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492 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 02 41.16 ID EkhqyVRU0 ここでの人たちから見ると、困ったちゃん扱いされるか微妙だが、個人的には困ったちゃんがいるので落とす うちは人数が10人程度のクローズドサークルで、GMはやりたいやつが宣言して次の集まりでやってもらうって感じのサークル で、問題なのはAというやつ GMをやりたいというので、やってもらったりとかしているのだがシナリオの練りが甘いというか、吟遊になれてない吟遊というか…… 例えば護衛シナリオだったとする 最初 GM「護衛対象はわがままな貴族の息子で、自分は強いって、実力を勘違いしているよ」 俺ら「じゃあ、注意してみているか」 中盤 GM「山中で息子が『この山には山賊がいると聞く。領民のために余が退治してやるから、付き合え』と言う」 俺ら「あー。そういうのをあなたがやると下の者の仕事がなくなるので、おとなしくしててください」 後半 GM「では、特に何事もなく無事に護衛が完了。シナリオ終了です。お疲れ様でした」 俺ら「え?」 例えば防衛シナリオだとする 依頼を受けた瞬間に、そこに飛び込んでくる襲撃の報告。 急いで向かった先には数人の賊 GM「なるほど。護衛を雇っていたか。お前ら、PCたちを足止めしろ。その間に俺はアイテムをゲットしてくる」 俺ら「しゃべってる間に無力化魔法使っていい?」 GM「1回だけなら、チャンスあるかな」 そして無力化 GM「君たちは見事にアイテムを守り切った。おめでとう。依頼人もまさかこんなに早く解決してくれるとは思わなかったようだ。シナリオも終了だよ」 俺ら「え?」 で、終了後に感想と反省会があるんだが、そこでのセリフが毎回 A「あそこでまともな行動させると普通に終わって、イベント起こせないじゃないか。プレイヤーはシナリオを進めさせるために、わざとおかしな行動をとるべきだ」 護衛のときは「あそこのは貴族の息子の発言を受けて、山賊退治に行くと息子がつかまって救出シナリオになった」 防衛のときは「盗まれたアイテムを追い、見事解決したと思ったら、そのアイテムが危険物と分かり、依頼人から狙われるというストーリーになった」 全部の対処法考えろとは言わないけど、ある程度はアドリブとかでシナリオ変更させるとか考えろと言っても、 「TRPGはGMとPLの協力で作られる遊びだ。PLもシナリオ進行に協力するのが当然だろう」と言ってくる それは、シナリオを壊すなって意味であって、シナリオの想定どおりに動けという意味ではないといっても聞きゃしない 愚痴の範疇かね、これ? 493 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 08 36.89 ID ljCW4T890 うーん、GMさせるなとしか……。 494 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 08 51.72 ID Q5RzHCb40 ぶっちゃけどっちもどっちだw お前ら少しお互いのプレイスタイルのコンセンサスを取ろうぜ・・・ 495 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 10 19.09 ID ueAaXXLF0 尾根型吟遊の一種ですな。通常のとの違いはシナリオから外れると迎えさせられるのがグッドエンドなこと まぁ言っても聞かない反省しないなら当分GMやらせないしかないんじゃね? 497 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 10 52.77 ID QsSqvynL0 492 困入った下手GM・・・かねえ? 個人的には A「あそこでまともな行動させると普通に終わって、イベント起こせないじゃないか。プレイヤーはシナリオを進めさせるために、わざとおかしな行動をとるべきだ」 の台詞と話を聞かないってので認定かな。 人と人が一緒にやる以上ある程度想定外の事も起こって当たり前なんだし、ある程度臨機応変に対応しないとならんと思う。無茶振りしすぎるのは論外だが。 1から10まで完全にシナリオに完全服従(しろ)っていうのなら、それこそCRPGやってればいいって話になるしな 498 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 15 05.83 ID kTPoJNp00 492 笑える困をありがとうw そのGMに最初からひねりのないシナリオをやらせてみてくれ 499 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 15 48.30 ID vai+dn0f0 492 乙、脳内当てゲームの亜種って感じだな 困と言われると微妙だが普通のGMではない事だけは確か そのGMにはシナリオぶっちゃける事を提言してみてはどうだろうか? 護衛シナリオなら中盤の場面で「こいつが行く方向で話作ってるから、悪いけど合わせてくれ」 防衛シナリオの場合は「ここで無力化されるとまずいんだ。悪いけど簡便してくれ」 これもモニョるだろうけど、まだマシかと 500 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 38 51.43 ID /J7QGzKbO この下手GM、ハンドアウト配るタイプのシステムだったら機能する、のか? 501 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 11 40 16.94 ID uyB4bayK0 あー、可能性ありそうだな 502 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 12 08 02.91 ID EkhqyVRU0 494 俺たちにも問題があるか やっぱ自分のことは自分じゃ分かりにくいもんだな 少し考えたうえで、話し合ってみるよ 498 一回やってみたことがあるが、どんでん返しのないストーリーは面白くないって言ってた 499 なるほど。今度、それ提案してみるわ 500 ハンドアウト制はPLの動きを制限するみたいで嫌いなんだと。PL時の経験で でも確かにそれなら失敗なさそうだな 504 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 12 11 46.66 ID hS6yAWi+0 502 ハンドアウト制はPLの動きを制限するみたいで嫌い 492 プレイヤーはシナリオを進めさせるために、わざとおかしな行動をとるべきだ」 どういうことなの…w 505 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 12 15 48.91 ID K+NNPIl10 「このままだと、クライマックス突入しちゃうけど… おけ?」ぐらいのジャブは欲しいかも 506 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 12 43 38.51 ID iOfo1F/ZP 502 504の言う通り、見事な迄に自己矛盾起こしてるな 多分押し付ける事自体が嫌なんじゃなくて、行動を押し付けるGMだと評価されるのが嫌なんだろうから、PL側で話を合わせてハンドアウト導入希望!って言ってあげたらいいんじゃないかな 508 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 12 54 49.17 ID aw11Xh0/0 492 そういう人うちにもいたw 、 >俺ら「あー。そういうのをあなたがやると下の者の仕事がなくなるので、おとなしくしててください」 そんなこと言ったら、10分ぐらい考えこんで、 PLが「し、シナリオがないなら行くよ?」 って言わないとゲームすら進まない・・・そのくせぶっちゃけて来ることは一切ない 年に1回もGMやらないけど、やるときは自発的に凄い準備してくるんだが、 ・・・アドリブが聞かないってレベルじゃねえ、思考がエラー起こして止まる人だった 509 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 13 08 23.70 ID oDl/7zwi0 504 その手の人はハンドアウトで形にして「お願い」すると「してもらってる」のでとてもかっこ悪い、と感じる傾向がある気がするわ 誘導など惰弱! ありのままのシナリオでうつくしいものがたりを紡いでこそ真のGM!みたいな 問題はできもしねぇのにそういうプライドだけ育ってる事なんだけど 516 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 13 53 23.25 ID FFpVeo6QO 前にGMが居た環境が、わざと素直ではない行動をする人達ばかりだったのかも知れんな。 それで対応しきれないGMを非難する環境だったのかも(時々困報告で見かける)。 517 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 13 56 10.15 ID um2mDPGQ0 492 やや困かもしれないが、マスタリングスキル不足って感じかねぇ。 市販リプレイでも、PLがGMの誘導に乗ってくれることを前提としたエピソードがあったりするので、 「おかしな行動をとるべき」という意見も一理くらいはあると思う。 まずそのGMに伝えてみて欲しいことは、3つかな。 ・事件が発生すらせず、そのままセッション終了ってのは、GM/PL双方にとって不幸な出来事であること。 ・PLは悪意があって、事件が発生しない行動を選択しているわけではないということ。 ・絶対にやってほしいこと/やってほしくないことは、PLには殆ど伝わってないこと。人間関係って難しい。 それでもし、彼がPLに吟遊扱いされるのを怖がっているだけなら、 ハンドアウト導入は、むしろPLの自由度が高まるんだぜ!と言ってみるのはどうだろう。 518 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 14 05 56.65 ID dmfjnO710 どちらもぶっちゃければいいんじゃないかと思うんだが? GMはそれすれば未完エンドに突入すると言えばいいし 報告者たちもあまりに唐突に来る未完エンドは勘弁してほしいから その路線入ったなら一言言ってほしいって言えば良い気がする 520 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 14 43 23.48 ID KVa/pDSYO 518 シナリオ終了と言ってるんだし、GM的には未完エンドではないんじゃね 反省会での発言からするに、 ・依頼は解決してるんだから、シナリオは達成してる ・けど、イベントは起きない。GMである俺は用意してるんだから、そっちに行くのはPLが行動考えるべき ・結果、イベント起きなくても、それはPLが行動した結果だろ って感じに見える 525 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 15 08 24.69 ID ljCW4T890 492のGMにはシナリオの作り方とかマスタリングの仕方について教えてくれる人はいないのか? 事前に参加するプレイヤーが決まってるなら、それ以外の人に一回シナリオに目を通してもらうとか・・・・…。 527 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 15 15 52.43 ID KXjoG3tX0 526 まあ、言わんとする所は分からないでもないよ PLはGMが求めている行為がある程度分かったら そちらにあえて誘導されるべきで それが正しいGMPLの共同作業という事だと分かるよ 528 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/03/18(月) 15 24 40.80 ID EkhqyVRU0 軽く返事。後だしとかになるのもあれだし、以後は黙ってる 516 一応、TRPGの処女捨てたのがうちのサークルってことだから、それはないと思う 517 ありがとう。伝えてみる 518 一度提案してみるわ 525 一応反省会で、作ってきたシナリオの暴露やったうえで、この導入は強引だからこうしてみたら?とか、 このNPCの動きがよく分からなかったので、少し考えてみようとか、 あの罠は見事に騙された。というか、序盤のあれが伏線とか分かるかーとか 毎回、セッション終了ごとに話し合いはしている 527 ある程度の誘導には乗るのは理解しているんだが、さすがに護衛ミッション中に護衛対象を危険にさらす行動は乗っかれないw スレ348
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/3794.html
どこまでも澄み渡る青空、心地よい風が吹き、空には雲ひとつない六月のある日。 いつもは梅雨のため、じめじめとして鬱陶しい季節であるが、この日はからっとした晴天に恵まれ、日差しのわりに暑くもなく過ごし易い一日だった。 いま、僕は教会にいる。そして、目の前では僕が中学生だったあの日から夢にまで見た幸せな光景が広がっている。 教会の窓から差し込む陽光は穏やかで、まるでふたりの幸せを祝福しているように見えた。 どこからともなくオルガンの音が聞こえてきて、その音色は僕の心の奥へと溶け込んでくるようであった。 僕の足元から続くバージンロードの向こうには白いタキシードに身を包んだキョンの姿がある。 いつのころからだっただろうか、僕がキョンに淡い恋心を抱いたのは。いつだったかははっきりと思い出せないが、確かにそれは中学生だった僕の心の中に存在していた。 中学生だった頃、僕は学習塾が終わると、キョンと連れ添って最寄の停留所まで歩いたものだった。 キョンは自転車で学習塾に通っていたが、学習塾の帰りはいつも自転車を押して、徒歩で僕を停留所までエスコートしてくれた。 学習塾が終わる時間には、日はもうとっくに暮れ、夜の帳が辺り一面を覆い尽くしていた。 真っ暗な夜空を宝石のような星がさりげなく飾り立て、時折吹く風が気持ちよく、月明かりに照らされたなんでもない夜道がやけに幻想的に思えたものだ。 唯物論者だった僕がそんな感傷に浸れたのは、きっとキョンが僕の横にいてくれたからだろう。 最初、キョンを学習塾で見かけたときは、別にどこにでもいる男子高校生ぐらいにしか思わず、ただ同じクラスの生徒であったという理由だけで話しかけたに過ぎなかった。 だが、学習塾で、そして学校の教室で話をするキョンは、妙に僕とウマが合った。普段、他人と話をすることがほとんどなかった僕にとって、このことは驚愕に値すべきことだった。 そしていつのころからか、キョンと他愛ない話をすることを楽しみにしている自分がいることに気づく。 僕が最初にその認識に至ったときには、躍起になって僕の中にあるキョンへの想いを否定しようとした記憶がある。 しかし、否定しようとすればするほど、その想いを認識せざるを得なくなり、やがてそれは僕の中で大きくなりすぎて、僕自身にも持て余すようになってしまった。 「恋愛は精神病の一種」 頑ななまでにそう信じていたはずなのに、キョンはいとも簡単に僕の信念を打ち砕き、そしてその声で、しぐさで、表情で、僕の世界を侵食していった。 僕はそれに抗う術を持ってはいなかった。そして気がつけば、僕はキョンの虜になっていたのだ。 キョンの自転車の荷台に乗って学習塾へ向かう時間が、キョンと連れ立って学習塾から停留所まで歩く時間が、僕にとって最も安らげる時間だった。この時間が永遠に続けばいいと思ったことさえあった。 だが、この世界に永遠などというものは存在せず、やがて別れの時が訪れた。僕とキョンは別々の高校に進学することになってしまったのだ。 そのことを知ったとき、僕はどれほどの絶望感と孤独に苛まれたことだろうか。隣には常にキョンの姿があり、僕にはもうキョンのいない日常などは想像できなくなっていたのだ。 学習塾からふたりで連れ立って帰る最後の日、僕は自分の中にある想いを言葉にして、勇気を振り絞ってキョンに告げた。 「キョン、どうやら僕はキミのおかげで精神病を患ってしまったらしい。もう僕にはキミのいない日常などは想像できないほどに、キミは僕にとって必要な人間になってしまったようだ。 どうだろう、よければ僕をキミの伴侶としてくれないか。僕はキミといっしょならどんな人生の壁に突き当たったとしても、それを乗り越えていけるという確信がある。 そして僕は、キミの人生が幸福で豊かなものになるように、キミひとりだけを愛し、この身を捧げると誓うよ。だから……」 キョンは僕の告白を聞いて、少しだけ考える素振りをした後、おもむろに口を開いた。 「佐々木、お前にそんな風に思われて俺も嬉しいよ。しかし、俺はまだ一介の中学生に過ぎない。だからいまこの場でお前の人生に責任を持つとは言えないんだ。 だからいまは保留と言うことでどうだ。もし、俺が一人前の社会人になったとき、お前がいまと同じ想いを俺に抱いてくれていたならば、俺はお前が世界のどこにいても迎えに行くと誓うよ」 「キョン……」 この日を最後に会えなくなるのは辛く寂しいことだったが、キョンの言葉はそんな僕の悲しみに希望を与えてくれるものだった。僕はこの日から今日まで、この言葉だけを拠り所として生きてきたといっても過言ではない。 そしていま…… キョンがバージンロードを踏みしめ、ゆっくりと僕のほうに近づいて来る。 「キョン」 僕が声をかけると、キョンは少しびっくりしたような表情で僕の顔を見た。 「キョン、僕達が学習塾から帰る最後の日に、キミは僕に、キミが一人前になったとき僕を伴侶にしてくれる、と誓ったのを覚えているかい?」 僕がキョンに尋ねると、キョンはあの日と同じように少し考える素振りをした後、懐かしい思い出を思い出したように、 「ああ、そういえばそんなこともあったなあ~ いまとなっては懐かしく淡い思い出だ」 そう言って遠くのほうを見つめた。 「ところでキョン、ひとつ質問してもいいかい?」 「なんだ」 キョンは怪訝そうな表情で僕のほうを見る。 「キミの記憶にもあるとおり、僕とキミは確かにあの日将来を誓い合ったはずだ。なのに、どうして僕はキミと涼宮さんの結婚式に招かれて、教会の一番後ろの席に座っているのかな?」 ふと、キョンの隣に視線を移すと、純白のドレスに身を包んだ涼宮さんが、キョンを盗られまいと必死に彼の片腕にしがみついて、こちらを睨みつけていた。 だが、僕はそんな涼宮さんに構わず、キョンに問い質す。 「僕が納得いく理由を! いまこの場で! 君の口から! はっきりと! 説明してもらえないか! さもないと、僕達はこれから毎晩キミと涼宮さんの寝床を尋ねて、その理由を問い質すことになるよ!」 僕の隣では、長門さんと朝比奈さんと橘さんと九曜さんと鶴屋さんと喜緑さんと阪中さんと吉村さんが、僕の話を神妙な顔つきで聞いて、うんうんとうなずいていた。 ~終わり~
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地元の南紀州新聞9月8日付に、「町長立候補者に質問」という私の投稿が掲載されました。 合同個人演説会やマニフェストでは、どちらの候補者からも回答はなかったのですが、今日9月16日 次期町長となられるK氏より、「投稿の質問にお答えしたい」「K氏の自宅で話したい」との電話をいただきました。 明日の夜7時より、お話をうかがってきます。 9月16日の夜8時半です。 先ほどまで、K氏とお話していました。 投稿の質問に、誠実にお答えくださいました。 ゆっくり、直にお話しできたのは、今回が初めてです。人づてには聞いていたのですが、確かに人柄の優しい人と感じました。 フォークギターや版画、流木アートが趣味のようで、そういったことも絡めて、いろいろ町おこしについて語り合いました。
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精通を迎えずにいた中学時代の唐澤貴洋を心配して 1 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2013/03/16(土) 22 12 08.32 ID QQWrxRkP 父洋は度々自身の手や口腔を用い唐澤貴洋の陰茎を刺激してやっていた 重度の仮性包茎である唐澤貴洋は包皮を剥かれるだけで泣き叫び また、陰茎の長さは勃起時最大で六センチ程度しかなかったものの 我が子の将来を慮る洋は昼夜を問わず一心不乱にオーラルセックスに奉仕した 努力の甲斐もあってか、15の遅い春を迎えた唐澤貴洋が透明でさらさらとしたピンク色の精液を垂れ流すようになると 父洋は唐澤貴洋への刺激をやめ、あとは自ずから放精するに任せることにした 切ないのは唐澤貴洋である。彼は齢35になる現在も父親の顔を思い浮かべぬことにはすっきり射精が出来ないからだ 彼は今日も尊敬する父洋のクチマンコを想像しながら手淫に耽る
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草案 9.29対策協議会 メブキジカ(ふゆのすがた):冬谷和臣 ラティアス:千ケ崎入莉 コモルー:諏訪成子 引きこもりなので その他 フラエッテ(ピンクのはな):織塚美咲 -- (ユリス) 2019-11-03 11 33 39
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邪法(ゲヘナ) [解説] 異世界アスガードに由来する超常の力。 聖華世界とは別の世界に伝わる魔法現象の総称。 空中あるいは床に邪紋を描き、詠唱を行う事で物理世界を改竄する。 異なる世界に由来する力のため新人類に再現することは出来ない。 これは、邪法を発動する為にはアスガードの魔神、もしくは聖神の加護を得ている必要があるからである。 この邪法の力の源のことは、それぞれ、邪力、神力と呼称される。 効果 邪法は基本的に新人類が扱う魔法よりも強力な事象を引き起こす事ができる。 例として、重力操作、空間転移、飛翔能力などが挙げられる。 これらは新人類の魔法が到達していない境地にある魔法現象である。 両者の魔法の格差は魔法文明の歴史の差にある。 異世界アスガードは古くより邪法と共に繁栄してきた世界であるが。 聖華世界の魔法の歴史は新人類が生まれてからの、僅か800年程度しかなく、アスガードの邪法と比較すると進歩が遥かに遅れている。 邪法の本質は物質世界の改竄にあり、詠唱や魔法陣の儀式過程を通すことで、その事象が世界に発生する。 新人類が扱う魔法は脳内イメージの中で描かれる術式により、魔法という空想を具現させる。 それに対し、邪法は世界に元から存在する情報を儀式や詠唱を通して書き換えることで邪法が発現する。 例えるなら魔法でリンゴを作る場合 「頭の中で美味しいリンゴ」というイメージを作ることでエーテルを媒介にしてリンゴが生み出される。 これに対し邪法は 「そこに美味しいリンゴがある」という情報を世界に書き加えることでリンゴが世界に発生する。 両方とも最終的にリンゴが生まれるのは同じだが、術式の考え方が微妙に異なっている。 邪法において魔法陣や邪紋が多用されるのは『描く』という行為が世界の情報を書き換えるのに適しているからである。 邪法の種類 邪法は固有邪法と汎用邪法の二種類が存在する。 固有邪法とは種族、あるいは個体が体内に持つ術式によって構築される邪法である。 固有邪法は詠唱を必要とせず、無詠唱もしくは技名の呼称のみで邪法が発動する。 (一部例外として固有邪法であっても詠唱が必要な術も存在する) 汎用邪法は他種族でも使えるように術者たちによって研究、開発された邪法のことである。 これらは詠唱、もしくは魔法陣を構築することによって、どの種族でも同じ現象を発生させることができる。 しかし、邪力が足りていない場合は、その邪法を発動する事は出来ず、詠唱は失敗に終わる。 強大な邪法を発動するには、それ相応の邪力が必要となるが。 邪力は生物の血肉や魂、この世界に存在する魔素などを糧とすることでブーストができるため。 必要十分な生贄や供物を用意すれば、ゴブリン族のような弱小種族でも強力な汎用邪法を発動することができる。 詠唱 邪法の詠唱は異世界の言語なのでヘブライ語で意味をなさない文字の羅列を並べるだけで大丈夫です。 例「שפת כנעהודית」 邪法一覧 [汎用] 召喚の邪法 創造の邪法 浮遊の邪法飛翔の邪法 念話の邪法 砂泥の邪法 岩封じの邪法 冥崩剣 [固有] 死塩 レクイエム 理論解析の邪法 [覚醒系] 真竜覚醒 獣魔覚醒 悪魔覚醒 魔人覚醒 不死覚醒 [儀式系] 時間加速の邪法 反魂の邪法 魔族化 冥穴の邪法 融合の邪法
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1 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 20 14.80 ID 8VFZQXii ある日の朝。いつものように各球団の戦力外情報をおかずに朝食を取っていた巨人小笠原は、思わず紙面を二度見した。 「中村ノリ戦力外」――ノリとカッスといえば昭和48年生まれの同級生であり、ともに畜生道を歩んだ同士でもある。 近鉄を破壊したノリの長打力ならセコムの看板を破壊できると睨んだカッスは、さっそくノリを訪問。 自分とバッティングで勝負をして勝ったら大正義入り、負けたら豚箱入りの入団テストを持ちかけた。 また、中洲で入浴中だった同級生松中を東京から発射した精液で捕獲し、無理矢理参加させることに。 さらに今回はノリが必死にもがく姿を肴に一杯やろうと、昭和48年会のそうそうたる面々も駆けつけた。 松中が川越の真中中央速球を二併打、カッスが谷中の危険球をキンタマに受け失神するなど白熱した対決は、最後にハプニングが。 石井一がいたずらでボールとカッスをすり替えたところ、門倉が気付かずにカッスを投げ込んでしまったのだ。 ノリはこれを迷わずフルスイング。カッスは遥かシアトルは鈴木家のカレー鍋に直撃し、日本が誇る安打製造機の胃袋で無事消化された。 終わってみればカッスは死亡、松中は豚箱入り。そしてノリの大正義入りは渡邉恒雄会長の「いらん」の一言で立ち消えとなった。 これについて大正義巨人軍原監督は「やっぱり門倉ってクソだわ」と日本シリーズ進出を力強く宣言。 なお大正義ナインはCS阪神戦に向けて安藤を徹底分析する見込み。 2 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 21 31.77 ID U1VSBX3v サンキューノリ豚 10 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 23 54.55 ID xN6P+H6k 国民的畜生 28 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 31 28.90 ID /qjghL/Z 何故か松中が豚箱入りにw 33 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 34 25.64 ID hqV6LKoW (谷中もカッス世代とは)知らなかった 39 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 39 41.51 ID 0woygTvk 門倉のクソっぷりにはさすがのハッラも無表情 42 名前:風吹けば名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 21 40 37.03 ID 7NrOSzuu 48年組で来たのは面白い 48 名前:風吹けば名無し[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 21 42 31.88 ID kSjRfNXQ 安藤じゃなしにカッス世代の選手なら100点だった 21 名前:風吹けば名無し[sage] 投稿日:2010/10/04(月) 21 28 34.04 ID QqfsNzKi 変態度 ★★★☆☆ 基地外度 ★★★☆☆ 不謹慎度 ★☆☆☆☆ 死亡度 ★★★★☆ 通報度 ★☆☆☆☆ 小笠原度 ★★★★☆ 総合評価 C http //hayabusa.2ch.net/livejupiter/kako/1286/12861/1286194814.html
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それは、戦いに勝利した者の物語であった。 彼はあるべき未来とは少し違った道を行き、戦いに勝利し、そして知ってしまった。 絶対的な力を更なる高みへと到達させ、彼は知る。 次元を超えた先にある数多の世界。 天に散らばる星々よりも多数の、人間が織り成し支配する世界。 彼は戦った。彼は殺した。彼は救った。 悪である存在と戦い、殺しつくし、世界を救ってきた。 世界は、次元の先にある世界は意識が遠くなるほどに大量で、それでも彼は戦い続けた。 そんな彼を待っていたのは更なる深淵。 次元世界という終焉のない迷宮の果ての悲劇。 彼は知ってしまった。 世界の隣にある、極めて近く限り無く遠い世界の存在を。 彼は知ってしまった。 もしかしたら自分にも在ったかもしれない、敗北の世界を。 敗北の先にあったのは信じられない光景であった。 ただ敗北しただけなら彼にだって受け止められた。 だが敗北の先にあった光景に、彼は愕然とした。 数年、数十年、数百年、数千年……決して揺らぐことのなかった心が揺らいだ。 思えば感情らしき感情を覚えたのも、一世紀や二世紀の時の中ではありえなかった事だ。 極めて近く限り無く遠い世界を知った彼は、救済の中で思考を繰り返した。 湧き上がる数多の感情を、何処か客観的な中で見詰める。 彼は、自分が何を求めているのか分からなかった。 分からぬままに、また数千年の時を刻む。 悩みを抱えた数千年は、彼自身にも知らずの内に変化をもたらす。 気付けば彼は耳を傾けるようになっていた。 今までは何とも思っていなかった悪の言葉に、耳を立てる。 様々な言葉があった。 怒りに満ちた声、悲しみに満ちた声、中には同情の声すらもあった。 様々な言葉を聞き、それでも彼は答えを見出すことができなかった。 そして、また膨大な時間が流れる。 彼は決意した。 何も考えず、己の思うが儘に選択し、行動をしてみようと。 そうして、この物語は始まった。 次元を越えて集められた人々による殺し合い―――バトルロワイアルが、始まった。 ◇ ―――これから貴様達には殺し合いをしてもらう――― 気付けば其処に人々は集まっていた。 暗闇の中でぽつりと浮かんだ光点。 見渡す限りは全て黒。 人々が集まるそこだけが、ライトに照らされているかのように丸く光っていた。 ―――生き延びたくば、殺し合い、最後の一人となるまで生き残ることだ。ルールはない。ただ殺しあえ――― 人々の表情には一様に戸惑いがあった。 当然だろう。 気付けば訳も分からぬ場所にいて、何処から聞こえるかも分からぬ声から殺し合いを強要される。 理解不能を甚だしい。 ―――殺しあわぬというのも、また選択の一つだ。だが――― 疑問に、困惑に、憤怒に、人々が声を上げようとした瞬間であった。 言葉が途切れ、一瞬の輪廻が始まる。 集められた人々の首が切断された。 何の前兆もなく、さもそれがあるべくしてあった結果のように、首が飛ぶ。 避けられた者はいなかった。 人間の域を遥かに超越した猛者も、何の力も持たぬ一般人もただ平等に、死亡する。 ―――貴様達の命は俺の掌の上にある。そのことを忘れるな――― そして、切断された46の生首は、何の前兆もなく、さもそれがあるべくしてあった結果のように、治った。 誰もが誰も、一度確かに千切れ飛んだ筈の首が、何事もなかったかのように元に戻ったのだ。 死者はいない。だが、死の記憶だけは人々の中に刻まれた。 必死の楔が、全員の心に穿たれた。 ―――死にたくなければ、殺しあえ。人類が毎日繰り返している事を、ただ行えばいい。それだけだ――― 淡々とした言葉に、何か言うものはいなかった。 人々は無言で、声を聞いていた。 ―――最後にもう一つ。この殺し合いで生き延びた者には、何でも一つだけ願いを叶える権利を与える――― 最後の言葉に、ほんの少しだけ場がざわめく。 ほんの少し息を吸い込むような、声にもならぬざわめきだ。 ―――殺しあえ。死にたくなければ、願いを叶えたくば、殺しあえ――― そうして言葉が途切れ、闇にあった唯一の光が消えていき、世界が完全な闇に染まる。 闇が晴れた時、人々は殺し合いの場へと移行しているだろう。 一人の男のエゴから開催されたバトルロワイアル。 このバトルロワイアルを通して、人々は、そして主催者たる彼自身も、それぞれの信念を追及する事となる。 そう、信念を追及する物語が始まる。 【―――信念追及バトルロワイアル・開催】
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2013年09月28日(土) 14 26-御伽アリス ルールを決めよう、と彼は言った。 勝手にすれば、と私はそっぽを向いた。大学一年生の夏休みが終わろうとしている九月の下旬、セミの鳴き声はもう完全に絶え、肌寒い秋風が吹き始めていた頃だった。 「自分の隣の人に対する悪口を必ず会話に盛り込まなければならない。これがルールだ」 彼はドヤ顔で言った。 「ルールを破ったら、温玉入りコーラを一気飲みだ。じゃあ、はじめ」 周りの意見を一切聞かずに彼はゲームを開始した。シーザーサラダの上に盛られた玉子をもうジュースにぶち込んでいる。 誰も文句を言う人はいない。それはそうだ。なぜなら、彼は社長だから。大学生だけで起業した《サワーズ》のボスだ。 「で、では私から……」向こう正面の田中が言う。「我が社の業績はぐんぐん伸びていますが、鈴木は一向にモテる気配がありません」 「何だと!!」次は鈴木のターンだ。「A社との取引は順調ですが、田中の競馬予想は当たったことがありません」 「むむむ……」田中が膨れ上がる。「ならばこれだ! 昨日B社から大量の注文が届きましたが、鈴木は未だに友達が少なくて毎晩一人で泣いています」 「それは言わない約束だぞ!」と泣き面の鈴木。 悪口を言い合っている田中と鈴木の茶番を目の前にうんざりする私であった。 私はため息をついて言う。 「我が社の未来は明るいのでしょうが、田中さんと鈴木さんの言う悪口は幼稚で、まるで子供の言い合いですね。そういう意味でも確かに未来が楽しみです。早く大人になりやがれ」 私の言葉に田中さんと鈴木さんの顔が凍りつく。 すると社長が笑い出した。 「ルール違反だ」 「は?」そう私は聞き返す。 「言ったろう? 隣の人の悪口だって。田中と鈴木は君の隣じゃない。アウト」 そう言いながら彼は私に温玉入りのコーラを差し出す。 そうか。こういうオチか。しかし、運命は変えられる。変えてやる、絶対に。 「社長、我が社のモットーは何でしたっけ?」 「決まってるだろ」社長は腕組みをして言う。「困難は分割せよ、だ」 「だったら」私はストローを二本、コップに突っ込む。「一緒に飲んでください」 「以上が、社長と佐藤さんの馴れ初めです」結婚式の友人の挨拶で、田中と鈴木はこのようにプレゼンした。 *** 今回は時間制限つきリレー小説(?)でした。書き終わるまで約50分。タイトルは御伽が勝手につけました。 執筆順:三水→御伽→松村→花庭→三水→(以下続く) なぜかはわかりませんが、リレー小説をやると頻繁におかしな男か、社長の肩書きを持つ男が登場します。 それと、リレーをやる時は最初から登場人物に名前を付けておいた方が混乱しないよね~、という意見が出ました。まあ参考程度に。
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初夏の季節に突入し、いよいよ世間は満を持してといわんばかりに全国的な降雨。 いよいよ一年のうちでもっとも鬱度指数が上昇しやすい梅雨の季節が到来したわけだ。 今日は土曜で、SOS団のほぼ無目的々とも言える不思議探索ツアーもなく、俺は比較的平穏な時間を送っていた。 肌にまとわりつくような湿気はあるが、今日の天気は珍しく晴れ。梅雨の合間の快晴とは、非常に心地よいものだ。 俺はヒマを持てあまし、そういえばいつも読んでいる月刊誌を立ち読みしてなかったことに気づき、散歩がてら本屋にでも行こうと家を出た。 急ぐわけではないし明確な目的があるでもなく、ぶらぶらとした足取りで二級河川上に架かった片道一車線両側歩道ありの橋を歩いていると、足下の川になにやら大きな棒状の物が流れていることに気づいた。 何気なく見てみるとそれは人間らしき形をしていたので一瞬ギョッとしたが、よく見るとそれはマネキンのようだった。 川面をプカプカと漂っているそれは、手足を伸ばしたうつ伏せ状態で身じろぎひとつせず、まさに人間大の棒のように水の流れに忠実にしたがって川下へと流れて行く。 どこかの悪ガキが川へ投げ込んだんだろうか。それとも営業不振の衣服店オーナーが不条理な腹いせにマネキンを川に放り込んだんだろうか。 何にしても、いくら夏だからってマネキンが川に流されるとは。嫌な時代になったものだ。 そんなことを考えていると、死んだ金魚みたいにぷかぷか浮いていたマネキンが、小波のあおりを受けてくるりと半回転した。ようするにうつ伏せ状態から仰向け状態に変化したわけだが、半回転して体の前面を大気中にさらしたマネキンの顔を見て、俺はまたギョッとした。 「うおぉぉ、なにやってんだ長門!?」 長雨の影響で大幅に水かさの増加した川を横断するのは大層骨の折れる作業だったが、石膏像のようにかたまった長門を救助するのは難しくなかった。水難救助は困難なものだと相場がきまっているが、長門はワラを掴むために暴れたりはしなかったからな。 岸に戻った俺は肩で息をしながら、まったく体勢を変えることなく仰向けのまま寝ころんでいる長門を見下ろしていた。 長門「………うかつだった」 キョン「ああ。見るからに迂闊そうだったな」 長門「………迷惑をかけた」 キョン「いいって。いつも迷惑をかけてるのはこっちだからな。それより、何があったんだ?」 長門「………手を貸して。自力で立ち上がれない」 キョン「自力で立てないって、誰かにやられたのか? まさか、またあの周防九曜ってやつに?」 長門「………そう。不覚だった」 キョン「ちくしょう、あの頭デカ女。長門ばかり狙いやがって。ほら、つかまれ」 長門「………急にひっぱらないで。中身が出そう」 キョン「……中身?」 長門「………胃壁の伸張を抑えるのに精一杯。他の情報に干渉する余力がない」 キョン「胃? あの、長門さん? 周防九曜にやられて川を流れていたんじゃ……?」 長門「………そう。周防九曜とのフードバトルに破れ、川を流れていたところをあなたに救助された」 長門「………三丁目のラーメン屋で、商店街主催の大食い大会が開かれた」 キョン「知ってるよ。妹づてに聞いた。俺はあまり興味なかったが」 長門「………初戦から私の独壇場だった」 キョン「出場していたのか……」 長門「………Aブロックで私に勝てる者は存在しなかった」 キョン「すごいじゃないか」 長門「………情報操作は得意」 キョン「インチキかよ」 長門「………しかしBブロックに予想外の難敵がいた。それが周防九曜」 キョン「宇宙人2人が、商店街の早食い大会で競い合ってるという図がイメージできないんだが」 長門「………彼女の食事量は異常。おそらく情報操作で2つ目の胃袋を作りだし、あの異様に大きな頭骨内に内包していると推定される。卑怯な手口」 キョン「それはねえよ。ていうかお前が言うな」 長門「………膨れた腹部に集中するあまり足取りも思うようにままならず、私はよろめいて土手を転がり落ちた。その後は、あなたの知る通り」 キョン「ということは、お前が川で流されていたことと周防九曜は関係ないんじゃないか?」 長門「………関係はある。彼女に負けなければ、私は川に落ちるほどの心的ショックを受けることはなかった」 キョン「どう考えても言いがかりじゃないか」 長門「………決戦は来週。来週の土曜日に同ラーメン屋にて決勝戦が行われる。そこで正式に私と周防九曜の勝敗が決する」 キョン「決勝戦? 周防に今日負けたんじゃないのか?」 長門「………直接敗北したわけではない。ラーメンの摂取量、完食までのタイム等の各レコードにおいて私は周防九曜に劣っていた。このまま来週を迎えれば、私の敗北は必至」 長門「………あなたに私の特訓の協力を要請する」 キョン「特訓って、早食いのか?」 長門「………そう」 キョン「そりゃ俺だって世話になってる長門の言うことなら何でも聞いてやりたい心境ではあるが、さすがにそれは俺の手におえる範囲外の問題だ。古泉にでも相談した方がいいんじゃないか?」 長門「………あなたに協力してもらいたい。それに私が周防九曜に負けるようなことがあれば、この世界は終焉を迎えることになる」 キョン「世界が終わる? お前がラーメンの早食い競争に負けただけでか?」 長門「………私は三丁目フードファイトの、三カ年連続優勝者」 キョン「生まれてからずっとそんなことやってたのか」 長門「………今年は三丁目フードファイト史上初の四カ年連続優勝の悲願がかかっている。ここで優勝を逃す事態が発生すれば、私はあまりのショックで涼宮ハルヒの観察を続行不能になり、無気力な引きこもり化すると推測される」 キョン「引きこもるなよ、んなことで!」 長門「………生まれてからずっとこの栄誉を保ちつづけてきた私にとって、最強フードファイターは自己の証明ともいえる称号。あなたにはその重みが分からない」 キョン「す、すまん…」 長門「………私が機能不全に陥れば、情報統合思念体は私というインターフェースを破棄するだろう。そうなれば、涼宮ハルヒは大きく落胆する。さらに私のバックアップである朝倉涼子が後任に就き、あなたの命も奪われる」 キョン「嫌なこと言うなよ。風が吹けば桶屋が儲かる的理論か」 キョン「という訳なんだ。なんとかならんか?」 古泉「そうですね。僕もそういった分野には明るくないのですが、やはり慣れが大切なのではないでしょうか」 キョン「ひたすら食べ続けて胃を慣れさせるってことか。体に悪そうだな」 古泉「体には悪いですね。ほとんど噛まずに飲み込むわけですから消化不良を起こしやすいし、血糖量も上がりやすい。また急性アルコール中毒や水中毒のように、毒性のない物でも短時間で大量に摂取することにより死にいたる場合もあります。大食い早食いというのは、あれで実は命がけなところもあるのですよ」 長門「………そう。命がけのチャレンジだからこそ燃やせる生き様がある。命がけだからこそ、譲れない想いがある」 キョン「なにを柄にもないことを」 長門「………とりあえず特訓を始めたいと思う。手始めに飲み物でもいただこう」 みくる「はい、どうぞ。なんだか分かりませんが、頑張ってくださいね」 長門「………なんだこれは」 みくる「はい? あの、お茶、ですけど…」 長門「………お茶なんて女子供の飲み物。命をかけて戦うファイターの飲み物じゃない。取り替えるべき」 キョン「女と子供の両方にあてはまるお前が何を今更…」 みくる「あの、それじゃあ何ならいいんですか?」 長門「………手始めにカレーをもらおう」 古泉「長門さん、本気ですね!」 キョン「うげ……カレー飲んでる……」 こうして長門の一週間に及ぶ長く苦しい修行が始まった。 それはもう、見てるこっちが胸焼けを起こしそうで、とても正視にたえない過酷なものだった。 まあ、ただひたすら食べ物を食べ続けているだけなんだが。 そしてついに、運命の土曜日がやってきた。 長門「………ゲフゥ」 キョン「おい、決勝戦前になんで軽く満腹気味なんだ」 長門「………大丈夫。これくらい朝餉にもならない。まだまだ入る。これからの決戦に向けての余裕の表れと思ってもらいたい」 キョン「先週はレコードで負けてたくせに、何をえらそうな」 長門「………これはただのウォーミングアップ。この1週間の特訓で私は生まれ変わった。もう周防九曜などとるに足らない。小物も同然」 キョン「すごい自信だな」 周防「────ふっ───」 キョン「周防九曜!」 長門「………その下アゴに付着したナルト。まさか彼女も試合前にラーメンを一杯やってきたのか…」 キョン「ラーメンの早食い競争前にラーメン食ってくるなんて。そんな馬鹿な…」 周防「────とんこつ───」 長門「………まさか、試合前にとんこつラーメンを食べてきたというのか。あんな脂っこい物を。なんて無謀な」 周防「────これくらい──ハンデ───」 長門「………私だってウォーミングアップと称してゲップが出るくらい食べてきた。プラスマイナスでハンデなど存在しない」 キョン「アホだ、こいつら…」 ~②へ続く~