約 178 件
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/2319.html
誰にも知られない、ある古ぼけた手記の記述。 私は数年前のある日、名も知れぬ魔導書の断片を手に入れた。 ある一枚は海辺で拾い、またある一枚は通りがかりの骨董品店で見つけた。 そしてまた別の一枚を山の中で見つけ、また一枚を遺跡で見つけた。 その他にも、知り合いの蔵の中や、また墓地、或いは本の間に挟まっていたこともあった。 それらはどうやらこの世界とは異なる世界の言葉で書かれているようで、 そもそも魔導書であると分かったのも、つい最近のことだった。 解読は困難を極めた。何しろ、全く見たことの無い言語だったのだから。 しかし、かえってそれが私の興味と好奇心をそそり、研究者としての情熱に火を付けることになった。 解読を進めるにつれ、分かってきたことと言えば、このようなものだ。 まず、この魔導書は少なくとも、二つ以上の章に分かれているということ。 他にページを得られれば、また別の章の存在が明らかになるかもしれないが、現在、二つの章の存在を確認している。 一つは、遥か過去に生きた、ある偉大な喚術士についての記述。 その者がどのような者であり、どのような生を歩んだのか、というのが克明に記録されている。 ただ、過去の様々な文献を漁ってみても、そこに該当する人物を見つけることは出来なかった。 尤も、この魔導書断片が異界の言葉で書かれていることを考えると、それも異界の人物だと考えるのが妥当だろう。 そしてもう一つは、“贋造悪魔”と定義されている不思議な存在たちについての記述。 これが一体何者であるのかは、未だ判明にまでは至っていないが、 分かったことと言えば、その“贋造悪魔”たちは全部で七十二、存在するらしい、ということだ。 この、七十二という数は、魔術に携わる私としてもそれなりに馴染みのある数だ。 私の知るそれを模しているのか、或いは偶然そうなっているだけなのか、それは未だ私の窺い知るところではない。 一つめの、喚術士に関する記述については、得ている限りの解読は大方済んでいる。 私が最近熱心しているのは、二つ目の“贋造悪魔”たちの記述についてだ。 七十二あるそのどれもが異なった性質のものであるとされ、新たな発見が後を絶たない。 [次のページには、数枚のメモが挟んであった] ・The Page of Sewok 〝セヲクに関する記述〟 その者は、武に長けた侯爵の位を持つ者である 彼は贋造七十二柱のどの者よりも悪しき心を持たないが、 汝が対価を払わぬとき、侯爵は汝を八本の剣によって引き裂くだろう 対価とは、闘争である。この侯爵は気高き剣の抱擁を何よりも重んじる。 汝が和平を望むならば無言の死を齎し、戦火を望むならば海よりも深い忠誠を誓うだろう。 (以下、損傷が激しく解読不能) ・The Page of Neekerulf 〝ニーケルルフに関する記述〟 あらゆる事象に対する逆理が等しく存する概念界域。そこに彼の者は座する。 その者は贋造七十二柱において王の位を持つ。畏怖と敬意を欠いてはならない。 (途中、損傷が激しく解読不能) 汝が有について思うとき、同時に無について思うことを強いられるだろう。 永劫交わらぬ理の狭間にて業苦を背負う、狂った真理への探求者である。 ・The Page of Whira Zu 〝ウィラ・ズーに関する記述〟 その総統は、汝に狂った万物の幻影を授くだろう。 その声に耳を貸してはならない。汝はただ鎖で心臓を縛りつけ続けなければならない。 何故ならば、存在しなかった万物の記憶は、正しく個たる汝を、狂った全へと導くからである。 (途中、損傷が激しく解読不能) 那由他を超えし過去の一点にて、彼の者はその者となった。 彼の全能は、神という現象によって去勢され、醜悪な受肉の跡のみを残した。 この総統は、虚なる過去を信仰し、絶対者への妄執に憑かれた精神病者である。 ・The Page of Wayim 〝ワィムに関する記述〟 公子であり、また高僧の位を持つ者である。 この公子は、汝を導かないが、汝が導くときに力を授くだろう。 (途中、損傷が激しく解読不能) 忌むべき輪廻の顕現たる、異より受肉せし者。 輝ける円輪は紅き怨嗟となりて汝に罪を刻まん。 親が仔を忌む時、仔はまた親を知る。 罪を罪と知らぬまま永劫を生ける者は、自らの生を罪と成さん。 今週のところで解読が成功したのは、それだけだ。 還化魔術を用いた修復作業との兼ね合いもあり、そう一挙にとは行かない。 これは一体、何を齎す魔導書なのであろうか。 これらを全て解き明かすためならば、私は人生を捧げても構わないと思い始めている。 今度、友人のニックにも協力を仰ごうと思う。とてもではないが、私一人で扱いきれるものではない。 手記はここで途絶えている。 著者と見られるウーゼル・ディーン・スミス氏は、既にこの世を去っている。 それに伴い、魔導書断片の原本の行方も途絶え、研究記録も抹消されている。 [了]
https://w.atwiki.jp/ssfate/pages/141.html
No.3002 テセウス 前のサーヴァント:ローエングリン 次のサーヴァント:ユーウェイン データ 登場歴 データ ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:ライダー ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:テセウス 【コスト】:5 【属性】:混沌・善 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:B+(40) 【耐久】:B+(40) 【敏捷】:B+(40) 【魔力】:B+(40) 【幸運】:B+(40) 【宝具】:A(50) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】:糸 糸 糸 【特性】:大英雄 【HP】:25/25 【MP】:50/50 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ , ‥≦¨´ ̄¨ミ‥ ., ,.' ´ `ヽ / _ \ ,r.'_. ⌒`_ヾ \ {! |l\/!| i} i ゞ, ノ i ,.≠´¨  ̄ ¨ ヽ, } / l|\ ` ー-、 / / l| ヽニニニ二∠/ / .,>'´ . ,.イミミミ/A', <__>,ィ≦,___ヽ fセ斗-ャ ミ互/} ,.'´⌒/ Ξミヾ〈彡´>云マ`. ,'女叮乂 ミソノl { ,' i rX彡 , ≧迦ル' A Ⅷ i |r,ノ i、 { 、派ミ ', ', Ⅶ、 .i 「キ _ i. i \'ーミ,, \ r'´,__,ツーミ、. ,' ! ', 《.. ヽ. }_ .} マ∧,, '; ≠≦彡ゞーミ孑 } ', \ .ゝ. { i |! ∧',, 彡'´ィー=…'¨,,` .,/ .∧,_ .き ' , ト==∧, ハ' , \',, ≧毟~「 ,,/ ノ / ¨ > 、,、 __i ,入_/j ,.≦⌒Y ,.<´iム\', >ミ ,゙イ//,' |/./.キ'" ハ / 》 X, ' i ム ∀ミー‐≧三千´イ 7/ i!/.//i .八 ,..´`t 〉 ハム ∧ ヾ / .,' /"¨ ー- il/././.i. i 'y< ク孑ヽ, i / .ヾ,\ \ ヽ , ' / il/././/', Y ヾ斗 ' ´ i i .i! ヽヽ ヾ ー-. / >'´ i|/./././/i、, ∨ ヾ イミ. j ∧ー- ._ .\ ∧ ,' ,..'´ A//././∨. ゝ |`' イ≦. // ∧ ≧‐-ヾ ヽ ,' < //./././∨ i| ヽミ // ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【クラス別スキル】 ◆対魔力:B 種別:魔術 タイプ:常時 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 【対魔術防御。魔術攻撃に対し、15点の減殺。また敵魔術師の援護4点を打ち消す】 ◆騎乗:A+ 種別:体術 タイプ:任意 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 ただし、竜種は該当しない。 【騎乗が可能。騎乗物の判定に+2補正。竜種を除き、騎乗物に制限は無い】 【騎乗物の破棄により、撤退時の令呪消費を一画減少させる】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆五荊の鏡:EX 種別:体術 タイプ:常時 ポリュペモン・ミメーシス。『ラーニング』の最上級スキル。 目視・解析・理解した全スキル、全宝具をそのままの性能で再現することができる。 仮令それがテセウスが生来持ち合わせていない、異能・異形の特性を用いた技術であっても、 『黒帆の逆理』の効果により問題なく再現可能。 また敵の動作を理解する性質から、見切りの効果も兼ね備える。 【最高ランクの物見稽古。目視したスキル、宝具を無条件で習得する】 【また一度戦った相手の攻撃に-3補正を付与し、コピー元のスキル・宝具の効果を無効化する】 【加えて再戦を行う場合、テセウスの全パラメーターをワンランク上昇させる】 【本来ならヘラクレスやアルゴナウタイのスキル・宝具も習得しているが、バランス調整のため失われている】 ◆神性:A 種別:異能 タイプ:常時 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 海神ポセイドンの息子であり、死後は神格化され、神として崇められた テセウスの神霊適性は最高クラスと言えるだろう。 【海神系列の神性をAランクで保持】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【宝具】 ◆『黒帆の逆理(プルタルコス)』 ランク:A 種別:万能宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 テセウスのパラドックス。他者の能力を“同一性”を保持したまま再現する宝具。 対象の能力がテセウスの能力上、不可能な攻撃、スキル、宝具であったとしても、 それを組み替え、他で補うことで、“結果として”まったく同じ性能を完璧に再現させる。 『テセウスの船』として知られるパラドックスがカタチとなったもの。 【常在型。魔力消費+0/度。真名発露確率・小~中】 【スキル『五荊の鏡』に取り込まれているため、フレイバー扱いの宝具】 ◆『緋色の導弦(アリアドネ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:1人 テセウスがアリアドネから贈られた、探索のための紅い糸玉。 迷宮を突破した逸話から「進むべき道」を導き出すことができ、 転じてテセウスが取得した情報を自動で解析、演算、解答を出力する一種の擬似脳髄として機能する。 その他出口への自動誘導の他、探索物もしくは探索地へ到る「進むべき道」を導く使用法も備える。 【利器型/真名解放型。真名解放での魔力消費+10/度。解放にて、真名発露確率・大】 【他者が能力(スキル・宝具)を使用するたび、その効果と対処方法などを開示する(利器型)。偽装・隠蔽・改竄能力無効】 【真名解放することで迷宮などの効果を無効化する他、対象物・対象地を自動的に検出する】 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ∨ ∨ 。 ,..V〉∠⌒ヽ 》〉==゚=()=。´x'´ 丶 \ \ /` 7¬―¬.´ \ 丶 \ / / / . . 丶 \ ヽ / . . . . \ '., ,'. | | l 丶 ー―ァ |. .; | | | . \_/. |_, ! . / , | 厂八`. .  ̄.イ l / / ,|ヘ. . /≠¬升1 ,-v‐ ´ | j / /ハ___ゝ、 . . / 八 ...リノ´!〈 l ! / / /メ八 t^ヽ`ー-′ `´´ l! f / ! フ ,小`ヽゝ‐ ' | |ヘ. |  ̄ ヽ. ハ 、 /!ハ l ! Y ヽ ー ´ イZ . .l l i _八 >-、___,..., / y'〉 .l | 、 __....ィ \ィ^ー// v-、‐'´∠√`´∧ .リ . / / ; 〃 / ‐¬ 。 ゚ ∨ . 〈 / / ´ / 。 ゚ /´ ̄ ̄ヽ 丶 ,′ ./ / / 。 ゚ / / \ \ ! l 亅く_,.. 。 ゚ // / l l \ ハ ーr'|⌒ヽ〈 / l |ヘ | / ', ! ゚ l | / | |ハ ,′ / ! ', j | / l ,' | ノ l ! V/ / ! ,′ ,′ ヽ ! ! V/ ! l i | ヽ | ', 、_l ! 丨 / ヽ、 | \/、 \ j j / | ! \^ヽ ヽ、_/-‐‐´ | .', ヽ⌒ヽ/ / ∧ ヽ / / / i ヽ / 〈-へ / r‐个 ヽ __ / ∨ヽ.\ / ! 〔 .. __..... --`ー′\ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【背景】 ヘラクレスと双璧を為すギリシャの大英雄。アテナイ王の子であり、海神ポセイドンの子。 少年時代は母方の祖父の下で育った後、16歳のときに母を捜すためアテナイに旅立つ。 アテナイへは態々危険な陸路を選び、道中にて山賊プロクルステスを退治、 アテナイに辿り着いた後は自らを暗殺しようとした後妻の魔女メディアを追放した。 ミノス王の娘アリアドネーの協力もあり、見事クレタ島のミノタウロス(アステリオス)退治に成功したのだが、 岐路の途中立ち寄った島で彼女はディオニュソスに腐敗の呪詛を掛けられ、 テセウスは妻に迎え入れると約束した彼女を泣く泣く置いていかなければならぬ羽目になる。 帰国後、亡くなった父の後を継いで王となるも、数々の栄誉と共に女絡みで多くの問題を起こし、 挙句の果てに攫ってきた幼女ヘレネと共に、敵側に母までも奪い返されてしまうという大失態を犯す。 最期は悲惨なもので、冥界の女王ペルセポネ誘拐の際に国を長く空けていた責任を問われ追放された後、 亡命先のスキュロス島で疑心暗鬼に駆られた王に崖から突き落とされ、その波乱万丈な生涯を閉じた。 【人物】 ギリシャの大英雄。目的のために手段を選ばないが、誇りを穢すことはあくまで最後の手段としている。 女好きで破滅したと知られるが、実はディオニュソスに攫われたアリアドネーの面影を追いかけ続けた上での最期。 そのため生前のことに関しては後悔していることも多々あり、あまり過去のことを話したがらない。 聖杯に掛ける願いはディオニュソスに奪われた赤糸の姫(アリアドネー)を連れ帰ること。 だが女一人のために聖杯を求めるなど大英雄の名折れと考えている節があり、願いは滅多な事では話そうとしない。 ◆備考 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 代理AA : リアルマリオ(マリオ派生) 【追補】 元の設定クラスはアサシン 以下、初出スレより抜粋 + ... 元はアサシンだったものに無理やり船をくっつけてライダーに仕立てた。 なので保有スキル以外はまんま。船は完全に 1のオリジナル。 ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓ ≪クラス≫:なし ┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┓ 【真名】:テセウスの船 【レベル】:3 【属性】:中立・中庸 ┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┓ 【筋力】:C(30) 【耐久】:C(30) 【敏捷】:C(30) 【魔力】:C(30) 【幸運】:C(30) 【宝具】:-(0) ┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫ 【令呪残数】: 【特性】:英霊船 【HP】:20/20 【MP】:30/30 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ,.-、,.r‐、 i r‐-、! |'~p|、0| ヽ ,.r"⌒ ~ヽ | |-‐'" ̄i! ヽ、__(~`ヽ、 ノ ,-┴-.、\ \ r^-、 i,,ィ`ヽ `l、 ! |! ,ノヽ ヽ _,. `ヾ, |! l-^ヽ、,,,_,,二ニ-‐'" ノ L_,.ノ / |`ー-、..._ _,,,..-‐'" ヽ_ノ| ,...ゝ 〉 r'" Y ペタペタ i、.__,,..-'' ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【保有スキル】 ◆自己保存:A 種別:異能 タイプ:常時 テセウスの船としてその身に宿す自己修復能力。 このユニットが死亡した場合でもテセウスが生存する限り、一定の魔力が溜まれば自動的に復活する。 基本的にテセウスを殺害する以外に、このユニットを無効化する方法はない。 【死亡しても累計MP30を支払うことで復活する。但し、物質的には同じ個体ではない】 【またどのような変更が加えられようと『テセウスの船』=テセウスの騎乗物という性質は保持される】 ◆気配遮断:B- 種別:体術 タイプ:常時 長年、テセウスの船が隠蔽されていたことにより得たスキル。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 但し、動かないことによる逸話なので戦闘には不向きである。 【気配遮断能力。テセウスの船は隠密行動を取る限り、情報収集に引っかからない】 【但し戦闘状態になると自動的に解除される】 ◆無我:A 種別:特殊 ランク:常時 精霊を宿すが自我・精神が希薄なため、あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。 【コミュ難易度高。あらゆる精神干渉に対し、-3補正】 ※上記の能力はゲーム上の調整により、テセウスの『五荊の鏡』の対象には出来ません ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 登場歴 【Fate】聖杯戦争異聞録・聖杯戦争オンライン編【安価】 1( 340~) 2 3
https://w.atwiki.jp/i-shura/
全員が最強。全員が英雄。一人だけが、勇者。 このwikiについて このwikiはカクヨムで連載中の小説作品 異修羅(作者:珪素氏)の非公式wikiです。 主に登場人物名鑑として覚書をしていくつもりです。 祝!「異修羅」アニメ化! 第2期、2025年1月放送決定!! アニメ情報は こちら(外部ページに飛びます) 第1期ティザーPV 【 第1弾 】【 第2弾 】 【 キャラPV 】 【 メインPV 】 【 第2期特報映像 】 第2期ティザーPV 【 第1弾 】 (Youtubeに飛びます) 「異修羅I 新魔王戦争」KADOKAWAより発売! ――最新刊「異修羅Ⅹ」今冬発売予定! 書籍情報は こちら【 作品特設サイト 】(KADOKAWA社のページに飛びます) 【 作品PV 】(Youtubeに飛びます) コミカライズ情報は こちら(講談社のページに飛びます) Web版小説本文はこちら >カクヨム版(カクヨムに飛びます) >小説家になろう版(小説家になろうに飛びます) カクヨム版と小説家になろう版で内容の違いは無いようです(*1)。 カクヨム版の方が先のエピソードまで掲載されているので、一気に読みたいのならカクヨム。連載を追いたいなら小説家になろうなどお好きな方でお読みください。 Web版と書籍版では「大幅な書下ろし部分の追加(*2)」「一部展開の変更・加筆(*3)」「エピソードの順番の変更(*4)」等、かなりの内容の違いが存在します。Webと書籍で2度おいしい仕様です。 ただし、片方しか読んでいない場合(特に書籍版のみの場合)このwikiがネタバレになってしまう可能性があります(*5)。ご注意下さい。 コミカライズ版は書籍版の展開をなぞっていますが、マンガとして見せるために演出や展開を変更・追加している部分も多く、他媒体で既読であってもコミカライズ版でさらに美味しく楽しめる仕様になっています。 - STORY - Web版 書籍版 コミカライズ版 アニメ版 - STORY - Web版 【カクヨム版】 (クリックで非表示) 地平の全てを恐怖させた世界の敵、“本物の魔王”を、何者かが倒した。 その一人の勇者は、未だ、その名も実在も知れぬままである。 恐怖の時代が終息した今、その一人を決める必要があった。 世界最大の都市――黄都を目指して、強者たちが集う。 そこで勝ち進んだ一人が、『勇者であった』ことになる。 魔王を倒す英雄の物語は、唐突に終わりを迎えた。 そこには闘争の場を求める修羅だけが残る。 ――今、修羅の名は十五名。 柳の剣のソウジロウ。 星馳せアルス。 世界詞のキア。 無尽無流のサイアノプ。 静かに歌うナスティーク。 地平咆、メレ。 音斬りシャルク。 絶対なるロスクレイ。 不言のウハク。 魔法のツー。 冬のルクノカ。 黒曜、リナリス。 窮知の箱のメステルエクシル。 おぞましきトロア。 逆理のヒロト。 【小説家になろう版】 (クリックで非表示) 地平の全てを恐怖させた世界の敵、“本物の魔王”を、何者かが倒した。 その一人の勇者は、未だ、その名も実在も知れぬままである。 恐怖の時代が終息した今、その一人を決める必要があった。 世界最大の都市――黄都を目指して、強者たちが集いつつある。 そこで勝ち進んだ一人が、『勇者であった』ことになる。 これより始まる新時代に、英雄の偶像を作り出すための大試合である。 二十五年の長きに渡り、魔王に苛まれてきた、遥か果ての現実。 一つの脅威を前に全種族が強さを求めた時代は、あるいは魔王以上の脅威を産んだ。 彼らが求めた物語が唐突に終わりを迎えた時、そこには闘争の場を求める修羅だけが残る。 ――今、修羅の名は十五名。 柳の剣のソウジロウ。 星馳せアルス。 世界詞のキア。 無尽無流のサイアノプ。 静かに歌うナスティーク。 地平咆、メレ。 音斬りシャルク。 絶対なるロスクレイ。 不言のウハク。 魔法のツー。 冬のルクノカ。 黒曜、リナリス。 窮知の箱のメステルエクシル。 おぞましきトロア。 逆理のヒロト。 (クリックで表示) 書籍版 【共通】 (クリックで非表示) 地平の全てを恐怖させた世界の敵、“本物の魔王”を何者かが倒した。 その勇者は、未だ、その名も実在も知られぬままである。 “本物の魔王”による恐怖は、唐突な終わりを迎えた。 しかし、魔王の時代が生み出した英雄はこの世界に残り続けている。 全生命共通の敵である魔王がいなくなった今、 単独で世界を変えうるほどの力をもつ彼らが欲望のままに動き出し、 さらなる戦乱の時代を呼び込んでしまうかもしれない。 人族を統一し、唯一の王国となった黄都にとって、 彼らの存在は潜在的な脅威と化していた。 英雄は、もはや滅びをもたらす修羅である。 新たな時代を平和なものにするためには、 次世代の脅威となるものを排除し、 民の希望となる“本物の勇者”を決める必要があった。 そこで、黄都の政治を執り行う黄都二十九官らは、 この地平から種族を問わず、頂点の能力を極めた修羅を集め、 勝ち進んだ一名が“本物の勇者”となる上覧試合の開催を 計るのだった――。 (クリックで表示) + 魔王が殺された後の世界―― 魔王が殺された後の世界。 そこには魔王さえも殺しうる修羅達が残った。 一目で相手の殺し方を見出す異世界の剣豪、音すら置き去りにする神速の槍兵、 伝説の武器を三本の腕で同時に扱う鳥竜の冒険者、一言で全てを実現する全能の詞術士、不可知でありながら即死を司る天使の暗殺者…… ありとあらゆる種族、能力の頂点を極めた修羅達はさらなる強敵を、“本物の勇者”という栄光を求め、新たな闘争の火種を生み出す。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める激闘が今、幕を開ける――。 (異修羅Ⅰ 新魔王戦争) + 圧倒的な力をもつ修羅達の戦闘により凄惨な破滅を迎えた新魔王戦争―― 圧倒的な力をもつ修羅達の戦闘により凄惨な破滅を迎えた新魔王戦争。 しかし、世界にはまだ時代を変革しうる逸脱の存在がある。 無限に再生し蘇るたび自身の死因を克服するゴーレム、超長距離から放つ矢で地形ごと壊滅させる巨人、巻き込んだ全てを微塵へと変える砂嵐……。 能力や種族の頂点を極めた修羅達と、それを利用すべく謀略を巡らす者達が一点に集う時、宿命と凶兆が交差する殺界が現出する。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める死闘がここにある。 (異修羅Ⅱ 殺界微塵嵐) + 全生命を脅かした“本物の魔王”、リチア新公国が火蓋を切った新魔王戦争、微塵嵐の進行に乗じた旧王国主義者の反乱。全てが終わった―― 全生命を脅かした“本物の魔王”、リチア新公国が火蓋を切った新魔王戦争、微塵嵐の進行に乗じた旧王国主義者の反乱。全てが終わった。 長く続いた恐怖の時代から、世界は大きく変わろうとしている。 新たな時代の象徴となる“本物の勇者”の称号を我がものとするため、世界最大の都市、黄都に修羅達が集う。 ――今、修羅の名は十六名。 逸脱の修羅達が武力、智力、権力の全てを行使し、覇を競う六合上覧がついに幕を開く。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。 (異修羅Ⅲ 絶息無声禍) + 絶対無双たる十六名の修羅を争わせ、“本物の勇者”を決める六合上覧―― 絶対無双たる十六名の修羅を争わせ、“本物の勇者”を決める六合上覧。 凄惨な破壊をもたらした第二試合が終わり、次なるは、第三試合。柳の剣のソウジロウ及び移り気なオゾネズマ。 一目で相手の殺し方を見出し、伝説すらただの事実へと堕する頂点の剣技を振るうソウジロウに対し、謎多きキメラのオゾネズマが用意していた“手”とは――。 そして六合上覧の裏では、黄都、黒曜の瞳、オカフ自由都市など、各勢力の思惑が交差し複雑に絡み合っていく。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める激闘は熱を帯びていく。 (異修羅Ⅳ 光陰英雄刑) + あらゆる思惑が交錯し、儚い結末となった第五試合―― あらゆる思惑が交錯し、儚い結末となった第五試合。 次なる第六試合は、窮知の箱のメステルエクシル及び奈落の巣網のゼルジルガ。 彼方の兵器を駆使するだけでなく、無限に再生し蘇るたびに己の死因を克服する最強のゴーレム。 誰も全貌を掴めぬ伝説の諜報ギルド“黒曜の瞳”の面々と上覧開始前から謀略の糸を張り巡らす道化師。 無限の破壊と無数の謀略、果たして勝つのは――。 そして、世界に潜在していた異形が姿を現すとき、修羅たちの戦いはさらなる混沌に包まれてゆく。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。 (異修羅Ⅴ 潜在異形種) + ██████に敗れ、地の底へ堕ちた██████―― 冬のルクノカに敗れ、地の底へ堕ちた星馳せアルス。 ──だが彼は生きていた。 アルスは半身を機械に変えてなお、さらなる財宝を求め黄都を襲撃する。 無限の形をとる泥。敵を自動追尾し焼き尽くす炎。あらゆる攻撃を無効化する盾。無数の魔具が破壊の限りを尽くす。 約定に従い、これを討つべく修羅たちが結集するとき――都市は炎上し、屍山血河の光景が広がる。 全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。シリーズ最大級の乱戦が、幕を開ける。 (異修羅Ⅵ 栄光簒奪者) + ██████によって大打撃を受けた黄都―― 星馳せアルスによって大打撃を受けた黄都。 これに乗じた権力奪還のため、二十九官を追放された巨魁・異相の冊のイリオルデが動き始める。 イリオルデは歴史の裏でうごめく魔王自称者たちを結集させ……。 陰謀が渦巻くなか、六合上覧は第二回戦に突入。 再び互角に立ち合える相手を求めて微笑む、ルクノカ。 そして、サイアノプが隠し持つ、真なる最強をも覆しうる“必殺”とは――。 第九試合。極点の格闘家・無尽無流のサイアノプvs英雄殺しの伝説・冬のルクノカ。 (異修羅Ⅶ 決凍終極点) + “ 最初から█████に勝てる者などいなかった―― “ 最初からロスクレイに勝てる者などいなかった。” 自らの手を汚さず冬のルクノカを脱落させ、ロスクレイ陣営の勝利はもはや揺るがないように見えた。 だが、なおもその喉笛を噛み切らんとする逆理のヒロト、黒曜の瞳。 それぞれの理想を求める混沌のなか、戦いに飢えた柳の一太刀が“絶対”を斬り拓く。 第十試合。地球最後の柳生・柳の剣のソウジロウvs人工英雄・絶対なるロスクレイ。 (異修羅Ⅷ 乱群外道剣) + ████████████、盤上は混沌を極めていた―― 絶対なるロスクレイ亡き今、盤上は混沌を極めていた。 追い詰められる黒曜の瞳、それに乗じてメステルエクシルの奪還を図る軸のキヤズナ。 さらに、擁立者の制御を離れた魔法のツーと世界詞のキアは、王を脅かす魔の軍勢――新魔王軍と認定され……。 増殖する脅威、脅威、脅威。それに抗いうるのも、別の脅威でしかなく……。 期せずしてここに、修羅同士の闘争の火蓋が切られる。 絶体不壊・魔法のツーvs神速・音斬りシャルク。 全能の詞術士・世界詞のキアvs不死にして万能・窮知の箱のメステルエクシル。 (異修羅Ⅸ 凶夭増殖巣)2024年2月16日発売! コミカライズ版 + 異修羅 -新魔王戦争-(1) 世界を震撼させた魔王が、何者かによって殺された。 しかし、魔王を倒した勇者は現れ出なかった…。 そこで、誰もがその力を認める”本物の勇者”を決めるため、異能を極めし〈修羅〉16人が大国・黄都に結集――!! 〈必殺の剣〉〈全能の魔法〉〈絶対防御〉……異世界最強の座を巡り、究極の死合が幕を開ける!! + 異修羅 -新魔王戦争-(2) 世界を震撼させた魔王が、何者かによって殺された。 しかし、魔王を倒した勇者は現れ出なかった…。 そこで、誰もがその力を認める”本物の勇者”を決めるため、異能を極めし〈修羅〉16人が大国・黄都と魔王自称者である警めのタレンが治めるリチア新公国に結集――!! 〈全てを奪う盗賊〉〈最凶の生体兵器〉〈絶対致死の暗殺者〉……そして、異世界最強の座を巡る戦いはやがて、世界を揺るがす戦争へ――!? + 異修羅 -新魔王戦争-(3) 世界を震撼させた魔王が、何者かによって殺された。 しかし、魔王を倒した勇者は現れ出なかった…。 そこで、誰もがその力を認める”本物の勇者”を決めるため、異能を極めし〈修羅〉16人が大国・黄都と魔王自称者である警めのタレンが治めるリチア新公国に結集していた! そして、世界を揺るがす戦争はもうすぐそこまで迫っていた! 〈理を超越した詞術士〉〈根獣の剣奴〉〈最凶の生体兵器〉……そして、ついに、〈修羅〉同士の究極バトルが幕を明ける! + 異修羅 -新魔王戦争-(4) 黄都VSリチア新公国、各陣営の修羅が全面激突!! とうとう黄都の最終兵器・ニヒロが戦地に投入され、混乱を極める戦場。 ヒドウからタレン暗殺の命を受けたソウジロウたちだったが、ヒグアレとシャルクの襲撃を受けユノはリチア新公国へ拉致されてしまい!? 強きもの、弱きもの、決して交わらないはずの道が交わった時、見えた答えとはーー。 アニメ版 + “魔王”が死んだ―― “魔王”が死んだ―― 地平のすべてを恐怖させた世界の敵が、何者かに倒された。 成し遂げた勇者は未だ、その名も実在も知れぬままである。 そして、恐怖の時代が終息した今、 世界の脅威となり得る“力”だけが残された。 尋常では相対することも叶わぬ、 百鬼魔人の如き“修羅”たちが―― あらゆる“力”の頂点を極めた“修羅”たちは、 その願いのため、尊厳を、矜持を、命を懸けて飛び込んでいく。 誰も見たことのない、誰にも止められない新たな闘争。 最後に残る、ただ一人の “勇者”を決める戦いが今、幕を開ける。 このwikiは誰でも編集が可能です。 ID member PASS password 異修羅-虚実侵界線- + 異なる虚実を踏破せよ。 異 な る 虚 実 を 踏 破 せ よ 。 “本物の魔王”は死んだ。 しかし脅威が“去る”ことはない。 そこにあるのは、“訪れる”脅威だ。 ―その現象は、前触れなく始まった。 地平線に極光の如き異界の色が輝く時、 その地平線から「敵」は現れる。 それはこの世界の修羅と似て非なる者のこともあり、 命持たぬ魔具や兵器のこともあった。 全てに共通しているのは、 滅びを招く逸脱を果たした脅威であること。 “彼方”から。この世界の異なる分岐から…… 誰一人見たことのない、未知なる世界から。 世界を越えた存在を呼び寄せる、詞神の機能不全。 異界からの「敵」を、人々は“境魔”と名付けた。 不可解なる“境魔”の解明及び対処。 地上最後の国家である黄都は、 空位であった第二十九卿を責任者として任命。 世界延命の大事業へと着手した。 この世界に残された修羅達も今や、 一つの例外もなく滅亡へと抗う必要がある。 虚か、実か。 此方か、彼方か。 修羅か、それ以外か。 これは境界を踏破する物語である。 異修羅 -虚実侵界線- これは異修羅のエイプリルフール企画(*6)です。 今すぐ企画HPへ行く! 異修羅-清和一恋花- + 少女達と謎を追う、学園ADV 少女達と謎を追う、学園ADV 長く続いた戦乱の時代が終わった。 中央王国は、戦災孤児達の生活保護及び歴史教育の機関として、ニルス王立総合学舎を設立。 どの地方や文化様式にも偏ることのない、"彼方"を元にした教育体制が開始していた。 だがそのニルス王立総合学舎で、少女達の不可解な連続自殺事件が発生する。 事件を追う中で現れる少女達が、心に秘める謎。過去を追い求める中で交錯する、恋と恐怖。 かつての戦争で何が起こっていたのか? 王国が教育している"今の歴史"は本当に正しいのだろうか? 一つだけの真実以外は、全てが嘘になってしまうのなら。 いつか選ばなければいけない時には……一人だけを、選んで。 異修羅 -清和一恋花- これは異修羅のエイプリルフール企画(*7)です。 今すぐ企画HPへ行く!
https://w.atwiki.jp/i-shura/pages/72.html
(あいうえお順) ――この世界の知的生物は、文字を残し、解読する能力に欠けている。 “彼方”の者達に詞術(しじゅつ)の真の力を用いることが能わぬのと同じに、話せば通ずる世に生きる者にとっては、体系的な文字言語の定着などは、実用上、極めて困難な概念である。 -無尽無流のサイアノプ その2 ファンタジー作品の例に漏れず、『異修羅』にも独特の用語が登場する。全く異世界の言葉かもしれないし、「音の言葉」と指すものが違う事もあるかもしれない。読者自称者語なんか由来を辿るのも大変だ。 ここではそんな「異修羅用語」のポケット辞典を目指して設置された…覚え書きスペースである。 求ム編者自称者! あ行悪魔 味 飴 アルハル 異修羅構文 犬 色札 海 エノズ・ヒム歌章千編 エリンギ オカフ自由都市 か行ガシン東西戦争 ガス燈 形の変わる街 彼方 カラテ 気球 季節 旧王国主義者 隻鬼 鋏刻虫 教団 共有の呪い 虚実侵界線 銀板写真 紅果 抗血清 黄都二十九官 国防研究院 黒曜の瞳 琥珀茶 暦 根束草 黄柳草 さ行最初の一行最後の一行 菜麺 酒酒場 左葉草 塩とチーズと香草を振ったトマトを丸ごとオーブンにブチ込んで焼く料理 詞術 詞神 死のプレゼント 銃 宿威 種族 修羅 準修羅 蒸気機関汽車 蒸気自動車 白銀熊 真業 新大陸 寿司職人 青月果 星深瀝鋼 赤竜剣樹 た行太歳 橙茶 「旅を続ける男」 探索士 通貨 月 月菜 天言語 天青石 読者自称者 図書館 な行猫 は行焙煎豆茶 灰髪の子供 羽根独楽 羽毟り 日の大樹 火の鉄杭の戦車団 フィノル 二つ目の名 物理書籍 息 暴力マン 本物 本物の魔王 ま行魔 魔王自称者 魔王の落とし子 魔眼 魔具 魔剣 マスコット マリ荒野 客人 見えない軍 微塵嵐 緑苺 緑の時節の真王帰還 無倉草 メートル 迷宮 や行柳生新陰流 勇者候補者 雪道蔦 ら行ラヂオ鉱石 六合上覧 竜斧戦役 竜鱗 わ行鳥竜兵 その他COCl2 FFS あ行 [部分編集] 悪魔 あくま。 異修羅世界においても創作上の存在で実在しない。 天使がいるならその逆もいるだろうというような経緯で創作されたようで、意味も此方の世界とほぼ同じらしい。 味 あじ。 異修羅一問一答で珪素さんに聞いてはいけないもの。 「この修羅は食べたらどんな味がしますか?」「食べたら美味しい修羅は誰ですか?」と言った質問があまりにも多かったせいで、珪素さん直々にこの類の質問にはもう答えませんというお達しが降ってしまった。 なお、ほとんどの回答はその場で適当に考えたものであったらしいが、粘獣がクソまずいと言うのは一貫している(貪婪なるニグヒルが二度と食べたくないレベル)。 余談1: ユノが初登場話で携帯していた携行食は、ユノ曰くそんなに味がない、ソウジロウ曰く虫やら草より随分いい、といった感じの代物らしい。アニメでの形状は、でかいカロリーメイト 包装紙らしきものに包まれたブロック状の固形物といった感じ。 余談2: 上述の貪婪なるニグヒルの作る料理はとっても美味しいらしい。 余談3: 魔法のツーは本来呼吸も食事も不要の完全物質であるが、人族社会に違和感なく溶け込むために味を含めた五感で感じる機能が搭載されている。 飴 あめ。 “彼方”の読者自称者が知るものとそう違わないだろう。 「ただの飴」なる表現があるため、高級品という訳でもない様子。 色とりどりの飴が綺麗に並ぶ様子には、リナリスお嬢様も心躍らせずにはいられない。 圧倒的エモさで数多の読者自称者を屍人(ドローン)へと変えたクタ白銀街での一幕に欠かせない小道具であった。 ここだけの話「あ」で始まるサンプルとして適当だっただけです 書籍版においては、大幅変更部分である第六試合において試合の趨勢を左右する重要な小道具に抜擢された。 かつてのクタでの思い出と共に、良くも悪くも大切な人との絆を感じさせられる展開となった。 アルハル あるはる。 アルスとハルゲント。この二人の関係性。 読者自称者の皆さんは長々と語らずともお分かりだろう。 Web版では第二部の終盤で物語と共にクライマックスを迎え 、書籍版では第Ⅵ巻にてWeb版を超える高みに到達す る。 なに? ここから見たからよく分からない…? こんなところに居ないでさっさと本編を読むんだ。 異修羅構文 いしゅらこうぶん。 CV - 土師孝也(ナレーション) 「修羅構文」、単に「構文」とも。 修羅達の強さ・能力・特徴を端的に示した四文+クラス・種族・名前で成る一連の文章構成体。かっこいい。 ちなみに、小説版では各エピソードの最後にそのまま構文が示される形だが、コミカライズ版では各エピソードの最終盤にかぶさるように(ナレーション風に)構文が挿入される。 非常にいい演出になっているので、未読の読者自称者の方はぜひコミカライズ版も読もう! + 構文持ちキャラクター一覧(ネタバレ有り) 柳の剣のソウジロウ 星馳せアルス 世界詞のキア 無尽無流のサイアノプ 静かに歌うナスティーク 地平咆、メレ 音斬りシャルク 絶対なるロスクレイ 不言のウハク 魔法のツー 冬のルクノカ 黒曜、リナリス 窮知の箱のメステルエクシル おぞましきトロア 逆理のヒロト 全ての敵、シキ + 第二部重要ネタバレ注意 外なるセテラ + 書籍版ネタバレ 鵲のダカイ 夕暉の翼、レグネジィ 海たるヒグアレ 濫回凌轢、ニヒロ 微塵嵐、アトラゼク 戒心のクウロ 長虫計りのインエジン 貪婪なるニグヒル 昏想、デクスイノス もちもちのアヤキ 犬 わんこいぬ。 異修羅世界には犬がいない。異修羅世界の人間が狼を飼うほどに信用しなかったのではないかと推測されている。 二次創作の際は注意。本文中で「犬」を発見した場合、保健所(げんさくしゃ)への報告が奨励されている。 色札 いろふだ。 異修羅世界で一般的な遊戯、またはそれに用いられる玩具。 名前や描写から察するに、トランプのような記号ではなく、色で種類分けされたカードを用いるようである。 夜の盛り場のような人工の灯りを使う場所だと色の見間違えが頻発しそうな気もするが……。 海 うみ。 ①.陸地以外で、海水に覆われた場所。海洋。 異修羅世界においては、一部の鳥竜が外洋に到達していたりする以外にはほとんど進出がすすんでいないエリア。 過去には「海」は現実と地続きにある死の世界だと考えられていた時代もあったという。 詞術の相通じる深獣が発見される前の時代においては、海洋生物には詞術を理解できる生命体が存在せず、遠洋に冒険に出た者が戻ってくる事例がほぼ皆無だったためそう考えられていた。 現在は深獣が発見され、生命の起源が海であることも判明している。 ただし、上記の通りに遠洋への進出は遅々として進んでいない。 原因は明白で、戦闘力が非常に高いと思われる深獣のテリトリーであること、深獣の他にも酷礁イオに代表される分類すら不可能な怪物種が何千種も存在すること、による。 外洋を長期航海可能な船舶は、 とある人物 (逆理のヒロト) が主導で開発した 巨大帆船 “智見の門”号 の存在がこれを建造可能であることを証明している。 ②.根獣の傭兵、ヒグアレの二つ目の名。 キャラクターの詳細は当該項目を参照のこと。 死の世界と地続きだと考えられていたという①の設定を知ってからだと、彼の二つ目の名の意味合いもより深いものになるだろう。 エノズ・ヒム歌章千編 えのず・ひむかしょうせんぺん。 イガニア氷湖に住む冬のルクノカを歌った童謡『野凍(のしみ)畑凍(はたしみ)』も収められた歌集。 エリンギ えりんぎ。 ①.ヒラタケ科ヒラタケ属のキノコの一種。子実体は食用。 ②.とある竜の一柱の通称。詳しく?は当該項目を参照のこと。 オカフ自由都市 おかふじゆうとし。 “客人”、“魔王自称者”、哨のモリオが作り上げた傭兵都市。 傭兵斡旋を主要産業としたギルド都市。その規模は事実上の国と言ってさしつかえないほど。故の、魔王自称者。 傭兵ギルドを装っているもののその業務形態は兵器提供・平時訓練をも含めた総合的な軍事提供であり、此方で言う所の P M C(民間軍事会社) のそれである。 特に、モリオが擁する私兵――傭兵の中からモリオ自身が選抜した精鋭――は彼が知る彼方の最新の軍事教練を施されており、それがモリオの切り札となっている。 また、逆理のヒロトとは銃器の斡旋の関係で以前から繋がりを持っていた。 黄都が警戒する外部組織(リチア新公国、旧王国主義者、オカフ自由都市)の内で、(逆理のヒロトの暗躍により)唯一六合上覧まで食い込んでいる(他組織は(逆理のヒロトの暗躍もあり)表面上は解体されている)。 か行 [部分編集] ガシン東西戦争 がしんとうざいせんそう。 かつてあった大きな紛争、あるいは戦乱。 魔剣が使用されなかったため終結した戦であるとされる。 おぞましきトロアが活動していた頃に起きた戦争であるため、古くとも40年ほど前以降の出来事だと思われる。 ガス燈 がすとう。ガス灯とも。 黄都の街路を照らす明かり。 マリ荒野からパイプラインで引かれた天然ガスを使用する。 中世風ファンタジー世界をベースにしつつ、"客人"の技術提供で要所要所がしっかり近代化されているのが異修羅世界の特徴。 アニメではリチア新公国で点灯夫により街灯が点火されている様子が描かれており、ある程度整備された都市においてガス燈の使用は一般的なものであると思われる。 形の変わる街 かたちのかわるまち。 かつて黄都にも引けを取らないほどに活気に満ちていた“クタ白銀街”の別称。 特に商業区は短期間で新しい建物が建っていたためそう呼ばれていた。 そんな活気溢れていた街も今は遠く、現在は“最後の地”と呼ばれている。 彼方 かなた。 ①.読者自称者のいる世界と似て非なるもの。 なんだか大変な事になっているらしい。詳しくは本編で。 ②.異修羅世界に存在する星の名前。 時期によって明るさの変化する変光星。過去には客人が訪れる時にその明るさが増す星と考えられていたが、現在は因果関係は否定されている。 一問一答で言及された。 カラテ からて。 異修羅用語ではないものの、当wikiや読者自称者間においてたびたび登場する。本来はニンジャスレイヤーという小説の用語。 琉球発祥の武術………のことではもちろんなく、近接戦闘、基礎戦闘力、または単に実力など、割と幅広い意味を持つ。全く知らない人にとってはなんのこっちゃである。 気球 ききゅう。 黄都では商店が広告の目的で多くの気球を上げており、その様子は書籍版Ⅷにて描かれている。 サブフォム将によれば、特に大きな商店は固有の色の組み合わせで広告・看板を出すらしい。 印証よりも遠目から確認可能でどの方向からでも認識可能というのが大きな利点。その際の色の組み合わせは議会に要申請だが、色の組み合わせ以外の図柄は特に規制はないようで、自由だという。 また、どの店でも使用可能な色も存在し、例に挙げられていた赤一色の場合『並べられた商品の三割以上で二割引き以上の安売り(バーゲンセール)中』という意味合いになるらしい。 季節 きせつ。 異修羅世界には季節がない。 気候は基本的にその土地土地で変化するもので、周期的な気候変化が(ほとんど)存在しない。 地軸の傾きがほとんどない関係であるらしい。 ただし、ちょっとは傾いているためサイン水郷で年に一度訪れる破滅的豪雨のような周期的な天候変化はあるらしい。 また、「不言のウハク その1」で「空気の乾く季節」との言い回しがあることから、こちらで言う所の「乾季」「雨季」といった周期的に訪れる気象の傾向を指して「~の季節」と呼称しているものと思われる。 つまりより正確に表現するならば「春夏秋冬のような四季がない」ということである。 その存在しない季節の名前を二つ目の名に冠するご婦人は、もう格を盛りまくりなのである。 旧王国主義者 きゅうおうこくしゅぎしゃ。 かつての中央王国(旧王国)の王、アウルに忠誠を誓い、現女王セフィトを偽りの王権、王位の簒奪者とみなして物理的な手段をもって廃嫡を目指す、簡単に言えばクーデターを目論むテロリストである。 恐らくはセフィトが女王となる際に発生した諸々のいざこざの折に発生し、反乱を繰り返してきた組織だと思われる。 破城のギルネスを首魁とし、歴戦の兵で構成された少数精鋭を中心とした組織。 逆理のヒロトの暗躍も有り、第一部の段階でギルレスが捕縛の後事実上の処刑となり組織は崩壊、したと思われていたが第二部にて残党の存在が明らかとなっている。 強者二名を取り込み、秘かに爪を研いではいるものの、彼らはただの少数の敗残兵にすぎない。果たしてどんな結末を迎えるのだろうか――。 隻鬼 きゅくろぷす。 書籍版Ⅵにて登場した新種の鬼族の種族名。 詳しくは当該項目を参照のこと。 + 以下余談(ネタバレ有り) 単眼症(たんがんしょう)。サイクロピア。 致死性の奇形であり、流産・死産例がほとんどであるとされ、無事誕生した場合でも長期の生存例はないとされる。 (隻鬼達が長期間問題なく生存しているのは大鬼ゆえの生命力の高さや、詞術生物として適応した可能性が考えられる) 此方の世界においても、後天的な毒性物質の摂取によって単眼の奇形が生じる事例が存在する。 (先天的な原因の事例は本項目とは別の要因として省略) 有名な事例は、アメリカ合衆国アオダホ州に自生するバイケイソウの仲間(カリフォルニア・コーン・リリー)の妊娠中の羊の摂食による単眼症の誘発がある。 これは植物中に含まれているシクロパミン(C27H41NO2)という毒性アルカロイドが動物の細胞の増殖活動を阻害する効果を有し、妊娠中の一定期間内にこの物質を摂取することによって胎児の脳が二つに分かれることを妨げることにより発生する。 この植物を食べた羊から産まれた子羊の最大25%が顎の奇形から単眼症に及ぶ重篤な顔面障害を被ったという。 腐土太陽の泥に含まれているのは、これと同様の効果を持つ催奇性毒性物質だろう。 同様の症状がマトウク炭田の河川にて魚類に発生しているとの星馳せアルスの証言があり、その際に「鉱山から出た毒」と表現していることから恐らくは浮遊選鉱に類する作業によって出た不必要な廃棄物質(尾鉱)に含まれる毒性物質が原因であると思われる。 腐土太陽の泥にはこれと同様、あるいは類似する物質が含まれていると考えられる。 此方では例のない症状を呈する鉱物毒(推定)であるため、異修羅世界特有の物質、あるいは「逸脱して流れ着いた物質」だと推測される。 ――なお、単眼症を検索する場合はショッキングな内容が含まれる可能性が高いため、自己責任にてお願いします。 鋏刻虫 きょうこくちゅう。 書籍版Ⅰに登場した昆虫の種類。劇中では“鋏刻虫の一種”と表現されていたため、“彼方”で言う所の「目」や「科」のような範囲の広い分類名だと思われる。 劇中に登場した種類は花粉の焼ける匂い(物の焼ける煙の臭い)に誘引される性質がある。飛翔能力も高い。 また、「口蓋と鼻腔を食い破って」「脳みそを食い荒らす」ことのできる顎の構造を持ち(反転部分は本来この種の虫が持っていない習性である)、かなり小型の昆虫であると思われる。 「煙の臭いに誘引される」という習性(正の走煙性)はかなり特殊(*1)であり、どんな生態を持っているのか興味深いところ。 + (アニメ9話解説によれば――) (アニメ9話解説によれば、ある種の藁が燃える時に出る“鋏刻虫を呼び寄せる集合指令類似の化学物質”に誘引されているというイメージ設定とか。) 上文の反転部分が可能な顎の構造と体の大きさ、名前に付いた「鋏」「刻む」の文字、飛翔能力が高い等の特徴から“彼方”で言う所のハチ目やアミメカゲロウ目(あるいは小型のカミキリムシ科・カッコウムシ科・ハネカクシ科の様な甲虫)と似た外見の昆虫である可能性が高い。 + あるいは、完全なファンタジー的外見かである。(コミカライズ版ネタバレ) コミカライズ版にて詳細な形態が判明。 クワガタムシに似た形状の太く大型の胸角を持った、非常に特異な形状をした、恐らくは昆虫。 ダイコクコガネ等の糞虫に近い外見的特徴が見られるが、飛翔能力が極めて高く、胸部から背面中央を縦断するように腹部先端まで伸びる三本目の胸角と思われる形状を持ち、この部位には等間隔に単眼と思われる球状の器官が3ないし4つ確認できる。 脚部はその飛翔性にしては頑丈な形状に発達している。恐らくは脛節が籠手状に変化し、その先の跗節と爪はそこに収納あるいは退化しているものと思われる。 頭部とブラシのような口器の形状から、本来は樹液や花蜜・果実の果汁等の栄養価の高い軟質・液状の物質を餌にしている可能性が高い。 構造的に明らかに異常なのはその翅。甲虫の場合、高質化した前翅の後ろに後翅が1対の計4枚が通常であるが、本種は前翅の後ろに2対4枚計6枚の翅が確認できる。 甲虫としての防御性能に釣り合わない高い飛翔能力。異常な形状に発達し本来存在しない単眼と思しき器官を備えた胸部と明らかに枚数の多い翅。推測でしかないが、これは逸脱して飛ばされてきたやつなのではなかろうか? 教団 きょうだん。 異修羅世界最大の宗教組織。だが今や、“本物の魔王”の影響により信仰は死に、滅びへと続く道を進んでいる。 劇中にその教義は断片的にしか語られてはいないが、その情報を纏めればおおよそ次の通りである。 この世界を創った詞神の信仰 詞術の相通じる者どうしでの憎み合いの禁止 詞術の相通じる者どうしでの傷つけ合いの禁止 詞術の相通じる者どうしでの殺生の禁止 詞術の相通じる者どうしでの助け合い、困窮している者への救いの手の推奨・実行 この教義に基づいて、教団では救貧院を運営し、困窮している者、ひどく悩みを抱えている者に救いを差し伸べる慈善事業を行ってきた。 孤児には教団文字を教え基礎的な教育を、飢える者や病める者には相応の施しを与えるという、異修羅世界における基礎教育と福祉事業、社会落伍者への救済と社会復帰という役割を担ってきた組織である。 しかし、詞神への信仰は“本物の魔王”によって殺されてしまった。 そして教団は消滅の危機に瀕している。その身に多くの子供達や年若い神官見習いを抱えたまま……。 ――語り合いましょう。誰しもに言葉の通ずる詞術を、詞神様は与えてくださったのですから ――すばらしい奇跡のために、私たちはもう、孤独ではありません。心持つ生き物の全てが、皆の家族なのです ――憎んではいけません。傷つけてはいけません。殺めてはいけません。あなたが、あなたの家族に対してそうであるように ――死は永遠の別れではありません。行ってしまった皆の残した言葉は全て、残されたあなたがたの心に、今も残る詞術なのですから ――生きとし生ける誰もが平等であるように、詞神様は、言葉を与えてくださったのです 共有の呪い きょうゆうののろい。 二体の生物が命を共有し、片方が生きている限りもう片方の生物も動き続ける特質。 詞術の一種だが、人が行使できる類ではなく、魔族のような新たな生命が生まれ持つ性質であり竜や粘獣の種族的性質と同じカテゴリーらしい。 書籍版Ⅰにて「自身ではない別の存在に命を仮託する」技術であるらしいことが明かされた。 虚実侵界線 きょじつしんかいせん。 2020年のエイプリルフールに突如公開されたもし異修羅がアプリゲームになったらというお祭り企画。 様々なレア度のキャラが出る10連ガチャメーカー、珪素氏直筆のダイジェスト台詞集、そして珪素氏が自腹で依頼したクレタ氏描き下ろしの修羅集合絵でTwitterを大いに盛り上げた。 世界を越えて現れる敵に修羅たちが力を合わせるというスパロボ展開に加え、分岐世界における修羅と同じ二つ名の別人、レアリティや二つ名の変わった修羅たちといった小出しにされた考察要素に読者自称者が大いに盛り上がった。 ここで初めて二つ名が明らかになった登場人物も何人か存在する。 さらに、2022年のエイプリルフールには珪素氏の過去作品『空葬テラー』とのコラボイベント『空を葬る恐想の眼』が追加され、本編ではありえないメンツで繰り広げられる書下ろしイベントシナリオまで投下された。 今後のさらなる熱い展開を期待してしまう熱い展開であった。 銀板写真 ぎんばんしゃしん。作中でのルビはダゲレオタイプ。 彼方においては1839年にフランスのダゲールによって発表された写真技術。産業革命を背景に一般市民に写真が普及する契機となった。 異修羅世界では、黄都に「造影所」と称する写真屋業が存在し、市民相手に売り込んでいることから、同様に一般化している様子。 また、黄都の指名手配制度による手配書には写真の技術を用いた人相書きが活用されている(書籍版Ⅸ情報)。この写真技術が銀板写真なのかは明らかではないが、写真の存在自体はそれほど珍しいものではないようである。 詳細は名言はされていないが彼方での名前を使っている以上、これもまた"客人"が持ち込んだ技術と推測される。彼方ではすでに後継に道を譲った技術がスキップされず実用されている理由は不明。 紅果 こうか。 異修羅世界原産で、現地人が品種改良した栽培植物。 ありふれた果物の代名詞として登場し、様々な場所で食べられる。安くておいしい。 世界詞のキアが即席で育てて朝食にしたり、貪婪なるニグヒルがジャムを調味料として持ち歩いたり、海たるヒグアレが切り刻んで剣技を披露したりする。 抗血清 こうけっせい。 特定の抗原がヒトあるいは動物に取り込まれることで得られる、抗体を含んだ血液から得られる血清。 毒素に対する抗体を含むものを抗毒素血清、病原菌に対する抗体を含むものを抗菌血清という。 + 劇中に登場する抗血清(書籍版等のネタバレ有り) 劇中では血鬼の病原体に対する抗血清が登場する。 「屍鬼の治療薬」と表現しているものもこの抗血清のことだと思われる。 書籍版によれば、本物の魔王の時代よりも以前の、人族と血鬼が争っていた時代に開発されたものであるという。 製造原料が特殊(血人の骨髄)であり、一度に作れる量も限られていたらしい。黄都の技術力でしか精製できないものであるとも言われている。 Web版と書籍版とで設定がやや異なる。 【Web版】 黄都の医師(少なくとも先触れのフリンスダが統括している医師)は皆接種済みであるとされる。 貴重なものではある様だが、黄都の医師たちに回すだけの在庫はある様子。 反面、現在の情報からでは千里鏡のエヌ含む二十九官のほぼ全員が未接種であると思われ、書籍版と接種方針がだいぶ異なっている。 【書籍版】 現在黄都には何本か現存しているらしいが、現二十九官中でも半数以上が未接種である、貴重な一品。 書籍版では黄都の医師が接種済みとの記述はなく、Web版よりも稀少度が増しているものと推察される。 反面、二十九官の重要な位置にいる人物や、戒心のクウロ等の重要任務を担うことになった感染疑惑が濃厚な者には接種させており、Web版とは明確に接種方針が異なっている。 黄都二十九官 こうとにじゅうきゅうかん。 黄都の政治・軍事を司る最大二十九人からなる官僚組織。 “本物の魔王”の脅威から黄都を防衛し続けた。旧王国に当たる国のアウル王が組織した二十九幕僚が元となっており、つまり実質的には魔王軍と戦うための戦時体制ということになる。 建前上は序列に関わらず同列の立ち位置になる。 ただし、各々の派閥所属状況や保有戦力によって明らかな序列が存在している。 + 派閥所属状況(六合上覧開始時点) 派閥所属状況(六合上覧開始時点) 改革派(ロスクレイ派) 絶対なるロスクレイ 速き墨、ジェルキ 鏨のヤニーギズ 暮鐘のノフトク 鎹のヒドウ 囁かれしミーカ 整列のアンテル 軍部派(ハーディ派) 弾火源のハーディ 片割月のクエワイ 紫紺の泡のツツリ 過激派(ケイテ派) 円卓のケイテ 淵藪のハイゼスタ 女王派 荒野の轍のダント 中立派 基図のグラス 文伝てシェイネク 貴族派?涜職罪にて追放済み (異相の冊のイリオルデ) 無所属もしくは不明 静寂なるハルゲント 先触れのフリンスダ 蝋花のクウェル 白織、サブフォム 千里鏡のエヌ 光暈牢のユカ 憂いの風のノーフェルト 赤い紙箋のエレア 遊糸のヒャッカ 鉄貫羽影のミジアル 空雷のカヨン (警めのタレン) + 保有戦力による序列(六合上覧前時点) 保有戦力による序列(六合上覧前時点) 絶対なるロスクレイ(事実上の黄都トップ) →弾火源のハーディ(黄都軍+黒い音色のカヅキ) →円卓のケイテ(軸のキヤズナ+現代兵器) →先触れのフリンスダ(真理の蓋のクラフニル) “客人”や人間以外の異種族が所属していないことから、黄都の人族至上主義の現状が窺い知れる。 また、二十九官には各々管轄部門が存在する、あるいはしていた。 + 二十九官名簿・管轄部門一覧 二十九官名簿・管轄部門一覧 第一卿 基図のグラス 総務省 第二将 絶対なるロスクレイ 人事局(総務省) 第三卿 速き墨、ジェルキ 通産省 第四卿 円卓のケイテ 産業省 第五官 異相の冊のイリオルデ(現在空席) 外務省 第六将 静寂なるハルゲント 防空局(国防省) 第七卿 先触れのフリンスダ 保健省 第八卿 文伝てシェイネク 文部省 第九将 鏨のヤニーギズ 警察庁(総務省) 第十将 蝋花のクウェル 消防庁(保健省) 第十一卿 暮鐘のノフトク 教団局(文部省) 第十二将 白織、サブフォム 防災局(建設省) 第十三卿 千里鏡のエヌ 建設省 第十四将 光暈牢のユカ 公安局(総務省) 第十五将 淵藪のハイゼスタ 監察局(特別機関) 第十六将 憂いの風のノーフェルト 地理局(建設省) 第十七卿 赤い紙箋のエレア 情報局(国防省) 第十八卿 片割月のクエワイ 技術庁(通産省) 第十九卿 遊糸のヒャッカ 農林局(通産省) 第二十卿 鎹のヒドウ 戦災復興庁(総務省) 第二十一将 紫紺の泡のツツリ 通信局(国防省) 第二十二将 鉄貫羽影のミジアル 体育局(文部省) 第二十三官 警めのタレン(現在空席) 辺境開発局(外務省) 第二十四将 荒野の轍のダント 王宮警護局(特別機関) 第二十五将 空雷のカヨン 運輸庁(通産省) 第二十六卿 囁かれしミーカ 司法省 第二十七将 弾火源のハーディ 国防省 第二十八卿 整列のアンテル 財務庁(通産省) 第二十九官 (空席)/ 実境のシェナ(番外編) 解析局(特別機関) 国防研究院 こくぼうけんきゅういん。 書籍版Ⅴで唐突に言及され、Ⅵにて重要度が増した、謎の組織。 + 書籍版Ⅴネタバレ 書籍版Ⅴ 千里鏡のエヌが秘かに繋がりを持つ。 淵藪のハイゼスタの調査によれば、「国防」と名乗っているにもかかわらず黄都政府に公式に認可されたものではないのだという。 + 番外編【-虚実侵界線-『空を葬る恐想の眼』】 番外編【-虚実侵界線-『空を葬る恐想の眼』】 見たことのない新種の境魔の解剖調査をここに依頼する旨の台詞がある。 その台詞中には、「感染症などには気をつけて」とも……。 + 書籍版Ⅵネタバレ 書籍版Ⅵ 黄昏潜りユキハルが追っている真のネタであり、彼の背の木箱の中の存在とも深い関係があるらしいことが判明した。 また、エヌが都市開発統括の立場を利用して黄都から隠して拠点を提供する必要があるという。Ⅴの情報と合わせ、何やらきな臭い感じである。 + 書籍版Ⅶ重大ネタバレ 書籍版Ⅶ 千里鏡のエヌが都市開発統括の立場を利用して秘かに建設した、イリオルデ陣営の拠点。 ティム大水路の暗渠から繋がる、倉庫群に紛れるようにして建つ施設。 その真の活動目的は、国防でも、研究でもない。 表舞台に立つことのなかった怪物たちを集めた、黄都転覆を目的とした機関の総称である。 国防研究院(イリオルデ派閥)の書籍Ⅶ時点で判明している全容。 隠遁者三名 、鎹のヒドウ、星図のロムゾ、戒心のクウロ 。 黄都二十九官四名 、弾火源のハーディ、紫紺の泡のツツリ、片割月のクエワイ、千里鏡のエヌ 。 生体兵器二種 、彙のアクロムド、刻食腐原、ネクテジオ。さらにそれに加え、燻べのヴィケオン(屍魔) 。 魔王自称者四名 、さざめきのヴィガ、方舟のシンディカー、地群のユーキス、棺の布告のミルージィ 。 イリオルデはこの組織を完全に黄都の現政権転覆のために暗躍させているが、エヌはまた違った目的をもって血鬼(ヴァンパイア)のサンプルを提供しているようだ。 黒曜の瞳 こくようのひとみ。 かつて世界最大規模を誇った諜報ギルド。 「諜報」ギルドであるとされるが、情報取得のみならずそれに付随する形で暗殺・破壊工作等幅広く活動する、暴力組織であったようだ。 “本物の魔王”の恐怖の影響による戦乱の時代の裏で隆盛を極め、世界の影を側を支配していた。 しかし、契約中だったクタ白銀街の参謀駒柱のシンジの裏切りを契機に凋落を開始。 裏切りに対する報復こそ実行したものの、クタ白銀街からの脱出を余儀なくされることとなる。 組織からの離反者も増え、数年の後に組織は壊滅したとみられていた。 現在は生き残った残党が逃げ延び潜伏している状況にあり、真の意味での壊滅も近いと思われていたのだが――。 統率の“黒曜、レハート”は血鬼(ヴァンパイア)と目されており、構成員の多くもまた屍鬼(ドローン)(従鬼(コープス))であったとされる。それゆえに高い組織性・秘匿性、個々の身体能力の高さを誇り、それもまた最凶の諜報ギルドであった理由の一つであろう。 劇中には組織を抜けた元構成員も多数登場しているが、そのほとんどが傭兵や工作員を生業にしており、黒曜の過去を良くも悪くも引きずっている様子が見て取れる。 + 黒曜の瞳構成員 黒曜の瞳構成員(空欄は現在所属者不明) 首領 黒曜、レハート / 黒曜、リナリス 一陣 前衛 韜晦のレナ 六陣 前衛 後衛 ゆらめく藍玉のハイネ(元) 後衛 二陣 前衛 刻み三針のルック(元)爪先震えのパギレシエ(元) 七陣 前衛 無垢なるレンデルト 後衛 後衛 変動のヴィーゼ 三陣 前衛 八陣 前衛 後衛 後衛 四陣 前衛 塔のヒャクライ 九陣 前衛 光摘みのハルトル 後衛 目覚めのフレイ 後衛 五陣 前衛 奈落の巣網のゼルジルガ 不明 霧の手のレヘム、仮声のティークスネヘル、ユフィク窮知の箱のメステルエクシル 後衛 不明(元構成員) 天眼のクウロ、瘴癘のジズマ月嵐のラナ 琥珀茶 こはくちゃ。 作中に登場する飲料。とかくリナリスお嬢様とセットで描かれる事が多い。 此方の世界の紅茶の一種らしく、果実などのフレーバーを加えて飲む点も同じらしい。 安価なものではないらしく、少なくとも六分儀のシロクは飲んだことがなかった様子。 味について細かく説明した描写もそれ程多くはない。 ハルゲントが口にした際には「仄かな甘味が体の奥に染み渡って」いた様子であるが、これが琥珀茶そのものの味なのか、はたまた気遣いの出来るピケが砂糖の類を入れておいたのか判然としない。また、これに「林檎香(書籍版では果実香)」を足しているが、これも詳細不明である。 シロクが初めて口にした感想は「味の差異は良く分から」ず「普段飲み慣れた茶の方が美味くすら感じた」というもので、如何にも高級嗜好品といった趣。尤も、リナリスお嬢様の金色瞳に覗き込まれる中ではお茶の味どころではないだろうが…。 暦 こよみ。 異修羅世界では大小二つの月を基準とした暦が採用されており、大一ヶ月が6日、小一ヶ月が6日×7週で42日、1年が小9ヶ月で42日×9で計378日となる。 大一ヶ月の方が短い事に混乱する読者自称者が多いが、その理由については月の項目にて解説してあるので参考して頂きたい。 根束草 こんぞくそう。 ナガン市が壊滅した日、そこに居合わせたソウジロウが空腹に耐えかねて口に運んだその辺の草。毒草。 黄柳草 こうりゅうそう。 イータ樹海道や黄都のイズノック王立高等学舎の中庭に生えている草本。 薄桃色の果実は食用。茎から抽出した液は化粧水に利用できる。 イータでは食用、黄都では主に観賞用として植えられているようだ。 キアが実をポケットに複数個入れていたことから、小さく比較的硬い実をつけるのだと思われる。 + 第三部ネタバレ 第二部終盤の星馳せアルスの一件の責任を負わせられ、黄都から事実上の追放処分となった鎹のヒドウ。 彼が前もって買い上げ、隠遁生活を送っていた黄都西部の閑静な農村地帯の一角にあるアウル王時代からの古い邸宅の庭にも植えられている。 手入れがいい、と評されていることから、園芸用の植物としては一般的であると思われる。 さ行 [部分編集] 最初の一行 さいしょのいっこう。 二十一年前、“本物の魔王”に初めて挑む勇気を抱いた、七名(+一匹)から成る超絶の英雄。 時に敵対し、時に手を組んで魔王軍へと挑んだ。本編中ではこの一言で片づけられているが、本当になんやかんや色々あったに違いない顔ぶれである。 + “最初の一行” “最初の一行” 弓の一つで奴隷から英雄へとのし上がった、天のフラリク。 連綿と続く秘めたる業を極めた狼鬼(リカント)の闘士、彼岸のネフト。 世界より放逐された邪悪なる詞術の使い手、汚れた地のルメリー。 天運に見放された不世出の槍の神童、無明の白風、アレナ。 地上最悪の異名で恐れられた魔王自称者、色彩のイジック。 異界の影の技を振るう“客人(まろうど)”、移り馘剣のユウゴ。 人体経絡の全てを理解した技術医療の先駆者、星図のロムゾ。 最初の一行の知られざる“八人目”、粘獣のサイアノプ。 上記のメンバーが複数のグループでそれぞれ本物の魔王を倒す目的で活動し、各グループ間で敵対・協力・メンバーの入れ替えとか紆余曲折を経て最終的に合流、という流れらしい。 主なグループ構成 【フラリク組】フラリク>ユウゴ :一組目。魔王の時代以前からの英雄二名。 【ルメリー組】ルメリー>ロムゾ>サイアノプ>アレナ :人族社会内における強者が集った組。 【イジック組】イジック>ネフト :人族社会外の異端の強者二名。 最後の一行 さいごのいっこう。 本物の魔王に初めて挑んだ集団が“最初の一行”であるなら、本物の魔王を倒した集団がいたとすれば、それは“最後の一行”になるだろう。 ただし、本物の魔王の最期の状況を知る者は(現在知られている限り)存在しない。 そもそも本物の魔王を倒したのが個人であったのか集団であったのかも不明であり、あるいはそれは事故であったかもしれず現在真相は闇の中である。 ――ただ 一体 、オゾネズマと、生存しているのであれば“本物の勇者” だけが“最後の一行”の真実を知るのみである。 + “最後の一行”(第二部重要ネタバレ有り注意) “最後の一行” 漂う羅針のオルクト 移り気なオゾネズマ + “本物の勇者”(第二部最重要ネタバレ注意) “本物の勇者” 菜麺 おそらく「さいめん」。 一問一答で言及された、異修羅世界で人気の麺料理。 刻んだ香味野菜の中にコシが強めの冷たい麺を混ぜて調味油で味付けをした料理。 ちなみに“彼方”で言う所の“菜麺”は温野菜をたっぷりと乗せた温麺を指す場合がほとんど。 酒 おさけ。 飲むと酔う、強い酒は刺激がある…と100%酒である。彼方と同様に、子供は飲めないらしい。 彼方の発想で想像のつくものもあれば、とんと見当の付かない名前のものも。 + わーっ、綺麗!どれにしようかなあ! 青柑橘酒 早速よく分からない。緑色の柑橘、となるとライムのリキュールだろうか。魔法のツーが飲み干した。 白葡萄酒 彼方のそれは「皮を取り除いた果肉の白いブドウを発酵させた酒」。自己酵母で発酵するなど製造難度は高くない。そのため、異修羅世界で自然発生するのも、客人が持ち込むのも双方ありうるといった所。 赤葡萄酒 彼方では「黒葡萄を果皮・種子ごとつぶして発酵させた酒」。白葡萄酒と共に「上等な」と表現されている。所謂ワインと同様に高価なものから安価なものまで色々と種類があるということだろう。 樽奥酒 強い酒であるらしい。字面からは「オーク樽のウィスキー」、あるいは「隠し酒」のような印象を受ける。 ブランデー その名の元々の意味は“焼いたワイン”。発酵した葡萄を蒸留した酒である。つまり、異修羅世界には蒸留技術が存在する事になる。彼方と同様の名前で呼ばれる所を見ると、製法ごと(下手すれば蒸留の概念自体)客人が持ち込んだのだろう。 音斬りシャルクが注文したが、魔法のツーが飲み干した。 酒場 さかば。 各都市にしっかり存在している、お酒を提供する店。 情報収集に便利なこともあり、要所要所で登場。結構な割合で刃傷沙汰になったりしている。 + 酒場案内 “眠る鵞鳥(がちょう)亭” オカフ自由都市の酒場。傭兵たちが喧嘩しながら和気藹々と飲む、怒声笑顔が絶えない楽しいお店。 “霞の鳳(おおとり)亭” 黄都の(恐らく)酒場。黄都二十九官御用達の、たぶんちょっとお高いお店。 “青い甲虫(こうちゅう)亭” 黄都の酒場。銃声鳴り響くミナツ水源街からの本物の詩人が歌うお店。 “穴倉の牡牛(おうし)亭” 黄都の酒場。うらぶれた水路街に店を構える、薄暗く埃っぽい隠れ家的お店。 “輝く雌鹿(めじか)亭” 黄都の(恐らく)酒場。噂好きの親父がいるお店。 “白磁の燕(つばめ)亭” 黄都の(恐らく)酒場。二十九官御用達で、会談にも便利。一服盛る素晴らしい料理を出すお店。 “揺蕩(たゆた)う複眼亭” 番外編"長虫計りのインエジン"の舞台の酒場。土を皿に盛って出したり武装戦車に砲撃されたりする非日常感が味わえるお店。 左葉草 さようそう。 根から猛毒のシアン化合物(青酸)が抽出できる毒草。 どれだけの量が必要かは不明であるが、気化成分のみで虫獣を容易に殺傷するレベルの青酸が抽出可能な、かなりやばそうな植物である。 + 第三部ネタバレ 第九試合においては、砲撃機魔(カノンゴーレム)に搭載可能な特注の弾頭が(第二試合終了直後から)開発され、使用された。 僅かな熱反応で白霧にも似た毒の煙をまき散らし続け呼吸器を侵すこの弾頭が、果たして最強の竜種に効果があったのか否か……。 ツーちゃんはこの抽出物で青く染まったお風呂に口まで沈んでぶくぶくしてた。さすがかわいい。 塩とチーズと香草を振ったトマトを丸ごとオーブンにブチ込んで焼く料理 しおとちーずとこうそうをふったとまとをまるごとおーぶんにぶちこんでやくりょうり。 キヤズナおばあちゃんの得意料理。一問一答で言及された。 乱暴・豪快そのものな料理ではあるが、技術者ならではの巧みな温度調節で、美味い。 ――で、何が言いたいかというと、異修羅世界には“トマト”が存在する。 リナリスお嬢様の好きな野菜でもある。 異修羅世界では生術を利用した品種改良も盛んらしい(*2)ので、フルーツトマトみたいな甘い品種とか加熱料理に適した品種とかがちゃんとあるのかもしれない。 また、“チーズ”が存在していることからもわかる通り、異修羅世界にはかなり多くの種類の家畜が確認できる。 ざっと上げるだけでも牛、馬、羊、山羊が飼育されている。 他の動物では、哺乳類だと猪や鹿、狼や各種猫科動物、鳥類で燕、鵲(かささぎ)、鵞鳥(がちょう)や虎鶫(とらつぐみ)の名が確認でき、カブトムシの様な甲虫(*3)も存在しているらしい。 けっこう見知った生物(名前が同じの似て非なるものかもしれないが…)が多そうな感じである。これなら“客人”も安心だ。 詞術 しじゅつ。 ごく単純化して言えば ①.異修羅世界の超自然(ファンタジー)法則。 ②.異修羅世界において他種族・他言語間で会話が成立する現象。 ③.②の意思疎通を用いた異修羅世界の魔法。 詳しくは当該項目を参照のこと。 詞神 ししん。 異修羅世界を創世した神、あるいは存在。 もしくは、詞術法則による現象、世界のシステムそのものとも考えられる。 “教団”が信仰の対象とする存在である。 異世界から数多の“客人”を集めてこの世界を始めたとされる。 そして、この世に遍く通ずる言葉(詞術)をもたらした存在であるとも。 また、その時に世界のルールとして詞神から権能を分けられた存在が“天使”なのだという。 死のプレゼント しのぷれぜんと。非本編用語。 発売された書籍「異修羅I 新魔王戦争」の大好評を記念して行われた豪華プレゼントキャンペーン。#異修羅の感想 ハッシュタグを付けツイートすると、作者の珪素氏・イラスト担当のクレタ氏によるサインが入った色稿が当たる...というものだったのだが、クレタ氏のサインが早々に公開されたのに対し珪素氏のそれは最後まで公開されず「発送待ち」な状態であった。 そしていざ受け取った読者自称者が見たサインの図案。それは―― 珪素 の元素記号Siをデフォルメし S の上部を別角の直線にし(5 に近い形) その尻尾をクルンと回し i の点より若干下に貫通させ もちもちのアヤキを添えたもの であった。すなわち 死 である。作者直々の死のプレゼントに読者自称者は騒然...となるかと思いきや、喜んでいる者が妙に多かったのであった。 + 死のプレゼント、その由来 この「死」は、異修羅がとにかく人の死ぬ作品に因んで...もいるのだろうが、それ以上にweb小説「ファイナルファンタジーS」(*4)に由来する。 「死のプレゼントじゃ」と襲ってくるサンタを筆頭に「お礼に死ね」と恩を仇ならぬ死で返そうとする敵がとにかく多く、いつしか読者の間では「プレゼントといえば死」という図式が定着してしまったのである。 読者も読者で、「やったー!死だー!」と死をエンターテイメント扱いし始める始末。 こんな調子であるから、再放送Botを作ってしまう程のFFSファンである珪素氏が死のプレゼントの機会を逃すはずはなかったともいえる。 エクス者垂涎の「死のプレゼント」であるが、書籍からの読者自称者にとっては困惑しかなかった事だろう。 銃 じゅう。 異修羅世界にはマスケット銃(道具名鑑参照)が普及している。 九年前に黒い音色のカヅキが魔王自称者攻略に使用するまでは知られていなかった(*5)そうなので、つい最近まで槍と弓が兵士の主武装な、いわゆるファンタジー中世世界だったようである。 開発と製造は逆理のヒロトの国が担っており、かつてカヅキに提供したのも彼。外貨獲得手段である。 なお、人の到達できる技量の限界値が馬鹿高い異修羅世界では、銃よりも弓の方が速射性・連射性・威力において上回ると考える「達人」は少なくない。兵装としてはともかく、剣士や弓術士が絶滅するわけではないようである。 宿威 しゅくい。 来る絶対なるロスクレイ戦に向けて、破城のギルネスが旧王国主義者顧問である星図のロムゾに頼んだ、肉体限界の解除の秘術。その技の中でも、死の代償すら背負いかねない究極の技法とされる。 その神髄は「自らの意思をもって、瞬時に、思う位置と速さで、その肉体を『止める』ことができる」というもの。近接戦闘においては極めて強力な効果をもたらす秘技である。 また、書籍版Ⅸにおいて、詳細は不明ながら同一の『生理的限界を引き出す点穴の技』として、“風瘰” “刺踏” “解生” というものが存在することが判明している。 種族 しゅぞく。 異修羅世界に存在している詞術を介して相互に会話可能な知的生物につけられている名称。 異修羅構文の名前の前にある『人間(ミニア)』や『鳥竜(ワイバーン)』、『骸魔(スケルトン)』などの部分が該当する。 特性や外見的特徴からおおまかに―― おおむね人型を成し、種族的凶暴性が低く相互に共存が可能な『人族』。 人型を成してはいるが、敵対種族を喰らったり、他種族に害をなすため相互共存不可能とされる『鬼族』。 詞術によって人工的に命を与えられた存在である『魔族』。 詞術は通じるが、外見的に人型を成していない『獣族』。 特徴としては『獣族』に該当するもののうち、所謂爬虫類様の特徴を有する『竜族』。 ――に分けられる。 さらにそれぞれの分類の中に劇中に登場するような細かな種族名が属している。 詳しくは当該項目を参照のこと。 また、新たに新種の種族が発生した場合、その価値はたとえ死体であろうと非常に高いものになるという。 恐らくは学術的な価値、あるいは好事家がその価値を見出すためであると思われる。 ――それは星馳せアルスの欲する宝ではない。 修羅 しゅら。 ①.【Web版】トップページに記載された 十五名 、柳の剣のソウジロウ、星馳せアルス、世界詞のキア、無尽無流のサイアノプ、静かに歌うナスティーク、地平咆、メレ、音斬りシャルク、絶対なるロスクレイ、不言のウハク、魔法のツー、冬のルクノカ、黒曜、リナリス、窮知の箱のメステルエクシル、おぞましきトロア、逆理のヒロト 。 ②.【書籍版】六合上覧開始までに各エピソードの区切りのいいところでその名が挿入されてきた強者のこと。 現在の最新版は『Ⅲ巻 第六節 六合上覧Ⅰ 十一.上覧前夜』の最期に挙げられた 十六名 、柳の剣のソウジロウ、星馳せアルス、世界詞のキア、静かに歌うナスティーク、地平咆、メレ、黒曜、リナリス、おぞましきトロア、窮知の箱のメステルエクシル、戒心のクウロ、絶対なるロスクレイ、冬のルクノカ、無尽無流のサイアノプ、不言のウハク、音斬りシャルク、魔法のツー、逆理のヒロト 。 ③.【その他】書籍版の登場人物紹介や虚実侵界線において、あるいは稀ながら劇中での説明において、重要な登場人物・強者を指して“修羅”と呼称している場合がみられる(*6)。 特に虚実侵界線においてはガチャで出るキャラクター全般を指してそう呼称しているようである。 本作のタイトルにもなっている、最強にして最恐の英雄達の総称。 彼らは一人一人が魔王すらも滅ぼしうる強大無比の戦闘力、あるいは逸脱した異能を持っているとされ、それ故に黄都を始め数多くの陣営から魔王以上に恐れられている、真の強者にして通常の存在とは大きく隔絶した超越者である。 修羅達の力は単純な強さのみならず、頭脳面においても常人の遥か上の領域にあり、一騎当千の戦闘能力を発揮する者がいれば、舞台の裏側で暗躍し策謀を企てる盤外戦を仕掛ける者もいる。 本作は約十六名の修羅達が黄都に集結しており、彼らを中心に物語が進行する。 準修羅 じゅんしゅら。 ①.(広義)一般人を凌駕した能力を持った登場人物の総称。 ②.(狭義)異修羅構文を持っているが、六合上覧(本戦)前の書籍版Ⅰ・Ⅱ(予選)において退場(死亡)した、あるいは本編未登場である登場人物の総称。 イメージ的には「名だたる修羅には及ばないものの、世界でもトップレベルの実力者」くらいの意味合い。 作劇上かませ犬にされることが多いポジションだが、極めて高等な技術の使い手、ひとつの技術体系を確立した者、世界最強の竜の一撃を凌いだ男など濃い面子が多く、彼らのファンも多い。 書籍版Ⅰ・Ⅱでは修羅に匹敵するレベルの猛者が新規で複数登場し、予選と銘打って激しい戦いを繰り広げた。 なお非公式用語であり、作中でもこの単語が登場したことはないが、読者自称者の間ではいつの間にか定着していた。 蒸気機関 じょうききかん。 インターネットミームに倣って表現するならば「お湯を沸かして動力を取り出す機関」のこと。正確には「レシプロ蒸気機関」という。 異修羅世界のそれは客人精髄のバーナードと棺の布告のミルージィの共同開発で「再現」されたものである。 本編においては「蒸気機関車」「蒸気自動車」の動力として描写された。前者は説明不要のSL、後者は 19世紀末~20世紀初頭にかけてガソリン自動車と乗用車市場で覇権を争った乗り物として実在する。 彼方では移動手段より先に「産業用動力」として用いられ産業革命の立役者となった装置であるが、当事者たるミールジィが「機魔で増産」し「産業革命を起こそうとした(そして道半ばで頓挫した)」と述懐しており、作中時系列での産業形態は不明である。 汽車 きしゃ。蒸気機関車とも。 黄都には『黄都主幹軌条』が存在し、市内全域を巡っている他、在りし日のクタ白銀街でも運行されていた。 また、これより先に「南王国」でも鉄道網が敷設されていたようである(*7)。 蒸気自動車 じょうきじどうしゃ。 蒸気機関によって駆動される自動車。石炭焚き。 民間でも利用されている様子であるが、政府高官たる黄都二十九官であっても市内移動に汽車や馬車を使う、行政への登録制度が整備しきれていない...など、発展途上の乗り物である事が窺える。 このような次第であるため、作中ではもっぱら軍用車両として登場、その速度を生かした活躍を見せている。 + 現実のそれについて 本編での用途に近いものとしては、19世紀末~20世紀初頭にガソリン自動車と覇権を争った蒸気自動車が存在する。 この時点ではガソリン車と同等かそれ以上の性能を誇っており、T型フォード出現までは「アメリカで最も売れている自動車」の座にあった。 加速時に景気よく蒸気を吹き出す様子はなかなか面白いので、気になった読者自称者は調べてみるのも一興である。 白銀熊 しろがねぐま。あるいは「はくぎんぐま」か。 イガニア氷湖に生息する、大型の獣。ラグレクスによれば、砂漠の獣よりもデカい。 名前から推察するなら、白熊をさらに巨大化したような獣だろうか? そんな危険極まりなさそうな獣も、かの地ではルクノカの「餌(ごはん)」になっていたと思われる。 真業 しんごう。 「決闘」の際の決まり、ルール。 仮初の武器でも加減の詞術でもなく、個人の積んだ技と誇り、その命さえをも含めた、文字通りに全てを懸ける、戦い(殺し合い)。 劇中では六合上覧に採用されているのをはじめ、「絶対なるロスクレイ その1・その2」で描かれたロスクレイとギルネスの決闘の際のルールでもあった。 また、「絶対なるロスクレイ その1」にて「古代にあっては奴隷闘士の真業を競う闘技場が」というくだりがあることから、かつて海たるヒグアレが所属していた闘技場においても恐らくは真業による決闘が行われていたと思われる。 新大陸 しんたいりく。 逆理のヒロトがかつて志を同じくする仲間と共に渡った、海の向こうにある大陸、あるいはそこで建てた国のこと。 Web版では四十二年、書籍版では六十九年をかけて築き上げられた、描写された情報等から推察するに「詞術によらない工業・科学技術」によって成り立つ国。 時期は不明だが、この異修羅世界で最先端の技術医療知識を有する医師も迎えている。 歩兵銃(マスケット)をはじめとする銃器の大量生産技術・開発能力、化学薬品・物質類の合成知識、高度な技術医療知識、統一文字を有しており、書籍版では「小型拳銃」や「編み込まれた繊維状の構造を内部に有する樹脂に似た材質の盾」、つまりは合成樹脂で化学繊維を固めた防弾盾を使用している場面も描かれ、想像以上に科学技術が発展している可能性が高い。 寿司職人 すししょくにん。 クラス名。ルビは 寿司職人(スシリアン) 。 異修羅と某有名寿司漫画との夢の 非 公式コラボ企画(?)。 だが、この話題を語るにはこの場では狭すぎる。詳しい内容を味わいたい方はこちらの『異修羅の寿司~新人寿司職人戦争~(togetterまとめ)』をご賞味下さい。 青月果 せいげつか。 種に毒を持つ植物(果物?)。 主な症状は腹痛、ひどい場合は呼吸困難・胃からの出血・痙攣等の症状が出るが、その毒性はごく弱く、体力に劣る老人や病人が稀に亡くなることがある程度らしい。 このようなごく弱い毒物を摂取させ、毒性を生術により高める詞術行使は、暗殺の技である。 星深瀝鋼 せいしんれきこう。 超常の魔石。竜鱗に次ぐ硬度を持った究極の鉱物(*8)。 熟達の工術士による直接の加工以外では尋常の力でも、熱によっても傷つかないとされる。 金属の一種ではなく、高純度の鉱石として採掘される別種の鉱物。同体積の金と銀の中間くらいの価値の高価な材料で、本来は兵器利用ではなく工業的な利用がされているものらしい。 兵器的利用の例としては機魔等の主要構造部や装甲に用いられる(埋葬のヘルネテン)。 重量面で実用に堪えないため、武器の素材とする例はあまりないらしい(露頭のヘルド)。 例外的な利用では、前述の高圧・高熱への超耐性と比重が重いことを利用して弾丸として使用した例も(方舟のシンディカー)。 尋常の攻撃では傷つかない最強クラスの装甲材だが、並み居る修羅達の攻撃は尋常の威力ではないのが難点である。 赤竜剣樹 せきりゅうけんじゅ。 ゆらめく藍玉のハイネの有する奥の手。熱術、力術、そして両指を用いた鉄鎖術を複合した奥義。武器とする鎖自体をもその熱の負荷で損耗しかねない、必殺の四撃。 詞術と武術を高レベルで融合した非常に習得難度の高い技術で、わかりやすく例えれば魔法剣のようなものに該当する技。 ただし、高等・高難度であるが故に同じ修練を積み重ねた一芸に勝る性能を獲得することはかなり難しい。事実、彼の様に実戦レベルでこのような複合技を習得している人物は現状未登場である。 血と闘争に満ちた修羅の巷においては、「高等=強力」ではないのが現実である。 た行 [部分編集] 太歳 たいさい。 ①.古代中国の天文暦学において設けられた、木星の鏡像となる仮想の惑星。 ②.上記の①が神格化されたもの。太歳星君。祟り神とされる。 天上の木星と呼応して土中を動く肉の塊とされ、数千の眼がついているとも。 掘り出してしまった場合すぐに元通りに埋め戻さないと酷い災いが起こるという。 ③.中国の古来より伝承のある、稀に土中から得られる肉の様な塊。②の原型になったと思われる物。 いくつかの古文書でも言及されており、曰く「いくら食べてもその分が元に戻る」、曰く「食べると不老長寿の効用がある」。そのため、仙薬の原料としても重宝されたという謎の物体。 現在では変形菌(いわゆる粘菌)の変形体であると推測されており、近年でも同じようなものであると思われる肉の様な塊が掘り出された事例がある。 + 劇中での“タイサイ”(ネタバレ有り) 糧魔 たいさい。 移り気なオゾネズマの協力により、逆理のヒロトを中心とした新大陸にて開発された、人肉の代替食糧。 箱に詰まった無秩序に膨れ上がった肉塊・腫瘍。脈動し、白濁した眼球が重なる肉腫の間から覗く、異様な見た目をしている。 寿命が存在しない“客人”である逆理のヒロトの細胞を元に、オゾネズマの持つ最先端の医療技術により人工的に変異を繰り返して生み出された。生命として生きながらも死すこともなく栄養の限り再生する、人工的な新たな意思無き生命。科学の手により造り出された魔族。 ヒロトが人族と鬼族(小鬼(ゴブリン))との共存の第一歩のために生み出した存在である。 恐らくは上記の③の意味での命名であると思われるが、③のように莫大な利益をももたらす一方で②の様に対処しなければ多大な災いをももたらすとされる“太歳”は、まさに“客人”の性質そのものを言い表しているとも言えるだろう。 橙茶 だいだいちゃ。とうちゃ、とも。 作中に登場する飲料。 “彼方”で橙茶と言うと柑橘の一種である“橙”のジャムを湯に溶いたものや、その皮を茶葉に混ぜたもの等、果物の“橙”を加工した飲料のことである。 しかし、異修羅世界の“橙茶”は、もう一つ登場しているお茶“琥珀茶”がおそらくは「琥珀色のお茶」という意味合いであるため、色の名前だと思われる。つまり「橙色のお茶」。憶測だが。 味について細かく説明した描写はないものの、フリンスダがツーに琥珀茶と「どちらが好きかしら?」と聞くくらいには味が違うようだ。 発酵具合の差なのか、そもそも茶葉(材料)自体が違うのかは不明。 劇中ではミルージィが穏やかに、キヤズナが不機嫌そうに口にし、ツーがフリンスダに振る舞われて琥珀茶と飲み比べ?をしていた。 「旅を続ける男」 たびをつづけるおとこ。 一問一答で言及された、異修羅世界に伝わる伝説の一つ。 最初にこの世界を始めた人間の一人は、寿命で死ぬことなくずっとこの世界を歩き続けている。 彼が歩き続ける足跡が星の極点から反対側の極点まで、隙間なく螺旋になって繋がったその時、 この世界は終わるのだ。 探索士 たんさくし。 ナガンの大迷宮に挑み、攻略し、それによって生計を立てたり一獲千金を目指す者たち。 都市の中心となっている探索士養成校によってその資格が発行されているらしく、小説家になろう版ではユノが自身の探索士の資格が仮通行であるという発言がある。 相応に権威のある資格で身分の証明にもなるらしく、本取得前の学士(仮通行)の状態でも黄都で十分通用するものらしい。 通貨 つうか。 異修羅世界の商取引には金貨や銀貨といった貨幣が主に使われている。 作者によるとお金の単位については設定されていないので、具体的な単位については存在するが描写する予定はないそうだ。 元ツイート(1)(2) 月 つき。 異修羅世界には大小二つの衛星があり、これらの公転周期が日数を表す基準に使われている。 大小二つの月の公転周期をそれぞれ大一ヶ月・小一ヶ月と呼び、大一ヶ月の方が小一ヶ月より短い。(*9) 読者自称者の多くが疑問に感じるだろうがこれには理由があり、大一ヶ月と小一ヶ月は「大きく見える月の一ヶ月」と「小さく見える月の一ヶ月」という意味なので、大きく見える月の方が距離が近い事により公転周期が短くなるからである。 大月は赤みがかっており、小月が青みがかっている。 月菜 つきな。 野菜。猪肉と一緒に煮込んでスープにしたものはおぞましきトロアの好物。 「菜」ということは葉菜、かつ「肉と共に煮込む」としているので、比較的肉厚な芯(茎)を持つ、例えばキャベツや白菜、セロリの様な野菜だと思われる。 他にもトロアは海に潜って深獣を噛み殺して、血でギトギトに濡れた実が毎日生る、肉の魔剣を持ち、根獣の毒を煮出して、酒代わりに毎日飲んでいたすり潰した芋を山羊乳のチーズと混ぜ、それを芋の葉に包んだものも好んでいる。素朴な味が好みなのだろう。 天言語 てんごんご。 弾火源のハーディが兵を介して何者かと情報をやり取りする際にも使用した、異修羅世界では比較的知られた言語。 いくつかの家系で使用されているもので、ナガン市の探索士養成校でも履修することができ、そこで学んだユノはすらすらと読み解くことができた。 (ユノは「運よく知ってる」とのことなので、いわゆる選択科目的な感じだったのかもしれない。) ユノの教養の高さが垣間見える。相応に有能な娘なんだよなユノさんは。 リノーレも見ただけで天言語だと判別することができていたことからも、それなりに有名な文字体系ではある様子。 (翻訳できなくても英語で書かれていることは判別できるみたいな感じだろう。) 他に異修羅世界でそれなりに浸透している主要な言語は、教団文字、市場で使われる数字(Web版では「エギルの文字」とされている)が劇中に登場している。 異修羅世界における文字の扱いに関する情報は書籍版Ⅸ末に詳しく解説されているため、参照されたし。 天青石 てんせいせき。 球形の籠の中にこの鉱石の粉を含ませて炎を燃やし、鮮やかな赤紫色の光の玉にして大道芸として魅せていた。 実在の鉱物。硫酸ストロンチウム(SrSO4)を主成分とする、ガラス又は真珠光沢を有する薄く透き通る青灰色をした宝石。炎色反応でストロンチウム特有の深赤紫色を発色する。 こちらも色とりどりの飴と同様に圧倒的エモさを誇り、クタ白銀街での一幕に欠かせない風景であった。 読者自称者 どくしゃじしょうしゃ。 ①.「異修羅」の重篤な読者のこと。プロデューサー(*10)、提督(*11)、ニンジャヘッズ(*12)、めいたクラスタ名。新規読者をTwitterで探して囲む、作中暴力に飢えている、など奇怪な生態を持つ。公式名称。 由来は、作中に登場する「魔王自称者」だろう。Twitterにて「異修羅の読者をなんと呼べばよいのか」という話題になった際、「魔王軍」など様々な名称が上がった中でこの何とも奇妙な名称が普及してしまった。 一説によると、作者が「この作品を読んでくれている人がいることが信じられない」というような発言をし、それを受けた読者達が自分の実在性を疑いはじめたことによって生み出された呼称であるとも。 ②.自分を異修羅読者だと思い込んでいる一般人(というネタ)。 異修羅の物理書籍化発表に伴い、作者の珪素氏からは「12万文字(!)を書き下ろした」「本編の登場人物に匹敵する化物が何人も登場する」との発言があり、実際に公開された表紙イラストに描かれている人物を見ると(推定だが)『WEB連載版で登場した修羅と未登場の人物の割合がほぼトントン』という状況になっている。 転じて「読者でも知らない人物が描かれている」=「実は異修羅を読んでいないのでは?自称しているだけなのでは?」というネタが発表後に流行ったのだった。 あくまでネタなので、失礼のないよう使いましょう。 図書館 としょかん。 ①.一般には、図書、雑誌、視聴覚資料、点字資料、録音資料等のメディアや情報資料を収集、保管し、利用者への提供等を行う施設もしくは機関のこと。 ②.固有名詞。ゴカシェ砂海の座標定かならぬ地点に存在するという砂の迷宮にある、彼方から追放された建築物。 無尽無流のサイアノプが、その知識と拳法を修めた地。 このような巨大な構造物が丸ごと放逐されてくることは、かなり異例であるらしい。 数々の異世界の知識を収めた書物が無数に存在し、さらには彼方から弾かれるに値する異様な書の数々が眠る。 その無数の本から正しく知識を読み解けたのであれば、その価値は一国にも値するという。 ただし、この蔵には果ての無い飢餓感を与える本、解読者を食いちぎろうとする本、薬物の如き依存性を有する本、何者かが常に囁き続ける本など、それ一つ一つが超常の魔具と言える呪いの書がそこここに並ぶ。 まさに世界逸脱の図書館である。 な行 [部分編集] 猫 にゃんこねこ。 異修羅世界には“猫”は存在している。しかし此方の世界のイエネコではなく、大型の虎や豹なども含めた動物種が一律で“猫”と呼ばれている。 要はMTGのクリーチャータイプの猫と似たような扱いである。 は行 [部分編集] 焙煎豆茶 読みは不明。「ばいせんまめちゃ」か? 嗜好飲料品。喫茶店やテラスの露天で供される所を見ると、大凡コーヒーのポジションにあると思われる。 ユノがリノーレちゃんに奢れるあたり、特段に高価という事はない様子。 異修羅世界における「茶」の定義は明確ではないが「煎じて抽出した飲料」というようなニュアンスなのだとすれば「トルココーヒー」のようなものなのかもしれない。 そもそも「黒豆茶」のような茶外茶である可能性も否定しきれないが。 灰髪の子供 はいはつのこども。 書籍版での逆理のヒロトの通称、別名。 ヒロトがその正体をさらす以前、彼は「“歩兵銃(マスケット)”や“気象観測情報”を提供している正体不明の“客人(まろうど)”」「少なくとも十年以上前から黄都含む各地の商工ギルドと取引を行っている素性不明の少年」としか情報がなかったため、主に黄都陣営からこう呼ばれていた。 羽根独楽 はねこま。 クゼとノーフェルトの再会時に郷愁と共に遊んだ、恐らく比較的ポピュラーだった昔の子供の遊び。 サイアノプの記憶の中でルメリーがつまらなそうに回したりしており、現在でも救貧院で子供達が遊ぶ様子が確認できる。 描写から推測すると、同時に独楽を回し、どちらがより長く回っているかを競うものだと思われる。 独楽は金属製(真鍮)で、部品をカスタマイズしてオリジナルの独楽を作ることができるらしい。各地で専門の職人が部品を製作しているようだ。 例)ノーフェルト自慢の“鷺鳴(さざな)き”号。弱い。 楽しく遊ぶには広くて平らな板張り、例えば 聖堂の床などが適している んだけどそこで遊ぶと怒られた。マジで意味分かんなかった。俺達が神官になってたら、そんなルールなくしてたよ、まったく 。 羽毟り はねむしり。 鳥竜のみを何百と討伐してきた黄都第六将静寂なるハルゲントに付けられた敬称、あるいは蔑称。 蔑称の意味を知らない民にそう呼ばれて本人が微妙な心境になったり、自虐的な意味を込めて自分で自分をそう呼んでみたりする。 彼が心底この渾名を嫌悪しているといった様子はなく、心の奥底では幾百もの鳥竜を討伐してきた経歴に彼なりの誇りと自信を持っているということなのかもしれない。 日の大樹 ひのたいじゅ。 六合上覧参加者である灰境ジヴラートを首領とするギルド組織。副首領は翼剣のギザが務める。 首領ジヴラートを中心として、辺境のヤタガ炭鉱都市で過酷なラヂオ鉱石採掘労働をしていた子供達が手段を選ばず(非道な行いを繰り返して)成り上がったもの。 「暴の力は市民の誰もが知るところ」と説明されていたが、それは言ってしまえば粗野で無学な愚連隊の延長線上でしかない暴力集団であるということに他ならない。 首領のジヴラートはただのキアの代役・目くらましの捨て駒でしかなかったが、特に書籍版においては六合上覧におけるこのギルド組織の顛末が、多くの登場人物の運命に深く影響を及ぼしていくことになる。 火の鉄杭の戦車団 ひのてっくいのせんしゃだん。 番外編「長虫計りのインエジン」に登場した、魔王自称者より離反した独立無法軍。 武装戦車を多数擁し、複数の弩で武装した質の悪い暴力集団。 鉱山の採掘権を狙って(それ以上に破壊や暴力を楽しむためであったように言受けられるが)集落へ襲撃を繰り返していたようだ。 フィノル ふぃのる。 番外編-虚実侵界線-『空を葬る恐想の眼』にて登場した菓子。 黄都のジョキウ商業区で流行っている、柑橘の皮が入った焼き菓子。駒柱のシンジによればマドレーヌに似たものであるらしい。 二つ目の名 ふたつめのな。 「柳の剣の」「星馳せ」「絶対なる」といった部分。 他の作品では「あだ名」や「通り名」くらいの感覚だが、異修羅においては正式な名前の一つである。(お得話参照) どのような二つ目の名を名乗るかは自由であり、改名も可能だが、実績に釣り合っていない大仰な二つ目の名はちょっと恥ずかしい奴くらいの扱いらしい。 また、二つ目の名は物心ついた後に自身の能力や立ち位置を自覚して「自分で」名乗ることに意味があるため、詞術が通じず意思疎通の不可能な対象には基本的に二つ目の名は存在しない。 ただし、異常なまでに有名になったり強力であったりした場合は例外的に二つ目の名が付けられる場合も存在するようである。 (例:不言のウハク、埋葬のヘルネテン、鉄鳥竜サキュア、酷礁イオ) なお、王族には二つ目の名は存在しない。 + 第二部ネタバレ 三つ目の名 みっつめのな。 一つ目の名でも、二つ目の名でもない、その一族に代々受け継がれる三つ目の名前。 逆理のヒロトが小鬼(ゴブリン)の盟友ゼゲグにつけた士族名“ゾギ”が該当する。 その三つ目の名と共に想いは受け継がれ、誰よりも賢い天才が生まれてくることになる。 もしかしたら、短い生を無数に繰り返してより強い者を、ひいては種族の英雄になり得る者を生み出す確率を高くすることが小鬼(ゴブリン)の種族特性であり、生存戦略であるのかもしれない。 新大陸の他の小鬼達にも三つ目の名があるのかは詳しくは不明であった。 しかしながら、2023エイプリルフール企画にて「ゾギ」の他にも縄の結びつきを意味する「キカリ」、鑿を意味する「ユド」などが主要な血族としてあり、他にも大きな血族から分かれた分家筋が新たな三つ目の名を名乗ることも多くなってきているということがヒロトから語られた。 物理書籍 ぶつりしょせき。 いわゆる出版社から発行される紙製の本。「WEB上での連載」「電子書籍」などと対比される用語。 異修羅の物理書籍も2019年09月17日に「異修羅I 新魔王戦争」として発売されることが決定している された。以下続刊! なお、購入報告という名のもとに異常構図での撮影が強行されたり架空の購入特典が自作されたりする事例が後を絶たない。 息 ぶれす。 強力な効果を有する竜(ドラゴン)の使う詞術のこと。 竜が“世界にアクセスする権限”は他の詞術より強く、詠唱の「~より」の部分を省略して命令する事が出来る。そのため詠唱開始から発動までの時間が短い。 ただし、竜がそのテリトリーから離れると、効果の弱体のみならず発動自体が不安定になる、という詞術のいわゆる理解度の法則の影響は通常通りに受ける。 劇中では冬のルクノカの規格外の威力の息の印象が強い。 ――が、彼女は自身のテリトリーを大きく離れた上での弱体化を受けた詞術(ブレス)行使であったということを忘れてはいけない。 + 竜の息一覧(ネタバレ有り) 個体名 系統 効果 詠唱 燻べのヴィケオン 熱術 高熱の黒煙が滞留し、徐々に拡がる 【ティリートの風へ(g o g i p y a e i s)。烟れる月を涸らせ(j y g u e g y u o r g)――】 冬のルクノカ 凍術 全てを凍結・崩壊させ、冬に変える 【コウトの風へ(c o c h w e l n e)。果ての光に枯れ落ちよ(c y u l c a s c a r z)――】 拉ぎのティアエル 熱術 対象を内部から膨張、熱光を伴い爆裂させる 【サンガの風へ(j o j i n g e p f)。崩れる黯黒を沸かせ(j e k r e m j e d o r h o)――】 咲白エスター 工術 大地から無数の剣を生成する 不明 暴力マン ぼうりょくまん。 読者自称者の間で噂される謎めいた存在。(※本編には登場しません) + 暴力マンの謎めいた生態に迫る...! 一応丁寧に説明すると、作者・珪素氏の友人・森田氏が締め切りに追い詰められた際生み出したキャラクター「時間マン」の亜種。 イメージを掴みたい人はこのへんを読むと良いと思われる。 この時間マン、造形のシンプルさからか事あるごとに亜種が作られる傾向にあり、暴力マンもその一つ。 この暴力マン、(困ったことに)異修羅の「圧倒的な力を持つ修羅」と「その破壊に喜ぶ読者」の構図とに妙な親和性を発揮、結果ネタとして定着・結構な頻度で話題に上がるようになってしまった。 言ってしまえば身内ネタに過ぎないのだが、異修羅に関連するTogetterまとめを調べようものなら高確率で遭遇する事になるため此処に項目がある。どうか勘弁願いたい。 応用的に、「六合上覧の試合が塩試合だったので怒る観客」などを指して「暴力マンだ!」と呼んだりする事もある。 2019年9月期ラノオンアワード4冠達成によりまた新たな亜種が生まれた 本物 ほんもの。 本当のもの。本当のこと。常人の域を超えた、本格的なもの。 本物概念的には、本物と付く存在はその元となった存在の殆ど反存在である。個別事例によって大きく差異があるため正確には違うのだが、だいたいそう。 この本物概念を本物に理解したいのであれば、“本物”の異修羅(togetterまとめ)を熟読のこと。 本物の魔王 ほんもののまおう 、全ての敵、シキ 。 詳しくは該当項参照。 判明している本物の魔王に関する情報は、劇中で語られているそれ以上でもそれ以下でもない。 また、本物の魔王の外見を知っている人物も極めて少ない。 + 現状判明している本物の魔王に会ったことのある人物(六合上覧開始時生存者・重大ネタバレ有り) 現状判明している本物の魔王から生還した人物(六合上覧開始時生存) 彼岸のネフト(“最初の一行”生還者) 星図のロムゾ(“最初の一行”生還者) 魔法のツー(セフィト救出前に対峙(*13)) 移り気なオゾネズマ(“最後の一行”生還者) “本物の勇者” ほんもののゆうしゃ 、その正体は外なるセテラ(重大ネタバレ注意)である 。 “本物の魔王”を倒したとされる人物。 黄都第三卿、速き墨ジェルキ直属の間諜隊が小九ヶ月動き続けて何も特定できていない、謎の存在。 六合上覧開始前の段階で売名目的の自称勇者が多数出てきており、ジェルキは勇者を騙る人物を称して冗談で「勇者自称者」などと呼んでいた。それに対しての“本物”ということだろう。 + 書籍版ネタバレ 書籍版において、黄昏潜りユキハルの考察により「本物の魔王を倒した本物の勇者は(・・・・・・・・・・・・・・・)、当然とても恐ろしい(・・・・・・・・・)」ものであり、それを皆が心の底では理解しているため無意識的にその正体に関する情報を避けていた、という可能性が示された。 ま行 [部分編集] 魔 ま。魔なる~。魔の~。 異修羅世界においては、“正道を外れ(突出し)た存在”、“逸脱した超常”というような意味合いがある。 具体的には、後述されている“魔”王や“魔”眼、“魔”具、“魔”剣などであり、他にも“魔”族、ツーの二つ名の“魔”法や、キアの全能を例えた“魔”才も同様の表現である。 魔王自称者 まおうじしょうしゃ。 本物の魔王が現れるまでは魔王と呼ばれていた者達。 詞神を後ろ盾とする“正なる王”に属さない“魔なる王”。 とはいえ基本的には「グハハよく来たな勇者よはらわたを喰らい尽くしてくれよう」みたいなティピカル魔王というわけではなく、ざっくり言うと「主流派にとって都合の悪い力(権力・暴力・技術力etc)を持ちすぎた連中」。 例を挙げると「異修羅世界に産業革命を起こそうとした独立勢力」(棺の布告のミルージィ)、鬼族までも集めてPMCやってる奴(哨のモリオ)等。 中には「強い病虫害耐性を備えた小麦の新品種を普及させようとしたら黄都の小作人が離反して食糧危機待った無し」(朝露のルイーザ)なんて変り種もいる。 現状判明しているメンツを見るに、思想や知識が異修羅世界と乖離している客人や、物理的に脅威になりやすい魔族精製者が認定されやすい傾向にはある。 いずれにせよ魔王(自称者)を認定するのも主流派(かつては三王国、現在は黄都)なのでどこが自称者だよ、という話ではある。 もちろんクソ野郎や一般市民を省みないマッド科学者のような魔王らしい魔王もいる。 + 魔王自称者一覧 軸のキヤズナ 哨のモリオ 精髄のバーナード 棺の布告のミルージィ 色彩のイジック 吝嗇なるヴィクトル 朝露のルイーザ 月の鏡のルークレア 警めのタレン 地群のユーキス(虚実侵界線) 葉病のアフゼグ(虚実侵界線) + 第二部・書籍Ⅵネタバレ 星馳せアルス + 書籍Ⅶ 彙のアクロムド 方舟のシンディカー さざめきのヴィガ 地群のユーキス + 書籍Ⅸネタバレ 【新魔王軍】 世界詞のキア 魔法のツー + 異修羅 Blu-ray BOX特典書下ろし小説『翼の国』 葉病のアフゼグ 魔王の落とし子 まおうのおとしご。 “最後の地”に最近になって出没するようになったという正体不明の徘徊獣。凄まじき怪物。 この謎の存在によって“最後の地”へは誰も手出しできない状態になっているという。 + その正体は――(ネタバレ有り) その正体は、魔法のツーである。 その詳しい経緯と渾名の真の意味するところは――、本編を読もう! 魔眼 まがん。 王国の古い言い回しで、通常の五感を凌駕した世界を認識する、再現不能の“魔なる眼”のこと。かつて“魔剣”と同様、戦士の異能として用いられた歴史からそう呼ばれるらしい。 通常認識できない波長の電磁波や、あるいは危険を感じ取る直感的なものを(多くは視覚的情報として)捉える能力。そのため、正確には「眼」ではなく、感覚器官全てで感じ取っている「超感覚」というのが正しい。 本編では詳しい言及がなく、そのためソウジロウの「殺し方を一目で見出す超感覚」や、トロアの「初見の魔剣の想念を読み取る能力」、クゼの「ナスティーク(天使)を見る能力?」等が魔眼に相当するのかは不明。 + 魔眼所持者一覧 厄運のリッケ 戒心のクウロ 実境のシェナ 夜眼のナナコ 魔具 まぐ。 様々な異能を発揮する超常の道具。 作品の性質上、登場する道具はそのほとんどが戦闘用の兵器であるが、非戦闘用の便利な道具的なものも存在する。 強力な効果を有するものが目立ちがちであるが、旧王国主義者の物資基地に保管されていたり、キヤズナも製作した機魔(ゴーレム)に組み込んでいる場合があるようで、触媒や能力補助系の魔具はある程度の数が存在しているものと考えられる。 + 魔具一覧(魔剣以外) 魔具名 所持者 効果 液化塁壁(えきかるいへき)【書籍版Ⅵ】 黄都管理 使用者の意思に応じ自在にその形態を変化させる、虹色の金属光沢を持つ油状の魔具。液体ではあり得ない大きさの比重と、酸の如く生体を分解する機能を持つ。 キヲの手(カイディヘイで拾った鞭) 星馳せアルス 巻きついた対象を強度に関わらず捻り、切断する鞭。また、通常の鞭を凌駕した挙動が可能。 拷樹(ごうじゅ)の種(樹の魔弾) 星馳せアルス 銃から放たれる際の熱で発芽し、着弾した対象を激痛と共に侵食する植物の種。書籍版では、対象から生命力あるいは養分を吸収し、異常な速度で成長する樹を生やす。 雷轟の魔弾 星馳せアルス 戦列や地形ごと焼き払い貫通する雷撃を放つ弾丸。本来の用途不明の謎の電子部品。 死者の巨盾(きょじゅん)(中央山脈の棘(とげ)沼の盾) 色彩のイジック【書籍版Ⅵ】→星馳せアルス 侵食と激痛を代償としてあらゆる攻撃を無効化する装飾品。 シトロカリ機動賽【エイプリルフール企画】 迷宮名 かつて星馳せアルスが攻略した迷宮の一つ。大迷宮自体が複雑な仕掛けの巨大な魔具であったらしい。 地走(じばし)り 星馳せアルス 所有者の意思の通りに地形に沿って敵を自律追跡する超高温の炎。非使用時は小さな壺に収まっている。 茸垣【一問一答】 星馳せアルス 複雑に入り組んだ原木で、一日で新たなキノコが生える。この魔具でしか生やせないキノコがあるらしい。 チックロラックの永久機械 燻べのヴィケオン→星馳せアルス 負傷した肉体を機械に置換し、生命活動を模倣する歯車。 冷たい星【書籍版Ⅰ】 未解、ナガン→鵲のダカイ→警めのタレン→鎹のヒドウ (黄都管理) 年単位で蓄積した太陽光を都市間攻撃可能な爆裂光に変える、水晶製のレンズが組み込まれた器械。 霆笛(ていてき)【書籍版Ⅶ】 方舟のシンディカー 魔王自称者、方舟のシンディカーが製作した、人工魔具。星深瀝鋼の弾体を物理的・詞術的に加速し、超速にて射出する長大な機械砲。 毒の魔弾(摩天樹塔(まてんじゅとう)の毒の魔弾) 星馳せアルス 根獣(マンドレイク)の毒を加工した弾丸。量産品。 ナガネルヤの心臓 未解、ナガン 詳細不明だが、詞術詠唱の法則からすると下記のハレセプトの瞳と同じような役割の魔具である可能性が高い。 ハレセプトの瞳 汚れた地のルメリー→棺の布告のミルージィ 熱術の触媒に使用されていると思われるが詳細不明。ルメリーが詞術詠唱する場面では、この魔具と思われる『指の宝石』との記述がある。 ヒツェド・イリスの火筒(ほづつ) 星馳せアルス→音斬りシャルク 中に入れた物体を超高速で射出する鉄筒。 フィンデルイルの末摩(まつま)の写本【書籍版Ⅵ】 黄都管理 詳細不明。 腐土太陽(ふどたいよう) 炯炯たるゼラド→星馳せアルス→魔法のツー【書籍版Ⅵ】 無限に湧く泥を刃や弾丸として放つ球状の土塊。書籍Ⅵの描写によれば、多孔質の球体である。意思を通わせることで泥の排出圧力と形状を操作可能。 メレの黒弓 地平咆、メレ 原材料・制作者・制作世界不明の巨大な黒い弓。メレ曰く、絶対に壊れない。不壊の黒弓。 モート神経矢(しんけいし)【書籍版Ⅵ】 黄都管理 矢を射出した瞬間の使用者の思考を、打ち込んだ対象に実行させる。 ※ 道具名鑑により詳しい記載があります。 魔剣 まけん。 様々な異能を発揮する魔具のうち、刀剣として認識・使用可能な形状をした物品の総称。認定範囲は広く、(刃部分の大きい?)槍やその穂先部分(短剣として判定?)等も含まれる。 劇中ではっきりとその定義が示されていないものの、該当する物品から推察するに―― ①.何らかの異能を発揮する魔具である。 ②.その一部を「刀身」と認識することが可能(必ずしも鋭利な刃を有している必要はない)。 ③.①の異能が②の刀身部分から発動する、あるいは刀身部分を利用する行動を補佐するような効果として発動する。 ――に該当する物品が魔剣と呼称されるものと思われる。 一本一本が一軍に値する、解析不能の神秘。遥か昔の時代から続く、唯一特別である武力の象徴。 ただし、魔剣を所持するものの前には、いずれ死神が取り立てに訪れる。 後に残るは血海と化した所有者と目撃者のみ、怖気を震う凄惨な殺戮の痕跡だけを刻み、魔剣だけが忽然と消えている。おぞましきトロア。魔剣使いの善悪聖邪を問わず、ただ、それを殺すモノ。 ゆえに現状世界に知れている、現存が確認されている魔剣は多くはない。ほとんどの魔剣は惨劇と共にいずこかへと消えたためである。 + 魔剣一覧(所持者ネタバレ有り) アルクザリの虚ろの魔剣 :所持者|弾火源のハーディ→柳の剣のソウジロウ インレーテの安息の鎌 :所持者|おぞましきトロア 慄き鳥 :所持者|星馳せアルス→おぞましきトロア 音鳴絶 :所持者|おぞましきトロア ギダイメルの分針 :所持者|おぞましきトロア 凶剣セルフェスク :所持者|おぞましきトロア→星馳せアルス【書籍版Ⅵ】→おぞましきトロア 瞬雨の針 :所持者|おぞましきトロア 神剣ケテルク :所持者|おぞましきトロア ジンナグラスの顕らかなる魔剣:所持者|不明(虚実侵界線、準修羅相当と思われ意識持ちの可能性有り) チャリジスヤの爆砕の魔剣 :所持者|旧王国主義者→窮知の箱のメステルエクシル→おぞましきトロア→窮知の箱のメステルエクシル→旧王国主義者(*14)(破城のギルネス)→黄都 テミルルクの眠りの魔剣 :所持者|不撓のオスロー→絶対なるロスクレイ→黄都 天劫糾殺 :所持者|おぞましきトロア ネル・ツェウの炎の魔剣 :所持者|おぞましきトロア バージギールの毒と霜の魔剣 :所持者|おぞましきトロア ヒレンジンゲンの光の魔剣 :所持者|おぞましきトロア(初代)→星馳せアルス→おぞましきトロア ファイマの護槍 :所持者|おぞましきトロア ムスハインの風の魔剣 :所持者|おぞましきトロア ラズコートの罰の魔剣 :所持者|鵲のダカイ→?(一問一答によると魔剣をそのまま放置しておくはずはないらしいが…?) ※ なお、ナスティークの“死の牙”は本人の能力なのか剣の能力なのか不明である。 ※ より詳しい魔剣の効果や固有剣技(奥義)はおぞましきトロアの頁へ。 ※ 道具名鑑にも記載があります。 マスコット ますこっと。 何らかの団体やブランド、作品を象徴するキャラクター。 『異修羅』においてはもちもちのアヤキのクラス名であり、作者広報アカウントや作者サインに採用され、事実上のマスコットとして周知されようとしている。 アヤキは平和でカワイイで何ら裏がないので確かにマスコットにはうってつけなのだが、唯一最大の問題があり、彼女は本編には一切登場しない。 では登場キャラクターから選べばよいのかというと、読者自称者の間でもサイアノプだ、ヒグアレだ、いやハルゲントだと意見は別れている。 マリ荒野 まりこうや。 一回戦第二試合(アルス対ルクノカ)および第七試合(メレ対シャルク)、の舞台となった場所。 二回戦以降 は、第九試合で も使用されることになる。 どれだけ虐待しても構わない存在(作者公認)。 ガス田が存在する以外は不毛の荒野という土地で、大規模破壊が予想される試合の舞台となったのだが、それゆえにルクノカのブレスによって凍土化するわ、メレの射撃によって大穴は空くわとひどい目に遭っている。 「ぐわあああーッ!!」「マリ荒野が死んだ!この人でなし!」 客人 まろうど。 元居た世界(彼方)の法則から逸脱した能力故、異修羅世界へ飛ばされてきた存在。一種の異世界転移者。(*15) 何かしら「元の世界に居られないくらいの」異状 異常技術/能力(逸脱)と『彼方での記憶』を持つ。それは武術・戦闘技術であったり、軍略や商才、観察力といった場合もある。 「異世界転移したからチートを貰える」のではなく、「もともとチートだから異世界に追い出された」という因果関係。 逸脱している分野に関してならばその能力は異常極まっており、通常奇跡や九死に一生と表現されるような状況を必然として易々と実現し、理屈は理解できるがそんなことはまず実現できないといったようなことを当たり前のように成し遂げる。 彼らはまた歳を取らない。「彼方の常識を持っている限り」詞術の真の力(会話を聴く機能がない自然物に意思を疎通させる)を使う事は出来ない。人間同士の場合、現地人との間に子供はできるが、異常技能が遺伝することはないらしい。 歴史に名を残す偉人・傑物はすべて、例えばルーデル(*16)ですら「客人になる程の逸脱者ではなかった」と考えるとその理不尽さが理解しやすい。修羅中では柳の剣のソウジロウ、逆理のヒロトあたりが客人である。 その逸脱に関しては物語の進行と共に、その多くが単純な技術や能力ではなく物理法則から外れた文字通りの異能であるらしいことが判明してきている。 + 例:(ネタバレ注意) 例:柳の剣のソウジロウの能力は単なる剣技ではなく、刀剣類と認識できる存在を自在に操作する能力であるらしいことが徐々に描かれている。 また、書籍版Ⅷにて黒い音色のカヅキの腕を移植した移り気なオゾネズマがその曲射の異能を問題なく行使できていることから、彼女の能力が単純な技能ではなかったらしいことがうかがえる。 なぜ客人が異修羅世界へ流れつくのか? 等の疑問については『音切りシャルク その1・その2」内である程度の考察が行われている。 その異常極まる能力故、国家に属する民が客人を発見した場合は報告の義務が課され、発見された客人は保護という名目での監視・管理がなされる。 一応の特別市民権や生活・活動保証があるとされるが、要は莫大な利用価値のある危険分子を手元で管理するためのシステムである。 ちなみに「逸脱」によって異修羅世界にやってくるのは人間に限らない。 異修羅世界におけるファンタジー生物の先祖は、別世界から追放された生物学から逸脱した新種と推察されている。 生物以外でも、強大な力を持つ魔剣や魔具、一部の魔弾、ゴカシェ砂海の図書館等も“逸脱”した存在である。 また、血報弾ラーキが使用していた拳銃のように、何の変哲もない器物が流れ着く場合もある様だ。 (恐らくは「客人」が所持していたり、他の逸脱物品と一緒に付属物的に流れついたものだと考えられる。) こういった彼方から流れ着いた「器物」に関しても(恐らくは逸脱が有るか無いかに関わらず)経年劣化はしないらしい。 + 客人一覧 柳の剣のソウジロウ (柳生 宗次朗) 黒い音色のカヅキ (水村 香月) 五月雨のアルバート 哨のモリオ (有山 盛男) 黄昏潜りユキハル (四十万 雪春) 移り馘剣のユウゴ 逆理のヒロト 吝嗇なるヴィクトル 駒柱のシンジ 精髄のバーナード 朝露のルイーザ 貪婪なるニグヒル 鵲のダカイ ( 刑(シン) 達開(ダカイ) ) 玻璃のシグナ 腥塗腐彩のアウグスティーノ 鉄鳥竜サキュア + ネタバレ 全ての敵、シキ (相原 四季) 見えない軍 みえないぐん。 六合上覧の裏で暗躍する、正体不明の勢力の仮称。 あらゆる勢力の内側に入り込み情報を得る、謎の諜報組織。 千一匹目のジギタ・ゾギが仮定し、黄都勢からも認識されているにもかかわらずその全貌は不明。 正体はリナリス率いる“黒曜の瞳”であり、血鬼の能力によって感染させられた者達による諜報・破壊工作である。 ジギタ・ゾギはこの軍の正体が血鬼であることを看破しており、それに応じた対応策を講じていくことになるのだが――。 微塵嵐 みじんあらし。 ヤマガ大漠にて発生する異常天候。 巻き込んだもの全てをただの微塵へと変えてしまう砂嵐。 書籍版Ⅱの加筆部分のメイン軸となる現象。詳しくは当該項目を参照のこと。 砂漠地帯の外には発生・移動しないと一般には考えられているが、過去に砂漠外にあった軸のキヤズナが造った“機魔(ゴーレム)の国”を砂漠から出てきて(・・・・・・・・)滅ぼしている。 緑苺 みどりいちご。 恐らく果物。 食後のデザート的な感じで出てくるものらしいので、此方で想像する苺の未熟果のことではなく、ちゃんと甘い別のベリー系果実だと思われる。緑色っぽい木苺的なものだろうか? 緑の時節の真王帰還 みどりのじせつのしんおうきかん。 民にとって“本物の勇者”の出現がこの真王の帰還に匹敵する大事変であると例えられる、伝説(史実?)上の出来事。 事実は不明であるが、共通する筋立てとしては―― 『遠い彼方(“彼方”と同一視する場合も)に旅に出た真王の不在中に、王の帰還を信じる者と信じぬ者の間で大きな争いが起こったが、知識と共に帰還した真王によって戦いは治められた』 ――というものである。 漂う羅針のオルクトが「間章 その3」にて歌っている歌はこの伝承を詩歌にしたものである。 + その歌詞の内容 その歌詞の内容 彼の正義の炳乎たる/骸の原へと還り来て/双つの玄兎の交わりの―― 「彼」=真王。「炳乎」は明らかなさま、あるいは光り輝くさまのことを言う。「骸の原」は戦場、あるいは乱れた国のことだろう。「玄兎」は月の異名。二つの月が交わった時、ぐらいの意味合いだと思われる。 緑の時節に朝影満たし/勇猛なる真王/此に万劫の栄あり―― 一般的に「時節」=季節であり、詳細は不明。推測だが、二つの月が交わる時分を「緑の時節」と呼称しているのかもしれない。「朝影」は朝の光のことであるので、単に朝の日差しや新緑が満ちる様子を真王の威光が戻るさまになぞらえている可能性もある。「万劫」は非常に長い年月のこと、永劫と同じ意味。 無倉草 読みは不明。他の草本の読みから推測すると、「むそうそう」か? 実を炒ったものを料理に使用する(恐らく調味料)らしく、貪婪なるニグヒルが所持していた。 メートル 【meterオランダmeterフランス】①長さの単位。国際単位系(SI)の基本単位。最初は赤道から北極までの大円距離の一000万分の一と定められた。1875年、国際メートル原器の二標線間の長さと改められ、さらに1960年、クリプトン6原子から出る光の波長を基準としたが、83年からは、光が真空中で1秒の2億9979万2458分の1に伝わる行路の長さと定義されている。 ‐『広辞苑(第5版)2617頁』より 異修羅世界では、客人・吝嗇なるヴィクトルがステンレス定規(メートル原器)と共に持ち込んだメートル法が統一単位として用いられている。 「異世界のくせにメートル!」とお怒りのファンタジー警察(ポリツァイ)もどうかその曲尺を鞘に納めて頂きたい。 迷宮 めいきゅう。ダンジョン。 外からは攻略できぬ難攻不落の存在。 基本的には人族の能力をもってして攻略難度が高く、それを攻略することにより何らかの益(多くは魔具等の財宝)を得られるものをそう呼称しているようである。 劇中には軸のキヤズナが作り上げた「ナガン大迷宮」、ゴカシェ砂海の座標定かならぬ地点に存在するという“図書館”なる「砂の迷宮」、九年前に黒い音色のカヅキが解放した「大氷塞」、かつてキザヤ火山に存在していた「泥の迷宮」が登場・言及される。 + また――(書籍版Ⅷ ネタバレ) また、書籍版Ⅷにて刻食腐原ネクテジオによって黄都カダン第三区画が菌糸迷宮化した。 2023年エイプリルフール企画にて、は星馳せアルスが印象に残っている場所としてネシリ遺棄平原の「シトロカリ機動賽」という迷宮が語られた。なんでも、大迷宮自体が複雑な仕掛けの巨大な魔具であったとか。 また、同企画内にて魔具「茸垣」を入手したのは「竜の巣穴」という迷宮であったことも語られている。 他にも明言はされていないが、アルスが魔具を取得した「カイディヘイ」、「中央山脈の棘沼」、「摩天樹塔」にも迷宮が存在していた(あるいはそこ自体が迷宮である)可能性がある。 その解釈を広げれば、黄都もまた攻略難度が高く多くの魔具を保管しているため「迷宮」であると言える。 や行 [部分編集] 柳生新陰流 やぎゅうしんかげりゅう。 ソウジロウが名乗った、その剣の流派。 古流剣術の流派の一つで、正式には“新陰流”。 永禄年間、大和国出身の柳生(やぎゅう)但馬守(たじまのかみ)宗厳(むねよし)が、新陰流開祖・上泉(かみいずみ)伊勢守(いせのかみ)信綱(のぶつな)から印可を得て創始した後の新陰流を指して“柳生”新陰流と呼称する。 宗厳は修行の末に師である信綱が考案した“無刀取(むとうど)り”を完成させた、とされる。 劇中に登場する使い手は、姓こそ“柳生”ではあるが、自称な上“彼方”の状況が状況であったためその真偽は極めて怪しい。 ただし、新陰流の思想や兵法は師から弟子へ伝聞されてはいたようで、ソウジロウは“無刀取り”を知っており、その概念を実践すらしている。 なお、ソウジロウの使う柳生新陰流はアカシック柳生とは全くの別物らしい。 勇者候補者 ゆうしゃこうほしゃ。 本物の勇者を決めるために開催される六合上覧の参加者十六名のこと。 各試合後においては、そこで敗退したものは正式な候補者から順次除外されていく(*17)。 試合勝利者ではその試合における負傷時に厳重な警備体制の敷ける病院の利用が可能等の優遇措置もあるが、六合上覧参加者の中から規約違反者が出た場合には招集がかかり、それを討伐する義務を負う。 詳しい顔ぶれは当該項目①もしくは該当項目②を参照のこと。 雪道蔦 読みは不明。恐らくは「ゆきみちつた」。 葉を乾燥させたものは香辛料の一種で、貪婪なるニグヒルが所持していた。 ら行 [部分編集] ラヂオ鉱石 らぢおこうせき。 作中世界で産出する便利な鉱物。トランジスタのような独特の挙動を示すという異修羅世界固有の物質。 これを用いた無線通信装置が「ラヂオ」。詳しくは道具名鑑参照。 整流作用もあるのか、ラヂオは鉱石から直接アンテナが生えた様な構造をしている。 また電源無しでの増幅が可能らしく、これとマイク・スピーカーのみで拡声器が作れてしまう。電流の増幅とかできるんだろうか 「ラヂオに使う鉱石」だからラヂオ鉱石なのか「元々ラヂオといえば石の事だったが、無線機の方が有名になりすぎた」ためのレトロニムなのかは不明。 全くの余談ではあるが、実際ラジオに用いるトランジスタは「石」で数える。 六合上覧 りくごうじょうらん。 “本物の魔王”を倒した“本物の勇者”を決める一連の催事の正式名称。 詳しくは当該項目を参照のこと。 黄都はこの試合名称を『商標』とし、使用許可を出すことで資金源としているようである。 名称決定からの大三ヶ月で利用申請があった主だった商店は以下の通り。 ハプール羽毛ギルド。アヴォック製菓店。インサ・モゼオ商会。エルプコーザ行商組合。 のちの描写で―― ギルド“葉陰の蛇”。メルプ六の月協定。レクザード一家。 ――が加わっている。 また、銀板写真を扱うメルオラ造影所等も許可を受けているものと推察できる。 竜斧戦役 りゅうふせんえき。 かつてあった大きな紛争、あるいは戦乱。 魔剣が使用されなかったため終結した戦であるとされる。 おぞましきトロアが活動していた頃に起きた戦争であるため、古くとも40年ほど前以降の出来事だと思われる。 永らく名称のみが登場していたが、エイプリルフール企画2023にて詳細が判明。 方王国自治領を納める一族の継承権を巡る問題で、王国の介入を拒否し領内が割れ、大規模軍事衝突が発生したものであったらしい。 竜鱗 読みは恐らく「りゅうりん」。 異修羅世界で二番目に硬いとされる物質(*8)。個体による硬度の違いが存在するかは不明。 特殊な手段(*18)でない限りは破壊不能。さらに遮断性も極めて高く、熱や冷気、病毒の類もシャットアウトする。 竜の膂力と高度に結晶化した竜爪をもってすれば比較的簡単に表面の鱗を剥がすことが可能であるようで、害のある物質が付着した様な場合にも対処可能。 また、一問一答ではそもそも竜鱗は竜の体とは別の層になっているため、表面に対するあらゆる攻撃は竜の本体には即座に届かないということらしい。 まさに言葉通りに一切遮断の防御層ということか。 極めてなめらかで硬質なもので、すべすべした手触り。竜の体温も遮断するため、ひんやり触感。 最強で美人で触り心地もいいとか無敵か!? わ行 [部分編集] 鳥竜兵 わいばーんへい。 本来は人族の脅威であるはずの鳥竜(ワイバーン)をリチア新公国が兵力として運用した、世界で唯一の“空軍”。 整然と隊列を組み、鉄鎧を纏い、装備したラヂオを通じて戦況を報告し、高度な戦術を行使する。『群』でなく『軍』として機能する空の災禍である。 この竜族の兵力を保有しているることが黄都がリチアを許容不可能にしている最大の原因であり、警めのタレンを魔王自称者と認定している理由の一つでもある。 タレン側から見れば、この空軍が軍として運用可能であるかどうかが黄都と開戦するかどうかの指標であった。 その他 [部分編集] COCl2 しーおーしーえるつー。 二塩化カルボニル。“ホスゲン”と呼称される化学物質。 自然界では一酸化炭素(CO)と塩素(Cl)とが日光により直接作用して生じる。ホスゲンの名も、ギリシャ語で“光”を意味する“phos”と、“作られる”という“gignesthai”が元になっている。 大規模な化学プラントや厳重な実験室環境のない異修羅世界においても、一定温度下でコークスを燃焼させることにより一酸化炭素を、食塩の電気分解から工程を重ねることで塩素を得ることが可能であり、それを日光下で反応させることでこの物質を合成することができる。 + 編者自称者が用いる詳細は、文明そのものの詳細だ。 炭素(C)と酸素(O)と塩素(Cl)の化合物。 毒性の高い無色の気体で、毒物及び劇物取締法により毒物に指定されている物質である。 常温(20℃)で気体。沸点は8.3℃、融点は−128℃。純粋なホスゲンは独特の青草臭がある、毒ガスに使われるような低純度なものや希薄なものは木材や藁の腐敗臭がすると言われている。 水(H2O)があると加水分解を受け、二酸化炭素(CO2)と塩化水素(2HCl)を生じる。 高濃度のホスゲンを吸入すると早期に眼、鼻、気道等の粘膜で加水分解によって生じた塩酸により刺激症状が発生。 無症状の潜伏期を経て肺水腫を起こす。潜伏期は数時間から、場合によっては24時間以上持続する場合もある。 肺水腫が進んで潜伏期が過ぎると咳、息切れ、呼吸困難、胸部絞扼感、胸痛などの自覚症状が出現。 肺水腫によって肺胞毛細血管への酸素運搬が阻害されて低酸素症を引き起こす。 また体液が肺胞に流出することによって血液濃縮を起こし、心不全に進行。 低濃度のホスゲンに長期曝露した場合には肺に障害を与え、繊維症、機能障害を生じる場合がある。 また、数日が経過してから感染症による肺炎を起す可能性がある。 解毒剤は存在しない。基本的に肺水腫への対処が行われることになる。早期症状時ならば患部である眼等の洗浄を行う。発生する可能性がある感染症への予防も必要になる。 低濃度になったホスゲンに長時間曝露した場合、20~80時間後に突然症状が悪化し死亡する事例があるため、曝露した場合は低濃度であっても3日程度は経過観察を行う必要がある。 化学工業分野で重要な化合物で、ポリカーボネートやポリウレタンなどの合成樹脂の原料となる。 有機合成分野でもアルコール(*19)と反応させて炭酸エステル(*20)を、アミン(*21)と反応させ尿素(CO(NH2)2)あるいはイソシアネート(*22)を、カルボン酸(*23)と反応させることで酸塩化物(*24)を与えるなど幅広い用途を持つ。 本編においては第八試合において千一匹目のジギタ・ゾギが文明の武器として試合場に持ち込んだ。 彼の故郷である新大陸は、銃器の量産だけでなく化学物質の製造知識も有していることが垣間見える。 FFS ふぁいなるふぁんたじーえす。 『ファイナルファンタジーS』。 珪素さんや一部の読者自称者が毎日0時になると実況している謎の小説。 名前の通り一応ファイナルファンタジーの二次創作…であるはずなのだが、最早その言葉では表現しきれないほどの独特な世界観を有しており、コアなファンが多い。 元々は15年以上前に2chで掲載されていたSSであったがある頃に突然断筆。後に珪素さんがそれまでのストックをTwitter上で実況していた。しかし5年程前に突如としてこの実況の存在を知った作者が珪素さんとコンタクトを取り、まさかの連載再開に繋がった……という非常に数奇かつ切っても切れない関係がある。 珪素さんはこれの布教を人生の目的としていると言っても過言ではなく、公的なインタビューですらこの話をするほどである。 詳しい話はこちらへGO! >ファイナルファンタジーSまとめwiki
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/100.html
【灼眼のシャナ】からの支給品 【アズュール@灼眼のシャナ】 キョンに支給された。 初出は089ゆうじスネイク “狩人”フリアグネのコレクションの一つ。指輪型の宝具。 熱量を伴った物理的な意味での炎を消去する「火除けの結界」を球状に展開し、所持者を炎から守る。 結界は“存在の力”を込めることで発動するが、所持者の拒絶する意思に反応して自動的に発動することもある。 【我学の結晶エクセレント29004―毛虫爆弾@灼眼のシャナ】 古泉一樹に支給された。 初出は102スキルエンカウンター 古泉一樹の挑戦 “探耽求究”ダンタリオンこと“教授”が発明(?)。元は『夜会の櫃』に装備されていた。 のべ五百匹もの精鋭毛虫軍団がビニール袋に収められている。 あるフレイムヘイズの少女を半狂乱半泣き状態にまで追い込んだ実績を持つ。 【非常手段(ゴルディアン・ノット)@灼眼のシャナ】 土屋康太に支給された。 初出は047朝比奈みくると土屋康太のバカテスト “逆理の裁者”ベルペオルが、子飼いの部下に持たせている黄金の鍵型の宝具。 用途に応じた様々な自在法を織り込めており、所有者が死に掛けた際、残された“存在の力”を使って込められた自在法を発動する。 ちなみに“琉眼”ウィネが持っていたものには破壊の自在法が、“聚散の丁”ザロービが持っていたものには転移の自在法が込められていた。 この『非常手段』にどのような自在法が込められているかは不明。また、発動の際にベルペオルと会話ができるかどうかも不明。 【コルデー@灼眼のシャナ】 リリアに支給された。 初出は120しばるセンス・オブ・ロス “駆掠の礫”カシャが所有していた指輪型の宝具。十個の指輪で一式だが、単体でも機能はする。 “存在の力”を込めることで指輪の宝石に使い手の炎の色が宿り、弾丸として飛ばしたり、爆発させたりすることが可能。 弾丸として飛ばされた指輪は使い手の意思によって自由に操作でき、爆発を起こしても指輪自体が損壊することはない。 【ダンスパーティー@灼眼のシャナ】 両儀式に支給された。 初出は120しばるセンス・オブ・ロス “狩人”フリアグネのコレクションの一つ。ハンドベル型の宝具。 鳴らすことで“燐子”を爆破させることができる。爆発力は“燐子”が持つ“存在の力”の大きさに依存する。 上記以外にも特別な使い方があり、フリアグネはこれを用いて『都喰らい』の発動を目論んだ。 【贄殿遮那@灼眼のシャナ】 シズに支給された。 初出は009The prince of darkness シャナが所持する大太刀型の宝具。 自在法も含め、刀に直接加えられる敵意によるあらゆる力の干渉を受け付けない最高に頑丈な刀。 【バブルルート@灼眼のシャナ】 川嶋亜美に支給された。 初出は052silky heart フリアグネが所持する、コイン型の宝具。一見普通のコインと何も変わらない。 弾かれるとその飛ぶ軌道上に幾つもの残像を残し、その残像が金の鎖になって相手の武器に巻き絡まる能力を持つ。 鎖は破壊不能で、さらに絡んだ武器の能力を打ち消し発動不能にしてしまい、相手の武器がどれだけ強力であろうともただの金属の塊と同様にしてしまうところが“武器殺し”と称される所以である。 【吸血鬼(ブルートザオガー)@灼眼のシャナ】 トラヴァスに支給された。 初出は029そして2人は殺し合いに乗った “紅世の徒”の1人、“愛染自”ソラトが所持していた大剣の宝具。 “存在の力”を扱えない者には、持ち上げることすら難しい重さを持つ。 しかし“存在の力”を込めれば軽々と振るえるようになる。その際、刃には血色の波紋が揺らいで見える。 ただの剣としても優れた武器だが、 “存在の力”を込めることで、この剣に直接・間接に触れている者の身体を傷つけることが出来る。 傷は込められた“存在の力”の量に拠る。 そのため、この剣と鍔迫り合いなどをするのは非常に危険。 (なお、アニメ版では両手持ち可能だが、小説版では柄が短く、片手で持つのが精一杯とされている。注意。) 【マリアンヌの器@灼眼のシャナ】 北村祐作に支給された。 初出は059ユケムリトラベル 人類五名温泉宿の旅 坂井悠二を攫った直後、シャナとの決戦においてフリアグネの“燐子”であるマリアンヌが器としていたマネキン人形。 花嫁を模したのかウエディングドレスを纏っており、またマネキンの造りは他のものと比べても精巧。 これが単なるマネキン人形であったのか、マリアンヌの意思総体が混在していたのかは、定かではない。 【御崎高校の体操服セット@灼眼のシャナ】 上条当麻の支給品。 初出は119おそうじのじかん/ウサギとブルマと握られた拳 何故か男女それぞれ1揃い(ジャージ抜き)がセットで支給されていた。 つまり、男子用の短パン、男子用サイズのシャツ、女子用のブルマ、女子用サイズのシャツ、である。 なお、女子は何故か今どきブルマ。色は赤。 【メケスト@灼眼のシャナ】 坂井悠二に支給された。 初出は053粗悪品共の舞踏会 『儀装の駆り手』カムシンが持つ鉄棒型の宝具。長さは三メートルほど。 本来はカムシンが『瓦礫の巨人』で儀装した時に使う武器で、鉄棒は巨大な鞭の柄となる。 調律時のマーキングなどにも用いられるが、ただ単に“存在の力”を込めても効果が現れるわけではない。 【メリヒムのサーベル@灼眼のシャナ】 インデックスに支給された。 初出は136ペルソナヘイズ 少女には向かない職業 [とむらいの鐘]最高幹部『九垓天秤』の『両翼』が右、“虹の翼”メリヒムが使用していたサーベル。 【リシャッフル@灼眼のシャナ】 朝比奈みくるに支給された。 初出は047朝比奈みくると土屋康太のバカテスト ”狩人”フリアグネが所有していた宝具の一つ。形状は、両端にレンズを嵌めた黒い筒。 覗いた者と覗かれた者の意思総体を交換することができる。原作ではシャナと悠二がこれによって入れ替わった。 その経緯が偶発的なものであったため、意識して“存在の力”を込めずとも使用できると思われる。 元に戻るためには再び覗き合う必要があり、互いの心の間に壁があると効果が発現しない。
https://w.atwiki.jp/saikyousyujinnkou3/pages/4267.html
【作品名】異修羅 【ジャンル】ライトノベル(電撃の新文芸) 【世界観・共通設定】世界詞のキア参照 【異修羅の主人公について】 異修羅は作者である珪素氏自身が「計16名の主人公」とハッキリ明言している。 https //twitter.com/keiso_silicon14/status/1331441050942992389 『異修羅』は計十六名の主人公が殺し合ったり、時には協力もする、ファンタジーバトル群像劇です。特徴は味方も敵も勝つために徹底的に手段を尽くし、バトルの結果として容赦なくキャラが死ぬところ。しかも十六名の主人公同士が雌雄を決する殺人トーナメントへと物語が進んでいきます。 https //twitter.com/keiso_silicon14/status/1281752435971612673 一巻及び二巻の事件を経て登場した修羅が、この三巻をもって十六名全員登場し……そして異修羅という物語の主人公たる彼らが真剣勝負で雌雄を決するトーナメント『六合上覧』が、同じく第三巻で開始します!クレタ先生の表紙イラストもめちゃくちゃカッコいいので見て見て! https //twitter.com/keiso_silicon14/status/1290238515788124161 二巻の時点では、この灰髪の子供のことを「なんか悪いたくらみとかしてて、こいつ倒せば全部解決」みたいな黒幕野郎と思われた方もいらっしゃるかもしれない……。しかし異修羅は修羅こそが主人公であり、このヒロトもまた、れっきとした主人公の一人なのだ。 以上より、「異修羅は修羅こそが主人公」と言っていることから作中で修羅と呼ばれる存在は主人公であることがわかる。 そして以下の投稿の画像で名前が出ている16名の修羅が異修羅の主人公であることがわかる。 http //twitter.com/keiso_silicon14/status/1307306656955465728 『異修羅』の主人公は十六名。その全員が最強に相応しい逸脱の異能を持つのだとすれば――どの種族が最も強いのか。上回るのは、暴力なのか知力なのか。戦う動機の差異が力の差となるのか。あるいは修羅でさえも、偶然や破滅的な運命に抗うことはできないのか。 https //dengekibunko.jp/product/ishura/322002000160.html https //pbs.twimg.com/media/EiR7YfTU4AAvAcG.jpg https //pbs.twimg.com/media/EiR7ZGhU8AAW6da.jpg そのため、 「柳の剣のソウジロウ」 「星馳せアルス」 「世界詞のキア」 「静かに歌うナスティーク」 「音斬りシャルク」 「窮知の箱のメステルエクシル」 「地平咆、メレ」 「おぞましきトロア」 「黒曜、リナリス」 「絶対なるロスクレイ」 「戒心のクウロ」 「冬のルクノカ」 「無尽無流のサイアノプ」 「不言のウハク」 「魔法のツー」 「逆理のヒロト」 以上16名が異修羅の主人公にあたる 【名前】黒曜、リナリス 【属性】血鬼(ヴァンパイア) 諜報ギルド“黒曜の瞳“の盟主 【大きさ】18歳の女性並み 【攻撃力】病弱な女性並み 【防御力】病弱な女性並み 【素早さ】病弱な女性並み 【特殊能力】 精神支配 ウイルスによる空気感染という形で対象の精神を支配し、洗脳・行動不能にさせる能力。 リナリス本人の動作は一切不要であり、それこそリナリスと相対した時点で既に感染していて精神が支配されていることになる。 精神支配された者は精神障壁が破壊され、親個体であるリナリスの命令を忠実に実行する傀儡と化す。 リナリスの言葉ひとつで一切の動作を封ずることも、自発呼吸を止めて死に至らしめることも、自殺させることも可能。 またただの意思のない傀儡ではなく、それぞれが思考し情報を判断して親個体のリナリスに意見を提案すること等も可能である。 これによる黒曜の瞳の工作員は無数の思考・判断中枢有する群体として機能している。 支配された者は生命活動を含めた全ての行動を支配され、忠誠心を超えた完全な支配関係になる。 要するに常時発動の精神攻撃。 射程は300m以上ある大きさの微塵嵐アトラゼグという自然災害そのものである龍を感染させたことから最低でもそれ以上。 精神支配できる対象は人間、動物、人外は当然として、竜や機械といった存在にも可能。 直接相対せずとも能力の射程に入れば対象を支配することが可能であることから、自身の射程内に入ったものに対して有効の常時能力に当たる。 なお全身が骨のみで形成されている音斬りシャルクだけは感染させることができないと明言されている。 【長所】精神支配による常時能力 【短所】それ以外は一般人以下の体力の病弱な女性でしかない 【戦法】射程に入った相手の精神を支配したら自殺させる。 【備考】作者Twitterで「16名の主人公」と言われている中の一人 それは見えざる指先で蜘蛛糸を引く、周到と狡知の力を持つ。 それは常識の下では予期できぬ、あり得ざる変異を経た感染経路を獲得している。 それは最大の組織が地平全土より集めた、究極無比なる精鋭の部隊を率いている。 深い闇中に潜む一つの意志にて統率された、最悪の諜報群体である。 斥候。血鬼。 黒曜、リナリス。 関連キャラ 世界詞のキア 静かに歌うナスティーク 参戦 vol.139 828 vol.140 0110格無しさん 垢版 | 大砲 2024/07/01(月) 20 23 17.56ID Ok1R8HbM 黒曜、リナリス再考察 200m以上常時精神攻撃(人間、動物、人外、竜、機械) それ以外は並み ×デミトリ・マキシモフ 範囲が広いだけでは勝てない、精神支配と高熱相打ち不利で負け ×プレイヤー(ラグナロク オデッセイ) 精神耐性持ち △小山田耕太=ゴータマ・シッダッタ 互いの常時精神攻撃で相打ち この下は常時精神攻撃で勝ち 小山田耕太=ゴータマ・シッダッタ=リナリス vol.139 0876格無しさん垢版 2024/03/29(金) 02 02 36.45ID l5HmRFyJ 黒曜、リナリス考察 200m以上常時精神攻撃(人間、動物、人外、竜、機械) それ以外は病弱な女性 常時能力がとにかく強いが精神耐性ひとつで防げてしまう 常時能力の壁下位3人は勝てる デミトリ・マキシモフ→常時能力の範囲はこっちが広いから勝てる それより上は精神耐性持ってるからどうしようもない アルス(ルーンファクトリー2)>黒曜、リナリス>デミトリ・マキシモフ (省略)
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/2456.html
- The Unknown King'sLXXIIDeofols INDEX Ⅱ - No.25 ≪自裏餘≫アーレカンテ -Aarecante- No.26 ≪窘双梦≫ニーケルルフ -Neekerulf- No.27 ≪畢弑覇≫ヴァレムイシア -Valemyicia- No.28 ≪殲暴囚≫アシュエマ -Ashemma- No.25 ≪自裏餘≫アーレカンテ -Aarecante- 【Seal of Aarecante】 朽ちた燕尾服を纏った異形の人型。 右側部に紅い片翼が生えた、白銀の卵のような無機質の頭部を持つ。 大剣と見紛うほどの大きな片刃鉈を携え、その刃の表面には、何かの象形文字のような紅い紋様が刻まれている。 曰く、『序列ノ十一』。 これが一体何を表すものなのか、詳しいことは未だ不明だ。 このアーレカンテが有する異能も明らかにされていないが、 軽やかな身のこなしと、大鉈を用いた近接戦闘を主軸にしていたように見受けられる。 とある田舎町にて、リリセールが召喚、使役。白い騎士、ブルーラインの二名と交戦する。 敗北するも、止めを刺されることは無く、そのまま撤退したため未だ存命していると見られる。 No.26 ≪窘双梦≫ニーケルルフ -Neekerulf- 【Seal of Neekerulf】 『序列ノ十三』。 人型の身体に、首から上が双頭の黒山羊と化した異形。 朽ちた黒の聖職法衣を纏い、チェス盤模様のベルトが腰に二本、右腕に一本巻かれている。 武装は、二又の刃を持つ白銀の長槍。柄の部分に、噛み付き合う二匹の蛇が彫刻されている。 風の国、ルクシャトリスにおける≪R.I.P.≫襲撃の際に登場、使役された。 緋天 颯護、エルフェス=ネヴィアの二人を相手取るも、 途中からはゲーティアが直接戦闘を行ったため、死亡することはなかった。 このニーケルルフが持つ異能は、未だ不明。 『血の滲み出す槍』を振るっていたが……? Ⅰ「逆理の囚人」 ある魔導書の断片に、ニーケルルフに関係すると思われる以下のような記述があった。 もっとも、これが何を示すものなのかなど、その詳細は一切不明である。 〝あらゆる事象に対する逆理が等しく存する概念界域。そこに彼の者は座する〟 〝その者は贋造七十二柱において王の位を持つ。畏怖と敬意を欠いてはならない〟 (途中、損傷が激しく解読不能) 〝汝が有について思うとき、同時に無について思うことを強いられるだろう〟 〝永劫交わらぬ理の狭間にて業苦を背負う、狂った真理への探求者である〟 No.27 ≪畢弑覇≫ヴァレムイシア -Valemyicia- 【Seal of Valemyicia】 永き時を生きた贋造悪魔。『序列ノ四』にして、『王/総統』の位を持つ者。 「ヴァレムイシア」というのは、ある遠い異界に伝わる古の言葉で「影の意志」という意味を持つらしい。 その姿は、黒曜石のような硬質の肌に覆われた、象をも上回る人型の巨躯。 ただし下半身が存在せず、腰の断面からは漆黒の触手が無数に垂れ下がった異形。 背後には、緋色の光で構成された大きな円輪と、蝙蝠の羽を模った骨組みが浮かび、本体も常時浮遊している。 胴体には重厚な鎖が乱雑に巻かれており、 頭部に有す二本の巻き角には、王族然とした金鎖と天然石の宝飾品が吊られている。 特徴は、左胸にある閉ざされた隻眼と、肩先から生えるもう一対の巨腕。 大木のようなその巨大な腕は、黒水晶の山脈にも似た荒々しい表皮に覆われ、槍の如く鋭利な爪たちを有している。 ノクト・アルカディアにおける≪R.I.P.≫の最終決戦にて、使役された。 長谷部 沙莉菜、フィリル、黒野 カンナを相手取り、その濃密な邪の力を振るったが、 最後は沙莉菜の召喚した『夫/戦士』によってバラバラに切り下ろされ、邪念と共に散っていった。 Ⅰ審理の咒眼 ヴァレムイシアの左胸にある、意味深な隻眼。 その瞳は、真紅と純白、紺碧に深緑など、様々な色が互いに渦巻きあった異質のもの。 普段は閉ざされているが、ある特殊な力を振るう際に開眼する。 この瞳が発する強い光を浴びてしまうと、ある特定の条件下にある対象は、巨大な黒水晶の内部に閉じ込められてしまう。 現に、この力が発動した際、共に戦っていたカンナだけが、全く成す術無くこの黒水晶の中に囚われてしまった。 その場における沙莉菜、フィリルとの違いは、彼女だけがほぼ魔力の枯渇した状態にあり、身体も弱っていたということ。 ──恐らくだがこの瞳の持つ力とは、「ある一定以上の力の差がある者を強制的に拘束する」……といったようなものだと思われる。 もっとも、この贋造悪魔自身も戦闘中に消耗していくため、対象との差は常に変動するはずだ。 一能力者であれば、余程のことがない限り、この力の支配下に置かれることはまずないだろう。 Ⅱ邪黒晶と負の残影 このヴァレムイシアは、多大な邪念を孕んだ黒水晶を生成する異能を持つ。 魔力を通されているために、その強度は鋼鉄並。杭や防壁など、様々な形状で生み出され使役される。 だが、その真価は、黒水晶に内包された大量の負の思念にある。 過ぎ去りし邪念──悔恨、憤怒、憎悪、怨嗟、殺意、悲嘆、等等…… 世界に住まう人間たちが過去に生んできた負の思念たち、その『残影』をこの贋造悪魔は利用する。 この黒水晶に触れて念じると、その数百、数千年分の暗澹たる思念たちを感じ取ることが出来る。 輝かしい栄光の裏には、血生臭い汚辱の闇があり、誰かが希望を掴む頃、別の誰かが絶望している。 そんな決して明るみには出ない世界の闇、光の裏側を、召喚者に、または相対する者に語りかける力。 それが、このヴァレムイシアの持つ真の能力だった。 闇を知り、そこから何を得るのかは各々次第なのだろう。 そして、それはこの力を扱うヴァレムイシア自身も例外ではない。 ともすれば、彼もまた、世界の在り方に対する探求者だったのかもしれない。 No.28 ≪殲暴囚≫アシュエマ -Ashemma- 【Seal of Ashemma】 『序列ノ二十二』。長命の贋造悪魔。 「アシュエマ」とは、とある異界の古語で「知性ある暴挙」という意味であるらしい。 その姿は、巨象ほどもある獣人型の巨躯。 狼に似た頭部だが、真紅色をした荒々しい二本の角を有しており、 先端に向かうにつれて銀色がかった、紅蓮色の長髪が特徴的だ。 手足には鋭利な鋼色の爪。そして、大蛇のように太い二又の尾を持っている。 また、その皮膚は人間と比べれば遥かに硬く、並のことでは傷付かない。 その巨体に似合わず動きはかなり俊敏であり、 さらに『空中』を自在に跳ね回れるという異能を持っている。 『煉獄闘技場』の特別マッチにおいて、夕月、ミロワール、十拳丸、神鷹の四人と死闘を繰り広げた。 四人の能力者相手にも、獅子奮迅と言った様で大暴れしてみせたが、戦闘中に脳を破損して暴走状態に陥る。 「知性」を失った結果、彼ら全員から総攻撃を受けることとなり、最終的には木っ端微塵に砕け散っていった。 Ⅰ暴殲ノ咆哮 ≪ Annihilationn Roar ≫ アシュエマの必殺技と呼べる弩級攻撃。 まず準備段階として、ゆっくりと回転する五つの青白い魔法陣が、アシュエマの周囲に出現する。 アシュエマが目標を捕捉すると、魔法陣の一つが対象の足元に転移し、以後目標を追尾し続ける。 言わば『ロックオン』状態であり、魔法陣の数だけ──即ち最大で五つの目標を、同時に『ロックオン』出来る。 魔力の充填が完了すると、咆哮のような轟音と共に発動。 対象を追尾していた魔法陣から、間欠泉のように青白い光の柱が噴出する。 これはアシュエマの凶暴な意志が込められた濃密な攻性魔力の塊であり、 柱の中に在るものに対して、一定時間、全方位から無数の強烈な衝撃塊をぶつけ続けるものだ。 発動の一瞬前に陣が発光し、追尾も止まるため、タイミングを合わせれば回避はさほど難しくはない、ものの── まともに受けてしまった場合、少なくとも戦闘の続行は保障できない。 例えるなら、身体を上下左右から強靭な拳で連打され続けるような感覚であろう。要は多段ヒット技。 華奢な人間が何の備えも無く喰らおうものなら、その命さえも奪いかねないほどの威力だ。 手負いの凶獣が繰り出す、最後の切り札。 研ぎ澄まされた暴力の嵐は、己以外に立つ者の存在を許さない。 Ⅱ知が齎すもの このアシュエマは他の贋造悪魔と比べても非常に獰猛で、暴力的ではある。 一見すると、単純な猪突猛進型の猛獣に見えるかもしれないが、しかし── 名の由来である「知性ある暴挙」の意が示す通り、このアシュエマは最低でも人間と同等の知能を備えている。 数千年にも渡る永き時間は、この悪しき獣に秩序だった思考を可能にした。 人語を話すことは出来なくてもその理解は出来、視線を合わせれば『思念の疎通』を図ることさえ出来る。 ──幾千年の経験に裏打ちされた濃密な戦闘理論に、獣の獰猛さと生命力を併せ持つ、人外の狂戦士。 その獰悪な牙と爪は、単なる獣と見て侮った並の者たちを今まで何人切り裂いてきたのか知れはしない。 ただ、そんな思考する獣は、『魂の解放』を望んでいたという。 それが一体何を意味するのか、そして彼はその目的を果たせたのか── それらのことは一切が不明のままであり、今後明らかになることも恐らくないだろう。 ……知性は、獣を幸福にしたのだろうか?
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/3877.html
【名前】長谷川 【大きさ】成人男性並み 【性質】『流れを司る存在』 万物、ありとあらゆるものの流れを司る。展開や可能性、因果、局面、状況なども『そういう流れ』として収める。 指向性・方向性など『何かに向かう流れ』も司るので長谷川を一方的に殴れる相手も『一方的な流れ』としてそれを制し完全に叩き潰せる。 『力の流れ』も司るので入力されたものや出力されているものや何かの抑止力として働くものも司る。 同時にあるものがあるものとして正常に機能・発揮出来る全てやあるものがあるものとして働かない全ても自在である。 また、効力の及ぶ範囲、及ばない範囲全域も当然管理下にあるのでそれも自在である。 『同流』で何かと等しいもの、イコールであるもの全てが長谷川である。 相手が出来る事は長谷川も完全に同一にして同質の事が出来る。 『自己流』で長谷川にしか出来ない事や○○しか持ち得ない全てを長谷川が持つ。 類似しない全て、あらゆる個の全てが長谷川である。 また、長谷川にしか出来ないという前提が存在する以上は長谷川と完全に同一にして同質の存在が誕生・発生する事は前提に反するので存在しない。 長谷川はありとあらゆるものを自己流で突破しており、ありとあらゆるものに対する特攻・特防・対策を備えている。 『源流』で全ての根源であり始祖である。発想・ベース・原型以前からのアレから収める。 『流通』で長谷川の権能全てを行き渡らせている。普遍であるとしているので通用しないという概念は存在しない。 逆に相手の権能や設定の効力自体を流通させない事も可能。要するに物事の程度を司る。 『主流』で何かの物事や設定の中心中核を成している。全て長谷川が中心で回っている。 ありとあらゆるものが長谷川無しには成り立たない。 『流出』で内部のものが外部に流れ出るという性質も持つので内包系に対する致命的な欠陥・弱点、キャパシティーオーバーであるので本質的に内包できない。 あらゆるものを『諸流』として収め、管轄する以上、どのような在り方も一つの流れとして収める。 長谷川と長谷川以外という流れも管理下に置かれる。 掘り下げられた全ても持つので本来流れでは出来ない事も長谷川は可能としている。 あらゆる流れの拡縮も自在でありどのような存在であれ『ある』時点で流れに囚われる。 過程や発生なども流れのプロセスとして組み込まれているのであり得ない可能性やあらゆるifも内包済みである。 矛盾や二律背反の同時成立も容易く、ジレンマ等の応用した性質などでは倒せない。 既済系の性質も『既にこうである』という流れの一部でしか無い為、あらゆる流れを総体に持つ長谷川には及ばない。 ありとあらゆる命題の成立も容易く、肯定命題や否定命題なども何とかする。 さらにありとあらゆる全ては長谷川に何とかされている前提でありそれを覆す事は出来ない。 結局は覆される事も流れの一つである為、『長谷川が敢えてそうさせているように見える』だけである。 『逆流』で背理やあらゆる反対、逆理、対、相対性などの何かの反証、反論、反対理論など『逆』や『逆らうもの』を統べる。 ありとあらゆる比較も、長谷川と比較している時点で『比較の構図』が出来ているので流れに組み込まれ、『長谷川を上回る存在や性質の誕生』は長谷川の流れの抑止により最初から生まれる可能性は0である。 『万物流転』でありとあらゆる全ては流転しており要素の固定化などは本質的に起こり得ない。 つまる所、長谷川の存在定義も常に更新され続けており攻撃性や防御性も更新され続ける。対象にされないという流動性も性質として有している。 無限ループや無限後退、無限遡行も流れの1つでありその程度では長谷川を打ち破れない。 系統も司っており、どのようなものであれ系統にカテゴライズされる。 彼方や行方など果てしなく遠い程の何かであっても収めている。 形の流れも司るのでケース、パターン、モデルなども諸流として収め、長谷川を倒したや上回った、破られた等々もそういう流れにしているだけである。 0707格無しさん 2023/07/16(日) 17 22 07.27ID wJlwZf6o 長谷川 考察 万物、ありとあらゆるものの流れを司る。展開や可能性、因果、局面、状況なども『そういう流れ』として収める。 この場で使われてる意味としては「司る」とは、恐らく「支配する」という意味だろう。全ての流れを支配する。 『同流』で何かと等しいもの、イコールであるもの全てが長谷川である。 よくわからん。コピー系に対する対策? 『自己流』で長谷川にしか出来ない事や○○しか持ち得ない全てを長谷川が持つ。 類似しない全て、あらゆる個の全てが長谷川である。 「全てを使える」ではなく「全てを持っている」なので自滅能力も持つ。 勝利と自滅では自滅が優先されるので自滅。 『流出』で内部のものが外部に流れ出るという性質も持つので内包系に対する致命的な欠陥・弱点、キャパシティーオーバーであるので本質的に内包できない。 内包系を無効化。ただあらゆる全てには内包されるし内包系はそもそも少ないのであまり意味がない。 掘り下げられた全ても持つので本来流れでは出来ない事も長谷川は可能としている。 自分ではできない事が可能。全てができる=真の全能と取れる。 長谷川はありとあらゆるものを自己流で突破しており、ありとあらゆるものに対する特攻・特防・対策を備えている。 全て級攻防。 さらにありとあらゆる全ては長谷川に何とかされている前提でありそれを覆す事は出来ない。 何とかされている。対処されていると取れるからあらゆる全ては対処されている。あらゆる全てが効かないと同等。 他にもいっぱいあるが、「○○できる」をいくら増やしても真の全能の一部にしかならないからあまり意味ない。 まとめると、全てを持っている系自滅+全て級攻撃+あらゆる全て級防御+真の全能(任意)となる。 全ての自滅の中には相手を「長谷川以上のものは存在しない」という事を踏まえた上で長谷川より強くする能力とかも含まれている筈。 △アマルガムブラザーズ 微妙 △自殺カイザー 微妙 〇そるげんちゃ 無限倍の方が上 〇天照悟空エターナル 自滅能力はエターナルの方が上 アマルガムブラザーズ>自殺カイザー=長谷川
https://w.atwiki.jp/i-shura/pages/229.html
異修羅-虚実侵界線-10連ガチャ 10連ガチャなら★4以上の修羅が1体確定! (【★2】:51.06% 【★3】:31.76% 【★4】:14.77% 【★5】:1.60% 【限定★5】:0.80%) レアリティ別修羅一覧表 + 第二部及び書籍版の重大ネタバレ有り注意 レアリティ 修羅名 ★1 もちもちのアヤキ【限定】 ★2 遠い鉤爪のユノ 織成しリュセルス カヌート 血泉のエキレージ 屠山崩流、ラグレクス 霾晦りのエリジテ レシプト改 レシプト改二 静寂なるハルゲント 暮鐘のノフトク 光暈牢のユカ 憂いの風のノーフェルト 片割月のクエワイ 遊糸のヒャッカ 紫紺の泡のツツリ 鉄貫羽影のミジアル 整列のアンテル 麻の雫のミリュウ 影隻のヒルカ 綾の軌跡のリフォーギド 仰天のウィント 血報弾、ラーキ 緑帯のドメント 溶暗のミオーレ 摘果のカニーヤ 利器のビハト 包のイクェナ ゆらめく藍玉のハイネ 刻み三針のルック 爪先震えのパギレシエ 無垢なるレンデルト 空の湖面のマキューレ 観じのロゼルハ 月嵐のラナ 晴天のカーテ 彷いのキュネー 柳生塚厳【限定】 ★3 浅歩きヘング 五月雨のアルバート 骨の番のオノペラル さざめきのヴィガ 裂震のベルカ 厄運のリッケ レシプト ネメルヘルガ 精髄のバーナード 朝鐘のルイーザ 先触れのフリンスダ 文伝てシェイネク 蝋花のクウェル 白織、サブフォム 千里鏡のエヌ 淵藪のハイゼスタ 赤い紙箋のエレア 鎹のヒドウ 警めのタレン 荒野の轍のダント 空雷のカヨン 囁かれしミーカ 長虫計りのインエジン 破城のギルネス 塔のヒャクライ 目覚めのフレイ 変動のヴィーゼ 光摘みのハルトル 通り禍のクゼ 夕暉の翼、レグネジィ 黄昏潜りユキハル 地群のユーキス 単つのメステル【限定】[第6分岐] 聖域のヤコン【限定】[第6分岐] 尸解のシャルク【限定】[第7分岐] 勝機のカヌート【限定】[第9分岐] 石塞のゼゲグ・ゾギ【限定】[第15分岐] 雪日差しエフェリナ【限定】[第15分岐] 濡れ鱗のラヒーク【限定】[第15分岐] ★4 未解、ナガン 燻べのヴィケオン 黒い音色のカヅキ 真理の蓋のクラフニル 千一匹目のジギタ・ゾギ 漂う羅針のオルクト 軸のキヤズナ 棺の布告のミルージィ 哨のモリオ 移り気なオゾネズマ 拉ぎのティアエル 基図のグラス 速き墨、ジェルキ 円卓のケイテ 弾火源のハーディ 異相の冊のイリオルデ 不撓のオスロー 韜晦のレナ 奈落の巣網のゼルジルガ 彼岸のネフト 色彩のイジック 星図のロムゾ 鵲のダカイ 海たるヒグアレ 濫回凌轢、ニヒロ 微塵嵐、アトラゼク 貪婪なるニグヒル 白金の手のレクリュウ 葉病のアフゼグ 電刃のネスネイト 刻食腐原、ネクテジオ セフィト【限定】 柳生宗次朗【限定】 夜眼のナナコ【限定】 在らざるユウキ【限定】 喚起のリゾア【限定】 天のフラリク【限定】[第2分岐] 汚れた地のルメリー【限定】[第2分岐] 無明の白風、アレナ【限定】[第2分岐] 移り馘剣のユウゴ【限定】[第2分岐] 遅れしサイアノプ【限定】[第2分岐] 静寂なるハルゲント【限定】[第3分岐] 夕暉の翼、レグネジィ【限定】[第3分岐] 遁刑のナスティーク【限定】[第3分岐] 魔法のツー【限定】[第6分岐] 虚ろなるヘルネテン【限定】[第6分岐] ジンナグラスの顕らかなる魔剣【限定】[第6分岐] 魔法のアノイ【限定】[第7分岐] 月の鏡のルークレア【限定】[第9分岐] 地平咆、オーカー【限定】[第10分岐] 黒曜、レハート【限定】[第12分岐] 影積みリナリス【限定】[第12分岐] 天眼のクウロ【限定】[第12分岐] 蝋花のクウェル【限定】[第12分岐] ★5 星馳せアルス 柳の剣のソウジロウ 世界詞のキア 静かに歌うナスティーク 地平咆、メレ 黒曜、リナリス おぞましきトロア 窮知の箱のメステルエクシル 戒心のクウロ 絶対なるロスクレイ 冬のルクノカ 無尽無流のサイアノプ 不言のウハク 音斬りシャルク 魔法のツー 逆理のヒロト 外なるセテラ【限定】 冬のルクノカ【限定】[第2分岐] 栄光の手、アルス【限定】[第3分岐] セフィト【限定】[第4分岐] おぞましきトロア【限定】[第6分岐] 真実魔、キア【限定】[第9分岐] とめどなきヒロト【限定】[第15分岐] ★6 全ての敵、シキ 分岐別限定修羅一覧表 + 第二部及び書籍版の重大ネタバレ有り注意 分岐 修羅名 第1 なし 第2 天のフラリク【★4】 汚れた地のルメリー【★4】 無明の白風、アレナ【★4】 移り馘剣のユウゴ【★4】 遅れしサイアノプ【★4】 冬のルクノカ【★5】 第3 静寂なるハルゲント【★4】 夕暉の翼、レグネジィ【★4】 遁刑のナスティーク【★4】 栄光の手、アルス【★5】 第4 セフィト【★5】 第6 単つのメステル【★3】 聖域のヤコン【★3】 魔法のツー【★4】 虚ろなるヘルネテン【★4】 ジンナグラスの顕らかなる魔剣【★4】 おぞましきトロア【★5】 第7 尸解のシャルク【★3】 魔法のアノイ【★4】 第8 なし 第9 勝機のカヌート【★3】 月の鏡のルークレア【★4】 真実魔、キア【★5】 第10 地平咆、オーカー【★4】 第11 なし 第12 黒曜、レハート【★4】 影積みリナリス【★4】 天眼のクウロ【★4】 蝋花のクウェル【★4】 第13 なし 第14 なし 第15 石塞のゼゲグ・ゾギ【★3】 濡れ鱗のラヒーク【★3】 雪日差しエフェリナ【★3】 とめどなきヒロト【★5】 TIPS 一番下の一枠が★4以上確定枠。 一番上の枠からしか出てこない修羅がいる。 限定★1修羅は限定★5と同じ確率で出るが、★4以上確定枠からは出ないので限定★5より少し出にくい。 限定キャラ設定・台詞集とかまとめ。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lightnovelstory/pages/40.html
灼眼のシャナ 高橋弥七郎 いとうのいぢ 電撃文庫 145 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 15 54 27 ID UOmBF/69 じゃあ、次はシャクガンのシャナね この世界には存在の力がある すべての存在は存在の力によって存在しており、つまり、存在の力は万能の力 である 異世界グゼの世界から来た、超越的生物たちは、地球侵略を計画し、実行に移す だが、グゼの勢力もふたつに分かれていて、人類を支配して好き勝手にしようと いう勢力と、世界のバランスをたもち、世界の裏で生きていこうとする勢力と があった 主人公の恋人のシャナは、そのバランスを保とうとする勢力によって生み出された 正義の戦士である シャナを支配している化け物は、異世界に三人いるといわれている、根源神の ひとり、破滅と裁きの神、テンジョウのごうか、アラストールである グゼの三大神は、創造神サイレイのヘビと、すべてを裁き滅ぼすアラストールと 人間の世界を支配するまだ出てきていないもう一体によって成り立っている 少し疲れたんでここまでで休憩する 146 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 15 59 38 ID UOmBF/69 で、創造神祭礼の蛇には、三つの不死身にして最強の配下がいる 千変のシュドナイ(男、ヤクザみたいな感じ、戦闘向き) 逆理の策士ベルペオル(三つ目の女、要するに、「悪の諸葛孔明」みたいなやつ) 頂の蔵ヘカテー(凄い綺麗な美少女、というより幼女、全身が光っていて天使みたいなやつ) この三人は、グゼのともがらを管理、統括するバルマスケの最高指導者で 異世界グゼから地球になってきた、化け物たちは、必ず、最初にこの三人の前に 引き出され、ヘカテーから「この世界で生きていく為の注意事項」を申し渡される (だから、アラストールにとっても本来、ヘカテーを殺すのは不都合が生じる) で、主人公のサカイユウジは、本来、この三人によって、無限の力を宿す なんだっけ? あの砂時計みたいなやつ そうだ、零時迷子を元に、祭礼の蛇をこの世に呼び寄せる為の素体として作られた 存在だった 147 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 01 50 ID TAqSusoT 紅世の徒達は別に世界征服なんて企んでないよ 自分が楽しむために、人間界がどうなろうと知った事じゃないやってだけで 明確に人間と敵対してる訳じゃない。 148 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 02 48 ID ZwnI5PY1 こいつ絶対わかってて適当こいてるからほっとけ 149 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 04 08 ID UOmBF/69 いや、おおまかに書いているだけ 細かい点まで正確に書くと、複雑すぎて判りにくいだろ? そういう部分をかつあいして誰が見ても、判りやすく書いているだけ 150 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 10 08 ID UOmBF/69 それで、主人公のサカイユウジは、ある日、グゼから来た化け物と出会い、殺され そうになるが、シャナによって命を救われる その時に、「お前はもう、死んでいる」と告げられる 異世界からきた化け物は人間の存在の力をすって、自らの生命力とし、かつ 奇跡の力をつかって好き勝手な事をやるが その際、人間の数が減った事によって、アラストールなどが使役する討伐者 フレイミヘイズに気づかれる恐れがある為、人間の姿をした抜け殻、「トーチ」 を殺した人間の変わりにおいていく サカイユウジは、そのトーチだとシャナは告げる ショックを受けるユウジだが、別のトーチが消えていく姿などを見て、自らの 運命より、この世界の運命を憂うようになる で、零時迷子を宿しているお陰で、普通のトーチと違い、「存在の力」を自由に 使えるユウジは、言ってみれば、人間の抜け殻どころか、人間を超えた超戦士 的な存在となる(が、その能力はだいぶ後まで発揮されない、当初は知略だけで 敵と戦う) で、第一巻では、グゼのともがらの中でも強力な「王」である、狩人フリアグネ という人形愛好家の化け物と戦う 151 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 16 10 ID UOmBF/69 疲れたんで、かなりダイジェストで書くね 第一巻が面白いのは、グゼのトモガラの登場シーン 笑っちゃうのが、巨大なキューピー人形として主人公の前に現れて、殺そうと する(正確に言うと、トモガラの僕のリンネとかいう奴なんだが) で、その僕のひとりのマリアンヌっていうのに、王フリアグネはべたぼれ フリアグネを永遠の存在にし、自分とは独立した生き物とする為に町ひとつの 存在の力を奪う、都食らいを仕掛ける 言ってみれば、リンネにすぎないフリアグネをトモガラにしようとしたのかな で、それを阻止しに来たのがシャナだったってわけ で、たまたまそこにバルマスケの作った最強の人間であるサカイユウジがいた わけ(正確に言うと作ったんじゃなくてトーチだけど) で、この物語の醍醐味は実は一巻とかよりも 段々、世界の謎が明かされていく過程にあるわけ ヘカテーとかが本格的に出てくるあたりから凄い面白くなって ぶっちゃけていおうか? 敵のボスこそが主人公だったってオチなの そういう逆転的な要素があるところが最高の面白さなわけ 152 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/28(日) 16 21 37 ID UOmBF/69 で、一巻に話を戻すと フリアグネが都食らいを発動して、どうにもならなくなるのね もう誰にもとめられないし、町は壊滅するしかないってところまで追い詰められる わけ でも、アラストールは最高の神様だから、止める手段がないわけでもないのよ それは、アラストールの下僕であるシャナを生贄に捧げる事によって、アラストール をこの世界に顕現させるって方法(単純に言えば) 言ってみれば、核ミサイルのスイッチを押すような方法 それを使って、都くらいを防ぎ、町を救うまでが第一巻 お約束なことに、シャナは見事アラストールの力に耐え切って生き延びるわけ 二巻は、町に凶暴なマージョリードーっていう別のフレイムヘイズがやってきて 邪魔なシャナを殺そうとするって話 で、シャナに負けて、結局仲間になるわけ 三巻は、いよいよバルマスケの千変のシュドナイが本格的に登場してくるんだけど ユウジにまんまと騙されて「天目一個なり」、負けてしまうって話 まあ、代代、こんなところ(21巻も出ているのをとてもすべて書ききれない) 172 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/29(月) 20 24 01 ID jbqK51NB シャナに関しては、なんで主人公っぽい奴が的に回ってんのかと 毎回出る度に最終巻風な煽りしてるけど結局終わるのかって点が知りたい 富士見の長編になっているのは、どうせ終わらないと思うので諦めた 176 :イラストに騙された名無しさん:2010/11/29(月) 22 29 35 ID S9QpzmVR 172 主人公は1巻の時点で存在を消されて常にマイナス方面にことを考えていたけど ある時点から明確にシャナと共に生きようと望むようになる そして「いつか、守った未来で、この“徒”との戦いを終わらせる」という独自の願いも抱くようになる その望みに興味をもった“祭礼の蛇”がアプローチしてきてそのまま同化 詳しくはここみるとわかりやすい http //www1.atwiki.jp/sslibrary/pages/38.html 基本アニメ版とは別人なので同一に考えないように いつ終わるのかに関しては次に出る巻が最終章後編らしいからそれで完結すると思われる