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SAS Zombie Assault 3 見下ろし型のゾンビシューティング。最大4人でプレイ可能。敵の花がつよい Wikiはこちら ここからプレイ。 「Private」を選択するとパスを設定することが可能。これで身内と遊ぶことができる。 SAS ZA4がリリースされたこともあり、あんまし人がいないもよう
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urza358(???) 性別 :非公開 初投稿:2008-10-02 →プロフィールページへのリンク →作品一覧へ 作風・特徴・評価・その他 作風 ??? 特徴 ??? 評価 拍手100以上の作品:??? 平均的な拍手数の傾向:??? ??? その他 ??? 一言コメント コメント
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Iteza3rd outlime pub. date music editor spinner
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A320プラグイン リカバリ後でロムを再生出来ない時はエミュレータを入れなおす必要があります。 ダウンロード対象は、 公式サイト の以下です。 ドライバ名称 対象ハード バージョン 更新日 備考 丁果A320英文版3D游戏与模拟器 A320英文版 英文版3D游戏与模拟器 2010-1-28 英語版(エミュレータのメニューが英語) A320相关模拟器 A320 模拟插件 2010-1-28 中文版(エミュレータのメニューが中国語) ※中身は以下6ファイルです。本体のGAMEフォルダ直下に置いて下さい。 CPS1.SIM CPS2.SIM GBA.SIM md.SIM MVS.SIM neogeo.zip NES.SIM SFC.SIM DingooWiki Dingoo Emulators こちらから各種プラグインを探せます。 Dingoo Mega Pack 2.0 Dingoo Mega Packはサードパーティー製エミュレータの詰め合わせセットです。 ダウンロードは こちら から PC EngineとGB/GBCの稼動は確認済 (他はレポ待ち) 紹介サイト ・ ALL GAMEHUCKS torrent通販 ・ digital0taku blog
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719 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 15 05.40 hKguW1WR0 「今年で16か・・」 そう呟きながら俺はもうすぐで17の誕生日を迎えようとしていた。おっと、自己紹介が遅れたな。 俺は明人。今年で17歳になる人間だ。 「おっす、明人!!1人で何悩んでるんだ?これから帰りにカラオケ行かないか?」 後ろから声をかけてきたのは小学校の頃からの友人の隆二、人当たりがよく。当然女子からモテモテだ。 「どうしたんだよ、そんなに思いつめて?」 「いや・・俺今年で17だからさ・・」 「あ、お前童貞だもんなwwww」 「うるせぇよ。」 俺は隆二をかるく一殴りにすると再びダークな表情になった。何と、この世界では突然男が 15.6を過ぎた頃から女に豹変するのだ。しかも、豹変した男は全員童貞である。 この現象は10年以上も前から全世界で確認されており、国連は真っ先に原因を究明しようと 奮戦しているが・・全く持って手がかりすら発見できていないのだ。事実、俺の友達で女に豹変した奴はいる。 かわいそうなことにもう男としての日々は送れないらしいのだ・・ 「・・何解説してるんだよ。そんなことよりカラオケ行こうぜwww」 「お前は悩みがなくていいな・・」 俺はもてる隆二を恨めしく思いながらもこのもやもやを発散するためにカラオケへと向かった。 721 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 29 42.24 hKguW1WR0 「はぁ~、楽しかったぜwwww」 「お前はよくそんなに歌えるなwww」 カラオケボックスに出た俺たちは適当に時間をつぶした後、ファーストフード店で食事をしていた。 しかし、カラオケボックスで歌を歌いまくってもこのもやもや感は発散できなかった。 俺はハンバーガに噛り付くと隆二がコーラ片手に 「ま、女になったら俺が付き合ってやるよ。」 「簡単に言うな!ただえさえ男としていたいのに・・なぁ、隆二誰か紹介してくれよ。」 俺は藁にもすがる思いで隆二に頼った。これだけモテモテの奴だ、1人や2人ぐらい女友達がいるだろう。 しかし、隆二は俺の期待を裏切るかのようにコーラ片手にポテトを摘みながら・・ 「無理、だってお前女顔じゃん。」 悔しいが事実俺はこの女顔のおかげで女の友達はできても後一歩のところで肉体関係を断られていた。 それに比べて隆二は中2のころから童貞を捨てており俺によく自慢話を吹っかけていた。その成果俺は中学時代には 童貞を捨てられずにいた。誕生日は来週・・俺に周りでSEXできそうな女は1人もいなかった。 「はぁ・・どうするかな・・」 「友人としては力になりたいよ。だけど、現実は現実だ。お前は女向けの顔じゃない。」 俺は初めて誕生日という日を恨めしく思った。 722 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 44 59.11 hKguW1WR0 結局日にちだけが経ち、とうとう誕生日の日が来てしまった。 「はぁ~・・とうとうきてしまったか。」 あれから俺は必死にSEXできそうな女を探しにナンパへと繰り出したのだが、隆二の言うとおりに 俺の周りでは女が釣られるはずもなく、逆に男のほうが俺を女と間違えてナンパをされた。 すでに女となった奴らからHをすることも考えたが、元男の部分を思い浮かべると悪寒がしてきたので真っ先にやめた。 結局俺は無駄に数週間過ごしただけだった。 「はぁ・・」 俺はベットから起き上がるとどことなく違和感を感じた。胸に手を当てると、明らかにふくらみが生じていた。 それも僅かではなくかなり大きかった。 「嘘だろ・・」 俺は思わず下に駆け込み鏡を覗かせた。すると鏡の先からは自分をは思えない 美しい女性が映し出されていた。しかも髪が肩幅までに伸びていた・・ 「・・こ、これが本当に俺か」 俺は思わず呆然となった。体を見回すと細身の体をマッチしていて完璧な女の体となっていた。 そして肝心の下のほうを見てみると男としての象徴であるものがきれいさっぱりとなくなっていた。 723 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 47 36.26 hKguW1WR0 「俺は・・女になったのか・・」 「お兄ちゃん、おはよ・・ってあなた誰ですか!!」 「あ・・留美・・」 実の妹にまで間違えられるぐらい俺は完璧に美しくなっていた。あたふたする妹を何とか説得すると 妹はようやく納得してくれたようだ。納得した妹は変化した俺の体を触りまくって自分のと比べていた。 「お兄ちゃん・・ずるい」 「え・・なんでだ?」 「だって・・私よりスタイルいいもん。」 「そ、そうか・・」 俺は妙に納得すると学校の支度を始めた。両親に変化を一通り見せると大して驚いた様子はなくむしろ 喜んでいたようだ。どうも両親とも女の子がほしかったらしく俺の女体化を快く喜んでいた。 一応、今日は妹の下着を借りて登校した。 だが、学校では更なる混乱が待ち受けていた。 726 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 57 00.01 hKguW1WR0 学校に登校すると明らかに視線が変わっていた。俺が席に座ると男女ともに 俺の変化にざわついていた。珍しく、いつもなら隆二がいるのに今日は珍しくいなかった。俺は適当に読書をすると いつも俺と話している男子が照れながら近寄っていた。 「よ、よぉ・・明人。」 「ああ、おはよう。・・・どうしたんだ?」 「い、いや・・なんでもない。それよりもお前ついに女になったのか。」 「ああ・・あんまりいわんでくれ。」 俺は少しムスッとしながら本に視線を移した。いつもなら適当な会話をした後こいつは去るのだが、今日は明らかに 去ろうとする意思がなかった。むしろ獲物を見つめる目で俺を見ていた。 727 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 02 58 17.24 hKguW1WR0 「な、なぁ・・今日暇か?」 「はぁ?何言って・・」 俺が言おうとしたその瞬間・・廊下から叫び声が聞こえた。 「うるせぇ!!二度と寄ってくるな!!」 どこからか叫び声がした。しかも俺にはこの叫び声には聞き覚えがあった。 むしろ、よく知っている人物の声だった。 「全く・・ん?お、お前・・明人か。」 さっきの怒鳴り声の発生源・・隆二が登校していた。隆二ははとが豆鉄砲を喰らった様な 顔をして俺を見つめていた。 728 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 10 35.05 hKguW1WR0 「あ、ああ・・」 俺は面食らった隆二の顔を見つめているとHRのチャイムが鳴った。 全員が席に着くと隆二は外に向いていた。 「明人君って女の子になると結構いいわね。」 HRが終わった後、俺の周りには女子の囲まれた。以前なら興奮すべき状況なのだが女となった今、全くといっていいほど 興奮がなくなった。むしろ別の意味での親近感を覚えていた。俺は女子にいろいろなところをいじられた。 髪を結ばれたり、胸を触りあいこしたりと男のときとは考えられない状況であった。 「明人君の髪質って結構繊細なのね。」 「あ、ああ・・男のときはそうでもなかったけど・・」 「それに顔もスタイルもよさそうだし。女になって正解だったかもね。」 俺は女子からの質問に適当に答えていると隆二のほうを見た。今日の隆二は珍しく荒れていた。いつもなら女子が周りを取り囲むのだが このときばかりは隆二の席に誰も寄り付かなかった。隆二を見続けていると1人の女子がニヤつきながら・・ 「明人君って隆二君が好きなの?」 「そ、そんなわけねぇよ!!・・あいつはただの悪友だ。」 俺は思わず吹きそうになった。俺はあいつのことは・・ただの友人だ。そう思う。いや、絶対そうだ。今までだって遊んでいたわけだし。 2日前なんて俺のナンパの悲惨さを笑って返してくれた。 だけど、このとき自分の中では隆二の中で別の“感情”が湧き出ていた。 730 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 26 21.26 hKguW1WR0 小一時間が過ぎ、時間はお昼休みへとなった。俺は隆二の席に腰掛けてお昼共にしようとしていた。 「よぉ!!・・何今日は荒れているんだ?」 「ああ・・ちょっとな。それよりもお前女になったんだなwwwww」 隆二は再びいつもの表情となりパンに噛り付いた。 「それにしてもお前は女になると別の顔になるんだな。」 「うるせぇよ・・それよりも朝はどうしたんだ?あんなに怒鳴りあげて・・」 俺は今朝の隆二の言動が気になっていた。いつものあいつなら俺より早く登校していたし俺に軽口を言っていた。 なのに今日は遅くていつもより荒れていた。・・こいつはめったなことでは切れないはずなのになんであんなに切れていたんだ。 「ああ・・余りにもしつこい女がいてな。そいつストーカーだったんだよ。それで・・ついな。」 そういえば前にストーカーの撃退法を教えてくれって言ってたな。こいつはただえさえモテるから ストーカーもうなづける。 それに今日珍しく遅かったのはあれを撒くためにしたことだったんだな。 731 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 29 58.95 hKguW1WR0 「それにしても、お前女になってずいぶん綺麗になったんじゃないか?」 「それ何度も女子に言われたよ。・・仕方ないさ。」 「・・なぁ、今日はゲーセン行かないか?」 「何だよ急に・・」 「今日暇でさ、だから行こうぜ。俺が奢るから・・」 どうも隆二は俺を誘いたいらしい。それにこんなに強引に誘われるなんて・・まさかな。 「わかった。放課後・・な。」 「おkwwwさすが友人wwwwwwww」 結局放課後は隆二のおごりでゲーセン三昧だった。しかし、いつも隆二と行っているゲーセンなのだが 今日は行くのにかなり緊張した。それに周りの視線が非常に多かった。 732 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 30 33.67 hKguW1WR0 だからこいつとは友人だってば!!! 「ん?今日はお前やけに自意識過剰だな。」 「うるせぇな・・お前こそ今日は気前がいいな?」 「まあな。今日はお前の女体化記念だwwwww」 こいつは何考えてるんだ。なんだか無性に腹が立って仕方なかった。 だけど・・胸が少し熱かった。なんでだろう、男のときはそうでもなかったのに・・ 今度誰かに聞いてみるか。 734 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 42 11.72 hKguW1WR0 あれから数日が過ぎ、俺も女の体には慣れてきた。学校の制服も女子の制服に変わった。 そして学校では俺宛にあるものが届いていた・・ 「お、今日も多いなwww明人ちゃ~んwwww」 「うるさい!!!殴るぞ!!」 そう、俺の下駄箱には恋文・・すなわちラブレターが多くなったのだ。どうも俺はその容姿ゆえか女ではモテまくりらしい・・ だけど俺は元男のためそういったものは気分が悪い。むしろ胸糞が悪くなる。だけど、捨てるわけにもいかず どうしようかと迷っているのだ。 「そんなもん捨てちまえよ。」 「でも、せっかく書いてくれたのに悪いだろ。一応目は通しておこうと思う。」 「そんなんだから増えるんだよ。」 俺は一応すべての恋文に目を通すと、そこから来る悪寒と戦いながら恋文をもくもくと制覇していた。でも結局は捨ててしまうのだが・・ それでも恋文は後を絶つことはない・・ 735 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 43 10.29 hKguW1WR0 「それより今日はどこに行くべ?」 「またかよ。お前勉強大丈夫なのか?」 「大丈夫大丈夫wwww」 あれからこいつは何かと理由をつけて俺を誘ってくるようになった。そのたびに男子の嫉妬の視線が怖いのだが こいつはわかっているのか。まぁ、奢ってくれるからそこはよしとするか。 「わかったよ。今日はカラオケでいいな。」 「よっしゃ。」 俺は吐息をつきながらこの後に起こる事件を予想だにしなかった。 736 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 51 47.85 hKguW1WR0 放課後、いつもどうりに帰りの支度をすると隆二が行く気満々であった。 「じゃ、行こ・・」 「おい、隆二後ろ・・」 「んあ?」 隆二は後ろに振り返ると担任が立っていた。 「隆二君、話があるから職員室に来なさい。」 「にゃんだってぇ~!!」 隆二の抵抗むなしく、隆二は担任の手により職員室に連行された。どうやら成績の話だろう。 あいつ成績悪いしな・・俺は隆二を置いて校庭へと向かった。 「さて、帰ろうかな・・」 「ハァ~イ、明人ちゃ~ん、ちょっとお話があるのよ。時間貸してくんない?」 見るからに不良・・俺は普通に無視をして帰ろうとすると行く手を阻まれた。俺はしつこく行く手を妨害する 不良に俺は何とか抜け出そうとするが不良はナイフを取り出した。 「ちょっと、付き合ってくれないかな。なぁに・・大したことじゃないよ。」 気持ち悪い顔をしながら俺はやむなく不良に従うしかなかった・・ 737 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 03 58 13.96 hKguW1WR0 「前島さん、連れてきましたよ。」 「ご苦労さん。フフフ・・近くで見るといい女だなwwww」 不良が連れてきたのは学校の裏手でかなり目立たないとこだった。どうやらこいつがボスらしい。 ああ・・女になるんじゃなかった。俺はやれやれと己の運命に後悔するとボスがいやらしい目つきで 俺を見ていた。 「実はね、俺前々からお前に目をつけていたのよ。付き合ってくれないかな?」 どうやらこいつは俺と付き合いたいらしい・・そんなもん断固 お 断 り だ。 「嫌だね。ましてや、てめぇ見たいな男となんか付き合わん。」 「う~ん・・じゃ、力ずくだ!!」 そういって4~5人ぐらいの不良たちが出てきた。俺はかなりピンチに陥った。 「どうする・・」 「さて、決して痛めつけるなよ。やれ・・」 「うッ・・隆二・・」 なぜか俺は隆二のことで頭が一杯だった。 739 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 21 57.14 hKguW1WR0 「ヒヒヒ・・」 「う・・」 俺はどうすることもできないのか・・俺は目を閉じた瞬間、誰かの叫び声が聞こえた。 「よぉ、明人www」 「隆二・・」 来てくれた・・隆二だ。やっぱり来てくれると思った。隆二は取り巻きの 1人を吹っ飛ばすとにっこり笑顔で・・ 「お前、さらわれるほど可愛かったんだなwww」 「ば、バカ言うんじゃねぇよッ!!・・だ、大体なんでここが?」 「勘だよ。勘www」 隆二は憎たらしい笑顔で頭を指差していた。 「てめぇ何者だ!!・・お前らやれ!!」 前島の命令で取り巻きが隆二に飛び掛った。・・フッ、相手が悪かったな。隆二は空手を趣味で やっているからかなり強いんだよwwww 予想通り、取り巻きは呆気なく全滅し。残るは前島1人となった。 740 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 23 52.35 hKguW1WR0 「てめぇ・・」 「よくも俺のダチをこんな目にあわせたな!!ただじゃ返さんぞ!!」 隆二は前島に飛び掛り、めためたにぶちのめした。それはもう酷いくらいに・・その時の隆二の目は怒りの色の染め上げており 前島を言葉には表せないくらいに殴りまくっていた。 「お、おい。もう、やめろよ。そいつかなり伸びてるぞ。」 「あ、ほんとだ。」 数分後、俺は興奮していた隆二を止めると、すでにサンドバックと化していた前島を見下ろした。本当にこのまま止めなかったら殺してたかもしれん。 前島は完膚無きにメタメタにされており息をしているか時点で怪しいものだった。・・それにしても、今日は隆二がかっこよく見えた。“男”として・・ そして俺の胸はこいつにキュンッとしていた。 「さて、帰るか。・・ん?明人どうした。―――ッ!!」 「・・ありがとう。」 なぜか俺は反射的に隆二に抱きついてしまった。何でかは自分でもさっぱりわからなかったが、 隆二は優しく抱きしめてくれた。俺の体はさらに熱を増して熱くなった。 741 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 26 13.37 hKguW1WR0 「フッ・・やっぱお前は女が可愛いよ。この俺が保障してやるよ!!」 「バカいうな!!!」 「本当さ。」 「じゃあ、じゃあ。今後、元に戻れる方法が発覚して俺が戻るって言い出したら、お前はどうするんだよ!!」 嘘・・俺はもう、男になんか・・戻りたくない。これは恋だ。 よく漫画とかである恋する乙女の気持ちだ。 それに俺は女としてこいつに一目ぼれしてしまったんだ。 隆二はすべてを見透かしていたのか俺にそっと口付けを交わした。 742 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/14(木) 04 27 19.92 hKguW1WR0 「これでお前は完全な女だ。もう・・元には戻れんさ。」 「こ、このやろ・・」 俺は拳を振りかざしたが急に止めた。・・もう、どうでもよかった。俺は隆二から離れると・・ 「・・バーカ!!」 「バカで結構www俺は成績悪いからなwwwww」 他愛もない隆二・・そうだ、俺はこいつが好きだったんだな。女になって数日しか経っていないが、女ってこんなんだったんだな。 繊細な恋をして傷つきやすくって・・男のときの俺は恋って言うものを知らなかったんだな。 「フフフ・・そういうことだったんだな。俺はお前が好きだったんだな!!」 「おい、明人・・頭でも打ったか?」 「いんや、正常だ。・・女としてな。」 俺はカラオケに向かいながら友人から彼氏へと昇格した隆二を引き連れていた。 fin
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トップページ Download エミュレータ FBA320 FBA320パッケージ 概要 FBA320を導入するパッケージです。 スクリーンショット 使用方法 インストールする場合は、パッケージ内のfba320フォルダをSD \local\emulators\ 以下にコピーしてください。 アンインストールする場合は、SD \local\emulators\fba320 フォルダを削除してください。 ダウンロードリンク Download fba320-pack.zip Mirror MegaUpload オフィシャルサイト/一次配布元/原作者/移植者 オフィシャルサイト:http //www.slaanesh.net/ 一次配布元:http //dl.openhandhelds.org/cgi-bin/dingoo.cgi?0,0,0,0,73,145 原作者/移植者:Slaanesh氏 パッケージ製作者:1◆qbQD4T5Z0949 内容紹介 FBA320 一式 dmenu.cfg fba320.png (元アーカイブに含まれていた fba320.png は fba320_orig.png にリネームしてあります) 操作方法の詳細は、fba320フォルダにある readme.txt を参照してください。 追加アイコン デフォルトアイコン 更新履歴 2009/12/17 作成 パッケージの評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆ (3) ★☆☆☆ (0) ★★☆☆ (0) ★★★☆ (0) ★★★★ (0) コメント 名前 コメント
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45 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 23 54.38 yJ9TYJx+0 「なぁ・・雄二、俺は男だぞ・・」 「お前今女じゃんwwww」 一人の(元)男が一人の男に迫られていた。ご丁寧にも両親は旅行、妹は修学旅行と どこぞのエロ漫画みたいなシチュエーションであった。 「なぁ・・」 「・・悪い、帰るわ。」 俺は雄二に悪いと思いつつも雄二宅を後にした。 「はぁ・・ツンに相談してみるか。」 俺は携帯を取り出し友人にメールを打った。 48 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 38 11.85 yJ9TYJx+0 自己紹介が遅れた。俺の名前は翼・・元男だ。15の誕生日を迎えたとたん女に はや代わりしてしまった。医師の判断で元に戻れないことを宣告され、最初は カルチャーショックに陥り、趣味で作ったバンドにも参加できなくなった。どうやら、百分の1で ある日男が女になるらしい。女になった男は全て童貞・・後々調べてみると一種の突然変異で あるらしく原因はいまだに掴めていなかった。 「ふぅ~・・自宅に帰るか。」 俺は自宅へと足を進めた。 「・・・雄二のやつ、本気だったのかな・・」 雄二とは昔からの幼馴染で小学校の頃からの腐れ縁だった。最初に女になったときは真っ先に驚いた人物だ。 自分で言うのも何なのだが、女になったときは思わず体を触ってみた。・・胸はまぁまぁあり、ヒップは括れていて、顔は 元の顔にさらに女の子らしくした顔だった。 事実、街に出たときにもそういった会社に何度かスカウトを受けたことがある。・・瞬時に反吐が出て断ったがwww まぁ、雄二たち友人のおかげで何とか立ち直ることに成功し、女として生きてみようと思った・・内心はまだ男のつもりで いるがwwww・・っとなんだかんだ思ってしまっていたところでツンからメールが来た。 49 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 40 26.14 yJ9TYJx+0 “雄二はあんたにさりげなくアタックしてたのよ。 ほら、あんた結構かわいいじゃん。 きっと雄二も男として惹かれたのよ・・” ツンとは俺の女の友人で俺が女になったときにはかなり世話になった。慣れない女の体は 随分苦労した。ツンがいなければ俺はかなり戸惑っていただろう。それに服やら下着とかも お下がりだがかなりくれたので女の服を持っていない俺にはかなり助かった。 それにしてもあの雄二が・・まさか?あいつはただの幼馴染だ。そんなはずないだろ。第一、男のときの 俺をかなり知っているのは雄二だ。あいつだって男と付き合うのは嫌だろ。 俺はそんな内容をツンに送るとそのまま眠ってしまった。 52 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 00 58 11.73 yJ9TYJx+0 翌日、俺は目が覚めて準備を適当に済ますと学校へと向かっていった。 「おいうーwww」 「おっす。」 「お、ブーンにドクオwwww」 ブーンとドクオはツンと同じくこの中学の頃からの友人だ。ブーンは現在ツンと交際中で やることはやっているらしい、こいつは女にならなかった。ドクオのほうは俺と女についてなにやら話して いた童貞仲間で女になったら一緒に首をつろうぜwwと冗談を言い合っていたのだが、ある日を境にぴたりと 女の話をしなくなった。・・何かあったのだろうか?今度聞いてみる必要があるな。 そんな他愛もない話をしながら学校へ向かっていくと雄二と合流した。 「おっすwwww」 「おいうwwww」 「おっす。」 一瞬、雄二と目が合わさったのだが昨日の光景を思い出したので少し気まずくなった。 53 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 00 17.63 yJ9TYJx+0 「??翼はどうしたのかお?」 「あ、ああ・・なんでもないよ。」 「ふーん。それよりもバンドの練習は今日できるかお?」 バンドとは、俺とドクオと雄二とブーンが結成したVIP☆STRAで知名度はまずまずと いったところだ。俺がヴォーカル、ドクオがキーボード、ブーンがドラムで雄二がベースだ。 俺が女になる前は余り知名度はなく人気はでなかったのだが、俺が女になったとたん徐々に知名度は 上がってきた。 「あ、俺はできるぜ。ドクオと翼は?」 「俺もできるぜ。今日はバイトがないし・・翼はどうよ?」 「あ、うん・・できる。」 「よし、じゃあ、いつものところで練習だおwww」 こうして俺たちは放課後、バンドの練習することになった。 60 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 14 13.04 yJ9TYJx+0 「(´・ω・`)やぁ、ようこそ。ショボン楽器店へ・・楽器は自由だから自由に練習してくれ。」 「いつもありがとうございます。」 この人はショボンさん、この楽器店の店長だ。いつも俺たちバンドの連取場を提供してくれるいい人だ。 どうも若い頃は本格的にやっていたらしい。俺たちはいつもお言葉に甘えてこうして練習させてもらえてる。 「ところで翼君、ドクオ君はいるかな?」 「ドクオですか?あいつは今、ブーンのドラムのセットを手伝っていますが・・?」 「ああ、いいんだ。帰りに話があると伝えといてくれ。」 「(なんでドクオなんだ?)は、はい・・」 俺はわずかな疑問を抱えたままショボンさんにお礼をいいみんなのところへと戻った。 66 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 20 19.78 yJ9TYJx+0 「あ、お帰り。」 「ただいま。おい雄二、お前そろそろベースはガタが着てないか?」 「大丈夫だよwww」 「ならいいが・・」 俺は昨日のことなど忘れ、雄二とすっかり話し込んでしまった。俺は辺りを見回すとツンがたっていた。 ツンはどうやら俺を呼んでいるようだった。 「なぁ・・」 雄二は突然、真剣な表情で再び話しかけてきた。 昨日と同じ顔だ・・俺は昨日のことを思い出すとツンのことを思い出し 無理矢理、雄二から離れた。 「あ、悪い。ツンがちょっと呼んでるからな。」 「あ、ああ・・」 どうも今日の雄二にしては歯切れが悪い。やはり昨日のことが原因か・・ 俺はわけのわからないモヤモヤ感を感じたままツンのところへと向かっていった。 72 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 30 23.12 yJ9TYJx+0 「あ、何の用事?」 「ああ・・これブーンに届けてくれない?」 そういってツンが渡したのはお弁当だった。どうやら自作したらしい。 「自分で渡したらいいじゃんwwwブーン喜ぶよ。」 「い、いや・・ちょっと焦がしちゃってブーン喜ぶかわかんないもん//」 はぁ・・こいつらは典型的なバカップルだな。俺は適当にアドバイスをした。 73 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 33 07.38 yJ9TYJx+0 「お前何言ってるんだよ。ブーンお前の弁当かなり喜んでいるぜwwww 毎日俺たちに見せびらかしているほどだからなwww」 「本当!!」 「ああ、だから渡して来い。」 ツンは再び瞳を輝かせながらブーンの元へと向かっていった。 「は、はいこれ・・ちょっと焦げてるけど・・」 「大丈夫だおwwwツンの作ったものは何でもうまいおwwww」 「べ、別に、あんたのために作ったんじゃないんだからね///ただ材料が余ったから・・」 「はいはい、それは置いといて練習しようぜwww」 ドクオの合図で俺たちは持ち場に着いた。 80 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 01 44 38.53 yJ9TYJx+0 「じゃあ、行くおwww」 ツンが見守る中、ブーンの合図で演奏が始まった。ブーンはバンドのリーダーを勤めているので ブーンがリードする形となっている。ああ見えてブーンはリーダーシップを持っており、かなり 人をまとめるのがうまかった。 俺はみんなの演奏にあわせて歌って歌って歌いまくった。 「ストップだお。雄二今日はどうしたかお?」 「ああ、そうだな。いつもミスらない雄二が今日に限っては音がずれているもんな。」 はとは突然演奏を中止した。どうも雄二の音がずれているらしい・・ ドクオの言うとおりに有り得ないことだ。雄二は音をずらすことは有り得ない。 何せ音ゲーで培ったリズム感は抜群だ。ゲーセンではいつも1位をマークしている。 「すまん。今日はちょっと調子が悪くてな。もう一回やろう・・」 まさか昨日のことか?あいつもしかして引きずっているのか!? 俺はよからぬ不安を抱え込んだままこの日は何度も練習を繰り返した。 87 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 03 55.85 yJ9TYJx+0 練習が終わった帰り道、俺はドクオに伝言を伝えるとドクオはなにやらにやけていたような気がした。 まさかな。俺は途中でブーンたちと別れた後、雄二と二人きりとなった。 帰り際別れるときツンが俺に一言・・ “このまま、告白しちゃいなさい。” 何言っているんだあいつは・・でも、思えばこいつとは腐れ縁だったもんな。2人で 歩くとなぜか気まずくなった。・・男のときにはこんなのなかったのに、不思議だ。 「「なぁ・・」」 同時に喋ってしまった。俺は思わず緊張してしまったがこのままだと平行線のままなので 俺はさっきのことについて話すことにした。 88 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 08 07.46 yJ9TYJx+0 「お前・・今日は変だったな。いつもは絶対に音はずらさないのに・・」 「あ、ああ・・ちょっとな・・」 珍しく、よくしゃべる雄二にしてみれば口ごもっていた。・・いつもはよくモテていて俺とドクオ によく女の自慢話をしてきたのだが、あの時以来・・こいつの様子はおかしかった。 「お前、今日どうしたんだよ?熱でも・・」 「なんでもねぇよ!!・・すまん。俺今日はおかしいな。」 やはりこいつ。 「なぁ、お前昨日のこと・・」 「ん?」 「いや、なんでもない。」 俺は思わず言いとどまった。それから帰り道・・無言のまま俺は帰宅した。 91 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 18 16.65 yJ9TYJx+0 「なんで・・あいつと面と向かってなると話せなくなるんだ? いつもなら・・話せるのに。」 これは女としてはじめての現象だった。俺はベットに横になると突如として下半身が熱くなった。 「うっ・・何だこれは、まさか・・」 もしかしなくてもそうだった。俺はパンツを脱いであそこを確かめるとぐちょぐちょに濡れていた。 俺は女のオナニーの仕方などビデオ程度でしかわからなかったが、体が自然と動いた。 「・・・ん?あん。」 自分でもわからないぐらいに声を出していた。女ってこんなものなのかぁ・・っと感心する 暇もなく、俺は男とは違う独特の快楽に浸っていた。 「―――――ッ!!」 俺はイクとき、なぜか脳裏に雄二のことが浮かんでいた。俺はイキ終わると 濡れているあそこをさすりながら・・ 「なんで・・あいつが・・」 俺はわけもわからずそのままシャワーを浴びると着替えてベットに 飛び込みながら眠ってしまった・・ 97 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 48 37.53 yJ9TYJx+0 あれから数日たった・・雄二との関係はあれから少しギクシャクしていた。 バンドの練習ではミスを少なからずではあるが連出してしまうし・・ それと比例して俺のオナニーの数も増え続けていた。俺はこのままではどうにもならず ツンに救いの手を求めた。 「・・というわけだが、どうすればいい?このままギクシャクすると 後々バンドとかに支障が出るし・・」 ツンにしては珍しく黙りながらこう言った。 「その前にあんたは雄二のことをどう思っているの?」 「え・・そ、その・・あいつはただの幼馴染だし。腐れ縁で・・それに・・」 「それに・・」 「そ、その・・お、オナニーのことでイク時、なぜかあいつが脳裏にいるんだよ。」 俺はありのままをツンに話した。・・俺はあいつに“恋”をしているのかもしれない。でも、そんなのは結果論だ。あいつは俺のことを ただの幼馴染だと思っているかも知れないし・・ それに・・あいつは俺にとっては友人だ。それ以上それ以下でもない・・ 98 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 50 26.42 yJ9TYJx+0 「・・雄二はきっとあんたに恋をしているかもしれないわ。あんたは元男だからって “それ”を拒否しているかもしれないけど、元男とかを差っぴいても雄二はあんたに恋をしているわ。 “女”としてね」 ツンの言葉に愕然となった。雄二が女として俺に恋・・ますます有り得んっと言いたいところだが あの日のモーションが俺を誘ったとすると合点が行く。それに雄二が不安定なのも、きっと俺を意識しすぎて・・ それに俺自身、以前のように雄二と気軽に話すにも緊張していた。俺も・・無意識にあいつを意識しているのか? 俺は・・あいつのことを好きなのか・・ 99 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 02 50 57.12 yJ9TYJx+0 俺はとりあえずこのままではうまくいかないので本元の雄二に会うことにした。 「とりあえずあいつに話してくる。」 「行ってらっしゃい。翼、女として言うわ。・・頑張ってね。」 「・・ああ、何とか・・な」 ツンに見送られるまま俺は直感であいつのいる屋上へと足を運んだ。 「さて、ブーンに連絡を入れるか。あいつも2人のことを心配してたもんね。」 ツンは携帯を取り出しブーンへと連絡した。 107 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 17 07.05 yJ9TYJx+0 俺は屋上へとたどり着いた。屋上からは案の定、雄二が1人で立っていた。 「あ・・どうしたんだ?」 「・・雄二、話があるんだ。」 俺は真剣な表情で雄二を問い詰めた。 「・・雄二、俺のことをどう想っているんだ?」 「何だよ、藪から棒に・・」 「いいから答えてくれ!!」 俺は雄二に答えさせた。当の雄二ははとが豆鉄砲を喰らったような顔に なったがすぐに顔を変えて俺のほうを見つめた。 「俺・・はな、その・・なんていうか、お前が女になってから惚れてしまったんだな。こないだのこと なんて本気だったんだぜ・・」 俺はそれを聞くと心の中でニヤリとした。そうだ、こいつは俺に惚れていたんだ、それで不安定になってしまったんだな。 雄二の思いを聞いて大満足になった俺は全てをぶちまけた。 108 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 18 04.13 yJ9TYJx+0 「俺もな・・お前のことが好きだったんだよ。」 「え・・」 「お前とこうして話すたんびに心臓がドキドキして・・なんかこう、体が熱くなるんだ。 俺・・お前が好きだったみたいだ。」 不思議と俺の間では「何やっているんだ!!」っという感覚は全くなく、全ての思いのたけをぶつけて スッとしていた。 109 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/18(月) 03 19 12.78 yJ9TYJx+0 「・・んで、お前はどうなんだ、俺がこうして必死で・・(ry」 「・・うれしいってこういうことなんだなwwwww」 雄二は笑顔で俺に抱きついた。俺はたまらずうれしくなった。 本当にこいつは幸せもんだなwww 本当に好きでこいつがよかった・・ 「じゃあ早速、ファーストキ・・うげッ!!」 「・・バカ」 前言撤回、神様こいつとは後数回したらまともに付き合えるようです。 でも・・なんだかうれしい気分だった。空は青々としてまるで俺たちを祝福しているようだった・・ 「冗談だよwww」 「全く・・」 俺は雄二と手を繋ぎながらこの空を満喫していた。 fin
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◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/21(木) 23 52 53.33 XhPB7zlN0 「ヒヒヒ・・流石のお前も袋にされちゃかなわんだろwwwww」 俺の名前は、相良 聖・・今ちょっとした厄介なことに巻き込まれている。まぁ、たいしたことじゃないが俺たち男は すぐこうして喧嘩になる。1人1人はこの俺の力にかかればたいしたことはないが、集団で集まってくると厄介なものだ。 ま、こういうことは中学校の頃から体験済みだが・・ 「行くぜ・・今日こそその生意気な口をへし折ってやる!!!」 「・・やってみなよ。」 そしてゴングが鳴らされた。試合開始だ。 こうなれば誰だろと俺は容赦はしない。こいつらに教えないとな・・ 俺の恐ろしさを・・・ ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 04 08.76 vmrnrQZC0 「ハァハァ・・後はてめぇ1人だけだな。」 「アワワワ・・」 俺は20人はいるだろうか・・あっという間に周りを掃除して残るは一人だ。こいつが首謀者だということは わかりきっていたので俺はあえて残したのだ。俺はじわりじわりと追い詰めることにした。 角材で殴られたところはヒリヒリするが・・ 「さぁって・・わかってるよなぁ。」 「た、頼む!!も、もう手出しはしないから・・・アベラッ!!」 俺はこいつの意見を一切無視して殴り飛ばしてやった。殴られた奴はきれいにすっ飛んで地面へとダイブした。 「う・・ガクッ!」 ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 05 08.21 vmrnrQZC0 「ケッ・・男なら命乞いするな。」 このときの俺は輝いていた。そう・・中学時代から名を馳せたこの俺に逆らうものなど微塵もなかったのだ。 生まれついた腕力とタフさ・・まさに無敵だった。中学時代の頃は数々の相手に喧嘩を買っては相手を 叩き潰していた。まさに俺にとって男とは力であった。 そう、このときまでは確かに俺は無敵だった。突如としてやってきた“あれ”がなければ!!! 「フフフ・・俺は無敵だ!!!!」 俺は周りを見回し満足しながら最期の男の日を謳歌していた・・ ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 16 45.29 vmrnrQZC0 翌朝・・俺はすがすがしい朝を迎えていた。しかし、体が重い・・なんでだ?昨日は角材で殴られたが すぐに痛みは引いてきたのだが・・それに肩にかかっているのはなんだ?俺はよく見ているとやけにさらさら していた。 「これは髪・・俺は短髪にしていたのだが、なんで・・」 それに、やけに部屋が大きく感じる。やたら服がぶかぶかだしいつもは小さいベッドが大きく感じる。 俺はかなりの違和感を抱えたまま洗面所に向かった。 ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 20 53.04 vmrnrQZC0 俺は洗面所に向かうと一呼吸おいた。 「・・なんじゃこりゃ!!!おおおおおお、俺が・・女になっている・・」 俺は鏡を見てみるとすらりと整った顔立ち、さらさらのロングヘアー、透き通るような肌・・ それに豊満な胸にキュートなお尻・・これは夢だ。そうに決まっている!!!第一、俺がこんなかわいい 女なわけがない!!そうだ、これは漫画か何かの世界に入り込んだんだ。そうに違いない。 ならさっさと俺を元の世界に返してほしい!!こんなふざけたことがあってたまるか!!! 「イデデデッ・・・痛い、夢じゃない・・ってことは・・」 俺は肌をつねってみると痛みが生じた。どうやら俺は・・本当に女になったらしい。俺はそれを確認すると サーっと血の気が引いた。漫画だと顔に線がいくつも立っている状態だ。 「俺が・・女・・ハハハハハ・・」 俺は放心状態になり、乾いた笑いをしながら親の元へと歩いた。 ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 28 57.05 vmrnrQZC0 俺は放心状態で自我を失いそうになるも・・両親のものへと向かった。 「おはよう・・」 「おや、聖にしては声が高いな?」 「聖、朝からふざけないで・・」 俺は両親のいる台所へ向かうと一応挨拶をしたのだが・・母親が振り向き俺を凝視すると、 この空間は無音空間となり朝のすがすがしい音が響いていた・・ ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 29 32.80 vmrnrQZC0 「ど、どこのお嬢さんですか!!まさか!!聖が誘拐!!!」 「か、母さん落ち着くんだ。聖は確かにツッパッていて悪相応だが誘拐なんてしてないじゃないか。 聖を信じよう。」 こいつら・・俺は徐々に怒りのオーラを高めながら机を大きく叩いた。 「てめぇら!!!何勝手なことをほざいているんだ!!!俺はあんたらの息子の聖だ!!! 朝起きたらこんな体になっていたんだよ!!!!」 「「・・へっ?」」 両親は俺の声に圧倒されてしばらく固まっていた。 ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 35 11.57 vmrnrQZC0 俺は何とか元の表情に戻った両親に今までの経緯を説明した。 「・・というわけだ。俺は朝起きたらなぜか女になっていたわけだ。」 俺は説明をし終えると母さんのほうが俺に真剣な顔つきで話しかけてきた。 「・・・聖、親の私たちからこんなことを聞かれるのは嫌でしょうけどはっきり答えなさい。 あなたは童貞なの?」 俺の頭の中では脳みそが真っ二つに割れていた。突然のことで俺もわからなかったのだが、珍しく 真剣な表情の母親に押されてついつい怒りを忘れて答えてしまった。 「・・ああ、そうだよ。」 俺のマジの告白に母親はさらに詳しいことを説明してくれた。 ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/22(金) 00 41 46.50 vmrnrQZC0 どうやら、男性にはいきなり女体化してしまう病気があるらしい。通称、女体化シンドロームというらしいが これに該当するのは俺みたいな童貞野郎で15か16歳の誕生日を迎えてしまうと体の細胞が変化して 急に女になるらしい。俺は日にちを確認してみると奇しくも今日は16の誕生日だった。・・なんとも酷い話だ。 そういえば前、学校でなんか話してたな・・まぁ、授業はいつもサボっていたから知ったこっちゃないが・・ それにしても・・俺はこれから女として生きていくしかないのか・・ 「・・残念だけど、女体化シンドロームは難病で未だに治療法がないのよ。」 「マジかよ・・じゃあ、俺は一生女として生きろってか・・」 母さんは黙って首を縦に振った。俺は・・頭を抱えて今の現状を受け入れざるを得なかった。 350 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 20 55 02.33 b4XJfRWw0 ここで参上wwwwwww 保守代わりに投下する。 「で、でも・・あんた結構いい美少女に変身したんだしね・・」 「そうだぞ。父さんだって今の聖の姿には正直・・」 「うるせぇ!!!俺は・・俺は今まで男だったのに・・チクショォォォォ!!!!」 俺は空しく部屋へと駆け込むことになった。今まで、自分の部屋に駆け込んだのは初めてだった。 部屋に入った俺は重大なことを忘れていた。そう、男と女の最大と違いといえば・・“力”だ。俺が女に なった今、がくんと力ががた落ちしているはずだ。そうなってしまえば今後、喧嘩をするときかなりの支障に なってしまう。俺はこぶしをぎゅっと握り締め部屋にあったサンドバックを力いっぱい殴った。 354 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 21 12 04.51 b4XJfRWw0 「・・まずいな。」 俺は力いっぱい自分の力を試した。サンドバックは勢いよく飛んだが、前ほど飛びはしなかった。 「力はそこらの男よりは強い程度か・・チッ、これだとやられるのは時間の問題だな。」 しかし、女になると体力が落ちる代わりにスピードが上がっていた。おかげで小技はそこそこ決まるのだが、大技が できなくなってしまった。俺は頭を抱えながらこの状況を打破するために考え始めた・・ 「クソ・・野郎と本気でやるとなるとこっちが先にくたばってしまうし・・どうすれば」 俺はしばらく考えるとある方法を思いついた。・・だが、それは俺にとって余りいいものではなかった。 「チッ・・気に食わんがあそこへ行くか。」 俺は覚悟を決めるとあそこへと行くことにした。 374 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 22 06 34.14 b4XJfRWw0 「おい、ジジィはいるか?」 俺が立っているのはとある道場の前・・この道場は俺の家からすぐ近くにあって ガキの頃から度々ちょっかいをかけていた。まぁ、この道場は合気道を使うらしく楽には勝てなかった。 だけど、全員返り討ちにしてやった。そのときにこの道場の主であるジジィがえらい俺を気に入ってか しつこいぐらいの勧誘を仕掛けてきた。 まぁ、俺流に丁重にお断りしたが。 そんなわけで俺は無理矢理道場を案内してもらうと案の定ジジィがいた。 「誰じゃ?宅急便ならそこに・・」 「師範・・その、相良・・聖です。」 「聖じゃと!!す、すぐ通せ!!・・これで後継者に悩まんで済むわい。」 俺は道場に入ると周りの男たちから「オーッ!!」とか「マジ可愛い・・」とかの声を聞いたので気分が 悪くなった。ムカついた俺は周りの男共にキリッとガンをつけると周りは水を打ったように静かになった。どうやら女になっても この手は使えるらしい。気持ち悪い周りを黙らせると早速ジジィと一対一となった。 375 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 22 07 17.79 b4XJfRWw0 「え、ええ・・ゴホン。娘さんが私に何の用かな・・」 「て、テッメー、人が・・じゃなかった。俺は相良だ。・・話せば長くなるが」 俺は嫌をも承知でジジィに今までのことを話した。話を聞いてようやくジジィは俺の話を飲み込めたようだ。 「・・なるほど。それで武道を学びたいと。」 「ああ、空手だと隙があるし、効率のいい合気道を学びたいと思ってな。 頼む。俺に武道を教えてくれ!」 ジジィは顎で手をかけながら考え込んだ。 「いいじゃろう。・・形はどうであれお主の口からそれが聞けてうれしいわい!!」 「本当か!!じゃあ、早速頼むぜ。」 俺は男のときの力の代償である武道を学ぶことになった。 380 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 22 22 14.54 b4XJfRWw0 あれから数日経ち、俺は学校そっちのけで道場篭りの日々は続いた。 ものの3週間程度で俺の最終試験が行われた。 最終試験はジジィとのタイマンだった。このジジィを倒せば俺も晴れてこの道場から卒業だ。 俺はいっそう気合を高めて構えた。 「すごいぞ・・やはりお主はわしの見立てとおりじゃ!!」 「何でもいいからさっさとしやがれ!!」 「では・・行くぞ!!」 じじぃがいきなり攻撃を加えてきた。しかも・・反撃する隙すらなかった。だけど俺は必要最小限な動きで ジジィの攻撃を捌いた。さすが、道場の主であって相手が女だろうと容赦はしない。俄然、俺は気合を入れて 構えなおした。 「フッ・・流石、様子見は無用だな。」 「これでも道場の主じゃからの・・」 「その減らず口・・叩きなおしてやるぜ!!!」 今度は俺がジジィに向かって攻撃を加え始めた。 390 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 22 38 34.04 b4XJfRWw0 俺はジジィに突っ込み効率よく攻撃を加えた。以前に試合で俺は我武者羅に攻撃した結果、体力が尽きて負けてしまった。 そこでジジィは以前のようなタフさを生かしてくれた攻撃ではなく、スピードを利用した攻撃を教えてもらった。以前までは なかなか体に慣れなかったがこの直前、ようやく体になじんできたようだ。 俺はジジィの防御を掻い潜り、的確に効率よく隙を突きながらジジィにダメージを与えていった。 「やりおるの。攻撃もさることながら、先ほどの防御・・まさに体になじんでる。 よくここまでの短期間で成長したのぅ・・やはり、お主はわしが思っていた以上じゃ!! 女になっても変わりはない。」 「ヘッ、そりゃどうも・・じゃ、行くぜ!」 それからも俺は自分のペースを貫き、ジジィに的確に攻撃を加えていった。 「ま、参った・・本当に容赦のない奴だ。・・免許皆伝だ。」 「本当か!!・・よっしゃ!!これで野郎と揉めたときに何とかなるぜ!!ありがとな!!」 ジジィの敗北宣言と免許皆伝を聞いた瞬間、俺はうれしくて旋風のように外へと走っていった。 406 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/23(土) 23 04 07.98 b4XJfRWw0 「さて・・今日から学校か」 「いいこと、女の子が喧嘩をしちゃいけませんよ。・・それに昨日のことはよく覚えてる?」 学校当日、あの道場のことは女性化の準備期間として学校から公認の欠席にしてもらった。どうやら、女になったら法律で 1ヶ月程度の準備期間がもらえるらしい。道場帰りにやけに気合の入った母さんからやれ女のマナーやいろいろなことを言われた。 まぁ、野郎と揉めることがあってもあれがあるしな。 「しかし、女性の制服って物は着にくいな。」 「わがまま言うんじゃないよ。」 「・・んじゃ、行ってくるわ。」 俺は自宅を後に、学校へと向かっていった。女で初めての登校日・・ 一体どんなものかねぇ・・ 418 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 17 24.98 b4XJfRWw0 「あれが・・あの相良か・・」 「女になったって聞いたが・・すげぇ、美人じゃん。」 登校するや否や、周りの男共はこれだ。全く、気持ち悪りぃ・・男と交際? 考えただけでゾッとするぜ。しかし・・女になっても暇なもんだ。俺は1時間目の 授業には出席もせずに屋上へと向かっていた。 「・・ふぅ、なんだかな。」 はっきり言って予想とは大違いだ。予想では俺に恨みを抱いている野郎共が俺が女で あることをいいことに腕力で威圧するのかと思ったのだが、実際は手を返したように 蜜に群がる蜂のように俺気持ち悪い視線を送ってくる。・・全く、とんだ見当違いだぜ。 俺は青空を見上げるとどこからか揉め合っている声が聞こえてきた。 421 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 21 25.31 b4XJfRWw0 「や、やめてくれお!!・・もうお金はないお」 「んだと!!てめぇ、ふざけてるのか!!!」 「おい、俺たちをなめるなよ!」 どうやら、カツアゲ真っ最中だ。そういや、カツアゲられている奴は・・確か隣のクラスの内藤って言ってたな。 俺は見ていると奴らは内藤を袋にしていた。そういえば合気道の成果を試していなかったな。 いっちょ奴らで試してみるか。 俺はDQNグループの元へと向かっていった。 「や、やめてくれお・・うわぁ!!」 「うるせぇ!!てめぇが金持ってこないのが悪いんだろ!!」 「こうでもしないともってこないからなwwww」 「おい、てめぇら・・全く、男らしくないことしやがって。」 颯爽と登場した俺はいつもなく輝いていた!!・・気がした。 427 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 30 07.13 b4XJfRWw0 「ゲッ・・お前は・・」 「さ、相良か・・」 二人とも俺の正体がわかるとビビッていた。・・だが、抵抗してこないと張り合いねぇな。 内藤のほうはというと・・俺の影で隠れていた。いい気なものだ。・・後で締めてもいいかな? 俺はビビッてるDQNたちに向かって語気をいっそう強めた。 「全く・・カツアゲして抵抗もなしか。ふぬけなやつらだ。」 「なんだとッ!!」 「・・そういや相良って女になったて言ったな。弱っているチャンスだぜwwww」 「そうか!!お前頭いいなwww」 おうおう・・ようやくやる気になってくれたか。こうでなくちゃ張り合いがねぇからな。俺は腕を組み 堂々とした姿でDQNたちを見下した。 「フーッ・・ようやくやる気になったか。そうだな・・ハンデとして俺は腕は使ってやらねぇから さっさときな。」 「ふざけやがって!テメェ!!なめんな!!」 「俺たちがお前締めれば怖いもんなしだぜ!!!」 そういってDQNたち2人は俺に向かっていった。 433 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 48 57.02 b4XJfRWw0 「うらッ!!」 「女になって後悔するなよ!!」 1人が正面、もう1人が左側と向かっていた。俺は自分の間合いにひきつけると 正面から俺の顔を殴ろうとする奴がいたので瞬時に背後に回りこみ、横腹に思いっきり 蹴りを入れてやった。 「うがッ・・本当に女の力かよ。」 「顔は女の命・・っと言ったところかな。・・さて、残るはてめぇだ!!」 「ヒィィィ・・」 情けない・・もう1人は1人締めてしまうと瞬時にビビッていた。 俺はかなりムカついたのでいきなり手を使い顔面へ2発程度パンチを入れて 怯んだところを膝で腹に入れてやった。 するともう1人の方はがくんと倒れてしまった。 434 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 49 57.47 b4XJfRWw0 「て、てめぇ、きたねぇぞ・・」 「バーカ!!言われて「はい、そうですか」って実行する人間なんてそうそういねぇよ。」 「ちきしょう・・」 腹に蹴りを入れたほうが捨て台詞を吐きながらもう1人の方を抱えてその場から消えた。・・はっきり言って予想以上だ。 野郎どもをこうもあっさりと倒してしまうなんて・・やはりあのジジィのところへと来たのは間違いじゃなかったようだ。 俺は自分の成長振りに自画自賛すると横にいてた内藤がオドオドしながら俺のほうに振り向いてきた。 「あ、ありがとうだお・・」 「お前よ、男ならあんな奴らに負けんじゃねぇぞ。・・しかも、そんな態度だから 舐められてしまうんだよ。わかるか?」 「あうあう・・」 そんなんだから舐められるんだよ。俺がその場から立ち去ろうとしたときに 1人の女が全速力で屋上へとやってきた。 こうなったらもう何でもきやがれ!! 438 名前: ◆Zsc8I5zA3U 投稿日:2006/09/23(土) 23 55 23.63 b4XJfRWw0 「ちょっとブーン!!大丈夫なの!!!」 「ツ、ツン・・俺は大丈夫だお。それよりなんでここに着たんだお?」 「べ、別にあんたが心配でこんなところに来たんじゃないんだからね!!・・そ、その」 どうやら女のほうは奴らの仲間ではなさそうだ。俺はそれに安心した。 それにしても、全く何やっているんだか。くだらないね。俺はその場から立ち去ろうとすると女のほうが俺に絡んできた。 「ちょっとあんた!!お金ほしさにブーンにこんなことするんて・・」 ハァ?何言ってるんだこの女は? 「ツ、ツン・・その人は・・」 「ブーンは黙ってて!!・・あんた、以前は男だったじゃないの。いつもそんなことをしてたのね。」 俺は怒りを堪えながら女のほうをキリッと睨み付けた。だけど、女のほうは怯むどころかこちらを睨み返してきやがった。 おもしろい。この俺とやり合おうって気だな。それにこっちもあらぬ疑いをかけられては堪らないからな。 俺はおびえる内藤を尻目にこの女と別のバトルを繰り広げていた。・・さすがに、女相手に拳は使ったらまずいよな? 441 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 03 43.52 IRTHd71m0 「・・そいつはほかの奴らにカツアゲされてたんだよ。そんで俺がこいつを助けたんだよ。」 「う、嘘言わないでよ!!相良って言ったらかなりの不良じゃない。 ・・そんなの信じろって言うほうも無理よ。」 いちいちムカつく野郎だ。・・相手が女であれば俺の拳が飛んでるね。それに俺はカツアゲするほど心は みみっちくない。 「・・フンッ、信じなきゃ信じなくてもいい。」 何を言ってるんだ俺は!!女になってから腑抜けになってしまったのか!!そうじゃないだろ。 「てめぇこの野郎!!」とか「ふざけんな!!」とか言うものなのに・・ 女同士の争いは難しいものだ。 「・・とにかく、俺はそいつを助けた。嘘ならそいつに聞いて見るがいい。・・じゃあな。」 俺はそういって屋上から立ち去った。・・全く、胸糞が悪い!!俺は不本意ながらあいつを助けた。 チッ、俺は人からも信用されない奴に成り下がったのか。 喧嘩には勝った。だけど・・胸糞の悪い勝ちだった。 448 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 13 55.95 IRTHd71m0 俺は1人、昼食を食べているとあの女が俺の元へとやってきた。息切れをしているようだとどうやら俺を探していたようだ。 後ろを見てみると内藤がひょっこりと立っていた。 「・・なんだよ。」 「そ、その・・ごめんなさい。」 最初からあの怒号が飛び込んでくるのかと思いきや、いきなり拍子抜け・・女のほうは 面と向かって俺に謝ってきた。俺はいきなりのことでびっくりした。 「あんたが立ち去った後、私ブーンから事情を聞いたのよ。・・そうしたらあんたの言っている事と 同じことを話していたわ。それを聞いて私・・」 ふぅ・・ようやく理解してもらったようだ。・・まぁ、男の頃はこんなことは慣れっこだったが、謝ってもらったことは あまり慣れていなかった。まぁ、騒動を起こすほうだったからな俺は・・ 「その・・ごめんなさい。私、事情も知らずにあんなこと言ってしまって・・」 「ツンの事・・許してくれるかお?」 内藤の言葉に俺は軽くうなずき、ツンと呼ばれた女を許してやることにした。 452 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 27 59.13 IRTHd71m0 俺たちは軽く自己紹介をした後、お昼休みが終わりに差し掛かって俺は立ち去ろうとすると 内藤たちが俺を呼び止めた。 「ねぇ・・あんた、いつも1人なの?」 「ああ・・」 「じゃあ、ぼくたちと一緒に帰らないかお?」 何言ってるんだこいつらは?俺と関わっただけで目を付けられるぞ・・ 「あのなぁ・・お前たち、俺の事知ってるか?・・俺はこれでもかなりの奴に恨みを買われてるんだぞ。 俺に関わるのはやめておけ。」 そうすればこいつらの身の為だ。俺は常に1人で過ごしてきた。勝手に子分と名乗る人物が着いてきたが、そういったコバンザメが 嫌いな俺は殴り飛ばして常に一人になっていた。・・まともな友もいない。そんな生活を俺は望んで送っていた。 そう・・たった1人、それが俺の心地よさで絶対的な象徴であった。 456 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 39 27.58 IRTHd71m0 「・・そんなの関係ないわ。あんたがどんなに恨みを買われようと、あんたはブーンを助けたわ。」 「俺・・正直自分が情けないと思っていたけど、君が救ってくれて正直うれしかったお。」 何言ってるんだこいつ等・・全く、訳わかんねぇよ!! 「そりゃ、私たちはあんたのことも知らないし、悪名しか知らないわ。・・でも、私思ったの。 あんたは絶対寂しいって。」 何言ってるんだ、この俺が寂しい?・・んな訳ないだろう、この俺が・・寂しいだなんて。 そんなわけ・・ない。 457 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 41 29.12 IRTHd71m0 多分・・ 俺は一人でそうしていたから・・・ 寂しさも・・ 怒りも喜びも悲しみも!!! スベテヒトリデカカエコンデイタ だから俺は1人の道を選んでいた。いや、そう望んでいた。何も要らない!!友も友情も仲間も!! タダナニモイラナイ、俺ハ一人ガイインダ。 俺がそんな感情の中、ない当は俺にてを差し出してきた。 458 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/24(日) 00 42 30.98 IRTHd71m0 「ぼくは、君に助けられて本当に感謝してるお。だから・・俺たちと一緒に “一緒に帰ろうお” 」 一緒にか・・この俺と・・俺はそのときに別の感情が湧き出ていた。あたりざわもない何気ない言葉・・ 友情なんてくだらねぇ!!ざけんな!!!・・そういつも思っていた俺に いつも一人で過ごしていた俺に・・ “一緒に帰ろう”だと・・ なぜか、断る気にもなれずに俺はつい、こう言ってしまった。 「あ、ああ・・」 俺はなぜこう言ったのか・・自分でもよくわからなかった。ただ、俺は・・こいつ等と帰りたかったのかな? ああ!!情けねぇ!!・・そう思っていても俺は訳のわからないままこいつ等の言葉に乗ってしまった。 322 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/26(火) 21 54 39.65 wn+JCvxG0 初めて人と下校・・俺は正直奇妙な気分になっていた。俺は授業が早めに終わったので 内藤たちを律儀に待っていた。待って数分が経ち、内藤たちが女以外にもほかの奴を 引き連れていた。 「遅れてごめんお。ここにいるのが僕の友人のドクオだお。仲良くしてくれお。」 ドクオと呼ばれた人物は俺の姿を見ると少しびくついていた。・・なんだかムカつくな。 「あ、あんたがあの・・相良か。へー・・女体化したって聞いたが なかなかの美人だな。」 「・・まあな。女の中の女でも目指してみるか?」 まぁ、最初はどんな風になるかと思ったけど話すにつれてドクオのほうも 最初のおどおどした雰囲気も抜け、道が進むにつれて結構話し込んでいた。 323 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/26(火) 21 55 23.00 wn+JCvxG0 「ブーンを助けてくれてありがとうな。こいつ気が弱そうだけど結構優しいやつなんだ。 まぁ、こいつは優しさゆえに争い後とは嫌いな性質だな。」 「そういわれると照れるお。」 「あのな・・」 まぁ、結構気が合ってるじゃねぇか。それにこいつらといるとなんとなく楽しい・・かもしれない。俺たちはポツリポツリと話していると ツンが俺に話しかけてくれた。 「そういえば、あんた女の子についてはどれぐらいの知識があるの?」 「あ、ああ・・こないだから母さんに言われたな。・・まぁ、生理面に ついては把握している。」 「てことはあんたは女の子の服については全く無頓着なわけね。」 服だと・・それなら男の時のを代用できるんじゃないのか? まぁ、母さんに女のトイレやら生理やら、挙句の果てには男とのセックスに ついてありとあらゆる事を聞かされたな。ファッションについてはそういやなんかぶつくさと言ってたな。 「でも、服なんて男の頃のもので十ぶ・・」 「甘いわあんた!!・・そうだ、今週あたしたちと街に行きましょう。そこで私があんたの服を ばっちりコーディネートしてあげるわ。ついでに身の回りのものも買っといたほうがいいわね。」 おいおい・・なんでそこまで話が飛躍するんだ。俺が少し困惑しているとドクオたちが話しに乗ってきた。 325 名前: ◆Zsc8I5zA3U 本日のレス 投稿日:2006/09/26(火) 21 56 27.34 wn+JCvxG0 「そういえば俺も買い物があったな。ブーンはどうだ?」 「俺もたまには買い物したいお。」 え・・こいつらも行くって事は、傍目から見たらダブルデートじゃねーか!!! そんなの俺は嫌だぞ!!男となんて・・考えただけでも反吐が出そうだ。だが、こいつら3人を 止める気力など今の俺にはなかった。そして、話はどんどん進み結局今週の休みに街へ買い物へ 出かけることが決定した。 「楽しみだおwwww」 (女の子2人とショッピング・・いいじゃねーかwwww) 「じゃ、今週の休みね。」 3人は別れ際にそれぞれのセリフを言いながら帰宅していった。