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《颯爽たる銃士》 通常魔法 自分のエクストラデッキにカードがないときのみ発動可能。 デッキから「銀の山のガンナー」と名のついたカードを1枚を手札に加える。 《弾薬整理》 通常魔法 自分のエクストラデッキにカードがないとき、手札の「銀の山」と名のついたカードを二枚まで見せて発動する。 見せたカードの枚数+1枚をドローし、見せたカードをデッキに戻す。 《銀脈の再発見》 通常魔法 自分のエクストラデッキにカードがないとき、以下の効果から一つ選択して発動する。 ●墓地の「銀の山」と名のついたカードを1枚か2枚デッキの一番下に戻して発動する。自分はデッキからカードを1枚ドローする。 ●墓地の「銀の山」と名のついたカードを3枚デッキの一番下に戻して発動する。自分はデッキからカードを2枚ドローする。 《ゲリラ戦法》 通常罠 自分フィールドにある裏側表示または表側表示の「銀の山」と名のついたカードを1枚リリースして発動する。 フィールドにあるカードを1枚破壊し、相手に1000のダメージを与える。 《物資補給部隊》 永続罠 「銀の山」と名のついたモンスターが特殊召喚された時、自分はデッキまたは墓地から「銀の山」と名のついたモンスターを1枚手札に加える事ができる。 《隠された武器庫》 速攻魔法 このターン特殊召喚をせず、手札がこのカード1枚、または無い場合にのみ発動できる。 デッキまたは墓地から「銀の山」と名のついた魔法カードとモンスターカードを1枚ずつ手札に加える。 《早撃ちガンマン》 速攻魔法 自分の手札にある「銀の山」と名のついたカード1枚、もしくは墓地の「銀の山のガンナー」と名のついたカードと「銀の山のバレット」と名のついたカードを1枚ずつ除外して発動する。 フィールドにある魔法、罠カードを1枚破壊し、「銀の山」と名のついたモンスターを墓地から1枚手札に加える。 《銀山の宰相》 10/闇/魔/3000/2000 このカードは通常召喚できず、「銀の山」と名のついたモンスターを2体リリースした場合のみ手札から特殊召喚できる。 1ターンに1度、デッキから「銀の山」と名のついたカードを1枚手札に加える。 《銀の盃》 通常魔法 エクストラデッキと自分の手札にカードが存在せず、このターン中に「銀の山のガンナー」と名のついた魔法、罠カードを発動したターン中にのみ発動できる。 自分はデッキからカードを2枚ドローし、このターンを終了する。 《山火事の傷跡》 永続罠 このカードがフィールドに存在する限り、互いのプレイヤーはデッキからモンスターを特殊召喚できず、ドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事もできない。
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《白銀の春》 永続魔法 1ターンに1度、フィールドに表側表示で存在する植物族・昆虫族・獣族・恐竜族・爬虫類族モンスター1体を選択し、 選択したモンスターにアイスカウンターを1つ乗せる事が出来る。 咲夜オリジナルカード第二期で登場した永続魔法。 対象は限られるものの、安定してアイスカウンターを供給することができる。 毎ターンの安定したアイスカウンターの供給が可能なのはこのカードを除くと、《氷精チルノ》及び《氷の魔王》、《アイス・ブリザード・マスター》の三種類のモンスターしかいない。 より安定したアイスカウンターソースとして考えた場合、最上級モンスター二体は場に出すことがそもそも困難であり主力として期待にしくく、【アイスカウンター】必須の《氷精チルノ》はリクルートサルベージともに可能であり優秀なロック形成効果まで持つもののサイズの小ささにかわりはなく場持ちが期待しにくい。それらの点において、このカードはそれなりの利点を持つ。 だが、肝心のアイスカウンターを乗せる対象が普段あまりお見かけしない種族に限定されているデメリットはあまりにも大きい。何の操作もなしにこのカードで相手モンスターにアイスカウンターを乗せようと考えるのは無謀に過ぎ、《コールドディヴィニティー》を用いて自分のモンスターに乗せようにもこのカードの対象となる種族を持ったモンスターはアイスカウンター関連のカードには《神獣 フィーグムンド》しか存在しない。 このカードを活用したければ《DNA改造手術》とのコンボは必須だろう。故にこのカードの持ち味を生かすのは、【種族操作】に【アイスカウンター】の要素を加えるようなデッキであると予想される。 発動時「もう春だというのに、天候はいつまでも雪のままだ!!」 カウンターを乗せるとき「止まぬ雪が降り……アイスカウンターが乗る!」 と、メッセージが出る。 関連リンク アイスカウンター
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【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+12 重量1 耐久値150 ミスリル銀の鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 ※水魔法強化[中] ※黒曜装備中の首飾りに宝石を追加、ナイアスに譲渡 初出:180話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+17 重量1 耐久値150 ミスリル銀の鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 ブラック・オパールを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※水魔法強化[大]、宝石の特殊効果を強化 ※ナイアスが装備していた首飾りに宝石を追加 出:181話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+20 重量1 耐久値150 ミスリル銀の鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 ファイアー・オパールを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※水魔法強化[大]、宝石の特殊効果を強化 出:253話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+14 重量1+ 耐久値200 ミスリル銀の編鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 ※水魔法強化[中] 出:333話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+28 重量1+ 耐久値200 ミスリル銀の編鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 ファイアー・オパールを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ルビーを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※水魔法強化[大]、宝石の特殊効果を強化 呪文射程が中上昇、呪文効果が中上昇 出:333話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度5 M・AP+19 重量1 耐久値150 ミスリル銀の鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りの全てに嵌め込んで強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※水魔法強化[中]、呪文射程が中上昇 出:333話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B- レア度6 M・AP+34 重量1+ 耐久値200 出:341話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B+ レア度6 M・AP+38 重量1+ 耐久値230 ※全て品質B+の南洋真珠、南洋黒真珠にて組み込み ※作成:マルグリッド 出:363話 【共通】 ミスリル銀の編鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りに嵌め込んで強化してある。 白色の南洋真珠を嵌め込んで強化してある。 金色の南洋真珠を嵌め込んで強化してある。 南洋黒真珠を嵌め込んで強化してある。 ※水属性強化[大]、土属性強化[中]、光属性強化[小] 闇属性強化[小]、雷属性強化[小] 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B- レア度6 M・AP+35 重量1+ 耐久値200 出:341話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B+ レア度6 M・AP+39 重量1+ 耐久値230 ※マルグリッドより購入後にサファイアを追加で2個組み込み ※ナイアス用装備 出:363話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B レア度6 M・AP+37 重量1+ 耐久値220 ※全て品質Bの南洋真珠、南洋黒真珠にて組み込み ※ヘザー用装備 出:363話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質C+ レア度6 M・AP+32 重量1+ 耐久値190 ※逢魔用装備 出:363話 【共通】 ミスリル銀の編鎖で作られた首飾り。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 複数の真珠を首飾りに嵌め込んで強化してある。 白色の南洋真珠を嵌め込んで強化してある。 金色の南洋真珠を嵌め込んで強化してある。 南洋黒真珠を嵌め込んで強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※水属性強化[大]、土属性強化[中]、光属性強化[小] 闇属性強化[小]、雷属性強化[小]、呪文射程が中上昇 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B+ レア度7 M・AP+43 重量1+ 耐久値300 ミスリル銀の玉鎖で作られた首飾り。頑強さを重視した構造となっている。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] アクアマリンを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ダイヤモンドを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 アレキサンドライトを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ルビーを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 トパーズを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※回復呪文効果が増、全耐性効果が大上昇、呪文のMP消費が減 宝石の特殊効果を強化、呪文射程が中上昇、呪文効果が中上昇 技能補正強化 ※装備していた首飾りの宝石の組み合わせをダイヤモンドを含めた組み合わせに変更。 ※さらに、編鎖から玉鎖へと変更が加わる。 出:475話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B+ レア度7 M・AP+49 重量1+ 耐久値300 ミスリル銀の玉鎖で作られた首飾り。頑強さを重視した構造となっている。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] ダイヤモンドを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 アクアマリンを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 アレキサンドライトを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ルビーを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 トパーズを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※全耐性効果が大上昇、回復呪文効果が増、呪文のMP消費が減 宝石の特殊効果を強化、呪文射程が中上昇、呪文効果が中上昇 技能補正強化 ※作成:マルグリッド 出:653話 【装飾アイテム:首飾り】ミスリル銀の首飾り+ 品質B+ レア度7 M・AP+88 重量1+ 耐久値300 ミスリル銀の玉鎖で作られた首飾り。頑強さを重視した構造となっている。 魔法発動用に強化されている。 [カスタム] 蜃帝真珠を嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ダイヤモンドを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 アクアマリンを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 アレキサンドライトを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 サファイアを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ルビーを嵌め込んだ台座を連結して強化してある。 ※技能補正上限まで強化、全耐性効果が大上昇、回復呪文効果が増 呪文のMP消費が減、宝石の特殊効果を強化、呪文射程が大上昇 呪文効果が大上昇、??? ※作成:マルグリッド 出:1016話
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ベッカル 登録日:20??/??/??(日) ?? ?? ?? 投稿先: 更新日:2014/07/30 Wed 21 14 56 ▽タグ一覧 ケイロアス大学教授 人物 学者 男性 名前 ベッカル 種族 アルティラン・クレオス(ブルー系統) 体格 身長1.7m~54m 主な能力・地位 ケイロアス星間大学教授、アルティラ銀河警備隊参謀 親族関係 主要活躍宙域 アトラス銀河系 スペック Gex9.5 活躍年代 (基準時前後) メインページリンク プロフィール アルティラン種で、波動出力に優れたセンスをももつクレオス(ブルー系統)。 人間体は初老の男性である。 U-78スターベースなどで働いている参謀役であり、フェイトやフォースなどは盟友の一人である。 一方で学識にも優れ、ケイロアス星間大学で主として秩序論の教授を務めている。 秩序論における学識は優れているが、ディガスの不干渉姿勢には批判的な見解を持つケースが多い(過干渉はよくないという視点自体は持っているが、より介入を是とする思想である)。 ラトリアンのノヴァ・レイシオ特任教授(ディガス高位大使)は論敵であり、お互いを優れた人物と認知しつつも相互にかなり批判していることが多い。 かつてアトラス連合がケイロアス星間大学に補助金を出すと言った際、受け入れを推し進めた教授でもあり、ケイロアス大学紛争の際にはその見通しの甘さを否応なく悟ることになった。 デザイン・プロフィール:元々はケイロアス星間大学の教授として「ブライドン・ベッカル」という名前と大体今のプロフィールにあるような性格を持ったキャラであった。ただ、秩序論に関してディガスに対抗して一家言もてる種族としてアルティラン(GDWウルトラマン)に白羽の矢が立ったため、アルティラン風の名前として単にベッカルとなった。 名の由来は、啓蒙思想から「犯罪と刑罰」などを著した18世紀の思想家ベッカリーアであるが、モチーフではない。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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戦いの矢 ◆ZqUTZ8BqI6 「ガロード、どっちに行くんだ。近道はこっちだぞ」 「え? アムロさん、C-8に行くなら、ここから南にまっすぐ……」 「それは違うんだ。この壁を抜けると反対側に出られるようになっているんだ。 ここは、上と下がつながっていると言っていたろう?」 「ああ、そう言えば……そうか、つながってるってそういうことか」 進み始めたガロードの言葉に割り込んでストレーガの指が北をさす。 そこには、白系の色を中心に、虹色の光を放つどこまでも続く壁があった。 アムロの言葉を聞いて、F-91は、急旋回。慌ててストレーガのそばまで戻ってくる。 「悪い悪い、アムロさん。俺、まさか、この壁に突っ込むのがそれなんて知らなくて」 「いや、それも無理はないさ。俺も逃げる時、半信半疑だったが光の壁に突っ込んだから知ってるんだ」 そう言ったあと、小さくアムロは歯噛みする。 過去に捕らわれていても仕方がない、と頭では割り切れるほど年は積み重ねているが、 感情まで抑えきれるほど、アムロも老成し冷めた人間になれているわけでもなかった。 あのときの戦いで、もう少し早く、あの獅子のマシンを撃破できたなら。 いや、戦力も少ないのに、行動する仲間を分割しなければ。 ……シャアは、死なずにすんでいたのかもしれない。 「何を、考えているんだ俺は……」 ストレーガの中で、アムロは一人小さくつぶやいた。 シャア・アズナブル。いけすかない部分もあったし、そりが合うはずもない男だった。 だが、不思議と自分たちは出会い、時代に翻弄されていった。 結局、自分が何をつかんだのか? ――それすらもわからないままだ。 あの男は、何かを見つけ、つかんだのだろうか。 もし、シャアが何かにたどり着いたとして…… それがあの愚行、アクシズ落としへとつながったとしたら、アムロはやはりシャアの行動を否定する。 あの男は、焦りすぎたんだ。だから、現実も見えちゃいなかったし、すぐに物事に見切りをつけた。 アムロは、シャアの行動を否定した。 だが、あの男を考えるに当たって、忘れてはいけないことがある。 「この暖かさをもった人間が、か」 シャアも、人の心の温かさを知っていたし、そのことをはっきりと認めていた。 そして、それを知った上での選択だったということ。シャアは、人のエゴと優しさを知った上で決断したのだ。 自分との決着にこだわり、過去を引きずりながらも同時に人を知り未来のために決起した男。 自分に、その勇気があるのか? いや、勇気と言うには少し違うかもしれない。 どうしようもないくらいすべてを理解して、他人を背負っていく気概、魂が自分にあるのか。 「ガロード……すこしいいか?」 光の壁を抜けて、おもむろに問いかける。 「どうやら、そのガンダムは俺たちの技術の延長にあるようだが……いつごろ作られたかわかるか?」 「うーん、ちょっと触っただけじゃ操縦法はわかっても、そこまではわかんないみたいだ。 ……そうだ、ちょっと待ってよ。色々試してみるから、さ」 いったん地上に降りるF-91を見て、アムロもゆっくり降下していく。 幸い、ここは市街地だ。高層ビル群の陰に隠れていればそうそう見つかることはない。 「そうだな、一応目的地には着いた。なにかあると聞き逃すかもしれない。放送まで聞き逃さないように移動を切り上げよう。 ……ガロード、さっき言った、最初のニュータイプの話を……少し聞かせてくれないか」 「ああ、いいよ」 軽く返事を返し、手を動かしながらガロードは説明してくれた。 酷く、哀しい人間の業そのものが詰まったような物語を。 ただ、アムロはぼんやりとそれを聴き続けた。ただ、ひたすらに聞く。 何か、理解できる気がして。 「―――で、言ったんだ。 ニュータイプは人の革新でもなければ戦争の道具でもない、ただの人間だ。それは幻想だ』って」 「そう……か……」 アムロは、それだけ言うのが限界だった。 だが、作業をするため画面に集中していたガロードは、アムロの顔色に気付かず、さらに言う。 「お、調べたら結果が出たよ。 えーっと、宇宙世紀123年、バイオ・コンピュータを利用したニュータイプ仕様……」 そこまで読み上げた後、ガロードも怒りに顔をゆがませる。 アムロは、なぜガロードが怒っているのかよく理解できた。 なんてことはない。これは、ニュータイプを戦争の道具として使うモビルスーツでしかないのだ。 ……それも、あの人の光を見せた時から30年もたった、自分たちの未来の、だ。 人は、力でメンタリティを容易に変容させる。 それこそ、急に力を手に入れた反動で、一夜にして別人同然になることもある。 逆に、己を脅かす力をもつ存在の登場によって、周囲の人々のほうが変わっていくこともある。 一人の人間が持つ力が、すべての人間の心の在り方すら捻じ曲げる。 まさに、ニュータイプがそうだった。 驚異的な力を持つと畏怖されたこともあった。逆に人間の革新ともてはやされ、尊敬されたこともあった。 お互い、人間であることに変わりはないのに。 ニュータイプは幻想である。 アムロは、そのガロードの意見を、素直に受け入れる。 だが、哀しかった。あまりにも悲しすぎた。 よく似た並行世界でも、ニュータイプは戦争の道具として扱われ、血を流す原因となった。 あの日から、30年たった自分の世界でも、何も変わっていない。 これが、『人の業』とでも言うのか。 シャアは……シャア・アズナブルはこの絶望を知っていたのだろうか。 人は、決してメビウスの輪から抜け出すことはできず、あらゆる世界、あらゆる時間で罪を重ねるのだろうか。 「……そろそろ、放送だな。そちらに集中しよう」 ガロードに言っているのか、自分に言い聞かせているのかもはっきりしない心地だった。 そう言って、ディバックから、地図とメモ、ボールペンを引っ張り出す。 時刻は、18時間が経過し、昼の12時だった戦いの開始も、今では夜更けとなっている。 最初の6時間では、10人だった。 仮に、このペースで死者が増えているとすれば、単純計算時間が倍になっている以上、死者は20人。 いや、参加者が減れば減るほど、殺し合いは減速する。それを考えれば、16,7人。 もっと少ないことを祈って、アムロは鳴り始めた音楽に耳を傾ける。 しかし、その内容はアムロの予測を上回るものだった。 「なんだって……二十……一人だと?」 あの部屋には、50人弱しかいなかった。 最初の放送で、10人が死亡。6時間経過時の残りは40人と少し。 その40と少しの人数の中で……この12時間で、21がさらに脱落した。 つまり、6時間経過時の生存者の半分が死亡したことに他ならない。 アムロは確信する。人が減っても、殺し合いは減速していない。 むしろ、減った状態でありながら時間の単純比以上の人間が落ちたことを考えると、その加速度は猛烈な勢いで増している。 呼ばれた名にはギム・ギンガナムの名もあった。 危険人物も当然返り討ちその他で減っているだろうが、 それでも、この場は殺し合いにのった人間のほうが現在優勢であることは疑いようがない。 こんな理不尽に殺し合えと言われて、それでも最後に一人になるまで殺しあってしまう人間。 この世界は、多くの世界から人が集まっている。多種多様な世界の知恵をもってしても、人は食い合うことをやめられない。 シャアの名は、覚悟していた。だから、受け止めることはできた。 しかし、放送から流れたそれ以外の情報は、どれも顔を強くゆがませるのに十分なものだった。 唯一の救いは、自分たちの合流相手、クインシィやジョナサン、そしてブンドルの名が呼ばれなかったことだ。 もう、一刻の余裕もない。 可能な限り迅速に、こちらの戦力を落とすことなく、反抗勢力を集めなければ、勝機は完全に失われる。 「ガロード……合流を急ぐぞ。うかうかしてる暇はなさそうだ」 「ああ、わかったよ。……おっさんの分まで頑張らなきゃな」 おっさん、というのは話に聞いた神隼人だろう。 だれもが、苦痛を乗り越え、消えた人々を背負って生きている……とアムロは知っている。 この世界はそれが顕著なのだ。言うならば、ここは世界を凝縮し縮めた箱庭―― 「そうか……そういうことか、これがあの化け物の目的なのか……」 アムロは、直感的に気付いた。この世界の、意味を。 ストレーガのアイ・カメラで周囲の住宅街やオフィス内を急いで探索する。 ……人のつかった痕跡が、いっさい見当たらない。 それが、アムロの予感に、さらに確信を与えてくれる。 最初から、アムロが感じていたことがある。 違和感、とも言ってもいい。この世界には……あまりにも人の思念が感じられない。 無限に広がるような感覚を与えながら、雑念というか、ごちゃごちゃしたものがなさすぎるのだ。 だから、離れた場所でもニュータイプでも何でもないギンガナムの気配を手に取るように感じることができた。 冷静に考えると、意識もせず集中もせず遠く離れたニュータイプでもない人間の思念を、つぶさに知ることができるのはある意味異常だ。 この世界に、人はいない。いなかったという過去系ではない。過去未来現在、あらゆる時間で自然には、ここに人はいない。 いるのは、連れてこられた自分たちだけだ。 不純物の混ざらない、なにもない人間の世界のジオラマに、生贄を用意することで『世界』を再現する。 自分たちをひねりつぶすだけならたやすくやってのけるような存在が、そんなことをやる目的は何か? 言うまでもない、実験だ。 不純物を取り出し計測に無駄な幅が出ないようにするのも、 小さい事象の投影から全体を予測、理解するのも、 まさに実験そのもの。 ここは、実験用のフラスコの中なのだ。 だが、ここでもひとつだけ疑問が残る。 では、彼らはこの実験を計測することで、何を知ろうというのか……? 「それこそ……人の業なのかもしれない」 あの化け物が、神だとは認めない。 しかし、神のごとき力を持っていることだけは間違いない。 さっきも言ったが、力で心は容易に変わる。 ならば。 あれほどの力を持つ存在が、人間と同質の精神を持っているだろうか。人間の心を理解できるだろうか。 ――絶対にNO。 理解できないからこそ、こんな世界を作り上げ、観察することで人間を理解し、判断しているのだろう。 そして、観察から何をしようとしているのか……? 「認められるものか……!」 アムロは、あの化け物を認めない。どんな結論を出したとしても、決して認めない。 シャアは、人間の中で生き、人間として悩み、人間として業を背負い、人間の業を知って立ち上がった。 だが、あの化け物は違う。人を超越した世界で生き、人の心を知らず、悩まず、神の如く力を振りかざす。 人は、弱く脆く、愚かなのかもしれない。それは、人を超越した種から見ても明らかかもしれない。 けれど、どれもまた、すべて人間が背負い、乗り越えるものだ。 人間でない存在に、指図されるほど落ちぶれちゃいない。人は、それでも乗り越えられるんだ……! 「――シャア。お前が見たものはこれだったんだな」 アムロは知った。 シャアが見たものは、人間の未来という希望だったのだ。 どうしようもなく居間に絶望していながら、人間という種そのものの未来は、だれよりも信じていた。 自分も、同じだ。 決して、人間を見放したしたりはない。もし、そんな存在がいるなら、全力で戦うまでだ。 「ガロード。すまないが、マシンを交換してくれないか」 「急に、黙りこくったと思ったら……どうしちゃったんだよ、アムロさん」 「F-91がニュータイプ用のマシンだと言うのなら、俺が乗ったほうがいい。そのほうが、戦力になる。 ……もうシャアのような過ちは繰り返させない。俺はただの人間だ。だから、決して人間を見放したりはしない」 シャアを失った時のような、力不足からくる過ち。 シャアが起こしたような、人の業と絶望からくる争い。 そのどちらも、もう沢山だ。 ニュータイプは万能ではない。これからも、ただの人間である自分は失敗し、悩むだろう。 それでも……それでもだ。 必ず、人はいつか乗り越えると信じ続けよう。 そして、あの化け物を討ってみせる。 マシンの交換に、ガロードは、少し渋る様子を見せたが、結局変わってくれた。 彼曰く、「人を戦争の道具にするような、ニュータイプをパーツにするようなMSには乗せられない」らしいが、 アムロも、珍しく我を通した。アムロは知りたかった。自分たちの技術の果て、ガンダムはどうなったのか。 せめて兵器は、変わっていけたのか。 シートに座りこんだとたん、頭に流れ込む操縦方法。 はっきりと感じる、サイコフレームやバイオセンサーに近い感知器の存在。 自分の認識できる世界が、一回りも二回りも広がったような感覚を覚えた。 ざらつきに似た、会場を覆う思念。覆いかぶさるような参加者たちの嘆きと慟哭といった激情の数々。 「! 来る……!」 とたん、目を向いて虚空へ視線を投げやるアムロ。その急な動きを見て、ガロードが慌てた様子を見せた。 「な、何が一体来るって言うんだよ!?」 「かなり、大きな悪意が1つ……弱いが、明らかな敵意がもう一つ」 時計を確認すれば、もう6時30分だ。 「不味い、早く合流しよう」 そこまで言った時だった。 太陽に先駆け、天空に駆け上がるように、光の線が流星のように空を切り裂いたのは。 ― ― ― ― 「おお? ハハッ、こりゃおもしれぇ」 C-1エリアの端で、黒いガンダムが、光の壁に体を突っ込んだり出したりして遊んでいる。 「しっかし面白い仕掛けだな。いまさら驚かねぇが、こんな便利なもんくわしく教えとけよ」 ずいぶんかるく、繋がっているとしか言っていなかったが、その一言で済ますとはあの譲ちゃんも人が悪い。 もっとも人じゃあないのかも知れねぇが……それはさておいて。 知っていればいろいろ楽しめたかもしれなかったってのに。 結果的にはいい感じなわけだが、やっぱりペナルティは必要だろう。 いや、やっぱり人じゃないからこそ、人間様の礼儀ってもんを教えてやる必要があるか? まあ、どっちの道…… よし、殺そう。 あまりにもナチュラルに危険思想を振りまく、この男の名はガウルン。 本名かどうかも不明で、9つの偽名を持つことからそう呼ばれる傭兵だ。 息をするように人を殺せるガウルンという男は、上機嫌で獲物を探す。 さっき戦った相手でも、盛り上がることは盛り上がったが、すっきりさっぱりとは程遠い結末だった。 だから、この微妙で半端な高揚感を抑える相手を求めて放浪する。 もっとも、彼に本当に満足が訪れるとは思えないが。 もし仮にあったとしても、どれだけ殺せば腹が膨れるやら、わからない。 「半端はいけねぇよなあ、半端は……」 さっきは、なかなかダンスにはいいお相手だったが、積極性が足りないってもんだ。 体を汚すのを嫌がる娘みたいに、傷つくのを恐れすぎていた。 最後に、腕一本持ってかせる度胸があったとしてもまだまだ欲求不満だ。 「やっぱり、なかなかおいしいモノにはありつけない……ってとこか?」 彼からすれば、禁止エリアの発表以外に放送に意味はない。 せいぜい、時報のかわりくらいだ。時報……と考えて、ふと時間が気になった。 時間を、ちらりと見ると、時計は6時26分を指している。 東の空からは、うっすらと太陽の光で白みだしている。 明るくなるということは、そろそろ、派手に動きづらい時間になる。 次の市街地あたりで、じっくりと獲物を待って狩るとするか。 ガウルンは、闇雲に動き回っているわけではない。 最初にこの会場に転送された時や、獲物――アキトのことだ――を追いかけていた時はともかくとして、 それ以外は、ガウルンは人の集まりそうな場所を中心にめぐっているのだ。 街での戦いがあった後、ガウルンは考えた。 そして、ガウルンの出した「どこに人が集まるか」というクエスチョンの答えは、ずばり「街」だった。 ビル街などは、当然食料などの物資も補充しやすく、姿を隠す場所も多い。 自分の常識などを考えれば、籠城する相手はそういった場所を選ぶ傾向が強い。 ぼんやり平地や森にいる連中は移動中に自然と見つけられる可能性もあるし、自分から出向いて探す必要もない。 だが、わざわざ探さないと獲物が見つからない点は、まわる必要がある。 それも、逃がさないように。 結果はもう知っての通り、そこに隠れていた連中を見つけては、ガウルンは楽しんでいる。 結果的には下の街から中央の街の廃墟に移動、とくれば次に進む先はもう言わずもがな。当然上の街だ。 下から上に、潜んでいそうな場所を、プレゼントボックスでもあけるつもりですべて回る。 最後は、メインディッシュに南東の工場と考えていたところだったが…… もっとも、なんのデメリットもなく上から下へワープできることが判明した以上、これはあまり得策ではなかったようだ。 まさか、つながっているとは言っていたが、こんな壁を使って下へ一瞬で移動できるとは予想外だ。 いつでもどこでも縦横無尽に逃げるというのなら、しらみつぶしにする必要はない。 よし、ここの次は工場へ向かおうと一人心に誓うガウルンだった。 少し話はそれたが、だからガウルンはA-1、B-1の街を目指した。 もっとも、厳密にはその東にある廃墟のほうが近いのだが、ガウルンに射撃の的になる趣味はない。 空を飛べないマスターガンダムが推進力を利用しながら水上を進むのは、 廃墟に潜んでいる人間から「どうぞ、殺してください」というのとまったく同義。 というわけで、ほぼ全速力で北上していたガウルンは、光の壁に出会った。 ちなみになぜ全速力かというとこれもさっきとまるきり同じ回答で、ガウルンに射撃の的になる趣味はないからだ。 大した遮蔽物もない平原で、遠距離攻撃を苦手とするマスターガンダムがゆっくり進んでいては、ただの的だ。 時速250kmは出るモビルファイターでも、優秀な射撃補正ソフトの前ではドン亀だ。 余談だが、ガウルンが極力遮蔽物の多い街や森などで戦おうとしているのは、 何かに隠れて近づかねば、相手が逃げてしまって楽しめないのに加えて、マスターガンダムが近接特化なのも大いにある。 とにかく、距離を詰めて自身も機体も得意とする近接戦闘に持ち込めば、負けないと思っているからだ。 ただ、単純に自堕落で享楽的に見えるが、その認識は間違っている。 ガウルンは自身の経験と、だれよりも狡猾で深い戦闘および戦術の判断で冷静に戦う、歴戦の戦士……いや修羅なのだ。 さて、光の壁をくぐって1番ラインの街に戻ろうと思った時だった。 太陽に先駆け、天空に駆け上がるように、光の線が流星のように空を切り裂いたのは。 「次の祭りはあそこか」 ― ― ― ― 「―――っ!」 統夜は、地面を異常な速度で疾走する影を見つけ、ビルの陰に隠れる。 銀色のマシンだ。かなり大きい。ヴァイサーガと同じくらい……60mはある。 だが、その巨体の割に、線があまりにも細い。 スレンダーな騎士タイプのヴァイサーガを、さらに細く絞ったようなマシンで、腕にはドリルが付いている。 「やっと……また見つけた」 そう言ってコクピットで統夜では息を吐く。 見つけられたことを安堵しているのか、それとも見つからなかったことを安堵しているのか。 どちらともつかない微妙な溜息。 時刻は約一時間ほど前だったろうか。 統夜は、当初の目的通り、C-7にまで来ていた。……順調とは程遠かったが。 街中に入った途端、別方向――北のほう――から、前述のマシンが現れたのだ。 自分から不意打ちを仕掛け、相手に致命傷を与えてから戦おう、とは決めていても、 咄嗟にそれが実行できるほど統夜の心も技量も追い付いていない。 突然全力疾走でこちらに向かってくるマシンを見て、統夜は姿を隠したのだ。 正面から戦うことを避けるのもあったし、純粋に統夜が見せた一般人的な反応でもあった。 とにかく、細かい理屈はいい。 統夜は、とにかく向こうが全力疾走していたのやらビル街で視界が悪いのやらこの一帯のミノフスキー粒子が濃かったやら、 もろもろの条件で統夜は接触を避けることができた。 それでも、一歩間違えれば正面から戦うはめになっただろう。 統夜も胸をなでおろしながらも、ここにきてからを思い返して背筋が冷たくなった。 そう言えば、自分が切り伏せたあの天使のようなマシンも、まともに考えれば交戦域だったのに気付かなかった。 青い重装なマシンに関しても、ある程度を通り越してかなりそばでやっと気付いたものだった。 そして、今自分も向こうの接近を目視できる辺りまで気付かなかった。 ……どうも、ここはレーダーがあまり役に立たないらしい。 ある程度高性能なレーダー――戦艦や電子戦用――はともかく、普通の戦闘用のマシンのそういった機能は低下しているとしか思えない。 つまり、予想外からの一撃、その一瞬で終わる可能性だってある。……もちろん、命が。 「逆に考えるんだ、こっちだって奇襲しやすい。こっちに有利だと思うんだ」 これは人と出会って行こうと考えている人間ほど、不利に働く。 出会うチャンスを見失うことも多いのだから。 では、逆に一番この恩恵を受けるのはどんな人間だ? ――他でもない、自分のように極力見つからないように身を隠し、不意討ちを仕掛けようとするような人間だ。 とことん、この会場は人を殺す側に有利にできてるんだな、と乾いた笑みを浮かべるのが限界だった。 その成果、とでも言うべきか。 さっきの放送では、21人もの名前が呼ばれていた。 ゴールが縮まった実感はまるでない。それどころか、まるで今やっとスタートラインに立ったような気がする。 統夜は、コクピットの壁に小さく頭を打ち付けた。 「こんな時に、なに迷ってるんだよ……」 今更ながら……放送に、自分とテニアの名前が呼ばれなかったことにほっとした自分に嫌悪感を覚える。 自分は死んでないのだから、呼ばれるはずがないと頭では分かっていても、 挙された名前に自分と自分の知り合いが含まれていないことを感じて心底自分は安堵していたのだ。 あれほどさっき心に決めたはずなのに、放送一つでまた悩んでしまう自分の弱さが疎ましかった。 「どうせ、みんな死ぬんだ。いまさら悩んだって仕方ない」 そう自分を鼓舞する統夜。 ゆらりと、真っ赤な目を輝かせ幽鬼ごとくヴァイサーガが立ち上がる。 こっそりと、通信を合わせてタイミングを取ろうとして……やめた。 相手の会話を聞いたって、なんになるだろうか。 まして、相手は「一人」なのだ。仲間の機影も見えないのに、一機でぶつぶつ何かを言うことはないだろう。 とにかく、相手が一瞬でも隙が見せたら、そこに光刃閃を叩き込む。 それ以外、ない。 ビルの暗がりで、暗い決意を胸に少年が立ち上がる。 銀の背中を追いかけて。 ― ― ― ― 「遅い! ……ガロードはいったいこのエリアのどこで待っている!?」 今にも癇癪玉を破裂させそうなクインシィに、肩をすくめるジョナサン。 その動きがまた更に癇に障ったのか、クインシィは声を張り上げた。 「なにか文句があるか、ジョナサン=グレーン! 放送は聞いたろう、ガロード生きている。 なら、必ずこの周辺にいるはずだ!」 「オーケイ、クインシィ。今回ばかりはあんたと同意だ。ガロードと合流することは、すべてに優先される」 やれやれと思う気持ちをぐっと押し隠して、ジョナサンは真・ゲッター2を走らせる。 確かに、放送を聞く限り、確かにガロードは死んでいない。 だが、これは死んでいないだけでここに来られない可能性も、十分にあるはずだが…… 第一その合流する予定だった相手も信用できるのか。そいつに、後ろからドカン、と放送後にされたかもしれない。 ともかく生きている以上、ガロードはここに来ると信じているというわけか。 放送前には二人はC-8エリアに侵入していたわけだが、ガロードと合流相手はまだ来ていないのだろうと待っていた。 放送を聞いて20分。生きていることが分かり、さすがに遅いという話になったため、こうやって真・ゲッター2で探索しているのだ。 さすがに、人間に例えれば100mを4秒台で走りける真・ゲッター2。 それでも、1エリアが50km四方となれば、60m級の機械でも1,5km四方には相当するだろう。 こうやって駆け回って探し出して5分。地を走るゲッター2では効率が悪い。 「ジョナサン、私に変われ」 ――空から探すのか? 逆に、襲撃者がいれば格好の的だろうな。 そんな言葉が喉までせりあがったが、さらに飲み込む。 今断れば、分離してでも探しに行きかけない気配がクインシィからは発散されている。 まったく、病気が過ぎる。だが、どちらも危険となればまだ自分が同伴しているほうが安全は高まる。 「……そちらも分かった。 チェェェエエンジッ!」 「真・ゲッター1!」 音声入力とは言え、毎回こうやって叫ぶのかと喉を首輪の上から小さく触る。 瞬間、3機の戦闘機に分離して、ゲットマシンが空に舞い上がる。 それでも、一応不審なモノはいないかと地上のビル群をカメラで睥睨したとき――― ジョナサンの視界の端、闇に隠れて見にくいが、確かに濃紺の影がよぎる。 しかも、確実に、こっちに向かってきている――! 「クインシィ、敵だ! 的になる前に避けろ!」 とっさの判断。今ここで、重要なのは見えた影が敵か味方かにあらず。 自分が、無防備な姿をさらしていることこそなによりも気にすべきことだ。 だから、ひとまず敵と決め付けて、危機感をあおる。 「どちらからだ!? このままわたしに操縦をよこせ!」 「そのまえによけるんだよ! ぐううああっ!?」 真・イーグル号を強引に追い抜いたため、強烈なGが体を締め付ける。 それでも、真・ベアー号に誘導信号を送り、急に絵の前現れた真・ジャガー号のため、 ふらついたイーグル号にドッキングさせる。 間一髪、真・ゲッター2は光の刃が届くよりも早く変形を完了させる。 「何をする、ジョナサン。私に変われ!」 「その返事はNO以外ない!」 そのまま、敵も確認せず安定もとらず真・マッハスペシャルを使用。 本来は、完全に分かれて3つになるはずの分身は、時間不足により半端に重なり合った形で現れる。 だが、相手は減速の様子を見せず、全速で突っ込んでくる。 そのまま光の速度で駆けあがる一刀は、空高く打ち上げられ…… 次の瞬間、3重の真・ゲッター2のうち、右端の一機の頭から股下まで切り飛ばした。 しかし、それはフェイク。本物は、中央の真・ゲッター2だ。 青騎士の撃ち出した一撃は、真・ゲッター2の右胸を大きく切り裂いただけで、撃墜には至らない。 6時30分。まだ暗く、空の果てがやっと白む世界で、光の矢が大地から空を貫くように飛んだ。 明けの明星のように輝くこの斬撃が、人を呼び寄せることになるとは……少年は気付かなかった。 刀を振り切ったまま切り抜け、急慣性で動きを変えることもできず、さらに空へ舞い上がる青騎士。 一方、それを尻目に大地へと落下していく真・ゲッター2。 この隙に、ジョナサンは地面に着地すると一目散に、青騎士から離れるように駆けだした。 「なぜだ!? なぜ逃げるジョナサン!」 クインシィの声。操縦に意識を割いていたため、無意識に声を大きくしながらジョナサンは答える。 必死に、集中のすきまでひたすら自分に冷静になることを意識させる。 「今は、ガロードと合流することが優先だ」 「目の前に現れたモノを投げ出してか!? あれは私たちを傷つける!」 「……俺は、ガロード・ランを信じていない」 「何をこんな時に言っている!?」 息を大きく吸って、一息に言い放つ。 「俺を信じ、従えと言うつもりはない。 『クインシィ・イッサーが信じているガロード・ラン』を信じろと言っている。 あんたの信じた男は、約束を破っていると決めつけて裏切れるほどの男か?」 「うっ―――」 言葉に詰まるクインシィに、さらにジョナサンは追い打ち同然の言葉をかける。 「もう一度言う。俺は、ガロード・ランを信じていない。だが、クィーンであるあんたの判断は信用する。 だから、俺は『ガロード・ランを信じているクインシィ・イッサー』の、ガロード・ランを信用する」 ――恨みもするが、今回は感謝もするぜ、ガロード・ラン。 真・ゲッター2がビルをドリルで掘り進みながら、ヴァイサーガから距離を取ろうとする。 しかし、ヴァイサーガもスラスターを全開にした高速移動で空を駆け、追走してくる。 「やるんだ……、今ならできる」 通信から漏れる相手パイロットの焦った声。 いいぞ、と内心笑みを噛み殺した後に、すぐに表情を引き締める。 相手は、こちらが合流しようとしていることを知らない。 いや、気づいていたのかもしれないが、相手を逃がすかもしれないという焦りでそれを忘れている。 ならば、このまま危険を覚悟で振り切るために建造物を破壊しながら走れば、ガロードたちは物音に気付く。 そうなれば、2対1……いやガロードと合流した相手もいれば、3対1の状況を作れる。 クインシィに危険が及ばないように真・ゲッターをひかせ気味に戦っても、盾になる駒がいれば問題ない。 一歩引いて、逆にこっちがガロードの合流相手を撃てる位置を維持できれば、さらに安全だ。 (問題は、本当にガロードが来るかどうかだが……) あれほどクインシィに大きく啖呵は切ったものの、本当はガロードのことをジョナサンは信じていない。 むしろ、キラのように来ない割合のほうが高いとも思っている。 時間を、ちらりと見る。 時刻 6:33分 ――30分だ。 同じエリア内にいるのであれば、どれだけビルのような障害物があっても、駆け付けられるはず。 30分たって合流できない場合、このエリアに来なかったと思っていいだろう。 ガロードとこのまま30分合流できない。 かつ、30分こいつを振り切ることができないのであれば…… 「自分がバロンとしてやるしかないということか」 ジョナサンの思考も、奇しくもだがアムロやブンドル……そして同時にテニアとほぼ同じ思考をたどっていた。 この場は、殺し合いに乗った連中のほうが、圧倒的に強い。そうでなければ、ここまで急激に減ることはないはずだ。 つまり、多少強いマシンでも、1機というのは危険すぎる。 だから、戦闘でき、かついざ自分が後ろから漏らさず撃ち殺すこともできるような…… 自分とクインシィを含み4,5名のグループを作る必要がある。 そのためには、結成の要因となるガロードの存在は必須だ。 彼女の病気が悪化する恐れもあるとしても、これは絶対。 クインシィが自分の制止を振り切り、単独で動き回る危険があるのは今さらな話だろう。 止めるのも難しい。 その行動に付きまとう危険は想像以上に高い。 はっきり言って、むき身の体でグランチャーやブレンパワードに戦うにも等しい。 それが、あの放送で知りえた情報だ。 クィーンたる女は、周囲の働き蜂のそばから離れてはいけない。仮に女王がそれを望んだとしても、だ。 だが、女王はだれの意にも従わず、自分の意思を通すだろう。 それが、女王なのだから。 (だからこそ、ガロードがいる。やつは勇と俺の身代わりになってもらう) ジョナサンは、考える。 ガロードはクインシィの抑制剤になりえる。 依存し始めた今ではその効果は中々といったところだが、これからさらに行動を共にすれば効果はぐんと上がるだろう。 女王を、自然と安全な方向に誘導する。 依存が加速することと、生死の危険を抑えること。 さっきまでは、前者の天秤のほうに傾いていると思ったが、実情逆だった以上迷いはない。 意地でも、ガロードにはクインシィを抑え、守ってもらう必要がある。 それが、ガロードに与える勇の身代わりとしての役目。 ジョナサンは、考える。 ガロードといれば、クインシィの暴走はひとまず抑えられる。 戦う力もある以上、クィーンのためのルークにもなりえる存在。 ならば、自分が何をすべきか。ジョナサンの目的は、女王をオルファンに帰還させること。 そのためには、クインシィを最後の一人にする必要がある。 反抗者を集って脱出する? あの化け物と戦う? その発想は、あまりにも甘ちゃんの発想だったと今のジョナサンは理解している。 放送を聞けば、一目瞭然。自然と、化け物と戦えるだけの力を持つ人間も倒れていくだろう。 ジョナサンの出した結論。 次の第3回放送ののち、グループを離れて参加者を狩る。 そして、最後に自分たちのいたグループ――ガロード含む――を殺す。 これから12時間で、クインシィの依存は完成するはずだ。 そうなれば、自分が目を切ることに問題はなくなる。 ジョナサンがいない間、クインシィを守る……それが、ガロードに与えるジョナサン=グレーンの身代わりとしての役目。 「女王のルークをやらせてやれる程には信用しよう、ガロード・ラン……!」 ジョナサンが、真・ゲッター2で駆ける。 ただ、ひたすら朝の街で他者信じて。 【紫雲統夜 登場機体 ヴァイサーガ(スーパーロボット大戦A) パイロット状態 微妙に焦り、マーダー化 機体状態 左腕使用不可、シールド破棄、頭部角の一部破損、若干のEN消費、烈火刃一発消費 現在位置 C-8端(C-7の市街地視認可) 第一行動方針 真・ゲッターを落とす。 最終行動方針 優勝と生還】 【クインシィ・イッサー 搭乗機体:真ゲッター2(真(チェンジ)ゲッターロボ~世界最後の日) パイロット状態:疲労小 機体状態: ダメージ蓄積 、胸に裂傷(中)※再生中 現在位置:C-8 第一行動方針:ガロードとの合流 第二行動方針:勇の捜索と撃破 第三行動方針:ギンガナムの撃破(自分のグランチャーを落された為逆恨みしています) 第四行動方針:勇がここ(会場内)にいないのならガロードと協力して脱出を目指す 最終行動方針:勇を殺して自分の幸せを取り戻す】 【ジョナサン・グレーン 搭乗機体:真ゲッター2(真(チェンジ)ゲッターロボ~世界最後の日) パイロット状態:良好 機体状態:ダメージ蓄積 、胸に裂傷(中)※再生中 現在位置:C-8 第一行動方針:ガロードとの合流 第二行動方針:強集団を形成し、クインシィと自分の身の安全の確保 第三行動方針:第3回放送後は、参加者を狩る。 最終行動方針:どのような手を使ってでもクインシィを守り、オルファンに帰還させる(死亡した場合は自身の生還を最優先) 備考:バサラが生きていることに気付いていません。 →戦いの矢(2)
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ナウラ・フラッフ 登録日:2015/06/21 23 28 投稿先:ATモブ地区物語№82 更新日:2016/01/02 Sat 04 57 09 ▽タグ一覧 スポーツ選手 人物 女性 艦隊これくしょんモチーフ 名前 ナウラ・フラッフ 種族 プルガスタン 体格 身長170cm 主な能力・地位 ブラステックフリート・コーチ役 親族関係 主要活躍宙域 アトラス銀河系 スペック Gex2.5 活躍年代 基準時前後 メインページリンク プロフィール アトラス銀河系、アトラス・テクトラクタ在住のプルガスタン。 ブラステック・フリートのプレイヤー兼コーチ。 面倒見の良い姉御でゼクスのコーチ役でもある。というのも、「提督」であるアミド・ローシャンは何チームも持っているためつきっきりというわけにも行かず、具体的な指導についてフラッフに任せざるを得ないのだ。 パイマンテン会のシェリーユ・ギョブレスとは幼馴染。 メイトリスとゼクスで5:5戦をやるときにはピンチヒッターで自分が入ることもある。 彼女の艤装は旧式で機能的にはやや劣る部分があるが、燃費は良いためスタミナはかなりある。 とはいえ、基本的にはゼクスの訓練目的で入るため、自分から前線でバトルを展開することは少なく、後陣の指揮からゲームメイクに徹するのが基本。 たまにいい機会があると見事な戦果を上げるがこれも「模範戦技として見せるため」であり自分から出番を作りに行って奪うことはない。 ベテランだけあってメイトリスのメンバーを相手に1:1勝負ならば基本的にはフラッフに分があるが、さすがにセボシュフの面子を相手にするのはきついようだ。 ゼクスの4人も彼女に強い信頼をおいている。 本人としては「怖い教官」を気取っているらしいが、ゼクスに信頼されるとどうも調子が狂うらしい。 自分の愛用していた艤装が旧式になるとともに選手から引退してコーチ役に収まっている(ただしピンチヒッター役で入るときなどは今でもその旧式艤装を愛用している)。 「新式」はどうも彼女に合わず、実力をガタ落ちさせてしまったらしい。 それでも現在の地位に至るまでには相当な葛藤があったらしく、捜査局沙汰になる寸前まで暴れたこともあったという。 デザイン・プロフィール:イメージソースは、「艦隊これくしょん」に登場する軽巡洋艦感娘・天龍である。 ゼクスに触発される形でメイトリスの設定がすでにあったが、ゼクスが4人、メイトリスが5人のためゼクスに一人推薦しようかと考え、「天龍幼稚園」などとも言われる駆逐艦の姉御役だった天龍に白羽の矢が立ったもの。 当初はヤマノワ銀河系に設定を考えていた。ほとんどまとまらず流れていたが、名前だけはその時に考案した名前から引っ張っている。 プルガスタンは一つ目種族であるため、眼帯をしている天龍に当てはめるに際して白羽の矢が立った(目を失ったという設定もありえたが、ブラステック・フリートは平和なスポーツであり目を潰す事態は趣旨にそぐわないと考えた)。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ 名前 コメント -GDW世界 白銀の賢者分室 GDW メインページ
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ガンナー 上級召喚型 《銀の山のガンナー マグナ》(未作成) 《銀の山のガンナー バズー》(未作成) 《銀の山のガンナー ライル》(未作成) 複数展開型 《銀の山のガンナー トリン》(未作成) 《銀の山のガンナー シン》(未作成) 《銀の山のガンナー トガ》(未作成) 特殊 《銀の山のガンナー ルカ》(未作成) 《銀の山のガンナー ルト》(未作成) バレット 下級 《銀の山のバレット スクラップアイアン》(未作成) 《銀の山のバレット フローイングボム》(未作成) 《銀の山のバレット スモークキッド》(未作成) 《銀の山のバレット ダブルヘッド》(未作成) 《銀の山のバレット ステルスブラック》(未作成) 《銀の山のバレット シルバーオア》(未作成) 《銀の山のバレット ビッグハンド》(未作成) 《銀の山のバレット エクスプロード》(未作成) 上級 《銀の山のバレット アラート・アラーム》(未作成) 《銀の山のバレット ウォール》(未作成) 《銀の山のバレット エレキスタナー》(未作成) 《銀の山のバレット アクセル》(未作成) 《銀の山のバレット 剣折リリアン》(未作成) 《銀の山のバレット 悪童ハードコア》(未作成) 《銀の山のバレット 金鎧ルミア》(未作成) 《銀の山のバレット 冥鬼エレバス》(未作成) 《銀の山のバレット-ビートルビート》(未作成) 《銀の山のバレット-メテオス》(未作成) サポートカード・その他 魔法 《颯爽たる銃士》(未作成) 《弾薬整理》(未作成) 《銀脈の再発見》(未作成) 《隠された武器庫》(未作成) 《早撃ちガンマン》(未作成) 《銀の盃》(未作成) 罠 《ゲリラ戦法》(未作成) 《物資補給部隊》(未作成) モンスター 《銀山の宰相》(未作成) 【山岳地帯遺文明】(かるめる) かるめも(銀の山) かるめも(銀の山2) かるめも(銀の山3) かるめも(銀の山4) かるめる
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クリスタル銀行 クリスタル銀行(通称「クリ銀」)とはユーザーが作り出した新たな「職業」 各自が獲得&採取したクリスタルの使い道困った 召喚したくてもクリスタルがなかなか集まらない! クリスタル銀行とはこの問題を解決すべくユーザーが作り出した新たな職業クリスタルを預かること 召喚や建築をしたい人にクリスタルを渡すこと この2つさえ出来れば誰でもクリ銀!クリ銀になるための条件や資格は一切ない。 影のヒーロークリ銀の存在有無は戦争の行方を左右する特に以下のようなマップでは絶大なる存在感を発揮する。それほどまでに貴重な戦力。召喚戦になりやすい(瓢箪・中央島・新乙字など) クリスタル輸送が必須(味方本拠傍の大クリスタルが0~1個なMAP) クリ銀を担当するとその戦争ではスコアはろくに稼げない。でも戦争終了時、最も労いの言葉をかけられる職業、それがクリ銀。スコア=貢献度じゃないそれを体現する職業。 銀行のお仕事 銀行員の仕事は窓口業務がメイン。 しかし、窓口業務といってもクリスタルの受け渡しだけではない。 他にもやれることはたくさん。 入社一年目のお仕事(クリスタル把握) まずは新人教育を受けよう。 名乗りを上げる前線のオベ展開が8割程度完了するまでは、城またはキープ傍のクリスタルで仲間とともにクリスタル採取に励むといい。 開店するときは軍団チャットで宣言。あらかじめ開店前(戦争開始直後など)に銀行予告をしておくのもいい。 立ち位置城またはキープのリスタート地点がオススメこれは死亡復帰した仲間から不要なクリを受け取ることを考えて。もし傍にクリスタルがあればクリ掘りしつつ作業ができるのでそこがベスト。 定位置から離れる・引っ越すときは軍団チャットで仲間に知らせよう。 受け渡し仲間から受け取るときは相手からのトレードを待つ。 クリを渡すときはクリ銀から相手にトレードを申し込む。 在庫報告クリスタル所持数が変化するたびに軍団チャットで数を報告しよう。うるさいくらいでOK 以下の情報を盛り込むと親切銀行の場所( pos ) 自分が銀行であることの表示(発言に常時[銀行]といれておくといい) クリスタルの在庫( cry ) 例:"/a 銀 pos :在庫 cry " ログが流れるとクリ銀が誰かわからなくなるので変化がなくても時々報告。 範囲チャットであといくつもてるか知らせたいときは「@20」などと入力して知らせる。 通常はこれだけでも十分。責任を果たせる。 これだけでも十分忙しい業務になるが、飽き足らなくなったら次のステップへ。 入社二年目のお仕事(召喚数把握) 入社二年目。クリスタル計算だけでは退屈する時期。 召喚数把握にもチャレンジ! 在庫+召喚状況報告チャットでの報告などをもとに召喚数をカウント。以下のようにクリスタル在庫と召喚数を報告できればベスト。例 「/a 銀 pos :在庫 cry ナ3 ジ1 レ◎ キマ×" テンプレを辞書登録しておくとよい。 チャット入力時に[Ctrl+↑][Ctrl+↓]と押すと以前発言した文章の履歴を呼び出せる。数値だけ手直しして再度発言すれば、いちいち毎度打ち込まずに済む。クリ銀には必須ともいえる小技。 味方本拠やゲートが見える方角へカメラを向けておくと便利出撃する姿が直接目にはいるので、忙しいときでも出撃数を見落としにくい。 死に戻りの人もよく見えるので中終盤のトレードが迅速にできる。 ナイトの数を計算より1~2頭少なめに報告するのも場合によってはOK召喚での死亡/解除報告を忘れる(orしない・知らない)人もいる。瀕死状態で戦闘能力を失っているナイトもいるかもしれない。「味方ナイトが多すぎて困る」という場面は(特にネツは)なかなかないので少なめに報告してたくさんナイトが召喚してくれたほうが好都合だ、という理由もある。 入社三年目のお仕事(本拠・ゲート管理) 銀行に来店される方の中には怖いお客様もいます。 工作員の監視・迎撃ゲートオブハデスの傍にいるのなら、ゲートが敵に殴られていないか注意。 敵が本拠へ工作へきたり、ゲートが殴られていたら即軍団チャットで報告。または仲間と一緒に撃退。 建設管理ゲートオブハデスがまだ建設されていないなら、在庫を使って適時に建設。出撃&警備のしやすい場所がベストで、本拠傍が定石。銀行の責務ではないので、他人任せでもいい。 ウォークラフトの建設もいいが、本拠付近以外への建設が定石となってるMAPもある。場所に自信がなければ他の人に任せよう。 入社四年目のお仕事(営業活動) 募集・催促などの営業活動にチャレンジ 召喚募集営業クリスタル在庫があり、仲間召喚数が不足していると感じたら軍団チャットで召喚になる人を募集しよう。 可能であればどの召喚を募集するかも述べる。 上記のためにもどのような召喚数のバランスが適切かを学び、把握することも重要。 報告の呼びかけ営業味方が召喚獣の「出撃」「死亡」「解除」を報告してくれないことには、まともな召喚数把握はできない。あまり報告がないなら、してくれるように呼びかけよう。例 「/a 召喚で出撃・死亡・解除したときは報告してください」 預け入れの営業敵兵を倒した味方歩兵が死に戻ったとき、半端なクリスタル数を所有したまま再度前線へ向かう場合がある。クリスタルを預けていってもらうよう営業しよう。例 「/a pos 銀行:死に戻りで前線復帰する人は銀行へクリ預けてください」 異動・輸送の営業本拠前クリが枯れたらクリ流通のピンチその前にクリ掘りさんを僻地へ移動させ、輸送ナイトの手配をしよう。 自分の手助けをしてくれる人(サブ銀)は1人程度残しておくといい。例 「/a pos 銀行:城前クリ残り20% サブ銀さん・召喚予定さん以外は僻地へ移動お願いします」 例 「/a pos 銀行:輸送ナイトさん僻地[X N]への輸送便お願いします」 この呼びかけは銀行だけの責務ではない。他の人がすでに営業活動していれば不要。 個数や目的の確認時々「クリ募集」とだけ発言して催促する人もいる。何個必要かわからないと、いくつ渡せばいいのかわからない。こんなときは少なくとも「必要な個数」は教えてもらおう。目的も事前に教えてもらえれば、召喚数カウントも同時にできるので少し楽に。適切な目的で使ってもらえるかわからないのも少し不安。稀にオベ乱立させるなどの工作員・愉快犯もいるので注意が必要。 入社五年目のお仕事(戦況把握) クリ銀の営業は忙しいものの、監視カメラ(MAP)は冷静にチェックできる。 前線で奮闘中の人は敵の動向や劣勢ポイントなどの戦況に気づきにくいもの。 戦線バランス報告MAPを見て明らかに味方が不足している前線があるなら、軍団チャットで仲間に知らせてあげよう。 MAPで敵に殴られているオベリスクやATが存在しないか確認しよう。見つけたら軍団チャットで仲間に知らせてあげよう。 キマイラ対応敵キマイラ発見報告があった場合、その注意を味方に促そう。死亡などの確認も怠らずに。 味方本拠に迫っている場合は銀行業務を一時中断し、迎撃に参加しよう。クリスタルがあれば場合によって自らナイトで出撃も。 味方キマイラが砲撃目的で出撃した場合、味方ナイトに護衛を促そう。 報告のカバーたまに召喚で出撃しても報告しない(忘れる)味方の人がいる。代わりに報告し、向かった先なども味方に知らせるといい。 入社六年目のお仕事(目立とう・士気を上げよう) 入社六年目。これをマスターすればカリスマ銀行員。 目立とう恥じらいを捨てて、身に着けている服をぬぎぬぎしてみるのもよし。ひと目で銀行とわかる。 でも、敵工作員が来るかもしれないので、全裸は考え物。「上半身だけ脱ぐ」「目立つ頭装備に変える」でもかなり識別しやすくなる。 味方の士気をあげよう実際、戦場でいちばん発言回数が多くなるのは「クリ銀」「味方を鼓舞するエール」や「味方をノセるユーモア」などもちょっと発言にちりばめると、たとえ戦況不利でも気持ちよく戦えるかもしれない。極力後ろ向きな発言はしないように、ポジティブで!召喚で前線に向かう人・建築する人、輸送さんに「がんばれ!」「ありがとう!」も大事。もちろんこれは銀行担当に限った話ではない。[△] ナイト出てない、これじゃ負けるよ [◎] ナイト増やそうー召喚戦優位に立てるよ [△] 中央に人行き過ぎだよ [◎] 僻地重視で行こうー領域稼ぎやすいよ 以上のように「○○するな」「○○しないと○○になるぞ」ではなく「○○すれば○○できるよ」と言い換えるのが"人を動かすコツ" サブ銀 「クリ銀だけではクリスタルを持ちきれないとき」 「受け渡し要請・召喚の出入りなどが激しく、クリ銀一人ではすぐ対応できないとき」 そんなときは傍らでクリ掘りしている人が手伝ってあげよう。 いわゆる「サブ銀」と呼ばれる役割。 サブ銀に求められる条件しっかり声を出せること スコア(クリ採取数)など気にせず、積極的に余剰クリを受け取れること サブ銀の仕事銀行の在庫がMAXかそれに近い状態でクリ輸送が到着したとき「○○もてます」と発言して積極的にクリスタルを預かる。 クリスタルを採取限界以上所持しているとき「○○あります」と発言し、銀行へ在庫数を伝える 銀行の在庫が減ってきたらクリスタルを預ける。 クリ募集の声がかかればその人へ渡す。 必要なら自ら召喚で出撃。 銀行からの召喚数報告が違っているとき銀行へその旨を伝える。 サブ銀はいても一人で十分。すでにサブ銀的な人がいたら召喚で出撃なりしよう。 講習会案内 銀行講習会を内閣総理大臣さんが行っています。場所は首都[E 3]バルコニーかルーム。 銀行についての疑問質問にも答えてくれるそうなので 何か困ったことがあったら/tellで聞いてみるといいと思います。 多数向け1hちょっと。個人向け30min程度の初心者銀行講座。 これだけ聞けば即銀行ができる講座らしいので銀行をしたい人は是非参加しよう。
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銀の塔主を追うべきか 銀の塔主を追うべきかとは、2013年3月19日に登場したアンケート。 マスターメイガス同士の感知機能によって確認された三塔戒律マギラントから遥か北を移動中の銀の塔のマスターメイガスを追うかどうかを多数決によって決めた事柄。 呼称はアンケートページ名から。 概要 三塔戒律マギラントの戦いはエンドブレイカーの勝利で幕を閉じた。 しかし、その勝利はギリギリのものであり、勇者マギラント勢力がジェスターの撤退によりやむを得ず退かざるを得ないため得ることが出来た勝利だった。 そのマギラントの戦いに拒絶体マスカレイドとして参加していた銀の塔主サイリスであるが、エンドブレイカーの説得に従って退こうとし、脱出装置で飛んでいったきり、行方知れずとなっていた。 そんな中、とあるエンドブレイカーの一言により、マスターメイガスが都市国家を出た際には、その方角が分かるという機能がマスターメイガスには備わっていることがわかった。それによると銀の塔のマスターメイガスは現在、三塔戒律マギラントから遥か北を高速で移動していることが判明した。 それは『世界の瞳』によって把握された地理情報の範囲からも外れた位置であり、これを追うには海流や自然条件を一切無視して高速航行できる『終焉に抗う勇士号』を使うほかない。 しかし、銀の塔主は勇者マギラントと共にいる可能性は高く、それは『終焉に抗う勇士号』を失う危険があるだろう。 そして、『終焉に抗う勇士号』には他に運用することもできるのである。 危険を冒して『終焉に抗う勇士号』で銀の塔主サイリスを追うか否か。 エンドブレイカーたちは多数決で結論を出そうとしていた。 銀の塔主を追うべきか 結果 (1)『終焉に抗う勇士号』で銀の塔主を追う……507人 (2)銀の塔主を追わない……99人 エンドブレイカーたちは『終焉に抗う勇士号』で銀の塔主サイリスを追うことに決めた。 決定後、勇士号は速やかにマギラントを出航。北へと進路を取るのだった。 銀の塔主を追って 三塔戒律マギラントの戦い → 銀の塔主を追うべきか → シーバルバ上陸阻止戦 →→ 上陸、北の大陸 → 西方の危機と滅びの大地 マギラント騒乱 英雄マギラントの帰還 → メイガス破壊指令 → マギラントの終焉 →→ アマツカグラ動く → 三塔戒律マギラントの戦い → 銀の塔主を追うべきか 黒の塔 黒の塔クーデター事件 → 黒の塔主の領地遊説 → 英雄マギラントの帰還 →→ 黒の塔奪還作戦 緑の塔 緑の塔主のヤケ食いパーティー → 英雄マギラントの帰還 → アサルトバグの森攻防戦 関連項目 Ep6:マギラント編での出来事 マギラント編主要登場人物 三塔戒律マギラント
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ダンジョン三昧じゃーーーーーいぃぃ!!!!@w@・・・・な私です@@ え~・・・・朝っぱらからネトゲで遊んでましたとも! ま、いつもおなじみなマビノギをやったわけですが・・・ こっからはやってる人ならわかるんじゃないかな? まず ロンガ通常ソロ3周して次にロンガエメラルドダンジョンをソロで1周。 お次に友達に誘われ、トパーズダンジョンを3周。 で、直後にロンガ神秘の矢ダンジョン。 家に帰ってきてからロンガを3周してその後ギルメンのひとと アルビ中級4人にいきましたw なんというか・・・・・ねw