約 4,895,077 件
https://w.atwiki.jp/gmtintro/pages/10.html
インストールする。
https://w.atwiki.jp/zelda8/pages/15.html
パッケージがきれいで、使えない・捨てられないものって誰しもあると思います。 最近の私のそれは、「金麦の花火バージョン」です。 この夏に発売されていた期間限定の仕様です。 通常の青い缶に、打ち上げ花火の様子が描かれています。 それが、派手派手しくもなく、上品な絵柄です。 色使いもとてもきれいなのです。 飲む度に、眺めちゃってます。 夏限定だったので、もちろん、今は置いてありません。 これを飲み干したら、この絵柄ともお別れなのね、と思うと、どうしても、この缶が開けられないです(苦笑)。 もう少しだけ置いて眺めておこう。 真冬になって、さすがに花火はないな、と思うまで。
https://w.atwiki.jp/c-atelier/pages/816.html
登場 Recipe 番号 タイトル 備考 |] レシピNo.350 超えられない壁  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄[属性:地] ┏──────────┓ 《材料》 ∥ | 超 | ∥ ・ 懐古の結晶 x 1.0 ∥ | え | ∥ ・ シュールスレの土 x 4.0 ∥ | ら | ∥ ・ Unicode塵灰 x 10.0 ∥ | れ | ∥ ・ 手足の伸びる薬 x 0.1 ∥ | な | ∥ 《器具》 ∥ | い | ∥ ・ るつぼ ∥ | 壁 | ∥ ・ 左官道具 ┗──────────┛ 【効果】 物理的攻撃を遮断 (※ただし、耐久限度あり) 【価値】 4200マニー 二つの物事の優劣関係を論じるために便宜的に用いられる巨大な壁。俗に、 ───────────────────────────────── 「>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>」で表現されるそれを錬金術で ───────────────────────────────── 具現化・物体化したものがこれである。これを飛び越えようとするものがあれば、 ───────────────────────────────── 人であろうと物であろうとたちまちのうちに壁が伸び完全にシャットアウトする。 ───────────────────────────────── この特性を利用し、冒険者たちの間では簡易なバリア、バリケードとして使用 ───────────────────────────────── されているようだ。ただし、越えることは出来なくても、そこは所詮壁なので迂回 ───────────────────────────────── して横から回り込むことは可能である。また、耐久性もそこまで高いわけではな ───────────────────────────────── いので一定以上のダメージを受けるとベルリンの壁よろしく崩壊する。 ───────────────────────────────── 余談だが、これを使用すると、使用者にとって「超えられない壁」となっている ───────────────────────────────── 人間が何体もの像となって壁のてっぺんに現れる。像それ自体には特別な意味 ───────────────────────────────── や効果はない。 (by ドクウォル) ───────────────────────────────── → 使用参考書: 『立った!壁が立った!』
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/22622.html
ふれられないひと【登録タグ VOCALOID ふ やながみゆき 初音ミク 曲】 作詞:ヤナガミユキ 作曲:ヤナガミユキ 編曲:ヤナガミユキ 唄:初音ミク 曲紹介 分かり合える日は来るのか。 ヤナガミユキ氏 の6作目。 イラストを 蜂蜜ハニィ氏 が、動画・エンコードを Takumiboo氏 が手掛ける。 歌詞 優しい気持ちでいたいな 乱れた呼吸を整えるだけ ぽつり、ぽつり 心の奥の奥 刺さったその言葉を ひとつひとつ抜くのさ 長い時間を共にしても 思いを交した意味なんて 無いのなら 少しの言葉も痛いな 分かり合いたくても 何かが違うんだ 心で話がしたいな すぐ側で笑う 触れられない人 もうそこにいない 厚いガラスの向こう こんなはずじゃ 無かったのにな 思いを交わす為の言葉も 少しだけでも良いのに いつかは本当に笑い合いたいな 僕の全ては 理解されてしまう これ以上話したく無いな これからもずっと 触れられない人 優しかった僕らは 何処へ行ったのだろう 遠い空の彼方へ消えていく 少しの言葉も痛いな 分かり合いたくても 何かが違うんだ 心で話がしたいな すぐ側で笑う 触れられない人 僕らもいつか許し合いたいな やめにしたいのさ 変わっていけるなら 優しい気持ちでいたいんだ でも、乱れた呼吸を整えるだけ 優しい人になりたいな また会う日まで その時まで コメント もっと優しくなりたい -- 名無しさん (2012-09-27 19 40 08) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lufas/pages/884.html
美希(ノーマル)メール「忘れられない夏」 取得条件:祭典オーディション(夏)に勝利する ミキだよ☆お疲れ様&祝!サマフェス合格なの!! オ→ディションの時、結構、手ごたえっていうか、 「イケるかも!」 みたいなカンジはあったんだけど、まさか本当に合格できるなんて、思ってなかったかも。 だって、アイドルなら、みんなが狙ってるあの!サマフェスだよ!?(>_<) 前にね、社長から 「美希君もサマフェスに出られるようなアイドルになれば、立派な一人前と言えるのだがな```」 とか、言われたことあるの。そのサマフェスに出ちゃうミキって、 もう一人前ってこと?立派ってこと!? あ```、思い出してたら、ついコ→フンしちゃったの。ゴメンね☆ とにかく、サマフェスのステ→ジ、ミキなりに精一杯やるから、 いつも通り、いっぱい応援してね!二人で、今年の夏は、 忘れられない夏に、しちゃお?(:^_^*) 美希(ノーマル)メール一覧に戻る トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/yarapoke/
やる夫はポケモンを捕まえられないようです@wikiへようこそ ___ ___ ∠ニ-‐O‐- 、`ヽ、 / \ ∠ - ┬ ¬- 、 . \ `、 / ⌒ ⌒\ _//, / / ,' , `ヽ、 ∨バ / ( ⌒) (⌒)\/ l l | ,′/l / , \} !゙ i ⌒ (__人__) ⌒ i/.lTト|¦ / |__/_厶イ/lト、| ヽ、 `ー ' / ヽrメ ミ、/イアサメl /〈/|lV| / 入.}\_〉-′ z =ミ/ / 〃 l|| __ノ / \ ‐、ー- ∠ィ/ l l| ∨ . < __ / y ヘ \7く>r<`< || l| ト、 \ .r'⌒ l ノ lヽ ヽs ./l\/{ . . _ } | | |\} ̄⌒ヽ l l.| \つS/トy┼┴‐' . /.| l | し( l.|/| /| ー rxーrr'>〈 ,′∧| ヽ ヽ Lレ' . ヽ/Xヘ ∨ `ヽ>∠ }ノ l ) / ./ / /_ _ _ _〉 \ . ∨ . `ヽ ; y / //|X ∧ハハハハ . .× レ'⌒ヽ 〉 ヽ / /゙゙ . | ./ | . | | . ト、 . / V / . ∨ | ./ ! .| ∨ / / \ | / ! .| (⌒__) ̄ V . レ L/ 基本的な編集。 WikiにAA貼る時は #aa{{この中にAA}} にしよう 各ポケモンの技説明のタイプごとの色分けに使用した色は以下のものです。 ノーマルなし むし BGCOLOR(#808000) いわ BGCOLOR(#803000) どく BGCOLOR(#b300c0) みず BGCOLOR(blue) くさ BGCOLOR(lightgreen) ほのお BGCOLOR(red) でんき BGCOLOR(yellow) ひこう BGCOLOR(#8080ff) じめん BGCOLOR(#c00000) こおり BGCOLOR(lightblue) かくとう BGCOLOR(pink) エスパー BGCOLOR(#c0008c) ゴースト BGCOLOR(grey) ドラゴン BGCOLOR(darkgreen) あく BGCOLOR(black) はがね BGCOLOR(lightgrey) やる夫板EX JST 名前 コメント バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/171.html
ガキじゃいられない ◆hqLsjDR84w ◇ ◇ ◇ 恐れるものなどなにもない――だなんて、そんなのはガキだけが言える妄言だ。 ◇ ◇ ◇ しばらくレイラと話してみて、魔道具『輪廻』について少し分かった。 副作用である記憶の不明瞭化には、作用する記憶と作用しない記憶がある。 魔本や魔物についての知識が、レイラからは消えていないのだ。 記憶にはいくつもの種類がある。そのうち長期記憶は、輪廻の副作用を受けないのだろう。 あくまで現時点においては、の話である。いずれ使い続けていくうちに常識さえ失ってしまうかもしれない。そのときには破壊する。 いまにして思い返してみれば、英語の文章をキーボードで打ち込んだ時点で気が付くべきであった。 だというのにあっさりと見過ごしてしまっていたなんて、まったく僕らしくない。 人類最高の頭脳を持つ超天才アル・ボーエンといえど、さすがにこの状況にうろたえってしまっていたのか。 情けないと思いながらも、一方でしようがないと納得している自分もいる。 魔物、魔道具、妖怪、結界。 この場に来てから見知ったものには、謎が多すぎる。 いままでの僕ならば、「そんなものは愚かな人間が己の理解できない現象をどうにか説明するために作り出した幻想だ」と斬って捨てていた。 しかし、現実に目にしてしまった。体験してしまった。実感してしまった。 となれば、受け入れよう。 この期に及んで常識を振りかざして否定するなど、変わっていく状況に対応しきれない凡人の取る行動だ。 ほんの少し前にありえなかった事態が当たり前のように起こる――それが、現実だ。 死体からサイボーグは作成可能だし、炭素と珪素のハイブリッド生命体だって実在する。 ……それまでこの世になかった毒物だって、簡単に作り出せる。 そんなことを知っている僕が、現実を認めないワケにはいかない。 はっきり言って、恐ろしい――が。 先ほど、レイラは負った傷が回復したと告げてきた。 確認してみると、たしかに傷痕すら残っていなかった。 魔物の治癒力は非常に高いようでARMS所持者たちのことを思い出す。 だが、レイラはARMSコアを埋め込まれていない。ナノマシンが身体に通っているワケではないのだ。 X-ARMYに所属していた『不死身のヴォルフ』と違って、人体改造を行っているワケでもない。 あんな回復力は生物としておかしいが、にもかかわらずただの生物なのだ。 細胞復元能力がイカレてしまっているとしか思えない。 だいたい細胞を再生するために使うエネルギーは、人間と変わらぬサイズの身体のどこに蓄えてあるというのか。 呪文を唱えることで発動する魔法だって、不可思議だ。あんなものを放つエネルギーの源はどこなのか。 推測にすぎないが、魔物の身体は僕の知る生物の身体と大きく異なっているのだろう。 ゆえに、大量のエネルギーを体内に蓄えることができるのだ。 ARMSコアによって身体にナノマシンが通い、爆発的なパワーを生み出す彼らのように。 急激な進化の末に自分自身の肉体さえ耐え切れない力を得てしまったキース・シルバー。 彼の最期が、脳裏を掠める。 「本当に……怖いもの知らずだな、キース・ホワイト」 意図せず、考えが口から零れてしまう。咄嗟に前を行くレイラを見るが、そこまでは届かなかったらしく胸を撫で下ろす。 少しバランスが崩れてしまっただけで、シルバーはああなってしまった。 強烈なエネルギーを作り出せるという点で、ARMSと魔物は一緒だ。 そんなものが、どちらも狭い会場内に押し込まれている。 キース・ホワイトはなにを考えているのか。 僕は怖い。 僕はキース・ホワイトとは違う。いまの僕は、違うから。 かつては、自分たちの頭脳があればなんだって思い通りにできると信じていた。 僕たちの手に余る代物なんかこの世にありはしない――と、自信満々に断言できた。 でもそんなバカげたことは、もはや口に出せない。 この超天才の頭脳をもってしてもどうにもならない現実があると、知ったからだ。 そんな簡単なことなのに、アイツが殺されるまで気付かなかった。 当時の僕にとってのすべてを失ったから、もう僕はガキじゃいられなくなった。 だから、怖い。 制御できない力も、それらをぶつけようとするキース・ホワイトも。 ホワイトは、むかしの僕に似ている。 自分ならばなんでも成し遂げられると信じ込んだまま、僕が大人になったらああなっていたのだろう。 そのためなのだろう。 あの男の存在は、非常に不愉快だ。 大人になれなかったガキを見ていると、自己嫌悪に似た感情に満たされる。 自分が巡らせているのはガキの思考にすぎないと、思い知らせてやりたくなる。 「ここが公園みたいね」 「ああ、そうだな……って!」 考えごとをしているうちに、目的地の公園に着いていたようだ。 レイラに返事しつつ、手がかりを探すべく周囲を確認する。 「なんっだ、この公園は! 地図と全然違うじゃないか!!」 「いわゆる『イラストはイメージです』というヤツね……」 「ええい、黙れ黙れ! 記憶が曖昧になっているはずなのに、なぜそんな言い回しを覚えている!」 「……はっ。もしかしてこの輪廻、一般常識とかは忘れづらいのかしら」 「ふん! そんなこと、もう分かっていたさ!」 地図上では大きく描かれているというのに、実物はただ遊具がいくつかあるだけだ。 そこまで広くない、というかむしろ狭い。 地図に描かれている時計台も、大した代物ではなかった。 わざわざ時間をかけずとも、ほんの少し首を振るだけですぐに全敷地内を確認できてしまう。 ただの公園だ。手がかりになりそうなものなど一つもない。 「ちい、ならば次は幼稚園か。こちらも実物はちっぽけだったりしないだろうな……」 ポケットから取り出した地図を取り出して、次の目的地を定める。 コンパスを片手に歩き出そうとしたところで、レイラが公園を眺め続けていることに気付いた。 「どうした、レイラ。ここにはもう用はないぞ」 「アル、あれは何かしら?」 遊具の一つを指差して、レイラは怪訝な顔で尋ねる。 輪廻の効果を受けてしまったのか、もとから知らないのか。 どちらかは分からないが、僕にとってただの公園でもレイラにとっては奇妙に思えるらしい。 何にせよ、知識がない者に訊かれれば答えるのが超天才の役目だ。 「滑り台という遊具だ。階段になっているほうを上り、坂を座って滑り降りる」 「じゃああれは?」 「ジャングルジムという。よじ登ったり、内部へ入り込んだりする」 「では、あれ」 「シーソーだ。板の両側に数名が座り、交互に地面を蹴ることで上下する」 「あそこ」 「砂場だな。城なり団子なりを砂で作る場所だ」 「あれ」 「登り棒。名前通り、握り締めて上に登っていく棒だ」 「あれは」 「ブランコ。座りながら身体を前後に動かすことで、椅子が振り子のように運動する」 「いろいろあるのね……」 僕が返答しているというのに、レイラはこちらを振り向きもしない。 惹きつけられたかのように、遊具から遊具へと視線を動かしている。 輪廻の効果で大人になっているというのに、ガキみたいだ。 とはいえ、知識にないものを目にしたのだから仕方がないと言えば仕方がない。 「どれか一つくらい試してみるか?」 「っっ!? で、でも時間を浪費するワケには――」 「ふん。こんな公園に来てしまった時点で、すでに時間の無駄だ。 それに、このままなにもしないほうがよっぽど無駄足踏んでしまったことになる」 「そ、そう言えばそうね。じゃあ……一つ、一つだけ…………」 ぶつぶつと呟きながら、レイラは遊具を見渡していく。 片手では数えられないほどの回数視線を左右させて、ようやくより抜いたらしい。 「あれにするわ」 「…………そうか」 レイラが指差したのは、シーソーだった。 なんでまた、この公園にある遊具で唯一二人以上でないと遊べない物を選んだんだ。 そんな僕の疑問を気にも留めず、レイラはシーソーに歩み寄って腰を下ろす。 そのままこちらをじっと見据えている。 立ち止まっている僕に、視線を向け続けている。 これは、もう、行くしかない、のか。 レイラは大きな勘違いをしている。 僕は、公園にある遊具を知っているだけだ。 クソッ。こんなガキの遊び、僕だってやったことないんだぞ。 「ええい、大人の姿になってるんだからそんな端に座るな! もっと中心付近に行け!」 「たしかにそうね。気付かなかったわ。さすが天才ね、アル」 「こんなことで、僕の頭脳の優秀さを再認識するな……」 ぎったん、ばっこん。 ぎったん、ばっこん。 「ふふふっ」 「……ふん」 ぎったん、ばっこん。 ぎったん、ばっこん。 ぎったん、ばっこん。 【E-2 公園/一日目 黎明】 【レイラ】 [時間軸]:魔本が燃え尽きた直後。 [状態]:大人化、ダメージ回復、疲労(小)、心の力(小) [装備]:輪廻@烈火の炎。 [道具]:基本支給品一式、居合番長の風呂敷@金剛番長、 通信鬼@GS美神極楽大作戦。 [基本方針]:仲間達を守る。殺し合いに乗っている者は倒す。 ※輪廻で大人の姿となることで能力が上昇していますが、副作用で会場に来る以前の記憶が朧気になっています。 ※ガッシュ達が仲間であることは理解しています。 【アル・ボーエン】 [時間軸]:第四部「アリス」編終了以降。 [状態]:健康、心の力(小) [装備]:レイラの魔本@金色のガッシュ!!、心眼@烈火の炎。 [道具]:基本支給品一式、通信鬼@GS美神極楽大作戦、ノートパソコン@現実。 [基本方針]:施設を巡り情報を集める。殺し合いに乗っている者は倒す。 ※ルシオラの思考をある程度まで読んでいます。 投下順で読む 前へ:造花 戻る 次へ:歯車が噛み合わない 時系列順で読む 前へ:造花 戻る 次へ:歯車が噛み合わない キャラを追って読む 032-a 守りたいもの(前編) レイラ 061 天才アル・ボーエンの仲間達 アル・ボーエン ▲
https://w.atwiki.jp/kmpnote/pages/638.html
存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ (著), 千野 栄一 (翻訳) 集英社文庫 われわれの人生の一瞬一瞬が限りなく繰り返されるのであれば、われわれは十字架の上のキリストのように永遠というものに釘づけにされていることになる。 ニーチェの永劫回帰について考察をはじめる冒頭からちょっと変わった小説という印象。物語の全貌を前段で明かし、振り返るように進む。まるで芝居のような構成に惹きつけられた。 作者は登場人物たちを人間とは考えていないようだ。SFが思考実験であるように、小説の世界を動く人物はあくまでもキーワード、そこから広がる物語は思索の場でしかない、そう言っているかのよう。 内面を深く描写していくドラマでなく人物を「感情モデル」で動かし、それを見て思考を広げるキャッチボールのようだ。 主眼はどこか。「存在の軽さ・重さ」であったり、「俗悪なるもの=キッチュについての批判」であったり。それは物語世界への没入を避けるようでもあるけど、同時にこの小説を面白くさせてもいる。 「軽さ」とは自由で明るい。そして存在の無意味さ、虚しさにつながる。「重さ」は充実した人生の姿。そして束縛やすれ違いを生む。我々はどちらを選ぶべきか、疑問を投げかけられる。 軽さの男女としてトマーシュ(男)とサビナ(女)が居る。トマーシュは「性愛的友情」と呼んで愛人をたくさん持ち、テレザと結婚しても浮気は日常ごと。テレザの描き方から見て、思考実験というよりも作者自身の生き方を示しているかのようにリアルだ。 テレザは自分の身体が唯一つしかない、取り替えのきかないものであることを強く訴える。一方、トマーシュにとって妻と愛人との差は歴然と存在し、浮気が妻への愛を何ら妨げるものではないのだと言う。 いったい「心と身体」を別々なものとして考えるのか、男女の差こそキッチュであり根深い違いなんだと言われているよう。 あたかも心を切り離し、他と同じ身体として扱われることが経験として、またジェンダーとして消え去らない女性がいて、またその原因を(間接的に傍観することでも)作り続けている男性がいる。 男女の差が、性愛とか純愛とかの関係だけでなく、軽く生きるのか重たさの呪縛から逃れられないのか、前者と反転したフランツとサビナの断絶を描く鍵にもなっていて興味深い。 男女関係の語りがたさ、どちらとも着かないそれぞれの理想像、分かりあえないことの魅力、本質的に求めあうさま。それらはみな「俗悪なるもの」によって支えられているのだろうか。そんなことに思えた。2010-10-11/k.m (追記) ヨーロッパのすべての信仰の背後には、宗教的であれ、政治的であれ、創世記の第一章があり、世界は正しく創造され、存在は善であり、従って増えるのは正しいという考えが出てくる。われわれはこの基本的な信仰を存在との絶対的同意と呼ぼう。(中略)以上のことから、存在との絶対的同意の美的な理想は、糞が否定され、すべての人が糞など存在しないかのように振る舞っている世界ということになる。この美的な理想を俗悪なるもの(Kitsch)という。(P314) 俗悪なものは続けざまにふたつの感涙を呼びおこす。第一の涙はいう。芝生を駆けていく子供はなんと美しいんだ!第二の涙はいう。芝生を駆けていく子供に全人類と感激を共有できるのはなんと素晴らしいんだろう!この第二の涙こそ、俗悪を俗悪たらしめるのである。世界のすべての人びとの兄弟愛はただ俗悪なものの上にのみ形成できるのである。(P318) この部分をはじめとするキッチュさに対する徹底した批判は随所に折り込まれていて、それら細部にとても共感させられる。先日のチリ落盤事故を世界中でブラボーと叫ぶ無防備さへ過敏になってしまうのも、この小説を読んだ直後だからではないよいうな気がする。微妙な問題かもしれないけれど・・。2010-10-15/k.m カテゴリー-小説
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/533.html
越えられない壁 前編 越えられない壁 後編
https://w.atwiki.jp/akatonbo/pages/977.html
忘れられないの 作詞/38スレ58 作曲/38スレ295 ふと聴こえた貴方の歌声 頭から離れず繰り返される 時が解決するとかよく言うけれど 早く忘れてあげたい黒歴史 心を許した瞬間から 私の中に入ってくる この気持ち 溢れて 止まらない その声が そのメロディが ずっとずっと響いてる あの歌は いったい何? 私の中の何かが壊れた 止めて私のこの想いキュンキュン 音源 忘れられないの