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カービィ 説明 星のカービィシリーズの主人公。 アニメでは星の戦士だが200年も早く目覚めてしまったという。 身長は20㎝くらいで、ぷにぷにとしている。 特技はすいこみで、コピー能力が使える。 趣味は、お昼寝、食べること、歌を歌うこと。 嫌いなものは毛虫。 出演 星のカービィ 星のカービィ夢の泉の物語 カービィのピンボール カービィボウル 星のカービィ2 カービィのブロックボール 星のカービィスーパーデラックス カービィのきらきらきっず(GB) 星のカービィ3 カービィのきらきらきっず(SFC) ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ 星のカービィ64 コロコロカービィ 星のカービィ(アニメ) 大乱闘スマッシュブラザーズDX 星のカービィ夢の泉デラックス カービィのエアライド 星のカービィ鏡の大迷宮 タッチ!カービィ 星のカービィ参上!ドロッチェ団 大乱闘スマッシュブラザーズX 星のカービィウルトラスーパーデラックス 毛糸のカービィ すれちがいMii広場(ぼうし、ピースあつめの旅) あつめて!カービィ 星のカービィWii 星のカービィ20周年スペシャルコレクション 星のカービィトリプルデラックス カービィファイターズZ デデデ大王のデデデでデンZ(おめん等) 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS 大乱闘スマッシュブラザーズ for WiiU タッチ!カービィスーパーレインボー ←もどる
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カービィのエアライド とりあえずページだけ作成
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カービィのピンボール とりあえずページだけ作成
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カービィのルンバ 歌詞 1番 いつもいつでも のんびりたのしい プププランド カービィ アドレーヌ デデデに メタナイト リボン ワドルディ ぼくらいつでも なかよしこよしで たよれるなかま たまにケンカも するけどいつでも すぐなかなおり さぁいこう たのしもう みんなでさぁ あそぼうよ 2番 あしたあさって きのうにおととい まいにちまいにち たのしいなかまと いっしょにすごした すてきなじかん ケケに キービィ シービィ ミービィ アカービィ アオービィ みんないつでも どこでもいっしょの たよれるなかま ぼうけんに しゅっぱつだ たからもの みつけよう メモ レギュラーキャラなのに名前が入っていないパービィ、シャービィとモービィにチャービィ(歌詞の都合?) 内容は友達のことを表している。 海外向けは2番のみで歌詞がないうえ、トーンも下がっている。
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前ページ次ページ使い魔のカービィ 「あなたの使い魔って、これ?」 「ぽよ?」 燃えるような赤い髪、そして抜群のスタイルを誇示するような服装の少女ーーキュルケは、ルイズが抱きかかえているカービィを指さした。 カービィを『これ』扱いされ少しむっとするルイズだったが、相手をするのが面倒なのでこらえた。 「そうよ」 「へぇー」 キュルケがルイズに近付き、カービィをまじまじと見つめる。 そして何か考えた後、ルイズからカービィを取り上げた。 「あっ、ちょっと!」 使い魔を取られ、更に嫌悪感が募るルイズ。 それもそのはず、ルイズのヴァリエール家はキュルケのツェルプストー家に色々なものを奪われているのだ。 それは恋人だったり、婚約者だったり、更には配偶者までも…… とどのつまり、ヴァリエール家は恋愛においてツェルプストー家に猫ばばをくらい続けているのだ。 そして今度は使い魔まで取るつもりかと、ルイズがキュルケを怒鳴りつけようとした時だった。 「ぷっ、あっはっは! 本当にぬいぐるみを召喚したのね! 凄いじゃない! 『サモン・サーヴァント』でぬいぐるみを喚び出すなんて、あなたらしいわ。流石はゼロのルイズ」 「あんた……ぬいぐるみってそれ、わざと言ってない?」 「何のことかしら?」 この顔は絶対わざとだ。 ルイズは拳を握りしめ、つくづく癪に触るこの女をどうしてくれようかと考えていた。 しかしキュルケの攻撃は終わらない。 「それよりこの子触り心地良いわね。抱き枕に丁度良いかも」 「ぽよぉ……」 そう言うとカービィをギュッと抱きしめ、自慢の胸に埋めるキュルケ。 胸に圧迫され、カービィは少し苦しそうに手足をじたばたさせた。 しかし、抱きしめるという行為が最高の愛情表現(友情として)だと知っているからか、あまり悪い気はしていないようだ。 「ちょっと! あんたの邪魔な胸でカービィを窒息死させる気!?」 ルイズはカービィの手をむんずと掴み、キュルケから強引に奪い返した。 「第一カービィを抱き枕にしていいのはご主人様の私だけなのよ!」 カービィをキュルケから離し、ガルルと喉を鳴らして威嚇するルイズ。 ルイズの方が強くカービィを抱き締めているので、こちらの方が今にも窒息死しそうだ。 「ふぅん、随分ご執心ね……まあ、いいけど。私はもっと凄いのを喚んだから。しかもどこぞの誰かさんと違って1回で! 使い魔にするならこういうのがいいわよねぇ、フレイムー」 キュルケがそう言うと、彼女の部屋から大きくて真っ赤なトカゲがのっそのっそと歩いてきた。 尻尾は炎で出来ており、美しく燃えている。 「ぽよっ!」 「あっ、カービィ!」 カービィはルイズの手から離れ、フレイムを見つめる目を新しいおもちゃを貰った子供のように輝かせた。 「あら、この子にはフレイムの良さが分かるみたいね。それはそうよね、フレイムは火竜山脈のサラマンダーなんだから。評論家に見せたら値段もつけられないわよ」 「あっそ……」 「何よ、つれないわね。じゃあ、私は先に食堂に行ってるから。行くわよ、フレイム」 足元を見るキュルケだが、そこにフレイムはいなかった。 「あら?」 「あんたの使い魔なら後ろよ、後ろ」 「えっ?」 ルイズがキュルケの後ろを指さす。 それをキュルケは目で追っていき…… 「ぽよぽよー♪」 「きゅるるるるー」 フレイムに乗り上機嫌なカービィと、カービィを乗せてクルクル回るフレイムを見つけた。 「カービィ……ツェルプストーなんかの使い魔と仲良くするなんて……」 「もう、フレイム……」 2人は主人同士が言い争っているにも関わらず、仲良く遊ぶ2匹を見てガックリと肩を落とした。 そんな2匹に興がそがれたのか、キュルケはカービィをフレイムから降ろすと食堂の方へ歩いていった。 去り際にカービィの頭を撫でていたことから、彼女もカービィが気に入ったようだ。 ルイズはそれが気に入らない。 「まったく……朝から余計なエネルギー使っちゃったわね……」 「ぽよ?」 再びルイズの腕の中に収まったカービィは、そんな彼女のグッタリした顔を不思議そうにのぞき込んだ。 「カービィいい? あんまりキュルケと仲良くしちゃいけないわよ?」 「ぽよっ! キュルケ!」 「……ホントに分かってるのかしら」 多分分かっていない。 ルイズは溜め息ついてカービィを降ろすと、中途半端だった着替えを再開した。 『アルヴィーズの食堂』には、今日も沢山の生徒と豪華な料理が所狭しと並んでいた。 食堂内は嗅ぐだけで腹が鳴りそうないい匂いが立ちこめており、今し方入ってきたルイズとカービィの食欲を刺激する。 何人かルイズ達を見て笑ったり指を指す生徒もいたが、ルイズは全力でそれを無視した。 カービィにいたっては料理しか見えていない。 「ぽよぉーー!」 「カービィ、待って!」 「………ぽよ?」 いざ料理にありつこうと突撃したカービィを、ルイズが一旦制した。 カービィはルイズに手招きされるまま、彼女の下へと近付く。 「いい、カービィ? 本当はここは貴族しか入っちゃいけないの。だけど、あなたは私の使い魔だから特別に入れてあげてるのよ?」 「ぽぉよ?」 「だから、ここではしゃいだり遊んだりしちゃダメだからね。分かった?」 「ぽよっ!」 先程同様分かっているかどうか不安ではあったが、取りあえずルイズはその返事に満足した。 「それじゃあ、食べましょうか」 「ぽよぉ!」 但しあなたの食事はあっちに……とルイズが言おうとした瞬間、カービィが大きく口を開けた。 「へっ?」 次の瞬間、トライアングルクラスのメイジが起こしたような風がテーブルを襲った。 次々に浮かび上がり、風に巻き込まれてゆく食べ物。 食べ物だけではない、皿も、フォークも、ナイフも、花も、燭台も、全て風に巻き込まれた。 そしてそれらは風の出所へ、つまりはカービィの口の中へと吸い込まれた。 目の前の事象に言葉を失うルイズ。 後に残されたのはテーブルクロスと呆然とする生徒達のみだった。 いや、カービィはご丁寧に食べられない物を吐き出し始めた。 吐き出すと言うと汚い表現に聞こえてしまうので、ここでは単に口の中から出したと言った方がいいかもしれない。 カービィの口の中から出て来た皿やフォークはテーブルの上に転がり、カチャンと虚しい音を響かせた。 「ぷぃー」 満足げにお腹をさするカービィ。 「か、かかか……」 「ぽよ?」 口の周りを舌で舐めていると、ルイズがプルプルと震えているのに気が付いた。 その時カービィの頭が急速に働き、こういう食べ方をした後の記憶が鮮明に蘇ってきた。 「ぽょ……………」 怒鳴られ、ハンマーで叩かれ、車で追っかけられ……禄な思い出がない。 しかも目の前のルイズは今にも何かが爆発しそうに震えている。 カービィは来る爆撃に備え、頭を抱えて怯えた。 「カアアアァァァァァビイイィィィィィィ!!!」 「ぽよぉーーー!」 たまらず逃げ出すカービィだが、すぐにルイズに捕まる。 ルイズが手をカービィに伸ばす。 カービィは鉄拳制裁に耐えるため目を瞑った。 「凄い、凄いわ! あんな事が出来るのね!!」「ぽょ……?」 しかし、意外にもカービィに浴びせられたのは、罵倒ではなく賞賛だった。 目を開けるとルイズが心底嬉しそう微笑み、カービィを抱きしめている。 正直、カービィには何がなんだか。 「風のトライアングルメイジクラスの突風を起こして物を吸い込める使い魔なんて聞いたことないわ! やっぱりあなたは大当たりよ、カービィ!!」 カービィに頬摺りして喜びを表現するルイズ。 これはカービィの十八番、『吸い込み』で、彼の真価はまた別のところにあるのだが、今のルイズにはどうでもいいことだった。 とにかく、カービィが少しでも役に立つ可能性を見出したのだから。 そして、カービィは最後まで何故誉められたか理解しなかったが、それもルイズにはどうでもいいことだった。 数秒後、朝食を奪われた生徒達から罵詈雑言を雨霰のように降らされたのは別の話。 「あの食べっぷり……できる」 「へぇ、ただのぬいぐるみじゃないみたいね…………おめでと、ルイズ」 「あ、あの使い魔さん……あんなに凄かったの……」 「おおっ! あの真ん丸いい食いっぷりだな! 料理人名利に尽きるってもんだぜ!」 知らない所で青髪、赤髪、メイド、料理長の好感度を上げているカービィだが、それもまた別の話なのだ。 前ページ次ページ使い魔のカービィ
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前ページ次ページ使い魔のカービィ トリステイン魔法学院に召喚された使い魔達の初めての朝は早い。 主人と一緒に起床し、朝の散歩と洒落込む者。 逆に主人と一緒に眠りこける者。 主人よりも早く起き、主人を起こす者。 使い魔達は、それぞれがそれぞれの『召喚されてから初めての朝』という時間を過ごしている。 そしてルイズの使い魔として召喚されたカービィも、そんな時間を過ごす使い魔達の1匹だった。 「ぽょ~……」 ムクリと起き上がると、目をうっすらと開ける。 しかし、未だに夢と現実の間で船を漕いでるカービィの目に映ったのは、自分が見慣れている自宅の白い天井だった。 横を見ると、これまた見慣れた鳥の同居人が眠っていたいる。 羽の色がピンクになっているが、カービィには些細なことだ。 寝ぼけ眼のままベッドから下り、まずは家の窓を開けようとフラフラ歩く。 窓の前まで来ると、取っ手を引いて窓を開けた。 目の前に外の風景ではなく服が現れたが、カービィには些細なことだ。 次に、外に出て朝日を浴びるためにドアの前へ。 いつもよりドアが透けているが、気にせず開けて外に出た。 一歩踏み出しても地面の感触が感じられないが、カービィには些細なことだ。 「…………ぽよ?」 ここで漸くカービィは異変に気が付いた。 キョロキョロともう一度よく自分の周りを見る。 すると、先程のピンクの鳥はルイズ、窓はクローゼットの扉、そしてドアは本物の窓だということが分かった。 と、いうことは…… カービィは足元を見る、目も眩む高さだ。 「ぽよおぉ~~~!」 気付いた時には既に遅し、哀れカービィは地上へと落下していった。 さて、カービィが身投げをするほんの少し前。 女子寮の下を1人のメイドが洗濯籠を抱えて歩いていた。 彼女の名はシエスタ、トリステイン魔法学院に仕えているメイド達の1人だ。 彼女は毎朝の仕事である洗濯をするため、水場へと向かっている途中だった。 気持ちのよい朝の日差しを浴びながら、1歩1歩歩みを進める。 ふと、そんな彼女の顔に当たっていた日の光が遮られた。 「?」 何だろうと思い空を見上げると同時に、ピンク色の物体が洗濯籠の中へ落ちてきた。 「きゃっ!?」 突然の出来事に驚き、抱えていた洗濯籠を手放すシエスタ。 落ちてきた何かは大量の洗濯物の中で何やらもがいている。 「な、何……?」 洗濯籠に近付き、シエスタは恐る恐るピンク色の物体に掛かったタオルを避けてみた。 「ぷぃー」 苦しかった!と言わんばかりにピンク色の生物ーーカービィが飛び出してきた。 実際、洗濯物に埋もれて苦しかったのかもしれない。 突然現れたカービィを見ながら、シエスタはあることを思い出した。 それはメイド仲間達が話していた、『ミス・ヴァリエールがぬいぐるみの使い魔を召喚した』という噂話だった。 何でも、ピンクで真ん丸な体は本当にぬいぐるみのようで、一見しただけでは見間違えてしまうほどだと聞いている。 ひょっとしたらと思い、シエスタはしゃがみ込んで、洗濯籠の中のカービィにルイズの事を尋ねてみることにした。 「もしかして、あなたが噂のミス・ヴァリエールの使い魔さん?」 「つかいま……?」 「そう、使い魔。あなたはミス・ヴァリエールの使い魔さん?」 「ぽよ! ルイズ、使い魔♪」 何故かカービィは嬉しそうに答えた。 何やら昨日ルイズが言っていた使い魔という響きが気に入ってしまったらしい。 「やっぱり。初めまして、私はシエスタと申します。分かりますか? シエスタ」 「シエ、スタ?」 「はい♪」 「シエスタ♪」 カービィはシエスタの笑顔に気を良くしたのか、あっさりと懐いた。 シエスタの方もカービィが名前を復唱するのを見て、自然と頬を綻ばせる。 (可愛い使い魔さん) と、カービィを見ながら微笑んでいたシエスタだったが、急に辺りを気にし始めたカービィに気が付いた。 「どうしました?」 「…………ルイズ~?」 その一言で、シエスタはカービィが何をしたいのか何となく分かった。 「ん~……よく寝た」 一方、ルイズは人生で一番スッキリした目覚めを迎えていた。 カービィを抱きしめていたお陰か、心地良い眠りにつくことが出来たのだ。 覚えてはいないが、夢見もとても良かった気がする。 これはもう寝るときカービィを手放せないかもしれない。 そう思いながら横にいるはずのカービィに目を遣ると、そこに彼の姿はなかった。 「? カービィ……?」 名を呼んでみるが返事はない。 どこに行ったのかと首を傾げていると、部屋の扉がノックされていることに気が付いた。 (こんな朝早くに?) ベッドから下りて簡単に着替えを済ませ、ルイズは扉を開けた。 すると扉の向こうから何かが勢いよくルイズの胸に飛び込んできた。 このピンクのボディと感触、間違えるはずがない。 「カービィ! どこ行ってたのよ、もう……」 「ぽよぽよぉ!」 カービィの元気な姿にホッと胸を撫で下ろすルイズだったが、扉の向こうにもう1人誰かがいるのに気が付いた。 「あなた、えぇっと……」 「シエスタです、ミス・ヴァリエール。ミスの使い魔がお部屋の方に帰れなくなっていたようなので、ここにお連れしてきました」 「そうなの、わざわざありがとうね」 「いえ、それでは」 そう言うとシエスタはカービィに手を振り、仕事に戻っていった。 カービィもそれに答え、視界からシエスタが消えるまで手を振っていた。 「カービィ、あのメイド……シエスタに良くしてもらったの?」 「ぽよ!」 「そっか……今度また、お礼をしなくちゃいけないわね」 自分の使い魔をここまで送ってもらったのだ。 貴族として、また会ったときにお礼を言わなければ。 ルイズはそう思いながら扉を閉めた。 否、閉めようとした。 「おはよう、ルイズ」 扉を閉めかけたルイズの手が止まる。 再び扉の外に視線を向けると、そこには彼女が一番嫌う腐れ縁の相手がいた。 「……おはよう、キュルケ」 露骨に嫌そうな顔をしながら、ルイズは生返事をした。 先程までの柔らかな空気が少しだけ重くなる。 「ぽよ?」 カービィだけが空気を読まず、にらみ合う2人に向けてとぼけた声を出した。 前ページ次ページ使い魔のカービィ
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前ページ次ページ使い魔のカービィ ――カービィがルイズに召喚されたその夜。 1人と1体はルイズの部屋に帰ってきた。 カービィを喚び出すまでにかなりの魔力を使ったルイズは既にヘトヘトで、部屋にはいるとすぐにベッドへダイブした。 一方のカービィは、窓から2つの月を眺めはしゃいでいる。 (そんなに月が珍しいのかしら?) ベッドの上でそんなことをぼんやり考えながら、ルイズはカービィの事へと思考を切り換えた。 思い返せば、カービィがどういう種族の使い魔なのかという基本的な事さえわかっていない。 ルイズは魔法が使えない分、周囲の生徒達よりも勉強し、それなりの知識は頭に入っている。 しかし、カービィは彼女が知っている種族のどれにも当てはまらないのだ。 モグラでも、竜でも、サラマンダーでも、ゴーレムでも、オークでもない。 一見しただけでも、カービィはかなり珍しい部類に入る使い魔だった。 (もしかして私……凄い『当たり』を引いたのかも) メイジの実力を知るにはその使い魔を見ろと言うが、もしカービィが珍しい幻獣だとしたら、そして凄い能力を身に付けていたとしたら。 (もう私はゼロじゃない! そんな素晴らしい使い魔を喚べたなら、みんな私をバカにしたりしない!) 今まで自分をバカにしてきた連中がひれ伏す。 教師達が神童だと自分を持て囃す。 家族に胸を張って顔向け出来る。 そして、ルイズの考えは更にヒートアップしていき………鎮静化した。 理由は簡単、残念ながら目の前ではしゃぐカービィが、そんな凄い使い魔には見えないからだ。 確かにカービィは珍しい。 しかしそれだけで当たりを引いたと思うには、些か根拠が足りなすぎる。 タバサが召喚していた風竜は、見ただけで力の程が分かる。 キュルケが召喚したサラマンダーも、ルイズにとって不本意だが素晴らしいものだった。 では、カービィは? と聞かれたら返答に困ってしまう。 何より魔法が成功しただけでもかなりの成果だ、これ以上望むのは虫が良すぎるかもしれない。 ルイズは余り大きな期待はせず、使い魔を得られたという事実に満足する事にした。 何より、彼女を慕い、支えてくれる者が1人増えたのだ。 それだけでもルイズに取っては大きかった。 (カービィの出生はまた明日にでも図書室で調べるとして………問題はカービィが使い魔としてどれだけやってくれるか、よね) カービィの能力に期待はしないとしても、使い魔としては働いて貰わなければならない。 まずは『主の目となり耳となる能力』だ。 試しに目を閉じてみた、何も見えない。 次に耳を塞ぐ、何も聞こえない。 (ま、まあ、別に見てる物が見えなくても困らないわよね) ルイズはこれをあっさりと諦め、『主が必要とする秘薬を捜してくる』はどうかと考えてみた。 が、これも恐らく無理だろう。 カービィにただの石ころと鉱石が見分けられるとはとても思えない。 しかも鼻を頼りに捜させるにしても、肝心の鼻孔が見つけられなかった。 段々と『役立たず』の考えがルイズを侵食してくる。 (ま、まあ、別に秘薬なんて使わないからいいけどね! どうせ私ゼロ……だし……) 自分を勇気づける所か小さい傷を残してしまったルイズだった。 その後なんとか持ち直し、最後の『主を守る存在』として役立つかを考えてみた。 ……が、やはりこれも絶望的であった。 精神的に幼いというのもあるが、何よりカービィの身長は20サント程しか無いのだ。 その小さな体でどう主人を守ると言うのだろう。 メイジはおろか平民にも踏みつぶされてしまうのがオチだ。 これらのことから総じてカービィは――― そこでルイズは思考を打ち切った。 漸く呼び出した使い魔が役立たずなんて思いたくない。 それでは自分がゼロであることを認めてしまう気がするから(さっきのはノーカウントらしい) はぁ、と大きな溜め息をつき、ルイズは枕に顔を押し付けた。 きっと疲れているからこんな悪い考えしか浮かばないのだろう。 使い魔の事は兎に角明日考えるとして、ルイズは眠りにつくことにした。 その時、ベッドが少しだけ軋み、ルイズは何かに肩を叩かれた。 何かといっても1体しかいないが。 「カービィ……?」 「ぽよぉ?」 ルイズが顔を上げると、そこには心配そうに彼女を見つめるカービィがいた。 今し方の溜め息が聞こえてしまっていたようだ。 「心配、してくれてるの……?」 「ぽよ!」 カービィは笑顔で元気よく答えた。 その姿はやはり愛らしくてーー 「……ありがとう」 ーーこんなに優しい使い魔を一瞬でも役立たずと思ってしまった自分を、呪ってしまいたくなるほどだった。 ルイズはお詫びにといわんばかりに、カービィをぎゅっと抱き締めた。 最初は少し苦しそうにしていたカービィだが、慣れたのかルイズに抱かれたまま静かになった。 ………………………… (少し静かになりすぎたような……?) ルイズが胸元のカービィを見ると、彼は既にすやすやと夢の世界へ旅立っていた。 いい夢でも見ているのだろか、顔がニヤついている。 その顔に、思わずクスリと微笑むルイズ。 (分からないことも課題も山積だけど……ま、何とかなるわよね) 何より自分にはカービィがいる。 ルイズはカービィを抱き締めたまま、静かに眠りについた。 月に照らされた2つの寝顔は、それはそれは穏やかなものだった。 前ページ次ページ使い魔のカービィ
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☆貴方は - 人目のカービィポヨ!☆ 【お知らせ】 ・現在、新しくカービィのページを作っていただける方を募集しております。 ページ新規作成 【掲示板・フォーム】 ●攻略&雑談 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 投票 住むならどこポヨ? 選択肢 投票 ポップスター (9) フロリア (3) アクアリス (2) スカイハイ (4) ホットビート (0) ケビオス (1) メックアイ (1) ハーフムーン (2) 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。 ◆基本の音楽!◆グリーングリーンズパート1・スカイハイ 山地
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カービィのブロックボール とりあえずページだけ作成
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━━━━━━━━━━━━━━星のカービィwii ウィキ@━━━━━━━━━━━━━━ 【お知らせ】 ●ただいま工事中です。 【星のカービィwiiについて】 種類 アクションゲーム 対応機 任天堂wii 開発元 HAL研究所 発売元 任天堂 人数 1~4人 メディア wii専用12cm光ディスク 発売日 未定(2010)年 価格 未定 対象年 ? 全年対象? ESRB RP PEGI ??? OFLC ??? 開発中の画像です。おそらくwiiに出ると思われます。 2005年のE3で公開されたスクリーンショットとムービーによると、 『星のカービィスーパーデラックス』のようにヘルパーが使えることが判明している。 ヘルパーは最大3匹まで増やすことができ、2P-4Pの操作キャラとしても使える。 カービィと複数のヘルパーが合体することも可能。 また、アニメにも登場した「ウォーター」と思われるコピー能力や、 『星のカービィ3』以来久々に登場した「クリーン」がムービー内で披露されています。 【変わる内容】 ■ウィスピーウッズやデデデ大王のマークが入ったロボが敵キャラとして登場している。 ■ハンマーカービィの帽子が普通はねじり鉢巻きだが今作ではヘルメットに変わっている。 ■ボムカービィの帽子がパーティでよく使われるような三角帽子に変わっている。 ■ストーンカービィの帽子が岩山の付いた帽子に変わっている。 ■ファイアカービィの帽子のエンブレムがアニメ版と同じく六角形になっている。 ■トルネイドのヘルパーとしてカービィのエアライドに出てくるカーラーに似ている。 ■ウィングのヘルパーがカービィのエアライドに出てくるフラッピィになっている。 ■ボムのヘルパーがポピーブロスjrとは別物になっている。 ■ストーンのヘルパーが星のカービィ 鏡の大迷宮に出てくるガレブになっている ■ウォーターのヘルパーが星のカービィ3、星のカービィ64に出てくるモプーに似ている。 ■クリーンのヘルパーがブルームハッターになっており、アニメから三角巾が逆輸入されている。 ■ソードの技にゼルダの伝説のリンクの様な回転切りが出来る。 ■「気絶アクション」の様なものが存在し、強い攻撃を与えると相手が気絶する。 ┗(逆 にカービィも強い攻撃を与えられると気絶する) http //www.youtubefire.com/watch?v=yNy2N5R7CsA feature=related