約 586,295 件
https://w.atwiki.jp/vahren_ency/pages/698.html
人材雇用表 クラス別雇用人材逆引き表 人材雇用表 (ver5.84) 勢力やエリア等の条件により本来雇用可能なユニットが雇用できない場合がある。 なお、雇用できるがメンバーにできないユニットは太字で表している。(一般を含む全ビーストテイマーユニット等) 人材名 雇用可能種族 雇用可能クラス 特殊雇用 ア アーシャ 人間 モンク系 アイアン 人間 マジシャン系 アスターゼ ゴブリン ブルーゴブリン系、ゴブリン系 アルジュナ 人間 マジシャン系 アルティナ 精霊、エルフ、人間 ドラゴンナイト系、ドリュアス系、エルフ系、精霊術師系 ルウェンダー、アーシャ イーサリー 人間 ソルジャー系 イオード リザードマン リザードマン系 イオナ 人間 モンク系 ホルス イオナ(レオーム軍) 人間 モンク系 ウェントル 人間 ボウマン系 ウォーラック ドワーフ ドワーフ系 エフォード 人間、モンスター ビーストテイマー系、デザートナイト系、グリフォン系、オーク系、マンティコア系 エルアート ダークエルフ、エルフ ダークエルフ系、エルフ系 エルカ 人間 魔法戦士系 エルティア 人間 モンク系 エルフィス 精霊、エルフ ドリュアス系、エルフ系 エルフォード 精霊、エルフ、人間 ドリュアス系、エルフ系、パラディン系 エルラム エルフ、人間 ダークエルフ系、メイガス系 エンドラム ゴブリン ゴブリン系 オートム ドワーフ ドワーフ系 オーティ 人間 ビーストテイマー系、魔法戦士系、ドラゴンナイト系 オルジン 人間 パラディン系、魔法戦士系 オワン モンスター アイスマン系 カ ガウエン リザードマン リザードマン系 カリン 人間 魔法戦士系 ガルサダス ドワーフ ドワーフ系 ガルダーム 精霊 ジン系、フェニックス系、ベヒーモス系、リヴァイアサン系 カルラ 人間、モンスター ビーストテイマー系、風使い系、クラーケン系、グリフォン系、アイスマン系、オーク系、サーペント系、マンティコア系、イエティ系 ホルス(s6) ガンター 人間、エルフ ボウマン系、ダークエルフ系(ランダムシナリオ以外) デッドライト(ランダムシナリオのみ) キオー 精霊、エルフ ドリュアス系、エルフ系 オルジン キオスドール 悪魔 リッチー系、サキュバス系 キスナート ゴブリン ブルーゴブリン系 ギストー ゴブリン、人間、モンスター ビーストテイマー系、ブルーゴブリン系、ゴブリン系、オーク系、サーペント系、マンティコア系 キニー 精霊、エルフ ドリュアス系、エルフ系 オルジン(s6,s7) キュラサイト 人間 パラディン系、ソルジャー系 キュレンソー 人間 パイレーツ系 グウェン 悪魔 デビル系 クウォード 悪魔 リッチー系 クックリー 人間 ナイト系 グリンジャ 人間 デザートナイト系 クルトーム 人間 ビーストテイマー系、デザートナイト系 クレア 人間 モンク系 ケニタル ゴブリン ゴブリン系 ゲルニード リザードマン リザードマン系 ゲロゲロ リザードマン リザードマン系 コーネリー 人間 ボウマン系 ゴートIII世 人間 ボウマン系、パラディン系、神官系、ソルジャー系 ドルス、イオナ(レオーム軍) サ サーザイト 人間 マジシャン系 ザエソート リザードマン、人間、モンスター ビーストテイマー系、クラーケン系、リザードマン系、サーペント系、イエティ系 サルステーネ 人間 ナイト系 ジェイク リザードマン、人間 ビーストテイマー系、リザードマン系 シェンテ 人間 ローグ系 ジオム ドワーフ ドワーフ系 シャイトック 人間 パイレーツ系、ソルジャー系 シャルロット 悪魔 デビル系 ジャンク ドワーフ ドワーフ系 ジャンクシャン 人間 ドラゴンナイト系 ショハード 悪魔 デビル系 スーフェン 人間 ボウマン系、マジシャン系 スネア ドワーフ、ゴブリン、人間 デザートナイト系、ドワーフ系、ゴブリン系 デッドライト スヴェステェン 人間 ドラゴンナイト系 ゼオン 悪魔 デビル系 ゼグス ドワーフ、人間 ビーストテイマー系、ドワーフ系 セレン 人間、エルフ(s6,s7) ドラゴンナイト系、エルフ系(s6,s7) ガルダーム(s5)、オルジン(s6)、キニー(s6) ゾーマ 人間 マジシャン系、ソルジャー系 スーフェン ソルソーン リザードマン リザードマン系 タ ダイナイム 人間 ボウマン系 ダルカン 人間 ソルジャー系 ダレスタラム 悪魔、アンデッド マミー系、リッチー系 チックニア 人間 モンク系 チューニッヒ 人間 ソルジャー系 チョルチョ リザードマン、人間(s5,s6,s7) リザードマン系、ビーストテイマー系(s5,s6,s7) チルク ゴブリン、人間 ビーストテイマー系、ブルーゴブリン系、ゴブリン系 ツヌモ ゴブリン ゴブリン系 テオード 人間 ローグ系 デオフォーム 人間、モンスター ビーストテイマー系、クラーケン系、オーク系、パイレーツ系、イエティ系 テステヌ 人間 ボウマン系、ソルジャー系 デッドライト 悪魔、死霊、モンスター 深きもの系、スカイドラゴン系、クラーケン系、グリフォン系、アイスマン系、完全体系、オーク系、サーペント系、マンティコア系、イエティ系 デデンデ ドワーフ ドワーフ系 ドラスティーナ 悪魔、モンスター デビル系、スカイドラゴン系 ドルス 同種族 ビーストテイマー系、マジシャン系 ドルステン ドワーフ ドワーフ系 ドルナード 人間 デザートナイト系 ナ ナーム 悪魔 デビル系 ナオーン 人間 ローグ系 ナシュカ 精霊、モンスター ビーストテイマー系リヴァイアサン系、クラーケン系 ナルディア 人間 デザートナイト系、魔法戦士系、サンドファイター系 ニースルー 人間 マジシャン系、モンク系 ニーナナス 人間 パイレーツ系 ニューマック ダークエルフ ダークエルフ系 デッドライト ネアトン 人間 ナイト系 ノーア 人間 ソルジャー系 ノードガイル 人間、モンスター ビーストテイマー系、クラーケン系、オーク系、ローグ系、サーペント系 ハ ハイトローム 人間 ナイト系 ハウマン ゴブリン ブルーゴブリン系 ババラッカス 人間 パイレーツ系 パルスザン 悪魔 デビル系、リッチー系 ヨネア(s6) バルバッタ ゴブリン ブルーゴブリン系、ゴブリン系 チルク ヒオット 人間 ローグ系 ピコック 人間 マジシャン系 ビッテトール 悪魔 デビル系 ヒューマック 人間 ローグ系、ソルジャー系 ヒュンター エルフ エルフ系 ピヨン モンスター アイスマン系 ファウ エルフ エルフ系 フィーザレス 人間 ボウマン系、ナイト系、ソルジャー系 フォルサーム 人間 パイレーツ系 フーリエン ゴブリン ブルーゴブリン系 フーリン 悪魔 デビル系 フォルゴット 人間 デザートナイト系、マジシャン系 フリンク 人間 デザートナイト系 ブレッド 人間 水司祭系、ネクロマンサー系、パイレーツ系、ローグ系 ヘオトン 人間 ボウマン系 ベガレス ドワーフ ドワーフ系 ポイトライト ゴブリン ゴブリン系 ポポイロイト なし なし ホルス 女性のみ、エルフ、人間 エルフ系、マジシャン系、モンク系 ボルテス 精霊 ジン系 チルク ポートニック エルフ、人間、モンスター ビーストテイマー系、アイスマン系、エルフ系、イエティ系 ホーニング 人間 ナイト系 ホーリートーン エルフ エルフ系 マ マクセン 人間 ボウマン系、ソルジャー系 マタナ ゴブリン ブルーゴブリン系 マビドレ 悪魔、モンスター リッチー系、サーペント系 ミルフォース 人間、モンスター ビーストテイマー系、スカイドラゴン系 ミシディシ 人間 ドラゴンナイト系 ムーア 悪魔 デビル系 ムームー 人間 魔法戦士系 ムクガイヤ 人間 ボウマン系、ナイト系、マジシャン系、ソルジャー系 ムッテンベル ゴブリン ゴブリン系 ムナード 悪魔、精霊、モンスター デビル系、ティアマット系、クラーケン系、グリフォン系、アイスマン系、オーク系、リッチー系、サーペント系、マンティコア系、イエティ系 メーヤ 人間、モンスター ビーストテイマー系、きゅうり系 メルトア 人間 ローグ系 モーゼン リザードマン リザードマン系 ヤ ヤヌーク 人間、モンスター ビーストテイマー系、マンティコア系、名伏し難きもの系 ユネーファ 人間 ビーストテイマー系、ボウマン系、土占師系、水司祭系、ナイト系、魔法戦士系、パラディン系、ローグ系、ソルジャー系 ヨネア 悪魔(女性のみ)、人間 デビル系、リッチー系、マジシャン系 ラ ラクタイナ エルフ、アンデッド ダークエルフ系、マミー系、シェイド系、竜牙兵系、スケルトン系、ヴァンパイア系、ゾンビ系 ラファエル 人間 ナイト系 ラムソン 人間 ナイト系、ソルジャー系 ラングドス 悪魔 デビル系、リッチー系 リジャースド 人間 ドラゴンナイト系 リッチームクガイア なし なし リリック 悪魔 デビル系 ルーゼル 悪魔 デビル系、リッチー系、ベリアル系 ルーネン 精霊、人間 シルフ系、ウンディーネ系、パイレーツ系 ルールーニ 人間 デザートナイト系 ルウェンダー 人間、モンスター ビーストテイマー系、ドラゴンナイト系、クラーケン系、グリフォン系、マンティコア系 チルク ルエット エルフ エルフ系 ルオンナル 人間、エルフ(s6,s7) ドラゴンナイト系、エルフ系(s6,s7) ルグナナム 人間 ソルジャー系 ルック 人間 ローグ系 ルルニーガ ゴブリン ゴブリン系 レオナール 人間 ソルジャー系 レグリス 人間 ボウマン系 レドザイト なし なし ロイタール 人間 ナイト系 ロザイナ 人間 モンク系 ローニトーク エルフ エルフ系 ホルス(s6) ワ ワットサルト ドワーフ、人間 ドワーフ系、ボウマン系 クラス別雇用人材逆引き表 (ver5.80) 以下では所属人材と所属人材以外での雇用可能人材を示す。 通常の場合、基本クラスと派生クラス(灰色で示してある)の所属人材は相互に雇用することができる。 つまり、サンドファイター等の派生クラスも基本クラス(ボウマン)の人材を雇用できる。逆に、ボウマン系からサンドファイター系の雇用もできる。 また、他所属のキャラでも基本クラスを雇用できる場合は派生クラスの人材も雇用できるが、 派生クラスを雇用できるユニットは派生クラスのみ雇用可能で、基本クラスの人材は雇用できない。 つまり、ゴートIII世はサンドファイター系を雇用できるが、ナルディアはボウマン系を雇用できない。 なお、自分と同種族かつ同クラスのユニットを雇用できないユニットは所属人材欄にて太字で表している。 例えば、ラクタイナはマジシャン系から雇えるが、マジシャン系を雇うことはできない。 種族 クラス 所属人材 所属人材以外での雇用可能人材 人間 ソルジャー系 イーサリー、キュラサイト、ゴートⅢ世、ダルカン、チューニッヒ、テステヌ、ノーア、ヒューマック、フィーザレス、レオナール、ルグナナム シャイトック、ゾーマ、マクセン、ムクガイヤ、ユネーファ、ラムソン、チルク(s7) ボウマン系 ウェントル、ガンター、コーネリー、ダイナイム、ヘオトン、マクセン ゴートIII世、スーフェン、テステヌ、フィーザレス、ムクガイヤ、ユネーファ、ワットサルト、チルク(s7) サンドファイター系 レグリス ナルディア マジシャン系 アイアン、アルジュナ、サーザイト、ゾーマ、ドルス、ムクガイヤ、ムームー、ピコック スーフェン、ホルス(女性のみ)、チルク(s7) ドルス ゴートIII世 精霊術師系 ガルダーム アルティナ ネクロマンサー系 ラクタイナ ブレッド メイガス系 ヨネア エルラム ヨネア パルスザン(s6) 火炎術師系 フォルゴット 水司祭系 ナシュカ ブレッド 風使い系 ポートニック カルラ 土占師系 ワットサルト ユネーファ マギステルテムプリ系 ニースルー 魔法戦士系 カリン、エルカ オルジン、ナルディア、ユネーファ モンク系 アーシャ、イオナ(レオーム軍)、エルティア、クレア、チックニア、ロザイナ エルフォード、ニースルー、ホルス(女性のみ)、アルティナ(アーシャのみ)、チルク(s7) イオナ(レオーム軍) ゴートIII世 神官系 イオナ ゴートIII世 ナイト系 クックリー、ネアトン、ハイトローム、ホーニング、ユネーファ、ラファエル、ラムソン、ロイタール フィーザレス、ムクガイヤ、チルク(s7) ブラックナイト系 サルステーネ ドラゴンナイト系 アルティナ、オーティ、ジャンクシャン、スヴェステン、セレン、ミシディシ、リジャースド、ルオンナル ルウェンダー デザートナイト系 グリンジャ、クルトーム、スネア、ドルナード、ナルディア、フリンク、ルールーニ エフォード、フォルゴット パイレーツ系 キュレンソー、シャイトック、ニーナナス、ババラッカス、フォルサーム、ブレッド、ルーネン デオフォーム ローグ系 シェンテ、テオード、ナオーン、ヒオット、メルトア、ルック スネア、ノードガイル、ヒューマック、ブレッド、チルク(s7) ビーストテイマー系 エフォード、カルラ、ギストー、ザエソート、デオフォーム、ノードガイル、ミルフォース、ヤヌーク、ルウェンダー オーティ、クルトーム、ジェイク、ゼグス、チョルチョ(s5,s6,s7)、チルク、ポートニック 野菜師系 メーヤ パラディン系 オルジン エルフォード、キュラサイト、ゴートIII世、ユネーファ オルジン キオー、セレン(s6) 神官戦士系 ホルス ホルス イオナ、ローニトーク(s6) ヴァルキリー系 エルフ エルフ系 エルアート、エルフィス、エルフォード、ヒュンター、ファウ、ホーリートーン、ルエット、ローニトーク アルティナ、キオー、キニー、セレン(s6,s7)、ホルス(女性のみ)、ポートニック、ルオンナル(s6,s7) ダークエルフ系 エルラム、ニューマック エルアート、ガンター(ランダムシナリオ以外) ドワーフ ドワーフ系 ウォーラック、オートム、ガルサダス、ジオム、ジャンク、ゼグス、デデンデ、ドルステン、ベガレス スネア、ワットサルト リザードマン リザードマン系 イオード、ガウエン、ゲルニード、ゲロゲロ、ジェイク、ソルソーン、チョルチョ、モーゼン ザエソート マジシャン系 スーフェン スーフェン ゾーマ ゴブリン ゴブリン系 エンドラム、ケニタル、ツヌモ、バルバッタ、ポイトライト、ボルテス、ムッテンベル、ルルニーガ アスターゼ、ギストー、スネア、チルク ブルーゴブリン系 アスターゼ、キスナート、ハウマン、フーリエン、マタナ ギストー、チルク、バルバッタ マジシャン系 チルク チルク バルバッタ、ボルテス、ルウェンダー 悪魔 デビル系 グウェン、シャルロット、ショハード、ゼオン、ドラスティーナ、ナーム、パルスザン、ビッテトール、フーリン、ムーア、ムナード、リリック ヨネア(女性のみ)、ラングドス、ルーゼル リッチー系 キオスドール、ダレスタラム、ポポイロイト、マビドレ、ラングドス、レドザイト パルスザン、ムナード、ヨネア(女性のみ)、ルーゼル リッチー(クウォード)系 クウォード デッドライト(完全体のみ) サキュバス系 キオスドール ベリアル系 ルーゼル モンスター オーク系 エフォード、カルラ、ギストー、デオフォーム、デッドライト、ノードガイル、ムナード グリフォン系 エフォード、カルラ、デッドライト、ムナード、ルウェンダー マンティコア系 エフォード、カルラ、ギストー、デッドライト、ムナード、ルウェンダー サーペント系 カルラ、ギストー、ザエソート、デッドライト、ノードガイル、マビドレ、ムナード クラーケン系 カルラ、ザエソート、デオフォーム、デッドライト、ナシュカ、ムナード、ルウェンダー イエティ系 カルラ、ザエソート、デオフォーム、デッドライト、ノードガイル、ピヨン、ポートニック、ムナード アイスマン系 オワン、ピヨン カルラ、キュレンソー、デッドライト、ポートニック、ムナード スカイドラゴン系 デッドライト、ドラスティーナ、ミルフォース アンデッド スケルトン系 ラクタイナ ゾンビ系 ラクタイナ マミー系 ダレスタラム、ラクタイナ ヴァンパイア系 ダレスタラム、ラクタイナ 竜牙兵系 ラクタイナ 大いなる力系 ビーストテイマー系 デッドライト デッドライト ガンター(ランダムシナリオのみ)、スネア、ニューマック 死霊 深きもの系 デッドライト ナイアーラトテップ系 リッチーゴースト系 リッチームクガイヤ 精霊 フェニックス系 ガルダーム リヴァイアサン系 ガルダーム、ナシュカ ウンディーネ系 ナシュカ、ルーネン ジン系 ガルダーム、ボルテス シルフ系 ルーネン ベヒーモス系 ガルダーム セラフ系 ティアマット系 ムナード きゅうり系 メーヤ ドリュアス系 キオー、キニー アルティナ、エルフィス、エルフォード キニー セレン(s6) バージョン8とは少し違うんだな -- 名無しさん (2023-11-21 18 43 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shiftup_rpg/pages/24.html
仲間の勧誘条件一覧 職業初期職業一覧 転職について 職業一覧 転職経路一覧 職業別覚える魔法一覧 仲間の勧誘条件一覧 ブロント 最初から仲間になっている ブルース 北西の町でブルースと会話する マゼンダ 裏山をクリアする → 山あいの村でリンと会話する → 北西の町でマゼンダと会話する テミ 東の塔で塔のカギを入手する → 神殿の町でテミと会話する リン 東の塔をクリアする → 村長と会話する → マゼンダが仲間になっている状態でリンと会話する ティンク 西の洞窟でボスと戦い鍵を入手 → 小さな村の墓場の隅の階段を降りて牢屋の鍵を開ける ジルバ 西の洞窟をクリアした状態で帝国の城下町の人全員と話す → 山あいの村へ行き、ストックと会話する → 北西の町へ行き、ジルバと会話する ルファorミドリ 1人目:エルフの里でルファ、森の城でミドリと会話し召喚モンスターを倒す→ ルファorミドリと会話する(この時点では片方しか仲間にならない)2人目:書物庫で森の護符を入手する→ ルファorミドリ(仲間にしていない方)と会話する ミドリorルファ クロウ 帝国の城内(「黒い宝玉」イベント後では帝国の民家)でクロウと会話し10000Gを渡す 職業 職業によって持てる装備の種類や覚える魔法がそれぞれ違います。 初期職業一覧 キャラ名 職業 ブロント 戦士 ブルース 弓使い マゼンダ 魔法使い テミ 僧侶 リン 格闘家 ティンク 妖精 ジルバ 重戦士 クロウ パラディン ルファ エルフ ミドリ アマゾネス 転職について 条件を満たすことで、神殿の町にある神殿で職業を変えることができます。 転職するとレベルは1に戻りますが、ステータスは一定の割合で残ります。 転職後LV1ステータスは、「(転職前のステータス÷2)+職毎の補正値」のようです。(少数切り捨て) 2回転職した場合も上記計算式通りになりました。 よって、低レベルでの転職をひたすら繰り返してもステータスは頭打ちします。(等比数列の和) 尚、種で増加した分も、転職により半減しました。 また、転職前の職業で覚えていた魔法は、その職業で覚えたレベルに上がったときに再び覚えます。 ただし、魔法が20を超えて21個になり、魔法を忘れさせてしまった場合は次の職業になっても再習得はできません。 忘れた魔法を再び覚えさせるには、その魔法を覚える職業に転職しましょう。 (例:爆裂拳を忘れさせた場合、もう一度バトルマスターに転職することで再習得が可能) 転職するには、一定のレベルに達しておくのはもちろん、 ① 「○○の心得」などのアイテムを取得している ② 特定の職歴を経験している ③ ①と②の両方を満たす いずれかの条件を満たす必要があります。なお、特定のキャラにしか転職できない職業も存在します。 職業一覧 『Lv』 転職に必要なレベル 『職歴』 経験済みにしておく必要のある職業 『アイテム』 転職に必要なアイテム(これらの入手方法は道具のページを参考にしてください) 職種 転職条件 その他 Lv 職歴 アイテム キャラクター 専用武器 備考 戦士 Lv10以上 戦士の心得 戦士の剣 ブロントの初期職業 魔法使い Lv10以上 魔道士の心得 魔法使いの杖/沈黙の杖 マゼンダの初期職業 弓使い Lv10以上 弓道の心得 メガクロスボウ ブルースの初期職業 エルフ Lv20以上 ルファ エルナイフ ルファの初期職業 アマゾネス Lv20以上 ミドリ アマゾウィップ ミドリの初期職業 僧侶 Lv10以上 僧侶の心得 成仏のナイフ/僧侶の杖 テミの初期職業 格闘家 Lv10以上 格闘家の心得 鋼鉄フィスト リンの初期職業 重戦士 Lv10以上 ジルバ 重戦士の斧 ジルバの初期職業 パラディン Lv15以上 戦士+僧侶 パルチザン クロウの初期職業 妖精 Lv10以上 ティンク 毒針 ティンクの初期職業 魔法戦士 Lv15以上 戦士+魔法使い エンハンスソード 賢者 Lv15以上 魔法使い+僧侶 叡智の杖 バトルマスター Lv15以上 戦士+格闘家 ダブルメガハンマ スナイパー Lv15以上 弓使い 隻眼の心得 レイン・ボウ ハイエルフ Lv20以上 エルフ エルフの証 ルファ ハイエルフの弓 森の女王 Lv20以上 アマゾネス アマゾネスの証 ミドリ モーニングスター 騎士団長 Lv20以上 重戦士 アーマーの証 ジルバ リーダーズアクス ゴッドハンド Lv25以上 パラディン+スナイパー+バトルマスター 免許皆伝の書 神の剣 マジカルスター Lv25以上 魔法戦士+賢者 魔王の宝玉 マジックバトン ハイニンフ Lv20以上 妖精 メタモル草 ティンク キラービーの針 ダークエルフ Lv25以上 エルフ エルフの証 ルファ ダークナイフ ワルキューレ Lv25以上 アマゾネス アマゾネスの証 ミドリ ワルキューレの槍 はぐれアーマー Lv25以上 重戦士 アーマーの証 ジルバ まどろみの剣 エインセル Lv25以上 妖精 メタモル草 ティンク リフレクステッキ 転職経路一覧 一般職 ゴッドハンド バトルマスター 戦士 格闘家 パラディン 戦士 僧侶 スナイパー 弓使い マジカルスター 魔法戦士 魔法使い 戦士 賢者 魔法使い 僧侶 専門職 騎士団長 重戦士 はぐれアーマー ハイニンフ 妖精 エインセル ハイエルフ エルフ ダークエルフ 森の女王 アマゾネス ワルキューレ 職業別覚える魔法一覧 Lv1とある魔法はその職業になった時点で既に覚えています。 職種 覚える魔法 戦士 五月雨斬り(Lv3)/砂けむり(Lv4)/ライトニング(Lv5)/ワープ(Lv6)/めいそう(Lv12) 魔法使い ファイア(Lv1)/アップ(Lv3)/ファイアラ(Lv5)/スリープ(Lv6) エルフ キュア(Lv2)/アイス(Lv3)/ファイアラ(Lv4)/デス(Lv5)/ソフトラ(Lv6)/クイックラ(Lv7)/精霊召喚(Lv8) 弓使い キュア(Lv2)/サイレンス(Lv4)/ゲドク(Lv5)/ポイズン(Lv6)/めいそう(Lv20) アマゾネス めいそう(Lv2)/おたけび(Lv3)/身代わり(Lv4)/砂けむり(Lv5)/五月雨斬り(Lv6) 僧侶 キュア(Lv1)/ゲドク(Lv3)/オキロ(Lv5)/フルキュア(Lv5)/キュアラ(Lv7)/リライフ(Lv7)/MPあげる(Lv8)/浄化の光(Lv13) 格闘家 砂けむり(Lv6)/めいそう(Lv10) 重戦士 めいそう(Lv1)/スロウ(Lv3)/身代わり(Lv6)/騎士団召喚(Lv8) パラディン キュア(Lv2)/デス(Lv3)/キュアラ(Lv5)/五月雨斬り(Lv8)/デスラ(Lv9)/ライトニング(Lv11) 妖精 サンダー(Lv2)/ギガボルト(Lv8)/サイレンス(Lv9)/メテオ(Lv10)/MPあげる(Lv12)/ドラゴン召喚(Lv15)/ビッグバン(Lv18) 魔法戦士 ソフトラ(Lv2)/サンダー(Lv4)/ボルケイノ(Lv12) 賢者 フルキュア(Lv2)/ガードラ(Lv3)/デス(Lv5)/ギガボルト(Lv8)/ブリザード(Lv11)/フルキュアラ(Lv13) バトルマスター 爆裂拳(Lv11) ハイエルフ フルキュア(Lv4)/サイレンスラ(Lv6)/リライフル(Lv12) スナイパー 毒矢(Lv6)/急所当て(Lv12) 森の女王 浄化の光(Lv5)/親衛隊召喚(Lv8) 騎士団長 ガードラ(Lv3)/クエイク(Lv8) ゴッドハンド 真空斬り(Lv7)/リフレク(Lv20) マジカルスター ダーク(Lv5)/ダークネス(Lv10)/リライフル(Lv15) ハイニンフ ポイズンラ(Lv5)/デスラ(Lv10)/スリープラ(Lv15) ダークエルフ クイックラ(Lv6)/レスピ(Lv8)/ダクマム(Lv15) ワルキューレ ワープ(Lv2)/渾身拳(Lv6)/ウィクラ(Lv11)/リフレク(Lv14) はぐれアーマー スピレ(Lv5)/マジカレ(Lv11)/リフレク(Lv19) エインセル マヘラス(Lv8)/レスマジ(Lv12)
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/295.html
Chapter15「蒼と青」 突如として現れた蒼い鎧の剣士は、フレイの横に並んで剣を構えた。 剣士に渡された剣を拾ってフレイも構えるが、その構えを見ただけでも二人の実力の差は歴然だった。緊張に身を硬くしているフレイと違って、蒼い剣士は余裕すら窺える表情でありながら、まるで付け入る隙というものを相手に与えない。 『仲間がいたのか? まあよかろう。おい、蒼いの。貴様は剣の扱いにずいぶんと慣れているようだが、我の次なる主になるつもりはないか? 我を手にすれば、絶大なる力が手に入る。そうすれば世界は思うがままだぞ』 魔剣ティルヴィングは、早くも蒼い剣士をそそのかし始めた。 しかし剣士はまったく意に介することもなく、その誘いを跳ね除けた。 「うん? なんだって、世界を征服できたらその半分をやろうってか? そういうのもまあ面白そうではあるけど、剣の奴隷になるのはごめんだね。俺だって魔剣の噂ぐらいは知ってる。剣なんかに衝き動かされるよりも、俺は自分の手で剣を突くほうが好きだな」 『交渉決裂か。貴様ほどの実力をもってすれば、天下が取れただろうに。実にもったいない。もったいないが、そういうことなら死んでもらう。我が養分となれ!』 鋭い一閃が空を切る。とても目で追えるような速さではなかった。 しかし蒼い剣士は、魔剣が一閃を描くのとほぼ同時に、すでに手にしている剣をなぎ払っていた。それは急所目掛けて飛んでくる魔剣を打ち払った。 『なんと。我が速さについて来れる人間がいようとは驚いた』 「いーや? 俺にも見えなかったぜ。ただ空気が動く気配がして、これは何か来ると思って剣を振ってみただけさ。俺の勘はよく当たるんでね」 『ふん。マグレはそう何度も続かぬ』 「それはどうかな」 蝶のように舞い、蜂のように魔剣が襲い掛かる。フレイには目で追えないほどの激しい攻防だったが、そんな猛攻をものともせず、蒼い剣士は剣をもった片手だけでそれを容易くあしらってしまった。その顔には焦りの色も、疲れさえも見せず、顔がないからわからないが、逆に魔剣のほうが焦りを感じ始めているのではないかと思うほどに、剣士の優勢が見て取れた。 「おい、お兄さん。そっちに行くぜ。構えとけ」 「えっ?」 言われてフレイは慌てて剣を横に構えた。するとそれとほぼ同時に魔剣が飛び込んできてフレイの剣を弾き飛ばした。剣圧に押されて尻餅をつくフレイの頭の上を魔剣が高速で飛び越えていく。もし剣を構えて防いでいなければ、今頃はフレイの首が飛んでいたかもしれない。 「どうしてわかったんですか!?」 「言ったろ。自分でもよくわからんが、俺には何か判るんだ」 「あなたは一体……」 「名乗るのはあとだ。まずは剣のバケモノを片付けようぜ!」 不意打ちを狙ったつもりが、これも防がれて魔剣は悔しそうに戻ってきた。 ふらふらと浮遊する魔剣の刀身は、剣士と何度も打ち合ったからなのだろう、刃こぼれしてボロボロになっている。 『畜生。どうしてわかった!!』 「同じ質問に何度も答えてやるほど俺も暇じゃない。そろそろ終わりにしようぜ」 蒼い剣士は突然「アクエリアス!!」と叫んだ。 するとさっき周りを囲んでいた炎の壁が消えたときのように、再び肌寒くなったかと思うと、目の前の魔剣が一瞬にして凍り付いて地面に落ちてしまった。 『なんだと! 貴様、本当に人間なのか!?』 「魔法!? もしかして今のは呪文なのか?」 魔剣もフレイも一緒になって驚いていたが、蒼い剣士は気にすることなく落ちた魔剣に歩み寄ると、 『よ、寄るな! やめろ! わかっているのか。これでも我は剣としてはなかなかの貴重品なのだ。例えばこの柄の装飾はかの有名な職人の……』 「興味ない」 一刀のもとに、魔剣ティルヴィングの刀身を叩き切ってしまった。 呪われた剣といえど、折れてしまえばただの剣。そこに宿った思念もそれと同時に消滅してしまい、それっきりティルヴィングは何も言わなくなった。 「これでうるさいのが一人減ったな。なあお兄さん、ひとつ聞きたいんだが……」 剣を鞘に収めながら蒼い剣士が何か言いかけたがフレイは、 「すみません、話は後ほど。まだ片付けなければならない相手がいるんです」 まだ戦っている仲間のもとへと走っていった。 クルスは風竜ヴァルトを食い止めてくれているし、オットーやセッテは雷の槍を使うあのヴァルキュリアに苦戦しているはず。まだ気を抜くことはできなかった。 「ふうん。面白そうなことやってるんだな。なあ、アクエリアス?」 振り返って蒼い剣士が声をかける背後の茂みからは、ふたつの赤い目がこちらを覗いていた。 しばらく降り注いでいた雷の雨は、やがて鎮まり静かになった。どうやら槍に込められた魔力をすべて使い切ったらしい。 天馬を駆るヴァルキュリアの一人、ブリュンヒルデは槍を振り回しながら、空中からの波状攻撃を仕掛ける。槍の扱いには慣れているようで、魔具の力に頼らなくても十分に手強い相手だと言える。 オットーは風を操り天馬の動きを妨害しようとし、セッテは火球を投げつけてブリュンヒルデを狙う。だが天馬のほうもよく訓練されているようで、風に惑わされることもなく火球を難なくかわして、背中に乗せた主人を見事に守っている。 「我が愛馬グラーネは、魔法なんかに遅れを取ったりはしない。私とグラーネとの絆は、おまえたち兄弟の絆よりもずっと深く、互いに信頼し合っている」 その通りだ、と言わんばかりに天馬が声高くいなないた。 「ふむ。俺とセッテが兄弟だとよくわかったな」 「もしかして、おれたちのこと知ってるっすか」 二人が所属する王宮魔道士もヴァルキュリアも、どちらもユミル国に仕える部隊だ。顔を合わせたことがなくても、どこかで噂程度には聞いている話もある。 ブリュンヒルデはそういうことだ、と頷いた。 「兄弟魔道士のことは王城では有名だぞ。それもおそらく、おまえたちが自覚している以上にな。フレイ王子をたぶらかして悪い影響を与えていると悪名高い」 「なっ……」 オットーは開いた口が塞がらなかった。 たしかに王子はよくセッテとともに城を抜け出しては皆に心配をかけていた。 そのたびにオットーは弟を叱り、王子にはきつく忠告をしたものだった。兄としての責任と、王子の従者としての役割として、自分なりに少しでも王子を良いほうへと導くため努力してきたつもりだった。 それがセッテと同列に悪影響だと語られているとは心外だった。 「おまえにフレイ様の何がわかるっていうんすか!」 そんな兄の気も知らずにセッテが反論すると、 「私はフレイヤ様の従者でもある。フレイヤ様はフレイ王子と違って品行方正で、清く正しく美しいお方だ。同じ姉弟(きょうだい)でも、従者が違えばここまで変わってくる。これはおまえたちの責任でもあるのだ」 「フレイ様を侮辱するつもりっすか! たとえフレイヤ様の従者だったとしても、これは聞き捨てならないっすね。これでもくらえ!」 「気に食わないとすぐに手を出す。やはりフレイ王子の従者は程度が低い」 すでに戦う理由が当初とは変わってきているようだった。 はて、一体何のためにこの従者たちは戦っているのだったか。そもそもフレイヤの従者がどういうわけか、ヴァルトの援軍として襲ってくるこの状況がおかしい。 オットーがそれを指摘すると、ブリュンヒルデはこう答えた。 「あのヴァルトとかいう竜のことはよく知らん。私はフレイヤ様の命令に従って、おまえたち二人を捕らえに来たのだ」 「俺たちを? それは一体なぜ」 「しらばっくれるな! 私はフレイ様が亡くなったのは、おまえたち二人のせいだとトロウ殿から聞いた。従者であるおまえたちが、王子をしっかりと見ておかないからあんな不幸な事故が起こるのだ! そしておまえたちは責任も取らずに城から逃げ出したそうじゃないか。従者の風上にも置けない奴らだ」 「王子が……? 亡くなった!? ブリュンヒルデ殿、あなたは一体何の話をしているんだ。王子なら今も健在で我々と共に……」 「言い訳無用! まだ抵抗を続けるつもりなら、容赦はしないぞ!」 まるで話が噛み合わない。何か誤解をしているに違いない。 そう判断して、オットーはなんとか説得を試みたが、それがかえってブリュンヒルデに火をつけてしまったらしく、その攻撃はさらに激しさを増した。 「兄貴ぃ~。おれ、あの姉ちゃん怖いっすよぉ。なんか性格きつそうだし、フレイ様が死んだとか、わけのわからないこと言ってるし」 「わけがわからないのは俺も同じだ。正直言って参っている」 「フレイ様のことで説教する兄貴と同じぐらい怖いっすねぇ」 「……なに?」 「と、とにかく話がおかしいっす。きっとトロウに騙されてるんすよ!」 二人で話し込んでいると、そこを狙ってブリュンヒルデが槍を投げつけてきた。それに気付いた二人はすぐに散開して迎え撃とうとしたが、そのとき二人の前の地面が隆起して壁となり、飛んでくる槍を受け止めた。 「二人とも無事か! 待たせてすまない」 駆け寄ってきたのはフレイだ。ちょうど魔剣を打ち倒し駆けつけたのが、ブリュンヒルデが槍を投げつけたそのときだった。 「フレイ様! ちょうどよかった。あいつに言ってやってくださいよ。フレイ様はこうしてちゃんと生きているぞ、って」 「えっ、いきなり何の話?」 「やいやい、ブリ姉ちゃん! フレイ様はこうしてここにちゃんといるっすよ! 死んだとか勝手なことを言うのはやめてもらいたいっすね!!」 状況が飲み込めないフレイを無視して、セッテはフレイを前に突き出した。 「誰がブリ姉だ。勝手に他人の名前を略すな! フレイ王子だと。王子は死んだ! そんな替え玉を連れてきたところで、私が騙されるとでも思ったか」 投げた槍を回収するために天馬を下ろすと、すれ違いざまにブリュンヒルデはその顔を確認した。そして槍を土壁から引き抜くとそのまま再び空へと上昇する。 「…………?」 しかし上空で動きを止めると、少し考えた後に今度は静かに下りてきて、天馬から降りると、歩いてフレイの前に立った。そして顔を近づけて、フレイをしげしげと眺め始めた。 「え、えーっと……。セッテ! 何がどうなってるんだ?」 困惑するフレイをよそに、ブリュンヒルデは素っ頓狂な声を上げた。 「これは驚いたね! 正真正銘のフレイ様じゃないか。ひとつお聞かせ願いたい。あなたは亡くなられたはずだが、これはどういうことですか。幽霊なんですか?」 「僕に聞かれても意味がわからない。少なくとも僕は死んでないし幽霊じゃない」 「まさかそんな……いや、しかしフレイヤ様が間違ったことを仰るはずは……」 しばらくブリュンヒルデは一人ぶつぶつと何やら呟きながら考え込んでいたが、途端に合点がいった様子でにやりと笑うと、槍をフレイの顔に突きつけた。 「なっ……!?」 「あははは!! そうか、そういうことか。私は騙されないぞ! 一体どんな魔法を使ったのかは知らないが、誤魔化そうったってそうはいかない。さすが魔道士、汚い手を使ってくる」 「待て。これはどういうつもりなんだ」 「黙れ、フレイ王子の偽者め!! たしかに外見はそっくりだが、死者が蘇るはずがない。仮に死者を蘇らせる魔法があるとしても、賢者でもないおまえたちがそんな難しい魔法を使いこなせるとも思わない。ということは本物のフレイ様のわけがない!」 「僕はフレイだ! 僕は死んでないし本物だ。一体どうしてそうなるんだ!?」 「フレイヤ様が間違ったことを仰るわけがない! だからおまえは偽者なのだ!」 「なんだって!?」 本人がそうだと言っても、ブリュンヒルデは頑なにフレイの存在を認めようとはしなかった。なぜならフレイヤの従者である彼女は、他の誰よりもフレイヤのことを信じている。誰よりもフレイヤこそ清く正しく美しいと妄信していた。 だからフレイヤが白を黒といえば、彼女にとってそれは黒なのだ。 「フレイ様を騙る不届き者め。この私が成敗してくれる!」 一度こうと信じたら疑わない。たとえその事実が間違っていたとしても、ブリュンヒルデは自分が信じたことに絶対の自信をもって、それ以上は考えない。 頭の固い従者は妄執に取り付かれて、槍を振り上げた。 「あいつ滅茶苦茶言ってるっす!」 「真実を見極められず、挙句の果てには仕えるべき相手にまで武器を向けるとは、従者の風上にも置けない奴め。セッテ、行くぞ! 王子をお守りするんだ」 「ラジャっす」 今ここから魔法を放ってはフレイも巻き添えにしてしまう恐れがある。そこで兄弟魔道士は左右に分かれて、ブリュンヒルデを挟み込むように回り込んだ。赤と緑の弧が円を描く。 しかしその円を真っ二つに割るように蒼い一閃が駆け抜けると、金属のぶつかり合う音と共に火花を散らして、一瞬のうちにブリュンヒルデの手から槍を弾き飛ばしていた。 「何者だ!? おまえ、一体どこから!」 フレイとブリュンヒルデの間に割って入ったのは例の蒼い剣士。驚くブリュンヒルデの顔を見るなり、剣士はにっと笑ってみせた。 「お姉さん、なかなかいい女だねぇ。こんなひょろっちい青二才よりも俺と話さないかい」 「な、ナンパ……!? 一瞬のうちに武器を弾き飛ばしておいて言う言葉がそれなのか?」 「恋は電撃って言うだろ。俺にもその槍の電撃を浴びせてくれ」 「なんなんだ、こいつは」 「まあいい。俺はこのひょろっちいお兄さんに興味があるんだ。だからこいつをお姉さんにくれてやるわけにはいかないのさ。それよりもこの俺の剣を見てくれ。こいつをどう思う?」 蒼い剣士はフレイを庇うように立ちはだかり、剣を構えた。 「――――ッ!! ええい、もうつきあってられん。私は帰る!」 すごい勢いでブリュンヒルデは後ずさると、顔を赤らめながら天馬のもとへと走った。そして天馬に飛び乗ると、落とした槍を拾いつつ一目散に退散していった。 「やれやれ。照れ屋のお姉さんだぜ」 その一部始終を見ていたオットーとセッテも、突然現れた腕は立つが奇妙な物言いをする男に近寄ってきた。 例によってオットーは過剰なほどの警戒をしているし、セッテはその素早い身のこなしにもう夢中でいくつも質問を投げかけている。 「はいはい、サインなら後でしてやるから。俺が用があるのは、あんただ」 蒼い剣士はフレイを指差した。 「僕に用って?」 「お兄さん、ユミル国王子のフレイ様だろ? ずっと捜してたんだ」 「僕のことを知っているのか」 剣士はフレイの素性をどうやら知っていたらしい。その上で襲われているところに手を貸してくれたのだという。 なぜ王子のことを知っているのかと、いつものようにオットーがこの男に食ってかかったが、それをいつものようにフレイがたしなめる。 「いやぁ、しかしツイてるぜ。一度に二つも任務が片付いちまうとは……っといかんいかん、王子様には敬語で話さないとな。えーと、私はですねぇ。ある筋からの依頼で仕事をこなして回っておりまして、そのォーなんだ。えっとホラあれだよ。こういうとき何て言うんだったかなぁ……」 「僕は構いませんから、どうぞ話しやすいように仰ってください」 「お、そうかい。それは助かるな。じゃあ、気にせず説明させてもらうが」 蒼い剣士はまずこの島にあるドローミという男の研究所に潜入し、そこでアクエリアスという名の少女を救出しに来たのだと話した。 「アクエリアス? どこかで聞いたことがあるような名前だけど……」 「王子。アクエリアスといえば、ニヴル国の王女の名と同じです」 オットーが耳打ちした。 「ニヴルヘイムの? それがどうしてこんな島に」 「さっき言ったドローミって奴に捕まってたのさ。俺の依頼主は、その竜のお姫様を保護するように命じたってわけだ。俺は傭兵なんでね」 「竜の姫? そういえばヴァルトは竜姫はどこだと聞いてきた。そうか、あなたがそのアクエリアス姫を救出したから、ヴァルトが捜しに来たわけですね。ということは、ドローミというのはきっとトロウの手下だったんだな……」 「んで、もうひとつの依頼がフレイ王子。あんたを保護することさ」 「僕を? 一体何から、何のために?」 「そこまでは知らされてない。ただ会って、守ってやれと言われた」 (何から……もしかしてトロウの追手から?) たしかにこの男は、圧倒的な強さをもってフレイたちをトロウの刺客から守ってくれた。ということは、その依頼主というのは少なくとも自分たちの敵ではない。そして事情を知っている何者かということになる。しかし一体誰が? フレイは依頼主の正体について聞いてみたが、蒼い剣士は自分の口からは話せないのだという。そういう条件の契約らしい。 「まあ、依頼主に会う機会があったら直接聞いてみるといい。もし望むなら、俺が依頼主のいるところへ案内してやってもいいぜ」 「その依頼主の方は今どちらに?」 「アルヴというところにいる」 「アルヴ?」 聞いたことのない場所だ。 オットーやセッテもわからないと首を横に振った。 「うーん。クルスなら知ってるっすかね?」 「クルス……? そ、そうだ! 忘れてた。クルスは無事なのか?」 クルスはヴァルトと戦っていた。色々なことがあったので忘れていたのだ。 すでに周囲は静まり返っているので、決着はもうついたはずだ。クルスが簡単にやられるとは思えなかったが、それなら姿を見せないのはおかしい。 「他にまだ仲間がいたのか」 「僕たちに力を貸してくれている地竜がいたんですけど」 「そういやあっちで竜が戦っていたな。あっちはアクエリアスに任せたんだが」 四人で様子を見に行くと、そこでは予想だにしないことが起こっていた。 なんとクルスが戦っていたあたりは一面氷付けになっているではないか。とくに目を引いたのは大きな氷の塊がふたつ。いや、よく見るとその中で何かが凍り付いている。いやな予感がしたが、恐る恐るそこを覗いてみると―― 「そんな! クルス!? まさか、やられてしまったのか」 氷の塊の中では竜が凍り付いていた。 一方はクルス、もう一方はヴァルトだ。 「相打ち? 何があったんすかね……」 「まだ間に合うかもしれない。セッテ、おまえの炎の魔法で溶かすんだ」 「了解っす!」 オットーとセッテが救出に手を尽くしているそのとき、フレイは背後の凍り付いた茂みの中から、こちらを見つめる視線に気がついた。振り返るとそこにふたつの赤い目があり、二人の視線が合うと、赤い目は慌てて姿を隠した。 「何かいる。何者だ! 出て来い!!」 思わず剣を構えるフレイだったが、蒼い剣士はそれを手で制した。 「大丈夫、敵じゃない。おーい、お譲ちゃん。心配はいらないから出てこいって」 お譲ちゃんと呼ばれたその人影は、おずおずと茂みから姿を現した。 青い髪に赤い目をした少女で、年齢はかなり幼く見える。人間に姿を変えているときのクルスのことをセッテは「ちびっこ」と呼んでいたが、この青い少女はそれよりもさらに幼い容姿をしていた。 少女は蒼い剣士の背中に隠れると、警戒しながらこちらを見つめた。いや、見つめているというよりはにらみつけていると言ったほうがいいだろうか。あどけない顔をしているわりにはやけに眼光が鋭い。 「知らないニンゲンだ……」 「安心しろ。こいつらは味方みたいなもんだ。ユミル国のフレイ王子とその家来の人だ。少なくとも、素性の知れない怪しい奴らじゃない」 「そうか。まあ、そういう意味じゃ、おまえのほうがまだ素性の知れない怪しい奴だからな。だったら、少なくともおまえよりはマシそうだ」 「ちぇっ。言ってくれるねぇ。かわいくないお譲ちゃんだぜ」 幼い顔に似合わない悪態をつく少女にフレイは尋ねた。 「君は? アクエリアスっていうんだっけ?」 「むっ。おい、おまえ。わたしを気安く呼び捨てにするな、無礼だぞ。わたしをかの大国ニヴルヘイムの第二王女アクエリアス様だと知らないのか?」 「じゃあ君が竜姫か。でも、その人も呼び捨てにしてたけど」 「こいつはいいんだ。わたしの家来だからな!」 アクエリアスは前に出てくると、胸を張って偉そうに言ってのけた。 蒼い剣士は、家来になったような覚えはないとでも言いたげな顔をしている。 「それにしても、ずいぶん派手にやったもんだな。おい、お譲ちゃん。あっちの竜はフレイ王子のお仲間だったらしいが?」 「知ったことか。どっちが悪者かわからなかったから、両方凍らせてやったんだ。まあ、感謝することだな。これはわたしがお母様とお姉様から氷魔法をしっかり教わってたおかげなんだからな! 水竜だからって水だけしか使えないと思ったら大間違いだぞ」 「わかった。じゃあ、そのお母様とお姉様に感謝させてもらうとするぜ」 「わーたーしーにーかーんーしゃーしーろーっ!!」 どうやら蒼い剣士とアクエリアスはずいぶん仲がいいらしい。 フレイの質問にはあまり答えてくれなかったが、二人の会話からだいたいの事情は理解することができた。つまりアクエリアスはニヴルヘイムの竜姫で、氷の魔法が使えて、クルスとヴァルトを凍らせた犯人だ。 「ところで……」 アクエリアスは振り返って、凍り付いた船を指差した。 「あれはおまえたちの船か?」 「うわっ! 船まで凍ってる。……そ、そうだけど?」 「そうか。それはよかった」 満足そうな笑みを浮かべながらアクエリアスは言った。 「じゃあ、特別におまえたちもわたしの家来にしてやるから、その船でわたしをニヴルヘイムまで連れて行け。この男は船を持ってないというんだ」 「いやー。俺は転移魔法で送ってもらっただけだし、帰りはどうしようかと思ってたんだよな。ちょうどいいところに船があって助かったぜ」 「今ならサービスで船の氷を溶かしてやるぞ。船がないとおまえたち困るだろ?」 「ま、そういうわけだ。そんじゃ、ひとつよろしくな!」 「え。ええっ!? ちょ、ちょっと待ってくれ!!」 青い竜の少女と蒼い剣士は、有無を言わせぬ勢いでフレイに迫った。 騒がしい二人が、ほとんど無理やり旅の仲間に加わった。 Chapter15 END 魔法戦争16
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/299.html
Chapter19「母の願い」 銀魔将エーギル。冷気を操る蒼い魔道士は、こちらに敵意を向けている。それもただウサ晴らしをするというためだけの理由で。暗い表情からは、彼の鬱屈した性格が想像できる。 気をこね合わせるかのように両手の間に魔力を集めると、エーギルは手を突き出して溜まったエネルギーを放出する。それは無数の氷の矢となって飛来する。 フリードは剣で叩き落し、オットーは風で矢の向きを変えた。その後ろでクルスとクエリアが冷気に対する防御魔法を全員にかける。 「へえ、おまえ一人で俺たちとヤろうってのか。お譲ちゃんも入れてこっちは四人もいるんだぜ。4Pとは欲張りなやつめ。いや、おまえも足して5Pか。それって明らかに穴の数足りなくねえ?」 「な、何を言ってるんだ。この男は」 「まあいいさ。足りないなら増やせばいい。風穴を開けてやるぜ」 剣を振り上げてフリードが突撃する。エーギルは両手から吹雪を発生させて接近を拒むが、竜の少女たちがかけてくれた防御魔法のおかげで、雪風をものともせずフリードは突き抜ける。 相手がトロウの手下ならためらう必要などない。手加減することなく、フリードは蒼い魔道士の無防備な胴体を剣で突いた。 だが手ごたえはなかった。 剣で突いたその瞬間に、エーギルの身体は液体のようになって溶けてしまうと、真っ蒼なローブだけをその場に残して姿を消してしまった。 「消えたぞ! 奴め、そんなに恥ずかしがり屋さんだったのか?」 「いや、気配は消えておらん。どうやら魔法で身体を液体に変えたようじゃ」 「まじかよ。そんなふにゃふにゃじゃ、立つものも立たないぜ」 「……とにかくまだ近くに潜んでおる。気を抜くでないぞ」 「わかった。みんなもケツの穴はしっかり守っとけよ」 「な、なんでそうなる!」 四人は警戒しながら周囲を見渡した。ここは氷の洞窟の中だ。周りのすべてが氷の壁で覆われている。すべてが凍っているのだから、地中や壁の中に隠れることはできない。敵は必ずその表面にいることになるので、目に見える範囲に潜んでいるのは間違いないはずだ。 さあ一体どこから仕掛けてくるか。氷の中には隠れられないとはいえ、液体ならばその表面は移動できる。つまり天井から攻撃してくる可能性もある。 緊張からか、背中にはひやりと冷たいものを感じる。こんな寒い場所でも冷や汗はかくものなのだな、とクルスが考えていると、クエリアが驚いた声で叫んだ。 「クルス! うしろうしろーっ!」 振り返ると背後には、今まさに液体から人の姿に戻って攻撃を仕掛けようとしているエーギルの姿が見えた。 ひやりと感じたのは冷や汗ではなく、液化したエーギルだったのだ。 「こいつッ! やりおるな」 エーギルは氷で覆って本物の剣のようにした手刀でクルスの首を狙った。 「だが甘いのう。私をただの小娘だと思って最初に狙ったのがお主の過ちじゃ」 クルスの首が長く伸びていき、すぐにエーギルの手は届かなくなる。同時に胴体や四肢も比例して大きくなっていき、クルスの姿は地竜に変わった。 「通路は狭くて難儀じゃが、ここは広いから気にせず暴れられるぞ。さあ、地竜相手にどう戦う? また水に化けようものなら、大地の力が水気を吸い取ってお主を干からびさせてやるぞ」 「ち、地竜だと! どうして地竜がニヴルに。まずいぞまずいぞ。これは不利だ。や、やっぱりボクは今日はツイてない」 慌ててクルスから距離を取ったエーギルは、氷のカプセルを作ってその中に閉じこもってしまった。 「私に手を出したのがお主の運の尽きじゃのう。これでも食らうがいい!」 自信たっぷりにそう言い放ったクルスだったが、氷の洞窟はしんと静まり返って何も起こらない。エーギルは恐る恐る氷のカプセルから顔を覗かせた。 「な、なにも、起こらないぞ?」 「ふ、ふむ。今の攻撃をかわすとは、お主なかなかやるのぅ……」 一応そうは言ってみせたものの、実際は何も起こっていない。 ニヴルヘイムは雲の上に大氷塊が載っているだけの大地だ。山も洞窟も城でさえも、すべてがひとつの氷からできている。土や植物は一切存在しない。 (しまった。この環境では媒体がないから、大地の魔法は一切使えんのか) 大地の魔法以外を使えないクルスではないが、その場合は竜の魔力をもってしても詠唱する必要がある。敵に攻撃できる隙をわざわざ教えてやることはない。クルスは大地の魔法の弱点を悟られまいと振る舞うが、その慌てぶりから大地の魔法が使えなくて困っているのは誰の目にも明らかだった。 「よ、よぉし。ま、まだボクにもツキはあるみたいだ。あの地竜はほとんど無力みたいだからな。先にあっちの竜人族みたいな子どもからやっつけてやる」 放置しても大した脅威ではないと判断したエーギルは、攻撃の矛先をクルスからクエリアに変えた。 氷の地面に手をかざすと魔方陣が現れる。そこから巨大な氷の刃が突き出すと、それはまっすぐクエリアのほうへ向かって連鎖状にいくつも出現して迫っていく。 一方クエリアは逃げるでも迎え撃つでもなく、ただそのまま突っ立っているだけだ。恐怖で動けないのかとその顔を見ると、自信ありげな笑みを浮かべている。 クエリアは迫る氷の刃に片手をかざすと、直接触れるまでもなく氷の刃はすべてが何事もなかったかのように消えてしまった。 「な、なんだと。こ、こいつ何をしたんだ」 「むふーん。このわたしに氷で勝負を挑むとは、おまえ馬鹿だな。ニンゲン如きの力で竜に敵うとでも思ったのか? 氷の扱いも水の扱いも、わたしのほうが一枚も二枚も……いや、千枚ぐらいは上手なんだからな!」 顔だけ水竜のクエリアは、口を大きく開くと水のブレスを放った。油断していたエーギルは直撃をもらい、身体をくの字にして飛ばされて、激しく氷の壁にたたきつけられた。 「ゲホッ……! あ、あれも竜なのか。妙な格好してるくせに……ゲホゲホ」 咳き込みながらうずくまるエーギルに、フリードは近づいて剣を突きつけた。 「おまえ攻めより受けのほうが向いてるんじゃないか? さあ、わかったらさっさと降参しな。そのほうが失うものは少なくて済むと思うぜ」 「お、おまえなんか怖くない。地竜が役立たずとわかったからには、おまえの剣もむ、む、無力なんだ。き、斬れるもんなら斬ってみろ!」 エーギルは再び液化すると、またしても姿を消してしまった。 やれやれとフリードは首を振る。そしてオットーのほうを振り向いた。 合図を受けてオットーは頷くと、両手を合わせて呪文を唱える。オットーの足元には魔方陣が現れて、呪文の詠唱に合わせてその範囲は次第に広がっていく。 魔方陣がこの氷のホール全体にまで広がると、オットーは詠唱を切り上げて両手を上方に高く広げた。 すると渦巻く風がこの空間全体に広がり、旋風が周囲の氷の表面を擦っていく。よく見ると氷の壁の一部がさざなみのように揺れているのにオットーは気付いた。 「そこだ!」 風は唸りを上げて揺れるその一点へと集約する。それはさながらドリルのように回転しながら氷の壁を削り取って穴を開ける。 削れた氷の欠片とともに水滴が周囲に飛び散った。その水滴は慌てて一箇所に集まっていくと、人の形になってエーギルの姿に戻った。 「む、無駄だぞ。そ、そんな攻撃じゃボクは、た、倒せないんだからな」 「そうかもしれないな。だがおまえの居場所はこれですぐにわかる。いくら隠れても無駄だぞ。そんな魔法じゃ我々は欺けない」 「く、くそう。なんなんだ、こいつら。思ったより手強い。このままじゃ追い詰められる。だめだだめだ。こうなったらもう、あれを使うしか……」 「何をぶつぶつ言っているんだ。さあ、諦めて降参しろ。ついでにトロウのことで知っていることを全て話してもらおうか」 「こ、こ、こ、断る! こうなったら、お、奥の手を見せてやる!」 再びエーギルの身体が液体に変わったかと思うと、その色がどんどん黒く変わっていく。黒くなった液体は泡立ちながら瘴気のようなものを発している。 『あ、あとで気分が悪くなるからあまり使いたくなかったけど仕方ない。ボ、ボクの本気を見せてやる。ボクは毒だ。人だろうと竜だろうと、この毒に触れればただでは済まないぞ。し、死んじゃうかもね。ふひ、ふひひひ……』 もう姿を隠すつもりはないらしい。黒い毒液は素早く氷の上を滑って移動して、さらには複数に分裂してオットーたちに襲い掛かる。 飛び上がって顔に迫ってくる毒液をフリードは剣で切り払ったが、それは二つに分裂しただけでフリードの頬と肩に落ちた。 「あちち!」 毒液を受けた頬は火傷をしたようにただれて、肩の鎧は煙を出して溶けた。さらにフリードはめまいを感じて膝をついてしまった。 「大丈夫か!?」 「ちょっとふらっとしただけだ。だがたしかに、これは何度も食らうとヤバいぜ」 「ここはすぐに俺の風で吹き飛ばして……。いや、他の仲間に飛び散ると危険か。それにしても毒とは厄介な」 竜の巨体では表面積が大きく毒にあたりやすいため、クルスは再び少女の姿になって逃げ回っている。頼みの綱のクルスに期待するのも難しいようだ。 残るクエリアに目をやると、逃げ回るどころか腕を組んで仁王立ちしているではないか。 「だから言ったではないか。ニンゲン如きが水の魔法でわたしに敵うわけないと。毒だろうと何だろうと水は水だ。わたしは水竜なんだぞ」 分裂した毒液はクエリアの周囲にだけはなぜか近寄らない。いや、近寄ろうとした毒液は弾かれるようにクエリアから離れていく。そして弾かれた毒液はしだいに動きがぎこちなくなっていった。 『うわっ。なんだこいつ! か、身体の言うことが……きか、な、い……』 「わたしに操れない水はないっ! 水竜の前で水に化けたのが馬鹿だったな」 クエリアがさっと片手を上げると、操られた毒液が一箇所に集まっていき、分裂する前のひとつの塊に戻った。さらに上げた手をぐっと握ると、水の球体が生成されて毒液を包み込んだ。毒液は水にとけ込んで薄まっていく。 『し、しまった……い、意識が、う、うす、れて……』 最後にもう一方の手を上げると、水の球体が凍りついた。すかさずフリードが駆け寄ると、それを剣で斬り付けて粉々に割ってしまった。 「ナイスコンビネーション! さすがわたしの一番の家来だな」 「家来じゃないって。それであの魔道士は死んだのか?」 「水になってるから死んでないと思う。でも凍ってしかもばらばらにされたわけだから、しばらくは動けないと思う」 「ふーん、そうか。よくやったぞ、お譲ちゃん」 褒められてクエリアは得意そうな顔をしてみせた。 「よし。この勢いで城に向かうぞ! お母様を説得してわたしは旅に出る!」 そして先頭に立って意気揚々と歩き出した。エーギルが気絶したことによって、塞がれていた通路の氷塊も消えてなくなっている。 「それはいいんじゃが、その中途半端な姿をどうにかせんか? ほれ、私も手伝ってやるから……」 「へーきへーき。それより調子がいいうちに城に戻――――ふぎゃぁーっ!」 言うそばから、クエリアは引きずる自分のしっぽがひっかかって再び盛大に転んでいた。 城の前につくと、氷竜の女王ヘルがちょうど城から出てくるところだった。わざわざ出迎えに来てくれたのかと思ったが、どうもそんな様子ではないらしい。ヘルはフリードたちの姿を確認するや否や、すぐにここを出るように言った。 「そなたたち、まだおったのか。ここは危険だ。すぐに脱出せよ! もはやこの国に安全な場所などなくなってしまった」 「お母様? 危険ってどういうこと?」 クエリアが駆け寄って尋ねた。クルスに手伝ってもらって、今はクエリアは再び少女の姿に落ち着いているが、頭には珊瑚のようなツノと、背中にはこんどはちゃんと二つの翼がある。 「クエリア? そんな変な格好をして遊んでないであなたも早く逃げなさい。たかがニンゲン一匹と侮っていた。あの侵入者は只者じゃない」 「侵入者? それならさっきわたしがやっつけたぞ」 「そうなのだとしたら、そいつはまだ死んでない。今やあいつはこの国そのもの。もはや国を捨てて逃げるしかない。だからあなたも早く逃げなさい!」 「えっ? 国そのものってどういう……」 そのとき氷の洞窟が大きく揺れた。 複数の氷柱が落ちてくるのをヘルが魔法で打ち払おうとする。しかし氷柱は自然に落下するにしては明らかにおかしい軌跡を描いてヘルを襲った。 「お母様、危ない!」 水のブレスを放って氷柱を弾き飛ばそうとするが、まるで意志をもっているかのように氷柱が自ら動いてブレスを回避してしまった。そしてそのまま氷柱はヘルを囲うように落ちると、そのまま固まって氷の檻になった。 そのときクエリアたちは聞き覚えのある声を聞いた。 『つ、捕まえたぞ、氷の女王! ふひひひ……。女王さえ押さえれば、もうボクが勝ったも同然だ。た、たった一人でニヴルを制圧したら、トロウ様もすごく褒めてくれるに違いないぞ』 「あっ。この声はさっきの!? 気絶したはずじゃ」 『お、おまえはさっきの。ま、まさかおまえがトロウ様の言ってた竜姫だったなんてね。で、で、でも、もうおまえは必要ない。おまえを人質にするつもりだったんだけど、この調子ならそんなことしなくてもこの国を制圧できそうだ。こうなったのもおまえのおかげなんだけどね。どうやら竜姫はボクの幸運の女神みたいだ』 「どういう意味だ! 何がどうなってるんだ!?」 エーギルが笑うと、氷の洞窟もそれに反応して大きく揺れる。 『教えてあげようか。ボクがニヴルヘイムになったんだ。この国の氷はすべてボクの思うがままってわけさ。キミがボクを水に混ぜてくれたおかげでね!』 「そ、そんな。わたしの……せいで……!?」 クエリアの魔法によって水と同化したエーギルは、凍らされて氷の洞窟に散らばった。そして凍ったエーギルはそのまま洞窟の氷とくっついて同化し、ニヴルヘイムの氷そのものとなった。 ニヴルヘイムは島雲に載ったたったひとつの大氷塊からできている。山も城も泉もすべてだ。その氷と同化するということは、このニヴルヘイムのすべてを支配下に置くということ。ゆえにエーギルは今や、この国そのものだった。 『ふふふ。すごく大きくなったような気分だ。念じるだけで、この国のどこにだって自分の意識を飛ばせる。ニヴルヘイムの氷全部がボクの身体だ。だから、こんなことだってできる!』 氷の地面が割れて、ヘルとクエリアの間に大きなクレバスが口を開けた。もはやこの国の地形でさえ、エーギルの手にかかれば自由自在らしい。 巨大な裂け目が竜の母子を分断し、続けてエーギルはうめき声を上げた。 『うっ……。じ、地割れはや、やめとこう。こ、これはボクも痛いみたいだ……。と、とにかくニヴルヘイムはもうボクのものだ! このボクの体内にいる限りは絶対に誰も逃がしはしないよ。ふひ、ふひひ、ふひゃははは!』 再び洞窟が大きく揺れると、通ってきた通路が狭まり始めた。心なしか天井も低くなってきているような気がする。 「まさかこのまま我々を押し潰すつもりでは!? 早く脱出しないと!」 「わ、わかってる。でもお母様を! お母様を助けないと!!」 クエリアは必死に手を伸ばすが、氷の割れ目のせいでヘルには近づくことすらできない。もし近づけたとしても、氷の檻をまずなんとかしなくては、ヘルを助け出すことができない。 時間がないと感じたヘルは、目が合ったフリードに向かって言った。 「妾(わらわ)のことはかまわん。そなたたちだけでもすぐに脱出せよ!」 「そうは言っても、女王さまはどうするんだよ」 「案ずるな、妾は自分でなんとかする。それよりも妾はクエリアのことが心配でならないのだ。だから母としてお願いする。娘をそなたに託す。どうかクエリアのことを守ってやって欲しい……」 氷の女王はクエリアを頼む、とフリードに頭を下げた。 そこには竜の誇りも種族の壁も関係ない。娘を想う母の愛だけがあった。 「ちっ。女王さまにそうお願いされちまったんじゃ断れないぜ。わかった。お譲ちゃんは俺が責任をもって保護する。だから次会うときまで死ぬんじゃねえぞ!」 ヘルは安心したように笑ってみせた。その直後、巨大な氷の塊が落ちてきて、フリードたちとヘルの間を完全に分断してしまった。 「お母様が! お母様が!!」 クエリアが悲痛な声で泣き叫んでいる。そんなクエリアを抱きかかえるとフリードは通路を引き返して走り出した。 「おい、聞いただろ。すぐにここを出るぞ! 出口を塞がれちまったら終わりだ」 「でもお母様がまだッ!!」 「今は我慢しろ! 女王さまならきっと大丈夫だ。次会ったときにおまえが元気で笑顔を見せてやれるように、今は我慢しろ。生きてここを出るんだ!」 「ぐすっ……。わ、わかった」 来た道を引き返して走る。クエリアを抱きかかえるフリードの後に、オットーとクルスが続く。 例の氷のホールを抜けて、さらに氷の通路を抜けて、氷の階段を駆け上がる。あとは一本道だ。正面に外の光が見える。 「出口はすぐそこだ! フレイが待ってる。滑るから気をつけろよ」 しかしあと少しで出口にたどり着く、というところで氷の塊が落ちてきて出口を塞いでしまった。それと同時にエーギルの悪魔のような笑い声が響く。 『ふひゃははははは! 残念だったねぇ。もう少しで脱出できたのに。ボクがそう易々とキミたちを逃がすと思ったかな? 哀れにもキミたちは出口を目前にして、指を咥えながらそこで死んでいくんだ。せめて神様に祈る時間ぐらいはあげるよ。せいぜい最期のひと時を楽しんで。じゃあね!』 エーギルが黙ると、氷の通路が狭まる速度が目に見えて上がった。すぐにフリードたちは立っていることもできなくなり、膝をついて両手で天井を支えたが、全く何の効果もなかった。 出口を塞ぐ氷塊をなんとかしようとクエリアが頑張っているが、ニヴルヘイムと同化したエーギルは途方もなく強大な力を得たらしく、クエリアの力ではいくら頑張ってもこの氷塊を溶かしたり消滅させることはできなかった。その隣でクルスが何か呪文を唱えているが、この様子ではとても間に合いそうにない。 「だめか! くそっ、女王さまに頼まれたばかりだぜ、おい」 「あ、諦めるな! わたしがすぐにどかーんってやるから。す、すぐに!」 「王子……どうかご武運を……」 「ぐぬぅ! この程度の壁、大地の魔法さえ使えたら何でもないのじゃが……」 とうとう四人ともうつ伏せになって、辛うじてまだ潰されずにいられるだけの状態になった。しかし数秒後にはすべてが終わっているだろう。 フリードは初めて神に祈った。せめてクエリアだけでも助けてやってくれと。 「諦めるのは、まだ早いっすよ!!!」 すると業火が巻き起こり、周囲の氷の壁を瞬く間に溶かしていく。迫り来る圧迫感から解放されて顔を上げたその先には、セッテとセルシウスの姿があった。 強大な魔力による氷だろうと関係ない。セッテとセルシウスは力を合わせて、凍てつく酷寒の氷ですら溶かしてしまうほどの炎を放った。炎を前にしたとき、どんな氷であろうとそれは絶対無力なのだ。 セッテの隣にはほっとした様子のフレイと、今にも気を失ってしまいそうなフィンブルの姿もあった。 「みんな無事でよかった。ちょうどセッテが戻ってきたところで助かったよ。一体何があったんだ?」 「王子、話はあとです。ここは危険です。まずは船に乗ってニヴルからの脱出を。フィンブル殿も我々と共に来てください」 「わ、わかりました……。アクエリアス様は無事なんですよね。ふぅぅぅ……」 大地の魔法でフレイが船からツタのはしごを下ろす。グリンブルスティは大地の素材でできているので、氷しかないニヴルヘイムでも船の近くでだけは大地の魔法が力を発揮することができる。 全員が船に乗ると、地面から巨大な氷柱が空に向かって生えてきた。それは山ほどにも大きく、グリンブルスティなど簡単に貫いてしまえるほどのスケールだ。 『逃がさない。絶対に逃がさないよ! おまえたちの亡骸をトロウ様への手土産にしてやるんだ。だから死ね!!』 巨大な氷柱は次々と氷の大地から飛び出してくる。 クルスは大急ぎで船を浮上させると、すぐに高度を上げて船を飛ばした。 まるで地獄のような場所になってしまったニヴルヘイムから、フレイたちは間一髪のところで脱出を果たしたのだった。 遠ざかっていく故郷を、クエリアは涙を溜めた目で見送った。 (お母様……。いつか必ずどこかで。そしてそのときは必ず元気で、笑顔で……) Chapter19 END 魔法戦争20
https://w.atwiki.jp/sone/pages/54.html
基本設定>守護聖獣>ライオン ライオン 聖獣装具 【獅王面・ロードハウル】 獅子の顔をかたどって作られた、黄金に輝く兜型の聖獣装具です。 雄叫びを上げる事で敵を威圧し、戦わずに敵を征し、あるいは怯ませる事が出来ます。 聖獣と心を通わせる事で、ライオンの化身に変身する事が出来ます。 ヴィジョンの姿 タイプ 魔法戦士型 カードの図柄 立派なたてがみをもったライオン 外見 直立歩行の、人型のライオン 魔法に対する強い抵抗力を持ち、対象を威圧しつつ戦うことに力を発揮します。 ライオンの威圧 抵抗に失敗した生物1体の動きを6分間鈍らせる
https://w.atwiki.jp/rafuchan/pages/16.html
パーティでの役割 現在のパーティ分析 メイン 内藤:万能型 回復呪文も覚えるし、特技も強力なものが揃っている。装備も豊富。 ゾーマ:呪文攻撃型 呪文の威力を使い分ける事ができ、物理攻撃・守備は無いに等しい典型的な魔法使い。 ぴーぽ:特技攻撃型 単体・全体に対する特技を豊富に覚える。しかし、物理防御・攻撃は低い。 シルバニア:呪文攻撃型 巨大な召還呪文を覚えるが燃費悪い。MP意外は低め。 春樹:武器・特技攻撃型 豊富な特技は威力高め。攻撃・防御・素早さが高い。 松田:武器・特技攻撃型 銃撃コマンドは使い辛いが、威力は高い。全体的な能力は平均より高め。 サブ 讃岐:武器攻撃型 HPが異常に高いが他は低い。特技を使わなければ普通に使える。 彫りえ:武器攻撃型 どうみてもメインメンバーより強い。優秀な武器を装備している。 スネーク:万能型 回復呪文が使える上に二刀流、素早い。どうみてもメインメンバーよ(ry こうしてみると回復補助型がいないのが分かる。 しかし、回復補助型を作るとメンバー枠が固定されるのでこのままでもいいかもしれない。 皆さん、回復アイテムは多めに買っておきましょうwww スレで出た案 武器攻撃型:春樹、松田 魔法攻撃型:ぴーぽ、シルバニア 万能型:内藤、ゾーマ ゾーマのほうが小回りがききそ シルバニアは大MP消費で強力な召喚術 ゾーマは威力を小中大でわけれそう ピーポーは攻撃特化魔法使いにすればいい ゾーマを回復補助にして 素早く遊撃型(忍者系) ブーン 安定攻撃型(戦士系) 春樹 超攻撃特化(重戦士系) 松田 攻撃魔法(魔法使い系) ピーポー 回復補助(僧侶系) ゾーマ 強力魔法(召喚師系) シルバ二ア 内藤:攻撃力防御力が高くてHP素早さが普通、主人公タイプ 春樹:攻撃力HP素早さ高めの防御力低め、戦士タイプ 松田:素早さ高めの防御力普通で攻撃力HPが微妙に低い、特殊技メインタイプ ゾーマ:能力値が主に平均的でMPだけ高い、格闘戦もできて燃費の悪い大技魔法も使えるタイプ ぴーぽー:MPと魔法攻撃高めの素早さ普通で攻撃力防御力が低い、燃費のいい魔法使いタイプ シルバニア:能力値はぴーぽーとほぼ同じだが女性(?)補正でMPがより高めで攻撃力防御力素早さがより低め、回復魔法+燃費悪召喚魔法のエーコタイプ 松田は技のほとんどを特殊弾による高確率(80%くらい)状態異常攻撃だと使えそうだ ボスよりザコ戦で輝くキャラ ゾーマとピーポーはやっぱ攻撃系と回捕系で分けた方がいいと主 だだ終盤あたりに回復役は究極魔法を覚える ピーポーは魔法戦士にするのもいいな 敵を物理耐性と魔法(属性)耐性にきっぱり半分にわければ 必然的に魔法タイプをつかわないといけなくなる そうすることによって攻撃魔法隔てなく使う ピーポーが魔法戦士の場合攻撃面では内藤春樹に劣るがどちらの弱点もつける万能型となる イベント毎にある程度パーティが制限されるといいかも 内藤+春樹+好きな奴2人選ぶとかみたいな感じで
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/8660.html
概要 Ⅸで登場した防具の一つ。 羽織るだけでにおい立つような高貴さがあふれる、上質なマント。 デザインは【ビロードのマント】の色違いで、こちらもお揃いの胴衣付き。 DQⅨ 上半身用防具の一つ。 守備力は26、おしゃれは38で、非売品。売却価格は2550G。 僧侶、魔法使い、盗賊、旅芸人、魔法戦士、賢者、スーパースターが装備することができる。 錬金でのみ入手可能で、レシピは以下の通り。 【ビロードのマント】+【ちょうネクタイ】+【ひかりの石】×3 また、この服+【さとりそう】×6+【けんじゃのせいすい】×3で【さとりのマント】を錬金することができる。
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/342.html
Chapter62「フリード遠征8:イケメンかよ。惚れちまうだろ」 地獄だ。 フレイヤ王女の姿に変えられて、王女の格好をして人前を歩かされているだけでも苦痛なのに、なぜ大臣の息子なんかに言い寄られなくちゃならんのだ。 何度も言うが俺は男だからな。男色の趣味なんて微塵もないんだぜ!? しかしそんな魂の叫びも届かず、大臣の息子オスマンは力ずくで俺の身体を押さえつけると、目を閉じて口を突き出しながら顔を近づけてくるではないか。 てめえ、冗談じゃねえぞ! まじで無理! やめて、死ぬ!! なんとか逃げ出そうと抵抗するも、こいつやけに力が強い。 いつもの俺ならこの程度の男に力で劣ることなど絶対にあり得ないのだが、今はフレイヤの姿になっているせいか、自分の力もそれ相応に弱体化しているのだ。 振り返ってヴァルキュリアの面々に助けを求めるも、彼女たちは怒りに身を震わせたり真っ青になって慌てたりするだけで、助けの手を差し伸べてはくれない。 いや、できないのだ。ただの従者にとって、大臣の権力というのは抗うことのできない絶対的な力。下手なことをすれば城から追放もあり得るらしい。 ちょっと待て。フレイヤ王女には権力はないのか? 大臣に頭上がんないわけ? ユミル国の権力事情なんて俺は知らない。そんなことはどうでもいい。 とにかく今はこの人生最大の窮地をどうにかしてくれ! 誰でもいいから!! だが無常にもオスマンの顔は着実に近づいてくる。 ああ、その光景がスローモーションで見えるぞ。そして脳裏には走馬灯が。 脳裏? そうだ、俺の脳内にはフレイヤの意識が憑依している。 精神だけの状態でも魔法は使えるとフレイヤは言っていた。 この危機的状況を打破するにはもう魔法に頼るしかない。 フレイヤ様、どうか! なにとぞ、お願いします! しかしいくら念じても唸っても、脳内にフレイヤからの返事は届かなかった。 ……はぁ!? もしもし、ちょっとお姫さん? 返事がない、お留守のようだ。まさか逃げやがったのか。 そういえば憑依はいざとなればいつでも解除できるとか言ってたような……。 万事休す。 そして脳内には最悪の想像が展開され始めた。 結局抵抗虚しく、このいけ好かない野郎に手篭めにされた俺はあんなことやこんなことをされて陵辱されるに違いない。 中身が男だということも知らずに、このオスマンはそのままフレイヤ王女(俺)を手中に納め、権力にものを言わせて結婚を迫ってくるってわけだ。 そして初夜は見たくもない男の裸体を……地獄だ。 さらに俺は男なのに、この男によって抱かれ……地獄だ。 やがて望んでもいないこの男の子を孕むという展開……地獄すぎるぜ。 (……はぁ。さすがにその想像は下品すぎるんじゃないの。ドン引きね) 脳内に響く鈴を転がすような声。 おお、神さま女神さま。じゃなかった、フレイヤ様! このやろう、おまえ一人で逃げたんじゃなかったのか。 (人聞きが悪いわね。ちょっと魔法を使うために集中してただけよ。念波で助けを呼んだから、もうすぐ助っ人がやって来るはずだわ) その言葉通り、すぐに城の奥のほうから一人の青年が走ってくる。 そしてがっしりとオスマンの腕をつかまえて言った。 「やめないか! フレイヤ様が困っておられるではないか。いくら大臣の息子とはいえ、このような無礼な振る舞いは許さんぞ」 「ん? なんだ、エインヘリアルの隊長か。君さぁ、バルハラの治安維持部隊が城で何をやってるんだい? こんなところで油を売ってないさっさと仕事に行けよ」 「もちろん仕事中だとも。城だってバルハラの中にあるのだからな。その治安を乱すような行為を見逃すわけにはいかん」 「なんだと? 僕はただフレイヤ王女と楽しくお話してただけじゃないかぁ」 「ほう。では本当にそうなのかフレイヤ様に聞いてみようじゃないか。そうだ、せっかくだから大臣にも立ち会ってもらおうか。もしおまえの言う話が事実なら、フレイヤ様とお近づきになれるいいチャンスかもしれないぞ?」 そう言って、エインヘリアルの隊長はこちらに視線を送った。 なるほど。つまりは、おまえの親父に言いつけてやる作戦か。気に入った。 俺は返すように頷いてみせると、覚悟しとけと言わんばかりにオスマンをきつくにらみつけてやった。 「そ、そうだ。父上から大事なお使いを頼まれていたんだった。いやー残念だ。フレイヤ王女を父上に紹介するのはまたこんどにしよう。はっはっは……失礼っ!」 するとオスマンは慌てた様子で一目散に逃げていくのだった。 父親の権力を借りて威張ってるくせに、肝っ玉はずいぶん小さいようだ。 「行ったみたいだな。大丈夫だったか、フレイヤ?」 オスマンが視界から消えたことを確認すると、エインヘリアルの隊長は笑顔を見せながらこちらに手を差し伸べてきた。……というか呼び捨てかよ。 助けてくれたのはありがたいが、王女に対してやけになれなれしいな、こいつ。 一体何者なんだと考えていると、フレイヤが彼について説明してくれた。 この男の名はスキルニル。 さっきも言われていたが、バルハラ治安維持部隊の隊長をやっている。 もともとは城下街のガキ大将で、どうやらフレイの幼なじみらしい。 子どもの頃から親しい相手で、フレイヤにとっても兄弟のような感覚らしい。 (少なくともあなたよりもずっと信頼できる人よ) はいはいそうですか。 どうせ俺はうさんくさい男ですよ。 「どうしたフレイヤ。ぼーっとして、おまえらしくないな」 おっと、返事もせずにこいつを放っておくわけにもいかない。 とりあえず適当に話を合わせておかなければ。 「な、なんでもありませんよ。お、私は大丈夫です。助けてくれてありがとう」 「…………? なんか変だぞ。本当に大丈夫かよ」 「いえいえ、本当に大丈夫ですんで。それじゃあ私は急ぎますからこれで」 スキルニルだかなんだか知らないが、こんなやつに構っている暇はない。 こんな過酷な任務はさっさと終わらせてしまうに限る。トロウの元へ急ごう。 もちろん助けてくれたことには感謝しているがな。 ありがとう。そしてさらばだ、青年よ。 彼を後にしてその場を去ろうとすると、しかしスキルニルはフレイヤ(つまりは俺のこと)を引き止めた。 「待て。おまえ、本当にフレイヤか?」 げっ。さすがに幼なじみの目は欺けないのか。 慌てて言い訳をしてもボロを出すだけだ。俺は素直にフレイヤに助言を求めた。 (さっき魔法で彼の精神を読んだのだけど、どうやら彼は大丈夫みたいよ。ここは事情を話して彼を味方につけるべきだと思うわ) なるほど、それなら安心だ……ってちょっと待て! 事情を話すっていうことは、つまり俺の正体が俺、じゃなくてこのフレイヤの中身が実は俺だってことを、わざわざ俺の口から教えるってことだろ。 つまり俺がフレイヤ王女の姿になっているってことを話すってことで……。 (あら。何か問題でも?) そりゃ問題あるだろ。だって王女様の中身が男なんだぜ? (ないでしょ。そういう作戦なんだから、話せばわかってもらえるわよ) なくないだろ! 色々とほら、例えば俺の気持ちの準備とか……。 (そういうことなら全く問題ないわね。いいから早く話しなさい。王女命令よ) ひでえ。 俺はしぶしぶこれまでの経緯をスキルニルに説明した。 ヒルデたちも一緒になって説明してくれたので、変な誤解をされることなく彼は作戦に理解を示してくれたようだ。 「ははぁ、なるほどな。それで合点がいったよ。前からフレイヤの様子がおかしいとは思ってたんだ。やっぱりトロウに洗脳されてたんだな」 「うすうす感じていたのか」 「オレは昔からフレイヤのことを見てきてるんだ。気付かないわけがない」 「なるほど。ところでずっと思ってたんだが、おまえは洗脳とかされてないのか」 「ああ、大丈夫だと思う。たぶん城のみんなはトロウにうまく騙されてるだけで、操られたりはしていないんじゃないかな」 スキルニルの話を聞いてずっと疑問に思っていたことが解決した。 外の世界ではムスペやニヴルが攻め落とされたり、バルハラ城がいかにも怪しい暗雲に包まれたりときな臭いことこの上ない。しかしどうやら城内に暮らす者たちはトロウにいいように言い包められて、一切の疑問を抱くこともなく普通に生活を送っているらしい。……いや、それまさに洗脳って言うんじゃないのか? ともかく、フレイヤのように操られていたわけではないらしい。 「ムスペの件は先にあちらが手を出したので正当防衛の結果ということになっているし、ニヴルまでトロウの支配下になっていたとは知らされていなかった」 「そうか……。それにしてもフレイヤが操られていると知っていたなら、なおさらさっきはよく助けに来てくれたな。罠とは思わなかったのか?」 「ああ、フレイヤの声が聞こえた気がしたんだ。操られていたときのフレイヤじゃない、オレのよく知るフレイヤの声がね。そのあとで変な態度を取られたんで、やっぱりおかしいと思って疑ってしまったんだが」 「すまんな。その声はたしかにフレイヤ本人だが、おまえの目の前にいるのは中身が俺のフレイヤ王女だ」 「まったく驚いたよ。身代わりが男だなんて。誰か他に代役はいなかったのか?」 「そりゃ俺が聞ききたいぜ……」 フレイヤとの脳内会話は俺以外には聞こえないが、だからといってフレイヤが他人と話せない状態にあるわけではないらしい。 助けに彼を呼んだときと同様に、テレパシーの魔法を介してフレイヤはスキルニルと会話することができるようだ。 もっともその場合は、フレイヤとスキルニルの会話は俺には聞こえないのだが。 スキルニルの返答と相槌だけが俺には聞こえるのだが、なにやら楽しそうな会話をしているようなので少し悔しい。 もしかしてフレイヤって俺にだけ厳しく接してないか? その後、フレイヤに説得されたスキルニルは、このまま俺たちに同行して力を貸してくれることになった。 もともと彼はトロウに支配されたこのユミルでエインヘリアルの隊長として動いていたので、フレイヤの隣に彼が立っていても怪しまれる原因にはならない。 「トロウはおそらく王の間にいるはずだ。所詮オレは治安維持部隊。そう気軽に陛下とはお会いできない。だけどフレイヤ王女なら話は別だ」 「ああ。さっさとトロウを騙してこんな陰気なところはトンズラしたいね」 「ところで協力してやる代わりにひとつだけ言わせて欲しいことがある」 「おう、なんだ?」 「あまりフレイヤの顔で品の無い言葉を口にしないでくれないか」 「……すまん。努力はする」 その後スキルニルに案内されて、俺たちはバルハラ城の王の間へと向かった。 城のホールを抜けて中庭を囲む回廊を通り奥へ。再び屋内へ入るとそこは謁見などに使われる玉座の間だ。 その部屋の左右にある階段を上ると兵士の訓練場。そこから複数の通路が伸びていて、そのうちのひとつを行くと螺旋階段があり、それを上り切ったさらに先の通路を行くとようやく王の間が見えてくるという。 ……ううむ、これは俺一人じゃ絶対に迷子になりそうだ。 天馬は階段を上れないのでヴァルキュリアたちは中庭で待機だ。王の間は塔の上にあり広いバルコニーが隣接しているので、いざというときにはそこから救援に駆けつけることができる。 その螺旋階段へと向かう通路を抜けた頃……いや、王の間への通路だったか。 やけにこの城は迷路のように入り組んでいるのでよくわからなくなってきたが、とにかくヴァルキュリアたちと別れたあとのどこかで俺たちは一人の男に声をかけられた。 「おっと……。ちょっと待ちな、お二人さん。この先は王の間だ。あんたらのようなのが一体何の用があるっていうんだい?」 これまでにすれ違った誰とも雰囲気がまるで違う男だった。黒ずくめの服装をしていて、一目で使用人や兵士のような城に仕える者ではないことがわかる。 「その言葉、そのまま返させてもらおうか。おまえはどう見てもこの城の者じゃないな。一体ここで何をしている。貴様、何者だ?」 スキルニルは腰に提げていた剣を抜き放つと、その切っ先を突きつけながら鋭く問いかけた。 そんな様子を見て黒ずくめの男はふっと鼻で笑ってみせる。 「ニンゲンというのは視覚に頼りすぎているんだよなぁ。だから見た目だけでしか物事を判断することができない。だったら、これなら俺がわかるかな?」 そう言うなり男の姿が瘴気のような黒い霧に包み込まれる。そして霧が晴れるとそこには見上げるような漆黒の竜の姿があった。 「お、おまえは……第一竜将のアリアス!!」 スキルニルは驚いたような声を出した。 俺はそのアリアスとやらは知らなかったが、竜将というキーワードには聞き覚えがあった。 第五竜将ヴァルト、第四竜将ファフニール、第三竜将イフリート……。 トロウの手下どもに与えられている称号だ。 (第一竜将アリアス……。私も操られていた間のことは記憶が少し曖昧だけど、あいつのことはわかるわ。アリアスはトロウの配下の中でも特別よ。あいつだけはトロウに意見することができる。トロウの右腕だとも言われていた気がするわね) くそっ、そいつはとんだ大物だ。 だが慌てるのは早いんじゃないか。まだこちらの正体がバレたとは限らないぞ。 うまいこと言ってやり過ごせるのでは。そう思って俺は第一声を発した。 「わ、私はフレイヤです。トロウ様に次の作戦のことで呼ばれたので城に戻ってきたところです。そういうあなたこそ、トロウ様の腹心なら私のことを知らないわけじゃありませんよね? それを知らないというのなら、それはおかしい。もしかしてアリアスを名乗る偽者なんじゃないですか?」 我ながらけっこう強気に出たものだ。偽者はこっちなのに。 もしかしたらフレイヤの精神を憑依させていることで、お姫さんの強気な本性が少し俺の精神に影響したのかもしれない。 それを受けて漆黒竜は再び笑ってみせた。 「へぇ……。フレイヤ王女だったのか。そいつは気がつかなかったなぁ。なにぶん俺はハナが利くもんでね。臭いが違うからてっきり別人なのかと思ったぜ」 「に、臭いが違う!?」 「ずいぶん男臭くなったようだが……香水でも変えたのかな、フレイヤ王女様?」 まじかよ。これ絶対にバレてるぞ。 アリアスのやつめ、絶対に確信した上でおちょくってるに違いない。 おい、フレイヤ。魔法で何とかならないのか。 (臭いを変える魔法!? たしかにものの性質を変えるのは変性魔法の領域ではあるけど、物質でも動物でもないなんて……そんなのやったことないわよ!) なんてこった。まさかトロウに会う前に作戦が失敗することになるなんて。 こうなったら仕方がない。振り返って猛ダッシュでヒルデたちと合流してマッハで逃げる! もうこれしかないな。 撤退することを告げようとスキルニルに一歩近寄ると、なんとスキルニルは俺の両手を取って正面からこちらに向かい合うように立った。 ……え? おまえ何やってんだ、こんなときに? 「いや、この方は間違いなくフレイヤ王女だ。その王女様を男臭いだと? 貴様、第一竜将だかなんだか知らないが、無礼が過ぎるのではないか?」 「ああ、そうかもしれない。もし本当にそれが本物の王女ならな」 「だったら今からそれを証明すれば、信じてそこを通してくれるんだな」 「証明だと。はんっ、そんなことできるわけがないだろう」 「ならばこれを見るがいい」 そう言ってスキルニルは勢いよく俺の身体を引き寄せた。 あまりに一瞬のことなので何が起こったのか、すぐには理解できなかった。 ただハッとしたときには、スキルニルの顔がものすごく近くにあった。 「んんんんん~っ!?」 そのとき俺の脳内にはある効果音が再生されていた。 なんというか、こう、ズキュゥゥゥン! という感じのあれが。 いやいやいやいやいや、ちょっと待て。 俺は一体どうなったんだ。こいつ何しやがった。 スキルニルはアリアスに向かってこう言った。 「おまえが言うように、もしこれが偽者のフレイヤ王女で、しかも男だったとしたら、こんなふうにキスなどできるわけがない。これでは証明にならないか?」 な、何を言っているんだこいつは!? というかそれってつまり俺は……。 嘘だろ……運命の人のために残していた大事なファーストキスだったのに……。 それがまさかこんな形で奪われてしまうなんて! そんなひどい! しかしなぜだろう。 オスマンのクソ野郎とは違って、絶望的な地獄のような嫌悪感はなかった。 そりゃたしかにスキルニルは男だけど、よく見ると顔も整っているし、中身が俺とはいえフレイヤ王女を全力で守ろうとしてくれているのが伝わってくるし、なんと言えばいいのだろう。 不思議と悪い気持ちはしなかった。 (は!? ちょっとやめて) もしやフレイヤの精神を憑依させている影響がここにも!? ああ、俺の中の何かが目覚めようとしているのか! しているのかッ!? そう思うとスキルニルってけっこうイケメンだし、アリな気がしてきた♂ (黙らないと消し炭に変えるわよ) ……俺は正気に戻った! ともあれこの衝撃的な行動は効果があったらしく、アリアスは唖然とした顔をしながらも黙って俺たちを見逃してくれた。 いや、せめて何か言ってくれ。なんか気まずいじゃねえか……。 後にスキルニルはこのときのことをこう語っている。 「中身がフリードだろうが、同じ身体にフレイヤが憑依してるんだろ? それにここで正体がバレたらいずれフレイヤの身に危険が迫ると思った。そう思ったからこそオレは迷わず行動に移れたんだ。それがフレイヤを守ることに繋がるんだから」 イケメンかよ。スキルニル、おまえ性格がイケメンかよ。 まあとにかく、こうしてアリアスの追及が逃れた俺たちは、なんとか王の間の前までたどり着くことができた。 目の前には金色に縁取りされた重厚そうな立派な扉がそびえ立っている。 この先にトロウがいる……。 隣に立つスキルニルと顔を見合わせ、互いに頷き合う。 そして武者震いを抑えながら、俺は王の間の扉に手をかけた。 Chapter62 END 魔法戦争63
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/5350.html
DQⅨ Ⅸに登場する胴体部防具。 メタスラとはメタルスライムのことで、メタルスライムの力が宿る鎧らしい。 ただし腰の部分の紋章がメタルスライムになっており、装飾もやや地味。 非常に貴重な品で、宝の地図の洞窟のAランクの宝箱しか入手する方法はない。 だが性能は極めて高く、63と非常に高い守備力を誇り、全属性を15%軽減と特殊効果も素晴らしい。 装備可能者は戦士、旅芸人、バトルマスター、魔法戦士、パラディン、スーパースター。 スライムゼリー6つとオリハルコンと錬金すれば、【はぐれメタルよろい】が作れる。 守備力だけでなく属性耐性も上がるのでぜひとも作ってみよう。
https://w.atwiki.jp/tsukimichi/pages/49.html
職業 戦士 移動力 4 ステータス Lv HP MP 物理攻撃 物理防御 魔法攻撃 魔法防御 回復力 速度 1 90 80 27 5 23 4 6 9 10 15 得意装備 専用装備 好感度UPアイテム 武器 ハンマー装備時、物理攻撃力UP 武器 ギガントハンマー 鉄製の歯車 防具 衣服装備時、移動距離+ 防具 ミズリー服 スキル 固有スキル1 フルスイング! 固有スキル2 ジェットトリガー 固有スキル3 マッハスタンプ! 店員能力 宝珠販売販売確率UP 得意属性 土属性武器又は防具装備時、土属性物理攻撃力UP プロフィール 特徴 元気 得意 土 山奥の村からやってきた魔法戦士。ある目的のために愛用の武器を改造し、破壊力を極限にまで高めようとしている。過去に武器を奪おうとした悪人相手にやり過ぎて、巨人のあだ名が付けられてしまった。 コメント 名前