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概要 歴史的にベルタリアと関わりの深い国。地理的にも隣国で、経済・軍事共に密接だが現在は水面下で細かい対立が続いているがベルタリア帝国も多くの部分をこの国に依存している所がある為強くは出れない。中程度の国ながらそのポテンシャルはベルタリア帝国に匹敵する。 地理 首都:ルーゼンヴァルツ 通貨:ゲルク(帝国ヴェンも多く流通) 国家:統一と正義 主な宗教:ハラーヴ教 国旗 都市 ルーゼンヴァルツ ・アーダルヴァルツと故王国時代の領土を半分こしている。ザイン建築というけっして華やかではないが美しい石造りの古い宮殿が現在も国政の場とされている。 アーダルヴァルツ ・貿易関係の商業用港があり、現在もワルカリアからの貿易商人が頻繁に出入りしており、帝国への公式の貨物も一度ここの港にある「ベルタリア帝国の税関」を通過しなければ本国に持ち込むことはできない。 ヨーヘンデル ・工業地帯、ザインの軍需・民需問わず生産されているところ。ザインの心臓部 ホフアン ・耕作地帯でザインの台所、ホフアンポテトはバターとあう イルゲン特別行政区 ・アーダルヴァルツとヨーヘンデルの間あたりに存在。ワージャル難民による自治が認められているエリア。 歴史 カラルでも数少ない肥沃な土地ゆえこの地に根付くザイン人は周辺民族から幾度となく侵略を受けkc以前から何度も危機的な状況に合ってきた。そんな彼らが生み出したのが「ハーパル=ハーツの壁」と呼ばれる総延長約580kmに達すると言われる巨大な長城の建設であった。これは9代目のザイン王国 国王ハーツ2世が他民族からの侵略を防ぐ切り札的策として考案したもので、これの建設にはほぼすべての軍人を含む国民が動員され、休耕中には農民も駆り出された。これの完成にはおおよそ15年の歳月(kc歴以前には完成していた)がかかりその後も施設の増強も頻繁に行われた。これによりザイン人の悩みの種であった異民族の侵入を克服できたかと思われたがkc97年に行われた「ガルマニア=ザイン戦争」の際この壁を突破され、ザイン王国はガルマニア帝国の前に敗北した。 帝国の一自治区となってからは周辺地域との交易により疲弊した国内経済が徐々に回復し、このころからベルタリアと交流が始まる事になる。また、ワルカリア王国から帝都に向かう商人の交易ルートとなり、皮肉にも帝国の領土となってからの経済発展は著しかった。帝国晩年では独自に軍を組織できるほどまで国力は増強されている。 307年のヘリオンスの反乱の際、裏で手引きしていたのはザイン国の諸侯で後の国王になるロラン・ダムマイヤー公であるとされている。 帝国消滅後、各国が台頭する中ザイン内部でもベルタリア上流階級を親戚に持つロラン・ダムマイヤー公がそこから支援を受け徐々に力を持ち、354年に国王に就任。国名を「ゲピトザイン公国」とした。 その頃、ベルタリアで積極派のガリナス(後の皇帝)が台頭しだすとロランも当初警戒したが、381年にガリナスから同盟締結を望む書簡が届くと翌年には「第一次ミラ=クルスカ友好条約」が結ばれ、以後王権が変わってもその都度更新され現在に至るまで両国間での国交は保たれている。しかし、後述のベルタリアとの外交問題を抱えており、対立が表面化しつつある。 経済と外交 ベルタリアにガルマニア帝国を崩壊させる手引きを行い、ベルタリア帝国建国を影から支えた国だが、ベルタリア帝国の「ワージャル侵攻」以降両国間の関係は曇りだした。と言うのも故ワージャルとゲピトザインは巨大化していくベルタリア帝国に危機感を覚え両国で抑えるためにkc437年前半に密かに「コルンヴァース条約」を結び同盟国同士だった。だが、さぁこれからと言う時にベルタリア帝国独断による奇襲攻撃を受けワージャルが陥落してしまう。 同盟国と言うだけあって当時多くのワージャル難民をゲピトザインは受け入れ現在も国土に彼らワージャル難民から構成される「イルゲン行政区」を設けている。(ワージャル=ヴィーゲらにも受け入れると打診したが彼らはあくまでも「ワージャル人が運営する国を再興する」ことに固執しているためこれを断りザインからの支援も一定にとどめている。) この「イルゲン行政区」がベルタリア帝国からすればおもしろくなく、帝国の本国からここを解体するよう再三要求が来ているがザイン政府はこれを断っており、多くの戦力・兵站等の軍事的支援をザインに依存しているベルタリア帝国も強くでることができず、何年もいがみ合いが続いている。これを発端とし各分野にもベルタリアに対する嫌悪感が浸透しつつある。 ハーパル・ハーツの壁 ザイン人国王、ハーツニ世が建設を命じたとされる長城。国土の西側の森林地帯からの異民族侵略を防ぐ目的で建設され、煉瓦と石で造られた頑丈な壁が南北に伸びている。約300mごとに物見櫓が作られ、そこに常時警戒に当たる兵士が5~6人配置されている。また一定間隔で城砦が設置され、ここには約100~800人の守備隊が配置されていたとされる。 通常敵が接近すると櫓の上でたき火を焚き上げそれを確認した周辺の櫓も同様の行動をとり「敵襲来」の報を広めつつ兵を送る。さらに、この焚き火を確認した城砦から大規模な守備隊が出動し、これの鎮圧を図るが、本当にヤバい時は「ハーツの道」という軍用道路を使い伝令が大部隊派遣要請を中央に知らせに向かい、軍の本隊が増援に駆け付け敵を殲滅するという防衛戦術が取られた。これによりおよそ100年近くの間ザイン王国の平和が保たれていた。 帝国占領当初は周辺の蛮族制圧を完了するまでこの壁は利用され、それまで設置されていたバリスタ等の防壁設備を火薬式の大砲など近代的な換装を行い機能していたが蛮族制圧後はそのまま遺棄され荒れ果てている。 民族 地球で例えるとドイツ人系に近い。周辺が元狩猟民族だったり戦闘民族だったりといわゆる「野蛮」な部族が多い中この国の「ザイン人」は対外的な戦闘を好んで行って来なかった(というか他民族からの侵略とその防戦でそれどころではなかった)冷静で機転の利く人がおおい。ザイン人全員に共通しているのは「怒らせたら世界一怖い」人達であるということ。 文化 機械信仰であるハラーヴ教を国教としながらシャグマ教の分派である自然崇拝をするザニアン教に従った
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行政関連一覧 リバティーシティの行政組織一覧。 アメリカ合衆国現職(2008年)大統領 リバティーシティ市長 副市長 公共・文化施設等消防・警察等 病院 スポーツ団体 橋、トンネル、フリーウェイ その他公共施設等 アメリカ合衆国 現職(2008年)大統領 ロートン大統領(President Lawton) Grand Theft Autoシリーズでほぼ舞台になっている国。 東海岸には"Liberty State(リバティー州)"にある大都市"Liberty City(リバティーシティ)"を抱え、 西海岸に"Los Santos(ロスサントス)"、"San Fierro(サンフィエロ)"、"Las Venturas(ラスベンチュラス)"の都市を持つ"San Andreas State(サンアンドレアス州)"を抱える。 南には常夏と娯楽と腐敗と欲望と不正の渦巻く都市"Vice City(バイスシティ)"がある。 現職大統領はロートン大統領(President Lawton)、モデルは前アメリカ大統領:ジョージ・W・ブッシュであり、保守派の大統領である。The Lost and Damnedのミッション"Twitter"によると、誕生日は2/16、もしくは2/16前後である。(ちなみにこれは故金正日元総書記の誕生日と同じである) リバティーシティ 市長 フリオ・オチョア(Julio Ochoa) 副市長 ブライス・ドーキンス(Bryce Dawkins) 人口はおよそ800万人。市長はフリオ・オチョア(Julio Ochoa)。副市長はブライス・ドーキンス(Bryce Dawkins)である。ちょうどゲーム中では州知事を決める為の選挙活動が繰り広げられているらしく、ジョン・ハンター(John Hunter)とマイケル・グレイブス(Michael Graves)が二大候補者であるが、現職の州知事は誰なのかゲーム中では触れられていない。 公共・文化施設等 消防・警察等 ├FIRE DEPARTMENT OF LIBERTY CITY FDLC(リバティー市消防局) ├LIBERTY CITY POLICE DEPARTMENT LCPD(リバティー市警察) |├LIBERTY CITY PORT AUTHORITY LCPA(リバティー市港湾局) ├FEDERAL INVESTIGATION BUREAU FIB(連邦捜査局) ├NATIONAL OFFICE OF SECURITY ENFORCEMENT NOOSE(国家安全保障執行局) └MS PARAMEDIC(救急隊) 病院 Bohan Medical & Dental Center (ボーハン医科歯科センター) Cerveza Heights Medical Center (セルヴェーツァハイツ医療センター) Holland Hospital Center (ホランド総合病院) Lancet Hospital Center (ランセット総合病院) City Hall Hospital (シティーホール病院) North Tudor Medical Center (ノースチューダー医療センター) Schottler Medical Center (ショットラー医療センター) Westdyke Memorial Hospital (ウエストダイク記念病院) スポーツ団体 Liberty City Beavers(リバティーシティ・ビーバーズ) Liberty City Rampage(リバティーシティ・ランページ) Liberty City Salamanders(リバティーシティ・サラマンダーズ) Liberty Cocks(リバティー・コックス) Liberty Penetrators(リバティー・ペネトレイターズ) Liberty Swingers(リバティー・スウィンガーズ) 橋、トンネル、フリーウェイ Algonquin Bridge(アルゴンクイン橋) Algonquin - Dukes Expressway (アルゴンクイン・デュークス高速道路) Booth Tunnel(ブーストンネル) Broker Bridge(ブローカー橋) Broker Bridge Approach (ブローカー橋接続道路) Broker - Dukes Expressway (ブローカー・デュークス高速道路) Dukes Bay Bridge(デュークスベイ橋) East Borough Bridge(イーストボロー橋) Northern Expressway (ノーザン高速道路) Northwood Heights Bridge(ノースウッドハイツ橋) Hickey Bridge(ヒッキー橋) Leapers Bridge(リーパーズ橋) Plumbers Skyway(プラマーズ・スカイウェイ) Union Drive East (ユニオンドライブ・イースト) Union Drive West (ユニオンドライブ・ウエスト) その他公共施設等 Alderney State Correctional Facility (オルダニー州立刑務所) BAWSAQ (バウサック) Civic Citadel (市庁舎) Civilization Committee (市民連合本部) Cleethorpes Tower (クリーソープスタワー) Columbus Cathedral (コロンブス大聖堂) Dragon Heart Plaza (ドラゴンハートプラザ) Funland (ファンランド) Francis International Airport FIA (フランシス国際空港) GetaLife Building (ゲッタライフビル) Grand Easton Terminal (グランドイーストン駅) LC24 Tower (LC24タワー) Libertonian Museum (リバトニアン博物館) Liberty State Natural History Museum (リバティー州立自然史博物館) Live Central(ライブセントラル) Meadows Park (メドウズパーク) ├Liberty State Pavilion Towers (リバティー州立パビリオンタワー) └The Monoglobe (モノグローブ) Middle Park (ミドルパーク) National Union of Contemporary Arts NUCA (国立近代美術館) Outlook Park (アウトルックパーク) Randolf Art Center (ランドルフアートセンター) Rotterdam Tower (ロッテルダムタワー) Soldiers Plaza (ソルジャーズプラザ) Statue of Happiness (幸福の女神) Suffolk Church(サフォークチャーチ) Triangle Building (トライアングルビル) Vespucci University (ヴェスプッチ大学) WTF CENTER(ワールド・トレード・ファイナンシャルセンター) Woodworld Building (ウッドワールドビル) Zirconium Building (ジルコニウムビル)
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「鬼質時代」とは日本における妖怪たちの発生、進化、分化の流れを年代順にみたものである。ただし、妖怪たちには複数の進化系統が存在しており、ここに示されるものはあくまでも標準な目安である。 神代 Ancient era▼岩戸紀(いわとき) Iwato period ▼葦原紀(あしはらき) Ashhara period 大和代 Yamato era▼寺つつき紀(てらつつきき) Teratutuki period ▼鎮護国家紀(ちんごこっかき) Tingo-kokka period 平安代 Heian era▼霊異紀(りょういき) Ryo-iki period ▼化鳥紀(けちょうき) Kecho period 鎌倉代 Kanakura era▼前絵巻紀(ぜん-えまきき) Lower Emaki period ▼著聞紀(ちょもんき) Chomon period 足利代 Ashikaga era▼軍談紀(ぐんだんき) Gundan period ▼猿楽紀(さるがくき) Sarugaku period ▼おとぎ紀(おとぎき) Otogi period|●おとぎ世(おとぎせい) Otogian|●はなし世(はなしせい) Hanasian 徳川代 Takugaea era▼後絵巻紀(ご-えまきき) Upper Emaki period ▼明清紀(みんしんき) Ming-Qing period ▼前絵本紀(ぜん-えほんき) Lower Ehon period ▼院本紀(まるほんき) Maruhon period ▼新著聞紀(しん-ちょもんき) Upper Chomon period ▼後絵本紀(ご-えほんき) Upper Ehon period|●ももんじい世(ももんじいせい) Momonzian|●野風世(のかぜせい) Nokazean|●しゅもく世(しゅもくせい) Shumokuan 近代 Modern era▼開化紀(かいかき) Kaika period ▼圓國紀(えんこくき) En-Koku period ▼新おとぎ紀(しん-おとぎき) Upper Otogi period 現代 Contemporary▼ぬらりひょん紀(ぬらりひょんき) Nurarihyon period ▼びろーん紀(びろーんき) Biron period ▼わいら紀(わいらき) Waira period ▼口裂紀(くちさけき) Kutisake period ▼空亡紀(そらなしき) Soranasi period 鬼質用語区分単位|代|紀|世|期 細胞(細朦)|伝承細胞|画像細胞 神代 Ancient era もっとも原初にあたる区分で、時代を遡ることが出来る限界点である。 ▼岩戸紀(いわとき) Iwato period 世界が出来始めの頃から、神様たちが国造りや子作りをしてた頃。 ▼葦原紀(あしはらき) Ashhara period 大和朝廷が出来上がった頃から、宣化天皇の頃。「鬼」が見られるほか、各地で吉凶の兆しとして動物の妖怪が出た。 大和代 Yamato era ▼寺つつき紀(てらつつきき) Teratutuki period 仏教渡来、飛鳥時代の頃から、平城遷都の頃まで。推古天皇の頃、日本へやって着た曇徴などによって仏画などの絵画技術が多く伝わった。 物部守屋が死後に数千万羽の啄木鳥(きつつき)に変じて寺院を害したという話から。 ▼鎮護国家紀(ちんごこっかき) Tingo-kokka period 平城京の頃。 「神代」の記録が実際つくられたのはこの頃である。(『古事記』(712)『日本書紀』(720)) 平安代 Heian era ▼霊異紀(りょういき) Ryo-iki period 平安遷都の頃。『日本霊異記』(9c)などをはじめとした説話集など。 因果応報や地獄の裁判など、天竺や唐からの文化の輸入が多くみられる。 ▼化鳥紀(けちょうき) Kecho period 院政や源平の頃。『保元物語』(13c)、『平家物語』(13c)の中で描写されている時代。 御所の上空にあらわれた鵺(ぬえ)などの化鳥(けちょう)から。 花山天皇の頃(10c)に描かれた「めかこう」の絵(参考 『嬉遊笑覧』)があるなど、「前絵巻紀」との区別はあまり明確に出来ない。 各地方にある自然物の由来に、源平の武士や弁慶、曽我兄弟、鎌倉景政などが使われるようになった限界点はこの「化鳥紀」である。これ以前は何であったか、たどれるものもあれば、たどれぬものもある。佐渡にある弁慶のうんこが石になったという大きな石なども、弁慶以前は大太法師のようなものが由来に使われていたかも知れぬのー。 鎌倉代 Kanakura era ▼前絵巻紀(ぜん-えまきき) Lower Emaki period 『地獄草紙』(12c)や『餓鬼草紙』(12c)など、六道や縁起を中心に絵巻物がひろく描かれていた頃。 天竺などから仏画とともに流入して来た獄卒などの画像細胞を受けて、鬼が姿を持ち出すのもこの頃であるが、まだ種々様々な姿が描かれていた。 ▼著聞紀(ちょもんき) Chomon period 『古今著聞集』(13c)や『宇治拾遺物語』(13c)などをはじめとした13世紀頃の説話集など。 この時代までの鬼や天狗、狐、狸、唐猫などが確認出来る。 足利代 Ashikaga era 大いに進化が進んだ「徳川代」へのきざしを涵養した鬼質時代である。 ▼軍談紀(ぐんだんき) Gundan period 『太平記』(14c)などの軍記物語が多くしるされた頃。 ここから分化して、野菜と魚が戦う『精進魚類物語』(14c?)や鳥たちが争う『鴉鷺合戦物語』(15c?)などもつくられている。 ▼猿楽紀(さるがくき) Sarugaku period 説教、猿楽・能などが発達した頃。説教や能には幽霊が割合い多く登場している。 「軍談紀」と呼応して、花たちが戦う『花軍』、果物たちが争う『菓争』などの曲もつくられている。 ▼おとぎ紀(おとぎき) Otogi period 「徳川代」にそのまま連結している。 ●おとぎ世(おとぎせい) Otogian 絵巻物や奈良絵本など、お伽草子に類するもの。神、仏、鬼、天狗、動物、植物など多くのものが揃った頃。鬼や天狗の姿がほぼ固まった。 大江山の鬼退治を描いた『大江山絵詞』(14c)をはじめ、 付喪神や百鬼夜行の絵巻物もこのあたりに発生しており「中絵巻紀」を設ける場合、このあたりが適当な時代にあたる。 ●はなし世(はなしせい) Hanasian 昔話に留まらず、その時代の笑い話やふしぎな話を、広く語ったり集めたりした頃。 徳川代 Takugaea era 「徳川代」の各紀(絵巻紀・院本紀・絵本紀・著聞紀)は並立しており、互いに混淆をしつつ進化を進めていったと考えられている。 ▼後絵巻紀(ご-えまきき) Upper Emaki period 土佐家や狩野家によって『百鬼夜行絵巻』などが描かれていた頃。徳川代に入ってから妖怪の絵の形が増えていった。 「徳川代」に栄えたが原初は「足利代」に存在しており、江戸時代中期以後に描かれた絵巻物(松井文庫『百鬼夜行画巻』、各種来歴が不明な妖怪絵巻など)と区分するために、こちらを「中絵巻紀」に含める場合もある。 ▼明清紀(みんしんき) Ming-Qing period 明や清あるいは南蛮から輸入されたものが幅広く流入していった頃。『怪談全書』(1698)など。 『三才図会』や『山海経』など輸入されていたのがこの頃。『山海経』は17世紀後期には日本でも刊行された。 明から渡って来た『剪灯新話』などにあった妖怪(牡丹灯篭など)は、『伽婢子』(1666)や『奇異雑談集』(1687)などを通じ て日本に移された。 ▼前絵本紀(ぜん-えほんき) Lower Ehon period 仮名草子、浮世草子、好色本、赤本、黒本、軍記物語、実録本などの頃。 軍記物語では『前太平記』(1681)や『前々太平記』(1715)などがつくられ「平安代」から「足利代」にかけてのものが広められた。実録本は軍記物語と並んで講釈畑で進化をつづけ、幽霊や猫又、狒々の分布を広めていき、「院本紀」の後期や「後絵本紀」に大きく影響を与えた。 浅井了意の『かなめ石』(1662?)は地震と要石との連絡が見られる古い年代のものである。 17世紀後半からは、江戸でも赤本、黒本、好色本などが生産されるようになり、上方以外にも鬼質測定可能層が出来た。 ▼院本紀(まるほんき) Maruhon period 浄瑠璃や歌舞伎などが大いに発達した頃。 後期、幽霊たちに顔の変わるもの(累(かさね)からの進化)、足の無い物が多く出ていったが、初期には「猿楽紀」から進化した生者の仮姿をはじめ、杖突、逆様、煙中などの形が存在した。 ▼新著聞紀(しん-ちょもんき) Upper Chomon period 各地方の噂話を集めたり、詳しい地誌などが編まれはじめた頃。『諸国里人談』(1743)『新著聞集』(1749)など。 考証や西洋からの文化の輸入などの要素が加わっていった『兎園小説』(1825)などの随筆が書かれた頃を「新々著聞紀」とする場合も。 「近代」以後に確認領域が拡大していく地方の妖怪たちの伝承細胞の古い部分は、このあたりまでは正確に遡る事が可能である。 ▼後絵本紀(ご-えほんき) Upper Ehon period 青本以後の絵草紙、読本の頃。 「前絵本紀」にみられた、「豪傑に蹴散らされるだけ」や「人々をおどかすだけ」という形ではない、進化が認められるものが発生している点が「後絵本紀」の特色である。一方、これらと並行して「前絵本紀」の流れをくむ進化も続いた。 ●ももんじい世(ももんじいせい) Momonzian 『当世故事付選怪興』(1775)などの洒落本から先の頃。それまでの妖怪などに加え、言葉や人間の有様をデザインした妖怪や、妖怪の生活を描いたものなどへの進化が見られる。 鳥山石燕の『画図百鬼夜行』(1776)以下の各冊はここまでの「徳川代」の各紀のものがそれぞれ含まれている。 ●野風世(のかぜせい) Nokazean 合巻、読本などの頃。「明清紀」や「新著聞紀」などから進化したものが多く、「院本紀」の妖怪や幽霊たちも多く亜種分化をした。 『天縁奇遇』(1812)に出て来る体に大量の口が出来てしまう野風(のかぜ)から。 ●しゅもく世(しゅもくせい) Shumokuan 「野風世」と同時に分化あるいは進化をしたもの。絵草紙や豆絵(おもちゃ絵)などに広く描かれるようになった。 「ももんじい世」ころに発生し、この頃に名前が与えられ多く描かれていた撞木娘(しゅもくむすめ)から。 近代 Modern era 「徳川代」の絵巻紀・院本紀・絵本紀・著聞紀が並立した上に存在している。 ▼開化紀(かいかき) Kaika period 機関車に化けた狸や、戯文に登場する鯰公など、「徳川代」に存在した以外の西洋の文化が多く入ってきた頃。 こっくりさんは、明治16-20年ころにアメリカから流入している。(参考 宮武外骨「奇事流行物語」) ▼圓國紀(えんこくき) En-Koku period 円国紀。井上圓了によるScience(科学)、柳田國男によるFolklore(民俗学)による照らし出しが起きた頃。日本各地方の生の伝承細胞が多く観測出来るのはこの時代以後のものである。「新著聞紀」を直接受けている。 Folklore(民俗学)の発達による大幅な妖怪の流通から、「開化紀」に「圓了世」を入れこちらを「國男紀」と称する場合もある。 ▼新おとぎ紀(しん-おとぎき) Upper Otogi period 「足利代おとぎ紀」に発生したものが新たに進化したり、世界各地から輸入されたものが流入していった頃。 ノルウェーのHellig-Olav(聖オーラフ)の話が翻案されて『大工と鬼六』になったりしている。(参考 櫻井美紀「「大工と鬼六」の周辺」) 現代 Contemporary 以下の5紀は近代以後の妖怪の主流となった「圓國紀」と、その支流として存在する「新おとぎ紀」の流れと並行して進化をしている。 ▼ぬらりひょん紀(ぬらりひょんき) Nurarihyon period 江馬務、藤澤衛彦あるいは吉川観方らによる「絵巻紀」や「絵本紀」の妖怪たちの蘇生・発達がつづいた頃。 「圓國紀」からの影響か「徳川代」に発生した画像細胞のみだった妖怪が独自の進化へと進んでゆくきざしがこの紀に散見されている。 藤澤衛彦『妖怪画談全集』日本編(1929)にあるぬらりひょんの解説から。 ▼びろーん紀(びろーんき) Biron period 「ぬらりひょん紀」に発達した妖怪たちが独自の進化を果たした頃。画像細胞を主としていた妖怪たちが多く栄えた。 佐藤有文『日本妖怪図鑑』(1972)などに見られるびろーん(「徳川代」に描かれたと思われる妖怪を遺伝子組み換えしたもの)から。 ▼わいら紀(わいらき) Waira period 「圓國紀」に発達した妖怪たちを主として独自の進化を果たした頃。前2紀で発達した妖怪たちもある程度ふくまれるが、多くは伝承細胞を発達させたものが栄えた。 山田野理夫『おばけ文庫』(1976)などに見られるわいらの説話から。 ▼口裂紀(くちさけき) Kutisake period 口裂女(くちさけおんな)など「近代」までに発達して来た伝承細胞をもつもののうち、「びろーん紀」に起きた一部の過剰な怪奇進化を経たものが多く見られる頃。紫陌に唱えるところのUrban legend(都市伝説)にあたる。流言などを介して拡がる事が多いが、種類の割りに長期間にわたって栄える数は少ない。 ▼空亡紀(そらなしき) Soranasi period 近代以前に発達した妖怪たちと、現代の各紀に進化した妖怪たちが混在している中で、さらに新しい進化などが見られる。 新発生であれ、進化であれ、その様相はこれまでの鬼質では徳川期の「後絵本紀」に近い。 鬼質用語 区分単位 代・紀・世・期の順に設定する。 代 人間たちによる生活環境や文化水準の変化が行われたあたりを基準としている。「代」が進むと同時に画然たる変化を生じる場合はあるが、妖怪は発生後「代」をまたいで進化をつづけてゆくので、区分の変化と同時に消滅することは地球環境に甚大な変化が無い限りあまり見られない。この「代」の名称を冠してそれぞれの鬼質時代の妖怪たちを「――代妖怪」と称する。(神代・近代・現代以外の「代」では「代」を略して表記する場合が多い) 紀 「代」の中に見られる大きな潮流を基準としている。主に文化面での変化が多い。なぜかというと年代測定の多くは書物頼りだからです。化石でしか太古がうかがえぬのと同様、出来ぬものは仕方があんめェ。 世 「紀」の中に見られる顕著な変化を基準としている。よっぽどの特筆点がないとここまで細かくする必要はない気がします。 期 「世」をさらに小わけパックにしたもの。あんまり多いと何がなんだか分かんなくなりそう。にへっ。 細胞(細朦) 伝承細胞 妖怪の基本をかたちづくっている要素。これが豊富なほど栄えていると言え、その時代測定の援けになるが、一部の妖怪をのぞき「近代」以前の妖怪(特に細かい地方別のもの)は多くの純粋な伝承細胞が失われており、正確な測定が困難な場合も多い。 画像細胞 妖怪の外見を構成している要素。怪火をはじめ、古くからこれを持つ妖怪も存在するが数は少ない。「現代ぬらりひょん紀」以後からその発達が顕著になる。「徳川代」以後には伝承細胞をほとんど持たず、画像細胞のみで発生した妖怪も存在する。 もどる
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「鬼質時代」とは日本における妖怪たちの発生、進化、分化の流れを年代順にみたものである。ただし、妖怪たちには複数の進化系統が存在しており、ここに示されるものはあくまでも標準な目安である。 神代 Ancient era▼岩戸紀(いわとき) Iwato period ▼葦原紀(あしはらき) Ashhara period 大和代 Yamato era▼寺つつき紀(てらつつきき) Teratutuki period ▼鎮護国家紀(ちんごこっかき) Tingo-kokka period 平安代 Heian era▼霊異紀(りょういき) Ryo-iki period ▼化鳥紀(けちょうき) Kecho period 鎌倉代 Kamakura era▼前絵巻紀(ぜん-えまきき) Lower Emaki period ▼著聞紀(ちょもんき) Chomon period 足利代 Ashikaga era▼軍談紀(ぐんだんき) Gundan period ▼猿楽紀(さるがくき) Sarugaku period ▼おとぎ紀(おとぎき) Otogi period/●おとぎ世(おとぎせい) Otogian/●はなし世(はなしせい) Hanasian 徳川代 Tokugaea era▼後絵巻紀(ご-えまきき) Upper Emaki period ▼明清紀(みんしんき) Ming-Qing period ▼前絵本紀(ぜん-えほんき) Lower Ehon period ▼院本紀(まるほんき) Maruhon period ▼新著聞紀(しん-ちょもんき) Upper Chomon period ▼後絵本紀(ご-えほんき) Upper Ehon period/●ももんじい世(ももんじいせい) Momonzian/●野風世(のかぜせい) Nokazean/●しゅもく世(しゅもくせい) Shumokuan 近代 Modern era▼開化紀(かいかき) Kaika period ▼圓國紀(えんこくき) En-Koku period ▼新おとぎ紀(しん-おとぎき) Upper Otogi period 現代 Contemporary▼ぬらりひょん紀(ぬらりひょんき) Nurarihyon period ▼びろーん紀(びろーんき) Biron period ▼わいら紀(わいらき) Waira period ▼口裂紀(くちさけき) Kutisake period ▼空亡紀(そらなしき) Soranasi period 鬼質用語区分単位/代/紀/世/期 細胞(細朦)/伝承細胞/画像細胞 神代 Ancient era もっとも原初にあたる区分で、時代を遡ることが出来る限界点である。 ▼岩戸紀(いわとき) Iwato period 世界が出来始めの頃から、神様たちが国造りや子作りをしてた頃。 ▼葦原紀(あしはらき) Ashhara period 大和朝廷が出来上がった頃から、宣化天皇の頃。「鬼」が見られるほか、各地で吉凶の兆しとして動物の妖怪が出た。 大和代 Yamato era ▼寺つつき紀(てらつつきき) Teratutuki period 仏教渡来、飛鳥時代の頃から、平城遷都の頃まで。推古天皇の頃、日本へやって着た曇徴などによって仏画などの絵画技術が多く伝わった。 物部守屋が死後に数千万羽の啄木鳥(きつつき)に変じて寺院を害したという話から。 ▼鎮護国家紀(ちんごこっかき) Tingo-kokka period 平城京の頃。 「神代」の記録が実際つくられたのはこの頃である。(『古事記』(712)『日本書紀』(720)) 平安代 Heian era ▼霊異紀(りょういき) Ryo-iki period 平安遷都の頃。『日本霊異記』(9c)などをはじめとした説話集など。 因果応報や地獄の裁判など、天竺や唐からの文化の輸入が多くみられる。 ▼化鳥紀(けちょうき) Kecho period 院政や源平の頃。『保元物語』(13c)、『平家物語』(13c)の中で描写されている時代。 御所の上空にあらわれた鵺(ぬえ)などの化鳥(けちょう)から。 花山天皇の頃(10c)に描かれた「めかこう」の絵(参考 『嬉遊笑覧』)があるなど、「前絵巻紀」との区別はあまり明確に出来ない。 各地方にある自然物の由来に、源平の武士や弁慶、曽我兄弟、鎌倉景政などが使われるようになった限界点はこの「化鳥紀」である。これ以前は何であったか、たどれるものもあれば、たどれぬものもある。佐渡にある弁慶のうんこが石になったという大きな石なども、弁慶以前は大太法師のようなものが由来に使われていたかも知れぬのー。 鎌倉代 Kamakura era ▼前絵巻紀(ぜん-えまきき) Lower Emaki period 『地獄草紙』(12c)や『餓鬼草紙』(12c)など、六道や縁起を中心に絵巻物がひろく描かれていた頃。 天竺などから仏画とともに流入して来た獄卒などの画像細胞を受けて、鬼が姿を持ち出すのもこの頃であるが、まだ種々様々な姿が描かれていた。 ▼著聞紀(ちょもんき) Chomon period 『古今著聞集』(13c)や『宇治拾遺物語』(13c)などをはじめとした13世紀頃の説話集など。 この時代までの鬼や天狗、狐、狸、唐猫などが確認出来る。 足利代 Ashikaga era 大いに進化が進んだ「徳川代」へのきざしを涵養した鬼質時代である。 ▼軍談紀(ぐんだんき) Gundan period 『太平記』(14c)などの軍記物語が多くしるされた頃。 ここから分化して、野菜と魚が戦う『精進魚類物語』(14c?)や鳥たちが争う『鴉鷺合戦物語』(15c?)などもつくられている。 ▼猿楽紀(さるがくき) Sarugaku period 説教、猿楽・能などが発達した頃。説教や能には幽霊が割合い多く登場している。 「軍談紀」と呼応して、花たちが戦う『花軍』、果物たちが争う『菓争』などの曲もつくられている。 ▼おとぎ紀(おとぎき) Otogi period 「徳川代」にそのまま連結している。 ●おとぎ世(おとぎせい) Otogian 絵巻物や奈良絵本など、お伽草子に類するもの。神、仏、鬼、天狗、動物、植物など多くのものが揃った頃。鬼や天狗の姿がほぼ固まった。 大江山の鬼退治を描いた『大江山絵詞』(14c)をはじめ、 付喪神や百鬼夜行の絵巻物もこのあたりに発生しており「中絵巻紀」を設ける場合、このあたりが適当な時代にあたる。 ●はなし世(はなしせい) Hanasian 昔話に留まらず、その時代の笑い話やふしぎな話を、広く語ったり集めたりした頃。 徳川代 Tokugaea era 「徳川代」の各紀(絵巻紀・院本紀・絵本紀・著聞紀)は並立しており、互いに混淆をしつつ進化を進めていったと考えられている。 ▼後絵巻紀(ご-えまきき) Upper Emaki period 土佐家や狩野家によって『百鬼夜行絵巻』などが描かれていた頃。徳川代に入ってから妖怪の絵の形が増えていった。 「徳川代」に栄えたが原初は「足利代」に存在しており、江戸時代中期以後に描かれた絵巻物(松井文庫『百鬼夜行画巻』、各種来歴が不明な妖怪絵巻など)と区分するために、こちらを「中絵巻紀」に含める場合もある。 ▼明清紀(みんしんき) Ming-Qing period 明や清あるいは南蛮から輸入されたものが幅広く流入していった頃。『怪談全書』(1698)など。 『三才図会』や『山海経』など輸入されていたのがこの頃。『山海経』は17世紀後期には日本でも刊行された。 明から渡って来た『剪灯新話』などにあった妖怪(牡丹灯篭など)は、『伽婢子』(1666)や『奇異雑談集』(1687)などを通じ て日本に移された。 ▼前絵本紀(ぜん-えほんき) Lower Ehon period 仮名草子、浮世草子、好色本、赤本、黒本、軍記物語、実録本などの頃。 軍記物語では『前太平記』(1681)や『前々太平記』(1715)などがつくられ「平安代」から「足利代」にかけてのものが広められた。実録本は軍記物語と並んで講釈畑で進化をつづけ、幽霊や猫又、狒々の分布を広めていき、「院本紀」の後期や「後絵本紀」に大きく影響を与えた。 浅井了意の『かなめ石』(1662?)は地震と要石との連絡が見られる古い年代のものである。 17世紀後半からは、江戸でも赤本、黒本、好色本などが生産されるようになり、上方以外にも鬼質測定可能層が出来た。 ▼院本紀(まるほんき) Maruhon period 浄瑠璃や歌舞伎などが大いに発達した頃。 後期、幽霊たちに顔の変わるもの(累(かさね)からの進化)、足の無い物が多く出ていったが、初期には「猿楽紀」から進化した生者の仮姿をはじめ、杖突、逆様、煙中などの形が存在した。 ▼新著聞紀(しん-ちょもんき) Upper Chomon period 各地方の噂話を集めたり、詳しい地誌などが編まれはじめた頃。『諸国里人談』(1743)『新著聞集』(1749)など。 考証や西洋からの文化の輸入などの要素が加わっていった『兎園小説』(1825)などの随筆が書かれた頃を「新々著聞紀」とする場合も。 「近代」以後に確認領域が拡大していく地方の妖怪たちの伝承細胞の古い部分は、このあたりまでは正確に遡る事が可能である。 ▼後絵本紀(ご-えほんき) Upper Ehon period 青本以後の絵草紙、読本の頃。 「前絵本紀」にみられた、「豪傑に蹴散らされるだけ」や「人々をおどかすだけ」という形ではない、進化が認められるものが発生している点が「後絵本紀」の特色である。一方、これらと並行して「前絵本紀」の流れをくむ進化も続いた。 ●ももんじい世(ももんじいせい) Momonzian 『当世故事付選怪興』(1775)などの洒落本から先の頃。それまでの妖怪などに加え、言葉や人間の有様をデザインした妖怪や、妖怪の生活を描いたものなどへの進化が見られる。 鳥山石燕の『画図百鬼夜行』(1776)以下の各冊はここまでの「徳川代」の各紀のものがそれぞれ含まれている。 ●野風世(のかぜせい) Nokazean 合巻、読本などの頃。「明清紀」や「新著聞紀」などから進化したものが多く、「院本紀」の妖怪や幽霊たちも多く亜種分化をした。 『天縁奇遇』(1812)に出て来る体に大量の口が出来てしまう野風(のかぜ)から。 ●しゅもく世(しゅもくせい) Shumokuan 「野風世」と同時に分化あるいは進化をしたもの。絵草紙や豆絵(おもちゃ絵)などに広く描かれるようになった。 「ももんじい世」ころに発生し、この頃に名前が与えられ多く描かれていた撞木娘(しゅもくむすめ)から。 近代 Modern era 「徳川代」の絵巻紀・院本紀・絵本紀・著聞紀が並立した上に存在している。 ▼開化紀(かいかき) Kaika period 機関車に化けた狸や、戯文に登場する鯰公など、「徳川代」に存在した以外の西洋の文化が多く入ってきた頃。 こっくりさんは、明治16-20年ころにアメリカから流入している。(参考 宮武外骨「奇事流行物語」) ▼圓國紀(えんこくき) En-Koku period 円国紀。井上圓了によるScience(科学)、柳田國男によるFolklore(民俗学)による照らし出しが起きた頃。日本各地方の生の伝承細胞が多く観測出来るのはこの時代以後のものである。「新著聞紀」を直接受けている。 Folklore(民俗学)の発達による大幅な妖怪の流通から、「開化紀」に「圓了世」を入れこちらを「國男紀」と称する場合もある。 ▼新おとぎ紀(しん-おとぎき) Upper Otogi period 「足利代おとぎ紀」に発生したものが新たに進化したり、世界各地から輸入されたものが流入していった頃。 ノルウェーのHellig-Olav(聖オーラフ)の話が翻案されて『大工と鬼六』になったりしている。(参考 櫻井美紀「「大工と鬼六」の周辺」) 現代 Contemporary 以下の5紀は近代以後の妖怪の主流となった「圓國紀」と、その支流として存在する「新おとぎ紀」の流れと並行して進化をしている。 ▼ぬらりひょん紀(ぬらりひょんき) Nurarihyon period 江馬務、藤澤衛彦あるいは吉川観方らによる「絵巻紀」や「絵本紀」の妖怪たちの蘇生・発達がつづいた頃。 「圓國紀」からの影響か「徳川代」に発生した画像細胞のみだった妖怪が独自の進化へと進んでゆくきざしがこの紀に散見されている。 藤澤衛彦『妖怪画談全集』日本編(1929)にあるぬらりひょんの解説から。 ▼びろーん紀(びろーんき) Biron period 「ぬらりひょん紀」に発達した妖怪たちが独自の進化を果たした頃。画像細胞を主としていた妖怪たちが多く栄えた。 佐藤有文『日本妖怪図鑑』(1972)などに見られるびろーん(「徳川代」に描かれたと思われる妖怪を遺伝子組み換えしたもの)から。 ▼わいら紀(わいらき) Waira period 「圓國紀」に発達した妖怪たちを主として独自の進化を果たした頃。前2紀で発達した妖怪たちもある程度ふくまれるが、多くは伝承細胞を発達させたものが栄えた。 山田野理夫『おばけ文庫』(1976)などに見られるわいらの説話から。 ▼口裂紀(くちさけき) Kutisake period 口裂女(くちさけおんな)など「近代」までに発達して来た伝承細胞をもつもののうち、「びろーん紀」に起きた一部の過剰な怪奇進化を経たものが多く見られる頃。紫陌に唱えるところのUrban legend(都市伝説)にあたる。流言などを介して拡がる事が多いが、種類の割りに長期間にわたって栄える数は少ない。 ▼空亡紀(そらなしき) Soranasi period 近代以前に発達した妖怪たちと、現代の各紀に進化した妖怪たちが混在している中で、さらに新しい進化などが見られる。 新発生であれ、進化であれ、その様相はこれまでの鬼質では徳川期の「後絵本紀」に近い。 鬼質用語 区分単位 代・紀・世・期の順に設定する。 代 人間たちによる生活環境や文化水準の変化が行われたあたりを基準としている。「代」が進むと同時に画然たる変化を生じる場合はあるが、妖怪は発生後「代」をまたいで進化をつづけてゆくので、区分の変化と同時に消滅することは地球環境に甚大な変化が無い限りあまり見られない。この「代」の名称を冠してそれぞれの鬼質時代の妖怪たちを「――代妖怪」と称する。(神代・近代・現代以外の「代」では「代」を略して表記する場合が多い) 紀 「代」の中に見られる大きな潮流を基準としている。主に文化面での変化が多い。なぜかというと年代測定の多くは書物頼りだからです。化石でしか太古がうかがえぬのと同様、出来ぬものは仕方があんめェ。 世 「紀」の中に見られる顕著な変化を基準としている。よっぽどの特筆点がないとここまで細かくする必要はない気がします。 期 「世」をさらに小わけパックにしたもの。あんまり多いと何がなんだか分かんなくなりそう。にへっ。 細胞(細朦) 伝承細胞 妖怪の基本をかたちづくっている要素。これが豊富なほど栄えていると言え、その時代測定の援けになるが、一部の妖怪をのぞき「近代」以前の妖怪(特に細かい地方別のもの)は多くの純粋な伝承細胞が失われており、正確な測定が困難な場合も多い。 画像細胞 妖怪の外見を構成している要素。怪火をはじめ、古くからこれを持つ妖怪も存在するが数は少ない。「現代ぬらりひょん紀」以後からその発達が顕著になる。「徳川代」以後には伝承細胞をほとんど持たず、画像細胞のみで発生した妖怪も存在する。 もどる
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オープニングクイズ ゲスト:戸田恵子 Q.のど自慢番組の予選で一度目に歌った曲のタイトルは? ヒント①:政令指定都市の名前が使われている 正解:ブルー・ライト・ヨコハマ 熟語問題 これから御覧頂くパズルはある熟語になります。何でしょう? 正解:満月 アナグラム これから御覧頂く文字を並べ替えると、ある「ことわざ」になります。何でしょう? タカ トラ 底で舞う たかとらそこでまう う□□ら□□□こと 正解:嘘から出たまこと(うそからでたまこと) ランキング問題 今週は「20歳~34歳の働く女性に人気の習い事」ベスト5です。第1位は何でしょう? 1. [?] 25.5% 2. ヨガ・ピラティス 18.0% 3. フィットネスクラブ 17.4% 4. 家庭料理 13.9% 5. 簿記 10.8% ヒント:2011年度から公立小学校の5・6年生に教えられている 正解:英語 映画問題 来月6日公開の『新しい靴を買わなくちゃ』、パリに暮らす女性と 旅行にやってきたカメラマンが出会い、2人が3日間を過ごす恋の物語です。 ではこの映画でプロデュースを担当し、『Love Letter』などの作品で 知られる映画監督は次の3人のうち誰でしょう?岩井俊二・犬童一心・辻仁成 正解:岩井俊二 読み上げ問題 「夕焼け小焼けの赤とんぼ」で始まる三木露風作詞の 童謡『赤とんぼ』、この曲を作曲した人は誰でしょう? 正解:山田耕筰 便りを出しても返事など連絡が全くないことを、 今の時季においしい果物の名前を用いて「何の礫(つぶて)」というでしょう? 正解:梨の礫 人気キャラクターのキティちゃんには双子の妹がいます。 その妹の名前は何でしょう? 正解:ミミィ 1955年9月30日、アメリカの俳優ジェームズ・ディーンが 亡くなっていますが、彼の主な出演映画は3作品です。 『ジャイアンツ』『理由なき反抗』ともう1つは何でしょう? 正解:エデンの東 タレントの長谷川・女優の柴田・ロンドンオリンピックに出場した 体操選手の田中、この3人に共通する名前は何でしょう? 正解:理恵 『因幡の白兎』の話で兎の傷を治すことに使われた、 池や沼などに自生する植物は何でしょう? 正解:ガマ 絶対に間違いのないものとして保証することを、 証明のために大きな判を押すことから「何を押す」というでしょう? 正解:太鼓判 福岡市が街の魅力をPRするために、このほど8番目の行政区として 仮想の「カワイイ区」を新設しましたが、その区長に任命された AKB48のメンバーは誰でしょう? 正解:篠田麻里子 標高4477メートル、スイスとイタリアの国境に位置する ピラミッド型の美しい山の名前は何でしょう? 正解:マッターホルン 少し黄みを帯びた薄い灰色のことを、象牙を意味する英語で何というでしょう? 正解:アイボリー 1分間におよそ1リットルもの血液が流れ込み、血液中の老廃物や 余分な水分の濾過や排出などの働きをする臓器は何でしょう? 正解:腎臓 「ビゼン」「タコ」「ミズ」などの種類がある海の生き物は何でしょう? 正解:クラゲ 音楽問題 まずはこちらをお聴きください。 ♪「ずっと前からキミが好きでした」… 4枚目のアルバムをリリースし来月から初のアリーナツアーを開始、 着信メロディなどのダウンロード数があわせて2500万回を超えた 「ケータイ世代の歌姫」とも呼ばれるこの歌手は誰でしょう? 正解:西野カナ ※曲名は『GO FOR IT!!』 隠し絵問題 ある「キャラクター」が隠されています。何でしょう? 正解:リラックマ 読み上げ問題 「早泣き少女」としてバラエティー番組に出演し、ツイッターでのコメントも 話題となっている、「はるかぜちゃん」という愛称の子役タレントは誰でしょう? 正解:春名風花(はるなふうか) 香港特別行政区は1997年の返還までイギリスの領土でした。 ではマカオ特別行政区は1999年の返還まで何という国の領土だったでしょう? 正解:ポルトガル 1982年から放送された特撮ヒーローの番組を映画化した作品が 10月20日に公開されます。宇宙犯罪組織から地球を守るために 奮闘する、主人公の宇宙刑事の名前は何でしょう? 正解:ギャバン テレビやファッション雑誌などで人気の次の男性メイクアップ アーティストのうち、姓名の名をひらがなで表記するのは誰でしょう? 小椋けんいち・本田ひかる・嶋田ちあき 正解:嶋田ちあき ※小椋ケンイチ・本田ヒカル アタックチャンス JIS・日本工業規格の規定で、家庭用の電気洗濯機の 洗濯容量を表す単位は何でしょう? 正解:kg(キログラム) 1966年9月30日、アフリカ大陸のある国がイギリスから 独立しています。南アフリカ・ジンバブエ・ナミビア・ザンビアと 国境を接し、首都はハボロネといえば何という国でしょう? 正解:ボツワナ 最近アクセサリーやTシャツなどでひげをモチーフにした デザインが人気ですが、左右の両端がはね上がった八の字型の 口ひげを、ドイツの皇帝の称号を用いて「何ひげ」というでしょう? 正解:カイゼルひげ 吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月の小説が映画化されました。 たった一度だけ生きている人と死んだ人を再会させてくれる 案内人を松坂桃李が演じている、その映画のタイトルは何でしょう? 正解:ツナグ 3択の問題です。先月農林水産省が発表した平成23年度の日本の カロリーベースの食料自給率は、次のうち何%でしょう?39%・49%・59% 正解:39% 9月30日は中秋の名月ですが、「名月をとってくれろと泣く子かな」と詠んだ 江戸時代後期の俳人は誰でしょう? 正解:小林一茶 先月20周年メモリアルアルバム『マリアージュ』をリリースした、 『このまま君だけを奪い去りたい』などのヒット曲がある ロックバンドの名前は何でしょう? 正解:DEEN 同じ数2つを掛け合わせる2乗は平方、 では同じ数3つを掛け合わせる3乗は何というでしょう? 正解:立方 主に南北アメリカ大陸の乾燥地に広く分布し、 メキシコの国旗にも描かれている植物は何でしょう? 正解:サボテン 映像クイズ ある「国」 山 オランウータン 東洋の真珠 バドミントン 超高層ビル 世界遺産のキナバル山がそびえる[?]はさまざまなエスニック料理が 味わえる国、大自然の中に珍しい動物が生息し「東洋の真珠」と呼ばれる ペナン島があります。バドミントンの強豪国としても知られる[?]、 ペトロナスツインタワーが建つクアラルンプールは発展を続けるこの国の首都です。 正解:マレーシア 視聴者限定クイズ 地球上の全表面積に占める海の割合は約何割でしょう? ①6割 ②7割 ③8割 正解:②7割
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ソフィア王国の人物の一覧 ソフィア王室 名前 役職 性別 備考 画像 クローヴィス・ソフィア・クラリッサ・フェンタジネット 国王 男 ソフィア王国の国王。穏やかで物静かな人物。政治は議会と政府に任せ、国王としては君臨するだけに留めるように務めている。 リーナ・ユスティニアヌス・ソフィア・クラリッサ・フェンタジネット 王妃 女 リントヴルム朝ヤード帝国皇帝の一人娘。快活で正義感が強く、物をはっきり言う性格。啓蒙的な女性。 クラーラ・ソフィア・フェンタジネット 王女 女 クローヴィス国王の妹。短気で怒りっぽく、短絡的かつ単純で我儘だが、身分に分け隔てなく愛想がよく、人の意見を聞き受け入れる度量を持つ善人 https //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=71746061 大貴族 ビアンカ公爵家 フェンタジネット家傍系。当主フィリップは現国王の叔父、前国王の弟。ビアンカ行政区における国王の代理人。ハダカンボ王国、ムスルマーネン=カリフ国、カラシュ公国ヴァルデマール公爵家傍系、リンディスヴァート制憲諸邦同盟イヴァインベルク公爵家と姻戚。 名前 役職 性別 備考 画像 フィリップ・ビアンカ・フェンタジネット ビアンカ区議会議長、ビアンカ副区長 男 クローヴィス国王の叔父。前王ルイの弟。ソフィア王位を狙っており蓄財と勢力の拡大に余念がない。腹黒い性格で、6人の公子と4人の公女を設けているが、それらも彼にとっては王位獲得のための道具でしかない。 レイナウト・ビアンカ・フェンタジネット ソフィア王国議会議員 男 フィリップ大公の子、第1公子。ソフィア王位の簒奪を虎視眈々と伺う父と異なり、ソフィア王位に対して関心がない。筋肉質でスポーツマンといった風貌で、礼儀正しい紳士。大変な愛妻家。 ローデウェイク・ビアンカ・フェンタジネット ビアンカ区議会議員 男 フィリップ大公の子。第2公子。美男子でビアンカ公爵家を継ぐにふさわしいと評されるほど優秀だが、性欲の塊のような男でもある。非常に女性にだらしない性格で、父フィリップも手を焼いていたが妻を迎えてからは女遊びは控えるようになった。 マイヤー・ビアンカ・フェンタジネット 軍人 男 フィリップ大公の子。第3公子。野心家。父の王位獲得の野望に同調して兄弟を追い落とし、ソフィア王国王位を継承する野心を抱いている。歩兵連隊指揮官、大佐。 キーセン・スッパダカ・ハダカンボ・ビアンカ・フェンタジネット レイナウト夫人 女 レイナウト・ビアンカ・フェンタジネットの妻。ハダカンボ王国ハダカンボ10世の末子にしてハダカンボ11世の異母妹、ネイ王子の叔母にあたる。気位の高い性格で、当初は風土文化の違いもあり、レイナウト公子も手を焼いたようだが、結果的には大変円満な夫婦関係を築いた。 イーセン・ビアンカ・フェンタジネット ローデウェイク夫人 女 ローデウェイク・ビアンカ・フェンタジネットの妻。ムスルマーネン=カリフ国のカリフ、アババ3世と第5夫人の子。宮廷の韓人女官によって房中術を教え込まれており、底なしの性欲を持つローデウェイクの性欲を慰められる稀有な存在。美女 オプスキュリテ・ビアンカ・フェンタジネット マイヤー夫人 女 マイヤー・ビアンカ・フェンタジネットの妻。ルイ・カスパー・ロウ男爵の娘。吸血種。ヴァイデマール傍系としてライバルとなる兄弟を蹴落としのしあがってきた女傑。密かにソフィア王妃になる野心を秘めている。クラリッサ語の習熟が最近であるためか、語尾の「〜ですわ」が特徴的。 デルフィーヌ・ビアンカ・フェンタジネット・フォン・イヴァインベルク クリストフ夫人 女 クリストフ・ヨアヒム・フォン・イヴァインベルク公子の妻。フィリップの二女。清純な淑女として育てられたが実際には勝気な女性。 ヴァレリア公爵家 フェンタジネット家傍系。当主シャルルは国王の大叔父。前王の叔父。クラリッサ行政区ヴァレリア市における国王の代理人。 名前 役職 性別 備考 画像 シャルル・ヴァレリア・フェンタジネット ヴァレリア市議会議長 男 クローヴィス国王の大叔父。能力は無いが野心もない無害な凡夫。彼の子孫は息子も孫も男性ばかりであったためか、特にクラーラ王女を可愛がった。立憲王政アーカルソン=リペルニアに留学経験があり、親アトリオンで知られる。国王はシャルル大公の勧めでアトリオンに留学している。 アンリ・ヴァレリア・フェンタジネット ヴァレリア行政区議長 男 シャルル大公の子。大変傲慢且つ野心的だが狡猾な男。ソフィア王位を狙っており、父シャルルには行く末を案じられている。 フローリス・ヴァレリア・フェンタジネット 学生 男 シャルル大公の孫。賢いが非常に温和で大人しい性格で、野心的な父からはその性情に多少失望されたが、祖父シャルルはそうした性情こそこれからの貴族に相応しい性情と、ヴァレリア公爵家の継承者として絶賛されている。天体観測や詩作を趣味とし、幼いころはよくクローヴィス国王と共に天体観測していた。ウルスラの婚約者。 ウルスラ・エルメンガルト・フォン・ベルンフリート 貴族 女 フローリス・ヴァレリア・フェンタジネットの婚約者。 貴族 名前 家格 性別 備考 画像 シャルロッテ・ラ・ドロワ 大貴族 女 ラ・ドロワグループ会長。旧アルピナ王家。多くの従業員を酷使し、社会インフラ事業に進出して高額の水道代や電気代をディアナ市民から搾取収奪しているためディアナ市民からは憎悪されている。高慢な性格で王女クラーラ他、他の大貴族からも嫌われており、「あのババアの良い所は金しかない」と陰口を叩かれている。 リーヴスラシル・ル・ファンタスク 貴族 女 ル・ファンタスクの娘。赤毛の快活な女性。クラーラ王女の友人。珍しい名前はイスティング神話で神々の黄昏の後に生き残る女性から取られている。 ルクレツィア・ル・フリゾン 貴族 女 ソフィア貴族の父とレオネッサ貴族の母の娘。クラーラ王女の友人。普段は温和で大人しいが、知的でいざという時には勇敢な性格。快活なリーヴスラシルやクラーラ王女とは性格が異なるが、相性がいいのか非常に関係が良い。レオネッサに強いパイプがある。 ヴィルヘルミナ・アッキピテル 没落貴族 女 フサリアンの没落貴族の娘。有翼亜人。両親の仕事を手伝いながら細々と命を繋いでいる。 https //pawoo.net/web/statuses/101777757289608792 政治家 名前 役職 性別 備考 画像 ド・ヌヴェール 首相 男 立憲王政党党首。ソフィア王国首相。自由主義時代のレオネッサ王国のトラスフォルリズモをソフィア王国議会に持ち込んだ男。 ウルリヒ・カトルー 議員 男 国民福祉党党首。ピエール・デュカスの操り人形。才能はないが、貧困層の救済を心から願っている。 ピエール・デュカス 議員 男 残忍酷薄で目的の為ならば手段を択ばない男。彼にとってすべての人間は価値なきゴミであり同時に彼の利益にかなう人間は価値あるゴミである。各国の犯罪組織とも関連があると指摘される。 ジェラルド・ビエンヌ 外交官 男 駐アトリオンソフィア大使。クラリッサの中流家庭の息子。クラリッサ行政区立大学法学部卒。アトリオン史学博士。弁護士資格保持者。エタブリッシェ大学に留学経験があり、アトリオン語に堪能。ソフィア王国外務省官僚の中でもアトリオン通として知られる。その経歴と能力を見込まれアトリオン大使に指名される。 軍人 名前 役職 性別 備考 画像 レオポルド・カスパール 男 ヤーディシア大戦時ソフィア第1軍司令官。大量の市民を殺戮し、戦後国際戦争裁判にかけられるが無事無罪を獲得。戦後元帥に昇進し、退役。(ソフィア王国内戦では議会派最高司令官に任命される) ジャン・プールシュイヴァント 男 ヤーディシア大戦時ソフィア第3軍司令官。北部戦線のソフィア王国軍を支える。戦後元帥に昇進し、のち退役。 ラ・クレオル 男 ヤーディシア大戦時王国第2軍第2軍団司令官。戦後大将に昇進し、退役。 ジョルジュ・ド・デュムーリエ 男 ヤーディシア大戦時ソフィア第3軍騎兵軍団長。戦後大将に昇進し、退役。 アルフレート・トラウシュ 少将 男 空軍第1航空集団司令。ヤーディシア大戦時のソフィア空軍のエース。28機撃墜 ラ・スト―レ 中将 男 陸軍第14師団師団長。チュンハイ戦争に従軍し、清河市民の殺害に関与したとされる。ヤーディシア大戦時少尉としてソフィア戦線に従軍。 コルベール 少将 男 ヤーディシア大戦時陸軍第110動員師団参謀。ソフィア王国参謀本部参謀将校。(ソフィア王国内戦時参謀総長。議会派に属し、軍事面でピエール・デュカスを支える。極めて有能な将軍) ド・グラース 大佐 男 近衛師団連隊長(ソフィア王国内戦時近衛師団参謀長、後、同師団長。クラーラ王女を支えた初期の副官) ル・ファンタスク 中佐 男 第12師団参謀将校。娘はクラーラ王女の友人(ソフィア王国内戦時少将。王女付き参謀長として王女を支える) ギィ・ケーニグ 大尉 男 近衛師団近衛中隊長(ソフィア王国内戦時王女付き参謀大佐。有能な参謀将校であり、軍事的に無能な王女をよく支える。)
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避難場所一覧名 称 所 在 地 対象行政区 収容可能人員(人) 施設面積(m2) 避難所 避難場所 建物 土地総合体育館 53-1010 字小島1-7 小山田、橋本、福田、小島、桜町3 700 700 5,393 1,500 計 1,400 大河原小学校 52-3401 字町100 中町、本町1・2 500 1,000 7,078 6,000 計 1,500 大河原中学校 52-3501 字東1 新田町、桜町1・2 500 3,000 6,992 25,669 計 3,500 中央公民館 53-4050 字町196 上町2 300 - 2,160 - 計 300 柴田農林高等学校 53-1049 字上川原7-2 上町1、上川原、丑越、緑団地 500 2,500 4,775 14,278 計 3,000 大河原南小学校 53-4220 大谷字鷺沼入27-1 原前、南原前、上谷1・2・3、上大谷、住吉町 500 3,500 4,803 28,709 計 4,000 大河原商業高等学校 52-1064 大谷字西原前154 尾形丁1・2、末広、保料、西原、幸町、中島町、錦町 500 2,500 11,990 37,620 計 3,000 金ケ瀬小学校 53-1366 金ケ瀬字居掛21 金ケ瀬1・2・3、湯尻、堤1 200 1,000 3,748 8,680 計 1,200 金ケ瀬中学校 53-1369 金ケ瀬字原74 金ケ瀬4・5・6、堤2 200 1,600 3,358 11,668 計 1,800 金ケ瀬公民館 52-6635 金ケ瀬字原88 新開・新寺 100 - 1,063 - 計 100 大河原公園 53-8780 字緑町30 広域避難場所 - 3,500 - 30,580 計 3,500 問い合わせ先総務課 消防防災係電話:0224-53-2111 FAX:0224-53-3818 最新更新日時: 2008年05月16日
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用途に因る分類 特定防火対象物 例外的な取扱多数 項 防火対象物の区分 1 イ 劇場 映画館 演芸場 観覧場 ロ 公会堂 集会場 2 イ キャバレー カフェー ナイトクラブ類 ロ 遊技場 ダンスホール ハ 性風俗関連特殊営業の店舗 3 イ 待合 料理店類 ロ 飲食店 4 百貨店 マーケット 物品販売店舗展示室 5 イ 旅館ホテル宿泊所類 ロ 寄宿舎 下宿 共同住宅 6 イ 病院 診療所 助産所 ロ 介護老人福祉・保健施設 有料老人ホーム 救護・更生・児童福祉施設身体障害者更生援護・知的障害者援護・精神障害者社会復帰施設 ハ 幼稚園 盲学校 聾学校 養護学校 7 小・中・高等学校 中等教育・高等専門・大学各種学校類 8 図書館 博物館 美術館の類 9 イ 蒸気浴場 熱気浴場類 ロ イ以外の公衆浴場 10 車両の停車場 船舶航空機の発着場(旅客の乗降・待合用建築物) 11 神社 寺院 教会類 12 イ 工場 作業場 ロ 映画・テレビスタジオ 13 イ 自動車車庫 駐車場 ロ 飛行機 回転翼航空機の格納庫 14 倉庫 15 前各号に該当しない事業場 16 イ 特定防火対象物の用途を含む複合用途防火対象物 ロ イに掲げる防火対象物以外の複合用途防火対象物 16-2 地下街 16-3 準地下街 17 重要文化財 重要民俗資料 史跡重要美術品等の認定建築物 18 50[m]以上のアーケード 19 市町村長指定の山林 20 総務省令規定の舟車
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国名 ジャーガルク・シャー国(アルファベット表記 Dowlat-e ShahanShahi-ye Jhagalk) 首都 タビラ・ゾロテ・プラト(アルファベット表記 Tabir ・Zolote・Plato) 副都 ヴァルヒニー・ミニスト(アルファベット表記 Valhine-・Menishto) 地域 タヴェリア北部(S3 S4 S10 S17) 公用語 ジャーガルク語 国歌 インベンドルは騎馬隊と共に 国制の特徴 女系君主制 立憲君主制 多党制 単一制国家 国家元首 クリィサリス・キケ・ジャ・サフィロス・ワタ・シャー 人口 約6800万人 通貨 シル(略称cl) ・国旗 ・概要 タヴェリア北部に存在する立憲君主国家でやや海軍が強い大陸国家である(海軍「チョークポイントもあるから一概に陸軍国とは言えないんだよなぁ)、国土は形式的・儀礼的な行政区分であるゾロタ島・ハルラ盟国・ゼン国・ホラァ半島の4国で構成されている ・地理 地名 番号 概要 特産品・産出物 ゾロタ島 S3 首都のタビラ・ゾロテ・プラトを擁し生糸や綿製品などの軽工業と米・豆類・魚類・野菜・茶葉の生産が盛んである。また古くから造船が盛んであり、近年ボーキサイトが産出されるようになったこともあって重工業関係の工場新設と港湾の整備が進められている。 絹、魚 ハルラ盟国 S4 副都のヴァルヒニー・ミニストを擁し、沿岸部では古くから製鉄業が盛んであり近年では自動車工場も新設されている。また沿岸部から中部は黒土地帯であり第二カーリンフ時代からの開墾により綿花・小麦・大豆・コーリャン・砂糖大根・蕎麦・イモ類の大規模栽培が盛んにおこなわれている、内陸の山岳地帯では鉄・銅・鉛・タングステンの鉱山が存在し、また中部から北東部の農牧境界地域では遊牧民によるチーズや食肉が生産されている(近年では穀物を餌にすることによって生産が増加している)またゼン国との境界線にまたがり油田が存在する 鉄、穀物、石炭 ゼン国 S10 古くから農業が盛んであり、米・豆類・野菜・茶葉・綿花・菜種油・イモ類の生産が盛んであり、また南部には金の鉱山が存在する 綿花、石油 ホラァ半島 S17 国土の70%が山岳地帯で鉄・銅・リチウムの鉱山が存在し、また米・果物類・パーム油・サトウキビ・胡椒・タロイモの生産が盛んであり、最近では鉄道の整備が進んでいる ゴム、貴金属 ・政治 征健歴1452年(ヤーディア歴1892年)に制定された近代的欽定憲法に基づく立憲君主制国家であり、司法(裁判所)・立法(国会)・行政(内閣)の三権が分立している。また象徴君主として女系のシャーが元首となっている ・行政(内閣) 首相の任期は4年で再選は1回まででき、国民の男子普通選挙によって選ばれる、この制度はこの国の前身であるヴォウク族が、事実上の首長(ベク)を選ぶときに部族の男子全員が集まって話し合ったというヤード帝国の歴史書「南方蛮族に関する報告」の記述に基づき、憲法制定時に“復活”された制度である。 ・立法(国会) 民院(構成員300人)と元老院(構成員100人)の二院制であり優先権は民院にある、民院議員の任期は4年であり再選は1回までである、選挙権と被選挙権は25歳以上の国民男女が有しており、選挙は首相選挙と同日におこなわれる、ただし納税額によって1人が有する票数には差がある、元老院は任期10年で元官僚・旧ベク又は王族で構成されており、前任者の推薦と君主の承認によってその地位に就く ・司法(裁判所) 裁判官は学歴重視 エリート主義の傾向が強く、君主による恩赦でさえ「君側の奸が考えたものである」という理由により無視する場合がある ・地方行政 ジャーガルク・シャー国は一部地域を除き国民意識が強く、第1層の行政区分である国は形式的・儀礼的なものとなっており(国の首長は皇位継承者の称号に含まれている)第2層の県が実質的に最大の行政区分の単位となっている。 県の首長は首相と同じ方法で選ばれ、緊急事態発生の場合を除き年に60日以上首都に滞在することを義務付けられている、県議会は地域によって差があるが一般的に国会と同じ方法で選ばれた議員によって構成されている。 ・経済 国土が南北に長いため様々な産物が産出される、また現政権より農業の近代化(区画整備とトラクターの導入)が進められており、特にゼン国とハルラ盟国の黒土地帯では農地の大規模化が進んでいる。 石油や鉱物などの資源が豊富であるが、オランダ病による国内産業の停滞を防ぐ為、資源の輸出には高い税金が課せられている、またゾロタ島では島内農家が育てた蚕や鉄道・海上輸送で運ばれたゼン国・ハルラ盟国産の綿花を原料とした軽産業が盛んであり、最近ではボーキサイトの産出によりペーハス航空機製作所製やHMP研究所などによる航空産業も盛んとなっている、 ハルラ盟国では山岳地帯に炭鉱と鉄鉱山が存在する為、製鉄業を中心とした重工業が盛んであり、Ja重工業の本社がヴァルヒニー・ミニストにある、 ホラァ半島ではラヴゥ・マリオネット社が大きな利権を有しており、合弁事業投資と農場・鉱山経営をおこなっている ・企業 企業名 分野 詳細 PKP工業グループ 紡績機、自動車、工作機械、 紡績機メーカーを母体とする企業グループ、自動車製造ではシェアのトップを占めており、91式輸送車はこの会社の設計である。 ペーハス航空機製作所製 航空機、 元陸軍航空隊大尉であるペーハスによって創立された航空機メーカー、本邦の主力戦闘機であるKL91や爆撃機KL91を設計したメーカーでもある。 Ja重工業 自動車、製鉄、工作機械、航空機 海運業者から発達した財閥の重工業部門、本社は首都ではなく、古来より製鉄が盛んなハーヴァニュエにあり、また91式輸送車やKL91戦闘機、KL91爆撃機をライセンス生産している(KL91戦闘機に至ってはペーハス航空機製作所製より生産している。) ラヴゥ・マリオネット社 食品、農場経営、鉱山経営、金融、鉄道、建築、電力事業、 元々は新ヤード帝国の特殊企業である南方啓蒙社であったがヤーディシア大戦勃発後、連合国によるホラァ半島攻撃を防ぐ為、社籍をジャーガルク・シャー国に移し、社名もラヴゥ・マリオネットに変更した。現在も莫大な利権を有している。 ・交通・通信 1847年の開国以来イクファターナ諸国が鉄道の共同敷設を打診してきたが、時のカーリンフ政権は外国勢力による鉄道敷設が植民地化につながるとして拒絶、しかしその後軽工業を中心とした製造業の発展に対して従来の海運による輸送では不十分という意見が政権内で発生し、軽工業と鉄鉱石の輸出で得た外貨を資本としてお雇いイクファターナ人指導の下、アトリオンから輸入したレール・鉄橋・車両を用いて古都バスナァー-タビラ・ゾロテ・プラト間を繋ぐ国営鉄道が1885年に開通、以後技術の国産化を進めつつ、各地に国営鉄道が敷設され殖産興業に貢献した。 一方製造業を中心とした私有資本による郊外鉄道敷設及び運営も進んでおり、特にホラァ半島の鉄道は60%以上ラヴゥ・マリオネット社によって運営されている(ただしラヴゥ・マリオネット社が運営している鉄道の80%はヤード帝国の特殊会社であった旧南方啓蒙社時代に敷設されたものである) また古都バスナァーと副都ヴァルヒニー・ミニストでは路面電車が、タビラ・ゾロテ・プラトでは地下鉄が敷設され、市民の足となっている。 海運の面では国土が海で3つに分かれているため沿海航路を中心に古来より盛んでありディーゼル船の普及も進んでいる。特に製造業者が原料や製品の輸送のために海運を多用しているため国内航路も多い、 また国が地方との緊急時航空連絡網構築政策の下積極的に出資をおこない、ブラック・キャリア企業であるピガスッス社を中心に民間企業が航空事業をおこなっており、近年ではタビラ・ゾロテ・プラト-ファイニア定期便が月1便で運航されている。 一方電信も開国以来イクファターナ諸国が共同敷設を打診してきたが、1884年にこちらもお雇いイクファターナ人の指導の下、ソフィア王国制の機材を用いて、古都バスナァー-タビラ・ゾロテ・プラト間に敷設、以後1910年までに全ての県庁所在地が電信で繋がれた。 また都市部を中心に電話の導入が進んでおり、近年ではダイヤル式の電話も使われるようになっている。 外交関係 ジャーガルク・シャー国は基本的に半獣人が主要人種であり、また宗教も独自の多神教が主流であるため、イクファターナ・タヴェリア諸国とは人種的・文化的に隔絶した国であると自任している、そのため国際的に孤立してかつての亜人狩りのような状態に陥ることを防ぐため、 ①イクファターナ諸国にとって我が国は異民族・異教徒の国であり、容易に敵視されてしまう。しかし一方で技術的・国力的には彼らの方が優勢であるため対立を極力避ける。 ②それでも対立してしまった場合に備えて獣人が多く、また宗教的にも対立する可能性が低いタヴェリア諸国と攻撃された場合の共同防衛を目的とした条約を結び、イクファターナ諸国からの武力攻撃を抑止し、最悪の場合に備える。 という外交戦略を(少なくとも外務省は)取っている。 国名 我が国からの輸出品 我が国の輸入品 ザルバチ海岸共和国 鋼鉄インゴット・機械部品・電気部品・自動車・肥料・燃料・衣料品・高級服 綿花・石炭 ハダカンボ王国 穀物・薬品・鉄製品・酒・肥料 熱帯木材・貴金属・果実・ゴム ディヴィーカ 鋼鉄インゴット・機械部品・電気部品・肥料・燃料 熱帯木材・木材・コーヒー・高級服 ソフィア王国 鋼鉄インゴット・セメント・ガラス・缶詰・燃料・衣料品・高級服 薬品・機械部品・電気部品・ワイン 立憲王政アーカルソン=リペルニア 鋼鉄インゴット・セメント・ガラス・缶詰・燃料・衣料品・高級服 薬品・機械部品・電気部品・蒸留酒 対ザルバチ海岸共和国外交 半獣人中心・多神教・立憲君主制の我が国に対して、白人至上主義・円十字教至上主義・革命主義のザルバチ海岸共和国(以下ザルバチという略称を用いる)はイデオロギー的な側面から対立する可能性が高く、また我が国が1830年代より近代化政策を進めた背景には、ザルバチのタヴェリア系・獣人・半獣人が白人によって圧政が敷かれているのを見た若手官僚や商人が、我が国も近代化しなければザルバチと同じく白人によって政治的・経済的・文化的に支配されてしまうのではないかという危機感を有した事が存在する。 しかし一方で無暗にザルバチと対立するのは危険であるという意識も存在し、両国の間では貿易が盛んにおこなわれている。またザルバチ国内でもジャーガルクのパスポートを提示すれば差別行為や暴行を受けることなく「名誉白人」として扱われる。」 対ハダカンボ王国外交 熱帯木材などの貿易が盛んにおこなわれており。また未開発の国土は優良な投資先であると捉えられている。またハダカンボ王国近海は優良な漁場であり我が国の遠洋漁船が公海上で漁をおこなっている。しかし一方で軍部を中心に南進論者も多く、大戦終結後の経済不振をハダカンボ王国に対する対外進出によって解決するべきであるという意見も多い、 対ディヴィーカ外交 かつてジャーガルク・シャー国はディヴィーカの香辛料をイクファターナ諸国へと輸出する中間貿易を盛んにおこなっており、また近代において初の平等条約(治外法権が無く、関税自主権がある)であるジャーガルク・ディヴィーカ修好通商条約を1854年に締結している。 本邦の外務省と軍部はザルバチやシテカに対する遠交近攻外交の対象として、ディヴィーカとの関係を重視している。 対ソフィア王国外交 1840年代に関税・司法制度の未発達を理由として不平等条約を締結したが、ジャーガルク=ヤード戦争時にはタヴェリアにおけるヤード帝国の勢力拡大を防ぐ為、我が国の戦時国債を立憲王政アーカルソン=リペルニアと共に購入し、また1905年には不平等条約の改正をイクファターナ諸国の中では最初におこなった。 前大戦時においては軍需物資を我が国から輸入し、その結果として我が国の重工業化がさらに進んだ。 対立憲王政アーカルソン=リペルニア外交 ソフィア王国と同じ理由で1840年代に不平等条約を締結したが、ジャーガルク=ヤード戦争時にはタヴェリアにおけるヤード帝国の勢力拡大を防ぐ為、我が国の戦時国債を最も多く購入し、また戦後の1906年には不平等条約を改正している。 前大戦時においては食糧(大戦前アーカルソン=リペルニアは食糧の多くをヤード帝国から輸入しており、深刻な食糧不足に陥っていた)と軍需物資を我が国から輸入し、その結果として我が国の重工業化がさらに進んだ。 ・軍事 陸軍・海軍・空軍・兵站軍の4軍が存在する ・陸軍 平時は近衛騎兵師団×2 自動車師団×4 歩兵師団×8 挺進師団×1 の合計15師団であり、戦時は自称50師団動員(師団の人数を減らせば多分)できる…と一応言っている。 軍刀として伝統的な片刃の湾刀が使用されており。また餌となるものは少ない荒れ地で馬や鳥馬類を飼育していたことと、島で遊牧していたための島嶼化により馬や鳥馬は他の地域と比べ小型である。そのため近代において砲を牽引する動物が確保できないという問題が発生したため、牽引用のトラクターや自走砲が積極的に導入されている。 騎兵部隊は各国が機関銃を正式採用していく中で「家族の一員である馬や鳥馬を機関銃陣地に突入させるのは言語道断である」という意見が優勢となったため首都タビラ・ゾロテ・プラト及び副都ヴァルヒニー・ミニストの部隊以外では解散されている しかし戦時にはチェスタクォ人を中心としてチェスタクォ山岳少数民族師団(通称野狼師団)や義勇騎兵部隊が結成されることもある 主な装備 82式拳銃 9m弾を使用する自動拳銃、元々は騎兵部隊の馬上から撃ちやすい拳銃(ピストルカービン)が欲しいという意見より制作された、その後簡単に速謝ができるという理由から騎兵だけではなく空軍・海軍航空隊・兵站軍輸送部隊・戦車部隊の自衛及び護身用自動拳銃として正式採用された。またショルダーストックを用いて馬上から射撃でき、長い銃身と重心が前にある設計により射撃の命中率が高いという理由からハルラ盟国の遊牧生活者を中心に護身用自動拳銃として人気がある。https //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=49988936 87式短機関銃 45ACP弾を使用する短機関銃、ジャーガルク=ヤード戦争時、従来の着剣小銃は銃身が長すぎて取り回しずらく連射能力が低いため、熱帯雨林や塹壕など近接戦闘が多発する戦場において白兵戦には不向きという戦訓より、ボトルアクション小銃を補完する銃として82式拳銃を設計したガン・キペックによって開発された短機関銃、後続の90式短機関銃と共にタイプライターという通称が存在する。 90式短機関銃 82式拳銃・87式短機関銃を設計・開発したガン・キペックが87式短機関銃の後続として開発した短機関銃、9㎜弾を使用し、バナナ型弾倉が特徴である。 91式8t/5t輸送車 Ja工業自動車部門のヤード帝国出身技師によって設計された装甲ハーフトラック、技師曰はく「戦場で求められるのは競馬場の美しく速い馬ではなく、持久力があり荒れ地でも走れる馬であるとヴァルヒニー・ミニストの騎射大会を見て思い知った」のが設計のイマジネーションとのこと、自動車師団を中心に(歩兵師団でも分散配備されている)運用されている、派生型として90式35㎜機関銃・88式75㎜砲・迫撃砲・を搭載した自走砲もどきも砲兵によって使用されている。 ・海軍 本土が島であり、飛び地が存在するのでけっこう予算をもらっている(地味な陸軍よりも選挙対策として目に見えて大きなものを作る海軍に対して予算審議権を有する議員が贔屓しているわけではない…はず)しかし地域海軍の域を出ていないと諸外国には評価されている 現有勢力 戦艦×1 重巡洋艦×2 軽巡洋艦×8 駆逐艦×15 海防艦×20 水雷霆×10 機雷敷設艇×12 潜水艦×5 主な艦艇 艦名 分類 装備 オルカザス 前弩級戦艦 ・主砲 30㎝連装砲4門・副砲 86式15cm単装砲6門・90式12cm連装高射砲4基・90式35㎜対空機関銃三連装8基 モルスキーマルチ級 軽巡洋艦 ・主砲 86式15cm単装砲2門・90式12cm連装高射砲4門・90式35㎜対空機関銃三連装5基・82式13㎜対空機関銃単装4基・60cm4連装魚雷3基・88式爆雷投下機2基・89式爆雷40個 プタシュニーピストーレ級 軽巡洋艦 ・主砲 90式12cm連装高射砲8門・90式35㎜対空機関銃三連装7基・82式13㎜対空機関銃単装4基・60cm4連装魚雷1基・88式爆雷投下機2基・89式爆雷40個 キーヒダム・アドゥロン級 潜水艦 89式8cm単装高射砲1門・90式35㎜対空機関銃連装1基・55cm魚雷発射管艦首4門・魚雷10本 ・空軍 陸軍航空隊を前身として2年前に結成された軍であり、また近年の騎兵部隊削減政策によって元騎兵部隊出身の若者も多い、以下の航空機は海軍航空隊でも使用されている 現有勢力 戦闘機210機 爆撃機84機 襲撃機162機 輸送機156機 偵察機282機 練習機1713機 主な航空機 名称 分類 最高速度 武装 解説 画像 KL85 戦闘機 410㎞/h(高度3500m) 13㎜機銃2丁 Ja工業が設計した空冷複葉引込足戦闘機である。ヤードゴニエ社会主義共和国連邦のチャイカ(カモメ)戦闘機に対抗できる性能として開発されたが、誕生間もなく各国で単葉全金属戦闘機が開発・運用され始めたので、すぐ引っ込められた。 KL91 戦闘機 510km/h(高度5500m) 13㎜機銃2丁8㎜機銃2丁と50kg爆弾2発 ジュラルミンを使用したペーハス航空機製作所製の(Ja工業もライセンス生産している)空冷全金属低翼単葉引込足戦闘機である。 KL92 戦闘機 650km/h(高度5000m) 13㎜機銃4丁 要撃に特化した戦闘機、双子エンジンかつ串型というゲテモノ戦闘機である。 https //i.pximg.net/img-master/img/2019/01/29/20/30/08/72903859_p3_master1200.jpg KD81爆撃機 180km/h(高度3500m) 8㎜機銃1丁50kg爆弾2発 イクファターナ某国から輸入した全金属複葉爆撃機 KD86 爆撃機 250km/h(高度4500m) 8mm機銃8丁 20㎜機銃2丁爆弾3000kg 皇女の趣味…ではなく類稀な航空戦略によってイクファターナ某国の大型旅客機をライセンス生産して作った液冷全金属単葉4発爆撃機、こんな大きくて低速な爆撃機はタラーン戦術の的だという空軍と機体が高額であることから量産に反対する財務省の具申により生産数は2機 KD87 爆撃機 440km/h(高度4200m) 爆弾800kg 20㎜機銃1丁 8㎜機銃4丁 全金属双発爆撃機 KD91 爆撃機 460km/h(高度4500m) 爆弾800kg又は魚雷800kg 20㎜機銃2丁 8㎜機銃3丁 ジュラルミンを使用したJa工業製の空冷双発全金属引込足輸送機・爆撃機である「陸上から航空機で戦艦を雷撃すれば最強じゃない?」というコンセプトで設計された。 HB92 襲撃機 420㎞/h(高度3000m) 13㎜機銃4丁 8㎜機銃1丁 爆装250kg 高度100mの低空飛行で地上の部隊を襲撃することを目的として制作された全金属低翼単葉固定脚の直接航空支援機 PV79 偵察機 260km/h(高度3500m) 8㎜機銃1丁 イクファターナ某国から輸入した複葉偵察機 PV92 偵察機 600km/h(高度5200m) 13㎜機銃3丁 空冷双発引込足式偵察機、 DL3 輸送機 350km/h(高度4000m) イクファターナ某国の旅客機をライセンス生産した全金属空冷双発の輸送機、輸送機・旅客機として民間でも使用されている ・兵站軍 カーリンフ・トワクー時代に結成された輸送路整備部隊が前身であると言われている、陸軍・海軍と同時に結成された軍で軍需物資の補給・輸送・整備・回収が主な任務であり、また後方基地や輸送路を建設するための工兵部隊も存在する 連隊名 連隊数 任務 主計連隊 35 陸海空軍の会計 戦闘工兵連隊 10 陸海空軍所属の戦闘工兵が不足している場合のピンチヒッター 建設工兵連隊 35 インフラ整備・維持など 輸送連隊 50 物資の輸送 輸送防衛連隊 30 輸送部隊の防護 弾薬研究連隊 3 陸海空軍で使用する弾薬の選定 鉄道連隊 5 鉄道の建設・修理・運転や敵の鉄道の破壊 修繕連隊 5 陸海空軍内で修繕か困難となった兵器の修繕、及び壊れた原因の究明 ・歴史 注 暦はヤーディア歴を使用する ・建国神話 「アンディゴイ・インフォルメ」創造の箇所 かつてこの世界には老いることも病むこともない黄金人が理想的な社会を築き生活していたが、完璧な世界で既存のもの以外存在しないその生活に飽きた人々は自らが築いた全てと、自分たちが見たことのあるもの全てを破壊し、世界を永遠に燃えるものとした。そして全ての黄金人が見たことのない第二の世界(北部の伝承では空の穴)へと旅立つため、彼らの長い髪で首を絞めて死んだ、 しかし第二の世界は暗い洞窟のような場所であり、大多数の黄金人は死後の世界で発狂し、叫びまわったり互いを罵り合ったりした、その中で1人の発狂した黄金人が奇声から「インベンドル」という自らの名前を創造した。創造するという遊びを知った「インベンドル」は手遊びとして自分の唾と死後の世界の塵を粘土のようにこね回し、自らの唾と爪と塵で作ったものを魚・甲殻類、唾と髪と塵で作ったものを海藻と名付けた。そして自分の体を再構築し、大きな水滴の世界を創った後、彼は第二の世界から持ってきた生物と海藻を水の中で泳がせた。彼はそれらが水に溶け込んだものや他の創造物を吸収し、成長・繁殖・衰亡するのを見て楽しんだ。 さらに新しいものを作りたいと思った彼は第二の世界や他の世界から持ってきた塵を集め陸地を作り、勝手に増えた魚や海藻をもう一度こね回し、魚だったものから動物や人、海藻だったものから植物を作った。その中で人が創造物に対して興味深い行動をするということを発見し、彼は人に家、鍋、槍などの簡単な道具を与えどのような行動をするか観察し、また自らも人と同じく食事、睡眠、繁殖をおこない33人(北部の伝承では39人)の半神をつくった。そのうち32人が32王家の始祖である。 第二の世界で「インベンドル」の活動を見ていた発狂していない黄金人たちは自分たちも同じ遊びをしようと思い復活した。復活した黄金人たちに対して「インベンドル」は自分の創造した魚や海藻の住みかと、陸地を荒らさないことを彼らに約束させ、黄金人たちは「インベンドル」から分けてもらった魚、海藻、動物、植物をこね回し、それぞれが作った陸地やその周りの海に「インベンドル」とは別の生き物を住まわせそれぞれ楽しんだ しかしそれを第二の世界から見た発狂した黄金人たちは発狂していない黄金人の創ったものたちを破壊して遊ぼうと思い、自分たちがかつて永遠に燃えるものとした世界から火の玉を取り出し、この世界へ向けて投げつけた。これに対してインベンドルと発狂していない黄金人たちは水の盾に変身しこの世界を覆い守護した。この戦いは休みを挟みつつ現在でも続いており、これが昼と夜の始まりである。 「インベンドル」は自身の子である33人の半神のうち末子の「ザ・プラナツィエン」を特に愛おしく思っており、ゾロタ島の支配権を彼に譲るつもりであった。しかし32人の兄たちはそれを快く思っておらず、「ザ・プラナツィエン」を憎んでいた。その中で発狂した黄金人と戦うために「インベンドル」と他の発狂していない黄金人たちが空の世界へ行ったため、32人の兄弟は共謀し「インベンドル」が水の盾に変身して地上を監視できない夜の間に弟を殺すことを決意した。そしてある夜兄弟全員は宴会のために集まり「ザ・プラナツィエン」が泥酔した後、石に縛り付けて海に放り込もうとした。しかし32人の兄弟たちは直前になって流石に殺してしまうのはかわいそうだと思い、「ザ・プラナツィエン」を船の帆柱に縛り付けて、船を海に流しゾロタ島から追放した。 「ザ・プラナツィエン」はそのまま海流によって大陸に流された。兄弟たちに裏切られたショックによって人間不信となり、人の住んでいる集落を避け、内陸へと進んでいった。海岸から歩き続けて1年後、不思議なことに馬・馬鳥・牛・羊・鶏・豚・ガチョウなどの人が好む動物が沢山住んでいるが、人が全くいない大地に到達した。疑問に思った「ザ・プラナツィエン」は近くの大きな灰色の雌狼に訳を聞くと「このあたりの動物を創造した黄金人は、人を創る前に発狂した黄金人と戦うために天空へと行ってしまったのです」と答えた。「ザ・プラナツィエン」は人がいないこの土地を気に入りその狼を伴侶として末永く暮らした。この「ザ・プラナツィエン」と灰色の雌狼の末裔がヴォウク族である。 ・古代 現在首都が置かれているゾロタ島に人類が住み始めたのはファジミリエス遺跡の野営地跡などからおよそ25000年前のことであると想定されており、その後約3000年前まで狩猟採取の時代が続いたと思われる。約3500年前に始まった気候の寒冷化による環境収容力の低下によって一時的に人口が減少するが、西部の大陸から米を含む穀物類や豆類が導入され、人口は増加する。 約2500年前より人口の増大により大規模集落が発生し、また青銅器の導入により利水権や農耕地を巡る集落同士の争いが激化、小規模な国が乱立するようになり小諸国の君主の権威を示すため、北部では石を積んで作られた方形の墓が、南部では土饅頭を石で覆った円形の墓が作られるようになった。 紀元35年古代ヤード帝国のバルブゥーテ帝によって北部19小諸国が征服されたことに対して危機感を覚えた南部の13小諸国が不要なヤード帝国への攻撃の禁止と、侵略された場合の協力を基本戦略として団結、13小諸国の族長から戦時の指揮権と部族間の対立において裁判権を有する上王を小諸国の君主から君主13人の多数決によって選出するようになった。上王の位は299年に上王となったアーレよりカラン国君主の世襲職となる。 ・カラン朝 アーレが上王となってからハクァ上王が死亡するまでをカラン朝と呼ぶことがある。カラン朝は基本的にヤード帝国との対立を避け南部の貴重な薬草の輸出と、香料の中間貿易をおこない、一方でゾロタ島では希少な銅(ヤード帝国から軍拡を疑われないように銅の生活用具を輸入し本国で武器にした)を輸入し、またヤード帝国の徴税・インフラ制度を真似て国力の増大を図った。ユウ上王の時代には小諸国の力を借りず、武力により北部3カ国を征服しカラン国に併合し、現ゼン国南部海岸地域にも影響力を持つようになった。しかし息子のハル上王は子供を持たず(このことに対して古来よりハル上王は女性であった、生殖機能に問題があったなど様々な説が主張されてきた。プラト大学の文化人類学者オルコ氏はヤード帝国より入ってきた円十字教の敬虔な一派をハル上王は信仰していたのではないかと指摘している)アーレの男系直系は途絶えた。 398年にハル上王が亡くなった後、それぞれユウ上王の娘を母とするミーヌ国の君主ブランとツン国の王位継承者イシクが上王の位を巡って争うようになる、最終的にツン国軍優勢となり、他の国々もそれに便乗、401年にボオゾの戦いでミーヌ軍を破り、ブランと現ゼン国海岸地域に逃れていた末子クフェンをのぞく子供たちを処刑した。後に記された正史「アンディゴイ・インフォルメ」ではイシク上王とその息子ハクァ上王は自分を見た罪など些細な罪で奴婢から他の王族まで関係なく残虐に処刑し、宴のときには妊婦の腹を裂かせたと記されているが、一般的にこれらの記述は後の為政者が前王朝を貶めるために書かせた箇所であると解釈されている。 生き残ったクフェンは402年に現ハルラ盟国において移動型遊牧生活を送っていた狼人系騎馬遊牧民族のヴォウク族に庇護を求めた。ヴォウク族は寒冷化と異民族の流入によって弱体化した南部ヤード帝国が属州ハールン(現ハルラ盟国)を守護するために、南部から移住してきた彼らを帝国の同盟者として朝貢金(末期にはそれすら払えなくなっていたので属州ハールンの徴税権を与えていた)の代わりにハールンの防衛を依頼していたために属州ハールンに住んでいた。ヴォウク族部族の実質的部族長(ベク)であるアルンは彼の来訪を豊かな農耕地帯を有するゾロタ島又は現ゼン国の一部を手に入れるチャンスであると捉え、自らの娘でもあるヴォウク族のシャー(宗教的な長)クリィサリス・チユンとクフェンの婚姻を条件に援助を約束、しかしゾロタ島遠征直前の414年にアルンとクフェンが相次いで病死、ヴォウク族はベクの地位を巡り内戦状態となる。 その中で428年に引退した母の跡を継ぎシャーとなったチユンとクフェンの娘コトは自ら軍を率いて戦い、最終的に和解の席においてベク候補で叔父にあたるダヤを誅殺しシャーとベクを兼任するようになった。さらに将来におけるゾロタ島遠征の協力者確保のため430年にイシク上王の孫(母親がイシク上王の娘)であり小諸国の中でも有力なシラ国のホン王子と婚姻、チヤとクリィの二人の娘をもうけた。そして436年ゾロタ島へ遠征し、小諸国の内通やゾロタ軍の装備が旧式であったこと(ゾロタ軍は鉄器や馬が少数であったうえにヤード帝国の軍備を真似ていたために長い槍と大きな盾で密集陣形をとっていたのに対して、騎兵が多いヴォウク族軍はパルティアンショットで撤退すると見せかけてゾロタ軍の陣形が崩れたとたんに反転し包囲殲滅した)もあって遠征は成功、捕らえたハクァ上王を同年に処刑、442年1月1日に自らがゾロタの上王と宣言した。(この年を1年として後に征健歴が制定される)その後コトはゾロタ島の官制をハルラ盟国とゼン国に一部導入し、466年にクリィをゾロタ島とゼン国のシャー(上王の王号は男がなるものという意味合いが強かったために廃止)チヤをハルラ盟国のシャーとして引退、10年後の476年に亡くなった。その翌年チヤが落馬により死亡(暗殺説もある)クリィがゾロタ島・ハルラ盟国・ゼン国全てのシャーとしてジャーガルク(ジャーガルクは3国の間の海の呼び名)のシャーを名乗った。 ・クリィサリス朝ジャーガルク・シャーの時代 2代目にあたるクリィ・シャーはゾロタ島でヤード流の教育を受け、かつ母とともに戦った武将に鍛えられた文武両道の君主であった。彼女はゾロタに残っていた小諸国の君主とゼン国の豪族に対して官職に就けるという条件と軍事力を背景にユウ上王の時代からゾロタ島の中心である首都バスナァーへと移住させ、地区(群)ごとに行政官と役所を設置した。ハルラ盟国に残ったヴォウク族に対しては部族を再編、血縁によって団結できないようにし、行政単位であるニラの長と自分の娘の婚姻を進めた。また彼女はハルラ盟国に造営したヴァルヒニー・ミニストを春の都、バスナァーを冬の都としてシャーが季節ごとに両都を往復するようにした。 7代目にあたるクイ・シャーは3国で通用する穴あき銭を発行し、公道の整備と駅の設置(駅伝制)を推し進め国土の一体化を図った。10代目ラン・シャーの時代には南方から難民や海賊の集団がジャーガルク海に侵入してくるようになり対策としてニラの長でもあるラジャン将軍をゼン国南部3群の軍事及び為政を司るベーレに任命した。また14代目クロン・シャーは地域によって手に入る産物が違うという理由から穀物による納税を廃止して穴あき銭による納税を基本とする税制改革をおこなった。 18代目フク・シャーは「今日皇女が私の祖母のイマ・シャーについて話したのを聞いて、そのような話を全ての家臣から聞いたことがありません、と聞いて私は大変驚いた、古の事が忘れ去られるのはなんと悲しく歯がゆいことだろう、幸いにも上古ゾロタの諸国の先人や本朝の官吏が残した報告書や日記の類が宮殿に残っており、また伝承の類も各地にまだ多く残っている、そのためそれを正史として纏めよ」という勅令を下し、正史「アンディゴイ・インフォルメ」が20年近い歳月をかけて792年に完成した。20代目カル・シャーの時代にはホラァ半島遠征が行われ、ホラァ半島の豪族に対して朝貢を義務付けることに成功する24代ラク・シャーの時代には塩を基にした兌換紙幣が発行された ・動乱の始まり 29代ドク・シャーの時代より南方からの海賊の来襲が激化し北方イクファターナ諸国の脅威も増大、それに対応する形として地方の軍事と行政を一手に担うベーレが各地に設置されるようになり、中央政府の統制がきかなくなっていった。ベーレの中には皇女と婚姻関係を結び中央政府の有力者に賄賂を贈り、その地位を維持し世襲する者も現れ始めた、 さらに1062年31代オヤン・シャーは長女のソソイ・シャーに位を譲り自らは隠居したが、翌年ソソイ・シャーが流行り病によって死亡、仕方なくオヤンは将来今まだ幼い長女の遺児であるハンを33代目シャーとすることを条件に次女のタイダ・シャーを32代目とした。しかしソソイ前シャーが亡くなった後、タイダ・シャーは遺言書を処分、自らの娘であるソイ・シャーを33代目シャーにすると公言し、ヴァルヒニー・ミニストにいた皇女ハンに対して追討命令を下した。からくも追討を逃れたハンは南方へ逃げ、ゼン国南部三群のベーレであるフャン将軍に保護された。同地からハンは「フャン将軍と私は国外へ追放される覚悟であり戦うつもりはない、国を割る内戦になることを防ぐ為にこれ以上皇族同士で争うのは避けよう」と書状をバスナァーにいるタイダ・シャーへ送ったが信用されず、ゼン国中部三郡のベーレであるロインカ将軍にファン将軍と皇女ハンを追討する命令を下した。これに対しファン将軍はホラァ半島に住み着いていた海賊を味方につけて、ロインカ軍の海上輸送を圧迫、1081年にロインカ軍をゼン国最大の町クォウシヤンで破り逆にゼン国中部三郡を征服する、さらにハルラ盟国北部15ニラのベーレであり30代目カクレ・シャーの孫(母親がカクレ・シャーの娘)であるクレヨ将軍が正当なシャー候補である皇女ハンを守るためという名目で、ヴォウク族の伝統に従い男子全員(武装した家臣と地元住民)の推薦と承認によりベクに就任、以後ジャーガルク・シャー国は3つの勢力による内戦となり、また3勢力が戦費獲得のため穴あき銭と兌換紙幣両方を乱発したために経済は悪化した。 1089年失意のタイダ・シャーが亡くなり、ソイ・シャーとハン・シャーがほぼ同時に33代目シャーとなった。その後各地のベーレはクレヨに便乗してベクを名乗り、北朝側(バスナァーとヴァルヒニー・ミニストのシャー)と南朝側(クォウシヤンのシャー)に分かれて争った。 1221年南朝の38代目アネス・シャーと弟で実質的にゼン国全土を支配するオルン・ベクが対立、オルン・ベクは北朝側へ寝返り、アネス・シャーを捕らえ処刑した(しかし数年後に亡くなったオルン・ベク軍の将軍チョウの日記なるものが出版され、その中で「アネス・シャーは南から国外へ逃れたようであり捕らえることはできなかった、代わりに似ている侍女の首を直接北朝のシャーへ送った。オルン・ベクは実の姉の首を見なかったので助かった、北朝の人間はアネス・シャー様の顔を見たことが無いはずだし、長旅で首は腐敗していただろうから見分などできるはずは無い」と記されている)その後オルン・ベクは1223年に北朝の36代目ウレシ・シャーの娘で後の37代目ドグン・シャーと婚姻、以後この夫婦の娘から女系の子孫が祭祀を司るシャーを世襲し、息子から男系の子孫が実務を行う大将軍(カーリンフ)を世襲するようになった。 ・第一カーリンフ時代 カーリンフが直接支配するのはゼン国4群とバスナァー近郊だけであり、それ以外の地域は各地のベクが実質的に支配していた。その後は比較的平和な時代が続き3代カーリンフのシリィス・ディスパートの時代には海外通貨の流通と貿易及び二毛作の推奨により国全体が豊かになった。しかしそれは同時に地方のベクも豊かになることであり、次第に地方のベクの発言力が増大、7代カーリンフのナウリィスがハルラ盟国9ニラのベクであるロ・スォン・ベクの兵士により暗殺、8代カーリンフの位を巡る争いによりカーリンフの兵はロ・スォン・ベクを討つことができず、ハルラ盟国11ニラのベクであるモンタン二・ベクにロ・スォン・ベクの追討を命じ、ロ・スォン・ベクを討った。モンタン二・ベクは彼のニラを吸収し18ニラ(2ニラは戦での消耗分)の大ベクとなった。10代カーリンフの時代には本拠地であるゼン国4群の支配も新興の3ベクによって奪われ、カーリンフが支配しているのはバスナァーの東一群のみとなった。 またゾロタ島北部では黄金人が生きていた時代へと回帰し彼らの下僕へと戻ることを教義としてとしたフィリィア教が教祖アァルミィ・リェタリエによって1409年に誕生、教祖の孫である4代目嚮導者(アレズヴェ)ルンルアの時代に武装蜂起し、同地のベクを殺害し北部二群を支配さらにその後支配地域を広め、1468年に16代カーリンフのムスーンとその親族39人を殺害、第一カーリンフ時代が終焉する。さらに1471年に対立した61代目クゥ・シャーを捕らえ親族48人と共に殺害し、クリィサリス朝のシャーは断絶、同年7代目アレズヴェであるスァングェは過去への回帰の第一段階として自らを上王とした。 一方でシャー一族全滅の情報を得たハルラ盟国のヴァルヒニー・ミニストを含む2群と20ニラ及びゼン国4郡を支配するサフィロス家のアンガ・ベクは60代目イガウ・シャーの娘を妻としており、彼女が生んだ娘を1472年に62代目ジトン・シャーとした。 ・サフィロス朝/フィリィア教嚮導者(上王)時代 嚮導者スァングェはバスナァー近郊の山(現ゾロテ城)に本拠地ボジョゼト神殿を造営し、税(年貢)の統一と治水事業によって国力を増大させる一方、円十字教徒とメトラ教徒を組織的に虐殺した、虐殺は嚮導者時代に一貫しておこなわれ、フィリィア教嚮導者時代後期に円十字教徒とメトラ教徒は文字どおり殲滅されたといわれている。 嚮導者スァングェの死後、後継者の座を巡りスァングェの甥であるタカト、ズミ、キトウの3者が対立、それぞれ自分はスァングェ生前に養子縁組したと主張し戦となった。最終的にズミの部下であり養子でもあるユンザがキトウとその子供を殺し内乱は終了、ユンザが9代目嚮導者となった。 しかし嚮導者ユンザの時代より教団内の教義を巡る対立が激化、また戦費調達のために各勢力が農民に重税を課したためフィリィア教一般教徒を含む農民による暴動が増加し、さらに嚮導者ユンザは内戦中商人が戦費を貸してくれなかった恨みと農民の困窮に対するスケープゴートとして商人や金融業者を虐殺し、商業や金融業に重税を課した。嚮導者ユンザの死後、長男のユンサンが10代目嚮導者となったが宣教頭のサレンによって暗殺、サレンを倒した勧善懲悪頭のクランイが11代目嚮導者となった。しかしゾロタ島南東部で小作農出身の地方宣教者シャムンが「ルンルアが百姓娘との間にもうけた子供の末裔」として正当な9代目を名乗り、財産の平等分配と宣教者の特権的地位の廃止を主張しゾロタ島南東部を支配、教団内の異端派や農民反乱勢力と結託し残りの地区を支配する嚮導者クランイと対立した。嚮導者クランイは勧善懲悪頭ユンダ・ルンによって暗殺、ユンダ・ルンはクランイの首を手土産としてシャムンの勢力と和解しようとしたが、徹頭徹尾異端殲滅を主張するシャムン側は和解を拒絶、本拠地ボジョゼト神殿を失い窮地に陥ったユンダ・ルンはヴァルヒニー・ミニストのシャーに救援を求めた。 これに対して64代目コキー・シャーはハルラ盟国とゼン国の8ベクをヴァルヒニー・ミニストがある群以外の群とニラを下賜することによって糾合し連合軍を結成、一方シャムン側はゾロテ城占領によって莫大な財を得た教団上層部が堕落し、また農民軍が暴徒化し略奪をおこなったため急速に民心を失い、1577年に連合軍は教信者討伐を名目としてゾロタ島に上陸、1581年にボジョゼト神殿を陥落させた。シャムンは陥落直前に脱出し古巣であるゾロタ島南東部で再起を図ろうとしたが同年元部下によって殺された。 その後コキー・シャーはボジョゼト神殿を完全に破壊し、その跡地に春の間滞在するための小規模な砦を建設し、また減税及び農民との交流によって民心を把握した。その後フィリィア教徒の多くは棄教したが、農民軍の残党などは小規模な反乱を何度か引き起こし、1602年の反乱を最後としてフィリィア教は消滅したと言われている。 連合軍解散後ハルラ盟国とゼン国では再びベク同士の対立は激化、さらにイクファターナからマスケット銃が伝来して以降は経済力の弱いベクは淘汰されていった。その中でハルラ盟国4郡と25ニル及びゼン国5群の支配者であるトワクー・ベクは自身の一族が13代カーリンフのテルゥの子孫であることを“再発見”しそれを認めた66代目ヨーセン・シャーによって1655年21ベクの長であるカーリンフに任命された。 ・第二カーリンフ時代 初代カーリンフ・トワクーは本拠地をヴァルヒニー・ミニストに近いエルリナンとし、地方政治を各地のベクに委任することによって政権を安定させ、また約600年ぶりの穴あき銭発行と街道の整備によって流通と経済を安定させた。2代目カーリンフ・デーンはシャーとベクを統制するために基本法を制定し、また各地のベクに1年の3分の1以上をエルリナンで過ごさせることを義務付けた。(この制度は10代カーリンフ・ヨシャンの時代にカーリンフへの穀物の上納を条件として60日の滞在に緩和された)その後、各地で新田・新畑の開発が進み、人口は増加、また商品作物の栽培と都市の発達によって庶民文化が栄え始めた。 しかし12代カーリンフ・サッダンの時代より門徒開放や移住を求めるイクファターナ人の越境が増加、カーリンフ側は開港要求を飲み、1847年より領事裁判権と関税自主権の一部制限を含む条約をイクファターナ諸国と結んだ(初期には攘夷を試みたベクもいたが1群が占領される結果となり失敗、失った群は16代カーリンフ・ヨエンの時代に金の支払いによって返還された。)その後カーリンフ政権の財務長兼であるリーオグンと海防長官のツーが中心となって留学生をイクファターナ諸国へ送り、また穀物・茶葉・生糸の輸出を増進し、その資金で造船所・製鉄所の建造と、イクファターナ人を教師として雇い学校制度の整備を進めた。1868年には官制をイクファターナ式に改め試験による任官を開始、また公武合体政策として1873年に16代カーリンフ・ヨエンの息子と88代目メイカ・シャーを婚姻させ、国家元首をシャーに統一した。 ・近代ジャーガルク・シャー国 1873年には新通貨シルを発行、そして同年に中央政府の軍事力を背景に爵位授与と年金支払いを条件として、地方ベク政権の解体と元ベクの首都タビラ・ゾロテ・プラトへの移住をおこなった。これに対して債権が多く、分割相続によって財産が細分化し弱体化したベクには対抗できなかった。1875年には皇族と貴族を除く身分制度を廃止し、それによって1878年に発生した反乱を翌年鎮圧、1883年には税制を改革し貨幣による納税を義務付けた。そして1890年に近代民法を(施行は1891年より)、1892年に近代的な欽定憲法を制定し(施行は1893年より)初代首相にはリーオグンの元部下で留学経験のあるトンナン公が就任した。 1902年にホラァ半島の領土問題及び海上通行権を巡る対立から現地の土候及びそれを支援するヤード帝国と開戦(ジャーガルク=ヤード戦争)、装備もまちまちで兵器の整備もなされていない土候軍を瞬殺し、救援に来たヤード帝国派遣軍を包囲し捕虜とした。さらにヤード帝国から来た戦艦を水雷艇の夜襲によって撃沈し、ヤード帝国本国の厭戦機運の高まりから1904年にはホラァ半島での利権承認を条件としてヤード帝国と停戦条約を結んだ。その後1905年にホラァ半島を併合した。(なおこの前後にホラァ半島を中心として本邦に移住したヤード帝国民が大戦期に連合軍によるヤード帝国特殊会社の利権収奪を避けるために創立した企業がラヴゥ・マリオネット社である) 戦争後には大戦の特需もあり重工業化が進み労働者階級が誕生したが、それにより1920年代より労働争議が多発、また1925年には大戦後の需要減少と不良債権の増加により銀行の倒産が相次ぎ恐慌が発生した。その中で1928年に農村の貧困救済と君側の奸排除を名目として青年将校改革団によるクーデターが発生し首都を占領した。(12.1クーデター)しかし陸軍のマスタン少将軍の反クーデター(2.8クーデター)によって青年将校改革団は約1か月で壊滅、その後マスタン将軍を首班とする臨時政権が誕生するが約3か月後にマスタン少将は病死(暗殺説もある)部下のラツキ大佐が次の首班となるが約1か月後に同僚のザンナ大佐のクーデター(7.09クーデター)によって失脚、ザンナ大佐は国内の左派革命勢力と協力してクーデターを起こしたが、政策を巡りザンナ側と左派革命勢力の間で対立が発生し、クーデターより約2か月後左派革命勢力の掃討を開始した。しかし掃討作戦の最中に左派革命勢力の暗殺者によってザンナ大佐は暗殺、だが左派革命勢力は富裕層と見なした市民の虐殺と内紛によってさらに弱体化、ゼン国防衛司令官クォラウ中将の軍によって殲滅された。 クォラウ中将は臨時政権の首班となり1929年に国政選挙をおこなったが、首相選挙では僅差で当選したものの、国会は過半数の議席を獲得できなかったため軍隊による議会の停止と独裁を試みたが、元老院議員の説得により引退、再度国政選挙がおこなわれ、元老院推薦のハム・L・C・サンド海軍中将が首相となり農場の大規模化と年金・失業保険制度の確立及び中等教育の無償化が進められている 参考文献 国立タビラ大学史学部本土史科E・ヒスン教授著 「ジャーガルク本土史概要」 国立プラト大学史学部大陸史科L・ファツ教授著 「大陸史」 私立サン・ドン大学歴史学部ロナン教授著 「本邦の近代史」 国立VM大学歴史学部古代史科ダッタ助教授著 「古代からの系譜」 ・文化 クリィサリス朝からの混血政策、近年の中央集権化政策及び学校教育の推進とラジオの普及によって人口の約90%の5950万人が狼人ヴォウク族と人の混血であるジャーガルク人である。彼らの身体には特徴的な狼耳と尻尾が存在する。また満月の夜には一時的に体毛が濃くなり、狼のような顔に変化する人も存在する。 またハルラ盟国南東には狼人ヴォウク族の血が濃く残っていると言われるチェスタクォ人(この呼称は山岳地帯に住んでいる様々な部族・氏族をジャーガルク人がひとまとめにしたものであり、彼ら自身が自らの所属を名乗る場合は~族または~氏と名乗ることが多い)約150万人が住んでおり、彼らの見た目は文字通り二本足の狼である ホラァ半島には米を主食とするセン族・シル族・タロイモなどを主食とするラ族・狩猟採取民であるミィクァ族・漁労中心のヌグ族の5民族(ジャ-カルク人視点)合計約400万人のホラァ半島人が住んでいる 公用語はジャーガルク語でありイクファターナの文字を基に作られたジャーガルク文字が利用されている。 識字率は93%でありまたジャーガルク人やチェスタクォ人の間ではスポーツとして乗馬と弓が盛んであり、又特産品として絨毯と馬乳酒がある。ジャーガルク人の一部とチェスタクォ人は丼のような器で1日に平均2ℓの馬乳酒を飲む、さらに馬乳酒を参考にして作られた乳酸菌飲料が開発されており、国内で大変な人気を誇っている。 ハルラ盟国を中心に遊牧が盛んであり、特に馬・牛・羊・山羊・駱駝は五畜と呼ばれ数多く飼育されている、しかし一方で草原地帯で飼葉の入手が難しいなどの理由により、鳥馬の飼育数は少ない、 一方ホラァ半島では民族ごとに独自の言語が使用されており、一応近年の学校教育によってジャーガルク語を第二言語として話せる人とジャーガルク文字の識字率は共に45%まで上昇している また学校制度は分岐型学校体系であり6年制小学校の後は大学進学を目指す6年制ギムナジウム・6年制専門学校・4年制の基幹学校・4年制幼年学校に分かれる(陸軍・海軍士官学校の受験資格は16~19歳の年令制限がある) ・宗教 歴代政権の政策(円十字教徒やメトラ教徒への特別税)やフィリィア教嚮導者時代の虐殺のため、現在円十字教徒やメトラ教徒は併せて人口の5%以下である。 ジャーガルク人・チェスタクォ人を中心として90%が「インベンドル」を主神とした民族的要素の強い多神教を信仰しており、聖典としては8世紀に成立した「アンディゴイ・インフォルメ」(実際には歴史書・風土記の要素が強い)が存在する。この本は文化も出自も違うゾロタ島・ゼン国の諸部族やヴォウク族の伝承を纏め「インベンドル」という同一の祖先を“発見”することによって民族意識を創出するのに貢献した。 またホラァ半島の住人は少数のメトラ教徒を除き、民族ごとに独自の多神教を信仰している。特にラ族やヌグ族の信仰と文化は南方のダハーカ系部族との共通点がタビラ大学文化人類学科コ・フク助教授などによって指摘されている。 ・固有種 名称 大きさ 解説 画像 ハイイロ草原ワシ 全長約50~60cm、(ゾロタ島の個体は島嶼化の影響で75~100cm) ハルラ盟国を中心としホラァ半島以外の全土に生息する猛禽類、体毛が灰色なのは草原の空に擬態するためであると言われている。古来より鷹狩で使用されており、またコト・シャーのゾロタ島遠征時には彼女のワシが戦闘に加わり、戦功をあげたと伝えられているる https //i.pximg.net/img-master/img/2019/01/29/20/30/08/72903859_p1_master1200.jpg ミドリアナホリムシ 全長約10cm~2m ハルラ盟国に生息するヒヨケムシの仲間で巨大な顎をもつ、通常の個体は10~50cmで昆虫およびウサギやネズミのような小動物を捕食するが、稀に1~2mの個体が存在し人や馬・牛などの家畜を捕食することがある、 ゼンニンジン 10~30㎝ ゼン国を原産地とするウコギ科の植物、古来より根が滋養強壮と万病に効く生薬として重宝され、カラン朝時代には高級品としてヤード帝国に輸出されていた。またカラン朝のユウ上王はゼンニンジンの専売を目論見、ゼン国へ遠征し現地の豪族にゼンニンジンの朝貢を義務付けており、また古代ヤードの衰退によってゼンニンジンの需要が減ったため、末期カラン朝は財政難に陥っていたとも言われている。 コウテイグソクムシ 50cm~200m 中央海水深3000以下の場所に生息するグソクムシの一種、普段は大変おとなしく、10~100匹の群れを成して生活しているが、一定数の個体が地上の生命体によって殺されると、1000匹以上の群れを創り、上陸し地上に存在する物を破壊する。 https //i.pximg.net/img-master/img/2019/01/29/20/30/08/72903859_p0_master1200.jpg マァロン生物群 ホラァ半島中心の谷川で隔絶された地域(マァロン島)に存在する独特の生物群、マァロンとはジャーガルク語で新知識という意味である。 名称 大きさ 解説 画像 イェレェン 身長約150~200cm マァロン島に生息している類人猿の一種、人間と同じような2足歩行でなおかつ体表が黒又は茶色の毛に覆われており、古代に生息していた原人の生き残りではないかと推測されている。 ジャーガルクザウルス 全長10~15m マァロン島に生息しているティタノサウルス上科のカミナリ竜、一説ではタヴェリア大砂漠が誕生する以前に広く分布していたと言われ、またカルブ王国などでは確実に家畜として飼育されていた。 https //i.pximg.net/img-master/img/2019/01/29/20/30/08/72903859_p4_master1200.jpg ケンタウロス 全長2~3m 現在確認されている限りマァロン島にのみ生息している生物 人物 画像 名前 生年 地位及び役職 解説 クリィサリス・キケ・ジャ・サフィロス・ワタ・シャー 1876年 ・現ゾロタ島・ハルラ盟国・ゼン国・ホラァ半島を統治する諸王の王にしてジャーガルク全国民のシャー・陸軍騎兵部隊大佐 現ジャーガルク・シャー国元首 サフィロス・ホヒロー 1902年 ・正紫旗王 空軍小佐 ワタ・シャーの長女、次期シャーと目されている(但しジャーガルク・シャー国の後継者指名方式は太子密建であるため、必ずしもそうであるとは言えない サフィロス・マク 1906年 ・正黄旗王 兵站軍大尉 ワタ・シャーの次女 サフィロス・べェアン 1903年 ・元陸軍騎兵部隊大尉 正白旗王アッスァンとワタ・シャーの弟であるオカンブの娘、幼いころより武術に長け、また人望も少なからずあったが、1926年の騎兵削減政策に不満を抱いており、また1927年に当時陸軍航空隊中尉であったホヒローと宴会の席で口論となり(弓馬の伝統を忘れ、座して戦をしようとする愚か者は我が国のシャーに相応しくない!!貴様は馬糞拾いからやり直せ!!とホヒローをなじった)その上で軍刀で切り付けるという事件を引き起こした。その事によってホラァ半島駐留軍に左遷されたが7.09クーデター後、首班のザンナが個人的に気に入らないという理由で、部隊を率い任地を勝手に離れ、左派革命勢力に協力、しかし革命勢力が劣勢となるとあっさり裏切り、クォラウ中将側と協力し左派革命勢力を虐殺、中将の臨時政権で現役軍人が大臣になってはならないという慣習を破り、陸軍大臣となるも、クォラウ中将引退後には失脚、その後旗王の継承権を剥奪され、(白旗王の継承者権は現在、妹のオクジェが有している。)国外追放処分を受ける。現在は大陸浪人?として元騎兵部隊の部下を率い傭兵業を行っている。(一説では元騎兵部隊の人材を保持する為、ワタ・シャーが支援しているとも言われている。)ドピゥ外寇時には同胞より参加の呼びかけがあったが、作戦の規模が中途半端すぎる上兵站が貧弱、という理由で拒否した。(というのは表向きで単に報酬が気に入らなかったためであるとも言われている ハム・レスタ・サンド 1878年 ・元海軍中将・現首相 海外に派遣されたことが多く、語学力と国際法の知識が豊富であるという理由で元老院に推薦され、首相となった男 チャル・クイ 1884 内務大臣 飴と鞭政策を前提として、ケインズ主義的な思想を有している ベズツ・スピップラ 1870年 外務大臣 諸外国との協調と現在の国際秩序の維持を重視しており、また文化外交に力を入れている。 アレクサンドル・ドミトリエヴィチ・コーチャ 1865年 ・自称新ヤード帝国の皇位請求者・元極東大公・新ヤード帝国元海軍少将・現ラヴゥ・マリオネット社筆頭株主 最後の新ヤード帝国皇帝ドミドリー3世の末弟、1800年代後半において政府や皇帝の意思に反して、海軍力を強化しタヴェリア諸国を植民地化すべきと主張するタカ派の頭目であり、ホラァ半島でのジャーガルク軍と現地土候の武力衝突時に、ジャーガルク軍がホラァ市に寄港していた新ヤード帝国海軍の軍艦を攻撃したと皇帝に嘘をつき、ジャーガルク=ヤード戦争を引き起こした。しかし予想に反して戦争は敗色が強くなり、また市民も聞いたことのない遠方への遠征に対して消極的であり、厭戦気運も高まったため、同地の一部利権保持を条件として停戦、戦後はスケープゴートとして、市民の憎悪と侮蔑の念を集めたため、ホラァ半島に移住、現地の新ヤード帝国利権を管理する南方啓蒙社の社長となる。革命後は正当な皇位請求者に資金援助を行っていたが、ヤードゴニエ社会主義共和国連邦に対する対応で対立、以後は自身こそが新ヤード帝国の皇位請求者であると主張している。 アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・コーチャ 1901年 新ヤード帝国の皇族 アレクサンドル・ドミトリエヴィチ・コーチャの長男、父親が南方啓蒙社の社長としてホラァ半島に移住して以降もヤードグラードで生活していたが、ヤード革命後に父のいるホラァ市に亡命した。 歴史上の人物 画像 名前 生没年 解説 コト・シャー 408-476年 最初のジャーガルク全土のシャー、国母として神格化されている。 メイカ・シャー 1857-1927年 前ジャーガルク・シャー国のシャー、外圧の激しい時代に立憲君主として、国を統治した。 アイン・ヨエン 1825-1901 最後のカーリンフ、近代国家として二重王権を維持するのは不可能と判断し、息子のヴァナキツァをメイカ・シャーの王配とし公武合体を進め、自身は1872年にカーリンフの位を返上した。その後は貴族院議員として1899年に引退するまで、政界の中心に影響力を及ぼしていた。
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【元ネタ】記紀神話 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】成務天皇 【性別】男性 【身長・体重】162cm・54kg 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具D 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 【固有スキル】 神性:B 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 天照大御神の直系にあたる。 気配察知:D+ 警戒心。周囲十数メートル内における生命体の位置を補足可能。 宝具とのラインを介して発動すると、他の盾矛周囲の状況を認識出来る。 【宝具】 『国県長盾矛(くにあがたのおさのたてほこ)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:30人 各地の国造・稲置に与え印とした無数の盾と矛。 盾矛は、自身を基点とした周囲の土地から援助を受けることができる。 この援助はランサーの任意で徴収できるため、盾矛やその保有者が広く多くいるほど恩恵が得られる。 【Weapon】 『大王盾矛』 成務天皇が自分で使う一際立派な盾と矛。 周囲の土地から援助を獲得し、また他の盾矛が受けた援助を徴収・集積する。 【解説】 第13代天皇。稚足彦尊。若帯日子天皇。 景行天皇が催した宴に出席せず、武内宿禰と共に門下で敵を警戒していたことで目をかけられ、131年即位する。 まあ実際は、他の皇子のように地方に派遣されず、 自身の予備と共に中央に置かれ続けた時点で、次期天皇の座は確定していたといってもよいのだが。 その統治において行政区画・行政官制を制定し、同日産まれの親友・武内宿禰を大臣とした。 甥の足仲彦尊(仲哀天皇)を皇太子に立て、107歳(古事記では95歳)で崩御。