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プロフィール 黒服Y(やる気のない黒服) これまでのお話 黒服Y 01 黒服Y 02 黒服Y 03 黒服Y 04 黒服Y 05 黒服Yの孤独な戦後処理 黒服Y 06 黒服Yの孤独な戦い 黒服Y 07 黒服Yと宴会準備 黒服Y 08 黒服Yと同僚と宴会と 黒服Y 09 黒服Y 10 黒服Y 11 黒服Y 12 黒服Y 13 黒服Y 14 黒服Y 15 マッドガッサー 黒服Y 16 マッドガッサー 黒服Y 17 ゆめうつつ 黒服Y 18 黒服Y 19 クリスマスイヴ 黒服Y 20 質問タイム 黒服Y 21 クリスマスイヴ 黒服Y 22 黒服Y 23 初詣 黒服Y 25 黒服Y 26 黒服Y 27 黒服Y 28 黒服Y 29 ページ最上部へ
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<狂神の巫女>"黒服少女"アレクシア・トレイズ(人間/女性/10代後半) 3000年以上前のゲルダム同士の争いに巻き込まれて人生を大幅に狂わされた少女。 拉致され、マジックアイテムである『魔典』に乗っ取られたりしながら諸国を旅しているうちに 自力でラーリスの声が聞こえるようになった信徒。現在も所々で声が聞こえてくる。 ネコの名前はアネット。別に使い魔ではなく、単に懐いてきた猫。黒くない。トラ柄。 元凶となった狂神の巫女の13代目転生体。今までの記憶は全部残ってるけど、力は殆ど失われた。 これからどうしていこうか考えながら、あっちこっちの家や宿で過ごす日々である。 コネクション 顔見知り 50 友人 100 貴重な友人 200 特殊装備 魔典(現在は喪失) 黒服少女を半分乗っ取りながら、とある魔神を呼び出すために旅を続けることを望んだ本。 魔神語の文献というだけでも貴重だが、その中身は所有者を乗っ取るほど強力な魔神が封じられている。 少女に適正を見出して、盗むように仕向けて宝物殿から出ることに成功した。 封じられた魔神はゲルダムと呼ばれる上位魔神で、そんなものをどうして封じることが出来たかのか。 それは大きな謎に包まれている。 魔典は、とある巫女(ユヌ・ネージュ)によって召喚された別のゲルダムを黒服少女に再召喚させて殺すつもりでいた。 その巫女は"狂神"ラーリスの神官だったが、今はもうこの世に存在していない。 念願が叶い、呼び戻した初代の巫女の魂を引き連れて異世界へと還っていった。 彼の名はクスィヴリプト。人の手を借りて3000年越しの復讐を果たした卑怯な魔神将。 だが当人は、全ての点において悔いていない。
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「組織」黒服リスト アルファベット順ショートカット A-No / B-No / C-No / D-No / E-No / F-No / G-No / H-No / I-No / J-No K-No / L-No / M-No / N-No / O-No / P-No / Q-No / R-No / S-No / T-No U-No / V-No / W-No / X-No / Y-No / Z-No / π-No / A-No 「組織」の創立者であり実質的なトップ、A-No.0が在籍している 純粋な「組織」の黒服が多い 強硬派が多い No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 オール・アクロイド - - - 情報交換と追加情報 - No.206 - 男 - code 01code 06 Testing /運用試験/ Project-ACE No.218 - 女 - 橘野 悠司 三月の夜と昼のあわいに 黒服A-No.218 No.464 - - - 門条 天地(元) 幼い頃の記憶 - No.18782 - 男 - 宮定 繰 悪役、暗躍、だれの役 - B-No 元「暗部」 強硬派 「夢の国」騒動中に「鮫島事件」をたくらむも、失敗に終わる その影響を受け、No.0が謹慎処分を喰らっている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 バロン・サムディ 男 - サムディ男爵 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.001 イッちゃん(ショタ) 男 - - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.002 フーちゃん 女 - スパニッシュフライの契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.004 - - - - とある組織の構成員の憂鬱-24 - No.005 イッちゃん(ロリ) 女 - - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク C-No 女性の黒服が多い No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 セシリア・クロンクヴィスト 女 魔法 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.034 栗子 女 - - 初登場作品へのリンク 初登場作品へのリンク No.- 穀雨 小夏(黒服C) 女 恐怖のナポリタン 門条 天地 黒服Hと呪われた歌の契約者 13 黒服Hと呪われた歌の契約者 D-No 穏健派 No.1~No.10は「親衛隊」と呼ばれている No.0が何者かに襲われたのを契機に、No.0と親衛隊が「組織」から離れている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ダレン・ディーフェンベーカー 男 地震発生装置 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.1 ジブリル・ドソワーニュ=メユール 男 赤い靴 - VS手首泥棒 赤い靴 No.2 ディーデリヒ・ダンジェルマイア - ドッペルゲンガー - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.3 出道 団 男 心の壁 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.4 ディラン・ドランスフィールド 男 インキュバス - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.5 堂本 大地 男 心の目妖刀 村正 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.6 ドリス・デイ=ルイス 女 癒しの土 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.7 デューイ・ドライヴァー 男 リング・リング・ローゼィーズ - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.8 妲独秀 - 白沢 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.9 ダリア・デ・ラッツァ 女 水晶球 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.10 ダミア・ダリ オス 翼猫 - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.427 土門 大吾 男 赤い糸死神 ケムトレイルの契約者の少女 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.800 ドラ服 男 ドラえもん - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.962 大門 大樹 男 夢の国の黒服 荒神 涼 とある組織の構成員の憂鬱 01 花子さんと契約した男の話 E-No 穏健派寄りの中立派 調査課 戦闘タイプの黒服が多い 都市伝説や契約者の起こした事件などの隠蔽、調査、監視、組織所属者の勤務内容に応じた給料査定や都市伝説の戸籍偽造などの書類仕事、危険な都市伝説や契約者などを実力行使による排除、都市伝説被害者、関係者への保護、保障、社会復帰など 本来の任務は調査監視隠蔽だったのだが、勤務内容は限りなくブラックに近い超激務。内部抗争に明け暮れガタガタになった組織のバランスを保とうと、さまざまな部署のヘルパーとして活動するためこうなったらしい。 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 エーテル・エリオット 男 エーテル宇宙論マクスウェルの悪魔魂の重さ - 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク F-No メンバーの半数がハッテン開放済(女性の場合はNo.5によって百合開放済み) 行動はバラバラ、No.0が招集をかけても構成員は集まらない 貴重なタイプの能力を持つ黒服が多い 都市伝説の修行・強化に関するノウハウが多く補完されているが……、尻穴の犠牲さえ恐れなければ他の№の人間にも惜しみなく情報を出してくれる No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 貴人サンジェルマン 男 オーパーツ 担当者無し 上田明也の協奏曲Ⅶ~貴人サンジェルマンの祝福~ ハーメルンの笛吹き No.5 鵲崎笹木 女 富士の樹海では地場が狂う 平唯 平唯の人間観察第九話~師匠~ ※ただしイケメンに限る No.6 橙・レイモン 女 ラプラスの魔 穀雨彼方? 上田明也の奇想曲4~国立久遠寺病院~ ラプラスの悪魔 No.231 稲垣足穂 男 死亡フラグ→??? 平唯 平唯の人間観察第二話~断片兆候~ ※ただしイケメンに限る No.333 ??? 女 ワイバーン ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し No.555 ??? 男 狼男 ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し No.913 ??? 男 ケンタウロス ??? 拝戸直の人殺し 第十四話「サンジェルマンの悩み」 口裂け女と人殺し G-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 - 男 放射能を浴びると巨大化する - 「組織」上層部について 設定ページへのリンク No.1 ジェラルド・グライリッヒ 男 フランケンシュタインの怪物 - 初詣の迷子確保 設定ページへのリンク H-No 元・研究班(現在は廃止) 下位のH-Noはほぼ、その頃の実験体 現在は穏健派に転向している No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ヘンリエッタ・ホークウッド 女 吸血鬼 - 緊急回線 設定ページへのリンク No.1 ハンニバル・ヘースティングス 男 エクスカリバー - 狂気が迫る 狂科学者と復讐者 No.360 広瀬 宏也 男 エロイ人は髪が伸びるのが早い 春風 愛華逢瀬 佳奈美明日真 黒服Hと呪われた歌の契約者 01 黒服Hと呪われた歌の契約者 I-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服I 男 - - バールの少女 08 バールの少女 J-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 城ヶ崎 常道 男 時空のおっさん - 彼女を狙うモノ達 彷徨うみさき No.4 ジル・ジェンキンス 女 殺人ジョーク - 組織本部内にて 彷徨うみさき K-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 - 男 アカシックレコード 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク L-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク M-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服M - - - 「辺境」 01 バールの少女 N-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 ノウェ・ナイトロード 男 ダーインスレイヴ 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク O-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク P-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク Q-No Q-No.0は死亡している No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク R-No 穏健派 上位メンバーは1人を除いてロリ さらに上位メンバーは全員「幼気」という未知の力を使用できる No.内で役割分担がなされている No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ローゼ・ラインハルト 女 フォトンベルト - 4人の少女 赤い幼星 No.1 六条 蓮華 女 種を飲み込むと体から植物が生えてくる - 4人の少女 赤い幼星 No.2 ロール・レインウォーター 女 貴金属を身につけていると雷に当たりやすい - 4人の少女 赤い幼星 No.3 栄 日天 男 画竜点睛 - 4人の少女 赤い幼星 No.4 レクイエム・リッケンバッカー 女 お憑かれ様、ヒエロニムスマシン - おつかれさま 赤い幼星 No.5 レジーヌ・ルーフィオ 女 ショゴス - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.6 ロベルタ・リベラ 女 タンスで瞬間移動 - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.7 ラピーナ・レスピーギ 女 妖怪○○隠し - 盗人少女と凍結少女 赤い幼星 No.8 乱堂 凛々 女 寒いダジャレ - 盗人少女と凍結少女 赤い幼星 No.9 流崎 羅奈 女 八丁念仏団子刺し - スライムと剣豪とどこでもドアと 赤い幼星 No.10 ライサ・ルイプキン 女 マイナスイオン - 10番目 赤い幼星 S-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 イクトミ 男 イクトミ - 自由の大地を蜘蛛が飛ぶ 設定ページへのリンク No.560 坂原 想軌 男 残留思念 菅野 紗江良 復讐夫婦(後) 彷徨うみさき T-No T№は0と1以外の構成員が存在しない。 T№0は契約都市伝説の事情的に引きこもり人間なため≪組織≫の中ではT№1以外、ほとんど彼の姿を見た者もその契約都市伝説も知る者も居ない。 T№に関する全ての情報は彼の都市伝説内に保存されているため余人が触れる事は不可能となっている。 ≪組織≫内の他の部署との関係は相互不干渉。 他、詳しい事は詳細設定参照 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 高部徹心 男 Tさん「神智学協会編:プロローグ上」 -神智学協会編 No.1 高坂千勢 女 Tさん「神智学協会編:プロローグ上」 -神智学協会編 U-No 概説 強行派が多かったがNo.1~12までが粛清されている。 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.0 ユービクィティ・ウルティマ 女 シュレディンガーの猫猫に九生有り 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク V-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.- 黒服V 男 ラッキーストライク - 「辺境」 01 バールの少女 W-No 現時点(2009年現在)では「魔法の銃弾と狼少女」に登場が確認できるのみ ナンバーの傾向、幹部クラスについては不明 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.? 黒服 不明 客の消えるブティック 男(多重契約者か) 魔法の銃弾と狼少女 1 魔法の銃弾と狼少女 設定 X-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 ザン・ザヴィアー 男 マリー・セレスト号 Y-No 概説 日和見派、もしくは無関心派が多い 都市伝説討伐、捕縛などの際に人員を派遣している、かもしれない マイペースな奴が多いかも No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 終夜 葉 女 夢日記 No.013 三尾 女 鎌鼬 No. 夢魔 女 夢魔 No. 口裂 女 口裂け女 No. 少女 女 ニザマバードの石球 No. 黒服Y 男 魔弾 Z-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 然河斬九郎(ぜんが・ざんくろう) 男 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク No.000 サロリアス・サジャス(前任) 男 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク π-No 概説 No 名前 性別 契約都市伝説 担当契約者 初登場作品 詳細設定 No.000 キャラの名前 性別 都市伝説名 担当契約者 初登場作品へのリンク 設定ページへのリンク
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一時期学園長の代理を務めていた人物。 仕事が早く、丁寧な口調で他人と接する。
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寓話 白いスーツの紳士は一つのボタンを備えた箱を持って、やって来た 彼はある男の元へ訪れ、伝える 貴方がこのボタンを押すと、貴方の知らない、しかし、この世界に生きる人が誰か死ぬ もし貴方がボタンを押せば、貴方に100万ドルを現金で差し上げよう 紳士は男に鞄を開いて見せた。――中には大金が詰め込まれている 彼は、一夜明けたらその箱を回収に来るのでそれまでに決断して欲しい、と告げると男の元を後にした 男は躊躇し、逡巡し、苦悶し、 日は落ち、やがて、夜が明けた 白スーツの紳士は昨日のように男の元へ現れ、問う ボタンを押さないのか、と その時が来るまで悩み抜いた男は、紳士に待ってくれと一言応え、 意を決したように、箱に手をかけた 銃声が響いたのは、その時だった いつの間にか、紳士はうつ伏せとなって倒れていた 彼の背中の一点から、鮮やかな赤が広がっていく 紳士の白衣を自身の血が染めていく 一瞬の出来事に呆然とした男は、紳士の立っていた、すぐ後ろに 黒いスーツを来た男が立っている事を見止めた 黒服は、素早く男へと近づき、ボタンを備えた箱を取り上げ、 地へと捨て、踏み潰した。箱は呆気なく壊れた 貴方は運がいい 貴方は、もう少しで、悪魔に魂を売る所だった 黒服は、男へ告げる 男は、ようやく事態を把握したのか、 私は、運が、いい、だと? そう応えた。男は言い淀み、唇を震わせる 男は、口を開いた 私は、運がいい、だと? 悪魔に魂を、売る所だった? 私は、私の名は、嫌われている 力は無い。名誉も、金もだ 私には、病に侵された母が居る 医者は、母を見捨てた だが、医者が見捨てたのは、母の病が手遅れだからでは、無い 私が、金を持っていないからだ 確かに、私は、この紳士に、魂を売るような真似をしたかも知れぬ 紳士の言うように、罪なき人を、一人殺そうとしたのかも知れぬ しかし、それは それは、母を救うためだった たとえ、私が、人を殺した罪を着ようとも、母には生きて欲しい だのに、だのに 男は、言いよどんだ 黒服は、男へ静かに告げた たとえ、貴方が、自身の事情で 悪魔に魂を売るのだともしても、だ 私は、悪魔を殺した 何故なら、私はその為に存在するのだから 気の毒だが、貴方の事情は、私にとって知った事では無いのだ 黒服は、男に背を向け、去って行った 男は黒服の後ろ姿を見詰め、倒れた白服の紳士に目を落とし、 やがて、地へと膝をついて、倒れ込んだ 男の母を侵した病は、やがて男を侵し、死へと誘うだろう 男の行為は、善か悪か? このような問いこそ、愚問というものだろうが ――寓話はここで終わる 学校町 西区付近 河川敷か? (夕方の時分) 「友達って何ですか…?」 緑の上に仰向けに転がっている人が2人いる 唐突に、一方に声をかけたのは、もう一方の、男子だった 着ている制服からして、西区、工業高校の生徒のようだ 「え、いきなり何を言い出すんですか?」 同じく寝そべっているもう一方、全身を黒で包んだ男が 首を男子の方へと向ける ひときわ強い風が吹き抜ける 彼ら2人の寝ている緑が音をあげた 男子の方は暫く黙っていたが、やがて身体を起こし 片膝を立てるように座った 「確かに、友達って素晴らしいものかもしれませんね 例えば銃撃戦に巻き込まれた時に、自分の盾になってくれるんですよ そんな人が簡単に得られるんだ」 「例えが特殊過ぎですよ…」 黒服の男は困惑した表情で、男子と同じように身体を起こす 「そして、知らず知らずの内に利用し合えるのが、友達、です 利用して、利用されて…フフフ、互いの私欲の為に 動いてくれる人間って、有難いですよね」 「あのう…何時にも増して暗過ぎですよ? 何か学校で嫌な事でもありましたか?」 「ハハハ、俺は友達が居ないんで、人間関係で悩む事は皆無ですよ」 黒服の言葉に、男子は笑って返す 勿論、その目は笑っていない 一瞬で、男子は笑顔から真顔に戻った 「ところで…そもそも友達って、本当に友達なんでしょうか?」 男子の次の質問に 「あの、意味がよく分からないんですけど」 黒服は、困惑した表情のままだ 「要するにこういう事です 俺と貴方は友達でしょうか?」 「そう…だと信じていたんですけど」 「しかし、貴方は俺の考えている事が分からないでしょう? もし、俺が、貴方の事を友達でもなんでもないと思っていたら、どうするんですか?」 「それは…あの、本当に、そう、思っている、ん、ですか?」 男子は答えずに、顔を逸らした 溜息を吐く音が聞こえる 黒服はどんどん居心地が悪くなってきていた 「黒服さん、友達居ますか?」 「へ、私、ですか? あ、あの…貴方とは、友達だと、そう、思って、思っていたんですよ…?」 黒服はベソをかき始めている 目は潤み、今にも体液を垂れ流しそうだ 男子は、彼の顔を見ないまま 「俺以外にですよ。例えば、『組織』の人とか」 そんな事を言ってきた 「そ!! それは、あの、 貴方は、私の事、友達だと思ってくれているんですね!! そうですね!!! やだなぁ、ビックリしちゃったじゃないですか!!!!」 黒服は懐からハンケチを引き抜くと、盛大に鼻をかむ そして、未だ潤んだ目のまま、顎に手をやり、思案顔になった 「そうですねえ…『組織』の人だと」 「先輩格とか、ただの同僚とか、そういうのは無しですよ」 「そ、そうですか? ムム」 男子はおもむろに顔を黒服へと向ける 「そうです。いますか? 貴方の変質的に捻くれた妄想を共有できる、友人というヤツが」 「あの…すいません、いませんです、ハイ」 男子はまたも溜息をつく 「そうなると、俺達には友達がそれぞれ1人しかいない、という事になります」 「そうなりますね」 「しかし、俺達の関係を友達と呼んでいいのでしょうか? もしかしたら、友達とは違った関係かもしれないんですよ?」 「そうなんですか?」 「そうなんです。そして、俺達は知る必要があるんですよ 友達とかいうヤツが一体何なのかを確かめないといけない」 「でも…どうやって?」 「聞き込むんですよ、友達とか言う連中に。それ位しか思いつきませんが それとも貴方に、何か案がありますか?」 「え? 案? 無いですよ」 「じゃあ行きますよ」 男子は立ちあがった その表情は暗く、黒いものを含んでいた 「え、行くって?」 「聞き込みにですよ」 座ったままの黒服をみやりながら、さも当然というように答える 男子は辺りを見回した 「例えばああいうのは論外です」 黒服は立ちあがって、男子の指差す先を見遣った 女子高生と白い服の男が歩いている 女子の方は制服から察するに、恐らく東区の高校だろう 男はと言えば、何処となく古風な雰囲気を醸している 「あれって旧軍の制服じゃあ…」 「あれは恋人というもので、リア充というヤツです 友達という関係ではありません。聞かなくても分かります 所謂、もげろ、とか言うアレの典型例ですよ」 黒服の呟きを無視し、男子は何処か暗い声で呻る 「いや…でもアレ、どちらかが都市伝説っぽいですよ? もしかしたら、恋人でなくて契約関係なんじゃ…」 「都市伝説と人間との間にも、ロマンスはあったりするでしょう! 許せないッッ!! ジェラスッッ!! きぃぃぃぃぃぃぃぃッッッ!!」 「おおお落ち着いて下さい!」 前触れ無く興奮しだした男子を、黒服が必死で止めに入る 「何やってるんですか?! 離して下さい!! 学校町にいる都市伝説契約者は、サーチ&デストロイ! サーチ&デストロイが基本でしょうが!!」 「止めて下さい! そんな過激派が言っちゃう事言わないで下さいよ!! 『組織』全体のイメージダウンですよ!!!」 「離せッッ!! うおおおおおおおッッ!!」 「ダメですッッ!!」 「うおおおおおおゥ!! って、あれ? あの2人は?」 「良かった…ゼイ…何処かに行ってくれたみたいですね…ゼイ」 「チッ」 男子は抑え込んできた黒服を物凄い形相で睨み付ける 「貴方が止めなければ、リアルもげろが出来たものを…」 「止めて下さいよ、ハァ、そんな簡単に、敵を作っちゃ駄目ですって…ハァ」 黒服は抑え込むのに必死だったようで息も絶え絶えといった体だ 「あ、向こうから、男子の2人組がこっちへ来ますよ 聞いてみたらどうですか?」 黒服の見る方向、河川敷傍の歩道を男子高生2人がこちらへと歩いてくる 「丁度いいな。あの人達に聞いてみましょう」 男子は暗い表情に戻ると、速足で2人組へと近づいていく ひとまず男子の関心を別に逸れた事を良しとしよう 黒服は彼の後を追う 「ちょっと、そこの貴方達」 こちらへと近づいてくる男子と黒服に警戒したのか 男子が声をかけた時、2人組の表情は強張った 両方とも東区高校の制服を着ている 一方は部活生なのか、大きなショルダーバッグで頭髪を短く刈り込んでいる もう一方はショートヘアの男子で、線の細さや同年齢の標準より低い背、 中性的な顔立ちから、女子のようにも見える 黒服はチラリと、この人は女装したら案外似合うかもしれない、などと場違いな事を考えた 「ちょっと、そこの貴方達」 「な、なんですか」 男子の呼びかけに反応したのは、頭髪を刈り込んだ方だった 背の低い方は、部活生のような男子の後ろに隠れるようにしている 「貴方達は、友達ですか?」 「…は?」 いきなりそう尋ねられても困惑するしかないだろう 黒服は部活生男子に心の中でお詫びするしか無かった 「俺と、この人――そう言って黒服を指差す――は友達がいないんです ぶっちゃけ、友達って感覚が分からないんですよ 貴方達は、友達ですかぁ? ねえ、そうなんでしょう? 教えて下さいよぉ、友達って何なんでしょうかねぇぇ?」 (ちょ、ちょっと! 初対面の人に何を凄んでるんですか?!) 黒服のサイレント突っ込みを無視し、 男子は部活生男子の方へと詰め寄った 「友達、なんでしょ? え、違う、違うの? じゃあ何ですか? 彼は貴方の身代わり? それとも、利用し合える仲? どんなきっかけで知り合って、なんで関係が継続してるんですかぁ? ねえ、何か喋って下さいよぉ」 最早男子は黒いオーラを全開で部活生男子にメンチ切ってる 流石にこれはまずい、どうやって止めるか、と黒服が男子に声をかけようとした その時 「お、俺は」 部活生男子は口を開いた 「俺は…」 部活生男子は、繰り返す 彼の後ろに隠れている背の低い男子は 部活生の腕にしがみ付いている ブルブル震えているのは、 ブラックオーラをフルスロットルな男子に怯えているからだろうか? 「んん? よく聞こえないなぁ? 貴方は、その後ろに隠れてる彼と、友達なんですかぁ? そうじゃあないのぉ?」 「こ、こいつは」 部活生男子は一瞬詰まった 左手をゆっくりと持ち上げる その手は、固く、握り締められている 思わず黒服は唾を飲み込んだ これ以上いけない、男子が殴られる 黒服がブラック男子をどつこうとした、瞬間 部活生男子は小指を立てた 「こいつは、俺の、コレ、です」 そう言い放った彼の顔には、怒りと緊張と不安と恐怖が綯い交ぜになった表情があった 黒服は言葉を失った。これこそまさに、パーフェクトな絶句 首を無理やり脇の男子に捻り回す 「へ?」 彼は間の抜けた声を出して硬直していた 一拍間をおいて 「ごヴぃえんなひゃいッッッ!!!」 黒服はその場に身を投げ、魂の土下座をかます 河川敷脇の歩道 男子、黒服、そして、彼らとは無関係の東区男子高校生2人組 ひときわ強い風が吹き抜ける 河川敷の緑が音を上げた 彼らの間には、気まずい沈黙が訪れていた 世間的には『夢の国』の事件が収束し、 組織は『マッドガッサー』と『コークロア』の対処に追われているのだが 彼らには、そのような事は、本当にどうでも良かった 〈くそみそ〉 「単発もの」に戻る 作者は誰だ? ページ最上部へ
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黒服Yの孤独な戦い (秋祭り三日目) 黒服Y「……え? 今日は本部テントから出ちゃダメって?」 黒服Y「いやあれは遊んでたんじゃなくて、見回り警備を……」 黒服Y「あれらは戦利品で」 黒服Y「……ああぁ」 * 黒服Y「本部テント、人少ないな。みんな後始末に出てるのか」 黒服Y「…………視線を感じる」バッ 黒服Y「なんだ人形か」 黒服Y「あれ?」 * 『ウォォォォォォォォォォオオ』 黒服Y「……何だ?」 黒服は作業を止め、音の聞こえた方向を見た 彼方を筋肉の塊が走り抜けていく 黒服は筋肉の塊が消えていった方向を見ながら言った 黒服Y「今から僕があそこに行って、何か出来ることあるかな」 黒服Y「ないよね」 黒服は仕事を再開した * 黒服Y「祝宴かぁ。持って行くお酒とか経費で落とせるかな」 同僚「厳しいでしょうね」 黒服Y「だよねー」 前ページ次ページ連載 - 黒服Y
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黒服A-No.218 A-No.218 スレンダーな女性。A。 純粋な「組織」の黒服であり、感情が無い。 任務や命令を最優先に淡々と行動する。 都市伝説との契約はしていない。 担当契約者 橘野 悠司(ケモノツキ) ??? ??? エイダ 都市伝説『死を招くカーナビ』の本体。既に契約済み。 本体といっても実体は持たず、カーナビ、パソコン、PDAなどを媒体にしている。 普段は黒服Aのサポートを行っており、主な居場所は黒服Aのパソコンなどの中。 能力は『道路情報の探索』。 一般的なカーナビの機能に加え、道路上にある車、人、都市伝説などの『物体』を探知可能。 最大精度であれば、『物体の大まかな大きさ』まで知ることが出来る。 (探索精度を上げる = 探索範囲を狭める。) ページ最上部へ
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ハズレだね; 回廊開いてこれだと悲しい 名前 コメント すべてのコメントを見る
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メン・イン・ブラックのこと…ではない。喪服でもない。 オフ怪の際に何故か参加者が着てくる服のこと。 何故かは不明だがオフ怪の際の服装は大抵の怪人が黒系の服である。(嗜好が偏っているのか?趣味が似ているのか?はたまた…) しかし恐らくその後、写真を見て次回以降に繋がっていくものと考えられる。(sudou)
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