約 147,227 件
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/653.html
【名前】とら 【名台詞】 「口の中によ……隠さねえとなァ」 「腹ン中が、空っぽだ……」 【人物説明】 週刊少年サンデーに連載されていた妖怪バトル漫画『うしおととら』の登場人物。主人公の少年、蒼月潮の相棒にしてもう一人の主人公であり、二千年以上の時を生きる、炎と雷の大妖怪。 【本ロワでの動向】 妖怪ロワにおいて、因縁の相手である「白面の者」と相討ちした直後より参戦。原作での時系列では最終巻での消滅後に当たることもあり、みずからの復活に疑念を抱きつつも、永久の眠りから覚まされた白面を救うため、また、死の連鎖に再び巻き込まれた他の参加者を、あるべき元の世界に帰すため、元ロワと同様、強力な対主催の一人として行動を開始した。 登場話『妖(バケモノ)ら、三度(みたび)出会うの縁』では、開始早々白面と、森を焼き山を崩す派手な戦いを繰り広げる。 この戦いは白面側の撤退によって中断され、悪態をつきながら飛んでいたところで、フツオ(ザ・ヒーロー)と遭遇。対主催同士、即席のコンビを組み、本ロワにおけるフツオの最初の「仲魔」となる。 とら「おお、知っとるぞ、それ!てれぴんだな」 フツオ「いや、これはノートPCって言って……」 とら「のとぴーし?……おっ、はんばっかだ!はんばっかが写ってんじゃねえか!」 フツオ「は、半分蛾?」 上記のような会話を繰り広げながらも、互いの情報を交換しつつ、他の対主催と合流するため移動していたが、その中途で、狂気の人造魔導士・ケフカと出くわしてしまう。 大妖怪と平定の英雄、双方に興味を持ち、捕えようとするケフカに対し、とらの耐久力と狡猾さ、フツオの立ち回りと技を駆使して互角以上に闘い、逆に追い詰める。しかし、結局、不利を悟ったケフカの転移魔法によって、二人はばらばらに飛ばされてしまった。 飛ばされた先で今度は、妖怪ロワで共に戦った八雲藍らのチームと遭遇。 サーニャ「お、お化け!?」 六花「!?」 アドルフ「……敵か」 とら「……なんだ、おめーらは。『ふつお』の奴と、あの戯けた法師はどこへ行きやがった」 アドルフ「…………」(サーニャ、六花を後ろへ庇う) 藍「……大丈夫、危険はない」 アドルフ「知り合いなのか?」 藍「ええ。……長飛丸、またの名をわいら、字伏(あざふせ)、雷獣。その行は凶、その性は悪。雲を呼び、火を吐き、身には雷を帯びて、思うまま人を喰らう。齢ゆうに二千を超え、平安の陰陽家の手を煩わせ、太陰の化身たる『白面の者』とも直接戦った、年経た妖ならば知らぬ者とてない伝説的な存在。口癖は『喰うぞコラ』」 サーニャ「えっと……全然大丈夫に聞こえないんですけれど……」 とら「わしは“とら”だ。間違うんじゃねえ、狐」 藍「藍ですよ。ご無沙汰でしたね、とら」 キャスター「大丈夫、要約すると、超ツンデレ妖怪ってことです!」 サーニャ「ええ?!」 とら「なんだそのつんどらとかいうのは。てれぴんみたいなもんか」 フツオの捜索を条件に合流するも、駄狐組の影響か、 ツンデレツンデレとさんざんイジられる。 もふもふ組に強制的に組み入れられる。 「雷と炎の獣」ということで六花にいろいろと目を輝かされる。 等々の、(とらにとっては)憂き目に遭う。 一方で、アドルフとは雷を操る者同士として連携し、闇に乗じて襲い来た墓場鬼太郎を、字伏&デンキウナギのダブル雷撃で一度は撃退している。 フツオを探す中、続いて起こった東京王マエバヌスとの戦いでも、魔闘気を応用した魔物殺しの秘拳で押されていたところをアドルフに救われるが、「人間の誇り」を貫いた彼は、激戦の末、東京王を道連れに死亡してしまった。 虫の息の中、「班のみんなを護ってくれ」と呟いたアドルフに、とらは、かつて自分の出会った人間たちの姿を重ねる。 そして、墓場鬼太郎の再度の襲来。卑劣にも、呪いの歌「ガイコツ節」でサーニャ六花を催眠にかけ隙を作り、妖力殺しのサラマンドラの粉によって藍とキャスターを無力化した鬼太郎を前に、アドルフの遺した言葉を守り、とらは、足止め役を買って出る。 とら「『きたろもどき』はこのわしが直々にぶっちめる!おめーらは邪魔だ、とっとと消えな!」 キャスター「あ……貴方だって、ケガしてるでしょうに!」 六花「だ、駄目だ!……」 サーニャ「逃げるのなら皆で!」 とら「あのクソガキが、わしらが背を見せるのを素直に見てると思うかよ! いいから行け!ウナギの奴に言い訳できねえだろうが!」 藍「……後で、後で必ず会いましょう」 そうだ。とらならば、きっと大丈夫。きっと必ず、また会えるはず。 眩しい稲妻を帯びる黄金の妖怪の背中を信じて、離れていく藍たち。それを振りかえらぬまま、とらは一人、墓場鬼太郎に対峙する。 ――――伝説の大雷妖と呪われし幽霊族の戦いは、千変万化と言うにふさわしい互いの術と攻撃の応酬の結果、草原をおどろおどろしい血に染め、辺り一面を半ば焦土に変えるほどの激戦となったが、鬼太郎の慢心を利用し、諸刃の呪文である「ヒ一族」の歌を用いて、とらが何とか勝利する。二つのロワイアルを謳歌した幽霊族の末裔は、字伏の豪炎の中に乾いた笑い声を遺して消えて行った。 しかし結果的には、鬼太郎の最期の笑いがそれを暗示していたかの如く、これが、対主催としての――――「とら」としての、最後の戦いとなってしまった。 以降の彼は、リピロワ2013を象徴するマーダーの一人として、絶望の連鎖の中、太陽の傍にあって輝く「月」の魂を、どす黒い血の色に染めてゆくことになる。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/1172.html
【名前】 魔化魍バケガラス 【読み方】 まかもうばけがらす 【登場作品】 仮面ライダー響鬼 【登場話】 二十六之巻「刻まれる日々」 【分類】 魔化魍 【妖怪モチーフ】 化烏 【生物モチーフ】 不明 【登場地域】 不明 【詳細】 イブキが口にしていた魔化魍の名。 飛行能力を持つようで、遠距離戦を得意とする威吹鬼が担当することになり、無事に撃破した模様。 【余談】 名前のみの言及されただけの魔化魍。ゲームで登場した魔化魍オオクビと違い、昔の文献等で外見が登場したりもしていない。 「化けガラス」という日本妖怪を記す文献は見当たらないが、ストレートに妖怪化したカラスだろうか。複数の生物が掛け合わされた外見をしているのが魔化魍の基本デザインであるため、何かしらの飛べる生物のパーツを持ち、それとは無関係の生物の身体を持つタイプか? ちなみに妖怪アニメとして有名な「ゲゲゲの鬼太郎」にて鬼太郎が移動に使っているカラスは一般的なカラスとは違うようなので、アレもある意味化けガラスといえるだろう。
https://w.atwiki.jp/voix/pages/1107.html
今野宏美をお気に入りに追加 今野宏美とは 今野宏美の34%は下心で出来ています。今野宏美の25%は雪の結晶で出来ています。今野宏美の14%は玉露で出来ています。今野宏美の9%は白い何かで出来ています。今野宏美の9%は海水で出来ています。今野宏美の4%は乙女心で出来ています。今野宏美の3%はハッタリで出来ています。今野宏美の2%は優雅さで出来ています。 今野宏美の報道 「ゲゲゲ忌2021」 アニメ特別上映会新情報 映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』&新アニメ『悪魔くん』の新ティザービジュアルの一部を解禁 アニメ特別上映会入場者プレゼントを発表 本日チケット一般販売開始 - PR TIMES|アニメ!アニメ! - アニメ!アニメ!Anime Anime 『ゲゲゲ忌2021』アニメ特別上映会の最新情報を解禁 抽選先行第2弾の発売スタート - http //spice.eplus.jp/ 水木しげる「ゲゲゲ忌」上映会ゲストに「鬼太郎」「悪魔くん」の千葉繁、 みなみ、沢城みゆきら(よろず~ニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ゲゲゲ忌2021 「ゲゲゲの 太郎」Wねこ娘×鳥取県スペシャルコラボデー - アニメハック ゲゲゲ忌2021 「ゲゲゲの 太郎」第6期スペシャルデー - アニメハック 京アニの原点「ムント」第1話&第2話が期間限定“初”配信!Blu-ray BOX発売記念 - アニメ!アニメ!Anime Anime 【大橋彩香・茅野愛衣さんも!】9月13日がお誕生日の声優さんは? - アニメージュプラス 【9月13日~9月19日生まれの声優さんは?】茅野愛衣さん、松岡禎丞さん、大橋彩香さん… - アニメ!アニメ!Anime Anime Nintendo Switch版『AIR』本日発売! - 電撃オンライン Switch版『AIR』が本日(9月9日)発売。ヒロインたちの悩みと夏のせつなさを繊細に描いた、感動ビジュアルノベルゲーム - ファミ通.com Switch「AIR」9月9日発売 - アキバ総研 茅原実里、13年間の集大成! 最後の夏屋外ライブレポート! - アキバ総研 京都アニメーションの原点となるオリジナル作『ムント』シリーズのBlu-ray BOXが12月22日に発売決定! 復刻&新規ブックレットなど封入された豪華仕様に! - アニメイトタイムズ コロプラ、『アリスギア』で文化祭のクイズ大会をテーマにした新イベント「Quiz 星の流れとともに」を開催 | gamebiz - SocialGameInfo 自宅学習、オンライン学習、学び直しにも活用したい! YouTubeチャンネル「学研ミリオンず【公式】」無料学習コンテンツに、NEWカテゴリ「美少女が教える日本史」登場!! - PR TIMES スラマッパギ、許してヒヤシンスから10年。アニメ『日常』再放送はあいかわらずシュール - 電撃オンライン 『ゲゲゲ忌2020』に見た、そのユニークな魅力と可能性~前編~ - マイナビニュース 【未来日記】声優情報と作品概要・あらすじ紹介 - AppMedia(アップメディア) 【9月7日~9月13日生まれの声優さんは?】関智一さん、茅野愛衣さん、鈴村健一さん… - アニメ!アニメ!Anime Anime 【創の軌跡キャラ考察】導力学者の卵・ティータはワンランク上の研究開発に挑む。近藤社長コメント付き - 電撃オンライン 『アマガミSS』アニメ放送10周年記念!スペシャルプレイリスト公開とプレゼントキャンペーンを「AWA」で開催 - PR TIMES 『ゲゲゲの鬼太郎』歴代ねこ娘役の声優集結 ゲスト出演で3~6期あわせて4代共演 - ORICON NEWS 『ゲゲゲの鬼太郎』第39話「雪女純白恋愛白書」の先行カット解禁! 歴代ねこ娘声優の三田ゆう子さん・西村ちなみさん・今野宏美さんがゲスト出演&コメントも到着 - アニメイトタイムズ センチメンタルグラフティ:20周年イベントのクラウドファンディングが話題に わずか10分弱で目標の1000万円調達 - MANTANWEB(まんたんウェブ) 「センチメンタルグラフティ」20年の想い……「SGガールズ」うさぎ組インタビュー!|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 鳥取)鬼太郎ら声優の車内放送 16日でいったん終了 - 朝日新聞社 かわいすぎるMMORPG 【DIVINA】(ディビーナ)人気声優の今野宏美さん演じる新ヒロイン「ニーナ」が登場! - PR TIMES 今野宏美のウィキペディア 今野宏美 今野宏美の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 今野宏美のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 今野宏美 このページについて このページは今野宏美のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される今野宏美に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/46471.html
ねずみ男 3期世代だけど、悪さする度にゲタでどつかれたりアドバルーンで吊るされたりネコ娘に引っかかれたりする姿が笑えてたな。けど幽霊電車での鬼太郎との息の合いようは、やっぱり友達なんだと思えた -- 名無しさん (2018-04-05 14 45 43) ビビビビビビ(往復ビンタの音) -- 名無しさん (2018-04-05 16 43 07) 5期だとメイド喫茶の常連だったという。儲けた金かたっぱしから貢いでたんだろうなあ・・・。ちなみに鬼太郎は調査のために行ったメイド喫茶でドン引きしていたというw -- 名無しさん (2018-04-05 17 03 48) 「憎めない奴」な印象があるが、初代はけっこう黒い奴だったんだな…。 -- 名無しさん (2018-04-05 17 57 03) ↑3期でも土地開発の片棒担いで現地住民追い出すときに土地の人たちを「ゴミみたいな奴ら」呼ばわりしてたから悪どいところは受け継がれてるぞ。もっとも鬼太郎がガチギレしてるのに気づいたときは「鬼太郎がああいう目をしてるときは近づかないほうが身のためだ!」と全力で逃げ出したあげくに捕まって制裁くらったが -- 名無しさん (2018-04-05 18 24 24) やってることは峰不二子と大差ない -- 名無しさん (2018-04-05 19 18 08) いつからだったかな、ビビビのねずみ男とか名乗る時あるよね。第6期ではどういう感じになるのやら -- 名無しさん (2018-04-05 19 18 32) 水木先生がご存命の頃、電車の広告にある旅館の宣伝に書き下ろしのイラストで出てたが、布切れを取った姿で温泉につかる姿が珍しかったな -- 名無しさん (2018-04-05 20 51 06) 裏切り展開多かったの2期だったのか?知らなかった -- 名無しさん (2018-04-05 20 55 33) 四期で「あ、ビぃービィービイーのおおォォォ、ねずみ男です」とか名乗るのが最高にツボってた。 -- 名無しさん (2018-04-05 21 16 34) カワウソに金盗られたことあったな -- 名無しさん (2018-04-05 21 43 18) 必要以上にセコい手を使おうとして痛い目を見るだけで、商才自体はなかなかの物を持ってる気がする -- 名無しさん (2018-04-05 22 08 37) 5期ねずみ男で一番好きなのは骨女との絡み -- 名無しさん (2018-04-05 22 33 42) 実は驚異のポプテピピック率を誇るキャラでもある -- 名無しさん (2018-04-05 22 38 31) くさい(確信) -- 名無しさん (2018-04-05 23 19 45) 3期映画や5期の見越し入道とかねずみ男回は毎回泣かされる。4期は上に出てるの以外だとがんぎ小僧との話も好き -- 名無しさん (2018-04-05 23 23 01) 何気に懐に入れた相手というか大事な相手のためなら損得抜きで行動したりする一面あるのよな。5期だと妖怪大裁判はねずみ男独断場である。 -- 名無しさん (2018-04-06 00 40 03) 4期opのカラスと同じポーズとってるシーンが好きだな -- 名無しさん (2018-04-06 00 43 52) 竹内寛行版では初っ端で死んだと聞いたことが -- 名無しさん (2018-04-06 02 06 51) 5期ねずみ男のキャラソンの歌詞の一部「正義感なんてものは何の得にもなりゃしねぇ なのにあいつの優しさが身に染みる」鬼太郎のこと大好きすぎる… -- 名無しさん (2018-04-06 03 37 06) 3期の映画ってカロリーヌちゃんのだっけ?アレは泣けたし格好良かったわ -- 名無しさん (2018-04-06 10 26 55) ゲゲゲの女房の話は? -- 名無しさん (2018-04-06 10 56 29) ↑2 「妖怪皇帝め、許さねえッ!!」 -- 名無しさん (2018-04-06 22 33 52) 3期の映画と4期と5期はわかりやすい位鬼太郎の味方側だったな -- 名無しさん (2018-04-07 21 16 01) 5期はよくも悪くも本来の「ねずみ男」らしさが薄れてた気がする。 -- 名無しさん (2018-04-07 22 57 47) 4期も割と善人寄りなんだけど、鬼太郎からの扱いはあまりよろしくないという(手をあげられるわけではないが) -- 名無し (2018-04-08 03 52 44) 6期は本来のねずみ男ぽい。話が進みにつれてヤバイことに足を突っ込みそう…… -- 名無しさん (2018-04-08 22 04 50) 4期についてですが、忘れちゃいけないけど、金の為に色々とやらかしちゃんてるんだよね、ねずみ男(汗 。妖怪城の一件とか、地獄鬼が仲間を助ける為に人間の魂を集める"あの話"とか、妖怪 たぬき一族とか、妖怪車とか、ヤマタノオロチとか、鬼太郎の裁判とか・・・ect、ねぇ。でも、どのシリーズでも嫌われすぎるのもヤダな・・・。因みにケウケゲンと、幽霊列車の時とかは善良な行為をやってるよ。 -- 名無しさん (2018-04-10 00 22 36) 3期の劇場版のカロリーヌとの話でマジ泣きした。あれはいい話だった。 -- 名無しさん (2018-04-10 09 40 30) 4期3話で夜叉に魂取られて一度死んだ時は、まだ子供だったから見てて結構悲しかったな…オチで大爆笑したけど。 -- 名無しさん (2018-04-10 23 06 51) 5期では2人の仲に猫娘が嫉妬するくらいだもんな・・・ クワガタ取りに行ったときの「ああ、ロマンだな」の鬼太郎の笑顔よ・・・ -- 名無しさん (2018-04-11 15 04 42) ちなみに本名とされるペケペケは水木先生がお世話になったニューブリテンのトライ族の言葉で「大便」と言う意味だそうで。 -- 名無しさん (2018-04-11 21 12 56) ↑地域や時代によっては、悪魔などに目を付けられないようにわざと酷い名前や汚い名前を付ける習慣があると聞くから、「ペケペケ」もその口なのかも。 -- 名無しさん (2018-04-12 17 31 34) 今回のねずみ男はクズ路線が強そうだがはたして…… -- 名無しさん (2018-04-29 10 07 23) ↑今のところはまだ鬼太郎たちを助けるようなことはしてないトラブルメーカーだな。ねずみ男は元々がそうだからある意味原点回帰かな? -- 名無しさん (2018-05-13 23 15 14) またねずみ男の金儲けが…オチが見えている -- 名無しさん (2018-05-24 04 08 38) 現代の風刺やるなら今シリーズで彼も美形化とか女性化とかしそうだがどうなるんだろ -- 名無しさん (2018-05-25 19 45 59) なんだかんだでどのシリーズでも良くも悪くも人間臭いのが魅力。悪い事するくせに悪党になりきれんのよね。 -- 名無しさん (2018-06-24 20 27 27) ↑2悪い部分の風刺でない限りやらないよ -- 名無しさん (2018-07-05 21 31 23) やっぱり第三シリーズの富山さんが一番しっくりきていた。(もう本人がいないので・・・) -- 名無しさん (2018-07-10 09 45 14) 「精気を吸い取る」が当のゲゲゲの鬼太郎がやらかしていた。「水木しげるのふしぎ妖怪ばなし」(注:2008年発行、小学1~3年対象)の海座頭の首筋に大人のキスという形で止めを刺した(流石に痕は着いてなかったけどな!)。 -- 名無しさん (2018-08-07 14 49 28) 妖花の回で戦争について真面目な態度になったり、遺骨を見捨てようとした相手に怒ったり。彼なりのモラルや譲れない一線ってあるのね。 -- 名無しさん (2018-08-14 15 49 01) 昨日のねずみ男はマジで漢だった -- 名無しさん (2018-09-17 00 20 23) 久しぶりに戦闘能力(?)をいかんなく発揮して活躍したな!(単に気合入れて屁をこいただけとか言っちゃダメ) -- 名無しさん (2018-11-25 15 58 13) 今回は自分だけ助かろうとする訳ではなく、子泣きたちの解放も要求する一面を見せたな -- 名無しさん (2018-11-25 17 01 57) 鬼太郎ファミリーのことはなんだかんだで大事に思ってるんだよな(6期) 石妖回とかアニエス追放回とか -- 名無しさん (2018-12-15 20 13 38) 6期40話でイサムに言った言葉全くその通りだと思う。家族より名声をとっていいはずない -- 名無しさん (2019-01-27 18 34 54) 結構、人間の本質を得た発言が多い。半妖であるためだろうか… -- 名無しさん (2019-01-27 19 44 03) 妖怪ウォッチ映画の明夫のハイトーンボイスはマジでビビった。初代を意識したキャスティングの時は明夫が引き継いでいく形なんだろうか -- 名無しさん (2019-02-08 16 50 10) ↑やっぱり、お父さんに似てるんですかね? -- 名無しさん (2019-02-15 22 01 18) ↑3 そして半妖ゆえに名無しのことを理解していた。喝入れるのもだけど、こいつこれだから嫌いになれないんだよ。 -- 名無しさん (2019-04-01 10 39 53) 情報流したりバイトテロやって相手を炎上させたり、マスコミにリークしたり、6期でSNS一番使いこなしているの実はコイツなのでは -- 名無しさん (2019-07-14 21 32 39) バクテリアンにしか編集できない項目。ねずみ男本人すらお風呂に入ってるシーンはあるのに -- 名無しさん (2019-11-10 13 09 08) 昔ながらの雑な商売や詐欺で稼ぐ回もあるけどバイトテロだの自前の仮想通貨だの漫画の違法アップロードサイトだのやり口が現代風に芸達者。それでいてたまには生活費のために真面目にバイトしてるという -- 名無しさん (2019-11-18 11 16 16) 焼豚1枚の義理でグッさせてからのアレである -- 名無しさん (2020-03-16 08 59 36) 普段のSNS使った暗躍から土壇場での大立ち回りといい、6期ねずみはホント八面六臂の大活躍だったな -- 名無しさん (2020-03-29 09 36 27) 見事に最終回で1番おいしいところを持っていった。原作者の故・水木さんの心情を述べたシーンは彼が代弁したからより意味がある -- 名無しさん (2020-03-29 13 55 43) 10年後の温泉旅行の写真にちゃんと載っててほっこりする -- 名無しさん (2020-04-02 11 58 05) 6期の、ちょっとかっこよすぎない?声がハマリすぎてて、目を閉じて聴いてたらリアルな正論で綺麗ごとを切って捨てるニヒルなアウトサイダーとしか思えない -- 名無しさん (2020-04-02 16 18 52) 6期最終回は漢でした。あぁいうところがあるから鬼太郎も嫌いになれないんだろうか。 -- 名無しさん (2020-04-08 14 46 46) 縄文人VSSNS中毒の回は中々後味が悪かったけど特に悪事も働いてないのに一人でちゃっかり成功してるこいつの姿になんかほっこりしてしまった -- 名無しさん (2020-06-24 16 26 17) 本当はお金じゃなくて家族が欲しいんだよね・・・ -- 名無しさん (2020-06-28 16 00 42) 吸血鬼エリート回の最後で「あいつは吸血鬼ジョニーだ」のシーンも好き -- 名無しさん (2020-09-13 05 54 25) 6期では雷とか輪入道とか、人間や妖怪を利用するはずが、人間の凶悪さと妖怪の凶暴さに振り回されて失敗する話に、人間と妖怪、どちらにもなれない半妖怪の悲哀を感じた -- 名無しさん (2020-09-14 15 27 00) ログ化を提案します -- 名無しさん (2020-10-25 07 38 39) 3期ではずっとヒロインの夢子ちゃんにベタ惚れしてたけど、6期ではヒロインのまなには序盤で失恋した後はあまり絡まなかったな(ちなみに失恋した次の回でまなを狸に売り飛ばしてる) まあ、妖怪裁判でまなの涙の訴えで考えを変えたり、最終回の一話前もぬらりひょんに半ば洗脳された状態でもまなを撃てなかったし、何だかんだで悪くない関係ではあると思うが -- (名無しさん) 2020-11-08 06 40 57 3期ではアニメ後期になると終盤で怒った人間達に追いかけ回される場面が多くなるというこち亀の両津勘吉のような展開が増えたらしい。キャラ的には殆ど被ってるから意識したのだろうか。4期では代わりに借金取りに追いかけ回される場面があるけど -- (名無しさん) 2021-10-08 20 54 16 鬼太ちゃんの「こういうやつがいないと世の中面白くない」って評価がとても好き。世の中清廉なだけじゃいけませんよ。 -- (名無しさん) 2021-12-03 16 20 53 「両方のどちらからも仲間に入れてもらえず、それ故にひねくれ、さらに嫌われていき、さらにひねくれていく悪循環」←正鵠を得た考察、さすがプロ -- (名無しさん) 2021-12-03 20 06 03 3期の劇場版第1作ではチ○ポ側に裏切ってしまったが故に、海上に置いてけぼりにされた挙句サメに追われるという(自業自得とはいえ)散々な扱い。この事に不満があった人もいたんか分からんが、後の劇場版ではあんまり散々な扱いをされてなかったような気がする。特にカロリーヌが出てくるのは泣いた人も多いかもしれない -- (名無しさん) 2022-01-29 20 11 32 嫌われてると言っても、半妖だからっていうどうしようもないことで蔑まれてた頃に比べたら、悪事を働くねずみ男だからって嫌われる方がよっぽどマシなのかも知れないな。 -- (名無しさん) 2023-02-01 13 12 40 3期から6期まで見たところ、後の年代ほどクズさがマイルドになってる気がする(エンタメ強化の5期が1番悪さが抜けてるので、完全に順番ではないが) 現代の倫理がだんだん厳しくなってる一般感性に合わせた変化なのかな? 記事によると1期はもっと酷かったみたいだし -- (名無しさん) 2023-02-19 21 37 02 ある意味裏表なく飾らずに生きているって所は凄いなと思う。見習いたいかと言われるとノーだけど -- (名無しさん) 2023-04-05 13 12 19 ↑↑鬼太郎ファミリーの中だと猫娘の次くらいに現代に順応しているイメージがあるな。そりゃあコンプライアンスも守るでしょw -- (名無しさん) 2023-12-13 12 36 30 千葉ねずみ:人生経験豊かなひょうきん親父 高木ねずみ:ゴロツキ以上悪党未満の甘ちゃん(褒) 古川ねずみ:のらりくらりと生きている人情を持った皮肉屋 4〜6期のねずみ男のイメージは自分中でこんな感じだな。 -- (名無しさん) 2023-12-13 13 08 57 6期のねずみ男は方向音痴なのか? -- (名無しさん) 2024-05-13 22 13 47 原作に於ける「死神」の回の終盤で、とんでもない悪事を起こした報いでみんなから石を投げつけられた挙句砂かけ婆に「お前だけは絶対に場に入れてやらんからな!(うろ覚え)」とか言われたが、その2話後にヤバいものを発見してそれを報告しようとしたらいきなり砂かけ婆に「来るなちゅうたら来るな!」と何もしてないのに制裁されるという展開があったな。まあ流石に砂かけも根に持ってた事が分かる -- (名無しさん) 2024-06-06 16 46 43 ゲ謎だと日本を陰で操る巨大組織の本拠地に潜入してて草。民間の会社員とはいえプロの工作員が何人も行方不明になってる恐ろしい無村なんですけど… -- (名無しさん) 2024-06-06 17 19 09 自分に優しくしてくれたり慕ってくれる相手のことは無碍にできないんだよね。なんでかっつーとそれに飢えてるから。 -- (名無しさん) 2024-09-17 20 31 18
https://w.atwiki.jp/ymeconomy/pages/649.html
声優の一覧に戻る 問題文 答え 次の女性声優を、文化放送のラジオ番組『こむちゃっとカウントダウン』のアシスタントを務めた順に選びなさい 植田佳奈→小清水亜美→井口裕香 次の女性声優をデビューした順に選びなさい 小原乃梨子→川澄綾子→小清水亜美 次の声優を『THE KING OF FIGHTERS』シリーズに登場する麻宮アテナの声を担当した順に選びなさい 福井玲子→長崎萌→さとう珠緒→栗栖ゆきな→池澤春菜 次の声優をアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で鬼太郎の声を演じたのが早い順に選びなさい 野沢雅子→戸田恵子→松岡洋子→高山みなみ 次の声優をアニメ『サイボーグ009』で009役を演じたのが早い順に選びなさい 太田博之→森功至→井上和彦→櫻井孝宏 次の声優をアニメ『鉄人28号』シリーズで金田正太郎役を演じたのが古い順に選びなさい 高橋和枝→山田栄子→田中秀幸→くまいもとこ 次の声優をデビューが早い順に選びなさい 若本規夫→桑島法子→田村ゆかり→広橋涼 次の文字列を順に選んでアニメ『ケロロ軍曹』から生まれた声優ユニットの名前にしなさい More→Peach→Summer→Snow
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/7181.html
ここを編集 ■ザ☆ウルトラマン 演出 1 5 7 12 15 17 19 ■科学忍者隊ガッチャマンII 演出 50(小鹿) ■さすがの猿飛 絵コンテ 30 演出 5 10 18 23 ■タイムボカンシリーズ 逆転イッパツマン 演出 39 ■プラレス3四郎 絵コンテ 6 13 19 25 30 演出 1 2 6 9 13 19 22 25 30 33 36 ■世紀末救世主伝説 北斗の拳 演出 5 10 15 21 24 29 33 37 42 47 52 58 61 65 68 72 75(渡) 80 81 89 93(渡) 97 107 絵コンテ 19 ■ダーティペア ストーリーボード 9 演出 2 9 ■ゲゲゲの鬼太郎 第3シリーズ 演出 6 9 17 23 30 37 42 48 54 60 72 79 85 97 ■世紀末救世主伝説 北斗の拳2 演出 7 13 18 22 28 34 39 ■らんま 1/2 熱闘編 絵コンテ 13 14 21 ■魔宮戦場 監督 絵コンテ 2 ■魔法のプリンセスミンキーモモ 新 脚本 53(首) ■関連タイトル 「北斗の拳」25周年記念 DVD-BOX~TVシリーズHDリマスターエディション~ プラレス3四郎 DVD完全BOX ゲゲゲの鬼太郎1985 DVD-BOX ゲゲゲBOX80's
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4477.html
登録日:2012/01/25 Wed 20 59 27 更新日:2024/08/30 Fri 20 49 19NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 40代ホイホイ エロイムエッサイム ゲゲゲの鬼太郎 コミックボンボン ダークヒーロー テレビ朝日 ノストラダムスの大予言 メフィスト メフィストフェレス 三田ゆう子 三者三様 使徒 十二使徒 天才 妖怪 悪魔 悪魔くん 打ち切り 東映 梶裕貴 水木しげる 漫画 百目 精神的奇形児 貸本 週刊少年ジャンプ 週刊少年マガジン 革命 魔法使い 魔法陣 エロイムエッサイム…… エロイムエッサイム…… 我は求め、訴えたり! 『悪魔くん』とは、『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な水木しげるが描いた漫画。 当時、貧乏のドン底だった作者が「腐りきった世の中をぶっ壊せるのは悪魔しかいない!」と思い込んで描いたそうな。 魔法陣という言葉の発祥ともされ、テレビドラマは日本のテレビ番組に変革をもたらしたともされる。 悪魔くんは大きく分けて4種類ある。 すべてに共通しているのは、「悪魔くん」と呼ばれる天才少年が悪魔を召喚し、その力で世の中を平和にするために奮闘するということ。 ☆悪魔くん千年王国 ☆マガジン版 ☆コミックボンボン版(アニメ第1作) ☆令和悪魔くん(アニメ第2作)【他】 ★貸本版 ★悪魔くん世紀末大戦 ★鬼太郎 対 悪魔くん ★実写版(白黒) ★実写版(月曜ドラマランド) ★水木しげるのノストラダムス大予言 ★突撃!悪魔くん【オマージュ・後作への影響】 ☆悪魔くん千年王国 1番目の悪魔くん。1970年に『週刊少年ジャンプ』に掲載。 水木作品では唯一のWJに連載された作品だが、まずお祭り系作品では呼ばれることは無い。 本名は「松下一郎」。 「精神的奇形児」「東方の神童」「救世主(メシア)」と畏れられる。 らっきょうのような頭でタレ目、トラ縞シャツがトレードマーク。 小学2年生にして「一万年に一人の天才」と言われるほど頭が良く、しかも父親は大手電気メーカーの社長。性格は冷静かつ冷酷で魔法を使える。 腐りきった世の中を平等な理想社会にするために千年王国計画を打ち立て、国家転覆を狙う危険人物。 電機会社の御曹子という立場を利用し、父親に家庭教師を連れて来させて生贄にし、古代の異邦人を蘇らせることに成功。 そのカリスマ性を活かし、学校で演説して子供たちを服従させる。 さらに魔法の箒に乗って空から「洗脳する薬」を撒き東京中の子供たちを洗脳、独立国家を作って自衛隊と戦った。 子供を使う辺りがえげつない。 だが部下のケアや締め付けをきっちり行わなかったのが祟って(それしなくても忠誠を誓う部下がいたのが凄いが)、最期は凄まじい末路を遂げるが……。 本作では悪魔くん自体はミサイルを捕まえて投げ返すほど強いが、使徒たちは殆どが急ごしらえの非戦闘員の為 洗脳された子供たちと同程度でしかなく、屋獣を除いて戦闘力はイマイチである。 スーパークエスト文庫で小説も出されたが、2巻で打ち切りを喰らっている。 ☆マガジン版 2番目の悪魔くん。1966~1967年にかけて『週刊少年マガジン』で連載。 本名は「山田真吾」。 服装は松下くんと同じだが、黒目がちでイケメン。 強力だが強欲な悪魔「メフィスト」を召喚し、その辺の事件を解決する。 いちおう千年王国の思想は持っているようだが、回を重ねるにつれてどうでもよくなっていった。 そのヘタレっぷりには定評があり、敵に洗脳されるわ、敵に捕まるわ、蜘蛛にされるわでもう散々。 メフィストが頼れるもんだから、最初から最後まで頼りっぱなし。 ヘタレだからこそ愛されるキャラクターと言える。 見た目も、松下と違ってまだあどけなさが残っている。 最後は笛を失い普通の子供に戻る。 なお本作は『墓場の鬼太郎』をアニメ化する際に「こんな不気味な漫画をテレビでやって売れるわけねーだろ(意訳)」と断られたため、 「じゃあ別の企画を」ということで貸本版のリメイクとして実写ドラマ化(後述)が決まり、それに準ずる形で連載された作品である。 結果的にドラマ版『悪魔くん』は成功し、『墓場の鬼太郎』は『ゲゲゲの鬼太郎』に改題され1968年からアニメ第1期が放送されることとなる。 つまり今、『ゲゲゲの鬼太郎』が国民的アニメになっているのは山田くんのおかげである。 ☆コミックボンボン版(アニメ第1作) 3番目の悪魔くん。 本名は「埋れ木慎吾」。 縞シャツではなくクレヨンしんちゃんのような赤い半そでシャツを着て、唐草模様の風呂敷をマントのように巻いている。 アニメになったため、悪魔くんの中では一番有名と思われる。 巨大要塞「見えない学校」を根城に十二使徒を従えて、魔界・天界・妖精界・地上の四大世界を征服しようとする「東嶽軍」と戦う。 性格は主人公らしさ溢れる優等生。 十二使徒も全て生粋の白悪魔や妖怪だけあって戦闘力は歴代使徒の中で最強レベル。それぞれ見せ場があり、だいぶ少年漫画らしくなった。 他の悪魔くんと比べて良くも悪くも陽性の存在であるため、雑誌の悪魔くん特集でナチュラルに省かれたり 「子供と腐女子のための漫画に堕した」などと酷評される程度には評価が低かったものの、最近はDVD化などで再評価の気運が高まりつつある。 『最新版 悪魔くん』のタイトルで、コミックボンボンでもコミカライズされた。 また、ファミコンでRPG化されている。 ☆令和悪魔くん(アニメ第2作) 4番目の悪魔くん。 本名は「埋れ木一郎」。 「水木しげる生誕100周年記念プロジェクト」の一環として2023年11月9日よりNetflixにて世界独占配信される事が決定した。 主人公、埋れ木一郎が相棒のメフィスト3世と共に事件を解決しながら自分の出生を追っていく奇怪探偵バディストーリー。 上記の埋れ木真吾や妹の悦子も同じ声優で登場し、前アニメの明確な続編との事。 しれっとメフィスト2世と悦子が結婚してたりする。 【他】 ★貸本版 最初に描かれた悪魔くん。全5巻を予定していたが、人気が出ずに3巻で打ち切りに。 後の「悪魔くん千年王国」のベースである。 わかりやすく言えば「千年王国」の読み切り版みたいな感じか。 「千年王国」とはところどころ違う点もあるが、流れは同じ。 TVドラマ「ゲゲゲの女房」ではこれの執筆秘話が描かれ、最後のページに書き残した「悪魔くんは7年後に復活する」というセリフを水木が実現させる過程を描いている。 打ち切りなため、いきなり終わった感は否めない。 ※余談だが、連載当時の子供から「悪魔くんは難しい」という旨の手紙が来たそうな。 ★悪魔くん世紀末大戦 「貸本版悪魔くん」の続編で34年後の1997年を舞台とした話。(連載は1987~1988年でボンボン版の前年) 「千年王国」とは話が繋がっておらず、パラレルワールド的な立ち位置なので注意。 あまりにも昔の作品の続編ということで、ダイジェストで「貸本版」の話を纏めた第0話が掲載された。 「貸本版」の最終的な勝者である悪魔ロソン(本名は本作で判明)を始めとした悪魔・邪教により人心がより荒廃し、 富と権力が支配するディストピアを舞台に、復活した悪魔くんの新たな戦いが始まった……ものの、こちらも打ち切り。 打ち切りでは定番の「俺達の戦いはこれからだ!」で終わる。 余談だが、本作におけるドラマ版&マガジン版の悪魔くんは、実在した悪魔くん(松下くん)とヤモリビトをモデルにした作り話という設定。 ★鬼太郎 対 悪魔くん 単行本は無く、1話完結。 「ゲゲゲの鬼太郎」と「悪魔くん」の夢の共演。 しかも対決ときたもんだ。 ご存知、幽霊族の最後の生き残りであり不死身の「鬼太郎」と、地獄界を征服し更に強くなった悪魔くん「松下一郎」。 妖怪軍団と悪魔軍団の衝突! これは燃える! まあ、和解するけど。 ★実写版(白黒) 1968年に放送された、山田くんが活躍するマガジン版をベースにした特撮ドラマ。 当時第1次怪獣ブームの真っただ中だったため、悪魔だけでなく、怪人やより怪獣っぽい怪物たちとも戦う。 連載当時のグラビアではしょっちゅうウルトラマンなどといっしょくたに紹介されていた。 メフィストが「兄弟」である事も特徴で、弟を地獄大使こと潮健児氏が演じていた。 なお、これは兄の方の吉田義夫氏が急病により途中降板したことに対しての緊急措置。 現在でも『悪魔くん魔界大百科』(小学館)などであらすじ&雑誌グラビアを読むことができる。 ★実写版(月曜ドラマランド) 『ゲゲゲの鬼太郎』の実写ドラマ化が好評だったため、それに続く形で1986年にリメイクされた単発ドラマ。 脚本は浦沢義雄で、EDを担当した秋元康が本人役で出ている。 本作での悪魔くんは「伊藤真吾」というまた今までの悪魔くんとは別人の設定。 VHSやLDどころか、DVD化も配信もされておらず事実上の封印作品みたいな扱いになっている。 なお、翌1987年のVシネマ『ゲゲゲの鬼太郎 魔笛エロイムエッサイム』ではサブタイからわかる通り悪魔くんが登場する。 しかしこちらでは本名が山田真吾になっており、配役も変わっているため上記のやつとはパラレル設定らしい。 ★水木しげるのノストラダムス大予言 1993~1994年に発売された上下2巻の読切漫画であり、水木が手掛けた最後の『悪魔くん』。 主人公は山田くんであるが、マガジン版の続編ではなく完全なパラレル作品で、松下版のカエル男や『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪が使徒として登場する。 ミシェル・ノストラダムスの大予言を題材としているが、本作のノストラダムスは何の役にも立たない普通の詩人兼医者でしかない。 本作のラスボスは史上最強の悪魔であるシーレンで、それを復活させたのは死神伯爵(『鬼太郎』『河童の三平』『サラリーマン死神』に出てくる死神のそっくりさん)。 水木の別作品『劇画ヒットラー』に登場するアドルフ・ヒトラーがその死神伯爵を暗殺してシーレンの新たな手先となり、 ヒットラーと愛人エヴァの息子であるダニエル・ヒトラー(架空の人物)が「邪悪のメシア」として立ちはだかる。 パニックものなだけあって、アメリカが石油利権欲しさにアジアに進出するわ、原発が地震で爆発するわ、津波が押し寄せるわ、意図的なウイルス兵器によるパンデミックが行われるわ、ロシアが侵略戦争を行うわ、思いっきり日ユ同祖論(*1)に触れているわ、今では絶対に単行本化不可能な描写が目白押しである。 このように概略を一言で羅列すると、20世紀末~21世紀前半のたった30年余りの史実に色々と投影できる。流石の水木先生、素晴らしくも畏ろしい。 余談だが、数年後に連載される藤崎竜版『封神演義』とは終盤の展開が少し似ている(*2)。偶然だろうが。 ★突撃!悪魔くん 水木先生がなぜ「悪魔くん」を描いたのか、当時の先生の状況を描いた自叙伝。 そのため、悪魔くんは扉絵以外は一切出て来ない。 悪魔くんを期待して読むとガッカリするだろう。 だが、これを読めば「悪魔くん」という強烈な漫画が出来た理由も少なからず理解できる。 昔も今も、世の中とは理不尽なものである。 【オマージュ・後作への影響】 『HAUNTEDじゃんくしょん』などで知られる創作演劇集団「ら・むうん」全作品のオマージュ元(ベース)作品である事実は、あまりにも有名である。 同作原作版(あからさまなオマージュキャラのためアニメ版には出てこない)をはじめとして、彼らの作品を通じて登場する怪少年の高校生「近江慎吾」がそれに当たる。 とはいえ彼は上記の各悪魔くんよりも現代ナイズされ、かなり世間ズレしている。 裏設定ではこの世間ズレ、彼も当初は上記の悪魔くんたちのように理想のために戦ったが人間の仲間(しかも相思相愛だった想い人)の裏切りに直面。 裏切りの真意(何らかの善意ないしは人ゆえの逆らいえぬ本能によるもの)を知って苦悩し「人は神でも悪魔でも救う事はできぬ」と悟り理想を捨てたためとされる。 なお「ら・むうん」は元々、水木作品の同人集団からスタートし、時に水木より制作指導を受けながら二次創作を行っていたため、ある意味で水木の弟子的な扱いの集団でもある。 (初期メンバーもアニメ版悪魔くん制作スタッフの一部が中核に存在する) また『妖怪ウォッチ』の主人公・天野ケータは、その設定や外見から埋もれ木真吾がモデルではないかと言われたりもする。 キリストでも釈迦でもマルクスでも悪魔くんでも、皆同じ事だ それぞれ方法は違っているが、根本にある考えは同じなんだ 世界が一つになり、貧乏人や不幸のない世の中を作る事は…… 遅かれ早かれ、誰かが手をつけなければならない人類の宿題ではないのか…… エロイームエッサエム♪ エロイームエッサエム♪ さあ、バランガバランガ追記・修正を唱えよう♪ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 3番目の悪魔くんをアニメで見ていました。2代目のメフィストがラーメン好きなのがなんともいえず。 -- 名無しさん (2013-11-06 22 19 10) 「松下一郎」とは別に「初代悪魔くん」というキャラが公式で存在してて驚いた。 -- 名無しさん (2013-11-24 02 15 29) 漫画は2種類とも持ってるけど貸し本は……今も残ってるんだろうか -- 名無しさん (2013-11-24 06 42 35) 貸本のやつは復刊してるで -- 名無しさん (2013-12-21 22 02 30) 日本国内や海外において悪(ブラック企業、児童売春、差別、いじめ、児童虐待、イスラム国)が蔓延り人を傷つける今の世の中だからこそ『悪魔くん』が必要とされているのかもしれない。 -- eba (2015-03-14 21 36 02) 初代悪魔くんはアンチヒーローものの走りともとれる内容だったな、だからラストはああなるしかなかったと思うと哀しい -- 名無しさん (2015-10-25 01 00 14) 山田はノストラダムス大予言読むとまた印象が変わるな -- 名無しさん (2015-12-04 22 53 50) なんか一番報われないのは佐藤さんだよな... -- 名無しさん (2015-12-17 18 05 06) 山田はノストラダムスだとかなり活躍してたなぁ。マガジン版のヘタレ具合が嘘みたいだわ。 -- 名無しさん (2017-01-18 18 06 37) 実写版の首人形がトラウマだった -- 名無しさん (2017-12-06 10 36 40) 千年王国はデスノートに結構似てる。ラストで世界が悪い方向に戻るのも同じ。松下の髪形も月に似てるし、影響を受けたんかな? -- 名無しさん (2019-03-21 21 50 11) ファミコンは面白かった。ここぞという場面で全員召喚して13人の大所帯パーティになるのがたまらん。ま、笛でのケアが大変だけどな。 -- 名無しさん (2019-09-06 19 24 17) まさかのアニメ新作決定 -- 名無しさん (2021-03-07 20 04 57) 歴代でキャラが違うので新作アニメもどうなるが見当がつかないが、キャストは続行が確定。 -- 名無しさん (2021-12-14 13 35 29) wiki見たけど、魔方陣から悪魔を召喚するのってマジで水木しげるが考えたんか。創作物への影響力が凄すぎじゃね? -- 名無しさん (2022-12-10 21 27 41) HAUNTEDじゃんくしょんの作者マジか。影響力ぱないな -- 名無しさん (2023-07-30 18 44 41) エロイムエッサイムの呪文が本当にカッコいい。 -- 名無しさん (2023-10-09 20 26 39) 最強の悪魔くんは、一万年前に救世主として存在していた初代悪魔くんかな。あれには全盛期の松下一郎でも勝てないと思う。 -- 名無しさん (2024-07-20 21 51 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinanirowa/pages/128.html
ようかい体操 (登場人物) 有馬かな、鬼太郎 『ザザーー…ピーマ…ザザーーーー…………体操……っじまるよー………』 薄暗い闇と湿り気で包まれるリビング。 いくら家の中とはいえ、真夜中にわたし一人ぽつんと放り出されてる現状は、心の中で不安の種が芽吹いてしまう。 そんな室内にて。食卓テーブルの上に置いてあるラジオから、ノイズ混じりの歌が絶え間なく聴こえていた。 …というかわたしの曲なんだけども。 明るいはずのそのメロディは、雑音と砂嵐音のせいで、闇夜の不気味さを増強させるいいアクセントと化している。 『………ピーマ…ザザザーーーーーーーー………食べた……ザザーーーーーーら………スーパ………ザザザザーーーーーーーーーーッーーー』 怖っ…。 今、わたしはソファの裏側で隠れるように体育座りの姿勢を維持している。 ふとカチッ、カチ、と秒針を鳴らす壁時計を見る。…どうやら、かれこれもう2時間近く地蔵のように固まりきってるようだった。 お尻が痛い。 姿勢を楽にして体を伸ばしたい気分だ。 わたしだってこんな泣きたくなるほど無人な暗い部屋からは今すぐにでも出ていきたい気持ちで一杯だった。 だったら早く立ち上がれよ、何故お前動かないんだ、って? …聞くまでもないでしょ。 動く勇気が湧かないのよ。「怖い」んだから。 『みんなも…おっどれば…ピータ…ザザザザーーーーーーーーーーーーーーーーーーー……………ザザザーーーーーーーーーー…………』 古くから、みんな「本当に怖いのは幽霊でも怪異でもなく生きている人間」と口を揃えて言っていた。 初めてその言葉を見知ったのは小学生の時の図書室でだったと思う。 当時のわたしは、オバケも何を考えてるか分からない狂人も平等に怖いだろと思ってたし、その考えは成長した今でも変わらないけども、この現状に置いての恐怖の対象は「自分以外の人間全員」とハッキリ言える。 さっきからずっと心臓が高鳴るくらい怯えてるが、それは何も丑三つ時の暗闇が怖いからという訳ではない。 わたしが一番恐れているのは、参戦者…つまり殺人鬼に出くわすことだ。 ──あのカスサングラスから強制された「殺し合い」命令。 体力なんて並みの並みなわたしが生き残るビジョンなんてあるわけなく、必然的に疑心暗鬼にさせられる。 わたしは絶対に誰にも会いたくない。たとえどんなに善人だろうとも、腹の内なんて読めたものじゃないので一緒に行動なんてしたくない。 願わくばこの一人かくれんぼがゲーム終了まで見つからぬままでいてほしかった。 それでいて、鬼、…いや、救世主に見つけてもらうことを願う自分もいる二律背反な思いがあった。 どうしようもなく愛を欲していた、と表現すべき、か。 「…アクア………、助けに来なさいよ……………」 その想いが思わず独り言として漏れる。 無意識のうちに出た、か細い呟きにわたしは慌てて口を抑えた。 アクア。 自分の天狗な性格が故に仕事がなくなり、芸能界から干され切っていたわたしに一筋の光を差し伸べてくれた、アイツ。 まるで絶望の淵が如く仄暗いこの部屋にて、わたしは再びあいつに救いを求めてしまった。 わたしはいつも受動的だ。 このまま黙って身動き取らずにいても危ないだけだなんて分かっているのに、体は自ら動こうだなんて一切しない。 現に、目と鼻の先の、あのやかましいラジオの電源を切りに行くことさえ、躊躇してできやしない。 『ヒ゜ィーーーマン大ずぎ…ザザザザアアーーーーーーーーーーーーーーッ……………めっちゃ………ザザザー……きーー、……ゃくちザザザザーーーー……ずぎぃい…………』 …わたしはどうしたら……いいのよ。 四隅が暗いどんよりとした部屋の片隅で、わたしは自分のアイデンティティに悩まされる。 例えば、ルビー。一番星の生まれ変わりみたいな彼女ならこんな恐怖打ち勝って行動していただろうに。 嗚呼、恐い、怖い。コワイコワイコワイ。 死にたくなんか…ない……。 『ピ…ピ……………………イーーーマ………ン…、ぴ…………ザッ……………』 『ザッ、ザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』 って、電波調子悪すぎだなオイッ! 大雨のようなけたたましい音が部屋全体に響き渡る。 ノイズまじりで発せられていたラジオの曲は今やもう完全にかき消されていた。 …流石にうるさすぎ。 ……。 …はぁ……、最悪なケースが思い浮かぶ。 もしも、この砂嵐音を聞きつけた殺人鬼がフラフラと家の中に侵入してきたら、と。 人の気配一つしない静寂の夜なうえに、ダメ押しにラジオの音量は割とボリューミーだ。白羽の矢が立つとはこのことで、まさに命とりと言う他ない。 ならば、わたしはさっさと電源を消しに行かなきゃならないのだけれども、やはり未だ身体が恐怖に屈して、身動き一つ取れないでいる。 このまま、耳障りな雑音をバックに真夜中、疑似拷問のような時を経ていくか。 それとも勇気を振り絞って、すぐそこのテーブルまで立ち上がってみるか。 ……行こうかしら。 ………今から5秒後に…。 『ザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』 5,4………… 手に汗がにじみ出る。 本当は動きたくないし、ずっと縮こまっていたい。でも、行かなきゃ……。 『ザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー』 3…2………………… …はぁ………っ、嫌だ……………。 『ザァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア ───────カチッ。 『プツン────…………………………………………………………。』 えっ…………………? さっきまでのラジオの音が消えて、家の中は静まり返っている。 スイッチを切った音がした途端であった。 わたしはラジオに手を伸ばすどころか、ソファの裏で固まったままで一歩たりとも動いていない。何せカウントダウンをまだ終えてないのだから。 だとしたら何故音は絶えられた…? 普通に考えてラジオ内の電池が切れた、から……? いや…そうだったら、あの「スイッチを切った音」は何…………? と、そこまで気づいた時に、わたしは金縛りになってしまった。 さっきまでの葛藤から動けなくなってる状態じゃない。体に誰かがのしかかったように本当に全身が言うことを聞かなくなっている。 光一つない暗い家の中、…みしっ。………みしっ。と、誰かが床を踏みしめながら歩いてきている音がしてきた。 テーブルの方からその誰かは足音を鳴らしている。 背後から聞こえるその音は少しずつ大きくなっていって………、わたしの方へと近付いていた……?! 一気に恐怖が襲ってくる…。 怖くて早く逃げ出したいのに金縛りは顎がガクガクさせることしか身動きを許さなかった。 体中から変な汗が止まらずに湧く。 みしっ……………みしっ……………………… ゆったりとした足取りながらも、奴は着実にソファに近づいてくる。 嫌ぁっ……来ないでよ……っ。 お願いだからソファの裏を確認しないでよ…っ。 みしっ………みしっ………………………………………ギギ…キィィィッ… ──…………わたしに……気付かないでっ………………! 「いひひっ、こんばんは。おねえちゃん……。隠れてもぼくぁ分かってますよぉ………」 戦慄が走る。 ソファの裏を覗き込んだそいつと目が合わさった。 その姿は、暗さも相まって全く見えなかったけれども、闇夜の満月のように光るギラギラとした大きな眼だけははっきりと見えさる。 「ぁ…………、ゃぁ……………ひゃぁ……、ぁっ…………………………!」 そのぎょろついた目玉の網膜には明らかな悪意が憑いている。 声は地獄の底から響くように重たく冷たく、心臓を愛撫でされたみたいに全身をゾっとさせられる。 …………こんなところでわたしは、死ぬっていうの……? そう思ったとき、がくんと力が抜け、パッと体が自由になった。 わたしは今までの硬直状態を晴らすが如く、右手の掌をそいつの顔に向けて一目散に突き出した。 「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!」 「ごふっ!!!」 ぶにゃりと弾力ある柔らかい感触が伝わる。 そいつは勢いのまま吹っ飛ばされ転がると、ゴンッと頭を壁に打ち付けたように見えた。 わたしの掌にはそいつの鼻水なのか唾液なのか分からない透明な体液が粘りつく。気持ち悪いッ…。 いや気持ち悪い、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪いっ……!!何よ、いきなり覗き込んできて…っ! 「いだっ…痛ぁいぃい! …ど、どうしてぇ! ぼ、ぼくがなにをしたって言うんだよ…!」 そいつは頭を抱えのたうち回りながらそう言ってきた。 私はビビってすくみながらも、暗闇の中、目を凝らしてそいつの正体を確かめる。 「いぎなり殴りつけて………ぼくは殺しあいなんて乗ってないっていうのにぃいいい!!」 「…………あっ!」 声の正体、あの気味の悪いぎょろ目野郎は子供だった。 物凄く小柄で、ちょうどわたしが「ピーマン体操の歌」をリリースした時の歳と同じような感じ。 奴の言う通り、到底殺しなんてできないような弱弱しいガキンチョがそこにはいたのだ。 一気に恐怖心が消え去る。 …何よ。これじゃあ私がガキ相手に弱い物いじめしたみたいじゃない…。 そりゃ疑心暗鬼のこの状況だしわたしの行動は仕方ないと言えるけども、こんなガキンチョに掌底上げるなんて不運とはいえ最低なことをしたわ。 わたしは取り敢えず、死にかけの虫みたいにジタバタするあいつの元へと駆け寄った。 「あ…ごめん…! ちょっと、ねえ大丈夫よね?」 「痛い……痛い痛い痛い゛許せないぃっ! 何もしてないぼくを……殴りやがって…………くそ、ぁああッ……………」 「ちょっと! 大袈裟でしょっ?! 謝ってんだからいい加減顔上げなさいよっ」 「おねえちゃん…許せ゛ない………、たかが…オンナの分際でえっ………、なんでぼくがオンナ如きに…なじられなきゃいけないんだ………っ!」 …はあっ? 目は合わせども、ガキンチョは世にも恐ろしい──というか不愉快な恨み言をぼやくばかりで話にならなかった。 何よこのガキ。ちょっと同情して損したわっ。 わたしだってビックリしてついやったんだから、それくらい汲み取ってくれてもいいのに、何時まで経っても発すのは恨み節ばかり。 「ぼくは絶対に許さないぞ………っ、人間のオンナ風情が僕に手を上げやがって……………っ、絶対に許さない…目にもの見せてやる……苦しませてやる……」 …はーうっぜ死ね。何このガキ…気持ち悪すぎるわ。 こんな奴と会ったことなんか無かったことにして、いい機会だしもうこの家から出ちゃおうかな、と思う。 けれどもその考えをわたしは即座に否定した。 ふ、と私はガキを見下ろす。 何せコイツはさっきから憎しみ全開でわたしをにらんでいるのだ。わたしが背を向けた途端、陰湿な嫌がらせ…最悪殺しなんてしだしても不思議じゃない。 ならば、コイツと和解を済ませておいた方が安全なのである。 ふん、こんなガキ。手玉にとって言い包めるのは非常に簡単だ。 「オンナ如きが…絶対に僕は許すわけにいかない………っ、殺してやるっ、僕は、絶対に殺してや…── チュッ わたしは、ブツブツうるさいガキンチョの頬に唇をつけた。 痛み止め代わりの和解のキスだ。言うまでもないが好意なんて1ミリも含めてはいない。 この不愉快なガキはボキャブラ0で女如き女如きと発し続けているが、わたしからしたら逆に男なんて適当にチューするだけで落ちる単純な生き物なのである。 これは断言できる。 「ひっひひ~~~~~! お、おねえちゃんいきなり何すんですかぁあ~! ま、許してやってもいいかなあ~~~」 うわっ、超単純。 ガキは、表情を緩ませ切ってゆらゆらと揺れ動いていた。 光悦といった面構えで、目を細めてニヤニヤしやがっている。 はあ……、こいつやっぱ超うぜェーしメチャクチャキモいですけどっ。 ▲ 『ザァアアアアアアアアアアアアアーーーーー【以下後半】ザァアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーー」 ▼ 「ねえっ、“鬼太郎”くんっ! いつまでディパック漁りしてるのよ?! 早く行くわよっ!」 とりあえずの和解を終えたわたしたちは、互いの自己紹介と支給品確認を終えたのち、民家を出る準備をしていた。 …否、身支度を終えていたのはわたし──有馬かな、のみだ。 鬼太郎──と名乗ったガキンチョは、女の腐ったのみたいに、いつまでもゴチャゴチャとバッグを出しては入れたりを繰り返していた。 その顔からは焦りの表情が見えている。 「な、なんでなんだ…っ! ぼ、ぼぼ、ぼくの武器がこんなの、だなんて………! 間違いに決まってるだろおっ!!」 「あのねぇ…、鬼太郎くん。どれだけ探そうとも無い物はないわよっ。だからもうさっさと行こうって! 置いてってもいいの?!」 わたしの急かしを無視しつつ、鬼太郎はそらもう汗ダッラダラでまたバッグの中身を確認していた。 っぜ………。何回目だよ。いい加減諦めろっつうの。 …いい加減現実見なさいって。 あんたの膝元に置いてある、その“ハリセン”。 哀愁漂う紙きれが支給武器なんだよ。クソガキ、あんたの。 「ぷっ………! ふふふ…!」 「………なっ、なに笑ってんですかおねえちゃんんっ!! ぼ、ぼくを馬鹿にしてるんですかっ…!?! 自分はいい武器貰ってるからって、いい気にならないでくださいよっ…! ゆ、許せないぃい………!」 「…あっ、あーはいはい。笑ってごめんなさいねーー。でも鬼太郎くんもいい加減諦めつけましょうねーーー? 大丈夫? おっぱい揉む?」 「ううっ…! うぅぅう~~~……。こんなの、あんまりじゃないですかぁあ…………」 鬼太郎は急にキレ出したかと思うと今はしょぼくれて落胆してて、なんとも忙しい(=ウッザイ)ガキだった。 わたしは、銃をくるくる指で合わしながら、そんな奴の様子を呆れつつ眺めた。 そう、わたしに支給された武器はデザート・イーグルという名前の拳銃。よく刑事ドラマとかで見かけるようなあれである。 方や殺傷能力0の紙おもちゃ、方や本格的な銃なのだから、殺し合い<ファイナル・ウォーズ>とは圧倒的格差社会の世界だ。 自分がハリセンを配られていたと思うとゾっとするが、今は余裕たっぷりに鬼太郎を見下せる。 「おねえちゃん……、そのかっこいいピストル、ぼくにくださいよぉ………? これ、あげますからあぁ~…」 「だから! もういい加減にしなさいよっ! 今はそれで我慢してさっさと行かないと! 今わたしたち割と危ないの分かんないかしらっ?!」 ムッカつく…っ。ガキのねばねばしたような声も相まって、思わず怒りを荒げてしまうわ。 この鬼太郎にはさっきも説明したが、いま私たちがいる家は、ラジオの爆音だったりわたしの悲鳴だったりで、人を引き付ける可能性が十分にあるのだ。 だからさっさとこの場を離れなくちゃいけないのだけれども、コイツはしょうもないことでグダグダと…。 代わりとして、わたしの「チェリオジュース<メロン味>」をあげたっていうのになんて奴なの。理解力0かよ? 「お父さん、探さなきゃいけないんでしょ? なら早く動かないと。ねえっ? 鬼太郎くん」 「…んぐっ………。そっか、父さん…………」 父さん。その言葉で鬼太郎ははっとしたような顔を見せる。 さっき、支給品確認をした時にて。参加者名簿を呼んだ鬼太郎は、父親が自分と同じく殺し合いに参戦させられていることを知ったのだ。 たしかその名前は“目玉おやじ”だとか…、信じられない名前であったと思う。 まあ、息子の名前に「鬼」なんて字を入れるような奴だし、名前相応のろくでもない奴なことには間違いない。蛙の子は蛙ね。 そいつを引き合いに移動を持ちかけたら、少しは目を覚ますかなと思ったら案の定だった。 単純すぎる。 「……そ、そですよね……。おねえちゃん………。父さんに会わなきゃいけませんよね…………いひひっ」 「はあ……ったくもうっ。んじゃ行くわよ」 「あ、ところで……おねえちゃん一つ、ぼくから聞いて…いいですかぁ……?」 「あーもう! なによっ?」 やっと立ち上がったかと思ったらテンポの悪いガキだ。 面倒臭いので、わたしは振り返ることなく耳だけを貸した。 「おねえちゃんも、この殺し合いで知り合い…いるんですかぁ…? いや、いるんです…よね………? ね? ひっひ…」 …。 「…残念ながらその様よ。友だちが……2人……巻き込まれてるけどっ」 「やっぱりぃー? …いーひっひひひひ………! いや、さっき名簿見てた時、おねえちゃん顔が曇ってたから、そぉう思ったんですよぉ………」 鬼太郎の見透かしたような語り口調にイラつかされるが、その通り。 B-小町の仲間、星野ルビーとMEMの名前が参加者名簿にしっかり印字されていたのだ。あと見知った名前は、黒川あかねくらいか。 それらを初めて目に通した時、わたしはショックと驚きを隠し切れなかった。 …ルビーなんて、天才的な一流アイドルを目指してるだけの。ただの素直な子なのに。 なんで平穏に生きているわたしたちがこんな戦争ごっこを強制されているのか、訳が分からない。 主催者の奴にどんな思惑があるのか知らないけども、とにかく腹立たしい思いで一杯だった。 「いーひひひひっひっひっひ……っ! 気の毒ですねぇえ……それは早くおともだちと会わなきゃいけませんねぇ……! ひっひひっひっひっひーーーー!」 「……はっら立つ! わたしの友達が不幸な目に遭っててそんなに面白いかしらっっ?!! 笑うなっつうのっ!!」 「ひひひっひーーー……っ! ……まあ……そう怒らないでくださいよぉ……。こんなくだらないことでさ………」 っ~~~~~~………。 やっぱりコイツがいっちばん癪に障るわっ。 この教養も知性も感じられない下品な笑い声に、何を考えてるか分からない薄気味悪い表情、的確にムカつく行動ばかりチョイスしてくる低能っぷり。 殺し合い…、こういう不良品こそ真っ先にのたれ死ぬべきね。 機会を見て、捨てるとしよっか。こんなガキ。 「じゃあ、行先はわたしが決めるから。着いてきなさいよ、鬼太郎くんっ」 「ひっひ………。おねえちゃんの元なら……どこへでも…………」 まあ今はいい。 わたしは銃を片手に、玄関へ向かって歩いて行った。 遅れて、鬼太郎も二人分のディパッグ掲げてついて来る。…男の子なんだし荷物持ちは当然だよね。 「ふぅ…………………」 わたしは右手に持つデザート・イーグルを見つめた。 この世界には二種類の人間がいるという。「陰」か、「陽」か。 陽とは明るく社交的で、何事にも積極的な別世界の生き物だ。まるで、ルビーに、MEMちょみたいな……。 対して陰は、常に周りの視線を気にして、誰にも心開くことなく、縮こまって生活をする暗い者たち。 このクッソガキに、それに黒川あかね…のような。 彼女ほどではないにしろ、わたしも芸能界で干されて以来、何事にも斜に構えて達観ぶるようになった「陰」だ。 あかねとわたしが顔を合わせるたびにバチバチ対立しちゃうのも、陰同志が惹きつけ合った証拠なのかもしれない。 この殺し合い、まるで陰のようにどこまでも薄暗く、それでいて水の底にいるような絶望のゲームだ。 ならば私は絶対に生きて脱出してやる。 陰のわたしが、今は月明かりを映えさせる玄関に向かって、そして今後は光のようなルビーたちの元へ向かって。どこまでももがきあがいてやる。 わたしはそう決意して、玄関の取っ手に手をかけた。 「あっ、もう一ついいですか………。ロリおねえちゃん」 …チッ、間が悪い。 「………なによっ」 さっきと同じくわたしは振り返らずクッソガキに返答をする。 「ぼく………………、やっぱり……………ですよ………」 「…は? 聞こえないわよっ」 ──わたしはこの瞬間にて、山の数だけ後悔させられた。 ──振り返ればよかった、と。 ──鬼太郎を適当にあしらわなきゃよかった、と。鬼太郎に荷物全部持たせなきゃよかった、と。鬼太郎にチェリオなんか渡さなきゃよかった、と。鬼太郎なんかさっさと見捨てて逃げればよかった、と。 「さっきの………やっぱり許せませんよ…………………………」 「…許さない? なんのはな……」 ──ソファでじっとせず開始早々家から出てればよかった、と。 「さっきぃはよくも、この僕を殴りやがっでえ゛え゛ぇええええっ────!!!! やっぱりおねえちゃんには制裁が必要だああああっ──!!! 殺してやるっ、オンナああああああああぁあぁぁあ!!!!!!!」 「────────っ!!!!」 「鬼」のような地響きたる背後の声に振り返させられた、その時。 わたしは頭に強い衝撃と痛みを感じた。 頭を地面に強打したような鈍い痛み。脳が揺れ動き、片頭痛の苦しさが発生し、勢いのまま私は仰向けで倒れた。 痛みと同時に耳に入ったのは、瓶が割れる音。そして、頭部からの出血と共にわたしの顔を濡らしていく人工甘味料の液体。 散らばるは瓶の破片たち。 「チェ─────チェ……リオッ……?!」 玄関で倒れさせられる。 状況が全く…理解できない。 意識が徐々に薄くなり、視界がボヤけていく中、わたしははっきりと奴の顔を目に捉えた。 「…お前にふさわしいのは地獄だっ!! ぼ、ぼくが地獄に直々に送って制裁してやりますよっ!! よくも殴ってくれたなこのおっ!!!!」 壊れた瓶を投げ捨て、裸足で床を駆け蹴る、恨みと怒りで染まったあのガキの顔。 辺りの暗さにはもう目が慣れたはずなのに、ガキは影のように全身を真っ黒に染まって見えた。──まるで、その心の邪悪さを体現するかのような漆黒さ。 それでも、奴が怒りに満ち溢れた顔と判った理由は、そのギラギラとしたぎょろ目が陽炎のように光り輝き、憎悪を示していたからだ。 奴は、わたしに一気に駆け寄ると、首を両手にかけ締め出す。 奴の小柄な体重が全て首にかかる。わたしの頸動脈は圧迫されて脳への血流を低下させられていく。 「…が、ぎぃ……ぐぐっ……ぁ……!!」 息が、できない。 少しも肺に空気が行き届かない。 あまりの苦しさ故、身体は打ち上げられた魚のようにビクンビクンと唸り、手足は酸素を求めて乱れ狂う。 「ぅ……ぁ……ぁ…っが………………」 そんなわたしの抵抗はまるで意味をなさず、首だけがただ異様な力で締め上げられていく。 「お前のせいだからなあっ!!! ぼくを殴ってただで済むと思うなあっ!!! ぼくが怒ったらどうなるか思い知らせてやってんだからなああああっ!!!!!」 奴は凄まじい形相で、わたしの顔に唾を飛ばしながら怒号を発する。 …訳が分からなかった。ここまで支離滅裂で行き当たりばったりな人間がいるなんて信じられない。 さっきまで、和解を済ませて、あんなにいい感じでいたのに。 なのに、そんな思い出したかのような感じで殺人を実行するなんて、奴は本当におかしい。相当にイカれていると思う。 「っぁ………………………………………………゛ぁ……………」 唾液が口から溢れ出る。涙も止められずただ流れ出ていく。 それだけではない、体中のあらゆる穴という穴から体液が溢れ出てくる。苦しいっ、苦しい苦しい。 意識は朦朧としてきて、白目をひん剥き返さずいられない。 これが、死………………。 「まあ安心してくださいよロリおねえちゃんっ!! 地獄には、僕の知り合いの“金づる”がいますから。腹が減ったらそいつにコッペパンを買ってもらえばいいですよおおっ!! …いーひっひっひっひっひひ!! あーはっはっはっはっはははははっはっはっはあーーーーーーーーーーーーーー!!」 視界が真っ白になる中、最期に響いたのは気狂い染みた笑い声だった。 わたしの首がぐったり傾いても、なおも恐ろしい高笑いが止まらずにいてる。 鬼太郎。 この……餓鬼は、………文字…通りの…、 ────『鬼』だ。 ▲ ▼ 「…選手宣誓ーーーーーっ!!」 「我々選手一同はーーーー!! …いいえ、このぼく鬼太郎はーーーーーーーーーーーー」 「スポーツマンシップに則り、正々堂々と殺しまくることを誓いますーーーーー!!!」 「代表者、鬼太郎ーーーーーーっ!!! いっひひ………父さんにいい手土産ができた………。」 幽霊族の末裔。 少年・鬼太郎は、傍らの青白い少女から銃を抜き取ると履き散らかした自分の下駄に足を入れる。 ガラガラガラ…と玄関を後にし、鬼太郎はその場から立ち去った。 気味の悪い独り言を、絶えずしゃべり続けながら。 「待っててください父さん………っ! 僕が愚かで間抜けな人間どもと戦い抜き優勝しますから…基本騙し討ちで………ひっひひ………!」 カラン、コロン……と下駄の音が獲物を探して鳴り響く。 【C6/1日目/黎明】 【鬼太郎@墓場鬼太郎】 [状態]:健康 [装備]:ハリセン、デザート・イーグル@中二恋 [道具]:食料一式(ドクペ、レーションx2) [思考]基本:優勝 1:父さんは何処かな……ヒヒッ… 2:ムカつく奴は始末、いい奴はとことん利用 【有馬かな@推しの子 死亡】 ▲ ▼ 暗い真夜中の部屋に、リビングのテーブル上にあるラジオが静かに置かれていた。 ふと何となく、電源をかけてみる。 自分でも何故この殺し合いというリスキーな状況でそんなことをしたのか分からない。 もしかしたら、『あの時』の『彼女の』あの歌が流れていることを期待したのかもしれなかった。心の底から求めているあの歌が。 だがラジオからはいくらチューナーを合わせども砂嵐しか流れぬため、電源を落とした。いやほんとに電波悪っ。 この静寂の部屋、今は時計の音だけが聞こえる。 時計は壁に掛かり、その針がゆっくりと進む音が、この静かな真夜中を音楽のように彩っていた。 毎秒ごとに聞こえる「トック、トック」という音が、時の経過を教えてくれる唯一の存在だった。 人などこの場には一人もいないことを表す、その静かさ。 …いや、死人なら。今もなおここに存在しているのだが。 「彼女はたしか……有馬、かな、だね……」 光量映さぬ瞳を天に向け、身動き一つせず眠っている彼女。 首に付いた、青々とした扼殺痕が彼女の真っ白くなった肌を強調させている。 私は、有馬かなを見殺しにした。 私に与えられた技術と、格闘柔術をもってすればあの殺人は確実に止めれた。 彼女を救うことなんて容易かった。 だけど、だけれども。私は彼女が死にゆく様をただ見届けるしかなかった。 引き起こしてはいけないのだから。 戦闘の介入によって生じてしまう『バタフライ・エフェクト』を。 ────蝶の羽ばたき一つが巡り巡って大きな台風になることもある。 ────もう一度言っておく。『過去』に着いたときはアクションを最小限に留めるんだ。そして、できる限り殺し合い参戦者との干渉は控えてもらいたい。 ────…うむ、難しいだろうがな。我々は既に起きた出来事をリブートするという禁垢を犯さねばなるまいのだ。堪えて、君は目標達成だけを考えてくれ。 思い出す博士の言葉。 だから仕方ない。私は悪くない。 有馬かながここで死ぬのは運命なのだから、止めてはいけなかったんだ。 …免罪符のように私は自分に言い聞かせた。彼女を間接的に殺したことは事実なのに。 「…………っ!! ごめん、なさい………。ごめんなさいごめんなさい、ごめんなさい……」 私はせめてもの許しを請うかの如く、かなの眼をそっと閉じさせた。 これぐらいの干渉ならタイムパラドックス的に何も問題はないだろう。時間を司る神もまた許してくれるはず。 仕上げで、彼女の口から溢れる体液も拭うとしよう。死相だけでもせめて穏やかにさせてあげたい。 ポケットから布切れを取り出した、その折だった。 「…………………えっ?」 わたしは気づいた。 先程、「この暗くよどんだ家からは時計の音しか聞こえない」と綴ったが、訂正させてもらう。 一つの呼吸音が。 絶え絶えしく今にも消えそうでありながらも、その確かな呼吸音が聞こえたのだ。 すぐそばの絞殺体、有馬かな。彼女の口から。 「有馬かなはまだ、生きて……………………いる……………」 仮死状態──というものがある。 呼吸や心拍の一方または両方が停止し、意識もなく、外見上死んだかのように見えるが、自然にまたは適切な処置により蘇生する余地のある状態だ。 窒息による扼殺は、脳への血液が遮断されて引き起こされるもの。 つまりは、完全に締め落とさなければまだ生命反応が吹き返す可能性はあるということだ。 有馬かな、彼女は『史実通り』ならこの深夜2時58分26秒にて、この古ぼけた民家で死ぬはずだった。もちろん死因は絞殺。 そんな彼女が生きている、とは。 …もしかしたらタイムトラベルで生じた余波が、既に『バタフライ・エフェクト』を引き起こした、という由々しき事態なのかもしれない。 彼女の口に唇を合わせた私は、息をゆっくりと2秒間かけて2回吹き込んだ。 辛うじて生えている砂漠の中の一輪の花に、水を流し込むように。 彼女の小さな胸が、送り込まれた空気で満たされ膨張を始める。 微弱だった呼吸音は、徐々に正常な物へと変貌していくのが分かった。 「これ以上の干渉は私からはもうできない。……有馬さん、あとは自分で道を切り開いて、ね」 自分の口に付着した有馬かなの口液をハンカチで拭い取る。 バタフライ・エフェクトは、私の、自分自身のこの手ではっきりと始めてしまった。罪悪感を埋め合わせるための、蘇生活動として。 もう後戻りはできないし、先も消えかけてゆくのが分かる。 だから、私は今すぐにでも任務を終えなくちゃいけない。 開けっ放しの玄関を通り抜けると、私は今この会場のあの場所にいるであろう、『あの人』に思いを飛ばした。 「わたしが絶対に打破してやるから。このBATTLE ROYALEという運命から今度こそ救い出すから。生きて帰ろうね、お姉ちゃん」 不気味な静けさを演出する住宅街にて。 私は再び『透明』に切り替えて、この会場に潜り込んだ。 【C6/1日目/黎明】 【有馬かな@推しの子】 [状態]:仮死状態、首に青い扼痕、頭部に傷 [装備]:なし [道具]:なし [思考]基本:… 1:… ←前回 登場人物 次回→ 012:シンジ「なにがBRだよ!」 014:栗悟飯とかめはめ波 有馬かな 鬼太郎
https://w.atwiki.jp/thcojude88/pages/20.html
くんくん探偵 『次回も、よろし~くんくん!』 「へぇ最近の番組は結構スリルがありますね、父さん」 「うん、まったくじゃしかし今の番組は良くできとるのぉ・・・」 「くんくん、一体どうなってしまうの!?」 「こわかったのー」 「真紅たちは毎日見てるね、大したもんだよ(言った後、翠星石を見る)」 「な、何故翠星石まで入れるのですか!、淑女である翠星石がたかが犬の人形劇で怖がらねぇですぅ!」 「ならその淑女であるお前が、何故鬼太郎の腕を握ってるんじゃ?」 「ちちちち違うですぅ!、別に怖いからって妖怪の腕を握ってるんじゃねーですぅ!」 「カァカァ!」 「ぎゃああああああああ!!、ででで出たですぅ!怪盗カラスマンの手下ですぅ!。」 「翠星石、落ち着けよ、全く君は本当に素直じゃないな」 「ぎゃははははは!、やはりお前さんは本当に怖がりじゃのう!」 「情けないわね、翠星石」 「翠星石は怖がり屋さんなのー!」 「くぅ~、鬼太郎ならともかく、目玉じじいと真紅とチビ苺まで言われるなんて、くやしいですぅ~!!」
https://w.atwiki.jp/sfcall/pages/40.html
く → け → こ (2011/09/16~2011/10/24) 前半は競馬予想ゲー・・・リアルの予想でもする? そしてリアルファイト発展ゲードカポンが待ち構える。 意外と難しいと噂の鬼太郎にも要注意だ NO.280 「競馬エイトSpecial~マル秘馬券購入術~」9/17クリア! NO.281 「競馬エイトスペシャル2」9/17クリア! NO.282 「ゲームの達人」9/18クリア! NO.283 「ゲームの鉄人 THE上海」9/22クリア! NO.284 「激闘バーニングプロレス」9/23クリア! NO.285 「激突弾丸自動車決戦 バトルモービル」9/23クリア! NO.286 「ゲゲゲの鬼太郎 復活! 天魔大王」9/23クリア! NO.287 「決戦!ドカポン王国Ⅳ~伝説の勇者たち~」9/25クリア! NO.288 「月面のアヌビス」9/25クリア! NO.289 「けろけろけろっぴの冒険日記」9/25クリア! NO.290 「幻獣旅団」10/14クリア! NO.291 「拳闘王ワールドチャンピオン」10/16クリア! NO.292 「剣勇伝説ヤイバ」10/24クリア!