約 285,855 件
https://w.atwiki.jp/aot_hokan/pages/49.html
part2 389 ---- 「……あれ。あの芋女、まだ帰ってきてねぇの?」 坊主頭のコニー・スプリンガーが、呆れを滲ませた口調で告げる。 宿舎の面々は、それに苦笑を返した。 「ああ。『ぶっ倒れる寸前まで走れ』って言われてから、実際に何時間かは走ってたんだけどな。 気がついたら姿が消えてたんだ。 まぁ最後の方は走るフォームも保てないくらいヘロヘロだったし、今頃どっかで伸びてるんだろうぜ」 「でもよ。噂じゃ、へばった所で教官連中に腕掴まれて、どっかの小屋へ引きずり込まれてたって話もあるらしいぞ」 「無理もねぇ。厨房から勝手に芋盗んできた挙句、あの鬼教官の前で舐めきった態度で喰ってたんだ。 教官共にも面子はあるだろうし、二度と舐めた態度取れないように絞り上げるだろ」 「ああ。徹底的に人格否定してきたもんな、あのハゲ……」 苦い思い出を笑いの種に変え、『第104期訓練兵団』の新兵達は各々の方法で寛ぎ始める。 話の発端となった芋女とは、彼らの同期生であるサシャ・ブラウスに早くも付けられた渾名だ。 新兵への“洗礼”として恫喝を繰り返す訓練教官の眼前で、 豪胆にも厨房からくすねたふかし芋を貪り喰っていた事がその由来だった。 当然その行為は訓練教官の逆鱗に触れ、サシャはその後数時間が経つ現在もなお罰を受けている。 しかしその内容たるや、同期生達が思い描くよりも遥かに過酷なものだった。 ※ 「ほら、たっぷり喰えよ。パンを恵んでやった上に、極上のソーセージまで喰わせてやってるんだぜ? もうちっと旨そうに喰えよ」 駐屯兵の一人が、鷲掴みにした少女の頭を自らの腰へと引きつける。 「ごぁっ……!!お、ごぉっ!!」 少女は栗色の瞳を見開き、目一杯に開いた唇を震わせて呻いた。 物置小屋を照らす蝋燭の灯が揺れる。男と、その足元に跪く少女の影も揺らぐ。 少女は、かのサシャ・ブラウスだ。 真新しい制服に身を包んだまま、屈強な兵士への奉仕を強いられている。 場には跪くサシャを囲むようにして、他に数名の男の姿があった。 いずれも好色そうな笑みを浮かべ、ズボンを脱ぎ捨てた下半身に滾る怒張を誇示している。 少女新兵に対する、口腔奉仕の強制。 これは城郭都市の兵団内において、珍しい話ではない。 巨人の侵入を防ぐべく築かれた城壁内部は、ある意味で閉鎖空間にも等しい。 その中で治安維持を司る兵団員には、それなりの威厳が求められる。 いわゆる娼婦を買うことすら、民間人からの信頼を損ねるとして固く禁じられていた。 とはいえ、兵士達も男だ。性欲は溜まる。 そこで新米女性兵士への懲罰として、口腔を用いた性欲処理をさせる事が水面下で慣例化しているのだった。 いかに懲罰を建前とするからといって、膣での性行為に及ぶのは様々な面から具合が悪い。 しかし口を用いるだけならば大きな問題とはならない、との考えだ。 実際、過去にこの懲罰を受けた女性兵士がその事を口外したという例はない。 この時世に兵士を志願するような者は、皆なにかしら退くに退けない事情を抱えている事が理由の一つ。 また、汚されたのが口のみという、恥でありながらも辛うじて許せる範疇である事も一つだろう。 そうした歴代少女達の忍耐こそが、陵辱の連鎖を生んでいるとは皮肉な話だが。 「オラ、ボケッとしてんじゃねぇ!朝まで掛かっても終わんねぇぞ!!」 別の一人が、サシャの瞳と同じく栗色をした髪を掴み、横向かせた鼻先へと怒張を突きつける。 「う、うっ……!!」 サシャは怯えの表情を浮かべていた。 細い眉は垂れ下がり、アーモンド型に開かれた瞳は横向きに凍りつき、白い歯を覗かせる口は震える時を吐くままにして。 しかし男は、そんなサシャに情けをかけない。 顎を掴んで顔を自らの陰部に正対させる。 サシャが薄い唇を引き結んで抵抗を見せると、鼻をきつく摘み上げて呼吸を絶ち、堪らず開かれた口に怒張を捻じ込む。 男はよく鍛えられた二の腕を持っていた。 その腕力でサシャのポニーテールに結わえられた髪の根元を掴み、引き寄せるのだ。 当然、少女の口内にはいきなり逸物が深く入り込む事となる。 「ご……っ!!」 生理的な反応として少女が呻くが、男は引きつけを緩めない。 成人男子として恥のない直径と長さを持つ逸物が、半ば以上、口内へと埋没しては抜かれる。 口腔奉仕に不慣れな少女にとっては、それだけでも充分につらいようだ。 「おえ、うぉえお゛っ、ぇ、おも゛っ…………!!」 唾液の攪拌される音と、舌を丸めたまま呻く独特の呻きが小屋に響く。 サシャの手は苦しさのあまり男の脛を掴み、小指の爪は浅く突き立ってすらいるが、男にはやはり容赦がない。 「もっと顎を下げろ、舌を引っ込めろ!この俺を見上げて奉仕するんだ!!」 男は恫喝するような口調でサシャに叫んでいた。 サシャは、そう強制されているのだろうか、それら一つ一つに返事を示す。 しかしなにぶん口内を突かれている最中であるため、ぁい、ぁい、という情けない響きだ。 それは彼女の立場の惨めさを、よく表す返答だった。 幾度も幾度もサシャの口内を出入りするうち、男の逸物はやがて艶やかに濡れ光りはじめる。 逸物と口の接合部にあたる部分から、時おり艶めく糸が滴り落ちるのも見て取れる。 息継ぎのために逸物が一旦引き抜かれた際には、その先端部と口内に太い唾液の線が結ばれている事もあった。 伸びきった唾液の線はやがて自重に負けて切れ、サシャの容のいい顎から垂れ下がる。 汗に濡れた前髪、恐れに見開いた瞳、荒い息を吐いたまま唾液を垂らす口。 それは年頃の少女が見せるには、余りにも惨めな顔といえる。 だが男達にしてみれば、そのあられもない表情にかえって嗜虐心を煽られるようだった。 「もう一度だ」 震えるサシャに、先の男が再度逸物を咥え込ませる。 パンを咥える時のように口を大きく開けさせ、半ばまで。 そして今度は、さらにその奥にまで先端を押し進める。 「んう゛っ……!!」 未知の部分への侵入に、強い嘔吐感を覚えたサシャが抵抗を示した。 唇をすぼめ、細腕で必死に男の膝を押しやろうとする。 しかし、仮にも対巨人の駐屯兵として訓練を積んできた男に力で敵う筈もない。 むしろより一層の力で腰を推し進められ、無理矢理に深くまで侵入される事となる。 男の陰毛がサシャの鼻先に触れた。 太い逸物が、根元まで口内に入り込んだ事になる。 「うむ、おごっっ……!!!」 サシャは目を硬く瞑り、頬を膨らませて苦悶の表情を作っていた。 無理もない。逸物の先端は彼女の口腔を席巻し、その喉奥にまで入り込んでいるのだから。 「へへへ、喉奥がヒクついてやがる。 吐くんじゃねぇぞ。お前が盗んで喰いやがった芋も、今の俺達にゃあ貴重な食料なんだからな」 男は諭すようにそう言いながらも、一方ではまるで容赦なくサシャの喉奥を抉り回す。 人間の身体構造からして、そうされれば嘔吐を誘発すると解ろうものだが。 「お゛っ、おおぉ゛えっ!!!おごっ、ごぇ、えええ゛っっ!!!」 濁った呻きが漏れる。 太い怒張で喉奥深くを抉られ、いよいよ水音が強まっていく。 サシャ・ブラウスの表情は悲壮なものだ。 眉は鋭く顰められ、見開かれた瞳には涙袋が隈のような濃い陰影を形作っている。 かつて、巨人と遭遇したシガンシナ区の住民達の表情がそうであったように。 生命の危機を感じるという点では、同じかもしれない。 喉奥を異物に埋め尽くされ、こじ開けられる。その未知の感覚に、サシャは心底から恐怖しているようだった。 数分に及ぶ攪拌。その間ただ一度たりとも、逸物が口から抜かれる事はない。 喉を塞がれて思うように酸素を取り込めないサシャは、次第に苦しみを訴えて身を捩りはじめる。 「苦しいか。なら舌を使ってアレを押し上げてみろ、少しは気道が確保できるぞ。 娼婦どもも使う、ディープスロートのコツだ」 男は嘲るように告げ、文字通り必死でそれを実践する少女を嗤った。 喉奥に達して以来、逸物には単なる唾液とは明らかに異なるものがこびり付きはじめていた。 唾液、涎、あるいは痰……そのようなものがない交ぜになり、粘液の膜となって陰茎に絡み付いている。 それは激しい前後運動の中で白い氷柱のように垂れ下がり、石床にぴちりと音を立てて滴っていく。 「お゛っ、ろえ゛っ、ろ゛っ、おお゛っ……お゛っっ!!」 本当に少女のものか疑わしいほどの低いえづきが、短いスパンで繰り返されていた。 濡れ光る赤黒い怒張が、残酷なまでのストロークで前後する。 湿ったものが激しく攪拌される音……男女の交わりが深まった時に聞かれる音。 一体どれだけ、そのような事が繰り返されたのか。 サシャの顔は汗と涙に塗れ、延々と走らされ続けた時と同じようになっていく。 そしていよいよ、嘔吐の予兆を見せ始めるようになっていた。 男はそれを待ちわびていたかのように責めを強める。 喉のもっとも深くまでを亀頭で押し開いたまま、サシャの後頭部を押さえ込むのだ。 苦しみの頂点で姿勢を維持される。 これに平気でいられる道理もなく、サシャは目を見開いたままで激しく背中を震わせる。 そして六度目にこの固着を為された時、ついに彼女は喉奥を開いたままで胃液を溢れさせた。 「ご、んごえええ゛え゛っ!!!!」 顔中を苦悶に歪め、逸物に開かれた口の端から白い液が迸る。 普通の少女であれば、そこで大きく口を開き、さらなる本格的な嘔吐へ向かうだろう。 しかし、サシャは違った。 「も、もぉ゛っ、おうっ!!」 一度自らが溢れさせんとしたものを啜り上げ、無理矢理に呑み込む。 その瞳には狩猟民族特有の前を射抜く鋭さがある。 「ほぉ、面白い娘だ」 兵士達はこれに感嘆を示す。食い意地の張っている新米だとは思っていたが、これほどとは。 しかしその気丈さを見たがゆえに、屈服させたいという欲求も強まるのだった。 ※ 夜はすっかり更けていた。 サシャ・ブラウスへの懲罰は今もなお続いている。 もう何人もの兵士が彼女の喉奥を蹂躙し、その喉奥へ精を放った。 サシャはその全てを無理矢理に飲み込まされ、十分な休息もなしに更なる喉奥への陵辱を受け続ける。 口元からは様々な粘液が漏れ、白い首を伝って制服の襟元へと垂れ落ちていた。 すでに抵抗をやめ、力なく床についた両手の間には、いかな彼女とて救いきれなかった白い吐瀉物が液だまりを作っている。 少女は明らかに疲弊しきっていた。 目元には幾筋もの涙の跡が見られる。 アーモンド型に爛々と開いていた瞳は、いつしか半開きになり、時おり瞳孔が瞼へ隠れるかのように上向く。 「…………も、もう…………許して ください…………。」 濡れ光る逸物を一旦引き抜かれた所で、サシャは力なく訴えた。 虚ろな瞳はかろうじて白目を剥くのを堪えている状態であり、白い吐瀉物を残す口元にも張りはない。 限界なのは誰の目にも明らかだ。 しかし、男達に容赦はない。 「まだだ、続けるぞ」 兵士の一人は威圧するような口調で言い、サシャを顎を掴み上げる。 本当に骨の髄まで、灸を据える腹積もりでいるらしい。 「う、ぁ…………」 臭気を放つ怒張が鼻先に突きつけられ、何度も味わった地獄が再び繰り返されると少女の脳裏に告げる。 その絶望的な現実を前に、サシャはただ、為されるがままになるしかなかった……。 終
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/71.html
これは「説」と言うより、思考整理用の物語形式のたたき台です。 かつてグリシャの先祖は宇宙からこの星にやって来た巨人である。 この巨人型宇宙人は別次元の宇宙から来た生物で、彼らの本体は骨髄液であり、性質としては植物に似ていた。 次元を超えた長大な宇宙の旅に耐えるには、液体や植物の形質が有利だったのである。 宇宙人はあらゆる生物の体内に入り込み、進化を促した。 その中でもっとも進化したのが人類だった。 人類は宇宙人によって知性を与えられ、生物の頂点に立った。 宇宙人たちは人類の肉体にも入り込み、その他の人類を統治した。 そして、宇宙人は人類に穀物(麦)を耕作させた。 宇宙人はもともと植物に性質が似ており、穀物はとても相性が良かった。 人類の急激な進化は、偶然では無かった。 宇宙人が意図的に、移動や農作業に適した形状を持ち、そして穀物を主食にする生物に変化させたのである。 発達した脳や手で道具を使える能力は農作業に必須であり、できるだけ遠くまで移動するためには二足歩行でなくてはならなかった(※)。 (※人間は2足歩行であるために、4足歩行の動物だと死んでしまうほどの長距離を移動できる。4足歩行は安定はするが4本の足で体重を支えながら歩くため、体力的な負荷が大きい。逆に、2足歩行は不安定であるが故に「前に倒れる力」すなわち重力を利用して移動できるために、4足歩行よりも負荷が少ない。実際に、日本の山伏が1本歯の高下駄を履いているのは、わざと不安定にして、「常に前に倒れながら」山を登るためである。山歩きの熟練者は言葉では理解していなくても、経験からこの原理を体得していることが多く、古武道にもこうした「倒れる力」を利用し、少ない力で大きな物を動かす体の使い方が伝わっている) 同時に、その生物は安心して農作業に専念できるよう、この世界の生物ピラミッドの頂点に立たなくてはならない。 すべては、自分たち「宇宙人=穀物(麦)」を育てさせ、種をできるだけ遠く広い範囲に運ばせるためである。 要するに、人類は植物型の宇宙人=「穀物(麦)」の奴隷なのである 宇宙人は人類を発展させるために、自らの骨髄液から、特定の役割を持つ人型ユニットを作り、星を開拓した。 開拓用の体力に特化した「アッカーマン(農夫)」。 遺伝子と記憶の保存に特化した「レイス(血統)」。 建築に特化した「ブラウン(ブルーノ・タウトが由来?)」。 他にも宇宙船や巨大重機など、様々な役割のユニットが存在した。 (この時点で、①宇宙人、②宇宙人の作ったユニット、③人類の3種類が存在することになる) 宇宙人は人類のおかげで繁殖し、人類は宇宙人のおかげで食料と安定した生活を得る事ができたため、当初、両者の関係は良好だった。 人類の体に入った宇宙人(ユニット)は、他の人類とも混血し、子孫を残した。 その子孫には宇宙人(ユニット)の体質が遺伝した。 「農夫」の子孫には「農夫」の能力が、「狩人」の子孫には「狩人」の能力が伝えられたのである。 ▼ ◎宇宙人純血=?(月と獣の巨人が関係している?) ◎宇宙人(ユニット)と人類の混血=記憶を改竄できない少数派の血族(イェーガー家、アッカーマン家、東洋の一族など) ◎グリシャ=宇宙人の能力を持つ一族として王国を統治し、ある理由から壁同士が戦わなくてはならない世界で、戦うのをやめて「争いのない真に平等で平和な世界」を作ろうとした。 その理想を実現するため、奴隷のユミル族にも自分たちと同じ待遇を与え、壁同士が接触できないように、巨人を壁外に放った。(巨人による国家間の物理的分断。国家同士が接触できなければ当然戦争は不可能) ひたすら人類を捕食する巨人は誰にとって何に都合のよい存在なのか? 戦争を止めたい人間にとって、壁同士を分断するのに都合がよいのである。(ただし、火薬兵器や飛行技術が発達しないことが条件。ミサイルや飛行機は巨人による分断工作を無効化して、敵国への攻撃を可能にしてしまうため) そしてイェーガー家とレイス家は協定を結び、戦争をするフリをして、交互に生贄を出すことにした。勝った国の王が負けた国の王を食べるとゲーム・オーバーとなり、次からは勝った国の王が政権を握る。 ------ その手順は、まず戦勝国役の国がハルマゲドン(最終決戦ターン)を宣言し、その国の王が座標の力で巨人化する(以下、「王の巨人」)。 本来は敗戦国役の国も「王の巨人」を作るなどして対抗しなければならないが、わざとノーガードで「王の巨人」の攻撃を受ける。もちろん、わざと負けるのが目的だからである。 「王の巨人」には、ロッド・レイス卿の巨人と同じように自分の意思はなく、ひたすら敗戦国役の人口密集地に突進し、相手国の民を食べながら、最終的には壁中央の生贄を食べて、勝利が確定する。 しかし、「王の巨人」には意思がないのでコントロールができず、確実に壁の中央に向かうという保証がない。 そこで、イェーガー家とレイス家は事前に打ち合わせをして、敗戦国役は王の巨人を壁中央の生贄まで導けるように、わざと壁ごとに人口密集地を造り、「王の巨人」を中央まで誘導することとした。 それがシガンシナ区やオルブド区などの突出部である。 この突出部に集められた「王の巨人」を引き寄せるためのエサとされたのが、奴隷のユミル族だった。 「王の巨人」が中央に到達できるように、壁ごとの突出部は中央に向かって連続するように配置されている。 「王の巨人」はひとつの突出部の住民を食べ終わるまで動かない(ミカサ「まだパンとスープが残ってるでしょ?」)。 ひとつの突出部を食べ尽くすと、「王の巨人」は最も近い人口密集地、すなわち、もう一つ内側の壁の突出部に向かう。 そして、最終的に「王の巨人」は、壁中央の地下にいる敗戦国役の生贄を食べて、この”戦争ごっこ”は終了する。 ------ 要するに、イェーガー家とレイス家はあらかじめ戦勝国役と敗戦国役を決めておき、交互に敗戦国側の生贄を食べることで、定期的に主人(マスター)役と奴隷(スレイブ)役を入れ替えていたのである。 これにより、最小限の犠牲でイェーガー家とレイス家は壁内に平和な世界を実現していた。 奴隷であるユミル族は、被害者に数えられなかったのである。 しかし、ユミル族の裏切りにより、クーデターが発生。混乱の中で、グリシャは妻(母)=女神?を奴隷であるレイス家に食べられて、彼女の持っていた「座標」と「巨人の力」を盗まれてしまう。 (※「巨人の力」にはバリエーションがある) そして、レイス家は「座標の力」を使って、グリシャの統治していた壁を解体した。 座標の力が発動すると、硬化能力で壁を構成していた巨人たちが一斉に別の場所に移動し、新たな壁を作るのである。 同時に、新しい壁内には新しい国民が作られる。レイス家の統治するレイスの民である。 一方、壁が消失したために突如荒野に放り出されたグリシャの民は、その大部分は逃げ場を失って瞬時に巨人に食べられてしまった。 今までは座標があらかじめ決まった場所に壁を造っていたので、住民はすぐに新しい壁に逃げ込むことができた。 しかし、今回は座標を奪ったレイス家が、まったく別の海を越えた場所に壁を作ったために、グリシャの民はどこにあるかわからない壁を探す、絶望的な旅をしなければならなくなったのである。 残りの生存者は新しく作られたレイス家の壁を探して旅を続けたが、やはりそのほとんども壁にたどり着く前に巨人の犠牲となった。 そうして、運よくレイス家の壁を見つけることのできたわずかな数の生き残りだけが、壁に逃げ込むことに成功した。 巨人の圧倒的な戦力に為す術(すべ)も無く、人類は新天地への航海を余儀なくされた この時、人類のほとんどが死滅したが、その大半は人同士の手によるものであった (※0:「人」は人間を指す。「人類」とは人型生物の総称で、人は人類の一種ということ) 巨人の出現により、住処(すみか)を失い逃げ惑う人々 船に乗れたのはごく少数の権力者のみであった 航海は難航を極め約半数が目的地に到達することなく消息を絶った (※1:ここまでが、レイスとユミルの裏切り、グリシャの壁の崩壊~民が新しいレイスの壁に逃げ込むまでの経緯) 新大陸、ここを我々は神聖なるものとして崇める (※3:下を参照) 新天地にはもともと長大な壁が用意された (※2:レイス家がグリシャの壁を解体し、座標の力で新しく作った壁) この壁の中には人類の理想がある、この壁の中に永久に争いの無い世界を作ろう (※3:「崇める」~「作ろう」までは、逃げ込んできた別の壁の民が、レイス家への忠誠を誓わされ続けていることを表現している。レイス家継承者の唱える壁教の平和理想主義の刷り込み) しかし、グリシャの民はレイス家の壁に入ると、巨人の力またはパンとスープを食べることで記憶操作されてしまい、以前の記憶を忘れ、新たな記憶を植えつけられてしまった(記憶改竄)。 (※たとえば、パンとスープは、グリシャの妻(母)の体からできていて、エレンは母?を食べている) (※キリストがパンとワインを自らの肉体と血(=聖餐)と言ったように、人類は巨人を食べることで、巨人と契約を行い、巨人と一体化している(=信仰の共同化)) (※人類はパンとスープを食べて緩やかに巨人化し、同時に、記憶操作も可能になる) (※ミカサが「サシャの放屁」事件で怒るサシャにパンを食べさしたり、エレンの記憶が戻りそうになるとパンとスープを食べろと叱るのは、パンとスープで忘れさせようとしているから) 同時に、上記の虚実を混ぜた捏造の歴史を学校教育の教科書によって、 子供のころから繰り返し刷り込むことで(歴史改竄)、 民から自立心を奪って壁内の支配体制に疑問を待たせないようコントロールし(家畜化)、 壁を改築したり壁の外に出ようという意欲を抑制した(洗脳)。 グリシャは壁消失時に息子に鍵を渡し、必ず故郷の壁に帰って地下室に行くように暗示をかけたうえで、息子に自分の骨髄液を注射することで巨人化させ、自分を食べさせた。 他国の侵攻を受けると、グリシャは壁の崩壊前に、親食い継承によって息子を巨人化能力者にしなければならなかった。 王は、壁に他国の攻撃を受けると自動的に無知性巨人=最終兵器となって、敵国と戦わなくてはならない設定だからである。 グリシャは、絶対に戦いは避けたかった(ゲームに参加してゲームを終了させたくなかった)。 王が最終兵器となるには、事前に「妻=座標」を得なければならない。 そこでグリシャは、まだ子供で「妻がいない=座標を得る前」の自分の息子に記憶と能力を継承させることで、自らの巨人化を防いだのである。 グリシャの骨髄液にはグリシャの先祖の記憶がすべて記録されており、その大量の記憶が子どもの脳に流入することで記憶に障害が出る。 このとき、骨髄液を注射された者は、その記憶を自分の意思の支配下に置かなくてはならない。 先祖の記憶、能力、経験によって、より強力な巨人となるのである。 グリシャの息子は注射の副作用で記憶障害となりながらも、知性巨人となって壁外を生き延び、ようやくレイス家の壁に到達。そこでキースに出会い、レイス家の壁に潜入した。 当初、グリシャの息子はレイス家の情報をキースから聞き出し、レイス家の作った新しい壁も戦争に参加しているのかと思ったが、レイス家も戦争を拒否して壁の中に引きこもっていることを知り、やや安堵する。グリシャの息子は平和ならそれでいいと思い、とりあえず壁内で生活するために、自分と同族らしき酒場の娘「カルラ」に目を付ける。グリシャの息子は継承したグリシャの記憶(他の壁の知識)により、人種をおおまかに見分けることができる。グリシャの息子は同族にしか効果のない伝染病(薬品?)を使い、カルラが同族であることを確認したうえで、彼女と結婚した。その後、グリシャの息子は壁内で生き残っているレイスの民以外の異人種、つまり「戦争に負けた他の壁から逃げ込んできた人類」を探し、アッカーマン家や東洋人の状況を把握。そのとき、ミカサの母の「印」を知る。アルミン・アルレルトには、レイス家または他の壁の王族との関係が疑われる。 ◎宇宙人を食べてその力を手に入れ、壁を乗っ取った人類=レイス家(礼拝堂地下で輪になって手をつなぎ記憶共有(同期)、記憶と力の保存役=継承者、遺伝子の保存役=ロッド・レイス卿) ◎人類=大多数の民族(パン=麦=宇宙人を食べることで、宇宙人の細胞が体内に蓄積記憶改竄が可能) グリシャの注射液は、自分の骨髄液である。
https://w.atwiki.jp/shingekimemo/pages/11.html
コニー・スプリンガー 年齢:15歳(アニメ公式HPより) 性別:男性 身長:158cm 体重:58kg 家族:母、父 髪:茶? 所属:第104期訓練兵団→調査兵団 ウォール・ローゼ南方、ラガコ村出身。 訓練兵団卒業成績は、総合8位。 基本的にバカ。 コニー(Connie、Coney)は英語名、スプリンガー(Springer)はドイツ由来の英語名。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/68.html
グリシャは第1話「二千年語の君へ」で次のようにエレンに伝えます。 「……… …… …エレン 帰ったら…ずっと秘密にしていた地下室を… 見せてやろう」 このセリフには問題があります。 グリシャは、一体どこに帰ったら、と言っているのでしょうか? 普通に考えれば、自宅=エレンたちの住む家のことだと思われますが、この後、グリシャはウォール・シーナにレイス家を襲撃しに行っています。 だとすると、実はグリシャは、「ウォール・シーナに帰ったら」(あるいは「故郷に帰ったら」)、と言っているのではないでしょうか? グリシャはウォール・シーナ出身で、この壁の真の王であり、巨人の力と王位を簒奪した奴隷のレイス家を倒して、巨人の力を取り返しに行ったのかもしれません。 ■パターン1 グリシャはレイス家襲撃に成功。 ところが、レイス家が持っているはずの巨人の力がレイス家には無かった。 実はグリシャから巨人の力を盗んだレイス家の初代王が巨人の力とともに失踪していたため、レイス家には巨人の力が無かったのだ。 何らかの理由で、自分の代ではもはや巨人の力を取り戻せないと諦めたグリシャは、息子のエレンに自分を食べさせて、自分の力と記憶を継承させ、自分の使命を託した。 (この場合、エレンの中にレイス家の巨人の力と世界の記憶は存在しない) ■パターン2 グリシャはレイス家襲撃に成功。 巨人の力を取り戻したグリシャは、早速手に入れたばかりの巨人の力を使った。 つまり、みんなが気がついていないだけで、グリシャのレイス家襲撃成功の直後に、この世界は一度作り直されているのである。 ところが、巨人の力を使ったのはカルラが死んだ後だったので、リセットに失敗。 巨人の力は1代で1回しか使えない。 そこでグリシャは泣きながら次のエレンに世界をリセットする使命を託した。 (この場合、エレンの中にレイス家の巨人の力と世界の記憶が存在する) また、グリシャの帰ろうとしている場所は、1巻第1話「二千年後の君へ」で、エレンが目覚める直前に見たミカサに似た少女のいる場所である可能性もあります ミカサに似た少女が「行ってらっしゃい」と言っているのは、実は、「行ってらっしゃい グリシャ」と言っているのかもしれません。 もっとも、その時はグリシャという名前ではなく、フリッツとかいう名前だったかもしれませんが。
https://w.atwiki.jp/aot_hokan/pages/18.html
part1 76 No.1 849年。 ミカサ・アッカーマンは、自室……といっても 他に何人も居る大部屋だが……の、ベッドの中で寝転がっていた。 早いもので訓練兵としての期間も来年で終了だ。 二年前から見れば、エレンも随分と成長した。体つきも、 身のこなしも、気迫も。 危なっかしいのは変わらないけれど。 私を大事にしてくれるのも、変わらないけれど。 目を閉じて思い出すのは、今日の夕飯時のこと。 「おい、ちょっとそこどけよ」 「おう、悪い悪…っとぉ」 テーブルとテーブルの間。余所見をしながら歩いていた誰かが、 向こうから歩いてきた誰かとすれ違おうとしてバランスを崩した。 見えていたけど。 分かっていたけど。 通路の幅と体格差からしてかわせないタイミングだった。 後ろにはエレンも居ることだし、とにかく食べ物だけ守って、 体でとめるしかないか……と思考を終えたとき。 顔の横を、エレンの温かさとやさしい匂いが通り過ぎていった。 「あぶねーな、こんな所でこけるなよ」 トレイを持ったままの私を助けるために、エレンが腕を伸ばして 私を助けてくれたのだ。 私を、かっこよくもやさしく包み込むような愛情を原動力とした 反射神経でもって助けてくれたのだ。 「ありがとう…エレン」 「おぅ」 本当はその腕にほお擦りでもしたかった。 でもエレンも、こんな所でされても困るだろうから、我慢した。 回想を終えると、私はため息をついた。 「ふぅ……」 体が熱い。 最近、エレンが格好よすぎて困る。 なんだか私に熱い視線を向けてくることが多くなったし。 ――エレンもミカサに勝ちたくて必死なんだよ。 アルミンはそんなことを言うけれど、そんなはずない。 確かに格闘術も空中機動もその他もろもろも私のほうが 成績はいいだろう。でも、戦ったらエレンが勝つ。 多分、勝って死ぬ。死んで勝つ。 私はただ、エレンを死なせたくないのであって…… エレンが何かと戦ったら、勝つのは当然なのだ。 「エレン…」 誰にも聞かれないようにつぶやいて、私は衣擦れの音 を一切外部に漏らさないように寝巻きの下を下ろし、 同時に尻の下にタオルを敷く。 まあ、要するにオナニーだ。 ルームメイトたちはそれぞれ片思いだったり両思いだったり、 やれエッチしただのキスしただのとかしましいが、 話のオチの定番として 「ミカサはそういうことしなさそう… っていうか想像できないわ…」 というのがあるが。 私だって人並みに興味もある。 ……実は経験だって、あるのだ。 今日のよき日に、久しぶりに昂ぶってしまった体を その思い出を振り返って鎮めるとしよう。 あの思い出すのも忌まわしい巨人の進行があるまで、 私の人生は現時点ではそこが絶頂だったかもしれない。 実の両親には申し訳ないが、取り立てて何の心配事もなく エレンと、父さんと母さんと一つ屋根の下で暮らせたあの日を 取り戻せるならば、私はたいていのことはやってのけるだろう。 当時、私は……今やったら興奮しすぎて一睡も出来ないと 思うが……エレンと一緒のベッドで寝ていた頃があった。 あの頃はむしろ、エレンの暖かさを感じながら眠るのが とてもうれしくて。 寝つきのいい子だと、思われていた。 寝るのが惜しかったから、実態は割りとそうでもなかった。 あの日は、確か。 エレンとアルミンが二人だけで遊んで、私は二人を…… 優先順位的には申し訳ないがエレンを探しながら歩いていた。 そして、見た。 目を見開いて立ち尽くす、エレンとアルミンの二人を。 その先に、妙齢の女性が顔を赤らめながら小走りに 立ち去っていく姿を。 「もう… いきなり突風があるなんて… あぁ、恥ずかしい」 つぶやきもはっきりと聞こえた。 その夜。 「なあ、ミカサ… 寝たか?」 私は答えなかった。 予感がしたから。 「さすがに、寝たよな… ゴクッ…」 ベッドに入って目を閉じてから、ずっと。 私の顔に、首筋に、胸元に。 エレンの熱い視線を感じていた。 眠れるわけがなかった。 「ち、近くで見ると、やっぱ綺麗だよなコイツ」 たとえそのとき巨人が襲撃していたとしても、私は 歓喜の涙を流しながらエレンを守って死んだだろう。 顔と顔をぎりぎりまで近づけて、エレンが見つめている。 体温と息遣いを感じて、よっぽど唇を重ねたいと言う衝動に 駆られたが……今はそのときではないはずだと、抑えた。 これもエレンからもらった力だ。 しばらくエレンは私の顔を……特に唇辺りを見つめていたが、 そこに手を出してくるのはやめたようで、ごそごそと布団にもぐっていく。 キス位、いくらでもすれば良いのに。舌くらい……いや、 むしろ舌で私の唇を舐ってくれればいいのに。 まあ、これくらいは前菜のはずだ。 次にエレンは、私の襟元からおずおずと手を差し入れてきた。 夜の外気に触れ、ほんの少しひんやりしたエレンの手に触れられた瞬間、 頭の中に電撃が奔る。 抗いがたい甘い官能に、反射的に股間の潤いが増すのを知覚し、 その反応を必死に遮断する。 ぎこちない手つきでエレンの指が私の服の中にもぐりこむたび、 とろけるような甘い火花が脳裏ではじける。 その感触を味わいながらも、私はただ眠ってる体を貫き続けた。 だが、一番敏感な箇所……乳首を、おっかなびっくりながらも 無造作に強くはじかれたとき、火花どころか爆発が起こった。 内腿と股間の痙攣を、ゼロに出来ない。 人生初の、性的絶頂を、エレンの手で迎えた瞬間だった。 エレンは乳首の存在に気づいたのか、しばらく指の腹で やさしく転がしていたが…… 満足したように、するりと腕を抜いた。 すんすん、と指の匂いをかいでいる気配がして、 さっきとは別種の、ゾクゾクとした陶酔が沸き起こってくる。 「なんでミカサは、こんな良いにおいがすんだろうな…」 その言葉をそっくり返したい。エレンのマフラーも、 うっとりするほどいいにおいだったから。 幸いにしてエレンはこれで終るつもりはないらしく、 次はついに私の腰、衣服の上下から手を差し入れるつもりのようだった。 先ほどの絶頂の後だから、タヌキ寝入りがばれないか心配だが。 まあばれないだろう。エレンが人生初めて触る女性の生殖器は 私のものなのだから。 ああ、こんなことなら、いい子ぶってないでパジャマのすそを 入れたりしなければよかった。そうしたらエレンの手を煩わせずにすんだのに。 後悔先に立たず。 次からはエレンと寝るときは胸元を開けて、すそは出すことにする。 エレンは慎重にも、強引にすそごと進入したりはせず、 ずらすように少しずつすそを出してから手を差し入れようと しているようだった。 協力してあげたいのは山々だが、寝言や寝返りを少しでも 見せれば、エレンの行為を中断させてしまうかも、と思うと 動くに動けない。 仕方がないので期待して待つと、ほどなく私のパジャマの すそは前面が出て、おなかがひんやりとした空気に触れる。 すそがあった空間には、まさに手のひらの厚みくらいの 間隙ができ、まるで私の心を代弁するかのようにエレンを 誘っている。 エレンの荒い息遣いを耳元に感じる。 エレンが硬くつばを飲んだ気配がする。 エレンの手が、パジャマの下、さらに下着の下を、 する、する、と這い進む。 さすがに、鼓動の高鳴りを禁じえない。 やがて、一際やわらかい肉に行き当たり。 急激なカーブを描いて、その指が私の肉の間に進み…… ぬるり。 エレンならフリーパスで通してあげたい粘膜で、ついに エレンの指を迎え入れたとき。またしても震えを止められなかった。 「!!!」 鋭く息を呑む音とともに、エレンの手が、私になるべく 衝撃を感じさせない滑らかさで素早く引き抜かれた。 そのままエレンは私に背を向けて、小刻みに震えながら ふー、ふー、と荒い息を整えつつ横目に私のほうを伺っていたが…… 反応がないことを十分に確認すると、 ちゅ、と指先を口に含んだ。 三度、とめられない震えを経験した。 「ふぅ…」 回想を終えると、タオルで股間をぬぐって着衣を正し タオルを引き抜くというまでを無音でこなした。 あの日々は、もう戻ってこないけれど。 私をはじめて絶頂に導いたのも。 「私」にはじめて触れたのも。 私の味をはじめて知ったのも。 エレンであるという事実は揺るがない。 まだまだエレンには、色々とはじめてを捧げてきたが…… 今日はもう眠ろう。 明日も、エレンと共にすごせますように。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/53.html
※ネタバレや考察自体がお好きでない方は絶対に閲覧しないようお願いいたします。 ※以下の内容を読んだ場合、今後作品を楽しむ喜びを損なう危険があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。 ※作中の描写だけでなく、作り手の意図や傾向、自分ならどうするかなど推測も交えて考察しております。 黒髪ロングの女性カルラ・イェーガーは、主人公エレン・イェーガーの母?にして、謎の巨人化能力者グリシャ・イェーガーの妻?である。 彼女は第2話で巨人(以下、カルラ・イーターと呼称)に食べられてしまう。 ここで思いだすのは、レイス家の巨人の力はレイス家の血を引く者でなければ「真の力」を発揮できないという設定である。 逆に言えば、レイス家の者であれば「真の力」は使える事になる。 12巻でエレンは、巨人に攻撃(食べる)目標を命令する能力を発揮したように見える。 この力は、作中でハンジ・ゾエなどによって「叫びの力」と呼称されている。 では、エレンはその力をどのように継承したのか? 可能性として考えられるのは、 (1)注射説:グリシャの注射から能力を継承した (2)グリシャ説:グリシャの所有するイェーガー家の巨人の力を、グリシャを食べて継承した (3)フリーダ説:グリシャに移動したフリーダのレイス家の巨人の力を、グリシャを食べて継承した などであるが、さらに考えているのは、 (4)カルラ説:カルラ・イーターに移動したカルラの力を、カルラ・イーターに接触して継承した (5)ミカサ説:実はエレンではなく、ミカサがエレンのキーワードによってもう一段階リミッター解除され、能力を発揮した (6)エレン説:実はもともとエレンが持っていた 等の可能性である。 ここでは(4)カルラ説について考察する。 なぜなら、カルラは1巻第2話で、「叫びの力」を使用しているからである。 したがって、エレンの使用した「叫びの力」はカルラが所有していたものであり、カルラの血筋の能力である可能性が高い。 という事は、特別な理由が無い限り、カルラは「叫びの力」の正統後継者だったという事になる。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/336.html
※ここには漫画『ONE PIECE』の最新話の内容を含むネタバレ考察が書かれています。ネタバレが嫌いな方はここより下の内容を読まないでください。 最新 第1118話のタイトル、〝自由になる〟の意味は、今回の最終ページで「ボニーが一番自由な未来に変身し、ニカの姿になる展開」を指していると思われています。 しかし、このタイトルにはもう一つの意味があると、私は考えます。 そのもう一つの意味とは、「鉄の巨人が自由になる」ということです。 現在、ジョイボーイは「太陽の神ニカ」だったと考えられています。 作中では、ニカは「人を笑わせ苦悩から解放してくれる戦士」、「バッカニア族の家系に代々伝わる伝説の戦士であり、いつでも笑っていて、バッカニア族を自由な海へ、太陽の下へ連れ出してくれる」と説明されています。 要するに、ニカとは「拘束されている笑えない者を笑わせて解放してくれる存在」。 笑えないと言えば、苦悩している人や奴隷のように過酷で不自由な状況に置かれている人もそうですが、ロボットも笑えませんよね? ともにジョイボーイに関係すると思われる鉄の巨人とゾウ。 ゾウはモモの助の「戦え」という命令がなければ戦えなかった。 憲法9条によって手足を縛られている自衛隊のように。 (現在、日本国は中国からの攻撃に備えて、自衛隊を実戦可能な組織へ改革中です。それに伴い、日本国が他国を支援できるように改革を進めており、例えばすでに、フィリピンが海上で中国の横暴を抑止するための船は、すべて日本製の艦船に変わっているそうです) 強力な戦闘力を持ちながら、その能力を封じられていたゾウは、モモの助に「解放」されたとも言えます。 このあと、鉄の巨人もゾウと同じように「解放」される展開になるのかもしれません。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/73.html
◎巨人は戦争防止壁 巨人の役割は、「国家同士を分断し、戦争をさせないこと」。 巨人がさまよう壁外そのものが、古代において国同士を分断していた海のような存在であり、戦争防止壁である。 つまり、「壁の外」こそが巨大な壁。 ◎巨人を殺しすぎてはいけない理由 壁内では、巨人を殺す技術の高い者ほど、中央に引き抜かれて巨人から遠ざかる。 なぜ、巨人を殺してはいけないのか? それは、上記のように「巨人が戦争を止めている障壁だから」。 もしも巨人の数が減ると、他国の軍隊が壁外を簡単に移動できるようになるため、この壁は侵略されてしまう。 そうすれば、否応なしにこの壁も戦争に参加せざるを得なくなり、レイス家の作った「平和な世界」は消滅する。 いわば巨人の群で作った「エリコの壁」が、崩れてしまうのである。 ◎この世界は「猿の手」の作った世界 「猿の手」とは、必ず願いをかなえるが必ず不幸になる(大きな代償を払うことになる)アイテムの総称。およびそうしたパターンを利用した創作物。 たとえば、「息子のためにお金がほしいと願ったら、息子が交通事故で死んで高額の慰謝料が手に入った」、「子供の健康のために公害を無くすようコンピュータに指示したら、公害の原因である人間を皆殺しにした」など、一種のプログラミング・ミスやバグ、ヒューマン・エラーと見なすことができる。 巨人を生み出した存在は戦争のない平和な世界を望んだため、人類が壁の外に出たくても出れないように巨人で壁外を囲んだ。 壁を意図的に”陸の孤島”にして、他国への侵攻も、他国からの侵略も不可能にしたのである。 また、巨人という”人類の天敵”が出現することで、人類が一致団結し、争いがなくなることも期待した。 しかし、こちらの目論見は失敗した。 人類は天敵に囲まれた壁内でさえ、争い続けたのである。 巨人を生み出した存在は人類の幸福を願ったのだが、その結果は人類にとって地獄でしかなかった。 その地獄を作ったのがレイス家である。
https://w.atwiki.jp/shingekititan/pages/96.html
エ・ル・ヴィ・ン(Erwin) ア・ル・ミ ・ン(Armin) ERWN ARMN ・名前が良く似ている ・容姿も似ている(金髪、斜線眉、目は青) ・ひたむきな使命感も似ている(エルヴィンは人のために。アルミンはエレンを海に行かせるために) ・アルミンはエルヴィンに強く影響されている(何かを成し遂げるには、何かを捨てなくてはならない) 私の仮説では、無知性巨人が「本人または本人にできるだけ遺伝子的に近い人物」を食べると人間に戻る。 何度も具体的な証拠をもとに論証してきたように、1巻第1話「二千年後の君へ」冒頭の巨人は、鎧の巨人(ライナー)である。 ◎知性巨人は食べた人間の顔になる (最終更新:2014/11/23) ◎キース・シャーディスがウォール・マリア襲撃事件の真犯人 (最終更新:2015/02/15) <主な根拠> ①顔右側から蒸気。(冒頭の巨人&扉破壊時の鎧の巨人、後のライナーの鎧の巨人に共通) ②腕の囓り残し。(モーゼス・ブラウンの腕残し&ライナーのエレンの腕残し)」 ③モーゼス・ブラウンとライナー・ブラウンの相似性。(名前、容姿) ライナーが巨人脳とリンクしていたように、人類はもともと「巨人から意志が分離した存在」ということも考えられる。 つまり、「うなじに人型の意志ユニットが接続されている状態」が、元の正常な状態。 ところが何らかの理由で意志ユニットだけが逃げ出したため、巨人から意志が消えた=無知性巨人になったのかもしれない。 以前書いたように、巨人(記憶)と意識(能力者)の両方が無ければ記憶継承ができない、など。 両者の共通点から見て、エルヴィンとアルミンは同一人物、または同一人物に近い関係ではないかと思われる。 エルヴィンを巨人化して、アルミンを食べさせれば、エルヴィンの体にアルミンの人格を持つ新キャラが登場するかも? もしもアルミンとエルヴィンに相関関係があるなら、エルヴィン・スミスを考察することでアルミンの正体にも近づける可能性がある。 英語圏での「スミス」は、日本で言う「名無しの権兵衛」。 誰か分からない、正体不明、素性不明の人物というスラングであり、偽名の典型。 なら、エルヴィン・スミスとは「正体不明」、もっと言えば「正体がない」という意味ではないだろうか。 私の仮説のように、この世界が人工的な世界であり、底に住む人たちに全てオリジナルが存在するなら、このスミスとは、「何らかの役割を与えられた完全人工人類」のことではないか? 例えば、オンライン・ゲームに例えてみよう。 この世界には、①「オリジナルの人格・遺伝子をコピーしたPC(プレイヤー・キャラクター)」と、②「オリジナルの存在しない、完全に仮想データだけで作られたNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)」の、2種類の人類がいるとする。 スミスという名前は、エルヴィンが「NPC」であり、人類の守護者役として作られた疑似人格であることを示しているのではないか。 ダリス・ザックレーは、馬車の中でエルヴィンに、こう言った。 「君の使命は相変わらず辛いな 死んだ方がはるかに楽に見える」(15巻第62話「罪」) このオンライン・ゲームはバグっており、あるセーブポイントから先に進めなくなったために何度も同じセーブポイントに戻され、ずっと同じ展開を繰り返している、と仮定しよう。 この仮説に当てはめるなら、エルヴィンは本来ならゲームの設定に合わせて、ひたすら人を守る役を与えられたNPCであり、シミュレーションやボードゲームにおける指揮官ユニットのような、本当の意味での自由意志を持たない(持てない)将棋やチェスの駒にすぎないのだ、とも考えられる。 エルヴィンの役は決まっていて、本人の意志では変更できない。 そのため、何度ループしても同じ苦労を繰り返ししている。 ダリス・ザックレーは「ループ越え」をしており、同じ苦労をしているエルヴィンをずっと見てきた。 だとすると、エルヴィンと名前が非常に似ているアルミンも、実は完全データ人間であり、主人公を命を懸けてでも助ける役目を与えられた参謀役NPCという展開もあっていい。
https://w.atwiki.jp/shingekimemo/pages/12.html
ライナー・ブラウン 年齢:17歳(アニメ公式HPより) 性別:男性 身長:185cm 体重:95kg 家族:不明 髪:金or茶 所属:第104期訓練兵団→調査兵団 ウォール・マリア南東の山奥の村出身。 訓練兵団卒業成績は、総合2位。 ライナー(Rainer、Reiner)、ブラウン(Braun)いずれもドイツ系。ブラウンは綴りによっては英語姓の可能性もあり。