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Marching Ever Onward To Tomorrow ◆.WX8NmkbZ6 殺し合いの開始から丸一日と少し。 時刻は黎明、未だ夜は深く朝は遠い。 会場を照らし出す満月と瞬く星々の輝きは、殺し合いとは無関係と言わんばかりに鮮やかだった。 生存者十名、うち脱出せずに残っている者は八名。 会場に戦う意志のある者はいなくなり、一台の車のエンジン音だけを残して静まり返っていた。 しかし一人の悪意に満ちた参加者の求めに応え、会場は動き出そうとしていた。 会場にいる者達よりも遙か高みに立った怪人が笑う。 己の強さと絶対の摂理を信じた、幕末の亡霊。 志々雄真実は、下界の者達を嘲笑った。 会場に残る者達が思い知らされるのは、もう暫し先の事である。 ▽ 「ここらで本格的に組む気はねぇか」 薔薇水晶と志々雄の会話は続いていた。 薄く、余裕のある笑みを張り付ける志々雄と無表情の薔薇水晶。 互いに腹を探り合う。 「貴方の目的は、全てを手に入れる事。 私の目的とは一致しない」 「そうでもねぇさ。 少なくとも、俺はあの連中よりは物分かりがいいと思うぜ」 会場に残っている者達。 シャドームーンとの協力が決まり翠星石も雪代縁もいなくなった今、志々雄が手を加えない限りあの集団はもう崩れない。 首輪を外してこの『アジト』に到達し、全てを終わらせようとするだろう。 シャドームーンは薔薇水晶を完全に敵と見なしており、他の者達も翠星石を放置しようとはしないはずだ。 薔薇水晶にとっては確かに、どう転んでも邪魔な存在だった。 「お前にとって損な取引にはしねェ。 何なら、ローザミスティカに関してはお前にくれてやってもいいんだぜ」 「……?」 際限なく貪欲に力を求める、全てを手に入れようとする男。 薔薇水晶が志々雄の性質をそう捉えている。 故に、この譲歩は志々雄らしからぬものであり、関心は抱くもののすぐに食い付く事はしない。 「それぐらいの譲歩は構わねえさ、そこでケチケチするような狭い器を生まれ持った覚えはねえ。 お前はあの連中よりよっぽど見込みがあるしな」 「……」 薔薇水晶は表情を崩さないまま考える。 確かに相互に利益のある話だが、志々雄を信用出来るのか。 「組むったって、何もあの連中みてえに仲良しごっこをしようってわけでも戦えってんでもねえさ。 むしろてめえが戦う時には手伝ってやるぜ。 代わりに会場の行き来の送り迎え、それにちょっとした『おつかい』を頼みたいってだけだ」 「…………私は、中立」 先程は利害の一致によりアジトと会場の間の移動を手伝いはしたが、それだけだった。 志々雄の提案に揺れはしたものの、これ以上一人の参加者に荷担する決断は、薔薇水晶には出来ない。 「いいじゃないか、薔薇水晶」 その時、少年の声が薔薇水晶の背を押した。 振り返った先にいるのはウェーブのかかった長い髪を床に引きずらせた子供。 薔薇水晶と大差ない背丈しかない幼子、その外観に見合わぬ老獪さを併せ持った主催者が、志々雄と薔薇水晶の間に立つ。 「君が率先して参加者を殺して回るようでは、僕も困ってしまうけど。 志々雄にそれぐらい手を貸しても僕は怒らないよ。 君が志々雄とどんな契約を結ぼうと……ね」 V.V.と志々雄の間で、薔薇水晶は悩む。 そして幾つかの言葉を交わし、出現させた水晶の中へ消えた。 ▽ 上田次郎はヴァンに対し、C.C.と縁の遺体を移動させたいと強く求めた。 カズマ達の時と同じく、野晒しには出来ない。 しかしヴァンはほとんど興味を示さず、最終的には上田が一人で屋内へ運ぶ事になった。 病院まで運ぶ予定だった真司と水銀燈の遺体も合わせ、四人。 汗だくになって動き回る上田には、車のボンネットに腰掛けてぼんやりしているヴァンの胸中は分からない。 ただ、責める気にはならなかった。 四人を民家のソファーやベッドにそれぞれ安置し、手を合わせて一息。 きちんとした弔いには程遠かったが、少しだけホッとした。 それに手放しで喜べる結果ではなかったものの、この会場にはもう殺し合いに乗った人間はいない。 丸一日求め続けていた安全がここにはある。 上田は今までよりも少しだけ軽い足取りで車に戻った。 「そう言えば……」 ふと縁のデイパックの存在を思い出す。 殺し合いの脱出に繋がる物を所有していると、狭間から聞かされていた。 上田は胸を期待に満たして周囲を見回す。 目に留まったC.C.や縁の所持品を手早くデイパックにしまうが、肝心のデイパックが見当たらない。 ヴァンによれば縁は戦闘の最中にデイパックを手放しており、隠す暇はなかったはずだ。 「どういう事だ……? この私が探しても見つからないとは……」 歩き回る事十分程。 デイパックは終ぞ、発見出来なかった。 ▽ 志々雄と薔薇水晶の襲撃の後には六人の参加者が残っていた。 パソコンを操作する狭間偉出雄。 その傍らで画面を覗き込む北岡秀一。 付近の民家に台所を借りに行った柊つかさに、単独行動をさせまいと付き添ったストレイト・クーガー。 意識を失ったまま目を覚まさないジェレミア・ゴットバルト。 そして瓦礫に腰掛けて休息を取るシャドームーン。 研究所に向かうという目標こそ立っているものの、彼らはまだ動かない。 クーガーと入れ違いになってしまった上田達三人を待っているのだ。 無闇に探し回るよりも、探知機を持った彼らに合流を委ねた方がいい。 付近の民家前に停めてあったミニクーパーは北岡が運転し、すぐに乗れる位置に移動させていおいた。 狭間は作業の手を止めて目を閉じた。 ふ、と小さく溜息を漏らす。 魔法の連続使用による疲労もあるが、これは落胆によるものだった。 竜宮レナを看取って以降、目の前で死なせてしまった城戸真司、連れ去られた翠星石。 そしてパソコン画面に浮かぶC.C.と縁の死亡表記。 レナへの誓いに反し、参加者は見る間に数を減らしていく。 クーガーを含めた多くの参加者がこの場で戦闘を繰り広げていたにも関わらず、クーガーを探しに行った者達は未だ戻らない。 道中で何かあったのは分かっていたのだ。 だからC.C.と縁の死という結果に驚きはなかった――しかし胸に湧く無力感は抑えられない。 魔神皇ではなく魔人皇。 人を信じ、人と共に生きると決めた。 だが成し遂げられた事は未だ少ない。 「何度も言うようだけど、あんまり根を詰めて考えない方がいいんじゃない?」 狭間の様子を察したようで、北岡が軽い調子で言う。 行動を共にするようになってまだ数時間にしかならないものの、こうして良く声を掛けてくる。 「随分、私に気を遣うのだな」 「ホントはこういうの、俺のキャラじゃないんだけどね。 狭間が死んだら俺達詰むんだし、しっかりしてもらわないと」 北岡はわざとらしく打算的な話を加えてさらりと返してきたが、狭間の心は晴れない。 レナは真紅やC.C.と親しかったと聞いている。 真紅の姉妹である翠星石との和解に失敗し、C.C.らが別行動を取るのを止められなかった。 殺し合いに乗っていた縁にしても、レナならばやはり元の世界への帰還を願ったのではないか。 「貴様も、クーガーも、ジェレミアも。 この一日、ずっとこんな思いでいたのだろうな」 狭間が歩み始めたのは余りに遅い、第三放送前後の事だった。 対して今残っている者達は殺し合いが開始された頃から戦い、無力を噛み締めてきたはずだ。 狭間は自身の選択を恥じ、悔いる。 「色々あったし、否定はしないけどさ。 でも、狭間が今それを気にしたって仕方ないじゃない」 「……そうだな」 確かにこれ以上はただの愚痴で、甘えにしかならない。 北岡は「それより、」と話題を切り替えた。 「研究所に向かうのはヴァン達が戻り次第?」 「……いや、つかさの調合が終わるまでだ。 休憩も兼ねてもう暫く留まる事になるだろう」 目を覚ましたつかさは北岡から事情を聞くと、ジェレミアのデイパックから一つのアイテムを取り出した。 琥珀湯、という名の錬金術で調合した薬品。 アイゼル・ワイマールが作ったというそれを、つかさは狭間に差し出した。 言われるままに口にすると心が落ち着き、消耗した魔力が回復するのが分かった。 どうやらチャクラポットと同様の効果が得られるらしい。 それを伝えると、つかさはそれを量産すべく民家に篭もった。 その際に、今ある材料で作れるだけのものを作るので時間が欲しいと言っていた。 「志々雄は今、デッキを使えない。 主催側も翠星石の時のようなイレギュラーがない限り、率先して介入してくる可能性は低い。 ひとまずつかさの作業を待ってもいいだろう」 どういうわけか志々雄は主催側の者と手を組んでいるらしい。 そこで驚異となるのはその戦闘力だけでなく、神出鬼没であるという点だ。 鏡面さえあればそこが出入り口となってしまう。 「確かに休んでようが移動してようが来る時は来るんだから、今ぐらい休んでもいいかもね」 やれやれ、と北岡が肩を竦めて適当な瓦礫に腰掛ける。 つかさの調合が終わるまで、まだ時間があるようだった。 ▽ 翠星石に友人達の事や『本当の事』を指摘され、つかさはただ涙を堪えていた。 それ以外何も出来なかった。 あの時ジェレミアが真っ先に激昂したのは、つかさの為だ。 北岡が敢えて翠星石に嫌な言い方をしたのもつかさの為。 今まで通り、つかさは守られていた。 本当は、つかさ自身が翠星石に向かい合い、言い返さなければならなかったのに。 けれど、どうすれば良かったのかは未だに分からない。 あの病院で罪を認めた結果、ジェレミアと衝突した。 ロロ・ランペルージの神経を逆撫で、アイゼルが死んだ。 一時的であれ罪を伏せた時は、レナの疑心暗鬼を加速させてしまった。 翠星石にも結局罪を隠した形になるが、彼女とも分かり合えなかった。 どうすれば良かったのか。 今、ただ分かる事は。 つかさが目を覚ました時、隣りにジェレミアがいた。 騎士服には新たな傷が刻まれていて、名前を呼んでも目覚める気配がなかった。 すぐ近くにいた狭間の端整な顔は青ざめ、細い体はますます細く見えた。 北岡も平静を装って話をしてくれたが、やはり声や表情に疲れが表れていた。 自分の煮え切らない態度と無力さが、何ら事態を好転させなかった事は良く分かった。 つかさは北岡から事情を聞き、琥珀湯の有用さを確認してすぐに民家に篭もった。 メタルゲラスの装甲板、その角と爪、薬材料、エンドオブワールドの不発弾。 ジェレミアのデイパックに入っていた材料とその分量を確認してから、作るものを考える。 アイゼルのレシピにはそれなりの種類のアイテムの調合方法が書かれているが、今回はそちらには手を出さない。 作るのは、アイゼルと共に一度作った琥珀湯とリフュールポットとフラム。 初めて作るものに挑戦して失敗している時間はないのだ。 それにどれも狭間の疲労を軽減するのに必要なアイテムであり、無駄にはならない。 薬を混ぜ、容器に移していく。 リフュールポットに至っては調合は三度目になるので、落ち着いていれば失敗はない。 「つばささん、俺はその錬金術というやつの事を全く知らないんですが――」 つかさの背後から声を掛けてきたのは、台所に隣接したリビングのソファーで休んでいたクーガーだ。 それに対してつかさは「何ですか?」と、手元から目を外さずに応える。 「その手付きで器具を扱うのは危ないですよ」 ガシャン、と空のガラス容器が床に落ちて割れた。 「あ、あわわわ、」 「あー、いいですいいです」 いつでも動けるようにと靴を履いたままだったので足に怪我はなかった。 走り寄ってきたクーガーが床に膝を着けて大きい破片だけ片付け、つかさは作業を続けながら謝罪した。 「すみません……」 「気付いてます?」 「え?」 クーガーはしゃがんだまま、顔を上げて話を続ける。 つかさはクーガーの視線から逃げるように、手を動かし続ける。 「手、まだ震えてますよ。 それではまた落としてしまう」 つかさは今度こそ作業を止めた。 両手を強く握り締めてみるが、やはり震えは止まらなかった。 「ご、ごめんなさい……しっかりしなきゃって、分かってるんですけど……」 何とか落ち着こうと深呼吸をしてみるが、心臓の音が大きくなり、掌にじわりと汗が滲む。 幾ら息を吸っても胸が苦しい。 そこでクーガーは立ち上がり、つかさの肩を掴んだ。 「はいはーい。 肩の力、抜いて下さーい。 緊張してますね、薬品を扱ってるからですか? それともさっきの志々雄の顔が怖かったとか? はたまたもしや俺と二人っきりの状況で大人の階段を上る心の準備を」 「ち、違います! 志々雄さんは確かに怖かったですけど、そうじゃなくて、」 つかさの必死の否定に、クーガーは落胆の表情を見せて肩を落とす。 それを見て「そういう意味じゃないんです!」と慌ててフォローをしてから、大きな溜息を吐く。 震えは少しだけ小さくなっていた。 「……焦ってました。 ちょっと落ち着きました、ありがとうございます」 頭を下げるつかさに、クーガーは一つ頷いて立ち上がった。 猫背気味ではあるが、その背丈はつかさよりもずっと高い。 「貴女は周りを良く見ている――疲れていないか、困っていないか。 こんな状況で独りよがりにならないで他人の事を考えられるというのは、立派な事ですよ。 錬金術なんてものまである」 「それは、周りの人達がいたからです。 錬金術だって、アイゼルさんが」 守ってくれる人達がいた。 その人達がいたから周りを気にする余裕がある。 そもそもルルーシュ殺害後に北岡達に出会えなければ、きっとどこかで独りで死んでいた。 今かろうじてやれる事があるのも、アイゼルが自分の我儘に応えてきちんと技術を伝えてくれたからだ。 話している今もこうして、クーガーが弱音に付き合ってくれている。 「つばささんはそれを自覚してその人達に感謝している、素晴らしいじゃないですか。 その気持ちを忘れずに、人に伝えていけばいいんですよ」 「伝える?」 聞き返すつばさの前で、大仰に両手を広げてみせるクーガー。 つかさも続きが気になって聞き入ってしまう。 「お返しというやつは、必ずしもその相手にしなきゃならないものじゃないんです。 貴女が優しくしてもらったというのなら、元の世界に帰ってから周りの人達にたくさん優しくしてあげて下さい」 つかさは元いた世界の事を思う。 双子の姉――妹が、一番親しい友人達が、いなくなってしまった世界。 寂しくなってしまった世界。 そこに帰った後の事までは、まだきちんと考えていなかった。 「帰った後だって、人生幸せな事ばかりじゃありません。 でも大勢の人に助けてもらったつばささんだからこそ出来る事がきっとあります」 家族に、他の友人達に、何から話せばいいのか。 二人も人を殺した自分がどんな人生を歩むのか。 不安や悲しみや後悔が渦巻いていた道に、少しだけ光が差した気がした。 「そしてそれは周りの人から更に周りの人へ、次の世代やそのまた次の世代に繋がっていく。 それが人間というもので、文化というものですよ」 クーガーが目元に手をやり、空振りする。 恐らくサングラスがなくなっている事を忘れていたのだろう。 その様子に少しだけ笑ってしまってから、つかさは「ありがとうございます」ともう一度頭を下げた。 「私は頭が良くないから、まだ分からない事ばっかりです。 でも今は皆と一緒に帰る為に、もうちょっとだけ頑張ります」 今やれる事を頑張る。 結論は結局今までと変わらないけれど、そこに向かう為の心境をほんの少し変化させた。 作業を再開する――が、その前に気になっていた事を口にする。 「少し、変わりました?」 つかさとクーガーが過ごした時間はそう長くない。 しかし以前と纏う空気が変わったような、そんな気がしたのだ。 「まさか! 俺は俺ですよ」 それをクーガーは即座に否定した。 話が済んだ事を示すように台所を離れ、背を向けたまま一言だけ付け足す。 「少し、新しい隣人の考え方に感銘を受けたただけです」 頭に疑問符が浮かぶが、つかさは追求しない。 ただ、その隣人はとても素敵な人なのだろうと思った。 「今回俺は随分説教臭くなっているがこれではまるでおっさんだ、これは俺が速さを求める余り行きすぎて老けてしまったという事なのか!? いやいやそんな事はない、俺はまだまだ恋をしたいお年頃だしピチピチの二十一歳、年齢よりちょっぴり上に見えるというだけでおっさんの域には達していないはずだ! 現に俺よりもおっさんと呼ぶにふさわしい連中が外に」 一人喋り続けるクーガーを余所に、つかさは調合を進めていく。 震えはなく、慣れがある分これまでよりも手際よく出来ているぐらいだった。 程なくして錬成に使った素材は綺麗になくなり、代わりのアイテムが出揃った。 唯一手付かずで残った角と爪は、北岡が持つデルフリンガーの残骸と組み合わせれば武器に出来るのではと考えた。 しかし、想像で終わってしまう。 アイゼルは生前、この角と爪の加工には特殊な施設が必要だと説明していた。 施設、それにつかさ自身にそこまでの知識も技術もない以上、今は実現させられそうにない。 調合を終えたアイテムを手に狭間達のもとへ戻る。 そこには既に上田達が帰ってきていた。 ▽ ミニクーパーの隣りに車を停め、上田達は狭間と北岡に出迎えられた。 すぐ傍にいるシャドームーンの視界に入らないようヴァンの影に隠れ――もとい行動出来るように待機しながら、ここで何が起きたのか説明を受ける。 その後で上田の方も自らの体験を詳細に説明しようとしたのだが、狭間は「おおよそ把握しているから不要だ」と一刀両断した。 そもそも狭間が学生の身分である以上、「教授」或いは「先生」と呼んで敬語で接するべきではないか。 これではフランス人の女性記者と共に愛と希望の物語を紡ぎ、ローマの温泉に再び革新を起こす上田も形無しである。 しかしそれを口にするには狭間の視線が余りに鋭く、黙って大きな図体で体育座りをして落ち込むしかなかった。 露骨なヘコみ方をする上田に、狭間は「C.C.を犠牲にしてしまった事は申し訳なく思っている」とフォローする。 そして、話題は縁のデイパックへと移った。 「見付からなかった……暗かったとは言え、見落としは有り得ない。 日本橋署で警部補として勤務していた事もある私の観察眼をもってしても、どこにもなかったんだ」 「そうか」 やはり短く会話を終わらせ、難しい表情で考え込む狭間。 彫像のように白く整った顔立ちに憂いが差し、同性の上田でさえ美しいと思ってしまった。 対抗して上田も精一杯のアンニュイ顔で俯いてみるが、誰も見ていないようなのですぐにやめた。 狭間が中心となって支給品の整理が始まり、指示に対して上田も粛々と従う。 途中からつかさとクーガーも合流してアイテムが追加され、支度が整った。 北岡がデッキを窓に映すと、腰にベルトが装着された。 戦闘から一時間以上――志々雄もまた変身出来るようになったという事だ。 折角の安全がまた去ってしまったのを悲しみながら、上田はすごすごと車へ向かった。 ▽ 薔薇水晶がnのフィールドへ消えた後、V.V.は歩を進めて志々雄の目前へ立つ。 そして志々雄見上げながらふっと微笑む。 「雪代縁が死んで『マーダー』がいなくなった今、君が動き出す頃合いだとは思っていたよ。 試し斬りに彼らを使ったという事は、君は優勝を目指していると捉えていいのかな?」 「少し違うな。 俺の目的は国盗り、あの連中はその余興。 露払いの結果優勝しちまうってだけの話さ」 その余興も楽しませてもらうがな、と付け加える。 既に生存者の中に志々雄の配下に相応しい者はおらず、生かしておく理由がない。 かといって全滅させる為に力を尽くすような真似もしなかった。 国盗りと明治政府への復讐を同時に楽しんでいたのと感覚は変わらないのだ。 余興であり、前座であり、遊びであり――しかし油断はしない。 そんな志々雄の姿勢を確認して満足したのか、V.V.は肩を揺らして笑っていた。 「それにしても……観柳の説明。監視カメラの映像。 一通りこの会場について見聞したが、随分立派なもんだな」 「気に入ってもらえたようで何よりだよ」 続いて交わされるのは何気ない雑談。 雑談に見える会話。 「お前が幾つか持ってる『隠し玉』の事も聞かせてもらったぜ。 それも実物が堂々と設置されてるとあっちゃあ、俺も黙ってはいられねえな」 しかしこれは、交渉だ。 「俺に寄越せ」と乾いた唇が紡ぎ出す。 「気になっちゃあいたんだ。 てめえの『誰にでも優勝の機会はある』って言葉はただの挑発じみちゃあいるが、妙に嘘くささがなかった。 初めから用意してたんだろ? 『圧倒的弱者でも戦況を覆すような品』をな」 「……ははっ。 そうか、志々雄真実……確かに君なら気付いてもおかしくなかったね」 志々雄の追求に動じる事もなく、V.V.もまた笑う。 それは少年の姿に似合わぬ、少なからぬ狂気を混じらせた笑顔だった。 「そうだね……全部は渡せないけど、幾つか譲ってあげるよ。 君に返すものもあるしね」 「随分あっさりしてるな」 「ふふ……確かに。 だから幾つか条件を出すよ」 もったいぶりながら、少しいたずらっぽく。 V.V.は両手を背中側で組み、その場で軽いステップを踏みながらくるくると回る。 「君は脱出に成功した。 僕らに『選択』を見せてくれた。 だから僕は君の要求に出来る限り応えたいと思っている。 けれど、同じ条件の参加者がもう一人いるだろう?」 堪え切れなかったのか、V.V.の口から吐息と共に乾いた笑い声が漏れる。 志々雄の威圧もどこ吹く風と、軽くいなしながら。 「翠星石にも聞いてくるよ、要るか要らないか。 もしかしたら奪い合いになるかも知れないけど、君はそれで構わないだろう?」 V.V.の試すような視線。 下から覗き見る目は、志々雄の答えを待っている。 値踏みするような態度を、志々雄は笑い飛ばした。 「はっ、望むところだ」 そこで丁度薔薇水晶がnのフィールドから戻る。 そして彼女が持ち帰った品を受け取りながら、誰に対してでもなく呟いた。 「選べるもんなら、な」 ▽ ジェレミアを起こそうと、眠ったままの彼に向かって歩き出していた狭間はその足を止める。 初めは微かな振動だった。 地震かと思われたそれは次第に大きくなり、同時に西の方角から音が近付いてくる。 車のエンジン音よりも大きく、豪快に、速く。 地面と空気の両方から伝わる震えに、ジェレミアの意識が覚醒して跳ね起きた。 「狭間、これは――」 ジェレミアが言いかける。 心当たりがあったのかも知れないが、それよりも音源の接近の方が早かった。 道路の遙か先に見えたものは白く、人の姿をしていた。 だが人ではない。 それは、人よりも遙かに大きい鋼鉄製の体。 踝部分に取り付けられたランドスピナーという車輪によって、足を動かす事なく疾走する。 人型自在戦闘装甲騎、有人ロボット兵器KMF(ナイトメアフレーム)。 その中でもこれは、ルルーシュとC.C.が契約を交わした運命の日に導入されたもの。 動力源となるサクラダイトの量は従来のKMFの比ではなく、各地の戦場で数多のKMFを屠り恐れられた。 特別派遣嚮導開発部という研究機関で開発された特別な機体。 型式番号Z-01、円卓の騎士にあやかったその名をランスロットという。 ジェレミアがつかさの、ヴァンが上田の、クーガーが北岡の襟を掴む。 そして狭間とシャドームーンも跳び、全員が道路の中央を蹂躙していくランスロットの巨体を回避した。 一同の居た地点を通過したランスロットは方向転換し、ランドスピナーで地面を削りながら停止。 そしてずるりと、傍らの建物の窓ガラスから包帯に覆われた手が伸びる。 「貴様の差し金か、志々雄……」 狭間が苦虫を噛み潰したような表情で憎々しげに言う。 魔人皇に威圧された志々雄は、なおも悠々とした態度を崩さないままnのフィールドから全身を晒した。 それに続いて薔薇水晶が姿を見せ、志々雄の後ろに控える。 「俺が用意してやった余興は、どうやらお気に召さなかったらしい」 「志々雄真実」 狭間の前に進み出たのはジェレミアだった。 斬り掛かろうという構えはまだとっていないが、殺気が伝わってくる。 「よう、くたばり損ない」 「あの機体に乗っているのは、誰だ」 「……ククッ」 志々雄の挑発を無視してジェレミアが問う。 握り締めた拳を震わせるジェレミアに対し、志々雄が返すのは嘲笑。 ジェレミアの問い掛けの意味を知る者は、ランスロットの知識を持つこの両者しかいない。 「わざわざこの俺にそれを聞こうってのか? もう察しはついてるようじゃねえか」 狭間も怪訝な表情を浮かべる中、志々雄が着物の袖口からアイテムを取り出した。 志々雄は一層口元を歪ませ、一同を見下ろしながらそのパイロットの名を告げる。 「枢木スザクだ」 志々雄の手にあるそれは、さざなみの笛。 鷹野三四がアジトから持ち出した死体を操る道具。 雪代縁の手に渡っていたはずの品。 誰もが息を飲み、数秒呼吸を忘れた。 ジェレミアの殺気が膨れ上がる。 「貴ッ様ぁああ!!!!」 「やはり貴様が持っていたか……!」 ジェレミアが刀に手を掛ける。 狭間も腕を振り上げて魔法を行使しようとし、クーガーやヴァンも臨戦態勢に入る―― ――その瞬間を図ったように、東から閃光が放たれた。 その方角だけが昼と見紛う程の明るさに包まれ、数秒遅れて耳をつんざく爆音が届く。 目を焼く光と鼓膜を揺さぶる音、全身に響く振動で一同は再び動きを止めた。 視線だけを東へ向ければ、一角から火の手が上がっている。 「“らんすろっと”だけじゃあ華が足りねえからな、もう一品持ってきてやったぜ。 今のは俺の『船』の試し撃ちだ」 腕を組み、誇るように語る志々雄。 状況は全て志々雄の手の中で動き、狭間すら動くのを躊躇った。 「沈んじまった俺の煉獄をV.V.が回収、改造した戦艦。 名付けて“煉獄・改”……ま、こっからは見えねぇが。 準備が出来次第、本格的に砲撃開始だ」 一同は動けない。 志々雄という実力者、その背後にいる薔薇水晶に鉄の巨体ランスロット、そして新たに現れた煉獄。 だが続く言葉によって、一同に掛けられた呪縛が解けた。 「攻撃目標、『研究所』」 志々雄の意図を理解するよりも早く、速く、動き出す。 「ラディカル・グッドスピードっ!!!」 並べて駐車されていたミニクーパーと君島の車がクーガーのアルターで同化、紫の装甲を纏う一台の大型車となった。 状況についてこれずに呆然としていた上田とつかさを後部座席に放り込んだ後、クーガーはエンジンを掛ける。 「アギダイン!!!」 狭間の手から放たれた複数の火球がランスロットに襲い掛かる。 だがランスロットが両腕を交差させると薄緑の透明な縦が出現し、余さず弾かれた。 それでも狭間はアギダインを重ねて唱え、ランスロットに攻撃へ転じる余裕を与えない。 「貴様、よくも……よくも枢木を……ッ!!」 贄殿遮那とヒノカグツチが鍔迫り合いになる。 ジェレミアが既に一度敗北した攻防であり、ジェレミア自身もここでも勝敗は変わらないだろうと理解しているはずだ。 理解していても、収まらない。 しかし怒りを露わにするジェレミアに対し、志々雄の表情は涼しげなままだ。 「G-9」 そして志々雄の口が、ゆっくりとそれを発音する。 「そこにぶいつうからの『ぷれぜんと』がある」 「何を馬鹿な事を、」 「力が欲しけりゃ素直に縋るこった――『あの病院』と同じ轍を踏みたいなら、話は別だがな?」 「ッ!!!」 持ち前の洞察力、そして会場内外で得た情報。 それらによって志々雄は相手の心理を読み取り、『嫌な一手』を打つ。 力だけではない、頭脳をも持ち合わせた生まれながらの悪。 だが狭間とてジェレミアの事を知っている。 付き合いが短くとも会話は重ねた。 ランスロットへアギダインを唱える手を止めないまま、その背に向かって叫んだ。 「ジェレミア、退け!!」 ジェレミアの反応は早く、指示を受けて即座に後方へ跳んだ。 この一日で失敗と後悔を重ねたジェレミアに、仲間の声が届かないはずがないのだ。 ランスロットに向けていた火球のうちの一つがジェレミアと志々雄の間に着弾して追撃を阻み、その間にジェレミアは車まで後退する。 それらの攻防と平行していたのが薔薇水晶の行動。 背後で泥水の如く澱む窓ガラス――nのフィールドへの撤退だ。 それを、彼らは見逃さなかった。 無表情だった薔薇水晶の目が僅かに見開かれる。 左右から攻め込んだのはヴァンとシャドームーン。 他の者達が志々雄やランスロットに目を奪われる中、この二人だけは薔薇水晶を狙っていた。 シャドームーンは何度も彼女の逃走を許している故に、そしてヴァンは真っ先に逃げようとした彼女に反応した。 先の戦闘で薔薇水晶はシャドームーンをあしらっていた。 だがシャドームーンはただ強大な力を持つだけの存在ではない。 マイティアイにより観察した情報を改造された脳で処理、それを更に並外れた戦闘センスで駆使する事にある。 そのシャドームーンが薔薇水晶と交戦するのは既に三度目であり、動きを読み切っていた。 ヴァンも連戦によって感覚が研ぎ澄まされたまま。 地面から幾つも突き出す巨大な水晶。 それを掻い潜って蛮刀が薔薇水晶の二の腕を、水晶を砕いて突破したサタンサーベルが彼女の頬を掠めた。 掠めただけだった。 だがドレスが裂け、陶器のように滑らかな肌に毛程の微かな傷が生じた。 薔薇水晶は出現させた剣で次々に襲いかかるサタンサーベルと蛮刀を弾くものの、次第に捉え切れなくなっていく。 「潮時だ」 窓ガラスから出現した黒の暴龍が牙を剥き、ヴァンとシャドームーンに襲いかかる。 二人は後退を余儀なくされるがそれ以上の攻撃は行われなかった。 志々雄と薔薇水晶、そして黒龍はnのフィールドへ吸い込まれるようにして消える。 「ヴァン、車に乗れ!! シャドームーン、これから研究所へ向かう、付いてこい!!!」 狭間の指示と共に魔法が途切れ、ランスロットが動く。 ワイヤー付きの錨が手の甲から射出されて地面に突き刺さり、ランスロットは上空へ押し出される。 空中で回転し、落下。 ランスロットの高速の蹴りはクーガーの車へと叩き落とされた。 ▽ ランスロットらの襲撃よりも僅かに時を遡り。 壁一面にモニターが配置された薄暗い部屋の中、翠星石はソファーで微睡んでいた。 画面に映し出される景色をぼんやりと眺めながら、部屋を出て歩き回る気にもならずにただ座っていた。 こつこつと小さな足音が耳に入っても、視線をそちらに向けるだけでそれ以上は動かない。 「翠星石、少しは僕の話を聞く気になったかな?」 V.V.の姿を見ても、先程のように攻撃しようとは思わなかった。 薔薇水晶との会話で、少しだけ落ち着きを取り戻している。 「これから君にするのは、君にとって悪い話じゃないよ。 ただ、聞かないと悪くなる話かも知れないね」 「な、……何だってんですか……」 V.V.が憎い主催者である事に変わりはない。 しかしV.V.を攻撃しようにも、花弁で切り裂く瞬間を考えると真司の事を思い出してしまい手が震える。 やむなくこの場は大人しくV.V.の話を聞く事にした。 「君は、力が欲しいかい?」 それは単純な問い掛けだった。 それ故に意味が分からず、翠星石はつい「は?」と気の抜けた声を返してしまう。 意図が伝わっていない事を察したのか、V.V.は説明を付け加えた。 「会場内にとても強力な支給品を眠らせていてね、志々雄がそれを欲しがっているんだよ。 僕としては彼にあげてもいいんだけど、もし君も欲しがるようなら考え直そうと思ってね」 「い、……いるわけねーです!! 翠星石は、そんなものいらねーです!!!」 力なんて欲しくなかった。 戦いたくなかった。 ただ姉妹と、兄と、楽しく過ごせればそれで良かった。 力さえなければ真司だって、と思うと、目に涙が浮かんだ。 「話はそれだけですか!! とっととどっか行きやが――」 「本当に?」 「本当に決まってます!!!」 激しく否定する翠星石を目前にしても、V.V.はまるで動じていなかった。 「本当に、いいの?」としつこく確認して来る声を聞くうちに、翠星石の頭に再び血が上る。 しかし続く言葉で、熱くなった頭が冷水を浴びせられたかのように冷めた。 「君が要らないなら、志々雄のものになる。 志々雄はこれらを会場で使う……残った参加者達は『困った事』になるだろうね。 それでも本当に、君はこの力が要らないの?」 「……ッ」 『困った事』。 とても子供じみた言い方だったが、それがどれ程深刻なものなのか。 あの志々雄が悪意のままに強大な力を振るえばどうなるのか、想像するだけで身震いした。 けれど――あの連中に、助ける価値があるのか。 「僕は君をここに拘束しているわけでも自由を奪っているわけでもないんだよ。 この力で彼らを積極的に助けに行ってもいい。 この力を志々雄に渡さずに消極的に助けてもいい。 この力を志々雄に渡して消極的に見捨ててもいい。 この力で彼らを積極的に殺しに行ってもいい。 君は、君の意志で選んでいいんだよ」 「助ける」、「見捨てる」、「殺す」、その三つの声がぐるぐると頭の中を巡る。 突然渡された選択肢を前に、翠星石は混乱していた。 「わ、わた、し、は、」 「私は?」 続きを促すV.V.。 翠星石の声は震え、息を何度も吸い込んでも胸の苦しさは消えなかった。 「私は、ち、力が、」 「力が?」 ――心を強く持ってくださいいいいいいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ――――――――ッ!!!!! 助けるのか、見捨てるのか、殺すのか。 翠星石は選択する。 ――むしろ彼らよりよっぽど酷い、翠星石は騙されてる。 「私は、力、……力なんて、……要らないですッ!! あ、ぁ、ぁあんな奴ら、せいぜい苦労す、すればいいですぅっ!!!!」 ピシリと、翠星石の胸の中心で亀裂の走る音がした。 それは体に走った傷なのか、心に走った傷なのか、分からない。 ボロボロと目から落ちる涙の意味も分からない。 クーガーの声が聞こえた気がして、薔薇水晶の申し出を断った。 けれどその声は、翠星石に「彼らを助ける」という選択をさせるには至らなかった。 翠星石がV.V.に背を向けて走り去る。 何も考えたくない、何も見たくない知りたくない何もしたくない。 精神を蝕まれ、何もかもから逃げ出した。 モニタールームに一人残ったV.V.は高笑いをしていた。 けらけらと、心の奥底から楽しそうに。 時系列順で読む Back 聖少女領域/薔薇獄乙女 Next 3/5 投下順で読む Back 聖少女領域/薔薇獄乙女 Next 3/5 162 永すぎた悲劇に結末を――彼女の名を知らず ヴァン 164 3/5 上田次郎 163 聖少女領域/薔薇獄乙女 北岡秀一 ジェレミア・ゴットバルト 柊つかさ ストレイト・クーガー 狭間偉出夫 翠星石 シャドームーン 志々雄真実 薔薇水晶 V.V.
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ひぐらしのなく頃に ◆ew5bR2RQj. 「ここまで来れば大丈夫だろう……」 周囲に誰の気配も無いことを確認して、縁は足を止める。 遊園地の派手なアトラクションは景色から消え、古めかしい民家の集合地が代わりに点在していた。 「ホントに、助かったヨ」 自身の身体を見渡しながら不敵な笑みを浮かべる縁。 腹部に刻まれた裂傷は消え、身体には溢れんばかりの力が湧いている。 これも先程使用した香のおかげだ。 掌を何度も握り締めながら、内側に秘める力を実感する。 「枢木も、あの女も、あれでは死んでいるだろう」 腹を貫かれた鷹野と、炎で焼き尽くされたスザク。 あれはどちらも致命傷であった。 協力者を失ったことは痛いが、最終的に彼らは糧となって死んでくれた。 その証拠が、完全回復した肉体と右腕に掛かっている二つ目のデイパック。 スザクがあそこで行動を起こさなければ、自分は彼らに捕縛されていたかもしれない。 連中の目が自分から外れたからこそ、傷を回復して逃げることができた。 そして、鷹野が押し付けてきたデイパック。 中を覗くと、役立ちそうな道具がいくつも入っていた。 香も二つ残っていたため、装備は盤石になったと言ってもいい。 「フフ……本当によくやってくれたよ」 笑いが止まらない。 彼らの犠牲が、何処までも自分に有利な展開を生み出してくれた。 配布された時計を見ると、もうすぐ零時を回ろうとしている。 今までのペースから推察すると、残り人数は十人前後になっているだろう。 姉の蘇生が、抜刀斎への復讐が、もう目の前にある。 「復讐、か……」 零れ出た笑みが不意に止まる。 彼の脳裏に蘇っていたのは、炎の中でもがき苦しむかつての協力者の姿だった。 憎い相手の最も愛する人を奪い取ったスザク。 彼が行った復讐は、縁が抜刀斎に仕掛けようとした人誅と酷似している。 もし、抜刀斎への人誅が成功していたとしたら。 あの炎の中に居たのは、自分だったのだろうか。 「フンッ……」 復讐を完遂した時、スザクの心中がどのようなものだったのか。 あの高笑いを聞いていれば、容易に想像することができた。 全身を満たすような歓喜と高揚感。 抜刀斎への人誅を想像するだけで縁はそれを覚えるのだから、彼が体験したのはそれ以上のものだったと推察する。 だが、それを傍らで見ていた時。 縁が感じ取ったものは、まるで真逆だった。 下品に笑い続けるスザクを見て、言いようのない不快感が迸った。 血の海に倒れるレナを見て、喉の奥から吐瀉物が零れそうになった。 これが復讐の末路だというのか。 「チッ……」 スザクの顔を思い浮かべて、縁は舌打ちをする。 最初に彼の精気のない顔を見た時、妙な親近感を覚えた。 復讐を企てているのを知り、自らの勘が間違っていなかったことに気付いた。 そして、彼は死んだ。 復讐者の末路を示すように、彼は炎の中に消えて行った。 元から信頼など存在しない関係だったが、縁が彼に抱いた最後の感情は払拭しがたい嫌悪感だった。 ☆ ☆ ☆ 柊つかさが事の顛末を知ったのは、数時間前まで根城にしていた民家の中でだった。 ミラーハウスの影に身を隠し、北岡達が戻ってくるのを待っていたつかさ。 戦場からは数百メートル離れていたため、音も疎らにしか聞こえない。 その状態で三十分が経過し、不安を抱き始めた頃に彼らは車に乗って戻ってきた。 運転席にジェレミア、助手席に北岡、後部座席に狭間。 レナの姿が無いことには、すぐに気付いてしまった。 車内の雰囲気が重く、何が起きたのかを尋ねることはできない。 根城にしていた民家に戻り、北岡と二人きりになったところでようやく話を聞くことが出来た。 「レナちゃんが……」 数時間前に一緒に料理した彼女の死に同情を隠すことができない。 涙が零れそうになるのを、必死で我慢し続けた。 一番辛いのは狭間なのだ。 民家に到着した直後、狭間は一人になりたいと二階に行ってしまった。 そしてもう一人、ジェレミアも奥の部屋に篭っている。 遊園地の出口の先にある民家で、枢木スザクが力尽きているのを発見したらしい。 彼女がスザクと会ったのは、総合病院を出た後の一件だけだ。 自分達を襲撃してきた彼を、彼女は危険人物だと認識している。 しかしジェレミアからすれば同郷者の一人であり、敵とも味方ともつかぬ複雑な関係にあった。 本来の彼は凶行に走るような人物ではない。 ジェレミアはずっとその理由を知りたがっていたが、最後までそれを知ることができなかった。 故にジェレミアは深い後悔を抱いているのだ。 「……」 沈黙が場を支配する。 部屋に篭る直前の二人の顔が出発前と比べて随分と憔悴していたことを、彼女は思い出していた。 顔を見上げると、北岡も沈痛な面持ちをしている。 レナやスザクの他にもう一人、今回の騒動で犠牲者が出ていた。 全ての発端である女性、鷹野三四。 殺し合いに巻き込んだ主催側の一人であり、彼女自身も直接命を狙われている。 完全に敵側の人間ではあるが、それでも死んで欲しかったとは思わない。 それに死人が出たこともそうだが、あの場で戦った一人を取り逃がしてしまっている。 つかさは直接会ったことはないものの、アイゼルや奈緒子を襲った男と特徴が一致していた。 「北岡さん……」 誰にも聞こえないような小さな声で呟くつかさ。 木製の椅子に腰掛ける北岡が、今はとても小さく見える。 その場にいなかった彼女ですら胸が張り裂けそうなのだから、彼らの心中は想像するだけでも痛ましい。 「私が……何とかしなくちゃ……」 だからこそ、そう思う。 戦闘では役立たないのだから、それ以外のところで尽力するしかない。 そうして辺りを見回して、目に入ったのが数時間前に作ったビーフシチューだった。 来訪することを事前に聞いていたため、狭間の分は残してある。 「つかさちゃん?」 椅子から立ち上がり、一目散に台所へと駆け寄るつかさ。 背後で北岡が呼び掛けてくるが、それも耳へは入ってこない。 コンロのノズルを捻り、鍋に入ったシチューを温め始める。 「車の中で狭間さんがお腹が空きそうって言ってたので、持って行ってあげた方がいいかなって思ったんです」 「そういやそんなこと言ってたな、手伝うよ」 「いいです、北岡さんは休んでてください」 手伝おうとして立ち上がった北岡を制止し、戸棚から取り出した皿にビーフシチューを盛る。 「それじゃあ、行ってきますね」 お盆に皿を乗せると、つかさは台所から立ち去っていく。 向かったのは狭間がいる二階に繋がる階段。 零さないように気を付けながら階段を上がり、廊下を歩いて寝室の扉の前に立つ。 コンコンとノックをすると、乾いた声で返事が返ってきた。 「入りますね」 扉を開けると、ベッドに腰掛けた狭間が夜空を眺めていた。 背を向けているため、表情を伺うことはできない。 「あの……車の中で言ったビーフシチューを持ってきたんです、良かったら食べてください」 ベッドの上にお盆を置く。 そうして扉の前まで退散した彼女は、は緊張しながら緊張しながら狭間の挙動を見守り始めた。 見るからに気品漂う狭間の口に合うか不安だったのだ。 しばらく皿を注視し続けた後、狭間は膝の上にお盆を乗せた。 傍に置かれたスプーンを手に取り、皿に盛られたビーフシチューを掬い取る。 そして、口へと運んだ。 「……」 訪れる沈黙。 扉の前に立ちながら、狭間が食事をする様子を観察するつかさ。 口内で味わっているのか、狭間は中々呑み込まない。 調理師を目指しているため、ビーフシチューの味には自信がある。 事実、北岡やジェレミアは褒めてくれた。 しかし中々呑み込まない狭間に、抱いていた自信は不安へと変わっていく。 妙な居心地の悪さから、全身が痺れるような感覚を覚え始める。 それでも待ち続けて二分が経過。 無言だった空間に、ごくんと飲み込む音が響く。 「ど、どうでしたか?」 緊張が頂点に達したためか声が裏返ってしまう。 羞恥心から逃げるようと、思わず顔を逸らすつかさ。 「中々に美味だったぞ」 そんな彼女に返ってきたのは賞賛の言葉だった。 羞恥に染まっていた顔が、歓喜を表す明るいものへと変わっていく。 「ホ、ホントですか!? ありがとうございます!」 「……これは貴様と一緒に竜宮も作ったのか?」 「はい、そうです……そうだ、レナちゃん、狭間さんも来るからってとっても頑張ってたんですよ!」 畳み掛けるようにそう告げるが、狭間からの返事は返ってこない。 余計なことを言ってしまったかと、後悔の念が彼女の脳内を渦巻いていく。 「……通りで」 すると彼は、自嘲するようにフッと笑いながら―――― 「通りで、しょっぱくなるわけだ」 そんな事を言った。 「え……やっぱりお口に合わなかったですか?」 恐る恐ると言った様子で尋ねるつかさ。 レナは調理の手伝いをしただけで、あくまで主導は彼女である。 故に味付けに問題があれば、それは彼女の責任なのだ。 「いや、そんな事はない」 「で、でもしょっぱいって……」 「ああ、しょっぱいな」 そう言いながら、二口目を口に運ぶ狭間。 その姿を眺めていて、彼女は気付いてしまった。 スプーンを持つ手が震えていることに、先程から彼が何度も鼻を啜っていることに。 「本当に、しょっぱいな」 食べ始めてから、ずっと彼が背を向けていることに。 ☆ ☆ ☆ 「柊、頼みがある」 半分ほど食べ終えた狭間が、唐突に言葉を投げかけてくる。 「他の二人を居間に集めておいて欲しい、そこで大事な話をしたい」 くるりと身体を反転させ、つかさと向き合う狭間。 凛とした張りのある声色を響かせ、最初に会った時のような自信に溢れた顔で告げた。 ☆ ☆ ☆ つかさが一階に戻ってきてから五分後、ずかずかと階段を下る足音が伝わってきた。 「ジェレミア、パソコンを貸せ」 居間に入ってきて早々、開口一番に狭間はそう言い放つ。 命令口調にジェレミアがピクリと眉を動かすが、嫌々といった様子でノートパソコンを差し出した。 「柊、頼むぞ」 「え? あ、はい」 汚れた皿をつかさに押し付け、ノートパソコンを受け取る狭間。 呆然としながらも彼女はそれを受け取り、そそくさと台所に走っていく。 北岡の呆れたような顔をしているが、彼がそれに気付く素振りはない。 机の上にパソコンを置くと、椅子に座ってそれを起動させた。 「そういえば鷹野からユーザ名とパスワードだけは聞き出せてたな」 思い出したように言いながら、北岡とジェレミアは狭間の背後に移動する。 つかさの洗い物が終わった頃には、『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページが画面に表示されていた。 メニューには多くの項目があるものの、大半の情報には閲覧制限が設けられている。 パスワードを知る者しか閲覧を許さない堅牢な錠前。 しかし、今の彼らにはそれを解き放つ鍵がある。 狭間はログイン画面を表示すると、目にも留まらぬ速さでユーザ名とパスワードを入力した。 「開いた!」 喜びの余り声を上げるつかさ。 扉は開かれ、中にある重要な情報へと辿り着いたのだ。 鷹野が死亡した今、これが唯一の突破口なのである。 「ふむ……」 凄まじい速度でページをスクロールする狭間。 その余りの速さに、北岡とジェレミアですら追うことができない。 つかさに至っては、背後であたふたとしていた。 参加者詳細プロフィールを読み終えると、今度は一つ下にある参加者の動向へ。 それも読み終えると、また一つ下へ。 次から次へとページを読み進めていく。 「あのさぁ、もう少しゆっくり読めないの?」 「いつでも読めるのだ、後で見ればいいだろう」 北岡の懇願をピシャリと打ち切り、ひたすらに文字を追い続ける狭間。 その返答を聞いた北岡は、ジェレミアと目を合わせて肩を竦めた。 「もう読み終わったぞ」 「早っ!」 パスワードを入力してから、およそ三分後の出来事だった。 「目的は見れないみたいだな」 「ああ、そこだけはあの女の権限でも閲覧できなかったようだ」 狭間からパソコンを受け渡されたジェレミアは、真っ先に最上部に設置されていた目的のページを開く。 しかし、そこだけは閲覧制限が設けられたままである。 余程知られたくなかったのだろう。 敵を知るのは重要だが、見ることができないのなら仕方がない。 ページを戻し、一つ下にある『参加者の詳細プロフィール』を開いた。 「これに間違いはないようだな……」 ゆっくりとページをスクロールしていくジェレミア。 そこに記されているのは夥しい程の情報量。 参加者詳細プロフィールには、全ての参加者の詳細な情報が。 参加者の動向には、全参加者のこれまでの動向が。 死者表示、世界観区分にも、題目通りの情報が記されていた。 自身の情報と照会してみるが矛盾はないため、 この中の情報は信頼できると判断していいだろう。 「この二つは何なんだ……?」 nのフィールドの危険性と、「彼」のギアス一覧。 ギアスという単語に馴染みがあるためか、ジェレミアが先に開いたのは後者だった。 そのページに記されているのは、「彼」が使用したとされるギアスの詳細。 全参加者に課せられたギアスの詳細が記されていた。 「彼」というのは、つかさの記憶の中にある銀髪の少年のことだろう。 大半の参加者は連れ去る際にものだけだが、一部の参加者には能力の制限が設けられている。 例えば後藤に掛けられた、他の参加者に手加減しろというものがそうだ。 他は狭間やシャドームーンなどが該当している。 「大半の参加者はギアスで連れてこられたようだな、だが私やC.C.はどうやって連れて来た……?」 疑問が解けた先にあったのは新たな疑問。 ギアスの通じないジェレミアやC.C.はどうやって連れて来たのか。 さらに突き詰めれば、制限の方法に関しても全貌が判明した訳ではない。 謎は深まる一方だった。 「これ、本当なのか……?」 後者を見終わり、nのフィールドについて記されたページを開く。 そこに踊る文字を見て、北岡は額に皺を寄せた。 そのページで説明されているのは、nのフィールドに関する詳細な情報。 その名称に覚えはないが、鏡面から入るという点はミラーワールドと一致している。 ローゼンメイデンと呼ばれる者達のみが出入りすることができるらしい。 「あの薔薇水晶とかいう輩がそうだろう」 薔薇水晶があの場から立ち去る際、窓ガラスの中に消えて行った。 真紅や翠星石といった他のローゼンメイデンとも名前の響きが似ているため間違いないだろう。 読み進めていく内に、主催側の者達がnのフィールドを経由して会場の出入りしていることが分かった。 「そういうことか!」 マウスを握り締めながら、ジェレミアが叫ぶ。 その背後で北岡も納得するように染み染みと頷いている。 「さっきのリストの中にあった真紅や翠星石って連中に掛けられてたギアスを覚えてる?」 「えぇっと、確か四人ともnのフィールドに入るなってギアスが……ああああああ!!」 北岡が言わんとしていることが理解できたのだろう。 つかさも大声を上げ、驚愕を顕にした。 「その人たちのギアスが無くなっちゃえば、V.V.さんに会いに行けるんだ!」 nのフィールドに入ることができるローゼンメイデン。 しかし彼女達には『nのフィールドに入るな』というギアスが課せられている。 「ギアスなら私のギアスキャンセラーで解除することができる」 橙色の仮面に覆われた左眼球を指差すジェレミア。 ギアスを解除できる彼と、nのフィールドに乗り込むことができるローゼンメイデン。 彼らが一堂に会すれば、主催側に乗り込める可能性が出てきたのだ。 「まだ翠星石は生き残っているな」 「翠星石ちゃんは真紅ちゃんの仲間だってレナちゃんが言ってました!」 「ああ、これなら行けるぞ!」 殺し合いに巻き込まれてからおよそ一日。 五十三人もの犠牲者を出し、今も何処かで命が潰えようとしている。 それでもこの場において、初めて明確な希望が生まれたのだ。 「だが、早く向かわないとまずいかもしれん」 参加者の動向のページを見ながらジェレミアは言う。 現在翠星石は地図にない診療所で休憩中のようだが、これからシャドームーンと戦おうとしている。 五人もの人間を虐殺し、今もなお血を欲している最強のマーダー。 この場に彼と邂逅したものはいないが、動向を読むだけでも恐ろしい敵であることは伝わってくる。 全力で衝突した場合、死亡してしまう可能性は十二分にあった。 「狭間、悪いんだけどさ、あの機械で翠星石の居場所を調べてもらえない?」 「Fー8だ」 「おいおい、あれ見ないでどうやって……ってひょっとしてもう調べてあったりしたの?」 「必要になると思ってな」 頭脳明晰な狭間は、情報を得た時点で翠星石に会う必要性に気付いていたのだ 「よし、じゃあ今すぐ車で――――」 「待て」 急いで部屋を出て行こうとする三人を静止したのは狭間。 窓辺に立ちながら、神妙な表情を浮かべている。 「なにのんびりしてるのさ、もし翠星石がやられちゃったら唯一の脱出法が無くなっちゃうじゃない」 「そうだ、それにシャドームーンと戦うなら頭数は多い方がいいだろう」 矢継ぎ早に繰り出す北岡とジェレミア。 「急いだ方がいいというのは同意だ、だが貴様らに話しておかなければならないことが一つある」 「それはそんなに大事なのか?」 「ああ、そうだ。先程貴様達は”唯一の脱出法”と言ったな?」 「言ったよ、それがどうしたっていうのさ?」 勿体振った言い方をする狭間に、ジェレミアと北岡は痺れを切らした様子である。 一刻を争う事態なのだから当然だろう。 「脱出法かどうかは分からないが、残された希望は一つではない」 だが、次に狭間の口から出た言葉で三人の動きは止まった。 「二つ目の希望が残されている、鷹野三四から託された希望がな――――」 ☆ ☆ ☆ 時間はレナが死亡した直後まで遡る。 「……貴様、生きていたのか」 背後で鳴った物音に反応して振り向く狭間。 そこに立っていたのは、先程まで戦っていた相手である鷹野三四。 直ぐ様警戒線を敷くが、彼女に戦意が無いことに気付くのはそう遠くなかった。 いや、戦意が無いのではない。 今の彼女は戦う事はおろか、立つことさえ困難なのだ。 口からは大量の血を流し、手足はぶるぶると震えている。 そして腹部には、背後が見える程の貫通傷。 「えぇ……」 もう長くないと、一目で分かる状態だ。 「何の用だ」 この期に及んで、まだ何かを企んでいるのか。 ギリッと歯を食い縛り、今にも倒れそうな彼女に対して狭間は露骨な嫌悪感を示す。 「お願いが……あるの…………」 だが、彼女が放ったのは懇願の言葉。 「お願い……だと?」 想定外の言葉に、狭間は声を荒げる。 あれだけのことをしておいて、自分が頼みを聞き入れると思ったのだろうか。 面の皮の厚さに辟易するが、鷹野は血を吐きながら言葉を紡ぎ続ける。 想定外の言葉に、狭間は声を荒げる。 あれだけのことをしておいて、自分が頼みを聞き入れると思ったのだろうか。 面の皮の厚さに辟易するが、鷹野は血を吐きながら言葉を紡ぎ続ける。 「ゴホッ、ゲホッ、雪代縁を……追い掛けて……」 雪代縁。 スザクと一緒にこの場を訪れ、騒ぎに乗じて姿を消した白髪の男だ。 「何故だ」 「あ、あの男が持っていった……デイパックの……中に……ゴホゴホッ……ゴフッ!!」 無理して喋り続けたせいか、鷹野は思い切り咳き込んでしまう。 続いて鳴ったのは、液体が泡立つような音。 咄嗟に両手で抑えるが、その隙間から大量の血液が流れ出ていた。 「おい!」 狭間がそれに気付いた瞬間、鷹野の身体は崩れ落ちる。 「あの男を……追い掛けて……デイパックの中に……ゲホッゲホッ!!」 「くっ……ディアラハン!」 横たわる鷹野に近付き、レナに施したのと同様の回復魔法を唱える。 死を防ぐことはできないが、傷を癒すことで話ができる状態に戻ると判断したのだ。 「ハァ……ハァ……雪代縁から……デイパックを……取り返しなさい……」 腹部の穴は消え、口からの吐血が止まる。 喋り方は辿々しいが、内容を理解することは出来た。 「あの中に……私がV.V.から盗み出した物があるわ……それを使って……ここから脱出しなさい……」 ラプラスに誘われるがままに会場に赴いた鷹野だが、目的を果たした後のことを考えてなかった訳ではない。 会場に置き去りにされることも見越していたため、一人の参加者として生き残る手段も考えていた。 情報を集め、予備の支給品をデイパックに詰め込む。 しかし、何かが足りない。 そう考えた彼女は、奥の手を用意した。 バトルロワイアルの運営に携わっていた彼女は、その根幹を為すシステムを概ね把握している。 脱出方法や首輪の構成、会場の秘密や制限の手段などを。 これらの情報は絶大なアドバンテージであり、これらを利用しない手はないと判断したのだ。 「何だと……ッ!? それは一体何なのだ」 「それは……それは――――…………」 詳細を告げようとして、彼女の言葉は途切れる。 狭間が呼び掛けるも反応はない。 彼女の魂もまた、黄金の海へと旅立っていた。 「何故だ、何故貴様は……」 盗み出した物の詳細は分からなかったが、殺し合いを覆すほどの物であることは間違いないだろう。 しかし、理解ができない。 自分を散々甚振った相手に、何故それを託したのか。 そもそも信用すると思っているのか。 合理的に考えれば考えるほど、狭間の思考は混迷に陥っていった。 ☆ ☆ ☆ 「あの女がそんなことをねぇ……」 「にわかに信じ難いが……何か心境の変化があったのかもな」 鷹野を撃破した直後、狭間達は重症の鷹野を尋問しようとした。 しかし、レナだけは彼女に手を差し伸べている。 直後に彼女は致命傷を負い、レナもまたスザクによって命を奪われてしまった。 だがもしその後も彼女が意識を保っていたなら、レナの最期を目撃していたのだろう。 「まぁ、俺達が知ったことじゃないんだけどね」 「そうだな、それで本題に入るが……その話を信用するのか?」 額に皺を寄せながら尋ねてきたのはジェレミア。 他の二人も訝しげな表情を浮かべている。 自分達を殺し合いに巻き込んだ上、直接襲撃してきた鷹野を信用できないのは無理もない。 「……私はこれを信じてもよいと思っている」 だからこそ、あえてそう言う。 「正気か?」 神妙な表情を浮かべて尋ねてきたのはジェレミアだ。 「無論だ、確かにあの女のしでかした事を考えれば信じる通りはない、疑うのも当然だ」 「だったら何故」 「だが、激痛に耐え、命を賭し、この事を伝えてきたあの女を私は信じてみたいと思っている」 腹部を貫かれる痛みは、普通の人間が耐えられるものではない 即死する可能性も十分にあり、よしんば生き残っても一言話すだけで激痛が全身を襲う。 その苦痛の中にいたにも関わらず、鷹野はこの情報を必死に託したのだ。 「竜宮や蒼嶋の教えてくれた信じる心を、ここで無碍にしたくないと思っているのだ」 雛見沢症候群によって、他人を一切信じられなくなったレナ。 だが彼女はそれを克服し、他人を信じる心を取り戻した。 そしてその姿に、狭間も信じる心を教えられた。 「疑うのは容易い、だからこそ私は信じてみたい」 それが鷹野の最期を見て、狭間が抱いた結論だった。 「……なら、今からその縁って奴を追うのか?」 「いや、翠星石との合流が最優先だ 彼女を含めた残りの信頼できる者達は全員固まっている、ストレイト・クーガーのみが一時的に離れているようだがな 一度彼らと合流してからでも雪代縁を追うのは遅くない」 このまま彼らがシャドームーンと激突する場合、犠牲者が生まれる可能性は極めて高い。 それだけは何としても阻止しなければならないだろう。 「それなら問題ないんじゃない」 「ああ、どのみちあの男は倒さなければならないしな」 狭間の言葉に納得した二人が首肯する。 あくまで翠星石との合流が優先であり、最終的に縁も倒すべき敵であるという点が信用の鍵になったようだ。 「じゃあ余計に早く行かなきゃ駄目ですね、急ぎましょう!」 会話に入るタイミングをようやく掴んだせいか、つかさの声色は妙に明るい。 「そうだな、今度は運転よろしく」 「変身してる時以外は役に立たないのだから、貴様が引き続き運転してはどうだ」 「ま、待て!」 出発しようとした三人を止めたのは、またしても狭間だった。 ただし前回と違い、今回の声は上ずっている。 「……今度はどうしたのよ?」 「私は貴様達を信用に値する者達だと思っている、だが……だが……」 「えっと、大丈夫ですか……?」 今までの尊大な口調とは一転し、今の狭間は妙に歯切れが悪い。 心配そうにつかさが覗き込んできている。 「……貴様達は私を信用出来るのか?」 無言のまま一分が経過した後、ようやく狭間は次の言葉を口にした。 「どういう意味だ」 「見たのだろう、私の詳細なプロフィールを」 参加者の詳細プロフィールには、全参加者の詳細な情報が詰め込まれていた。 当然その中には、狭間のプロフィールもある。 魔神皇として暗躍していた時の情報も、無論記載されていた。 「私はかつて魔神皇を名乗り、同じ学校の者達を魔界に封じ込めていた それでも貴様達は、私を信用できるのか?」 普通に話そうと努めても、どうしようもない程に声は上ずってしまう。 今までは成り行きで会話を交わしていたが、本来の狭間は他者との付き合いが苦手である。 そこに自らの悪事が露見したとなれば、行き詰ってしまうのも当然のことだった。 「はぁ……今更何言ってるのさ」 心底呆れたと言うように溜息を吐いたのは北岡。 「信用するとかしないとか、そういうのはとっくに終わってたと思ってたんだけどさ」 「そうですよ、狭間さんがいなかったら今頃私達どうなってたか」 「確かに貴様のしたことは許されることではない、だがそれは元の世界に帰った後に償えばいいだろう」 北岡の発言を皮切りに、他の二人も言葉を投げ掛けてくる。 信用するのが当たり前だと言うような物言い。 狭間がとんでもなく間抜けなことを言い出したかのような空気が漂っていた。 「それに……元の世界で人に言えないことやってたのは俺も同じだよ、悪徳弁護士なんて言われてたしね」 「私もいつもおっちょこちょいで、こなちゃんやお姉ちゃんによく迷惑掛けてたな」 「……私など純血派の名を借りて、日本人を殺していたこともある」 逆に自らの罪を吐露し始める三人。 そのやり取りを見ながら、狭間は口をぽかんと開けていた。 「……信じると言ってこのザマか、私もまだまだだな」 自嘲するように笑う狭間。 その際に呟いた言葉は、周囲の空気に紛れて誰の耳にも届かなかった。 「そうか……なら、改めて自己紹介させてもらおう」 どうしてこのタイミングで自己紹介するのよと、北岡が突っ込みを入れる。 その理由を答えるのなら、やはり彼が他者との交流に馴れていないからだろう。 だが、そんなことは気にせず、狭間は尊大な口調で言い放った。 「私は軽子坂高校2年E組の狭間偉出夫、そしてあらゆる魔法を習得した全知全能たる魔人皇 この私が来たからには安心するがいい 私は殺し合いというふざけた”もし”を破壊し、貴様らと一緒に元の世界に戻るつもりだからな」 何処までも芝居がかった口調に、目の前にいる三人は苦笑している。 「そのためには貴様らの力が必要だ、だから力を貸してもらう、拒否は許さんぞ」 「フン、当たり前だ」 「私に何が出来るか分からないけど……頑張ります!」」 「そっちこそ後でやっぱやめたとかやめてよね」 三者三様の反応だが、共通しているのは皆が彼を受け入れているということ。 満足そうに笑みを浮かべながら、狭間は一歩前へと踏み出す。 そして、こう言った。 「今後ともよろしく」 【一日目 真夜中/G-9 民家】 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備]:レイの靴@ガン×ソード、ゾルダのデッキ@仮面ライダー龍騎(一時間変身不可) [所持品]:支給品一式×3(水×2とランタンを消費)、CONTRACTのカード@仮面ライダー龍騎、CONFINE VENTのカード@仮面ライダー龍騎 FNブローニング・ハイパワー@現実(12/13) 、RPG-7(0/1)@ひぐらしのなく頃に、榴弾×1、ミニクーパー@ルパン三世 デルフリンガーの残骸@ゼロの使い魔、確認済み支給品(0~1)(刀剣類がある場合は一つだけ) [状態]疲労(小)、軽傷 [思考・行動] 0:殺し合いから脱出する。 1:翠星石のいるF-8に向かう。 2:つかさに対する罪悪感。 ※龍騎勢が、それぞれのカードデッキを持っていると確信。 ※一部の支給品に制限が掛けられていることに気付きました。 ※病院にて情報交換をしました。 ※レナ、狭間と情報交換をしました。 ※『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを閲覧しました。 【柊つかさ@らき☆すた】 [装備]なし [支給品]支給品一式×2(水のみ3つ)、確認済み支給品(0~1) 、レシピ『錬金術メモ』、陵桜学園の制服、かがみの下着、食材@現実(一部使用)、 パルトネール@相棒(開封済み)、こなたのスク水@らき☆すた [状態]健康 [思考・行動] 0:殺し合いから脱出する。 1:翠星石のいるF-8に向かう。 2:錬金術でみんなに協力したい。 [備考] ※錬金術の基本を習得しました。他にも発想と素材次第で何か作れるかもしれません。 ※アイゼルがレシピに何か書き足しました。内容は後続の書き手氏にお任せします。 ※会場に連れ去られた際の記憶が戻りました。 ※『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを閲覧しました。 【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [装備]無限刃@るろうに剣心、贄殿遮那@灼眼のシャナ [所持品]支給品一式×2(鉛筆一本と食糧の1/3を消費)、咲世子の煙球×1@コードギアス 反逆のルルーシュ、USB型データカード@現実、ノートパソコン@現実、 ヴァンの蛮刀@ガン×ソード、琥珀湯×1、フラム×1、リフュールポット×2、不明支給品(0~1)、 薬材料(買い物袋一つ分程度)、エンドオブワールドの不発弾(小型ミサイル数個分)、メタルゲラスの装甲板、メタルゲラスの角と爪 [状態]右半身に小ダメージ、疲労(小)、精神磨耗、両腕の剣が折れたため使用不能 [思考・行動] 0:殺し合いから脱出する。 1:翠星石のいるF-8に向かう。 2:V.V.を殺す。 3:他の参加者に協力する。クーガーとの約束は守る。 4:全て終えてからルルーシュの後を追う。 [備考] ※病院にて情報交換をしました。 ※制限により、ギアスキャンセラーを使用すると疲労が増大します。他にも制限があるかも知れません。 ※『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを閲覧しました。 【狭間偉出夫@真・女神転生if...】 [装備]:斬鉄剣@ルパン三世 [所持品]:支給品一式×2、ニンテンドーDS型探知機 インスタントカメラ(数枚消費)@現実、真紅の下半身@ローゼンメイデン、空飛ぶホウキ@ヴィオラートのアトリエ、 Kフロストマント@真・女神転生if…、ブラフマーストラ@真・女神転生if…、庭師の鋏@ローゼンメイデン、鉈@ひぐらしのなく頃に [状態]:人間形態、疲労(中)、魔力消費(大) [思考・行動] 0:殺し合いから他の者達と一緒に脱出する。 1:翠星石のいるF-8に向かう。 [備考] ※参加時期はレイコ編ラストバトル中。 ※『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを閲覧しました。 ※『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページのユーザ名はtakano、パスワードは123です。 またこれらを入手したことにより、以下の情報を手に入れました。 全参加者の詳細プロフィール 全参加者のこれまでの動向。 現時点での死者の一覧。 各参加者の世界観区分。 nのフィールドの詳細及び危険性。 「彼」が使用したギアスの一覧。 ※目的の欄を閲覧することはできませんでした。 【一日目 真夜中/G-10】 【雪代縁@るろうに剣心】 [装備]: 倭刀@るろうに剣心 [所持品]:レイ・ラングレンの銃@ガン×ソード、逆刃刀・真打@るろうに剣心、玉×5@TRICK、紐とゴム@現実(現地調達)、夜神月が書いたメモ ルパンの不明支給品(0~1)、支給品一式 、菊一文字則宗@るろうに剣心 鷹野のデイパック(さざなみの笛@真・女神転生if...、魔力の香@真・女神転生if...、体力の香@真・女神転生if...、???@???、その他不明支給品) [状態]:疲労(大) 、力+1、速+1 [思考・行動] 1:参加者を皆殺しにし、可能なら姉と抜刀斎を生き返らせる。 2:ヴァンへの怒りや敵意といった負の感情。 [備考] ※殺し合いを認識しました。 ※第一回放送における『緋村剣心』以外の死者の名前、及び禁止エリアの放送を聞き逃しました。 ※ギアス、コード等に関する情報を得ました。 ※戦闘後に何処へ向かったかは後の書き手さんにお任せします。 ※???@???は殺し合いを打破できる可能性のある物です。 ※スザクの支給品は全て燃え尽きました。 【○の香@真・女神転生if...】 鷹野三四が主催本部から調達。 体力を完全回復し、○を+1。 ○の部分には力、知恵、魔力、体力、速さ、運が入る。 【さざなみの笛@真・女神転生if...】 鷹野三四が主催本部から調達。 死亡した者をUNDEAD状態にして操ることができる。 UNDEAD状態の者に一切の攻撃は効かないが、回復魔法か破魔魔法を使うことで死体に戻る。 【手榴弾@現実】 鷹野三四が主催本部から調達。 夜神月に支給された物と同じ。 【倭刀@るろうに剣心】 鷹野三四が主催本部から調達。 由詑かなみに支給された物と同じ。 実は作中に二本登場している、探してみよう。 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に 死亡】 【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に 死亡】 時系列順で読む Back 魔人 が 生まれた 日(後編) Next 因果応報―終わりの始まり―(前編) 投下順で読む Back 魔人 が 生まれた 日(後編) Next 因果応報―終わりの始まり―(前編) 159 魔人 が 生まれた 日(後編) 北岡秀一 160 因果応報―世紀王 シャドームーンが1体出た!― 柊つかさ ジェレミア・ゴットバルト 狭間偉出雄 160 因果応報―終わりの始まり―(後編) 雪代縁 162 永すぎた悲劇に結末を――Please hold on to small children. 鷹野三四 GAME OVER 竜宮レナ
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コロシアムをもう一度 ◆ug.D6sVz5w 先刻の人形襲撃事件からしばらく、あんなことがあったこともあり、余計に留まっていることが危険だと判断した俺達は、「宣言」の聞こえた範囲であろう城のあるエリアから離れるためにただただ歩きつづけていた。 正直、さっきのあれ、動く人形のことが気にならんと言えば嘘になる。俺でさえそうなのだから、もしもここにハルヒがいたら大喜びであの謎をときたがるのだろうな。 ……が、ここで名探偵がいきなり現れてくれるのを期待するわけにはいかんし、そもそもこんな状況で現れる謎を解いてくれそうな人物と言えば、見るからに悪党面した奴が冥土の土産だ、とか何とか言いながら俺達を襲ってくる前フリにしかならんだろう。 いや、まあそこでいきなり現れるのが長門や古泉だったりしたら、後はあいつらに任せて、俺は事態が解決されるのを朝比奈さんを守ったりしながら見守ってしまえばいいから楽なんだが。 と幾分話は逸れてしまったが、現在俺達は先頭、陸。二番目にマオさん。そのもうすこし後方に俺。という三列形態で歩いている。 このような形で歩くことを提案してきたのは、実は陸だ。 人形襲撃事件の少し後、再び俺達が歩き出そうとした矢先に提案してきたのだ。 曰く、自分が先頭を歩くのは鼻が利く自分が先頭に立っているほうが俺達にとっても安全でしょう、だとか。 曰く、自分の鼻で警戒している限り不意打ちをされる心配はほとんどないから、キョンさん、つまり俺が一番後ろにいたほうがいいでしょう、だとか。 ……うん、まあ正直長門や古泉といった元々日常というカテゴリーから離れているような奴等や、なぜか銃器の扱いに慣れ親しんでいるようなマオさんといった相手からならまだしも、いくら喋れるとはいえ犬にさえ心配される自分というものが少々情けなくなってくる気もしないでもないが、実際役に立たないもんは立たないんだからしょうがない。 遠慮なく、お言葉に甘えさせてもらって俺は二人、いや違った。一人と一匹の後ろをてくてくと歩いている。 とはいえ、いきなり誰か――いや何かに襲われるということもなく、今俺達が歩いている場所なら聞こえていたとしてもおかしくはないあの「宣言」にやる気になった物騒な方や、逆に今の俺達のようにあの宣言を聞いて早々に逃げの一手をきめこむ参加者にも出会うことなく、俺たちは広い意味での城エリアからの脱出、ようするに天守閣の回りをぐるりと囲っている堀を無事に渡りきることに成功したのであった。 「マオさん、キョンさん、少々お待ちを」 と、世の中そんなに上手くはいかないのか、堀を渡りきったその直後に、いきなり陸が俺たちに待った、といってきたのだった。 「どうした? 陸」 「はい、比較的新しい人の匂いがします。おそらくはあちらの建物……」 と陸は視線を俺たちのほうからやや斜め前方へと動かした。 つられてそっちのほうに視線をやると、さっきまでいた城とは比べ物にならん近代的な施設、見た目からして俺たちみたいな一般庶民とは縁もなさそうな高級感ただようホテルがあった。 「あのホテルへ入っていったのでしょう。裏口から出て行ったということでもない限り、今もあの中にいると思われますが……」 目は口ほどにものを言う。どうしますか? と陸の視線は問い掛けている。 どうする――つまりはホテルの中にいるであろう人物に会いに行くかどうか、ということだろう。 ……ってだからどうしてそんな話題を俺に振るんだ。 今までの経験から言わせて貰うと、どこぞの異次元ででかいカマドウマに襲われたときがそうであったように、正直こういう状況は専門家に任せるのが一番いいと俺は思うわけだ。 というわけで陸からの視線に華麗にスルーを決めた俺は、そのままマオさんに期待を込めた視線を向ける―ーと。 「ちょっ、ちょっと何をやってんですか! マオさん!」 俺は思わず大声を上げてしまっていた。何を思ったのかマオさんは平然と陸が言うところの他の参加者が潜んでいると思しきホテルへと歩いていっていたのだ。 ホテルのロビーというものは基本的に見渡しがいいが、ちょっと奥の方に行けばフロントやらなんやらがあり、身を隠すのには実に都合がいい場所でもある。 つまり俺が何を言いたいのかというと、だ。もしもあそこにいるのがヤる(もちろん殺すと書くほうの殺るだ)気になった参加者だったら身を隠さずに近付いているマオさんはいい的にしかならないだろう。 と俺がそんなことを考えてマオさんを止めにいくべきか、下手な動きは見せないほうがいいのか躊躇している間に、一体何がやりたかったのか入り口付近まで近付いたマオさんは、あっさりとホテルへと入ることなく引き返してきたのであった。 「あ、キョンくん。ただいま」 「マオさん何をやってるんですか危ないでしょう! あのホテルにいるのが危険人物だったらどうするんですか!」 と俺はついつい声を荒げてしまったのだが、そんな自分にしては激しい剣幕のつもりだったそれもマオさんにはまるで応えないものだったらしく「大丈夫、大丈夫」と軽い笑顔で返されるのであった。 「それで?」 「うん? それでって?」 「いやマオさん、何しにいったんですか?」 「ああ、そのことね」 マオさんは納得したように頷いた。 「いやあ、あのホテルに立てこもってるのがひょっとしたらあたしの知り合いかなー、と思って調べにいってみたんだけどね。残念だけど、ソースケ達やテッサはあそこにはいないみたいね」 まあソースケなんかは早々にかなめやテッサとと合流したりしない限りは篭城なんかせずに動き回ってるんだろうけど、とマオさんは一人呟いた。 いや、いないみたいってあんた中に入ったり声をかけたりなんか一切していないだろう。 「いないみたいって……え? 何で中にも入っていないのにそんなことがわかるんですか?」 「ああ簡単よ。あたしの知り合いに限らず、ちゃんとした知識をもってこんな始まったばかりの状況で篭城っていう戦略をとる奴なら建物の中まで入ってこなくても、相手をきちんと確認しておく、そのための手段ぐらいは用意しているのが当然なわけよ」 「はあ……」 つまりその入り口付近にまで近付いてみたけど、マオさんに反応した様子がないから知り合いはいない、とこういう事を言いたいのだろうか。 「……でも、そんなやり方危険じゃないですか?」 「ああ、平気平気。あそこにいるのがたった一人の生き残りを目指すプロだったとしても、ホテルの中に入るまでは襲ってきたりはしないわよ」 「なるほど、私たちの場合は匂いでホテルに立て篭もっている者がいるということがわかりましたが、そうでないほかの参加者達にとってはホテルに誰かがいるかどうかはわからない。 しかし、ホテルの外にいる者にまで無差別の襲撃を仕掛けてしまえば、ホテルに誰かが潜んでいるのはわかる。そしてその場合ホテルの中にいるものは逆に袋の鼠になる、ということですね」 マオさんの言葉を受けて陸が解説をいれてくれる。 ……まあ、何だ。犬に解説を受ける自分というものに疑問を感じたりはしてないぞ。 「で、どうする? キョンくんも見に行ってみる?」 言われて俺は考えてみる。 仮にあのホテルに俺の知り合いがいるとして、だ。 長門の場合……あいつだったら俺がここまで近付いた時点で何らかの行動をとっているとみていいだろう。 古泉の場合……まああいつならマオさんが言ったような備えをしてここに立てこもる場合もある、のだろうか。 朝比奈さんの場合……彼女があそこにいるとしても絶対にどこかの一室で小さく震えているのだろう。 ハルヒの場合……はないな。この状況がアイツが望んだ物とはさすがに思えんが、それでもアイツのことだ。 こんなわけのわからん事態に巻き込まれて、じっと閉じこもるなんていう選択肢をとるようなことはない。それだけは断言できる。 とこう考えてみるとあのホテルに俺の仲間(朝倉を除いてあえてこういう)がいた場合、かなりの確率でリアクションがあると考えられるわけだが、やっぱりと言おうかなんと言うか、俺がロビー前までいってみても長門の無表情も古泉のにやけた顔も、はたまた万に一つの朝比奈さんの愛らしい顔も一切現れることはなかったのであった。 「おかえりー」 「はあ、ただいまです。……陸、このホテルに誰かが入っていったのは間違いないんだよな?」 「はい、キョンさん。それだけは間違いありません」 つまり、だ。 こうなってくると可能性は三つしかない。 一つはホテルに入っていった誰かがすでに従業員出口などから出て行ったケース。 ただ、この場合は何でそいつはそんな面倒なことをしたのかという疑問が残っちまう。ホテルに誰かが入っていったということがわかる俺たちのほうが特殊なケースだ。だったらどうしてその誰かさんはそんなわけがわからんことをしたのであろうか。 「んー? ロビーの中にトラップでも仕掛けたんじゃない?」 とはマオさんのセリフ。専門家の言うことだけあって、言われた途端、あの出入り口が禍々しく見えてくるから不思議ではある。 と、二つ目のケースは危険人物が潜んでいるケース。 この場合も下手にホテルに侵入しさえしなければまあ安全だろう。 で三つ目。中にいるのが安全な人の場合。 この場合は中にいるのは俺たちの知り合いではないか、話を聞く分には唯一そういうことに気が回りそうにない俺の知り合い朝比奈さんということになるわけだ。 まあこのように状況を整理してみても、結局このホテルに入ってみるべきか、それとも無視するべきかという結論は一切出ていないのだが。 「む?」 どうしようか俺たちが態度を決めかねていると、不意に陸が顔をあげて、北のほうを向いた。 「陸、どうした?」 「この匂いは……いや、間違いない!」 言うなり陸はいきなり北のほうに向かって駆け出した。 「おい、陸! っといきなりなんだって言うんだ」 とはいえ一匹で行かせる訳にもいかないだろう。ひとまずホテルの件は後回しにして、俺とマオさんも陸の跡を追いかけることにした。 当たり前の話ではあるが、犬と人間ではその走る速さはまったく比べ物にはならない。 それでも俺たちが陸を見失うことがなかったのは、陸の移動した距離がそれほどの遠くはなかったからだ。 北にわずか数百メートル。とはいえついさっきまで俺たちがいたホテル前は見えなく距離。 前のほうに見えてきたそれほど大きくはない橋を渡り終えようとしている二つの人影。その片方にむかって陸は近付いていく。 「シズさま! ご無事で何よりです!」 「……陸?」 陸に遅れることわずか。まだまだ余裕の表情のマオさんと多少息切れした俺が見たのは緑色のハイネックのセーターを着た長身の優しそうな男の人と、その人の前で畏まっている陸。そしてその様子を面白そうに見ている金髪の外人さんだった。 「……君達は?」 「ああいえ、シズさまご安心を。彼らは危険な人物ではありません」 陸より遅れて到着した、彼らにしてみればいきなり現れた俺たちに警戒の目を向けてくるシズさんと、慌ててそれにフォローを入れる陸。 まあここはちゃんと自己紹介をするところだろうな。 「ええと……」 「こちらの男性がキョンさん。私を支給品として引き当てた方です。そしてあちらの女性がマオさん。開始直後からキョンさんと同行しておられます」 「……キョンといいます。その、なぜか参加者名簿のほうではこういう名前で登録されていますから、そう名のらさせてもらいます」 「メリッサ・マオよ。ま、よろしく」 「そうか、陸が世話になったようだな。礼を言わせて貰おう。陸から聞いているかもしれないが、私はシズという」 「どうも、こちらこそよろしく」 とまあこのように自己紹介を行っていた俺たちではあったのだが、次のシズさんと同行していた女性――アリソンさんの自己紹介で大いに驚くこととなる。 「私はアリソン。アリソン・ウィッティングトン・シュルツ。まあアリソンって呼んでね。こう見えてもロクシェの軍人よ」 ……ロクシェ? 一応俺は普通の学生だ。この普通というのは学校の成績も普通ということであり、別に世界の国々すべての名前を暗記しているほどじゃない。 だから知らない国があってもまるでおかしくはないのだが……それでもそのロクシェという国名は知っているとかではなく、聞いたことさえない。 「……えーと、どこの軍人って?」 そのロクシェとやらに聞き覚えのないのはどうやらマオさんもおなじだったようで、頬を掻きながらアリソン・ウィッテ……アリソンさんに尋ねている。 「だからロクシェよ、ロ・ク・シェ。そんなに信じられないかなぁ」 まあ、確かに言われてみればアリソンさんからは世間一般で言うところの軍人という単語でイメージされるようなお堅いイメージはないのだが。 ただ、この場合聞き返した理由はその繰り返した国名にまるで聞き覚えがないことなんだが。 かくして軽い自己紹介で済むはずだった俺たちの出会いは、お互いの常識をつき合わせる本格的な会談へと変更されることとなった。 そうして結局、この場にいる四人の常識がまるで異なることに気がつくのは、もう少し時間が過ぎてからのことになるのであった。 「……嘘、とか冗談じゃないのよね?」 元々シズさんといっしょに旅をしていたらしい、陸以外の四人、ちなみに陸は誰か近付いてくる奴がいないか警戒をしてくれている、の話を合わせてみた結果。 最初に全員が別の世界から集められたということに気がついたのは俺だった。 一応ハルヒが作り出した閉鎖空間やらなんやらに閉じ込められたことがある経験が役に立ったといえるのだろう。……まるで嬉しくはなかったが。 それはさておき、信じられないといったような顔と声でアリソンさんが呟く。まあその気持ちはわからんでもないが。それはお互い様という奴だろう。 なにせそのアリソンさんの世界では、国が二つ――さっき言ったロクシアーヌク連邦とやらとベゼル・イルトア王国連合というところしかないだとか。 他にも大陸が一つだけしかないとか、世界暦とかいう聞いたこともない暦を使用しているだとか。 仮に彼女が嘘を言っているんだとしたら、軍人じゃなくて小説家になるべきだと俺は思うね。 「……」 「……」 驚いているらしいのはシズさんやマオさんも同じだ。口に出してはいないものの、その顔はありありと驚きの表情を浮かべている。 シズさんの世界ではさまざまな国があって、技術的にも文明的にも俺たちの世界以上にバラバラに進んだり、そうでなかったりしていて、またそういった国から国へと旅する旅人さんというのが結構メジャーらしい。 マオさんの世界はかなり俺の世界に似ていて、日本やアメリカと同じ名前の国もあったりして、一旦は俺とマオさんは同じ世界からきたのかなー、とか思ったりもしたのだが、AS――アーム・スレイブだとかいうガンダムみたいなでかいロボットがある、俺たちのところよりもう少し科学技術が進んでいる世界らしい。 四人と一匹が集まって、四種類の異なる世界。いや、俺たちが知らない名前も名簿に載っていたりする以上、もっと異世界はあるのだろう。そう考えてみると、この消滅していく世界とやらもやっぱりそうした異世界の一種なのだろうか。 とまぁ、この世界における俺の浅知恵な考察はこの辺にしておこう。 この殺し合いゲームで俺みたいな一般ピープルが一人が悩んだところで答えが見えるはずもない。 何度も言うが、俺は至って普通の男子高校生だ。宇宙人でも未来人でも超能力者でもないし、そうなりたいとも思わない。 ただちょっとばかり、周りが特殊すぎるだけだ。ライオンの檻の中に一人迷い込んだネコみたいな存在なんだよ、俺は。 ああ、ちなみに。 その情報交換の際にわかったことなのだが、実は軍人だったアリソンさんの他にも、シズさんは旅人さんで一人と一匹で無法地帯を旅することができるぐらい腕が立つらしいし、只者じゃないと思っていたマオさんも実は傭兵で腕はいいらしい。 だから、この人たちといっしょに行動して、後は長門やハルヒを見つければミッション・コンプリート。 あいつらの不思議パワーで俺たちはめでたく帰還することに成功……というわけにはいかなかった。 「我々も後はティーを見つけるだけですね」 二度あることは三度ある、とか言うが……やっぱりそのきっかけを作ったのは陸だった。 「……ティー?」 とりあえずマオさんは宗介、クルツ、テッサ、かなめという人を。 アリソンさんはリリアーヌ・アイカシア・コラ何とか……リリア、トラヴァス、トレイズという人を。 かくいう俺もハルヒに長門に朝比奈さん、それにおまけの古泉とそれぞれに探し人がいる。 で、この場にいるもう一人、シズさんには探している相手はいないのか聞くと、本人が返答するよりも先にその足元で控える陸が答えを返し、その答えにほかでもないシズさんが不思議そうな表情を浮かべたのであった。 「陸、どうして私たちがそのティーという参加者を捜す必要があるんだ?」 「え? 何をおっしゃるのですかシズさま?」 シズさんは不思議そうな表情を浮かべ、陸も表情こそ笑っているようなままではあったが、その声と雰囲気からはありありと困惑の気配が感じられる。 「あ、あのちょっと!」 「なんですかキョンさん?」 微妙な空気が流れる二人に慌てて俺は待ったをかけた。 「あのー、何か話が食い違ってるみたいですから、さっきまでの俺たちのように、その、情報交換などをしてみては……」 「そうだな、いい考えだ」 いやマジで驚いたね。 ぱっと見、線の細い好青年風の見た目のシズさんだが、正面からじっと見られたときの圧力はものすごい。まあ、すぐに表情を緩めてくれて、それと同時にその得体の知れない圧力は霧散したわけだが、シズさんが凄腕ということは雰囲気だけで、素人の俺にもわかるほどだった。 まあ、そんな俺の感想はさておき、シズさんと陸は情報交換をはじめていた。 一番最初に驚いたのが、シズさんが実は王子様だということ。 人は見掛けによらんとよく言うが、まあさっきまで普通に話していた相手が元王子様だー、などいきなりいわれてもそれは凄い、ぐらいの感想しか出てこない。 ちなみに驚いている俺の近くでアリソンさんが「ここにも王子様ねー」などと気楽に言っていたのはやたらと印象に残った。 また話が逸れちまったな。 いつもバギーで旅をしている。そのバギーは戦場跡でシズさんが拾った物。拾った時期はシズさんが陸と出会う前のこと。 ここらへんまでは二人の情報はまったく一緒だった。 ――が。 「そのバギーは一度整備に出したことがありまして」 「いや、陸。あれは整備に出したことなんかないぞ」 そこから先の陸の知識はシズさんが一切知らないことだった。 シズさんの旅の目的地である国の少し前でバギーの調子が悪くなり、整備に出したことがあること。 その国で一人の少女と出会って、すぐに死に別れてしまったこと。 その後、旅の目的だった国には着いたが、その旅の目的――その国で行われている命懸けのトーナメントで生き残ったたった一人に与えられる王との面会の機会を利用した王の、つまりシズさんの父親の暗殺、はこの会場にもよばれているキノというパースエイダー(俺たちの世界でいうところの銃のことらしい)使いに敗北して、果たせなかったこと。 そのキノさんが代わりに王様を殺してしまったこと。 それで色々吹っ切れたシズさんは自分の居場所を求めて旅を続けることにしたこと。 その旅の途中で別の大陸に渡るために大きな船に乗り――色々あって新しくティーという少女もいっしょに旅をすることになったということ。 「……以上が私がシズさまのお側で見聞きしてきたことです」 「そんな……そんな……」 陸の話が終わる少し前から、シズさんは呆然と同じ言葉を繰り返している。 まあその気持ちはわからんこともない。 命をかけても果たそうとしていた目的が、自分の手で果たせないことがわかってしまったんだからな。 「シズさま……」 「……いや陸、大丈夫だ」 そんな全然大丈夫じゃなさそうな顔と死にそうな声でシズさんはぼそりと言う。 それがあまりにも辛そうに見えたので、ついつい俺は言ってしまったのだ。 ――言ってはいけなかったことを。 「しかしどうして私は覚えていないのだ……」 「あ、あのシズさん……」 「……なんだい? えーと……」 「あ、キョンです。あのおそらくの話なんですが、シズさんはさっきまで陸の話していたことを覚えていないんじゃなくって知らないだけなんだと思います」 「……? どういうことだいキョンくん」 「俺たちは別の世界から集められたみたいですけど、例えばシズさんとそのティーっていう子、アリソンさんならえっと……ああ、リリアさんとかいうように同じ世界から呼ばれた人もいますよね?」 「ああ、そのようだが……」 「ひょっとしたら、の話になるんですが、その人たちも微妙にずれた時間から呼ばれた可能性もあります」 「「「は?」」」 俺の言葉にシズさんのみならず、アリソンさんやマオさんも俺の言葉に不思議そうな表情を浮かべた。 「ちょっとキョンくん、それってどういうこと?」 「さっき俺が探しているのはハルヒって奴と長門に朝比奈さん、古泉の四人だけと話しましたよね?」 「ええ、そうね」 一番最初に疑問の言葉をぶつけてきたマオさんに俺は答えを返す。 「まあ、名前の載ってない9人がどういうやつかはわからないのでそれは別としますが、実際に合流したいのはその4人だけって言うのには間違いはないんです。けど、実はもう一人この名簿には俺の知り合いが載っているんですよ」 「何で合、……ってひょっとして」 「はい、多分それで正解です。昔俺はそいつ、朝倉涼子に命を狙われたことがあるんですよ。ってまあそれは今は関係ないですね。問題なのはそいつは俺に襲い掛かってきた時に、別の奴に返り討ちにあって、間違いなく死んだはずなんですよ」 「……でも確かに名簿に朝倉涼子の名前はある」 はい、とシズさんの言葉に俺は頷いた。 「異世界の移動とタイムスリップ、どっちのほうが高い技術が必要なのかは俺にはわかりませんけどね。それでも間違いなく、どちらも可能にする技術って言うのは存在しているんです。だから多分朝倉もその返り討ちにあって消滅するより前の時間からよばれているんじゃないかな、と」 「同姓同名の赤の他人、その可能性は?」 「その可能性もあるとは思います。でも……」 「いや、すまない。今のはただの揚げ足取りだな」 そう俺に謝るとシズさんは苦笑した。 「だからシズさんも無事に脱出しましょう。まあ確かに自分の手で目標を果たせないっていうのは辛いことかもしれませんけど、逆に考えたら目的が必ず果たされることがわかってるんだからラッキーじゃないですか!」 「そうだな、無事に帰れば……」 うんうんとシズさんは自分を納得させるように何度も頷いた。 「はい、じゃあ話はここまで!」 ぽん、と軽くマオさんが手を合わせ、立ち上がった。 「お互い探す相手もいることだし、とっとと知り合い見つけて元の世界に帰りましょう」 「ええ、頑張りましょう」 「そうね」 俺とアリソンさんもよっこいしょと続けて立つ。 「ほらほら、シズもいつまで座ってんの」 やっぱりまだ立ち直りきってはいないのか、座り込んだままのシズさんにアリソンさんが近付いていき、その手を引っ張って半ば無理矢理に身を起こさせた。 「ああ、そうだな……陸、こっちへ」 「はい、なんでしょう」 立ち上がったシズさんは陸を呼ぶ。 さすがというか、なんというかシズさんに呼ばれるや否や、再び俺たちの先頭を行こうとしていた陸は最後尾のシズさんの下へと素早く駆け寄った。 「あっと、そういえばマオさん」 「何、キョンくん」 「さっきのホテルの方はどうしましょう 「あーっとそうね……あの二人にも聞いて――」 「――ぁ」 その時背後から何か聞こえた。 後ろにいるのはシズさん、アリソンさんそして陸だ。 何かあったのか、と振り向こうとした俺だったのだが、 「――どわっ!」 不意のことだった。 何を思ったのかマオさんが俺の背中を引っ叩いたのだ。 当然何の心構えもできていなかった俺はバランスを崩してつんのめり、地面に熱烈なキスをする羽目になった。 「マオさ――」 マオさん、何をするんですか! そういうつもりだった俺の言葉は……その半ばで遮られた。 「……は?」 え? 何がどうなったって言うんだよ。 いや、何がどうなったか、なんてことは目の前の光景を見りゃあわかる。 「――何を」 だから俺は単に判りたくはなかったのだろう。 ――今となっては目の前、実際には俺の少し後ろで何が起きていたかなんてことを。 「何をやっているんですか! シズさん!」 ああ、そうさ。 わかりたくなんてなかったさ。 ――シズさんがアリソンさんの胸に「刀をつきたてている」理由なんてものはな! 陸の姿はいつのまにか消えている。 シズさんが持っていたデイパックがいつのまにか地面に置かれているところを見ると、ひょっとしたらあの中だろうか。 アリソンさんの表情は背中を向いていて見えない。ただ、ぴくぴくと体が震えているからまだ死んではいないのだろう。 ――そして、シズさ、シズの表情は静かだった。無表情のままでアリソンさんを突き刺していて、そして無表情のままでその体から刀を引き抜く。 かはっ、と空気がもれるような音がして、アリソンさんの体が力なく仰向けに倒れこんだ。 その次の瞬間。 聞き覚えのある轟音が俺のすぐそばで聞こえた。 マオさんが銃をシズ目掛けて発射したのだ。 だが、その一撃は当たらない。アリソンさんから刀を引き抜くや否や、シズは軽く横に跳び下がっており、代わりにシズが直前までいた地点の後方の道路がバシッと爆ぜた。 「――ほう、早いね」 「どういうつもりよ?」 感心したような声のシズに冷たい声を返すマオさん。 「どういうつもり、か。別に言うまでもないと思うが」 「殺し合いに乗っていないんじゃなかったの?」 「さっきまでは乗っていなかった、だな」 平然というシズに俺は思わず怒声を浴びせていた。 「なんで! 何でアンタはそんな馬鹿な心変わりをしたんだよ!」 「なんで、か。理由は君が言ったんじゃないか」 「……は?」 「我々は別の世界、別の時間から呼ばれているんだろう?」 「……ああ、多分な」 「そして、あの人類最悪とやらは最後の一人は元の世界に返すと言っていた。 さて、じゃあ聞こう。仮にあの人類最悪が予想もしない方法でこの場から逃げ出すことができたとしても、私たちは元の世界、元の時間に帰ることができるのか?」 「できる!」 「君ができる、じゃないんだろう。なら一番良い方法は優勝して確実に元に戻してもらうことだ」 「そんなわけ――」 「キョン君」 なおも言い募ろうとした俺をマオさんが止めた。 「こういうバカには何を言っても無駄よ。この馬鹿の相手は私がするから君は逃げておきなさい」 シズから視線を逸らさぬままでマオさんは俺に逃げろといった。 「何で……」 「とりあえず、君はお姉さんが守るって約束したからね~。人質とかにされたら困っちゃうわけよ」 ――言葉こそは優しいが、それは足手まといは引っ込んでいろ、というマオさんの宣言だった。 もう一度言わせて貰おう。俺は至って普通の男子高校生だ。宇宙人でも未来人でも超能力者でもないし、そうなりたいとも思わない。 ただちょっとばかり、周りが特殊すぎるだけだ。ライオンの檻の中に一人迷い込んだネコみたいな存在なんだよ、俺は。 だからこんな場面で役立たずになるのは当然だし、逃げたほうが良いってことぐらいはそんなに良くない俺のあたまでもわかるさ。 ――けどな、だからってここでおとなしく尻尾を丸めて逃げ出せるほど、俺は人間ができちゃいねえんだよ! 「うおおおおおぉぉっ!」 「「な?」」 シズとマオさん、二人の驚きの声が重なった。 おそらくはマオさんは俺が指示を無視して、前方へと駆け出したことと、もう一つのある事実に。 そのもう一つの理由にはおそらくシズも驚いたことだろう。 マオさんにせよ、シズにせよ、最初に陸を追いかけて二人に合流した時に俺の走るところは見られている。別にあの時全速力で走っていたわけじゃあなかったが、それでも合流した時の息切れ具合なんかから、オレの全速力はおおよその検討はついていたことだろう。 だが、今の俺のスピードはそれよりはるかに速い。 別にタイムを計ったわけじゃないから正確にはいえないが……オリンピックの短距離走選手ぐらいのスピードは出ているという自覚はある。 もちろん普通の学生に過ぎない俺がそんな運動能力を持ち合わせているわけじゃない。 そこまでの速度を出せるのは偏に俺の支給品のおかげだ。 ――発条包帯(ハードテーピング) 。 超音波伸縮性の軍用特殊テーピングとかいうぱっと見、よく雑誌の裏とかに載っているお手軽健康グッズみたいな代物だが、その効果は本物だった。 シズと倒れているアリソンさん、この両者のいる場所までの十数メートルの距離が、あっという間に短くなっていく。 そしてその注意書きにも嘘はなかった。 (キツイな……) 一歩を踏み出すそのたびに足元からものすごい衝撃が突き上げてきて、気が遠くなりそうだ。 これは発条包帯(ハードテーピング) の注意書きに書かれていたことだった。 要するにこれを使えば筋力は増大するが、道具によって筋力を引き上げるだけで、俺の筋肉まで強くなったわけじゃない。つまり自分の力に耐え切れなくなるのだ。 シズの場所まで後数歩。 ああ、わかっているさ。いくらこんなもんで強くなったところでアイツみたいな元々非常識的な相手に勝てるわけないってことぐらいはな。 ――だから俺の狙いは最初からただ一つ。 アイツの間合いに入ったのか、シズの奴がマオさんからも視線は外さずに、それでもこちらにも注意を向けて刀を構える。 「うおおおぉぉぉ!」 「……しまっ!」 そのまま俺は奴の側へと近付くと、その側に倒れているアリソンさんの側へと駆け寄った。近付かないとわからないぐらいだが、アリソンさんの胸は確かに上下に動いている。 よし、生きている! 俺はそのままアリソンさんを抱えあげる。 発条包帯(ハードテーピング) は足の他に腕にも巻いている。 本来の俺の力なら絶対に無理なそんな芸当も今の俺なら簡単にできる。 「マオさん! 後は頼みます!」 俺の狙い、それは最初からアリソンさんを助けることだ。 何だかんだいって、マオさんもいい人だ。 あのまま俺一人が逃げ出したところで、シズが倒れたアリソンさんを盾にするように戦えば苦戦は免れないだろう。 だが、アリソンさんさえ助けてしまえば後は銃対刀、マオさんの優位は揺るがない。 後はここから距離をとって、アリソンさんの傷を何とかすれば―― 「キョン君、危ない!」 「え? うわ!」 油断してしまったのだろう。 マオさんの声とほぼ同時に俺の足に何かがぶつかった。普段ならたいしたことはないその衝撃も、今の俺のバランスを崩すには十分すぎる威力があった。 走っている最中にバランスを崩せばそいつは倒れてしまうに決まっている。 だが、俺の両腕はアリソンさんを抱えることに使われている。 ――その結果。 「う、うううう」 「……悪いが逃がすつもりはない」 俺は手をつくこともできずに地面へと倒れこみ、体の前方を強かに打ちつけた。 アリソンさんを離さなかった自分の根性は正直、自分自身を誉めてやりたいぐらいのもんだが、今はそんな場合じゃない。 ふと見ると、俺の側にそれほど大きくはない石が転がっていた。 シズは咄嗟にそれを蹴飛ばすか何かして俺にぶつけたのだろう。 「あなたも下手な動きは見せないで貰おうか」 「……この」 シズの言葉にマオさんは悔しそうに唇をかむ。 あくまでもマオさんを警戒しつつ、時折ちらちらとこちらを見ながらシズはゆっくりとこちらに近付いてくる。 こっちを人質にしようというつもり、なのだろう。 それがわかっているなら逃げりゃあいいんだろうが、足が痛い。 ……別にガキみたいな泣き言を言っているんじゃないぞ。元々発条包帯(ハードテーピング) をつけていなけりゃ俺が全速力で走ったところでシズからは逃げられない。 だが、この足だと逆に自分の力に耐え切れないのだ。 せいぜい走れて数メートル……って何で気がつかなかったんだよ、俺。 数メートルも走れるんなら何とかなるじゃないか。 「……マオさん、勝ってください」 「……まだ!」 後もう少しだけ持ってくれよ、自分に祈りながら俺はもう一度駆け出した。 シズの舌打ちに少し遅れて、銃声が響いた。 マオさんの援護射撃だろう。明らかにシズの注意が逸れたのがわかる。 「……っ、はぁ」 「くっ、しまっ!」 精一杯走ってもこの程度しか進めない数メートルの距離。 だが、その距離を走り終える前に俺がどうするつもりなのか理解したらしいシズが悔しそうな声を出す。 ――俺のいる場所、そこはつい先ほどアリソンさんとシズが渡ってきた橋の上だ。 当然ながらその橋の下には川が流れている。 (痛くないぞ、痛くない。後ついでに怖くない。) 覚悟はしていたがやはり十メートル近いその距離は恐怖だ。 だけどそんな事いっている場合じゃねえだろうが! 俺は一気に橋から身を投げた。 さっきの俺と同じかそれ以上の速度で水面が近付いてくる。 「――っ!」 そして俺の意識は暗転した。 ◇ ◇ ◇ 「――勇敢だな」 「そうね、あの子はアンタやクルツみたいなのよりいい男になるんじゃない?」 キョンが橋から身を投げた直後から、二人はすでにお互いしか見ていなかった。 橋から身を投げた二人が気にならないといえば嘘になるが、お互いに理解していた。 ――他のことに気を配ってしまえば、死体になるのは自分のほうだと。 「さてと、じゃああの子を助けるためにも、ここでのんびりとアンタみたいなバカと一緒にいるつもりはないの」 「奇遇だな。私も少しでも早く、自分の為すべき事を為さねばならない」 言葉と共にマオは銃を構えて狙いを定める。 シズは刀を構えて、じりじりとマオとの間合いをつめていく。 ――死闘がここに始まった。 【C-4/橋の近く/一日目・早朝】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:気絶、両足に擦過傷、中程度の疲労 [装備]:発条包帯@とある魔術の禁書目録 [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品0~1個所持) [思考・状況] 0:……(気絶中) 1:この場から離れ、アリソンを治療する。 2:SOS団と合流し、脱出する。 3:マオやアリソンの知り合いも探す。 [備考] ※気絶は落ちたショックで少し気が遠くなった程度、それほど時間はかからずに目が覚めるでしょう。 【発条包帯@とある魔術の禁書目録】 学園都市製の超音波伸縮性の軍用特殊テーピング。 筋肉を補強することができる。 名前からすると関節を外側から引っ張る人口筋肉のようなものだと思われるが、 「高機動では肉離れを引き起こす」と言う記述からすると、筋力そのものも強化しているらしい。 駆動鎧に使われている身体強化を行う部分のみを取り出したようなものであるとのこと。 結果として、増大した力に使用者自身が耐えられず、長時間の使用は使用者自身にダメージを与える。 【アリソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ】 [状態]:気絶中、右胸に背中まで突き抜けている傷。 [装備]:なし [道具]:デイパック、支給品一式、カノン(6/6)@キノの旅、かなめのハリセン@フルメタル・パニック! 、カノン予備弾×24 [思考・状況] 1:……(気絶中) 2:リリア達と合流。 [備考] ※胸の傷は早急に手当てしないと命に関わります。 【シズ@キノの旅】 [状態]健康 [装備]贄殿遮那@灼眼のシャナ [道具]デイパック、支給品一式、陸、不明支給品(0~2個) [思考] 0:生き残る。 1:優勝して、元の世界元の時間に戻って使命を果たす。 2:メリッサ・マオを殺す。 3:未来の自分が負けたらしいキノという参加者を警戒。 4:陸はできれば何も知らせずに元の世界に返してやりたい。 [備考] ※ 参戦時期は6巻『祝福のつもり』より前です。 【メリッサ・マオ@フルメタル・パニック!】 [状態]:健康 [装備]:モスバーグM590(6/9) [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品0~2個所持) [思考・状況] 1:シズを倒す。 2:キョンを守る。 3:仲間達と合流。 4:自身の名前が無い事に疑問。 [備考] ※四人とも参加者は異なる世界、異なる時間から呼ばれていると全員判断しています。 ※四人はフルメタル・パニック、リリアとトレイズ、キノの旅、涼宮ハルヒの憂鬱の世界についてある程度知りました。 ※それぞれの知り合いの情報を交換しました。 投下順に読む 前:みことマーダラー 次:ラスト・エスコート 時系列順に読む 前:SIDE BY SIDE 次:ラスト・エスコート 前:粗悪品共の舞踏会 キョン 次:いつか、届く、あの空に。 前:粗悪品共の舞踏会 アリソン・ウィッティングトン・シュルツ 次:いつか、届く、あの空に。 前:粗悪品共の舞踏会 シズ 次:銃と刀 前:粗悪品共の舞踏会 メリッサ・マオ 次:銃と刀
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緋色の空 -the sky of FLAME HAZE-(後編) ◆EboujAWlRA 【4】 その男はおぞましい姿をした男だった。 全身に重度の火傷を負い、今ここに生きていることが奇跡のような存在だった。 顔面も首も腕も脚も胴体も、全てが炎に焼かれている。 それでも、精気に満ち溢れたその男の姿に、クーガーのアルター能力は動きを止めた。 「アンタは……志々雄、だったな」 その男の名を間違うような真似はしない。 それは男を信頼しているからではない。 むしろ、その逆。 この剥き出しの刃のような男が全く信用に置けないからこそだ。 自らの心を研ぎ澄ませるために、クーガーは男の正しい名前を口にしたのだ。 「覚えておいてくれて何よりだ、助かるぜ。 さて……そこの白い『らいだー』よ」 志々雄はクーガーのそれとは全く違う笑みをシャナに向けた。 もはや笑みというよりも、獣が牙を向けた時に形作る表情によく似ていた。 「悪いが、そいつらをほいほいと殺されちゃ困るんだよ。剣を納めてもらおうか」 「……断るわ、こいつらは私と合わない。これ以上ないほどに、ね」 シャナは冷たい声でにべもなく断る。 そして、志々雄と三村へと仮面の奥から鋭い視線を向ける。 「邪魔をするというなら、お前たちも斬る」 明確な敵対の言葉。 だが、シャナがこの殺し合いに否定的で主催者を打破しようとするのならば協力が取り付ける可能性は高い。 ならば、と三村が首輪解除の方法を告げようと言葉を返す。 「待て、それはこっちの話を聞いてから――――」 「邪魔をするなら、斬る」 だが、シャナは取り付く島もなく、三村の話を打ち切る形で同じ言葉を二度繰り返す。 三村は背筋に冷たい感覚が走った。 明確な殺気を向けられたことから生まれる、本能的な恐怖だった。 「フ……なら、こっちも殺しあうしかねえなぁ。 三村、お前は下がってな」 「い、いや、待てって……っ!?」 そのシャナの殺気を感じているはずだろうに、志々雄は笑みすら浮かべながらシャナと対峙する。 志々雄の背中からは闘気が溢れている。 戦いを始めようとしていることは、ただの中学生に過ぎない三村にも理解が出来た。 しかし、戦う必要はあるのだろうか。 三村としては解体した首輪を見せれば協力を取り付けるのは楽だろうと考えていた。 首輪の構造と解除方法は志々雄と三村にとって最大のジョーカー。 それだけで殺し合いを成り立たせる理屈の打破を成功させかねないシロモノだ。 「三村」 そう告げようとする三村に、志々雄の底冷えのする声が投げかけられた。 シャナの声が意図的に感情を抑えた声ならば、志々雄の声は人間味にあふれたものだった。 だからこそ、志々雄の内面を把握しつつある三村にはよほど恐ろしく感じたのだ。 「下がってろ、三度も言わすんじゃねえぞ」 三村は志々雄の思考を読むように頭を働かせる。 サングラスの男、ストレイト・クーガーは先ほど総合病院で出会った男だ。 そのクーガーを含めて目の前に三人が居る。 さらに先ほどクーガーと同じく病院で出会った二人、正確にはジェレミアの存在は言伝だが。 合わせて五人。 そこに志々雄と三村を含めば、それだけで七人となる。 二十余名しか残っていないであろう現状ならば、その七人という人数は大きい。 『半径二メートル以内に四個以上の停止していない首輪』という条件をクリアできる。 三村と志々雄―――いや、『志々雄』の首輪を解除するには十分な人数だ。 恐らく、これが志々雄の思考のはず。 そして、その予想は見事に的中していた。 志々雄は一筋縄ではいかないと判断した。 だからこそ、余計な人員は要らない。 最終的に志々雄自身が全てを手に入れればそれでいいのだ。 七人もいれば、それでいい。 「十分だけ遊んでやるよ」 志々雄は懐からライダーデッキを取り出す。 そのライダーデッキを見て、もっとも大きな反応を見せたのは城戸真司だった。 「龍騎のデッキと、同じ紋章……?」 真司の言葉通り、リュウガのデッキは龍騎のデッキと色違いのものだった。 志々雄はその真司の言葉には応えず、鏡へと向かってデッキをかざす。 鏡の中の志々雄がベルトを装着すると、同時に現実世界の志々雄に腰にもベルトが巻かれる。 「させない!」 シャナはその動きを封じるために弾けるように走りだした。 「おっと行かせませんよ、シャナさん!」 「ッ……お前!」 だが、そのシャナの動きをクーガーは一瞬の逡巡の末に止めた。 身体が悲鳴を上げ、今にも耐えそうになるが数秒だけシャナを止めることに成功した。 「退けッ!」 仮面ライダーとなり強化されたシャナに容易く振りほどかれる。 クーガーの身体はそれほど限界を迎えつつあったのだ。 「ハッ……」 その姿を見て、志々雄は小さく笑い声を漏らしていた。 志々雄は確かに警戒に値する人物だ。 しかし、シャナが志々雄を殺せば、クーガー、真司、翠星石、そして三村信史も殺されかねない。 ラディカル・グッドスピードを全解放すればシャナを打倒することも可能だろう。 だが、それはあくまで可能性にすぎない。 この傷ついた身体でどこまで戦えるか、どこまで生き延びられるか。 メリット・デメリットを天秤にかける そこで、導き出した答えはシャナの志々雄への攻撃を止めることだった。 だからこそ、シャアと呼ぶこともなくシャナという名前が口からこぼれたのだ。 「変身ッ!」 ベルトのバックルへとリュウガのデッキを差し込む。 鏡の中から現れる漆黒の鎧は痛々しい志々雄の火傷痕を隠していく。 黒と銀を貴重としたその鎧を纏う戦士の名は、仮面ライダーリュウガ。 志々雄は暗色の龍騎とでも言うべきライダーへと変身していた。 「……そいつと似てるわね」 シャナはポツリと漏らした後、志々雄へ向かって低い体勢のまま走りだす。 志々雄はなにも答えずに、バックルに装着されたカードデッキから一枚のカードを取り出す。 ―― SWORD VENT ―― 龍騎やファムのそれとは違う、濁った機械音が響き渡る。 龍騎と似たこのライダーは、やはり龍騎のドラグセイバーと同じドラグセイバーを召喚した。 ドラグセイバーに限らず、召喚された全ての武器防具は空から現れる。 そして、その空から現れたドラグセイバーはシャナの背後から襲いかかる。 「ッ……!?」 シャナは素早く横に転がることで回避し、ドラグセイバーはそのまま地面へと突き刺さった。 攻撃ではない、偶然から生まれたドラグセイバーの急襲。 変身の制限時間が迫りつつあるシャナにとっては不運以外の何物でもなかった。 「良い反応だ……悪くないぜ、お前」 ドラグセイバーを持たせる前に攻撃して置きたかったが、過ぎたことは仕方がない。 地面に突き刺さったドラグセイバーを引きぬく。 志々雄は一度二度、そのドラグセイバーを振り回すとシャナを睨みつけた。 志々雄は激動の幕末を人斬りとして生きてきた。 そして人斬り業とは、抗う術を持たない弱者だけを対象とした任務ではない。 弱者ならば志々雄や緋村抜刀斎のような強者でなくても成り立つ任務だ。 人斬り任務の真の目的は、あらゆる流派の免許皆伝を持った強者を一刀に伏すことだ。 故に、志々雄は相手の構えを見ればその腕前のほどは察することができる。 ――――強い。 目の前の白いライダーは相当な腕前の戦士だ。 だからこそ、仮面の中の顔には自然と笑みが浮かんでいた。 「羅ァ!」 笑みを消しもせずに、気合いの一声と同時にドラグセイバーが振り下ろされる。 日本刀が相手の身体にそって滑らせるように斬るものだが、青龍刀は重量を活かして叩くように斬る。 シャナはその斬撃をデイパックから取り出していたビルテクターで受け止める。 強度だけならばウイングシールドよりも、ビルテクターのほうが優れているからだ。 「……ッ!」 一撃一撃が重い。 地面にのめり込みそうな重みを盾越しに感じながら、シャナはウイングスラッシャーを振るう。 志々雄はシャナの一撃をスウェーで避ける。 もともと、シャナは優れた戦士ではあるが武器を扱う術に長けているわけではない。 鍛錬の最中は主に体術、徒手空拳が主であった。 フレイムヘイズとなった後も贄殿遮那と呼ばれる常軌を逸した長刀一本で戦ってきた。 どちらも決定的な一打は出ない。 シャナはその膠着状態に苛立ち、舌打ちを鳴らしながら距離を取り直す。 「おっと、隙ができてるぜ」 志々雄の言葉にシャナは反射的に防御を固める。 だが、志々雄の言った隙とは単純な攻防の隙ではない。 ライダーバトルにおいて隙とは、なによりも相手にカードの使用させてしまうことを言うのだ。 ――― AD VENT 鏡面から暗黒龍ドラグブラッカーが現れる。 全長六メートルを超える巨大な暗黒の龍は、静かに敵であるシャナを睨みつける。 「どうなってんだよ……黒い、ドラグレッダー……!?」 暗黒龍に反応を示したのは、やはり同種の龍を知る真司だった。 次から次へと繰り出される、仮面ライダー龍騎のデッキと同じ装備やモンスターの数々。 見知らぬライダーという点ではファムと同じだ。 だが、リュウガはもはや『見知らぬライダー』という括りではない。 まさしく、龍騎の対となる存在だった。 「ッ……ブランウイング!」 一方でシャナは舌打ちを鳴らすと同時に、ブランウイングへと命令を下す。 シャナは理解しているのだ。 ミラーモンスターを召喚されたということは、数の面での有利不利が変わっただけではない。 ブランウイングは翼を羽ばたかせることによって突風を起こせる。 それと同じように、暗黒竜もまた特殊な能力を持っているかもしれないのだ。 「やれ」 志々雄は暗黒竜を睨みつけると、短く命令を下した。 暗黒竜は咆哮を上げることすらせず、口から球状の炎を吐き出した。 「炎!」 シャナはわずかに苛立ちを覚えるが、同時に安堵をしていた。 ブランウイングは的こそ大きいが鈍重な鳥ではない。 炎のスピードそれ自体は速くない、十分に回避できるスピードだ。 だが、炎弾は一撃だけでは終わらない。 ニ撃、三撃と雨のようにシャナたちへと振りかかる。 ブランウイングは一撃目の炎こそ回避したものの、追撃の炎の直撃を受ける。 また、シャナも足元に炎が直撃した。 ライダースーツ越しではそこまでのダメージではない。 「くっ……でも、この程度!」 「この程度、で終わりゃいいんだけどな」 志々雄の言葉通り、ドラグブラッカーの炎の真価は単なる高熱だけではない。 それに付加する、また別の能力を持っているのだ。 ドラグブラッカーの炎は石化能力があり、シャナとブランウイングの動きが完全に封じられる。 その瞬間、シャナのスーツが空気中に溶けるように霧散していく。 「……ッ、タイムリミットが!」 「どうやら、幕だな」 志々雄はそう言うと一枚のカードをデッキから抜き取る。 そして、シャナと同じく変身が解けかけている真司へと向き直る。 「おい、そこの赤いの!」 「……お、俺か?」 志々雄はデッキから抜き取ったカードをヒラヒラと振りながら真司へ見せつけた。 真司の目がそのカードを捉える。 そのカードは、龍騎と同じく龍をモチーフした紋章が描かれたカードだった。 「油断禁物……相手の得物は壊せるときに壊しとかねえとな」 志々雄の言葉で真司は志々雄のやろうとすることを理解した。 真司は痛む身体に鞭を打って立ち上がる。 そして、ゆっくりとバックルのデッキからカードを抜き取る。 その姿を見て志々雄は仮面の奥でニッと笑みを深める。 志々雄と真司が同時に手甲のドラグバイザーにカードを読みこませる。 ―――― FINAL VENT― ―――― FINAL VENT― 澄んだ機械音とくぐもった機械音が茜色に染まった空間に響き渡る。 高層建ての建築物に添えられていた鏡面からは赤龍――――無双龍ドラグレッダーが。 地面に接していた外れた窓ガラスの鏡面からは黒竜――――暗黒竜ドラグブラッカーが現れる。 赤龍は空を割るように高く舞い、黒竜は地を舐めるように低く這いずる。 「ハアァァァ!」 「フゥー……」 全身の筋肉を強ばらせるように力む龍騎と、気怠そうに深く息を吐き全身を脱力させるリュウガ。 次に来るのが最大の攻撃だとシャナは判断し、ビルテクターを構える。 空中で無双龍と暗黒竜。 本来交わるはずのない、衝突することが定められている二匹の龍が交差する。 真司――龍騎は高く跳躍し、志々雄――リュウガは重力に逆らいゆっくりと宙に浮き上がる。 灼熱の龍と暗黒の龍、激しさと静けさ。 些細な違いこそあれど、その威力に大きな違いはない。 ドラゴンライダーキック。 同じ名を冠する龍騎とリュウガの必殺の技だ。 「ハアアアアアアアアアア!」 「アァ……」 ――――次の瞬間、龍の炎を纏った仮面の戦士の蹴りがシャナを襲った。 「ガ、アアアアアアア!?」 龍騎のドラゴンライダーキックは襲いかかり ビルテクターを持った腕に激しい負荷がかかる。 同時に背中合わせに立っていたブランウイングがのしかかって来る。 シャナはビルテクターを持っているが、ブランウイングは盾となるものを持っていない。 リュウガのドラゴンライダーキックをまともに受けたのだ。 ブランウイングは、恐らく殺されただろう。 「ク、ア、ツッ……!」 ビルテクターが弾かれ、シャナのベルトのバックルに直撃する。 当然、バックルに装着されたデッキは破壊された。 デッキの破壊により霧散していくライダースーツ。 そのスーツと同じく手放しそうな意識を必死に繋ぎ止め、シャナは素早く動き始めた。 【5】 爆炎が周囲に立ち込め、双竜の炎は周囲の大気という大気を燃やし尽くす。 そこに立っていることこそが苦痛であるほどの熱量だった。 「熱ッ……」 「これは……痛む身体にはキツイな」 立ち込める炎は空気を薄くし、視界を狭める。 炎に焼かれた煤が喉と目に入り、翠星石とクーガーはコホコホと軽い咳をしながら目をこする。 「……ちょうど、十分か」 一方で龍騎の変身は制限時間を迎え、ライダーの証であるスーツが霧散していく。 仮面が外れ、痛みに顔をしかめる真司の顔が現れた。 そして、真司の変身が解けたということはシャナの変身もまた解けたということだ。 「……シャナは、どこに居るんだ?」 そう思い、爆炎の中心地へと目を向けるがそこにはシャナの気配がしない。 居るのは美しい白翼を焼かれ、焼け焦げたブランウイングの姿だけだ。 「ああ、アイツか……盾を使って生き延びたかもしれねえな。 そうなると、爆炎に紛れて逃げたか、それとも近くに居るか…… っと、もらうぜ。あのミラーモンスターの魂はよ」 一方で途中から参戦した志々雄はまだ変身可能時間を残している。 そう言いながら、志々雄はドラグブッカーへブランウイングの魂を喰うことを指示をする。 そして、ドラグセイバーを手放し、志々雄はデイパックの中から一本の剣を取り出した。 なぜドラグセイバーを手放すのか、シャナが消えたのになぜ変身を解かないのか。 様々な疑問が湧き上がる。 だが、真司はその剣を見た瞬間、ゾクリと背筋に冷たい恐ろしさが湧き上がった。 「そ、それ……」 「いい剣だろう?」 志々雄の言葉に、思わず真司は押し黙る。 だが、いつまでも黙っているわけにはいかない。 そう考え、真司は真っ先に頭に浮かんだ疑問を口に出した。 「アンタ……その、あんな怪我で動けるんだな……」 真司は全身火傷で歩行すらままならないように見えるその姿に感嘆の意を込めて話しかける。 見た目こそ恐ろしいものだが、殺されそうな真司たちに助力した人物だ。 少なくとも、信頼しても良い人物かもしれないと真司は判断した。 「なに、複数の世界があるらしいじゃねえか。 そんな世の中にゃいろんな奴が居るってことだ、俺みたいな全身火傷もいれば……」 志々雄はそこで言葉を切り、ガッ、っと勢い良くヒノカグツチを両手で握りしめる。 「炎に紛れて首を狙う奴とかなッ!」 その言葉の後に、炎の中から炎髪灼眼の少女が現れた。 そう、仮面ライダーファムの変身が解けローティーンの少女の姿へと戻っていたシャナその人だ。 志々雄はこの炎の壁が奇襲にうってつけのものだとわかっていた。 またドラゴンライダーキックをビルテクターで防いでいたことも目撃している。 シャナは生きていると判断し、シャナは強者だとも感じていた。 ならば、この炎を目眩ましにして背後から襲いかかってくることは想像に難くない。 だからこそ、変身を解除せずに、より火力の高いヒノカグツチを取り出したのだ。 「ッ!」 自身の奇襲に感づかれていたことに驚愕を覚えながらも、シャナはゲイボルグの突きを繰り出す。 最初はぎこちなかった、それでも必殺の威力を持っていたが、槍の扱いにも慣れを覚えていた。 なにより、この単純な突きは単純だからこそ必殺の威力を持つ。 「ハァ!」 気合の一声とともに、だらりと下段に構えていたヒノカグツチが凄まじい速度で振り上げられる。 下段から上段へと振り上げられたその魔剣は、ゲイボルグの切っ先を切り落としてた。 ヒノカグツチが魔剣ならば、ゲイボルグもまた神槍。 影の国の女王が最高の英雄に捧げた無双の槍なのだ。 「なっ……!?」 そのゲイボルグが切っ先を切り落とされたことに、シャナの口から驚きの言葉が漏れる。 シャナはダブルドラゴンライダーキックを直撃した痛みが今も身体中に襲いかかっている。 それこそ戦闘不能に陥りかねないダメージだ。 避けられるかもしれない、という可能性は考慮していた。 それでも、ここで志々雄を殺せば残りの人員からして、この場の主導権は握ったも同然だ。 だが、突きが当たるよりも早く武器自体を破壊されることは想像すらしていなかった。 一方で志々雄は下段から振り上げたヒノカグツチを両手で握ると薄い唇を歪めた。 ヒノカグツチへと双竜のつくりあげた炎がうねりを上げて纏わりつき始める。 炎の壁となり、周囲を地獄に変えていた炎の全てがヒノカグツチへと集まる。 志々雄の燃え盛る剣気にヒノカグツチが歓喜の叫びを上げて呼応しているのだ。 「どうした、その程度の痛みで鈍ってんじゃねえぞ!」 「ッ……!」 志々雄の嘲りのような叫びとともに、炎はその熱を抑えることなく螺旋状に燃え上がっていく。 シャナは既に槍としての意義を失ったゲイボルグを投げ捨てる。 そして、ドラゴンライダーキックにすら耐えたビルテクターを両手持ちに構え直す。 シャナに逃げる選択肢はなかった。 それは誇りによる戦意でもなければ、強がりでもない。 ドラゴンライダーキックが直撃したシャナの身体は、すでに逃げる力すらも満足に残っていないのだ。 「フ………」 盾を構えるシャナの姿を見て志々雄は小さな笑みを漏らした。 しかし、シャナは防御の構えを辞めはしない。 ビルテクターはただの盾ではない、剣聖ビルゲニアの持つ最硬の盾である。 仮面ライダーBLACKのライダーキック、ライダーパンチにも耐え続けたビルテクター。 この殺し合いの場に来てもあらゆる攻撃に耐え続けてきたのだ。 「 終 の 秘 剣 」 しかし、どんな盾であろうと大地母神を殺した炎神の力を封じられた剣の前には意味を持ちはしない。 空間存在する霊も肉も区別なく燃やさんとする魔剣ヒノカグツチ。 そう、ゴルゴムの世紀王だけが持つことを許されるサタンサーベルを前にしたように。 「 火 産 霊 神 !!!!」 ――――魔剣ヒノカグツチもビルテクターを斬り落とした。 【6】 「カッ……ハッ……!?」 シャナの視界はビルテクターで防がれていた。 そのビルテクターが真っ二つに切り裂かれ、代わりに無骨な太刀が視界に映るのだ。 ビルテクターという盾が視界から消えていき、炎を巻き上げるヒノカグツチが映る。 志々雄の振るう魔剣はビルテクターを斬り落とすだけでは止まらない。 ビルテクターのさらに奥、構えていたシャナもまた袈裟懸けに斬りつけられる。 あらゆる骨肉はもちろん、人体を生命として成り立たせる臓器もまた炎の魔剣が破壊していく。 だが、志々雄の秘剣である『火産霊神(カグツチ)』は単純な斬撃だけで終わらない。 内側から燃やされていく恐怖。 ヒノカグツチの纏った炎は、その全てがシャナを焼きつくすための炎へと移り変わる。 シャナの身体が炎に包まれていない、いや、炎となっていない箇所は存在しなかった。 肉を斬り骨を砕いた斬撃と、今も血を蒸発させる炎熱。 それはどんな叫びを上げても耐えられない未知の痛みだ。 しかし、魔剣が繰り出した秘剣は喉を瞬時に焼きつくし、標的にあらゆる言葉を許しはしない。 戦士の誇りを守る強がりも、助けを呼ぶ悲鳴も許されない。 許されるものは、人とは思えない言葉にならぬ哀れな叫びの音だけだ。 皮膚はぐにゃりと不気味に溶け出し、神をも焼きつくす熱に沸騰した血肉はその皮膚を突き破る。 熱く燃ゆる炎髪は濁った塵へと姿を変え、煌めく灼眼はどす黒い消し炭へと堕ちていく。 そんな中でシャナの心を痛めたものは内から現れた紅蓮の炎が夜空を焦がしていくことだった。 ――――ごめんなさい、アラストール。 火焔に焼かれているシャナの心中にあるものは謝罪の想いだった。 炎髪は鮮やかな色を濁った炭へと変え、灼眼の透き通った瞳は見る影もない。 火焔に焼かれる今のシャナは『炎髪灼眼の討ち手』などとても呼べない姿だ。 そのシャナの上空に輝く夜空が紅蓮の炎に照らされる。 紅蓮の炎とは、シャナが幼少の頃から見続けてきた魔神アラストールの存在の力そのもの。 その紅蓮の炎が空へと昇って行く。 アラストールが『こちら側』から『歩いて行けない隣』へと帰ってしまったということだ。 ここに来てから、なにも話せなかった大好きな人。 自らの敗北によって目的も果たせずに帰って行ってしまう。 それがシャナには悲しくて、なによりも惨めで仕方がなかった。 流す涙も蒸発してしまったシャナは炎に焼かれた唇を動かす。 喉の焼け焦げたシャナの発する音は言葉とはとうてい呼べない不恰好な音の集まりだ。 それでも、シャナは唇を動かした。 紅塵を撒き上げ、夕日を背にして。 ――――弱くて、ごめんなさい。 炎に溶けたシャナもまた、太陽が眠ろうとする緋色の空に消えていった。 【シャナ@灼眼のシャナ 死亡】 【7】 魔剣ヒノカグツチが志々雄の剣気に応えて大気中の塵を炎へと変えた。 その生み出した炎が、志々雄の身体に大きな影響を受けていた。 志々雄は全身火傷の影響で体温の調節が出来ない。 手元のヒノカグツチが高温の熱を発すれば、志々雄の体温もまた上昇する。 炎とは志々雄の最大の武器であるが、それは同時に志々雄を破滅へと導くものでもあるのだ。 だが、その炎が熱したものは体温だけではない。 志々雄の心もまた炎の熱によって高揚していた。 本来、志々雄の操る秘剣とは、愛刀・無限刃の発火能力を使って始めて成り立つ剣技だ。 その中でも火産霊神は簡単に出来る剣技ではない。 人間の血肉を吸い取り油にまみれたノコギリ状の刀身を鍔元から切っ先まで鞘口に走らせて炎を上げる。 そして、標的へと向かってその舞い上がった炎を叩きつけ、標的そのものを炎へと変えていく技なのだ。 志々雄はこれこそが炎の剣技の終着点だと信じていた。 しかし、まだ先があることに志々雄は気づいた。 炎に焼かれる――――いや、炎そのものへと変化していくシャナを見つめながら志々雄は昂揚していた。 さきほどの秘剣は、志々雄の言葉通り『終の秘剣・火産霊神』そのものと大きな違いはなかった。 一部を炎で焼くのではなく、相手を炎そのものに突き落とすことが火産霊神という技の本質だ。 それは志々雄が裏切りに合い、全身を炎で焼き焦がされたことと同じ状況に遭うことだ。 天才刀鍛冶である新井赤空の殺人奇剣シリーズを超える剣などない。 だが、存在するとすれば、それはまさしく人を超えた神が生み出したものでしかあり得ない。 そう、古事記に伝わる神の一柱である火之迦具土神の力を宿した魔剣しかあり得ないのだ。 この魔剣こそが、無限刃の発火能力では足りなかった真の秘剣の完成させる。 まさしく人智を超えた力だからこそ生まれる、終わりのさらなる奥。 まさしく限界を超えた秘剣の予感を感じ取っていた。 この剣ならば、神の力を宿した魔剣ならば。 ――――焔玉の究極が火産霊神であるように、火産霊神を超えた究極の秘剣を生み出せる。 「クッ……クックク……」 志々雄はこのバトルロワイアルに来てから感謝の念というものを初めて覚えた。 なにせ、小さな世界に押し込められていた志々雄が世界の広さを知る要因となったのだから。 神、魔法、仮面ライダー、悪魔、アルター能力、ローゼンメイデン、錬金術。 この場にはありとあらゆる、超常の力が眠っている。 「ハハッハァハハッハッ!」 志々雄はリュウガからの変身を解き、火に焼かれた罪人の姿へと戻る。 バトルロワイアル会場にその志々雄の狂笑が木霊する。 そして、その狂笑にハッとしたように城戸真司は金縛りから解けた。 「お、おい!」 「……あん?」 水をさされた志々雄は機嫌の悪さを隠そうともせずに真司を睨みつける。 うっ、と気圧されるがそれでも真司は志々雄へ言葉を投げつけた。 「こ、殺したのか……!?」 「見りゃわかるだろ、こいつが生きているように見えるか?」 消し炭となったシャナを指さしながら、唇を歪めて志々雄は逆に真司へと問いかけた。 「な、なにも殺す必要なんてないだろ! あそこで槍を壊したんだから、その、動きを止めるだけでも……!」 「甘いな」 志々雄は真司の言葉を一笑に付す。 そして、その笑みをさらに深め、興奮を隠さずに言葉を続ける。 「こいつは俺を殺そうとしたんだ。だから、俺もこいつを殺してやったんだよ」 「なっ……!? こ、殺そうとしたから殺してやったって……そんな簡単に言っていいのかよ! アンタなら、殺さずになんとかする方法もあったんじゃないのか!?」 志々雄の腕前は優れている。 それはシャナを一刀に斬り落としたことや、変身したシャナと互角に戦ったことからもわかる。 なによりもシャナはダブルドラゴンライダーキックで大きなダメージを受けていたのだ。 捕縛するのも難しくはなかったはずだ。 「アイツはまだ会話の成り立つ相手だったし、V.V.に従っているわけじゃなかった! 会話次第じゃ正しい方向に、俺達と一緒に行動できたんじゃないのか!?」 「俺達と一緒に、か」 志々雄は真司の言葉を鼻で笑い、激高する真司の言葉をなんでもないように受け流す。 「つまり……命は奪うなってことか? ハッ……お笑い種だな」 「いいか、よく聞け」、そう前置きして志々雄は言葉を続けた。 この世の理を知らない幼児へと向かって、現実を突きつける。 「この世は所詮弱肉強食、強い奴が弱いやつを食らう世界なんだよ。 こいつは俺より弱いのに俺を食おうとした……だから、俺が殺してやったんだ」 全身の火傷の影響で薄くなった唇を歪めながら、己の、世界の真理を口にした。 「なっ……!?」 だが、真司は納得しなかったのだろう。 志々雄の襟を掴んだ手に力がこもったようだ。 志々雄はそんな真司の剣幕がひどくおかしく、くっくっ、と喉を鳴らして笑い声をこぼす。 「何が可笑しいんだよッ!」 その声に反応した真司が、志々雄にはおかしくて仕方がなかった。 薩長が幕府へと刃を向けたのは決して正義を信じたからでも、倫理に則ったわけでもない。 幕府転覆を成せば己に利があると見たからこそだ。 変えた世界とは正しい世界ではなく、変えたもの達にとって生きやすい世界なのだから。 だが、この真司を見ると、思っているよりもそんな馬鹿は多かったのかもしれないと思った。 正義を信じて戦えばこの世が正しくなるだろうと、本気で信じていた馬鹿が。 「まあ、なんだ。そう気張るなよ」 「お、お前……馬鹿にしてんのか!?」 まともな会話を行おうとしない志々雄に、真司は怒りを覚え始める。 そして、その沸騰した頭に決定的な言葉を投げかけた。 「所詮、コイツは弱かったのさ。俺が殺さなくても誰かが殺したさ」 「お前ぇ……!」 真司は血が滲みかねないほど思い切り拳を握りこみ、思い切り振りかぶる。 しかし、志々雄は一向に嘲笑をやめようとはしない。 「とと、お、落ち着けって!」 その拳を止めたのは三村だった。 繰り返し言うことになってしまうが、三村としては協力できる参加者を集めることが目的だ。 首輪解除のためにはそれが必要条件なのだから。 そしてまた、志々雄も三村が仲裁に入ることを読んでいたのだろう。 「とにかく、どこかで落ち着つける場所に行かないか? アンタ達……いや、この会場に居る全員にとっても重要な話があるんだ。 それに、アンタ達は放送を聞けたのか、さっきのライダーと戦ってたんだろ? 俺達は聞き取れてるから、そこら辺も確認したほうがいいだろ」 挑発じみた言動の志々雄に変わり、三村が言葉をつなげる。 現在、優先されるべき事項は首輪の解除方法が参加者を集めることだ。 真司たちと三村たちは全員の殺害ではなくこの場からの脱出という共通の目的がある。 真司が志々雄に強い嫌悪感を抱いているが、それでも脱出という目的があれば手を組める可能性がある。 だからこそ、三村は志々雄の言葉をカバーするようになるべく相手を尊重した言葉を使って協力を求めた。 「君も……君も、あんな奴と一緒に居たら死んじまうぞ!?」 だが、真司の激情はまだおさまっていない。 拳を強く握り険しい表情のまま、真司は三村へと言葉を投げかける。 「え、ああ、そうだな……確かにそうかもしれないな」 三村はそんな真司の言葉に、少し困ったように笑みを浮かべた。 真司としては賛同してくれるだろうと思っていた。 なにせ、命がかかっているのだ。 だからこそ、一向に賛同の意を示そうとしない三村に対して真司は妙な焦燥を覚えてしまった。 「ど、どうしたんだよ……」 「いや、アンタの言葉は感動的だしいい言葉だと思うから、あんまり言いたくないけど……」 やはりどこか困ったように、それでも意思の変わらない瞳を向けながら三村は言葉を返した。 「結局、人は死んでるだろ?」 三村信史の発した言葉はわかりやすく単純なものだった。 目の前の少年、三村は志々雄のように明確な信念を持っているわけではない。 大人びた雰囲気こそあるが、三村はまだ少年なのだ。 志々雄に惚れ込みながらも、三村の口調には真司の主張への理解があった。 だからこそ、真司はその言葉に対してなにも言い返せなかった。 「……ッ!」 「真っ赤か人間……」 真司は言葉に出来ない想いのまま、拳を地面に叩きつける。 翠星石はその姿を心配そうに見つめる。 クーガーはと言うと、志々雄を冷めた目で見つめポツリと呟いた。 「……怖いねぇ」 クーガーは全身に包帯を巻いた志々雄を眺めて舌打ちをする。 火傷であらゆる機能が停止した半ば死体同然の志々雄。 だが、その志々雄はこの場の五人の中でもっとも精気に満ち溢れていた。 『強さ』という基準になによりも純粋な志々雄。 だからこそ、力の未熟な三村は肯定するのだろう。 志々雄は禍々しいが、同時に人を引きつけてやまない。 「気にしなさんな。 パッと見たところアイツは俺達とは……いや、多くの人間とは価値観が違う」 とは言え、志々雄の話だけでも聞くことになりそうだ。 どれだけ気に食わない相手であろうと、こちらにメリットがあるのならば話をする価値はあるのだ。 もちろん、クーガーは真司がどうしても嫌だというのならば強制しないが。 真司と志々雄が分かり合うことは難しいだろう。 なにせ志々雄の根源的な思考の核は弱肉強食、それを揺るがすことが出来ない。 強弱こそが物の指針である志々雄を善悪で問うこと自体が滑稽なことなのだ。 だから、真司がどれだけ言葉を尽くそうと志々雄を変えることなど出来はしない。 「正義かもしれないが愛ではない……まあ、文化的じゃないってことだ」 ストレイト・クーガーは息も絶え絶えながら、シャナの消し炭を握り締める真司に深い笑みを見せた。 【一日目夜/F-8】 【志々雄真実@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(漫画)】 [装備]:サバイバルナイフ@現実、ヒノカグツチ@真・女神転生if... [所持品]:支給品一式×2、リュウガのデッキ@仮面ライダー龍騎、不明支給品0~1、林檎×8@DEATH NOTE、鉄の棒@寄生獣 マハブフストーン@真・女神転生if…、本を数冊(種類はお任せ) [状態]:各部に軽度の裂傷、疲労(中)、昂揚 [思考・行動] 1:自分の束ねる軍団を作り、ぶいつぅを倒す。 2:戦力になる者を捜し、自分の支配下に置く。 3:気が向いたらガリア王国のジョゼフを持て成す。 4:雑魚であっても利用する。 [備考] ※首輪に盗聴器が仕掛けられている可能性を知りました。 ※クーガーから情報を得ました。クーガーがどの程度まで伝えたのかは後続の書き手氏にお任せします。 ※ギアスとコードについて情報を得ました。ただし情報源がつかさなので、漠然としています。 ※ファイナルベントを使用したため、二時間変身不可能です。 【三村信史@バトルロワイアル(小説)】 [装備]:金属バット(現地調達) [所持品]:支給品一式、確認済み支給品0~2(武器ではない)、ノートパソコン@現実、工具@現実(現地調達)、首輪の残骸(銭形のもの)、 首輪解除に関するメモ、マハブフストーン×3 [状態]:左耳裂傷 [思考・行動] 0:このまま志々雄についていく。 1:真司たちに首輪解除の協力を求める。 2:主催のパソコンをハッキングするか、IDとパスを探すか……。 3:緑色の髪の女に接触し、V.V.の情報を聞き出す。 4:今回のプログラムに関する情報を集め、志々雄の判断に従う。 5:二十一時に、HPを確認する? [備考] ※首輪の解除方法を知りました。 ※パソコンを端末に接続して検索ページを開くと、『多ジャンルバトルロワイアル』の公式HPに繋がります。大まかなイメージはこちらで。 ※首輪について 爆発物質は流体サクラダイト、その他はコード数本とブラックボックスが確認出来ます。爆破条件・解除条件等はSS内で提示した通りです。 外装カバーは、篠崎咲世子がルルーシュ・ランペルージに変装する際に用いたフェイスカバーと同じ構造をしています。 ※A-10研究所にはゲフィオンディスターバーが設置されており、カードキーによって使用出来るようになります。 【ストレイト・クーガー@スクライド】 [装備]:葛西のサングラス@ひぐらしのなく頃に、 [所持品]:基本支給品一式、不明支給品(確認済み)0~1 [状態]:身体中に鈍い痛み、両脚に激痛、激しい疲労 [思考・行動] 1:志々雄と三村の『話』というのを聞く。 2:かがみと詩音の知り合い(みなみ、レナ)を探す。 3:後藤を最速で倒す。約束は守る。 ※総合病院にて情報交換をしました。 ※ギアスとコードについて情報を得ました。ただし情報源がつかさなので、漠然としています。 ※城戸真司のズーマーデラックス@仮面ライダー龍騎は付近に放置さてあります。 【翠星石@ローゼンメイデン(アニメ)】 [装備]庭師の如雨露@ローゼンメイデン、真紅と蒼星石のローザミスティカ@ローゼンメイデン [支給品]支給品一式(朝食分を消費)、真紅のステッキ@ローゼンメイデン、情報が記されたメモ、確認済支給品(0~1) [状態]身体中に強い鈍痛、大きな疲労 [思考・行動] 0:真っ赤か人間…… 1:志々雄と三村の話を聞くかどうか決める。 2:真司と同行し、殺し合いを止める。 3:真紅が最後に護り抜いた人間に会い、彼女の遺志を聞く。 4:水銀燈を含む危険人物を警戒。 5:桐山はカズマに任せる。 [備考] ※スイドリームが居ない事を疑問に思っています。 ※真紅のローザミスティカを取り込んだことで、薔薇の花弁を繰り出す能力を会得しました。 【城戸真司@仮面ライダー龍騎(実写)】 [装備]無し [所持品]支給品一式×3(朝食分を消費)、確認済み支給品(0~3) 、劉鳳の不明支給品(1~3)、発信機の受信機@DEATH NOTE、仮面ライダー龍騎のデッキ [状態]身体中に激しい鈍痛、激しい疲労、劉鳳を殺してしまったことに対する深い罪悪感、志々雄への嫌悪 [思考・行動] 0:ッ……! 1:志々雄と三村の話を聞くかどうか決める。 2:右京の言葉に強い共感。 3:翠星石と同行し、殺し合いを止める。 ※絶影を会得しました、使用条件などは後の書き手の方にお任せします。 ※ファイナルベントを使用したため、二時間変身不可能です。 ※シャナの遺体は燃えました。 ※支給品はゲイボルグ、仮面ライダーファムのデッキ、ビルテクターが破壊されました。 デイパックに入っていた残りの支給品は後続の書き手に任せます。 時系列順で読む Back 緋色の空 -the sky of FLAME HAZE-(前編) Next 真・女神転生if...{break;} 投下順で読む Back 緋色の空 -the sky of FLAME HAZE-(前編) Next 真・女神転生if...{break;} 148 緋色の空 -the sky of FLAME HAZE-(前編) 城戸真司 150 幕間1 翠星石 ストレイト・クーガー 志々雄真実 三村信史 シャナ GAME OVER
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仮面ライダーfromシン・仮面ライダー 10029 タイフーン(プラーナ強制排出補助機構付初期型) 10030 仮面ライダー第0号(玉座)fromシン・仮面ライダー 10031 仮面ライダー第0号fromシン・仮面ライダー 10032 アルティメットハーフタイフーン(試作改造型) 10033 仮面ライダー第2号(コート)fromシン・仮面ライダー 10034 仮面ライダー第2号fromシン・仮面ライダー 10035 タイフーン(開閉式安全装置付初期改良型) 10036 仮面ライダーディケイド 10037 仮面ライダーディケイド コンプリートフォーム 10038 ディケイドライバー&ケータッチ 10039 仮面ライダーカブト ライダーフォーム 10040 仮面ライダーカブト ハイパーフォーム 10041 カブトゼクター&ハイパーゼクター 10042 雪女の妖人・ユキネ 安達洋介 10043 銀雪の雪女・ユキネ 安達洋介 10044 雪女の式札 安達洋介 10045 陰陽省の薬師・イズナ NINNIN 10046 鎌鼬の式神使い・イズナ NINNIN 10047 鎌鼬の式札 NINNIN 10048 煙々羅の妖人・ユラ sena 10049 不定の煙々羅・ユラ sena 10050 煙々羅の式札 sena 10051 がしゃどくろの妖人・ムコツ NINNIN 10052 怨骸のがしゃどくろ・ムコツ NINNIN 10053 がしゃどくろの式札 NINNIN 10054 見習い式神使い・イオリ 村瀬倫太郎 10055 以津真天の式神使い・イオリ 村瀬倫太郎 10056 ヅマラの式札 村瀬倫太郎 10057 凶変の犬神・ロウコウ 池屋 10058 犬神の式札 池屋 10059 徳川 カズヤ 新テニスの王子様 10060 徳川のテニスラケット 10061 徳川の特集記事 新テニスの王子様 10062 鬼 十次郎 新テニスの王子様 10063 鬼のテニスラケット 10064 鬼の特集記事 新テニスの王子様 10065 入江 奏多 新テニスの王子様 10066 入江のテニスラケット 10067 入江の特集記事 新テニスの王子様 10068 デューク 渡邊 新テニスの王子様 10069 デュークのテニスラケット 10070 デュークの特集記事 新テニスの王子様 10071 大石 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池屋 10117 紅嵐の鎧騎士・デルガドの耳飾り 池屋 10118 蒼大剣の鎧騎士・アークラインの首飾り イトウヨウイチ 10119 蒼対剣の鎧騎士・クレーゼの耳飾り 茶壱 10120 灼翼機導獣・マルカブの耳飾り 池屋 10121 氷牙機導獣・アルフェッカの首飾り 村瀬倫太郎 10122 風翼機導獣・ファクトのブレスレット NINNIN 10123 閃爪機導獣・レオニスの耳飾り NINNIN 10124 冥眼機導獣・カッカブのブローチ 佐嶋ミナト 10125 ダイヤ&ゴールド&グリーンガチャドラ 鈴木香織 10126 ダイヤ&シルバー&ピンクガチャドラ 鈴木香織 10127 ダイヤ&ネイガチャドラ&ソニアガチャドラ 鈴木香織 10128 ダイヤ&ゴールド&グリーンガチャドラのカード 鈴木香織 10129 ダイヤガチャドラの置物 鈴木香織 10130 ゴールドガチャドラの置物 鈴木香織 10131 グリーンガチャドラの置物 鈴木香織 10132 カラット&シルク&カメオ 茶壱 10133 三彩宝石・カラット&シルク&カメオ 茶壱 10134 カラット&シルク&カメオのカード 茶壱 10135 カラットのお供 茶壱 10136 シルクのお供 茶壱 10137 カメオのお供 茶壱 10138 アマテラス&ツクヨミ 安達洋介 10139 陽月神・アマテラス&ツクヨミ 安達洋介 10140 アマテラス&ツクヨミのカード 安達洋介 10141 アマテラスの八咫鏡 安達洋介 10142 ツクヨミの八尺瓊勾玉 安達洋介 10143 堕天使ルシファー&熾天使ルシファー 日野慎之助 10144 神魔黎明・堕天使&熾天使ルシファー 日野慎之助 10145 堕天使ルシファー&熾天使ルシファーのカード 日野慎之助 10146 堕天使ルシファーの魔王剣 日野慎之助 10147 熾天使ルシファーの聖光剣 日野慎之助 10148 ラー&ホルス 村瀬倫太郎 10149 陽隼神・ラーホルアクティ 村瀬倫太郎 10150 ラー&ホルスのカード 村瀬倫太郎 10151 ラーのペンダント 村瀬倫太郎 10152 ホルスのタマゴ台座 村瀬倫太郎 10153 単行本WORST1巻【月島花】 高橋ヒロシ 10154 花木九里虎【サブロクサンタ版】 10155 花木九里虎【サブロクサンタ版】のコラボコミックス 10156 朱雀・レイラン=バード イトウヨウイチ 10157 朱雀・レイラン=バードの耳飾り イトウヨウイチ 10158 乙女機・メタルスピカ 池屋 10159 乙女機・メタルスピカの首飾り 池屋 10160 メテオボルケーノドラゴンのカード 安達洋介 10161 大樹の精霊・アルラウネのカード 鈴木香織 10162 ドラウンジョーカーのカード 池屋 10163 戦乙女・プリンセスヴァルキリーのカード 日野慎之助 10164 慈海の花嫁・ノルザ NINNIN 10165 ノルザの使い魔 NINNIN 10166 天啓の花嫁・セシリア 北熊 10167 恩寵の花嫁・セシリア 北熊 10168 妖美な花嫁・濃姫 茶壱 10169 伝達の花婿・ヘルメス 村瀬倫太郎 10170 陶然の花嫁・紫龍喚士シーナ 安達洋介 10171 シーナの高級ソファ 安達洋介 10172 誓言の花嫁・ガイア 安達洋介 10173 誓拳の花嫁・ゼラ イトウヨウイチ 10174 慈海の花嫁・ノルザの指輪 NINNIN 10175 恩寵の花嫁・セシリアの指輪 北熊 10176 妖美な花嫁・濃姫の指輪 茶壱 10177 伝達の花婿・ヘルメスの指輪 村瀬倫太郎 10178 陶然の花嫁・紫龍喚士シーナの指輪 安達洋介 10179 誓言の花嫁・ガイアの指輪 安達洋介 10180 協奏の花嫁・吹龍楽士フェノン 鈴木香織 10181 協奏の花嫁・吹龍楽士フェノンの指輪 鈴木香織 10182 古川修のコラボコミックス NINNIN 10183 九能龍信のコラボコミックス 茶壱 10184 美藤竜也のコラボコミックス NINNIN 10185 河内鉄生のコラボコミックス NINNIN 10186 藤代拓海のコラボコミックス 10187 改心の星河神・織姫 sena 10188 再起の星河神・彦星 イトウヨウイチ 10189 玄武・メイメイ=トータス 安達洋介 10190 玄武・メイメイ=トータスの耳飾り 安達洋介 10191 白羊機・メタルハマル 池屋 10192 白羊機・メタルハマルの首飾り 池屋 10193 勇王獣・ギルガメッシュ=クル 10194 勇王獣・ギルガメッシュ=クルの首飾り 10195 双魚機・メタルアルレシャ NINNIN 10196 双魚機・メタルアルレシャのブローチ 佐嶋ミナト 10197 戦魂獣・エンキドゥ=クル 10198 戦魂獣・エンキドゥ=クルのブローチ 佐嶋ミナト 10199 冥底霊・アルラトゥ=クル 10200 冥底霊・アルラトゥ=クルのブレスレット 10201 双児機・メタルポルックス NINNIN 10202 双児機・メタルポルックスのブローチ 佐嶋ミナト 10203 巨蟹機・メタルアクベンス 10204 巨蟹機・メタルアクベンスのブレスレット 10205 フローディア sena 10206 百花の女王・フローディア sena 10207 フローディアのフラワーロッド sena 10208 ロイド&アーニャ&ヨル 10209 フォージャー家の写真 10210 アーニャ&ボンド 10211 ドッグフード&餌皿 10212 ロイド&フィオナ 10213 WISEピンバッジ 10214 ヨル&ユーリ 10215 バラの花束 10216 アーニャ&ダミアン&ベッキー 10217 イーデン校章 10218 ロイド・フォージャー 10219 暗号名〈黄昏〉 10220 スパイ道具 10221 アーニャ・フォージャー(私服) 10222 きめらちょうかん 10223 ヨル・フォージャー 10224 暗号名〈いばら姫〉 10225 暗殺道具 10226 シルヴィア・シャーウッド 10227 シルヴィアの帽子 10228 ユーリ・ブライア 10229 姉の写真 10230 フィオナ・フロスト 10231 フィオナのトレンチコート 10232 ボンド・フォージャー 10233 ボンドの蝶ネクタイ 10234 アーニャ・フォージャー(制服) 10235 ピーナッツ 10236 フランキー・フランクリン 10237 フランキーのメガネ 10238 ダミアン・デズモンド 10239 ダミアン作・デズモンド家の聖獣 10240 ベッキー・ブラックベル 10241 ひつじのキーホルダー 10242 ヘンリー・ヘンダーソン 10243 オペラグラス 10244 エミール・エルマン 10245 イーデン校のボール 10246 ユーイン・エッジバーグ 10247 イーデン校のカバン 10248 イーデン校の制服 10249 SPY×FAMILYコラボメダル【銅】 10250 SPY×FAMILYコラボメダル【銀】 10251 SPY×FAMILYコラボメダル【金】 10252 SPY×FAMILYコラボメダル【虹】 10253 凄艶の幻術士・サンドラ 安達洋介 10254 錯鳥龍の幻術士・サンドラ 安達洋介 10255 錯鳥龍の神器・ガルリア 安達洋介 10256 獣人の戦士・ガルフ 池屋 10257 邪狂龍の狂戦士・ガルフ 池屋 10258 邪狂龍の神器・ロヴォス 池屋 10259 エルフの占い師・スーリア 安達洋介 10260 占黄龍の占い師・スーリア 安達洋介 10261 荒波の海賊・ディエゴ NINNIN 10262 海鷂龍の海賊・ディエゴ NINNIN 10263 探究の学者・ジニィ NINNIN 10264 知梟龍の学者・ジニィ NINNIN 10265 魔族の死霊魔術師・ミリエラ 村瀬倫太郎 10266 魔族の死霊魔術師・ミリエラのブローチ 佐嶋ミナト 10267 海嵐龍の戦士・グリゴリー NINNIN 10268 迅昂龍の武闘家・ディーナ 安達洋介 10269 闇樹龍の癒し手・アリナ 中村エイト 10270 邪焔龍の勇者・ダイヤ NINNIN 10271 雷轟龍の魔法使い・エレメイ 日野慎之助 10272 滅弾龍の銃士・リズレット sena 10273 始祖の鬼龍契士・クロトビ 池屋 10274 暗澹の鬼龍契士・クロトビ 池屋 10275 クロトビのひび割れた面 池屋 10276 冷然の凶龍喚士・イデアル 池屋 10277 樹洞の霊龍契士・ラジョア 茶壱 10278 妖雲の鬼龍契士・スオウ 池屋 10279 情念の断龍喚士・ロシェ イトウヨウイチ 10280 黒雷の師龍喚士・ヴァレリア イトウヨウイチ 10281 掃滅の堕龍契士・レーヴェン 茶壱 10282 機敏の療龍喚士・ハイレン 池屋 10283 極醒の白魔爵・グレモリー イトウヨウイチ 10284 極醒の碧魔爵・グレモリー イトウヨウイチ 10285 極醒の緋幻魔・イルム 池屋 10286 極醒の紫幻魔・イルム 池屋 10287 超転生大喬&小喬 茶壱 10288 超転生甘寧 村瀬倫太郎 10289 2連ガチャドラの首飾り 鈴木香織 10290 7連ガチャドラの耳飾り 鈴木香織 10291 神炎の天啓者・セシリアのブレスレット 北熊 10292 神託の天啓者・セシリアのブレスレット 寿ノ原 10293 護法の天啓者・セシリアのブレスレット 寿ノ原 10294 神癒の天啓者・セシリアのブレスレット 寿ノ原 10295 黎明の天啓者・セシリアのブレスレット 北熊 10296 億兆龍・アグリゲートのブレスレット 日野慎之助 10297 ゴクレグス 10298 極悪生命体・ゴクレグス 10299 極悪生命体・ゴクレグスの首飾り 10300 白霹竜・ノヴァ NINNIN 10301 天境の白霹竜・ノヴァ NINNIN 10302 天境の白霹竜・ノヴァのブレスレット 10303 黒熾龍・ゴウテン 池屋 10304 冥境の黒熾龍・ゴウテン 池屋 10305 冥境の黒熾龍・ゴウテンの櫛 10306 ウルトラマンギンガ 円谷プロダクション 10307 ウルトラマンギンガストリウム 円谷プロダクション 10308 ギンガスパーク 円谷プロダクション 10309 ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン 円谷プロダクション 10310 ウルトラマンオーブ オーブオリジン 円谷プロダクション 10311 オーブリング 円谷プロダクション 10312 ウルトラマンジャック 円谷プロダクション 10313 ウルトラマンジャック【ウルトラスパーク】 円谷プロダクション 10314 ウルトラブレスレット 円谷プロダクション 10315 ウルトラマンブレーザー 円谷プロダクション 10316 ウルトラマンブレーザー【スパイラルバレード】 円谷プロダクション 10317 ブレーザーブレス 円谷プロダクション 10318 ウルトラマンコスモス ルナモード 円谷プロダクション 10319 ウルトラマンコスモス コロナモード 円谷プロダクション 10320 コスモプラック 円谷プロダクション 10321 ウルトラマンレグロス(アーリースタイル) 円谷プロダクション 10322 ウルトラマンレグロス 円谷プロダクション 10323 コスモストーン 円谷プロダクション 10324 ウルトラマンエックス 円谷プロダクション 10325 ウルトラマンエクシードX 円谷プロダクション 10326 エクスデバイザー 円谷プロダクション 10327 セブンガー 円谷プロダクション 10328 レッドキング 円谷プロダクション 10329 アースガロン 円谷プロダクション 10330 アブソリュートタルタロス 円谷プロダクション 10331 ウルトラマンジード ウルティメイトファイナル 円谷プロダクション 10332 ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロ 円谷プロダクション 10333 ウルトラマンデッカー ストロングタイプ 円谷プロダクション 10334 ウルトラマンデッカー ミラクルタイプ 円谷プロダクション 10335 ウルトラマンデッカー ダイナミックタイプ 円谷プロダクション 10336 ジャグラス ジャグラー 円谷プロダクション 10337 ゼッパンドン 円谷プロダクション 10338 初音ミク 安達洋介 10339 初音ミクの衣装 10340 巡音ルカ 安達洋介 10341 巡音ルカの衣装 10342 常夏の朱雀・レイランの写真 イトウヨウイチ 10343 渚の青龍・カリンの写真 日野慎之助 10344 憩いの白虎・ハクの写真 鈴木香織 10345 おめかしの女帝・エキドナ -SARA-の写真 日野慎之助 10346 果樹園の精霊・アルラウネの写真 鈴木香織 10347 ショッピングの使徒・エンジェルの写真 日野慎之助 10348 蒼海の魔女・ドーナ 安達洋介 10349 ドーナの海水浴グッズ 安達洋介 10350 ガールズバンド・TRIANGLE BEAT 佐嶋ミナト 10351 常夏の朱雀・レイラン イトウヨウイチ 10352 TB・レイラン イトウヨウイチ 10353 夏フェスのTB・レイラン イトウヨウイチ 10354 渚の青龍・カリン 日野慎之助 10355 TB・カリン 日野慎之助 10356 夏フェスのTB・カリン 日野慎之助 10357 憩いの白虎・ハク 鈴木香織 10358 TB・ハク 鈴木香織 10359 夏フェスのTB・ハク 鈴木香織 10360 アイドルグループ・HEARTS 佐嶋ミナト 10361 おめかしの女帝・エキドナ -SARA- 日野慎之助 10362 HEARTS・エキドナ -SARA- 日野慎之助 10363 夏フェスのHEARTS・エキドナ -SARA- 日野慎之助 10364 果樹園の精霊・アルラウネ 鈴木香織 10365 HEARTS・アルラウネ 鈴木香織 10366 夏フェスのHEARTS・アルラウネ 鈴木香織 10367 ショッピングの使徒・エンジェル 日野慎之助 10368 HEARTS・エンジェル 日野慎之助 10369 夏フェスのHEARTS・エンジェル 日野慎之助 10370 カリンのスタンドマイク 日野慎之助 10371 カリンのTRIANGLE BEAT仕様ギター 日野慎之助 10372 余暇の大魔女・ヴェロア 安達洋介 10373 蒼海の魔女・ドーナのうちわ 安達洋介 10374 ガールズバンド・TRIANGLE BEATのうちわ 佐嶋ミナト 10375 常夏の朱雀・レイランのうちわ イトウヨウイチ 10376 夏フェスのTB・レイランのうちわ イトウヨウイチ 10377 渚の青龍・カリンのうちわ 日野慎之助 10378 夏フェスのTB・カリンのうちわ 日野慎之助 10379 憩いの白虎・ハクのうちわ 鈴木香織 10380 夏フェスのTB・ハクのうちわ 鈴木香織 10381 アイドルグループ・HEARTSのうちわ 佐嶋ミナト 10382 おめかしの女帝・エキドナ -SARA-のうちわ 日野慎之助 10383 夏フェスのHEARTS・エキドナ -SARA-のうちわ 日野慎之助 10384 果樹園の精霊・アルラウネのうちわ 鈴木香織 10385 夏フェスのHEARTS・アルラウネのうちわ 鈴木香織 10386 ショッピングの使徒・エンジェルのうちわ 日野慎之助 10387 夏フェスのHEARTS・エンジェルのうちわ 日野慎之助 10388 夜涼みの箏龍楽士・ミナカ 池屋 10389 夜涼みの箏龍楽士・ミナカのうちわ 池屋 10390 極醒の溟龍機・バルディン 中村エイト 10391 極醒の金龍機・バルディン 中村エイト 10392 超サラマンダー イトウヨウイチ 10393 超シーサーペント 10394 超ドラゴネット 日野慎之助 10395 超サラマンダーの希石 イトウヨウイチ 10396 超シーサーペントの希石 10397 超ドラゴネットの希石 日野慎之助 10398 仮装祭の風龍王・リンシアの希石 池屋 10399 獅子舞の騎龍王・ノルディスの希石 NINNIN 10400 花札の大魔女・リーチェ 池屋 10401 リュウ&ケン NINNIN 10402 ドット・リュウVSケン 10403 【パッケージ】ストリートファイターII あきまん 10404 ルーク 10405 ルーク【原作版】 ストリートファイター6 10406 ルークのグローブ 10407 ジェイミー 10408 ジェイミー【原作版】 ストリートファイター6 10409 ジェイミーの上着 10410 キンバリー 10411 キンバリー【原作版】 ストリートファイター6 10412 キンバリーのスプレー缶 10413 エドモンド本田 10414 ドット・エドモンド本田 10415 ジュリ 10416 JP 10417 ブランカちゃん人形【原作版】 ストリートファイター6 10418 黒白の鍵の継承者・チャオリン 安達洋介 10419 黒白鍵の勇者・チャオリン 安達洋介 10420 黒白鍵の装具・練気の剛拳 安達洋介 10421 武の鍵の継承者・ベルガー 中村エイト 10422 武荒鍵の勇者・ベルガー 中村エイト 10423 武荒鍵の装具・機炎のブレイズソード 中村エイト 10424 浮標の鍵の継承者・クラミィ 池屋 10425 浮標鍵の勇者・クラミィ 池屋 10426 浮標鍵の装具・泡沫の浮き傘 池屋 10427 堅の鍵の継承者・ラポック 村瀬倫太郎 10428 堅牢鍵の勇者・ラポック 村瀬倫太郎 10429 堅牢鍵の装具・剛堅の戦斧 村瀬倫太郎 10430 流離の鍵の継承者・メイリス 池屋 10431 流離鍵の勇者・メイリス 池屋 10432 流離鍵の装具・黄昏のリボルバー 池屋 10433 竜蹄鍵の勇者・スレイン sena 10434 湊煌鍵の勇者・グレオン sena 10435 翠晶鍵の勇者・メニット sena 10436 冥萌鍵の勇者・アムリ&リネア 日野慎之助 10437 赫星鍵の勇者・フェルル NINNIN 10438 夜蒼鍵の勇者・ユークス 池屋 10439 静寂鍵の勇者・ミヤ 池屋 10440 輝泡鍵の勇者・トリス 鈴木香織 10441 シャナ 10442 炎髪灼眼の討ち手・シャナ 10443 アラストール 10444 坂井悠二 10445 ミステス・坂井悠二 10446 ブルート・ザオガー 10447 上条当麻 10448 レベル0・上条当麻 10449 上条の通学鞄 10450 御坂美琴 10451 レベル5・御坂美琴 10452 美琴のコイン 10453 司波達也 10454 戦略級魔法師・司波達也 10455 シルバー・ホーン 10456 司波深雪 10457 魔法科高校・司波深雪 10458 深雪のCAD 10459 マージョリー・ドー 10460 マルコシアス 10461 ヴィルヘルミナ・カルメル 10462 ティアマトー 10463 吉田一美 10464 宝具ヒラルダ 10465 “頂の座”ヘカテー 10466 宝具トライゴン 10467 インデックス 10468 歩く教会 10469 神裂火織 10470 七天七刀 10471 ステイル=マグヌス 10472 ルーン文字のカード 10473 五和 10474 フリウリスピア 10475 土御門元春 10476 土御門の折り紙 10477 御坂妹 10478 御坂妹のゴーグル 10479 白井黒子 10480 黒子の金属矢 10481 七草真由美 10482 真由美のCAD 10483 一条将輝 10484 将輝のCAD 10485 千葉エリカ 10486 大蛇丸 10487 西城レオンハルト 10488 レオのCAD 10489 光井ほのか 10490 ほのかのCAD 10491 アクセラレータ 10492 ラストオーダー 10493 贄殿遮那 10494 電撃文庫コラボメダル【銅】 10495 電撃文庫コラボメダル【銀】 10496 電撃文庫コラボメダル【金】 10497 電撃文庫コラボメダル【虹】 10498 10499 10500 10501 10502 10503 10504 10505 10506 10507 10508 10509 10510 10511 10512 10513 10514 10515 10516 10517 10518 10519 10520 10521 10522 10523 10524 10525 10526 10527 10528 10529 10530 10531 10532 10533 10534 10535 10536 10537 10538 10539 10540 10541 10542 10543 10544 10545 10546 10547 10548 10549 10550 10551 10552 10553 10554 10555 10556 10557 10558 10559 10560 10561 10562 ルカ&ミツキ 安達洋介 10563 海祠の獣姫・ルカ&ミツキ 安達洋介 10564 ルカのシルクハット 安達洋介 10565 ルカのぬいぐるみ 10566 ミツキの狐霊 安達洋介 10567 ミツキのぬいぐるみ 10568 カノ&クロネ 池屋 10569 巫猫の獣姫・カノ&クロネ&フウ 池屋 10570 カノの番傘 池屋 10571 カノのぬいぐるみ 10572 クロネのカツオ 池屋 10573 クロネのぬいぐるみ 10574 フウの羽根飾り 池屋 10575 フウのぬいぐるみ 10576 クライヴ 日野慎之助 10577 召喚獣イフリート 日野慎之助 10578 ドット・クライヴ 10579 クライヴのクリスタルチャーム 日野慎之助 10580 ジョシュア 10581 召喚獣フェニックス 10582 ドット・ジョシュア 10583 ジョシュアのクリスタルチャーム 10584 ジル sena 10585 召喚獣シヴァ sena 10586 ドット・ジル 10587 ジルのクリスタルチャーム sena 10588 ディオン 10589 召喚獣バハムート 10590 ドット・ディオン 10591 ディオンのクリスタルチャーム 10592 ウォーリア オブ ライト NINNIN 10593 クラスチェンジ・ウォーリア オブ ライト NINNIN 10594 ドット・ウォーリア オブ ライト 10595 ウォーリア オブ ライトのクリスタルチャーム NINNIN 10596 フリオニール NINNIN 10597 ドット・フリオニール 10598 フリオニールのクリスタルチャーム NINNIN 10599 ミンフィリア 茶壱 10600 星の代弁者 茶壱 10601 ドット・ミンフィリア 10602 ミンフィリアのクリスタルチャーム 茶壱 10603 シド・ハイウインド 10604 ドット・シド・ハイウインド 10605 シド・ハイウインドのクリスタルチャーム 10606 飛空艇ハイウインド 10607 召喚獣オーディン NINNIN 10608 オニオンナイトのクリスタルチャーム 鈴木香織 10609 バッツのクリスタルチャーム 池屋 10610 ティナのクリスタルチャーム 茶壱 10611 スコールのクリスタルチャーム NINNIN 10612 リノアのクリスタルチャーム 安達洋介 10613 ジタンのクリスタルチャーム 池屋 10614 ティーダのクリスタルチャーム 鈴木香織 10615 シャントットのクリスタルチャーム 鈴木香織 10616 ヴァンのクリスタルチャーム NINNIN 10617 ヤ・シュトラのクリスタルチャーム 茶壱 10618 イダのクリスタルチャーム 中村エイト 10619 サンクレッドのクリスタルチャーム 中村エイト 10620 プロンプトのクリスタルチャーム 茶壱 10621 ビビのクリスタルチャーム 鈴木香織 10622 アーロンのクリスタルチャーム イトウヨウイチ 10623 パンネロのクリスタルチャーム 茶壱 10624 エースのクリスタルチャーム 池屋 10625 レインのクリスタルチャーム 茶壱 10626 エモのクリスタルチャーム NINNIN 10627 ウォルのクリスタルチャーム 茶壱 10628 レェン&ラァンのクリスタルチャーム 10629 忍者 伊藤龍馬 10630 究極装備・忍者 伊藤龍馬 10631 チョコボ士 伊藤龍馬 10632 究極装備・チョコボ士 伊藤龍馬 10633 究極装備・魔砲士 伊藤龍馬 10634 行燈の蒼龍刀士・キョウリ 池屋 10635 キョウリの仮装だるま 池屋 10636 仮装祭の聖魔王・パイモン 安達洋介 10637 奇怪冠の聖魔王・パイモン 安達洋介 10638 仮装祭の鬼蜘蛛・シラナキ NINNIN 10639 シラナキの串団子 NINNIN 10640 仮装祭の暗殺者・シヴィニア 軍島曹一郎 10641 夜露死苦卍ベルゼブブ 村瀬倫太郎 10642 仮装祭の風龍王・リンシア 池屋 10643 窮追の大魔女・マドゥ NINNIN 10644 弄月の大魔女・ネレ イトウヨウイチ 10645 行燈の蒼龍刀士・キョウリのキャンディ 池屋 10646 奇怪冠の聖魔王・パイモンのキャンディ 安達洋介 10647 仮装祭の鬼蜘蛛・シラナキのキャンディ NINNIN 10648 仮装祭の暗殺者・シヴィニアのキャンディ 軍島曹一郎 10649 夜露死苦卍ベルゼブブのキャンディ 村瀬倫太郎 10650 仮装祭の風龍王・リンシアのキャンディ 池屋 10651 10652 10653 10654 10655 麒麟・サクヤ=オリジン 10656 麒麟・サクヤ=オリジンの耳飾り 10657 白虎・ハク=タイガー 鈴木香織 10658 白虎・ハク=タイガーの耳飾り 鈴木香織 10659 教智霊・エア=クル 10660 教智霊・エア=クルのブレスレット 10661 邪炎龍・ベリアル=ドラゴン 茶壱 10662 邪炎龍・ベリアル=ドラゴンのブローチ 佐嶋ミナト 10663 双児機・メタルカストル NINNIN 10664 双児機・メタルカストルのブレスレット NINNIN 10665 12周年記念たまドラ 池屋 10666 大魔女の師匠ハローキティ 10667 ラフィーネハローキティ 10668 ウィッチ・ラフィーネハローキティ 10669 大王クロミ 10670 アレキサンダークロミ 10671 遠征のアレキサンダークロミ 10672 こんにちはハローキティ 10673 昼女神・メリディスハローキティ 10674 おやすみハローキティ 10675 夜女神・ノクタリアハローキティ 10676 おはようハローキティ 10677 朝暉の女神・アウラハローキティ 10678 シーウルフポチャッコ 10679 紅潜艇・シーウルフポチャッコ 10680 ノーチラスけろけろけろっぴ 10681 翠潜艇・ノーチラスけろけろけろっぴ 10682 ブラックバードバッドばつ丸 10683 隠密翼・ブラックバードバッドばつ丸 10684 ウィッシュミーメル 10685 ラビリルウィッシュミーメル 10686 あひるのペックル 10687 GS・シェアトあひるのペックル 10688 マイスウィートピアノ 10689 コットンマイスウィートピアノ 10690 コロコロクリリン 10691 テュオレコロコロクリリン 10692 70sハローキティ 10693 シナモロールのぬいぐるみ 10694 ポムポムプリンのぬいぐるみ 10695 クロミのぬいぐるみ 10696 炎翔の超越神・ホルス 村瀬倫太郎 10697 聖海の超越神・イシス 日野慎之助 10698 愛猫の超越神・バステト 安達洋介 10699 冥護の超越神・メジェドラ 池屋 10700 冥霊の超越神・ネフティス 日野慎之助 10701 天陽の超越神・アテン 池屋 10702 10703 冥道の超越神・アヌビス イトウヨウイチ 10704 聖命の超越神・ハトホル 安達洋介 10705 10706 キャプテン・アメリカ&アイアンマン NINNIN 10707 キャプテン・アメリカ&アイアンマン【コラボカバー・1】 NINNIN 10708 キャプテン・アメリカ&アイアンマン【コラボカバー・2】 NINNIN 10709 キャプテン・マーベル&ミズ・マーベル イトウヨウイチ 10710 キャプテン・マーベル&ミズ・マーベル【コラボカバー・1】 イトウヨウイチ 10711 キャプテン・マーベル&ミズ・マーベル【コラボカバー・2】 イトウヨウイチ 10712 ウルヴァリン&マグニートー NINNIN 10713 ウルヴァリン&マグニートー【コラボカバー・1】 NINNIN 10714 ウルヴァリン&マグニートー【コラボカバー・2】 NINNIN 10715 スパイダーマン&ヴェノム 日野慎之助 10716 スパイダーマン&ヴェノム【コラボカバー・1】 日野慎之助 10717 スパイダーマン&ヴェノム【コラボカバー・2】 日野慎之助 10718 ミズ・マーベル 10719 インヒューマンズ・ミズ・マーベル 10720 ミズ・マーベル【コミックカバー・1】 10721 ミズ・マーベル【コミックカバー・2】 10722 スカーレット・ウィッチ NINNIN 10723 最強の魔女・スカーレット・ウィッチ NINNIN 10724 スカーレット・ウィッチ【コミックカバー】 10725 スカーレット・ウィッチ【クラシックカバー】 10726 ガンビット 10727 白い悪魔・ガンビット 10728 ガンビット【コミックカバー】 10729 ガンビット【クラシックカバー】 10730 アポカリプス 10731 アポカリプス【コミックカバー・1】 10732 アポカリプス【クラシックカバー】 10733 ウルトロン 10734 ウルトロン【コミックカバー】 10735 ウルトロン【クラシックカバー】 10736 ジャガーノート 10737 ジャガーノート【コミックカバー】 10738 ジャガーノート【クラシックカバー】 10739 センチネル 10740 センチネル【コミックカバー】 10741 センチネル【クラシックカバー】 10742 グリーン・ゴブリン NINNIN 10743 グリーン・ゴブリン【コミックカバー】 10744 グリーン・ゴブリン【クラシックカバー】 10745 プロフェッサーX NINNIN 10746 サノス【コミックカバー・3】 10747 アポカリプス【コミックカバー・2】 10748 ザ・マイティ・ソー【コミックカバー・3】 10749 キャプテン・マーベル&ミズ・マーベル【コミックカバー】 10750 スパイダーマン&ヴェノム【コミックカバー】 10751 サイクロップス【コミックカバー・2】 10752 アントマン【コミックカバー・2】 10753 シー・ハルク【コミックカバー・2】 10754 ドクター・ドゥーム【コミックカバー・3】 10755 戦勝の超越神・ミネルヴァ 日野慎之助 10756 慈愛の超越神・ヴィーナス 安達洋介 10757 全能の超越神・ゼウス イトウヨウイチ 10758 魔星の超越神・ヘラ イトウヨウイチ 10759 豊穣の超越神・セレス 鈴木香織 10760 戦軍の超越神・アレス 日野慎之助 10761 10762 滅魔の超越神・メタトロン 日野慎之助 10763 マキマ 安達洋介 10764 マキマのコート 10765 デンジ NINNIN 10766 チェンソーマン NINNIN 10767 デンジの手斧 10768 早川アキ 10769 早川アキ&狐の悪魔 10770 カースの剣 10771 パワー 安達洋介 10772 血の魔人・パワー 安達洋介 10773 ニャーコ 10774 岸辺 10775 岸辺のスキットル 10776 サメの魔人 10777 ビームのズボン 10778 天使の悪魔 10779 天使の悪魔の羽 10780 姫野&幽霊の悪魔 10781 姫野の眼帯 10782 銃の悪魔の肉片 10783 デンジ&マキマ 10784 コーラ味のキャンディ 10785 デンジ&パワー 10786 輸血用血液製剤 10787 デンジ&アキ 10788 姫野からもらったタバコ 10789 ポチタ 10790 デンジとポチタの食パン 10791 モミアゲマン NINNIN 10792 サムライソード NINNIN 10793 祖父と孫の写真 10794 沢渡アカネ&ヘビの悪魔 10795 アカネのパーカー 10796 東山コベニ 10797 コベニの三徳包丁 10798 荒井ヒロカズ 10799 公安スーツ 10800 コウモリの悪魔 10801 ニャーコの鳥かご 10802 ポチタメダル【銅】 10803 ポチタメダル【銀】 10804 ポチタメダル【金】 10805 ポチタメダル【虹】 10806 星降の大魔女・アルジェ 鈴木香織 10807 アルジェの聖木鎌 鈴木香織 10808 聖祭の昼女神・メリディス sena 10809 煌星の昼女神・メリディス sena 10810 燦贈の大魔女・サレーネ 鈴木香織 10811 聖訪の大魔女・ファスカ 安達洋介 10812 星降の大魔女・アルジェのスノードーム 鈴木香織 10813 煌星の昼女神・メリディスのスノードーム sena 10814 時透無一郎 10815 霞柱・時透無一郎 10816 時透無一郎の日輪刀 10817 宇髄天元 10818 音柱・宇髄天元 10819 宇髄天元の日輪刀 10820 甘露寺蜜璃 安達洋介 10821 恋柱・甘露寺蜜璃 安達洋介 10822 甘露寺蜜璃の日輪刀 10823 堕姫 10824 上弦の陸・堕姫&妓夫太郎 10825 妓夫太郎 10826 堕姫の帯 10827 玉壺 10828 上弦の伍・玉壺 10829 玉壺の壺 10830 憎珀天 10831 憎しみの鬼・憎珀天 10832 憎珀天の太鼓 10833 不死川玄弥 10834 不死川玄弥の銃 10835 小鉄 10836 小鉄のお面 10837 積怒 10838 積怒の錫杖 10839 空喜 10840 空喜の腰巻き 10841 哀絶 10842 哀絶の十文字槍 10843 可楽 10844 可楽の団扇 10845 半天狗 10846 縁壱零式 10847 ヒノカミ神楽の使い手・竈門炭治郎 中村エイト 10848 鬼化進行時・竈門禰豆子 イトウヨウイチ 10849 神速・我妻善逸 10850 猪突猛進・嘴平伊之助 村瀬倫太郎 10851 選ばれし強き者・煉獄杏寿郎 日野慎之助 10852 竈門炭治郎の日輪刀 10853 煉獄杏寿郎の日輪刀 10854 竈門禰豆子の竹筒 10855 我妻善逸の日輪刀 10856 嘴平伊之助の日輪刀 10857 冨岡義勇の日輪刀 10858 胡蝶しのぶの日輪刀 10859 栗花落カナヲの日輪刀 10860 茶々丸 10861 錆兎と真菰のお面 10862 鱗滝のお面 10863 鋼鐵塚のお面 10864 無限列車の切符 10865 累の糸 10866 神籤の鍵勇者・メニット 安達洋介 10867 吉凶の鍵勇者・メニット 安達洋介 10868 新春の山海神・ワダツミ&ヤマツミ 池屋 10869 酒仙の山海龍・ワダツミ&ヤマツミ 池屋 10870 飴細工の工龍契士・チュアン 安達洋介 10871 チュアンの飴細工 安達洋介 10872 獅子舞の騎龍王・ノルディス NINNIN 10873 メニットのおみくじ道具 安達洋介 10874 吉凶の鍵勇者・メニットの年賀状 安達洋介 10875 酒仙の山海龍・ワダツミ&ヤマツミの年賀状 池屋 10876 飴細工の工龍契士・チュアンの年賀状 安達洋介 10877 獅子舞の騎龍王・ノルディスの年賀状 NINNIN 10878 ゼノ&シルバ 安達洋介 10879 ゾルディック家の番犬・ミケ 10880 ハンター協会会長・ネテロ 10881 心源流拳法師範・ネテロ 10882 割符 10883 キメラアント・ネフェルピトー 安達洋介 10884 王直属護衛軍・ネフェルピトー 安達洋介 10885 玩具修理者 10886 キメラアント・シャウアプフ 10887 王直属護衛軍・シャウアプフ 10888 シャウアプフの羽 10889 キメラアント・モントゥトゥユピー 村瀬倫太郎 10890 王直属護衛軍・モントゥトゥユピー 村瀬倫太郎 10891 モントゥトゥユピーの腕 10892 フランクリン 10893 フランクリンの上着 10894 コルトピ 10895 コルトピがコピーした青雲文壷 10896 ボノレノフ 10897 ボノレノフのグローブ 10898 カルト 10899 カルトの扇子 10900 不思議で便利な大風呂敷 10901 シャウアプフのバイオリン 10902 気狂いピエロの大鎌 10903 気狂いピエロの銃 10904 気狂いピエロのロッド 10905 イルミの針 10906 アグドラール&シャードラン&トイケラトプス 池屋 10907 三玩龍・アグドラール&シャードラン&トイケラトプス 池屋 10908 アグドラールの積み木 池屋 10909 シャードランの積み木 池屋 10910 トイケラトプスの積み木 池屋 10911 龍契士・リューネ&シルヴィ 茶壱 10912 青緑の龍契士・リューネ&シルヴィ 茶壱 10913 リューネの三叉槍 茶壱 10914 シルヴィの戦斧 茶壱 10915 瞬滅の赤龍契士・ガディウス 茶壱 10916 リューネの龍契印 10917 シルヴィの龍契印 10918 サリアの龍契印 10919 ソニアの龍喚石 10920 ソニア=クレアの龍喚石 10921 ソニア=フィオの龍喚石 10922 ツバキの龍喚石 10923 スミレの龍喚石 10924 カエデの龍喚石 10925 カンナの龍喚石 10926 サツキの龍喚石 10927 10928 10929 10930 10931 射止める銃士・リズレット sena 10932 リズレットのビターチョコ sena 10933 仁愛の占い師・スーリア 安達洋介 10934 縁結びの占い師・スーリア 安達洋介 10935 お菓子作りの結星霊・メアリス 北熊 10936 メアリスのチョコムースケーキ 北熊 10937 激甘の鋼星神・クヴィア 安達洋介 10938 情愛の聖舶神・ノア 日野慎之助 10939 射止める銃士・リズレットのショコラ sena 10940 縁結びの占い師・スーリアのショコラ 安達洋介 10941 お菓子作りの結星霊・メアリスのショコラ 北熊 10942 激甘の鋼星神・クヴィアのショコラ 安達洋介 10943 情愛の聖舶神・ノアのショコラ 日野慎之助 10944 バーテンダー・イデアル 池屋 10945 イデアルの宝杯 池屋 10946 バーテンダー・トウカ 安達洋介 10947 熟練バーテンダー・トウカ 安達洋介 10948 トウカの宝杯 安達洋介 10949 バーテンダー・クロトビ 池屋 10950 敏腕バーテンダー・クロトビ 池屋 10951 クロトビの宝杯 池屋 10952 バーマスター・オーディン 日野慎之助 10953 オーディンの宝杯 日野慎之助 10954 バーテンダー・ワルりん イトウヨウイチ 10955 ワルりんの宝杯 イトウヨウイチ 10956 酒宴神・バッカス イトウヨウイチ 10957 バッカスの聖杯 10958 バッカスの聖瓶 イトウヨウイチ 10959 米磨龍・ダイギンジョー 池屋 10960 ダイギンジョーの徳利 10961 ダイギンジョーの聖瓶 池屋 10962 醸造魔・ワインリィ 安達洋介 10963 ワインリィの宝杯 10964 ワインリィの聖瓶 安達洋介 10965 麦芽龍・ビアードン 日野慎之助 10966 ビアードンのジョッキ 10967 ビアードンの聖瓶 日野慎之助 10968 穀糖龍・ウィスキール NINNIN 10969 ウィスキールのボトル 10970 ウィスキールの聖瓶 NINNIN 10971 紅果精・ロベリール NINNIN 10972 豊熟の紅果精・ロベリール NINNIN 10973 ロベリールの宝杯 NINNIN 10974 蒼果精・ブルッカ sena 10975 豊熟の蒼果精・ブルッカ sena 10976 ブルッカの宝杯 sena 10977 碧果精・メローラム sena 10978 豊熟の碧果精・メローラム sena 10979 メローラムの宝杯 sena 10980 黄果精・レモック NINNIN 10981 豊熟の黄果精・レモック NINNIN 10982 レモックの宝杯 NINNIN 10983 紫果精・グレーシス 安達洋介 10984 豊熟の紫果精・グレーシス 安達洋介 10985 グレーシスの宝杯 安達洋介 10986 ウメマロ 北風友裕 10987 成熟の雫・ウメマロ 北風友裕 10988 ウメマロの宝杯 北風友裕 10989 ジントニック 日野慎之助 10990 爽香の雫・ジントニック 日野慎之助 10991 ジントニックの宝杯 日野慎之助 10992 モヒート 日野慎之助 10993 清涼の雫・モヒート 日野慎之助 10994 モヒートの宝杯 日野慎之助 10995 ハイボール イトウヨウイチ 10996 爽快な雫・ハイボール イトウヨウイチ 10997 ハイボールの宝杯 イトウヨウイチ 10998 カルーアミルク イトウヨウイチ 10999 甘味の雫・カルーアミルク イトウヨウイチ 11000 カルーアミルクの宝杯 イトウヨウイチ
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粗悪品共の舞踏会 ◆LxH6hCs9JU 闇夜に溶け込む街々が、進む二人の足取りを重く、慎重な色に染める。 浸透する深々とした空気は、舗装された硬い街路の感触も相まって、通行人に緊張を促す。 前を歩くのは、グリーンのセーターを着た二十代前半と見受けられる男だった。 腰には抜き身の大太刀が一本提げられおり、刃が脚を掠めないよう気をつけて進んでいた。 後ろを歩くのは、赤いジャケットにパンツルックの三十代半ばと見受けられる女だった。 腰の後ろで手を組み、周囲の街並みを物珍しそうに観察しながら進んでいた。 会話は少なく、だからといって二人とも気まずいとは感じていない。 前を行く男の名はシズ、後ろを行く女の名前はアリソン・ウェッティングトン・シュルツといった。 ふと、前を行くシズが足を止めた。 釣られて、後ろのアリソンも立ち止まる。 二人が視線を注ぐ前方、立ち塞がるように女が一人、立っていた。 夜風に靡くのはドレスの端、体の凹凸は激しく、手にはなにか突起物を握っている。 暗がりのため表情は窺えないが、雰囲気だけで初対面の相手に向けるべき笑みがないことを、二人は感じ取った。 シズとアリソンは互いに一瞬だけ目配せする。その隙をついて女が走り寄った。 それほど速くはなかった。距離が十分に開いていたこともあり、二人はまったくと言っていいほど動揺しなかった。 なにも言わず、シズがベルトとズボンの間に挟んでいた大太刀を抜く。 片手で扱うには重く、長さもあるそれはいつも愛用している刀と比べても勝手が違ったが、現状を打破するのに問題はない。 シズは大太刀を両手で持ち、一直線に向かってくる女を袈裟に斬った。女は避けなかった。 シズが大太刀を構えている姿が見えていなかったのか、アリソンから見ればわざわざ斬られに走ってきたようなものだった。 「あなたって情け容赦ないのね」 左肩から右の腰にかけて真っ二つに分かれた女を見下ろし、アリソンがシズに言った。 「“これ”に情けもなにもないだろう」 自身がその手で分断した女を見下ろし、シズはアリソンにそう返した。 アリソンは、ごもっともで、とだけ返した。 【B-4/一日目・黎明】 【シズ@キノの旅】 [状態]健康 [装備]贄殿遮那@灼眼のシャナ [道具]デイパック、支給品一式、不明支給品(0~2個) [思考] 0:生き残る。 1:一先ずは脱出を目指す。 2:それが不可能ならば殺し合いに乗る。 3:アリソンは気にしない。 [備考] ※ 参戦時期は6巻『祝福のつもり』より前です。 ※ 殺し合いをどこかの国の富豪の開いた悪趣味な催しだと考えています。 【アリソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ】 [状態]健康 [装備]カノン(6/6)@キノの旅、かなめのハリセン@フルメタル・パニック! [道具]デイパック、支給品一式、カノン予備弾×24 [思考・状況] 1:シズが心配だから付いていく。 2:リリア達と合流。 ◇ ◇ ◇ 物騒な世の中になったわねぇ、などといった世間話を軒先でする奥様方の気持ちになったつもりというわけではないが、 世の中本当に物騒になったよなぁ、と高校生の身分ながらに痛感することがしばしばある。 物騒と一口に言ってもその種類は様々で、西の方じゃ公園で遊んでいる女の子にポストの場所を尋ねただけで通報されたり、 東の方じゃ日常のストレスやら抑圧された鬱憤の解放やらで見知らぬ通行人を次々刺していったりと方向性は多岐に渡る。 俺にとって怖いのは後者だ。特に通り魔というわけではないがナイフ、これにはある種のトラウマのようなものさえ芽生えている。 今を思えば懐かしい、あの放課後の教室での出来事。朝倉はシンプルにも、ナイフで俺を刺し殺そうとしてきやがった。 なんで刃物だったんだろうな。長門のお仲間であるところのあいつの素性を考えれば、他にいくらでも殺し方なんてあったろう。 それこそよりハルヒに影響を与えるような、ミステリーに富んだ殺し方だってアリだったはずだ。キャトルミューティレーションとか。 ……自分の内臓が何者かの手によって摘出される。外側は一切を傷をつけずに。すまん。想像した数秒前の俺が馬鹿だった。 想像力豊かなのはいいが、安易な想像は自分へのダメージに繋がるんだと実感したところで現在の状況を説明しよう。 夜の街はまだまだ真っ暗闇で、例の声のでかい自己主張に身の危険を感じた俺はマオさんや陸と逃げ出すことしばらく、 とりあえず川でも渡って北東のほうに回ろうかとせかせかしていたところ、見知らぬ女性に行く手を阻まれた。 ここで前述の物騒な話が生きてくる。俺たちの前に立ち塞がる女の方は、なんとこちらに向けて包丁の切っ先を向けているではないか。 いくら今が真夜中とはいえ、深夜勤務ご苦労様ですと前置きしてからおまわりさんに通報したくなるのが小市民の心ってやつだ。 「キョンさん。訊きそびれていたのですが、格闘技かなにかの心得はおありで?」 ない。と俺はスッパリ言い切った。俺が非常時であるにも関わらず素手でいたもんだからかね。 シャミセンもびっくりなこの喋る犬、陸は変わらずにこにこした表情で俺に包丁女の対処を委ねてくる。 そういや訓練された警察犬なんかは武装した犯人に対しても果敢に向かっていくと聞くが、こいつにそういうのを期待するのは無駄だろうか。 まあそれはともかくとして、いよいよもってヤバイ展開である。 暗がりのため顔はよく見えないが、どうやらドレスを着ているらしい女性は今にも俺たちに斬りかかってきそうな雰囲気だ。 陸が期待するように俺が彼女の腕に手刀を打ち込んで包丁を叩き落とし、流麗な動作で一本背負いに持ち込むなんざ逆立ちしてもできん。 ここは三十六系逃げるにしかず、言葉の意味は覚えちゃいないがとにかくすたこらさっさと退散するのが一番だろう。 俺は未だ酔いどれ気分が回復していないだろうマオさんに合図を送るべく、チラリとを後ろを振り向こうとしたのだが、 その瞬間、目の前にいた女性の頭が吹っ飛んだ。 夜目でもわかるくらい、派手にだ。 突然の出来事に俺は唖然とし、表情が変わらないのでどうかは知らないがおそらく陸も唖然としていた。 唯一、俺の後ろで千鳥足を刻んでいるかと思われたマオさんだけが飄々とした態度で声を発することができた。 「あー……ったく、いくらなんでも酔いがさめるってなもんよ」 飄々と、というのは語弊があるな。たとえるなら二日酔いのサラリーマンが渋々、頑張って再起しましたよー、ってな状態か。 マオさんは頭痛でもするのか片手で額を押さえつつ、もう片方の手にはこれまた物騒な長物を持っていた。 銃だ。それも世間一般の方々が連想する拳銃じゃない。両手で構えなければ撃てなさそうなキリンの首のように長い銃だ。 素人の俺にはこれがライフルなのかショットガンなのか判別がつかなかったが、マオさんがこれを持っている意味はわかる。 彼女は生粋のガンマニアだったのだ、などといった素っ頓狂な回答も用意してはいたが今はそれを繰り出せる余裕もなく、 眼前の銃刀法違反者が背後の銃刀法違反者に頭を派手に吹っ飛ばされたのだ、と誰の目から見ても明らかな解を提示しよう。 「キョンさん。これを見てみてください」 バーチャルゲームじゃあるまいし、ただの飲んだくれにこんな代物がいきなり撃てるはずもなく、 ましてや包丁を所持していたというだけの女性の頭を躊躇なく狙えるかと考えれば、半信半疑だったマオさんの経歴も納得できる。 そのへんを再確認するのは先延ばしにするとして、俺は陸に誘われるがまま、頭部を失い果てた女性のもとに駆け寄った。 そこには見るも無残な肉片と脳髄のコントラストが……広がっていると思っちまったんだがな、軽い気持ちで近づいたことを後悔せずに済んだ。 「なんだこりゃ」 「見るも明らかでしょう」 状況を改めて整理してみよう。今は深夜、辺りは暗がりだ。さっきは遠目で、女性の顔は窺えなかった。 突然の事態に動揺してたってのもあるんだろう。だが、今広がっている惨状を鑑みてみれば、なんてことはない。 こりゃあミステリーでもサスペンスでもなくホラーだった。そういう解釈がぴったり当てはまるだろう。 なにせ、マオさんが銃で木っ端微塵にし、俺と陸が今まさに見下ろしているそれは、死体ではありえない代物なんだからな。 「マオさん、これは……」 「考えるのは後よ。派手に鳴らしちゃったからねぇ、とりあえずここから離れるわよ」 「同感ですね。誰かが駆けつけてくる前に退散するとしましょう」 酔いからさめたらしいマオさんはたいへんごもっともな提案をし、その場からとっとと逃走なさった。 陸もそれについていき、俺といえば慌ててこれを追いかける三羽烏のオチ担当、というような構図だ。 この差から見て、驚きが一番大きかったのは俺なんだろう。ハルヒ絡み以外の非日常には慣れてないからな。 今この場での体験談を夏の怪奇特番にでも投稿すれば、おもしろいと採用されるかネタだなとそっぽ向かれるかのどちらかだろう。 ちなみに、俺は後者だと信じて疑わない。こんな話、谷口や国木田はもちろんのこと古泉に振ったって鼻で笑われるだろうよ。 一つわかっていることだけを言わせてもらうとするならば、とりあえずマオさんは殺人犯にはならなかったってことだけだ。 【C-4/一日目・黎明】 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康 [装備]:陸@キノの旅 [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品1~2個所持) [思考・状況] 0:なんだったんだ、ありゃ? 1:この場から離れる。 2:SOS団との合流し、脱出する。 [備考] ※陸の思考 1:キョンたちについていく。 2:シズとの合流 【メリッサ・マオ@フルメタル・パニック!】 [状態]:健康 [装備]:モスバーグM590(8/9) [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品0~2個所持) [思考・状況] 1:この場から離れる。 2:キョンを守る。 3:仲間達と合流。 4:自身の名前が無い事に疑問。 【モスバーグM590@現実】 口径:12ゲージ 全長:1042mm 重量:3.6kg モスバーグ社が開発したポンプアクション式散弾銃。アメリカ海兵隊などに使用されている。 工具なしで銃身を交換することができるのが特徴。 ◇ ◇ ◇ 煌々と輝く満月の膝元、それだけでは足りない、と整地された路面を照らす照明灯の連なりがあった。 端にシャッターの下ろされた格納庫を並べ、中央には滑走路を差別化するための白線と黄線が引かれている。 辺りを取り囲むのは草地だ。平坦に整えられた緑の絨毯は、思わず寝転びたくなるような魅力を秘めている。 若輩ながら世界の各地を巡り歩いてきた相良宗介にとって、飛行場という施設はさして珍しいものでもない。 対テロ極秘傭兵組織『ミスリル』所属の彼は、ここに置かれている飛行機はもちろんのこと、 AS(アーム・スレイブ)と呼ばれる人型機動兵器の操縦すら得意とする、専門家(スペシャリスト)だ。 時間の経過により一定の区画が消滅する、島を舞台にしているにも関わらず脱出は不可能、 そういった信じ難いルールの根底を暴くべく、調査に立ち寄ったのがこれまでの経緯。 実際に飛行機を飛ばしてみれば今の不可解な状況が一挙に解明できるだろう、と考え飛行場に立ち寄ったまではよかったのだ。 結果から言って、宗介の打ち立てた計画は第三者の妨害を受けてしまった。 彼は今、望まぬ交戦状態にある。 戦地は滑走路のど真ん中。深夜とはいえ、照明がいくつもついているので活動するには不自由ない。 おかげで、飛行場を訪れてすぐに遭遇し、顔を合わせるなりこちらに襲い掛かってきた者の姿がよく見える。 背丈は同等、知人ではありえず、性別は女、ナイフを得物とし、停戦の様子はなし、こちら側からの警告も効果なし。 制圧は容易だった。しかし宗介はある見極めのため、即座の撃退を選ばず、三分半ほどを対象の観察に当てた。 “これ”はいったいなんなのか、という疑問を解消するべく、相良軍曹らしからぬ戦いが続く。 基本的には女が攻撃し、宗介がそれを寸前で回避するという流れが延々と繰り返されるだけだ。 攻撃方法はパターン性に乏しく、手に持ったナイフによる振り下ろしや振り上げ、稀に突きなど。 それ以外の武器を使ったり、ナイフを捨てての肉弾戦に持ち込もうという気配はまったくない。 馬鹿の一つ覚え、としか言いようがないほどに愚かしい、アマチュア以下の戦い方が宗介の目の前にあった。 やがて十分だと判断したのか、宗介は軽いため息の後、所持していた拳銃を構え女に向かって発砲した。 銃弾が女の額に命中し、決着する。 人間ならば確実に死ぬ急所を狙ったが、宗介は女が倒れても銃を下ろさず、警戒に努めた。 しばらく待ち完全に反応が見られないと判断するや否や、宗介は被弾した女の体を抱き起こし念入りに調べ始めた。 身につけていたドレスを強引に破き、凹凸のハッキリした体の質感を確かめる。 予想していた通りの感触が手の平に伝わり、さらに全身の重量もそう大したものではないと確かめてから、 宗介は女の口内へと指を突っ込み中を探る。同時に、銃弾が命中した箇所の損傷具合も、間近から見て確かめる。 傍目にも怪しい調査が終わり、宗介は悩ましげな表情を一つ浮かべた。 どう対応したものか、判断に困る。 こういった不可思議な事象は戦場というよりもむしろ、陣代高校での生活の中で多く見受けられただろうか。 そのときは警護対象でもあり親しき友人でもある級友、千鳥かなめが代わって対処に当たってくれたりもした。 「リリア、君の意見を聞かせてくれないか」 不測の事態により今は離れ離れになってしまった少女を思い出すと同時、 つい先ほど前に関係を築き上げた同行者の存在も思い出す。 格納庫の裏で宗介の戦闘を見守っていた彼女、リリア・シュルツは険しい顔を浮かべながら歩み寄ってくる。 宗介のすぐ傍に横たわる女の亡骸を見て、リリアはその顔をさらに顰めた。 「……まさか幽霊の仕業!? とでも反応すればいいのかしらね。わたしにだってわかんないわよ」 「そうか。俺は最初、首謀者グループが差し向けてきた刺客かとも思ったんだが。調べてみればなんてことはない」 宗介とリリアは互いに目配せした後、もう一度女の亡骸に目を向け、その揺ぎない事実を再確認する。 「まったくもって不可解だ。これは機械でも、ましてや人間でもない。単なる“マネキン人形”だ」 【B-5/飛行場/一日目・黎明】 【リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ@リリアとトレイズ】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:デイパック、支給品一式(ランダム支給品0~2個所持) [思考・状況] 0:ひとりでに動くマネキン人形……? ホラーだわ。 1:それはともかくとして、飛行場を調べたい。 2:宗介と行動。 3:トレイズが心配。 4:アリソン、トレイズ、トラヴァスと合流。 【相良宗介@フルメタル・パニック!】 [状態]:健康 [装備]:サバイバルナイフ、IMI ジェリコ941(16/16+1) [道具]:デイパック、支給品一式(確認済みランダム支給品0~2個所持)、予備マガジン×4 [思考・状況] 0:不可解ではあるが、ただのマネキンに用はない。 1:飛行場を調べる。飛ばせる飛行機があるようなら、空からこの会場を調査してみたい。 2:リリアと行動。 3:かなめとテッサとの合流最優先。 ◇ ◇ ◇ 会場東部に聳え立つ背の高いデパート、その地上階の中ほどに、一連の事件の黒幕は潜んでいた。 全身を白の長衣で包む美麗の容貌は、過ぎ去る時刻を思い深くため息をついた。 辺り一帯は玩具売り場。御崎市に巣くっていた頃、アジトとしていた環境となんら変わりない。 だというのに、今の自分は酷く見劣りする存在になってしまったのだと、柄にもなく落胆する。 種族の壁を越えて対等に扱われる……ある種、嬉しきことではあった。が、彼女がいなければそれも無価値だ。 「結果は出た。幕を下ろし、甘んじてこれを受け入れよう」 落胆も一瞬、“狩人”フリアグネは表情を毅然としたものに変え、今しがたこの階に踏み入ってきた男に語りかける。 「報告を聞こうか、“少佐”」 その呼称は、人間を名前で呼ぶという行為に慣れていないフリアグネにとって、極めて都合のいいものだった。 軍人の階級など、“紅世の王”であるところのフリアグネと比せば毛ほどの意味もありはしない。 上からでも下からでもなく、この場は単なる呼び名として、一時的同志である“少佐”の返答を待つ。 「管轄外の三体に関しては時間が結果を告げています。私が追った一体についても同じく。“舞踏会”はこれにてお開きです」 レジカウンターに腰を落ち着かせるフリアグネの前に立ち、“少佐”ことトラヴァスは報告を遂げた。 「まさか、全滅とはね。ちなみに“少佐”、君が観察すると言った一体は、どんな人間にやられたんだい?」 「少年でした。歳は十代の半ばか後半かといったところです。鈍器で一撃。威力はそれほど大したものではありませんでしたが」 「つまり、耐久力もその程度だったというわけか。“少佐”、君はその少年を最終的にどうしたんだい?」 「特になにも。今回は観察に努め、不干渉を貫きましたよ。急いては事を仕損じますし、隙もありませんでしたから」 「もっともだ。だからこその“舞踏会”だったんだがね……私としては後味の悪い方向に転がってしまったようだ」 フリアグネは悔しそうに歯噛みし、カウンターから腰を上げる。 対象年齢一桁ほどの玩具が並べられた棚と棚の間を、考え事に耽りながら数歩、足で刻む。 “常ならざる”今だからこその、人間らしい、いや人間の“ような”仕草。 「『玻璃壇』でもあれば、この場に留まる意味も大きいが……彼女たちが偵察にも使えないとなると、盤面はまた厳しくなるな」 「人の世では、“狩人”とは狩りをする者のことを指します。時機に夜も明けるでしょうし、出撃するなら頃合かと」 「それは人間で言うところの軍略かい、“少佐”? 私としての正攻法は別にあるのだが、いつまでも渋ってはいられないな」 考え込むフリアグネの決断を、トラヴァスは表情を変えぬまま待つ。 時計の針は四の数字より南に傾き、窓の外はほんの微かにだが、白っぽい光が見られ始めた。 「出かけようか“少佐”。『万条の仕手』に法衣のお嬢ちゃん、君、そして彼女たちを打ち破った人間。 世界に対しての認識が隔てられていた以前では考えられなかったが、今は実際に交流を図るべき時なんだろう。 蒐集家として自ら集め歩く……なにも珍しいことというわけではないさ。君という頼もしい同志もいることだしね」 程なくして、“狩人”フリアグネが百貨店からの出立を決める。 同志と呼ばれたトラヴァス“少佐”は、首肯して彼の後に続く。 殺し合いに乗った二人が、“舞踏会”を終えて“狩り”に出向く。 【C-5/百貨店・玩具売り場/一日目・早朝】 【フリアグネ@灼眼のシャナ】 [状態]:健康 [装備]:吸血鬼(ブルートザオガー)@灼眼のシャナ [道具]:デイパック(肩紐片方破損)、支給品一式、不明支給品1~2個 [思考・状況] 基本:『愛しのマリアンヌ』のため、生き残りを目指す。 1:当面、トラヴァスと組んで他の参加者を減らしていく。ただし、トラヴァスにも警戒。 2:他の参加者が(吸血鬼のような)未知の宝具を持っていたら蒐集したい。 3:他の「名簿で名前を伏せられた9人」の中に『愛しのマリアンヌ』がいるかどうか不安。いたらどうする? [備考] ※坂井悠二を攫う直前より参加。 ※封絶使用不可能。 ※“燐子”の精製は可能。が、意思総体を持たせることはできず、また個々の能力も本来に比べ大きく劣る。 ◇ ◇ ◇ 「そんな、まさか……フリアグネの“燐子”!?」 両儀式と別れた坂井悠二は、警察署からの謎の電話に応えるべく、南西へとひた走っていた。 その道中、彼の行く手を阻むように現れたのが、ドレスを纏った表情のない女――のマネキン人形である。 周囲は暗がりのため、人の目ではそれが、一瞥しただけで非人間であるとは気づけなかっただろう。 だが、この坂井悠二という少年は違う。 かつての夢想家が宣布しようとした『この世の本当のこと』を自らの消滅と共に認知し、 自身が『零時迷子』という宝具を宿したトーチ、“ミステス”として在ることを自覚した。 ゆえに、見えるのだ。 己が人間として暮らしてきたそれまでの世の中と、“紅世”との明確な境界線が。 命とも言うべき“存在の力”を視覚化したものであり、それが人間でないという確たる証拠でもある、『炎』が。 (あのときのマネキンと同じ……それに、炎の色も。僕の記憶違いじゃないとすれば、まず間違いない) 目の前に立つ女の胸部では、薄い白の色をした炎が、今にも消えそうなほど儚く燃えている。 悠二が初めて遭遇した“紅世の徒”である“狩人”フリアグネもまた、炎の色は薄い白だった。 炎が同色の“徒”は、基本的にはありえないと聞いている。もちろん、色彩に微かな違いがあるのかもしれないが。 その可能性を含めて考えてみても、人形型の“燐子”を使役することは、フリアグネの得意とする分野だった。 つまり、このマネキン人形はフリアグネの“燐子”である可能性が極めて高いのだ。 フリアグネは既にシャナの手によって討滅されており、名簿にも掲載されていなかった、という点を無視すれば。 (考えるのは後だ。相手は“燐子”、そしてこの状況下……やるしか、ない) マネキン人形は手に刃物らしきものを握っている。ここで逃走を図れば他の人間に標的を変えるかもしれない。 敵と相対して数秒、悠二は相手が襲い掛かってくるよりも前に考えをまとめ、これの撃退に打って出る。 デイパックから取り出したのは、自身の身長の倍ほどはあろうかという長い鉄棒だ。 これは宝具『メケスト』。かつて御崎市を訪れた調律師、『儀装の駆り手』カムシンが所持していたものだ。 棒術の心得などまったくない悠二ではあったが、これが宝具であり、自身“存在の力”をある程度扱える以上、下手な武器よりも心強い。 悠二が『メケスト』を構えたところで、マネキンの“燐子”が一直線に駆けてきた。 真っ向からの突撃は反撃に好都合でもあり、相手の本気が正面から伝わってくるので脅威でもある。 構える鉄棒は決して軽くはない。下手に振るうのは愚策、ならば攻撃法は一つしかない、と瞬時に判断を下す。 軌道を変える素振りがまったく見られない“燐子”の突進に対し、悠二はあえて前に踏み出し、『メケスト』を突き出した。 先端が狙い、穿ったのは、“燐子”の喉下である。 驚くほど綺麗に命中した。と悠二が思うと同時、“燐子”が跳ね返るように後ろへと倒れる。 受け身を取ることもなく地面へと激突し、衝撃で首が取れ、胸元に宿っていた存在の炎は一瞬で掻き消えた。 「――えっ?」 思わず、そんな声が漏れる。 弱い――“徒”やフレイムヘイズなどとは比べられず、そして人間よりも容易く、“燐子”はほんの一突きで壊れてしまった。 元の炎からして見た目脆弱ではあったが、それにしてもあっけなさすぎる。 悠二はなにかしら罠があるのではないか、と存在が希薄になったマネキンを棒で小突くが、当たり前のごとく反応はない。 「いやあ、お見事」 呆然と“燐子”だったものを見下ろす悠二、その背後から、落ち着いた男性の声がかかる。 咄嗟に振り返ると、そこには眼鏡をかけた三十代半ばほどの優男が、こちらに銃口を向けつつ微笑んでいた。 「素晴らしい一撃だ。いや、褒めるべきは判断力と度胸のほうかな。なんにせよ、ただの子供として接することはできないね」 ――人間だ。 悠二はまず、目の前の存在が“徒”でもフレイムヘイズでもトーチでもない、純正の人間だと目を凝らし判断する。 その上で、慎重に問うための言葉を選択した。 「……あなたは?」 「本名は教えられない。あえて名乗るなら“少佐”か。それとも、“フリアグネ様”の仲間といったほうがわかりやすいかな?」 ――フリアグネ。 この世の人間が口に出すには風変わりすぎるその名を耳にし、悠二は今一度足下のマネキンのへと目をやる。 状況証拠は十分すぎる。マネキン型の“燐子”、“少佐”なる男の発言内容、揃いすぎている。 やはり、この椅子取りゲームに討滅されたはずの“狩人”フリアグネが存在しているのだ。 信じがたくはあるが安易に否定もできない事実に行き着き、悠二が険しい表情を浮かべていると、 「とりあえず手を上げてくれないかな? この銃は警告の意味もあるんだがね」 男が優しげな口調で降伏を促してきた。 悠二は表情を変えず、毅然とした態度でこれに応える。 「……手は上げません。上げる意味がない」 「それは銃が怖くない、ということかな?」 「いいえ、違いますよ」 悠二は、男の目を見ている。 黒光りする銃口ではなく、男の目だけを見つめ言い放つ。 「僕を撃つつもりなら、声をかけるより先にいくらでも機会があったはずだ。 たとえ僕を尋問することが目的だったとしても、邪魔になる手足の一本や二本、撃ち抜いてから声をかければいい。 フリアグネの仲間を名乗るほどの人間なら、それくらいはしてのけるのが普通でしょう? それに、なにより……」 ――あなたの銃からは、“殺し”が感じられない。 悠二は、目の前の男にこちらを殺害する意はないと確かに見極め、だからこそ冷や汗の一つもかかずに相対していられた。 悠二の返答に対し、男は無言。いや、無反応だ。銃口はぶれず、引き金も絞られず、電池の切れた玩具のごとく停止してしまった。 さあどう出る、と悠二が唾を飲む――その瞬間、銃声は鳴った。 ◇ ◇ ◇ (どことなく“王子様”に印象が似ているようだが、これはこれは……トレイズ殿下よりも頼もしいくらいじゃないかな?) 内心苦笑しながら、“少佐”ことトラヴァスは硝煙を上げる銃をより強調するように持ち直した。 眼前の少年は、さすがにびっくりした表情を浮かべている。が、恐怖で竦んだりしないところがますます好印象だ。 「勘違いしないでもらおうか。用があるのは、君の口だけじゃない。だから下手に傷つけることを避けたまでさ」 銃には消音機をつけていたため、音での威嚇は望めない。なので、少年の足下のマネキンを撃ち抜かせてもらった。 「君はその人形のことを知っている風だったね。“フリアグネ様”の名も、すぐに出てきた。僕はそれについて知りたいのさ」 マネキンを前にした少年の反応。そこが現在の行動に至った分岐点であり、トラヴァスにとっての幸福だった。 発言の内容からして、この少年はフリアグネを知っている。さらには、フリアグネが秘した“紅世”に関する情報もおそらく。 「訝しげな顔だね。答えやすいようにヒントをあげようか……僕は“フリアグネ”の仲間だ。いずれ、裏切るつもりだけどね」 トラヴァスに殺意がないことを容易く見破ってみせたこの少年、はたしてこの言動からどこまで推察することができるか。 綱渡りを楽しむような童心は持ち合わせないのが理想だったが、将来有望な若者に対すると、つい悪い癖が出てしまう。 「互いに背中には気をつけるべき関係なのさ。そんな僕が今最も欲しいものは、なんだと思う?」 「……フリアグネ自身が隠し、あなたも知らない、僕という第三者だけが知っている、情報ですか」 トラヴァスは鷹揚に微笑み、頷く。口には出さないが、大した少年だ、と精一杯の賛辞を秘めて。 「察しがよくて助かるよ。僕はいつかフリアグネを出し抜くための情報が欲しい。特に弱味を握りたい」 「僕がフリアグネについて知っていることは、あまり多くありません。それでも、助かるための行動にはなりますか?」 内容次第さ、とトラヴァスは返した。 少年は悔しそうに歯噛みし、そして訥々と語り出す。 ――トラヴァスが教えられなかった、“狩人”フリアグネの情報。 ――フレイムヘイズと対したときの戦闘スタイルや、得意な武器。 ――人間関係、性格等、そういった彼に囚われた者からの、印象。 ――そして、この『坂井悠二』という少年の素性も、それとなく。 すべて有意義なものとして捌き、吸収する。 やがてトラヴァスは、銃を下ろし自ら悠二の言葉を切った。 「なるほど、彼は宝具を扱うことに長け、そして戦略家でもあるのか……同時に、君にも生かす価値が見つかった」 銃を下ろしても、悠二は警戒を解かない。表情に緊張を保ったまま、トラヴァスの言葉の真意を探ろうとしている。 「その、フリアグネを討滅したというフレイムヘイズ。彼女と彼が共倒れになってくれれば、僕としてはこの上なく都合がいい」 トラヴァスは悠二に、一度フリアグネを討滅――殺したという少女、シャナを連れてくるよう指示を出した。 ただでさえ“魔法遣い”のような異能を有する王様だ。自ら討ち取るよりも、専門家の手を借りたほうが早い。 「フレイムヘイズにとって、“紅世の徒”は見過ごせない存在なんだろう?」 シャナという存在がフリアグネを討つ、この行動についての正当性は十分にある。 だからこそ誰に疑われることもない、トラヴァスの見逃しが、単なる甘えでないと知らしめることができる。 悠二は単なる足、シャナという災厄を呼び、フリアグネをそれに巻き込ませるための――だからこそ、この場は見逃すのだ。 「さあ、もう行くといい。僕の気が変わらぬ内に。次はそう、そのシャナという子も一緒に会えるといいね」 それが本心でなく、建前だとしても。 悠二本人が、どこまで了解しているか知れずとも。 トラヴァスは今はまだ、“フリアグネ様”の恩恵に縋る浅ましい人間として。 去っていく坂井悠二の背中を、激励の一つもなしに見送るのだった。 【C-5/百貨店付近/一日目・黎明】 【坂井悠二@灼眼のシャナ】 [状態]:健康、強い不安 [装備]:メケスト@灼眼のシャナ [道具]:デイパック、支給品一式、湊啓太の携帯電話@空の境界(バッテリー残量100%)、不明支給品0~1個 [思考・状況] 基本:シャナ、吉田一美、ヴィルヘルミナを捜す。 0:あの人は、いったい……。 1:“少佐”の真意について考える。 2:警察署を目指す。 3:他の参加者と接触しつつ、情報を集める。 [備考] ※清秋祭~クリスマスの間の何処かからの登場です(11巻~14巻の間)。 ※警察署に殺し合いに積極的な殺人者がいると思っています。 【メケスト@灼眼のシャナ】 『儀装の駆り手』カムシンが持つ鉄棒型の宝具。長さは三メートルほど。 本来はカムシンが『瓦礫の巨人』で儀装した時に使う武器で、鉄棒は巨大な鞭の柄となる。 調律時のマーキングなどにも用いられるが、ただ単に“存在の力”を込めても効果が現れるわけではない。 ◇ ◇ ◇ 突如として始まった、『粗悪品共の舞踏会(ダンスパーティ)』。 フリアグネが主催を務め、トラヴァスがそれに乗じた、不可解な催しの真相を曝け出そう――。 まず、同盟結成後に場所を百貨店へと移した二人は、婦人服売り場で四体の“燐子”を精製する作業に入った。 制作者はフリアグネ、“燐子”とは彼が“存在の力”を物体に注ぎ込みむことで完成する、己の命に忠実な下僕のことである。 この“燐子”の精製はフリアグネが“紅世の王”として得意とする技術であり、素材は人形を好むという。 だからこそ実験場に婦人服売り場を、素材に女性型のマネキンを選んだのだが、出来上がった“燐子”はまさに粗悪品だった。 自我を持たない。“存在の力”が希薄。動きが鈍い。命令通りに行動はする。スペックは込める“存在の力”に見合わない。 そのときのフリアグネといえば、酷く憤慨したものだ。封絶が使えない“常ならざる”時とはいえ、異能の劣化は激しすぎた。 もちろん、トラヴァスにとっては都合がいい。無尽蔵に兵隊を量産できる能力など、オーバースキルにもほどがある。 フリアグネは作り出した“燐子”が実際にどの程度戦果を得るか試すため、彼女たちを外へと放逐した。 与えた命令は『人間を見つけたら襲え』、『どんなことがあっても四時までには戻れ』という簡素なものだ。 時間通りに戻ってこれたならば、まだ使い道は――『存在するかもしれないマリアンヌ』を探すくらいの役には立つ。 時間通りに戻ってこれなかったならば、襲った人間に返り討ちにあったと判断し、頼るには危うき力だと判断を下す。 その際、トラヴァスは自らフリアグネに申し立てたのだ。この“燐子”の戦力、自らの目で見極めたい、と。 敵情視察かい、とフリアグネはトラヴァスの狙いを正しく読み取ったが、これにはあっさりと許可を出した。 トラヴァスは四体の“燐子”の内一体を追い、単体での有用性がどの程度のものかを観察、報告するという取り決めで。 そして、トラヴァスは“狩人”フリアグネを自分よりもよく知る少年、坂井悠二に出くわした。 幸運な出会いだった。おかげでトラヴァスは、フリアグネに関する有益な情報を入手することができたのだから。 名乗ってはいないが、“少佐”という人間がフリアグネの傍でなにをしているのか、彼はある程度察してくれたと思う。 確信などがあるわけではないが、短い交戦で垣間見た彼の洞察力、観察眼は、十分評価に値するものだ。 きっと、“少佐”の顔を覚えても僕の不利に働くような動きはしまい、とトラヴァスは踏んでいた。 すべてを明かさず、真相を彼の洞察力に委ねたのは、トラヴァスが“主催者”と定める者たちに悟れないためだ。 彼らとの接触を望むというのであれば、トラヴァスは誰の目から見ても“ゲーム肯定派”でなくてはならない。 このゲームの推移を、彼らがなんらかの手段で眺めているだろうことは明白。ゆえに、スパイ活動は徹底しなければならなかった。 百貨店に帰ってきてみれば案の定、トラヴァスが追わなかった他三体も、定時通りに戻ることはできなかったようだ。 殺意を持った自動人形という存在は怖いものではあるが、場慣れした人物ならば冷静に対応するだけでどうとでもなる。 実際に観察して、安堵すると同時に判断した。フリアグネの“燐子”に、このゲームの参加者を殺すことは無理だ。 フリアグネの持ち札の中で、厄介なカードが一枚潰えた。そう解釈しても問題はなく、当人も残酷な現実を受け入れたようだ。 百貨店に篭城して“燐子”に参加者たちを殺させていく――というトラヴァスにとって不都合な札の切り方も封殺された。 フリアグネは再び実地へと降り立ち、その身で戦いに赴くことを決める。 悠二から聞いたフリアグネの戦闘スタイルを踏まえれば、宝具不足の今、彼はそれほどの脅威にはなるまい。 だとすればトラヴァスとしても御しやすく、被害も最小限に納めることが可能だ。 (それとは別に、気になることもあるんだけれどね) 引っかかるのは、坂井悠二の言にあった『フリアグネはシャナに討滅されたはず』という部分。 悠二の認識によれば、このフリアグネはシャナという名のフレイムヘイズに一度殺されているのだ。 しかし当の本人からそんな話は一切されておらず、シャナという名前も聞き及んではいない。 明らかな情報の、あるいは認識の齟齬。どちらかが間違えているのか、嘘をついているのか、隠しているのか。 もしくは、どちらも正しいことだけを言っている可能性とて、十分にありうる。それが“常ならざる”という考え方だ。 (仮にフリアグネが幽霊のような存在だとしても、目の前で動いている以上、やることは変わらないさ) 今まさに玩具売り場から離れようという“狩人”フリアグネの背後、トラヴァス“少佐”は決意も新たに一歩を踏み出す。 いつもどおりの“汚い仕事”だ。“常ならざる”仕事場だとしても、初心を忘れずにいこう、と。 【C-5/百貨店・玩具売り場/一日目・早朝】 【トラヴァス@リリアとトレイズ】 [状態]:健康 [装備]:ワルサーP38(6/8、消音機付き)、フルート@キノの旅(残弾6/9、消音器つき) [道具]:デイパック、支給品一式、不明支給品0~1個、フルートの予備マガジン×3 [思考・状況] 基本:殺し合いに乗っている風を装いつつ、殺し合いに乗っている者を減らしコントロールする。 1:当面、フリアグネと『同盟』を組んだフリをし、彼の行動をさりげなくコントロールする。 2:殺し合いに乗っている者を見つけたら『同盟』に組み込むことを検討する。無理なようなら戦って倒す。 3:殺し合いに乗っていない者を見つけたら、上手く戦闘を避ける。最悪でもトドメは刺さないようにして去る。 4:ダメで元々だが、主催者側からの接触を待つ。あるいは、主催者側から送り込まれた者と接触する。 5:坂井悠二の動向に興味。できることならもう一度会ってみたい。 投下順に読む 前:silky heart 次:奇々怪界 時系列順に読む 前:天より他に知るものもなし 次:奇々怪界 前:mother アリソン・ウィッティングトン・シュルツ 次:コロシアムをもう一度 前:mother シズ 次:コロシアムをもう一度 前:CHALLENGER キョン 次:コロシアムをもう一度 前:CHALLENGER メリッサ・マオ 次:コロシアムをもう一度 前:long name リリアーヌ・アイカシア・コラソン・ウィッティングトン・シュルツ 次:本当はずっと、子供のままで、幼いままで 前:long name 相良宗介 次:本当はずっと、子供のままで、幼いままで 前:そして2人は殺し合いに乗った フリアグネ 次:BREAK IN 前:そして2人は殺し合いに乗った トラヴァス 次:BREAK IN 前:天より他に知るものもなし 坂井悠二 次:ルドラの秘宝
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支給品一覧 【コードギアス 反逆のルルーシュ】 【ひぐらしのなく頃に】 【スクライド】 【らき☆すた】 【るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-】 【仮面ライダー龍騎】 【ルパン三世】 【ローゼンメイデン】 【ガン×ソード】 【寄生獣】 【ゼロの使い魔】 【バトルロワイアル】 【相棒】 【仮面ライダーBLACK】 【真・女神転生if...】 【DEATH NOTE】 【TRICK】 【ヴィオラートのアトリエ】 【灼眼のシャナ】 【現実】 【その他】 コードギアス 反逆のルルーシュからの支給品 ゼロの仮面 Lに支給 フルフェイスの黒い仮面。 左眼部分にはスライドシステムを搭載。 口元にはマイク(拡声器or/andボイスチェンジャー)が付いているため、これを被ると声を判別できなくなる。 ゼロのマント 泉新一に支給 ゼロ愛用、襟の高い黒いマント。 仮面も揃えれば貴方もゼロに大変身。 ゼロの銃 高良みゆきに支給 無印22話でゼロがユフィを殺害するのに用いたニードルガン。 セラミックと竹を使用しているため金属探知器では探知できない。 ピザ C.C.に支給 C.C.の大好物。 咲世子の煙球×3 ジェレミア・ゴットバルトに支給 名前通り篠崎咲世子が愛用している煙球で、R2の14話にて使用。 投げると白煙が立ち込める。 ゼロの剣 南光太郎に支給 ゼロレクイエムの際、ゼロが皇帝ルルーシュを貫いた剣。 黒の騎士団の制服(女性用) 田村玲子が廃洋館内で調達。 黒の騎士団の団員の制服。バイザーは付属していない。 ランスロット 特別派遣嚮導開発部が開発したKMF(ナイトメアフレーム)。 B-5山頂付近、外観を偽装したKMF格納庫に収容されていた。 起動キーはV.V.の手元にあり、バトルロワイアルの進行状況次第で参加者に渡す予定もあった。 型式番号 Z-01 全高 4.49m 重量 6.89t 装備 スラッシュハーケン×4、ブレイズルミナス×2、メーザーバイブレーションソード×2、ヴァリス、ハーケンブースター 従来の量産型よりも性能が高い分扱いが難しいが、枢木スザクが操縦した場合の通常稼働率は94%となる。 ファクトスフィアが頭部でなく胸部に2基装備され、スラッシュハーケンも腰部の2基に加え手の甲から射出するメッサーモードが2基、計4基装備されている。 腕部中央からブレイズルミナスというシールドを発生し、様々な攻撃を弾く。 脱出装置とフロートシステムは実装されていない。 サザーランド純血派機 ブリタニア軍が開発した量産・普及型KMF(ナイトメアフレーム)。 G-9地下のKMF格納庫に収容されていた。 純血派機のシンボルとして機体の頭部のファクトスフィアと両肩が赤く塗装されている。 起動キーはV.V.の手元にあり、バトルロワイアルの進行状況次第で参加者に渡す予定もあった。 型式番号 RPI-13 全高 4.39m 重量 7.48t 装備 スタントンファ、スラッシュハーケン、アサルトライフル 第五世代KMFであり、第四世代のものよりもコクピットの居住性・生存性の他、機動性の向上が図られた。 R2では多くの新型KMFが登場したため旧式となったが、ジェレミアは可翔式やサザーランド・ジークという形で使用し続けている。 V.V.の改造によって、本来この機体に用いられていなかった神経電位接続システムが採用された。 またサクラダイトの使用量を増やし出力増大。 更にエンドレス・イリュージョンのG-ER流体システムが導入され、搭乗者と機体の伝達速度がより速くなっている。 エクスカリバー 第九十八代皇帝のナイトオブワン・ビスマルクの専用機ギャラハッドが背中に装備する巨大剣。 皇帝が直々に命名したものである。 元の刀身はギャラハッド自体の全高七メートルすら上回るほど巨大。 収納時の機動力低下を防ぐためか鞘の先端にはランドスピナーが装備されている。 巨大な刀身からはピンク色のエネルギーフィールドが放出されており、天愕覇王荷電粒子重砲でさえも拡散させ払いのけてしまうほどの高威力を誇る。 この場ではサザーランドが扱えるよう約半分のサイズとなった為、出力もそれに合わせて低下した。 ▲ ひぐらしのなく頃にからの支給品 鉈 千草貴子に支給 ひぐらしといえばこれが思い浮かぶ人も多いはず。 雛見沢症候群治療薬C120 前原圭一に支給 雛見沢症候群の末期症状を起こした患者に使われる、症候群の症状を抑制する薬。脳内のホルモン分泌を抑制して錯乱の伝達を防ぐ。 あくまで病原体に直接作用する抗生物質ではないので、この薬だけではL3まで症状を抑える効果しかなく、完治させることは不可能。 健常者に使用すると10分以内に全身の発疹、発熱、瞳孔の拡大、妄想を引き起こすとされている。 おはぎ×5 杉下右京に支給 鬼隠し編においてレナと魅音が圭一に見舞いとして差し出した品。 新聞紙に包まれていて、おはぎにそれぞれA~Eまでの貼り紙がある。 なおEのおはぎだけ他のより小さく、どれか一つだけタバスコが混入されている。 富竹のポラロイド 上田次郎に支給 富竹ジロウのポラロイドカメラ。 かなり使い古されている。 クマのぬいぐるみ 園崎詩音に支給 北条悟史が北条沙都子の為に買ったぬいぐるみ。 かなり大きい。 前原圭一のメモ ロロ・ランペルージに支給 鬼隠し編で前原圭一が書いたメモ。 内容はこれ。 原作では「バラバラ殺人~証拠の注射器」の4行が切り取られていた。 エンジェルモートの制服 柊かがみに支給 ファミレス・エンジェルモートでウェイトレスが着用している制服。 とてもファミレスの制服には見えない。 北条悟史の金属バット 柊かがみに支給 北条悟史の所有するバットでグリップに悟史と書かれている。 叔母殺しに使用され、その後前原圭一の手に渡る。 水鉄砲 次元大介に支給 部活で使う水鉄砲at罪滅ぼし編。 葛西のサングラス 斎藤一に支給 園崎詩音の世話役・葛西辰由のサングラス。 RPG-7 蒼星石に支給。 射程は数百メートルにも及び、戦車すらも一撃で葬る強力な武器。 単発式であるため、一度発射するごとに榴弾を装填しなおす必要がある。 元から装填されてる一発の他に、予備の榴弾が一発分だけ支給された。 原作では山狗部隊が用意したものの、葛西&詩音の妨害で発射されることはなかった。 ▲ スクライドからの支給品 スイカ(6玉) 蒼嶋駿朔に支給 Holyのアルター使い瓜核の大好物。 君島の車 岩崎みなみに支給 君島邦彦が最後に乗っていた車。 彼の墓標でもある。 アニメ本編では二人乗りだったが、このロワでは四人でも乗ることができる。 シェリスのHOLY隊員制服 田村玲子が廃洋館にて発見 HOLY隊員のシェリスが着ている制服。 かなみのリボン カズマが警察署霊安室で回収 由詑かなみが身に着けていた普通のリボン。 ▲ らき☆すたからの支給品 チェリー 真紅に支給 岩崎みなみが飼っている白いシベリアン・ハスキー(メス)。 こなたのスク水 ジェレミア・ゴットバルトに支給 泉こなたが小学生の時に使用していたスクール水着。 中心には6−3 泉と記載されている。 陵桜学園の制服 殺し合い開始時の柊かがみの着衣。 陵桜学園規定のセーラー服。 かがみの下着 殺し合い開始時の柊かがみの着衣。 ブラジャーとパンツのセット。色は不明。 どこぞの役立たずにあげれば喜ぶかもしれない。 ▲ るろうに剣心-明治剣客浪漫譚からの支給品 逆刃刀 蒼嶋駿朔に支給 緋村剣心が使用していた日本刀。刃と峰が逆さになっている。 刀匠・新井赤空が打った最後の刀である御神刀の影打(複数本打たれるのが通例の御神刀のうち、死蔵したり人に譲ったりする刀)。 原作9巻で瀬田宗次郎によって折られた。 逆刃刀・真打 ジェレミア・ゴットバルトに支給 緋村剣心が所有する日本刀。刃と峰が逆さになっている。 刀匠・新井赤空が打った最後の刀である御神刀の真打(複数本打たれるのが通例の御神刀のうち、最もよくできたもの)。 白山神社に奉納されていた。 逆刃刀が折られ、10巻からはこちらを使用している。 無限刃 アイゼル・ワイマールに支給 志々雄真実の愛刀。 刀匠・新井赤空の最終型殺人奇剣。 刃をこぼして鋸状にすることで、殺傷力を一定に保ち連続使用することを可能にした刀。 その代わり切れ味はそこまで高くない。 刃には志々雄がこれまで斬った人間の脂が染み込んでおり、摩擦熱を用いなくとも刀身を発火させることができる。 能力は11巻から登場。 無敵鉄甲 斎藤一に支給 「六人の同志」戌亥番神が使用している鉄甲。18巻で登場。 全面に傾斜が施されているので如何な名刀でも太刀筋が狂ってしまう。 また肉厚が一寸七分(約5cm)もある為に、弾丸をも弾くことが出来る。 薄刃乃太刀 ヴァンに支給 志々雄一派、十本刀の一人「刀狩の張」こと沢下条張の愛刀。 刀匠・新井赤空の後期型殺人奇剣。 刃の強度を保ったまま可能な限り薄く鍛えた、数メートル程の細い帯状の刀。 剣先が僅かに重くなっていて、鞭の如く手首の微妙な返しを使って刃を自在に操ることができる。 張はこの刀を腹に巻いて持ち歩いており、10巻で使用。防具の役目も兼ねている。 菊一文字則宗 ヴァンに支給 瀬田宗次郎の愛刀。 剣心との二回目の戦闘で用いられた。 小太刀二刀流 ルパン三世に支給 四乃森蒼紫の愛刀。 一本の鞘に二本の小太刀を収納しているため、一本の長刀に見える。 二刀流は11巻から使用。 仕込み杖 ミハエル・ギャレットに支給 斎藤一が初登場時(7巻)に使用した杖型のサーベル。 携帯性に優れているが、強度は玩具と変わらないらしい。 倭刀 由詑かなみに支給、 大陸製日本刀。 刀身は江戸期以降主流となった打刀ではなく、戦国期に主に使われていた太刀である。 斬馬刀 翠星石に支給 喧嘩屋斬左こと相楽左之助の愛刀。 彼の背丈以上の刃渡りを持つ巨大な刀で、常人では扱えないほどに重い。 だが剣心との戦闘で叩き折られ、それからほとんど登場していない。 六人の同士との戦闘で再び登場したが、戌亥番神によって砕かれた。 高荷恵の傷薬 稲田瑞穂に支給 有名な医療一族である高荷家に伝わる傷薬。 桜柄の容器に入っており、剣心がよく効くと褒めた代物。 おそらくだが切り傷に効くと思われる。 連刃刀 夜神月に支給。 志々雄一派、十本刀の一人「刀狩の張」こと沢下条張の愛刀。 新井赤空作初期型殺人奇剣。 半分に切ったそれぞれの鞘と鍔に、刃をつけたもの(戦闘では2つをくっつけて使う)。 刃の短い間隔で傷を2つ付けられると傷口の縫合が上手くできなくなり、傷口から腐って死に至る。 だが、剣心にすぐ叩き折られた。 石田散薬 劉鳳に支給 新撰組副長である土方歳三の実家が製造、販売していた傷薬。 多摩の浪人であった時代に土方歳三が剣術修行のついでに売り歩いた代物。 打ち身、骨折によく効き、熱燗の日本酒で飲むことが推奨されていた。 るろうに剣心本編では斎藤一が薬売りに化けて神谷道場に訪れた際に登場した。 白梅香 北条沙都子に支給 雪代縁の姉である雪代巴が愛用していた香水。 煉獄・改 元は十本刀の一人である佐渡島方治が、雪代縁の組織から買い取った大型甲鉄艦。 一度は沈没したものをV.V.がブリタニアやエンドレス・イリュージョンの技術を用いて修理・回収・改造を施した。 J-1の座礁船として偽装されていて、武田観柳が持つ専用パソコンをバトルロワイアルの進行状況次第で参加者に渡す予定もあった。 志々雄「この大型甲鉄艦“煉獄”には全財力の五分の三をつぎ込んだんだ」 アームストロング砲や回転式機関銃を装備していたが、改造後の装備は不明。 専用パソコンによる遠隔操作やオート航行が可能になっている。 ▲ 仮面ライダー龍騎からの支給品 龍騎のデッキ 城戸真司に支給 TV版1話で登場。仮面ライダー龍騎に変身できる。詳細は城戸真司の項を参照。 ナイトのデッキ ミハエル・ギャレットに支給 TV版1話で登場。仮面ライダーナイトに変身できる。 詳細はここ。 シザースのデッキ 橘あすかに支給 TV版5話で登場。仮面ライダーシザースに変身できる。 詳細はここ。 ゾルダのデッキ 北岡秀一に支給 TV版6話で登場。仮面ライダーゾルダに変身できる。詳細は北岡秀一の項を参照。 王蛇のデッキ 浅倉威に支給 TV版18話で登場。仮面ライダー王蛇に変身できる。詳細は浅倉威の項を参照。 タイガのデッキ 東條悟に支給 TV版33話で登場。仮面ライダータイガに変身できる。詳細は東條悟の項を参照。 インペラーのデッキ 上田次郎に支給 TV版40話で登場。仮面ライダーインペラーに変身できる。 詳細はここ。 ファムのデッキ 篠崎咲世子に支給 劇場版、TVSPで登場。仮面ライダーファムに変身できる。 詳細はここ。 リュウガのデッキ 志々雄真実に支給 劇場版で登場。仮面ライダーリュウガに変身できる。 詳細はここ。 オルタナティブゼロのデッキ 桐山和雄に支給 TV版39話で登場。オルタナティブゼロに変身できる。 詳細はここ。 ベルデのデッキ 枢木スザクに支給 TVSPで登場。仮面ライダーベルデに変身できる。 詳細はここ。 オーディンのデッキ ラプラスの魔から鷹野三四に与えられた。本来なら封印されているカードデッキ。 TV版27話で登場。仮面ライダーオーディンに変身できる。 詳細はここ。 SEAL(封印) 園崎詩音に支給 TV版11話で登場した、モンスターの封印のカード。 持っていれば例えライダーでない人間でもモンスターの標的になることはない。 ただモンスターは襲うことが出来ないというだけで、執拗につけまわしはする。 カップ焼きそば 次元大介が警察署内で発見した。 大量に置いてあり、原作では浅倉威が食していた。 メタルゲラスの装甲板 アイゼル・ワイマールが総合病院にて発見。 浅倉に殺されたメタルゲラスの外皮であるが、これはもう外皮というより装甲板である。 頑強さで知られたメタルゲラスのそれは、ミラーモンスターとしてのエネルギーを奪われたあとも、その強度を失っていない。 メタルゲラスの角と爪 アイゼル・ワイマールが総合病院にて発見。 浅倉に殺された、メタルゲラスの角と爪。 頑強さで知られたメタルゲラスのボディの中でも特に強度の高い部分であり、その怪力による力任せの攻撃を繰り出そうとも耐えうるだけの強さを持つ。 エンドオブワールドの不発弾 アイゼル・ワイマールが総合病院にて発見。 ゾルダがファイナルベントであるエンドオブワールドが発動した際に、五ェ門が切り払った弾薬の残骸。 ミサイルとしての機能はすでに失われているが、その中に封入された強力な火薬は、いまだ健在である。 城戸真司のズーマーデラックス 後藤に支給 城戸真司の愛車、ヘルメットがついていない。 サバイブ(疾風) シャドームーンに支給 これを使用することで、仮面ライダーナイトが仮面ライダーナイトサバイブへと進化する。 なお設定上はライア、王蛇もこのカードを使用することでサバイブ体になれる。 CONTRACTのカード×2 斎藤一に支給 ミラーモンスターと契約することができるカード。 契約とは銘打っているが、ミラーモンスターに拒否権はない。 CONFINE VENTのカード アイゼル・ワイマールに支給 ミラーモンスターと契約することができるカード。 契約とは銘打っているが、ミラーモンスターに拒否権はない。 神崎優衣の描いた絵 園崎魅音に支給 幼少の頃に神崎優衣が描いた絵が箱詰めされてある。 怪獣の姿は全てがミラーモンスターである。 サバイブ(烈火) ストレイト・クーガーに支給 これを使用することで、仮面ライダー龍騎が仮面ライダー龍騎サバイブへと進化する。 なお設定上はリュウガもこのカードを使用することでサバイブ体になれる。 ▲ ルパン三世からの支給品 ワルサーP-38 織田敏憲に支給 ルパン三世の愛銃。 M19コンバット・マグナム 夜神月に支給 次元大介の愛銃。 次元の手により少なからず改造されている。 斬鉄剣 狭間偉出夫に支給 石川五ェ門の愛剣。 白鞘に収められた日本刀。 しんせい 田村玲子に支給 銭形警部がよく吸うタバコ。 ミニクーパー 山田奈緒子に支給 ルパン三世が乗る車の一つ。 小型クルーザー 銭形警部に支給。 TV SPECIAL「霧のエリューシヴ」に登場し、ルパン達が使用したクルーザー。 ▲ ローゼンメイデンからの支給品 真紅のステッキ 翠星石に支給 真紅が接近戦で使うステッキ。 庭師の鋏 山田奈緒子に支給 蒼星石が使う鋏。 心の樹の成長を妨げる雑草を取り除くことができる。 庭師の如雨露 次元大介に支給 翠星石の武器。 人の夢の中に存在する「心の樹」の手入れをする事が出来る他 夢の樹の葉や幹を自由に召喚し、そして使役出来る能力を持っている。 一般人は恐らくその能力を使う事が出来ない。 ローゼンメイデンの鞄 稲田瑞穂に支給 高級そうな作りの大きな鞄であり、ローゼンメイデン達はここで眠る必要がある。 なおローゼンメイデン達は、これを飛行時の道具として使用することもできる。 ただしこれ自体に飛行能力がある訳ではない。 ▲ ガン×ソードからの支給品 調味料一式 ヴァンに支給 ヴァンが料理を食べる際に必ず使用する調味料のセット。 これにはエンドレス・イリュージョンに存在しない類の調味料も入っている様子。 カギ爪 ミハエル・ギャレットに支給 カギ爪の男が装着する義手。 金属製の指先が異様に尖っている。 レイの靴 石川五ェ門に支給 レイ・ラングレンが履いている白い靴。 右踵部に小型の銃、左踵部にはヴォルケインを呼び出す為の弾丸が仕込まれている。 このロワでは使用してもヴォルケインは呼び出せない。 レイ・ラングレンの銃 東條悟に支給 レイ・ラングレンがいつも腰に挿していた、刀のようにも見える連射可能な銃。 赤い鞘のような部分は弾倉、相当数連射すれば床を撃ち抜いたりもできる。 レイ・ラングレンの銃の予備弾倉 東條悟に支給。 レイ・ラングレンの銃の予備弾倉。 全60発入りで、装着すると脇差しのようになる。 なおこの銃に使用されているのは9mmパラベラム弾だが特殊なものであり、他の銃に装填することはできない。 フォークリフト C.C.が小屋にて発見 第一話でウェンディが気絶したヴァンを街に運ぶ際に乗っていたもの。 広々とした場所ならば問題なく通れる、ただしスピードはかなり遅い。 ヴァンの蛮刀 平賀才人に支給 ヴァンの愛刀。 単純な剣としてではなく、鞭のようにしならせることが出来る。 ダン・オブ・サースディを呼ぶ際に用いる武器でもある。 しかしこのロワではダンを呼び出すことはできない。 ファサリナの三節棍 北条沙都子に支給 ファサリナが愛用している三節棍。 ヴァンの蛮刀と同様の素材を使用しているため、布のような形状にもなれる。 ▲ 寄生獣からの支給品 鉄の棒 タバサ(シャルロット・エレーヌ・オルレアン)に支給 最後の戦闘にて泉新一が後藤を刺した鉄の棒。 不法投棄されたゴミの山から引き抜かれる。 付着していた産業廃棄物が後藤を倒す要因となった。 ▲ ゼロの使い魔からの支給品 デルフリンガー 北岡秀一に支給 平賀才人の相棒である150cmほどの長剣。 主な能力に魔法の吸収、触れた者の力量を測るなどがある。 本来は錆びを自由に落とせるのだが、ロワに参戦した時期にはまだ思い出していない。 ルイズの杖 水銀燈に支給 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの使う杖。 破壊の杖 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールに支給 正式名称M72 LAW。 アメリカ製の携帯式対戦車ロケットランチャー。 黄金の剣 シャナに支給 150cmほどの大剣。 鉄をも一刀両断するという触れ込みだが、実はかなり脆い。 エロ凡パンチ・75年4月号 山田奈緒子に支給 どうみてもただのエロ本です。本当にありがとうございました。 実はアニメ版にしか出てないのだが、気にするほどのことではない。 惚れ薬 高良みゆきに支給 水のメイジであるモンモランシーが調合した薬。 飲んでから最初に見た異性に熱烈な好意を抱くようになる。 解除には水の精霊の秘薬が必要で、効果が続いている間の記憶は残る。 秘薬に順ずるものでも解除出来るかもしれない。 タバサの杖 カズマに支給 タバサが使用する木製の杖。 かなり大きいので鈍器としても使用可能。 眠りの鐘 銭形警部に支給 この鐘を鳴らすことで、周辺にいる人間を浅い眠りの誘う。 ただし一度使ったら、二時間は使うことができない。 ▲ 相棒からの支給品 手錠 田村玲子に支給 ただの手錠である。 美和子スペシャル 後藤に支給 亀山薫の妻である亀山美和子が作った料理。 見た目は完全なゲテモノで味はかなり微妙らしい。 ラジコンカー型爆弾 瀬田宗次郎に支給 相棒-劇場版-に登場したラジコンカー型の爆弾。プロポとセットで支給。 少なくとも、車を一台吹き飛ばす程度の威力があると思われる。 パルトネール(86年) 柊つかさに支給 ボルドーの最高級ワインで、日本語訳は「相棒」。 目玉が飛び出すお値段、間違っても料理にぶち込んでいい品ではない。 ▲ 仮面ライダーBLACKからの支給品 サタンサーベル 竜宮レナに支給 シャドームーンがビルゲニアから奪った世紀王専用の武器。 ビルテクター 瀬田宗次郎に支給 ゴルゴムの戦士、剣聖ビルゲニアの盾。 ライダーキックを弾き返すほど頑丈だったが、サタンサーベルには一撃で真っ二つにされた。 バトルホッパー ヴァンがホテル内で調達 ゴルゴムが世紀王専用マシンとして開発した自我を持つメカ生命体。光太郎の愛車。 世紀王の命令以外は一切聞かないが、このロワ内では自己判断で他の参加者を乗せているらしい。 また世紀王の呼び寄せには応じない。 創世王 鷹野三四が主催本部から調達。 殺し合いを打破できる可能性のあるもの。 即ち誰にも介入できない隔絶された異世界という、重要人物を拉致しても介入されない世界を成り立たす『動力』である。 ▲ 真・女神転生if...からの支給品 ブラフマーストラ 千草貴子に支給 天帝の剣と破壊神シヴァを合体させて出来た合体ガン。 攻撃力199、弾数無制限、ランダムで0~7発の弾丸が出るなど、かなり高性能な銃である。 煙幕弾 真紅に支給 魔界にて売られているアイテム。値段は600マッカ。 ゲームでは使えばボス以外の敵から確実に逃げられる。 このロワでは数分間煙幕を張り、その間は方向感覚を狂わせる効果があるとした。 マハブフストーン 三村信史に支給 氷結系の魔法攻撃を範囲広く仕掛ける。 魔法の使えない主人公にも使えるので、誰にでも使うことが出来る。 出来るだけに威力はそれほどでもない。 魔力の高い人間が使った方が威力は高くなる。 5個セットで支給。 ゲイボルグ シャナに支給 魔界の妖精、クー・フーリンの持つ白い槍。 攻撃力95、装備すれば力+2と運+1の効果がある。 何故か女性しか装備できない。 傷薬 シャナに支給 使用するとHPを小回復するアイテム。 学校の保健室などにも置いてあることから、現実のものと大差はないようだ。 5個セットで支給。 日輪の鎧 織田敏憲に支給 日輪の模様を描いた和風の鎧。 防御力21、火炎を吸収する効果がある。 男女共に装備可能。 Kフロストヅーラ 織田敏憲に支給 キングフロストが被っている金髪横ロールのカツラ。 防御力は25。装着すれば衝撃を和らげる効果と知力を3上げる効果がある。 男しか装備できない。 ヒノカグツチ 泉こなたに支給 赤い色合いをした最強の剣。 攻撃力255、装備すれば力+5と運+2の効果がある。 男女ともに扱えるが、一定以上の力と体力がなければ持つことは出来ない。 宝玉 後藤に支給 すべての傷を癒すことが出来る宝石。 病気を治すことや死者を蘇らすことはできない。 夢想正宗 桐山和雄に支給 力+3、体+2、速+2、運+1。 装備条件はとくになく、男女ともに装備可能である。 斬りつけた相手を睡眠状態にすることができるが、その効力が生きているかどうかは不明。 Kフロストマント 雪代縁に支給 キングフロストが使っている絢爛華麗な赤いマント。 防御力75、回避18。 炎に対する耐性を持ち、さらに体力を3上げる効果がある。 男しか装備できない。 茶色の小瓶 石川五ェ門に支給 味方1体のDEAD(死亡)・DYING(瀕死)・PALYZE(マヒ)・STONE(石化)以外の異常状態を回復させる。 ○の香 鷹野三四が主催本部から調達。 体力を完全回復し、○を+1。 ○の部分には力、知恵、魔力、体力、速さ、運が入る。 さざなみの笛 鷹野三四が主催本部から調達。 死亡した者をUNDEAD状態にして操ることができる。 UNDEAD状態の者に一切の攻撃は効かないが、回復魔法か破魔魔法を使うことで死体に戻る。 昇天石 ルルーシュ・ランペルージに支給。 敵2体に破魔属性の魔法をかけるアイテム。 5個セットで支給。 ▲ DEATH NOTEからの支給品 デスノート(偽物) 前原圭一に支給 DEATH NOTEの偽物。 ジェバンニが一晩でやってくれました。 ノートに使用されている言語は英語ではないため、代わりにルールを和訳した説明書が同封されている。 林檎×10 タバサ(シャルロット・エレーヌ・オルレアン)に支給 死神リュークの大好物。 小型液晶テレビ入りポテチ 亀山薫に支給 シアン化カリウムのおまけとして付いてきた外れ品のひとつ。 中に入っている小型液晶テレビがきちんと映るのかは不明。 角砂糖 南光太郎に支給 本編中にLが食べていた角砂糖。 紙袋にたくさん入っている。 板チョコレート×12 枢木スザクに支給 作中でメロが食していたもの、彼の大好物だと思われる。 本筋には絡んでいないように思われるが、実はこれが原因で日本捜査本部にアジトを発見されている。 発信機 城戸真司に支給 原作にて火口の車に仕掛けられたもの、小型の受信機も一緒に支給されている。 ▲ TRICKからの支給品 どんと来い超常現象全巻セット(なぜベストを尽くさないのか付) 蒼嶋駿朔に支給 上田次郎の著書。主にブック○フで売られている。 カツラ ロロ・ランペルージが警察署内で発見 劇中にて矢部謙三が使用しているカツラ。 何の変哲もないただのカツラである。 ちなみに本人の前で、このことを言ってはならない。 玉 ルパン三世に支給 上田が山田に見せた手品の小道具。 色はブルー、イエロー、グリーン、パープル、赤。 どうして赤だけ英語じゃないのかは上田に聞くべし。 上田次郎人形 緋村剣心に支給 参加者の一人である上田次郎を模してつくられた人形。 上田次郎の特徴的なイントネーションで『なぜベストを尽くさないのか?』という音声を出す機能がついている。 欲しいと思う視聴者は大勢居たが、残念ながら発売されてはいない。 ▲ バトルロワイアルからの支給品 ベレッタM92F 銭形警部に支給 9mm口径の半自動拳銃。 原作では三村信史に支給された。 防弾チョッキ 蒼星石に支給 ベスト状の身体防護服。 原作では織田敏憲に支給された。 イングラムM10 瀬田宗次郎に支給 軍用サブマシンガン。 漫画版では桐山和雄に支給された。 織田のバイオリン 千草貴子に支給 織田敏憲のバイオリン。 S&W M10 杉下右京に支給 38口径の回転式拳銃。 S&W社を代表する名銃である。 シアン化カリウム+外れ武器三点セット 亀山薫に支給 『特別付録・シアン化カリウム』というラベルシールの貼られた透明の袋に入った毒薬。 毒薬の存在を隠すための外れ支給品が他に3つも付いてきた。 付いてきたのは三味線糸、小型液晶テレビ入りポテチ、タオル。 三味線糸 亀山薫に支給 シアン化カリウムに付いてきたハズレ支給品。 農作業用の鎌 水銀燈に支給 普通の鎌。 コルトパイソン 桐山和雄に支給 357マグナム弾を使用する回転式拳銃。 鉈 レイ・ラングレンに支給 普通の鉈。ひぐらしの鉈とは何の関係も無い。 軽トラック ストレイト・クーガーに支給 普通の軽トラ。 三村信史特性爆弾セット 泉こなたに支給 名前通り三村信史が作中で使用した爆弾+α。 内容は爆弾、台車、滑車、タコ糸、ガムテープ、ゴミ袋、ボイスコンバーター、ロープ三百メートル 爆弾以外の道具は、信史がプログラムのある施設に爆弾を投下しよう集めた物。 ちなみにボイスコンバーターとは、パーティーなどで使用される変声用のスプレーのことである。 バージニア・メンソール ストレイト・クーガーに支給 ヅキこと月岡彰が愛用するタバコ。 一箱二十本入りでZIPPOライターとセットで5箱支給。 主に女性向けの銘柄として売られている。 レミントン・デリンジャー 次元大介が警察署内で発見 原作では月岡彰に支給された銃。 作中の描写通り非常に小さく携帯性に優れるが、ニ発しか装填することができない。 ▲ ヴィオラートのアトリエからの支給品 秘密バッグ ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールに支給 アイテムを取り寄せることができるバッグ。 エリキシル剤 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールに支給 どんな怪我や病気も治す究極の薬。 簡単に言えばエリクサーである。 女神の剣 泉こなたに支給 人跡未踏の地に捧げられた宝刀。 従属効果は『攻撃回数増加+3、攻撃力+3、防御力+3、素早さ+3』 フライングボード 柊かがみに支給 錬金術により生み出された空を飛ぶボード。 後部に一対の小さな翼が付いている。 ブリッツスタッフ C.C.に支給 振るうことで火球を杖の先端から発射する錬金術のアイテム。 数回使用することで壊れる。他に雷と氷を発するパターンもある。 従属効果、範囲指定はなし。品質:最高魔力。 エアドロップ×3 C.C.に支給 口に含むことで水の中でも息が出来るようになる。 原作の描写では目も見える。 時の石版 高良みゆきに支給 錬金術によって製作された石版。 一枚に付き、一人の時間を止める。 使い捨てで、対象に投げつけなければ発動しない。 空飛ぶホウキ 竜宮レナに支給 その名のとおり空を飛ぶホウキ。 効果はフライングボードと似ているが、こちらの方が高性能である。 生きてるナワ 雪代縁に支給 その名のとおり生きている縄。 所持者に対して危害を加えた者を自動で飛び出し縛り上げてくれる。 時間経過と共に粋が悪くなって緩む。 炎の杖 南光太郎に支給 片手で扱える、攻撃に炎属性を付与する杖。 アイゼルの初期装備でもある。 チーズケーキ 千草貴子が小病院内にて発見。 シャリオチーズを材料に使ったとても美味しいケーキ。 体力・精神力・生命力が結構回復する。 リフュールポット(アトリエシリーズ) アイゼル・ワイマールと柊つかさが作ったアイテム 錬金術の道を志す者は、まずこれの作り方を学ぶといわれるほど基本的な青色の水薬であり、傷に良く効く。 簡単な薬草や薬の材料からも作れるので、初心者から上級者まで重宝がられている。 効果の程は材料や作り手の腕前により左右されるが、総合的に見て一般的なRPGの『きずぐすり』より多少上である。 琥珀湯 アイゼル・ワイマールと柊つかさが作ったアイテム 錬金術により鉱石と薬から作られる精神安定剤。 飲むと頭がすっきりして精神的な疲労が回復する。 味についての描写はないので、作り手の調味センスによるということなのだろうか? フラム アイゼル・ワイマールと柊つかさが作ったアイテム 錬金術によって作られる基本的な爆弾。 単純に敵を攻撃する他、岩盤破壊にも用いられる。 その威力は火薬の材料に何を使うかによって大きく変わり、爆竹程度から大岩を砂に変える程まで様々。 力(ちから)で製作したフラムは、エンドオブワールドの不発弾の火薬を用いた、非常に強力なものである。 ブランクシチュー 柊つかさが調合 基本的な調合アイテムで(食材)x2と(調味料)x1と井戸水x1が必要、高品質なものでHP回復・中、LP回復・中の従属効果。 幕間2ではつかさのアレンジでビーフシチューになり、HP回復・大、LP回復・大。 ▲ 灼眼のシャナからの支給品 贄殿遮那 北条悟史に支給 シャナが使う大太刀型の宝具。 刀に直接加えられる敵意によるあらゆる力の干渉を受け付けない最高に頑丈な刀。 アズュール Lに支給 “狩人”フリアグネが所持していた、指輪型の宝具。 熱量を伴った物理的な意味での炎を消去する「火除けの結界」を球状に展開し、所持者を炎から守る。 結界は“存在の力”を込めることで発動するようだが、所持者の拒絶する意思に反応して緊急発動もするようだ。 「火除けの結界」はアラストールの炎の吐息さえ防ぎきるが、“存在の力”の見た目上の炎には一切効果がなく、 防ぎ消すのはあくまで「本物の炎」及び「本物の炎の性質を持たせた“存在の力”」だけである。 メロンパン×5 水銀燈に支給 シャナの大好物である菓子パン。 レギュラーシャープ 篠崎咲世子に支給 “狩人”フリアグネの持っていたカード型宝具。 最初は一枚のトランプ(スペードのA)だが、無数に増えて自由自在に宙を飛び、 カードの雪崩で敵を切り裂く戦闘型宝具。 と、見せかけて、実はただ単に占いに使うための『自動的に切られるカード』らしい。 バブルルート 三村信史に支給。 “狩人”フリアグネが所持する、コイン型宝具。『武器殺し』の異名を持つ。 弾くとコインの残像が鎖になり、相手の武器に絡み付く。 これが絡み付いてる間、あらゆる武器は能力を失ってしまう。 ▲ 現実からの支給品 FNブローニング・ハイパワー ルルーシュ・ランペルージに支給 ベルギー製の自動拳銃。 手鏡 真紅に支給 ただの手鏡。 タオル 亀山薫に支給 普通のタオル。 シアン化カリウムに付いてきたハズレ支給品。 模擬刀 稲田瑞穂に支給 床の間に飾るようの切れない刀剣。 先端が尖っているため、首・腹部・心臓などの部位を突き刺せば殺傷も可能。 金属なので打撃武器として使えるが、逆刃刀と比べるとその威力は見劣りする。 インスタントカメラ 竜宮レナに支給 普通の使いきりカメラ。 鉄パイプ 前原圭一に支給 ただの鉄パイプ。 木刀 雪代縁に支給 ただの木刀。 拡声器 泉新一 北条悟史に支給 ただの拡声器。 死亡フラグといえばこれだね。 ラジカセ 泉新一に支給 普通のラジカセ。 ハリセン 北条悟史に支給 ツッコミに最適。 ノートパソコン タバサ(シャルロット・エレーヌ・オルレアン)、石川五ェ門に支給 使い方次第では役に立つだろう。 AK−47(カラシニコフ銃) 園崎詩音に支給 1947年にソビエト連邦軍が制式採用した歩兵用突撃銃、アサルトライフル。 現在も様々な派生を遂げながら、各国の軍で使用されている。 レイピア 次元大介に支給 細身で先端の鋭く尖った刺突用の片手剣。 見た目に反して重たい。 サバイバルナイフ ロロ・ランペルージに支給 軍でも使う大型のシースナイフ。 武器としての威力と堅牢性を最優先に設計されている。 うに アイゼル・ワイマールが現地調達 生きている。 生きていた。 だから海の生き物なんだってば。 双眼鏡 篠崎咲世子に支給 普通の双眼鏡 閃光手榴弾 柊つかさに支給 殺傷目的にではなく、大音響と閃光によって、対象者をショック状態にする為に使われる手榴弾。 暗視ゴーグル カズマに支給 僅かな光を増幅することで暗闇でも可視化する装置。 白衣 緋村剣心に支給 医者などが着る普通の白衣。 金属バット 三村信史がバッティングセンターで現地調達 普通の金属バット。 ベーグル ジェレミア・ゴットバルトがモール内で発見 外側はカリッと、内側はもっちりとした歯触りの普通のベーグル。 8個入りだったが奈緒子とアイゼルが完食。 ミートソース(レトルト) ルパン三世が展望台内で発見 温めれば食べられる。 パスタ付き。 紐と細い糸とゴム ルパン三世が展望台内で発見 どれも普通の日用品。 薬材料 アイゼル・ワイマールが病院の薬品庫から持ってきた、消毒薬や漢方薬など。 これらの薬の効果は現実準拠なので、傷の処置には使えるものの、回復効果は低めである。 アイゼルはこれを『錬金術の薬の材料として使う』と考えているため、便宜上このように表記した。 コッペパン 水銀燈に支給 基本支給品の一つ。原料のほとんどが小麦粉で、中にジャムもマーガリンも入っていない。 包帯×5 由詑かなみに支給 何処にでも置いてあるような包帯。 工具 三村信史が民家から現地調達 何の変哲もない工具。ペンチやドライバー等が一通り揃っている。 卵×4 浅倉威が教会付近の民家から調達 普通の卵だが、食べる前に調理はした方が良い。 手榴弾×1 夜神月に支給 普通の手榴弾。 USB型データカード アイゼル・ワイマールに支給 ノートパソコンやPDAに挿入する事で、携帯電話やPHSの通信ネットワークを利用したインターネット接続を可能にする通信機器。 食材 山田奈緒子が現地調達 人参、玉葱、牛肉等、基本的な食材が一通り揃っている。 ▲ その他の支給品 ニンテンドーDS型詳細名簿 Lに支給 名前通り見た目はニンテンドーDS型だが、その中身は参加者の詳細名簿。 現在の情報量は少なく、名前(名簿と一緒)、年齢、性別、職業(表向きの)だけ。 しかしカセットやカードを差し込めば、情報量は増えると思われる。 Lのメモ Lがカズマに支給 杉下右京、岩崎みなみの知り合いの名前と簡単な特徴、夜神月(キラ)についての詳細が書かれている。 ニンテンドーDS型探知機 狭間偉出夫に支給 見た目は【ニンテンドーDS型詳細名簿】と同じだが、その中身は参加者の居場所を探知できる探知機。 一度に見れる情報量は少なく、指定した相手が現在居るエリアが分かるだけ。 しかし、別のカセットやカードがもしもあり、それを差し込めば情報量は増えると思われる。 カードキー ロロ・ランペルージが警察署内で、シャナが美術館内で発見 プラスチックでできたカード。 A-10研究所に設置されたゲフィオンディスターバーを使用出来るようにする。 知り合い順名簿 ロロ・ランペルージに配布された名簿 他の参加者に配布された名簿とは順番が違う。 何故ロロにこの名簿が配布されたかは不明。 レシピ『錬金術メモ』(多ジャンルバトルロワイアルオリジナル) 柊つかさがアイゼルに錬金術を教わった際に取ったメモ リフュールポット、琥珀湯、フラムの作り方と、錬金術の基本的な概念が書かれている。 情報が記されたメモ 警察署でL、上田次郎、由詑かなみ、翠星石、岩崎みなみ、桐山和雄が情報交換した内容を記したメモ 内容は以下の通り 1:浅倉威、水銀燈、後藤、田村玲子、シャナ、シャドームーン、夜神月、竜宮レナ、騎士服の男(スザク)、メイド服の女(咲世子)が危険人物であること。 2:それぞれのロワ内での大まかな動向、及び元からの知り合いに関する情報 3:寄生生物、ローゼンメイデン、カードデッキ、アルター能力についての情報。 4:Dー7で起こった爆発の主犯が北岡秀一であること。 また、コピー機によって複製されている。 夜神月が書いたメモ ルパン三世が回収 夜神月が今後別行動をする旨が書かれている。 首輪解除用メモ 三村信史が書いたメモ 多ジャンルバトルロワイアルのHPから首輪解除に必要な部分を書き写したもの。 DS系アイテムの拡張パーツ(GBA) 平賀才人に支給 DS系アイテムの情報量を増やしたり、性能を上げたりすることができる。 なおこれはGBAカセット型であり、今は亡きダブルスロットを使用する。 ▲
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登録日:2014/06/11 Sun 00 00 00 更新日:2021/06/10 Thu 11 44 22 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 A's BOA GOD INNOCENT INNOCENTS StrikerS お祭り なのポ オールスター パラレル フェイトとアリシアの望んだ時間 リリカルなのは☆オールスターズ 川上修一 月刊コンプエース 漫画 漫画版 異世界 私立リリカル女学園戯曲 第2次スーパーリリカル大戦 魔法少女リリカルなのは 高町なのは、小学4年生。ブレイブデュエル、はじめました。 □概要 携帯端末専用のソーシャルゲーム『魔法少女リリカルなのはINNOCENT』の漫画版。 月刊コンプエースにて連載された。作画は川上修一(SYU)。 世界観は基本的にソーシャルゲーム版のストーリーパートと変わらないが、 ゲーム版とは違いプレイヤーの分身である「あなたさん」は登場せず、ストーリーも別物。 これまでのシリーズのような熱血バトル魔法アクションのノリで戦闘が展開される。 今作では従来シリーズの「魔法」は登場せず、戦闘は「ブレイブデュエル」と呼ばれる、 体感シミュレーションゲーム内での遊びの一つであるため、緊迫とした展開はあっても命のやり取りなどはないのが特徴である。 カードゲームとしての要素は薄く、細かいルールもゲーム内における設定の一部という程度に抑えられている。 そのため、ゲーム版を知らない読者でも問題なく入れる作品となっている。 4巻目からは、タイトルを『魔法少女リリカルなのはINNOCENTS』に改めて第2部が連載され、2016年に終了した。 同じくコンプエース連載の『魔法少女リリカルなのはマテリアル娘。―INNOCENT―』の内容には本作の前日譚とも取れるエピソードがあるが、 一部登場しないキャラがいたりするなど同一の世界観かどうかは不明。 『マテリアル娘。』がA sのIFであるBOA・GODのさらにIF作品であったことも考えると少しあやしいところだろうか。 この項目では基本的に漫画版で登場した設定のみを取り扱うので、ゲーム版等の情報を追記する場合は必ず前置きを入れること。 ◆ストーリー(DUEL 00「ON YOUR MARK!」より) 20XX年夏 地方の研究者変わり者が開発した体感シミュレーションゲームが世界を席巻する。 その名は「ブレイブデュエル」 これは数多のライバルと出会い競い高めあうひとりの少女がそんな運命に出会う物語。 少女たちの夏が、もうすぐ始まる―― ○登場人物 ゲーム版と同じく従来シリーズの登場人物がオールスターで登場(設定は調整されている)しているが、 未だに登場していないキャラも多くいる。まぁ元々登場人物が多いので仕方ない。 1部は無印~A s(外伝含む)までの登場人物が中心だったが、2部からはStrikerSの登場人物も加わっている。 StrikerS勢の年齢に関してはなのは達が小学4年生であるため、それに合わせて再設定されている(スバルはなのはより2つ年下の2年生)。 モブキャラの中にはなのは関連作品のどこかでみたようなキャラが混じっていることも。 ◇チーム「T Hエレメンツ」 ホビーショップT Hの店員の二人とその同級生で構成されるチーム。 ロケテスト全国2位のフェイトと、ゲームそのものの知識が深いアリシアがいるものの、その他は経験の浅い初心者である。 その後練習と実戦を重ね、初心者組も上位二人との差が縮まっているとのこと。 第一回ブレイブグランプリではチーム戦3位、総合3位の戦績を残した。 チーム名は店舗名と「趣味は宝物」という意味合いが含められたT H、 精霊・妖精にスクールを付けると小学生という意味にもなるエレメンツを合わせたもの。 高町なのは シリーズおなじみの主人公。今作では私立聖祥大附属小学校ではなく私立海聖小学校の4年生。 ある夏の日に「ブレイブデュエル」のプレイヤーとなり、数多のライバルたちと競い合う。 性格は基本的に無印~A sに近いが、父親の件がないためかどこか大人びていたところは抜けて年相応の雰囲気に。 絵柄のおかげか表情がとても豊かでアニメ版とはまた違った可愛らしさがある。 困った時は「ですます」口調となり、一人称が「なのは」に変わる。 今作では家族から「剣術」を教えてもらっており、 スプーンで空の紙コップを抉ったり、木の枝で空中の木の葉を切り裂いたりといった技を披露した。 BDでのアバターは高火力・重装甲が売りの「セイクリッドタイプ」、デバイスは杖型の「レイジングハート」。 セイクリッドタイプは希少であり(なのはのはその中でもレア)、本人の高い才能と発想もあって、時に熟練プレイヤーも唸らせる活躍を見せる。 だが、とらハ時代から一貫してある種の剣道少女属性持ちなのもあってか、 持ち前の防御力を活かしてビルを突き破るなど、どことなく脳筋……。 大森林コースでもペナルティがなければやる気満々だった。 フェイト・テスタロッサ テスタロッサ家の次女。なのは達と出会った次の日に姉のアリシアと共に私立海聖小学校に転校する。 性格は大人しく引っ込み思案。家族に恵まれているためかアニメ版のようなどこか影のある大人しさではなく、恥ずかしがり屋の延長といった感じ。 ブレイブデュエルの際には一転してアニメ版戦闘時のような大人びた雰囲気に変わる。 なのは達とのチーム戦を経て、彼女たちを正式にチームに勧誘する。 なのはにベタベタになっており、チーム名を「なのはと愉快な仲間たち」にしようとしたり、 ユーリと仲良くしているなのはに複雑な表情を見せることも。 アバターは高機動型の「ライトニングタイプ」、デバイスは斧型の「バルディッシュ」。 ロケテスト時全国2位の実力者……なのだが、チームメイトに合わせてか目立つ活躍が少ない。 キリエとの再戦では切り札のザンバーを披露した。 アリシア・テスタロッサ テスタロッサ家の長女で、ホビーショップT Hの看板娘。妹のフェイトと共に私立海聖小学校に転校する。 小さな見た目のせいで始めはなのは達に年下だと思われていたが、実際は2つ年上の6年生である。 フェイトに仲良しの友達が出来てうれしい反面、姉離れが顕著でちょっとさみしいらしい。 フェイトとは違い明るく元気な性格。妹のフェイトからはとても慕われており、姉として良きアドバイスを送ることも。 アバターは近距離から遠距離まで多様なスキルが特徴の「ガンナータイプ」を元にアレンジしたオリジナルデザイン「ラッキースター」。 知識豊富なだけあって対応力は非常に高いが、ごり押し戦法への対処は苦手。 BDの実況もこなせる専門的な知識があることから、 バトルではルールの説明やチームのまとめ役を務めることが多い。私にいい考えがある アリサ・バニングス なのは、すずかと同じ私立海聖小学校の4年1組。 なのはの親友の一人。BDの発表初日になのは、すずかと共にBDを始める。 今作でファン念願の魔法少女デビューとなる。バーニングアリサ? さてなんのことやら。 アバターは中・近距離向きの「フェンサータイプ」、デバイスは剣型の「フレイムアイズ」。 炎属性に特化した性能を持つ。贄殿遮那ではない。 「人間が空をすいすい飛べるわけない」という頭の固い考え方のせいか、飛行はできない。 だからって炎の翼とかは使わない、多分。 思い切りの良い切り込み隊長格だが、リスク管理が甘いとも言う。 月村すずか なのは、アリサと同じ私立海聖小学校の4年1組。 なのはの親友の一人。BDのことは姉から聞いていた模様。 アバターはスキルの豊富さが売りな「プロフェッサータイプ」、デバイスはグローブ型の「スノーホワイト」。氷属性に特化した性能を持つ。 なのはの活躍であまり目立たないが、初心者でありながら様々なスキルを使いこなし、 且つアリサとは即席の連携・合体技を披露するなど、その順応性は侮れないものがある。 はやてからは「(実戦3回目にして)君に教えることは残ってないような気がするっ」とか言われたりと何かと一目置かれていたり。 グランツも感嘆するレベルのサポート能力だが、周囲ばかりを気にしすぎる傾向もあり。 ▽チーム「八神堂」 書店「八神堂」の店長はやてとその家族で構成されているチーム。 八神堂はBD設置店の一つで、「ベルカスタイル」のBDオーナー。地下にT Hと同等規模のアリーナが設置されている。 いまだチームの詳細は不明なものの、次回のクランプリに向けてはやてやヴィータ以外も本格的に動き出すようである。 八神はやて 八神堂の店長。なのは達と同年代ながら、飛び級で大卒の社会人一年目。 まだ子供でありながら(おそらく)道楽に近い書店経営に加え、 家族からは「主(あるじ)」と呼ばれ敬愛されているなど謎の多い人物。 よく似た容姿を持つディアーチェを姉とすべく会う度に口説いているが、いつも邪険に扱われている。 アバターは希少な技能を持つとされる「ロード・オブ・グローリータイプ」。それ以外は現在のところは詳細不明。 まだ初心者チームだったなのは達が強豪「ダークマテリアル」と戦う際に助っ人としてチームに参加してバックスを務めたが、 それは人数合わせのようなもので専ら後方からのアドバイスに徹していた。 八神リインフォース・アインス 八神堂の店員。夜間学校で建築学を学んでいる。なんでもはやてのために理想の家を造りたいとのこと。 他の媒体同様にはやてのことを「我が主」と呼ぶが、人前でも平気でこう呼ぶためはやてはたじたじ。 原作などとは違い男口調はほとんどない。 何かにつけて服の上からでも分かるその「わがままボディ」を我々に見せつけてくれる。 八神ヴィータ 八神家の末娘。小学校に通っている。BDの全国展開に伴い、全国トップを目指して燃えている。 今作では年齢が見た目相応なので精神的にも子供。 馬が合うのかアリサと絡むことが多く、T Hエレメンツの中では最も仲が良い。 BDではロケテスト全国6位の実力を持ち、「鉄槌の騎士」の通り名も持つ強豪プレイヤー。 年齢に合わせてか、アニメで見られるような打算的な行動はなく、直情的かつ力押しな戦術を取る。 しかし油断もあったとはいえ初心者のなのはに一撃貰い、 シュテルには一撃でノックダウンさせられるなど、今作での初心者狩り役兼かませ犬的なポジションに……。今後に期待しよう。 はやて「ヴィータがやられたようやな……」 アインス「えーと……くっくっくっ奴は我らヤガミドーの中でも最年少」 八神シグナム 八神堂の店員。大学に通いながら剣道場の師範をしている。……何気に凄くね? その腕を買われてか、なのは達の接近戦の特訓(現実でのスポーツチャンバラ)に付き合った。 師範の立場は伊達ではなく、現実世界での訓練では、アリサとフェイトの二人がかりを余裕で捌いている。 スポーツ少女らしくジャージに愛着があるらしい。ニート? とか思った奴は表に出ろ。 八神シャマル 八神堂の店員。医大生。 家事も手伝っているようだが、料理に関してはたまに暴発するので油断できない。 ザフィーラ 八神家の愛犬。喋る犬であり、子供程度なら背中に乗せたまま走れるスゲー奴。 ちなみにこの世界では喋れる動物が結構いるらしいのでそのことを不審に思われることは無い。 八神リインフォース・ツヴァイ、八神アギト 海外に留学している八神家の面々。イノセンツ最終話にて一時帰国する形で登場した。 アギトはシグナムに懐いている。 ◇チーム「ダークマテリアルズ」 BDの総本山であるグランツ研究所に所属する、ロケテスト時のチャンピオンチーム。 フローリアン家に居候している留学生で構成されている。 なお、内3人の容姿はなのは、フェイト、はやてに酷似しているが血縁とかではない。 それぞれが飛び級の中学生である。 ブレイブグランプリでは総合1位に輝く。 チーム名は本作の前日譚の側面がある「マテリアル娘。INNOCENT」によると、 自分達はテストプレイヤー、つまり素体(マテリアル)であるとして付けられている。 ダークの方はほぼノリで決められたけどね。 ディアーチェ・K・クローディア 私立天央中学校の留学生。レヴィやはやてからは「王様」と呼ばれている。 常に尊大な態度を取り挑発的な言葉も多いが、仲間や友人のことを大切に思っており、口では悪態をつきつつも何だかんだで面倒見が良い心優しい人物。 出張中のグランツ夫人に代わり料理当番をしており、その腕前はそのシーンだけグルメ漫画が展開される程。 でも本人曰くグランツ夫人の方が上らしい、どんだけ。 はやてとは容姿・特技・好み・アバターに至るまで被っており、 彼女からは「わたしの姉やんになるべき」と熱烈アプローチを受けているがいつも邪険に突き放している。 とはいえ別に嫌っているわけではなく、むしろ満更でもない様子。たぶんプライドの問題なのだろう。 アバターははやてと同じ「ロード・オブ・グローリー」だが「暗黒甲冑」と呼ばれるそのデザインはユーリの愛によって超☆魔改造されたもの。 ダークマテリアルズのリーダーであり、プレイヤーとしても指揮官としても優秀。 仲間の心情を察し、場を暖めた後に自ら身を引く場面もあった。 ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。 作者のあとがきによると、はやてよりも少しスタイルが良い模様。 シュテル・スタークス 私立天央中学校の留学生。なのはのデュエルを観て彼女に興味を示す。 眼鏡を掛けたクールビューティであり、性格も学生とは思えないほど落ち着いている。 アバターはなのはと同じ「セイクリッドタイプ」。色は黒。 ロケテスト時全国1位の強者だけあり、同じく全国6位のヴィータを寄せ付けない実力を持つ。 魔力量はなのはとは違って多い方ではなく、練磨によって徹底的に無駄を減らした技巧派タイプ。 ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。 髪型が変化している一方で、スタイルは他の二人と比べると大人しめのようだ。 レヴィ・ラッセル 私立天央中学校の留学生。ヴィータを負かしたというなのはの噂を聞き、BDを申し込んだ。 今作随一のネタ担当であり、愛すべき馬鹿。 ……とりあえずこの娘だけ別世界のデュエルをしている気がする。 一人称は「ボク」で、性格もフェイトとは正反対で明るく子供っぽい。 なのは達からは上級生なのだが、その性格ゆえに全く先輩扱いされていない。 アバターはフェイトと同じ「ライトニングタイプ」。 ロケテスト時全国4位という戦績の持ち主だが、本人の頭の弱さが祟って自滅するパターンが多い。 とはいえ作戦負けしているだけであり、個人での実力は圧倒している上、初心者組から有効打を貰ったことは一度もない。 フェイトとは同じ高機動タイプだが、空中ドリフトやコーナリングを駆使するフェイトに対し、 レヴィは直線的な軌道でスピードを出すという対極のプレイスタイルとなっている。 ゲーム版に先駆けてGEモードが登場している。 作者によると、三人の中で一番セクシーダイナマイツとの事。 ユーリ・エーベルヴェイン フローリアン家に居候している留学生。普段は家事やグランツ博士の手伝いをしている。 喫茶翠屋のシュークリームデリバリーでフローリアン家を訪れたなのはと仲良くなり、アドレスを交換した。 BDでは「紫天装束」を纏い、ダークマテリアルの後衛を務めるが、今のところは戦闘シーンはあまり描かれていない。 ちなみに八神堂に書籍を注文しており、タイトルは「永遠結晶のつくりかたⅡ」。……おい何をつくる気だ。 ◇グランツ研究所 BDを開発したグランツ博士の研究所であり、BDの総本山と言える場所。 同時に「インダストリースタイル」のBDオーナーでもある。 研究所の所員達もBDのプレイヤーであり、製作側ならではの戦い方でなのは達を唸らせた。 アミティエ・フローリアン エルトリア・ガールズ・ハイスクールの2年生。風紀委員長をしている。周りからはアミタと呼ばれる。 常に丁寧語で話し、年下が相手でも礼儀正しい対応を崩さない。 学内ではお姉ちゃんキャラとして人気があり、下級生からは「お姉さま」と呼ばれ慕われている。 しかし当の本人曰く、「私の妹はキリエだけ」とのこと。 BDではグランツ研究所のトッププレイヤーの一人を務め、剣に可変する二挺拳銃型デバイスを駆使した戦いをする。 訓練に手詰まりを感じていたなのは達に仮想敵とてキリエと共にデュエルを挑み、 ほぼNPCで構成したチームでありながらなのは達を完封、圧倒的な実力差を示した。 その後はコーチとしてなのは達の実力アップに貢献する。 キリエ・フローリアン エルトリア・ガールズ・ハイスクールの1年生。アミタの妹。礼儀正しい彼女とは反対に飄々としており、ノリが軽い。 とはいえ根っこ部分は似ているため、友人からは「似たもの姉妹」と言われている。 BDでは姉と同様にグランツ研究所のトッププレイヤーの一人で、武器も同じだがプレイスタイルは接近寄り。 一度目のなのは達とのデュエルではユーリ&NPCとの隙のないチームワークで翻弄し、二度目の時は大剣を駆使して彼女達を追い詰めた。 グランツ・フローリアン アミタとキリエの父親であり、BDの開発者。元々はロボット工学が専門。 浪漫と情熱に溢れた科学者で、家族や娘であるアミタとキリエにも父ではなく「博士」と呼ぶように言っている。 ディアーチェも認める人格者ではあるが、研究に没頭するあまり約束をすっぽかして昼まで寝過ごすことなども多々あるようだ。 ◇ホビーショップT H 海鳴市の駅前に新しくできた大型ホビーショップ。 BD設置店の一つで、「ミッドチルダスタイル」のオーナー。 親戚関係にあるハラオウン&テスタロッサ家によって経営されており、店長二人は昔からの親友。 店舗名は各ファミリーネームの他「トレジャー ホビー」、趣味は宝物という意味も込められている。 プレシア・テスタロッサ フェイトとアリシアの母親で、ホビーショップT Hの店長。 原作のような暗く近寄りがたい雰囲気ではなく、アリシアの記憶にある優しい頃のプレシアに近い。 二人の愛娘を心底大切に思っており、娘達と共有する時間に何よりの幸福を感じている。 娘達のことになると周りが見えなくなることが多々あり、娘のために時折店の仕事を放り出してはリンディからお叱りを受けている。 アリシア不在時にはデュエルの実況も務めている。 リンディ・ハラオウン 同じく店長。大らかな雰囲気は変わらないものの、 「娘☆命」なプレシアの行動に頭を悩ませている苦労人。 クロノ・ハラオウン 家族構成の説明の際に一コマだけ登場。 リンディの息子で、フェイト達にとってお兄ちゃん的な存在であるらしい。出番があるかは不明。 エイミィ・リミエッタ ホビーショップT Hのチーフスタッフ。初めてBDを体験するなのは達にゲームの概要と操作説明を行った。 店内バトルの実況も務めているが、アリシアに仕事をとられたり、プレシアの娘馬鹿な実況にツッコミをいれたりと忙しい。 アルフ テスタロッサ家の愛犬。たまに人間形態(小)に変身して店を手伝っている。 リニス・ランスター テスタロッサ家の家政婦。家政婦としての仕事だけでなく店の業務もこなす。 テスタロッサ家とは単なる仕事の関係ではなく、家族同然の付き合いであり、家ではお姉ちゃん的な存在。 リニス2世 テスタロッサ家の愛猫。 ◇高町家 なのはの家族。詳しくは項目を参照。 高町恭也 なのはの兄。剣術を習得しており、日々次女の美由希と鍛錬に励む。 高町家の道場をなのは達の練習の場として提供した。 どうやらジャンケンゲームと陣取り将棋の腕はなのは、アリシア、美由希では勝てないレベルであるようだ。 高町美由希 なのはの姉。兄と共に剣術の練習をしている。 ユーノ 高町家で飼っているフェレット。今作では動物形態が本体(たぶん)。 なのはの良き相談相手である模様。 ◇その他 ゼッケン1084、千堂瞳 フローリアン姉妹の学校での友人。登場時なんかどっかで見た……と指摘されていたが、作者がTwitterにて本人達と認定。 その後も地味に出番を重ねており、スピンオフ作品「魔法少女リリカルなのはマテリアル娘。INNOCENT」にも出演。 ゼッケン1084はアミタの事を「アーちゃん先輩」と呼んでいる。登場するたびアホ毛が成長中。 第2部からの登場人物 中島スバル 小学生。容姿はアニメ第3期のスバル・ナカジマの幼少時代のもの。 第1部のラストにて初登場、その際なのはのデュエルを観て彼女のファンになる。 ティアナと仲良くなるため、彼女をブレイブデュエルへと誘う。 ティアナ・ランスター スバルの同級生。リニスの妹で、兄にティーダがいる(二人とは歳が離れている)。両親は海外出張中との事。 第1部のラストに初登場し、BDを少し気になっている。 兄の影響でガンシューティングやFPSが好きだが、 趣味が少々女子らしくなく、自身の性格も相俟ってクラスにはあまり馴染めていない。 なぜかスバルから熱烈なアプローチを受け戸惑うも、次第に打ち解けていく。 中島クイント 中島家の母。毎朝夫と熱烈な「いってらっしゃい」をしているという。ゲンヤさん爆発しろ。 言動がなんとなく肝っ玉母さんな感じ。 本作ではジェイル・スカリエッティの妹という設定。 また、高町家の母の桃子とは学生時代の先輩後輩の間柄らしく、彼女の事を「モモちゃん先輩」と呼んでいる。 中島ギンガ 中島家の長女。お父さんっ子のようであり、 ゲンヤに「いってらっしゃい」を狙っているが、タイミングが合わずに失敗が続いている。 中島チンク 中島家の次女。こちらの世界でも常に右目を閉じているが、理由は不明。 アリシアとは初対面にして「心友」と呼ぶ仲となった。 中島ディエチ 中島家の三女。 中島ノーヴェ 中島家の五女。 姉のスバルに対してシスコン気味。 ドクターJのカードを使用した際は、サウンドステージX以降のBJにバイザーを付けた姿となり「マスクドファイター1号」と名乗る。 中島ウェンディ 中島家の六女。ノーヴェとは双子。 同じくドクターJのカードを使用した際は「マスクドファイター2号」と名乗る。 中島ゲンヤ 中島家の父。 ティーダ・ランスター ティアナの兄。ティアナの回想に一コマだけ登場。 おい、あんたの趣味に付き合っている妹がクラスで孤立してるぞ。 ジェイル・スカリエッティ 雑誌連載時に、初登場回で「一体何者なんだ……。」という煽り文句が記載されていた。 娘たちと共にブレイブデュエル内で世界征服を目論む。自らは「ドクターJ」と名乗っている。 グランツとは研究生時代の同期で、友人でもあり宿敵でもあると言った間柄。 一架・スカリエッティ スカリエッティの娘。原典でのウーノ。 二乃・スカリエッティ スカリエッティの娘。原典でのドゥーエ。 BD時には博士の美しき秘書にてスパイ『ドゥーエ・ザ・ライアー』を名乗る。 三月・スカリエッティ スカリエッティの娘。原典でのトーレ。 BD時には研究所の用心棒『トーレ・ザ・インパルス』を名乗る。 シグナムは彼女の先輩にあたる 四菜・スカリエッティ スカリエッティの娘。原典でのクアットロ。 BD時には戦略参謀『クアロット・ザ・ミラージュ』(※クアットロの誤字)を名乗る。遠距離召喚型。 七緒・スカリエッティ スカリエッティの娘。原典でのセッテ。 BD時の名前は、無口系悪役少女『セッテ・ザ・ムーンエッジ』。中距離メインのアーチャータイプ。 高町ヴィヴィオ&アインハルト・ストラトス 正統派格闘家。ViVidアニメ化記念の登場と思われる。 スカリエッティ研究所の地下のジェネレーターから突如現れる。 ヴィヴィオはStヒルデ女学院初等科4年生、アインハルトはStヒルデ女学院中等科2年生(学校名、学年共に原典と同じ)。 ゲーム版と異なり、本作の未来からスカリエッティ博士の制作したタイムマシンによってタイムスリップしてやってきた。 コロナ&リオ 未来のグランツ博士を通して未来から通信してきたヴィヴィオの友達。 ヴィヴィオ達の無事を心配していた。 ○用語 ●ブレイブデュエル プレイヤー自身が身体を動かして3D立体映像のキャラクターを操作し、 プレイヤー同士の対戦を始めとした様々なルールの元で遊ぶ体感シミュレーションゲーム。開発者はグランツ・フローリアン博士。 東京の一部地域でロケテストの後に全国展開され、海鳴でも3つの店舗で設置されている。 プレイヤーはカプセル状の機械に入り、各店舗に設置されている「ブレイブシミュレーター」に投影された自身のアバターを操作する。 プレイ中のプレイヤーの視点・感覚はアバターと完全にリンクする。 とはいえそれなりに大きくスペースを取る上、アーケードゲームである以上順番待ちが必須である。 そのためホビーショップT Hのコミュルームには卓上でもBDを遊べる簡易シミュレーター「エンタークン」が設置されている。 プレイヤーが操作するアバターと、自らが組んだカードデッキを駆使して遊ぶゲームであり、戦いは「デュエル」、プレイヤーは「デュエリスト」と呼ばれる。 両スピンオフで主にレヴィがさんざんネタにしてたが、某カードゲームとは一切関係ない。 20XX年の夏、新しいゲームの噂を聞きつけたなのは達が「ホビーショップT H」に足を運んだところから物語が始まる。 ●カード BDで使用するカード。 基礎となる自分のパーソナルカードの他に、スキルカードやカードの強さを示すカードランク等の細かい設定があるが、漫画媒体である仕様上あまり気にしなくても楽しめる。 従来のなのはシリーズで使われていた様々な「魔法」がカードのスキルになったという認識で良いだろう。 ●魔力 BDでの「精神力」。攻撃やスキルに魔力を込めることで単純に威力を上げたり、何らかの効果(加速や誘導性能など)を付与することができる。 しかし使いすぎると体の力が抜けていき、最悪気絶状態となってしまう。 行動を控えれば魔力は自然回復していくため、ルールによってはそれも戦術の一つとなる。 ●データカートリッジ&ブレイブホルダー ゲームプレイの必需品。どちらもデータの記録・保存に利用する。 データカートリッジはブレイブデュエルのプレイヤーの証で、データ(おそらくアバター関連や戦績)の記録に使われる。 ブレイブホルダーはカードデッキの保存の他に、ゲームスタート時のコールやスキルカード使用時にカードをスラッシュするために必要。 ちなみに対戦中にアバターがカードをスラッシュするのではなく、プレイヤー自身がスラッシュする。 その際のプレイヤーの動きがアバターに反映されたことはない。武器持ちの人には邪魔なんだろう。 ●カードローダー 基礎のカードとなる自身のパーソナルカードを作るためのマシン。 自分の身長・体重・年齢・性別の入力の後にカメラで自分をトレースさせれば出来上がり。エイミー曰く、「夢のスーパーマシン」。 プライバシーな情報の入力に加え、自分が映し出されたカードが出来上がるなど少々精神力を問われる。 ちなみに一日一枚新しいカードがもらえる。 ●チヴィット BDで使用できるNPC。チーム戦などで人数を補う際に使われ、手持ちのカードから選ぶ。 見た目は選んだカードの人物がディフォルメされた姿になり、能力や性格もそれに準じる。 グランツ研究所ではダークマテリアルズのチヴィットが飛び回っているが、 これはチヴィット達NPCを現実でも遊ばせたいという思いでグランツ博士に作られたロボット。 後に各BD設置店舗にもそこの代表デュエリストのチヴィットを提供するという。 ▽サウンドステージ01 コミックマーケット88にて先行販売されたドラマCD。漫画版というよりはソーシャルゲームの方を意識した内容。 主要キャラに加え、あの「のろいうさぎ」にも声が付く。 ボーナストラックとして漫画版作者が脚本を務めた話も収録されている。 ▽余談 原作者の都築真紀氏によれば、アニメ原作の重めなテーマから逸脱した別モノのスピンアウトをコンセプトで作られているとのこと。 追記・修正はブレイブデュエルを始めてからおねがいします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アリシアさんが見れたのがちょっとうれしかったり -- 名無しさん (2014-06-11 00 25 13) まさに「これが見たかった!」という作品 -- 名無しさん (2014-06-11 01 10 02) 幸せな世界故にスカリエッティもまだいいキャラとして取り上げられてていいわ -- 名無しさん (2014-06-11 01 42 06) 個人的にはゲーム版含めてForceメンバーも見たいが、まだ高望みかなぁ -- 名無しさん (2014-06-11 02 16 00) なのは達がスペック高くてポンポン勝つから初心者(笑)なのがなー -- 名無しさん (2014-06-11 02 56 36) スピンオフだから新キャラとか出しにくいのに早くからチーム戦にしてしまって敵のバリエーションを減らしてしまったのがな~。試合って意味で戦ったのって殆どダークマテリアルズだし。最初の方はT Hエレメンツ内で実力を付けるって感じの方が良かった気もする -- 名無しさん (2014-06-11 11 50 27) ユーノェ・・・・ -- 名無しさん (2014-06-11 12 40 41) ↑それだけが個人的にゲームも含めてINNOCENT唯一の不満点…… -- 名無しさん (2014-06-11 12 42 04) カードゲーム物なら少なくとも人の命、出来れば世界の運命を賭けて戦わないと…… -- 名無しさん (2014-06-11 14 24 10) ↑そういうのは遊戯王とかで満足しとけ。てか漫画inoccentはカードゲーム要素ほとんどないに等しいし。 -- 名無しさん (2014-06-11 14 38 48) 高町家以外のとらハのメンバーが出てきてくれたら感激もんなんだがな -- 名無しさん (2014-06-11 19 27 56) ↑用語上だととらハ関係はゲームだと出てたよね -- 名無しさん (2014-06-11 19 42 06) なのはのアレは”徹”なんだろうなあ、と予測する原作ファン。流石にまだ"貫"までは行ってないと見た -- 名無しさん (2014-06-11 19 44 44) ゲンヤさんの勝ち組っぷりがやばい。なんだあのパーフェクトライフ -- 名無しさん (2014-06-11 20 01 23) 珍しく原作者のコンセプトがプラスに働いてる良作 -- 名無しさん (2014-06-11 21 01 06) すずかのアバターって「プロフェッサー」じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-06-13 21 38 11) ↑そうだな。ところで「あなたさん」は、登場こそしてないがキリエの台詞(3巻85頁)を見るに存在はしてるってことでOK? -- 名無しさん (2014-06-13 22 46 24) すいません。項目を修正した時に上のコメントが一つ消えちゃったみたいです。直し方とか分かる人はお願いします -- 名無しさん (2014-06-13 22 53 28) ↑編集履冷味迯?目ごと戻す→また項目書き直す。とか。 -- 名無しさん (2014-06-14 00 50 47) 大人組がやけにエロい。特にアインスが走ってるとこなんか漫画なのにめっちゃ目の前でゆっさ遊佐揺れてる様に感じてまう -- 名無しさん (2014-06-14 01 00 04) この漫画のプレシアさんみててニヤニヤが止まらないの俺だけ? -- 名無しさん (2014-06-14 01 04 04) プリズマイリヤみたいなものか アリシア生存√があってよかったわ -- 名無しさん (2014-06-14 01 44 35) ↑アリシア生存もだけどアインス生存もあるから、無印から見てた身としては尚更に幸せな世界と感じるわ -- 名無しさん (2014-06-14 09 20 44) やっぱりなのはさんはどんな世界でも超戦闘力や味驩^命なのか…… -- 名無しさん (2014-06-14 09 42 33) ↑家族が超戦闘力有してるからな -- 名無しさん (2014-06-14 09 44 20) 作品コンセプトが「みんな幸せな世界でもいいじゃない」だからな。マジでみんな幸せな世界。ユーノは・・・うん・・・ -- 名無しさん (2014-06-14 11 14 18) 次回への煽りが「ここからは私たちのステージだ」でまんま鎧武だったw -- 名無しさん (2014-07-20 14 25 28) ↑編集が他に何を担当してるかわかるな。 -- 名無しさん (2014-08-23 23 57 37) スバルとティアナのコンビはやっぱいいね。漫画とはいえ、また見られたことにちょっと感動 -- 名無しさん (2014-09-07 15 48 15) 雑誌掲載時になのはが対アミタ戦でエクセリオンブラックを出した時の「轟く友情――」って言葉を見てデジモンを思い出したなwww -- 名無しさん (2014-09-19 12 29 14) ↑3マガジンの煽りなんか、ひどいもんな。 -- 名無しさん (2014-09-19 14 09 11) ↑5「みんな」の中に入ってないんだろうよ・・・ -- 名無しさん (2014-09-19 15 24 39) ↑待てなんであの状態がユーノにとって幸せなんだと思わないんだ!? -- 名無しさん (2014-09-19 15 29 37) ↑思えるわけないだろ常識的に考えて・・・ガチ動物扱いだぞ、ガチで -- 名無しさん (2014-09-19 15 37 46) ↑喋って人型に変身できる動物がいるのに常識って・・・いや、なんでもない。 -- 名無しさん (2014-09-19 15 49 48) ↑動物である事には変わりないだろ・・・うん、もういいよ・・・ -- 名無しさん (2014-09-19 15 53 52) ↑4の幸せは人間としての尊厳を奪われて動物として扱われて暮らすことなんだよ!特殊な性癖の持ち主なんだって理解してやってくれよ!偏見いくない! -- 名無しさん (2014-09-20 07 17 45) ↑ ↑5だが違います。 -- 名無しさん (2014-09-20 07 39 02) ↑無理すんなよ。ホントはゴキブリ扱いされたいんだよな?ウジ虫のほうが良かった? -- 名無しさん (2014-09-20 08 03 42) ×まさに「これが見たかった!」という作品 ○萌え豚にとっての「これが見たかった!」という作品 -- 名無しさん (2015-01-25 10 53 19) 大人モードキターーー! -- 名無しさん (2015-01-29 16 30 13) ↑まさかマテリアル三人のも見れるとは思わなかった。 -- 名無しさん (2015-02-01 23 22 16) このマンガがきもい -- 名無しさん (2015-02-02 14 50 27) ただユーノとシャマルさんの扱いが妙に悪いのが気になるな...一体二人になんの恨みがあるんだか、あの扱いは改善して欲しいわ -- 名無し (2015-02-20 04 32 34) シャマルさんだってナイスバディなキャラなのに、それを無視して邪険に扱う作者達の無神経さには呆れてものが言えないな -- 名無しさん (2015-02-20 04 33 59) この世界観でもこの性格ってなのははもうA sでの悪魔以降の印象から抜け出すのは無理ってことだろうなぁ……。あと、なのはに御神流は完全に改悪だと思う -- 名無しさん (2015-02-23 02 07 07) マテリアル達の大人モード、デカい(確信) -- 名無しさん (2015-03-06 10 00 27) ↑ふと思ったがもしかしたらヴィータやアギトの大人モードも見れる可能性も…多分ないな。この世界でもチンクやアリシアとちっちゃいこくらぶつくってそう。 -- 名無しさん (2015-03-06 10 47 39) 1巻の数ページで涙が止まらなくなった漫画 -- 名無しさん (2015-03-08 21 22 48) ユーノはなぜか知らんが角〇に嫌われているからな。フェレット化することで何とか出番を確保したともいえる。 -- 名無しさん (2015-03-17 01 19 09) 最新話の寝起きのスカリエッティがただのイケメン過ぎるんだが誰だよこいつwww -- 名無しさん (2015-04-28 09 45 42) 正直四期の中で一番マトモに読んでられる ViVidは作画が微妙、Forceは展開が遅いのと「なのは」としてしっくり来ない 正直この作品もまあって感じだけど -- 名無しさん (2015-04-28 19 03 18) 動いているプレシアとアリシアをこういう形で見たかったんだ!是非ともアニメ化して欲しいなぁ。 -- 名無しさん (2015-05-05 14 24 59) 2巻の内容の一部を追記してみた。まだ漫画じゃ正式に名前出てないキャラもちょくちょくいるけどいいかな…? -- 名無しさん (2015-07-27 23 00 42) ↑2サウンドステージは決定らしい。 -- 名無しさん (2015-08-05 14 44 44) この漫画のヴィヴィオとアインハルトがvivid本編からの登場じゃなくてinnocent世界の未来から来てる設定になっててちょっと驚いたな… -- 名無しさん (2015-12-05 21 26 35) ↑しかも「現代」から10年後ぐらいという。あれ?ヴィヴィオもう生まれてない?てかなのはさん10歳年下の子を養子にしたの!? -- 名無しさん (2015-12-13 23 21 16) おそらく多くの視聴者がStSでがっかりしたフェイトのジャケットデザインの変更。大人レヴィのジャケットがフェイトの昔のデザインをそのまま使ってくれて歓喜したのは俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2016-01-27 15 55 40) インパルスフォームに変わってがっかりしてたのは口りコンだけだろ -- 名無しさん (2016-08-02 14 48 18) 八神家に異世界無双中のエターナル高校生と殺し愛する人出てきたら色々な意味で八神家がハチャメチャになりそう -- 名無しさん (2021-06-10 11 44 22) 名前 コメント
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◆トレーナーデータ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── __`ヾヽi}//< >i i i i i i i i i i i i i i`ヽ /´i i i i i i i i i i i i i i i i i ム` /i i i i i i i i i i i i i i i i i i iム ∥i i i i i i i i i i i i { _i ifヽi入 {' Ⅵi i i i i i {ゞリ‐''´Ⅳi i ミ {从i{从` }Y}i i 圦ゞ-====ミ }リ{入>-=ニ..}γ''´ニニニニニヽ /ニ\ニ{ニ≠ニニニニニニニニ∧ /ニニニニ/ニニニニ/´ニニニ=∧ マニニニ=/ニニニニニニニγニニ∧ .マニニニニニへ\\ニニ=-/ニ',ニ∨∧ `}ニニニニ.\\\ =-/ニニ',ニ∨∧ ∥ニニニニニゝ≠.{iニニニ=-',ニ.∨/ /ニ才ニニニニニニ圦ニ/ニニ=.',ニ\ 《ニ´ニニニニニニニニヾニニニニ',ニニ》 \ニニニ´ニニニニニニ{iニニニ=-',ニ.∥ /``<ニニニニニニ=-.{iニ∥ニニ',={i======ミ、 ノ`` ‐- {ニ} ―γ´ Y.∥ニニニ',圦ニニニニム /ニニ≧s。_{ニ} _{ }/ニニニニ`\ニニニニニ込―-/ニ\ニニニニニニニム /ニニニニ}ニニi}ニニニニニ==-./ニムニニーニニニ才ニ}ニム/ニニニニ=-}ニニi}``ヾニニニニニニニムニニニニ´ニニ=-}ニニ{iニニニニニi}ニ∥ マニニニ∥ニニ=ムニニ´ニニニニニニリニニニニニ圦=/ ◆トレーナー名:紅麗(出展:『烈火の炎』より「紅麗」) 【資質】 【TN】紅麗 【屋号】紅炎→炎寿 【PN】フェニックス 【指示:B】 高水準の指示力。 【育成:B+(D)】 低い育成力。 BDにより向上している。 【統率:B+(B)】 高水準の統率力。 SPにより向上している。追加任命は『トップバッター』。 【能力:AA+】 極めて優れた能力。 『加熱』に関する能力を持つ。 【固有ポテンシャル】 『炎纏う不死の鳥』 紅麗固有ポテンシャル。 味方を場に出す時、「加熱」状態で繰り出す事が出来る。 『炎術士の不死の加護』 紅麗固有ポテンシャル。 「加熱」状態の時、相手の技の威力を半減し、希に相手の攻撃を耐える。 ◆ブリーダーデータ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ,ィ / ノ ,.x ´ / _,.x<´ / ,ィ r‐=' ∠.x===ニ≧、 _,.x ノ ,、. ∨. \ /. リ ,. \V. \__ /. / x< ` >───'‐┤ W / / _,.> 7'´ _____| i ソ ///. _ ム-< ,.x<三_,| | _,. '´. ///. x'フ x'ヘミニi k'x<´じア W ト、_ ,.ィ. !゙ / /// ハ弋_じ` `¨´/ }ヽ ` ー‐</. i / { i ソ ゙ ノ,イ |) ハ / { . / {リ リ} ... ∧ ヽ__. ノイ∧ ソ'´ x /. |/ リ ソハ ∧ ′- .∧ x . /. ハ`ー─‐ ', / .. ソ ! リ} ヘ /. //イ x‐、 `ー= ン i / ハ / .} ヘ、 ,. /イ<二フ三ニ ' V__/ / ,.x/ ; イ ̄ソ ;イ ヽイ 7'⌒i | / X / /イ`ヽ/イ.ノ'´ .| .∧ | | ' '⌒ヽ ` 、. _,.x</ / 7 イ _リ .∧ . . . | | > ‐x _ _,.x< _,.x /ノ { ! >' ,' / | | _ ____ ,. ` ー──-=' -‐ ' ´ /イ 八 ∨ /`ー‐∧ | | _,.x<´. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .. ◆ブリーダー名:ドモン・カッシュ(AA出展;『機動武闘伝Gガンダム』より「ドモン・カッシュ」) 【資質】 育成:A+ 卓越した育成力。 「炎」に対して特に優れる。 ◆サポーターデータ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── . { ∨ { / .、 /, / / / ___ \ .∨ ∨ / / / ^\___ _〉 / / .、..∧ . / / / \/ . / ∨ .,-‐…7 / / / / ,/ / / /⌒ .{ / / _/ / 八 \ / 八 八/ 〉 / ィム / Y \ , \/ / ` | ∧ { _≦〈 ヽ\\ イ zx ∧ . . .ヾ `ー ┘ ‘ | [ /∧I斗′=--={ 〈 Y⌒ { / \. . -― | 乂ノ | } ∨, / \_ ヾ / . | `y __ |从 r‐〈 .{ ヾ . .' __ `ー= ¬{ . . . ... .. ./ 人__ { { ⌒Y r‐}, } . . . ./ /  ̄ \ i\ {./ / / /Y ..、. \ _ノ / / / } 》. .ヽ `Y / / / ム,,,⌒/ . . . .仁ニ-‐ `ー/ / / / . . . . . |\ 〈 \/ / / / . . . . . . | ヽ ___///〉 .,〃 ,‘ ./ . . . . . . . | \ ,.-‐=x,/// __ ,/ / ./ . . . . . . . . { } \ / /, / \‐-= ./ . . . . . . . . ,∧ , . . . \ / 〈// / \Y¨¨ ] / . . . . . . . . . ./∧ ノ . . . . . . . \ ◆サポーター名:熱気バサラ(AA出展;『マクロス7』より「熱気バサラ」) 【資質】 統率:A+ 卓越した統率力。 SP時、「炎」に対して統率が下がらない。 《 俺の歌を聴けぇ! 》… 熱気バサラの紅麗専用サポート効果。 場に出ている味方ポケモンを希に『加熱』状態にする。 T開始時、低確率で味方の能力をランダムに上げる。 ポケモンデータ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── } Y 入ゝ Y { ヾY ゝ入...... ̄ ー―― ´ ̄ ̄ ̄`` { Yッ...... ∠ < 斗―― `ヽ. / ,.. ´ ̄ } `´ ̄ ̄ ̄` ――゙'゙´/ / / / ´.. -=_ . /' // _______,... - イ......――斗 > .... / / / / -‐ .. `≧⌒.゙/ イ / / _,.  ̄ ̄ __,..... ´ _=- ..` \. /''゙´ //才´ .. `ヾ\{ / {'  ̄ 、_.....゙i∨ ,r'´⌒≦´ .. ‐- \ \_ィ /´ `>''´ <_. ,.>-' `ヽ、 ,' ,r'´ .. `才\.... _ -‐ ´ ̄ ̄``__ <´../,. - / `ヽ、 _> `''<´. / ... /-‐―ラ´ 斗 ´. /イ , / , ,.ィ 、_ `丶、. __`´ ̄ ̄`..´ .才/´ //_z-‐――――...{/ / / /∧ / ' 、  ̄ _ \.斗 `ラ―‐-..... ./ . /'/.... /...-‐ .. /,' / /{/{/ { i |、 \ ` \. ‐-z_\゙i / -‐ ´ ̄ ̄>... ゙〈/{ | ,イ \ | | ! \ \ \゙ ....\'゙i . /斗/ .._ -‐ / Ⅵ |! 圷ト、 { |! | _,.イ \ 、.゙< ̄ ̄` ‐- \. /´ . //... /-. ,ィ{ |{ 瓧ソ |八 イテ圷、\ {\ \. < ̄ ̄ \ ‐- _.. ゙i斗\ /'/-‐=== ... -=/ ',人 , \じソ ノ\ヽノ _> \. ...\゙i . `. / /´ -‐=... / .| { \ __ ィ  ̄ヽ〉、 \===‐-\'゙i.. /''゙´ /斗 ''゙~..゙{ \| .\〉ヽ、`_`_ .< /\ 、. =- .. `゙''=― =‐- `\ \...// \ .| r---、\ } ` / / .}⌒ヽ ー 、゙―  ̄ ̄`^~゙'' 斗゙i `゙''\_ ..ノ /Ⅵ ∨ \\/ ,.ィ_´ ' .  ̄ ̄ ̄ `ヽ、_´ / | } -==}⌒} ´  ̄〉 / `, \ ,.. '´ | \ イヽノ、\_ / / } \ / } ∧_/ \__/ / / `\ { ,ィ } / ./____/ 乂 __,.イ} { .|` ̄ / / | _/7ミ、/ / j / ,ィ | ( }_/ | |イ⌒ヽ / |、_____, ! `¨´ { |\ ヽ } | / j | ∧ } イ ', | | /`ー' , |二_\ | . / >' , } / } 乂 ヽ /´ ̄`ヽ. ノ ' {ニヽr、/ }' ∨ ∧ 乂/ /_ノ ∨ / / , / / , } / / , | ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】シャナ(AA出展;『灼眼のシャナ』より「シャナ」) 【タイプ】ほのお/かくとう 【特性】ターボブレイズ… 相手の防護特性を無視する。 【技x6:ほのおのつるぎ、やきおとす、せいなるつるぎ、みやぶる、つるぎのまい、つるぎでまもる】 こうげき:A+ ぼうぎょ:B とくこう:B とくぼう:C すばやさ:C 【ポテンシャル】 『不動のエース』… 「ここぞ!」という時、全能力値が上昇し、技のクリティカル率が上がる。 『天壌劫火』… 「紅麗」がトレーナーの時、「炎」技のタイプ耐性を無視する。 『紅討手の双翼』… 「加熱」状態の時、「炎」技の優先度を「+1」する。 宙に浮かび上がる。 『紅討手の審判』… 相手のデータを解析した時、次に繰り出す技が「必中」する。 『紅討手の断罪』… 「加熱」状態の時、自身の「炎」技が相手の防御ポテンシャルを無視し、相手の「持ち物」を破壊する。 『フレイムヘイズ』… 攻撃を行っていない時、T経過によって「加熱」状態が解除されない。 『魂の絆』… 場にいる限りトレーナーの指示を「1」ランク上げる。 低確率でポテンシャルを再度受けられる。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対水回避』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、相手の「水」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対水耐性』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、相手の「水」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対水反撃』… 敵陣に「水」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『スラッグアーツ』… 「ここぞ!」という時、自身の「命中」を強化(1.33倍)する。 『キラー』がいると発動しない。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『贄殿遮那の紅蓮の大太刀』… シャナ専用ポテンシャル。1/試/先行 自身の「炎」技の威力を強化(1.5倍)し、相手の「まもる」等の技を貫通する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── !^ヽ、__,ヘ /ヽ、.,__,.、 / ,.ヘ ヽ. !-─- 、//ー--,/ァ く く ゝ、 ハ、 // / // / `ヽ. ヽ ヽ、_, rァ'//_//`ヽ. / .ゝ、___,,.イ-'ーヘ-く 、' 、 ; ,' / /___」 └--ヽ. ヽ. l〉 ! / / / , i i ', ', i .! ,' ,' ,' /i ! _!_ ! ! ,ゝ ト、 。 i. i i ート-=/、 | ハ ´ハ_」、 ハヘ.___! ノ ハ | └r-|___/ァ'ー='r-、レ' └'i´リ !/ Y _ ( ( ン ! .(| ! !ヘ、_cン ゞ' '! ' ,∠」 `ー' r-、 i i .! !,,,` ̄ , "人 ヽ., /`i Lニゝi] | !ハ ',、 r-‐ァ /、_,ヘ__/` '' ー-i | r‐ァ | ! / '、! ' , > .、.,,__,,.イ´ ̄`ヽ. ヽ、 ! ト、,レ'____ ノ! ! ,' ン'^ヽ、__r'\ 、/_」 ヽ.、 ' , i´ヽ. ! ,.へ < ̄`ヽ、.,_ }>|],!ァ''"´ ^ヽ.、 ヾ、_rヘ.」 ';! 〉、 ', `Y /ヽ. `ヽ. _____ / ノ/ ',ヽ, ', o ` 、ァへ ヽ. !/ /´ 〉 Y´ヽ、」_, イ ,'./ ! i Y´ ヽ.rヘ `ーヘ._,.ィi i i i !____i ハ !. .!o i ,ト、_ ー、___,.イ i ! ', 7'´ ̄`ヽ、__,. '"、!ハ .' ノ i ` ー-r‐〈 ハ | 'ァ' `/ハ '; ` ..、.,__, ' i o ´ト、 /! i / | ,' / _ ___, '_ i ', '; ', l| ヽ. ! ! ,' / i〈. 〈 '"´  ̄77'ー'、 ! _」,.、_,,.イァ、 ゝ、 / 〈 ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】藤原妹紅(AA出展;『東方projec』より「藤原妹紅」) 【タイプ】ほのお/フェアリー 【特性】ふろうふし… 相手の攻撃以外で「瀕死」状態にならない。 満タンの時、必ず耐える。 【技x5:かえんだん、ムーンフォース、エアロブラスト、おにび、じこさいせい】 こうげき:D ぼうぎょ:C とくこう:A とくぼう:B すばやさ:C 【ポテンシャル】 『チェイサー』… 自身の攻撃技に「おいうち」効果を付与する。 『不死人の炎翼』… 自身の「飛」技の威力を強化(1.5倍)する。 宙に浮かび上がる。 『不死人の妖力』… 「加熱」状態の時、自身の「妖」技の威力を2倍にする。 『不死人の弾幕』… 「加熱」状態になった時、相手に体力の1/8のダメージを与える。 『サーマルヒール』… 「加熱」状態が解けた時、中確率で体力を1/6回復する。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対霊回避』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対霊耐性』… 敵陣に「霊」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対霊狙撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『アサルト』… 自身の技の「おいうち」効果の発動時、自身の技の威力を強化(1.5倍)する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『再燃する蓬莱人の炎』… 藤原妹紅専用ポテンシャル。 T開始時、中確率で自身を「加熱」状態にする。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 、 /O ̄ 、 くニ\ // \-=ミ \ニ\ _/廴ノ \ 、 \ニ\ __/⌒ 、 〈〈〈ヘ } \ \ニ\ く \___ VVV-===彡{/〉 \ニ\\__ _ >―――=≦ {V \ニ/__/} ̄ ̄ i{ / / /} i} !⌒\ __ く\_____ /、ニ\}} |ハrぅ{ { ./| / / l} }',_ {二二二=- __ ̄ ̄ ..\_/ | | /Vり\ {/ 芋うミ}/ .} } V }  ̄ ‐=ニニニニニニニニ=‐ __ ` | | { \{ 弋ツ/ /´i .} V /{_)  ̄ ̄ ‐=ニニニニニニ.//\ / /_ノ } ∨/ / ̄ ̄// }八 - 、 / / | j\. \ {―― / / |\__ イ/ / j /⌒i\ \ 廴 ./ /\ j/__] / /} / /{ // ⌒\ 、 / / ̄| / /_ / ./⌒}i{ ./{ 〈/ \\ {/{ ! /{ / ̄ ̄/⌒ /^}\,′\/ } /} { \ ./ハ /} ♀ / | / } V }/{ / , \ \{\ Ⅵ`ー i{ {/ / ∨iV_____ / / /}\ ! \}_/i\ \{_/ Vi{⌒\_ / ℃≧s。 .// /^ }\/___/ ./ V, ∠ イ ℃≧s。 ≧s。} / /i} ℃≧s。 く V, ℃≧s。 ≧s。}i{ ./ / /℃≧s。 ≧s 、 V, /} ℃≧s。 ≧s。}i{/ / { ℃≧s。 ≧s .\ V\ // ℃≧s。 ≧s。}/ / V .℃≧s。 ≧ i} ∧ V\ ̄_ / ⌒“''ミ≧s。}_/ ℃≧s。≧.i} ∧ V ___廴」ア \ ⌒“''ミ / ∧ V {_/ ̄ ̄ア\ \ {'/ ̄∧ .V 「 ̄ / /\__ 、 { .∧ V ‘, / ./ | \__ .l{___ /‘, V ‘,/ / j / | | ‘, } ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】響(AA出展;『艦隊これくしょん~艦これ~』より「響」) 【タイプ】みず/はがね 【特性】こううん… 自身の技が急所に当たりやすくなる。(C+1) 相手の技を2割で回避する。 【技x6:おおなみ、せんすい、ねっとう、ラスターカノン、かえんほうしゃ、ふきとばし】 こうげき:B ぼうぎょ:C とくこう:B とくぼう:C すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『エースキラーα』… 『エース』『親玉』に与えるダメージを強化(1.5倍)する。 『エース』『親玉』の「防/特防」の上昇(強化)を無視する。 『幸運艦の爆熱』… 「加熱」状態になった時、T終了時まで相手を「火傷」状態にする。 『幸運艦の海水』… 相手が「火傷」状態の時、自身の「水」技の威力を倍にする。 『幸運艦の修復』… 相手を倒した時、自身の体力を1/4回復し、味方と任意交代できる。 『フラッグシップ』… PTに参加している「艦娘」が自身だけの時、場にいる時トレーナーの「指示」を1ランク上げる。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対電回避』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対電耐性』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対電狙撃』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『チャレンジ』… 敵陣に『エース』がいる時場に出ると、T終了時まで自身の技の優先度を+1する事が出来る。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『逃れられぬ駆逐艦の砲撃』… 響専用ポテンシャル。1/試/先行 自身の技に「おいうち」効果を付与し、相手に「必中」させる。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── .ーr―――{_ { ー‐ '´ `' , .`フー , ', . '., .{ .{ , . ,_ .ヽ_ , .', '., ',ー丶、 ,' .ハ {\ '.,` ー`ヽ`ヽ}ヽ 'トゝ',ー ` ,/.,' ヾ 丶} .ヽ ',} '` ../ { ' / ̄`¨ ' r , ! . '.,',_ / /..| .| ハ .ヽヽ'´, -―‐ }...| .'., .l.'¨ } ,ノ ∧ ..', , .∧__ ', ヽ¨ _____ . ,.' | ハ ', .ヾ´ , '´ . ,.' . , , ' .' ヽ `¨¨´ . ., .' ,' / .,.' .' ,____/ /, ' . ,.' . _, -‐.', .ヽ .' ,ヽ , ' ト-., } { .| ',. , ' | ..| ./ .', .f.| }'´ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】マルコ(AA出展;『ONE PIECE』より「マルコ」) 【タイプ】ノーマル 【特性】さいせいりょく… 味方と交代する時、自身の体力を1/3回復する。 【技x6:あおいほのお、フレアドライブ、すてみタックル、ブレイブバード、おいかぜ、にほんばれ】 こうげき:A ぼうぎょ:B とくこう:B とくぼう:C すばやさ:C 【ポテンシャル】 『トップバッター』… 先発で場に出た時、自身の任意の能力値が二段階上昇する。 『鳥海賊の幻獣』… 自身の「炎/飛」技の威力を強化(1.5倍)する。 宙に浮かび上がる。 『鳥海賊の輪廻』… 「加熱」状態になった時、T終了時に味方と任意交代することができる。 『鳥海賊の炎纏』… 「加熱」状態の時、相手の攻撃以外のダメージを受けない。 『パイレーツ』… 「海」に隣接した《 スタジアム 》の場合、自身の技の命中時に相手の持ち物を破壊(掠奪)する。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対闘回避』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対闘耐性』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、相手の「闘」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対闘迫撃』… 敵陣に「闘」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『スターター』… 『先発』が発動した時、自身の全能力値を強化(1.05倍)する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『白髭海賊団の一番槍』… マルコ専用ポテンシャル。 死に出しで場に出た時、自身の『先発』を発動する。 『先発』が発動する時、自身の『パイレーツ』が発動する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── r、 | \ l l ∧ | i ∧ _ __ l. , .∧ / l! , - ". . . . .  ̄. . . . .! ! ∧ー、 ∧ i l! ., -. . . . . . . . . . . .〉 i ∧. ∨ ∧ l .l! , - " ト.. . . . . . . . . . . . . ./ ,' /. . . . . . . l! ∧ `丶、| l ─  ̄ | .l!. . . . . . . . . . . / ,' /. . . . . . . . . l!/. . l! `ヽ、.! ! 二ニ= !.__',. . . . . . . . . / ,' /. . . . . . . . . . . . . '. .l! `丶、|. ` . . . . . . l|0i}ヽ. . , イ´ / ./ー 、. . . . . . . . . . . |ハ \. . . ト ヽ_. . . . ,!.∨ /Y ヾ / \/ \. . . . . . . . . . イハ _ ヾ. . ! \ ー'ト、 / ∧. l \ イ\ |. . . . . . . . . . . ソ ヽ ~ ´ヽ ` ー 一 〈.ヘ!. / \, ∠≦彡,\ l!. . . . . . . . . . ノ ` 一'´\/ lヘ_/ 7,, 一ム゙ l! |. . . . . . . . ノ ` 一.>、∧∧_! \,イ "}! ゞソ/ .! . . . . . . ヽ 、 ー一 ". . . . .  ̄T ≧ト、_/ヽ" ゙ ̄".| |. . . . . . . . . ヽ_ ヾ 三 , -=ア. . . . ∨ヘミ , | r──────、 / _,. '´. . . ,イァ\ \ ! ∨ l .∧ , イ ヾ. . . . . ノ/. . ノ メ ヽ ` _ `ー! 〉ー  ̄  ̄´ レ'\|ト、 ´ ` / l / ∧ l| ト ヽ イ .| / /l l | l! ゙l ´ ! | / / / ! ____|! i! l l / / , ' | 、_____! l ,!、 /\ーー " | / _ , イ ! / ト ヘ l / , \ l!. /ー  ̄ , ' / /ヽ ̄`'`ー───ヽ、 / ハ レ / ,' ヽ / , ' // ヽ \ \/ ` ー─┤ i / _ ィ´ / \ ヽ { i l i! / ー  ̄ ノ / \ ヽ ! l、 l i / / ー  ̄ ,イ ゝ ハ トヽ ! i! イ / / / ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】一輝(出展:『聖闘士星矢』より「鳳凰星座の一輝」) 【タイプ】ほのお/かくとう 【特性】セイントクロス… 自身のタイプに「鋼」を追加する。 相手の技が急所に当たらなくなる。 【技x6:しんきゃく、マッハパンチ、ドレインパンチ、ほのおのパンチ、コメットパンチ、みきり】 こうげき:A ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:B すばやさ:C 【ポテンシャル】 『二枚看板』… 自身の全能力値を強化(1.33倍)し、技が急所に当たりやすくなる。(C+1) 『不死鳥』… 「紅麗」がトレーナーの時、体力の回復効果が無効化されない。 『鳳凰座の聖衣』… 相手の「威力:60」以下の技の追加効果が発生しない。 T終了時、自身の体力を1/8回復する。 『鳳凰座の燃焼』… 「加熱」状態の時、タイプ一致技の強化倍率を2倍にする。 『鳳凰座の小宇宙』… 自身の体力が回復した時、中確率で「加熱」状態になる。 『セイント』… 連続で同じ技を受ける時、中確率で回避する。 『対の先』… 相手の「速」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『ツートップ』… 味方の『エース』が「瀕死」状態の時、自身に対し味方の『アシスト』が発動する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『鳳凰の羽ばたき鳳翼天翔』… 一輝専用ポテンシャル。 1/試/先行 「技能拡張:ほうよくてんしょう」を繰り出す。 「ほうよくてんしょう」… /物理/炎(闘)/200/100/単体/×/「炎」「闘」タイプの有利なタイプ相性で判定を行う。 「リフレクター」等の技を解除する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ヽ \_、 | ', { /´`! /∨ ', | / } | / l ∨ l} / `ヽ、 イ { ミ、 イ ヽ ヽ! |,、 ミ ヽ .イ / ', ', 、 }ヽ ´ ', _ { 、 |! j l l /ミ、 l 、 / イ-, } l、 ヽ' / / /ミ、 ', 、 ヽイ ( 、 j / } }/ / / ヽ 、 ', 、 l //イ jイ_/ \`、 \ \l ト、ト、! { l/ /_,/ / , \ ゝヽ、. ォェァ-ェァ // / / _ ヽ \ `ヾ、ヽ、_ ∧_∧ ,イ 彡' 彡_, < ヽ `ヽ ミ、 彡 V V 彡' / ー - 、 \、_ ヽ_/ -、_ {、 ` 、_ 、 、 ミ、 、 \_ \__,... > '} 、 ` } 、 、 - ー '` ̄ `二_ ,.´ー'/ /ヽ、 イ 、\ `ヽ、__ / /イ/ ´、 / ,-―------ ' } \ ーニ-― - 、 ___ , 、 ,r―― ''´ ,l l ` 、 / ,// ,// l ' , / ,,.;;;;;;/' / イ | \ / / / / / \- '´ / / / / / \ ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 【名前】フェニックス(AA出展;『ダイの大冒険』より「カイザーフェニックス」) 【タイプ】ほのお/ひこう 【特性】ほのおのからだ… 直接攻撃を受けた時、3割で相手を「火傷」状態にする。 【技x5:やきおとす、やきつくす、エアスラッシュ、やきはらう、ひばしら】 こうげき:E 「ひばしら」… /変化/炎/-/-/敵陣/-/設置技。場に出た相手に体力の1/8の「炎」ダメージを与える。 ぼうぎょ:A とくこう:B+ とくぼう:A すばやさ:C 【ポテンシャル】 『エンチャンター』… 場を離れる時、味方の任意の能力値を上げることが出来る。 『不死鳥の旋回』… 場に出て2T目の終了時に味方と任意交代することができる。 『不死鳥の残火』… 「加熱」状態が解けた時、中確率で相手に1/8「炎」ダメージを与える。 『不死鳥の抱擁』… 「加熱」状態になった時、中確率で相手を「火傷」状態にする。 『ヒートアップ』… 「加熱」状態になった時、中確率で「特防」が上がる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対岩回避』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対岩耐性』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対岩追撃』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リターンヒール』… 味方と任意交代する時、中確率で味方の体力を1/4回復する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 『再臨する不死鳥の再生』… フェニックス専用ポテンシャル。 場に出た(を離れる)時、自身の体力を1/4回復する。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 備考: 「不死鳥」「炎翼」を中心としたPT構成 コトブキシティ所属のコミュニティガード 『天壌劫火』 「炎」技でタイプ耐性を持つ相手を倒し、異名を獲得。 『不死鳥』 相手の攻撃を何度受けても倒れない姿より、異名を獲得。 ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────── 戻る
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茸橋町 ←椎茸ヶ丘 →王国国要塞史跡公園 各地の様子とかお土産とか 総数425個 10.02/28 更新byしいたけ商会郷土調査部 価格は全て定価表記に統一 リスの港口(2 - 1)火 大都市リスの港口。お口くちゅくちゅもんたよしのり (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 電柱 121,005 Gold 39 31 雷 杖 エンジョイ♪ 1,969,572 Gold 68 -10 星 拳 ダーヤスの熱き口付け 41,997,496 Gold 252 13 火 剣 テスト 11,783 Gold 12 -5 星 拳 熟練の王 12,944 Gold 16 2 無 ナイフ 熟練のKing きのこ神の剣 14,805,631 Gold 168 -2 水 剣 斬撃しいたけブレード卍 1,230,406 Gold 94 32 水 剣 きのこ神の像 271,929 Gold 42 0 水 杖 ー夜桜 25,474 Gold 25 11 風 剣 幸せの壷 141,082 Gold 35 6 光 防具 童帝ニート入魂の一品 しいたけ王国建国記念碑 15,435 Gold 16 3 水 防具 胞子飛散の衣 8,188 Gold 14 4 水 防具 しいたけ王国記念像 39,653 Gold 26 4 水 防具 きのこ神の傘 9,301,481 Gold 169 41 水 防具 \アリだー!!/ 28,693 Gold 4 -4 光 アクセサリ ラモス瑠偉になれるカレー 66,126 Gold 9 -3 星 アクセサリ まさおーJ-リーグカレーよー 太揚石 73,770 Gold 9 -4 火 アクセサリ ふとあげいし。食べてもAV女優は出てこない。あーおいおそらがほしいのねー 2次元行き豪華客船乗船券 95,763 Gold 13 -1 光 アクセサリ リスの港口から随時出航中!! オ一ロラリング 15,680 Gold 6 2 星 アクセサリ フェ二ックスの指輪 72,821 Gold 6 -6 火 アクセサリ 修行僧の数殊 28,867 Gold 3 -5 無 アクセサリ 神泌の果実 25,518 Gold 3 -4 無 アクセサリ エリニア(2 - 0)水 大都市エリニア。 世界の中心となるこの町では町全体が活気にあふれ、商業も盛んです。町の至る所で多くの変態達が賑わってます。 (ぶ~んより) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 ミラクルソード 151,147 Gold 33 5 光 剣 聖なる斧 39,687 Gold 31 25 光 斧 クリック禁止 28,010 Gold 19 0 光 剣 赤い えのき 106,814 Gold 35 28 星 斧 しめじ 20,224 Gold 28 24 雷 剣 まいたけ 109,427 Gold 36 10 光 剣 泥の芳醇な香りのきのこ 5,106 Gold 9 0 闇 杖 ドアラの威光 40,104,282 Gold 254 40 闇 防具 無機質すぎる笑顔 八色しいたけ家族 (しいたけ保存袋) 185,456 Gold 36 5 水 防具 しいたけ商会謹製ヒカゲシビレダケ(乾燥) 29,591 Gold 4 -5 闇 アクセサリ 正月に大量に需要が出る しいたけ記念碑 603,348 Gold 27 10 水 アクセサリ ショコラsiitake 6,693 Gold 3 -1 闇 アクセサリ バレンタイン ホワイトデー クリスマスなどに(ry カニングシティー(0 - 1)風 大都市カニングシティー。 あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!うんこ4714たんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 疾風刀 1,169,247 Gold 81 29 風 剣 ハリセン 212,437 Gold 41 4 風 剣 ツッコミ用 うん○するよ 142,064 Gold 24 -8 星 拳 いや4714(しないよ) セガサターン 603,253 Gold 54 10 無 剣 ドリームキャスト 1,060,533 Gold 70 14 風 剣 ドリカス 電脳戦機バーチャロン オラ・タン 12,504 Gold 16 5 雷 剣 震天裂空斬光旋風滅砕神罰攻撃! 52,959,617 Gold 254 7 風 防具 全茶で唱えると御利益のある呪文が刻まれたありがたいアイテム。お土産ご贈答に ( ^ω^) 128,822 Gold 32 5 風 防具 おっおっ \(^o^)/ 180,572 Gold 39 5 風 防具 owata するよ?すっごいするよ! 18,979 Gold 19 5 星 防具 うん○なのねー DC用ツインスティク 221,846 Gold 41 5 雷 防具 DCを何の略と受けとるか…悩む所 イカ臭いティッシュ 313,739 Gold 46 5 風 防具 ちっ…ちげえよ!イカ焼き食べたアレだから! 金の玉 112,349 Gold 9 -5 光 アクセサリ もりもり~クッキング~♪ 19,444 Gold 2 -5 星 アクセサリ 蒼穹紅蓮隊 35,547 Gold 5 -4 水 アクセサリ レイディアントシルバーガン 33,385 Gold 7 0 風 アクセサリ 斑鳩 459,730 Gold 20 3 風 アクセサリ 宝箱からアビ無しレアがでてくる呪い 159,252 Gold 10 -7 風 アクセサリ 送るなよ!?絶対送るなよ!? 童貞 30,749 Gold 5 -3 風 アクセサリ 買うのは熟れたマダム…? スリーピーウッド(1 - 1)星 大都市スリーピーウッド。 かなりえずき (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 ぶっころり 43,309 Gold 19 -5 風 ナイフ 銘酒 便所殺し 137,399 Gold 30 2 雷 拳 雲骨丸(アル中)愛飲の一品 チンギス・ハーン 48,651 Gold 31 25 火 剣 ジン♪ジン♪チンギスハーン♫ 震天裂空斬光旋風滅砕神罰 30,420 Gold 20 -3 星 防具 即死無効の鎧 51,249 Gold 29 3 無 防具 実装まだっすかぁ~? 真夜中の人修羅ブロンズ像 170,570 Gold 37 2 星 防具 叩き壊す用 鷲巣麻雀用 黒手袋(右手用) 724,060 Gold 23 -5 星 アクセサリ コレで麻雀に勝てるとか勝てないとか 激レアアイテム 114,045 Gold 15 3 無 アクセサリ マジで激レア どれくらい激レアかって云うともうかなり激レア シュン君と愉快な仲間達 118,110 Gold 11 -5 星 アクセサリ シュン君はクイズ 誠意 130,551 Gold 14 -3 星 アクセサリ 色々な外交場面で大活躍!倉庫に備蓄推奨!! 怒りの指環 23,599 Gold 5 -2 火 アクセサリ 童貞に効くかもしれない特効薬 21,266 Gold 5 -1 光 アクセサリ こじらせて死ぬ前に一度お試しあれ お口で作った本命チョコ 10,304 Gold 2 -3 星 アクセサリ バレンタインに欲しくないモノ堂々の一位 ラッキーフトーン 6,989 Gold 2 -2 無 アクセサリ キノコ神社(4 - 5)雷 大都市キノコ神社。 有名観光地キノコ神社。観光者の話題となっているこの神社は六四さんのおでこを撫でると十六夜の滝に行けることで知られています。みなさんもおでこを撫でてご利益を受けましょう。 (クンカクンカより) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 レーヴァテイン 27,414,844 Gold 258 134 雷 剣 金のツルハシ 29,164 Gold 18 -3 無 剣 オク用メッキのつるはし 恋人 175,490 Gold 30 -4 無 剣 恋人を買うってなんかエロイ 消臭剤 24,374 Gold 19 4 無 剣 MildWolfが国費で開発した対キノコ用 きのこジュースしいたけ味 65,552 Gold 37 42 水 弓 マズイ ヤッホーヤッホーヌーブラヤッホー! 51,750 Gold 28 5 闇 防具 貧乳はステータスだ!希少価値だ! まっさらブルージーンズ 12,026 Gold 14 2 雷 防具 狼名物 キノコの形の神々しいアレ 110,541 Gold 18 5 雷 アクセサリ 高級リムジン 79,856 Gold 12 -1 水 アクセサリ ちょっと署まで来い 155,500 Gold 9 -8 光 アクセサリ ・・・来い プレゼント 73,347 Gold 9 -2 無 アクセサリ そのまんま さきたんの脱ぎたてくつした 1,169,698 Gold 28 -6 星 アクセサリ 誰にも気付かれずにコレを2つ交互に使用してログを埋め尽くせば君も立派なオナニストだ!! お年玉 79,531 Gold 8 -4 星 アクセサリ リアルラック 601,024 Gold 22 -3 星 アクセサリ 手に入れろ! 3人に送っても市井ヲタになる祝い 31,559 Gold 8 0 光 アクセサリ ×呪い ○祝い 不幸の手紙 91,524 Gold 7 -7 闇 アクセサリ 超強力脱臭剤キノコ 10,389,824 Gold 57 4 光 アクセサリ キノコを消臭するのにキノコを用いるとはコレいかに オーバーニーソックス(黒) 69,197 Gold 4 -4 星 アクセサリ もやしチョコ(業務用) 97,000 Gold 8 -8 火 アクセサリ 主婦の味方 ショーワの町(3 - 1)光 大都市ショーワの町。 神龍「またヤムチャ?」 (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 菊一文字則宗 14,903 Gold 15 0 無 剣 1/5スケール塗装済可動フィギュア[セロリ] 28,406 Gold 20 1 光 ナイフ 初回限定版 変態紳士ぞぬ開発 リゼルグ酸ジエチルアミド 193,247 Gold 36 1 光 剣 劇物につき取り扱い注意 生きた赤松の根で育った高級しいたけ 273,449 Gold 54 47 火 剣 きらりんソード 6,030,221 Gold 178 136 光 剣 ゆじゅ開発 便所 11,804 Gold 10 -11 水 拳 ちなみに和式 所持者からレア運を奪うトリュフ 58,490 Gold 27 12 闇 杖 しいたけ商会脅威の技術で生まれた新型バイオ兵器 昆沙門剣 17,084 Gold 14 -1 闇 剣 こんしゃもんけん 最新型空気清浄機(胞子除去機能付き) 22,699 Gold 15 -4 風 防具 しいたけ胞子が飛ぶと大量に売れる電化製品 コットンさらさらシート~夜用スーパー 98,108 Gold 12 0 闇 アクセサリ コットンさらさらシート~多い日用 104,076 Gold 12 -3 闇 アクセサリ 魔改造されたセロリのフィギュア 78,946 Gold 9 -5 火 アクセサリ 変態紳士ぞぬ氏の作品 セロリたんドール(着せ替え可能) 104,032 Gold 8 -9 星 アクセサリ 多分これも変態紳士の仕業 萌え萌えキュン! メチレンジオキシメタンフェタミン 14,806 Gold 4 -1 闇 アクセサリ 殺茸剤 51,991 Gold 8 -3 無 アクセサリ 一時期大量散布されたが効果が出なかった・・・ ビンッビン!! 60,947 Gold 11 0 光 アクセサリ (海綿体) オルビス(4 - 1)闇 大都市オルビス。 あけましてサノバビッチ (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 プフのバイオリン 196,036 Gold 44 13 闇 弓 錆びたつるはし 179,587 Gold 37 -1 闇 剣 Memoirs 30,783,713 Gold 237 90 闇 杖 ★暗黒あーちゃん★ 53,021,047 Gold 262 11 闇 防具 無駄に高い特産品No.03!! ふわふわしたなにか 18,210 Gold 16 1 闇 防具 なんだろう から~い 2,325,722 Gold 93 4 闇 防具 短足のコトかぁあああ!! 星降らない鎧 455,165 Gold 51 19 闇 防具 デフォで装備してる人もかなりいる 10コイン 33,060 Gold 5 -4 闇 アクセサリ 100枚で1up チ○ルチョコ 78,645 Gold 7 -5 闇 アクセサリ おい 10円じゃないぞコラ 紀伊店のか アンラッキーストーン 81,298 Gold 8 -4 闇 アクセサリ お返しマシュマロ 77,407 Gold 7 -7 闇 アクセサリ ホワイトデーに 触手封じ 9,788 Gold 4 0 闇 アクセサリ ぱんつのことらしい 薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」ステッカー 36,991 Gold 8 0 無 アクセサリ 写真の可愛い子は「メタル幼女」 エルナス(1 - 2)火 大都市エルナス。 シンジ「笑えばいいと思うよ」 デデーン レイ、アウトー (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 最強の銃(笑) 18,511 Gold 18 14 星 弓 全自動たこ焼き機 40,299 Gold 29 17 火 弓 おっとっとたこ焼き味 43,081,773 Gold 203 2 火 拳 サラダンマーの剣 51,450,358 Gold 257 8 火 剣 眠れろ獅子 1,612,926 Gold 83 3 星 剣 てんすのつるぎ 51,619,807 Gold 254 15 光 剣 てんすシリーズ Le memento du pays du serieux 41,625,872 Gold 250 10 雷 剣 何語だよ 熟女の書籍 108,167 Gold 31 6 水 ナイフ アグネス・チャンの写真集 23,150 Gold 15 -7 雷 拳 ビプ妹の右金玉 286,737 Gold 39 -7 光 拳 ビプ妹快気祝に製作された一品。床の間に、玄関にどうぞ アナニー 145,357 Gold 35 10 闇 剣 気持ちい 特に乾電池がヤヴァイ ガンザンのムフフ画像 12,770 Gold 17 17 雷 弓 人気のガンザングッズ 野菜レイパーズコレクション穴あき包丁 236,222 Gold 42 11 水 ナイフ 野菜レイパーズコレクション アブソリュートガンザン 380,013 Gold 50 23 雷 剣 人気のガンザンアイテムシリーズ かたたたたき券 15,442 Gold 17 5 無 剣 かーちゃんにアゲてね エオス 1,533,050 Gold 120 81 火 斧 てすとん 5,297,001 Gold 128 27 星 防具 オヌヌヌ防具 14,270,785 Gold 190 57 星 防具 オヌヌヌです ヌヌヌヌ防具 24,368 Gold 19 2 雷 防具 ヌヌヌヌです チンポソイヤッサ! 5,649,396 Gold 128 -4 雷 防具 崇めよ唱えよ ペンギンは着ぐるみ 37,597,219 Gold 217 10 水 防具 てんすのよろい 47,657,004 Gold 251 12 光 防具 てんすシリーズ 制圧記念コ○ー○ム 233,945 Gold 43 2 火 防具 ビプ妹の右金玉(治療後) 39,682 Gold 115 39 闇 防具 ビプ妹の右金玉(治療前) 520,089 Gold 51 4 光 防具 アフリカ土産のペニスケース 208,313 Gold 45 14 雷 防具 野菜レイパーズコレクション飲尿ボトル 143,210 Gold 36 11 水 防具 野菜レイパーズコレクション ガンザンソード 19,218 Gold 19 2 雷 防具 人気のガンザンアイテムシリーズ シアン化カリウム 57,880 Gold 26 -1 火 防具 稀によくある 86,744 Gold 9 -5 闇 アクセサリ てんすのぽしぇっと 160,055 Gold 13 -4 光 アクセサリ てんすシリーズ エルナス制圧記念イヤリング 95,074 Gold 10 -3 火 アクセサリ アナルスへようこそ! 22,513 Gold 4 -3 無 アクセサリ お守り 32,983 Gold 9 2 無 アクセサリ 眠眠打破 81,142 Gold 7 -7 水 アクセサリ ビプ妹の手術の序に切った余り皮 39,682 Gold 5 -4 水 アクセサリ 野菜レイパーコレクションジェット湯切り笊 89,379 Gold 7 -8 水 アクセサリ 野菜レイパーズコレクション 3人に送らないと十六夜に行けなくなる呪 58,154 Gold 8 -2 星 アクセサリ おくんなよ。ぜったいだぞ。 虹色の箱 167,198 Gold 16 -2 火 アクセサリ 真夏の夜の淫夢 103,165 Gold 7 -9 星 アクセサリ 愛無き拷問攻め→ミサッ ありあとあーした 115,688 Gold 7 -8 光 アクセサリ よく店員が唱えてるよね 真珠夫人お手製タワシコロッケ 118,911 Gold 10 -6 光 アクセサリ メシマズの印 55,745 Gold 6 -6 闇 アクセサリ ルディブリアム(2 - 2)水 大都市ルディブリアム。 愛しさとせつなさとチンポソイヤッサ! (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 ヒ素化の剣☆彡 1,194,625 Gold 72 2 水 剣 ロイド安藤 294,002 Gold 48 8 水 剣 やる夫のイカ臭い左手 1,207,096 Gold 78 30 水 拳 カリビアン.com 14,384 Gold 13 -5 闇 拳 ウ・ドーン 25,417 Gold 16 -8 雷 拳 いぼ付きソーセージ 24,477 Gold 16 -5 水 杖 規格外 ( ^ω^)馴れ合い厨きめえwwwww 154,266 Gold 34 5 火 剣 なんか勝っちゃってるよ 52,052,395 Gold 255 9 水 剣 熟女の書 33,759 Gold 18 -3 火 剣 熟しきって地面に落ちる間際の果実を納めた至極の書 根暗manさ~ 7,488 Gold 10 -1 闇 杖 早口で何度も口ずさむと…? 巨乳の父 33,276 Gold 26 5 闇 剣 細けぇこたぁいいんだよ 海鮮丼 36,788,854 Gold 221 14 水 防具 やる夫のパンツ 21,888 Gold 21 3 水 防具 初めてのブラジャー 41,130 Gold 26 4 光 防具 やったね!たえちゃん! 16,999 Gold 14 0 星 防具 コ○○○ム 10,618 Gold 11 -1 雷 防具 冷えピタ代わりのヌーブラ 172,274 Gold 44 20 水 防具 ひんやり オ・ボーン(偽) 5,512 Gold 11 4 無 防具 ( ^ω^)顔真っ赤wwwww 779,123 Gold 53 0 水 防具 大事なとこ3つにばんそーこー 326,891 Gold 47 5 光 防具 全年齢対応 葉っパンティ(小児用) 14,695 Gold 17 4 星 防具 水色のしましまぱんつ 126,718 Gold 31 1 水 防具 消しおむつ 20,592 Gold 19 1 無 防具 シャア専用ゾゴック 651,840 Gold 58 13 水 防具 赤い 歴史のif 巫女の羽織袴 198,235 Gold 36 -1 水 防具 ケツ毛 21,459 Gold 17 -1 光 防具 ブリーフ(桃色) 34,131 Gold 20 -1 火 防具 学園長の履き古し モンゴル的ななにか 3,084,209 Gold 127 68 水 防具 聖なるモンゴル 1,513,932 Gold 75 1 水 防具 カエラたん 196,152 Gold 36 0 水 防具 俺達がVIPだ! 107,494 Gold 8 -8 火 アクセサリ ν速VIPハロワ国建国記念品 マグロ神はイケメン 1,112,434 Gold 24 -7 光 アクセサリ やる夫のキャン玉袋 120,718 Gold 7 -9 無 アクセサリ Gジェット 30,433 Gold 1 -8 闇 アクセサリ おまんこ学園学生証 39,460 Gold 7 -1 水 アクセサリ これがあれば学割や各種サービスが受けられるという学園長のお墨付き お前が言うな 72,390 Gold 7 -5 無 アクセサリ さーせんwwふひひww うんち 52,227 Gold 7 -3 闇 アクセサリ うんこよりやわらかいらしい 覚せい剤 24,836 Gold 4 -3 火 アクセサリ ダメ、ゼッタイ。 俺の歌を聞けぇぇえええ! 17,005 Gold 6 1 光 アクセサリ お断りじゃぁぁあああ! 天運会公認! ハイパーラッキーストーン 37,808 Gold 6 -4 闇 アクセサリ カルト指定 Hey!そこの彼女!お茶しない?※ 47,953 Gold 8 -1 雷 アクセサリ ※ただし美少女に限る 塩化ベンゼンジアゾニウム 36,288 Gold 4 -5 闇 アクセサリ この醜くも美しいハロワ国 29,841 Gold 7 0 水 アクセサリ 義妹チョコ 88,482 Gold 6 -8 星 アクセサリ 偽造の戸籍の結果だ あと一歩で…!! 貰ったら十六夜が来なくなる本命チョコ 40,312 Gold 5 -5 闇 アクセサリ 十六夜よりも私を見てってコトですね 分かりかねます 地球防衛軍(3 - 4)風 大都市地球防衛軍。 なんていうか・・・その・・ 下品なんですが・・・・・フフ・・勃起しちゃいましてね・・・・・ (あおwwより) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 十八本の蝋燭 1,785,616 Gold 81 -2 火 杖 コレでR18指定のモノが解禁だ! 明治おいしいおちんぽみるく 783,665 Gold 74 39 風 武器(0) 白くて濃くて卑猥 バースデーケーキ 5,543 Gold 10 3 無 防具 定期的に売れる 予約無しで買えるので優秀 お年玉袋2010 159,928 Gold 36 4 無 防具 年号をつけちゃったのが失敗 龍神の風 68,197 Gold 7 -4 風 アクセサリ レプリカ 下町(4 - 2)星 大都市下町。 さーて ライジングサザエさんはー (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 輻射波動砲 7749452 Gold 166 18 火 斧 勇者パコステッキ 798719 Gold 49 0 星 杖 パッコパコ 月島美人 17099 Gold 15 1 星 剣 美人 スーパーソード(笑) 27,211 Gold 29 17 星 剣 しいたけ胞子付クヌギ棒(振ると胞子排出) 14,578 Gold 15 0 風 杖 コストパフォーマンスの優秀さからバイオテロに使用された経歴多数 La compensation que vous devriez garder 36,029,003 Gold 251 15 雷 防具 何語だよ 胞子拡散機付しいたけシールド 6,424 Gold 16 12 風 防具 加藤(茶) 303,083 Gold 47 8 星 防具 君に愛をこめて 67471 Gold 5 -7 星 アクセサリ 旅団の証 87220 Gold 7 -7 闇 アクセサリ 婚約指輪 56034 Gold 6 -4 無 アクセサリ ☆おつきみほいほい★ 73793 Gold 7 -6 星 アクセサリ トイレの守護神 おざこいアイス(十六夜味) 392291 Gold 18 -9 光 アクセサリ 鬼島津の大好物 レアがヨクデール 160248 Gold 13 -3 星 アクセサリ いいえ、ケフィアです Pour l identification d amitié 1,239,602 Gold 29 -6 雷 アクセサリ だから何語だよ 荒木飛呂彦 20,489 Gold 6 0 星 アクセサリ あけおめメール 89,264 Gold 9 -5 星 アクセサリ 松浦愛弓 85,786 Gold 7 -7 星 アクセサリ 台湾(5 - 2)雷 大都市台湾。 千の昌夫になって (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 布都御魂 49051828 Gold 263 14 雷 剣 ねこぱんち♪ 1133605 Gold 48 -12 星 拳 ねこ装備 もっさり(裏声) 14050 Gold 18 5 水 剣 モンゴリアンチョップ 18,971 Gold 12 -8 水 拳 モンゴル800 17,542 Gold 15 -5 水 拳 ねこのしっぽ♪ 107625 Gold 33 5 星 防具 ねこ装備 腹ジャンプ 202,573 Gold 40 5 雷 防具 亀仙流胴着 101,248 Gold 30 7 星 防具 鶴仙流胴着 30,765 Gold 23 5 闇 防具 コクボーン 27,956 Gold 16 -3 雷 防具 美尻 19,694 Gold 16 -3 雷 防具 ねこみみ♪ 5944 Gold 3 0 星 アクセサリ ねこ装備 六四教祖の言霊集~幸福ハピネス~ 40466 Gold 9 0 光 アクセサリ 覇狼国物語一巻 45493 Gold 8 0 雷 アクセサリ 亡国のもののふたちの戦記譚 ピブ妹ファンクラブ会員証 30205 Gold 4 -4 星 アクセサリ 会員数1000名を突破!! 義理チョコ 44749 Gold 6 -5 無 アクセサリ ハロワ国入国許可証 47562 Gold 4 -7 雷 アクセサリ 雪見大福みたらし味 25,154 Gold 3 -5 水 アクセサリ ESPフライングV 105,618 Gold 8 -9 雷 アクセサリ 【昔話】4分で滅んだ国 46,914 Gold 4 -7 闇 アクセサリ あおwwちゃんち国の話なのねー カンナビス栽培キット 32,908 Gold 5 -3 風 アクセサリ 重音部1stアルバム MeineEhreHeisstTreue 57,156 Gold 9 -1 雷 アクセサリ インディーズとか言わないの インポになる呪い 110,342 Gold 10 -6 闇 アクセサリ ヴァン・アレンタイン 47,110 Gold 7 -2 星 アクセサリ パワーフルーシ 44,850 Gold 8 0 水 アクセサリ 性神の米 3,634 Gold 2 -1 星 アクセサリ Sex God Rice 頭脳パソ 55,205 Gold 8 -2 無 アクセサリ Inteligence PC 生命の氷 74,541 Gold 5 -9 無 アクセサリ Ice of Life 精神の木 44,399 Gold 6 -4 無 アクセサリ Tree of Spirit 秘宝館の地図 34,072 Gold 7 0 星 アクセサリ 優良ステータスの指輪 19,708 Gold 6 0 雷 アクセサリ あの夏のモンゴリアン 76,174 Gold 10 -2 水 アクセサリ 鬼メ島津!! 76,075 Gold 12 0 水 アクセサリ 本物の鬼には逆らえず…やられっぱなしの島津…! タイ(0 - 3)光 大都市タイ。 ここはタイです! (かのんより) ←いタイです>< (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 よくうごく、キモイ。 45,962,092 Gold 254 13 闇 剣 木綿豆腐 2,215,685 Gold 133 109 無 斧 絹ごし豆腐の代用品 謝罪文 394,008 Gold 53 23 闇 防具 朝青龍 18,483 Gold 18 4 闇 防具 朝青龍にしては軽い 踊れ!モーニングカレー 5,866 Gold 2 -2 星 アクセサリ 新鮮なシイタケ 131,801 Gold 9 -9 無 アクセサリ ばばろあ草 30,016 Gold 5 -4 光 アクセサリ タイでは便所の裏にまで茂っている ☆しいたけ(あま~い国産) 28,676 Gold 12 10 無 アクセサリ ジャイアン愛用のマイク 93,018 Gold 10 -3 光 アクセサリ ヴぉえー アクアリウム(1 - 3)闇 大都市アクアリウム。 ㍉㍑㌢㌧㌢㌧ ←上だけ読め (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 温水ヨイチ 48,378 Gold 29 17 風 弓 おざこう愛用ハリセン 32,628 Gold 16 -10 無 拳 使ってるの見た事ナイ 電動コケシ太郎君 17,339 Gold 17 0 闇 杖 野菜レイパーレイプ済み無農薬野菜 27,399 Gold 16 -4 闇 剣 使用済み ザ 22,909 Gold 15 -7 風 拳 人気のガンザンシリーズ。+を4つそろえると… セイブザキャイ~ン 23,8784 Gold 43 7 星 剣 はぅ~ん グラットンソード 18,918 Gold 16 2 闇 剣 小さな恋の歌 52,730 Gold 25 0 闇 杖 重さの無い恋なんて… 水に溶ける水着 61,480 Gold 26 -2 水 防具 おにゃのこへのプレゼントにどうぞ 凡夫の赤サングラス 18,545 Gold 18 5 火 防具 二流のスーツ 1,141,317 Gold 76 5 火 防具 全身タイツ 59,772 Gold 25 -2 闇 防具 漬け物石用の鎧 90,218 Gold 30 10 無 防具 イカ臭い青狸の着ぐるみ 27,122 Gold 22 4 闇 防具 野菜レイパーのうんち(肥料) 159,425 Gold 36 3 闇 防具 ン 147,150 Gold 31 0 雷 防具 人気のガンザンシリーズ。+を4つそろえると… つまり君はそんなやつなんだな 276,733 Gold 43 1 闇 防具 何にも言えねぇ・・・ おざこうの古びたカツラ(初代) 41,230 Gold 8 -1 光 アクセサリ コッチが初代 おざこうの古びたカツラ(初代) 58,744 Gold 7 -4 光 アクセサリ コッチこそ初代 おざこうのちんこ 97459 Gold 6 -8 無 アクセサリ ありません>< レア装備くだしあ>< 9,823 Gold 4 0 闇 アクセサリ お断りします 早坂家の食卓 27,544 Gold 2 -6 水 アクセサリ つまり学園長の家の食卓 腐った果実 38,856 Gold 6 -4 闇 アクセサリ 偽装表示してない神秘の果実 ガ 31,291 Gold 6 -2 星 アクセサリ 人気のガンザンシリーズ。+を4つそろえると… もっていると十六夜にいけるかもしれない紙 42,156 Gold 4 -6 光 アクセサリ 頼りナイ ぬこかわいいよぬこぉぉぉぉぉ 52,895 Gold 4 -8 光 アクセサリ ぉぉぉぉぉん 侘び寂の精神 3,578,594 Gold 34 -8 闇 アクセサリ パンスト 30,741 Gold 2 -6 火 アクセサリ ゲル 47,542 Gold 8 -2 闇 アクセサリ ×半液体状のアレ ○移動用の住居 フロリナビーチ(2 - 3)火 大都市フロリナビーチ。 強くてニューハーフ (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 あまい死ね死ね剣 39,911,122 Gold 228 10 光 杖 剣なのに杖なのは おっとダレカ来たみたいだ(ry ワールドヘブン 65,285 Gold 28 1 光 剣 ビプ坊の肉棒 55,708,358 Gold 227 1 星 杖 無駄に高い特産品No.01!! エメラルドソード 58,559 Gold 25 -1 火 剣 レア 18,5219 Gold 46 21 火 ナイフ アレ ガァンザァァン怒りの拳2リベンジ編 431,574 Gold 37 -13 雷 拳 人気のダンカングッズ 3人に送っても十六夜に行けなくなる呪 19,877 Gold 14 -2 火 剣 より強力な呪い ラピュタのいかずち 41,800,828 Gold 255 55 火 剣 ロムスカ(基本的にROM)が国費で開発 その後自腹で購入 ちくわしか持ってねえ 679,044 Gold 58 16 火 ナイフ 逆に何でちくわだけ持ってるのか小一時間問い詰めたい 加齢臭 620,351 Gold 44 -10 火 拳 ジャイアン愛用のこけし 439,013 Gold 64 33 火 剣 そんな後付設定なーよ… 女神はビッチ 44,624 Gold 24 0 星 防具 女神様はイケメン大好き 玄武の甲凱 12,513 Gold 15 3 星 防具 アビつき激レア装備 22,5412 Gold 44 13 風 防具 皆欲しがる一品 HAYASAKA家の夜の営み道具 54,5793 Gold 58 18 火 防具 学園長の嫁愛用中 ガンザァァァァァアッァァァン!!! 8,081 Gold 3 -1 雷 防具 人気のガンザングッズ 不可能を可能にする男ガァンザァァァン! 144,142 Gold 45 26 雷 防具 人気のガンザングッズ ガァンザァァァンと秘密の部屋 96,706 Gold 30 11 雷 防具 ど根性しいたけ 292,851 Gold 51 24 星 防具 たった一人でこの地を守ったしいたけのお話 しいたけ栽培キット(業務用) 103,395 Gold 38 16 水 防具 毛 2,2546 Gold 5 -1 水 アクセサリ いつの間にかアイテムに混じっているやっかいなアイテム。知らない人には送らないように。 ガァンザァァァンと賢者の石 113,527 Gold 8 -7 雷 アクセサリ ガァンザァァアンドローゼス 18,093 Gold 3 -3 雷 アクセサリ ベエェェニゥイィィィウィィィ 58,289 Gold 5 -7 闇 アクセサリ 果実中毒者に乾杯! 65,595 Gold 8 -5 光 アクセサリ ヾ( ゜д゜)ノ゛払ЁЁゥゥゥ・! 13,478 Gold 3 -2 星 アクセサリ ( ゜д゜ ) しいたけ簡易養殖キット(一般人でもおk) 53,798 Gold 5 -6 火 アクセサリ しいたけの残り香 176,729 Gold 10 -9 風 アクセサリ クリスマスイブの悲劇 135,433 Gold 10 -8 闇 アクセサリ カビキラー(菌類用) 34,185 Gold 7 0 光 アクセサリ 菌類全般に有効な優れモノ 木っ端微塵粉 66,903 Gold 9 -3 光 アクセサリ 破砕された真夜中の人修羅ブロンズ像 金メダル 71,449 Gold 8 -3 光 アクセサリ 東京(3 - 3)水 大都市東京。 板東英二「痛!!コナン君何すんねんほっばにもー!!」 (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 ☆東京ばなな☆ 49,275,680 Gold 260 9 水 剣 現実 39,812 Gold 19 -4 闇 剣 対はいひと用最終兵器 落ち着けドラえもん 28,813 Gold 26 8 火 剣 東京マンゴー 20,723,427 Gold 202 61 水 防具 対しいたけ(毒)が生えた時用レーザー 5,957 Gold 13 5 風 防具 出力を最大にしても毒(しいたけ)を駆除出来ない仕様 妹 150,188 Gold 12 -4 光 アクセサリ T超お買い得 らき☆スト 60,227 Gold 6 -5 星 アクセサリ 巨乳の姉 29,992 Gold 3 -6 風 アクセサリ ハァハァ うんち 5,2762 Gold 6 -4 水 アクセサリ うんこよりやわらかい 火狸金融(4 - 3)風 大都市火狸金融。 半角だとか文字化けだとか・・・そういう次元の話をしているのでは最早無いのだよ。言うなればこれは・・・そう・・・男のプライドの問題なのさ。理解できない?これだから理を解せぬ者達は・・・(オナホは俺の嫁より) (隣のトトROMより) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 和泉守兼定 8,841,832 Gold 148 -1 風 剣 贄殿遮那 615,956 Gold 51 -2 風 剣 テポドン 3,856,443 Gold 127 26 風 弓 テポドン2号 883,309 Gold 78 29 風 弓 ドラグノフ 2,117,284 Gold 86 0 火 杖 梅田えりか写真集 28,587 Gold 18 -1 雷 剣 封印のげまたん 824,844 Gold 77 28 星 剣 野狼革の手袋 20,095,082 Gold 206 141 風 拳 領土拡大記念金の玉 24,091 Gold 22 5 雷 剣 天運会会員証 36,786 Gold 24 1 光 ナイフ カルト指定 うさちゃんち地酒 椎茸鶴 (1升瓶) 12,252 Gold 19 12 水 杖 通はコレを好んで呑むらしい バルス 33,941 Gold 21 -2 光 剣 目がぁあー目がぁあー おまんまんシールド(多い日でも安心) 3,554,927 Gold 118 21 光 0 鉛の鎧 107,009 Gold 38 16 風 防具 やわらかい ラブハロ梅田えりかDVDinキノコ神社 179,821 Gold 48 19 雷 防具 復活のげまたん 1,131,517 Gold 95 33 星 防具 無限ループって怖くね? 14,076 Gold 13 -2 闇 防具 野狼のきぐるみ 1,633,650 Gold 74 0 無 防具 ハイパーラッキーストーン 32,160 Gold 19 -4 光 防具 愛の戦士の墓 14,189 Gold 21 14 闇 防具 しいたけ商会によって会葬に処された者の墓 金正日ブロマイド 177,271 Gold 17 0 風 アクセサリ 腕輪(習作) 146,771 Gold 9 -9 風 アクセサリ リアルドール 梅田えりか 21,9837 Gold 18 -1 雷 アクセサリ げまたんの護符 298,660 Gold 18 -6 星 アクセサリ 野狼の牙 131,414 Gold 9 -8 無 アクセサリ 野狼国記念碑 12,400,407 Gold 55 5 無 アクセサリ 本命チョコ 49,848 Gold 3 -7 光 アクセサリ キャンタマピアス 298,432 Gold 21 8 雷 アクセサリ 信じる者は救われる 天運会のススメ 42,827 Gold 6 -4 光 アクセサリ カルト指定 かみなりのいし 58,757 Gold 8 -2 雷 アクセサリ ピカチュウに使うか使わないかで意見の分かれる所 サウスペリ(0 - 4)星 大都市サウスペリ。 爺さんは芝刈りに、婆さんは女らしくそれでいて大胆にいきました (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 性剣バイブレード 227,887 Gold 41 -2 闇 剣 月下美入 26,844 Gold 24 5 星 剣 げっかびいり 天運会はただのカルt 39,803 Gold 21 -1 闇 剣 カルト指定 与二の弓 211,334 Gold 44 15 風 弓 双竜聖剣 52,263 Gold 26 2 火 剣 ダイコン 101,414 Gold 39 28 風 斧 ShootingStar 23,282,581 Gold 254 雷 防具 つけ乳首 133,487 Gold 35 5 風 防具 カナ 10,607,539 Gold 150 13 星 防具 うごかない、キモイ 21,181 Gold 19 3 光 防具 うごいてもキモイ 結論:天運会はカルビ教団 39,166 Gold 21 -3 闇 防具 カルト指定 フレイムビ―ト 28,696 Gold 17 -4 火 防具 勝負下着(ピンク) 28,056 Gold 3 -5 星 アクセサリ 辛せの指輪 103,675 Gold 8 -8 光 アクセサリ 多少辛せになれます 幸せめ指輪 8,892 Gold 3 -1 光 アクセサリ 多少幸せになれます ファミリーコンピューター 86,995 Gold 7 -6 星 アクセサリ ご家族みんなで オニオンリング 31,385 Gold 2 -6 火 アクセサリ んまい 努りの指輪 13,766 Gold 5 0 火 アクセサリ ぺリオン(2 - 5)雷 大都市ぺリオン。 ユニクロ店員「さっそく装備していくかい?」 (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 お兄ちゃんどいてそいつ殺せない 29,463 Gold 25 22 水 斧 ビプ妹開発 金の玉 33,621 Gold 5 -3 無 アクセサリ ばばろあ愛用の座薬 64,483 Gold 10 0 雷 アクセサリ byペリオン製薬 義理チンコ 9,756 Gold 4 0 星 アクセサリ 冷め切って冷たいのでレンジでチン推奨 時計の塔(5 - 4)光 大都市時計の塔。 「チッ チッ チッ んぽー」 (うんこ踏んだより) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 ロトの鎧 43,629,235 Gold 254 6 光 剣 ドラクエかよ てかなんで武器なんだよ 空飛ぶアレ 21,682 Gold 19 3 風 剣 なに? サイレントロース 6,272,068 Gold 119 -4 光 剣 おかえりなさい!学園長♪ 81,015 Gold 29 -4 星 剣 ☆おざこう宝剣★ 397,143 Gold 51 19 光 剣 黄い三連鈍 149,449 Gold 52 39 無 斧 速丸シリーズ だんご三兄弟(笑) 15,968 Gold 16 0 星 杖 ちょいワルマタニティー♪ 26,158,181 Gold 258 141 光 防具 さようなら・・・二代目おまんこ学園長 179,146 Gold 30 -4 水 防具 学園長永遠に Pure太郎のPureハート❤ 47,492 Gold 27 -1 星 防具 臭そう うれしはずかし初ニート 553,641 Gold 52 3 光 防具 ×デート ○ニート 黄い三連星高 41,370 Gold 29 5 風 防具 速丸シリーズ 120,391 Gold 14 -1 闇 アクセサリ バグアイテム 輝く腕輪 861,084 Gold 32 24 星 アクセサリ シュン君の左金玉 46,886 Gold 7 -2 闇 アクセサリ シュン君ってダレだよ 遺憾の意 30,437 Gold 2 -6 無 0アクセサリ 謝罪を求める 変態紳士ぞぬ氏作 最強の外交カード 黄い三連速 63,487 Gold 9 -1 無 アクセサリ 速丸シリーズ ひろぽん 4,870 Gold 4 2 闇 アクセサリ お塩先生 2,370 Gold 3 2 闇 アクセサリ ジャクムの門(1 - 5)闇 大都市ジャクムの門。 しずか「キャー!のびたサノバビッチ!!」 (ビプ妹より) 特産品 名前 価格 威力 重さ 属性 種類 備考 竹やり 739,405 Gold 56 0 闇 杖 童帝ニート愛用のテケヤリ 夜の性生活 147,164 Gold 28 -3 闇 ナイフ わびすけ無双 53,222,500 Gold 260 11 闇 剣 無駄に高い特産品No.02!! 厨二武器 144,180 Gold 44 24 闇 剣 俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE 愛憎の剣 239,570 Gold 44 2 闇 剣 キリン(夜勤)開発 白いフンドシ 100,777 Gold 30 5 闇 防具 ATフィールド 20,059 Gold 19 5 闇 防具 黄金水@VIPの遺骨製ネックレス 9,718 Gold 4 0 闇 アクセサリ VIPで初めて覚醒した黄金水の(ry フンドシからはみ出た新ジャガ 131,126 Gold 10 -5 闇 アクセサリ 黒ずんだ男爵いも アサヒスーパードライ 63,942 Gold 8 -3 闇 アクセサリ 七色の宝箱 59,778 Gold 9 -3 光 アクセサリ オク用 翻訳コンニャク 112,300 Gold 9 -7 風 アクセサリ