約 90,838 件
https://w.atwiki.jp/poppomemo/pages/117.html
実装日 2023/3/3 戦争 なし 決戦 なし 公式設定 ・ゾルダートグラード 対応世界:クロムキャバリア 戦争:まだ モチーフ:ナチスドイツ 支配地域:ヨーロッパ ・ワルシャワ条約機構 対応世界:ダークセイヴァー 戦争:済 モチーフ:ソ連 支配地域:ロシア、東欧、中央アジア(一部) 備考:『歓喜のデスギガス』が潜伏している可能性あり。 ・人民租界 対応世界:封神武侠界/サイバーザナドゥ 戦争:済/まだ(フラグは立ってる) モチーフ:中国、モンゴル、中央アジア(一部) 備考:サイバーザナドゥの『秘境』と仙界に関係がある? ・クロックワーク・ヴィクトリア 対応世界:アルダワ魔法学園/UDCアース 戦争:済/まだ モチーフ:大英帝国 支配領域:イギリス全土、インド、オーストラリア 備考:エンブレの世界説明でアルダワとUDCの名前が出ているので、エリクシルがいる可能性あり。 →大規模侵攻は無理でも迷い込んだものはいる? Q.エリクシルは更に他の世界に侵攻することはありますか? A.多分ない。エリクシルはオブリビオンではないので発生原理が違うけど、怪物も死んだし他世界侵攻するだけの数の余裕ない。 https //twitter.com/Amamiya_syuna/status/1715953933905215921 ・F.O.N 対応世界:アポカリプスヘル 戦争:済 モチーフ:アメリカ合衆国 支配領域:南北アメリカ大陸 備考:アポカリプスヘルの『メンフィスの黒い炎』が20本いったのに進行してないのはフラグ? オブリビオン・フォーミュラがあと3体残っている。 →1体はアスリートアースにいたけど、残り2体はどこに? 『ドクター・オロチ』の本体が完全に破壊されていない(こっちでの復活有り得る) 風魔小太郎がここにいたことあるので、こことサムライエンパイアが融合している可能性あり。 →サムエンは関係なかったっぽい。 ・幻朧帝国 対応世界:サクラミラージュ 戦争:まだ モチーフ:大日本帝国 支配領域:日本列島、台湾、朝鮮半島、旧満州国、樺太 備考:サムライエンパイア、カクリヨファンタズム要素もありそう →アヤカシエンパイア要素もある? 『カルロスの錨』を考えるとグリードオーシャンもあり? 非公式設定 考察 人民租界、CVが2世界融合であることから、残り4勢力も別世界との融合の可能性あり。 →『獣人戦線』実装以降に追加された世界は除外?(現在ケルディ、GOD.GAMEのみ該当) アフリカがどこの勢力圏にあるのか未知数。 →『はじまりの猟兵』はここにいる? →支配下に置くとすればCV? ユーラシア大陸はどこか1勢力倒れたら一気にパワーバランスが変化しそう。 →ヨーロッパ:ZGvsWvsCV(静観中) →独ソ戦orノルマンディー上陸作戦? →アジア 人民租界vs幻朧帝国vsワルシャワ条約機構(静観中) →台湾or満州国(その場合三つ巴)? →満州国についてはブラウン編集長の予兆にそれらしき発言あり。 聞くところによると、ワルシャワ条約機構と人民租界、幻朧帝国で何やら小競り合いが起こっているという。 https //tw6.jp/club/thread?thread_id=132424&mode=last50 ラスボスはF.O.N? アスリートアースは本当に関係なさそう 6大国のモチーフは全てフォーミュラ級が生き残っている世界? 今後の予想 もし戦争となった場合、ゾルダートグラークが相手? →ヨーロッパ解放戦? →パリ、ローマ、ブリュッセル、ウィーン、アテネ、マドリード、リスボン、コペンハーゲン、アムステルダムを解放して最後にベルリン突入? 新種族が登場する可能性あり →「まだ猟兵に覚醒していない種族がいる」と明言されている。 →有袋類はオーストラリアが解放されないと無理? →アフリカがカギを握る?
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/716.html
autolinkTOP>【ち】>超人戦隊バラタック 超人戦隊バラタック (ちょうじんせんたいばらたっく) 分類5【題名】 ジャンル5【その他・作品・番組】 1977~78年、テレビ朝日系、全31話放送。 『鋼鉄ジーグ』、『マグネロボ ガ・キーン』に続くマグネロボシリーズ第3弾にして、このマグネロボシリーズに終止符を打った、前2作と比較しコメディ色が強い作品。 大阪城が出てきたのだけを覚えている。 登録日 2005/10/09 【ち】一覧 乳首当て 膣外射精 千葉麗子 チャーシュー麺 チャイナドレス 着エロ チューブトップ 超時空要塞マクロス 超獣機神ダンクーガ 超人戦隊バラタック 超人バロム1 超人ビビューン 挑戦 蝶ネクタイ型変声機 長七郎江戸日記 チョコエッグ チョコボール チョコレート 「ちょめちょめ」 チョンの間 ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/19743.html
1977年7月放送開始。 http //www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/barattack/ チーフディレクター 西沢信孝 原作 池原成利、小林檀 キャラクターデザイン 小松原一男 美術・メカニックデザイン 辻忠直 編集 吉川泰弘 録音 二宮健治 音響効果 依田安文 音楽 小森昭宏 アニメーション制作 東映 脚本 山浦弘靖 藤川桂介 安藤豊弘 星山博之 演出 西沢信孝 福島和美 森下孝三 松浦錠平 明比正行 山吉康夫 作画監督 小松原一男 窪田正史 須田正己 鈴木孝夫 湖川滋 篠田章 谷口守泰 白土武 落合正宗 菊池城二 村中博美 ■関連タイトル DVD 超人戦隊バラタック VOL.1 ダイナマイトアクション! 超人戦隊バラタック 主題歌収録 スーパーヒーロークロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集II rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; javascript plugin Error このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/1522.html
海を行く豪華客船。その中を一人の少年が逃げていて、やがて甲盤に出た。 残虐超人「甲盤だ!甲盤に出たぞ!急げ、逃がすな!」 船から残虐超人達が出て来て少年が逃げるも、別の残虐超人が回り込んでいてはさみ撃ちにされた。 ダズル「情けない奴らだ、こんな小僧に手間取りおって」 残虐超人たちをオーラで吹き飛ばしながら残虐超人ダズルが来た。 ダズル「さっさと始末しろ」 少年が艦盤の手すりに足をかけるも、下の海を見て動きを止める。 ダズル「馬鹿なことは止めろ。弱虫の強がりほど見苦しいものは無いぞ」 少年「・・・た――――っ!」 少年が意を決して海に飛び込んだ。 キン肉マンⅡ世 マッスル人参争奪!超人戦争
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/894.html
今野 敏 隠蔽捜査 隠蔽捜査 2005.09 果断 隠蔽捜査2 2007.04 疑心 隠蔽捜査3 2009.03 長編小説 レコーディング殺人事件 1982.12 茶室殺人伝説 1986.05 ミュウ・ハンター最後の封印 1988.05 海神の戦士 1988.07 怪物が街にやってくる 1988.07 男たちのワイングラス 1989.04 遠い国のアリス 1989.04 ガイア戦記 1989.07 25時のシンデレラ 1992.06 闘魂パンテオン 1993.06 蓬莱 1994.08 シンゲン 1994.09 鬼龍 1994.11 事件屋 1994.11 38口径の告発 1995.02 イコン 1995.10 龍の哭く街 1995.11 大虎(ダーフー)の拳 1996.03 波濤の牙 1996.04 リオ 1996.07 触発 1996.09 慎治 1997.08 スクープですよ! 1997.09 惣角流浪 1997.10 朱夏 1998.04 レッド 1998.08 熱波 1998.10 時空の巫女 1998.12 アキハバラ 1999.04 残照 2000.04 神々の遺品 200.07 陽炎 200.09 わが名はオズヌ 2000.10 襲撃 2000.10 ビート 2000.10 山嵐 2000.11 曙光の街 2001.11 人狼 2001.12 武打星 2002.03 殺人ライセンス 2002.05 最前線 2002.06 海に消えた神々 2002.09 逆風の街 2003.12 パラレル 2004.04 半夏生 2004.08 とせい 2004.11 義珍の拳 2005.05 TOKAGE 特殊遊撃捜査隊 2008.01 ボディガード・シリーズ 逃げ切る(「ナイトランナー」へ改題) 1993.07 追跡原生林 北八ヶ岳72時間の壁(「チェイス・ゲーム」へ改題) 1994.04 血路(「バトル・ダーク」へ改題) 1995.04 ST--警視庁科学特捜班 ST---警視庁科学特捜班 1998.03 ST---毒物殺人 1999.09 ST---黒いモスクワ 2000.12 ST---青の調査ファイル 2003.02 ST---赤の調査ファイル 2003.07 ST---黄の調査ファイル 2004.01 ST---緑の調査ファイル 2005.01 ST---黒の調査ファイル 2005.08 ST---桃太郎伝説殺人ファイル 2007.12 安積警部補シリーズ 東京ベイエリア分署 1988.10 虚構の殺人者 1990.03 硝子の殺人者 1991.05 警視庁神南署 1997.05 神南署安積班 1998.11 鬼龍光一シリーズ 陰陽祓い 2001.07 憑き物祓い 2003.02 超能力者シリーズ ジャズ水滸伝 1982.02 超能力者狩り 1985.02 妖獣のレクイエム 1986.02 超人暗殺団 1983.11 復讐のフェスティバル 1987.08 裏切りの追跡者 1988.03 怒りの超人戦線 1989.01 聖拳伝説 聖拳伝説 1985.05 聖拳伝説2 1986.08 聖拳伝説3 1987.03 闘神伝説 闘神伝説1 1990.12 闘神伝説2 1991.04 闘神伝説3 1991.09 闘神伝説4 1991.12 聖王獣拳伝 聖王獣拳伝 1991.05 聖王獣拳伝2 1992.04 犬神族の拳 犬神族の拳 1990.02 犬神族の拳2 謀殺の拳士 1992.02 宇宙海兵隊 宇宙海兵隊 1990.06 宇宙海兵隊2 ジュピター・シンドローム 1991.12 宇宙海兵隊 ギガース 2001.10 宇宙海兵隊 ギガース2 2002.06 宇宙海兵隊 ギガース3 2003.06 覇拳 覇拳聖獣鬼 1993.04 覇拳必殺鬼 1993.10 覇拳飛龍鬼 1994.07 覇拳葬魔鬼 1995.03 新人類戦線 人類戦線 "失われた十支族" 禁断の系譜 1986.05 聖卍(スワスティカ)コネクション 19887.01 ユダヤ・プロトコルの標的 1987.08 過去(シュパンダウ)からの挑戦者 1988.06 失われた神々の戦士 1988.12 黒い翼の侵入者 1989.10 千年王国の聖戦士(メシア) 1990.10 トランプ;・フォース 切り札部隊(トランプ;・フォース) 1988.03 トランプ・フォース 狙われた戦場 1989.04 秘拳水滸伝 秘拳水滸伝 1989.06 秘拳水滸伝2 凶剣軍団の逆襲 1990.09 秘拳水滸伝3 怒りの神拳 1991.11 秘拳水滸伝4 完結編 最後の聖拳 1992.11 孤拳伝 孤拳伝 黎明篇 1992.02 孤拳伝 迷闘篇 1992.11 孤拳伝 烈風篇 1993.03 孤拳伝 流浪篇 1993.09 孤拳伝 群雄篇 1994.07 孤拳伝 龍門篇 1994.10 孤拳伝 春秋篇 1995.04 孤拳伝 覚醒篇 1995.11 孤拳伝 沖縄篇 1996.11 孤拳伝 完結篇 1997.05 拳鬼伝 拳鬼伝 1992.06 拳鬼伝2 賊狩り 1993.02 拳鬼伝3 鬼神島 1993.06 虎の道 龍の門 虎の道 龍の門 壱 2001.10 虎の道 龍の門 弐 2002.02 虎の道 龍の門 参 2002.06
https://w.atwiki.jp/orirowaz/pages/331.html
「なんだよ……これ……」 やや釣り目がちの青年、山折圭介の視線の先には綺麗な人型に破壊されたコンクリート壁。その先にも同じく人型に破壊された家壁。 それが連続して続き、トンネルのような道を作り出している。 恐らくこれを作り出した存在は自分と同じ正常感染者。それも壁を破壊できるほどの力を持った強力な。 であるならば、答えは一つ。光を取り戻すためにも早々に始末しなければならない。 得物は腰に差した木刀。そして特殊部隊員、広川成太との戦闘の最中に手にしたグレネードランチャー『ダネルMGL』。 そのグリップを握り締める。そして傍らにいる恋人、日野光の手を握り、優しく語りかける。 「大丈夫だ、光。お前を絶対に助けるからな……」 恋人の返答はない。彼女はVHにてウイルスに適合できず、ゾンビ化してしまった被害者であったため、それは当然のことである。 圭介は無意識のうちに異能を使用した。使用してしまった。すると、光は圭介を肯定するように、こくんと頷いた。 異能の使用に気づき、圭介は虚無感を感じる。しばしの沈黙の後、光の手を取り、駈け出した。 命乞いをする相手を無慈悲に殺害した凶行から逃れるように。そして、これからも罪を重ね続ける黒い決意を抱いて。 【B-3/気喪杉邸前/一日目・黎明】 【山折 圭介】 [状態]:健康 [道具]:木刀、懐中電灯、ダネルMGL(5/6)+予備弾6発、サバイバルナイフ [方針] 基本.VHを解決して光を取り戻す 1.女王を探す(方法は分からない) 2.正気を保った人間を殺す 3.穴の先にいると思われる正常感染者を殺す。 ※異能によって操った光ゾンビを引き連れています ◆ 「ギィ……あが……げァ……ガハッ……!」 敷布団の上で黒髪の青年、八柳哉太は身体から人体から発してはならない音のはーもにーを奏でながら悶え苦しんでいた。 時折口から吐き出される赤黒い血反吐には肉片が混ざり、シーツの上に悍ましい水たまりを作り出す。 その様子をすぐ傍で座り込んで見つめる金髪の美しい少女、天宝寺アニカ。 腫れあがった右頬には消毒液を浸み込ませたガーゼで処置が施してあり、頭部の怪我の処置も鼻血も止血されている。 表面上の傷の処置は済んでいても、刻み込まれた心の傷はどうしようもない。 「カナタ……ごめんなさい……」 彼の異能である『肉体再生』。命だけは助けてくれるものの、その苦痛は肩代わりなどしてくれない。 故に、アニカは下手に手を出すことはできず、パートナーと呼んでくれた青年が苦しむ様子を見ていることしかできない。 頬にはいくつもの涙の跡ができてあり、現在進行形で増えつつある。 憔悴し、呆然とするアニカを見て、悲しそうに顔を歪める巫女服の美女、犬山はすみ。その傍らにはこの家の救急箱が置いてある。 「あの、はすみさん。大丈夫ですか?」 「大丈夫ですよ~恵子ちゃん。アニカちゃんのことが気になって~……。手当、遅くなってごめんなさいね……」 「……いえ、大丈夫です。こんなことは慣れてますので」 そう言ってはすみに痛々しい笑顔を見せる小柄な黒髪の少女、字蔵恵子。自身が務める役場の同僚、字蔵誠司の実娘。 男尊女卑の旧世代の男。彼が実の娘にしでかしていたことが想像できてしまう。『慣れている』とはそういうことだろう。 大人である自分ができることがあったんじゃないか。そう思うとやるせない気持ちになってくる。 今もそうだ。治療と言いながらもできることは彼女の折れた右腕に救急箱から取り出した包帯を巻いて固定することだけ。 苦しんでいる友人の弟分である哉太に何もしてあげられず、彼と深い仲と思われるアニカの心を癒すこともできない。 むしろ怪我人である恵子に『私よりも先に天宝寺さんの治療をお願いします』と気遣いをされている始末だ。 はすみ達のいる場所は高級住宅街の端の方にある一軒家の二階。 一階には夫婦と思われる中年の男女のゾンビ二体が闊歩していた。 それらへの対処法を持たない彼女らは重症である哉太を二階の寝室へ運び、布団を敷いてそこに寝かせた。 救急箱は一階に一人降りたアニカが自身の能力であるテレキネシスを使い、持ってきてくれたものだ。 包帯を巻いている途中、恵子が口を開く。 「……はすみさん。ひなたさん達が戦ってくれている人間?っぽい太った男の人って、誰なんですか?」 「……あの人は気喪杉禿夫。この村で一番の危険人物。高級住宅街に来たのは、彼に対してクレームが入ったと注意するためなんです。 総務課長や振課課長からは明日でいいって言われたけれど私自身、彼に我慢できなかったから今日済ませる予定で来ました。 でも……まさか小さい子にまで手を上げる人物だったなんて……」 ちらりとアニカに視線を向ける。妹と一緒に見る動物と触れ合うテレビ番組でしか見たことのない少女。 可愛らしく無邪気に笑う彼女しか知らないはすみにとって、痛々しく泣いている姿は見ていて辛いものがある。 「はい、巻き終わったわよ、恵子ちゃん。……こんなことしかできなくてごめんね……」 「ありがとうございます。……謝らないでください、はすみさん。私は大丈夫ですから……」 そう言って再び痛々しい笑顔を向ける恵子。こんないい子に辛い思いをさせている自分が情けなく感じる。 せめて、この子の腕だけでも治療できないか。自分にもそんな異能があるんじゃないか。 そう思い、恵子の腕に巻いたばかりの包帯に優しく触れて、目を瞑る。 すると、自分の中の奥深くに何が、暖かいものがある感じがした。 『それ』はまるで自分に第三の腕が生えたようなもののように感じる。 はすみは自分の中に眠る『それ』を掬い上げ、掌まで押し上げる。 すると、掌に淡い光が灯る。その光を包帯へと移動し、浸透させる。 「はすみさん……これって……」 「……多分、私の異能だと、思う。もうちょっと使ってみるからじっとしていて」 言いながらも、異能の使用を続ける。自分の中から何かが吸い取られるように感じるが、無視する。 しばらくして掌の淡い光が消える。どうやら異能の行使が終わったらしい。 「……終わったわよ、恵子ちゃん。調子はどうかしら?」 「……なんだかじんわりとポカポカしてきて癒される感じがして、右腕だけじゃなく、足の痛みも少しずつ楽になった気が……」 言葉を途中で区切り、驚いた表情でズボンをふくらはぎまで捲る。すると、煙草で根性焼きされた跡がうっすらと消えかかっていた。 「はすみさん、これって」 「もしかすると、私の異能は掌で触れたものに何か、特別な力を与えるものなのかも……うッ……」 「はすみさん!」 唐突に眩暈がし、床に手が付く。身体を左腕で支えようとする恵子に大丈夫だと答える。 「……大丈夫じゃないと思います。きっとそれははすみさんの力の代償じゃ……」 「本当に大丈夫よ~恵子ちゃん。先週茶子と飲みに行って二日酔いになった時もこんな感じだったから~」 「そ、それならいいんですが……」 例えを出すと納得してくれた。自分を見る恵子の目が残念なものを見る目に変わったのは気になるが。 「……ひなたさん達、大丈夫でしょうか」 「……きっと大丈夫よ~。勝子さんも、ひなたさんもガッツがあるから、負けませんよ~」 二人の視線は―――気喪杉禿夫(デストロイヤー・フリークス)の戦場。 ◆ はすみ達の滞在する二階建ての一軒家から大分離れた高級住宅街。 電柱が折れ、半ば千切れかかった電線が地面へ垂れ下がる。アスファルトには亀裂が入り、何かによって潰された軽自動車が燃え盛る。 異様な光景をバックに本当に人かと疑いたくなるような醜悪な風貌の男、気喪杉禿夫は下心丸出しの下劣な笑みを浮かべる。 相対するは金髪の茶色い学生服を纏ったお嬢様、金田一勝子と夏登山用の服の長身ポニーテールの少女、烏宿ひなた。 「んっふっふ~、モノホンの爆乳お嬢様にぃ~ちょっと百合が入ってそうな恵体のポニーテールJK♡二人のさくらんぼで俺のハイパー兵器を挟んで欲しいんだな♡」 全身を舐めまわすようなオーク擬きの視線に二人の少女は揃って激しい嫌悪感を示す。 汚物。ハーレムなどと宣い、女性をトロフィーとしか見ていないような最底辺の男にくれてやるものなどない。 勝子自身もその美貌故に多くの男性からそう言った視線をぶつけられたことも多々あるが、ここまでの嫌悪感を抱いたことはない。 「そんなの……お〇ックですわ!!この……ド変態マザーお〇ック野郎!!」 その言葉と共に小石を気喪杉の頭上へと投げ、異能を発動させる。すると小石が街路樹へと変貌し、怪物を押しつぶさんとする。 怪物は豚のような雄叫びと共に掲げた金属バットを振り下ろし、樹木へと叩きつける。 ミシミシ、バキリと樹木は怪物の膂力によって小枝のように叩き折られる。 怪物に接近戦を許せば即敗北。勝子もひなたもそれを理解してるため、攻撃手段が限られる。 「おいたをする小鳥ちゃんには~分からせが必要なんだな♡」 勝子をターゲットに定めた気喪杉は背中に汚らしい短パンの隙間に金属バットを差し込むと、抱擁するかのように両手を広げて悪臭を放つ体で迫ってくる。 凄まじい速度だが、軌道がまるわかりなため、回避するのは容易い。 怪物の脇をすり抜けるように走る。抱擁を求めた気喪杉の両腕は空を切る。 それと同時に足元に落ちていた千切れかかった電柱のワイヤーを手に取り、気喪杉の腹肉の間に挟む。 「ぶひッ」 「……ひなたさんッ!!」 「はいッ!」 それと同時に異能を使用し、勝子はひなたと自身の位置を入れ替える。 ワイヤーを掴んだひなたは気喪杉が反応する前に異能を発動させる。 電線を伝い、自身の最大出力――およそ3000Wの電流が気喪杉の身体へと流れる。 駄目押しとばかりに勝子は再び小石を怪物の頭上に投げ、異能を発動。頭上には気喪杉の着地によって破壊され、炎々と燃え盛る軽自動車が落下する。 必殺の布陣。勝子とひなたの考えうる限りの最善手。並の人間であるならば、生き残れるはずもなし。 しかし、相手は異能により爆発的に強化された怪人。 「ブモオオオオオオオオオ!!!」 怪物は牛とも豚とも言えぬ雄叫びを上げて電線を掴んで引き千切り、頭上の車へは脂肪で分厚くなった両手でフロント部分を支えて持ち上げ、そのまま勝子の背後にある民家へと投げつける 激突した車は爆発し、勝子の金髪を風で揺らす。 「ビリビリさせると女の子のお×××は濡れ濡れになるんだな♡君より小さい子で試したことがあるから分かるんだな♡」 「お〇ック……!」 ひなたの最大出力の電撃も気喪杉には効果が薄い。長い間培った怪物の脂肪の鎧を貫くには些か火力が足りず、皮膚をほんの少し焦げさせるだけになった。 自身の物体転送による押しつぶしも怪物の膂力の前には残骸という結果に終わる。 決定打がなく、攻め手にかける。その上時間が経つほど転送する物体もなくなり、臨時バディとなったひなたの体力も減っていく。 短期決戦も長期戦も不可。今のところ、防戦はできているがそれもいつまでもつのか。既に八方塞がりの状況だった。 次の手を打とうと、マーキングした小石を取り出そうとポケットに手を入れた瞬間――― 「勝子さん!」 「――――え?」 ほんの僅かな時間、気喪杉から注意を逸らしてしまう。ひなたの声で怪物への警戒した時にはもう遅い。 勝子の眼前には悪臭をまき散らし、脂ぎった笑顔で手を振るう怪物の姿。 「ファミリー♡分からせビ~ンタ♡」 「―――くっ……!」 目を瞑り、無駄だと知りつつも腕で張り手の衝撃を防ごうとする、 しかし、気喪杉のビンタが勝子を張り飛ばすことはなかった。 無人で走る原付―――スーパーカブ90CCが最大速度で気喪杉の身体に激突してビンタの軌道をずらす。 「ブモぉッ……この、クソボケがあああああああ!!!」 顔から湯気を出し、原付のハンドル部分を両手で握り、はるか遠方へと投げ飛ばす。 そして怒りの表情のまま、スーパーカブが走ってきた方向を向く。 「誰がやりやが……おお♡君は……♡」 気喪杉から怒りの表情が消え、代わりに勝子達に向けた以上の下品で邪悪な笑顔を浮かべる。 勝子達も突然の乱入者に驚き、その方向を向く。 「君は……!」「貴女は……」 異能による物体操作で原付のエンジンを動かし、気喪杉へとぶつけた正常感染者。 月明かりに照らされた長いストレートの金髪。探偵のような服装に西洋人形のように愛らしい顔。 腫れた右頬をガーゼで処置されてもその美しさに変わりはない。 怒りに満ちた表情で気喪杉へと敵意を露わにする少女の名前は美少女探偵―――― 「アニカママぁ~~~~~♡♡♡♡」 ――――天宝寺アニカ。 ◆ 窓から顔を出す月をバックに恵子はテレビでしか見たことがないアイドル的存在――天宝寺アニカの隣に並んで座る。 寝室にははすみと未だ恐怖を感じている男性、八柳哉太がいる。 彼の身体からの発されていた異音が既に小さくなり、現在は新たに敷き直した布団の上で安らかな寝息を立てている。 今は容態を見るため、はすみが哉太の傍らにいる。 はすみはアニカに「哉太くんはもう大丈夫だから、少し夜風にあたって見たら?」と気遣い、アニカもそれに応え、寝室の外へと出た。 そして、恵子にも優しげな声で「恵子ちゃん、アニカちゃんのこと、見ててくれる?」と頼み、恵子もそれに応えた。 「……天宝寺さん…あの、大丈夫ですか……?」 「……Yes。ありがとう、ケイコ……」 掃き出し窓から流れる夜風が、二人の身体を優しく撫でる。 アニカの言葉には張りがない。恵子自身もひなたに慰められていたばかりであったため、自分よりも小さい子を慰めるためにはどんな言葉をかければいいのか分からない。 「ケイコ……Elementary schoolでは、どんな風に過ごしているの?」 「え……あの、えれめんたりースクールって、一体……?」 「……Sorry。小学校のことよ……。友達のこととか、好きな給食のこととか、休み時間に何をしているかとか聞きたいの……」 「あの、私は……不登校ですけれど…高校生……です。べ…別に呼び捨てが嫌なわけじゃなくて……ええと……。 む、むしろケイコっていう呼び方の方か天宝寺さんと友達になれたって感じがしてそっちで読んでもらった方が……!」 「……I'm Sorry、ケイコ……」 言葉と共に再び膝の中に顔をうずめるアニカ。 ひなたに救われるまで対等なコミュニケーションなど数えるほどしかなかった恵子にとって、はすみやひなたのように子供を慰めることは困難だった。 再び静寂が場を支配する。 「……あのね、ケイコ。私の話、聞いてくれる?」 「……はい」 そうしてぽつぽつとアニカは自分のことを語りだす。 初めて哉太と出会ったのは約半年前。木刀による殺人事件の容疑者として接したことが始まりだった。 そこで自分が最も疑われた彼の無罪を証明したこと。もう二度と会わないものだと思っていたが、二ヶ月前の事件で彼と再会した。 とある孤島での出来事。脳科学の研究を行っている科学研究機関とスポンサーとなった企業のショッピングモールの複合施設。 そこで犯人の分からない大規模なテロ事件が発生し、哉太とアニカは成り行きでコンビを組み、一週間共に過ごし、事件を解決させたこと。 その時知った互いのパーソナリティやある程度の人間関係。人死にが出ていたのに不謹慎な話だが、楽しかったこと。 天宝寺さんは八柳さんのことを大切に思っている。 それはまるで自分がひなたに抱いている感情と似ていると感じ、得体のしれない人物だと思っていたアニカに対してシンパシーを恵子は感じていた。 アニカの話が終わり、再び沈黙が続く。 自分も何か話すべきか迷っていると、再びアニカの口が開く。 「ケイコ……少しトイレに行きたいから、先にBedroomに戻ってMs.ハスミとカナタの様子、みていてもらえる?」 「……はい。天宝寺さん、あまり気を落とさないで……」 「Thanks……」 アニカの言葉の後、恵子は寝室へと足を運ぶ。 引き戸を開けると、疲れた様子の犬山はすみと恵子が未だ恐れ、近づけないでいる男という存在――眠る八柳哉太。 「恵子ちゃん、おかえり。アニカちゃんは?」 「天宝寺さんはトイレに行くから先に戻ってって言って……」 「そっか……。ん?待って、確かトイレは一階にしかなかった記憶が……」 「―――え?」 はすみの言葉に頭が一瞬、真っ白になる。下にはまだ二体のゾンビがいるはずだ。 脳裏に浮かぶのは最悪の光景。自分より幼い女の子が抵抗できず、肉を貪られるビジョン。 「―――すみません、私、天宝寺さんの様子見てきます!」 制止しようとするはすみの声を聴かず、寝室から飛び出す。 階段の一歩手前。降りる前にふとベランダを見やり、恵子の足が止まる。 掃き出し戸の開いたベランダ。その手すりに固結びされたロープが見えた。まさか―――。 「天宝寺さん!」 ベランダへと飛び出すと同時にロープが解け、落下する。 急いで下を見下ろすと、庭先にはロープをショルダーバッグにしまい、駈け出すアニカ。 恵子が声をかけたところで止められる訳もない。美少女探偵は怪物が暴れまわる戦場へと駈け出していた。 ◆ 「アニカママ~♡♡ようやくあの腐れイケメンを捨てて俺のママになってくれるんだな~♡♡」 気持ち悪い猫撫で声で自分の三分の一も生きていない少女への身勝手な恋慕を振りかざすオーク擬き。 肉を揺らす汚らしい歩き方で近づき、ねっとりとした声色でアニカに囁く。 「お・に・い・ちゃ・んって呼んで欲しいんだな♡」 性欲丸出しの気喪杉に対するアニカの返答はこれだ。 「身体洗ってから出直してきなさい!Disgusting man!!!出直しても絶っっっ対に呼んでやらないけどね!!!」 「な……な……な……!!」 数時間前に最推しになった少女からの罵倒。その言葉に大人の対応をできる程、子供部屋おじさんの精神は育っていない。 「こ……このメスガキーーーーーーー!!!」 耳と鼻、口から蒸気を吹き出すモンスターチャイルド。あまりにも大人げなさすぎる姿へのアニカの目線は冷ややかだ。 飛びかかろうと両手を広げ、飛びかかるもアニカは横に身体ごと飛び込んで回避。 愛とオシオキの抱擁を回避された気喪杉は血走った目でアニカの方へと向き直るも、目の前には異能によって宙へ浮く催涙スプレー。 気喪杉が反応する前にスプレーが発射される。両手で目を覆い、悶え苦しむ。 「ぶいいいいいいい!!いだい……いだいんだなあ!」 「そっちのええと……金髪の人と背の高い人!!」 「金田一勝子ですわ!」「烏宿ひなただよ!」 「私は天宝寺アニカ!Ms.ショウコとMs.ヒナタ!お願い!!」 こんな小さい女の子が頑張ろうとしているのだ。ここで踏ん張れなくては年上としての面子が保てない。 勝子とひなたは気喪杉が悶えている隙に次の攻撃の準備をする。 「……おや?これは……?」 物体のマーキングをしている最中に、勝子の足元にはあるものが転がっている。 気喪杉への有効打にはなりえるものではなさそうだが、この物体の名前を勝子は知っていた。 「あれ?」 遠方―――恵子達の避難先で雷鳴が聞こえる。これは確か、恵子の異能によるものだと記憶してる。 不安が胸を過るが、すぐに気持ちを切り替え、怪物への対策を練り始める。 ◆ アニカが視界から消え、どれくらいの時間が経ったであろう。 行動しようにも、長い間父親によって植え付けられていた諦観がそれを許さない。 ふと、背後からみしみしと床を踏みしめる音が聞こえる。はすみではない。気配からそれを察する。 足音が止まる。冷汗が流れ、恵子の矮躯が固まる。 恐る恐る振り返るとそこにはひなたの頭半分ほど高い巨躯があった。 「―――アニカは、行っちまったのか?」 はすみの高い声ではない。恵子が恐れる存在―――男の声。 「ヒィ……!!」 「お、おい!大丈夫か!?」 怯える自分を気遣う男。天宝寺さんの大切な人、八柳哉太。 傷つけてはいけないと理性では分かっていても恐怖に支配された本能が許してくれない。 「あ……ぁ……」 「ちょっと、はすみさん、来てください!この子なんか……!」 「いやぁあああああああああ!!!」 やっちゃいけないと分かっていても本能で脅威を退けるべく、異能が勝手に発動する。 哉太はそれを察すると、バックステップでベランダから距離を取る。 雷鳴が轟き、空間を揺らす。その様子に何かできる訳もなく、哉太は呆然と眺める他なかった。。 「哉太くん、ちょっとどいて!」 「は……はい……!」 声と共に蹲る恵子の背中を優しくさする女性の手。何か背後で二人が話しているようだが内容が分からない。 背中をさすられ続け、恵子はようやく落ち着きを取り戻す。 きょろきょろと辺り見渡す。そこにはゴム手袋を嵌めたはすみと気まずそうにベランダから出て背を向ける哉太。 「恵子ちゃん。何があったのか、話してもらえる?」 こちらを心配するはすみの優しい声。その声に安堵と罪悪感が募り、恵子の双眸から大粒の涙が溢れだす。 そしてぽつぽつと先程あった出来事を言葉を詰まらせながら話し出す。 「……そう。そんなことがあったのね……」 「………………」 話し終えた恵子を責める訳でもなく、悲し気な表情で背中をさすりながらはすみは答えた。 哉太は恵子を気遣ってか、背中を向けたまま無言を貫いていた。 数秒の沈黙の後、はすみは手すりを掴んでふらつきながらも立ち上がる。 「は、はすみさん?どうしたんですか?」 「心配しないで、恵子ちゃん。ちょっとあの子を、アニカちゃんを助けに行くだけだから……」 「で……でも、そんな様子じゃ……」 「大丈夫よ~。すぐ行って戻ってくるだけだから~」 力なく自分に微笑みかけるはすみにかける言葉が見つからない。身体を使って押しとどめようにも、指先一本動かない。 ベランダから出て、階段を降りようとするはすみは背後を、恵子へ向き直る。 「それじゃあ行ってきま」 「―――はすみさん、俺が行きます」 はすみの言葉を遮る青年、八柳哉太の声。 怯えて竦み出す恵子の傍をすり抜け、ベランダの手すりに足をかけ、登る。。 「か……哉太くん!?身体、大丈夫なの?」 「……正直立っているのもきついっす。歩くたびに激痛が走るし、呼吸するたびに口の中には血の味がします」 「だったら――」 「でも、この中であの豚野郎の相手ができるのは俺だけっすよ。 それに、奴が殺そうとしているのは俺で、他は言っちゃ悪いが戦利品。俺に執着している間に逃げれば何とかなると思います。 それから、字蔵さん……だったか?」 「は……はい……!」 不意に名前を呼ばれ、恵子の身体が硬直する。 哉太が安全な存在だとだと分かっていても、男という存在だけで心が明確な拒否反応を起こす。 その様子を背中で感じながらも、哉太は精一杯の優しい声で恵子に語り掛ける。 「俺は奴との戦いで多分、死ぬと思う。そうなると心残りはあのバカ――アニカだ。 そうなったら押し付けるようで悪いが、アンタがその、あいつのことを助けてやってくれ。 はすみさんからアンタは人に寄り添える優しい人だって聞いた。だから、あいつの友達になれると思う」 「…………ッ!!」 寂しそうな優しい男の声。天宝寺さんが大切に思っている男は勝手に死にに行こうとしているのだ。 恵子は男という存在に対して恐れだけではなく、明確な怒りを持った。 それを口に出そうとしても、癒えぬ傷跡が言語化を許さない。 「じゃあな、字蔵さん。はすみさんとあいつを頼ん」 「待ちなさい、哉太くん」 ベランダから飛び降りようとする哉太の腕を白く華奢だが、力強い手――はすみの手が掴んだ。 そのまま静かな怒りを湛えた目線で、彼にベランダから降りるよう促す。 「哉太くん、君がいなくなった時のこと考えてる?」 語気こそ穏やかだが、大人として子供を叱る厳しい口調。 その言葉にまだ高校三年生の子供である哉太は何も反論できず、視線を逸らすことしかできなかった。 「私だけじゃない。藤次郎さんも、アニカちゃんも、恵子ちゃんも、二度と立ち直れないほどの深い傷を負うと思うの。 まだ君は圭介君との仲直りもしていない。それに―――また茶子を泣かせるつもりなの?」 「…………でも、方法はこれしかないじゃないっすか……!」 はすみに言い負かされ、弱々しい反論しかできない哉太の様子に恵子に衝撃を与えた。 男が女に暴力ではない方法で敗北する。ドラマや映画などのフィクションでしか見たことがない光景が目の前に広がっていた。 恵子の様子に気づくことなく、はすみは俯く哉太に優しく語り掛ける。 「哉太くん。鞘から大きい刀と小さい刀、抜いてくれる?」 「……はい。はすみさん、一体何をするつもりなんすか……?」 抜き身になった脇差と打刀をはすみに渡す。はすみは二振りの刀の反りを左右の手でそれぞれ掴む。 はすみの両手に淡い光が灯り、刀へと行き渡る。恵子と哉太は同時に理解する。これは彼女の異能だと。 「……ッ……ぅ……」 「はすみさん、大丈夫ですか!?」 「……ぅ……まだ……大丈……夫……!」 苦しそうな顔をしながらも恵子に気丈に笑いかけ、異能の行使を続ける。 その様子に耐え切れず、哉太は彼女から刀を取り上げようとするが、その背中の気迫に押され、見守ることしかできない。 「哉……太くん……。絶対に死んじゃ駄目よ……。必ず、みんなで帰ってきて……!」 「―――――ッ!」 その数秒後、はすみの手から二振りの刀が離れ。彼女の身体は仰向けに出す。 意識を失う寸前、はすみと哉太の視線が合う。はすみは優しく微笑んでいた。 困惑の表情を浮かべる哉太に、はすみの口が動く。 「がんばれ、男の子」 ◆ 奇抜な髪色の小さなメスが飛び出してさほど時間が経たないうちに、手負いだった筈の背の高いオスが家屋の二階から飛び降りて駈け出した。 今、家屋にいるのは猟師ではない力を持たぬメス二匹。うち一匹は狙いを定めていた小さなメス――ケイコチャン。 これはストックを補充する好機だ。 人の知恵を異能という形で身に着けた恐るべき害獣――独眼熊は獲物を狩るべく、ヒトの塒へと歩み出す。 ◆ 哉太の寝ていた布団に恵子は意識を失ったはすみを寝かせた。 やつれ、眠る彼女にできることなど自分にはない。 他の人の優しさに甘えて寄生し、自分では何も行動せずに与えられるのをただ待つプレデター・プリンセス。。 アニカや哉太のように恐ろしい目に合いながらも戦場に向かう勇気も、はすみのように男に立ち向かえる強さも自分にはない。 ぽつぽつと手の甲に雫が滴り落ちる。 そして、安らかに眠るはすみに。戦場に向かっていったアニカ達に。今なお怪物に立ち向かっているひなた達に。 「役立たずで……ごめんなさい……」 ピンポーン。 ピンポーン。 ピンポーン。 玄関からチャイムが何度も鳴る。 意識外の出来事に文字通り飛び上がった。 もしかして、ひなたさん達が帰ってきたのかも。 自己嫌悪によって冷静さを失っていた恵子はそう判断し、寝室を飛び出した。 急いで下の階へ降り、玄関の鍵を開ける。 「おかえりなさい!ひなたさ―――――」 「ダダイマ、ケイコチャン」 ◆ 先程とは比べ物にならない大きさの雷鳴がひなたの鼓膜を揺らす。 気喪杉から意識が逸れ、音のした―――恵子達が治療を受けていた一軒家の方向へと顔が向く。 「ひなたさん!」 「え……うわっ……!」 「ロリ♡JK♡お嬢様♡俺♡の分からせ4Pなんだな♡」 勝子の声で集中力を取り戻す。 その刹那、上空から自分の数メートル先に偏った保健体育の知識を披露する子供おじさんが降ってきた。 「マンマ♡」といい年をした中年のおっさんが女子高生に母性とハグを求め、両手を広げて突進を仕掛ける 突然の出来事に回避行動が取れず、身を固めると十数メートル先まで転送される。 気喪杉が抱きしめたのは自分ではなく街路樹。それも数秒も経たないうちにバキバキとへし折られる。 そのすぐ後ろでアニカが異能を使用し、家に置かれていたバイクのエンジンを動かして突撃させる。 だがそれも気喪杉が十メートル近く跳躍することで難なく回避される。 アニカの参戦により二人だけだった時よりは幾分か戦いは楽になったものの、戦況は変わらず。 自分達の疲労は溜まるばかりで、気喪杉へは有効なダメージをほとんど与えられていない。 「ぼーッとしているとあの変態にお〇ックされますわよ!」 「ご……ごめん、勝子さん」 フォローしてくれた勝子に謝罪し、戦闘へと意識を向けようとする。 「ひなたさん、受け取りなさい!」 「え……?」 勝子から小石を投げられ、ひなたはそれをキャッチする。 すると勝子の能力によって小石は別の物体に変貌する。それは―――。 「なんでここにライフル銃が……?」 せんせーやししょーが自分によく見せてくれていた銃が手元に現れた。 純粋な疑問を問う前に、ひなたの耳に勝子の声が届いた。 「―――行きなさい、ひなたさん」 「でも……それじゃ、勝子さんとアニカちゃんの負担が……!」 「たった今、私はあのお〇ッククソデブ野郎をお〇ックする策を思いつきましたの。 冷たい言い方ですけれど、その作戦にはあなたの存在が寧ろ邪魔になりますわ。 だから私達の役に立ちたいのであれば、はすみさんにあの小さな女の子、怪我人を頼みましたわよ」 ちらりとアニカの方を見る。気喪杉の次のターゲットはあの子のようだ。 そして、勝子の方を見る。彼女の指揮のおかげで戦線が成り立っていた。だから、自分にできることは彼女達を信じることだけ。 戦場を放棄することに申し訳ない気持ちを感じながらも、ひなたは背を向ける。 「勝子さん、ありがとう!信じているからね!!」 銃を背負い、その言葉と同時に駈け出す。 勝子の目に映るのは徐々に小さくなっていく戦友の背中。 「……ま、そんな策がポンポンと思いついたら苦労などしませんけどね」 苦笑し、ポケットに手を入れる。 たくさん補充していたマーキングしていた小石はすでに片手に収まるほど少なくなっていた。 それでも諦める訳にはいかない。せめて、今現在も怪物に執拗に狙われ続けている小さなレディーだけでも逃がさなければ。 決意を胸に秘め、勝子は小石を取り出した。 ◆ 走るたびに全身に激痛が走る。呼吸するたびに内臓が悲鳴を上げる。 治りかけている傷が開き、その度に異能によって無理やり回復される。己の耳に全身から発せられる異音が響く。 立ち止まりたい。休みたいと全身が訴える。 それでも地獄へ向け、走り続けるしかない。 『がんばれ、男の子』 俺は託された。皆の命を。心を。 勝手に自分の事情に首を突っ込んで勝手に自分を絶望の底から救い出したバカのことを。 音のする方へと走り続けると、銃を背負った長身の少女の姿が見えた。 少女も自分も立ち止まることなく駆け抜ける。そしてすれ違う。 一瞬だけ目が合った。 互いに名も知らぬ人間同士。だがその目だけで伝わることがあった。 "任せろ/任せて" ◆ ぐちゃり、ぐちゃりと片目を失った巨大熊は人間の肉と内臓を貪る。 今の壁際に追い込まれた少女、字蔵恵子は熊の補色を身体を縮こませ、震えて見ていた。 怪物が貪るのは、ゾンビとなっていた中年夫婦の死体。 食事の傍らで恵子に視線を向けるたびで小さな悲鳴を漏らし、怯える姿は独眼熊の心を大いに愉しませてくれた。 知能が人間並みになった怪物は、時間が経つにつれ進化を遂げていた。 その進化の最中、開花したもの。それは獲物を嬲り、嘲るという原罪『悪意』 もっと愉しませてもらおう。 そう考えた羆は獲物からある部位をもぎ取り、恵子へと投げつける。 「……ヒィ……!!」 壁に張り付いて、ずり落ちた物体。それは喰らっているメスから捥ぎ取った片方の乳房だった。 それからは少女にとっての地獄、羆にとっての娯楽が始まる。 怪物が食事を中断する度に投げつけられる。 眼球、肋骨、男性器、肺腑、胃袋、脳、子宮。 恵子の周りにも簡易的に地獄が広がる。これがお前の末路だと言わんばかりに。 そしてしばらくして独眼の怪物の食事が終わる。 独眼熊は恵子に嗜虐的な笑顔を見せた後、立ち上がる。 自分の身長の倍はあると思われる巨躯が一歩一歩と近づく。 恵子の恐怖で彩られた顔は、次の食事前の最高の娯楽だった。 ◆ 「おおお俺から何で逃げるんだなああああ!!!」 顔から湯気を出し、父親ほどの年齢の性犯罪者が性欲の赴くままに襲い掛かってくる。 馬鹿の一つ覚えとばかりに突撃を繰り返す気喪杉の行動を読んで回避することは小学生でも容易い。 だが、それが幾度となく繰り返されると話は別だ。 運動神経がクラスで一番高くとも天宝寺アニカはただの小学生。 異能によって持ち上げられる物体もなくなりつつある。 催涙スプレーを使おうにも、バックから取り出した瞬間に気喪杉に接近を許してしまう。 最初に使ったのなら最後まで手に持っておくべきだったとアニカは後悔した。 サポートしてくれていた勝子の体力も限界に近い。 つい先程、マーキングされた最後の小石を使い切った彼女のできることは少ない。 現在のロリコン怪人のヘイトは自分にのみ向けられてる。 「アニカママのぉ!赤ちゃん部屋にぃ!ファミリービンタなんだなぁ!!」 眼前に迫るモンスターチャイルドの横凪ぎの張り手。 アニカはバックステップで回避しようとするが、もつれ思うように動かない。 遂に体力の限界が来てしまった。 迫る怪物の張り手。アニカのできることは衝撃に備え、身を縮めることだけだった。 しかし衝撃は全く別の方向から来て、アニカは地面へとうつ伏せに倒れこんだ。 急いで顔を動かす。そこには勝気な笑顔を浮かべる金髪の美女、金田一勝子。 次の瞬間、張り手が勝子の身体を吹き飛ばし、ブロック塀へと叩きつけられる。 「Ms.ショウコ!!」 叩きつけられたブロック塀からずり落ちる勝子の身体。 意識が落ちる寸前、勝子の唇が力なく動く。 「お〇ック」 ガクンと首が下を向き、勝子は気を失う。 その様子を見た気喪杉は落胆した顔をしながら十メートルほどの高さに跳躍し、意識を失った勝子の前に立つ。 性犯罪者はしゃがみ込ん贅肉が纏わりついた両手を突き出し、無防備の彼女の胸に置いた。 「―――――――!!」 そのまま醜悪に顔を歪めて何度も胸を揉みしだいた。 アニカ自身もこの手の輩に付きまとわれたことはあるし、そう言った犯罪についても何度も関わったことがある。 その中でもこの汚物は下位を首位独走するほど汚らしい。 自分の口では発したくない罵倒が心の中で何度もこの社会不適合者にぶつけられている。 ひとしきり楽しんだ後、気喪杉はアニカに向き直る。 「アニカママは心配しなくてもいいんだな。俺、手加減したから死んでいないんだな」 鼻の下を伸ばして君の悪い笑顔を向けた怪物は優しさを勘違いした言葉を悪臭のする猫撫で声で話しかける。 気喪杉は笑顔らしきものを向けたまま、脂肪を揺らしながら接近する。 185cmの怪物は145cmの探偵を見下ろす。 「アニカママが素直にならないからお嬢様も酷い目に合ったんだな。悪いのはアニカママなんだな」 その言葉の後、怪物はアニカの目線まで屈んで、右頬を向ける。 「俺は紳士だからほっぺにキッスで許してあげるんだな。分からせられたくなければ、いい子だから分かるよね?」 目を閉じ、お姫様の口づけを待つ。アニカの返答は既に決まっていた。 バッグから取り出したスタンガンを怪物の右頬に当てた。 「私のAnswerはこれよ!このDisgusting man!!」 「づ……ぁ……このメスガキがああああああ!!!」 怒号と共にアニカの腹部を優しく押す。 それだけで彼女の矮躯は数メートルほど吹き飛び、咳き込む。 アニカは気喪杉の顔を見る。 怒りのあまり感情がオーバーフローし、無表情になっていた。 気喪杉は短パンを力ずくで引き千切り、怒張を見せつける。 「メスガキが……分からせてやるんだな」 分からせ宣告に対して美少女探偵は敵意を持った瞳で吐き捨てる。 「Go to hell(地獄に落ちろ)」 ◆ 手の届く距離まで獲物に迫る独眼熊/気喪杉。 かたや怯えて涙を浮かべた瞳、かたや敵意と怒りに満ちた瞳。 獲物に向かって同時に、同じ言葉を言う 「イ・タ・ダ・キ・マ・ス」 ◆ その瞬間、背後から銃声が響いて、独眼熊は手を止める。 手を伸ばした気喪杉の手は空を切る。 振り向いた片目の怪物の視界にはライフル銃を構えたもう一匹の獲物。 空を切った数メートル先にはアニカを抱きかかえ、こちらを睨むクソッタレのイケメン。 恵子/アニカは彼女/彼の名を呼ぶ。 「ひなたさん……!」「カナタ……!」 【C-4/高級住宅街・ある一軒家内/一日目・黎明】 【犬山はすみ】 [状態]:異能使用による衰弱(絶大)、気絶 [道具]:救急箱 [方針] 基本.うさぎを探したい。 1.勝子さんと行動を共にする。 2.勝子さん、ひなたさん、哉太くん、アニカちゃんは大丈夫でしょうか……? 3.生存者を探す。 4.ごめんね、勝子さん。 【字蔵恵子】 [状態]:ダメージ(中・回復中)、右腕骨折(回復中)、下半身の傷(回復中)、恐怖(特大)、精神的ショック(特大)、無力感 [道具]:夏の山歩きの服装、包帯(異能による最大強化) [方針] 基本.生きて、幸せになる。。 1.ひなたさん……! 2.死にたくない。 ※異能により最大強化された包帯によって、全身の傷が治りつつあります。 【烏宿ひなた】 [状態]:感電による全身の熱傷(軽度・全身・手当て済)、肩の咬み傷(手当て済)、気喪杉禿夫に対する怒り(大)、疲労(大)、決意 [道具]:夏の山歩きの服装、リュックサック(野外活動用の物資入り)、ライフル銃(4/5) [方針] 基本.出来れば、女王感染者も殺さずに救う道を選びたい。異能者の身体を調べれば……。 1.恵子ちゃんを助ける。 2.まさか……羆……!? 3.勝子さん、ありがとう。 4.生きている人を探す。出来れば先生やししょーとも合流したい。 5.VHという状況にワクワクしている自覚があるが、表には出せない。 6.……お母さん、待っててね。 【独眼熊】 [状態]:健康、知能上昇中、ちょっと喋り方を覚えた、銃に対する驚愕、字蔵恵子に対する悪意(大) [道具]:なし [方針] 基本."山暮らしのメス"(クマカイ)を殺す。猟師どもも殺す。 1.人間、とくに猟師たちに気取られぬよう、痕跡をなるべく残さずに動く。 2."ヒナタサン"は猟師だったのか。 3.ヒナタサン"を殺した後、"ケイコチャン"を嬲り喰らう。 【C-4/高級住宅街/一日目・黎明】 【気喪杉 禿夫】 [状態]:興奮、天宝寺アニカへの怒りと欲情(大)、八柳哉太への憎悪(絶大)、右頬にダメージ(小)、全身にダメージ(極小) [道具]:金属バット、懐中電灯付き鉢巻、天宝寺アニカのパンツ、日野光のブラジャー、日野珠のスパッツ、ブローニング・オート5(5/5)、予備弾多数、リュックサック [方針] 基本.男ゾンビやキモ男を皆殺しにしてハーレムを作るんだな 1.ロリっ娘、巨乳JK、貧乳元気っ娘みたいにバランス良く属性を揃えたいんだな 2.目の前の巨乳JKとお嬢様を黙らせてハーレムにしてやるんだな 3.隠れた女の子たちも纏めてハーレムにするんだな。後、あのイケメンは殺す。 4.美少女JCJK姉妹(日野姉妹)を探して保護するんだな 5.ゾンビっ娘の×××はひんやりして気持ち良かったんだな 【金田一勝子】 [状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)、気喪杉禿夫に対する怒り(大)、気絶 [道具]:スマートフォン [方針] 基本.基本的に女王感染者については眉唾だと思っているため保留。他の脱出を望む。 1.犬山うさぎとの合流を目指す。 2.このクソムカつくお◯ックデブ野郎をお高い態度をへし折って差し上げますわ。 3.能力のこと、段々分かってきましたわ。 4.ロクでもねぇ村ですわ。 5.生きて帰ったら絶対この村ダムの底に沈めますわ。 【天宝寺 アニカ】 [状態]:全身にダメージ(中)、顔面に大きい腫れ(処置済み)、頭部からの出血(処置済み) 、疲労(特大)、精神疲労(小)、気喪杉禿夫に対する生理的嫌悪感(絶大) [道具]:催涙スプレー(半分消費)、ロープ、スタンガン、八柳哉太のスマートフォン、斜め掛けショルダーバッグ [方針] 基本.このZombie panicを解決してみせるわ! 1.あのMonsterは絶対に許さない!! 2.Ms.チャコが地下研究施設について何かを知ってるかもしれないわね。 3.私のスマホどこ? ※異能の存在に気がつき、任意で発動できるようになりました。 ※他の感染者も異能が目覚めたのではないかと考えています。 ※虎尾茶子が地下研究施設について何らかの情報を持っているのではないかと推理しました 【八柳 哉太】 [状態]:全身にダメージ(大・再生中)、臓器損傷(再生中)、全身の骨に罅(再生中) [道具]:脇差(異能による強化・中)、打刀(異能による強化・中) [方針] 基本.生存者を助けつつ、事態解決に動く 1.このバカ(アニカ)を守る。 2.全員で生きてはすみさんのところに戻る。 ※自分の異能を知りました。 ※脇差と打刀が異能により強化され、怪異及び異形に対する特効を持ちました。 045.秒針を噛む 投下順で読む 047.山折村の明日 時系列順で読む Behavior observation 字蔵 恵子 朝が来る 烏宿 ひなた 独眼熊 気喪杉 禿夫 天宝寺 アニカ 八柳 哉太 金田一 勝子 犬山 はすみ Danger Zone 山折 圭介
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/717.html
autolinkTOP>【ち】>超人バロム1 超人バロム1 (ちょうじんばろむわん) 分類5【題名】 ジャンル5【その他・作品・番組】 『バロムとは正義と友情のエネルギーを表し、ドルゲとは地球の平和を乱す悪を言う。超人バロム1は、バロムクロスで変身するのだ!』 登録日 2004/12/07 【ち】一覧 乳首当て 膣外射精 千葉麗子 チャーシュー麺 チャイナドレス 着エロ チューブトップ 超時空要塞マクロス 超獣機神ダンクーガ 超人戦隊バラタック 超人バロム1 超人ビビューン 挑戦 蝶ネクタイ型変声機 長七郎江戸日記 チョコエッグ チョコボール チョコレート 「ちょめちょめ」 チョンの間 ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/718.html
autolinkTOP>【ち】>超人ビビューン 超人ビビューン (ちょうじんびびゅーん) 分類5【題名】 ジャンル5【その他・作品・番組】 アクマイザー3の続編。 ガルバーの呪いを受けたザビタン・イビル・ガブラの魂が、3人の人間の体内に宿ることによって昇華し、ビビューン・バシャーン・ズシーンが誕生した。 一方、ダウンワールドが平和制圧されたのち日本各地で頻繁に妖怪が復活し人間を襲い始めた。 やがて、超人と妖怪の壮絶な闘いが始まったのだ。 登録日 2004/01/13 【ち】一覧 乳首当て 膣外射精 千葉麗子 チャーシュー麺 チャイナドレス 着エロ チューブトップ 超時空要塞マクロス 超獣機神ダンクーガ 超人戦隊バラタック 超人バロム1 超人ビビューン 挑戦 蝶ネクタイ型変声機 長七郎江戸日記 チョコエッグ チョコボール チョコレート 「ちょめちょめ」 チョンの間 ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/5572.html
大阪の朝の風の身に染みる。 紅白戦も終わり、大阪の港で止まっている死国の甲板で休んでいる最中だ。 私のスタメン落ちはまあ、想定の範囲内だ。 本当、野球って疲れるからね。 『……貴様はまだ本気を出してないように見えるが?』 「ばれてたか?」 『無論だ……貴様の本気はどこにある?』 「さてな、主催戦になれば本気を出す……可能性はある」 『…………』 勘が鋭いな、カーネル。 ……だが、半分は当たり、半分は外れだ。 私とて本気を出せればいいが……出そうにも出せそうにない。 そりゃあ、何年も出続けてその間の積み重ねた経験値ってのが相当なものになってるからね。 ズガン師だって一撃だし、時の世界にも入門してるし、念能力だって使える。 過去のラスボス戦に3度も顔を出した……大抵のラスボス如きじゃ私は驚かない自信はある。 だが、どうにも自分のスペックとポテンシャルが釣り合わない。 例えるなら100の潜在能力があっても10くらいしか出せないのだよ。 その状態が首輪を外しても続いているんだから、考えられるのは……乾巧って奴の仕業。 ……な訳はなく、あるとしたらこの世界自体に制限を掛ける何かがある。 悪魔将軍様のいう真の黒幕はとりあえず、チートだな。ラスボスなんだから理不尽級の超チートだな。 とりあえず、真の黒幕を倒せば制限が完全に解ける上に、主催陣がボドボドになるのは分かる。 恐らく洗脳であろう、面識がない奴らが同じ目的あるからといって手を組むのはまずおかしい。 それでこそ、武力をもっていればそれで相手を制圧するであろう。 一つ言えるのは対等な『同盟関係』など決してあり得ない。 あるのはどちらかが上でどちらかが下かの明確な『上下関係』だけだ。 現に今、私の置かれている状況。 絶対的な実力と統率力とカリスマ性を持つ悪魔将軍様が筆頭している。 その下にラオウ、タクア……ムギさん、祐一郎さんと続く。 それと悪魔将軍様が対主催やってるんだから、そのほかの悪魔超人達も対主催なんだろうな。 悪魔六騎士に7人の悪魔超人……彼らが対主催ならものすっごく心強い。 ……ん? 何か迫ってくる!! 四次元空間が開いた! ついに主催者側も動き出したのか!? あの上から来た狼男? 知らんなぁ! そして、私の前に現れたのは約10人。 「ここが死国か……」 「思ったよりも広い戦艦だな」 「もう駄目だぁ……逃げるんだぁ……皆、殺される…… ……皆、祐一郎さん達に殺される……」 「いつまで、ヘタレている!!」 「カーッカッカッカ!!」 ゲェーッ!? 超人血盟軍!?? それに四次元殺法コンビとベジータ王子!? 残りの二人は知らん!! 「ん? そこの剣と携帯ゲームを持ったお嬢さん、ここが『戦艦・死国』か?」 フルフェイスの迷彩マスクにホークスのユニフォーム!? 正体はアタル兄さんなんだろうけど絶対に怪しい。 冷静で的確な判断力だとしても、非常に怪しい!! だが、ここは『アレ』をやるしかない……。 「ああ、そうだが……それにしても、ホークスの選手にしては随分と筋肉が発達していらっしゃる。 一体、どこで鍛えられたんですかねぇ?」 「それはもちろん球場でだが、それが何か?」 「あっ、はい……」 まさかのツッコミどころ潰し!? ここまで見越して、あんな逆にツッコミどころのある格好を!? アタル兄さん……なんという冷静で的確な判断力なんだ! しかし、なんでこんなところに超人達が……? 「単刀直入に聞く、君と光祐一郎とはどういう関係だ?」 私の周りを超人達が囲んでいる。 下手な答えを出したら、竜巻地獄とかハリケーンミキサーとかベルリンの赤い雨が飛んできそうだ。 「私と彼とは仲間だが、言っておくが主催者ではない。 あとネットに書かれていることは、大半は嘘八百でたらめだ……!」 「ほう」 「だったら、お前の首輪はどうした!?」 「無論、祐一郎さんに外してもらったに決まっている、私の仲間も同様だ」 「外し方が分かるのか?」 「勿論だ、コツさえつかめば、ニー……フリーターの私にだって出来た」 そう言い、私は彼らの首輪を外した。 特別な力は入らない、必要なのはコツとちょっとした技術くらいだ。 まあ、数十人分の首輪解除を見たからそれくらいはできるよ。 そんな時である。 「何者だァァァァ!! 貴様らァァァ!! 特にそのホークスのユニフォームに迷彩マスクの男!! 貴様、超人だなァァァァァァァァァ!!!」 うるさい人が来た! スピーカーでも付いているかの如く騒がしい男。 そう、シュトロハイムである。 「このナチスドイツのシュトロハイムの眼はごまかせんぞォォォォ!!」 「何、ドイツだと!」 「んん!?? その軍帽はドイツの名門ブロッケン一族の……貴様ァ! ブロッケン一族の者だなァァ!!」 「あ、ああ……」 「ならば、信用できるな! 我がドイツの愛国心も世界一ィィィィィ!!!!」 ブロッケンJr.若干引いてるじゃねーか! そして、もう一人来た……この威圧感はまさか……! 「なにやら、騒がしいな」 「「「「「悪魔将軍様!!」」」」」 悪魔超人4人となぜかペンタゴンが何故か立膝を着き、忠誠を誓うポーズを取っていた。 流石、無法者を束ねる我らがキング・オブ・デビル、悪魔将軍様だ。 「こ、こいつが悪魔将軍……き、金髪だ……」 「悪魔将軍『様』だ……カーカカカ!」 コキャッ! 軽快な音ともにベジータ王子の首がアシュラマンの手によってあらぬ方向に曲がった。 それにしてもこのアシュラマン、割とノリノリである……まさかマグニスさまの腕を奪ったんじゃね? 「これはいかん、フェイス・フラッシュ!」 しかし、アタル兄さんの迅速な対応でことなきを得た。 「その技……貴様、キン肉族の……」 「まさか、貴様まで参加者だったとはな、悪魔将軍」 知り合いだったのか!? 確かにアタル兄さんはキン肉マン(キン肉スグル)の大事な試合を見に行ってたからな。 だが、悪魔将軍様がアタル兄さんを知っているのか、どうかは知らん。 その後、悪魔将軍様により色々と話された。 流石に私も聞くのが二度目だから、省略する。 「……ならば、我々が陽動部隊になろう」 「悪魔将軍の指示なのは少しばかり癪だが……やるっつぇ!」 「「「「「全ては悪魔将軍様のために!」」」」」 「優ちゃん、ソルジャー隊長の足を引っ張っちゃだめだよ」 「いや、春香の方こそ」 「君たちはここに残りなさい」 「「ええーっ! どうして!?」」 「手を汚すのは俺達だけで充分だぜ」 「じゃあ、俺様も……」 「それは駄目でござる」 超人達が九州ロボに奇襲を仕掛けることが決まった。 ベジータもそのメンバーに入っていたのだが、嫌がっていた。 そして、ずっとイチャイチャしていた女子高生二人はここに残ることになった。 「―――俺もそちらに加わろう、地図はある」 飛竜さん、いつのまに……!? 確かにこの人の場合、こういうところで大人しくしてるより、暴れてるイメージがある。 こうして、電撃主催陣営大打撃作戦が7時から行われることが、決定したのであった。 【二日目・6時00分/大阪府・超弩級戦艦『死国』】 【シグナム@リリカルなのはシリーズ】 【状態】健康、自称フリーター、首輪解除 【装備】レヴァンティン 【道具】支給品一式、PET(カーネル入り) 、SPW財団以上の資金とか多数のレアチップ、シンクロチップ 【思考】基本:働かなくて済むように動く 1:熱斗たちについてくる 2:主催者たちは倒す 3:そろそろ、本気出したい 4:『真の黒幕』と戦ってみたい ※今までとは別人ですが記憶(と一部能力)を受け継いでいます ※PSP版の技は使えませんが、念能力が使えます。 ※キン肉マンの知識があります。 ※首輪解除の技術を持っています。 【カーネル@ロックマンエグゼ】 【状態】HP満タン 【装備】カーネルのブレード 【道具】なし 【思考】基本;ロワの破壊 1:今は(仕方ないので)シグナムに従う ※PETの中にいます 【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】首輪解除 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明 【思考】 基本:主催共に一泡吹かせる 1:祐一郎達と行動する 2:雷電は確実に倒す 3:ブロッケンjr.を全面的に信頼 【高山春香@桜Trick】 【状態】健康、首輪解除 【装備】野球のユニフォーム 【道具】なし 【思考】 基本:優ちゃんとイチャイチャする 【園田優@桜Trick】 【状態】健康、首輪解除 【装備】野球のユニフォーム 【道具】なし 【思考】 基本:春香と一緒 【悪魔将軍@キン肉マン】 【状態】健康、首輪解除 【装備】黄金のマスク、サウザーのバイク@北斗の拳 【道具】不明 【思考】 基本:主催達の抹殺 1:死者スレに向かい、死者スレの破壊及び真の黒幕である『あやつ』の抹殺 2:他の悪魔超人たちには陽動を及び危険因子の排除。 ※完璧・壱式ゴールドマンです。 【ベジータ@ドラゴンボール】 【状態】健康、へたれ、金髪恐怖症、首輪解除 【装備】野球のユニフォーム 【道具】支給品一式、ノートパソコン 【思考】基本:死にたくないので野球をする 0 俺も戦わなくちゃならないのか…… 1 悪魔将軍様が怖い 2 絶対に都庁には近寄りたくない 3 移動しつつツイッターはやる ※何度も瀕死状態から回復したので戦闘力が上がりました。 【キン肉アタル@キン肉マン】 【状態】健康、首輪解除 【装備】キン肉マンソルジャーのマスク、野球のユニフォーム 【道具】不明 【思考】 基本:殺し合いを止める 0:超人血盟軍を率いる。 1:九州ロボに奇襲を掛ける。 【ブロッケンJr.@キン肉マン】 【状態】健康 【装備】ドクロの徽章、野球のユニフォーム 【道具】不明 【思考】 基本:アタルに着いていく 【バッファローマン@キン肉マン】 【状態】1000万パワー、首輪解除 【装備】ロングホーンで出来たバット 【道具】不明 【思考】 基本:悪魔将軍様に従う 【アシュラマン@キン肉マン】 【状態】健康、首輪解除 【装備】誰かの腕×6本にミットが5つ 【道具】不明 【思考】 基本:悪魔将軍様に従う 1;ところでこの腕は誰の何だ? 【ザ・ニンジャ@キン肉マン】 【状態】健康、首輪解除 【装備】忍者着 【道具】不明 【思考】 基本:悪魔将軍様に従う 【ブラックホール@キン肉マン】 【状態】健康、首輪解除 【装備】ペンタゴン@キン肉マン 【道具】不明 【思考】 基本:悪魔将軍様に従う 1:超人血盟軍と共に九州ロボに向かう 【飛竜@ストライダー飛竜】 【状態】健康、首輪解除 【装備】光剣サイファー@ストライダー飛竜 クナイ、各種オプション、ウロボロス@BLAZBLUE 【道具】支給品一式 【思考】基本:主催を抹殺する 1:主催陣営及び『悪』を殲滅する ※新作『ストライダー飛竜』の技が使えます。 ※ウロボロス@BLAZBLUEはどっかから拾ってきました。
https://w.atwiki.jp/pixtrpg/pages/123.html
熱帯戦線 分類 :公式公認イベント 主催者 :やかん 舞台 :パラヴィア 開催期間:2012/05/1~2012/? pixivページ: 熱帯戦線 関連タグ:キャラクターシート、イベント投稿作品に以下3種のタグを付けること。 イベントタグ ぴくT【熱帯戦線】 所属タグ 【熱戦】B 【熱戦】W 【熱戦】L 所在タグ 【熱戦】エリアA 【熱戦】エリアB 【熱戦】中央 【熱戦】エリアC 【熱戦】エリアD イベント概要 熱帯戦線イベント概要-pixiv バレンタイン・フェスタで暴れた魔物達 彼らの背後には奈落の影 それに気づいた上崎悠はフォーリナー達に警告をしようとするが時既に遅く 少女の複製体(エイリアス)が行動を開始していた。 黒い少女はシャリーフに 白い少女はガストに シャードを持つ少女はシャードに――― 3人の同じ顔をした少女は叫ぶ。 『敵は―――私達の姿をしています!』 ルールサマリ +... 上埼悠の味方識別魔法 イベント参加について プロローグ-pixiv エリアバトルルール エリアバトルルール概要-Pixiv 各グループへの所属 +... ホワイトサイド 悠エイリアスW、ガストがいる。 その他、キャラシで100の位の数字と10の位の数字の合計が奇数のPCはホワイトサイド。 タグは【熱戦】W ブラックサイド 悠エイリアスB、シャリーフがいる。 その他、キャラシで100の位の数字と10の位の数字の合計が偶数のPCはブラックサイド。 タグは【熱戦】B ルミナスサイド 以下の3名だけが所属する特殊なグループ。 神山帝鉄、大鳥楓太郎、上崎悠 タグは【熱戦】L 振り分け条件は「イベント開始前にシャードを所持しているPC」 イベント開始後に新キャラでシャード持ちを投下しても、本物の上崎悠を知らないという事で黒白組所属になります。 戦闘値の算出 +... 戦闘値と算出方法 戦闘値はHP、MP、行動、回避の4つ。 初期値算出において端数は切り上げ。 ※各戦闘値の最大値は初期値と同じとなる。また、回避は数値の変動が発生しない。 HP:キャラクターの耐久力を表す。0になると戦闘不能となる。 【力】÷3+2 MP:キャラクターの精神力を表す。スペシャルアタックに使用する。 【知力】÷3+1 行動:キャラクターの要領の良さを表す。エクストラアクションに使用する。 【器用】÷3+1 回避:キャラクターの身のこなしの良さを表す。攻撃の判定時に参照する。 【速さ】+10 戦闘値はキャラシのキャプションの先頭に記載すること。 HP:現在値/最大値 MP:現在値/最大値 行動:現在値/最大値 回避:現在値 ボーナス 以下のキャラはHP最大値に+5のボーナスがついている。 ブラックサイド:シャリーフ、悠エイリアスB ホワイトサイド:ガスト、悠エイリアスW ルミナスサイド:神山帝鉄、大鳥楓太郎、上埼悠 以下のキャラは早期登録ボーナスでHP最大値に+1のボーナスがついている。 クーワ、クラナ、グラン、黒羽、アイシャ、是空、フェルミ、ナスリーン、エインセル、マイケル スタートエリアの決定 +... スタートエリアは中央、エリアA、エリアB、エリアC、エリアDの5か所。 中央:中央広場エリア エリアA:酒場を含む、中央広場から向かって北西のエリア エリアB:物置、町長の家を含む、中央広場から向かって北東のエリア エリアC:ボロ屋、倉庫、港を含む、中央広場から向かって南西のエリア エリアD:市場通り、商会、貧民街を含む、中央広場から向かって北東のエリア 悠エイリアスは以下の配置。 悠エイリアスB:エリアC 悠エイリアスW:エリアB PC達は大将も含め、キャラクターシートのID末尾で振り分けられる。 末尾が1、2:エリアA →タグ 【熱戦】エリアA 末尾が3、4:エリアB →タグ 【熱戦】エリアB 末尾が5、6:中央 →タグ 【熱戦】中央 末尾が7、8:エリアC →タグ 【熱戦】エリアC 末尾が9、0:エリアD →タグ 【熱戦】エリアD イベントルール +... 開催期間 エリアバトルの開始日時は、2012年5月1日 0 00とする。終了日時は、後日告知とする。 終了条件 エリアバトルは、以下の条件のいずれかひとつを満たした時点で終了となる。 ・ブラックサイドの大将(シャリーフ)が戦線離脱する。 ・ホワイトサイドの大将(ガスト)が戦線離脱する。 ・ブラックサイドの指揮官(悠エイリアスB)が戦線離脱する。 ・ホワイトサイドの指揮官(悠エイリアスW)が戦線離脱する。 ・ブラックサイドの大将、指揮官以外のPCが3人戦線離脱する。 ・ホワイトサイドの大将、指揮官以外のPCが3人戦線離脱する。 ・エリアバトル中に発生する特殊な条件を達成する。 ・上記のいずれの条件も満たせないまま、エリアバトル終了日時を向かえる。 キャラクターの行動 エリアバトル中、PCは1日に1回まで、下記のうちいずれかひとつの行動を行うことができる。 日数は、午前00 00をまたいだ時点で1日が経過したものとする。 つまり、23 59に作品を投稿し、00 00に作品を投稿することは可能とする。 ・移動 エリアを移動する。移動できるエリアは、隣り合っているエリアのみ。 エリアAとエリアD間、エリアBとエリアC間は隣り合っていないものとする。 ただし、同じエリアでの移動は行えない。(エリアAからエリアAへの移動はできない) ※中央広場は、全エリアと隣り合っているものとする。 移動を行なった場合、キャラクターシートのエリアタグを、移動先のエリアのものに変更すること。 ・休息 その場で一休みする。HP、MP、行動が1点ずつ回復する。最大値を超えることはないので注意すること。 →その場で一休みする。HP、MP1点ずつ回復する。最大値を超えることはないので注意すること。 休息は、ひとりのキャラクターはひとつのエリアにつき1度しか行えない。 「ストロール」による「休息」は、この回数制限に含まれないものとする。 ・攻撃 同じエリアにいる、自分と異なるサイドのキャラクター1体に攻撃を仕掛ける。 任意の能力値による判定を行うこと。達成値が相手の回避を上回ったら攻撃成功となる。 同値の場合は失敗となるので注意すること。 成功したら、対象のHPに1点のダメージを与える。 ・防御 攻撃を仕掛けられた当日、または翌日にのみ行える。自分への攻撃の判定に、任意の能力値で妨害を行う。 妨害の結果、相手の攻撃の達成値が自分の回避以下になった場合、ダメージがキャンセルとなる。 「へヴィーアタック」の場合、妨害の結果に関わらず、受けるダメージが1点となる。 →攻撃を仕掛けられた当日または翌日に行うことができる。 防御する側のキャラクターが、防御を行う攻撃を受けてから一切行動していない場合のみ行える。 ・偵察 情報収集を行う。指定された能力値による判定を行う。使用する能力値や難易度 は、別途提示される。 → 偵察の結果は、判定に成功したPCにのみ分かる。(「偵察支援」したPCは含まない) 偵察に成功した場合、下記のいずれかの方法で同一エリアの仲間PC全員に伝える ことができる。 ・偵察支援 同一エリアにいる、「偵察」を行ったキャラクターに支援を行う。 支援判定については、基本の支援のルールに準ずる。 ・スペシャルアタック スペシャルアタックを行う。詳細は後述する。 ・エクストラアクション エクストラアクションを行う。詳細は後述する。 スペシャルアタック キャラクターは、MPを消費することで、通常の攻撃よりも効果の高い特殊な攻撃を行うことができる。 ・ヘヴィーアタック 消費MP:1 「攻撃」を行う。成功した場合、与えるダメージが2点になる。 ・ワイドアタック 消費MP:2 同じエリアにいる2体のキャラクターに「攻撃」を行う。 エクストラアクション キャラクターは、行動を消費することで、下記の特殊な行動を行うことができる。 ・ダッシュアタック 消費行動:2 「移動」を行った後、移動先のエリアで「攻撃」を行う。 ・ヒット&アウェイ 消費行動:2 今いるエリアで「攻撃」を行った後、「移動」を行う。 ・サーチ&ラン 消費行動:1 「偵察」と「移動」を同時に行う。エリアを参照する偵察の場合、どちらのエリアにも存在するものとして扱う。 ・ストロール 消費行動:1 「休息」と「移動」を同時に行う。 ・ストームラン 消費行動:2 「移動」を行う。このとき、「移動」の条件を無視して隣接していないエリアに移動できる。 ただし、同じエリアには移動できない。 ・カバーリング 消費行動:1 同じエリアにいる「防御」の条件を満たしているキャラクターを庇う。 その攻撃で対象が受けるダメージを庇ったキャラクターが肩代わりする。 ヘヴィーアタックの場合、2点のダメージを受ける。 すでに「防御」が行われていた場合は、「カバーリング」は行えない。 行動不能 HPが0以下となったキャラクターは、その時点で行動不能となる。 そのキャラクターは、あらゆる行動が行えなくなる。 「防御」も行えないが、「防御」の条件には影響しないものとする。(日数の条件は通常通り) したがって、「カバーリング」された場合は、成立した時点でHPが直前の値に戻る。 (ヘヴィ―アタックでHPが2から0になったものを「カバーリング」された場合、HPは2となる) 戦線離脱 HPが0以下となり2日経過したキャラクターは、戦線離脱となる。 戦線離脱となったキャラクターは、バトルイベントに復帰できない。 悠エイリアスの行動 各サイドの悠エイリアスも、他のキャラクターと同様の条件で行動することができる。 ただし、「移動」と「偵察」は行えない。 各サイドの悠エイリアスの行動は、該当サイドに所属しているPCのプレイヤーが決定することができる。 通常のPCの行動と同じように作品を投稿すること。 また、悠エイリアスは行動2点をMP1点として消費できるものとする。 悠エイリアスの戦闘値は、エネミーシートのキャプションで管理する。 数値にラグが生じるため、行動後の数値を必ず作品のキャプションに明記すること。 参加PC ■■大将格ボーナス付きPC(HP+5)■■■■ 上崎悠 シャリーフ ガスト 神山帝鉄 大鳥楓太郎 ■■早期参加ボーナス付きPC(HP+1)■■■■ クーワ クラナ=チモ グラン・エイダー 黒羽輝身 アイシャ 波羅是空 フェルミ・ノーベル ナスリーン エインセル マイケル・カトレー ■■参加PC■■■■ アシュラフ(アッシュ)=ファハド デュアル=ループ テルル ベネリ 渡辺登 経過と結果 ブラックサイド ホワイトサイド ルミナスサイド 4/29時点での参加PCの所属と配置 エリアAフェルミ上崎悠 エリアB悠Wガストマイケル大鳥楓太郎テルル 中央クーワエインセルアシュラフベネリ渡辺登 エリアC悠Bシャリーフグランナスリーン波羅是空神山帝鉄 エリアDクラナ黒羽輝身アイシャデュアル 関連作品 バレンタイン・フェスタ