約 586,350 件
https://w.atwiki.jp/vipeb/pages/110.html
クラスチェンジ条件 アラインメント…L・N、STR…D以上 補正…攻+2 防-2 避-2 命-1 得意武器…[槍] 肉弾・魔法の2種類の攻撃をこなし、オールラウンドに力を発揮する魔法戦士。ナイトに比べ、やや非力さが目立つ。 11/2 変更なし
https://w.atwiki.jp/nybbas/pages/69.html
クラスチェンジ条件 アラインメント…L N C、HP…10000以上、STR…B以上 補正…攻+2 防-1 避-1 命+1 対竜 竜使いの意。ヴァルキリーと同様に肉弾・魔法の2種類の攻撃をこなす魔法戦士である。 アマゾネスから見えず。 (名無し)
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/289.html
Chapter09「火竜の国ムスペルス」 「見えてきたぞ。あれがムスペルスじゃな」 クルスが前方に見えてきた巨大な雲の塊を指して言った。 火竜族の王子セルシウスと別れてから、魔導船で三日ほど飛んだ先にムスペルスはあった。 自前の翼で飛べる竜族や、大型の船ならもう少し速度は出せるが、小型船ではこれでも最大速度だ。思ったよりも時間がかかってしまっている。それでも、その間に再び例のヴァルトやファントムトロウのような追手に襲撃されることなく無事にたどり着けたのは幸いだった。 「やった着いたのか。しかし、どこにムスペルスがあるんだ? 見たところ雲しか見当たらないが……」 望遠鏡を覗きながらオットーは辺りを見回している。しかし、目立つものといえば目の前の巨大な積層雲ぐらいだ。 するとセッテは、 「なんだ兄貴。まだ気付かないんすか。ムスペならさっきからずっと目の前にあるじゃないっすか。こんなに堂々と」 と面白そうに笑いながら、オットーの先に立って手で前方の空を指し示す。 「それがわからないから聞いてるんだ」 「この雲がムスペっすよ。こんなでっかいのに見落とすほうが難しいっすねぇ」 「雲だと? 火竜どもはこんな雲の中にでも棲んでいるというのか。これのどこが国なんだ」 初めてムスペルスを訪れた者は、知らなければまずそこに到着しても、到着したということに気がつくのが難しいだろう。見かねたクルスが補足して説明した。 「これはただの雲の塊ではない。分厚い層にはなっておるが、中は空洞になっておってのう。内側には大火山から成る浮島が存在しておるのじゃ。具体的には、雲の中の浮島がムスペルスの国土ということになるのう」 山をまるごと空に浮かべて雲の中に閉じ込めたようなムスペルスの大地は、今よりも遥か太古の昔から存在しているのだという。それは人が地上からやってくるよりもずっと前で、地上に文明が誕生するよりもさらに昔に遡る。かつてこの世界には大樹とムスペルス、そしてニヴルヘイム。この3つしか存在せず、そこからすべてが誕生したと説明している神話もあるほどだ。 「原始の時代の火山がそのままこの空に遺されているといった感じじゃな。そんな巨大な大地がどうやって空まで昇ってきたのか、どうやって浮かんでいるかは私に聞かれてもわからんがな。そして私たち地竜が大樹を大切にするように、火竜たちはこの大地を神聖視しておる。国であり聖地であり、そして太古の遺産でもあるというわけじゃのう」 クルスが説明しているうちに船は積層雲に近づき、雲の壁が手で触れられるほどすぐそばまで迫ってきた。 「なるほど。噂には聞いていたけど、来るのは初めてだ。案内を頼むよ、セッテ」 雲は水蒸気の塊だというが、極限までに密度を高めたこの雲の壁はまるで綿のクッションのようで、押せば柔らかな弾力さえ感じられそうである。 物珍しそうに雲に手を伸ばすフレイの様子を見て、慌ててセッテが忠告した。 「あっ、フレイ様、危ないっすよ! それすごく熱いんすから!」 「おっと」 フレイは慌てて手を引っ込める。 しかし、そこでひとつ疑問が生まれた。ムスペルスはこの中だ。そんな熱くて厚い雲の壁を一体どうやって通り抜けるというのか。 「船は大丈夫なのかな」 「任せるっす」 セッテが長い呪文を唱えると、光の膜が広がって船全体を包み込んだ。 「耐熱障壁っす。中の空間もすごく暑いっすから、火竜でもなければ生身じゃ数分ともたないっすよ」 「具体的にはどれぐらい?」 「コップの水がすぐに蒸発したり、卵を割ったらあっという間に目玉焼きになっちゃうぐらいっすね。あと湿度はほぼ100%っす。それにあちこちにマグマの川や池があるんで、温度計は振り切れちゃって測定不能なんすよねぇ」 「なんて過酷な場所だろう。まさに炎の国といった感じだ」 「火竜にとっては居心地がいいらしいっすけどね。まあ大丈夫っすよ。おれが上陸する前にみんなにも直接、耐熱と耐火の魔法をかけますんで。あ、でも水分補給だけは自分で気をつけてくださいっす」 話しているうちに、船の穂先が雲の壁に差し掛かった。船首が雲のかき分けるように奥へと入っていく。 しばらくは雲の中を進んだ。まるで濃い霧の中にいるようで一面真っ白、隣に立っている仲間の顔すら見えないほどだ。魔導船は魔法が目的地まで自動で船を導いてくれるので安心だが、もしそうでなかったら雲の中で遭難してしまっていたかもしれない。 それから数分ほど進んだだろうか。硫黄の香りが次第に鼻をつくようになり、ようやく雲の壁を抜け切った。 雲の壁も想像以上に厚い層だったが、中の空間もまた予想以上に広大だった。外とは別のもうひとつの空がそこにあるのではないかと錯覚するほど広く、抜けてきた反対側、つまり正面のずっと向こう側の壁は遠すぎてここからは見えない。 そしてこれだけ広い空間があれば、そこに浮かんでいる島もまた大きかった。浮島なんてちっぽけなものではない。もはやあれは浮き大陸といってもおかしくないほど巨大な岩の塊がそこにはあり、火山が中心にあるとは聞いていたが、山がひとつある程度のものではなく、山脈をまるごと地上から引っぺがして空に浮かべたような規模だ。さらにはセッテが言っていたように、山から流れ出したマグマの川がいくつも延びており、あちこちでは黒煙が昇っていた。 「ようこそムスペルスへ! おれたちの暮らしてる場所とはまるで別世界っすよ」 ムスペルスには港のようなものは存在しない。火竜たちは魔導船など使わなくても、自前の翼で飛べるからそんなものは必要ないのだ。 そこで適当な岸辺に船を着けると、セッテに保護魔法をかけてもらい、フレイたちはムスペルスの大地へと降り立った。 「私はここに残るぞ。地竜と火竜の関係は悪いわけではないが変に目をつけられても困るし、それに耐熱魔法の効き目が切れたら誰かがかけ直さねばならんからの。戻ってきたら帰る船が燃えて灰になっていたでは困るじゃろう」 「わかった。それじゃあ行ってくるよ。なるべく早く戻るから」 クルスを残して、フレイたちはセッテの案内でムスペルスの王城へと向かった。 王城はこの大地の中央に位置する山脈の火山の上にある。火竜たちは飛べるのでまったく問題がないが、人と身からすればずいぶん遠い。 なんせこの暑いなか、わざわざ登山までしなければならないのだから。耐熱魔法をかけてもらっているとはいえ、それでも暑いことには変わりはない。 「セッテ。おまえが修行していたのは王城の兵舎だったな。こんな山を毎日登っていたのか?」 「まさか。セッちゃんに乗せてもらってたっす」 「はぁ。まったくおまえってやつは、王子使いの荒いやつだな」 「好意に甘えさせてもらってただけっすよ! こんなところでも集落があって、人数は多くないっすけど同じように修行に来てる人や、あるいは学者だったりも滞在してるっすから、宿はそこにお世話になってたっすね。いろいろ魔法が駆使されてて、外とは違って涼しくて快適な宿だったっすねぇ」 話しているうちにその集落にたどり着いた。町や村というほど立派なものではなく、掘っ立て小屋のような簡素な建物が少数寄り集まっているだけのもので、ここには火竜の姿はほとんどなく、今はここに滞在している人もいないようだ。火竜はそこらで適当に眠ったり、あるいは山肌の洞窟をねぐらに使うので、狭苦しい家などは必要ない。そのため集落という概念をそもそも持っていないのだ。 「でも中にはここの人相手に商売をする変わった火竜もいて、そこで売ってたムスペまんじゅうがなかなかおいしかったんすよねぇ。ホットで、スパイシーで、とろふわで。今でも売ってるっすかね~。ちょっと寄ってっちゃだめっすか?」 「観光に来たんじゃないんだぞ。王子の用事が最優先だ」 「ちぇー。残念っす」 口惜しそうになんども振り返るセッテの手を引きながら小さな集落を後にする。そこから少し進むとリフトが設置されていた。セッテも見覚えがないというから、セッテが修行から帰った後に作られたものなのだろう。どう見ても火竜用のサイズではないので、集落の人たちが王城に向かうときのために設置されたものだと考えられる。 リフトに乗り込んでみると小さな装置が目に入った。焦げ目がついているので、ここで炎を当てるのだろうということはすぐにわかった。セッテが手をかざして装置に炎を放射すると歯車の回る音が聞こえてリフトが動き始めた。 装置の中には小型タービンと液体が入っていて、熱することで液体を循環させて歯車を動かすエネルギーを得る方式だ。 「こいつぁ便利っす」 「魔法と技術の融合か。面白い発想だな」 「こういうのは竜にはマネできないっすよね」 リフトで山を昇りきると、ちょうど王城の目の前だった。 火竜サイズなので、ユミルにあるバルハラ城とは比べ物にならないほど大きい。 そびえ立つ絶壁のような門をくぐり、それだけでバルハラ城下街がすっぽり収まってしまいそうな広さの中庭を抜けて王城の中へと入る。 絶対に攻め込まれない自信があるのか、あるいはそもそも守る必要がないと考えているのか、門番や見回りの兵のようなものはまったく見当たらない。上方を飛んでいる火竜の姿はここまでにいくつか見かけたが、城の中ではまだ火竜に会っていない。 セッテがいうには、ほとんどの火竜は火山の中腹あたりにいるらしく、城にいるのは王族ぐらいのものだという。兵舎もあるにはあるが、そもそも火竜そのものが強く頑丈で一般の竜が兵士のようなものなので、この城は行事などに使われる程度らしく、大抵はこのとおりがらんとしているという。 「もとが強いからわざわざ王族を守る必要とかもないんすかね」 「政治とかはやらないんだろうか」 「まあ、火竜王とはいっても人から見れば族長みたいなポジションって感じっすからね。ムスペは外交もあまりしてないし、むしろニヴルとにらみ合ってるだけで、あとは各々好きなようにやってるって印象っす」 「ふむ。しょせん竜は竜か。それで王子。火竜王にはどう説明いたしますか。火竜が我々の力になってくれれば心強いですが、セルシウス殿の言うように、我々に味方するメリットが火竜にはありません。どう説得したものか……」 「うん。難しいところだけど、かといって嘘を言うわけにもいかない。あとで問題になると困る。だから正直に話してみるしかないね」 そのまま奥に進み玉座の間へと向かう。そこでフレイたちは火竜王ファーレンハイトと謁見した。 玉座はあるものの、火竜は四足に大きな翼を持つ体形をしているので椅子に座るという文化はないらしく、ファーレンハイトは玉座の前に寝そべっていた。 「お忙しいところ失礼致します、火竜王様。お願いしたいことがあり、ユミル国から参りました」 声をかけるとファーレンハイトは首だけを持ち上げて答えた。 「うむ? なんだニンゲンか。我はおまえたちに構っているほど暇ではない。消し炭にされる前に帰るがよい」 それだけ言うと再び眠そうに首を下げた。 (どう見たって、めっちゃ暇そうじゃないっすか!) (静かに。ここで火竜王の機嫌を損なうわけにはいかない) フレイは諦めずに続けた。 「申し送れましたが、私はフレイ。ユミル国の王子です」 「ほう。ニョルズのせがれであったか。ならば話を聞いてやらんわけにもいかぬ」 のっそりと身体を起こすと、ファーレンハイトはフレイに向き直った。 竜族の見分けはあまりつかないが、なんとなく父親だけあってセルシウスと雰囲気は似ている気がするなとフレイは思った。体格はさらにふたまわりほど大きく、ヴァルトほどではないが竜の中でもかなり大きいほうの部類だろう。 「それでフレイ王子。我に何の用だ? さては親父に言われて我が国に奇襲でも仕掛けに来たか」 「そんな、とんでもありません! ただ私は火竜王様に相談したいことがあってムスペルスを訪れたのです」 「相談だと? しかし噂では貴国は戦争の準備を始めていると聞くぞ。それを相談とは悠長な。それとも何か。攻め入られたくなければ、これから提示する条件を飲めとでも言うつもりなのか」 にやりと笑いながらも、鋭く火竜王の目はフレイをにらみつけてくる。しかし臆せずフレイは続ける。 「そうですね……。ある意味ではそうかもしれません。ただ私は父上とは違う考えをもっています。ニョルズ王は今、トロウという魔道士にそそのかされて、その結果として噂のとおり軍備の増強を進めています。しかし私はそれを阻止したいと考えております。そのためにはトロウを止める必要があるのですが、その男は魔道に長けており、自分たちの力だけでは奴の暴走を止められません。そこであなたたち火竜の力を借りたいと思い、ここにお願いに参った次第です」 「ほう。しかしそれが我々にとって何の得になる。断る、と言ったらどうする?」 「このままではムスペルスとユミルは戦争になります。しかしトロウを止めればそれは回避できます。無益な争いを回避できることは、貴国にとっても損ではないかと思いますが」 「無益ねぇ……」 ふっ、と笑うとファーレンハイトは険しい表情になり、声を低くして答えた。 「我は貴国が攻め入ってくるならば、それはそれで構わぬ。そのときは返り討ちにしてやるだけのこと。貴殿らも既知のことであろうが、火竜の中にはまだニンゲンを認めておらぬ者も多い。もともとこの空は我ら竜族の領域なのだ。物好きの地竜どもが大樹にニンゲンどもを住まわせるのは勝手だが、我々に害なすならためらうことなく排除する。それが空の秩序のためにもなる。ただそれだけだ」 「それは誤解です! 父上はトロウにそそのかされているだけなんです。人間は竜族を害そうなんて思っていません」 「それは矛盾しているぞ、フレイ王子よ。ニョルズ王とは親交がある。あやつが悪いニンゲンではないことは我も理解している。そのせがれであるなら、貴殿もそうなのだろう。だがそのトロウとやらもニンゲンなのだろう? ずいぶん純粋なようだから教えておいてやる。たしかに貴殿のような善人もいるが、基本的にニンゲンの本性は悪だ! 欲に駆られて同族ですら平気で害するような種族だぞ。では聞くが、貴国はなぜあんなに兵士がいる?」 「それは……城下街の治安を守る為で……」 「わざわざ兵士を置いて見張っておかなければ治安を維持できない。ゆえにニンゲンとは自然状態は悪なのだ」 「そ、それは……」 「ふん、返す言葉もないか。まあよい。我ら火竜には誇りにかけてこの空の秩序を守る義務がある。それを壊す恐れのあるニンゲンは排除すべきだという声もあり、我もそれには同意だ。だがニョルズ王との縁もあるので、今のところはあえて目をつぶってやっている。ただそれだけだ。だからニンゲンに協力することが我々にとって得になるということはあり得ない」 ユミル国など――人間などその気になればいつでも潰してやれるとファーレンハイトの目が語っている。トロウが原因でユミル国が戦争を起こしたならば、国ごとまとめて排除してやる。それだけのことだと。 なんとか食い下がりたいフレイだったが、火竜が手を貸す利点を他に提示することができなかった。 言葉に詰まっていると、こんどはファーレンハイトのほうから条件を提示した。 「ならばこうしようではないか。我が国は太古の昔より氷竜どもの国ニヴルヘイムと戦ってきた。奴らはすべてを凍てつかせ、近寄る者をすべて排除する冷血な種族だ。自分たちのことしか考えていない。あれも空の秩序のためには倒すべき宿命にある。そこでものは相談なのだが、ユミルがニヴルを倒すため我々に協力するというのであれば、そのトロウとやらを倒すのに協力してやってもよい」 たしかにその条件を飲めばトロウを倒せるかもしれない。そうなればムスペルスとユミルの戦争は回避できる。 しかし火竜王に協力してニヴルヘイムの攻撃に参加するということは、それはユミルとニヴルヘイムが敵対関係になるということでもある。 フレイが戦争を止めるために旅に出たのは、トロウに操られた父親を正気に戻すためだが、これまで建国から争いなく平和な時代を送ってきたユミル国の歴史を壊さないためでもある。だからトロウを止めるためとはいえ、ここでニヴルヘイムに手を出すことはできない。 以上のことを丁寧に説明すると「ならば協力もなしだ」と火竜王は話を切り上げた。 「ニョルズ王に免じて、そちらから手を出さない限りは、我々から攻め込むようなこともしないでおいてやる。だが攻撃してくるならば容赦はしない。それだけは肝に銘じておけ。話は以上だ」 交渉決裂だ。フレイたちは肩を落としてムスペルス王城を後にするのだった。 重い足取りで船へと戻る道中、落ち込むフレイにセッテが声をかけた。 「まあ、こちらから手を出さなければ問題ないことはわかったんすから、それだけでも収穫っすよ。おれたちがトロウを止めさえすれば戦争は回避できるんすから。セッちゃんは心配してたっすけど、火竜王様も厳しそうだけど意外と話のわかる竜でよかったじゃないっすか」 「そう……だね。ただ依然としてトロウに対抗する力が足りないのも事実だ」 「うーん、そっすねぇ。兄貴、何かないっすか?」 「うむ、そうだな……。では王子、こんどはニヴルの氷竜を説得してみてはいかがでしょうか」 「氷竜を? しかしニヴルは鎖国政策中だというし、近づく者はなんでも排除すると火竜王も言って……」 「ムスペも隙あらばすぐに攻め込んでくるというような噂でしたが、こうして実際に話を聞いてみれば手を出さない限りは手荒なことはしないとわかったわけではありませんか。噂とは尾ひれのつくものです。ニヴルのほうも噂を鵜呑みにせず、一度は実際に行ってみる価値があるのではないかと」 「なるほど。それは一理ある」 鎖国政策中だというのは間違いなく事実だが、近づいただけで排除されるというのは尾ひれの可能性がある。火竜の協力を得られなかった以上、今は他にあてがあるわけでもない。なんとか鎖国状態のニヴルヘイムに入国する方法を考える必要はあったが、次に向かうべき場所はそこに決まった。 人陰のない例の集落にまで戻ると、さっきはいなかった火竜たちがそこに集まっていた。ムスペまんじゅうが買えるかもしれないとセッテが嬉々として飛び出していったが、すぐに血相を変えて戻ってきた。集まっていた火竜たちはセッテのあとを追ってくると、すぐにフレイたちを取り囲んでしまった。 「見つけたぞ、ニンゲンめ! おまえたちも奴の仲間か!?」 「例の噂は本当だったようだな。すぐに火竜王様に報告せねば」 「不意打ちとはいい度胸だ。生きて帰れると思うなよ」 「しょせんニンゲンはニンゲンだな。やはり排除すべきなのだ」 口々に穏やかでないことを言っている。それに話もよく見えない。 「ま、待ってくれ。不意打ちって何の話だ。奴って誰のこと?」 「とぼけるな! あれだけ暴れておいてしらを切るつもりか!」 「おい、追ってきたぞ! 逃げろ!!」 見上げるとこちらに向かって燃えたぎる岩石が隕石のようにこちら目掛けて飛んでくるではないか。それも雨のようにいくつも、無数に、おびただしく。 それを見るなり、火竜たちは一目散に逃げ出していった。 「な、なんなんすかあれェ!?」 咄嗟にセッテが上空に防壁を張るが、隕石はあっさりとそれを突き破って飛び込んでくる。 「だめだ。僕たちも逃げよう」 岩石は地面にぶつかると爆発して炎を撒き散らした。 大量に降り注ぐ隕石は、まるで爆撃のように次々と爆発を起こし、見る見るうちに地形を変えていく。火山の噴火か。いや、これはそんな自然現象のようなものではない。何者かによる魔法攻撃を受けているのだ。 さっき火竜たちが言っていたことも気になるが、今はフレイたちはただひたすら船に向かって走るだけだった。 その様子を上空から見下ろす人陰がひとつ。 血に塗れたような赤黒いローブをまとった魔道士が空中に浮遊している。魔道士は目でフレイたちを追うと一人呟く。 「こんなところでフレイ王子を見かけるとはな。ちょうどいい。火竜たち共々、我が魔法で始末してやろう。トロウ様が欲しているのは奴の血のみ。殺すなとは言われていないからな」 魔道士が両手に黒い炎を燃え上がらせると、マグマの川から引き寄せられるように溶岩が浮き上がっていく。それが空中で冷えて固まると、魔道士は黒い炎をまとわせて先ほどの燃えたぎる岩石を形成していく。それをいくつも自分の周囲に浮かせながら、いつの間にか戻ってきて攻撃の矛先を向けてきている火竜たちに向かって叫んだ。 「我が名は金魔将ヴィドフニル。トロウ様の命により、これより実験を始める。手始めに邪魔な竜どもには大人しくなってもらおうか」 Chapter09 END 魔法戦争10
https://w.atwiki.jp/gren2049/pages/41.html
ぶるぅでぃすてぃにぃ所属。 種族未確認♂。 職人未確認。 トニーがウルベア強ボスに挑んだ時に、カケルより収集されたぶるぅのメンバー。 この時は盗賊一筋を貫いていたが、今は魔法戦士、魔法使いなども使いこなす。 ポテコとはムフフな関係である。
https://w.atwiki.jp/sogaikan904/pages/99.html
名称:しあわせのぼうし説明:歩くとMP(マッツンポイント)が回復していく不思議な帽子 分類:防寒具-アタマ入手場所:東京競馬場の宝箱装備可能な職業:僧侶、魔法使い、盗賊、旅芸人、魔法戦士、レンジャー、賢者、ダーツモンスター、勇者
https://w.atwiki.jp/sinnsakurpg/pages/15.html
n-ゲームについての情報提供、メモ 各ページの修正点・追記事項等の報告 新ページ作成時の話し合い等 個人的な質問、雑談はコメント欄でお願いします。 関係のないコメントは発見次第、移動・削除させていただきます。 シプアプ20(LV21まで11300/12750) HP95MP47A49D58A47M47S47 武道家10 HP50MP16D37A49M22S33 盗賊10 HP61MP22A31D35A41M22S25解毒 僧侶9 HP44MP43A26D29A28M28S31 P冒険家1 HP40MP20A26D30A20M20S20 戦士8 HP59MP11A46D51A14M14S14 魔法使い9 HP36MP55A13D21A31M39S28 冒険家8 HP47MP23A29D33A23M23S23 戦士3 HP34MP06A28D26A08M08S08 -- へあぴんタンタン (2012-09-22 15 07 54) 北西の丘01、冒険者の帽子ですね。 南西の丘01、絹のローブ、道着、のほか、革の鎧がよかったです。 氷の護符1は確認済み、氷の護符2は確認できず 南西の丘10をクリアしても特に変化なし。クリア当時主人公LV20. -- へあぴんタンタン (2012-09-22 15 10 32) 10月20日時点のバージョンで、「ある職業」を除く全ての職業をマスターするのに係る時間は、約1時間 そして、「ある職業」のレベル10におけるステータスについて exp:4000 HP104 MP088 A:067(鉄の斧+8→075) D:067(冒険者の帽子+3、革の鎧+7、革の盾+3→080) A:073 M:062 S:045 -- へあぴんタンタン (2012-10-20 13 39 31) 装備品は、現時点で最高クラスのものです 「ある職業」に転職できるころに、これらの魔法を習得する余裕ができていました チユラ(5)、ゲドク(2)、トーベ(1) -- へあぴんタンタン (2012-10-20 13 43 15) 今回は、装備品と魔法の習得のためにgoldを使ったので、酒場の仲間の情報は未確認です -- へあぴんタンタン (2012-10-20 13 44 56) マンドラゴラはMHP10っぽい?です。 -- ドラゴンロード (2012-11-03 11 54 54) 北の洞窟(仮)最下層で「冒険者の服」と「青銅の剣」が手に入りました。 -- ドラゴンロード (2012-11-04 09 37 29) ↑「仙人つむり」はヘルアグル(AGLダウン)も使いました。 -- ドラゴンロード (2012-11-04 09 43 23) 転職できる場所が今回の更新よりも後になることがわかりました。 -- へあぴんタンタン (2012-11-04 13 42 09) 青銅でできた短剣と説明がありました -- へあ~タン (2012-11-04 23 44 56) 全体攻撃魔法を一つ習得するのにレベル17までかかりました 魔法習得を早めるには先に酒場で仲間の協力を得ることが吉とみえました -- へあ~タン (2012-11-04 23 47 24) 呪い火の属性は炎系であることはよく知られていますが、小入道の属性が氷系であることはあまり知られていないようです -- へあ~タン (2012-11-04 23 49 21) コーリゼ(7) -- へあ~タン (2012-11-04 23 51 08) 盗賊10レベか、武道家10レベか、どちらのほうが強いですか? -- いるか (2012-11-17 06 54 40) そもそも、編集下手→魔法一覧道具一覧 いい加減すぎだろw -- キョン (2012-12-24 20 18 32) 仲間一覧・魔法一覧・道具一覧の中身を適当に作ってみました。 見づらかったら直してやってください。 -- 名無しさん (2012-12-27 01 04 00) 仲間一覧・道具一覧の訂正と情報追加をしました。 -- 名無しさん (2012-12-28 23 32 41) 仲間一覧・魔法一覧・道具一覧の訂正と情報追加をしました。 職業限定の装備品・魔法に関する情報提供をお願いします。 -- 名無しさん (2012-12-30 13 38 31) 懐園 -- 懐園 (2013-01-01 02 19 13) 青銅ナックルは武闘家しか使えませんぞ -- 名無しさん (2013-01-12 17 27 53) なかなか強い。 地図レベル41ではじめて全滅した。 -- 名無しさん (2013-01-13 01 11 21) ↑↑青銅ナックル訂正しました。 あと、道具一覧のページにコメント欄を付けてみました。 -- 名無しさん (2013-01-13 11 01 39) 地図のレベルよりも+10以上のレベルの範囲内でないと、大変苦戦する傾向がある。 たとえば、地図レベル45以上ではレベル20未満の仲間はモンスターのフォノ一発で焼け焦げてしまうことはざらになる。 特にボスに与える酒場の仲間のフォノは2程度という、ボスの絶望的な魔法防御の高さ。 これに対抗し得るのは、主人公の魔法攻撃のみ。 -- 名無しさん (2013-01-13 14 59 12) 次の町(仮)の地図の場所をSSで撮り各場所(謎の地図抜き)に 四角とその下に場所の名前を編集で付けた画像がこちらです。 http //www1.x-feeder.info/shion/pictures/PIC_irEu0w.png -- NEO (2013-01-13 17 17 52) 2つ目完成 http //www1.x-feeder.info/shion/pictures/PIC_ZFXjtu.png -- NEO (2013-01-13 22 09 40) 青銅の剣は入手確率が低い? 10回くらいやっても出ないから多分そう -- ABYSS (2013-01-14 17 51 20) 青銅の盾、信者のローブも入手確率低そうな気がします -- 名無しさん (2013-01-15 17 53 30) やっとLV41ーつぎのLVまで111520だお つかれた -- みき (2013-01-26 15 26 57) 謎の地図はLV30位できついです -- みき (2013-01-27 16 50 25) LV50 謎の地図LV30以上敵強くてやばい -- あちゅ (2013-01-30 15 20 03) カストレ城で新しい仲間じゃないとね -- miki (2013-02-09 22 06 28) うえはおなじまちがえた -- みき (2013-02-09 22 08 36) 今回の更新で新たに出てきた謎の地図は、レベルいくつまで出現しますか。 ちなみに上の方に一言ですが、カストレではなくて、カレストでしたよ。 -- 名無しさん (2013-02-18 17 15 38) 上で述べました「新たに出てきた謎の地図」とは、次の町とハロワクのフィールドで出てくる地図のことです。 最初の町の地図のことは判明済みです。 -- 名無しさん (2013-02-18 17 17 12) おお!カストレ城 ハロワク -- みき (2013-02-18 19 54 19) カレスト? -- みき (2013-02-18 21 03 01) 東の渓流のスカイフィッシュのHPは15であることが分かりました。 -- NEO (2013-02-20 19 29 52) と思ったけど、もう判明していたのか・・。 -- NEO (2013-02-20 19 30 35) 冒険家レベル40まで要する経験値合計95,875、ちなみにレベル41になるには(103,500)まで達する必要があることが判明しました。 -- 名無しさん (2013-02-21 00 32 19) レベル40まで上げるのは、すごく大変です。 武具が充実しているので初めにやっていた頃よりはスムースですが、それでも大変です。 -- 名無しさん (2013-02-21 16 54 38) やっと今日は、僧侶がレベル25 レベル40まで、まだまだ遠い道のり -- Waikiki (2013-02-22 00 02 38) レベル40まで上げるのに一週間はかかりそう -- 名無しさん (2013-02-22 13 51 43) 右の広告に「PARTNER AGENT 1年婚活 活動1年の交際率84%※2011年7月当社データ」と載っている。 -- 名無しさん (2013-02-22 13 53 30) 例えば魔法戦士になるには魔法使いと戦士をそれぞれ20までレベルを上げればなることができる。 でも、勇者になるには、魔法使いも戦士もそれぞれ40までレベル上げが必要になる。 よって、レベル40まで上げるしんどさはあるものの、レベル40まで上げておいたほうが後のため。 そして、最終職業に就くためには、魔法戦士と同程度の職業もレベル40まで上げる必要がある。 結局、すべての職業をレベル40まで上げていれば、全ての職業をマスターすることができる。 -- 名無しさん (2013-02-22 14 12 39) 実は、今のフィールドでも、戦士と同程度の職業ならレベル40まで上げることは不可能ではない。 よって、今後更新が進んでも、現在のハロワクまでのフィールドまでで一週間ほど戯れていたらレベル40まで上げることはできる。 ただ、魔法戦士と同程度の職業については、レベル40になるまでに必要な経験値がいくつなのかはわからないので、コメントは差し控える。 -- 名無しさん (2013-02-22 14 20 23) 最初の投稿者「へあぴんタンタン」さんの投稿を見ると、現在では知ることのできない当時の開発状況を知ることができて、とても貴重な情報で良いと思います。 -- ブローカー (2013-02-22 18 23 20) バトルマスター 経験値62582でレベル30 -- 名無しさん (2013-02-22 21 14 30) 職業には全部でどのようなものがあるのか、情報提供をお願いします。 -- 名無しさん (2013-02-23 14 51 29) 冒険家 戦士 魔法使い 僧侶 武道家 盗賊 魔法戦士 バトルマスター 忍者 モンク 武闘冒険家 賢者 武闘冒険家 魔法冒険家 義賊 レンジャー 勇者 ???? -- 名無しさん (2013-02-23 15 17 25) 次の街(仮)地図。 前 カストレ城へ→今 転職の町ハロワクへ になってる。 間違ってたら失礼m(__)m -- フリーザー (2013-02-23 20 28 23) 次の町周辺の地図レベル10で出現するプチフェアリーの素早さは90と推測。僧侶レベル37から38に上がったことで素早さが89→92に上がり、これを境に先制攻撃ができるようになったから。 -- 名無しさん (2013-02-24 01 16 35) 僧侶レベル40になるには経験値95,875まで達する必要あり。冒険家と同じ。 -- 名無しさん (2013-02-24 01 27 37) 今のver.では、クレン城と、イセカイ神殿にはいくことができない。 間違ってたら失礼。 -- フリーザー (2013-02-24 08 02 09) 職業の情報提供、ありがとうございます。とてもわかりやすいです。 -- 名無しさん (2013-02-24 13 23 37) 現在のバージョン0.341では訓練所が存在しない。 訓練所では、どのようなことが行えるのか未だ不明。 -- 名無しさん (2013-02-24 13 25 24) どうやら、冒険家 戦士 魔法使い 僧侶 武道家 盗賊のどの職業も、レベル40に達するには95,875まで経験値を上げる必要があるみたい。 -- 名無しさん (2013-02-24 13 27 31) やっと、僧侶のレベル40達成。今日から武道家に転職。 -- 名無しさん (2013-02-24 17 20 59) レベル上げにほとほと疲れて、現在、休養中・・ -- 名無しさん (2013-02-26 20 24 58) ↑のフリーザーさん、ナイスコメントです。数ヵ月後に活きてくるコメントだと思います! -- 名無しさん (2013-02-26 20 26 27) ????は真の勇者ですよセーブできないバージョンでしりました -- みき (2013-02-27 15 02 57) @wikiのテンプレート移行でデザインが変わってしまったようですが、 以前の雰囲気に近いのがノート(3段組)Ver2らしいです。 -- 名無しさん (2013-02-27 23 40 23) 書き込もう、と思ったら既に書き込まれていたorz 管理人さんが数日対応されてないようなので、とりあえず苦肉の策として左メニューに更新履歴配置してみましたです。 -- マック (2013-03-02 10 16 41) というかこのwikiって、よろずやRPGのwikiと酷似している気が…。 トップの説明文とかほぼコピペ(( とやかく言う気はないのですが、文章だけでも自分で書いてみるとか、どうですかね…。 -- マック (2013-03-02 10 17 36) 武道家レベル30になるには累計39,150の経験値を要する。 -- 名無しさん (2013-03-04 14 51 51) 職業一覧のページを新規作成してもいいですか? 左メニューにあるので作っても大丈夫だとは思いますが念のため確認を。 -- 名無しさん (2013-03-04 23 39 23) 基本職+バトルマスターをレベル40まで育てた。 上級職をレベル40にするのは、今の狩場だと辛いなあ 謎の地図のレベル上げても、効率悪いしね。 魔法職なら効率いいかな?試してみよっと -- 名無しさん (2013-03-07 20 25 39) 個人的な感じ方だが、レベル上げのためなら、次の町周辺の地図レベル12までなら、ゆとりがもてる。 ただしこれは、ハロワクの酒場の仲間でレベル28~30を仲間にした場合についてのみ。 -- 名無しさん (2013-03-25 19 46 28) 将来には、経験値が2倍もらえるようにならないかな。 バトルマスター等の職業になると、レベル30に達するまでにやたらに経験値を要する。 -- 名無しさん (2013-03-25 19 48 06) 現在のバージョン0.342 ここだけの話だけど、現バージョンは0.341のときと特に変わり映えなく、よろずやRPGについても今年2月8日を境に未だ更新されていない状況が続いている。 -- 名無しさん (2013-03-25 19 53 05) 現在の職業を入れて、あと2つクリアすれば初級職は全て攻略。 でも、レベル上げに正直スランプ状態、レベル上げの作業に対する熱意が急に下がって、現在では、ゲームをほとんどやり込まなくなった。 眼が疲れるだけの単調作業に疲れたせいだと思う。 単調作業のつまらなさから解放される、もっと楽しいレベル上げができれば良いのにと思うばかり。 でも、現在のバージョンではそれはできなさそう。 今後のバージョンアップまで待つしかないかと思うばかり。 -- 名無しさん (2013-03-25 20 41 05) 久々に再開した。武道家に転職した2月24日から1カ月も経過するが、まだ、レベル40には到達していない。 これを、レベル上げのスランプと言う。 なんといっても、レベル30から40になるには、レベル30になるまでの経験値の2.5倍の経験値を稼がなければならないから、気の遠くなる思いがする。 -- 名無しさん (2013-03-26 19 00 07) 今日、やっと、武道家がレベル40になった。 初級職業は、あと盗賊のみ。今日だけでレベル25まで上げることに成功。 またレベル上げの地獄が始まる。 レベル26までで合計25,000要する。キリの良い数値なのでここに記録。 -- 名無しさん (2013-03-27 20 33 20) こんなときでも、仲間が居ることのありがたさを感じる。 いつの日か、仲間たちに恩返しをしなければと少し思っている。 -- 名無しさん (2013-03-27 20 34 51) 賢者と魔法冒険家との組み合わせが結構なほどよく感じる。 魔法で一撃できる範囲でサクサク進むので、お勧めな組合せかも。 -- 名無しさん (2013-03-27 20 37 06) 主人公レベル20を超えたころには、ハロワク周辺の地図レベル3をハロワクの仲間とともに攻略するのが経験値稼ぎに効率が良い気がする。 他の方法も検討してみるけれども、今のところ、この方法が最善。 -- 名無しさん (2013-03-27 21 47 46) やっと盗賊レベル30 でも、ここからが地獄 レベル30に上げるまでの苦労は、苦労ではない ここからレベル40に上げるまでが半端ない それは、これまで述べられてきたとおり -- 名無しさん (2013-03-28 18 15 50) レベル30までなら、ハロワク周辺地図レベル3を一巡するごとにレベルが1ずつ順調に上昇する レベル30以降もハロワク周辺地図レベル3で十分 レベル4にすると、先制攻撃されて苦戦する割に、レベル3のときと比べてそれほど高い経験値を得られない よって、レベル3で十分 -- 名無しさん (2013-03-28 18 17 27) やっと盗賊もレベル40に達した レベル30から上げるのに、総時間3時間は要した 春休みなど、十分に時間がないとレベル上げは進みそうにないと感じた すべての初級職をマスターし、今日から、バトルマスター 振り返ってみると、初級職をすべてマスターするのに2カ月弱の期間だった でも、これでもう大丈夫 一度すべての初級職をマスターしたら、二度と初級職のレベル上げの苦労をしなくて済む 皆さんもレベル上げ頑張って!! -- 名無しさん (2013-03-28 18 21 16) なぜここまで、すべての初級職レベル40にこだわるか 究極の職業、真の勇者になるための関門になっているから バトルマスターと同程度の職業もレベル40を要する データ採取をしながらレベル上げを進めたい でも、実はバトルマスターと同程度の職業のレベル上げのほうが もっとハードなのかも -- 名無しさん (2013-03-28 18 25 43) アイテム入手確率などについての検証をするページを作りたいのですが、管理人さんいかがでしょうか? 左メニューの目次に付け加えていただければ中身は作ります。 -- 名無しさん (2013-03-31 17 44 55) 紋章を2つ持っている人で、ある紋章の職業から別の紋章の職業へ転職するときに、次のようなコマンドが表示されて戸惑ったという人、いませんか? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★「「魔戦の紋章」を1つ消費して????になりますか?」★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 上の確認画面のうち「消費して」という表現は、転職しようとする多くの人に誤解を与えると思います。 なぜなら、「消費する」という意味に従って「はい」を選択すると、消費して????になった結果としてその紋章が所有アイテムから消えてなくなると思うからです。 試しに、5回、バトルマスターと魔法戦士との転職を繰り返してみましたが、紋章は消えてなくならず所有した状態のままでした。よって、この場合に適切な表現は、「消費」ではなく、「使用」だと思います。 したがって、「消費して」という表現は気にせずに転職しても差し支えがないことが解かりました。 -- 名無しさん (2013-04-08 23 42 12) 昨年にシフトアップネットさんから教えていただいた情報で、主人公のレベルは999まで上昇するという情報がありました。 以下、その情報を教えていただいたときのやり取りです。 「Re タイトルなし - シフトアップネット - 2012年12月01日 13 36 58 主人公のレベルはどこまで上がるのだろうかと思いました。以前、最初の街の周辺にエリアに「テスト999」と付く名前のエリアがあったので、主人公のレベルも999まで上がるように設定されるのかなと思いました。 はい、そうです。999まで上がります。」 自分の場合、現在、レベルが最も高い職業でも、レベル70です。でもレベル70以降はレベルが上がりにくく、正直、レベル99に達するまでにギブアップしてしまいそうです。 だれか、主人公のレベルが100を超えた方、いらっしゃいますか。 万が一主人公のレベルが100を超えた場合には、ここでご報告致します。 -- 名無しさん (2013-04-19 22 47 25) 久しぶりにやってみたらver.0.35になってますね。 数字の上がり方を見るとバグ潰しか小変更というところでしょうか。 -- 名無しさん (2013-04-30 01 25 08) Ver.0.37が来ましたよ。 クレン城へ行けるようになっています。 訓練所がありますがまだ入れません。 -- 名無しさん (2013-05-05 09 11 02) このゲームって1週間ほうちするとデータ消える? クッキーなど・データを消すようなせっていはしてません。 -- みき (2013-05-14 21 04 59) 今頃気付いたけどモールドにドクモリってきくんだ。 -- みき (2013-05-14 22 13 34) みきさんへ これを参考にしてみてください。ひょっとしたら気付かないうちに最新のフラッシュプレイヤーをインストールしていてウェブを閉じると同時に消えてしまっているのかもしれないからです。 「※最新のFlash Playerでは、ブラウザの閲覧履歴やCookieを削除すると Flashのセーブデータも消えてしまうのでご注意ください!!! 」 -- 名無しさん (2013-05-17 19 50 56) 3月くらいまでレベル99目指して途中で飽きたんで、 バトマスL69、+39にしたけど、 バトマスはあまりつよくないなあ(´・ω・`) 基本、魔法系の全体魔法がいい気がする 新しい街の仲間もあまり強くないし、 次のバージョンアップ待ちかな -- 名無しさん (2013-05-25 18 29 42) ココだけの話。 魔法戦士レベル50なら、次の町の地図レベル30よりも、ハロワクの地図レベル6のほうが経験値が入りやすい上に、フォノラ(別名「邪王炎殺連獄焦」)だけでモンスターを一掃しやすい。 -- 名無しさん (2013-05-26 16 37 00) 杖とか、魔法戦士の強力な武具が取り揃えられていることは嬉しい。 装備後の魔法戦士をビジュアル化したら結構かっこいいかもしれない。 次の更新までの目標として、魔法戦士レベル99を目指して頑張ってみようかな。 -- 名無しさん (2013-05-26 16 42 21) ココだけの話。 錬成所でMAXになるまでクレン城の武具を全て調達すると、約10万ゴールド要する。 -- 名無しさん (2013-05-26 16 46 49) むふふ。 魔法戦士レベル50以降の素っ裸の守備力と防具の守備力を合わせると、トータルの守備力は300近くに達するかもしれない。 そうなれば、クレン城までの他の誰よりも地上最強の者になるかもしれない。 戦士のような強力な物理攻撃力に加えて魔法使いのような強力な魔法攻撃力を持ち合わせた才能の持ち主、それが魔法戦士。 実に素敵な人物だ。 このような優秀な人物を我が社にぜひとも取り込みたいものだ。 -- 名無しさん (2013-05-26 16 54 56) 今更気づいたことだけど、炎の護符2を装備すると、主人公の放つフォノラの威力が1.2倍に増加している。炎の護符とはモンスターからの炎の攻撃に対する耐性だけでなく、炎系の攻撃力をアップさせる効能もあることに今更気づいた。 -- 名無しさん (2013-05-26 23 44 45) ココだけの話を修正。 約10万ゴールドではなく、約15万ゴールド。 -- 名無しさん (2013-05-26 23 52 39) 魔法戦士をレベル40まで上げるのに長い道のりだった。 でも、その後も修行を積み重ねたことと新しい装備品をMAXまで錬成したことで、レベル50以降のレベルアップが順調な気がする。最近の更新から2日しか経過していない今現在で既に経験値を20万ポイント以上稼いでしまっている。ハロワクの謎の地図レベル6~7のおかげでもあるが、酒場の仲間の助けが不要になるほど強くなっているので割とサクサクと修行が進む。5月25日の更新で初めて登場した訓練所はまだ利用していないが、今の強さでもやっていけそうな気がする。 -- 名無しさん (2013-05-27 13 41 46) 5月25日に更新は、VER0.4。 -- 名無しさん (2013-05-28 01 34 14) 早く謎の地(カリ)に行けないかな、気持ちだけ急く。 -- 名無しさん (2013-05-28 17 52 24) 各地へ到着するための目標レベルを、誰か示してくれますか。 例えば、このような感じで。 最初の町:目標レベル1、北の洞窟:目標レベル3、東の渓流:目標レベル6等 -- 名無しさん (2013-05-28 17 54 43) 魔法戦士レベル60の育成場所、現在のバージョンで最適な場所はハロワク地図レベル9 -- 名無しさん (2013-05-28 17 58 25) 魔法戦士レベル60なら、謎の地(カリ)は、主人公一人だけで楽勝に攻略できるのかな。情報提供求む! -- 名無しさん (2013-05-28 18 21 44) フォノラで一掃できるということは、フォノラを受けたモンスターが蒸発して炭クズになるということかな。 -- 名無しさん (2013-05-28 18 25 33) 魔法戦士レベル63の育成場所、現在のバージョンで最適な場所はハロワク地図レベル10 -- 名無しさん (2013-05-30 13 53 20) 魔法使いLv150は合計経験値5460850でした。Lv100は見るの忘れた -- 名無しさん (2013-05-30 23 38 53) 素早さの種×7を一度に使ってみた!★ -- 名無しさん (2013-06-01 21 53 04) 職業一覧の方に賢者LV20時のステータス載せておきました。 -- 名無しさん (2013-06-09 17 36 48) 魔法戦士素早さ165(種使用のためレベル68)になって初めて、ハロワク周辺の地図レベル12が最適な場所になった。 -- 名無しさん (2013-06-10 17 12 01) 賢者情報、ありがとうございます。 おかげさまで、現在のバージョンにおいて、クレン城の仲間の協力を経て順調なレベル上げができるだろうという見立てを立てることができるようになりました。 -- 名無しさん (2013-06-10 20 56 19) もう半年1ヶ月投稿がないのか・・・。 -- maku (2014-01-10 04 15 54) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/eternal-desire/pages/15.html
成長値比較 基本クラス 騎士系 闘士系 拳闘士系 サムライ系 斥候系 暗殺者系 弓戦士系 銃士系 白魔法使い系 黒魔法使い系 召喚魔法使い系 魔法戦士系 暴戦士系 女戦士系 使役系 作製系 その他系 基本クラス No クラス名 ランク 1 ノーヴィス D 2 ウォリアー D 3 ハンター D 4 メイジ D 騎士系 No クラス名 ランク 5 ナイト C 20 キャバリー B 21 クルセイダー B 55 ギャラント A 56 パラディン A 闘士系 No クラス名 ランク 6 ソルジャー C 22 グラディエイター B 23 ブレイブ B 57 スレイヤー A 58 デアデビル A 拳闘士系 No クラス名 ランク 8 バシュカー C 25 グラップラー B 26 パンツァー B 59 ベルテッド A 60 ジオグラスパー A サムライ系 No クラス名 ランク 9 剣客 C 27 剣豪 B 61 剣師 A 斥候系 No クラス名 ランク 10 スカウト C 28 レンジャー B 29 ホークアイ B 62 ローグ A 63 アルバトロス A 暗殺者系 No クラス名 ランク 11 アサシン C 30 忍者 B 64 シャドウゲイザー A 弓戦士系 No クラス名 ランク 12 アーチャー C 31 マークスマン B 32 シューター B 65 スナイパー A 66 レイダー A 銃士系 No クラス名 ランク 33 ガンマン B 67 キャラバニア A 白魔法使い系 No クラス名 ランク 13 クレリック C 34 カーディナル B 35 プリースト B 68 ビショップ A 69 セイント A 黒魔法使い系 No クラス名 ランク 14 ウィザード C 36 セイジ B 37 ウォーロック B 70 ジーニアス A 71 ハーミット A 召喚魔法使い系 No クラス名 ランク 15 シャーマン C 38 ソーサラー B 39 サマナー B 72 レヴェリア A 73 ドルイド A 魔法戦士系 No クラス名 ランク 18 スペルウォリアー C 49 スペルアジール C 40 ウィズウォリアー B 50 クリアアジール B 74 ルーンマイター A 75 ルーンスウィフト A 暴戦士系 No クラス名 ランク 47 ヴァルガー C 48 タイラント B 76 ドレッドノート A 女戦士系 No クラス名 ランク 7 アマゾネス C 24 ワルキューレ B 77 ヒルド A 使役系 No クラス名 ランク 16 アニマルテイマー - 41 ビーストテイマー - 42 ドールワーカー - 79 ドラグナー - 80 マシニスト - 作製系 No クラス名 ランク 17 クラフトマン - 43 ブラックスミス - 78 マイスタースミス - その他系 No クラス名 ランク 19 ダークスター - 44 ヴァイキング - ?? セイレーン - 45 ロード/レディ - 46 アサンブラジスト - 51 魔剣士 - 52 レッドソニア - 53 幻界闘士 - 81 ナイトブリード - 82 エギルキング - 83 ロードオブロード/ロードオブレディ - 84 クルシブリスト - 85 霧の戦士 - 86 ミネルバ - 87 竜幻士 - ?? シェイプシフター - ?? エンジェル - ?? デーモン -
https://w.atwiki.jp/ipgiron/pages/15.html
魔法使いと戦士の基本身体能力 魔法使いと戦士の基本身体能力について。名前欄に自分の考えを簡単に書いておくと解りやすいと思います この議論で魔族の身体能力についての意見も聞いてみたい 戦士についてはwikiに戦闘能力の目安みたいなのがあったと思うから省略して 魔法使いは一般人程度だと思っている 武器を使っての攻撃もままならないし、魔法の回避も全力を出して一発避けれるかどうか程度だと思う -- 名無しさん (2010-07-25 00 27 52) 確かに魔法を使っての防御、無効化は普通にできるけど 身体ひとつでただ避けるっていうのは何回もできなさそうだ -- 名無しさん (2010-07-25 00 33 08) 魔法での防御←攻撃の先読みは出来てる って事だから、 「反射神経だけ」は人並み以上でも良いんじゃないかな?不意打ちで死ぬのは勘弁 -- 名無しさん (2010-07-25 00 36 51) 反射神経位なら勝ち負けを左右しない程度に高くてもいいかもね -- 名無しさん (2010-07-25 00 54 16) 正直言ってレーザー避ける時点で戦士も伝説もけむたんもかなりの・・ おっとこんな時間に誰か来たようだ -- 名無しさん (2010-07-25 00 57 09) それはいくらなんでも無しだと思う… 急所をはずす位に留めればありかな -- 名無しさん (2010-07-25 00 59 54) 名前 意見 類似議題 鉄以外の魔法使いによる武器の使用
https://w.atwiki.jp/avalon/pages/14.html
Master CRISPIA Lv38 GR9 転生3回 精霊+神聖 Leader ポブルセン Lv45 GR9 転生2回 片手+神聖 Leader アリス Lv50 GR9 転生4回 魔法戦士 member うめこ Lv46 GR8 転生0回 精霊+神聖
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/333.html
Chapter53「フレイ倒れる1:王子は呪われてしまった!」 これはクエリアから猫だらけの隠れ家を見せてもらうよりも数日前のお話。 例のメタルドラゴンを発明した機械技師グリムとともにアルヴへ帰ってきたおれたちは、まず大神殿のアルバスに彼のことを報告した。アルバスはすぐに彼に理解を示してくれて、グリムがアルヴに研究拠点を置くことを許可してくれた。 それからおれたちは大神殿を後にした。グリムは以前から目星をつけていた場所があるといって、アルヴァニアの街のはずれにある雲の森のほうへ歩いていったので彼とはそこで別れた。 陽も暮れてきていたので、おれたちも一度拠点のグリンブルスティに戻って休もうかと提案してみた。 「初めて外の世界を見たんで、わたし疲れちゃったなぁ」 「そうだね……。僕もちょっと疲れたみたいだ。今日はもう休むよ……」 ゲルダとフレイ様はそう言ってうなづくと、おれと一緒にグリンブルスティに戻ることに賛成したが、クルスはまだやることがあると首を振った。 「帰ってきたばかりなのに、もう出かけるんすか?」 そう問うと、クルスはこれからファフニールと会ってくるのだと説明した。 今、ファフニールはトロウに従うふりをして敵の懐に潜入している。二重逆スパイとかいうちょっとややこしい立場らしいけど、いまいちおれにはよく理解できなかったので、とにかくトロウの仲間のふりをして情報を集めているというふうに考えておくことにしている。 そのファフニールからの定期連絡があるので、そのためにクルスは会いに出かけるということらしい。 「あやつもテレパシーのひとつでも使えれば話が早いんじゃがのぅ。まあ、トロウに傍受される心配があるから、念波を使うよりは直接会ったほうが安全ではあるがな。そういうわけなのでちょっと行ってくる」 飛び立つクルスを見送って、それじゃあおれたちは帰るとするっすか! と隣に目をやったそのときに問題は起こった。 「うっ……な、なんだか。これは、ちょっと……まずい、かも、しれな、い……」 どさり。と音を立てて、なんとフレイ様がその場に倒れこんでしまったのだ。 突然のことにゲルダは慌てているし、おれも一瞬何が起こったのか理解が追いつかずに呆然としてしまった。 が、はっとして急いで倒れたフレイ様を揺り起こして声をかける。 「ちょ、大丈夫っすか!? 一体どうしたんすか! おれがわかりますか?」 しかしいくら声をかけても、はっきりとした返事はない。 フレイ様はただうめき声を上げて苦しそうな表情をするだけだ。 「な、なんなの? ねぇセッテ、フレイはどうしたの?」 心配そうにフレイ様の顔を覗きこむゲルダ。 聞かれてもおれにはわからない。そして当のフレイ様は意識もうろうとした様子で、話せそうな状態ではなかった。 もしかしてと思いフレイ様の額に手を当ててみると、じんわりとした感覚が手のひらに返ってくる。 「すごい熱だ……。原因はわかんないっすけど、これは何かヤバイっす!」 「そんな! フレイ死んじゃうの!? わたしはそんなの嫌!!」 「落ち着くっすよ! とにかくまずは原因を突き止めるのが大事っす。もしかしたら何かの病気かもしれない。この街に病院とかはないんすか?」 「お医者さんは……いない。竜人は基本的に病気はしないし、ちょっとした怪我なら魔法で治しちゃうし……。こんなの、わたしも初めて見るもん」 フレイ様は苦しそうに肩で息をしている。そして時折、むせるように連続して大きな咳を繰り返した。顔色もどんどん悪くなっていっているような気がする。 「これは困ったっすね。こういうときは物知りのクルスが頼りっすけど、一歩遅かったって感じっす……。兄貴やフリードたちも出かけてていないし……」 「他に誰か治療の魔法に詳しいひとはいないの?」 「プラッシュがセッちゃんの石化を治してくれたことがあったっすけど、今はクエリアと一緒にどこか行ってるみたいっす。こんなとき一体誰に相談したら……」 自分たちだけではどうすることもできない。何が原因なのかさえもわからない。 しかしあまりぐずぐずしてはいられなさそうだ。というのも、フレイ様の状態は見る見るうちに悪化していったからだ。こんどはぶるぶると身体を震わせながら、うわ言のように「寒い、寒い」とつぶやいている。 「うう……。マジでヤバイっす。まさか何か呪いでもかけられたんじゃ……」 そもそもフレイ様がアルヴの外に出たのは、ファフニールの作戦のためだ。 トロウの仲間のふりをするために、ファフニールはトロウに怪しまれないように振る舞わなくてはならない。そのために、フレイをアルヴの外に誘き出すようにと命令されていたファフニールは、たまにはアルヴの外での活動も行ってほしいと協力を申し出てきた。 ラタトスクの石さえ持たなければ、トロウにフレイ様の居場所を特定される心配はなく、危害も及ばないはずだとファフニールは言っていたけれど……。 フレイ様をメタルドラゴン探しに誘ったのはおれ自身だった。アルヴの外へフレイ様を連れ出したのはつまりおれということになる。もしかしたら、そのときに何らかの方法でトロウはフレイ様に呪いをかけたのかもしれない。 だとしたら、これはおれの責任だ。 「厄介っすね……。もし呪いだとしたら、ちゃんとした手順がわからないと呪いを解くことができないっすよ。もちろん自然治癒もしないし……」 自分のせいでフレイ様が苦しんでいる。しかもそれでもしものことがあったら、家臣としてはこれ以上ない重大な失態だ。つまり非常にヤバイ。 冷や汗を垂れ流しながら頭を抱えていると、ゲルダが思い出したように言った。 「そうだ! そういえば街の外円部に錬金術を研究してるひとがいるよ!」 「錬金術ってあのよく薬とか調合してるアレっすか?」 「そのアレだよ。呪術にも詳しいし、もしかしたらフレイを治せる薬を持ってるかも!」 錬金術というのは、機械と同じく古代の地上由来の技術のひとつだと聞いたことがある。今でこそ魔法が世の中の基本として存在しているけれど、それ以前は科学が人間の文明の中心だったらしい。 そして、その科学はさらにその前の時代に誕生したカラクリと錬金術のふたつが合わさって生まれたそうだ。 魔法の発展により機械技術は廃れていったという話だが、錬金術のほうは魔法との相性が良いらしく、今でも残っている一般的な技術だ。あまり詳しくはないけれど、回復の魔法を込めた錠剤を作ったり、様々な効果を発揮するポーションを調合したりできるらしい。もしかしたら解呪の薬というものもあるかもしれない。 錬金術師は医者ではないけれど、言うなれば魔道士と薬剤師を足したような存在だ。少なくとも自分たちだけで悩んでいるよりはずっといい意見をくれるはず。 「よし。それじゃあ、その錬金術師に会いに行くっすよ! 案内頼むっす」 「任せて! でも病人を連れまわすわけにはいかないよ。まずはフレイをどこかに休ませてあげよ? それから錬金術の先生を呼んでこようよ」 「ラジャっす」 まずは二人でフレイ様の肩を支えてグリンブルスティまで連れて行き、船内にあるベッドにフレイ様を寝かせた。 船内にはいつものようにクエリアの姿を捜しておろおろしているフィンブルがいたので、氷枕を作ってもらってフレイ様の様子を見ててもらうように頼んだ。 まだ全然大丈夫じゃないけど、とりあえずは安心だ。 「フレイさん、病気なんですか?」 「これから錬金術の先生に相談に行ってくるんだ。だからフレイを看てて。言っておくけど、フレイに何かあったらわたし怒るどころじゃすまないから」 「はわわ……。そ、そんな。私どうしたらいいんですか~」 フィンブルはますます、おろおろした様子になった。小柄とはいえ氷竜なのに、クエリアやクルスとかとは全然違うタイプの竜もいるもんだなぁと思う。 ……なんて今は関心を払っている場合じゃない。 「ゲルダ、もうそのへんにしとくっすよ。早くフレイ様を助けてあげないと」 「そうだった。じゃあフレイのこと頼んだからね! くれぐれも頼んだからね!」 あとをフィンブルに任せて、おれたちは薄暗い空の中を街の外円部へと走った。 先を行くのはゲルダ。そしてその案内を受けておれが後に続く。 (待ってるっすよ、フレイ様。絶対にぜったいに助けるっすから! だから、おれたちが戻るまで絶対に死んじゃだめっすからね……!) Chapter53 END 魔法戦争54