約 521,909 件
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/9417.html
457 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 09 57 08.59 ID j6UCUFDQ0 これも吟遊GMになるのかと思うので投下する オンセで情報項目があるタイプのゲームをやった 目標値の高い情報がいくつかあったので抜いて行ったら GM「はい、これで3つ目の重要情報を抜いたのでフラグが立ちました」 と発言があった 説明によると、PC達が重要情報を仕入れて行ったのでその情報収集能力を恐れたPCの上の人間がPC達を抹殺しにかかるという事で いきなりPCが裏切り者扱いにされ、さらにPC所属組織の戦闘部隊が妨害しにかかってきて なぜかボス組と一糸乱れぬ連携を取ってきてあぼんされた てか、仕込まれてたイベントだとしても明らかに敵の人数多すぎだった なぜこうなったかと言うのを嬉しそうに説明してくれた GM「実はね、PCの上司は敵組織と繋がりがあったんだ。それを解明してしまいそうだから君たちは口封じされたって訳」 そんな情報はまるで出て来なかったのでは? (他にも色々質問したしGMに抗議したがこの報告では省く) GM「情報項目としては出てなかったけど裏設定であったんだ。それでPCが頑張りすぎちゃったのが敗因かな」 GM「ちなみに戦力的には目標値高い情報をオープンしていく度に敵が追加される仕様になってて、全く高目標値の情報開けないで戦って適正なバランスに調整してあるよ」 GM「そもそも高目標値の情報=重要情報=必須情報と考えたのは早計過ぎるね。ほら、振り返ってみてよ。シナリオクリアに必要な情報は高目標値の情報には含まれてなかったでしょ?」 GM「情報項目と目標値しか見てなくて情報そのものを組み立てて推理していく力がPLには足りなかったんじゃないかな」 GM「それに、高い目標値だからって必ずしも抜かなくても良いと言う事を想定してなかったね」 GM「自分でシナリオの裏まで考える位じゃないと良いPLにはなれないね」 GM「ちなみに上司が関与してるとPCには最後まで分からなかったのは、味方を騙す方が敵をだますより簡単だからさ」 GM「この理屈で他のNPCは上司のいう事をすべて信じたって訳。それにPCは追われていたとはいえ釈明しようとする事もしなかったよね」 GM「シーン的にできなかったとか通信聞く耳持たなかったって?それは言い訳だよ。何かしらの方法はあった。必ずあった。GMからは言わないけど」 GM「GMに聞いても答えはないよ。PL自身が考えて『これしかないな』と俺が思えば採用した」 この後もこのGMはのらりくらりとはぐらかし続け、夜が明けたので疲れ果ててGMの縁と回線切って寝た 459 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 10 23.79 ID cJyv9BSf0 [1/3] 乙 そのGMはキチガイだ。縁切れて良かったな 460 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 11 14.17 ID IA+j5oQ80 [2/2] うわ、投稿前にリロードしなかったらかぶっちゃいましたすいません 457 それは吟遊に加えて自分に技量がないのをPLのせいにして誤魔化しているんだと思う GM「シーン的にできなかったとか通信聞く耳持たなかったって?それは言い訳だよ。何かしらの方法はあった。必ずあった。GMからは言わないけど」 GM「GMに聞いても答えはないよ。PL自身が考えて『これしかないな』と俺が思えば採用した」 答えのないナゾナゾを出して解けない回答者を馬鹿にするタイプだから縁と回線切って寝たのは正解だったと思う 465 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 42 38.57 ID Zh18zbwVO 457 一つ目の重要情報を抜いたときにイベントを指し挟めば良かったのに 上司「余計なことを調べているようだが、任務以外のことに首を突っ込むのは感心しないな」 これだけであとが同じでも多少は印象が変わったと思うがねえ まあ、クソなのは同じだけど 466 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 57 16.65 ID I0uqkEcH0 [2/2] 457 でもこのシナリオ構造だと狙わなくてもうっかりダイス目が走っちゃうと アウトな分クソシナリオだと思うわ~。 467 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 10 59 35.25 ID Um3sCiQI0 [1/3] 高難度の判定で発覚するのがシナリオ攻略上の重要情報じゃなきゃいけないとは思わないなぁ 状況的に明らかにズレた(上に、世界観的にどうしても重要機密)調査とかもあるわけで ただ、その判定を成功させることで不利になる方に状況が動くなら、ゲーム的にもリアリティ的にも、事前と事後にそれに気づく機会があってしかるべきだろう 組織内で妙な動きがあれば、それに応じて予算も動くし人も動く NOVAとかなら組織社会で判定させてしかるべきだし、適当な技能が無いゲームなら 465が言ってるようなイベントを挟むべき そこを「味方を騙す方が敵をだますより簡単だからさ」で済ませてるとこがこのGMの困かつ無能なところ 味方を騙すのも大変なんだ 敵がもってない情報をもってるし、どこで人脈が繋がってるかわからないしな 468 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 04 49.14 ID 7d86D0Jp0 [1/6] 467 それに以前に事故る危険が多い組織謀略ものをPLに言わずにやって あとからドヤ顔してる時点で無能かつ困だよ。結局やりたかったことが PLに上から目線やることだってバレバレ 469 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 13 43.80 ID Um3sCiQI0 [2/3] 468 謀略ものだと事前にアナウンスがあったかどうかは書いてなくね? それ以外は同意するわ 言い訳まで事前に考えてそうだ でも、PL側の反発が思ったより強くて、顔はドヤ顔、背中は冷や汗とかだったかもなw 471 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 17 09.37 ID 7d86D0Jp0 [2/6] 469 467上10行目からの事情説明で初めて上司の裏切る可能性話してるから 言ってないものと判断した 472 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 33 37.50 ID Um3sCiQI0 [3/3] 471 あー、なるほど 特に事前説明されなくても裏切られる可能性を考える俺の心が汚れているようだ もちろん、俺がGMするときはPCにそれなりにわかりやすく回避手段なりなんなりを提示するよ 思うに、何の伏線も無しに上司や仲間が裏切って致命的状況に陥るって、謀略ものとしてはクソつまらんとも思う 頭使う余地ねーもん 100%運頼みになってしまう 裏切り上等のピカレスクロマンや、裏切られた状態から始まるスリラーならまだしもだが、ピカレスクもスリラーも、PLの同意なしじゃやったらいかんとも思うしな そういう意味でいえば、マスタリングだけでなくストーリーメイキングの点でも、このGMはでき悪い 473 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/06/28(土) 11 44 31.28 ID vr9VXAOn0 [3/6] 472 その辺りのストーリーラインがGMの頭の中でだけ勝手に展開してるから脳内当てなんだな スレ387
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/77.html
【カニバリスト経歴(裏)】 《》部分がキャラシに書かれていなかった部分 イタリアの名門貴族の家系に生まれ、幼い頃から英才教育を受けてきた。2歳で読み書きを覚え6歳までには英語、ドイツ語、リトアニア語をマスターする等の天才ぶりを発揮した。 《ミーシャという妹がおり、彼女を溺愛していた》 しかし第二次世界大戦中の1944年、東部戦線の拡大により避難を余儀なくされた一家は別荘でドイツ軍とソ連軍の戦闘機の戦闘に巻き込まれ両親が死亡。 紆余曲折を経てロシア軍に保護される。 ▶《ミーシャと二人きりになった上で大寒波に襲われ、リトアニアの対独協力者達と別荘で過ごす事となる。しかし食糧が尽き、飢えと寒さに苦しんだリトアニア対独協力者達が衰弱の激しかったミーシャを殺害し食糧としてしまう。この事で彼の歪な猟奇嗜好が確定されたと言えよう。その後屋敷が破壊された混乱に乗じて逃走、ロシア軍に保護される》 戦争が終結するとレクター城は戦争孤児の孤児院となりレクターも其処に収容される。しかし 《別荘でのミーシャの一件が大きな傷となった事により》 失語症と夜驚症に悩まされる彼は周囲から疎まれる存在となり高名な画家である叔父のロベール・レクターの元へと引き取られる。 彼の失語症を治すべくロベールが門を叩いた医学博士はレクターに催眠療法を試すも効かず、その代わりに複数の思考を同時に扱う才能を見出す。ロベールはレクターに絵画の手解きをし、その妻の紫婦人は日本語や和歌等の日本文化を彼に教えた。ある日、紫婦人に野卑な言葉をかけた肉屋にロベールが激怒し、肉屋を杖で殴ったがその際に心臓発作を起こし死んでしまうという事件を起こす。レクターは復讐の為、紫婦人の所持していた日本刀で肉屋を殺害する。これが彼の最初の殺人であり、これを機に失語症が回復する。 その後医科大学へと進学し、解剖学を学ぶも とある理由から連続殺人事件を起こし逮捕される。 ▶《彼は大学で手に入れた知識と薬、音楽により自己催眠を施し、ミーシャを殺害、食糧としたしたリトアニア対独協力者達に関する記憶の一部を鮮明に思い出す。復讐の為、連続殺人事件を起こした彼は首謀者殺害と同時に妹ミーシャに関する記憶の最後のピースを取り戻し、後後の人格形成に大きな役割を果たす。この事件を機に肉屋の事件以降彼をマークしていた警察により逮捕・拘留される。》 しかしこの事件が大々的に報道されると彼は世間の同情を集め、運良く釈放される。 成人後 《ミーシャ殺害した犯人の最後の1人を追って》 渡米し医学を修め、緊急外来委託医などをしていたが1970年頃には精神科医として独立する。その手腕は良好で数々の有名人や上流社会人を相手にするようになる。そのような環境の中、彼の中に眠る残虐性が再び目覚め、自分の患者を殺害し捕食する連続殺人事件を起こす。 1979年に第一級殺人罪で起訴されたレクターは先に述べた看護婦の下顎を砕き舌を食べるという事件を起こし、裁判所はチェサピーク州立病院ボルティモア精神異常犯罪者診療所への終身拘束を決定する。狭い獄中に囚われた彼だったが多数の書籍を購読し、最厳重監視病棟囚人の身でありながら数々の精神医学に関する論文を学科に提出し多大な影響を与え続けた。 1983年、女性を殺害しその皮を剥ぐという連続殺人事件、「バッファロービル事件」の捜査協力を求めに来たクラリス・スターリングの訪問を受ける。彼女を介して獄中から捜査の行方を操作、条件のいい特殊官房に移った所を看守二人を殺害した上で脱走した。 1990年、イタリアへと渡ったレクターはカッポーニ宮の司書を殺害し(失踪扱い)自らそのポストへと収まった。前司書の失踪事件を調査していたリナルド・パッツィ刑事は彼がかの連続殺人鬼ハンニバル・レクターではないかと疑い、レクターの元患者でレクターに瀕死の重傷を負わされ「顔」を奪われたメイスン・ヴァージャーが出した賞金目当てに単独で捜査するもレクターに絞殺される。 メイスン・ヴァージャーとの決着をつけに再び渡米したレクターだったがスターリングがFBI捜査官としてマフィアの女ボスを射殺した事でFBI内で孤立していると知る。彼女の車に誕生日プレゼントを入れようとした所、ヴァージャー一味の麻酔銃で撃たれ連れ去られる。それを追ってきたスターリングに辛くも助けられるが今度はスターリングが麻酔銃で撃たれてしまう。 大量の薬物で意識混濁となったスターリングを治療し、彼女の悩みの種であったFBIの上司、ポール・クレンドラーと「会食」する事で彼女の「父親の死」というトラウマから解放してやる。 《それと同時に彼はスターリングを中にミーシャの存在の場を作り、「記憶の宮殿を共有する」という形で共依存的な関係となる。》 その後、レクターはスターリングと失踪。数年後に南米で二人で居る所を確認された が、彼について明らかになっているのはそれきりである。 ▶《。国際指名手配されたいた二人はFBIに発見され、逃走するもスターリングが射殺される。その事を嘆いた彼は彼女の遺体を埋葬し「スターリングを生き返らせる」という願いを抱くようになる。そのまま逃走を続けるも老いた彼は逮捕され死刑となった。 何故、生き返らせるのがミーシャでは無くスターリングだったのか、それは彼の中でミーシャは神格化されており記憶の宮殿に棲み続ける幻想で無くてはならなかったからである。故に、ミーシャの存在を映したスターリングの復活を彼は試みている。》 《しかし、この聖杯戦争で淡と出会い、彼女の中にミーシャを見出してしまう。スターリングの中に作ったミーシャの居場所をさり気ない会話の中から淡の中にも作り出す。しかし彼女亡き今、当初の目的とは一転「淡の復活」を聖杯戦争に賭けて戦っている。》
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/159.html
ゆっくり聞いて欲しいの。ある、一人の少女の物語よ。 ……むかぁし昔、そうね……何年も前のこと。魔女狩りという古い風習が残っている国にある、小さな村。その村に、1人の少女がいたわ。 彼女の父母は、魔術師だった。とても強い力を持っていて、それなりに地位も高かったのよ。でもね、彼女にその力は無かった。彼女だけは、魔女としての才能が無かったの。それを、彼女自身凄く気に病んでた。きっと、周りからの言葉も凄かったと思うわ。それで、彼女は人間として生きることに決めた。一族の事なんて、きっぱり忘れてね。それから数年後、結婚したの。人間の男と。 それで産まれたのが、レイチェル・クロムウェル。〝人間の血と魔女の血が混ざった〟ハーフよ。 彼女は、魔女としての才能を持って産まれた子だった。初めて魔術を展開したのは、5歳にも満たない時。母親は、恐怖したわ。それと同時に、嫉妬した。魔女の力を持って産まれた、まだ幼い彼女にね。 その日を境に、彼女に対する母親の態度ががらりと変わったの。悪い意味でね。母親は、頻繁に彼女を祖父母の所へ連れていったわ。その行いの結果、祖父母はとても彼女を可愛がり、彼女自身も、祖父母を愛していた。 ……そして、事件が起きたのは、ちょうど彼女が七つの時。今でも鮮明に覚えているわ。 祖父母の家で、たくさん遊んだの。魔術の勉強もしたわ。二人とも本当に凄い魔術師で、教えてくれる魔法がたくさんあって、つい張り切っちゃったの。 それで、祖父母の目を盗んで……禁書庫に入ったわ。そこには、たくさん本があった。その名の通りね。分厚い革の背表紙によく分からない文字が書き殴られているものや、薄くて質素な作りだけど、絶対に触れちゃいけないと思わせるような本とか。彼女は歓喜したわ。だって、新しい知識を得ることは、快感となっていたんですもの。 そこで、彼女は一冊の本を見つけた。部屋の奥にある机に、開いたまま置いてあったそれを、手に取って読み始めたの。まだあまり文字が読めないものの、挿絵があったから意味は理解出来たわ。 〝魔女狩り〟について記された、古い本だった。 彼女は、必死に読み続けた。挿絵として描かれているのは、人間に扮した魔女が、村に行って陰口をするところ。それに怒った人間が、群れを成して、魔女の村にいくところ。……そして、魔女が次々と磔にされて、火炙りにされて。灰のように、散っていくところ。 彼女は恐怖したわ。だって、ここは魔女の村なんですもの。幼い彼女でも、考察程度は出来た。誰がこんなものを読んでいるのかしら、その人はもしかしたら……裏切りを目論んでいるんじゃないかって。 怖くなった彼女は、本を閉じて、禁書庫を出ようとしたの。 …………でも、ちょうどその時、禁書庫の扉が開く音がした。 咄嗟に隠れようと思ったけれど、足が竦んで動かなくて。素直に謝ろうって、心に決めていたわ。 でも、姿を現したのは彼女の〝母親〟だった。母親は机の上にある本を読んだ形跡を確認すると、慌てて私の肩を掴んで、鬼の形相でこう言ったわ。 「見たの?」 って。それからの記憶が、まるでないの。あの時、母親は〝眠れ〟と言った。それは、きっと催眠魔法だったんだって……今更、気付いてしまった。彼女は、才能が無いながらにも努力して……少しの魔術を会得したんだと思う。 それで……彼女が目を覚ましたのは、夜。いつの間にかベッドの上にいたから、禁書庫のことは夢だと思っていた。家の外から響く騒ぎ声に、うるさくて目が覚めてしまったの。寝起きでぼんやりとした頭を持ち上げて、窓の外を見たわ。いつもなら、緑の豊かな草原と、楽しそうに走り回る犬がいるの。でも、そうね。その時は違ったわ。 ━━幼き彼女の瞳に焼き付いたのは、日常でも何でもない、火の海だった。彼女は急いで家を飛び出したわ。でも、眼前に広がる景色は、決して綺麗なものではなかった。燃え盛る家屋、炭のように黒く塗られた森、焦げた死体、死体、死体。彼女は必死で、祖父母と母親を探したわ。愛していたから。そして、広い……開けた場所に出た時、見つけてしまったの。 ━━木に縛り付けられて、燃え盛る火に呑まれる祖父母と……それを、恍惚の表情で見守る母親をね。 彼女の頭の中は、疑問で埋め尽くされた。どうして祖父母が死んだのか、母親は生きているのか。……何が起こっているのか。 そして、禁書庫での出来事と、全てが繋がった。疑問なんて、一瞬で消えたわ。夢なんかじゃない、これは現実。そして、誰の企みなのかも、わかってしまった。でも、知りたくなんてなかった。 それで、怖くなって帰ろうとしたの。もう、何も見たくなかったから。……でも、声が出てしまった。小さく、本当に小さかったのだけれど、母親はすぐに気が付いたわ。そして、もの凄い速さで彼女に近寄り、肩を掴んで言ったの。 「愛してる人を殺された気分はどう?」って。 楽しそうだったわ、あの時の顔。今でも焼き付いて離れない。答えられなかったわ、だって実の母親が聞いてくるんですもの。怖くて怖くて、涙が出た。それと同時に、憎悪が湧き上がったの。祖父母が縛られている時点でわかったわ、人間に売られたってこと。本で読んだから。それが出来るのは、魔女としての才能を持たない母親だけだってことも。私だけが生き残っている理由も、全て。 そして、憎んだ。愛していた母親に、初めて怒りを覚えた。 その時まだ幼かった彼女は、湧き上がる恐怖、絶望、そして激しい憎悪を抑える手段を知らなかったの。だから、手を伸ばした。成人してる割には細くて華奢な、〝母親〟の首へ。 彼女の、初めてとなる実践魔法は、実の母親を殺す為に行使されたわ。首元で炸裂した氷塊は、一つ残らず母親の体に突き刺さって、一瞬にして命を散らした。死に顔でさえ美しい体は、ゆっくりと彼女の方に倒れて、凭れ掛かってきたの。慌てて支えたわ。 その時べっとりと掌に血がこびりついて、気持ち悪かった。すぐ手を離したのだけれど、思ったより軽い体は、簡単に地面に転がっていってしまって。彼女は、改めて揺すったわ。生きているかを確かめる為に。 でも、返事なんて来るはずがなかった。色を失った瞳、乱れた髪。全てが虚ろで、無機質で……その時初めて、〝死〟を実感したの。 ……怖かった。純粋にね。こんなにも呆気なく人は死んでしまうんだ、って。愛した人を殺すことは、こんなにも怖いことなんだって。 だって、幼かったんですもの。その場に崩れ落ちて、張り裂けんばかりに悲鳴を上げたわ。一晩中、燃える村の中で、泣き続けた。そして、疲れて寝てしまったの。 目を覚ました時には、もう高く日が昇っていた。腫れた目元、消えない涙痕、こびりついた血……なにより、真っ黒に塗られ炭と化した村に、絶望した。そして、彼女は心に決めた。 祖父母をこんな目に合わせた母親━━否、人間を一人残らず殺してやると。 一晩にして、幸せだった村を壊滅させた憎きニンゲンを。 混血の己の中にいる、〝魔女〟を殺した悪しきニンゲンを。 ━━必ず、この手で殺してやる。 どうだったかしら? 少し、長くなってしまったのだけれど。 私? いいえ、これは私の話ではないの。 あくまで〝レイチェル・クロムウェル〟の名を貰った、一人の少女の昔話。 七つの頃から時が止まってしまった、愚かで純粋な、〝愛〟を求めて、壊れていった彼女の物語。 どう? 彼女の事、少しでもわかって貰えた? ……そう。それなら、始めましょう。 これから語られるのは、己を変えた、たった一人の従者を失った子の話。さきほどの物語の、そうね……続編とでも言おうかしら。 再び時を刻み始めた時計は、また止まってしまったみたい。そう、それも憎きニンゲンによって。 僅かな間に芽生えた友情も、確かな絆も、壊されてしまったわ。彼女の心と共にね。 彼女が願うのは、|悪しきニンゲン《レイチェル》の殲滅、もとい絶滅。 ━━さあ、物語を紡ぎましょう。新たなる〝人生〟の幕は開かれたわ。
https://w.atwiki.jp/tfpmatome/pages/19.html
補足設定のページ このページは、表情、性格の設定や裏設定などを収録したページです。 基本的に登録ルールはテックスペックカードと同じく自分の描いたものを 投稿します。 作成の仕方・・・・・|タイトル|作成したユーザー名|詳細説明|URL|という風に作ります。 性格・表情設定 ビークルモード単体絵 裏設定 裏設定 輸送兵 作者のTFPキャラ裏設定。 リンク 【TFP】裏設定集【俺TF】 レーザーブラスト またの名を後付け設定という リンク 【TFP】裏設定2【俺TF】 レーザーブラスト もっと複雑になりかけたけどさすがに自重した リンク
https://w.atwiki.jp/tjppokemon/pages/38.html
設定などいろいろ かいぞう博士 秘密裏にかいぞう博士はポケモンを改造しているという裏設定があります・・・ でも味方です。 最初のポケモン キモリ⇒ミネル→ミネラリア→ニズヘッグ アチャモ⇒メガ→ギガ→テラーヴァ ミズゴロウ⇒ヒョウ→???→??? ENDについて 主人公が国王になる 政府 アクア党 マグマ党がある 伝説のポケモンを探すために奴隷を使っている裏設定がある 四天王がいるところが拠点 会話
https://w.atwiki.jp/kaipokerevenge/pages/19.html
設定などいろいろ かいぞう博士 秘密裏にかいぞう博士はポケモンを改造しているという裏設定があります・・・ でも味方です。 最初のポケモン キモリ⇒ミネル→ミネラリア→ニズヘッグ アチャモ⇒メガ→ギガ→テラーヴァ ミズゴロウ⇒ヒョウ→???→??? ENDについて 主人公が国王になる 政府 アクア党 マグマ党がある 伝説のポケモンを探すために奴隷を使っている裏設定がある 四天王がいるところが拠点
https://w.atwiki.jp/urasettei23/pages/2.html
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/116.html
最終決戦仕様の装備 手榴弾 相手に回避2、重症4のダイスを行わせる通常攻撃 相手がマスターの場合は重症3、クリティカル1となる。 スモークグレネード 相手に回避3、視覚遮断3のダイスを行わせる特殊攻撃 視覚遮断になった場合は2ロルの行動不能に陥る。 対マスター用の装備となる。 ダメージはない。 閃光手榴弾 相手にクリティカル1、重症2、回避3のダイスを行わせる特殊攻撃 クリティカルになると3ロル、重症になると1ロルの行動不能状態に陥る。 この際、味方サーヴァントのダイス攻撃が変化し、回避がひとつ減り、そのひとつが重傷に変化する。 ダメージはない。 ブービートラップ 相手に回避3、重症3のダイスを行わせる通常攻撃 特攻 相手と自分に回避2、重症4のダイス攻撃 爆弾を抱えて相手に特攻する。 相手がマスターの場合は重症の1つがクリティカルになる。
https://w.atwiki.jp/urasettei/pages/8.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/
https://w.atwiki.jp/urasettei/pages/9.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf