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登録日:2018/02/04 (日曜日) 20 03 00 更新日:2023/10/21 Sat 14 55 17NEW! 所要時間:約4分で読めます ▽タグ一覧 どうしてこうなった コケ太郎 シュール ツッコミどころ満載 マネージャー 公式が病気 腹筋崩壊 鶏 龍が如く 龍が如く0 コケ太郎とは、『龍が如く0』に登場するキャラクターである。 桐生編のサイドストーリー No.52「マッハボウル店員・エミリ」を攻略することで、桐生編のシノギである「神室町マネーアイランド」のマネージャーとして雇用することが可能になる。 マネーバトル力は★3つとそこそこで、給料や景気影響力のバランスも悪くないので、序盤の人員不足の時に雇用できれば、当分の間頼もしい戦力となってくれるだろう。 追記修正はコケ太郎を雇用してからでお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 勿論、本項目はここで終わりというわけではない。上述の文章では、コケ太郎の正体について敢えて触れていないのである。 では彼の正体は一体何なのかというと…… 以下ネタバレ注意 ニワトリである。 いや、比喩とかそういうのではなくて、正真正銘のニワトリ(白色レグホン)なのである。 【事の顛末(サイドストーリーNo.52のネタバレ注意)】 ある日劇場前広場裏のマッハボウルでボウリングをプレイした桐生は、店員のエミリから近々マッハボウルで「ターキーチャレンジ」が開催されることを告げられる(このイベントはミニゲームのボウリングで『一人で遊ぶ』か、『店員と遊ぶ』をプレイしてエミリとの絆ゲージを80ほどまで上げ、なおかつ神室町マネーアイランドで娯楽王を撃破していないと発生しないので注意)。 ターキーチャレンジをクリアすれば商品として美味しい七面鳥が貰えるとのことで、さっそくチャレンジに挑む桐生。(ちなみにターキーとはボウリング用語で3フレーム連続でストライクをとることをいう。慣れていない人には難しいかもしれないが、攻略サイトを参考にするなどしてがんばろう) そして桐生は見事にターキーチャレンジをクリアする。 エミリ「はい! それではこちらが賞品のターキーです!」 ニワトリ(クルル……) 桐生「そうそう、これがターキーだ。サクサクの皮……噛むごとにあふれ出る肉汁……ぷりぷりとしっかりした身……ジューシーでいてサッパリしている後味のあの……」 桐生「って! 生きてるじゃねえか!!」 ……桐生一馬(20)渾身のノリツッコミが炸裂した瞬間である。 そう、賞品として桐生に渡されたのは七面鳥の肉などではなく、生きた状態のニワトリであった。エミリ曰く発注ミスらしい。 戸惑う桐生を他所に「良かったら食べられるように裏でしめてフライドチキンにでもしちゃいますよ。」と告げるエミリ(*1)。 桐生「食べられるって……じゃあこのニワトリを殺すってことか。」 流石にそれはちょっと待ってくれと戸惑う桐生。その時ニワトリと桐生の視線が合いーー。 桐生「………………………………………」 桐生の顔をつぶらな瞳で見つめるニワトリ。お前は某保険会社の昔のCMに出てきたチワワか ニワトリ「……コケッ」 桐生「……!!」 エミリ「お、お客さん? どうしたんですか?」 桐生「このニワトリ……俺が飼う!」 ということでめでたく桐生に飼われることとなったニワトリは、「コケ太郎」と名付けられるのであった。 本項目では文章でしか表現しきれていないが、コケ太郎が登場する場面や桐生と見つめ合う場面は絶妙な間の取り方も相まって腹筋崩壊レベルのシュールさを醸し出している。ぜひとも実機でプレイして確認することをお勧めする。 【その後のコケ太郎】 前述の通りこのコケ太郎は、「神室町マネーアイランド」のマネージャーとして配属させることができる。しかもそこそこ有能。 しかし何故桐生はニワトリをマネージャーにすることを考え付いたのか、何故只のニワトリにマネージャーが可能なのか、何故ニワトリに30万もの給料を払うのか、コケ太郎は貰った給料を何に使っているのか……ツッコミどころは耐えないが、突っ込んだら負けである。 【余談】 このサイドストーリーをクリアするとガンダーラにイメージビデオ18「丘咲エミリ」が入荷され、神室町マネーアイランドで店舗「マッハボウル」を獲得することもできるようになる等、シュールな内容の割に意外と旨みのあるサイドストーリーである。鶏だけに。 似たような立ち位置のキャラクターに、真島編のサイドストーリーNo.65「オバタリアンの恐怖」に出てくる「悦子」が存在する。しかも彼女は真島編のシノギにおいて、場合によってはクリアに必須レベルとなるほど強力なキャラである。 龍が如く7ではサイドストーリーの一つに主人公が会社経営をするという物があるのだが、その会社の社員にニワトリがいる。その名も「コケコッ子」。このサイドストーリーでは時勢を反映して株主with総会屋と株主総会でバトルをするステージがあるのだが、当たり前のようにニワトリが株主総会に参加して株主たちと火花を散らす光景が繰り広げられる。 桐生「追記・修正もよろしくな、コケ太郎」 コケ太郎「……コケッ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 桐生さんがムショに入れられた後どうなってしまったのだろうか…? -- 名無しさん (2018-02-04 21 09 09) 山野井さんか茉莉奈が育ててたんでしょう ただ、ニワトリの寿命を考えると桐生さんが出所したころには・・・(´;ω;`)ウッ… -- 名無しさん (2018-02-04 22 44 51) おばちゃん磯部先生謎の女は水商売アイランド必須だよね -- 名無しさん (2018-02-04 23 17 33) そんなキャラいたっけ?って思ったら、あのニワトリか。攻略本で存在は知ってたけど、ターキー達成できなかったからゲットしてないんだよね。おばちゃんは客の音声パターンが少ないせいでベッピンだの可愛いだの言われてて吹いたわ。 -- 名無しさん (2018-02-05 07 03 42) > シュールな内容の割に意外と旨みのある 鶏だけにか -- 名無しさん (2018-02-05 11 02 06) マネージャーに選べることもさることながら、コイツに(プレイヤーの資産次第とは言え)負ける奴らは何なのか -- 名無しさん (2018-02-05 19 31 48) この鶏といい悦子おばさんといい、如くは本当にシュールな展開を生み出すことに定評あるなw で、そんな連中が攻略に非常に役立つ(というかおばちゃんは必須レベル)というのがまたw -- 名無しさん (2018-02-06 08 35 36) 景気や給料で見ればコケ太郎の上位互換みたいなマネージャーはいくらかいるが、定期的に変更する必要がある以上いて困る事もないし、ニワトリの方が完全に優秀だったら(面白いだろうけど)どうかと思うしな -- 名無しさん (2018-03-23 11 32 37) ある意味7のコケコッ子の走りだな -- 名無しさん (2020-02-15 15 57 16) 7では株主総会に鶏参加させられるが0の鶏に給料30万同様他者からブチ切れられそうなもんだが、余程優秀すぎて口出しできないのかそれともあの世界だと鶏が社員にいるのは普通の事なのか。 -- 名無しさん (2020-03-15 14 34 50) 猿とか果てはお掃除ロボットまで社員になれるのだから気にするな -- 名無しさん (2020-04-24 08 52 11) 当たり前のように現役ヤクザが雁首揃えて株主総会に出席してる事に突っ込みが入らない時点でおかしいんだよなぁ -- 名無しさん (2020-04-24 09 20 44) 名前 コメント
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龍が如く 極攻略wikiへようこそ このウィキは2016年1月21日発売の『龍が如く 極』の攻略wikiです 編集情報追加など誰でも気軽にできます 機種 PS3 PS4 発売日 2016年1月21日 価格 7,009円(税込 / ダウンロード版も含む) ジャンル アクション アドベンチャー 販売 セガ CERO年齢区分 D (17才以上対象) リンク 龍が如く公式サイト 4Gamer.net ―龍が如く 極
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登録日:2020/02/08 (土) 12 32 35 更新日:2024/03/21 Thu 20 17 57 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ゆるキャラ ジャッジアイズ ミチオ ロボノミチオ 世界一渋いゆるキャラ 堂島の龍「よろしくミチー」 小野 小野ミチオ 尾道仁涯町 広島県 龍が如く ようガキ共…… 俺こそが…… チャーミングなはっさくフェイス……! おしゃれな尾道ラーメン帽子……! キュートな魚のポシェット! 漁師の心意気…… クールな長靴! イカしたナウい「ONO」トレーナー……! そう 俺こそが尾道の象徴…… 小野… ミチオだ…… 楽しみてえ奴だけ…… かかってこい……! 小野ミチオとは、『龍が如く』の登場人物。 CV-黒田祟矢 広島県尾道仁涯町で誕生したゆるキャラ。 瀬戸内の名産はっさくをモチーフにした頭、好物の尾道グルメである尾道ラーメン型の帽子、漁師町である事をアピールするための魚型のポシェットにゴム長靴、苗字の「ONO」のロゴが刻まれたトレーナーと、尾道の特産品を詰め込んだザ・尾道といった外見をしている。 職業は漁師で海を愛する渋い男という設定。好きな食べ物は尾道ラーメン。 語尾に「ミチ―」とつけて喋り、困った時は「オーノー(*1)」と言う癖がある。 ゆるい見た目でありながら、漢気溢れる性格で悪を許さぬ義侠心を持ち合わせている。 ゆるキャラではあるがチンピラや偽物を見過ごす程緩くはない。 また、喧嘩が得意で腕っぷしが強くその様な悪党を撃退している姿も目撃されている。 特に尾道のチンピラグループを壊滅させたのは伝説となっている。 追記・修正よろしくミチー! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- * * * + うそではないです n ∧_∧ n+ (ヨ(*´∀`)E) Y Y * 【劇中での動向】 『龍が如く6』のサブストーリー「ご当地キャラになろう!」に登場。 尾道仁涯町を訪れた桐生が、道中でミチオの頭部が落ちているのを発見し、小野ミチオのプロデューサー・広中からミチオを演じるはずだったバイトが逃げ出したためにミチオを演じる人間を探さなければならない事(*2)を聞かれ、ひょんな事から桐生がミチオを演じる事になってしまう。 桐生のアドリブでイベントは順調に進むが、突如チンピラが乱入し、イベントを台無しにしようとしたところを桐生もといミチオは子供の夢を守るためにチンピラ共を撃退、結果的にイベントは成功に終わった。 なお、後に無料DLC第四弾としてミチオ君コスチュームが配信されたが頭のサイズが小さくなっており(大型ヘルメット程度)、いささか不気味さが増している。 『JUDGE EYES:死神の遺言』では神室町に進出している。 尾道では人気者になっているが、神室町では認知度が低くまだキワモノ扱いされている。 桐生の後任として西村が務めることと広中に勤務態度を悪さを注意された事に腹を立て「仕事は辞める」とメールで言い残し、着ぐるみ一式を置き捨てる形で去るが、それが原因で着ぐるみが強盗事件に使われ、更には逃げ込んだ先に西村がいたために彼が強盗犯として疑われてしまう。 八神の推理で真犯人は逮捕され、西村の無実も証明された。 『龍が如く7』でも引き続き続投。 フィギュアが横浜の尾道お土産コーナーの目玉商品なっており、それの偽物が作られる程には人気が出ている。 フィギュアは背中のボタンを押すと「小野ミチオ」「よろしくミチ―」「オーノー」と桐生の声で喋る仕様となっている。(*3) 露骨に低クオリティ(のうえ自爆機能付き(*4))のパチモンフィギュアが売られている事を知った広中が異人町を訪れており、居合わせた春日と縁を結ぶことに。 お土産コーナーに納品する本物のフィギュアと、回収してきた偽物のフィギュアが混ざってしまったので春日に選別を依頼する。 ちなみに人選の理由は「爆発に耐えられる強靱な肉体と最初っから爆発したみたいな髪型」。 初代ミチオ君の中の人とはえらい扱いの差である。 その後春日が偽物が商売をしているところを目撃し、連絡した広中がミチオに扮して止めに行くも偽ミチオの仲間のチンピラグループに返り討ちに遭う。 ミチオを守ろうと立ち向かった広中の熱意を受け継ぎ、春日がミチオに扮して偽ミチオとチンピラグループを撃退し商売を止めさせた。 この喧嘩の様子を横浜の住民たちが見ており、結果としてミチオの人気を更に広める事になった。 ちなみに広中は桐生との出会いに深く感銘を受けており、桐生が尾道で身につけて地元のチンピラを血の海に沈めた初代ミチオ君コスチュームは 2年経った今も大事に持ち歩いている。(*5) 今回もミチオ君コスチュームが手に入り、はっさくフェイスも通常通りのビッグサイズになってミチオ君らしさが100%になった。 頭突き技を使うとちょっと敵の頭が埋まるのはご愛敬。 サブストーリーをクリアするとデリバリーヘルプの嬢キャストとして呼ぶことが可能で、 決めポーズとともに味方全体に攻撃バフをかけてくれる。 広中の参戦(*6)とともに解禁になるため、恐らく中に入っているのは広中だろう。初代の中の人は別枠でキャストやってるし。 『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』にも登場。 喫茶アルプスで映画の撮影のどさくさに紛れて強盗事件が発生。 バックヤードから忍び込むと、小野ミチオ着ぐるみ一式が置いてある(*7)。 調べると何と、八神がこの着ぐるみを着る。 しかし、これまでのシリーズに比べると出番は少なめ。 また、DLCを適応すると追加されるガールフレンドの一人である葉加瀬響子は、ミチオの大ファンだとか。 『龍が如く7外伝 名を消した男』ではサブストーリー等に直接登場こそしないものの、新カラオケ曲の「さよならSilent Night」にてサンタ服を着た姿で登場している。 内容は何故か蒼天堀で雪が舞う中桐生がミチオの着ぐるみを着てクリスマスケーキを配るというもの。 更にUFOキャッチャーの新たな景品として小野ミチオの頭部をドット化させたフィギュアが登場。 また中には偽小野ミチオのものが存在することも。 今作では衣装のマスクの一つに「小野ミチオヘッド」がありそれを着用することが出来るが、あくまでもマスクという扱いな為か大きさは桐生の頭よりも一回り大きい程度である。 『龍が如く8』では春日も桐生も直接着ぐるみを着る場面こそないものの、追憶ダイアリー「ありがとうミチオくん」にて成長したシズコと再会する。 何気にサブストーリーではなくストーリー進行には必須なイベントであるためかなりの優遇具合である。 一人で神室町ヒルズに向かうことを偶然聞きつけた桐生は心配して追いかけていくと案の定チンピラに絡まれていたため助けた。 この時うっかりシズコと言ってしまったうえに本人もミチオを連れてきてくれた恩人として覚えていたことから早々に桐生であることがバレてしまった。(*8) その後は喫茶アルプスで話し、途中先程のチンピラがさらに人数を連れて復讐しに来るといったトラブルにあうものの、最終的に無事に送り届けた。 全体的に6でミチオのサブシナリオをクリアしてきたプレイヤーには桐生とシズコの会話は必見なものとなっている。 そしてハワイではロボットバージョンのロボノミチオが登場。 電源が切れて動けなくなっているところをトミザワが直して復活を遂げる。 元々はビルの防犯用に設置されていたが、電源が切れて動けなくなっているうちに占領されてしまったという。 本来ならその連中を倒してしまいたいところだが、戦闘モードに移行すると膨大な電力を消費してしまい更にゲームギア級の燃費の悪さ充電が満タンな状態でないと難しいことから充電している間中にいる悪党を撃退してもらうことを依頼される。 その後はダンジョンの入り口に立っており、話しかけるとダンジョンに突入することが出来る。 またダンジョン内で入手できる「ロボディスク」とアイテムを交換することも出来る。 シナリオ終盤の敵がドロップする素材や最強武器の作成に必要なフカヒレなどレアな素材と交換することが出来、やりようによってはかなり早い段階で最強武器を作ることも可能となっている。 + ダンジョンの攻略を進めていくと… 最深部に到着した春日一行はこのダンジョンを支配するボスと対面し、当然の如く素直に立ち去る筈もなく一触即発の状況になったところに充電が完了したロボノミチオが駆けつける。 ハイパワーモードへと移行し、目から赤いレーザーを発射して一撃でボスを撃破。 これにて一見落着…と思いきや …ギガガガ。 ギガガガガガガガガガ! 急に電源を入れてハイパワーモードに移行したことで負荷最大になったことが原因で暴走してしまい、そのまま春日達に襲い掛かってくる。 防衛モード、最大出力! 侵入者を直ちに撃破するミチー! 死にてえやつだけ……かかってくるミチー! 始めは「ノックアウトアッパー」などの物理攻撃を仕掛けてくるが、その威力は非常に高く更に「パワーチャージ」で攻撃力と瞬発力を同時に強化してくる。 この時点でもかなりの強さだが、真の恐ろしさはHPを半分以上削ると多用してくる「破壊光線」にある。 この技は威力が高いだけではなく、ほぼ確実にパーティ全員に攻撃される上に高確率で火傷状態になってしまう。 破壊光線に耐えることが出来ても残りHPが少ないと火傷で何も出来ずにそのまま戦闘不能になりかねない。 これまでの敵とは一線を画す強敵なため、育成は勿論強力な回復技やバフ・デバフを十分に揃えて戦いに臨んでいきたい。 また「破壊光線」は熱気属性なためそれを軽減できる「炎神お守り」などを装備するのも有効。 撃破すると★6の脚防具の「ウィザードブーツ」と春日専用の★7の服防具の「真・勇者の鎧」が貰える。 + 更に… 前述のロボノミチオを撃破すると解禁されるEXフロアを攻略してその最深部に到着するとボロボロになった男が「変なロボットたちに殺される」と助けを求めてくる。 するとまたしても暴走してしまったロボノミチオが登場。更に… ロボノミチオ……玄武! ロボノミチオ……白虎! ロボノミチオ……青龍! ロボノミチオ……朱雀! 五体合わせて……! ロボノミチオ特戦隊! 新たに四人のロボノミチオが出現して五人がかりで襲い掛かってくる。 ちなみにこの四人のロボノミチオは最近発売された「ロボノミチオ・四天王シリーズ」という商品であり、期間限定で激レアなうえに不良品の多さからすぐに回収されたという。 単純に五人と手数が増えているだけでなく睡眠や暗闇などの状態異常も付与してくるため更に厄介な強敵となっている。 中でも「レインボーダンス」で全体を2000前後回復させてしまう青龍は最優先で倒しておきたい。 白虎もパーティ全体を睡眠状態にしてくる「催眠術」が厄介なため青龍の次に優先すべき相手といえる。 レベルも53とラスボスよりも強い裏ボスポジションであるため十分な育成と強力な装備を揃えて挑むと良いだろう。 撃破すると★7頭防具の「レインボーハット」と初回は★7武器の作成に必要になる「フカヒレ」が貰える。 【関連人物】 桐生一馬 初代小野ミチオ。彼がミチオに扮した事で、様々な伝説を打ち建てることになる。 余談だが中の人の黒田氏はお気に入りの様で、ONLINE配信記念の人気投票はミチオに投票するように呼びかけていた。(*9) 広中 小野ミチオのプロデューサー。 口うるさい大人として若者からはウザがられているが、尾道の魅力を全国に知らしめたいという気持ちは本物で、ミチオに対する誇りも篤い。 『ジャッジアイズ』では二代目小野ミチオとして西村という青年を雇い、彼が強盗事件の犯人に疑われた際にも無実であると信じ続けた。 『7』では伊勢佐木異人町で横行している偽者に悩まされていたが、春日の協力で事なきを得る。また、桐生が再び戻ってきた際に使っていた初代小野ミチオの頭部を大切に保管している。 チンピラ連中 『6』に登場したチンピラ共。イベントにいちゃもんをつけた際に桐生に叩きのめされて敗走し、それでも懲りずにミチオを襲うも結局は返り討ちにされる。 『7』では滅ぼされた事が横浜住民の口から語られた。 シズコ 『6』に登場したミチオファンの少女で、将来の夢はミチオのお嫁さんと言うほどの大ファン。 手術を受けなければ命が持たない状態にあり、生きるために受けなければならないが手術が怖くて嫌がっていた。 そんな彼女を勇気付けるために、桐生が三度ミチオに扮装し、そのミチオがチンピラを叩きのしたのを見て、手術を受ける決意を固める。 『8』では高校生に成長して再登場。 無事に手術は成功し、リハビリも上手くいってすっかり元気になっていた。 またこれが切っ掛けで医者を志すようになり、その夢を叶えるために東京の医大に強い学校に入学して家族総出で尾道から引っ越してきている。 高校生に成長しても変わらずミチオ君と結婚するという程小野ミチオのことが大好きであり、自宅には桐生が貰ったキーホルダーを50個も持っているらしい。 西村 『ジャッジアイズ』に登場した桐生の後任としてミチオを演じるバイトの青年。広中に勤務態度の悪さと言葉遣いを注意された事に嫌気がさして着ぐるみをほっぽり出して仕事から逃げたが、それが原因で強盗犯として疑われてしまう。最終的には八神の推理と最後まで自分が無実であると信じてくれた広中の熱意に心を動かされ、小野ミチオを続けいく決意を固める。 不真面目に見えるが神室町で普段の不満が爆発しただけらしく、その前までは前任者の桐生の様な渋さを出せないことに悩んでいた。 『ONLINE』でのミチオのキャストにも同名の人物が登場し、紆余曲折あってミチオを引き継ぐが、ジャッジアイズの彼と同一人物かは不明。 春日一番 7からの主人公。 結果として桐生から主人公だけでなくミチオの中の人も引き継ぐことになる。 偽小野ミチオ 『7』に登場した小野ミチオを騙るチンピラ。デザインが適当感丸出しな事から小野ミチオについては何も知らない模様。(*10) 偽ミチオグッズを売りつけてボロ儲けしようとしたが、本物の小野ミチオに扮した春日に叩きのめされる。結局、偽者は本物に倒される運命からは逃れられなかったようだ。ちなみに登場サブストーリーのタイトルは「許されざるもの」。 『8』ではドンドコ島の観光客として再登場。前作で「これ以上偽物を作りづつけるなら小野ミチオが潰しに行く」って脅されたのに懲りていない様である。 ロボノミチオ 『8』で登場した小野ミチオのロボットバージョン。 トミザワ曰く今や世界のマニアから「ジャパン文化の最終形態」と言われているほどカルト的な人気を博しており、その流れでミチオの派生グッズがたくさん発売されたうちの一つであるとのこと。 防衛型ロボットであり目から破壊光線を発射するなど戦闘能力は高いが、戦闘モードに移行するとゲームギアに例えられる程燃費が悪く(*11)、更に100%充電を完了させるには数日以上かかるほど膨大な電力が必要という欠点を抱えている。 なお、セリフは桐生の声をロボット風に加工したものとなっている。 追記・修正は尾道の魂を継承してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 間違えて送信してしまいました。ちゃんと追記します。 -- 名無しさん (2020-02-08 12 33 16) 悪を見逃す程ユルくないゆるキャラ -- 名無しさん (2020-02-08 20 42 23) パチモン臭の残る設定や見た目、ストーリーといいマジで公式が病気すぎる(褒め言葉) -- 名無しさん (2020-02-09 03 28 59) 小野ミチオ・・・東京に進出していたのか・・・。 -- 名無しさん (2020-02-13 09 37 11) 極2では小野ミチコもいたな。DLCだから時系列は無視されてるだろうけど。 -- 名無しさん (2020-02-13 09 53 23) ONLINEでは唯一のドロップ率上昇持ちなのでリーダーとして引っ張りだこ -- 名無しさん (2020-03-23 19 10 06) 2代目の西村くんは地元の尾道で頑張ってると思いたいな -- 名無しさん (2020-09-08 23 33 04) 2代目ミチオはイチの性格的にはまり役に -- 名無しさん (2020-11-20 13 39 27) 桐生と八神と春日を繋ぐ存在になってるとはまた不思議な縁 -- 名無しさん (2022-02-05 21 35 00) 因みに龍が如く全シリーズを通して、おそらく唯一、桐生一馬に恐怖心を刻んで後ずさりさせた恐るべき存在でもある。 -- 名無しさん (2023-03-11 17 10 52) 今度はロボになりやがったw -- 名無しさん (2024-01-30 00 55 17) ロボノミチオってネーミングがなんか某パラドックス携帯獣みたいなんだよなあ -- 名無しさん (2024-02-27 12 38 30) 名前 コメント
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登録日:2015/06/26 (金) 14 25 18 更新日:2024/06/25 Tue 22 04 08NEW! 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 もしも友達になれたなら キム・ジェウク トラブルメーカー ヤクザ 享楽的 代行者 会長 愛すべきバカ 戦闘狂 汚れ役 漢 狂犬のルーツ 白鞘 臙脂色のG様 蒼天堀 藤原啓治 襲名 西谷誉 近江連合 関西の狂犬 鬼仁会 龍が如く 龍が如く0 あんた、強いらしいなぁ? ……ワシぁ強い男は大好きやでぇ? 西谷誉(にしたに ほまれ)は、龍が如く0 誓いの場所の登場人物。 CVは闇ひろしこと藤原啓治氏。 臙脂色のスーツを身に纏った近江連合直参鬼仁会(*1)会長を務める男。 己の欲望にひたすら忠実で、破天荒過ぎて親の近江連合すら手を焼いている問題児。 幼いころから付き合いのある刑事曰く「万引きの上手い赤ちゃんで、幼稚園でスリと置き引き、小学生でカツアゲ、中学生で車荒らし、高校で殺人」という根っからの犯罪者。 真島曰く「飛び級」。 性格は刹那主義及び快楽主義者であると同時に後の真島のような狂気が渦巻いており、度合いとしては『1』或いは『OTE』が近い。 また、どうしようもない戦闘狂の喧嘩師でもあり、自分の脚にドスが貫通するほど刺さろうがむしろ嬉しそう(或いは気持ち良さそう)にしているなど破綻している一面もある。 気に入った相手の流儀をきっちり守った上で命を削り合う殺し合いを楽しめればそれでよし、そうでなくてもどっちにしろ殺し合いが楽しみたいという一番面倒くさい上に厄介なタイプ。 別の目的で来た筈が、いつの間にか強い誰かと喧嘩するという目的に摩り替わっている事もしばしば。その気性は正に「関西の狂犬」。 本人曰く口は堅い性格で、秘密は墓場まで持っていく。 義理堅く気に入った相手に対しては損得勘定抜きで協力するなど掴めない部分があるが、人格者は慕う一面があり、蒼天堀警察署刑事・通称ビリケンとはある理由から強い信頼関係にある。 マキムラマコトの死を偽装しようとした李を拳で引き止めた後、真島があしたば公園で不用意に捨てたほぐし快館の制服と破いたマコトの替え玉の写真入りの紙袋を拾い、 それから3日後にマコトの死を偽装、偽装工作代行をカードにグランドを貸し切って真島と邂逅する。 真島がマコトの殺害を命令されていた事を知っている口振りだが…? 目的はマキムラマコトの命ではなく身柄だった。 曰く、「強い真島君が女一人殺せなくて困ってるのが見てられないぐらい可哀想だったから手を貸した」が、 何故マコトをつけ狙うかは語らず、マコトとお話さえ出来ればそれで良し・真島はその日蒼天堀に浮いた替え玉の死体がマキムラマコトの死体であると佐川を言いくるめればいいと言い放つ。 拳でもって聞き出すかと煽るが、真島は支配人としての流儀からグランド店内では手を出せないと知るや否や、 「真島君の流儀守ったらなアカンしー、でもワシも真島君と殺り合わなおさまりつかんしー(゚∀゚)」と勝手に悩み、 自分を「頭がおかしくなって店でドス抜いたヤクザの強盗」扱いにして支配人を名乗って警察へ通報。 「客」には手を出せない真島の流儀を逆手に取って自分を「サツも認める立派な強盗」に仕立てあげ、仕事抜きで真島との喧嘩に縺れ込ませる。 結果的に敗北し、大人しくお縄につくが、標的として真島をロックオン。凶気に満ちた笑みを浮かべていた。 グランドに来た理由が「マコトの話をしに来た」ではなく、「真島と喧嘩しにきた」に摩り替わっているような気がするが気のせいだろう…多分。 敵として 後の時系列の真島に似たトリッキーで素早い動きで翻弄し、スウェイは後年の真島が直線としたら西谷は変則という今作の変態スウェイ枠。 計2回戦う事になるが、1回目はともかく2回目は場所が狭い為立ち回りには注意が必要。共通して後のナンバリングタイトルでの真島を踏襲したモーションが織り交ぜられている。 蹴りとドスを織り交ぜた隙の小さい連続攻撃を得意としている為、LEGEND難易度では嵌められてそのままボコボコにされる事も。 獲物は白鞘のドスであり、戦闘中のQTEで弾かれたドスを巡って真島と殴り合い、QTEに成功した場合西谷の脛に深々と刺さる。 ただし逆に失敗してしまうと深々と真島の脚に刺さってしまう為、どっちにしろ絵面的に痛いのには変わりない。 また、2回目の戦闘は上記QTEに加えて壁に真島の手を押し付けてドスで突き刺して来るが、入力猶予はどこかの冷麺の超高速正拳突きに比べ有情なので、焦らなければミスすることは少ないはず(*2) 時折その場に仰向けになるや否や、そのまま脚だけでガサゴソ動いて真島へ突撃しながらドスを振り回すという行動に出るが、その様はまるで臙脂色のG様。ちなみに起き上がる時に地味に頭を払っている。 「おぉっとっとぉぉぉ」と言い始めたら十分な距離をとって生暖かく見守ってあげよう。比較的出が遅いし3歩ほどで起き上がるから。 真島は西谷が逮捕された直後、佐川に死体の不審な点(*3)と何故西谷が暴れていたのかについて疑問を投げかけられるが、なんとか切り抜ける事に成功する。 その後蒼天堀警察署の留置場にいる西谷との面会を条件に「三途の川底」で3連勝した真島に対して、ビリケンは西谷のある過去を明かす。 その昔、ある片親の一人娘が蒼天堀の水面に惨殺死体で浮かんだ。 娘は顔は見る影もないほどに殴られ、身体はメッタ刺しにされていた。 1年がかりで犯人をやっとの思いで追い詰めた父親だったが、犯人は未成年だったため少年院送致のみで済まされ、直ぐ釈放された事により一層地獄へ突き落とされる。 その後、犯人の少年が当時高校生の西谷によって滅多刺しにされ殺害された。 幼少から付き合いのあった少年―当時高校生だった西谷が、娘を奪われた男の心情を察したのか、犯人に意趣返しをしたのだ。 外道には外道にしか出来ない役割がある。誰にも感謝されないが、王道に生きる人々を支える。 西谷が自ら復讐を代行するという汚れ役になり、それを教えられた父親―ビリケンは「三途の川底」を作り、西谷の窓口役を務めるようになった。 形はどうあれ、娘の仇を討った西谷に対する恩返しもあったのだろう。 一方で、真島を匿う形でマキムラマコトに似た詐欺師の女性を殺す仕草は、かつて自身が殺した不良のやっている事と同じではという声もあったり その後、真島はビリケンの案内により西谷のいる留置場へ案内される。西谷は真島を見るや否や、 「ああせな真島君が店で喧嘩してくれへんかったし(・ε・`)野球の試合と一緒でどんなエエ喧嘩でも決着付けなアカン!(゚∀゚ ) 途中で雨天中止になったら選手のええプレーも無意味になってまうやろ」 「5回裏までやってりゃ試合は有効やろが(´・ω●)」 「あの喧嘩はまだ1回表やヽ(`Д´)ノもう一回殴り合うて楽しみたいんやc(`Д´と⌒c)つ彡」 と拗ねるわ駄々を捏ねるわで、自分がやった事とはいえ警察の到着で水を差され有耶無耶になっていた真島との喧嘩の決着を熱望するが、 マコト誘拐犯を探すために来た真島によって蹴られてしまい、犯人の白いスーツの男は仲間かと尋ねられると 「白いスーツの男は仲間にいない、だが真島でも自分でもない第三勢力という予想はついているし、その目星もついている」と告げる。 そこへ灰皿を持って来た警官に酒を頼むと、ビリケンの「お小遣い」の影響もあるのか、はたまた幼い頃から世話になってる影響か、蒼天堀警察署の留置場は西谷にとっては給仕付きの自宅のような、「日本一安全かつ熟睡出来るねぐら」と言った。 第三勢力について「教えようかな~どないしようかな~(゚∀゚)」と勿体ぶるが、楽しい殴り合いじゃ済まなくなるという真島の警告に寧ろヒートアップ。 「ワシは強いモン見るとな、アソコ(*4)が堅なってしまうんや。もう我慢でけへん!」と下ネタ全開で主張。 「変わった奴やなぁ」で流せる兄さんはともかく、お巡りさんこいつです。 殴り合いの末再び敗北し、真島は「ビリケンが言うように、もしもっと別の出会い方をしていればいい仲になれたかもしれない」と零したものの、 「殴り合う理由を持って出会えたから最高にいい出会い方」と返す。真島はまっとうな言い方するなと答えたものの、もう完全に西谷に毒されているのは気のせいではないはず。 佐川を裏切って自分に付かないかと誘った上でマコトを攫ったのは表向きには東城会の代紋を掲げていない東城会直系日侠連という裏組織であること、 そしてマコト誘拐の主犯格は後に三代目東城会会長となる日侠連総裁世良勝であること、 数日前に世良が日侠連を引き連れて蒼天堀に潜り込んだという情報からマコトを狙っているのではと勘繰っていることを伝え、 そこで真島は嶋野を含め何故東城会内の2つの組織がマコトを執拗に狙うのかと疑問を抱くが、西谷は自分の雇い主が堂島組若頭補佐・渋澤であることを暴露。 東城会内部でマコトの持つ「カラの一坪」を巡って堂島組・嶋野組・日侠連(*5)による事実上の内部抗争が発生している事をほのめかす。 マコトの奪還を考えた真島に「東城会の汚れ仕事専門組織である日侠連は甘くない」と警告して止めるが、同時に真島と自分が組めば勝ち目が無いわけではないし、 何より佐川を通して嶋野から下された命令はマコトの殺害である為、佐川と組んでいる以上確実にマコトを手にかけなければならない局面が来るが、 西谷は日侠連からはあくまでマコトの身柄を渡せと命じられているので、佐川と手を切って西谷と組めば取り敢えずマコトを殺さずに済むという利害関係の一致を伝えるが、 「日侠連はマコトを殺すようには見えないし、自分の目的がマコトを殺さない事であればそのまま預けるし、 マコトはもう裏社会の食い物にされすぎた。自分にはマコトを殺せなかった、マコトを生かした責任がある。 ただ命があればいいということではなく、人として生かさなければいけない責任がある。極道の食い物にはさせない」 と再び断られ、もっと早く出会わなかった事が本当に残念だと漏らして日侠連の潜伏先が椿園の弁天屋であると伝えると同時に、 弁天屋に案内して一緒に暴れると発言。結局は日侠連との喧嘩にかこつけて真島と一緒に暴れたいのが目的にも思えるが。 房の鍵は開いたままだった為、勝手に留置場を真島とともに出ようとした矢先、背後から銃声が響いた。 同時に背後の廊下の先から背中を撃たれたビリケンが現れ、西谷に逃げろと呻いて絶命。 そこへ先ほど酒を頼んだ警官が現れ、「東京の人間から真島と西谷を殺せばビリケンが握らせていた小遣いの100倍の金(*6)をやる」と言われ裏切っていた事を知る。 直後警官に腹部を撃たれ、「悪いコトばっかりしてたらバチ当たんなぁ」と死を覚悟して警官と真島の間に立ち塞がり…― 思いっきり暴れたらええ 思いっきり楽しんだらええ!! ヤクザなんぞ どうせ早よ死ぬんや なら 後先考えんと 自分の道 前に進めや…… なあ? 早よ行けや 真島ぁ マコトっちゅう女 生かした責任 キッチリとったらんかい!! 行けやぁ 真島ぁ!! 西谷は、彼なりに真島の置かれている状況―グランドに縛り付けられ、過剰なまでの監視を付けられ、監獄代わりの蒼天堀で鬱屈している事を理解していたのだろう。 後の「嶋野の狂犬・真島吾朗」のパーソナリティを築く言葉を叫び、真島の盾となって凶弾から真島を守り抜く。 血反吐を吐いて満身創痍になりながら警官へ歩み寄り、真島が留置場から逃亡した直後警官の悲鳴が響き渡った… 龍が如く7外伝では 強烈な印象を残した彼であるが、流石に死んでしまってはどうすることも出来ず今後は登場しない…。(担当声優の藤原氏も鬼籍の為に更に難しいと言える) と思われていたが、なんと7外伝にて三代目西谷誉が登場。まさかの襲名制だった事に驚いたプレイヤーは多いだろう。 そんな三代目を演じるのは「キム・ジェウク」。韓国系の俳優が演じているのには理由がある。 この三代目もまた初代と同じく、自由気ままに生きながらも強い人間に対しては興奮するタチ(カメラが股間を一瞬映すのもしっかり受け継いでいる)。 しかし、クズでありながらも確かな人情が存在した初代と違って、三代目は弱い人間に容赦をしないという一面を持っている。 身寄りの無い未成年の少年たちを殺し合わせたり、余りにも残酷な拷問を幾度と行っていたり…と残虐な性格であり、そのせいで恨みを持つ人間も多かったという。 逆に本家若頭の渡瀬勝の事はかなり慕っており、その感情はもはやヤンデレレベル。 その危うい言動を取るこいつをどうするかが本編の大きな流れの一つである。 また浄龍の正体を「堂島の龍」と見破りその名前を呼ぶと共に章が終わる…と思ったら章をまたいだ瞬間に浄龍に殴られ言ったはずの台詞が中断させられたり、詳細は省くが最終的には「恨みはあるがそれ以上に役に立つ」という事で生かされほぼ鉄砲玉にされるなど、初代や真島のアニキ(*7)が見たら呆れそうなくらいの小物っぷりを発揮していた。 実際に戦っても中ボスレベルに強さしか無い…のだが、ストーリーの都合上やたら丈夫であり「アレ明らかに死んでるだろ」という事をされても意識を失うだけで済んでいた。そういう意味でも拳銃一つで死亡した初代とまた違う。 ゲーム的には非常に強い難敵であるが、ストーリーでの扱いはちょっとした障害程度であり、武力でも知力でも桐生に出し抜かれるレベルであった。 このあたりは「バブルというヤクザの全盛期でギラついていた時代の西谷誉」と「暴対法などで締め付けられ狡い金稼ぎで生きているヤクザ衰退期の西谷誉」という対比なのではないかと言われている。 思いっきり修正したらええ 思いっきり追記したらええ!! wiki篭もりなんぞ どうせ早よいなくなるんや なら後先考えんと 自分の道 前に進めや…… なあ? △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] いいキャラだったんだけどなぁ……死なすのは勿体なかった。 -- 名無しさん (2015-06-26 14 34 03) 留置場のやり取りほどやだやだのAAが似合うシーンはない -- 名無しさん (2015-06-26 21 02 53) 今後、外伝作品で兄さんや渡瀬の兄貴と是非とも共演して欲しい程のいいキャラだった。っつ~か、龍司、渡瀬、西谷をメインにした近江連合中心の龍が如くが見たい。 -- 名無しさん (2015-06-26 21 20 39) 現実でも「正しさ」じゃ救えない事が多すぎるしなぁ -- 名無しさん (2015-06-27 00 18 49) 0で一番かっこいいキャラだとおもったなぁ。 -- 名無しさん (2015-06-27 08 04 28) 空中でのドスの取り合いはぐうアツだった -- 名無しさん (2015-06-28 16 42 39) 西谷の兄さんかっこいいよね -- 名無しさん (2015-07-01 14 40 45) たった一作で死ぬには惜しいキャラってのは確かだけどこの人は死んで花があるキャラだからなぁ… -- 名無しさん (2015-07-01 14 48 01) ↑峯みたいなもんか -- 名無しさん (2015-07-02 12 42 29) でも、明確な死の描写がなかったから今後再登場あるかも -- 名無しさん (2015-07-07 16 30 59) 絶対コイツ生きてるだろ -- 名無しさん (2015-07-25 17 05 13) 堂島組がマコトの死の偽装を知っていたのは西谷が渋澤に作戦を伝えたからなのだろうか? -- 名無しさん (2015-07-28 17 25 18) 西谷は専用BGMほしかった -- 名無しさん (2015-08-23 23 34 46) 明日発売の極に回想シーンでもいいから出してくれ。 -- 名無しさん (2016-01-20 17 20 38) フリーダムな人だから今までのに出てなくてもおかしくはない…けどあれ死ぬよな -- 名無しさん (2016-01-31 16 37 13) OTE2で復活やな -- 名無しさん (2016-02-03 18 57 04) 最後の言葉改めて見たらかっこよすぎて鳥肌たった・・・本当いいキャラだったね -- 名無しさん (2016-02-20 00 13 10) 弁天屋で大暴れしたかったで… -- 名無しさん (2016-05-05 23 44 25) どうせ極道なんかすぐ死ぬと説いた対象は人死が日常茶飯事の団体で最古参の幹部になるまで生き延びていると言う -- 名無しさん (2016-06-05 12 39 10) 亡くなったの勿体無いよ.........。 -- シャナ黒 (2018-11-29 22 55 24) ビジュアルも声を演じた藤原さんに似てるが、意識したのかな? -- 名無しさん (2019-03-12 20 02 21) 役所広司に似てるじっs -- 名無しさん (2019-05-04 21 25 23) 実写化するなら役所広司でピッタリだと思う -- 名無しさん (2019-05-04 21 26 26) ↑外見だけやろ・・・。役所さんあんな機敏な動きできん。 魅力のある幹部をすぐ亡き者にするし、何の魅力もない幹部とかは「え、いたっけ?」みたいな扱いにするのどうにかしてほしい。 -- 名無しさん (2019-09-18 23 42 25) もうオリジナルキャストでは聞けないんだな・・・ 怪演だったなぁ・・・ -- 名無しさん (2020-04-16 22 39 22) 何歳で刺青は何だったのかな。かなりおっちゃんに見えるけど今の真島の兄さんよりちょっと若くても50手前ぐらいか。鬼仁会っていう名前から兄さんと同じ般若と鬼かな。 -- 名無しさん (2020-05-05 09 58 19) 汎用ボスBGMなのが惜しい 嶋野の狂犬スタイルの『Receive You The Subtype』が似合う -- 名無しさん (2021-08-10 00 37 34) 良いキャラなのにONLINEじゃカスレア扱いされている可哀想な人 -- 名無しさん (2023-05-15 14 53 23) 襲名制だったのか… -- 名無しさん (2023-06-16 14 47 41) こんなイカれたナイスガイだ。襲名制になるのも納得できる。 -- 名無しさん (2023-12-20 00 06 37) 三代目はある意味桐生ちゃんをはじめとしたメインキャラのアンチテーゼって感じのキャラだよね -- 名無しさん (2023-12-20 12 41 53) 実は0の西谷が初代とは明言されてないって聞いたが、どこかで言われてたような気もする…どっちだっけ -- 名無しさん (2023-12-20 12 55 10) 0西谷は他人を振り回す人だったけど、三代目は桐生の誘い出し作戦しかり渡瀬襲撃しかり他人に振り回される人なんだよな。好き勝手生きてはいたけど「後先考えずに自分の道進め」の逆だったなぁ -- 名無しさん (2024-01-05 01 15 10) 作中対面はしなかったけど、真島の兄さんも存在ぐらいは認知してそう、三代目の -- 名無しさん (2024-01-12 22 54 21) オンラインストーリーだと軍人や格闘家達が束になっても敵わない戦闘力だったの見てるとビリケンが射殺されたのに動揺して対処出来ずにやられたって解釈なのかな初代の西谷は -- 名無しさん (2024-02-23 14 11 17) 三代目やたら火力高くて強かったけどなぁ -- 名無しさん (2024-05-15 14 13 30) 説明欄に「関西の狂犬」と書かれてた初代西谷だけど彼が本編中でそう呼ばれた事は一度もないんだよな。もしかすると龍司みたく関西付きで呼ばれるのが嫌いなのが理由だったりして -- 名無しさん (2024-06-25 21 38 03) 名前 コメント
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登録日:2022/07/10 Sun 02 43 10 更新日:2024/06/26 Wed 16 10 38NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 ボス ヤクザ 会長 博徒 尾道 尾道仁涯町 広島 広島県 暴力団 極道 津嘉山正種 老人 親の心子知らず 陽銘連合会 龍が如く 龍が如く6 来栖猛(くるす たける)とは、『龍が如く6 命の詩。』の登場人物。 広島県一帯を縄張りとする極道組織『陽銘連合会』の会長であり、裏社会では知らない者はいないとまで言われる生ける伝説。 陽銘連合会は本作が初登場の組織で、日本の裏社会では東城会、近江連合に並ぶナンバー3の規模を誇る一大勢力。 来栖は戦後間もない頃にその陽銘連合会を立ち上げ、約70年に渡ってその頂点に君臨してきた人物であるため、極道としてのキャリアはシリーズでもトップクラス。まさに『大物』と呼ぶに相応しい男。 …なのだが、その有名さに反して、彼に関する情報は極めて少ない。 というのも、陽銘連合会は裏社会で常に中立を保ってきた組織であり、他の組織との交流はほとんどない。あの近江連合ですら抗争で一度も勝ったことがないという強さを持ちながら、広島以外にシマを広げようとしないシリーズでも異質な極道組織であるため、情報がほとんど得られないのである。 それどころか、伊達刑事によれば、警察の公式記録にも彼に関する情報は昭和50年代を最後に一切存在しない。桐生も名前は聞いたことはあるが、実際に会ったという話は聞いたことがないらしい。 そもそも本当に戦後間もない頃から活動しているなら、2010年代を描いた本編では100歳近い高齢のはずなので、彼が現役か、それどころか存命かも疑わしい。 現在の定説では『既に来栖は引退し、若頭の小清水寛治という男がその名を利用している』とされており、最早彼の存在は都市伝説に近い。 追記・修正は伝説になってからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 陽銘連合会との盃交渉のため広島を訪れていた東城会幹部に会うため、広島県・尾道仁涯町の迎賓館にカチコミをかけた桐生。 そこで彼は陽銘連合会の首脳部と顔を合わせることになるのだが、その中に彼はいた。 来栖猛の名は渡世名であり、彼にはもう一つの名(本名)があった。 彼の本名は『巌見兵三』。広島の財界を牛耳る大会社にして陽銘連合会のフロント企業でもある『巌見グループ』の会長である。 家族には息子であり巌見造船社長の巌見恒雄がいる。 CVは津嘉山正種氏。 人物 極道として 長年大組織を纏めてきただけあって、非常に冷静かつ聡明な人物。 高齢なのは事実だが、陽銘連合会会長としては今なお現役。身体も達者で腰も曲がっておらず、制裁用とはいえ銃を発砲したことも。 その雰囲気はいかにも穏やかな老紳士といったところだがそこはヤクザ、時には静かながら有無を言わさぬ気迫で血気盛んな小清水を黙らせるなど、伝説の極道の名に恥じない凄まじい覇気を見せる。 胆力も器もあり、ある時は銃を向けられた上に発砲されても一切動じないどころか、逆にその相手を諭して自分の部下に迎え入れたこともある。 一方で、時には組織を守るために非情な決断を下すこともある、清濁併せ呑む人物である。だが自分の側近に過酷な任務を下した際は、敢えて自分が率先してその咎の一端を背負うことで覚悟を見せるなど、最低限の筋は通す。 彼が極道として常に中立の立場にいるのは、裏社会の均衡を保つため。陽銘連合会が他の組織と盃を交わせば裏社会の均衡が崩れ、最悪日本中を巻き込むほどの抗争が起きることを理解しているため、常に独立を保ち、他所にシマを広げることは決してしなかった。 本編でも、断られることを見越して桐生に盃の後見人を頼み、恒雄が勝手に進めた盃交渉をご破算にするなど、一貫して中立の立場を守っていた。 故郷の広島やそこに住む人々を想う気持ちは本物で、同時に自分の陽銘連合会が表と裏の両方で長きに渡って彼らを支えてきたという強い自負を持っている。 息子との関係 完璧超人のような来栖の唯一にして最大の欠点。 息子の恒雄には日の当たる道を歩かせたいという親心から恒雄を裏の稼業から遠ざけ、表の仕事である巌見造船を継がせたのだが、極道としての非凡な才能を自覚していた恒雄はやがて組織内で台頭して自分の派閥を持つに至った。 また、野心家の恒雄は他の組織と積極的に関係を築くなど来栖の意に沿わないことも行うため、流石の来栖も苦い顔をしていたという。 巌見親子の関係がここまで拗れてしまったのは、『世界でも指折りの造船会社の社長になれれば恒雄も文句は無いだろう』と一方的に決めつけ、進路を強引に押し付けて彼の気持ちを蔑ろにしてしまったためで、それに反発したために恒雄がヤクザに過剰に憧れることになった。 『尾道の秘密』 来栖が政界に非常に顔が利くのは組織内でも有名な話で、噂によれば戦後の日本を牛耳ってきた昭和のフィクサー・大道寺稔と関わりがあるのだという。 本作の舞台となる尾道仁涯町には『尾道の秘密』と呼ばれるある重大な謎が隠されており、これが大道寺から力を引き出すことができる切り札だという。この『尾道の秘密』がこの物語の鍵となる。 『尾道の秘密』が暴かれることがあれば自分の身も組織の立場も危うくなる(*1)ため、秘密を守るためなら手段を選ばない。普段は人格者の彼が非情な面を見せるのは大抵この秘密絡みである。 陽銘連合会と長年関わりがある中国マフィアのボス・ロウ曰く『極道が長生きすると色々な物に縛られる』『尾道の秘密は来栖にとってもはや呪縛』とのことで、『秘密』のおかげで大きな権力を振るえる分、『秘密』のせいで苦しめられ続けてきたことがうかがえる。 来歴 最初からヤクザだったわけではなく、元々は裏社会とは何の関係もない巌見造船の社長だった。 戦時中、彼はある依頼を受注するのだが、これが彼の人生を大きく変えることになる。 当時は戦争中で人手が足りなかったので、中国マフィアの祭汪会に頼んで中国の戦争難民を集めてもらい、彼らの力を借りて完成目前にまで迫るも、終戦に伴って諸事情でその仕事のことは隠さなければならなくなった。 そしてこのとき作ったものが後に『尾道の秘密』となり、それを隠蔽し続けるための力を得るために来栖は裏社会に足を踏み入れ、ヤクザになった。 いわば陽銘連合会は『尾道の秘密』を隠すためだけに生まれた組織であり、陽銘連合会が広島に留まり勢力を拡大しなかったのは、来栖が野心を持ってヤクザになったわけではないからである。 この頃、後に自分の懐刀となる少年・広瀬徹と出会い、彼を部下に迎えている。 約40年前、大道寺からの命令で『尾道の秘密』の漏洩のリスクを減らすため、秘密を知る同胞の生き残りを皆殺しにすることになり、その刺客として何も知らない広瀬を指名した。 この時、自分の兄弟分すら殺すことになる広瀬のために、自ら生き残りの一人を広瀬の目の前で殺害してみせ、自分も共に罪を背負う覚悟を見せている。 約30年前、代替わりした祭汪会が先代から聞かされた『尾道の秘密』をちらつかせ、密入国ビジネスへの協力を要請してきたときは、仕方なくビジネスには協力したものの日本不可侵の盟約を取り付け、祭汪会側も『尾道の秘密』の正体までは知らないことが来栖にバレるのを恐れてそれを承諾した。 だが本編の少し前、恒雄が祭汪会を唆して神室町に進出させた上、ボスの息子ジミーを殺害するという事件が起きる。 祭汪会のボス・ロウが陽銘連合会への復讐のために『尾道の秘密』を暴露することを恐れた来栖は、ロウのもとに広瀬を遣わして祭汪会に日本撤退を迫る。 さすがに来栖もロウを殺す気まではなかったが、ミスと不運が重なった結果交渉材料を失ってしまったため、結局ロウを殺害する方針に切り替える羽目になる。 そして紆余曲折の末、ロウから『尾道の秘密』の手掛かりと息子の敵討ちを託された桐生が、遂に『尾道の秘密』の隠し場所にたどり着いてしまう。 最後の刺客・広瀬も桐生に破れ、遂に『尾道の秘密』の全貌が明らかになる…! その『秘密』の正体とは… 本作最大のネタバレ注意! あれは大和なんかじゃない それを超える『超大和型戦艦』と言われた 旧日本海軍の最高機密だ その正体は、造船所近くの海底に隠された世界最大級の戦艦。旧日本海軍の将校だった大道寺稔の依頼によって巌見造船が作ったものである。 この戦艦の建造は大道寺の独断であり当時の政府の許可を取っていなかったため、その建造費は事実上戦費を横領した形になっていた。しかも結局戦艦の完成が終戦に間に合わなかったため、建造費は丸ごと無駄遣いに終わり、超大和型戦艦は日の目を見ることなく隠蔽された。 戦後、政治家になった大道寺は、自分のアキレス腱が巌見造船に握られている状況を恐れて、戦艦建造で巌見造船が被った負債を賠償する代わりに、巌見造船を優遇する法案を次々に通すという国家の法を私物化する最悪な方法で懐柔にかかった。 その結果、来栖には政界との強いパイプができた。癒着関係は大道寺のみならず彼のシンパにまで広がり、現政権の中にもそれは少なくないため、大道寺がとっくに引退した現在でも問題なく強権を使うことができる。 『尾道の秘密』を目の当たりにして絶句する桐生と仲間たちの前に来栖は姿を現し、秘密を暴いた桐生たちを抹殺するよう広瀬に命令するが… 広瀬は自分の子分を殺すことができず、初めて来栖に逆らった。 来栖は今更になって日和った広瀬に激怒し発砲、致命傷を与える。 虫の息の広瀬に、来栖は40年前の真実を告げた。 『尾道の秘密』を知る生き残りを殺させたのは、大道寺ではなかった。 当時、大道寺は来栖に『尾道の秘密』を破壊させようとしていた。 だが切り札である『尾道の秘密』を失うのを怖れた来栖は同胞を殺すことを自ら提案したのだ。 そして、自分はもう終わりだと悟りながら静かに造船所を後にしたのだった…。 そして陽銘連合会本家に帰った来栖は恒雄と対峙する。恒雄は伝説の極道・来栖猛の名を襲名し、『尾道の秘密』の番人としての地位と権力を我が者にしようとしていた。 恒雄の命を受けた小清水に銃を向けられるも、秘密に苦しめられ生きてきた来栖は『お前には無理だ』と恒雄に忠告するが一蹴され、最期は小清水の銃撃で激動の人生に幕を下ろした。 最後の瞬間まで来栖は命乞いも狼狽えもせず、ただ静かに死を受け入れるという、まさに伝説の極道に相応しい堂々とした姿のまま死んでいった。 そして物語は二代目来栖猛・巌見恒雄との最後の戦いへと収束していくことになる…。 追記・修正は秘密を守り抜いてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] シナリオ的には悪役にはなるけど、戦争によって荒廃した日本と広島を立て直した功労者の一人だしほんと息子のことさえなければだな -- 名無しさん (2022-07-10 07 39 39) こいつ本人が存命している状態で、恒雄とラスボス戦に持ち込めればまだシナリオ的にも見応えがあったかもしれんのに -- 名無しさん (2022-07-10 12 40 50) ↑2 -- 名無しさん (2022-07-10 17 23 46) ↑3 まあ息子のことなかったら悪役ですらない伝説の極道枠になるし… -- 名無しさん (2022-07-10 17 24 49) 超大和型戦艦をよく隠せたな… -- 名無しさん (2022-07-10 17 26 09) 龍が如くシリーズの中で一番大物オーラがあった漢だった -- 名無しさん (2022-07-10 20 03 42) 極道として清濁併せ呑む人物だったな…息子が要らんことしなければ遥のこと以外6は平和に終わってたのに -- 名無しさん (2022-07-11 03 35 03) 親子がテーマの6でこの親子は「親の心子知らず」が描かれてた印象 -- 名無しさん (2022-07-11 14 04 08) 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-12-17 08 47 19) ホントは尾道の秘密って原爆だったんじゃないかなって気がする(広島だし) ただヤバすぎて戦艦になったんじゃないかって -- 名無しさん (2023-02-22 17 11 49) ↑ 実際戦艦じゃバレたところでどうしたって話だし、核兵器や戦争犯罪の資料くらいのブツなら秘密として効果的だろう。戦争と直接つながるテーマだから、そこの扱いに困ったのは明白 -- 名無しさん (2023-05-22 11 12 31) ただ広瀬のおやっさんの最期を飾るのには戦艦が1番いい気もする。資料だ原爆だじゃこんなものを守ってたのか感はある。戦艦なら現代としては今更戦艦って感じだとしても、あの時代を生きてきたおやっさんなら、俺はすげえもん守ってきたんだなぁって思うことはできるだろう。 -- 名無しさん (2024-03-13 19 48 18) ラスボス戦前でツネちゃまが「伝説の極道 来栖猛の名は」って言ってるけど、来栖猛って堂島の龍とかと違って"肩書き"じゃなくて"世襲名"みたいなもんだから伝説でもなんでもねーだろという。 -- 名無しさん (2024-06-05 13 32 11) 6時点で陽銘連合会は国内第三位の極道だったから、7の大解散以降は業界トップに躍り出るかと思いきや、8において横浜星龍会が主導権を握っていたことを考えると、二代目小清水は組織をまとめきれず、政治のバックアップも減少したことで大幅に弱体化した可能性が高いな。 -- 名無しさん (2024-06-15 12 08 11) というか陽銘連合会は地元だけで活動してる組織だから全国的な運動などには介入しないだけじゃ?東城会と近江の組員を吸収したことで規模としては星龍会がトップになったかもしれないが -- 名無しさん (2024-06-26 16 10 38) 名前 コメント
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「修正依頼」が出ています。対応できる方はご協力をお願いします。依頼内容は「過度な考察・ネタバレの削減」です。 龍が如く4 伝説を継ぐもの 【りゅうがごとくふぉー でんせつをつぐもの】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション3プレイステーション4Xbox OneWindows メディア BD-ROM 1枚 発売・開発元 セガ 発売日 【PS3】2010年3月18日【PS4】2019年1月17日【One/Win】2021年1月28日 定価 7,980円 プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 なし ポイント 複数主人公制を採用新鮮なシナリオとゲーム性しかしスケールは縮小加えてシナリオは超展開にコイヨキリュー 龍が如くシリーズ 概要 ストーリー 特徴・新要素 評価点 複数主人公制の採用により更に広がったゲーム性 その他 賛否両論点 シナリオ・キャラクター その他 問題点 ゲーム バトル シナリオ キャラクター 総評 余談 それは熱き男達の、奇跡の記録。 概要 『龍が如く』シリーズの5作目。前作から大きな変更点はないが、本作から複数主人公制を採用。 従来の桐生一馬に加え、秋山駿、冴島大河、谷村正義の新キャラクター3人を加えた4人の主人公で物語が展開される。 ストーリー 2010年3月1日、深夜24:05。東京・神室町。 アジア最大の歓楽街で同時に起きた“日常的な”2つの事件。 東城会系の弱小組織「金村興業」のシマで起きたチンピラ同士の些細な抗争と発砲事件。射殺されたのは東城会と親戚関係にある組織、上野誠和会の男だった。事件の収拾に奔走する金村興業の若衆たち。しかしその最中、金村興業の組長が刺殺死体となり発見される― 神室町ではよくある極道組織の小さな抗争事件。 だがそれは、とある計画の伏線に過ぎなかった…… この時既に男たちの短く、そして熱い闘いは始まっていた…… 事件を皮切りに露になる、野望を秘めた男たちの本性。金と権力、地位と名誉。剥き出しとなった欲望が、激しくぶつかり合う。しかしその中心には1人の女性の姿があった…… 儚き希望のために働く、美しくも哀しき1人の女。その存在が、今まで決して交わることの無かった男たちを結び付けてしまう。 誰彼構わず金を貸すという謎の金貸し。 過去にたった1人で18人もの極道を殺害した死刑囚の男。 神室町でダニと呼ばれる汚職まみれの若き刑事。 そして、過去にこの街で幾度と無く奇跡を起こしてきた、伝説の元極道…… それぞれの強き信念を持った“4人”の男たちは、1人の女性に導かれるように再び街へと集い、そして出会う。まるでそれが4人の「運命」であったかのように…… チンピラ同士の陳腐な発砲騒動により幕を明ける、 権力者たちの“壮大な計画”と東城会の過去…… 騙し騙され、数々の裏切りを経て明らかになっていく事件の真相。 神室町に新たな伝説が生まれる。 特徴・新要素 複数主人公制の採用 本作は、シリーズ初の複数主人公制となっている。 ストーリーは、それぞれ4章構成の「第一部」~「第四部」と「最終部」の計17のパートに分かれている。第一部~第四部にはそれぞれ1人の主人公が設定されており、最終部で4人の主人公が一堂に会すという流れとなる。 所持品や所持金は主人公ごとに分かれており共有はできないが、最終部では全員の所持品及び所持金が1つに纏められることとなる。 レベルアップシステムの変更 本作では、レベルが1つ上がるごとに3個の「スキルソウル」が手に入るようになっている。 レベルアップに伴って習得できるスキルやヒートアクション等は、今まではレベルごとに習得できる内容が決まっていたが、本作ではそれぞれ1個~4個のスキルソウルを消費することで習得する形式となった。この変更によって、スキルソウルのストックさえあれば基本的に好きなスキルをいつでも習得できるようになった。 神室町内の新マップの追加 本作では、神室町のビルの屋上や地下街を探索可能になっている。地下スペースは、地下街や地下駐車場の他にマンホールを使って下水道を探索することも可能。また、今までは操作キャラクターが入ることのできなかったビルの隙間のスペースに、東南アジア系の移民や出稼ぎの住民が住む亜細亜街という新マップが追加された。 このうち、最終章になれば開放されるものの「マンホールからの下水道への出入りはマンホールの蓋を道具なしで開けられる冴島のみ可能」「亜細亜街への出入りはアジア圏の語学に堪能な谷村のみ可能」といった制限がある。 評価点 複数主人公制の採用により更に広がったゲーム性 4人とも、戦闘面での性能が異なるため、戦闘シーンでバリエーションに富んだバトルを堪能出来る。 秋山は一撃の威力よりも手数とスピードに重点を置いた蹴りメインの戦闘スタイルが特徴。 ラッシュコンボの4段目が□ボタンの入力数によって攻撃回数が増える「スラッシュキック」となっており、修行によって最大13回まで増加可能。更に、掴んだ敵や倒れた敵に対してヒートゲージ増加量の多い専用挑発を行うという専用スキルがあり、ヒートゲージを溜めやすい。 冴島は攻撃が大振りな分リーチが大きく、全体に攻撃力が高い。 ラッシュコンボから△ボタンで派生する攻撃が「チャージフィニッシュ」となっており、ボタン長押しによって溜めることが可能。また、チャージフィニッシュには敵をバウンドさせる攻撃が多く、追撃などを含めて大ダメージを奪いやすい。 谷村は直接的な攻撃性能に乏しいが、投げ技や防御・回避能力に優れており、警察官らしい手錠を使った捕縛技も使用可能。 さらに、ガードボタンを押した直後の一定時間(谷村の身体が光っている間)に敵の攻撃を受けると、「捌き」が発生して攻撃を無力化した上に敵の体勢を崩させることができる。「捌き」は一部ボスの攻撃に対しては発動できないものの、全方向からの攻撃に対応している上、捌いた敵を壁や別の敵にぶつけてダメージを与えることも可能。 シナリオ面も様々な境遇、地位の主人公のシナリオが徐々に収束し、散らばった伏線が回収されていくストーリーは今までのような桐生1人のストーリーでは味わえない新鮮さがある。4人主人公制を採ったことで、新たな遊び方やシナリオの見せ方を見出したと言えるだろう。特に4人の主人公がたった1人の女のために結託するシーンのBGM、演出は評価が高い。 一方でそれぞれの主人公は基本的に善性であり弱気を助け、強気を挫く性格の持ち主で桐生の本質からズレていない。 後述の通り完成度が低く、支離滅裂な本作のシナリオだが、本作で極道同士の抗争に回帰したのは評価されている。 下記通りラスボスに対しては人選賛否が多いが、秋山のラスボスは過去と因縁と実力から称賛される事が多い。 システム面でも各主人公の特性が生かされている。 金融会社社長とキャバクラのオーナーを兼任している秋山は、前作にも登場した「No.1キャバ嬢をつくろう!(キャバつく)(*1)」がプレイ可能。育てたキャバ嬢は別の主人公で指名することもできる。また、神室町で顔が広いため、『2』の要素であった「顔馴染み」を作ることができる。 脱獄囚である冴島は、警察の目を掻い潜って行動しなければならない。自由行動中に大きな制約が掛かる訳ではないが、警官に見つからないように目的地を目指すミッションが何度か発生するため、新マップの屋上や地下を上手く利用する必要がある。また、格闘家を育てる「格闘家をつくろう!」というミニゲームがプレイ可能。育てた格闘家は闘技場で戦ったりタッグパートナーとして共闘することもできる。25年も刑務所に居たという境遇から現代社会には疎く、各店舗に入ろうとするとまるで浦島太郎のようなコメントを残す。 警察官である谷村は警察無線で各地で起きる事件の情報を得られる。街を歩いているとランダムで事件が発生し、一定時間以内に現場に駆け付けると戦闘やチェイスバトルが発生する。無視も可能で、その場合は他の警察官が解決するが、自分で事件を解決すると一定件数ごとにアイテムを受け取れる。また、アジア圏の語学に堪能で亜細亜街に住む東南アジア系の住民とは友好関係を築いているため、唯一最初から亜細亜街に自由に出入りできる。 桐生はあるイベント以後、ギャングチームが戦いを挑んでくる「チームエンカウントバトル」が発生するようになる。これを返り討ちにしてチームを潰していく。また、クリア後のプレミアムアドベンチャー限定だが、今回もシリーズヒロインの遥と出掛けることが可能。 これまで師匠と言えば古牧のみであったが、本作では4人全員に個別の師匠が付いた。 凄まじ過ぎて現実味のない武勇伝の数々を語る元傭兵の西郷、父が戦時中に埋めたものを探すために25年も前から神室町の地下を掘り続けているホームレスのセンニン、家族を惨殺した犯罪組織の首領を追って来日した女性刑事のナイールなど、それぞれサブストーリー並みのキャラクター設定とストーリーが用意されている。 ちなみに別の主人公で他の師匠に会いに行けるというおいしい展開も用意されている。 第4作にして複数主人公制、それも桐生以外は全員新キャラクターと、かなり思い切った変更が施されているが、新主人公はいずれも高い人気を獲得し、秋山と冴島は以降の作品でも主人公として登場している。2013年に龍が如くシリーズ公式サイトにて行われた「龍が如くシリーズ キャラクター総選挙」でも冴島3位、秋山4位、谷村7位という人気ぶりである。 特に谷村は、容姿のモデルと声を担当した成宮氏のスケジュールの都合なのか、以降の作品では名前が出る程度で姿を見せてくれず、そのこともあって新作発表の度に再登場を期待する声が上がっていた。 2016年に成宮氏が芸能界を引退した事もあり谷村の再登場は絶望的になったとも一時期言われたが、PS4版リマスターにて容姿と声が変更され(詳しくは余談にて)、成宮氏のオリジナル谷村はともかく彼自体の再登場のハードル自体は絶望的というほどでもなくなった。 その他 相変わらず高評価のBGM。特に主題歌とは別に用意されたメインテーマ「For Faith」は人気。 インストール画面はこの曲をバックに各主人公の紹介が表示される演出となっており、これから始まるゲームへの期待感を存分に高めてくれる。この演出は以降のシリーズで恒例となる。 最終決戦では主人公4人が1人ずつそれぞれのラスボスと対決していくのだが、そのBGMには「For Faith」のアレンジ曲(しかも全員個別)が使用されており、シチュエーションと相俟ってシリーズでも屈指の熱いラストバトルとなっている。 更にはラストワンとの対決では原曲(ボーカル無し)が流れる。 今までは3箇所であったタクシー乗り場が6箇所に増え、移動が更に快適になった。 前作のラストバトルで好評だった、スローからの代紋と肩書き、名前が登場する演出が大幅に増加しており、そのいずれも凝ったものが多く好評。 以降、このスロー演出はシリーズ定番の要素になった。 チェイスバトル アクションの追加、操作性の改善 ダッシュ移動が標準の移動方法になったり、クイックターンの追加で軸回避が楽になったりと、操作自体が3に比べ格段に楽になった。 敵の体力を減らすとQTEが発生するように、猶予は短いがボタンは固定なので覚えれば相手に大ダメージを与えやすくなった。 バトル中にビンが置かれるようになった、拾って殴れるほか、投げ飛ばして相手にぶつけることもできる。 目的地へ向かって地面にラインが敷かれるようになり、相手との距離によって色が変化するようになった。 今作でのチェイスバトルは序盤から唐突に始まるが、初見でも無理なくクリアできるようになっている。 ちなみに、チェイスバトルでキャラクターごとに性能差は用意されていない。 よりリアルな世界観を生み出すダイナミック広告 これは、いわゆるバナー広告のようなものをネットワークに読み込みに行き、神室町の広告スペースに貼り付けるというもの。現実のように広告が移り変わっていく様子を楽しめ、過去には『ゼブラーマン2』など公開前の映画等とのコラボレーションも行われていた。 また、通行人も口コミという形で商品を宣伝するようになっている。 設定でこのオプションを切ることも出来る。 ミニゲームは卓球が追加された以外は前作までとあまり変わりはないが、釣りに関しては釣れる対象が変な方向で増えている。 また東京湾での釣りとなるため、結果的にだが前作と比べるとかなりバカバカしくなっている。最終的には東京湾には居るはずがないサメやシーラカンスすら釣れてしまうが、ゲームなので…。 卓球は非常にユニークで、対戦相手の女性の胸元を見るとスマッシュを打つための集中ケージがピンポイントで球を打ち返すよりも大幅に溜まり、リードするほど浴衣がはだけていくというSEGAらしいバカゲー要素である。 前作までのストーリーダイジェスト、チュートリアルもよりしっかりしている。 新主人公がメインということもあってか、『2』や『3』で起きた事件が尾を引くことはあまりないものの、『1』と繋がる要素自体は存在する。 前作のトロフィー獲得難易度が高く批判されたからか、今作ではミニゲームを少し触れば獲得できるトロフィーが多くなった。 前作で問題になった最大までキャラを成長させるのに実質周回が必須という問題も改善。各種イベントをこなしていけば1周目でも無理なくレベル最大までの育成が可能になった 賛否両論点 シナリオ・キャラクター 桐生の出番が弱い シリーズ主人公である桐生は今作では一歩引いたポジションであり、新主人公3人の方が物語のメインとなっている。 シリーズ全体の主人公として圧倒的な実力や活躍を見せるシーンはあるが、従来より控えめ。桐生パートも他3人に比べると少なめである。そしておいしいところは持っていくものの、実質的に本筋にほぼ絡まないため、「桐生一馬という存在自体、物語に不要になっている」と指摘する声すらある。 しかし『龍が如く3』のストーリーで桐生が動く理由には無理もあったため、桐生を中心としたストーリーにマンネリや限界を感じたプレイヤーも少ないとは言えなかった。マンネリ打破を優先した結果とも言える。 実際、本来この作品はタイトルにある通り世代交代を意識しており、サブタイトルにある伝説を継ぐものは秋山になるはずだった。さらに、当初は冴島は死亡、谷村は構想にすらなかったことから複数主人公の予定すらなく、桐生をプレイアブルキャラとして出す予定も無かった。商業的事情から主人公の1人となったが、その方針転換の煽りを受けている。 しかしながら、「『龍が如く』シリーズに桐生一馬は欠かせない」と考えるプレイヤーからは桐生のプレイアブルキャラ化は評価されており、まさに賛否両論である。 『龍が如く』シリーズの世代交代は本作から10年後に発売された『7』まで待たなければならない。 堂島大吾 + ネタバレ注意 今回の桐生のラスボスである。 前回もそうだったが今回もあまり良い活躍をしておらず、成長を感じられないという意見も。格としては東城会6代目なので十分なのだが、逆に活躍が格に見合ってないようにも見える。 歴代ラスボスと比較すると、『2』の第一章のボスであり、散々な目にあった大吾は桐生のラスボスにはふさわしくないという意見もあった。 後述の通り戦闘ボイスに問題があり、よりによってネタ的な扱いを受けてしまった点も、ラスボスとして相応しくないという意見を大きくする結果となった。 しかしながら1~3のボスは皆黒幕やその他雑魚を倒してからの戦いであるが、今回それがなくシリーズでも唯一桐生と対等に戦ったラスボスと言える。 戦闘面も、本作最大の体力を持ち、モーションも決して弱くなく、演出も派手で冷遇されているわけではない。 エピローグ エピローグについてはシリーズ屈指の評価を受ける内容であり、希望に満ち溢れるラストとなっている。 …しかし細かい事だが、このエピローグも多少の賛否がある。 + ネタバレ注意 ミレニアムタワーでの決戦の後、冴島は殺人罪が冤罪が解決し、桐生と真島の推薦を受けて東城会直系冴島組を旗揚げし、再び人生を歩み始める。 上記の概ね好評のエピローグに関しても「そもそも、襲撃事件を起こして結果的に東城会に損害を与えたことについては柴田組の横槍を考慮して帳消しにするとしても、東城会への所属経歴は精々2年そこそこで功績の類は一切ない冴島が直参の組長に一気に昇格するという展開は、無理があるのでは」という指摘がある。 だが、『1』で(たった一日で自ら辞したとはいえ)東城会の四代目に就任した桐生も、「堂島の龍」として有名だったとはいえ東城会所属歴は7年程度、大幹部の舎弟頭補佐かつ3次団体立上げが確定していた程度の実績しかない。また、東城会の五代目・寺田行雄は元近江連合本部長とはいえ東城会にとっては新参者であり、六代目・堂島大吾も東城会の構成員としての実績はほとんどないなど、無茶な人事は冴島に限ったことではない。 また冴島は東城会若頭補佐である真島と兄弟分であり、口実としての極道の格としては申し分ない。加えて、四代目である桐生直々の推薦を受けているため、コネ人事を押し通す口実は一応揃っている。 ちなみに次回作である『5』では、冴島の「18人殺し」は「堂島の龍」とも並び称される有名な逸話とされており、『0』でも近江連合までその名声が届いていることが後付けながら描写されている。そのため、「東城会本家が功績がないが名声のある冴島の起用を容認したのは、武力面で他の組織を牽制する意図ではないか」という意見も擁護として挙げられる。 さらに、『5』のストーリーの軸となるのは「コネによる無茶な人事が横行している状況に対して不満が噴出しクーデターが勃発する」という東城会の内乱であるため、シリーズ物として設定が活かされているとは言える。 その他 キャスト 全員が全員ではないが、一部のシーンにおいて演技の違和感が目立つ。他の作品でも言えることだが、映像作品メインの俳優と舞台俳優・声優では求められる演技の質が違うため、特に叫びの演技など感情を剥き出しにするシーンで差が出てしまいやすい。中でも終盤で戦う堂島大吾の「来いよ桐生…!」という台詞は、「通常時の演技は『2』の頃に比べればかなり上手くなっているが、よりによって一番大事なシーンが一番酷い」と盛大に突っ込まれ、「コイヨキリュー」「お湯を切る」と大きくネタにされた。 主人公のうち谷村だけは本職の声優ではなく俳優の成宮寛貴氏が務めている。そのため、他3人に比べると若干浮いてしまっている。 成宮氏の声優としての演技は、後に『レイトン教授VS逆転裁判』で批判の的となってしまったが、今作の場合は「容姿が成宮氏本人をモデルにしていることもあって違和感はそれほど無い」「『自分なりの正義感は持ちつつも、普段の姿はどこからどう見てもやる気のない駄目刑事』という谷村のキャラクターには合っている」という意見もあり、賛否両論。 サブストーリー お馴染みサブストーリーも、各主人公の立場や境遇、人格に沿ったものが用意されており、様々な視点で体験することができる。 桐生に関しては従来通り過去作に登場した神室町の住人たちとの交流(*2)、秋山は主にお金に関するトラブル、冴島は人情話、谷村は己の出生と義父が追っていたもう1つの事件がそれぞれ主軸になることが多い。相変わらず笑える話も多いが、割合でいうとそちらは秋山の物に多い。 しかし『龍が如く』シリーズはサブストーリーの豊富さも売りだったが、本作はサブストーリーを4人分用意したせいか、前作までに比べてかなり少なくなっている。『1』では70以上、『2』以降のシリーズ作はいずれも100以上のサブストーリーが用意されていたのだが、本作は1人につき15~16程度。4人分合わせても量的には過去作に届かない。 しかし、質では批判されておらず、長編や連作形式のサブストーリー、過去のキャラクターの再登場、桐生編の各主人公の共演などは評価が高い。また、以前のサブストーリーは専用のムービーシーンが用意されているものは多くても3つか4つ程度だったが、今回4人の主人公×2の8種類のムービーがある。 『1』~『3』にあった「将棋」「麻雀」などのミニゲームと絡ませたサブストーリーが今作には無い。恐らくその分のサブストーリーが本作で減った分だと思われる。しかしミニゲームと絡んだサブストーリーは難易度が高い物も多かったため、コンプリートがしやすくなった面もあり賛否が分かれる。 『1』~『3』『見参』で名物サブストーリーキャラだった「秋元」と「美月」のサブストーリーも無い。 『見参』からお馴染みの天啓も4人の主人公それぞれの形で出来るようになった。 天啓を授かる場面はどれもバカゲー的ノリが多く、特に冴島の天啓は街中で木彫りをするという爆笑必至の物である。 だが一方で使い回しが多く、桐生の天啓はそれまで他の主人公で見てきた場面であり少々がっかり。 問題点 ゲーム 谷村編終盤のボートチェイス 谷村編の終盤では、逃走する犯人とのボートチェイスイベントが発生する。しかし、このボートチェイスが『1』のカーチェイスを思わせる唐突さと高難易度であり、更にコンテニューを使わずにやり直そうとするとムービーのスキップなどの手間がかかるため、不満の声が上がった。 ボートの慣性がリアルに再現されているために操作が難しく、しかも舞台が夜の海であるため、暗さや水面の乱反射で障害物が見えにくくなっている。基本的なルールはチェイスバトルと同じで、障害物にぶつかると減少するチェイスゲージに気を付けながら相手のチェイスゲージを削るという流れになるため、障害物の回避の難しさによって初見でのクリアが非常に困難になっている。 谷村編第二章のロングバトル 戦闘前に谷村はとある人物と世間話をしつつ神室町を一緒に歩くムービーが流れるが、これが長いうえに一切のスキップ不可。周回ややり直しする際は大きなストレスになる。 このロングバトル自体長めで、途中に制限プレイとチェイスも挟まるため比較的難易度が高く、失敗すればやり直しが面倒。 その制限プレイだが、戦闘時に谷村の武器がアタッシュケースに固定されてしまう場面があり、捌きなどが使えなくなりバトルがつまらなくなってしまう。 街の施設利用において主人公ごとに差がある。 今回闘技場は桐生、冴島のみで他2人は参戦しない。 また、冴島はキャバクラとカラオケは性格上入店できない。一方の谷村はカラオケには入店可能だが、本人は歌えない上、合いの手も「サイッコー(棒読み)(*3)」などとやる気がない。キャラの性格的にはあっているとも取れるが…。カラオケの曲のレパートリーは主人公ごとに決まっているため、1人の主人公で全曲を制覇することも不可能。 各主人公の個性を演出する意図なのだろうが、主人公ごとにできることとできないことが決まっている仕様に不満を覚えるプレイヤーもいる。ちなみに、次回作『5』では冴島は娑婆に慣れたためかカラオケ、キャバクラが入店可能になっている。 質屋の品や武器屋で販売される武器、改造武器のレシピにも特定の主人公でしか入手できないものがあるため、ある程度下調べをしておかなければ主人公の切り替え場所であるニューセレナと目的地を何度も往復することになる。 キャバつく 全てのドレスを入手する条件である22ターン経過が面倒。普通にクリアを目指すと22ターン経過前に全てクリアしてしまい、その周ではターン経過やドレスの購入ができなくなってしまう。そのため意図的にクリアを遅らせる必要がある。 ルーレット 本作で追加されたカジノのバカラは1回の勝負がルーレットとほぼ同じ所要時間ながら10000枚のチップを賭けることが可能である。 しかし、ルーレットに関しては本作以降も1000枚のままであり、制限をかける必要性がよく分からなくなっている。 今作の舞台はいつもの神室町のみであり、街が2つ存在した『2』、『3』に比べるとスケールが狭まってしまった。複数主人公な上に先述の通り施設利用の制限で個性を演出している中で街の複数あると更にややこしくなっていた可能性はあるが…。 その代わりとしてはパンチに欠けるが、前述のようにビルの屋上や地下スペースを探索可能になっている。だが屋上や地下という事でプレイスポットやショップが全く増えていない。また、屋上や地下はシームレスではなくロードもそこそこある。 また、「本作ではメインとなる事件がほぼ東京近辺で進行するため街を増やそうにも選択肢が少なく、無理に増やしてもインパクトに欠けるので見送られたのでは」という意見もある。 次回作『5』では5つもの街を収録し、逆に神室町に関する扱いが小さくなっている。 バトル 武器の使用制限があり、秋山、谷村は銃や日本刀が使えない。またトンファーは秋山、桐生しか使えないなど差があり自由度が薄れている。 ちなみに谷村は警察官なのに挑発でしか銃を使えない(黄金銃は除く)。 また傘、バット、ドスなど共通して使える物はヒートアクションが使い回しである。ヒートアクションは武器以外にも使い回しが多く、せっかくの複数主人公が活かされていない。 IF7-R どの敵を倒したかはコンプリートで確認できるが、誰がどの敵を倒したかについて確認する手段が無い。 IF7クリアによる能力強化は敵を倒した種類数によって決まり、それがキャラ個別に管理されるため、倒した敵を忘れると最悪総当たりするハメになる。 最終章のバトル 最終章のラスボスのバトルは四人の全員用意されている。問題はそのことが全くアナウンスされてない。 ネタバレになるので仕方ないとはいえ、その為桐生以外にラスボスがいると知らず、他の主人公の準備が出来てないプレイヤーが出てしまった。 シナリオ 秋山に関する矛盾 秋山は"7年前から憧れの存在であり、ニュースで報道されて顔が衆目に晒されたり、週刊誌に顔写真が掲載されたこともある桐生の顔すら知らず、初対面時には桐生に襲い掛かった"ことが無理があるという意見がある。 過程を考慮しなければ主人公同士のバトル自体は好評なのだが、それなら上記の設定は必要なのか疑問が出る。 秋山のシナリオが未解決。 秋山は東都銀行で矢守彰彦にはめられ懲戒免職になり、恋人絵里を奪われるという設定であるが、それについては結局解決されなかった。なお、『5』のサブシナリオでようやく伏線が回収された。 沖縄第弐刑務所 現実の世界においては、死刑囚が送られるのは原則として刑務所ではなく拘置所であるが、今回冴島が送られる場所が刑務所である。しかし、別にそれについて特別なフォローがされていない。(*4) 秋山が意図せず加担させられた『1』の100億円事件だが、あれは元々は単なる神宮個人の政治資金だった。しかし本作では、神宮が宗像の要請を受けて調達した機密施設である沖縄第弐刑務所の建設費用という設定になっている。 冴島の18人殺し 上野吉春襲撃事件による上野誠和会幹部18人の殺害により、冴島は「ヒットマン」「殺し屋」という肩書きで東城会の生ける伝説のように扱われている。だが真島吾郎の親分である嶋野組組長・嶋野などは、海外マフィア・ジングォン派の皆殺しを命じられ、過激な作戦内容に同僚の風間組長が実質的にストライキを起こしたため、銃などで武装した構成員約30名をたった1人で、しかも半裸に拳銃一丁という軽装備でありながら無傷で仕留めている。また、本編でも桐生が18人ぐらいであれば何度も倒していることを考えると、18人殺しの何が伝説になるほどなのかピンとこないプレイヤーもいる。 だが嶋野組長の場合は、実状はどうあれ風間組長と2人掛かりだったことも事実であり、最大の実力者と思われるボスを殺害したのも風間である。ジングォン派の内情が当時は不透明で、諸々の理由で表沙汰にならなかったといった要素もあり、既に組長となっておりいちいち逸話を語られる立場でもなかったため、事情は異なる。また、桐生の場合も大勢の幹部を一度に仕留めると言うのはやったことがない。 擁護すると冴島は三次団体の駆け出しの身でありながら、頭の出所祝いという一大イベントの場にたった1人で真正面からカチコミをかけ、回避もままならぬ狭いラーメン屋の店内でありながら1発しか被弾を許さず、幹部一同を仕留めている。駆け出しの一構成員が、1発撃たれた程度であっと言う間に幹部18人を殺したからこそ伝説となったのであろう。 + ネタバレ注意 「極道18人殺し」の矛盾。簡単に説明すると「冴島と真島が東城会直系組織である堂島組の援助で対抗組織・上野誠和会の襲撃を決行しようとするが、当日になって東城会の2次組織である柴田組によって真島が拉致され、冴島は1人で襲撃を決行。ところが組長を仕留め損なったために東城会は格下の上野誠和会と対等の同盟を結ぶ破目になった」ということになっている。 ここで問題となってくるのが、「冴島の所属する笹井組と柴田組は直系組織昇格を巡って争っていたが、事件後に柴田組は直系組織に昇格、笹井組は笹井組長が冴島が起こした襲撃事件の責任を負って急遽引退し、解散した」という点。笹井組解散だけならばともかく、柴田組の昇格については明らかに不自然な処遇で、例えるなら「社長直々のプロジェクトを妨害した社員がなぜか昇進した」くらいのありえない出来事である。 さらに終盤では、堂島組経由で手に入れた「正真正銘の本物」であるはずの拳銃が実は特殊なゴム弾入りのものにすり替えられており、冴島は1人も殺していなかったというあまりに無茶な真実が明らかとなる。一応、その件については作中でも「現場の改竄に手を貸した刑事が黒幕に不自然な点の数々を指摘されて脅迫を受ける」という展開になっている。 だが、ゴム弾であるのに襲撃の際に血が出ている、冴島が気が付かない、幹部たちが都合よくゴム弾1発で気絶するなどご都合主義と批判される。 そのため、「本来は『襲撃は冴島と真島が独断で決行しようとしたものであり、表向きは柴田組がそれを阻止しようとしたことになっている(そのため柴田組は真島の所属先である嶋野組に恩を売った形となり昇格できた)』という流れであり、襲撃事件の真相も含め、冴島を生かすために彼の非となる部分を削った結果ちぐはぐな描写となったのでは」と推測する意見もある。実際、「当初の脚本では襲撃計画は冴島たちの独断のはずだった」とも推測できるような、作中の状況とは微妙に噛み合わない台詞がいくつか存在する。なお、過去を舞台にした後年の作品『0』においては、真島の行動に関しては「東城会の意向に逆らった」ということに設定変更されている。 「当時東城会と一触即発の危機下にあった上野誠和会の幹部全員が狭いラーメン屋で食事や武器非所持」等という点のおかしさも発売当初から指摘されている。葛城の陰謀であるのなら、例えば襲撃前に警察の強制捜査があり、武器等が押収されたなどのフォローが欲しいところ。 詳細は避けるが、この時期の堂島組と嶋野組及び笹井組と柴田組の勢力関係に関しては矛盾を通り越して支離滅裂な域に入っている。 終盤の展開 4人のラスボスと戦う最終部の展開は演出、BGM共に良く熱くもあるのだが、それに至る過程については超展開で評価が低い。本作では、物語の軸となる上野誠和会絡みの騒動が最終部開始直前に「首謀者」の死によって事実上決着している。そのため、最終部前後でストーリーの流れがぶつ切れている感があり、最終決戦の場にラスボス担当者たちを呼び出す材料や、実際に誘い込まれるまでの展開は歴代シリーズの中でも特に強引で、超展開扱いをされている。詳細は以下に記載する。 + ネタバレ注意 宗像の死亡偽装 最終戦直前に新井は宗像を裏切り射殺しているのだが、実はゴム弾であったため生きていたというお粗末な展開も批判されている。劇中では自らの銃撃がゴム弾であることを把握していなかった冴島が葛城からマヌケ扱いされ嘲笑される描写があったこともあるため、同じ行為をしている新井の評価が下がってしまった。 『2』でも伏線の乏しい死亡偽装があったが、今度も伏線が無いに等しい。 ラスボスを集める方法の雑さ 元々秋山が保有していて、1000億の金をビルの屋上に放置し、ラスボス達が回収しに来るのを待ち伏せする。それで誰が黒幕であるかを確かめるという作戦とも言い難いもの。実質挑発に近い行為とはいえ、ラスボスたちは揃いも揃って見事にそれに乗っかる。 組織が経営難に陥っており、道端に落ちている金ですら利用したい心境の堂島大吾が資金を求めていたのはともかく、葛城の協力者に過ぎない警視庁副総監の宗像は、1000億円を別に必要としていない。彼の野望を実現するには確かに大金が要るが、立場を考えれば用立てる方法は他にいくらでもあり、極めて慎重で用意周到とされる彼がこんなゴキブリホイホイのような浅はかな罠に敢えてかかる必要はない。 しかし宗像は、(正規の鑑識に限らず)警察内部で自由に動かせる私兵を多数抱えている。1000億を独占出来る状況で、持ち逃げするのが目に見えている葛城に1000億の存在を教えて、わざわざ極道を鑑識に偽装させて運び出させるリスクを負う意味が一欠片も存在しない。 また、この葛城から1000億を取り戻すべく、宗像は新井を差し向けたが、その新井は桐生を撃って1000億を取り戻せる状況でみすみす桐生に譲る。そしてその後、新井は何故か屋上に来て、一度譲った1000億を奪いに来る。「お札が舞い散る中での決闘」というシチュエーションを優先したからか、キャラクターの動機と行動が合致せず、経緯が支離滅裂になっている。上記の宗像のゴム弾の件もあり、新井のボスとしての格は少々低くなってしまった。 秋山の隠し金庫 秋山の財産が盗まれる契機となったシーンとして、スカイファイナンス内の隠し金庫、及び開閉の為のボタンが偶然城戸に発見されてしまう、というものがあるが、管理がいくらなんでも杜撰過ぎており、1000億円もの現金が収められている金庫がワンタッチで開く様は失笑を誘う。しかも、怪しい動きをしている城戸が花に目撃されているのに、無警戒であるのも不思議な話である。 最終戦の意味や意義が薄い 『1』の神宮は、証拠が不十分であることもあってか最後まで抵抗した。一方本作では、証拠を残さず巧妙に動くという宗像の犯罪の決定的証拠を、伊達はたった1週間で掴んでマスコミに公表し、関係者達も芋蔓式に逮捕されようとしている。以上が本作の結末である。つまり、屋上で主人公達が黒幕達に対峙した時点で、彼らが法の裁きが下ることは確定している。しかも、少なくとも秋山は伊達に合図を送っていたことから、伊達が黒幕が誰か、そしてその証拠をつかんでいることを知っていたのである。よって、そもそも1000億円を使って黒幕が誰かを確かめる罠を張る意味も、法の裁きを受ける者達を殴り倒す意味も無く、ただ主人公達による憂さ晴らしの為だけの決闘という点も多く指摘されている。詳しくは下記のキャラの批判。 総じて、説教バトルで終局を飾るに適切かと言えば首をかしげる面子である。 ムービー銃 ムービー中の銃による死亡シーンが多いのは以前からだが、今作ではかなりそれで人が死ぬ。しかも、真相を知っているキャラが撃たれたり、味方が拳銃を放置して自殺やピンチになるなどご都合主義と言える部分が多い。 特に、主人公が敵から話を聞いている時に黒幕の刺客が敵を殺害するシーンなどは「 何故主人公を殺害しないのか 」というツッコミが相次いだ。 特に主要キャラが「主人公等を庇って撃たれて死亡」する例は時代劇の『見参!』を除いて毎度のように使い回されており、批判が多い。案の定今作もあり、『1』の由美、『2』の瓦、『3』の力也に続いてなんとこれで4度目、『1』で手榴弾から庇って死亡した風間も含めると5度目である(*5)。 その影響か、以降の作品ではこれほど露骨なパターンは減っている。ムービー銃自体は残っているものの、理由付けがされるなどして正当性が失われないように配慮される場面も増えた。 キャラクター いくつかキャラクターについても批判的な意見がある。 + ネタバレ注意 桐生一馬 最終戦での精神的に参って大吾への説教からバトルであるが、「全て投げ出して押し付けた桐生に大吾を殴って説教する資格はない」と度々指摘される。 城戸武 冴島のラスボスに当たる。「金村興業」若衆という格の低さに加えて、序盤に秋山や花に助けられるというなんとも情けない描写もある。一応喧嘩が強いという設定もあるが、ラスボスとして魅力に欠ける。 冴島との因縁も薄く、アジトを提供するなど冴島にとっては助かる行為もしている。シナリオ的にはむしろ被害者的な立ち位置で殴る理由が少なく、盛り上がりに欠け可哀想になってくるというユーザーもいる。 下記の葛城が死亡したため、無理やり冴島の相手をさせられているようである。しかも、新井に銃撃されて急所こそ外されているが胸を撃たれる重傷を負っているはずだが彼は普通に全力を出して戦える。これに関してはゴム弾であれば説明は付くが…。 葛城勲 上野誠和会若頭であり、今回の秋山、冴島、谷村の3人が関わった事件の首謀者(事実上の黒幕)。 全ての元凶のようなキャラクターだが、その最期は桐生編の最終章において、冴島の無実証明を餌に手駒として使っていた冴島の妹・靖子の逆襲に遭い、相討ち同然の形で射殺されるというもの。上記の通りは「ゴム弾で実は生きていた」という展開が随所であるハチャメチャな展開が満載なのだから、無茶でもいいから「自分の操作する桐生で葛城を殴りたかった」というプレイヤーの意見も多い。 また、葛城の死亡によって一連の騒動自体は決着してしまっため、「最終章自体蛇足になってしまった」という意見も度々出る。 宗像征四郎 警視庁副総監であり、今作におけるラスボスのラストワン。『龍が如く』シリーズのおいてラスボスは常に議論の的だが、今回も賛否両論。 今回は最終決戦のトリは桐生一馬ではなく、谷村が代わりに飾っている。この点が不満かどうかは人による。 その宗像はラスボス兼黒幕というポジションの割に『2』や『3』のラスボスと比べると人気はいまひとつ。また極道ではなく堅気という点も問題視された。そもそも、宗像は本作の物語の軸となっていた事件に関しては、首謀者である葛城の「協力者」に過ぎない。どちらかといえば、一連の事件とは離れた所で自分の大きな野望を進めていたというポジションである。ストーリー上の黒幕の割には小物臭く、バトル面に関しても宗像の周りを固める護衛隊がメインの相手であり、宗像本人は一定以上距離が離れた場合に拳銃を撃ってくる以外は、主人公達より遅い速度で逃げ回るだけ。単純な強さならば護衛隊の隊長の方がまだ厄介である。 シリーズ初作『1』や『2』のラスボス直前のボスキャラクター、『見参』のラスボスも、宗像と似た仕様ではある。しかし、『1』の場合は「かなり強い護衛二人が、その護衛対象のボスを倒すまで永遠に復活する」というシステム。『2』はボスが使うのはマシンガンな上に、失敗時のダメージが高いQTEも定期的に発生するために油断すると痛い目に遭う。『見参』の場合は敵の動きはかなり素早い上にライフ回復能力を持つため、宗像とは似て非なる別物。いずれも飽きさせない工夫がある。宗像の場合は復活しない護衛を排除してしまうと、谷村の主要技が関節技ばかりな所為もあって、「ただ無抵抗のまま必死に逃げ惑い、一切反撃しないか弱いおじいさんの全身の骨を丹念にへし折りながらひたすら追い回す」という、単調かつ凄惨な拷問染みた光景が延々と展開される。「黒幕の一人をこの手でボコボコに出来てスカっとする」といった意見もあるものの、「陰惨な虐めを長時間強要されているようで、果てしなく萎える」「ラスボス前の戦闘ならばともかく、よりによって作品の締め括りとなる戦闘でこの仕様はどうなのか」という意見も相当多い。 また、「ノンキャリアの身でありながら警視庁副総監に出世してのけた」という壮大な設定の割には余りにも実力と胆力が伴っておらず、完全に設定倒れになっている。 とはいえ『見参』の天海は老人一人で物寂しいシチュエーションだったが、宗像は大勢の護衛がいるためバトル面では派手さはあり改善されている部分もある。 護衛自体は数の暴力も合わさって相当強く、宗像本人の援護射撃もあり、排除するまではそれなりに歯応えもある。 総評 システムが成熟した一方でマンネリ化を指摘する声もあった『龍が如く』シリーズだが、本作にて複数主人公制を採ることで新鮮味のあるシナリオ、ゲーム性が生まれ完全にマンネリを打破することに成功した。 しかし、その反面シナリオ面の完成度としては粗さ、稚拙さが目立ってしまい完成度を重視していたプレイヤーからは残念に思われてしまった。 余談 以降の本家シリーズは複数主人公制を基本とするようになる。 また、賛否両論点で述べたように本作では主人公の交代は見送られたのだが、後の『7』においてようやく新主人公・春日一番への世代交代が行われた。 と思われていたが、2022年9月に発表された最新作『龍が如く8』ではその春日一番と桐生一馬のダブル主人公となることが明かされた。一方であくまでもシナリオ上は春日の方がメイン扱いになると告知されている。 作中で冴島が発した「人を殺すっちゅうんはなぁ……! ごっつ恐いもんなんじゃ!」」という台詞はファンの間では『0』の「俺は、誓って殺しはやってません。」と並んでネタにされがちである。 涙ながらの台詞であり劇中でも重要なのだが、「普段の戦闘からしてヒートアクション等は明らかに殺人級だろ」というのは否定できる話ではない。 前作『3』同様本作もリマスター版がPS4で発売された。後にOne/Win(Steam)にも『Yakuza 4 Remastered』として移植されている。 先述の通り谷村正義役である成宮氏が芸能界を引退してしまったため、本職の声優である増田俊樹(*6)氏に変更された。また、谷村自体のモデリングも一部変更されている。 『龍が如くONLINE』もリマスター版のモデリングを採用している。後に発売されたアクリルスタンド等のグッズでも同様。 今作は、後に『ネプテューヌ』シリーズでブレイクする声優の石原夏織氏のデビュー作でもある。
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手加減はしねぇ、死にてぇ奴だけかかってこい!! 管理人ゾンビはいっぺん死んでこい
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ソープって何? - 桐生さんかわいい
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バッティングのコツ バッティングのコツ 1…369のパネルが丁度見えなくなる様にしてバットのケツと高さを合わせる 2…桐生の腕時計とパネルの下辺の高さを合わせる 3…1の数字を腕時計で隠す 4…369の数字をピッタリ見えなくする 5…ニュートラル 6…147の数字と桐生の左腕を隣接させる。 7…369のパネルが丁度見えなくなる様にして腕時計と高さを合わせる 8…腕時計と高さを合わせる 9…7の数字を腕時計で隠す ※ 他のコースでセロハンテープ等を画面に貼り、照準に目印をつけておくという方法もある EXハード 残り球数 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 球速 160 60 120 90 140 80 140 80 110 160 80 110 110 90 160 90 130 140 90 160 ストレート ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ カーブ ○ ○ ○ ○ ○ ○ シンカー ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ おすすめ 1 7 3 2 6 4 9 8 5 1 3 5 4 2 8 9 7 6
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龍が如く7外伝 名を消した男 【りゅうがごとくせぶんがいでん なをけしたおとこ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 プレイステーション5プレイステーション4Xbox Series X/S(ダウンロード専売)Xbox One(ダウンロード専売)Windows(Steam/Microsoft Store) メディア BD-ROM 1枚 発売元 セガ 開発元 セガ(龍が如くスタジオ) 発売日 2023年11月9日 定価 5,940円(税込) プレイ人数 1人 レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 良作 ポイント 桐生視点で『7』の裏側を描くアクションアドベンチャーに回帰色々と衝撃的な新エリア『キャッスル』 龍が如くシリーズ 概要 ストーリー 特徴・新要素 マップ バトル 赤目ネットワーク プレイスポット その他 評価点 シナリオ バトル プレイスポット その他 賛否両論点 問題点 シナリオ バトル その他の問題点 総評 余談 あと何を失えば、大切な人を守れるのか 概要 『龍が如く7 光と闇の行方』の裏側を描いたサイドストーリー。『龍が如く6 命の詩。』終了後~『7』本編で登場するまで、桐生がどのような生き方をしてきたかにスポットを当てている。 システムは従来のアクションアドベンチャーに戻っているほか、メインの舞台が大阪の蒼天堀になり、シリーズで初めて神室町が一切登場しない作品となっている。 ストーリー 愛する者たちを守るため自分の死を偽装し、人生を捨てた伝説の元極道・桐生一馬。 「浄龍」のコードネームを与えられ、大道寺一派のエージェントとなった桐生は任務として横浜港の金塊密輸取引現場へ駆り出される。それは大道寺の小遣い稼ぎに過ぎない、ごく簡単な任務のはずだった。東城会四代目までのぼりつめた元・極道ゆえ大道寺のエージェントの中でも浮いた存在になっていた桐生は、周囲にひかえる同僚たちからのやっかんだ挑発に対し半ば捨て鉢に力を振るってしまう。桐生が人生に感じる空虚は、ますます色濃いものになっていくばかりだった。そんな中……現れたのは謎の一団。外部の者が誰一人知るはずのなかった取引は中止を余儀なくされ、困難のさなか奇遇にも謎の一団は桐生一馬の生存をかぎつけてしまったようだった。そのまま現場から姿を消した彼らを放っておくわけにはいかない。 かくして世を捨てたはずの桐生一馬は、再び裏社会の渦中へ足を踏み入れていくのだった……(公式サイトより) 特徴・新要素 マップ 前述のようにメインとなるのは大阪の蒼天堀と洋上に浮かぶ謎のコンテナ船「 キャッスル 」となっており、お馴染みの神室町には一切行けない。 序盤およびクリア後のみ横浜の伊勢佐木異人町に行けるが、行ける範囲は本来のマップから大きく縮小されている。 キャッスルには闘技場とカジノ、賭場、キャバクラ、ブティックがある。イメージ的には初代や『極』に登場した賽の河原に近い。 新たな遊興施設として金持ち達の遊び場となっており、現代社会にもかかわらず金持ちに 鞭に打たれ、馬車を引く奴隷の男女 や水着で踊る男性・女性ダンサーなど(*1)プレイヤーに強烈なインパクトを与えてくる。 バトル バトルは従来と同じアクション形式に回帰しているほか、全体的に『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』の影響が見られる。 バトルスタイル バトルスタイルは「エージェント」および「応龍」の2種類となっている。最初はエージェントしか使えず、少しストーリーが進むと応龍が解禁される。 エージェントはラッシュに近いスピード型だが、各ボタンの長押しで以下の4種類のガジェットが使える。最初から使えるわけではなく、ストーリーの進行で追加されていく。 ワイヤー「蜘蛛」:最初から使えるガジェット。相手を拘束したり武器を取り上げたりできるほか、拘束した相手は追加入力で引き寄せたりして追い討ちが可能。アドベンチャーパートでも遠くにあるアイテムを取ったりと出番が多い。 ドローン「蜂」:ドローンを召喚し、相手を妨害できる。 ホバーシューズ「蛇」:靴に仕込んだホバーで高速移動できる。雑魚であれば轢いてダメージを与えることも可能。 タバコ型爆弾「蛍」:文字通り爆弾。投げて数秒後に爆発しダメージを与えるが、爆発範囲にいると自分もダメージを受けるので注意が必要。 応龍は『極2』のスタイルをベースにタメ攻撃の調整や『0』『極』のチンピラスタイルにあった根性反撃を追加したパワー型。使い勝手も概ね今までと同じ。 スキル習得 本作では大道寺一派の教本を買うという設定になっており、基本的にお金を支払って習得する。 上位のスキルはお金に加え後述の赤目ポイントが必要になる。 装備 スキル習得で最大4つまで装備可能になる。本作では従来における防具とアクセサリの区別がなく、全て重複装備が可能。 アルティメットカウンター 相手の必殺技にあたるアルティメットアタックを回避することでたたき込めるカウンター技。 『LOST JUDGMENT』のモータルリバーサルに相当し、発動方法も同じ。また、スキル習得でカウンターからの追い討ちが可能になる。 赤目ネットワーク 赤目が出してくる協力依頼。従来の達成目録に相当する「活動記録」、サブストーリーに相当する「依頼」、蒼天堀で困っている人を助ける「サポート」の3種類で構成される。 達成することで赤目ポイントが獲得でき、前述のスキル習得に使う。他にもネットワークレベルが上がり、ポイントを使うショップや赤目との絆ドラマが見られるようになる。 プレイスポット 花札やブラックジャックなどのギャンブル、ゴルフやカラオケにダーツ、将棋といったお馴染みのプレイスポットに加えてキャバクラ、ポケットサーキット(ポケサー)、ビリヤードが復活。また、街歩きではコインロッカーの鍵探しも復活している。 キャバクラ 本作ではキャバクラの会話画面が実写化。オーディションで選ばれたあゆ氏、要あい氏、中山こころ氏、佐山愛氏に加えVtuberのkson氏が出演しており、現実さながらの臨場感となっている(*2)。なおオーディションでグランプリを取ったkson氏は次作「龍が如く8」にも出演している。 過去作同様のキャバ嬢が好む会話やプレゼントを考える遊びはそのままに、会話を実写映像で楽しむことができる。 映像の高画質収録にも力が入っており、開発者によると本作に収録されているムービーデータの77%がキャバクラとのこと。 ポケサー 『極』以来の復活。本作ではバーが併設されており、回復がてらプレイすることも可能になっている。 新規パーツとしてフロントウィングと過去作に登場したボディの新型が登場。条件を満たすと過去作のボディでもプレイ可能なほか、新規マシンパラメータ「ダウンフォース」が追加されている。 パーツはレースなどで得られるポイントと交換する方式に変更されているほか、レースのエントリーが無料になっている。 なお、本作のポケサーファイターは女性の「ラン」が担当。従来の大変熱い実況を見せた男性ポケサーファイターとは異なる魅力を見せてくれる。 闘技場 キャッスルでプレイできるお馴染みのプレイスポット。従来と同じく勝ち抜き戦の「トーナメント」や雑魚との乱戦「ランブル」に加え、以下2つの新規カテゴリが追加されている。 特殊なルールで開催される試合やサブストーリーに絡む「スペシャルイベントマッチ」。 自分で金を賭け、勝てたら倍返しとなる「賭博闘技」や従来作のサブストーリーでおなじみ、制限時間内に一発でも攻撃を当てられたら勝ちとなる「殴ってみろ屋」などがある。 基本的に一度プレイすると数試合のインターバルを挟んで再度プレイできるようになる。 自分で操作するリーダー+最大10人のメンバーでチーム「浄龍会」を編成し、多数対多数の乱戦に挑む「ZIGOKU TEAM RUMBLE」。 チームメンバーはサブストーリーのクリアや紹介屋にお金を払う、トーナメント等で高ランクを取る等で加入してくれる。サラリーマンや案内ロボットなど個性的なメンバーが多く、中には過去作で見覚えのあるメンツもちらほらと…。 メンバーはアタッカー、ディフェンダー、ヒーラーの3タイプがあり、思考ルーチンや状態異常耐性も異なるほかそれぞれが固有のスキルを持つ。 また、闘技場でのバトルはスペシャルイベントマッチを除き加入したファイターは全員操作できるという特徴がある。 報酬がほかのプレイスポットより高めで、中盤以降の資金調達の要となる。 従来と同じくブロンズ~プラチナの4ランクに分かれており、ランクが上がるほどキャッスルでの行動範囲が広がるほか主要ポイントへのファストトラベルが可能になる。 また、本作ではカジノや賭場のVIPレートを解禁するにはランクをプラチナに上げる必要がある。 ブティック キャッスルで解禁される、桐生の着せ替え要素。衣装のデザインはファッションバイヤーのMB氏(*3)が監修している。 要素は上下一式+胸元のワンポイントアクセサリ、帽子等、メガネ、メイク、ピアス等、手袋、靴とかなり細かいコーディネートが可能。 コーディネートした見た目はストーリー中のムービーにも反映される。 ゲームセンター 過去作でも収録された『バーチャファイター2.1』、『ソニック・ザ・ファイターズ』、『モーターレイド』が収録。 さらに『ファイティングバイパーズ2』、『デイトナUSA2』が『SEGA RACING CLASSIC 2』にタイトルを変更して初収録。 特に後者は今までCS移植されておらず、アーケードでの稼働から実に25年越しとなる初移植となった。 セガ・マスターシステム 『LOST JUDGMENT』に続きマスターシステムのタイトル12本を収録。 収録タイトルは概ね変更ないが、『ギャラクシーフォース』(日本未発売)『フリッキー』が追加され、入れ替わりに『ダライアスII』『ウッディポップ 新人類のブロックくずし』が削除されている。 『LOST JUDGMENT』ではDLC購入が必要だった『SDI』『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』『エイリアンシンドローム』もDLCなしでプレイできる。 その他 龍が如く8スペシャル体験版 本作から約3ヶ月後に発売を控えていた『龍が如く8』の体験版が同梱。本編クリア後にプレイ可能となる。 『8』の体験会やTGS2023で用いられたハワイ体験モードに加えて、本作のエンディングから続くストーリー体験モードの2つが用意されている。 特に後者は『8』本編にも収録されていない特別なムービーが収録されている。 評価点 ボリューム不足を感じさせない作り込み 本作は外伝作とはいえナンバリング作品と比べるとボリュームが少なく、特にストーリーはメインストーリー全5章にサブストーリー全24個と歴代最小。 ただファンの間でもシリーズが作品を重ねる度にボリュームが増加傾向にあったためクリアまでのモチベーション維持が難しいという指摘もあり、それを踏まえた上で本作のボリュームはちょうどいいと評する声もある。一方でボリュームに合わせて増加していた価格も抑えられており、新価格版や後発の移植版を除けばシリーズ最安値。 最小のボリュームだが、ストーリーに各キャラクターの掘り下げや物語の盛り上がりはしっかりと練り込まれており、脇を固めるプレイスポットに関してもシリーズお馴染みの要素や復活要素を兼ね備えたことで遊びごたえは十分にある。 シナリオ 『7』の裏側をきちんと描いたストーリー 外伝作と銘打ってはいるが、『6』で桐生一馬の名を消して大道寺一派のエージェント浄龍として生きる苦悩や、ある目的のために桐生一馬を追い詰めていく謎の一団との戦いを通じて、『7』、そして『8』へとつながっていく物語は、ナンバリング同様に濃密。 本作では『7』本編で起きた極道大解散の背景を桐生の視点から見ることとなり、シリーズがこれまで描いてきた極道の世界をきっちりと堪能できる。 大筋としてはシリアスだがところどころで笑えたり、カタルシスが生じる場面で物語が大きく動き始める点や、その前後で登場人物の印象が大きく変わるなど、物語の緩急も含めて非常に龍が如くらしいシナリオ。 本作の裏側で進行している『7』の要素もうまく絡んでおり、『7』をプレイしているとニヤりとできる場面もあるなど『7外伝』の名前に偽りないものとなっている。 過去作を踏まえた反省点、清算点 死んだと思われた人物の偽装方法が不自然、不自然な行動の理由やフォローがされないなど、シリーズで度々問題視される部分はちゃんと説明があり、違和感を感じることは少ない。 特に言及されがちなラスボスに関しても桐生に戦いを挑む動機がはっきりしており、ストーリー上の出番も多くラスボスであることが発覚する場面での急展開や、最後に立ちはだかる場面での迫力に満ちた演技からファンからの評価は高い。 + ネタバレ注意 本作のラスボスである「獅子堂康生」であるが『5』のラスボスである「 相沢聖人 」と被る部分が多く、「『5』のテーマである『夢』を狙う」「極道組織本部での激闘」など様々な面でのオマージュが多い。 一方で、獅子堂のクーデターを起こす理由や背景もしっかり描かれており「5」で批判された相沢にあった小物感や唐突感は少ない。 バトル面でもゲージ12本とシリーズ屈指の体力を誇るだけでなく、戦場を変えながら泥臭く戦う様は強敵感を表現しつつプレイヤーを引き込む面白さを持つ。 バトル中の演出も歴代屈指の派手さで、『6』の「巌見恒雄」で指摘された地味さを見事に改善している。 最後のステージは桐生にとってもシリーズとしても根深い舞台であり、そこでの大立ち回りは正に極道の終焉にふさわしいものであった。 加えて、『6』から続く桐生一馬のその後とアサガオの子供たちとの関係を描いたエピローグは『8』で描かれる『桐生一馬最終章のやり直し』の序章ともいえる構成となっており、エンディングもシリーズファンにはグッとくる演出がある。 + エピローグネタバレ注意 発売前のPVで桐生が号泣しているシーンが流れていたのだが、それはこのエピローグのところだった。 桐生ちゃんがあんなに泣くなんてポケサー絡みなんじゃないか?と冗談交じりで一部ファンから噂されていたようだが杞憂であった。 詳細は避けるが、ハルトやアサガオの子供たちが成長・就職しそれぞれの道を歩み始めていることを知った桐生が大粒の涙を浮かべるというもの。 エピローグでは他に由美の指輪についても回収されている場面もあり、過去作をプレイしている人程感動もひとしおと言えるだろう。 物語を彩る名演揃いの登場人物 シリーズお馴染みの実在人物をモデリングした出演者はいずれも好評。そうでない登場人物に関しても全体的に評判がよく、過去作キャラの扱いも良好。 生死に頓着しない武闘派・獅子堂と着実に桐生に迫る知性派・鶴野はそれぞれ本宮泰風氏と山口祥行氏といった任侠ドラマへの出演経験がある俳優が演じており、それぞれ違った極道らしさと凄味を兼ね備えつつ、どこか愛嬌のある部分も見せる名演。 中でも獅子堂は『7』の荒川真斗と同じく世間に翻弄された結果、悪事に手を染めるキャラクターとして描かれている。一緒に豪遊する場面などではコミカルな言動も見せるが。 鶴野も当初は獅子堂と共に敵対する立場として登場するが、次第に人情味が溢れる部分や中間管理職としての苦労人の部分が見えてくる。桐生に余裕が出てくるにつれて面白い部分が見えてくる辺りはシナリオと見事に連動している。 キム・ジェウク氏が演じる『0』の人気キャラの名前を冠した三代目西谷誉は初代を思わせる狂気的な立ち振る舞いや若き極道らしい感情が発露する演技を両立している。 ファーストサマーウイカ氏が演じる赤目は比較的ストーリーに絡む頻度が控えめだが、序盤の暗い雰囲気に効く清涼剤の一面もある。サブストーリーの仲介役としての出番も多く、ストーリー中でもここぞという場面で活躍を見せるため、印象は薄くない。 実在人物がモデルではない登場人物として、『7』本編で登場した過去作キャラに加えて大道寺一派の関係者が複数人登場。 大道寺一派関係者や渡瀬組は概ね評判がよく、中でも物語に深く関わる花輪喜平は人気が高い。後述するが、過去作に登場したあるキャラクターとの関わりが取り沙汰されており、旧作をプレイしたユーザーからも好評を得ている。彼らも出番の頻度に関しては赤目同様に少ないが、一つ一つが印象深いものになっており桐生との絡みもこれまであまりなかった関係性となっている。 + 花輪についてのネタバレ注意 エンディングにて花輪の正体が『5』に登場した森永悠であることが示唆される。 『5』時代は周囲から一言多いと思われているような印象は薄かったのだが、これについては純粋に出番の多さの問題だろうか。本作で掘り下げられたという表現が正確だろう。 担当声優が同じであることなどから発売前から「他にも実は生きていた者が居る」とジョーク混じりで考察されていたが、『5』で殺されたはずの森永が桐生と同じく「名を消した男」として生きていたことはファンから驚きをもって向かえられた。 『7』本編で登場した過去作キャラはストーリーの構成上出番は終盤のみだが、見せ場はしっかりと用意されている。また渡瀬は『7』本編に登場するまでの背景が描写され、ちょい役止まりだった『7』と比べて出番が多め。 充実したサブストーリーとサポートマップ 先述した通り全24個と数は少ないが一つ一つが長めであり、過去作の登場人物出演やチャットAIや配信者といった現代の流行物が題材になったりと中身は充実。桐生が天然な反応を見せるコメディなものから、過去を踏まえたシリアスなものまで桐生の魅力を感じ取れる。 流行物は単純に流行りに乗るだけではなく「AIに頼り過ぎて自分で判断ができない若者」「再生数を稼ぐために人道に外れた行為に出る配信者」など風刺も効いており、考えさせられるものも多い。 さらに世界観が共通している関連作『JUDGE EYES』シリーズから海藤と東が登場。これまであまり交わらなかった二つの作品が交わるということで双方のファンから好評。ゴリラ(桐生)とゴリラ(海藤)の対面は必見のものとなっている。 一方で、「7つの金玉(キン〇マきんぎょく)を集めてシェンさんに渡すと願いを叶えてくれる」という二重の意味でアブない内容のものも。 簡単な内容が多いサポートマップの依頼でも100近い量があり、簡単なお使いやバトルだけでなくちょっとした謎解きが含まれるものもあり、両方を含めたボリュームはなかなかの遊びごたえ。 バトル 堂島の龍「桐生一馬」とエージェント「浄龍」 龍が如くといえばアクションのイメージが強いこともあり、アクションバトルの復活を評価する声も多いが、バトルそのものもさらに豪快かつ爽快に進化。 その要因となったのが新バトルスタイル「エージェント」。過去作のスピード型スタイルのような高速コンボや攻撃回避からの切り返しに加えて前述の4種類のガジェットを用いる。使いこなすには慣れが必要だが、その分どれも強力。 中でも特筆すべきは「蜘蛛」。最初から使えるうえに初期状態でも射程がかなり長く捕まえた相手を投げることで距離を取ることも引き寄せることも自在。スキルを習得すると最大5人まで拘束可能になり、雑魚戦では無類の強さを発揮する。 捕縛した敵を振り回して大群を蹴散らす、引き寄せた勢いで蹴り返す等、これまでの格闘戦に新たなエッセンスが加えられ非常に爽快感がある。まるでスパイダーマンのようである(*4)。 もちろんシリーズお馴染みの豪快な格闘も可能であり、バトルスタイル「応龍」は『極2』の桐生をベースに『0』の根性反撃の追加やタメ攻撃の調整が行われ、パワー型スタイルに変化。 タメ攻撃は『極2』では固定モーションの攻撃だけだったが、本作ではフィニッシュブロウと根性反撃が対応。慣れ親しんだ操作感覚でプレイしつつタメ攻撃でがっつりと削ったり、敵を殴り飛ばすなどパワフルなバトルが可能。 なお、パワー型に調整するためかモーション速度の低下(*5)が見られるがタメ攻撃のガード崩しや根性反撃でゴリ押すことも可能であるため弱体化はあまり感じられない。 スタイルチェンジはコンボ中でも可能。応龍でひるませてからエージェントにつないで連打、あるいはエージェントのガジェットで有利な状況を作ってから応龍でトドメを刺すなど、様々なコンボが存在する。 過去作からの改善点 『6』から問題だった投げが壁に当たると相手がすっぽ抜ける問題をモーション変更で解消。代償に全体的に投げる距離が短くなっているが、先述した蜘蛛で蒼天堀の川へ投げ込むことは可能。 アルティメットヒートモードの発動条件がヒートゲージ最大から1本以上に大幅緩和され、使いやすくなった。 シリーズ最大規模の闘技場 闘技場は1対1、1対多のバトルに加えて新規要素としてZIGOKU TEAM RUMBLEが登場。 ZIGOKU TEAM RUMBLEはチーム「浄龍会」を編成して挑む多対多の大乱戦。同様の形式では過去作のクランクリエイターがあるが、そちらとは異なり桐生もバトルに参加する。 スカウト対象には個性豊かな人物が多いが、過去作の登場人物も複数登場している。 お馴染みのゲイリー・バスター・ホームズや権田原組長、上山(*6)の他にも『3』以来となる秋元、『6』から曽田地やムナンチョ赤松などが登場している。 さらに『JUDGE EYES』シリーズから杉浦が登場。サブストーリークリアで海藤・東も使えるようになり、八神以外の主要戦闘メンバーが揃い踏みとなる。 有料DLCを購入すると真島、冴島、大吾の東城会レジェンドが最初からスカウトされた状態になる。 さらに闘技場では桐生以外のメンバーを操作して戦うことも可能(*7)。過去作キャラを独自モーションで操作できるファンサービス要素止まりではなく、優秀なモーションやスキルを持つ実用性の高いキャラも多いため闘技場をより面白くする要素として機能している。 全キャラ使うだけでも相当なボリュームがあり、イベントルールを合わせると更に広がる。 1対1のバトルも充実しており、1戦だけのマッチと3連戦のトーナメントに加え、特定の武器を使うスポンサーマッチ、勝てば賭け金が倍になる賭博闘技が登場。先述のDLCを購入している場合は真島、冴島、大吾と戦える。 こちらは過去作から黒川般若や前述の曽田地が対戦相手として登場する。 + 闘技場を完全制覇すると…… 過去作に登場したドクター南田が制作したIF9と戦う南田グランプリが開催。歴代のラスボスを模したロボットと6連戦を繰り広げる。 外見こそロボットだが動きやBGMは同じものが採用されており、BGMが対応しているボスは倒した際にアウトロもちゃんと流れる。 + 南田が出るということは…… 上記の南田グランプリをクリアすると、恒例の裏ボス「亜門鉄」が登場する。今までの亜門とは打って変わったロボットそのものの見た目となっている。 彼(?)とのバトルはTEAM RUMBLE方式。時間制限と相まってまさしく総力戦となる。 そして鉄を倒すことで、真の裏ボス「亜門涯」が登場。 こちらは通常のバトルだが、往年の亜門戦と同じくドローンによる体力の自動回復といったギミックにより一筋縄ではいかない強敵となっている。 プレイスポット お馴染みのプレイスポット シリーズ恒例のカラオケは全6曲を収録しており、新曲として「さよならSilentNight」に加えて『維新! 極』に収録された「い・ち・ず・侍」のアレンジ版「シン・い・ち・ず・侍」が追加。既存曲も「ばかみたい」、「hands」、「Tonight」、「Like A Butterfly」と桐生の人気曲が勢揃い。赤目も「Like A Butterfly」を歌うが、演者の関係か歌唱力は高い。 また、桐生の曲が多く難易度が調整できないためか達成目録のカラオケは全6曲中5曲で90点以上を取得することが目標と配慮されている。(*8) 復活のプレイスポット 過去作の人気プレイスポットからビリヤード、ポケットサーキット、キャバクラが復活。 ビリヤードは4種類のルールとワンショットチャレンジを含め過去作要素は全収録。 ポケットサーキットも同様にライバルとのバトルやコースエディットなど過去作要素を全て押さえた上で、新規パーツも追加されている。桐生のリアクションは一新されているがコースアウト時のオーバーリアクションは健在。 過去作では全制覇後にやることが乏しかったが、全パーツ入手後はパーツ購入用のポイントがアイテムと交換可能になり、金策手段としても使えるようになった。 キャバクラは概要でも触れた通り実写映像を使用しており会話の臨場感はシリーズ随一。もちろんキャバ嬢とのやり取りで好感度を高めていく遊びは健在で、好感度を最高まで高めるとアフターに誘われて特別映像を見られる。 自分だけの桐生を作れるブティック 過去作でもクリア後モードで着替えができたが、本作のブティックはストーリー中に着替えが可能で、ムービーにも反映される。 サングラスのレンズを黒くする小さなお洒落から、Tシャツにスニーカーと休日を謳歌する私服、裸ジャケットに眼帯と手袋、蛇皮のシューズで真島コスプレと幅広いコーディネートが可能。スーツにサングラス、帽子で桐生を演じる黒田崇矢氏を再現するもよし、真島の兄さんになりきり蒼天堀で暴れ回るもよし、その気になればシリアスぶち壊しな笑えるコーディネートでストーリーを進めることもできる。 また、闘技場で身分を隠すために着用するマスクもコーディネート可能。こちらのラインナップもカッコいいマスクから笑えるマスクまで充実。 着替え後は桐生がばっちりポージングしてくれる。 その他 ライトユーザーへの配慮 『7』で新たにシリーズへ入ったプレイヤーの中にはアクションは苦手だがRPGなら得意といった層がいたことも踏まえて、最低難易度でのみワンボタンでバトルを楽しめるアクションアシストを搭載。 状況に応じたアクションが自動で繰り出される機能で複雑な操作を必要とせず、ボタンの連射速度に合わせて使用する技が強力になるなど、初心者でもバトルを楽しめる。 やり込み要素である活動記録とトロフィーの条件が緩和 達成目録に該当する活動記録はプレイスポットの完全制覇が条件からほぼなくなっており、シリーズの中でも埋めやすい。活動記録で得られるポイントが能力育成に関わるため、条件を緩くしたと推測される。完全制覇を目指すやり込み派にも配慮されており、制覇状況は各項目で確認可能。 同じくやり込み要素のトロフィーの取得条件には達成目録のコンプリートと高難易度クリアがなく、初心者でも時間をかければトロコンが十分視野に入る。 賛否両論点 ストーリーがシリーズ初心者向けとは言い難い 開発者インタビューなどで『7』から新しく遊び始めた人に向けて桐生一馬の人となりを伝えることを目標としていると語られている。 実際のところ、序盤から終盤までは『龍が如く7外伝』とタイトルにある通り『7』のプレイを前提としている節があるが、そこからエンディングまでつながる展開に『7』以前の過去作要素も強く関わっている。 一応本作単品でもエンディングの展開を理解することはできるが、深く理解するには過去作のプレイが必要になるため初心者には勧めにくい。 もっとも『7』から入ったプレイヤーからは、本作をきっかけに過去作への興味を引かれたという声も大きく、戦略としては正しいと言える。 幸い桐生の人となりを伝えるという面ではストーリー、サブストーリー共に魅力が詰め込まれており十分に役割は果たせると言える。 不器用な桐生一馬も健在 度々指摘される桐生の不器用な性格も健在である。 「アサガオ」の子供よりも同僚の花輪を優先したり、事を大きくするようなトラブルメーカー的な言動は相変わらず。そう言った指摘に対し、いつものように「 うるせぇ! 」と言ってしまうことも。 自分の筋を通すために所属組織に平然と反抗したり、どんな理由があっても殺人は断固拒否したりと、基本的な姿勢は名を消す前と何も変わっていない。 このような描写から、「何の為に名前を隠したんだ?」「何が大切なのか理解してるのか?」などとプレイヤーに突っ込まれることもある。良い意味でも悪い意味でも成長していないとも指摘されている。 過去作で死亡したキャラの生存が示唆される 『7』でも指摘された問題点で、生存を素直に歓迎するファンもいるが、死亡シーンが茶番になるという声も聞かれる。 本作の場合は過去作での死亡シーンにやや不自然な点もあったためか大きく物議をかもすには至らなかったが、やはり賛否が分かれている。 + ネタバレ注意 花輪喜平が桐生に「2度助けられた」と話すことや、知っている者が限られる『5』で桐生が使った偽名について触れることから同作で死亡した「森永悠」であることが示唆されている。 『7』に登場した同様の人物は銃撃されるシーンがある一方で、森永の死亡は殺害者含めて作中人物の言及止まりで明確な死亡シーンはなく生きていたことは納得しやすい。 それでも「どうやって偽装したのか」という謎があり、ニュースになってすら「実は生きていた」という展開が多発するシリーズではあるものの例が増えて問題ないというわけではない。 彼が生きていたことに素直に喜ぶファンもいるが、森永だとすると違和感を感じる点がいくつかあることから無理やり過ぎるという指摘がある。 花輪は戦闘が苦手と考えられる描写があるが、森永は堂島大吾の会長護衛を務めており戦闘が苦手とは考えづらい。『5』から7年も経過しているため衰えた、もしくは怪我などの可能性もあるが劇中では説明は一切無い。 花輪に対して「裏の世界に引きずり込んだ」と住職が発言しているがそもそも森永は極道として裏社会に生きる人間である。極道はまだ名前や顔を出せるという違いはあるが…。 声優はどちらも東地氏が演じているが、一見では森永と分からないほど顔が異なっており、シリーズでも同声優が別の登場人物を演じた前例が何度かある。 あまりに不明瞭な点が多いため、実は森永とは関係ない「花輪喜平」という人物を急に変更したのではないかという説までプレイヤー間で出るほどである。 脚本の接合性や矛盾をもう少し直せば良かったのではという事も聞かれる。 赤目ネットワークの項目が一部重複している シリーズのサブストーリーに当たる「依頼」と比較して「サポート」は依頼を達成するためにかかる時間が短くどんどんと報酬が得られるので依頼をこなすのは楽しいが、中には「活動記録」に割り当てられているプレイスポット系の依頼も含まれている。 特にポケサーはライバルとの対決が集約されているとはいえ16種類もあり、少々うんざりするという声もある。 異人町の出番が少ない 公式サイトでは舞台となる町は蒼天堀と異人町の二つであるように記載されているが、異人町はストーリーの序盤しか訪れず、本編中に再度訪問することは不可能。 クリア後は自由に訪れることができるが範囲は非常に制限されており、職安街エリアと風俗街エリア、コリアン街エリアの一部と本来のサイズと比べるとおよそ三分の一程度。ファンが最も気になるであろうサバイバーにはイベントでしか行けないうえ、マスターが欠勤のため対面しない。 扱いがあまりよろしくないが、関連作の『龍が如く 維新!』では序盤マップの土佐は非常に作りこまれているにもかかわらずクリア後訪問できなかったため、それを踏まえるとクリア後に訪れることができるだけマシといえる。また、『7』や『8』ではメインの舞台として使われているため、ある程度仕方のない面はある。このほか、一番せんべいやスマイルバーガーの持ち帰り、一部のレア装備が購入可能だったりと異人町限定要素はなくはない。 加えて、異人町に出現する敵の強さは序盤のままなので倒しても得られるお金は少ない。そのため、ここでの戦闘は正直なところやるだけ時間の無駄と感じさせられる。 過去作と比較して桐生が弱体化 時系列的な前作『6』から考えれば超人的な能力も身に着けパワーアップしてはいるのだが、ゲームの発売順では前作に当たる『極2』と比較すると能力が削除されていたり、応龍とエージェントで能力を分け合う形になり弱体化している部分がある。 ヒートアクションの総数も約50とシリーズの中では少ない部類に入り、持ち込み武器が削除されたことで武器ヒートアクションが発動しづらいことから体感上の数は少なく感じがち。 これらは桐生の育成項目が減少しているのが原因だが、シリーズ関連作の『LOST JUDGMENT』でも本編よりストーリーが短いDLCでは育成項目が減少しており、ストーリーの長さに合わせて育成項目の量を調整したと考えられる。 また、使用可能なヒートアクションは発動条件が緩く、アルティメットカウンターも、『7』や『8』のジャストガードより受付時間が長い。追撃も大きなダメージを与えられるうえ、ガジェットが強力なエージェントに加えてお馴染みの応龍スタイルも強化されており、飛びぬけて目立つほどの弱体はなされていない。 プレイスポットの賛否両論点 キャバクラの生化は確かに動きやグラフィックが向上したという賛寄りの意見もあるが、実写ムービーになったことで台詞がボタンを押しても飛ばなくなったため、テンポは悪い。ムービーを丸々スキップすることは出来るが、その場合は会話は一切聞けない。 声以外の演技も求められるようになり、過去作と比べ、より演技の質が目立つ様になった。 前述のように本作のムービーの77%がキャバクラでゲームボリュームの割にデータサイズが大きく、HDDやSSDの容量を圧迫する要因となっている。 キャバ嬢のCGモデルが存在しないため、過去作では主にキャバ嬢が担当していたカラオケの女性曲が赤目の1曲のみになっている点やダーツ等で対戦できない点が惜しまれる。 カラオケは桐生の人気曲を多数収録される形で釣り合いは取っている。 ダーツは赤目や花輪と対戦できるものの、他の対戦できるキャラは関わりが薄く、「こいつ誰だっけ」となることも。 問題点 シナリオ 名前以外何も消してない桐生 大道寺一派との契約で自らの死を偽装して名前を消しているが、本作では名前以外何も消してないとツッコまれるレベルで豪遊あるいは大暴れしている。整形はしておらず、基本的にサングラスで顔を隠しているだけである。 事前トレーラーでカラオケやポケサーを楽しみまくる姿が公開されたことに対するツッコミでもあったのだが、ストーリーを進めると必ず豪遊する場面があるため猶更突っ込まれることに。大道寺一派の人間からも呆れ交じりに咎められはする。 細かい点だが、ポケサーやキャバクラでは浄龍を名乗っているのに対し過去作から流用された麻雀や将棋では桐生一馬名義でちゃんと隠していない。サブストーリーでも平気でチャットAIに「桐生一馬」について尋ねる始末。『5』で使っていた「鈴木太一」名義ですらない(*9)。 そのくせ、桐生であることを尋ねられる度に「俺は桐生じゃない。」という描写がちょくちょく入るので、作中の人物の感じるイライラがプレイヤーにも伝わってくることも。鶴野の「あんた まだそんなことを!?」にプレイヤーも同意したくなってくる。まるでギャグのようである。 桐生と交渉する人物は彼が大事にする養護施設「アサガオ」の存在を把握しており、それを言及する度に桐生が激怒するため、否定した所で何の誤魔化しにもならない。 沖縄と神室町に近づけない程度であり桐生は顔も名前も実質失っていないに近しい。桐生本人にすればアサガオの件だけで大ダメージなのかもしれないが…。 大道寺一派に対しては相当傲慢な態度を取っているため、大切な人であるアサガオの子供たちを守れているのは大道寺一派の温情によるところも大きい。桐生本人は大切な人を守るために自分を押し殺しているような態度だが、プレイヤー視点ではイマイチ共感しがたいのが実情である。 元々シリーズを通して愚直で豪快で直情的、嘘や隠し事など上手くできるような男ではないため、性格的な描写としては正しいものの…やはり正体を隠している設定との乖離は目に付くところである。 結局八代目近江連合会長は不明のまま 『7』で不明だった近江連合八代目会長が結局不明のまま終わった。八代目会長は『7』では病床で若頭の渡瀬に全権を委託している設定である。 近江連合中心のシナリオでありながら、八代目会長の回想シーンすらないのはあまりにも不自然である。 桐生と面識があるという設定も生かされることはなかった。 この点については八代目会長が『5』に登場した勝矢直樹であるとすれば演者の関係である可能性もあるが…。(*10) アサガオの子どもたち 上記の通り、感動的な良いシーンではあるものの、よく考えるとご都合主義部分もある。 + ネタバレ注意 桐生の墓の近くに設置された監視カメラに気がついた際、仮定として桐生に近況を話すというものである。 しかし、韓国や中国(*11)、日本など、さまざまな組織が桐生と関わったアサガオの子どもたちの動向を探っている可能性もある中で、監視カメラが必ずしも生きている桐生を示すわけではない。桐生のカメラであると短絡的に決めつけるのはいささか早計に過ぎる。 また、伝説のアイドルとなっている遥はに対するパパラッチの可能性も十分に考慮すべきである。 そもそも桐生は監視カメラで子供を盗撮するような人間でもないのに……。どちからというやはり盗撮される方である。 擁護するなら、墓参りという状況で感情が高ぶったためだろうか……。 バトル 新スタイル「エージェント」について 本作からの新しいバトルスタイルであるエージェントは様々なガジェットを使用したりスタイリッシュなアクションを駆使するのだが、強化していないと非常に弱い。 最初から使用可能な「蜘蛛」は、雑魚敵を縛り上げて振り回すガジェットだが、ボスの他に大柄な敵には通用せず振り払われてしまう。 強化していくことでより多くの敵を巻き込むことも出来、大柄な敵も掴めるようになるがその際はボタン連打に勝たないといけない。連打に負けると当然失敗して隙を晒すので、安定して使えるのが雑魚戦くらいしかないのも少し残念。 とはいえ本編でも度々出番はあり、ラスボス戦のイベントムービーでもしっかり使われて存在感は放っているので不遇というわけではない。 本格的に強化出来るようになるのが2章からだが、1章の大道寺での戦闘では蜘蛛が通用しない相手が多く、そこでの戦闘回数や相手の人数も多いので非常に苦労する序盤の難所である。 二つ目の「蜂」は、小型ドローンを呼び出して敵を攻撃するガジェットだが、強化していないと雑魚敵にも簡単に払い落とされてしまう。 呼び出して指示する際にラグがあるので、その時敵に攻撃されるとキャンセルされてしまうので乱戦時に使用しにくいのも悩ましい。 高レベルまで強化すると呼び出すドローンの数や耐久も増加するので、敵を離れたところから無数のドローンで殲滅する戦法も可能ではあるが、そこに行きつくまでは苦労するだろう。 三つ目の「蛍」は、煙草型の小型爆弾を投げるガジェットだが、放物線を描いてゆっくり飛んでいってそこからさらに数秒経過で爆発するというものなので、考えて使用しないと全く当たらない。 敵に当たるとその場で地面に落ちるのだが、その敵がいつまでもそこにいるとは限らない。さらに乱戦、特に闘技場の「ZIGOKU TEAM RUMBLE」では味方も爆風で吹き飛ばしてしまうので、安易にホイホイ投げると逆にピンチに陥る可能性も否めない。 そのため、戦闘開始してすぐ後ろに下がりながら投げておいて、開幕近付いてきた敵を吹っ飛ばして出鼻を挫くのがベターな使い方か。 最後に入手する「蛇」は、ジェット噴射器を内蔵された靴を使って敵に体当たりしたり距離を取ったり出来るガジェットだが、これも強化して移動距離を伸ばしていないと本領を発揮できない。 使用可能になるまでに熱いドラマがあるガジェットも多いのだが、性能面では微妙なものが意外と多い。 それでも、対多人数ではエージェントというのは基本であり、応龍スタイルには無い便利な技やアクションも多いので、しっかり強化していけば戦いは非常に楽になる。 闘技場 闘技場のイベントマッチの開催が手間がかかる 殴ってみろ屋、賭博闘技が該当。これらはメールで開催の通知を受け取った後、開催者の元まで行って話しかけることで開催される。 賭博闘技の開催者はファストトラベル地点のそばにいるが、殴ってみろ屋の開催者は少々離れた場所にいるため開催に手間がかかる。メールを開封するだけで開催される仕組みにはできなかったのだろうか。 一部ステージが非常に運要素が高い。 四天王戦のZIGOKU TEAM RUMBLEはタイム制限に加えて、非常に長い敵の体力と敵の数が多い。 特にJUSTICE戦は最難関である。レーザー攻撃で広範囲の味方をダウンさせるさせるため、仲間がダウンして敵に攻撃できなくなる。そして、かなり厳しい時間制限でタイムオーバーになりがちである。 浄龍や仲間の強化を十分に済ませてもなお、敵味方の行動などの運で敗北するという運要素が強いバトルとなっている。 その他の問題点 新鮮味は薄い舞台 価格やボリュームを考えても、やはり何度も使いまわした「蒼天堀」が中心となるため特にシリーズファンから新鮮味は薄い。 一応「キャッスル」という新エリアがあるが、町としては小さく、普通の町より行動制限が多い。 ブティックの問題点 コーディネートできる服装は眼鏡をかけたりマスクを被った変装前提であり、クリア後でも素顔にできない。 また、白スーツと赤シャツのいつもの格好は似た服装はあるが色の組み合わせが固定されている都合で完全再現不可能。さらに『7』本編登場時の服装も選択することはできず、こちらも似た服装はあるが完全再現できない。 ストーリーのコンセプト上桐生一馬の格好はできないとしても、7本編登場時の服装はクリア後に使用できてもよかったのではないか。 着替えられる場所がキャッスルのみで、蒼天堀では着替えられない。ストーリーの進行によってはキャッスルを訪れられない時期があったり、サポートマップの依頼で特定の着替えをすることが条件の物があるためいちいち着替えに行くのは少々面倒。蒼天堀にも服屋があるのだからそこか、若しくは寝泊まりしている赤目の部屋で着替えくらいさせてくれてもよかったのではないだろうか。 キャッスルに行き来する際も、その度に決して短いとは言えないロードが入るので着替えだけの用事だけで行くと煩わしいと感じるかもしれない。 着替えの制限としてマップ用の着替えではマスクが使用できず、逆に闘技場用の着替えでは帽子とメガネが使用できない。 周回プレイ、追加高難易度がない 本編をクリアすると強制的にクリア後モードへ移行し、周回プレイはできない。クリア後に追加される上位難易度も存在せずやり込み要素が乏しい。 『7』では有料とはいえ発売後に2周目モードが実装されたが、今回はそれもない。 プレイスポット 収録されているプレイスポットは復活したものも踏まえて人気プレイスポットが揃っているが、完全新規のスポットはない。 また、神室町が削除された関係でおなじみのミニゲームのうちバッティングセンターが削除されている。 ポケサーは『0』『極』などで散々行ったので既存ユーザーからは飽きたという事も聞かれる。 街中での雑魚戦 本作では敵を引き付けやすいアイテムはあるのだが、敵が逃げていくようなエンカウントを避ける系のアイテムは無い。 その敵も逃げようとすると非常にしつこく追ってくるので撒くにも苦労する。 ボス等に備えて体力を温存したり、食事をしてヒートゲージを溜めて目的地に向かう途中、のんびり街を散策したい時等に遭遇すると地味に面倒。 戦闘前のテロップ これまでのシリーズの戦闘前のテロップは「ヤクザ」「チンピラ」といった雑魚戦も含めて全て手書きの文字になっていたが、今作では一部のボスを除きごく普通のゴシック体になり、質素になっている。 総評 シリーズ最小規模のコンパクトな作りながらも初心者に桐生一馬と龍が如くの魅力を伝えつつ、経験者を満足させる物語と遊びを両立しており、シリーズの魅力が濃縮された良作。特に批判された『5』のリベンジとも言える最終部の展開はファンの不満を見事に払拭してくれた。 過去作比較でボリュームダウンしている点は否定できないが、その分価格は低下しており妥当といえる。 余談 衣装監修として協力したMB氏と龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏との対談動画がyoutubeにて公開されており、監修個所や技術的な話が多く興味がある人は必見。 2024年1月26日に、シリーズ最新作である『龍が如く8』が発売された。本作の主人公である桐生と、『7』の主人公を務める春日の二人を主人公とした物語が展開される。 なお、本作は『8』の開発が始まった後で企画が立ち上がったものであり、収録なども後発だったことが明かされている。(参照) 花輪喜平は本作発売後に『8』にも登場することが公表された。つまり、本作では先行登場に等しい扱いだったことになる。ただし、『8』開発時は花輪がここまで人気キャラになるとは思っていなかったらしい。 本作の西谷誉は三代目と名乗っているが二代目が誰なのかは不明。初代はバブル期に活躍したと劇中で語っているため『0』のあの西谷で間違いなさそうだが。 赤目役を演じたファーストサマーウイカ氏は本名が「堂島初夏」であり、偶然ながら堂島の名を持つ者同士が共演する形となった。 氏は生キャバオーディションにも応募していたが、赤目役にオファーを出していたため、オーディションの方を落とさざるを得ない結果になった経緯を持つ。(参照)