約 344,718 件
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/95.html
2008年1月 第6回オフ会 参加:閣下、れんれん、アンレ、wol、ジョコンダ、だーす、 レナータ、せいじ、ルカ・トニ、けんけーん 先発隊:通天閣方面 晩餐会:場所失念 2月 商会イベント(謎解きイベント) 参加:閣下、アンレ、ジャジー(ゑろす商会)、Loke、SEIJI、 レナータ、Wol、こうひえ、だーす、うずまき、筑豊、erupepe、 ひろっち、けんけーん 優勝:レナータ 2位:SEIJI 3位:だーす 2月加入者:erupepe、シナティ・ジェーン 3月 この頃、商会内でのバトルキャンペーンイベントが始まる イベント名は「ぐだぐだBC」(名付け親 せいじ) 6月加入者:Dr.Dai、Telesilla、ちゃぁ・茶 7月 この頃、こうひえが生産部長(納品取仕切り)に任命される。 7月加入者:慶次郎、レッド・ナタル 8月 第7回オフ会開催 ゴールデン・ルーヴェオフ会が初めて関東で行われる。 場所:東京・新宿 先発隊:秋葉原、神田、お台場ツアー 参加:閣下、れんれん、アンレ、ルカトニ、だーす、アムス、 うずまき、シッド、ジョルジュ・剛田、けんけーん このオフ会でアンレーデが自ら料理をとるという歴史的快挙を達成。 9月 インカエピソード攻略イベントがこの頃より開始。 2009年2月まで定期的に続けられる。 テノチティトラン発見イベント第2弾実施 参加:閣下、ライラ、アンレ、ジョルジュ剛田、ひろっち、Wol シンシア・フーバー、シナティ・ジェーン、Dr.Dai、けんけーん 10月 オスマンイベント(公式イベント)に商会として参加 参加:閣下、ライラ、アンレ、アイメル、こうひえ、筑豊、erupepe レッド・ナタル、けんけーん 10月加入者:つん汰、とろこ、ルナメイア
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/83.html
ん~…人の数は昨日の2割増? ってなぐらい人が湧いてる。 まぁ、田舎モンの足だけに追い抜かれてると多く見える錯覚かもしれないけど…。 とりあえず、電気街としての底力を見せてもらうべくルカの探し物の旅開始。 とりあえず人の流れに身を任せつつ、思わせぶりな看板を見つけては入店+リサーチ+脱出を繰り返す。 さすが天下の秋葉原…100円単位の鬩ぎあいだなw 逆を言えば、劇的な差はどの店もないって事で何か紳士同盟でもあるんちゃうかと思うぐらいの徹底ぶりに乾杯♪ 途中、何やら面白そうな小店をハケーンし突撃する、客が4人入るとイッパイイッパイな狭小店だが、置いてある商品はというとネタTシャツ。 「秋葉原」とか「萌」などをプリントしてるだけのTシャツ…ベタやけど実用的だw ルカがお土産選びに悩んでいたので「萎」Tシャツをゴリ押しし、見事ご購入あそばされましたw そんな寄り道を挟みながら探し物は続く。 目に付く店に片っ端から入店しつつ、結局はJR秋葉原駅近くの小さな店が最安値だったw 大型店の実力って、名の売れた店の実力ってこんなものなのか? 結果思うとおりのモノが見つかってまずは1問クリア♪ 次にやるべきことは「ぶらりウィンドゥショッピング」。 まー、OFF会のお楽しみ№3がこのぶらぶら散歩♪ ここは秋葉原、ガトリングガンで撃ち倒したいほどの人ごみを除けば正しく聖地…きっと楽しいネタが満載にチガイナイ! っと、テクテク歩いていると早速にネタ発見! ←元祖ラーメン缶こちら 良いね~、今やさほど珍しいものじゃないけど。そこまで自己主張するなら見てやろうじゃないかw ごった返す通りからソコへ入るとまるで別世界のように人っ子一人いない路地、こんなところに元祖サマが居てはるのかw そして2台並んだ自動販売機にラーメン缶がずらり。 が、次の瞬間、ウチの視線はまったく別のトコロへ… 「おぉぉぉ!チェリオ!」 ウチにとってはこの発見が大きい!思わず激写w いぁはや心落ち着く光景ですな…( ̄- ̄)y-~ 思わぬお宝にウハウハ状態で再び人ごみの中へ潜り込む。 アッチの店、コッチの店、まぁ目まぐるしいほどの店舗数にホントに目を廻しながらあれやこれやと見て回る。 そしてウチ等の前に見えたのは真っ黒な建物…別段興味ないと思っていたが、そこから出てくる人の手には見覚えあるロゴマークが。 あっ!まんだらけ!Σ( ̄□ ̄;) これは…入らないとダメでしょw 各階ごとに置いている商品が異なるらしいが、まずは入店。 どうやら1Fは買取フロアらしい、売るモンなんて何一つもってないが、この小雨降る中でも売りに来てる人は居るもんだ。濡れたら勿体無いのにねー。 とにかく外階段を使って上へ登る、フィギュアはさほど興味ないのでコミックを扱う4Fで再び入店。 う…良い表せない独特のオーラがフロアを包んでる…(汗 ふらりふらりと歩きながら物色と洒落込みたいが、通路自体が狭い。 人とすれ違うにもいちいち体の向きを変えないと窮屈なほど…これは改善の余地が大有りですよw なんとかフロアを1周し全体の配置が分かった所で今度は綿密なリサーチをと思っていた所、ウチの耳に妙な会話が聞こえてくる。 客① :「まだ商品入ってないみたいね」 客② :「そうみたい。」 客① :「ここら辺(にある棚の商品)も変わってないね。」 客② :「それよりさ、部屋の同人誌をどうにか整理しないとマジやばい。」 客① :「ははは、それは大変だー」 じゃぁ、こんな所で油売ってないで部屋の整理でもしろや!☆\(▼_▼メ) ったく、部屋が片付かない程の量を持っている事を自慢しているのか、それとも整理できてない部屋に住んでいる事で悲劇の主人公として欲しいのか、はたまた整理することが出来ない愚鈍さを笑って欲しいのか、痛すぎる会話だw そんな痛い2人にそっと見切りをつけてウチも興味ある棚で探し物。 が、狭い通路で棚の下段を探そうとすると自然としゃがみ込む姿勢になる、そんな息苦しい格好で探し物していると、ふっと視界が暗くなる…んん? 不思議に思っていると頭上で人の気配がする。 おぃ!通路が狭いからって人を跨いでいくってどういう事!Σ( ̄□ ̄; さすがにこんな事は人生初ですわ、迂回できない訳でもないのにナゼに人の上を越えて行くのか。 まったく人としてその行動はどうなんよ… 想像つかない攻撃にげんなりし、さらにはお目当ての品も見つからず。 結局手ぶらで店を出たw それにしてもガラスケースに並んでたたかが数十ページの同人誌がン万円という値段には、さすがに「聖地」の片鱗を見たようなきがした…福眼でございました(-人―) まんだらけを出て、再び放浪の身となり再び秋葉原を周回する。 かれこれ大まかに2周はしたかなw 徐々に日も暮れて、雨粒も大きくなってきた。 それでも店めぐりは収まらない…ガチャポン屋、電気屋、DVDショップ、雑貨屋、なんだか得体の知れない店、疲れてるハズなのに足は止まらない。 普段の生活でもここまで歩くことはしないんやがw そして、とある雑貨屋っぽい店に入り、再びルカが何やら物色を始めたので、一通り店内を回ったウチは狭い空間から逃げるように外へ。 すると、隣がどうやらパチンコ屋さんらしく派手な音楽が流れてる。 ま、人待ち中だしと街路樹の傍で雨を凌ぎながら待っていると、パチンコ屋の方からなにやらナレーションっぽい声がする。 なんか、良く分からないが若いオネーチャン2人が何かのイベントを始めたらしい。 そしていつの間にやらパチンコ屋の前には人だかりが…。 MCの人が場を盛り上げようとしているが、微妙な反応の観客w 微妙な温度差のまま2人のオネーチャンが歌を歌い始める。 あんま上手くないな…つか、アンタ等誰さw それでも中には熱狂的な人も居てるらしく、立派なカメラを構えてる人までいる。 ファンかそれとも関係者か、その素性はほっといても、この歌はウチには雑音だなw ルカが店から出てきたのはそれから10分後の事だった。 いっそう雨は降ることを止めず、むしろその勢いを時間と共に強めているようだ。 とは言え、店に入っては出てを繰り返すウチ等2人にはまだ我慢できるほどの雨量で、大通りを挟んで移動するのも3周目になった頃、ふと気になる看板を思い出す。 なんだか赤い看板でABCたらなんたら書いていた。 ウチの眼には他の店とは違って少し個性的なオーラを感じた店で確か大通りに1軒、路地を入ったところにもう1軒あったと記憶している。 買い物もほぼ終了してすっかりご機嫌なルカを誘って、その店を探してみようと促す。 あやふやな記憶を元に探すだけに、少し手間取ったが大通りの店を発見♪ 中身は、いたって普通の電気屋さんだったw そしてもう1軒を探してみるが、なかなか記憶にある風景が見つからない。 ここへ来てすぐに1度見ているはずなのだが、なんとも頼りない脳みそだろうか…情けない!orz ま、良いか…と諦めたとき、その赤い看板がふと目の前に現れる。 そうそうコレよ♪ さっきの店と違ってこの店は思った以上にでかい♪ 期待満点に勢い良く入店する。 今回はナカナカ良い感じ♪ くだらない小物類は無視して各階を視察しながら階を上ってゆく。 そして3Fにたどり着いた先で見たものは…歳食った猫耳店員…きつっ!(==; ま、まぁ…コメントに困る罠だw 「やりたい事」と「やれる事」の境界線はキッチリ守った方が良いよ…その方がお互いの精神的に楽だから…orz キッツイ先制攻撃をモロに喰らったものの、日頃から鍛えた不屈の精神力(?)でやり過ごし、再び物色開始。 ここは中々に良いね、過去数回のOFF会の中でイチバン食指が動いたかもw 過去、自分のために何かを買うという事をしてないウチだったが、ここではサスガに財布を出そうかと思える。 そういえば、職場の同僚が異動になるから餞別の1つでも勝ってやろうかとネタを探す。 あ…ガンダム関連商品ハケーン♪ やはりここはベタに名言Tシャツかの。 イロイロあるけど、どれにしようか…。 「あえて言おうザコであると」 これだ! まったくガンダム知識はないが、おもろいから決定♪ さてと、他にネタはないかなとグルグル巡る。 あ、攻殻機動隊関連商品ハケーン♪ こっちは特車二課シリーズも…あぁ、こういうの好きだね♪ アレコレと悩んだものの、結局手に取ったのは「笑い男レポート用紙」…。 いぁ、リアルでメモ帳切れてるだけなんですよ、そう思っていてください。 あまり買い込むのが苦手なウチは、その2つを持ってレジへ。 やっぱり、その猫耳痛いな…。 先ほどまでのウハウハ状態を素に戻させるには充分な攻撃を受けつつ、視線をチラリと壁に貼っているポスターへと向ける。 どうやら全国に店を展開中らしい。 アンレ :「全国に店あるんやねぇ」 猫耳 :「え?あ、あぁえぇ。」 アンレ :「四国には無いんやねぇ。」 猫耳 :「えーっと、あの、えぇはい。」 アンレ :「欲しけりゃネットで買えなのねw」 猫耳 :「えっと、●●●円になります。」 アンレ :「…あいさ。」 なんや、気の利いた切り替えしでけんのか…教育がなってないぞ! そんなコトでは西ではやっていけんぞw ま、アンタが西へ来る事はないだろうがねwww ともかくOFF会初、自分の為のアイテムをげっちゅ♪ なんか少し楽しかったりw お会計を済ませ、外へ出るとかなり日も沈み、雨もいっそう強くなっていた。 なんとか傘を購入せずにココまで来たが、そろそろ限界のようだ。 もう既に傘をさして居ない人の方が少なくなってきている。 たまらず傘を捜すと…「ビニール傘 ¥200-」おっけ、それで充分だw 喜び勇んで購入した店はソフマップだった。 手広く商売してまんなw( ̄- ̄)y-~ その後、1・2軒のお店を周り、どっぷりと日が暮れた17時半惜しみつつも秋葉原を抜ける決断をする。 つか、何時になっても人の量が変わらないってどういう街さwww さて問題です。 皆さんは「イタ車」ってご存知ですか? 田舎モンのウチは話に聞いてる程度で地元でもそうそう見られないレア車なのですが。 駅までの道中に「これぞイタ車!」ってのをハケーン♪ 前から後ろまでどこまでもイタ車! さすが聖地…なんかスッゴイ得した気分で、思わず激写♪ JR秋葉原駅の券売機前まで戻ってみると、これまた人の波w 雨宿りもかねてるんだろうなと思って人ごみの中を歩いてると…居た! 昨日の稲荷カメラ野郎だ! 相変わらずコスプレネーチャンを連れてやがるw つか、この状況でカメラ構えられるのか…いやはや感服つかまつった orz とりあえずホテルまで戻り、荷物を下ろす。 おや? 部屋がキチンと片付いている? 「連泊の場合は部屋の片付けを行いません」とホテルHPに書いてあったと思ったが、きっちりルームメイクされてらw まぁ、掃除されて悪い気持ちはしないわな♪ 椅子へ腰をおろし、とりあえず一服…足がダルいwww できればこのままサウナ入りたいのぅ♪ いぁ、ダメだ。とりあえず空腹を満たさねば戦(?)にならんw 18時半、再びロビーに集結し「美味しい」食事を求め再び出発! が、しかーーーーし! さすがオフィス街の日曜日、昨日の景色より更に暗い…食事処はどこだ~??? 天下一品ラーメンも、地元ラーメン屋も開店すらしてないw 仕方ない足で探すしかないか、とは言え行動範囲をここから広げたくないのが心情w いぁ、ホンマに足が棒になりそうなんですわw ちらりほらりと食べ物屋さんの看板も見えるが、どこもパッとしない。 フツーの居酒屋さんでええんやが、立ち飲み屋とか焼酎屋とかしかないw ※ アンレは焼酎が苦手なのでつ 結局、ホテル付近から駅付近まで足を伸ばしたもののロクな店が見当たらない。 このままだと、昨日見つけたコスプレ焼肉屋になりそうだ。 ちょっとお疲れの身に焼肉はキツイよね。 駅近郊を歩きまわって2人が見つけたのは…コスプレ居酒屋「不思議亭」…。 この際…コレで我慢するか…( ̄_ ̄; エレベーターで4Fまで昇り、いざ入店。 コスプレ店員:「お帰りなさいませご主人様」 居酒屋なのに…居酒屋のハズなのに…はぁ↓orz 適当に座敷席に座ると、小鉢とお品書きをコスプレしたオネーチャンが持ってくる。 軽く酎ハイを注文してメニューを見る。 中身は至って普通の居酒屋だな…。 コスプレ店員:「1stドリンクの注文いただきました~」 いぁ…だから…居酒屋やからさ…もっと、こう…。 若鶏の唐揚げ、シーザーサラダ(ゴマドレッシング付w)、あと数品を注文。 とりあえず今日1日に乾杯♪ 昨日のジンリッキーと違って、今日はしっかり混ざってる♪ んんんん~五臓六腑に染み渡るねぇ♪ 一息ついた所で、店内をぐるりと観察 店のイメージとは違って内装はごっつい和風テイスト、つか元々すし屋っぽいw メニューにも寿司が堂々と載っている、きっと2代目の趣味にちがいない( ̄^ ̄;) さて、以前ウチは大阪でメイド喫茶なるものに行った事があるが、ここでも同じ事が言えるんだけど。 コスプレとは服が人を選ぶんです! そこの惣流・アスカ・レングレーに見せようとして全く別の個体になっているアンタ! ハイソックスに足の肉が乗っかってますよ…。 いいか貴様等、「やりたい事」と「やれる事」は分別つけやがれっ やるなら最大限の努力しやがれ、ノリと勢いだけで服着てんじゃねぇよ。 商売してんならプロだろ、プロならもっとストイックに突き詰めろや…。 全ては調和だ…着るだけじゃなく見る側の心も考えろやw ふぅ、思わず熱くなっちまったぃ。失礼♪ ともかく、晩ゴハーンだw 唐揚げはまぁ普通、続いてササミカツが来た…って何さアンタ。 コスプレ店員その2:「ササミカツお持ちしました、ソースを掛けちゃいますので、お好きなところで『ストップ』と言ってください♪」 えー…ツッコミどころ満載な台詞なんですがw 口元が引きつる笑みを浮かべるウチ等の心情なんかお構いなしにその2はソースを掛け始める…。 ルカ :「ストップ!」 アブナイ、アブナイ。 なんつう罠だよ、唐揚げの時は何もなかったのにw とりあえず危機を脱した2人は急いでお品書きを開く。 ルカ :「なるほど、この☆マークが付いてるヤツはこういうサービスが付いてくるらしい。」 アンレ :「ほほぅ…☆印、シーザーサラダも付いてんね…。」 ルカ :「だな。」 ともかく運ばれてきた料理に罪はない! ひたすら食らうべし。 っと言ってもウチの食べる量なんて高が知れてるがw そうしている間に、シーザーサラダがやってきた。 コスプレ店員その1:「サラダ、お待たせしました。」 ルカ、アンレ :「はいはい、どうも」 コスプレ店員その1:「今からドレッシングを掛け掛けしちゃいますので、」 ルカ、アンレ :「はいはい」 コスプレ店員その1:「私の名前は『ねこちゃん』と言いますので『にゃんにゃん』と可愛く言って止めてくださいね♪」 なんだそれは!Σ( ̄□ ̄; さっきはそんなの無かったぞ! ルカ :「アンレ、任せた!」 アンレ :「まじか!」 笑顔のままドレッシングをかけ始めるその1。 アンレ :「…にゃんにゃん…」 コスプレ店員その1:「はい♪OKです~♪」 アンレ :「(屈辱だ…)」 何事も無かったように持ち場へ戻るその1、強敵だ(==; なんかもぅ、お腹イパーイorz 気を取り直す為にシーザーサラダを一口。 シナッ…。 えー…っと、レタスよね?w 情けない噛み応えだねぇ、萎れてやがるw 寂しいねぇ、レタス特有のあのシャキシャキッとした歯応えがないとは、江戸の人はこれを食べてるのかのぅ。 野菜ってのはバリバリ音を立てながら食べるもんですよw しかし、萎れていようが野菜には違いない。 この2日間、圧倒的に不足がちな野菜だけに貪るように口へ運ぶ♪ あんまり美味くない、けどウマイ…複雑な心境だ( ̄__ ̄; シャキシャキ野菜を食べられるって田舎モンの特権なんかな~。 揚げ物と野菜とを程よく平らげて、なんとなくこの店にも飽きたw めちゃくちゃ美味しいという訳でもなく、超マズイ訳でもなく、 コスプレネーチャンがどえらい別嬪さんという事もなく ある意味で期待を裏切られたような…w ルカ :「よし、反省会(次の店)へ行くか。」 何の躊躇もなくお勘定を済ませる。 コスプレ店員その3:「ポイントカードを作られますか?」 ルカ :「いぁ、遠いのでええですわ。」 コスプレ店員その3:「どこなんですか?」 ルカ :「愛媛。」 コスプレ店員その3:「………そ、そうなんですか。」 おーぃ、気の利いた返しカモーン!w まったく、ここも機転の利かないのか…w コスプレする人ってさ、周囲の目をキッチリ跳ね返すようにお勉強してると思ってたんだけど、アドリブに弱いんかな~w ま、程度は分かったわw 200円の傘をさし、次なる店を探す。 ホテルへと続く駅裏の道に再びコスプレネーチャンが屯ってる。 ただ、本人さんたちは日曜日の神田駅の実力を知ってるのか、その顔には生気にかけている。 まぁ、ここでも「やりたい事」と「やれる事」を履き違えてるかと思えば、コッチは正統派なコスプレで、チャイニーズドレスやナース等々。 それなら許す! どうやらこの人たち、先に見つけたコスプレ焼肉の呼子さんらしい。 雨の中ごくろうさん、でもウチ等には要らんなwww 駅近辺を歩いてみたものの、コスプレ焼肉とキャバクラのポン引きしか見えず、江戸のオフィス街の寂しさを2日連続で味わうこととなった。 ルカ :「こらアカンな、反省会第2回をやるか。」 その案にウチも納得。 そして2人が向かったのは付近のパチンコ屋w まずはスロット専門店か、どれどれ…まぁまぁのラインナップだな、しかし、ウチ等2人が果たしたいのは午前中のリベンジのみ! という訳で、打てそうな店を探してみる。 朝イチで店の場所だけは探してるから、あとは釘あるのみ! 1店目…ダメ。 2店目…最悪。(でも、サクラ大戦(スロ)があったw) 3店目…チネ! これが悪い釘の見本だ!と言わんばかりの台が並んでいる。 いくら明日(25日)が新台だとしてもコレはひどすぎるんじゃないか?w それにパチンコもスロットも少しだけ古い台が多いようなw 1年半ぐらい時間が止まっているような気がした…。 ここまでウチ等の希望の芽を摘み切るとは、神田恐るべし、いぁ都会は田舎モンにキビシイのぅ…。 立て続けに都会の洗礼を身に浴びて、こうなったら記念打ちでもしようかと。 結局、サクラ大戦(スロ)に3K、金エヴァに2k、甘デジルパンに1kを投資しアッサリ実践終了。 はっきり言ってパチンコ・パチスロとしては全く価値の無い時間でしたw しかしサクラ大戦はもう打つ機会はそうそう無いだろうからね、サクラ打ち納め会みたいなもんかなwww でも、正直言えば1回でも良いから当たりたかった…かなw パチンコ屋を出たのが20時過ぎ、これにて江戸での遊ぶ予定は全て終了。 昨日と同じく人気の無い道を通り、昨日と同じようにファミ●ーマートて夜食を購入しホテルへ戻る。 浴衣に着替え椅子に腰掛けると、ケータイ電話がメールを受信する、実家からだ。 ニュースをみて関東地方が大雨だというのを知り、気遣いのメール送ってくれたらしいが、最後の一文が「●●●山が山火事で家から良く見えます。」 山火事ですとっ!Σ( ̄□ ̄; 地元ではン十年ぶりになる山火事に地元は半分祭り騒ぎらしい、燃えている周辺に民家ほとんどないらしく木が燃えてるだけの被害らしい。 西日本、特に瀬戸内は雨降ってないからな…鎮火には時間かかるだろうな。 そんな地元のネタを持ってルカの部屋へ向かい、明日の作戦会議を開く。 ルカ :「明日、閣下誘って一緒に戻るか。」 結論は早かったw その後10分ぐらいヨタ話を挟み、部屋へ戻る。 煙草を咥え、TVの電源をぽちっとな♪ 「集中豪雨により小田原―熱海間運休しています、復旧の目処は…」 おぃぉぃ、なんだコレはw 明日はキッチリカッチリ走って貰わないと洒落にならんよw 唯でさえ有給使ってんのにw イヤ~な情報を公共の電波から受け取るとちょっとだけ萎えるね。 日曜日なので何か他に番組がないかとザッピングをしつつぼんやりと時間を過ごす。 なんかパッとしない番組しかないな~…映画もB級だし…。 ひたすらザッピングと煙草を繰り返す時間が過ぎ、諦めてB級映画をぼんやり眺めていると、再びケータイが鳴り響く。 閣下 :「どもどもwwww」 アンレ :「まいどw」 閣下 :「いぁ~、ヨカッタ!」 アンレ :「お?勝ったん?」 閣下 :「おうよ!9:1完璧やでw」 電話越しにも閣下の上機嫌ぶりが伝わってくる。 閣下 :「で、今どこ居てるん?」 アンレ :「もぅホテル戻ってんのよ。」 閣下 :「もし外にでてたら合流しよかと思ってんけどなw。」 アンレ :「明日に備えて早めに切り上げたんよ」 閣下 :「そかそか。で、明日はどないするん?」 アンレ :「んと、朝9時ぐらいにホテルを出て東京駅で写真1枚撮ってから新幹線だね。」 閣下 :「そかそか。んじゃ。ワシもホテル戻るわw おつかれさんw」 電話を切り、再びB級映画に目を向ける。 今日こそはゆっくりと風呂に入りたい、時間的にはもーちょい後だろうな。 それにしても、つまらない映画だw 23時半、もぅそろそろ頃合かとB1Fへ降りる。 なんとなく雰囲気が静かだ、今日こそのんびり風呂に入れるか?w 浴室に入ると、ルカとばったり遭遇。 ルカ :「アカン…」 どうした?なにがあった? ルカが指差した先には妙な外人に占拠された水風呂が… ルカ :「かれこれ20分以上占拠されてんねんw」 20分も水風呂に浸かってんのかwwww それは逆に体に悪いんちゃうか?w せっかくのサウナも水風呂抜きだと醍醐味半減、どうしても快適な風呂で1日の疲れを癒す事を許してくれないらしいなw だがしかし、サウナに入りたい気持ちは治まらない。 例え水風呂に入れなくてもだっ! と、勢い良く誰も居ないサウナに入る。 ウチがサウナを出るのが先か、水風呂が空くのが先か…勝負だっ! 約15分後…勝った~!\(  ̄▽ ̄)/ 本日2度目の勝利…また全くカンケーない所で勝負運を使ってしまった、そして疲れたorz 適度な疲労を伴って部屋へ戻り、明日の最終予定を閣下へメールする。 するとスグに電話で返ってきたw とりあえず神田駅のホームで待ち合わせとして打ち合わせ終了♪ TVは相変わらず面白くない、有るはずのサッカー番組もなんか某有名バンドのライブの番組のお陰で放送されない…つまらんw ぼんやりTVを見ながら、今日1日の事を頭の中で思い起す。 なるべく小さなネタも忘れないよう脳裏に焼き込む、コレをしてないとOFFレポ書くときが大変やからねw 初日はメモ書いたけど、今見ると酔っぱで書いた字なんて自分でも読めんしwwww 読めないメモってチョー使えね~w 狭いホテルの一室でやる事といえばTVを見ることぐらい。 メタボリックの元凶となる夜食おにぎりを頬張りながら遅く始まったサッカー番組をぼんやり眺める。 日付は25日になっていた。 TVから流れてくる音をBGMにしつつ目を閉じるとエアコンの程よい冷気とサウナの疲れと両足のだるさでどっと眠気が押し寄せてきた。 2日目、これまた移動に次ぐ移動の連続だったな。 この疲労感すら心地よいと思えるのはきっと楽しかったからに違いない。 明日は最後の大移動が待っている、新幹線が走ってくれる事を祈りながら起きようとするのを諦め静かな寝息を立てていた。
https://w.atwiki.jp/miraclebattle/pages/552.html
金獅子のシキ コスト 9(4) カードカラー 紫 キャラ名 シキ 属性 海賊/超人系 BP 8000 悪魔の実 1 『このキャラのアタック時』コストが紫の自分キャラの枚数以下の、相手キャラ1枚を破壊する。《フワフワの実》が重ねられているとき、このキャラをBP+10000する。 アタック時に破壊できる相手キャラのコストは自分の場に依存する。 自分の場に紫のキャラがいるほどコスト上限が上がっていくので、とにかく数を並べることが重要。 時間は掛かるが【スパーク:紫】と組み合わせれば、相手キャラを破壊しつつ毎ターンコスト上限が上がっていく。 素のBPは8000だが、《フワフワの実》を重ねることでBP18000と紫とは思えないほどの大型になる。 《フワフワの実》の種類自体が少ないので、重ねるのは更に相手キャラを破壊できる「OP03-51 フワフワの実“獅子威し・地巻き”」一択か。 ・収録 ONE PIECE ブースター3弾「新時代の幕開け」 ・公式Q A Q1.自分の場にこのキャラを含めて紫のキャラが6枚いるとき、このキャラの特殊能力でコスト6以下の相手キャラ1枚を破壊するの? A1.はい、その通りです。
https://w.atwiki.jp/mh4wiki/pages/49.html
操虫棍:派生データボーンロッド派生 ソリッドグレイブ派生 スニークロッド派生 アサルトロッド派生 エイムofトリック派生 藍の稲光派生 藍紫の雹派生 乾坤の火竜棍派生 金砕棍棒派生 爪棘を配す長刀派生 黒龍棍派生 単品生産(派生なし)猟虫強化素材一覧 操虫棍:解説操作方法 連携一覧 特徴エキス 猟虫について 虫餌一覧 猟虫一覧 基本戦術乗り状態について 小ネタ 注目スキル コメント 操虫棍:派生データ ※武器名はレア度によって下記の色で表記されています。 レア1 レア2 レア3 レア4 レア5 レア6 レア7 ※武器名の前にある■はその武器がそれ以上強化できないことを表しています。 ※斬れ味ゲージの下段は斬れ味レベル+1スキルが発動した状態での斬れ味です。 ※武器係数は3.1で、実際の攻撃力の3.1倍が表示される。 ※操虫棍の強化には猟虫のレベルUPが必要になる。費用は各レベルごとに武器強化費用の1/2必要。 ボーンロッド派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 ボーンロッド│ 1650z 279 - llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% --- Lv 1 / [打撃] 下位 生産 竜骨【小】×3 なぞの骨×2 鉄鉱石×1 │└ボーンロッド改 │ 2150z 372 - llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 2~3 / [打撃] 下位 強化 大きな骨×1 奇猿狐の長骨×1 ●猟虫Lv2素材 │ └ボーングレイブ │ 3100z 434 - llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OO- Lv 4~5 / [打撃] 下位 強化 上竜骨×2 重甲虫の爪×2 ●猟虫Lv4素材 │ └ボーングレイブ改 │ 20000z 465 (麻180 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OO- Lv 6~7 / [打撃] 上位 強化 モンスターの濃汁×1 奇猿狐の堅長骨×2 ●猟虫Lv6素材 │ └■エアリアルグレイブ 40000z 527 (麻260 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OOO Lv 8 / [打撃] 上位 強化 獄炎石×2 重甲エキス×2 ●猟虫Lv8素材 ソリッドグレイブ派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 ソリッドグレイブ│ 30000z 465 (水180 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O--- Lv 1~3 / [切断] 上位 生産 尖竜骨×2 カブレライト鉱石×4 モンスターの体液×2 │└ソリッドグレイブ改 │ 30000z 496 (水220 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 4~6 / [切断] 上位 強化 モンスターの濃汁×1 雷狼竜の尖爪×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■ソリッドハイグレイブ 50000z 558 (水270 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OO- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 古龍の血×1 恐暴竜の鉤爪×2 ●猟虫Lv7素材 スニークロッド派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 スニークロッド│ 3900z 403 毒180 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% --- Lv 1~2 / [打撃] 下位 生産 影蜘蛛の爪×3 影蜘蛛の甲殻×4 鉄鉱石×2 │└スニークロッド改 │ 5600z 465 毒240 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 3~4 / [打撃] 下位 強化 レビテライト鉱石×2 影蜘蛛の棘×2 ●猟虫Lv3素材 │ └ハイスニークロッド │ 20000z 496 毒280 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 5~6 / [打撃] 上位 強化 影蜘蛛の鋭爪×2 影蜘蛛の上棘×2 ●猟虫Lv5素材 │ └■シャドウウォーカー 45000z 558 毒340 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 5% O-- Lv 7~8 / [打撃] 上位 強化 影蜘蛛の堅鋏角×2 轟竜の尖爪×2 ●猟虫Lv7素材 アサルトロッド派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 アサルトロッド│ 37500z 465 睡140 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 10% O-- Lv 1~3 / [切断] 上位 生産 影蜘蛛の鋭爪×4 影蜘蛛の堅殻×5 カブレライト鉱石×3 │└アサルトロッド改 │ 20000z 496 睡180 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 15% O-- Lv 4~6 / [切断] 上位 強化 モンスターの濃汁×1 影蜘蛛の堅鋏角×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■フロントウォーカー 55000z 527 睡230 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 20% OO- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 影蜘蛛の上棘×3 大轟竜の鋭牙×2 ●猟虫Lv7素材 エイムofトリック派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 エイムofトリック│ 12000z 434 龍200 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 10% O-- Lv 1~2 / [切断] 下位 生産 黒蝕竜の甲殻×5 黒蝕竜の触角×1 モンスターの体液×2 │└エイムofイリューズ │ 20000z 496 龍280 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 15% O-- Lv 3~4 / [切断] 上位 強化 モンスターの濃汁×2 黒蝕竜の尻尾×3 ●猟虫Lv3素材 │ └エイムofマジック │ 30000z 527 龍320 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 20% OO- Lv 5~6 / [切断] 上位 強化 黒蝕竜の鋭惨爪×2 黒蝕竜の逆鱗×1 ●猟虫Lv5素材 │ └■THEチェイサー 30000z 558 龍370 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 25% OO- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 天廻龍の鋭浄爪×2 黒蝕竜の闇玉×1 ●猟虫Lv7素材 藍の稲光派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 藍の稲光│ 30000z 341 雷320防+15 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 1~3 / [切断] 下位 生産 キリンの皮×6 ライトクリスタル×5 モンスターの体液×2 │└蒼の稲魂 │ 30000z 403 雷380防+18 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 4~6 / [切断] 上位 強化 モンスターの濃汁×2 キリンの雷角×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■碧の神鳴 70000z 465 雷420防+23 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OO- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 キリンの蒼角×2 キリンの霜尾×4 ●猟虫Lv7素材 藍紫の雹派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 藍紫の雹│ 60000z 434 氷 360防+20 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 1~3 / [打撃] 上位 生産 キリンの氷角×4 尖ったクチバシ×2 キリンの上皮×8 │└蒼紫の氷雨 │ 65000z 465 氷410防+22 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 4~6 / [打撃] 上位 強化 キリンの霜尾×1 キリンの雷尾×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■碧紫の氷矛露 70000z 496 氷480防+25 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 7~8 / [打撃] 上位 強化 キリンの氷角×2 桃岩竜の翼×2 ●猟虫Lv7素材 乾坤の火竜棍派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 乾坤の火竜棍│ 60000z 527 火220 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 5% --- Lv 1~3 / [切断] 上位 生産 銀火竜の尻尾×3 銀火竜の上鱗×5 金火竜の上棘×3 爆炎袋×2 │└両義の炎竜棍 │ 65000z 558 火260 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 10% --- Lv 4~6 / [切断] 上位 強化 火竜の煌液×1 雌火竜の逆鱗×1 ●猟虫Lv4素材 │ └■開闢の焔竜棍 70000z 589 火310 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 15% O-- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 雌火竜の上棘×3 火竜の紅玉×1 ●猟虫Lv7素材 金砕棍棒派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 金砕棍棒│ 60000z 558 (雷320 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll -10% --- Lv 1~3 / [打撃] 上位 生産 黄金の毛×3 金獅子の黒毛×5 堅牢な骨×3 │└金砕棍棒改 │ 70000z 620 (雷380 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll -15% --- Lv 4~6 / [打撃] 上位 強化 金獅子の尖角×1 金獅子の鋭牙×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■金砕棍ゴーデンライ 75000z 651 (雷440 ) llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll -20% --- Lv 7~8 / [打撃] 上位 強化 金獅子の闘魂×1 金獅子の怒髪×2 ●猟虫Lv7素材 爪棘を配す長刀派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 爪棘を配す長刀│ 75000z 496 爆200 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 1~3 / [切断] 上位 生産 蛇王龍の尾殻×3 蛇王龍の扇刃×5 渦巻骨×4 │└爪棘を配す長刀改 │ 80000z 558 爆230 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 4~6 / [切断] 上位 強化 渦巻骨×2 蛇王龍の鉤爪×2 ●猟虫Lv4素材 │ └■渾然一体の薙刀ヤマタ 85000z 620 爆270 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 7~8 / [切断] 上位 強化 蛇王龍の尾殻×3 天剣の龍玉×1 ●猟虫Lv7素材 黒龍棍派生 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 黒龍棍│ 75000z 465 龍340防+10 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% --- Lv 1~3 / [打撃] 上位 生産 黒龍の角×4 古龍骨×5 ノヴァクリスタル×8 │└黒龍棍改 │ 80000z 527 龍380防+15 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 4~6 / [打撃] 上位 強化 黒龍の鱗×3 黒龍の角×1 ●猟虫Lv4素材 │ └■黒龍棍【天命】 85000z 558 龍480防+18 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% OO- Lv 7~8 / [打撃] 上位 強化 黒龍の甲殻×4 古龍の血×1 ●猟虫Lv7素材 単品生産(派生なし) 名称 値段 攻撃力 特殊効果 斬れ味斬れ味+1 会心率 スロット 猟虫Lv/タイプ 作成可 ■クリマ・タクト 75000z 496 雷270 llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 0% O-- Lv 1※ / [打撃] 上位 生産 賞金首の手配書×4 白兎獣の凍爪×8 白兎獣の堅腹甲×2 堅牢な骨×6 ※猟虫はサンダーボール(パワー87、スタミナ102、スピード108、猟虫全ステータスUP【小】)で固定で強化不可 猟虫強化素材一覧 猟虫[打撃/切断] Lv LV2 LV3 LV4 LV5 LV6 LV7 LV8 要求ポイント 15pt 30pt 45pt 54pt 63pt 72pt 81pt マルドローン/クルドローン││ Pw/St/Sp発動スキル 60/60/60無し 強化素材 カラの実x3釣りミミズx3 竜骨【小】x2ハリの実x6 ││├ザミールビートル/アルマスタッグ││││ Pw/St/Sp発動スキル 78/60/60攻撃UP【小】 強化素材 竜骨【大】x1怪力の種x4 上竜骨x2怪力の種x5 尖竜骨x1ハリマグロx5 │││││├ケーニヒゴアビートル/モナークブルスタッグ ││││ Pw/St/Sp発動スキル 96/60/60攻撃UP【大】 強化素材 堅竜骨x2鬼人薬x3 古龍骨x2鬼人薬グレートx5 │││││└フィルカーノ/レジナヴォランテ ││ Pw/St/Sp発動スキル 87/66/63攻撃UP【中】/回復UP【小】 強化素材 堅竜骨x2鬼人薬グレートx1 古龍骨x2マンドラゴラx3 ││├ハルキータ/ガシルドーレ││││ Pw/St/Sp発動スキル 60/78/60スタミナUP【小】 強化素材 竜骨【大】x1忍耐の種x3 上竜骨×2忍耐の種×4 尖竜骨×1忍耐の種×6 │││││├ドルンキータ/ドゥンクラーブ ││││ Pw/St/Sp発動スキル 60/96/60スタミナUP【大】 強化素材 堅竜骨×1硬化薬×2 古龍骨x2硬化薬グレード×3 │││││└アルジョアーニャ/ウカドゥーレ ││ Pw/St/Sp発動スキル 69/84/63スタミナUP【中】/回復UP【小】 強化素材 堅竜骨×1硬化薬グレート×2 古龍骨x2マンドラゴラ×3 ││├ガルーヘル/カゼキリバネ││││ Pw/St/Sp発動スキル 60/60/78スピードUP【小】 強化素材 竜骨【大】x1釣りカエルx3 上竜骨×2キレアジ×4 尖竜骨×1ハリマグロ×5 │││││├メイヴァーチル/オオシナト ││││ Pw/St/Sp発動スキル 60/60/96スピードUP【大】 強化素材 堅竜骨×1古代魚×2 古龍骨x2カジキマグロ×3 │││││└ヴァンリエール/シナトモドキ ││ Pw/St/Sp発動スキル 69/66/81スピードUP【中】/回復UP【小】 強化素材 堅竜骨×1カジキマグロ×1 古龍骨x2マンドラゴラ×3 ││└エボマルドローン/エボクルドローン │ │ Pw/St/Sp発動スキル 69/66/63全ステータスUP【小】 強化素材 竜骨【大】x1ドキドキノコx3 上竜骨×2ドキドキキノコ×5 尖竜骨×1マンドラゴラ×2 │ │ └アルジャーロン/エルドラーン Pw/St/Sp発動スキル 78/72/66全ステータスUP【中】/回復UP【大】 強化素材 堅竜骨×1マンドラゴラ×1 古龍骨x2マンドラゴラ×3 強化には餌やりで要求ステータスを満たす必要がある。 虫の進化にはパワー(Pw)、スタミナ(St)、スピード(Sp)の3つのパラメータが影響する。属性は自由。 Lv8で上昇できるPtは9であり、Max90Pt。この内進化に必要とせず自由に割り振れるのは54Ptとなる。 進化後は要求ステータスが下限となり、餌やりでそれ以下に下がらなくなる。 強化条件までPtをふった後も,合計ポイントが±0になるようにすれば餌やり可能。 操虫棍:解説 近接武器でありながら遠距離攻撃を持つ異色の武器。操虫"棍"だが切断武器である。 最大の特徴は高低差を利用しなくても自由にジャンプ攻撃が可能な点。 乗りダウンによる拘束能力や、ジャンプを利用した回避能力に秀でており、 また後述のエキスによる強化が前提ではあるが、高い火力も持ち合わせている。 操作方法 公式マニュアル モーション 属性 操作方法 備考 武器出し攻撃 斬撃 納刀中にスライドパッド+Xボタン 飛び込み斬りにスーパーアーマー付与Xボタンで連続斬り上げ 飛び込み斬り 斬撃 スライドパッド+Aボタン なぎ払い 斬撃 Aボタン └叩きつけ 斬撃 Aボタン スーパーアーマー付与Xボタンで突き 突き 斬撃 アナログパッド+Xボタン叩きつけ後Xボタン Aボタンでなぎ払いXボタンで袈裟斬り 連続斬り上げ 斬撃 Xボタンor前転回避後Xボタン Aボタンで叩きつけ └袈裟斬り 斬撃 Xボタン Aボタンでなぎ払い └二段斬り 斬撃 Xボタン Aボタンで叩きつけ 回避切り 斬撃 突き後アナログパッド↓+Aボタン袈裟斬り後アナログパッド↓+Aボタン Xボタンで連続斬り上げAボタンで叩きつけ 前転回避 Bボタン Xボタンで連続切り上げ(弱化) 側転回避 攻撃後アナログパッド←or→+Bボタン 前方跳躍 Rボタン+Bボタン 後方跳躍 攻撃後アナログパッド↓+Rボタン+Bボタン ├ジャンプ攻撃 斬撃 空中でXボタン R+Xで赤エキスなしの攻撃にXで連続斬り上げ、Aで叩きつけ └ジャンプ印弾 空中でAボタン Rボタンを放しても可 操虫(虫を放つ) Rボタン+Xボタン納刀時Rボタン+Xボタン+Aボタン 長押し、または指示回数が3の倍数の時に虫回転攻撃 ├操虫(方向指示) (任意の方向を向いて)Rボタン+X └操虫(帰還指示) Rボタン+A 印弾 Rボタン長押し カメラ操作で照準調整 └発射 Rボタンを離す 印当て 攻撃後Rボタン 赤字は赤エキス採取でモーション変化 モンスターに印を当ててある場合、方向指示は印への追加攻撃指示となる。 連携一覧 特徴 長所猟虫という遠距離攻撃手段をもち、スタン蓄積や減気も可能。 高低差が無くても地力でジャンプ攻撃が可能。 乗りダウンによる拘束能力や、ジャンプを利用した回避能力に秀でる。 エキスによって聴覚保護や風圧無効などの効果を得られる。 短所エキスで強化しないと火力が非常に低い。 斬れ味消費が激しい。 SAをつけてまともに運用するには慣れが必要。 生産に必要な素材が軽めの一方、強化に必要な餌や費用が大きい。 エキス 猟虫をモンスターに当てることでエキスを採取でき、猟虫が戻ってきた時から効果が発動する。 モンスターの部位によって採取できるエキスは異なる。マーキングの色で判別が可能。 効果時間の10秒前に点滅する。ダブルアップまではエキスを採取すると延長出来る。 大型モンスターは死んだ状態であってもエキス採取が可能。連続狩猟の際は非常に便利。捕獲状態は無効。 色 効果 時間 部位 赤 一部の攻撃モーションが強化される 60秒 頭や攻撃に使う前脚 白 移動速度・ジャンプ高度の強化 90秒 移動に使う後脚や翼 橙 のけぞり無効(尻もちつかず+風圧無効) 45秒間 胴体 緑 HP回復 - 尻尾など ダブルアップ(2色揃え) 白を含む組み合わせによって各色の効果に加えて以下の効果が発動する。 効果時間は各色で独立している。 赤白…攻撃力強化【小】(×1.2) 白橙…防御力強化【小】(×1.06)・金剛体・攻撃モーションにSA付加 トリプルアップ(3色揃え) 3色の効果に加えて以下の効果が発動する。 効果時間は3色揃った瞬間から60秒間で、延長はできない。 赤白橙…攻撃力強化【大】(×1.25)&防御力強化【大】(×1.08)・金剛体・攻撃モーションにSA付加 ※金剛体=のけぞり無効+受け身術+耳栓(拘束短い咆哮のみ) 猟虫について 猟虫の挙動は「虫を放った瞬間」に「ハンターの向いている方向へ高さを維持して水平に飛ぶ」 印弾でマーキングした場合は「虫を放った瞬間」に「印弾がついた場所があった空間」へまっすぐ進む。 再度方向指示をすると攻撃判定が復活して同様の動きをする。 なお、印弾なしでは水平に進む関係上、上り坂だと地面についた時点で止まる。逆に段差や坂の上からなら印弾無しでも上部を狙える。 また、印弾を付けた状態で虫を出しっぱなしにしていると印弾に向かってゆっくり近づき、印弾なしではハンターに近づく。 プレイヤーと虫には連携の限界距離があり、限界距離を超えた状態での命令は正常に受け付けずプレイヤーに向かって飛ぶ。 これは虫のステータスに関係なく一定で、スピード型だと簡単に限界距離に突き当たる。 印弾がついた敵がいる場合はその限界距離を無視して敵を追随、攻撃する。 ちなみに虫にも肉質に従い弾かれ判定がある。地形にぶつかると強制的に弾かれる。 弾かれると一定時間命令に反応しなくなるので注意。 強化とステータス 強化した猟虫の種類は元には戻せないが、ポイントは強化後にも調節が可能。 とはいえ、その場合は餌が大量に必要になるため、あらかじめ求める性能に近づけるようにポイントを割り振っていこう。 どんな割り振り方でも戦えるが、スピードが初期値だと走っているハンターに追いつけない。 ある程度の速度はあった方が当てやすくなるし、戻りが速い方が立ち回りもしやすくなるだろう。 とはいえ過剰に速くても意味がないので、自分が満足する速度を見つけたら後はパワーやスタミナ、属性へ割り振ろう。 ちなみにスピードは90~114あると扱い易いと言われているらしい。 パワーは猟虫のダメージに影響しており、105で初期値60の約2倍、150で約3.5倍のダメージになる。 スタミナは、猟虫の滞空時間・指示可能回数に影響する。 虫にもスタミナが存在し飛んでいる間や指示したりすると減っていき、 無くなると一切指示ができなくなり虫はハンターの元に戻ってくる。 戻ってきたときにスタミナはある程度回復し時間経過でさらに回復していく。 餌にはマイナスも含まれており、以下のようなループで打ち消される。 例えばパワー+スピードを育てたい場合は先にパワーを上げておく必要がある。 パワー>スピード>スタミナ>パワー… 火>水>雷>氷>龍>火… 餌やりがわかりにくい場合は下のサイトを使ってみよう。 虫餌シミュレータ(外部サイト) 虫の育成方針と活用法 パワータイプ 一発が重く、動きもゆっくりなため定点狙いで爆発的な火力を生み出せるのが特徴。 打撃虫なら頭、切断虫なら尻尾にマーキングして動きが止まったところを狙いスタン、切断を狙うのに向いている。 飛び道具として使う場合は相手の動きを予測して予想線に置くように飛ばすのがコツ。 また、速度とスタミナを犠牲にした場合、遠・中距離ではほとんど使えないがX X RXの接射に絞るとダメージ源としても期待できる。 元々パワーは高いため、スタミナを切り捨てるとそれなりの移動速度を確保する事もでき、指示回数は少なくなるが汎用性は高くする事が出来る。 属性は火がつきやすく、ゲリョスやゴア・マガラなどと好相性。 スタミナタイプ 非常に長い時間飛び回り、最大育成時には十回以上の操虫指示を出す事ができる。 他のタイプには出来ない独特のエキス長時間保持や、モンスターに飛びつかせたままの連続した攻撃が可能だが、結果的にパワーとスピードが犠牲になっているため、この特性を活かしづらい事の方が多い。 現状ではスタミナメインの有効な活用法はあまり知られておらず、しいていえばスタミナ切れを回避したバランス寄りの育成に向いている。 ある程度スタミナがあれば、エキスを吸わせた後に待機しておき、エキス切れと同時にエキスを回収することなども出来る。 スピードタイプ 高速でターゲットに向かうためエキスの回収が堅実に行えるのが特徴。 怒り狂って近づけないモンスターからエキスを回収したり、遠距離から攻撃したりするのに向いている。 遅い敵はもちろん、素早い敵、体格差がありすぎて結果的にスピードが必要になる超大型なども相手にでき、エキスを採取するという一点においては他の追随を許さない。 最大値でボウガンの弾並の速度になるため、上げ過ぎるとプレイヤーにもそれなりの慣れが必要になってくる。 属性は雷あるいは氷がつきやすく、ラージャンやジンオウガなどと好相性。 バランスタイプ 緑エキスの回復力の高さが特徴。エキス一回で回復薬1個分くらいの回復量になるのでアイテムの節約、隙のない回復が可能となる。 回復エキスの採取しやすいモンスターが相手の時に使いたい。 虫餌一覧 餌名 上がる能力1 上がる能力2 下がる能力1 下がる能力2 入手方法 備考 力の虫餌・火 パワー+1 火属性+1 水属性-2 遺跡平原・地底火山・天空山 力の虫餌・火炎 パワー+1 火属性+2 水属性-3 ギルドクエスト報酬 力の上虫餌 パワー+2 スピード-1 火属性-1 遺跡平原下位レア・竜人問屋 力の上虫餌・火 パワー+2 火属性+1 スピード-3 探索・竜人問屋 体の虫餌・龍 スタミナ+1 龍属性+1 火属性-2 クエスト報酬 体の虫餌・破龍 スタミナ+1 龍属性+2 火属性-3 探索 体の虫餌・水 スタミナ+1 水属性+1 雷属性-2 地底洞窟下位・地底洞窟上位 体の上虫餌 スタミナ+2 パワー-1 水属性-1 地底洞窟下位レア・竜人問屋 体の上虫餌・水 スタミナ+2 水属性+1 パワー-3 探索 速の虫餌・流水 スピード+1 水属性+2 雷属性-3 探索 速の虫餌・雷 スピード+1 雷属性+1 氷属性-2 原生林下位・原生林上位 速の虫餌・雷光 スピード+1 雷属性+2 氷属性-3 探索 速の虫餌・氷 スピード+1 氷属性+1 龍属性-2 氷海下位・氷海上位 速の虫餌・氷結 スピード+1 氷属性+2 龍属性-3 探索 速の上虫餌 スピード+2 スタミナ-1 雷属性-1 原生林下位レア・竜人問屋 速の上虫餌・雷 スピード+2 雷属性+1 スタミナ-3 探索 虫餌・火炎 火属性+2 水属性-1 氷属性-1 遺跡平原上位レア 虫餌・流水 水属性+2 雷属性-1 龍属性-1 地底洞窟上位レア 虫餌・雷光 雷属性+2 スピード-1 氷属性-1 原生林上位レア 虫餌・氷結 氷属性+2 スタミナ-1 龍属性-1 氷海下位レア・氷海上位レア 虫餌・破龍 龍属性+2 パワー-1 火属性-1 地底火山上位レア・天空山上位レア 餌のある場所は各エリアで決まっており、常時生えているのは一つ。 稀にその周囲にさらにオブジェが存在することがある。これがレア餌となる。 遺跡平原2-2 地底洞窟4-2 原生林5-1 氷海3-2 地底火山4-2 天空山7-3 猟虫一覧 進化傾向 猟虫[打撃] 形態 猟虫[切断] 形態 マルドローン カナブン型 クルドローン コガネムシ型 パワー ├ザミールビートル 角の生えたカナブン型 ├アルマスタッグ ヒラタクワガタ型 │ ├ケーニヒゴアビートル カブトムシ型 │ ├モナークブルスタッグ ノコギリクワガタ型 │ └フィルカーノ ツノゼミ型 │ └レジナヴォランテ 側面にブレードが付いた白いクワガタ♀型 スタミナ ├ハルキータ テントウムシ型 ├ガシルドーレ カマドウマ型 │ ├ドルンキータ ゴツいてんとう虫型 │ ├ドゥンクラーブ 黄土色のオケラ型 │ └アルジョアーニャ 透明な膜付きのてんとう虫型 │ └ウカドゥーレ 翅の生えたカブトガニ型 スピード ├ガルーヘル 蝶々型 ├カゼキリバネ 蛾型 │ ├メイヴァーチル 茶色い蛾型 │ ├オオシナト 長細い蛾型 │ └ヴァンリエール ファルメル型 │ └シナトモドキ 白い蛾型 バランス └エボマルドローン カナブン型 └エボクルドローン コガネムシ型 └アルジャーロン 背中にドクロ模様の銀色カナブン型 └エルドラーン 黄金のスカラベ型 猟虫のアイコン色は武器の発光色に相当する。規則性は不明。 基本戦術 赤エキスを取った状態のモーションが基本状態と言っていいほど素の状態は貧弱なため 開幕で頭に直接虫を当てて赤エキスを取って始められるとベスト。続けて翼か脚を狙って白エキスを取れれば火力に申し分はない。 赤白ダブルアップの攻撃力上昇が非常に大きいので、できるかぎり切らさないようにしよう。 トリプルアップを発動させるなら、効果時間の短い橙を最後に取るとその時点から60秒間効果が続くのでやりやすいだろう。 乗りによるダウンは次第に耐性がついて狙いにくくなる。 ジャンプ攻撃は隙も大きくお世辞にも火力は高くないので,いつでもジャンプ攻撃を狙える操虫棍でも 手がつけにくい怒り状態や、攻撃しにくい対空状態のモンスターを即座に封じる手として温存するといい。 基本的に攻撃後に武器を戻す動作は回避行動でキャンセル出来るのだが、ほとんど効かないモーションがいくつかある。 (正確には回避が出来るタイミングではすでに硬直が解け、次の行動が可能になる。) エキスによって移動速度も上昇するため、ディレイ回避を狙うよりは回避斬りやジャンプを使って離れてしまったほうが安全に手数も増やしやすい。 コンボ例 基本的に赤エキスの強化を前提としている。まずは赤エキスの部位や虫の操縦を練習しよう。 近接コンボからは回避またはジャンプまたは印当てや虫飛ばしなどに自由に派生できる。 動作一つ一つの時間が長い武器なので後一撃当てられるときに回避を選択すると被弾が減るので意識しよう。 X→X→A→X… 定点攻撃のコンボ。赤エキスでモーションが大きく変化しヒット数が2倍に。ダウン時などに特定部位を狙いたい時や状態異常蓄積を稼ぎたい時に。 エキスの時間制限のせいかあるいは新武器の話題性のためか、実は近接武器でも屈指の火力を誇る。 ↑+X→X→A+↓→(A) 後ろに移動しつつ攻撃出来るコンボ。立ち位置を調整したりバックジャンプに繋げて大きく距離をとる使い方も。 追撃にはAの叩きつけや前転からの斬り上げで前進できる。 ↑+A→A 飛び込み斬りにSAが付く上に大きく前進するので足元まで踏み込める。ゴア・マガラなど足元が安全なモンスターに。 攻撃しながら大きく前進できるので振り向きの頭へすれ違いざまに攻撃を入れて離脱するなど活用範囲は広い。 X→X→(R+X/R+A)→X… 虫を交えた定点性の高いコンボ。密着状態で虫を放てば水平撃ちや印弾がが苦手でも狙った部位にエキス採集が可能。縦に長く尻尾にも当てやすい。 X→X→X→A→X→A→X…以下ループ Xコンボから叩きつけ→突き→なぎ払いを経てループする練習用のフルコンボ。 赤エキスの状態で攻撃モーションが変化するのでまずはこのコンボでモーションの区切りと操作を指に慣らそう。 実戦では上記のコンボのほうが効果的。 乗り状態について 乗り蓄積と乗り状態 ジャンプ攻撃を特定部位(頭や背腹である場合が多い。)に当て、乗り耐久値に達するとモンスターが転倒する。 その状態のモンスターにジャンプ攻撃を当てた本人が近づくと、背中に飛び乗り「乗り状態」になる。 また、乗り蓄積は状態異常と異なり時間経過で減少しないため、 ジャンプ攻撃を任意に使える操虫棍は、あらかじめ蓄積を溜めておき怒り状態や対空に合わせて乗ることも容易。 乗り状態では「乗りゲージ」が表示され、プレイヤーはX or Aボタンを押してモンスターの背中にナイフを突き刺し、 ゲージを最大までためるとモンスターを「乗りダウン状態」にして長時間拘束できる。 逆に、ゲージの右側にあるモンスター反撃アイコン(顔のアイコン)に追いつかれると振り落とされてしまう。 この顔アイコンの状態を見極めて上手くナイフで攻撃すること。 乗り攻防 乗り状態のモンスターは、①休む ②暴れる ③咆哮をランダムで行う。 まとめて攻撃できるのは①の休む時で、カメラがハンターをアップに映すのでわかりやすい。 ②や③の間は「反撃アイコンが緑からオレンジに変わる」。この時Rボタンでしがみつかないとアイコンが赤くなり大きく前進してしまう。 また、Rボタンを押していてもナイフ攻撃をしているとアイコンが赤くなるのでモンスターの行動を見計らって早めに切り上げよう。 モンスターの中にはなかなか①にならず手が出せない場合があるが、各行動の境には一時的にアイコンが緑になる。 しがみついた状態ではスタミナを消費していくので慣れてきたら細かいチャンスにもボタンを押していくとよい。 なお、聴覚保護スキルがあれば③の咆哮中もアイコンは緑のままなのでナイフ攻撃のチャンスになる。 ただし、咆哮中にダウンを取ると味方は耳を塞いでせっかくのチャンスを不意にしてしまうこともあるので注意しよう。 注意点 乗り状態はスタミナ切れや、モンスターの反撃アイコンに追いつかれる以外にも ① 他のプレイヤーの攻撃で怯む ② 壁際などモンスターが暴れるスペースがない ③ 乗っているハンターが爆破で吹き飛ぶ(毒で死亡する) などで強制解除される。特に①②はマルチプレイで理解のないプレイヤーと当たると起きやすいので注意。 失敗した場合、攻撃チャンスを不意にするだけでなく、成否にかかわらず乗り耐性値は上昇しているので損失が大きい。 なお、自分が乗らない場合でもエキスのために虫を放って怯ませたりしないよう気をつけること。 他のプレイヤーが乗っている間は砥石や回復をしてダウン後のラッシュに備えよう。 弱点部位にマーキングをしてチャージしながら待ち、ダウンと同時に虫回転攻撃するのも得策。 小ネタ エキス採取TIPS乗り状態に移行(納刀)すると虫が即座に戻ってくるので、あらかじめエキスを吸わせておくと自動で延長できる。 マーキングに向かって虫は直進するので、マークした部位と狙いたい部位を結ぶ直線上から虫を放つ事でマークした部位以外もエキスを取りやすくなる。例えば飛竜の背をマーキングすると正面からは背中より先に顔に当たるので赤、側面からは翼、足元からは胴を狙える。 虫は追加指示をすることで当たり判定が復活する。橙など直接取りにくいエキスについては肉質の柔らかい部位から体内へ貫通させて追加指示を与えることで採取できる。 跳躍による着地モーションまとめ高さによる硬直の長短は存在しない 何もせずorジャンプ印弾or攻撃モーション後に着地すると、右手を付いた後すぐに操作可能(または回避キャンセル)となる 攻撃モーションの途中で着地すると、着地直後から回避・跳躍でキャンセルできる他、攻撃に派生できるただしキャンセルしなければ通常の着地よりも硬直は増える。 印弾はダメージは無いが爆弾の起爆に使える。爆弾を貫通するので睡眠爆破の時はモンスターに直撃しないよう注意。 印弾は「キャラの向いている方向」に関わらずR長押しをした状態で出る照準の方向、つまり「見えている画面の中心」に向かって発射する。これを利用してジャンプ後にも視点を移動させてから印弾を撃つことで反動で若干の軌道の修正が可能になる。大型モンスターの突進等を避けられるほど動くわけではないが、火球等であれば真横に撃つことでオトモや他ハンター狙いのものが着地点で当たる、という事故を防ぐこともできる。 ジャンプ中に咆哮を受けると吹き飛ばされるが、これを利用して咆哮が来るタイミングでジャンプして吹き飛ばされることで地上で咆哮を受けるよりも素早く復帰することができる。特に白橙エキスでカバーできない咆哮【大】では役に立つだろう。 乗り状態の時はRボタンは常に押していてもいい。X or Aボタンを押すとその間はスタミナが回復する。ただし連打を緩めた瞬間しがみつきスタミナを一定量消費する上にナイフ攻撃が止まるので横着していいわけではない。 打撃虫の気絶蓄積は14程度。ケルビは一撃でスタンするので角集めにも使える。切断虫はスタンはできないものの尻尾切断が可能。 注目スキル 斬れ味レベル+1、業物、砥石使用高速化 これらは近接武器共通の有効スキル。特に斬れ味レベル+1はゲージの色が上がって補正による火力アップが見込めることが多い。 手数武器の割に素の斬れ味が貧弱な武器が多いので優先度は高い。 乗り名人 新要素に伴って出た新スキル。「乗りゲージが溜まり易くなり、反撃ゲージも緩やかになる。」 また、「乗りの蓄積値が増える=少ないジャンプ攻撃で乗れる」。 乗る度に敵の耐性も上がって行くため、複数回乗って拘束役を引き受けることの多い操虫棍には非常に有用なスキル。 レア度の低いお守りからも出るのだが装飾品が無いので、 出来れば旅団クエスト「団長からの挑戦状」をクリアして乗り+10のお守りを手に入れたい所。 高級耳栓(聴覚保護) 今作の耳栓は乗り攻撃中の敵の咆哮も無効化できる。このため、乗り攻撃成功率とダウンまでの速度を向上させることが可能。 また咆哮中は動かないモンスターも多く、ジャンプ攻撃のチャンスも増える。咆哮からのコンボも防ぐことが可能。 咆哮【小】はエキスでカバーできるのつけるのならば+15Ptで発動する高級耳栓を狙いたい。 なお、PTで咆哮中にダウンを奪えるからといって連打すると他のプレイヤーが耳をふさいで攻撃参加できないこともあるので注意。 心眼&状態異常攻撃 心眼スキルは弾かれがなくなるため斬れ味に不安のある状態異常武器でも蓄積がしやすくなる。 なお、状態異常攻撃は蓄積値が+1で1.1倍、+2で1.2倍だが、発動するまでの攻撃回数に大差ないことがほとんど。 発動回数が変わらない場合は素直に他のスキルを考えよう。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ※コメント欄は質問や雑談をするところではありません。質問や雑談は掲示板で。不要なコメントは随時削除します。
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/41.html
外伝「誓いと絆」(結) カリカット広場に映し出される影にも当人の憂鬱感が感じ取れるほどに彼女の足取りは決して軽いと言えるものではなかった。 今、彼女の目には賑やかに映る広場の人ごみも何もかも昨日と同じに見えていた。 そんな心情をさらに表すようにアムスは街中のベンチでため息を漏らしている。 無為徒食を繰り返すような決まったサイクルの毎日に対して有意義性を見出せていないでいた。 つい2ヶ月前の事、ベンガル湾でナマケグマを発見した。それは巷どころか本国にまで届くほどの名声を博し、ついにはその名声が弊害となる状況にまで発展していた。 「あんた、ナマケグマを発見したアムスだろ?そんな人には小さな依頼を渡せないな。」 仕事の仲介人にそう告げられた時、彼女の中でなにかの糸が弾ける様な感覚を覚えた。 アムスの胸には例えようの無い喪失感が去来する。 冒険家として立ち、名声を欲せず己の自らの見識を深める為、ひいては国家の為にこの身を削り続けていた結果がこのような形で現れるなど予想だにしていなかった。 一部の好事家から興味半分の依頼が来ることがあっても、そのどれもは彼女の探究心を刺激するに値しないと言うより、名のある冒険かを取り込みたいという貴族の欲求が見え隠れするものばかりだった。 そんな出来事も当初は今だけの事だと高を括っていたものの、今日までその状況に変化は現れず、自身も自覚するほどに滅入ってしまっていた。時には強い酒に手を出してしまったこともあったが、一時の酒に逃避を求めても何の解決にもならなかった。 新たなる知識をとアフリカ・インドへと足を向けてみたが学問に対する姿勢の違いがヨーロッパのとは異なり、さらにはナマケグマの名声はやはりこの地にも届いていた。 今のアムスには往来する人々の全ての目が何かを成すために輝く光に満ち溢れているように映っている。 「はぁ…」 大きな溜息が口を割って出る。 この町にはもっと大きな希望が埋もれていると感じる時期もあった。行き交う人々のように目を輝かせ時の経つのを忘れるほどに地を駆け巡っていた。いつの日か誰もが驚く新発見を夢見て砂と土と危険に塗れながらもそれは充実していたと今更ながらに懐かしく感じている。 「まさか、この名こそが敵になるなんてね…」 広場のアムスは長く感じる無駄とも思える時間をじっと座っている。憂鬱な影はカリカットの石畳に淡く落とされている。 「そうね、先日の調査は慣れているとは言え細心の注意が必要よ。」 「アンレさんでもですか?」 「そりゃそうよ。怖いものは怖いわ。」 「僕はアンレさんが怖いかも…」 聞きなれた声がアムス嬢の耳に届くと、俯いていた顔を上げ周りを見渡した。 石畳の熱気に揺られながら見慣れた輪郭が彼女の視界に確認できる。 「アンレさーん。クラさーん。」 アムスの声に反応したのはクラプリンだった。クラプリンに促されて初めてアンレーデはアムスに気が付いた。 「アムス、久しぶりね。」 「お2人とも変わりなさそうですね。」 「アムスさんはいつもお綺麗ですな~」 「あははは。お世辞どうもです。」 アムスと同席するように2人は腰を下ろした。アムスは今を悟られぬようにいつもと同じように振る舞い3人の話は始まった。 自然と額に汗をかくような熱気にも日陰に入れば視覚的に涼しさが得られている広場の3人にはその自然の悪戯にも負けず次々と話題が続く。そして話はこの近海における海賊活動に関するものへと変わっていく。この地方で採取されるルビーやサファイヤを初めとする宝石類はヨーロッパ諸国では特に珍重され数ある貴族の権威を示す象徴とし莫大な利益を生んでいる。それを求め主として取り扱う交易商の数はこの地に降り立つ全体の大部分を占めるとも否定できない事実でもあった。欲望の集まるところには暴力が存在する事実に漏れぬようそれを狙う人種もそれなりに発生し、元来平和だったインド洋は侵略者の手によって違った海へと変貌していったのである。さらにはその海賊を狙う賞金稼ぎやアンレーデやアムスのように新発見を求める冒険家達も自然と集まりインドという地はその姿を多いに変えている。アムスはそんな街中で同商会の2人を前に以前に読んだとある手記を思い出していた。 「インドと言う地は一分の隙もないほどの欲望で支配されている。功成らしめんとする者、富を得ようとする者、この地で落ち零れた者、それらの人々がこの地域に根付く安寧を完全に破壊していた、その欲望は我々に不可能がないのだと思わせるほどに心身を蝕みいつしか互いに出し抜こうとする意識すら芽生えさせるほどであった。行き交う人々、特に我々侵略者は目を輝かせるたびにその悪魔に支配されているようにも感じられた。かつては歓迎してくれた先住の人々の眼差しは従来の優しさを湛える者は少なく、商業主義的に感化され、我々が求める欲求の対象と同じく我々を対象として見られているようだった。」 手記はなおも続く。 「しかし、土着する文化はどれを取っても素晴らしい。例え人々が商業主義に洗脳されていても、頑なまでに守られる彼らの風習は自然を愛し感謝し我々が忘れかけていた主からの恵みに対する信仰を思い起こさせるに十分だった。秘境と呼ばれる郊外には今も信じられる神が無数に存在し、たとえ形骸化した地域の儀式であれそれを目の当たりにする者はその篝火の中に神秘的な存在を見ることができるだろう…」 「ねぇ、アムス。」 はっと我に返るアムス。 「…アムス。これからどうするの?」 「そうですね。しばらく落ち着くまではここに居て、隙を見つけ欧州へ帰ろうと思います。」 「アンレさん、僕も居ますよ」 「そうね…3日後の真天に南西の町外れにある広場で会いましょう。」 アンレーデは先刻と変わらずに優しげな笑顔で2人に告げる。何の話かも脈略ない申し出にアムスもクラプリンも首を傾げている。 「ふふふ。ま、無理にとは言わないけれどね。」 そう言うとアンレーデは書庫に行くからと勘定を持って席を立った。 「あっ。」 不思議な感覚に摘まれたアムスとクラプリンは顔を見合わせる、そして2人無言のまま何かを考える時間をとると首を再び傾げる。 「アンレさんは不思議ですからなー。」 クラプリンの率直な感想が的を得ている、時折こんな風に不思議な言動をアンレーデは皆へ投げかける。その心意を全て汲み取る事はできないが、仕組まれた側にはそれを考えるに必要な時間を要するものが多かった。 「クラさん。とりあえず3日後ですね。」 「そのようですなー。」 アンレーデが立ち去った方向を見返しながらぽりぽりと頭を掻くクラプリン。 「あ、僕も書庫へ行かないと…」 「はい。行ってらっしゃい。」 再び灼熱の地でアムスは1人になった。一方的に突きつけられた約束だったが、それだけは果たして欧州へ戻ろうと残っている果実酒を飲み干した。 「あの事もあるしね、もう時間が残されてないのかな…」 セビリアに戻るにはそれなりの理由と勇気が必要になるとアムスは唇をかんだ。 その日も炎天に燃えるカリカットは人々を動かし続けている。彼らの原動力がこの太陽なのかと思うほどに街はうねりを上げているようだ。そんな喧騒も1本2本と通りを過ぎると過去の遺物と思わせるほどに閑静な地域に辿り着く。そんな道のりをアムスは指定された場所へと歩き続けている。ペルシアンドレスの衣擦れの音がゆっくりとその歩調を示すように路地に響く。 「あら、クラさん。早いわね。」 目的地には一足早くクラプリンが待っていた。 「師匠との約束ですからね。遅れたら怖いんですよー。」 「それは大変ね。アンレさんてそんなに怖いんだ。」 「いぁ、どうなんですかねー。」 「あははは」 アムスは口に手を当てて笑っている。そんな一時の場面を露知らず最後に現れたアンレーデは楽しげな2人を見ながらも無感動に笑顔だった。 「あ、アンレさん。今日の呼び出しはなんでしょう?」 ともかくこの場所へ来た理由をアムスは求めた。 「そうね、取りあえずあの日陰にでも行きましょう。」 アンレーデに誘導されるように大きな木の下にで腰を下ろし、最初は何気ない雑談が始まった。僅かに流れる風が心地よい。青々と繁る雑草に風が通るたびにその風紋が大海を切り取ったような風景を目の前に作りなしている。一頻りの雑談中アンレーデはつぶさにアムスを観察していた。無論、アムスもそれに気付いていたのかもしれない、しかし、アンレーデはその時に自らが持つ重責を果たす為にも彼女を観察し続けた。 話題が途切れ、3人が静寂を確かめ合う頃になってアンレーデは今日の本題を切り出した。 「ねぇ。アムス」 いつに無く落ち着いた声だった。 「はい。」 近くに咲いている黄色い花を一輪摘み取ってアムスへと手渡しながら口を開いた。 「オカミズオジギソウね…こうやって毎年咲く花に似ても、人は同じではないわね。」 「え?」 「時刻一生同じ事の繰り返しに見えても、その実は全てが異なる事実の積み重ねなの。」 アンレーデは滔滔と言葉を続ける。 「無為徒食に思えても反面にその時刻に何かをした結果は残るわ、じっくり時局を見定めるのもまた余興として楽しいものじゃないかしら?」 アンレーデの視線はアムスに向けられる事無くじっと波打つ草原を見つめている。 言い例えようの無い沈黙を割ったのはクラプリンだった。 「アンレさんは知的ですからなー。うん、深い…海のように深い…」 「そうですね、ゆっくりとやります。」 ようやくアムスへと視線を戻したアンレーデは少し面映い様子を見せる 「不器用な伝え方しかできないけどね。」 「いあ、ものすごく響きました。」 こんな時に口下手な事がどれだけ恨めしいかとアンレーデは口を噤んだ。雄弁であればこそ伝えられる真実もあるはずなのに、今ここでそれが出来ない自分は目の前にいる彼女にどれだけこの心意を伝えられたのだろうと自問する。アンレーデの瞳はじっとアムスを見続けている、そんなもどかしさをアムスは伝えられた言葉以上に理解できたと静かに頷いた。 数分間3人を静寂が包む。 「よし、日陰としても喉が渇いたわね…ちょっと1杯でもどうかしら?」 「良いですなー。ちょうど喉がカラカラですわー。」 賛同する声が重なる。衣服に付いた枯れ草を払いのけながら立ち上がった3人は再び熱気の篭る街へと戻りながら、この街で美味いダールを食べさせる店について話し始めた。 インド周辺における海賊活動は一時の沈静化を見せつつあるものの、危険が拭い去られるにはまだ幾分かの時間が必要に思われた。全くの安全航海ができるほどに回復するとは現状考えられない事であったが、せめて遠洋に出るまでの間でも回避できる隙が生れることをアムスは待っていた。一方でアンレーデとクラプリンは近隣の生物調査へと出向き、こまめな補給を続けながら大きくはないがその成果を上げていた。ゴアの北にある上陸地点は生物学者にとっては聖地のような場所であった、砂漠の大地にも関わらず多様な生態系はアンレーデの探究心を多いに刺激し、尽き果てぬとも知れぬこの砂漠へと一歩足を踏み入れては物資が切れる寸前まで調査を続けていた。 時に砂嵐や賊の襲撃にも遭遇したが、幾多の経験を踏んできた一行にとって生命の危機になるほどの場面は容易く回避できていた。 あの日から数週間が経過したカリカットでアムスはまだ足止めを喰らっていた。無理にでも欧州へ戻る事はできそうなぐらいにはなっているもののこの地へ引き止める理由が彼女の中にはあった。いつものように広場の休憩所で時間を潰している、幾分その顔には精気が戻っている。 「あら、アムス。まだこの地に居たの?」 すっかりと日焼けした顔を携えたアンレーデがいつの間にか近寄っていた。 「どうにも、海賊さんの活動が気になって…」 「ふふふ、それより自分の歩く方向は定まったかしら?」 「はい、私は少し焦っていたようです。」 「ゆっくり歩くことって大切よ。長い道のりですもの、いずれあたる道も来るわ。」 「そうですね。」 「私にはこんなことしか出来ないけど、愚痴の一つぐらいは聞けるわ。」 「では、僕の愚痴も…」 アンレーデは笑ったままでクラ卿に告げる。 「それは自分で頑張りなさい。」 「あれれ?なんかアムスさんの時と違うぞ」 どっと笑いが起こる。 「アンレさん達はこれから何を?」 「そうね、ハスに関する調査依頼があったからそれへ行こうかと思ってるわ。」 その言葉を聞いたアムスは一緒させてくれと告げると、アンレーデはこれを了承した。 アムスを加えた艦隊は数日の出港準備を整えた後にカリカットを出航する。 その間にアムスも運良くマングースに関する依頼を引き受け生物学艦隊としてインド洋西岸を北上する。そして艦隊がカリカットへと戻ってきたのはやはり物資がぎりぎりの3週間後だった。 街へと降り立ったアンレーデは辺りにクラプリンが居ない事に気付く。 「あれ?クラはどこに行ったのかしら…」 「市長さんに会いに行くと走って行きましたよ。」 事情を知るアムスは即答する。 「そっか。まっ良いか…それより、アムス。こんな冒険も良いでしょう?」 この3週間、真面目に生態調査を行っていたものの、隙を見つけての宴会、愚痴会、雑話を繰り返し、3週間という長い時間はあっと言う間に過ぎていた。 「こんな方が好きです。」 「さて、ウチは記号の羅列でも眺めに行くかな。」 「記号の羅列ですか?」 何の話か想像もつかない顔をしているアムス。 「無限の知識を与えるものに囲まれて生活するのも良いものよ。」 「はぁ…」 「書籍とは記号の羅列。しかし、文章は知識の泉なの…不思議よね。」 同意を求めるようにアムスの顔をみるアンレーデ。 「あはは。私にとってはアンレさんが不思議ですが…」 返事に困るアムスが出した答えだった。 「うん。アムス、良い顔になったじゃない。半月前とは全く別人ね。」 「え、そうですか?」 「何かを決めた目になってるわね。」 「はい?」 「他人よく自らを映す鏡とは言うわ。頑張ってね。」 「はい。欧州へ戻って色々とやってみようと思います。」 その言葉の強さを確かめたアンレーデはうんうんと頷く。 「アンレさん、また押しかけても良いですか?」 「いつでも掛かってきなさい。」 互いの笑顔を確かめ合う。アムスの瞳には何かを決意した者のみが持つ確かな輝きを見て取れる。それを自ら確かめたアンレーデは自らの持つ責の難しさを再び確認する。 「では、一度ここでさよならです。」 「そうね、元気でね。欧州で会いましょう。」 互いにガッツポーズで挨拶し合う。 カリカットの街を異なった方向へと歩き始める2人、半月前と何も変わらないカリカットの日差しは行く先を照らし出すには十分なほどの熱気でその役目を果たしていた。 厳かな教会の中で再び牧師はその手を上げて純白のドレスに身を包む新婦に問うた。 「新婦アムス、貴女は健やかなる時も病める時も…この男を愛し続け共に生きてゆく事を誓いますか?」 更なる静寂がその教会に訪れる。 じっとその身を動かない、手に持つ白いブーケのみが感動を伝えるように僅か震えている。 「…はい。誓います。」 細く小さな声が牧師の耳に届く。それは今までの思い出をぐっとかみ締めた新婦の思いが詰まった決意の言葉だった。そして祭壇の2人は向かい合い新郎は新婦のヴェールをゆっくりと上げ、そっと優しく口付けをする。その時、アムスの目から零れ頬を伝う涙は世界中で飾られている全ての宝石よりも美しい輝きを放っていた。 牧師は続ける。 「今日、お集まりの皆様。今、新郎と新婦はここに永遠の愛と共に生きてゆく事を誓い合いました。この2人に大いなる慈悲と加護のあらんことを、主の御名において…」 祭壇の2人はようやく参列者にその正面を向けた。 新郎はじっと前を見据えている。その視線はこれからの2人が歩む道程を確かめるように毅然とした眼差しだった。新婦は新郎の腕に手を回し、生涯の伴侶とは違い自らが歩いてきたヴァージンロードを見つめている。そして2人は息を合わせるようにゆっくりと階段を下りてくる。再び賛美歌が2人を祝福する。 Un qué amigo tenemos en Jesús, ¡Todos nuestros pecados y penas a llevar! ¡Un qué previlege para llevar todo al dios en rezo! O qué paz perdemos a menudo, O qué dolor innecesario llevamos, Todos porque no llevamos, Todo al dios en rezo. (いつくしみ深き 友なるイェスは) (罪科、憂いを 取り去り給う) (心の嘆きを 包まず述べて) (などかは下ろさぬ 負える重荷を) 教会の重い扉が再び開き、今、神の祝福を得た2人が姿を表した。 セビリアの陽も祝福するように柔らかい日差しを降り注いでいる。 参列者のライスシャワーと祝辞の中を歩き始める2人。 2人が返す言葉が聞こえないほどに純白の夫婦を祝う言葉は途切れる事はなかった。 そして、アムスは最後尾で待っていたゴールデン・ルーヴェが待ち受ける所まで辿り着いた。F・トーレスは先頭でアムスを迎える。 「今日はやけに別嬪じゃないか。フロイライン…」 「素敵ね。」 「今以上に幸せになれよ。」 その祝辞はそれまで以上に大きく教会前で盛大に響いている。 「みんな、ありがとう。」 かすれそうな声を絞り出すようにアムスは謝辞を述べながら頭を下げた。 「商会長…短い間でしたが…」 アムスの言葉を遮るようにF・トーレスは首を横に振る。 きょとんとするアムスに堂々と正面を向かい商会長は口を開いた。 「はよ、帰って来いよ。」 その言葉を聞いたアムスは両手で顔を覆う。 「私は…私には…こんなにも待ち受けてくれる人達が…私の帰る場所があるんですね…」 崩れ落ちそうなアムスの肩を新郎がそっと支える。 ゴールデン・ルーヴェはそんな光景を優しく見守っている。 「さぁ、アムス。フロイラインに涙は似合わん。いつもの様に笑って歩こうや。」 「は、はい…私はとても幸せ者です。」 それは商会の誰もが見たこともない笑顔を湛えたアムスがそこに居た。 「そうその顔や。その顔こそアムスやな。」 そう言ってF・トーレスはアムスにグラスを手渡し、そこへワインを注ぐ。 「何は無くともゴールデン・ルーヴェといえばコレや。」 「あはは。そうですね。」 気付けば商会員というよりも、参列者全てにグラスが配られている。 「よっしゃ!いくでっ!皆さんもご一緒にっ!」 「「「「全ての幸せはアムスの元にっ!」」」」 天へ向かって掲げられたグラスが日を含み紅玉のような模様を映し出す、そして続く歓喜の声は暖かく見守るセビリアの空に遠く高く吸い込まれていった。 (誓いと絆 完)
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/47.html
「航跡の価値」Ⅴ チャンは厳しい顔で手に持っている書類へ目を通している。ロンドンへ帰郷してから10日間、新聞のように毎日船員から届けられる周辺各街の相場動向についての分厚い書類である。自宅にある書斎で僅かばかりの時間だけ商人としての顔を取り戻す時間を作っている。いつになるか分からない出航にそなえ商人として出遅れないようにと心がけた習慣であった。 「軒並み飽和状態だな。」 周辺の相場は小刻みな変動を見せるものの利益を確保するには物足りない数字だと彼の目に映っている。酒、宝石、工業品、鉱石どれも平均的な相場付近で取引されていては、北海方面に旨味はなかった。ただ、宝石に関しては現状で平均的な相場だがじわりじわりとその相場は上がってきていた。先日、チャンが交易所の主人に言った通りカーボヴェルデ周辺の海はどこからか現れた海賊が常駐し、欧州まであと少しと気の緩み始める船はその餌食になっているとの情報が巷からチャンの耳にも届くようになっていた。しかし、辛うじて難を逃れたり、大きな迂回路をとって運ばれるものが少なからず届いている為、急激な相場変動は起きていないようだった。 「近海は美味しい話がないな。」 一応、最後まで軽く目を通し書類を閉じる。最愛の妻が作る料理に艶と張りを戻した顎鬚を何気なしに確かめるような格好でなにやら考え事をしている。その視線は部屋中を確かめるように行ったり来たりを繰り返しているが、どの一点にも焦点が合わず何かを見ようとしているわけでもなかった。 静寂ゆえに長く感じた数分間にチャンは自身の中でロンドンを発つ決心を固める。そうなればとチャンは防寒着を羽織ると、自船が係留されている港へと向かった。 「おーい。誰か居るか?」 提督の声に副官の一人が船室から顔を出す。 「出航する準備に掛かってくれ。そうだな、10日分ぐらいの物資で良いや。」 出航の言葉を聞いて副官が詳細を聞こうと近寄ってくる。どうやら掃除中だったらしく手には固く絞った雑巾を持っている。 「うんうん。いあ、急ぎじゃないな。これからウィスキーの買い付けに行ってくる。3・4日後に出れれば良いかな。」 チャンは副官からの質問に悠々と答えている。 「だいぶ体も休まっただろうし。なによりお前達の給料も捻出しないとね。これから年末にかけて物入りだし。」 笑いながらそう言うと副官の肩を叩きながら船を下りてゆく。相場が動かないならコッチが動くしかない、あまり長居し過ぎると出発するタイミングを逸しそうだと出航を決めた理由を作っていた。 良く日の当るテーブルで異国の茶を楽しむ女性が2人。砂漠の地から帰ってきたばかりの両名には頬を撫でるように通り過ぎる風が少し肌寒く感じる。 「場所が場所だったから、普段以上に寒く感じるわね。」 僅かばかりの時間で熱を奪い取られている紅茶を口に運びながらシュルコーに身を包む女性が率直な気持ちを口に出す。 「こっちが冬になったら、移住しちゃう?」 「それは勘弁ね。あの場所も仕事だから行けるのよ。」 「どうかしら?貴女はどこででも生きてゆけそうだけど。」 「それはないわね。なによりあそこには紅茶がないもの。」 「重大な問題ね。」 「あの日差しは憎いほどに元気すぎるわ。肌に悪いわ。」 広げ見せた手は程よく日焼けしている。ただ左手を飾るブレスレットの付近はかつての肌色の名残を留めており、色白を想像させるその色の面影は今の彼女には数箇所しかみられなかった。 「変な虫もつかないし、ちょうど良いんじゃないの?」 「良い人が逃げたらどうするのよ。」 「私が貰ってあげるわ。」 もう一人の女性はくっきりとした瞳を意地悪そうな目つきに変えて正面の女性に投げかける、その耳にはサファイアをあしらったピアスが銀色の髪の光に支えられて時折その存在感を示している。いつも身嗜みに注意を払う彼女らしくその輝きはどこかさり気なく無駄に意識しなくても良いほど調和がとれていて、その色彩感覚は美術という学問を学ぶ彼女らしかった。 2人が楽しげに話している内容からチュニス方面からの帰りだと分かる。オスマンの勢力下にあるため下準備に色々と手を焼かされるが、欧州とは異なる習慣や信仰に形成された独特の文化や美意識は新しいものを好む欧州の好事家や貴族達にとっては身近にある神秘を求めようとする好奇心でギルドに依頼が入るのである。ただ、慣れても厳しい砂漠での作業は緑豊かなフィールドでの調査に慣れている冒険家には過酷なもので、太陽が2個あるのではないかと思うほどの熱気に体力自慢の船員達もついつい愚痴を零し、風が吹けば砂塵を噛みながらの作業を強いられ、二重苦・三重苦になることも珍しい事ではなかった。そんな環境から戻ったばかりの2人にとっては欧州の気候を寒く感じるのは当然のことだった。 ここ数ヶ月、主に東を含む地中海での活動を主としていた2人だったが、航行するに小さな海域でもなぜか港で互いの船を確認しあう事は稀だった。それは海を往く仲間内でも同じことであり、どの港にも船がひしめぎ合っているにも関わらず、不思議と出会うことは少ない。そう思うと自分達が生きる術として選んだ場所とはかくも広いものなのかという事を否応なしに実感させられる。 後々、同じ海域に居たという事を互いに話し合ったりすると、その思いは尚更に大きくなるのである。そんな経験の中で偶然ナポリという街の書庫でばったりと再開した2人は特になんの予定も入っていないという2個目の偶然も重なり久々に行動を共にしたのである。冒険を職業として生きている人にとって、誰かと行動を共にするということはとても重要な事であり、今の2人のように互いに気の置けない者同士なら尚更に貴重な時間になる事を2人は認識していた。それは独力でもある程度の成果を上げることは可能だが、複数での活動は互いにサポートし合う事で様々な面で負担が軽くなり、そしていつも同じ顔ばかりつき合せている船員達が他船の船員との交流を持つことで心的ストレスを軽減させる事も十分に期待できる。さらには、調査に関して一人で導き出せない難問を互いに考えあう時間を得ることができ、作業の効率化を望めるからであった。 「やっぱり、捗るわね。偶には速い仕事も良いわ。」 「思ったよりかは楽だったわね。天候を除いてだけど。」 「うん、でも久々に楽ができそう。こんな艦隊行動なら歓迎よ。」 ぐっと背伸びをするように空を仰ぐ、熱風にやられて纏まりを持たない髪が彼女の肩口で踊っている。もう少し手入れをすれば良いと思うほど、その髪は飾り気のない様相を見せている。 「トーレスと出航した時は大変よ。あの人って生粋の軍人だから、船員もそろって体力のお化けみたい…」 「ふふふ。アンレ、それは仕方ないわ。いつも生死の境目に立つような人よ。ひ弱な人なんて居ないでしょう。」 「山道でも何でも散歩感覚よ…信じられない。」 追加した紅茶とラスクを口へ運ぶ。慣れた味を良く確かめながら2人の表情は明るい。 「お話の途中に申し訳ありません。」 そんな2人の会話に突然に横から割って入る声、2人はさっきまでの表情を一変させてその声の主を見る。恰幅の良い体とそれに似合った顔と顎鬚、一見して悪人には見えない風貌に少し気をそがれた感覚を覚える。声をかけた人物は自らをチャンと名乗り、かつてはF・トーレスと同じ商会に所属していたといった。それを聞いた2人は自己紹介しながら今自分が所属している商会こそがチャンの言うF・トーレスその人が商会長を務めているのだと言った。 「おぉっ。あのトーレスが商会長を…。」 チャンには思いがけない言葉だった。無頼漢のように振舞っていた彼が人を率いる立場になっていようとは予想だにできないことだった。 「えぇ、それにケンケーン、シッド、ハガルも同じく参加してくれています。」 「うーん。懐かしい名前を聞きました…で、トーレスは今どこに?」 「今は出征中で確か北海の方に…」 チャンは我が耳を疑った。ロンドンを出航し当初の予定通りにユトランド半島方面へ出ていれば会えたのである。思わず天を仰ぎながら自らの航路変更を悔やんだ。 「いやはや、数日前までロンドンに居たのですよ…」 苦笑いのような顔もどこか憎めない目の前の人物にある程度の共感を得ながら2人はチャンに席を勧める。しかしチャンはそれを丁寧に断ると2人を食事に誘う。 「お嬢さん方、とても良い事を聞きました。ご一緒したいのですが相場命の商人ですから今日はこれにて失礼させていただきます。また後日お会いしましょう。」 そう言うなり目の前の2人の女性に英国風の挨拶を済ませるとチャンはテーブルから離ていった。 「チャンさんって言ったかしら。トーレスに会いたそうだったけど…」 チャンが去っていった方向を眺めながらライラが呟く。 「会ったら会ったで大変でしょうね、場面が目に浮かぶよう。」 「当然すぎて分かりやすい答えね。」 麗らかな日差しがゆっくりとその役目を終える準備に取り掛かっている。依頼がなければ東にでも行こうかなというライラの提案にアンレーデは頷いた、複雑な歴史に彩られたかの地は何度訪れても飽きが来ない、それは自然と高まる向学心を押さえつける事ができないほど魅力的な地方だった。 「良いわね…」 今から胸弾む思いを抱きながら、新たなる旅への想いを互いに口に出している。そんな楽しい時間は街が深紺に染まるまで続いていた。 後日、チャンが正式にゴールデン・ルーヴェに加入したという旨の書簡が商会管理局から届けられ、その中には紹介人および認可決定人としてF・トーレスのサインが連ねられていた。 (しつこく引っ張ります。)
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/69.html
もったりと体の芯に残る疲労感とも酒とも知らぬ重みを感じながら起床する。 昨日は散々に遊んだツケが今頃まで残るとは…いやはやw 熱々の風呂へと浸かり、朝イチからダクダクの汗をかく。 取りあえずは体を動かせるようにならないとと思い、それなら朝日を浴びるが一番!と勢いよくカーテンを開ける。 が、しかし、そこに見えるのは日の光など到底入りっこないコンクリートに囲まれた真四角な中庭。 「…嘘やんw」 何度も空を見上げて今日の天気だけを確認する。 「天気は良さそうね…。」 しょっぱなから肩透かしを食らって少々俯き加減に冷蔵庫から飲むヨーグルト(グレープフルーツ味)を取り出し一気に飲み干す。朝ゴハーンはこれにて終了♪ 身支度を整えて、時計を確認すると9 10。 まぁ、都会の朝が遅いとしても9時を過ぎればそれなりに開いてる店もあるだろうと、ルカ・トニと連絡を取り合いホテルを出る。 すでに熱気篭る街に辟易するも、今夜がホントの正念場として、デイリーストアで「ウコンの力」を購入し準備万端♪ 地下を通り、大阪駅を目指して歩く。 人は動いているけど、店は殆ど開いてない…抜かった、読みが浅かったかっ! しゃーなしで駅の2階(?)にある喫茶店へ入店。 実はこの喫茶店、ウチが大阪を訪れた際、必ず立ち寄る店なのだけど。特筆することが何もないのが良い所な店w クロワッサンモーニングを注文し、2度目の朝ゴハーンを食す♪ 9 55ごろに閣下へメールを発信。 件名 「今」 内容 「大阪駅でブルジョアっぽくモーニング食べてま♪」 5分後に閣下からTell返事。15分後に大阪駅へ到着するとの事なので、それまでエアコンの効いた店で過ごすと決定♪ 店の人に少しだけ白い目で見られながらも、10:15まで粘る。そして店を出てスグに閣下から再び入電し中央改札で落ち合うことに♪ 中央改札とはどこよ? まだ不慣れな広い駅を看板を頼りに進む。改札が近づくに連れて増える人w みどりの窓口を真っ直ぐに通り抜けて到着した中央改札、そして目に飛び込んでくるのは押し寄せる波! この中から閣下を探し出すのは至難のワザッ! っと思いきや、閣下が目立つ場所に居てくれたお陰で到着後10秒で発見♪ 半年振りの再会に閣下の様子も変わり無く、さっそくホールへと移動する。 「来た道を戻るんやけどな。」と屈託無く笑う閣下。 たしかに来た道を戻るw 聞けば東通り方面にパチ屋が寄ってるらしく、取りあえず今日も歩く事からスタートする。 時期がオボーンと言うこともあり閣下の名言がさっそく飛び出す。 「イベントなんてガセやからなw」 っと、とある店のイベ看板を指差してさらりと言う。 「本店の日なんて書いてるけどガセやからw」(閣下) 「本店が回収イベントの日?」(アンレ) 「その通り!」(閣下) 店の言い分を信じない風習は田舎も都会も同じだという事を改めて確認した1場面だった。 一行はかつて、同商会のけんけーん卿(スロ初心者)も勝ったという店へと入店する。 島のラインナップはと言うと…5号機がずらりと並ぶ。 しかし、閣下とウチが勝負する台は決まっていた。 「エヴァンゲリオン ~まごころを君に~」 初代のエヴァンゲリオンと比べ、リール配列が若干変わり、小役との同時抽選も加わった。 さらに、CRエヴァンゲリオンで使われた演出+新たなる演出も追加されている。 ステージも司令官室(ゲンドウ・冬月)、教室(アスカ)、自宅(シンジ)、シンクロ(レイ)とそれぞれに分かれてエセエヴァファンにも良い感じ♪ さらに、筐体には扉アクションも付いている。 これで面白くないワケがないっ!!! 都合よく3台空いてるエヴァへ着席す。 席順は閣下・ウチ・ルカトニの順。 それでは、いざ勝負! っとサンドへ吸い込まれていく野口英世。 「見とけ1Gでくるから」(閣下) 自信満々にレバーを叩く閣下とじっとそれを見守るウチ。 バシッと気合よく左リールから止める閣下…。 「んな上手くいくはずないやろw」 が、しかーーーし。 数Gを過ぎた頃にルカ・トニに激アツの出目… 「おっ…」っと閣下と2人で声を上げる。 アスカvs使徒の激サムの演出だが、出目がアツ過ぎる。 2人の熱い視線にも淡々とリールを回し続けるルカ・トニ。 そして…見事使徒撃破っ! おぃおぃ…投資1kですか… しかも赤BIGだしw 「心よ原始へ戻れ」が流れてくる。良いな~良いな~ ところが、どっこい! 次は左に座ってる閣下に激アツ目! その時、閣下の目がキラーンと光ったのをウチは見逃さなかった♪ 結果、両隣が投資1kという素晴らしい結果… え?ウチ? ガンガン回しました。 ただチェリーとスイカの出現率の悪さが少し引っかかったものの、1k当たりの回転数が60を越えるという良い台で、ガンガン追いかける。 第三新東京って平和ねー…( ̄- ̄)y-~ 閣下もルカ・トニも順調にコインを増やす序盤戦、ウチだけ投資w 中盤に入り一度閣下も追金体勢に入ったが、すぐさまコイン生活へ復帰。 ウチはと言うと…9kでようやくチェリーから青BIG。 やっと波長が合ってきた。 ただ、これまで誰も黒揃えからプレミアムムービーを出してないw 「エエ加減、ムービー見せてや~」と零す閣下。 そんな閣下の愚痴を狙ってか否か、ウチの台にチャンスが。 司令官室ステージでミサト演出が発生。 本来ならミサト台詞→ゲンドウ台詞と進むのだが… バシッと左にナチェナを目押しし下段に赤7、これ自体はいわゆる通常出目。 挟んで右を止めると右上で赤七テンパイ…これで小役の可能性がなくなり ゲンドウの「…」コメントになるはずが 中リールに何気に狙った赤7が中央にピタリ! 周囲が暫くの沈黙 「…なにやっとんねん!」 エヴァの魅力はなんと言っても演出を見る事 それを生入れしてしまうとはアンレーデ最大の不覚っ! 非難轟々の中、BIGを消化 orz スイカを取りこぼすほど動揺してしまったw 中盤から後半にかけて推定設定の確率通りにボーナスを引くウチに対し、ルカ・トニが追金状態へ、閣下はコンスタントにコインを増やしている。 どうやら、閣下の台が一番だったかな…。 そんな中、ウチの携帯がプルルっと震える。ミヤさんからのメール。 新大阪駅へ到着したとの事。 「大阪駅周辺に居ますー」と返信し、再び勝負の世界へ。 っと思いきや、ここからウチの携帯が大変なコトにw ミヤさんと姫からのTellが入れ替わりに入ってくるw ミヤさんの声って…かなりの清清しさやね。 なんて関心してる場合じゃないっ! アッチもコッチも大変な事態ですよ?w エヴァは良い感じに温まってきたし、ミヤさんにも会いに行かねば、姫は今移動中だし、にゃた卿はどーなった?w 姫にミヤさんと合流してもらって、ウチ等はエヴァの続きを… っと思ってたら、次は閣下へにゃた卿からTell入るw いよいよ忙しいくなってきたが、ウチが店を入ったり出たりしてる度に閣下の台が光ってるのがチョト悔しかったりw それから少しだけエヴァを堪能した3名だったが、どうやらウチ等の合流待ちという事になって、エヴァ時間終了♪ 結果:閣下大勝、ウチ辛勝、ルカ・トニ惜敗 梅田は5.5枚交換統一らしく、この店もそれに漏れていなかった。 5.5枚交換にしては設定にメリハリがありすぎるような気がするが…。 財布が軽くなったり、重くなったりの3名も漸く駅へ向かう。 集合場所は再び中央改札ww 何往復目だろうw 特急券販売機近くで知ってる人ハケーン♪ そして…ついにお会いすることが出来ましたミヤさんっ! G7から数えて3年越しになってしまいましたw 自称爽やか系のけんけーん卿と比べ、ほんまに「爽やかー」とニコニコ笑ってる方です♪ 自己紹介もほどほどにしてる頃、スグににゃた卿が登場し途中合流するけん卿を除き先発隊集結完了♪ 「とりあえず、何か飲もうかw」 と誰かが言い出したので、空いてる喫茶店を探す。 しかし、大人数に沸く地下街はどこも席が一杯で、結局席待ちする羽目になった。 10分~15分ほど待った頃、2席―4席に分かれるが座れるという事にも快諾し、入店。 閣下と姫が2席へ、ミヤさん、にゃた卿、ルカ・トニ、ウチで1卓を囲みホッと息をつく。 それぞれに飲み物を注文してみる…が。 さて、どんな話題を振ろうか…( ̄- ̄)y-~ ウチとミヤさんはG7からのお付き合い、にゃた卿はウチと同じ商会、ルカ・トニは実兄。ウチは全ての人と共通項があるものの、他の方々の共通項はDOLだけという希薄さw それに、ミヤさんとにゃた卿の好みの話題や笑いのツボなど分からない事が多い分、ネタ振りも難しいw それでも、移動の話などで切り口を見つけようとしてみたが、思った以上ににゃた卿が饒舌だったお陰で切れることなく助かったw 14時にはけん卿が合流すると聞いていた割にはけん卿が現れる気配もなく、お喋りの時間だけが過ぎてゆく。 15時を過ぎて閣下と姫が動き、こちらも同じく移動することに。向かった先は本日3度目めの中央改札っ! 閣下がけん卿に繋ぎをつけて、中央改札で屯する先発隊。 にゃた卿は閣下とDOL海事について熱く話している。 ウチはというと、15時を過ぎてからの観光って何ができるのだろうかと時計を睨む時間が増えていた。 15 35 けん卿登場。 予告より1時間30分以上の遅刻…本人曰く「早ければ14時に合流できる」だったらしいが、真実は過去の闇へと葬られたw 今回の幹事サマである姫へ「どこでなにするの?」と聞いてみると。 「なんも決まってない」と軽く答えられる。 流れ的にボーリングの案が出てきたが「大阪でボーリングより大阪名物を見てこそ観光!」と思い切って我侭を言うてみる。 「大阪城行こう!」 時間的には知らないが古城巡りは罪のナイ観光だろうし♪ 「それなら時間的にも十分行けるから大阪城いこか」 2つ返事でウチの我侭が通るw ただ…この我侭が後々にエライ目にあう序章とはこのとき露ほどに思わなかったw 大阪城までは環状線という列車に乗って¥160-で行けるらしい。 切符を買って、自動改札を通り抜け。列車に乗る。 駅にして4駅先だったかな? その車中でミヤさんのプライベート趣味について寝掘り葉掘りの事情聴取♪ だって、ミヤさんってお仕事の割りにええ体つきしてたから…w あれは相当に鍛えてますな♪ ( ̄- ̄)y-~ 大阪城公園という所で降りる…駅を降りるとホンマに公園だったw 広い、ただただ広い公園を歩く。 容赦なく照り付ける太陽の日差しに1歩進むごとに皆の顔から余裕さが消えていく中、姫とけん卿だけが残り5名をほったらかしにして先へ先へと歩いていくw やっと石垣が見えたと思ったらまだ外堀へ到達しただけだと言うw 閣下が「石垣に家紋が彫ってあるんや」と解説してくれながらも、姫とけん卿は後ろを確認することなく進んでいたw 「こんな距離を甲冑着て攻めてたとは…アホやでw」(アンレ) 「アホ言うなw」(閣下) タダでさえこの暑さ、今と昔とでは暑さ具合が違うとはいえ、甲冑を来た兵がこの城を攻め落さんとして押しかけた光景を想像するに「ウチには出来ん芸当(?)だ…」と感じずには居られなかった。 外堀から内堀へクネクネと曲がった順路を汗を拭き拭き、扇子でパタパタしながら歩いていく、徐々に皆が無言になってきた。 正面門を越えた所にある「残念石」という物が置かれているのを見て、関西の血が騒ぐ一行。どこでもネタを考えるのは西の人間の悪い癖なのか良いクセなのか?w 間近で見る大阪城は空へと真っ直ぐに聳え立ち、全容を目に納めるには首の限界に挑戦するほどに威圧感たっぷり♪ 天守閣の拝観料はお一人様¥600-也。 閣下が個別に買うよりも一気に買った方が安いんちゃうか?と「6名分」を券売機で購入¥3600-也… 「全然、安ぅないやん!」 そして券を順に回して行くと… 「1人分足りん!」 そう、確かに最初は6名だったw 喫茶店も6名で入った。 が、けん卿が合流したのを誰もが忘れてた…w 城内はエアコンが程よく効いてなくて、汗が止まらないw しかもエレベーターは6階までしかなく、8階の天守閣までは階段で登れと言う。 なんと中途半端なサービスだw しかし、天守閣から見下ろす大阪の景色はまさに「一望」の言葉に尽きる。 視界を遮るものはなにもなく、東西南北を広く見渡せた。 ただ、天守閣という存在が思った以上に狭いのには少なからず驚いた♪ 最上階をぐるりと一周した後、階段で1階ずつ降りつつ展示品を鑑賞する。 「池波正太郎展」と「真田幸村展」を同時開催していたが、ウチが興味あるのは「真田~」ぐらいw それでも、¥600-の元を取ろうと1階ずつじっくりと鑑賞… ただ、所々は人の多さで見れない部分もあったが、まぁヨシ♪ 老若男女・国籍問わずに溢れる人にエアコンも少々後手周り気味だったかなw 3階までのんびりと降りたところで、携帯が震える…相手は姫。 「今、どこ?」 「3階かな」 「まだ城ん中かいなw」 「うん」 「気付いたら誰も居らんから出てしもた」 「早いねーw」 「もぅ、ゲートを出てるさかい、売店でタバコ吸ってます。」 「了解ですー」 姫が1等とは想像外だったw ミヤさん、ルカ・トニ、ウチが先頭切ってたと思ったが、どこで抜かれたのかwww 「真田~展」は想像してた展示品に出会えず(甲冑、刀剣類を期待してたw)、まったりと眺めていたが、とある(バ)カップルに目が留まる。 彼女と思しき娘ッ子がなにやら興奮気味に武将について熱く語っている。 一方、彼氏さんはそんな彼女の態度にドン引き状態w さらにその彼女さん、熱く語る割りには「黒田如水…この人知らない。」とほざきやがるw …彼氏さんご愁傷様 ┐( ̄_ ̄)┌ 城を出る頃には後ろからけん卿とにゃた卿が追いつき、残すは閣下のみw 姫が待つ売店前へと続々と集結し、ニコチン班は一服Time♪ 気付けば閣下が殿を務めている…w 城前の広場にはなにやら大道芸人っぽいオサーンが独楽廻しを疲労してる。 サムライ姿であれこれと口上を言いながら拍手を浴びてるが、GL先発隊は遠くからプカプカと紫煙の向こう側に見てるだけw サムライ姿に髷まで結ってるが月代がない姿がいかにも「素浪人」っぽいw しかも、幟には「えでい の こままわし」だそうでw このオサーン、日本人ちゃうかったんかと一同笑♪ その独楽廻し芸が終わった頃、閣下が満足気な顔と共に現れるw 「600円の元は十分に取ったで。」 恐らく、この中の誰よりも元取ったと思うw 皆が一服を終えると時計は17:15、晩餐会組との合流が17:30にBIGMAN前との事なので重い腰を上げる。 再び、あの灼熱ロードを徒歩にて戻る。 しかし、大阪城ホール前の広場には続々と人が集まってきている。むしろ駅へ向かう人数より集結する人数の方が多い程だ。 そんな不思議な光景の後ろでメガホン越しの声が聞こえてくる。 「ディズニーオンアイスへご来場の方は…」 なるほど、この暑い時ににはもってこいなイベントだなw しかし、この人数はスゴイな…w アマチュアバンドの演奏にノリノリな集団も居れば、ディズニーの開園待ちを露店巡りで耐えてる人、ウチ等が時代に逆行しているような気分だったw 姫の小ネタ「シャ乱Qもここ出身」だそうですw 大阪城公園駅ホームへ到着したのが17:35、すでに集合時間を過ぎていたw 先発隊は前回OFFから集合時間に遅れるように移動してるなw 晩餐会合流のアイメル嬢も1時間前に京橋駅から環状線へ乗るとメールがあったし、ウォル丼も姫と連絡と取り合ってる。 一方、先発隊は17:39発の環状線へ乗り込みエアコンで体温調節中♪ さすがに上せるほどの熱気に皆ぐったりw ほんの10分チョイで大阪駅へ戻り、BIGMAN前まで移動… どこをどう曲がったかは忘れたが、階段上から見下ろすBIGMAN前は恐ろしいほどの人! この中からGLメンバーを探し出すのは至難のワザか… 「木を隠すなら森の中」とはよく言ったもんだw 一応にBIGMAN前へ移動する先発隊、いつもは喫茶店前で円陣を組むのがGL流なのだが、それすら許されない人ごみに空いている方へと流れていく。 その途中、律儀にBIGMAN前の柱で待っててくれてたひろっち卿を発見w 奇跡に近い偶然w 続いてアイメル嬢が登場。ミヤさんとは共通の話題があって話が進んでいる。 姫と連絡を取り合っていたウォル丼も颯爽と登場し、残すはジョコンダ嬢のみ。 さすがの人波に連絡しつつも見つからないもどかしい時間があったっぽいが、無事に合流できて、今OFF会全員集合と相成った♪ 店の予約時間には確実に間に合わない時間の為、挨拶も程ほどに会場へと急ぐ♪ 東通りを目指すのは今日だけで何回目だろう?w まさしく掻き分けながら進む駅構内とメインストリート。 ビル風すら押しとめてしまうんじゃないかと思うほどの大行列に過疎の進む田舎モンはちょっと辟易するw あっちこっちと空いてる道を集団で闊歩しつつ東通りへと到着、ここでタバコ切れな面々は自販機で常モクを探す。 ただ、これだけタバコ飲みが居て誰も銘柄が被らないというのは結構珍しいw 会場は「あじびる 花心」という焼き肉屋さん。 最後の気力を振り絞って会場の3階まで階段をテクテク。 流石に焼き肉屋なだけあって空調はバッチリ♪ ただ、ウチは意味もなく上着を脱いで型だけ「臨戦態勢」を整える。 「とりあえずビール」ではないけど、まずはビールがグラスに注がれる。 そして、GLの晩餐会には欠かせない儀式「閣下からの一言」に皆が注目する。 「…楽しくやりましょ」 まさに一言w 「乾杯」の音頭は姫から、グラスを弾きあう音が響いたあとゴクゴクと喉へ押し込む音が聞こえてくるw パチパチパチと拍手まで付いて宴会スタート! 国産肉食べ放題という「枷ナシ合戦」が開始したもののGL随一の「焼き肉奉行」が居ないのが痛恨w 代わりにトングを握ったものの、この口がお喋りに夢中になって焼きが疎かになってしまうのは、修行が足りない証拠だったか? 開始20分にしては驚くほどのビール瓶を空にするGLメンバー御一行♪ 一方、カシスオレンジがない閣下はオレンジジュースで我慢(?)してる。 席順は 閣下・けん卿・ジョコンダ嬢・ひろっち卿・ミヤさん・姫 アンレ・ルカトニ・にゃた卿・ウォル卿、アイメル嬢 掘りごたつ式ながらもお座敷風なのでいろいろと遊べそうだw ともかく、にゃた卿の勉強熱心さには頭が下がるw 閣下との海事論は延々と続く、にゃた卿ほど雷名を轟かす方でもまだ貪欲に勉強する姿は感心するものがあった。 ウチはというと当面の敵は「酒か?肉か?」という問題w 胃袋が1個しかないウチは「飲みながら食べる」という作業ができないもんで、飲めば食えず、食えば飲めないキッツイ2択に迫られていた。 幸いにもトングを握ることになったので、中盤まで割り箸を「割ること無く」過ごすことが出来たが、皿に盛られた肉は食べざるを得ないため、仕方なく使ってしまったw 座敷の利点は「お酌ができる事」、早速に姫がビール瓶2本を引っさげてやってくる、普段はビールを飲まないウチも流石の炎天下にやられてたのか、ビールが美味い!お酌されたビールをグビグビ飲る♪この時点で「食い」を捨てたw DOLってのは話題に事欠かないのが面白い、特に海事は顕著にそう思う。 普段の海事でも「ソロでやるべき事」「PTでやるべき事」を意見交換できるし、大海戦なら各国の姿勢に大きな温度差があるというのが大きな収穫だったw 特にジョコンダ嬢が話してくれた内容は実に興味深く、くっつき虫的に参加してるウチには新しい内容だった。 PT内での約束事、編成のあり方など考え方は千差万別、物資の積み込み仕様も個人によって異なるなーっとしきりに感心♪ するとそこへウォル卿が良いものを引っさげてやってきた徳利とお猪口…いわゆる日本酒セットだ♪ 炭酸モノより好物なその透明なお酒を勧められて断る口を持たないウチはお言葉に甘えてお酌を受けるw いやはや、ウォル卿からお酌を頂くとはアリガタイ限りで♪ お酌Timeが始まれば、ウチも動かざるを得まいとお猪口を持ってえんやこら♪ もっとも、生粋の日本酒派はウォル卿とウチだが、ひろっち卿も飲んでるっぽいので強制的に受けてもらう♪ 下座(?)に座られてる御三方にもお酌をと尋ねてみると、ミヤさんとアイメル嬢はお茶攻勢w よく見ると姫も焼酎飲んでるしw 取りあえずはミヤさん、アイメル嬢へお茶をお酌♪ 姫は…タバコを2本頂戴しました。(おぃw 折角に遠い所からお越しいただいたミヤさんとのお話するチャンスだと、どっかりと座り込んでみたw それから幻の「№2・№3」のコントが始まったが…はたしてミヤさんにウケただろうか? 4人中ウチだけが冷酒を片手に口を動かしてたような気がするなw ミヤさんはニコニコ笑っていたが…ドキドキ… G7の事、以前お世話になってた商会メンバーの事を踏まえつつ楽しい時間は過ぎてゆくが、どうも手洗いが近い。 ウチの場合、それが酔ってる目安なわけで、ちょっと覚束ない足取りでお手洗いへ… そこへ、ウォル卿もフラッとやってくる。 ウォル卿という御仁もいつもニコニコしていて、気さくさが身に染みる(ノ_ 。) なぜか手洗いの中で雑談を始めてしまう2人w ウォル卿のお仕事は世の為、人の為にその身を粉にして働くもので、言うなればウチのお仕事とも相通ずるものがあったり。 日本酒以外にもウォル卿と共通な話題もあるのだw 宴も酣とウチの饒舌さが3割増しになった頃、けん卿に呼ばれる。 クラ卿と連絡が繋がったようだ…が、しかし、酔いが良い感じに回ってきた為に何をお話したかイマイチ覚えてないw 確か…北海道も暑いたら何たらを話したような気がするんだけど…。 そこへジョコンダ嬢がひょっこりと現れて携帯電話をバトンタッチ♪ クラ卿とジョコンダ嬢はDOLで旧知の間柄、リアルで話すことなんて滅多にないから積もる話もあるみたいね♪ しかし、現れたのはジョコンダ嬢だけではなかったw いつの間にか宴会の時間がキッチリカッチリ終了していて、皆がぞろぞろと出てきていたw クラ卿の電話が周っている間にジョコンダ嬢の素性(?)や相方サマとの馴れ初めを聞いちゃったりして、ホントに話が尽きることがないw 全くに帰る準備をしてなかったウチは店のサンダルを履いていたので、皆が階段を下りていく中を靴を履き替えに逆走♪ 店の方が忙しく片づけをする中、愛媛弁丸出しで「ありがとぅ~」 駆け足はチョー危険な頭の揺れ具合に階段を慎重に踏みしめて、ようやく店を出る。 ここでアイメル嬢とひろっち卿が明日の仕事の関係で離脱した。 これから2次会かな~っと思いきや、誰かが言い出した「ボーリング行こう!」 どうもこの球技からは逃げられない運命なのかと集団の後ろを必死についてゆく。 しかし、しかし、どうやら道中のどこかで集団が2手に分かれたらしいw ボーリング場を熟知する先行隊はいつの間にやら視界から消えていた…。 取りあえず大阪駅まで戻った「はぐれ組」、閣下が先行隊と繋ぎをつけて、ボーリング場へと向かうが… 「2時間待ちとなっております」 無情な店員の返答に一同はサクッと「んじゃ、また今度」と意見一致で退場するw このまま終わるのもしっくり来ないので、1品300円均一という店へなだれ込む♪ どうやらジョコンダ嬢が聖地(甲子園)巡礼をした際によく使う店なのだそうだ♪ カウンターに並ぶOFFメンバー、取りあえずの飲み物と、枝豆、厚焼き玉子、ソーセージ、パイナップル(誰が頼んだ?)が配られる。 左に閣下、けん卿。右にミヤさんという素晴らしい席で左右からのお話が大忙しw すると、座敷が空いたのでプチ移動♪ ここでも会話はDOL話。 やはり海事については語っても語りつくせぬものがあるもんだねー。 ウチはそこまで突き詰めて海事した事ないので、いわゆる「我流」海事なもんで…ハハハ。 そんな中、ミヤさんのリアル話にも興味津々♪ 「イタ飯屋に1年以上通って、まだメニューの半分も制覇してない。」 なんて話を聞く…うは~さすがは都会っ! ウチの田舎にはその名も「スパゲッティー屋さん」という店があるぐらいだw さすがに色んなモンが揃ってるんだな…いつかは江戸OFFも開催したいねー♪ 1次会であれだけお喋りしたにも関わらず、皆の口が止まる事がないw それは即ち「時間がアッと言う間に過ぎる」って事で、店の中ではなにやらビンゴゲームが始まっていたw まぁ、ウチはそんなの関係ナシに専用艦と普通船の違いがPvPでどのように作用しているかという事をジョコンダ嬢、にゃた卿、ミヤさんと熱く語ってた…。 (ウチが一方的にわめいてた?w) すると真横で大きな歓声がっ! ルカ・トニがビンゴ達成したらしい。 この店、ビンゴ達成者1位が3k引き、2位が2k引き、3位が1k引きらしい。 しかし、同着1位の方が居られたので、じゃんけんで決める事に… 「あぁぁぁー!」 どうやら負けたらしいw 「グーを出さなければーーーー!」と激しく恨めしい台詞を残しつつ、ルカ・トニが2位。 それでも2k引きやし…っと思ってたら、次ににゃた卿がビンゴ達成! 再びじゃんけん対決になったが、DOLで鍛えた勝負根性を見事に発揮しにゃた卿が3位げっと♪ これで合計3k引きになり、最終お勘定は1人頭1.8kという激安にw 店が暖簾だというのでこれにて飲み会終了♪ 駅構内へと戻るも、まだ尽きぬ話が続いているが、とりあえず終わろうと強制解散w 最後に残ったメンバーで記念撮影をして大阪OFF会2007夏は幕を閉じた。 今回のOFF晩餐会で口にしたモノList 牛肉2枚 豚肉1枚 鶏肉1片 玉ねぎ1切れ ビール、冷酒 2次会で口にしたモノList ソーセージ1本 厚焼き玉子2切れ レンコンのひき肉挟みフライ1/2個 チューハイライム 以上でしたw 閣下から帰り道を聞いて一行と別れる。 いつものようにコンビニへと立ち寄り、夜食と水1.5リットルを購入。 3ヶ月ぶりのお酒に良い気分のままホテルの部屋へ戻る。 明日は7 30には起床し田舎への帰途へつかねば…っと風呂も烏の行水程度に急ぎ床へ…ま、煩悩世界へ入るには10分も要しなかったw 思った以上に目覚めの良い朝、昨朝飲んだ「ウコンの力」の効果かな?w 兎にも角にも、酒の残ってる体を叩き起こすべく、2日目と同じように熱々の風呂へ。 少しボーっとする…のぼせたか?w 飲むヨーグルト(グレープフルーツ味)を片手に出立する準備をする、といってもバッグへ荷を詰め込むだけなのでそんなに時間は掛からない。 ルカ・トニからの連絡を受けて8時前に1階ロビーへ降りる。 支払いを済ませ、さぁいよいよ帰るぞ! ホテル→駅の道順はさすがに覚えたw みどりの窓口で切符を手配するが、新幹線は指定が取れたが岡山からの特急列車は自由席しか空いていなかった…。しゃーない、そんな事もあるさw それでも、いざ乗り継いでみると特急でも着席する事ができ12 40には帰省完了♪ まことに怒涛のような3日間でしたw 今回参加された皆様、ホンマにご苦労さまでした。 いつも楽しい飲み会になって嬉しい限りです、次は新年会かな? もし、次のOFF会で先発隊行動があるなら「海遊館」行きたいなw それと…閣下、次は勝たしてクダサイwwww (大阪巡礼記 完)
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/110.html
「Amor torpe」Ⅵ ニュンが久々に戻り家族全員が揃ったという事で賑やかな晩餐となった。 母親は腕によりをかけテーブルを埋め尽くすほどの料理を作り、その心境を表している。 兄弟達は大きな町で生活するニュンから都会について聞き出そうと質問攻めしている。 ずっとこの村で過ごしてきた兄弟達も大きな町への憧れがあるのだろう。 そんな我が子たちの様子をじっと見ていた父親だったが、ふと口を開いた。 「ところでニュン。都会へ出て恋人は出来たのか。」 「え…?」 まさか父親からこういう手合いの話が出るとは思いもしなかった。 「姉さん、どうなの?まさかケンケーンさんが?」 兄弟達は何かを期待するような眼差しを向けている。 思わず事態にケンケーンの方を振り返る。 しかし、ケンケーンはそんなニュンの動揺を気にも留めず珍しい郷土料理に舌鼓を打っていた。 「えっと…。そう、お仕事覚えるので手一杯だし、そんな暇は…。」 「ちぇっ。面白くなーい。」 なぜかその場はお茶を濁すような返事をしてしまった。 『この人、ケンケーンさんと結婚の約束をしています。』 そう言ってしまっても良かったはずなのに、何かを咎められるような感覚がニュンの台詞を変えてしまった。 「そうか…。」 一言そう呟くと父親はそれ以上の詮索はせず家族の団欒を楽しむように酒を呷った。 それからも晩さんは続き、ようやくお開きとなったのはかなり夜更けになった頃だった。 ニュンは両親からの勧めと兄弟からの懇願もありその日から7日間自らが生まれ育った村で過ごした。 毎日村の友人たちと会い、セビリアの生活では得られなかったものを存分に楽しんでいた。 一方、ケンケーンもニュンと同じだけ村に滞在していた。 船乗りだけに山での生活の殆どが未体験なため、何もかもが目新しく楽しく過ごしていた。 家人はニュンの知り合いとあって下にも置かないよう歓待してくれた。 ケンケーンにはとてもありがたい事だったが、日が経つにつれ少しずつ家人の手伝いをするようになっていた。 今日も空いた時間に薪割りを始めていた。 それを見たニュンの母親はゆっくり過ごしてくれと伝えたが、 「体を動かさないと鈍ってしまうので、お気遣いなく使ってください。」 そういって額に汗をかいていた。 それを見かねた母親は客人を働かせて我が家の恥にならないかと仕事から戻った父親へ相談していた。 「ふむ。分かった。」 仕事道具を片付けると、父親は裏庭へと向かった。 ケンケーンは割り終えた薪を倉庫へと片付けている最中だった。 「ケンケーン君。ちょっと良いかな。」 汗にまみれる青年を呼び寄せると、その場を離れ裏山のほとりを流れる川の岸辺まで連れ出した。 「ここ数日。何かと手伝ってくれてるようだね。」 父親は野良仕事で疲れた手を洗いながら言った。 「長々とご厄介になってるもんで。何ほどのお返しにもなってませんが。」 「町の人間はもっと味気の無いかと思っていたが、君は違うらしい。なに、うちの家内が、君が手伝いをしてくれてる事を気にしていてね。」 腰に提げたタオルで手を拭きつつ、なぜか嬉しそうな表情をしている。 「でも、君はそういう性分なんだろう。気にしないでくれ。」 「はぁ…。」 「ところで、娘の事なんだが。大きな町でやっていけてるかね。」 丁度良い大きさの岩へ腰を降ろしながら、都会で生活する娘の事を切り出した。 「とても頑張って居られます。仕事場での評判も上々のようです。」 返事を聞いた父親は嬉しそうに何度か頷いた。 「あれは村に置くにはお転婆過ぎる。かと言って都会でやっていけるとは思えなかったがどうやらとんだ見立て違いだったかな。」 父親は首筋をタオルで拭いながら声を出して笑った。 「町へ行くと言い出した時はおどろいたが、上手くやっていけてるならそれで良い。」 娘を思う父親の言葉を聞いたケンケーンは思わず身を正した。 更に、こういう都会かから離れた村の人はもっと石頭だというイメージを持っていたケンケーンだったが、目の前にいる人物はそういう事を感じさせなかった。 目から鱗が取れるような感覚と、ある種の畏敬にも似たものを父親から感じていた。 そうやって緊張するケンケーンに対し、父親はあっさりと肝心の話題を切り出した。 「ケンケーン君。娘は我侭だやっていけるかね。」 その視線は真っ直ぐに目の前の青年へ向けられている。 機を見て話そうと思っていた事を先に言われる形となったケンケーンだったが父親と正対すると堂々と答えた。 「はい。何事に変えてでも。」 その姿を見た父親は再び大きく頷いた。 「ありがとう。」 ケンケーンは深々と頭を下げた。 「どこでお気づきになっていたのですか。」 家へ続く小道を2人で歩きながら、ケンケーンは父親に尋ねた。 「この数日、君たちを見ていれば分かるさ。家内も気付いているようだし。」 「そうでしたか…。しかし、その本当に娘さんを託していただけるのでしょうか。」 父親の許しを得たケンケーンだったが、何かすっきりとしないものを感じている。 『本当に娘を幸せにできるのか。』 『何をしているのか。』 『お前のような者に娘はやれん。』 など、世間ではもっと熾烈なやりとりがあると覚悟していたが、このような展開は一片すら予想していなかった。 「気にすることはない。それに…。」 話の途中で父親がひどく咳き込み始めた。 「な…なに。いつもの発作だ…。」 その場に屈み息する間もないような咳をしている。 「大丈夫ですかっ。」 「…も、もぅ大丈夫だ。」 口を押さえていたタオルをポケットへ押し込むと父親はゆっくりと立ち上がった。 1・2度、深く息を吸い込み荒れた呼吸を落ち着かせる。 「最近、村で感冒が流行っていてな。なに、気にすることじゃない。」 「…そうですか。」 父親は額に汗を浮かべながらも、ケンケーンの心情を逸らすかのように平気な表情を取り戻した。 「さぁ、腹も減った。帰るか。」 ケンケーンを促し家路へと戻った。 その日の晩は何事もなく過ぎ去った。 しかし、父親が昨日言ったことが気になったケンケーンはニュンを連れ出し村の散策へ出かけた。 「どうしたんですか。」 「いぁ、村を案内してもらおうと思ってな。」 「1人でぶらぶらするのも飽きたんですね。」 「まぁ、そんな所だ。」 ニュンが居てくれるお陰で村の人から聞きたい話もできた。 そして聞いた話の中から本当に欲しいと思った事を纏めると、ケンケーンの不安はほぼ的中に近い結論となった。 「やはり…。」 同伴したニュンは今までに見たことの無いケンケーンの姿、特に時折ぶつぶつと独り言を繰り返す姿を不思議に感じていた。 3日目の聞き込みが終わって自宅へ戻ると、すぐにケンケーンは部屋へと戻り手紙を認めた。 「ニュン。早馬の配達を扱っているところはあるか?」 「んー。早馬ってのはないけど、急ぎだって頼むとすぐやってくれるよ。」 「そうか、それはどこや。」 「何?手紙? じゃ、私が届けてあげる。ちょうどお買い物へ出るから。」 「あぁ、済まんな。」 そう言ってニュンへ認めたばかりの手紙5通を手渡した。 「こんなに?ま、良いけど。それじゃ行ってくるね。」 買い物籠を振りながら元気よくニュンは出かけていった。 「杞憂で終わればえんやがな…。」 ぼそりと呟くとケンケーンは父親を探しに山へと出かけていった。 それから数時間後、ケンケーンと父親の姿は村の教会に2人揃って出向き、神父との面会に臨んでいた。 「なんですって!?それは本当ですか?」 父親から事情を説明された神父は声を驚きの声をあげた。 「えぇ。ここに居るケンケーン君が言うには、流行り病の兆候があると。」 「信じがたい事ですが…それが本当なら…。」 神父は真剣な面持ちで2人の話を聞いている。 ただ内容があまりにも突飛過ぎるのか、ちらりちらりと2人を交互に見ている。 「ケンケーンさんとやら。その根拠は何なのでしょう。」 俄かに信じ難い、しかしいたずらでこのような話をするとも思えない。 そんな神父の不安な表情とは異なり、ケンケーンは確信ある表情で話し始めた。 「かつて旅先で知ったものと良く似ています。それに確実に広まりつつあります。」 神父は低く唸るような声を上げる。 さらにケンケーンは続けた。 「最初は微熱、咳だけですが、症状が悪化すると気を失うほどの熱になります。最悪、命に関わるほどになるでしょう。」 その時、じっと説明を聞いていた父親がケンケーンの方を見た。 「そ、それで。私にどうしろと。」 「もし私の知る病であった場合、広まる力が非常に強い。そこで村の人々に外出を控えるよう促して欲しいのです。」 「しかし、神父である私にそれを言っても仕方ないのでは。」 「私1人が喚いたところで誰も相手にしてもらえないでしょう。しかし…。」 じっと神父を見据えた。 外出を控えるという事に理解を示してくれた神父はすぐに行動に移り、村長宅へと向かってくれた。 これで拡散の被害を最小限に抑えることができるだろう、まずは一段落ついたと2人は帰途についていた。 「ケンケーン君。先ほどの話なんだが。」 その道すがら父親が口を開いた。 「私の咳も…なのかね。」 「恐らく。そして私も感染している可能性が高いでしょう。」 平然を装いながらケンケーンは答えた。 「そうか。君が今までどんな事を学び今日まで来たのか、私は知る由もないが…。今、私の中では思い過ごしであってくれと思うばかりだが、これは贅沢な事だろうか。」 「私もそう思ってます。これで私が要らぬ扇動をしたと謗りを受ける事になることが今の私の正直な欲求ですね。」 隣に居る若者はなぜもこう楽しませてくれるのか、父親は口元に薄っすらと笑みを浮かべた。 「ははは。君は面白い事を言うんだな。」 娘が連れてきたこの青年は村に居る同世代とは全く異なる思考を持っているようだ。 「心配しなくていい。君が思うようにやりなさい。」 父親はケンケーンの肩を叩いた。 「さぁ、次は何をするんだ。手伝えることは何でも手伝おう。」 「ありがとうございます。しかし、今はこれ以上何もできません。」 「これで終わりかね。君はこの病について知っているのだろう。」 「はい。」 「そうか、君がそう言うならそうなのだろう。」 そうして2人は家へと戻った。 その日からの村は外出する人影を見ず、侘しさだけが広がるようになっていた。 10日ほどして事態はいよいよ本格化した。 ケンケーンの悪い予想は自身の希望と相反して的中する羽目となり、村にある半分以上の家で何かしらの症状を訴えるという状況になっていた。 村の誰もが未曾有の危機に瀕し絶望感を抱いていた。 中には呪いだ悪魔憑きだと言う者も居たが神父や村長が奔走してくれているお陰で大きなパニックに至っていなかったのがせめてもの救いだった。 「この村はどうなっちゃうのかな…。」 窓外の景色に目をやりながらニュンは日に日に募る不安を口にした。 一方ケンケーンは教会から戻った日から外出をせずじっと待機しているだけだった。 「ケンさん。どうにかできないのかな…。」 流行り病であると見抜いた事もあり、何かしらの解決策はないのかと期待を寄せていたが、ケンケーンはずっと聖書を読んで日を過ごすだけで動こうとはしなかった。 「ねぇ…どうにも出来ないの。」 再びニュンが尋ねた。 「ん、あぁ…。今はな。」 いつもはっきりと物を言うケンケーンにが珍しく言葉を濁した事に気付いたニュンはそれからは何も尋ねることなくケンケーンが次に動き始めるのを待った。 それから2日後の朝の事だった。 1人の村の青年がニュン宅の扉を激しく叩いていた。 「村の外に知らない奴等が来て、ここの客人を呼べと言ってます。」 居間で聖書を広げていたケンケーンは家の外へ飛び出した。 「どんな奴等や?」 「女の人が先頭に居て、2・30人ぐらいの集団で…アンタを呼べと…。」 疑心暗鬼に陥っている村の青年の表情が青ざめている。 「心配あれへん。これで助かる。」 そう言ってケンケーンは村の入口へと向かった。 すると青年の言うとおりの集団が整然と待機していた。 「ケンさん。大変な事になってるみたいね。」 「ライラか。手紙は届いたようやな。しかし、危ない橋を渡ってもらって済まんな。」 「私だけじゃないわよ。暇そうなのを全員召集したわ、みんな手練よ。」 そう言うと続々と見覚えのある顔が現れた。 その顔ぶれはライラを筆頭にセイジ、レナータ、コウヒエ、シナティ、ウォルと偶然セビリアに居たメンバーを連れて来ていた。 「カミツレ、没薬と仕入れたばかりだったんだよね。」 「さすがコウヒエさん。先を見る目は商会一番だね。」 「レナータさんの言う通りですね、これも主の思し召しです。状況は逼迫しています。すぐに取り掛かりましょう。」 シナティの言葉に全員が頷いた。 そしてライラの号令で、後ろに控えていた医師団が苦しむ村人の診察へと向かった。 「よくもまぁ、これだけの人と物資を用意できたな。」 「お礼は商会長に言いなさい。色々と口を聞いてくれたみたいよ。」 「そうか。アイツは顔だけは広いからな。どうせ、俺は役に立たんとか言うて此処には来てないんやろ。」 ライラは笑った。 「ご明察。ところで後ろにぴったりと引っ付いてる娘さんは?」 何の事かと後ろを振り返るといつの間にかニュンが出てきていた。 「あ…ごめんなさい。何か難しいお話をされてるようで…。」 「まぁ、こんな時やけど紹介しとくか。」 その場に居たメンバーが期待した面持ちに変わった。 「俺の婚約者や。」 ケンケーンの言葉を聞いた途端、皆が揃って声を出した。 「やっぱりっ!」 予想外の反応を見てケンケーンは目を丸くした。。 他のメンバーは声を出して笑っている。 「やはり賭けにはならなかったわね。」 レナータは笑いを堪えようとして涙目になっている。 「なんや、なんや。お前等不謹慎やで。」 「あぁ、ごめんなさい。思ったとおりの展開についつい。さぁ、これで益々ゴールデン・ルーヴェの名を汚す事はできなくなったわよ。」 ライラのその一言で皆の顔がしきしまった。 「皆、準備は良い?行きましょう、主の御名にかけて、そして我々の面子にかけてっ!」 そうしてゴールデン・ルーヴェの面々も村の中へと入っていった。 1年後。 同じ村の教会でケンケーンとニュンは夫婦の契りを交わした。 商会メンバー、宿屋夫婦そして多くの村人たちが2人を祝福しようと駆けつけ、山村で行うものとしては不釣合いなほど賑やかな式だった。 式後の派手な宴会も終え人生最大のイベントをこなした翌日の朝、父親は平和を取り戻した村を眺めながら庭先でゆっくりとした時間を過ごしていた。 「義父さん、おはようございます。」 淹れたばかりのお茶を父親へと渡す。 「早いんだな。ニュンはまだ寝てるのか。」 「はい、まだ疲れが残っているようで。」 父親は口元を緩ませるとお茶へ口をつけた。 「今更ですが、1つお聞きしたいのですが。」 「なんだ、改まって。」 空いている椅子へ座るなりケンケーンは尋ねる。 「いきなり現れた私に対し、何も聞かずどうして娘さんとの関係をお許しになったのですか。」 「そんな事か…。」 父親は口元の笑みを崩さず言った。 「君は村の変事だというのに駆けつけてくれた。それに、心底から礼儀正しい。うわべだけの奴は2・3日もすればいずれボロが出る。君にはそれがなかった、それだけの事だ。」 「たったそれだけの理由ですか…。」 父親が語った理由に呆気に取られる。 「それだけの理由じゃ不満かね。新しい息子よ。」 「いぇ。」 「娘を頼んだよ。」 「何事にも変えましても。」 ちょうどその時、家の中から2人を呼ぶ声が聞こえた。 「さて、朝食ができたようだ。今日の昼には出るのだろう、しっかり食べていきなさい。」 「はい、ありがとうございます。」 セビリアへ向かう道を馬車が1台進んでいく。 「ねぇ、ケンさん。次はいつ戻れるかな。」 「せやな。機会あれば、やな。」 「あれ。あまり嬉しそうじゃないですね。私の村は嫌いですか…。」 「いぁ、実にええ所やで。ただな…。」 ケンケーンは真面目な顔をした。 「俺は標準語が苦手やねん。義父さん義母さんはええ人やけどな、めっちゃ疲れんねん。」 理由を聞いてニュンがくすくすと笑っている。 「せやけど、あの村はお前の大切な人が居る所や、なるべく時間を作らんとな。」 これだ、この優しさがニュンにとって最も大きな弱点だった。 じわりと起こる胸中の潤いを感じると、ニュンは手綱を引くケンケーンに体を寄せその頬に口付けをする。 「そんなケンケーンさんが、私は大好きです。」 馬車はまっすぐにセビリアを目指す。 そしてその背後からは暖かい陽の光が2人を祝福するように降り注いでいた。 (Amor torpe 終)
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/99.html
5月4日 商会イベント謎解き(アン・レーデ・コード)回答! 暗号1(交易品) まず、それぞれの町を英字表記に変換します。 サロニカ→SALONICA(SARONIC) チュニス→TUNIS ラグーザ→RAGUSA マラガ →MOLAGA ザダール→ZADAR 次にどの順番で移動したかを整理します。 サロニカが最初(1番目) チュニスが2番目 ラグーザが3番目 マラガが4番目 ザダールが5番目 最後に、何番目という所を再び英字表記に当てはめます。 暗号1の解答は「砂糖」でした。 暗号2(場所) まず、ヒント①に使われているゴールデン・ルーヴェを英字表記に変換します。 ゴールデン・ルーヴェ → GOLDENLOWE 次に、暗号表の中から「GOLDENLOWE」に使われている英字を探し出します。 そしてヒント②で示した「繋がり」という部分に注目し、探し出した英字を繋ぎます。 最後に、現れた英字を並べ直します。 暗号2の解答は「トリエステ」でした。
https://w.atwiki.jp/goldenlowe/pages/100.html
5/4 商会イベ問題 (ヒントは下段にあります) 暗号1 『サロニカを出航したとある提督が居た。出航後チュニスへ向かい、次にラグーザからマラガ、そして最後にザダールと移動しようやくある物を手に入れた。それは何か?』 暗号2 ヒントを手がかりに下の暗号表の謎を解け。 ヒント① 今回のイベントはゴールデン・ルーヴェの商会イベントである。 ヒント② このイベントを通じて皆の繋がりが強まれば幸いです。 #refhttp //www6.atwiki.jp/goldenlowe/?plugin=ref serial=32 暗号1ヒント ①町の名前を変換する。 ②移動順を以下のように整理する。 サロニカが1番目 チュニスが2番目 ラグーザが3番目 マラガが4番目 ザダールが5番目 暗号2ヒント ①GOLDENLOWE商会のイベントである。 ②大切なのは「繋がり」 ③7×7マスを1枠として、合計9枠の中で意味を持たない箇所がある。 ④1枠に1文字が隠れている。 ⑤形が似てるものがあるけど、正解は1つ。 解答編:(ネタバレ注意!) 名前 コメント すべてのコメントを見る 当日10時関空着でゴザイマス。 是非昼頃から遊んでいただける方 お願いいたします!! んでもって翌日は18時過ぎの関空発で ゴザイマス。 是非これまた遊んでいただける方 よろしくお願いいたします!! -- (kuragroove) 2010-02-08 19 25 09 欠席どすm(_ _)m -- (慶次) 2010-02-05 16 43 10 電話参戦する人数によりますが 少なくとも私は当日のタイミング次第なので 携帯の事は場所決めの要素から外して良いと思います。 -- (あむ) 2010-02-01 12 30 13 花心は確か携帯つながりにくいんじゃなかった? -- (裏) 2010-01-31 22 13 02 ど~もこんばんは。休み取れまして初参加いたします!! まだまったく予定たてておりませんが、当日朝の便で大阪着、 んで観光でもとw -- (kuragroove) 2010-01-29 21 48 41 Test -- (K) 2009-04-26 19 32 07 あ