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autolink 嶋理紗子 (しまりさこ,シマリサコ,嶋りさこ) Risako Shima +←目次表示 嶋理紗子 ブログタイトルURL 最新投稿 ブログ開設,概要 ブログタイトルURL 最新投稿 ブログ開設 ブログでの出来事・報告 関連ページ 関連ブログ simpleapi_img ブログタイトル 嶋理紗子のLife is Beautiful URL http //ameblo.jp/risako-shima/ 最新投稿 Aesopの人気商品 ホワイトニング 毛穴ケア New in Black Friday!! 40歳 12歳 テニスの試合 子連れ打ちっぱなし お料理レッスン リモート卒業式 THE NEW HOUSE のNEW Tシャツ ハッシュドビーフ Leap Day 9歳 2019 奥多摩でラフティング 炊飯器でローストビーフ 子供の想像力 白ワインに合うお料理レシピ ピエールマルコリーニ@ハワイ カピオラニ公園で写真撮影 PARIS HAWAII Wet'n Wild 40ドルでShopping 栗原はるみさんコラボ ハワイのお米事情 お久しぶりです。 サッカー試合 お家でお花見 スキー旅行の続き ブログ開設,概要 アメブロ simpleapi_img ブログタイトル 嶋理紗子 -デジタルエフ ブログ- 【RISAKO'S BLOG】 URL http //risako.paslog.jp/ 最新投稿 showrss プラグインエラー RSSが見つからないか、接続エラーです。 ブログ開設 2007年3月開設ブログ 開設日:2007年3月10日 ブログ開設から5385日経過 デジタルエフブログ デジタルef読者モデルブログ一覧 ブログでの出来事・報告 2007年3月10日最初の投稿/初日記 関連ページ 読者モデルブログwiki 関連ブログ #bf 上へ トップページ -
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◆基本事項 利用上の注意 よくある質問 機能の追加 違反行為への対応 マナーについて 歴史 テンプレート ◆洞窟改良案 案件 ◆レビュー その他原作 オリジナル作品 Angel Beats! BLEACH DOG DAYS Fate/ GOD EATER HUNTER×HUNTER Muv-Luv NARUTO ONE PIECE アクセル・ワールド インフィニット・ストラトス 英雄伝説 織田信奈の野望 ガールズ&パンツァー 家庭教師ヒットマンREBORN! ガンダム カンピオーネ 境界線上のホライゾン 銀魂 黒子のバスケ 恋姫†無双 鋼殻のレギオス コードギアス 咲-Saki- 実況パワフルプロ野球 進撃の巨人 ストライクウィッチーズ ゼロの使い魔 ソードアート・オンライン 辻堂さんの純愛ロード デジモン とある魔術の禁書目録 東方Project ハイスクールD×D バカとテストと召喚獣 ハリー・ポッター 緋弾のアリア ペルソナ ポケットモンスター 真剣で私に恋しなさい! 魔法科高校の劣等生 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女リリカルなのは 魔法先生ネギま! めだかボックス モンスターハンター 問題児たちが異世界から来るそうですよ? 遊戯王 ロックマン ◆読者向けページ 読者の方へ ◆作者向けページ 作者の方へ 投稿する前に ワンポイント 0評価について 原作名検索 原作カテゴリ 推奨タグ 用語集 リンク ◆過去ログなど 要望リスト1 要望リスト2 まとめリスト 作る人発言集 ◆リンク ハーメルン メニュー @wiki @wikiご利用ガイド ◆wiki作成ツールリンク プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール ◆他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
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コメント From(読者A)connectレビューかきかけっていうか書いてない ↑という事情により、connect世界の設定をオープン的に(つまり、身勝手にも作者の意図を越境しちゃったりしながら)書いていくことにしました。 設定を考える方針はやはり・・・ 「ナガモト・alta氏は、実はすでに設定を考え終えているが、言葉にまとめていない&公表していないだけである。」 と思うので、ナガモト・alta氏の心を読み取るカンジでいく。つまり、絵から最大限の情報を引き出しつつ、妄想を膨らませていこうと思います。 その思考の推移をこのページに書くのは邪魔なので省略&忘却します。 コメント終り 1.connect世界はメカだけの世界である。つまり、メカ人類?メカ生態系? 2.connect世界はヒトが滅びた後の世界である。 3.メカ達は戦闘用であり、弱肉強食の非情の世界に生きている。第三者からみて、それは悲しみと憎しみのドキュメンタリー地球紀行って感じに見えることがある。 4.メカ達の中にはヒトの再生を望むものがいる。考古学的に価値が? で、その妄想設定の中にありえそうな物語は 1.新型大型メカ種の到来により大規模な戦闘が勃発、絶滅の危機に瀕した亜人型中型メカ種、その個体「ロボ」の放浪の物語(全90分のアニメーション ・・・妄想です。) 結末:「ロボ」がヒトの最後の地にたどり着き、メカ同士の争いの元凶を知り(メカには感情ナイから、ただ知るダケですが)、読者がイタタマレナイ気持ちになってカメラフィードアウト、地球を映して終わる。 サルの惑星みたいなの希望、っていうかそのまんま。 2.気付いたら、まるっきり何もかも記憶喪失でした。仮名「ボク」は、鉄と光の搭の中を逃げ続け、自らの存在の秘密=メカヒト工場を目撃する。「ボク」を破壊しようとする非情なメカ達と、絶望的な現実の中、「ボク」は何を望むのか?=無論、生きていくことを。 (全90分の以下略) 3.メカ生態系の中に、生きるヒトの村「シャングリラ」がある。村の生活のため、大型亜人型メカ「ルーネヒルト」 の大腿骨を取ってくることを命じられた少年「パクゥ」は、自然(メカ然?)の非情さと優しさを学んでいく。 (90以下略) カウンター - 登録タグ alta connect 設定 (読者A) コメント コメント ナノ化です!!ミクロの決死圏的なイメージで。あとメカで「コネクト」という競技をしてるという設定も考えてます。あんまり詰めて考えてませんが。 (2008-01-25 21 58 50) な、な、ななな、ナノ化なのかっ (2008-01-25 21 16 00) altaです。すいません、今更気づきまして(^^;;。設定いいですね!!あとでマンガ描く時に色々とりいれたいです。自分の中ではヒトはメカの中に取り込まれてたり、ナノ化しているといったイメージまでは考えてます。 (2008-01-25 18 31 25) このページの先頭へ
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以下、読者の妄想集。 作中で特に明言されていない事などのページ類のまとめ。 ネタとしてお楽しみください。 チラシの裏 逸材
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「ネクラロリコン」 読者:西園寺好(さいえんじ・このむ) 保管場所:不明 性転換、若返りの秘術等が記されているようだ。 なおロリコン。 魔道書
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この本は前から後へと読まれはずです。 記述法について 演習問題について 各章の最後に演習問題があります。 たとえ読者がその演習を実際に行なわないにしても、これらの演習には一度目を通しておく価値があります。 演習問題は、「今まで見てきた例題を繰り返してください。でもちょっとパラメータは変えています」的なものではありません。 読者にとって煩わしさはありません。問題に対し素早くExpectを適用させたいことでしょう。 その代わり、演習問題ではわざと意地悪くしていこうと思います。 それらの大半はこの書籍のいたるところにある例題以上に全体を通して異なる考え方があるということを示唆しています。 Expectのようなツールを使った問題の多くはまさに様々であり、ある事象が実際には例題について話したり、見たりすることなしでできるかどうか認識するのは難しいことです。 悲しいかな、書籍を大げさにより大きくしないなら、筆者が見繕った例題には限界がありました。 各ページを説明するのに(もしくはあなたは何々ができるかもしれないが、私にはそれを説明するためのスペースさけないと言いたい)他の2、3ページを捧げるくらいなら、筆者は練習問題として後に残すことを選びます。 それらすべてExpectを使えばできるのです。 再三ですが、終わった課として練習問題をするというアプローチはしません。 むしろ、あなたが解決できる他の問題を発見するためのシュミレーションとしてそれらについて考え、使ってください。 と同時にこの書籍の例題や演習問題はExpectを使ってできることのただちょっとした断片です。
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#blognavi お詫びとお知らせ 平素は小社出版物をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 このたび、本年6月26日に発売いたしました単行本『サブプライム後の会社番付 アブナイ会社、倒産しない会社はここだ!』の内容に重大な誤りがあることが判明いたしました。これは校正・校閲が不十分であったことが原因で、当該書籍は現在、回収を行なっております。すでに購入された読者の皆様には誠にお手数ではございますが、下記までご送付くださいますよう、お願い申し上げます。 読者の皆様、掲載企業の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫びいたします。 今後はこのようなことが再び起きないよう、編集体制の見直し、強化に努める所存でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 2009年7月15日 株式会社 集英社 【お問い合わせ先】 「集英社・会社番付回収係」 フリーダイヤル0120-001316 平日午前9時30分~午後7時(2009年8月31日まで) 【ご送付先】 〒101-8050 東京都千代田区神田神保町3-13-1 集英社・第5編集部出版企画室「会社番付回収係」 (お名前、ご住所、郵便番号、電話番号をお書き添えの上、料金着払いにてお送りください。折り返し本のご購入代金を現金書留にてご返却させていただきます) ※ご連絡いただいたお客様の個人情報は、本件の目的以外では使用いたしません。 カテゴリ [本] - trackback- 2009年07月16日 21 43 53 #blognavi
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演出型のこれから 演出型は物語の架空言語として登場し、物語に不思議さやリアリティを添えます。 異世界人が独自の言語で話していたほうが異世界っぽいですし、リアリティを感じます。異世界なのに英語が通じるのはおかしいわけです。 アリスのような児童文学ではご都合主義でもいいわけですが、リアルなファンタジーを考えていくと、どうしてもそこに住む人々の文化や言語が必要になってきます。 とはいえ、ほとんどの読者は細かい設定を気にしません。物語の根幹はストーリーにあるので、話が面白いほうが大事です。 それゆえ21世紀になった今でも、演出型人工言語のほとんどは手軽に作れるアポステリオリ言語です。 一方、お話よりも異世界そのものに興味があるという人もいます。 その人たちにとってはエルフ語が古ケルト語から作られているのがとても気になります。異世界にケルト人がいるはずがないと考えるからです。 それを突き詰めていくと言語も文化も風土もすべてゼロから作ることになります。 この発想自体は難しいものではないので前世紀にもあったと思いますが、なにぶん労力がかかるため、21世紀になってようやく作られました。 21世紀になってパソコンとインターネットのブロードバンドが普及したおかげで、個人レベルで世界を作ることができるようになりました。 演出型は21世紀になってパターンが増えたわけです。ですので、今後はこのタイプの言語が微増するでしょう。 微増と述べたのは、労力のわりに需要が少ないためです。ほとんどの読者はそこまでこだわらないので、需要がないのです。
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歴研レポ本文 ①要件 A4(36x40)2枚以内 書評(Book review) だれが書いたのか 論文を書くにふさわしい著者か、どのような人か 選択理由 テーマの概要 どのような内容を持っているか・争点はなにか どのように理論展開しているか(私ならばこうする、も可) どのような根拠に依拠しているか 学術的利用に堪える根拠か 学ぶべきものがあるか あるとすれば何か 何を意図して書かれたのか 良かったか悪かったか その理由 ②使用文献 上智大学文学部史学科編『歴史家の散歩道』(上智大学出版,2008)より 井上茂子教授「ドイツ降伏の日はいつか-第二次世界大戦終結の日をめぐる史実と伝説-」 ③ネタ出し 井上茂子・上智大学文学部史学科教授 近現代ドイツ史研究・東京大学社会学研究科博士課程単位取得退学、国際学修士・主著・訳書:『近代ドイツの歴史』(共編著),『ナチズムのなかの20世紀』(共著),B.ドゥーデン『女の皮膚の下(新版)』 選択理由・西洋史専攻である・児嶋先生と長谷川先生の論文はこれまでの歴研で題材にしてしまったので……・日本の終戦記念日を引き合いに出した序文を読んで興味深く感じた テーマの概要 どのような内容を持っているか・争点はなにかドイツ敗戦記念日が各国で異なる理由を、ランス・カールホルスト両終戦協定文書を読み解きながら検証し、その過程で浮かび上がってくる大戦終結にまつわる"伝説"と史実を照らし合わせていく どのように理論展開しているか(私ならばこうする、も可)①ドイツ降伏の日はいつか――仏独ソでバラバラなのはなぜ?伝説A……日時の異なるランス協定とカールホルスト協定でそれぞれ西側・ソ連に降伏したため?←協定文書を読み解けば東西の立場は対等であることが明白⇒ドイツが連合側内での不和を利用し、西側陣営との単独講和を画策していたことが伝説Aを生み出した?②そもそもなぜ二回調印したのか―どちらかが重要で、もう片方がそうでないのか?伝説B……ランス協定は準備書に過ぎず、カールホルスト協定が正式の降伏協定である?←そういった根拠はなく、ランス協定文書の内容は法的にも十分である伝説C……ランス協定文書にはスターリンの意向が反映されておらず、西側諸国がソ連の希望を容れるためにカールホルスト協定を準備した←そんなことはない。ランス議定書はスターリンの承認を得ている―どちらも重要だが機能が異なっている?ランス協定のドイツ側調印者……参謀総長ヨーデル大将カールホルスト協定のドイツ側調印者……最高司令部長官3名←第一次世界大戦終結時、ドイツ軍部は文民政治家と無名の将軍による調印を行い、国内に「匕首伝説(戦線では勝利していたが国内の革命により敗戦せざるを得なかったのだという悪質デマ)」を吹聴した。その結果、ヴァイマル共和国内での右翼台頭と民主派の弱体化を引き起こしてしまったという前例があり、イギリスが同じ事態の発生を懸念したため、最高司令官による調印を求めた←ランス協定の付属文書に明記③なぜドイツ国内ではカールホルスト協定が重視されるのか?←ランス・カールホルスト両協定文書によれば、5/8 23 01に休戦発効となっている実際にカールホルスト協定が締結されたのは"5/9 00 15"!―ずれこんだのはなぜ?伝説D……米英ソ間に深刻な意見の不一致があり、もめた←ランス文書の改定の必要性が生じた。また、英語正本とロシア語正本とを比較したところ、ロシア語正本に数行の欠落があったため、モスクワと連絡を取ることになり時間がかかった伝説E……カールホルスト協定の調印時間は、当時すでにベルリンに導入されていたモスクワ時間によるものである←この時点でモスクワ時間導入の事実はない。導入自体は実際に行われたが、5/20から数週間行われたのみである④まとめ当時の政治的文脈が伝説を作り出し、その伝説は史実とは微妙にずれた歴史像をもたらす伝説A~Eは冷戦発想に基づくもの←実際には、連合国側には対立姿勢よりも協力姿勢のほうがずっと強くみられた◎事実をあぶりだすために大切なのは、無意識の思い込みを疑ってかかる姿勢である! どのような根拠に依拠しているか 学術的利用に堪える根拠か①ドイツ国民が広く信じる"伝説"←ふつうなら典拠の示されていない情報はダメだと思うが、論文テーマがドイツ降伏の日にまつわる伝説と史実のずれとその理由を明らかにすることにあるので、比較材料として十分だと考える←ただ、この"伝説"というのが老若男女のどういった人々によって信じられているのか、それは高校生や大学生向けの歴史教科書などに記述されていたりするのか、伝説流布の程度とか傾向がいまひとつ分からなかった。著者は実際にドイツに行っているし、そもそも近現代ドイツ史の専門家なのですっと入ってくるのかもしれないが、専門でない日本人学生に対してもう少し空気感の説明のようなものをしてほしかった。②ランス・カールホルスト両協定の協定文書論を待たないと思う時間・日付など異論を挟む余地のない題材が取り上げられているので信頼するに足る根拠は十分備えていると考える 学ぶべきものがあるか あるとすれば何か①国際的には日本の降伏日は9/2だと認識されていることを初めて知った。8/15という日付の特別性は日本人固有の感覚なのだと気づかされた②同じく第二次世界大戦の敗戦国であるドイツも、降伏記念日をめぐって同様の境遇にあるということ。日本は連合側の主要国とは文化や言語、宗教が大幅に違っているし、地理的にも海に囲まれて隔絶されているので、降伏日にかかわる認識のズレが特別大きいのかと思っていたがそういうわけでもなかったということ。③ドイツの降伏にはふたつの協定がかかわっており、協定をめぐる事実無根の伝説がドイツ国民のあいだに広く流布していること。それらの伝説が、当時はそれほど取り沙汰されていなかった冷戦発想に基づく後世からみた創造であること。 何を意図して書かれたのか後世の人々がおかれた政治的文脈のなかで伝説が醸成され、史実にバイアスをかけてしまう。そういったメッセージを、日本の降伏日をめぐる冒頭部分を導入部とし、読者の興味を引いたうえで、同じ敗戦国であるドイツの降伏日にまつわる史実と伝説をクローズアップして詳細に検証していくことで伝えようとしているのだと思う。 良かったか悪かったか その理由良かった。まず日本の終戦記念日の話題から入り、実際には国内への通達という意味しかもたない玉音放送が行われた8/15を特別視する日本人の感覚がどのように醸成されたのかといった論を展開している。最後まで読みとおしてみて気づいたことは、この冒頭部分は単に、読者の大部分であろう史学科の日本人学生たちの興味を喚起する材料として使われているのではなく、歴史上のできごとはすべからく当事者たちの政治的文脈のなかでバイアスをかけられて後世に残っているということを読者に実感させるかたちで伝えようとしているのではないかということだ。われわれ日本人にとって終戦は玉音放送の8/15であるが、それですらも後世の人びとの思惑がからみ合って記念日として制定され、日本人の心に特別な感情を生み出すよう強化されてきたにすぎない。こうした読み手の知識や感覚をうまく利用すれば、著者が最も書きたかったであろう主張は説教くさくなく論文全体を通じて自然と読み手に伝わると考える。そうだとすると、著者の意見が凝縮された結論部分にあたる「歴史を見るときは……無意識の思い込みをつねに疑ってかかる必要がある」という一文は、あらためての結論付けとか強い念押しというよりも、ここまで書いておいてまだ釈然としない顔をしている一部の読者のための出血大サービスなのではないだろうか? ④本文草案 井上茂子 上智大学文学部史学科教授 近現代ドイツ史研究 この論文を選択した理由は大きくふたつある。ひとつは、私自身が西洋史専攻であり、ヨーロッパ諸国が大きく関係した第二次世界大戦にまつわるエピソードに関心があったからである。もうひとつは、日本の終戦記念日を引き合いに出した冒頭部分を読んで興味をそそられたためだ。 本論の大雑把な内容は、ドイツ敗戦記念日が各国で異なる理由を、ランス・カールホルスト両終戦協定文書を読み解きながら検証し、その過程で浮かび上がってくる大戦終結にまつわる"伝説"と史実を照らし合わせていく 、というものだった。 「ドイツ降伏の日はいつか」と銘打った本論は、以下のように理論展開されていると考える。 本論は、大きく分けてふたつの根拠に基づいて展開されている。題名にある「史実と伝説」の言葉通り、ひとつめはドイツ国民が広く信じる"伝説"=一般に流布しているが史実からずれた歴史像である。ふたつめは、ランス・カールホルスト両協定の協定文書そのものである。 私が本論から学んだことは、①国際的には日本の降伏日は9/2だと認識されていることを初めて知った。8/15という日付の特別性は日本人固有の感覚なのだと気づかされた②同じく第二次世界大戦の敗戦国であるドイツも、降伏記念日をめぐって同様の境遇にあるということ。日本は連合側の主要国とは文化や言語、宗教が大幅に違っているし、地理的にも海に囲まれて隔絶されているので、降伏日にかかわる認識のズレが特別大きいのかと思っていたがそういうわけでもなかったということ。③ドイツの降伏にはふたつの協定がかかわっており、協定をめぐる事実無根の伝説がドイツ国民のあいだに広く流布していること。それらの伝説が、当時はそれほど取り沙汰されていなかった冷戦発想に基づく後世からみた創造であること。 私は著者の意図をこのように解釈した。後世の人々がおかれた政治的文脈のなかで伝説が醸成され、史実にバイアスをかけてしまう。そういったメッセージを、日本の降伏日をめぐる冒頭部分を導入部とし、読者の興味を引いたうえで、同じ敗戦国であるドイツの降伏日にまつわる史実と伝説をクローズアップして詳細に検証していくことで伝えようとしているのだと思う。 本論は興味深い内容と展開・導入方法をもっていると感じた。なぜかというと、まず日本の終戦記念日の話題から入り、実際には国内への通達という意味しかもたない玉音放送が行われた8/15を特別視する日本人の感覚がどのように醸成されたのかといった論を展開している。最後まで読みとおしてみて気づいたことは、この冒頭部分は単に、読者の大部分であろう史学科の日本人学生たちの興味を喚起する材料として使われているのではなく、歴史上のできごとはすべからく当事者たちの政治的文脈のなかでバイアスをかけられて後世に残っているということを読者に実感させるかたちで伝えようとしているのではないかということだ。われわれ日本人にとって終戦は玉音放送の8/15であるが、それですらも後世の人びとの思惑がからみ合って記念日として制定され、日本人の心に特別な感情を生み出すよう強化されてきたにすぎない。こうした読み手の知識や感覚をうまく利用すれば、著者が最も書きたかったであろう主張は説教くさくなく論文全体を通じて自然と読み手に伝わると考える。そうだとすると、著者の意見が凝縮された結論部分にあたる「歴史を見るときは……無意識の思い込みをつねに疑ってかかる必要がある」という一文は、あらためての結論付けとか強い念押しというよりも、ここまで書いておいてまだ釈然としない顔をしている一部の読者のための出血大サービスなのではないだろうか? しかし一方で、「ドイツ降伏の日はいつか」に対する著者の意見が明記されていないようにも思う。日本人にとっての日本降伏の日が8月15日であるように、ドイツ人にとってのドイツ降伏の日はカールホルスト協定が締結された5月8日であり、他国でどのように戦勝記念日が定められていようとドイツ人の国民感情は確固として譲りはしないだろうという見解なのだろうか? 結論部分を読めば、著者の本当のねらいは、ドイツあるいは日本降伏の日付をはっきりさせることではないと分かるのだが、こう題して論じはじめたのにもかかわらず、問題提起と対応関係にある結論・意見がどこにも見当たらないというのは、読者に冷や汗をかかせる要因になりかねないと考える。
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hank /// / 層、レイヤー \ 13 seren klel 「積み上げられたもの」 \ [ ova ] \ 薄い層 \ この雑誌の読者の層は厚い \