約 19,117 件
https://w.atwiki.jp/caseyukichan/pages/13.html
有希ちゃん殺害事件と93年美容師殺人事件の対照・コメント 93年美容師殺人事件(以後93年事件と略)と有希ちゃん殺害事件(以後05年事件と略)を対照する。 ソースについて : 93年事件は「法医学事件ファイル 変死体・殺人捜査(日本文芸社・2001 三澤章吾著)」と茨城新聞07-12-13、産経08-1-13による。05年事件は諸報道による。 (-1)被害者 ○93年事件 22歳女性 159cm、45kg (住所:茨城県旧石下町) ■05年事件 7歳女児 120cm、19~20kg (住所:栃木県旧今市市) (0)不明場所‐発見場所間の距離(備考の地図参照) ○93年事件 約20Km ■05年事件 約60km (1)遺体発見場所・発見状況 ○93年事件 町道から山道を西へ約40メートルほど行った切り通し状の右斜面。林道脇。車内から発見。 ■05年事件 県道から林道を200m、その支道を約50m入った地点の10m下の斜面。林道脇。車内から発見。 (2)発見時の遺体状況 ○93年事件 仰向けの状態で全裸 衣類、所持品等、身につけたアクセサリー以外遺留品なし ■05年事件 横向きの状態で全裸 衣類、所持品等、髪に付いた数cmの紙テープ片以外遺留品なし (3)遺体状況 □93年事件 血がきれいに拭き取られていて、全身を洗い清められているようであった。ネックレス2本、左耳にイヤリング、右手中指薬指の指輪はつけたまま ■05年事件 殺害後、流れ出した血液をふき取ったか水などで洗い流した可能性が強い。(茨城新聞05-12-6)口から血を流していた。胸の傷からの出血は少量 (4)抵抗した形跡 ○93年事件 なし ■05年事件 なし (5)連れ去り時または殺害時の拘束状況 ○93年事件 不明 ■05年事件 手、(足)、口にテープ痕 (足にテープ痕ありとしたもの:朝日、共同系) (6)刺し傷状況 ○93年事件 首2ヵ所、胸13ヵ所、4ヵ所が心臓に達する ■05年事件 胸12ヵ所程度、1ヵ所が心臓を貫通、数ヵ所の深い傷 (7)刺し傷・切り傷の傷口状態(裸で刺された可能性) ○93年事件 傷口には繊維やゴミなどの付着物がまったくない ■05年事件 遺体の傷口には有希ちゃんの衣服の繊維などが付着していない(TBSニュース05-12-12・読売06-6-1) (8)死因 ○93年事件 心臓損傷による失血死 ■05年事件 心臓損傷による失血死 (9)刺し傷以外の外傷など (a)頭部 ○93年事件 2ヵ所の皮下出血(殴られたような跡) ■05年事件 頭に1ヵ所打撲痕、頬に数ヵ所ほど(それほど目立たない)打撲痕?があった (頭の打撃痕は下野新聞が否定) (b)首 ○93年事件 2ヵ所の刺し傷、ビニールコードのようなもので締められた跡 ■05年事件 2ヵ所の点状の皮下出血(毎日06-12-1) (c)その他 ○93年事件 足の裏にもいくつかの傷、右大腿部に大きな切り傷 ■05年事件 手足にすりむき傷のように表皮がはがれていた部分(朝日05-12-6) (10)失血状態 ○93年事件 体内の血液は半分以上が流出していた ■05年事件 体内の血液のほとんどを失った (11)凶器 ○93年事件 幅1~1.5cm、長さ10cm以上の鋭利なノミ、あるいはヘラのようなもの ■05年事件 幅約1.5cm、刃渡り10cm以上、厚さ数mm以下の、鋭利な峰のある片刃のナイフ (12)性的暴行の有無 ○93年事件 不明 ■05年事件 なし (備考) ・事件現場地図 ・93事件遺体遺棄現場と思われる地点。このサイトではグーグル地図を埋め込めないので、リンクを。ポインターをクリックするとその地点の説明が。 遺棄現場地図 (ⅰ)事件発生日時 ○93年事件 93-1-12(月)10時半頃以降不明 ■05年事件 05‐12‐1(木)15時頃以降不明 (広島の女児殺害事件でペルー人容疑者が逮捕された翌日) (ⅱ)以後行方不明となる場所 ○93年事件 茨城県現常総市の常総市営自動車学校 (常総市新石下1321-18)を出てのち不明 ■05年事件 栃木県今市市(現日光市)土沢地内の三差路で友達と別れた後不明 (ⅲ)遺体発見日時 ○93年事件 93-1-13(火)16時頃(不明の翌日) ■05年事件 05-12-2(金)14時頃(不明の翌日) (ⅳ)遺体発見場所 ○93年事件 茨城県新治郡八郷町の国有林内にある林道脇の斜面。表筑波スカイラインの朝日峠 から北へ(直線で)約1.2キロメートル下った山の中腹 ■05年事件 茨城県常陸大宮市東町地内のおおみや広域聖苑南東約450メートルの山林内にあ る林道脇の斜面 (ⅴ)およその天候 ○93年事件 ○ 93-1-12-12時(不明時) 常総市のデータはないが近傍の 筑波市(館野)晴れ、 気温約4度、 風約3m 下妻市 晴れ、 気温約4度、 風約3m ● 93-1-13-16時(発見時) 筑波山 晴れ、 気温5.5度、 風3m ■05年事件 ○05-12-1-15時(不明時) 今市市 晴れ、 気温約8度、 風1m ●05-12-2-14時(発見時) (常陸大宮市内と思われる) 小瀬 曇り、 気温11.5度、 風1m (ⅵ)月齢(茨城県での) ○93年事件 19~20日 ■05年事件 0日(12-2-0-02-00秒:月齢0.000) (コメント) ★対照項目を実質11項目ほど挙げたが、(1)遺体発見場所・発見状況 (2)発見時の遺体状況 (3)遺体状況 (6)刺し傷状況 (7)刺し傷・切り傷の傷口状態 (8)死因 (10)失血状態 (11)凶器 以上の項目で類似性・同一性が見られる。犯行の手口はほぼ同一、とみることができる。 したがって、犯人が同一ではないかと推定することは自然。同一性が確実だ、とまでは言えなくても。 逆に、仮に犯人が同一で、同様な手口の犯行がなされたとした場合に、現在片方が不明となっている項目は、相同な項目になると考えられる。 その場合、(12)性的暴行の有無は、93年事件でも「なし」になる。93年事件での性的暴行の有無は発表されていないようだが、実際に「なし」であるならば犯人の同一性の確度はさらに高まることになる。地元紙など事件続報には出なかったのだろうか。 まあ、茨城県警の情報開示度によってしまう話になってしまうが。この点では茨城県警は言うまでもなく評判が悪い。たとえば2004年の茨城女子大学生(原田実里さん)殺害事件でも、5年も経った09年1月、「現場に残された遺留品から男2人のDNAが得られていた」などと明らかにするくらいだ。 ついでに言えば、原田実里さん殺害事件でも有希ちゃん事件でもDNAが出ているという事は、両事件の犯人はまずは違う人間だということだ。 2004年の事件では犯人らしき男のDNA検出は5年も伏せられていたわけだが、93年事件のDNAはどうなんだろう。まるで情報はなく、それも警察の無能の一つの証明ではなければいいのだが。 合同捜査本部は、有希ちゃん事件の捜査では、改めて93年事件のデータを掘り返して欲しいものだ。(それくらいはやっているのだろうか?) ★ふと直感的に思いついたのだが、93年事件では性的暴行はなかったのではないか。まずレイプ後に刺殺したとする。この場合は単独犯にせよ複数犯にせよ、レイプの際に暴れる被害者をねじ伏せておく必要がある。(コンドームをしなければDNAも残る。コンドームをつけてレイプするキチガイもいないだろう。)その際、被害者の手足などには強く押さえつけられた内出血痕などが残ることになる。たとえば、2004年の原田実里さん事件では、実際そのような跡が遺体の手足に残っている。93年事件ではそれがない。ということはレイプ後刺殺したのではない。すると、刺殺後の死姦ということが考えられるが、血まみれの遺体にはさすがにレイプなどできないのではないか。93事件では遺体が洗われたようだが、死姦するために遺体をきれいにしたのだろうか。ありないことではないにせよ、極めて考えにくい。 また、93年当時は、足利事件の後なのだから、犯人は遺体に残るDNAが証拠になるということを知っていただろうし。DNAを残さず遺体を死姦するのには、おもむろにコンドームの装着が必要だ。・・・死姦にそんな作法はとり行わなかっただろう。で、死姦などなかった可能性が高い。 したがって、現在のようなDNAの採取・解析技術のなかった当時、精液が検出されなかったはずの93事件では、犯人のDNAそのものも見つからなかったと思われる。万一DNAが検出されていれば、それは当然有希ちゃん事件のDNAと比較されていなければならない。そんな話がまったく臭わないのは、やはり93事件DNAはなかった、性的暴行はなかったということではないだろうか。 (この点について、2ch議論板17レス番853より異論がなされた。 ・「コンドーム無でレイプ」前提で書いてるけど・・ 神経質な人だと、「行きずり」相手の場合はゴム必須だと思うよ。 神経質で猟奇的殺人願望、両立しないとは言い切れないと思う。 自分としてはこの論を否定も肯定もできなかったので、そのまま付記しました。) ★事件発生・遺体発見日時は対照項目に入れなかったが、どちらも平日の昼間に発生、翌日遺体発見ということでは共通性がある。 ★また、あまりにも自明なので書かなかったが、どちらも茨城県内に遺体が遺棄されている事件だ。 ★(6)の犯行時の拘束状況は、93年事件ではまるでわからない。(この項目はまとめの(17)拘束と重複する。) 有希ちゃん事件では口と手が粘着テープで拘束されていたことは確実だが、足の拘束痕の報道は一部にとどまる。しかも拘束が連れ去り時のものなのか殺害時のものなのかもはっきり書かれていない。 殺害が着衣で行われたのか、着衣なしで殺害されたのかも不明。 これらに見通しをつけるのは、「足のテープ痕」かもしれない。 足の拘束痕ありの報道は、共同と茨城新聞(共同系)・朝日で、残り主要紙などは口と手のみにテープ痕があるとの報道になっている。 事件発生初期には林道から遺棄地点へ遺体が投げ落とされたと考えられた時期があり、斜面を落下した際にできたとされる「すり傷」の報道が産経・時事にもある。すり傷の報道は、朝日05-12-6になると、「手足にすりむき傷のように表皮がはがれていた部分があることがわかっている。」となる。ところが、その後、遺棄現場の状況(木立が生える間隔、斜面角度、犯人足跡など)から遺体を投げ落としたとすることはできず、遺体が「置かれた」ことがあきらかになった。したがって「手足にすりむき傷」はできないことになる。手の「すりむき傷」はほんとうはテープを取った際、表皮が剥がれた痕だったわけで、それなら「手足のすりむき傷」は実はすべてテープ痕だったと考えられる。 「また、足首にもテープをはがすなどした際に付いたと見られる擦り傷があった。 朝日05-12-7」 そこで実際に足にもテープ痕があったらしいとなるが、足首のテープ痕はさらに突っ込んで考える必要がある。 有希ちゃんは事件当時ジーパンをはいていた。さらに、通常何もつけない手とは違って、足は最低冬用のソックスをはいていたはずだ。連れ去り時、犯人が足を拘束したとしてもわざわざソックスをひき下ろすなどして拘束する意味はないので、足首にテープ痕があるならば、犯人が連れ去り後、ソックスなどを取ってからテープで拘束した、と考えるのは不自然ではない。 そのことと胸の傷口に衣服の繊維などが残っていないことを考え合わせると、有希ちゃんは衣服を取られた状態でテープで拘束され、殺害された可能性が高いことになる。まあ、繊維の残っていないことは、洗われたため、とも考えられるが。 ただ、このような考え方をすると、拉致時に拘束はなされなかったのか、という疑問が生ずる。 93年事件の記事で拘束跡の記述が見られないのは、殺害時、拘束する必要がなかったということだろう。首を絞めるなどして意識を失わせていれば、殺害時に拘束する必要はないかもしれない。複数犯で、1人が押さえつけ役に回ったなどの可能性もあるだろうが、その場合は性犯罪がともなったり、手足に内出血跡が残ったりするだろう。 ★犯人が同一とした場合、22歳成人殺害の後で7歳という小児の殺害に及ぶというのはおかしい、という考えについて。 犯行が性的なものである場合、性対象が22歳から7歳に落ちる、というのはかなり考えにくいが、犯行が単純な性的構造でないなら、それほど変な成り行きではないかもしれない。つまり、年齢はさほど関係なく、殺害そのものが目的あるいは性的目的であるような場合。その場合、22歳の体格が扱いにくかった経験から、扱いやすい対象に変更した、なども可能性としてあるかもしれない。 また、広島のヤギ事件が犯行に影響を与えたということは考えられる。ヤギ逮捕の翌日の犯行は、単なる偶然ではないだろう。93年事件の犯人は殺人を犯したいと日ごろ思っていたが、愚鈍なヤギの犯行を知り、それに対し「殺人とはこうするもの」ということを誇示するために、あえて同じ7歳の女の子を選んで犯行を実行したのかもしれない。この場合、ヤギ事件は単なる犯行の引き金でしかない。このようなよくある考え方でも、05年事件での犯行容態を説明できて矛盾がない。 また、遺体に残された傷を見ると、93年事件では傷が多い。05年事件では頭を殴られた跡と胸の刺し傷だけになっている。 これは一度犯行を経験し手馴れたため、という流れを想定してもおかしくはない。 93年事件の犯人は2005年時点でまだ30代もありえるだろう。 ★両犯行ともに、ごく細い凶器で胸を集中的に突いている、ということから考えると、凶器の細さには肋骨の間を通す、というような極端な狙いがあったのかもしれない。これは被害者が裸で刺された可能性が高い、ということと整合するように見える。 産経08-1-13によると、93年事件は「殺害のされかたが、米映画の『氷の微笑』に似ている」と思われたというので、「氷の微笑」ではどんな殺害のされ方をされたのかあたってみた。「アイスピック」で刺され、殺害された、ということらしい。つまり、93年事件は捜査員にはアイスピックを連想させるような細い凶器での犯行という印象だったのだろう。このアイスピックという言葉は、有希ちゃん事件の凶器についても一度使われた。 「凶器は刃幅がかなり狭く、アイスピックに近い鋭利な刃物だったことも判明。」 東京新聞05-12-4 のちに、アイスピックという印象は訂正される。しかし、一時ではあるが両事件ともに「アイスピック」を連想させるほど、ごく細い凶器を犯行に使っていることはあながち偶然ではないのかもしれない。 ★「法医学事件ファイル」の一部の記述には不明な点がある。 「死体には足の裏にもいくつかの傷があったが、これらは鑑定の結果、死亡後に首や胸を刺した凶器とは別のものによる傷だとわかった。」 「死亡後に首や胸を刺した凶器とは別のものによる傷」とあるが、極細の凶器で首や胸を刺したのは『死亡後』だったのか? 死因は胸を刺され、心臓が損傷したことによる失血死なのだから、「死亡後に首や胸を刺した」という語句が宙に浮く。 「首を絞めて意識を失わせてから胸、首などを刃物でめった刺しにしたのではないだろうか」という記述もあり、そういう想定では「死後の傷」にはならないだろう。とにかくどこか意味がうまく伝わっていないところがあることになる。筆者が法医学者であることを考えると、記述が厳密ではないことには首をかしげる。 まあしかし、「足の裏の傷」ということ自体もめずらしいのではないか。普通は傷をつける意味がない箇所だと思われるし、実際、殺人の際にそんなところに傷をつけている事例を、寡聞にして知らない。何のための傷だろうか。 真実はわからないが、ただ一つ頭に浮かぶのは、血抜きを試みてつけた傷ではないのか、ということ。 ★93年事件の場合は遺棄現場にまったく血痕がなかったという。「血抜き」がなされたとすれば、この意味で、それは成功している。 茨城新聞によると、93年事件被害者の「体内の血液は半分以上が流出していたことも判明。」とある。一方、05年事件では、有希ちゃんの失血の程度はより大きそうで、遺棄までに遺体の血液のほとんどが失われていたことがわかっている。しかし93年事件とは違って、遺体や遺棄現場には少しの流血が見られた。 その遺体からの流血は、遺体を「横向きの体勢」で運んだことが影響しているのだろう。93年事件と同様に仰向け状態で運搬・遺棄されたのなら、同じように遺体にも遺棄現場にも、ほぼ完全に血痕は残らなかったのではないか。(ただ背中の傷からは少し血液が漏れ出ただろうが)また、恐らく遺体の運搬時間が長かったことも、流血量に影響していると思われる。 ★「93年事件犯人=05事件犯人説」を採用するとあっさり謎が解けることがある。 05年事件で、「犯人はなぜわざわざ遠い茨城に遺体を遺棄したのか?」ということが難問になっているわけだが、答が簡単に得られる。その答は、 「一度茨城管内で同じように死体を遺棄して、まんまと成功したからだ」、となる。犯人は再び茨城県警に遺体を渡したかったので、直線で65kmも離れたところまで労をいとわず運んだ。 もしそうであるとすると、犯人は茨城県警察の捜査力、筑波大の法医学力の「無能」を大いに評価していたわけだ。 一言で言うと、茨城県警を「あざ笑った」ということだろう。 05年事件の前年にも茨城県警は未解決力で大いに名を上げた。前にも挙げた「茨城女子大生殺害事件」だ。この事件も全裸で損壊された遺体が、霞ヶ浦に至る河口付近に遺棄された。ただ93事件とは犯行の様態が異なる。死因は絞殺だ。首を切り離そうとしたらしい首を一周する深い傷と、胸・腕周辺にいくつかの大きな切創があったとされるが、それらは死後の傷で、また「刺し傷」はなかったようだ。 ★★★(事件3年半後の感想) 報道などで流通した情報から、矛盾する考えや不純な雑念を取り除く、という方向で見てみると、数少ない犯人候補(きれいな目とかキモオタロリコンとか)には矛盾があった。また、スレ上に示された犯人候補(ヤクザ親とか、「レイヤー」の言う電波つき男とか)は、不安を膨らませた妄想に近いものだった。どれもこれも厳しい検証のフィルターは通らなかった。 フィルターを通過する唯一の仮説が、「93事件犯人=有希ちゃん事件犯人」説だ。 無論、100%肯定できるものはないけれども。 なんと言っても事件間の年数が開き過ぎている。「性対象」年齢が極端に落ちている、ということもある。これらは決定的な否定要素ではないが、う~ん…と首を傾げたくなる材料ではある。 しかし、そんな心理的抵抗よりも、両事件の相似性による、同一犯への収束力は強い感がある。被害者の裸の胸を「ごく細い凶器で十数ヵ所刺して」失血死させ、「遺体を洗い清め」、「林道脇の見えるところに遺体を晒した」、そのように見てもいい人間が、いったい茨城近辺に2人も存在するのか?05年事件の犯人は93年事件の模倣犯ではありえない。93年事件は地元紙茨城新聞ではどのような扱いだったかは不明だが、読売、毎日といった全国紙では信じられないような小さなベタ記事で、まともな続報もなく事件報道は終わった。なぜかそのような状況であったので、事件の残酷さ・猟奇性がはなはだしいにもかかわらず、ネット上の未解決殺人事件のリストにも上がらないほど93事件は埋もれてしまった。そのような人知れぬマイナーな事件を、13年も後に模倣する人間などいないだろう。 有希ちゃんの遺体が、あのような状態で茨城県警管内に晒されたということは、うがった見方をすれば、93事件の犯人が発した、「わかるか、俺だ、俺なんだよ」というメッセージなのかも知れない。
https://w.atwiki.jp/kazesora/pages/9.html
ヘッドライン タリバン兵の遺体焼く アフガンで米軍、捜査開始 【シドニー20日共同】オーストラリアのSBSテレビは19日夜、 アフガニスタン南部で旧政権タリバンの残存勢力の兵士2人の遺体を米兵が焼き、 イスラム教徒のタリバン兵に対する宣伝活動に利用しているとする場面の映像を放映した。 イスラム教では遺体は土葬にし、火葬はしない。 ロイター通信によると、この映像を受け、 アフガン駐留米軍は声明で「敵の戦闘員に対する虐待や彼らの信仰に対する冒とくを容赦しない」と述べ 、捜査を開始したことを明らかにした。[記事全文]
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/12739.html
死因 / 解剖 / 法医学 + ニュースサーチ〔司法解剖〕 89歳女性が自宅で殺害、首に絞められた跡 千葉県警が捜査本部設置 [千葉県] - 朝日新聞デジタル 側溝で胸に包丁刺さった女性遺体…自殺か(九州朝日放送) - Yahoo!ニュース 徳島市のマンションの一室で男性の遺体見つかる 警察は殺人事件も視野に捜査【徳島】 - 日テレNEWS 畑で倒れている88歳女性を発見…熱中症か 司法解剖して死因など調べる方針 富山・滑川市 (チューリップテレビ) - Yahoo!ニュース 畑で倒れている88歳女性を発見…熱中症か 司法解剖して死因など調べる方針 富山・滑川市 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 熱中症の可能性も 富山市内の駐車場で76歳の男性遺体見つかる 30日以降に司法解剖し死因を調べる - TBS NEWS DIG Powered by JNN 熱中症の可能性も 富山市内の駐車場で76歳の男性遺体見つかる 30日以降に司法解剖し死因を調べる(チューリップテレビ) - Yahoo!ニュース 80代の母親とみられる遺体を放置したとして64歳男を逮捕 司法解剖の結果、死因は外傷性ショックと判明 遺体に骨盤骨折の痕見つかる 札幌市東区(HBCニュース北海道) - Yahoo!ニュース 草刈り中のトラクター 遺体が絡まり停止 損傷激しく司法解剖へ 熊本・嘉島町 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 草刈り中のトラクター 遺体が絡まり停止 損傷激しく司法解剖へ 熊本・嘉島町 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 草刈り中のトラクター 遺体が絡まり停止 損傷激しく司法解剖へ 熊本・嘉島町 - livedoor 80代の母親とみられる遺体を放置したとして64歳男を逮捕 司法解剖の結果、死因は外傷性ショックと判明 遺体に骨盤骨折の痕見つかる 札幌市東区 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 「安倍晋三元首相を銃撃したのは山上徹也ではない」…話題のベストセラー『暗殺』著者・柴田哲孝氏が断言する根拠 - Yahoo!ニュース 広島・安佐南区の死体遺棄 母親の死因司法解剖で特定できず - HOME広島ホームテレビ 広島・安佐南区の死体遺棄 母親の死因司法解剖で特定できず - goo.ne.jp 息子が母親の死体を遺棄か 司法解剖も死因分からず 致命的な外傷は無し 広島 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 息子が母親の死体を遺棄か 司法解剖も死因分からず 致命的な外傷は無し 広島 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 息子が母親の死体を遺棄か 司法解剖も死因分からず 致命的な外傷は無し 広島 - goo.ne.jp 藤沢の赤ちゃん3人遺体、司法解剖で死因や性別特定できず 妊娠34週以降または新生児か (2024年7月8日掲載) - livedoor 藤沢の赤ちゃん3人遺体、司法解剖で死因や性別特定できず 妊娠34週以降または新生児か - livedoor 藤沢の赤ちゃん3人遺体、司法解剖で死因や性別特定できず 妊娠34週以降または新生児か(カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース 知人と会食中に急死!30歳、歌手パク・ボラムさん、司法解剖が行われ死因が明らかに - MSN 知人と会食中に急死!30歳、歌手パク・ボラムさん、司法解剖が行われ死因が明らかに - Yahoo!ニュース 知人と会食中に急死!30歳、歌手パク・ボラムさん、司法解剖が行われ死因が明らかに - Yahoo!ニュース 【速報】94歳女性が死亡した事件で警察が家宅捜索 司法解剖で全身に新旧の打撲の痕が見つかる 以前から暴行を受けていた可能性 東大阪市 - Yahoo!ニュース 94歳女性が死亡した事件で警察が家宅捜索 司法解剖で全身に複数の打撲や骨折の痕が見つかる 何者かに暴行を加えられた可能性 東大阪市 - 朝日放送テレビ 94歳女性が死亡、他殺か=顔や両手足に複数のあざ―大阪府警 - 時事通信ニュース 被害女性、背中にも刺し傷 逃げる女性を数十メートル追う 新宿殺人 - 朝日新聞デジタル 高岡市の廃屋で発見された女性遺体 司法解剖の結果、死因の特定至らず (2024年5月8日掲載) - livedoor 「麻酔治療が必要なむし歯は1本もなかった」司法解剖した医師が証言 死亡した2歳女児 背景に過剰治療か (RKB毎日放送) - Yahoo!ニュース 「麻酔治療が必要なむし歯は1本もなかった」司法解剖した医師が証言 死亡した2歳女児 背景に過剰治療か - TBS NEWS DIG Powered by JNN 「麻酔治療が必要なむし歯は1本もなかった」司法解剖した医師が証言 死亡した2歳女児 背景に過剰治療か - TBS NEWS DIG Powered by JNN 那須・河川敷焼損2遺体遺棄事件、死因は窒息死と判明 栃木県警、20代男から任意聴取 - 下野新聞 パク・ボラムさん、司法解剖の結果が明らかに…事件性はなし - Kstyle パク・ボラムさん、司法解剖の結果が明らかに…事件性はなし - livedoor パク・ボラムさん、司法解剖の結果が明らかに…事件性はなし(Kstyle) - Yahoo!ニュース 他殺・自殺の痕跡なし…歌手の故パク・ボラムさん、司法解剖の結果が発表される - WOWKorea(ワウコリア) 他殺・自殺の痕跡なし…歌手の故パク・ボラムさん、司法解剖の結果が発表される - goo.ne.jp 知人と会食中に急死!30歳の歌手パク・ボラムさん 司法解剖結果を事務所が公表 臆測報道飛び交う - よろず〜ニュース 知人と会食中に急死!30歳の歌手パク・ボラムさん 司法解剖結果を事務所が公表 臆測報道飛び交う - デイリースポーツ “突然の訃報”歌手パク・ボラムさん、早ければ4月15日に司法解剖へ - Kstyle “突然の訃報”歌手パク・ボラムさん、早ければ4月15日に司法解剖へ(Kstyle) - Yahoo!ニュース 歌手パク・ボラムさん、遺族の要請受け司法解剖へ - Kstyle 歌手パク・ボラムさん、遺族の要請受け司法解剖へ(Kstyle) - Yahoo!ニュース 6年前の死は事件だった 解剖後に残されていた腎臓が暴いた連続殺人 - 朝日新聞デジタル 刑務所「病死とみられる」と説明も…司法解剖で低体温症で「凍死」疑い 留置中に死亡の60代男性には複数の持病 警察が管理体制など捜査(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース 刑務所側が病死と説明していた男性は凍死の可能性…長野刑務所で死亡の60代男性司法解剖で判明、罰金払えず服役して作業に従事、警察が管理体制などを捜査 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 刑務所側が病死と説明していた男性は凍死の可能性…長野刑務所で死亡の60代男性司法解剖で判明、罰金払えず服役して作業に従事、警察が管理体制などを捜査 | SBC NEWS | 長野のニュース | SBC信越放送 (1ページ) - TBS NEWS DIG Powered by JNN 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第9回】幼馴染み - 幻冬舎plus 長野刑務所 収容の男性 低体温症で凍死か 管理体制など調べ - nhk.or.jp 獄中死のナワリヌイ氏、プーチン政権は徹底弾圧 司法解剖改ざんの恐れも - 西日本新聞 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第7回】運ばれた遺体 - 幻冬舎plus 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第6回】4人の被疑者 - 幻冬舎plus 羽田空港の航空機事故、死亡の海保の5人の身元特定 警視庁が司法解剖で - テレビ朝日 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第5回】息子夫婦の証言 - 幻冬舎plus イ・ソンギュン、司法解剖は行わない方針…遺族の要請受け - Kstyle 弟の死で自分を責めた女性「受け止める気持ちに」…事件性ない遺体の解剖・死因究明、京都府立医大が取り組み - 読売新聞オンライン 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第4回】甘い香り - 幻冬舎plus 司法解剖で水増し請求などした元近大教授に懲役5年 大阪高裁が1審判決支持 大阪府警から3700万円、大学側から4900万円詐取 - 朝日放送テレビ 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第3回】死後の損傷 - 幻冬舎plus 軽乗用車が電柱に衝突…運転席の男性(77)が死亡 当初は“病死”とするも司法解剖で“事故による頚髄損傷”に - TBS NEWS DIG Powered by JNN 殺しか、自殺か…司法解剖で分かった予想もしない死因【死と向き合う福岡県警検視官㊥】 - 西日本新聞 死因は「凍死」か…車ではねた男性を山林に遺棄、32歳男を逮捕、 司法解剖の結果「事故で頭に傷を負った中で、最終的には凍死したとみられる」 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 死因は「凍死」か…車ではねた男性を山林に遺棄、32歳男を逮捕、 司法解剖の結果「事故で頭に傷を負った中で、最終的には凍死したとみられる」 | SBC NEWS | 長野のニュース | SBC信越放送 (1ページ) - TBS NEWS DIG Powered by JNN 「10回以上殴られた」司法解剖医が法廷で証言 群馬・みどり市の強盗殺人 - 株式会社 上毛新聞社 海に生後1か月以内と見られる女の赤ちゃん 死亡確認 警察が司法解剖行い原因や身元特定進める【愛媛】 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 海に生後1か月以内と見られる女の赤ちゃん 死亡確認 警察が司法解剖行い原因や身元特定進める【愛媛】 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 【独自】17年前の不審死で新展開 解剖医「自殺」断定せず 遺族の思いは - テレビ東京 ~テレ東BIZ 死後3年経ち発覚 夫は老人ホームでの 暴行死 だった疑い「趣味はゴルフにカメラ、阪神タイガースが勝つたびコイン貯金していた」妻が語った生前の夫の姿 - 毎日放送 脱輪した車の脇で泥酔し瀬戸内警察署で保護後死亡の72歳男性 司法解剖も死因は不明【岡山】 - OHK 岡山放送 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第2回】逃亡 - 幻冬舎plus 「数ヵ月以上、ネグレクト受けていた」司法解剖の医師が虐待の可能性指摘 富田林2歳女児熱中症死 祖母の内縁夫の裁判 - 朝日放送テレビ コロナワクチン接種後死亡事例の解剖数を増やせば因果関係認定例は増加するか? - アゴラ 解剖医・今宮准教授の推理【蓮池浄土 第1回】蓮池の異状死体 - 幻冬舎plus 2遺体の身元は「住人の親子」と判明 父親(93)と息子(60) 司法解剖するも「死因不詳」 14日発生の住宅火災 広島・佐伯区 - TBS NEWS DIG Powered by JNN 夫は自殺で感電死、妻は他殺で頸部圧迫による窒息~防府で見つかった高齢夫婦の遺体~防府警察署が解剖結果発表 - 日テレNEWS 道内の司法解剖件数、過去10年間で2倍 解剖医のなり手不足課題 - 北海道新聞 クマに襲われたか 山中で発見された遺体 司法解剖し身元や死因を調べる 北海道福島町 - 北海道ニュースUHB 酒田港で発見された全裸の男性の変死体 遺留品捜索も発見できず 死因特定の司法解剖へ - 日テレNEWS 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か | 共同通信 - 共同通信 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か(共同通信) - Yahoo!ニュース 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か - 北海道新聞 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か - 山陽新聞デジタル 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か - 日本海新聞 車の父子5人遺体、17~18日に司法解剖 三重・南伊勢の海中転落 - 産経ニュース 父子5人を司法解剖へ、三重 運転誤り海に転落か(共同通信) - 熊本日日新聞 「ドン」という音を聞いた看護師、廊下であおむけに倒れた患者発見…司法解剖で死因調査へ:地域ニュース - 読売新聞オンライン 護送中の車内で突然 呼吸停止 窃盗の罪で起訴された58歳の男が死亡…北海道警「護送・留置は適正だった」司法解剖へ - 北海道ニュースUHB 市営住宅で発見の頭蓋骨 司法解剖で「高齢女性か」 住人の母親は2010年ごろ最後に確認されず - rkb.jp 死因究明だけでなく、警察が得るものないと~時間たてば遺体の情報捨てることに-司法解剖と向き合う・長崎大~ - 時事メディカル 新型コロナワクチン接種後に14歳女子中学生死亡、司法解剖で因果関係を認定 徳島大 - 産経ニュース <独自>猿之助さんと両親、薬物服用か 司法解剖で死因特定へ - 産経ニュース 薬物検出、捜査方針を転換させた司法解剖~「事故死」の男性客に事件性浮上―諫早スナック昏睡強盗~ - 時事メディカル 死因は失血死、致命傷は左上腕からの銃弾 安倍晋三元首相の司法解剖 - 朝日新聞デジタル 死因究明の格差を生む「解剖12万円ルール」 - 新潮社 フォーサイト 司法解剖検査料水増しに加担 認めた講師を解雇 近畿大 - 朝日新聞デジタル 忘れられない解剖、性暴力の理不尽さ あなたは悪くない - 朝日新聞デジタル 新型コロナ感染男性 医療ミス可能性も司法解剖できず - nhk.or.jp 死因究明の解剖率に地域格差 神奈川41%、広島は1% - 朝日新聞デジタル 金曜ドラマ『アンナチュラル』 - tbs.co.jp ● 死因 司法解剖 - Youtube検索 ■ 【情報7daysニュースキャスター】 FOCUS:遺体から真実を究明!法医学者の『司法解剖』最前線 【公式】TBS芸能 情報まとめ .
https://w.atwiki.jp/tenshiku01/pages/18.html
研究所の所在 政府軍の中、天使討伐隊の拠点の近くにある。 そのため、討伐隊とは情報のやり取りをすることが多い。 主な職務 個人で何を研究するかは自由になっている。 処刑で死んだNO8の天使トラピアの遺体が保存されてあるため、大きく破損しない程度に使って実験をするものもいる。 天使の苦痛を最小限に殺す実験、とかでもいいらしい。 討伐隊とは違い、監視の目はほとんどない。 NO8の天使トラピアの遺体場所 研究室の一番奥、鍵のかかった部屋の中にある。 特殊な水槽の中に沈められており、遺体の破損は実験による多少の傷しかない。 鍵は研究員だけが持っている。 他の隊員が天使の遺体を見たいと言ってきた場合、見せるかどうかは研究員個人の判断に任されている。 研究室の過去実験 天使を作り始めたのは何年前なのか等、天使製造についての詳しいデータは何故か消失している。 戦争の兵器として使おうと人体実験を繰り返していたことが非難され、天使製造発覚時の所長は辞職されられた。 しかし実際は政府の命令により大規模で行われていたことらしい。 詳しいことは政府の手によって消されたと思われる。 研究員 ジャンルカ/ 所長 アンジェラ アベル
https://w.atwiki.jp/tanaka_mohs/pages/67.html
部品構造 大部品 死亡時画像診断 RD 7 評価値 5部品 死亡時画像診断とは 大部品 死後変化 RD 3 評価値 3部品 死後変化とは 部品 心臓拡大・血管径減少 部品 血液就下・血液凝固 大部品 蘇生術後変化 RD 3 評価値 3部品 蘇生術後変化とは 部品 心・大血管の損傷 部品 肋骨骨折 部品定義 部品 死亡時画像診断とは 死亡時画像診断とは、デジタルX線テレビやCT・MRIなどのモダリティを用いて、遺体の身元確認や死因究明をおこなう制度である。 体表からの臨床所見では死因を特定することは難しいが、遺族の心情、医師不足や費用面の問題などから剖検されない遺体は多い。 そこで遺族の承諾を得て、遺体をモダリティで撮影し、その画像から死因を究明する。 遺体をモダリティで撮影して得られた画像は、死後画像と呼ばれる。 腐敗や損壊で顔や指紋などから身元を判別できない遺体も、モダリティを用いた撮影によって、亡くなった者が誰か判別できることがある。 たとえば、陳旧性の骨折の痕跡や完全埋伏歯、銀歯やボルトのような金属などのアーチファクトといった根治治療の痕跡などは亡くなった者が誰か判別する際、有力な手掛かりとなる。 なぜなら、治療痕や治癒痕は、外傷や疾病の既往歴・治療歴があることを示唆するため、生前資料の存在が期待できるからである。 体内に埋入する医療器具のうち、人工骨頭のような製造番号や型番が記載されているものは、解剖で取り出して製造番号・型番を確認し、生前の診療録と比較することで身元を確認できる。 また、心臓ペースメーカーなどの医療器具では、機械内部に電子的に記録された情報から身元が判明することもある。 歯科治療が少ない場合、歯根の形状や歯並び、顎骨内の疾患なども遺体の身元判別の手掛かりになる。 モダリティで亡くなった者が誰かまでは特定できなくても、歯の成長や骨の加齢による変化などから、亡くなった者の年齢を推定できる。 また、腐敗や焼損などで外性器・内性器の形態から性別の判断が難しい場合でも、骨の形態学的特徴から亡くなった者の性別を推定できる。 ただし、遺体の画像を診断する際、生体の臨床画像と異なり、死後変化や蘇生術後変化を病変と誤診する恐れがある。 死後変化や蘇生術後変化を病変と区別するためには、遺体の置かれた状況や心肺蘇生の有無などを確認したうえで、遺体の画像診断を専門とする者に診断してもらうことが望ましい。 そのため、撮影された画像は診断の信頼性を高める目的で、遠隔地にいる画像診断の専門家へ送信されることもある。 この専門家が客観的・中立的立場から診断・助言をおこなうことで医療事故の隠蔽を防ぐことが期待できる。 ただし、CTやMRIの撮影画像の枚数が多い場合、大容量の画像を高速で送信できる手段が必要になる。 死亡時画像診断と血液検査で、剖検をある程度代替できるが、剖検でなければわからないこともある。 たとえば、死亡時画像診断でのどに異物が詰まって窒息死したことが分かっても、その異物の具体的に何であるかを特定するためには剖検が必要である。 逆に、体内に溜まったガスの存在などは剖検では気づくことができないが、死後画像ではガスの分布や量まで確認できる。 また、全身を骨折した場合、剖検で全身を切り開いてすべての骨折を確認するのは手間がかかるが、死亡時画像診断では容易に確認できる。 そのため、理想としては死亡時画像診断と剖検の両方をおこなうことが望ましい。 この場合、死亡時画像診断で怪しい箇所のみを剖検することで、剖検の労力を減らすことができる。 また、死亡時画像診断によって、体内の病巣を同定することで、解剖前に指摘できるため、解剖時の二次感染や環境汚染を防ぐことができる。 /*/ 死亡時画像診断では、剖検と同様、死体を扱うため、病気を感染する恐れがある。 そのため、施設によっては患者や医療従事者の感染を防ぐ目的で、死体専用のモダリティを用意する場合もある。 死体専用のモダリティがある場合もない場合も衛生面に配慮し、モダリティの消毒・殺菌などをおこなう。 また、遺体をモダリティまで運ぶ際は、他の患者の心理的影響に配慮し、生きた患者を運んでいるように思わせるため、遺体に話しかけることもある。 X線撮影やCTでは、知類の身体に悪影響を及ぼす恐れのある放射線を浴びせるが、死亡時画像診断は死体解剖と同様に、死体損壊罪には該当しない。 そのため、遺体に対するCTでは、ヘリカルスキャンより走査時間が長く、浴びる放射線量が多いが、鮮明な画像を得られるノンヘリカルスキャンを用いることが多い。 /*/ 死亡時画像診断は、Autopsy imagingを略してAiとも呼ばれる。 なお、人工知能(Artificial Intelligence)や人工授精(Artificial Insemination)、鳥インフルエンザ(Avian Influenza)などもAIと略すため、それらと区別できるよう、死亡時画像診断はiを小文字にしてAiと表記する。 部品 死後変化とは 死後変化とは、個体の死亡直後から始まる動物の物理的・化学的・生物学的変化の総称で、死体現象とも呼ばれる。 死体現象は早期死体現象や後期死体現象などに分けられる。 /*/ 早期死体現象とは、死亡直後から生じる死体現象のことである。 具体的には、瞳孔散大、対光・角膜反射消失、眼圧低下、筋弛緩、腱反射消失、体温低下、乾燥、角膜混濁、死斑・血液就下、死後硬直などが早期死体現象である。 /*/ 後期死体現象とは、死後数日で現れる死体現象のことで、晩期死後変化とも呼ばれる。 具体的には、自己融解、腐敗、白骨化などが後期死体現象である。 /*/ 死後変化は、遺体の置かれた状況に左右される。 たとえば、腐敗が進行しないような特殊な環境に遺体が置かれた場合、ミイラ化・死蝋化・石胎などの特殊な死後変化が現れる。 ミイラとは、細菌が繁殖しないほど乾燥した遺体のことである。 死蝋とは、水中や水分に富む土中に置かれ、空気が遮断されることで遺体が蝋状に変化したもののことである。 石胎とは、母親の体内で石灰化した胎児のことである。 /*/ 死後変化は、時間の経過で変化していくため、死亡時画像診断において、撮影時の死後経過時間は重要な要素である。 死亡直後と解剖直前に撮影した死後画像を比較した報告では、後から撮影したほうで死後変化が増強、あるいは消失しているものがあった。 死亡直後に撮影した死後画像は、死後変化の影響が少ないため、死因や死に至る経過の判断に適していると考えられる。 解剖直前に撮影した死後画像は、解剖によって消失する所見を客観的な記録として残すことができ、また環境汚染や二次感染など解剖時の安全性に関する情報が得られるため、有用である。 部品 心臓拡大・血管径減少 死亡時画像診断では、死後変化として、心臓の拡大傾向が確認される。 特に上大静脈から右心房にかけて拡張が確認される。 /*/ 死亡時画像診断では、死後変化として、大動脈の血管径の減少が確認される。 また、収縮によって肥厚した血管壁が確認される。 部品 血液就下・血液凝固 血液就下とは、心拍動が停止し、循環が止まることにより、重力によって赤血球が血管内に沈降する現象である。 体表面からは、死斑として観察できる。 血液就下は、急死の場合に明瞭な傾向があり、死後CTにおいては心臓・大血管・脳・肺において明瞭に確認される。 /*/ 死後変化において、血液凝固とは、暗赤色の柔らかいゼラチン様の凝固塊で、長い死戦期や慢性疾患死の遺体から確認される。 死戦期とは、死に至る直前の、体の種々の機能が失調をきたした状態のことである。 中毒・焼死・窒息などの急性死でも血液凝固が確認されるが、悪性腫瘍や慢性炎症の場合とは血液凝固の組成が異なる。 部品 蘇生術後変化とは 蘇生術後変化とは、心臓マッサージによる肋骨の骨折や、バッグバルブマスクの換気による消化管の拡張など、心肺蘇生をおこなったことによる変化の総称である。 /*/ なお、換気による消化管の拡張は、蘇生術後変化に限定されず、換気死後CTでも発生する。 換気死後CTとは、気管内挿管チューブや経口・経鼻エアウェイなどを介し、人工呼吸器を用いることで、生前の吸気状態に近い環境下で死後CTを撮影するものである。 肺炎などの病的変化の有無を評価する際、換気死後CTによって、死後変化の影響を軽減し、評価を容易にできると報告されている。 部品 心・大血管の損傷 蘇生術後変化において、胸骨圧迫を施行したことによる心臓や大血管の損傷が確認される。 具体的には、大動脈裂傷・心嚢内血腫・心外膜血腫・心筋挫傷などである。 心嚢は強固な構成となっているが、心嚢内血腫がある状態で胸骨圧迫をおこなった場合、心嚢が破裂し、胸腔内血腫が形成される場合がある。 部品 肋骨骨折 蘇生術後変化において、胸骨圧迫による肋骨骨折は成年に多く確認され、小児では少ない。 人知類の場合、胸骨圧迫で折れる肋骨は第二~七肋骨が多い。 正確な胸骨圧迫の場合、肋骨の背側には負荷がかからないため、骨折する場合、前胸部・側胸部の肋骨である。 また、胸骨圧迫による肋骨骨折は皮膚側に生じず、肺側にのみ生じるという特徴的な所見がある。 提出書式 大部品 死亡時画像診断 RD 7 評価値 5 -部品 死亡時画像診断とは -大部品 死後変化 RD 3 評価値 3 --部品 死後変化とは --部品 心臓拡大・血管径減少 --部品 血液就下・血液凝固 -大部品 蘇生術後変化 RD 3 評価値 3 --部品 蘇生術後変化とは --部品 心・大血管の損傷 --部品 肋骨骨折 部品 死亡時画像診断とは 死亡時画像診断とは、デジタルX線テレビやCT・MRIなどのモダリティを用いて、遺体の身元確認や死因究明をおこなう制度である。 体表からの臨床所見では死因を特定することは難しいが、遺族の心情、医師不足や費用面の問題などから剖検されない遺体は多い。 そこで遺族の承諾を得て、遺体をモダリティで撮影し、その画像から死因を究明する。 遺体をモダリティで撮影して得られた画像は、死後画像と呼ばれる。 腐敗や損壊で顔や指紋などから身元を判別できない遺体も、モダリティを用いた撮影によって、亡くなった者が誰か判別できることがある。 たとえば、陳旧性の骨折の痕跡や完全埋伏歯、銀歯やボルトのような金属などのアーチファクトといった根治治療の痕跡などは亡くなった者が誰か判別する際、有力な手掛かりとなる。 なぜなら、治療痕や治癒痕は、外傷や疾病の既往歴・治療歴があることを示唆するため、生前資料の存在が期待できるからである。 体内に埋入する医療器具のうち、人工骨頭のような製造番号や型番が記載されているものは、解剖で取り出して製造番号・型番を確認し、生前の診療録と比較することで身元を確認できる。 また、心臓ペースメーカーなどの医療器具では、機械内部に電子的に記録された情報から身元が判明することもある。 歯科治療が少ない場合、歯根の形状や歯並び、顎骨内の疾患なども遺体の身元判別の手掛かりになる。 モダリティで亡くなった者が誰かまでは特定できなくても、歯の成長や骨の加齢による変化などから、亡くなった者の年齢を推定できる。 また、腐敗や焼損などで外性器・内性器の形態から性別の判断が難しい場合でも、骨の形態学的特徴から亡くなった者の性別を推定できる。 ただし、遺体の画像を診断する際、生体の臨床画像と異なり、死後変化や蘇生術後変化を病変と誤診する恐れがある。 死後変化や蘇生術後変化を病変と区別するためには、遺体の置かれた状況や心肺蘇生の有無などを確認したうえで、遺体の画像診断を専門とする者に診断してもらうことが望ましい。 そのため、撮影された画像は診断の信頼性を高める目的で、遠隔地にいる画像診断の専門家へ送信されることもある。 この専門家が客観的・中立的立場から診断・助言をおこなうことで医療事故の隠蔽を防ぐことが期待できる。 ただし、CTやMRIの撮影画像の枚数が多い場合、大容量の画像を高速で送信できる手段が必要になる。 死亡時画像診断と血液検査で、剖検をある程度代替できるが、剖検でなければわからないこともある。 たとえば、死亡時画像診断でのどに異物が詰まって窒息死したことが分かっても、その異物の具体的に何であるかを特定するためには剖検が必要である。 逆に、体内に溜まったガスの存在などは剖検では気づくことができないが、死後画像ではガスの分布や量まで確認できる。 また、全身を骨折した場合、剖検で全身を切り開いてすべての骨折を確認するのは手間がかかるが、死亡時画像診断では容易に確認できる。 そのため、理想としては死亡時画像診断と剖検の両方をおこなうことが望ましい。 この場合、死亡時画像診断で怪しい箇所のみを剖検することで、剖検の労力を減らすことができる。 また、死亡時画像診断によって、体内の病巣を同定することで、解剖前に指摘できるため、解剖時の二次感染や環境汚染を防ぐことができる。 /*/ 死亡時画像診断では、剖検と同様、死体を扱うため、病気を感染する恐れがある。 そのため、施設によっては患者や医療従事者の感染を防ぐ目的で、死体専用のモダリティを用意する場合もある。 死体専用のモダリティがある場合もない場合も衛生面に配慮し、モダリティの消毒・殺菌などをおこなう。 また、遺体をモダリティまで運ぶ際は、他の患者の心理的影響に配慮し、生きた患者を運んでいるように思わせるため、遺体に話しかけることもある。 X線撮影やCTでは、知類の身体に悪影響を及ぼす恐れのある放射線を浴びせるが、死亡時画像診断は死体解剖と同様に、死体損壊罪には該当しない。 そのため、遺体に対するCTでは、ヘリカルスキャンより走査時間が長く、浴びる放射線量が多いが、鮮明な画像を得られるノンヘリカルスキャンを用いることが多い。 /*/ 死亡時画像診断は、Autopsy imagingを略してAiとも呼ばれる。 なお、人工知能(Artificial Intelligence)や人工授精(Artificial Insemination)、鳥インフルエンザ(Avian Influenza)などもAIと略すため、それらと区別できるよう、死亡時画像診断はiを小文字にしてAiと表記する。 部品 死後変化とは 死後変化とは、個体の死亡直後から始まる動物の物理的・化学的・生物学的変化の総称で、死体現象とも呼ばれる。 死体現象は早期死体現象や後期死体現象などに分けられる。 /*/ 早期死体現象とは、死亡直後から生じる死体現象のことである。 具体的には、瞳孔散大、対光・角膜反射消失、眼圧低下、筋弛緩、腱反射消失、体温低下、乾燥、角膜混濁、死斑・血液就下、死後硬直などが早期死体現象である。 /*/ 後期死体現象とは、死後数日で現れる死体現象のことで、晩期死後変化とも呼ばれる。 具体的には、自己融解、腐敗、白骨化などが後期死体現象である。 /*/ 死後変化は、遺体の置かれた状況に左右される。 たとえば、腐敗が進行しないような特殊な環境に遺体が置かれた場合、ミイラ化・死蝋化・石胎などの特殊な死後変化が現れる。 ミイラとは、細菌が繁殖しないほど乾燥した遺体のことである。 死蝋とは、水中や水分に富む土中に置かれ、空気が遮断されることで遺体が蝋状に変化したもののことである。 石胎とは、母親の体内で石灰化した胎児のことである。 /*/ 死後変化は、時間の経過で変化していくため、死亡時画像診断において、撮影時の死後経過時間は重要な要素である。 死亡直後と解剖直前に撮影した死後画像を比較した報告では、後から撮影したほうで死後変化が増強、あるいは消失しているものがあった。 死亡直後に撮影した死後画像は、死後変化の影響が少ないため、死因や死に至る経過の判断に適していると考えられる。 解剖直前に撮影した死後画像は、解剖によって消失する所見を客観的な記録として残すことができ、また環境汚染や二次感染など解剖時の安全性に関する情報が得られるため、有用である。 部品 心臓拡大・血管径減少 死亡時画像診断では、死後変化として、心臓の拡大傾向が確認される。 特に上大静脈から右心房にかけて拡張が確認される。 /*/ 死亡時画像診断では、死後変化として、大動脈の血管径の減少が確認される。 また、収縮によって肥厚した血管壁が確認される。 部品 血液就下・血液凝固 血液就下とは、心拍動が停止し、循環が止まることにより、重力によって赤血球が血管内に沈降する現象である。 体表面からは、死斑として観察できる。 血液就下は、急死の場合に明瞭な傾向があり、死後CTにおいては心臓・大血管・脳・肺において明瞭に確認される。 /*/ 死後変化において、血液凝固とは、暗赤色の柔らかいゼラチン様の凝固塊で、長い死戦期や慢性疾患死の遺体から確認される。 死戦期とは、死に至る直前の、体の種々の機能が失調をきたした状態のことである。 中毒・焼死・窒息などの急性死でも血液凝固が確認されるが、悪性腫瘍や慢性炎症の場合とは血液凝固の組成が異なる。 部品 蘇生術後変化とは 蘇生術後変化とは、心臓マッサージによる肋骨の骨折や、バッグバルブマスクの換気による消化管の拡張など、心肺蘇生をおこなったことによる変化の総称である。 /*/ なお、換気による消化管の拡張は、蘇生術後変化に限定されず、換気死後CTでも発生する。 換気死後CTとは、気管内挿管チューブや経口・経鼻エアウェイなどを介し、人工呼吸器を用いることで、生前の吸気状態に近い環境下で死後CTを撮影するものである。 肺炎などの病的変化の有無を評価する際、換気死後CTによって、死後変化の影響を軽減し、評価を容易にできると報告されている。 部品 心・大血管の損傷 蘇生術後変化において、胸骨圧迫を施行したことによる心臓や大血管の損傷が確認される。 具体的には、大動脈裂傷・心嚢内血腫・心外膜血腫・心筋挫傷などである。 心嚢は強固な構成となっているが、心嚢内血腫がある状態で胸骨圧迫をおこなった場合、心嚢が破裂し、胸腔内血腫が形成される場合がある。 部品 肋骨骨折 蘇生術後変化において、胸骨圧迫による肋骨骨折は成年に多く確認され、小児では少ない。 人知類の場合、胸骨圧迫で折れる肋骨は第二~七肋骨が多い。 正確な胸骨圧迫の場合、肋骨の背側には負荷がかからないため、骨折する場合、前胸部・側胸部の肋骨である。 また、胸骨圧迫による肋骨骨折は皮膚側に生じず、肺側にのみ生じるという特徴的な所見がある。 インポート用定義データ [ { "title" "死亡時画像診断", "part_type" "group", "children" [ { "title" "死亡時画像診断とは", "description" "死亡時画像診断とは、デジタルX線テレビやCT・MRIなどのモダリティを用いて、遺体の身元確認や死因究明をおこなう制度である。\n体表からの臨床所見では死因を特定することは難しいが、遺族の心情、医師不足や費用面の問題などから剖検されない遺体は多い。\nそこで遺族の承諾を得て、遺体をモダリティで撮影し、その画像から死因を究明する。\n遺体をモダリティで撮影して得られた画像は、死後画像と呼ばれる。\n腐敗や損壊で顔や指紋などから身元を判別できない遺体も、モダリティを用いた撮影によって、亡くなった者が誰か判別できることがある。\nたとえば、陳旧性の骨折の痕跡や完全埋伏歯、銀歯やボルトのような金属などのアーチファクトといった根治治療の痕跡などは亡くなった者が誰か判別する際、有力な手掛かりとなる。\nなぜなら、治療痕や治癒痕は、外傷や疾病の既往歴・治療歴があることを示唆するため、生前資料の存在が期待できるからである。\n体内に埋入する医療器具のうち、人工骨頭のような製造番号や型番が記載されているものは、解剖で取り出して製造番号・型番を確認し、生前の診療録と比較することで身元を確認できる。\nまた、心臓ペースメーカーなどの医療器具では、機械内部に電子的に記録された情報から身元が判明することもある。\n歯科治療が少ない場合、歯根の形状や歯並び、顎骨内の疾患なども遺体の身元判別の手掛かりになる。\nモダリティで亡くなった者が誰かまでは特定できなくても、歯の成長や骨の加齢による変化などから、亡くなった者の年齢を推定できる。\nまた、腐敗や焼損などで外性器・内性器の形態から性別の判断が難しい場合でも、骨の形態学的特徴から亡くなった者の性別を推定できる。\nただし、遺体の画像を診断する際、生体の臨床画像と異なり、死後変化や蘇生術後変化を病変と誤診する恐れがある。\n死後変化や蘇生術後変化を病変と区別するためには、遺体の置かれた状況や心肺蘇生の有無などを確認したうえで、遺体の画像診断を専門とする者に診断してもらうことが望ましい。\nそのため、撮影された画像は診断の信頼性を高める目的で、遠隔地にいる画像診断の専門家へ送信されることもある。\nこの専門家が客観的・中立的立場から診断・助言をおこなうことで医療事故の隠蔽を防ぐことが期待できる。\nただし、CTやMRIの撮影画像の枚数が多い場合、大容量の画像を高速で送信できる手段が必要になる。\n死亡時画像診断と血液検査で、剖検をある程度代替できるが、剖検でなければわからないこともある。\nたとえば、死亡時画像診断でのどに異物が詰まって窒息死したことが分かっても、その異物の具体的に何であるかを特定するためには剖検が必要である。\n逆に、体内に溜まったガスの存在などは剖検では気づくことができないが、死後画像ではガスの分布や量まで確認できる。\nまた、全身を骨折した場合、剖検で全身を切り開いてすべての骨折を確認するのは手間がかかるが、死亡時画像診断では容易に確認できる。\nそのため、理想としては死亡時画像診断と剖検の両方をおこなうことが望ましい。\nこの場合、死亡時画像診断で怪しい箇所のみを剖検することで、剖検の労力を減らすことができる。\nまた、死亡時画像診断によって、体内の病巣を同定することで、解剖前に指摘できるため、解剖時の二次感染や環境汚染を防ぐことができる。\n/*/\n死亡時画像診断では、剖検と同様、死体を扱うため、病気を感染する恐れがある。\nそのため、施設によっては患者や医療従事者の感染を防ぐ目的で、死体専用のモダリティを用意する場合もある。\n死体専用のモダリティがある場合もない場合も衛生面に配慮し、モダリティの消毒・殺菌などをおこなう。\nまた、遺体をモダリティまで運ぶ際は、他の患者の心理的影響に配慮し、生きた患者を運んでいるように思わせるため、遺体に話しかけることもある。\nX線撮影やCTでは、知類の身体に悪影響を及ぼす恐れのある放射線を浴びせるが、死亡時画像診断は死体解剖と同様に、死体損壊罪には該当しない。\nそのため、遺体に対するCTでは、ヘリカルスキャンより走査時間が長く、浴びる放射線量が多いが、鮮明な画像を得られるノンヘリカルスキャンを用いることが多い。\n/*/\n死亡時画像診断は、Autopsy imagingを略してAiとも呼ばれる。\nなお、人工知能(Artificial Intelligence)や人工授精(Artificial Insemination)、鳥インフルエンザ(Avian Influenza)などもAIと略すため、それらと区別できるよう、死亡時画像診断はiを小文字にしてAiと表記する。", "part_type" "part", "localID" 1 }, { "title" "死後変化", "description" "流用可能", "part_type" "group", "children" [ { "title" "死後変化とは", "description" "死後変化とは、個体の死亡直後から始まる動物の物理的・化学的・生物学的変化の総称で、死体現象とも呼ばれる。\n死体現象は早期死体現象や後期死体現象などに分けられる。\n/*/\n早期死体現象とは、死亡直後から生じる死体現象のことである。\n具体的には、瞳孔散大、対光・角膜反射消失、眼圧低下、筋弛緩、腱反射消失、体温低下、乾燥、角膜混濁、死斑・血液就下、死後硬直などが早期死体現象である。\n/*/\n後期死体現象とは、死後数日で現れる死体現象のことで、晩期死後変化とも呼ばれる。\n具体的には、自己融解、腐敗、白骨化などが後期死体現象である。\n/*/\n死後変化は、遺体の置かれた状況に左右される。\nたとえば、腐敗が進行しないような特殊な環境に遺体が置かれた場合、ミイラ化・死蝋化・石胎などの特殊な死後変化が現れる。\nミイラとは、細菌が繁殖しないほど乾燥した遺体のことである。\n死蝋とは、水中や水分に富む土中に置かれ、空気が遮断されることで遺体が蝋状に変化したもののことである。\n石胎とは、母親の体内で石灰化した胎児のことである。\n/*/\n死後変化は、時間の経過で変化していくため、死亡時画像診断において、撮影時の死後経過時間は重要な要素である。\n死亡直後と解剖直前に撮影した死後画像を比較した報告では、後から撮影したほうで死後変化が増強、あるいは消失しているものがあった。\n死亡直後に撮影した死後画像は、死後変化の影響が少ないため、死因や死に至る経過の判断に適していると考えられる。\n解剖直前に撮影した死後画像は、解剖によって消失する所見を客観的な記録として残すことができ、また環境汚染や二次感染など解剖時の安全性に関する情報が得られるため、有用である。", "part_type" "part", "localID" 3 }, { "title" "心臓拡大・血管径減少", "description" "死亡時画像診断では、死後変化として、心臓の拡大傾向が確認される。\n特に上大静脈から右心房にかけて拡張が確認される。\n/*/\n死亡時画像診断では、死後変化として、大動脈の血管径の減少が確認される。\nまた、収縮によって肥厚した血管壁が確認される。", "part_type" "part", "localID" 4 }, { "title" "血液就下・血液凝固", "description" "血液就下とは、心拍動が停止し、循環が止まることにより、重力によって赤血球が血管内に沈降する現象である。\n体表面からは、死斑として観察できる。\n血液就下は、急死の場合に明瞭な傾向があり、死後CTにおいては心臓・大血管・脳・肺において明瞭に確認される。\n/*/\n死後変化において、血液凝固とは、暗赤色の柔らかいゼラチン様の凝固塊で、長い死戦期や慢性疾患死の遺体から確認される。\n死戦期とは、死に至る直前の、体の種々の機能が失調をきたした状態のことである。\n中毒・焼死・窒息などの急性死でも血液凝固が確認されるが、悪性腫瘍や慢性炎症の場合とは血液凝固の組成が異なる。", "part_type" "part", "localID" 5 } ], "localID" 2, "expanded" true }, { "title" "蘇生術後変化", "description" "流用可能", "part_type" "group", "children" [ { "title" "蘇生術後変化とは", "description" "蘇生術後変化とは、心臓マッサージによる肋骨の骨折や、バッグバルブマスクの換気による消化管の拡張など、心肺蘇生をおこなったことによる変化の総称である。\n/*/\nなお、換気による消化管の拡張は、蘇生術後変化に限定されず、換気死後CTでも発生する。\n換気死後CTとは、気管内挿管チューブや経口・経鼻エアウェイなどを介し、人工呼吸器を用いることで、生前の吸気状態に近い環境下で死後CTを撮影するものである。\n肺炎などの病的変化の有無を評価する際、換気死後CTによって、死後変化の影響を軽減し、評価を容易にできると報告されている。", "part_type" "part", "localID" 7 }, { "title" "心・大血管の損傷", "description" "蘇生術後変化において、胸骨圧迫を施行したことによる心臓や大血管の損傷が確認される。\n具体的には、大動脈裂傷・心嚢内血腫・心外膜血腫・心筋挫傷などである。\n心嚢は強固な構成となっているが、心嚢内血腫がある状態で胸骨圧迫をおこなった場合、心嚢が破裂し、胸腔内血腫が形成される場合がある。", "part_type" "part", "localID" 8 }, { "title" "肋骨骨折", "description" "蘇生術後変化において、胸骨圧迫による肋骨骨折は成年に多く確認され、小児では少ない。\n人知類の場合、胸骨圧迫で折れる肋骨は第二~七肋骨が多い。\n正確な胸骨圧迫の場合、肋骨の背側には負荷がかからないため、骨折する場合、前胸部・側胸部の肋骨である。\nまた、胸骨圧迫による肋骨骨折は皮膚側に生じず、肺側にのみ生じるという特徴的な所見がある。", "part_type" "part", "localID" 9 } ], "localID" 6, "expanded" true } ], "expanded" true, "localID" 0, "description" "流用可能" } ]
https://w.atwiki.jp/houmatsumugen/pages/273.html
8月7日(木)-2 公開日 2010/10/31 登場人物 10-津倉光平 23-兜橋夢人 04-銀峠発 ※留守電の音声 藤田善幸 鈴切主生 岡沢正章 植山直哉 上国科彦助 出来事 津倉は警官達と共に星野高校に到着、兜橋と合流。兜橋は津倉と対面した途端に嘔吐する。 上国科が西塔毅輝と銀峠の携帯電話に連絡し、どちらも電源は切れていないことを確認する。 津倉は銀峠からの留守電が自身の携帯に入っている事を思い出し、再生。留守電の内容については後述。 遺体が四人分しかない事から新聞部とは無関係と考える津倉だったが、兜橋から12月の死亡予定でも複数の死亡者・行方不明者が出ている事と、今回の状況との類似を指摘される。 直後に上国科の電話に10代後半の女性のバラバラ死体発見の連絡が入る。装飾品から貴島友理香と推定した警察は警護担当の岡沢を問い詰め、彼が貴島を見失った事を特定する。 兜橋と藤田が死体の身元確認に向かおうとする中、津倉も向かおうとするものの恐怖で足が竦んでしまう。 重要情報・疑問点 学校の遺体について 遺体の状況 遺体は四人分であり、これを新聞部七名+西塔と考えると半数の四名分足りない。これについて兜橋は、12月の死亡予定との類似性に言及している。(前回の記憶参照) 「体の一部が損壊、左右の半身を割くような損壊も見られる」という状態。藤田曰く、鑑識に回さないと詳細はわからないほど。一方で後日では、遺体の状態について「頭部切断」という実際とは少々異なった噂が流れている。詳細は夏休み-告白(前編)にて。なおこの噂は前回の記憶における銀峠の死因とほぼ一致する。このことから、少なくとも前回も同じような噂が流れたのではと思われる。 遺体が全身あるものばかりではないこと、遺体に手錠が見えることから、だるま状にされた原名護津都の手足が含まれているのでは、という意見もある。 犯人は誰か 内臓の一部が持ち去られるという凌釧捺の死体と類似した状態になっているとも考えられる。そのため、悪魔の犯行でありベルゼブブが関わっている可能性が推測される。襲撃した犯人は新聞部七名と警察の西塔をまとめて殺害もしくは無力化したと考えられる。悪魔は普通の高校生よりは戦闘力が高い描写が多いとはいえ、警察もいる大人数を一人残さず制圧するのはベルゼブブ単独では厳しいと思われる。ベルゼブブ以外の悪魔が協力?そのような事ができそうなのはベルフェゴヲル・アスタロトあたりか? 遺体はかなりバラバラにされており、骨のような部位まで確認されることから、高度な解体技術を持つ初代サタン(爬哭梨季)の関与も想起されるが、彼が今更悪魔の犯行に協力するかは微妙なところ。 12月の事件との関連性から四犯神が関与した可能性もあるが、7月28日(月)で示された四犯神の犯行パターンとは一致しない。 銀峠の留守電について 内容は、津倉が就寝しているかの確認→就寝しているならそれでも良いとして新在家薊の家へ向かう事を指示→再会を誓う言葉で締めくくり。 留守電の時刻は同日朝「8月7日 AM2 12」、録音時間は32秒。この時刻までは銀峠は生存していたようである。 新在家宅へ向かう事を指示しているが、これは銀峠が8月6日(水)-2にて言及した「クラスメイトの情報」に関することと思われる。8月6日に渡したのは秘密基地の鍵。いくら何でも他人の家の合い鍵を勝手に渡すとは思えないので秘密基地≠新在家宅と思われるが、話の流れを見るに新在家宅に重要な情報がある可能性が高い。 8月6日では勿体ぶっていたのに留守電では焦ってこの場所に向かうように指示しており、態度が急変している。命の危機を感じ、死ぬ前に情報を伝えようとした?再会を誓う言葉や就寝している事を気にしない姿勢とは噛み合わない。 死を覚悟した上でも諦めないという姿勢? 時間を置けば情報を隠滅されると確信して急ぐように伝えた? 電話の時点で何か重要な事に気づき、急いで津倉に伝える必要があると思いなおした? 貴島の状況 ※貴島が双子(同じ容姿を持つ者が二人いる)である可能性を前提に推理(貴島友理香双子説参照) 岡沢曰く疲れたようだったので自宅まで送り、戸締りをするように指示したとのこと。別れた後は岡沢は貴島から離れて行動していたようである。 具体的な時系列は不明だが、最後に貴島が確認されたのは同日8 02。その時点では貴島と岡沢は一緒に行動しているので、殺されたのはその後のはず。 貴島らしき遺体発見の連絡があった10 32時点で、彼女との連絡は付かなくなっている。貴島が最後に確認されたのが8 02なのに対し、彼女らしき遺体が発見されたのは9 05。つまり一時間で殺され、バラバラにされ、ゴミ捨て場へ遺棄された計算となる。これはかなり無理があるのでは? 上記について、ゴミ捨て場で発見された貴島と、8 02の後帰宅した貴島は別人である、と考えれば辻褄が合う。 しかしその後の身元確認以降は貴島が死んだものとして扱われている(夏休み-告白(前編)等)ところを見るに、「生存している貴島」は発見されなかったものと推測される。 菰楠犬猫が同日に彼女を探していた(夏休み-告白(前編)参照)事から、悪魔から逃走するために姿をくらませてた彼女を探している、と考えることができる。悪魔に見つかったとすると既に始末されている? 始末する理由としては、夏休み-告白(前編)の菰楠の言動を見るに悪魔から離反した事が可能性として考えられる。7月13日(日)の回想のように原名護津都を殺す事を躊躇ったか? 遺体の状態は「四肢切断されたバラバラ死体」。この手口はベルフェゴヲル・アスタロトの物と類似。下手人は生存した方(家に帰った方)の貴島か? 殺した動機 双子同士で意見が割れて殺し合いになった? 離反の決意を固めた片割れが先手を打った? 遺体を人目に付く場所に遺棄した理由 自身の死を偽装するため、敢えて気づかれる場所に捨てた? 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mikaiketsu/pages/2.html
メニュー トップページ カピバラ&ペンギン失踪 ハクビシン(10/04/16) ぬこ虐待 ウミウ拉致未遂 生態系破壊 ワラビー連れ去り(10/05/04) ハト巻き添え(10/05/06) クジャク脱獄(10/05/08) アザラシ保護 餌やり判決(10/05/13) スズメ激減(10/05/16) 激走カモシカ捕獲(10/05/28) 黄色子ガモ(10/06/02) カミツキガメ捕獲 クギ入り餌(10/06/04) 謎のカニダンス(10/06/05) 魔の交差点 新生児遺体遺棄 車中殺害/佐賀(04/02/09) 知的障害者取り押さえ死/佐賀[一覧]2008-9 知的障害者取り押さえ死/佐賀[一覧]2010 知的障害者取り押さえ死/佐賀[全文] 知的障害者取り押さえ死/佐賀[一覧]2011 あの日その時:取り押さえ審判・証言録/佐賀 - 毎日jp 豪雨行方不明/兵庫(09/08/09) 痴漢冤罪で自殺?(09/12/11) 韓流ファン行方不明 ゴルフ場フェアウェー頭骸骨事件/福井(10/04/15) 竹林白骨遺体/川崎(10/04/16) 液体降雨事件/福岡(10/04/26) 東京高裁赤ペンキ事件(10/05/06) 免職取り消し請求/神奈川(10/05/06) 女性遺体遺棄/大阪 JR中野駅・痴漢容疑者逃走(10/05/18) 漁船転覆/大分(10/05/18) 公園トイレ下マンホール遺体/新潟(10/05/19) ハンマー通り魔事件・無罪判決/大阪(10/05/25) 岡本ホテル出資法違反(10/05/26) 当たり屋被害(10/05/27) 大栄丸転覆事故報告(10/05/28) 乳児足骨折/栃木(10/05/28) 旅館経営者殺害/福岡(10/05/28) 通学ヘルメットに尿ふりかけ逮捕/栃木(10/05/29) 続報/愛知一家3人殺傷 呼びかけ/島根女子大生遺体遺棄 呼びかけ/愛知女子高生殺害 風化防止/栃木女児殺害事件 呼びかけ/東京資産家殺人 呼びかけ/兵庫小3遺体遺棄事件 時効/大阪女性看護師殺人未遂 時効目前逮捕/富山 捜査終結/鳥取連続不審死 発覚/多摩川・高校生水死 過熱報道/大阪養子女性遺体遺棄 誤逮捕(時効後逮捕)/東京(10/05/18) 狂言 更正 防犯カメラの功罪 冤罪 検証/足利事件 再発防止/足利事件 名張毒ぶどう酒事件 審理差し戻し/大阪母子殺害 狭山事件 無罪判決/大阪・ハンマー通り魔事件(10/05/25) 審理やり直し/東京 差し戻し有罪/迎賓館事件 無罪取り消し/大阪・焼肉店経営者射殺事件 遺族/世田谷一家殺害 遺族/時効廃止法 朝日新聞支局襲撃関連 未分類 公害 北朝鮮関係 ウーアルカイシ逮捕(六四天安門) 北九州市・小5自殺訴訟/福岡 プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール メニュー メニュー2 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
https://w.atwiki.jp/deruze/pages/505.html
作戦指令書@バイオハザード・アウトブレイク T-ブラッド入手の為にUBCSの一小隊に与えられた任務の作戦指令書。 以下その内容。 1.作戦名 エンペラーズ・マッシュルーム 2.作戦エリア ラクーン大学周辺4ブロック区間内 3.作戦時間 午前5時35分より60分間 4.武装 基本武装C-2+エキストラクター 5.目的 「T」の生体血液サンプル採取(コードネーム:T-ブラッド) 及び「T」本体の殺害、遺体回収 補足 今作戦においては、T-ブラッドの採取と痕跡の消去が最優先事項となる。 殺害組の遺体回収が困難と判断された場合は、遺体と作戦エリアを完全破壊すべし。
https://w.atwiki.jp/houmatsumugen/pages/274.html
8月7日(木)-1 公開日 2010/06/24 ※この回は非常に残虐な表現(損壊した死体の描写)があるため、閲覧注意。 登場人物 10-津倉光平 23-兜橋夢人 22-鉤戸辰美 ※捜索中の場面に1コマのみ写っている 25-貴島友理香 藤田善幸 鈴切主生 岡沢正章 植山直哉 上国科彦助 海住真子 出来事 朝、貴島は家正面を見張る鈴切に、原名護の行方を尋ねる。貴島は彼が家にいない事を、鈴切や裏を見張る上国科は誰も外に出ていない事を証言。 他の警察も合わせて原名護家内を捜索するも彼は見つからず、悪魔に拉致されたのではと推測する。 8 00頃より津倉・兜橋は警察と共に周囲の捜索に向かう。津倉は貴島を気遣い家に残るように言うが貴島も捜索に加わると発言。 津倉は駅、兜橋は学校、警察はそれ以外の近辺を捜索。途中で津倉は銀峠から留守電があった事に気づくが、原名護の捜索を優先する。8 02、貴島と岡沢が捜索している様子が伺える。 8 13、上国科が聞き込みをしている様子が伺える。 8 31、藤田が捜索している様子が伺える。また側に海住の姿も確認できる。病院付近にいるのかもしれない。 8 47、植山が捜索している様子が伺える。様子から、見つからないことを連絡しているらしい。 鈴切が捜索している様子が伺える。時刻は不明。 8 47の少し後(?)に兜橋から津倉に電話がある。兜橋は学校内で、胴体が分断され、頭部や腹部等が抉り取られた逆さづりの複数の遺体を発見していた。津倉はその遺体が学校に行ったはずの銀峠発(8月6日(水)-2参照)である可能性を伝えるも、兜橋は混乱している。 9 05、ゴミ収集業者が、ゴミ袋に詰めこまれた、バラバラになった人間を発見する。その頭部には、貴島の物と同じ花の髪飾りが付いていた。 重要情報・疑問点 原名護の失踪 鈴切や他の警察は外出を確認しておらず、かつ原名護の家内にもいない。 警察の目を盗んで誰かが連れ出した?その場合容疑者は警察の監視パターンを把握している、原名護宅に出入りしている関係者に絞られる。 実は何らかの手段で原名護の家に隠されており、貴島の言動は原名護の家から監視の目を離すための狂言?岡沢が風呂場を確認したコマでは、風呂内部が隠れていて見えない。ここに隠されていた?鈴切が確認したトイレは、そこに誰もいないことがはっきりと見て取れるコマになっている。 岡沢には8月7日(木)-2でも不自然な部分が見受けられるため、悪魔の協力者かという説が出ている。 呼びかけに答えていないため、もし家内に隠されていたならば何らかの手段で原名護の口を封じているものと思われる。 鉤戸らしき人物 原名護捜索中、鉤戸のような人物がいる。表情がどこかおかしい。これについては後に夏休み-拒絶で同日の様子が、夏休み-幽霊に表情の理由の一端が伺えるため、ここにいたのは彼女本人であると思われる。 学校の遺体 天井から複数人の手足が吊り下げられている。 手錠で繋がれたようにも見受けられる。遺体の詳細については8月7日(木)-2で言及。 ゴミ捨て場の遺体 貴島を最後に確認できるのは8 02、遺体の発見が9 05分なので、この遺体が彼女であるとすると、一時間ほどで亡くなったことになる。 また袋の中の手足がおかしな方向に向いてるため、遺体はバラバラにされているように見える。(2にて、バラバラだったことが確定する。)1時間で人間をバラバラにできるか?→8月7日(木)-2および貴島友理香双子説を参照。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/battleroyale/pages/480.html
157.相容れぬ殺戮 何人もの手練れの暗殺者。 罠に加えてモンスターの放たれた大部屋。 壁の見えない複雑な迷宮。 アサシンギルドに存在するあらゆる障害を越え、3人の男がアサシンギルドマスターの前に立っていた。 鋭い眼光を3人に向け、まずギルドマスターが言葉を発する。 「……随分と派手にやってくれたようだが、女王の親衛隊がわざわざ何の用だ」 それを受け、そのうちの一人の男が一歩前に出る。 一礼し、胸に手を当て話す。 「いえ、我々はGM……親衛隊ではありません。 その使い走りとでもお考え下さい」 別の一人が前に出て、続ける。 「GMジョーカーの命により、昨日より♂アサシンのBR参加前の行動を調査しておりました」 もう一人が前に出て、同じように続ける。 「BRの機密を王国の者より聞き出した者がいます。 そして、その者の遺体はモロクで発見されていますが……」 最初に前に出た一人が話す。 「その遺体は偽装である疑いが強かったのです。 ではその遺体は何処の誰なのか…… いえ、誰なのかは問題ではありません、その遺体を誰が何処から何の為に用意したのか」 ギルドマスターは変わらぬ眼光を向け、静かにそれを聞いている。 動揺などは一切見られない。 そんなギルドマスターを無表情に見つめ、男は話し続ける。 「当初は調査にてこずったのですが、モロクを縄張りにしているローグの方々などからようやく情報が集まってきまして。 一人の男、それも今回BRに参加した♂アサシンに酷似した男が遺体を運んできたとの話しが聞けました。」 そこでギルドマスターは口を開く。 「つまり、♂アサシンが偽装の為の遺体を用意したことが王国への反逆に当たる、とでも言いたいわけか?」 それを聞くと、最初に話し始めた男が少し苦笑して話す。 「王国の知る限り、あの♂アサシンはギルドの仕事以外で一切人は殺していません。 BRに参加中の言動からもそのような人物であると見て取れます。 かと言って、無許可にこのギルドから遺体を持ち出しても問題になりますね。 となりますと…… ……アサシンギルドから許可を受けて持ち出した、運営を統括する貴方がそれを知らないはずはない。 そして、貴方はそれを何の為に用意するのかを確かめた」 そこで、話していた男が手を挙げる。 「貴方は♂アサシンから聞いた依頼主が何者かを聞き その行動を洗わせ、その遺体が何の為に用意されたのかを確認した」 それを合図とし、3人の背後からいくつもの弓や杖が ギルドマスターに向けられ、3人もサーベルを抜く。 男はまた話し出す。 「……♂アサシンをわざわざ今回のBRに参加させたのは、その依頼主が今回参加しているから。 別のアサシンでは依頼主の信用を得られませんからね。 ♂アサシンにその遺体を用意させた本当の目的を伝えて依頼主との接触を優先させなかったのは 暗殺者としての心構えが未熟な彼ではあからさまな行動をとりかねないからですね。 …………貴方は何故BRを潰そうとするのですか。反逆者を淘汰する素晴らしいシステムですのに」 そこまで聞き、ギルドマスターは嘲笑して言う。 「何にしても、それはほとんどが推測だ。 ♂アサシンが黙って遺体を持ち出した可能性が無いわけではあるまい」 ふと、男も少し笑い。 「確定させるのはあとで構いません。我々は貴方を連行するために此処まで来たのですから」 「何でも構わん。貴様らがどんな拷問に出ようとも俺は潔白だ、期待されていることなど何も話しはしない」 「……アサシンギルドを守っていたアサシン達、彼らが人質でも?」 ギルドマスターの眼光がまた鋭くなり。 「手強い方々でしたよ、強力な薬物で肉体強化をせねば取り押さえられないような。 おかげでほとんどの人員が当分はロクに動けませんよ。 と、付け加えておきますと貴方を含めアサシンギルドの機能を奪うことで この王国に多大な被害が出ることは承知しています。 ただ、それだけBRが重要であると御理解下さい」 「……汚い連中だ、本当に」 「何とでも……と、コレは貴方には伝えておくべきですか」 男は鋭い笑みを浮かべ。 「もう♂アサシンは死んでいますよ、別の参加者の手でね。」 「…………そうか」 ギルドマスターはそれを聞いても平然としている。 男にはそれが少しつまらないのだが、仕事に私情は挟まないよう努め 連行するよう指示を出した。 アサシンギルドマスターがBR制の崩壊を望む理由。 彼は憂いていた、こじつけの罪でBRに参加させられ無残に死んでいく人々を。 BRを恐れ、荒廃していく王国を。 アサシンギルドの殺しによる世の平定はとても保てず、混沌へと突き進む。 それを打ち破り、あるべき姿へ世界を戻したかった。 (……♂アサシンはただで死ぬ男じゃない。 あの男が何かを為せたと信じるしかない、な) 戻る 目次 進む