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製作者 ずっきぃ 出場大会 第十回大会 経歴 設定 「もう、私の力だけでは止めることができないの・・・助けて・・・」 ◆始まりは 始まりは科学タワーに雷が落ちがその日だった 彼女の家は科学都市の郊外あり、必然科学タワーから最も遠い場所に位置していた そのためタワー事故が起きた瞬間の騒乱から逃れることができたものの その後に行われた科学都市の封鎖によって貧しい生活を強いられることとなったのであった 最初は視界の端に影が映る程度だった 彼女はそれをあまり気に留めはしなかった、大きく環境が変わってしまったために 疲れが出ているのであろうと考えていた それらは次第に明確な幻覚としてみるようになり そしてそれらが幻覚ではないものであると気が付いた よくよく観察しているとそれらと相互にコミュニケーションが取れることが分かり コミュニケーションをとるうちにそれらが死者なんだと気が付くことができたのだ 彼女の人生が狂いだしたのはそれを彼女の母親に報告した時からであった 母親は自分の見えていないものがこの世界でさまざま影響を与えているという事実に 大変興味を示した 近所で不幸があったり不可解な出来事があれば母親は彼女を連れてその近辺を歩き回ってみた そして大体の事例において死者が、さまざまな幽霊が関係しているということが分かってきた 母親は彼女に対して彼らを説得できないかと問いかけてきた 彼女は彼らの目的が分かれば問題ないかと思案する そして母親は怪しげな物品を霊症に悩まされる人々に売りつけ その裏原因となる幽霊たちを娘に説得させていった 始めは冗談半分であったもののそれが次第にエスカレートしていき しまいには幽霊たちを敢えてけしかけて霊症を起こし それを自分たちで解決する、つまりはマッチポンプを行い 彼女たちは信者を集め金銭を集めていた タワー事故による治安の悪化も手伝い 不安を抱えた人々は藁をも縋る勢いで彼女たちを信仰し始めた しかし彼女たちがうかつであったのは人を集めすぎたことであった 急激に注目を集めた新興宗教じみた彼女たちは当然のこと捜査のメスが入ることとなった 奇しくも世間では超能力者というものが認知され始め、そして対能力者部隊と呼ばれる組織が結成されていたところであった 彼女も例外にもれず、科学タワー事故によって発生した超能力者として取り締まられることとなった ◆投獄 彼女たちの罪状は詐欺、そして超能力を用いた傷害や業務妨害、また脅迫であった 彼女は、千鶴子は取り調べに対し、淡々と自分のやってきたことを聞かれるままに答えていった それはあたかも他人事かのように発言する彼女は非常に不気味な存在に見えた しかし、別室で取り調べを受けていた母親が、これらの事件はすべて自分だけがやったこと 千鶴子は無理やり自分の意思に従わせていただけ、彼女が自分から行動しているわけではない そう供述していた そのおかげもあり、千鶴子に対する罪状は非常に軽くされた 彼女は能力者であった事実と、また彼女も強要されての行動であったという供述はあったものの 一応の加害者であったため、三か月という短い期間ではあるものの、特殊収容所にて拘束されることとなったのであった しかし、収容・拘束と言っても彼女の場合はほぼ軟禁状態であり、収容所内での待遇は比較的にもよい方であった また能力使用が制限されていたわけでもないため、独房というなの安全な隔離部屋の中にいて 幽霊たちから情報を貰いうけ、外の状況を把握していった 話し相手には困らなかったため彼女はこの収用生活を満喫していた そして彼女は知る、自分の母親が取り調べにおいて彼女をかばう供述をしていたことを そして彼女は思う、あの母親にも娘をかばおうとするだけの愛があったのだと 彼女はひどく後悔した、彼女は母親に対して無関心でいすぎたのである いや母親だけではない、彼女はすべてのことに、自分のことにすら無関心であったのであった 彼女はそのことに初めて気が付いたのであった ◆囚人暴動 収容されて一月ほどたったころ、事件が起きた 囚人が一人どのようにしてかはわからないが脱獄をしたらしい 厳重な警備にもかかわらず、その囚人はこの収容所のコントロールルームを制圧し 全ての囚人を開放してしまったのであった 収容所内が阿鼻叫喚になる 彼女はどうにか幽霊の力を借り襲いかかる囚人を金縛りにするなどして降りかかる火の粉を払っていった 彼女は現状をとにかく把握しておかないといけないと思い、霊との対話を通して収容所内外の状況を把握していった すぐさま収容所は対能力者部隊に包囲されたが、その対能力者部隊も堅牢な収容所のため手が出せないでいた そんななか幽霊たちの中でもこの騒動から影響を受けているものがいるらしいということを聞くことになる とくに感情的・本能的なことに影響を受けやすい低俗な動物霊は周辺で狂暴化しているということだった 幽霊たちの中にも秩序というものがあり、それが乱されるのは幽霊たちの間でも非常に問題になることであった 彼女は思う、これは霊障であると 彼女は初めて、”お祓い”に挑戦することになった ◆囚人の解放 この囚人騒動は凄惨さを極めた ある囚人が声を上げた彼らをまとめ上げるボスを決めるために用意された舞台は 身勝手な囚人と、すべてを力でねじ伏せた囚人のせいで台無しになってしまった 彼女は事態の収束を望み、そしてこの事態を眺めていたが 彼女にとって望むべくもないそんな方向へ事態は転がり落ちて行った 狂ったような歓声の中、囚人たちの玉座に祀り上げられた彼、スターベン・メヒトは 彼女の期待を裏切り、外の世界へ侵攻を始めてしまったのであった 彼女は身震いした 幽霊の存在を認識することができる彼女にはわかってしまった 周囲の幽霊たちが、それも動物例ではない高位の幽霊たちが 昂ぶり、荒ぶり、彼らの遺志と関係なく、彼女の意を介せず 凶暴な姿を現しだしたのであった これ以上は危険だ、これ以上はいけない 彼女は必死でこの騒動を治めようと駆け出して行った ◆彼女の能力、彼女の想い 彼女の能力は霊と対話することができることであった いかなる霊的な存在をも認識することができ、彼らの言霊を理解し そして彼らに言霊を伝えることができた これは本来生者のままでは干渉することのできない死者の存在に関わることができるというものであった しかし生者である彼女が死者へ与えることができる影響力は言霊を交わす程度である そのため幽霊たちに代償を与え協力を取り付けることでしか対外的な影響力を発揮することができないでいる 幽霊たちは非常に友好的に接してくれていた それは死者の声を聴くことのできる彼女という稀な存在というのが大きな理由でもある 霊能者時代、彼らとのコミュニケーションを通し 力を借り出し様々な現象を起こしていった 単純なものであれば千里眼や順風耳 これらはほかの人が認識することができない幽霊たちに 様々耳打ちしてもらっていた ポルターガイストやラップ音 これらはただただ騒がしいだけの享楽趣味の幽霊たちを多く集めて引き起こしていた 物に取り付いた幽霊はさもその物自体が意思を持ったように振る舞い 付喪神として振る舞ったこともあった 動物霊を集めて狐憑きのような霊障を起こし より力の強い霊たちを使って金縛りを起こし そしてそれらを祓って信仰と金銭をかき集めていたのであった 当然それらに協力した幽霊たちには彼らが望む代償を支払わなければならなかったが 引き起こす事象が小さいこともあり、どうにか彼女だけでも事足りさせることができるものであった 囚人騒動においては依頼者はむしろ幽霊側であった 彼女と幽霊たちは互いに利害が一致しており、そのため幽霊たちはかなりのところ無償に近い形で 協力を惜しまなかった しかし、あくまで利害が一致しているだけであり、分を超える願いはかなえられず 彼女の指示に全て答えてくれるわけではなかった これが彼女の能力の限界点 それが生者が死者に与えることのできる影響の限界点であった 彼女は無意識ではあったが理解していた このままではすべてを治めることはできない、それだけのことを実現することができない この霊たちを、彼女の意のままに扱いきれなければ彼女の目的を達成することができない そして彼女は幽霊たちを彼女の意のままに扱う術を無意識的に理解していた 生者であるから干渉できないのである ならば死者になれば、より直接的に彼らに干渉することができる もっというなれば力づくで強引に、彼らを隷属させることができる・・・と思う 死者とコミュニケーションをとり、死者たちの様子をずっと見てきた彼女だからこそ 死ぬとどうなってしまうのか、それを何となくではあるが理解していた しかし、実際に自分が死ぬとなるとどうなってしまうのかが分からなかった 彼らは死の直前の強い感情によって様々な行為を行っていた しかし自分が死ぬと、怨霊化した場合自分の遺志を自分でコントロールできるかどうか それが分からなかったのである 死者の思考では柔軟な思考を行うことができないのだ 彼女は自分が怨霊化して自分を律することができなくなるくらいなら 他の誰かに憑りついて自分の力を使ってもらうことが重要だと考えた それが彼女の目的であり、今の彼女ができる最大限のお祓いであった しかし、彼女の力を余すことなく使える人物を見極めるためにも 相手の真意をはかる必要を感じている 補足
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登録日:2023/11/25 Sat 02 24 00 更新日:2024/04/28 Sun 16 34 13NEW! 所要時間:約 4分で読めます ▽タグ一覧 おっさん かまいたちの夜 わしが香山や!~男の大往生~ ゲーム ネタバレ項目 ムードメーカー 就職エンド 強引 社長 関西人 関西弁 香山さん 香山社長 香山誠一 わしの会社は実力主義や。せやから不況なんかはどこ吹く風や。せやけどなあ春子、わしも、わしも......ほんまは、寂しいんや! 香山誠一とは、ノベルゲーム『かまいたちの夜』に登場するキャラクターの一人である。 キャラ解説 赤ら顔で小太り、コテコテの関西弁に寂しい頭髪と、関西のオヤジと聞いて浮かぶ偏見人物像そのまんまの中年男性。(*1) 職業は小さな会社を経営する社長であり、ヒロイン 真理の叔父にしてシュプールオーナー、小林二郎が若いころ世話になったこともあるらしい。 性格は大阪人のイメージにありがちな強気......というよりかなり強引であり、事あるごとに主人公を自分の会社に就職させようと誘ってくる。(*2) 初見プレイで試しに就職の誘いに乗って、あれよあれよと大阪で社長になってしまったプレイヤーも多いのではないだろうか。 一方で調子のいいところもあり、犯人に燕返しや地獄車をお見舞いしてやると豪語しておきながら、吹雪の強いシュプール外での探索を「寒いのが苦手だから」と断ったりもする。 しかしムードメーカー気質でもあるのか、彼のBGMや言動でシリアスなムードが和らぐことも。 総じて、周りを散々振り回すが基本は気のいいおっちゃん......なのかもしれない。 以下、各作品の動向(ネタバレ注意) 「1」 ミステリー編 妻の春子と共に、シュプールの泊り客として登場。社長であることもあり、第1の殺人事件発生当初はリーダーシップをとって皆の指揮をとるが、第2の殺人事件以降はその役割は透にとって代わられている。 第2の殺人で謎を解けなかった場合は、アリバイがあやふやだったことから地下室に軟禁され、そのまま犯人の手にかかってしまう......。 なお、このシナリオでは春子が後妻であること、子供が複数いることなどが語られるが、後の「2」「3」では春子の前妻も子供も出てこないため、引き継がれなかった設定だったと思われる。 スパイ編 春子共々、某国のスパイだったという設定。 しかし中盤で退場してしまうため影が薄い。 なお、日本政府所属のスパイである小林オーナーとは敵対関係にあるため、このルートでは上述の「昔小林オーナーがお世話になっていた」という設定は無いものと思われる。 悪霊編 霊にとりつかれた真理によって重症を負い、そのままフェードアウト。完全な被害者ポジションである。 暗号編 宝探しに熱中しており、春子を連れて2階や地下室に奔走する。 お宝を発見した透に山分けを提案するも、春子にたしなめられるなど、尻に敷かれる場面もある。 Oの喜劇編 ミステリー編をネタにした歌「わしが香山や!~男の大往生~」が登場。 彼の登場BGMに歌詞を付けた短い歌だが、思わず口ずさみたくなる名曲?である。 公式書籍や「×3」では歌詞を変えたものが多数登場する。 「2」 何と春子とは離婚。代わりに新しく結婚した夏美が妻として登場。 しかし、シナリオによっては夏美をも失うため結構悲惨。 わらべ唄編 中盤で夏美を失い、遠因となった人物に一度は激昂するも、最後には「アンタは生きて罪を償わなあかん。」と漢を見せる。 またとある推理で彼を疑うと...... 大学時代は国文学科に所属し、「勝者の物語としての古事記」という卒業論文を書いていたと判明。 ちなみに本編から外れたとあるバッドエンドでは前妻の春子も登場するが彼女から衝撃の事実が…? 「離婚した?よくもあなた、そんな嘘をぬけぬけと…」 「す、すまん、かんにんして!」 陰陽編 「関西記憶力連盟」という謎の組織の副会長を務めている。 恒例の就職エンドはここで登場。鳥取とニュージーランドに支社があるらしい。 また夏美の知識が、犠牲者最小ルートへの突破口となっているため、彼女を連れてきた香山さんGJと言われることも。 底蟲村編 このシナリオにおける「我孫子武丸」の正体であり、透たちを招待した張本人。チュンソフトの社長をしているという驚愕の設定が明らかになった。ゲームタイトルの「かまいたちの夜」は「かやまたちの夜」が転じたものだそうな。 こちらでは春子と離婚後再婚せずに独り身。なのでこのシナリオでは夏美はいない。 キヨに騙されゾンビへと変貌しながらも、仲間たちを守る姿は必見。 サイキック編 ミネルヴァ社の陰謀に巻き込まれ、何が何やら分からないまま射殺されてしまう。 扱いとしては前作の悪霊編に近いか。 官能編 「わしもや!わしもや!わしも好きなんやあ!」 黒ビキニ。 妄想編 他の宿泊客と同様、三日月館で透と会話する選択肢がある。 裏表がないキャラクターゆえか、やたらと黒化している他の宿泊客と違い、特に本編の言動と差異が無い。 惨殺編 寄生虫に意識を刺激された結果快楽殺人鬼に変貌してしまう。 いつもの調子で殺人を繰り返す姿はさながらスプラッタホラーのヴィランのごとし。 「×3」 まさかのプレイアブルキャラ可。 前作で夏美や多くの知人を亡くし、彼らの慰霊のために三日月島を買い取り、再び透たちを招待した。 「浪速のど根性焼き」というお好み焼き屋のチェーン店を経営していることが明らかになり、事あるごとに割引券を渡そうとしている。 祈祷の最中、何者かに襲撃されついに死亡......。 だが中盤、幽霊となった彼を操作し、元凶を絶ちにいくパートが存在する。(*3) 悪霊との対決シーンはかなりカッコいいので、ぜひ自分の目で確かめよう。 夏美との再びの別れは感涙ものである。 以下更なるネタバレに注意。 「『×3』後半では...」 ゲームの終盤、「2」から続く事件のきっかけに、香山の『火遊び癖』が絡んでいることが判明する。 そのことは特段取り上げられることもなくハッピーエンドを迎えるため、これまでの「強引なところもあるが、なんやかんやでムードメーカーのいいオッサン」というイメージが崩れてしまった、というプレイヤーの意見も。(*4) 余談 同じチュンソフト発売のサウンドノベル『街』のとあるシナリオでは、 大阪に辿り着いた主人公の前に香山さんと思しき人物が登場する場面がある。(名前や姿こそ出ないが、セリフの言い回しがまんまなのでほぼ彼で確定だろう) こちらでもやはりと言うべきか、主人公を勧誘してくる。 作品をも飛び越える香山さんパワー恐るべし、と言ったところか。 スーパーファミコン版『かまいたちの夜』では、犯人を指摘する際の名前入力画面にて、 本来なら「苗字」「下の名前」「フルネーム(※文字数制限でひらがな6文字まで)」のいずれも通るようになっているのだが、 何故か香山さんだけは苗字の「かやま」は通るのに「せいいち」「かやませいい」は通らない。 他のメンバーは通るのに何故……? と思いきや、2019年になって「まこと」「かやままこと」なら通るということが発覚。 どうやら内部データで「香山誠」と誤って名前が登録されてしまっていたようだ。 もちろんこのバグはPS版以降で修正されており、きちんと「せいいち」が通るようになっている。 追記、修正は畳の上で大往生してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 話によって憎めない人にもガチ悪役にもできるバイプレイヤー。個人的には2底虫村編の香山さんがカッコよくて好き。 -- 名無しさん (2023-11-25 10 00 37) 無限ループって怖くね?を体現する人 -- 名無しさん (2023-11-25 13 37 29) 3では逆に就職の誘いを受けたら進んで、断ったらバッドエンドだったはず -- 名無しさん (2023-11-25 20 44 32) 雑誌の読者投稿4コマで透が香山さんに熱い眼差しを向けるそっち系のネタが印象に残る -- 名無しさん (2023-11-26 00 17 34) 就職エンドは1は香山夫妻は無事だけど少なくても透(と小林夫妻)が殺人事件に巻き込まれる兆しを匂わせる、3は大阪のテーマパークを始めるけど3日で潰れるなんで純粋にある意味ベストエンドなのは真理と一緒に海外で成功を収める2だけだったりする -- 名無しさん (2023-11-27 17 09 36) 「犯人を見つけたらわしの燕返しをお見舞いしたる」って言ってて透がそりゃ剣道でしょってツッコミ入れてたけど柔道にもちゃんと燕返しはある事は有名な話 -- 名無しさん (2023-11-27 21 46 15) 2の陰陽編で小林さんから非合法ギリギリの仕事をやってると責められる下りは読んでて辛かったなー。こんなこと言われるのここだけだし、陰陽編だけの設定であってほしい… -- 名無しさん (2023-11-28 06 22 16) 犯人当てでかんさいじん、しゃちょうは香山さんになる。テキストではっきり表記してないからかはげはダメ。リメイク版では立ち絵でわかるからかはげでも可能になった。でぶは加奈子ちゃんのことになる。 -- 名無しさん (2023-11-28 19 26 25) 名前 コメント
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概要 舞台 主人公 攻略対象キャラステイル アーサー レオン セドリック 隠しキャラ:ジル ラスボス キミヒカ関連話 コメント 概要 フリージア王国が舞台。 ティアラが16歳に成長した誕生祭で見ず知らずの婚約者を決められるところから始まる。 クライマックスの対峙シーンでは王の啓示とされていた予知能力を覚醒させる。 舞台 ”キミヒカ”のフリージア王国 乙女ゲーム「君と一筋の光を(キミヒカ)」の舞台となる大国。 王配が事故で死に、後を追うように女王陛下も亡くなり、予知能力を得た幼い女王が好き放題に贅沢三昧をするため税上げや、逆らった上層部や騎士を人事や処刑、気に入らなければ戦争に同盟に処罰に法律など、女王一人で平民の生活を脅かし続けて、平和な大国はみるみるうちに周囲の国々にも警戒される独裁国家となった。(*1) 13年に宰相が婚約者の病を治すために提言した〝特殊能力申請義務令〟を幼い女王が成立させ、女王が全ての国民の特殊能力を把握し、優れた特殊能力を持つ国民に女王の命令に背けない隷属の契約をするか、処刑されるかの選択を迫った。 結果、女王に反抗の意を示した貴重な特殊能力者が大量虐殺されることとなる。(*2) ”キミヒカ”のアネモネ王国 8年頃に前女王と前王配と同盟を結ぶ。だが続けて両人が亡くなることとなったが友好の印の一つであった新兵合同演習を続けていた。 11年にアネモネで行われる新兵合同演習に向かうフリージア王国騎士団が何者かに襲われ、更に崖崩れが起き、アネモネ騎士団にも多くの犠牲が出た。 現場にいた者は助かっておらず、犯人もともに死んだのかこの一件で互いに非を認めず膠着状態となりフリージア王国騎士団がアネモネに攻め入り、アネモネ王国は惨敗した。アネモネ王国は降伏するしかなくなり、多くの条約を飲み、なんとか和平同盟にこぎつけた。 その和平同盟を確かなものにするためフリージア王国宰相とフリージア王国摂政が女王の婚約者にと第一王子が選ばれる。 ”キミヒカ”のハナズオ連合王国 ゲームが始まる1年前、突然コペランディ王国の使者がハナズオ連合国に来訪する。 ラジヤ帝国の属国となったコペランディ王国からチャイネンシス王国に属国となるか、植民地となるか選択を迫られる。 チャイネンシス王国ヨアン国王は降伏して国名が残っても、負けるとわかっていて抗ってもラジヤ帝国の傘下に入れば強制的にチャイネンシス王国は奴隷生産国となり、国民をラジヤに差し出さねばならなかった。ならば植民地としてでも自国の文化は残したいとヨアンは考えたが、ランスとセドリックが引き止め続ける。だが、期限が近づき、ヨアンから一方的に同盟を破棄される。 その決断を聞いたセドリックは女王プライドにハナズオ連合国を救ってほしいと単身で懇願に来て、プライドはその場で同盟に了承し、兵を挙げセドリックと共にハナズオ連合国に到着し、防衛戦の為に陣を張ったフリージアは、敵国からの侵攻が始まった途端、反旗を翻しチャイネンシス王国を襲い始めた。 プライドはセドリックから聞いた話の裏でステイルの特殊能力で秘密裏にコペランディ王国とラジヤ帝国と契約を交わしていた。 プライドに嵌められ、利用され、三国とフリージアから侵攻を受けたチャイネンシス王国は敗北。ラジヤ帝国の属州となり、国名も文化も奪わる。 その事実にランス国王は乱心、フリージアからの合図で奇襲をかけるはずだったサーシス王国は、国王乱心により何の指示もないままチャイネンシス王国が蹂躙されていく様を見る事しかできなかった。 ”キミヒカ”のハナズオ連合王国 サーシス王国 ゲームではアネモネ王国と貿易ではなくムスカリ王国と貿易を始めていた。 チャイネンシス王国を守る為、セドリック第二王子がフリージアの援軍を率いてきたが、フリージア王国が裏切り、更にランス国王が乱心し、指揮系統が乱れた。 その後、セドリック第二王子は女王プライドに口外の禁止と国を開き、無償で黄金をフリージアに差し出し続ける。 ランス国王は乱心したまま、セドリック第二王子が国王の代理をつとめる。 ”キミヒカ”のハナズオ連合王国 チャイネンシス王国 コペランディ王国に降伏か蹂躙を迫れられ、17年に国の名前、文化を残す為降伏を考え、サーシス王国を守るため。一方的に同盟を解消する。 だが、サーシス王国のセドリック第二王子が援軍として連れてきたフリージア王国が裏切り、結果ラジヤ帝国の植民地となり、国名も文化もなくなった。 セドリック第二王子が“嘘の”援軍の話をしてチャイネンシスの全面降伏を止めなければ属州になることはなかった。 しかもそのせいで親友であるランスが心を病んでしまった。 更に反旗を翻したフリージア王国に、脅されるがままセドリックはサーシスの金脈を全てフリージア王国に譲渡すると誓約書を交わしていた。 その為、誰が見てもセドリックがフリージアと繋がり、チャイネンシスを売ったようにしか見えず、"元"チャイネンシス王国ヨアン国王はセドリック第二王子を強く恨んでいる。 侵略を受けた後、裏切ったサーシスを恨むかのようにチャイネンシス側から国境の通りに壁が築かれる。 ”キミヒカ”のラジヤ帝国 ゲーム内ではチラチラでてきた国。 第一作目では物語の主軸後半から女王プライドの協力者。ただし、ポジションは小ボスやモブ。 しかも小ボスとして立ちはだかっても攻略対象者には全く歯が立たず、苦戦すると尻尾巻いて逃げちゃうか、とどめを刺される。 ラジヤ帝国自体もプライドが断罪されるとあっさり撤退する。 主人公 ティアラ 「全シリーズにわたって主人公に好感が持てる」「まじ天使」と話題のキミヒカの第一作目の主人公。 ラスボスの姉プライドに傷つけられた攻略対象キャラ達の傷を癒す主人公。 エンディングでは断罪された姉に代わり女王陛下になって攻略対象キャラと共に国を平和に導いていく。 幼い頃は身体が弱く、周囲に隠されて育ったが、6歳の生誕祭でお披露目される。 だがその時には既に馬車事故で父上が亡くなり、憔悴し始めている母上がいたが、母上の前だけは良き姉であるプライドに、影で「役立たず」「王家の面汚し」などと罵られ、自分に自信をなくしてしまう。 更に母上が亡くなり、王位をプライドが継いだ後には離れの塔に閉じ込められながらも、生まれ持っての優しい心は失わず、健気に生きていく。 プライドのことは「プライド様」「女王陛下」と呼び、委縮するばかりだったが、どのルートでも断罪されたプライドに対して「お姉様」と呟き 最後まで憎みきれず、姉に愛されたかったと、姉妹としての関係を持つことにずっと憧れていたと涙ながらに語る。 予知の回数はプライド以上に多いティアラだが、ゲームでは全て夢だと思い込んでいた。(*3) 攻略対象キャラ ステイル 若き摂政。クール系の眼鏡をかけた知性派キャラ プライドのせいでティアラ以外には大分腹黒な策士眼鏡。 母親に会いたい想いをプライドに利用され嵌められ、隷属の契約を結んでしまい、補佐ではなく奴隷となってしまう。 ティアラ生誕祭前日にプライドに命令され、母親を殺害し、自死と口外を禁止されている。 生誕祭当日は殆ど感情がなく、形だけ最低限の礼で終えてしまうが、ティアラは跪くステイルの両手を握りしめて「お兄様」と笑う。 天涯孤独になったステイルにとって久しぶりの家族の温もりで義兄としてプライドに気づかれないように、 目に入らないように軟禁された幼いティアラを守っていくうちにティアラの幸せこそがステイルの希望となる。 プライドの命令で非道な政治や時には能力を利用して暗殺に手を染めても心を失わず、ティアラの前だけでは優しい兄に、人間でいられた。 イベント 体調を崩したステイルが養子に入ったばかりの頃を思い出す回想シーン ティアラの6歳の生誕祭を思い出す回想シーン ステイルルート 他の攻略対象者ルート ステイルは隷属の契約で、プライドの命令通りにティアラたちに立ち向かう。 最後は、攻略対象者にすべての終結を託して斬られるか、自ら腹に剣を突き立てる。 アーサーのことは「使いにくい男」と評し、絡む度に不機嫌になっていた。(*4) アーサー 父の影を追う銀色短髪碧眼の正統派イケメン騎士団長。 騎士団長だった父親が何者かに嬲られ、崖崩れに巻き込まれる姿を13歳の頃に目撃し、自身には助ける力もなく、ただ泣き叫ぶ。 父親とは騎士になるか否かで喧嘩が絶えなかったが、父親が最後に望んだ騎士になるため、そして父親の死に「お気の毒」と言った女王の真相に迫るために騎士になることを決める。 だが、父、母を家族を守ることから逃げてきた己では立派な騎士にはなれないと己を殺し、立派な騎士だった父親に近づくため、髪型を真似、父親の友人から生きていた頃の父親の仕草などを真似し、騎士を演じ続けていた。 だが、ティアラがピンチの時やプライドを倒すときには往来の性格である乱暴口調になり、そのギャップもあいまってシリーズまたいでファンが多い。 騎士団長に就任し、ティアラの生誕祭で16歳のティアラに出会い、次第に自分という人間を愛せるようになっていく。 父を真似て生きてきた自分もまた自分であると、父に似せて生きてきた自分も受け入れ、生きていく。(*5) ステイルのことを「底の知れない…薄気味悪い男」だと評し、ティアラにあまり信用しない方がいいと助言していた。(*6) 好みのタイプは「気高い女性」(*7) イベント 不在のステイルの代わりにプライドの護衛となり、プライドの口から父親の真相を知ったアーサーが雨に打たれながら父親の仇であるプライドの妹であるティアラを拒絶するイベント(*8) 上記イベントの翌日風邪を引き、高熱で寝込むティアラの額に触れ、熱が引き目を覚まし、本当の特殊能力を自覚するイベント アーサールート 他の攻略対象者ルート レオン 心を病みながらも自国を誰よりも愛した女王の婚約者。 お色気単品勝負ならこのシリーズでは最強。 レオンとティアラの恋愛シーンはすごくドキドキする場面が多く、後半からはかなり濃厚な恋愛シーン。 プライドと婚約後、帰国し再びフリージア王国に戻る前夜に弟たちに騙され、城下に降りてしまう。 そして翌朝に酒場で酔いつぶれているところを衛兵に発見され、フリージアへの移動も遅れてしまい、婚約者プライドの不興を買ってしまう。 この事件のせいで王族の高潔さを重んじるアネモネ国から事実上の国外追放を言い渡され 更にプライドが酒場にいた民を全員"罪人"として差し出さねば婚約破棄して即刻軍を放つと宣言される。 11年の騎士団の件で攻め入られているレオンは、フリージア騎士団の強さをよく知っており、本当は自身が罰せられるべきと何度も思いながらも多くの民を救うためその要求に応え、自身に関わった無実の酒場の男女全員を差し出し、レオンの目の前でプライドにより嬲り殺されることとなる。 既にフリージアの宰相が王配業と宰相業をこなしていたため"名ばかり王配"として、婚姻する訳でもなく、婚約者のまま「嫉妬」「愛してる」と愛した民を嬲り殺した言葉でプライドに心を追い詰められる 自分と共にいるとその人が死んでしまう。傷ついてしまう、不幸になってしまうと思い込み、人と関わること自体を恐れるようになる。 その恐怖と拒絶の対象の元であるプライドから逃げ出したかったが、心を壊しながらも愛する自国とフリージア王国の同盟を壊さないため。 プライドにより独裁国家となったフリージアから自身を追い出した自国を守り続けるために、プライドの玩具になり果てることを選んだ。 イベント 弟であるアネモネ国王エルヴィンとアネモネ国摂政のホーマーがプライドに殺され、嘆き悲しみ立ち上がるイベント レオンルート ティアラに心を癒されて元の完璧王子に戻ったレオンは非の打ち所がない完璧な王子様(*9) 弟であるアネモネ国王エルヴィンとアネモネ国摂政のホーマーがティアラに自身達がレオンへの嫉妬で悪評を広めたことを認め、荒廃したアネモネ王国の為にレオンに帰ってきてほしいと頼み込み、更にレオンの心を追い詰める。 ゲームラストでは2年間の引き篭り期間を経て、久々に剣を握ったにもかかわらず最終局面では行く手を阻む攻略対象者と剣で良い勝負をし、 ラスボスプライドには剣と己が肉体で押し勝ち、最後は弟を撃ったプライドの銃で見事彼女の心臓を撃ち抜き、最強女王プライドを自らの手で倒す。(*10) エンディングはティアラと共にアネモネ王国とフリージア王国を合併し、両方の国の王配として共に国を平和に導いた。 他の攻略対象者ルート 他の攻略対象者に王配を譲り、自国へ帰っていき王となった途端、アネモネ王国が息を吹き返し元の貿易国として栄え始めたとされる。 セドリック 王道本命キャラで俺様ナルシストのティアラの婚約者。 生まれた頃から鎖国された国の第二王子として育ち、国中の民にチヤホヤされ生まれ持っての美形も相まって俺様且つ自分の美しさにだけは絶対の自身と矜持を持つナルシストだったが、ゲーム開始の1年前のある出来事まで無知という欠点があった。 「見たら忘れられない」神子として幼い頃。ある種心酔に近い形で大人たちに何でもかんでも吸収させられる。自身が慕う兄から王の座を奪ってしまうのであれば、何も学ばないと勉学や稽古から逃げ続ける。 そんな彼に残ったのは端正な顔立ちで「俺が美しければそれだけで価値がある」と思うようになり、過剰に装飾品を身に着ける要因となった。 ゲーム開始時にはつらい経験を経て俺様な性格でもふさわしい王子だったが、ラスボスプライドのせいで重度の人間不信であった。 プライドはセドリックにサーシス王国を属州とすることを宣言する。 だが、「ティアラを自分へ恋に落とさせること」と「自分を愛したティアラを自身の手で殺すこと」を条件に出し、もし条件が満たせれば「サーシス王国の属州への取りやめ」「"元"チャイネンシス王国の解放」をすると約束する。もし、一つでも条件を果たせなかったらサーシス王国の民も奴隷としてフリージア王国に出荷させると脅す。 その目的を果たす為、婚約者発表されてからティアラを口説いていく。 どのルートに行っても彼女に恋心を抱いた俺様ナルシストセドリック(*11) イベント ティアラと見つめ合ったセドリックがティアラに口付けをしようとするシーンで寸前に義兄ステイルに止められる。 城下に逃げて追ってから隠れながら身を寄せているときにティアラが作った料理を先につまみ食いするイベント 1年前にコペランディ王国に降伏か蹂躙かを迫られたことをティアラに語る。 セドリックルート 1年前、プライドに嵌められセドリックが守ろうとした大切な人達を自分の行動で不幸にしてしまう。 その時の苦渋と後悔からセドリックは立ち上がり、国の為に努める立派な王子として「二度と人を信じない決意」と「消えない心の傷」を抱いて成長するが、1年後ゲーム開始時にはティアラの婚約者として再びプライドに人生を弄ばれる。 そんなセドリックの俺様な強引さに振り回されながらもティアラは笑顔と優しい心で接し続け。いつの間にかセドリックは本当にティアラに心を奪われ、愛に触れ、人を信じられるようになっていく。 だが、クライマックスでヨアンはプライドの命令でセドリックに立ちはだかるが、最後には道を譲り深かった絆をみせる。 ラストには1年前から乱心していた「もはや骨と皮だけ」のランス国王がご都合主義で目を覚ます。 他の攻略対象者ルート 隠しキャラ:ジル ジルベールの幼少期の姿 全員攻略した上でプレイ可能な隠しキャラクター。凄腕の天才謀略家。 宰相として優秀なだけではなく、人を欺き、情報を操り、思い通りに動かす天才。 ゲームの中はずっと年老いた老人の姿でたまにちらっと出てくる姿は13歳の謎の青年の姿。 隠しキャラルートが解禁されると、最初の選択肢でティアラに「離れの塔から逃げ出す」という選択肢がでて、それを選ぶとティアラはシーツやカーテンで窓から逃げ出し、謎の青年ジルと出会い、彼の助けにより城下へ逃げ出すことが出来る。 ジルは自らが提言した〝特殊能力申請義務令〟をプライドに悪用され、その法に対する罪の意識と最愛の婚約者を失ったショックで老人と婚約者と初めて出会った13歳の姿にしか年齢操作ができなくなる。 婚約者の最後の願い「私の分まで生きて」という言葉が呪いとなり、自分の発案で成立されてしまった〝特殊能力申請義務令〟の懺悔の為だけで生きるようになる。 ジルの生活は、自身の財産を必要最低限以外全て貧しい国民達に捧げ、国から隠れるように生きる希少な特殊能力者を持つ民を彼の手腕で匿っていた。(*12) イベント 「結局どちらにせよ病を癒す特殊能力など見つかりませんでした」と自嘲じみた表情で呟くジルとその服の袖を悲しげな瞳で握り締めるティアラのスチル ジルルート 閉じ込められた離れの塔からジルに連れられ、ロープで伝って降りて逃げる ゲームのラストでもジルルートだと彼自身ではなく、今まで攻略したキャラクター全員が味方になり、力を合わせてプライドを倒す。 その際に最終決戦でプライドの足場もろとも城の塔をキャラクター達にがっつり破壊させて倒していた。(*13) 恋愛の要素がものすごく薄い。他の攻略対象者がティアラとの少なくともキスシーンは絶対ある中、ジルはキスは手の甲止まりだったし、愛を説くシーンすらない。 エンディング後のスチルでは元の姿を取り戻して大人になったジルと幸せそうに微笑むティアラの姿 他の攻略対象者ルート ラスボス プライド プライドの前世”私”含めてプレイヤー100人中100人が好きにはなれないラスボス 攻略対象キャラ全員に消えない傷を作る張本人 「君と一筋の光を」のラスボス。 主人公ティアラや攻略対象者の宿敵であり、極悪非道の自己中心第一王女。 ゲームのどのルートであろうと必ず攻略対象者に断罪され、死ぬ悪役。バッドエンドでは逆にティアラか攻略対象者が死ぬ。 予知能力を使って攻略対象者を嵌めたり、悲劇が起こることを予知しても高みの見物をしたりする。 予知以外の特殊能力は持たず、努力する描写もないが冷酷かつ洞察力に裏打ちされた謀略を巡らせ、作中最強のアーサー以外には一対一で破れることがないなど知勇ともに優れたラスボスチートであり、力の使い方を間違ってはいるが無能ではない。 父親が事故に合い、母親である女王陛下もそのショックのせいで、後を追うように亡くなってしまったので 予知能力を得ていたプライドが早々に王位を継ぐが、今までも我儘放題だったプライドは母親の愛情を独り占めしていたティアラを妬み、離れの塔に軟禁する。 国の習わしで女王の補佐に優れた特殊能力を持つ者を養子に迎えるため、庶民のステイルが選ばれたが、 「庶民出の他所の子どもなんで、義姉だからって本当に私の言うこと聞くのかしら?」という不安から、母親に会わせると嘘をつき絶対服従させる隷属の契約を結ばせる。 その時にステイルの怒りや憎しみの反応が楽しくなって人を苦しめる快楽を覚えた。 好みのタイプは「自分に都合の良い人間」(*14) 顔だけで言えば一番好みの男性は飛び抜けてセドリック。あくまで顔だけ、ですか。 当時から、彼とラスボスプライドとのやり取りでもその節はちょこちょこ出ていた。(*15) ヒールは7センチが動きやすかったが、お気に入りは13センチ。 つまり、動きやすいのが182cmで、お気に入りは188cm。 キミヒカ関連話 章 話数 サブタイトル 備考 1 コメント このコメント欄はwikiの情報充実のために設けた物です。 編集が苦手な方は以下のコメントフォームへ書き込んで頂ければ有志でページに取り込みます。 表示される親コメントには限りがあるので、返信の際は返信したいコメント横のチェックを付けて返信するようご協力お願いします。
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地球をアイスピックでつついたとしたら、ちょうど良い感じにカチ割れるんじゃないかと言うくらいにに冷え切った朝だった。いっそのこと、むしろ率先してカチ割りたいほどだ。 自宅のベッドから発せられている甘美な誘惑を全力で振り切り、通学のための身支度を済ませようと、一階の洗面台に向かった。 鏡の前に立ち、鏡面世界の自分に対面を果たす。うっし。本日も男前だ。朝の光で自慢の金髪が輝いていやがる。 そして真冬の水道水を顔面にかけた。 「くはあ!冷てー!」 身震いするほど凍てつく冷水のおかげで、眠気覚ましの効果は抜群だ。 「さてと。お母さんが起きる前に朝飯を作んねーとな」 確か冷蔵庫に卵が大量にあったから、オムレツでも作るか。 「いただきます」 俺特性であるフワとろオムレツと目玉焼きをテーブルの上に配膳をし、母親と共に手合わせる。 「わるいね。本当なら私が作るべきなんだろうが」 「いいさ。お母さんは昨日遅かったわけだし。早起きくらいどうってことねーよ」 我が家は母親と俺の二人暮らしなので、母親が仕事で遅いときは、こうやって俺が朝飯を作ってやっている。 父親はどうしたって?俺が中坊の時に死んじまったよ。 「よしよし。本当に良い子だね、お前は。見た目ヤンキーなのに」 ヤンキーは関係ないだろ。これでも進学校に通っている、れっきとした真面目高校生だ。 朝食を終え、俺にとって大切な日課である紫煙を堪能していた時、微かな機械音が居間に流れているのを感じた。 携帯電話を手に取り、ディスプレイに目を通す。一体誰だよ。こんな朝っぱらから。 『着信 ハル』 あの女が人の迷惑を顧みないのは、いつものこんだが、勘弁して欲しいものだ。他にイタ電相手がいないのか?俺もだが。 『出るのが遅い。せっかくこのあたしがかけてやってるんだから、1コールで出なさい』 「おかけになった電話番号は、現在、電波の届かない所にございます」 とりあえず切っておいた。理由?なんかイラッときたからだよ。 『……なにしてんのよ?あんまりふざけると死刑にするわよ』 「で、こんな朝からなんのようだ?涼宮ハルヒさん」 電話口に現れたのは、朝から不機嫌エンジン全開な涼宮ハルヒである。 彼女との出会いは、桜がとっくに散り、映画業界陰謀短期集中型一過性休日集合週間なる別名「ゴールデンウィーク」が過ぎたあたりの、日本晴れの日だった。 その日、俺は退屈な学業を終え、早々と帰宅に勤しんでいると、駅前の大通りにて、涼宮ハルヒが頭の悪そうなアホヤンキーにからまれていたのだ。 今思い返せば退屈なだけだったと思う。 暇つぶしと下心が7:3くらいの心境で、躊躇うことなくそのアホヤンキーをぶっ飛ばしていた。 「なに?正義の味方きどり?寒いわ」 この言葉が彼女の第一声である。恩着せがましく聞こえるだろうが言わせてくれ。それは無いだろ。 「別に。ただの暇つぶし。他意は……ちょっとしかない」 それだけ聞くと、涼宮ハルヒは長髪を翻し、まるで俺の事など記憶からデリートしたかのように、その場を去っていた。お互い第一印象は良い方ではなかったと思う。 だが、話はここで終わりではない。 その後も、俺達は幾度となく様々な場所でこいつと顔を会わせるようになった。ある時は学校の学食で。ある時は、たまたま入ったコンビニで。 まあ、お互い目立つからな。顔を覚えちまうと、どうも目に付くようだ。 最初こそ無視しあっていたが、そんな偶然を一ヶ月も共用していると、何だかバカらしくなり、気がついたら話しかけてた。 多分、お互い退屈してたんだろ。街で出会った同級生。俺と涼宮ハルヒの関係を言葉で表すとこんな物だろ。 『ちょっと、聞いてるの?返事くらいしなさいよ』 「聞いてるよ。今日学校サボるから足になれだろ?勘弁してくれ。こう見えて、俺はヘタレでビビリの小心者なんだ。学校サボるなんて恐れ多いことできるか」 『そのツラで何を今さら。どうせ便所で煙草フカしながら話してんでしょ?だからあんたは背が低いのよ。古泉君みたいに健康的に生きなさい』 「お前は俺の母親か」 『は?ふざけてんの?』 この女はなんでこんなケンカ腰なんだ?もう少しフレンドリーに話せよ。ツラはいいのに。もったいない。 『いーい!?あたしは光陽園駅にいるから、つべこべ言わずにとっとと来なさい!』 勘弁してくれと言いたい。しかしこの状況では、かけ直しても出ないだろう。なにより電話代の無駄である。どうせ無料通話分だろうが。 しかしどうもしっくり来ない。涼宮ハルヒがワガママで自己中心的な言動を取るのはいつもの事だが、いままで相手の状態を考慮せずに突っ走ることはなかった。 涼宮ハルヒが無理難題を言うときは「今ならあたしの言う事を聞いてくれる」と、考えてないようで考えているのだ。俺と古泉一樹くらいしかわからんだろうが。 煙草を携帯灰皿に捨てて、深ーく深呼吸。やれやれ、気にならんわけじゃないしな。冬休みが近い今日ぐらい、サボっても問題ないだろう。表向きはそれなりに品行方正な学園生活を送っていたわけだし。 襲撃みたいに唐突な電話を切り、煙草を吸い終えると、父親の眠る仏壇に手を合わせた。あー、とりあえずいってきまーす。お父さん、サボることは内緒にしといてくれよ。 光陽園駅前は朝の通勤ラッシュでごった返していたが、その美しい黒髪は見る者全てを魅了してやまなかった。これでもうちょっと素直ならな。 乗ってきた中型バイクを光陽園駅の入り口で仁王立ちをする涼宮ハルヒの前に横付けに停車した。 「遅い」 いや、ロボットみたく言われたことしかできないような美人は魅力的ではない。涼宮ハルヒはこのくらいでちょうど良いのかも。 「道が混んでいたんだよ」 その上、バイクってのは構造から言って、風を全身に受けなきゃならないから、冬はあまり走りたくない。 しかし、カエルを捕食する蛇のように睨みつける涼宮ハルヒの目は、いつもより陰りが見える。寝不足か? 「だったらもっと早起きしなさい」 「お前の予定を予言して早起きしろってか?俺は超能力者じゃねーぞ」 「あたりまえじゃない。超能力者なんか、そう簡単に現れるわけないでしょ」 だろうね。「実は僕は超能力を使用できまして、世界平和のために日夜戦っています」なんてことがいきなりおこるか。 大体、そんな世界平和組織が、一般人に話を持ってくるわけが無い。仮面を被った昆虫人間が所属する組織よろしく、内部で秘密厳守な命令でも下っているさ。多分。 「で、俺は制服姿のお前を、どこに連れて行けばいいんだ?」 サボるならもっと目立たない格好で来いよ。まぁ、こいつの場合は目立つから制服脱いでもあんまり変わらんだろうが。 「あんたも制服じゃない」 俺は母親を悲しませたくないだけだ。結構無理して進学校に通わせてくれている母親に「学校サボる」なんて言えなかった。これでも罪悪感は感じているんだよ。 「あたしも家からそのまんま出てきたから、仕方ないのよ」 急な思いつきか。急なのは今に始まったことじゃないが、考えずな行き当たりばったり行動なんて珍しい。 周りにはそう思えるだろうが、彼女は頭の回転と行動力が異様に早いだけ。早すぎて常人には着いていけないのが現状である。 「別に今さら見つかってもいいわよ。成績は良いから、学校側は黙認するだろうし」 そうでしたね。一学期の期末試験は学年トップでしたね。俺は……まぁ中盤より上くらいだ。 「それじゃあとっとと行くわよ」 「どこへ?」 男性のように豪快に股を開いてシートに跨る涼宮ハルヒに聞いてみた。 「あんたはあたしの指示通り走行すればいいの」 涼宮ハルヒに予備のヘルメットを渡し、グリップを回す。 メタル色のマフラーから排ガスが漏れる。それでは交通法規を守って出発進行。 バイクを走らせること数時間。ダラダラと寄り道しながら着いた場所は、西宮南部に面した大阪湾が一望できる丘だった。 「で、ここに何の用だ?まさか寒中水泳でもしたくなったとか言うなよ」 「そんなわけないでしょ」 シートから降りて、減らず口と共にヘルメットを投げ返してきた。 すると、彼女はその場にしゃがみこんでジッと海を見始めた。一体なにがしたいのか。 「……理由なんかないわよ。ただ、なんとなく海が見たかっただけ」 俺のほうを見ずに、抑揚無い言葉で話し始めた。 「いや、無いわけじゃないわ。知ってるでしょ?あたしん家が、あんまり上手くいってないことくらい」 前に聞いたことがある。涼宮ハルヒの両親は、ここ数年ほど、離婚の話で盛り上がっているとかな。 「原因は……まぁあたしなんだけどね。小学生の時くらいまでは優等生で通ってたあたしが、中学に上がった途端、奇妙奇天烈な行動ばかり起こしたから。 そのせいで二人とも責任のなすりつけ合いになって……バカよね。別に二人のせいなんかじゃないのに」 なんでこんなにいたたまれない気分になるのだろうか?とりあえずポケットから煙草を取り出し、場繋ぎのためにも火を灯すことにした。 「あたしは別に後悔なんかしてない。あたしの人生だもん。好きに生きるわ」 「……してない「つもり」だった?」 「……うん。今朝、起きたらママと親父がケンカしてたのよ。しかも、察する限り一晩中寝ないで。どんだけ言い足りないのよ。 それ見てたら、「このまま自分のやりたいように好き勝手生きてもいいの?」って思っちゃって……」 なるほどね。なぜ俺「だけ」が彼女の思いつきに付き合わされた理由がわかった。なぜなら涼宮ハルヒの狭い交友関係の中で、俺だけが片親だからだ。 十代後半くらいの子供だったら、大多数は両親揃っているはずだ。 でも俺は違う。俺は母親と二人暮らしってことに関しちゃ嫌気はさしていないが、困っていないわけでもない。 そして涼宮ハルヒは、家庭に問題を抱えている。それも自分のせいで。 お互い特殊な家庭を持つ身の上であり、俺なら黙って話を聞くぐらいはしてくれると思ったんだろう。 「ハル。俺は聖人君子なんかじゃない。だから「お前の気持ちはよくわかる」なんてことは言わない。つーか言えない」 だって俺は「涼宮ハルヒ」じゃないからな。 「だから理解できる努力をする。話したいことが他にもあるんだろ?」 話してもらうだけでいい。 聞くだけでいい。 今の俺の役割は、彼女を理解すること。それだけだ。 理解した上で、どうにかするのは俺の役目じゃない。誰の役目かって?さぁな。こいつを無償の愛で愛せるような聖人君子くんだろ。 その後は日が暮れるまで、涼宮ハルヒの一人話が繰り広げられた。内容は……特に思い出すほど重要な事柄ではなかった。他愛もなさすぎて語る必要も無いね。 俺と涼宮ハルヒが光陽園駅に戻ってきた頃には、肌寒い冬の夜空が頭上に広がっていた。おぉおぉ。みんな寒そうに歩いてやがる。 「はい、到着」 「寒い。あんた、あたしに風引かせるつもり?」 自分で命令しといてめちゃくちゃ言ってやがる。そんな短いスカートでバイクに跨る君が悪い。ついでに言うとバックミラーには何度か写ったぞ。君の下着が。あぁ、はしたない。 「死ね」 結構な言い草である。 「それじゃあ俺は帰るぞ。じゃあな」 「ふん。じゃあね」 涼宮ハルヒから受け取ったヘルメットをシート下のトランクにしまい、エンジンキーを回す。グッドバーイ涼宮ハルヒ。 「ずいぶんと遅くなっちまった」 バイクを法廷速度を時速五キロメートルほどオーバーで、気持ーち早めに走らせ、月が支配する世界を疾走していた。今日の晩飯は何かな~と。 呑気な事を考えていたせいか失念した。交通法規の大原則は、歩行者優先であると言うことを。 「なっ!?」 眼前の十字路を横切る人影にフラッシュライトが当たり、その顔が、一瞬だけ驚愕に目を見開いた。 アスファルトをこするタイヤの音。 摩擦熱のせいで焦げ臭い。 道路に投げ出せれた長い黒髪。 「……ハァ……ハァ……」 咄嗟の出来事のわりに、上手く反応できたのは神の気まぐれかもしれない。謎の人影に衝突する瞬間に片足でブロック塀を蹴り飛ばし、なんとかバイクの軌跡を逸らすことができた。 「てめぇ!こんな夜道でいきなり飛び出してくんじゃねーよ!もう少しで潰れたガマガエルみてーにするところだったじゃねーか!」 バイクから降り、飛び出した人影の襟首を吊るし上げる。この制服は北高のセーラー服だな。小学生じゃねーんだから、いきなり飛び出すんじゃねーよ! と、ここでその人物の顔が月明かりに照らし出された。 「ごめんなさいね。ちょっとボーっとしてたわ」 かなりの美人がそこにいた。それこそ涼宮ハルヒとタメを張れるくらいの超絶美人女子高生のな。 「……ったく、勘弁してくれ」 こんだけの美人が謝っているんだ。怒る気も失せた。少々名残惜しいが、彼女の襟から手を離すことにした。 すると手を離した瞬間、この轢きそこなった彼女は、マジマジと俺の顔を覗き込んできた。なんのつもりだ?生憎俺は君の幼馴染でも生き別れた兄貴でもねーぞ。多分。 「ん……なんでもないわ。お構いなく」 いや、構うわ。はっきり言って良い気分はしない。 「ふーん……そう、それじゃあね」 満足したのかどうかは知らんが、彼女は手の平をヒラヒラと振りながら、眼前の宵闇へと溶けていった。 もしもこれが月曜九時の恋愛ドラマなら、今頃バックコーラスが大音量で流れているだろう。そしてここから恋が始まかもな。 だけど彼女の微笑は、そんな恋愛ドラマには似つかわしくない程に酷く不気味で、それこそ生気の無い、能面やマネキンが口元を無理矢理歪めたようだった。 「……っくそ。なんなんだ、この寒気は」 体中の血管が根こそぎ吹雪に晒されたような欝感覚。もしかしたら背後に雪女かなんかがいて、耳元に氷の息吹でも吹きかけているのかもしれない。もちろんただの比喩だが。 交通事故未遂と寒波のせいで、中も外も冷やしてしまった俺だが、慣れ親しんだ自宅の玄関を開き、なんとか安堵の吐息を漏らせた。 「ただいまぁ~、なぁ聞いてくれよ。実はさっきそこで交つ……お母さん?」 唯一の家族である母からの返事が返ってこない。 おかしいな。今日は仕事が休みだから家にいるはずなのに。昼寝でもしてるのか?つっても、もう夜だが。 「……お母さん?出かけてるのか?」 今にも幽霊が飛び出てきそうなほどに静かで不気味な狭い廊下を歩き、リビングの扉を開く。 「なんだよ。いるじゃないか。「おかえり」くらい言ってくれよ」 母は電灯も点けずに、リビングの食卓の上でうつ伏せで突っ伏していた。 その姿を見て、こんなに寒いのに何故か汗がダラダラと流れ落ちる。 しかも俺の足が母に一歩一歩近付くことに、体内の発達した直感力と、卓越した危機察知能力がレッドアラートで警鐘を鳴らしている。そう、その姿はまるで……。 「……おい!?お母さん!?」 そこにあったのは、ナイフではらわたを抉り出された母の遺体だった。 「つまり自宅に帰って来た時には、既に母親が亡くなっていたと」 「……はい」 俺よりいくらか歳を取ったくらいの若い女性刑事が、凛とした言葉で遺体の状況を聞いてきた。 現在の時刻は22時15分。本格的に胃が給料の支給を求めている。 だが残念ながら口が食物を受け入れてくれそうも無いため、胃袋にはもう少し我慢してもらおう。 リビングにて母の遺体を発見した俺だが、なぜか頭だけは恐ろしいほどに冴え渡っていた。 誰がどう見ても死んでいるのがわかる。よって119番ではなく、速攻で110番。10分後には制服警官数人に、若い女性刑事と初老の男性刑事が家にいた。 母の死因は腹部を鋭利なナイフで切り裂かれたことによる失血死らしい。即死ではなく、数分間は意識があったようで、惨い殺しだったと警官が語るのを聞いた。 そして今は「簡単な取調べ」を受けるために、火サスではお馴染みの取調室にて、半軟禁みたいなことをされている。 「オーケー。それではもう一度聞くわね。君は母親の死亡推定時刻、どこで何をしていたのかしら?」 女性刑事の瞳が、探る様に鈍く煌いた。 「何度も言わせないでください。光陽園学院には行かず、サボって遊んでいました」 女性刑事は手元の紙にボールペンを走らせた。 まさか俺が母親を殺したと疑っているのだろうか? ……無理も無いよな。気分は悪いが、アリバイだって「サボって遊んでいた」なんて曖昧だし、最近は真面目に学校に通っていた。 それを今日いきなり学校を休み、その日にこんな事件が起きたんだ。俺が警官なら絶対疑う。 「それではそのアリバイを証明することはできるかしら?」 「……はい。その時一緒に遊んだ友達が」 そこまで発言した瞬間、取調室の扉が勢い良く蹴り飛ばされた。 「ちょっと!あんたのママが死んだって本当なの!?」 取調室の扉に暴行を働いた少女こそ、俺のアリバイを証明する人物です。もう少しおしとやかに登場できないのか?パンツ見えそうだぞ。 「うっさい!それより本当なの!?」 涼宮ハルヒの瞳が、驚くほどに無の光を放った。どんな顔をしていいのか分からないのだろう。 「ご覧の通りだ。母親は殺されて、俺は取調べを受けている」 つーかよく来てくれたな。確かに証言のために呼んだが、正直あまり期待はしてなかったよ。 「あたしだってこのくらいの分別はつくわよ」 そうかそうか。これで俺はこの取調べから解放されるな。そう思ってありふれたパイプ椅子に腰を下ろし、涼宮ハルヒが口を開くのを待ち望んだ。 だが、 「ハルヒ!」 またも取調べ室に突撃してくる人物がいた。それも二人。取調べ室ってのは、こんなにも騒々しい物なのか? 「親父にママ!?なんでここにいるのよ!?面倒だから黙って出てきたのに!」 そう言えば前に一度だけ涼宮ハルヒの家にお邪魔した時、この二人を見たことがあった。どこかで見たと思ったが、両親だったか。 父親は呼吸を荒くしながら涼宮ハルヒの方を睨みつけている。だが対照的に、母親の方は目元をハンカチで拭いながらメソメソと泣いている。 おいおばさん。なんであなたが泣いてるんだよ。泣きたいのはこっちだ。 「まさかお前が警察にご厄介になるなんて……恥ずかしくないのか!?」 「ちょっと親父!なに勘違いしてるのよ!?あたしじゃなくてこっちの」 「言い訳は聞きたくない!」 めちゃくちゃなオヤジだな。聞きたいのか聞きたくないのかどっちだよ。混乱してんじゃねーよ。 「まったく!お前はいつからこんな子に育った!こんなガラの悪そうな少年と仲良くなったり、最近は帰りも遅いじゃないか!」 「そんなの関係ないでしょ!あたしが誰と連もうかあたしの勝手よ!」 「大体ハルヒがそうなったのも、お前の育て方が悪かったからだ!だから市立じゃなくて光陽園にしかいけないんだ!」 「わ、私のせいだって言うのですか!?あなたが家庭を顧みることができたらこんな」 「うるせぇっ!」 怒号と共に、目の前の無機質なアルミ机が吹き飛び、室内にいた全ての人間が俺を注視する。 「こんな警官に見られた場所でワーワー喚きやがって!恥ずかしくねーのかよ!?」 ふざけた抜かしてんじゃねーよ!子供が大切だと思うなら、こんな場所で口喧嘩なんかするな。 「おら、もう結構だ。とっとと家に帰って家族会議でも離婚調停でも何でもしてくれ。ハッキリ言って迷惑だ。消えろ」 ここに警察がいなかったら、絶対にこのクソオヤジに飛び蹴りの一つでもかましていたはずだ。友人の親?知るかよ。 「あんたらは親ですらない。親だったら子供の気持ちを汲んでやれよ」 もううんざりだ。どうにでもなれ。 「彼女を帰していいのか?君のアリバイを証言する人物だろ?」 女刑事は「何考えてるんだこいつ」と怪訝な表情で俺を見据えている。 どうでもいいよ。だって俺は無実だし。アリバイ証明なんか必要ないね。 「そうか。ではもう一度初めから聞かせてもらえないか」 「なんでもどーぞ……と言いたい所ですが、そろそろトイレに行かせてくれませんか?本気で漏らしそうなので」 プチ軟禁状態にされて数時間もイスから動いてねーんだ。そろそろ水分抜かな、恥ずかしい事態になりそうだ。 「それもそうだな。ここで小休止を取ろう。新川、彼をトイレまで案内してやってくれ」 「かしこまりました。森警視」 監視付きかよ。勘弁してくれ。 トイレ内部はそれなりに清潔さを保たれており、これなら落ち着いて用を足せる。 「って、見られて喜ぶ性癖は無いのですが」 見られて無けりゃな。 「それは失礼。だが、取調べ中の人間から視線を外すわけにはいけませんので」 勘弁してくれ。そんな風に放尿シーンをジッと見られては出せるもんも出せない。この初老刑事は、何故こんなにも実直なのだろうか。 「逃げたりしませんよ。つーか逃げられません。だってここは三階ですよ?」 トイレの窓の外には月が世界を照らしており、十二月らしい寒風が吹き荒れている。こんなところからどうやって逃げろって言うんだよ。 うんざりな取調べとは言え、逃げてなんになる。そりゃ拘束緊迫軟禁プレイなんて勘弁して欲しいが、大体逃げたりしたら俺が加害者として断定されそうでだ。 ここはうんざりな取調べに、うんざりするほど付き合うくらいしか逃げ道はないのさ。 「新川警部、鑑識から報告がありました」 トイレの外で、三十代前後くらいの男性が声を張ってきた。 この声は多分、俺の家にやって来た制服警官の一人だ。胸元に名札があって、田丸(裕)とかって書いてあったな。 「失礼、少しここを離れますので、用が済みましたら呼んでください」 へいへい。と軽い口調で返事をしておいた。 こんなトイレから脱出困難なことくらい新川警部にもわかっているのだろう。じゃなきゃこうも簡単に目を離してくれるはずがない。 「……悪いな新川警部。俺にはここでノンビリしてる時間なんかないんだ」 トイレの窓を全開にし、寒波を顔面に浴びる。っへぷし! 鼻をすすって窓の下を見ると、一つ下層のトイレの窓が視認できる。さらに目を凝らせば、同じく最下層の窓も。 「さすがに窓は閉ってるな……あ~仕方ない」 制服のシャツの袖を二つに破る。これを簡易式バンテージにして…… 「一つ間違えたら重傷。間違えなくても軽傷。勘弁してくれ」 溜息を漏らしながらも、窓から外へと身を乗り出し、柔い手すりを掴む。そういやなんかの映画で、こうやって懸垂トレーニングをしてる筋肉マンがいたっけ。 「さぁて、男をみせろ。頼むから間違っても笑いを見せるんじゃねーぞ。絶対に笑えない事態になる」 呼吸を整え、自分なりにタイミングを計り……アン、デゥ、トゥルワ! 手すりから一思いに手を離し、飛び下り自殺まがいの荒芸をした。 「うるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 最下層のトイレの窓を握り拳が捕える。 窓ガラスが飛び散り、腕に小さなガラスが突き刺さったが、何とかトイレ内部の壁を掴むことができた。 ギリギリ成功である。あと一瞬遅かったら、鉄筋コンクリート相手に正拳突きをブチ込むところだった。 ハードなスタントモノマネのせいでガラスが突き刺さった箇所から血が流れ出ているが、今はそんなことどうだっていい。 手すりから手を離し、無事とは言い難いが警察署の敷地内に脚を踏ん張ることができた。 署内から騒がしい空気が感じられたため、一目散にその場から駆け出すべきである。 出血箇所を手で押さえながら、全力疾走。とにかくここから離れないと。 繁華街のビルに、パトカーのサイレンがやかましく反響している。 「バーカ。そんな小回りの効かないパトカーで、俺が捕まるかよ」 裏路地と裏道を渡り歩き、廃ビルと工事現場を抜け続けたおかげで、今のところはこちらに追いつく気配は無い。 あのまま警察に任せて取調べを受けてるべきだったかもしれない。 だけどな、殺されたのは俺の母親なんだぜ?それなのにそのまま丸投げなんかできるか。 「警察なんかに任せられるか。俺が絶対に母親を殺した野郎を捕まえる」 学ランの裏ポケットからタバコを取りだし、火を灯す。 「覚悟しろよ殺人鬼。世の中には絶対に喧嘩売っちゃならない相手がいるってことを教えてやるよ」 煙を吐き、気分が高揚してから携帯電話のダイヤルをプッシュしていく。 「もしもし、俺だ。ちょっといいか?」 受話器の奥で、電話相手の溜息が聞こえてきた。こんな夜分遅くに電話かけてスマンとは思ってるよ。だがな、お前しか頼れる奴がいないんだよ。 「やれやれ。と言うべきですかね」 「だから悪かったと言ってんだろうが。古泉」 笑顔が癖の男には珍しく、厄介なことに巻き込まれたと言わんばかりにウンザリしているのは古泉一樹である。 涼宮ハルヒと僅かに交流を持てた頃、古泉一樹と出会った。五月と言う中途半端な時期に転校してきたことから、彼女に「謎の転校生」と呼ばれている。一体どこの国基準で謎なんだか。涼宮王国か?ハルキングダムか? それ以来涼宮ハルヒは事あるごとに古泉一樹を財布にし、色々場所や施設へと連れまわした。それって世間一般的にはカツアゲと言う行為なんだぜ? いや、カツアゲとは言わんか。なぜならこいつは涼宮ハルヒにベタ惚れしているからな。言うならば、双方合意の上のデートもどきである。両方困ってなければいいか。 「今、とても失礼なこと考えていますよね?」 さぁ?なんのことだか。 「まったく。いくら取り調べが嫌だからと言って、三階から飛び降りるなんて馬鹿ですよ。見てくださいよ。この血だらけの包帯」 ああ、血も滴るいい男だな。って、ごめんなさいごめんなさい。シリアスパートに戻すので、110番を押さないでください。 「僕の両親がカナダに出張していたから良い物を……もう少し自分の身を大事にしてください。死ぬ気ですか?」 「死ぬ気なわけねーだろ。死ぬ気でなんかしようとする奴は死ぬだけだ」 ああでもしなきゃ逃げられなかったからな。 すると古泉一樹は「ああこの馬鹿には何を言ってもダメだ」と悟ったのか、無言のまま包帯や消毒薬を片していった。 「……なぁ、ところでお前の両親は元気してるか?」 古泉一樹が救急箱を片す所を見ながら、なんとなく聞いてみた。いや、聞かずにはいられなかったと言うべきか。 「……えぇ。先日カナダから電話がありましたので。正月には一時帰国をすると」 そうか。と答え、古泉一樹から借りた毛布を被り、上質なソファーに身体を休める。 「家に入れてくれてありがとな。明け方には出てくから、それまで辛抱してくれよ」 この寒空で野宿なんかしたら死んでしまう。かと言ってホテルに泊まる金も無い。だからこうやって信頼できる奴の家に転がり込むぐらいしかできなかった。 古泉一樹は良い奴さ。容疑者であり逃亡者である俺を「友人だから」と言う理由だけで上げてくれた。 だからこそ甘えるのは一晩だけだ。彼にも迷惑がかかるし、俺が気にする。 「それでは僕は自室に戻ります。おやすみなさい」 一人暮らしにはもったいないくらい広いリビングの灯りが落ち、青白い月の光が俺の身体を照らす。 「……畜生……お母さん……なんで死んじまったんだよ……」 毛布と暗闇が顔を隠してくれるからいいが、嗚咽だけはどうにもならない。ひょっとしたら、自室で寝ている古泉一樹にも聞かれているかもしれない。 でも、今まで必死に我慢してきた涙が、ここに来てダダ漏れだしてしまった。 人間である以上、死は避けられない。 だけど……こんな終わり方、唐突すぎるだろう! 俺はまだ母親に甘えたいんだ!生んでくれてありがとうって言ってないんだ! ちくしょう。畜生。チクショウ。 止まらない。どうやら俺は自分が思っている以上にヘタレでカッコ悪いガキのようだ。 毛布の中で母親と歩んできた記憶の逆流に呑まれ、結局一睡もできなかった。 第二章へ続く
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アカデミアに所属する融合使いの軍人決闘者。軍人なので当然デュエルする。何もおかしくはない。 軟禁されていたセレナの護衛兼監視役として、共にスタンダード次元へとやってきた。 使用するデッキは獣戦士族と機械族の融合【獣闘機(ビーストボーグ)】を使用。 さらに「勲章カウンター」に関する罠で強化して戦う。 ちなみに、素材にした融合モンスターは『パンサー・ウォーリアー』。初代からのファンには懐かしいカードである。 今のところ融合次元で一番まともな人。 この人は間違っても高笑いしながら人をハンティングゲーム感覚で狩るなんて馬鹿なことはしないだろう。うん。 経歴 詳しいことは不明だが、過去には軍人として戦場を巡っていた様子。 しかし、ある時仕掛けられていた罠を見落とし、左目と仲間を失った。 ちなみにその時見逃した罠とは 罠カード『万能地雷グレイモヤ』。 相手はどっかの伝説のチームのリーダーか何かですか? この負傷で第一線を退き、アカデミアでセレナの監視を任される。 本人は戦場への復帰を願っていて、戦果を上げる為にスタンダードへ向かうセレナをあえて止めずに同行した。 スタンダード次元で早速エクシーズの残党狩りを始めるセレナ。でも今のところ人違いしかしていない ユース選手にも狙いをつけるが、そこで社長と遭遇。 セレナ「控えろ、バレット!」 と怒られるが、彼女を守るのが使命なバレットさんは譲らず、社長とデュエル開始。 社長とのデュエル 「先んずれば人を制す。私が先行DA!」と先攻融合から効果ダメージでちくちくライフを削る戦略は、セレナから「堅物らしいやり方ね」と評された。 さらに、受けたダメージ分勲章カウンターを乗せて、勲章カウンターの数だけモンスターを強化できる『鉄盾の獣闘機勲章』、逆に与えたダメージ分の勲章カウンターで強化する『白刃の獣闘機勲章』でパンサー・プレデターを強化。 勲章カウンターを溜めまくる姿には社長からも フ…よほど勲章が好きと見えるw と言われた。それに対し、バレットはこのように発言。 私は戦士だ。勲章の数は戦士の栄誉の証! 一方、バレットも自らリスクを負う社長を称える。 バレット「見上げたものだな。お前も勲章ものだ」 社長「そんなものはいらない」 (´・ω・`)ショボーン その後、社長はペンデュラムからのエクシーズ+墓地融合という鬼のような反撃を見せる。 バレットはまたもや勲章罠カードを発動し、効果ダメージでせめて相打ちに持ち込もうとする。 が、相手は自らダメージ受けまくる【DD】デッキの使い手。 当然のようにバーン対策を組み込んでいた社長に、トドメをさされて吹っ飛ばされるのだった。 ちなみに、途中でパンサープレデターの強化を控えていれば、 プレデターとテムジン相打ち→効果で素材蘇生→ダイレクトアタック→勝利 という流れが狙えていた。 手札誘発モンスターで凌がれる可能性を考えて、壁がこなせるパンサープレデターを残す選択をしたのかもしれない。おかしいな、社長からは「勝利のためならリスクを恐れない」とか言われてたはずなのに… 堅物らしいやり方ね。決してプレミではない、タブンネ 勝負の後 決闘終了後、お互いに過去と現在の目的を語り合うセレナと零児。 そして、その2人の間でずーっと放置されるバレットさん。 おい、起してやれよ。 しかし、2人の話が終わると自分達の位置情報をアカデミアに伝え、自身も強制送還された。 出番は少なかったが、最後の最後できっちり役目は果たすあたりプロフェッショナルと言える。勲章ものだな。 しかしこの後セレナはアカデミアの侵略の実態を知り、ランサーズに転進。 監視役なのに結果的に取り逃がす原因となってしまった。 その後は長らく出番が無かったが、シンクロ次元編で再登場。 シンクロ次元へ移ったセレナと柚子を捕らえる任務を与えられる。 プロフェッサーからはユーリの合流を待つよう促されるが、バレットさんはその前に連れ戻すと宣言。 もうこの時点で失敗フラグが トロンスレでの扱い 本編では完全に脇役でしかないのだが、例の如くトロンスレでは大活躍。 ことあるごとにグレイモヤを踏んだり、スレが爆発するたびに負傷する。 そしてうつ伏せで放置される また、何かと手柄を立てて勲章を貰おうとしたり、セレナに踏まれたがったり勲章をprprする変態バレットさんも出没。その姿から、勲章厨といわれる羽目に。 控えろ、バレット 本人は真面目なのにネタまみれなどっかの盾や、ちょい役なのに頻繁に出てくる幼女に近いものがある。 イリスといいバレットさんといい、すぐ退場したのにどうしてこんな扱いになってしまうのか。 コメントの数は、戦士の栄誉の証! なつかしいパンサーウォリアーを使ったのはなんか良かった。 -- 名無しさん (2015-03-05 20 20 07) 控えろ乙ット! -- 名無しさん (2015-03-05 21 55 18) ありがとう!まさか本当に作られるとは… -- 名無しさん (2015-03-05 23 51 09) 乙 万能地雷は本当に万能だったんですね(遠い目) -- 名無しさん (2015-03-06 00 17 00) ついに記事ができてしまったのか -- 名無しさん (2015-03-06 13 50 30) バレットはまだ出番あるかもしれないだろ! -- 名無しさん (2015-03-07 07 04 11) 妖怪wwwこんなん草生えるわwwwww -- 名無しさん (2015-03-07 11 06 10) これで再登場無かったら伝説やな! -- 名無しさん (2015-03-07 11 37 53) トヨというかアンデルセンだこれwwww -- 名無しさん (2015-03-07 13 23 26) バレットさんが仕事したから遊矢兄ちゃんにグレイモヤ発動するように言っておきますね(TFSP) -- 名無しさん (2015-03-07 23 23 41) いつの間にかトップ絵が付いてるな、再登場楽しみ(どうせしないだろうなと思いながら) -- 名無しさん (2015-03-08 07 15 51) なんでストロング柚子とかセレナより先にオッサンの記事ができてるんだ!答えろ!答えてみろルドガー! -- 名無しさん (2015-03-08 11 27 49) バレットさんは誇り高いアカデミアの戦士だからな…(セレナが言ってたデュエル戦士のイメージはたぶんバレットさんだと思う) -- 名無しさん (2015-03-09 22 06 56) 万能地雷は攻撃力が一番高いカードを破壊する罠だから、破壊されなかったバレットさんはあの中で攻撃力が1番上ではないと見た。 -- 名無しさん (2015-03-28 07 35 34) 部下がちゃんと仕事してくれない… -- ハゲフェッサー (2015-03-28 09 10 03) 勲章(セレナ様の下着)は戦士にとっての誇り! -- 名無しさん (2015-03-30 02 39 46) ↑控えろバレット! -- 名無しさん (2015-03-30 05 33 07) ↑2 フッ…余程の勲章厨と見える -- 名無しさん (2015-03-31 20 56 26) 融合次元編になったらしれっと登場するでしょ -- 名無しさん (2015-04-01 03 02 47) ↑↑お前も勲章(セレナの下着)ものだな! -- 名無しさん (2015-04-01 07 38 33) ↑ そんな物は要らない(断言) -- 名無しさん (2015-04-01 11 27 11) 控えろ、バレット! -- セレナ (2015-04-12 07 56 40) ↑あれがセレナだよ。 -- 名無しさん (2015-04-14 06 29 44) ↑ そして俺が黒咲だ瑠璃ィィィィ! -- 名無しさん (2015-04-14 13 33 59) ↑兄さんなんて嫌い… -- 瑠璃 (2015-04-24 01 42 14) 咥えろバレット -- 名無しさん (2015-07-12 01 49 37) バレット、お前長官の手先になったんだってなぁ! -- 名無しさん (2015-07-12 18 13 39) 何?バレットは融合次元に帰ったのではないのか!? -- 名無しさん (2015-07-12 21 57 17) 偽バレットさんはセルゲイという名前らしい -- 名無しさん (2015-08-23 21 24 38) 控えろセルゲイ! -- 名無しさん (2015-08-24 10 33 31) (本編再登場とOPの出番を)控えろバレット -- 名無しさん (2015-10-04 23 25 29) マジで控えろセルゲイ!(本編のハジけっぷりを見てドン引きしながら) -- 名無しさん (2015-10-11 21 03 45) 確実に存在する…、遊矢・柚子・勝鬨に続くバレットシリーズが…!! -- 偽バレットが狂ったのはドン千のせいです (2015-10-11 21 43 04) S次元のバレットさんもといセルゲイさんの自傷SMプレイにドン引き。まさかバレットさんも…… -- 名無しさん (2015-10-14 13 06 46) ↑セルゲイがそんな奴だったなんて・・・ 失望しましたバレットの勲章を取り上げます -- 名無しさん (2015-10-15 20 30 37) ↑2 美しい -- 名無しさん (2015-10-22 22 11 56) マッチポンプとストラクCMは控えろバレット -- 名無しさん (2016-02-07 18 26 46) 失せろバレット! -- 月光使い (2016-02-08 21 26 56) 中の人のブログで勳章ばら撒きはやめろバレット!勳章に価値が下がるぞ! -- 名無しさん (2016-02-17 13 37 17) 名前 コメント
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10.終わりの始まり あの出来事で昏倒させられた陽太は、その後の事をろくに覚えてはいなかった。 倒れている所を警察に保護されて、いくつかの質問もされて答えた気もするが、質問も返答の内容も頭から抜け落ちていた。 どこか汚れた姿で警察から解放された陽太が、まず初めにやった事が、晶の安否確認だった。 運良く他の誰かに助けられたか、あれ自体が悪い夢か何かだったか、なんでもいい。無事という可能性もある。 隣の家だ、大して手間はかからない。戻っているかと、インターホンを鳴らすだけだ。 聞きなれた音が機械から奏でられ、そして虚しく響いただけに終わった。 最近は陽太の両親と同じく、晶の両親も長めの旅行に出ている。家には誰も居ない。 やや躊躇ってから、二度目、三度目と鳴らすが、やはりその音は誰にも届かなかった。 諦めると肩を落として、隣の自宅へと帰宅する。 向き合わずに済むという意味では幸運な事に、鎌田も留守だった。こちらは明日には帰ってくる。 夕飯の話は、晶としていたのだが、こんな事があっては予定どころではない。 能力の反動もあって空腹だったが、それに反して食欲は沸かなかった。吐き気のような感覚だけな残っている。 だが、明日は動くことになる。それなら食べておいた方がいい。 棚の奥から、カップラーメンを引っ張り出して、お湯を沸かし始める。 思えば、一人の夕食はかなり久しぶりだった。自分の大事な何かが抜け落ちた気さえする。 湯が沸くまで待っていると、ジリリリと電話が鳴り始めた。 晶かも知れない、と慌てて受話器を手に取れば、そこから聞こえた声は最寄りの交番の名前を告げていた。 保護してくれた警察だ。そういえば、電話番号も教えた気がする。 「本当に間違いはありませんか? 同じ中学の、ええ、三年生だそうですが、そういう名前の子は……」 警察いわく、学校側や近隣の人々に確認を取った所、そんな少女は実在していない、との事だった。 それこそ、あり得ない。 学校には籍があるに決まっているし、近所付き合いもそこそこだ。 陽太が目立つだけあって、それなりに晶も認知されている。 警察の間違いで無ければ、『クリフォト』を自称する組織が何か手を回したのだろう。 そういえば、クリフォトという名前自体は、雑誌や書籍で見た事がある。裏社会で蠢く、謎の組織の一つ。 逆にうさん臭く、普段の厨二病に反して、陽太は実在を疑っていたのだが。 会話もそこそこに、警察との会話を打ち切って、受話器を置く。 その後は、どうにかお湯が沸いた事だけ確認して、やかんを取るとカップ麺に注いだ。 現状の事も、自分の精神状態についても、なにかもが整理できていない。 ただ、永い別れになるかも知れない、と。今更のように実感していた。 ―――― あの遭遇の後、連れ去られた水野晶は意識を奪われ、次に目が覚めた時には見知らぬ場所だった。 近未来的な設備の整った屋内だった。 研究所というよりは開けた空間で、旅行に行った時の展望台に近いものがある。 晶には、そこが何処だか分らなかったが…… チェンジリング・デイ以降、その隕石被害および能力の発生について探っている学問は幾つかある。 第一に物理学全般がそうであるし、人間が獲得した能力であるから、比留間博士で有名な生物学も その一つではあるだろう。 それらは無数の未解決問題を抱えており、その中には究極の問いと呼ばれるものも存在している。 ――我々はどこから来たのか。我々は何者か。我々はどこへ行くのか。 ゴーギャンの作品ではないが、能力研究にも似たような疑問は存在している。 すなわち、チェンジリング・デイの隕石群はどこから来たのか? なぜ我々、人類にだけ能力が発生したのか。能力を得た我々はどこへ向かっているのか? その謎の根幹は隕石が来た場所、つまり宇宙にあるという見解を元に、研究を重ねている学問が存在する。 すなわち、『天文学』だ。 人工島アトロポリスの中枢に存在する施設は、島の名を取ってアトロポリス中央塔と呼称されているが、 その最上階には天文台が設置されている。 そこは国連、および国際学会の内部機関の最重要機密とされており、両組織の幹部ですら内実を知らない。 水野晶はその最重要施設に軟禁されていた。 閉じ込められている以外は、拘束らしき拘束はない。手錠や足枷もなく、施設内はろくに施錠もされていなかった。 ふと思い立ち、歩き回る。 もちろん脅える気持ちも大きかったが、それ以上に塞ぎ込んでいると鬱屈しそうだったのだ。 中央塔の最上階なだけあって、とても見晴らしが良い。一部、ガラス張りになっている個所からは、 人工島の全域が見渡せた。一方通行のマジックミラーではあるのだが、内部からは開けた空間に思えた。 「え……」 何気なく外の風景を覗いて、晶は即座に違和感を覚えていた。 空は青ではなく、どんよりと濁った色で太陽も見当たらない。かといって、曇ってもいないのだ。 不思議な事に、まだ明るいにも関わらず星空が透けて見える。 外の風景から、ここがアトロポリス人工島である事は晶も察する事は出来たが、それも不自然だ。 現状、建造中で今も工事が続いているはずだが、それが見当たらない。 島全土が完成されていて、近未来的な雰囲気もあるのだが、それらが全て荒れ果てていた。 建物は残骸と化し、高層道路は崩れ落ち、不自然なクレーターが点々と見える。 自分が知る写真やテレビの映像とはあまりにも、かけ離れていた。 まるで遥か未来、太陽も月も亡くした、終わりの空の下―― どうしようもない嫌な予感に、動悸を抑えて風景から目を逸らす。 晶は眩暈がしたので、施設の中枢付近にある、奇妙な装置の傍で少し身を休めていた。 その時、声が聞こえた。 "異変"によって幾度と聞こえた不思議な声が、今度は鮮明な形となって。 『チェンジリング・デイ。隕石衝突と"能力"の発生により、人類の混迷期は訪れた。 人類は多くの不安を抱きながらも、復興を進め、希望を絶やさず未来へと向かっていく』 語り部のように、謡うように、彼女は言葉を紡いでいた。 不思議な少女だった。存在感が曖昧で、淡い光を放っているようにも見える。 同時にどこかぼやけて見えるのに、あまりにも強い存在感を放っているのだ。 『しかし、そんな日々は致命的な破綻を迎える事となる。 ある象徴的な事件により、国際連合を中心に人類を二分する合意が締結され…… そして、全面的な衝突に至るまで、多くの時間は要らなかった』 少女の姿がぶれて消え、今度は二十歳かその直前ぐらいの女性の姿となる。 服装だけは同じで、一貫して清潔な白の貫頭衣を身に纏っている。まるで神官のようだ。 その語り口には、あまりにも悲しげで。 まるで墓碑銘を読んでいるようだと、晶は思った。 (女の子、いや女の人……? それに、この装置って……) 天文施設の中枢を占めるのは、望遠鏡ではなく。いや、その機能もあるかも知れないが、奇妙な装置だ。 幾つも輪を重ねた小型の塔にも見える。電波塔にも似ているかも知れない。 その根元から装置中枢にかけては、人の搭乗スペースのような空間が存在する。 晶の疑問に応じるように不思議な女性の姿が、またぶれて消えた。 次は近い、鏡合わせのような位置に少女の姿が現れ、晶は悲鳴を押し殺した。 『ある時間線では人類最期の戦争で用いられる事になる、戦略兵器『ソドムの火』。 その時代には、EMP兵器の一種と解釈されたけど、その本質は――』 語り、紡がれる言葉はまともに頭に入ってこなかった。 貫頭衣の少女の顔を間近で目撃し、その瞳を覗き込む。そして、内心で驚愕した。 (僕と、似ている。服も雰囲気も、何もかも違うけど、なんで……) 完全に同じ訳ではない。でも、鏡を覗き込んだような確かな面影が、彼女の姿には表れていた。 ただ明確に、その瞳だけは異なっていた。 まるで世界の終わりを見てきたかのように、その双眸は誰よりも暗く沈んでいたのだ。 それは約束の履行か、それとも本当に世界の墓碑銘を詠んでいるのか。 戦略兵器『ソドムの火』を背に、施設の外に拡がる終わりの風景に手を伸ばすように、彼女は宣言した。 『――いま、ここで全ての終わりが始まる。世界に流星の降り注いだ"あの日"のように』 誰も知らない時、誰も知らない場所。それでも、表層現実よりも確かに。 終焉を告げる星時計が時を刻み始めていた。 ――『星界の交錯点』第一部・完 第二部へと続く 登場キャラクター 岬陽太 水野晶 上へ
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2005年最大のヒット作「白井寿昭 G1勝利の方程式」より 「世界にひとつしかない、スペシャルウィーク&アグネスデジタルの蹄鉄で作られた灰皿は、フランスのエルメスに発注したもの」 一流のホースマンには一流のブランドが良く似合う。 (カラーページ・秘蔵写真初公開!!より) 白 井 最 強 「ファンのために言いますけど、馬券は新馬戦が1番わかりやすいと思います。 血統、仕上がり具合、スタートのうまさなど、消去法でいけば見えてきます。 僕がファンであれば、そういうところを研究した馬券ばかり買うと思いますよ」 と調教師ながら、ファンに馬券の買い方を指南。銭湯で競馬欄を見た原点を忘れない。 白 井 最 強 ユーイチいっぱいサインしていた 握手もしていたので便乗して俺もやってきた 白井先生もサインしてた 白 井 最 強 「最高の舞台を与えてやるのが調教師の仕事だから」 白 井 最 強 調教の合間にはスタンドで分厚い海外の種牡馬辞典を熟読 白 井 最 強 馬運車で牧場へ帰るスペシャルウィークを見送る白井師の姿が全国ネットのドキュメント番組で放送。 「元気でな、スペシャルくん」と涙ながらに見送る師の姿が視聴者のもらい泣きを誘う。 白 井 最 強 馬券ブレイクの藤田インタビューより 「白井先生を目の前にしたら言いたいことが言えなくなります。物凄く怖い人だから。先生が、「何か言え」と言うほど何も言えなくなる。」 「10年間不義理を働いたことをお詫びしたときに、先生が言ったことは「腹を切れ」だけ。 もちろん怒ってはいたんだろうけど、先生の愛情を感じましたね」 白 井 最 強 内外タイムスの高崎武大のコラムより 蛯名「岡部さんの名前がついたレースをどうしても勝ちたいので使ってもらえませんか?」 侠気に渾身仕上げで応え、ジョッキーも闘志溢れる騎乗で馬群を捌く。 白 井 最 強 555 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[] 投稿日:2005/03/29(火) 22 38 29 ID 9sjuUzZv 白井厩舎の人達はホント、優しいよ。 仕事中は鬼になるけど普段は気が利いて温厚な人ばっか。 1人糞みたいに性格悪い奴いるけどそれ以外の人はみんないい人。 特に御大が一番優しい。育成場のスタッフが競馬サークルへの就職を親に反対されて 一ヶ月くらい実家で親に軟禁されてた時、御大はわざわざそいつの家に電話して両親説得してた。 金に汚い調教師は多いけど御大はそんなところもない。 預託料の上限が緩和されても良心的だし、勝っても馬主に祝儀をせびるような真似は絶対にしない。 記念品のテレカやジャンパーもいつも大量に発注して、俺ら記者連中にも「いつも応援ありがとうね」って気軽にくれる。 本人いわく楽しく仕事ができたらいいとのこと。だからスタッフはみんな御大を慕ってる。 記者で御大のこと悪く言う人は見たことない。 556 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[] 投稿日:2005/03/29(火) 22 50 43 ID GEyRv4iL 555 トラックマンか? まあ相変わらず 白 井 最 強 前に白井厩舎応援ページの掲示板に、 調教師志望の中学生の両親に、白井師夫妻が親身になって相談に乗ってくれた って話が書いてあったな。 白 井 最 強 メイショウボーラー 一周500mのコース 福永放り落とし10周疾走 4日後のフェブラリーS 馬体重496(-4) 白 井 最 強 2007年4/29、天皇賞(春)…。 解説として、NHKに出演。 御大が気になる一頭として、あげた11番人気エリモエクスパイアが大激走の2着。 白 井 最 強 ※馬場情報(日刊スポーツ) いじま記者 ~略~~あるジョッキーが、重要な返答をくれた 「東京の馬場は意外に内側が悪いんですよ、雨がふったらなおさらじゃないですかね。今年もそうみたいですし」 更にフサパンの白井師にも同じ質問を 「そら外が有利になるやろな。アグネスデジタルの天皇秋(01年・重)の時、四位に『観覧席に向かって走れ』と指示した事がある(笑)」 慌てて調べてみたが、本当に大外をデジタルが1頭だけ突き抜けていた。 東京芝コースは雨が降れば外有利。その傾向は翌週も、例え良馬場になっても続くということ、と考えたい 白 井 最 強 前年のクラシック戦線でセイウンスカイ、キングヘイローらと多くの名勝負を繰り広げ、日本ダービーでは5馬身差つけて圧勝したスペシャルウィークは、この年の天皇賞・春戦線で主役の1頭となることが予想されていた。 もっとも、AJC杯の直前追い切りでは手ごたえが悪く、騎乗したオリビエ・ペリエ騎手に 「この馬が本当にダービーを勝ったのか」 といわれてしまったほどだった。しかし、AJC杯では、レースの後にそのペリエ騎手から 「私が間違っていた。ダービー馬はやっぱりダービー馬だった」 と認められる貫禄のレースを見せた。 白 井 最 強 松田国英師 勢司和浩師 伊藤雄二元調教師がウオッカのダービー参戦に疑問符なのに対し 心身の成長が著しいウオッカの挑戦を支持する“援軍”も現れた。 95年の菊花賞に牝馬ダンスパートナー(5着)を挑戦させた白井寿昭調教師だ。 「夏を過ぎると、牡馬との差は広がります。だからこそ、この挑戦は面白い。 ボクが菊花賞に挑戦させたのは、あの世代のダービーよりオークスの勝ち時計が速かったから。 その意味でも今年は興味深く見ていますよ。」 白 井 最 強 藤沢和雄 2キロ差があっても牡馬と牝馬の戦いは苦しいもの。 今年の牝馬のレベルは高いが、短距離ならばそれほど苦ではない。だが、2400になると大違い。 浜田光正 2歳ならともかく、3歳の春にはすでに牡牝に差が出る。 大変だと思うけど頑張って。 白 井 最 強 オークスの勝ち時計がダービーを上回ったこともあり挑んだ。仏遠征のあとの3000mは厳しかった。(ダンスパートナーについて) 牡馬との差が出てくるのは、ひと夏越した3歳秋以降で、春の時点ではまだ対等に戦える。 今年の3歳牝馬はレベルが高いし、ウオッカは性別差をクリアする精神力もありそう。 十 分 チ ャ ン ス が あ る と 思 う 。 白 井 最 強 「 何 で ハ イ ア ー ゲ ー ム に マ ル 市 が 付 か ん の や ? 」 04年弥生賞前、社台ファームのデキレースに激怒。 当年のセレクトセール参加を見合わせ。 が、翌年何食わぬ顔で参戦。田原師以来のグラサン着用で周囲の関係者を唖然とさせる。 そしてデジタル産駒の最高価格馬ボクノタイヨウ(母タルゴナイト)を落札。 「 た ま た ま 来 た ら 良 い 馬 が い た の で 買 っ た 」 とうそぶく。そして当馬は順調に成長、POG本の取材に答えて一言、 「 凄 い 馬 に な る 」 そして今年、高額馬を自ら手を挙げて落札。酒も入って 「ク ロ フ ネ が 人 気 種 牡 馬 に な れ た の は 誰 の お か げ や ? 」 まさに、 白 井 最 強 「テイエムオペラオーが一番強い競馬をしたのは絶対届かない位置から差し切った皐月賞と、他馬を子供扱いした秋の天皇賞。 兄弟もスプリンターが多いし、本来の適性は短いところにあったと思う。 そのテイエムを2000mで差し切ったアグネスデジタルは本当に強かったんだよ」 余計な一言でキッチリ締める。 白 井 最 強 北九州短距離Sで3馬身半差の圧勝を収めたメイショウトッパーが北九州記念に挑む。 グングン成長中のテイエムオペラオー産駒が一気に重賞制覇を果たすか。 オペラオー産駒から、この馬のような生粋のスプリンターが出るから血統は面白い。白井師はこう解説する。 「母親(ストームキャット産駒ナイスレイズ)の血が濃いんやろうな。 兄貴がメイショウボーラーやし。でも、オペラオーはスピードもある馬やったから」 それにしても現時点でテイエムオペラオー産駒の出世頭が、松本好雄オーナーの持ち馬であることは因縁を感じる。 松本オーナーはオペラオーの現役時代、ライバルとして何度も苦杯をなめたメイショウドトウの馬主だからだ。白井師がこんなエピソードを教えてくれた。 「ボーラーの下どうですかと話した時、オーナーは“テイエムオペラオーの子か・・・”と絶句していたよ。 名前をメイショウ“アダウチ”にしましょうか、と言ったんだけど(笑い)」 親のカタキを息子で、というジョークは、メイショウトッパーがオペラオーの代表産駒となることで、図らずも達成されるかもしれない。 北九州記念のトッパーの鞍上にも白井師のおとこ気がうかがえる。武豊の海外遠征により空白となった鞍上に、オペラオー主戦の和田を起用するのだ。 「ちょっと引っ掛かるタイプで、乗ったことがある騎手ってことだけどな。まあ、話題性も少しある方がいいだろうと思って」 気の利いた演出を施したトレーナーはニヤリと笑った。満を持してのトッパーの重賞挑戦。 オペラオー産駒の重賞初制覇が和田の手によるものなら、それはドラマになる。 和田は「頑張ってほしいし、オペラオー産駒に重賞でも目立ってほしいね」と話している。 「まだトモがフニャっとしているから、そのあたりは良くなってほしいところ。それでも、底を見せていない魅力もあるからな」 指揮官は慎重な言い回しながら、期待は決して小さくない。北九州記念は和田&メイショウトッパーのコンビに注目だ。 白 井 最 強
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■春香と小鳥の三国志 - 『三国志Ⅸ』 ◆春香軍天海春香 音無小鳥 向朗(しょうろう) 焦彝(しょうい) 向寵(しょうちょう) ◆他勢力秋月律子 水瀬伊織 馬謖(ばしょく) 薫卓(とうたく) 薫白(とうはく) ◆タグ・コメント・その他次元を超える程の禁則事項 本編→解説動画→本編 三択志 イケメンパラダイス 縦読み 超番外編「解放への戦火」 優しい律子さんっ! ■春香と小鳥の三国志 - 『三国志Ⅸ』 NaTuPによる春香と小鳥さんメインの架空戦記。 雷雨の夜、誕生日だというのに一人残業に勤しむ小鳥さんを祝う為に集まった765プロのアイドル達。 しかし美希の爆弾発言に、小鳥さんが正直に年齢を答えようとした際に時空に歪みが発生、三国志の世界へ飛ばされる。 江陵の地に降り立った春香は、住民の願いを聞きいれて太守となり、軍師に小鳥さんを配するのだった。 戦争を知らない現代っ子達が、戦争が当然の世界でどう生き延びていくのだろうか・・・ 春香と小鳥の三国志 01 【ニコニコ動画】春香と小鳥の三国志 ◆春香軍 天海春香 能力 統率:80 武力:40 知力:60 政治:60 まっすぐな性格ゆえに、仙女と崇める江陵の人々の願いを聞いて太守になる。 旅芸人一座が用意した舞台で踊り歌う姿を披露。劉備感激! 戦争を知らない現代っ子ゆえに、侵略については慎重論を唱える。 城外へと散歩に出た際に黄巾賊に捕まりエロゲ展開になりかけたまま張角の元へ連れて行かれる羽目に。 音無小鳥 能力 統率:50 武力:40 知力:80+1 政治:80+1 本人曰く「テラチート!」・・・って、いやそこまで言う程ではないですよ。 劉備の元に外交に行った際には、イケメンパラダイスっぷりに妄想が大爆走。こいつ腐ってやがる。 諸葛亮から直接引き抜きの説得を受けるも固辞。 その後の春香の態度に判断が間違っていなかった事を再認識する。 諸葛亮へのラブレターは不発に終わった。 向朗(しょうろう) 能力 統率:28 武力:18 知力:72 政治:74 小鳥さんが戯れに放った「お~い そこのキミっ!」に反応して登場し、春香の元に加わった三国志武将。。 空気の読めるインテリ系ナイスガイ。 諸葛亮ら劉備軍の軍師達と同門で親交があり、外交の際には孔明の策を見破って且つ友好を深める事に。 故事を引用する事が多い。孟子曰く「民の楽しみを 楽しむ者は 民もまた その楽しみを楽しむ」君主が民の幸せを喜ぶならば、民もまた、君主の幸せを喜ぶ。こうして君民心一つとなれば、その国は安泰 論語に曰く「君子は坦(たい)らかに蕩蕩(とうとう)たり」どんな時でも平らでのびのびとした心を持つ。それもまた君子の心得 晋の文公曰く「一時の権 万世の利」詐欺・謀計の類は、一時の臨機応変の手段でしかなく、信義こそが国家に末永く利益をもたらす 焦彝(しょうい) 能力 統率:69 武力:61 知力:51 政治:32 二番目に春香の元に加わった三国志武将。 やや顔芸系の顔グラと、初登場シーンが軽めで口の悪いキャラだった為ネタキャラかと思われていた。 紹介の前に名前と顔グラが先に出た為「名前が読めない」視聴者が続出した。 江陵の方針を決める際に、現代っ子理論で戦争を否定する春香に対して熱い台詞と態度をとり男を上げる。えっと・・・君って性格「慎重」だったよね?でも焦彝さんの兄貴キャラ最高! 史実では諸葛誕に進言を聞き入れらず処刑を恐れて魏に降るが、春香軍ではそんな事はなさげ。 「なんだってっ!?まったくっ 本当に世話の焼けるお姫さんだなっ!」 現在、人気急上昇中で株価ストップ高! 向寵(しょうちょう) 能力 統率:72 武力:56 知力:77 政治:67 叔父の向朗に招かれて加わった三人目の三国志武将(と言う設定)。 細かい事に良く気づき、冷静且つ解りやすく春香に説明してくれる「優しい律子さん」な人。 ◆他勢力 秋月律子 能力 統率:50 武力:40 知力:90+1 政治:80+1 記憶を失っていたところを長沙にて魏延に助けられる。 その後、韓玄の配下となり長沙の地を劇的に変化させる。 言葉巧みに呑んだくれの韓玄をのせるのが上手い。 水瀬伊織 能力 統率:70 武力:40 知力:60 政治:60 薫卓が支配する長安に流れ着く。 薫卓の慰み者にされそうになった所を、薫白に掻っ攫われ、紆余曲折を経て薫白の友人になる。「あたしと あんたで わからずやの 大人たちに 目に物 見せてやるわよ!」 薫白の友人になった為、いきなり左将軍になった。 馬謖(ばしょく) 劉備軍所属。 能力 統率:64 武力:65 知力:89 政治:81 やっぱり空気の読めない奴でした。 解説動画にて「泣いて馬謖を切る」の際に、敗戦後戦犯として軟禁された際に脱走していた事が説明される(「蜀書 向朗伝」記載)。そりゃ諸葛亮でもかばえないよね。 史実でも空気の読めない奴でした。 小鳥さん曰く「音楽理論には詳しいけど、実際には楽器は弾けませんっみたいな人」 薫卓(とうたく) 能力 統率:69 武力:83 知力:66 政治:19 長安にて帝を要する悪逆無頼で残忍鬼畜の代名詞な男。 しかし解説動画にて評価か変わりそうなエピソードが紹介される。若い頃は侠気あふれるナイスガイで、異民族と親交を深めていた。 涼州にて異民族等と百戦以上の戦いをこなし、精強な軍団をつくりあげる。 戦の褒美として賜った絹9000巾を全て部下に分け与えた。 異民族をも従えた薫卓に危機感を感じた漢王朝により育てた戦力全てを奪われかける。 洛陽に上洛後は、学者達を要職につけ、袁紹らを太守に任命する。 対立していた事があるエリート皇甫嵩を招き、要職につけた。 しかし任命した太守達がことごとく反薫卓連合に参加した為か人間不信に陥り恐怖政治を断行。 信頼していた呂布に裏切られて3年天下が終了。 薫白(とうはく) 能力 統率:80 武力:60 知力:40 政治:30 三国志よりも三国志大戦で有名なキャラ。 薫卓の孫で、薫卓の事を「おじいちゃん」呼ばわり出来る三国志世界唯一の存在。 将軍位や領地を薫卓の力によって得たと言う世間の認識ゆえに心からの友人がいなかった。 薫卓の元から伊織を攫い、友人になってもらう事に成功する。「ずっーと友達だよっ 約束だよっ!」 やよいの面影のある顔グラがあてられている。 ◆タグ・コメント・その他 次元を超える程の禁則事項 小鳥さんに年齢ネタは厳禁なのです。 本編→解説動画→本編 本編の間には、解説動画が投稿されるのが本作の基本。 親切な解説動画にもなっている上に、伝聞等でしか知らないユーザーには驚愕の事実を解説してくれる事も。 三択志 アイドルマスターのゲーム本編でもおなじみ、赤・青・黄色の三択の事。 動画内でも、(主に小鳥さんの)選択肢としてよく登場する。 必ず一つの選択肢がネタな内容になっている。 イケメンパラダイス 隣接する永安の劉備軍と同盟を結ぶために、使者としてやってきた小鳥さんが 居並ぶ優秀かつ美形揃いの武将達を見た時の反応。 小鳥さんは特に諸葛亮に一方的な憧れを持っているようで、終始妄想が耐えないようだが 諸葛亮は同盟には反対、むしろ江陵は併合すべきと考えており、そのために危ない行き違いが続いている。 縦読み +小鳥さんから諸葛亮へあてた手紙の内容の事。 小鳥さんから諸葛亮へあてた手紙の内容の事。 孔明様 ご機嫌麗しく存じます。 明朗なる貴君には お解りでしょうが 様々な勢力が覇を競う現在 我らの領土も 素通りしてもらえる はずもありません 敵対しあっていては 互いに損です。 ですので 我ら 太平の世を望む者 同士 すみやかに同盟締結すべきかと存じます。 向朗が劉備の元に外交で赴いた際に諸葛亮に渡ったが、やっぱり不発でした。 超番外編「解放への戦火」 2007年11月末に発生した「架空戦記シリーズ動画大量削除事件」を題材にした、AC6トレイラーコラボ動画。 運営側の不透明な「権利者削除」と、削除に屈せず再うpへ意欲を燃やす各Pの奮闘ぶりが描かれており アホなテーマでもそれなりに感動的に見えてしまう…のはさすがはAC6というべきか。 作中のテロップが「仮想戦記シリーズ」と誤記されているのはご愛嬌。 何気に多くの名台詞が生まれた。 優しい律子さんっ! 新規加入した向寵の有能な仕事ぶりと配慮の細かさを例えた、春香と小鳥の寸評。 つまり本当のりっちゃんは…ゲフンゲフン、リッチャンハヤサシイデスヨ? ちなみにりっちゃんのいる長沙に伝わっている春香と小鳥の風評は、これとは比較にならないほど酷い。 名前 コメント
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549 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 15 37 50 柳洞寺の37ターン目です 税収+41(拠点:穂群原学園) 土地からの魔力提供+10(拠点:遠坂邸) 穂群原学園からの給料+23(人材:葛木宗一郎から発生) 土地からの魔力供給+15(拠点:柳洞寺から発生) お布施+30(宗教:柳洞寺仏教より発生) ケーキ代-10(人材:白レンから発生) 再編成費用-5 建築費用-10 人件費(人材:両儀式と黒桐幹也から発生)-10 人件費(人材:蒼崎橙子と黒桐鮮花から発生)-10 バイトの給料(人材:柳洞一成から発生) +5 兵の維持費用が発生しました。 竜牙兵(単位:1200)-43 メカ翡翠(単位:300)-9 穂群原学園・陸上部(単位:1000)-10 G・メカ翡翠 -12 F-5E『タイガーⅡ』(単位:300)-9 E-2C『ホークアイ』-5 竜-3 この結果、資源20を失いました。 本拠地:柳洞寺(要塞:山門を保有しています) 他の拠点:穂群原学園、遠坂邸 資源:370 主力:竜牙兵(英雄弓騎兵)(6:4:4:8)単位:700 メカ翡翠(6:6:3:7)単位:300 竜牙兵(重装投擲槍兵)(3:4:1:6)単位:200 穂群原学園・陸上部(砲丸投擲)(2:0:2:2)単位:1000 G・メカ翡翠(11:10:1:25)HP:200 F-5E『タイガーⅡ』(5:2:6:7)単位:300 竜牙兵(猫耳)(3:1:3:7)単位:300 竜(8:8:5:7) HP100 (不満度60) E-2C『ホークアイ』(0:6:6:10) 補給線の確保で維持費-1、更に兵舎の効果で維持費が半分になります。 550 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 15 38 48 士気:穂群原学園・陸上部(砲丸投擲)の戦闘修正に+1 不満度:なし 人材:キャスター 不満度0 (大変満足している) 人材:葛木宗一郎 不満度0 (大変満足している) 人材:柳洞零観 不満度0 (大変満足している) 人材:佐々木小次郎 不満度20(概ね満足している) 人材:柳洞一成 不満度0(大変満足している) 人材:弓塚さつき 不満度20(概ね満足している) 人材:氷室鐘 不満度10(満足している) 人材:蒔寺楓 不満度20(概ね満足している) 人材:三枝由紀香 不満度20(概ね満足している) 人材:久我峰斗波 不満度10(概ね満足している) 人材:国藤 不満度0(大変満足している) 人材:Vシオン 不満度40(それほど不満を感じていない) 人材:浅上藤乃 不満度0(大変満足している) 人材:時南宗玄 不満度0(大変満足している) 人材:黒桐幹也 不満度20(概ね満足している) 人材:両儀式 不満度30(概ね満足している) 人材:巫条霧絵 不満度20(概ね満足している) 人材:白レン 不満度20(概ね満足している) 人材:月姫蒼香 不満度20(あまり気にしていない) 人材:黒桐鮮花 不満度30(概ね満足している)(行動不能) 研究または再編中の項目 陸上部の武装強化案(完成まで後3ターン) 貸本 総理大臣・織田信長(後1ターン) 研究可能な項目 塹壕戦の構想(資源-20:8ターン後に完了します) 重機工兵の研究(資源-30:4ターン後に完成します) 人型都市制圧兵器の独自研究(資源-30及びメカ翡翠の解体:3ターン後に完成します) 衛生兵の研究(資源-40:10ターン後に完了します) 阻止攻撃の研究(資源-30:5ターン後に完了します) チアリーディング部隊の設立(資源-30:後5ターン) 海軍の研究Ⅰ(資源-20:3ターン後に完成) 猛毒の研究Ⅲ(資源60:完成まで後6ターン) 全体ダメージの緩和Ⅲ(資源-40:8ターン後に完了します) 建設物:愛の神殿 レクリエーション施設 兵舎 現場詰所 万里の長城 研究所 レーダー施設 柳洞寺卒塔婆 社会制度:なし (共産主義、資本主義、宗教国家、修羅の国を保有しています) 国歌:愛おぼえていますか 553 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 15 47 05 3個のイベントが発生しました。 諜報部/研究班の暴走阻止 閣下、諜報部より通達です。 研究班が他国に技術を売却しようとしたところを制圧したそうです。 またメカ翡翠などの兵器にも何らかの工作を行った可能性があります。 これから尋問する予定ですが彼等の処遇をどうしますか? (選択1)処遇を決定してください A/謹慎処分 B/追放処分 C/公開処刑 D/無罪放免 白純リオ/……… 閣下、捕縛した人物ですが何も語ろうとしません。 どうするべきかご判断を仰ぎたく存じます。 (選択2)処遇を決定してください A/登用 B/軟禁 C/処刑 D/追放 E/解放 598 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 20 23 33 では、諜報部はA/謹慎処分 とし、白純リオはB/軟禁 いたします。 諜報部/尋問の結果報告 調査の結果、各兵器のIFSに異常が見受けられました。 また何らかのガイドビーコンらしき装置が組み込まれていました。 後は不思議なアンテナが付いていたので除去しました。 他にも仕掛けがないか、諜報部への尋問を続けます。 このイベントによる変動は以下のようになります。 研究班が行動不能 柳洞寺/殺人鬼の確保 それでは一時、柳洞寺で拘留します。 後々、警察に引き渡すなどの処置を検討します。 このイベントによる変動はありません。 柳洞寺/井戸への毒物混入 閣下、柳洞寺の井戸から毒物が検出されました。 幸い防毒の研究が進んでいた為、事なきを得ましたが。 これは前回軍事演習した部隊が散布したもので他国の干渉ではないそうです。 このイベントによる変動はありません。 全てのイベントが解決しました。 (選択1)誘致した店舗を訪問しますか? Y/未来を予測してもらう N/迷信は信じない (選択2)アイテムを使いますか? Y/十字勲章を使う N/使わない 614 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 22 25 12 それでは、Y/未来を予測 してもらい、Y/十字勲章を使う 事にいたします。 幻視屋/はぁー、来ました来ました 人材:葛木宗一郎が地上最強の男にクラスチェンジするには後+7あたたポイントが必要です。 良く分からないですけど何だか素手で地球が割れそうな感じがします。 きっと宮本武蔵やブルース・リーにも勝てると思います。悪は去ったです。 今までに勲章以外で+1ポイントの蓄積もされていないので、今まで取った事の無い行動が必要です。 技能を使い続けていれば、いずれは判明すると思います。 人材:柳洞零観が現人神に達するには後+1信心ポイントが必要です。 偉い人は言いました、『お金を持っているのは、いつの時代も宗教家か政治家だ』と。 口先の上手い人はいつだって美味しい汁が吸えるものなんです。 今までに勲章以外で+3ポイントの蓄積がされていますので、 行動を振り返れば簡単にポイントの溜め方と失い方が分かると思います。 人材:弓塚さつきがヒロインルートを獲得するのに599862ポイントの得票が必要です。 やりましたね!1ポイントの前進です! 果てしない道のりも歩き続ければ必ず到達するものです! ………そこまで寿命が持てばですけど。 人材:蒔寺楓が冬木の雌豹にクラスチェンジするには後+8勝利ポイントが必要です。 動物の異名って強そうですね、鷲とか鷹とか岩飛びペンギンとか。 前回の昇進を振り返れば簡単にポイントの溜め方が分かると思います。 人材:三枝由紀香がお姉さんにクラスチェンジするには後+1姉弟ポイントが必要です。 強そうな感じはしませんが頼りがいはありそうですね。 今までに勲章以外で+1ポイントの蓄積もされていないので、今まで取った事の無い行動が必要です。 人材:久我峰斗波がフレッツ陵辱に目覚めるには後+5セクハラポイントが必要です。 ……えーと、どうしてこんな項目があるんでしょうか? と、とにかく今までに勲章以外で+1ポイントの蓄積もされていないので、 今まで取った事の無い行動が必要です。 人材:白レンが夢魔の女王となるには後+2悪夢ポイントが必要です。 良く分からないけど、これも強そうな感じがしますね。 今までに勲章以外で+3ポイントの蓄積がされていますので、 行動を振り返れば簡単にポイントの溜め方が分かると思います。 両儀式が黒桐式になるまで後+6結婚ポイントが必要です。 今までに勲章以外で+1ポイントの蓄積がされています! きっかけは作ったのでこのままなし崩しです!既成事実です! 竜牙兵(重装投擲槍)はすでに精鋭化可能です。 穂群原学園・陸上部(単位:300)が精鋭化するには後+2の戦闘経験が必要です。 穂群原学園・陸上部(単位:100)が精鋭化するには後+5の戦闘経験が必要です 大聖杯の発動まで後+6英霊ポイントが必要です。 良く分からないですけどドラゴン○ールっぽい感じがしますね。 今までに+1ポイントの蓄積もされていないので、今まで取った事の無い行動が必要です。 かなり難しい条件だと思いますけど頑張ってください。 では、次は悪い方のポイントをお教えします。 人材:キャスターが冬木の魔女にクラスチェンジするまで後+7怒りポイントが必要です。 嫉妬やストレスを溜め込んだりすると人は爆発したりするものです。 私も身近にそういう人がいるので痛いほど判ります…あ、ここオフレコでお願いします。 キャスターさんのストレスは問題ないレベルでしょう。 (選択)誰に十字勲章を使いますか? SCA/柳洞零観 SCB/三枝由紀香 SCC/弓塚さつき N/手動選択 627 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/15(月) 22 54 20 では、柳洞零観に虎十字勲章を使用いたします。 柳洞零観/うーむ、神仏の境地に達してもあまり変わらないのは気のせいだろうか 1個の昇進イベントが発生しました! 柳洞零観が現人神にクラスチェンジしました! もはや仏法の守護者! 御仏の顕現と言っても過言ではありません! このイベントによる変動は以下のようになります。 お布施の収入が更に倍になります 柳洞零観がいる拠点から広範囲に布教効果(大)が発生します 柳洞寺で僧兵の徴収が可能になりました 聖戦発動ターンが倍になります 改修完了/レーダー施設 閣下、レーダー施設の改良が終了しました。 以降は探知されにくい敵も捕捉し、敵の偽装兵を看破できます。 また進軍してくる敵の陣容、指揮官も判別可能です。 このイベントによる変動は以下のようになります。 レーダー施設の改築が完了しました。 (選択1)新たに建造あるいは改築を行いますか? Y-1/建造を行う Y-2/兵舎を改築する(終了まで3ターン) Y-3/万里の長城を改築する(終了まで6ターン) Y-4/研究所を改築する(終了まで3ターン) Y-5/柳洞寺卒塔婆を改築する(終了まで2ターン) N/今はやめる (選択2)編成を行いますか? Y/そうする N/必要ない 645 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/16(火) 00 57 19 それでは柳洞寺卒塔婆を改築します。 これにより柳洞寺仏教は冬木市において一大宗教となるでしょう。 このイベントによる変動は以下のようになります。 柳洞寺卒塔婆を改築します(資源-10/後1ターン) (選択1)何を行いますか?(複数選択可) A/回収したパーツの利用 B/ベンツェの修理 C/竜牙兵(猫耳)の強化 D/タイガーⅡの武装変更 E/その他:<> F/機関銃の装備 G/精鋭化 (選択2)白レンの技能:楽園が使用可能です。使いますか? Y/使う:<> N/使わない (選択3)巫条霧絵の技能:幽体離脱が使用可能です。使いますか? Y/使う:<> N/使わない 709 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/17(水) 20 51 23 では、A/回収したパーツの利用、C/竜牙兵(猫耳)の強化、D/タイガーⅡの武装変更 を行い、白レンの技能:楽園は巫条霧絵に、巫条霧絵の技能:幽体離脱はアインツベルン第三帝国に使用します。 研究班(代理)/回収したパーツの報告 報告します。不法投棄されていたパーツですが組み上げる事で巨大人型兵器となるようです。 またパーツの組み換えにより巨大砲塔にも変形が可能なようです。 あるいは、このパーツを流用する事でGMH-1とメカ翡翠の強化も可能になるでしょう。 しかし解明不可能な部分が多く、危険を伴うかもしれません。 (選択1)パーツを使用しますか? A/巨大人型兵器を組み上げる B/巨大砲塔を組み上げる C/GMH-1とメカ翡翠にパーツを組み込む D/廃棄処分にする (選択2)F-5E『タイガーⅡ』の武装を選んでください Ⅰ:AIM-9『サイドワインダー』(先制/敵滞空部隊全てに大ダメージを与える)(後2回)(資源-30) Ⅱ:AGM-65『マーベリック』(後2回) (資源-40) (拠点の防御力あるいは建築物にダメージを与え、回復するまで使用不能にします。 また繰り返し爆撃を受けた施設は破壊される事があります) Ⅲ:CBU-59『ロックアイⅡ』(後5回)(資源-40) (敵地上部隊全てに小~中のランダムダメージを与える) Ⅳ:MK84無誘導爆弾(後2回)(資源-30) (敵地上部隊一隊に単位数に応じた中ダメージを与える) Ⅴ:機銃で十分 現在、竜牙兵(猫耳)は6ポイント。 (選択3)強化を行いますか? Y-1/防御力+1(-5P) Y-2/機動力+1(-5P) N/強化しない 727 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/17(水) 23 45 23 アインツベルン第三帝国の全容が判明しました。 本拠地:アインツベルン城(要塞:風雲イリヤ城を保有しています) 他の拠点:わくわくざぶーん 資源:140 主力:タイガーⅠ(6:6:1:10)単位:500 メッサーシュミット(4:2:5:6)単位:300 戦闘用ホムンクルス(パンツァーファウスト)(10:3:1:6)単位:200(後1回) M1A2『エイブラムスⅡ』(10:10:2:15)単位:100 F-22『ラプター』(9:4:8:15)単位:100 B-2『スピリット』(0:6:5:20)単位:100 決戦兵器バーサーCAR(15:15:1:20)HP:1300(次の起動まで後9ターン) 補給線の確保で維持費-1、更に兵舎の効果で維持費が半分になります。 士気:変動なし 不満度:40 人材:イリヤスフィール 不満度30(概ね満足している) 人材:バーサーカー 不満度40(それほど不満を感じていない) 人材:セラ 不満度40(それほど不満を感じていない) 人材:リーゼリット 不満度30(概ね満足している) 人材:乾有彦 不満度40(それほど不満を感じていない) 人材:アイリスフィール 不満度30(概ね満足している) 人材:高田(兄) 不満度30(概ね満足している) 研究または再編中の項目 大陸間弾道弾の研究Ⅰ(研究終了まで後12ターン) 建設物:兵舎 現場詰所 研究所 風雲イリヤ城 社会制度:ファシズム 国歌:パンツァーリート Y/大変結構! 738 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/18(木) 07 29 29 巫条霧絵/とても疲れました 白レン/いい夢を このイベントによる変動は以下のようになります。 人材:巫条霧絵の不満度+20 不審なパーツ/廃棄処分 それでは回収したパーツを廃棄処分とします。 念には念を入れ、一度溶鉱炉で完全に溶かしておきましょう。 廃棄した後で自動的に合体するなどという最悪のケースを想定してです。 このイベントによる変動はありません。 編成/タイガーⅡの武装変更 竜牙兵(猫耳)/ダンダカダンダン♪ それでは全機にMK84無誘導爆弾を装着します。 弓塚さつき/こっそり森に行って不発弾を拾ってきました! 弓塚さつきの技能:生活の知恵が発動しました。 兵装の変更に必要な資源が-10されます。 このイベントによる変動は以下のようになります。 資源-40 MK84無誘導爆弾(後2回)(資源-30) に兵装を変更します 竜牙兵(猫耳)の防御力が+1されます (選択)拠点:穂群原学園での指示をお願いします。 A:穂群原学園の占領政策 A-1:遷都(本拠地をこちらに移します) A-2:再独立(中立組織:穂群原学園を復活させます) A-3:拠点破壊 (拠点:穂群原学園が消滅します。 この拠点にいる部隊、向かっている部隊は自動的に本拠地に帰還します) A-4:強制徴収 (大量の資源を得る代わりに経営が悪化し、毎ターンの収入が減少します) A-5:経営拡大 (資源を払って経営を拡大させ、毎ターンの収入を増加させます) A-6:道路工事(一律資源:20) (道路を整備し拠点間の行き来を楽にしたり道路を破壊して敵の侵攻を遅らせます。 選択した後に穂群原学園と何処の間の道路か、何をするかを選択します) A-7:陸上部の徴収 現在、徴収できません A-8:要塞化(資源-40) 命令B:休暇を与える。 (不満度の解消を行います。 人材であれば1~3ターンの間、行動不能となり、 兵であれば1~3ターンの間、拠点を動けなくなります 決定後にターン数を決めます) C:体育祭の開催 D:待機(何もしません) 768 :Hearts of Lion ◆4wSURDq66Q:2008/09/18(木) 20 49 25 それでは穂群原学園に待機を命じます 拠点:遠坂邸の指示をお願いします A:遠坂邸の占領政策 A-1:遷都(本拠地をこちらに移します) A-2拠点破壊 (拠点:遠坂邸が消滅します。 この拠点にいる部隊、向かっている部隊は自動的に本拠地に帰還します) A-3:道路工事(一律資源:20) (道路を整備し拠点間の行き来を楽にしたり、道路を破壊して敵の侵攻を遅らせます。 選択した後に遠坂邸と何処の間の道路か、何をするかを選択します) 命令B:休暇を与える。 (不満度の解消を行います。 人材であれば1~3ターンの間、行動不能となり、 兵であれば1~3ターンの間、拠点を動けなくなります。 命令の後に休暇を与えるターン数をⅠ、Ⅱ、Ⅲのどれかで表記してください) (例/弓塚さつきを3ターン休ませる場合:B-1・Ⅲ) C:待機(何もしません)
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546 : ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/26(月) 09 18 09 ID N8aXTVcj 「は、はい。ええと……」 僕は口ごもった。 今になって、先輩が紅麗亜のことを持ち出すのはどうしてだろうと思う。 確かに僕は、先輩を襲う前、紅麗亜のことを延々と話していた。 でも、そのとき先輩はほとんど無視していたはずだ。 嫌な予感がした。 「すぐに解雇してください」 「!!」 案の定、想定した中で最悪の台詞が、先輩の口から出た。 もちろん先輩の気持ちは分かる。 何しろスタンガンで攻撃されたのだから、先輩に紅麗亜をよく思えと言う方が無理だ。 しかし、僕が今日ここに来たのは、紅麗亜が僕の家にいられるよう、話を付けるため。 ここで唯々諾々と紅麗亜を馘首したのでは、何のために来たのか分からなかった。 「ま、待ってください」 僕は先輩を宥めにかかった。まずは先日の、スタンガンの件の謝罪から始める。 「この間は……いや、この間も本当に済みませんでした。しかし、あれは僕が悪かったのであって、紅麗亜は……」 「違います。そうじゃありません」 「え……?」 何が違うのだろうか。僕は先輩の言葉を解しかねた。 「詩宝さんには、今日からこの屋敷で生活してもらいます。身の回りのお世話全般は私達がやりますから、メイドは必要ありません。だから解雇してください」 「なっ……」 僕は驚愕した。 今日からずっとここに閉じ込められ、家には帰れないということなのか。 「……僕、ずっとここにいなきゃいけないんですか?」 「当然です。詩宝様のような性犯罪者を、外に出せると思うのですか? 無害になったと私達が判断するまで、詩宝様をこの屋敷に軟禁させていただきます」 「…………」 そう言われると、僕は黙り込むしかなかった。僕は先輩を襲った犯罪者。殺されないだけでも、感謝しなくてはいけない身分なのだ。 「では、善は急げです。詩宝様、早速お電話を」 エメリアさんは、部屋の隅にある机へ歩いて行った。 そして机の上にあった電話機を持ってきて、僕に差し出す。 「さあ、どうぞ」 「…………」 しかし、僕はまだ降伏しなかった。 最後の望みをかけ、抵抗を試みる。 「あっ、あの……」 「何でしょうか?」 「あの……もう少し、検討の余地があるかと思うんですが。例えば、紅麗亜にこのお屋敷に来て働いてもらうとか……」 「詩宝さん」 しばらく黙って聞いていた先輩が、ここで口を開いた。 「私のお願い、聞いてくれないんですか?」 振り向くと、先輩は涙目になっていた。 547 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/26(月) 09 18 48 ID N8aXTVcj 僕は再度、自分の立場を思い知る。 今の僕は、一生かけて先輩に償う義務があるのだ。 先輩の意向に逆らうなど、決してやってはいけない。考えてもいけない。 「……分かりました」 僕は頷く。先輩は微笑を浮かべた。 「それでいいんです。詩宝さんはこれから一生、私の言うことだけ聞いていればいいんですよ」 「はい……」 僕は震える手で受話機を取り、自分の携帯電話の番号を押し始めた。 僕の携帯電話は確か、紅麗亜がいつも持ち歩いているはずだ。 紅麗亜がこの電話の番号を着信拒否にしていなければ、連絡が取れるだろう。 かけてみると、2回目のコールでつながった。 『もしもし?』 紅麗亜の声が聞こえた。気分が重くなる。 「く、紅麗亜……」 紅麗亜の名前を呼ぶ。息が苦しい。彼女からはきっと、押し殺したような声に聞こえたに違いない。 『ご主人様! 今どちらにいらっしゃるのですか!?』 電話の向こうで紅麗亜が叫ぶ。何か切羽詰まった様子だ。 「先輩の、お屋敷だよ……」 『すぐに逃げてください! 雌蟲の婚約は欺瞞でした。そこにいては危険です! 私もすぐ迎えに参ります!』 先輩の婚約は嘘だと、紅麗亜も気付いたらしい。どうやって知ったのかまでは、分からないが。 「ご、ごめん。紅麗亜……」 僕は、自分の目に涙が浮かんでいるのが分かった。 『ご主人様?』 「僕もう、紅麗亜のこと、雇ってあげられないんだ……」 そこまで言ったとき、不意に受話機が取り上げられた。 僕に代わって受話機を持った先輩が話す。 「聞いたわね? あなたはお払い箱よ。今すぐ詩宝さんの家から出て行きなさい。ちなみに、詩宝さんの家は今、私の名義になっているから、居座るなら不法占拠で警察を呼ぶわ。それじゃ」 ガチャン 先輩が無造作に受話機を置くと、エメリアさんが電話機を元の場所に戻した。 「…………」 僕はしばらく、茫然とその場に立ち尽くしていた。 先輩が正面から、僕を抱き締めてきた。 「これで、いいんですよ」 「ああ……」 いつしか僕は、先輩を抱き返していた。 と、そのとき、ソフィさんが戻ってくる。 ソフィさんは先輩に近づき、何事かを耳打ちした。 先輩はソフィさんに頷いた。それから僕の顔を見る。 「詩宝さん」 「はい」 「野暮用も片付きましたし、お披露目に行きましょう」 「お、お披露目って……?」 「もちろん、今日集まってくれた人達によ。舞華ちゃんと詩宝ちゃんが婚約しましたって」 華織さんが言うと、先輩は嬉しそうに腕を絡めてきた。 「うふふ……着替えないといけませんね」 548 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ [sage] :2010/07/26(月) 09 19 21 ID N8aXTVcj 「はい……」 僕は観念した。事ここに至っては、万事先輩の言う通りにするしかない。 ただ、いくつか気になることがあった。それをすっきりさせたいと思う。 「あの、先輩……聞きたいことがいくつかあるんですけど、いいですか?」 「駄目です」 「…………」 犯罪者には、質問すら許されないのか。暗澹とした気持ちになりかけたが、そうではなかった。 「先輩なんて、他人行儀な呼び方はもう駄目です。これからは名前で呼んでください」 そういうことか。僕は、少しつかえながら言い直した。 「ま、舞華、さん……」 「はい。詩宝さん」 一転して、先輩が笑顔になった。これでないといけないらしい。 ずっと“先輩”と呼んできたので、慣れるのに時間がかかりそうだ。 「舞華ちゃん、旦那様の質問に答えなさい」 「あ、ごめんなさい。どうぞ」 華織さんに促されて、先輩は改めて尋ねてきた。僕はさっきから気になっていたことを聞いてみる。 「あの、僕の家が先輩の名義って……?」 「あ、はい。勝手だとは思ったんですけど、詩宝さんのご両親にお話しして、ご自宅を譲ってもらったんですよ。その方がメイドを追い出しやすいですから」 「そ、そうですか……」 うちの両親も、よく同意したものだと思った。 よほど法外なお金でも積まれたんだろうか。先輩ならあり得る。 「ええと、それから……」 「はい」 「うちの学校の生徒、みんな呼んだんじゃないんですか? 女の子しかいなかったみたいですけど……」 「ああ、それはですね」 答えたのはソフィさんだった。 「今日集まってもらったのは、学校と、中一条グループの系列企業の中で、ボスと特に親しい方だけなのです」 「本格的にお嬢様の婚約披露会を催してお客様を招待したら、各界の名士の方々をお呼びしないといけません。それではいくら何でも、今日に間に合いませんから」 エメリアさんが続ける。なるほど、と僕は思った。 先輩は学校では、ほとんど独裁者に近い権勢を誇っている。取り巻きの数は半端ではない。 中一条グループでも、先輩に服従する人は多いだろう。 今回はそういう人達を動員して、この婚約披露会をこしらえたというわけだ。 「もう大丈夫ですか? 詩宝さん」 「あ、はい」 結局、一番聞きたかったことは怖くて聞けなかった。 僕が先輩を襲わなかったら、どうするつもりだったんですか……と。 その後僕は、エメリアさんとソフィさんに、新しい制服(なぜか用意されていた)を着せられた。 着替え終わると、先輩が新しいドレス(今度は露出が少なめだった)を着て現れ、僕の手を引いて来賓の人達の前まで連れて行く。 先輩が、みんなに向かって幸せそうに話していた内容は、あまり僕の耳に入らなかった。体力的な限界が来ていたせいだろう。 お披露目が終わり、奥に引っ込んで間もなく、僕は気絶した。