約 120,324 件
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/1135.html
【作品名】野生のラスボスが現れた! 【ジャンル】小説 【世界観】このテンプレにはあまり関係ないため省略。 詳しくはルファス・マファールを参照 【名前】黒い竜(野生のラスボスが現れた!) 【属性】錬金術によって召喚された竜 【大きさ】宇宙すら飲み干す程にでかいとされているため単一宇宙並み 【攻撃力】大きさ相応の竜(獣)並み。 睨めば恒星が塵になり、吐息で数多の銀河が消し飛ぶ。 咆哮で宇宙に亀裂が走り、星々が分子に分解されて消滅する。 (分解攻撃×1) 膨大な質量が超重力を生み出し、空間をねじ曲げて破壊する。 (超重力+空間破壊×1) いずれの攻撃も射程は単一宇宙程度。 伝播する速度は反応相応の一瞬で射程範囲全てまで。 【防御力】大きさ相応の竜(獣)並み。 【素早さ】反応・戦闘・移動速度すべて大きさ相応の竜(獣)並み。 【特殊能力】特になし 【長所】シンプルに強い 【短所】アロヴィナスとの最後の戦いでルファスに呼び出されたがアロヴィナスに叩き潰されたため【備考】欄の原文で出番が終わった。 【戦法】常時超重力と常時空間破壊。 咆哮による分子分解もしながら体当たりしたり頑張る。 【備考】以下スペック及び非人類の根拠などの原文 下記の『嘲笑する虐殺者』とはあくまでルファスのスキル名であり、「黒い竜」の名前は不明であったため【名前】欄をこのように表記した。 「来い、根源を破壊せし者……錬成! 『嘲笑する虐殺者』!」 ルファスが手を掲げ、この宇宙を構成するほとんどを引き換えとした錬金術最大の奥義を発動させた。 虚空の彼方より現れたそれは巨大な……否、もはや巨大などという陳腐な単語では言い表せぬ黒い竜だ。 その巨体の前では龍ですらただの微生物に過ぎず、渦巻く体躯は宇宙すらも飲み干す程に規格外(でか)い。 睨むだけで恒星が塵となり、吐息一つで数多の銀河が吹き飛ぶ。 宇宙の根源に根ざし、世界樹を喰らい続けると語られる怪物の中の怪物。 それが女神を前に、宇宙全体に轟く咆哮をあげた。 「ルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!」 咆哮だけで宇宙に亀裂が走り、残っていた僅かな星々が分子にまで分解されて消滅した。 余りに膨大過ぎる質量が超重力を生み出し、ただ存在しているだけで空間すらも捻じ曲げて破壊する。 これぞまさに災厄。存在しているだけで宇宙を滅びに導く、破滅の獣。 だがそれを前にアロヴィナスはクスリと哂い――。 「可愛いですね」 ――軽くはたいて、抹消した。 それは余りにも呆気なさすぎる終わりであった。 先程までの圧倒的な存在感が嘘のように霧散し、ルファスの最終奥義が塵のように扱われる。 その光景に、さしものルファスもほんの一瞬ではあるが呆然とした。 参戦vol.9 399-401 vol.9 0400格無しさん 2024/02/13(火) 23 40 31.28ID W7r9gMr8 399 攻撃の射程は? 0401格無しさん 2024/02/13(火) 23 48 00.49ID 3TZiW9Xo 大きさが単一宇宙並みなので自分の体長と同じくらいとしたら単一宇宙程度かな あと伝播する速度とかも書いといた方がいいか 攻撃力欄修正 (省略) 0426格無しさん 2024/02/25(日) 15 04 07.27ID k+e8QIF2 黒い竜(野生のラスボスが現れた!)考察 単一宇宙並の大きさの竜+咆哮による単一宇宙規模の分子分解+単一宇宙規模の超重力&空間破壊+防御力・素早さ:大きさ相応の竜並 非常にシンプルな性能。戦法は常時超重力&空間破壊と分子分解。破壊宇宙の上位互換のような性能なのでその上を見る。 ○先代の創世神(野生のラスボスが現れた!) 常時空間破壊勝ち ○侵食異世界カイバーベルト 常時空間破壊で削って勝ち ×リヴァイアモン 丸呑み負け ○超神龍~来留間慎一 常時空間破壊勝ち ○エヴァ初号機(暴走) 超重力勝ち ○ゲッターエンペラー 常時空間破壊勝ち ×〈スパゲッティ・マン〉 あちらは単一宇宙×2規模に遍在するので削れない。増殖されて負け これ以上は大きかったり速かったりで勝てない。なので位置は 〈スパゲッティ・マン〉 黒い竜(野生のラスボスが現れた!)>ゲッターエンペラー
https://w.atwiki.jp/homuhomu_tabetai/pages/169.html
作者:u2spBwXE0 その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12 その13 その14 その15 その16 その17 その18 その19 その20 その21 その22 その23 その24 その25 その26 番外編 番外編2 番外編3 番外編4 番外編5 番外編6 番外編7 番外編8 番外編9 番外編10 番外編11 番外編12 ジャンル:あんあん さやさや でぶほむ ほむほむ まどまど まみまみ めがほむ りぼほむ 交尾 仔あん 仔さや 仔ほむ 仔まど 仔まみ 妊娠 珍種 生態 発情 自然 食物連鎖 感想 すべてのコメントを見る これ書いた作者の好みってはっきりしてるね とりあえずキュゥべえとほむらが嫌いってのははっきりした 「ほむ種」の設定についてスレの住人に大きく影響を及ぼした生態ものの代表作 この作品の設定が絶対的基準じゃないのは当然だが、ほむ種の設定を考えるとき一度は読んでおくべき作品
https://w.atwiki.jp/zatchbell/pages/1319.html
E-161 風を語りましょ イベント MP1 自分のターン 次の効果の両方を、この順で使う。この効果はジャマー効果で無効にならない。 ●自分のMPを3ふやす。 ●【ステイ】このターン中、相手の効果によって自分のMPがへることはない。 ティオ、しっかりつかまってね。 LEVEL 12 確実にMP補給できるので、次の術が使いやすくなる。 強力な術につなげ! コストとしてMPを1使うため、MP補給能力はE-003 ブリと変わらず、少々心許ない。 MPを減らされない効果もこのターン限定であるため、力不足は否めないと言える。 ジャマーで無効にされないという特徴こそあるが、MPを増やすならE-038 ティオの手料理やE-204 ファウードの栄養液、MP枯渇対策ならPR-038 心束ねてやE-177 ベートーベン交響曲第九番等、別のカードを優先した方が良いだろう。 なお、「この効果はジャマー効果で無効にならない」なので、ジャマーではないパティ《ケーキ強奪!》の効果までは防げない点に注意。 イラストやカード名からE-115 風を語ろうのセルフパロディと思われるが、あちらのような和やかなシーンではなく、ティオと大海恵がバイクで駆けつけるシーンが使用されている。 旧ルールにおけるテキストは以下の通り。 自分のMPを3ふやす。 このターン中、相手の効果によって自分のMPがへることはない。 この効果に対して「効果の割り込み」はできない。 効果でターン中のMP枯渇を防ぐ上、「効果の割り込み」によるこのカードの無効やMP枯渇の使用も防ぐ事ができた。 また、このカードを割り込みで使用する事によって、相手のMP枯渇を無効にする事もできた。 環境的に見ても、第12弾時点では旧ルールなので、MP枯渇魔本は有力な魔本の一つだった。 ウォンレイ《愛のために》やPR-038 心束ねての登場によりMP枯渇魔本の活躍に陰りは出つつあったが、今よりもこのカードが刺さりやすかった事に違いはないだろう。 収録パック LEVEL:12 金断の魔導 タグ:MP1 イベント 自分のMPを〇増やす 自分のターン
https://w.atwiki.jp/game_memo/pages/325.html
属性 名称 射程 レア度 最大Lv 召喚コスト 初期能力 能力MAX 単位能力 成長傾向 秘技 転生素材 売却価格 備考 攻 防 攻 防 攻 防 攻 防 名称 効果 野生 ■ スカルクラッシュ M N 20 2 100 90 900 750 450 375 早熟 早熟 - - - 300 野生 ■ スカルクラッシュ【極】 M N+ 30 2 384 264 900 750 450 375 平均 平均 - - - 450 野生 ■ ホークアイ M N 20 6 960 940 1510 2600 251 433 早熟 早熟 - - - 900 野生 ■ ホークアイ【極】 M N+ 30 6 1140 840 2250 3900 375 650 平均 晩成 - - - 1050 野生 ■ モーニングスター M N 20 8 1100 1100 2170 3100 271 387 平均 早熟 - - - 1200 野生 ■ モーニングスター【極】 M N+ 30 8 1320 1200 3230 4650 403 581 平均 早熟 - - - 1350 野生 ■ 艶鞭ウィッチテイル M R 40 12 1970 1570 3840 3740 320 311 早熟 平均 - - - 2100 【レアガチャ】第1弾 野生 ■ 金狼刃リュカオン M R 40 14 2520 2360 4440 3880 317 277 早熟 平均 大地の斧 野生攻↑3 - 2500 【レアガチャ】第2弾 野生 ■ 聖蟷斧マンイーター M R 40 15 3210 2410 5800 3710 386 247 平均 平均 - - - 2500 【イベント】勇者降臨 野生 + 槍牙煉 M N 30 8 1350 1100 3000 2150 375 268 平均 晩成 - - ファングアロー【極】 1200 野生 └+ 魔獣槍グレムリンレイア M R 40 8 1590 1360 4740 3395 592 424 平均 晩成 木葉の爪 野生攻↑1 業狩弓ビーストキラー 1300 野生 └■ 獣蓮槍グレムリンヘイム M R+ 50 10 1820 1540 5150 3990 515 399 平均 平均 森林の牙 野生攻↑2 - 900 野生 + 岩窟斧カトブレパス M R 40 11 1770 1970 3240 2970 294 270 平均 平均 - - 艶鞭ウィッチテイル 1950 【魔石コンプ】2 野生 └+ 鬼窟斧カトブレパス M R+ 50 11 2000 2190 5060 5130 460 466 平均 平均 防咒式[惨] 野生防↓3 ? 900 野生 + 神雷トゥールハンマー M R 40 15 1570 2040 3820 5270 254 351 早熟 早熟 - - 烈銃槍オベリスク 2700 【探索】19クリア 野生 └■ 轟神雷トゥールハンマー【絶】 M R+ 50 16 3450 4200 5360 6830 335 426 平均 平均 攻咒式[弐] 野生攻↓2 - 900 野生 + 伏竜剣・草薙 M R 40 18 3200 2940 4630 4820 257 267 早熟 平均 フェイスソング 中世防↑2 ? 2700 【レアガチャ】第3弾 バベルの魔砲&勇者降臨II 野生 + デイモンアクス M N 20 8 970 620 3050 2110 381 263 晩成 平均 - - ワームスレイヤー【極】 【イベント】バベルの魔砲 野生 └■ 冥翼アストラルアクス M N+ 30 8 1320 930 4640 3120 580 390 晩成 平均 獣王無尽 [B]一撃必殺 - 900 【イベント】バベルの魔砲 野生 + デイモンアクス【極】 M N+ 20 8 1480 930 4620 3340 577 417 晩成 平均 - - 新約実験【聖】ホークアイ 【イベント】バベルの魔砲【イベント】勇者降臨II 野生 └■ 聖賢冥翼マリグノ=タクフィ M R 40 10 3930 2000 - - - 野生 ■ 逆説skull.X.crasher M N+ 30 2 384 264 焔天魔陣 野生防↑4 - 【イベント】バベルの魔砲 野生 + 新約ホークアイ M N+ 30 6 1140 840 2250 3900 375 650 平均 晩成 聖なる風 野生防↓5 (新約系) 【イベント】勇者降臨II 野生 └■ 新約実験【聖】ホークアイ M N+ 30 8 1630 1260 3330 5550 416 693 平均 晩成 聖なる風 野生防↓5 - 野生 + 聖竜牙グラーシーザ M R 40 17 3300 2000 6000 4200 352 247 晩成 平均 聖なる風 野生防↓5 (同属新約実験系) 3300 【イベント】勇者降臨II 野生 └■ 聖黒竜牙グラーシーザ=ペリグロ M R+ 50 17 4240 3330 8750 6230 514 366 平均 平均 聖なる風 野生防↓5 - 900 野生 ■ 蒼聖勇牙グラーシーザ=ライゼンデ M R 40 15 3300 2000 6000 4200 400 280 早熟 早熟 聖なる風 野生防↓5 - 【イベント】勇者降臨IIランキング報酬 野生 ■ 聖剣・勇黒牙グラーシーザ=デリット M R+ 50 15 3770 2660 7370 5220 491 348 早熟 早熟 聖なる風 野生防↓5 - 【イベント】勇者降臨IIランキング報酬 野生 ■ 奔放ナル聖勇ノ牙グラーシーザ=カルマ【封隠】 M R+ 50 15 4240 3330 8750 6230 583 415 早熟 早熟 聖なる風 野生防↓5 - 【イベント】勇者降臨IIランキング報酬 天空の煌河 野生 ■ フェイタルブランド M N 20 7 780 750 2400 2480 342 354 早熟 平均 木葉の盾 野生防↑1 - 1700 【イベント】天空の煌河 野生 ■ フェイタルブランド【極】 M N+ 30 7 1180 1200 3600 3720 514 531 早熟 平均 木葉の盾 野生防↑1 - 2550 【イベント】天空の煌河 野生 + 星屑モーニングスター M N+ 30 8 1320 1200 星閃夜空 野生防↓5 (同属星屑系) 【イベント】天空の煌河 野生 └■ 綺羅星モーニングスター M N+ 30 12 1980 1800 4850 7000 404 583 星閃夜空 野生防↓5 - 【イベント】天空の煌河 最終更新 2011/11/18 12 14 47
https://w.atwiki.jp/mtg2384/pages/365.html
autolink 野生のナカティル/Wild Nacatl (緑) クリーチャー ― 猫(Cat)・戦士(Warrior) 野生のナカティルは、あなたが山(Mountain)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。 野生のナカティルは、あなたが平地(Plains)をコントロールしているかぎり+1/+1の修整を受ける。 1/1 《野生のナカティル/Wild Nacatl》をGathererで確認 《野生のナカティル/Wild Nacatl》をGoogleで検索 《野生のナカティル/Wild Nacatl》が使用された大会 取得中です。 カードテキスト転載元: Wisdom Guild 様 2011 / 09 / 20
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/5598.html
星語りの星獣(せいじゅう)キングゥ UC 光/水/闇/火/自然文明 (7) クリーチャー:ワールド・モンスター 6000 ☆☆ ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、カードを2枚引き、相手は自身のクリーチャーを2体破壊する。 ■W・ブレイカー 作者:赤烏 収録 DMW-21 「アルケミア編IV パンデミック・スター」34/55 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/2347.html
野生の掟 後編 24KB いじめ 自業自得 群れ ゲス 自然界 独自設定 惜しくも一つにまとまらなかった ありすが群れに加わってから少しばかり月日が経過ていた。 「ゆひい!ゆひい!」 ズリズリと音を立てながら、惨めに群れの近くの狩場を這いずり回っているゆっくりがいた。 元金バッジのとかいはなありすだった。 「こ、こんなのまちがってる!なんでとかいはなありすがこんなめに…」 誰にともなく文句を言いながら、狩りをするありす。 狩りといっても、ありすにはそこらへんに生えている、とても食えたような代物ではないまずい草を積むのが精一杯だった。 だがそれも仕方のないこと。ありすにはそのぐらいしかできることがないのだ。 「ゆうう!ゆっくりできないいいいいい!」 群れに住むことになってまず始めにありすを襲ったのは食料問題だった。 今まで食料は奴隷が持ってくるのが当然のことと思っていたありすは、そもそも狩りという概念がない。 長ぱちゅりーが何か言っていたが、そんなことをありすが理解できるはずもなかったのだ。 そのため、おうちで待っていれば、誰かがその内食料を持ってくるものだろうと思っていた。 だが、当然そんなことはなく、待てど暮らせど、誰も食料を運んでこない。 仕方なしに、おうちを出て村のゆっくりに食料を請求しに行ったところで初めて、みなが狩りというものをしていることを知ったのだ。 群れの広場では毎日狩り場についての情報交換が行われている。 どこどこには沢山木の実があった、あっちには虫さんの巣があった、むこうには特に食料になるようなものはなかった。 などなど、日々変化する食糧事情に対応するため、群れのゆっくりたちが情報を持ち合うのだ。 だが、極端に機動力が低く、行動範囲が狭いありすは、その話題に入ることができない。 提供する情報もなしに、一方的に有益な情報だけ得ようとする行為を他のゆっくりが許さないからだ。 まあ、仮に情報を得ても、ありすがそこまで到達できるかどうかは疑問が残るが。 そんなわけで、ありすが手にできる食料は、群れの周りに生えている誰も狩らないような、まずい草程度のものだったのだ。 だが、それすら、緩慢な動作のありすは、一日分集めるだけで精一杯である。 「はあ、はあ、やっとついたわ……」 少量の草を抱えて、ようやく自分の殺風景なおうちにたどり着くありす。 今まで人間の許で快適な室内暮らしをしてきたありすは、ゴツゴツとした地面では満足に眠ることも出来ず、 また自身を癒してくれる、クッションや家具の類も無いため、まったくゆっくりできていなかった。 が、しかしこんな狭く、何もないようなおうちでも、雨風が防げるだけ、何も無いよりも数段ましである。 もし長ぱちゅりーがこの場所を与えてくれていなかったら、ありすは群れに来た初日で恐らく永遠にゆっくりしてしまっていただろう。 「ゆうううう…どれいがもってきていたあまあまさんがたべたいわぁ……ううう」 目の前に積んだまずい草をぼんやりと眺めながら呟くありす。 当然ならがその辺に生えている草と、以前食べていたゆっくり用フードとは味も栄養も満足度も天と地ほどの差がある。 本来ならこんなまずい草など、口にするのも嫌なのだ。しかしそれでも空腹には勝てない。 ありすは、意を決するといつものように無理やり草を口に押し込む。 「むーしゃむーしゃ、ぐええええええええええ!ふしあわせええええええええええ!!!」 あまりの苦味に思わず吐き出しそうになるが、何とか堪える。 ただでさえ少ない食料だ。ここで戻してしまうわけにはいかない。 「ゆっ…ぐっ…うううう」 自身の余りにも惨めな境遇に思わず涙するありす。 それは自由を目指し、夢見ていたのとはあまりにも遠い生活。 「なんで…ありすはとかいはなのに、…きんばっじなのに…」 群れに訪れる前は、自分は誰からもうやまれる存在だと信じて疑わなかったありすだが、 今や群れで一番ゆっくりしてないゆっくりとして、みんなから嫌われているのである。 ありすとて、ただ黙って今まで過ごしてきたわけではない。 とかいはなゆっくりとして、認められるために群れのゆっくりたちに様々なアクションを起こしてきた。 だがそれらはことごとく失敗していたのだ。 あるときは、とかいの知識をいなかのゆっくりに教えてあげた。 とかいを知ることによりゆっくり群れのゆっくりがゆっくりできると思ったからだ。 「ゆふふふ!とかいにはね、でんとうさんがあって、よるでもくらくないのよ! それにて、れびさんというのもあって、そのなかでは、まいにちたくさんのおはなしがうつるのよ!どう?とかいはでしょ!」 「ふーん、それで?」 「えっ、えっと、ほら!とかいのはなしがきけてゆっくりできたでしょ!だからしょくりょうをちょうだいね!」 にっこり笑うありす。 だが群れのゆっくりたちは呆れ顔であった。 「わかるよー!たかりなんだねー!」 「そんなどうでもいいはなしよりも、むれのまわりのしょくりょうの、じょうほうのほうがずっとやくにたつよ!」 「じかんをむだにしたよ!みんなさっさといこう!」 ぞろぞろと去っていく群れのゆっくりたち。 こうしてありすは群れのゆっくりたちから無能なゆっくりと認識されるようになった。 またあるときは留守のおうちに忍び込み、とかいはにこーでぃねいとしてあげた。 自分がこーでぃねいとすることにより、ゆっくりできるようになると思ったからだ。 「ゆがあああああ!なんなのこれええええええええ!」 「あられいむ!どう?おうちをとかいはにこーでぃねいとしておいてあげたわよ! とってもゆっくりできるおうちになったでしょ! おれいはしょくりょうでいいわよ!はやくちょうだいね!」 「ふざけるなああああああああああああああ!」 ドン! 「ゆひゃあ!」 れいむの怒りの体当たりよって簡単に吹っ飛ばされるありす。 「にどとれいむのおうちにはいらないでね!まったくなにがとかいはだよ!ただたんにちらかしただけだよ! まだなにもしらないおちびちゃんだって、こんなめいわくなことはしないよ!」 ありすをなじるれいむ。 こうしてありすは群れのゆっくりたちから迷惑なゆっくりと認識されるようになった。 そしてまたあるときは、とかいはな愛を与えてあげようとした。 群れで一番狩りが上手いまりさに、すっきりを迫ったのだ。 「まりさあああああああああああ!とかいはなあいを、あたえてあげるうううううううううう!」 「ゆげげありす!なにをするきなのぜ!」 「きまってるでしょおおおおおおおおお!すっきりしましょおおおおおおおおおおおおお!」 「ふん!」 ドカ! 「ゆぎゃああああああああああ!」 まりさのぶちかましによって、やはり簡単に吹っ飛ばされるありす。 「ありすはばかなんだぜ!むやみにおちびちゃんをつくっちゃいけない、むれのおきてをわすれたのかぜ! だいいち、まりさはくちだけで、なにもできないありすと、すっきりするのはごめんなのぜ!」 「なんですってええええええ!こんなとかいはなびゆっくりをつかまえてええええええええええ!」 まりさの発言は流石にありすの癇に障ったのか、吹っ飛ばされつつも気力で起き上がるありす。 「たしかにありすは、びゆっくりなのかもしれないのぜ!でもそれだけなのぜ! しごともしないで、いえでふんぞりかえってるだけのつがいはごめんなのぜ! それにまりさは、だれかれかまわずすっきりしようとするびっちはごめんなのぜ!」 それだけ言うとさっさと、その場を去っていってしまうまりさ。 こうしてありすは群れのゆっくりたちから、誰彼かまわずすっきりしようとするゴミクズゆっくりと認識されるようになった。 「ゆうううう!こんな!こんなはずじゃあ……」 おうちで一匹嘆くありす。 だが嘆いたところで状況は何も変わらない。 明日も明後日も、群れ中のゆっくりに嘲笑われながら、ズリズリとまずい草をかみ締める毎日が続くことだろう。 どうしてこんなことになってしまったのだろう。自分はとかいはなはずなのに。 「むきゅ!こんにちはありす!ゆっくりしているかしら?」 ありすが一匹途方にくれていると、突然長ぱちゅりーがありすの元を訪ねてきた。 「ゆゆ!ぱちゅりー!いったいなんのようなの!」 「別に用ってわけじゃないけど、ちょっと近くを通りかかったから、様子を見にきたのよ。 どう?ありす?越冬の準備は進んでいるかしら?」 「………は?」 ありすは目をパチクリさせる。 越冬?何だそれ? 「ああ!やっぱりね!ありすは都会のゆっくりだから知らないんじゃないかと思って。 この辺は冬さんが来ると、あたり一面雪が積もって、まったく食料が取れなくなるの。 だからそのときに備えて、今の内に沢山食用を備蓄しておく必要があるの。 そうじゃないと、冬さんが来たときに、永遠にゆっくりしちゃうからね。 まっ、とかいはなありすなら、越冬用の備蓄なんて楽勝だと思うけど、念のために忠告しておくわ! 今のうちから食料を集めておかないと、あっさり死ぬから」 「………………」 「それじゃあね!ありす!言いたいことはそれだけよ!ゆっくりしていってね!」 いつものように、自分の言いたいことだけ一方的にしゃべり終えると、長ありすはどこかへ去っていってしまった。 その場に残ったのは、呆然と巣穴にたたずむありす。 越冬?なにそれ?え?備蓄?そんなの無理だ!でも集めておかないと死ぬって! え?死ぬ?死ぬの?このありすが?こんないなかで? いやだ!いやだ!いやだ!いやだ! 「いやだあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 ありすはようやく理解したのだった。野生というものの厳しさを。 数日後、 「みょん!たいへんだみょん!」 長ぱちゅりーのおうちに、みょんが慌てた様子で、入ってくる。 「むきゅ!どうしたのかしらみょん、そんなに慌てて。なにか事件でも?」 長ぱちゅりーが何事かと尋ねる。 だが、その様子は幾分か余裕が見られ、大体何が起こったか見当がついている風にも見える。 「みょん!あのしんいりのありすが、やまをおりて、にんげんさんのむらにむかったみたいなんだみょん!」 「あらそう、それは大変ね」 と、ぜんぜん大変そうじゃない風に言うぱちゅりー。 「みょん!おいかけなくていいのかみょん」 落ち付いた様子のぱちゅりーに問いかけるみょん。 「放っておきましょう。下手に追いかけて、複数のゆっくりが、麓の村に入ってしまうほうがまずいわ。 大丈夫よ、群れの掟を破った時点で、あのありすと、この群れはなんの関係もない赤の他ゆ。 それにこの付近特有の事情もあるしね。人間さんたちはそこまで狭量じゃないわ」 「みょん!そういえばそうだったみょん!」 安堵したような表情になるみょん。 「あのありすともついにお別れね。残念だわ。本当に」 そう本当に残念そうに言う長ぱちゅりーであった。 所変わってここは麓の村。 「おねがいします!ありすをかってください!ありすはきんばっじでした! きっとゆっくりできますから!おねがいしますうううううううううううううう! ああああああ!まっでええええええええええ!にんげんさんいがないいでえええええええ! もうやせいはいやなんですうううううううう!ゆっくりさせてえええええええええええ!」 ゆっくりたちが暮らしている森の麓にある村にて、汚らしいゆっくりが、必死に自分を飼いゆにしてくれと叫んでいた。 その姿は、髪はベタベタで、目はどんよりと曇っており、歯は所々掛けている。 栄養状態が悪いのか肌はガサガサであり、形も所々へこんでおり、見栄えも悪い。 唯一の長所は、ありすの特徴でもあるお飾りの赤いカチューシャに、何かを無理やり引き剥がしたような小さな傷が付いていることで、 それがかろうじてもと飼いゆだと判断できる材料だということだった。 が、それも些細な事。道行く人間たちの目には、このありすはさぞかし汚らわしいゆっくりに映ることだだろう。 「ほら、じゃまだよ!」 ドカ! 「ゆべろばああああああ!」 通行人の一人に軽く蹴られて、道の端っこに投げ出されるありす。 ちなみに、このときありすが踏み潰されなかったのは、通行人の優しさではない。 ただ単に、自分の靴や道がクリームで汚れるのが嫌だった。それだけが理由だ。 いつ通行人たちの癇に障わって、踏み潰されるともわからない状況。 だが、それでもありすは叫ぶのを止めなかった。 もう野生はいやだ!いなかはいやだ!せまいおうちは嫌だ!不味い草はいやだ! 帰るんだ!とかいに!帰ってまた以前のように暮らすんだ! 快適なおうちに、おいしいごはん!ああ!自分はなんてバカだったんだろう! 自らそんな天国のような生活を投げ出すなんて! もう二度と我侭なんて言いません!だから!だから!飼いゆにしろおおおおおおおおおおおおおお! 「おねがいですうううううううう!ありすをかいゆっくりにしてくださいいいいいいいいい! ありすはきんばっじでしたあああああああああああああああ!」 再び人が通る気配を感じたありすは、必死に自分をアッピールする。 その甲斐あってか、やってきた男は足を止めてありすを見下ろす。 「あん?」 「むきゅ?」 立ち止まった人間を見た瞬間ありすは、しめた!と思った。 この人間さんからは、どことなく都会の雰囲気を感じるのだ。きっとこの村の人間ではないのだろう。 しかも同じゆっくりであるぱちゅりーを連れている。ゆっくり好きな証拠だ。 さらに良い事に、この男が連れているぱちゅりーは、どこにもバッジをつけていないのだ。これはチャンスだ! 「にんげんさん!ありすをかいゆっくりにしてくださいいいいいいいいいい! ありすはとかいはなきんばっじでしたああああああああああああ! きっとそんな、ばっじなしのぱちゅりーなんかよりもずっとゆっくりできますうううううう!」 ここぞとばかりに自分をアッピールするありす。 特に、自分は金バッジであることを重点的に主張する。 が、しかしそんなありすの様子に男はまったく表情を変えることなく、 「ふーん、金バッジねえ…。てことはお前さん、もと飼いゆかね」 と、呟いた。 「むきゅ!あの、人間さん、言いにくいのだけれど、村内に野生のゆっくりがいるって不味くないかしら? その、協定的な意味で……」 側にいるぱちゅりーが恐る恐るといった感じで男に尋ねる。 「まあ、よくはないよな。でもまあ、ここら辺の村はある意味仕方ないっていうか… とにかくこいつみたいなゆっくりが協定を破って村にいても、とりあえずは大目に見ようって感じなんだよな」 「むきゅ?」 「ええっと、つまりさ……」 男が説明しようとしたその時、 「なにごちゃごちゃはなしてるのおおおおお!はやくそのげすぱちゅりーをすてて、 とかいはなありすをかいゆにしろおおおおおおおおおおおおお! ありすはきんばっじだぞおおおおおおおおお!そんなばっじなしとくらべるまでもないでしょおおおおおお!」 意味不明な会話をしている男とぱちゅりーに我慢できなくなったのか、ありすは声を荒げる。 その荒ぶるありすの様子を見ていた男は、やれやれとため息をつきながら、ひとまずぱちゅりーとの会話を中止し、 荷物から一冊の雑誌を取り出した。 その雑誌の名は『月刊ゆっくりマガジン』ゆっくりの専門雑誌だ。 男はその雑誌ををパラパラとめくり、の飼いゆっくり特集コーナを開くと、ありすに見せた。 「えっーと、これは単純に興味本位で聞くんだが、お前さんがつけてた金バッジってのは、このページに載ってるどれのことだい?」 「ゆ?」 ありすは、男に見せられた雑誌のページを凝視する。 そこには大小さまざまなバッジが掲載されていた。それぞれみな形が違うが、唯一の共通点として全てのバッジが金色をしていた。 なんだそういことか!と、ありすは唐突に理解する。 つまりこれは、人間さんがありすが本当に金バッジだったかを確かめるためのテストに違いない! そうとわかればなんら恐れることはない! 何故ならありすは、正真正銘の本当にゆっくりした、とかいはの金バッジだったのだ! 他のニセモノの金バッジなどに騙されるはずもない。 「ゆゆ!それ!それよにんげんさん!そのいちばんみぎしたのやつが、ありすのばっじよ!」 ありすは、以前自身がつけていたバッジを見つけると、すぐさま勢いよく主張した。 やった!これでありすが本当に優れた金バッジだったことが証明された。 これで飼いゆ間違いなしだ!人間は、あんなバッジなしのぱちゅりーなんかさっさと捨てて、ありすを飼うに違いない! ゆふふふふ!金バッジでごめんねーーー!さあ!はやくありすの金バッジを褒め称えなさい! 「あちゃー、これかー。これ最近参入してきたばっかの評判最悪の企業の金バッジだな。 なるほど、確かにこりゃ酷いわ。間違って買っちまった元飼い主はご愁傷様だなこりゃ」 「……………へ?」 男の予想外の言葉に目を点にして呟くありす。 「不思議そうだな。まあでも別に大した話しじゃないんだ。 ただ単純に金バッジにもいろいろ種類があってね、中でもお前のは最低クラスだったってだけの話だ」 淡々と真実を述べる男。 そうなのだ。実は一口に金バッジといっても様々な種類があるのだ。 初期の初期、ペットゆっくりというものが認知されはじめた当初は、バッジといえば男が所属する国営機関が正式な試験の元で発行する、 正規のバッジしか存在していなかった。 が、ペットゆっくりの需要が増えるにつれ、その利潤に目をつけた様々なメーカーがペットゆっくり業界に参入してきたのだ。 それら各企業は、独自ブランドと称して、自身たちで勝手に金バッチゆっくりを販売し始めたのだ。 それはさながら携帯などに様々な機種が存在するのと同じように、市場には様々なメーカーの金バッチが溢れる結果となる。 かくして、現在の飼いゆ業界は、様々なメーカーの金バッチが氾濫しているカオスな状況になっていたのだ。 そしてそれらの中には、金バッジとは名ばかりの、見栄えだけよくしたパチもんゆっくりもよく混じっていた。 特にこのありすが付けていた金バッシは、最低クラスの評価の、エセ金バッジともいえるタイプのもので、 男が所属している組織が発行している金バッチはもとより、他の企業が出している金バッチよりも遥かに劣るという、 詐欺まがいの代物であった。 もし、ペットショップで他の金バッジよりもやたら安いメーカーの金バッジを見かけたら、それはまず粗悪ゆだと見てまず間違いないだろう。 ちなみに今月号の『月刊ゆっくりマガジン』の、ありすがつけていた金バッジのメーカーに対する読者レビューは以下の通りだ。 ★☆☆☆☆(星一つ評価) 『最低の一言です。私は様々なメーカーの金バッジを見てきましたが、この金バッジほどひどいものはいまだお目にかかったことはありません。 恐らく見栄えのみを判定基準にして、まったく飼いゆとしての教育を行っていないのでしょう。 購入した時点で、すでに性格はゲスの一歩手前。飼いゆとしてごく普通の飼育をしたとしても、容易にゲス化してしまいます。 これからゆっくりを飼おうとしている人は、安い値段につられても、絶対にこのメーカーのゆっくりを買うべきではありません。 ゆっくりそのものが嫌いになってしまう可能性があります』 ★☆☆☆☆(星一つ評価) 『私は飼いゆっくりについては、まったくの素人で、初めて飼いゆを購入する際に、恥ずかしながら金バッジという響きと、 値段の安さ、それに見栄えのよさにつられてこのメーカのゆっくりを購入してしまいました。 そしてその結果は散々でした。 私が飼っていたのはありすだったのですが、どれだけごはんを与えても、感謝どころかもっとよこせといい、 部屋を散らかすので、それなりにひろいスペースを区切り、そこをおうちとして与えても、せまいせまいと常に文句をいっていました。 しかもそれだけならまだしも、散歩の時に人様のゆっくり相手に勝手にスッキリしようする始末。 段々このありすを飼っているのが苦痛でしかなくなっていき、一時期はゆっくり嫌いになってしまいました。 が、友人の勧めで、国営機関が発行している正規の銀バッシゆっくりのちぇんを飼って考えが変わりました。 このちぇんはきちんと礼儀正しいし、言う事もちゃんと聞くし、かわいいしで、前のありすとは天と地の差です。 飼いゆっくり初心者の方は、決して私と同じように値段に釣れられて、このメーカーのゆっくりを買ってはいけません。 きっと後悔します』 ★☆☆☆☆(星一つ評価) 『見栄えがよく、また成長段階でその見栄えを維持するために甘やかされたためか、非常に生意気で自尊心が強いので、虐待用として最適です。 ただ余りにも自我とプライドが強いので、種族にもよりますが、あまり子ゆっくりを欲しがらない傾向にあります。 そのため子ゆっくりを作らせて、親の前で虐待するプレイを楽しみたい人には不向きかもしれません。 え?このゆっくりは虐待用じゃないって? はは、そんな馬鹿な。こんなふざけたゆっくりを金バッジの飼いゆとして本気で売り出してるわけないでしょう? きっとこれは金バッシの虐待プレイ用のゆっくりなんですよ。 もしそうじゃないとすれば、消費者やゆっくりブリーダーの方々をバカにしてるとしか思えませんね』 と、まあこんな感じで評価一がずらりと並んでいる。 ここまで低い評価が並ぶ金バッジも珍しいものであった。 「むきゅ!人間さん!そこまでよ!そんなこといちいち捨てゆっくりに言うことじゃないわ!」 「ああそうね、確かに他ゆの素性を暴くなんて、あまり趣味のいいと言える行いではなかったな。 いやすまんね、お前さんがあんまり金バッジ金バッジ叫ぶから、どこのメーカーの金バッジなのかちょびっと気になってね。 まあ、悪かったよ」 素直に詫びる男。 男の言った事は全て真実だった。 別に惨めな捨てゆであるありすの、唯一の拠り所であった金バッジの優位性を否定して、 嘲笑ってやろうなどという意図は男にはまったくなかった。 ただ単純に、ありすの金バッジがどこのメーカーの物か、ふと疑問に思い、確認しただけだ。 その結果たまたま、それがそのへんの賢い野良ゆ以下のゲロカスバッジだったということが明らかになっただけの話だ。 「そんな!そんな…ありすは……」 金バッシは沢山ある?その中でも最低?じゃあ自分はとかいはじゃないの? いやそれ以前にもう人間さんには飼ってもらえない? じゃあどうするの?群れに戻る?無理だ!人間さんに飼ってもらえる様お願いする?だから無理だって! え?じゃあ、ありすはどうやってゆっくりすればいいの? ……む……り? 「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 突然奇声を上げるありす。 ありすは壊れた。自らの価値を知り、未来に待ち受ける絶望を知って。 心を深く閉ざし、ただ叫ぶだけの物になった。 そうすることがありすに残された、唯一の防衛手段だったから。 「よっと!」 ボスッ! 男は荷物から取り出した、ゆっくり捕獲用の麻袋の中にありすを放り込むと、声が漏れないように袋の口を固く縛る。 「別に虐めるつもりはまったくなかったんだがなぁ。なんか悪い事した気分だ」 麻袋をかつぎながらそう呟く男。 「むきゅ!人間さん、そのありすはどうなるのかしら?」 「どうもこうも、捨てゆっくりだからなぁ。保健所に送って、そのあと飼い主が見つからなければ処分されるんじゃないか」 「……そう」 うつむくぱちゅりー。 「ん?お前コイツに同情してんの?」 「少しだけ。ぱちゅだって、運が悪ければ同じような目に遭ってたかもしれないわけだし」 ためらいがちに言うぱちゅりー。 「いや、お前はこういう風にはならんとは思うけどな。 でもまあ、もしもを考えだしたらキリがないぜ。大切なのは今どうするかだよ。 てなわけで、さっさとこの先にある山の群れの視察に行くとするとしよう」 「むきゅ!それもそうね!」 そう言って男とぱちゅりーは山に向かって歩きだしたのだった。 所変わって再び山のゆっくりたちの群れ。 長ぱちゅりーはおうちで一匹、静かにゆっくりしていた。 考えているのはあの金バッチありすのこと。 今頃は人間さんの村に降りて、飼いゆにしてくれとでも頼んでいるのだろうか? バカなありすだ。 そういえばあのありす、自分は都会からきたとしきりに自慢していたっけ。 ふん、ばかばかしい。 この辺の森では都会のゆっくりなどそれほど珍しくもないのだ。 何故ならここは都会に一番近い山。 だからよく、あのありすのような元飼いゆが山に捨てられるのだ。 その多くはそのまま山を降り、人間さんたちの村へ向かう。 再び飼いゆにしてもらうためにだ。 そういった事情から、明らかに元飼いゆとわかるゆっくりが、麓の村に現れてもそれは協定違反とは見なされず大目に見てもらえる。 飼いゆが捨てられるなどの問題は、ある意味人間自身の問題だからだ。それを山に住んでいる関係ないゆっくりの所為にされても困る。 だから今まで捨てゆ問題は、この群れとは直接係わり合いのない問題だった。 だが、あのありすは人間の村に向かわず、何故かこの群れにやってきた。 すぐに追い返してもよかった。いや、実際にそうするべきだったのだ。 元飼いゆは、かなり高い確率でゲスだ。そんなのが群れにいても害でしかない。 しかし、私はこの群れに住むように勧めた。 何故か?一言で言えば癇に障ったのだ。 あのありすの世の中を舐め切った態度が、なんでもかんでもとかいはは、素晴らしいという根拠のない自信が。 自分から人間さんの元を出て行った?ふん、よくそう都合よく解釈できるものだ。 大方、我侭放題の態度に呆れられて捨てられたに違いないのだ。 そして、そんなありすの態度を見ているうちに、だんだん我慢できなくなってきた。 このふざけたありすに、野生で生きることの厳しさを叩き込んでやりたい。そう思った。 その行為は、はっきり言って何の意味もないことだとはわかっていた。それが何かを生み出すことは決してないだろう。 だがそれでも見てみたかったのだ。あのありすが現実を知り、絶望していく様を。 これは決して褒められた感情ではないだろう。ゲス的と言ってもいいかもしれない。 しかし、それでもやめらなかった。 簡単に死なないように、おうちを与えて、あのありすが、日々実践するとかいはな行為とやらを観察してやった。 私が自分から何かをすることはない。だがあのありすは、勝手に失敗し、勝手にゆっくりできなくなっていった。 そのマヌケな様を見て、私は思う存分ゆっくりすることができたのだ。 実にゲス的な行為である。だがその後ろ暗い感情を自覚しながらも、あのありすが日々弱っていくのを見る愉悦はたまらないものがあった。 しかし流石にもう頃合だろう。 群れのみんなから嫌われている汚物を、いつまでも群れに置いておくのもよくない。 若干名残惜しいが、そろそろお別れの時だ。 だから教えてやった。これから先、確実に訪れるであろう未来の事を。 案の定あのありすは血相を変え、そして数日後には群れのを抜け出し、人間さんの村へと向かった。 きっと自分を、飼いゆにしてくれるかもしれないという浅はかな希望にすがったのだろう。 まあそこから先のことは知ったこっちゃない。後は人間さんが適当に処分してくれるだろう。 ただ、唯一残念なのは、あのありすが村の人間たちに対して、飼いゆにしてくださいと、 ボロボロの姿で無様に懇願しているところを見れないことか。 きっと自分は元金バッジだったとでも言って、必死にアッピールしていることだろう。 そういえばこの群れでも同じように、やたら自分は金バッジだと強調していたっけ。 ありすがはじめて金バッジだと主張したとき、周りにいたゆっくりは驚いていたが、それはありすが凄いから驚いたわけじゃない。 ただ単に珍しかっただけの話なのだ。 「まったくバカなゆっくりね。野生の掟の前ではバッジなんて何の意味もないのにね」 そう一匹呟く長ぱちゅりー。 だがそのセリフとは裏腹に、ぱちゅりーのおうちの奥深くには、捨てきれない小さな未練として、銀色の何かが鈍く光っていた。 おしまい 以下全然読む必要のない後書き。 こんな拙い文章を最後までよんでくださってありがとうございました。 というわけで、元飼いゆっくりのお話しでした。 今回は、軽い話で行こうと思っていたので、ゲスな飼いゆが捨てられて酷い目に遭うというテンプレっぽい話を一つやってみました。 やはり王道はいいですね。そんなわけで、楽しんでもらえたら幸いです。 あ、それと、感想サイトのほうでいつの間にか、自分のスレができててビックリしました。 あれ?でもまだ十作も書いてないような……。投稿数が十を超えていればいいということなのかしら? まあ、とにかく立ててくださった管理人の方はありがとうございます。 と、まあそんところで、また次の機会があったときはよろしくお願いします。 ナナシ。 過去作品 anko1502 平等なルールの群れ anko1617 でいぶの子育て anko1705 北のドスさま 前編その1 anko1706 北のドスさま 前編その2 anko1765 北のドスさま 後編その1 anko1766 北のドスさま 後編その2 anko1845 お飾り殺ゆ事件 前編 事件編 anko1846 お飾り殺ゆ事件 後編 解決編 anko1919 とってもゆっくりできるはずの群れ anko2135 ぱちゅりー銀行 前編 anko2134 ぱちゅりー銀行 後編 anko2266 長の資質 前編 anko2267 長の資質 後編
https://w.atwiki.jp/gefrontier/pages/85.html
ルシフェル城:野生ソルティレグズ討伐 ボスの仕様上、特定の手段で攻略するとボスが即死します。 そのためソロでも非常に倒しやすいBOSSではありますが、 庭園の雑魚のゲーコスを処理できる程度の装備は必要です。 ドロップは決して美味しいとはいえませんが、クロマレシピが出ることがあるため 挑戦して損はないと思います。 悪魔防具レシピは出ません。 構成 あくまで例です。 ゲーコスを処理&ソルティのHPを1割程度削れる火力があればどんな編成でも大丈夫です。 盾+ジャック+エミetc 盾ファイターは建築中にゲーコスをひきつけて生きている程度でかまいません。 その為、ちゃんとした盾さえあればELルノでもまったく問題はありません。 空中スタンスのキャラでゲーコスのタゲをとる場合、盾キャラは不要です。 浮遊キャラにはゲーコスの攻撃は当たらないため、蜂にさえ気をつければ 装備面は特に留意しなくて大丈夫です。 メインアタッカーは低レベル家門の場合はジャックになります。 ソルティの攻撃は魔法攻撃のため、ジャックの建築なら低レベル家門でも普通に対抗できます。 ソルティが増援を出すまで耐えられる装備があるのであれば、 基本的にはどんな火力キャラでも問題ないです。 攻略方法 1.雑魚の処理 活性化していないソルティレグズは「少女」をいう名前のNPCとして A地点またはB地点に配置されています。 MAP中央経由で(左右の高台通路を通ると蜂が来るよ!)現地まで行き、 少女NPCに話しかける前に、まずゲーコスを処理してください。 この際マンドラゴラは無視して大丈夫です。 変な位置にあって攻略の邪魔な場合のみ処理して、それ以外は触らない方向で。 (足元に再POPとかされても困るので) 2.ソルティ活性化 建築での攻略の場合は少女の周りに建築物を配置しなおしてください。 ソルティの攻撃に巻き込まれないように、2キャラを壁沿いまで避難させてから、 1キャラだけで少女に話しかけます。 (ソルティの攻撃は痛いので、建築をしたキャラで会話しないよう注意してください) 活性化したソルティが建築にタゲを移したのを確認したら、安全な場所で見守ります。 話しかけたキャラは死んだらそのままでも大丈夫です。 生きているキャラにタゲが来ないようにだけ注意しましょう。 3.強制非活性化と、再活性化 ある程度ソルティのHPが削れるとソルティレグズが取り巻きの幽霊を放出しますので、 取り巻きがでたのを確認したら、周囲のすべての家門は別MAPにワープしてください。 間に合えばログアウトでも可です。この際、絶対に取り巻きを倒さないでください。 ソルティレグズの周囲にPCが誰もいなくなると、ソルティレグズは取り巻きを 出したまま非活性化して、逆サイドでNPCに戻ります。 A地点に最初にいた場合はB地点に B地点に最初にいた場合はA地点に移動するという意味です。 この際、新しくPOPしたソルティレグズのHPが1になります。 あとは再度少女に話しかけて活性化して、一発殴るだけです。 攻撃が一発でもあたれば即死します。 ドロップ 低確率でクロマレシピがでます。(2割程度) 5割程度の確率でELルブ現物が出ます。 ルノワール4着程度 ナラカの結晶 匠アクセレシピが、ほぼ100%ドロップです。 注意事項 この攻略法の場合、BOSS本体を倒した後も取り巻きがその場に残ります。 取り巻きが通行量の多いMAP中央などに漏れ出すと他プレイヤーの迷惑になる場合がありますので 取り巻きをトレインした状態でうろつかないで、取り巻きが出現したらその場でワープまたはログアウトをしてください。 正攻法で倒す場合は、BOSS削る>BOSSに再吸収される前に取り巻き倒す>BOSS倒す になります。 取り巻きは出現後一定時間でBOSSに吸収され、取り巻きのHPの分だけBOSSのHPが回復します。 この攻略の場合、BOSSが取り巻きからHPを吸収できないため、HPが1になっているわけです。タブン -- 名無しさん (2014-02-01 12 04 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/game_memo/pages/326.html
属性 名称 射程 レア度 最大Lv 召喚コスト 初期能力 能力MAX 単位能力 成長傾向 秘技 転生素材 売却価格 備考 攻 防 攻 防 攻 防 攻 防 名称 効果 野生 ■ ファングアロー L N 20 4 440 430 1510 1590 377 397 平均 晩成 - - - 600 野生 ■ ファングアロー【極】 L N+ 30 4 516 672 2250 2400 562 600 平均 晩成 - - - 750 野生 ■ ボーンバレット L N 20 6 600 610 1700 1900 283 316 早熟 早熟 - - - 900 野生 ■ ボーンバレット【極】 L N+ 30 6 720 1200 早熟 早熟 - - - 1050 野生 ■ ハンターボウ L N 20 9 1200 1210 3600 1990 400 221 平均 晩成 - - - 1350 野生 ■ ハンターボウ【極】 L N+ 30 9 1440 1680 5400 2980 600 331 平均 晩成 - - - 1500 野生 ■ 贅棒ひのきのぼう L R 10 8 1 1 99 99 12 12 平均 平均 木葉の爪 野生攻↑1 - 17231 換金用 野生 ■ 業狩弓ビーストキラー L R 40 9 1440 770 3370 2040 374 226 早熟 平均 - - - 1650 【レアガチャ】第1弾【スタンプ】8 野生 ■ 焔弩フェニックス L R 40 12 1240 2470 3720 5400 310 450 平均 晩成 - - - 2100 【探索】14クリア 野生 + 天翼銃ケラウノス L R 40 12 2270 1420 3570 2790 297 232 平均 平均 - - ? 2100 【魔石コンプ】3 野生 + 術式斧ルナ L R 40 12 1470 1340 3470 4240 289 353 晩成 晩成 - - 斬樹ダマスカス 2100 【レアガチャ】第1弾 野生 └+ 紫術仙斧ルナ L R+ 50 12 1700 1640 4700 5930 391 494 平均 平均 攻咒式[弐] 野生攻↓2 紫術仙斧ルナ 900 野生 └■ 紅術天斧ルナ【狂】 L R+ 50 14 2900 1550 5680 7020 405 501 平均 晩成 攻咒式[惨] 野生攻↓3 - 900 野生 + 聖棺装リヴァイブ L R 40 16 3780 2650 6040 3890 377 243 平均 晩成 森林の鎧 野生防↑2 ? 2600 【イベント】勇者降臨 野生 + 烈銃槍オベリスク L R 40 17 3430 3550 5090 4980 299 292 平均 平均 木葉の爪 野生攻↑1 巨剣エッケザックス 2700 【レアガチャ】第2弾 野生 └■ 冥陽銃槍オベリスク【宵】 L R+ 50 18 3940 3870 7420 7230 412 401 平均 平均 森林の牙 野生攻↑2 - 900 野生 + 深海神秘ハッピーアクアリウム L R 40 17 3690 4010 4320 5680 254 334 早熟 早熟 起死回生 [B]1名回復 術式斧ルナ 2700 【友達紹介】第2弾 野生 └■ 神月海秘ハッピーアクアリウム【真】 L R+ 50 18 4010 4790 5580 7420 310 412 平均 早熟 起死回生 [B]1名回復 - 2500 野生 + 魔竜煉槍リヴァイアサン L R 40 18 3020 3130 4360 5920 242 328 早熟 平均 防咒式[弐] 野生防↓2 ? 2700 【レアガチャ】第3弾 バベルの魔砲&勇者降臨II 野生 ■ ダークスピア L N 20 6 1160 1150 2110 2150 351 358 早熟 平均 - - - 【イベント】バベルの魔砲 野生 ■ ダークスピア【極】 L N+ 20 6 1160 1150 3180 3330 530 555 早熟 平均 - - - 【イベント】バベルの魔砲【イベント】勇者降臨II 野生 ■ 逆説bow.X.hunters L N+ 30 9 1440 1680 5400 3000 600 333 平均 晩成 焔凰飛翔 野生攻↑4 - 【イベント】バベルの魔砲 野生 + 新約ボーンバレット L N+ 30 6 720 1200 2550 2850 425 475 早熟 早熟 聖なる風 野生防↓5 (新約系) 【イベント】勇者降臨II 野生 └■ 新約実験【聖】ボーンバレット L N+ 30 8 1080 1800 3825 4275 478 534 早熟 早熟 聖なる風 野生防↓5 - 野生 + 聖棺装リヴァイブ L R 40 16 3780 2650 6040 3890 377 243 平均 晩成 森林の鎧 野生防↑2 (同属新約実験系) 2600 【イベント】勇者降臨 野生 └■ 冥聖棺装リヴァイブ=アゲイン L R+ 50 16 4220 3130 8150 4900 509 306 平均 晩成 森林の鎧 野生防↑2 - 900 天空の煌河 野生 ■ エンシエントパーツ L N 20 7 600 840 1900 2880 271 411 平均 平均 攻咒式[壱] 野生攻↓1 - 1700 【イベント】天空の煌河 野生 ■ エンシエントパーツ【極】 L N+ 30 7 900 1260 2900 4400 414 628 平均 平均 攻咒式[壱] 野生攻↓1 - 2550 【イベント】天空の煌河 野生 + 星屑ファングアロー L N+ 30 4 520 660 2250 2400 562 600 平均 晩成 天祈誕裂 野生攻↓4 (同属星屑系) 【イベント】天空の煌河 野生 └■ 綺羅星ファングアロー L N+ 30 6 780 1010 3540 3620 590 603 平均 晩成 天祈誕裂 野生攻↓4 - 【イベント】天空の煌河 野生 ■ 煌雅猟閃アクハト=グライス L R 40 16 2550 1790 4010 6580 250 411 平均 晩成 星閃夜空 野生防↓5 - 3500 【イベント】天空の煌河煌く渦星 野生 + 煌雅迅穿アクハト【邪欲】 L R 40 21 3440 3800 7830 5340 372 254 晩成 平均 天祈誕裂 野生攻↓4 ? 4500 【イベント】天空の煌河煌く舞星 野生 ■ 欲絶ナル煌雅アクハトAnatu L R+ 50 25 3800 3880 7920 8020 316 320 平均 平均 星閃夜空 野生防↓5 - 【イベント】天空の煌河煌く軍星 最終更新 2011/11/18 12 16 50
https://w.atwiki.jp/kasyuuallen/pages/19.html
3章:夢語り 重いまぶたをゆっくり開き、ぼやけた視界の中にいる人影を”ぼー”とした頭でも認識できた。なぜなら、それは・・・ 「もやし?」 「んっ、あ、神田起きたんですね!!」 段々と状況を把握してきた神田は、更に頭の感触で”ばっ”と起き上がった。 「俺が寝ている間、膝枕してたのかお前」 「そうですが、何かあったんですか?」 アレンの言葉で、アレンに(初めて)膝枕された神田は、少し嬉しくなった。 「今、コムイさん達はパーティーの後片付けしてますから、コムイさんをもう少し待っててください。だから、もう少し寝ていて下さい。」 アレンにそう言われ、渋々神田は、アレンの太股に頭をうずめた。 「このまま、女の子なんでしょうか?僕・・・」 「さあな・・・」 「ええ~!ひどいです神田!!」 苦笑しているアレンを見て、神田は「グイッ」とアレンの腕を引っ張り、唇を合わせる。 「・・・っ!」 強引だけど優しいキスをする神田に、アレンは更に恋心を寄せていく。唇が離れ、見つめ合う二人の沈黙を破ったのは、神田だった。 「俺は、お前が危険な時は、助けてやるし安心しろ!」 神田の言葉に感動したアレンは、クスクス笑う。 「神田のお姫様でいられるよう努力します。」 暖かい光が、二人を優しく照らす・・・甘い時間は、これからも・・・ ~END~