約 561,707 件
https://w.atwiki.jp/student_rowa/pages/50.html
橋の上の二人 ◆nbevOugVxc そこは、冬の肌寒い空気に包まれていた。 冬は特に、暖かい布団の中で起床を先延ばししたくなる。 だが、冬は早朝が良いと枕草子でも言われているように、外の景色を楽しむため早起きする者も居るだろう。 三村信史は一人橋の上を歩いていた。 だが冬の風情に心和ませていたわけではなく、爽やかな寒気の中ジョギングをしていたわけでもない。 彼は、いや彼らはそんな些細な日常を迎える事さえ許されない、絶望の世界に放り込まれていたのだ。 バトルロワイアル……その存在は知ってはいても、まるで自分たちには関係ない、どこか遠くの国の事件のような、そんな無関心さがあった……だが。 「くそっ、やれやれだ」 当事者になって初めてわかる、目を背ける事の出来ない現実。これは間違いなく自身の見に起こっている事。 ふいに三村の端正な顔が歪む。 先ほどの国信慶時の無惨な死を思い出し、胸の底から怒りが沸き上がっていた。 (なにがプログラムだよ。俺たちは大人の遊び道具じゃねーんだよ!) そう、これは権力ある大人達が勝手に決め、始めた事。少年らには反抗する事も逃げる事も許されない。 「七原、こんなふざけたゲームぶっ壊してやろうぜ」 そう呟くと、早速デイパックから地図を取り出し、幅広い知識を総動員させ頭の中で戦略を立て始めた。 少し考えた所で、よし、と頷く。 (道具を集めるために、まずは近場の鎌石村に行って探すか。味方は七原と……杉村も大丈夫だろう、が……もう少し人数が必要だな) そんな時、ふと、どこからか足音が聞こえ、ポケットに忍ばせたコンバットナイフに手をやり、素早く周囲を確認。三村の視界に一人の少女が映る。 だが、警戒の姿勢を見せた三村に対して、少女の方は無警戒に口を開く。 「あの、私、塚本天満って言います!」 突然の名乗りに、三村は少し拍子抜けしてしまった。 武器は持っていないようだが、どこかに隠し持っているのかもしれない……と考えるのが普通だが、目の前の少女からはそんな空気は微塵も感じられなかった。 見るからに能天気といった印象だった。 「えっと、私クラスのみんなを探してて、それで」 「ストーップ!」 喋りながら近づいてくる天満に対し、三村は手の平を突き出して、その歩みを止めようとする。 「おいおい、目の前の男が殺しあいに乗ってるかもー、とか考えないのかよ?」 あまりに不用心な行動に問いかける。 「ええっ! 乗ってるの?! そんな悪い人には見えなかったのにどうしよう!」 慌てふためく少女。すでに二人の距離は数歩分しかなかったのだ。 「いや、乗ってないけどよ」 「なーんだ……もう、脅かさないでよ」 大きく息を吐き安堵の笑顔を浮かべる天満に対し、三村の方はあきれ顔だった。 そして思う。あまりに能天気なこの少女は、本当にここがどういう場所なのかわかっているのだろうか、と。 「あんた、よく、ほっとけないタイプだって言われないか?」 そんな三村を下から覗き込むようにじーっと見つめる天満。腕を組み何かを思い出そうとしているようだ。 「なんだ? 見とれてるっ……てわけじゃ無いか」 「うーん。どこかで会った事があるよな気がするんだよね……えーと」 そこで天満はハッと教室での出来事を思い出し表情を曇らせる。 そして首輪に手をやる。これを爆破され死んでいった少年。 死んだのは彼女が知っている人間ではなかった。 だが、人が何の尊厳もなく、まるで道端の石ころを蹴飛ばすように、容易く殺されいい道理など許せるはずがなかった。 「なんでこんな事になっちゃったんだろう……。クラスメート……だったんだよね……」 「あぁ」 天満の悲しそうな声により、三村のさっきまでの飄々とした表情に真剣味が加わる。 「人がこんな簡単に殺されるなんて……絶対ダメだよね……こんなの絶対」 冷気を帯た風が吹き、天満が体を震わす。いや、もしかしたら恐怖から来る震えだったのかもしれない。 「そうさ。そんなこと許すわけには行かない。絶対にな」 男は頑強たる意志をもって断言する。まるで自分自身に刻み込むかのように。 そして、何となくその少女には暗い顔は似合わないと思ったのだろう、近寄りポンポンと肩を叩きく。 そしてビシッとサムズアップ。 「心配いらないさ。坂持って言ったっけ、あんな腐った奴らには、俺が強烈なダンクシュートを叩き込んでやる!」 「うん……そうだよね! 私もがんばる!」 天満もあわせて親指を立てる。 元々前向きな性格はこんな状況でもへこたれなかった。というか、まるですっかり忘れてしまったかのような笑顔だ。 その再び戻った笑顔に、三村の心も温かくなった気がした。 「そういやまだ名乗ってなかったな。俺は三村信史だ」 「私は塚本天満、よろしくっ!」 「さてと、いつまでもこんな橋の上に居る場合じゃねーな。俺としては女のあんたを一人残して行きたくはないんで、よかったら一緒に来ないか?」 天満の方も一人でいるのは心細いので、その申し出に異論はなく、二人で北の方の探索に向かう事となった。 お互いに知り合いを探したいと言う認識があったので、行きながら情報交換をすませようということになった。 「そうだ! 三村君にいいものあげちゃうよー。ほら!」 ごそごそとデイパックを漁っていた天満が取り出した物はなんと! ただのおにぎりだった……。 もらって困る物でもなく、とりあえず受け取る三村。 「友好の印ってとこか? ありがたくもらっておくが、のんびりはしてられないぜ。朝食は歩きながらだ」 「そうだね! いざ、しゅっぱ…………うぅ、ちょっとまって……」 「どうした?」 なぜか急にもじもじしだす天満の姿を見て、三村は再びあきれ顔を見せながら親指をクイッと横に向けた。 「すぐそこの公園にあったぜ?」 「ごめん! すぐ戻るから!」 顔を赤らめながら、来た道を急ぎ戻る少女。まるで緊張感に欠けていた。 「天真爛漫な少女……というより慌てん坊のお姫様といったところか」 一人になった三村の方は、橋の手すりの上に腰を乗せ遠くを見つめる。 (この先、殺しあいに乗った奴らと出会う事があるかもしれない。その時はなんとしても彼女を守ってやらないとな) 空腹のため、食べ物を催促するおなかの音に気付く。 さっきは歩きながら摂ろうと言ったが、時間があるならと、もらったおにぎりにかぶりつく。 (まぁ、お姫様を守り通すのも正義のヒーローのやく……め……っっ?!) 「げほっ!! うぐっ、ぐあぁあぁぁ!!」 突如、激痛が三村を襲う。首を掻きむしり悶える。そして口からこぼれ出てくる、血。 実は先ほど口にしたおにぎりには青酸カリが入っており、食べれば確実に死に直結してしまう、殺人おにぎりだったのだ。 これは通常の食料とは別の天満の支給品であり、その毒おにぎりの注意書きのメモも添えられていたのだが、これには全く気付いておらず、天満本人はこれで人が死ぬなどとは毛ほども思ってはいなかった。 「ぐ……ぁ……」 三村には、わずかな時間でそれが猛毒であると判断できたが、かといってどう対処する事も出来ず、そのまま絶命し、川の方へぐらりと転落していった。 ちょうどその直後、天満が急ぎ足で現れる。 「あれっ? 三村君がいない」 辺りをキョロキョロと見渡す天満。だがどこにも三村の姿を発見する事は出来ない。 もしや自分がもたついていたせいで、待ちくたびれて先に行ってしまったのではないかと、焦りだす。 「まってー! 置いて行かないでよー!」 慌てて駆け出すが、橋の端でぴたりと止まり、振り返る。 橋の上にはぽつんと置かれた、三村のデイパックが。 「忘れてるし!」 それを素早く引っ掴むと、北の方へと走り出した。 【三村信史@バトル・ロワイアル 死亡確認】 【残り36人】 【D-3/道/1日目-早朝】 【塚本天満 @School Rumble】 [状態]: 健康 [装備]: なし [道具]:デイパック&支給品一式×2、毒おにぎり×2、残りランダム支給品1~4(本人はおにぎりのみ確認済み) [思考] 基本:殺し合いはしない。みんな仲良く。 1:北へ向かい、三村信史に追いつく。 2:矢神学院高校のみんなを探す 。 04:二人の金髪 投下順で読む 06:男装庶民の憂鬱 04:二人の金髪 時系列順で読む 06:男装庶民の憂鬱 ▲
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/2635.html
刀系 朽木闇の太刀 (クツキヤミノタチ) 【刀】 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 7 13.1 40 51 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 +2 − +10 装備可能 侍、忍、鍛 装備区分 剣術系武器 必要Lv 15以上 付与効果 腕力+3 知力+2 風+5 備考 足利家の朽木元綱のドロップ 情報募集中 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/744.html
【作品名】劇場用アニメ 崖の上のポニョ 主題歌 【曲名】崖の上のポニョ 【歌手】藤岡藤巻と大橋のぞみ 【ジャンル】サウンドトラック 【価格】¥200 □■iTMS■□
https://w.atwiki.jp/1548908-08/pages/972.html
闇の量産工場 パック:沈まない太陽(P) 90928333 通常魔法 自分の墓地から通常モンスター2体を選択し手札に加える。
https://w.atwiki.jp/president81/pages/161.html
モンスター図鑑 No.044 闇の精 闇の精 No.044 レア度 1 レベル 1 最大Lv10 スキル 癒やしの鱗粉(13→?) 進 化 素 材 グリワール コスト 3 HP 205 519 能力 属性 闇 攻撃力 34 69 Lスキル なし 攻撃回数 1 1 進化元 なし EXP 進化先 ダークフェアリー 生息地・入手方法 ダンジョンドロップ (闇の洞窟等) 進化・合成情報 進化:闇の精 ダークフェアリー スキル スキル 癒やしの鱗粉(13→?) 味方全体のHPを150回復する リーダースキル 備考 コメント コメント すべてのコメントを見る (編集お願いします)
https://w.atwiki.jp/th_sinkoutaisen/pages/469.html
効果(ルーミアのテーマソング♪妖魔夜行が場にセットされていない場合) セットしているサポートカードが相手から見えなくなるほか、この霊撃を使用した後にセットするサポートカードも見えなくする。 Ver1.20より霊撃の使用も見えなくなった。とはいえ霊力消費や場の変化は見て取れるので読み合いが重要。 「見てなかった」では通じない環境になったとも言える。 ルーミア専用霊撃なので、ルーミアが場にセットされていないと撃てない。霊力10。 ルーミアが襲撃で倒されたり、自ら他のカードと交換して場からいなくなってもこの効果は持続する。 効果(ルーミアのテーマソング♪妖魔夜行が場にセットされている場合) 上記の効果に加えて、ルーミアの戦闘力+10,000・霊撃歴史隠蔽の効果が得られる。 歴史隠蔽のコストが30、それも慧音専用であることを考えると非常に便利。 運任せで他のプレイヤーの狂気に突っ込まれると襲撃を受ける場合がある・テーマソング♪ハルトマンの妖怪少女によるこいしの無意識襲撃の対象になる可能性もあるといった点も全て歴史隠蔽と同じである。 他のカードとの関係 さとりの専用霊撃ピーピングベアードを使用された場合、宵闇の妖怪は場にセットされたサポートカードを隠す効果、ピーピングベアードは手札を丸見えにする効果なので、対戦相手から場にセットされたサポートカードは見られないが手札は見られるという状況になる。
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/2519.html
夕闇の大湿原 解説 ザフハ部族国とアンナローツェ王国の間に広がる湿原。 ぬかるんだ土地が多く、馬を扱う人間族にとっては非情に不利な地形となっている。 またその特殊な土壌から珍しい土が採取できる。 雑感・考察 名前
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/15972.html
【検索用 つくえのうえのしょううちゅう 登録タグ 2011年 VOCALOID つ 初音ミク 曲 曲た 葉山つばめ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:葉山つばめ 作曲:葉山つばめ 編曲:葉山つばめ 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『机の上の小宇宙』(つくえのうえのしょううちゅう) 歌詞 (ピアプロより転載) キラキラ煌びやか輝く ちりばめた無数の星屑 ユラユラ揺らめいた視線は 何も捉えられず沈んだ 日々は風になった様 どこかに消えた むかし見た夢はどこかあるだろう どんなにちっぽけな夢も 押入れやタンスの奥 探してよ! 机の上描いたのは 未来の僕が住む世界 期待と不安の世界 カラカラ体中渇いて 探す命の水 好奇心 日々は壁になった様 道を塞いだ むかし見た夢はどこかあるだろう どんなに大きな夢でも ポケット裏返したら 見つかるかも 机の上浮かぶ宇宙 子供の僕が築かせた 遠い未来の小宇宙 いつか見えていた夢は 今も見えているかな? 消えないでよ!? 消さないでよ!? あぁ… むかし見た夢はどこかあるだろう 大人の僕でも見られる そんな夢はどこにある? 教えてよ! 夢の全てと引き換えに 人は大人になるのかな なんてひどい世界だろう むかし見た夢にまた気付かせて 机の上の小宇宙 永遠の夢の世界 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/eternalgroundwiki/pages/59.html
能力の上げ方 たくさんあるのでまとめました 上げる方法 上がる能力値 上がる量 LV-UP HP/MP/UA/UD/LR/AG +0~1 コマンドの能力のHP-UP HP +100 コマンドの能力のMP-UP MP +100 コマンドの能力のUA-UP UA +5 コマンドの能力のUD-UP UD +5 コマンドの能力のLR-UP LR +5 コマンドの能力のAG-UP AG +5 クエスト(MAX値) HP/MP UA/UD/LR/AG +2000 +200 革命ゲーム(50ターン) HP/MP UA/UD/LR/AG +1000 +100 革命ゲーム(100ターン) HP/MP UA/UD/LR/AG +3000 +300 戦争に勝つ LR +10 戦争の一騎打ちに勝つ UA/UD +50 聖戦の薬を使用する HP/MP UA/UD/LR/AG +15000 +500
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3085.html
autolink NA/W12-056 カード名:闇の書の騎士 ヴィータ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:7000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《人形》? 【自】[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く]このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。 そうしたら、そのターン中、このカードのパワーを+4500。 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) やれるもんなら・・・・・・!やってみろよっ! レアリティ:R illust.ノ霧 魔法少女リリカルなのはA sに多い、CIP能力でのダメージと引換によるパンプ能力持ち。 手札から場に出た瞬間のみとはいえ、1コスト+1ダメージで11500というサイズはなかなかに優秀。 更に手札アンコールも持っているため場もちが良いと悪くはない性能である。 とはいえ、パンプアップ能力がCIP能力であるため、手札アンコールする価値は薄く、 通常のサイズは7000と近年増えている1/1のトリガーなし並でしかない。 しかも、2/1であるためソウルは1と低く、手札の内容が微妙な場合をのぞいては手札アンコールをする価値は薄いだろう。 ・関連ページ 「ヴィータ」?