約 24,296 件
https://w.atwiki.jp/raidou_yaruo/pages/37.html
. / ー- 、`丶、 , ' - 、 . . `丶、`丶、`丶ヽ / . ヽ `ヽ、 ヽ. \. \ , ' ヽ、 、 ヽ`丶、\ ヽ.\`、 / { ', {ヽ、ヽ、 . \-ヽ=、 .';. }.\ ;. . . ヽ ヽヘ -\` ー- 、} _}_ {ヽ }/、 { . . . l\/\ イテ"ワ; }/ . ヽ、. ! . .V ヽx==ミ マ_ j V ... \ヽ ' ヽ 《 マんハ, 丶 ;\ ヽ. ヽ \ . . . . . .. \ ゝ '’ ,、 八 ヽ`丶、| }. . . .ヽ、 . . . . `丶、_ ' ′ ヽ ヽ. !ト、 . {丶、 . _ _ \ ,.'. '| ヽ{\`ー‐‐ `丶 ヽ -‐ ヽ./ ̄ ̄ ~` / ̄二ニ=、. ヽ|`丶、|\ `ヽ / . . . . . // . /;';';';';';';';`丶、 _ヽ ,' . . . . .,' ,' . /;';';';';';';';';';';';';';';'丶、 /. /} /_; . . . . . j j . ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ヽ l .;/ ̄ ̄ ____. . . i i . i;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';\ j . | / ̄ Y ̄ ̄`¬-x_. l;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ヽ / . f  ̄ ̄ } . . . . . j j `ヽ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'\_ x―(~又___./!. . . . . j j . j;';';';';'ヽ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'ヽ;'`丶、. _〃 }. .i | . . . . ./ / . /;';';';';';';';'\';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ヽ;';';';';ヽ 〈 乂_\ノ__i _ ! . . . ./ / . /;';';';';';';';';';';'; \';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ヽ;';';';';'\ {\八 \ . . ヽ ̄iヽ . . / / . / V;';';';';';';';';';';';';'ヽ;';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';ヽ 超人:長門有希 LV52(AA出典 涼宮ハルヒの憂鬱シリーズ:長門有希) ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 元ファントムソサエティのサマナー。 身よりがなくサマナーの才もあった為にファントムに売られた少女で、悪魔との契約の才こそ 乏しかったが、若くして師に授けられた“悪魔召喚攻撃”という強力な術を駆使する。 かつて任務中に亡くなった師の死の真相の究明と復讐を誓っていたが、やる夫に敗れて捕縛され、 感情が希薄化していた状態から、仲魔を喰らったやる夫への憎悪を糧に生きる力を取り戻す。 その後、業斗童子の采配で何故か葛葉荘の住人となり、英雄:ツチグモヤソタケルノミコトとの出会い を切っ掛けに自らの復讐について見つめ直し、精神的安定を得た。 師の死について調べる内にファントムソサエティ内で触れてはいけないものに近づいていたらしく、 やる夫にぶつけられたのも、偶然を装ってやる夫に処分させるつもりだった為。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ スキル:戦の魔王、満月の女王/合体奥義:ジライヤ乱舞 師匠:超人:麗黄泉 ~仲魔~ LV62 元仲魔・死神:チェルノボグ (高位分霊) LV72 英雄:ツチグモヤソタケルノミコト LV61→72 LV12 電霊:アル・アジフ LV10(28幕)→LV12(49幕)LV68 アルのサバトマ・電霊:オメガの騎士 LV66(28幕)→LV68(49幕)
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4173.html
……こちらのお話を踏まえています。 ・長門有希の勝負 ・春先の風物詩 ・涼宮ハルヒのあの日 『長門有希の春色』 この前の「学年末試験対策講習会」のおかげで、嵐の試験は無事にやり過ごすことができた。つまり一つ進級できるってことだ。しかもハルヒ達のご指導の賜物で席次さえ上がったんだから、驚きだぜ。俺の親もいたく感激して、是非ハルヒさんにお礼を、などと言ってやがるが全力で阻止中だ。そんなことされて、ハルヒを調子に乗せてみろ、地獄の猛特訓が連日繰り返されるに決まっている。放課後の俺の大切なティータイムをつぶされてたまるか。 あの講習会の日々が脳裏に蘇ってきて春だというのに寒気がする。そういえば、あのとき長門は花粉症でくしゃみを連発してたっけ。そのくしゃみっ娘は、今、俺の隣を普段通りの無表情で歩いている。 4月、それは始まりの季節。ひと目でわかる新入生や新入社員が街中にあふれている。ハルヒに言わせると、 「宇宙人、未来人、超能力者が紛れ込むにはもってこいじゃない! きっといるはずよ、捜すのよ!」 だとさ。いつまで灯台の下にいるつもりだろうね。そんなわけで春休みの最後の1日だというのに、俺たちSOS団の面々は相も変わらず不思議探索に駆り出されているというわけだ。 午前の探索は長門とペアになった。ハルヒ達と別れて2人だけになってから、念のため確認してみた。 「また、図書館に行くのか?」 「いい」 えっと、それは肯定か否定か? 「否定。少し歩きたい」 おや、珍しいこともあるもんだ。 そんなわけで、俺は、もうすぐ満開になる桜並木の川沿いのお馴染みの遊歩道を、長門と並んで歩いているというわけだ。 世の中的には平日なので、花見にやって来ている人も多くはない。静かでのどかな1日を予感させる。 長門はというと、いつもの北高指定のセーラー服にカーディガンを羽織って、ちいさなポーチをぶら下げている。時折舞い落ちてくる花びらを目で追いながら、ゆったりとした足取りで、そこかしこに充満する春を観察しているようだ。 「やっぱり制服なんだな」 俺は桜の木を見上げながらつぶやいた。 「……」 「それって、いつか言っていた勝負服だったりするのか」 「……そう」 「えっ?」 思わず声が出てしまった。マジですか? 俺は、前方をじっと見つめたまま歩く長門の姿をあらためて眺めてみるが、普通に制服だ。 「今日は特別。カーディガンもソックスも、下着も、勝負仕様」 そう言った長門は、立ち止まって俺の方を振り向き、漆黒のまなざしで見上げている。 2つ3つと桜の花びらが落ちていく間、俺は長門の真意を測ろうとしたが、無表情の向こうには何も見えなかった。 「一応聞くが、勝負服って意味、わかってるのか?」 「以前、探索の時に涼宮ハルヒがつぶやいていたことがある。『今日はキョンと2人になれると思って勝負服着てきたのに……』 と」 再び歩き出しながら長門は続けた。 「あなたと2人だけの時、または2人だけになりたい時に身に着ける服のことを勝負服、と理解した」 そうか、長門に入れ知恵したのはハルヒだったのか。 まぁ、勝負服の定義としてはあながち間違いとは言えないが、毎日見慣れているセーラー服では俺にとっては勝負にならない。ただし、今日は見えないところを含めて勝負仕様にまとめあげたらしいので、俺としては謹んで長門に1勝を献上することにしよう。 隣を行くショートヘアの横顔を見つめながら、俺はふと気づいた。 「ひょっとして、今朝のくじびきは細工したのか?」 「……くじも勝負も時の運」 振り返ることなく、長門は答えた。 その後なぜか運よく空いていたベンチを見つけて、俺たちは一休みすることができた。そろえた膝の上にポーチと両手を乗せた長門の隣に俺は腰掛けた。 「最近、どうだ?」 「……どう、とは?」 「人間界に溶け込んで、エラー無くやってるか、ということだ」 あの12月の出来事以来、長門なりにいろいろと苦労してるんじゃないかと、俺は思っている。長門が言うところのエラーとやらも発生し続けているのかも知れない。最近は、あえて花粉症になってみたり、『絶妙な』というより『妙な』冗談らしいことを言ってみたりしている。今日だって「下着まで勝負仕様」だなんて言い出すし。 「私がここにいる限りは、エラーの発生から逃れることはできない。ただし、以前とは異なり、エラーを取り扱うための異常系処理や例外処理の充実が図られている」 「……」 「また、涼宮ハルヒの観察以外にその周辺の人々を観察し、その中に順応していくことも、自律進化の可能性を探求する上で重要視されなければならない、と私および情報統合思念体は判断した。観察を効率よく実施するためには、人間との間に円滑なコミュニケーションを確立することが必要。そのためには、情報の伝達に齟齬を発生させないような正確な会話だけでなく、慣用的な表現や冗長性を持った表現、隠喩やたとえ話、言葉遊びなども駆使しなければならない」 「……つまりなんだ?」 「ユーモアやジョークも必要」 うーむ、久々に長台詞を聞いたと思ったら、そう来たか……。饒舌になった長門そのものがジョークのような気もするが、そこは俺の心の内にしまっておこう。 「そういえば、ハルヒが腹が痛いとか言ってた時も、お前の一言で気がまぎれたと感謝されていたな」 「あのアドバイスは厳密には正しくない。妊娠期間中および授乳中は生理は休止していることが多いが、それは1年を少し超える程度の期間しかない。アドバイスとしてもジョークとしても不十分」 「そ、そうなのか……」 「そう」 時折、平日の午前中から花見で騒いでいる声が響いている。いい気なもんだ。異世界人でも混じっていないか心配になってくる。 「それにしても、さすがにいろいろと詳しいな。保健体育もヒューマノイドインターフェースとやらの必修科目なのか?」 「読書で身につけた」 「出産や育児の本も守備範囲というわけだ」 「ジャンルは問わない」 流石だ、長門。 少しの沈黙の後、長門は続けた。 「私のようなインターフェースは、当然、人間との間で子孫を残すことは不可能」 「そりゃそうだろ。できたとしたら八百万の神々への冒涜だ」 「ただし、物理的な身体構造は人間と同じ。そのため男女間の行為は可能だが、妊娠することはない。つまり……」 ちょっと言葉を区切った長門はつぶやいた。 「毎日が安全日」 ………………。 いったい幾つ3点リーダを並べればいいのだ。 驚いて見つめる俺を、自称全身勝負服仕様の無表情な有機アンドロイドのまっすぐな視線が突き抜けていく。 長門、それは俺の理解できる冗談のレベルを超えているぞ。 本当に冗談なのか、それとも……。 その場で固まってしまった俺をおいて、長門はベンチから立ち上がると5-6歩進んだところで桜を見上げた後、ゆっくりと振り返った。緩やかな風にわずかに舞う桜の花びらの向こうに凛とした感じで佇んでいる。柔らかい春の日差しが降りそそぎ、淡く霞んだ景色の中にその小さい姿が浮かび上がる。 どうしたの? と俺を見つめているようだ。俺はふっと軽く笑って、やれやれだ、と心の中でつぶやきながら、春色に染まりつつある無垢なアンドロイドに歩み寄った。 Fin.
https://w.atwiki.jp/nendoroido/pages/81.html
No.123 長門有希 消失Ver. 「よかったら…」 商品画像 情報 登場作品:涼宮ハルヒの消失 定価:3,500円 発売日:2010年11月15日 再販日: 商品全高:約○○mm 付属品 表情:通常顔、困り顔、笑顔 手首:×6(握り手×2、平手×2、眼鏡持ち手・右、入部届持ち手・右) 腕:コート腕左右各×1、北高制服腕・右×2、左×1 武器:無し その他:入部届、マフラー、北高制服ボディ キャラクター概要 商品解説 良い点 難点 不具合情報 関連商品 涼宮ハルヒ 消失Ver. コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1207.html
Extra.3 長門有希の夢想 ~Report.07 追加報告~ Report.07の夜に見た、夢の内容を報告する。 この夢を見る以前に、『彼』の夢の内容を聞いていたため、その記憶が影響して、内容の一部がその夢と酷似している。 夢の内容は、自分が経験したものの中で特に印象深いものが反映される傾向にある。つまり、わたしが『彼』から聞いた夢の内容が、わたしにとって非常に印象深いものであったことを意味する。これは換言すると、わたしの『願望』が現れていると解釈できるかもしれない。 ただし、その点について、わたしはコメントできない。したくないから。 涼宮ハルヒが自らの力を自覚した。彼女はすべてを受け入れる覚悟を完了した。 SOS団員は、それぞれその正体を明かす。 朝比奈みくるは、未来を固定するためにやってきた、未来人。 古泉一樹は、涼宮ハルヒの作り出す閉鎖空間に対処する、超能力者。 長門有希は、涼宮ハルヒを観察するために作り出された、宇宙人。 そして、それまでの彼らの行動を告白する。 『知らぬはハルヒばかりなり』 涼宮ハルヒは、彼らのこれまでの苦労を思い、そして憂いた。苦労の原因がすべて自分であること。その事実を自分だけが知らなかったこと。その事実は自分にだけは伏せられなければならなかったこと。伏せられなければならなかった理由が、自分の弱さにあること。 涼宮ハルヒは、彼らに謝罪し、その労を労った。 「みんな、今まで全然気が付かなくて、本当にごめんなさい。そして、本当にありがとう。」 シンプルな言葉だが、彼らにはそれだけで十分だった。これまでの自分達の行動が、無意味でなかったことが証明されたから。 「あなたに選択肢は、二つある。」 長門有希は言った。 「一つは、その力の消滅を願い、普通の人間になること。もう一つは、その力の存続を願い、共存していくこと。」 長門有希は続けた。 「選択する権利と義務は、あなたにある。」 長門有希は、涼宮ハルヒの瞳を真っ直ぐに見据えて言った。 「自分の考えで行動すればいい。それがあなたの未来。」 「あたしの……未来。」 涼宮ハルヒは、団員に問うた。 「ねぇ……もしあたしが力の消滅を願ったら、みんなは……どうなるの?」 「あたしは、未来へ……帰るべき場所へ帰らないといけません。でもこれは、涼宮さんの選択の結果に関係なく、です。」 朝比奈みくるは答えた。次に古泉一樹が答える。 「僕は、ほとんど何も変わりませんね。元々僕の、いえ、僕達『機関』の人間が『力』を使えるのは、閉鎖空間の中だけです。その限定的な超能力も無くなれば、『機関』は晴れて解散、僕達もまた『普通の人間』に『戻り』ます。もっとも、用事が済んだわけですから、僕も元いた場所に帰ることになりますけどね。すぐ近く、とは言えませんが、二度と会えないほど遠いわけでもありません。その点は、安心してください。『機関』だって、何だかんだ言って共に死線を潜り抜けた、いわば『戦友』。超能力抜きにしても、今後も付き合いは残ると思いますよ。」 「……有希。あんたは?」 「…………」 最後に、長門有希は、しばらく沈黙したあと、平坦な声で答えた。 「わたしは、自律進化の可能性を探るために、あなたを観察する目的で作成されたインターフェイスの一体。」 彼女は涼宮ハルヒを見つめたまま言う。 「あなたが自分の力を自覚した時点で、わたしの役目は終わった。あなたの選択に関わらず、わたしの有機情報連結は解除される。」 「っ……!? そんな……!!」 息を呑む涼宮ハルヒ。構わず長門有希は続ける。 「支障がないと判断されれば、わたしに関するあなた達の記憶は消去されずに残る。」 「でも、でも……っ!!」 「へいき。」 長門有希は即答する。 「わたしも、元の状態に戻るだけ。他のみんなと同じ。それが自然な状態。」 「!? ゆ、有希っ!!」 涼宮ハルヒが驚愕する。長門有希は――涙を流していた。 「あんた、泣いて……っ!」 「おかしい。」 長門有希は、誰にでも困惑していると分かる声で呟いた。 「このような、感情の涙を流す機能は……わたしには備わっていない、はず、なのに……」 次第に声が震えていく。 「信じ、られない、でも、うっ、今の、ひくっ、わたしは、あなたと、みんなと、離れるのは、寂しいと…思って、いる。」 嗚咽交じりの途切れ途切れな声で言う。溢れる涙を拭おうともせず。 「ふっ、ふえええっ!!」 「みくるちゃん!?」 「な、長門さん……! ずっ、ずるいです~! ふっ、ふええ……最後は、な、泣かずに、ひくっ。」 彼女は丸い目を潤ませながら言う。 「泣かずに行こうと思ってたのに――――!! ふええええええええええええんん!!」 彼女は号泣しながら、涼宮ハルヒに駆け寄り、抱きついた。 「へぇ――――ん! 涼宮さはぁ――――ん! お、お別れは! 寂しいですぅ――――!!」 「みくるちゃん……」 涼宮ハルヒは涙目で朝比奈みくるを受け止める。 「……わたしも、もう会えないと思うと……とても寂しいと感じる。」 長門有希は、涼宮ハルヒに歩み寄ると、静かに涙を流しながら彼女に抱きついた。 「有希……っ!!」 涼宮ハルヒも大粒の涙を流しながら、彼女達を抱き締める。 「みんな……っ! 素直じゃなさすぎ……っ!!」 「おやおや……あなたからそんな言葉を言われる日が来るとは。」 古泉一樹は、口調だけはいつもの調子で言う。溢れる涙は隠しようがない。 「…………」 キョンは、だんまりを決め込んでいる。 「……っ!」 俯いた顔からは、目は陰になって見えないが、その頬には光る筋が見える。彼もまた、声を殺して泣いていた。五人分の泣き声が遠く響く。 「……あたし、決めたわっ!!」 一頻り泣いた後、涼宮ハルヒは宣言した。 「あたしは……」 皆は涙を拭うのも忘れて、固唾を呑んで、彼女の次の言葉を待つ。 「あたしは……普通の人間になる!」 彼女は、古泉一樹を見やる。 「古泉くん。これでもう、あなた達『機関』の人間に迷惑を掛ける事も無くなるわ! 安心してちょうだい!」 「それはそれは……」 古泉一樹は言葉に詰まった。 「何と表現したら良いのか分かりませんが……」 「良いって、良いって! それより、今度『機関』の人に紹介してよね! 直接会って話とかしたいし。」 「ええ、喜んで。」 古泉一樹は、如才ない笑顔で答えた。 「みくるちゃん!」 「は、はいいっ!?」 「あんたが未来に帰るのは仕方がないことなのよね。そっちに家族とかもいるだろうし。」 「はい……」 「でもね?」 涼宮ハルヒは人差し指を突き立てて続けた。 「あたしは絶対、あんたとまた会うんだからね!? これは……そう、『既定事項』なのよっ!!」 涼宮ハルヒはウィンクしながら言った。 「!! は、はいっ!! また、会いましょう!! 約束ですっ!! そう、『既定事項』ですっ!!」 朝比奈みくるは、泣きながら満面の笑顔で答えた。 「……有希。」 「……なに。」 「あんたは、情報連結解除……『消える』ってことよね?」 「そう。」 「その決定権は、情報統合思念体とかって奴が、握ってるのよね。違う?」 「違わない。」 「だったら、あたしが望むことは決まってるわ……」 涼宮ハルヒはびしぃっ! と『天』を指差した。中指で。 「あんたは絶対に消させない! もし消そうってんなら、逆に情報統合思念体とやらの方を消してやるわっ!!」 涼宮ハルヒは、普段の自信に満ちた立ち姿で、『天』に咆えた。 「あたしの能力が消えてからコトを起こそうったって無駄よ! そんなの先刻お見通し! そうなった時にはあたしの力が復活して、情報統合思念体んとこに乗り込んでやる! 前にキョンが言ったみたいに、大暴れしてでも有希のこと取り返してやるんだから! そうなるように設定しておくんだからね! あたしの力は、そういう都合の良い力なのよっ!!」 涼宮ハルヒは力強く親指で大地を指しながら、宣言した。 「だから、有希! 安心してちょうだい! 少なくとも……あたしの目の黒いうちは、あんたを消させたりなんか、誰にもさせやしないわ!」 眉と口の端を同時に吊り上げる、独特の器用な笑い顔で、涼宮ハルヒは高らかに宣言した。 「……ありがとう。」 長門有希は、静かに一言、そう呟いた。溢れる涙の種類は、間違いなく変わっていた。長門有希は今、涙を流している。『歓喜』という名の暖かい涙を。 「古泉くん、これで、良いのよね……?」 「これはあなたの判断です。誰にも止める権利はありませんよ。でも、まぁ……僕の個人的な感想を言わせてもらえれば、考えうる最善の結末かと。」 「そう……ありがと、古泉くん。」 「いえいえ。あなたが上手くまとめてくれたおかげで、僕達の苦労も報われます。」 古泉一樹は、いつもの笑顔で答えた。 「キョン……あんたには、今まで随分苦労させたわね。」 「……まあな。」 「やっぱり、怒ってる?」 「怒ってなんか、ねえよ。」 「本当に? あたしと一緒にいることで、あんた随分辛い思いしたんじゃない?」 「あのな、ハルヒ。」 キョンは涼宮ハルヒに向き直り、告げた。 「苦労しなかったと言えば、嘘になる。でもな、俺はそれでも、お前やSOS団のみんなと一緒に、ありえない非日常な世界を、それなりに楽しんでたんだ。」 そして彼は、彼女との出会いの日、彼女に話し掛けた日、彼女がSOS団を結成した日……これまでの、彼女と、SOS団の思い出を語った。もちろん、時間遡行して中学生時代の彼女と会った七夕のこと、長門有希が世界改変を行い、その結果再びその七夕の日に戻ったこと、それら不可思議現象も含めて。 「普通の人間になっても、お前はお前だ。これからもよろしくな、ハルヒ。」 「ありがとう……キョン。それから……ジョン・スミス。」 「うっ、ひっく……そろそろお別れです……すん。」 朝比奈みくるは泣きながら、静かに告げた。 「帰還命令が発令されました。駐在員の総員退去……みんな『帰り』ます。長いお別れ……です。」 「……っ、みくる、ちゃんっ……!!」 その場にいる誰も、涙を止めようとはしなかった。 「涼宮さん、キョンくん、長門さん、古泉くん……みんな……」 「みくるちゃん! 絶対、また会うんだからね!? 約束なんだからね!?」 「はい…っ! やくそく、です……っ!!」 朝比奈みくるは、涙を流しながら、宣言した。 「もっとたくさん勉強して、いっぱい努力して、今のあたしより禁則事項を少なくして……! いつか、きっと……必ずっ! みんなに、会いに来ます!! みんなを助けに来ます!!」 やる気のポーズで、ここに彼女は契りを交わした。 「それじゃあ、皆さん……さようなら。また会う日まで……」 彼女は、泣きながら微笑み、手を振りながら言った。その姿がほのかな光に包まれ、衣服が煌めく砂粒に変わり、消えていく。もはや彼女は一糸纏わぬ姿だが、いやらしさは感じない。全身がほのかな光に包まれ、目鼻口しかはっきりとは見えない。あとは輪郭だけ。そしてその姿が薄くなり、次の瞬間、完全に消滅した。 「……現在時空から消失した。朝比奈みくるは、自分の時空に『帰還』した。」 長門有希が、静かに告げた。その口調には、どこか寂しい響きが含まれていることに誰もが気付いていた。 「有希。」 涼宮ハルヒは、涙を拭い、長門有希に言った。 「今、思い付いたお願い。こんなことを頼めるのは有希だけなの。聞いてくれる?」 「いい。」 「あたしの目の黒いうちは、あんたを消させないって言ったけどさ。その後のことは考えてなかったの。」 涼宮ハルヒは、真剣な目で長門有希の瞳を見つめて、懇願した。 「その後どうするかは、あんたに任せるんだけど、一つ、どうしてもやってほしいことがあるのよ。」 「…………」 長門有希は、沈黙で答える。真摯な瞳を涼宮ハルヒに向けたまま。 「未来で……みくるちゃんの時代で、彼女を迎えに行ってあげてほしいの。」 涼宮ハルヒは、長門有希の手を取り、続けた。 「方法はあんたに任せる。未来のみくるちゃんが迷わないように、この時代のあたし達に会いに来れるように……っ!」 「…………」 コクンと、誰の目にもわかるように、長門有希は一つ頷いた。 「やくそくする。」 「ありがとう……っ、有希!!」 涼宮ハルヒは、長門有希に抱きついて、感謝の意を示した。長門有希は、優しく抱き返しながら、そっと囁いた。 「だから、安心してほしい。」 「うん、うん……っ!」 また涼宮ハルヒの目に涙が溢れる。そんな彼女を長門有希は、無表情で見つめながら抱き締めていた。しかし、この場にいる、長門有希と付き合いの長い彼ら二人にははっきりと分かっていた。彼女のその無表情には、優しい色が浮かんでいることを。 「こうして自分の時間に帰った彼女は、必死で勉強しました。」 その時、彼らの背後から、声がした。 「それまでどこか頼りない所があった彼女は、人が変わったように努力しました。」 声がゆっくり近付いてくる。 「難しい試験にも挑みました。試験に落ちてもめげず、何度も挑戦しました。」 声がすぐそばまで来た。 「すべては、あの日の約束を果たすため。」 声は、続けた。 「そして、その努力は実を結びます。彼女は、約束を果たせるだけの力を得ました。」 皆が振り返る。 「お久しぶりです、涼宮さん。といっても、あなたにとっては、ついさっき別れたばかりなんですけどね。」 朝比奈みくるが、そこにいた。 つい先刻別れたばかりの彼女より、ずっと大人になって。 「……!?」 涼宮ハルヒは声も出せず、固まっている。 「急なことで驚いたでしょうが、わたしはわたし。朝比奈みくる本人です。ただし、あなたが知っているわたしより、もっと未来から来ました。」 「みくる……ちゃん、なの……?」 「はい。」 朝比奈みくる(大)は、ウィンクしながら答えた。 「みくるちゃん……みくるちゃぁぁぁぁぁん!!」 涼宮ハルヒは泣きながら朝比奈みくる(大)に駆け寄り、抱きついた。 「わたしは、約束を果たすため、この時間に戻ってきました。とはいっても、今この時間は、約束を果たし終えた後なんですけどね。」 「うん……うん……ずっと、ずっと、あたしに気付かれないように、助けてくれてたのよね!?」 「はい……正確に言うと、涼宮さんと、この時間に来ていたわたしに知られないように、ですけどね。」 朝比奈みくる(大)は、顔を上げて言った。 「今日この時間に来たのは、他でもありません。すべてが終わったこの日、この公園で。」 彼女は決意を込めた表情で続ける。 「すべてをお話しするために来ました。」 「わたしも同席させてもらう。」 もう一つ、声が生まれた。 「わたしも、あなた達に話すことがある。それに、会いたいとも思っていた。」 声の主は、長門有希。 ただし、今の長門有希と違って、少し大人びた印象。スーツを着こなし、その顔には、とてもよく似合う知的な眼鏡を掛けている。 「わたしも、あなたとの約束を果たした。」 長門有希(大)は、涼宮ハルヒに言った。 「わたしは、彼女が駐在員としてこの時間に来るよう、様々な手配を行った。」 「それを知ったのは、今の権限を手に入れてからなんですけどね。」 「話は長くなる。落ち着いて話ができる場所がいい。」 「それなら。」 長門有希(小)が言う。 「わたしの部屋がいい。これまでの出来事の、舞台ともなった。」 「そうですね。そうしましょう。」 「そんなに、込み入った話になるのね?」 涼宮ハルヒが問う。 「はい、いろいろと。他人には聞かれたくない話でもあります。」 「じゃあ……部屋の持ち主が許可してるんだから、良いわよね。」 同意する、SOS団一同。 「うふふ。皆さんお揃いですね。今日は久しぶりに、腕によりを掛けて、美味しいお茶を淹れますね♪」 朝比奈みくる(大)は、本当に嬉しそうな顔で告げた。 「あ、そうだ。折角だから、本格的にお茶を点てましょう! 実はこの時代に来たときに、すっかりハマっちゃって……」 朝比奈みくる(大)も、二人の長門有希も。涼宮ハルヒも、SOS団一同も。誰もが、楽しそうな、幸せそうな表情で、移動する。長門有希(大)は、誰にでも分かる表情で。長門有希(小)は、彼らにだけ分かる無表情で。 土曜日の昼下がり。 ある晴れた日のことだった。 【本報告:Report.07 長門有希の幸福】
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1240.html
Extra.3 長門有希の夢想 ~Report.07 追加報告~ Report.07の夜に見た、夢の内容を報告する。 この夢を見る以前に、『彼』の夢の内容を聞いていたため、その記憶が影響して、内容の一部がその夢と酷似している。 夢の内容は、自分が経験したものの中で特に印象深いものが反映される傾向にある。つまり、わたしが『彼』から聞いた夢の内容が、わたしにとって非常に印象深いものであったことを意味する。これは換言すると、わたしの『願望』が現れていると解釈できるかもしれない。 ただし、その点について、わたしはコメントできない。したくないから。 涼宮ハルヒが自らの力を自覚した。彼女はすべてを受け入れる覚悟を完了した。 SOS団員は、それぞれその正体を明かす。 朝比奈みくるは、未来を固定するためにやってきた、未来人。 古泉一樹は、涼宮ハルヒの作り出す閉鎖空間に対処する、超能力者。 長門有希は、涼宮ハルヒを観察するために作り出された、宇宙人。 そして、それまでの彼らの行動を告白する。 『知らぬはハルヒばかりなり』 涼宮ハルヒは、彼らのこれまでの苦労を思い、そして憂いた。苦労の原因がすべて自分であること。その事実を自分だけが知らなかったこと。その事実は自分にだけは伏せられなければならなかったこと。伏せられなければならなかった理由が、自分の弱さにあること。 涼宮ハルヒは、彼らに謝罪し、その労を労った。 「みんな、今まで全然気が付かなくて、本当にごめんなさい。そして、本当にありがとう。」 シンプルな言葉だが、彼らにはそれだけで十分だった。これまでの自分達の行動が、無意味でなかったことが証明されたから。 「あなたに選択肢は、二つある。」 長門有希は言った。 「一つは、その力の消滅を願い、普通の人間になること。もう一つは、その力の存続を願い、共存していくこと。」 長門有希は続けた。 「選択する権利と義務は、あなたにある。」 長門有希は、涼宮ハルヒの瞳を真っ直ぐに見据えて言った。 「自分の考えで行動すればいい。それがあなたの未来。」 「あたしの……未来。」 涼宮ハルヒは、団員に問うた。 「ねぇ……もしあたしが力の消滅を願ったら、みんなは……どうなるの?」 「あたしは、未来へ……帰るべき場所へ帰らないといけません。でもこれは、涼宮さんの選択の結果に関係なく、です。」 朝比奈みくるは答えた。次に古泉一樹が答える。 「僕は、ほとんど何も変わりませんね。元々僕の、いえ、僕達『機関』の人間が『力』を使えるのは、閉鎖空間の中だけです。その限定的な超能力も無くなれば、『機関』は晴れて解散、僕達もまた『普通の人間』に『戻り』ます。もっとも、用事が済んだわけですから、僕も元いた場所に帰ることになりますけどね。すぐ近く、とは言えませんが、二度と会えないほど遠いわけでもありません。その点は、安心してください。『機関』だって、何だかんだ言って共に死線を潜り抜けた、いわば『戦友』。超能力抜きにしても、今後も付き合いは残ると思いますよ。」 「……有希。あんたは?」 「…………」 最後に、長門有希は、しばらく沈黙したあと、平坦な声で答えた。 「わたしは、自律進化の可能性を探るために、あなたを観察する目的で作成されたインターフェイスの一体。」 彼女は涼宮ハルヒを見つめたまま言う。 「あなたが自分の力を自覚した時点で、わたしの役目は終わった。あなたの選択に関わらず、わたしの有機情報連結は解除される。」 「っ……!? そんな……!!」 息を呑む涼宮ハルヒ。構わず長門有希は続ける。 「支障がないと判断されれば、わたしに関するあなた達の記憶は消去されずに残る。」 「でも、でも……っ!!」 「へいき。」 長門有希は即答する。 「わたしも、元の状態に戻るだけ。他のみんなと同じ。それが自然な状態。」 「!? ゆ、有希っ!!」 涼宮ハルヒが驚愕する。長門有希は――涙を流していた。 「あんた、泣いて……っ!」 「おかしい。」 長門有希は、誰にでも困惑していると分かる声で呟いた。 「このような、感情の涙を流す機能は……わたしには備わっていない、はず、なのに……」 次第に声が震えていく。 「信じ、られない、でも、うっ、今の、ひくっ、わたしは、あなたと、みんなと、離れるのは、寂しいと…思って、いる。」 嗚咽交じりの途切れ途切れな声で言う。溢れる涙を拭おうともせず。 「ふっ、ふえええっ!!」 「みくるちゃん!?」 「な、長門さん……! ずっ、ずるいです~! ふっ、ふええ……最後は、な、泣かずに、ひくっ。」 彼女は丸い目を潤ませながら言う。 「泣かずに行こうと思ってたのに――――!! ふええええええええええええんん!!」 彼女は号泣しながら、涼宮ハルヒに駆け寄り、抱きついた。 「へぇ――――ん! 涼宮さはぁ――――ん! お、お別れは! 寂しいですぅ――――!!」 「みくるちゃん……」 涼宮ハルヒは涙目で朝比奈みくるを受け止める。 「……わたしも、もう会えないと思うと……とても寂しいと感じる。」 長門有希は、涼宮ハルヒに歩み寄ると、静かに涙を流しながら彼女に抱きついた。 「有希……っ!!」 涼宮ハルヒも大粒の涙を流しながら、彼女達を抱き締める。 「みんな……っ! 素直じゃなさすぎ……っ!!」 「おやおや……あなたからそんな言葉を言われる日が来るとは。」 古泉一樹は、口調だけはいつもの調子で言う。溢れる涙は隠しようがない。 「…………」 キョンは、だんまりを決め込んでいる。 「……っ!」 俯いた顔からは、目は陰になって見えないが、その頬には光る筋が見える。彼もまた、声を殺して泣いていた。五人分の泣き声が遠く響く。 「……あたし、決めたわっ!!」 一頻り泣いた後、涼宮ハルヒは宣言した。 「あたしは……」 皆は涙を拭うのも忘れて、固唾を呑んで、彼女の次の言葉を待つ。 「あたしは……普通の人間になる!」 彼女は、古泉一樹を見やる。 「古泉くん。これでもう、あなた達『機関』の人間に迷惑を掛ける事も無くなるわ! 安心してちょうだい!」 「それはそれは……」 古泉一樹は言葉に詰まった。 「何と表現したら良いのか分かりませんが……」 「良いって、良いって! それより、今度『機関』の人に紹介してよね! 直接会って話とかしたいし。」 「ええ、喜んで。」 古泉一樹は、如才ない笑顔で答えた。 「みくるちゃん!」 「は、はいいっ!?」 「あんたが未来に帰るのは仕方がないことなのよね。そっちに家族とかもいるだろうし。」 「はい……」 「でもね?」 涼宮ハルヒは人差し指を突き立てて続けた。 「あたしは絶対、あんたとまた会うんだからね!? これは……そう、『既定事項』なのよっ!!」 涼宮ハルヒはウィンクしながら言った。 「!! は、はいっ!! また、会いましょう!! 約束ですっ!! そう、『既定事項』ですっ!!」 朝比奈みくるは、泣きながら満面の笑顔で答えた。 「……有希。」 「……なに。」 「あんたは、情報連結解除……『消える』ってことよね?」 「そう。」 「その決定権は、情報統合思念体とかって奴が、握ってるのよね。違う?」 「違わない。」 「だったら、あたしが望むことは決まってるわ……」 涼宮ハルヒはびしぃっ! と『天』を指差した。中指で。 「あんたは絶対に消させない! もし消そうってんなら、逆に情報統合思念体とやらの方を消してやるわっ!!」 涼宮ハルヒは、普段の自信に満ちた立ち姿で、『天』に咆えた。 「あたしの能力が消えてからコトを起こそうったって無駄よ! そんなの先刻お見通し! そうなった時にはあたしの力が復活して、情報統合思念体んとこに乗り込んでやる! 前にキョンが言ったみたいに、大暴れしてでも有希のこと取り返してやるんだから! そうなるように設定しておくんだからね! あたしの力は、そういう都合の良い力なのよっ!!」 涼宮ハルヒは力強く親指で大地を指しながら、宣言した。 「だから、有希! 安心してちょうだい! 少なくとも……あたしの目の黒いうちは、あんたを消させたりなんか、誰にもさせやしないわ!」 眉と口の端を同時に吊り上げる、独特の器用な笑い顔で、涼宮ハルヒは高らかに宣言した。 「……ありがとう。」 長門有希は、静かに一言、そう呟いた。溢れる涙の種類は、間違いなく変わっていた。長門有希は今、涙を流している。『歓喜』という名の暖かい涙を。 「古泉くん、これで、良いのよね……?」 「これはあなたの判断です。誰にも止める権利はありませんよ。でも、まぁ……僕の個人的な感想を言わせてもらえれば、考えうる最善の結末かと。」 「そう……ありがと、古泉くん。」 「いえいえ。あなたが上手くまとめてくれたおかげで、僕達の苦労も報われます。」 古泉一樹は、いつもの笑顔で答えた。 「キョン……あんたには、今まで随分苦労させたわね。」 「……まあな。」 「やっぱり、怒ってる?」 「怒ってなんか、ねえよ。」 「本当に? あたしと一緒にいることで、あんた随分辛い思いしたんじゃない?」 「あのな、ハルヒ。」 キョンは涼宮ハルヒに向き直り、告げた。 「苦労しなかったと言えば、嘘になる。でもな、俺はそれでも、お前やSOS団のみんなと一緒に、ありえない非日常な世界を、それなりに楽しんでたんだ。」 そして彼は、彼女との出会いの日、彼女に話し掛けた日、彼女がSOS団を結成した日……これまでの、彼女と、SOS団の思い出を語った。もちろん、時間遡行して中学生時代の彼女と会った七夕のこと、長門有希が世界改変を行い、その結果再びその七夕の日に戻ったこと、それら不可思議現象も含めて。 「普通の人間になっても、お前はお前だ。これからもよろしくな、ハルヒ。」 「ありがとう……キョン。それから……ジョン・スミス。」 「うっ、ひっく……そろそろお別れです……すん。」 朝比奈みくるは泣きながら、静かに告げた。 「帰還命令が発令されました。駐在員の総員退去……みんな『帰り』ます。長いお別れ……です。」 「……っ、みくる、ちゃんっ……!!」 その場にいる誰も、涙を止めようとはしなかった。 「涼宮さん、キョンくん、長門さん、古泉くん……みんな……」 「みくるちゃん! 絶対、また会うんだからね!? 約束なんだからね!?」 「はい…っ! やくそく、です……っ!!」 朝比奈みくるは、涙を流しながら、宣言した。 「もっとたくさん勉強して、いっぱい努力して、今のあたしより禁則事項を少なくして……! いつか、きっと……必ずっ! みんなに、会いに来ます!! みんなを助けに来ます!!」 やる気のポーズで、ここに彼女は契りを交わした。 「それじゃあ、皆さん……さようなら。また会う日まで……」 彼女は、泣きながら微笑み、手を振りながら言った。その姿がほのかな光に包まれ、衣服が煌めく砂粒に変わり、消えていく。もはや彼女は一糸纏わぬ姿だが、いやらしさは感じない。全身がほのかな光に包まれ、目鼻口しかはっきりとは見えない。あとは輪郭だけ。そしてその姿が薄くなり、次の瞬間、完全に消滅した。 「……現在時空から消失した。朝比奈みくるは、自分の時空に『帰還』した。」 長門有希が、静かに告げた。その口調には、どこか寂しい響きが含まれていることに誰もが気付いていた。 「有希。」 涼宮ハルヒは、涙を拭い、長門有希に言った。 「今、思い付いたお願い。こんなことを頼めるのは有希だけなの。聞いてくれる?」 「いい。」 「あたしの目の黒いうちは、あんたを消させないって言ったけどさ。その後のことは考えてなかったの。」 涼宮ハルヒは、真剣な目で長門有希の瞳を見つめて、懇願した。 「その後どうするかは、あんたに任せるんだけど、一つ、どうしてもやってほしいことがあるのよ。」 「…………」 長門有希は、沈黙で答える。真摯な瞳を涼宮ハルヒに向けたまま。 「未来で……みくるちゃんの時代で、彼女を迎えに行ってあげてほしいの。」 涼宮ハルヒは、長門有希の手を取り、続けた。 「方法はあんたに任せる。未来のみくるちゃんが迷わないように、この時代のあたし達に会いに来れるように……っ!」 「…………」 コクンと、誰の目にもわかるように、長門有希は一つ頷いた。 「やくそくする。」 「ありがとう……っ、有希!!」 涼宮ハルヒは、長門有希に抱きついて、感謝の意を示した。長門有希は、優しく抱き返しながら、そっと囁いた。 「だから、安心してほしい。」 「うん、うん……っ!」 また涼宮ハルヒの目に涙が溢れる。そんな彼女を長門有希は、無表情で見つめながら抱き締めていた。しかし、この場にいる、長門有希と付き合いの長い彼ら二人にははっきりと分かっていた。彼女のその無表情には、優しい色が浮かんでいることを。 「こうして自分の時間に帰った彼女は、必死で勉強しました。」 その時、彼らの背後から、声がした。 「それまでどこか頼りない所があった彼女は、人が変わったように努力しました。」 声がゆっくり近付いてくる。 「難しい試験にも挑みました。試験に落ちてもめげず、何度も挑戦しました。」 声がすぐそばまで来た。 「すべては、あの日の約束を果たすため。」 声は、続けた。 「そして、その努力は実を結びます。彼女は、約束を果たせるだけの力を得ました。」 皆が振り返る。 「お久しぶりです、涼宮さん。といっても、あなたにとっては、ついさっき別れたばかりなんですけどね。」 朝比奈みくるが、そこにいた。 つい先刻別れたばかりの彼女より、ずっと大人になって。 「……!?」 涼宮ハルヒは声も出せず、固まっている。 「急なことで驚いたでしょうが、わたしはわたし。朝比奈みくる本人です。ただし、あなたが知っているわたしより、もっと未来から来ました。」 「みくる……ちゃん、なの……?」 「はい。」 朝比奈みくる(大)は、ウィンクしながら答えた。 「みくるちゃん……みくるちゃぁぁぁぁぁん!!」 涼宮ハルヒは泣きながら朝比奈みくる(大)に駆け寄り、抱きついた。 「わたしは、約束を果たすため、この時間に戻ってきました。とはいっても、今この時間は、約束を果たし終えた後なんですけどね。」 「うん……うん……ずっと、ずっと、あたしに気付かれないように、助けてくれてたのよね!?」 「はい……正確に言うと、涼宮さんと、この時間に来ていたわたしに知られないように、ですけどね。」 朝比奈みくる(大)は、顔を上げて言った。 「今日この時間に来たのは、他でもありません。すべてが終わったこの日、この公園で。」 彼女は決意を込めた表情で続ける。 「すべてをお話しするために来ました。」 「わたしも同席させてもらう。」 もう一つ、声が生まれた。 「わたしも、あなた達に話すことがある。それに、会いたいとも思っていた。」 声の主は、長門有希。 ただし、今の長門有希と違って、少し大人びた印象。スーツを着こなし、その顔には、とてもよく似合う知的な眼鏡を掛けている。 「わたしも、あなたとの約束を果たした。」 長門有希(大)は、涼宮ハルヒに言った。 「わたしは、彼女が駐在員としてこの時間に来るよう、様々な手配を行った。」 「それを知ったのは、今の権限を手に入れてからなんですけどね。」 「話は長くなる。落ち着いて話ができる場所がいい。」 「それなら。」 長門有希(小)が言う。 「わたしの部屋がいい。これまでの出来事の、舞台ともなった。」 「そうですね。そうしましょう。」 「そんなに、込み入った話になるのね?」 涼宮ハルヒが問う。 「はい、いろいろと。他人には聞かれたくない話でもあります。」 「じゃあ……部屋の持ち主が許可してるんだから、良いわよね。」 同意する、SOS団一同。 「うふふ。皆さんお揃いですね。今日は久しぶりに、腕によりを掛けて、美味しいお茶を淹れますね♪」 朝比奈みくる(大)は、本当に嬉しそうな顔で告げた。 「あ、そうだ。折角だから、本格的にお茶を点てましょう! 実はこの時代に来たときに、すっかりハマっちゃって……」 朝比奈みくる(大)も、二人の長門有希も。涼宮ハルヒも、SOS団一同も。誰もが、楽しそうな、幸せそうな表情で、移動する。長門有希(大)は、誰にでも分かる表情で。長門有希(小)は、彼らにだけ分かる無表情で。 土曜日の昼下がり。 ある晴れた日のことだった。 【本報告:Report.07 長門有希の幸福】
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/1122.html
部室に来たものの誰も居なく。丁度疲れていた俺はそのまま椅子で眠ってしまっていたようだ。 キョン「むう…?」 誰かの気配で目を覚ました…長門だ。長門が俺のすぐ目の前に立っていた。 キョン「よう…まだ、お前だけみたいだ…な゙?」 落ち着け。うん、落ち着け俺。OK、冷静だ。 目の前に居るのは長門だ。長門です。長門。うん、どう見ても長門だよなあ、うん。 長門「…ゔ~~~…(ぐすっ)」 どこか怯えたようにこちらを見… 前言撤回。どちら様ですかあなた。ああ、解らなければ聞くしかないよな。 キョン「…どちら様でしょうか?」 長門「有希…です。」 念のため確認する。 キョン「有希って…長門有希?」 長門「うん。」 念のため再確認。 キョン「……ヒューマノイドインターフェイス?」 長門「うん。」 即答した。OK、とりあえず本物としておこう。 キョン「一体どうしたんだ?そんな喋り方じゃなかったろう?」 喋り方だけじゃないが。 長門「…ウィルスのせい。」 キョン「ウィルスってのはパソコンとかのあれか?」 長門「うん、それ。」 キョン「…それのせいで口調が変わってると?」 長門「…口調じゃなくて人格。…人格以外はほとんど変わってない。」 人格が変わってても適切な説明をありがとう。 どっちかというと今の説明の方が解りやすくて助かるぞ長門ー。 とりあえず大体把握した…と思う。話を変えてみよう。 キョン「そういえばさっき、何か言いかけてた?」 長門「さっき?」 キョン「なんか涙目で」長門「泣いてない。」 追及されたくなさそうだ。無表情を見慣れているせいか解りやすすぎる。 キョン「俺が起きた時だ。何か言いたそうにも見えてたんでな。」 長門「あ、うん…でも話はちょっと後。」 呪文を唱えだす長門。瞬間、周囲の光景が大きい公園に変わる。 キョン「……おい長門…説明を頼む…。」 長門「ウィルスに触っちゃったのは2時間位前なの。それからすぐに他のインターフェイスが攻撃してきて私は空間に閉じこもって…」 人格一つでここまで変わるのか。言葉は解りやすいのに解りにくいぞ長門。 長門「こもってたら寂しくなったけどキョン君と一緒なら寂しくないかなって思って。」 ようやくウィルスと言えるものだと思った。行動がぶっとんでるというか衝動的というか。 キョン「なあ長門。そのウィルスはいつ…その、良くなるんだ?」 とりあえずベンチに座って聞いてみた。 長門「…誰も来なければあと20分位かな。」 案外早くてほっとする。長門が隣に座って来た。 侵入者は現れず時間は過ぎ。 キョン「あと1,2分だったっよな。」 長門「…うん。」 今日。1時間にも満たない間に、長門の色々な表情を見た。 否定してたけど泣き顔。 指摘された時の少しすねたような顔。 ぶっとんだ事を言った時の無邪気な顔。 今隣でどこかもの悲しそうに景色を見ている顔。もしかしたらこれらが本来の…視線が合った。 長門「どうしたの?」 キョン「…いろんな表情が見れたと思ってな…。」 長門「…うん。」 沈黙。長門が口を開いた。 長門「あと15秒で元に戻る。…だから。」 不意にキスをされた。すぐに離れ、言う。 長門「少し残念だけど、多分今の私とは永遠にお別れ。」 長門「またいつか。泣いたり笑ったりさせて欲しいな。」 周囲の景色が急に消え、いつもの教室が目に映… キョン「だっ!」 ベンチが消えて尻餅をついた。 視線を上げると長門が手をさしのべていた。 キョン「すまん。」 長門「私のミス。謝るのは私。」 いつもの長門…だな。そう思いながら手を取り立ち上が 谷口「wawawa忘れ物……はっ!」 手を取りながら立っている俺と長門。 谷口「…度々すまん。ごゆっくりっ!」 …谷口。お前は毎日何か忘れてるのか、おい。 キョン「…部室に行かないとな。団長様が怒ってそうだ。」 長門「そう。」 手を離そうとしたが離さない長門。 キョン「どうした?」 長門「このまま行く。」 キョン「……そうか。」 長門「そう。」 古泉「これから大変そうですね…ただ見る分には微笑ましいのですが。」
https://w.atwiki.jp/boonrpg/pages/22.html
「ぬかるんでるから」 「ギリシア館の謎」 「桐桐人」 「星を見る人」 「海を継ぐもの」 「うろおぼえの偽書」 「誰某」 「ダンボール辞典」 「サザエサン症候群」 ザ・スニーカー2004年12月号で紹介された、長門有希が薦める100冊のパロディ SOS団の部室で顔をあわせるたび、必ず本を読んでいる有希。 「いったい何を読んでいるんだろう?」とみんなも気になっていたはず。 今号は特別に、彼女がおすすめの100冊を選んでもらった。 これを読めば、長門が普段なにを考えているかわかるかも? 以下に解説を記す。 ◆ぬかるんでるから 佐藤哲也著 『ぬかるんでから』 ◆ギリシア館の謎 エラリー・クイーン著 『ギリシア棺の謎』 ◆桐桐人 井上ひさし著 『吉里吉里人』 ◆星を見る人 小林泰三著 『海を見る人』 ファミコンで発売された伝説のクソゲー、『星をみるひと』 ◆海を継ぐもの J・P・ホーガン著 『星を継ぐもの』 上の「海」と「星」が交換されている ◆うろおぼえの偽書 竹本健治著 『ウロボロスの偽書』 ◆誰某 法月綸太郎著 『誰彼』 ちなみに誰某は"だれそれ"と読む([[元ネタ]]は"たそがれ") ◆ダンボール辞典 アト・ド・フリース著 『イメージシンボル辞典』 ◆サザエサン症候群 笠井潔著 『オイディプス症候群』 日曜の夕方になると「翌日から通勤・通学しなければならない」と感じ憂鬱になることの総称
https://w.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/141.html
長門有希ちゃんの消失(アニメ) 概要 2009年7月4日発売の角川書店の漫画雑誌ヤングエース創刊号から連載を開始した、『涼宮ハルヒの憂鬱』のスピンオフの『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』のスピンオフ漫画となる。 長門有希が主人公だが、ハルヒちゃんとは違いラブコメ重視でギャグ漫画ではない。 2015年現在もヤングエースにて連載中。 2013年12月16日に、SOS団公式サイトのリンクにあるドコモ・アニメストアのページにてアニメ化企画進行中と発表された(ドコモのスマートフォンのみ閲覧可能)後に2014年9月4日の長門有希ちゃんの消失のコミックス第7巻にて2015年TVアニメ化決定と発表。 2014年12月18日には2015年春に放送開始と告知された。 キャストは旧作から継続。スタッフはプロデューサー、音楽プロデューサー音響監督、音響効果等を覗いてハルヒちゃん ちゅるやさん、涼宮ハルヒの憂鬱、涼宮ハルヒの消失シリーズから一新し、制作会社もサテライトとなった。 アニメの内容は、引っ込み思案でフツーの文芸部の部長である長門有希が朝倉涼子の協力を得て文芸部の部室にてクリスマスパーティーを開くまでを描かれる様子。アニメにおいては、原作第4巻「涼宮ハルヒの消失」・劇場版で描かれた消失の世界が、もしも最初からそうだったら・・・という世界観であるため超常現象も起きない。 和田監督曰くアニメにおいて、「ドラマそのものよりドラマの中でのキャラクターの感情を描きたいとのことで、長門有希ちゃんの普通の女の子として、楽しい世界で優しいみんなといっしょに暮らしている姿を愛でて欲しいと語っている。 漫画について詳しく知りたい方は『http //www39.atwiki.jp/haruhi-2ch/pages/39.html』へ。 長門有希ちゃんの消失のスタッフ(14/12/19更新)New! 長門有希:茅原実里 キョン:杉田智和 朝倉涼子:桑谷夏子 朝比奈みくる:後藤邑子 鶴屋さん:松岡由貴 谷口:白石稔 国木田:松元恵 古泉一樹:小野大輔 涼宮ハルヒ:平野綾 長門有希ちゃん消失のキャスト(14/2/28更新)New! 監督:和田純一 シリーズ構成:待田堂子 キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤郁子 美術監督:田尻健一 背景・ムクオスタジオ 色彩設定・谷本千絵 撮影監督・岩崎敦 撮影:T2スタジオ 編集:定松剛 音響監督:鶴岡陽太 音響効果:森川永子New! 音響制作:楽音舎 音楽:加藤達也 音楽制作:ランティス 音楽プロデューサー:齊藤滋・吉江輝成New! アニメーションプロデューサー;金子文雄・江口浩平New! 制作デスク:海上千晶New! 設定制作 松井明穂New! 企画/エグゼクティブプロデューサー:安田猛New! 統括プロデューサー:伊藤敦New! アシスタントプロデューサー:千葉誠・山崎聡New! 制作:サテライト 製作:北高文芸部詳しいスタッフはアニメ製作スタッフへ TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』OP&ED(15/3/19更新)New! オープニングテーマ 『フレ降レミライ』作詞:畑亜貴 作曲:佐々倉有吾 編曲:渡辺和紀 歌:北高文芸部女子会(茅原実里、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、平野綾) エンディングテーマ 『ありがとう、だいすき』作詞・作曲:rino 編曲:Evan Call (Elements Garden) 歌:茅原実里 挿入歌 『見つけてHappy Life』(第8話)作詞:畑亜貴 作曲・編曲:橋本由香利 歌:朝比奈みくる(後藤邑子) 2006年に発売された涼宮ハルヒの憂鬱キャラクターソングVol.3朝比奈みくる収録曲より使用 『giragira shake』(第8話)作詞:真崎エリカ 作曲・編曲:酒井拓也 歌:キョン(杉田智和) TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の放送局(15/3/6更新)New! 放送地域 放送地域 放送局 放送期間 放送日時 系列 最速からの遅れ 東京都 東京MXテレビ 2015年4月3日- 金曜25時40分-26時10分 独立局 全国(BS) BS11 2015年4月4日- 土曜27時00分-27時30分 衛星(BS)放送 1日 全国(CS) AT-X 2015年4月4日- 土曜22時30分-23時00分RP1;日曜18時30分-19時00分RP2 火曜14時30分-15時00分RP 3金曜06時30分-07時00分 衛星(CS)放送 1日 千葉県 チバテレビ 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 2日 神奈川県 tvk 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 〃 埼玉県 テレ玉 2015年4月5日- 日曜24時00分-24時30分 独立局 〃 兵庫県 サンテレビ 2015年4月5日- 日曜24時30分-25時00分 独立局 〃 福岡県 TVQ九州放送 2015年4月5日- 日曜26時35分-27時05分 テレビ東京系列 〃 長野県 信越放送 2015年4月6日- 月曜25時55分-26時25分 東京放送(TBS)系列局 3日 岐阜県 岐阜放送 2015年4月7日- 火曜24時00分-24時30分 独立局 4日 三重県 三重テレビ放送 2015年4月8日- 水曜25時20分-25時50分 独立局 5日 ネット配信 dアニメストア 2015年4月9日- 木曜12時00更新 - 6日 ネット配信 楽天ショウタイム 2015年4月10日- 金曜12時00更新(1週間無料) - 7日 ネット配信 アニメパス 2015年4月16日- 木曜12時00分更新 - 13日 ネット配信 ニコニコ動画 2015年4月23日- 木曜12時00分更新 - 20日 ネット配信 バンダイチャンネル 2015年4月23日- 木曜12時00分更新 - 20日 ※RP=リピート放送 話数・サブタイトル(15/9/1更新) Blu-ray DVD情報よりTVアニメは16話、ただしOVAが2015年10月にコミックス9巻同梱で発売予定なためOVAも含めれば17話。 話数 サブタイトル 原作収録巻・話 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 Blu-ray&DVD 第1話 大切な場所 原作1巻1-4話 待田堂子 和田純一 和田純一 今西亨 1巻 第2話 もろびとこぞりて 原作1巻5-7話 待田堂子 和田純一 飛田剛 井上英紀 1巻 第3話 涼宮ハルヒ!! 原作2巻8-10話 待田堂子 島津裕行 羽多野浩平 古澤貴文 2巻 第4話 Be my Valentein 原作2巻10-12話 待田堂子 竹下良平 竹下良平 川島尚、田中知江 2巻 第5話 彼女の憂鬱 原作2巻13-14話原作3巻15話 待田堂子 和田純一 近藤一英 青木美穂、大橋幸子北沢典子、長坂寛治丸山修二 3巻 第6話 Over the Obento 原作3巻16-19話 和場明子 羽多野浩平 羽多野浩平 古澤貴文、松本文男福世孝明 3巻 第7話 ねがいごと 原作3巻20-22話 根元歳三 竹下良平 安藤健 飯飼一幸、岩岡優子福世孝明、松本文男 4巻 第8話 涼宮ハルヒの謀 原作3巻23話 寺澤雄三 竹下良平 竹下良平 いとうまりこ、椛島洋介木野下澄江、清水貴子丸山修二 4巻? 第9話 その手を… 原作3巻24・25・26話 待田堂子 羽多野浩平 羽多野浩平 古澤貴文、福世孝明 5巻? 第10話 サムデイ イン ザ レイン(長門有希ちゃんの消失)? 原作4巻27話 和場明子 安田賢司 飛田剛 香川久、川島尚 5巻? 第11話 長門有希ちゃんの消失Ⅰ? 原作4巻28・29話 根元歳三 石平信司 古賀一臣 金田栄二、しまだひであき舘崎大、丸山修二 6巻? 第12話 長門有希ちゃんの消失Ⅱ? 原作4巻30・31話 根元歳三 安田賢司 大脊戸聡 斎藤圭太 6巻? 第13話 長門有希ちゃんの消失Ⅲ? 原作4巻32・33話 待田堂子 和田純一 ヤマトナオミチ 伊藤郁子、今西亨香川久、川島尚丸山修二 7巻? 第14話 彼女の戸惑い? 原作4巻34・35話 和場明子 竹下良平 竹下良平 本田創一、陣内美帆柳田幸平、服部憲知松本弘、吉井弘幸野口孝行、荒木裕 7巻? 第15話 彼の迷い? 原作4巻36・37話 待田堂子 水本葉月 水本葉月 古澤貴文、松本文男福世孝明 8巻? 第16話 花火? 原作5巻38話 待田堂子 和田純一 飛田剛 井上英紀、今西亨大橋幸子、川島尚清水貴子、陣内美保本田創一、丸山修二 8巻? OP&ED作画スタッフ オープニングアニメーション絵コンテ・演出 平池芳正 作画監督 今西亨・香川久 原画 浅野勝也 飯田剛士 氏家嘉宏 甲斐田亮一 椛島洋介 小松真梨子 式地幸喜 杉本功 谷口明弘 西川亮 福士真由美 藤本さとる 山本真理子 第二原画 伊藤真奈美、陣内美帆 動画検査 杉田真理 色指定検査 谷本千絵 エンディングアニメーション絵コンテ 和田純一 演出 竹下良平 作画監督 田中知江 原画 杉村友和、滝山真哲、浜中朋子 動画検査 杉田真理 色指定検査 谷本千絵 ラジオ(15/4/1更新)New! 一部通販サイトのCD情報にてオープニングテーマのカップリング曲がラジオのテーマソングだと発表されたためラジオがあると判明。ソース、2015年4月1日にラジオが正式発表 パーソナリティとコーナーそして公式サイトが開設http //lantis-net.com/nagato/され、2015年4月20日より配信開始。毎週月曜日22時更新。 ジングルは涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部と同一なので懐かしくなること請け合い。 パーソナリティ茅原実里(長門有希役) 桑谷夏子(朝倉涼子役) コーナーパーソナリティ(スタッフ日記出張版)伊藤敦(統括プロデューサー)※第3、4回未参加 笠原周造(宣伝) ゲスト杉田智和(公開収録、第9回) テーマソング オープニング『ふわふわナカマでよろしくね』歌 - 長門有希(茅原実里) 朝倉涼子(桑谷夏子)(第1回~) エンディング『ありがとう、大好き』歌 - 茅原実里(第1回~) 放送回 放送回 配信日 選曲 文芸部日誌 長門有希ちゃんの空腹 朝倉涼子の夕食レシピ わが町レポート スタッフ日記の紹介物 備考 第01回 2015/04/20 フレ降レミライ 長門有希 ○ - - 原作コミックス8巻 第02回 2015/04/27 ありがとう、だいすき 朝倉涼子 - ○ - 長門有希ちゃんの消失 とある一日 第03回 2015/05/4 フレ降レミライ 長門有希 - - ○ 長門有希ちゃんの消失Blu-ray1巻 第04回 2015/05/11 ありがとう、大好き 朝倉涼子 ○ - - 長門有希ちゃんの消失Blu-ray1巻 第05回 2015/5/18 窓辺の予感 長門有希 - ○ - 長門有希ちゃんの消失×SHIROBACOコラボカフェ 第06回 2015/5/25 しあわせは日常のなかで 朝倉涼子 - - ○ 善光寺のお守り 第07回 2015/6/1 探していた風景 長門有希 ○ - - - 第08回 2015/6/8 LOVE EDITION 朝倉涼子 - ○ - - 第09回 2015/6/15 - キョン - - ○ - 公開録音 第10回 2015/6/22 恋はミらいからクル? 長門有希 ○ - - - 第11回 2015/6/29 愛の門番EXTRA 朝倉涼子 - ○ - - 第12回 2015/7/6 太陽とデイジー 長門有希 - - ○ - 第13回 2015/7/13 Dreamerという冒険者 朝倉涼子 ○ - - - 第14回 2015/7/20 錯覚Loving'you 長門有希 - ○ - - 第15回 2015/7/27 福が来たりて風が吹く 朝倉涼子 - - ○ - 第16回 2015/8/3 フレ降レミライ 長門有希 ○ - - - 第17回 2015/8/10 ありがとう、だいすき 朝倉涼子 - ○ - - 第18回 2015/8/17 ふわふわナカマでよろしくね 長門有希 - - ○ - 第19回 2015/8/24 フレ降レミライ(長門Ver.) 朝倉涼子 ○ - - - 第20回 2015/8/31 ハレ晴レユカイ 長門有希 - ○ - - 第21回 2015/9/7 冒険でしょでしょ? 朝倉涼子 - - ○ - 第22回 2015/9/14 コーナー ショートドラマ(コント)タイトルコールの前に始まるキャラの掛け合いのラジオドラマ。 ふつおた!ふつうのおたよりを読むコーナー 長門有希ちゃんの空腹 視聴者のグルメ情報を募集するコーナー。長門有希ちゃんが大食らいであることに由来するらしい。 朝倉涼子の夕食レシピいつも料理を作る朝倉さんに着想を得た視聴者から「お手軽に安くできるレシピ」を募集するコーナー。朝倉さんが「それあり」、「それ無理」で判定する。 わが町レポート(第3回~)あなたにとって大事な場所はちゃんとそこあるかなど、自分が関わった思い出深い所についてレポートするという、涼宮ハルヒ消失をモチーフにしたコーナー。 スタッフ日記ラジオ出張版公式サイト上にあるスタッフ日記の出張版ということで、文芸部仮部員となったスタッフによる宣伝コーナー。 ●●の文芸部日誌パーソナリティのキャラになりきりラジオで配信された回の話された事をまとめて言うコーナー。 イベント(15/5/7更新)New! AnimeJapanトーク&ミニライブ2015年3月21日に幕張メッセにて開催予定。長門有希役の茅原実里とキョン役の杉田智和が出演 同日にサテライトブースにて長門有希役の茅原実里と和田純一監督、金子文雄アニメーションプロデューサーによる放送直前ステージが開催された。 また21・22日にイベントとしてKADOKAWAブース、サテライトブース、TOKYO MXブースにて「長門有希ちゃんの消失」スタンプラリーが行われる。 TVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の先行上映イベント2015年3月22日に角川シネマ新宿にて開催。トークも行うと予定されており。長門有希ちゃんの消失の世界の北高校生組総出演の豪華声優陣茅原実里・杉田智和・桑谷夏子・後藤邑子・松岡由貴・白石稔・松元惠らが出演と発表されたが、小野大輔、平野綾もサプライズで登場した。物販も行われたほか、当選来場者特典としてシナリオ第1話の冊子が付いた。 2015年5月31日にアニメイト主催で『「長門有希ちゃんの消失」Blu-ray DVD発売決定記念イベント 北高文芸部部活動発表会』が開催される。ソース出演は茅原実里、桑谷夏子のほかにゲストで杉田智和が参加する。内容はラジオの公開録音と茅原実里によるミニライブ。応募資格はアニメイトの参加券配布店舗てBlu-ray DVDの全巻予約(内金)することが条件である。 キャラクターソング(15/3/13更新) 長門有希ちゃんの消失においてもキャラクターソングが発売される予定。今回は愛をテーマにしており、各キャラ2曲+フレフレミライのソロバージョンで3曲。なお第1期のキャラクターソングをイメージとした歌名となっている。 Vol.1 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.1 NAGATO YUKI 長門有希 2015年5月27日発売 Vol.2 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.2 ASAKURA RYOKO 朝倉涼子 2015年5月27日発売 Vol.3 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.3 ASAHINA MIKURU 朝比奈みくる 2015年6月24日発売→7月22日正式版発売 Vol.4 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.4 TSURUYASAN 鶴屋さん 2015年6月24日発売 Vol.5 TVアニメ 長門有希ちゃんの消失 CHARACTER SONG SERIES “In Love” case.5 SUZUMIYA HARUHI 涼宮ハルヒ 2015年7月22日発売 放送されるまでの経緯 2013年12月16日……SOS団公式サイトのリンクからドコモ・アニメストアのサイトにてアニメ化企画進行中と発表。 2014年8月3日……「フィーバー涼宮ハルヒの憂鬱」のムック(カドカワムックレーベル/角川書店BC)KADOKAWAより長門有希ちゃんの消失のアニメ化についても触れられており、続報を待てと発表された。 2014年8月お盆頃……アニメスタッフが作者のぷよと西宮市においてロケハンとしたとのこと。(ヤングエース9月号にて兵庫に行ってきますとの作者コメあり)他情報源 2014年9月4日……コミックス7巻の帯とヤングエース2014年10月号にて長門有希ちゃんの消失が2015年TVアニメ化決定と発表された。 2014年12月18日……公式サイト上で長門有希ちゃんの消失のスタッフ・キャスト制作会社とキービジュアルが発表された。コミックナタリーでは監督キャラデザシリーズ構成制作会社以外のスタッフの情報も掲載された他、平野綾スタッフTwitterにて放送が2015年春ということが発表されている。後に公式サイトにおいても2015年春放送開始と告知された 2015年1月10日……月刊ニュータイプ2015年2月号にてアニメ『長門有希ちゃんの消失』の初版権が掲載された。北高内の教室で椅子に座りつつメガネをかけている長門のイラストである。原画はキャラクターデザインの伊藤郁子。長門有希役の茅原実里のインタビューが掲載されている。まだインタビュー当時ではアフレコは始まっておらず、長門有希ちゃんの消失の世界観に合わせて演技についてスタッフと話合っている段階だという。またハレ晴レユカイを踊りたいという意欲も語っていた。 2015年1月23日……2015年3月21・22日開催のAnimeJapanにて長門有希ちゃんの消失のステージが21日土曜日に開かれることが発表された。内容はトーク ミニライブで出演者は茅原実里と杉田智和。 2015年1月30日……娘TYPE2015年3月号にアニメ版権のピンナップ掲載。長門有希と朝倉の教室での昼食シーンのイラスト。原画は井上英紀。アニメの内容は文芸部室でクリスマスパーティーを開く計画を立てた長門は朝倉の手助けを借りて実現へ向けて頑張るという話らしい。 2015年2月12日……一部通販サイトにてオープニングCDの情報解禁。『フレ降レミライ』が4月29日発売ということと北高文芸部女子会というユニットで、茅原実里、桑谷夏子、後藤邑子、松岡由貴、平野綾の5人が歌うことが発表された。[[ソース http //www.neowing.co.jp/product/LACM-14342]2015年2月15日……上記CDにてオープニングテーマのカップリング曲はラジオテーマになることが判明し、長門有希ちゃんの消失はラジオを行うことがわかった。[[ソース http //www.neowing.co.jp/product/LACM-14342] 2015年2月13日……2015年3月22日に角川シネマ新宿にてTVアニメ『長門有希ちゃんの消失』の先行上映イベントが開催されることが発表された、出演者は茅原実里・杉田智和・桑谷夏子・後藤邑子・松岡由貴)・白石稔さん・松元惠さんの5人でトークも行われる予定、また特典として第1話のシナリオ集も付くとのこと。チケット価格は3500円。 2015年2月17日……公式サイトがリニューアル 正式開始そしてサイト変更がなれるとともにメインキャラクター(長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・ハルヒ・古泉・谷口・国木田)の9人キャラデザインが公開された。またTwitterアカウントも掲載されている。 2015年2月20日……公式サイト上のキャラクターデザインのうち決定稿ではない仮色設定が公開された。公開されたキャラクターは長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・古泉・ハルヒの7人。 2015年2月23日……放送局が東京MXテレビのみ公開され、東京MXテレビの放映開始 時間も4月3日金曜25時40分より放送と発表された。なお前番組の角川枠のISUCAである。 2015年2月24日……キャラデザインのうちギャグ顔の線画が公開された。公開されたのは長門・朝倉・キョン・朝比奈・鶴屋さん・古泉・ハルヒの7人。 2015年2月25日……東京MXテレビ以外の放送局が発表された。TVQ九州放送とAT-Xのみ放送開始日程が発表されたが(上記参照)今回発表された、tvk、テレ玉、サンテレビ、チバテレビ、岐阜放送、三重テレビ、信越放送、BS11の時間帯や放送開始日時は不明。 2015年2月25日……同日に、2015年4月1日より角川スニーカー文庫にて長門有希ちゃんの消失の公式ノベライズ『長門有希ちゃんの消失 とある一日』が発売されると角川スニーカー文庫公式ツイッターにて発表された。形式としては4コマ漫画小説。著者はGJ部の作者の新木伸。北高文芸部での穏やかな日常描くらしい。カバーイラストはぷよ描きおろしとのことで、谷川流が執筆に絡んでることはない模様。 2015年2月26日……チバテレビ、テレ玉、tvk、サンテレビの4局の放送開始日程と放送時間が公式サイト上にて発表された。 2015年2月27日……公式サイト上にてスタッフキャストページ更新。OPが正式に北高文芸部女子会が『フレ降レミライ』を歌うことが発表された他、スタッフに統括プロデューサー、音楽プロデューサー、制作デスク、設定制作、アニメーションプロデューサー、音響効果等が追加された。伊藤プロデューサー、音楽Pの斎藤滋プロデューサーはシリーズ通しての継続である。伊藤プロデューサーはぷよ曰く、キャラクターの語調をチェックしている模様。 2015年2月27日……BS11の放送時間・放送開始日程が公式サイト上で発表された。 2015年2月28日……娘TYPE2015年4月号にアニメ版権のピンナップ掲載。長門有希ちゃんが寝巻き姿で怒れる朝倉さんがメガネを回収してしまうという図であった。 2015年3月2日……岐阜放送・三重テレビ放送の放送時間・放送開始日程が公式サイト上で発表された。 2015年3月6日……信越放送の放送時間・放送開始日程が発表されるとともに、メインキャラ7人が描かれた第二弾キービジュアルが公式サイト上で発表された。 2015年3月10日……ニュータイプ2015年4月号が発売され版権が描かれるとともに、杉田智和のインタビューが掲載された。また別の頁では和田監督のインタビューが掲載されている。 2015年3月10日……コンプティーク2015年4月号が発売された、発表はキャラデザ等が掲載された既報のみで特集は1ページ。 2015年3月11日……公式サイト上で東京MXテレビ版の番組宣伝CM(15秒版)が公開された。ナレーションは茅原実里であるがBGMはフレ降レミライか?本編映像が使用されている。 2015年3月12日……エンディング曲が解禁され、茅原実里が歌うことが発表された。タイトルは「ありがとう、だいすき」である。アニメ版とアーティスト版の2バージョン発売予定作詞作曲者は不明。 2015年3月13日……アマゾン等ネット通販サイトにおいて、長門有希ちゃんの消失のキャラクターソングが5月から7月にわたって発売されることが発表された。現在5枚まで発売情報が公開されており、5月に長門有希と朝倉涼子、6月に朝比奈みくると鶴屋さん、7月に涼宮ハルヒが発売される予定。 2015年3月18日……10月に発売する長門有希ちゃんの消失コミックス第9巻の限定版のBlu-rayにおいてOVA25分が収録されることがコミック既刊の折込チラシにおいて発表された。その他は不明。 2015年3月21日……AnimeJapanのBLUEステージにてトーク ミニライブが開催。出演は杉田智和と茅原実里。茅原は優しい忘却、「雪、無音、窓辺にて」、「ありがとう、だいすき」を歌唱。(ソース) 2015年3月21日……上記イベントのサテライトブースにて茅原実里 和田監督 金子アニメーションPによるトークショー開催。 2015年3月22日……角川シネマ新宿にて第一話先行上映会 トークショーが開催。サプライズで小野大輔と平野綾も駆けつけ、発表されているメインキャスト全員が登壇した。レポートはこちら 2015年3月24日……公式サイトにて杉田智和ナレーションの1分PV公開。BGMは『亡き王女のためのパヴァーヌ』 2015年3月30日……娘TYPE5月号に長門有希ちゃんの消失版権イラストと、茅原実里の簡単なインタビューが掲載。 2015年4月2日……公式サイトにてラジオ開始を正式発表。パーソナリティは茅原実里 桑谷夏子で4月23日からランティスネットラジオにて毎週月曜22時より配信予定とのこと。 外部リンク(15/4/3更新)New! 長門有希ちゃんの消失アニメ公式サイト アニメ長門有希ちゃんの消失公式Twitter ラジオ「北高文芸部ラジオ支部」公式サイト 長門有希ちゃんの消失チャンネル
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2590.html
長門有希の人望? 【『涼宮ハルヒの分裂』最終ページ以降】 長門有希の家に急行するSOS団一同。そこで彼らが見たものは……!! 「有希! 具合はどう!?」 『鍵は開いている』とインターホンで言われ、ノックもせずに扉を開け放った涼宮ハルヒは、ずかずかと奥へ向かう。 「おいハルヒ、長門は病人だぞ? もうちょっと静かにだな……」 ハルヒに追いついたキョンは絶句する。ハルヒは立ち尽くしていたのだ、眼前の光景に。 ――恐ろしく量の多い真っ黒なモップが、そこにあった。 「――――」 「なんで、お前が、ここにいる?」 違った。周防九曜が、そこにいた。 「――――看病――――」 枕元に正座した九曜が、身体を起こした有希にお粥を食べさせていた。 「――ふー、ふー――――あーん――――」 「あーん……」 「おいしい――――?」 「……薄く効かせた昆布茶が絶妙。おいしい。」 「――――あなたの――――声は――――綺麗ね――――」 「……そう。」 無表情にお粥を食べさせられている有希の顔を逆に向ける手。 「長門さんの世話役はわたしです。部外者は手出し無用に願いたいですね。」 喜緑江美里がわかめうどんを構えていた。 「ふー、ふー。はい、長門さん、あーん。」 「あーん……」 「おいしいですか?」 「……わかめととろろ昆布の配分が絶妙。おいしい。」 「わたしの得意料理ですから。配分も試行錯誤の成果です。」 穏やかな表情ながら、勝ち誇った目で九曜を見やる江美里。 「――ふー、ふー。」 有希の世話焼きバトルは続く。 (今のわたしは……両手に花……) あのー、長門さん? 熱のせいか、思考が変ですよ? (今のは妄言。忘れて。) 「あら、わたしのことを忘れてもらっては困るわ。長門さんの世話はわたしが見ることと決まってるんだから。」 その声を聞き、キョンの背筋に冷たいものが走った。振り返ると、朝倉涼子が土鍋を持って立っていた。 涼子はそのまま有希の枕元に歩み寄ると、土鍋の蓋を開けた。土鍋の中身はおでん。厚揚げ、大根、卵…… 「ふー、ふー。はい、長門さん、あーん。」 「……あーん。」 「おいしい?」 「……大根の隠し包丁が絶妙。味が染みている。おいしい。」 「よかった。」 心底幸せそうな笑顔で、有希を見つめる涼子。 「――ふー、ふー。」 「ふー、ふー。」 「ふー、ふー。」 『はい、あーん。』 「……あーん。」 「……有希、女のコにモテモテね。」 ハルヒと朝比奈みくるは、眼前の光景に圧倒されていた。 「有希ったら、いつも通りの無表情のはずなのに、なんか、こう、雰囲気が違うのよね。」 「長門さん、何だか嬉しそうに見えます……」 「あんな雰囲気の有希、見たことないわ。……何なのかしら、この『敗北感』は。」 「……長門さんを取られちゃったから、ですか?」 「……かもね。あたしの前では、あんな雰囲気、見せてくれないし……」 「……涼宮さん、もしかして妬いてます?」 「ちょ! なんてこと言うのよ、みくるちゃん!」 「ふふふ、顔真っ赤ですよ?」 「むぐぐぐ……」 みくるはクスクスと笑いながら、 「でも、すごく様になってますよね、長門さん。女の子を周りに侍らしてる姿が。」 「有希って、基本、儚げな少女なんだけど、横顔とか凛々しいのよね。隣町の歌劇団の男役とか似合いそう。」 「かっちりしたスーツとか、男物の服が似合いそうですよね。」 「なぁに、みくるちゃん。もしかして有希にお姫様抱っことかされたいわけ?」 「ふえぇぇっ!? ち、違いますぅ~。」 ハルヒはおもむろに、みくるに抱き付いた。 「わっ、わっ、す、涼宮さん!?」 「……勘違いしないでよね。別に、急に寂しくなったとかそんなんじゃないんだから。何となくこうしたくなっただけなんだからね。」 (急に人恋しくなったんですね、涼宮さん……) 有希は、3人から食べさせられるものを全て平らげた。 「――食後は――寝る……」 九曜が有希の身体を横たえながら、膝枕に誘う。 「栄養補給と十分な休息が肝要です。」 更に江美里が有希に腕枕をする。 「良い夢見てね。」 そして涼子が添い寝をする。 「……って、何ちゃっかり、膝枕と腕枕も堪能してるんですか、あなたは。」 「――おいしい――ところを――持っていかれた……」 江美里と九曜から突っ込まれる涼子。 「役得、役得♪」 九曜の膝枕と、江美里の腕枕の感触を堪能しつつ、有希の髪を撫でる涼子。 「撫でられるのは……嫌いじゃない。」 「みくるちゃんの髪は、ふわふわよね~。」 「あひぃん……髪を撫でながら、耳元で囁かないでくださいぃ~。」 「……とりあえず、容態は大丈夫そうだな。」 「そのようですね。」 キョンと古泉一樹は、顔を見合わせた。いちゃつく宇宙人娘達と、その様子に触発されたのか、やたらと密着する現代人×未来人の光景に当てられていた。 「いやはや、長門さん有事の際は、誰も彼もがこうして集って、世話を焼こうという気になるのですね。これもある意味、長門さんの人望の厚さの現れと言えるかもしれません。」 「……なあ、古泉。帰って良いか?」 「そうですね。僕らにできることは、何もなさそうです。」 2人は揃って肩をすくめた。 『やれやれ。』
https://w.atwiki.jp/yukipo/
長門有希さんみたいな女の子@まとめ 長門有希みたいな女の子を探していた 1のお話ではありません 現行スレッド【パー速VIP】 年末年始もベーコンアスパラ食おうぜ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1167535840/ 長門煮の子に惚れた http //www17.ocn.ne.jp/~nowhere/nagatoni/index.html こちらのサイトは過去ログをhtml化して置いてくれてます まとめじゃ出来ない事もしていただける予定? さすが長門煮の子に惚れたの管理人! まとめじゃ出来ない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる!あこがれるぅ!