。 帰りの途中古泉と歩き、 「ハルヒさんと朝比奈さんが逆のようなんですが・・・」 「俺もそんな気がするんだが・・・まさかまた時空改変とかハルヒが 変な力使ったんじゃないだろうな。」 「その可能性は無いと思います。もっとも、時空改変が行われたか どうかまでは我々にもわかりませんが・・・」 なんとも奇妙な感じのまま1日を終えた。 -みくるサイド- とりあえず涼宮さんになっているので涼宮さんの家に帰った。 一応家族にはばれて無いみたい・・・よかった。 涼宮さんの部屋には初めて入ったけど、普通の女の子の部屋でした。 あれ?机の上に写真立がある。 それを取り上げてみると・・・ (やっぱり涼宮さんたら・・・素直じゃないんだから。くすくす。) -ハルヒサイド- 「これがみくるちゃんの部屋かぁ・・・やっぱ可愛い系の部屋ね。」 私ももっと可愛くしようかしら・・・とか考えたけど柄に無いので やめた。 その日はなんとなく疲れていたので夕食・お風呂を済ませたら 寝ることにした。 (でも、何か忘れている気がするのよねぇ・・・ま、いいか) 次の日、俺がクラスに入るとハルヒがすでに来ていた。 「あ、キョン君おはようございます。」 「ああ・・・おはよう。」 やはりすっげえ違和感を感じる。 しかし、この状態のハルヒを見ると・・・まるで天使のようだ。 「どうかしました?私の顔になにかついてます?」 「いや、べつになんでもないぞ。」 そんなこんなで授業も進み昼休みとなった。 「キョン君、一緒にお弁当食べましょ♪」 「ああ・・・」 そこへ、突然朝比奈さんがやってきて、 「キョン、一緒にお弁当食べましょ。」 「ええ、いいですよ。」 とまあ、結局3人で弁当を食べることになった。 もちろんクラス中の注目の的だ。 谷口なんかは泣きながら弁当を食ってる。 この状況に耐えられなくなった俺は弁当をさっさと食べると、 「ちょっと用事があるんで。」 といってクラスを逃げ出した。 昼休みが終わるまで適当に屋上で時間を潰すか・・・と考えて いると鶴屋さんと出会った。 「お、キョン君。みくる知らないかい?」 「朝比奈さんなら俺のクラスでハルヒと話してますよ。」 「そっか。いやぁ~今日凄いもの見ちゃってさ。」 「何を見たんです?」 「いつものようにみくるにちょっかいだしてきた男子がいたんだよ。 で、あたしが痛い目にあわせようと思ったらさあ、みくるがいきなり その男子にボディーブロー食らわせて肘鉄かました挙句かかと落しで 半殺しにしたんだよね。みくるがいうには『いつも守ってもらってたら 悪いから護身術習ってるの』とかいうんだよね。」 マイスウィートエンジェル朝比奈さんがそんなことを・・・と頭を 抱えていると、 「あとさ、なんかいつものみくると雰囲気が違うんだよね。しゃべり方も 違うし・・・なんていうか邪悪なオーラに包まれてるって感じ?」 まるで今のハルヒと正反対だ・・・ 「キョン君はなんかこころあたりないかい?」 「確かに昨日から2人ともおかしいとは思ってるんですが・・・こころ あたりが無いんですよ。」 「そっかあ・・・何か分かったら教えておくれよ。」 そういうと鶴屋さんは去っていった。 そんなこんなで週末の不思議探索になった。 その間、ハルヒはクラスどころか学校中で天使扱い。朝比奈さんは 悪魔のごとく変わったと学校中にとどろくことになる。 一体どうなてるんだろうなぁ・・・などと集合後の喫茶店でボケッと してると、ハルヒが、 「キョン君、くじで班決めしますよぉ。」 と声をかけてきた。 くじの結果、俺・ハルヒ、長門・朝比奈さん・古泉という構成になった。 さっそく班ごとに分かれて行動するとき朝比奈さんが、 「キョン!デートじゃないんだからね!ちゃんとみつけるのよ!」 とハルヒ張りの言葉でしゃべって来た。 いつもだったら逆なのになぁ・・・と思いつつ、ハルヒと公園へ向かった。 公園に向かうと、突然ハルヒが、 「キョン君!私のことどう思いますか?」 「え・・・ハルヒはハルヒだろ?」 「そうじゃなくて・・・男と女としてどう思いますか。」 俺は一瞬凍りついた。 今までこんなこと無かったぞハルヒ。どうしたんだハルヒ。やはり時空改変 なのかハルヒなどと考えていると、 「女の方から言わせるつもりなの?」 と上目遣いで頬をやや赤くしながら俺のことを見ている。 やばい!これは男として落ちる! 「俺は・・・」 そう言いかけた時、 「ちょっとまちなさいよ!なにやってるのよ!みくるちゃん!」 という朝比奈さんの声が背後から怒鳴り声で聞こえた。 え?みくるちゃん?目の前にいるのはハルヒじゃ? 「ごめんなさい涼宮さん、ちょっと悪戯してみました♪」 「なんてことするのよ!そんなことされちゃったら・・・もごもご」 目の前ではハルヒと朝比奈さんが言い争っている。 そこに長門と古泉がやてきて、古泉が、 「ようやく分かりましたよ。あの2人、人格が入れ替わってるんですよ。」 「そんなばかな・・・」 「この1週間の行動を見れば納得できます。確か最初に異変が感じられた日 2人ともおでこが真っ赤でしたよね。たぶんぶつかったショックで 入れ替わったんだと思います。」 そう考えれば確かに全てが納得がいく。 まさにハルヒの行動は朝比奈さんのものだったし、その逆もだ。 「長門、今の古泉の話は本当か?」 「そう....」 「何で教えてくれなかったんだ?」 「聞かれなかったから。」 「そうだったな・・・ところで2人を治す方法はあるのか?」 「ある。私を媒介して人格を入れ替えればいい。」 これ以上の混乱はごめんこうむりたい。早速長門に、 「2人を眠らせて実行してくれ。ハルヒにばれるとまずいからな。」 「わかった。」 その後長門の働きにより2人の人格は元に戻った。 2人からも入れ替わっていたことを聞き、2人ともやっと戻れたと 言う感じで安堵してるようだった。 「やはりハルヒはハルヒじゃなきゃ似合わんな。」 「なによそれ。もう少しで・・・ごにょごにょ」 「ん?なんか言ったか?」 「なんでもないわよ!バカキョン!」 こうして2人の奇妙な生活は元に戻った。 が、しかしその後の学校での後遺症はすさまじいものだった。 ハルヒは元に戻ったので負のオーラだしまくりで全校生徒は混乱、 朝比奈さんにいたっては「おイタをすると半殺しの目にあう」という 黒朝比奈さんの印象が定着してしまった。 鶴屋さん曰く、 「いやぁ~風除けになってむしろいいんじゃないかい。それにしても みくるの中身がハルにゃんだったなんてね、くくくく・・・」 と大笑いだった。 部室では、 「涼宮さんひどいですよ!これじゃ悪女みたいに思われちゃう じゃないですか!」 「いいじゃない余計な虫も来なくなるだろうし、それにこの間の 事とあわせてチャラよ。」 「ううううう・・・・しくしく。」 と、まあ朝比奈さんが当分の間沈みきってしまったのは言うまでも無い。 ただ1人残念そうにしているのが長門だ。 「朝比奈みくるがうらやましい....」 そういうと長門はハルヒに向かってなんども頭突きをしていた。 さすがに耐え切れなくなったのかハルヒは一目散に逃げて行ったが。 部活も終わり、今部室にいるのはみくるちゃんとあたしだけ。 「さすがに他人になるのはこたえるわね・・・」 「そうですね・・・2度としたくないですぅ。」 その後沈黙が続いた後、みくるちゃんがにんまりとしながら、 「涼宮さん、そろそろ素直になったほうがいいんじゃないですかぁ~♪」 「な、なによいきなり。」 「私見ちゃったんですよね、机の上の写真立て。」 「え・・・。」 (あああーーー忘れていたのはそのことだったわーーーあれ見られたら・・・) 「安心してください、誰にも言いませんから♪」 「え、いや、あの、その・・・」 「それじゃ私も帰りますね。涼宮さん、顔真っ赤ですよ。ふふふ。」 そういうとみくるちゃんは帰って行った。 ああ・・・あれ見られちゃうなんて・・・うかつだったわ・・・ 「もう!何だか知らないけどバカキョンのせいなんだからね!」 おしまい。
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涼宮ハルヒSOS団、兼文芸部部室。会社の社長席のように配置された団長席であぐらを掻いていたハルヒはうなっていた。右手にはシャーペン、その下には紙が敷かれている。紙に書くのは今後の活動予定表みたいなもの。何を書くべきか思考をめぐらせ、トントントンとペン先でしきりに紙をつついていた。 「団長は活動内容とか資金繰りとか具体的な方針とか、考えることが多いのよ!」 一体、誰に話しかけているのか…おそらくは自分自身。それに対して返事をする者はいない。部屋の隅にはいつものように本の活字を目で追う長門。それと、今からメイド服に着替えようとハンガーラックに手を掛けるみくるがいた。 「こういう時は近くの問題から片付けましょ。今週の土日の活動について」 ハルヒはシャーペンを叩くようにパチンと置いた。 「ねぇ二人とも何したい?!」 さっきまでのはハルヒの壮大な独り言。で、今度は意見を求めている。 「え?…え、えーと」 「有希は?」 「…ない」 それを聞いてジトッとした目つきになるハルヒ。腕組みをして背もたれにもたれかかった。 「す、涼宮さん、そう焦っても出てきませんよ。とりあえずお茶でも淹れますね」 みくるはメイド衣装を引き出すと、着替えを急ぐためにセーラー服を脱いだ。 「あー、それ!」と、突然ハルヒはみくるを指差す。 「へ?」 「それそれ、その下着!新しいの買ったの?」 両方合わせてVの字にフリルの付いたブラジャー。確かに最近買ったもので、学校にしてくるのは始めてかもしれない…。と、いうか何故ハルヒがそんなことまでチェックしているのか。 「可愛い、可愛いわ!よく見せてっ」 いかにも良いもの見つけた!というように、笑顔を浮かべてみくるに歩み寄るハルヒ。一方みくるはおずおずと後退しながら嫌な予感を感じていた。 「うんうん、よく似合ってる。バストラインが綺麗だから下着も映えるわね」 しばらく鑑賞するように眺めると、ハルヒは両手で双の胸をすっぽり手のひらに収めた。 「ひゃぁあ!涼宮さんっ」 「だって、近くで見ると触りたくなるのよ。それより、この重量感とやわらかい感触!素晴らしいわ」 揉むように胸をフニフニと上下させるハルヒ。実に楽しそうにしている。 「有希ー!今日は特別サービス!有希にも触らせてあげるっ」 ハルヒはするりと背後に回り、みくるの腰に腕をまわして後ろからガッシリと抱き締める。 もはや逃げられない。長門は本から顔を上げてこちらを見ている。 「ひっ、やっ、長門さんまでっ!なんでですかぁー」 「暴れても無駄よ、みくるちゃん観念しなさい。ほらほら有希!早く!」 長門は机に本を置き、静かに歩み寄った。押さえつけられた涙目のみくるを見てから、笑顔のハルヒの顔を見る。「はい、いいわよっ」とハルヒの声。長門は片手を出すとゆっくり指でみくるの胸を撫でてゆく。その動きは胸の頂のところで止まった。「…ひっ」と短い悲鳴をあげるみくる。 「…なんか、あたしより有希のほうがエロティックね。意外な才能というか」 ハルヒは満足したのか、みくるをパッと離した。みくるはへなへなと座り込む。 颯爽と団長席に戻ったハルヒはシャーペンを握り、再び予定事項を書く紙に向かった。カリカリとペンを走らせる音が響く。 「喜びなさい!次のみくるちゃん主演の新作映画の趣向が決まったわ」 長門とみくるは同時にハルヒのほうへ顔を向けた。 「百合よ、百合!ガールズラブ。普通の恋愛モノじゃつまらないわ。みくるちゃんと有希でなら大丈夫よねっ。早速あたしは脚本に取り掛かるわ!」 一度走り出したら止まらないハルヒ団長は、どこまでも突き進む。パソコンからワープロソフトを起動させると、忙しくキーをたたき始めた。
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それはある晴れた日のことだった。 部室に行ってみると、まるで特撮番組の怪獣のようにわめきまくるハルヒも、 いつもオドオドとしていて守ってあげたくなる小動物系の朝比奈さんも、 樹海の奥にひっそりと生えている花のような気配の長門もおらず、年中スマイルのバーゲンセールをしている「アイツ」しかいなかった。 「やぁどうも。僕が来た時には誰もいなかったのですが…いやぁ、手持ちぶさたでしょうがなかったのです。どうです?一勝負。」 と言ってトランプの入った、いかにも安っぽい四角い箱を持ち出してきた。 いいだろう。完膚無きまでに叩きのめしてやるから光栄に思え。 「ははっお手柔らかにお願いします。」 ふん。そういう事はトランプの神様にでも言うんだな。お前の大好きな神様とやらに。 こうして俺たちはポーカーを始めた。あんな不思議なことが起こるとも知らずに。 ハ「よぉ~し!これで写真集が出せるくらいの写真が集まったわ!」 み「ふぇ~…やっぱりあきらめてなかったんですねぇ…」 長「………」 ハ「有希もレフ板ありがとね!ホントは古泉くんに任せようと思ってたんだけどなかなか来ないし、それにいつまでも待ってるとキョンが来てうるさいし!」 今、SOS団三人娘は校内を歩いている。ちなみに格好はハルヒと長門は制服、みくるはメイド服である。(天の声) ハ「まったく…キョンときたらいっつも「朝比奈さんがかわいそう」だの何だの言って邪魔するんだから!」 そうぼやきながら後ろに長門とみくるを率いて歩いている。(天の(ry そして階段にさしかかろうとした時、 ハ「どう思う!?っと!うわっ!?」 勢いよく振り向いて聞いた瞬間、ハルヒは足を踏み外してしまった。(天(ry み「涼宮さんっ!?」 長「……っ!」 とっさに手を伸ばす二人。だが結局支え切れず、三人は階段をもみくちゃになりながら転げ落ちてしまった。 ?「いたたたた…」 ?「ふえぇ~痛いですぅ~」 ?「……不覚。」 どうやら三人ともたいしたケガもなく、無事だったらしい。でもあれれ~?(C.V.高山みなみ)何か違和感が。 ?「あれ!?あたしがいる!」 ?「ふぇ~!?わたしの胸が小さk…きゅぅ(気絶)」 ?「………」 そこには、まるで特撮番組の怪獣のようにわめきまくるみくると、 いつもオドオドとしていて守ってあげたくなる小動物系の長門と、 樹海の奥にひっそりと生えている花のような気配のハルヒがいた。 ハ→み「これは人格入れかえってヤツね!」 みくる?が大声で強気にしゃべっている。心なしか態度もデカい。 み→長「あの~…それってどういう…?」 長門?はいつもと違ってもじもじしている。そしていつもより饒舌である。 ハ→み「ほら!マンガとかでよくあるでしょ!頭ぶつけたり、強い衝撃で人格が入れ替わっちゃうってやつ。きっとそれよ!あーゆーのはマンガだけかと思ってたけど…実際に起こるのねぇ~」 み→長「へぇ~…そんなのが…(あの~長門さん?ですよね?)」 そう言って長門?はハルヒ?に話しかけた。 長→ハ「(……そう。だが外見は涼宮ハルヒ。)」 ハルヒ?は無表情で口数が少ない。ものすごいギャップである。 み→長「(あの…これはどういう…?」 長→ハ「(涼宮ハルヒが望んだ。彼女が階段を落ちるわずかな間に「こうなれば面白いのに」と望んだ結果。でも問題ない。一時的なもの。)」 み→長「(そうですか…とりあえず一安心ですね…)」 どうやらそんな感じの大変なことになってしまったようです。 ハルヒinみくる。みくるin長門。長門inハルヒ。わかりにくいことこの上ない。 そしてみくる?が声高に叫んだ。 ハ→み「おもしろいわ!みくるちゃん、有希!よね?今日はこのまま過ごしましょう!どうせ一時的なものだから楽しまなきゃ損だわ!こんな体験なかなか出来ないしね!キョン達を驚かせてやるのよ!わかったわね!?」 み→長「確かに…そうかもしれませんね!実は私もちょっとワクワクしてたり…」 長→ハ「……ユニーク。」 どうやらみんなあまりショックではないようだ。それにしてもこの三人娘ノリノリである。 ハ→み「そうと決まれば部室に行くわよ!…ところでみくるちゃん。あんたやっぱり胸デカいわねぇ。重くて肩が疲れそうよ。」 み→長「そうなんですよぉ…あ、でも今は私すごい楽なんでs…ひぃっ!」 長→ハ「……………………………………………………………………………………………」 無表情なハルヒ?の目が鋭く光っていた。 フラッシュだ。残念だったな。 古「ワンペアです。いやぁお強いですね。」 お前が弱いだけだろ。俺は普通だ。休み時間に谷口や国木田とやってる時の戦績は三人ともあんまり変わらないからな。 古「少なくとも僕はうらやましく思いますよ…おや、どうやら姫君たちのお帰りのようですよ。」 ふん。そんなキザな言い回しを考えるくらいなら俺に勝つ方法でも考えるんだな。 そう言いながら朝比奈さんで目の保養をと考えてドアの方を見た。すると朝比奈さん、長門、ハルヒの順で部室に入ってきたSOS団三人娘を見て、俺はふと違和感を覚えた。いやそれが何なのかはわからんけど。 み?「あっ!お茶を入れ…ますね~♪」 はぁ。どうも。やっぱり何かおかしい。こう…なんか快活というかなんというか。まさかハルヒが何かしたのではあるまいな? そう思ってハルヒの方を見た。 ハ?「……………?」 なんか怖い。無表情でここまでテンションの低いハルヒなんて初めて見た。七夕やバレンタインデーの時の比じゃない。 おい、どうしたハルヒ?元気ないじゃないか。 ハ?「別に。あんた…には関係ないこと…よ。」 なんだこれは。マジでおかしい。熱でもあるのか?そう思って偉大なる団長様のおでこに自分のを当てようとした瞬間、 ガシャーン! ん?なんだ今の音は。後ろを振り向くと朝比奈さんが湯飲みを割ってしまっていた。 大丈夫ですか!?お怪我などは!? み?「私は何ともないですよぉ~♪」 こちらもやはり変だ。どう見ても朝比奈さんには似つかわしくない怒りマークが顔に出ている。 これは一体どういうことか。その謎を唯一知っていそうなSOS団の有機製アンドロイドの方を見てみると、こっちもどうしたことか。本を広げてはいるがチラチラとこちらの様子をうかがっている。 いつものような頼りがいのある所は感じられず、変わりにビクビクとしていてなんともかわいらしいオーラが出ている。思わず顔がニヤける。なんかこう守ってあげたk ガッシャーン! またか!?本当に大丈夫なんですか?朝比奈さん。疲れてるなら、俺も名残惜しいがお帰りになられては? み?「ホントに大丈夫ですからぁ~♪」 声は笑っているが顔からはある種の迫力がにじんでいた。 なんか今日の朝比奈さんはこう…ハキハキしてらっしゃいますね。はは… ヤバイ。なんかヤバイ。なんだか情緒不安定になりそうだ。一縷の希望を賭け、超能力者の方を見てみると、なんとも形容しがたい微妙な表情をしていた。ダメだ。役に立ちそうもない。 どうしたことだコレは。俺が何かしたのか?いや授業中のハルヒはいつも通りだったし、放課後になってからはさっき会ったばかりだ。俺は何もしていない。たぶん。 そして。もういっぱいいっぱいだったのだろう。俺は何を血迷ったか、ハルヒの肩に手を置き、顔を近づけた。 そう、あの閉鎖空間の時のようにキスをすれば戻ると考えたのだ。他のSOS団メンバーもいるがそんな事を気にする暇もないほどテンパっていた。そしてキスまであと1cm… ?「こんのバカキョン!!なにしようとしてんのよ!!」 うわぁ!悪かったハルヒ!!…ってアレ?目の前のハルヒは目を閉じてじっとしている。ってことは今の声は?と考えるのもつかの間、急にスゴイ力で引っ張られた。 その先にはものすごく怖い顔をした朝比奈さんが。 あの~朝比奈さん?一体どうされたのでs み?「みくるちゃんじゃない!あたしよ!まだわかんないの!?」 え?でもだって…え? み?「みくるちゃんがあたしで、あたしが有希で、有希がみくるちゃんなの!!」 意味がわからん。でもこの口調、態度、唯我独尊な性格はまさしく… まさか…ハルヒなのか? み?「だからそう言ってるでしょ!!もう!!」 その後、三人から事情を説明され、俺と古泉はやっと納得した。こんな時でもスマイルを崩さないこいつは心底すごいと思う。 ちなみにハルヒ(朝比奈さんの外見をした)はなぜか怒ってとっとと帰ってしまった。 朝比奈さん(長門の外見をした)はひたすらもじもじして俺に謝っていた。なんだか俺が悪いことをしたように思えてくるから不思議だね。 あと、残念そうな顔をしていた長門(ハルヒの外見をした)がなんとも印象的だった。 それにしてもなんでハルヒはあんなに怒っていたんだろう。キスだって自分がされる訳じゃないのに。まぁ体はハルヒだが。 古「本気で言っているんですか?」 古泉が聞いてくる。ちなみに今は不本意ながら一緒に生徒玄関に向けて校内を歩いているところだ。まったくもって不本意だ。 本気かだと?ふん。わかったよ、明日ハルヒに謝ればいいんだろ? 古「わかっているじゃないですか。安心しましたよ。今度はちゃんと本人にキスを…」 などと階段を下りながらバカなことを言ってくる。 あーうるさい!まったくお前は…っと!ぅおあ!? 古「危ない!!」 俺はつい「足下がお留守だぜ!」になってしまい階段を転げ落ちてしまった。俺を支えようとした古泉と一緒に。 ?「っつう…大丈夫でしたか?」 ああ、なんとかお前のおかげでな。一応礼は言っておくぞ 。あれ?古泉?どこだ? ?「目の前にいますけど?驚きですね。」 いや目の前には鏡しか…だってその証拠の俺の顔がある。ほら、俺が右手を挙げると鏡に映った俺も… あれ?目の前の俺は右手を挙げるかわりに手鏡を差し出してきた。 その手鏡の中には………ニヤケハンサムな顔が映っていた。 お い ま さ か 終わり
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それはある晴れた日のことだった。 部室に行ってみると、まるで特撮番組の怪獣のようにわめきまくるハルヒも、 いつもオドオドとしていて守ってあげたくなる小動物系の朝比奈さんも、 樹海の奥にひっそりと生えている花のような気配の長門もおらず、年中スマイルのバーゲンセールをしている「アイツ」しかいなかった。 「やぁどうも。僕が来た時には誰もいなかったのですが…いやぁ、手持ちぶさたでしょうがなかったのです。どうです?一勝負。」 と言ってトランプの入った、いかにも安っぽい四角い箱を持ち出してきた。 いいだろう。完膚無きまでに叩きのめしてやるから光栄に思え。 「ははっお手柔らかにお願いします。」 ふん。そういう事はトランプの神様にでも言うんだな。お前の大好きな神様とやらに。 こうして俺たちはポーカーを始めた。あんな不思議なことが起こるとも知らずに。 ハ「よぉ~し!これで写真集が出せるくらいの写真が集まったわ!」 み「ふぇ~…やっぱりあきらめてなかったんですねぇ…」 長「………」 ハ「有希もレフ板ありがとね!ホントは古泉くんに任せようと思ってたんだけどなかなか来ないし、それにいつまでも待ってるとキョンが来てうるさいし!」 今、SOS団三人娘は校内を歩いている。ちなみに格好はハルヒと長門は制服、みくるはメイド服である。(天の声) ハ「まったく…キョンときたらいっつも「朝比奈さんがかわいそう」だの何だの言って邪魔するんだから!」 そうぼやきながら後ろに長門とみくるを率いて歩いている。(天の(ry そして階段にさしかかろうとした時、 ハ「どう思う!?っと!うわっ!?」 勢いよく振り向いて聞いた瞬間、ハルヒは足を踏み外してしまった。(天(ry み「涼宮さんっ!?」 長「……っ!」 とっさに手を伸ばす二人。だが結局支え切れず、三人は階段をもみくちゃになりながら転げ落ちてしまった。 ?「いたたたた…」 ?「ふえぇ~痛いですぅ~」 ?「……不覚。」 どうやら三人ともたいしたケガもなく、無事だったらしい。でもあれれ~?(C.V.高山みなみ)何か違和感が。 ?「あれ!?あたしがいる!」 ?「ふぇ~!?わたしの胸が小さk…きゅぅ(気絶)」 ?「………」 そこには、まるで特撮番組の怪獣のようにわめきまくるみくると、 いつもオドオドとしていて守ってあげたくなる小動物系の長門と、 樹海の奥にひっそりと生えている花のような気配のハルヒがいた。 ハ→み「これは人格入れかえってヤツね!」 みくる?が大声で強気にしゃべっている。心なしか態度もデカい。 み→長「あの~…それってどういう…?」 長門?はいつもと違ってもじもじしている。そしていつもより饒舌である。 ハ→み「ほら!マンガとかでよくあるでしょ!頭ぶつけたり、強い衝撃で人格が入れ替わっちゃうってやつ。きっとそれよ!あーゆーのはマンガだけかと思ってたけど…実際に起こるのねぇ~」 み→長「へぇ~…そんなのが…(あの~長門さん?ですよね?)」 そう言って長門?はハルヒ?に話しかけた。 長→ハ「(……そう。だが外見は涼宮ハルヒ。)」 ハルヒ?は無表情で口数が少ない。ものすごいギャップである。 み→長「(あの…これはどういう…?」 長→ハ「(涼宮ハルヒが望んだ。彼女が階段を落ちるわずかな間に「こうなれば面白いのに」と望んだ結果。でも問題ない。一時的なもの。)」 み→長「(そうですか…とりあえず一安心ですね…)」 どうやらそんな感じの大変なことになってしまったようです。 ハルヒinみくる。みくるin長門。長門inハルヒ。わかりにくいことこの上ない。 そしてみくる?が声高に叫んだ。 ハ→み「おもしろいわ!みくるちゃん、有希!よね?今日はこのまま過ごしましょう!どうせ一時的なものだから楽しまなきゃ損だわ!こんな体験なかなか出来ないしね!キョン達を驚かせてやるのよ!わかったわね!?」 み→長「確かに…そうかもしれませんね!実は私もちょっとワクワクしてたり…」 長→ハ「……ユニーク。」 どうやらみんなあまりショックではないようだ。それにしてもこの三人娘ノリノリである。 ハ→み「そうと決まれば部室に行くわよ!…ところでみくるちゃん。あんたやっぱり胸デカいわねぇ。重くて肩が疲れそうよ。」 み→長「そうなんですよぉ…あ、でも今は私すごい楽なんでs…ひぃっ!」 長→ハ「……………………………………………………………………………………………」 無表情なハルヒ?の目が鋭く光っていた。 フラッシュだ。残念だったな。 古「ワンペアです。いやぁお強いですね。」 お前が弱いだけだろ。俺は普通だ。休み時間に谷口や国木田とやってる時の戦績は三人ともあんまり変わらないからな。 古「少なくとも僕はうらやましく思いますよ…おや、どうやら姫君たちのお帰りのようですよ。」 ふん。そんなキザな言い回しを考えるくらいなら俺に勝つ方法でも考えるんだな。 そう言いながら朝比奈さんで目の保養をと考えてドアの方を見た。すると朝比奈さん、長門、ハルヒの順で部室に入ってきたSOS団三人娘を見て、俺はふと違和感を覚えた。いやそれが何なのかはわからんけど。 み?「あっ!お茶を入れ…ますね~♪」 はぁ。どうも。やっぱり何かおかしい。こう…なんか快活というかなんというか。まさかハルヒが何かしたのではあるまいな? そう思ってハルヒの方を見た。 ハ?「……………?」 なんか怖い。無表情でここまでテンションの低いハルヒなんて初めて見た。七夕やバレンタインデーの時の比じゃない。 おい、どうしたハルヒ?元気ないじゃないか。 ハ?「別に。あんた…には関係ないこと…よ。」 なんだこれは。マジでおかしい。熱でもあるのか?そう思って偉大なる団長様のおでこに自分のを当てようとした瞬間、 ガシャーン! ん?なんだ今の音は。後ろを振り向くと朝比奈さんが湯飲みを割ってしまっていた。 大丈夫ですか!?お怪我などは!? み?「私は何ともないですよぉ~♪」 こちらもやはり変だ。どう見ても朝比奈さんには似つかわしくない怒りマークが顔に出ている。 これは一体どういうことか。その謎を唯一知っていそうなSOS団の有機製アンドロイドの方を見てみると、こっちもどうしたことか。本を広げてはいるがチラチラとこちらの様子をうかがっている。 いつものような頼りがいのある所は感じられず、変わりにビクビクとしていてなんともかわいらしいオーラが出ている。思わず顔がニヤける。なんかこう守ってあげたk ガッシャーン! またか!?本当に大丈夫なんですか?朝比奈さん。疲れてるなら、俺も名残惜しいがお帰りになられては? み?「ホントに大丈夫ですからぁ~♪」 声は笑っているが顔からはある種の迫力がにじんでいた。 なんか今日の朝比奈さんはこう…ハキハキしてらっしゃいますね。はは… ヤバイ。なんかヤバイ。なんだか情緒不安定になりそうだ。一縷の希望を賭け、超能力者の方を見てみると、なんとも形容しがたい微妙な表情をしていた。ダメだ。役に立ちそうもない。 どうしたことだコレは。俺が何かしたのか?いや授業中のハルヒはいつも通りだったし、放課後になってからはさっき会ったばかりだ。俺は何もしていない。たぶん。 そして。もういっぱいいっぱいだったのだろう。俺は何を血迷ったか、ハルヒの肩に手を置き、顔を近づけた。 そう、あの閉鎖空間の時のようにキスをすれば戻ると考えたのだ。他のSOS団メンバーもいるがそんな事を気にする暇もないほどテンパっていた。そしてキスまであと1cm… ?「こんのバカキョン!!なにしようとしてんのよ!!」 うわぁ!悪かったハルヒ!!…ってアレ?目の前のハルヒは目を閉じてじっとしている。ってことは今の声は?と考えるのもつかの間、急にスゴイ力で引っ張られた。 その先にはものすごく怖い顔をした朝比奈さんが。 あの~朝比奈さん?一体どうされたのでs み?「みくるちゃんじゃない!あたしよ!まだわかんないの!?」 え?でもだって…え? み?「みくるちゃんがあたしで、あたしが有希で、有希がみくるちゃんなの!!」 意味がわからん。でもこの口調、態度、唯我独尊な性格はまさしく… まさか…ハルヒなのか? み?「だからそう言ってるでしょ!!もう!!」 その後、三人から事情を説明され、俺と古泉はやっと納得した。こんな時でもスマイルを崩さないこいつは心底すごいと思う。 ちなみにハルヒ(朝比奈さんの外見をした)はなぜか怒ってとっとと帰ってしまった。 朝比奈さん(長門の外見をした)はひたすらもじもじして俺に謝っていた。なんだか俺が悪いことをしたように思えてくるから不思議だね。 あと、残念そうな顔をしていた長門(ハルヒの外見をした)がなんとも印象的だった。 それにしてもなんでハルヒはあんなに怒っていたんだろう。キスだって自分がされる訳じゃないのに。まぁ体はハルヒだが。 古「本気で言っているんですか?」 古泉が聞いてくる。ちなみに今は不本意ながら一緒に生徒玄関に向けて校内を歩いているところだ。まったくもって不本意だ。 本気かだと?ふん。わかったよ、明日ハルヒに謝ればいいんだろ? 古「わかっているじゃないですか。安心しましたよ。今度はちゃんと本人にキスを…」 などと階段を下りながらバカなことを言ってくる。 あーうるさい!まったくお前は…っと!ぅおあ!? 古「危ない!!」 俺はつい「足下がお留守だぜ!」になってしまい階段を転げ落ちてしまった。俺を支えようとした古泉と一緒に。 ?「っつう…大丈夫でしたか?」 ああ、なんとかお前のおかげでな。一応礼は言っておくぞ 。あれ?古泉?どこだ? ?「目の前にいますけど?驚きですね。」 いや目の前には鏡しか…だってその証拠の俺の顔がある。ほら、俺が右手を挙げると鏡に映った俺も… あれ?目の前の俺は右手を挙げるかわりに手鏡を差し出してきた。 その手鏡の中には………ニヤケハンサムな顔が映っていた。 お い ま さ か 終わり
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基本情報表紙 タイトル色 その他 目次 裏表紙のあらすじ 出版社からのあらすじ 内容 あらすじ「プロローグ」 「第一章」 「第二章」 「第三章」 「第四章」 「第五章」 「第六章」 「第七章」 「エピローグ」 挿絵口絵 挿絵 登場人物 後に繋がる伏線「第五章・第六章」(伏線) 「第七章」(伏線) 「エピローグ」(伏線) この巻にて回収した伏線「プロローグ」(回収した伏線) 刊行順 基本情報 涼宮ハルヒシリーズ第7巻。2005年9月1日初版発行。 表紙 通常カバー…朝比奈みくる 期間限定パノラマカバー…橘京子、谷口 タイトル色 通常カバー…青 期間限定パノラマカバー…紫 その他 本編…422ページ 形式…長編 目次 プロローグ…P.5 第一章…P.58 第二章…P.112 第三章…P.162 第四章…P.224 第五章…P.265 第六章…P.319 第七章…P.265 エピローグ…P.401 あとがき…P.428 裏表紙のあらすじ 年末から気にしていた懸案イベントも無事こなし、残りわずかな高一生活をのんびりと楽しめるかと思いきや、 ハルヒがやけにおとなしいのが気に入らない。 こんなときには必ず何かが起こる予感のそのままに、俺の前に現れたのは8日後の未来から来たという朝比奈さんだった。 しかも、事情を全く知らない彼女をこの時間に送り出したのは、なんと俺だというのだ。 未来の俺よ、いったい何を企んでいるんだ!?大人気シリーズ怒涛の第7弾! 出版社からのあらすじ 残りわずかな高一生活をのんびりと過ごすはずだった俺の前に現れたのは、8日後の未来から来た朝比奈さん!? しかもこの時間へ行くように指示したのは俺だというのだ。8日後の俺よ、いったい何を企んでるんだ!? 内容 シリーズ中最長編の巻。この巻では、朝比奈みくるメインでストーリーが進んでいく。 時系列では、第6巻『動揺』収録の「朝比奈みくるの憂鬱」の直後となり、冒頭では『消失』での伏線を回収する回想シーンが挿入されている。 新たな伏線が多く張られる巻でもある。 あらすじ 章ごとに記載。また、ネタバレ記述があるので、原作未読の場合は注意。 「プロローグ」 +... 時は2月3日。キョンの回想から始まる。 1月2日、キョンは長門、みくるとともに12月18日へと時間遡行する。長門の行為によって変わってしまった世界を再改変するためだった…… 「第一章」 +... 節分から数日が経過した日の夕方、キョンは部室へ向かうと、掃除用具入れの中から音がする 不審に思ったキョンは中を確かめてみると、そこには朝比奈みくるがいた。みくるはキョンも一緒に隠れるようにと言い、2人で掃除用具入れに入る。 しばらくして、部室に入ってきたのはまぎれもなく朝比奈みくるであった。 みくるが2人。掃除用具入れから現れた自分は、8日後から時間遡行した未来のみくるであり、時間遡行をするように言ったのはキョンだというが…… 「第二章」 +... 学校に登校したキョンは、いつものように自分の下駄箱を開けて靴を履き替える。 だが、そこには朝比奈さん(大)からの指令書(#1)が入っていた。放課後、キョンは指令書に書かれていた道具を取りに家に帰り、 自転車で長門のマンションへと向かう。 8日後から時間遡行したみくるとともに、指令書に書かれている場所に向かう。 その後、鶴屋邸へと向かい、キョンは8日後から時間遡行してきたみくるを預かってもらえるよう頼む。 「第三章」 +... 翌日、学校に登校したキョンは、自分の下駄箱を開けて靴を履き替える。そこにはまたしても朝比奈さん(大)からの指令書(#2)が。 指令書(#2)をクリアするため、みくる(みちる)とともに鶴屋家の私有山へと向かうが…… 「第四章」 +... 翌朝、キョンは目覚まし時計を止めに来た妹によって起こされ、SOS団一行で鶴屋山へと向かう。土、日曜日の件について話すハルヒ。 解散後、キョンは帰宅し鶴屋邸に電話をすると、みくる(みちる)が電話に出て、明日の件についての話をするのだが…… 「第五章」 +... 土曜日の朝、キョンは自転車で駅前へと向かい、SOS団のメンバーでいつもの喫茶店へ。 12時に再び集合した際に再びクジを引くと、今度は長門と一緒になり、長門とともに市内図書館に行く。 中で待っていたみくる(みちる)はキョン達の元へと駆け寄る。キョンとみくる(みちる)は指令書(#3)をクリアするため目的地へと向かい、 指令書(#3)に書いてある物を探すが、なぜか見つからない…… 「第六章」 +... 日曜日の朝、キョンは自転車で駅前へと向かい、SOS団のメンバーでいつもの喫茶店に入る。ハルヒの作ったクジを引き、長門と一緒になる。 キョンは長門とともに市内図書館に行く。指令書(#4)をクリアするため、その場所へと向かう。後にみくる(みちる)と合流する。 だが、朝比奈みちる誘拐事件が起こる。みくるを誘拐した犯人を追うため、キョンは新川の運転するタクシーに乗車し、古泉、森園生とともに みくるを誘拐した車を追うが…… 「第七章」 +... キョンは長門とともに駅前に戻り、ハルヒは総員解散を告げる。 翌日、キョンは駅前に向かい、鶴屋山を登り、指令書(#2)で行った場所を掘ると、箱のようなものが出てくる。その中身は… 日没後、キョンは自転車で長門のマンション近くの例のベンチに向かう。そこには朝比奈さん(大)がいた。 だが、彼女の言っていることは、これから起こる出来事らしいが…… 「エピローグ」 +... 次の日の昼休み、鶴屋さんが1年5組の教室に来る。キョンに用事があるらしく、薄暗い踊り場にキョンを連れて話を始める。 鶴屋山にて、本物の鶴屋家の宝が出てきたらしい。 その日の放課後、ハルヒはSOS団プレゼンツをする。それは、当たりのクジを引くと、みくるから手渡しでチョコがもらえるというものだった。 だが、参加者が多かったため、いつ終わるのかも分からない。長門に情報操作をしてもらったキョンは、みくるの手を引っ張ってを部室に連れて行き、 時間遡行をするように頼む。 8日前に時間遡行したみくる。少ししてから再び、掃除用具入れの中から音が聞こえる。そこに登場したのは…… 挿絵 口絵 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、長門有希、古泉一樹(プロローグ) ⇒ 朝比奈みくる(みちる)(第一章) ⇒ キョン、長門有希(第一章)、朝比奈みくる(みちる) ⇒ 長門有希、朝比奈みくる ⇒ 挿絵 「プロローグ」 P.57…SOS団 ⇒ 「第一章」 挿絵なし 「第二章」 P.143…朝比奈みくる(みちる)、鶴屋さん ⇒ 「第三章」 P.197…涼宮ハルヒ、キョン ⇒ 「第四章」 挿絵なし 「第五章」 P.291…未来人 ⇒ 「第六章」 挿絵なし 「第七章」 P.381…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる、長門有希 ⇒ エピローグ 挿絵なし 登場人物 涼宮ハルヒ キョン 長門有希 朝比奈みくる(=朝比奈みちる) 古泉一樹 鶴屋さん 朝比奈さん(大) 谷口 国木田 キョンの妹 森園生 新川 多丸圭一 多丸裕 シャミセン ハカセくん 未来人 誘拐少女 後に繋がる伏線 「第五章・第六章」(伏線) 対立組織の登場・目的 ⇒第9巻『分裂』にて半分回収 「第七章」(伏線) 朝比奈さん(大)の言う「とても強力な未来」 ⇒未回収 「エピローグ」(伏線) 鶴屋山で発掘された謎のオーパーツ ⇒未回収 この巻にて回収した伏線 「プロローグ」(回収した伏線) 第4巻『消失』にて、もう一度12月18日に時間遡行しなければならないこと ⇒長門の行った時空改変を元通りに戻す 第4巻『消失』にて、ハルヒの見た謎の少女の正体 ⇒長門有希 刊行順 <第6巻『涼宮ハルヒの動揺』|第8巻『涼宮ハルヒの憤慨』>
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二学期がもうすぐ終業式を迎えるある日の午後。 コンビニに行くと言って席を立った古泉は、扉の前でいつもの微笑をたたえ、SOS団アジトを振り返った。 「何か用がございましたらどうぞ」 「古泉くん、あたし雪見だいふくお願いね!」 早速ハルヒが勢い良く挙手して言った。 お前には遠慮と言うものが…ま、古泉だしいっか。 「古泉、ジャンプ頼む。料金後払いでな」 「あのー、古泉くん、ハンドクリームを…あればでいいです。 よろしくお願いします」 朝比奈さんが律義に古泉に頭を下げるのを見つめていると、長門がいつの間にやら古泉の真横に移動していた。 「私も、行く」 ん?古泉に頼んだらどうだ?そのために奴も皆の注文を聞いているんだろうし。 俺がそう思っていると、ハルヒも同じように思ったんだろうな、 「有希、古泉くんに頼んだら? 遠慮してるんだったら大丈夫よ、古泉くんは私が見込んだSOS団の副団長だもん。 断るなんてキョンみたいなケチ臭いことしないわよ!」 市内探索の度に全員分の昼食代やら茶代やらを払っている俺のどこがケチ臭いと言うんだハルヒさんよ。 「いいの?」 古泉、今すぐ俺と代われ。 長門にそうやって上目使いに尋ねられるんならパシリくらい安いもんだ。 「勿論です。どうぞご遠慮なく」 コートを手に取った古泉が長門に爽やかスマイルで促すと、長門は 「昼、少ない日用。羽付き」 とだけ呟いた。 「ゆーきぃー!!!」 長門の一言で外の気温よりも冷たくなった空気の中、真っ先に動いたのはハルヒだった。 「な、長門さん!」 少し出遅れた朝比奈さんも、ハルヒと同じく長門に駆け寄った。 ふたりして長門を抱き寄せ、顔に掛かるふたり分の胸の圧力に身動きできずにいる、なんとも羨ましい状態の長門を古泉から引き離す。 その古泉はと言うと、あまりのことに爽やかスマイルのままその場に固まり、このクソ寒いのに汗を一筋流すなどと高度な技をやってのけていた。 ハルヒと朝比奈さんは俺と古泉から最も離れた場所、つまりハルヒの団長机まで長門を連行して、そこでやっと長門を解放した。 「ゆゆゆ、有希、あなた学校でなったの?」 「なった」 「どうして私に言わないの!? みくるちゃんでも良いわ、とりあえずそーゆー時は知っている人に持ち合わせがあるかどうか聞くもんなのよ!」 ハルヒの物凄い剣幕に、長門はそうなの?とでも言うように首を傾げ、朝比奈さんはハルヒの言うことにこくこくと頷いていた。 「でも、聞くと言っても、そういうのは男の人に聞いちゃだめです」 そこでハルヒ達は全員が全員、俺と古泉の方を見た。 ハルヒは睨み付け、朝比奈さんまでもが咎めるように。 長門はただ見つめただけだったが、なんだなんだ、ハルヒと朝比奈さんのその目は。 俺も古泉も誰にも何もしてないぞ。 何故か冷や汗が垂れてきた。 「それに、古泉くんと有希が一緒にコンビニ行って、よ。 有希がそれ持ってレジに並んだら、古泉くんがなんてリアクションしたら良いか解らなくて困るでしょ!」 「べ、別に何もリアクションなんてしませんが…」 うん、こればっかりは俺も古泉がハルヒに反論するのも無理ないと思うぞ。 俺だって見て見ぬフリをするさ。 「解ってくれましたか?長門さん」 朝比奈さんがまるで姉のように長門に問い掛け、長門がこくっと頷いた。いいね、和む。 「って、悠長にしてる場合じゃないわ!」 ハルヒは自分の鞄に手を突っ込んで小さいポーチを取り出すと、長門の手を掴んで扉までずかずか歩いて行った。 古泉が扉の前から退くと、何故かハルヒは奴を一瞥してから勢い良く扉を開けて部室から出て行った。朝比奈さんもそれに続く。 そりゃな、あんな会話をした後に男共とひとりで残るのは気が引けるだろうよ。 ぱたん、と扉が閉められる音を聞いてから、盛大な溜息をついて俺は机に突っ伏っした。 はー、やれやれ、一気に疲れた。 古泉が壁にもたれ掛かって、そのままずるずると床にへたり込む。 こりゃいつものオーバーリアクションじゃなくて素っぽいな。当然か。 「それにしても、驚きました」 「ああ、宇宙人の長門にもそーゆー…」 「近頃のコンビニって何でも置いてあるんですね」 そっちかよ。今時パンツだって売られてるぞ。 いや、そうやってツッコむ気力さえ今の俺にはもう無いさ。
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「み、みくるちゃん…やっ!」 「こうしてみると涼宮さんも女の子ですね」 放課後のSOS団部室内にて、朝比奈さんに覆いかぶさられているハルヒ 両腕は押さえつけられ身動きが取れないハルヒを見下ろす朝比奈さん 微動だにすら出来ないハルヒをあざ笑うかのように唇を寄せていき押し付けた 「んっ…」 「ふふ、涼宮さんの唇…とても甘いんですね」 「や、やめなさい!みくるちゃんいいかげんにしないと怒るわよ!」 「いまの涼宮さんが怒っても怖くありません、キョン君もいませんし丁度いいですね」 そして再び重ねられる唇 キスから逃れようとハルヒが顔を動かすが朝比奈さんが許すはずもなく… 「んっ…!」 「ふふ、涼宮さん…楽しみましょう」 そしてハルヒの制服に朝比奈さんの手がかかり乱暴気味に引き裂くと…
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登録日:2014/02/23 Sun 13 50 31 更新日:2021/01/25 Mon 18 01 02 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 Wii キャラゲー ゲーム ダンス マゾゲー 涼宮ハルヒの憂鬱 涼宮ハルヒの激動 2009年1月22日に発売されたゲーム。対応機種はWii。 アニメ版涼宮ハルヒの憂鬱の楽曲とWiiリモコンを用いハルヒたちを躍らせるという内容。 涼宮ハルヒの激奏(イベント)に使用された一部の振り付けとハレ晴レユカイfullバージョンもばっちり収録されている。 ◆あらすじ 某月某日。 今日も今日とてハルヒの思いつきにより商店街主催のダンス大会に参加することとなったSOS団。 ところが全員ダンスの経験などあるわけがなく、本番当日まで放課後に特訓することになるのだった。 ◆操作 画面下側に太鼓の達人みたいなラインと人間のシルエット、ニュートラル(⚫︎ ←こんなの。Wiiリモコンを構えなおす)が表示される。 タイミングを合わせてシルエットに描かれた通りの向きにWiiリモコンを動かすと成功、上手く動かせないと失敗。 一定以上失敗するとしばらく操作不能になってしまう。 例えば 左→ニュートラル→右下→左上 と指示されたら 左に動かし元の位置に戻して右下に動かしてからそのまま左上に動かせばいい。 高難易度になるとボタン操作や小刻みに振る動きも要求される。 結構反応がシビアなので注意。 Wiiリモコンを床に対して垂直に構え、ややゆっくり動かしてみよう。 ◆モード ストーリーモード 全12章。一つクリアすることで次のストーリー、楽曲や衣装などが解禁される。 10章までにスコアを30万点とれないと……? フリーモード 自由に難易度、楽曲、衣装、ダンサー、背景を選んでプレイできる。 プレイ内容は保存可能。 ◆キャラクター 涼宮ハルヒ ダンサーその1。 各章で数々の思いつきを実行する。 キョン 振付師(プレイヤー) 多分一番の苦労人。 長門有希 ダンサーその2。 なんか胸が増量してる気がうわなにをする 朝比奈みくる ダンサーその3。 一人だけバテるとかそういうことは無い。 古泉一樹 レフ板およびチュートリアル役。 朝倉涼子 ダンサーその4。 ここより下の隠しキャラは衣装変更が不可。 喜緑江美里 ダンサーその5。 朝比奈みくる(大) ダンサーその6。 鶴屋さん ストーリーモードの一部で茶々入れてる。 大変残念ながらダンサーとして使用できない。 キョンの妹 鶴屋さんと同じ。 本作ではボイスを使い回すためかハルヒたちを「お姉ちゃん」と呼ぶ。 ◆楽曲 これ以外にも楽曲ではないが特訓メニューとして動物ダンスと部活動ダンス(?)が存在する。 恋のミクル伝説 記念すべき最初の曲。 最初のテンパってる動きはみくる以外もやるためちょっとシュール。 冒険でしょでしょ? ご存知アニメ版オープニングテーマ。 ゲーム開始時にもアニメと同じ映像が使われている。 雪、無音、窓辺にて。 長門のキャラソン。 サビの振り付けは茅原実里が実際に踊ったのと同じになっている。 みらくるアンコール みくるの本作オリジナル曲。 指さしポーズやウインクが可愛らしい。 Greed s accident 長門の本作オリジナル曲。 空前未満は見せないで ハルヒの本作オリジナル曲。 そのキャラクターを表した元気なダンスを披露する。 最強パレパレード ラジオ版第2期オープニングテーマ。 とろでん 本作オリジナル曲。 唯一ハルヒシリーズの声優が関わっておらず基本的にゲーム内で選択することでしか聴けない。 ハレ晴レユカイ ご存知アニメ版エンディングテーマ。 とろでんを除き、踊れる曲の中でfullバージョンが選べるのはこれだけ。 ハレ晴レユカイ TVサイズ フリーモードのみ。 BE BE BEAT!! 本作エンディングテーマ。 踊ることはできないが自分で勝手に振り付けてもいいだろう。 ◆おまけ要素 ◼︎ボーナスゲーム あっちむいてホイ ハルヒ、長門、みくるとの対決。 それぞれ癖があるのでそれを理解するのが攻略の鍵。 ホームラン対決 同じくハルヒ、長門、みくるとの対決。 ハルヒは速い球を、長門は変化球を、みくるは遅い球を投げてくる。 ◼︎コスチュームコレクション キャラクターと衣装を思う存分眺められる。 ◼︎アイテムコレクション ゲーム中で特定の条件をクリアすることでもらえるアイテムとその説明が見られる。 ぜひ全ての元ネタを調べてみよう。 ◼︎涼宮ハルヒのお告げ 隠し要素その1。 ハルヒによる占いを聞ける。 ◼︎長門ビューワー 隠し要素その2。 ひたすら部室で読書する長門が見られる。放置するとたまに何かリアクションする。 ◼︎みくるリモコン 隠し要素その3。 Wiiリモコンにみくるの台詞を登録し好きな時に聞ける。 ハルヒと長門の声も隠し要素として存在する。 追記修正は踊りながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 喜緑さんがダンス出来て鶴屋さんが出来ないって珍しいゲームだな…喜緑さん好きだけど -- 名無しさん (2014-02-23 16 17 53) で、タグにマゾゲーを入れた理由は -- 名無しさん (2016-07-15 08 23 23) ↑一年以上前のコメントにマジレスするが、実際に3章くらいまで遊べば分かる -- 名無しさん (2017-12-17 22 23 17) 名前 コメント
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基本情報表紙 タイトル色 その他 目次 裏表紙のあらすじ 出版社からのあらすじ 内容 あらすじ 挿絵口絵 挿絵 登場人物 刊行順 基本情報 涼宮ハルヒシリーズ第2巻。2003年10月1日初版発行。 表紙 通常カバー…朝比奈みくる 期間限定パノラマカバー…朝比奈みくる、古泉一樹 タイトル色 通常カバー…橙色 期間限定パノラマカバー…橙色 その他 本編…270ページ 形式…長編 目次 プロローグ…P.5 第一章…P.14 第二章…P.48 第三章…P.100 第四章…P.154 第五章…P.210 エピローグ…P.270 あとがき…P.276 裏表紙のあらすじ 宇宙人未来人超能力者と一緒に遊ぶのが目的という、正体不明な謎の団体SOS団を率いる涼宮ハルヒの目下の関心後とは 文化祭が楽しくないことらしい。行事を楽しくしたい心意気は大いに結構だが、なにも俺たちが映画をとらなくてもいいんじゃないか? ハルヒが何かを言い出すたびに、周りの宇宙人未来人超能力者が苦労するんだけどな―― スニーカー大賞<大賞>を受賞したビミョーに非日常系学園ストーリー、圧倒的人気で第2弾登場! 出版社からのあらすじ スニーカー大賞〈大賞〉受賞作、早くも第2弾登場!! 季節は文化祭のシーズン。ありきたりな"お祭り"では飽き足りない涼宮ハルヒはSOS団の面々を使いまくり、自主映画の制作を開始する。 当然のごとく、ハルヒの暴走はとどまることをしらず……。超話題作の第2弾!! 爆進中!NO.1 第ベストセラー第2弾!! 内容 あらすじ 挿絵 口絵 涼宮ハルヒ、朝比奈みくる 長門有希、朝比奈みくる、鶴屋さん、谷口、国木田 涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹 挿絵 「プロローグ」 挿絵なし 「第一章」 P.25…涼宮ハルヒ、朝比奈みくる 「第二章」 P.53…涼宮ハルヒ、キョン、朝比奈みくる P.83…涼宮ハルヒ、長門有希、朝比奈みくる 「第三章」 P.129…朝比奈みくる 「第四章」 P.157…古泉一樹、鶴屋さん P.197…涼宮ハルヒ、キョン 「第五章」 P.227…長門有希、シャミセン P.257…古泉一樹 「エピローグ」 挿絵なし 登場人物 涼宮ハルヒ キョン 長門有希 朝比奈みくる 古泉一樹 鶴屋さん シャミセン 谷口 国木田 キョンの妹 刊行順 <第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』|第3巻『涼宮ハルヒの退屈』>
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(Aルート) キョン「俺はハルヒたち(ハルヒ、長門、朝比奈さん、朝倉の5人)と町の郊外にある山でキャンプをする事になった、噂ではこの山の付近で人食い事件があるという、10人前後で人を襲い食い殺すという狂った事件だ、俺は行きたくないと言ったが、ハルヒは「面白そうじゃない、キャンプがてらその事件を調査しましょ」と言い、無理やり連れてこられた、ちなみに古泉、鶴屋さんも誘ったが用事でこれなくなったらしい。 この時点では、人食い事件なんて単なる噂だと思っていた、しかし・・・悪夢は始まった。・・・ キャンプ当日の夜、5人でたき火に当たってた時、 盛り上がっていたせいか、俺は歌を歌っていた。 キ「止められない、この想い~明日が来なく~ても、抱きしめたい、折れるほど~爪痕は、消えないい~」 ハ「あはは、キョンなんなのよその歌~」 そして歌い終わると・・・ ハ「なにか聞こえない?」ハルヒは言った。 ガルル、 キ「犬の声か」 と、その時、草むらから3匹の犬が飛び出てきた、 キ「な、なんだこの犬は!」 その犬は口からヨダレをたらし、飢えているようだ、そして襲ってきた! キ「と、とりあえず逃げるぞ!」 5人で逃げ出した、とにかく必死で逃げた、しばらくして。 キ「あ、あれ?朝倉と朝比奈さんは?」 後ろを振り向くとハルヒと長門しかいなかった。 キ「くそ、はぐれたか、ん?」 前を見ると森の向こうに洋館があった。 キ「ハルヒ、長門、あの館まで走れ!」 なんとか館まで逃げ切れたのは俺(キョン)ハルヒ、長門の3人、朝比奈さんと朝倉とははぐれてしまった。 キ「ここは・・・」 ハ「わぁ、すごい館ね・・」 ハ「あれ、みくるちゃんと朝倉は・・・・」 ハルヒは今気付いたようである、ハルヒはあわてて外に出ようとした。 キ「待て、外は危険だ、」 ハ「でもみくるちゃんたちが・・・・」 とその時、「バン」と奥の部屋から銃声が聞こえた。 ハ「何、今の・・・」 キ「朝倉か?・・」 ハ「キョン、ちょっと見てきてくれない?」 キ「わかった」 長「私も行く、」 ハ「わかったわ、じゃあ私はここを(ホール)を確保しておくわ。 奥の部屋に入ろうとした時、ハルヒはこう言った。 ハ「気をゆるしちゃだめよ!」 キ「ああ」 ドアを開けた、そこは食堂だった。 長「食堂ね・・」 俺は近くにあった時計を見ていた、その時長門が。 長「!これは・・・} 俺はすぐに長門の元へ走った。 キ「どうした?」 長「血・・・」 床には血が広がってた。 長「他を調べてきてくれない?」 長門はそう言った。 キ「わ、わかった、その血が朝比奈さんや朝倉ものでなきゃいいが」 横には扉があった。 キ「じゃあちょっと見てくる」 と言い、おれは隣の部屋に行った、部屋の奥から物音がした。 キ「そこに誰かいるのか?」 ジュル、ジュル、と何かを食べてるようだ・・ 奥に進むとそこには、ゾンビが人を食っていた。 キ「うわあああああ」 俺は慌てて部屋を飛びだし、長門の元へ駆け寄った、 キ「おい長門・・・・」 長「どうしたの・・・」 ガチャン、後ろの扉からゾンビがやってきた。 長「何これ・・・」 キ「うああ、気をつけろ、そいつはバケモノだ!」 長「私にまかせて・・」 そう言うと長門はポケットから拳銃(コルトパイソン)を取り出した。 バン、バン、ゾンビを倒した、倒れたゾンビを見て長門は。 長「なんなの、これ?」 キ「奥の部屋でそいつが人を食っていた」 長「・・・・・・」 キ「しかし危なかったぁ、ところでその銃は?」 長「そこに置いてあった・・」 キ「そ、そうか・・」 長「はい、」 長門が俺に銃を渡した、 長「もう一つ置いてあった、護身用に持ってて、」 キ「ああ、ありがと、」 拳銃(べレッタ)を受け取った、 キ「とりあえず、ハルヒに報告しよう」 長「うん」 俺と長門はホールに向かった、ホールに着くとそこにハルヒの姿はなかった・・・ キ「ハルヒィーーーーーーー」 俺は叫んだが返事はない、 キ「長門は1階を探してくれ、ホールから出るなよ、」 長「わかった」 俺は階段を駆け上がり、2階のホールを見渡した、しかしいない・・・ 1階に戻り、長門と合流する、 キ「どうだった?」 長「いなかった・・・」 キ「どうなってるんだ・・・ハルヒまでいなくなるなんて・・」 長「落ち着いて、・・とりあえずあなたは1階から調べて、私はもう一度食堂を調べる・・」 キ「ああ」 長「これ、キーピック、鍵の掛ってる机や一部の扉はこれで開くはず・・」 キ「ああ、ありがと、」 長「何かあったらこのホールで落ちあいましょう・・・」 キ「わかった・・・必ずだぞ・・」