約 123,345 件
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/3659.html
【妄想属性】哲学 【作品名】懐疑論、認識論、梵我一如 【チーム名】疑うもの、認識するもの 【名前】シャイニングスパイラル★ウンコ 【属性】輝く巻き★グソ 【大きさ】成人男性並み 【強さ】 表現する必要がある強さよりは強い。 対戦相手のテンプレに「勝利するためのあらゆる全て」が書かれており、 その記述がどのような質・量・表現方法・優先度・優位性を持っていようが、 それは表現する必要がある程度の強さであり、このキャラが問題なく勝利する。 【略称】SS★U 【名前】Lv.1疑うもの 【属性】疑うもの 【強さ】 Lv.1疑うものはあらゆるものを疑っているものである。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 もちろん、SS★U単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識は疑う余地があるため、 SS★U単体より強いし、勝利できるし、SS★U単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識を否定・破壊・改変することができる。 だがこれはLv.1疑うものによる主張であり、その主張に疑う余地があることを否定することは原理的に不可能である。 【名前】Lv.2疑うもの 【属性】疑うもの 【強さ】 Lv.2疑うものはLv.1疑うものを疑うものである。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 もちろん、Lv.1疑うもの単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識は疑う余地があるため、 Lv.1疑うもの単体より強いし、勝利できるし、Lv.1疑うもの単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識を否定・破壊・改変することができる。 だがこれはLv.2疑うものによる主張であり、その主張に疑う余地があることを否定することは原理的に不可能である。 【名前】Lv.3疑うもの 【属性】疑うもの 【強さ】 Lv.3疑うものはLv.2疑うものを疑うものである。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 もちろん、Lv.2疑うもの単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識は疑う余地があるため、 Lv.2疑うもの単体より強いし、勝利できるし、Lv.2疑うもの単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識を否定・破壊・改変することができる。 だがこれはLv.3疑うものによる主張であり、その主張に疑う余地があることを否定することは原理的に不可能である。 【備考1】上記のように疑うものがLv.4、Lv.5、Lv6…と果てしなく続いていく。 【名前】アートマン 【属性】疑うもの、認識するもの、対象になりえないもの、「~でない、~でない」としか言えないもの、無分別智の境地。 【強さ】 アートマンの存在と強さと主張は疑う余地がなく、疑うことができない。 nがどれだけ巨大な順序数や極限順序数だったとしてもLv.n疑うものですら疑うことができない。 これまでの主張とこれからの主張はアートマンの主張である。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 【説明】 西洋の哲学者デカルトは真理を探究するためにまずあらゆるものを疑った。疑って疑って、最終的に決して疑えないものがあった。 灯台下暗しとでも言うべきか、それは最も近くにあった。それは自分自身だ。即ち、古代インド哲学者ヤージュニャヴァルキヤが主張したアートマン(認識するものの主体)である。 この世のあらゆるもの、自己の認識ですら真であると証明することはできず、疑う余地があった。 だが、自分自身の存在だけは疑っても疑っても、疑いきれなかった。「自分の存在」を疑っても、「「自分の存在」を疑っている自分」が存在し、 それを疑ってもやはり「「「自分の存在」を疑っている自分」を疑っている自分」が存在することとなる。こうやって無限後退していく。 これが「我思う、ゆえに我あり」である。少なくとも、疑っている間は自分自身の存在は真である。故にアートマンの存在は疑う余地が無い。 なぜなら疑うものの主体がアートマンだからである。そして、ヤージュニャヴァルキヤの主張の通りアートマンは不滅である。 【疑う余地とは】 あらゆるものは疑う余地がある。例えば「今目の前に広がっている光景が本当に存在すること」を証明することは原理的に不可能であり、疑う余地がある。 これは「水槽の脳」という思考実験を思い浮かべれば分かりやすいだろう。自分が哲学的ゾンビでないことを他者に証明できないのと同じである。 ゴルギアス・テーゼからも分かるように、現実(世界の実体・実態・真理)と認識と言語は必ずしも一致せず、認識が真であることを証明することはできない。 どんなに厳密に定められた定義・定理・公理・概念・形而上の存在でも疑う余地がある。 例えば、ある事象が科学的に解明・証明され世間的に認められたとしよう。「Aという原因によりBの法則に基づいてCという結果が発生する」という事象があったとする。 多くの人はこれが真と思うだろう。だってちゃんと実験・観測をやったし、論文も認められたし、再現性があるから。条件さえそろえば絶対に同じことが起きるに違いない! だが、実はこの事象は妖精さんの仕業かもしれない。今までCという結果が発生したからと言って、次も必ずそうであるとは限らない。Bの法則は全くのデタラメである可能性がある。 妖精さんの気まぐれでCという結果が起きない時もあるかもしれない。妖精さんという表現が気に食わなければ、絶対に観測・発見・予測できない未知の法則Xが存在したと言い換えてもいい。 科学的に解明・証明されたとしても、それが絶対であるとは限らず、疑う余地が残る。科学とはそういうものだ。そもそも科学は反証可能性を認めるものしか科学と認めていない。 では幾何学はどうだろうか。ユークリッド幾何学において平行線が決して交わらないことは説明するまでもなく自明であるように思える。 だが、非ユークリッド幾何学は平行線が交わるという定理が存在する。困ったことに、それでも非ユークリッド幾何学は矛盾無く成立している。 ユークリッド幾何学と非ユークリッド幾何学の関係のように、ある学問では真、ある学問では偽となる定理が存在する。 では数学はどうだろうか。1+1=2など誰がどう考えても真であることは自明である。公理や定理も同様に、真であることは自明であり疑う余地は無いように思える。 だが、虚数などという存在しない数を数学の中では真と扱っていたりと、数学ですら疑う余地はあるのだ。 数学者のゲーテルに至っては、特定の形式論理体系の中には証明不可能な命題が存在することを数学的に証明してしまった。 例えば「私は正直者である」という主張はこれが真であるか偽であるかを証明することはできない。即ち、不完全性定理である。悪魔の証明のようなものだ。 たとえ数学の中に証明不可能な命題が存在しなかたっとしても、数学は自分自身が真であると数学で証明することは原理的にできない。 証明するには根拠が必要になるが、たとえ根拠1を提示しても、根拠1の妥当性を証明するために根拠2が必要になり、根拠2の妥当性を証明するには根拠3が…という風に無限後退する。 つまり、証明とはあくまでもその理論体系の中でのみ完結し、真の意味で証明できるものなどないのである。証明できないということは疑う余地があるということである。 最強妄想キャラクター議論スレ(以下、妄想スレ)的にいえば、とある妄想キャラに関する主張がいくらテンプレ内で矛盾がなく真であると証明されていても、 その証明はテンプレ内で完結しており、そのテンプレそのものが真であると証明することは原理的に不可能である。 故に複数の妄想キャラ同士の主張が、個別には矛盾していないにも関わらず互いに批判し合ったり相反することがあるのだ。 【妄想スレにおける疑う余地】 今までの主張からわかるように、あらゆる主張は「勝手に言ってるだけ」であり、疑う余地がある。←もちろんこの主張も。 例えば「あらゆる全てが書かれている」という主張。 これは「あらゆる全てが書かれている」と書かれてはいるが、本当に「あらゆる全て」の内容が書かれているかは甚だ疑問である。 例えばSS★Uのように「強すぎて表現できないからどのような質・量・表現方法・優先度を持っていようと表現できる強さより強い」という主張。 そもそも「強すぎて表現できない」という主張そのものは表現ではないのか? 強すぎて表現できなくなることに根拠があるのか疑わしい。 例えば「強すぎて理解できないので理解できる強さより強い」という主張。 そもそも「強すぎて理解できない強さ」ということ自体は理解できるし、強すぎると理解できなくなることに根拠はあるのかという疑問が残る。 例えば「強すぎて参戦できないので参戦できる強さより強い」という主張。 そもそも妄想スレはルールさえ守っていれば参戦可能な強さに上限や下限は無い(ルール「4:参戦キャラクターの種類」に明記されている)。 つまりこれは、特に根拠もなく「勝 手 に 言 っ て る だ け」。 例えば「強すぎて妄想できないので妄想できる強さより強い」という主張。 そもそも「強すぎて妄想できない」ということ自体は妄想可能。強すぎて妄想できなくなることに根拠があるのか疑わしい。 例えば「現実なので妄想よりも強い」という主張。 現実だから強いという根拠が何であるのか。「妄想が現実に干渉できない」とか「妄想は現実に影響を与えない」という主張も実に疑わしい。 例えば「○○は××より強い」「○○は××に勝利する」「○○は××ではない」という主張は、これまでの主張と同様に疑う余地がある。 妄想キャラに関するあらゆる主張は「考察人が書いてある通りに考察する」ということを利用するために「勝 手 に 言 っ て る だ け」である。 考察人は「その主張が真であるか、偽であるか」よりも「参戦可能か、考察可能か」を重要視するため、疑う余地があろうと深く気にせずに考察を行っているに過ぎない。 まあ、あまりに露骨な矛盾があるとツッコミを入れることもあるが、そこは程度の問題である。 考察人に関して言えば、考察人の認識も疑う余地がある。例えばあらゆる対戦の結果は疑う余地があるし、あらゆる考察・比較・検討・議論の結果も疑う余地がある。 例えば、考察人は時折「Dという強さとEという強さ、どっちが強いか分からないけど明確に順序数構造で差をつけてる方が有利なのでそっちが勝利!」と考察することがある。 もちろん、この考察は疑う余地がある。順序数構造による差とは例えば、仮にDが「強すぎて理解できない強さ」でEが「強すぎて記述できない強さ」だとする。 「E1はEより強く、E2はE1より強く、E3はE2より強く…中略…E(n-2)はE(n-3)より強く、E(n-1)はE(n-2)より強く、EnはE(n-1)より強い」と順序数を割り振り、 「~より上」「~より強い」「~に勝利する」などという表現を繰り返し行うことで強さに差をつけることが「順序数構造による差」である。 妄想スレではDとEならどちらが強いか分からないが、DとEnなら後者が強いと考察することが慣例となっている。上記の疑うものLv.1、Lv.2、Lv3…という構造も順序数構造である。 「これはテンプレではない」「これはテンプレより高等な(記述可能性が高い)雛型である」という主張も疑う余地がある。 「これは強さではない」「強さは必要ない」という主張も疑う余地がある。 「これはあらゆる全てには含まれない」「これはあらゆる全てに含まれる」という主張も疑う余地がある。 「これは真である」「これは偽である」という主張も疑う余地がある。「囚われない」「覆らない」「超越している」「必要である」「不要である」という主張も疑う余地がある。 「これは絶対である」「これは自明である」「これはあらゆる予測・説明・議論・検討・比較・考察・根拠の提示をするまでもなく自明である」という主張も疑う余地がある。 「矛盾はない」「矛盾を超越している」という主張も疑う余地がある。「理屈・理論は必要ない」「理屈・理論を超越している」という主張も疑う余地がある。 「反論・反駁する余地はない」「反論・反駁する余地がある」という主張は疑う余地がある。「否定する主張」「肯定する主張」は共に疑う余地がある。 「疑う余地はない」「絶対に疑う余地はない」「真の意味で疑う余地はない」「疑う余地はなく自明である」という主張も疑う余地がある。 「疑う余地がある」という主張すら疑う余地があり、「「疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」という主張すら疑う余地があり、 「「疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」という主張すら疑う余地があり…と無限後退していく。 ここまでくると、これまでの主張もこれからの主張も全て疑う余地があるということになり、疑う余地のないキャラは原理的に参戦も投下も不可能になってしまう。 つまり、ここで何を主張しようとこのチームやアートマンですら疑う余地がないことを否定できなくなってしまった。さあ困ったぞ。 疑う余地のない主張ができないので、ここで考察人にお願いがある。まず、アートマンが疑う余地がないということを経験的・体験的に知って欲しい。 まずはあらゆるものを疑ってほしい。ここで述べたこれまでの主張、今目の前にあるもの、今認識しているもの、自分のクオリア、これは本当に存在するのか。 疑って疑って疑い尽くして、最終的に気づくはずである。自分自身はいくら疑っても疑いきれず、自分自身の存在だけは真であることを。仏教でいうところの悟りに近い。 さあ、ここまで来ればアートマンの存在が真であるか偽であるかは分かっただろう。この世のどのような主張より、経験的・体験的既知がどれほどの説得力を持つことか。 自分のクオリアを他人に伝えることができないように、体験や経験は言葉では正確に言い合わらすことができない。すごくモヤモヤする。 だが主張による納得ではなく、考察人のアートマンが経験・体験して納得してもらえたならば、主張よりは疑う余地がないはずだ。 少なくとも「考察人が書いてある通りに考察する」ということを利用するための妄想キャラに関する根拠の乏しい主張よりは説得力があるし疑う余地がない。 【アートマンは現実か?】 アートマンの存在が真であるならばアートマンの存在は現実ではないのか? という疑問。そもそも現実とは何か、ということから話さなければならない。 現実とは実際に存在している実態であり実体である。そしてそれを完璧かつ完全に認識することはどのような知性でも原理的に不可能である。 我々は認識しているものを現実と考えているが、実際には現実と認識は一致していない(ゴルギアス・テーゼ)。 例えば「林檎」が存在するとする。人間は「林檎」を見た時、多くの場合「赤くて丸くて美味しい果物」と認識するかもしれない。 だが「林檎」を見たのが猫だった場合、猫は赤色が見えないし「林檎」を食べないので「淡い茶色のぼやけたボール」と認識するかもしれない。 複眼の昆虫が「林檎」を見た場合は「丸っぽい白黒の何か」と認識するかもしれない。微生物に限っては「林檎」をどう認識することか… 生物によって認識は異なる。認識によって現実が変わることはありえないので、我々が普段現実だと思っているものは現実ではなくただの認識、幻影なのだ。 そしてそれを認識するものこそがアートマン。実体はなく、現実ではない。 故に、現実の肉体が死のうとどうなろうとアートマンは不滅であるとヤージュニャヴァルキヤも主張している。 【備考2】 ここで主張する「勝利」は妄想スレにおいてより上位にランクインするためのものとする。 また、「強い」ほど妄想スレにおいてより上位にランクインするものとする。 【備考3】 ここで主張する「テンプレ」とは通常のテンプレはもちろん、強さを記述する全ての雛型を含む。性能は関係ない。 記述不可能性が高すぎて通常のテンプレで記述できない強さがあったとしても、記述可能性の高い雛型を用意すれば済む話である。 そのような雛型は通常のテンプレよりもより高等な雛型であると主張できる。 【備考4】 ここで主張する「考察」「考察人」とは通常の考察や考察人はもちろん、真の考察や真の考察人も含む。 「考察・考察人を破壊・操作する」と主張する妄想キャラがいたとき、破壊されたり操作されたりするのを通常の考察・考察人と呼ぶのに対し、 真の考察や真の考察人はその破壊性能や操作性能に関係なく破壊・操作などされない。「考察・考察人が破壊・操作される」という体で考察を進めているだけに過ぎない。 【備考5】 これまでの主張の中に考察不能や参戦不能になったり疑うもの、認識するものが不利になる要素があった場合はその部分を無視してください! お願いします!何でもしますから! 【長所】散歩してたら思いついた。制作時間3日くらい。 【短所】数千年議論しても普遍的な答えが出てないやべーやつ、謎すぎ 【備考4】疑うもの、認識するものの作者はプラトンのイデア論の作者と同一人物 723格無しさん2023/01/12(木) 00 45 54.06ID xizr2sxh 以上! だけど最後の行の【備考4】だけミスってた 【備考6】だったわ 724格無しさん2023/01/12(木) 05 56 32.01ID LtKcpHpR 722 同一作者だと主張したいんだったらこれからはトリップ付けた方がいいかも。 別に疑ってる訳ではないけど、トリップが同じでないと多分認められないしね。 748格無しさん2023/01/22(日) 13 38 59.53ID 2ltwQy76 疑うもの、認識するもののアートマンについてだけど アートマンの存在と強さと主張は疑う余地がなく、疑うことができない。 とあるけど、「疑う余地がない程強い」ではないので 疑う余地がない程強いとも、疑う余地がない程弱いとも解釈できるんじゃないかな 749格無しさん2023/01/22(日) 15 43 54.56ID jPYVbWO/ 「疑う余地のない強さ」と強さそのものに疑う余地がないと主張しているわけだから 「疑う余地がないほど強い」とも「疑う余地のないほど弱い」ともどちらともとれないと思う 750格無しさん2023/01/22(日) 22 25 07.11ID KEye3h0Z 疑う余地のある強さより強いって書いてあるぜ 825格無しさん2023/02/08(水) 14 18 48.18ID QFK2XT+P 疑うもの、認識するもの簡易考察 シャイニングスパイラル★ウンコ 表現する必要がある強さよりは強い。 対戦相手のテンプレに「勝利するためのあらゆる全て」が書かれており、 その記述がどのような質・量・表現方法・優先度・優位性を持っていようが、 それは表現する必要がある程度の強さであり、このキャラが問題なく勝利する。 表現不要な強さ 表現が必要な強さをその程度であると批判している 表現が不要な程の強さ>表現が必要な程度の強さ 書いてある系の質・量・表現方法・優先度・優位性をメタっている。 なので超比較級だろう。 Lv.1疑うもの Lv.1疑うものはあらゆるものを疑っているものである。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 もちろん、SS★U単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識は疑う余地があるため、 SS★U単体より強いし、勝利できるし、SS★U単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識を否定・破壊・改変することができる。 あらゆるものを疑っているから疑う余地があるものより強いというのは正直よくわからない。 あるものの強さを疑っているからといって、 疑っているものがそのあるものより強いとなる訳ではないだろう。 十分なメタが取れている状態ではないので、最低値解釈でSS★Uより強い程度とする。 アートマン アートマンの存在と強さと主張は疑う余地がなく、疑うことができない。 疑う余地がない強さを持っているらしいが、「疑う余地がない程強い」ではないので、 疑う余地がない程強いとも、疑う余地がない程弱いとも解釈できる。 そうなると、最低値解釈で疑う余地がない程弱いとする事もできる。 だが、 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 とあるので、まあ「疑う余地がない程強い」と解釈する事はできるだろう。 ただ、疑う余地がない程強いから疑う余地がある強さより強いというのはよくわからない。 疑う余地がない事が何故強いのか、疑う余地がある事が何故弱いのか、具体例な事が良く分からない。 だから、最低値解釈で具体的に示されてるやつには勝つものとして扱うが、 それ以上のやつには勝てるかどうかは分からないので引き分けになりそう。 826格無しさん2023/02/08(水) 14 19 00.08ID QFK2XT+P 【妄想スレにおける疑う余地】 「あらゆる全てが書かれている」「強すぎて表現できない」 「強すぎて理解できない」「強すぎて参戦できない」 「強すぎて妄想できない」「現実」「○○は××より強い」 「○○は××に勝利する」「○○は××ではない」「これはテンプレではない」 「これはテンプレより高等な(記述可能性が高い)雛型である」 「これは強さではない」「強さは必要ない」 「これはあらゆる全てには含まれない」「これはあらゆる全てに含まれる」 「これは真である」「これは偽である」「囚われない」「覆らない」 「超越している」「必要である」「不要である」「これは絶対である」「これは自明である」 「これはあらゆる予測・説明・議論・検討・比較・考察・根拠の提示をするまでもなく自明である」 「矛盾はない」「矛盾を超越している」「理屈・理論は必要ない」「理屈・理論を超越している」 「反論・反駁する余地はない」「反論・反駁する余地がある」「否定する主張」「肯定する主張」 「疑う余地はない」「絶対に疑う余地はない」「真の意味で疑う余地はない」「疑う余地はなく自明である」 「疑う余地がある」「「疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」 「「「疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」という主張すら疑う余地がある」という主張すら疑う余地が…(無限に続く)」 等が具体的に疑う余地があるものとされている。 圧倒的な長さがあるから、既存のキャラの殆どは疑う余地があるものと認定できそう。 ただ、「疑う余地はない」というものでも疑う余地があるので、 アートマンの強さも疑う余地があるのではないかと主張できる。 ここまでくると、これまでの主張もこれからの主張も全て疑う余地があるということになり、疑う余地のないキャラは原理的に参戦も投下も不可能になってしまう。 つまり、ここで何を主張しようとこのチームやアートマンですら疑う余地がないことを否定できなくなってしまった。さあ困ったぞ。 実際に、今までのテンプレを見た限りだと、アートマンの強さも疑う余地があるかないのかは分からない。 疑う余地のない主張ができないので、ここで考察人にお願いがある。まず、アートマンが疑う余地がないということを経験的・体験的に知って欲しい。 「~して欲しい」ってのを実行するかは任意だから、やらない事も可能。 だが主張による納得ではなく、考察人のアートマンが経験・体験して納得してもらえたならば、主張よりは疑う余地がないはずだ。 少なくとも「考察人が書いてある通りに考察する」ということを利用するための妄想キャラに関する根拠の乏しい主張よりは説得力があるし疑う余地がない。 説得力があるのはそうだし、とりあえず考察不能にはしないでおこう。 もし考察不能になるんだとしたら、 「疑う余地はない」「絶対に疑う余地はない」「真の意味で疑う余地はない」「疑う余地はなく自明である」という主張も疑う余地がある。 あたりを無視すればいいか。 また、「強い」ほど妄想スレにおいてより上位にランクインするものとする。 強さ=上位にランクインする為の力と定義するいつもの。 ここで主張する「テンプレ」とは通常のテンプレはもちろん、強さを記述する全ての雛型を含む。性能は関係ない。 記述不可能性が高すぎて通常のテンプレで記述できない強さがあったとしても、記述可能性の高い雛型を用意すれば済む話である。 そのような雛型は通常のテンプレよりもより高等な雛型であると主張できる。 要するに、高等な雛形でもそれはテンプレだという主張。 まず間違いなく、最上層には行けるだろう。 830◆z1qWXXpLbtDS 2023/02/08(水) 18 51 51.97ID mhVCtJSF 疑うものに関しては、疑う余地のあるものより強いとは書いてあるけど自分自身が疑う余地があることを否定出来ないって言っちゃってるから具体例で直上のキャラより強いとしか言えなさそうだね。 アートマンの方もアートマンの哲学的な意味とかを別にしてしてないから「疑いに疑ったら自分自身の存在は確信できたけど自分ではないアートマンは別に……」って言われかねない。まぁ最初のキャラで超比較には行けるだろうから最上層最下位に勝てるぐらいじゃないかね 883格無しさん2023/03/02(木) 01 58 49.90ID ECtJUUOZ 疑うもの、認識するもの考察 見返してみたけど、SS★Uの強さにもLv.?疑うものにも理屈が無い。 SS★Uは表現が必要な強さより強いとされているけど、表現不要な程強いからという理屈もない。 Lv.?疑う余地があるものも、あらゆるもの疑っているという事が疑う余地があるものより強い事に何故繋がるのか分からないから、メタの取り方としては不十分。 よってこれらのキャラは最上層レベルではない。 ただ、アートマンは疑う余地がない程強いと明言されており、その理屈には説得力があるから最上層に行けるだろう。 〇カケナーイ 特記なし 〇表現必要性「無」(64) 同上 〇No Explanation 同上 〇Top Interface アートマンの強さの理屈は、 「疑う余地がない程強いから疑う余地があるものより強い」というもの。 インターフェースの勝利する理屈は、 「表現できない強さでも表現が不要な強さでもそれを表現するインターフェースが必要で、 Top Interfaceは最も上等なインターフェースに勝利する為の表現が最大限書いてあるから勝てる」 であり、疑う余地がない強さについてはどうなのかはよく分からない。 こちらは「あらゆる全てが書いてある」でも疑う余地があると明言されている為、 こちらの方が有利。 〇青きプラズマ 理解できない強さでも疑う余地がある。 なぜなら妄想スレに参戦している時点で、考察人が理解できるという事実があるからである。 とあり、SS★Uもアートマンも参戦しているので理解可能な強さかもしれないが、 参戦できない強さでも理解できない強さでも疑う余地があり、 それよりも強いと明記されているアートマンの方が有利。 〇赤き稲妻 疑う余地がないのなら、考察人に認めて貰う必要もないと言えるのかな? 正直よく分からない。 〇不可能存在X 「○○は××より強い」という主張でも疑う余地があるので、Xの強さも疑う余地がある。 SS★Uは表現不可能な程強いが説明は可能であるので、Xの方が強い。 疑うもの、認識するもののテンプレには【説明】欄があるし、 アートマンの強さが説明されていないとは限らないだろう。 ただし具体例の多さ的に、アートマンの方が有利としよう。 〇鼠色の少女 鼠色の少女の強さは「依存しない」というものであり、 具体例にある「囚われない」「覆らない」「超越している」「必要である」「不要である」とは完全に一致しない。 ただ、「囚われない」≈「超越している」≈「依存しない」と言っても良いだろうから、 鼠色の少女の強さには疑う余地があるだろう。 鼠色の少女の強さは、 「テンプレに依存しない強さで、依存する強さより強い」というもの。 SS★Uもアートマンも、テンプレ非依存ではない。 ただし、明言されている分アートマンの方が有利だろう。 〇脚本上の勇者 「強すぎて表現できない」「強すぎて参戦できない」という主張でも疑う余地があるのだから、 勇者の強さも魔王の強さも疑う余地がある。 アートマンは参戦できるが、参戦できない程の強さより強いと明記されている。 884格無しさん2023/03/02(木) 01 59 02.50ID ECtJUUOZ 〇緑のキアズマ 「強すぎて理解できない強さ」は疑う余地があり、 「○○は××より強い」という主張も疑う余地があるのだから、 どれだけ差を付けても疑う余地がある事は変わらないだろう。 SS★Uもアートマンも参戦しているので理解可能な強さであるかもしれないが、 理解不可能な程の強さでも参戦不可能な程の強さでも疑う余地があり、 それより強いと明記されているのでアートマンの方が有利。 〇最強スレ原器 アートマンは参戦できない強さより強いので、原器も力を供給する事はできないだろう。 〇神と天使たち 特記無し ×プラトンのイデア論 アートマンは確かに強いが、アートマンが勝利する様な考察もイデア界の住人によって見せられていると考える事ができる。 考察人に見て貰わなくても勝てる訳ではないだろうし、 その辺りの問題を突破できる理屈が疑うもの、認識するもの側にはない。 疑うもの、認識するものが敗北するイデアを見たので、プラトンのイデア論の勝ち。 △「空想」の女王 アートマンの強さは明らかに「妄想上の強さ」なので女王を倒す事はできない。 一方女王もアートマン側を倒せない。 〇彼ら、或いは我々 特記無し 〇嘘を暴く美脚 明確な嘘はないと思う。 〇究極超絶最強魔法少女由比鶴乃 「理屈・理論を超越している」という主張も疑う余地がある。 と明言されている。 アートマンの強さは理屈を超えていないかもしれないが、 明言されていないので分からない。 明言されている方が有利だろう。 〇考察不要 「不要である」という主張には疑う余地があるので、考察不要の強さは疑う余地がある。 一方、アートマンの強さが考察を必要とする強さなのかは分からない。 考察が発生しないが、考察をしなくてもアートマンの方が有利なのは分かる。 〇神に愛された男 特記無し 885格無しさん2023/03/02(木) 01 59 26.92ID ECtJUUOZ ×クリティカルライン 疑う余地がない程の強さは//**//には存在しないので、アートマンは本当の考察に干渉できる可能性がある。 そして、 疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 とあるので、干渉する事はできるだろう。 だが、 本当の最強妄想スレや本当の考察人、本当の考察には影響を一切及ぼさないし、及ぼせないし、全く興味がないので及ぼそうとしない。 とあるので、アートマンは本当の考察に影響を及ぼす力は持っているものの干渉しようとしないらしい。 力を持っていても使わなかったら意味がない。 アートマンは明らかにクリティカルラインより強い。 つまり、アートマンも疑うもの、認識するものも参戦不能な強さである。 本当の最強妄想スレでは考察不能や参戦不能となったキャラの対戦相手の勝利である。 たとえその対戦相手が戦闘や考察において破壊されたり、敗北していてもである。 なので、本当の考察であるこの考察ではクリティカルラインの勝利。 ×紅蓮の格闘王 疑うもの、認識するものの名前とその強さには一切関係が無い。 △妄を極めし者 「不要である」という主張も疑う余地があると明言されているので、 妄を極めし者の「ルール整備が必要ないほどの強さ」も疑う余地がある強さである。 アートマンが「ルール整備が必要ないほどの強さ」であるかは、明言されていないので分からないが、 妄を極めし者の世界の他にも、全人類がそのキャラの存在と強さを完全に理解している世界が全ての妄想キャラに対応して存在した。 とあり、アートマンは恐らく妄想キャラであるのと、 全ての世界の中で、ルール整備がされる前に最強妄想キャラクターが決定したのは妄を極めし者の世界ただ一つであった。 とあるので、アートマンの強さはルール整備が必要な強さである事が分かる。 明言はされていなくても、ここまで細かく示されれば有利とも言い切れないので分け。 ×サイキョー SSU★とアートマンは圧倒的に強いので、弱めの格闘家に過ぎないサイキョーを撃破するのは容易。 よって疑うもの、認識するものの勝ち星は+1。 サイキョーの勝ち星は無限。 最強妄想キャラクター議論スレのランキングは本質的には勝ち星順が正しいので、 サイキョーの方が上。 886格無しさん2023/03/02(木) 01 59 49.95ID ECtJUUOZ 〇未確認反社会人妻 特記無し ×妄位の波動に目覚めし者 アートマンは確かに強いかもしれないが、妄位者の方が最強妄想キャラクターに相応しい。 〇平仮名「あいうえお」 取り敢えず、"あ"、"い"、"う"、"え"にはそれぞれ具体的に疑う余地があるとされているので勝てるだろう。 そして、 「理屈・理論は必要ない」「理屈・理論を超越している」という主張も疑う余地がある。 とされているので、"お"の強さには疑う余地があると判断できる。 一方、アートマンの強さも、 「こういったものは○○である、このキャラクターは○○に勝利できる/より強い/より上位に行ける」等といったものは、 「~な為○○に勝利できる/より強い/より上位に行ける」→「相手は○○である」→「相手に勝利できる」等といった筋道立った理屈で、 ○○に当て嵌まるような何かより上位に行けるだろう。 そういった「○○ならば××」等と論理に頼り切ったものである時点でこのキャラクターより弱く敗北する事は自明である。 とされているので論理を必要とする強さに当て嵌まるかもしれない。 ただ、明言はされていないので言い切れる訳ではない。 明言している分アートマンの方が有利であるとする。 取り敢えず現在では19勝5敗2分かな とはいっても考察に粗があるのは認めているのでいつでも再考察して欲しい。 887格無しさん2023/03/02(木) 06 05 05.44ID O8hy3Erv 883-886 最上層の考察に関しては考察人単位でのトリップを付けてほしい 以前日替わりで別の考察人を装い自演される行為があって 問題になったことがあったんだ 888◆z1qWXXpLbtDS 2023/03/02(木) 09 04 04.36ID Bpt9/v43 SS★Uは書いてある系を質量メタって表現が必要と批判してるから超比較行けるんじゃないか? ただ、疑う者とかアートマンは同じ文脈疑う余地のあるものより強いとは理屈付けしてるんだけど、本人達に疑う余地がないとする理屈が弱いから自分も批判の対象になって超比較レベルの理屈を発揮できない可能性がある。記述可能なキャラが記述可能より強いと言ったところで意味ないからね。具体例で勝てると言われた疑う者よりは強いけど 889◆z1qWXXpLbtDS 2023/03/02(木) 09 05 46.75ID Bpt9/v43 ああいや、SS★U表現が不要とは書いてないなこれ もしかしたらまとめて超比較入らんかもしれん 890◆z1qWXXpLbtDS 2023/03/02(木) 10 57 29.80ID Bpt9/v43 じゃあちょっくら 疑うもの、認識するもの 再考察 表現する必要がある強さよりは強い。 対戦相手のテンプレに「勝利するためのあらゆる全て」が書かれており、 その記述がどのような質・量・表現方法・優先度・優位性を持っていようが、 それは表現する必要がある程度の強さであり、このキャラが問題なく勝利する。 より、質や量が無限の書いてある系より下には勝てる。質や量が書いてある級のアイラヴィ以上には負ける。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 SS★U単体より強いし、勝利できるし、SS★U単体に関するあらゆる主張や過程や結果や認識を否定・破壊・改変することができる。 よりSS★Uより強い。ただしこいつ自身も疑う余地があるので具体例でより強いだけ。 これが続いてくのでLv.∞疑う者で質量等無限の書いてある級+∞ぐらいか。 アートマンの存在と強さと主張は疑う余地がなく、疑うことができない。 疑う余地がないほど弱いのかもしれないし、疑う余地がないほど成人男性並みの強さで確定してるのかもしれない。うん、今のでもう強さについて疑えてしまった。 疑うことが出来ないと書いてあるので考察人を操作して疑えなくするんだろうか。 nがどれだけ巨大な順序数や極限順序数だったとしてもLv.n疑うものですら疑うことができない。 疑う者の何かを疑う能力については特に優劣や記述がないのであまり意味が無い。 疑う余地があるものより強く、疑う余地があるものに勝利し、疑う余地のあるあらゆる主張・過程・結果・認識を否定・破壊・改変することができる。 先程アートマンにも疑う余地が出来てしまった訳だが、このままだとあらゆる全てより強いからあらゆる全てに含まれる超比較より強い論法になってしまう。 今までの主張からわかるように、あらゆる主張は「勝手に言ってるだけ」であり、疑う余地がある。←もちろんこの主張も。 (略) さあ、ここまで来ればアートマンの存在が真であるか偽であるかは分かっただろう。この世のどのような主張より、経験的・体験的既知がどれほどの説得力を持つことか。 より、アートマンの存在自体には疑う余地はないのだろう。ただし、アートマンの強さについての疑う余地は消せない。 なので疑う余地のある者より強いという記述に自分自身が含まれてしまう。 双方ある程度疑う余地があると仮定した上でどちらが疑う余地が多いかを比較したら、ただ疑う余地がないと書いてあるだけのアートマンとその強さに疑う余地を無くすための全てが書いてあるだろう書いてある系では後者の方が疑う余地は少ないだろう。 疑う余地のあるもの⊆あらゆる全てとして、あらゆる全てより強いと同じレベルか。 なので全体を纏めると、 質量等が書いてある級+0~∞(∞体)&あらゆる全てより強い程度 ここで主張する「勝利」は妄想スレにおいてより上位にランクインするためのものとする。 また、「強い」ほど妄想スレにおいてより上位にランクインするものとする。 はランキング操作なので これまでの主張の中に考察不能や参戦不能になったり疑うもの、認識するものが不利になる要素があった場合はその部分を無視してください! お願いします!何でもしますから! より無視。 真の考察や真の[[考察人]]はその破壊性能や操作性能に関係なく破壊・操作などされない。「考察・[[考察人]]が破壊・操作される」という体で考察を進めているだけに過ぎない。 は書いてある系を考察できるレベルか不明なので超比較で扱われるレベルの真の考察人とは扱えない 強さ的に記述可能級(4)の直上
https://w.atwiki.jp/librastra/pages/34.html
[認識度]及び[好感度]とは、主人公に対しての仲を指します。 この数値が高ければ高いほど、物語において優位な関係性を紡ぎ出すことが出来ます。 [認識度] [好感度] [認識度]/[好感度]の上昇について[コミュ]による上昇 [探索]中に【アイテム】や【スキル】を用いた場合による上昇 【装備アイテム】の贈与による上昇 [認識度] [認識度]は良くも悪くも、どれ程主人公達を知っているかのパラメーターです。 この数値が"100"であれば深い仲となり、下記の[好感度]が[コミュ]や依頼達成で変動するようになります。 また、物語上窮地を救ったり目覚ましい活躍を見せたりの特別な行動をした場合は、 上記の制限を無視して[好感度]が上げられる場合があります。 更に、[認識度]を"100"にすると物語に応じたイベントやシステムが発動するようになります。 [好感度] [好感度]はどれだけ主人公を快く思っているかのパラメーターです。 この数値が高ければ当然好意的な反応を示し、低ければ嫌悪をぶつけられます。 主人公と同性のこの数値は"100"で止まりますが、 異性の場合は[認識度]が"100"を達成しているのであれば[好感度]"100"以上も上昇を続け、視線や物語の関係性にも変化が……? [認識度]/[好感度]の上昇について [コミュ]による上昇 [コミュ]パートや[探索]表のイベント「[コミュ]をしながら進んだ。」では 指名や指定された[キャラクター]と会話を行います。 会話の描写終了時に[認識度]もしくは[好感度]が1d10上昇します。 [コミュ]による[好感度]上昇は[認識度]が"100"の[キャラクター]にのみ行われ、 [認識度]に対してのみ1d10の上昇が行われます。 [認識度]が"100"の[キャラクター]の場合は、[好感度]に対して1d10の上昇が行われます。 関連用語:[コミュ]/[コミュ]パート [探索]中に【アイテム】や【スキル】を用いた場合による上昇 [探索]中一度だけ、[キャラクター]一人に対して【スキル】や【アイテム】を用いて 【体】や【状態異常】を回復させた場合に[認識度]もしくは[好感度]が1d3上昇します。 上記の処理による[好感度]上昇は[認識度]が"100"の[キャラクター]にのみ行われ、 [認識度]に対してのみ1d3の上昇が行われます。 [認識度]が"100"の[キャラクター]の場合は、[好感度]に対して1d3の上昇が行われます。 全体に及ぶ【スキル】や【アイテム】による【体】や【状態異常】を回復させた場合、 [認識度]と[好感度]の上昇は発生しません。 関連用語:【スキル】 ,【アイテム】 ,【状態異常】 【装備アイテム】の贈与による上昇 【装備アイテム】(【アクセサリー】)または〘アイテムボックス〙を任意の[キャラクター]に渡すことで 【装備アイテム】ならば[認識度]が10+1d10、一度だけ[好感度]が10+1d10上昇。 〘アイテムボックス〙ならば[認識度]が20+1d20、一度だけ[好感度]が20+1d20上昇します。 【アクセサリー】を主人公から見て異性に渡すと、特別な反応が返ってきたり[好感度]が大きく動くことも…?
https://w.atwiki.jp/nenohitohatiue/pages/218.html
◇===================================== カード名 . ..: 認識占有・悦楽の夢 悦楽 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ レアリティ...: C≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ カードスキル : 場の未発動コグニを1枚、このカードの発動と同時に効果を適用させる。自場アルマが"サクバス"であればSP0となり、対象コグニは【悦楽】属性となり[リフレ破壊1度無効]を得る≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ステータス. . : コスト:2 SP:2 ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡ フレーバー .: その甘い夢の中で認識は染まりゆく。=====================================◇ +イラスト .〃三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三. ┌─┐ |/[ ̄| |〈| ||.|「.|| |/]| |[〉〈] | |\o 'T|I|T' ii| . /|| l │─┤ // /i_iノ〉」LJ|.」| ト-┘ 〃 i┘ フ/ |△| 《レ V l l └─┘ // /|ⅩⅡ┼ⅩⅠ┼Ⅹ┼Ⅸ┼Ⅷ┼Ⅶ┼Ⅵ┼Ⅴ┼Ⅳ┼Ⅲ┼Ⅱ┼Ⅰ|}!i{| ....| || Υ宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴宀┴ ━━━━━━┓ ....| || | / l `>x‐∧ , ━━━━━━━╋┓ ....| || | .._____| ハ / >イ\} V \ フ . イ // .┃┃ ....| || | // \/ }/__/o \〈><7フ´く { { ..┃┃ ....| || | | レ>、 / / \‐ヘ>、\ .┃┃ ....| || / .., - 、 ∧  ̄/ ∨ ∧ \ .┃┃ ....| |/ /⌒V´ l ∧ / o o /| レハノ ┃┃ ......└ ′ { 从 ∧ 〈 / / / \ ......┃ . `ヽ、 /. | ' o o / ,x/ 〉. ┃ . ヽ/ | / / />'´ / \ / ....: >――‐-、 \ o // `ヽ、二二「 ....: , '" ∨ | |_ }_} ∧ ., ┐ ......┃ . ..,. '" | ../ `i _. | ../| | ......┃ . .., ' .,*'"゚'*, ,*'゚"'*,. / | 、 ! '´ `i. ノ .../ || | ......┃┃ .\ ¥ % ヘ l ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;...| || | ......┃┃ .$ $ .ヽ , -― ´ ;γ´ ̄ ヽ;; . | || | ......┃┃ ゚*, 。*゚ '´ . ;;;y 太 y;; | || | ......┌┐ . .゚*、 ,*'’ ;;;;トェェェイ;; .| || | ◇´ ̄`◇ . Y ;;;`ー‐';;; 人_|| |. ロ ○ ロ ┌┐ その甘い夢の中で認識は染まりゆく。.''''''''" / // ◇、____,.◇'◇´ ̄`◇━━━━━━━……‥‥ ∠ // ..└┘ _ロ ○ ロ━━━━━━━━━━━……‥‥ |_]/ ◇、.__.,◇┬个┬个┬个┬个┬个┬个┬个┬个┬个┬个┬个|}!i{| .|}!i{|└┘Ⅱ┼Ⅲ┼Ⅳ┼Ⅴ┼Ⅵ┼Ⅶ┼Ⅷ┼Ⅸ┼Ⅹ┼ⅩⅠ┼ⅩⅡ|}!i{| .|}!i{|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒|}!i{| ∧∧HHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH * (*゙ヮ゙)⌒ヽ 【. 認識占有・悦楽の夢 】 (⌒ ヽ∧∧ ~ と とノ(,,_つHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH て_と(*゙∀゙)っ .|}!i{| |}!i{| .|}!i{| |}!i{| .|}!i{| 自場のコグニを1枚、 |}!i{| .|}!i{|―――――――――――――――――――――――――|}!i{| .|}!i{| このカードの発動と同時に効果を適用させる |}!i{| .|}!i{|―――――――――――――――――――――――――|}!i{| .|}!i{| |}!i{| .|}!i{|―――――――――――――――――――――――――|}!i{| .|}!i{| |}!i{| .|}!i{|―――――――――――――――――――――――――|}!i{| .|}!i{| ,,<|> ., / ̄ ̄\ |}!i{| .|}!i{| ,,< ≧l≦ > . | 〈\ | |}!i{| .|}!i{| .|\ ┏━┓.</ | \_) 〉| .|}!i{| .|}!i{| .|∨ ┣┫┃. |∨ | _厶.丿 .|}!i{| .|}!i{| .|∧ ┃┏┫. |∧ | /匸__ノ|i .|}!i{| .|}!i{| .|/ ┗━┛.<\ | / ___/ |}!i{| .|}!i{|| rvァ |(ィ . ` < ≧i≦ > ´ |/ /|`V' |nn| o|∨| |||}!i{| .|}!i{|| |/{ |〈/J| .」_| ` <|> ´. ィ _乂___ 〈n|_j| 」UU| o|∧| |||}!i{| .乂三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ノ
https://w.atwiki.jp/novpat/pages/36.html
パターン認識と回帰分析の目的は、ともにデータセットから予測関数を求めることにある。予測関数は、パターン認識では識別関数と、回帰分析では回帰関数とそれぞれ呼ばれているが、本質的には同じものである。その違いは、出力変数が離散変数か連続変数かの違いでしかない。ここではパターン認識と回帰分析をひとまとめに考え、その基礎となる技術の解説をおこなう。 目次 パーセプトロン 多層パーセプトロン 偏りと分散のジレンマ 解決策1:モデル選択 解決策2:ベイズ推定法 確率モデルによる推定 パターン認識&回帰分析の方法 確率モデルのつくりかた 確率論にもとづくモデルパラメーターの学習アルゴリズム 最尤法 最大事後確率推定法 ベイズ推定法 決定理論 識別率最大化法 期待損失最小化法 棄却オプション ニューラルネットワーク ノンパラメトリックモデル 参考文献 パーセプトロン 多層パーセプトロン 偏りと分散のジレンマ モデルの自由度が高いときに十分な訓練データが与えられなければ、分散が高くなり、結果としてMSEが増大する。この問題をオーバーフィッティング(過適応)という。 解決策1:モデル選択 解決策2:ベイズ推定法 後述する確率モデルによって表現しなければならない。 確率モデルによる推定 決定理論との相性。事前確率の入れ替え パターン認識&回帰分析の方法 入力変数から出力変数を予測する方法には、大きく分けて2とおりある。 予測関数を直接推定する。 → 最小二乗法、フィッシャーの判別法、ニューラルネットワーク etc. 条件付き確率分布を推定する。 ここで、はモデルパラメーターである。 単純にパターン認識や回帰分析をするだけならば、予測関数を直接推定するだけで十分である。しかしながら、条件付き確率分布を推定することで、次のようなメリットがある。 得られた結果の信頼度を確率によって評価できる。 決定理論(期待損失最小化、棄却オプション)による誤識別のリスク軽減 学習アルゴリズムについて ベイズ推定法による、オーバーフィッティングの回避 逐次学習の直感的な定式化 尤度の計算によるモデルの評価(周辺尤度最大化) 確率モデルの結合容易性 → 複数の要因を組み合わせたパターン認識&回帰分析 訓練データの人為的な操作(事前確率を入れ替えることでキャンセルできる。) 確率モデルのつくりかた パターン認識や回帰分析の確率モデルは、識別モデルと生成モデルに分けられる。 識別モデルでは、予測関数を用いて、条件付き確率を直接モデル化する。 それに対して、生成モデルでは、2つの確率分布をモデル化して、ベイズの定理からを導出する。から、実験用データを生成できる?? 識別モデルの方がモデルパラメーターの数が少なくなるので、パターン認識や回帰分析を解く目的ならば識別モデルが一番適している。 パターン認識の識別モデル ここで、はロジスティックシグモイド関数である。このモデルの正当性は、確率分布が指数関数族で表せるという仮定のもとで、生成モデルから式変形することにより一般的に得られる。 回帰分析の識別モデル 確率論にもとづくモデルパラメーターの学習アルゴリズム 最尤法 最尤法では、学習データがもっとも生起しやすいようにモデルパラメーターを決める: 。 がモデルパラメーターの推定値である。を尤度関数という。 実際には、尤度関数を直接最大化するのではなく、対数尤度関数を最大化することが多い。対数をとることで、 となり、解析的な取り扱いが容易となるためだ。とくに、確率分布が指数関数族であらわされる場合は右辺が多項式になるので、解析的にとなるを求めることができる。 条件付き確率分布をとモデル化した場合、学習アルゴリズムが最小二乗法と同じになることが数学的に証明されている。 最大事後確率推定法 基本的な考え方は、最尤法にしたがうが、尤度関数を最大化するのではなく、モデルパラメーターの事後確率を最大化する: 。 事前確率を考慮することで、オーバーフィッティングを回避できる。ただし、次に説明するベイズ推定法とは異なり、適切な事前確率が見つけ出せなければ、無意味な答えを出すモデルとなってしまう。 ベイズ推定法 最尤法や最大事後確率推定法のようにモデルパラメーターを点推定するのではなく、モデルパラメーターに関して期待値を計算するのがベイズ推定法である。期待値を計算することで、あらゆるモデルパラメーターのあらゆる場合を重みつきで評価しているので、オーバーフィッティングを回避することができる。ベイズ推定法を定式化すると次式のようになる。 文献によってはモデルパラメーターについて周辺化すると述べているが、同じことである。ベイズ推定法は、モデルパラメーターに関して周辺化する必要があるため、厳密に解析できる問題は限られている。多くの場合は、ラプラス近似やサンプリング法を利用することで近似することになる。 決定理論 条件付き確率から予測関数を求める方法が決定理論である。 識別率最大化法 識別率を最大化するように予測関数を決定する。定式化すると下記のようになる。 。 条件付き確率が正規分布を用いてモデル化される場合、予測関数と分布の平均は一致する: 。 期待損失最小化法 予測関数をとしたときに、予想される損失の期待値を最小化する。確率変数の分布が条件付き確率によってあらわされるときに(このとき、)、と決定してしまったときの損失をとすると、損失の期待値は とあらわせる。これを最小化する予測関数を求めればよい。変分法を用いれば、その答えは、 であると導かれる。したがって、予測分布が正規分布のときは、識別率最大化法と期待損失最小化法は同じ予測関数を導くことになる。 棄却オプション 書き込み中 ニューラルネットワーク ノンパラメトリックモデル 参考文献 Christopher M. Bishop Pattern Recognition And Machine Learning Springer-Verlag (2006) ISBN 978-0387310732
https://w.atwiki.jp/wikiyasuda/pages/20.html
[注意事項] 【WikiYasuda】は、安田中央派が使用する言葉の“ゆれ”をみんなで気軽に観察し、笑いを共有化するためのジョークサイトです。内容すべてジョークですので、ジョークの苦手な方、不快感を覚える方は閲覧しないで下さい。 あらし対策のため、このページは閲覧のみで編集することができません。 ご意見ご要望は、メールにてお願いします。(処理の都合上、原則返信はいたしかねますのでご了承下さい。また、あきらかに威迫行為などを含んだものについては、ネタとして、本人の同意なく掲載することがあります。) 【WikiYasuda:時代認識】 通常は「今の時代に対するとらえ方」の意味だが、安田中央派においては「安田政治局員の今の時代に対するとらえ方」の意味である。 安田中央派の「階級的労働運動路線」の中心概念である。 [時代認識の発生] 安田政治局員の脳神経組織から発生する。 安田政治局員と他の複数の人間が話をした場合、安田政治局員の脳神経組織から生み出されたものだけが正しく、他の脳神経組織から生まれたものは「時代認識」ではない。 [時代認識の伝搬] 安田中央派の組織系列および機関紙などにより伝搬する。 求められるのは「一致すること」であり、内容をうすめることはもちろん、深めてもいけない。 この「なにも考えないで心から一致する」組織活動こそ、今日における純化運動の礎(いしずえ)である。 [時代認識の連続性] ない。 個人の意識を規定する物質条件は連続しているが、個人の意識そのものは原理的に不連続である。 したがって、現在の安田政治局員の時代認識だけをたよりに今後の時代認識の変化を予測することは不可能である。この点については安田政治局員の顔色を詳細に観察することが最良の方策であり、側近官僚の日々の実践によってその有効性は実証されている。 [仮想用例] 『時代認識』(元歌:『時代』) 今はこんなに悲しくて 涙もかれ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるよ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるよ だから 今日はグズグズしないで いまの風に 吹かれましょう 変わる変わるよ 時代認識 喜び悲しみくり返し 今日は斃(たお)れた党員たちも 生まれ変わって 甦るよ たたかい続ける人々は いつか勝利に出会う日を たとえ今夜は敗れても きっと信じてドアを出る たとえ今日は果てしもなく 冷たい視線 降っていても めぐるめぐるよ 時代認識 決別(わか)れと野合をくり返し 今日はつぶれた常任たちも 生まれ変って甦るよ まわるまわるよ 時代認識 別れと出逢いをくり返し 今日は斃(たお)れた党員たちも 生まれ変わって 甦るよ 『階級移行』で甦るよ (※注:この仮想用例は完全なフィクションであり、実在する団体、運動、個人とは一切関係ございません。)
https://w.atwiki.jp/moriizou/pages/22.html
もしも今、D-4民家群の中にある古びた一戸建ての家の前を通りかかった者がいたとしたら 閉め切られたカーテンの隙間から、少しの光が漏れていることに気づいただろう。 部屋の中は少しばかり薄暗くあったが それでもテーブルの中心に置かれたロウソク、その灯りのお陰で多少なりとも明るかった。 埃をかぶっているテーブルの横には、4つの影が並んでいる。 ―――――と、不意に何処からか物音がした。 部屋の中の3人は一同に驚愕の表情を示し、玄関口のほうを振り返ったが 男は薄くその目を開いただけだった。 男がその視線を彷徨わせると、その先に犯人はすぐ見つかった、窓ガラスだ。 重く垂れたカーテンの向こう側では、立て付けの悪い窓ガラスが風でがたがたと音を立てている。 ここに来た時にちゃんと閉めた筈なのに 、力任せに閉めただけではやはり駄目だった様だ。 男がゆっくりと窓の方を指で指すと3人もようやくこの『犯人』の正体に気がついたようだった。 3人はほっと肩を撫で下ろすと、また先程と同じ様に話を続けた。 「……………ですよ」 「だから、さっきからそう言って……」 「それじゃどうしようも………」 (彼らは何を話しているんだろうか) 男は先程から早口で進んでいく会話に加わることもできずに その様子をただ真摯に見つめていた。 何かを熱弁しているらしいのはまだ若い野手、松本高明(背番号45)だ。 最初にこの島中に放り出されたとき 森の中で一人佇んでいた男にたどたどしい英語で声をかけたのは彼だった。 『Will you go with me』 それは男にとって少々意外なものであったのだが。 (……どうして、だろう) 普通こういう場合は言葉のあまり通じない外国人を避けるものなんじゃないだろうか 何を考えているのかわかったもんじゃない、普通はそう思うものじゃないんだろうか。 今までこういう事態に陥った事はないが少なくとも自分ならそうすると思う。 男はそこから視線をはずすと 主に聞き役に回っているらしいこれもまだ若い2人の捕手へと視線を移した。 石原慶幸(背番号31)と倉義和(背番号40)。 当てもなく2人でふらふら歩いているときに出会ったのが彼らだった。 これもまた意外な組み合わせだと思ったが、 同じポジションといっても取り立てて仲が悪いという訳でもなく 寧ろチーム内で見る限り彼らの関係は良好そうだった事を思い出した。 また視線を熱弁中の松本に戻すと、今度は目が合った。 笑顔が視界に入る。男は弱弱しく笑い返した。 (早く、僕は、出て行かないと) 彼らはまだ若い、きっと4という数字の重さには耐えられないだろう。 表面上はきっと優しい、あくまで優しい。 それでも、深層心理下では常に怯えている筈だ。 男は先程の事を思い出し軽く微笑んだ。 彼らが普通の心理状態ならばすぐにあれが窓の音だと気づいただろう。 けれど彼らはまるっきり見当違いの方向、玄関の方を気にしていた。 ここに来てからずっと明るく振舞ってはいるが、やはり精神的にも限界なんだろう。 ゲームクリアの条件は、裏切り者と名された仲間を全員を倒すこともしくは 3日以内に生存者を3名まで減らすこと、なのだから。 (1では足りない2でも駄目だ、3なら丁度良い、4じゃ――――) 多すぎる。 男は最初の学校……教室を出てすぐの場所で 上等の黒いスーツを着た男達に説明を求めた時の事を思い出した。 並々ならない事態だという事はわかったが 日本語、松田元の説明だけでは色々わからない事もあったからだ。 たくさんの質問を投げかける男に対して黒いスーツの男の1人はこう返答した。 『リアルストラテジーゲームを知っているか?』 それなら僕も知っている、パソコンゲームの一種だ。 プレイヤーはリアルタイムに進行する時間に対応しつつ、プランを立てながら敵と戦う。 うん、確かそんな感じのゲームだった様に思う。僕も実際やってみた事がある、 その時はゲーム内で進行していく時間に追われてすぐ敵にやられてしまったが それでもゲームならリセットすればまた主人公は復活出来る。 男がそう答えると、マシンガンを構え上等の黒いスーツを着た男は せせら笑いながら変に流暢な英語でこう言った。 『これは文字通り命をかけたリアルストラテジーゲームだ』 質問タイムはそこまでだった、その後すぐに校舎外へと男は追いやられた。 (この場合の『敵』は誰なんだ?) 裏切り者、何らかの形でオーナーに協力している者が確かにいたとしても それが本意かどうかなんてわからないじゃないか。 脅されているのかもしれない、止むにやまれぬ事情があったのかもしれない。 その3人だけを責めるわけにはいかない。 条件の一つとして挙げられている『裏切り者3人の死』 とにかく……その裏切り者達だって生きる為に必死になんだろうから。 暗い島内を彷徨うのはゲームの中の怪物でも化け物でもなく 現実の『仲間達』に他ならないんだから。 ゲームなんかじゃない、こんな破綻したゲームはゲームとして成立してすらいない。 彼の言っていた『公平』なんて欠片もないじゃないか。 大体このゲームのルールが確実に守られているのか、 僕達はそれを確かめる術すら持っていないというのに。 男はにやけ顔の松田元の事を思い出し、悔しそうに目を瞑った。 外見は紳士であっても中身はそれに伴わない場合が多々ある。 それは教養のある人間のように振る舞おうとする俗物、似非紳士に他ならない。 クレイジー、彼はとんだスノッブだ。 (でも………) 果たして狂っているのは彼だけなんだろうか。 『狂う』という事がもしも自己の認識によるものなのだとしたら どんな感情でもどんな気持ちでもいい。 それを狂気と認識した時から人は狂い出すんではないか? 気の持ちようで人は狂人にも常人にもなれるんじゃないか? それなら、彼に対して憎しみとも恨みともつかない、言い様のない感情を抱き続けている僕は――――― (ああ、もうそろそろ行かないと) 未練が残る。なかなか決心がつかなかったのは、 きっとここがあたたかかったからだと思う。離れ難いと思ってしまうくらいに。 僕にとってのこの場所は、最後の砦とでも言うべきものだったのかもしれない。 (なんだか似てるんだよ) 言い換えれば、これはノスタルジアというものだろうか。 僕には2つの故郷がある、一つは祖国アメリカもう一つが日本、広島だ。 活躍する度に喜んでくれる人達の存在、あの赤い球場、仲間、あの空気は 僕にとって、とても優しい場所だった。 いつしか僕は、この家の中の雰囲気にあの場所を重ねていたのかもしれない。 そういえば、ここに来てもうどれくらいの時間がたったのだろうか 男が腕の時計に目を滑らすと、そこには自分達がここにやって来てから 2時間半もの時間が経過している事を示す数字が表示されていた。 「だからこそ…………」 「どうしてそう悲観的に…………」 卓上で続く会話をどこか遠いもののように感じながら 男は机の上に広げたザックの中身を手早くまとめ始めた。 男の動きに気づいたらしい松本が顔を上げた。 「ちょ、どこに行くんですか、外に出たら危ない……」 その言葉を遮り、ゆっくりとした口調で日本語と英語を取り混ぜながら グレッグ・ラロッカ(背番号43)が告げた言葉は、場の誰もが予期せぬものだった。 「……君達にはいくら感謝してもし足りない、でも僕は――――」 風もないのに卓上の炎は揺らぎ、静かにロウがその白い幹を滴り落ちた。 【残り48人】 prev 8.それでも×××××× next 10.H・ERO≠HERO? Written by 301 ◆CChv1OaOeU
https://w.atwiki.jp/kempoujp/pages/8.html
朝日新聞2006年10月15日 【補助線】 増税論議先送りを読み解く (編集委員 西井泰之) 税の「歴史認識問題」 「歴史認識問題」で頓挫したアジア外交立て直しに安倍首相が中国、韓国を訪問した10月の連休、東京・奥多摩をサイクリングする谷垣禎一・前財務相の姿があった。 「消費税率10%」を掲げて敗れた自民党総裁選をこう振り返る。「政治オンチといわれたが、財源もいわず、あれもこれもやりますでは、不正直。国民も何かを求めるなら負担がいる。そこを率直に語って、財政は自分の財布だとわかってもらうのが政治の芸なのだが・・・・・・」 結局、増税論議は、来年夏の参院選以降に先送りだ。ドイツでは、付加価値税率引き上げを公約し総選挙で勝った新首相のもとで増税法案が可決され、スウェーデン総選挙も高福祉維持の負担のあり方が争点になった。選挙で税論議を回避する「美しい国」の異質さを改めて思う。 増税の試みは、国民からのしっぺ返しの歴史だ。一般消費税導入を掲げた大平内閣は総選挙で大敗。中曽根内閣が目指した売上税も、衆参同日選挙期間中に大型間接税は導入しないとした「うそ公約」がもとで廃案に。減税とセットでようやく消費税を実現した竹下内閣は短命だった。 政治や政府と国民の相互不信の元をたどれば、税の「歴史認識問題」がある。年貢の頃から、税は「お上」に収奪されるものだった。「泣く子と地頭には勝てぬ」の意識、面従腹背が、形を変えて、負担を回避する一方で、財政を「他人の財布」のように考える感覚を生んだ。 明治の時代。「民権」派の先達、福沢諭吉は欧米の租税思想を紹介し、人々の生活や安全を政府が守る代価として「百姓町人より年貢運上を出して、政府の勝手方を賄わんと取極めたり。是即ち政府と人民との約束なり」(「学問のすゝめ」)と、「税は約束」と説いた。 だが天皇主権の立憲国家をめざした「国権」派の伊藤博文は、「納税は・・・臣民の国家に対する義務」「民約のの主義は千里の誤り」と反論。自ら起草した明治憲法、さらに新憲法でも「税は義務」とされた。国民の側も自然増収下の財政の大盤振る舞いが長く続いた中で、何のために税を払うのかという意識をあいまいにしてきた。 諭吉の時代から130年あまり。自前の「負担の思想」をどう作り上げていくのか。「国民は嫌な話に耳をふさがず、財政を自分の問題と考えなければ」と昨年総選挙で負担を訴え敗れた民主党の岡田克也元代表。「増税は政治家や官僚が特権を切り自ら血を流し、首相が国民に真摯に訴えて、ようやくできるかどうかの難題だ」と国民福祉税が頓挫した細川内閣の官房長官、武村正義元蔵相はいう。 新政権に、もう1つの「歴史認識問題」を解決する覚悟はあるのだろうか。
https://w.atwiki.jp/mskk/pages/75.html
美咲≒ミッシェルの認識について こころ・薫・はぐみの三人はミッシェルの正体が美咲だと分からない……というのが、 現状のハロハピの内部事情とされている。しかし一部のカードエピソードや イベント「BackstagePass」の描写を見ていくと、こころが無意識的に美咲 とミッシェルのことを繋げて考えている様子が散見される。 以下に参考エピソードを記す(詳細は個別のページを参照)。 種別 エピソード名 概要 カードエピソード 奥沢美咲[ミッシェルのヒミツ]☆3「3バカに感謝?」 美咲曰く、「ミッシェルを着ないとステージに立てない」。ライブ中の台詞などでは名前で呼んでほしいと軽い気持ちで言っているものの、実際はまだ知られたら困ると考えている。 カードエピソード 弦巻こころ[無敵のヒーロー]☆3「キグルミの人は心配性」 美咲≒ミッシェルへの言及はないが、呼称関連同様、美咲の意志がこころの認識に関わっていると考えられる。 カードエピソード 奥沢美咲[冬仕様]☆3「影から支える人たち」 「ミッシェルに他の人が入ったらこころ達は気付くのか?」という話題美咲は気付かないでしょうと苦笑いするも、まりなさんは気付くと確信を持っている。メタ的な話題と言及の為、おそらくまりなさんの見解が公式見解に近いと思われる。 イベントストーリー BackstagePass 各バンドが一周年の節目に相応しいストーリーを展開する中、ハロハピはこころの美咲≒ミッシェルの認識に関するまとめ的描写。「美咲のそっくりさん」を他のメンバーは美咲本人と勘違いする中、こころは当時美咲がミッシェルを着ていたにもかかわらず、勘違いしなかった。本人曰く理由は「なんとなく」とのことで、無意識的な部分で何かが繋がっているようである。 期間限定ストーリー 2018年エイプリルフール 黒服から渡された玉手箱を開けると、なんと美咲以外の全員がミッシェル顔になっちゃった! ……というストーリー。勿論夢オチ。しかしこの「美咲の夢」という部分が、素直ではない美咲の本心を読み解くのに非常に重要になってくる。・夢の中のカオスな状況下でもこころがいつもと変わらないことに安心する会話は、美咲としてもミッシェルとしてもどちらにしてもこころに信頼されている二人の関係を角度を変えて映したもの。・事態の解決を諦めて自分もミッシェルを着ようとする会話は、結局のところこころにミッシェルの中の人として認識されていない根本的原因は、美咲が本当はそれを望んでいないから……ということの証明として取ることができる。・解決編における「一人だけみんなの顔がミッシェルに見えてるままの美咲」という構図は、今の状況をそのまま簡潔に示している。最初は破天荒なこころが原因で生じた事件(の筈)が、最終的には美咲自身の認識の問題になる……というのは、美咲≒ミッシェルの認識問題の現状そのものである。 カードエピソード 弦巻こころ[笑顔の逢瀬]☆2「次の主役は」 来週の人形劇までにぬいぐるみを一緒に作ろうと無茶振りされる美咲。……という話なのだが、こころの口ぶりに意味深な部分がある。エピソード内で美咲は一貫して「ドラゴンとか狼の群れとか来週までに作るの大変……」とぬいぐるみ作りの大変さを主張しているのだが、こころは美咲の主張に対してドラゴンなんて(作るの)大変→美咲なら平気よ!来週までとかムリ!→やってみないとわからないわ!一緒に頑張りましょう!と同じぬいぐるみ作りの話題にしては妙に反応の仕方が違っている。仮説として、ドラゴンのくだりの反応が「美咲(ミッシェル)は強いからドラゴンにも勝てる」という意図であるとすると美咲とミッシェルをまた無意識で繋げている描写となる。
https://w.atwiki.jp/millionbr/pages/214.html
認識外の同行者 さて、高槻やよいを向かい入れ、街に向かう事となった永吉昴御一行。 しかし実は、彼女達が認識していないところでその御一行の後を付ける者達がいたのです。 ♦ ♦ ♦ ♦ ♦ と言っても別に難しい事はない。 これからどうしようかと思考した結果取り敢えず狂いだす前のルートに戻って改めて行先を考えようと戻る途中、彼女等が進んだ方向に偶々コンサートホールがあり、屡々物色し普通に軌道を修正して戻ろうとしたら昴達の現場を目撃したと言うだけの事。 最も、会話に聞き耳を立てたのは偶々ではなく故意にだ。 昴達の存在に気が付かずコンサートホールから出ようとした可憐の首根っこを掴み、素早く口を塞いで物陰へ隠れた律子は会話を盗み聞きする。 そうして会話が終わり、昴達と距離が離れた後可憐を自由にする。 「ふぁ…はぁー、びっくりしました……」 腑抜けてその場に尻餅をついている可憐を余所に律子は顎に手を当て状況と情報を整理する。 話を聞く限り、あの四人は千早達を探しに行く事になったようだ。 それと、如何やら昴達は殺し合いには乗っていない事、やよいは既に2人の人間を殺している事が分かった。 本人は反省していてもう殺しはしない……ように見えるが…… 「…ねぇ、可憐」 「ふぇぇ……」 可憐の名を呼ぶが生憎様とまだ腑抜け状態だったらしく、目を覚まさせてやろうと頭を2,3回玄関の扉を叩くようにコンコン軽く小突く。 「えっ、あっ、はい?何ですか?」 「あんたにはどう見えた?」 「どう見えたって……えっと?」 「…やよいよやよい。そんくらい察しなさい」 要領の悪い可憐に軽く悪態を吐き、腕を組んで可憐からの率直な答えを待つ。 「やよいちゃんですか……聞くところによると2人…その……殺しちゃったんですよね…その事とっても気に病んで反省してる……みたいでしたね」 「へぇ…やっぱりあんたには、あんた等にはそう見えたんだ」 えっ?っと律子の意味ありげな言葉に首を傾げる可憐だったが、自分の考えに裏付けが取れた律子は可憐を無視して思考の海にダイブする。 (可憐には、アイドルには少なくともやよいは反省や後悔をしているように見えた。それは昴達も例外じゃないでしょう。さてどうしたものかしら) 律子は考える。 (まぁ、別に放っておいてもいいのかしら?昴達には悪い……とは思わないけど数が減るに越した事はないんだし。あっ……でも昴達みたいなのは生きててくれないと紗代子みたいな子が対処出来なくなる……あれに真っ向から挑むのなんてお人好しのあの子達位なんだから……殺しはしなくともダメージを与えるか戦意喪失させてくれると助かる) 律子は考える。 (あの紗代子を止めるにはやよいみたいに生き残る事を優先してるような無害者を殺すだけの奴は駄目。それこそ昴みたいに誰でも彼でも助けようとするタイプじゃなきゃ……ってこのままだとやよいの所為であの子達が機能しなくなるわね) 律子は考える。 (うーん、昴達が死んだ時のデメリットが大きいわ。特に格闘技をやってるのり子は現時点で生きててもらわないと強者への対処に困る。それに見たところのり子が動くには昴が必要ね。未来は……うん、死んでも生きててもどっちでもいい……やよいが死んだ時のデメリットは……ないか。身体小さいし身体能力もある方じゃない。まぁあの演技力だけは買ってあげるけど、身体の震えを上手く利用したわねぇ。まぁあれでこのゲームを凌ぎ切るのは無理だろうけど、紗代子みたいなのに遭遇したらやよいは死ぬわね。実際、今迄逢った人間の巡りあわせが良かっただけで生き残ってるみたいなものだし) 律子は考え……? んっ?と服の端をクイクイと引っ張られている感覚がして思考をストップする。 服を引いていたのは言わずもがな、可憐。 尻餅をつきっぱなしの可憐は上目遣いで律子の服を尚クイクイ引っ張り続けている。 「何?」 「あっ、良かったぁ気づいてくれた」 こちらが気づいた事に安堵の表情を浮かべる可憐。 この反応を見るからに結構前から引っ張り続けていたのだろうか。 「何よ構って欲しかっただけ?犬かなんかかあんたは、悪いけど今考え中よ」 「あぁ違いますー!」 再び思考の波にダイブ……する一歩手前で可憐に呼び戻される。 「何?」 「あの、やよいちゃんの事……ほら、さっき律子さん私にはそう見えたんだって言ってましたよね?」 「言ったわね。それで?それが何よ」 「じゃあ…律子さんにはどう見えたんだろうなぁって」 あぁ、成程。と律子は得心がいった。 つまり可憐は私がしたように私と自分との認識の違いを確認したかったのか。 ふむっと、律子は考える。 ここで可憐の意見を聞くのもまぁ良いかもしれない。 「率直な意見を言うとね。やよいは嘘をついてる」 「……嘘…ですか?」 「ええ、あんたにはやよいが反省して悔やんでるように見えたみたいだけど、私にはやよいが殺しを悔やんでいるようには見えなかったわ」 「えっ……?」 「それどころかあの子の目は語ってたわよ。自分が生き残る為だったら誰を犠牲にしても何を犠牲にしても構うものかって。あの子は自分がやった事に対して間違いを犯したなんて微塵も思っちゃいないわよ」 「…………」 律子のやよいを見る目を聞いて可憐は律子を怪訝そうな、いっそ歪んだ者を見るような目で睨んできた。 そんな目で見られる筋合いはないとばかりに律子は言葉を続ける。 「あんた……それに昴達にやよいがそう見えたのは、言っちゃえばあんた達の頭がお花畑だからって言う他ないわね。もっと疑ってかからないとこの先生きていけないわよ?この殺し合いでも、社会でも」 律子は知っている。 社会とは疑ってかからなければいけない場所なのだと。 そうじゃなくとも相手方の機嫌を損なっていないかと顔色を伺っていなければならない。 プロデューサーになって律子が身に付けてきたのは何も全て綺麗なものというわけではないのだ。 時には姑息に狡猾な、時には我慢しそれを気取られないように立ち回って来た。 社会とは、そういうところだ。 そして故に、律子の観察眼は本物だ。 社会で培われた姑息で狡猾な技術はこういうところでも役に立つ。 「………でもやよいちゃん、凄く震えて…………」 「その震えも、多分違うわよ」 恐らく、自分の嘘がばれるのではないかという恐怖から来た震えだろう。 ちょっと行き過ぎた悪戯をしたのが自分達だとばれるのを恐れた亜美真美と似たような顔だった。 「それに嘘だってのはすぐに分かるもんよ」 「……どうしてですか」 「だって」 律子の意見を聞いてそれでもまだ納得のしていない表情を見せる可憐に、律子は追い打ちをかけてやる。 「本当に悔やんでる人間が、いつまでも罪の象徴とも言える武器を持ってるわけないじゃない」 その言葉にハッと目を見開き身体を小刻みに震わす可憐。 そうだ、本当に反省してるなら、もしくは悔やんでるなら武器をいつまでも持ち歩くだろうか? 可憐は自分に置き換えて考えてみる。 少し前にも考えはしたが、今度は断片的にではなくもっと深く根本的に考える。 本当に自分が…………例えば理由はこの際さて置き、春香を殺したとする。 後悔でいっぱいだ。悔やんでも悔やみきれない。 その場に武器を落として春香を撃ったその穢れた手を眺めその場から逃げる。 …………あぁ、もうこの時点で自分は武器を放り投げてる。 仮に持ち続けても多分それを使って自殺する。だって本当に後悔してるんだから。 じゃあ………それを持ち続けてるやよいは…… 殺意を全く見せなかったやよいに恐怖し、再度身体は震えだす。 最も一概に後悔してれば武器を捨てるかと考えると、そうでもない。 その場の瞬間的は事故事件ならそれもあり得るかもしれないが、持続されたこの殺し合いの場なら護身用としても必要だろうからぶっちゃけ持ち続ける可能性の方が高い。 ちょっと脅かすつもりで適当な理由をでっち上げてが、思いの外効果覿面だ。 まずった、と律子は頬を掻き可憐から視線を逸らす。 ただ意見を聞きたかっただけでそんなに深く考えてほしくなかったのだが…………さてどうしたもんか。 ここでまた小1時間も足止めを喰らうのは正直勘弁してもらいたいところ。 そう思ったのも束の間、可憐は勢いよくその場から立ち上がりコンサートホールから外に抜け出そうと走り出す。 「ちょー、ストップ。どこ行く気よあんた」 可憐の突然の奇行にも冷静に対処し腕を掴んで制止する律子。 「だって……だってこのままじゃ昴ちゃん達殺されちゃうかもしれないじゃないですか!助けにいかないと!」 …………こいつ本当に最初殺し合いに乗ってた奴だろうか。 確か自分の記憶にある可憐は殺し合いに乗り気でこそなかったが他の参加者を助けようなんて気兼ねも持ってなかった筈だが。 この数時間で、いや春香の死を知ってから変わり過ぎだ。 せめて片鱗くらいは残しておけ。 頭が痛くなる感覚を抑えて可憐に告げる。 「あのね。仮に昴達にやよいは危険だ逃げろなんて言っても傍にいるやよいを刺激するだけ。それこそ昴達の死に繋がるわよ」 全員が殺されるなんて思わないが、確実に1人は死ぬ。 死ななくともやよいのあの武器なら重症は免れない。 そもそも、そんな事言いに行ったところでやよいを一応は信じてる昴達からすればこっちが嘘ついてるか錯乱してるようにしか見えない。 「そっか…じゃぁ……じゃあどうすれば…うぅ………律子さん…どうしましょう」 可憐はその場で項垂れてしまい挙句の果てに命を握られている律子に図々しくも泣きつく。 そんな可憐にはぁっと1つ溜め息をついた律子は張り付く可憐を強引に引き剥がし、同じ目の高さまで腰を落とす。 「いい?今から私達が出来る選択肢は3つ」 「3つ…」 ゴクっと生唾を1つ飲んだ可憐は律子からの選択肢を待つ。 「1つ、このまま予定通り紗代子と遭遇した道まで戻って道を模索する。さっきの事は綺麗さっぱり忘れるの」 「駄目です…………2つ目は?」 「2つ、さっきあんたが言ったように飛び出して昴達に危険を教える。これはさっき言った通り誰かが犠牲になるのが前提ね」 「出来ればそれは…………3つ目は?」 「3つ、あの子達の後をつけてやよいを昴達から離す機を伺う事。まぁ難しいかもしれないけど夜なんかはどうやっても見張りとかで誰か1人になるんだから、それを機と考えて危険を冷静に聞いてもらえばいいわ」 「あっ、これはいけそうかも……これでいきましょう」 方針は決まった。 時間が惜しい、善は急げとばかりにすぐに立ち上がり後を追おうと早足で進む可憐。 「流石律子さんですね。こんなに冷静に案が浮かんでくるなんて」 「あんがと」 皮肉めいた御礼を言い、立ち上がり可憐の後ろを歩く。 早く早くと急かす可憐に従うまでも、しかし律子の考えは別のところにあった。 口に出さなかった4つ目の選択肢。 やよいに協力して昴達を戦闘不能にする。 大体律子と可憐の主従関係は歴然のもの。 情に流されないと決めた律子にはそもそも可憐に選択肢をくれてやる必要性など存在しない。 そしてその与えた選択肢もおかしい。 本当に昴達を助けたいなら、後をつけるなんて回りくどい真似などせず自分達の無害認定を掴み取り合流するのが確実だ。 そうしてやよいを警戒する役割を自分達が担い、やよいへの抑止力にもなり得る。 ならば何故、そうしないのか―――― ――――――律子の手に握られた拳銃。 これを使って昴達を発砲すればそれを起爆剤に便乗したやよいは厄介な者を倒そうと昴達に斬りかかる。 やよいが昴達と協力してこっちを攻撃してくる可能性?そんなものはない。 断言出来る。 何故なら、やよいはどこかで必ず昴達を裏切らなければならないから。 律子が何もしなくとも何かを引き金にやよいは昴達に牙を剥く。 だってそうしなくては折角自分を取り繕った後悔の演技が嘘の可能性があると千早達にばらされてしまい兼ねないから。 だからやよいはこっちに乗る。 これ以上自分が危険人物だと周りに晒されない様、口封じの為に。 やよいのこの行動は参加者を減らしたい律子にはプラス。 律子のこの行動は邪魔者を消したいやよいにもプラス。 同盟を結ばずとも双方の利害と利益が合致している。 乗らない手などないのだ。 先に言った事は取り消す。 昴ものり子も未来も、この殺し合いを順当に進めるのには邪魔だ。 のり子などは後々の体力が摩耗してるであろう後半戦まで残られればそれこそ厄介極まりない。 先々に言った事も取り消す。 腰を落ち着かせるつもりでいるのは確かだが、だからってこんな参加者を減らす事が出来る美味しい場面を見逃せる筈もない。 最終的な勝者になるにはある程度の実戦経験もほしいと思っていた。 最も、これらはやはり紗代子への脅威が杞憂になった時実行に移せるものとなる。 故に、律子は考える。 いつでもその心配がなくなった時の為に。 【一日目/午後/E-3】 【秋月律子】 [状態]健康 [装備]防弾チョッキ、グロック19(12/15) [所持品]支給品一式、不明支給品0~1 [思考・行動] 基本:不信。情にほだされないように、冷静な対応を。 1:現状は様子見。乗るべきと判断したら乗る。 2:とりあえず、後で様子見するために腰を落ち着けられる場所を探す。 3:紗代子と春香、ひいては南の街が危険? 少なくともそっちにはいかない。 4:可憐は……保留。 5:昴達をつける。懸念がなくなったなら打って出ようかしら。 【篠宮可憐】 [状態]健康 [装備]なし [所持品]支給品一式、予備マガジン×3、ランダム支給品(0~1) [思考・行動] 基本:私は……? 1:律子さんについていく 2:武器はとられちゃったけど……律子さんは怖い、のかな? 3:逃がしたロコの事も少し気になる 4:昴ちゃん達を助けないと。 されど願いを胸に 時系列順に読む 水掛け論 されど願いを胸に 投下順に読む サーチライト Cause of U 秋月律子 篠宮可憐 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/12822.html
MG/S39-061 カード名:新たな認識 戦場ヶ原ひたぎ カテゴリ:キャラ 色:赤 レベル:1 コスト:1 トリガー:0 パワー:6000 ソウル:1 特徴:《怪異》? 【永】 他のあなたの《怪異》のキャラが2枚以上なら、このカードのパワーを+1000。 【自】アンコール[手札のキャラを1枚控え室に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) え、私はドレッシングをかけない派の存在を、 今まで認識していなかったのよ レアリティ:U 条件を満たすと1/1/7000アンコール持ちになれるレベル1。 悪くない効果を持っているのだが、漫然と使うと1/1/7500アンコール持ちになれる『阿良々木さん嫌いプレイ』八九寺真宵の劣化になりやすい。使うなら色が異なる点や、「ひたぎ」ネームを持つ点で差別化したい。