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【ゲーム】街~運命の交差点~ 【作者名】クロシ 【完成度】更新中 【動画数】11(2009/4/8現在) 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/11640536 【備考】 動画更新中に大阪に転勤になったそうです。 名前 コメント
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今から数時間前 「もう放してくれ!僕たちは本当に君のおじいさんを殺した犯人なんて知らないんだ!」 植物の蔦で両手両足を拘束され、磔のような格好で立たされているKAITO。その横ではLilyも同じように自由を奪われていた。 「本当におじいちゃんのこと知らないの? でもお兄さんたちがウソついてるかもしれないしなあ」 2人を磔にしている元凶、キッコロはそう言って蔦を引っ張った。KAITOは手足が引き裂かれそうになる苦悶に呻く。 「お願いだから僕たちを解放してくれ。僕らは早く家族に会わなくちゃ……」 キッコロによる2人への尋問、そして拷問はもう数十分間続いていた。 その間にも雨は激しくなり、身動きの取れないKAITOとLilyの体力を奪っていく。 頼みの支給品も、穴抜けの紐は彼らの背後で木に埋もれている電車の車内に、 ヴォーパルソードはLilyの足元にそれぞれ落ちていて使いようがない。 「お兄さんたち本当に知らないんだね。じゃあ死んで」 キッコロの言葉と同時に蔦が2人の体を引き裂くように引っ張り始めた。 「やめろッ!やめてくれ!」 KAITOの叫びをキッコロは無視する。 その時、ずっと黙っていたLilyが口を開いた。 「私は知ってるわよ。犯人の名前」 「本当?」 「Lily!? 何を――」 驚くKAITOに目配せして、Lilyは言葉を続ける。 「教えてあげてもいいけど、その前に私を解放して」 「えー。でもお姉さん、僕をだまして逃げるつもりかもしれないし」 「じゃあ足の蔦だけ取ってよ。それなら逃げられないっしょ 足がむくむとか超NGだし」 「んー、それならいっか」 キッコロはLilyの両足の蔦を解いた。 「それじゃあアンタのじいさんを殺した犯人だけど……実は私居場所も知ってるんだよね」 「ホント!?」 「居場所も教えてほしかったら兄さんの両手の蔦を解いてあげて。 寒さでかじかんでて可哀想っしょ?」 「うーん……」 キッコロは少し悩み、KAITOの両手の蔦を退けた。腕が自由になったKAITOは両手をさすり合わせる。 「じゃあ約束だよ。犯人教えて」 「そうね……アンタの爺さんを殺した犯人は……」 そう言いながら、Lilyは足元のヴォーパルソードをKAITOに向かって思い切り蹴り上げた。 兄妹の連携でヴォーパルソードをキャッチしたKAITOは、一瞬で自分たちを拘束している残りの蔦を切り捨てる。 そしてキッコロに向けて切りかかった。 「わ!わ!」 キッコロが慌てて後ろに飛びのいたのと、KAITOの身体が長時間の拘束でかじかんでいた為に、剣先は空しく宙を切った。 「今度は外さない!」 もう一度ヴォーパルソードを構えてKAITOはキッコロに切りかかろうとする。 「弱いものいじめはダメだよ!!」 突然飛んできたビームでKAITOは吹き飛ばされた。 「な……なんだ!?」 狼狽するKAITOが見たのは光線銃を構える女子高生の姿だった。 (しまった、あいつの仲間か!) 逃げるKAITO。彼を追いかけて、ビームが地面を吹き飛ばしていく。 「兄さん!こっち!」 脱線した電車の中からLilyの声が聞こえた。KAITOは全力で電車の中に乗り込む。 「えーい!」 KAITOが飛びこんだ一瞬後、唯の撃った光線銃によって電車は大爆発を起こした。 △ そして現在 「ほんと危なかったよねー。キッコロちゃんを助けられてよかったよー」 「ありがとうお姉ちゃん。お姉ちゃんはいい人だね。(だから殺さないでおいてあげるね)」 唯、梓、キッコロの3人は無人のファミレスで雨宿りをしていた。雨はさらに激しさを増し、嵐に近くなっている。 「じゃあキッコロちゃん。キッコロちゃんが犯人を捕まえるまで一緒に行こうよ!」 「わーい!お姉ちゃんありがとう!」 「先輩ったらまた勝手に約束して……それにしてもあのカザリとかいう人、どこにいったんだろ?」 【一日目・08時30分/埼玉県のファミレス/天候・豪雨】 【平沢唯@けいおん!】 【状態】健康 【装備】ワンダースワン@現実 【道具】支給品一式 【思考】基本:まだ考えてない 1:軽音部や友人達を探す 2:死んだ人たちは…まあいいか 3:キッコロちゃんかわいいなあ 【中野梓@けいおん!】 【状態】健康 【装備】スーパー光線銃@スクライド漫画版 【道具】支給品一式 【思考】基本:殺し合いはしたくない。だが防衛はする。 1:軽音部や友人達を探す 2:唯に対する恐怖 3:キッコロを一旦、仲間に入れる。 4:カザリはどこに行った? 【キッコロ@愛地球博】 【状態】健康 【装備】不明 【道具】支給品一式 【思考】 基本:おじいちゃん(モリゾー)を殺した奴を見つけてお仕置きする 1:しばらく唯たちと行動を共にする。 ♪ 「Lily……大丈夫かい?」 「兄さんこそ……辛いんじゃないの?」 KAITOとLilyは電車が爆発する寸前で、穴抜けの紐を使って脱出していた。 しかしキッコロと唯によって負ったダメージは小さくない。 その上豪雨によって2人の体力は限界に近づいていた。 追い討ちをかけるように先の放送で彼らのよく知る歌愛ユキ、波音リツの名が呼ばれ、更にはハクの…… 「畜生!ハクに何かあったら許さない!絶対に殺してやる!」 「兄さん……」 「これ以上……一人の犠牲者も出させない……」 「見て兄さん!あのマンション、ドアが開けっ放しになってる ここで一旦休憩しようよ」 「しかし一刻も早く東京に……」 「このまま進んだら確実に行き倒れだって! この雨が止むか、せめて体力が回復するまで、ね?」 罠という可能性もあるので、2人は恐る恐るマンションの中に入る。 「ごめんください、誰かいませんか?」 家の上がりこみ、2人はリビングのドアを開けた。 「すいません。誰かいま――」 そこで2人が見たのは天井からぶら下がっている男の自殺死体だった。 【一日目・08時30分/埼玉県・泉宅/天候・豪雨】 【KAITO@VOCALOID】 【状態】ダメージ(中)、疲労(大) 【装備】ヴォーパルソード@テイルズオブシンフォニア 【道具】支給品一式 【思考】 1.え? 2.生きて家族に会いたい 3.東京へ向かう ※七期とは別人です。 【Lily@VOCALOID】 【状態】ダメージ(中)、疲労(大) 【装備】穴抜けの紐@ポケットモンスター 【道具】支給品一式 【思考】 1.え?
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【交差点のクルスベルグ】 「これまたカワイイお嬢さんをつれてるね。 その子は彼女さん?それとも異世界の案内人なのかな?」 ヘトヘトになってクルスベルグに辿りついた時には、日が暮れていた。 腹の虫を鳴らしながら宿について、さぁ飲み食いでもいましょうかって時に、嫌味なガキに声をかけられた。 「そんな怖い顔しないでほしいな。 同郷の人間を見ると声をかけたくなる心理、君にだってわかるだろう?」 見た目16、17の美少年。しかし、いやらしく笑う口のせいで清らかさが全くない。ヘビみたいな奴だ。 「ヘビみたいな奴だな」 思ったことがそのまま口をつく。困った癖だが、俺が俺たる所以でもある。改善する気はない。 「ふふ。初対面の相手に言う言葉じゃないね。 僕のいた国では、第一声には社交辞令が飛んで来るものだったよ。 君は日系の顔立ちだけど、もしかしてニホン人じゃないのかい?」 ふふって笑うな。気持ち悪い奴め。 それに、ニホン人だから初対面の相手には社交辞令で接しなきゃいけないわけじゃないだろうに。 「いや、俺はニホン人だ。お前は気持ち悪い笑い方する奴だな。直した方がいい」 きょとん、とした顔で見つめられる。なんか変なことを言っただろうか。 見開かれた目は黒目がちで睫毛が長い。俺にそっちの気はないが、そういう人の気持ちも理解できてしまいそうだ。 「ふふふ、ヘビに形容されることは、何度かあったけど。笑い方を貶されたのは、初めてだよ」 一句、一句のアクセントが強い。どうやら少し機嫌を損ねたようだ。 横にいる金魚の呆れ顔が目に入った。 「異人さんは悪い人ではないのですが、デリカシーがないのです。 特に今は空腹で、いつもより少しだけ機嫌が悪そう。 お食事がまだでしたら、一緒にどうでしょうか?」 救い船が出された・・・らしい。貸し一つですからね、という金魚のアイコンタクトを、確かに受け取り店に入る。 「ここには護身用の武器を手に入れに来たんだ。一人旅だ。危険も多いからね」 クルスベルグは鍛冶の国。 名匠の逸品を求め、各国から商人、騎士、傭兵、武器収集家が集まる。 このクソガキもその一人だと言う。 確かに、この国ならば護身用の武器の一つや二つ、労せずして自分に合ったものが手に入るだろう。 「参ったよ。ゲート通過時に神様に日本刀を没収されてしまってね。ふふ」 日本刀を所持している高校生・・・。どんな育ち方して来たんだコイツ。 「それは秘密にしておこう。多少の秘密は人をより魅力的に見せるものだしね」 いちいち癇に障る奴だ。一挙一動が皮肉っぽくて、他人をからかっている用に感じさせる。 「君達、明日の予定はあるのかい?無いのなら、ここクルスベルグの町を一緒に回ろうじゃないか。 一人にも飽きてきたところだったんだ」 旅の目的は『見聞を広めること』。ならば俺が断る理由は、特にない。 この提案を受けて、金魚が少しだけ嫌悪感を顕にしたことを除けば。 しかし、その表情もすぐに消えた。俺の気のせいか? 「よし、決まりだ。それじゃあ、また明日この宿に寄らせてもらうよ」 ふふ、と笑い、夜の町に消えるように流れて行くクソガキを見送った。 金魚の肩の力が少しだけ弱まった、気がした。 「私も、先にお部屋に戻っておきますね」 そう言い残し、金魚はそそくさと部屋に戻って行った。 そういえば、珍しく静かだったな。食事中は、もっとはしゃぐ奴だと思っていたが。 ■■■ 翌日、クソガキは朝早くに宿にやって来た。一緒に朝食をとり、町に繰り出す。 ひと通り武器屋を回ると、いい感じに腹もこなれてきた。三人で喫茶店に入り、昼食をとることにした。 店は繁盛しているようで、いかにも仕事中の昼休憩といった風貌の人たちで溢れてる。 出てきた飲み物を三人で一気に腹に流しこむ。歩きまわって脱水した体に、染み渡る冷気が心地よい。 ふと違和感を覚える。 まさか、この匂いと味は・・・しまった!!油断した!! …バタン。 気付いたときには、もう遅い。 青ざめた顔をこさえて、倒れこむ金魚。・・・とクソガキ。 「おいおい、勘弁してくれ。クソガキも倒れるのか」 金魚はとても酒に弱い。一杯飲ませると倒れこんでしまう。過去の失敗から今まで飲ませないようにしていたのだが。 隣に座っていた大柄なドワーフと目が合った。 「ガハハハッ!軟弱な女子やのぅ!こんぐらいの水も飲めんとは!」 ドワーフのおっさんが、こちらに近づきながら、心底可笑しそうに笑う。嘲笑の類だ。 「だが、ネェちゃんはそこそこいけるクチみたいだな!どうだ!オジさんの奢りだ!一緒に飲まねぇが!?」 喋りに一々エクスクラメーションマークがついてそうな大きな声で、誘われる。 タダ酒が飲めるってのは魅力的な提案だが、おっさんの誤解のせいで全く喜べない 「いやいや、アンタ最低な勘違いしてる。俺は男だぞ」 身長高くて、そこそこガタイがいい俺が女に間違われるとは、さすが異世界。 「謙遜するこたぁねぇよ!ネェちゃんだって充分美人だぁ! 大体、ヒゲも生えてねぇし、鍛冶打ちもまともにできそうにないそんな細腕で言われても説得力が足りねぇど! そこな嬢ちゃん二人に比べりゃ女らしさはねぇが、オジさんはネェちゃんぐらい筋肉質の方が好みだでなぁ!」 不味い。 とても不味い。 なんとか誤解を解かなければ。 心なしか、店中の男の視線が集まって来ているような気さえする。 「どうすれば、俺が男だって信じる?」 強がっちゃって、可愛らしいネェちゃんだ。という意味合いの視線が送られる。 どうしよう。生理的に気分が悪くなってきた。 「ツレ二人が寝込んじまって、心細いのはわかるが、女は強がるだけが能じゃねぇぞ。 たまには大きな男の胸の中で、羽を休めることだって大切だでぇ」 優しい口調で、ムード満点なセリフを吐いている。 店の中の野次馬達も『あれで堕ちない女は居ねぇ!さすが親方だぁ!』なんてほざいてる。 どうやら誤解を解くより、ここを退散した方が早そうだ。こういうとき、旅人の身は気楽でいい。 「すまないな。タダ酒は魅力的だが、俺はツレ二人を宿に運ばなきゃならない。」 提案は魅力的と言わなかった方が良かったかもしれない。つい本音が漏れた。 「魅力的なら、断る必要なんざぁねぇよぉ! ツレ二人なら、俺んトコの若ぇ衆が送ってってやるさぁ!心配いらねぇで!」 そう言って、手を伸ばしてくる。強行手段って感じだ。 伸びてくる手を取って、一息。 おっさんで綺麗な円を宙に描く。 胸がすくような一回転の後、おっさんはえも言われぬ表情で逆さまに寝転ぶ。 「お?なんだぁ・・・?世界が回ったぁで!?」 柔道と言う言葉では、ここの人たちには通じないようだった。 金魚の話だと、ミズハシマの剣客集団が似たような武術を使っていたところを見たことは有るらしいが。 …投げ飛ばして気付いたが、大丈夫だったろうか。 やってから考える癖には困ったものだ。直す気は、全くないが。 「ダハハハッ!全く大した嬢ちゃんだでぇ!こりゃオジサンの胸じゃ不足かもなぁ! ますます気に入ったぁ!これからヒマなら、今日は貸切で朝まで飲もうじゃあねぇか! いいよなぁ!オヤジぃ!」 午後の職務から開放された下っ端ドワーフたちの歓喜の轟が、震撃大重の大落下のようだ。 すると、今までから一転、おっさんや店の男性陣から、不快だった『女を狙う獣の気配』が無くなる。 女性である、という勘違いは完全には消えていないみたいだがタダ酒の魅力の前では些事だ。 午後の予定も武器屋巡りだったが、肝心のクソガキは寝んね状態。お膳立ては完璧。 異世界に来ての初の飲み。存分に楽しませてもらおうとするか。 ■■■ 異人さんはきっと気付いていない。 私はそれが心配だ。 ■■■ 熱気が満ちた店内で男たちの声が、けたたましく鳴り響く。 喋り、踊り、歌う人たちの顔には一様に笑顔がある。 そんな中、グラスが落ちて、割れる。その音で目が覚めた。 私が目を覚ますと、何故か酒盛りが始まっていた。 ドワーフたちの歓声の中心では、異人さんと若さを感じさせる大男が酒盛りをしている。 飲み比べをしているようだ。 どちらも顔が真っ赤だが、大丈夫だろうか。 そんな事を考えながら見ていると、異人さんが私に気付いた。席を立ち、こちらにやって来る。 逃げるな、という野次が飛び交う中で、大男が胸を撫で下ろす所を見た。 「やっと起きたか。にしてもいいタイミングだ。 どちらも引込みがつかなくなっていてな。あのまま飲んでたら、二人共ぶっ倒れていたかもしれん」 そういって異人さんは私の頭を撫でる。 皆が見てるせいか、いつもより温かい気がする。異人さんが酔っているせいかもしれない。 「おやおや、見せ付けてくるね。お嬢さんも顔が真っ赤だ。僕はお邪魔だったかな?」 クルスベルグで知り合った旅人さんがやって来た。 私はこの人がなんだか苦手だ。 奴隷商からお金を騙しとった詐欺師に似ているからだろうか。 それとも別の理由だろうか。 「コイツは年中赤いし、いつもこんなもんさ。 それより体は大丈夫か?」 「うん。だいぶ良くなったよ。たまにはこういうのもいいね。 一人は気楽だけど、やっぱり大勢の賑やかさには敵わないよ。 こんなに楽しいは向こうでの学校生活以来かもしれないね」 ふふ、と笑いを付け足す旅人さん。 話題は、チキュウのニホンと呼ばれる場所の思い出話に流れて、私が入る余地は無くなってしまった。 一人っきりの店内で、ドワーフの喧騒だけが残響していた。 異人さんは、自分が所属するコミュニティへの帰属意識が高い。 彼曰く「ニホン人にはそういうところがあるかもな。多種族に対しては排他的で、内向的な民族なんだよ」とのことだ。 でも、わかってほしい。 親もなく、お世話になった奴隷商の人たちとも離れ離れになった今。 私にはあなたしかいない、ということに。 ■■■ 「おおぉ!来たかぁ!嬢ちゃんたち!こっちだぁ、こっちぃ!」 親方、と呼ばれえていたドワーフの声が工房に反響する。 工房では、まだまだ髭がおとなしいドワーフたちが黙々と鍛冶を打っていた。 昨日の酒飲みの時とは、雰囲気が全く違う。 さすが職人の街。工房に入れば仕事人というわけだ。 しかし、野郎二人を捕まえて『嬢ちゃん』とは。まだ誤解は解けていない。困ったもんだ。 「俺は男だ。聞く耳持たない奴に言っても無駄かもしれんが、一応訂正しておくぞ」 「ガハハハハッ!そうだったなあ!スマねぇ!お詫びってわけじゃなぇが、昨日の約束は守らせてもらおうが!」 昨夜の盛大な飲み会の後、彼らは飲み足りないという装いで仕事場に帰って行った。 その際、ウチに寄れば武器ぐらい譲ってやる、と太っ腹な提案受け、彼の工房を訪れることになった次第だ。 「出荷予定のやつと、予約済み、オーダーメイドのやつは譲れねぇがな!ガハハッ! それ意外は何でも持っていくとええど!」 そう言って指を差した方向には、ざっと見て2000本くらいの、様々な武器が置いてあった。 親方に言われる前から、クソガキはそこにある武器を手に取り、物色している。 クソガキの武器を持つ手やその立ち振る舞いが素人ではないことを主張する。 達人という程の美しさはないが、武器を持った戦いなら、俺は敵わないかもしれない。 「うん、これがいい。貰っていいかな?親方」 クソガキが選んだのはナイフだった。長さで言えば家庭用の包丁より少し長いくらいだろうか。 「おおぉ!嬢ちゃんはわかっどる!ええ趣味しどる! そいつはぁ俺が鍛えた奴だでなあ!そこらのよりか、よく切れるだろうよお! 遠慮せずに持ってげ!ガハハハッ!」 笑いながら自画自賛しているが、声色には冗談の気配が全くない。 自分の腕に絶対の自信があるということなのだろう。 「ふふ。ありがとう。親方はただのナンパ野郎かと思っていたけど、いい腕をしているんだね。 この恩は一生忘れないよ。貴方が鍛えたこの刃、必ず正義のために使うと、己に誓おう」 真面目な空気が声に乗る。 渡世の仁義なんざ持ち合わせていないクソガキだと思っていたが、どうやら剣を振るう者としての矜持はあるようだ。 「じゃあな!嬢ちゃん!また武器が必要になったら俺のトコに来ればええ!俺が鍛えてやるでなあ!」 親方には別れを惜しむ様子はない。これが最後のときではないと知っているからだろうか。 もしくは旅人に対する、彼なりの筋なのかもしれない。 別れを悲しめば、旅人が躊躇することを知っているのだろう。 「ありがとう、親方。あなたに会えて良かった。僕はお酒が飲めないけど、いつか必ず飲み明かす夜を共に過ごそう!」 「おお!楽しみに待っとるどお!嬢ちゃん!」 そう言って親方に手を振った。 クソガキのナイフは、乱反射していて綺麗だった。 ■■■ 「そういや、お前は一回も否定しなかったな。気持ち悪くないか?女扱いされるってのは」 親方と分かれ、金魚の待つ宿に向かう途中、気になったことをクソガキに聞いてみた。 「ふふふ」 気持ち悪い笑い方だ。 いつもより一回『ふ』の数が多いし。 「何言ってるんだろうね。僕は女だよ?」 怒りは無いという仮面を被り、そう言った。仮面では隠せない目には炎の色があった。 「な、なんだって・・・?女・・・?」 「やっぱり気付いていなかったのか。 君は悪いやつではないんだが、デリカシーが無いな。彼女が初めに言った通りだ。 相方の女の子は僕が女性だって気付いていたみたいだが。聞いてなかったのかい?」 聞いていない。というか、昨夜の金魚は変に機嫌が悪くて、あまり俺と話をしようとしなかった。 今日の武器選びも辞退して、宿で寝ていると言うし。 クルスベルグに来てからこっち、金魚の様子が変だったのって、もしかして嫉妬か? ロリのくせに侮れん奴だ。 「ふふふ。今までは確定が持てなかったから、お預けにしておいたけど、確かに言質をとった。 ちょうど試し切りがしたいと思っていたところだし、渡りに船だよ。 僕を男扱いしたことの償い、確かにしてもらおう」 いま気付いたけど、怒ると『ふふ』が『ふふふ』になるんだな。なんてことを考えながら、男らしく覚悟を決めた。 流石に殺されはしないだろう。 正義のために使用すると、親方に誓ったばかりだし。 ■■■ 異人さんはやっぱり気付いていなかったようだ。 私の心配は、どうやら的中したらしい。 ■■■ あとがきと言うか蛇足と言うか 終わった―。長かったー。ここまで読んでいただいて感謝です! 長い文章はあまり読みたくない、ゆとり世代かつ若者の文字離れ真っ只中な私としては、 今回のSSは文量多すぎな気がしますが、どうでしょうか? 勢いに任せて書いたら、こんなんなりました。 異人さん:武闘家、僕:剣士と来たら金魚は魔法使いかな。なんてね。 異人さんが柔道で親方投げ飛ばすあたりは、個人的にあんま好きじゃないけど、他に展開のさせ方が思いつかなった。 オチもなんか尻切れトンボな気がするが、仕方ない。今の力量じゃこんなんしか書けない。 というか金魚の出番少ない!どうしよう!どうしようもない! 何はともあれ、少しでも楽しんで貰えたら幸いです。お目汚し失礼しました。 ドワーフの価値観の真実味が凄い。 異人と金魚の関係が段階を踏んで進んでいるのも和んだ -- (名無しさん) 2012-03-26 03 05 41 金魚ちゃん二作目。ふふふの人登場。それにしてもクルスの酒場はきっとどこもこんな感じで喧騒と酒の匂いで充満してるんだろうな。 -- (名無しさん) 2012-03-26 23 05 22 ラノベみたい。描写不足な気が・・・ -- (名無しさん) 2012-03-27 03 51 15 異人と金魚の続きとは途中で気がつきました。二人だった所に一人加わることでの色んな変化は読んでいて楽しかったです。まさか人間の男性をドワーフが女性と間違うとは面白い勘違いでした -- (ROM) 2013-02-15 18 39 08 ああ確かにこういう連中だよなドワーフって。金魚ちゃんはさり気に鋭い、というより異人さんが鈍いのか -- (名無しさん) 2013-03-09 19 59 17 名前 コメント すべてのコメントを見る
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その日、黒服の男たちに衝撃が走った。 彼らは三日月の生家である夜野家に仕えるお抱えの隠密部隊で、出奔した三日月を捜索する苦労人でもある。 そんな男の一人がゲートを介してどこからか帰ってきた。 「みんな、聞いてくれ。俺はやばいものを見てしまった」 彼らは何か何かと帰ってきた男の元による。 中には興味がなさそうにしているものもいるが、聞き耳を立てていた。 「とある地点、ここを甲01と呼称するが、そこで三日月様を見つけた」 「ンだよ、何で掻っ攫ってこなかったんだ」 誰かが異を唱える。彼らの与えられている任務は三日月を捕獲し本家に連れて行くこと。 見つけたのに何もせずに帰るというのはおかしかった。 「ああ、そうだ。確かに俺らは三日月様を拘束する任を帯びている。 だが、だがな。手前らはアレをみてそんなことしている余裕があるのか?」 「アレ?一個部隊が帰ってこなかったことか」 「いや、違うね。氷時家の才媛にボコられていたのさ」 「俺は美月様に殺されてかけているに一票入れるね」 みな口々にものを言う。それは三日月の日常であることに相違なかった。 しかし、三日月は逃げているはずなのに所々見かけられているようだ。それでいいのだろうか。 まあ、それはさておき、男が本題に入った。 「アレ……とはな。三日月様が見知らぬ男に腕輪を渡していたんだ。なにやら親しいようなやつだった」 「なん……だと……」 「しかも、周りに女性もいたのにだ」 地獄のような沈黙が当たりに落ちる。 聞き耳を立てていたものも、みな黙りこくる。 とあるところの風習だが、腕輪や指輪など常に身につけられるものを渡すということは即ち求婚を意味する。 あの三日月が人にそうそうものを渡す筈がない。 「ま、まさか。三日月様が性格はアレだが、容姿は一級と言っていい従姉の美月様や氷時家の才媛に靡かないというのは………」 「そうだ。もやはそれしかないだろう。つまり――――三日月様は男色を好むということだ」 三日月がした行為に何の意味もなく、ただの友愛などの意味でしかないのだが、誤解が起きた。 それを曲解した人とあおった人がその場にいたが。 再び沈黙が降りる。すると誰かが叫んだ。 「くそっ、俺は美月様にかけていたのに」 「オレなんか氷時の令嬢にかけていたんだぜ。しかし、誰だ!一番の大穴に入れたやつは。一人勝ちじゃねえか!」 それは誰が三日月を落とすかにかけていたのだあろう男たちだった。 しかも、一番ありえないところにかけた馬鹿がいるらしい、もう一度言うがこれでいいのだろうかここの部隊は。 混乱して騒ぐこと数分、ほとぼりは冷め、皆思考を冷ます。 「こうなったら夜野家に全部話して、男の手配をしよう」 「いや、待て。ここは三日月様が腕輪を渡したものに直接交渉をかけたほうがいいのではないか?」 「それも一理あるな」 「しかし、三日月様に近しい人だぞ?そうそう取り入れれるとは思えないんだが」 「そういえば、甲01はいろんな次元が交差していたな。もしかしたら、他次元のものかもしれない。そうなったら難しいぞ」 いや、思考はさめていなかった。混乱している。 「とりあえず、本家への連絡が先だ」 そういって、黒服の男たちはいったん決定を下したのだった。 * 数刻後、その報告が本家になされた。 その噂は瞬く間に広がり、夜野家に勤める女中たちはキャーと黄色い悲鳴を上げて顔を赤くしているものもいた。 そんな騒がしい中で、カップが割れる音がした。 カップを落とした主は顔を赤くしてのままわなわなと震えていた。心なしか背後には炎が見える。 「な、なんですって、誰なのですかその人は、答えなさい!」 「わ、わかりません…………よ。私は、その…現場をみ、た…だけで、すから」 美月は先刻の黒服の男の首下をつかみ、がたがたと揺する。 首を絞められて、顔を青くしながら答える男のほうは必死だ。こんなことで殺されたらたまらない。 その答えを聞いて、美月はぱっと手を離す、足元でげふっという声が聞こえたが気にしなかった。 噂の真偽も"解析"もせずに、恋する乙女は暴走する。 「くっ、どこの誰かか知りませんが、三日月さんは私のものです。絶対に渡しませんっ」 誰に言うわけでもなく宣言した。多分、三日月はこれを聞いたら顔を赤くする前に突っ込みを入れる。 ついでに言っておくが三日月は誰のものでもない。 「ふふふ、三日月さん待っていてくださいね」 三日月の所にいくという口実ができてうれしいのか微笑む美月。彼女は三日月を能力で探し当て、夜野家を後にした。
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2021年1月4日 出題者:従業員よっしー タイトル:「事故多発交差点」 【問題】 タカフミの暮らすこの町で、ある日からしばらくの間事故が多発した。 一体どういうことだろう? 【解説】 + ... タカフミが暮らす町は車が右側通行の国の植民地であった。 しかし植民地から解放され、元の国の法律に則り、左側通行となることになった。 そのためしばらくの間、右側通行になれていた町では交通事故が多発してしまったのだ。 ※日本でも沖縄はアメリカ領土の頃は右側通行でした。 《実話》 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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. 夢枕交差点 ― ユ メ ク ロ ス ― ..プロローグ・オープニング 場所:夢選択マップ 鞄うさぎに誘われ、巨大な夢シンボルへ向かうことに(城の形)。 場所:メインルート夢入り口マップ(鍵の掛かった城門) 早速入ろうと主人公が近付くも、扉に鍵がかかっていて入れない。鍵の掛かった夢など前代未聞で、鞄うさぎは胡散臭そうに城の感想を述べる。 鞄うさぎに言われ他の夢に行くことに。強制的に夢選択マップに移動後、ほとんど会話イベントのみのサブ夢の攻略へ。クリア後に大きな鍵を入手する。 鞄うさぎに言われ城に鍵を使いに行くと、扉は開く。 扉は開いたものの、バクは震え、鞄うさぎは 「嫌な予感がする、行くか行かないかはお前に任せるけど、お前が行くならついて行ってやる」 発言。そのまま進めばメインルート第1階層へ、戻ればサブ夢選択へ。 戻った場合 夢選択マップへ(中央にセーブポイントと回復ポイント)。 鞄うさぎの 「そんじゃいつものように夢めぐりだ、やりかたはさっきやったから分かるよな?」 を合図にプレイヤー操作開始。 一歩踏み出した後に、再び鞄うさぎから 「忘れてた、分かってると思うが悪夢には気をつけろよ? 自分のレベルを確認して何とかなりそうかどうか判断するんだ。悪夢で失敗しちまったら夢の主ごと夢が消滅しちまうからな」 自由操作に戻りサブ夢選択、攻略へ。 ..メインルート入り口~第1階層 巨大な夢シンボル(城)の入り口へ入ると始まる。 場所:1本道で道の周りは花のマップ 入ってすぐ鞄うさぎとの会話イベント。 「こりゃまた……可愛らしい場所だな。鍵なんてかかってるもんだから恐ろしいモンが出てくるかと思ったが……」 少し進むと道が途切れて花畑のマップになり、花畑の真ん中には女の子(メインキャラ)が座っている。近付くと女の子との会話イベント。 話をすることで女の子が迷子で記憶喪失と知り、鞄うさぎと選択肢で連れて行くかどうかを相談するも結局連れて行くことになる。 呼び名がないと不便なので、女の子に名前をプレゼントすることに。名前入力イベント(デフォルトはフルール)。 名前入力後に女の子(以降フルールと表記)が正式に仲間入りする。この時点で主人公の後ろに付いて来るのは女の子・バク・鞄うさぎ(鞄うさぎは主人公と合体グラを使うことで省略化)。 花畑の奥に有った道を進むと、巨大なクマのぬいぐるみが通せんぼしている。 試しに話しかけてみると 「ハチミツくれたら通してあげる」 と告げられ、戻るしかない?と鞄うさぎと話し合って一旦この夢から出ることに。 夢選択マップまで戻ると、ハチミツを求めてサブ夢めぐりへ。 ..第1階層出口~第2階層 サブ夢攻略で「ハチミツ酒」を入手。 ハチミツ酒……ハチミツの入った酒。通常よりハチミツを入れ過ぎ、最早ハチミツその物の味である。甘ったるくとても飲めた物ではない。 第1階層出口に立ち塞がるクマに「ハチミツ酒」を渡すと、クマが少しずれて通れるようになる。 そのまま進むと2階層突入。 場所:白黒の森マップ マップへ入ると、人形が森の奥へ歩いていくイベントが発生。それを追いかけてフルールが森の奥へ1人進んでしまう。 残された主人公達は女の子を追いかけることに。 マップは正しい順番で正しい方行に進まないと最初に戻される迷いの森風。正しい方向に進むとフルールの後姿が見えて消えるので、それを追いかける形。 一番奥に着くとクマとフルールの会話イベント発生。主人公達はそれを傍観する。 人形「ここで君は何してるの?君がやるべきことは?」 フルール「分からない、覚えてないの。でも、わたし、あなたを知ってる。あなたを知ってた、そんな気がする。お願い教えて、わたし、何をしたらいいの? どこへ行けばいいの?」 人形「君がしたいことをすればいい、君が行きたいところへ行けばいい。どうせ最後は、」 そこまでで人形が消える。フルールは呆然と立ち付くし、プレイヤーに操作が戻る。フルールに話し掛けると「………………」の後にメンバー入り。 ※マップが第2階層入り口と森の最奥が1本道マップに変更(迷いの森は後々移動に不便なので、それを解消する為の手段) 鞄うさぎの、 「道はねぇな。この場所が消えたり俺達が放り出されたりしないところを見ると、まだ夢は終わっちゃいないようだが」 という言葉に戻るしかない、の結論に至り夢選択マップでサブ夢めぐりへ。 ..第2階層出口~第3階層 サブ夢攻略で「緑の小瓶」を入手。 緑の小瓶……緑色の透明な小瓶。何も入っていないように見えるが、何故か少し重く、カタカタと微かに震えている。 2階層の森マップ最奥で「緑の小瓶」を使うと森の奥に道が出来る。 そのまま進むと第3階層へ突入。 場所:家が2、3軒並ぶ簡単な街マップ 街人キャラ数名 マップへ入ると各々の街への感想の後にバクの調子が悪くなる。 バクを休ませる為にフルールが1件の家を貸してもらうことを提案、その間に鞄うさぎは周囲を偵察してくるとのことで2手に別れる。 主人公、フルール、バクで家の中で会話イベント。 バクを置いてフルールと2人メンバーで家から出ると、偵察中の鞄うさぎが行方不明に。 街の人から聞きこみ開始、洞窟のおばけがさらって行ったという情報を入手する。 1度バクの所に戻り、バクをメンバーに再加入させてから洞窟マップへ向かう。 場所:洞窟マップ 道々で敵シンボルが通せんぼ。負けるとゲームオーバー、勝つとその敵が消える。 最奥に宝箱と鞄うさぎ。話しかけると戦うか否かの選択肢の後、戦うを選んだ場合ふるぼっこに(ゲームオーバーですよ) 戦わないを選ぶと、鞄うさぎの後ろにある宝箱からもう1人の鞄うさぎが登場する。 両方の話を聞きどちらが本物か選ぶ、間違った場合は主人公・女の子・バクのみで戦闘(ボス×1+雑魚敵×2)。正解の場合は鞄うさぎ含めた4人でボス1体と戦闘。 どちらも負けたらゲームオーバー、勝つと鞄うさぎと会話して街マップへ戻る。 街マップに戻ると、マップ中央で小さな女の子が泣いている。 もう戻る以外道はない、の結論に至り夢選択マップでサブ夢めぐりへ。 ..第3階層出口~第4階層 サブ夢攻略で「ショコラスフレ」を入手。 ショコラスフレ……有名洋菓子店の人気商品、らしい。泣く子も笑う、甘いチョコレートの味がたまらない逸品。 3階層街マップの、泣く女の子に「ショコラスフレ」を渡すと秘密の抜け穴を教えてもらえる。 バクの体調が悪化、バクが仲間から外れる(バクは夢選択マップのセーブ・回復ポイント付近へ、話しかけると「もぎゅ……」)。 秘密の穴に進むと第4階層へ突入。 場所:ベンチが1つ、マップ中心より少し上辺りにあるだけの真っ白なマップ ベンチにはクマのぬいぐるみと小さな子供、話しかけると「だいすきなひとをね、まってるの」。クマには話しかけれない。 女の子を無視して下以外の方向に進むとシナリオが進行、ベンチの子供がちょっと成長し、話しかけると「大好きな人を、まってるんだ」。 再び下以外の方向に(ry 、話しかけると「大好きなあの人を、待ってるの……」。 再び下以外の(ry 、クマのぬいぐるみが消える、話しかけると「……………………」。 再び下(ry 、成長した子供がベンチから離れてマップ中央に立っている。無BGM。下以外にマップ移動は出来ない、下に行くと第3階層街マップへ。 成長した子供に話しかけるとフルールに向かって 「どうしてどうしてあの人はもう帰って来てくれないどうしてどうして私はあの人になれなかったのどうしてどうしてそこに私はいられなかったのどうしてどうして私がここにいるの?」 ボス×1(成長した子供)と雑魚敵×1(ボロボロのクマのぬいぐるみ)と戦闘開始(戦闘BGMは有り) 負けるとゲームオーバ-、勝つと成長した女の子が「あなたに……あいたい」と口にして消える。 夢選択マップに戻りサブ夢めぐりへ。 ..第4階層出口~第5階層 サブ夢攻略で「鈴のお守り」を入手。 鈴のお守り……鈴が付いた手作りらしいお守り。裏面に「あなたが無事に戻って来られますように」と刺繍されている。鈴の音はどこか寂しく、あたたかい。 4階層マップのベンチに向かって「鈴のお守り」を使用すると、マップ右下に階段が現れる。 少し体調の良くなったバクがやってきて、仲間メンバーに復帰。 階段を上ると第5階層突入。 場所:誰もいない家が3つくらいの街マップ(カラー、第三階層と一緒でも違ってもおk) 無BGM、とある家の中に入ると会話イベント開始。 フルール「ここ、わたし、知ってる……? わたし、ここで暮らしてた……?」 鞄うさぎ「っつーことは、ここはお前の夢なのか? まぁお前が夢の主じゃ無くても、この夢の物に見覚えがあるんならお前はこの夢の1部なんだろうよ」 フルール「少し、この街を見て回ってもいい?」 本棚やベッドや街の道やら5箇所に調べられるポイント設置、フルールと会話イベを起こすことに。 5つ会話イベントを起こすと、街マップ中央に第2階層で登場した人形が出現し、会話イベント。 人形「こんな所でもたもたしているの? 君は何がしたいの、どこに行きたいの」 フルール「分からない……分からないの……」 人形「君が失くした物、君が手にした物。君はどちらを選ぶ?」 フルール「わたし、失くした記憶を見つけたい」 人形「君は君でしかない。君は結局、君になるよ。君以外にはなれないんだから」 人形が左方向へ移動してマップ外に、フルールが追いかけ、主人公達はフルールを追う。 第1階層と同じ花畑マップへ、花畑の中央に人形とフルール。フルール達に近付こうとすると主人公達を囲むように敵シンボル出現、フルール抜きで戦闘開始。負けるとゲームオーバー、勝つとフルールが近付いてくる。 フルール「わたし、自分を知らなくちゃ。あの人形が知るわたしを、わたし、知らなくちゃ。きっとそれが、わたしが探している記憶だと思うの」 鞄うさぎ「どうやって探すんだ? どこに手掛かりが有るのか分かってんのか?」 フルール「……。この場所……この長い夢の中で見覚えのあった場所をもう一度探せば、きっと……」 フルールの記憶を本格的に探すことに。 フルール「この夢の中はわたしが探してみる。今までみたいに他の夢に手掛かりがあるのかも、そっちは主人公に任せていいかな?」 フルールが仲間から外れた状態でサブ夢めぐりへ。 ..第5階層出口~第6階層 サブ夢攻略で「鳴らないオルゴール」を入手。 鳴らないオルゴール……手のひらサイズの可愛らしいオルゴール。壊れている訳ではなさそうだが、何故か鳴らそうとねじを巻いても鳴ってくれない。 第5階層の家の中にいるフルールに「鳴らないオルゴール」を渡すと会話イベントが発生する。 フルール「これ……知ってる、これはわたしの、大切な物だった……」(短いオルゴールのメロディ) 家から出ると第6段階マップに(家がマップ中央、家から下と右に進める道のマップ。右に行くと夢選択マップへ、鞄うさぎに説明させる) 下に移動すると中央に看板のみの広場マップへ。 看板の周りには無造作に文字アイテムが落ちており、看板のヒントに従いアナグラムゲーム×3開始。クリア後に道が出来る。 進むと一本道マップの真ん中に2階層のあの人形が立っている。 人形「本当にこの先へ進むの? 進むだけの価値を手に入れた?」 フルール「……わたし、知らなくちゃ。助けてくれた主人公達の為にも、わたし、進みたい」 人形「この夢を見ている人に拒絶されても?」 鞄うさぎ「拒絶されようとされまいと、俺達の役目は夢を終わらせることだ。これまでもそうだったし、これからもそうするってだけさ」 人形がテストと称してクイズゲームを持ちかけてくる(内容はこのメインルートに関するクイズ)。クリアすると、人形が消えて先に進めるようになる。1問でも不正解だとクイズをやり直し。ゲームオーバーにはならない。 先に進むともう1人のフルールが通せんぼ、「これ以上私に近付かないで、これ以上私の世界を壊さないで!!」 見た目は強そうな雑魚敵×2をもう1人のフルールが呼び出し、主人公達はその雑魚敵×2と戦闘開始(戦闘開始前にもう1人のフルールはマップ奥に逃げる)。 戦闘勝利後にバクが倒れる。バク凶暴化、主人公・フルール・鞄うさぎでバクとの戦闘(勝てないようにバクを強めに設定)。 戦闘終了後、バクがマップの奥へ。 追いかけると再び一本道マップの真ん中に2階層のあの人形が立っている。話し掛けると会話イベント。 人形「一緒にいようよ、記憶がなくても君は幸せだったでしょう? 大好きな花畑で何も考えずにいられて、幸せだったでしょう?」 会話イベント終了後、奥に進むと花畑マップでもう1人のフルールがバクに襲われている。助ける助けないの選択肢を出すも結局助ける羽目に。 フルールともう1人のフルールが融合、本来のフルールになる。 2回目のバクとの戦闘開始。勝利後、バクが正気に戻る。 フルールが夢の主だったことが判明、フルールの体が消えかかる。 「わたしを助けてくれてありがとう」 ホワイトアウトorブラックアウト後に夢選択マップへ移動(操作不能、イベント) 主人公と鞄うさぎ達と会話、鞄うさぎ「……また新しい夢を探せば良いさ、相棒」 ..おまけエピローグ 「クリアした夢リスト」をコンプリートするとプレイできる。 フルールが主人公。 ベッドで目覚めた後の後日談。
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12/22(木) 天気:雪
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名前・通称 名前:暗呪 通称:暗呪 イベント職業:戦士 耐久4 正確さ2 素早さ2 捜索2 気力4 容姿・服装 ×容姿 140㎝・35kg・72:56:75 瞳・暗青 髪・漆黒 他特徴・長い前髪、濃い隈ジト目 ×服装 白いワンピースに大きな胸元の赤いリボン。 漂白剤は使っていません! ついでに言えば赤色も鉄分的な何かで色づけしておりますので合成着色料ではありませんのことですよ? 設定 《捨界》といういびつな世界の住人。亡霊から特殊な変態を経た『霊駆』という存在。 今現在失踪中の兄というか親というかな人物を探し、自身の世界を出て旅している。とはいえそれほど長くあけることも出来ないので定期的に戻っている。 失踪中の人物以外にも双子のような弟のような兄のような存在「音怨」と、妹のような姪っ子のような存在の「魔流虚」がいる。 可愛いもの至上主義。普段は根暗な性格だが、こと可愛いもの相手には豹変する。 趣味は料理。 能力・特技 +特質 特殊能力:怨パワー+薙刀術 戦闘手段:薙刀+《怨パワー》 戦闘性質:攻撃→パワー型 防御→耐久型 属性→邪・怨・闇 精神性質:人格→《哀》《怨》(《喜》?) #専用技・術 +補助系 《酷鳴》…《哀》を混ぜた悲鳴。超音波並み。加えて聞いた対象を鬱状態にする。 《悲影》…分身を生成。任意で最大1024人まで。ただし、余程怨パワーがないと使えない。通常は64人くらいまで。時間が経つごとに増える。 《視憐》しれん……相手を金縛り状態に。至近距離で直接目と目が合わなければならない。 +攻撃系 《悲影刃》…分身とともに斬撃をたたき込む。 《悲影刃・蟷螂》……分身とともに《蟷螂》を叩き込む 《悲影刃・千硝蟷螂》……千人の分身で対象を天地含めた全方位から囲み、蟷螂を放つ。使えば暗呪は強制的に戦闘不能になる。しかも千人の分身が生き残っていることが条件なので、かなり発動条件は難しい。 《悲影刃・羅刹》……薙刀の分身生成。全てを念力で扱える。 《絶狂》……分身薙刀での全方位塵殺法。 +呪殺系統(秘技にして奥の手、真の本気。ただし自身にも何らかの報いがある。) 《叫冥》きょうめい…悲鳴に《怨》を混ぜて放つ。指向性を持たせて単体のみを呪い、生体崩壊因子を叩き込む。よほど高い生命力をもっていない限りは体組織の自然崩壊が起こる凶悪技。ただし使用者の体組織も一部崩壊する(戦闘力減少・中度の裂傷等。 チャット用技能 【蟷螂】MP1 中距離攻撃。自身より2マス離れていても攻撃。 【視憐】MP2 単体の動きを一回分止める。命中サイコロのみ使用。 【悲影】MP3 命中は変わらず、攻撃量サイコロを二回振れる。ただし運消費不可。 【酷鳴】MP5 全体の動きを一回分止める。命中サイコロのみ使用。 【叫冥】MP全 単体を即死に追い込む。ボス相手には半分ダメージ。