約 586,288 件
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8670.html
概要 Ⅸで登場した防具の一つ。 皇帝の威厳に満ちた気高いコート。 防具としての性能も、【キングコート】を大きく凌ぐものとなっている。 デザインは「キングコート」の一部にさらに装飾が付き、より鮮やかな青色をしている。 DQⅨ 上半身用防具の一つ。 守備力は38、おしゃれさは100で、非売品。売却価格は18000G。 装備すると攻撃魔力と回復魔力が30ずつ上昇する他、 全ての属性の攻撃で受けるダメージを20%軽減する特殊効果が備わっている。 男性限定装備で、僧侶、魔法使い、旅芸人、魔法戦士、賢者、スーパースターが装備することができる。 錬金でのみ入手可能で、レシピは以下の通り。 【キングコート】+【スライムのかんむり】+【やわらかウール】×3
https://w.atwiki.jp/mwtrpg/pages/130.html
『ここだけ魔法戦記』を遊ぶ上での基本となる事柄です。 基本システム 基本原則 ゲームの目的 ダイス 実戯 基本システム 『ここだけ魔法戦記』には基本となるゲームシステムが存在します。 そして、これさえ覚えておけば、このゲームの遊び方は身に付けたと言えます。 あなたが足を踏み入れた空間ではどのような出来事が起こるのか。 あなたが怪物へ向けて振り下ろした剣は敵を引き裂いたのか。 あなたがにらみを利かせたことで、敵は怯えて逃げ出すかどうか。 これらは全て書き込みを行ったコンマの値で決定される、というこの一点が基本システムとなります。 実際に言うともう少し色々とありますが、このゲームで使われる他のルールは全てこの基本システムを拡張・増補したものとなります。 基本原則 基本システムに加えて、4つの基本的なルールが存在します。 他のルールはこの4つの基本ルールに基づいて作られています。 1.単純なルールと多くの想像 『ここだけ魔法戦記』ではルール以外の部分は全てプレイヤーであるあなたの想像に任されています。 あなたが店で買った武器の形状や名称。対峙している怪物や引き連れている傭兵の容姿や性格、行動。 さらには世界や探索地ですら、あなたが想像したように作り出すことができます。 つまり、ダメージの計算は魔法攻撃の式でありながら描写する行動は身体的な攻撃ということも可能です。 2.細則は一般則に優越する 細則(ある特定の事柄にのみ適用されるルール)と一般則とが矛盾する場合、細則がされます。 例えば、怪物に対して魔法で攻撃を行う場合、一般側では魔法は自分の属性ポイント(*1)分しか倍化されることはできません。 しかし、ある種のIDスキルが使用できる場合等に限って、自分の属性ポイントを超えた倍率での攻撃が可能となります。 3.端数は常に切り捨て 場合によっては、計算によって求められた値が小数点以下の場合もあるかもしれません。 こうした場合は常に端数は切り捨て(四捨五入ではない)となります。 4.10面ダイスは二つ振られる 殆どの場合において、ダイスは常に二つ振られています。 コンマの1の位と10の位がそれに当ります。 そのため、wikiの説明内で「もう一度ダイスを振り値を決定する」と書かれている場合は、 全て10の位の値で後半のダイス目を設定することができます。 例えば、移動イベント中に<事故>の目が出た場合、事故によって受けるダメージはコンマ10の位で決定することができます。 ゲームの目的 フロンティアで暮らす全ての人はフロンティアへ来た何かしらの動機を持っています。 商売のため、見知らぬ土地や素材に惹かれたため、あるいは追っ手から逃れるため。 まずは数十秒、あなたのキャラクターを想像してみてください。 どんな顔でどんな性格なのか、その人物が何故フロンティアに来て、開拓者という道を選んだのか。 それがそのままゲームの目的ととなります。 このゲームにはルールはあれどストーリーは存在していません。 もちろん、こうした想像を一切捨てて遊ぶことも可能です。 ダイス あなたのキャラクターの身に降りかかった出来事やあなたの取った行動の成否や効果を決定するのがコンマの値です。 これをサイコロの出目に見立てて、「ダイス」と呼んでいます。 コンマの0は10として扱い、基本的には1~10(0)の値のいずれかです。 実戯 実際に『ここだけ魔法戦記』を遊ぶのには僅かながらの準備が必要です。 まずはwikiを見ながら、あなたの分身となる。キャラクターを作ってください。 wikiを見ただけではイメージが掴みにくいことがあるかもしれません。 その場合はどうぞ遠慮なくスレでお尋ねください。 以下広告
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/302.html
Chapter22「フリード遠征1:天馬に乗ってるお姉さんはだいたい美人さん」 アルヴでフレイが竜人たちに稽古をつけている間に、旅を共にしてきた仲間たちは、さらなる味方を求めてそれぞれ各地へと分かれることになった。 そこで蒼き勇者こと俺フリードは、クルスと共にニヴルヘイムからさらに北東へ行った先にあるグニタヘイズという浮島に向かったというわけだ。 ここは大樹を中心とした地図でいうと右上の端っこも端っこで、ほとんど世界の果てのような辺境の地だ。 じゃあこんなところに何の用があるかっていうと、なんでもクルスが言うには、こんな僻地に彼女の知り合いが暮らしているんだとか。 この島までは竜の姿に戻ったクルスの背中に乗ってやってきた。 さすがにここは遠すぎて神竜様の転移魔法じゃ届かなかったからだ。その代わりに神竜様は、翼を怪我して飛べなかったクルスを治療してくれたというわけだ。 ようやく飛べるようになってクルスは嬉しそうにしていた。 竜というのは、やはり空を飛ぶのが好きなんだろうか。まあ、たしかに翼があったのなら、俺も空は飛んでみたいと思う。空ってのはロマンだからな。 「それでここがおまえの言う、知り合いの住む場所か。なんか思ったより殺風景なところじゃないか」 見渡す周囲の景色は岩ばかりの荒地だ。グニタヘイズという立派な名前こそついているが、ここはどうみても無人島そのものだ。 まず浮島自体が小さくて、ちょっと歩けば簡単に島を一周できてしまえる程度。建物と呼べそうなものはひとつもないし、池や湖のような水場もないから飲み水も手に入らない。ごつごつとした岩ばかり転がっていて、あとは木がまばらに生えている程度だから、ここじゃ食料の確保もあまり期待できないだろう。 「さすがの俺でも、ここに放置されたら三日以内に死にそうだ。本当にこんなところにその知り合いってやつが住んでるのか?」 「うむ。まあ、住んでおるというか、あやつの家がここにあってのう」 その知り合いは普段はたいてい出かけていて、必要なときだけ自分の翼でここまで飛んで帰ってくるそうだ。 ああ、そうか。そりゃ竜の知り合いはやっぱ竜だよな。 まあある意味「無人」島という意味では間違いではないんだが。 「あれか。普段は仕事で外にいて、寝るためだけに帰ってくる家っていう……」 「そんなところかの。だから会えるとは限らんがな。さあ、ここからは歩きじゃ」 「飛んでいかないのか?」 「島の上空は、あやつが侵入者除けの罠を魔法で張っておるからな。面倒かもしれんが、痛い思いをしたくなければ私のあとについてこい」 クルスは迷うことなく慣れた足取りで岩だらけの道を進んでいく。さすがに知り合いの住処だけあって、もう何度も来たことがあるといった感じだ。 俺たちは島の中央にある岩だらけの山道を登っていった。 ところでクルスと俺の距離は、歩くごとにどんどん離れていく。それは俺がこういった岩だらけの山道を歩き慣れていないせいもある。まあ、空の世界じゃ岩そのものがけっこう貴重だからな。だけど原因はそれだけじゃない。歩幅だ。 俺は人の中ではわりと大柄なほうだと自覚しているが、それでも歩幅と言ったらせいぜい1メートル弱ぐらいだろう。一方で竜は人に比べたら身体が大きいわけだから、歩幅もそれに比例して大きくなるのは当然だ。 それに身体が大きいぶん、俺だといちいちよじ登らなければならないような岩でも、簡単にひと足でまたいでしまえるアドバンテージもある。 つまり俺が何を言いたいかというと、だ。 「お、おいクルス。ちょっと待ってくれ。俺を置いていくんじゃないぜ。こんなところではぐれたら俺は確実に三日以内に死ぬ自信がある。竜と人じゃ歩く速さが違うんだから、せめてお譲ちゃんの姿になってくれよ」 この島に降り立ってからクルスはそのまま歩き出した。つまり今のクルスはいつものお譲ちゃんではなく地竜の姿をしている。 「情けないやつじゃのう。男なんじゃろ、気合いでなんとかせい。それに人間の姿になったら私のほうが足が遅くなる。小さな身体ではここは歩きづらいからの」 「気合いとか根性とか、いつの時代の人間だよ。……いや、人間じゃないか」 「冗談を言える余裕があるならまだ平気じゃな。ほれ、しゃきっとせんか」 「ふぇ~い……」 ああ、鎧が重い。剣が重い。どう考えてもこれ、山を登るような格好じゃないからな。かといってこれは俺の大事な商売道具だから捨てていくわけにもいかない。 暑くないのだけがまだ救いか。これで暑かったら間違いなく死んでいた。一番の敵っていうのは武器を持った人間でも、強大な魔力を持つ竜でも、ましてやどっかでよく聞くような自分自身とかでもない。過酷な環境だ。ああしんどい。 そのまま心の中で愚痴を垂れ流しながらもなんとか岩の山道を登りきると、山の頂上付近にたどり着いた。 下のほうはまばらだった木も、ここには林と呼べる程度には生えている。近くに水源でもあるのだろうか。もし泉があるならとりあえず水を飲んで一息つきたい。 「ほれ、着いたぞ。ここがあやつの家じゃ」 そう言ってクルスが指すのは、苔むした洞窟の入口だ。 洞窟が家? 俺はこんな家はごめんだね。じめじめしてそうだし、こんなところに女性を呼んでもムードもへったくれもないからな。こんなところに住んでいるやつなんて、きっと根暗で陰気なやつに違いない。 「それじゃあご対面と行きますかね。ごめんくださ~い。水くださーい」 どんなやつが住んでいるのかと中を覗き込んだが返事はなかった。 「ふむ。留守のようじゃな」 「おいおいおいおい。そりゃないだろ、せっかく苦労して山を登ってきたんだぜ。そもそも来る前に一声かけとくとか、居るのを確認するとかできなかったのか」 「あいにくあやつは念波(テレパシー)の魔法が使えなくてのう。私ができても、受け手がそれを受信できないのでは意味がない」 「ああそうですか。やれやれだ。で、どうすんだい、お譲ちゃん?」 「まあ、待つしかないじゃろうな」 そう言ってクルスはずかずかと洞窟の中に入っていく。え? いいのか、勝手に入っちゃって。もしかしてその「あやつ」とクルスってそこまで深い仲なのか。あるいは竜は、そういうあたりのことはあまり気にしないのか。 「そういや、ここの家主はなんて名前なんだ?」 「うむ。私と同じ地竜で名はファフニールという」 クルスは早くも洞窟の中でくつろいでいたが、俺はそのファフニールとは親しいわけでもないので、中に入るのは遠慮して外で帰りを待つことにした。まあ、洞窟じゃあまり居心地もよさそうじゃないし。 それにファフニールが帰ってくるなら、竜だから空から戻るはず。わざわざ自分の張った罠にかかるはずもないだろう。 そう思って俺は、洞窟の手前にあった手ごろな大きさの岩に腰かけると、空を見上げながら洞窟の主の帰りを待った。 半ばうとうとしながら待っていると、浮かぶ雲の狭間にひとつの影が見えた。 おっと、ようやくお帰りか。と思っていると、影は何かの爆発に巻き込まれて落下し始めた。そのまま続けてボンボンと二度目、三度目の爆発。 もしかしてあれがクルスの言ってた侵入者除けの罠? おいおい、自分でひっかかってんじゃねーか。もしかして頭が残念なやつなのか。 そう思っていると、影は洞窟の正面に墜落した。 予想していたよりも身体は小さく、全身が白い体毛で覆われている。四肢は竜というにはやけに細く、しかしすらっと伸びていて意外と美脚だ。後脚のうしろには金色の美しい毛並みの尾が伸びて、同様の金色のたてがみが頭から首筋にかけて整って生えている。背中には立派で大きな鳥のような翼があって―― 「って待て。これは地竜の特徴じゃないだろ。これファフニールじゃないぜ」 「気付くのが遅いぞ。あやつの知り合いじゃなければ、侵入者じゃろうな」 落ちてきたのは天馬(ペガサス)だった。そういえば見覚えがある。フレイたちに初めて会ったあの島でも天馬を見た。たしかヴァルキュリアというユミル国の女兵士が乗っていたんだったか。ということはこいつも? 近づいてみると、天馬の横には鎧を身に着けた女性が倒れている。あのとき会った雷槍のブリュンヒルデとは別人のようだ。しかし、こっちはこっちでなかなかの美人さんだな。まだ息はある。 少し身体をゆさぶると、美人さんはゆっくりと目を開けた。 「う、ううん。な、何が起こった……?」 頭を押さえながら上体を起こす美人さんの手を取って、俺はその無事を喜んだ。 「大事ないようで幸いです。お姉さん、お怪我はありませんか」 「な、なんだ貴様は。あいたたた……」 「空から落ちてきたんですよ。まだ無理に動かないほうがいい」 「もしかして貴様……いや、あなたはわたしを助けてくれたのか?」 「大したことはしてないさ。俺は傭兵のフリード。お姉さんは?」 「わたしはレギンレイヴ。ユミル国で兵士を……くっ」 お姉さんは立ち上がろうとしたが、足を押さえてうずくまってしまった。骨は折れていないようだが、どうやら落ちたときに足をくじいたらしい。 「ほら、俺の肩を貸してやるよ」 「かたじけない。それよりグリームニルは……わたしの馬は無事か」 「こっちはひどい怪我だが、なんとか命拾いはしたみたいだな」 「そうか、それはよかった。わたしたちにはやらねばならない任務があるんだ」 そう言って天馬(グリームニル)を起き上がらせると、早くもその背に乗ってどこかへと飛び立とうとしている。天馬は立っているのがやっとで、明らかにふらふらしていたが、自分の主人に応えてみせようと強がっている。 だがこのまま行かせれば、どこかへたどり着く前に空の底にまっさかさまなのは想像に難くない。お姉さん、そりゃ無茶ってもんだぜ。 「ちょっと待てって。そんなに急いでどこへ行くんだ」 「無論、任務に決まっている。フレイヤ様を失望させるわけには……」 どうやら頭が固いタイプのお姉さんらしい。仕事第一で、そのためには自分がどうなっても構わないというやつか。そりゃ上司からしたら頼もしい存在だろうが、そんなんじゃ身体がもたないぜ。そんな彼女には癒しが必要だ。ここは俺が優しくエスコートしてやるべきだろう。そう確信した。 「まあ落ち着きなって。そんな状態じゃ任務どころじゃないだろ。無理して任務を失敗したらかえって上官殿を失望させちまうぜ。まずは傷の治療が先だ。しっかり休んで次の任務に備えるのも仕事のうちってやつさ」 「た、たしかにあなたの言うとおりだ。あなたは一体?」 「言っただろ。俺はフリード、ただの傭兵さ」 レギンレイヴは、なんて頼りになる男なんだという眼差しで俺を見つめた(に違いない)。よし、これでフラグは立った。あとはお持ち帰りするだけだ。 「そこでだ、お姉さん。もしよかったら俺たちの拠点へ来ないか? そこでなら俺の仲間が回復魔法を使えるから、お姉さんも馬もすぐに元気になるはずだぜ」 移動はクルスの背中に乗せてもらえばいい。馬は乗せるには少し大きいから、クルスに直接持ってもらおう。 そしてアルヴに到着した俺たちは、なんやかんやあって結ばれることになり、末永く幸せに暮らすことになるのでした。めでたしめでたしっと。 「待て。お主、こやつらをアルヴに連れて行くつもりなのか?」 しかし水を差すのは空気の読めない竜のお譲ちゃんだ。 きっと恋愛経験が少ないんだな。やれやれ、困ったお譲ちゃんだぜ。 「女性が怪我して困ってるんだ。あとついでに馬もな。それを見捨てては男が廃るってもんだろ。お譲ちゃんにはまだわからなかったかね」 「私をお譲ちゃんと呼ぶな。それにヴァルキュリアといえばユミルの兵士だ。わからんのか? ユミルに所属しているということは、トロウと繋がっている可能性が高いんじゃぞ。敵にみすみす己の拠点を教えるつもりか」 「あ、そうか。そうなるとフレイに迷惑がかかっちまうな」 けっこうクルスは頭がいいようだ。水竜のほうのお譲ちゃんとは一味違うのか。 少し関心しながら、でもちょっと抜けてるほうが、からかいがいがあって可愛いんだけどな。などと考えながら話し込んでいると、レギンレイヴは槍を杖代わりにして一人で立ち、よろつきながらも槍の穂先をこちらへと向けて言った。 「フレイ? 今フレイと言ったのか。まさか貴様ら、フレイ王子の仲間か? もしそうなら恩人に対して申し訳ないが、わたしは貴様らに武器を向けねばならない」 アルヴに入ったことで、今フレイの行方は俺たち以外の誰にもわからなくなっている。そのフレイの行方を突き止めるのが自分の任務だとレギンレイヴは言う。 「素直に話すか、さもなくば力ずくで口を割らせるかだ」 ほれみたことか、と言わんばかりの表情でクルスがこちらをにらむ。 ま、まあまあ落ち着けって。まだフレイの居場所がばれたわけじゃないし。 「お姉さんも落ち着けって。そんなふらふらの状態で俺たちに勝つのは難しいし、俺も手荒なことはしたくないからさ。武器を下ろしてくれよ、な?」 「そうはいかない。わたしはフレイヤ様の従者だ。主の命令に背くようなことはできない! たとえフレイヤ様の様子がおかしくても、命令は命令だ」 「フレイヤ様の様子が? なあその話、ちょっと詳しく……」 「問答無用!」 レギンレイヴは敵意をあらわにすると、持っていた槍を投げつけてきた。 槍は正確に俺の胴体のど真ん中を狙って飛んでくる。さすがは訓練を受けた兵士だけあって、やるからには倒す満々でくるというわけか。だが問題ない。 俺は剣を抜くと横一閃になぎ払って、飛んでくる槍を弾いた。 見てからの回避、余裕でした。それに武器を投げちまったら次はもうないぜ。 そのまま剣先をお姉さんの首につきつけてチェックメイトだ。 「だから言ったろ、無理すんなって。せっかくだから逆に聞かせてもらうぜ。フレイヤ様がどうしたって? 何かおかしなことが起こってるのか」 フレイヤはフレイの実のお姉さんだ。まだユミルのバルハラ城に残されているらしいが、トロウに何かされたんじゃないかとオットーが心配していた。だから情報を持ち帰れば、フレイやオットーの役に立つはずだ。 しかしそのときクルスが叫んだ。 「危ない、フリード! 後ろから戻ってくるぞ」 「おう! って何が?」 振り返ると、弾かれて明後日の方向へ飛んでいったはずの槍がまっすぐ飛んできているじゃないか。まさか槍じゃなくてブーメランだったのか。 とっさの判断でしっかりと対応。頼れるあなたの傭兵。そんな俺は蒼き勇者。不意打ちだって問題なく受け止めてみせるぜ。 さっきと同じように槍を弾き飛ばすと、槍は回転しながら宙を舞い、そのまま導かれるようにレギンレイヴの手に収まった。 「わたしの槍はただの槍ではない。魔力の込められたユミル王家代々伝わる由緒正しき槍、その名をグングニル! 実力を認められてフレイヤ様から頂いたものだ」 「まじかよ。いかにも最強クラスみたいな名前がついてるぜ、おい」 「この槍は投げても必ず所有者の意図した場所に戻ってくる。それを応用してこんなこともできるぞ!」 レギンレイヴは再び槍を投げた。 それを弾き返すと回転しながら飛んだ槍は空中に留まり、そしてぴたりと狙いを定めるかのように一瞬止まると、勢いよく俺に向かって飛んできた。 再び弾き返すとまたしても空中で留まり、同じように俺を狙って飛来する。 「何度やっても無駄だ。その槍はわたしの手に戻るか、その腹を貫くまで永遠に貴様を狙い続けるぞ。足を怪我していようが、貴様を倒すことに問題はない」 「くそっ! 槍のくせにしつこいやつだ。まして人間以外に掘られるなんて屈辱の極みだぜ。おい、狙う穴の場所を間違えてるんじゃないか?」 「何のことを言っているのかいまいちわからないが……。とにかく降参するなら今のうちだ。そして素直にフレイ王子の居場所を話せば許してやる」 あいにく俺の辞書に降参の文字はない。戦いとは掘るか掘られるかだ。 どっちかというと俺は掘るほうが好きなんだが、残念ながら人外に手を出すほど飢えちゃいない。というかそもそもこの相手は生き物ですらないからな。 槍なんかを受けるのはごめんだね。俺は攻めるぜ。 と言いたいところだが、あの槍はどれだけ打ち払っても何度でも向かってくる。 「だったら仕方ない。不本意だが、今回ばかりは受けるしかないようだ。頼むぜ、愛剣グラム! 剣相手じゃないが、機嫌を損ねないでくれよ」 打ち払う姿勢をやめて剣を真横に構えると、刃先にもう一方の手をそえる。 わかりやすく例えるなら、アルヴで竜人の誰かが教えてくれたベースボールというスポーツがあるんだが、あれのバントのような構えだと思ってくれたらいい。 飛んでくる槍のその一点を、この剣の刀身で受け止めてやるぜ。 グングニルは一度そこだと決めたら曲げない頑固な性格らしい。変化球などに走ることなく、真一文字を描いて俺の胴体めがけて飛んでくる。 ストレートなら間違いない。抜群のストライクゾーンだ。 俺は確実に槍を剣の刀身で受け止めた。 それでもなお槍は、そのまま突き抜けようと火花を散らしている。 なんて重い一撃だろうか。たかが槍一本なのに、押されて足が地面を徐々に滑って後退していく。背後にはファフニールの洞窟の外壁。このまま下がって壁を背にすれば、多少はふんばりがきくだろうか。 そのとき、ピキッと不吉な音が。 剣を見ると刀身にヒビが入っている。 「げげっ! 俺の剣がいきかけてる!」 ここの「いく」には「逝く」なり「イく」なり好きなほうをあててくれ。 それはともかく、これはヒジョーにやばい。まじで掘られかねんぞ。 なんてこった。手を伸ばせばすぐ届くところにありながら、その槍を止めることさえできないなんて…………ん? 手を伸ばせばすぐ届く? 結論から言おう。 俺は槍の柄をつかんでグングニルを止めた。 「…………最強の槍ゲットだぜ」 愛剣グラムはとうとう折れてしまったが、取り返しのつかないことになる前に槍を止めることができた。その穂先は胴の鎧の表面に傷をつけていたので、もう少し気付くのが遅ければ危ないところだった。 「しまった、槍を奪われたことで所有権が貴様に移ったのか! だからグングニルの自動追尾も効果が失われてしまった。まさかそんな弱点があったとは……」 レギンレイヴは両手を挙げると、降参することを誓った。 「わたしの負けだ。戦場に立つ者としてわたしも覚悟はできている。煮るなり焼くなり好きなようにするがいい」 「へええ、本当になんでも好きなようにしていいのかい?」 「待て。その気色悪い顔をやめろ。あくまで降参すると言っているだけだ」 ともあれ、偶然とはいえ戦うことになったヴァルキュリアの一人をこうして無力化することに成功した。これで敵の戦力を少しでも削ったことになる。 こうして勇者フリードはまたひとつ伝説を残してしまったのである。いやいや、そんなに褒めるなって。照れるじゃねえか。 「そんなことはどうでもよい。さて、この小娘をどうしてやろうか」 観戦を決め込んでいたクルスが洞窟から出てくると、天馬の横に座り込んでしまったレギンレイヴを見下ろした。 どうしてやろうかって、竜と人間とはいえ同姓なんだぜ? まさかクルス、おまえはそういうのに興味があったのか。それはなんというか、ちょっと見てみたい気もするが、やっぱりやめておけ。これ以上はR18指定になっちまう。 そんな心配をよそに、クルスは言い放った。 「決めた。こいつは捕虜にする」 「アッー! いや、さすがにそれはまずいぜ、お譲ちゃん!」 お姉さんと竜、あるいはお姉さんと少女。どっちにしてもなかなか絵になる……じゃなくて色々とアレだろ! ええと、俺は後者のほうでお願いします。 「心配はいらん。戦いが終わるまでアルヴにいてもらうだけだ。人質にして交渉に使えるかもしれんし、あとで私が魔法でアルヴに関する記憶を消せば、隠れ里のことが周囲に漏れるようなこともあるまい」 「そういうことじゃなかったんだが、そういうことならまあいいぜ」 あとはクルスが触手もとい大地の魔法で生やしたツタでお姉さんを拘束してお持ち帰りの準備は完了だ。過程はともあれ、俺の望んだ結果だ。やったぜ。 馬のほうはレギンレイヴが捕まると、暴れることなく大人しくしていた。よく調教されているようで何よりだ。いや、まあ調教って言いたかっただけなんだがな。 そのまま俺たちはレギンレイヴと天馬のグリームニルを連れて一度アルヴに戻ることにした。予定とは違ったが、ひとまずの収穫はあった。 それにしてもファフニールのやつは、一体どこへ行ったんだか。 Chapter22 END 魔法戦争23
https://w.atwiki.jp/kyokugenmaho/pages/83.html
前日のIDをそのまま使用していいという掟破りな魔法戦記。他の特別編と組み合わせることも可能。 似たような世界観の特別編なら複合組み合わせも可能かも知れないが、ちょっと難しいかな。 パー速で出された避難所用特別編案の一族編とストーリー(バックグラウンド)を引き継げるという 共通点がある。取り合えず今の特別編アンケートシステムとは相性が非常に悪いという問題点も。 ついでだから環境により接続を切るとIDが変わる人も前IDの使用が認められるということでいいかと。 2009/12/28~30用テンプレ(曜日が修正されている)↓ IDで極限魔法戦記 ~三日間戦記編~ (12/28(月)~12/30(水)) 魔法戦記の前提を覆す特別編。最長三日間同一IDを使用できる。特別編とは言え、 稼動スタイルが変更するだけなので、他の特別編と組み合わせるのも可。 月曜日にスタートし水曜まで途切れの無い同一のストーリーとなる魔法戦記。 日替わり後はその日のIDと比較し、使いたいIDを選べるため、月曜IDをそのまま使い続けた場合は 最長三日間、毎日その日のIDを使う場合は日ごとに違うキャラとなる。新IDを採用すると別人となるが、 変更のタイミングは任意で、日替わり直後に変える必要はない。前日のキャラがストーリーを 持っていた場合はうまくまとめて立場を引き継ぐか(兄弟や友人が代わりに出てくるなど)、 失踪、死亡などで完全にストーリーを閉めるかした方がよい。原則として一人が同時に演じることが できるキャラは一人だけで、一度新IDのキャラとなった場合は前日のキャラには戻れないものとする。 勢力は日替わりでリセットされないが、リーダーが新IDにしたい場合は、所有する秘石を他のメンバーに 渡す、或いは自分の新キャラが受け継ぐ等の処理をし、自分の勢力に一定の責任を持つ必要がある。 新IDのキャラにする前に自分の魔石や武器を誰かに譲渡することは可能。新キャラが旧キャラの 弟という設定で、「これを弟に渡してくれ…俺は行かねばならない」みたいな作戦に乗ってくれる人が いれば自分の魔石や武器を新キャラが引き継ぐことができる。まあどっかに置いておいて新キャラが 取りに来たってのでもいいけど。前日のIDの引継ぎは自己申告で構わないが、日替わり前後で共通の トリップがあると混乱が生じにくく名前を騙られる心配も無くなる。そのあたりは状況を見て。 前日のIDを使用する場合は、メ欄に[月曜ID xxxxxx]のように記入する。木曜はIDの引継ぎはできない。 月曜IDのまま水曜まで行った場合は、水曜のIDは当然使えるが火曜のIDは使用不可となる。 光と闇の秘石による聖はこの特別編では不採用とし、法王は騎士団長などの任命権は持たず、ただ 至法を極めた人の王となる。魔王を三日間続けてもいいが、状況的に具合が悪そうなら、敢えて 早めに切り上げる選択もありかも知れない。 金曜スタート用テンプレ↓ IDで極限魔法戦記 ~三日間戦記編~ 魔法戦記の前提を覆す特別編。最長三日間同一IDを使用できる。特別編とは言え、 稼動スタイルが変更するだけなので、他の特別編と組み合わせるのも可。 金曜日にスタートし日曜まで途切れの無い同一のストーリーとなる魔法戦記。 日替わり後はその日のIDと比較し、使いたいIDを選べるため、金曜IDをそのまま使い続けた場合は 最長三日間、毎日その日のIDを使う場合は日ごとに違うキャラとなる。新IDを採用すると別人となるが、 変更のタイミングは任意で、日替わり直後に変える必要はない。前日のキャラがストーリーを 持っていた場合はうまくまとめて立場を引き継ぐか(兄弟や友人が代わりに出てくるなど)、 失踪、死亡などで完全にストーリーを閉めるかした方がよい。原則として一人が同時に演じることが できるキャラは一人だけで、一度新IDのキャラとなった場合は前日のキャラには戻れないものとする。 勢力は日替わりでリセットされないが、リーダーが新IDにしたい場合は、所有する秘石を他のメンバーに 渡す、或いは自分の新キャラが受け継ぐ等の処理をし、自分の勢力に一定の責任を持つ必要がある。 新IDのキャラにする前に自分の魔石や武器を誰かに譲渡することは可能。新キャラが旧キャラの 弟という設定で、「これを弟に渡してくれ…俺は行かねばならない」みたいな作戦に乗ってくれる人が いれば自分の魔石や武器を新キャラが引き継ぐことができる。まあどっかに置いておいて新キャラが 取りに来たってのでもいいけど。前日のIDの引継ぎは自己申告で構わないが、日替わり前後で共通の トリップがあると混乱が生じにくく名前を騙られる心配も無くなる。そのあたりは状況を見て。 前日のIDを使用する場合は、メ欄に[金曜ID xxxxxx]のように記入する。月曜はIDの引継ぎはできない。 金曜IDのまま日曜まで行った場合は、日曜のIDは当然使えるが土曜のIDは使用不可となる。 光と闇の秘石による聖はこの特別編では不採用とし、法王は騎士団長などの任命権は持たず、ただ 至法を極めた人の王となる。魔王を三日間続けてもいいが、状況的に具合が悪そうなら、敢えて 早めに切り上げる選択もありかも知れない。 1日の途中でidが変わっても引き継げるならうれしいですが、 よくidが変わってしまうので… -- 名無しさん (2009-12-02 16 18 56) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/7965.html
DQⅨ 混乱攻撃にかかりづらくなる不思議な帽子。色は深茶色。 装備すると守備力が24、攻撃魔力が26、回復魔力が19上がり、混乱耐性も付く。 装備できるのは僧侶、魔法使い、武闘家、盗賊、旅芸人、魔法戦士、レンジャー、賢者、スーパースター。 入手方法は【なつぐものぼうし】+【しんかのひせき】+【グリーンオーブ】の錬金のみ。 また、これとしんかのひせきとグリーンオーブの錬金で【ふゆぞらのぼうし】になる。 【なつぐものぼうし】と同様、能力補正がよく言えば平均的、悪く言えばどっちつかずなので、 補正値にこだわるなら【はるかぜのぼうし】か【ふゆぞらのぼうし】を選んだ方がいい。 これは混乱攻撃をしてくるボスに対し少しでも有利に戦いたい場合にどうぞ。
https://w.atwiki.jp/bjslaph/pages/26.html
職業 条件 戦士 修行熟練度100 —魔法剣士 職業が戦士&偽計熟練度51 魔導士 偽計熟練度10 —?? 職業が魔導士&魔物熟練度20 —幻術士 職業が魔導士&偽計熟練度100 商人 商業熟練度20 卵士 農業熟練度20 踊り子 徴兵熟練度20 —ビショップ 職業が踊り子&徴兵熟練度101 遊び人 カジノ熟練度100 騎士 待伏熟練度15 —ブリ天 職業が騎士&待伏熟練度101 剣士 闘技熟練度15 忍者 偵察熟練度20 勇者 討伐熟練度300 秘書 外交熟練度20 —?? 職業が秘書&外交熟練度55 司祭 強奪+諜報+洗脳熟練度の合計が50以上 軍師 戦争勝利数10 闘神 戦争勝利数50? 魔物使い 魔物熟練度5 魔法戦士 修行熟練度100以上+偽計熟練度10以上 ?? 魔物熟練度10 ?? 待伏熟練度50 マジェスティ 農業+商業+徴兵熟練度の合計が500以上 賢者 ペット(ラファエル)使用 天使 ペット(ミカエル)使用 悪魔 ペット(サタン)使用 死神 ペット(ハデス)使用 商人=お店を建設できる。売り上げから税金が引かれない。給与が5000Gプラス。 遊び人=卵を拾いやすくなる。 卵士=卵が育ちやすくなる。 ステータス変動 数値換算変動一覧 ランク表記 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 備考 無職 1-3 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-1 0-1 Max17 戦士 1-5 0-1 0-4 0-3 0-1 0-1 0-1 0-1 0-1 Max18 魔法剣士 1-4 0-3 0-3 0-1 0-4 0-1 0-1 0-2 0-2 Max21 魔導士 1 0-4 0-1 0-1 0-4 0-3 0-3 0-1 0-1 Max19 ?? 1-3 0-1 0-4 0-3 0-1 0-1 0-1 0-4 0-2 Max20 幻術士 1 0-5 0-1 0-2 0-4 0-4 1-3 0-3 0-1 Max24 商人 1-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-2 0-1 0-2 Max17 卵士 1-2 1-2 0-1 0-2 0-1 0-3 0-2 0-1 0-4 Max18 踊り子 1-2 0-2 0-1 0-2 0-1 0-3 0-3 0-1 1-5 Max20 ビショップ 1-2 0-3 0-1 0-2 0-1 0-4 0-4 0-5 0-3 Max25 遊び人 1 0-2 0-1 0-1 0-2 0-3 0-3 0-1 0-5 Max19 騎士 1-4 0-2 0-3 0-5 0-2 0-2 0-1 0-1 0-1 Max21 ?? 1-4 0-3 0-3 0-4 0-2 0-3 0-1 0-2 0-2 Max24 剣士 1-3 0-1 0-5 0-2 0-1 0-1 1-3 0-1 0-2 Max19 忍者 1-2 0-4 0-2 0-1 0-2 0-1 0-4 0-1 0-2 Max19 勇者 1-3 0-2 0-3 0-4 0-1 0-1 1-2 0-2 0-3 Max21 秘書 1-3 0-3 0-1 0-1 0-2 0-3 0-2 0-3 0-2 Max20 ?? 1-3 0-3 0-1 0-3 0-3 0-2 0-2 0-4 0-3 Max24 司祭 1 0-4 0-1 0-1 0-4 0-2 0-2 0-4 0-3 Max22 軍師 1-2 0-2 0-1 0-2 0-3 1-2 0-3 0-4 0-2 Max21 闘神 1-3 0-2 0-4 0-3 0-1 0-1 0-1 0-4 0-2 Max21 魔物使い 1-2 0-2 0-1 0-3 0-3 0-1 0-2 0-2 0-4 Max20 魔法戦士 1-4 0-3 0-3 0-1 0-4 0-1 0-1 0-1 0-1 Max19 ?? 2-5 0-1 1-4 0-1 0-1 0-1 0-3 0-1 0-1 Max18 ?? 1-5 0-1 1-5 0-1 0-1 0-1 0-5 0-1 0-1 Max21 マジェスティ 1-5 0-1 0-5 0-2 0-1 0-1 0-3 0-5 0-2 Max25 賢者 1 0-5 0-2 0-2 2-4 0-3 0-2 0-3 0-3 Max25 天使 1-3 0-3 0-2 0-2 0-3 1-4 0-3 0-1 0-3 Max24 悪魔 1 0-3 0-4 0-2 0-3 0-5 0-3 0-3 0-2 Max26 死神 1 0-4 0-4 0-1 0-4 0-1 0-4 0-1 0-4 Max24 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 備考 変動一覧ランク表記版 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 戦士 B D A D D D D D D ?? A B B D A D D C C 魔導士 D A D D A B B D D ?? B D A B D D D A C ?? D S D C A A B B D 商人 C C C C C C C D C 卵士 C C D C D B C D A 踊り子 C C D C D B B D SS ビショップ C B D C D A A S B 遊び人 D C D D C B B D A 騎士 A C B S C C D D D ?? A B B A C B D C C 剣士 B D S C D D B D C 忍者 C A C D C D A D C 勇者 B C B A D D C C B 秘書 B B D D C B C B C ?? B B D B B C C A B 司祭 D A D D A C C A B 軍師 C C D C B C B A C 魔物使い C C D B B D C C A 魔法戦士 A B B D A D D D D ?? SS D A D D D B D D ?? SS D SS D D D S D D マジェスティ S D S C D D B S C 賢者 D S C C S B C B B 天使 B B C C B A B D B 悪魔 D B A C B S B B C 死神 D A A D A D A D A 職業 HP MP 攻撃 守備 魔攻 魔防 素早 統率 魅力 検索 and or (wiki内検索) 騎士→ブリ天 -- (伊兄@viola) 2010-04-08 16 38 14 闘神',3,1,4,3,1,1,1,4,2 戦争勝利数50付近 -- (伊兄@viola) 2010-04-09 11 53 49 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/247.html
Another02「クルスとクエリア:彼女たちの願い」 それはフレイたちがアルヴに滞在していた間の物語―― ある日アルヴを散策していた私は、この空の世界では珍しい笹の木をフリードが運んでいるのを見かけた。 気になって訊いてみると、今夜行われる祭りのために必要なものらしい。 「七夕と言ってな。笹の枝に願い事を書いた短冊を吊るして、七夕の夜に天に祈りを捧げるんだ。そして雨が降ることなく無事に翌朝を迎えられればその願いは天に届く。その願いが神様に認められればいつかそれが叶うっていうやつさ」 「ほう、人間たちの信仰のひとつか? 面白そうじゃな。どれ、せっかくだから私もその祭りに参加してみるとしようかの」 「歓迎するぜ。ほら、おまえの短冊だ」 そう言って、フリードは色とりどりの紙切れを差し出した。私はそこから紫色の短冊を一枚抜き取る。 「何の変哲もない紙切れじゃな。特に魔力のようなものも感じられんし、祭具にしてはずいぶん質素なようじゃが……」 「見た目じゃねぇのさ。大切なのは信じる心ってね。ハートだよ、ハート!」 そう言ってフリードは拳で胸を叩いてみせた。 その後、彼を手伝って笹を所定の位置まで運んだ私は、腰を下ろして準備を続けるフリードの様子を眺めることにした。 しばらく見ているとアルヴの住民たちが次第に顔を見せ始め、次々に短冊を笹の枝に吊るしては祈りを捧げて帰って行く。どうやら人間たちの信仰はアルヴの竜人族にも引き継がれているらしい。そんな彼らの様子が珍しかったので、私はそのまましばらく観察を続けた。 「さて、俺もでーきたっと。んじゃ、お先に失礼するぜ」 すでに祭りの準備を終えて隣に座っていたフリードが笹に向かって歩き出した。 静かにしていると思ったら、なるほど。どうやらこの男はせっせと自分の短冊をこしらえていたらしい。 どれ、では私も短冊を完成させるとしよう。 そう思って筆を手にまっさらな短冊を眺めたが、いまいちどういうことを書けばいいのかよくわからない。 そこで笹に自分の短冊をくくりつけているフリードをつかまえて聞いてみることにした。 「のう、フリード。もう少し私にその祭りについて教えてほしい」 「うん? これ以上は何も特別なことはしなくていいぜ。短冊を吊るしたら、あとは雨が降らないように祈るだけ。それでおしまいさ」 「いや、その……手順はおかげで把握できておるのだが……私はこの短冊に何を書けばいいのかと思ってな」 するとどういうことか、フリードはぷっと吹き出したではないか。 「な!? 何も笑うことはなかろう! 私はこのタナヴァタとやらは初めてなんじゃぞ。仕方ないではないか」 「いやぁ、すまんすまん。あまりに深刻そうな顔をするもんだから、ついな」 ひとしきり笑われたが、その後でフリードはちゃんと説明をしてくれた。 「そこにクルスの願い事を書けばいいんだ」 「願い事とは? 世界平和とかそういうものを願っておけばよいのか」 「まぁそれでもいいが、おまえの好きなことを書けばいい。強い剣士になりたいとか、魔法使いになりたいとか」 「お主はすでに剣士じゃろうが。それに私は竜だぞ。願うまでもなく魔法の扱いには精通しておるつもりじゃぞ」 「例えだよ。だったら世界一強くなれますようにとか、何か欲しいものが手に入るように願うとか、そんなんでいい。素直な願いを書けばいいんだぜ」 「ふむ……なるほどな。では、やはりお主のような戦士はより一層の強さを手に入れるためにこの祭りに参加するのか」 「やれやれ、まだあまり理解できてないみたいだな。しょうがないお嬢ちゃんだ」 困ったような表情で再びフリードが笑った。 そこで私は以前にセッテにそれを言われたときと同じように返してやった。 「お嬢ちゃんとは失礼じゃのう! これでも私はお主よりは遥かに長く生きておるのじゃぞ!」 「ははは、すまんすまん。まぁ、じっくり考えててくれ。俺はこれからひと仕事あるから失礼するぜ。それじゃあな、お婆ちゃん!」 「だっ、誰がお婆ちゃんだ!! そこまでは長く生きておらんわ!」 からからと笑い声をあげながらフリードは去っていった。 小さくため息を吐くと、私は手元の短冊に視線を落とした。 さて、一体どんな願い事をしたものか。 短冊を片手に小一時間頭を悩ませる。 いつしか日が暮れて来て、もう水平線の向こうに太陽が沈みかけている。 「いかんな。早くしないとタナヴァタの夜に間に合わん。フリードは素直に書けと言っておったが……ふむ。そうじゃ、だったらこうして……」 やっと頭に浮かんだその願い事を私はさっそく短冊に書き始めた。 そして悩みに悩み抜いたその願いを書き終えて一息ついたその瞬間、ふと背後に誰かの視線を感じた。 「なっ……何奴じゃ!?」 振り返り身構えるとそこにはクエリアが一人、地面にうつ伏せになって両手で頬づえをつきながら私のほうをじっと見つめている。 視線の正体が見知った顔だと安心したところで、ここで何をしておる、とクエリアに声をかけた。 「別にわたしがどこで何をしていようとわたしの勝手だろ」 むう。相変わらず可愛げのないやつめ。 クエリアはそのまま同じ質問を私に返してきた。そこで私はフリードから教わったばかりのタナヴァタという祭りの知識をこの小娘に披露してやった。 するとクエリアは「わたしもやりたい」と言い出したので、フリードが予備にと置いて行ってくれた余りの短冊を差し出した。 水色の短冊を抜き取ると、クエリアは無邪気な笑顔で喜んだ。 ふむ。こういうところは純粋で子どもらしい。悪態さえつかねば可愛いものを。 これで王女だというのだから困ったものだ。同じく王族であるフレイとはまるで違う。いつかあやつの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいぐらいだ。 短冊を手に入れたクエリアは「むーん」と唸ってしばらく短冊をにらみつけていたが、すぐに頭を抱えて気の抜けたような声を出した。そして何かを訴えるかのような目でこっちを見つめてくる。どうやら私と同じで何を書いていいかわからないらしい。 そこで私はフリードから教わった通りそのままの説明をしてやった。 「なるほど! じゃあわたしの願いはひとつしかないな。お母様よりもお姉さまよりも大嫌いな火竜よりもニンゲンどもよりも頑固な緑のやつよりもアメちゃんくれた赤いやつよりもフレイ王子よりも、それからついでにクルスよりもずっとずっとずーっと強いバリバリさいっきょーナンバーワンの竜になれますように……っと。あっ、書くスペースが全然足りないぞ! どうしたらいいんだ!?」 実に子どもらしい願いだ。私はついでなのか。 「お主の願い事は長すぎる。もう少しシンプルにまとめるんじゃな」 「まとめる? どうやってだ。お母様やお姉さまよりは強くなりたいし、火竜どもやニンゲンどもはいつかけっちょんけちょんのぐっちゃぐちゃにしてやりたいからこれも外せないし、仲間たちの中で一番じゃないと納得できないし……。あっ、フリードを忘れてた。むうううう! 逆に増えたじゃないかーっ! どうしてくれるんだ。クルスのせいだからな」 クエリアは頭を抱えてうんうん唸っている。 もう知らん。このままこの小娘につき合っていては本当に日が暮れてしまう。そうなる前にと私は書き上げた短冊を手に笹の木へと歩き出す。 するとクエリアが飛び出してきて私の足にしがみついてきた。そして顔を見上げるなり、潤んだ目で見つめてくる。 「クルス~。どんな願いを書いたのか、その短冊私にみせてちょうだ~い」 そしてとびっきり甘えた声を出しながら、手を伸ばして私の短冊を奪い取ろうとしている。 ふん、こんなときだけ可愛いふりをしたって無駄だ。やれお譲ちゃんだとこやつのことを可愛がってるフリードならまだしも、私にはそんな手は効かん。 「これはだめじゃ! そもそも私の願いとお主の願いは違うのだから、これを見たところで意味はないじゃろうが」 「いいじゃないか、へるもんじゃないし。ほらお姉ちゃん、先っちょだけでいいから」 「ええい、一体どこでそんな言葉を覚えてきた! あいつか? フリードの影響なのか?」 しばらくクエリアは私の足下で手を伸ばしながらぴょんぴょん跳ねていたが、どうしても手が届かないとわかるとようやく諦めて、「ケチ」などと言いながらふてくされてその場に座り込んでしまった。 ケチで結構。だが残念じゃったのう。人の姿を取ってるときは、クエリアよりも私のほうが背が高い。セッテが使いそうな表現をするなら、こやつのほうがちびっこなのだ。クエリアの水竜の姿を私はまだ見たことがないが、どうもこやつは竜の姿に戻る方法をいまいちちゃんと理解できていないようなので、身体の細長い水竜相手でも負ける心配はない。 いや、それよりもさっさと自分の短冊を吊るしてしまおう。取られる前に吊るしてしまえば私の勝ちだ。 するとそのとき、それまでふくれていたクエリアが何かを見つけたように一点を見つめる。そして満面の笑みを浮かべた。 「あっ、クルス! フレイ王子も短冊を吊るしに来たみたいだぞ」 「ほう。フレイ、お主は何を願ったんじゃ?」 そう言ってクエリアの見つめたほうに向くと……なっ、誰もいないじゃと!? 「隙ありーっ!!」 待ってましたと言わんばかりにクエリアが飛び出して、私の手から短冊を奪っていった。お、おのれ小娘! 私をたばかったな。 「待て! それをどうするつもりじゃ。すぐに返さんか!」 「へへーん。返して欲しかったらつかまえてみろー」 すばしっこく走り回り、あとを追う私の手をすり抜けて逃げると、クエリアは身軽にも笹の木に跳びついてそのてっぺんまでするすると登ってしまった。こういうときは小柄で軽いほうが有利らしい。猿かおのれは。 そして敵の追跡をまいた(つもりになっている)ところで、クエリアは私の短冊を掲げると大声でそれを読み上げた。 「えぇーなになに? クルスの願いはーっと…………『若くなれますように』?」 「や、やめんか! わざわざ読み上げるんじゃない!」 いいか。念のため言っておくが、決して私はその、老けているとか、ましてやお婆ちゃんなどということは絶対にない。ただこれは、たまたまフリードに気になることを言われてたのでたまたま書いてしまっただけであって、決してそのようなことは断じてない。断じてだぞ! 「クルスっていくつなんだ?」 無垢な表情で純粋に問う。 子どもは純粋だ。ゆえに残酷でもある。 「わ、私はその……お主! 女性に年齢を尋ねるのはマナー違反じゃぞ! たとえそれが同性であったとしてもじゃ!」 「ふーん。クルスって昔を懐かしんじゃうような年齢だったんだなー。てっきりわたしは自分と同い年ぐらいだと思ってたのになー。これでもわたしはもう二百年ぐらい生きているのだぞ。じゅーぶん立派なれでぃーだと思うんだけどな」 「ふん、何を言うか。お主のような小娘と一緒にするな。私からすればお主などまだまだひよっこじゃ。それをたった二百年程度でレディーとは笑わせる。偉そうなクチを叩くなら、せめて千年は生きてから……」 言ってからしまったと思った。だが時すでに遅し。 「おおー。じゃあクルスは少なくとも千歳以上かぁ。すごいなー、オトナだなー。オトナだったら結婚はしてるのか? ふぃあんせはいるのか? もしかして最近流行りのイキオクレとかいう……」 「や、やめろと言うのに!!」 必死で短冊を取り戻そうとするが、クエリアはするりと腕の間を抜けてはきゃっきゃと笑いながら逃げ回る。 ああだめだ。先に私のほうが疲れ始めてきた。おのれ小娘……その若さが憎い。 日が落ちて夜が始まる。短冊を天に捧げた者たちは空に向かって祈る。 雨が降りませんように。どうか私の願いを叶えてくださいますようにと。 もっとも、この雲の上の世界では雨が降ることなど滅多にないのだが。 太陽が沈む前に短冊を吊るすのが慣習ではあるが、ここに一人、遅れて笹の下へ短冊を届けに来た者がいる。 「間に合わなかったか。魔導船の整備と清掃、物資の整理、その他雑務に時間を取られ過ぎてしまった。まぁ、仕方ない。個人的な理由で王子に迷惑をかけるわけにもいかないからな」 そのクエリア曰く頑固な緑は最後の一人として笹に短冊を吊るし祈りを捧げた。 オットーの短冊にはこうあった。 『フレイ王子が無事トロウの手から祖国を解放できますように』 ふと見ると、その隣には別の短冊が並んでいる。 『願わくば、父上が無事元気で以前のようなお姿に戻られますよう』 これはフレイの願いであろうか。オットーはその願いを目にして胸が痛む思いをした。 「王子……。やはり辛いのですね。私には代わってあげられませんが、せめて少しでもあなたの負担が減らせられますよう」 オットーは短冊とは別に願いを祈った。 自分が少しでも王子のために働くことで少しでも彼の苦しさを減らせるのなら、それは従者としてこの上ない願いだ。 そして心に誓う。私はこれまで以上に王子の為に力になろう、と。 そのとき、また別の短冊がふと目に入った。蒼い短冊だ。 『もうこの際誰でもいいから、やらないか♂』 ……誰のものかはすぐに見当がついたが、あえて見なかったことにしよう。 オットーは慌てて視線をそらした。 そらした視線の先には、クルスとクエリアが身を寄せ合って二人仲良く夜空を見上げて眠っている姿があった。 オットーは静かに優しい笑みを浮かべると、二人の傍に落ちていた彼女たちのものであろう短冊を拾い上げて、それを笹に吊るして去って行った。 クエリアの短冊にはきたない字でこうあった。 『私の大好きなみんながずっとずっとずーっと幸せでいますように』 この平和な日々が続きますように。 Another02 END フローティア3『魔法戦争』
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/521.html
概要 【片手剣】?の一種。 細身に作られた開拓精神あふれるイカした剣 レベル28~ 攻撃力+36 おしゃれさ+6 おもさ+3 【戦士】【魔法戦士】【バトルマスター】が装備可能。 職人 【武器鍛冶】?により作成できる。 みがきずな×5 てっこうせき×2 ぎんのこうせき×5 レシピ【ウェスタンレイピア伝記】?で製法を得られる。作成可能な職人レベルは16。 詳細 Lv28で装備できる細身の剣。 同レベル帯の【はがねのつるぎ】よりも高い攻撃力を持ち 35武器までの繋ぎとして長く使っていける武器。 レイピア系全てに言えることではあるが 刺突用の剣でありながら、アストルティアに通常攻撃で刺突を行う種族は存在しない。 その細身で相手をぶった切るのが主流の剣法である。
https://w.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/517.html
概要 【片手剣】?の一種。 細身に作られたおしゃれな剣 レベル7~ 攻撃力+12 おしゃれさ+2 おもさ+1 【戦士】【魔法戦士】【バトルマスター】が装備可能。 職人 【武器鍛冶】?により作成できる。 てっこうせき×3 かぜきりのはね×1 レシピ【作ろう!片手剣】?で製法を得られる。作成可能な職人レベルは5。 詳細 Lv7から装備できる、細身の刺突剣。 とはいえ戦闘モーションで突くという動作をする行動は限られており 斬りつけたり、叩き付けたり、果ては居合いを見舞うのも全武器共通。 同レベル帯では高い攻撃力を持ち またデザインも低レベルの武器としてはなかなかオシャレ。 そのため実用のみならず【ドレスアップ】の見た目としても一定の需要を持つ。
https://w.atwiki.jp/dq9eroshinshi/pages/26.html
パンチラスキル職業版まとめ 主人公 おうえん 戦士 くちぶえ 僧侶 ひかりのはどう 魔法使い 魔結界 ぶきみなひかり せいしんとういつ 魔力かくせい 武闘家 おたけび ためる めいそう 盗賊 なし 旅芸人 ボケ タップダンス たたかいのうた バトルマスター とうこん討ち テンションバーン パラディン やいばのぼうぎょ みがわり 魔法戦士 なし レンジャー まもりのきり オオカミアタック 賢者 いやしの雨 しんぴのさとり スーパースター スキャンダル バックダンサー呼び 擬似的になら、「うみかぜのスカ-ト」装備で盗賊の「ぬすむ」を1票。「チラ」ではなく「モロ」ではありますが・・・。 -- 名無しさん (2009-08-21 18 54 30) ドレス系を装備してしぐさ「ねる」をやると確実にパンチラします。 -- 名無しさん (2010-07-24 19 54 24) デボラの服装をきて、座ると…パ●ツが丸見え( _ ) -- ゴミ (2011-03-04 13 25 52) 名前 コメント