約 7,332 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42807.html
登録日:2019/09/11 Wed 18 41 28 更新日:2024/09/19 Thu 16 50 23NEW! 所要時間:約 39 分で読めます ▽タグ一覧 「わー食べないでください!」 ポケットモンスター ポケモン 人間だもの 大人の事情 弱肉強食 所要時間30分以上の項目 料理 生態系 考察 考察対象 設定 賛否両論 食い違い 食事 食物連鎖 食用ポケモン 食肉事情 「シンオウ むかしばなし その1」うみや かわで つかまえたポケモンを たべたあとのほねを きれいに きれいにしてていねいに みずのなかに おくるそうすると ポケモンはふたたび にくたいをつけてこのせかいに もどってくるのだ ネット・現実問わず擬人化された動物社会の食肉事情が話題になることが時折あるが、では『ポケットモンスター』シリーズの世界において、人やポケモンは何を食べて生きているのか?ひょっとしたら人間や他のポケモンから食用として扱われるポケモンがいるのではないか?という話。 公式見解は曖昧にされており、「ポケモンが食べられる描写が直接的に描かれたことは無い」が、「捕食・被捕食の関係にあると明言されているポケモン」はいる。 ●目次 【前書き】 【アニメにおける食用ポケモン】 【人間が食べることがあるポケモン】 【ポケモン間での捕食・被捕食関係】 【番外:人間を食べるポケモン】 【前書き】 食欲は人にとって生命維持の為に必要な本能的欲求だが、『ポケットモンスター』の世界に住む者たちも生物である以上食欲を覚える(はずである)。 作中世界の食物に関しては、あの世界では現状人間とポケモン以外の生物があまり多く描写されない(*1)ため、「ポケモンの食用」に関しては議論の対象となる。 例えば『赤・緑・青・ピカチュウ』のサントアンヌ号イベントでは「牛フィレのステーキ」「舌平目のムニエル」「サンマの塩焼き」という単語が出てくる(*2)が、その「牛」「舌平目」「サンマ」とはそもそも何なのか? これはまだ世界観が緩かった初代での描写とは言え、生物名の付いた料理が出てきている以上、通常の食用動物がいる可能性はあると主張できなくもないが、「食用動物がいる=だからポケモンは食用にしない」という構図は成立しない。 本家『ポケモン』シリーズにおいては、世代を重ねる中でポケモンの食用利用に関する描写が増えており、暗にポケモンが食べられていることが示唆されている。 ただし、その大半は「再生可能な身体の一部分や二次的な生成物が食材として使われている」という設定である。 何だかんだでポケモンを人間が食べるのは捕食、腐肉食問わずのはゲームのイメージ的にキツイので、このような設定になっているのかもしれない。 一応、派生作品『Pokemon Sleep』では「マメミート」というマメから作った肉が登場しており、一部の肉はマメから作られている可能性もある。 『ダイヤモンド・パール』に登場する「シンオウ神話」には「古代人が海や川のポケモンを骨になるまで完全に食べ切っている」との記述(項目冒頭の文章)がある。(*3)(*4) 一方、アニメ版を始めとしたメディアミックスでは、ポケモンを使った料理に関して言及される場合がある(アニメ版の食用ポケモン事情に関しては後述)。 メディアミックス展開が始まって間もない時代は、アニメ版を含めた各作品ではポケモンを食べる描写が現在より多く、特にコイキングがよくネタの対象になっていた。 これについてはポケモンに関しての世間やユーザーのイメージが完全に固まっておらず、「愛玩や私益目的で飼われている」としての側面が薄かったからだとも言える。 ネットメディア『ガジェット通信』には、有名ブロガーがポケモンセンターに「ポケモンの食用利用ができるかどうか」を問い合わせたことに関する取材結果が掲載されている。 その時のポケモンセンターの回答は「ポケモン世界は地球に似た別の惑星なので、食生活もちょっと違ってて、肉や卵などは食べずに、木の実やホットケーキのようなパン類を食べている」との内容だった模様。 しかし、公式のゲームでの描写とは矛盾する回答でもあるため、恐らくポケモンセンターの独自解釈だと思われる。 実は初代からポケモン間での食物連鎖が発生していることがゲームでは描写されている。 例えば、タイプの相性上ひこうタイプのポケモンはむしタイプのポケモンに強いが、実際にこれらのポケモンが食物連鎖の関係にあるとする設定が多い(*5)。現実世界でも、鳥類が昆虫を捕食するのは我々にとっても普通と言えるので納得がいくだろう。 また、みずポケモンは頻繁に様々なポケモンの捕食対象として狙われていることが読み取れる。 ゲーム内にポケモン用の食べ物やプレイヤーがそれを生成する要素がある場合、ポケモンの餌となるポケモンを与えるメリットが薄いため、飼育環境下のポケモンが他ポケモンを食する機会は滅多に無いと見られる。 【アニメにおける食用ポケモン】 食べたいな~コイのあらい……。 出典:ポケットモンスター、16話『 ポケモンひょうりゅうき』、1997年4月1日~1999年1月21日まで放送。OLM TEAM OTA、テレビ東京、SOFTX(テレビ東京メディアネット)、小学館プロダクション、©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon 上述したように、アニメ版では無印の時点でポケモンの料理の存在が示唆されていた。 上記画像はサトシ一行が遭難した際、食料に困って考えた想像のシーンだが、その直後にカスミが「ほとんど骨と皮と鱗だけで食べられない」と説明している。 他にも、無印ではクラブの食用設定が描かれるなどのネタがあったが、徐々にこのような食用ネタは描写されなくなっていった。 人物の食事に関しても、無印初期は骨付き肉などを平らげる描写があったため、その肉はポケモンの肉である可能性がある。 また、ムサシが「明太子おにぎりを作った」と発言している。その明太子の正体とは果たして……? 『金銀編』ではヒメグマがハムを食べる描写が登場した。 ただ、シリーズが経過するに連れて、提供される食事は肉を連想させないような食べ物が増えていく(野菜、木の実、果物、パンが中心)。 その一方で、『サン&ムーン』においては、ソーセージやハムなどの存在が明確に描かれるようになっていた。 ポケモンの食物連鎖が描かれる機会は殆ど無く、ポケモンの食事に関しては木の実やポケモンフーズで一貫している。 それでも無印第1話ではポッポが普通のミミズ(*6)を食べている描写があった。 ゲーム版はポケモンの食用描写に関して年々増えていることを考えると、アニメ版は逆の道を辿っているように見えなくもない。 無印のシリーズ構成を担当した脚本家の故・首藤剛志氏は、ポケモンの食用描写について自身のコラムで裏事情を暴露していた。 「生き物は人間とポケモンだけという世界観」「タケシは料理担当」という縛りがアニメにあったため、スタッフ間でも大問題として議論となったのである。 その結果、「人間に飼われるポケモンはポケモンフーズか木の実を食べる」「人間はうやむや」「野生ポケモンは不明」と定義したらしい。 首藤氏は「正直な話、視聴者からそこを突かれると辛いところである」としており、あまりスタッフとしても視聴者に気にしてほしくないのかもしれない。 補足しておくと、首藤氏は「今、僕が関わっていないアニポケでこの問題がどうなったかは分からない」とも述べている。 アニポケのスタッフの1人である一石小百合氏は「始めた時は食用の動物は他にいると言う設定でした。カスミのジムの水槽には普通の魚が泳いでいたはず」と言及する一方、「いつの間にかなかったことになった」として、食用動物の存在が初期設定に終わったと振り返っている。 こちらの設定を採用すると、「人間はポケモンを食用として用いていない」ということになる。 ここまで読んでもらえば解るが、上記の首藤氏と小百合氏の食物に関しての証言は思いっきり矛盾が生じている。 首藤氏は「初期からそもそもポケモン世界に動物はいない」「人間の食事描写は曖昧にすると皆で決めた」との認識で、一方小百合氏は「初期には食用動物がいた設定がある」としている。 どちらかが嘘か記憶違いの証言をしているのでは?と疑うだろうが、これに関しては更に複雑な事情がある。 首藤氏のコラムでは「ポケモン世界に動物はいないという設定なのに、作画関係と意思疎通ができていなかったために作画に普通の動物が描かれている」ことに触れている。 「カスミのジムの水槽にいる普通の魚」などはまさにその表れで、要はシナリオ担当班と作画担当班の持つ認識が違ったのだ。 小百合氏の「動物の設定が無くなった」との証言は、一部スタッフとの設定の認識が違ったので小百合氏の視点では「無くなったように見えた」可能性が出てくる。 ただ、動物関係に関しては首藤氏の独自解釈の成分もあるため、実際の食用ポケモンに関する設定は結局「スタッフそれぞれ」としか言いようがないのかもしれない。 ちなみに、初期のアニメでは料理屋のメニューが日本語で書かれていた。 【人間が食べることがあるポケモン】 以下の情報の出典は「ゲームでの図鑑説明や料理」「アニメシリーズでの描写」「書籍『ポケットモンスター図鑑』の記述」など。記載するポケモンは順不同。 ヤドン 尻尾部分が食用として用いられており、尻尾の先からは栄養は無いが幸せな気分になる甘みが出ている。 鈍感な性質故に尻尾に痛みを感じず、尻尾の耐久性が弱い代わりに再生力が高いので切られても気にしないらしい。 あまりにも千切れやすいが故にそこら辺に落ちていることが多く、過去には手軽で貴重な食糧扱いだった。 アローラ地方では、尻尾を干した後に塩水で煮込んだ料理が家庭の味として知られているほど。 ガラル地方でも、カレーライスの具材として尻尾を燻製にした「しっぽのくんせい」が存在する。原産地は不明。 ロケット団曰く「ヤドンの尻尾は珍味で高く売り捌ける」とのことで、団員たちはヤドンを密猟。 そして、ヤドンの尻尾を加工した「おいしいシッポ」というアイテムを販売した。価格はなんと100万円。価格が高すぎてプレイヤーはどれほど貯金しても買うことはできない(*7)。後にチョウジタウンのロケット団ショップで購入できるが、たったの9800円(*8)。ぼったくりである(*9)。 一応補足しておくと、まだヤドンから生えてる尻尾を無理矢理ちょん切っていたロケット団と違い、アローラ地方の人々は自然に切れた物のみを食用としている。 ちなみにヤドン自身もこの尻尾が美味なのを利用して逆に釣りを行い、餌を集めている。 その際シェルダーが尻尾を噛んだことでヤドランに進化するというのは非常に有名な話。シェルダーもヤドランの尻尾の甘味を独占したいために噛んで離さないので、ある意味常に食用にされているとも言える。 とはいえ、実際は尻尾のシェルダーはヤドランの餌のおこぼれを食べて生きているらしいので共生に近いようだ。 あくまでヤドン自身は尻尾を舐めるだけで直接食べないかもしれないが、『剣・盾』では上記「しっぽのくんせい」を使った「あぶりテールカレー」を作ることにより手持ちのヤドン(原種ではなくリージョンフォームの個体)が同種の尻尾を食す「共食い」が発生するようになってしまった。 ちなみにDLC第一弾『鎧の孤島』からガラルヤドンが登場したが、ヤドンはともかくヤドランはどくタイプも持っているため、食用には向かなさそうだ。 アーボック アーボック自身が食用にされているわけではない(*10)。 しかし、カロス地方にあるレストラン「リストランテ ニ・リュー」のメニューには、アーボックの毒を利用した「180年熟成アルティメットハードチーズ 噛むと鼻がへし曲がる異臭を放つブルーチーズ 雌アーボックのどくどくを使ったウォッシュチーズ」がある。やたら長ったらしい料理名だ。 そもそも『猛毒』状態にする技なんか使って人体に影響はないのか? クサイハナ 涎のような蜜は甘い味を持つが、匂いが2km離れていても気付くレベルで臭いので普通は近寄れない。 しかし、一部マニアは逆にこの匂いを好んでいることや味自体の説明があることから、蜜を食した人間は存在する模様。 4コマアンソロジーなどのメディアミックスでの描写では、蜜を使って料理をするがその見た目の悪さなどを理由に嫌がられるネタがある。 クラブ→キングラー ウデッポウ→ブロスター マケンカニ→ケケンカニ ガケガニ これらの甲殻類型ポケモンはハサミが時々もげることがあり、取れてもしばらく経てばまた生えてくる。 アニメ版でサトシがオーキド博士によってクラブが鍋料理にされないか不安視する描写があり、クラブの鍋料理の存在が示唆されている。ちなみにその不安に対してオーキド博士は「サトシの個体は小さすぎて食えない」として年甲斐も無く煽っている。 ということは、裏を返せばある程度大きい個体は普通に食べられるのだろうか……? その他、かのギエピーはキングラーを入れたカレーを作り「シーフードカレーだっピ!」と称していた。 『ウルトラサン』の図鑑ではウデッポウのハサミは美味とされ『ソード』でもガラルで人気の珍味と記述があるが、『バイオレット』では味のクセが強く好みが分かれると語られる。 ちなみにウデッポウ本体はもげたハサミが再生するまでコッソリ生きなくてはならないらしい。難儀だ。 『ウルトラムーン』の図鑑によると「ブロスターのもげたハサミが食材として海外に輸出されている」らしい。 マケンカニはパンチを放ちまくる性質からしょっちゅうハサミが取れる。中身は少ないがコクがあって美味いと評価されている他、殻から良い出汁が取れるのでパエリアの素材として珍重される。 ケケンカニのハサミは自主的に飛ばして発射する事もでき、『バイオレット』ではこちらも美味として触れられた。 なお、ウデッポウとは違って再生力は高いようで、ハサミはすぐに生える。 ガケガニのハサミはパルデア地方では貴重な食材とされており、実際に各地のレストラン「バル・キバル」にて「ガケガニ・アル・アヒージョ」を食すことが可能。お値段1500円。 また、脱皮した殻のエキスから作られたカニカマ「ガケガニスティック」がサンドイッチの材料として販売されている。ガラルヤドンに続き共食いさせることも可能。 特定のタイプの色違いを求めるのに使えるので、ネタ抜きでお世話になるプレイヤーも。 シザリガーもハサミがよくもげるが、こちらは『ウルトラムーン』の図鑑によれば「ドロ臭くて不味い」らしい。これがカニ・エビとザリガニの差か……一応、現実のザリガニにも食用になる種はいる。 カモネギ 茎やネギが無いと生きていけないポケモンだが、非常食として茎を自ら食べることがある。 近年野生の個体数が減ったとする設定があるが、一部攻略本などの書籍では「食肉目的で乱獲されたために数が減った」と明言されている。 ガラルカモネギの進化系ネギガナイトは「自身のネギを一生手放さない」とあるので、摂食はしないだろうか。 ネギ自体は『ポケモン』の世界でも普通に存在し、カモネギ系専用のどうぐ「ながねぎ」やカレーの具材として「ふといながねぎ」が登場している。 もちろんカモネギ本体がゲーム中で食される描写は無い。 ラッキー→ハピナス ラッキーは一日にいくつかタマゴを産み、そのタマゴは栄養満点で、食欲が無い人でも完食するほど美味しいらしい。 傷を負った者にはそのタマゴを与えてくれる一方、悪い心の持ち主には分け与えてくれない。 ハピナスのタマゴには幸せが詰まっているとも言われ、一口でも食べると優しく笑顔になれるとされており、その絶品ぶりも相まって市場では一番高い値が付く。 また、ハピナスのタマゴは一部の図鑑では持たせると経験値を多く貰える道具「しあわせタマゴ」と同一視されている。 タマゴを求めてラッキーの捕獲を試みる人間は多いが、逃げ足の速さと野生個体の少なさ故に難易度は高い。 逃げ足に関しては、自然界では他のポケモンもタマゴを狙っているため、その魔の手から逃れ生き延びるために発達したようだ。 野生の個体数が少ないのは乱獲され続けた結果としてそうなったようで、昔は乱獲できる程度には数はいた模様。 『剣・盾』ではカレーの具材として、ラッキーかハピナスから採取したと思しき巨大な「ゆでタマゴ」を購入できる。卵がカレーの中央に鎮座するトッピングは圧巻。 モンジャラ ツルは独特の香りを放つため、ガラル地方の一部地域では香菜として用いられているとか。 コイキング 上述のカスミの発言は、彼女はコイキングを食したか捌いた経験があるからこそと邪推できなくもない。 もしくは誰かが研究目的でコイキングを捌いた結果判明した事実か。 また、小学館から発売された『金・銀』の攻略本『ポケットモンスター金銀 ポケモンずかん』には、ポケモン世界の雑誌「ポケモンジャーナル」からの引用という設定のコラムが存在するのだが、そのコラム内でウツギ博士が「まな板の上のコイキング」という言葉を我々の世界でいう「まな板の鯉」と同じような意味で使用している。 この言葉が存在する点からコイキングをまな板の上に乗せて、なんらかの処置をする事が、一般的に行われてきたと考えられる。これが調理であり、人間にふるまうためであるとまで断定するのはいささか早計であろうか? オクタン イカスミよろしく吐き出すスミには独特のコクがある。ただし本来はかく乱用のスミであるために調理には注意が必要。 ズミ曰く、「毒ではないが少し刺激があり、鼻がきかなくなることがあるので、スミを出してもらう時にマスク等で鼻をガードした方がよい」とのこと。 ミルタンク 回復アイテム「モーモーミルク」でお馴染みの有名ポケモン。 身体から毎日20リットルの凄い量絞られるミルクは栄養満点・高カロリーで、お年寄りや病人には最高の飲料。このミルクの味はミルタンクの食する牧草にも左右され、牧草の質が良い土地ほどミルクはコクが出て良いとされる。 一方、高カロリーのため飲みすぎると太ったり、人によってはお腹を下してしまうデメリットもある。 また、ミルタンクが習得する技「ミルクのみ」もおそらくモーモーミルクを活用したもの。自分で飲んでいるのか? 現実における牛乳と全く同じ用途で用いられているようで、『サン・ムーン(US・UM)』では「ミルタンシチュー」、『剣・盾』ではカレーの具材としてモーモーミルクから作ったと思しき食品「モーモーチーズ」が登場する。 ツボツボ 甲羅に溜め込んだ木の実が発酵して美味しいジュースになる。アニメ第8シリーズではドットが甲羅にストローを刺して直飲みしようとしていた。 足先から分泌される体液が混ざることによって起こるらしいので、間接的にツボツボの一部を飲んでいることになる。岩をくり抜くための分泌液なのだが飲んでも大丈夫なのだろうか アメタマ 危険を感じた際に頭から出る水飴のような甘い液体は一部のポケモンの好物。この液体は人間の舌にも美味しいもののようで、液体を集めたシロップをパンに塗って食べるのが人気。 しかし、とりポケモンにとっては苦手な味とされる。 サメハダー 捕食者としてのイメージが強いが、実は『ムーン』の図鑑で「背びれが食材として珍重されており、乱獲された過去がある」と書かれている。現実のフカヒレさながらの話だが、今でもそうなのかは不明。 図鑑説明には「生息海域に入った船は容赦なく沈める」「時速120キロで泳ぐ」「鉄板も噛み千切る」ともある事を考えると、さぞ苦労しただろう。 割に合わなかったから廃れたのかもしれない。 トロピウス 首に付いたバナナのような房は甘く、子供や野生ポケモンに大人気で、トロピウスも喜んで配る。 南国の子供はトロピウスの房をおやつとして食べており、暖かい土地にはトロピウス専用の牧場まである。 房は1年に2回実を付けるが、元はトロピウスが果物を食べ続けていたら発生した物らしい。アローラ地方に棲むトロピウスの首に実る房は、他の地方の物よりも格別に甘くて美味しい。 『剣・盾』のカレーの具材「フサパック」は、名称と形からしてトロピウスから採取したのだろう。 ちなみに房以外にもバナナをモチーフにした木の実として「ナナのみ」が存在する。 ハヤシガメ 背中の木にはどんぐりのような木の実がなる。ヒスイ図鑑によれば甘くて美味しく滋養に富むとされ、ついばみに来るポケモンも多い。 一方でアニメにてサトシが食した際は、未熟だったのかはたまた口に合わなかったのか渋い顔をした。 チェリンボ 進化用の栄養分が小さい玉に詰まっており、その影響で小さい玉はとても甘くて美味。体が赤いほど美味しいらしい。 玉はチェリンボ一匹につき一個しか取れなさそうだが、その希少価値については特に説明されていない。 小さい玉にも顔が付いているように見えるが……。 ユキカブリ 春の時期にアイスキャンディーのような食感の木の実がお腹の周辺に生る。味に関して説明されている辺り、人間が実際に食べているのだろう。 ユキカブリ自身も人間に近寄る習性があるため、木の実が人間に採取されやすいのかもしれない。実際、アニメではサトシたちがこれを食べていた。 ヤナップ→ヤナッキー 頭に生えた葉を食べると驚異的な疲労回復効果が得られる。危ないハッパ(隠語)じゃないだろうね……? 頭の葉は元気の無いポケモンに分け与える使い方をしているようだが、図鑑説明文からして人間も恐らく食している。 この葉っぱとヒヤップの美味しい水、バオップの炎でお茶かスープでも作れそうな気がする。関連するジムリーダーからして意識されていそう。 進化後の葉っぱも食べれることは相変わらずだが、苦みが強くなっている。良薬口に苦しってか? チュリネ 頭の葉はとても苦いが身体を元気にする効果があり、天日干しにした後煎じて飲む。この葉は抜け落ちてもすぐに生えてくる。 なお現実のチューリップの葉にはツリピンという毒が含まれているため摂取してはいけない。一方、球根は糖度が高くデンプンに富んでいるため菓子の材料に使われる。 『剣・盾』ではミツも食用になることが明らかに。DLC第一弾では、ある経緯からポケモンのミツを集めることになるが、その中で迷子のチュリネを助けたお礼に親のドレディアがミツを分けてくれるシーンがある。 バスラオ 大顎を利用して乱暴に食らい尽くすポケモンだが、『BW2』の時点で「食べると意外と美味しいらしい」こと、『剣・盾』の時点で「むかしは食卓にのぼった」(『シールド』の図鑑説明)ことが明言されてしまっている。 またバスラオの体の筋は三種類あるが「あかすじは脂が多く若者向きなのに対し、あおすじは淡白で食べやすい」とのこと。しろすじは現在までその点の記述はない。 モチーフであろうブラックバスもイメージに反して意外に美味な魚で、フライや天ぷら、ムニエルなどに調理して食べられている。現実で日本に持ち込まれたのも、元はといえば食用・釣りの対象としての運用が目的だった。 メブキジカ ツノに茂る葉っぱからは紅茶が作られる。これは色々な地方で行われているらしく、パルデア産はその中でも香りの強さで知られているという。 アブリボン 花粉を丸めて団子を作り出し、その種類は食用から戦闘用まで様々。「かふんだんご」は敵に使うと攻撃、味方に使うと回復になる。自分に使う事はできない。 これは栄養があるとされ、人間向けのサプリメントとしても売られているようだ。 ヨワシ 多くのポケモンにエサとして食われている。 また、図鑑に「とても美味しい」と人間目線で書かれているので、食用として一定の需要があるようだ。 しかし、ヨワシだってただ捕食されているわけではない。時には恐ろしい反撃を喰らわせるのだ……! アマカジ 甘い香りを常に放ち、とりポケモンに狙われている。 甘すぎて人が食すには厳しいが、汗を水で割るとほどよい甘さのジュースになる。 タルップル 背中がアップルパイそっくりになっており、そこの皮は昔は子供のおやつとして利用されていたらしい。「昔は」とあるので、今でもそうなのかは不明。 カジッチュの登場で、リンゴは「きのみ」とは別に『ポケモン』世界でも存在することが判明した。カジッチュの進化に必要な「すっぱいりんご」「あまーいりんご」「みついりりんご」が出てくる他、カレーの具材にも「とくせんリンゴ」が使われる。 ちなみに初出はスピンオフ作品の『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズで、そちらでは本編より縁の深い、というか必要不可欠な代物。 カマスジョー その身は驚くほど美味しいらしい。 ……実際のカマスみたいに凶暴で食い手が付かないので情報が集まっていないのだろうか。(*11) ポットデス その体自体が紅茶で形成されており、独特な味と香りをしている。 信頼するトレーナーには少し味見させてくれるが、飲みすぎると死んでしまうことも。危険を恐れないグルメ達はそれでもポットデスを飲み続けるという。 また、怒った時も体を敵の口に向けて飛ばすが、それを飲み込むと激しい悪寒に襲われる。 なお、進化前のヤバチャの方は不味い。 マホイップ 手から生み出すクリームはマホイップ自身の幸福度によって味わいが増していく。絶品クリームを求めて優しく育てるトレーナーは数多い。 マホミルから進化する際、細胞が振動を受けることで「甘酸っぱい/香ばしい/爽やか/すっぱい/しょっぱい/お得/苦味ある/複雑」といったフレーバーに分岐することも。 信頼するトレーナーにはクリームでデコレーションされた木の実を振舞ってくれることがあり、食べると皆幸せになるという。つくづく平和な種族である。 しかしキョダイマックスマホイップが繰り出すクリームミサイルは、一発約10万キロカロリーというカロリー爆弾。こんなん脂肪フラグじゃん……。脂肪で死亡は困ります なおカレーの具材の一つに「しんせんクリーム」なるものが登場するが、こちらはマホイップから採取したものなのかは不明。 オリーニョ 『スカーレット・バイオレット』には食にまつわるポケモンが多く登場しており、オリーヴァ系統のオイルもその一角に位置する。 ミニーブの頃は苦みと渋みが強すぎてまだ食用には不適だが、オリーニョに進化して人間と共存するようになると、旨味の出た新鮮なオイルを分け与えてくれるとのこと。 ある程度熟したころには人里を離れて旅立って、やがてオリーヴァに進化すると慈悲深い性質から弱ったポケモンにオイルを分けて元気にしてあげる。 ミガルーサ タラがモチーフの切り離しポケモンで、専用技「みをけずる」で身軽になって突撃する他、おとしもの(わざマシンの素材)として「きりみ」を落とす。 ガケガニと違い主人公が食べることはできないが、図鑑によれば贅肉は淡白で美味とされている。 サンドイッチの食材には「スモークきりみ」もあるが、関連性はゲームでは語られていない。 カプサイジ→スコヴィラン ハバネロポケモン。抜け落ちた前歯は香辛料として使われ、パルデアの郷土料理の辛さに一役買っている。 スコヴィランに進化すると辛み成分が更に増し、それを抽出したチリソースが喫茶室なぎさの「スパイシーポテト」やサンドイッチ用のソースとして出回っている。 コジオ→ジオヅム→キョジオーン 岩塩ポケモン。貴重なミネラルを摂取する手段として、人間にもポケモンにも大事にされてきた。 アイス屋「あまいやつめたいや」ではコジオの塩に由来する「コジオソルトアイス」が看板商品。お値段900円で食すことが可能。 ノノクラゲ→リククラゲ キクラゲポケモン。進化前後を問わずヒラヒラの部分が美味として人気を集めている。ペパー先輩も潜鋼のヌシ戦で例えに出すほど。 中華料理店「来来来軒」では、メニューの一つとして「ノノクラゲとキュウリの酢の物」をお値段950円で実食可能。 ヤバソチャ お抹茶を思わせるポットデスのそっくりさん。夜中にお茶と間違えて飲んでしまった対象の生気を奪うとされるが、あまり成功率は高くないらしい。 進化前のチャデスは【番外:人間を食べるポケモン】に位置する。 モモワロウ 自らの毒を練って作った甘くておいしい餅「くさりもち」をふるまう。 この餅の毒に致死性はないが、食べてしまうと呪われて操られたり欲望を引き出す成分によって気づかぬうちに欲深い性格になったりとろくなことにならないため、とてもじゃないが食用としてはお勧めできない。 【ポケモン間での捕食・被捕食関係】 野生のポケモン同士が食う・食われるの関係にある場合も多々あり、一部は図鑑の説明文で対象が明言されている。 タマタマ→ピジョンの関係のように初期から明かされていたものもあるが、以下に記すものの多くは『サン・ムーン』以降の図鑑説明文に依るものが多い。 また、派生作品の『New ポケモンスナップ』では、捕食側が獲物を追い掛け回していたり、逆に反撃を喰らっていたりする様子を撮影できる機会が少なくない。 ただし、ポロックやポフィンや木の実はどんなポケモンでも与えれば食べる。 キャタピー・ビードル→ポッポなど キャタピーは『ウルトラムーン』の図鑑で「自然界では常にエサとして狙われ続ける運命」という直球すぎる説明を受けた哀れなポケモン。 一応、触角から発する強烈な臭いによって自分を狙ってくる相手と戦うようだ。 トランセルに進化できさえすれば、ツツケラに突かれてもビクともしない体を手に入れられる。 ビードルも同様にポッポの好物とされ、ビードル側は小さく鋭い毒針で攻撃したり、目立つ身体の色で敵に警戒心を抱かせたりするなどの対策手段を持っている。 コラッタ・ラッタ→オニドリル・アーボ・オオタチ・ヤングース・デカグース オニドリルの好物として、彼らにひと飲みで捕食されてしまう。たまにアーボにも捕食されるようだが、コラッタを食べたアーボは一ヶ月間は食事をしないで済むらしい。高カロリーなんだろうか(*12)。また、オオタチやデカグースにも捕食される。 そこそこ大きいラッタを食べるのは上の中でもデカグースくらいで、アローラ地方ではヤングース一族から逃れるためにコラッタ系統がわざわざ夜行性のリージョンフォームへと姿を変えたほど。 『ポケモン空想科学読本』にて、柳田理科雄氏は「生活圏と活動時間を変えるためによほど苦労したのだろう」とこの経緯について分析している。 ポッポやオニスズメのタマゴ→アーボ・ニューラ むしタイプのポケモンやみずタイプのポケモンをしばしば食べるひこうポケモンも、食物連鎖によって捕食対象になる。 正確にはポッポやオニスズメではなく、そのタマゴがアーボによって丸呑みで食われたり、ニューラたちの食料にされたりしている。 ニューラはポケモンブリーダーからはタマゴを攫う害獣として忌み嫌われ、最悪の場合ニューラを駆除することもあるらしい。 タマタマ→ピジョン・マケンカニ マケンカニやピジョンの餌として狙われており、マケンカニに対してはねんりきで対処している。 コイキング→ピジョット・プルリル ゲームではピジョンやピジョットによく襲われて食べられている設定がある。 コイキングが無闇に跳ねてすぐ襲われてくれるので多くのポケモンが生き延びるという囮的な役割があるようだが、つまり自然界でのコイキングは主流の食事らしい。 空想科学読本でも「コイキングが良く見られるのにギャラドスはめったに見られない」理由として「ギャラドスになる前に死ぬ個体が多い(*13)」説を上げていた事を考えると、それほどよく食われているのだろうか? アニメ版設定を考慮するなら、「人間が食すと不味いがポケモンには美味い」ということになる。 『はねろ!コイキング』でのピジョンは手塩にかけて育てたコイキングを容赦なく攫うコイキングブリーダーの敵として描かれている。 『New ポケモンスナップ』でも絵に描いたような捕獲シーンが撮影できる他、プルリルが満面の笑顔でコイキングを抱きながら深海に沈んでいくというシュールながら衝撃的なシーンも目撃できるかも。 アローラロコン・アローラサンド・マンムー→ニューラ・マニューラ 鋼鉄で覆われたアローラサンドの皮膚を前にニューラの爪が逆に折れてしまうこともあるらしいが、マニューラともなれば1匹が体勢を崩しもう1匹がトドメを刺す連携プレイを見せる。そのチームプレーはマンムーのような大型ポケモンすら餌食とする。 ヤドンのしっぽ→シェルダー・パルシェン 甘い匂いに誘われたシェルダーがヤドンに齧り付き、欲を張って巻貝状に進化してしまう。 パルシェンもまたヤドンのしっぽを好物としていて、ヤドン自体を襲いはしないものの、落ちているしっぽを目的に陸に上がることがある。 シェルダー→オムスター・ワシボン 大昔のポケモンであるオムスターの図鑑解説文の中で、捕食されていたような書かれ方をしている。 シェルダーとオムスターが同じくらい昔からいたのか、化石から再生された後に起きたという「こわい出来事」が原因なのかはまったくもって不明。 自然界でもワシボンの頑丈なツメで殻を砕かれ、中身を食べられてしまうことがあるという。 ダイヤモンド並の硬度を誇るシェルダーを砕くワシボンすごいな……。 カラカラ→バルジーナ カラカラは孤独のあまり泣き叫ぶが、そのせいで天敵のバルジーナに見つかってしまう。バルジーナはカラカラの骨を巣の材料にする習性があるのだ。 ガラガラは骨を投げつけ敵討ちをしようとするらしいが、ホネブーメランなどのじめん技で対抗できるのだろうか……?。 また、「手ごろなガイコツ」がバルチャイのか弱い尻を守るおむつにされているが、これは輪郭が違うので、別のポケモン由来の線もある。 タッツーのタマゴ→トサキント→ギャラドス 毎年春に数千個のタマゴを海藻に産み付けるが、そのほとんどはトサキントの餌になる。 そのトサキントも、知能が低いせいでうっかりギャラドスの口の中に入り込んでそのまま餌として消化される事例がある。 ヒトデマン→魚ポケモン 魚ポケモンについばまれるが、持ち前の「じこさいせい」があるため、ヒトデマン自身は全く意に介していない。 スターミー→ネオラント スターミーはネオラントの好物。 オムナイト・オムスター→アバゴーラ・アーケオス アバゴーラは頑丈なアゴで殻を一切気にせず丸ごと食べていたらしい。 『ウルトラサン』のオムナイトの説明でも「アーケオスの歯型が付いたオムナイトの化石が見つかることがある」と触れられている。 ヒマナッツ→オニスズメ ヒマナッツはオニスズメの好物で、襲われると葉っぱを激しく振って追い払う抵抗を行う。 サニーゴ→ヒドイデ・ドヒドイデ→ハギギシリ ヒドイデ(ドヒドイデ)はサニーゴの頭に生えるサンゴを常食しており、ドヒドイデが海底を這った後はサニーゴのカスが散らばる。 ヒドイデが大量にいるアローラ地方のサニーゴは頭の枝が短くなっている影響が出ているが、これはヒドイデに狙われると自身の頭の枝を折って逃げるため。 頭の枝は3日程度で回復するので、サニーゴにとってはトカゲの尻尾切りよろしく、犠牲を最小限に抑えるための行動なのだろう。 サニーゴの自然に落ちた枝を集めて加工する職人は、サニーゴを食するヒドイデを憎んでいる。 一方で、従来のサニーゴが絶滅しゴースト化したものしか生息していないガラル地方では、ヒドイデはサニーゴを食さないのでその美味さを知らないという。 『New ポケモンスナップ』では、サニーゴを集団で追いかけるヒドイデの光景が見られる。このヒドイデたちはプレイヤーと反対側の海へ飛び込んでいってしまうため、その後どうなったかは不明。 そんなヒドイデも、タイプ相性的に不利で頑丈なアゴを持つハギギシリに毒針を食われたり、落ちたバチンウニのトゲを食べようとしてよく痺れてしまうようだ。 『バイオレット』の図鑑によれば、ちぎれた脚は苦味と渋味が強く食用に向かないらしい。 ケムッソ→スバメ・ムックル 同じホウエン地方出身のスバメの好物として扱われており、シンオウ地方でもムックルの捕食対象になっている。 ケムッソはこれらのポケモンへの抵抗策として、尻のトゲやそれに含まれる毒を利用して戦う。 ちなみに『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズには、ケムッソとオオスバメのコンビで結成された探検隊「タベラレル」が登場する。 この名はケムッソによるもので、つまりはそのまんまの意味。しかしオオスバメ側は捕食目的で組んだつもりはなく、由来を知った時には衝撃を受けていた。 アニメでも、ゴウのケムッソが同じく彼の手持ちであるスバメに食われそうになる描写がたびたび登場する。 ノズパス→メタング 磁力を放つ鉱物を好んで摂取するメタングがノズパスを狙う事例があるとされる。 その際は年間1cmしか動かないノズパス相手に時速100kmで襲い掛かるらしい。なんというオーバーキル。 ホエルコ・ホエルオー→サメハダー・ダダリン 小さいホエルコはサメハダーなど獰猛なポケモンに襲われることがあり、ホエルオーは群れで子供を守ろうとする。 またダダリンは大物ばかりを好んで狩りの標的にするようで、ホエルコどころかあの巨大なホエルオーすら対象になってしまう。 ナックラー→メグロコ 頭の大きいナックラーがひっくり返った隙を狙い、メグロコが襲い掛かる。 ところが、進化してワルビアルとフライゴンになると一転、協力して狩りを行うようになる。腐れ縁というやつだろうか。 ハヤシガメ→とりポケモンなど? アニメで「ユキカブリの実」が登場したのと同じ回にて、サトシのハヤシガメの木立部分にもどんぐりのような実が生った。 ただしユキカブリの物と違い、人間にとっては不味い模様。 チェリンボ→ムックル 先述した通り、赤い球には栄養が詰まっている。 人間の嗜好品として成立しているかは不明だが、少なくとも野生ではムックルに啄まれる事態が起きている。 ケイコウオ→キャモメ 昼間、海面近くで元気にやっているうちに、獲物を狙って上空を飛んでいたキャモメに捕食されてしまうという。 実際『New ポケモンスナップ』では、キャモメが咥えて飛んでいってしまうシーンが見られる。獲物を捉えたキャモメのニコニコ笑顔と、必死なケイコウオの表情の対比がまた凄まじい。 ユキカブリ→ガラルダルマッカ ダルマッカはユキカブリのお腹の木の実を狙って襲うが、ユキノオーが大きな腕を振り下ろし、ダルマッカの群れを追い払う。 ペンドラー⇔マルヤクデ フシデの図鑑説明によると、フシデとヤクデは生物学的に近い関係にあるらしいが、近縁だからといって友好関係にはなく、むしろ出会うと大ゲンカになるという。 ケンカで済むならまだ良いが、その進化系であるペンドラーとマルヤクデは縄張りを巡って争い、「負けた方が獲物になるのだ」と明言されている。 バスラオ→オトシドリ・ヘイラッシャ 人間にとっても美味いというバスラオ。 『ウルトラサン』のあおすじの図鑑説明ではさらに「バスラオ自体もより強い生物にはエサにすぎない」という食物連鎖を感じさせる記述もされていた。 『バイオレット』におけるあかすじの図鑑説明によると、パルデアではオトシドリやヘイラッシャが天敵にあたるようだ。 マラカッチ→とりポケモン 花の種が狙われるため、アップテンポの踊りと音で追い払う。 人間が食用利用できるポケモンなのかは不明だが、現実ではウチワサボテン亜科などの一部のサボテンの茎や実(ドラゴンフルーツ)を食用にすることがある。 ヤブクロン・ダストダス→アローラベトベター・アローラベトベトン アローラ地方のベトベター(ベトベトン)はゴミ問題を解決するために持ち込まれ定着した種。 その食欲はゴミの身体を持つヤブクロンやダストダスにも向けられるらしく、図鑑には 「アローラではよくベトベターに追いまわされる姿をみかける。」(サン、ヤブクロン) 「匂いを嗅ぎつけベトベトンがよだれを垂らしてやってくる。」(ウルトラサン、ヤブクロン) 「アローラのダストダスが少したくましいのはベトベトンという天敵がいるせいだといわれる。」(ウルトラムーン、ダストダス) といった壮絶な記述が並ぶ。???「キレそうだわ!」 他にも、ガラル地方ではヤブクロンの吐き出す毒ガスはガラルマタドガスの好物として知られる。 バニプッチ→オニゴーリ オニゴーリは獲物を凍らせて狩りをするが、中でも元から氷の体を持つバニプッチがお気に入りらしい。 チョボマキ→カブルモ お互い通信交換するとそれぞれアギルダーとシュバルゴに進化するが、そもそも野生ではカブルモがチョボマキを襲う関係にある。 シュバルゴの纏う鎧はもとはチョボマキのカラを奪ったもので、逆にカラを失ったチョボマキはアギルダーに進化する。 アイアント→クイタラン アイアントのタマゴ→サダイジャ 『ホワイト』でのクイタランの図鑑に「高温で燃える炎の舌でアイアントの鋼の体を溶かして中身をいただく」との明確な言及がある。 しかしゲーム内でクイタランと対決すると、大抵クイタランの方が美味しくいただかれてしまう。『ポケモン空想科学読本』でも「見る限り炎はそんなに大きくないため、アイアントを溶かすのに時間がかかり、その間に別のアイアントから反撃を喰らうかもしれない」「現実のライオンがそうであるように、狩りの成功率はそれほど高くないのかもしれない」と考察されていた。それで今までクイタランが絶滅していないのだから、余程アイアントの栄養価は高いのだろう。 ガラル地方ではサダイジャという新たな天敵も現れており、こちらはタマゴを狙うとされる。 ホルビー→カエンジシ・アーマーガア ホルビーはアーマーガアの音を聞き分けるとすぐさま巣穴に潜る。 また、ポケモン世界には「カエンジシはホルビーを狩るにも全力」という諺がある。現実世界で言う「獅子はウサギを狩るにも……」をポケモンに置き換えたのだろう。 メレシー→ヤミラミ ヤミラミ側の図鑑で好物と認定されている。ゲーム中でもサニーゴとヒドイデの関係のように、ヤミラミが仲間の代わりにやってきて同士討ちを起こす場合も。 メタング同様、好物の要素があれば生き物でもそうでないものでもお構い無しなケースの一例だが、こちらの場合光るものが大好きなガバイトが怒ってヤミラミを襲うことがあるらしい。 アゴジムシ→ココガラ アゴジムシは凄まじい威力の大顎でココガラを追い払う。 アブリー→クヌギダマ クヌギダマは木にぶら下がりながらエサとなる虫を待っており、アローラ地方ではアブリーを好物としている。 ヨワシ→ジュゴン・キャモメ・ペリッパー・ホエルコ 美味な上弱いので野生ではポケモンに常に狙われており、ペリッパーには一度に30匹ぐらい平らげられ、ホエルコには1トンもの量が食べられる。 アマカジ→エイパム・ドデカバシ等 人がそのまま食べるには甘すぎる体で、美味しそうな香りが漂っている。 そしてドデカバシをはじめとする他のとりポケモンに対して頭のヘタを回転させて抵抗するものの、大抵はかなわず美味しく頂かれるようだ。 『ウルトラムーン』のエイパムの図鑑でも好物とされているほか、『サン&ムーン』では、サトシのモクローがマオのアマカジに寄っていき追い払われる、というのがシリーズ初期のお約束だった。 むしポケモン→ラランテス 『スカーレット』の図鑑では、甘い香りに誘われて寄ってきたむしポケモンを仲間と油断させカマで仕留める食性が判明している。ただしむしタイプに弱い。 元ネタのハナカマキリも、花に擬態して虫を仕留めている。 ネマシュ→森に棲むポケモン 頭の傘が美味しいので森のポケモンたちに食べられてしまう。 しかし、再生力が高いので一晩で完治するらしい。 グソクムシャ⇔オトスパス 住処となる海底の沈没船を巡って戦い、負けた方がエサになるという、まさかの互いが互いを食べ得る関係。 メテノ→??? 図鑑説明によると「オゾン層にいる、より強いポケモン」のエサになっているらしい。 そんな所に生息し、かつ隕石を食うポケモンといえば……。 ネッコアラ→スリーパー 人間の夢を食べることがあるスリーパーだが、アローラ地方ではネッコアラを主なターゲットにするため人間はあまり被害を受けないらしい。 フォクスライ→パルスワン フォクスライも補食側に回ることが多いが、パルスワンに追い回されることもあるという。 恐らくイギリスの伝統である「キツネ狩り」を意識した設定。人がキツネを銃で殺すのではなく、猟犬などと共にキツネを追い回すのを中心としたハンティングであることが特徴。イギリスをモチーフにしたガラル地方での両者の関係もそんな感じなのだろう。 カジッチュ→とりポケモン カジッチュ自体はリンゴの中で暮らしリンゴを食べるドラゴンポケモン……だが、とりポケモンを天敵とし、リンゴのふりをして身を守るらしい。 サシカマス・ピカチュウ他→ウッウ 『シールド』のサシカマスの図鑑では「腹一杯で極端に動きが鈍ったところをウッウに丸飲みにされる」と記述されている。 実際になみのりやダイビングでウッウにくわえられて、特性「うのミサイル」となり対戦相手のポケモンに迷惑を掛ける。 また、まさかのポケモンの看板である(しかも相性上はウッウが圧倒的に不利なはずの)ピカチュウもこの部類に入ってしまう。 というのも、HPが1/4を切った時に「うのミサイル」が発動すると、何故かサシカマスではなくピカチュウを咥えてくるのだ。 ただし実際にはピカチュウは捕食対象ではなくウッウの誤飲の結果で、ピカチュウ以外にも他のポケモンに食らいついてしまう場合もあるとのこと。図鑑説明によればピカチュウは反撃する隙をうかがっているらしい(その割にじたばたしている)。一方のウッウは流石にピカチュウともなると喉に詰まって苦しいようだ(とはいえ気にしていないらしいが)。 鳥ポケモン等→シャリタツ&ヘイラッシャ シャリタツが鳥ポケモンの好物に擬態し、狙ってきた所をヘイラッシャと協力して逆に狩るらしい。 しかし、その姿は寿司に見えるし本人もスシ…スシ…と鳴くが、この地方ではそこらへんに寿司が落ちているのが普通なのだろうか。 【番外:人間を食べるポケモン】 ポケモンを食している人間たちだが、同時に人間がポケモンの食用生物になる可能性も示唆されている。 例えばゴルバットやクロバットは血液を主食にしており、ポケモンだけではなく人間の血も狙って襲う行動をする設定が語られている。 彼らは「死ぬほど血を吸いまくる」らしいので、吸血されて人間が絶命させられる危険性があり、それは正しく「食用にされてしまった」と言える。 それから、ギャラドスも雑食なので人間も捕食すると考えられる。アニメ版では幼少期のカスミがギャラドスに食われかけた経験があり、そのせいで彼女は長らくトラウマを抱える羽目に。 また、そもそもポケモンなのかわからずじまいだったがメタ・グラードンは液状の触手を用いて辺りのポケモンや人間を捕食していた。 食用と表現するには少し違うが、以下のように「生命や感情のエネルギーを摂取する」例もある。概ねゴーストタイプにより齎される被害(?)が多い。 ウツボット 「食っている」と明言されているわけではないが、コイツの群生地に足を踏み入れた人間は二度と帰ってこないという。あとアニメでは頻繁にコジロウを捕食しかけている スリープ→スリーパー・ムンナ→ムシャーナ 人間から生み出される夢を食事にする設定がある。スリープの図鑑曰く「悪い夢は味がイマイチでお腹を壊しかねない」らしい。 スリーパーは過去に子供にさいみんじゅつをかけて連れ去る事件を起こしており、3のしまのきのみのもりでは実際に少女が襲われかける一幕があった。 トゲピー 人間やポケモンの発する楽しい気持ちや優しい気持ちをエネルギーとして蓄える。 殻の中には幸せがいっぱい詰まっており、優しくしてくれた相手にも分け与える。 ムウマ 人間の恐怖心を吸収して栄養にする。 そのため、夜中に突然人の泣くような声を上げたり後ろ髪を引っ張ったりとあの手この手で人間を驚かす。 サニゴーン 枝が霊体と化しており、触れた人の生気を吸い取ってしまう。 この性質を反映してか、「ちからをすいとる」を覚える。 ノクタス 獲物として捕えているかは書かれていないが、砂漠の旅人の後ろを集団で追跡しているらしい……。 カゲボウズ 人の恨みや妬みなどの感情を食べて成長する。そのため人によってはありがたい存在かも。 ブルンゲル・シロデスナ 自分のテリトリーに落ち込んだ獲物の生命エネルギーを食べる。 ヒトモシ 身体を灯すために人間やポケモンの生命力を奪い、それらを灯の糧にする。 迷惑なのは道案内と見せかけて生命力を奪うことか。 アクジキング 過去に少女が一人犠牲になってしまったという描写があるが、食い殺されたのかどうかは不明。 ヤバチャ 自分自身を飲ませて相手の体内に侵入し生気を奪おうとする。しかし不味いので吐き出されることが多いらしい。 美味しくなるにはポットデスへの進化を待つことになる。 ベロバー 他のポケモンや人間が嫌がるときに放たれるマイナスエネルギーを糧にしてしまう。 イエッサン 他の生き物のポジティブな感情、例えば感謝の気持ちなどを力の源としている。だからそれを集めるために他のポケモンや人に尽くす、という優しい生態。 ポケモンを食べる人間が酷いと感じる人は少なくないだろうが、こうして見るとポケモンも生命活動の一環として人間を狙っている例があるのだ。 『ポケモン』世界の食とそれに伴う命の犠牲に関しては、人間とポケモンはお互い様な関係性があるのかもしれない。 追記・修正はポケモンを食べてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ポケモン食に切り込んだ二次創作は意外と数があったりする -- 名無しさん (2020-10-21 17 21 16) ギエピーではピカチュウがデカいステーキを食す場面があったな -- 名無しさん (2021-02-03 13 20 09) サトシ達が普通にポケモンを食べててそれを見たヒカリだったかセレナだったかがドン引きするSSが昔あったな、結局最後食わされるっていう -- 名無しさん (2021-07-06 02 11 35) 家庭の味ってほど尻尾を各家庭で消費するなら、自然に取れるってのを待ってられないよね。動物がう○こするよりさらに頻繁に尻尾落とすならわかるが。それならわざわざ切らないよね -- 名無しさん (2021-09-10 20 39 26) ギエピーだとエビワラーをエビフライにオコリザルをトンカツにしてるからな あの後食われはしなかっただろうがエビフライとトンカツの概念はある -- 名無しさん (2021-09-11 11 49 34) コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2021-09-11 23 34 15) ヤドンの尻尾、確かカロス地方でも食べれたと思うけど……レストラン・デ・ニリューの前菜にあったはず -- 名無しさん (2021-09-12 18 48 18) サンムーンでなんで肉の描写が増えたんだろ -- 名無しさん (2021-09-14 16 56 21) ↑続き 大豆みたいなのを使った人工肉なのかな -- 名無しさん (2021-09-14 16 58 16) 漫画媒体だとここら辺の認識はまちまちなのか、穴久保版だとレッド達の先祖が化石ポケモンを「食べたらおいしい」と評してたり、てしろぎたかし先生の『サトシとピカチュウ』ではロケット団のニャースが「肉を食いたい」と発言する場面もあったりした覚えが -- 名無しさん (2021-09-14 17 07 46) まぁぶっちゃけ設定は変わらないものという前提で考えるから色々こじつけちゃうんじゃないかな -- 名無しさん (2021-10-04 22 15 13) ログ化しました。 -- (名無しさん) 2021-10-10 22 20 55 因みに食べ物じゃないけど.....ポケスペのサファリパークのエピソードでウツボットの餌食にされてた「 普通のネズミ 」がいたような.....。 -- (名無しさん) 2021-10-13 23 36 16 バスラオの食卓ネタに限らずBWあたりから図鑑のテキストに妙な生々しさが出始めた記憶が。スタッフが色々入れ替わってる弊害だとは思うがもうちょっと旧スタッフと連携取れんかねってなる -- (名無しさん) 2021-10-26 10 33 18 初期はやっぱりポケモンと人間以外の生物がいる設定だったんだろうな -- (名無しさん) 2022-03-08 09 12 32 初期のムック本とか見ると家畜として食べてそうな表現はあるね -- (名無しさん) 2022-06-22 21 34 46 他にもポッポが虫ポケモンを食べてコラッタがポッポの卵を食べる、アーボがコラッタを、と食物連鎖は描写されていたね -- (名無しさん) 2022-06-22 21 37 54 ポケモンSVでとあるポケモンの名前を関したキュウリの酢漬けがあるが、やっぱ食われてるのか? -- (名無しさん) 2022-11-23 10 53 45 ↑身体の一部が食用として認知されているみたいだし、持ってるトレーナーの他の手持ちもに関わってたりするし -- (名無しさん) 2022-12-01 19 14 01 ガケガニに至ってはハサミはアヒージョ、脱皮した殻は混ぜられてガケガニスティックなるものにまでされてるぞ -- (名無しさん) 2022-12-01 19 21 52 ↑↑ああ見えてモチーフがキクラゲ故か、脱皮とか負傷で取れたヒレが美味しいらしい ペパー先輩も手持ちのソイツを使う際にそれネタにしたセリフ口にしてた記憶 -- (名無しさん) 2022-12-10 19 28 33 ポケモンカードになったわけのピィ回では商店街に肉屋があったりポケスペでウツボットが土竜のような生き物から養分を吸収してたりポケモンゲットだぜではラッキーの卵を使った料理コンテストがあったりする -- (名無しさん) 2023-02-10 00 17 22 普通の動物はポケモン世界にいないとすると、養豚場や養鶏場みたいな施設には何のポケモンがいるんだろうか?ポケモンって人間と意思疎通できるくらいには賢いから屠殺するとしたら色々と大変そうだけど。 -- (名無しさん) 2023-03-30 21 20 31 アイアント→クイタランは某唯一王愛好者が検証してたがゲーム内スペックでタイマンでもアイアントのほうが有利らしいな -- (名無しさん) 2023-04-24 17 47 45 アニポケでフリードがサンドウィッチ作る際にソーセージを具に入れている… -- (名無しさん) 2023-09-01 16 55 36 ポケモンスリープではマメミートという食べ物が出ており、作中の肉類は合成肉の可能性もありそう -- (名無しさん) 2023-09-02 12 05 27 初代のアニメで博物館か何かにサトシたちが行った時、カブトプスの復元模型が魚を捕食している姿で、スタッフから「ポケモンとは違う進化を辿った生き物もいる」と言及されてた記憶がある。何だったっけかあの話。 -- (名無しさん) 2023-11-11 14 19 05 昔の4コママンガ劇場ではクラブとオムナイトが鍋の具材にされて主人公とライバルに食われてたな -- (名無しさん) 2024-05-11 11 53 46 まぁポケモンやあの世界の人間だって生き物だから他の命を頂いて生きてるってのは分かるんだけど、それはそれとして個人的にはこの辺はボカしておいて欲しい -- (名無しさん) 2024-05-11 13 05 26 ミュウツーやタイプヌルみたいな人造生命作ったりできるんだし、その研究の応用で細胞採ってクローン肉精製とかしてんじゃないのかね。知らんけど -- (名無しさん) 2024-07-07 18 01 21 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/1285.html
stek /// / 野菜 2 \ 14 seren klel stok \ 野菜。主食とならない食用植物。トマト、レタス、キャベツなど \
https://w.atwiki.jp/mappl/pages/58.html
セミ カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科 Cicadoidea 日本の一部地域で食用としている場合もあるが、樹海で食すものではない。
https://w.atwiki.jp/d_renkon/pages/13.html
レンコンの観光方面における展開 イメージに根を伸ばすハスの花 東国人の間では一般的に食品として認識されているレンコンではあるが、実はそれ以外の民族の文化において、食用にされている地域がそれほど多いという訳ではない。植物種としてのレンコン、つまりハスは、むしろその花の美しさこそが、古代より広く各地の文化の中にイメージとして浸透している。泥の中から立ち上がり、水面にその美しい花を映すハスは、汚れを寄せ付けない清廉さや、南国の楽園の象徴として、またたくさんの種からは豊かさの象徴として、長く信仰の対象ともされてきた植物である。そのイメージは、穴が空いた見た目から「先を見通す」として縁起の良い食べ物とされたり、ロータス効果と呼ばれる葉の自浄構造の科学的研究が進められるなどというように、人々の生活の色々な側面に深く浸透しているという特徴にも現れていると言えるだろう。 将来への課題 演習場での「発見」のドラマ、農業博覧会やタケモンでの宣伝など、農産物としては比較的華々しくその名前を語られる満天星国のレンコンではあるが、この作物の商品化推進には、満天星国という新しく誕生した気候風土に適応するための栽培方法の研究と共に、もう一つの問題が存在していた。それは、帝國の農産業共通の問題、作物の生産過剰による価格低迷という大きな課題である。この問題に対抗するため、農産物が十把一からげに同じ種類の作物として扱われるのではなく、その品質の高さや特徴別に、いわゆるブランドとして個別の名前を認識させようという動きは、農業博覧会などを通して徐々にニューワールドに広まりつつあった。 新しい藩国の牽引役として このようなブランド化対策として、ただのレンコンなのではなく、「満天星国のレンコン」として認識されるための動きが求められた。これに対して満天星国では、観光方面での勢いに乗って、さらに藩国の事情に則した対応策が取られることとなった。合併によって藩国内に複数の民族文化が存在することを、逆に利用し、レンコンを食用農産物としてだけでなく、観光向けのイメージ優先商品としても様々なバリエーションを開拓するという試みが行われたのだ。 広がるレンコンのバリエーション 長く厳しい冬を耐える北国人の文化では、常夏の南国とは正に楽園そのものである。このようなイメージの具象化として、温泉テーマパーク「モリスパ!」周辺の温泉や地熱を利用した観光温室での、ハスの花の観賞を目的としたレンコン栽培が実現した。これは既存観光施設の梃入れと共に、食用レンコンの品質向上研究の促進にも効果があるものと期待され、さらには観賞用に新しい色や形を持った美しい花の改良品種や、手軽に室内で栽培できるよう小型化した観葉植物などへと発展を見せている。また新しいお土産もの向け商品としても、レンコンから取れるでん粉を使った和菓子、絹よりも柔らかいと言われる稀少な繊維を利用した織物など、他では見られないような商品の開発が続けられているところである。それは藩国合併とそれに続く民族対立という混乱を乗り越え、未来へと続く新しい花を育てようとする試みでもあるのかもしれない。
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/354.html
ミヨシ油脂 本店:東京都葛飾区堀切四丁目66番1号 【商号履歴】 ミヨシ油脂株式会社(1949年2月~) ミヨシ化学興業株式会社(1937年2月15日~1949年2月) 【株式上場履歴】 <東証1部>1949年5月16日~ 【合併履歴】 1992年7月 日 株式会社大洋ミヨシ千葉精油所 【沿革】 大正10年11月 繊維工業用石鹸の製造を目的としてミヨシ石鹸工業合資会社を設立 昭和12年2月 ミヨシ化学興業株式会社に改組、脂肪酸、繊維油剤を製造 昭和16年6月 マーガリンの製造を開始、食品分野に進出 昭和24年2月 ミヨシ油脂株式会社に社名変更 昭和24年5月 東京証券取引所市場第一部に上場 昭和24年6月 大阪出張所(現大阪支店)を開設 昭和25年2月 名古屋出張所(現名古屋支店)を開設 昭和25年3月 高級アルコールおよび粉末石鹸の製造を開始 昭和35年10月 神戸工場に、合成洗剤・食用油脂・工業用油脂製造設備を建設 昭和37年3月 九州営業所(現福岡支店)を開設 昭和38年7月 綾瀬運輸梱包㈱(現ミヨシ物流㈱)を設立 昭和42年11月 名古屋工場に、合成洗剤・化成品・食用油脂製造設備を建設 昭和46年5月 鐘紡㈱との共同出資により、カネボウ石鹸製造㈱を名古屋工場内に設立、化粧石鹸およびシャンプー類の製造を開始。食料品等の販売会社日正商事㈱(現ミヨシ商事㈱)を子会社化 昭和47年2月 米国マレット社との合弁により、日本マレット㈱を設立、離型油及び関連機械の製造販売を開始 昭和47年12月 大洋漁業㈱との共同出資により、食用油脂の製造を目的とする㈱大洋ミヨシ千葉精油所を設立 昭和50年5月 重金属吸着用キレート樹脂を開発し、販売を開始 昭和55年11月 ホイップクリーム工場完成、販売を開始 昭和61年10月 千葉工場にマーガリン製造設備を建設。玉の肌石鹸㈱との共同出資により、ミヨシ㈱(現ミヨシ石鹸㈱)を設立、家庭用トイレタリー商品の販売を開始 昭和62年12月 米国ベアトリーム社(現ケリー社)との合弁により日本ベアトリーム㈱を設立、粉末加工食品の販売を開始 昭和63年11月 千葉工場の粉末油脂製造設備稼動 平成2年12月 東京営業所(現油化事業本部事務所)を開設 平成3年8月 マレーシアの脂肪酸製造会社パームオレオ社に資本参加 平成3年12月 動・植物油脂類の保管事業を目的とする日本タンクターミナル㈱を系列化 平成4年7月 ㈱大洋ミヨシ千葉精油所を吸収合併、千葉工場に併合 平成8年10月 石鹸事業を分離し、ミヨシ石鹸製造㈱(現ミヨシ石鹸㈱)を設立 平成10年8月 神戸工場に新マーガリン工場が完成 平成13年1月 本社内に食品研究所、環境材料研究所を設立 平成14年5月 千葉工場に新マーガリン工場が完成 平成15年1月 食料品等の販売会社日正商事㈱、ミユキ商事㈱、ミヨシ商事㈱、㈱岡山食販は合併、日正商事㈱を存続会社としてミヨシ商事㈱に商号変更。ミヨシ㈱およびミヨシ石鹸製造㈱は合併、ミヨシ㈱を存続会社としてミヨシ石鹸㈱に商号変更 平成15年2月 南僑化学工業股份有限公司グループとの合弁により、ミヨシインターナショナルコーポレーション、天津吉好食品有限公司を設立
https://w.atwiki.jp/supuli/pages/437.html
品名:ゴマリグナン 名称:胡麻油含有加工食品 原材料:食用胡麻油、グレープシードオイル、ゼラチン、グリセリン 取扱サイト ゴマリグナン 製品に関する情報: 準備中
https://w.atwiki.jp/houseofhero/pages/1631.html
パリパリ海苔 食用海藻の一種で、紙状に乾かしたもの。 ラーメンなどに使用する事もあるが、どちらかというと 味より食感を楽しむためのものでもある。
https://w.atwiki.jp/mhfotw-cc/pages/122.html
ㄇㄇ超可愛的0.0+ 育有一女的人妻 喜歡穿的內褲是黑色的 女兒今年9歲 不可食用
https://w.atwiki.jp/opfan/pages/1532.html
地面を這うように成長するノビルの仲間。 球根が食用として利用されるが、一部の獣人族には猛毒なので注意。 関連 目次に戻る
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/3060.html
良いね! 生き物としての尊厳を いっさい剥ぎ取られた 表情が心に染みる 絵師さん乙です! 素晴らしい!! 生き物として?だって食用ですしおすし