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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 高橋名人の冒険島 III タイトル 高橋名人の冒険島 III 機種 ファミリーコンピュータ 型番 HFC-4X ジャンル アクション 発売元 ハドソン 発売日 1992-7-31 価格 5800円(税別) 【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 高橋名人の冒険島 III タイトル 高橋名人の冒険島 III 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-GQJ ジャンル アクション 発売元 ハドソン 発売日 1993-2-26 価格 3800円(税込) 高橋名人の冒険島 関連 Console Game FC 高橋名人の冒険島 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III 高橋名人の冒険島 IV PCE 高橋名人の新冒険島 SFC 高橋名人の大冒険島 高橋名人の大冒険島 II GC ハドソンセレクション Vol.4 高橋名人の冒険島 Handheld Game GB 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III GBA FAMICOM MINI 17 高橋名人の冒険島 ハドソン ベストコレクション Vol.6 冒険島コレクション 駿河屋で購入 ファミコン(箱説あり) / ファミコン(箱説なし) ゲームボーイ
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高橋名人の大冒険島 高橋名人の大冒険島データ 概要 CM 他作品との関連 データ ハドソン:2011年06月28日配信 ハドソン:1992年01月11日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 コントローラ:GC・クラコン wiiポイント:800 使用ブロック数: 紹介ページVC公式 概要 CM おなじみ名人が南の島で大暴れ! 他作品との関連 VCで配信されているソフト高橋名人の冒険島(FC) 高橋名人の冒険島II(FC)(GB) 高橋名人の新冒険島(PCE) 高橋名人の大冒険島II(SFC) VC配信が期待されるソフト高橋名人の冒険島(MSX版)(MSX) 高橋名人のBugってハニー(FC) 高橋名人の冒険島III(FC) 高橋名人の冒険島IV(FC) 現在入手できる中でお勧めソフトハドソンセレクションNO.4 高橋名人の冒険島(GC) 高橋名人の冒険島Wii(wii:wiiware)
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高橋名人の大冒険島 【Super Adventure Island】 メーカー ハドソン 発売日 1992年1月11日 対応機種 SFC.Wii"VC" 高橋名人の冒険島 シリーズ??のSFC版 南の島で繰り広げられるサイドビューのアクションゲーム 続編 高橋名人の大冒険島II Wii バーチャルコンソール た行 スーパーファミコン 高橋名人の大冒険島II PR 高橋名人の大冒険島 (ワンダーライフスペシャル―ハドソン公式ガイドブック)
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【TOP】【←prev】【SUPER Famicom】【next→】 高橋名人の大冒険島 II タイトル 高橋名人の大冒険島 II 機種 スーパーファミコン 型番 SHVC-AT2J ジャンル アクション 発売元 ハドソン 発売日 1995-1-3 価格 9500円(税別) 高橋名人の冒険島 関連 Console Game FC 高橋名人の冒険島 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III 高橋名人の冒険島 IV PCE 高橋名人の新冒険島 SFC 高橋名人の大冒険島 高橋名人の大冒険島 II GC ハドソンセレクション Vol.4 高橋名人の冒険島 Handheld Game GB 高橋名人の冒険島 II 高橋名人の冒険島 III GBA FAMICOM MINI 17 高橋名人の冒険島 ハドソン ベストコレクション Vol.6 冒険島コレクション 駿河屋で購入 スーパーファミコン
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高橋名人の冒険島 機種:FC, GBA 作曲者:竹間淳 サウンドプログラム:板垣史彦 発売元:ハドソン、任天堂(GBA) 発売年:1986 概要 有名なファミコン名人・高橋名人をモデルにした横スクロールアクションゲーム。 セガのアーケードゲーム『ワンダーボーイ』のファミコンアレンジ移植に該当する。 名人がモデルなだけあって難易度はかなり高く、子供はおろか大人がプレイしても全面クリアは至難の業。 BGMは『ボンバーマン』などでお馴染の竹間淳氏。南国の島が舞台なので全体的にゆったりとしたBGMが多い。 収録曲(仮曲名) 曲名 補足 順位 タイトル 地上ステージ AREA1-1など 夏272位 海ステージ AREA1-2など 夏65位 洞窟ステージ AREA1-3など 夜ステージ AREA1-4など 山ステージ AREA4-2など キュラ大王 ボス 妖精ハニー 一定時間無敵 悪魔ナスビ パワーダウン エンディング PV
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高橋名人の冒険島II 高橋名人の冒険島IIデータFC版(Wii) GB版(3DS) 概要 CM 他作品との関連 データ FC版(Wii) ハドソン:2010年12月28日配信 ハドソン:1991年04月26日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 コントローラ:リモコン・GC・クラコン wiiポイント:500 使用ブロック数:13 紹介ページVC公式 GB版(3DS) ハドソン:2011年07月13日配信 ハドソン:1992年03月06日発売 ジャンル:ACT プレイ人数 1人 価格:400 使用ブロック数:33 紹介ページVC公式 概要 CM あの高橋名人が帰ってきた!(FC) 他作品との関連 VCで配信されているソフト高橋名人の冒険島(FC) 高橋名人の新冒険島(PCE) 高橋名人の大冒険島(SFC) 高橋名人の大冒険島II(SFC) VC配信が期待されるソフト高橋名人の冒険島(MSX版)(MSX) 高橋名人のBugってハニー(FC) 高橋名人の冒険島III(FC) 高橋名人の冒険島IV(FC) 現在入手できる中でお勧めソフトハドソンセレクションNO.4 高橋名人の冒険島(GC) 高橋名人の冒険島Wii(wii:wiiware)
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高橋名人の冒険島II メーカー ハドソン 発売日 1991年4月26日 対応機種 FC.Wii"VC".GB(モノクロ).3DS"VC" サイドヴューのアクションゲーム高橋名人の冒険島 シリーズ??の2作目 恐竜が新たに登場するようになったりした 後にバランスを調整したのがGBで発売される 収録 ハドソンベストコレクション VOL.6 冒険島コレクション 続編 高橋名人の冒険島?? 前 高橋名人の冒険島III?? 次 3DS バーチャルコンソールとダウンロードソフト Wii バーチャルコンソール た行 ゲームボーイ ハドソンベストコレクション VOL.6 冒険島コレクション ファミコンゲーム PR 高橋名人の大冒険島2必勝攻略法 (スーパーファミコン完璧攻略シリーズ) 【中古】GBソフト 高橋名人の冒険島II【10P13Jul11】【画】
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高橋名人関連作品シリーズリンク 高橋名人の冒険島シリーズ 機種 タイトル 備考 判定 冒険島シリーズ本編 FC 高橋名人の冒険島 『ワンダーボーイ』のキャラ差し替えFC移植版。正規にライセンスを取得した正真正銘の移植作品で、AC版にほぼ忠実な内容。しかしハードの普及台数の関係上、こちらがオリジナルと誤解されることも多かった。 不安定 MSX 高橋名人の冒険島 内容はほぼ別物の移植。こちらはワンダーボーイのBGMが使われている。 GC/PS2 ハドソンセレクションVol.4 高橋名人の冒険島 冒険島のキャラクターグラフィックを3D化したリメイク版。 GBA ファミコンミニ 高橋名人の冒険島 FC版冒険島の移植。 不安定 FC/GB 高橋名人の冒険島II ハドソンによる独立シリーズ展開の始まり。またさらわれた恋人を助けに行く。4種類の恐竜が乗り物になるなど前作から大幅にリニューアル。 良 高橋名人の冒険島III 今度は宇宙人にさらわれた恋人を助けに行く。前作の新要素を受け継ぎつつ、さらに遊びやすい難易度になった。ゲームボーイ版はシリーズ初のパスワードコンティニューを導入し中断・再開も可能に。 良 FC 高橋名人の冒険島IV 2ヶ月で作られたFC最後の任天堂公認ソフト(*1)(*2)。ダメージ制やアイテム収集・探索でRPG色のある内容に。 良 GBA ハドソンベストコレクション Vol.6 冒険島コレクション I~IVの4作品を収録。 冒険島シリーズ派生作品 FC 高橋名人のBugってハニー 『高橋名人の冒険島』のアニメ化作品をさらに逆輸入ゲーム化。しかしブロック崩しをメインに据えた事でアクションゲームとしては迷走。 不安定 SFC 高橋名人の大冒険島 プラットフォームはSFCへ。多彩なギミックや巨大ボスは結構手ごわいぞ! なし PCE 高橋名人の新冒険島 初代からの原点回帰にして、遊びやすい上質なゲームバランスの新作。 良 SFC 高橋名人の大冒険島II RPG要素が採用された作品。ヒロインを助けるためにあらゆるダンジョンに挑むのだ。セーブ機能は勿論、ライフ制でとても遊びやすい仕上がりになっている。 Wii 高橋名人の冒険島Wii DL専用。 関連シリーズ ワンダーボーイ/モンスターワールドシリーズ 関連作品・ゲスト出演等 機種 タイトル 備考 判定 FC 忍者ハットリくん ~忍者は修行でござるの巻~ 高橋名人の顔が隠れボーナスキャラで出現。名人本人が手裏剣の16連射を浴びることに…。 良 新人類 海外版では変身後の主人公が高橋名人をモデルにしたような風貌のキャラに変更されている(*3)。 なし PS2/GC ドリームミックスTV ワールドファイターズ ハドソン・コナミ・タカラの3社のキャラクター達が戦う対戦アクション。『高橋名人の冒険島』から高橋名人が参戦。声も名人本人で、「冒険島」ステージも登場。しかしゲームそのものはガッカリな出来。 なし GBA ボボボーボ・ボーボボ 9極戦士ギャグ融合 作中にミニゲーム『スターボルジャー』に高橋名人が登場する。プレイ中AorBボタンを16連射すると、名人のイラストが表示されボーナスポイントが追加。 なし AC maimai GreeN PLUS 本人歌唱で楽曲『タカハせ!名人マン』が収録。 良 PS4 LET IT DIE 作中のキャラクター「MEIJIN (メイジン)」のボイスを高橋名人が担当。 Switch スーパー野田ゲーWORLD 高橋名人とのコラボゲーム『The 連射』を収録。 良* スターガニアン 高橋名人が監修したSTG。 みんなで空気読み。コロコロコミックVer. コロコロコミック読みますか?それとも空気読みますか? 無料アップデートで高橋名人が登場。 なし シリーズ概要 高橋名人(本名 高橋利幸)を主役に据えたゲーム作品。 高橋利幸はハドソン宣伝部の一社員でしかなかったが、当時のハドソンの金銭事情により宣伝にアイドルやタレントを起用できなかったため「社員をスター化する」という形で1985年3月「高橋名人」が誕生。 同年行われた第1回「全国キャラバン」で得意技「16連射」を披露し、一躍注目を浴びる。FCブームの急加速も手伝い、「ファミコン名人」として瞬く間にスター的存在となった。 立場はあくまで「ハドソンの社員」でしかなかったが、その人気からテレビや映画、レコード、自身を主役に据えた漫画など多方面のメディアに頻出していたこともあり、当時は彼を芸能人だと誤認している子供たちも少なくなかった(*4)。 そんな人気の後押しもあって1986年9月12日に彼を主役に据えたゲーム『高橋名人の冒険島』が発売され、元々スター的な人気が絶大だったこともありミリオンセラーの大ヒットとなる。 ゲーム自体はセガの『ワンダーボーイ』のキャラを高橋名人に差し替えた俗に言う「ガワ替え移植」で、「原始人+スケボー」というスタイルは『ワンダーボーイ』からそのまま流用されたものにすぎないが、『冒険島』が大ヒットしたこともあってか名人のトレードマークの1つとして定着。 それはゲーム以外にも波及していき特に『コロコロコミック』連載の漫画『ファミコンランナー高橋名人物語(作 河合一慶)』では野生化したりスケボーを乗り回していたりする姿が多く描かれている。 以後、ゲームでの高橋名人のキャラは他タイトルでのゲスト出演を除けばこの原始人スタイルで定着することになる。 高橋名人自身は1987年10月にハドソンの実質的自社ハード『PCエンジン』(正式は発売元はNEC)発売に伴い、「PCエンジン広報担当」となったことで「ファミコン名人」という名目での活動ができなくなった(*5)。 PCEはトップシェアこそ取れずに終わったものの「CD-ROM2」など画期的な機能拡張や、FC時代に築き上げた上記「全国キャラバン」のネームバリューもあって、FCやSFCに次ぐシェアを誇った。 それに伴い彼自身も1990年代中期まで「PCエンジン名人」として活動を持続していくことになるが、本シリーズはその時期も含めて常にFCをはじめとした任天堂系ハードで展開されており、PCE系ハードでの作品は1つしかない。
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高橋名人の大冒険島 【たかはしめいじんのだいぼうけんじま】 ジャンル アクション 対応機種 スーパーファミコン 発売元 ハドソン 開発元 プロデュース 発売日 1992年1月11日 定価 8,500円 プレイ人数 1人 配信 バーチャルコンソール Wii 2011年6月28日/800円 判定 なし ポイント 初作のスタイルに近い形でスーパーファミコンデビュー「ゲームは1日1時間」に見合ったとっつきやすいバランス先に発売されたFC版『II』よりゲームボリュームはダウン 高橋名人関連作品シリーズ 概要 ストーリー 内容 評価点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 1992年1月にスーパーファミコンで発売された、ハドソンのアクションゲーム『高橋名人の冒険島』シリーズ作品であり、ハドソン初のスーパーファミコンソフト。 ゲーム内容は原始人に扮した高橋名人を主役に据えた純粋なアクションゲーム。 シリーズ作品はファミコンを含めてカウントすると『高橋名人の冒険島』『高橋名人の冒険島II』に続く3作目だが(*1)、本作はどちらかといえば初作の発展形と言った感じである。 ストーリー 平和の島国アドベンチャーアイランド。高橋名人は侵略者と戦い国の平和を守る英雄で女の子にモテモテ。今夜も「ミス・ジャングル」と呼ばれる美女ジーナ(*2)とデート中。 満天の夜空にちりばめられた美しい星と波の音で二人のデートは盛り上がり、さあこれからという時にイタズラ好きのダーキーが通りがかり、二人のアツアツムードに嫉妬したダーキーはジーナを魔法で石にしてしまった。 魔法を解くためには遠い遠い海の向こうにある伝説山の伝説沼に沈む「伝説のオノ」で石を砕くしかない。そして伝説の山のふもとにはダーキーの悪魔城がある。 石にされたジーナを元に戻すべく、丘を越え、洞窟を抜け、海を渡り、山を登り、多くの障害を乗り越えて高橋名人の冒険は続く。 内容 前年4月にファミコンで『II』が発売されているが、その要素「アイテムストック」や「恐竜キャラ」等は取り込まれておらず、1ステージずつクリアーしていくスタンダードなアクションゲームで初代の『冒険島』に近い。 ただし『II』で登場した水中面は取り入れられている。また、スクロールは一方通行ではないので、どこまでも戻ることができる。巨木や断崖を上へ上へと登っていくステージもある。 コンティニューは無条件で無限にできるようになった。 5エリア3ラウンドの構成になっており、3ラウンド目を突破するとボスとのバトルになる。 ラウンドクリアは走り抜ける形ではなく、ラウンドの最後にある「クリアボール」を取ることで成立する。 スケボーの仕様はFC版から変わっていないが、乗っている間はグラフィックがプロテクターをつけた姿に変わる。そのままクリアしても次のステージへは持ち越されない。 ボーナスステージへワープするアイテムは「カギ」から「スターリンリン」(緑と赤に光る星であってソ連初期の某独裁者ではない)に変更されている。5エリアに各1箇所ずつ存在する。 全体的にはFC版初作に新要素を加えて、SFCらしくグラフィックやサウンドのグレードアップし、あの過剰な高難易度をお手頃なバランスに調整したものといった感じである。 一部アイテムが削除または変更。 FC版で登場した数秒間取り憑かれてバイタリティを急速に減らすマイナスアイテム「悪魔ナスビ」はなくなっている。 バイタリティーを満タンにするアイテム「肉」は「ミルク」に変更。『II』では両方が出ていたので実質「肉」のみがオミットされた。 操作はBまたはXでジャンプ、AまたはYで攻撃と実質ファミコン同様の2ボタンで完結している。 高橋名人の新アクション。 下を押して伏せたままジャンプすると大ジャンプになる。 新武器「ブーメラン」 投げるスピードはオノに若干劣るものの、上下左右に選んで投げられる。 水中ではオノも下へ向かって投げ落とすことができる。 オノ、ブーメランとも1つ取る毎に、連射数が増えていく。4つ目を取ると火の玉にグレードアップする。 火の玉になると攻撃力が上がる他、道中のつまづき石も破壊できる。 アイテムのカウントはオノ・ブーメランどちらを取っても有効となる。ただし実際に使えるのは最後に取ったもの。例えば、オノ→ブーメラン→オノと取った場合、オノの3連射となる。 火の玉も、その弾道は最後に取った武器に準じた形となる。 評価点 全体的に遊びやすいバランス。 スタイルは同じながら初作のような序盤のステージから異常なほどの高難易度とは似ても似つかず、特に序盤は初心者でもとっつきやすく作られている。 タイム要素に近いバイタリティ制は持ち越されているが、それも相当モタモタしていないと尽きる心配はほぼない。バイタリティをゴッソリうばっていく「悪魔ナスビ」も登場しない。 操作性の良さは相変わらずで、しゃがみからのハイジャンプなど新しいアクションの感応も良い。 初作にあったデフォルト武器さえもパワーアップアイテム扱いだが、やられて再スタート時に取れなくて丸腰のまま進まなければならないようなポイントはない。 スーパーファミコンの性能をフルに活かしてアクションもより豊富になりグラフィックやサウンドもより洗練された。 スケボー自身の性能は持ち越しでもプロテクタースタイルになったりFC版『II』では立ち泳ぎだったのが、ちゃんと平泳ぎスタイルになったりと細かいところまでこだわったアクション。 背景もファミコン作品とは比べ物にならないほど細かい部分まで描かれており後述の通り、基本形のゲームという位置付けだったにしても手抜きが感じられない出来。 BGMもゲームのトロピカルな雰囲気にマッチした良曲が多い。 本作のBGMは『アクトレイザー』を手掛けた古代祐三氏が担当しており、「スーパーファミコンの音源でいかにクリアで心地のよいグルーヴを作り出すかを目的にした」と古代氏は語っている。 高橋名人の冒険島シリーズの作品の中で唯一サントラが発売されているタイトルでもある。 新しい武器「ブーメラン」の導入。 弾道が異なるため、それまでの石オノとは活かせる場面が異なるなど、しっかり別の武器として機能している。 更に上下方向まで含めて投げ分けられるなど、用途が広い。 問題点 ファミコンの『II』で登場した恐竜キャラが登場しない。 折角シリーズの新要素として登場し、様々な個性を持っていて好評だったので、取り入れていないのは『II』経験者からすれば物足りなく思えるかも。 あくまでも初作品としてベーシックなスタイルを目指したのであればしかたないのかもしれないが。 全体的なステージ数が少ない。 後半になるほどだんだん手応えが感じられるようになり、クリアも一筋縄ではいかなくなるとはいえエリアは全部で5と少なく更に初作のあの超高難度を思えば足元にも及ばず、「大」を付けたイメージに反して上級者にとっては少々手ぬるく感じられるかも。 とはいえそれでも初見で1時間持たずにクリアーできるほどではないのである程度の手応えは充分感じられる。 初期作品のため仕方ない所もあるが、操作ボタンをかなり持て余しているところがある。 折角スーパーファミコンによりA・B・X・Y・L・Rと6ボタン使えるのに、ほとんどファミコンの2ボタンレベルでできる操作しかないため、石オノとブーメランを併用できなかったりと、それなりに不便に感じるところもある。 総評 先に発売されたファミコン版『II』にあったものが取り入れられていないことをはじめスーパーファミコンとしての発展形を期待した者からすれば少々物足りない感はある。 スタンダードに収まりすぎている感は否めないものの初作の異常な高難度を思えば、初心者でもとっつきやすくクリアーの達成感を味わえるなどバランスは良い方ではある。 敵キャラにしてもステージ毎にその雰囲気にしっかりマッチしたキャラが豊富でそれぞれのステージの雰囲気をしっかり出しているなどハード性能に見合った映像やサウンドのクオリティは順当にグレードアップしている。 その後の展開 直後の3月には前作『高橋名人の冒険島II』をゲームボーイにアレンジ移植して発売。 基本的に移植ながら難易度は若干易しくなっている。 同年6月にはPCエンジンソフトとして『高橋名人の新冒険島』を発売。 この作品も本作同様、『II』ではなく初作品に近い形に原点回帰し過剰な難易度を抑えグラフィックなどをクオリティアップした発展形のような仕上がりになっている。 高橋名人はPCエンジン発売にあたり、その広報担当に就任したのだが彼の本畑であるPCエンジンからの作品はこれ1つのみとなった。 同年8月には本道シリーズでのナンバリング続編『高橋名人の冒険島III』を発売。翌1993年2月にはゲームボーイにもアレンジ移植発売。 この作品は『II』からの発展形のような形に仕上がっている。GB版も同様でオリジナル版のイージータイプのような形にアレンジされている。 『大冒険島』としての直接的な続編『高橋名人の大冒険島II』は1995年1月3日に発売。 この作品ではこれまでの原人スタイルは踏襲しつつも、剣、鎧、魔法とファンタジー要素を新しく取り入れ、お金や装備の概念も加わって本格的なアクションRPGとしてモデルチェンジ。 これまでの一貫した原人スタイル好みな人からすれば多少の賛否はあるが遊びやすいバランスを継承しつつスーパーファミコン後期の作品らしく全体的なクオリティの高さは目を見張るものがある。 ファミコンによる本道のシリーズは既に1994年6月に発売された『IV』で既に終了している。なお、『IV』はファミコン最後の任天堂公認ソフトでもある。 余談 本シリーズでは本作から、高橋名人がブーメランを使うようになる。 同じく原人キャラを主人公にした1987年2月発売のファミコンソフト『新人類』(*3)は主人公マックスがブーメランを使っていたので、これを登用したという説がある。 実際『新人類』は海外で『Adventures of Dino Riki』として発売されオリジナル版では主人公の変身後の姿が長州力だったが、海外版では高橋名人のような風貌に変えられているなど、まんざら無関係でもない一面も見られる。 小学館発行のハドソン公式ガイドブックでは巻頭にカラー漫画が掲載されており、かつて『コロコロコミック』で連載されていた『ファミコンランナー高橋名人物語』の作者、河合一慶氏によって描かれている。 作中の名人も、あの頃とは違い1992年初頭の32歳当時をベースにモデルチェンジしている。あの「サッポロ獲り」は当然なかったことになっている。 また攻略記事の中でも実写の高橋名人がふんだんに出演している。
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高橋名人の大冒険島 機種:SFC 作曲者:古代祐三 開発元:プロデュース 発売元:ハドソン 発売年:1992 概要 横スクロールアクション『高橋名人の冒険島』のスーパーファミコン版。 スーパーファミコンならではの細密なグラフィックと拡大・縮小機能を使った演出が売り。 音楽は古代祐三氏が担当。スーパーファミコンとしては『アクトレイザー』の次に手掛けた作品となった。 「スーパーファミコンの音源を使って、いかにクリアで心地の良いグルーヴを作り出すかを目的にした」と古代氏は語っており、『ベアナックル』の様なハウスミュージックに、高橋名人特有のハワイアンなサウンドが入った聴きやすい曲が揃っている。 高橋名人の冒険島シリーズの作品の中で唯一サントラが発売されている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 補足 順位 Follow Wind ROUND1-1/1-2/1-3 Break ステージクリア the Island of Everlasting Summer ROUND2-1/2-2 Hop Step and Jazzy Beats ボーナスステージ Blue Blue Moon ROUND2-3/4-3 Hot Reception ボス戦 Break(Scratched) ボス戦クリア Jungel Chase ROUND3-2/3-3 Drop into a Walk ROUND4-1 Cool Jam ROUND3-1/4-2 Ice Groove ROUND5-1 Darkside Visitor ROUND5-2/5-3 Big Zen ラスボス戦 Hawaiian スタッフロール Gently Sun オープニング Game Over ゲームオーバー サウンドトラック 高橋名人の大冒険島