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(1)まず普通に洗って流す// 。 サンポールをたっぷりまき、その上にトイレットペーパーを貼る 。 トイレットペーパーがはがれないように注意しながらその上からもサンポール 長時間放置(就寝前か通学や出勤の前にセットするとよい)したのち ペーパーごとトイレブラシで強めにこすり落とすとツルツルに! これでダメだったらクレンザーか水やすりの出番。 (2)黒っぽい色の水やすりか水に強い網みたいになってるやすり、耐水性の紙やすり。 (3)クリームクレンザーのジフと固めのブラシ。 注意 金物屋かホームセンターで購入
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151 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/04/01(金) 23 11 00.91 ID ??? ルナマリア「ぶっちゃけどうなの?」 ネーナ「何が?」 ルナマリア「刹那君かギリなのかどっちなのって事。さっきのも演技にしてはやけに真に迫ってたじゃない」 ネーナ「うーん…な・い・しょ」 ルナマリア「うわキモっ」 ネーナ「キモいってゆーな!」 メイリン「ギリ君は?」 ギリ「は?なんだ?」 メイリン「ネーナさんの事。さっきちょっと赤くなってたよね?」 ギリ「あのな…あんなに顔近づけられたらさすがの僕でも少しはうろたえるんだよ」 メイリン「ネーナさん顔はカワイイもんね。性格はきついけど」 ギリ「お前も結構言うな。姉に似てきたんじゃないのか」 メイリン「えー、そんな事ないよ。で、どうなの?全く興味無いの?」 ギリ「それは………ノーコメントだ」 シーリン「はあ…あの子達暇があれば恋愛の話ばかり。他に考える事無いのかしらね」 マリナ「仕方ないわよ。みんなまだまだ若いんだから」 シーリン「あのね、そんな事言ってるとあっという間に老けるわよ」 マリナ「(´・ω ・`)」 152 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/04/01(金) 23 13 00.45 ID ??? シャクティ「刹那×ギリ? ギリ×刹那? ううん、どっちを受けにすればいいのかしら……」 ティファ(クァバーゼがこちらに向かっているのが見える…… ………………近づいたらエンジェルハイロゥで洗脳されそうになる姿も)
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我等は魔を断つ剣を取る ◆iDqvc5TpTI 暴走したスカイアーマーは墜落し、トカの遺品ごと爆散した。 運良く直前に投げ出されたちょこは、あてもなく一人砂漠をさ迷うこととなった。 砂漠の夜は一人で歩くには堪らなく寒かった。 『はーなーしーてー! ちょこも行くの! シャドウおじさんを助けにいくのー!』 『早まっては行けないトカ! 君みたいな若い子が命を粗末にしてはいけないッ! ミミズだって、オケラだって生きているから超カッコいいんだトカ。 生きてるって信じられないくらい素晴らしい(ハートマーク)』 少し前までは一人じゃなかった。 騒がしい位によくしゃべる不思議生物が目を覚ましたちょこと一緒にいてくれた。 『わ、我輩は別にあんたのことなんか心配していないんだからねッ!』 なんだかんだ言いいつつもシャドウを助けようと自殺行為に走りがちなちょこを引き止めてくれた。 『おじさんは帰らなくちゃだめなの! 子どもが待ってるの!』 『帰りたいのは我輩も同じなのであるッ! その夢さえかなえられれば、人畜無害にして無病息災、子守りだってお手の物ッ!! ほ~ら、いないいないばーッ! む? いないいないしているうちにはて、ここはいったいどこなんでしょう? 両手で顔を覆っていては進路もわからねえし操縦もできねえじゃねえかッ!!」 トカも一緒だった。 シャドウと同じで帰るべき場所が、帰りたい世界があった。 『ゲーくんも今頃首を長くして待っているはず! 何言ってんだ、あんた、登場話で見捨てたのにですと? それはそれ、これはこれ。メタなセリフ共々気にしちゃいけないトカ。 ちょろくせぇ説教かまされるくらいなら、出直してくるトカッ!』 待っていてくれる不思議生物その2もいた。 なのに。 シャドウは死んだ、トカも死んだ。 ルカ・ブライトに殺された。 帰る場所のない少女一人を置いて死んでしまった。 帰る場所になってくれたかもしれない少女の心を強くしてくれた人達も死んでしまっていた。 「父さま。どうしてちょこはいつもおいてかれちゃうの?」 トッシュと再会した時からちょこはずっと嫌な予感を抱いていた。 彼がいたのだから他にも知り合いがいるかもしれないと。 リーザの名前を誰かが呼んでいた記憶もあってちょこはずっと気が気じゃなかった。 そんな少女にトカは教えてくれた。 彼らしくない比較的常識的な説明で。 この殺し合いのルールや死者の名前を。 「エルクおにーさん……。リーザおねーさん……。シュウおじさん……」 ちょこは覚えている。 ぶっきらぼうなようでいて温かかった炎の少年を。 モンスターとも心を通わせられる心優しい少女を。 無口で、けれどいつも側にいてくれた黒尽くめの男を。 みんな、みんな、みんな、ちょこと手を繋いでくれた人達。 伸ばした手を掴んでくれた大好きだった、ううん、今でも大好きな人達。 大好きなのに、アークやククルのように二度と手を繋げられなくなってしまった。 「寂しいよぉ」 どうして。 どうしてみんないなくなっちゃったの? どうしてみんな殺し合ってしまったの? 帰りたかったから? 悪い子になってでも大切な人の所に帰りたかったから? もし……、もしもそうならちょこはどうすればいいの? 「むずかしいこと、わかんないよ。わかりたく、ないよ……」 少女は一人の暗殺者をおうちに帰してあげたかった。 父を待つ娘に、自分のような寂しい想いをして欲しくなかった。 だから、シャドウが帰れるためならちょこは悪い子にだってなってみせると頑張った。 頑張って、頑張って。 でもやっぱり少女は人を殺すことができなかった。 誰かが悲しむから。 大切な人を奪われた今の少女のように誰かが悲しむと思ったから。 トッシュがこの地にいるとなれば尚更だ。 ちょこには選べない。 一人とその誰かを待つ家族の為に他の誰か全員と彼らを待つ家族を泣かせてしまう道を選べない。 帰るべきたった一人なんて選べない。 「一緒がいい。みんながいい。みんな、みんな、おうちにただいまってできるのが一番じゃないの?」 答えてくれる人はもういない。 問いかけは夜闇に消え、とぼとぼと歩き続ける少女だけが残された。 ▽ 海が燃えていた。 火の海が広がっていたのではない。 文字通り、海が真紅に染まり燃え続けていた。 そもそもどうして海が目の前にあるのだろうか。 ゴゴは首を傾げる。 確かにゴゴと仲間達は海岸の近くで戦ってはいたがあくまでも海は遠方に見える程度だったはずだ。 手を伸ばせば触れられる位置に浜辺はなかったはずだ。 それがどうしたことか。 海はすぐそこまで押し寄せてきていた。 唸り、くねり、ゴゴを飲み込まんとしていた。 ゴゴは思わず一歩後ずさり、 「あ……」 ようやく、気付く。 真紅の海に奪われていた目を取り戻し、周囲を見回し、真相を理解する。 海が近づいてきていたのではなかった。 大地が焼失していたのだ。 ごっそりと。 綺麗さっぱりに。 溶けてなくなってしまっていたのだ。 ルカとの死力を尽くした戦いの末、アシュレーが墜落した地点を境として。 「そうだ、アシュレーは……?」 見事ルカを討ち果たした直後、力を使い果たしたのかアシュレーは墜落した。 かなりの高度からの落下だったはずだ。 無傷だとは思えない。 呆けている場合ではなかった。 早く、早く、アシュレーを見つけて治療しなければ! 不安と心配に駆られアシュレーの落下地点、炎の海の中心へと目を凝らす。 予想通り、そこに探し人はいた。 予想外の姿で炎の海の上に立っていた。 「アシュ、レー?」 ゴゴが困惑した声で名前を呼ぶ。 本当に目の前の人物はアシュレーなのだろうかと。 見た目からしてさっきまでの蒼炎のオーバーナイトブレイザーではなかった。 翼が生えていたのだ。 青白い全身とはてんでミスマッチな黒く巨大な翼が。 本来翼が生えうる背中からではなく、頭頂部から生えていることが余計に違和感を禁じえない。 変化があったのは外見だけではない。 仮面で覆われていようともナイトブレイザーの顔には常にアシュレーの感情が表出していた。 今は感じられない。 アシュレーの強さも、優しさも、温かさも。 その感想は間違いではなかった。 「ルウウウオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!」 焔の朱に照らされて白銀の悪魔が咆哮する。 そこに込められている感情は一言では形容し尽くせなかった。 敵意、殺意、害意……ありとあらゆる攻撃的な衝動が交じり合っている。 ただ一つだけ確かな事はそれが敵に向ける声であるということ。 アシュレーは、アシュレーだったものは。 ゴゴを殺すべき敵だと認知しているッ! 「伏せろ、ゴゴ! そいつは、そいつはもうアシュレーじゃねええ!」 ゴゴより数瞬早く現実を受け入れたトッシュが未だつったったままのゴゴへと駆け寄り頭を押さえて無理やり伏せさす。 邪気で目が腐りそうだった。 蒼き光に護られていた時の面影は既にない。 一面の紅蓮。 オーバーナイトブレイザーからはそれ以外の色が感じられなかった。 そして禍々しいまでの紅蓮の気は徐々に漆黒を帯びながらも増大し、 「――ネガティブ、フレアッ!!!!!!」 解き放たれるッ! 赤い、朱い、紅蓮の焔が。 直線状の全てを薙ぎ払うッ! 否。 果たしてそれは焔と称せるものだっただろうか。 生易しい、あまりにも生易しすぎる。 焔などという言葉ではそれの脅威を現しきれない。 宇宙の法則すら軋ませるほどの膨大な負の念が凝り固められたネガティブフレアは最早質量さえ感じられた。 自然現象よりも物理現象、それも山レベルの大きさを誇る巨人が全力で殴ってきたと表す方がまだ想像しやすい。 だが違う。 島の南東部分をただの“試し撃ち”で吹き飛ばしたそれを正しく言い表す言葉は世界広といえど唯一つ。 ――災厄 人は抗うこと叶わず、天も絶叫し、地も震撼させる彼の者の名は 焔の災厄 ロードブレイザー 「……心地よい……。 全盛期からすればたかが二割ほどの力の行使がこうも気持ちいいものだとはなッ! 矮小な人間がちっぽけな兵器を作りたがる気持ちが少しだけ分かったよ」 ロードブレイザーは歓喜していた。 狂喜していたとも言っていい。 前回剣の聖女にやられた身体を修復するのにはアシュレーの内に身を潜めてから長い月日を要した。 それが此度はどうしたことか。 聖剣の邪魔が入らなかったとはいえ一日もかけずに本体である元ムア・ガルトの翼を完全に取り戻せようとは! この調子なら本来の身体の実体化もそう遠くはないのかもしれない。 「クックックック。そういえばこの殺し合いで勝ち抜いたのなら何でも願いを叶えてもらえるのだったか? ならばオディオに私が完全復活するまで今回同様の殺し合いを何度でも開かせるのも一興かッ! あ奴なら悪い顔もしないだろう、フハハハハハハハハッ!」 「「く、勝手なこと、言ってんじゃねえ……」」 「ほう?」 ロードブレイザーは下界を見下ろす。 声がしてきたこと自体に驚きはしまい。 小ざかしくもトッシュ達がネガティブフレアを砂漠方面に逃げ込むことで避けたことくらい察知済みだ。 分からないことがあるとするならば一つ。 これだけの圧倒的な力を前にして人間はどうしてもうも足掻くのかということくらいだ。 「異世界といえども人間は変わらぬか。貴様らも私に抗い、未来を受け入れることを拒むというのか?」 「「拒むに決まってんだろが! こちとら暗黒の未来が嫌だから今まで戦ってきたんだ! 異世界だとかどうとか関係あるか!」」 「そうだな、失言であった。私がこうして蘇ったのもお前達人間が三千世界何処においても愚かしかったおかげだ」 「「勝手にきめつけんじゃねえ!」」 全く人間とはつくづく度し難い。 ロードブレイザーは翼を大きく羽ばたかせ、地に這う人間達を吹き飛ばす。 悪態をつきながらゴミのように転がるトッシュ達を心底侮蔑し、天に座したまま笑い飛ばす。 「そうかな? 人間のうちにこそもっとも強く、そして醜いエネルギーが渦巻いている…… お前達自身、自らの世界での戦いの中で見てきたのではないか? それとも、異世界では邪悪なるものとは全て私のような人外だったとでも? ハッハッハ、それはそれはめでたい世界もあったものだッ!」 ぐっとトッシュとゴゴの言葉が詰まる。 言い返せなかった。 トッシュが戦っているロマリア帝国もゴゴ達が戦ったガストラ帝国もどちらも人間の王が率いているものだった。 神を吸収したケフカや、聖櫃に封印されている暗黒の支配者すらももとをただせば人間だ。 何よりも、何よりもだ。 もう一人いるではないか。 人間より転じた魔なるものが。 悪たる人間が魔になったのではなく、元は善なれども人間の悪に絶望し魔となった存在がッ! ロードブレイザーは優越感に浸って言い放つ。 この島において当事者を除いては未だ彼しか知り得ない真相の一端をッ! 「この殺し合いなど最たるものではないかッ! 開催したのも人間、殺したのも人間、我を蘇らせたのもまた人間ッ! いい加減に気付け。お前達人間が焔の未来を望んでいるということにッ!」 「「開催したのも人間、だと!?」」 「それも勇者と呼ばれた程のなッ!」 ロードブレイザーもそのことに気付いた時は驚いたものだ。 オディオがロードブレイザーの再生の足しにと寄越した負の想念。 それは紛れもなくオディオが人間の時の記憶の断片だった。 残念ながら断片なため手に入れられた情報は少なかったが、その中でもいくつか強い想いの込められた言葉は読み取れた。 『勇者』『アリシア』『ストレイボウ』『オルステッド』『魔王』。 どれもこれもがロードブレイザーには馴染みのない言葉だ。 かろうじてアシュレーを通して見た名簿にストレイボウの名前があったのを覚えていた程度。 『勇者』という言葉を使ったのも『英雄』みたいなものだろうと解釈してのことだ。 特別な意味なんてない。 「……今、なんつった?」 しかし誰かにとって何ともない言葉が他の誰かには特別なこともあるのだ。 天空の勇者しかり。 異形の蛙騎士しかり。 焔の剣客またしかり。 「オディオが勇者だった? はっ、笑えねえ冗談だ」 トッシュにとって勇者とは即ちアークのことだった。 全てを愛し慈しむ心と全てを守る力を兼ね備えた青年。 人間と人間の明日を誰よりも強く信じ続けている人間ッ! それが勇者だった。 トッシュにとっての勇者だった。 だから否定する。 「そいつは信じ続けられなかったんだろ。魔王になっちまったんだろ。 なら、オディオは元から勇者なんかじゃなかったんだよ。 ただの弱っちい人間だ。道を間違えちまった人間だ……」 オディオが勇者だったことを否定する。 この剣に賭けて。 アーク達と過ごした日々に賭けてッ! 「随分と勝手な言い草だな、人間。 ストレイボウとやらにオディオの過去を聞いてもそう言い切れるのか?」 「言い切れるね。ついでにオディオにも教えてやるさ」 「人間の自らの過ちを正す勇気って奴をな!」 ▽ 「いいだろう、正せるものならまずは私を正してみよッ! 人間の過ちの集合体であるこの私をッ!」 トッシュの売り言葉に気分を害し、ロードブレイザーが飛翔する。 翼を広げ、万一にもトッシュ達の攻撃が届かない高度まで空をぐんぐんと昇っていく。 狙うは高高度からの爆撃といったところか。 あの火力ならちょっとやそっと距離をとったところで威力の減衰はしまい。 つまりは自分は安全な場所から一方的に嬲り殺せるということだ。 実に理に叶いつつも嫌らしい戦法だった。 或いは。 それは二度も敗北をきしたが故にロードブレイザーが心の底では人間を恐れていたからか。 だとしたらまだまだ甘い。 小細工をいくら弄しようとも世の中には力尽くでぶち破ってくる者もいるのだ。 「ゴゴっ、一発分でいい、俺をあいつのところまで運んでくれ!」 アークのことをよく知らず、途中から物真似のしようがなくなっていたゴゴへとトッシュはとんでもないことを言い出した。 普通はできるかどうかを先に聞くもんじゃないのかと問うてみれば、 「てめえならやってくれるだろ?」 と来たもんだ。 それに是と答える自分も自分かと思ったが、この男に信頼されるのは中々にいい気分なのでよしとした。 「ただ飛ばした後のことは保証しないぞ」 「そこまで面倒はかけねえさ」 「そうか。なら遠慮無く行かせてもらう!」 ゴゴがトッシュの右足首を掴む。 シャドウがちょこにそうしたように、ゴゴもまたトッシュを投げる気なのだ。 何のために? 飛ばすためだ、トッシュをロードブレイザーのもとへ送り届けるためだ。 少々荒っぽいが、これ以上の方法は思いつかなかった。 何故ならこれはゴゴなりの縁担ぎ。 シャドウは見事投擲にてちょこを救った。 それを真似すれば魔神に身体を支配されているアシュレーも助けられるかもしれない。 そんな想いを物真似に込めてゴゴはトッシュから受け取ったジャンプシューズで大きく跳躍。 「これ以上高度を上げられると届かない。 ぶっつけ本番だがいくぞ」 「おうッ!」 そのまま空中にてトッシュを打ち上げる。 もちろんこんな馬鹿な目論見、トッシュとゴゴより高い位置にいるロードブレイザーが気付かぬはずがない。 夜闇がどれだけ濃くとも魔神の目を阻害するには至らない。 「馬鹿めッ!」 回避しようがない空中へとわざわざ翼を持たぬ身でしゃしゃり出てきた獲物に魔神は炎弾の洗礼を浴びさせる。 ガンブレイズの弾幕はトッシュへと殺到。 全弾命中し、見事トッシュを 「――鬼心法……」 撃墜できないッ! 魔導アーマーやルカとの戦いに続き、精霊の加護が焔のダメージを軽減したのだ。 「ムア・ガルトのミーディアムか!?」 悪手を打ってしまったことを自覚し、焔による攻撃を止め双剣で迎え撃つロードブレイザー。 虚は突かれはしたが依然、空中における優位は魔神が保っている。 慌てることはない。 「エルク、力を貸しやがれ――炎の光よ。道を、照らせ!」 その優位は一瞬にして砕け散る。 ホルンの魔女直伝、エルク譲りの補助魔法による加速がロードブレイザーの思惑を外し、双剣を空振らせる。 懐にまんまと入り込んだトッシュはここぞとばかりに魔剣を翻す。 狙いは一つ、オーバーナイトブレイザーの頭頂部に生えた黒翼のみッ! 「竜牙剣ッ!」 刃が右翼を斬り裂く。 堅牢を誇るナイトブレイザーの装甲を足場もなく力も入らない空中抜刀で切り裂けたのは竜牙剣の特性によるものだった。 因果応報天罰覿面。 自他の状態に左右されずそっくりそのまま受けたダメージをそっくりそのまま相手にも押し付けるッ! 「くっ、うおおおおおおおおおおおおおおッ!?」 矛盾の言葉そのままに自身が放った炎弾数発分の威力に翼を討たれ、ロードブレイザーが堕ちていく。 トッシュの目論見とは違い完全には翼を切り離すことはできなかったがあのダメージではしばらくは飛べまい。 地上戦ならまだ相手のしようがある。 何よりも空を飛ばれていてはどれだけ張り上げても声を届けようがないではないか。 「アシュレーッ!」 ロードブレイザーに剣を突き刺し喰らいついたままトッシュが言葉を紡ぐ。 トッシュを振り払おうとしたロードブレイザーの動きを突き刺したままの剣に気を流すことで抑える。 呪縛剣の派生型だ。 ロードブレイザーといえど完全体ではない身に直接体内に気を流されるのは堪えたのか、僅かに動きを鈍らせる。 「約束、果たしにきたぜ! これはてめえの剣だろ、返してやるから受け取りな!」 ロードブレイザーが再動する。 その度にトッシュは気を流しこみ続けた。 魔神の動きを止めるほどの膨大な気の放出がそう長く続くはずもない。 体内の気が枯れ果て、今度こそ魔神は自由を取り戻す。 「アシュレー、その力は護るための力じゃなかったのかよっ!」 幸いだったのは既に砂漠の大地がすれすれまでに迫っていたことか。 ナイトフェンサーがトッシュを捉える寸前で、トッシュは身を投げ出し砂漠をクッションに着地する。 ゴゴとは随分離れてしまったが仕方がない。 トッシュは一人でロードブレイザーを抑えこみ続ける覚悟を決める。 「人間がああああッ!!」 ロードブレイザーがナイトフェンサーを手に斬りかかってくる。 ロードブレイザーは強い。 力も、速度も、耐久力も。 ありとあらゆる面でトッシュを上回っている。 だが剣士としては下の下だ。 これまで圧倒的な破壊力にかまけて他者を葬ってきた魔神は技を磨く必要がなかった。 剣を使ったことさえなかった。 トッシュにとっては唯一の突破口だ。 「てめえといいオヤジといい何こんな奴にいいようにされてんだっ!」 舌を奮う、剣を振るう。 速さで勝るはずのロードブレイザーより尚速く剣を相手に届かせる。 ロードブレイザーの剣筋は恐ろしいほどに読みやすい。 生きる殺気ともいえる魔神は一挙一動ごとに殺気を先行させてしまうのだ。 次に脚で踏もうとする地面に、次に手を届かせようとする位置に、次に剣で薙ぎ払おうとする空間に。 トッシュはそこに先んじて割り込む。 ロードブレイザーの動きの起点を悉く潰していく。 「ぬうっ!」 左三間。 低背状態へ移行しての切り抜け。 ――読めている 上方に抜けての肩口狙い。 反転後、首元を狙った二の太刀での剣撃。 ――読めている 重心の片寄りからして踏み込んでからの右横凪。 ――刀破斬 ルシエドがナイトフェンサーを叩き割る。 ロードブレイザーのがら空きの胴が晒された。 千載一遇のチャンス。 今なら斬れる。 聖櫃に封じられた邪悪にも匹敵する焔の災厄を。 斬れば死ぬ。 概念的存在とはいえ受肉している今なら斬って殺せるとアシュレーは言っていた。 「待て、私を殺せばアシュレーも死ぬぞッ!」 それは即ちアシュレー・ウィンチェスターを殺すということ。 「んなことするわけねえだろが。言っただろ、約束を果たしに来たと!」 アシュレーはまだ生きている。 まだ救える。 モンジとは違う。 ちょこの泣きそうな声が蘇る。 ちょこはシャドウを父と呼び家に帰らせたがっていた。 アシュレーが双子の父だと知ったなら、同じように帰らせようとしただろう。 ここでアシュレーを断てば魔神による悲しみから多くの人が救われる。 しかしそれは全てを救う道には繋がらない。 アシュレーを待つ妻や子に、ちょこが味わった寂しさを、自分が味わった怒りを押し付けてしまうことになる。 死んでも御免だ。 トッシュは振りぬく。 剣を握り締めたままの拳を。 アシュレーを覆う呪われた仮面を砕く為にッ! 「目ぇ、覚ましやがれってんだ!」 拳が炸裂する。 口下手なトッシュが言葉だけで届かないのなら衝撃ごと伝えやがれと全ての力と想いを込めて放った一打は。 されどトッシュに手応えを返すことはなかった。 「アシュレーへの遺言は終わったか?」 飛ぶことを封じられていたはずの魔神は悠然と羽ばたき、激突寸前だった拳を回避。 気がつけば竜牙剣が付けたはずの傷は跡形もなく塞がっていた。 負の念が渦巻く島の中においてロードブレイザーが自らの傷を癒すことなど一瞬で済むのだ。 それをこれまでしなかったのは魔神が体慣らしに戯れていただけに過ぎない。 ロードブレイザーの胸部装甲が展開される。 トッシュは咄嗟に斜線軸上から身を逸らそうとするも、遅い。 光速を誇る荷電粒子砲の前には余りにも遅すぎる。 「バニシングバスターッッッ!!」 三度、極光が夜天を吹き飛ばす。 夜が闇を取り戻した時、破滅の光が突き進んだ道には崩れ去った山脈と一人の男の身体が転がっていた。 ▽ 時系列順で読む BACK△113-2 正しき怒りを胸にNext▼113-4 汝、無垢なる刃、デモンベイン 投下順で読む BACK△113-2 正しき怒りを胸にNext▼113-4 汝、無垢なる刃、デモンベイン 113-2 正しき怒りを胸に ちょこ 113-4 汝、無垢なる刃、デモンベイン ルカ アシュレー トッシュ ゴゴ トカ ▲
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このページの最下部にあるフォームに、サイト名とURLを入力して「アーカイブログ」のボタンを押すことで、 お好きなウェブページをアーカイブする(魚拓をとる)ことができます。 「咲-Saki-」総合スレ大会用 第6局 (2) (2013-07-30 05 46 35) 咲スレ民で麻雀談義スレ (666) (2013-07-30 05 47 20) 「咲-Saki-」総合スレ大会用 第5局 (1000)... (2013-07-30 05 39 38) 「咲-Saki-」総合スレ大会用 第4局 (1000)... (2013-07-30 06 02 20) 「咲-Saki-」総合スレ大会用 第3局 (1000)... (2013-07-30 06 03 07) 「咲-Saki-」総合スレ大会用ver2 (1000) (2013-07-30 06 03 48) 「咲-Saki-」総合スレ大会用 (1000) (2013-07-30 06 04 26) 「咲-Saki-」総合スレ大会用 第6局 (99) (2013-08-21 00 08 40) 咲スレ民で麻雀談義スレ (683) (2013-08-21 00 10 14) 咲-Saki- Characters (りつべ公式) (2013-12-13 08 43 17) サイト名 URL
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小倉君の謝罪文が消えてるので魚拓を取っている方がいらしたら差し替えお願いします -- (名無しさん) 2020-04-06 18 08 25
https://w.atwiki.jp/qbtd/pages/554.html
No.447 レアリティ:☆☆☆ ライフ:3 必要アビリティ:スピード2 攻撃力/防御力:20/20 アビリティ:スピード1 パワー1 テキスト 場に出たとき、 エキドナのスタミナからカードを1枚選び、 一番上に持ってくることができる。 (距離制限なし) 収録セット 第4弾 師弟の絆編(アレイン・シズカ・レイナ・トモエ・エリナ・クローデット・エキドナ・イルマ・ノワ・メローナ・アルドラ) イラストレーター F.S 埋もれてしまったアタッカーなるカードを一番上に持ってくることで、 「武器を拾う」に近しい効果を発揮することができるカード。 「一番上に来た」場合に発動したカードを再利用することもできるが、 エキドナには「エキドナ 盾が壊れる」以外に該当のカードが存在しないため、この用途では使用することは難しい。 攻撃力も不足しているため、相方となるカードが登場した際に、再度検討をしたいカードである。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/2570.html
599 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 12 55 50 ID ??? 俺、サポート好きな訳じゃないけどクレリックは良くやるな。 パーティの生殺与奪権を握れるからなだけだが。 601 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 12 58 27 ID ??? 599 ああ、それ聞いて思い出したなあ… SWでキュアーウーンズで金取ろうとしたプリーストがいたなあ… 女性PLには無料でやってたが、俺の戦士には「一回50ガメル」とかほざきやがった。 605 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 13 01 48 ID ??? 601 それは追放ものだ。 609 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 13 03 58 ID ??? 605 問題は、俺が新入生で、そいつが2回生だったことだなw 卓構成が、 新入生 俺・女性 二回生 GM・男PL・男PL・男PL …反論すらできる雰囲気じゃなかった。 年齢構成逆なら殴ってたかもしれん。 610 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 13 04 30 ID ??? 601 ああ、チャ・ザの神官だから云々とか言うのが聞こえてきそうだなそれ。 ていうかウチにも居た。 GMが「神から与えられた物で商売するならマージンちゃんと払え」って 言ったらやめたけど。神殿からマージンにいくら要求されたかは知らん。 612 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 13 05 40 ID ??? 610 ああ、チャ・ザの神官だから云々とか言うのが聞こえてきそうだなそれ。 お前はエスパーか! 確かそれで正解だよw 718 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 19 56 30 ID ??? 601 仲間の演じた回復役が、回復するたびに「1回いくら、これで通算いくらだな」って 言って、でも一向に催促はしないRPをやっていた。 最初はそれなりに面白かったけど、すぐに飽きてウザくなって、ハイハイって感じで 流してたんだが、 そいつが死んだ時に、言い残した台詞が 「俺が死ぬわけねぇだろ……まだツケも……回収してないんだぜ……?」 で、それに迂闊にもマジ泣きした俺が困ったちゃん。 純粋な厨房だったんだよう。 ちなみに他の奴が死んだら、 「け、ツケもはらわねぇウチにトンズラこきやがって…… 仕方ねェからチャラにしてやらあ」 と言う予定だったらしい。 722 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 20 01 46 ID ??? 718 いや、俺もきっと泣くからなんだよその熱いキャラ 番長学園一緒にやってみたくなるじゃないか… いや、だめだ涙でキャラシー見えなくなりそうだ 723 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/02/09(土) 20 02 14 ID ??? 718 これはいいロールプレイ スレ151
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人間の体内にもあるヒアルロン酸はタンパク質と結びつきやすい特質を持った「多糖類」という種類のゲル状の要素です。 大変保湿力が優れているので、化粧品、コスメやサプリメントの中で持とり訳、ほぼ定番と言っても決して大げさではないほど含有されています。 誰だって歳を取るといっしょに少なくなる成分なので、積極的に体に取り入れるようにしてちょーだい。肌が荒れてしまった場合には、セラミドを補給してちょーだい。セラミドとは角質層の細胞と細胞の間にあって水分や油分を含有している「細胞間脂質」です。 角質層にはたくさんの角質細胞が重なっていて、このセラミドが糊の役割を果たして細胞同士を繋いでいます。 健康的な表皮を保つバリアのような役目もあるため、欠乏することで肌荒れを引き起こすのです。 美容成分をいっぱい含んだ化粧水、美容液などをつけることで、自身の保水力をアップ指せることが出来ます。 私的には、スキンケアにはコラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸などの成分を含んだ化粧品を推奨します。 血流を改めることも重要なのでストレッチや半身浴、ウォーキングをやって、血流のめぐりを改めてちょーだい。 肌が乾燥すると肌が荒れやすくなるので、用心してちょーだい。 それでは、肌を保湿するには、どんな肌ケアをおこなえば効果が期待できるのでしょうか?保水力アップに有効な肌のお手入れ方法は、血の巡りを活性化指せる、美容成分を多く含んだスキンケア商品を使う、顔の洗い方に気を付けるという3つです。 「ずっと美しい肌でいるためには、タバコは禁物!」なんていうフレーズを耳にしますが、それは美白に関しましても同じことが言えます。 本当に白い肌になりたいなら、タバコはすぐにでも止めるべきです。 その理由の第一に挙げられるのが、タバコによるビタミンCの消費ということなのです。 タバコを習慣にしていると、美白には不可欠なビタミンCが壊されてしまいます。 コラーゲンにおいて一番有名な効果は肌トラブルが改善する効果ですコラーゲンを吸収することによってカラダの中に含まれているコラーゲンの新陳代謝がより円滑になり肌のうるおい、貼りを与えることが可能です実際に、体内のコラーゲンが十分ではなくなると肌が高齢者のカサカサになるので若く肌をキープするためにも積極的に摂って下さい「美肌を保つ為には、タバコは吸ってはいけません!」なんて言葉をよく聴きますが、それは美白に関しても同じです。 本当に肌を白くしたいと望まれるのなら、タバコはすぐに止めるべきです。 その理由として最もよくないとされているのが、喫煙によるビタミンCの消費です。 喫煙すると、美しい肌に必須なビタミンCが壊れてしまうのです。 保水力が低くなると肌トラブルを引き起こす可能性が高くなるので、注意を払ってちょーだい。さて、保水力をアップ指せるには、どんなスキンケアをすれば良いのでしょうか?保水力向上に有効ななスキンケア方法は、血の巡りを良くする、美容成分を豊富に含んだ化粧品を使用する、洗顔の方法に注意するという3つです。 あなたもプラセンタの効果を増大指せたいなら、取るタイミングも重要です。ベストなのは、おなかが空いているときです。反対に満腹の時は吸収の効率が低く、体内に摂取しても大して効果を得ることができないです。 他に、睡眠の前に摂取するのも推薦する事が出来ます。 ご存知の通り、人の体は就寝中に修復・再生されるので、就寝前に取るとと効果的なのです。 ヒアルロン酸は人の中にもあるタンパク質に結合しやすい特質を持った「多糖類」といわれているゲル状のものです。 とても保湿力が高いため、化粧道具やサプリとあげられれば、ほぼ決まったかといってよいほどヒアルロン酸が中に入っています。老いといっしょに減ってしまうものなので、自ら望んで取り入れるようにしましょう。
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ロゼさんが入室しました ロゼ ――嘘でしょ。(ぽつりと ロゼ (そうして迎えた翌日。 事件への帰省本能というか、気になったと言うか ロゼ (喫茶EM”跡地”に訪れたのだが ロゼ 何でもう店があるわけ……!? ロゼ (正しくは復興途中……仮囲いなどがあり明らかに建設途中だが、既に建屋がある…! ロゼ しかも臨時営業中とか……!? ロゼ (実験の失敗でマジカルボンバー。 そんなニュースも時折訊くが、翌日すぐに再建しているのは流石に聞いたことがない ロゼ ……(訝しみつつも店内へ ロゼ (ギィ、と鈴も鳴らない仮設の扉を開く。 ロゼ ……割りとしっかり復興してるのね…… ロゼ (家財は概ね無事、と。 ぽすんとソファに座り込む ロゼ ……(しかし所々は施工中のようで、何だか落ち着かない ロゼ まぁ、いいわ。それは。(PADを持ち、いくつか操作。 ロゼ シエル。 いる? シエルー?(CALL シエル(小)さんが入室しました シエル(小) 『ハーイ。シエルダヨー』(PAD画面に現れるブレブレシエル ロゼ ちょっと、いつにも増して手抜きじゃない?(眉間皺 シエル(小) 『3Dですらないからね・・・。うーん、もうちょっと』(作画の怪しいゆるキャラが応答 ロゼ 何よ八首でしょ! …今そんなに余裕無いの? シエル(小) 『噂だって噂。ほ らまあ都市に色々あると公務員はね。 …ヨイショ、』(ブレが重なり立体視っぽく シエル(小) (ぽぽーんと画面から飛び出しテーブルに乗る ロゼ …。(お出ましね、とでも言うような表情で ロゼ ……昨夜の件は、何処まで知ってるの? シエル(小) 『一通りは。けど外からわかる範囲だね。 喫茶吹っ飛んじゃったから映像記録が無くて』 ロゼ 、記録残ってないのね……(ぁー、と落胆気味に額抑える シエル(小) 『隕石反射されるまでは観たよ。バックアップで』 シエル(小) 『君もあの場に居たんだね』 ロゼ ……ええ。 ロゼ シエル。その後は知ってると思うけど―― ロゼ (そう切り出して、ざっくりとだが昨夜の一通りを話す シエル(小) (ロゼの話す顛末を一通り聞く シエル(小) 『――なるほどね。』 ロゼ (手元ではPADで昨夜の記録映像がリピートされている …爆砕までだが ロゼ 見解。(むすっと気味に急に言い出す シエル(小) 『ふーむ。』 ロゼ 何か、、こう、無い?!(無茶振り言い出す ロゼ 相手方の傾向とか、次はどうすると良いとか!(圧圧 シエル(小) 『…。 その台詞。再び相対する気みたいだけど』 シエル(小) 『随分怪我を負ったよーだよね。今回は特に』 ロゼ そ、れは…… 確かにこっ酷くやられたわよ(痛い所突かれてムスっと ロゼ もし……もし遭ったらの話よ。 此処がホットスポットなんでしょ? シエル(小) 『…。』(少し考える間 夏凛さんが入室しました 夏凛 ふーーーん。(歩きスマホしながら入店 夏凛 (ロゼと…なんかちっちゃこい物体の席へと近づく 夏凛 跡形も無く吹っ飛んだって聞いたけど、一夜で直ったっての? アンタ知ってる? ロゼ 何か上手くやりようがあったとか…! ――って八首夏凛……!? シエル(小) 『ソレは、 …』(珍しく言い淀み、何かを口にしかけた時にかりんりん 夏凛 はぁーい。学生なのに八首になっちゃった夏凛ですよー。(棒読みテンションでロゼにご挨拶 ロゼ (ム、と口を結ぶがすぐに口を開き ロゼ 全く、八首の集会所にでもする気なのかしらね。 元八首も居るし、連日誰かしら来るなんて 夏凛 そっりゃあカレイドローズさんが「明日からココが集合場所です!」ってオシャレなカフェでも作ってくれたらそこに通ったっていいけども。 シエル(小) 『噂だし。ルヴァンサンは元だし。』 夏凛 なんだかんだでここが便利…って、あぁ、このちっちゃこいのシエルだってのね。 ロゼ …!(シエルの胴体掴んで前後にシェイクする シエル(小) 『ソウダヨー ヨー ヨー』(ガタガタガタ シエル(小) 『モルスァッ』(謎の奇声をあげる 夏凛 あ、こらっ、乱暴すんなっての!(ロゼの腕に手を伸ばして ロゼ 、何よ! 散々チョップしたりしてる(※試合)んだから平気でしょ! 夏凛 っはぁー。アンタ映らないテレビとか叩くタイプ? ヴァーチャルだからって乱暴にしていいってワケじゃ… ロゼ べ、別にそういうタイプじゃないわよ…!(シエル解放し シエル(小) 『ぁ。。。ヴァーチャルとして出てはいけないものが出そう。。』(テーブルの上をフラフラ ロゼ ……。 吹っ飛んだのは昨日襲撃があったからよ。 …吹っ飛ばしたのリーズベルトのお坊ちゃまだけど(眉顰めて夏凛へ 夏凛 VR酔いでゲロったらどーす――(ロゼの話聞いて 夏凛 ふーーーん。なんだ。 夏凛 その現場他に誰かいたっての?八首とか居た? シエル(小) 『。。。襲撃者に逆手を取られたみたいだね。その後も味方攻撃しまくってたらしいけど。』 夏凛 そのお坊ちゃま君が店ぶっ壊して味方攻撃しての大立ち回りをしたってのね。最悪ね。 ロゼ 居たのはお坊ちゃまと、元八首と、 …私よ。 夏凛 ふーーーん。アンタも居たんだ。で、元は居たけど、現役はいなかったのね。 ロゼ そーよ。 まぁ最後はそのお坊ちゃまが何とかしたけど…… 夏凛 っはぁ。そっちはそっちで大変だったのね。 夏凛 …。(ロゼの向かいに勝手に座り ロゼ (そっち――……)……そっちはどうなのよ。 夏凛 アタシ? アタシは別に。(スマホ見ながらケロっと 夏凛 いつもどおりゲームしたり魔術研究したり…あーたまーーーにシエルの動画も見るけど… シエル(小) 『…』(夏凛見上げて沈黙。なんとなく何か言いたげにも見えるが… ロゼ 、そっちじゃないわよ(何言ってんのとムスっとして 夏凛 っはぁ?(ロゼ見て ロゼ 八首夕陽が倒れて暫くは休業。 ロゼ おまけにこの手に詳しい八首アルバは音信不通。 シエル(小) (そう、いつも通りを気取っているのが逆に不自然なんだ。 ロゼ キアシスのリーサル・ウェポンに八首の頭脳役。 2つも首失っててアンタ達大丈夫なの?(しかめっ面気味に 夏凛 うるっ…さいわね。(ロゼ睨んで 夏凛 、っ。(視線を自分のスマホに落とす 夏凛 っはぁー、何? それは世間話? それとも出資者としての体勢批判として聞けばいいのかしら? ロゼ 、何よその態度! 人が心配してるっていうのに! 夏凛 っはぁ?!(ロゼ睨んで 夏凛 こっちだってアンタにそんな事言われる筋合いないんだけど!(荒い口調で 夏凛 戻りゃー良いんでしょ。戻りゃー。センセ連れ戻して戻ったセンセが夕陽回復させてはい終わりって案件よこんなん! ロゼ っ筋!? 筋が何よ! 何いきなりキレてんのよ!(こっちも大概であるが 夏凛 うるっさいわね! こっちだってセンセ探してんのよ! 夏凛 じゃなきゃぶっ壊れてると思ったままの喫茶にワザワザ来るわけないでしょ! ロゼ ッ何よ、それを聞いてるのにいきなり大声出して…! 夏凛 先に叫んだのアンタでしょうるっさいわね! ロゼ 貴女でしょそれは! 夏凛 だっって、だってわかんないんだっての! センセが何処で何してんのか! 夏凛 ニュースなら何時も通り見てるし、学校にも真面目に通ってるっての! ロゼ ……っ 夏凛 なのに…誰も見てない痕跡1つ見つけらんない。アタシに連絡もない。 ロゼ 経緯は知らないけど、貴女あのアルバの弟子なんでしょ? 夏凛 …そーよ。 ロゼ その貴女でも……。 っそう、分かんないのね……。(段々トーンダウンして 夏凛 夕陽。どう考えても襲撃されてるじゃん。多分暗殺タイプの奴。 夏凛 アタシ、なんだかんだ勉強するしニュースとか見るし…でもそれって一般レベルでだからさ… 夏凛 キアシスの闇――はっ、笑い話だっての――の事は全部センセに教えてもらってきたから、 夏凛 ・・・…、あぁっ、もうほんっっとうに使えないセンセね!一体どこ言ったって話よ! ロゼ ……(腕を組み直して ロゼ 八首夕陽の襲撃直後に目撃者が居たわ。 …まぁ元八首だけど。 ロゼ 事件の関係者……十中八九犯人だと思うけど、特徴は小柄な女性で茶髪。 夏凛 っはぁ!? 早く言えっての!! なんなのアンタ!?!? ロゼ お父様から報告行ってるわよそんなの!!!(カッと ロゼ それに、キアシス<ここ>で外見なんて、役に立つわけ無いでしょ! ロゼ いくらでも偽造できるわよ、ねぇ!?(ここで急にシエルに同意求める他意無しデリカ死なお嬢 シエル(小) 『せやなー』(短く返事 夏凛 っ、何よ。アンタも当然に色々知った上で来てるんじゃない… 夏凛 …じゃあ、さっきの質問に返事するっての。(「2つも首失っててアンタ達大丈夫なの?」) ロゼ 人を何だと思ってるのよ…!(組み直し怪訝な表情で 夏凛 大丈夫なワケ無いでしょ。売られた喧嘩は丁重に買い取りして絶対後悔させてやるんだからっ… ロゼ ……。 ロゼ なワケ無い……そりゃそうよね。(愚問だったわ、と付け加え 夏凛 っは、せいぜい首無し集団が息絶えないように沢山出資してよね。(この状況で…厚かましさの化身 ロゼ ……そっちにもしわ寄せ行ってるの?(キモカワ2頭身に ロゼ ……。 金なら出すわよ…(自分じゃないが。妙に抑えめトーンで シエル(小) 『・・・』(……なんかペラくなってきてないか? シエル(小) 『っは。 まー防災課って時点でハタラキの坩堝デスヨ今は』 夏凛 お嬢様は金出してりゃ良いのよ。(散々な言い方である ロゼ 、 …………。 ロゼ (ここにきて、無言。 澱んだ感情が鬱積した瞳でただ夏凛を睨む……ことしか出来ない。 シエル(小) 『夏凛サン。』(窘めるよーな一声。2Dだけど 夏凛 っはぁ、何よ。(シエルの方見て シエル(小) 『気が立ってるのはわかるけど、八つ当たりは止めな。』 夏凛 っはぁーーー・・・ ロゼ ………・・ 夏凛 それもそうね。 ロゼ 八首夏凛!!(ばぁっと立ち上がって シエル(小) 『各々出来る事をしよう、って事だと解釈しよう。 虹咲もやれる事はやる』(姿がテキトーになる程度には、今もイロイロとやっているのだ 夏凛 っはぁ。そうね。そうよ。そうなのよね。 夏凛 アタシに任意で発動できる高性能な探索魔法は無いし、土地勘もにわかレベルだっての。 ロゼ (思いつめたような、振り切ったような、滾ってるような表情で夏凛を、見て 夏凛 …何よ? ロゼ 勝負よ! 表に出なさい!!(ズビシと指差し――言うに事欠いて一体何を。 夏凛 っはぁ? 夏凛 何? 金でも出せって言ったから怒ってんの? シエル(小) 『はい?』(作画がボロる ロゼ 違う! お金の話じゃないわよ! ロゼ 、 シエルの言う通り……言う通りなのよ… ロゼ だから! 表に出なさい夏凛! その頬っ面一発ぶん殴ってあげるわ!! 夏凛 え…いや…全然嫌だけど…(乗ってくれない! ロゼ 何よ!(ふられた! 夏凛 っはぁ。どーいう脈絡よ。(ロゼ見て 夏凛 アタシの事ぶん殴ったらスッキリするってんなら別だけど(それでも受けないけど)、 ロゼ ……あら(思っていることは幾重にもある。 夏凛 何、ぶん殴りたかったっての? ロゼ 喧嘩をするのに理由が必要なの? 随分と”お上品な戦い”しかしてこなかったのね貴女は?(ああー挑発する! 後ろに猛犬が唸ってるビジョンだ! 夏凛 このご時世に理由なく喧嘩する阿呆がいるかって話よ。 何?どうしてもアタシをぶん殴りたいの? ロゼ そうじゃないわよ! 理屈じゃないのよこういうのは!! 夏凛 っはぁーーーめんっどいわね…わかったわよ(席を立ち 夏凛 外でぶん殴られれば良いんでしょ?それで?(歩きスマホしながら外へ 夏凛 でもアタシ、抵抗も反撃もするからね?(出口でロゼに振り返り宣言 ロゼ 勝負ってんでしょ! 話はそれからよ!!(ぎゃーすか言いながら外へ シエル(小) (自分が出て来たPADをひょいと持って…窓際に移動 シエル(小) (窓に向けたPAD画面に入って観戦の構え ロゼ (対峙し、窓際をチラ見して…夏凛へ視線を戻す 夏凛 さっきの流れからどうして勝負になんのかさっぱりわかんないけど、(距離をとって立ってる 夏凛 やるってんならやるわよ? 後悔しないでよ? ロゼ ええ。もちろん……! マスカレイド流刺曲術――ロゼ・カレイドローズ。(ゆっくりと、銀が引かれる音 ロゼ 推して、参るわ…!(抜刀し構える 夏凛 っはぁ…思えばこんな意味不明な勝負… 夏凛 あっちじゃあわりとやってたわね…(スマホタップして――― ロゼ (そうして、奔り出す両雄――! シエル(小) 『・・・』(いやいやキミこそいきなりどーした。と思わなくはないが、まるで察せないでもない。 シエル(小) (一先ず、試合の行方を見守る事にする。――― ロゼ ―――――――――――――――― ロゼ ―――――――――――――――― ロゼ ――――、、ッ…… ぐっ…… ロゼ (砕けた瓦礫の中で起こそうとして――まるで体が言うことを聞かない ロゼ ……っ、 ロゼ (……勝敗がどうなるかなど、火を見るより明らかだったろうが。 ロゼ ぁ、あ……っげほ、、 私の、、負けね 夏凛 っはぁ、、、…っはぁ。(スマホくるっとして礼装解除 ロゼ ッ…何よ、、距離取って徹底してたくせに……いざ近付いたら二刀流まで使いこなすなんて…… 夏凛 アンタに自分から近づくなんて真似、するわけないじゃないの。 夏凛 ま…と、わかってても結局最後は運便りになっちゃうのがアタシの魔術だけど… 夏凛 どう? まだ八首に置いておく気になったかしら? 雇い主さん? ロゼ よく言うわ。 ある手札でやることするって顔してるくせに……(やっと上体起こして ロゼ ……何よ、別に出資してるだけで雇ってるわけじゃないわよ(むすっと 夏凛 ふーーーん。それもそうね。 ロゼ (結局、頬殴るどころか剣先が掠める程度だったが…… ロゼ ……、(それはそれでと他所にやりつつ……何処か納得した表情で息を吐き ロゼ ごめんなさい、山吹夏凛。 夏凛 っはぁ? ロゼ 上っ面しか知らないのは私の方よ。 ロゼ 貴女と夕陽や、アルバとの事、知り合いや弟子としか知らなかったから…… ロゼ 軽率だったわね。悪かったわ(ふ、と 夏凛 っはぁ? …、別に。謝るような事じゃないっての。 夏凛 てかただの知り合いとセンセだし、それで会ってるし。 夏凛 あ、あとアタシは謝んないからね! 金出してほしいのは事実だから! ロゼ あっそう?(わざとらしく) なら四天姉様譲りの勘も鈍ったのかもね。 夏凛 「魔術をするには何かとお金が必要」なのよ。 ロゼ ……別に私をどうこうしても出資には響かないわよ。 夏凛 なんとかしなさいっての。 ロゼ …まぁそうね。一目置けるとは重ねて伝えておくわ(肩竦めて 夏凛 っはぁ…アタシだけじゃなくて、、ね。 夏凛 じゃ、気は済んだ? 夜も遅いし帰るっての。 ロゼ ええ。まあ。それは。(立ち上がり、埃を払って ロゼ ん。(手を差し出す。…忠誠の傅きではなく、純粋で素朴な 夏凛 …、ん。 夏凛 (手を取り、握り返す ロゼ これであいこよ。 色々あるけど、目的な一緒な筈なんだから ロゼ お互い、やるべきことをやるわよ。良いわね? 夏凛 っはぁ…言われなくても、よ。(ロゼから目を逸らし ロゼ っはー素直じゃないったらありゃしないんだから(ぱっと離して軽口 ロゼ これでしまいよ。 付き合わせて悪かったわね(肩竦め。 ロゼ (一度止んだ雨が、ポツポツと再開し始める 夏凛 っはぁ。タイミングが良いんだか悪いんだか(雨に文句言って 夏凛 じゃ、 夏凛 …また。 ロゼ (ニッと笑って) ええ。またね。 山吹夏凛。 夏凛 、(雨の街へ小走りに消えていく 夏凛さんが退室しました ロゼ …、(見送り、っふーと息を吐く 試合とはいえ結構な疲労 ロゼ (というかイテテ……全然手加減されなくて節々が痛いまである ロゼ ……、(喫茶に戻ってくる シエル(小) (PADからにょきっと生えてきて シエル(小) (出て来たPAD持ってロゼの所に)『オツカレサマー』 ロゼ あ”ーホントよ。 疲れた…… ロゼ (窓際席に座り、ずるずると シエル(小) (ヨヨイと充電スタンドにPAD置いて)『どうだった。』 ロゼ ……どう、って? ロゼ ボッコボコだったわよ。そりゃ。 シエル(小) 『ソレはまあソレだけど。 感想とか。』 ロゼ 何回かチャンスはあったけど…… 近付いたら武器の達人なんだもの。(反則よ、と息をはく ロゼ …………感想……ね ロゼ 試合中も夏凛言ってたけど……ただの師弟とか、同業ってワケじゃないのよね。きっと。 ロゼ もっと本質というか……そこは迂闊だったわ…… ま、私、こんなやり方でしか仲直りできないんだけど(はぁ、と力無く シエル(小) 『虹咲はそんなに知ってるワケじゃないけど。きっとそーなんだろうね。』 シエル(小) 『普段はあんなに感情的じゃない。 ああ、仲直りする為だったの』(少し意外そうに ロゼ そう。だいぶ溜め込んでたのね……別にそれだけじゃないケド……(口を噤む ロゼ ……シエルはどう思ったのよ。 ロゼ 貴女、この忙しい中見てくれたじゃない シエル(小) 『うーん。そーだね。 まーいーや言っちゃおう。』 ロゼ …… シエル(小) 『どーしてキミがそこまで戦おうとするのか気になってる。 まー、試合なら止める理由も無いんだけどね』 ロゼ ………… ロゼ (頭を掻く。ややバツが悪そうだ シエル(小) 『襲撃者 レイダー の情報収集も積極的だ。それも武者修行の一環?』 ロゼ …八首や警察に任せておけって? シエル(小) 『ま。防災マスコットとしてはあまり勧められるもんじゃーないからね』 ロゼ 言えてる。 市民守んないといけないものね(っはー、とホットミルク注文 シエル(小) 『街を脅かす者を放っておけない…って言うならソレはソレだけど、』 シエル(小) 『ソレが主軸のようには、少なくとも虹咲には見えないし』 ロゼ (届いたマグにふーふーと ロゼ 貴女が皆を守ってくれるなら、誰があなた達を守るのよ。 シエル(小) 『出資者としての責任感?けっこー意外な返答だ』 ロゼ ――なんて、言えたらカッコいいんだけどね(自嘲してミルクを一口啜り) シエル(小) 『じゃなかった。』 ロゼ そんな人格者に見えてたなら私こそ意外だわ。(じと目で啜り ロゼ ……そうね…(ソファに姿勢をだいぶ崩して寄りかかり シエル(小) 『ノーコメントで…』(虚無の目逸らし ロゼ (むんず、と二頭身ヘッドを掴む! シエル(小) 『ファー!』 ロゼ どー思ってるのかよく判ったわ。ええ?(マグをテーブルに置いて ロゼ まぁ……いいけど。(殆どリクライニング。解放して腹の上に落とす シエル(小) 『ひでぶ』(落下 ロゼ ……。 まぁ、そうね……じたばた、してるだけよ。 シエル(小) …。(這うような体勢でロゼを見上げて ロゼ ……(少し、周りを見て……当然だが、客は居ない ロゼ ……私ね。魔法ができないの。 シエル(小) 『・・・。 そうなんだ。』(やっぱり、といった雰囲気 ロゼ ええ。知ってたとは思うけど。 ロゼ 素養?センス? 何でも炉心…みたいなのが無いらしいわ。 ロゼ (霊体で言うところの――)ぁ、心臓はちゃんとあるわよ? ロゼ だから、体の中に魔力も殆ど無いのよ。 無いらしい…って感覚だけど シエル(小) 『ナルホド。・・・』 ロゼ 生まれつきなのよ。 …物心ついた時からそんな感覚だから、魔力とか魔術とか、全然理解できないけど。 ロゼ 立派な魔術回路は受け継いだっていうのに、勿体無い、だって。 …馬鹿みたい。 シエル(小) 『ソレは・・・ 今のキアシスじゃ生きづらいだろうね。』 ロゼ …そうね。 家の中でも外でも鼻つまみ者よ。 シエル(小) 『勿論、良くないコトだ。キアシスには魔術師じゃない人間もたくさんいる。外からの来訪者だっている。 けど、現状として。』 シエル(小) 『…だから、魔術に取って代わる力が欲しい?』 ロゼ ……そうとも言えるわ。 だから、剣を覚えたんだし。 ロゼ ねぇシエル。 私だってキアシスの一人なのよ。 ロゼ 同情されたり、蔑まされたりしながら生きるのは、、、イヤよ。 シエル(小) 『…。そーだね。』 ロゼ 胸張って……言いたいのよ、私だって、 ここに居て、良いって――(疲労か、目がとろんとしてくる シエル(小) 『キミみたいな人も穏やかに暮らせる、キアシスはそんな街になるべきだ。…いや、なってほしい。』 シエル(小) 『__は……少なくとも、そう思ってる。』 ロゼ ……、そうね(座った目でぼんやり聞いてる。聞き逃しもあるが―― シエル(小) 『オツカレかな。ま、ちょっと眠るといいよ。』(ぴょいっとお腹からジャンプしてテーブルに ロゼ ……、そう、ね…… ロゼ ねぇ。 シエル。 ロゼ 私――――……… シエル(小) 『。』(パッドに向かいつつ振り返る ロゼ (かすれ声の先に、寝息が聞こえてくる ロゼ ―――、―――、(すうすうと シエル(小) 『………。』 シエル(小) (思い出す。自分の幼少の頃を。若き頃を。 シエル(小) (思い出す。「魔法が使えなかった」頃の自分を。 シエル(小) (――随分恵まれていたのだなと思う。 だからこそ自分は、この街を愛したのだけれど。 シエル(小) 『…。』(とはいえ、そんな話をする事は、きっと無いのだろう。 シエル(小) (そんな事は「虹咲シエル」のプロフィールには無いのだから。 シエル(小) (画面液晶に飛び込み、姿が消える。 シエル(小)さんが退室しました ロゼ ――、―――、 ロゼさんが退室しました
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今回は、今まで使ってきたタッチ操作よりもより複雑なタッチ判定を取れる GestureDetectorについて紹介していこうと思う。 まずは下記のソースを見よう見まねで書いて実行してみよう。 +ソース public class MainActivity extends Activity implements GestureDetector.OnGestureListener,GestureDetector.OnDoubleTapListener{ //GestureDetectorインスタンス変数 private GestureDetector gestureDitector; @Override protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) { super.onCreate(savedInstanceState); setContentView(R.layout.activity_main); //GestureDetectorインスタンス生成 gestureDitector = new GestureDetector(this,this); } //タッチイベント用のメソッドを作る public boolean onTouchEvent(MotionEvent event){ //gestureDitector.onTouchEventメソッドでタッチイベントの判定と振り分けを行う。 gestureDitector.onTouchEvent(event); return false; } @Override public boolean onDoubleTap(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onDoubleTap", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public boolean onDoubleTapEvent(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onDoubleTapEvent", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public boolean onSingleTapConfirmed(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onSingleTapConfirmed", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public boolean onDown(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onDown", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public boolean onFling(MotionEvent e1, MotionEvent e2, float velocityX, float velocityY) { Toast.makeText(this, "onFling", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public void onLongPress(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onLongPress", Toast.LENGTH_LONG).show(); } @Override public boolean onScroll(MotionEvent e1, MotionEvent e2, float distanceX, float distanceY) { Toast.makeText(this, "onScroll", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } @Override public void onShowPress(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onShowPress", Toast.LENGTH_LONG).show(); } @Override public boolean onSingleTapUp(MotionEvent e) { Toast.makeText(this, "onSingleTapUp", Toast.LENGTH_LONG).show(); return false; } } +簡単な解説 今までimplementsしてきたonTouchListenerではなく、 GestureDetector.OnGestureListener と GestureDetector.OnDoubleTapListener をimplemantsすることで今までよりも複雑なタッチ判定を取れる。 これをimplemantsしたときに表示されるエラーの中に「実装されていないメソッドを追加」があるので それを選択することでメソッドが沢山追加される。 この追加されたメソッドは使わなくても必ず実装されていなければならないので注意。 さて、順番に解説していこう。 まず、GestureDetectorのインスタンス変数(インスタンス変数はメンバ変数とだいたい同義)を onCreateの前で宣言しておく。 そして、onCreate内でGestureDetectorのインスタンス変数に実体を持たせる(インスタンス生成) 次にタッチイベントを捕捉するためのonTouchEventメソッド内で gestureDitector.onTouchEvent(event)を記述することでGestureDetectorの イベントを取ることが出来るようになる。 これでGestureDetectorの実装は完了。 +gestureイベントの簡単な解説 onDoubleTap 素早く二回画面をタップすることで呼ばれる。 onDoubleTapEvent onDoubleTap中に行われたスクロールなどのイベントで呼ばれる。 onSingleTapConfirmed 一回タップしたときに呼ばれる。 onDown 画面を押したときに呼ばれる。 onFling フリック(画面を指ではじくようになぞる)したときに呼ばれる。 onLongPress 画面を長押ししたときに呼ばれる。 onScroll ゆっくり画面をなぞった時に呼ばれる。 onShowPress 画面を押した(すぐに指を離したりなぞったりしない)ときに呼ばれる。 onSingleTapUp 画面をタップしたときに呼ばれる。(ダブルタップ時にも呼ばれる) +ちょっとした小話 今回紹介したGestureDetectorは簡単に複雑な処理を取ることが出来るという便利なものなのだが、 使わないものも必ず実装しなければならない=余計な判定もしなければならない。 このため、無駄な処理を行うことになるのでパフォーマンス面で不利になる可能性もある。 なので、使用するタッチイベントが一部だけというアプリケーションの場合にはGestureDetectorに頼らず、 自力で判定などを実装することで処理を軽量化するという方法もある。(慣れてきたらの話だが)