約 285,912 件
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/308.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 前回はルフィの元ネタと尾田先生の物語全体に込めた思いからの考察。 今回は第1話のルフィのセリフとジンベエの反応に重点を置いた考察。 ルフィの”夢の果て”は「おれはなァ!!!太陽で海賊団を作るぞ!!!」。 ルフィの”夢の果て”を聞いた時、ジンベエは「ん?今…なんと?」と聞き直しています。 これはジンベエの所属していた「タイヨウの海賊団」に似た言葉だったので聞き直したのだと考えました。 ルフィは第1話の船出のシーンで、「ん…!!まずは仲間集めだ 10人はほしいなァ!!」と言っています。 前に書いた通り、私はこのセリフを読んだ時に、「10人」とは「現実の太陽と9個の太陽系の星+彗星」だと考えました。 つまり、 「ルフィは太陽であり、9人の仲間を集めて自分の冒険に巻き込む」 ↓ 「巻き込む=9つの星を太陽の重力で捕まえて、自分の周りを回らせる」 ↓ 「太陽のルフィが、9人の星の仲間を振り回す物語」 私は第1話で「ルフィ=太陽」だと考えてきました。 理由は簡単で、ルフィの目が錬金術記号の「金と太陽の記号」だからです。 だから上記のルフィのセリフが太陽と太陽系の話だと考えたのです。 ですからニカが登場したときは「尾田先生もようやく出したか」と思ったものです。 第1話から分かる「ルフィの正体」は他にも幾つかあるのですが、今は書きません。 たとえば「ルフィの左目下の傷」が関係したり。 で、ルフィは自分だけでなく「仲間も太陽にしよう」と考えたのではないかと考察してみました。 また、ルフィの”夢の果て”やロケットやUFOなどのおかしな知識は、前世の記憶のほかに、シャンクスが宇宙や世界の知識を教えた可能性を考えています。 「太陽は”他の星に従わない”から一番自由な星だ」 「おれはみんなを太陽にするんだ」 「みんな同じ太陽になりゃ差別もない」 「そして最強の”太陽の海賊団”を作って宇宙旅行をするんだ」 太陽の海賊団だから、サニー号が最初に「!?」と驚き、ジンベエは「タイヨウの海賊団!?」かと思って聞き直し、そして「この船に乗っていると太陽にされたうえに宇宙にまで付き合わされる」ので、ジンベエは「この船に乗ってしまったからにゃあ 他人事じゃないのう!!大変な船長についてしもうた」と笑ったわけです。 要するに、ルフィの”夢の果て”は「他人事なら笑って見ていられるが、この船に乗っていると当事者になるので大変だ」という内容なのです。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/303.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 ちょうど1年前の2023年03月16日 (木)に、「【ワンピース ネタバレ考察】怪しいのはベガパンク06「欲(ヨーク)」【ONE PIECE SPOILER】」で、私は以下のように書いておきました。 ↓ >ジェイガルシア・サターン聖が私の読解通りなら、パワー、スピード、柔軟性がすごいかも。 当時の最新話は第1077話”早く気づくべきだった”で、ラストページでベガパンク01「正(シャカ)」が何者かに頭部を銃で撃ち抜かれ、ネットは犯人予想で盛り上がっていました。 そして、1年後の第1108話”応答せよ、世界”で、サターン聖が人と牛と蜘蛛(あるいはカニ)が合体したような姿で降臨した後、さらに非人間的な姿に変化しました。 ネットではこれを「第2形態」と呼んでいます。 前述の「1年前の予想」が、このサターン聖の「第2形態」にどうやら当てはまっているようです。 第1108話”応答せよ、世界”では、サターン聖の足?がグニャグニャになって柔軟に伸びています。 さらにサターン聖の足はエッグヘッドの床を砕いていますし、ベガパンクの体も足で軽々と貫き、生き埋めになっても建物のがれきをあっさり持ち上げているので、パワー(破壊力)も十分です。 第1109話”阻止”では、ルフィに”白い万力(ドーンシンバル)”で円盤状に潰されたサターン聖がすごいスピードで戻ってくる描写もあります。 私は「ジェイガルシア・サターン聖」という名前を分析して、そのように予測したのですが、一応的中していたとみてもよいかと思います。 ということは、私の「ジェイガルシア・サターン聖」の名前の読解は「今のところ」間違っていなかったのだろうと判断します。 ちなみに、第1109話”阻止”の”白い万力(ドーンシンバル)”で潰されたサターン聖は、 ①UFO:空飛ぶ円盤。未確認飛行物体 ②悪魔ブエル (引用) 『ゴエティア』では(人馬宮のシンボル)の姿で現れるとされる[2]が、コラン・ド・プランシーは『地獄の辞典』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介している。『地獄の辞典』第6版以降のルイ・ル・ブルトンによる挿絵では、ライオンの頭と5本のヤギの足を体の周りに持つ姿で描かれており、今ではその姿の方が有名である。また、ヒトデの姿をした悪魔という説もある[3]。『悪魔の偽王国』ではアスタリスクの姿とされる[1]。 ③フライングディスク。商標の「フリスビー」として有名。 (引用) (ウォルター・フレデリック・)モリソンはもっと安く生産できることに気づき、1955年に新しい「PlutoPlatter」というモデルを開発した。これが現在のすべてのフライングディスクの原型にあたる。 を表現していると、私は見ています。 Pluto Platter とは、「冥王(冥王星)の大皿」という意味。 飼い主が飼い犬に投げた棒やボールを拾わせて来るように、フリスビーも同じ犬との遊びで使用されます。 プルートゥは悪魔のサタンとイメージが近いですね。 ↓ 冥王星は太陽系外縁天体の準惑星で、太陽系内最大の質量を有する準惑星エリスに次いで、2番目の質量を持ちます。 冥王星の衛星「カロン」は「地獄の渡し守」の名前であり、ダンテの『神曲』に登場します。 (引用) カロンは1978年6月22日にアメリカの天文学者ジェームズ・クリスティーによって発見された。その後、冥王星が冥府の王プルートーの名にちなむことから、この衛星はギリシア神話の冥府の川・アケローンの渡し守カローンにちなんで「カロン」と命名された。なおクリスティーは当初から一貫してCharonの「char」を妻シャーリーン (Charlene) のニックネーム「シャー (Char)」と同じように発音していたため、これが英語圏で定着して「シャーロン」と呼ばれるようになった。 冥王星は彗星に近い性質を持ち、エッジワース・カイパーベルト天体のひとつ。 ↓ エッジワース・カイパーベルト(英 Edgeworth-Kuiper belt)は星周円盤の一種。 アニメ『宇宙戦艦ヤマト』で、敵のガミラス帝国はエッジワース・カイパーベルト天体を遊星爆弾に改造して地球に落としていました。 ↓ 準惑星エリスは大きな楕円軌道を描いて太陽を公転していますが、サターン聖の「第2形態」の目も楕円形に変化しています。 「円盤状になったサターン聖」だけで、いろいろと重要な伏線になっていると、私は考察しています。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/301.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 なぜサターン聖がエッグヘッドにやってきて、くまとボニーと戦ったのか? それは尾田先生が「土8戦争」を描きたかったからです。 逆に言うと、尾田先生は連載当初からこの話を描きたかったのだと確信します。 私はすでに「くま=くまちー=クマバチ=英名カーペンター・ビー(大工蜂)なので約束の船ノアを直す一族」「だからボニーは女王蜂」という自説を書きました。 【ワンピース ネタバレ考察】1096話考察 「くまちー」はノアを直す「あの一族」 バッカニア族の正体【ONE PIECE SPOILER】2024年2月24日 「土8戦争」とは、テレビ業界における「土曜日夜8時のバラエティー番組の視聴率戦争」のことです。 詳しくはこのあたりを参照してください。 フジテレビとTBS ~土8戦争~ 土曜8時のバラエティー戦争 土8戦争 もうお判りでしょう。 土曜日は「土星(サタディ)」を表す「サターン聖」。 8は「ハチ、蜂(ビー)」で「クマバチ=くま、ボニー」を指しているのです。 「土星と蜂が戦う」という意味ですね。 尾田先生は「だって…ここからがONE PIECEです!!(えー!!笑)」とすでに宣言しています。 (ちゃんと「…」も「!!」も入っています。エッグヘッドの輪にもちゃんと「!!」が描いてありますよね?) 「土8戦争」を描くことは当初から決定されており、クライマックスでサターン聖が地上に降りてくまやボニーと戦うエッグヘッド戦の展開は、連載当初から決まっていたのだと、私は確信しています。 エッグヘッドはバラエティー番組や特撮番組のセットというわけです。 また、夜8時を24時間で言うと「20時」になります。 おそらくこれが『ONE PIECE』で「20」という数字が使われる主要な理由のひとつです。 「土8戦争」は大きく言うと、「TBS『8時だよ!全員集合』というバケモノ番組 VS. 他局の番組」という構図です。 『8時だよ!全員集合』の総合司会は「いかりや長介」さんをリーダーとする「ザ・ドリフターズ」。 第1話のルフィのシャツには「錨(いかり)の絵」が描いてありますね。 私はいかりや長介さんはクロッカスのモデルだと考えています。 エネルは「志村けん」さんですね。 そしてトラファルガー・D・ワーテル・ローは人の名前の最後に「~屋(や)」を付けます。 「錨の人=怒りの人」に「屋」を付けて「いかりや」というシャレなのかもしれません。 もちろん、「~屋」は「店」のことですから、英語で「store(ストア)」なので、「ストァー→スター(星)」というシャレなのは、言うまでもありません。 そういえば、奇妙に縦に「長い」シルエットのキャラクターもいましたね。 ドリフターズは「漂流者」という意味であり、音楽を演奏する「バンド」です。 ということは、「五老星はドリフターズ。だから「全員集合」する」ってことですね。 五老星が妖怪のような姿をしている理由も判りますよね? 『8時だよ!全員集合』が「バケモノ」番組だったからです。 サターン聖がダメージを受けない設定も、「土8戦争」の前半において、他番組がどんなに頑張っても『8時だよ!全員集合』の視聴率にダメージを与えられなかったことを表現しているのだと思います。 この流れを見る限り、ラフテルにはホログラムかテレビが有り、昔の面白いバラエティー番組を見てロジャー海賊団はみんなで笑ったと考えるのが自然でしょうね。 そして「土8戦争」の歴史を調べれば、当然、今後の展開もあるていど予測できるはずです。 『コント55号の世界は笑う』(※コント55号ですよ?)、『欽ちゃんのドンとやってみよう!(欽ドン!)』『オレたちひょうきん族』『人造人間キカイダー』をはじめとする石ノ森章太郎先生の作品などが関係するでしょう。 ベガパンク02「悪(リリス)」のモデルが石ノ森先生の『ギルガメッシュ』であることはすでに書きましたが、ベガパンク01「正(シャカ)」のモデルはおそらく石ノ森先生の代表作『サイボーグ009』の敵役、世界中に兵器を売る”死の商人”である「黒い幽霊(ブラック・ゴースト)団」の表向きの首領である「スカール」です。 スカールは名前の通り顔がドクロのヘルメットで覆われており、最終決戦において、元は自分たちの造った兵器であるサイボーグ009に頭部を破壊されるのですが、「実はサイボーグであり、本物の脳髄は胴体に格納されている」ので平然と動き続けました。 私は「正(シャカ)」も胴体に脳があるのでまだ生きており、この「2つの脳」がパンク・レコーズの記憶同期をごまかせたトリックだと考察しています。 そして『8時だよ!全員集合』はTBSの番組であり、東京キー局では「6」チャンネル。 つまり「ロク、ム」であり「シックス(six)(→病気のシック(sick)とダジャレにしている)」、「ロックス」です。 『8時だよ!全員集合』に勝利するのはフジテレビ『オレたちひょうきん族』。 フジテレビは「8チャンネル」。 つまり「エイト」、「∞(無限大、インフィニティ)(※)」、「タコのハッちゃん」「忠犬ハチ公」、「蜂」など。 フジテレビなので「富士山(フジサン)」、「不治(フジ)」、「藤(フジ)」、「不死(フシ)」など。 (※ルフィの名前の由来の一つは「フランス語のフィニ、フィン(終焉、完)」だと私は考えています) さらに「土8」を「+(プラス)-(マイナス)8」と考えると、その差は ①加減算で言えば「+8-8=0(ゼロ)」で、「O(オー)」に読み替えることが出来る ②「+8から-8まで」と考えれば、その間の数は「16」になる しかも、『8時だよ!全員集合』の放送期間は1969年10月4日から1985年9月28日までの「16」年です。 いやー、土曜日のうちにこのことを書けて良かった。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/315.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 私は五老星の初登場シーンを見たときに、「ああ、五老星が世界最初の海賊なのかな?」と思いました。 その次に考えたのが「五老星のメンバーは歴代の海賊王かも」。 私の第一印象では、五老星は「以前は自由を求めて海に出て、海賊となって「世界政府」と戦って倒したが、世界の真実を知ったら「世界政府」と同じことをしなくてはならなくなった。今では新しい「世界政府」を作って世界を厳しく管理せざるを得ない立場になってしまった」老人たちだと考えたのです。 「世界の秘密を知ってしまったら、誰でも「世界政府」と同じことをしなくてはならなくなる。そうしないと世界が滅んでしまうから」と考えたのです。 イム様の存在が明らかとなった今では、「イム様の望みを叶え続けないとイム様が世界を滅ぼしてしまう」のだろうと考えています。 それくらい世界には重大な秘密があるという設定が面白いと思います。 私はすでに「イーザンバロン・V・ナス寿郎聖はジョイボーイあるいは”悪霊に体を乗っ取られたジョイボーイ”」という仮説を書きました。 また、ナス寿郎聖と「馬骨」の正体(まだ書いていません。登場してからまだそれほど時間が経たないのに書いてしまっていいかどうか悩んでいます)から考えて、私は「ナス寿郎聖のモデルは「野比のび太」でジョイボーイ」だと考えています。 「野比のび太→のびのびの男→ノビノビの実。ジョイボーイは体が伸び伸びた」という伝聞情報が伝わったのではないかと考えています。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/321.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 私は、ラフテルは海の表層海流と深層海流を2000年周期で巡回している海中浮遊島だと考えます。 ラフテルが謎の島で極めて発見されにくいという事と「早すぎた」という発言、海流のやけに詳細な説明、海がテーマの作品であること、そして尾田栄一郎先生が影響を受けていることが確実だと私が考えている過去の作品から考えて、「海中を流れていて場所を特定できない島」だと考えました。 4つの赤いロードポーネグリフは、「ラフテルの(遺跡の)一部」であり、ビブルカードのようにラフテルと一つに戻ろうとするのではないでしょうか。 4つのロードポーネグリフを特定の場所に設置すると、逆に海中のラフテルを引き寄せることが出来る、というのも面白いでしょう。 そしてその浮上する場所の候補の一つが「クロッカスが灯台守をしている”偉大なる航路(グランドライン)”入口の双子岬」です。 私はすでに「火ノ傷の男はピノッキオであり、その正体はクロッカスとラブーンではないか」という分析も書いています。 「真っ黒い船」とはクジラのこと。 「巨大な渦で敵船を飲み込んだ」というのはクジラが船を飲み込むことを指します。 実際にラブーンの腹の中には、飲み込んだ船や宝箱が沈んでいる様子が描かれています。 クロッカスはルフィ達を見送って、「あいつらは…我々の待ち望んだ海賊達だろうか…なんとも不思議な空気を持つ男だ」「なァ…ロジャーよ」とつぶやいています。 このセリフから、 「ロジャーやクロッカスの待ち望む海賊達に、ラブーンが飲み込んだ”最後の赤いロードポーネグリフ”を渡すのがクロッカスの目的」 「クロッカスはその海賊達が来るまで、ラフテル出現予定地点の双子岬で赤いロードポーネグリフを守っている」 というふうにも解釈できます。 クロッカスは成長したルフィ達が帰ってくるのを待っているのでしょう。 双子岬という名前からすると、ラフテルは双子岬と繋がっていたのかもしれませんね。 双子の片方は今の双子岬になり、もう片方は海の底をさまよっている、とか。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/320.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 私は、ヤマトの金稲荷代参は「シャンクスがルフィに代参させている」という超重要伏線だと考えます。 私はゴムゴムの実が実はニカだと分かった時から、「シャンクスはルフィに自分の代わりに旅をさせている」と考えてきました。 第一話のシャンクスの「この帽子をおまえに預ける」というセリフにも繋がります。 また、私は「シャンクスの左腕はルフィの心臓になっている」という仮説も立てています。 おでんを崇拝するヤマトが代参する。 シャンクスを崇拝するルフィが代参する。 ここではヤマトとルフィが対応させて描かれていると、私は考えています。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/318.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 私は、マザーフレイムは「胎児」のメタファーだと考えます。 第908話〝世界会議(レヴェリー)開幕〟のラストで、五老星はイム様に「歴史より消すべき〝灯(ともしび)〟がまた お決まりでしょうか?」とお伺いを立てています。 自分たちが世界の支配者だと思い込んでいる世界会議の裏で、真の世界会議が開かれているという二重構造の回です。 ここで〝灯(ともしび)〟という言葉が使われているように、『ONE PIECE』では火や炎、太陽が重要な意味を持ちます。 イム様は花の部屋でルフィ、黒ひげ、しらほし姫の写真を切り刻み、ビビの写真を手にしています。 この描写から、灯(ともしび)とは、「現在の世界の均衡を崩し、世界を変える者、世界の破壊者」「世界を明るくする希望、あるいは人々に希望を与える者」「多くの人々の支持を得る者」という意味だと考えられます。 いわば「カリスマ」です。(カリスマっす→クリスマス) 私はすでに「ベガパンクはカーリー」という分析をしており、「カリ」スマと「カーリー」がシャレになっているとも考えます。 カーリーであるベガパンクは「善悪を問わない」と発言していますが、善悪は関係ないということは、逆に言えばカリスマには「善のカリスマ」だけでなく「悪のカリスマ」もいるということです。 『ジョジョの奇妙な冒険』のディオが悪の救世主であるように。 ンドゥール 「悪には悪の救世主が必要なんだよ 」 五老星とイム様は「世界の均衡を崩すカリスマ」になりそうな人物を歴史から消そうとしている。 人の存在を消す、という話から思い出すのは、エース誕生のエピソードです。 第550話〝海軍本部〟でのセンゴクの説明によれば、ロジャーの息子を亡き者にすべく、「世界政府」はロジャー投獄から10か月以内に生まれる赤子をすべて調べ、疑わしい母親は殺せと命令しますが、エースの母「ポートガス・D・ルージュ」は20か月の間エースを生まずに耐えて、追及をかわします。 妊娠20か月というのは不可能なので、「本当に気合で何でもできる(覇気だけがすべてを凌駕する)世界」だからか、それとも「時間に関する能力の効果」ぐらいしか、これを可能にする理屈を思いつきません。 ネットの情報では、尾田栄一郎先生も「不思議なことは悪魔の実だけ」と発言しているそうですから、「作中の不思議な現象はすべて悪魔の実が原因」だという事になりますし、私の仮説から考えても、尾田先生のこの発言は「うまい!!」と思います。 たとえばノロノロの実の能力でルージュの時間進行を半分にしたか、トキトキの実の能力で20か月後に飛んだか、あるいはメロメロの実の能力で母子(ボシ。星)を石化して20か月後に元に戻したか、などの手段です。 上記の案の中では、私はガープあるいはルージュがアマゾン・リリーと関係しているのは確定だと考えているので、メロメロの実によって石になることで追手の目をごまかし、同時に出産を遅らせるという一石二鳥が一番可能性が高いと考えています。 (ニョン婆がルージュ本人かルージュの母かなあとも思ったのですが、エース処刑の新聞を読んでいるときの反応を見ると違うかなあと思います) 天竜人の奴隷にされたボア・ハンコックが余興でメロメロの実を食べさせられ、妹たちがヘビヘビの実を食べさせられたのは偶然ではなく、「元々アマゾン・リリーに関係する悪魔の実だから」かもしれません。 マザーフレイムはよく「母の火なので”母の日”というシャレだ」と言われます。 『ONE PIECE』では火=カリスマになる人物だと考えられるので、母の火とは「母の子宮の中にいる胎児」だと読み解けます。 作中の描写を見ると、ルルシア王国を消した「イム様砲(※)」とパイロブロインなどの設定から、マザーフレイムは原子力のメタファーだと考えるのが普通でしょう。 (※ネットでの通称。世界の投資家からの「日本への通貨攻撃」を撃退し、日本国を守った「日銀砲」がネーミングの元か) ただし、「不思議なことは悪魔の実だけ」の世界なので、この火は物理的な火ではなく、「母の子を想う心」「カリスマに集まる人々の思い」を象徴したものかもしれません。 私が以前から書いている通り、この世界は「信じる心が力になる」世界だからです。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/326.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 最新1115話〝大陸の断片〟のイーザンバロン・V・ナス寿郎聖の描写から、やはり五老星はボニーを傷つけたくないのだと思います。 私はサターン聖は実はボニーを助けようとしていると考えていますが、今回でその分析が確実になったと考えます。 「刀を使わせるなァ!!」 「何でも斬るぞ このジジイ!!!」 のセリフの後、 『生体反応あり…』 というモノローグが入り、 ナス寿郎聖が研究層(ラボフェーズ)を真っ二つに斬ります。 ところが、ナス寿郎聖は斬る前にわざわざ 「ボニー…」 と声を掛けています。 これはナス寿郎聖がボニーを斬らないように「斬るから逃げろよ」と警告したのです。 つまり、ナス寿郎聖はボニーを傷つけたくないのです。 思い出すのが、かつてルフィがドレスローザで藤虎と闘うときに、 「蹴るぞー!!!」 「殴るぞー!!!」 「蹴って殴る!!!」 と藤虎に声を掛けながら攻撃したシーンです。 ナス寿郎聖とルフィは似ているのではないでしょうか? 繰り返しになりますが、私の仮説ではナス寿郎聖はジョイボーイ(の体か精神)であり、ルフィとジョイボーイは同じニカの力を持っていた(もしかしたら同一人物か生まれ変わり)と多くの読者に予想されています。 私の仮説通りなら、ナス寿郎聖≒ニカ/ジョイボーイ=ルフィということになります。 ちなみに、このとき藤虎はモノローグでこう言っています。 「あんた一体どんな人だい…?」 「髪の色は?」 「目の形は?」 実は藤虎が目が見えないのは伏線で、ルフィは藤虎が知っている人物に似ているのかもしれません。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/328.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 1114話〝イカロスの翼〟で、ついに27年前の1話の伏線が回収されました!!!。 実は1話ですでに、地震と世界が海に沈むことや、イム様の伏線が描かれています。 と言っても、尾田先生ご本人以外では、世界で私1人しか伏線だと思っていないでしょう。 ★単行本 巻一(1巻)の16ページを見てください。 ★16ページ=イム様なので、極めて重要な内容が描かれています。 第1話〝ROMANCE DAWN ー冒険の夜明けー〟で、マキノさんの酒場でルフィとシャンクスが会話をするシーンでの会話の流れを見てみましょう。 ◆1コマ目 (わいわい がやがや) ルフィ 「シャンクス」 (海神の槍を模した三本フォークで板状の肉を噛んでゴムのように引っ張っている。皿の上にパンは無い) シャンクス 「なんだ」 (屋内なのに麦わら帽子をかぶっている) (左手でスプーンを不器用に使い、皿を右手で抱え込むようにして、おそらく肉抜きの赤いキムチチャーハンを食べている。そばに「くすんTTOOへら」?と書かれた酒瓶。泣いている目と2粒の涙か米?) (ルフィの皿とコップ合わせて4つ。シャンクスの赤いキムチチャーハンが乗った皿と、その上のスプーン。これらはこの世界の全体図を表現しているのではないか。例えばシャンクスが悪魔の右手で守っているチャーハンがレッドライン。その上のスプーンが空島かラフテル) ルフィ 「あとどのくらいこの村にいるの?」 ◆2コマ目 シャンクス 「そうだなァ この村を拠点に旅をして もう1年以上たつからな あと2・3回航海したら この村を離れてずっと北へ向かおうと思ってる」 (左手で皿にスプーンを立てて「コツン」と音を出して合図する。空島かラフテルが地上に落ちる暗示か) ルフィ 「ふーん」 (肉を「ブチッ」と食いちぎる) ◆3コマ目 ルフィ 「あと2・3回かァ…」(ぼーっ) (背後で騒ぐ効果線「|||」三本線。皿の上で半分食べたパンを右手で握り、頬を膨らませている) マキノ(何かに気づく) ※マキノは『ONE PIECE』の根幹にかかわる最重要キャラの一人。 尾田栄一郎先生が大きな影響を受けた『次郎長三国志』『浪人街』の映画監督 マキノ雅弘、植物学者牧野富太郎、古代ギリシア演劇の「機械仕掛けの神」デウス・エクス・マキナなどが由来のキャラだと考えている。 ◆4コマ目 マキノ(困ったようなヤレヤレという笑顔でため息をつく。ため息のフキダシ) ◆5コマ目(五=ニカ) (斜め後ろからルフィとシャンクス、カウンターの向こうのマキノを見る画面) ルフィ 「おれ それまでに泳ぎの練習するよ!」 シャンクス 「そりゃいい事だな!勝手にがんばれ」 ここでは、上記の16ページで描かれた1114話の伏線についてだけ書きます。 2コマ目でルフィが肉を食いちぎります。 以前から、私はこれを「いずれ星の地下のプレートが断裂する」「今後、ルフィが星のプレートを食いちぎる」という伏線だと考えてきました。 そして1114話でベガパンクが「世界は一度海に沈んだ。我々はかつての〝大陸の断片〟の上に暮らしている」と暴露しました。 プレートの断裂。 陸地が海に沈む。 引き裂かれてバラバラの断片=島になった大陸。 これらの要素から浮かび上がるのは、ある超有名な映画です。 小松左京先生原作の映画『日本沈没』です。 この展開が『日本沈没』であることを示す根拠が1115話で書かれています。 ベガパンクは次のように語っています。 ベガパンク 「わずか100年間での海面上昇幅は実に…」 「200m(メートル)!!!」 『日本沈没』では、日本が沈没することに気づいた田所博士が総理大臣に次のように語るシーンがあります。 田所博士 「小笠原の北、鳥島の南東で小さな島だが、一晩で200mも沈んだ。また日本海溝の底では極めて密度の高い乱泥流を見た。日本の地震の頻発性震源はここ数年、大体において東方の海底上に移動をしている」 「為政者としてはかなりの覚悟を決めておいていただきたい」 200mの元ネタはこれでしょう。 私は1話16ページでルフィが肉を食いちぎる絵を見て、「プレート断裂だから大地震が起こるんだな。同時にシャンクスがスプーンをコツンと皿に立てているから、シャンクスが地面を掘ってプレートを断ち切るきっかけを作るのかもなあ」とは考えていました。 しかし、まさか『日本沈没』をやるとは思っていませんでした。 その点は完全に予想外。 意表を突かれました。 考えてみれば、私がプレートの知識を得たのも『日本沈没』だったのですから、予想できたはず。 そこに思いが至らなかったのは不覚でした。 さらに関係するのは宮崎駿監督作品『未来少年コナン』の「超磁力兵器で世界の半分が一瞬で消滅。地球は大地殻変動に襲われ、地軸がねじ曲がり、5つの大陸は引き裂かれて海に沈んだ地球」。 ゴムゴムの実(と言われていた物)の姿は、『未来少年コナン』冒頭の「世界が海に沈んで大陸が引き裂かれて断片だけになった地球」の絵にそっくりです。 したがって、私はゴムゴムの実は地球だと考えています。 だから、シャンクスはルフィに「この帽子(ぼうし)をおまえに預ける」と言ったのです。 このセリフは「この星(ほし)をお前に預ける」というシャレであり、星=地球だと私は考えています。 (「この胞子(ほうし)をお前に預ける」という意味でもあります) 1話は一コマ一コマが伏線だと思いますので、以前も1話の解説をすべきかと書いたことがありますが、膨大な量の伏線を解説するのは大変なので、まだ出来ません。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/238.html
https //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%87%8E%E4%B9%8B%E5%AE%A3 「自由」と「エレンの時間旅行」の元ネタ。