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登録日:2012/11/13(火) 14 59 19 更新日:2024/01/12 Fri 07 33 16NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 アストラル ←ゼアルではない イリアステル イリアステル滅四星 コズミック・ブレイザー・ドラゴン スクラップ・ドラゴン ←ポンコツ? 不動遊星 別未来 蟹 遊戯王 遊戯王5D's 遊戯王6D's 遊戯王ファイブディーズ 遊戯王登場人物項目 遊星 遊星+炎城=友情 概要 別未来の遊星とはアポリア、アンチノミー、パラドックス、Z-ONEらイリアステルが生きていた破滅した世界の過去における不動遊星をさす。 『遊戯王5D s』内では回想でのみ登場。※現代の不動遊星についてはそちらの項目を参照 ●目次 概要 アンチノミーの回想 Z-ONEの回想 余談ゼロ・リバース ダークシグナーとの戦い 遊星関連 漫画版 アンチノミーの回想 アンチノミー(ジョニー)はこの世界でプロデュエリストとして活躍していた。 しかし、シンクロ召喚が引き金になり、モーメントの加速の結果、 戦争が起こるのではと言う大きな事態に、世間はシンクロ召喚に対して見る目が厳しくなっていった。 ちなみにこの世界での遊星は伝説のデュエリスト、伝説のDホイーラーと語り継がれている。 ジョニーは、かつてシンクロ召喚で世界を救った不動遊星を尊敬し、 遊星のように「正しいシンクロ召喚をすれば」と言う信念を持ち、アクセルシンクロ・デルタアクセルシンクロに到達していたが、 暴走をはじめた機皇帝らの襲撃で抹殺されそうになり……。 余談にはなるが彼の回想にはスクラップ・ドラゴンのカードが確認できる。 Z-ONEの回想 世界を救うには世界を救った遊星のようになればいいと模索していて、 遊星の過去の戦績などをくまなく調べていたデータの中に以下の内容が記載されていた。 ※Z-ONEの口から直接語られていないので気になる方は149話を参照 <不動遊星> デュエリスト D・ホイーラー シグナー ネオ童美野シティ・サテライト地区出身。 シグナーとしてダークシグナーと戦い、地縛神を再封印した。 シンクロ召喚の進化を提唱し、アクセルシンクロ、その上位のデルタアクセルシンクロを開拓した。 <主な決闘戦績> ■第一回フォーチュンカップ優勝 ■レジェンド・オブ・デュエリストキングダム優勝 ■ライディング・イン・ザ・バトルシティ優勝 ■アメリカ横断ゴールデン・タッグ・トーナメント優勝 (ジャック・アトラスとのペア) ■ペガサス・J・クロフォード杯トリニダート・ライディング・デュエル・グランプリ優勝 (炎城ムクロ、十六夜アキとのチーム) <デッキ構築> シンクロモンスター召喚を主体としたデッキ構成。 平行して、サテライト時代から愛用しているジャンク系カードを投入している。 どんなデッキコンセプトにも対応の効くデュエルスタイルが特徴。 <主な使用カード> ■コズミック・ブレイザー・ドラゴン(デルタアクセルシンクロ) ■シューティング・スター・ドラゴン(アクセルシンクロ) ■スターダスト・ドラゴン(シンクロ) ■ジャンク・ウォリアー(シンクロ) ■ニトロ・ウォリアー(シンクロ) ■ジャンク・シンクロン(チューナー) ■クイック・シンクロン(チューナー) ■フォーミュラ・シンクロン(シンクロ/チューナー) ■スピード・ウォリアー ■ロードランナー ■ボルト・ヘッジホッグ ■チューニング・サポーター ■くず鉄のかかし(罠) ■エンジェル・リフト(罠) ■緊急同調(罠) <シグナー> 冥府の闇の勢力から地球を守護する能力者。アストラル体「赤き龍」を力の源とし、 物体移動・精神対話・空間跳躍などの特殊能力を発揮する。シグナーに選ばれた人間は、その証として、右腕に竜の痣が浮き出る。 シグナーの竜と呼ばれる、6体のドラゴン型のアストラル体を使役する。亜種として、ダークシグナーが存在する。 <不動遊星と共に戦ったシグナーたち> ■ジャック・アトラス ■十六夜アキ ■クロウ・ホーガン ■龍亞 ■龍可 <シグナーの竜> ■スターダスト・ドラゴン ■レッド・デーモンズ・ドラゴン ■ブラック・ローズ・ドラゴン ■エンシェント・フェアリー・ドラゴン ■ライフ・ストリーム・ドラゴン ■ブラックフェザー・ドラゴン <ダークシグナー> シグナーの亜種。邪神と呼ばれる、人類の生命力を糧にするアストラル体を力の源とする。 生命のある肉体ではダークシグナーにはなれず、一度死なねばならない。シグナーと同等の力と、右腕にダークシグナーの証の痣を持つ。 地縛神と呼ばれるアストラル体を使役するが、逆に精神に寄生されてしまうこともたびたびあったらしい。 シグナーとダークシグナーは、約5000年周期で戦争を行っており、 この戦争においてダークシグナーが勝利した場合、邪神の持つ力によって地球は滅亡するとされている。 戦闘形式は時代によって大きく異なり、21世紀においてはカードゲーム「デュエルモンスターズ」を媒体として行われた。 <ナスカに封印された地縛神> ■Uru ■Ccapac Apu ■Cusillu ■Aslla piscu ■Ccarayhua ……となっており、アクセルシンクロ・デルタアクセルシンクロそのものは彼が開拓したことになっており、 別未来の遊星→アンチノミー→現代の遊星に引き継がれたと思われる。 遊星に姿を変えたZ-ONEも上記のデッキを使用しており、 世界を救えなかった自分の無力さに絶望したのかシューティング・スター・ドラゴンを握りつぶすシーンを確認できる。 トップ・クリアマインドの境地に至ることで召喚が可能になるとされる デルタアクセルシンクロモンスターの「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」に関しては名前だけ明かされただけなのでカードの詳細は不明。 何にしろ、「遊星が未来を変えた」事を示すための踏み台に過ぎないので、今後詳細が明らかになることはないだろう…と思われていたが……。 漫画版では5代目EDみらいいろの六枚翼流星竜によく似た姿をした聖珖神竜スターダスト・シフルが登場した。 ただしこちらはデルタどころかリミットオーバーを超えた6体シンクロであり、 (OCGの素材指定はともかく)アクセルシンクロモンスターではなく普通のシンクロモンスターである。 余談 ゼロ・リバース 現代の世界におけるゼロ・リバースはイリアステルが故意に引き起こしたとされている。 だが、別未来にも結局は何かしらの天変地異が起き、サテライトとシティ、 そしてダイダロスブリッジができていることから、5000年周期の避けられぬダークシグナーとの戦いがあった事がうかがえ、 イリアステルはゼロリバースの様な出来事を起こすルドガー達ダークシグナーを利用してモーメントの消滅を図ったとも見られる。 こちらの歴史ではレクス・ゴドウィンの存在が確認できず、彼もまた改変後の歴史ではイリアステル第360代星護主となっていることから、 本来レクスは「伝説のDホイーラー」として命を落としていた所をイリアステルに回収され、 イリアステルから「世界を救う方法」について教えられ、「旧世界の破壊と新世界の再生」のために利用された可能性が高い。 ダークシグナーとの戦い また、現代の世界の龍亞はアポリアとの戦いで覚醒したのに対して、別未来での龍亞はすでに覚醒している。 こちらのダークシグナーとの戦いは、舞台裏ではなく、歴史に名を残すほど、遊星が英雄として語られるようになるほどの壮絶な戦いだったようだ。 遊星関連 よく見ると気づくが、何気に遊星の出身地がトップスではなくサテライトになっている。 ちなみに漫画版の遊星はサテライト出身。 エースモンスターに現在のデッキでも活躍しているニトロ・ウォリアーがジャンク・ウォリアー以外のシンクロウォリアーズで唯一入っている。 漫画版 漫画版とのつながりは当初(当然ながら)描かれず、読者の間で「Z-ONEたちが改変に失敗した世界」などと言われていたが、 漫画版5D's最終回&9巻にて彦久保氏より(わりと)とんでもない可能性・繋がりが語られることになる。 + それは…… 漫画版の最終決戦、ゴドウィンを下して陰陽祭の儀式を完遂した遊星。 力尽きて天空城セイバルから落下する彼の心に、闇から解放された究極神が呼びかける。 見事だ 解錠覇王 不動遊星 儀式を完遂した者には 願いを一つ叶える権利が与えられる サテライトの英雄となることも 未来王となることも 歴代デュエルキング達との共闘であろうとも 望むのならば 叶えよう 其方の願いは何だ? サテライトに生まれ、シンクロ召喚で世界を救った伝説のDホイーラー。 モーメントを破壊するという非常の手段に訴えてでも、世界を救おうとした無限界帝。 仲間と結んだ絆の力で、未来を救うことを決意したチーム5D'sのリーダー。 もしかすると、彼らのうちの誰かが―――あるいは全員が、 かつて決闘竜(デュエル・ドラゴン)の一つを従え、心の底から決闘疾走(ライディングデュエル)を楽しんだ一人の青年、その生まれ変わりだったのかもしれない。 アクセルシンクロを開拓してから追記・修正してください。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ブレイザーも何時か出てほしいな -- 名無しさん (2014-07-28 12 42 48) レジェンド・オブ・デュエリストキングダム、ライディング・イン・ザ・バトルシティとか地味に気になる単語もあんだよな -- 名無しさん (2014-08-26 04 24 34) ↑こういうのからヒネり出した二次創作とかあったりしないかな? 面白そうなネタだよね -- 名無しさん (2014-08-26 06 07 22) アキとムクロとチーム組んでたらしいな ムクロはどういう経緯なんだろう -- 名無しさん (2014-12-31 16 59 57) ↑前にタッグ組んだジャックか、「お前を倒して真のキングになる」とか言い出して別のチームを結成、クロウと鬼柳もそれに乗っかったか辞退したかでメンバーが集まらないところに、「俺もいるぞ」、「ムクロ、いたのか?」、「ずっといた!」みたいなやり取りでもあったとか? -- 名無しさん (2014-12-31 17 49 07) 漫画見てないから分からないんだけど、わりととんでもない事実てなんだ? -- 名無しさん (2015-06-07 13 48 12) ↑漫画版の遊星が究極神に頼んだ願いの内容によっては、漫画→アニメの世界に直結した可能性があるってことだと思う -- 名無しさん (2015-06-07 14 51 37) ↑2 あと彦久保氏は当初から↑の事実へつなげるためにアニメファンが違和感出るレベルで設定変更してたらしい。本編では願いの例が三つ出たけど、それぞれ「この項目の別未来の遊星」「Z-ONE」「アニメ遊星」を出してたから、願った内容によってはZ-ONEVSアニメ遊星が転生漫画版遊星VSアニメ遊星って見ることもできて妄想が広がる感じに。 -- 名無しさん (2015-06-07 21 02 42) ↑そうそう。あの中にわざわざZ-ONEを提示して「彼も遊星である」という事に含んでくれたのは感動した。 -- 名無しさん (2015-11-02 13 45 09) コズミック・ブレイザー・ドラゴンTCG化とかヌメロンシリーズOCG化より信用できないが、どうなるやら -- 名無しさん (2016-11-26 17 26 47) ↑マジだったよ…w -- 名無しさん (2016-12-18 15 43 11) アメリカ黄金タッグってダーツ戦の遊戯と海馬のことだよね。 -- 名無しさん (2018-04-11 21 18 08) 『デュエルリンクス』での、パラドックス&龍亞とのイベントでの対話では、イリアステル滅四星の辿った未来では龍亞はシグナーになってないみたい? -- 名無しさん (2022-08-31 20 31 44) 別未来の遊星の項目があるなんて知らなかった。ブレイザーだけでなくコズミック・クェーサーも出たしどの軸の遊星が使うのが考察が捗るが設定明らかになる日来るかなぁ… -- 名無しさん (2024-01-12 07 33 16) 名前 コメント
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デッキ名 ~デッキ破壊デッキw~ コンセプト:連続魔法手札抹殺や、メタポくるくるや、カオスポッド♪ 捕捉:あまりと適当なもので組んでみたこのデッキ。回るとUZEEEEEEEEE!w レシピ ~上級モンスター~ 無し ~下級モンスター~ ミドル・シールド・ガードナー×1 異次元の戦士×2 カオスポッド×3 メタモルポット×1 ダミー・ゴーレム×1 ニードルワーム×2 ~魔法カード~ 連続魔法×2 皆既日食の書×3 手札抹殺×1 光の護封剣×1 抹殺の使徒×1 浅すぎた墓穴×3 太陽の書×3 平和の使者×1 レベル制限B地区×1 ~罠カード~ フォースフィールド×1 マジック・ジャマー×1 封魔の呪印×2 八式対魔法多重結界×3 攻撃の無力化×3 砂漠の光×2 光の護封壁×1 グヴィティ・バインド-超重力の網-×1 サイドデッキ 無し コメント:んー、余り物のわりにカードが豪華w やりたいことはただひとつ、デッキ破壊のみw
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オリカを使ったデッキを作成した場合は、こちらへ登録よろしくお願いします。 闇 《バロムデッキ》 《黒単ブラッドデッキ》 W-sword 「クリムゾンスターダスト」 ガッチロ スタートデッキ「略奪!闇夜の怪盗団」 影虎 青赤緑ヒュードランビートダウン@ゼロ 仙人掌 DMTD-01「碧の守護陣」 DMTD-02「賢賊の者達」 DMTD-04「狂い蠢く亡者」 DMTD-05「The First Existence」 DMTD-06「JK・ボンバー・ラリアット」 G次郎のインターセプト・デッキ スリヴァー速攻 サバイバー侵略 Lo-Fiアナカラーサバイバー 赤単ヴァルタイラー ジェンドルの【新世界創生】 キーショット 凶獣楽園 KNIGHT SPEED HEAT 月光龍の殺陣 ドラゴン ガイアール・ドラゴン・エッグ 赤烏 「ハルバード・アロービートダウン」 白青緑t黒ザビ・ミラ流星帝 青緑遅延ビート 牛乳 朝7時に湯治場で二流のオーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲 ウタ 青緑エクスガルドルムワンショット リュート ナイト式光闇タッチ水除去コントロール 赤青緑シロガシラ&フドウ1~3ショットキル 赤白タッチ青緑ウルフェウス・カイザー(コントロール色強めの)極低速ビートダウン? 神風弐千 マルルドラピ テディビート 1000ビート Orfevre デッドキンダムX?(製作予定) ユーロビート(製作予定) 翠猫 【パーフェクト・オルフェンズ】 【バンテージ・エンフォーサー】 Fippul_1341 【青緑宝石鼠ループ】 Raczy_32 DMDP-1 「パラスパンデミック」 【ザ・ローシハクエル】 「サイキのアバレチェーン」 シザー・ガイ (オリカデッキ) 深海に潜む魚影 クロニクル風デッキ 「無限軍団の逆襲」 蜜柑丸 巨大チュリス達の戦場 THE MAMMOTH イベリ子 DMDi-00「ゼニスの天頂神話」 DMDi-00「超天変!クロスギア・ラボ」 メイカ スタートデッキ 超力の戦士達 激アツおかき DMSSD-01 「スタートデッキ 進撃のイキナリボーン!!」 greninja 【A.T】→DMBD-A.T「スーパーデッキ スペシャル・サウスポール」 餅キング制作 DMSFD-0R 「来寇!リジェクター!」 DMSFD-0X 「顕現!G・O・Ds!」 DMSFD-0Z 「終来!全壊帝国!」 DMSFD-1O 「オリカセレクションデッキ 青黒赤緑邪王門」 DMSFD-1U 「オリカセレクションデッキ ギャラクシー・デスティニー」 【クリムゾン・ドラゴン】 【A-v-a-l-o-n】 【4Cオリカバニラビート】 メンチカツ制作 DMBD-? 「クロニクルウルトラデッキ 永久のゴッド神城塞」 UNKNOWN制作 DMLD-01「スーパービクトリーデッキ 生命の爆発」 DMST-De「Call me」 DMKD-01「キングマスタースタートデッキ 希望軍の進撃」 DMKD-02「キングマスタースタートデッキ 絶望軍の強襲」 DMKD-03「キングマスターステップデッキ 兇乱の天津甕星」 匿名希望制作 DMBD-X「闇國の不死騎士団」 DMBD-Y「偽リノ始マリ」 DMBD-Z「大宇宙の慟哭」 白山羊 DMRD-01「エンパイア・ゴッド」 【ワンダー・トリック(進化クロスギア軸)】 【ネオウェーブ・カタストロフィー】 【プロミネンス・カタストロフィー】 【青黒緑ワンダー・トリック】 【ファンタズマ】 ゼニスな旅人 DMBD-??「レジェンドスーパーデッキ天頂戦鬼」 citrus制作 《オリカ搭載型連ドラデッキ》 DM-BD09if「アルティメット・クロニクル・デッキ2019 必勝!覚醒パンドラ・ライジング」 せんべー DMBD-RH 「レジェンドスーパーデッキ列挙覇王」 DMBD-SK 「レジェンドデッキ晶龍輝誕」 Y DMYD-01「戦滅編スタートデッキ 押し寄せる永焉」 DMYD-02「皇新編スタートデッキ ドミナントの即位」 SYS 【緑単ジェニックス】 鱏鱏王 DMPD-01 サバイバーの進軍 DMPD-02 文明の輝き DMEX-BDn エキサイティング・デュエパ・デッキ 「芸術のライフポップ・コンテスト」 Tech Bass DMSD-01 「ベーススタートデッキ・響速団」 osamu DMDO-1✝ 「アルティメット・パラレル・デッキ2022 侵略! 裁断のレッドゾーン」 いろぱち クロニクル・パラレル・デッキ《再機動》 キワミの信奉者 DMAO-D01「九極偽神教典」 wha DM23-BDX「エキサイティング・デュエパ・デッキ 超速の電磁旋竜」 DM23-BDY「エキサイティング・デュエパ・デッキ 災厄の匣」 キジバト DM-BD831「レジェンドクロニクルデッキ 豊穣なる菜王」 ユノア DM-MS2「魔法使いと墜楽園」 評価 名前 コメント
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レイン恵:…デッキ2 攻略 ※50待ち 合計40枚+15枚 上級02枚 ダーク・アームド・ドラゴン 冥府の使者ゴーズ 下級18枚 クリッター クレボンス×2 ゴブリンゾンビ×2 サイコ・コマンダー スナイプストーカー ゾンビキャリア ゾンビマスター×3 魂を削る死霊 ネクロ・ガードナー×2 ピラミッド・タートル×3 馬頭鬼 魔法12枚 異次元からの埋葬 大嵐 おろかな埋葬×2 緊急テレポート サイクロン 死者蘇生 生還の宝札 生者の書-禁断の呪術-×2 ハリケーン ライトニング・ボルテックス 罠08枚 神の宣告×3 激流葬 サンダー・ブレイク 聖なるバリア-ミラーフォース- 奈落の落とし穴×2 エクストラ15枚 A・O・J カタストル×2 アンデット・スカル・デーモン X-セイバー ウルベルム ギガンテック・ファイター サイコ・ヘルストランサー ダークエンド・ドラゴン デスカイザー・ドラゴン 氷結界の龍 ブリューナク フレムベル・ウルキサス マジカル・アンドロイド ミスト・ウォーム メンタルスフィア・デーモン×2 蘇りし魔王ハ・デス
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《遊戯王ZEXAL(ゼアル)》 光属性 【かっとビング】 それは困難に立ち向かうチャレンジ精神 可能性の扉は、情熱をぶつけ合えば必ず開かれる。 大事なのは”かっとび”続ける事! 「かっとビングだ! オレたち!!」 タグ一覧 その他
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AKB0048スターターデッキ 2013年1月25日発売。 BEFORE:偽物語スターターデッキ NEXT:生徒会の一存 Lv.2スターターデッキ ブースターと同時発売。 カード60枚、サインカード1枚(9種類)、プレイマット、ルールブックを封入。 襲名メンバーは収録されていない。 サインカードはいずれも実在のAKBメンバーによるもの。 収録カードリスト ※はスターター限定カード。この9枚の内いずれかがサインカード仕様のカードとして+1枚封入されている。 ナンバー カード名 星 枚数 01-001 《園 智恵理》※ 3 1 01-002 《園 智恵理》 3 1 01-005 《園 智恵理》 2 1 01-006 《園 智恵理》 1 1 01-007 《園 智恵理》 1 1 01-009 《横溝 真琴》※ 3 1 01-010 《横溝 真琴》 2 1 01-013 《横溝 真琴》 2 1 01-014 《横溝 真琴》 1 1 01-015 《横溝 真琴》 1 1 01-024 《ツバサ》 1 1 01-025 《藍田 織音》※ 3 1 01-026 《藍田 織音》 2 1 01-029 《藍田 織音》 2 1 01-030 《藍田 織音》 1 1 01-031 《藍田 織音》 1 1 01-033 《岸田 美森》※ 3 1 01-034 《岸田 美森》 2 1 01-037 《岸田 美森》 2 1 01-038 《岸田 美森》 1 1 01-039 《岸田 美森》 1 1 01-041 《神崎 鈴子》※ 3 1 01-042 《神崎 鈴子》 2 1 01-045 《神崎 鈴子》 2 1 01-046 《神崎 鈴子》 1 1 01-047 《神崎 鈴子》 1 1 01-054 《牛山先生》 1 1 01-055 《一条 友歌》※ 3 1 01-056 《一条 友歌》 2 1 01-059 《一条 友歌》 2 1 01-060 《一条 友歌》 1 1 01-061 《一条 友歌》 1 1 01-063 《東雲 楚方》※ 3 1 01-064 《東雲 楚方》 2 1 01-067 《東雲 楚方》 2 1 01-068 《東雲 楚方》 1 1 01-069 《東雲 楚方》 1 1 01-073 《東雲 彼方》※ 3 1 01-074 《東雲 彼方》 2 1 01-077 《東雲 彼方》 2 1 01-078 《東雲 彼方》 1 1 01-079 《東雲 彼方》 1 1 01-081 《本宮 凪沙》※ 3 1 01-082 《本宮 凪沙》 2 1 01-085 《本宮 凪沙》 2 1 01-086 《本宮 凪沙》 1 1 01-087 《本宮 凪沙》 1 1 01-096 《ゼロから学ぶAKB》 1 1 01-101 《穴があったら入りたい》 1 1 01-103 《円陣》 1 1 01-104 《スイーツパラダイス》 2 1 01-106 《第77期研究生誕生》 1 1 01-111 《揺れる心》 1 1 01-112 《それぞれの休日》 2 2 01-113 《投げキッス》 2 1 01-120 《AKB0048》 3 1 01-121 《愛をうたうアイドル》 2 2 01-129 《キララ》 1 1 関連項目 『AKB0048』 編集
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登録日:2011/11/13(日) 20 18 48 更新日:2024/05/18 Sat 13 34 25NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 PHANTOM DARKNESS シリーズカード レアコレ再録 元制限カード 墓地肥やし 戦士族 星4 終末 遊戯王 遊戯王OCG 闇属性 騎士 「終末の騎士」とは、遊戯王OCGに存在するモンスターの1つ。 効果モンスター 星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。 デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。 【概要】 召喚・反転召喚・特殊召喚時に発動する誘発効果により、自分のデッキから闇属性モンスターを墓地に埋葬する効果を持っている。 埋葬する闇属性モンスターにレベルの制限や攻撃力の指定も無く、あらゆる闇属性モンスターを選択できることから様々な役割ができる。 かの有名な「ダムド」の召喚条件とための墓地調整や、 他のダークモンスターの効果発動の条件調整に大きく貢献できたりとその存在は【ダーク】では欠かせないものとなっている。 特殊召喚に対応している点も見逃せず「召喚僧サモンプリースト」から呼びだして墓地を肥やしつつエクシーズ召喚と言ったこともできる。 ただし、「時の任意効果」ゆえにタイミングを逃す。 例えば「ゴブリンドバーグ」で特殊召喚した場合は効果を発動できなくなってしまうので、エクシーズしたいなら「ブリキンギョ」などを使おう。 ステータスもかなり優秀で「クリッター」ラインである攻撃力1500をクリアしつつも戦士族でもあるので「増援」を筆頭にサーチもしやすい。 同様にデッキの闇属性モンスターを落とす事ができるダーク・グレファーがいるがほぼ相互互換。 あちらは条件付きだが自力で特殊召喚が可能で、墓地肥やしする際に手札のカードを1枚墓地に送れる(送らなければならない)ため状況次第で高い爆発力が生まれる可能性があるのが魅力。 こちらは「ダーク・グレファー」に比べると手札コストが必要なく、攻撃力1500以下のためサーチしやすい分、純粋な墓地肥やし サーチカードとしてはシンプルで使いやすい。 そのシンプルながら柔軟性に長けた有用性からか似たようなデザインのモンスターはいくつかあり、 融合素材なら「プリズマー」、HEROなら「ヴァイオン」が使えるので、自分のデッキにあったものを選ぼう。 長年闇属性デッキのサポート役として親しまれてきたが、シャドールの台頭によって、2014年7月から制限カードになってしまった。 確かに元々制限カード並の使いやすさとスペックは持っていたが、この頃には「マスマティシャン」のようなよりシナジーの強い類似効果カードに徐々に移っていたため、 今まで活用していたデッキからすればわりととばっちりである。 その後、シャドールが環境から脱落し、相性のいいデッキが環境に現れなかったことから、 2017年4月1日の改訂で準制限に緩和され、同年7月1日には遂に無制限となった。 ...と思ってたらリンク時代によるサーチ 墓地肥やし能力の再評価の結果、類似カードの「マスティマジシャン」と「ダークグレファー」と共に規制されてしまい制限化。 今後また規制解除される可能性は状況次第で十分あるものの、遊戯王において手軽なサーチ 墓地肥やしは極限まで高速化した環境下でも十二分に強いことが証明された。 【相性のいい闇属性モンスター】 + 詳細は以下 ネクロ・ガードナー 十代が使った戦士族。墓地に存在するこのカードを除外して相手の攻撃を無効にできる。 E・HEROネクロダークマン 珍しい闇属性のE・HERO。 墓地に存在するとき一度だけE・HEROのアドバンス召喚のためのリリースを不要にできる。 D-HEROダッシュガイ、ディアボリックガイ 速さが足りない人と増殖するガチムチ。 前者は下記の「ゾンビキャリア」とのコンボで手札でダブついたモンスターを次のターン特殊召喚できる。 また、後者は「バードマン」と共に「レアル・ジェネクス・クロキシアン」になる凶悪コンボがある。 なお、D-HEROは墓地肥やしと相性のいいものが多いが、単に墓地に送るならば「ヴァイオン」も使えるので覚えておきたい。 ゾンビキャリア ご存知、自己再生能力をもつチューナー。 終末+手札1枚で「ブリューナク」や「ゴヨウ・ガーディアン」が出てくるのだから堪ったもんじゃない。 シンクロ環境ではこのコンボにより多くの決闘者が血の涙を流した。 この2体は2017年にエラッタ込みで制限復帰したが、「ゴヨウ」の方は地属性チューナーが必要になったので、このコンボはできなくなっている。 BF-暁のシロッコ&BF-大旆のヴァーユ 墓地BFのコンボの中核をなすコスプレと番長。 序盤からこいつや「ダーク・グレファー」で2体を墓地に落とせると吉。 BFー精鋭のゼピュロス 1回のデュエルで一度しか使用できないが、自分フィールド上に表側で存在するカード一枚を手札に戻す事で墓地から自身を特殊召喚できる。 フィールド魔法などを使えばノーコストで蘇生でき、シンクロやエクシーズの素材にできる。 レベル・スティーラー 上級モンスターのレベルを盗んで蘇生する昆虫。 シンクロ召喚の補助や、各種コンボパーツとして有効。 【ジャンド】 の潤滑油として長らく活躍してきたが、【シンクロダーク】でのソリティアが祟り、2016年10月1日の改訂で禁止カードとなった。 ゼータ・レティキュラント このカードが墓地にある時に相手フィールド上のモンスターを除外すると、自分フィールド上にレベル2のトークンを生み出せる堕天使。 そのトークンをリリースすれば別のゼータ・レティキュラントを手札から特殊召喚する事ができる。 不死武士 自分モンスターが不在ならばスタンバイフェイズ時に何度でも蘇る落武者 戦士統一デッキなら、なるべく序盤に墓地へ落としておきたい。 シャドール オルフェゴール 効果で墓地に送られた時に発動する効果 墓地から除外することで発動する効果を共通で持つテーマ。 「シャドール・ドラゴン」で魔法・罠破壊したり、「ヘッジホッグ」でサーチするなど、選り取りみどり。 後者はギルスという終末の騎士のカテゴリ版のようなカードがいるが、やはりこちらも強すぎたためか終末同様に制限になっている。 亡龍の戦慄-デストルドー LPを半分払うことで手札・墓地から蘇生できるレベル7チューナー。 この時、フィールドのレベル6以下のモンスターを指定し、自身のレベルを同じ数だけ下げる。 ライフコストはかなり重いが、手軽にレベル7シンクロが可能。 「エンフェ」を出せることから【ABC】では「ユニオン格納庫」の調達に使われたりする。 【竜星】では「ガイザー」の自爆から「タツノオトシオヤ」を呼び出し、さらに「ボウテンコウ」に繋げてアドバンテージを稼ぐコンボが可能。 【関連カード】 終末の騎士登場から7年、ついに神属性を除く5属性に「騎士」が揃った。 属性以外のステータスは終末の騎士と同じである。 なお、見ての通り一番手軽で合ってはいけない闇属性が一番手軽に墓地へ送れる調整になっている。 「終末の騎士」が最初に出たので仕方ないかもしれないが。 + 詳細は以下 砂塵の騎士 リバース:デッキから地属性モンスター1体を墓地へ送る。 地属性の騎士。 「ペロペロケルペロス」など相性の良いモンスターは少なく無いが、リバース効果なので発動が遅いのがネック。 「太陽の書」ですぐ表にしたり、「岩投げエリア」との併用で墓地肥やしを加速させるなどの工夫が必要になる。 また、同じ地属性リバースモンスターに限っても「おろかな埋葬」を内蔵した「クローラー・デンドライト」が存在するのも向かい風となるか。 絶海の騎士 フィールド上に表側表示で存在するこのカードの表示形式が変更された時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送る。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 水属性の騎士。 表示形式変更が発動条件だが、多くの水属性デッキと噛み合わないので使い辛い。 「つまずき」があれば出してすぐ効果が使えるが、正直「ジェネクス・ウンディーネ」や「スクリーチ」の方が使いやすい。 水属性自体は落としたいモンスターが多いのだが… 紅炎の騎士 このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合に炎属性モンスターが破壊され自分の墓地へ送られた時、 デッキから炎属性モンスター1体を墓地へ送る。 また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、デッキから炎属性モンスター1体を墓地へ送る。 「紅炎の騎士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 炎属性の騎士。 自身もしくは味方の炎属性モンスターが破壊された時に発動。 相手が破壊してくるのを待つよりは自分で破壊して効果を使った方が良い。 「炎王炎環」や「ジェネレーション・チェンジ」などで有効に使おう。 虚空の騎士 このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合にフィールド上のモンスターが手札・デッキに戻った時、自分のデッキから風属性モンスター1体を墓地へ送る。 この効果は1ターンに1度しか使用できない。 風属性の騎士。 手札・デッキにバウンスされると発動し、風属性モンスターをデッキから墓地に落とす。 「カステル」や「バードマン」「強制脱出装置」が使いやすい。 ただし、エクストラに戻った場合は発動できないので注意。 また、他の騎士と比べると単体で墓地肥やしできないのが辛い。 この面倒な条件を満たしてまで墓地に送りたい風属性モンスターもあまりいない。 曙光の騎士 フィールド上のこのカードが墓地へ送られた場合、デッキから光属性モンスター1体を墓地へ送る事ができる。 また、このカードがデッキから墓地へ送られた場合、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択してデッキの一番上に置く。 「曙光の騎士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 光属性の騎士。 自身がフィールドから墓地送りになった場合に発動。 また、デッキから墓地に行った場合光属性をデッキトップに持ってくる効果もある。 【ライトロード】や【カオス】で使えと言わんばかりの効果。 タイミングを逃さない強制効果で墓地調整、「ウォルフ」や「エクリプス・ワイバーン」を落としたり「裁きの龍」や「開闢」を回収したりやりたい放題出来る。 ただし、どちらも強制効果なので下手すればセルフドローロックしてしまうので要注意。 【余談】 墓地を肥やす速さが足りない!という理由でライバルの「ダーク・グレファー」を優先して採用する場合も増えている。 インフェルニティ辺りがその筆頭であるが、前述の通りどちらを優先するかはデッキタイプによるので色々と試してみよう。 追記・修正はデッキから墓地に送ってからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] とうとう6人揃ったな -- 名無しさん (2014-02-22 19 46 44) 7年か、長かったな・・・ -- 名無しさん (2014-02-22 22 51 10) なおやはりまともに使われるのは終末のみで、しかも下級なら属性問わず落とせるマスマティシャンが出た -- 名無しさん (2014-05-24 20 38 52) ↑レベル4限定とは言え何でも落とせるからな・・・ -- 名無しさん (2014-05-24 21 06 58) なお最近ではシャドールという相棒も出来た模様 -- 名無しさん (2014-05-25 19 41 05) そのせいでついに規制された模様 -- 名無しさん (2014-06-21 12 48 45) ダグレは奈落に引っかかるが、こいつは落ちない -- 名無しさん (2014-06-21 13 31 29) 他の騎士達についても少し追記したよ。 -- 名無しさん (2014-06-21 14 42 51) 俺の愛した末騎士霊廟三積みの裏サイバーは死んだ、何故だ!? -- 名無しさん (2014-06-21 15 04 33) ↑征竜残したいコンマイの罠……まぁ、あの効果じゃ清流なくてもいずれは制限着てたとは思うけど -- 名無しさん (2014-06-21 15 11 52) ソウルチャージ来たし、神の騎士が本格的に欲しくなってきた -- 名無しさん (2014-06-21 15 21 37) ゼータ・レティキュラントは特殊召喚じゃなくて、イーバトークン1体のリリースでアドバンス召喚できる効果 -- 名無しさん (2014-07-21 22 02 23) 何か最近コイツに似たゴーグル付けたキャラ見かけたなって思ってたら、腹パンと似てる事に気付いた -- 名無しさん (2015-01-24 00 50 00) 終末→週末→サタデー、騎士→ナイト でサタデーナイトが名前の由来という説を聞いた事がある -- 名無しさん (2016-03-07 17 31 26) 終末で騎士というと色分け4人組が思い出されるがこいつらは5人だしなあ -- 名無しさん (2016-03-07 18 16 12) 遅くなったけど遂に無制限か…ダクアムドもまた準制限にきそう -- 名無しさん (2017-07-30 20 55 29) と思ったらまた制限だよ! やっぱここが安定なのかもしれん… -- 名無しさん (2019-03-18 20 56 21) ↑どころか10月辺りに禁止もあり得るな。7月改定でダグレすら準だし。Danger!暫く来ないで欲しい割とマジで… -- 名無しさん (2019-06-15 18 41 44) 紅炎と曙光はユニオンキャリアー登場で救済されるな。他3人は…ドンマイ -- 名無しさん (2019-11-15 21 24 53) 遊戯王OCGをタイトルに付けた方がいいんじゃない? -- 名無しさん (2022-03-08 11 04 24) 昨今は専用サポートが直接墓地干渉するのもあるからシリーズ上位のこいつですら採用しないだろ -- 名無しさん (2022-04-23 12 17 28) 名前 コメント
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遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ 【ゆうぎおうでゅえるもんすたーずふぉー ばとる おぶ ぐれいと でゅえりすと ゆうぎでっき/じょうのうちでっき/かいばでっき】 ジャンル カードバトル 対応機種 ゲームボーイカラー(専用) メディア 32MbitROMカートリッジ 発売元 コナミ 開発元 KCEジャパン(EAST) 発売日 2000年12月7日 定価 各4,800円(税別) 判定 クソゲー ポイント 神のカードが初めて使用できる作品強引な3分割ソフトそれに伴うソフト間のバランス崩壊王様弱すぎ、社長中間的、凡骨強すぎ何故かコンストラクションシステム削除酷さを極めた同梱カード商法特典効果でキャラゲー史上最高の売上記録 遊☆戯☆王シリーズ 概要 前作からの大きな変更点 問題点 酷過ぎる3バージョン商法 対戦バランスが非常に悪い その他細かい点 評価点 総評 続編 余談 同梱カード商法について 売上 概要 『遊戯王デュエルモンスターズ』シリーズ第4作。 初の3バージョン同時発売のゲームで、遊戯デッキ・城之内デッキ・海馬デッキが発売された。 それぞれのキャラが原作で使用しているカードをメインに使えるようになっている。 前作の『三聖戦神降臨』では、そのゲーム名やゲームを起動した時に「神のカードの石版」が登場していたにも拘らず、神のカードそのものは使用できなかった。 今作ではようやく神のカードがデュエルで使えるようになり、期待したファンも多かったのだが…。 前作からの大きな変更点 今作では下級・上級・最上級のステータスラインが下げられており、攻撃力・守備力の数値がともに1350以下で下級モンスター、どちらかのステータスがそれを超えると1体、2050以上で2体、2800以上のモンスターを出す場合は前作にはなかった3体の生贄が必要になるよう大まかに分けて4種類に増加した。 前作は遊戯王OCGを再現したものだが、当時のOCGの悪い所であった「下級モンスターに負ける上級モンスター(笑)」も再現してしまっていた。さらにモンスターの投入コストが全体的に軽く、特に《地雷蜘蛛》《ビッグ・シールド・ガードナー》のような攻撃力か防御力に特化したモンスターは結果として投入コストが安かったため、低デッキキャパシティ戦でも下級の最強モンスターを平気で投入できてしまっており、融合モンスターはカードを多く持っていない序盤の救済要素にしかならなかったのも一つの要因であろう。 2050未満が上級の上限なのは、《砂の魔女》や《フレイム・ケルベロス》等の融合で作れる2100級を上級に勝てるラインとして設定しているようだ。攻略本にもわざわざ、《地雷蜘蛛》を名指しで「前作での強力モンスターも~」と書いている。 逆に下級モンスターの上限はなぜか1350に設定されている。もし上限が1400ならモンスターの選択肢がより増える上、《エルフの剣士》といった原作で活躍したカードがそのまま主力にできたのだが…。一応、上限が1400だと前述の上級ラインとは逆に融合で作れる一部モンスターが脅威となってしまうなどの事情は考えるが、真相は謎である。 この一方で、上級最強ラインが2000となったことで《ブラック・マジシャン・ガール》や《漆黒の豹戦士パンサーウォリアー》といった原作のバトルシティ編で遊戯や城之内の主力として活躍したモンスターが、本作では上級のエースモンスターとして利用可能となっている。 ただし、バトルシティ編で攻撃力2000のモンスターを使っていなかった海馬は例外。一応、決闘者の王国編で登場した《復讐のソード・ストーカー》などがエース候補となるものの、これらは原作であまり活躍していないカードである。 今作ではモンスターの投入コストが全体的に上昇しているため、手札融合による強力下級モンスターの生成・融合召喚の重要性が大きく上昇している。 にも拘らず、通信対戦の方はキャパシティ「500」「700」「1000」「2000」「9999」のままである。初期デッキですら「1580」のコストが掛かってる今作では「2000」か「9999」じゃないととてもまともに戦えない。 低コスト戦ではコストも軽いモンスターを大量投入して融合を駆使することが前提と踏まえても、なんとも投げやりな姿勢と見られても仕方がない。 今作は下級モンスターの上限値である1350のコストが150となっている。デッキコスト的には早々組み込めないがとてつもなく重いわけでもなく、強い魔法や罠でコストが低いカードもあるためコストバランス自体はそれほど悪くはない。 そのためか、後に今作の計算式を流用した続編が発売されるも、同時にOCGでは極めて高ステータスのカードも登場しており、それらを収録すればコストがインフレしてとんでもないことになるのは火を見るよりも明らかであったのだが…。 問題点 酷過ぎる3バージョン商法 このゲームにおける最大の問題点。本作は他のポケモン商法のソフトによくあるような「基本が同じで細かいところが違う」ものではなく、『使えるカードがバージョンごとに大幅に制約がかかっている』というもので、強引に3つに分けた形になっている。ちなみに過去作では全てのカードが使用できた。 全部のカードが使えるバージョンはなく、さらにどのソフトでも使うことができないCPU専用カードも存在する。 前作と違い、プレイヤーは儀式モンスターをデッキに入れることが出来ない。CPUはデッキに投入している場合もある。 各ソフトへの使用可能カードの割り当て方も酷い。それにより、下記の対戦バランスの崩壊に繋がっている。 本作のウリである神のカードは、特定のデュエリストに勝利した時に入手できる。入手可能な相手は「闇遊戯からオシリス」「マリクからラー」と概ね原作で関連性があったキャラに設定されているのだが、同時に各バージョンの主人公の対となるポジションのキャラとなっているため、例えばオシリスが使用可能な遊戯デッキでは闇遊戯とデュエルは不可能。自ソフトで使用可能な神のカードは対戦できないキャラからしか入手できず、デッキに入れるには他バージョンとの交換が必須となってしまっている。なお、他のカードならばパスワード入力や過去作から引っ張ってくるなどの対策も取れなくはないが、神のカードにはパスワードが存在しないため、単体ではどうやっても入手不可能である。 制約の仕様上自分では使用できないカードばかり入手する可能性があるので、パスワードを知らず運が悪いとデッキを中々強化できない事も…。もっとも今となっては収録カードのパスワードはほぼ公開されており、幸い敵はあまり強くないので問題はないが。 カード一覧では使えないカードまで表示される。色で見分けられるようにはなっているが、どのみち非表示にできないのでデッキ構築が行いにくいという難点もある。 割り当て方そのものにも問題点があり、「特定のモンスターを強化する専用強化魔法はどのデッキでも使用できるのに、その特定のモンスターは○○デッキでしか使えない」という意味不明なケースが見られる。 加えてゲーム外の要素とはいえ、遊戯王ゲームではおなじみとなっていた同梱カードも3バージョンで分けられている。詳細は下記にて。 対戦バランスが非常に悪い ソフトを強引に3つに分けたため、ソフト間でのカード格差がかなり偏っている。 このゲームでカードはモンスター・魔法・罠の3種類に分かれているが、下級モンスターは最強の5枚中4枚が全バージョンで使用可能なので、必然的に強さの比重は魔法・罠の強さにそのまま傾く。結果、「魔法・罠が強いソフトはとことん有利、弱いソフトは悲惨なほど弱い」という図式になる。結果、原作の強さ関係が「遊戯>海馬>城之内」だったのに、「城之内>(越えられない壁)>海馬>遊戯」に。海馬と遊戯の強さに関しては同等や逆と言った意見はあるものの、少なくても城之内デッキがぶっちぎりで強いことは間違いないだろう。 また隠し要素としてパスワードを入力することで武藤双六が登場し、デュエル勝利後に追加でカードをもらえるようになるのだが、彼からもらえるカードは魔法・罠のみ。遊戯デッキではもらえる大半のカードが死に札になるためまともに恩恵を受けられるのは海馬と城之内デッキのみと、ここでも格差が生じている。 + デッキの詳細 遊戯デッキは魔法・罠に使用制限が苦しく効果が強力なモンスター達を駆使するテクニカルな構築を求められる。原作では「単純な殴り合いに弱いモンスター中心のデッキだが、巧みなモンスター効果・魔法・罠の使用でピンチをチャンスに変える」デュエリストだったが、本作では「使用可能な効果モンスターが多い代わりに、魔法・罠は過剰なほど使用制限がかけられて頼れるカードが少ない」という、ややずれたような形になってしまった。 遊戯デッキの基本戦術は他2キャラが使える魔法・罠を効果モンスターで代用すること。除去カードはもちろんのこと、ドロー効果や強化関連に関しても全て手札からモンスターを出して効果を発揮させることが必要となる。専用カードは特に弱体化効果を持つ《マンモスの墓場》、単体除去として使える《死者の腕》が代表的だろう。フィールド魔法の代用品となるモンスターとして《カース・オブ・ドラゴン》《海竜神》の2枚が遊戯専用となっており、フィールドを生かしたデッキを組む場合は主力となる。ただし効果モンスター自体は1ターンに1体しか召喚できず、効果を使ったモンスターはそのターン攻撃できないためルール上それだけでは少々厳しい。そして神のカードである《オシリスの天空竜》を強化するには召喚したターンの攻撃を破棄しなければならず、返しのターンに除去やコントロール奪取のことを考えると事実上効果なしとして使うしかなかった。召喚魔族が存在しているため一概には言えないが、基本的に遊戯王DMシリーズでは攻撃力が高いモンスターを出すだけで有利になれるため、モンスターとの殴りあいを考えれば他の2人とは異なりどうしても1歩後ろの立ち位置になる。 遊戯デッキ最大の利点は、原作でも活躍した専用魔法カードの数々。特に《光の護封剣》《大嵐》《死者蘇生》の3枚はどのデッキでも必須カードとなるくらい強力であり、フィールド魔法や強化カードをほぼ使えない(*1)大きなハンデキャップを覆すほどこれらの存在が非常に大きくなっている。ただし、これらを揃えてやっと戦えるレベルと言えるため、総合力ではやはり城之内デッキに劣ると言わざるを得ない。 罠は群を抜いて乏しい。専用カードはモンスターの攻撃を一回だけ無効にするだけの《メサイアの蟻地獄》のみであり、後は魔法カードに対応するだけの罠だけしか使えないため《トラップ・マスター》のモンスター効果を除けば除去罠は使えない。ただし魔法カードを含めていけにえを確保しやすいと言えるため上級モンスターを多用して除去の少なさや強化出来ない攻撃力を補うことも考えられる。 総評としては原作遊戯のような高度なプレイングを求められる玄人好みのバージョン、だろうか。力で押せない分どうやって逆転するか原作の遊戯のような高度なプレイングを要求されるため、そのような楽しみ方をしたい人にはもってこいと言える。ただしこれは情報がほぼ出尽くした現在だから言える事で、発売当時では制限がきつすぎてやってられないバージョンと言われても仕方のない仕様ではある。 海馬デッキは強化・除去・直接火力に長けるが、他2バージョンより強みが乏しいという欠点を持つ。 海馬デッキの最大の特徴である除去カードだが、数だけで言えば城之内デッキのほうが多く、制限カードの《サンダー・ボルト》・《ブラック・ホール》に加えて《ウィルスカード》と除去魔法カードはこの3枚しかない。神のカード《オベリスクの巨神兵》も除去効果を持つものの除去はやはり追い込まれたときに真価を発揮するため、そのような状況で生贄3体など用意出来るわけもなく、4000ダメージの直接火力を狙うフィニッシャーとしての役割が強い。強化カードも専用カードは《巨大化》のみで城之内デッキと大きな差はなく、直接火力カードも汎用性に乏しいためデッキに入れにくく、強みとは言い難い。これらのことから海馬デッキは城之内デッキの劣化バージョンと言われてもおかしくはなく、下手をすれば遊戯デッキ以上に構築幅が狭いほど地味なバージョンとなってしまった。強いて他の強みを言えば下級モンスターで《マーダーサーカス・ゾンビ》が唯一使えることだろうか。 海馬のエース《青眼の白龍》はコスト0になったものの生贄3体とかなり扱いにくくなってしまい、《青眼の究極龍》を呼ぶために3体出そうとすれば生贄が9体必要ととんでもないことになっている。そもそも本作で《青眼の白龍》を入手する手段は、パスワードを除けば海馬デッキで戦えない闇バクラからの報酬だけと、社長ごっこすら難しくなっている。 罠カードは下級モンスター除去が限度だが遊戯デッキよりは選択肢が用意されている。一部の除去罠を使いこなせるが攻撃力1500以下が対象の《ベア・トラップ》が最高となっており、遊戯デッキ同様《トラップ・マスター》を活用しなければ上級モンスターを除去することができない。攻撃力が高く範囲外になったとしても《ウィルスカード》で除去はできるため除去カードを増やす意味合いも兼ねて採用するのが無難であろう。 また、原作では関連性がほぼないにも拘らず、闇バクラが《オベリスクの巨神兵》の持ち主になっている。上記のようにオシリスとラーは原作で関連性があったキャラに設定されているが、海馬にはそんなキャラがいなかったためか、何故か闇バクラに設定されてしまっている。そのため本作では闇バクラが《オベリスクの巨神兵》を所持しているという原作とはかけ離れた状態になってしまった。 せめて原作で《オベリスクの巨神兵》を託したイシズにしておけば、違和感はそこまで出なかったと思われるが…。 こうした点も含め、色んな意味で海馬デッキが一番割を食っていると言える。 城之内デッキは上記で散々説明しているが群を抜いて魔法・罠が充実している。 格差が広がっている原因としては除去罠カードが充実していることに加えてシステムの変更により圧倒的に有利な面が増してしまったからだ。『2』から存在した《万能地雷グレイモヤ》を筆頭とした除去罠の驚異的は健在であり、前作から下級モンスターの攻撃力ラインが低下したことに加えて、『4』では発動するまで場に残り続けるようになったため強みを後押しすることになってしまった。何より敵モンスターのみ全て除去にも拘らず無制限かつコスト60と破格な性能を誇る《激流葬》がバランスブレイカーとなっている。それに加えて罠カードを除去する手段は手軽で複数投入出来る《ハーピィの羽根帚》があげられるのだが城之内デッキ限定であり、遊戯デッキでは制限の《大嵐》、海馬デッキでは上級モンスターの《カードを狩る死神》だけと他二人は狙って除去する手段が限られてしまっている。これら2デッキは罠を一度張られてしまうと《激流葬》を警戒してモンスターを並べられなくなり、上級モンスターや強化したモンスターであったとしても単体で罠を起動させて被害を最小限に食い止めるプレイングをしなければならない。ちなみに今作で登場する《激流葬》を採用したCPUは全員1枚しかデッキに投入していないためもしかしたら本来なら制限カードだったかもしれない。仮にCPUとは言え複数投入するのは強力すぎるからと控えたとしても、プレイヤー側を無制限にしてしまった点は間違いなく調整ミスと言えるだろう。 これだけでも十分すぎるのだが罠以外の除去カードも多く使いこなせてしまう。コントロール奪取の《心変わり》やコストが15と安く3枚投入出来る単体除去の《闇への手招き》や、全体除去の《ブラック・ホール》だけではなく同様の効果を持つ《沼地の魔獣王》が3枚も使えるため海馬デッキが涙目になるほど充実している。神のカードである《ラーの翼神竜》も《心変わり》と《死者蘇生》を組み合わせたようなとんでもない効果であり、実践では難しいが手札から上級モンスターを捨てて即蘇生も可能であったため重いカードでありながら切り札としては十分であった。 もちろんモンスターが弱いというわけでもなく隙らしい隙が存在していない。おまけに城之内だけが《強欲な壺》を使用できるので、ドローソースまで他二人を置いてけぼりにしている。専用モンスターカードが少々小粒な印象を受けるものの、クリア後にターン毎に成長する効果が罠カードと噛み合うグレートモス関係のカードが使えるだけでも十分すぎると言える。そもそも主力は共通で使えるモンスターだけで十分なのにもかかわらず、むしろ除去カードが豊富な上にフィールド魔法、強化カードがあるため殴り合いも十分持ち込めるほどデッキ構成幅がとても広い。結果として「弱いモンスターとポンコツな戦略性を(運任せの)魔法・罠で乗り切る」原作のキャラクター性とはかけ離れるほど充実した戦力を持っていると言える。 儀式召喚は相変わらず弱い。普通に通常召喚できてしまうので存在価値の無い『3』よりマシだが……。 プレイヤーは儀式召喚を行わなければ儀式モンスターを使用できないが、CPUは普通に召喚してくる言わば「敵専用カード」となっている。 そういったCPUが召喚してくる神魔族モンスターは大抵切り札として使用してくるキャラが多いが、マリクだけは主力として召喚してくる。 そもそも儀式に対応するモンスターと一緒に持っていることが前提となるため、カードの多さからピンポイントで一式揃っているほうが珍しく、デッキが強くなるまでのDCの節約すらできないという過去作の欠点は俄然としてそのままになっている。 一応、通信対戦の低キャパシティ戦でコスト削減としての使い道はなくもないが。 ステータスが低すぎる上効果を持たない《ヤマドラン》、素材の《ブラック・マジシャン》からたった300しか攻撃力が上がらない《マジシャン・オブ・ブラックカオス》などといった儀式特有の欠陥とも言えるバランスも、前作から全く改善されていない。加わえて本作では下級モンスターのラインが変更されたため、素材となるモンスターを並べるのにさらに手間が増えたパターンすらある。 なお、収録モンスターカードのうち原作初出の《仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー》は原作でもれっきとした儀式召喚モンスターであったが、本作では何故か通常モンスターにされている。 ここは容量の都合か、あるいは前述したマリクのデッキコンセプトの関係(*2)と思われる。どのみち儀式召喚が弱いので通常モンスターである方が結果的にマシではあるが。 とりわけ扱いがおかしいのが、「相手モンスターを吸収する」という強力な効果を持つ儀式モンスター《サクリファイス》。さらにこれを素材とする融合モンスター《サウザンドアイズ・サクリファイス》も収録されているが、仕様上プレイヤー側はまともに活用できないモンスターとなっている。 どちらもデッキに直接投入できないモンスターなのだが、敵のペガサスは両方とも直接デッキに入れており、原作通りに脅威として立ちはだかる。 一方でプレイヤー側は、3バージョンの制限によって《サクリファイス》を儀式召喚できるのが海馬デッキだけとなっており、必然的に《サウザンドアイズ・サクリファイス》も海馬デッキでしか融合召喚できない。しかし、モンスター効果を使うにはリバースする必要があるのでそのまま融合召喚しても効果を活用できないにもかかわらず、海馬デッキではサポートとして機能するのが上級モンスターの《闇晦ましの城》くらいしかないというジレンマを抱える。元の仕様からしてプレイヤーに使わせる気のないモンスターではあるが、バージョン制限のせいで余計に実用性が失われている。 その他細かい点 前作から相変わらず、隠しデュエリスト達と戦うにはキャラごとのパスワードが必要になる。ゲーム中にヒントは何もなく、当時のVジャンプ等の紙面にのみ掲載されていた。 攻略本には全パスワードが記載されていたほか、現在ならネットを調べれば確認可能ではある。 エンディングの最後が前作より手抜きで、『1』『2』と同じく「おわり」と書かれているだけである。前作では神のカードの石版の1枚絵が表示されていた。 これは、前々作までラスボスを倒すと強制的にスタッフロールが流れてテンポが阻害されるという点を考慮した上の判断だと思われる。 デッキ構築に必要なキャパシティが大幅に増えたにもかかわらずCPU戦で手に入るキャパシティは前作同様たったの5である。 その為に既定の勝利数だけでステージを進める事が困難でキャパシティ稼ぎを強いられる羽目になる。 評価点 前作からの改善点がある もっさりしていたデュエルのテンポが大幅に改善している。 罠カードは仕掛けた次の自分のターンに廻ると消滅してしまったが、今作からは発動条件を満たすまで場に残り続けるようになった。 しかし、これが罠に長けた城之内デッキの強さを助長する事に。 これに伴いCPUが強化され、前作では使う事のなかった罠カードや、効果モンスターの効果や場での融合も積極的に使用してくるようになっている。 融合素材の指定が緩やか 例えば、OCGでは《砂の魔女》を出すには《エンシェント・エルフ》と《岩石の巨兵》に、魔法カードの《融合》が必要だったが、本作では「女性型」と「岩石」を重ねるだけ。《融合》も必要ない。 プレイング次第では初期デッキでもだいぶ戦える。慣れれば本作のラスボスのペガサスでも、初期デッキで数回に1回は勝つことが出来る。 ランダムで入手した弱いモンスターカードであっても融合素材としての価値があれば採用する余地が生まれやすい。DC節約、召喚魔族を駆使した一種の除去カードの役割と地味ながら活躍があることもGB版DMでのウリの1つであろう。 一部のカードイラスト・グラフィックが前作同様、より原作寄りのイラストに修正・変更された。 また、遊戯・海馬・城之内とラスボス以降の隠しデュエリストについては、全員に完全新規のキャライラストが設定された。 隠しを含めた20人以上のキャラ1人1人に固有の戦闘BGMが設定されている。 新たに録り下ろされたのは9人。ファンの間では「BGMは良い」と言われている。 ただ、その他半分くらいは前作からの使い回しなのもまた事実。前作もBGMは好評だったので悪いことではないが……。 本作オリジナルカードの存在 本作で初収録のモンスターカードは当時の原作エピソードや最新パックからの抜粋が中心だが、OCG側におけるモンスターカードは本作発売の同年の2000年よりOCG初出中心にシフトしていき、ゲーム初出の物は徐々に鳴りを潜めていく事から、結果OCG化の機会にまるで恵まれないどころか以降のゲーム作品でも未登場に終わってしまった不遇のモンスターカードも多く、ある意味では希少価値があると言えよう。 細かい評価点 各バージョンのプレイヤーキャラが設定されているため、データの初期化等により始めからスタートする際のネーム入れが不要になっている。 ある程度強い状態で始まり敵もあまり強くなくルールも簡単、バージョンの違いで戦略が変わる等TCGの雰囲気を手軽に楽しみたい人には向いている。 当時のジャンプの紙面で登場していた「ごんぶとり遊戯」と「カイザー海馬(*3)」と闘えるのはDMシリーズでは本作だけ。 ちなみにカイザー海馬は、後のWCSシリーズやTFシリーズでも再登場している。 ペガサスがラスボスに復帰。前作でほぼ強引にPS版と同じカード魔神をラスボスにしたのは違和感が強かったので、マンネリ目ではあるが妥当とも言える。前作からトゥーン系のモンスターカードやサクリファイス系のカードが収録されるようになったこともあり、今作のペガサスはGB遊戯王シリーズとしては最も原作のデッキ構築に近づいた内容となっている。 一応だが、各キャラのデッキは再現してある。 上記のペガサスはもちろん、他にも羽我は昆虫族に装備魔法を使ってきたり、人形が《オシリスの天空竜》や《リバイバルスライム》等スライム系を使ってくる等。 またパンドラの《キラードール》や《魔道化リジョン》など、当時まだOCG化されていないカードも先んじて収録され、きちんと使用者のデッキに組み込まれている。 総評 OCGから離れて設定された本作独自のルールは、バランス調整不足のせいで良い方向には機能しなかった。 それに加えて、悪い方に分けてしまった3つのバージョンはそれの悪化を助長してしまっており、バージョン販売されたゲームの中でももっとも劣悪な部類に当たる。 それでいてこの販売方式は、結局「それぞれに強力なカードを付けて売る」という同梱カード商法以上の意味を持たなかったため、『遊戯王』シリーズで史上最悪の「カードのおまけ」として語られるゲームとなってしまった。 続編 次回作はハードがGBAに変更。遊戯王ゲーム初のOCG再現となった。 良作とまではいかないものの中々の出来。 余談 前作と同様に、ボスを倒さなくともパスワードを入れればエンディングが出るが…ゲームとしてそれでいいのか? ゲーム中、それぞれのデッキ使用者(遊戯、海馬、城之内)が直接登場するのはパスワード選択画面とデータ初期化画面だけなのだが、パスワード選択画面での台詞で遊戯と城之内は(プレイヤーの)サポーターなのに対し、海馬だけは「お前にパスワードが解析できるかな」「(カード名)をくれてやろう」等、ゲームマスターのような立ち位置になっている。ゲームの描写からして海馬がデュエルしてるはずなのだが… Vジャンプ編集部から出た本作の攻略本の上巻の闇遊戯が落とすカードの一覧では、磁石の戦士シリーズ(《磁石の戦士γ》、《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》)の代わりに何故か本作未登場のカードが記載されてしまっている誤植が存在している。 掲載されているモンスターは《女神のマンドレイク》と《暗黒魔族ギルファー・デーモン》の2体。後者は本作発売以降のジャンプで掲載された原作漫画で登場するモンスターであるが、攻略本で名前だけが先行してしまう妙な事態になってしまった。 本作は前作『3』からの変更点(主に画面構成)が比較的少ないためか、説明書や攻略本の画像が『3』の物になっているというミスがいくつかある。 例えば、説明書では梶木漁太との対戦前の会話シーン、Vジャンプの攻略本上巻ではカードリストの《ラムーン》など。 攻撃力1350が下級の上限ラインという今作特有のゲームバランスにより、今作特有で脚光を浴びたカードが多くある。 特に有名なのは《レオ・ウィザード》で、攻撃力1350/守備力1200というステータスにより本作最強クラスの下級モンスターの1枚として君臨。黒魔族であったことも強みであり、かなり弱点を突かれにくかった。 一方、OCGではなぜかレベル5の上級モンスターであり、レベルに比して異常に低いステータスのせいで全く存在意義がないカードと言われ、一部のユーザーからはネタ的な意味で愛されていた。ちなみにOCGの上級モンスターが本作で下級モンスターに格下げされたのはこの《レオ・ウィザード》ただ1枚であり、本作のゲームバランスを揶揄するネタとして語り継がれており、遊戯王カードWikiでも、カードとしての《レオ・ウィザード》より本作での扱いの方に紙幅が割かれているほどである。 ちなみに攻撃力1350のカードは他にも4種存在する。その内2種類が海で強化出来るため対戦では海デッキに偏りがちなのもバランスの悪さが出やすい部分と言える。 Nintendo Switch/Steamで『遊戯王 アーリーデイズコレクション』が発売予定。 本作が収録されると発表されている。 同梱カード商法について ゲーム内容とは異なるものの、今作について切っても切り離せない話題として、3バージョン毎に分けられた同梱カード商法がある。本作にはカードゲームで使える同梱カードが付属するのだが、その内容は3バージョンで異なる上に内容は数枚の中からランダムに封入されている。このため仮に全カードを入手するのなら、ゲームソフトを各最低2つ、計6つ以上購入しなければならなかった。 各ソフトには、まず神のカードが1枚ずつ付いてくる。ただし、実際の公式デュエルでは使えないコレクションアイテムである(*4)。それに加えてバージョンごとに決められた5枚の中から3枚付属している。そのカードの選定にも偏りが感じられる。 テレビCMやポスターではこれを「予約限定」と宣伝していたが、実際は同梱カードと一緒に入っており、予約しなくても入手できたため、予約限定の意味がない。この商法は『5』を除いて『7』まで続いていた。 ちなみにこの神のカードは人気が高く、公式デュエルで使用できるバージョンのカードが全て出た後でも需要が高かった。一時期は値段が落ちたが、コレクターからの需要が増した現在では再び高騰している。 + 同梱カードの詳細 原作で 遊戯 、 海馬 、 城之内 、 その他原作キャラ が使っていたカードをそれぞれ色分けしている。見ての通り、城之内のカードを除き原作の使用者はバラバラである(*5)。 ソフト 同梱カード 短評 遊戯デッキ 《イタクァの暴風》《魔封じの芳香》 《催眠術》 《磁石の戦士γ》 《破壊輪》 《破壊輪》は遊戯ではなく海馬が使用したカード。本作発売の翌年から準制限カードに指定され、禁止カードにまで指定される程の強力な性能も持っていた(後にエラッタされ緩和)。《魔封じの芳香》は発売当初は注目されなかったが、その独特な効果から、一部のロックデッキで使われる他、環境によってはペンデュラムモンスターへの強力なメタカードとして使われる。2010年1月に再録されるまでの9年間は、入手手段がこのゲームのみであったこともあり、中古価格が大変高騰していた。《催眠術》は原作ではエスパー絽場の使用したカードだが、絽場と戦ったのは城之内で、遊戯とは顔合わせすらしていない…… 海馬デッキ 《アクアの合唱》 《フォース》 《旧神の印》 《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》 《ブラッド・ヴォルス》 《ブラッド・ヴォルス》は当時の下級モンスター最強クラスのアタッカーで、当時の公式大会では3枚投入前提になるほど。原作での使用者も海馬なので、文句なしの目玉カードと言える。しかし《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》は遊戯の切り札カードで、また磁石の戦士シリーズの《α》《β》《γ》を揃えて出すモンスターでありながら、前者2枚は前作の付属カードである。後者の《γ》も遊戯デッキに収録されている。しかも、翌年には構築済みデッキ(1,200円)で4枚が1セットになってしまったので無理して手に入れた人が報われない結果となってしまった。《フォース》は迷宮兄弟の使用したカードで、3人の中で唯一無関係である海馬の付録なのは不自然と言えるが、ゲーム内の海馬デッキは王国編の敵役のカードが比較的多く使える傾向にあるので、海馬らしい力押しの効果も含めて説得力は保たれている範囲か。 城之内デッキ 《セベクの祝福》《竜殺しの剣》 《攻撃の無力化》 《マジックアーム・シールド》 《ドラゴンに乗るワイバーン》 上2人と違って強力なカードや磁石の戦士系列のカードがなく、ゲーム本編で強いせいか割を喰っている傾向にある。一方イメージ的には城之内が使ったカードが2枚含まれている面で優遇されていると言える。とはいえ《攻撃の無力化》は海馬の使っていたカードであり、やはりズレがある。 驚くべきは、5枚中3枚付属しているというのは前作や前々作に比べればまだまともな点である。10枚中2枚が強カードで3枚付属している『2』、8枚中1枚が強カードで3枚付属の『3』はもっと引き当てるのが難しかった。ただし、3ソフト15枚中2枚が明らかな強カードな本作はシリーズで最悪の比率であるとも言える。 通常版では一部カードにパラレルレア仕様が含まれているが、その通常版の流通量はかなり少なく、後にそのパラレルレア仕様は高額で取引されている。 売上 原作・カードゲームの人気絶頂期に発売されたためか、本作はなんと250万本もの売り上げを記録。同時期に発売された『ポケットモンスター クリスタルバージョン』やゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストIII』といったビッグタイトルすらも圧倒し、2000年の年末商戦で圧勝した。 この記録は現在のところキャラゲー最高の売上記録である。次点が『遊☆戯☆王1』(161万本/1998年)、その次がファミコンの『忍者ハットリくん ~忍者は修行でござるの巻~』(150万本/1986年)ということを考えると、この記録を打ち破るキャラゲーはこれ以後も現れないだろうと思われる。2010年以降で最も売れたキャラゲーである『ワンピース 海賊無双』(2012年)でも、売上は約80万本なのだから……。 本作に加え、前述の怪物級のソフト2本のおかげで、2000年の年末商戦は携帯ゲーム機の市場が据置ゲーム機の市場を初めて上回った。 ちなみに、長年KONAMI作品として日本国内の売り上げ本数が最も多いタイトルでもあった。この記録は2020年12月発売の『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』が20年越しで塗り替えている。 続編以降の売上は猛烈な右肩下がりが続き、『5』 約40万本、『6』 約26万本、『7』 約24万本、『8』 約12万本~『TF3』 約12万本となった。 なお、『遊戯王』のゲームはこれ以降も何十本と発売されているが、バージョンが分かれているソフトは今のところこれだけである。
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登録日:2010/07/22(木) 07 48 28 更新日:2024/03/27 Wed 12 49 40NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 2500 DT再録 LEGENDカード デーモン デーモンの召喚 トゥーン バニラ レアカード 原作出身 悪魔族 星6 融合素材 通常モンスター 遊戯デッキ 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王ラッシュデュエル 闇属性 骨 (もし…次に引くカードが「ミノタウルス」よりも攻撃ポイントが低かったら…オレの負けだ!) よし! オレの手札の中の最強カード「デーモンの召喚」!! 「デーモンの召喚」だと!? 悪魔系モンスターカードの中でもベスト5に名を連ねるほどのレアカード!! そんなカードを持っていたのか! 「デーモンの召喚」とは、高橋和希作の漫画『遊☆戯☆王』、及び『遊戯王オフィシャルカードゲーム』に登場するカード。 英名:Summoned Skull ☆6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200 闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。 悪魔族ではかなり強力な力を誇る。 Vol.4より登場した通常モンスターカード。 レベル6にして攻撃力2500と、生け贄1体のモンスターとしては最強クラスの攻撃力を持つ。 遊戯王をプレイした人なら、誰もが一度は「デーモンの召喚を召喚!」と叫んだことがあるハズ。 ‐例‐ 子供A「どうだ!オレのサイコ・ショッカーの前には手も足も出まい!」 子供B「俺のターン、ドロー! 魔法カード死者蘇生を発動、墓地からホーリー・エルフを復活させる!」 A「フン、そんな雑魚モンスターで何ができる!」 B「フッ、そいつはどうかな…? オレはホーリー・エルフを生け贄に、デーモンの召喚を召喚!!」 原作では《ブラック・マジシャン》と同じく星7。 しかし、初期の遊戯王OCGは(攻撃力+守備力)÷700して切り上げたものをレベルとしていたため、守備力の低いデーモンの召喚はレベル6となった。 このおかげで師匠は「デーモンと同じ攻撃力のクセに生け贄2体」と評され、真紅眼の黒竜や暗黒騎士ガイアに至っては目も当てられない事に…(*1) 同様に「守備力が低いのでレベルが下げられた」例には《人造人間-サイコ・ショッカー》がいる。 かつては上級モンスターの中では最も攻撃力が高く、大会では下級モンスター最強の《ヂェミナイ・エルフ》と共に必須カードとして君臨していた。 攻撃力2400のサイコ・ショッカーを倒せる数少ないカードであり、 更に守備力1500以下のモンスターをデッキから手札に加える「黒き森のウィッチ」で簡単にサーチできる。 守備力が低いせいでレベルが下げられたはずが、皮肉にもそれがさらなる使い勝手の向上に繋がり様々な面で優秀だったのだ。 (おかげで守備力1600の《サイバティック・ワイバーン》は不遇をかこっていた) 後に帝モンスターが登場すると「生け贄召喚すると同時に相手のカードを破壊できる」のが常識となり、このカードは大会から姿を消した。 「EX」「ストラクチャーデッキ遊戯編」などの構築済みデッキに入っていたこともあり、強さの割に入手しやすかったのもイケメン。 「デーモンの召喚を召喚!」した人が多いのはこれも一因である。 ちなみに、遊戯は「デーモンの召喚を召喚」と言うことは避けており、「来い、デーモンの召喚!」などと言っている。アニメ版ではデュエルをしていた子供がこの言い回しを使った。 デーモンの召喚を使ってみよう 現在はリリース1体で攻撃力2500というだけではとりたてて強力なカードとしては扱われない。 攻撃力2600の《フロストザウルス》、2500でメリット効果付きの《エンド・オブ・アヌビス》《ゴーレム》等がマイナーであることからもそれは分かるだろう。 また《E・HERO プリズマー》や《ダイガスタ・エメラル》を利用した蘇生コンボ(*2)なら青眼の白龍等の最上級モンスターを使った方が強力ではある。 しかしデーモンの召喚はデーモンや闇属性、悪魔族サポート、 専用カード《魔霧雨》や融合素材モンスター専用サポートと活用する手段がとにかく豊富。 特に《E・HERO プリズマー》《終末の騎士》《融合徴兵》の全てに対応しているのは大きい。 《E-HERO ダーク・ガイア》の融合素材としてもなかなかの使い勝手を誇る。 ぶっちゃけフロストザウルスなど総合的な使い勝手では全くデーモンの召喚に及ばない。 原作出身かつ初期には無双の強さを誇ったこともあり、かつてはかなりの人気を誇った。 相当な人気を誇るせいか、複数種のイラストが存在しており、結構優遇されている。 関連カード 迅雷の魔王ースカル・デーモン ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚のリメイクカードにして、召喚される前の真の姿。原作漫画のワンシーンを元に描かれたイラストは非常にカッコいい。 維持コストが毎ターン500LPかかるが、サイコロで1/2の確率で自分を対象に取る効果を無効にできる。 運が良ければブリューナクや帝の効果を連続で止められる。 ただ、無効にされる恐れがあるのに効果を使ってくる相手は少ないので、扱い方を誤ると結果としてライフコストが嵩むだけの存在になりがち。 また、「デーモン」に関する効果を持っていないため、【デーモン】デッキでも現在では下記の将星などが優先される。 専用デッキを組むにしても、サポートを駆使して戦うならバニラである元祖デーモンの召喚の方が受けられるサポートが多い。 真の姿でありながら、中々苦しい立場にあると言わざるを得ない。 【悪魔族】系列のデッキにアタッカーとしてピン差ししたり、悪魔の憑代でサポートすると良いかもしれない。 ブラック・デーモンズ・ドラゴン ☆9/闇/ドラゴン族/攻3200/守2500 真紅眼の黒竜との融合体にして王様と凡骨の友情の結晶。 元キングの魂とは違うよ? コイツが存在するお陰で、デーモンの召喚はE・HERO プリズマーを活用できる。 龍の鏡を使えば割りと出しやすいので、その気になればコイツを過労死させるデッキも組める。 正月特番では、城之内妹こと静香の羽子板に描かれていた。 トゥーン・デーモン ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚がトゥーンになったのデース。 しかし攻撃力が劣っていても召喚酔いしないトゥーン・ブラック・マジシャン・ガールの方が使いやすい。 《トゥーン・フリップ》差別化するなら互いに召喚酔いを強制される《怨霊の湿地帯》をと併用する手もある。 また最上級がポンポン出てくる現環境なら《トゥーン・マスク》で出せる機会も多く、相手ターンに発動すれば召喚酔いも無視できる。 アンデット・スカル・デーモン ☆6/闇/アンデット族/攻2500/守1200 「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族2体 迅雷の魔王がさらにアンデット化したシンクロモンスター。 フィールド上のアンデット族全てがカードの効果で破壊されなくなるという強力な効果を持つが、召喚の難しさゆえにあまり使われていない。 ワイトデッキならゾンキャリ+ワイトキング+ワイト夫人で出せなくはない。 魔霧雨 自分の場のデーモンの召喚か雷族を指定し、その攻撃力より低い守備力の相手モンスターを破壊する。 ただし、そのターンはバトルフェイズを行うことはできない。 デーモンの召喚自体をサポートするほぼ唯一のカード。 しかしせっかく上級モンスターが自分の場にいるにもかかわらず攻撃が封じられるのは大きな痛手。 基本的にライトニング・ボルテックスで十分だろう。 デーモンの将星 ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 デーモンの召喚のリメイクカードの1つ。イラストはLIMITED EDITION 3版がモデル。 自分の場にデーモンがいる時に手札から特殊召喚が可能。 この効果で特殊召喚した場合は自分の場のデーモンを破壊する必要があるが、それでも普通の上級モンスターより事故要員になりづらい。 またアドバンス召喚に成功した場合はレベル6のデーモンを蘇生できるという強力な効果を持つ。 複数枚投入するか、下記のエビル・デーモンなどと併用するのも良いだろう。 真紅眼の凶雷皇(レッドアイズ・ライトニングロード)―エビル・デーモン デュアル/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 まさかのデュアル 真紅眼化。 デメリット無しの魔霧雨を内蔵に加えてデュアルサポートに「レッドアイズ」サポートも受けられる様になった為、使い勝手が上昇した。 悪魔竜ブラック・デーモンズ・ドラゴン ☆9/闇/ドラゴン族/攻3200/守2500 ☆6「デーモン」通常モンスター+「レッドアイズ」通常モンスター 上記のブラック・デーモンズ・ドラゴンのリメイク。名前は原作の物に戻った。 攻撃時に相手の魔法・罠・モンスター効果の発動を封じ、 融合召喚して出した場合、戦闘したバトルフェイズ終了時に墓地の「レッドアイズ」通常モンスターの攻撃力分のバーンを与え、そのモンスターをデッキに戻せる。 実は「☆6デーモン通常モンスター」であり、「レッドアイズ通常モンスター」でもある上記のエビル・デーモン×2で出せる。 デーモンの降臨 儀式/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 「奈落との契約」により降臨。 ひょっこり現れた儀式デーモン。ちゃっかりこれでデーモンは全ての召喚方法を網羅した。(*3) 儀式モンスター以外との戦闘で破壊されず、儀式モンスター以外のモンスター効果で破壊されないと言う非常に強固な耐性と、儀式召喚した自身が相手によって墓地に送られた場合に手札・墓地・デッキから「デーモンの召喚」を呼び出す効果を持つ。 また、場にいる限りは「デーモンの召喚」として扱うので魔霧雨の発動条件を満たせ、悪魔竜じゃない方のブラック・デーモンズ・ドラゴンの素材にもなる。 デーモンの顕現 融合/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 ちゃっかり現れた融合デーモン。「デーモンの召喚」と闇属性で融合できる。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、場にいる限り「デーモンの召喚」の攻撃力を500上げる効果、融合召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 ぶっちゃけ降臨の相互互換。両方並べれば打点3000が2体並ぶ。蘇生制限をクリアすれば本家と降臨とコイツで打点3000をほいほい並べることが出来る。 デーモンの招来 シンクロ/効果モンスター ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 シレっと現れたシンクロデーモン。他と異なり「デーモンの召喚」を素材に出来ない。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、場にいる限り「デーモンの召喚」に対象耐性を与える効果、シンクロ召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 耐性付与以外は降臨や顕現と変わらない。 ちなみに、何気に初の悪魔族レベル6シンクロ。 デーモンの超越 エクシーズ/効果モンスター ★6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 フラッと現れたエクシーズデーモン。「デーモンの召喚」2体で召喚できる。 場にいる限り「デーモンの召喚」になる永続効果、「デーモンの召喚」の破壊を素材で肩代わりする効果、エクシーズ召喚した状態で相手によって墓地に送られた場合に「デーモンの召喚」を手札かデッキか墓地から呼び出す効果を持つ。 破壊無効以外は他のバリエーションと変わらない。 デーモンの光来 ☆6/闇/悪魔族/攻2500/守1200 久しぶりのデーモンの召喚のリメイク。アニメ版戦いの儀で表遊戯が使用した縁で光の黄金櫃関連のカードとして登場。 自身以外の味方モンスターの攻撃力を自分のターンの間500アップさせる効果と、本家のフレーバーテキストの再現なのか召喚・特殊召喚時に相手モンスターのコントロールを攻撃を封じつつエンドフェイズまで奪う効果を持つ。 光の黄金櫃があればリリースなしで召喚可能であり、コントロール奪取時に光の黄金櫃があれば奪取したモンスターが攻撃可能になるため光の黄金櫃との併用が前提となる。 とは言え、光の黄金櫃デッキでは召喚権はトリコロール・ガジェットに割きたい都合上、破壊竜ガンドラGの効果でリクルートして全体破壊を生き延びたモンスターを奪って一斉攻撃と言う使い方がベター。トドメを刺せなかったらレベル6を活かして交血鬼ーヴァンパイア・シェリダンを出したりなど奪ったモンスターの処理をしておきたい。 劇中での活躍 ATMこと闇遊戯の使用カードとしての活躍が主。「悪魔族の中では五指に入るレアカード」らしい。 最終形態一歩手前とは言えグレートモスを戦闘破壊する等、結構活躍している。 攻撃名は「魔降雷」 記念すべき最初のデュエルである海馬戦で初登場し、ミノタウルスに押されていた遊戯の起死回生の切り札として海馬のモンスター達を圧倒。 ペガサス編でも羽蛾、迷宮兄弟戦などで活躍した。 原作では星7の最上級モンスターであったため、生け贄が必要なバトルシティ以後、 墓地に行くことで相手の攻撃力を500下げる特殊能力を持つ星6の上級モンスター「暗黒魔族ギルファー・デーモン」に出番を奪われたが、 アニメでは星6なことからバトルシティ編以降も使用され、遊戯とアテムの最後の戦いにも登場した。 続編のGXにも若m(ry…もといタイタンやスカルビショップの決闘で登場。 しかし、儀式召喚の生贄にされただけで出番が終了と扱いはATMの時とは打って変わってかなり悪い。 ブラック・マジシャンが初登場時あまり活躍できなかったうえ、エースカード扱いされたのがバトルシティ以後。しかも双六からの借り物カードだった。 それに対してこのデーモンの召喚は攻撃力が2500で、しかも遊戯がもともと持っていたカードに加えてかなり活躍していたため このカードが遊戯のエースモンスターだと認識している人も多い。 ゲームでのデーモンの召喚 一部ゲームでは「未熟な悪魔+時の魔術師」や「転職の魔鏡+悪魔族」を融合して召喚できる。 特に某無理ゲーでお世話になった決闘者も多いのではなかろうか。 その他 元ネタは「マジック:ザ・ギャザリング」のクリーチャー「奈落の王/Lord of the Pit」。 また、原作初登場の回に双六の店で広げられているカードの中に「デーモン」というカードがあるため、このカードの元々の名前は「デーモン」だった可能性がある。 この「デーモン」のカードは攻守イラスト共に「デーモンの召喚」と同じである。 MTG第5版まで、クリーチャーカードはクリーチャーそのものではなく「クリーチャーを召喚する呪文」というカードタイプとして扱われ、 イラスト枠外左下のカードタイプ表示には「(クリーチャータイプ)の召喚」と書かれていた。 奈落の王はクリーチャータイプ「デーモン」なので、カードタイプ表示は「デーモンの召喚/Summon Demon」。 それにあやかって「デーモンの召喚」となったのかも知れない。 なお現在こそ悪魔のような容貌だが、初期はどちらかというとアンデット族に近かった。 その後、カードイラストのポーズが原作に出た辺りで悪魔っぽさが上昇している。 ちなみに、バンダイ版カードでは真っピンクだった。 そのため東映版ではその色だったが、劇場版では少しブラック・デーモンズ・ドラゴンに近い色合いとなっている。 オレは翻弄するエルフの剣士を生け贄に捧げ、追記・編集の召喚を召喚! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 遊戯王で一番好きなカードだなぁ…また活躍する姿を見たい -- 名無しさん (2013-08-11 02 40 49) 原作じゃブラックマジシャンはレベル6の時もあった。 -- 名無しさん (2013-08-11 09 58 38) 個人的に遊戯の切り札っていうとブラック・マジシャンよりこっちをつい思い浮かべる。原作初期の活躍ぶりのせいだろうか -- 名無しさん (2013-09-15 14 32 24) やっぱり悪魔族の代名詞といえばこのモンスター。現役の時はよく使ってました -- 名無しさん (2013-10-22 20 54 50) 今も使ってる俺 -- 名無しさん (2014-05-29 03 29 56) 王国編のこいつはでてきたらだいたいいい仕事したからなぁ。例外は舞戦くらいか -- 名無しさん (2014-05-29 14 38 11) ↑ペガサス戦でも噛ませにされてた。 -- 名無しさん (2014-05-29 15 56 06) 悪魔魔族なのに攻撃は雷属性だっけ? -- 名無しさん (2014-05-29 16 10 57) 施しからの墓地蘇生は基本 -- 名無しさん (2014-11-19 17 54 12) 遊戯王オンラインで岩石の巨兵を並べまくって相手がショッカー出したらデーモンの召還出してカウンターするの好きだったなぁ -- 名無しさん (2014-11-19 18 05 50) 初期のフレイバー・テキストに相応しいのは、今だとVol.4とアジアチャンピオンシップ2001仕様のものぐらいだよな。 -- 名無しさん (2015-03-05 21 05 20) 皆言ってるけど、召喚のデーモンじゃ駄目だったのかしら -- 名無しさん (2015-03-21 01 51 30) ↑↑ 闇を制する者のレリーフverもな! -- 名無しさん (2015-03-21 02 15 01) ついにレッドアイズ化・・・ -- 名無しさん (2015-03-21 17 19 23) このカードがかっこよすぎてデビルマンとか悪魔関係にハマってしまったな。 -- 名無しさん (2015-11-08 02 07 43) コンマイはデュアルがデッキの中でも通常モンスター扱いされると勘違いしてエビルデーモンを悪魔竜の素材として作った説がかなりガチになってきたな… -- 名無しさん (2016-06-26 09 42 29) ぶっちゃけステータスで勝るサイバティック・ワイバーンやフロストザウルスよりよっぽど有用だと思う -- 名無しさん (2016-06-26 09 51 54) 元ネタのMTGでは、クリーチャー(遊戯王DMで言うモンスター)カードも、クリーチャーそのものではなく、クリーチャーを召喚する魔法という扱いなので、このカードも、デーモンの召喚(を行う魔術)といったネーミングだったのではなかろうか -- 名無しさん (2017-11-06 11 55 48) ↑カードイラストは当時のMTGの黒のエース級クリーチャー「奈落の王」がモチーフだと思われる。 -- 名無しさん (2018-03-24 09 28 59) 〇〇を召喚しますって宣言になるのに、デーモンの召喚“士”ではなく召喚……可笑しいと思いませんかあなた?これはダーク・ゴッド(鏡繋がり)サンのケジメ案件では?(とばっちり -- 名無しさん (2018-08-31 18 02 11) 実は初登場時は「デーモン」という名前だったのだが、次の話(海馬とのデュエル中に召喚された時)で唐突に「デーモンの召喚」に変化している。実際にデュエルに書いてみてデーモンではしっくりこなかったから名前を捻ったであろうことが伺える。 -- 名無しさん (2018-11-03 12 53 53) 何故ブラックマジシャンに切り札ポジ奪われたのだろう…?顔か?やっぱり顔か? -- 名無しさん (2021-12-02 00 55 35) あー……オレ……デーモンになっちゃったよー -- 名無しさん (2022-03-08 20 06 49) デーモントークン一体を特殊召喚する効果の魔法カードなら名前に違和感はない気はする。まあ初期の何もかも曖昧だった頃のカードだししょうがない -- 名無しさん (2022-12-28 00 36 24) ↑2ブラマジと違って明確に元ネタがあったから訴えられるのを避けるためとか? -- 名無しさん (2023-07-01 14 56 30) 両方共にパズドラコラボの時に出たからデーモンの召喚と奈落の王を並べられるの好き -- 名無しさん (2023-12-05 20 59 40) リンクモンスター版が出たらデーモンの…何だろう? -- 名無しさん (2024-03-14 22 57 16) ラッシュだとサイバティック・ワイバーンとは立場が逆転してしまっているのも興味深い あっちは守備力1600のお陰でトルネに処理されないうえ、FWWで通常風バニラのエース格という個性も手に入れてる上必殺技カードも貰ったし -- 名無しさん (2024-03-27 08 46 09) 名前 コメント
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登録日:2020/05/14 Thu 22 14 05 更新日:2024/05/12 Sun 06 17 47NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 BIG5 Thousand Eyes Bible -千眼の魔術書- アボリジニ オーストラリア ネタキャラ 園岡新太郎 大下幸之助 戦士族 星5 水属性 深海の戦士 蘊蓄 記憶から消えない 遊戯王DM 遊戯王OCG 『深海の戦士』とは遊戯王のカードである。 効果モンスター 星5/水属性/戦士族/攻1600/守1800 「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは魔法の効果を受けない。 ステータスは低めかつ上級モンスターだが、フィールド魔法「海」がある限り魔法の効果を受けないというなかなか強力な耐性を持つ。 海の効果も受けなくなるのはお茶目だが。 また上級モンスターではあるもののレベル5なので《伝説の都 アトランティス》があればリリース無しで召喚することが可能である。 名前だけが戦士のアトランティスの戦士等と違いしっかりと戦士族なので《戦士の生還》等の豊富な戦士族サポートカードが使用できるのも利点であろう。 ただし手札からリリース無しで召喚してもフィールドに出てしまえば「魔法の効果を受けない」事となりレベルが5に戻る為、ランク5エクシーズ等それらを活かすデッキなら採用価値はある。 一見強そうだが、この低攻撃力では戦闘向きとは言えず魔法による強化ができないので戦闘面でも頼りない。 同じ問題を抱えた《マジック・キャンセラー》(攻撃力1800)よりもさらに低い。 また当時流行していた《激流葬》や《奈落の落とし穴》と言った強力な罠カードは普通に通る。 逆に言えば《鎖付きブーメラン》や《竜巻海流壁》の加護を受けられるのは大きい利点。 しかし現在ではモンスター効果による破壊や阻害も非常に多い為、海や罠カードによるサポートがあっても思ったより活躍できないであろう。 《伝説のフィッシャーマン》とは相互互換の関係にあるが、こちら側の利点は少なくあちらはサポートカードも登場しているので、 実質的にはこちらは伝説のフィッシャーマンよりも使い難いモンスターと言えるだろう。 尤も登場したのはOCG黎明期の2000年。単なるコモンカードだった為現状では活躍の場がないのは仕方ない事だろう。 というか当時でも使いにくく、よほどの事が無い限りデュエルに出てくることは無かった…。 だがアニメにて登場した彼は、今までの地味な印象を払拭する活躍を見せていた。 尤もそれは悪役としてであるが…。 【アニメでの活躍】 数の上での物量戦が戦いにおいて有効なのは、古今東西の兵法書に記されている。例えば、古代中国では『多兵に傷つくことなし』とあり、あるいはフランスでも『勝利は多兵に存す』という言葉が伝えられている。だがその一方、かのプロイセンの軍事理論家は『数の優勢というものは、勝利の要因の一つに過ぎない』との提言も残しているがね なんとアニメオリジナルエピソード「乃亜編」にて、BIG5の1人である BIG1(ビッグワン) 大下(おおした) 幸之助(こうのすけ)のアバターとして登場した。 CVは園岡新太郎氏。若干しゃがれているがダンディなボイスが魅力的である。 余談だがデュエルモンスターズクエスト編では斉藤信行氏が担当していたが、どちらにせよ鼻にかかったような嫌味な声(褒め言葉)なのは間違いないだろう。 元々は多くの企業の買収を手がけ「妖怪」の異名で呼ばれている。 …が、実は海馬コーポレーションでどのような部署、役職だったのか一切不明だったりする。 ちなみにバーチャル世界でのルール説明は彼が行った。 その正体は、世界中の格言を自慢気に披露するいけ好かないおっさんである。 立ち振舞は紳士っぽく知的であるもののどこか他人を小馬鹿にした態度と、場も弁えずに知識を披露する傾向にあるという、いかにもプライドの高い知的キャラがするような言動を続ける。 大人の事情か実名は出さないため、余計に胡散臭いと感じる視聴者も多い。 【デッキマスター能力】 OCGとしての深海の戦士のステータスは冒頭の通りだが、BIG1大下のデュエルでは場に出ることがなく終始デッキマスターとして活躍。 その際の効果は以下の通り。 相手モンスターが自分フィールド上のモンスターを攻撃した時に発動できる。 自分フィールドのモンスター2体をリリースし、相手モンスターの攻撃を相手プレイヤーに跳ね返す。 モンスター同士の戦闘時に自分モンスター2体をコストとして発動できる《魔法の筒》 一見すると多大なるディスアドバンテージに見えるが、モンスター同士の戦闘が主流だった当時としては破格の効果である。能力名は「リフレクターホール」。 ただし直接攻撃に使用することはできず、そこを突かれて敗北することとなる。 ちなみに深海の戦士をデッキマスターにした理由は「自身の手腕と能力(会社の乗っ取り等)をイメージした」とのこと。 あがけばあがくほど水底に引きずり込まれる、 もしくは「自らの得意フィールドであれば相手の魔法=奇策など問題ではない」といったところだろうか。 【デュエリストとして】 知的なだけでデュエルは弱い、なんてことは全くない、 どころか、実はアニメ屈指の実力者である。 ステータスは低いが優秀(すぎる)効果を持つモンスターでアドバンテージを稼ぎ、残ったモンスターはデッキマスター能力や上級モンスターの為の生贄として役立てるという手堅い戦法を駆使し、更に「口撃」により精神を揺さぶるという非常に嫌らしい戦法を取る。 その戦術は一刻も早く仲間と合流したい闇遊戯も「うるさいぜ!! 少し黙ってろ!!!」と完全にガチギレ。 デュエルもBIG1のペースで進んでおり、ほんの僅かな油断さえ無ければ遊戯に勝利できていた可能性が高い。 しかし知識を披露するプライドの高い男というものは、自然と相手を見下してしまう悪い癖があるもの。 相手はバトルシティ決勝戦に来るほどの相手だというのに優位だからと言って「このまま一気に決めても面白みがない」と最善手を打たなかったり等油断した結果、 役不足とバカにした(なお後述するがこの使い方は誤り)《クリボー》のデッキマスター効果により敗れ去ることとなった。 ちなみに遊戯王式ショットガンシャッフルの使い手でもある。 加えてアシニグライをリバースする際にカードにしわが寄るほど曲げるなど、 いくらバーチャルとはいえカードを大切にする気は全くないことがうかがえる(生粋のデュエリストではないことも後押ししているとは思われるが)。 使用カードはオーストラリア、アボリジニの神話に登場する生物や神を元としたモンスターを多く扱う。 自分の知識の豊富さをアピールするように日本では知名度の低い神話を題材としたカードを使う辺り彼の性格が現れているが、デュエルした場所がジャングルだった事もありシチュエーションはバッチシだった。 そしてそれらのカードは当時はもとより、20年経過した今でも十分に通用するパワーカードが多い ……というか、当時としては明らかにオーバーパワーな連中がずらりと揃っており、戦術と合わせて「未来を見据えすぎ」と言われることも。 (特にヨーウィーやアシニグライはある程度事前対策を用意していないと現在でもだいぶ苦しい) 【OCG化済み】 ・イピリア 効果モンスター 星2/地属性/爬虫類族/攻500/守500 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。 自分はデッキから1枚ドローする。 出すだけでドローできるという破格の効果。 アニメでは1ターンに1度の制限は無かったが1枚しか出てないので実質変わらない。 能力値は低いもののBIG1のデッキマスター能力はモンスターの「数」だけが重要なのでこういった強力な効果を持ったカードを愛用していたのだろう。 ・メルキド四面獣 通常モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1200 単なるバニラモンスター。元々は「光の仮面」が使用した仮面モンスターである。 フレーバー的な採用かと思われるが、能力値が低いおかげで《翻弄するエルフの剣士》を戦闘破壊するという活躍を見せた。 余談だがこの戦闘で受けたダメージの影響でボロボロになった闇遊戯の一連のセリフ 「冗談じゃなくダメージはこれで限界、これ以上一発でも食らったら『やばい』って、体全体が悲鳴をあげているのがわかるぜ!」 は言葉の区切り方が若干不自然なのでネタにされることも。やばいって! ・幻影の壁 効果モンスター 星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守1850 このカードを攻撃したモンスターは持ち主の手札に戻る。 ダメージ計算は適用する。 早めにデュエルに勝利し仲間を探しに行きたい遊戯はダメージ覚悟で「リフレクターホール」を使わせモンスターを減らす戦術に出た。 《翻弄するエルフの剣士》に切り裂かれ白目を向くほどのダメージを受けるもなんとか敵モンスターを減らせた…と思ったらいつの間にかフィールドにいたモンスター。 守備力がそこそこ高く更に攻撃をしたモンスターを手札に戻すという、遅延に特化した効果を持つ。 これで遊戯の追撃を防ぐという地味な活躍をした。 ・早すぎた埋葬 装備魔法 800ライフポイントを払い、自分の墓地に存在するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。 このカードが破壊された時、装備モンスターを破壊する。 ご存知禁止級汎用蘇生カード。 BIG1にとってイピリアやヨーウィなどの効果を再使用しつつ盤面展開もできる蘇生カードは重要だが、このカードのコストとして自ら削った800ライフが後々響くことに…。 なお当時は装備魔法のサーチやバウンス手段が少なかった為《死者蘇生》の下位互換のような扱いであった。 ・死者への供物 速攻魔法 (1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを破壊する。 次の自分ドローフェイズをスキップする。 BIG1のデッキは攻撃力が低いモンスターが多くビートダウンには不向きである為、強力カードは魔法カードで始末する手段を取っている。 デメリットが重いものの遊戯の《有翼幻獣キマイラ》を破壊し十分に元を取っている。 ・伝説の都アトランティス フィールド魔法 このカード名はルール上「海」として扱う。 (1):フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いの手札・フィールドの水属性モンスターのレベルは1つ下がる。 ・伝説のフィッシャーマン 効果モンスター 星5/水属性/戦士族/攻1850/守1600 (1):このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドに「海」が存在する限り、 このカードは魔法カードの効果を受けない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在し、フィールドに「海」が存在する限り、 このカードは攻撃対象にされない。 (この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での 相手の攻撃は自分への直接攻撃になる。) 乃亜編の終盤にBIG5として遊戯&城之内に挑んだ時に使用。 しかしこれらのカードを出した瞬間BIG2に意識を乗っ取られてしまった。 フィッシャーマンは先鋒として活躍、アトランティスは《カタパルト・タートル》のリリース無し召喚に活用された。 ・絶対防御将軍 効果モンスター 星6/闇属性/戦士族/攻1550/守2500 このカードは召喚・反転召喚に成功した時、守備表示になる。 フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードは、 守備表示の状態で攻撃する事ができる。 その場合、攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。 デッキマスター能力の説明の際のデモデュエルにおいてデッキマスターとして登場。 厳密には彼の使用カードではないがここに明記。 デッキマスター効果は「1000ライフポイントを支払うことで攻撃モンスターを破壊する」という、ソウルテイカーの亜種のような強力な効果(しかもターン制限無し)。 名セリフ「絶対防御バリアー!!」はこの時に発せられた。 ・ヨーウィー 効果モンスター 星3/地属性/爬虫類族/攻500/守500 このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できず、 この効果を発動するターン、自分は1回しかモンスターを特殊召喚できない。 (1):このカード1体のみが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 次の相手ドローフェイズをスキップする。 コンビニ感覚でドローを封じるヤバイやつ。 これで遊戯の動きを封じただけでなく、返しのターンではデッキマスター能力のために生贄に捧げられ、大ダメージを与えた。 アニメでの効果は使用回数と特殊召喚制限がなく非常に強力なためOCG化はしないと思われていたが、2021年6月発売の「ANIMATION CHRONICLE 2021」でまさかのカード化となった。 さすがそのままでは強すぎるため特殊召喚制限とデュエル中の回数制限がついたが、それでも嫌がらせには十分であろう。 ちなみにアニメでもこいつの効果はデュエルで1度しか発動されておらず、また効果発動ターンでは特殊召喚は1度しかなされていないため、アニメでの使い方は忠実に再現可能である。 【未OCG化】 ・虹蛇のエインガナ 効果モンスター 星7/水属性/海竜族/攻2200/守2400 このカードが墓地へ送られた時、相手フィールド上のモンスターを全て破壊する。 パワー前振りすぎるやばいカード。どこからだろうとどんな方法だろうと、墓地に送れば《サンダー・ボルト》をぶちかます。 引いたBIG1も「これはいい!」と内心非常に喜んでいた。 能力値は低いが効果を考えれば十分にお釣りが出る。 ただしこのカードで一気に勝負を決めるのは「面白くない」などと言い出し、ドローしても手札に温存していた。 最終的に登場し遊戯を苦しめるも…。 ・アシニグライ 効果モンスター 星3/風属性/鳥獣族/攻撃力600/守備力500 リバース:相手プレイヤーは手札を1枚捨てる。 このカードが戦闘で破壊された時、自分のデッキまたは手札から 「アシニグライ」を裏側守備表示で特殊召喚できる。 ハンデスするだけでなくボードアドバンテージまで維持できるこちらも優良カード。 BIG1の戦術はとにかく相手の動きを封じ、自分は展開を続けるという事に終止している。 ちなみにコイツ、手札に残ったものを含めて3体すべて登場していたりする。 ・精霊王ルクランバ 効果モンスター レベル8/闇属性/悪魔族/攻撃力1000/守備力2000 自分のライフが1000ポイント以上のダメージを受けた時、 このカードを手札から特殊召喚できる。 自分フィールド上に存在するこのカードをリリースして発動できる。 手札から攻撃力の合計が2000以下になるように手札からモンスターを特殊召喚する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 条件を緩くした代わりに能力は低いが、リリースすることでさらなる展開をすることが可能な《冥府の使者ゴーズ》。 しかも展開効果が誘発即時効果なので相手ターンでも使用可能な上に同名制限すらないという恐ろしいカード。 ついでに多くのリクルーターにも対応と隙が無さすぎる。 これで2枚目の《精霊王ルクランバ》と《幻影の壁》を召喚し、遊戯に絶望を与えた。 イラストは水木しげるの描いた同名の妖怪の妖怪画ほぼそのまんまという、ある意味ソリッドロイド(まんまゲッターロボ)や魔空要塞ジグラート(まんまガンダムフェイス)以上に危険なモンスター。 なお、コイツの元ネタはニューギニアの先住民族の伝説に語られる同名の精霊王なのだが、ネット上には「全てのマラサイ(精霊の戦士)を束ねる存在である」くらいしか情報がない。「ルクランバ」で検索した場合このカードが真っ先に引っ掛かる。 【セリフ集(というか半分格言集)】 「絶対防御将軍は自らがデッキマスターを兼ねているため、ライフコストを1000ポイント払うことでデッキマスター能力を発動。絶対防御バリアー!」 デッキマスター能力説明の際に発した台詞。妙にノリノリである。 「お前達は我らと入れ替わり、電脳世界でさまようことになるのだ!永遠になぁ!」「これは我々のお前達に対する復讐なのだよ!」 海馬だけでなく遊戯達にも復讐心を顕にするBIG1。 後のデュエル中とは違いかなり感情的になっている。 ちなみに5人揃っている場合は別にリーダーでもないのにBIG1が主に喋っている。口が回るために説明役に抜擢されたのだろうか。 「ほう、クリボーに決めたのかね」「残念だが一度出現したデッキマスターを換えることは出来ない」 クリボーが勝手にデッキマスターになった事を弁明する遊戯に対し非常に言い放つ。 しかし後の描写的に途中でデッキマスターの入れ替えは可能なため、厳密にはこの台詞は間違いである。 だが「最初に選んだデッキマスターは変更出来ない」事を説明したのなら嘘ではない。 「デュエル中も変更できないとは言ってないが勝手に勘違いした」という道理が通るのである。 やり口が詐欺師のそれであるが、口先八丁で相手を騙すのはまさしく「妖怪」の面目躍如と言った所か。 「お前の若い肉体でもう一度青春を謳歌するというのも一興だ」 遊戯の若い体を見て一言。 しかし遊戯の身体に入ってもあの髪型で格言を得意げに話す姿はシュールを通り越して奇妙である。 「事前の調査は基本だからね。敵を知り、己を知らば百戦あやうからずというだろう? 」 遊戯を「お前の思考パターンが2種類あることは研究済みだ」と言った後の台詞。孫子の言葉である。 遊戯側も余り隠してはいなかったものの一般市民の素性まで調べ上げるBIG1の能力は破格である。 余談だがこの言葉は本来「敵だけでなく自分のことも把握しないと勝てない」という戒めの意味が強い。 「ではお見せしよう、大人のデュエルを」 確かに相手の動きを阻害し自らは自由気ままに動くデュエルは強力で得意になるのもわかる。 尤もこれは「大人げないデュエル」とも言うのだが。 だが「若者」を見下しているというのはこの台詞からもわかるだろう。 「事前の調査によれば、このような場合タイプBの遊戯の行動は八割以上の確率で先制攻撃を選択。怪しいと思っても手を出さざるを得ない(*1)その性格が命取りとなる。」 データに基づき戦術を建てるのが彼の基本戦術。 8割どころか10割と言っても過言ではない果敢な攻めをする遊戯だが、この時はBIG1の言う通りまずい事となった。 「かつてルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。勝ち続けるための条件は3つ。その1、チャンスを身に付けること。その2、技量を保有すること。その3、敵を自滅の道に誘い込むこと」 空気も読まず格言や知識を延々と話すBIG1だが、その言葉は他人の言葉とはいえ現状では的を射ているのがまた始末に悪い。 こうして遊戯を罠に嵌め、仲間の元に駆けつけたい彼を煽ったところで第99話は終了する。 「ルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。味方より敵を利用することこそ有益であると」 記念すべき第100話でもBIG1はフルスロットル。 事実彼のプレイ枚数はそう多くなく、ダメージソースもほぼ遊戯のモンスターの攻撃を跳ね返したものであった。 「防御は攻撃より安易で強力な戦闘方式である。しかし、その目的は現状維持で消極的である。そう言った将軍もいたがね……現状維持ほど有効な戦闘はない。今にそれが分かる」 一件格言を好みその言葉のまま動いてばかりと思われがちなBIG1だが、彼なりの注釈を入れることもある。 こうすることで、兼ねての知識人に並んだつもりになっていたのだろうか……。 ただ実際問題、リクルーターやルクランバの効果で場をつなぎつつ徹底的にアドバンテージを取る彼の戦術は、OCGにおいても理にかなったものである。 「せめてお前のデッキマスター能力を一度くらいは拝見したいものだがねぇ。まぁ所詮クリボーでは役不足だろうが」 自らのデッキマスター能力を有効的に使いこなすBIG1はその事で相手を挑発するが、海外の格言や知識を好んだ結果、日本語を誤用するというミスをするのであった。 役不足は本来「実力に比べて役割が軽いこと」を指す褒め言葉の意味であり、この場合正しいのは「力不足」である。 闇遊戯も次話で同じ間違いをしているので、メタ的に言うとこの場合は脚本家(*2)が勘違いしたまま他のスタッフも気付けなかったのかもしれない。 なお闇遊戯側は最終的に大下が役不足(力不足)と侮ったクリボーを絡めたカードコンビネーションで勝利している。 「クリボーを嘗めたデュエリストは敗北する」という情報は彼の元には届かなかったのだろう。 「数の上での物量戦が戦いにおいて有効なのは、古今東西の兵法書に記されている。例えば、古代中国では『多兵に傷つくことなし』とあり、あるいはフランスでも『勝利は多兵に存す』という言葉が伝えられている。だがその一方、かのプロイセンの軍事理論家は『数の優勢というものは、勝利の要因の一つに過ぎない』との提言も残しているがね」 少しでも戦争ものを齧ったら常識と言わんがばかりに出てくる「質より量」。 そんな当たり前の事をわざわざ格言で説明する(しかも4つも)辺り彼の性格がわかる。 最後のだけは若干意味が違うが、これは自身のモンスターたちの効果の強力さ(=量だけでなく質も高い)ということだろうか。 ちなみに闇遊戯の有名なセリフ「うるさいぜ! 少し黙ってろ!」はこのセリフに対しての言葉である。 物量に押され、精神的にも疲労し吠えることしか出来ないまま第100話は終了する。 「(エインガナを引いて)これはいい。攻撃力2200の一噛みは強烈だ。だが、エインガナの一撃でカタをつけたのでは面白みもない」 まだ勝利は確定していないのに舐めプに入るBIG1。 実はこの時エインガナを召喚するコストは揃っており、闇遊戯の伏せカードは皆無だった為出していれば勝てていた。 結果からするとクリボーのデッキマスター能力(攻撃無効)が残っていたが、後のデュエルの流れを考えた場合ここで攻撃していれば闇遊戯は負けていた。 恐らく彼がやってきた企業買収の相手は「妖怪」と呼ばれた手腕には手も足も出ず早々に諦めて、BIG1はそれらを弄んでいたのだろう。 しかし…。 「何!?こいつ、まだ立ち上がる力があるのか!倒れていれば楽になれたものを…、立ち上がったのなら仕方ない!もう一度倒してやるまで!」 相手は不屈のデュエリスト。痛めつけても立ち上がる相手を見てBIG1は気合を入れ直す。 しかし一瞬の油断のせいで流れは確実に遊戯の方に移っており…。 「絶望の淵にあるお前に希望の言葉をプレゼントしよう。かのプロイセンの将軍曰く、『栄冠は最後の勝利者に与えられるものだ。その経過がどうであれ最後に勝ったものが勝利者だ』頑張りたまえ。フハハハハハ!」 「有利な時のピンチは勇気を奮起させるが、不利な時のピンチは気力を失わせる。お前の気力は大丈夫かな?あまり考えすぎるのも良くないようだぞ」 流れが変わったBIG1はまくし立てるように敵にアドバイスを送り出す。 一見励ましているように見えるが、結局の所知識をひけらかしてるようにしか見えないセリフ集。 自らがピンチだというのにそれでも自分のペースを崩さないようにする一連の行動はもしかしたら自分に言い聞かせていたのかもしれない。 だが、相手へのそのアドバイスは最悪の形で自分に降りかかることとなる。 そして一瞬の隙を突かれたBIG1は…。 「お、おのれ…!もう少しで肉体を取り戻し元の世界に戻れる筈だったのに!うわあぁあ!!」 罵ったクリボーに逆転の一手を打たれ敗北するBIG1。 そして彼は3000年前のエジプト王からありがたい言葉をいただく事となる。 【王の格言とその末路】 「アンタに言っておきたい事がある! いくら昔のありがたい言葉をたくさん知っていても、そんなのは自分の言葉じゃない。大人ならそれをちゃんと自分の言葉にしてから語ることだ」 「『栄冠は最後の勝利者に与えられるものだ』……さっきアンタから聞いた言葉だ。今、オレはその言葉をオレ自身の言葉にしてアンタに返すぜ!」 そして宣言通り、闇遊戯は逆転を果たす。 こうしてBIG1は海(池)の藻屑となった。 しかし紛れもなく強敵だった彼の戦いを得て、遊戯は諸念を入れなおし、再び仲間たちを探すのであった。 強力なカードとデッキマスター効果を使い、アドバンテージを維持しつつ遊戯を少しずつ追い詰めていた。 微かな油断で負けはしたもののその実力(といやらしさ)は正にトップクラス。 しかしその後もプライドを捨ててまで他のBIG5と共にしつこく遊戯たちに挑むも、せっかくの出番はすぐエロペンギンに潰され、それ以降は何も出来ずに敗北。 結果的に他のBIG5もろとも情けない悲鳴を上げながら黒幕に消されてしまった。 ゲーム「遊戯王デュエルモンスターズ8破滅の大邪神」では乃愛編とはパラレルの設定になってるのか、普通にリストラされており、モクバに仕事をねだったところ着ぐるみの悪役としてカイバーマンショーのやられ役として働くこととなった。勿論BIG1の着ぐるみは深海の戦士。 それが幸せかどうかはわからないが消されたり、無職のままよりかはマシだろう。 なお、ネオグールズ事件の際にネオグールズに寝返ろうとしたが、失敗。再度リストラされてないか心配である。 なお彼が活躍したのは遊戯王DMの記念すべき100話目の事である。そういう意味でも印象に残る相手であった。 【余談】 非常に嫌らしい性格とデュエルで遊戯を苦しめたBIG1。こんな奴が先鋒として出てくる乃亜編は余程の強敵揃いかと思われたが…?結果としてBIG5のデュエルの強さにはだいぶムラがあった。まあデュエルにあまり詳しくない杏子や静香まで狙われた上、オリジナルカードに加えてデッキマスター能力(に加えてさらにカード処理にイカサマを仕込める)という俺ルールの押し付けができる意味では5人とも十分脅威ではあったが。メタな話をするとアニメ上圧勝では面白くなく、追い詰められて反撃するなどの見せ場を作らないといけないので、実力者の遊戯や海馬の相手をしたBIG1とBIG5は比較的強く見え、素人の相手をしたBIG2とBIG4がイマイチに見えるのはやや仕方ない面もある。 なお先鋒BIG1大下はアニオリカードをフル活用しつつも見事に遊戯を追い詰めているが、一方で最後に登場したBIG5大門はOCGで比較的再現しやすい戦い方(*3)をしながら海馬を苦しめた。ついでに大門もOCGプレイヤー目線でプレイングにミスがあり、こちらは切り札を出し急いだ結果ライフを削りそこねて海馬に勝つチャンスを逃すという、使ったカードの種類に加えてこの点も切り札を出し渋って負けた大下と見事に対のようになっている。詳しくはBIG5を参照。なおBIG1大下のように切り札を温存しておくことは、手札誘発(当時はほぼなかったが)や未知のカード効果等を警戒した上の安全策としては立派な戦術ではある。しかしBIG1が「全力を出して叩き潰さない」という選択肢を取ったのは「このまま攻めたらすぐに終わって面白くない」という自らの勝利を確信した慢心から来るもの。大下の行動は結果として勝機を逃し逆転負けをくらうことになるが、これはミスというよりかは自分の優位と勝ちを信じきった故の甘さというべきだろうか。どちらにせよ勝負師としての格は闇遊戯の方が上だった、ということだろう。 名前の由来は、恐らく松下電器(現パナソニック)の創立者「松下 幸之助氏」。だがあくまで名前だけが由来で実際の松下氏とは何ら関係ない。 ルネッサンスイタリアの政治思想家は言った。追記・修正をする力があるのなら、積極的にそれを振るえと。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今にして思えばその造形は「遊戯王界のダーさん」。こっちの方がずっと先なのであちらを「ガルパン界のBIG1」と呼ぶべきか -- 名無しさん (2020-05-14 22 36 37) エロペンギンといい、BIG5のオッサンたちってモンスター化してからキャラ立ってるよな(笑) -- 名無しさん (2020-05-14 22 42 37) 語録でしか話せない奴に対する痛恨の一撃をかます王様 -- 名無しさん (2020-05-14 22 49 19) ヨーウィーは遊戯王史上最凶のカードである八咫烏のほぼ上位互換という -- 名無しさん (2020-05-14 23 12 35) 「ヨーフィー」ではなく「ヨーウィー」では? BIG5で記事が出来ていないのはあとは機械軍曹だけか -- 名無しさん (2020-05-14 23 41 32) 説明もそこそこにBIG1の説明するならもうBIG1で作成したほうがいいんじゃないかと思うけど -- 名無しさん (2020-05-15 07 35 13) 1人だけ遊戯王でmtgの青白コントロールをやる男 -- 名無しさん (2020-05-15 07 49 29) 増援は修正しました。指摘ありがとうございます。 ほぼBIG1の説明で埋まってはいますがペンギン・ナイトメアもほぼBIG2の記事なので同じような形を取らせていただいております。ただタイトル変更などは自由にしていただいて構いません。 -- 名無しさん (2020-05-15 07 58 36) 何気に作品通して屈指の強敵だよな。放送当時はマジであまりの強さに観てて絶望した記憶がある。そりゃ記事もBIG1で中身が埋まるってもんだ -- 名無しさん (2020-05-15 09 02 22) 今の環境の視点だと9〜10期ぐらいのパワーカードで3〜4期レベルの遊戯をイジめてるようにしか見えないというね -- 名無しさん (2020-05-15 10 34 20) コイツってリーダーなの?てっきりサイコショッカーがリーダーだと思ってたが -- 名無しさん (2020-05-15 10 35 11) ↑6 まあ、この方がOCGでは特に語ることもないカード、しかしデュエリストの間で有名な理由は……って項目内容に繋がってるから、このタイトルの方が個人的には良いかと思います -- 名無しさん (2020-05-15 12 22 52) ヨーウィー以外は今ならそのままOCG化できるな -- 名無しさん (2020-05-15 12 26 35) いやエインガナはどうだろ…展開のついでに手札コストだろうがデッキから落ちようが無条件にサンボル飛んで来るって相当ヤバいぞ -- 名無しさん (2020-05-15 14 14 40) 役不足、に関係するところをいちいち強調するのってちょっとイヤミっぽくないかな… -- 名無しさん (2020-05-15 14 32 00) ヨーウィーが全く恐ろしいこと書いてあって草枯れる。コイツOCG化したら先制複数ハンデス+ヨーウィーSS+バウンスのループが一瞬で組まれて永遠に禁止行きだろ -- 名無しさん (2020-05-15 17 03 18) ヨーウィーはターン1制限どころかデュエル1制限つけてもocg化は無理だろ -- 名無しさん (2020-05-15 19 02 53) コンボパーツがないだけで凄まじいグッドスタッフの集まりだな。エインガナ捨ててダーク・ロウ出すとかソルチャでヨーウィーイピリアルクランバとか悪用できすぎるわ -- 名無しさん (2020-05-15 19 35 10) 虹蛇のエインガナはOCG化して欲しいは…ヨーウィー恐ろしいテキストで草 -- 名無しさん (2020-05-15 22 19 53) デッキ構築が完全にアニメキャラのそれじゃなくて現実よりなんだよな。マジでどいつもこいつも後の時代しか見てないカード過ぎる -- 名無しさん (2020-05-15 22 31 06) イピリアに同一ターン制限がなかったら、サポートカードが変わるけど聖鳥クレインさんみたいな使い方できそうだったな -- 名無しさん (2020-05-15 22 40 55) 展開力が強いからデッキマスター能力がなくても今の時代ならリンクモンスターを入れるだけでじゅうぶんに戦えるだろうデッキ -- 名無しさん (2020-05-16 00 16 19) 些事だが"最も -- 名無しさん (2020-05-16 01 02 04) ミス。些事だが"最も"が気になる。正しくは"尤も" -- 名無しさん (2020-05-16 01 03 28) ヨーウィーとエインガナはこのままは駄目だろ…アシニグライも厄介っちゃ厄介だが -- 名無しさん (2020-05-16 09 58 30) ↑ルクランバも大概な性能してると思ってる。誘発即時でこれってヤバくないか -- 名無しさん (2020-05-16 12 51 11) ルクランバは「(リリース効果使用後)次のターンのエンドフェイズまで自分はモンスターを特殊召喚できない」とか「相手によって1000以上のダメージを受けた時特殊召喚+自身の効果で特殊した時のみリリースして効果を使える」とかにしとかないと悪用される未来しか見えない。エインガナは最低でも「フィールド上から墓地に送られた時」にしないとOCG化は無理。ヨーウィーは出禁な。 -- 名無しさん (2020-05-16 13 27 34) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2020-05-16 16 31 30) ルクランバはリリース時に裏除外とかじゃないと蘇生されてえらいことになる。Pモンスターあたりと相性良さそうだし、アンデ汎用が3体くらい手札から展開できるな -- 名無しさん (2020-05-16 17 05 09) カードの扱いが雑っていうのは、VR世界でしかカードに触れたことがなかったからかもな -- 名無しさん (2020-05-16 17 25 27) えらい気合入った記事だな 相手が遊戯と海馬だから当然ちゃ当然だけど1と5だけズバぬけて強かった気がする -- 名無しさん (2020-05-19 03 54 55) なんでこの人、引用を口にする際に具体的な名前を言わないの?翻訳家の利権の問題とかじゃないよね? -- 名無しさん (2020-05-30 16 58 52) ↑メタ的に言えば実名を出すのが不味いからでしょ -- 名無しさん (2020-06-09 13 25 52) (2020-05-16 17 25 27)へ。どこかで「BIG5はDMに慣れてないからデッキマスター能力で補っている」という考察を見掛けました。まぁ経営者陣が自社製品に夢中になっているのもそれはそれで問題ですが(笑)。デッキビルドやレシピは他人に任せられますが(たぶん乃亜が担当した)、ここぞの勘やプレイングはどうしようもなかったという印象です。1は慢心、5はプレイングミスで負けたのも経験不足が大きいんでしょうね。 -- 名無しさん (2020-08-03 10 04 40) 大瀧みたいなエロ親父ではないけど、こんな奴が現実に戻ったら、またロクでもない事を始めそうだよな -- 名無しさん (2021-04-13 18 17 29) ↑おそらくBIG5のリーダーっぽいしデュエル・クエストで現社長(海馬)をVR世界に閉じ込める提案をした可能性が高いですね。 -- 名無しさん (2021-04-14 18 19 39) イピリアに続きヨーウィーもOCG化だそうで。デュエル中1度&効果使用時ターンの特殊召喚1回のみと制約も多めだけど。 -- 名無しさん (2021-05-26 21 10 46) OCG版ヨーウィー相手ターンに特殊召喚できたらデメリット軽減できる気がするけどどうだろう。 -- 名無しさん (2021-05-26 21 19 55) このペースで行ったらあと3年くらい全OCG化待たなきゃならんのか…気長に待とう -- 名無しさん (2021-05-26 23 26 08) ルクランバは確実に大幅弱体化しなきゃいかんよね…というかなんなんだ壁になるわそこから展開も出来るわリクルートも容易なスペックて...いくらでも悪用できるやん... -- 名無しさん (2022-03-08 16 23 06) ちょっと間違ってたので修正。DM8のあれは着ぐるみです。 -- 名無しさん (2023-07-07 13 24 28) 名前 コメント