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ソープって何? - 桐生さんかわいい
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バッティングのコツ バッティングのコツ 1…369のパネルが丁度見えなくなる様にしてバットのケツと高さを合わせる 2…桐生の腕時計とパネルの下辺の高さを合わせる 3…1の数字を腕時計で隠す 4…369の数字をピッタリ見えなくする 5…ニュートラル 6…147の数字と桐生の左腕を隣接させる。 7…369のパネルが丁度見えなくなる様にして腕時計と高さを合わせる 8…腕時計と高さを合わせる 9…7の数字を腕時計で隠す ※ 他のコースでセロハンテープ等を画面に貼り、照準に目印をつけておくという方法もある EXハード 残り球数 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 球速 160 60 120 90 140 80 140 80 110 160 80 110 110 90 160 90 130 140 90 160 ストレート ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カーブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シンカー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ おすすめ 1 7 3 2 6 4 9 8 5 1 3 5 4 2 8 9 7 6
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龍が如く7外伝 名を消した男 【りゅうがごとくせぶんがいでん なをけしたおとこ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/S(ダウンロード専売)Xbox One(ダウンロード専売)Windows(Steam/Microsoft Store) メディア BD-ROM 1枚 発売元 セガ 開発元 セガ(龍が如くスタジオ) 発売日 2023年11月9日 定価 5,940円(税込) プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ポイント 桐生視点で『7』の裏側を描くアクションアドベンチャーに回帰色々と衝撃的な新エリア『キャッスル』 龍が如くシリーズ 概要 ストーリー 特徴・新要素 マップ バトル 赤目ネットワーク プレイスポット その他 評価点 シナリオ バトル プレイスポット その他 賛否両論点 問題点 シナリオ バトル その他の問題点 総評 余談 あと何を失えば、大切な人を守れるのか 概要 『龍が如く7 光と闇の行方』の裏側を描いたサイドストーリー。『龍が如く6 命の詩。』終了後~『7』本編で登場するまで、桐生がどのような生き方をしてきたかにスポットを当てている。 システムは従来のアクションアドベンチャーに戻っているほか、メインの舞台が大阪の蒼天堀になり、シリーズで初めて神室町が一切登場しない作品となっている。 ストーリー 愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の元極道・桐生一馬。 「浄龍」のコードネームを与えられ、大道寺一派のエージェントとなった桐生は任務として横浜港の金塊密輸取引現場へ駆り出される。それは大道寺の小遣い稼ぎに過ぎない、ごく簡単な任務のはずだった。東城会四代目までのぼりつめた元・極道ゆえ大道寺のエージェントの中でも浮いた存在になっていた桐生は、周囲にひかえる同僚たちからのやっかんだ挑発に対し半ば捨て鉢に力を振るってしまう。桐生が人生に感じる空虚は、ますます色濃いものになっていくばかりだった。そんな中……現れたのは謎の一団。外部の者が誰一人知るはずのなかった取引は中止を余儀なくされ、困難のさなか奇遇にも謎の一団は桐生一馬の生存をかぎつけてしまったようだった。そのまま現場から姿を消した彼らを放っておくわけにはいかない。 かくして世を捨てたはずの桐生一馬は、再び裏社会の渦中へ足を踏み入れていくのだった……(公式サイトより) 特徴・新要素 マップ 前述のようにメインとなるのは大阪の蒼天堀と洋上に浮かぶ謎のコンテナ船「 キャッスル 」となっており、お馴染みの神室町には一切行けない。 序盤およびクリア後のみ横浜の伊勢佐木異人町に行けるが、行ける範囲は本来のマップから大きく縮小されている。 キャッスルには闘技場とカジノ、賭場、キャバクラ、ブティックがある。イメージ的には初代や『極』に登場した賽の河原に近い。 新たな遊興施設として金持ち達の遊び場となっており、現代社会にもかかわらず金持ちに 鞭に打たれ、馬車を引く奴隷の男女 や水着で踊る男性・女性ダンサーなど(*1)プレイヤーに強烈なインパクトを与えてくる。 バトル バトルは従来と同じアクション形式に回帰しているほか、全体的に『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』の影響が見られる。 バトルスタイル バトルスタイルは「エージェント」および「応龍」の2種類となっている。最初はエージェントしか使えず、少しストーリーが進むと応龍が解禁される。 エージェントはラッシュに近いスピード型だが、各ボタンの長押しで以下の4種類のガジェットが使える。最初から使えるわけではなく、ストーリーの進行で追加されていく。 ワイヤー「蜘蛛」:最初から使えるガジェット。相手を拘束したり武器を取り上げたりできるほか、拘束した相手は追加入力で引き寄せたりして追い討ちが可能。アドベンチャーパートでも遠くにあるアイテムを取ったりと出番が多い。 ドローン「蜂」:ドローンを召喚し、相手を妨害できる。 ホバーシューズ「蛇」:靴に仕込んだホバーで高速移動できる。雑魚であれば轢いてダメージを与えることも可能。 タバコ型爆弾「蛍」:文字通り爆弾。投げて数秒後に爆発しダメージを与えるが、爆発範囲にいると自分もダメージを受けるので注意が必要。 応龍は『極2』のスタイルをベースにタメ攻撃の調整や『0』『極』のチンピラスタイルにあった根性反撃を追加したパワー型。使い勝手も概ね今までと同じ。 スキル習得 本作では大道寺一派の教本を買うという設定になっており、基本的にお金を支払って習得する。 上位のスキルはお金に加え後述の赤目ポイントが必要になる。 装備 スキル習得で最大4つまで装備可能になる。本作では従来における防具とアクセサリの区別がなく、全て重複装備が可能。 アルティメットカウンター 相手の必殺技にあたるアルティメットアタックを回避することでたたき込めるカウンター技。 『LOST JUDGMENT』のモータルリバーサルに相当し、発動方法も同じ。また、スキル習得でカウンターからの追い討ちが可能になる。 赤目ネットワーク 赤目が出してくる協力依頼。従来の達成目録に相当する「活動記録」、サブストーリーに相当する「依頼」、蒼天堀で困っている人を助ける「サポート」の3種類で構成される。 達成することで赤目ポイントが獲得でき、前述のスキル習得に使う。他にもネットワークレベルが上がり、ポイントを使うショップや赤目との絆ドラマが見られるようになる。 プレイスポット 花札やブラックジャックなどのギャンブル、ゴルフやカラオケにダーツ、将棋といったお馴染みのプレイスポットに加えてキャバクラ、ポケットサーキット(ポケサー)、ビリヤードが復活。また、街歩きではコインロッカーの鍵探しも復活している。 キャバクラ 本作ではキャバクラの会話画面が実写化。オーディションで選ばれたあゆ氏、要あい氏、中山こころ氏、佐山愛氏に加えVtuberのkson氏が出演しており、現実さながらの臨場感となっている(*2)。なおオーディションでグランプリを取ったkson氏は次作「龍が如く8」にも出演している。 過去作同様のキャバ嬢が好む会話やプレゼントを考える遊びはそのままに、会話を実写映像で楽しむことができる。 映像の高画質収録にも力が入っており、開発者によると本作に収録されているムービーデータの77%がキャバクラとのこと。 ポケサー 『極』以来の復活。本作ではバーが併設されており、回復がてらプレイすることも可能になっている。 新規パーツとしてフロントウィングと過去作に登場したボディの新型が登場。条件を満たすと過去作のボディでもプレイ可能なほか、新規マシンパラメータ「ダウンフォース」が追加されている。 パーツはレースなどで得られるポイントと交換する方式に変更されているほか、レースのエントリーが無料になっている。 なお、本作のポケサーファイターは女性の「ラン」が担当。従来の大変熱い実況を見せた男性ポケサーファイターとは異なる魅力を見せてくれる。 闘技場 キャッスルでプレイできるお馴染みのプレイスポット。従来と同じく勝ち抜き戦の「トーナメント」や雑魚との乱戦「ランブル」に加え、以下2つの新規カテゴリが追加されている。 特殊なルールで開催される試合やサブストーリーに絡む「スペシャルイベントマッチ」。 自分で金を賭け、勝てたら倍返しとなる「賭博闘技」や従来作のサブストーリーでおなじみ、制限時間内に一発でも攻撃を当てられたら勝ちとなる「殴ってみろ屋」などがある。 基本的に一度プレイすると数試合のインターバルを挟んで再度プレイできるようになる。 自分で操作するリーダー+最大10人のメンバーでチーム「浄龍会」を編成し、多数対多数の乱戦に挑む「ZIGOKU TEAM RUMBLE」。 チームメンバーはサブストーリーのクリアや紹介屋にお金を払う、トーナメント等で高ランクを取る等で加入してくれる。サラリーマンや案内ロボットなど個性的なメンバーが多く、中には過去作で見覚えのあるメンツもちらほらと…。 メンバーはアタッカー、ディフェンダー、ヒーラーの3タイプがあり、思考ルーチンや状態異常耐性も異なるほかそれぞれが固有のスキルを持つ。 また、闘技場でのバトルはスペシャルイベントマッチを除き加入したファイターは全員操作できるという特徴がある。 報酬がほかのプレイスポットより高めで、中盤以降の資金調達の要となる。 従来と同じくブロンズ~プラチナの4ランクに分かれており、ランクが上がるほどキャッスルでの行動範囲が広がるほか主要ポイントへのファストトラベルが可能になる。 また、本作ではカジノや賭場のVIPレートを解禁するにはランクをプラチナに上げる必要がある。 ブティック キャッスルで解禁される、桐生の着せ替え要素。衣装のデザインはファッションバイヤーのMB氏(*3)が監修している。 要素は上下一式+胸元のワンポイントアクセサリ、帽子等、メガネ、メイク、ピアス等、手袋、靴とかなり細かいコーディネートが可能。 コーディネートした見た目はストーリー中のムービーにも反映される。 ゲームセンター 過去作でも収録された『バーチャファイター2.1』、『ソニック・ザ・ファイターズ』、『モーターレイド』が収録。 さらに『ファイティングバイパーズ2』、『デイトナUSA2』が『SEGA RACING CLASSIC 2』にタイトルを変更して初収録。 特に後者は今までCS移植されておらず、アーケードでの稼働から実に25年越しとなる初移植となった。 セガ・マスターシステム 『LOST JUDGMENT』に続きマスターシステムのタイトル12本を収録。 収録タイトルは概ね変更ないが、『ギャラクシーフォース』(日本未発売)『フリッキー』が追加され、入れ替わりに『ダライアスII』『ウッディポップ 新人類のブロックくずし』が削除されている。 『LOST JUDGMENT』ではDLC購入が必要だった『SDI』『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』『エイリアンシンドローム』もDLCなしでプレイできる。 その他 龍が如く8スペシャル体験版 本作から約3ヶ月後に発売を控えていた『龍が如く8』の体験版が同梱。本編クリア後にプレイ可能となる。 『8』の体験会やTGS2023で用いられたハワイ体験モードに加えて、本作のエンディングから続くストーリー体験モードの2つが用意されている。 特に後者は『8』本編にも収録されていない特別なムービーが収録されている。 評価点 ボリューム不足を感じさせない作り込み 本作は外伝作とはいえナンバリング作品と比べるとボリュームが少なく、特にストーリーはメインストーリー全5章にサブストーリー全24個と歴代最小。 ただファンの間でもシリーズが作品を重ねる度にボリュームが増加傾向にあったためクリアまでのモチベーション維持が難しいという指摘もあり、それを踏まえた上で本作のボリュームはちょうどいいと評する声もある。一方でボリュームに合わせて増加していた価格も抑えられており、新価格版や後発の移植版を除けばシリーズ最安値。 最小のボリュームだが、ストーリーに各キャラクターの掘り下げや物語の盛り上がりはしっかりと練り込まれており、脇を固めるプレイスポットに関してもシリーズお馴染みの要素や復活要素を兼ね備えたことで遊びごたえは十分にある。 シナリオ 『7』の裏側をきちんと描いたストーリー 外伝作と銘打ってはいるが、『6』で桐生一馬の名を消して大道寺一派のエージェント浄龍として生きる苦悩や、ある目的のために桐生一馬を追い詰めていく謎の一団との戦いを通じて、『7』、そして『8』へとつながっていく物語は、ナンバリング同様に濃密。 本作では『7』本編で起きた極道大解散の背景を桐生の視点から見ることとなり、シリーズがこれまで描いてきた極道の世界をきっちりと堪能できる。 大筋としてはシリアスだがところどころで笑えたり、カタルシスが生じる場面で物語が大きく動き始める点や、その前後で登場人物の印象が大きく変わるなど、物語の緩急も含めて非常に龍が如くらしいシナリオ。 本作の裏側で進行している『7』の要素もうまく絡んでおり、『7』をプレイしているとニヤりとできる場面もあるなど『7外伝』の名前に偽りないものとなっている。 過去作を踏まえた反省点、清算点 死んだと思われた人物の偽装方法が不自然、不自然な行動の理由やフォローがされないなど、シリーズで度々問題視される部分はちゃんと説明があり、違和感を感じることは少ない。 特に言及されがちなラスボスに関しても桐生に戦いを挑む動機がはっきりしており、ストーリー上の出番も多くラスボスであることが発覚する場面での急展開や、最後に立ちはだかる場面での迫力に満ちた演技からファンからの評価は高い。 + ネタバレ注意 本作のラスボスである「獅子堂康生」であるが『5』のラスボスである「 相沢聖人 」と被る部分が多く、「『5』のテーマである『夢』を狙う」「極道組織本部での激闘」など様々な面でのオマージュが多い。 一方で、獅子堂のクーデターを起こす理由や背景もしっかり描かれており「5」で批判された相沢にあった小物感や唐突感は少ない。 バトル面でもゲージ12本とシリーズ屈指の体力を誇るだけでなく、戦場を変えながら泥臭く戦う様は強敵感を表現しつつプレイヤーを引き込む面白さを持つ。 バトル中の演出も歴代屈指の派手さで、『6』の「巌見恒雄」で指摘された地味さを見事に改善している。 最後のステージは桐生にとってもシリーズとしても根深い舞台であり、そこでの大立ち回りは正に極道の終焉にふさわしいものであった。 加えて、『6』から続く桐生一馬のその後とアサガオの子供たちとの関係を描いたエピローグは『8』で描かれる『桐生一馬最終章のやり直し』の序章ともいえる構成となっており、エンディングもシリーズファンにはグッとくる演出がある。 + エピローグネタバレ注意 発売前のPVで桐生が号泣しているシーンが流れていたのだが、それはこのエピローグのところだった。 桐生ちゃんがあんなに泣くなんてポケサー絡みなんじゃないか?と冗談交じりで一部ファンから噂されていたようだが杞憂であった。 詳細は避けるが、ハルトやアサガオの子供たちが成長・就職しそれぞれの道を歩み始めていることを知った桐生が大粒の涙を浮かべるというもの。 エピローグでは他に由美の指輪についても回収されている場面もあり、過去作をプレイしている人程感動もひとしおと言えるだろう。 物語を彩る名演揃いの登場人物 シリーズお馴染みの実在人物をモデリングした出演者はいずれも好評。そうでない登場人物に関しても全体的に評判がよく、過去作キャラの扱いも良好。 生死に頓着しない武闘派・獅子堂と着実に桐生に迫る知性派・鶴野はそれぞれ本宮泰風氏と山口祥行氏といった任侠ドラマへの出演経験がある俳優が演じており、それぞれ違った極道らしさと凄味を兼ね備えつつ、どこか愛嬌のある部分も見せる名演。 中でも獅子堂は『7』の荒川真斗と同じく世間に翻弄された結果、悪事に手を染めるキャラクターとして描かれている。一緒に豪遊する場面などではコミカルな言動も見せるが。 鶴野も当初は獅子堂と共に敵対する立場として登場するが、次第に人情味が溢れる部分や中間管理職としての苦労人の部分が見えてくる。桐生に余裕が出てくるにつれて面白い部分が見えてくる辺りはシナリオと見事に連動している。 キム・ジェウク氏が演じる『0』の人気キャラの名前を冠した三代目西谷誉は初代を思わせる狂気的な立ち振る舞いや若き極道らしい感情が発露する演技を両立している。 ファーストサマーウイカ氏が演じる赤目は比較的ストーリーに絡む頻度が控えめだが、序盤の暗い雰囲気に効く清涼剤の一面もある。サブストーリーの仲介役としての出番も多く、ストーリー中でもここぞという場面で活躍を見せるため、印象は薄くない。 実在人物がモデルではない登場人物として、『7』本編で登場した過去作キャラに加えて大道寺一派の関係者が複数人登場。 大道寺一派関係者や渡瀬組は概ね評判がよく、中でも物語に深く関わる花輪喜平は人気が高い。後述するが、過去作に登場したあるキャラクターとの関わりが取り沙汰されており、旧作をプレイしたユーザーからも好評を得ている。彼らも出番の頻度に関しては赤目同様に少ないが、一つ一つが印象深いものになっており桐生との絡みもこれまであまりなかった関係性となっている。 + 花輪についてのネタバレ注意 エンディングにて花輪の正体が『5』に登場した森永悠であることが示唆される。 『5』時代は周囲から一言多いと思われているような印象は薄かったのだが、これについては純粋に出番の多さの問題だろうか。本作で掘り下げられたという表現が正確だろう。 担当声優が同じであることなどから発売前から「他にも実は生きていた者が居る」とジョーク混じりで考察されていたが、『5』で殺されたはずの森永が桐生と同じく「名を消した男」として生きていたことはファンから驚きをもって向かえられた。 『7』本編で登場した過去作キャラはストーリーの構成上出番は終盤のみだが、見せ場はしっかりと用意されている。また渡瀬は『7』本編に登場するまでの背景が描写され、ちょい役止まりだった『7』と比べて出番が多め。 充実したサブストーリーとサポートマップ 先述した通り全24個と数は少ないが一つ一つが長めであり、過去作の登場人物出演やチャットAIや配信者といった現代の流行物が題材になったりと中身は充実。桐生が天然な反応を見せるコメディなものから、過去を踏まえたシリアスなものまで桐生の魅力を感じ取れる。 流行物は単純に流行りに乗るだけではなく「AIに頼り過ぎて自分で判断ができない若者」「再生数を稼ぐために人道に外れた行為に出る配信者」など風刺も効いており、考えさせられるものも多い。 さらに世界観が共通している関連作『JUDGE EYES』シリーズから海藤と東が登場。これまであまり交わらなかった二つの作品が交わるということで双方のファンから好評。ゴリラ(桐生)とゴリラ(海藤)の対面は必見のものとなっている。 一方で、「7つの金玉(キン〇マきんぎょく)を集めてシェンさんに渡すと願いを叶えてくれる」という二重の意味でアブない内容のものも。 簡単な内容が多いサポートマップの依頼でも100近い量があり、簡単なお使いやバトルだけでなくちょっとした謎解きが含まれるものもあり、両方を含めたボリュームはなかなかの遊びごたえ。 バトル 堂島の龍「桐生一馬」とエージェント「浄龍」 龍が如くといえばアクションのイメージが強いこともあり、アクションバトルの復活を評価する声も多いが、バトルそのものもさらに豪快かつ爽快に進化。 その要因となったのが新バトルスタイル「エージェント」。過去作のスピード型スタイルのような高速コンボや攻撃回避からの切り返しに加えて前述の4種類のガジェットを用いる。使いこなすには慣れが必要だが、その分どれも強力。 中でも特筆すべきは「蜘蛛」。最初から使えるうえに初期状態でも射程がかなり長く捕まえた相手を投げることで距離を取ることも引き寄せることも自在。スキルを習得すると最大5人まで拘束可能になり、雑魚戦では無類の強さを発揮する。 捕縛した敵を振り回して大群を蹴散らす、引き寄せた勢いで蹴り返す等、これまでの格闘戦に新たなエッセンスが加えられ非常に爽快感がある。まるでスパイダーマンのようである(*4)。 もちろんシリーズお馴染みの豪快な格闘も可能であり、バトルスタイル「応龍」は『極2』の桐生をベースに『0』の根性反撃の追加やタメ攻撃の調整が行われ、パワー型スタイルに変化。 タメ攻撃は『極2』では固定モーションの攻撃だけだったが、本作ではフィニッシュブロウと根性反撃が対応。慣れ親しんだ操作感覚でプレイしつつタメ攻撃でがっつりと削ったり、敵を殴り飛ばすなどパワフルなバトルが可能。 なお、パワー型に調整するためかモーション速度の低下(*5)が見られるがタメ攻撃のガード崩しや根性反撃でゴリ押すことも可能であるため弱体化はあまり感じられない。 スタイルチェンジはコンボ中でも可能。応龍でひるませてからエージェントにつないで連打、あるいはエージェントのガジェットで有利な状況を作ってから応龍でトドメを刺すなど、様々なコンボが存在する。 過去作からの改善点 『6』から問題だった投げが壁に当たると相手がすっぽ抜ける問題をモーション変更で解消。代償に全体的に投げる距離が短くなっているが、先述した蜘蛛で蒼天堀の川へ投げ込むことは可能。 アルティメットヒートモードの発動条件がヒートゲージ最大から1本以上に大幅緩和され、使いやすくなった。 シリーズ最大規模の闘技場 闘技場は1対1、1対多のバトルに加えて新規要素としてZIGOKU TEAM RUMBLEが登場。 ZIGOKU TEAM RUMBLEはチーム「浄龍会」を編成して挑む多対多の大乱戦。同様の形式では過去作のクランクリエイターがあるが、そちらとは異なり桐生もバトルに参加する。 スカウト対象には個性豊かな人物が多いが、過去作の登場人物も複数登場している。 お馴染みのゲイリー・バスター・ホームズや権田原組長、上山(*6)の他にも『3』以来となる秋元、『6』から曽田地やムナンチョ赤松などが登場している。 さらに『JUDGE EYES』シリーズから杉浦が登場。サブストーリークリアで海藤・東も使えるようになり、八神以外の主要戦闘メンバーが揃い踏みとなる。 有料DLCを購入すると真島、冴島、大吾の東城会レジェンドが最初からスカウトされた状態になる。 さらに闘技場では桐生以外のメンバーを操作して戦うことも可能(*7)。過去作キャラを独自モーションで操作できるファンサービス要素止まりではなく、優秀なモーションやスキルを持つ実用性の高いキャラも多いため闘技場をより面白くする要素として機能している。 全キャラ使うだけでも相当なボリュームがあり、イベントルールを合わせると更に広がる。 1対1のバトルも充実しており、1戦だけのマッチと3連戦のトーナメントに加え、特定の武器を使うスポンサーマッチ、勝てば賭け金が倍になる賭博闘技が登場。先述のDLCを購入している場合は真島、冴島、大吾と戦える。 こちらは過去作から黒川般若や前述の曽田地が対戦相手として登場する。 + 闘技場を完全制覇すると…… 過去作に登場したドクター南田が制作したIF9と戦う南田グランプリが開催。歴代のラスボスを模したロボットと6連戦を繰り広げる。 外見こそロボットだが動きやBGMは同じものが採用されており、BGMが対応しているボスは倒した際にアウトロもちゃんと流れる。 + 南田が出るということは…… 上記の南田グランプリをクリアすると、恒例の裏ボス「亜門鉄」が登場する。今までの亜門とは打って変わったロボットそのものの見た目となっている。 彼(?)とのバトルはTEAM RUMBLE方式。時間制限と相まってまさしく総力戦となる。 そして鉄を倒すことで、真の裏ボス「亜門涯」が登場。 こちらは通常のバトルだが、往年の亜門戦と同じくドローンによる体力の自動回復といったギミックにより一筋縄ではいかない強敵となっている。 プレイスポット お馴染みのプレイスポット シリーズ恒例のカラオケは全6曲を収録しており、新曲として「さよならSilentNight」に加えて『維新! 極』に収録された「い・ち・ず・侍」のアレンジ版「シン・い・ち・ず・侍」が追加。既存曲も「ばかみたい」、「hands」、「Tonight」、「Like A Butterfly」と桐生の人気曲が勢揃い。赤目も「Like A Butterfly」を歌うが、演者の関係か歌唱力は高い。 また、桐生の曲が多く難易度が調整できないためか達成目録のカラオケは全6曲中5曲で90点以上を取得することが目標と配慮されている。(*8) 復活のプレイスポット 過去作の人気プレイスポットからビリヤード、ポケットサーキット、キャバクラが復活。 ビリヤードは4種類のルールとワンショットチャレンジを含め過去作要素は全収録。 ポケットサーキットも同様にライバルとのバトルやコースエディットなど過去作要素を全て押さえた上で、新規パーツも追加されている。桐生のリアクションは一新されているがコースアウト時のオーバーリアクションは健在。 過去作では全制覇後にやることが乏しかったが、全パーツ入手後はパーツ購入用のポイントがアイテムと交換可能になり、金策手段としても使えるようになった。 キャバクラは概要でも触れた通り実写映像を使用しており会話の臨場感はシリーズ随一。もちろんキャバ嬢とのやり取りで好感度を高めていく遊びは健在で、好感度を最高まで高めるとアフターに誘われて特別映像を見られる。 自分だけの桐生を作れるブティック 過去作でもクリア後モードで着替えができたが、本作のブティックはストーリー中に着替えが可能で、ムービーにも反映される。 サングラスのレンズを黒くする小さなお洒落から、Tシャツにスニーカーと休日を謳歌する私服、裸ジャケットに眼帯と手袋、蛇皮のシューズで真島コスプレと幅広いコーディネートが可能。スーツにサングラス、帽子で桐生を演じる黒田崇矢氏を再現するもよし、真島の兄さんになりきり蒼天堀で暴れ回るもよし、その気になればシリアスぶち壊しな笑えるコーディネートでストーリーを進めることもできる。 また、闘技場で身分を隠すために着用するマスクもコーディネート可能。こちらのラインナップもカッコいいマスクから笑えるマスクまで充実。 着替え後は桐生がばっちりポージングしてくれる。 その他 ライトユーザーへの配慮 『7』で新たにシリーズへ入ったプレイヤーの中にはアクションは苦手だがRPGなら得意といった層がいたことも踏まえて、最低難易度でのみワンボタンでバトルを楽しめるアクションアシストを搭載。 状況に応じたアクションが自動で繰り出される機能で複雑な操作を必要とせず、ボタンの連射速度に合わせて使用する技が強力になるなど、初心者でもバトルを楽しめる。 やり込み要素である活動記録とトロフィーの条件が緩和 達成目録に該当する活動記録はプレイスポットの完全制覇が条件からほぼなくなっており、シリーズの中でも埋めやすい。活動記録で得られるポイントが能力育成に関わるため、条件を緩くしたと推測される。完全制覇を目指すやり込み派にも配慮されており、制覇状況は各項目で確認可能。 同じくやり込み要素のトロフィーの取得条件には達成目録のコンプリートと高難易度クリアがなく、初心者でも時間をかければトロコンが十分視野に入る。 賛否両論点 ストーリーがシリーズ初心者向けとは言い難い 開発者インタビューなどで『7』から新しく遊び始めた人に向けて桐生一馬の人となりを伝えることを目標としていると語られている。 実際のところ、序盤から終盤までは『龍が如く7外伝』とタイトルにある通り『7』のプレイを前提としている節があるが、そこからエンディングまでつながる展開に『7』以前の過去作要素も強く関わっている。 一応本作単品でもエンディングの展開を理解することはできるが、深く理解するには過去作のプレイが必要になるため初心者には勧めにくい。 もっとも『7』から入ったプレイヤーからは、本作をきっかけに過去作への興味を引かれたという声も大きく、戦略としては正しいと言える。 幸い桐生の人となりを伝えるという面ではストーリー、サブストーリー共に魅力が詰め込まれており十分に役割は果たせると言える。 不器用な桐生一馬も健在 度々指摘される桐生の不器用な性格も健在である。 「アサガオ」の子供よりも同僚の花輪を優先したり、事を大きくするようなトラブルメーカー的な言動は相変わらず。そう言った指摘に対し、いつものように「 うるせぇ! 」と言ってしまうことも。 自分の筋を通すために所属組織に平然と反抗したり、どんな理由があっても殺人は断固拒否したりと、基本的な姿勢は名を消す前と何も変わっていない。 このような描写から、「何の為に名前を隠したんだ?」「何が大切なのか理解してるのか?」などとプレイヤーに突っ込まれることもある。良い意味でも悪い意味でも成長していないとも指摘されている。 過去作で死亡したキャラの生存が示唆される 『7』でも指摘された問題点で、生存を素直に歓迎するファンもいるが、死亡シーンが茶番になるという声も聞かれる。 本作の場合は過去作での死亡シーンにやや不自然な点もあったためか大きく物議をかもすには至らなかったが、やはり賛否が分かれている。 + ネタバレ注意 花輪喜平が桐生に「2度助けられた」と話すことや、知っている者が限られる『5』で桐生が使った偽名について触れることから同作で死亡した「森永悠」であることが示唆されている。 『7』に登場した同様の人物は銃撃されるシーンがある一方で、森永の死亡は殺害者含めて作中人物の言及止まりで明確な死亡シーンはなく生きていたことは納得しやすい。 それでも「どうやって偽装したのか」という謎があり、ニュースになってすら「実は生きていた」という展開が多発するシリーズではあるものの例が増えて問題ないというわけではない。 彼が生きていたことに素直に喜ぶファンもいるが、森永だとすると違和感を感じる点がいくつかあることから無理やり過ぎるという指摘がある。 花輪は戦闘が苦手と考えられる描写があるが、森永は堂島大吾の会長護衛を務めており戦闘が苦手とは考えづらい。『5』から7年も経過しているため衰えた、もしくは怪我などの可能性もあるが劇中では説明は一切無い。 花輪に対して「裏の世界に引きずり込んだ」と住職が発言しているがそもそも森永は極道として裏社会に生きる人間である。極道はまだ名前や顔を出せるという違いはあるが…。 声優はどちらも東地氏が演じているが、一見では森永と分からないほど顔が異なっており、シリーズでも同声優が別の登場人物を演じた前例が何度かある。 あまりに不明瞭な点が多いため、実は森永とは関係ない「花輪喜平」という人物を急に変更したのではないかという説までプレイヤー間で出るほどである。 脚本の接合性や矛盾をもう少し直せば良かったのではという事も聞かれる。 赤目ネットワークの項目が一部重複している シリーズのサブストーリーに当たる「依頼」と比較して「サポート」は依頼を達成するためにかかる時間が短くどんどんと報酬が得られるので依頼をこなすのは楽しいが、中には「活動記録」に割り当てられているプレイスポット系の依頼も含まれている。 特にポケサーはライバルとの対決が集約されているとはいえ16種類もあり、少々うんざりするという声もある。 異人町の出番が少ない 公式サイトでは舞台となる町は蒼天堀と異人町の二つであるように記載されているが、異人町はストーリーの序盤しか訪れず、本編中に再度訪問することは不可能。 クリア後は自由に訪れることができるが範囲は非常に制限されており、職安街エリアと風俗街エリア、コリアン街エリアの一部と本来のサイズと比べるとおよそ三分の一程度。ファンが最も気になるであろうサバイバーにはイベントでしか行けないうえ、マスターが欠勤のため対面しない。 扱いがあまりよろしくないが、関連作の『龍が如く 維新!』では序盤マップの土佐は非常に作りこまれているにもかかわらずクリア後訪問できなかったため、それを踏まえるとクリア後に訪れることができるだけマシといえる。また、『7』や『8』ではメインの舞台として使われているため、ある程度仕方のない面はある。このほか、一番せんべいやスマイルバーガーの持ち帰り、一部のレア装備が購入可能だったりと異人町限定要素はなくはない。 加えて、異人町に出現する敵の強さは序盤のままなので倒しても得られるお金は少ない。そのため、ここでの戦闘は正直なところやるだけ時間の無駄と感じさせられる。 過去作と比較して桐生が弱体化 時系列的な前作『6』から考えれば超人的な能力も身に着けパワーアップしてはいるのだが、ゲームの発売順では前作に当たる『極2』と比較すると能力が削除されていたり、応龍とエージェントで能力を分け合う形になり弱体化している部分がある。 ヒートアクションの総数も約50とシリーズの中では少ない部類に入り、持ち込み武器が削除されたことで武器ヒートアクションが発動しづらいことから体感上の数は少なく感じがち。 これらは桐生の育成項目が減少しているのが原因だが、シリーズ関連作の『LOST JUDGMENT』でも本編よりストーリーが短いDLCでは育成項目が減少しており、ストーリーの長さに合わせて育成項目の量を調整したと考えられる。 また、使用可能なヒートアクションは発動条件が緩く、アルティメットカウンターも、『7』や『8』のジャストガードより受付時間が長い。追撃も大きなダメージを与えられるうえ、ガジェットが強力なエージェントに加えてお馴染みの応龍スタイルも強化されており、飛びぬけて目立つほどの弱体はなされていない。 プレイスポットの賛否両論点 キャバクラの生化は確かに動きやグラフィックが向上したという賛寄りの意見もあるが、実写ムービーになったことで台詞がボタンを押しても飛ばなくなったため、テンポは悪い。ムービーを丸々スキップすることは出来るが、その場合は会話は一切聞けない。 声以外の演技も求められるようになり、過去作と比べ、より演技の質が目立つ様になった。 前述のように本作のムービーの77%がキャバクラでゲームボリュームの割にデータサイズが大きく、HDDやSSDの容量を圧迫する要因となっている。 キャバ嬢のCGモデルが存在しないため、過去作では主にキャバ嬢が担当していたカラオケの女性曲が赤目の1曲のみになっている点やダーツ等で対戦できない点が惜しまれる。 カラオケは桐生の人気曲を多数収録される形で釣り合いは取っている。 ダーツは赤目や花輪と対戦できるものの、他の対戦できるキャラは関わりが薄く、「こいつ誰だっけ」となることも。 問題点 シナリオ 名前以外何も消してない桐生 大道寺一派との契約で自らの死を偽装して名前を消しているが、本作では名前以外何も消してないとツッコまれるレベルで豪遊あるいは大暴れしている。整形はしておらず、基本的にサングラスで顔を隠しているだけである。 事前トレーラーでカラオケやポケサーを楽しみまくる姿が公開されたことに対するツッコミでもあったのだが、ストーリーを進めると必ず豪遊する場面があるため猶更突っ込まれることに。大道寺一派の人間からも呆れ交じりに咎められはする。 細かい点だが、ポケサーやキャバクラでは浄龍を名乗っているのに対し過去作から流用された麻雀や将棋では桐生一馬名義でちゃんと隠していない。サブストーリーでも平気でチャットAIに「桐生一馬」について尋ねる始末。『5』で使っていた「鈴木太一」名義ですらない(*9)。 そのくせ、桐生であることを尋ねられる度に「俺は桐生じゃない。」という描写がちょくちょく入るので、作中の人物の感じるイライラがプレイヤーにも伝わってくることも。鶴野の「あんた まだそんなことを!?」にプレイヤーも同意したくなってくる。まるでギャグのようである。 桐生と交渉する人物は彼が大事にする養護施設「アサガオ」の存在を把握しており、それを言及する度に桐生が激怒するため、否定した所で何の誤魔化しにもならない。 沖縄と神室町に近づけない程度であり桐生は顔も名前も実質失っていないに近しい。桐生本人にすればアサガオの件だけで大ダメージなのかもしれないが…。 大道寺一派に対しては相当傲慢な態度を取っているため、大切な人であるアサガオの子供たちを守れているのは大道寺一派の温情によるところも大きい。桐生本人は大切な人を守るために自分を押し殺しているような態度だが、プレイヤー視点ではイマイチ共感しがたいのが実情である。 元々シリーズを通して愚直で豪快で直情的、嘘や隠し事など上手くできるような男ではないため、性格的な描写としては正しいものの…やはり正体を隠している設定との乖離は目に付くところである。 結局八代目近江連合会長は不明のまま 『7』で不明だった近江連合八代目会長が結局不明のまま終わった。八代目会長は『7』では病床で若頭の渡瀬に全権を委託している設定である。 近江連合中心のシナリオでありながら、八代目会長の回想シーンすらないのはあまりにも不自然である。 桐生と面識があるという設定も生かされることはなかった。 この点については八代目会長が『5』に登場した勝矢直樹であるとすれば演者の関係である可能性もあるが…。(*10) アサガオの子どもたち 上記の通り、感動的な良いシーンではあるものの、よく考えるとご都合主義部分もある。 + ネタバレ注意 桐生の墓の近くに設置された監視カメラに気がついた際、仮定として桐生に近況を話すというものである。 しかし、韓国や中国(*11)、日本など、さまざまな組織が桐生と関わったアサガオの子どもたちの動向を探っている可能性もある中で、監視カメラが必ずしも生きている桐生を示すわけではない。桐生のカメラであると短絡的に決めつけるのはいささか早計に過ぎる。 また、伝説のアイドルとなっている遥はに対するパパラッチの可能性も十分に考慮すべきである。 そもそも桐生は監視カメラで子供を盗撮するような人間でもないのに……。どちからというやはり盗撮される方である。 擁護するなら、墓参りという状況で感情が高ぶったためだろうか……。 バトル 新スタイル「エージェント」について 本作からの新しいバトルスタイルであるエージェントは様々なガジェットを使用したりスタイリッシュなアクションを駆使するのだが、強化していないと非常に弱い。 最初から使用可能な「蜘蛛」は、雑魚敵を縛り上げて振り回すガジェットだが、ボスの他に大柄な敵には通用せず振り払われてしまう。 強化していくことでより多くの敵を巻き込むことも出来、大柄な敵も掴めるようになるがその際はボタン連打に勝たないといけない。連打に負けると当然失敗して隙を晒すので、安定して使えるのが雑魚戦くらいしかないのも少し残念。 とはいえ本編でも度々出番はあり、ラスボス戦のイベントムービーでもしっかり使われて存在感は放っているので不遇というわけではない。 本格的に強化出来るようになるのが2章からだが、1章の大道寺での戦闘では蜘蛛が通用しない相手が多く、そこでの戦闘回数や相手の人数も多いので非常に苦労する序盤の難所である。 二つ目の「蜂」は、小型ドローンを呼び出して敵を攻撃するガジェットだが、強化していないと雑魚敵にも簡単に払い落とされてしまう。 呼び出して指示する際にラグがあるので、その時敵に攻撃されるとキャンセルされてしまうので乱戦時に使用しにくいのも悩ましい。 高レベルまで強化すると呼び出すドローンの数や耐久も増加するので、敵を離れたところから無数のドローンで殲滅する戦法も可能ではあるが、そこに行きつくまでは苦労するだろう。 三つ目の「蛍」は、煙草型の小型爆弾を投げるガジェットだが、放物線を描いてゆっくり飛んでいってそこからさらに数秒経過で爆発するというものなので、考えて使用しないと全く当たらない。 敵に当たるとその場で地面に落ちるのだが、その敵がいつまでもそこにいるとは限らない。さらに乱戦、特に闘技場の「ZIGOKU TEAM RUMBLE」では味方も爆風で吹き飛ばしてしまうので、安易にホイホイ投げると逆にピンチに陥る可能性も否めない。 そのため、戦闘開始してすぐ後ろに下がりながら投げておいて、開幕近付いてきた敵を吹っ飛ばして出鼻を挫くのがベターな使い方か。 最後に入手する「蛇」は、ジェット噴射器を内蔵された靴を使って敵に体当たりしたり距離を取ったり出来るガジェットだが、これも強化して移動距離を伸ばしていないと本領を発揮できない。 使用可能になるまでに熱いドラマがあるガジェットも多いのだが、性能面では微妙なものが意外と多い。 それでも、対多人数ではエージェントというのは基本であり、応龍スタイルには無い便利な技やアクションも多いので、しっかり強化していけば戦いは非常に楽になる。 闘技場 闘技場のイベントマッチの開催が手間がかかる 殴ってみろ屋、賭博闘技が該当。これらはメールで開催の通知を受け取った後、開催者の元まで行って話しかけることで開催される。 賭博闘技の開催者はファストトラベル地点のそばにいるが、殴ってみろ屋の開催者は少々離れた場所にいるため開催に手間がかかる。メールを開封するだけで開催される仕組みにはできなかったのだろうか。 一部ステージが非常に運要素が高い。 四天王戦のZIGOKU TEAM RUMBLEはタイム制限に加えて、非常に長い敵の体力と敵の数が多い。 特にJUSTICE戦は最難関である。レーザー攻撃で広範囲の味方をダウンさせるさせるため、仲間がダウンして敵に攻撃できなくなる。そして、かなり厳しい時間制限でタイムオーバーになりがちである。 浄龍や仲間の強化を十分に済ませてもなお、敵味方の行動などの運で敗北するという運要素が強いバトルとなっている。 その他の問題点 新鮮味は薄い舞台 価格やボリュームを考えても、やはり何度も使いまわした「蒼天堀」が中心となるため特にシリーズファンから新鮮味は薄い。 一応「キャッスル」という新エリアがあるが、町としては小さく、普通の町より行動制限が多い。 ブティックの問題点 コーディネートできる服装は眼鏡をかけたりマスクを被った変装前提であり、クリア後でも素顔にできない。 また、白スーツと赤シャツのいつもの格好は似た服装はあるが色の組み合わせが固定されている都合で完全再現不可能。さらに『7』本編登場時の服装も選択することはできず、こちらも似た服装はあるが完全再現できない。 ストーリーのコンセプト上桐生一馬の格好はできないとしても、7本編登場時の服装はクリア後に使用できてもよかったのではないか。 着替えられる場所がキャッスルのみで、蒼天堀では着替えられない。ストーリーの進行によってはキャッスルを訪れられない時期があったり、サポートマップの依頼で特定の着替えをすることが条件の物があるためいちいち着替えに行くのは少々面倒。蒼天堀にも服屋があるのだからそこか、若しくは寝泊まりしている赤目の部屋で着替えくらいさせてくれてもよかったのではないだろうか。 キャッスルに行き来する際も、その度に決して短いとは言えないロードが入るので着替えだけの用事だけで行くと煩わしいと感じるかもしれない。 着替えの制限としてマップ用の着替えではマスクが使用できず、逆に闘技場用の着替えでは帽子とメガネが使用できない。 周回プレイ、追加高難易度がない 本編をクリアすると強制的にクリア後モードへ移行し、周回プレイはできない。クリア後に追加される上位難易度も存在せずやり込み要素が乏しい。 『7』では有料とはいえ発売後に2周目モードが実装されたが、今回はそれもない。 プレイスポット 収録されているプレイスポットは復活したものも踏まえて人気プレイスポットが揃っているが、完全新規のスポットはない。 また、神室町が削除された関係でおなじみのミニゲームのうちバッティングセンターが削除されている。 ポケサーは『0』『極』などで散々行ったので既存ユーザーからは飽きたという事も聞かれる。 街中での雑魚戦 本作では敵を引き付けやすいアイテムはあるのだが、敵が逃げていくようなエンカウントを避ける系のアイテムは無い。 その敵も逃げようとすると非常にしつこく追ってくるので撒くにも苦労する。 ボス等に備えて体力を温存したり、食事をしてヒートゲージを溜めて目的地に向かう途中、のんびり街を散策したい時等に遭遇すると地味に面倒。 戦闘前のテロップ これまでのシリーズの戦闘前のテロップは「ヤクザ」「チンピラ」といった雑魚戦も含めて全て手書きの文字になっていたが、今作では一部のボスを除きごく普通のゴシック体になり、質素になっている。 総評 シリーズ最小規模のコンパクトな作りながらも初心者に桐生一馬と龍が如くの魅力を伝えつつ、経験者を満足させる物語と遊びを両立しており、シリーズの魅力が濃縮された良作。特に批判された『5』のリベンジとも言える最終部の展開はファンの不満を見事に払拭してくれた。 過去作比較でボリュームダウンしている点は否定できないが、その分価格は低下しており妥当といえる。 余談 衣装監修として協力したMB氏と龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏との対談動画がyoutubeにて公開されており、監修個所や技術的な話が多く興味がある人は必見。 2024年1月26日に、シリーズ最新作である『龍が如く8』が発売された。本作の主人公である桐生と、『7』の主人公を務める春日の二人を主人公とした物語が展開される。 なお、本作は『8』の開発が始まった後で企画が立ち上がったものであり、収録なども後発だったことが明かされている。(参照) 花輪喜平は本作発売後に『8』にも登場することが公表された。つまり、本作では先行登場に等しい扱いだったことになる。ただし、『8』開発時は花輪がここまで人気キャラになるとは思っていなかったらしい。 本作の西谷誉は三代目と名乗っているが二代目が誰なのかは不明。初代はバブル期に活躍したと劇中で語っているため『0』のあの西谷で間違いなさそうだが。 赤目役を演じたファーストサマーウイカ氏は本名が「堂島初夏」であり、偶然ながら堂島の名を持つ者同士が共演する形となった。 氏は生キャバオーディションにも応募していたが、赤目役にオファーを出していたため、オーディションの方を落とさざるを得ない結果になった経緯を持つ。(参照)
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龍が如く7外伝 名を消した男 項目数:61 総ポイント:1000 難易度:★★☆☆☆ 発売日(GamePass含):2023年11月9日 時限・難易度関連の実績無し。6や7と同様に達成目録(今作だと活動記録表記)を埋める必要が無いので龍が如くシリーズではかなり簡単な部類。 ストーリークリア1 メインストーリー第一章をクリアした 15 ストーリークリア2 メインストーリー第二章をクリアした 15 ストーリークリア3 メインストーリー第三章をクリアした 15 ストーリークリア4 メインストーリー第四章をクリアした 15 感謝-スタッフ一同- メインストーリーを全てクリアした 60 かけだしの龍 能力強化で能力を10個以上取得した 15 なかなかの龍 能力強化で能力を20個以上習得した 15 かなりの龍 能力強化で能力を30個以上習得した 15 すっごい龍 能力強化で能力を50個以上習得した 25 俺は養蜂家 ガジェット「蜂」をバトル中に100機以上呼び出した 15 俺は蛇使い ガジェット「蛇」をバトル中に50回以上発動させた 15 俺はスパイダー男 ガジェット「蜘蛛」をバトル中に50回以上発動させた 15 俺と蛍と打ち上げ花火 ガジェット「蛍」をバトル中に50回以上爆発させた 15 準備はしっかりする派 装備アイテムを10種類以上入手した 15 アルティメットヒーター アルティメットヒートを30回以上発動した 15 カウンターこそ喧嘩の華 アルティメットカウンターを5回以上発動した 15 シルバーランカー キャッスルでシルバーランクになった 15 ゴールドランカー キャッスルでゴールドランクになった 15 プラチナランカー キャッスルでプラチナランクになった 15 依頼ミッション5 依頼ミッションを5個以上クリアした 15 依頼ミッション10 依頼ミッションを10個以上クリアした 15 依頼ミッション15 依頼ミッションを15個以上クリアした 15 外回りミッション10 外回りミッションを10個以上クリアした 15 外回りミッション30 外回りミッションを30個以上クリアした 15 外回りミッション50 外回りミッションを50個以上クリアした 15 赤目との絆 赤目との絆ドラマをすべて見た 15 新人ファイター ファン数1000人以上を達成した 15 中堅ファイター ファン数3000人以上を達成した 15 人気ファイター ファン数10000人以上を達成した 15 レジェンドファイター ファン数30000人以上を達成した 25 ZIGOKUの門番 シルバーランク以下の闘技を全てクリアした 15 ZIGOKUの常連 ゴールドランク以下の闘技を全てクリアした 15 ZIGOKUの頂点 プラチナランク以下の闘技を全てクリアした 15 ようこそ!浄龍会 浄龍会のメンバーを10人以上集めた 15 躍進!浄龍会 浄龍会のメンバーを20人以上集めた 15 最強!浄龍会 浄龍会のメンバーを30人以上集めた 15 育成完了! 浄龍会の1人以上のメンバーのレベルと絆を最大にした 15 育成に長けた男 浄龍会の5人以上のメンバーのレベルと絆を最大にした 15 育成の鬼 浄龍会の10人以上のメンバーのレベルと絆を最大にした 15 一天王撃破 1人目の四天王を撃破した 15 二天王撃破 2人目の四天王を撃破した 15 三天王撃破 3人目の四天王を撃破した 15 四天王撃破 4人目の四天王を撃破した 25 最強の証明 亜門を撃破した 25 ファッション初心者 15種類以上のコーディネートアイテムを入手した 15 ファッション中級者 30種類以上のコーディネートアイテムを入手した 15 シャレオツ番長 50種類以上のコーディネートアイテムを入手した 15 趣味は多いほうがいい 10種類以上のプレイスポットで遊んだ 15 Club Heavenly VIP Club Heavenlyのキャバ嬢全員をクリアした 15 Club Castle VIP Club Castleのキャバ嬢全員をクリアした 15 レトロゲーマー マスターシステムで5種類以上のソフトで遊んだ 15 ゲーセンに入り浸る男 ゲームセンターで6種類以上のゲームを遊んだ 15 ポケサー上級者 ポケットサーキットでマスターズサーキットを開放した 15 ライバルをぶっちぎれ! ポケットサーキットのライバル対戦で3人以上に勝利した 15 ダーツ初勝利 ダーツで誰かに勝利した 15 キャッスル・ギャンブラー キャッスルの賭場とカジノで遊んだ 15 俺だけの歌姫 赤目とカラオケに行き、デュエットで1曲歌い切った 15 ピタゴラ浄龍 1ショットチャレンジNORMALをクリアした 15 コインロッカーLOVER コインロッカーからアイテムを30個入手した 15 ソウテンダイバー バトル中にガジェット「蜘蛛」で敵を川に投げ落とした 15 金玉ゲットだぜ! 金玉を1つ以上獲得した 15
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登録日:2020/01/02 (木) 12 52 59 更新日:2024/05/30 Thu 00 21 48NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 クレイジーベイビー ススムちゃん ネタキャラ ボスベイビー ヤクザ 嘆きの暴走赤ちゃん 嘆きの轟音 地獄絵図 普通に有能 権田原組 権田原組長 濃すぎるキャラクター性 組長 赤ちゃんを極めし男 赤ちゃんプレイ 龍が如く バカタレ! 貴様ら誰にケンカ売っとるんじゃい! 相手を見てクダまかんかい! 権田原組長とは、龍が如くの登場人物。 「権田原組」というヤクザの組長。フルネームは「権田原進」で、山陽系の方言で喋る。 桐生の強さに惚れ込むなど侠気ある人物で、組員達との関係も良好。 神室町で幅を利かせていたため、(作中明言はないが)東城会所属と思われる。 一見すると人情味ある組長キャラだが、実はシリーズ屈指のネタキャラと呼ばれている。 以下、その理由 どや… 楽しんどるか? 最高のプレイやろ? 何もかも忘れて たっぷり甘えてエエんじゃ ススムちゃん 勝手に外したらダメでちゅよ? 幼児プレイが大好きなのである。 本人曰く「高尚な趣味」であり、それをバカにされたり、途中で邪魔されるとブチ切れる。めんどくせぇ…。 組員達にも付き合うように言っているため、組員達からは内心嫌がられているが、「親が絶対」という掟には逆らえないため仕方なく付き合っている。 幼児プレイ好きという面にいきがちだが、無礼を働いた組員達を叱ったり、自分に非がある場面では謝罪を入れるなど、この趣味さえ絡まなければ、仁義な人情を重んじる古典的なヤクザで、寧ろ良識的な人といえる。 【劇中での動向】 『龍が如く2』のサブストーリー「Be My Baby」に登場。 桐生に突っかかって来た組員達の無礼を詫びるため、行きつけの店に招待する。 しかし、オムツ一丁のヤクザがバブバブ言いながらプレイに興じている地獄絵図のを目の当たりにした桐生が直前に「おっぱい、おっぱい!」と連呼したのにもかかわらず「俺の趣味じゃない」と断り、その場を立ち去ろうとするが… ワシの厚意を無視するとはええ度胸やないけ!ワシの高尚な趣味を馬鹿にする奴は…許しておけん! …と自らの趣味を冒涜されたとブチギレ、(*1)襲いかかる。 戦闘では意外と強く武闘派組長と言っていい。プロレスで戦い、高い体力と攻撃力を持つ、侮れない相手。 油断しているとオムツ一丁のヤクザ達にボコられる悪夢のような光景を見るはめになるので、組員を早く片付けて部屋に置いてあるぬいぐるみを使って倒すのがベストな戦い方。 ムナンチョ鈴木といいどうしてこういったキワモノは意外な強さを発揮するのか…… あんたが好きな事が 他人も好きとは限らねえんだ… こんな子守は もう御免だぜ… 組長を返り討ちにした桐生はそのまま帰るが、出口付近で組員が待ち構えていて、組長の趣味に付き合うのに内心嫌気がさしていた事を話し、自分達が今まで言いたくても言えなかった本音を組長に物申してくれた上に、(結果的とはいえ)お灸を据えてくれた桐生に頭を下げて感謝した。 組員「俺は女王様が好きなのに……」 これに懲りて組長の趣味も治るといいんですけど… だと、いいがな。 残念ながら治りませんでした リメイク作品である「極2」でもこの一連のやり取りは健在。 6から使用されたドラゴンエンジンによるリアルで綺麗なグラフィックで、上記の地獄絵図っぷりが再び見られる。綺麗になった分、絵面のヤバさに拍車がかかっている。 また戦闘では金井に似た戦法を使ってくる。 さらに、サブストーリークリア後に、桐生に打ちのめされたおかげでちょっとは頭が冷えたようで、桐生に重ね重ね迷惑をかけてしまった償いとして真島建設の社員に加入したり、闘技場にも参戦する。オムツ一丁なのは相変わらず…やっぱ全然懲りてねぇぞ、このオッサン! 前者はネタキャラに見えて数少ないロケラン持ちで性能は高く、後方支援キャラの中でも最後まで使える優秀キャラとなっている。 キャラクター総選挙で「意外と強敵だった」と評されるだけのことはあるといえる。 後者では戦闘スタイル「幼児プレイ」を引っ提げて参戦。二つ名は「クレイジーベイビー」で武器は大人用ガラガラとサブストーリーとは違う戦法をとってくる。 なおプロフィールから年齢が62歳と判明。 さらに主人公が交代したあとの『龍が如く7』にまさかの再登場してしまった。 13年が経過しても趣味は相変わらず。しかもグラフィックが極2からの流用のため、約75歳でありながら容姿は13年前と全く変わってない 東城会崩壊で後ろ盾を失い、異人三の肉の壁を越えて横浜に逃げ延びながらも組を存続させているあたり手腕は確かなのだが…… サブストーリー「Baby Don't Cry」に登場。吉川晃司の次は安室奈美恵ですか 春日がヤクザに粉ミルクをカツアゲされている気弱な男・大嶋マサトを助けるところから物語が始まる。 最近子供が生まれたという大嶋はそれを機に妻が冷たくなったと春日に愚痴を言いだす。 春日は妻と向き合ってみろとソープで育てられた身の上を話していると、ちょうどそばにある風俗店から泣き声が。春日のような子がいるのかもと飛び込んだ春日と大嶋だったが…… そこで待っていたのはオムツ一丁のヤクザ共がバブバブ言いだすというまたしてもあの地獄絵図な光景であった。 気まずそうに帰ろうとする二人だったが…… ワシのパラダイスに土足で踏み込んでくるとはええ度胸やないけ!!この高尚な趣味に水を差す奴は許しておけん! …と半ば言いがかりも同然にブチギレた組長が襲いかかってくる。またかよ。 戦闘のあと、誤解も解けた大嶋に、嬢とともに赤ん坊の立場から助言を送る。 ワシらのような赤ん坊は、ミルク飲むとき、ゲップせなあかんから トントンしてもらったりとか、色々あるんや…… う~ん…子育ての助言としては、すごくいい事言ってんだけど…なんだろう? この極めて残念な感じ…(苦笑) そして、見ず知らずの子のために飛び込んできた春日とミルクで友情の杯を交わすのであった。 おうお前ら。この兄ちゃんにオムツの用意じゃ! お、おい。待て!俺は別にそこまでするつもりは……! サブストーリークリア後にデリバリーヘルプキャラとして呼べ、『嘆きの轟音』という技を引っさげてきた。 かっこよさそうな名前だが、いざ使ってみると幼児プレイのまま大声で泣き叫びながら駄々をこねるという悪夢のような光景が広がる。 敵は絶叫による衝撃で攻撃力・防御力が低下するというスタンダードなデバフ技。見た目は全くスタンダードではないが。 『7外伝』にも登場。 証券マンに40万円渡すと浄龍会のメンバーとして加わる。 戦闘スタイルは鉄パイプを持った久瀬大作と同じになっている。 またもや色物に真似られる久瀬の兄貴ェ…と言いたくなるものの、人格面は馬鹿っぽい半グレや迷惑な痴漢に比べれば遥かにマシだが。 ヒートスキルは「ヒートモード」。 効果自身の攻撃力が増加し、体勢を崩しにくくなる。 その他、炎系の攻撃に対しての耐性を持つ。 二つ名は「撲殺ベイビー」という強そうだかそうじゃないのかよくわからないもの。 待機中は通常運転やっていました。 あんたが好きな項目が 他人も好きとは限らねえんだ こんな追記・修正は もう御免だぜ… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 宮下あきら先生の『天下無双』にも幼児プレイの好きな政治家が出てきたりしたが、こういう偉い人はストレスがたまると幼児に戻りたくなるのだろうか……平凡なヲタクの俺にはわからんが -- 名無しさん (2020-01-02 13 10 16) 趣味を抜きにすると本文でもある通り良識人なんだよな その趣味がニッチジャンルなだけで -- 名無しさん (2020-01-02 13 21 05) いかに崇高な趣味だろうが、他人に押し付ける奴は害悪。ましてやエロゲやアブノーマル性癖とかだと尚更 -- 名無しさん (2020-01-02 18 01 09) この人、7でも出てきて草 -- 名無しさん (2020-01-02 18 35 49) 2のプロフィールで62歳ってことは13年が経過した7では75歳ってこと…? -- 名無しさん (2020-01-03 07 46 12) 東城会崩壊後も組自体は生き残ってるのを見る限り極道としては有能だったのかな?趣味がアレなだけで… -- 名無しさん (2020-01-06 21 38 04) >敵は絶叫による衝撃で攻撃力・防御力が低下する プレイヤーの攻撃力・防御力も低下しそうなんですがそれは -- 名無しさん (2020-01-06 21 51 05) 赤ちゃんを極めた男 -- 名無しさん (2020-01-20 18 39 09) 控えてたけど近江に追い立てられ横浜に逃げ延びてそのストレスから再び…って流れかも -- 名無しさん (2020-01-20 21 29 46) なんか藤子・F・不二雄の短編漫画にも色々疲れ果てて幼児趣味に目覚めた会社のお偉いさんが主人公の作品があったな -- 名無しさん (2020-02-13 17 33 43) ナンバが未知の悪臭を習得した後は、他のキャスト達の存在もあってお呼びがかからなくなるけど、序盤は優秀なデバフ要員として雑魚からボスまで活躍してくれるんだよねぇ… -- 名無しさん (2020-02-29 15 35 07) そういえば権田原組がどこ所属なのか不明だけど、7でも存続してるってことは近江連合系のヤクザなんだろうか? -- 名無しさん (2020-04-26 13 14 31) 絵面がきつすぎる -- 名無しさん (2020-05-15 02 27 03) 7での赤ん坊の立場から見た助言はなるほどと感心したな 普段は相当まともだと窺い知れる -- 名無しさん (2020-07-12 17 16 14) >ワシらのような赤ん坊は いや、アンタは赤ん坊じゃないだろ -- 名無しさん (2021-01-25 16 41 13) E3のYAKUZA7のPVで組長さん出てきてびっくりしたぞ -- 名無しさん (2021-06-14 02 37 42) 某所で付いたあだ名は「汚いバハムート」 -- 名無しさん (2022-02-12 13 50 06) そろそろ赤ちゃんプレイから介護プレイになりそうな年齢 -- 名無しさん (2022-06-18 21 15 11) 8のPVにも映っていたから続投しそう -- 名無しさん (2023-10-09 17 40 27) 8のこの人が出てくるサブスト考えた人あたまおかしいよ… -- 名無しさん (2024-02-01 14 23 01) 今までと違ってタイトルから登場を予想できないのはずるいわ -- 名無しさん (2024-02-01 20 31 44) 何でコイツに感動させられなきゃいけないんだよ… -- 名無しさん (2024-02-01 21 14 24) 8のサブストーリーは素晴らしい話だった 絵面さえ除けば… -- 名無しさん (2024-02-01 21 27 36) 東城と近江が解散とかしてる極道現状考えると8の時点で79歳でありながら現役組長としてハワイに長期滞在旅行に行けるだけの稼ぎを上げてるて凄いな。今回見せた人柄からなる任侠道のおかげで生き延びてきた組みなんじゃないかと思えてくる。絵面はアレだけど。 -- 名無しさん (2024-02-02 14 02 03) 絵面的にはさすがにどーよと思うけど置かれてる立場云々を考慮すると安易にどうこう言えないのが肝ですな(´・ω・`) -- 名無しさん (2024-05-27 17 17 17) 名前 コメント
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龍が如く 維新! 攻略wiki PlayStation 4 およびPlayStation 3用ゲーム「龍が如く 維新!」の攻略Wikiです。 誰でも自由に編集できますので、新情報があれば気軽に追加・修正をお願い致します。 タイトル 龍が如く 維新! ジャンル アクションアドベンチャー ハード PlayStation 4 PlayStation 3 発売日 2014年2月22日 発売元 セガ プレイ人数 1人 CERO D PlayStation 4 限定版 PlayStation 4 通常版 PlayStation 3 限定版 PlayStation 3 通常版 公式サイト集 ゲーム公式サイト http //ryu-ga-gotoku.com/ishin/ ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。
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ハード ホームランで100pts 9マスの的に当てて1マス20pts、1列揃ごとに100pts、全マス当てると合計980pts 全ての的に当てると的が出現し、当てると300pts 残り球数 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 球速 140 70 120 120 90 120 70 140 120 90 160 90 120 100 90 140 120 110 120 160 ストレート ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カーブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シンカー ○ ○ ○ ○ ○ 3枚抜きが可能。
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登録日:2011/06/16(木) 00 40 35 更新日:2024/04/21 Sun 12 58 55NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 さ…え…じ…ま… さえにゃん にゃあ ウホッ! ヤクザ ヨモギ 主人公 人情派 人間重機 冴八先生 冴島大河 剛腕の白虎 小山力也 怪力 手に乗らないタイガー 斎藤が見ている項目 木彫り職人 牙狼のお父さんじゃない 組長 虎 鈴木さん 龍が如く ワレも極道の端くれやったらな、人生のケツくらい自分で拭けや 人を殺すちゅうんはな……ごっつこわいもんなんじゃあ! 冴島大河とは、『龍が如くシリーズ』の登場人物。 キャスト 小山力也。 『龍が如く4 伝説を継ぐ者』の主人公を勤める。 しかし続編『龍が如くOF THE END』には名前しか登場しない。 前作の主人公なのにどういうことなの……。 (商談で中国に出張中とのこと。ちなみに冴島組は彼の不在時も商売上手だったりと、中々上手にシノギをこなしている) と、思ってたら5で復帰だよ、やったね先生! でも坊主ってどういうこった! (今度は網走に収監されたのでその時に丸められた模様。 ちなみに日本の刑務所では基本的に坊主頭がデフォルトであり、髪型の自由がある程度許されるのは仮釈放が決まった者か死刑囚ぐらいである) 【人物】 年齢は4では45歳。出身は不明だが元神室町チャンピオン街在住で、関西弁を話す。 肩まで伸びた長い髪と筋肉質で大柄な体が特徴。5で網走刑務所に入ってからは丸刈りとなっている。 緑を基調としたミリタリー風の服を着ているが、実はこの服は冴島と同じく主人公の一人である桐生一馬が揃えた物。 つまり冴島のファッションは桐生のセンスによるものということ。………出来る男はファッションセンスも違った。 尚、背中には虎と笹をモチーフに描かれた刺青が彫られている。 虎は自身の名前(大河→タイガ→タイガー)、笹は自分が身を置く組の名前に由来している。 元東城会系笹井組の若衆であり、20歳の時に組の命令で上野誠和会の襲撃へと向かった。 上野誠和会幹部18人を殺害した後、死刑判決を受け25年間を暗い独房の中で暮らすこととなる。 それは後に上野吉春襲撃事件と呼ばれ、 冴島は『ヒットマン』『殺し屋』という肩書きで東城会の生ける伝説となったのだった。 ……正直な話、真島吾朗の親分である嶋野組長などは、 兵役も経て銃で武装した戦闘集団・ジングォン派の構成員30名を(過激過ぎる作戦内容のためその気になれず)、働かない風間組長に代わって独り、半裸に拳銃一丁スタイルで"無傷で仕留めて見せるという化け物ぶりを見せている。(*1)。 更に、本作の主人公、桐生はデビュー作で刃物や拳銃で武装した200人近い暴徒や、銃で武装した数十人規模の暗黒街の特殊部隊の包囲網を、ほぼ無傷、それも素手で蹴散らして強引に突破。 といった真似も度々やらかしてきた怪人であり、多くのプレイヤーにとってはほぼ見慣れた光景だった。 そのため、18人殺しの何が伝説になるほどなのか余りピンとこないプレイヤーも相当数居り、あちこちで突っ込みが見受けられる。 この点については後述する。 実は真島組組長真島吾朗とは兄弟分の間柄。 本来は上野吉春襲撃事件も真島と共に行う予定だったが、真島は現場には現れず結局は冴島一人が逮捕されることとなった……。 【性格】 厳つい外見とは裏腹にかなりのお人好しで面倒見の良い人物。 目の前で困っている人を放って置くことができないタイプであり、そのせいでよく厄介事に巻き込まれる。 また結構な兄貴肌で、元教師志望なだけあり厄介事を運んできた人間には手を貸してやると同時に愛のある説教もかます。 冴島先生のお説教に救われた人間は神室町に数知れず。 そしてその男気は自分を利用しようとした浜崎や、敵の刺客である馬場を動かしている。 その男気のあるキャラクターから男性ファンが多い様子。 【笹井組について】 冴島には妹の靖子(CV 小沢真珠)がおり、子供時代の冴島は病に伏した妹を救うため金策に駆け回っていた。 しかし幼かったゆえに上手くいかず、荒れた冴島は誰彼構わずケンカを吹っ掛けるようになった。 その時に出会ったのが笹井組の組長である。 笹井は拳を交えた説得で冴島を救い、靖子の治療費まで提供した。 その一件で冴島は笹井に大変な恩義を感じ、笹井に人生を捧げる覚悟を固めたのである。 【バトルスタイル】 見かけ通りのパワーファイターで、一発一発の攻撃が強烈。 怪力無双と(公式から)言われているだけあり、敵の攻撃をパワーでごり押ししてねじ伏せてしまえる。 その分スピードが他の主人公に劣るが、溜め技を使った攻撃を駆使すればそれを補える。 また、全主人公中唯一大型バイクを持ち上げて武器にすることも可能。 それを投げつけられた敵はたまったもんじゃない。 …が5ではロードヒーティング用の配電盤を文字通り地面から引っ剥がし、 更に道路標識を引きちぎって武器にする事も出来る。どこのDIO様だ。 そんな超重量級の武器を叩き付けた上に追い打ちで踏みつけたついでに首をゴキャッと捻るという容赦の無さも見せる。やめたげてよぉ! ちなみに唯一主人公として桐生一馬と戦えるキャラクターでもある。 【その他】 25年間刑務所で暮らしたため、シャバでの25年分の情報や常識がすっぽり抜けている。 携帯も持ってもいないためシリーズで唯一メールのできない主人公でもある。 キャバクラは『興味がない』、カラオケは『柄じゃない』という理由で入店できない。 しかし真島は曰く『あいつの歌はなかなかのもん』らしい。 「5」では解禁されている さらに某スタッフの合いの手入れさせたいキャラNo.1のようなので、もしかしたら今後の展開も期待できるかもしれない。 そんな冴島さんが新作の5 夢、叶えし者でついに北海道でキャバクラデビューする事になりました。 都会慣れしたのか接待で行く事があったのかキャバにも行けるしカラオケにも行けるし携帯も弄れる。更にマタギデビューもしました そして何故か木彫りという渋すぎる趣味を持つ。 モデルを見つけて数秒で作品を仕上げる程度の腕を持つが、 唐突に往来のど真ん中で木槌をガンガン振るい始める困ったさんだったりする。 公式で桐生共々「人間をやめた」と言われており、その怪力伝説には枚挙がない(秋山,品田,谷村,龍司はまだギリギリ人間の範疇らしい)。 4mはあろうかという規格外の巨大な熊と素手で取っ組み合い、 初戦は引き分け、再戦は頭部に猟銃を撃ち込んでダメージを負わせた後とは言え勝利。 その後は、2mのツキノワグマ程度であれば「大したことないやんけ」とか言いながら普通に凹って宥める怪人と化している。 配電盤を地面から引っ剥がして振り回す。道路標識を引きちぎる。 スリップしながら猛スピードで突っ込んできた車を真正面から止める等等…… ちなみに冴島を主人公として操っていると、ミニゲーム格闘家をつくろう!(略して格つく)がプレイ可能。 格闘家の卵達との交流を通し、いつもと違った冴島の顔を見ることができる。 尚、格つくにはふくしくんが登場する。 以下ネタバレにつきご注意下さい。 上野吉春襲撃事件の実行犯として捕まった冴島だが、真犯人は別にいる。 冴島が襲撃に使った銃には暴徒鎮圧用のゴム弾が込められていた。 冴島は長年人を殺したという罪悪感に捕らわれていたが、実際は誰一人殺していないのである。 冴島の「18人殺し」が伝説となったのは 「店に居た幹部のうち、真犯人を除くと18人は皆一切武装していなかった。という実状が知られていない」 「(ゴム弾で気絶しただけの18人の幹部達を、上野誠和会の葛城が冴島が去った後で眉間だけ撃ち抜いたため) たった1人で狭くて回避もままならないラーメン屋にカチコミをかけ、 18人の極道組織の幹部を、大混戦の中無駄弾を全く使わずに尽く殺してのけ、当人は一発被弾しただけで済ませた超人スイーパー冴島。 という誤った認識が広まったと思われる」 これらの事情の影響だと考えられる。 これが駆け出しの若衆の所業だというのだから、話題性は確かに抜群だろう。 その所為か、1988年頃には近江連合でも噂される程の逸話となり、 2012年になってなお、散々色々やらかした「堂島の龍」とも並び称される有名な逸話になっている。 冴島が襲撃現場から立ち去った後、気絶した上野誠和会の幹部を殺害した真犯人の正体は、他でもない上野誠和会組員の葛城勲という男。 この葛城は靖子を騙して幾人もの人間を殺させ、冴島の犠牲で若頭までのしあがった。 冴島兄妹にとっては憎んでも憎みきれない相手なのである。 葛城は最終的に追い詰められ、苦し紛れに冴島を狙ったが靖子が身を挺して盾になったため失敗。 更に事切れる直前の靖子の反撃で頭を撃ち抜かれ、看取られることなく葛城はその辺に転がるゴミのような最期を遂げた。 脱獄し、桐生との対話を経て彼の援助を受けて神室町に舞い戻った彼は笹井の行方も追うが、かつて組の事務所があった場所にはその面影すらなく、笹井組は離散していた。 花屋の手引きで笹井とは25年越しの再会を果たすが、上野吉春襲撃事件の引責によって笹井は追い込みを掛けられ、神室町でホームレスとなり廃人状態で真島に発見され、賽の河原に保護されていた。 真島が笹井を探し出した時期は不確かだが、少なくとも嶋野が亡くなり、花屋とコネが出来て大規模な捜索が行えるようになった『2』以降とする見方がある。 ちなみに真島は冴島を裏切っていたわけではなく、葛城と裏で手を組んでいた柴田によって捕らえられていて、駆けつけようにも駆けつけられなかった。 冴島はこの事実を知らないまま独房に入れられてしまったため、二人は長年袂を分かつはめになってしまったのである。 冴島が猫の鳴き真似をしたことは忘れてあげて下さい。 そして見事にゃんこのハートをゲットしたことは触れてあげないで下さい。 2017年には「神室町3K作戦」で東城会が崩壊したことから、他の東城会幹部同様行方をくらましている。 + 「龍が如く7」のネタバレ注意 実は、八代目近江連合若頭・渡瀬勝と大吾による東城会と近江連合の同時解散計画に協力していたことが判明する。 しかし、作戦決行直前に、渡瀬が組員の「使用者責任」の罪で逮捕され、2年間服役する事になったことから、渡瀬が出所するまでニック・尾形の計らいで、大吾や真島と共に身を隠していた。 その後、2019年に荒川真澄に事の真相を問いただすために近江連合本部に侵入してきた春日一番たちの前に真島と共に立ちはだかり、激闘を繰り広げるが、大吾と荒川の制止により和解。 翌日、近江連合本部で行われた、渡瀬の出所祝いの席で、渡瀬と大吾から同時解散宣言が行われ、共に解散届を提出するため大阪府警に行くところを阻止しようと、出席していた大勢の近江連合幹部からの反乱が勃発。渡瀬と大吾を守るために、荒川や真島、春日達と共に共闘し、反乱者達を撃退した。 その後は蒼天堀で渡瀬と大吾が立ち上げた警備会社で働いている。 大の男の頭を片手で持ち上げた挙句そのまま放り投げる姿は完全にターミネーターである。 ボス戦では真島の体力が半分を切ると参戦。真島の処理に手間取っていると絆技「剛刃合殺」で一気に春日の体力を削りにくる。 真島を倒して冴島一人になっても油断は禁物。高いHPと半端な回復ではジリ貧になるほどの攻撃力で攻め立ててくる。 自身の攻撃力を3段階上げる「猛虎の意気」を使用してきたら更に手に負えなくなるため、ナンバの「未知の悪臭」などでデバフをかけつつ、高威力の攻撃や弱点である冷気属性の攻撃で確実に削っていこう。 撃破後はデリバリーヘルプで召喚することが可能になる。 スキル名は「猛虎旋風波」で効果は「敵全体にダメージを与え、防御力を下げる」。真島同様強力だが初回以降は100万円の出費が痛い。ここぞという時に使おう。 召喚演出は「いきなりマンホールの蓋を吹き飛ばして下水道から出てきたと思ったら、そのまま落ちてきた蓋を片手でキャッチ。その場で高速回転して竜巻を発生させ、ガラクタを巻き込みながら蓋を放り投げて攻撃」という凄まじいもの。???「あそこで冴島さんがマンホールの蓋を猛烈に回転させてるんだ!!」 ※あくまで春日の妄想によるイメージ図です。 少々余談だが、横山氏のインタビュー(*2)にて冴島は当初殺人者のまま殺す予定だったが、 スタッフらの中で人気が出た上、そもそも凶悪殺人犯をプレイアブルキャラクターにすることにストップがかかって軌道修正した結果、作品に大きな影響が出ている。 本作中をよくよく見ると、 東城会最大勢力となった、堂島組と嶋野組の大幹部両雄が、上野誠和会壊滅の絵図を描き、笹井に任せる →堂島組が直輸したまがい物じゃない筈の拳銃が、いつの間にか柴田如きの手でゴム弾にすり替えられる →三次団体に過ぎない柴田が、上役である嶋野の子分を拉致監禁した上で暴行してオシャカにする方法で、直系2組の計画をご破算に →二大幹部相手に不義理を犯した上に、上野誠和如きと五分盃を交わす原因を作った戦犯・柴田だが、何故かそれが功績扱いで直系に昇格 →戦犯・柴田が真島を監禁しなければ冴島は成功していたと思われ、笹井の責任は本来ならば、シマの召し上げかエンコ詰め、四次団体降格で済むはずが、何故か全責任を負わされて、追い込みかけられて廃人に という怪奇現象が起きている。 これは恐らく元々の筋書では、 真島と冴島が、自身と親父の出世の為に組へ連絡を入れずに独断で上野誠和会壊滅を目論む →上野誠和の葛城と共謀した柴田が真島を監禁し暴行 三次団体如きに自身の子分を暴行される不義理を働かれた嶋野だが、 自身の子分の暴走を柴田が止めてくれたために借りが出来てしまい、柴田の出世に手を貸す羽目に →勝手に暴走した上に仕留め損ねて事態を悪化させた冴島の管理不行き届きで、全責任がある笹井が追い込みをかけられる という経緯だったと考えられ、これならばちゃんと理屈が通る。 「(堂島や嶋野が熟慮した上で決行を指示した設定なのに)嶋野組長や堂島組長にまで迷惑がかかる」 「(笹井も堂島の弟分なのに)嶋野は堂島の弟分だから、嶋野の子である真島だけは止めなければならない。笹井の子分の冴島は別に良い」 等という、作中の事情とは矛盾した事情を話す場面も多々あり、改変前の後者の推測の方をベースにして脚本を上げた影響で ポルナレフ失神物に仕上がったのだろう。(推測される台詞が散見される) 龍が如く4の時点で、冴島組を建立し、東城会直系にまで出世してしまったシンデレラボーイ冴島だが、 ぶっちゃけ、「18人殺し」も一番重要な上野誠和会会長を殺し損ねたことで実質失敗し、上野誠和会に五分盃を交わさせられる口実を作る大失態を演じただけの男。 という存在に過ぎず、ほぼペーペーの若衆の時にこの事態が発生した。 逃がすと後が極めて厄介になるから、標的だけは是が非でも仕留めろ。と指示された殺し屋が、護衛を何十人も仕留めて腕っ節は世に示したが、肝心の標的には見事に逃げられて、任務を失敗した という状況に限りなく近い。 横槍を入れた柴田組の存在を考慮に入れて罰則は免れたとしても、功績は何一つ挙げてないに等しい。 一般社会人で分かり易く例えれば、堂島弥生から舎弟頭補佐という名誉職でありながら、「堂島組を継いでくれるとずっと信じていた」と言われる程に期待され、 錦山の親殺しの罪を被らなければ自分の組を立ち上げるのが確定していた、当時二次団体舎弟頭補佐の桐生が、「そう遠くない未来に取締役になれるとも噂される部長クラス」だったとすれば、冴島の場合、 新入社員が、入社半年程度でM&Aを仕掛ける予定だった小規模の企業の幹部相手に暴力事件を起こす。そのまま対等合併させられる窮地に会社を陥れてしまい、そのまま長期停職処分へ。その後、停職を解かれると同時に、会長と社長、常務の推薦で専務取締役に大出世。 といった現象に等しい。 一体何を言ってるか理解出来ないだろうが、そのくらいの名状しがたいコネ人事である。 とは言え、5、6代目も相当に無茶のあるコネ人事であり、6代目に関しては冴島といい勝負である(詳細は各キャラの項目参照)。 これが決定打となって『5』では内部抗争とクーデターが勃発する事態になるが、 その反省が活かされたのか『6』における6代目不在の間の会長代行には(経歴は)無難な人物が抜擢された。 但し、「18人殺し」の逸話・通り名は、「堂島の龍」とも並び称される程であり、 (『0』でも近江連合までその名声が届いていることが後付けながら描写されている) そのため、「東城会本家は「18人殺し」の「功績」というよりも「18人殺し」の「名声」を利用して、 何とかして東城会の対外的な権威を取り戻そうとしたと考えるべきだろう。 「昔の東城会を知る人間が現会長を支える」為に若頭を内定した冴島だったが、濡れ衣で服役していた殺人罪の方はともかく、傷害罪の方はまだ宙吊りのままになっていた為、 コネ人事がまかり通る現状を良しとしない層に、冴島を引き摺り落とす口実にされないよう、自ら出頭して禊を済ませようと決断。 また、冴島当人としては「世俗に染まって心身共に緩みだした自分を律しよう」と言う意識も強かった。 網走刑務所に収監された後は、一日でも早く東城会での仕事に当たろうと、模範囚としての仮出所を目指していた。 それを妨害するかのようなイカれた変態の暴行にも耐え続けた冴島だったが、刑務所の中で知り合い、弟分として可愛がっていた馬場にまで手を出され、とうとう暴れてしまう。 しかし、この一連の暴行行為は、実は冴島を外に出さない為の刑期延期計画だった。 真島暗殺の一報や冴島を刑務所内で暗殺しようという不穏な動きを察知していたが、ついに刑務所内部で暴動が発生。刑務所の副所長が重傷を負い、刑務所が機能しなくなる事態に冴島と馬場は、重傷の副所長から脱獄を依頼される。冴島は副所長に事件が解決したら必ず戻って来ると誓って再び脱獄。 冴島と馬場はスノーモービルで脱出し、追っ手の部隊からもうまく逃れるが、馬場が力尽きて脱落。冴島も巨大な熊と遭遇するアクシデントの末、遭難し雪山の集落の住民に保護される。 集落のマタギの家で体力を回復した冴島は、食料にも事欠く集落への恩返しと、脱落した馬場の搜索を兼ねて、マタギ修行を始める。馬場は雪山で遭難して生命の危機に晒されていたが冴島らにより救出に成功。凍傷を負い、体力が限界に近付いていた馬場を静養させ、冴島はマタギ仕事をしながら集落を脅かす巨大熊との戦いに臨み、全てが終わった後、馬場と共に月見野に向けて下山して行った。 その後、実は馬場こそが冴島を刑務所内に足止めするために、東城会や冴島に敵対する者から送り込まれたパシリだと知る。 ただ、冴島を兄貴分と慕っていたのは事実であることも知り、 馬場から銃を向けられるも馬場は雪山での恩義から撃てず、拳での対話の後に馬場と別れる。冴島はその直後に、謎の刑事を騙る男に逮捕され、その刑事に協力する形で神室町へ護送される。 神室町では桐生らと合流し、黒幕の陰謀阻止に向けて尽力。 黒幕をおびき寄せるために桐生や近江連合側の巨頭らと殴り合いを演じる。しかし、これも黒幕側には読まれており、軒並み桐生らや助けに来た堂島大吾までもが銃撃を受けてしまう。 冴島は片腕を銃撃されるも、腹部を撃たれた桐生よりは軽症だった模様。 最終戦は、ミレニアムタワーにて黒幕に人質にされて戦いを強要される真島と激突。この戦いは黒幕の余興でどちらが勝とうが両名最後は始末される運命にあったが、冴島と真島が戦う内に銃撃を受けて再起不能と思われた堂島大吾によるムービー銃で形勢逆転。危うい所を助けられた。 神室町に来て以来、冴島は馬場とは会うことは無かったが、冴島の意思は黒幕側に付く馬場を追い詰めて行き、桐生や澤村遥との邂逅は馬場に大きな影響を与える中で黒幕から遥の狙撃を命じられるも結局果たせずに馬場は駆けつけた品田と交戦。馬場は品田との戦いで、品田も冴島の仲間であることを悟り、自決を図るも、超法規的措置にて現れた刑務所仲間と、網走刑務所の副所長によって救われる。実は、これらも全て冴島の配慮だった。 激闘の果てに事件が解決してからは、馬場と共に刑期を務め上げるために刑務所に戻ることとなった。 龍が如く『0』では服役中の為未登場。ただ、真島や他の人物から名前だけは出ている。 真島との友情は本物で、真島は『0』で理不尽な目にあってもいずれ出所する冴島の居場所をつくり、詫びとして殺される事を考えて色々耐えている。 最終決戦の死地に向かう時も、冴島への詫びの言葉の伝言を残している程。 『維新』では永倉新八として登場する。 真島「なんや、最近追記・修正っちゅーんが流行っとるらしいで」 冴島「お、自分ちょっと頭良さそうやん」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 反対意見が無いようなのでコメント欄をリセットしました。キャラ・作品・制作者への中傷・愚痴・非難、および口論はお控えください。 -- 名無しさん (2020-05-10 12 58 36) 人物の18人殺しの説明とネタバレがダブってないか? -- 名無しさん (2023-02-19 22 05 30) 「ネタバレ注意」の前に「>冴島の「18人殺し」が伝説となったのは~」って出てるのは完全にネタバレではないでしょうか -- 名無しさん (2023-02-27 01 26 13) 元々の筋書だと『独断で上野誠和会壊滅を目論む』相当な武闘派だった可能性もあるのね 当然、ゴム弾無しで -- 名無しさん (2023-02-27 01 50 06) 冴島自身魅力的なキャラなのに、シナリオの粗さで損しちゃってるのは勿体ないな -- 名無しさん (2023-03-15 18 53 15) 18人殺しよりも、あの桐生と互角に戦えるという事実の方がよほど確かな伝説だと思う -- 名無しさん (2023-05-24 21 08 16) そら4m近くもある化け物熊を正面切って倒してりゃその半分位しかない熊なんて大した事ないわな。常人には無理だけど -- 名無しさん (2023-08-06 11 13 43) ゴールデンカムイに出しても最強格になれるおっさんその2 その1は虎殺しの誓ころ -- 名無しさん (2023-11-04 01 49 50) 8では漁師だが「お前はマタギだろ」とツッコミを入れたプレイヤー多数 -- 名無しさん (2024-02-25 13 56 03) 冴島にとっては8のあの寒冷の場所には懐かしさも覚えていたのかな -- 名無しさん (2024-02-25 14 28 34) あの真島の兄さんの兄弟分という美味しすぎるポジションで、実際にキャラ単体で見ても凄い魅力的なのも間違いない。ただ、主役格の4、5共に服役中からの騒動のゴタゴタ、6でも冒頭で逮捕されてほぼ出番なし、からの7では極道大解散だから、本編時間軸だと東城会の大幹部して殆ど活躍できてないってなっちゃうのが残念だな… -- 名無しさん (2024-02-25 15 54 39) ター坊や一番みたいに別の切り口やポジションに当て嵌めれないのが冴島さんが5以降余り出番恵まれない要因なの有るんだろうなって。海藤さんみたく極道辞めてマタギや教師とかやってたらまた面白い話が作れてたのかも -- 名無しさん (2024-02-25 20 43 20) 本人も極道として復帰したわけで他の道ってのもなぁ… 状況は極道やるのも許してくれてないのが皮肉なのだが -- 名無しさん (2024-02-25 21 12 11) 0で冴島は未登場だとあるけど回想シーンで出てたな -- 名無しさん (2024-04-21 12 58 55) 名前 コメント
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登録日:2016/11/28 (月) 00 35 32 更新日:2023/01/22 Sun 22 17 33NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 クロヒョウ ドラゴンチョークインパクト パンクラチオン ヒートアクション 秋田靖人 阿修羅 高知東生 龍が如く CV 高知東生 「クロヒョウ2 龍が如く阿修羅編」の登場人物。 地下格闘技団体「阿修羅」を取り仕切っており、同組織の花形選手でもある「阿修羅八部衆」の頭目も兼ねる。 表向き打倒すべき敵として、主人公の右京龍也の前に立ちはだかった。 阿修羅八部衆の中でもその実力は頭抜けており、龍也との6戦目敗北と報酬の件で品原と揉めた際には、 表の格闘技界でも有名選手である品原を、カウンターパンチとストンプのたった二発で瞬殺してのけた。 阿修羅との数々の戦いを通して成長を遂げた龍也でなければ、まず勝ち目のない相手だったのは間違いない。 作中では口が達者で人を食ったような性格にしか見えず、そんな普段の自分を客観視した故か、秋田自身は自分の傍には金と権力に目が眩んだ屑しか群がってきていないと思い込んでいる。 しかし実際には、誰が相手であっても堂々たる態度で接する秋田の胆力と普段の面倒見の良さから、 仮に彼の身に何かあれば、下っ端達は絶対に敵わない相手だろうとも秋田の仇討ちの為に立ち向かう程に、秋田は子分達から慕われ、信頼されている。 こうした人格から、彼より力や権力で勝る人間達の中にも、彼に魅力を覚えて協力を申し出る者は少なからず居り、阿修羅拡大に役立っている。 格闘スタイルは、古代の総合格闘技を復元した、「パンクラチオン」。 実際のゲームプレイでは、全体的に隙の無い立ち回りをする強敵。イメージとしては総合格闘技に近いだろう。 ガード不可(キャッチは可)の絶技と呼ばれる必殺技を使う強敵の一人でもある。 しかし、何と言っても特徴的なのは、ヒートアクションだろう。 このクロヒョウは、超人無双状態の本編と比べると大人しめなリアル格闘技っぽいバトルが特徴だが、 こいつの場合は まず気合を入れてジャンプして、地面に円状の衝撃波を発生させて、それで龍也を気絶させてからヒートアクションに繋げる。 (しかも円形状の試合会場は狭いので、この衝撃波を回避するのがなかなか難しい。 ) そうして衝撃波でふらつく相手の顎をとらえるワンツーパンチの後に鳩尾に前蹴りをかまし、怯んだ相手の首を抱え込みつつ腹に膝蹴り。 最後は崩れた相手にドラゴンスリーパーを極めて、首を抱えたまま一回転して跳んで、相手を腹から叩きつける 、「ドラゴンチョークインパクト」。 どう見ても首が折れて死ぬ一撃だが、ゲーム上では腹部に大ダメージを負う。 以下、作品終盤におけるネタバレにつき注意 ドラゴンヒートを守る為に戦い、苦境を跳ねのけて次々阿修羅の強敵を撃破し続ける龍也。 秋田自身も本拠地での決戦に龍也に敗れるが、憑き物が落ちたかのように自分の心境や経緯を語る。 秋田は孤児という生い立ちからか揉め事に関わることも多く、頻繁に鑑別所とシャバの行き来を繰り返す。 当人曰く「どうしようもない屑」でしかないそんな人生を変えるべく、唯一自信があった腕力を活かして真っ当に生きていこうと決心した。 そうして、同じ境遇にあり性根は腐っていない友人を10人程かき集めて発足したのが、地下格闘団体「阿修羅」だった。 真っ当な興行として「阿修羅」を成功させるべく、気の置けない仲間達と練習に勤しむ傍ら、 脛に傷を持つ自分を雇ってくれた工場のオーナーには敬意をもって真面目に働き、 優しい恋人にも恵まれて、彼なりに充実した日々を送っていた。 しかし、そんなある時、勤めていた工場に強盗が押し入り、オーナーの命と工場にあった少額の金が奪われる事件が起こる。 その時、阿修羅の仲間達と練習していた秋田は無実だったのだが、 秋田達のかつての素行故に、秋田は第一容疑者として警察によって真っ先に逮捕されてしまう。 阿修羅のメンバー達は同じ境遇のワルだったため、彼らでは証人になろうにも信用されず、 秋田を救おうとビラ配りをしていたが、状況は好転しなかった。 喧嘩早く気性は荒くても、人間として根はまともだった彼は、「恩人であるオーナーを端金の為に殺す程の救えない人間」 と世間から見放されていることを肌で感じて愕然とし、改めて絶望した。 そんな折に、何の関わりも無いとある人物が、偽の証人まで立てて自分を救ってくれた。 その人物からの 「秋田のように何も無い人間は、何も守る必要も無く、何も持たないが故に躊躇も無い。そういう強さがある」 「秋田が喧嘩以外に能が無いというのなら、その秋田の喧嘩自慢という長所を自分が活かしてやる。一緒に世間を見返そう」 という誘いを受けて、自分に理解を示してくれたその恩人を阿修羅に引き入れ、 世間を見返す為の活動に乗り出した。 この助言は実際には悪魔の囁きであり、秋田が自身が修羅道に堕とされたことに気付くのは後のことになる。 この得体のしれない人物、野崎亮が主導して阿修羅はガンガン犯罪行為に手を染め、急速に勢力を拡大。 金と加虐嗜好に群がる屑を味方につけて、秋田は大チームの頭目に、一応はなった。 自分が堕ちるところまで堕ち、かつて恩人だと思っていた悪魔の手から今更逃れられないどつぼに嵌っていること。 不器用だが真人間である初期メンバーの仲間達や恋人は到底ついて行けずに皆去り、真性屑の吹き溜まり(と自分では思っている)と化した阿修羅の惨状。 秋田は、それら全てを「世間を見返す為。必要な力の必要な犠牲」だと割り切ろうとしながら突き進み、 より大きな権力を得るべく、神室町ベガス計画に一枚噛んだ。 そして、本編冒頭に至る。 自分が気の置けない仲間達と設立した、かつての阿修羅の姿に近いドラゴンヒート。 そしてそれを守る為に戦い続ける龍也。 自分が犠牲として捨てたものを彷彿とさせるそれらによって、現在の自分の阿修羅が敗れ去っていく様子を目の当たりにする。 秋田の中で生じた焦りや苛立ちは、やがて自分の過ちに向き合う心境へと変化していった。 心のどこかで、龍也と戦えば負けると予測しながらも、踏ん切りをつけようとするかのように龍也と対抗試合最後の一戦に応じた。 全てを語った後、腐っても恩人である野崎の野望を止め、彼の心を救って欲しいと懇願する。 が、野崎に見限られた秋田は、野崎が放った狙撃手によって射殺され、この世を去った。 龍也が秋田に追い打ちをかけて射殺した。 そう思い込んだ阿修羅の下っ端達は、その場から殺人の濡れ衣を着せられる前に撤退した龍也を相手にひたすら追走を続けた。 何度龍也が叩きのめそうとも、秋田の仇を討つべく龍也にひたすら追い縋り続ける下っ端達の姿に、龍也も秋田の本質を垣間見た。 そんな秋田の最期の意志を汲んで、龍也は野崎との決戦への決意を固めた。 追記、修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント