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国家公務員
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第4条 中華人民共和国の諸民族は、一律に平等である。国家は、すべての少数民族の適法な権利及び利益を保障し、民族間の平等、団結及び相互援助の関係を維持し、発展させる。いずれの民族に対する差別及び抑圧も、これを禁止し、並びに民族の団結を破壊し、又は民族の分裂を引き起こす行為を禁止する。 国家は、それぞれの少数民族の特徴及び必要に基づき、少数民族地区の経済及び文化の発展を促進するように援助する。 少数民族の集居している地域では、区域自治を実施し、自治機関を設置し、自治権を行使する。いずれの民族自治地域も、すべて中華人民共和国の切り離すことのできない一部である。 いずれの民族も、自己の言語・文字を使用し、発展させる自由を有し、自己の風俗習慣を保持し、又は改革する自由を有する。 第5条 中華人民共和国は、法による治国を実行し、社会主義の法治国家を建設する。 国家は、社会主義の法秩序の統一と尊厳を守る。 すべての法律、行政法規及び地方法規は、この憲法に抵触してはならない。 すべての国家機関、武装力、政党、社会団体、企業及び事業組織は、この憲法及び法律を遵守しなければならない。この憲法及び法律に違反する一切の行為に対しては、その責任を追及しなければならない。 いかなる組織又は個人も、この憲法及び法律に優越した特権を持つことはできない。 第6条 中華人民共和国の社会主義経済制度の基礎は、生産手段の社会主義公有制、すなわち全人民所有制及び労働大衆による集団所有制である。社会主義公有制は、人が人を搾取する制度を廃絶し、各人がその能力を尽くし、労働に応じて分配するという原則を実行する。 国家は社会主義初級段階において、公有制を主体とし、多種類の所有制経済がともに発展するという基本的経済制度を堅持し、労働に応じた分配を主体とし、多種類の分配方式が併存する分配制度を堅持する。 第7条 国有経済、すなわち社会主義の全人民所有制の経済は、国民経済の中の主導的な力である。国家は、国有経済の強化及び発展を保障する。 第8条 農村集団経済組織は、家庭請負経営を基礎とし、統一と分散を結合させた二重経営体制を実施する。農村における生産、供給販売、信用及び消費等の各種形式の協同組合経済は、社会主義の労働大衆による集団所有制経済である。農村集団経済組織に参加する労働者は、法律に規定する範囲内において自留地、自留山及び家庭副業を営み、並びに自留家畜を飼養する権利を有する。 都市・鎮の手工業、工業、建築業、運輸業、商業、サービス業等の各業種における各種形態の協同組合経済は、いずれも社会主義の労働大衆による集団的所有制の経済である。 国家は、都市と農村の集団的経済組織の適法な権利及び利益を保護し、集団経済の発展を奨励し、指導し、及びこれを援助する。 第9条 鉱物資源、水域、森林、山地、草原、未墾地及び砂州その他の天然資源は、すべて国家の所有、すなわち全人民の所有に属する。ただし、法律により、集団的所有に属すると定められた森林、山地、草原、未墾地及び砂州は、この限りでない。 国家は、自然資源の合理的利用を保障し、貴重な動物及び植物を保護する。いかなる組織又は個人であれ、天然資源を不法に占有し、又は破壊することは、その手段を問わず、これを禁止する。 第10条 都市の土地は、国家の所有に属する。 農村及び都市郊外地区の土地は、法律により国家の所有に属すると定められたものを除き、集団の所有に属する。宅地、自留地及び自留山も、集団的所有に属する。 国家は公共の利益の必要のために、法律の規定にもとづき、土地を収用ないし徴用を行い、併せて補償する。 いかなる組織又は個人も、土地を不法に占有し、売買し、またはその他の形式により不法に譲り渡してはならない。土地の使用権は、法律の規定により譲り渡すことができる。+すべての土地を使用する組織又は個人は、土地を合法的に使用しなければならない。 第11条 法律に規定する範囲内の個人経済及び私営経済等の非公有制経済は、社会主義市場経済の重要な構成部分である。 国家は、個人経済、私営経済などの非公有制経済の合法的権利および利益を保護する。国は非公有制経済の発展を奨励、支持およびリードし、非公有制経済に対して法にもとづいて監督および管理を行う。 第12条 社会主義の公共財産は、神聖不可侵である。 国家は、社会主義の公共財産を保護する。いかなる組織又は個人も、国家及び集団の財産を不法に占有し、又は破壊することはその手段を問わず、これを禁止する。 第13条 公民の合法的私有財産は侵されない。 国家は、法律の規定にもとづき公民の私有財産の所有権および相続権を保護する。 国家は、公共の利益の必要性のために、法律の規定にもとづき公民の私有財産に対して収用ないし徴用をなし、併せて補償することができる。 第14条 国家は、勤労者の積極性と技術水準の向上、先進的な科学技術の普及、経済管理体制と企業経営管理制度を完備、各種形態の社会主義的責任制の実施並びに労働組織の改善を通じて、絶えず労働生産性と経済的効果を高め、社会的生産力を発展させる。 国家は、節約を励行し、浪費に反対する。 国家は、蓄積と消費を合理的に調整し、国家、集団及び個人の利益を併せて考慮し、生産の発展をふまえて、人民の物質と文化面の生活を一歩一歩改善する。 国家は、経済発展水準にみあった社会保障制度を整備、健全化させる。 第15条 国家は、社会主義の市場経済を実施する。国家は経済立法を強化し、マクロコントロールを完備する。 国家は法律に従い、いかなる組織又は個人も社会経済秩序を攪乱することを禁止する。 第16条 国有企業は、法律の定める範囲内で自主的に経営する権利を有する。 国有企業は法律の定めるところにより、職員、労働者代表大会その他の形態を通じて、民主的管理を実施する。 第17条 集団経済組織は、関係法律を遵守することを前提として、独自に経済活動を行う自主権を有する。 集団経済組織において、民主的管理を実施し、法律の定めるところにより、管理要員の選挙及び罷免並びに経営管理に関する重大な問題の決定を行う。 第18条 中華人民共和国は、外国の企業その他の経済組織又は個人が、中華人民共和国の法律の定めるところにより、中国で投資し、中国の企業又はその他の経済組織と各種形態の経済的協力を行うことを許可する。 中国領内の外国企業その他の外国経済組織及び中外合資経営企業は、すべて中華人民共和国の法律を遵守しなければならない。その適法な権利及び利益は、中華人民共和国の法律の保護を受ける。 第19条 国家は、社会主義の教育事業を振興して、全国人民の科学・文化水準を高める。 国家は、各種の学校を開設して、初等義務教育を普及させ、中等教育、職業教育及び高等教育を発展させ、かつ、就学前の教育を発展させる。 国家は、各種の教育施設を拡充して、識字率を高め、労働者、農民、国家公務員その他の勤労者に、政治、文化、科学、技術及び業務についての教育を行い、自学自習して有用な人材になることを奨励する。 国家は、集団経済組織、国の企業及び事業組織並びにその他社会の諸組織が、法律の定めるところにより、各種の教育事業に取り組むことを奨励する。 国家は、全国に通用する共通語を普及させる。 第20条 国家は、自然科学及び社会科学を発展させ、科学知識及び技術知識を普及させ、科学研究の成果並びに技術の発明及び創造を奨励する。 第21条 国家は、医療衛生事業を振興して、現代医薬と我が国の伝統医薬を発展させ、農村の集団経済組織、国家の企業及び事業組織並びに町内組織による各種医療衛生施設の開設を奨励及び支持し、大衆的な衛生活動を繰り広げて、人民の健康を保護する。 国家は、体育事業を振興して、大衆的な体育活動を繰り広げ、人民の体位を向上させる。 第22条 国家は、人民に奉仕し、社会主義に奉仕する文学・芸術事業、新聞・ラジオ・テレビ事業、出版・発行事業、図書館・博物館・文化館及びその他の文化事業を振興して、大衆的文化活動を繰り広げる。 国家は、名勝・旧跡、貴重な文化財その他重要な歴史的文化遺産を保護する。 第23条 国家は社会主義に奉仕する各種専門分野の人材を育成して、知識分子の隊列を拡大し、条件を整備して、社会主義現代化建設における彼らの役割を十分に発揮させる。 第24条 国家は、理想教育、道徳教育、文化教育及び規律・法制教育の普及を通じて、都市と農村とを問わず諸分野の大衆の間で各種の守則と公約を制定し、実施することにより、社会主義精神文明の建設を強化する。 国家は祖国を愛し、人民を愛し、労働を愛し、科学を愛し、社会主義を愛するという社会の公徳を提唱し、人民の間で愛国主義、集団主義、国際主義及び共産主義の教育を進め、弁証法的唯物論及び史的唯物論の教育を行い、資本主義、封建主義その他の腐敗した思想に反対する。 第25条 国家は、計画出産を推進して、人口の増加を経済及び社会の発展計画に適応させる。 第26条 国家は、生活環境及び生態環境を保護し、及びこれを改善し、汚染その他の公害を防止する。 国家は、植樹・造林を組織及び奨励し、樹木・森林を保護する。 第27条 すべての国家機関は、精鋭・簡素化の原則を実行し、職務責任制を実施し、職員の研修及び考課制度を実施して、絶えず執務の質及び能率を高め、官僚主義に反対する。 すべての国家機関及び国家公務員は、人民の支持に依拠して、常に人民との密接なつながりを保ち、人民の意見と提案に耳を傾け、人民の監督を受け入れ、人民のために奉仕することに努めなければならない。 第28条 国家は、社会秩序を維持保護し、国家に対する反逆及び国の安全に危害を及ぼすその他の犯罪活動を鎮圧し、社会治安に危害を及ぼし、社会主義経済を破壊し、及びその他の罪を犯す活動を制裁し、犯罪分子を懲罰し、改造する。 第29条 中華人民共和国の武装力は、人民に属する。その任務は、国防を強固にし、侵略に抵抗し、祖国を防衛し、人民の平和な労働を守り、国家建設の事業に参加し、人民のために奉仕することに努めることである。 国家は、武装力の革命化、現代化並びに正規化による建設を強化し、国防力を増強する。 第30条 中華人民共和国の行政区画の区分は、次の通りである。 全国を省、自治区及び直轄市に分ける。 省及び自治区を自治州、県、自治県及び市に分ける。 県及び自治県を郷。民族郷及び鎮に分ける。 直轄市及び比較的大きな市を区及び県に分ける。自治州を県、自治県及び市に分ける。 自治区、自治州及び自治県は、いずれも民族自治地域である。 第31条 国家は、必要のある場合は、特別行政区を設置することができる。特別行政区において実施する制度は、具体的状況に照らして、全国人民代表大会が法律でこれを定める。 第32条 中華人民共和国は、中国の領域内にある外国人の適法な権利及び利益を保護する。中国の領域内にある外国人は、中華人民共和国の法律を遵守しなければならない。 中華人民共和国は、政治的原因で避難を求める外国人に対し、庇護を受ける権利を与えることができる。 第二章 公民の基本的権利及び義務 編集 第33条 中華人民共和国の国籍を有する者は、すべて中華人民共和国の公民である。 中華人民共和国公民は、法律の前に一律に平等である。国家は、人権を尊重し、保障する。 いかなる公民も、この憲法及び法律の定める権利を享有し、同時に、この憲法及び法律の定める義務を履行しなければならない。 第34条 中華人民共和国の年齢満18歳に達した公民は、民族、種族、性別、職業、出身家庭、信仰宗教、教育程度、財産状態及び居住期間の別なく、すべて選挙権及び被選挙権を有する。ただし、法律によって選挙権及び被選挙権を剥奪された者は除く。 第35条 中華人民共和国公民は、言論、出版、集会、結社、行進及び示威の自由を有する。 第36条 中華人民共和国公民は、宗教信仰の自由を有する。 いかなる国家機関、社会団体又は個人も、公民に宗教の信仰又は不信仰を強制してはならず、宗教を信仰する公民と宗教を信仰しない公民とを差別してはならない。 国家は、正常な宗教活動を保護する。何人も、宗教を利用して、社会秩序を破壊し、公民の身体・健康を損ない、又は国家の教育制度を妨害する活動を行ってはならない。 宗教団体及び宗教事務は、外国勢力の支配を受けない。 第37条 中華人民共和国公民の人身の自由は、侵されない。 いかなる公民も、人民検察院の承認若しくは決定又は人民法院の決定のいずれかを経て、公安機関が執行するのでなければ、逮捕されない。 不法拘禁その他の方法による公民の人身の自由に対する不法な剥奪又は制限は、これを禁止する。公民の身体に対する不法な捜索は、これを禁止する。 第38条 中華人民共和国公民の人格の尊厳は、侵されない。いかなる方法によっても公民を侮辱、誹謗又は誣告陥害することは、これを禁止する。 第39条 中華人民共和国公民の住居は、侵されない。公民の住居に対する不法な捜索又は侵入は、これを禁止する。 第40条 中華人民共和国公民の通信の自由および通信の秘密は、法律の保護を受ける。国家の安全又は刑事犯罪捜査の必要上、公安機関又は検察機関が法律の定める手続きに従って通信の検査を行う場合を除き、いかなる組織又は個人であれ、その理由を問わず、公民の通信の自由及び通信の秘密を侵すことはできない。 第41条 中華人民共和国公民は、いかなる国家機関又は国家公務員に対しても、批判及び提案を行う権利を有し、いかなる国家機関又は国家公務員の違法行為及び職務怠慢に対しても、関係のの国家機関に不服申し立て、告訴又は告発をする権利を有する。但し、事実を捏造し、又は歪曲して誣告陥害をしてはならない。 公民の不服申し立て、告訴又は告発に対しては、関係の国家機関は、事実を調査し、責任を持って処理しなければならない。何人も、それを抑えつけたり、報復を加えたりしてはならない。 国家機関又は国家公務員によって公民の権利を侵害され、そのために損失を受けた者は、法律の定めるところにより、賠償を受ける権利を有する。 第42条 中華人民共和国公民は、労働の権利及び義務を有する。 国家は、各種の方途を通じて、就業の条件を作り出し、労働保護を強化し、労働条件を改善し、かつ、生産の発展を基礎として、労働報酬及び福祉待遇を引き上げていく。 労働は、労働能力を持つ全ての公民の光栄ある責務である。国有企業並びに都市及び農村の集団経済組織の勤労者は、みな国家の主人公としての態度をもって自己の労働に取り組むべきである。国家は、社会主義的労働競争を提唱し、労働模範と先進活動家を報奨する。国家は、公民が義務労働に従事することを提唱する。 国家は、就業前の公民に対して、必要な職業訓練を行う。 第43条 中華人民共和国の勤労者は、休息の権利を有する。 国家は、勤労者の休息及び休養のための施設を拡充し、職員・労働者の就業時間及び休暇制度を定める。 第44条 国家は、法律の定めるところにより、企業及び事業組織の職員・労働者並びに国家公務員について定年制を実施する。定年退職者の生活は、国家及び社会によって保障される。 第45条 中華人民共和国公民は、老齢、疾病又は労働能力喪失の場合に、国家及び社会から物質的援助を受ける権利を有する。国家は、公民がこれらの権利を享受するのに必要な社会保険、社会救済及び医療衛生事業を発展させる。 国家及び社会は、傷病軍人の生活を保障し、殉職者の遺族を救済し、軍人の家族を優待する。 国家及び社会は、盲聾唖その他身体障害の公民の仕事、生活及び教育について按排し、援助する。 第46条 中華人民共和国公民は、教育を受ける権利及び義務を有する。 国家は、青年、少年及び児童を育成して、彼らの品性、知力及び体位の全面的な発展を図る。 第47条 中華人民共和国公民は、科学研究、文学・芸術創作その他の文化活動を行う自由を有する。国家は、教育、科学、技術、文学、芸術その他の文化事業に従事する公民の、人民に有益な創造的な活動を奨励し、援助する。 第48条 中華人民共和国の婦人は、政治、経済、文化、社会、家庭その他の各生活分野で、男子と平等の権利を享有する。 国家は、婦人の権利及び利益を保護し、男女の同一労働同一報酬を実行し、婦人幹部を育成し、及び登用する。 第49条 婚姻、家族、母親及び児童は、国家の保護を受ける。 夫婦は、双方ともに計画出産を実行する義務を負う。 父母は、未成年の子女を扶養・教育する義務を負い、成年の子女は、父母を扶養・援助する義務を負う。 婚姻の自由に対する侵害を禁止し、老人、婦人及び児童に対する虐待を禁止する。 第50条 中華人民共和国は、華僑の正当な権利及び利益を保護し、帰国華僑及び国内に居住する華僑の家族の適法な権利及び利益を保護する。 第51条 中華人民共和国公民は、その自由及び権利を行使するに当たって、国家、社会及び集団の利益並びに他の公民の適法な自由及び権利を損なってはならない。 第52条 中華人民共和国公民は、国家の統一及び全国諸民族の団結を維持する義務を負う。 第53条 中華人民共和国公民は、この憲法及び法律を遵守し、国家の機密を保守し、公有財産を大切にし、労働規律を遵守し、公共の秩序を守り、並びに社会の公徳を尊重しなければならない。 第54条 中華人民共和国公民は、祖国の安全、栄誉及び利益を擁護する義務を負い、祖国の安全、栄誉及び利益を損なう行為をしてはならない。 第55条 祖国を防衛し、侵略に抵抗することは、中華人民共和国の全ての公民の神聖な責務である。 法律に従って兵役に服し、民兵組織に参加することは、中華人民共和国公民の光栄ある義務である。 第56条 中華人民共和国公民は、法律に従って納税する義務を負う。 第三章 国家機関 編集 第一節 全国人民代表大会 編集 第57条 全国人民代表大会は、最高の国家権力機関である。その常設機関は、全国人民代表大会常務委員会である。 第58条 全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会は、国家の立法権を行使する。 第59条 全国人民代表大会は省、自治区、直轄市、特別行政区、軍隊の選出する代表によって構成される。いずれの少数民族も、全て適当数の代表を持つべきである。 全国人民代表大会代表の選挙は、全国人民代表大会常務委員会がこれを主宰する。 全国人民代表大会代表の定数及びその選出方法は、法律でこれを定める。 第60条 全国人民代表大会の毎期の任期は、5年とする。 全国人民代表大会の任期満了2ヶ月前に、全国人民代表大会常務委員会は、次期全国人民代表大会の選挙を完了させなければならない。選挙を行うことのできない非常事態が生じた場合は、全国人民代表大会常務委員会は、その全構成員の3分の2以上の賛成で、選挙を延期し、当期全国人民代表大会の任期を延長することができる。非常事態の終息後1年内に、次期全国人民代表大会代表の選挙を完了させなければならない。 第61条 全国人民代表大会の会議は、毎年1回開き、全国人民代表大会常務委員会がこれを招集する。全国人民代表大会常務委員会が必要と認めた場合、又は5分の1以上の全国人民代表大会代表が提議した場合は、全国人民代表大会の会議を臨時に招集することができる。 全国人民代表大会の会議が開かれるときは、議長団が選挙されて、会議を主催する。 第62条 全国人民代表大会は、次の職権を行使する。 憲法を改正すること。 憲法の実施を監督すること。 刑事、民事、国家機構その他に関する基本的法律を制定し、及びこれを改正すること。 中華人民共和国主席及び副主席を選挙すること。 中華人民共和国主席の指名に基づいて、国務院総理を選定し、並びに国務院総理の指名に基づいて、国務院の副総理、国務委員、各部部長、各委員会主任、会計検査長及び秘書長を選定すること。 中央軍事委員会主席を選挙し、及び中央軍事委員会主席の指名に基づいて、中央軍事委員会のその他の構成員を選定すること。 最高人民法院院長を選挙すること。 最高人民検察院検察長を選挙すること。 国民経済・社会発展計画及びその執行状況の報告を、審査及び承認すること。 国家予算及びその執行状況の報告を、審査及び承認すること。 全国人民代表大会常務委員会の不適当な決定を改め、又は取り消すこと。 省、自治区及び直轄市の設置を承認すること。 特別行政区の設立及びその制度を決定すること。 戦争と平和の問題を決定すること。 最高の国家権力機関が行使すべきその他の職権 第63条 全国人民代表大会は次の各号に掲げる者を罷免する権限を有する。 中華人民共和国主席及び副主席 国務院総理、副総理、国務委員、各部部長、各委員会主任、会計検査長及び秘書長 中央軍事委員会主席及び中央軍事委員会その他の構成員 最高人民法院院長 最高人民検察院検察長 第64条 この憲法の改正は、全国人民代表大会常務委員会又は5分の1以上全国人民代表大会代表がこれを提議し、かつ、全国人民代表大会が全代表の3分の2以上の賛成によって、これを採択する。 法律その他の議案は、全国人民代表大会が全代表の過半数の賛成によって、これを採択する。 第65条 全国人民代表大会常務委員会は、次に掲げる者によって構成される。 委員長 副委員長 若干名 秘書長 委員 若干名 全国人民代表大会常務委員会の構成員の中には、適当数の少数民族代表が含まれるべきである。 全国人民代表大会は、全国人民代表大会常務委員会の構成員を選挙し、かつ、罷免する権限を有する。 全国人民代表大会常務委員会の構成員は、国家の行政機関、裁判機関及び検察機関の職務に従事してはならない。 第66条 全国人民代表大会常務委員会の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とし、次期全国人民代表大会が新たな全国人民代表大会常務委員会を選出するまで、その職権を行使する。 委員長及び副委員長は、2期を超えて連続して就任することはできない。 第67条 全国人民代表大会常務委員会は、次の職権を行使する。 この憲法を解釈し、及びこの憲法の実施を監督すること 全国人民代表大会が制定すべき法律以外の法律を制定し、及びこれを改正すること。 全国人民代表大会閉会中の期間において、全国人民代表大会の制定した法律に部分的な補充を加え、及びこれを改正すること。但し、その法律の基本原則に抵触してはならない。 法律を解釈すること。 全国人民代表大会閉会中の期間において、国民経済・社会発展計画及び国家予算について、その執行の過程で作成の必要を生じた部分的調整案を審査及び承認すること。 国務院、中央軍事委員会、最高人民法院及び最高人民検察院の活動を監督すること。 国務院の制定した行政法規、決定及び命令のうち、この憲法及び法律に抵触するものを取り消すこと。 省、自治区及び直轄市の国家権力機関の制定した地方的法規及び決議のうち、この憲法、法律及び行政法規に抵触するものを取り消すこと。 全国人民代表大会閉会中の期間において、国務院総理の指名に基づいて、部長、委員会主任、会計検査長及び秘書長を選定すること。 全国人民代表大会閉会中の期間において、中央軍事委員会主席の指名に基づいて、中央軍事委員会のその他の構成員を選定すること。 最高人民法院院長の申請に基づいて、最高人民法院の副院長、裁判員及び裁判委員会委員並びに軍事法院委員長を任免すること。 最高人民検察院検察長の申請に基づいて、最高人民検察院の副検察長、検察員及び検察委員会委員並びに軍事検察院検察長を任免し、かつ、省、自治区及び直轄市の人民検察院検察長の任免について承認すること。 海外駐在全権代表の任免を決定すること。 外国と締結した条約及び重要な協定の批准又は廃棄を決定すること。 軍人及び外務職員の職級制度その他の特別の職級制度を規定すること。 国家の勲章及び栄誉称号を定め、並びにその授与について決定すること。 特赦を決定すること。 全国人民代表大会閉会中の期間において、国家が武力侵犯を受け、又は侵略に対する共同防衛についての国際間の条約を履行しなければならない事態が生じた場合に、戦争状態の宣言を決定すること。 全国の総動員又は局部的動員を決定すること。 全国又は個々の省、自治区若しくは直轄市の緊急事態への突入の決定すること。 全国人民代表大会の授けるその他の職権 第68条 全国人民代表大会常務委員会委員長は、全国人民代表大会常務委員会の活動を主宰し、全国人民代表大会常務委員会の会議を招集する。副委員長及び秘書長は、委員長の活動を補佐する。 委員長、副委員長及び秘書長をもって委員長会議を構成し、全国人民代表大会常務委員会の重要な日常活動の処理に当たる。 第69条 全国人民代表大会常務委員会は、全国人民代表大会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。 第70条 全国人民代表大会は、民族委員会、法律委員会、財政経済委員会、教育科学文化衛生委員会、外務委員会、華僑委員会その他必要な専門委員会を設置する。全国人民代表大会閉会中の期間においては、各専門委員会は、全国人民代表大会常務委員会の指導を受ける。 各専門委員会は全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会の指導の下に、関係の議案を研究し、審査し、又はその起草に当たる。 第71条 全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会は、必要があると認める場合は、特定の問題についての調査委員会を組織し、かつ、調査委員会の報告に基づいて、それに相応した決議を採択することができる。 調査委員会が調査を行うときは、関係のある全ての国家機関、社会団体及び公民は、これに対して必要な資料を提供する義務を負う。 第72条 全国人民代表大会代表及び全国人民代表大会常務委員会の構成員は、法律の定める手続きに従って、それぞれ全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会の権限に属する議案を提出する権利を有する。 第73条 全国人民代表大会代表は全国人民代表大会の開会中に、また、全国人民代表大会常務委員会構成員は全国人民代表大会常務委員会の開会中に、法律の定める手続きに従って、国務院又は国務院の各部及び各委員会に対する質問書を提出する権利を有する。質問を受けた機関は、責任を持って回答しなければならない。 第74条 全国人民代表大会代表は、全国人民代表大会議長団の許諾がなければ、また、全国人民代表大会閉会中の期間においては全国人民代表大会常務委員会の許諾がなければ、逮捕されず、又は刑事裁判に付されない。 第75条 全国人民代表大会代表は、全国人民代表大会の各種会議における発言又は表決について、法律上の責任を問われない。 第76条 全国人民代表大会代表は、模範的にこの憲法及び法律を遵守し、国家機密を保守するとともに、自己の参加する生産活動、業務活動及び社会活動において、この憲法及び法律の実施に協力しなければならない。 全国人民代表大会代表は、選挙母体及び人民との密接な結びつきを保持し、人民の意見及び要求を聴取し、及び反映し、並びに人民のために奉仕することに努めなければならない。 第77条 全国人民代表大会代表は、選挙母体の監督を受ける。選挙母体は、法律の定める手続きに従って、その選出した代表を罷免する権利を有する。 第78条 全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会の組織及びその活動手続きは、法律でこれを定める。 第二節 中華人民共和国主席 編集 第79条 中華人民共和国主席及び副主席は、全国人民代表大会がこれを選挙する。 選挙権及び被選挙権を有する年齢45歳に達した中華人民共和国公民は、中華人民共和国主席及び副主席に選ばれることができる。 中華人民共和国主席及び副主席の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とし、2期を超えて連続して就任することはできない。 第80条 中華人民共和国主席は、全国人民代表大会の決定又は全国人民代表大会常務委員会の決定に基づいて、法律を公布し、国務院の総理、副総理、国務委員、各部部長、各委員会主任、会計検査長及び秘書長を任免し、国家の勲章及び栄誉称号を授与し、特赦令を発布し、緊急事態への突入を宣布し、戦争状態を宣言し、並びに動員令を発布する。 第81条 中華人民共和国主席は、中華人民共和国を代表し、国事活動を行い、外国使節を接受し、並びに全国人民代表大会常務委員会の決定に基づいて、海外駐在全権代表を派遣し、又は召還し、外国と締結した条約及び重要な協定を批准し、又は廃棄する。 第82条 中華人民共和国副主席は、主席の活動を補佐する。 中華人民共和国副主席は、主席の委託を受けて、主席の職権の一部を代行することができる。 第83条 中華人民共和国主席及び副主席は、次期全国人民代表大会の選出する主席及び副主席が就任するまで、その職権を行使する。 第84条 中華人民共和国主席が欠けた場合は、副主席が主席の職位を継ぐ。 中華人民共和国副主席が欠けた場合は、全国人民代表大会がこれを補充選挙する。 中華人民共和国主席及び副主席がともに欠けた場合は、全国人民代表大会がこれを補充選挙し、その補充選挙前においては、全国人民代表大会常務委員会委員長が臨時に主席の職位を代理する。 第三節 国務院 編集 第85条 国務院、すなわち中央人民政府は、最高国家権力機関の執行機関であり、最高の国家行政機関である。 第86条 国務院は、次に掲げる者によって構成される。 総理 副総理 若干名 国務委員 若干名 各部部長 各委員会主任 会計検査長 秘書長 国務院は、総理責任制を実施する。部及び委員会は、部長責任制及び主任責任制を実施する。 国務院の組織は、法律でこれを定める。 第87条 国務院の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とする。 総理、副総理及び国務委員は、2期を超えて連続就任することはできない。 第88条 総理は、国務院の活動を指導する。副総理及び国務委員は、総理の活動を補佐する。 総理、副総理、国務委員及び秘書長をもって、国務院常務会議を構成する。 総理は、国務院常務会議及び国務院全体会議を招集し、及び主宰する。 第89条 国務院は、次の職権を行使する。 この憲法及び法律に基づいて、行政上の措置を定め、行政法規を制定し、並びに決定及び命令を発布すること。 全国人民代表大会又は全国人民代表大会常務委員会に議案を提出すること。 各部及び各委員会の任務及び職責を定め、各部及び各委員会の活動を統一的に指導し、かつ、各部及び各委員会に属しない全国的行政事務を指導すること。 全国の地方各級国家行政機関の活動を統一的指導し、中央並びに省、自治区及び直轄市の国家行政機関の職権の具体的区分を定めること。 国民経済・社会発展計画及び国家予算を編成し、及び執行すること。 経済活動及び都市・農村建設を指導し、及び管理すること。 教育、科学、文化、衛生、体育及び計画出産の各活動を指導し、及び管理すること。 民政、公安、司法行政及び監察などの各活動を指導し、及び管理すること。 対外事務を管理し、外国と条約及び協定を締結すること。 国防建設事業を指導し、及び管理すること。 民族事務を指導し、及び管理し、少数民族の平等の権利及び民族自治地域の自治権を保障すること。 華僑の正当な権利及び利益を保護し、帰国華僑及び国内に居住する華僑の家族の適法な権利及び利益を保護すること。 部及び委員会の発布した不適当な命令、指示及び規程を改め、又はこれを取り消すこと。 地方各級国家行政機関の不適当な決定及び命令を改め、又はこれを取り消すこと。 省、自治区及び直轄市の行政区画を承認し、また、自治州、県、自治県及び市の設置並びにその行政区画を承認すること。 法律の定めるところにより、省、自治区、直轄市の範囲内の一部地区の緊急事態への突入を決定すること。 行政機構の編成を審議決定し、法律の定めるところにより、行政職員の任免、研修、考課及び賞罰を行うこと。 全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会の授けるその他の職権 第90条 国務院の各部部長及び各委員会主任は、その部門の活動について責任を負い、かつ、部務会議又は委員会会議若しくは委務会議を招集し、及び主宰し、その部門の活動上の重要事項を討議に付して決定する。 各部及び各委員会は、法律並びに国務院の行政法規、決定及び命令に基づき、その部門の権限内で命令、指示及び規程を発布する。 第91条 国務院は、会計検査機関を設置して、国務院各部門及び地方各級政府の財政収支並びに国家の財政金融機構及び企業・事業組織の財務収支に対し、会計検査による監督を行う。 会計検査機関は、国務院総理の指導の下に、法律の定めるところにより、独立して会計検査監督権を行使し、他の行政機関、社会団体及び個人による干渉を受けない。 第92条 国務院は、全国人民代表大会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。また、全国人民代表大会閉会中の期間においては、全国人民代表大会常務委員会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。 第四節 中央軍事委員会 編集 第93条 中央軍事委員会は、全国の武装力を指導する。 中央軍事委員会は、次に掲げる者によって構成される。 主席 副主席 若干名 委員 若干名 中央軍事委員会は、主席責任制を実施する。 中央軍事委員会の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とする。 第94条 中央軍事委員会主席は、全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会に対して責任を負う。 第五節 地方各級人民代表大会と地方各級人民政府 編集 第95条 省、直轄市、県、市、市管轄区、郷及び鎮に、人民代表大会及び人民政府を置く。 地方各級人民代表大会及び地方各級人民政府の組織は、法律でこれを定める。 自治区、自治州及び自治県に、自治機関を置く。自治機関の組織及び活動は、この憲法第3章第5節及び第6節の定める基本原則に基づき、法律でこれを定める。 第96条 地方各級人民代表大会は、地方の国家権力機関である。 県級以上の地方各級人民代表大会に、常務委員会を置く。 第97条 省、直轄市及び区を設けている市の人民代表大会代表は、1級下の人民代表大会がこれを選挙する。県、区を設けていない市、市管轄区、郷、民族郷及び鎮の人民代表大会代表は、選挙民が直接に、これを選挙する。 地方各級人民代表大会代表の定数及びその選出方法は、法律でこれを定める。 第98条 地方各級の人民代表大会の毎期の任期は5年とする。 第99条 地方各級人民代表大会は、その行政区域内において、この憲法、法律及び行政法規の遵守及び執行を保障し、法律の定める権限に基づいて、決議を採択・発布し、地方の経済建設、文化建設及び公共事業建設についての計画を審査し、決定する。 県級以上の地方各級人民代表大会は、その行政区域内における国民経済・社会発展計画及び予算並びにそれらの執行状況についての報告を審査承認し、同級の人民代表大会常務委員会の不適当な決定を改め、又はこれを取り消す権限を有する。 民族郷の人民代表大会は、法律の定める権限に基づいて、民族の特徴にかなった具体的措置をとることができる。 第100条 省及び直轄市の人民代表大会並びにその常務委員会は、この憲法、法律及び行政法規に抵触しないことを前提として、地方的法規を制定することができる。地方的法規は、これを全国人民代表大会常務委員会に報告して記録にとどめなければならない。 第101条 地方各級人民代表大会は、それぞれ同級の人民政府の省長及び副省長、市長及び副市長、県長及び副県長、区長及び副区長、郷長及び副郷長並びに鎮長及び副鎮長を選挙し、かつ、これを罷免する権限を有する。 県級以上の地方各級人民代表大会は、同級の人民法院院長及び人民検察院検察長を選挙し、かつ、これを罷免する権限を有する。人民検察院検察長の選出又は罷免は、上級人民検察院検察長に報告して、その級の人民代表大会常務委員会の承認を求めなければならない。 第102条 省、直轄市及び区を設けている市の人民代表大会代表は、選挙母体の監督を受ける。省、区を設けていない市、市管轄区、郷、民族郷及び鎮の人民代表大会代表は、選挙民の監督を受ける。 地方各級人民代表大会代表の選挙母体及び選挙民は、法律の定める手続きに従って、その選出した代表を罷免する権限を有する。 第103条 県級以上の地方各級人民代表大会常務委員会は、主任、副主任若干名及び委員若干名をもって構成し、同級の人民代表大会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。 県級以上の地方各級人民代表大会は、同級人民代表大会常務委員会の構成員を選挙し、かつこれを罷免する権限を有する。 県級以上の地方各級人民代表大会常務委員会の構成員は、国家の行政機関、裁判機関及び検察機関の職務に従事してはならない。 第104条 県級以上の地方各級人民代表大会常務委員会は、その行政区域の各分野の活動の重要事項を討議決定し、同級の人民政府、人民法院及び人民検察院の活動を監督し、同級の人民政府の不適当な決定及び命令を取り消し、1級下の人民代表大会の不適当な決議を取り消し、法律の定める権限に基づいて国家機関の職員の任免を決定し、また、同級の人民代表大会閉会中の期間においては、1級上の人民代表大会の個々の代表を罷免し、及びこれを補充選挙する。 第105条 地方各級人民政府は、地方の各級国家権力機関の執行機関であり、地方の各級国家行政機関である。 地方各級人民政府は、省庁、市長、県庁、区長、郷長及び鎮長の各責任制を実施する。 第106条 地方各級人民政府の毎期の任期は、同級の人民代表大会の毎期の任期と同一とする。 第107条 県級以上の地方各級人民政府は、法律の定める権限に基づいて、その行政区域内における経済、教育、科学、文化、衛生、体育及び都市・農村建設の各事業並びに財政、民政、公安、民族事務、司法行政、監察、計画出産その他の行政活動を管理し、決定及び命令を発布し、行政職員の任免、研修、考課及び賞罰を行う。 郷、民族郷及び鎮の人民政府は、同級の人民代表大会の決議並びに上級の国家行政機関の決定及び命令を執行し、その行政区域内における行政活動を管理する。 省及び直轄市の人民政府は、郷、民族郷及び鎮の設置並びにその行政区画を決定する。 第108条 県級以上の地方各級人民政府は、所属各部門及び下級人民政府の活動を指導し、所属各部門及び下級人民政府の不適当な決定を改め、又はこれを取り消す権限を有する。 第109条 県級以上の地方各級人民政府に、会計検査機関を置く。地方の各級会計検査機関は、法律の定めるところにより、独立して会計検査監督権を行使し、同級の人民政府及び1級上の会計検査機関に対して責任を負う。 第110条 地方各級人民政府は、同級の人民代表大会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。県級以上の地方各級人民政府は、同級の人民代表大会閉会中の機関においては、同級の人民代表大会常務委員会に対して責任を負い、かつ、活動を報告する。 地方各級人民政府は、1級上の国家行政機関に対して責任を負い、活動を報告する。全国の地方各級人民政府は、いずれも国務院の統一的指導の下にある国家行政機関であり、全て国務院に服従する。 第111条 都市及び農村で住民の居住区ごとに設置される住民委員会又は村民委員会は、基層の大衆的自治組織である。住民委員会及び村民委員会の主任、副主任及び委員は、住民がこれを選挙する。住民委員会及び村民委員会と基層政策との相互関係は法律でこれを定める。 住民委員会及び村民委員会は、人民調停、治安保衛、公衆衛生その他の各委員会を置いて、その居住区における公共事務及び公益事業を処理し、民間の紛争を調停し、社会治安の維持に協力し、人民政府に大衆の意見及び要求を反映し、並びに建議を提出する。 第六節 民族自治地方の自治機関 編集 第112条 民族自治地域における自治機関は、自治区、自治州及び自治県の人民代表大会及び人民政府である。 第113条 自治区、自治州及び自治県の人民代表大会においては、区域自治を実施する民族の代表のほか、その行政区域内に居住するその他の民族も、適当数の代表を持つべきである。 自治区、自治州及び自治県の人民代表大会常務委員会においては、区域自治を実施する民族の公民が主任又は副主任を担当すべきである。 第114条 自治区主席、自治州州長及び自治県県長は、区域自治を実施する民族の公民がこれを担当する。 第115条 自治区、自治州及び自治県の自治機関は、この憲法第3章第5節の定める地方国家機関の職権を行使するとともに、この憲法、民族区域自治法その他の法律の定める権限に基づいて自治権を行使し、その地域の実際の状況に即して国家の法律及び政策を貫徹する。 第116条 民族自治地域の人民代表大会は、その地域の民族の自治、経済及び文化の特徴にあわせて、自治条例及び単行条例を制定する権限を有する。自治区の自治条例及び単行条例は、全国人民代表大会常務委員会に報告して、その承認を得た後に効力を生ずる。自治州及び自治県の自治条例及び単行条例は、省又は自治区の人民代表大会常務委員会に報告して、その承認を得た後に効力を生じ、かつ、これを全国人民代表大会常務委員会に報告して記録にとどめる。 第117条 民族自治地域の自治機関は、地域財政を管理する自治権を有する。およそ国家の財政制度によって民族自治地域に属するものとされた財政収入は、すべて民族自治地域の自治機関が自主的に按排して、これを使用する。 第118条 民族自治地域の自治機関は、国家計画を指針として、地域的な経済建設事業を自主的に按排し、管理する。 国家は、民族自治地域で資源の開発及び企業の建設を行う場合は、民族自治地域の利益に配慮を加える。 第119条 民族自治地域の自治機関は、どの地域の教育、科学、文化、医療衛生及び体育の各事業を自主的に管理し、民族的文化遺産を保護し、及び整理し、並びに民族文化を発展させ、及び繁栄させる。 第120条 民族自治地域の自治機関は、国家の軍事制度及び現地の実際の必要に基づき、国務院の承認を得て、その地域の社会治安を維持する公安部隊を組織することができる。 第121条 民族自治地域の自治機関が職務を執行する場合には、その民族自治地域の自治条例の定めるところにより、現地で通用する1種又は数種の言語・文字を使用する。 第122条 国家は、財政、物資、技術その他の各面から少数民族に援助を与えて、その経済建設及び文化建設の事業を速やかに発展させる。 国家は、民族自治地域に援助を与えて、現地民族の中から各級幹部、各種専門分野の人材及び技術労働者を大量に育成する。 第七節 人民法院と人民検察院 編集 第123条 人民法院は、国家の裁判機関である。 第124条 中華人民共和国に、最高人民法院及び地方各級人民法院並びに軍事法院その他の専門人民法院を置く。 最高人民法院院長の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とし、2期を超えて連続して就任することはできない。 人民法院の組織は、法律でこれを定める。 第125条 人民法院における事件の審理は、法律の定める特別の場合を除いて、全て公開で行う。被告人は、弁護を受ける権利を有する。 第126条 人民法院は、法律の定めるところにより、独立して裁判権を行使し、行政機関、社会団体及び個人による干渉を受けない。 第127条 最高人民法院は、最高の裁判機関である。 最高人民法院は、地方各級人民法院及び専門人民法院の裁判活動を監督し、また、上級人民法院は、下級人民法院の裁判活動を監督する。 第128条 最高人民法院は、全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会に対して責任を負う。地方各級人民法院は、それを組織した国家権力機関に対して責任を負う。 第129条 人民検察院は、国家の法律監督機関である。 第130条 中華人民共和国に、最高人民検察院及び地方各級人民検察院並びに軍事検察院その他の専門人民検察院を置く。 最高人民検察院検察長の毎期の任期は、全国人民代表大会の毎期の任期と同一とし、2期を超えて連続して就任することはできない。 人民検察院の組織は、法律でこれを定める。 第131条 人民検察院は、法律の定めるところにより、独立して検察権を行使し、行政機関、社会団体及び個人による干渉を受けない。 第132条 最高人民検察院は、最高の検察機関である。 最高人民検察院は、地方各級人民検察院及び専門人民検察院の活動を指導し、また、上級人民検察院は、下級人民検察院の活動を指導する。 第133条 最高人民検察院は、全国人民代表大会及び全国人民代表大会常務委員会に対して責任を負う。地方各級人民検察院は、それを組織した国家権力機関及び上級人民検察院に対して責任を負う。 第134条 いずれの民族公民も、全て自民族の言語・文字を用いて訴訟を行う権利を有する。人民法院及び人民検察院は、現地で通用する言語・文字に通じない訴訟関係人に対し、翻訳しなければならない。 少数民族が集居し、又はいくつかの民族が共同居住する地区においては、現地で通用する言語を用いて審理を行い、また、起訴状、判決書、布告その他の文書は、実際の必要に応じて、現地で通用する1種又は数種の文字を使用する。 第135条 人民法院、人民検察院及び公安機関は、刑事事件を処理するに当たって、責任を分担し、相互に協力し、互いに制約しあって、法律の的確で効果的な執行を保障しなければならない。 第四章 国旗、国歌、国徽、首都 編集 第136条 中華人民共和国の国旗は、五星紅旗である。 中華人民共和国の国歌は、義勇軍行進曲である。 第137条 中華人民共和国の国章は、その中央が五星に照り映える天安門で、周囲は穀物の穂と歯車である。 第138条 中華人民共和国の首都は北京である。 この著作物又はその原文は、中華人民共和国著作権法5条により著作権の適格がないため、同国においてパブリックドメインの状態にあります。該当する文書には、次のものが含まれます。 法律、法規及び国家機関の決議、決定、命令その他立法、行政、司法的性質を有する文件並びにその公共機関による正式の訳文 時事報道 暦法、汎用の数表、汎用の書式及び公式 この著作物又はその原文は、本国又は著作物の最初の発行地の著作権法によって保護されない著作物であり、保護期間が0年の著作物と見なされるため、日本国においてパブリックドメインの状態にあります。(日本国著作権法第58条及びウィキペディアの解説参照。) この著作物又はその原文は、米国政府、又は他国の法律、命令、布告、又は勅令(Edict of government参照)等であるため、ウィキメディアサーバの所在地である米国においてパブリックドメインの状態にあります。このような文書には、 制定法、裁判の判決、行政の決定、国家の命令、又は類似する形式の政府の法令資料 が含まれます。詳細は、“Compendium of U.S. Copyright Office Practices”、第3版、2014年の第313.6(C)(2)条をご覧ください。 最終編集 5 か月前、CES1596 Wikisource コンテンツは、特に記載されていない限り、CC BY-SA 3.0のもとで利用可能です。 プライバシーデスクトップ信玄は「あく!」です。 ? SNSなど予想される激戦白熱灯「M・T・S・H」の他、「A」のキャラクター人気2018.9.25 11 30サンケイWESTライフ5月1日から5月1日にかけての「平成」次号帝国の威厳新しい時代の予報は再建される前に過熱されています。 SNS(会員交換サイト)や予測調査を実施する民間企業についての議論はすでに進行中であり、転換が近づくにつれてより興奮しているように思われます。専門家らは、「予測自体が人生の降伏(譲歩)によって表にされることがより困難になってきている」と指摘し、変化に対する世間の意識の変化も舞台裏にあるように思われる。 (小松大樹)タブーの見えない「明治、大正、昭和、平成はアルファベット表記で頭文字のついたM・T・S・H以外の文字になるように修正されました」「Aは頭文字の時代です江戸はありませんでしたあなたの陛下は昨年12月に開催された譲歩の日を決定するために帝国会議で2013年4月になるでしょう。そして、5月1日に王子様が戴冠し、SNSでそのような予想される戦いが激化する時代の数は645年の「大化」から「平成」まで247件と数えられていますが、繰り返し使われる漢字が多いので影響があります「永」、「和」、「」、「天」、「元」など候補者の絞り込みなど、インターネット上で活発な議論が行われている東京大学の山本博文教授(歴史)です。 「拉致の時代に特有の現象」としてそれを分析する最初の問題の構造で。前回の改正における国民の関心は「昭和天皇」であり、新しい時代を予測することは「崩壊を見越した冒涜的な行為」であると言われ、政府と報道機関は密かに私がしていた新しい時代を議論するそれ。しかし、今度は予測自体を「タブー」にすることは推測が困難になったと言われています。山本教授は、「転向までの日が明確で国民の関心が高まっていることに加えて、SNSの普及により誰もが予報を広めることができる」と語った。 1社@前刊「昭和」から「平成」へ小畑敬三内閣官房長官新時代の発表当時、小渕敬三= 1989年1月7日(昭和64年)今年3月に「Sony Life Insurance」(東京)が合計1000人の人々に新しい時代の到来を期待した後、20〜28歳の500人と52歳の500人が日本で全国的に生まれた-59歳は、新しい時代が来ると予想され、「平和」(47人)、「平和」(19人)、「安久」(17人)が最優秀賞に選ばれました。 「私は想像以上に多くの人々が新しい時代に興味を持っていると感じました」賞。また、ヴィンテージワインを販売している泉谷(埼玉県)は、6月から企画を始めました。新時代を迎えれば、平成1年産の大吟醸酒(日本酒)が贈られます。すでに全国から400件以上の事例が収集されており、「あんなく」や「アナリ」など「あ」を含む提案が多数寄せられていると言われています。同社を企画した栗原修平さん(47)は、「平成になってから、東日本大震災、熊本地震、西日本大震災などの自然災害がたくさんあり、多くの人が考える「次の時代は落ち着いている。 「日本のユニークな文化、それが予想を通して平成を振り返る良い機会であれば」
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政治・法律・行政
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連邦領西方サレンガート・ユフィシャール諸島 naasinene caleneegatta juphphixarlla muunisi - yueseleoneene palatau (地域の旗) (地域の紋章) 国の標語:Mixixe minix, mixixe falenetia(我々の島、我々の自由。) 地域の歌:Ta juphixallessaserseti ja! 公用語 ユフィシャール語, リパライン語, ヴェフィス語 国 ファルトクノア共和国 県 ガンセリア県 地方行政区 ガンセリア行政区 郡 NCF諸島 設置 Phil.2013(シンテーア暦1775年) 行政 諸島議長 Maièhiade NeuvdailieMaineuv(メイア・ド・ノーヴデリエ・メノーヴ) 面積 総計 -- 水面積率 -- 人口 総計 1万人 人口密度 23.1人/km2 国教 リパラオネ教, フィメノーウル信仰 連邦領西方サレンガート・ユフィシャール諸島 (標準リパライン語:Nisnen calen gart jufixarl menis fon yuesleone d paltau, ヴェフィス語:Meineché jais salaingaété-jufichaéleit ats meineché chaieteit, ユフィシャール語 naasinene caleneegatta juphphixarlla muunisi - yueseleoneene palatau)は惑星スラーンに存在する島嶼地域。連邦領と称されるが、正確には、「ファルトクノア委任統治領」である。 目次 歴史移民期 スワーサラム・パレッガラル朝 ファルトクノア共和国期 文化言語 食文化 歴史 移民期 ユフィシャール諸島に住んでいるユフィシャール人の起源は元はデーノ人である。デーノ人は元々は惑星スラーンではなく惑星ファルトクノアのラネーメという地域の近くであるデヘーンハに住んでいた。デーノは古名はダルヴスと言い、これはリパライン語の名字ターフやカラムディアのハフリスンターリブやダルヴシア人、セベリスのシニエス人もユフィシャール人とは同系となる。これら離散民族の元となったデーノ人はターフ諸族と呼ばれており、ピリフィアー歴前5148〜5142年(シ歴前5698〜5692)の間に諸地域へウェールフープによって離散した。ターフ諸族が離散した理由に関しては諸説あるが、デヘーンハで栄えたリパラオネ人文明であるデヘーンハ文明がラネーメ人と呼ばれる民族勢力によって滅ぼされ、カルチリアン(外国人としての最低の地位)にデヘーンハ文明における貴族階級のジャンダンジャヒヤで武士身分も高かったデーノ人は耐え切れず異世界への逃亡を試みたためだとされている。ユフィシャール人はこの数年間にNCF諸島のイェスカヴァレウ付近に出現し始め、原住民からの抵抗に会いながら、ユフィシャールでの生活の基盤を打ち立てた。原住民は王朝を滅ぼしたラネーメ人を模してラネンメ(lanemme)と呼ばれるようになった。 スワーサラム・パレッガラル朝 Mp.5121年、ラネンメの首長を討伐するためにカラディディ・マーナミッハ・スワーサラム・パレッガラル(Kaladidi maanamixxa Swaasaram-Paleggalar)を中心として原ユフィシャール人は集結して、コロニーを生成して物資を管理するような体系が出来始める。王であるスワーサラム・パレッガラル王を中心に側近は神官で固め、宗教政治を行った。これをスワーサラム・パレッガラル朝時代と呼ぶ。 ファルトクノア共和国期 文化 言語 ユフィシャール語はこのNCF諸島では、特有の言語である。 食文化 ユフィシャール人の食文化は、主食であるジャガイモなどを中心としたものである。またココナッツを有用に利用しており、料理にココナッツが欠けることはないとも言われ、これは椰子実文化(nupojjudu muuu, ヌポーッユドゥ・ムーウ)と呼ばれている。一般的には手を使って食べる。有名な料理としては、ひえやあわを固めに炊いてココナッツミルクと香辛料と共にじゃがいもを溶けるまで煮た物と一緒にして食べる主膳のヤヘペ(jyxepe)や路上でのココナッツウォーター売りなどがある。
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タグ Not青看板 レア度3 四角形 規制標識 青地白記号 街中でよく見られる四角形の規制標識で、交差点における進行方向別の通行の区分を示しており、右折レーンや直進レーン、左折直進レーンなどと同じ意味である。 この標識がある交差点では進行する方向によってその方向の矢印が書かれているレーンに行かなければならない(例えば右折したいときは右折レーンに行かなければならない)という意味がある。 1枚で1つのレーンを表す標識(複数設置されるもの)と2つ以上のレーンを表す標識があり、前者の場合はオーバーヘッド式、後者の場合はオーバーハング式で設置される。また後者の場合、アスペクト比が4 3のものと2 1のものがある。 オーバーヘッド式のもの(管理人撮影) 2 1のオーバーハング式のもの(大阪府にて、管理人撮影) 番号 327の7 分類 規制標識(四角形、青地白記号) レア度 3 コメント 名前 コメント
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岡田先生が、基本的な単語の定義は覚えとかないとダメだよと怒っていました。 <基礎理論・行政組織>法の支配と法治国家 法律による行政の原理 法律の留保 公序(民法90条) 信義則(信頼保護の原則、禁反言の原則) 平等原則 比例原則 不確定法概念の司法審査 行政庁 諮問機関と参与機関 条例制定権の範囲 法定受託事務 ほーてーじゅたくじむです <行政作用>法規命令と行政規則 委任立法の限界 白紙委任の禁止 告示 行政処分と行政行為 一般処分 許可 公企業の特許 認可 届出制 (行政処分の)公定力 (行政処分の)不可争力 (行政処分の)不可変更力 (行政処分の)付款 事実行為 公権力的事実行為 瑕疵の治癒 取り消しうる行政処分と無効な行政処分 重大かつ明白な瑕疵(重大明白説) (行政処分の)撤回 取消権の制限と撤回権の制限 覊束裁量 要件裁量と効果裁量 行政裁量の逸脱(踰越)・濫用 裁量権の消極的濫用論 裁量収縮論 逸脱濫用型審査・判断過程統制型審査・判断代置型審査 他事考慮の禁止 要考慮事項の考慮義務 行政指導 要綱行政 <行政手続>告知(理由付記)と聴聞 審査基準と処分基準 標準処理期間 不利益処分 聴聞手続と弁明手続 受理 意見公募手続 行政指導指針 <行政上の手段・制度>行政調査 間接強制調査 課徴金 行政上の秩序罰 行政代執行 強制徴収 行政罰 即時強制と直接強制 <行政争訟一般>主観訴訟と客観訴訟 概括主義と列記主義(列挙主義) 苦情処理 審査請求 公権力の行使(行政事件訴訟法、国家賠償法) 裁決 不利益変更の禁止 教示制度(行政不服審査法、行政事件訴訟法) 法律上の争訟 紛争の成熟性 <行政事件訴訟>抗告訴訟 取消訴訟 処分性 取消訴訟の排他的管轄 不服申立て前置主義 原告適格 法律上の利益と反射的利益論 訴えの利益(狭義) 取消事由の制限 原処分主義 被告適格 特定管轄裁判所 出訴期間 訴訟参加(行政庁、第三者) 違法性の承継 違法判断の基準時 釈明処分の特則 職権証拠調べ 執行不停止原則と執行停止制度 内閣総理大臣の異議 取消判決の第三者効 (取消判決の)相対的効力説と絶対的効力説 拘束力(判決の) 事情判決(と事情裁決) 無効等確認訴訟 不作為の違法確認訴訟 義務づけ訴訟(申請満足型、直接型) 差止め訴訟(抗告訴訟、民事訴訟) 仮の義務づけ・仮の差止め 法定外抗告訴訟(無名抗告訴訟) 当事者訴訟(形式的、実質的) 公法上の確認訴訟 機関訴訟 民衆訴訟 住民監査請求と住民訴訟 争点訴訟 <国家補償一般>損失補償と国家賠償 結果責任 特別の犠牲 正当な補償 完全補償説と相対補償説 <国家賠償>国の自己責任説と代位責任説 外形主義(外形標準説) 結果違法説 結果不法説と行為不法説 違法性相対説(違法性二元説)・違法性一元説 職務行為基準説 規制権限不行使の責任(不作為責任) 組織的過失 求償権 公の営造物 公物(人工公物、自然公物) 過渡的安全性 本来の用法論 供用関連瑕疵 相互保証主義
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オープニングクイズ ゲスト:戸田恵子 Q.のど自慢番組の予選で一度目に歌った曲のタイトルは? ヒント①:政令指定都市の名前が使われている 正解:ブルー・ライト・ヨコハマ 熟語問題 これから御覧頂くパズルはある熟語になります。何でしょう? 正解:満月 アナグラム これから御覧頂く文字を並べ替えると、ある「ことわざ」になります。何でしょう? タカ トラ 底で舞う たかとらそこでまう う□□ら□□□こと 正解:嘘から出たまこと(うそからでたまこと) ランキング問題 今週は「20歳~34歳の働く女性に人気の習い事」ベスト5です。第1位は何でしょう? 1. [?] 25.5% 2. ヨガ・ピラティス 18.0% 3. フィットネスクラブ 17.4% 4. 家庭料理 13.9% 5. 簿記 10.8% ヒント:2011年度から公立小学校の5・6年生に教えられている 正解:英語 映画問題 来月6日公開の『新しい靴を買わなくちゃ』、パリに暮らす女性と 旅行にやってきたカメラマンが出会い、2人が3日間を過ごす恋の物語です。 ではこの映画でプロデュースを担当し、『Love Letter』などの作品で 知られる映画監督は次の3人のうち誰でしょう?岩井俊二・犬童一心・辻仁成 正解:岩井俊二 読み上げ問題 「夕焼け小焼けの赤とんぼ」で始まる三木露風作詞の 童謡『赤とんぼ』、この曲を作曲した人は誰でしょう? 正解:山田耕筰 便りを出しても返事など連絡が全くないことを、 今の時季においしい果物の名前を用いて「何の礫(つぶて)」というでしょう? 正解:梨の礫 人気キャラクターのキティちゃんには双子の妹がいます。 その妹の名前は何でしょう? 正解:ミミィ 1955年9月30日、アメリカの俳優ジェームズ・ディーンが 亡くなっていますが、彼の主な出演映画は3作品です。 『ジャイアンツ』『理由なき反抗』ともう1つは何でしょう? 正解:エデンの東 タレントの長谷川・女優の柴田・ロンドンオリンピックに出場した 体操選手の田中、この3人に共通する名前は何でしょう? 正解:理恵 『因幡の白兎』の話で兎の傷を治すことに使われた、 池や沼などに自生する植物は何でしょう? 正解:ガマ 絶対に間違いのないものとして保証することを、 証明のために大きな判を押すことから「何を押す」というでしょう? 正解:太鼓判 福岡市が街の魅力をPRするために、このほど8番目の行政区として 仮想の「カワイイ区」を新設しましたが、その区長に任命された AKB48のメンバーは誰でしょう? 正解:篠田麻里子 標高4477メートル、スイスとイタリアの国境に位置する ピラミッド型の美しい山の名前は何でしょう? 正解:マッターホルン 少し黄みを帯びた薄い灰色のことを、象牙を意味する英語で何というでしょう? 正解:アイボリー 1分間におよそ1リットルもの血液が流れ込み、血液中の老廃物や 余分な水分の濾過や排出などの働きをする臓器は何でしょう? 正解:腎臓 「ビゼン」「タコ」「ミズ」などの種類がある海の生き物は何でしょう? 正解:クラゲ 音楽問題 まずはこちらをお聴きください。 ♪「ずっと前からキミが好きでした」… 4枚目のアルバムをリリースし来月から初のアリーナツアーを開始、 着信メロディなどのダウンロード数があわせて2500万回を超えた 「ケータイ世代の歌姫」とも呼ばれるこの歌手は誰でしょう? 正解:西野カナ ※曲名は『GO FOR IT!!』 隠し絵問題 ある「キャラクター」が隠されています。何でしょう? 正解:リラックマ 読み上げ問題 「早泣き少女」としてバラエティー番組に出演し、ツイッターでのコメントも 話題となっている、「はるかぜちゃん」という愛称の子役タレントは誰でしょう? 正解:春名風花(はるなふうか) 香港特別行政区は1997年の返還までイギリスの領土でした。 ではマカオ特別行政区は1999年の返還まで何という国の領土だったでしょう? 正解:ポルトガル 1982年から放送された特撮ヒーローの番組を映画化した作品が 10月20日に公開されます。宇宙犯罪組織から地球を守るために 奮闘する、主人公の宇宙刑事の名前は何でしょう? 正解:ギャバン テレビやファッション雑誌などで人気の次の男性メイクアップ アーティストのうち、姓名の名をひらがなで表記するのは誰でしょう? 小椋けんいち・本田ひかる・嶋田ちあき 正解:嶋田ちあき ※小椋ケンイチ・本田ヒカル アタックチャンス JIS・日本工業規格の規定で、家庭用の電気洗濯機の 洗濯容量を表す単位は何でしょう? 正解:kg(キログラム) 1966年9月30日、アフリカ大陸のある国がイギリスから 独立しています。南アフリカ・ジンバブエ・ナミビア・ザンビアと 国境を接し、首都はハボロネといえば何という国でしょう? 正解:ボツワナ 最近アクセサリーやTシャツなどでひげをモチーフにした デザインが人気ですが、左右の両端がはね上がった八の字型の 口ひげを、ドイツの皇帝の称号を用いて「何ひげ」というでしょう? 正解:カイゼルひげ 吉川英治文学新人賞を受賞した辻村深月の小説が映画化されました。 たった一度だけ生きている人と死んだ人を再会させてくれる 案内人を松坂桃李が演じている、その映画のタイトルは何でしょう? 正解:ツナグ 3択の問題です。先月農林水産省が発表した平成23年度の日本の カロリーベースの食料自給率は、次のうち何%でしょう?39%・49%・59% 正解:39% 9月30日は中秋の名月ですが、「名月をとってくれろと泣く子かな」と詠んだ 江戸時代後期の俳人は誰でしょう? 正解:小林一茶 先月20周年メモリアルアルバム『マリアージュ』をリリースした、 『このまま君だけを奪い去りたい』などのヒット曲がある ロックバンドの名前は何でしょう? 正解:DEEN 同じ数2つを掛け合わせる2乗は平方、 では同じ数3つを掛け合わせる3乗は何というでしょう? 正解:立方 主に南北アメリカ大陸の乾燥地に広く分布し、 メキシコの国旗にも描かれている植物は何でしょう? 正解:サボテン 映像クイズ ある「国」 山 オランウータン 東洋の真珠 バドミントン 超高層ビル 世界遺産のキナバル山がそびえる[?]はさまざまなエスニック料理が 味わえる国、大自然の中に珍しい動物が生息し「東洋の真珠」と呼ばれる ペナン島があります。バドミントンの強豪国としても知られる[?]、 ペトロナスツインタワーが建つクアラルンプールは発展を続けるこの国の首都です。 正解:マレーシア 視聴者限定クイズ 地球上の全表面積に占める海の割合は約何割でしょう? ①6割 ②7割 ③8割 正解:②7割
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経歴 1927~8年生まれ。存命中であれば、現在96歳。 日本大学法学部卒業後、健康器具通信販売会社株式会社全通の社長に就任。群馬県産材加工協同組合元理事。 初出馬は1989年の第15回参議院議員選挙。その後2007年の参議院議員選挙に立候補する。 1989年国会議員を半分に減らす会を発足し、総裁に就任。2007年に議員を半減させる会に改称し、現在は須田の一人一党となっている。2008年2月14日に、議員を半減させる会は解散している。 ネット上での活動が少ないためか、ほとんど情報がない。 政見の特徴 早口の「です・ます」口調。やや砕けた喋り方で、ジェスチャーも随所に交えている。有権者と同じ目線に立って説得しようという努力が垣間見れる。 内容は団体名の通り国会議員の半減。理想としては参院議員を都道府県に1人単位の47人まで減らすことのようである。 そのほか、消費税の全廃、輸出関税の導入も公約として掲げている。 いつ原爆が落とされるかわかりません!年間で70個も原爆が盗まれているじゃないですか! 忠臣蔵は、47人です。わが国の行政区画は、47都道府県です。だったら、47人で、いいじゃありませんか! ニコニコ動画で視聴できる動画
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Last up date 2009-12-05 18 00 51 (Sat) table_edit エラー(指定ページにテーブル構造がありません。) クエスト>斡旋所>ナストリタン +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 クエストタイトル 受注Lv QP 報酬 内容 備考 編集 街道での害獣払い 1~ 0 150G150Exp ラット討伐 15匹 クエストポイントを消費せずに受けられるクエスト。報酬は乏しいが、勝手がわかるまではこのクエストを受けると良いだろう。 編集 西街道で雑草除去 2~6 1 600G300Exp マンドレイク討伐 8匹 DROPの「根人の花」は製薬材料として高需要。買取するPCが表れるまで貯めておくと良いだろう。 編集 南街道で芋虫退治 2~6 1 600G300Exp ワーム討伐 8匹 編集 東街道で害虫駆除 2~6 1 600G300Exp プラントインセクト討伐 8匹 西街道に居る同名モンスターでもOK 編集 オレンジの収穫 1~ 1 800G250Exp オレンジ収穫 20本 採取物は攻撃しても反撃してこない。与えられるダメージも1固定なので、素手で攻撃すると良いだろう。「集め」クエと異なり、倒すことが条件。 編集 アップルの収穫 1~ 1 800G250Exp アップル収穫 20本 採取物は攻撃しても反撃してこない。与えられるダメージも1固定なので、素手で攻撃すると良いだろう。「集め」クエと異なり、倒すことが条件。 編集 大麦の収穫 1~ 1 800G250Exp 大麦収穫 20本 採取物は攻撃しても反撃してこない。与えられるダメージも1固定なので、素手で攻撃すると良いだろう。「集め」クエと異なり、倒すことが条件。 編集 オレンジ集め 1~ 1 100G350Exp オレンジ収集 20個 クエスト受注時に既に必要数持っているとその場で即達成。「収穫」クエと異なり、実物を指定数集める必要がある。 編集 アップル集め 1~ 1 100G350Exp アップル収集 20個 クエスト受注時に既に必要数持っているとその場で即達成。「収穫」クエと異なり、実物を指定数集める必要がある。 編集 大麦集め 1~ 1 100G350Exp 大麦収集 20個 クエスト受注時に既に必要数持っているとその場で即達成。「収穫」クエと異なり、実物を指定数集める必要がある。 編集 西街道で雑草除去2 5~8 1 750G500Exp ノーラルマンドレイク討伐 8匹 DROPの「根人の花」は製薬材料として高需要。買取するPCが見つかるまで貯めておくと良いだろう。 編集 南街道で大鼠退治 5~8 1 750G500Exp ラージマウス討伐 8匹 ラージマウスを攻撃すると近くのラットがリンクするので注意。 編集 東街道で害虫駆除2 5~8 1 750G500Exp マッドインセクト討伐 8匹 編集 畑荒らし 1~5 1 1,000G20Exp剛体薬1個 開始 大富豪 ロンデニス行政区F3(-469 -123) ※03/24追加クエスト。始めにリトルラットが2体出てくる。それを倒すと次にラットが3体そして次にラージマウスが4体最後にジャイアントラットが1体だったが、運が悪いとウルフ2体になる 編集 【トライアルミッション】N/APT推奨 編集 亜人部隊の殲滅 4~9 2 5000G100Exp 開始 ナストリタン軍スカウト アリー行政区D7(+670,-124) コモンゴブリン3体、一定時間経過するとゴブリン1体が増援で出現。増援出現前にコモンゴブリンを倒せばその時点でクリア。コモンゴブリンは固まっているので、1体を1人以上で受け持つ工夫をしよう。 編集 【トライアルミッション】ゴブリンを2分以内に討伐するPT推奨 編集 届け物 5-10 QP 100G・EXP1400 南街道に居るイルヌからの依頼。鼠の毛皮を10枚集める。→羽虫の牙10個をポルトゥーンのキリルに届ける。 編集 コメント コモンゴブリン - 名無しさん 2010-02-07 00 28 13 名前
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 異形世界・「白狐と青年」 第46話 「落ち着く場所の行き場」 ● 研究所内へと戻った匠はキッコ、彰彦、明日名らと共に平賀の部屋で話を聞くことになった。 未だに先程までの泣きの気配を引きずっているクズハは俯きがちに匠の服の裾を引いてついてきてはいるが、何も喋らない。誰も彼女に発言を求める事は無く、ただ彼女を見守っている。 そんな皆を見ながら匠はこう思う。 ……俺も何も話しかけなくて正解、だな? 疑問形で思うのは、自分のこういう場面での感覚が当てにならないという事をこの数時間で悟ったからだ。 自分を知ってまた一歩成長した。そう前向きに考える事にして、匠は平賀に問いを投げた。 「じいさん、さっき行政区との話し合いがもたれる事になったって聞いたけど?」 キッコと明日名は既に平賀から聞いていて知っているようだったが匠は詳しい事を知らない。同じく詳細を知らない彰彦が相槌をうって、 「俺もその話を詳しく聞きたい」 「そうじゃろうな」 平賀はそう言って頷き、 「ここ数日、行政区相手に色々と根回しをしての、ようやっと行政区のお偉いさん達と話す場をセッティングする事に成功したんじゃよ」 そう言って彼は紙を一枚ずつ匠と彰彦に渡す。 「渡辺君に渡したものと同じ内容の紙じゃ。会議での議題は『異形への対応の再検討と大阪圏の今後』と題してな、参加者となる大阪圏行政区の議員連中も、今はほとんどが防備を固めた行政区内に閉じこもっておることじゃし、ここらで皆で話し合って大阪圏全体の方針を定めてしまおう、というわけじゃな」 彰彦は感心したように唸る。 「話し合いの席を設ける事ができたってだけで十分すげえよ。ところでよ、さっき翔と話してる時に聞いたんだけどさ、クズハちゃんが研究区内に居るって事はもう大々的にばらしちまったって事でいいのか?」 「うむ、クズハ君の所在をあまり長く隠しておいても得にはならんからのう。どうせ黒幕は匠君や明日名君がクズハ君を救出に行ったことから逆算して、クズハ君の居場所はほぼ掴んでおるじゃろうしな。下手に隠し続けてはその事実を利用してわしらを攻めて来かねんからのだなあ。 話し合いが終わるまでは研究区保護下の異形には手出し無用を確約させた上でバラしてしまったわい」 じゃあ、と匠が問う。 「クズハはもう追われていない、という事か?」 「ひとまず、公の戦力には。と但し書きがいくつか付く事になるがのう」 それだけでも、これまでに比べれば劇的な改善だ。匠はほっと息を吐いてクズハの背を撫でる。 「じゃあこれから警戒しなきゃならねえ敵さん――行政区の奴らのうち、怪しい奴らの裏は取れたのか?」 彰彦の言葉に平賀は難しい顔をした。 「異形排斥派、共存派問わず今の状態に違和感を感じておる者は多いようじゃが、本命の通光君はやはり尻尾を見せんのう、やり手じゃな。しかしまあ、皆が違和感を感じているというのならば攻めようはある。彰彦が持ってきてくれた情報から根回しをして、話し合いの場では通光君を差していこうと思っておるんじゃよ」 「俺の持ってきた情報……?」 「うむ、行方不明者の情報じゃ。調べてみたら結構これが使えそうでな」 そう楽しそうに笑む平賀に、キッコが確認するように言う。 「とは言ってもこれで平賀も追いつめられてきてはいよう? 状況確認をするのなら、不利な部分も説明しておいた方がよかろう」 「不利な点……?」 平賀は「こりゃ一本取られたのう」とおどけた。その上で彼は一つため息をついて、 「そうじゃのう――わしらは今回の件、最初から異形を匿ったり保護するなりをして、ただでさえ大阪圏の主流から反した動きを取っておる。異形の手によるとされる事件もまた多発しておる中でその態度を固持しておるせいで、けっこう反感も集めておってのう、以前から少しずつわしの大阪圏内での発言力が低下してきてはいたんじゃな。 それらの積み重ねの結果として、今回の話し合いの席をセットするのにも時間がかかったわけなんじゃが――そうじゃの。今回の話し合いで事態の進展が望めなければ、研究区はわしごと潰されてしまうかもしれんのう。少なくとも大阪圏内に居場所は無くなってしまうじゃろうな」 平賀の進退がかかった重大な事だ。驚き半分、心配半分で息を詰め、匠は平賀に問う。 「大丈夫なのか?」 「いざとなれば安倍君辺りに皆の保護を頼むとするわい。それに、先程も言ったが異形排斥派も共存派も、現状に違和感を感じておるのでな、それゆえにこの話し合いの席も設けられたのじゃからの。ならばその違和感を加速させてしまえば、少なくとも共存派は取り込めよう」 平賀は口もとの円弧の笑みを深く刻んだ。 「そんな感じで、まあ土壇場じゃが、行政区のお偉方を味方に引き入れるチャンスでもあるわけじゃな」 言う程簡単なものでもないだろうと思いつつ、匠はそうか、と頷く。今更心配してもしかたの無い事だ。そう割り切った上で、紙面を確認して、 「会議は三日後だな」 「それまでは久しぶりに休憩タイムじゃな」 平賀は深呼吸して伸びをする。あくびまで一つ入れたところで周りを見回した。 「わしの方は根回しに走るからもうちとがんばるが、皆は疲れていよう? 特にクズハ君は起きたばかりじゃ。もう今日は休んでしまうとええ」 そう平賀に言われたクズハの顔は、少し集中力を欠いてぼっとしているように見える。彼女にとっても匠にとっても変化が激しい一日だった。確かに少し考えるための休息の時間も欲しい。 だから、と匠は頷き、 「わかった。それじゃあ今日はもう休ませてもらうよ、じいさん」 そう言って、クズハの背を叩いて退室を促す。 クズハは黙って匠に付いて来た。 ● 部屋に戻る途中でクズハを部屋に連れて行く。 部屋の扉を開けると、正面に吹き飛ばされて風通しがよくなった窓が匠を出迎えた。 「あー……」 そういえばクズハに破壊されたままだったと思い出していると、クズハが小さく言ってきた。 「す、すみません」 ようやく口を開いたクズハの謝罪がいつもの調子で、匠は改めて安堵交じりにため息をついて苦笑した。 「うん、まあしょうがないよな……どこか空いてる部屋でも適当に探して――」 言っていると、クズハに服の袖を強く引かれた。 目をやると、彼女は袖に目を落としたままで、 「あの、私、匠さんの部屋で寝ちゃ、いけませんか……?」」 そう言ってクズハは、固まった匠の顔を見上げる。だって、と前置きして、 「昔は……拾ってくれた時には、一緒に寝てくれました」 「あれは記憶もなくて寂しかろうと思ってだな……」 異形であるクズハが人に敵意や警戒を必要以上に抱かないように、そして逆に向けられないように、当初は傍で見守る必要があったが、ある程度人の社会に対する知識が付いた時点で必要以上に傍に居る事もしなくなったものだ。それが彼女の為になると、保護者の立場でかつてはそう考えたのだが、 「和泉に行ってからもそうでした」 不満の色をのぞかせるクズハの口調に、匠はまた何かミスったのだろうなきっと、と半ば投げやりに思いながら返答する。 「そりゃな、師範達がクズハ用にも別で母屋に部屋を用意してくれたし、そっちの方が便利だったろ?」 クズハは頷いた。その上で、 「それでも、寂しかったです」 「だが――」 「寂しかったです」 「……」 ……どうもその言葉には弱いな。 寝るとは言っても一緒の部屋で寝て近くに匠が居る事を感じたいとか、そういう事だろう。せっかく想いが通じ合ったのだ。無碍に断る事もないと匠は首を縦に振った。 「分かった。行こうか、クズハ」 「はい!」 返事と共に、久しぶりの満面の笑みがクズハの顔に浮かんだ。 ……この表情にも勝てない。 惚れた弱みなのかもしれないと思う事にして、匠は風通しの良い部屋を後にした。 ● 日が昇るのと同時に目覚めた匠は、右脇の辺りに感じる温もりに一瞬眉を動かした。 温もりの源からは甘い匂いが漂って来ており、それに混ざって微かに、 ……獣の匂いが……。 武装隊時代の習慣か、獣の匂いは意識を素早く覚醒させてくれた。 血の生臭さを含まない獣の匂いは、人に近しいものとして感じられる。 匠は右脇の方、疲労のためにか深く寝入っているクズハに目をやった。 クズハの衣服に乱れが無い事を確認して、内心でほっと息を吐く。 ……いやいや、そりゃそうさ何もしてねえんだから。 言い訳じみた事を心に呟いた。そもそも、匠は昨夜は床で寝ようとしたのだ。しかし、 ……クズハに床では寝かせられないと言われたからなあ……。 その後、一緒に寝ようと言われた時に断り切れなかったのは、昨日からクズハに対して強い態度を取れなくなっているためだろう。 強い態度を取れなくなっている原因そのものは分かっていて、匠としては精進しなければと思うのだが、 ……どうにもクズハを拾ったばかりの時を思いだす。 その懐かしさを悪く無いと思ってしまうのは、歳をとったという事だろうか。 クズハの髪を撫でながら自分の年齢について思案していると、クズハが寝返りの動きで身を寄せてきた。 安心しきった顔で密着してくるクズハの体の感触に匠は思わず息を詰める。 ……まだ小さいが……大きくなったなぁ。 頭を擦りつけるようにしてくる彼女の拾った時よりも成長した体は、確かに女狐の影を覗かせている。若干の戸惑いとともにそれらの成長を確認した匠は、 ……いかん。 何がいけないのかは深く考えないようにして、クズハから身を離して体を起こした。 クズハの体に布団をかけ直してやり、顔を洗って着替えに手を伸ばす。 新しい服に着替えながら、今後寝床は分けようと匠は決心した。 着替え終わる頃にはクズハが起きて来た。 彼女は目元を擦りながらあくびをして、 「おはようございます……」 「ああ、おはよう」 挨拶を返すと、クズハははにかんだように笑みながら布団を抱きしめた。 「どうした?」 問うと、彼女は布団に顔を埋めて微かに眠気の尾を引く声で呟いた。 「匠さんの匂いはとても安心します」 「……そうか」 そんなに臭うだろうか、とか自分が匂いに反応するのはクズハの嗜好が移ったのだろうかと思いながら、クズハが妙に嬉しそうなので寝床を分ける話はもうしばらく後にしてから切り出すことにした。 ● クズハが着替え終わるのを待って二人で朝食を食べに食堂まで出て行くと、入口付近で先に朝食を食べていたキッコが目ざとく匠達を見つけてきた。 「匠、クズハ、起きてきたのか、疲れは抜けたかの?」 「おかげさまでな」 「はい、随分と良くなりました」 ああは言ってはいるが、クズハはまだ本調子ではないだろう。もう何日か、ゆっくりと様子を見た方がよさそうだと匠は考える。キッコも同じ事を考えていたのか、クズハに対しては「無理はせぬように」と言って、 「……ふむ?」 不意に首を傾けた。 彼女は同じように首を傾けたクズハに近寄ってその頭に顔を寄せて、鼻をひくつかせる。 「……ほう」 「あ、あの……?」 クズハが戸惑った声を上げた。キッコは顔を離して、 「匂いは付いておるが、この感じでは種は受けておらぬか」 残念の色をもって発された言葉に、クズハが顔をさっと赤らめ、匠はあきれ顔で応じた。 「あたりまえだ」 「あたりまえとは何ぞ? この香りならば同衾はしたのであろう? にもかかわらず手を出さなかったのかの?」 一瞬手を出しかけたような気もするが、それらの記憶を敢えて意識から弾きだして匠は頷いた。 「そうだ」 「なんと……!」 キッコは殊更に驚いた顔をした。 「据え膳食わぬは何とやらという言葉を知らぬのかの?」 「据え膳ってお前……」 何か言い返そうとして、咄嗟に反論の言葉が出て来なかった。匠はごまかすように咳払いを一つして、クズハの頭に手を置く。 「こういうところはほんと動物的なのな。クズハにはまだ早いだろ」 「早い……かの」 キッコはクズハへと視線を転じた。 「どうだの?」 「え……?」 話を振られたクズハは一瞬口ごもり、顔を更に紅潮させ、 「わ、私は……匠さんになら、いつでも……」 尻すぼみに消えて行く言葉で言われ、匠は天井を仰いで振り切るように頭を二、三度振った。 クズハの頭の上の手を力を込めてぐりぐり動かしながら、 「そういうのは時期を見て、ゆっくりとだな」 「うむ」 キッコがもっともらしく頷いた。煽って来るのかと思ったら、彼女は別段そういう意図もなさそうに、 「そうだの、別に焦る事もなかろう。あれほどはっきりと告白したのだしの、自然と行きつくところには行きつくだろうて」 そう言うと、身を翻してキッコは食堂へと足を進め、朝食を食べている皆に聞こえるように声を飛ばした。 「皆よ、聞いて知っている者も多かろうが、昨日、匠とクズハのつがいが成った。めでたい日ぞ。武装隊の視察も探りも気にする必要も無くなったのだ。今日は匠の奢りで食って飲むがいい!」 即座に大きな歓声が返ってきた。 「あの女狐……」 視線の先ではキッコがクズハを手招きしている。クズハがどうしたものかという表情でこちらを見てきたので促しの頷きを作った。 「行ってこい。皆クズハの事を心配していたんだしな」 「はい」 走って行くクズハの背を見送りながら、匠はまだどうにも距離感をつかみ切れていないと思う。 ……今までの距離感に甘えてきてたツケだな……。 キッコがつがいと言っていたが、実際のところ、自分とクズハはそういう関係になり切れていないのだろう。クズハが身を寄せてくるのも、自分が今の関係での確たる安心を得られていないからだと匠は考えている。 「いろいろと不足してるな……」 吐息交じりに弱音を吐いていると、肩を叩かれた。 振り返ると、そこに居たのは、 「彰彦」 「どうした、朝っぱらからため息なんかついて」 「さっきの聞いてただろ? どうやら今日は俺の奢りらしいぞ」 そう言って示す食堂はにわかに活気づいている。皆、遠慮なんて一切せずに食い散らかす気満々だろう。それは今日までこちらの都合に付き合って来てもらった皆に対する当然の礼ではあると思うが、 ……これで貸し借り無しにしてくれるって事か。 ありがたいことだ。そう思いながら彰彦に言う。 「まあ、そんなわけだから彰彦も遠慮せずに食え」 「そうだな。せっかくだから幸せを分けてもらうとするか」 食堂のクズハとこちらを見比べながら言う彰彦に匠はあのなぁ、と抗議する。 「幸せとか言うけどな、けっこう大変なんだぞ? 昨日もクズハが一緒に寝たいとか言い始めるし」 彰彦が「あーはいはい」とぞんざいに手を振った。 「本当に幸せそうだな、武装隊の世話になるか?」 彰彦の言葉のニュアンスに匠は意思の疎通がうまく出来ていない事を悟って急ぎ弁解を開始する。 「いや、ただ一緒に寝ただけで特になにもないぞ? というか、話の大事な部分はそこじゃねえ」 「じゃあどこが大事な部分なんだ?」 横目で見て来る友人に匠は頷いて、 「俺は本当にクズハを安心させてやれるようにならないといけないって事だ」 どうにもこれまでの人生、戦う事ばかりにかまけていたせいか、そういう安心や安定を戦場以外の場で意識して築くのが苦手な自覚がある。 故に、匠は反省として自身をこう評する。 「まだまだ未熟だ」 「それが分かってんなら上等だろ」 彰彦は微笑し、 「それに、クズハちゃんがわがままを言って匠を困らせたってだけで、クズハちゃんの方にもでっけえ変化があったってもんだ」 「そういえば、珍しくわがままを言ったな」 それも、他者の身を心配してのものではなく、自分自身のために言う種類のわがままだ。 「信仰気分も抜け始めてるんだろ。対等に近付いたってことだぜ、それは」 そう言って彰彦は匠の胸を小突いた。 「喜べよ、あの子の為にな。んでもってそれを肴に今日はお前の金で乾杯だ」 そう言って彰彦も食堂へと駆けて行く。一応ある程度遠慮するようにと言うだけ言っておかねばと思いながら、匠は食堂にいつの間にか設けられているお誕生日席に座らされているクズハの困ったような笑顔を見る。 それを見て心に浮かべるのは心が軽くなるような幸せの感情だ。 この幸せを続け、クズハにも同じ感情を抱いてもらう為に、今、大阪圏を巻き込みつつある不安の元凶を叩く。 そう心に思い、匠は食堂に入ろうとして、ふと立ち止まって財布の中身を確認しだした。 前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ ページ最上部へ