約 1,724,851 件
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6541.html
412 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 19 33.48 ID ??? 最近うちのサークルに困ったちゃんが入ってきた まともにルールを覚えない、ペナルティーを無視して判定する、ロプロレスでむりやりごり押ししようとする、 大声で威圧的に怒鳴り散らせば自分の意見が通ると思っている、自分が活躍できないと不機嫌になる、 ダイス目をごまかすなどなど もはや池沼レベルなんですぐに追い出したんだけど無理矢理押し入って参加しようとしてきて、それを 受け入れないと大声で騒いだりして邪魔してくる 大学のサークルなんで遊ぶ場所を変える事も出来ないし、こいつが騒ぐせいで学生課や自治会や他の部室棟の サークルから睨まれている それで現在サークルを潰して大学の外で別の鳥取を立ち上げようという話がでてる 414 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 30 33.50 ID ??? まさに困ったちゃんw こういう学生ってちゃんと就職できるのか心配になるな 415 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 33 18.65 ID ??? 412 学生課に睨まれるままにしとくんじゃなく、学生課に相談しろ。 418 名前:412[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 44 44.06 ID ??? 415 学生課に会長が相談したら、お前らもう子供じゃないんだから学生間のトラブルは自分で何とかしろと放置された 自治とほかのサークルもおまえ等の知り合いなんだからおまえ等がどうにかしろって感じ ウザイからどうにかしたいけど、困ったちゃんに関わりたくないみたい 学生課も自治もマジで使えねー 419 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 46 10.53 ID ??? 412 根回し→総会で改善を勧告→総会で除名 420 名前:取鳥族ジャーヘッド[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 53 32.82 ID ??? 418 学生課にはレコーダーもってって 「除名後逆恨みした当人によって不慮の事態が起こった際は『事前に学生課に相談したがこのように返された』と 警察に説明する必要があるので言質取りの為にもう一度お願いします」というと 態度が一変したり渋々協力してくれたりするぞ! 421 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 53 36.63 ID ??? 418 話し合いをしようにも相手が聞く耳をもたないから解決のしようがありません 相手が暴力に訴えてきたら責任とってくれますか?って言っとけ 422 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 18 57 01.86 ID ??? 412 大学なら警備員と学生課に、 「暴れてる人がいる」と、 サークルの名前出さずに全員で何回も通報しろ 学生課に「では警察呼びますので」と言ってやるのもいいかも 423 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 03 44.42 ID ??? 以前に報告された困の中に「自分は不当にサークルを追い出された、差別だ犯罪だ!」とか 学生部に怒鳴りこんだ奴が居たよーな。 それを踏まえると、 420 421の手段を講じておくのがベターかもね。 ただし、下手に学生課を敵に回すと厄介だから、事情を説明するときにある程度相手を立てておく必要があるが。 424 名前:銀ピカ[@温めてくれる秀吉もセット] 投稿日:2011/11/28(月) 19 05 56.68 ID ??? 警察って、民事不介入とかで助けてくれない偏見があるなあ。 (少なくともゲムの中だったら、そー裁定する。) もう相手よりも優秀な弁護士を雇うとかしかないんじゃあ? 425 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 09 39.14 ID ??? 423 もういっそサークル潰すか、って所まで来てるから、 学生課を敵に回すリスクも、あんま気にせんでいいような。 426 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 12 04.09 ID ??? ……学生同士のトラブルを解決するのが学生課の仕事じゃないのか? 427 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 27 37.45 ID ??? 426 敷地内での宗教の勧誘とかマルチ商法とかじゃないと対応してくれないぞ。 あとは奨学金とかの手続きとかの受付をするくらい。 428 名前:取鳥族ジャーヘッド[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 43 04.66 ID ??? 426 学生間トラブルへの学生課の不介入自体はふつー。 本来は学生自治会の領分なんだが、所詮強権は何も持ってないし 楽しい学生ライフをエンジョイする一環として参加してるのが殆どなんで 自分が嫌われたり怨まれたりする可能性のある個人単位のトラブルには実に役に立たない。 なので個人間の不仲を越えた警察の厄介になるトラブルの可能性を臭わせて 学生課が介入する案件の段階まで無理矢理引き上げる必要があるんだわ。 432 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 19 59 41.45 ID ??? 例えば学生課にサークル全員と困が呼び出されて、長々と事情を聞いてもらって、それで円満解決するってものでもないからな 本気なら「これ以上騒ぐと警察を呼びますよ」って言って、それで止まらないようなら本当に呼べば良い 勿論来た警察は何もしてくれないんだが、大体の奴はそれでビビっておとなしくなる 433 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 20 00 18.37 ID ??? 432 でもって その困が、ポリ相手にいきがってくれたら、むしろ好都合だしな 434 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 20 10 31.31 ID ??? まぁ何にしろボイスレコーダーはあると便利 435 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 20 15 16.31 ID ??? ※主にリプレイ用 スレ296
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/318.html
「やだって言ってんじゃん!」 さすがに千聖は私の手を払った。でも、こういう時の私は結構しつこい。あきらめずにもう一度胸に触ってギュッと力を入れてみると、千聖は唇を歪めて顔を逸らした。 私の手に添えられた手は、どうしたらいいのかわからないみたいに中途半端な力が入っている。そんなことぐらいじゃ、私の暴走は止まらないって、知っているくせに。 そのまま無言で胸を揉んでみる。クラスの男子がグラビアアイドルの胸の話とかで盛り上がってるのを、友達とバッカじゃないのって笑っていたけど、正直今ならその気持ちは少しわかる。柔らかい感触を求めて、手が止まらない。 「千聖・・・」 だけど、千聖は話しかけても反応してくれない。 あのエッチなDVDに出てくる人はこういう行為だけであんあん言って悶えてたけど、千聖はギュッと歯を食いしばって、固く目を閉じてるだけだった。 「気持ちいい?」 そこで、耳に息を吹きかけながら聞いてみる。これは不意打ちだったみたいで、千聖ののどがヒッと鳴った。 たしか、耳が弱いとか、腰が弱いとかえりかちゃんが言ってたっけ。恋敵にそんなことを教えられるのは悔しいけど、私はそれに倣って、耳たぶを甘噛みしてみた。 「やっ・・・!」 予想以上に大きい声。私の方がびっくりしてしまって、ちょっと顔を離す。正面に向き直った千聖と無言で見つめあう。 「な・・・何がしたいの、舞ちゃん。もうやめよう。おかしいよ、こんなの。ね、舞ちゃん?」 千聖はこの期に及んで、まだお姉ちゃんぶって私を説得しようとする。長い付き合いなんだから、わかってるはずなのに。そんなことされたら、私は余計に意地を張ってしまう性格だってことぐらい。 「大丈夫だから。」 私は千聖のスカートを捲り上げて、下着に手をかけた。 「は?大丈夫って、何・・・うわっ待って!それはやだ!本当に!待ってってば!」 ほとんど悲鳴に近い声。私は慌てて千聖の口を押さえた。千聖の表情が、困惑から怯えに変わっていく。ここにきて、やっと私が何をしようとしているのか具体的にわかったみたいだ。 「無理だって・・できないよ、無理だよ」 くぐもった声が、手のひらを通して伝わる。もう私に年上っぽく説得することもできないほど、混乱している千聖はかわいいと思う。だから、もう少し揺さぶりをかけてみることにした。・・・まったく、我ながら何て性格だ。 「・・・千聖、舞のこと嫌い?」 「え・・・」 「舞のこと嫌いじゃないなら、こういうのしたっていいでしょ?」 私はまた千聖にキスをした。口がポカンと開いていたから、今度は舌先がぶつかった。ぬるっとして柔らかくて、ぞっとするような快感を覚える。 「お願い、千聖。痛いことはしないから。少しだけ舞の・・・舞だけの千聖になってよ」 「舞ちゃん・・・」 千聖の目は黒目がとっても大きくて潤んでいて、わんちゃんみたいだと思う。優しく守ってあげたいような、めちゃくちゃに苛めてやりたくなるような、難しい気持ちが湧き上がってくる。 私は千聖の隣に横たわった。体の下で、手錠で繋いだ手が音を立てる。 「千聖、大好き」 そう言って、少し強引に足の間に手を差し入れる。千聖が力を入れる前に、指をソコにぴったりくっつけた。体のどの部分よりもあったかくて、胸とはまた違う柔らかい感触。自分にも同じのがついてるはずなのに、未知のものに触れるような緊張感を覚える。 「やだ、お願いだから、舞ちゃん」 「いいから」 “ちっさーって、舞ちゃんにはホント甘いよね。” 昔、栞菜がそんなふうに言ってたことを思い出す。その通りだと思う。私は、千聖が私のお願いごとに弱くて、強引に迫れば大抵言うことを聞いてくれることを経験上わかっていた。だから今、きっと、こんなひどいことを。 「ぁ・・・」 弱いってわかった耳を舌で弄びながら、あてがった指をゆっくり動かす。噛み締められた唇から、言葉にならないような声が溢れた。 「やだ、ち・・・ちさと、は、おもちゃじゃない・・・」 途切れ途切れな哀願の言葉も、私の行動を抑えることはできなかった。 「知ってる。」 「うそ・・やっ・・・だ・・・ひどい、舞ちゃん・・」 私は一旦手を止めて、千聖に顔を近づけた。 「だって、舞は千聖のことが好きなんだもん。一番好きなんだから、しょうがないでしょ」 「舞ちゃん・・・」 「そんなのずっと前から気づいてたくせに。いっつもはぐらかすんだもん、ずるいよ。」 今とっている行動はサイアクだけど、少なくとも私は自分に嘘をつくようなことはしていない。だから、千聖の顔をまっすぐ見つめ続けた。だけど千聖の瞳はこぼれそうな程揺れていて、私を捉え切れずにまたうつむいた。 「ねえ、千聖。続き、してもいい?好きなの、千聖のことが。だから、いいでしょ?」 「もっ・・何でそんな、勝手にさぁ・・・」 「千聖。」 「・・・わかったから、もう。いいから、早く」 千聖はそれっきりもう何も言わずに、抵抗もしないで、シーツに顔を押し付けた。 あきらめて、私の思うとおりにすると決めたらしい。 再び、私はそこをさすった。さっきよりも指に力を入れる。 「ぅ・・・」 荒い息。漏れる声。千聖が少し体をよじるたびに、髪の匂いが鼻をくすぐって心地いい。 やっとわかった。 私はきっと、ただ単に千聖とエッチをしたかったってわけじゃないんだ。 こんな風に千聖の自由を奪って、怖がらせて、プライドを傷つけるようなことをしても、それでも千聖は私を赦して、受け止めてくれるっていう確証がほしかったんだ。 ただ側にいられればよかった、純粋に好きだっていう気持ちだけだった頃には戻れない。その先を知ってしまったら、もうそれを求めずにはいられない。だから、せめて今だけは、私に囚われていて欲しい。 きっと、みんな驚くだろう。子供なコンビだと思っていた“ちさまい”が、こんな関係になっていたなんて。 だから今日のことは、誰にも言わない。恋敵のえりかちゃんにも。千聖もきっとそうするだろう。何だか罪を共有するみたいで少し嬉しい。私の気持ちを代弁するように、手錠がカチャッと音を立てた。 「ぁ・・・ま、い、ちゃっ」 千聖の足がビクッと跳ねる。恋人つなぎのままの手に、力が篭る。無意識に、ソコに添えられた私の手は動きを早めていた。 「だめ・・・もぅ」 「いいよ、千聖」 「あ・・・っ・・・・!」 2度、3度、千聖の体が跳ねて、急激に力が抜けていった。息を詰めていた唇から、言葉にならないような声が溢れる。 「千聖・・・」 あの日コテージで見た、“あれ”とたぶん同じ。千聖は力なく横たわって、虚ろな目でぐったりしている。 まだ私自身は知らないその感覚を、千聖の体に刻み付けてしまった。私の、手で。 そう思うと、自分がどうこうしてもらったわけでもないのに、私は満たされた気持ちを覚えた。お気に入りのぬいぐるみを抱きかかえる小さい子みたいに、ギュッと力をこめて、千聖を抱いた。 前へ TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/otassya2/pages/317.html
ちゃんちゃんこ (チャンチャンコ) 【特殊装備】 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 8 2.9 7 27 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 − − − − 装備可能 全職 装備区分 特殊装備 必要Lv 1以上 付与効果 魅力+12 備考 織田家の羽柴秀吉隊(奉行)の部隊アイテム 門外不出 秀吉が言うには「猿にはちゃんちゃんこ」らしい
https://w.atwiki.jp/aoari/pages/9308.html
ちゃんちゃんこ (チャンチャンコ) 【特殊装備】 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 8 2.9 7 27 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 − − − − 装備可能 全職 装備区分 特殊装備 必要Lv 1以上 付与効果 魅力+12 備考 織田家の羽柴秀吉隊(奉行)の部隊アイテム 門外不出 秀吉が言うには「猿にはちゃんちゃんこ」らしい
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/445.html
844 :あとがき:2009/08/07(金) 19 33 08.93 ID LqBOitnS0 「ねー和ちゃん。あの雲、肉まんに似てないー?」 「うーん、どうかしらね……唯の発想は独特で、ついていけないわ」 「ひどーい」 軽く頬を膨らませてすねてしまった唯に、私は「ごめんごめん」と謝る。 845 :あとがき:2009/08/07(金) 19 35 18.60 ID LqBOitnS0 今私たちは、桜が丘高校の屋上にいる。 そこで寝転がりながら、空を眺めているのだ。 「きょうは、きもちいいねー」 「ええ、そうね。春爛漫、といったところかしら」 「なーに、らんまんって? まんじゅうのこと?」 「ふふっ、違うわよ」 相変わらずの唯の抜けっぷりに、私は微笑む。 851 :あとがき:2009/08/07(金) 19 40 31.16 ID LqBOitnS0 隣で寝転がる唯は、「まんじゅうじゃないなら、なんだろう……どら焼きかな?」 などと、またしても私がついていけない思考をしているようだ。 「春爛漫っていうのは、明らかに春、というような状況を指すのよ。 他にも天真爛漫とか――」 「うーん、私には分かんないや。和ちゃんは、頭いいねー、すごい」 「そんなことないわよ。知っていることだけ、よ」 違うよ、頭いいよ、と続ける唯を見ていると気持ちが楽になるのを感じる。 855 :あとがき:2009/08/07(金) 19 43 58.06 ID LqBOitnS0 (そういえば……) 言っていて、気づいたことがある。 天真爛漫――それは、まるで。 (この子みたいね) 「どしたの、和ちゃん。私の顔に何かついてるー?」 「い、いや、別にそういうわけじゃないのよ。ただ、唯っていつもマイペースよねーって」 思った通りのことを、彼女に伝える。 それに対して、唯は 「うーん、まいぺーす、なのかな。そんなこと考えないしなあ」 ゴロンと転がって、私の方に近づいてきた。 858 :あとがき:2009/08/07(金) 19 46 56.13 ID LqBOitnS0 「私よりも、和ちゃんの方がそうなんじゃないのー?」 私に視線を合わせながら、唯は言った。 「そんなことないわよ。毎日、生徒会生徒会……忙しいったらありゃしない」 そこで、はあっとため息をつく。今は思い出したくないことだ。 最近、生徒会活動が活発になってきたせいか、生徒会室の雰囲気が少し 居心地の悪いものになっている。 会長なんて、瑣末なミスで役員を思いっきり叱りつけていたし。 そんな空気が嫌になっていた時に、唯に誘われたのだ。 「和ちゃーん。屋上行かない?」と。 860 :あとがき:2009/08/07(金) 19 49 14.99 ID LqBOitnS0 (……まさかそこでゴロゴロ寝転がる羽目になるとは) 最初、私は寝転がることに反対だった。 制服が汚れてしまうし、高校生にもなってすることではないような気がした。 「和ちゃん、きもちいいよー。一緒に寝転がろうよー」 ゴロゴロととても楽しそうに転がりながら唯が言うので 「……やってみるかな」 のってしまった、というわけだ。 多分、最近のストレスがそのような行為に駆り立てたのだろう。 861 :あとがき:2009/08/07(金) 19 53 29.43 ID LqBOitnS0 役員同士の軋轢、会長に対する不満―― そういったもの全てによって、だ。 「……唯のマイペースっぷりが羨ましいわ」 切実にそう思った。 軽音部に入ってからの唯は、とてもいきいきとしている。 そんな彼女と私は―― 「和ちゃんだって、まいぺーすだよ」 しかし。きっぱりと唯は言ってのけた。 「……え?」 「だって、そうじゃなきゃ私とゴロゴロ寝転がったりなんてしないでしょー?」 笑顔で、彼女はそう告げたのだ。 865 :あとがき:2009/08/07(金) 19 59 43.86 ID LqBOitnS0 「大丈夫だよ、和ちゃん。和ちゃんは、大丈夫だから」 おかしなセリフだなあ、と私は思う。 しかし、そのいつも通りのまったりとした声を聞いた時。 (……ああ) 気持ちが楽になるのを実感した。 唯はこういう子なのだ。だから、私は長年もの間、親友でいられるのだ。 その笑顔。その声。その台詞……そのすべてが、限りなく安心させてくれるから。 周りの人々を笑顔にしてくれる――そんな子、あまりいないのではないか。 ――キーンコーンカーンコーン 「あっ、お昼休み終わりだ! 和ちゃん、かえろ!」 ガバッと起き上がり、私に手を差し伸べてくれる唯。 そんな彼女の手を掴みながら―― 「……唯」 「なーに?」 「これからも、よろしくね。いつもありがとう」 「……こちらこそ」 869 :あとがき:2009/08/07(金) 20 15 58.91 ID LqBOitnS0 起き上がった私と唯は、しばらくの間手をつないでいた。 そうして、友情を確かめたかった。私と彼女の、だ。 屋上から出る際に、雲の合間から太陽がぽっかりと顔を出し…… 「あったかいねー、和ちゃん」 「ふふっ、そうね」 私たちの気分を、さらに晴れやかなものにしてくれた――。 FriendShip is beautiful……
https://w.atwiki.jp/miotasu48/pages/15.html
チームH 秋吉優花 → 穴井千尋 → 穴井さん 井上由莉耶 → ゆりやちゃん 宇井真白 → ましろちゃん・ろんろん 上野遥 → はるかちゃん 梅本泉 → いずみちゃん・泉たん (ちっちゃい泉ちゃん) 岡本尚子 → なおこちゃん 神志那結衣 → ゆい 兒玉遥 → るんるっぴさん・はるっぴさん 駒田京伽 → 太郎・ぴーちゃん 坂口理子 → りこちゃん 指原莉乃 → 莉乃・さしごろう(今度呼ぶ予定)・指原さん・指原 田島芽瑠 → ちゃんちゃんめるめる・めるちゃん 田中菜津美 → なつみかんさん 田中美久 → 松岡菜摘 → なっちゃん 矢吹奈子 → なこ・なこちゃん 山田麻莉奈 → ねーねー子どもーっ 山本茉央 → 茉央ちゃん 若田部遥 → わかちゃん(旧 若田部さん) チームKⅣ 伊藤来笑 → らいら 今田美奈 → ぞうさん・今田さん 岩花詩乃 → ぴのりん 植木南央 → 多田愛佳 → あいちゃん 岡田栞奈 → かんな 木本花音 → のんちゃん・花音さん 草場愛 → まなみちゃん 熊沢世莉奈 → せりちゃん・せりーぬさん・りーぬさん 後藤泉 → ボス猿(MCにて)・いーちゃん 下野由貴 → しもの(呼びたい)・しなもんさん・なもんさん 田中優香 → ゆうか 冨吉明日香 → あすか・あすきゃん・あすきゃたん 深川舞子 → 渕上舞 → まいちゃん 宮脇咲良 → さくちゃん 村重杏奈 → 村重さん・しげさん 本村碧唯 → あおちゃん(いつか呼びたい)・あおさん・あおいさん 森保まどか → まどまどかさん 研究生 荒巻美咲 → 栗原紗英 → さえちゃん・栗原ちゃん 坂本愛玲菜 → 筒井莉子 → 筒井りこちゃん 外薗葉月 → 山内祐奈 → ゆうなちゃん 山下エミリー→ エミリーちゃん・山下ちゃん AKB48 中西智代梨 → おもちゃ・ちよたん・ちよっさん SKE48 谷真理佳 → まりか その他 朝長母 → ママ・お母さん 美桜が自分自身を呼ぶ時 みおたん(甘えたい時)
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/138.html
「………千聖」 「さ、早貴さん? 声のトーンが低くなられ…」 「お風呂のお湯が溜まった頃だと思うから、先に入ってくれる?」 「で、でも、先程は私に入っていいか尋ねられ…」 「あたし外に出てくるね。鍵は持っていくから寝てていいよ」 「は、はい。で、では、先にお風呂頂きますね」 有無を言わさない態度とさっきの出来事で千聖はあまり強く出てこなかった。 ごめんね、千聖。明日にはいつもの[なっきぃ]に戻ってるから。 あたしは素早くパーカーと財布を手に取ると、鍵を持って廊下に出た。 英語はあまり得意じゃないけど……“It s show time♪” 身震いがして思わず後ろを振り返った。……すごく嫌な予感がする。 うちは運動神経はさっぱりだけど、危機察知能力はある方だと思う。 舞美の傍で幾度となく被害者(99%なっきぃ)を見てるから。 不意に『コンコン』という音が聞こえて、うちは部屋のドアを開けた。 そこにいたのは千聖と同部屋のなっきぃだった。 「どうしたの? 千聖は?」 「……その千聖のことで、えりかちゃんに相談しに来たの」 「とにかく入って。うち、先に荷物片すから」 「……急にごめんね。ありがとう」 俯いたなっきぃの姿を見て、うちは他のことに頭が回らなかった。 なっきぃが後ろ手にコンビニの袋を下げてることも なっきぃが入った後に鳴った『カチャッ』という鍵のロック音も……。 ベッドの上に並んで腰掛ける。 相変わらずなっきぃは俯いたままだ。見ると微かに手も震えている。 うちはなっきぃの左手を取ってそっと握ってあげた。 「……えりかちゃん」 「ん?」 「……千聖のことなんだけどね」 「うん」 ……あれ? 何かやばい? なっきぃが[千聖]と言った瞬間に悪寒がした。 気付けばなっきぃの左手はうちの手首をしっかりと掴んでいる。 「……正気じゃない千聖を受け入れてるって、どういうこと?」 「えっ?! 何でなっきぃがそのことを知って…あっ!!」 「……認めちゃったね、えりかちゃん。キュフフ」 前言撤回っ! うち、危機察知能力ないです。 普段は高いなっきぃの声の低さに身震いが止まらない。 「……コンビニって便利だね」 「な、なっきぃ? な、何するつもり?」 「……キュフフフフ」 なっきぃはコンビニの袋からビニール紐を取り出すと、 あっという間にうちを後ろ手に縛り上げて馬乗りになった。 「……えりかちゃん。八つ裂きって知ってる?」 「し、知らない」 「……フランスで使われてた最も重い死刑方法なんだって。 過去5件しか行われてないんだよ」 何でそんなこと、なっきぃが知ってんの?! そして何でそれをうちに話すの?! 「……日本にもあったんだよ。牛裂きって言うんだけどね。 両手足を2頭の牛の角に縄で縛り付けた後、違う方向に走らせて体を引き裂くの」 「そ、そうなんだ」 「……広海役のためにいろいろ調べたんだ。キュフフ」 キュフフ笑いをしながら、なっきぃは更に袋から何か取り出した。 一瞬、(柿の種っ!?)と思ったけどそれは柿の種ではなく、 「む、麦チョコ!?」 「……えりかちゃん好きでしょ。チョコレート」 「す、好きだけど何で麦チョコなの?」 「……流し込んで食べた方が美味しいと思って」 「は、はいっ?!」 聞いたことあるような台詞なんだけど。って、うちで実行するつもりっ!? 待って待って待ってっ!! 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/98.html
遠ざかるちっさーの背中を見送るなっきぃは、また落ち込んだ表情に戻ってしまった。 「何かごめんね。茉麻ちゃんも、友理奈ちゃんも。」 「あ、ううん全然。」 沈黙が訪れた。 なっきぃが涙目になってしまっていることに気がついて、私も熊井ちゃんも声をかけようがなくなってしまったのだった。 「私、千聖のために何にもできない。悔しい。」 なっきぃはキュートのまとめ役みたいなところがあるから、すごく責任を感じてしまっているみたいだ。 「なっきぃ、・・・千聖のこと、どうしてもうちらには話せないかな?」 思い切ってそう切り出してみると、なっきぃは明らかに動揺した表情で、瞳を揺らした。 「千聖のことも心配だけど、何だかまぁはなっきぃのことも心配だよ。 話して楽になるなら、そうしたほうがいいと思う。 ベリーズじゃ、力になれない?」 「そうだよ、なかさきちゃんが元気なくなるとつまんないよ。」 私たちはグループこそ違うけれど、同じキッズ出身の仲間で。 その大切な仲間達が何か抱え込んでいるなら、一緒に悩んで解決したいと思うのは自然なことだった。 しばらく考え込んだ後、なっきぃは険しい表情のまま、私と熊井ちゃんの顔を見比べた。 「ありがとう。・・・・・・・・・みぃたんに相談してみる。一緒に来てくれる?」 「みぃたん。」 みんながいる部屋に着くと、なっきぃはちぃと喋っていた舞美ちゃんを端っこに連れ出して、ぼそぼそと話しを始めた。 ところどころで舞美ちゃんが「えぇっ!何で」とか「でも・・・待って」とか結構な大きさの声で叫ぶから、だんだんとみんなの視線は2人の方へと集まっていった。 「茉麻、なっきぃと舞美ちゃん誰の話してるかわかる?」 私がなっきぃと一緒に帰ってきたからだろう、舞ちゃんがとても強張った顔をして、おそるおそる話しかけてきた。 誰の、と言っている時点で大方話の予想はついているのかな。 それでも私は千聖のために、今は知らないふりをしておくことにした。 「わかんない。ちょっと深刻そうな顔してるね。」 「ねぇ~まぁ。千聖どこにいったか知らない?」 今度は梨沙子と愛理だ。 「戻ってこないの。ケータイはおきっぱなしだし、ももと一緒にいるのかな?もものも電源入ってないんだ。」 あんまり不安そうな顔をするから、私はそれで、梨沙子がすでに千聖の件について何か知ってるということを悟ってしまった。 「千聖はもものところだよー。大丈夫だよ梨沙子。」 熊井ちゃんがそう答えると、梨沙子はほっとした顔になった。 「そっか、ももならいいんだよね、愛理?もう知ってるし」 「ちょっと梨沙子!シーッ」 「あばばばば」 普段はおっとりマイペースなくせに、熊井ちゃんはこういうのは聞き逃さない。 「なーに?ももと梨沙子は千聖のあの変な喋り方のこと知ってるの?」 「えっ・・・!」 「熊井ちゃん待って、その話は」 あわてて止めたけど、少し遅かったみたいだ。 依然話し合いを続けるなっきぃと舞美ちゃん以外の、キュートメンバー全員の視線がこっちに向けられた。 何も言わない。 どう切り出したらいいのかわからないんだろう、みんな黙って私と熊井ちゃんを見ている。 「・・・・・ねー!!!もう!!!なんなの今日!!!みんな内緒ばっかり!」 その時、空気が不穏になってきていた楽屋に、思いっきりテーブルを叩く音が響き渡った。 今日の不機嫌MVP、千奈美の爆弾が落ちた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34835.html
登録日:2016/07/21 Thu 1 58 26 更新日:2023/07/27 Thu 19 30 56 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 IT企業 いきのこれ!社畜ちゃん おっぱい ビタワン ブラック企業 プログラミング 漫画 社畜 社畜ちゃん 結うき。 「もうすぐ終電か・・・」 社畜ちゃんとは、Twitter上で連載されている4コマ漫画。 「いきのこれ!社畜ちゃん」のタイトルで単行本4巻が発売中。 原作はビタワン氏、作画は結うき。氏。 社畜ちゃんをはじめとした社員達がブラック企業で和気藹々と仕事したり 戦々恐々と仕事したり死屍累々を積み重ねたりするお話。 ※社畜を批判したり揶揄したりするような話ではないので注意! あくまでハートフル作品である。 ●会社 この作品の舞台となるIT企業、ブランクソフトウェア。 自販機のエナジードリンクが常に売り切れていたり終電と始発を即答させられたり 新人歓迎会が3ヶ月後に行われるなど素晴らしい会社である。 なお、残業代込みの年俸制であるため残業代は出ない。 ●登場キャラクター ・社畜ちゃん(佐倉 桜花) 主人公。プログラミング担当のエンジニア。むちゃぶりされてよく残業している。 社畜根性逞しい忠犬で、仕事を振られると断れず せっかく休みをもらえても会社が心配で、休日出勤するなど文字通りの社畜。 これでも昔は事あるごとに反抗していたらしいが・・・? 妹の小春がいる。 特技は栄養ドリンクのブラインドテスト。 普段のストレスが溜まってるせいか、酒を飲ませると先輩さんですら手に負えないほどヤバい…。 おっぱいがおおきい。 先輩さん 社畜ちゃんの先輩。あららうふふ系。 仕事がよくできる人で、唯一の弱点は朝に弱いこと。 しかし、度々繰り返される彼女の遅刻を叱っていた上司は、いつの間にか会社からいなくなっている。なんなんだアンタ。 仕事に疲れた社畜ちゃんや後輩ちゃんをぱふぱふしてくれる。 このぱふぱふをされた社員は、やる気がみなぎって元気よく仕事に戻っていく。ある意味社畜ちゃんが社畜たる元凶。 なお、男性社員にぱふぱふをしているかは不明。 後述の後輩ちゃんを「元気がいいから」という理由だけで鶴の一声で採用したのも彼女。本当になんなんだアンタ。 おっぱいがすごくおおきい。 ・後輩ちゃん(小鳥遊 ひより) 社畜ちゃんの後輩。無邪気で元気いっぱいの小動物系。 プログラムどころかパソコンの電源の入れ方すらわからないようなパソコン初心者であったが、 社畜ちゃんの教育により徐々に仕事ができるようになっている模様。 自分を可愛いと自覚している自意識高い系。先輩ちゃんのぱふぱふを目撃して社畜ちゃんにあらぬ疑惑を持ったことも。 表裏がないせいか疑問に思ったことはズバっと言う性格であり、 会社のブラックな風潮に(些か危ない目つきで)反論したことも。悪気はない、はず。 高卒であり社会人としても初心者であるためか、事あるごとに新鮮な反応を示す。 「自分にもあんな時期がありました(社畜ちゃん談)」 特技は人差し指だけで高速タイピング。 おっぱいはちっちゃい。 ・同期ちゃん(百瀬 桃華) 社畜ちゃんの同期。他の同期の人はみんなやめたらしい。 社畜ちゃん達の所属するシステム1課から作った製品を引き継いで運用を行うシステム2課に所属している。 社畜ちゃん達とは忙しい時期がずれるため、よく仕事をほっぽり出して社畜ちゃんの部署に遊びに来る。 しかし仕事の方はほぼ全ての作業を自動化させて一日の仕事を半日で終わらせられる謎の技術を持つ。 その代わり、社畜ちゃん達が繁忙期を抜けるとバトンタッチして忙しくなるようだ。 おっぱいはおおきい。 ・モブくん 社畜ちゃんの隣席にいるモブ男。 モブくんに限らず、この作品の男性キャラは全員その名前が書かれた目隠しが貼られており顔がわからない。 社畜ちゃんのおっぱいをながめたり、時間差で揺れるおっぱいを見たり、泥酔した社畜ちゃんに撫でられそうになるなどモブとは思えないほどの役得力を誇る。ちょっとそこ代われ。 反面見た目や性格はモブらしく普通オブ普通。 彼以外のモブは殆ど確認されておらず、同一人物かは不明。 ・上司さん 社畜ちゃんの上司。腹肉を蓄えたおっちゃん。 社畜ちゃんに仕事を投げつける人その1。まぁ上司だから当たり前か。 ブラック企業の上司キャラであるが、追加増員が来られず繁忙期を察した際に戦々恐々としていたり、社畜ちゃんの休日を振り替えたりと、この人自身はそこまでブラックではない。 ただし社畜ちゃんを「扱いやすいなぁ」と考えてはいる。 ・営業さん 他社と交渉を行う営業さん。営業らしく会話が得意。 社畜ちゃんに仕事を投げつける人その2。しかも明らかなむちゃぶりを平然と投げつけるため、社畜ちゃんにキレられ壁ドンされたことも。 関連アプリで「インフィニットランナー社畜ちゃん」、「社畜ちゃんアラーム」などがある。 前者の略称は「インフラ社畜」であって、間違っても「インラン社畜」と呼んではいけない。 後者は設定したアラーム以外にも、トップ画面の社畜ちゃんをお触りすることも…。 追記・修正は残業中にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 社畜ちゃんに業務命令でエロいことさせたい -- 名無しさん (2016-07-21 14 23 28) 入社三ヶ月後に新人歓迎会やるのはブラック企業のやることなのか。自分もされたけど、今知った。 -- 名無しさん (2016-07-22 19 06 04) あくまでハートフル作品である。 こういううたい文句の作品って大概面白くない。 -- 名無しさん (2016-07-22 19 45 43) ↑この漫画の場合heart fullじゃなくてhurtful(心を傷付ける)だから大丈夫 -- 名無しさん (2016-07-23 18 26 53) 女の子はすっごく可愛いけどそれ以外は、まぁ。頭からっぽにして女の子エロい可愛いという目で見ればいいんじゃないですか?(個人の感想デス) -- 名無しさん (2016-07-23 22 40 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/okaishonen/pages/92.html
リ ・一・リ<番外編もいいところの位置づけ作品ですので、結構エロ色強いかもしれません でも、これを読むときはマイケルジャクソンのスリラーを聞きながらをおすすめします 何でかってことは最後まで読んでもらえればわかってもらえると思います 九月に入って新学期がはじまったけど、相変わらず僕の生活は変わらない。 学校にいっては居眠りをして先生に叱られて、放課後になると℃-uteとして仕事をするため電車に乗って東京に行く。 いくら寝ても寝たりないくらいだから、しっかりと電車での移動時間も無駄にしない。 窓ガラスを枕にして、電車でも僕は夢の中へと落ちていく。 今日はいい夢が見られるといいな、なんて僕は期待しながら意識を閉じた。 「千聖、起きろ。もう時間だぞ」 ずっと寝ていたいくらいなのに、僕の睡眠の邪魔をする誰かの声が響く。 しかも手で大きく体を揺すってくるだけに、さすがに起きないわけにはいかない。 仕方なしにうっすらと目を開け、睡眠のお邪魔虫が誰か確認してみた。 「舞ちゃん、か。どうしたのさ。僕はまだ電車の中でしょ。だったら、寝ててもいいはずだよね」 「何言ってるの。ここはコンサート会場だよ。もうすぐ本番なんだからね」 「そっか。おかしいな」 ぼりぼりと頭を掻きながら、今いる場所を見まわしてみると、舞ちゃんのいう通りにここはコンサート会場だった。 あれ、おかしいや。 僕は確かに電車に乗って移動中だったはずなのに。 「どうした、そんな顔をしてさ。本番なんだぞ、本番」 「本番ってそんなに強調しなくていいって。わかった、シャキっとするよ」 頬が痛いのを我慢して眠気覚ましにと、僕は軽い力で何度もと顔をはたく。 これくらいしないとだらけきった頭が起きてもくれない、頑固な眠りなのだ。 こうすると、不思議と眠気も取れてばっちりと起きられる、はずなんだけど、痛みをまるで感じないのはどういうことなんだろう。 さっきからぼぉとする眠気も覚める様子がない。 まるでまだまだ夢の中にいる感覚なのだ。 「千聖、まだ眠り足りないって顔してるよ。そっか、コンサートなんかどうなってもいいんだ」 「ち、ちがうって。何言うかな。そんなわけないじゃん」 そうだ、そんなわけない。 僕を見に来てくれているお客さんだっているのに、その人たちをがっかりさせて帰したくはない。 ほっぺたをつねるくらいの痛みがないと、僕は起きられないのかな。 ここは痛みに耐えてでもつねって、頭をはっきりとさせないといけない。 僕はいたたたと声をあげながら、頬をつねったはず・・・だったのに、痛みを感じない。 「千聖は本当にダメだね。ようし、わかった。本番は本番でも、こっちの本番で起こしてあげるね」 舞ちゃんはあまりにも僕が居眠りしていたものだから、意地悪でもするつもりなんだろう。 悪戯を思いついたときのあの不気味な笑顔になった。 どうしたって言うんだ、僕は全身から冷や汗が出るのがわかった。 「千聖、舞もね・・・実は・・・男の子なんだよ・・・ほら」 舞ちゃんが男の子!? そんな馬鹿な、と僕が疑う余地もなく、目の前には男の子である証拠が舞ちゃんの股からぶら下がっていた。 次のページ→