約 1,724,731 件
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/778.html
627 名前: NPCさん 04/12/05 19 52 20 ID ??? これこそベテランマスター・・・なの?という例を見た。 【前提】 問題児PLは超自己中心的シナリオ破壊大好き厨PLとして有名。 いつも脈絡なく破壊に走る。 GM「依頼人が出てきます。彼が言うには・・・」 PL「斬り殺す。(勝手に判定)一般人相手だから多分命中、即死」(注:即死と決め付け) GM「では依頼人は血を流し流しながら最後の息で『先週出発した馬車が・・・」 PL「口が利けないように頭を踏む」 GM「そうすると依頼人の幽霊が出てきて『その馬車にはワシの娘が乗っておるんじゃが・・・」 PL「ターンアンデッド」 GM「彼の消えた後の床に血文字が浮かびます。『報酬は・・・」 PL「水ぶっかけて消す」 GM「そこからダゴンが湧いてきて文字を書き直しました。『どうかワシの娘を・・・」 PL「ダゴンってSWにはいないだろ」 GM「いますよ。この店で飼ってる名状しがたきネズミのダゴンちゃんです。で、『馬車のルートは・・・」」 万事この調子で進行。残りPLはゲラゲラ笑ってただけ。 誰も困ってないんだけど困った気分というかおもしろかったからいいというか 何か微妙な気分。 スレ44
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/3410.html
476 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/08(日) 23 50 41 ID ??? リプレイに関する困ったちゃんな思い出を1つ。 初めてやったTRPGがSWのキャンペーンで生まれが悪党のシーフだった。 悪党だからこれ位やるだろうといろいろと困ったちゃんな言動をしていた。 でも、リプレイを読んでこのプレイが不味いことに気が付いてプレイの 方向をかえたんだ。そうしたら、次のシナリオが俺の困ったちゃんな言動を あてにしたシナリオで突然行儀よくなったために事故ってしまった。 それでキャンペーン中に突然キャラの性格が変わるのは良くないし、 もう既に小悪党としてキャラが立ってるからこのまま行けとおこられた。 困ったちゃんをやめた為に困ったちゃんになってしまった話。 ちなみにGMは金に目が眩んで仲間を売り飛ばす事を俺に期待していたらしい。 そして、言動がそのままだったら間違いなく仲間を売っていた。 478 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/08(日) 23 54 31 ID ??? 476 事故ったのはGMの見込みが甘かっただけだろ…… とはいえ、その改心前にやった困ったちゃん行動をkwsk 箇条書きでよいぜw 483 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/09(月) 00 10 25 ID ??? 278 ・屋敷に忍び込んで極秘書類を盗んだ後に、何を盗んだかばれないよう& 逃げる時間稼ぎのために屋敷に油巻いて放火してにげた。 ・街中でスリ ・他の冒険者と競うシナリオで宿屋の親父に金を握らせて下剤をもらせた。 ・盗賊ギルドからの依頼(結構やばくて断られそうなやつ)をうけたのを 黙ったまま話を進めて巻き込んで、後戻り出来なくしてから実は・・・と 依頼をうけたのをばらす。 ・言葉を喋れる敵は基本的に捕まえて拷問。 ・シティシナリオで逃げる時に通行人を転ばして障害物にした。 いま思い出せるのでこんな感じ。 484 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/09(月) 00 11 58 ID ??? 483は 478へのレス スレ183
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/93.html
前へ 「りーさん。じゃなくて、りぃちゃあん!・・・・ちょっと違うわね。りーちゃん♪りーちゃ・・・」 しばらくぼんやり窓の外を眺めたあと、いきなり千聖は私の名前を呼ぶ練習を始めた。 り、りーさんだって。ププッ 真面目な顔で名前を連発されるのがおかしくて思わずフンッと鼻息を漏らしてしまった。 「ん?」 千聖が顔を近づけてくる。私は慌てて寝返りを打つふりでごまかした。 「暑いのかしら・・・」 目を閉じていても、至近距離で見つめられているのが気配でわかる。 何だか甘い匂いがする。とっても甘い、バニラみたいな。 多分これは私の好きな魔女っぽいブランドの香水だ。 そういえばさっき頭をゴーンとやってやった時も、ふわっと香っていたかも。 ちょっと高いし大人っぽいアイテムだから、まだ買おうか検討中だったのに、まさか千聖に先を越されてしまうなんて。 プロレスやスポーツじゃ千聖に負けていたけど、オシャレ関係は絶対私の方が詳しいし気を使っていたはず。 何か悔しいな。千聖、前はシャンプーの匂いぐらいしかしなかったもん。 「ずるい。」 「ひゃっ!な、なんだーりーちゃん起きてたの?びっくりしたぁ。」 ブランケットから目と鼻だけチョコンと出して、千聖を睨んでやった。 「りーちゃん倒れたって聞いて、心配だからあいりんと様子みにきたんだよ。・・・で、ずるいって何が?千聖が?」 「知らないもん。」 「何だよぅそれ~」 さっきとは表情も喋り方も全然違う。今は、私が一番よく知ってる千聖だ。 「今あいりんが飲み物会に行ってるからね。何かやってほしいこととかあったら言って?」 ・・・あぁ、でも笑い方とかはやっぱりちょっと違うな。何かお姉さんぽい。 「千聖、何でもしてくれるの?・・・・じゃあさ、悩み相談に乗ってくれる?ももと違って、本当に相談したいことがあるの。」 「悩みかあ。うん、私でよければ!」 私はゆっくりと起き上がって、ベッドに腰掛けている千聖の手を握り締めた。 「あのね、私、友達の内緒話を偶然聞いちゃって。」 「うん。」 「でもち・・・その子は私がまだそのことを知らないって思ってて、全然話してくれないのね。他の子は知ってることなのに。」 あれ・・・・。何か目がじわじわ熱くなってきた。 「でね、わ、私にだって、ちゃんと教えてほしいの。ずっと前からの仲間だし、できることがあったら手伝いたいのに。知らないふりするの、辛いよ。」 「りーちゃん。」 繋ぎあった私と千聖の手の上に、私の涙がポツポツと落ちた。 泣いたりするつもりなんかなかったのに、いちどあふれ出したら止まらなくなってしまった。 まともに顔を見たらもっとワンワン泣いてしまいそうだったから、おでこをゴチッとぶつけて歯を食いしばった。 「りーちゃんは・・・・その人のこと、すごく大切なんだね。」 「うん。私千聖のこと、大切だと思ってるよ。」 「・・・・・えっ・・」 あっ 千聖の手がピクッと反応した。 うつむいた私の目線の先で、柔らかそうな唇が、何かを言おうとしてるように閉じたり開いたりを繰り返している。 「あっ、と、えと、今、のは、あっ、ちがくてっ」 ど、どうしよう。 ゆっくりおでこを離すと、千聖と思いっきり目が合った。 千聖の目は不思議な色をしている。 黒目がとても大きくて、いつもきらきらしていて、私の憧れている魔女みたいに、全部を見通してしまうような魔力があるような気がする。 この目に見つめられたまま何か聞かれたら、きっともうごまかせない。 千聖の口が開く。 お願い、何も言わないで。 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/259.html
第2話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。幸せを学ぶために――』 “SETSUNA” 一日のお掃除の最後は、いつもこの部屋。 誰も住んでいない部屋は、決して散らかることがない。 でも――小さな埃も許したくなかった。 綺麗好きで、几帳面な子だったから。 お洋服や家具はもちろん、エンピツ一本に至るまで、全てを宝物のように大切に扱う子だった。 一日で一番悲しい時間。寂しい時間。そして――一番大切にしている時間。 ここには居ない、大切な娘と語り合う時間。 今でも、気を許すと涙が零れそうになる。家族に心配をかけているのもわかってた。 お父さんと喧嘩したことすらあった。 「あなたっ! 何をするの?」 「もう、片付けよう。この部屋を見るたびに君が悲しむのなら」 「何を言ってるの? そんなこと絶対にさせないわ! 帰って来たらどうするの? 親が帰りを待たなくてどうするの!」 どうして、こんなことになったんだろう。 初めは、ラブの真摯なお願いを聞いてあげたくて。困っている女の子の力になってあげたくて。 それがあの丘で出会った子であると知った後は、あの子を笑顔にしてあげたくて。ただ――それだけだったのに。 いつの間にか、こんなに――愛してしまった。 おとうさんやラブにだって負けないくらいに――愛してしまった。 本当の――娘になってしまった。 別れの日まで、あの子の前では泣かなかった。そんな自分を誉めてあげたいと思った。 その分、別れた後は涙が止まらなくなった。 あの子が自分を許せるようになった。自分の夢を、やりたいことを、幸せを見つけた。それは本当に嬉しい。 だけど……その夢を見届けたかった。 笑顔を……幸せな姿を見守りたかった。一緒に暮らして、力になりたかった。 どうして――もっとたくさんお話ししなかったんだろう。 どうして――もっとたくさん抱きしめてあげなかったんだろう。 胸に渦巻く寂しさと後悔。何度も何度も繰り返す自問と自責。 もっと、もっと、してあげられることがあったんじゃないかって。 そしたらずっと、たくさんの思い出を作ってあげることができたんじゃないかって。 でも――しょうがないじゃない! こんなに……別れが早く来るなんて思わなかった。 せっちゃん、あなたはまだ何もわかっていない。 せっちゃん、あなたはまだ、本当の幸せを何も知っていないのよ。 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。幸せを学ぶために――』 せっちゃんのお茶碗。カップ。お箸。何一つ片付けてはいない。 あの子がここで暮らした痕跡。私たちの家族であることの証。 何より、待ち続けていれば……いつかまた会えるかもしれない。帰ってくるかもしれない。 そのための願掛けだった。 ふと、買い物袋に目が行く。 切花のスズランを買ったのを忘れていた。五月の代表的な花。花言葉は“幸せの訪れ”。 玄関の花瓶を手に取る。一度洗ったほうがいいかしら? 背を向けた瞬間に、勢いよく扉が開いた。 「ただいまっ! おかあさん。あのね、あのね」 手から花瓶が滑り落ち――砕け散る。そんなものに、関心を払う気にすらならなかった。 いつも以上に元気に帰ってきたラブ。 その声すら耳に届かなかった。 ラブの後ろに、隠れるように控えめにたたずむ女の子。恥ずかしげにそっと浮かべる優しい笑顔。 「ただいま、おかあさん」 「…………………………」 言葉が出なかった。目にしているものが信じられなかった。 次の瞬間には、体が勝手に動き出した。混乱した頭を、置き去りにして。 素足のままで駆け寄って――抱き寄せた。 「おか……えり……なさい。せっちゃん」 「おかあさん。おかあさん。ごめんなさい……ただいま」 震える声で、それだけを言った。 言葉にならない嗚咽を繰り返した。謝る娘を、さらに強く抱きしめる。 恥ずかしいとか、大人気ないとか、そんなこと何も考えられなかった。 ただ、この腕の中のぬくもりだけを感じたかった。確かめたかった。 「おかあさん」 ラブが優しく声をかけて私の肩に手を当てた。 「そうよね、ごめんなさい。こんなところで」 せっちゃんの手をしっかり握って、部屋の中に入った。 ラブの入れてくれた、温かい紅茶を飲んだ。少しだけ気持ちが落ち着いてきた。 久しぶりに使われる赤いコップ。そんなことにすら感動で胸がいっぱいになる。 「ラビリンスの様子が少し落ち着いてきたんです」 娘はゆっくりと話してくれた。 元々、科学技術レベル、教育レベルの極めて高い国家だった。 高い専門知識を持つ者に囲まれて、急速に復興を遂げていった。 管理を解かれた市民は、すぐに自我を取り戻し自分で考えて行動することを望んだ。 メビウスの管理支配から解放された市民は、元幹部で解放者でもある三人を英雄として歓迎した。 しかし、新たなる支配を恐れ、その言いなりになるのを良しとしなかった。 せつな自身も支配階級を望んでいたわけではない。何かささやかなことでもいいから、人々の幸せの手助けをしたいだけだった。 だけど、元四大幹部でプリキュアの一人。その影響力は大きすぎた。結果、治安維持くらいしかすることがなくなってしまったのだ。 「それに、ウエスターとサウラーが……」 「ここはもういい。ご苦労だったな、イース。すまなかった」 「後は僕達に任せたまえ。異空間通信機を渡しておく、何かあれば連絡しよう」 「でも、あなたたちだけに……。私だけ…………」 受け入れたい感情。断るべきと訴える理性。頭の中がぐちゃぐちゃになる。 「お前の気持ち、気がついてないと思ったのか? サウラーとずっと相談していたんだ」 「それでも納得いかないなら、学んできたまえイース。あの世界には我々の知らない、忘れてしまった幸せが満ちている。それを学んできて、持ち帰って欲しい。これが次の任務だ」 そして、空間ゲートをくぐり、また四ツ葉町に戻ってきた。 「そうだったの、ご苦労様。それじゃ、また当分ここで暮らせるのかしら?」 「はい、おかあさんとおとうさんさえ良ければ」 また涙が溢れてくる。誇らしい娘を、今度はそっと抱きしめた。 お話は半分も理解できなかった。話せないこともあるのだろう、遠まわしな表現も多かった。 ただ、愛しい娘が精一杯がんばってきたんだってことは、十分に伝わってきた。 「いいに決まってるでしょ。ここは、ずっと、ずっと、あなたのお家よ」 一緒に二階の部屋に上がる。 何もかもそのままの、綺麗に整えられた部屋。 さっきまで寂しげに見えた部屋が、今は幸せの象徴みたいに感じられた。 「ありがとう、おかあさん」 「当然でしょ、私の娘なんだから。いつ帰って来ても不自由なんてさせるものですか」 「あゆみ! せっちゃんは!!」 バタバタと階段を駆け上る音。滅多に聞けない、怒鳴ってるような声。 さっきメールを入れておいたのだ。 「おとうさん!」 せっちゃんはお父さんに抱きついた。ただいま、ごめんなさいって何度も何度も繰り返した。 こんなに、感情を露にする子じゃなかったと思う。どれほど苦労してきたのだろうか。 「お帰り。よく帰ってきたね、せっちゃん」 仕事を抜け出してきたらしい。ひとしきり説明を聞いたら、すぐに会社に戻って行った。 「せつなっ!」 「せつなちゃん!」 美希ちゃんと、祈里ちゃんが家にやってきた。 今度はラブが連絡したんだろう。 わたしもそのつもりで、パーティーの用意をしておいた。 もう少ししたら、レミさんや正さんや尚子さんも来るだろう。 そちらにはわたしから連絡しておいた。 抱き合う娘達の邪魔をしないように、お祝いの準備に取り掛かった。 そうだ、学校にも連絡しておかなくちゃ。 すでに新学年の授業が始まっている。 学力の高いせっちゃんなら大丈夫だろうけど。 こんなことを、思い巡らせるだけで心が躍る。歌いだしたいような気持ちになる。 「ただいま、待たせたかな」 「おかえりなさい。準備ができたところよ」 おとうさんが息を切らして帰ってきた。 お帰りなさい。お仕事、手に付かなかったでしょ? お疲れ様。 「「お邪魔します」」 「お邪魔しま~す」 レミさん、正さん夫妻もやってきた。 「いらっしゃい。入って、入って」 最高の笑顔で招き入れる。 たっぷりのご馳走も用意した。 今夜は楽しくなりそうだ。 ううん、今夜から――だ。 再び戻ってきた幸せ。愛する家族と共に過ごす毎日。 これから大変よ、せっちゃん。 幸せ、勉強したいんでしょ。 手加減なんてしてやらないんだから、覚悟しておきなさいね。 おかえりなさい、せっちゃん。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4472.html
初代管理人最後の置物。 困ったちゃんスレにおける著名なキャラクター、用語などを集めて適当な説明を加えてみました。 かなり大雑把な作りですが、基本的にスレ住人の皆様による追加を期待しておりました。 「この紹介文はこうした方がいいんじゃないか?」 「俺のお気に入りの困ったちゃんがいないじゃないか!」 そう思ったらどんどん追加していってくれ! という趣旨にて作成予定でした。 なんというか、スレのテンプレの拡大版、スレ住人で作る困ったちゃん大事典とでも思っていただければ。 実はPCがぶっ壊れたんですが、ファイルがかろうじて生き残っていたので、あげてみました。 もし邪魔だったら遠慮無く消してください。 MKP アップルちゃん あひいいいいいいいいい アブドバ 依頼を受けたのが失敗でしたねw 永久堕落の先輩 勘痴☆ガイ紳士 巨人教神官 愚痴スレ 固定値9の先輩 コリエロ 実演 人格優良師範 太史慈 ダゴンちゃんGM 千早神牙 厨引力氏 都築アンデルセン デスノート君 ハムスレイヤー(従妹ゲットの人) 人見月 フロストジャイアント姉弟 粉塵爆発・水攻め丸 報告者困認定厨 ほのぼのクズ野郎 まりょっぷらー先輩 まわりはみんな敵氏(ハダカ王国の勇者氏)? ムギャオー ルーチェ・クライン MKP 初出 04/06/08 スレ19 各スレ最高の困ったちゃんに贈られる称号。Most Komattachan People。 もちろん元ネタはスポーツ界における最優秀選手(MVP Most Valuable Player)。 よく間違えられるがMPKではない。 困ったちゃんスレ2スレ目から脈々と伝わる 前スレ随一の困ったちゃんを次スレに貼る、 という伝統とMKPという単語が融合し、現在の形になっていった。 具体的にどの時期からMKPという呼称が定着したかは、定かではないものの、 語源としてはこの報告が最有力視されている。 投票が行われることもあるがそれはMKPを保証するものではなく、最終的には次スレに貼るものが一存で決定する。 最近はあまり次スレに貼るという行為自体が行われず、またMKPに求める困レベルが必要以上に高くなったこともあり、MKPのいないスレも増えてきている。 アップルちゃん 初出 2001/01/22 コンベンションで見かけた強烈キャラ 車で運ばれたその先には当時珍しかったパソコンに向かい、「FOXY」を一心不乱にフロッピー突っ込んでプレイしてる巨大風船デブが一人。 運転手がマスター。プレイヤーは俺とその風船デブ。 困ったちゃんスレ紀元前より存在する伝説の厨PC。そのためMKP歴はない。 初報告も古いが、事件が発生したのはさらに遡ること10年、まさに伝説である。 3スレにてその伝説が掘り返され、次スレより初の殿堂入り。伝説の厨PCとしてテンプレの一部となる。 現在でも「困神」と他の殿堂入り困ったちゃんと別格の扱いをうけている。 システムはD D。レベル12だか15だかのパラディン様。常にちゃん付け。 魔剣エネミースレイヤー(色々+5に回復とかレジスト付インテリジェンスソード)と ホワイトドラゴンが変化したスーツアーマーに身を包む。(飛行能力・液体化・火炎抵抗の能力を持つ) 友達以上恋人未満の魔法使い ダークシュナイダー がいる。 あひいいいいいいいいい 初出 11/09/06 スレ282 うどんみたいな触手に襲われ「[[あひいいいいいいいいい]]」とかの台詞までついてんの オンセだったんでPLBの表情は見えないが洒落のわかる男だったんで、その絵にクリムゾン(劣化)と上書きして再度アップした 他人のキャラで勝手にエロ絵を描き、馬鹿にされたら即ムギャオー、と報告自体は今までにもあったような報告だったが、 困ったちゃんがエロ絵に入れたセリフ「あひいいいいいいいいい」と、 報告者が似ているのをコピペしたという呪われたようなAAが抜群のインパクトを発揮、スレ住民を爆笑の渦に包みこんだ。 その後、この言葉を他の場面で使用する例として ・ 想像を超えた困に遭遇して言葉が出ないとき ・ 箪笥や本棚のカドで、足の指を強打したとき ・ ボールが転がってきたので、裸足+サンダルなのを忘れてサッカーみたいに蹴り返したとき という意見が出た。 この迷言が第二のムギャオーとなる日は来るのだろうか。 アブドバ 初出 04/11/06 スレ39 君が部屋に入るとすでに[[アブドバ]]は死んでいた。と 君が部屋に入った刹那、銃声が響き渡る。凶弾はアブドバのぬめを射抜き~ だとPCの感情への訴え方にも違いでると思うしさ。 GMが殺そうとしているNPCを助けるのはいかがなものか、という趣旨の雑談から不意に生まれたキャラクター。 ぬめを射抜かれる という謎の誤字が住人に絶妙なインパクトを与え、次スレでも話題が続くこととなる。 最終的にシナリオの展開上で死ぬことが確定しているNPCの総称と位置づけられ、と卓上ゲーム板用語辞典にも登録されている。 当時の詳細な状況はわからないのだが、他スレで設定を作ってもらったり、絵を描いてもらったりもしていたようだ。 依頼を受けたのが失敗でしたねw 初出 03/10/24 スレ5 最後の足掻きに今まで稼いだ報酬点全部使ってボスを攻撃。それ以上の報酬点で打ち消される。 終わったあと何を間違えたのか聞いたら、 「[[依頼を受けたのが失敗でしたねw]]」 スレ5MKP。困スレ伝説の名台詞。 何をやってもメタレベルで封殺され続け、終了後に何を間違えたのか聞いたら返ってきた返事がこれだよ! 以来、「依頼を引き受けることで意図的に失敗/バッドエンドを前提としたシナリオ作り」をする困ったちゃんの代名詞となった。 実際、この手の○○したのが失敗でしたね困ったちゃんは「脳内当て」という用語とともに2014年現在においても出没している。 永久堕落の先輩 初出 2008/02/04 スレ149 ここで自分のPCをNPC化させればおのれ邪霊めと他のPCのモチベーションをあげられる上に 邪霊と戦う動機と中ボス(元俺のPC)ゲットでウマーと考えたそうだ。 永遠の殿堂入り候補生。スレ149、150と連続MKPを獲得。 さらに151,(スレ152-154は存在しない)155でも有力候補としてその名が挙げられており、 こちらも公式記録とすると4スレにまたがってMKPを受賞したことになる。 システムはゲヘナ。 GMが理由不明の不可知の呪いとやらで強引に永久堕落させられ、強制NPC化。 やむなく新キャラを作ったら、「強さでPCを決めるのはマンチでよくないよ。もっとPCに愛着をもちなよ」とGNが説教。 その後のシナリオでも報告者の元PCは人格レイプ。 我慢した結果キャンペーンは打ち切り。 報告者のショートキャンペーンが始まるが、件のGMはシステムに駄目出しで、小一時間説教。 さらにPLをやりながら、サブマスターをやるからシナリオを見せろ、と要求。 断ると、「人の親切を断るのか」と途端に不機嫌に。 困ったちゃんスレにおいて予測される困った行為を 全て合わせ技でやる男。 彼の殿堂入り議論の盛り上がりを受け、 「それなら困ったちゃんデータベースを作ってやろうじゃないか」 と初代管理人が無駄な意気込みを見せたのが、このwikiのはじまりだったりします。 勘痴☆ガイ紳士 初出 05/02/17 スレ55 やはり男性との出会いがなくてお困りでしょうので、 私みたいなオタク女性にも理解のある紳士の参加は大歓迎ですよね。 スレ55MKP。 数多いセクハラ系困ったちゃんの中でも、トップクラスの困。 女性オンリーボードゲームサークル同士の交流会が開かれることを聞きつけ、 どうみても狂っているメールを送ってきた男。 「私みたいなオタク女性にも理解のある紳士の参加は大歓迎ですよね。 」 「複数の女性を同時に愛する自信はあります。」 など、常軌を逸したフレーズが満載である。 報告者の丁寧な根回しの成果もあって、当日はルールブック片手に関係ない女性に絡んでいたところを不審者として連行された。 巨人教神官 初出 2006/02/20 スレ90 「珍のクソ野郎ども、俺は一流の仕事で一流の家に住んでて暇人珍と違って忙しいんだ! 帰る!」 神官殿は連れ去られるときにもこんな感じの捨て台詞を残してくださいました。 困四天王の一人。スレ90、128のMKP。最初は四天王ではなかったが、スレ129からムギャオーにとって代わり、四天王の一人となった。 いかなるシステムであっても長嶋神に仕える巨人教の神官でプレイする読売巨人軍の帽子をかぶったおっさん。 他PLを珍(野球板での阪神タイガースの蔑称)呼ばわりして回復しないなど、異常に攻撃的かつ電波な性格が光る。 宗教やスポーツの話題は避けておくのが無難、という認識の真逆を突っ走る存在である。 愚痴スレ 卓上ゲーム板用語 困ったちゃんスレと同じ卓上ゲーム板に存在する、愚痴を吐くためのスレッドのこと。 別に兄弟スレではないが、軽度の困報告やそれにまつわる苦労話が「愚痴スレに行け」と言われたり、愚痴スレでも酷いケースは「困スレでも十分に戦える人材じゃね?」と言われたりする。 ちなみにこちらの方にはまとめサイトはない。 固定値9の先輩 初出 2004/06/23 スレ22 先輩が考えてうちのあたりのコンベで一般的に使ってるルールだそうです。 正しい名前は、コンベ行ったことないんで知りません。 困四天王の一角。スレ22、26のMKP。 基本的に一人と思われがちだが、多重留年の先輩3人組という記述もある。 不在時のオプションルールなる珍ルールを開発。 後輩である報告者(GM)に固定値5、自分自身には固定値9を与え、漫画を読みながらセッションクリアをした。 誰も騙されないレベルの嘘にスレ住民も困惑し、報告者の純粋さに涙した。 続報にて報告者がオプションルールの根拠を問いただすと ただのベクトルの勾配式 であったことが判明。 「先輩が決めたんだからこの式がなんだろうと9なんだ、生意気言うな」と報告者相手に逆ギレする。 他のサークルにお邪魔して、堂々と固定値を要求したり、ダイスを振る際にGMの顔面に投げつけるなど、さんざんなことをやらかした。 名前が地味なせいか、四天王の中では小物、パンチ力が弱いという評価も多いが、オリジナルルールの独創性、自分のサークル以外でも平然とバカをやらかすあたりは相当なものである。 コリエロ 初出 04/04/18 スレ14 厨引力氏の後輩にあたる。厨引力氏が自分の報告とかつてのMKP懲りないエロゲスキーを勘違いしたことから、この名前となっている。 体重150kgのど迫力パワーで貧乏ゆすり。その体臭やココア臭は無視できたとしても、 プレイ中でもそうでなくてもエロゲーやギャルゲーの話題をし続けるあたりが困ったちゃん。 のちに老害化し、後輩相手に吟遊GM、後輩のキャンペーンに参加したら、他PCの見せ場を食いまくるなどの困行為を繰り返した。 さらに厨引力氏の妹に惚れてストーキング宣言、結果絶縁通告を突きつけられた。 精神病院に行ったが異常はなかったらしく、本人が困惑したらしい。 実演 困ったちゃん用語 元々は、舞台などで実際に客の前で演技をするという意味。 そこから転じて、困ったちゃんスレで困ったちゃんを実演するような人物(荒らし)を指す。 旧困ったちゃんスレがあった卓上ゲーム板はsageを外さないとIDが見えないため、通常ははっきりと実演の根拠を挙げられることはない。 が、多くは無茶苦茶な論理や、くどすぎる連投、特徴的な言動、結論ありきの理屈付けなどでバレバレである。 しかし図太い立ち回りで何度も実演や自作自演を繰り返した荒らしが現れたため、困ったちゃんスレは強制ID表示で実演や自作自演が⑧分かりになるゲサロへ移住した。 人格優良師範 初出 05/02/03 スレ52 スレ52MKP。 しかしある時、Aがある武術の師範の免状を所得した時から様相は一遍。 その資格の合否基準は技術もさることながら「人間性を重視する」というものらしい。 Aは「俺はお前らより人格が優良だ!だからお前らの指摘は全て間違いだ! 当選TRPGだって俺のほうが全面的に上だし、なにより正しい!」と、とんでもない事を言い出した。 ”人間性を重視する”ある武術の師範の免状を得た途端、 「俺はお前らより人格が優良だ!(中略)当然TRPGだって俺のほうが全面的に上だし、なにより正しい!」 というデンパ理論をふりかざすようになった男。 以後何を言っても「俺のほうが正しい!この資格が俺の価値を認めている!」の一点張りで、他者の人格攻撃まで始めるようになる。 困ったちゃんと武術、というのは妙な縁があり、 コンベの会場で演武や組み手やったり、合気道が本物かどうかで揉めて殴り合い寸前になる、「○○をやっているから武術には詳しいよ俺」と俺ルールを押し付ける、模造武器を振り回して武勇伝代わりにする、などといった報告があるが その手の武術系困ったちゃんの中でも最狂の存在。 太史慈 初出 04/12/11 20 47 59 スレ45 GMが「太史慈が領地侵略を…」と言うのを「太史慈が領空侵犯を…」と言い間違えたのをきっかけに、 太史慈が「三国時代唯一、単身で飛行能力を持つ武将」としてゲーム内に君臨した事があるな。 三国志の登場人物。三国志を題材にしたゲームなどでは、呉の猛将というポジションを務めることが多い。 困スレにおいては、とある鳥取にて三國志演技をプレイ中、GMが「太史慈が領地侵略を…」と言うのを「太史慈が領空侵犯を…」と言い間違えたのをきっかけに、 「三国時代唯一、単身で飛行能力を持つ武将」 としてゲーム内に君臨した、という報告が大ウケ。 以後 太史慈 といえば空を飛ぶものとして扱われるようになった。 スレ45のMTB(マジ・飛んでるよ・武将)という非公式タイトルを所持。 ダゴンちゃんGM 初出 04/12/05 19 52 20 スレ44 GM「依頼人が出てきます。彼が言うには・・・」 GM「では依頼人は血を流し流しながら最後の息で『先週出発した馬車が・・・」 GM「そうすると依頼人の幽霊が出てきて『その馬車にはワシの娘が乗っておるんじゃが・・・」 GM「彼の消えた後の床に血文字が浮かびます。『報酬は・・・」 GM「そこからダゴンが湧いてきて文字を書き直しました。『どうかワシの娘を・・・」 困ったちゃんスレにおける名GMの代名詞的存在。 依頼人を何の脈絡もなく斬り殺すようなシナリオ破壊大好き厨PL相手に淡々と進行していくGMの姿がスレ住人に大ウケし、 わずか1レスのみの報告でありながら、その存在が長く語り継がれた。 名前の由来は 斬り殺された依頼人の血文字を書き直すため、ダゴンが登場。 ダゴンってSWにはいないだろ、と突っ込む問題PL相手に 「いますよ。この店で飼ってる名状しがたきネズミのダゴンちゃんです。」 と返答したことによる。 千早神牙 初出 2004/10/31 スレ39 「すみません、その技能はシートには書かれていなかった気がするのですが、確認させてもらえませんか?」 すると物凄い笑顔を浮かべながらPLが「ああ、すみません。さっきのは間違いで、これが本物です」 と新たなキャラシートを出してきた。 困四天王の一人。スレ39、46、53のMKP。 困スレからN◎VA代表を選べと言われたら、大抵の方はこの男を思い出してしまうのではないだろうか。 GMがキャラクターシートを事前に確認し、バランスが取れないと思ったものは前もってお断りする、という過程で 厨キャラは大抵ゲームには参加できなくなるわけだが、この男はそれを打ち破る方法を発見した。 それが"二枚目のキャラクターシート"である。 その時の彼のセリフ「ああ、すみません。さっきのは間違いで、これが本物です」は困スレの伝説として様々なネタとして使われることとなった。 使用経験点は100や200じゃ効かないレベル、女性キャラクターに全部ハートでコネをとっていたりもするのが特徴。 防御という概念がないらしく、よくPL間で対立し相討ちになったりする。 なお、スレ39の初登場時は 千早神牙 という名前は判明しておらず、46スレの報告が来るまでイヌ男という愛称で呼ばれていた。 厨引力氏 初出 2006/04/30 スレ97 困ったちゃんスレ最大の名物報告者。 スレ97においてオモロスレ四天王の一角、老子(のちに珍子)GMのがっかりセッションを報告、という ハードな報告の最後に 「GMばっかやってきたので地雷PLには慣れてましたが、地雷GMはルーチェ以来の体験です。」 というとんでもない発言をぶちかまし、スレ住民を混乱の渦に巻き込んだ。 その困ったちゃんを引き寄せる特異能力を認められ、厨引力の名を名乗ることになった。 彼の報告は同一人物まとめ 厨引力 ルーチェ・クライン コリエロ の3つでおおむねまとめられている。 都築アンデルセン 初出 2012/08/13 スレ335 唖然とする俺たちスルーしてABだけが盛り上がる。エンディングもほぼ一人舞台で性描写までやった挙句、俺とか3、4のPCまで乗っ取ってた。 1と5以外は全員女性PCだったんだけど、卒業後に5の支部いき確定とかそんな感じの 初出はシナリオロイス強奪困コンビ。その他の報告はこちらから→■、■。 近年確認された、勘痴☆ガイ紳士に続く新たな色ボケ困ったちゃん。 MKPこそとっていないものの、「古代種で吸血鬼の神祖」「有名組織のトップも頭が上がらない」というイタすぎる設定、 「女であれば敵も味方PCも構わず洗脳してハーレムに入れる」「公式NPCもハーレム入り」「誘惑できなかったら命を奪う」という色ボケ思考、 不法侵入でお縄になったにもかかわらず数スレにわたって報告されるなど、その異色な報告が有名。 そのあまりにもひどい困ったちゃんぶりから、以後数スレにわたって「ハーレム系困=都築アンデルセン」という概念を植え付けた。 デスノート君 初出 2004/10/04 スレ34 or 2007/06/05 スレ135 この前、20代半ばの男が素で「僕ちん可愛いから嫉妬しているんだね、にぱー」「優しくしてよーうぐぅ」とか言い出したんですけど… その報告が長期に渡る点においては、困ったちゃんスレ史上最長の困。 初出がスレ34、最終報告と思われるものがスレ156(2008/02/13)と、100スレをまたぎ、3年以上にわたって報告され続けてきたことになる。 アニヲタやエロゲヲタが大嫌いと言いながら、エヴァや鍵ゲーを否定するやつはヲタと主張するヲタク直球ど真ん中。 地味に報告が続けられ、彼のハマるアニメなどが追加されていったが、特に名を残すようなことはなかったが、スレ135にてデスノート君報告が発生。大器は晩成する。 ソードワールドで 名前が 夜神月。しかも所持しているデスノートで敵NPCを殺せる、と言い張る始末。 GMからもそのようなアイテムの持ち込みは許可していない、他のPLからもやんわりと制止されることになるが、今度はそのPLを殺す、とデンパ発言。 結局退場処分となった。この報告でスレ135のMKPを獲得し、当時は殿堂入りも議論されていた。 ハムスレイヤー(従妹ゲットの人) 初出 04/06/07 スレ18 コンベで同じ卓を囲んだところ、開始2分で彼氏に設定されました。しかも熱々。無茶言うな。 これぞ伝説の[[アップルちゃん]]かと思ったけど、GMあたりはなにも言わない。つーか、従えってことらしい。 スレ18MKP。 コンベンションでハム(女性・デブ)と卓を囲んだところ、開始2分で彼氏に設定され、終了後もつきまとわれる。 やむなく従妹に彼女のふりをしてくれ、と頼み、なんとか撃退。 これだけならば、なんてことのない報告で終わったのだが、 その一週間後、従妹と正式に告白して付き合いだした。 という事実にスレ住人の嫉妬が集中。羨ましさからくるMKPというまったく新しいジャンルのMKPを獲得した。 じいちゃんや、親戚一同にも祝福されていたようだが、その後どうなったか詳細は知れず。 幸せになっているといいね。 人見月 初出 08/09/05 スレ197 憤った参加者は、ダイスを机に投げつける! で、困ったことにそのダイスが金属製だったからさあ大変! 机に勢いよくぶつかったダイスは、反射して側にあったガラスの花瓶に直撃!! スレ197のMKP。 困ったちゃん報告の中でも珍しい、警察沙汰にまで発展した過激派。 オープン例会に外部参加者として参加し、ファンブルした腹いせに金属製ダイスを投げ、ガラスの花瓶に直撃させて大きなヒビを入れ、そのまま静止を振り切り全力で逃走。 報告者のサークルは会場管理事務所に謝罪し弁償する羽目になった。 報告直後、報告者を糾弾するような書き込みが寄せられ、「人見月乙」の言葉と共に流された。 この報告が寄せられた後、追加報告で警察に相談し、防犯カメラから本人特定された旨が報告された。人見月側は調停を申し出、スレは翌日の報告を待ちわびることに。 スレでは、人見月がこのスレのコピーを持ち出し、名誉毀損と言い出すのではないかという予想も飛び出した。 翌日、調停終了後に報告者は再び追加報告を行った。 調停の場で人見月は本当にこのスレのコピーを持ち出し、名誉毀損と言い出したのだった。 人見月の父親が登場後、全面謝罪とコンベ参加自粛の条件を呑むことで事件は解決したものの、まさかのスレ住人の予想完全的中に場は騒然となった。 最初の人見月擁護意見が果たして彼の自演だったのかどうかはわからない。しかし、困ったちゃんスレを見ていたのは間違いないと思われる。 報告後、器物破損などの洒落にならない事件のことが「人見月を思い出す」「人見月のようだ」と言われるようになり、悪い意味でのひとつの典型となったと言えるだろう。 フロストジャイアント姉弟 初出 05/01/22 スレ50 さて、いくら小学生といえど神聖なプレイ中のセクハラは 許されない。彼は最年少困ったちゃんかな? スレ50 96のMKP(MVP?) とあるサークルにプレイヤーとして招かれた姉弟。姉は19歳前後、弟は小学生11歳前後だったという。 姉は礼儀正しく、胸部の当たり判定がが異様にデカいのが特徴。 シナリオ最後の戦闘で、姉の胸がフロストジャイアントのメタルフィギュア(ドワーフの代用品)を倒してしまったことから伝説ははじまる。 それを見た弟が「エストリガー発動!」と叫び、フィギュアで姉の胸を突いた。 サークルメンバーは何事も無かったようにプレイを続けたが、 その後の飲み会では「(フロストジャイアントの)フィギュアを俺にも触らせろ」 と本性を現したものもいたようだ。 追加報告がよせられ、姉は人形を倒したことを謝った後、弟にもしっかりと謝らせるなど、その礼儀正しさに磨きをかけ、 弟はエストリガー発動以外にも必殺!烈風!カンチョ~突きを習得するなどエロ餓鬼ぶりに磨きをかけた。 困ったちゃんスレにおける萌えキャラ中最高の知名度を持つ、と思われる。 粉塵爆発・水攻め丸 初出 スレ329 949 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/06/15(金) 21 13 59.67 ID ??? 昔、SWのQ&Aで清松が荒ぶって怒ってたな 「『小麦粉一つあれば城砦は壊せます』と本気で言われてね、すんげー腹立った」とか 961 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/06/15(金) 23 11 08.14 ID ??? 949 ハァ? 小麦粉一つあれば、城砦くらい簡単に落とせるでしょ? これだからアンチキンは池沼なんだよ 卓ゲ板時代に現れた強烈な自演厨。 こいつと報告者困認定厨が散々スレを荒らしまくったせいで困スレはID強制表示のゲサロ板へ移住した。 「粉塵爆発」にまつわる報告はそれまでにも多かったが、同スレのルールマンチ議論が激化し、 「"ルールにない行為を禁止する"という裁定を『アンチキン』と称して病的に否定する」という人物が暴れまくったのが大元。 その後、この厨房はときおり PCのうち1人が何か(小麦粉を撒いて粉塵爆発を起こそうとする、など)をしようとする GMはその裁定がルールブックにないから却下する その後GMがフレーバー的な描写をする(上司と奥さんの間に子供ができた、など) GMがルールブックにない描写をするのはおかしい(=粉塵爆発も認めろ)とゴネる ルールにない描写を勝手にしようとするGMはダブルスタンダード困ったちゃんだよな? というような発言を繰り返したため、「粉塵爆発」はルールマンチの代名詞となったのである。 水攻め丸は「粉塵爆発を認めるなら以後GM側も粉塵爆発が起こせるようになる」という、清松みゆきや黒田幸弘が著書で何度も予防線を張った 「PLがズルすればGMもズルできる」古典的テーゼへの意味不明な反論からそう名付けられた。 661 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 00 33 55.10 ID ??? そうだな。ルールにないんだから、 泥を被ると服が汚れるとか、空は青いとか、血は赤いとか、葉は緑とか、etc を認めるべきじゃないよな。 667 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 00 54 22.49 ID ??? ルールブックだのワールドガイドだのは百科事典じゃないんだから、ゲーム内の世界の全部について書いてあるわけじゃないし、 そもそも異世界の百科事典を作るとなると、費用・時間・労力とかがかかりすぎてまず無理。 だからそういうのはGMの判断にまかせるてあるだけだというのに、何か勘違いしてるGMが多い。 粉塵爆発をやられたくなけりゃ、「ルールにないからできない」という 661を誘発することを言うんじゃなくて、 「この世界には粉塵爆発なんて現象は起きない。ちなみに、炭鉱で謎の爆発事故は一切起きない」とかってその場で決めちゃえばいいのにな。 671 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 01 07 04.81 ID ??? 667 そういう奴は 出来ないとはルルブに書いてない!→何で勝手に設定してできないことにするんだPLの創意工夫を無視する吟遊め! となるから始末が悪い あいつら自分の意見を拒否される=相手が悪いで凝り固まってるからな うちではGMが敵も次回から平気でそれやるけどいいよな?と確認し続けたら多少収まったが 775 NPCさん[sage] 投稿日 2012/06/14 23 47 03 ID ??? 671 うちではGMが敵も次回から平気でそれやるけどいいよな? つまりはこうですね? 秀吉「備中高松城を水攻めにする」 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99%E4%B8%AD%E9%AB%98%E6%9D%BE%E5%... GM「敵も次回から平気でそれやるけどいいよな?」 秀吉「どうぞ」 GM「じゃあ、そっちの城を水攻めだ」 秀吉「どうやって? この城は堀のない山城で、雨も降ってないし、兵を駐屯させて付近の農民を監視してるし、そもそも 民を雇うだけの資金はあるの?」 GM「ムギャオーーーー!!! 突然の天変地異で地面が隆起して堤防になって、川が山を遡って流れ込んで、突然季節はずれの豪雨が城の周囲だけ降るぞ!」 という発言がもとになっている。 いずれも、「ルール上規定されていないことを禁止する」という裁定にかみついているのが特徴。 この粉塵爆発・水攻め丸と報告者困認定厨の2つの厨房が暴れまくったため、ゲサロへの移住が決定されたのである。 報告者困認定厨 初出 ?(騒動が激化したのは332スレあたりから) 725 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 04 08.95 ID ??? 自分たちのやり方がTRPGとして正しくて、相手が誤りだと決めつけるのは傲慢だろ 726 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 05 28.81 ID ??? 725 だな。どうみても報告者が困でFA 727 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 06 37.05 ID ??? 全然普通のプレイ風景だろ 報告者は世界狭すぎだ 739 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 16 55.10 ID ??? 策士策に溺れたな 最初の創作はうまくできてたが味しめた二度目でバレバレなのであったw 今頃PCの向こうで顔真っ赤だろうなw 745 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 22 00.46 ID ??? 最初のも困つーのが報告者の主観だから怪しいけどね AとBと報告者が実は困で向こうのサークルが真っ当て可能性は十分あると思う 747 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 29 55.89 ID ??? 745 神、現る その発想は盲点だったw確かに具体的にどんな良PLか書いてないし要約部分も報告者の主観だからなw 困な報告者が同じ困のBやAのプレイが上手いと錯覚してたならああいう報告になるわなw 後半の報告者の困pっぷりを見るとその仮説が正しい可能性は大いにあるな そこんとこどうよ報告者 754 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/08(日) 23 40 27.13 ID ??? 752 困だと報告者が認めた!つまり 745大勝利! ねつ造厨扱いしてた奴らざまぁwwwwww 今回のMKPは709報告者とその擁護どもだなw!w!w! 781 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00 05 05.99 ID ??? 結局 745が正解だったってことか 報告ないからっておまえらも踊らされすぎだろ スレの質もおちたもんだな 793 名前:709[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00 13 32.08 ID ??? ついかっとなってやった わるいとは思わなかった だから自演擁護もした いまでは反省している わたしは人間以下のクズだと知った 関係者には謝罪することを前向きに善処する方向で検討していくよう努力していく予定 798 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00 15 14.82 ID ??? なんという誠意のない謝罪 こるは間違いなく709 807 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2012/07/09(月) 00 19 53.60 ID ??? 709の擁護レスこそ709だろw というわけで 800こと709さん、何故捏造したんですか?! 卓ゲ板時代に現れた強烈な捏造厨。 こいつと粉塵爆発・水攻め丸が散々スレを荒らしまくったせいで困スレはID強制表示のゲサロ板へ移住した。 IDが表示されない卓ゲ板の特徴を逆手にとって、提出された報告を「創作の可能性が否定できない」「主観的にしか報告できない報告者の方こそ困」と主張し、 追加報告があれば「後出し乙」「創作報告乙」と勝手に言い放つなど、とにかく悪意ある解釈を繰り返して報告者を貶めるのが特徴。 IDが隠される卓ゲ板ゆえ、荒らしている側にも具体性や根拠といったものが存在しないのだが、何度も執拗に人格攻撃をする文字通りの「掲示板荒らし」なのがタチの悪いところだった。 卓ゲ板時代末期(329-332スレ前後)ではついに報告者を騙りだすという暴挙まで実施。 上に引用したログはTもRPもないTRPG(あいつは矯正中だからこっちに引き渡せの事後報告)の報告者への攻撃だが、延々と100レス以上も粘着しているこの部分だけでどういう荒らしかがわかるだろう。 この報告者困認定厨と粉塵爆発・水攻め丸の2つの厨房が暴れまくったため、ゲサロへの移住が決定されたのである。 ほのぼのクズ野郎 初出:スレ335 GMそっちのけでカラオケ大会 ほか 曲の切れ間でDが「今日はセッションじゃなくなったんだ?」と質問した辺りで GMが「やってられるかもう帰る」とか言い出して乱暴に席を立って出て行った。 Bが冷静に「途中で帰るのは良いけど金は払えよ?」と釘を刺したら万札投げつけて帰ってしまった。 GMが機嫌悪くなる気は分からなくも無いけれど、ノリ優先な鳥取なんだし、そこは空気読んで 大人になって欲しかったと言うのが俺の思い。皆もたぶんそう思ってる。 いわゆる実演困の1人…から転じた、「自分では善意で場を和ませようとしているが、(知ってか知らずか)逆なでしているだけ」 あるいはもっと単純に衆愚政治的にメンバーに阿ってセッションブレイクを引き起こした人物や事象への通称。 由来は上記の「メンバーが会場手配→カラオケ屋に決定→TRPGそっちのけでカラオケ大会→キレたGMが帰ろうとすると会場代請求」という報告において、 カラオケ大会をやったメンバーを「鳥取の中の小さな失敗談と言う、ほのぼのする話」という理屈で擁護しようとした実演(参加者B)が現れたためである。 元よりTRPGは日程や時間の設定上遊べる機会というものが限られるので、それを潰したこのBに対する住人の怒りはかなりのものがある。 だがそのために、「相手が困だから何を言ってもよい」的な感情先行の荒らしがこの語を多用しているため、この語を使用するときは細心の注意を払う必要がある。 困ったちゃんをなじるとて困ったちゃんと同じ言動をすれば、すなわち困ったちゃんなのだ。 まりょっぷらー先輩 304、306スレに後輩から報告 SW2.0スレ236 愚痴スレ45、46などに本人降臨 アタッカー役のPLに対し、「今日はお前のために新キャラを用意して来てやった。強く作ったから安心しろ」 と、キャラの交換を要請。しかも作ってきたキャラは超サポート能力特化。これ、先輩を全力でサポートしろって事かよ。 「ロマンビルドは害悪だ。だが俺は銃嫌いなのでマギシューは使わん!」 後輩の卓に先輩権限で横入りし、後輩の両手武器(斧)使いの魔力撃ファイターを強制引退させ、自分専用支援キャラにしようとする。 その理由は「両手武器の魔力撃使いなんて邪道でロマンビルドだ。俺が効率のいいダメージ源のマリョップラーってやつを教えてやりますよ」とのこと。 本人降臨後、卓上スレ住民に「そのキャンペの編成にはマギいないし、ダメージ効率目指すんならマギシューでいいだろ」と言われると 「銃とか美しくない」(キリッ と謎のこだわりを発揮。 さらに文句を言われ、修正をかけたはずのキャラがなぜか「物理ダメージと魔法ダメージを1回の攻撃で与えられる」グラップラー。 彼はこのキャラをSW2.0スレ住民の協力で誕生したと言い張った。 その上、「ここで教えてもらったマリョップラー持ってたら追放された。俺はマリョップラーなんかやるつもりなかったのに」と更に嘘を上塗りした。 大嘘の後も様々なスレで暴れたうえ、最後まで自分が悪くない、被害者だと言い張り続けた。 2011年末を阿鼻叫喚の地獄絵図に叩き込んだ困顔無知リアルジャームに匹敵する、自覚症状もなく目につく全てを荒らし回る、台風のような困だった。 他スレの立場を尊重するため、このまとめwikiでは困ったちゃんスレ以外の言動は収録されていないが、スレ306先輩の屑にはSWスレのログへのリンクが張られているので、更なる詳細を知りたい人は覗いてみてほしい。 まわりはみんな敵氏(ハダカ王国の勇者氏)? 初出 04/11/19 スレ41 スレ41、93、149で3度のMKPを受賞した困、ではなく報告者。 スレ69の報告とその後の報告の類似点を見て、同じ方からの報告と判断させていただきました。 高校時代の鳥取報告 まわりはみんな敵シリーズでは、味方から何度も殺され、 勝手に性転換して蘇生されたり、新キャラを作ったら、お金がなさすぎて餓死したことにされたり、と過酷すぎる話が展開されている。 最初の報告ハダカ王国と勇者の銅像ではレベル1でドラゴン相手のデスシナリオという苦境に追い込まれるも、 前向きに口プロレスをしてシナリオを盛り上げていく良PLでもある。 初代管理人の怠慢で全体での統一名がつけられていなかったり、やはり初代管理人のミスで検索までしづらい。 (いじめ かっこ悪い のキーワードが 後半はかっこわるい と平仮名になってる点など) 同一人物まとめで最後に補完させていただきました。勘弁してやってください。 ムギャオー 初出 02/09/02 コンベンションで見かけた強烈キャラ 2卓目 04/04/21 スレ14 ここぞとばかりに『説得』しようとしたカッポー♂。アツいセリフで難易度を下げて賽を振り… 成功値-3で失敗するや「ムギャオー!!」(ドガン!!) 周囲の人間の目も憚らず奇声を発してテーブルを力任せに叩き 元困四天王の一人。スレ14のMKP。 カップルでコンベンションに参加した男性。 話の終盤、物語の鍵となる少女を救出しようとアツイ台詞で説得するもダイスロールで失敗。 「ムギャオー!!」と奇声を発して、会場の外へと一目散に駆けていった。 このムギャオーという単語が大ウケし、困スレにおける定番ワードに定着することになる。 その後卓上ゲーム板用語辞典にも、逆上すること、と登録され日常的に使われるなど、ある意味困スレ最大の出世頭。 なお、実際は「ンムェエ゙イ゙ェォーーー!!」という正気度が減りそうな奇声だったそうで、 それをムギャオーと翻訳した報告者のセンスが光る。 普段はシリアスな話にもギャグにも上手く順応できる優良PLで、5~6年TRPGを続けていた中で唯一の汚点だったという。 カップルで結婚し鳥取をフェードアウト。以降音信不通という報告が200スレに寄せられた。 厳密には初出は 02/09/02 コンベンションで見かけた強烈キャラ 2卓目となるが、 やはりムギャオーなくして、この報告は語れない、ということで、初出をスレ14にさせていただきました。 ルーチェ・クライン 初出 2004/05/03 スレ15 件の10レベルPCなんてファイターシーフソーサラーシャーマン10レベルその他(プリ以外)8~9レベルのハーフエルフで 設定が「死ねない呪い」を大昔にかけられ4000年若いまま生きて来たとか言う厨そのものな設定。 困四天王の一人。スレ15、82のMKP。厨引力氏の代表的報告の一つ。 世に困ったちゃんは数多いがこれほど詳細に(キャラクターシートまで)記された困ったちゃんは他に例がない。 システムはソードワールド。 死ねない呪いをかけられ、4000年以上生き続けたハーフエルフ。 「どこそこのコンベで貰った」とか言い張る厨アイテムが盛りだくさん。 エルフ育ちのハーフエルフなのにプリースト技能が取りたいとごねたり、 5万点隠し経験点を所持していると言い張ったり、 あらゆる言語を習得していると強硬に主張したり、と数々の困行が記されている。 GMとしても凄腕で、PCをどうしようもない状況に追い込んでルーチェ参上、 という実にありがちな俺様NPC大好きマスタリングを平然とやらかしていた。 「ラスボスのミスゴはルーチェ倒したからルーチェに6500点、お前ら何もしてないから無しね。 あ、冒険失敗で500点だっけ?しょうがないな、500点あげるよ」 などと慈悲深さも忘れない。 初報告があった次スレ16スレから早速殿堂入り。困スレにその名を残すことになった。 200スレの報告によると、現在はTRPGから引退して普通に暮らしているらしい。
https://w.atwiki.jp/apgirlsss/pages/262.html
第5話『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。クローバーで遊園地――』 たくさんの人が波を作る。 波は大きな流れとなって人々を誘う。 大勢の人が同じ目的で列を成して歩く。ラビリンスでは馴染んだ光景。 違うのは表情。そして、繋がり。 家族、友達、恋人同士。 笑顔と興奮と感動。 そこにある――幸せ。 「どうしたの、せつな。驚いちゃった? 休日の遊園地だもの、このくらい当然よ」 「もし、調子悪いなら言ってね。色々お薬もあるから」 「ごめんなさい、平気よ。みんな楽しそうね」 心配そうな美希とブッキーに笑顔を返す。せつなにとって初めての遊園地だった。 「お待たせ! チケット買ってきたよ。今日は一日フリーパスなんだから」 「そうこなくっちゃ!」 「うん、楽しみ!」 「私もたくさん乗ってみたいわ」 せつなは期待に胸を膨らませる。それは、幾度か経験のあるラブたちも同じ。 せつなと乗れる。せつなと遊べる。新鮮な喜びを分かち合える。それが何より楽しみだった。 入場門をくぐる。 一歩先はおとぎの国。人を楽しませるためだけに存在する空間。幸せの集う場所。 「さあ、行こう!」 ラブにつられるように、四人はいっせいに駆け出した。 『帰ってきたせっちゃん――ある日のせっちゃん。クローバーで遊園地――』 「私、あれに乗ってみたい!」 せつなが指さしたのはメリーゴーランド。 優しい光と、楽しい音楽。可愛い動物達に乗って回転に身をまかせる。誰に振ったかわからない手を見つけて、せつなは手を振り返した。 「とほほ、この歳で乗ることになるなんて」 「まあまあ、このポニー、家で預かってる子にお鼻が似てるし」 「知らないわよ、そんなの」 「恥ずかしくないよ、美希たん。あたしは今でも好きだよ」 次はコーヒーカップ。 緩やかな螺旋を描きつつ、高速で回転する。――いや、高速なのは一重にラブのせいだ。 せつなは平然と、美希と祈里は抱きあって悲鳴を上げていた。 「いっくよ~」 「ちょっと、ラブ、早すぎよ!」 「ラブちゃん目が回る」 「複雑な動きね。サイクロイド曲線になっているのね」 「だから……知らないわよ」 そして……観覧車で休憩。 コトコトコト、ゆっくりと上昇していく。室内は冷房が効いていて快適だ。 ラブは案内図を見ながらせつなとコースを確認する。美希と祈里は……。 「う~~気持ち悪い。酔った……」 「はい、美希ちゃん。乗り物酔いのお薬、先に飲んでおけばよかったね」 そう言う祈里も、青い顔をしながら薬を飲み込んだ。 そして、ジェットコースター! 最近リニューアルされた目玉アトラクションだ。 ゴンゴンゴン。ゆっくりした上昇から一気に急降下する。自由落下に迫る下降速度は、人体の感覚を狂わせ混乱に陥れる。 水平回転、宙返り、垂直ループ。バンク角度と高低差がついた急カーブ。次々に襲いかかる恐怖に乗客は絶叫する。 「「「きゃぁぁぁぁぁ!!!」」」 みんなも叫んだ。ラブは笑顔で、美希とブッキーは目を閉じて。 せつなはそんな様子を、不思議そうに見ていた。 「どうしたの、せつな? 楽しくなかった?」 「楽しくないわよ、アタシは死ぬかと思った」 「うん、怖かったよ~~」 「どうして……。――ううん、なんでもない」 乗り物は疲れたので、お化け屋敷に入ることにした。 このお化け屋敷は、本格派と評判も高い。 ラブはせつなと。美希は祈里とそれぞれペアを組んだ。 「きゃぁぁ! せつな、あれ! あれ!」 「落ち着いて、作り物よ。そっちはただの水蒸気よ」 「いゃぁぁぁぁぁ!」 「大丈夫よ、美希ちゃん。この子たちは可愛いよ」 なんとか出口にたどり着いた。 「なんか色々疲れた……」 「わたしは楽しかった!」 「あたしもすっごく楽しい。せつなは? あれ……せつな?」 「ねえ、ラブ。どうして……わざわざ恐怖を与えるような物を作るのかしら。ジェットコースターにしてもそう。スピード感を楽しみたいにしては、度が過ぎていたわ」 不満、と言うほどでもない。ただ、何か釈然としないとせつなは語った。 実際、出口から出てくる子供たちの中には、恐怖で泣いている子も少なくなかった。 そして、そんなものほど人気が高いのも納得がいかなかった。 「えっと、なんて言うんだろう? 怖いから楽しいというか」 「叫ぶのが気持ちいいのかな?」 「勇気を試すのよ……多分」 ラブたちの説明も、どれも満足のいくものではなかった。 (この世界で育っていない私には、理解できないのかもしれない) なんとなく寂しい気持ちになる。 「えーん、えーん。おにいちゃん。ぱぱ~、まま~」 小さな女の子が泣いていた。迷子らしい。ラブたちは駆け寄った。 「どうしたの?」 ラブはしゃがんで事情を尋ねる。祈里はハンカチを取り出して涙を拭う。 美希は係員を呼びに走った。 手際のよい行動に、せつなは目を丸くする。自分は何もできなかった。 少し考えて、アイスクリームを買うことにした。甘いものを食べれば、少しは気持ちが落ち着くかもしれない。 「はい、どうぞ」 お姉さんたちに囲まれ、優しくしてもらって安心したのだろう。お礼を言って女の子は食べ始めた。 そのまま、しばらく話し相手になった。両親とはぐれて兄妹だけになったこと。そのお兄さんともはぐれてしまったこと。 話していて恐怖を思い出したのか、また泣き出しそうになる。大丈夫よ、そう言ってせつなは抱きしめた。 遊びにきて、怖い思いをする。残念なことだと思う。 「あっ! ぱぱ~、まま~、おにいちゃん~」 女の子が、迎えに来た家族を見つけて駆け寄った。抱きついて号泣する。そして、すぐに満面の笑顔を取り戻した。 その子のご両親が丁寧にお礼を言う。 別れ際、その笑顔を見て思う。それは――今日見たどんな笑顔よりも輝いていると。 でも、どうして……。 そう考えて、思い至る。あの子の心を満たすもの。それは――安心。 はぐれるという不幸を体験したことで、普段感じていない、家族と一緒にいられる幸せを実感したんだ。 幸せと不幸は隣り合わせ。幸せを求めることは、ただ不幸を否定して遠ざけることではないのかもしれない。 だったら……。 ジェットコースターもお化け屋敷も、同じなのかもしれない。 安全に恐怖を体験することで、無事帰還する安心と喜びを得るためのアトラクション。 やっぱり……この世界の全ては優しさに満ちている。せつなは嬉しくなった。 「ラブ~美希~ブッキー~! 私、もう一度ジェットコースターに乗りたいわ。行きましょう!」 「うん、行こう。せつなっ」 「「えぇぇぇ――!!」」 せつなとラブは、それぞれ嫌がる美希と祈里の手を取って駆け出した。 「ねえ、ラブ。私はあまり恐怖は感じないの。だから、みんなほどさっきは楽しめなかった」 幼い頃からの訓練の繰り返し。その中にはGの耐性訓練も含まれていた。 「でも、今度は楽しんでみせる。精一杯、大声で叫んでやるんだから!」 そう言って笑うせつなの表情は――やっぱり今日一番に輝いていた。 たくさんの人が波を作る。 波は大きな流れとなって人々を導く。 大勢の人が同じ目的で列を成して歩く。繋がり、共感し、分かち合う喜び。 思いやりに満ちた施設と催し物。 家族、友達、恋人同士。 緊張と恐怖と安堵。 そして思い出す――幸せ。
https://w.atwiki.jp/2ch_aa_rpg/pages/75.html
【作品名】しぃちゃんの小冒険 【作者】緑腐汁(千口) 【配布先】配布終了 【使用ツール】RPGツクール2000 作品解説 2002~2003年当時、モナーRPGスレで話題になった荒らしである、チロ(チェス)という人物を叩くことを目的として作られた短編RPG。 チロのみならず、モナー板自体の惨状に対する風刺も含まれており、更にシリアス且つブラックな作風もあって、「2chゲー史上最も毒が強いゲーム」とさえ言われた曰く付きの作品である。 しかし、ダンジョン各階に設けられた謎解きや戦闘バランス(敵もアイテムも全てが限られており、考え無しに突っ込むと確実に詰まるが、少し考えれば解法が見つかる)は秀逸であり、ラウンジやPCゲーム板では中々評判が良かったようである。 以下、ネタバレ注意 ストーリー マターリの勇者である主人公は、しぃ綱紀粛清委員会の委員長(?)に、荒廃したスレに粘着しているチロら暗黒の三兄弟を倒すことを依頼される。 以下、オープニングより抜粋。 「マターリの勇者よ、よくぞ来てくれました」 「今、この地は暗黒の三兄弟たる、チロ、チェス、癌によって滅亡の危機に瀕しています」 「あなたの使命はチロ、チェス、癌を見つけ出し、速やかに抹殺することです。 無論、でぃや虐殺厨などのマターリへの造反者もなるべく殺してください」 「前金として10ハニャンを渡します。これで支度を整えなさい。 あなたにマターリの加護がありますように!」 主要キャラクター しぃちゃん この作品の主人公。マターリの勇者。 虐殺棍棒と魔法を駆使してでぃやモララー、その他荒らしを次々と粛清してゆく。 暗黒の三兄弟 チロ・チェス・癌の3人の総称。 このゲームの舞台であるスレッドに粘着し、荒らし行為を続けている。 噂では、彼等を統べる者が存在するというが… しぃ綱紀粛清委員会委員長 主人公に三兄弟の抹殺を依頼した、狂信者達のリーダー格のしぃ。 じぇの しぃ対策委員会の支部長。 虐殺による2chの制覇を企んでいるらしい。 CQ マターリ城改め狂帝城の城主である狂った王。 F.K・hebo・しぃ豆 暗黒の三兄弟のコピペと思しき連中。 yamaoku 究極の破壊の力を司る存在。 備考 ゲーム自体の難易度は(解法を見つけるまでは)かなり高く、クリアするのは難しい。 だが、最初の難易度選択でEASYモードを選ぶと死んでも強くなって復活できるようになるので、まずはこれでクリアしてコツを掴んでみるのが良いだろう。 NORMAL以上でクリアするとEXダンジョンがプレイできるが、こちらは改造しない限りクリアできないので注意されたし。 作品解説の部分でも少し触れたが、この作品には虐殺やスカトロ、拷問、交尾などといった残虐な描写や性的な描写が割と多く含まれているので、そのようなものに嫌悪感を覚える方はプレイしない方が良いだろう。 ちなみにこの作品のエンディングは色々な意味で必見である。 (あまりに衝撃的な為、トゥルーエンドが別にあるのでは、という噂も出た) コメント 同じく緑腐汁氏の作品であるクルーアリークエストは小冒険よりも後に作られた作品であり、謎解きも毒の強さもバランスも進歩している。(AARPGではないが、一応AAも1箇所にだけ登場する) -- 名無しさん (2007-02-08 23 14 07) 配布終了したスレッドで探すね。 -- サラちゃん (2007-05-10 09 32 22) アブネタ好きな人 また時々DOOMの音楽が出るので そういう人にお勧め -- 名無しさん (2011-01-12 21 10 21) 最近知ったんだけど、隠しダンジョンの熔岩のマップの(0,0)に、 能力アップアイテム売ってくれる人がいるのな… -- 名無しさん (2011-10-10 16 22 35) やりたぃょぅ(;ω;) -- ぃょぅもどき (2014-08-04 20 05 14) ttp //www1.axfc.net/u/3292855 どこにも無いみたいだからうpしておいたよ。2週間で消える。 -- 名無しさん (2014-08-09 00 46 07) 感謝感激でありますっ ょぅ -- (=゚ω゚)ノぃょぅ (2014-08-09 06 54 05) 改造しない限りクリアできないっていうのはどゆこと? -- 名無しさん (2014-08-12 16 18 17) ↑1 確か裏ボスが最高レベルでも歯が立たないくらい強かったはず -- 名無しさん (2014-08-14 10 46 39) おおっ うらあるんですかあ? ぼくは便所のところでとまっちゃっいますた -- 名無しさん (2014-08-14 18 10 05) あり? 飛ばされる前の部屋で -- 名無しさん (2014-08-15 22 03 08) 今はどこにもうpされてないんでしょうか? -- 名無しさん (2023-04-01 07 28 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/222.html
「えっ!!戻ったの?本当に!!!」 翌日のレッスン前、ロッカー室で会ったなっきぃに、私は昨日のことを話した(もちろん経緯は省いたけど)。 「うん、急になんだけど。私もびっくりしたよー」 「そっか・・・元に戻ったんだ・・・・」 なっきぃは感慨深そうに何度かそうつぶやくと、キュフフ♪と笑いながら着替えを再開した。 「嬉しそうだね。」 「うん、嬉しいよ。元気キャラの千聖に会うの久しぶりだもん。あっでもね別にお嬢様が嫌だったってわけじゃないんだよ?」 「わかってるよぅ」 なっきぃは前の千聖とすごく仲が良かったから、きっといろんな思いがあるんだろう。鼻歌なんて歌っちゃって、これは相当機嫌がいいぞ。 「おはよー。」 「あっ舞ちゃんお疲れ様。あのね、今愛理に聞いたんだけどぉ」 続いて入ってきた舞ちゃん、栞菜、舞美ちゃんへと、どんどん情報が流れていく。 「えーそうなんだ!ちっさー元通りかぁ」 「・・・そ、そう!それはそれは!おめでたい!」 「よ、よかったね?ん?良かったのかな?良かったんだよね?」 くったくのない舞美ちゃんと比べて、どことなく挙動不審な栞菜と舞ちゃん。これは、私も当事者だからわかる。 お嬢様の千聖とやらしーこと(栞菜は未遂、舞ちゃんはチューしたらしい)をした手前、元気キャラの千聖とどう接していいのか―あるいは、千聖がどこまで覚えているのかが気になるんだろう。 「大丈夫、そのへんの記憶はあいまいみたい。」 「・・・本当?」 私のエスパーな言付けに、2人はあからさまにほっとした顔になった。 「おはよう、遅くなっちゃった!」 最後に真打ち登場。えりかちゃんと千聖が、すこし急ぎ足でロッカー室に入ってきた。みんなの注目が千聖に集まる。千聖が口を開いた。 「おはようございます、みなさん。今日もよろしくお願いします。」 ――あ、れ? ポカーンとする私達をよそに、2人は急いでジャージに着替え始める。 「ちょっと、お嬢様のまんまじゃん!」 「え、だってだって、昨日は確かに」 見れば服装もお嬢様の時のまま、ふわふわファーの白いワンピースなんか着ちゃって、これはどうみても元気っ子千聖じゃない。 「ちょちょちょ、えりかちゃん。」 大方着替え終わったえりかちゃんの腕を掴んで、端っこに移動する。 「何でお嬢様に戻ってるの?」 「・・・あー、元気な方の千聖が良かった?ちょっと待ってて。」 「ええ?待っててって・・・えりかちゃーん?」 えりかちゃんは千聖のところに戻って二言三言交わした後、手をつないでロッカールームから出て行ってしまった。 「ほら行くよ、千聖。」 「はい。」 昨日の帰り際同様、えりかちゃんは完全に千聖を手中に収めている感じがした。「行こう」じゃなくて「行くよ」って。別にいいんだけどさ。 「愛理ぃー。」 2人の足音が消えると、待ち構えていたように、栞菜と舞ちゃんが詰め寄ってきた。 「普通にお嬢様じゃん!いや普通じゃないけど!」 「どういうこと?一時的に戻ったって事だったの?」 「いやぁ~・・・」 なっきぃにいたっては、私を問いつめる元気もないみたいだ。期待した分、へこむ度合いも大きかったらしい。舞美ちゃんに頭を撫でられてるその目は、かすかに潤んでいる。 「なんか、ごめんねなっきぃ。」 「・・・ううん、愛理は悪くないよ。一度元に戻ったなら、また何かの拍子に前の千聖になるのかもしれないし。」 そんな話をしていると、5分ぐらいで2人は戻ってきた。 「お待たせ。ふっふっふ」 「お、おはよー・・・あれ、なっきぃ泣いてる?大丈夫?」 えりかちゃんの後ろから顔をひょっこり出した千聖は、“なっきぃ”と言った。・・・前の千聖の、独特の口調で。 「ちっ・・・・・ちさとおおおおお!!」 「うわっどうしたの?なっきぃ泣かないでよぅ!」 飛びついてギューギュー抱きしめてくるなっきぃを、千聖は戸惑いながら抱き返してにっこり笑った。 もう口調からして全然違う。お嬢様の千聖のふわふわオーラはどこへやら、ちっちゃめな体中から元気オーラが出ている。 「ちっさー、久しぶりだね!」 「記憶とか大丈夫?」 「うん?うん、よくわかんないけど、別に大丈夫だよ。元気だよ。」 千聖を真ん中にして盛り上がる輪を尻目に、私は再びえりかちゃんを突っついて手招きした。 「よかった、みんな喜んでるね。」 「いや、うん。それはそうなんだけどさぁ」 ―えりかちゃん、いったい何をしたの? 私の表情から行間を読んだのか、えりかちゃんは人差し指を唇の前に立てて「愛理には後で言うから。」とウインクしてきた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/brutalanimal/pages/312.html
「コロちゃん良く来たねー」 「こんにちはー」 うちの母親がニコニコしながらお茶を運んでくる。 コロは隣の老夫婦に飼われた雑種の女の子。誰からも好かれる、可愛らしいイヌだ。 おかっぱの髪の毛にイヌミミ、ちみっちゃい妹キャラでぼくらの家族ぐるみで付き合いがあった。 お隣とは垣根で仕切られており、コロはひとっ飛びでうちに時々やってくる。 コロの着ているセーラー服がよく似合う。今度高校に上がるうちの妹、洋子のものだった。 「着てくれる子がいれば」とうちの母親がコロにプレゼントしたのだ。 今日はちょっと寒いので、グレーのカーディガンを上から羽織っている。 コロはぼくのことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。 「また、来てるの?あのイヌっころ」 妹の洋子が二階からコロを見ている。 洋子は動物嫌い。特に隣のコロに対しては異常なほどに敵対心を持つ。 やはり、同い年ぐらい同士だからだろうか。似たもの同士は仲が悪いって言うし。 この妹、結構おませさんという噂もちらほら聞く。 「こんにちはー」 コロが来た。しかし、うちから返事はない。 「こんにちはー」 縁側に上がり、ガラス戸をノックする。 「るすかなあ」 奥から出てきたのは洋子。 「なに?」 「わー、洋子ちゃん。こんにちはー」 「お兄ちゃんならいないよ、今日は大学のゼミで遅くなるって。飲み会みたいだよ」 「のみかい?」 「お酒をお飲んで遅くなるってさ」 「ふわあ。なーんだ」 コロは耳と尻尾をダランとさせた。 「残念だったね(わたしで悪かったね)」 コロと洋子は、縁側でジュースを飲みながら何か話している。 「コロちゃんって、誰が好き?」 「んー。お兄ちゃんかな?」 (この小娘、獣の癖に生意気な)と洋子は胸の奥でつぶやいた。 「そうそう、コロちゃん。男の子ってさ、元気なお姉さんがだーいすきなんだって」 「???」 「特にね、酔っ払ったりしてる時はもう、ぼくを襲って!って感じなんだってさ。」 「…おそう?」 「女の子もお酒を飲んでいい気分になると、やっぱりエッチい事考えるんだって」 「えっちいこと??」 「コロちゃんにはまだ早いかなあ、エッチいこと。大好きな人とする事だよ」 「ふーん。コロもかなあ」 「んふふふ。動物さんなら、言わなくても分かるよね?」 洋子はいたずらっ子の目をしていた。 「コロのお父さん、お母さんは優しいけどもうお年寄りだし…『おそって』あげられないのかなあ」 「もう、かわいいね…。あっ、約束があるからまたねー」 洋子はニシシと笑い、わざと分かるように兄のエロ本をばさりと落とし、奥へ引っ込んだ。 コロは本を拾い上げ家に帰った。 深夜12時半。ようやくぼくは、家に着いた。 ゼミの飲みの後にカラオケ。また飲みに連れ出される所を必死に抜け出したのだ。 持っている合い鍵で、玄関の扉を開けようとする。 がさがさ! 突然、生垣の中から音がする! 「誰だ?」 頭の中がぐらぐらする中、ぼくの目に映ったのは、尻尾をばたつかせるコロの姿だった。何故か、カンビールを両手に持っている。 「お兄ちゃんですか?」 「誰?コロちゃん?」 「おそってあげるね」 「は?」 「コロちゃん、今日はお兄ちゃんをおそってあげまーす!」 コロはぼくの股間を狙って飛びついてきた。 微かに、コロは酒の匂いがするし、顔も赤らんでいる気がする。 兎に角、家に入れなくては。イヌの酔っ払いなんぞ見たくもない。 居間にコロを連れ、冷蔵庫から麦茶を用意し、雰囲気を変えようとテレビをつける。 間の悪いことに、エッチな洋画が放送されていて丁度濡れ場のシーンがぼくらの視界に飛び込む。 カンビールを空けてコロはグイっと飲む。 「ニシシシッ。お兄ちゃんもこんな事されたいんだあ」 慌ててテレビのスイッチを切り麦茶をコップに注ごうとするが、手が震えて落っことしてしまった。 顔を近づけるコロ。甘い息が掛かるくらいの距離。 「今日のコロは、オオカミさんになっちゃいまーす」 「ま、待ってく…」 コロの柔らかい舌がぼくの口の中に入る。極上のアメを舐めるよう。 ちゅぱっ! コロは幸せそうな顔をしている。彼女は獣、彼女の牙がぼくの理性を切り裂く。 「お兄ちゃんは、恥ずかしがり屋さんですねえ」 コロの右足が、ぼくのオスの証を優しくさする。だんだん、付け根が痛くなってきた。 手でその部分を隠そうとすると、ひっぱたかれた。 「もー!きょうはコロのどれいになりなさい!」 そんなSっ気たっぷりのセリフを吐くと、いきなりぼくのオスをズボンの上からぱくっとくわえ、おいしそうに舌で転がした。 「ねえ、お兄ちゃん。うれしいでしょ?」 ぼくは何も答えなかった。いや、答えたくなかった。 「お兄ちゃんも、いっしょにオオカミになりなさい!」 コロはぼくのズボンを引き摺り下ろす。恐るべし獣の血。 ぼくのオスはピーンと跳ね上がり、パンツの穴から顔を出した。 すかさずコロは手を捕まえて、パンツから完璧に脱がし、大事そうにキスをする。 じゅる!じゅる! 「コロのつば、つけたあ」 唾がぼくのオスを気持ちよく包む。コロは自分の手を見て赤かった顔をさらに赤くする。 「うわあ、べちょべちょだよお。ふふふ、コロといっしょだね」 膝立ちしているコロは、自分でスカートを捲ると、純白のパンツにコロの蜜がべっとりと付いていた。 ゆっくり自分のパンツを下ろすと、まだ生え始めた秘密の草原が糸を引いて湿地帯になっている。 「ねえ、なめなくていいの?」 コロの甘美な湿地帯がぼくの顔に近づく。ぼくは草原に飛び込む。 くすぐったさと、背徳感に包まれながらぼくの舌で濡らしながら、音を立てて舐める。 コロが喜ぶんだったら、ぼくは奴隷になる。 「くうん」 コロがイヌに戻った。尻尾をばたつかせる音が聞こえる。 「…そろそろ、お兄ちゃん…」 もうこれ以上しゃべらないでくれ。かわいいコロが、淫らなメスイヌに変身している。 ぼくとコロが密着する。コロは制服を着たまま、ぼくは上着のまま。 しかも自分の家の居間で淫らな姿をさらすとは。 困ったことに、ぼくの白いハチミツは、早く外に出たがってる。 と、思っていると二階から誰か来た。 「うるさいなあ」 洋子がぼくらの声に気付いたらしい。こんな姿、実の妹に見られたら死んでも死にきれない。 「コロ…」 「だめです。コロとお兄ちゃんのじゃまする人は許さないのだ」 洋子の足音がドン底へのカウントダウンに聞こえる。 「誰よ?」 遂に、禁断の扉が開かれた。南無三! (きゃああああああ!)とでも言ったのだろうか?洋子は、見てはいけないものを見てしまった。 その瞬間ぼくはコロを突き飛ばすと、ぼくから白いハチミツが飛び出してしまった。 「くうん。あしがあったかいよお」 コロの太ももを陵辱していく白いハチミツ。 「見るな!!」 もう遅い、遅すぎる。兄として人としてもう…サイテーだ。 「お兄ちゃん。コロはきょう、とってもいい子でした…」 コロは疲れて、そのまま寝てしまった。 洋子は洋子で泣き出してしまった。 ぼくは…。 「どうするのよ…」 ぼくらは、コロの体をきれいに拭いてあげた後、両親、お隣が起き出す前にコロをお隣に帰した。 「なあ、洋子」 「…わかってるよ」 翌日、と言うよりその日の午後。コロは家に来なかった。 洋子は洋子でいつもよりおとなしく見える。やんちゃぶりはどこに消えたのか。 心配になったぼくと洋子はお隣を訪ねる。 窓辺では、コロはすやすやと昼寝をしていた。寝顔でも今はコロの顔を見るのは恥ずかしい。 お隣さん夫婦の会話が聞こえる。 「おかしいんだよねえ。昨日買ってあったカンビール、全部無くなってるんだよ」 「わしゃ、知らんよ。こんなに飲めるか」 犯人はすやすやと寝ていた。 おしまい。
https://w.atwiki.jp/shinchan_chokinbako/pages/16.html
信ちゃんのキャンパスライフ 1989年4月製作(「協和」) テニス セーター © MANDARAKE INC. ラグビー © MANDARAKE INC. ローラースケート © MANDARAKE INC.