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09/06/03~10/03/30 魔法少女達と冒険するスレ ログ 本スレ 本スレ2 本スレ3 本スレ4 本スレ5 避難所(63~) 避難所2 魔法少女wiki(資料・台詞集) テンプレ キャラクターテンプレ 設定など +スレのお約束 【スレのお約束】 決定リール&変換受けありです。 (用語については、なな板TRPGまとめサイト「千夜万夜」参照) コテ付き参加大歓迎。途中参加も初心者も悪役さんももちろん大大大歓迎! 名無しさんネタ投下ももちろん大歓迎。 拾えるネタは極力拾います。ただし自治、荒らし、ストーリーの破壊を狙うような投下は華麗にスルーです。 好きな時に好きなように投下してOKです。ただしチャット状態はついていけない場合があるので自重して下さい。 魔法学園が舞台ですが、参加資格は生徒、学校関係者限定というわけではありません。 版権キャラで登場する場合は、可能ならファンタジーテイストにアレンジして下さい。(原典があれば教えてね) なお最強クラスのキャラで参加しても、必ずしも周りが最強認識してくれるとは限らないかも・・・です。 大切なのはスレを楽しむ気持ち、コテならなりきりとしてなりたっていることです。 もし何かわからない事があったら、避難所でお気軽にどうぞ。 +学園について 【学園についての説明】 舞台はファンタジー世界。フィジル島にある魔法学園が主な舞台です.。 フィジル島は「魔海域」と呼ばれる、法則を無視した魔の海域の中にあります。 (魔海域は、「法則を無視した潮流、乱気流」「突然の魔法無効旋風」 「召喚生物強制送還地帯」などが特に有名です) 一度学園に入学したら卒業(三等課程合格)まで島を出ることは叶いません。 学園は全寮制、男女共学です。 魔法学園の施設は西洋のお城のような外観をしています。 女子寮、男子寮は校舎と同じ敷地内にあります。カフェテリア等一部の施設は男女共通です。 女子寮内外には侵入者避けのトラップがあります。要注意。 校舎には校庭があります。 校舎の裏手には霧のかかった森があります。 森の奥深くには強力な魔物や貴重な生物が住んでいるという噂です。 森の奥深くには庭園があり、近くにはかつて新魔法研究の為に使われていたらしい施設があります。 施設の中には何に使うのか分からない装置が置いてあります。 ※ 描写されていない施設等に関しては、整合性さえ保っていれば好きに設定投下してOKです ※ もし判断つかないときは、避難所でお問い合わせくださいね。 参考資料 学園について・各部のあらすじ・NPC・ロックの別人格一覧・マジックアイテム 状況まとめ 魔法少女シリーズ 魔法少女と冒険 07/01/02~07/02/09 魔法少女2・合わせ鏡の果てに 07/02/09~07/09/13 魔法少女3 07/09/20~07/12/14 魔法少女4 07/12/15~08/02/19 魔法少女5 08/2/21~08/10/23 魔法少女6 08/10/26~09/06/04 魔法少女7 09/06/03~10/03/30
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白衣の不審者がGENESISなどの悪の組織から技術供与を受けて製作した高性能の試作兵器である戦車・戦艦・戦闘機を使い過去に煮湯を飲まされた"街"と国営ヒーロー連盟のランキング上位を撃滅しようとして人的被害が皆無の状態で阻止した事件 (part96) 参加メンバー ツキミヤ・ゲット 古手取 妙子/魔法少女ビースト エム レン/GUMPEST ・レイク=ライター “教授” 巨大ロボット 白衣の不審者がGENESISやアースガーデンなどその他の悪の組織に頭を下げて資金及び技術供与を受けて製作された高性能な試作兵器 頭脳に変形する"戦車"・頭脳以外の四肢に変形する "戦艦"・翼及びスラスターに変形する"戦闘機"に分離する 大量の量産型アクセルパワーを人間に擬態する機能を外し人工知能や火器管制システムを補助するシステムとして組み込んだ 制御は白衣の不審者のギターによって行われる 巨大ロボットとしては人々から自身に対する信仰を糧に無限大に強化され、自身を構成する試作兵器の無限大の量産 五指や手を変形させる事による赤と青の二重螺旋レーザーチェンソーとそれ以外は外部の脅威に対抗する適応機能が組み込まれている 今回は発電所の地図記号を電気及びプラズマを全身に纏う事であった 国営や都会のヒーロー達を出動させる以外に"街"にはなす術がなかっただろう ルミナスが現れなかったら勇気ある警察官が白衣の不審者を取り押さえなかったら"街"が存在する事はなかっただろう 戦車 砲弾の弾丸の無限化と砲弾の機能をカスタムを可能とする 試作品故その他の機能はない "街"を滅ぼしたあと量産型にはカスタム機能を外し赤と青の二重螺旋のレーザー機能を組み込む予定だった フェンリル事件において△△山に居住していたパイロと交戦したが弾丸の無限化とカスタム機能と頑丈の外装破壊されその隙を突いたビーストに破壊され巨大ロボットに変形合体し海上に沈んだ 戦艦 赤と青の二重螺旋の即死レーザーを放つ主砲以外は何も無い本来は補助用ではあるため数は少なくても良いが巨大ロボットのデモンストレーションでヒーローに多めに破壊される事を想定に入れ量産された グフト・クックの援護を受けた GUMPEST・V2や"教授”によって 殲滅されその後オリジナル機体が巨大ロボットに変形合体し海に沈んだ 戦闘機 "戦車"の開発をした事で見えた問題点を踏まえて 弾丸の無限化と赤と青の二重螺旋の即死レーザーを放つ以外は試作品故その他の機能はない オリジナル機は各国へ領空侵犯をして追跡した国営ヒーローランキング上位のグフトを・クックを撃墜して"街"に襲撃をかけようとしたら無理に復帰したグフト・クックによって破壊されたが巨大ロボットに変形合体し 量産機を大量生産しヒーローを苦しめたが奮戦の甲斐もありオリジナル海上に沈み 殆どはビーストとグフトの手によって跡形もなく葬られたその他の量産型も人的被害を出す事なく墜落した 白衣の不審者 白衣の不審者のクローンの中ではオリジナルらしさを薄め他者にも理解されやすくなった代わりに不審者のクローンの中では実力は上から数えるレベルに上がった その一方で孤独を抱えておりエムを自身の理解ある助手に改造しようとしたりする 武装は巨大ロボットを制御装置と聞いた人を洗脳する音波を発するか機械内蔵し警棒と打ち合えるくらいには強化したギター 活躍 戦闘機型の撃墜で討論中のニュースを"街"の駅にてピアノのある自身の活動区域にしたエリアを放映して趣味と実益も兼ねた演奏をしながら犯行声明をし巨大ロボットを援護をし続けた 途中助手候補のエムの逃走を阻止しようとしたがその隙を洗脳音波の対策をした警察官により武装ごと無力化され逮捕された
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〔あなたは本物(ほんもの)の魔法少女(まほうしょうじょ)に選(えら)ばれたぽん!〕 詠唱 コスト1/水星/悪 味方デッキの一番上からカード5枚を見る。 その中から魔法少女1枚を選んで公開し、 味方手札に加える。 その後、残りを好きな順番で味方デッキの下に置く。 あなたはキャンディー×1を得る。 魔法少女育成計画で登場のコスト1の水星の詠唱。 デッキトップ5枚から魔法少女1枚をサーチし、キャンディー1つを得る能力を持つ。 単純に魔法少女をサーチするだけなら〔呼び出し〕であればデッキの中全てから任意の魔法少女をサーチできる。 そのため、こちらはキャンディー1つを得る点や、シャッフルせず、デッキボトムに好きな順番でカードを置くことができる点を利用したい。 例えば《滝川 ノア LV1》を用いれば、デッキボトムに送った順番でカードをドローすることができる。 このカード使用後にシャッフルを挟まなければ、任意のタイミングでそれを行うことができるため、なかなか面白い。 カード情報 フレーバー・イラストレーター おめでとうぽん! 収録 魔法少女育成計画 MI-040 C
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08/10/26~09/06/04 ログ 本スレ 本スレ2 本スレ3 本スレ4 避難所(188~) 避難所2a 避難所2b(~62) 魔法少女wiki(資料・台詞集) テンプレ キャラクターテンプレ 設定など +スレのお約束 【スレのお約束】 決定リール&変換受けありです。 (用語については、なな板TRPGまとめサイト「千夜万夜」参照) コテ付き参加大歓迎。途中参加も初心者も悪役さんももちろん大大大歓迎! 名無しさんネタ投下ももちろん大歓迎。 拾えるネタは極力拾います。ただし自治、荒らし、ストーリーの破壊を狙うような投下は華麗にスルーです。 好きな時に好きなように投下してOKです。ただしチャット状態はついていけない場合があるので自重して下さい。 魔法学園が舞台ですが、参加資格は生徒、学校関係者限定というわけではありません。 版権キャラで登場する場合は、可能ならファンタジーテイストにアレンジして下さい。(原典があれば教えてね) なお最強クラスのキャラで参加しても、必ずしも周りが最強認識してくれるとは限らないかも・・・です。 大切なのはスレを楽しむ気持ち、コテならなりきりとしてなりたっていることです。 もし何かわからない事があったら、避難所でお気軽にどうぞ。 +学園について 【学園についての説明】 舞台はファンタジー世界。フィジル島にある魔法学園が主な舞台です.。 フィジル島は「魔海域」と呼ばれる、法則を無視した魔の海域の中にあります。 (魔海域は、「法則を無視した潮流、乱気流」「突然の魔法無効旋風」 「召喚生物強制送還地帯」などが特に有名です) 一度学園に入学したら卒業(三等課程合格)まで島を出ることは叶いません。 学園は全寮制、男女共学です。 魔法学園の施設は西洋のお城のような外観をしています。 女子寮、男子寮は校舎と同じ敷地内にあります。カフェテリア等一部の施設は男女共通です。 女子寮内外には侵入者避けのトラップがあります。要注意。 校舎には校庭があります。 校舎の裏手には霧のかかった森があります。 森の奥深くには強力な魔物や貴重な生物が住んでいるという噂です。 森の奥深くには庭園があり、近くにはかつて新魔法研究の為に使われていたらしい施設があります。 施設の中には何に使うのか分からない装置が置いてあります。 ※ 描写されていない施設等に関しては、整合性さえ保っていれば好きに設定投下してOKです ※ もし判断つかないときは、避難所でお問い合わせくださいね。 参考資料 学園について・各部のあらすじ・NPC・ロックの別人格一覧・マジックアイテム 状況まとめ 累積状況 魔法少女シリーズ 魔法少女と冒険 07/01/02~07/02/09 魔法少女2・合わせ鏡の果てに 07/02/09~07/09/13 魔法少女3 07/09/20~07/12/14 魔法少女4 07/12/15~08/02/19 魔法少女5 08/2/21~08/10/23 魔法少女6 08/10/26~09/06/04 魔法少女7 09/06/03~10/03/30
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【共通魔法】(きょうつうまほう)Common Magic 字義通り全ての魔法少女が共通して使用できる魔法のこと。 固有魔法と区別して呼称されるのが普通だが、当人の固有魔法によって性能差が生じる場合も多い。 また、魔力量の増減や訓練によってその機能が変化することもある。 共通魔法は大きく分けて以下の5つに分類される。 魔装変身 再生能力 物体生成 身体補正 思念通話
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説明 概要 《魔法少女 暁美ほむら》特化型【悪魔族】軸《死霊操りしパペットマスター》型 【アンデット族】軸 【魔法使い族】軸《マジシャンズ・サークル》型 【墓守】型 【魔導】型 歪みの魔女型 【戦士族】軸 【シンクロ召喚】軸《DT・黒の女神ウィタカ》型 《イージーチューニング》型 《ラブラドライドラゴン》型 《星に願いを》特化 【ポケモン】軸 【機械族】軸《人造人間-サイコ・ショッカー》型 《A・O・J クラウソラス》型 併用型【植物族】軸 【魔導】軸 【シンクロ召喚】軸 【闇属性】軸 このデッキの弱点 代表的なカード 関連リンク 説明 名前に魔法少女を含むエクシーズモンスターをメインに据えたビートダウン。魔法少女はいずれも異なる属性縛りを持つためデッキの主役として使うには専用の構築が必要となる。 《魔法少女達の連携》 通常魔法 自分フィールド上に表側表示で存在する「魔法少女」と名のついたエクシーズモンスターの数だけ、フィールド上に存在するカードを破壊する。 《魔法少女 暁美ほむら》 エクシーズ・効果モンスター ランク6/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2800 闇属性レベル6モンスター×2体以上 このカードの攻撃力・守備力は、このカードのエクシーズ素材の数×200ポイントアップする。 このカードが破壊される場合、墓地へ送られずエクストラデッキに戻る。 このカードが持っているエクシーズ素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。 ●1つ以上:このカード1体が相手のコントロールするカードの効果の対象になった場合、その効果を無効にする。 ●2つ以上:相手モンスターの攻撃宣言時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、相手モンスターの攻撃を無効にする。 ●3つ以上:1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で相手に1000ポイントのダメージを与える。 ●4つ以上:このカードはカードの効果では破壊されない。 《キュゥべえとの契約》 永続魔法 「キュゥべえとの契約」はフィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。 1ターンに2度まで、次のどちらかの効果を使用できる。 ●:自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体のレベルを1つ上げる。 ●:自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の属性を変更する。 このカードの効果を使用したターンに、 自分が「魔法少女」と名のついたモンスターのエクシーズ召喚に成功しなかった場合、 エンドフェイズ時に自分は4000ライフポイントを失う。 《魔法少女 百江なぎさ》 レベル4/地属性/魔法使い族/攻1500/守1000 このカードを「魔法少女」または「魔女」と名のついたエクシーズモンスターのエクシーズ素材とする場合、 このカードのレベルと属性を任意のものとして扱うことができる。 手札のこのカードを墓地へ送る事で、自分フィールド上に表側表示で存在する「魔法少女」と名のついたエクシーズモンスター1体を選択し、 エンドフェイズ時までゲームから除外することができる。 この効果は相手ターンでも使用できる。 「魔法少女 百江なぎさ」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。 概要 デッキパターンは各種魔法少女を併用する型と、唯一単独で一線級のスペックと複数回の運用が行えるルール効果を併せ持つ《魔法少女 暁美ほむら》に特化させた型に大別される。 併用型はレベル・属性調整関連のギミックを投入する必要があり、《魔法少女 暁美ほむら》特化型は《キュゥべえとの契約》との兼ね合いから基本的に闇属性縛りの構築になりがち、という構築面の難をそれぞれ抱えている。 《魔法少女 暁美ほむら》特化型 縛りといっても闇属性のカードプールの広さから構築の派生は多岐に渡る。それなりの性能と展開力を持ったレベル6闇属性モンスターがいることが基本的な条件となる。また単独で素材1体分となれる《ガガガマジシャン》《魔法少女 百江なぎさ》、墓地から展開を補助する《D-HERO ディアボリックガイ》及びそれを墓地に落とす《終末の騎士》辺りはデッキタイプを問わず採用候補となる。 【悪魔族】軸 自身も出しやすくエクシーズ素材・展開補助・サブウェポンを一手に引き受ける《魔族召喚師》を軸にした型。墓地に《魔族召喚師》と闇属性レベル6の悪魔族さえいれば一気に《魔法少女 暁美ほむら》召喚に繋げられるため速攻性・トップ解決力に優れる。 蘇生対象候補としては墓地肥やし要員である《ダーク・グレファー》をサーチする《男の援軍》のコストに使え単独でもそこそこ有用な《迅雷の魔王-スカル・デーモン》や《魔族召喚師》と通常モンスターサポートを共有できる《デーモンの召喚》《タルワールデーモン》、《魔法少女 暁美ほむら》の打点面での不安を解消する《偉大魔獣 ガーゼット》などが挙げられるが評価としては《男の援軍》《ダーク・グレファー》という墓地肥やしサポートの強力さもあって《迅雷の魔王-スカル・デーモン》が頭一つ分程上にいる。《ダーク・グレファー》が初手に出しやすいということは初手にレベル4の闇属性と《D-HERO ディアボリックガイ》が揃いやすいということでもあり《キュゥべえとの契約》を絡めて《魔法少女 暁美ほむら》を牽制的に出せるのも速攻能力に拍車をかける。 《魔族召喚師》自体の出しやすさやその効果によって展開力という意味でのサブウェポンとしては運用できるが、それらは基本的に常識的な攻撃力しか持たないため打点の面では《魔法少女 暁美ほむら》に依存しがち。そのため3000超えの打点を持つ相手に対しては沈黙しやすいのが弱点といえる。 《死霊操りしパペットマスター》型 自身が《魔法少女 暁美ほむら》の素材・《魔族召喚師》の蘇生の対象に含まれ、さらに条件次第で爆発的な展開力を発揮する《死霊操りしパペットマスター》に着目した型。基本的には《魔族召喚師》型に更に墓地肥やし要素を追加して状況を見計らい、《死霊操りしパペットマスター》と各種蘇生カードもしくは《D-HERO ディアボリックガイ》とで瞬時に素材4体を揃えるのが狙いとなる。当然場面や相手を見て通常の《魔族召喚師》を用いた2体エクシーズ・《死霊操りしパペットマスター》単騎での2体エクシーズ+上級アタッカーといった展開も視野に入れる。 ただその条件を満たすために下級モンスターよりも半上級ですらない上級モンスターの方が多くなったり色々吹っ飛んだ構築のデッキなので、《魔族召喚師》《迅雷の魔王-スカル・デーモン》で手堅く2体エクシーズを繰り返す通常型と比べると安定性で劣るという評価をせざるを得ないか。 《偉大魔獣 ガーゼット》は《死霊操りしパペットマスター》と攻守0のサポートカードを共有できるが、実用的な展開系のサポートは《リミット・リバース》《デブリ・ドラゴン》くらいでありこのためだけに使うかといえば微妙。 【アンデット族】軸 《魔族召喚師》の類似カードである《地獄の門番イル・ブラッド》を用いたデッキ。《男の援軍》一枚からキーカードがガンガン落ちていく【悪魔族】軸と比べるとスピードで劣るものの《地獄の門番イル・ブラッド》自体の蘇生方法はアンデット族のサポートカードの恩恵で《魔族召喚師》よりも多い。また《魔法少女 暁美ほむら》の素材を呼べるため普段に輪をかけて強力なリクルーターになる《ピラミッド・タートル》の存在も大きい。 墓地落としが起点の【悪魔族】に対してこちらは《ゴブリンゾンビ》を《ゾンビ・マスター》で使いまわしてキーカードを揃えていくのが基本。そのため《地獄の門番イル・ブラッド》の蘇生対象も《カース・オブ・ヴァンパイア》《死王リッチーロード》などの低守備力が望ましい。 《壁抜けの邪仙 霍青娥》は効果を有効活用しつつ無理なくエクシーズ召喚に繋げられるため採用圏内だが、肝心のレベル6闇属性に蘇生対象に含まれるモンスターがいないため単独で状況を切り開くほどの性能はなく過信は禁物。 【魔法使い族】軸 《ディメンション・マジック》《魔法大学》《マジシャンズ・サークル》などの展開サポートと癖の強い各モンスターで戦うデッキ。《ガガガマジシャン》を最も活かせるデッキタイプでありイメージ的にもよく合う。 また《魔族召喚師》《壁抜けの邪仙 霍青娥》はそれぞれ魔法使い族なのでやや難易度は高いが上記二種のデッキとの複合デッキも可能。 様々なギミックが存在するためデッキパターンによってやりたいことが大きく異なることも特徴。 《マジシャンズ・サークル》型 《ガガガマジシャン》と《マジシャンズ・サークル》で召喚条件は満たせるため【魔法使い族】の中では比較的《魔法少女 暁美ほむら》召喚に繋げやすいデッキだが、その分採用する上級モンスターは性能的にやや不安定になる。逆に《マジシャンズ・サークル》《キュゥべえとの契約》に対応する魔法使い族レベル4の闇属性モンスターは《魔導戦士 ブレイカー》《召喚僧サモンプリースト》《霊滅術師 カイクウ》等優秀なカードが揃っているので下級同士の競り合いには強い。 《マジシャンズ・サークル》から呼び出す対象としては《闇紅の魔導師》《ブラック・マジシャン・ガール》《壁抜けの邪仙 霍青娥》辺りが候補になる。《闇紅の魔導師》用の汎用魔法で戦闘面や《聖なるバリア-ミラーフォース-》等《魔法少女 暁美ほむら》の弱点もカバーできると無駄がない。 《魔法少女 百江なぎさ》登場に伴い全体的にイマイチな上級モンスターを入れる必要がなくなった。《魔法少女 百江なぎさ》自体も単独で戦えるタイプのカードではないが下級モンスターなのでとりあえずシンクロやエクシーズ素材としては問題なく扱えるため多少は安定感が上がったと言えるだろう。 【墓守】型 《王家の眠る谷-ネクロバレー》影響下で高い拘束力・防御力・切り返し力を持つ【墓守】に《魔法少女 暁美ほむら》を組み込んだ型。 利点としては《墓守の番兵》《墓守の暗殺者》が強固なステータスと使い勝手のいい切り返しを兼ねるカードとなるのでデッキの安定感が増す他、《墓守の偵察者》《墓守の番兵》の存在によって多くのカードから《魔法少女 暁美ほむら》を守る役割も持つ《迎撃準備》が使いやすくなる点がある。 一般的な蘇生カードは使えず唯一《降霊の儀式》に対応する上級墓守の《墓守の長》もレベル5なので素材集めにやや苦労するのが難点だが墓守自体は守備力・展開力共にそれなりに高いため《ブローバック・ドラゴン》等の汎用上級モンスターを入れること自体はそれほど難しくない。また《王家の眠る谷-ネクロバレー》発動前は《墓守の暗殺者》が、《王家の眠る谷-ネクロバレー》影響下では《墓守の番兵》がそれぞれ《ガガガマジシャン》との間で《星に願いを》の発動条件を満たすのでそれを4枚目以降の《キュゥべえとの契約》として補う手もある。 【魔導】型 《ネクロの魔導書》の効果を利用してレベル調整を行う型。 《見習い魔術師》《魔導書士 バテル》を擁するレベル2と下級の要であるレベル4の2つでレベル6の素材を作るのが基本。レベル4モンスターが多くなりがちなことと《魔導書士 バテル》《執念深き老魔術師》等のリバース効果モンスターを種に使える場面が多いのでディスアドバンテージの多さがネックとなる《魔法大学》も比較的採用しやすい。 《魔法少女 暁美ほむら》召喚の起点となる《ネクロの魔導書》は当然最重要カードだが、《トーラの魔導書》は多数の除去・デバフから《魔法少女 暁美ほむら》を守り、《ヒュグロの魔導書》は《魔法少女 暁美ほむら》の戦力補助に使えることに加えスペルスピードの遅さという弱点も相手の攻撃を止めてから返しのターンで反撃を行える《魔法少女 暁美ほむら》の攻撃阻害効果から補いやすい、と各魔導書は《魔法少女 暁美ほむら》と相性が良く根本的な事故率の高さや初動の遅ささえ乗り切れば理論上は完璧なシナジーを発揮する。 また《魔法少女 百江なぎさ》は《魔法少女 暁美ほむら》だけでなく《魔法少女 佐倉杏子》の素材としても扱えるので《魔導戦士 フォルス》と共に採用してみてもいいだろう。 歪みの魔女型 比較的容易な条件で手札から召喚できるようになる《歪みの魔女と黒猫》を取り入れた型。 墓地に《歪みの魔女 シュメール》さえいれば手札から任意に特殊召喚できる素材モンスターが生まれ《歪みの魔女 シュメール》自体も単独で壁となり元々採用圏内の《終末の騎士》に対応しているためそれほど邪魔にはならない。また《歪みの魔女と黒猫》は魔法使い族なので召喚権を使わず場に出て《マジシャンズ・サークル》で別の素材を引っ張ってくる役割も持てる。 通常の《マジシャンズ・サークル》型以上に素材を揃える能力には優れているが、《歪みの魔女 シュメール》《歪みの魔女と黒猫》共に戦力にはほぼならないので、《魔法少女 暁美ほむら》が出せない場面やそもそも《魔法少女 暁美ほむら》との相性が悪い相手は非常に苦手。 【戦士族】軸 このデッキのキーカードには《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《D-HERO ディアボリックガイ》等戦士族が多くそれ以外のカードに関しても《ガガガマジシャン》はエクシーズ素材となれば消失し《魔法少女 暁美ほむら》は破壊されても墓地に送られることはないため、少し構築を練れば無理なく《不死武士》を採用できる。 基本的には《不死武士》を用いて真っ当にアドバンス召喚して制圧しながら《魔法少女 暁美ほむら》で優位を確固たるものにしていく。また《不死武士》はレベル3なので《レベル・クロス》も使えないことはない。採用候補となる上級モンスターは各種D-HEROと《禍憑きの光 凶月刑士郎》《魔導ギガサイバー》くらいでやや幅が狭く器用貧乏な印象が拭えないのが難点と言えば難点。 【シンクロ召喚】軸 各種1枚しか積めず闇属性レベル6という条件を満たした種類もそこまで多くないシンクロモンスターそのものを素材にするための構築は併用型ならともかく特化型では《ガガガマジシャン》の存在もあって得策とは言い難い。そのためシンクロ召喚を行うことによって発生する副次的な利点を活かすのが基本。 《DT・黒の女神ウィタカ》型 フィールド上にレベル6のシンクロモンスターがいる時限定でレベル6のモンスターとして手札から特殊召喚できる《DT・黒の女神ウィタカ》の効果を活用するためのデッキ。ライフコストは《闇の調律》込で2600と軽くはないので多用は出来ないがギリギリ許容範囲か。 シンクロモンスターに関してもいざという時に《DT・黒の女神ウィタカ》と即座にエクシーズ召喚を行える《天狼王 ブルー・セイリオス》《BF-アームズ・ウィング》が出せるようであれば小回りの利いた動きが出来るので各悪魔族レベル2チューナーと《BF-銀盾のミストラル》が推奨チューナーに当たる。 《イージーチューニング》型 《魔法少女 暁美ほむら》の戦闘面での穴を埋める恒久的な攻撃力上昇が可能なコンバットトリックである《イージーチューニング》を用いるためにシンクロ召喚を取り入れた型。 こちらのデッキの場合多少チューナーの質が求められるが、単体でもそこそこ強力で《緊急テレポート》に対応している《クレボンス》は特に使い勝手がいいので出来れば採用したいところ。その他の候補としてはステータスが高く使い勝手の良いレベル4のチューナーでもある《黒薔薇の魔女》や同じくレベル4チューナーであり《キュゥべえとの契約》を始めとするその他カードとの兼ね合い次第では《魔法少女 佐倉杏子》召喚も狙えないことはない《フレムベル・マジカル》、玉石混交ながらも圧倒的なサポート数を誇る《ジェネクス・コントローラー》等が存在する。 非チューナーモンスターに関しては特に指定のないデッキだが《魔法少女 巴マミ》《スターダスト・ドラゴン》の素材になれる地属性と《キュゥべえとの契約》影響下で《魔法少女 暁美ほむら》の素材になれる闇属性の恩恵が特に大きい。これらを状況に応じて使い分けられる《錬金生物 ホムンクルス》も採用圏内。 《DT・黒の女神ウィタカ》型と比べるとエクシーズ召喚とは一切関係ない部分でデッキスペースを取られるため《魔法少女 暁美ほむら》召喚がやや難しい。元々《終末の騎士》が無理なく入るデッキなので《人造人間-サイコ・ショッカー》《人造人間-サイコ・リターナー》辺りは対してスペースを割かずともそれなりの展開力と性能を発揮し、《人造人間-サイコ・ショッカー》自身も《イージーチューニング》との相性はいいので比較的使いやすい。 《ラブラドライドラゴン》型 豊富なリクルーター・極めて低い攻撃力・通常モンスターの特性が合わさり最も多くの召喚手段を持つレベル6闇属性モンスターである《ラブラドライドラゴン》を用いた型。 エクシーズ召喚一本に絞ると《ラブラドライドラゴン》の攻撃力から攻めあぐねることも多くせっかく《魔法少女 暁美ほむら》とそれを守る《スターダスト・ドラゴン》《閃珖竜 スターダスト》をトップクラスに揃えやすいというレベル6チューナーの長所も潰してしまうので、基本的には《ラブラドライドラゴン》主体のシンクロ召喚に《ガガガマジシャン》《魔法少女 百江なぎさ》を適量加えて後の展開を阻害しないタイミングを見計らって《魔法少女 暁美ほむら》のエクシーズ召喚を行うことになる。そのため素材の《ラブラドライドラゴン》自体は極めて出しやすいが《魔法少女 暁美ほむら》を出せるタイミングはそれなりに限定される。 《星に願いを》特化 《ガガガマジシャン》と同じ守備力1000のレベル6闇属性モンスターには単独でもそこそこ戦える性能に加え優秀な展開サポートである《オーバースキル・スパーク》を持った《オーバーマン・リオンネッター》が存在する。この2体を基準として守備力1000の闇属性モンスターをメインに構築することで《星に願いを》の性能を最大限発揮したデッキ。 守備力1000闇属性の下級モンスターには《魔導戦士 ブレイカー》《かぎづめポケモン マニューラ》《不死のワーウルフ》といった割と優秀なモンスターが揃っているためこれらと《魔法少女 暁美ほむら》を守るための汎用カードを組み合わせることで平時は無理なく【ハイビート】として戦える。 理論上はハイビートの安定感と4体エクシーズさえ無理なく狙えるロマンを兼ね備えたデッキだが、《D-HERO ディアボリックガイ》・《星に願いを》・《キュゥべえとの契約》・墓地及び手札に《オーバーマン・リオンネッター》が存在しない場面での《オーバースキル・スパーク》・基本的に単独では時間稼ぎくらいにしかならない汎用カード等腐るカードがやたら多いのでこれらの枚数調整に関しては相当の吟味が必要になる。 【ポケモン】軸 リリースを踏み倒す手札からの召喚手段と《進化の秘密》というデッキからの召喚手段を併せ持つ《幻影の覇者 ゾロアーク》を主軸に据えた型。《幻影の覇者 ゾロアーク》を出す安定感自体は高いのだがもう1体の素材を揃える展開力に欠けているため《ガガガマジシャン》頼りになりがちだったが4枚目以降の《ガガガマジシャン》といっていい《魔法少女 百江なぎさ》の登場によってある程度安定した動きができるようになった。 《幻影の覇者 ゾロアーク》は《スーパーボール》ではサーチできないが《ポケモン図鑑》ならサーチできる関係から《幻影の覇者 ゾロアーク》以外のモンスターは《はっこうポケモン ツボツボ》などの壁よりも《かぎづめポケモン マニューラ》《しのびポケモン テッカニン》などの下級アタッカーが望ましい。《スーパーボール》からサーチできるチューナーの《こねずみポケモン ピチュー》もそれなりに便利且つ《ポケモン図鑑》のカウンターを溜められるので採用圏内だが《進化の秘密》から《幻影の覇者 ゾロアーク》を出せない点は注意。 ほぼ同様のサポートを持つデッキとして《忍法 変化の術》を持つ【忍者】が存在する。やや使い勝手が悪いが《里の秘術書》や《悪魔六騎士 ザ・ニンジャ》などの《忍法 変化の術》へのサポートや機甲忍者の素早い展開力を有する【忍者】とポケモン関連のサポートを有する【ポケモン】どちらも一長一短なので好みが分かれるところである。 ただし【忍者】【ポケモン】そして《ガガガマジシャン》+《魔法少女 百江なぎさ》の6枚を全て組み込むにはデッキスペースが足りなすぎるので併用するのはほぼ不可能。 【機械族】軸 こちらも《魔法少女 百江なぎさ》登場によって評価を上げたタイプのテーマ。《終末の騎士》に加え《スクラップ・リサイクラー》が存在するため高い墓地送りの安定感を持つのが強みでありそこからの蘇生でフィールドに展開していく。また闇属性・機械族のチューナーも同様に落とせるため《イージーチューニング》による打点補強が狙いやすい点も評価できる。 《人造人間-サイコ・ショッカー》型 《人造人間-サイコ・ショッカー》を《人造人間-サイコ・リターナー》で蘇生して素材を釣り上げる。《終末の騎士》《スクラップ・リサイクラー》が素材の墓地落とし・蘇生トリガー両面で活用できるためややもすれば自己要因にもなる蘇生カードを最低限に抑えられるのが強みであり《人造人間-サイコ・ショッカー》単独でも充分強力な上級アタッカー且つ《イージーチューニング》と好相性なので無理に《魔法少女 暁美ほむら》に頼らずとも勝利が狙える対応力の高さも持っている。更に《魔法少女 暁美ほむら》を守るカードとしても《人造人間-サイコ・ショッカー》は優秀なので総じて腐ることはないだろう。 弱点はエクシーズ素材として使うと消滅してしまうCGIの仕様上、使い回す度に《人造人間-サイコ・ショッカー》の面倒な召喚手順を再度踏み直さなければならない点。蘇生カードに依存しないというメリットも2度・3度と《魔法少女 暁美ほむら》の召喚回数が増すに従って動き出しが遅れるというデメリットが上回り始める。 OCG仕様なら《人造人間-サイコ・リターナー》《スクラップ・リサイクラー》両者と好相性な《リミット・リバース》も活かせるのは《人造人間-サイコ・リターナー》のみでありやや噛み合わなさも目に付く。 相性のいいチューナーは《人造人間-サイコ・ショッカー》によって無効化されフィールドに残った《リビングデッドの呼び声》《リミット・リバース》を再び使いまわせる《A・O・J サイクロン・クリエイター》あたり。ただし使いドコロの狭くなった《リミット・リバース》が採用されるかどうかは微妙なラインなのと《終末の騎士》《スクラップ・リサイクラー》の効果をチューナーを落とすために使う余裕がほとんどないためチューナーを入れるべきかどうかも微妙なところ。 《A・O・J クラウソラス》型 闇属性レベル6の機械族通常モンスターとしては唯一なんとか許容範囲内のステータスを持つ《A・O・J クラウソラス》を通常モンスター蘇生カードで展開し《ガガガマジシャン》《魔法少女 百江なぎさ》とのエクシーズ召喚を狙う型。 同様に闇属性機械族通常モンスターのチューナーである《ジェネクス・コントローラー》で状況に応じてシンクロ召喚にも繋げられる。他に採用されるカードとの兼ね合いから素の状態ではイマイチ召喚対象に乏しいが《熱血指導教師 熱血隼人》を採用すると《終末の騎士》《TG ストライカー》と戦士族のサポートを共有しつつ《閃珖竜 スターダスト》《スターダスト・ドラゴン》《A・ジェネクス・トライフォース》《魔法少女 佐倉杏子》《セイクリッド・トレミスM7》《H-C エクスカリバー》など、ライフコストは気になるもののシンクロ・エクシーズ共に召喚ルートを大幅に広げることができるのでこの問題はかなり改善される。 バラエティ豊かなエクストラデッキの選択肢や状況に応じて《A・O・J クラウソラス》《ジェネクス・コントローラー》どちらに蘇生を回すかなど自由度が高くデッキ構築・プレイングのスキルが如実に現れるデッキタイプと言える。最も無理なく《イージーチューニング》ギミックを組み込めるタイプのデッキである点などただのファンデッキで終始しない独自の強みも持っている。 併用型 召喚条件の根本的に異なる魔法少女を1つのデッキ内で共存させなくてはならないので闇属性縛りの《魔法少女 暁美ほむら》特化型と比べても構築は著しく制限される。いくつものギミックを無理矢理入れるというよりは複数の属性を無理なく採用できるテーマにレベル調整のギミックを組み込んで召喚につなげることが多い。 それでも4種を同時採用するのはかなり厳しい。デッキの性質上他の魔法少女を強化する効果を活かしやすいことに加え単独でも出しやすく性能も悪くない《魔法少女 巴マミ》はともかくとして、サポート無しの単独性能に不安を抱える《魔法少女 美樹さやか》、そもそも出すことが困難で魔法少女を並べるというデッキコンセプトと噛み合ってない《魔法少女 佐倉杏子》、専用デッキで戦ったほうが遥かに強い《魔法少女 暁美ほむら》辺りはどれか1つ抜くのも手ではある。 こうした性質やどうしても《キュゥべえとの契約》に頼らざるをえない関係上安定感では特化型に大きく劣る。逆にスペック的には非常に高いものがある《魔法少女達の連携》を活用できる点やお互い相補的な関係にある《魔法少女 巴マミ》と《魔法少女 暁美ほむら》が並べやすいという点など独自の強さを発揮できれば爆発力は高い。 【植物族】軸 地属性レベル4の植物族には《ボタニカル・ライオ》《ギガント・セファロタス》等ハイビート要員が多く《ロードポイズン》《ボタニティ・ガール》等無理なく採用できる水属性カードは《伝説の都アトランティス》影響下ではレベル3として扱える。これらの役割を使い分けられることに加え《キュゥべえとの契約》があれば残り2種の素材にもなれる《錬金生物 ホムンクルス》が《ロードポイズン》のサポートを受けられる点もおいしい。 属性調整は必須だがあらゆるレベルのエクシーズ素材を兼ねる《コピー・プラント》も強力なサポートに成りうる。 【魔導】軸 上述した《魔法少女 暁美ほむら》召喚ギミックに加え《魔導戦士 フォルス》《魔導書士 バテル》《魔導弓士 ラムール》等各魔法少女召喚に適したモンスターが多いため共存は可能。 比較的多種の魔法少女に出番があるデッキだが魔導書3種に加え魔導関連モンスター、レベル調整カード等々で大きくデッキスペースを消耗するため肝心の《魔法少女達の連携》が使いにくいのが難点。 【シンクロ召喚】軸 各種一枚しか積めないとは言え同条件で様々な属性のモンスターを素材として引っ張ってこれるので併用型ではシンクロ召喚も重要な選択肢となる。 完全にレベルと属性が合致したモンスターは少ないものの、レベル5に《X-セイバー ウェイン》、レベル6に《フレムベル・ウルキサス》、レベル7に条件付きだが多数の闇属性シンクロモンスターがそれぞれ存在するためこれらを《ロスト・スター・ディセント》《ミニチュアライズ》等で縮小すれば各魔法少女の素材となることが出来る。 《魔法少女 美樹さやか》のみこれに当てはまらないが《深海のディーヴァ》《ジェネクス・ウンディーネ》を始めとする水属性シンクロ関連の優秀なギミックが流用できるので狙えば召喚することは容易。 各エクシーズ素材は1体までならシンクロ絡みで工面できるがもう1体は自前で用意する必要があるためシンクロデッキといえどそこまで小回りが利くわけではないが、なにかしらエクシーズ召喚しなくてはそもそも戦いにならないその他の型と比べればシンクロという保険がついてる分安心感はある。 【闇属性】軸 《魔法少女 百江なぎさ》の登場によって《魔法少女 百江なぎさ》と《キュゥべえとの契約》さえ揃えばあとは闇属性レベル4のモンスターだけで《魔法少女 美樹さやか》以外は出せるようになったためこれらを全面的に信用するならば無理に属性をバラけさせる必要はなくなったとも言える。 外界での某竜の大暴れによって《封印の黄金櫃》が制限に返り咲いてしまったので特定のキーカードに依存しすぎるのは危険でもあるのだが安定感が著しく低いのは他の軸でも同じなので闇属性であることを活かして《魔法少女 暁美ほむら》型のデッキと多少の融和をしつつ採用するカードを選べば充分許容範囲と言えるだろう。 このデッキの弱点 併用型に関しては《魔法少女 巴マミ》の全体強化や比較的出しやすい高打点の《魔法少女 暁美ほむら》及びその召喚素材となる上級モンスターなど平均打点自体はそれなりだが最高打点はやや低いため大型モンスター相手には魔法少女だけでの対策は困難。《魔法少女達の連携》をそうした相手の処理に使ってしまうと今度はアドバンテージの回収ができなくなる。 特化型の《魔法少女 暁美ほむら》のルール効果は本来1枚しか積めないエクシーズモンスターながら専用デッキが組めるほど使い回しの利く非常に重要な利点ではあるが、副作用として《魔法少女 暁美ほむら》が破壊された後再召喚までの反撃スピードは落ちる。元々守備的なカード故制圧中に再び召喚するための体制を整えられることが多いのでそこまで気にはなる場面はないが、不意に素早く破壊されることがあると立て直しはかなり難しい。 代表的なカード 《魔法少女 巴マミ》 《魔法少女 美樹さやか》 《魔法少女 佐倉杏子》 《魔法少女 暁美ほむら》 《魔法少女 百江なぎさ》 《魔法少女達の連携》 《キュゥべえとの契約》 関連リンク デッキ集 k
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概要 ※この項目は◆yIMyWm13lsの勝手な編集が入ります。 不思議な小動物に力を与えられた少女たち。 14年前に魔法少女たちは安寧たる世界の守人、エンプレスと決戦。 エンジェリックグレイス、エンジェリックオネストは一度、力が失っていた。 例外として中学卒業までに消えるはずだった美優の力は消えることは無かった。 時系列 美優・店長登場(1スレ目570-583) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1371/13713/1371380011.html ↓ レナ登場(2スレ目358-362) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1371/13719/1371988572.html ↓ 『魔法少女』組、憤怒の街へ助っ人参戦(5スレ目166-172) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1374/13748/1374845516.html ↓ 瞳子登場(5スレ目575-579) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1374/13748/1374845516.html ↓ (瞳子合流・憤怒の街解決)※未投下 ↓ アスモデウスに目を付けられる(4スレ目194-215) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1373/13735/1373517140.html ↓ 夏美登場(4スレ目920-933) http //ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1373/13735/1373517140.html ↓ VS奏(6スレ目231-262) 所属アイドル 三船美優 兵藤レナ 相馬夏美 服部瞳子
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おりこ☆マギカ・シリーズ(ORIKO MAGICA serise)魔法少女おりこ☆マギカ 1~2(ORIKO MAGICA part1,part2) 魔法少女おりこ☆マギカ [別編](ORIKO MAGICA [another volume]) 魔法少女おりこ☆マギカ [新約] sadness prayer (ORIKO MAGICA [new testament/new contract]) 登場人物本編キャラ佐倉杏子 巴マミ 暁美ほむら 鹿目まどか 美樹さやか キュゥべぇ 志筑仁美 オリジナルキャラ美国織莉子 呉キリカ 千歳ゆま 優木沙々 浅古小巻 小糸 行方晶 美幸 美国久臣 美国公秀 魔女玩具の魔女 ローザシャーン 趣の魔女 シズル お菓子の魔女 シャルロッテ 鎧の魔女 バージニア 猫の魔女 ステーシー 新たに判明したこと 発売前の情報 おりこ☆マギカ(新約)について。 [部分編集] 魔法少女おりこ☆マギカ ムラ黒江・作者による外伝。2011年5月12日より単行本連続刊行。2巻で完結予定 ハノカゲ版コミカライズと同じく雑誌連載はされず単行本のみで刊行。 所謂「過去の別ループ」の話である。 本編キャラとしては、1巻からは佐倉杏子、巴マミ、暁美ほむら、鹿目まどかの4名が登場。 2巻では美樹さやか、志筑仁美の2名が登場。 杏子が保護した千歳ゆま、「魔法少女狩り」の事件を起こす美国織莉子と呉キリカなどのオリジナル魔法少女が関わってくる。 おりこ☆マギカ・シリーズ(ORIKO MAGICA serise) 魔法少女おりこ☆マギカ 1~2(ORIKO MAGICA part1,part2) 無印/本編などと呼ばれる。 魔法少女おりこ☆マギカ [別編](ORIKO MAGICA [another volume]) Which would be,an incident that would change her destiny Which would be,the beginning of a whole another magical-girl tale (From the text on the book cover) 以下の3編(6話)+おまけ(1頁)+あとがき(1頁)が含まれる呉キリカを主人公とする「NoisyCitrine」(前編・後編) 美国織莉子を主人公とする「symmetrydiamond」(前編・中編・後編) おりこの変顔を堪能できる「おまけ」(1頁) ワルプルギスの夜の前、決戦に赴く織莉子とキリカを描いた「the last agate」 魔法少女おりこ☆マギカ [新約] sadness prayer (ORIKO MAGICA [new testament/new contract]) きらら☆マギカvol.10より連載開始第一話織莉子の願い「わたしは わたしが生きる意味を知りたい」 織莉子に、絶望の未来(魔女化まどかによる世界の終わり)が開示され、あの魔女(まどかの後ろ姿)が生まれなければいい、という指針も提示される。 第二話 あの少女には出会えない織莉子は浅古小巻と対話するが、織莉子が魔法少女であることを開示しない。 まどかのシルエットが「あの少女」として描写。 キュゥべえに千歳ゆまを紹介する。 第三話呉キリカの魔法は、単なる速度ではない 呉キリカは、願い事の副作用により、願い事の目的を忘れてしまった。 魔法少女の死亡条件については虚淵玄ツイッター発言参照 ( twitter.com/Butch_Gen/status/59241298158288896 ) 第四話「そのために今のわたしは在るのだ」織莉子の過去/家族/父/叔父について 第五話行方晶が名探偵を自称する。 小糸と美幸が登場。 登場人物 本編キャラ 佐倉杏子 魔女に襲われた千歳ゆまを保護する。 ゆまを魔法少女にそそのかした織莉子を狙う。 巴マミ お菓子の魔女シャルロッテをソロで撃破。 魔法少女狩りの実行犯である呉キリカと交戦して追い詰められる。 暁美ほむら 1巻では3ページのみ登場。メガネは外してるがまどかとの交流はある。 マミに「魔法少女狩り」の警告を受けるが「私達に接触しないで」と睨みを効かせる。マミを敵視してるのは以前のループによる因縁があるのかもしれない。 鹿目まどか 1巻では2コマのみ登場。 ほむらがメガネを外した周回ながらほむらに親しく接している事が窺える。 美樹さやか 魔法少女になってないので出番は殆どない。当然、杏子とのライバル関係も存在しない。 1巻ではまどかの台詞に仁美と共に出てくるのみ。ただメガネを外したほむらとそれなりに付き合いがあった周回だったと推測される。 2巻では、学校に敷かれた魔女結界内に全校生徒が囚われた際、仁美を連れて逃げ回り、後にまどかと合流している。 キュゥべぇ 織莉子、杏子、マミの間を行き来する。 織莉子に紹介されたゆまに接触する。 志筑仁美 1巻ではまどかの台詞にさやかと共に出てくるのみ。 2巻では、学校に敷かれた魔女結界内に全校生徒が囚われた際、さやかと共に逃げ回り、後にまどかと合流している。 オリジナルキャラ 美国織莉子 白い魔法少女。ラスボスみたいな主人公(1巻巻末より) 願いは「自分が生きる意味を知りたい」。予知能力を持つ。ワルプルギスの夜の襲来を予言していたが、その直後に予言した「あれ」の覚醒を阻止すべく立ちまわる。 「あれ」=まどかが魔女化した「救済の魔女」を指すと思われる。 ワルプルギスの夜を撃破したまどかが、その後魔女化することを予知。それを防ぐために、まどかの殺害を計画する。QBの目をまどかからそらし、魔法少女にならないよう、キリカに「魔法少女狩り」をさせたり、ゆまの存在を教えたりした。 QBにゆまを紹介し、ゆまのコンプレックスを刺激して魔法少女に促した張本人。それ故に杏子と因縁がある。 父親(美国久臣)は政治家。織莉子も幼いころから選挙活動の手伝いをしていたようだが……。 織莉子の魔法[別編]意思とは関係なく、あたりかまわず予知してしまう。常に魔力を使っているので、ジェムの濁りが早い。 [新約]織莉子の珠は光線を放つ浮遊砲台となる。 織莉子は、珠の欠片の発する魔力の位置探査が可能。 織莉子が、特定の人物の予知を引き出すためには、膨大な魔力を使う。 引き出される予知は、1シーンのようだ。 呉キリカ 黒い魔法少女。 願いは「違う自分になりたい」。敵の速度を低下させる魔法を使う。武器は巨大なカギ爪。魔法少女を次々と狩りマミを追い詰めた事から実力は高い。 織莉子大好きっ子。織莉子の指示によって「魔法少女狩り」を行っていた実行犯。 織莉子に依存しておりマミ曰く「壊れてる」言動が目立つ。 千歳ゆま 1巻の表紙に居る緑幼女。実質、本作品のヒロイン。母親に虐待された過去を持ち、火のついた煙草を押しつけられるなどの痕も残っている。 両親を魔女に殺された所を杏子に助けられて行動を共にする。 「役立たず」である事にコンプレックスを抱いており、そこを織莉子とキュゥべぇにつけ込まれる。 彼女を引き連れて行動する杏子の姿はまさしく子連れ狼。 織莉子にそそのかされ魔女に追い詰められた杏子を救うべくQBと契約して魔法少女になってしまう。 願いは不明。治療魔法を使える。またハンマー状の武器を召喚、衝撃波で戦うこともできる。魔法少女になると猫耳になる。 優木沙々 (別編~symmetry diamond[前篇・中編・後編]~)願い事「自分より優れた者を従わせたい」 魔法「洗脳」魔女を使役する 魔法少女の記憶/感情操作? 浅古小巻 [新約]sadness prayerの第一話で登場。槍使いの魔法少女。 パンチすげー痛い。いつも半ギレ。将来メチャしわなりそう。でかすぎ。すごいドヤ顔([新約]5話) 小糸 髪が黒い。太いアホ毛。([新約]5話) 行方晶 髪が明るい色。頭部の耳より後ろ上の位置に髪でできたアンテナを左右に装備。([新約]5話) 美幸 髪が明るい色。眼鏡。カチューシャ。([新約]5話) 美国久臣 織莉子の父 美国公秀 織莉子の叔父。衆議院議員。 魔女 オリジナル魔女のデザインはムラ黒江によるもの。 玩具の魔女 ローザシャーン 1巻1話に登場。杏子によって撃破される。ゆまの両親を殺した魔女とは別個体。 趣の魔女 シズル 1巻2話に登場。かなり強い魔女で杏子の四肢を切断し追い詰めるものの、魔法少女になったゆまの治癒魔法で再生した杏子に撃破される。 お菓子の魔女 シャルロッテ 1巻3話に登場。1巻では唯一、まどかマギカ本編にも登場する魔女。 本編ではマミをもぐもぐしていたが、当作品では孤高に戦うマミによってリベンジ撃破された。 鎧の魔女 バージニア 1巻3話に登場。織莉子の薔薇園に現れるが、余裕を全く崩さないキリカによって撃破される。 猫の魔女 ステーシー 1巻3話に登場。町中に現れてマミとキリカに襲いかかるが、キリカによって返りうちにされる。 新たに判明したこと 本編でははっきりと描写されなかった杏子の食べ物の出所が万引きによるものと判明。風呂にも忍び込んで入っている。 杏子とマミの関係はそれほど険悪ではない模様。 ほむらが眼鏡を外して「もう誰にも頼らない」状態の周回でも、まどかと交友があった周回があった事が判明。ほむらがさやか、仁美とも交流があったのはBD特典ドラマCDでも判明していた。-マミが単独でシャルロッテを撃破。 逆に言うと、本編で敗死したのはまどかを連れてきたから?-PSP版でもまどかがいなくとも魔法少女となったさやかと杏子の眼前でシャルロッテに食べられている。 キュゥべぇは空中浮遊もできる 発売前の情報 芳文社の公式 の紹介から判明したこと。2巻で完結 因縁の白い魔法少女を探す佐倉杏子 魔法少女狩りの犯人、黒い魔法少女と対峙する巴マミ ただひたすらに、鹿目まどかとの平穏を守ろうとする暁美ほむら。交わることのないはずの3人の魔法少女が『織莉子』の手によって螺旋状に運命を束ねられていく。 それは、彼女たちの存在を試す物語――。 それは、過ぎ去ったひとつの時間軸――。 おりこ☆マギカ(新約)について。 本スレのみなさまによるおりこへの期待 魔法少女まどか☆マギカ 第4236話 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385315009/908 908 2013/11/25(月) ≫895 おりこは今後大事な作品になってくると思うよ 魔法少女まどか☆マギカ 第4229話 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385233961/149 149 2013/11/24(日) とりあえず続編決まるまでおりこをテレビでやってけばいいと思う 間は繋げる 156 2013/11/24(日) おりことかかずみとかスピンオフ系の奴って全く触手が動かん 虚淵は話づくりに古典文学を参考にしてるから話が独特 それ以外の作品って中2っぽく思える 161 2013/11/24(日) おりこが支持されるのはある程度先見の明があるからだな 神と悪魔の話とか 178 2013/11/24(日) ≫151 現状白紙なのを無理に急いで作ったら、出来が不安だからね それよりかは既存の話を現在の設定にすり合わせて再構成したほうが楽だし時間稼ぎも出来る あとおりこは叛逆の内容とマッチしてるしな 魔法少女まどか☆マギカ 第4226話 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385208157/187 187 2013/11/23(土) ≫172 今やってるのはすずねとたるとと新約おりこ どれも早く終わりそうかなあ おりこに関しては、作者がなんか叛逆前提の書く気あるっぽいけど 叛逆とおりこ(~2013/12/10以前) ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385182981/309 2013/11/23 さやほむは、ほむらの方が好意的に接していったら物凄く仲良くなるという印象。おりこ周とか、それが仇になったがw ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385197545/54 2013/11/23 》41 かずみやおりこのスピンオフのエグい性格の魔法少女たちをチームにすると わりとデビほむチームのメンツも悪くないかなって思うな… ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385131295/421 2013/11/23 》377 今見ると本当凄いよね、おりこ本編は 今新約やってるし、色々組み合わせて1クールでテレビアニメ化して欲しいわ 魔法少女まどか☆マギカ 第4244話 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385472295/554 2013/11/27 マミさんの異常な強さはやっぱ生への執着かね? でもそれだとマミったのがなぁ・・・油断大敵か・・・ 561 2013/11/27 》554 おりこでシャルロッテに普通に勝ってるし、その時の精神状態に依る ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385480887/85 2013/11/27 》72 おりこはあらすじ教えてもらっただけだから詳しくは知らないんだが、 本質的に同じものだったと思っていいの? なら叛逆の、よく質問が出るあの展開にも裏づけが出来るな 99 2013/11/27 》85 おりこから拾ったのか、それとも偶然被ったのかはわからないけど似てはいる 112 2013/11/27 》85 同じものだと思っていいと思う ゆっくりと魔女化が進行したり絶望しつつ魔女化すると あぁいう風に魔女と魔法少女の力がまじりあった状態になるんだと思う ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385480887/197 2013/11/27 キリカはめちゃめちゃ外道だけど基本おりこのいうことちゃんと聞く ほむほむは一途だけどまどかの気持ちを勝手に解釈して暴走する この二人は仲良くなれなさそうw ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385480887/498 2013/11/27 ほむらがループ中にどうあがいてもまどかを救えなかったのは、 ただ単純に失敗したからなのか(成功の可能性自体はあったのか)、 それともシュタゲの世界線の収束のような修正力が働いていたのかどっちだろう? おりこのオチを見るに後者かな? ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385480887/501 2013/11/27 》498 後者なんじゃないかと予想 というかまどかの改変とほむらの改変すらも同じ時期っぽいんだよなあ つまり叛逆の続編でも何かしら起きるだろうし逆にそれを乗り越えないと ハッピーエンドに到達しないんじゃないかと・・・ 922 2013/11/27 》872 結果論になるが前者だと思う 世界の修正力というかシナリオプロット上何をやっても失敗する役割だから ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385564310/250 2013/11/28 基本的にワルプルギスの夜を倒すには 「ほむら」+「ワル夜にダメージ与えられる攻撃力を持つ魔法少女」 の二人で済む。ただ、二人目が居なかった。残念! …杏子はどうなんだろうな ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385564310/400 2013/11/28 》250 物理超火力があんまり通ってないっぽいので、魔法超火力の織莉子さんに助けてもらおう ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385644832/895 2013/11/29 魔女を操るとかきれいな魔獣を召喚するとか そんな魔法少女をそろそろ見たい 897 2013/11/29 》895 おりこ別編 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385644832/1000 2013/11/29 》1000ならおりこアニメ化 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385729347/230 2013/11/29 そういやおりこではなんでまどか死んじゃったんだっけ? 大分理不尽な理由だったと思うが ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385729347/246 2013/11/29 》230 織莉子が魔女キリカの欠片を全力投球。 252 》235 サンクス なんかおりこルートを何回かやり直せばハッピーエンドが見えてきそうな気がするんだが シュタゲみたいに世界の修正力が働いてるなら別だけど 261 》252 ほむらがまどさや仁美と積極的に仲良くなろうとすると、おりこたちが出てくるんじゃないかな・・・ なんとなく、肝心なところでさやかが足引っ張っちゃうような気がする・・・ 281 》261 それはあるかもなぁ。友宜を深める方向で攻略するルートに入ると何故かキリカ&織莉子がでてくる修正力が働いてるのかも。 ある意味でほむらの“謎の魔法少女ポジションだし” ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385729347/251 2013/11/29 皮肉なことに、おりこ世界が一番救われた世界だよね・・・ ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1385729347/293 2013/11/29 》255 目的のためにそれ以外見えなくなってしまったキャラという点で、 織莉子はほむらの陰画になってる、という感じ 公式展開の初期でこういうキャラを作りえたことで、ムラ黒江をとても評価してる ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386166110/743 2013/12/05 》740 おりこは新約終わったら悪魔世界のを描いてほしいわ そしてアニメ化を…… ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386516545/457 2013/12/09 》450 どうなんだろうね 個人的には(ほむらの方が経験多そうだし)マミさんは戦闘量だけじゃなく、色々本読 んだりとかして吸収しまくったが故だと思うし、まどかは魔法少女云々じゃなくて、力さえあれば踏み出せる強い人間だと思う おりこはまさに今読む為の本だと思う 放送終了後当時がうーんってなってたけど ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386565238/586 2013/12/09 》581 おりこの理不尽な結末を見るに、 シュタゲみたいな世界の修正力が働いていたと脳内解釈してる 615 2013/12/09 》586 おりこは悪魔化に貢献した感はある キリカの魔女化 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386128141/583 2013/12/04 》564-565 おかげでその後の救出シーンは感動ものだったね 更にその後でぽかーん…だったけど そういえばよく分かってないんだけど、あの時ほむほむは結局完全に魔女化してたわけじゃなかったの? 思いっきり結界作って「輝きと後悔だけしか思い出せない…」とか言ってた割には、救出された時に普通に意識あったみたいだし ソウルジェム内のこととは言え、割と手遅れレベルまで達してたと思ったんだけど 687 2013/12/04 》590 おりこで半魔女化があったらしいけど、それと同じ原理かな? なんにせよ、魂の器たるSGが割れてなかったのが一番大事だけど おりこ第二話(2013/12/10以降)の感想 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386612980/571 2013/12/10 はやくきらマギ読みてえ キリカちゃんすごいらしいな ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386758811/930 2013/12/11 あの事件後はループする度に 真っ先におりこ潰しに行ってたんだろなほむほむは。 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1386839236/996 2013/12/12 》550 願い事と本心の内容によっては、魔女化しても意志をたもちつづける。おりこのキリカみたいに。 ホムリリィがほとんど魔女化していたのか、完全魔女化していたのかはわからない。 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387285763/65 2013/12/17 おりこのさやかさんは、ほむら助けるために裸で使い魔の群れに飛び込んで行ったからなァ おりこ周みたいにほむらが歩み寄ろうとすれば、さやかは親友になってくれるんだろうな・・・ ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387371742/845 2013/12/19 》827 おりこもかずみも大好きだ 二次創作としてはいい出来だと思う ただ、おりこの絵柄はもうちょっと何とかならなかったのかなとは思うなw まどかにハマった人は、あの絵柄には違和感を感じる人が多いと思うの…… 848 》845 おりこは絵柄変わりまくってる ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387371742/962 2013/12/19 》956 昨日も同じ話題で出てたけどおりこは詰めが甘いせいで欠点が多い作品とは言われてたね だから好きな人と嫌いな人がきっぱり分かれちゃってる感じ 突然新キャラが出てきていきなりまどか殺されるし初見は本当に「はぁ!?」ってなったもんだ(超意訳だけど) その点10話のあのシーンは各キャラの歩んできた道を本編で語ってたからある程度許容できたんだと思う ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387371742/985 2013/12/19 おりこは少なくとも要所要所で評価されるべき点はたくさんあると思う 半魔女化とかおりこの思想とか、叛逆以降再評価されてるし ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387804177/854 2013/12/24 キリカが魔女化しても織莉子のこと襲わないとなると オクタヴィアになったさやかちゃんも恭介のことは襲わないのかね クリームヒルトもさやかちゃんのいる所までは安全地帯みたいなこと どこかで見かけたし 865 2013/12/24 くるみ割りの魔女は結界内で延々自殺繰り返してそうなイメージがある 結界に招かれる犠牲者にとってはあんなところに巻き込まれたらたまったもんじゃないだろうけど 》854 クリームヒルトのさやかちゃん特別扱い設定はPNやガイドブックに載ってるね 875 2013/12/24 》854 多分襲わないと思う かずみでもそういう描写あったね キュゥべえは偶然だと言うだろうけど ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1387804177/895 2013/12/24 おりこは、早乙女先生が気の毒でね・・・ほとんど巻き添え死。 早乙女先生こんなに可愛く描いてくれる人もいるのに。 ttp //i2.pixiv.net/img14/img/alh/40276571_p4.jpg ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388053203/569 2013/12/26 》544 おりこはすげえ評価上がったもんね かずみもいい作品だ ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388505021/719 2014/01/01 2期までのシナリオ出来るまでおりこのアニメで繋いでもいいんやで ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388556910/733 2014/01/01 まどかってBD・DVD・映画の売り上げ・アニメ関係の賞総なめしてきたけど 同人関係やアンソロなんかの書籍関係はいまいち盛り上がらなかったよね おりこやかずみなんかもスレ民なら大抵知ってるけど知らない人は本当に知らないし ハノケゲもまどかで有名になったイメージだけど書籍はいい売り上げの噂聞かないし 今は叛逆漫画書いてるけどそれ発売したら正直後は縮小の一途を辿るのは目に見えてるんだし ゴロかどうか以前にそろそろ次の作品見つけないと食ってけないだろう ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388629753/90 2014/01/02 おりこがまどかっぽいキャラデザだったら・・・ http //i.imgur.com/gbggHh9.jpg http //i.imgur.com/9DTwcFj.jpg http //i.imgur.com/HTp0YKA.jpg キリカええな! ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388656433/254 2014/01/02 》237 ほむほむがまどかを出しぬけてなお且つ分割まで出来たのは、ほむほむ自身も ループする内に気付かない内に因果が溜まっていて、それのおかげであんな所業が 出来たんじゃないかって説がある。 》238 とにかく強烈な個性のキャラや頭脳戦を楽しみたいのならおりこ。本編に無かったチーム戦や その設定を活かしたコミカルなやりとり、後半の急転直下展開がみたいならかずみ。 癖の無さならすずねだけど、これはまだ個人的には様子見かな。 ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388656433/267 2014/01/02 》232 「外伝は二次創作」的な発言した新房さんが…… でもおりこのポテンシャルヤバいと思うよ ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388656433/307 2014/01/02 》299 当時のおりこは異質感半端無かったけど、叛逆前提の今読み返すと印象変わる 別編は万人受けしそうなキャラなってたけど嫌いじゃない ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1388933772/950 2014/01/06 》948 おりこの未来予知とほむらの時止めって組み合わせたら最強だよね 960 》950 協力したら敵なしだな でもまずおりこが予知をコントロールできないとだが 》948は言葉足らずだったなデビほむ世界でほむらの悪事をおりこが予見して…ってよくよく考えたらほむらが世界滅ぼすレベルのことしないとおりこ動かないか
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08/10/26~09/06/04 ログ 本スレ 本スレ2 本スレ3 本スレ4 避難所(188~) 避難所2a 避難所2b(~62) 魔法少女wiki(資料・台詞集) テンプレ キャラクターテンプレ 設定など +スレのお約束 【スレのお約束】 決定リール&変換受けありです。 (用語については、なな板TRPGまとめサイト「千夜万夜」参照) コテ付き参加大歓迎。途中参加も初心者も悪役さんももちろん大大大歓迎! 名無しさんネタ投下ももちろん大歓迎。 拾えるネタは極力拾います。ただし自治、荒らし、ストーリーの破壊を狙うような投下は華麗にスルーです。 好きな時に好きなように投下してOKです。ただしチャット状態はついていけない場合があるので自重して下さい。 魔法学園が舞台ですが、参加資格は生徒、学校関係者限定というわけではありません。 版権キャラで登場する場合は、可能ならファンタジーテイストにアレンジして下さい。(原典があれば教えてね) なお最強クラスのキャラで参加しても、必ずしも周りが最強認識してくれるとは限らないかも・・・です。 大切なのはスレを楽しむ気持ち、コテならなりきりとしてなりたっていることです。 もし何かわからない事があったら、避難所でお気軽にどうぞ。 +学園について 【学園についての説明】 舞台はファンタジー世界。フィジル島にある魔法学園が主な舞台です.。 フィジル島は「魔海域」と呼ばれる、法則を無視した魔の海域の中にあります。 (魔海域は、「法則を無視した潮流、乱気流」「突然の魔法無効旋風」 「召喚生物強制送還地帯」などが特に有名です) 一度学園に入学したら卒業(三等課程合格)まで島を出ることは叶いません。 学園は全寮制、男女共学です。 魔法学園の施設は西洋のお城のような外観をしています。 女子寮、男子寮は校舎と同じ敷地内にあります。カフェテリア等一部の施設は男女共通です。 女子寮内外には侵入者避けのトラップがあります。要注意。 校舎には校庭があります。 校舎の裏手には霧のかかった森があります。 森の奥深くには強力な魔物や貴重な生物が住んでいるという噂です。 森の奥深くには庭園があり、近くにはかつて新魔法研究の為に使われていたらしい施設があります。 施設の中には何に使うのか分からない装置が置いてあります。 ※ 描写されていない施設等に関しては、整合性さえ保っていれば好きに設定投下してOKです ※ もし判断つかないときは、避難所でお問い合わせくださいね。 参考資料 学園について・各部のあらすじ・NPC・ロックの別人格一覧・マジックアイテム 状況まとめ 累積状況 魔法少女シリーズ 魔法少女と冒険 07/01/02~07/02/09 魔法少女2・合わせ鏡の果てに 07/02/09~07/09/13 魔法少女3 07/09/20~07/12/14 魔法少女4 07/12/15~08/02/19 魔法少女5 08/2/21~08/10/23 魔法少女6 08/10/26~09/06/04 魔法少女7 09/06/03~10/03/30
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オリジナル 僕が仕事を辞めたことには、それなりの理由がいくつかあって、それらがジェットストリームアタックばりに絡み合ってのっぴきならない事情になったのだと言い訳をしておく。僕は建材屋の営業マンだったのだが、あの元建築士の不祥事をきっかけに急ピッチで改正された法律は決して実務家の考えたものではなく、建築業界そのものを大不況に陥らせる代物であり……つまるところ、大工が家を建てられなくなった。 そうなれば得意先の工務店は次々と倒産するわけで、僕の会社も痛手を被った。というか僕の取引相手も夜逃げして、会社にはばさっと減給された。先輩達も自分の数字を上げることで精一杯で、無理を通して仕事を確保しようとする。その皺寄せは下っ端の僕に振りかかってくるわけで、軽トラックに山ほど建材を積み込んでは先輩達の得意先に配達をしつつ、新規の得意先を開拓せねばならないという状態になる。 「この業界ではもう食っていけないんじゃないだろうか……」という不安は誰もが抱えていたし、僕だって例外じゃない。先行きの見えない日々、酷使される日々、時間給に換算すると悲しくなる給料。辞職を本気で考え出した頃、入社して何度目かの交通事故を起こした。ついに本社事務への異動命令が下されたが、僕は腹を切ると称して仕事を辞めた。ここで辞めなかったら、もう逃げ出すタイミングはないと思った。 かいつまんで説明すると、こういうことになる。人間が思い切って仕事を辞めるということにたったそれだけの理由だったわけでもないのだが、それなりにヤバイ話もあるしここでは伏せておくことにしようと思う。 最後の交通事故では僕の運転していた軽トラが修復不可能なところまで大破した。交差点で右から突っ込んできた大学生のワゴンに吹き飛ばされ、スローモーションで迫ってくる民家のブロック塀を見詰めながら、「ああ、ヤバイかな」と静かに思ったあの感覚は今でも覚えている。走馬灯、なんてのは見なかった。そんなものを見る前に、胸を強打したエアバッグが僕を現実に引き戻したから。 死ぬ時はあんなものか、という感覚が死への恐怖を和らげる分だけ、何が何でも生きようという気持ちは薄れる。首・腰・右足首の捻挫が完治してなお、次の職を探す気にもなれず、貯金を削り削りぼんやりと時間を浪費する生活が何ヶ月続いたことだろう。せめて怠惰な生活で増えた体重くらいはどうにかしようとダイエットを始める程度には気力が回復した頃、とうとう僕はあいつに出会ってしまったのだ。 竹取り翁に対するなよ竹、不動明に対する飛鳥了、源しずかに対するドラえもんばりに僕を非日常に巻き込んでいるあいつに。 「おやおや、そこにょしけた顔したちょっぴり男前にゃアナタ。正義の味方に興味はないですかにょ」 こいつ頭おかしい、とか、キ○ガイさんだぜ、とか好きに感じてくれていいよ! 考えるな、感じるんだ! ああああああああああああ、僕だって自分で何を書いているのか意味がわからない! しかしあいつは、その舌足らずな声で、確かにそう言ったのだ――(僕が幻覚を見ている、というオチでない限りは)。 「ニートにょアナタでも世界平和に貢献できるんですにょー☆」 ニート。Not in Education, Employment or Training。つまり、教育も職業訓練も受けていないプー太郎ということだ。迫水王! 僕は大卒で就職もしていたんです! 思いこまないで下さい! と、半端なプライドを元気モリモリ勇気100%でぶちまけるほどに、幸か不幸か僕は子供じゃない。いや、子供だった方がマシな気は十分にするが気にしたら負けだ。負けたらあかん。 というか、そいつと会話しようという気になれというのがおかしな話なのだ。俺はとうとう幻覚が見えるようになったんだろうか、そんなに仕事辞めたのショックでもなかったけどなあ……と首を傾げつつ、僕はその舌足らずな声の主を凝視する。無人の公園のベンチに鎮座かします、無意味に色鮮やかな塗装をほどこされた、身長15cm定規ほどの悪趣味なこけし人形を。 「発言内容もアレならトリップ映像もひどすぎる……やだなあ、とうとう精神病院に通う日がきてしまったのか……」 「にゃ!? ちょいとお待ちよニートちゃん!」 「きれいなお姉ちゃんならともかく、ここまで無益な幻覚を消し去ることに躊躇いはない! ナッシングだ! さよなら、僕のサンドロック!」 「サンドバックが何にゃ! このニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニートニート!」 「あー聞こえない! 聞こえないね! もっといいものに変身して出直してください!」 「だから変身するのはお前にゃニート!」 オチを言う前に言っておくッ! ぼくはその時やつのマジカルパウアーをほんのちょっぴりだが体験した。い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが………あ…ありのまま起こった事を話すぜ! 『おれは奴を見下ろしていたと思ったらいつのまにか頭突きを喰らっていた』 な…何を言ってるのかわからねーと思うがぼくも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなり……というか素で痛い。 あらあら、こけしさんが空を飛び、僕に激しい頭突きをかましてくれやがられましたのねという衝撃に、今! 「頭」じゃなくて「心」で理解できた! さすがに痛覚を伴うということは、僕がどうしようもないレベルまで壊れてしまっているか、これは紛れもない現実なのか、という認めたくない二択だというちょっとどうしようもない事実がね……。 「……仮にこれが現実だと仮定しちゃったりしないでもないですよ? 僕、大人なんで」 「現実にゃ! 今まで何だと思ってたのにゃ!」 「夢だろ常識的に考えて……夢なら痛くないって誰が決めたんだろうね。知ってる? 夢見る人と書いて儚いっていうんだ……」 「錯乱するにゃー! ストップ・ザ・現実逃避!」 「日本語でおkってヤツですかあー? 三歩譲ってこれは現実として、そういう宗教みたいなのはノーサンキューです! 小嶋さんのしつこい勧誘を断るためにも仕事を辞めたのに、どこまで追っかけてくんのさ!?」 「一体、何があったにゃ……」 呆れたような声を上げ(どこから発声しているのかはもう考えるのをやめた……)、こけしがふわふわ飛んで上着の胸ポケットに潜り込む。軽い重量感が、僕の逃げ出したい気持ちを力いっぱいにプッシュしまくった。僕のハートに今すぐアクセス! 「忠告しておくと、ウチの声はお前以外の誰にも聞こえてないにょー☆ 変人扱いされたくなかったら、落ち着くにょー♪」 「……」 無表情のまま陽気に騒ぐそいつを無言で力なく見下ろし、僕はトボトボと歩き出す。仕事を辞めた瞬間以上の脱力感が、その足取りを重くしていた。 「はにゃー? ここはどこなにょ? どこなにょな~? ど~こ~? どこに行くにょ~?」 わざとやっているとしか思えない、魔法こけしの「みんな上がれ! ふらのなだれ攻撃だ!」と言わんばかりの質問責めを華麗にスルーし、僕は黙々と歩く。ふふん、焦っているだと……? 私は冷静だ! 頭の中は未だに混沌状態ではあったが、「行かなくちゃ! 人が絶対にこない場所に行かなくちゃ! でも傘がない!」と思考できるほどには落ち着いているのだ。落ち着いているのだったら。 まあ「バカが、そんな見え見えの釣り野伏に釣られるものかよ」と内心で毒づきつつ、大の大人が胸ポケットからこけしの顔を覗かせているという情けない姿を自分が晒していることには全く思い至らなかったわけですがね。ともかく小山の中にあるさびれっちまった神社に到着し、両手を打ち鳴らして「お邪魔しますよ」と忘れられた神様に挨拶。汚れた社にこけしを鎮座させ、携帯電話を取り出す。 「なぜにケータイ? 掲示板サイトで実況するつもりにゃのかにゃ? これだから今時の若者は困るにょ」 「変に俗っぽい化け物だな……これは万が一にも人が来たときのために、通話中だと見せかけるためのマジックアイテムですから」 「バっ! ババババ、バケモノとは失敬にゃ!」 「違うなら違うと、それなりの説明をしていただきたいわけなんですが」 「にふふん、聞いて驚けニート野郎。ウチはコッコクェドゥースイナクシャータリア。風属性の妖精様だにょ!」 「は……?」 Yo! Say! 夏が胸を刺激する。何がひどいって風属性とかいう単語を自信満々に使っちゃうのがひどい。あんまりだ。これが流行の厨二病ってやつですか? ダメですよマンモスさん、鼻からうどん垂らしてちゃ。思わず現実逃避しかけ、これはいかんと自称妖精の電波こけしに正面から向き合う。ちくしょう、無表情なのに自信に満ち溢れたその姿がイラっとくる。 「聞くにょー! ウチはコッコケドゥースイナクシャータリアー! 風属性の妖精様だにょ~!」 「大事なことだから二回言いましたってヤツ? どんだけ俗っぽいんスか」 「ふにゃー!」 風属性の妖精様コッコクェドゥースイナクシャータリア、略してこけしは激怒した。想像してみてほしい、無表情なこけし人形がflying in the sky高くはばたいてガツガツ頭突きをかましてくるというこのシュールな状況。怖いぜ、怖すぎるぜコッコクェドゥースイナクシャータリア! こいつはとんだ妖精事件だ! 断じて僕がヘタレだったわけではないはず! 「にゅああー! やっと見つけたパートナーがこんにゃ人間のクズだにゃんてー!」 youはshock! 散々人を痛めつけた挙句、ニートから人間のクズへとランクダウン。何故こんなヤツに関わってしまったんだろうかと……。 「……は? パートナー?」 「不本意だけどにょ! 地球を救う魔法少女に、お前をスカウトしにきたにゅ!」 一瞬、何を言われているのか本気で理解できなかった。いや、我に帰ったところで理解不能なわけだが。よっこいしょういち、と社に戻ったこけしを正面から見詰め、次の言葉を待つ。口を開くとかいうアクションなしで、唐突に地雷が爆発した。 「ウチと一緒に、魔法少女として戦うにょ!」 世界がやけに大きく見え、思わず「妖風が目にしみる」と呟き、風属性の妖精様に素でキョトンとされてへこんだ。再び公園に戻り、まだ誰もいないことを確認する。さすが無職だ、人が働いてる時間帯だろうと何ともないぜ! 公衆便所の前に立って一瞬「ど~ち~ら~に~し~よ~お~か~なっ」と迷ったのだが、取り敢えず男子便所に早足で侵入し、鏡に自分の姿を映し……。 「は、ははははは……本当に変身してやがる……」 もう笑うしかなかった。鏡の中で、小学生くらいの女の子が「こんな時、どんな顔をすればいいのかわからないの……」という感じに苦々しい笑みを浮かべている。パッチリとした大きな瞳が印象的な……まあ陳腐な表現だが、いわゆる美少女の部類に属する容貌ではある。オタクがみんなロリコンだという説は全力で否定するが、五年後の姿にはノーマルな僕でもちょっと期待するかもしれない。 ……ま、期待も何も僕自身なんですけどね、この子。黒を基調とした昔のアイドルみたいな衣装と、淡い桃色のふわっとしたセミロングヘアーと紫色の瞳がいかにも作り物めいていて、僕は思わず自分でもわかるロリ声で「これ何のコスプレ?」と風属性の妖精様に問いかけた。 「コスプレなどではないわ下衆め!」 と僕のアニメヘアーをぺしっと叩くのが、かつてこけしであったもの――風属性の妖精様コッコクェドゥースイナクシャータリアだ。彼女は色々とそれっぽい理屈を並べ立ててはいたが、要点をまとめれば「僕が変身している間は彼女も変身する」と一行でおさまるのである。僕は「何その昔のアニメチックな話!」と何度もツッコミたくなったわけであって、一々そんな糞設定をここに書いても仕方がない。 15cmサイズ童女の背中にトンボのような透き通った翅が生えた、極々ありふれた「妖精さん」の姿で、元こけし、略してもこけしが文字通りの上から目線で喚き立てる。見た目にかわいいことはかわいいのだが、こいつには本気で大人の礼儀作法を教えてやらなければいけないのかもしれない。 「くそ……何故わらわがかような貧乏クジを引かされねばならぬのじゃ……!」 「今時、“恋を知らない、正義を愛し、勇気に満ち溢れた、純真な女の子”なんてそうそういないっスよ」 「だからといって貴様のような下衆ニートが相棒とはあまりに無体な話ではないか!」 「ならコンビ解消してくださいよ、早急に」 「背に腹は代えられんというでな……何事も陽転思考じゃ。考えようによっては貴様のような暇人に巡り合ったのは僥倖やも知れぬ」 「アンタ、本当に俗っぽいな……」 人形の姿をしている時に比べると、この状態ではいくらか精神が成熟しているらしい。僕のツッコミにはギロリとメンチを切るだけに踏みとどまり、こけしがコホンと咳払いをする。 「幸か不幸か、貴様はおなごであるという条件以外は満たしておる。その歳で恋も知らぬという人生には触れぬことにしておくがのう」 「……性別は大事なんじゃないかなあ。まがりなりにも魔法少女なんだし」 「貴様のような下衆なら女を演じることくらいわけもなかろう。電脳世界の巫女の中身は八割がた男じゃろうが」 「待て! オタクがみんなネカマやってるなんてのは偏見っスよ!」 「まあ、それは捨て置くとして。わらわと貴様に縁が結ばれたということには、それなりの意味があろうよ」 僕のこの作り物のロリ顔を覗き込み、こけしが微笑を浮かべる。 「貴様は無自覚に、世のため人のために生きたいと願うておった。それを果たせぬ自分に苛立っておった。その想いがわらわを呼んだ」 とくん、と心臓が鳴った。湧き上がる熱い衝動に応えるかのように。 「魂の契約じゃ。わらわとともに正義を行おうぞ」 こけしが小さな、本当に小さな右手を差し出す。僕が躊躇いがちに右手を差し出すと、彼女はその小指をきゅっと抱きしめ、心底嬉しそうに笑った。 女の花は夜ひらく。都合が良いのか悪いのか、デビュー戦はその日の夜だった。なお、こけしが昼間に安アパートの僕の部屋で散々暴れたことは、この際もう描写しなくていいんじゃないかと思う。雪が降ると、わけもなく悲しくなりません……? 「むうん! キタキタキタキター! 事件にょ! 変身するにゃ、この超ハイパーミラクル不潔なエロニート!」 「まだエロ本の件を引きずってるんスか! いいでしょ別に。俺、大人なんスから!」 ぎゃあぎゃあ喚くこけし人形を尻目に、両腕を胸の前で交差させる。後は「変身しちゃうぞ」という明確な意思をもって合言葉的なものを適当にシャウトしちゃえば変身完了――というシステムになっていることを知ったのは、しばらく後のことだ。無知な僕は底意地の悪いビッチ妖精の陰謀に乗せられ、叫ぶ。はじめての変身の際と同様に。 「マ……! マ、マジカル☆ミラクル★バルーナちゃん!」 こっ恥ずかしい合言葉とともに変身完了。なお、変身シーンについて詳細を描写する気はない。おまえは自堕落な生活でやや肥満気味の24歳男子の裸なんて見苦しいものを見たらキチッとスレッド一覧に戻ってからスルーするだろう? 誰だってそーする。ぼくもそーする。同じく変身したこけしに促され、僕はがらっと窓を開けてベランダに躍り出る。 説明しよう! 風属性の魔法少女バルーナちゃん(仮)は地球の危機に「どげんかせんといかん」と立ち上がった風精霊さん達の力を借りるという本気でアホ臭い原理で、この大空に翼を広げ飛んでいけるのだッ! さあ、無限の大空へ! ここは二階だけど多分大丈夫! 落ちたところで死にはしない! あ~い、きゃ~ん、ふら~い! 「……って、なにを引き返しておるのじゃ!」 「いや、やっぱ戸締りしとかないと不安で……」 「かあー! なんというノリの悪いおのこじゃ! こんな豚小屋みたいな部屋に盗むものなんぞあるか!」 「オレの貯金はまだ100万は残ってるんスよ! プーで保険証もロストしたオレには金がまさに命っス! 生命線っス!」 「魔法少女は子供たちの夢じゃ! アイドルじゃ! 生々しい話をするな!」 最近はむしろ大きなお友達のほうが熱狂的でしょという言葉を飲み込み、無言で窓を閉めた。鍵を閉める手の小ささに確かな違和感を覚えつつ、ふと「体重はどこにいったんだろう」などと考えながら家の鍵を探す。身長170cm、体重68kgというオーバースペックな数値をどんな理屈でこの小さな体に仕立てたんだろうか。それを魔法の一言で片づけるのは、人として終わっている気がする。 がつがつと外から窓を叩くこけしに手振りで玄関から出ると伝え、サルマタケよろしく脱ぎ捨てたパンツの下から「こんにちわ」と顔を出す家の鍵を拾った。フリフリのアイドル衣装を揺らして玄関に到着すると、ドアノブの位置がやたらと高い。自然、手足も短くなってるわけだと分析しつつドアを開けると、回り込んできたこけしが淡い緑の長髪を揺らし、鬼のような形相で僕を見下ろしていた。 「き~さ~ま~は~!」 「す、すこしのしんぼうじゃ……待つっス! 鍵を閉めたら終了っス! 疾風のように勇者特急するっスから!」 刺すような視線を背中に浴びながら、せわしなく鍵を閉め、ふと気づく。気づいたんだよ!! アイドル衣装さんにはポケットがないという事実に!! どうにか納める場所がないかと衣装をいじくり回していると、こけしがスパーンと後頭部を殴った。本気だったんだろう、素で痛い。 「き……き、き、貴様は何をやっておるのじゃエロニート!」 「誤解っス! オレはただ、鍵を仕舞う場所を探していただけで……」 「そんなものはないし服も脱げん! わらわが預かるゆえ寄越せ!」 ああ、脱げないのねと密かに考えたことは伏せ、こけしにヤツの三分の一ほどの大きさを有する鍵をくれてやる。ゼロシステムの予想通りに「重いではないか馬鹿者!」と罵声を浴びせてきたが、彼女に預けるより手段がないのだから仕方ない。言い出しっぺは君だ。ふらつくこけしに左手を差し出し、掌の上に座らせる。そして廊下から身を乗り出し、夜空へと飛翔した。 風よさけべ。風ようなれ。ぼくのからだの中でうずをまけ。嵐になれ。大自然のエネルギーがこのぼくの力だ!! 月の光を浴びながら、風を切る感覚は悪くない。見慣れた福岡の街並みを見下ろし、僕は感慨深く息を吐き出す。故郷のお父さん、お母さん、心配ばかりかける息子は何の因果か性転換して北を目指しております! ちくしょう、玉ねぎ目に染みても涙こらえていくぞ。 「つーか目、痛いんスけど……」 「このヘタレニートが! 思いのほかスピードを出さぬと思ったら風圧にへこたれておるのか!」 「オレは生身の人間スよ……物理的な制約には非抵抗主義っス」 もう、まともに抗弁する気も起こらない。次回に備えかわいいゴーグルでも買おうと思い立ったところで、もしや自分はコスプレにのめりこんでいっているのではないかという仮定が成立してしまい、早くもぼくのからだの中で自己嫌悪の嵐が吹き荒れる。そこまでいっちゃったらもう社会復帰できんやろ! 残金100万円では十年も戦えないんやぞ、目を覚ませ俺! そんなこんなで脳内会議が最高潮に達しようとした頃、こけしが「あれじゃ!」と上ずった声を上げた。指さされた方向に目を凝らすと、小山を包む森の中に白いもこもこした獣らしき物体を見た。上空からではよくわからないが、結構大きいんじゃないかと思える。 「コーボルトじゃ!」 コーボルト。通称コボルド。ドイツの邪悪な妖精さん。D&DをはじめとするRPGにおいては二足歩行するデカイ犬畜生、キング・オブ・ザコとして描かれる。ははは、オタクはばっちりソード・ワールドもおさえてますよ。 「ふふん、初陣を飾るには手頃な妖魔ではないか。討ち滅ぼすぞ、我が半身よ!」 「ういっス……って、おい! なんスかそのカオスな設定! ここは日本っス! イレブンじゃない、日本人だ! そしてコボルドを退治すんのは冒険者の仕事!」 「ええい、四の五の言うでない! あやつは生かしておけば人に害を為す存在だという事実があれば、それで十分じゃ!」 「……ま、それはそうっスね」 今更SF厨があらゆるロボアニを「そもそも二足歩行する時点でおかしい」としつこく叩くような真似をしたところで何も始まらない。戦場で足を止める奴があるかよ、ってことだ。こけしを放し、僕は白いもこもこを見下ろす。 「……ところで武器とかないんスか? なんかこう、ステッキとかあるっしょ普通」 「おや? そういえば発現しなかったのう。普通は変身すると同時に手元に現れるのじゃが……」 生温い風が吹いた。こけしが小さな額に汗を浮かべ、その大きな瞳を見開く。 「そ‥‥そうか。わかったぞ! この現象の真実が!」 「まっ‥‥まさか‥‥」 「そう。貴様の肉体変化に費やすエネルギーが膨大で‥‥武器にまで手が回らなかった」 「ハプニング!!」 「それは素手で戦えということだったんじゃよ!!」 「な‥なんですって―――!!」 いきなりケチがついた。でも負けない、ウォーカーギャリアは男の子。まあ、なんていうか、トンデモな展開は今に始まったわけじゃないんだよな。こけしが泣き出しそうな顔で説明した内容を反芻しながら、徐々に高度を下げていく。 『彼奴らはわらわと同様に、神の世と人の世の挟間に生きる者じゃ。本来あらざる場所への干渉力を失わば、あるべき場所へと帰される……つまり、死せずとも生命力が弱まればこの世界からは消滅するわけじゃ』 つまり、どの程度かはまだわからないが痛めつけてやればいいわけだ。殺さなくていい、というのは正直ありがたい。木々の隙間で動き回る白を目で追いつつ、奇襲の方法を考えるが妙案はない。何をするにも、この欝蒼とした木々が邪魔だ。 『貴様に与えられた力は風じゃ。この地まで天空を駆けたように、具体的なイメージを強く思い浮かべれば風が応えてくれる』 風で何ができるのか、ここに辿り着く前から考えていた。その結論は、間違っていないと思う。コーボルトを真下に捉え、すうっと大きく息を吸った。 『じゃが、思念を増幅する媒体がないのでは戦う術とは成り得ぬじゃろう。すまぬ……貧乏クジを引かされたのは、わらわでなく貴様の方であったな』 「そうでも……ないけどなっ!」 風のコントロールを解き、頭から急降下。こちらの気配を察知し、コーボルトが犬の顔を向け威嚇の咆哮を浴びせてくる。その鼻面に、コンパクトに縮小された小さな拳を、全力で叩きつけた。きゃいんという悲鳴を聞くと同時に、右手に激痛が走る。思わず風の力で身体を制御し直す予定から外れ、熊ほどの大きさの白いもこもこを下敷きに落下した。 「わあ、ふかふかしてる~♪」とか「こいつはくせえッー! 野良犬のにおいがプンプンするぜッ――――ッ!!」とか考える暇もなく、尋常ではない膂力に跳ね飛ばされ、木に叩きつけられる。その衝撃に呼吸が止まり、意識が飛びかけた。「ヤバイ」と背筋に冷たいものが走った瞬間、腐葉土の上に崩れ落ちた自分に気づく。激しく咳きこみながら、慌てて敵の姿を探した。 鮮血に染まった犬の顔の上で、どんなKYであってもそれとわかるだろう怒りの眼差しが満々たる殺意を放っている。あれからすぐに追撃できなかったということは、それなりにこちらの第一撃が効いていたってことだろう。やれる、という感触が、忍び寄ろうとする恐怖をはねのけた。柔らかい腐葉土を団子状に丸め、震える足でゆっくりと立ち上がる。 「ビビってねえで来いよベネット……動物愛護団体が顔を真っ青にするお仕置きの時間だぞ……」 挑発というよりは単なる独り言だが、人語を解するのか偶然なのかコーボルトが上半身を屈め、こちらに向かう姿勢を取る。緊迫と高揚が入り混じり、鼓動が加速した。そしてコーボルトが突進を開始する。熊のスピードは人間のそれを遙かに凌駕するとは知識として知っていたが、そこから導いた予想以上に素早い。すかさず泥団子を投げ、コーボルトを指さす。闇夜に光る、その瞳を。 「そこっ!」 空中の泥団子を風の力でコントロールし、加速させ、突撃してくるコーボルトの双眸に直撃させる。それと同時に風の補助を受け跳躍し、間一髪で犬の頭を飛び越えた。着地すると同時にどうんという大きな衝突音。振り返ると視界を塞がれたコーボルトが大木に頭部を打ちつけ、うずくまっている。その尻尾が、力なく垂れているのが見てとれた。 ……ずっと考えていた。風の力で、僕ができること。その答がこれだ。物体の物理的加速による射撃、そして――。 「男の最大の武器は……」 仮説を立てていた。この作り物の小さな体であろうと、その体重は僕本体のそれと変わらないのではないかと。であれば、体が小さくなった分だけ密度は非常に高くなっているはずなのだ。それこそ、鋼鉄のように。第一撃で、仮説は確信に変わった。この拳は、重い! 「この肉体そのものだってなあああああ!!」 全力で駆け出し、即座に加速。突風を全身に受け跳躍し、両足でコーボルトの背中を蹴り飛ばした。その衝撃に大木がへし折れ、白い巨体が吹き飛ぶ。なおも追撃しようと目を凝らした瞬間、閃光。コーボルトの姿が掻き消え、再び森が闇に包まれる。見失った敵の姿を上空から探すことを思い立ち、空を見上げると、木々の隙間から覗く月を背にこけしが降りてきた。 別れ際には泣き出しそうだった顔が今は笑みを浮かべていたことに、僕は戦いの終わりを悟って深い安堵の息を漏らす。ぺたんと座りこむ僕の胸に抱きつき、すすり泣きながら「よくやった」と何度も呟くこけしの小さな頭を撫でつつ、月を見上げた。こんなに月が美しく見えたのは、生まれて初めての経験だった。 「み…水…」 単刀直入に言うと、喉が渇いていた。ジュースでも飲もうと下山し、ようやく見つけ出した自販機の前で僕は硬直する。気づいてしまったのだ。変身前の自分が、派手なトランクス一丁という超くつろぎモードだったことに。ズボンのポッケに小銭が入ってた、なんてプチラッキーがあるはずもない。無一文という思わぬ事態に放心していると、僕の左肩に腰かけていたこけしが「おや?」と呟いた。 「耳元でいきなり喋らないで……びっくりするから、ホントに」 「認定証が発行されるようじゃぞ」 「は?」 家の鍵を胸に抱いてぱたぱたと正面に回り込み、こけしがミニマムな白い頬を紅潮させ、興奮した様子でまくし立てる。 「貴様を魔法少女として正式に認める認定証じゃ! 普通は一定の仮登録期間を設けるものなのじゃぞ!」 「えーと、そう言われてもリアクションに困るっス」 「魔法少女協会が貴様の実力を高く評価し、即戦力として期待をかけているということじゃ! 異例の栄誉なのじゃ!」 「魔法少女協会って! なんスかそのクソ怪しげな団体!」 「ふふふふふ……貴様を選んだわらわの目に狂いはなかったということじゃのう! 誇りに思うぞ、我が半身よ!」 「……はあ、まあ、そうっスね」 せっかく喜んでくれているのだから水を差すこともないか、と喉まで出かかった皮肉を飲み込み、子供のようにはしゃぐ小妖精に曖昧な笑みを浮かべてみせた。よくわからないが、彼女にとってこれは本当に名誉であり喜ばしいことなのだろう。こけしの「初めて出会うた時はどうなるかと思ったが」というところから始まる、やまだかつてなく長い話に相槌を打っていると、辺りが光に包まれた。 「来たのじゃ! ベントラベントラファンタジックピープル! ベントラベントラファンタジックピープルなのじゃ!」 「未確認空想物体(Unidentified Fantasic Object)召喚!? アンタいつの人間だ!」 これはSFはSFでもサイエンスフィクションではなくスペースファンタジーです。やたらとカオスな展開に「スペースラナウェイ!」と現実逃避していると、手元にレトロな羽根ペンと羊皮紙がどこからともなく出現した。日本語――しかも昔のギャル達の間で大流行した丸文字で「魔法少女正登録申請書」と書いてある。ご丁寧に平仮名でルビまで振ってくれている優しさに全米が泣いた。 「……ああ、これに記入するの小学生の女の子が中心ですもんね……サービスが行き届いてるんだか何なんだか……」 「うむ! 魔法少女協会の行き届いた心配りは精霊界一なのじゃ!」 「……そっスか」 嫌な世の中だ。本当に嫌な世の中だ。絶望した!! そこまでして子供を戦いの海に投じる世の中に絶望した!! ……もういい。もうこの混沌に満ちた糞設定について深く考えるのはやめよう。無駄に鮮やかな桃色のインクがしたたる羽根ペンを手に、僕はこの茶番をさっさと終わらせて家に帰ってクソして寝ようと、空中に浮かぶ羊皮紙への記入を開始するのだった。