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僕らはみんな生きているをお気に入りに追加 情報1課 <僕らはみんな生きている> #bf 外部リンク課 <僕らはみんな生きている> ウィキペディア(Wikipedia) - 僕らはみんな生きている Amazon.co.jp ウィジェット 保存課 <僕らはみんな生きている> 使い方 サイト名 URL 情報2課 <僕らはみんな生きている> #blogsearch2 成分解析課 <僕らはみんな生きている> 僕らはみんな生きているの78%は明太子で出来ています。僕らはみんな生きているの7%は優雅さで出来ています。僕らはみんな生きているの6%は見栄で出来ています。僕らはみんな生きているの5%は株で出来ています。僕らはみんな生きているの3%は度胸で出来ています。僕らはみんな生きているの1%は気の迷いで出来ています。 報道課 <僕らはみんな生きている> <最愛>“大ちゃん沼”にハマる人続出!松下洸平がドラマに込めた思い「自分にとって確実に大きな一歩になると思いました」【インタビュー】(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「ハンブレッダーズの『ギター』は言葉にできない気持ちを表現してくれる」グランジ遠山大輔がメンバーを前に熱弁 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー - 音楽ナタリー 「ひとりでなにかを達成するより、5人のほうが楽しくない?」って思うんです 学芸大青春・星野陽介インタビュー | アニメ ダ・ヴィンチ - ダ・ヴィンチニュース AIに従う「失敗のない人生」では得られない、本質的な幸せとは? 岡田武史氏・龍崎翔子が、地域活性化を通じて目指す未来 - ログミー 自分を楽しもうよ!~パラリンピアン富田宇宙と閉会式パフォーマー・小澤綾子がトークライブを開催~(佐々木延江) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 大企業でも小さな会社でも、「幸福を感じる人」の共通点 安定や裁量権だけではない、働く人の幸せ度を決めるもの - ログミー 深い悲しみを抱く夫婦役で初共演する、小島聖と田代万里生が話題作『ラビット・ホール』を語る - http //spice.eplus.jp/ 電撃ネットワークが“過激が淘汰される時代”にモノ申す!世界的パフォーマーが明かす「言語のいらない笑い」の価値とは(WEBザテレビジョン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ユアネス、バンドの名刺代わりと言える1stフルアルバム「6 case」完成|メンバーインタビュー+6組の表現者からのコメント - 音楽ナタリー 特集・インタビュー - 音楽ナタリー 【4代目バチェラー黄皓インタビュー】再び旅路についた真意を告白 波乱の展開は「僕の中では何も後ろめたさはない」(2021年12月1日)|BIGLOBEニュース - BIGLOBEニュース 「スーパーモンキーボール」×「モンスターファーム」コラボ記念対談。2人のゲームクリエイターが語るコラボの契機,仕事術とキャリアについて - 4Gamer.net 冬の寒さを吹き飛ばす「生きる熱さ」をお届けします! ミュージカル『フィスト・オブ・ノースター 北斗の拳』小野田龍之介、一色洋平、百名ヒロキインタビュー - http //spice.eplus.jp/ Nothing’s Carved In Stone史上最長のインターバルを経て明示する ANSWER 、村松&生形が語る - http //spice.eplus.jp/ 【ボクシング】早慶戦前企画① 早慶4年生対談 −−松木健太×武智琉馬×岡村泰靖×首藤功大 - 慶應スポーツ新聞会 テクノロジーを駆使した、ボーダレスな音楽フェス「MOVE FES. 2021」開催 - PR TIMES 45歳くらいで店と芸人両方やってるかも ジャンポケ・おたけが月島のもんじゃ屋を継ぐ理由 街と店がキャラに与えた影響【実家飲食店芸人】 - メシ通 三代目JSB山下健二郎「20代の頃は、他人を羨んでばっかりだった」(ananweb) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 櫛野展正連載「アウトサイドの隣人たち」:自分のために描く日々(美術手帖) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <試写室>みんな大好き!亀高先生と早坂ちゃんが素晴らしい。関係性の揺らぎを描いてみせることで愛すべき二人として改めて認識 (2021年11月27日) - エキサイトニュース 【ライブレポート】SOMETIME Sが生み出した、親密で温かな空間(BARKS) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 十勝発!地域を挙げてつくる〝農業の応援団〟! - nhk.or.jp H&Mメンズ Winter Fashionのキャンペーン・モデルに柄本佑が登場! - PR TIMES ここは、みんなが子どもの頃ほしかった場所。香川県まんのう町に生まれる「SUNNYSIDE FIELDS」が育む、共生と調和のある未来とは? 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←back next→ 世界の破壊者 高橋愛 その旅の行き着く先は? 【前回のストーリー】 保田の開発したC3細胞に肉体を浸食された里沙を守るため、ダークネスを離脱し逃亡を続けてきたマルシェ。 そんな二人に迫る黒い影があった。 「ボク」と名乗る合成獣の肉体を持つテレパス。 「ボク」から「オバサン」と呼ばれている傀儡使いの女。 彼らに追いつめられたマルシェたちを救ったのは光の中から現れた愛だった。 「オバサン」の操る人形を一瞬で崩壊させた愛だったが、仲間の危機を救うために能力を酷使して駆けつけた代償は大きく、動きが止まってしまう。 Mの系譜に連なる能力者に敵愾心を燃やし、愛の目の前で里沙やマルシェを惨殺しようとする「ボク」。 生体ロケット弾をマルシェに向けて発射しようとした「ボク」だったが、激痛に襲われ意識を失ってしまう。 ガン細胞から抽出されたC3細胞の浸食を遅らせるために、精神と肉体の活動レベルを最低ラインに抑えていた里沙が、マルシェの危機を救うために、精神のロックを解除したのだ。 里沙が2年間戦い続けてきたC3細胞の生育に伴う激痛を疑似体験させられて、脳がシャットアウトしてしまう「ボク」。 薄れゆく意識の中で「ボク」は最後の思念を「オバサン」に送った。 …ボクたちはやっぱり地を這う虫だった 窮地を里沙に救われたマルシェが呟いた。 「里沙ちゃんが私のことを守っていてくれたんだ…」 第??話 「Wingspan の世界:闇の翼」 マルシェは倒れ伏した「ボク」から少し離れた場所で里沙の火傷の手当をしていた。 逃亡の旅に携えていた医療品を広げている。 危機を脱したというのにその顔に笑いはなかった。 2メートルを越える「ボク」の体は時折ビクッと震え、口からは泡を噴いている。 ―あれは私のやったこと。 自分の研究が転用されたC3細胞の猛威に心を痛めるマルシェ。 そんな彼女も腕に深手の傷を負っていた。 愛は医療品の中から三角巾を取り出してマルシェの腕を手当しようとしたが、変な結び方をして捻れてしまう。 ああっ、もうと苛立つ愛を見てようやくマルシェの顔に笑みが浮かぶ。 少しずつ埋まっていく空白の時間。 ★ 愛の一撃で気を失っていた「オバサン」は目覚めていた。 自分の操る傀儡たちを一瞬で破壊した愛の早業に恐れをなし、身動き出来ないでいる。 虫だ。 あたしは泥の中を蠢く虫だ。 大切な相棒。 異世界で巡り会ったパートナーを倒した相手がすぐ近くに居るのに体がすくんで動くことが出来ない。 息をするのさえ脅えてる哀れな虫だ。 頑強な人形たちを一瞬で破壊するだけの力を持つ高橋愛が、あたしの命を取らずにいたことに安堵してる。 やつらがこのままあたしのことを見逃してくれることを願ってる。 もしもやつらがそうしろと言うなら、靴の裏でさえ喜んで舐める。命乞いをして生き延びようと思っている。 プライドなんか1グラムも持ち合わせていない惨めな虫。 翼を求めた相棒はいま大地に倒れ伏し、死んだように動かない。 「オバサン」は「ボク」の本名を知らないし、自分の本名も教えていない。 「ボク」は自分のことを「ボク」と言い、「オバサン」のことをオバサンと呼ぶ。 「オバサン」は自分のことをあたしと言い、「ボク」のことをあんたと呼ぶ。 「オバサン」も「ボク」も元々は別々の世界で生きてきた。 何者かに導かれたマルシェや里沙が生きるこの世界で二人は出会った。 「オバサン」と初めて出会ったとき、「ボク」はカワイイ女の子の姿をしていた。 「オバサン」は元居た世界では汚い仕事を請け負って得た報酬で生きてきた。 ある日「オバサン」は若い女、喫茶店に住み込みで働いている二十歳前後の女の身柄を抑えるという依頼を請け負った。 「オバサン」は、女がよく一人で夜歩きをするという通りで網を張ることにした。 依頼主から渡されたデータによれば女は「五十人殺し」の異名を持つ喧嘩家だという。 そんな女を取り逃がさないようにするために、「オバサン」は能力の上限である三十体の傀儡人形を用意した。 万全の布陣を敷いた「オバサン」は、哀れな犠牲者がやってくるのを待ちながら夜空を見上げた。 薄汚れた血痕のように醜い貌を晒す月の妖しさに心を奪われた「オバサン」が我を取り戻した時、そこは知らない世界だった。 通りの繋がりや大まかな地形は、「オバサン」が若い女を待ち伏せしていた場所と殆ど変わらない。 だが詳細な部分、建物の大きさや形、閉まっているシャッターに描かれた落書きに見覚えのないものが混じっている。 自分が異常な事態の真っ只中にいることを悟った「オバサン」は、仕事を放棄して自分の雇い主の元に駆けつけることにした。 雇い主である寺田という胡散臭い中年男のことが心配になったわけではない。 日本ESP協会というふざけた看板を隠れ蓑に裏の仕事を斡旋している寺田なら、何か情報を持っているかもしれないと思ったからだ。 人形の部隊を散開させて目的の場所まで移動しながら「オバサン」は辟易していた。 空気が肌をチクチクと刺してくるのだ。 冷気とは様相が異なる、まるで世界が自分に対する拒絶反応を起こしているように思えてならなかった。 日本ESP協会の入居している薄汚い雑居ビルのあった場所にやってきた「オバサン」は眉を顰めた。 そこには見覚えのない近代的なビルが建っていた。 地震が来たらたちまち倒れそうだったオンボロビルとは明らかに違う堅固な造りのビル。 その出入り口に鮮やかに両断された警備員の死骸が転がっているのを見て「オバサン」は決めた。 何が起こっているのかを確かめてやると。 「あんた一体何者だい。 死んでいる警備員達はみんなあんたがやったことなのかい」 普通のビルとは思えないぐらい多くの隔壁で区分された通路を経てたどり着いた一室に「ボク」はいた。 一瞬男と見紛うたぐらい色気のない服装をしていたが、カワイイ顔立ちや、機器を操作してる華奢な指先が、女だということを物語っていた。 「警備員? オバサンは頭が悪いのかな。 」 「な、誰がオバサンだい。 あたしはまだね…」 「ボクからしたらオバサンだけどね。 それよりあいつらは警備員なんかじゃないよ。 装備を見なかったの」 生意気な若い女の言うとおり、ビルの中に転がっていた警備員たちの死骸が身につけていた装備は、プロテクターといい金属製のリングを先端に装着した警棒といい、ビルの警備員にしては物々しすぎた。 そしてその数も。 「外見は普通のビルを装ってるけど、中は要塞なみに頑丈な造り。五十じゃきかない数の物騒な装備をした警備員の死体。 このビルの中の連中が一体何をしていたのかも気にかかるところだけど、わたしが今気になるのはあんたのことさ」 数十人の人間が無惨な死に様を晒している同じビルの中で平然としている女の素性を問いただそうとするオバサンに対して女は…。 「そんなことを知ってどうするつもり? 知ったところでオバサンも外の警備員みたくなるのに」 「そいつはどうかね」 ビル内の人間を惨殺したのは間違いなく目の前にいる女だ。 そして今度は自分を狙ってくる。 確信を持った「オバサン」は室外に待機させていた人形の中の精鋭2体を女に差し向けようとする。 「いい年こいてお人形遊びなんてみっともないよ、オ・バ・サ・ン」 こっちの意図が読まれてる。 だけど普通の人間じゃないってことは織り込み済み。 後は傀儡たちで力押しするのみ。 「マスター・オブ・パペット!! この女を抹殺しろ」 「オバサン」の命令に従って戦闘態勢に入る人形たち。 仮初めの命を得た傀儡人形が一糸乱れず、自分に襲いかかろうとしている状況になっても、若い女は落ち着いていた。 「お人形さんってことはやっつけてもやっつけてもきりがないってことだよね。 だったらオバサンを消すしかないか」 耳の辺りに手をやると少し大きなピアスに触れた。 ピアスは輝きを発し、小さな起動音を発する。 起動音は女の身体全体に呼応する。 羽ばたこうとする鳥のように腕を上げると、女の身体が変わりだした。 筋肉が隆起し、骨格は音を立てて変形し、皮膚が膨張していく。 「お、お前は…」 思わず言葉を失ったオバサンの心に、若い女の声が直接響く。 「どうかな、この機能的な身体。 美しいと思わない」 ゴリラ、熊、バイソン。 異なる獣の肉体が普通ならあり得ない形で融合した合成獣の姿がそこにあった。 こんな獣が相手なら、ビルを守っていた男たちだってひとたまりもない。 それにしても、この怪物、何て醜悪で、何て凶悪で、何て…。 「素敵」 『ちょっ、オバサン。 人の身体勝手に触んなっつー』 「いいじゃないか、減るものじゃなし」 元々人形の造形美に傾倒していた「オバサン」は、異なる肉体のフォルムが織りなす造形美に目の色を変えた。 「それにしても惚れ惚れするぐらいにイカした身体じゃないか。 ゴリラと熊の身体の継ぎ目に頬ずりしてもいいかい」 『言う前からしてるし、ってここは怖がるところじゃね、普通。 異形の怪物に恐れおののき、逃げまどう女っていうのが定番だろうがねって、おい! 写メ撮るな!!』 「オバサン」の毒気に当てられて調子が狂った女はうんざりしたように言った。 『あんた、ほんど変わってるよ』 暫時後、若い女と「オバサン」は殺し合いを止め、話し合っていた。 女は獣の身体から人間の身体へと戻っていた。 話してみれば自分のことを「ボク」という若い女も「オバサン」と同じように裏の仕事に手を染めて生きてきた人間だった。 「ボクは動物保護の団体と契約してたんだけどね。 生まれながらの獣人を保護するのが目的だとなんだとか。まあ保護っていっても指定された獣人を捕まえるのが仕事だったんだけどね、生死を問わず」 「ボク」も「オバサン」と同じように仕事の為に出た先で赤い月の異変に出会い、現在いるこの世界に迷い込んでいたという。 「弱ったよ。 標的の中国人の女の子は見失っちゃうし。 仕方ないから近くにいた人間を捕まえて色々聞いてみても、要領を得ないし」 契約していた組織なら情報を握っているのではないかと駆けつけてみたら、組織の入ってたビルが姿を消していて、違うビルが建っていたと言う。 「だから、とりあえず中に入って確かめてやれと思ったら、ごらんの通りのイカついオジさんたちが襲ってきたから、仕方なく・・」 キメイラ化して降りかかる火の粉を振り払い、コンピュータの使える部屋までたどり着いたという。 「火の粉を振り払うねえ」 要塞のようなビルの中で息絶えていた者達の亡骸を見れば、「ボク」はまるで花火に打ち興じるように人間の命を奪ってきたことがわかる。 「ボク」が生業としてきた動物保護の仕事だって生死を問わないというならば、確実に対象の命を奪ってきただろう。 ただそれは「オバサン」も同じだった。 「ボク」の話の中で「オバサン」が気になったのは、ボクの目的地だったビルが姿を消して、今二人が話しているビルに姿を変えているということだった。 もしやと思って「ボク」の言ってるビルと自分の捜していたビルの名前や概要を照らし合わせても、同じ建物だとは思えないほどの差違が存在するらしい。 元号、歴代の首相、流行歌、歴史上の大事件についても思いつく限り挙げて比べてみる。 二人とも全てをそらんじれるほどの頭脳を持っているわけではないが、微妙な違いのあることは判った。 その意味するところは。 「どうやらあたしたちは元々違う世界にいたのが、何らかの力によって今存在する世界に召喚されたってことなのかねえ」 「オバサン」が慎重に言葉を選ぶ。 「召喚って何かポケモンみたいじゃん」 「ボク」の屈託無げな様子は変わらない。 「でまあこのビルの中で一体何が行われてたのかについてなんだけどさ」 先刻からいじっていたコンピュータから何か情報を得たらしい「ボク」が思わせぶりに話し始める。 「ボク」によれば、このビルの中にいたのは能力者を尖兵とするある種の反社会的な組織らしい。 「笑っちゃうよね。 ダークネスなんてセンスのない名前」 二人が欲しかった情報―二人が異界に迷い込んだ原因、元いた世界に戻ることの可否―は得られなかった。 しかし要塞ビルを根拠にしていたダークネスという集団についての情報は手に入れたらしい。 始まりは一人の能力者だった。 天使と呼ばれた少女。 彼女の近くにいた少女の予知能力者としての覚醒。 最初の頃は文部省の役人がお座なりの実験と調査を実施してお茶を濁していた。 しかし上がってくるデータの尋常でないことに気付いた一人の人間が、各省庁から横断的に人材を集め天使と呼ばれた能力者を徹底的に調べ尽くした。 やがて警察庁から派遣され少女たちの護衛に当たっていた女性にまで能力の萌芽が見受けられた時、一つの機関が設けられた。 Mというコードネームが付けられた機関の当初の目的は純然たる研究だった。 しかし天使の覚醒と呼応するように急増した能力者による兇悪犯罪に対応する為に舵が切られた。 能力者で編制された特殊部隊Mの編成。 Mの中核となったのは、“天使”安倍なつみ、“女神”飯田圭織だった。 能力者としては高レベルであっても、只の少女に過ぎない彼女たちをリードしたのが、警察庁から志願してMに出向していたキャリア官僚中澤裕子だった。 能力の実用、能力者の実戦投入は眠っていた悪龍を目覚めさせた。 旧軍時代から暗部で進められてきた伊号計画。 能力者の軍事利用。 人為的な能力者の創造。 国民を人間として認識せず、消耗資材として捉えていた悪しき時代の遺物。 脈々と続けられてきた悪魔の研究は、膨大な被害を最後に停止した。 後に残った責任の回避に汲々としていた人間にとって、Mの創設は福音だった。 プロジェクト“i”として甦った伊号計画と結びついた時、光を帯びていたMに闇が射し始めた。 Mの主導権争い。 派生する権益の確保。 世界を救うという大義が見失われかけた時点で中澤が策動を始めた。 情報網の分断、枢軸に立つ者の暗殺、脅迫、精神掌握。 この世界の不幸や不平等、不条理の存在を知りながら、何も為そうとしない大多数の人間を覚醒させる為に世界を闇で覆う。 Mがダークネスに変質した時、その足元には屍が累々と横たわっていた。 自分の能力を自分以外の何かの為に使ったこともなければ使う意思もない「オバサン」にとっては、世界を救うというMの大義などどうでもよかった。 世界を変えるという正義を抱くダークネスの存在もどうでもいいことだった。 しかし「ボク」は暗い感情を抱いたようだった。 「コイツら、気に喰わない」 「でもまあこのビルの中にいたダークネスの連中はあんたが皆殺しにしたんだろ」 我ながらオバサンっぽいと思いながら、「ボク」をなだめるように話す「オバサン」だったが、「ボク」の舌鋒は衰えることを知らなかった。 「あいつらは能力者でも何でもない只の人間さ。 只の人間のくせして世界を闇で覆うとかそんな思想に取り憑かれちゃったバカな奴らさ」 「じゃあ天使とか女神とか呼ばれてる能力者たちは一体何処に」 行ったんだという「オバサン」の質問に「ボク」は首を捻った。 「わからない。 ただ一つだけ言えるのはどうやらこの世界に迷い込んだのはボクたちだけじゃないみたいだね」 「ボク」が操作した端末の画面に禍々しい姿が映し出された。 自動制御された戦闘ロボット部隊、耐性が異常に強い障壁を帯びたモンスター。 「そして、ボクたち。 ダークネスの皆さんはそんな異界からの侵入者から世界を守る為に何処かで戦ってるんじゃないかな。 それとももう死んじゃったのかも」 いつの間にか「ボク」の顔に何とも言えない笑みが浮かんでいる。 「ねえ、オバサン」 「だからわたしはオバサンじゃないって」 「オバサン」の苦情を黙殺した「ボク」はある申し入れをした。 「オバサンこの世界にいたってどうせやることがないんだろう。だったらボクと組んでこいつらを狩らないかい」 「狩るって? 一体何のことなんだい」 「Mの流れを汲む能力者たち。 世界を救うとか世界を変えるとかご大層なことを抜かすダークネスやリゾナンターの奴らを捜し出して、息の根を止めてやろうって言ってるのさ」 ←back next→
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登録日:2017/06/28 Wed 17 42 41 更新日:2023/12/09 Sat 17 38 47NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 AMV ←とは別物 MAD MADムービー Youtube つぎはぎニュース アングラ インターネット・ミーム ニコニコ動画 ネット文化 ミーム ムービー 創作 動画 映像 著作権侵害 ここでは、インターネット・ミームのひとつ、『MADムービー』について解説する。 概要 MAD(マッド)とは、漫画・アニメ・ゲーム・その他メディアを編集・合成し、再構成したものである。 原義はこうなので「手描きMAD」というものは原義からはおかしい言葉にはなるが、 MAD『的』なものというイメージが現代日本人に定着したことでこうなったものである。 ちなみに「mad」とは狂っている、と言う意味であり、別に何かの頭文字というわけではないのだが、 どういうわけかカタカナ表記にされたり小文字表記にされることはほとんどない。 それを踏まえてMADムービーというのは「そういう風に作られた映像作品」として見なせるわけだが、 現代は単にMADといえばMADムービーを指す。 概要 MAD史~ここテストに出ますよ~MAD前史 Flashの登場・サンプリングの流行 動画投稿サイトの登場 MADムービーの問題点 MADの楽しみ方 公式MAD AMV MAD史~ここテストに出ますよ~ MAD前史 MADムービーの起源と言えるものは、1970年代頃、大学のサークルなどで制作されていた「キチ○イテープ(*1)」である。 これを英訳すれば「マッドテープ」となり、これがMADの語源である。 このテープというのは「カセットテープ」のこと。 カセットテープというのは現代では珍しくなってしまったが、かつては音声録音のための記憶媒体として最も普及していた代物であり、 使われていた当時を知らない人でも「けいおん!」などで見たことがあるだろう。 つまり、当初のMADは映像作品ではなく音声作品が中心であった。著名なのは大阪芸大の『NEW MADTAPE』シリーズなど。 この時点で、後にニコニコ動画などで定番となる『歌の後に○○と付けるシリーズ』『忙しい人向けシリーズ』『特定のフレーズを執拗に何度も繰り返す』『マッシュアップ(非常にソックリな曲をいっぺんに同時再生する、合成する等)』といった手法があらかた開拓されているのだから、先人の知恵というのは侮れない。 作る方法はテープレコーダーの巻き戻しや早送りの機能をフル活用してカセットに録音していくという、だいぶアナログで手間のかかる方法だったがテープレコーダーと空のテープがあれば素人でもできたため、当時からかなり敷居が低かった。 なお高級なテープレコーダーであるほど編集に便利な機能が多数備わっていたことから重宝されていたらしい。 いまなら音源さえ確保しておけばパソコンの音声編集ソフトによるコピー&ペーストでサクサク作れるわけだから、こういうところも時代を感じる。 このMADテープは単に作った本人やその友人たちが楽しむだけに留まらず、同人誌のようにイベントで販売されたりもしていた。 また、1980年代には『タモリのオールナイトニッポン』というラジオ番組で、 NHKニュースのアナウンサーの声をつぎはぎする『つぎはぎニュース』というコーナーが二ヶ月だけあった。 最終的にはクレームが付いてコーナーは早々に終了してしまうが、 アナウンサーの声というのがつぎはぎ加工しやすいことからその後もアングラ文化として流行っており、 2000年代後期にすら新作が作成されていたくらい長生きしていた。 その後ビデオテープの普及によって音声作品から、映像作品のMADである『MADビデオ』が作成されていった。 初期は今みたいにコンピュータが普及していたわけではないので、セリフ差し替えやBGM変更などが主流な作品である。 Flashの登場・サンプリングの流行 インターネットが広まっていった2000年代から、Flashムービーと呼ばれるものが流行した。 Flashは「Adobe Flash」形式の動画ファイルのことを指すが、このFlashにおいてはMADビデオを元にしたような、 「アニメOPに、関係ない作品やネットではやったもの、あと有名になった人を貼り付ける」といったものが多くなる。 サザエさんやドラえもん、田代まさし(*2)や鈴木宗男や金正日、ブッシュ、小泉純一郎、ペリーなんかはよくネタにされていた。 この時点でバック音源(コミックソングや特撮・エロゲなどのOP、あとHatten)に映像や音声を合わせるという文化の萌芽はあり、少なくとも初版投稿者の小学生の時の思い出は学校のパソコンの授業で授業そっちのけでみんなでFlash見ていたという体験談もあるほど。 また、同時期よりヒップホップなどで使用されるサンプリングという技法も取り入れられ(*3)、サンプリングした音声でメロディを再現したり、音楽に取り入れるなど、今のMADムービーに通じる文化が発展した。 しかしそれは、奈良県の通称騒音おばさんと呼ばれる主婦や、鈴木宗男の国会答弁、 某大手予備校の授業やブラック企業の告発に伴い証拠として提出された上司の怒鳴り声の録音などのネタが使われるなど、 不謹慎さを孕んだモノも多く、今で言う「例のアレ」系のネタにも繋がるようになっていくといえる。 このような発展の裏には、あめぞうや2ちゃんねるなどのアングラサイトやWinnyなどのP2Pの登場が貢献している。 またブラクラよろしく踏ませようとする「釣り」文化や、逆にWebサイトで紹介して広める(フラッシュ倉庫)といった文化も、 現代の釣り動画やTwitterなどで面白動画を紹介するような文化へと繋がったといえる。 動画投稿サイトの登場 Flashは権利上問題ある物が著作権管理団体によって取り締まられていくようになったり、あるいは商業化などの批判が登場して廃れていくが、 変わって同時期にYoutubeが登場して流れが変わる。2005年に登場したYoutubeは、 まさにFlashの後継として、Flashの転載や単純に新作MADムービーを投稿されるようになり、 またこの時期に海外でも、1970年代から作られてきた「Anime Music Video(*4)」がやはりYoutubeに投稿されていた。 今ではYoutubeといえばYoutuberの躍進が目覚ましいが、当初は結構アングラよりのサイトだったのである。 この世界的なアニメの再構成作品の流行はいくつかの権利者にも「もはや無視できない」文化として受容されて行く。 この頃にはコンピュータでも高度なことが比較的簡単にできるようになっており、 素材集めも各種加工も自在なために黎明期とは比べ物にならない高度なMADが作られてきた。 更にその二年後には、ニコニコ動画が登場する。 ニコニコ動画ではFlash時代からあったIOSYSの東方二次創作音源や、 『Ievan Polkka』、『マイム・マイム』、音ゲー曲などやそれらのメドレーをベース、 アニメやニュース番組、駅アナウンス、レスリングなど、たくさんの素材が使われ制作されていった。 こうしてYoutube・ニコニコなどの動画投稿サイトが現代のMAD文化を完全に定着させ、10年たった今でも盛んに制作されている。 後述する問題点もあるとはいえ、現代ではMADを好意的に受け取る権利者も多く、ダイハツではエコカー減税終了後のCMを公式MADで作成したり、 日清食品はカレーメシのCMのMAD作品コンテストを行い、優勝者の作品をTVで放映したほど。 ただ一方で、宗教団体・政治団体のビデオや同人ボイスドラマ企画、更には炎上した市議会議員や弁護士などの音声を用いた MADも生み出されるなど、やはりアングラ(不謹慎)なDNAは現在でもなお生き残っている。 発祥がアングラなんだからアングラなものが残るのは当然といえば当然ではあるのだが。 MADムービーの問題点 MADムービーは1970年代から問題点も多く抱えている。 まず重要な点は、基本的に著作権や肖像権など、多くの権利の侵害が見られることである。 騒音おばさんやその後の炎上ネタでは、一般人の顔が思いっきり映った作品も少なくない。 その上でこき下ろすようなネタが多いのだから、当然誹謗中傷に繋がる。 アニメMADなどでは肖像権が関係しないことも多いが、以前著作権絡みの問題点は残っている。 現代ではイメージ戦略などを理由に公認されたものも多く存在しているが、 著作者・視聴者を問わず「MADによってイメージが崩れる」ことを良しとしない人も多くいることを忘れてはいけない。 サザエさん原作者の長谷川町子は「二次創作は作者への冒涜だ」と考えていたため、MADに関しては完全にアウトである。 また、MADの内容如何によって、間違ったイメージがキャラや現実の人物に定着してしまう、 ある種の釣りに使われたり、事実上釣りとなってしまったりという、ファンにとっては苦々しいものも多い。 こと平成ライダー一期はMAD文化などによって、本編中ではフォローアップされていることであっても、 勘違いのまま広まってしまったことでネタキャラ扱いされた人なども多い。 他にも、MADの素材によって下ネタやレスリング、淫夢、AV、エロゲなどの、 本来ゾーニングされるべきものや風評被害ネタなどの教育によろしくないものが 未成年者にも広まってしまうなどの問題点も。 (初版投稿者の小学生だった2000年代初期からの問題だが、現代でも未だ深刻な問題でもある) MADの楽しみ方 …と問題点もあるが、アニメやゲームのMADなどは欧米発祥のAMV同様、メディアへの注目を集めるきっかけになったり、 サブカルチャー文化の創造と発展に大きく寄与してきたのもまた事実である。 ある種キャラ崩壊系二次創作同様、面白い人にとっては面白いジャンルであることは間違いなく、 著作者や権利者との信頼関係を損なわない限り…という前提条件があればむしろプラスに転じているジャンルである。 またMADのように「音と行動を合わせる」という文化自体は創作では珍しいものではなく、 そういう方面でネタ化していくことが面白いのは間違いない。 ただしネタ化を好まない人も当然いるし、やはり上の問題点は依然残っているため、 非公認又はアングラなコンテンツを制作・公開することは、削除や訴訟を起こされるなどのリスクも覚悟する必要がある。 また、好まない人に押し付ける、逆に好きな人をことさら批難するということも推奨されない。 お互い分別を持ってメディアを楽しむべきであろう。 公式MAD 先程「著作者や権利者との信頼関係を損なわない限り」と書いたが、実際に公式が容認したり、 フリー音源や自作音源ベースなどになったりした事例もある。 特に公式が自作MADを公開した例は疑いようのないホワイトである。 黒からグレーのものが多かった発祥から大きく様変わりしたといえよう。 カプコン:公式でダルシムのボイスをつかったサンプリングミュージックを配信。 日清食品:カレーメシCMのファン制作MADをテレビでCMとして流す。 コナミ:『メタルギアソリッド3』でゲーム内ムービーを使った改変ムービーを作成。 ダイハツ工業:ダイハツムーヴのエコカー減税終了後のCMは『公式MAD』であることを示唆。 劇団イヌカレー:シャフト制作『獄・さよなら絶望先生』のOPデチューン(公式MAD風味)を担当。 AMV 似て非なるものにAMV(アニメ・ミュージック・ビデオ)やTMV(特撮・ミュージック・ビデオ)というものがある。 その名の通りアニメや特撮を使ったミュージック・ビデオであり、「音と行動を合わせる」というMADとの共通点があるが、 AMVは主に海外発祥の文化であり、大まかに言って MADが歌詞と行動を組み合わせるのに対し、AMVはメロディーと動きのリズムを合わせる MADがギャップによる面白さを目指すのに対し、AMVはシンクロさせて格好良さを目指す といった傾向の違いがある。 最近は格好良いものもMADに分類されることがあるけどな! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- MADの多くは二次創作であることから、項目に具体的な作品を列挙すること、コメント欄で特定のMADについて語る行為はアニヲタwikiのルールにも抵触しかねないため推奨しません。 ▷ コメント欄 [部分編集] なるべく問題になりそうな表現を排除して作成しているつもりですが、「ここ問題じゃねえか?」という意見があれば編集いたしますので指摘してください。編集する際にはアニヲタwikiのルールに抵触しないように、かつなるべく問題になりそうな表現を使わずに編集することを心がけていただけるとうれしいです。 -- 名無しさん (2017-06-28 17 45 02) MADって何かの略語なのかと思ってたけど、まんまの意味だったのね -- 名無しさん (2017-06-28 17 54 34) アジバ3とかダイコンフィルムは書いても大丈夫なんかね -- 名無しさん (2017-06-28 18 30 10) アジバ3はまだokだろうがダイコンフィルムは同人時代だしな……。話は変わるが勇者シリーズMADの流行やAMVとかは追記してほしいな -- 名無しさん (2017-06-28 19 00 05) 具体的に挙げてくと宣伝同然になるしそこはニコ百とかに任せるほうがいいんでね -- 名無しさん (2017-06-28 19 04 36) 特撮三大MAD素材 ニーサン、コマサンダー、佐野 -- 名無しさん (2017-06-28 19 21 35) 著作権を主とした多くの問題があるのは事実だが、実際今時分が持っているアニメDVDや漫画の多くをMAD動画をきっかけで知ったことを考えるとまた何とも。(無論、MAD作者自身が宣伝だ何だと言うのは傲慢でしかないが) -- 名無しさん (2017-06-28 19 33 04) 知名度を上げる要因にはなれど同時に間違ったイメージを広げてしまう一面もあるよな。特撮関連やブロリーなんかが良い例。 -- 名無しさん (2017-06-28 19 43 17) 山本弘氏の著作がきっかけで初めてMADなるものがあることを知り、それから何年か経った後に動画サイトが台頭してきたので、「あれ?今ならMADなんて見放題なんじゃね?」と思っていたら、本当にそんな世の中が来てしまった。 -- 名無しさん (2017-06-28 19 52 35) ↑5 だね。具体的にあげてくと本当にキリがなくなる。ジャンル分けしても多岐に渡りすぎるし -- 名無しさん (2017-06-28 20 43 25) 台湾では『KUSO』と呼ぶんだったかな -- 名無しさん (2017-06-28 22 05 08) 遊戯王特有の追悼エンディングなんかも公式MADの一種だろうか -- 名無しさん (2017-06-28 22 30 54) ↑↑KUSOは結構広い範囲を指してるからAMV/MADだけじゃないし、やはりまた違うルーツに依るものだったりする -- 名無しさん (2017-06-28 23 00 27) 最近は普通に権利者削除されることも多くてもう映像の切り貼り系は厳しいな -- 名無しさん (2017-06-29 07 35 09) ↑9『NEW MADTAPE』を知る世代だと、宇宙刑事・ウルトラマン・アイアンキングだな -- 名無しさん (2017-06-29 10 00 40) 作品しか知らない人が色んな楽曲を知ったり、逆に曲しか知らない人が色んな作品を知ったり、って感じで製作者が特に意図してないだろう広告効果はあるよね。 -- 名無しさん (2017-07-01 12 58 56) ↑逆にそのせいでミーム汚染や風評被害が発生する危険性も孕んでるけどね -- 名無しさん (2017-07-01 13 32 47) ↑ そうなんだよね…MADに限らないけど元ネタが差別を助長するとかR18とかでも人の目に触れやすいので低年齢がそういうの見て影響されちゃうこともある。音声つぎはぎMADを公式と思っちゃったりとか -- 名無しさん (2017-12-22 11 00 59) エロゲの立ち絵・一枚絵やラノベの挿絵メドレーにBGMを付けた「制止画MAD」はこれらとは別の流れなのかな。国内での話だけどAMVの支流かと思うが(aikoの「あした」がしょっちゅう使われてたなあ……) -- 名無しさん (2017-12-22 17 34 47) ↑訂正、静止画MAD、ね。 -- 名無しさん (2017-12-22 17 35 39) ここのコメント欄の撤去お願いします。 -- 名無しさん (2022-07-30 19 06 56) ↑原作レイプの記事にも同じコメントがあったけど同じ人?こっちも特に問題はないように見えるけど -- 名無しさん (2022-07-30 23 52 09) 2020年12月末には、すべてのFLASH動画が完全に見れなくなったんだよなぁ。ニコニコ動画で転載されたヤツを見るしかないね。 -- 名無しさん (2022-09-07 20 57 05) 英語圏ではYouTube Poopと呼ばれているとのこと。 -- 名無しさん (2022-10-23 09 58 08) 「MAD」という俗語は最初2ch(現5ch)発祥かと思ったよ。 -- 名無しさん (2023-02-21 12 57 18) 【MAD動画職人に朗報】『邪神ちゃんドロップキック【世紀末編】』は全編無断使用OKに。 -- 名無しさん (2023-12-09 17 38 47) 名前 コメント
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+御蔭参り 御蔭参り 「おかげでさ するりとさ 抜けたとさ」 「おかげでさ するりとさ 抜けたとさ」 単調なリズムに合わせて、同じように菅笠をかぶり、小脇に茣蓙を、腰に柄杓を差した一団が通り過ぎる。子供たちも草履を引きずりながら、それに続いて声を張り上げて「おかげでさ」と唱和する。 野良着姿の百姓や、着飾った娘方、仕事場から抜け出してきた職人、老人を乗せた駕籠や女子供を乗せた馬も通り過ぎる。 彼らは日常から解放された空気の中で互いに親しげに言葉を交わし、道中では報謝といって、食事や日常品、寝床を提供して無銭旅行の支えとなった。 1705年、京都の丁稚長八が貯めた給金を握りしめ、主家の子守の赤子を背にして伊勢へお参りした事は、霊験あらたかな話に脚色されて洛中洛外、諸国に伝え広がって多くの人の心をとらえた。閏4月には京の人々が伊勢へ流れ始めて日に10万人、これが収まると今度は、大阪から日に23万人が伊勢へ押しかけた。 こうして5月29日まで続いた伊勢参宮の群衆は、わずか50日あまりで362万人に上ったという。 この後にもほぼ60年周期で1705年、1771年、1830年に大規模な御蔭参りがあった。 当時の町人百姓は、他所で一泊でも過ごすならば5人組、名主、組頭に届け出ねばならなかったし、その他日々の細かな行動にも制限がかけられていた。 しかしその一方で、施行についての法令や、刑罰の規定が存在せず、役人の心情その時次第であった。だから民衆は、その曖昧な政治の元で安全に暮らすため、ひたすら自戒して自らの生活の幅を縮めながら、肩身の狭い思いをして生きていた。 ところが、江戸時代も中期に入りると、民衆の生活程度も向上し文化的な欲求も高まってきて、自戒ばかりの生活も耐えがたいものになってくる。欲求が高まる一方で、「生類憐みの令」など、封建君主の気まぐれによる抑圧があり、民衆のエネルギーが発散される機会は中々なかった。 ここに来ての御蔭参りなのである。 「おかげでさ するりとさ ぬけたとさ」 と大群衆の一員となって唱和し、宗教的なエクスタシーに身をあずける。 1705年の前にも大規模な御蔭参りが1615年、1650年にあったが、1705年以降において一段と大規模になったのは、この民衆の生活程度の向上があったと思われる。 「翁草」筆者神沢杜口は1771年の御蔭参りで費やされた旅費の総額を銀3万3500貫と計算している。米換算で68万石、これだけの大金が民衆の中に蓄えられていたのである。 また、道中では先に書いた「報謝」として大町人達が金品の施行をしていた。 京室町三井が銭1000貫と米五百石、大阪の鴻池は一人100文ずつ配る、といったように、京・大阪をはじめとして大津・堺・松坂などで相当額の施しがされた。 彼ら町人商人が出てくるようになったのは、廻船問屋など、海の力が大きかった。日本中を1枚に結んで、商品流通の海路が四通八達するにつれ、それらを司る商人たちの金の力は大きくなっていった。 17世紀半ばには幕政も厳しくなり、諸藩借銀している一方で、大商人らを筆頭に町人の金の力は、幕藩が制御できないほどに実力を伸ばしてきていたのである。 (hanaze) +六代将軍家宣 六代将軍家宣 前に好学の犬公方綱吉、後に米将軍吉宗が控えた6代将軍家宣は、何かぱっとしない印象を受けるかもしれない。が、彼ほど失政の少なく、民政に注意を払っていた将軍はまれである。君主というのは平凡で、気まぐれの少ないほうが民衆も苦しまずに済むものである。 家宣は、綱吉の兄甲府徳川家の綱重を父とし、自らも甲府藩主として藩政を執っていた。彼は年齢からして綱吉の次の将軍になるはずであったが、綱吉が自信の執政に自信を持ち、儒教の年功序列に反して、家宣ではなく自らの息子徳松を西の丸に入れるなど、将軍への道を阻害されている。しかし徳松が夭折し、その後も綱吉自らの子ができなかった。結局20年の遠回りをして家宣が将軍世継ぎとして確定した。 この間、別段心を乱すことなくじっと耐え、甲府の儒臣新井白石を師として授業を聞き、勉学に怠ることもなかった。この白石の授業は将軍になってからも日々休むことなく聞いていたという。その年月は19年にも及ぶ。 将軍になった家宣は猿楽師の弟子から取りたてられて側近になった間部詮房や、新井白石を両腕に政治を執った。 綱吉の治世に苦しんでいた民衆も家宣には期待をかけていたようであり、これに応えるようにして、先ず家宣は、先代綱吉が何よりも気にかけて大事にしていた「生類憐みの令」を撤廃した。家宣の断固たる態度に先代の側近柳沢吉保もその堂々たる態度に返す言葉もなかったという。柳沢は先代の命を守るのは不可能と判断し、鮮やかに政治の舞台から身を引いたという。 また新井白石と共に力を注いだのは幕府財政の立て直しであった。 財政については勘定奉行荻原重秀一人に任されており、これまで幕府財政が苦しくなると彼が改鋳を行い貨幣の質を落とし、出た利益で生きながらえる、という体制を正すことであった。白石は改鋳をせずに「入るを計って、出るを制する」事で財政も立て直せる、と幾度も家宣に進言したが、江戸の火災・関東の地震の復興費用、家宣の邸宅建築等、多額の臨時出費に対応できないので、結局貨幣改鋳に踏み切らねばならなかった。 ただし、これまで多額の賄賂などで勘定奉行に居座り続けていた荻原は、白石の度々の進言によって、職を追われた。 白石と共によく働いたのは間部詮房だった。彼は家にも帰らず事務を見るなど、非常に仕事熱心であって、学の足らないところは白石に求めるなど、補完し合う関係であった。 前将軍綱吉が好んだ学問と能楽、そこから身を立てた儒臣新井白石と猿楽師の弟子間部詮房の2人が、綱吉の政治の修正を行ったというのも、歴史の皮肉と言えよう。 (hanaze) +新井白石 新井白石 家宣の頭脳として働いたのがこの新井白石である。 上総久留里城の土屋利直に仕えた豪胆の武人新井正斉を父に、また素姓は知れぬものの、教養ある女性だった母を持つ白石は、幼い頃から父に耐える事を学び、母の影響に書物に関心を持ち、また城主利直からの覚えもよく、その母正覚院にも気に入られて中々に幸福な環境に身を置いていた。 8歳から字を習い、只管に耐えて毎日4000字の稽古をして、また撃剣にも汗を流していた白石17歳の時、中江藤樹の「翁問答」に影響されて本格的に学問を始めた。 学ぶべき師も周りにはいなかったが、四書五経を読んでいたが、父がお家騒動に巻き込まれ牢人になって一家は暗い日を迎える。それでも屈せずに学問にはげみ、大老堀田正俊に仕えるを経て、35歳で木下順庵の門下となった。 当時官学の総本山として林羅山の林家が君臨していた。中には白石の才能を惜しんで順庵の門下から去るよう勧めたものもあったが、報いるべき父も主君もなくした以上、師に報いずして立派な人間とはいえようか、と答えてあくまでも順庵の門下として学び、また官学に実力で競争しようという気迫に満ちていた。 37歳の時、甲府藩主徳川綱豊、のちの家宣に儒臣として仕官する道が開けた。 甲府は先に林家に儒臣として人を出すよう依頼していたが、林家としては将軍綱吉に冷遇されている甲府家に関わって、難しい問題に絡みたくなかったのが本音のようである。 甲府は私学で学ぶ白石に格安の給与を提示してきた。順庵も之が今後の門弟の就職に影響するといけない、と反対していたが、甲府の僅かばかりの譲歩があって白石も之に応じて仕官する運びとなった。 この頃、これまでの、武功の譜代の世襲制による臣下ではなく、一代限りの儒臣が広く用いられるようになった。 これまで戦国期~江戸前期の頃は、道徳と法が一致した関係であった。例えば、「文武弓馬の事、専らたしなむべきこと」という規範そのものが法令として存在している事である。 しかし、「商業=悪」と道徳の面では言いながらも、実際には商売が国家に欠かせないものとなってくると、道徳と法(現実)が乖離してくるのである。 法が支配者の意思を超えて、動かざるものとして存在すべき事が望まれるようになったのである。現実の秩序を維持する事を最高善として目的に掲げ、現実の習慣に基づいた、常識的な判断について、新しい法の立場からする説明が、施政者に必要とされ、それが儒臣に求められたのである。政治が儒学的立場、あるいは学問によって権威付けられる必要に応じて登場してきたのである。 さて、綱豊(家宣)が将軍継嗣に決まって西の丸に入るというとき、白石は駆けつけて自分の考えを家宣に述べ伝えている。この20日後、白石も将軍世継の侍講に任命された。 家宣が将軍になると、白石の活躍が始まる。家宣と共に先代の政治を修正しようという意志があった。そこで衝突する事になったのが綱吉の意のままに意見していた林大学頭信篤である。 白石は綱吉の棺を納める石槨の銘文についてや、武家諸法度の新令公布の時に信篤を言い負かし、大きくは朝鮮来聘使から商人の妻の夫を殺した父を訴えた、という事件にまで信篤との争いは及んでいる。 しかし、ひとたび家宣が亡くなると、白石の礼式・故実に基づく煩わしいやり方に幾分の反感をもった老中にそっぽを向かれ、以降は信篤の意見が採用されるようになる。この後も徐々に幕臣の信頼を失ってゆき、吉宗の代に至って政治上の地位を失った。 とはいえ白石は林家の権威主義的な学問に、正面切って戦った。このことによって、朱子学以外の学問分野の研究が活発になり、新しい学問の発達に大きな貢献をしたといえる。 (hanaze) +白石の外交 白石の外交 将軍の代替わりごとに朝鮮より来る来聘使の待遇についても白石は改革を行う。朝鮮よりの使者を日本は文化的先進者として珍重していた。一方でこれをどのように受け入れるかについて、白石は改革を行って形式に則ることとしたのである。白石は公家の邸宅にて有職故実を学ぶなどし、その結果、朝鮮からの使者の待遇は簡素化されることになる。 また天皇家に宮家を新たに創設し、分家を多く持つ徳川家同様、血筋の断絶を防いでいる。政治についても理想に則った公平さを徹底した。 しかし、荻原重秀を追って行った貨幣改革についてはその不案内から失敗している。 長崎貿易についても彼は手を入れ、長崎新令を発布して海外への金銀流出を防いでいる。 このころ、イタリア人宣教師・シドッチが日本に来航して逮捕されている。白石はキリスト教について学んだ上でこれを尋問し、西洋の学問に触れることとなった。そうして、西洋の学問の先進性に着目したことは、やがて吉宗による洋書禁制を緩めることにつながっていく。 (Spheniscidae) +絵島疑獄 絵島疑獄 大奥は幕政に大きな力を握っており、これの縁故によって力を持った者は多数数えられる。また、商人たちは大奥の女性へ盛んに賄賂を贈り、大奥付きの商人になろうと懸命になった。大奥は男子禁制であって、女性ばかりが多くの階級に分かれて暮らしていた。彼女たちは、将軍に伴って外出する他、寺社への代参や宿下り(帰省)を除いて大奥から出ることはならない。そして殆どが30代までの妙齢の女性であった。 6代将軍家継は、将軍就任時まだ4歳であり、母親の月光院の下で養育されることになる。間部詮房ら側近たちは、しばしば月光院の下へ訪れて政治を行うが、それは有らぬ噂の原因ともなった。また、5代将軍家宣の正妻であった天英院側の反発も買うようになる。 そのような状況の中で、月光院付きの女中である絵島・宮路が芝居見物の挙句に遅れ、門限ギリギリに大奥へ帰りついた。これは忽ち問題として取り上げられると、みるみる間に騒動は拡大した。結果、絵島の流刑を初めとして、縁者の切腹や芝居役者の入牢など、多くの人間が処罰される大事件と発展する。 これについて白石は何も残していないが、これは白石は間部――月光院側に属する人間であったことを間接的に示している。 この問題は次代の将軍に絡む問題だったと言える。幼い将軍夭折した場合の継嗣として、月光院や間部は尾張の継友を考えていたのに対し、天英院や間部に不満のある譜代諸侯は紀州の吉宗を考えていたのである。この対立関係の中で、天英院側によってこの疑獄が起こされたということもできるだろう。 この後、絵島は高遠へと流罪になり、後に釈放されるも高遠でその生涯を閉じることとなる。 (Spheniscidae) +文昭院殿の御遺命 文昭院殿の御遺命 吉宗が生まれたのは綱吉による生類憐みの令発布の前年であった。母の身分は決して高くなく、また四男であるということもあって、身分はそれほど高くなかった。元来より体格は丈夫であり、また質素な生活を好んだ。彼は幸いにして綱吉の目にとまり、越前丹生3万石に封じられ、大名となる。 しかしこれから間もなく、兄が次々と亡くなり、吉宗は紀州藩主を襲う。彼は紀州へ入国すると、経済の健全化や風俗の改良をしきりに行い窮乏した藩の立て直しを図った。 家継が亡くなると、文昭院殿――家宣の御遺命を称して吉宗が将軍に推薦され、就任することになる。しかし、実際には家宣はむしろ尾張を頼ろうと考えていたようである。しかし、尾張藩では当主・吉通が変死し、続いて息子の五郎太も夭折し、その過程で藩内での抗争が巻きおこる。この結果、将軍継嗣は紀州吉宗がよいとされるようになっていたのである。 吉宗の将軍就任を家宣の遺言と称したのは、天英院である。そしてこれに対立する白石は、家宣が元来尾張を推していたこともあって、吉宗に対して大きな反感を持っていた。しかし、絵島疑獄による月光院派の衰退や、譜代諸侯の烈しい反発の中で、間部や白石は次第に力を落としていた。その結果が、吉宗の就任だったといえるだろう。 吉宗は将軍に就任するや、先代の否定から政策実行を行っていく。つまり、白石の政策は大きく否定されることになった。また倹約を奨励して自ら率先して行い、華美に走る諸侯を注意している。 武事の奨励も行っており、自らもしきりに鷹狩を行うほか、撃剣の見物や剣豪の取り立ても行っている。 風俗の取り締まりも行っており、大きく引締めが行われた。書籍や絵曹子の検閲が行われる他、博打の取り締まり、遊女街の打ち壊しなどが行われている。 (Spheniscidae) +享保の改革 享保の改革 吉宗の改革は、白石による改革の否定によって始まる。結果、朝鮮外交の変化や武家諸法度の改定は全て覆された。しかし完全に否定されたわけでもなく、清・オランダとの貿易統制である長崎新令については継続された。 結局、吉宗の改革は吉宗が先頭に立った点で目立ったとはいえ、大きい変化があったわけではない。時代の流れは顕然として存在しており、その上にのって行われる政治もまた結局似たような形態を取らざるを得なかった。その一方で、吉宗の政治は新鮮さを感じさせるものであったことは違いはない。目安箱の設置や上米の制などはその代表と言える。 そんな吉宗の最大の改革が、定免制である。これによって年貢率を一定とし収入の安定化を図ったのである。また永代売買禁止令を発布して自立農の独立を促進し、新田の開発を積極的に行わせた。 吉宗がもっとも重要視してたのは、米価である。この時期米価は下落の傾向をしめし、その結果人々は困窮していくことになる。これに対して吉宗は買い上げなどで米価のつり上げを図った。ところが、翌年には飢饉に伴って米価は騰貴した。今度は蔵米の開放などによって米価下落を図らねばならなかったのである。 その翌年以降、再び豊作が続くと米価は再び下落。吉宗は米価公定を図るが、これも失敗した。結局、米の相場を操りえなかったのである。 朱子学の考え方の上では、商業とは賤しい物であった。農業こそが天に従う労働であり商業は不道徳であるとかんがえたのだ。それゆえ、商業は常に抑えられるものであったが、商業発展に及んで商業の統制が必要となると、徂徠学のような新しい学問が取り入れられ、その中で体系化されてゆく。 また、この時代から実学が勃興していく。漢訳の洋書の輸入が解禁され、事実に即した研究が促進されたのである。その一方で吉宗はやはり朱子学を重んじており、その点では徂徠よりも室鳩巣を重用している。 このようなことから吉宗は後にも理想の将軍として描かれるのである。家臣にも分け隔てせず接し、実学を奨励した吉宗は名君であるといえる。 (Spheniscidae) +吉宗の反対派 吉宗の反対派 将軍継嗣争いの結果、吉宗に敗れた尾張藩も彼に膝を屈することになる。しかし時の当主・継友は吉宗に対抗するだけの力はなく、尾張藩は上米を課せられながら倹約令を厳しくすることで乗り切ってゆく。 しかし継友が死ぬと、様相が変わってきた。後を継いだのは異母弟の宗春であった。彼は表を切って幕政を批判している。しかしそれを述べた著作『温知政要』は立派なものであり、これだけのものを記せる点で既に彼の逸材ぶりを示していた。 彼は家を継ぐや、倹約令を解いて祭礼などの制限も除いていった。結果、元々生産力の大きい尾張藩は忽ちにぎやかに発展し、名古屋は大都市として躍り出ることになる。これに吉宗は反感を示すも、尾張藩はその介入をもはねのけている。 しかし吉宗の改革への反動政策をとっていた宗春は、突如として失脚させられることとなる。吉宗は改革を邪魔する者には容赦することがなかった。 これは質地制限令の例を見てもわかる。これは百姓の騒擾を招く結果となったが、これを幕府は完全に弾圧し、法令を撤回した。 (Spheniscidae) +大岡越前守忠相 大岡越前守忠相 この吉宗の時代はまさに、幕府の統治体制の整備が完了した時代といえ、同時に欠け初めの時代であるとも言える。 吉宗の人事は、役職についている間のみ加増される足高の制によって積極的に有能な人材が登用された。例えば、天領石見銀山領の代官に登用された井戸平左衛門は、さつま芋の栽培を積極的に奨励し、飢饉に備えた。彼自身は飢饉において無断で代官所から米を放出し、その責任を引き受けることになる。 また大岡忠相は、中級の旗本に生まれながら、間部詮房に認められて徐々に出世を遂げる。彼は吉宗就任直後には若いながらも町奉行として任用される。 彼については様々な逸話はあるものの、史実として確認される物は少ない。しかし名裁判官として著名であったことは違いないだろう。彼は連座制の廃止や拷問の抑制を積極的に行い、また民政への深い知識を持っていたのである。 この時代、火事は相変わらず続発していた。それゆえ、対策として火除地とよばれる空き地をあちこちに置いた。また火事の拡大防止のため、庶民の逃亡が防止されたが、これは被害の拡大を齎してしまった。また火事の多発による不満を、被差別民たる非人を犯人として処刑することで解消している。 また火消がこのころ江戸の町で火事のたびに活躍していた。しかしこれは旗本の定火消と大名の大名火消からなり、広大な江戸の町を守るには足りなかった。ゆえに、大岡忠相は町人による町火消を設立し、防火体制の充実を図った。 (Spheniscidae) +天災と飢饉 天災と飢饉 吉宗の享保の改革によって、表向き幕府財政は幾分立て直したかのように見えた。 しかしこの頃から、全国的に大幅な人口減が目立つようになる。殊に農村では向上する生活水準に対して収支は常に赤字であり、食べていくことができないのである。 諸藩は公務の為に赤字財政である。多額の借銀をし、領内の特産物を過剰に搾取する。一時しのぎの為に行った搾取は、特産物を生産する土地、あるいは人民を痛めつけて立ち直れなくし、恒久の利益を失うことになるのである。当然年貢率も上げ、7公3民にまで引き上げられている。 厳しい年貢の取り立てによって傷ついた百姓は、もはやこの国の多々ある天災に抵抗することが出来ない。台風水害、蝗害、地震、冷害などの天候不順。 特に東北は天候不順が多かった。今でも「やませ」などが猛威をふるう年もある。当時も稲の品種改良等盛んに行われていたものの、激しい寒気を克服できなかった。一度稲がやられてしまうと、その年に数万人と餓死して、さらに翌年以降の労働力が失われていく。対して荒れ地になった田畑は多くの手入れを必要とする。残っている人間も既に農業を十分にこなせるほどに体力が残っていない。 この封建制度は「貴穀賤金」、農業生産を第一として考えている。しかしその担い手たる農村が崩壊を始めていたのである。 筆者は幼少期の一時期に瀬戸内海の島にて過ごしていたとの事だが、一緒に遊んでもらっていた農家の子供達に教えられて、様々な野草や木の実の類を口にしたそうだ。飢饉に喘いでいた島のご先祖の知恵が、子供らの遊びの中に隠されていたように思う、と述べている。 天災の後の飢饉とは、この筆者の経験通り、木の葉草の根で命を繋がねばならぬ深刻なものであったのである。 幕藩の供出する食物を御救小屋に求め、或いは筆者が幼少期に口にした様な雑草の類を山野に求め、一族を養う為に娘を売ったのである。 (hanaze) +諸藩の経済と商業資本 諸藩の経済と商業資本 江戸幕府には暴君もおらず、権力を傘に勝手振る舞いをする臣下もいない。お上の指導のもと倹約にも努めている。だというのに諸藩は数百、数千貫という単位で、収入の3分の1、或いは半分以上にも及ぶ赤字が、毎年発生するのである。やはり参勤交代の時、江戸、或いは道中で費やされる莫大な費用の影響が大きい。しかし封建支配体制の要である参勤交代は、幕府としても、諸藩大名としても、制度の廃止を求める訳にはいかないのである。 諸藩は財政の不足を補う為に様々手を打った。 先ず、土地の特産品を専売にする。しかし、借銀返済の穴埋めとばかり考え、一時期に強力な支配を行うので特産品を製造する人民は逃散してしまう。こうして育成せねばならなかった産業を衰えさせ、有力な財源を涸らしてしまう。 百姓から搾取するにも、前章で述べたような7公3民などが既に行われており、もはやこれ以上の搾取は望めない。 すると、支出を抑えるしかない。武士の俸禄を差し引くのである。 例えば長州藩65万石では、これを借り上げと称して行っていた。尤も借り上げとは言っても返済の義務などない。 最初は二分減と言って2割を借り上げていたが、後々半知といい、半分を借り上げるようになった。俸禄を削られると、武士が自らの石高にあった体面を維持するのは難しく、城下町から自らの領地へ引っ込んで、百姓仕事をするようになる者も少なくない 最後は商人から借銀するしかない。しかし、借銀つもりつもって、もはや収入を上回る程の借銀となる。返済できない利息は元本に繰り入れられ、複利計算で増えていく。 すると諸藩は踏み倒しにかかる。例えば借銀している商人に俸禄を与える。商人は喜んでこれを受ける。すると藩は、おまえは家来なのだから、家来の物は主君の物であるといって踏み倒す。 こうして大名貸しをした故に破産した大商人は多い。それでも藩という大きな客が生む利益は大きなうまみであった。 年代が下ってくると、諸藩は江戸・上方の大商人だけでなく、地方の城下町に出現し始めた豪商から借銀するようにもなる。そして地方の豪商は、藩に貢献したとて徐々にその地位を上げていき、藩から俸禄を受ける、或いは武士や上方の商人と同じ待遇を与えられるようになった。 諸藩は大都市の商業資本や、新たに現れた藩内の豪商から力を借りて生きながらえていたのである。 また他方で支配者は、国産の奨励を始めた。特産品をして金銭を工面し、また農村にも商品作物が広まっていった。国家の礎たる米穀生産から、商品経済へと移行せざるを得ない状況になっていたのである。 また地方に商品作物の生産という産業が発展するにつれ、マニュファクチュアが現れてくる。服部之総氏は、日本の江戸期において、マニュファクチュアの発生を経験したからこそ、明治期に入って他のアジア諸国のように欧米列強の植民地となることなく、欧米列強が歩んだように、マニュファクチュアから資本主義、機械制大工業へと発展することができたのではないか、と述べている。 (hanaze) +揺れる天下 揺れる天下 1744年、徳川吉宗は60歳になったが、いまだ政界から引退することはなかった。彼はこの年に至るまで米の相場と戦っていた。 しかし、次第にまわりから飽きられるようになり、62歳のとき、長男の家重に将軍職を譲った。 もっとも吉宗は完全に政治から離れたわけではなく、大御所となって家重を支援した。 家重は将軍となってから早い段階で、功臣の松平乗邑を罷免した。 彼は、政治を一新するという意味で、吉宗時代の責任をすべて背負わされたのだ。封建制度のもとでは、責任がこのように個人に集中することが多いからだと考えられる。 家重は、吉宗が死ぬまで彼に後見されていた。 しかし、吉宗が死亡すると、力を伸ばすのは大岡出雲守忠光という人物だった。 彼は、言語障害を持つ家重のことばを聞きわけることができたのだ。その功績で、彼は側用人にまで出世した。 彼は常に政治を謝らないように努めていたが、彼が側用人として活躍したため、後の幕政は側用人が権力を握ることになる。 吉宗から家重の時代にかけて、百姓たちの一揆はすさまじいものだった。 諸藩の財政はほぼ破綻し、参勤交代もままならない状況だったのだ。大名たちは年貢を高めたが、百姓たちは命を守るためこれに対抗した。 たとえば、久留米藩においては8万人近くの百姓が抵抗を起こした。 8歳以上の男女は、1人につき銀札6匆を納めなくてはならないという命令を藩が出したからだ。 この命令は人別出銀というが、この令はやがて廃止される。なお、一揆を起こした百姓の中には紅花や藍玉の専売禁止を願うものもいた。 専売が、百姓たちの経済を圧迫しているからだ。だからこそ、百姓たちが専売機関である庄屋に攻撃を仕掛けたのは、うなずけることだろう。 このような専売が問題になる世の中で、そもそも支配階級や宗教、学問の否定を行った思想家がいた。 働く農民たちしかいない平等な世界を理想とした、安藤昌益だ。 幕府はもちろん、仏教や儒教でさえ批判する彼の思想は、江戸時代中に世の中に出ることはなかった。 しかし、思想家の中ではかなり異端であったことが、後の世で判明した。 ちょうどこのころ、宝暦事件と明和事件が勃発した。 前者は竹内式部が朝廷で、後者は山県大弐と藤井右門が幕府で尊王攘夷論を唱えたのだ。 竹内式部は島流し、山県大弐と藤井右門は処刑された。 武家体制の根本を揺する彼らの思想に対して、幕府はいよいよ本気で対策をとらなくなってきたのだろう。 (ほたるゆき) +田沼登場 田沼登場 封建社会においては、米穀を重んじ、金銭を賤しめるという『貴穀賤金』の思想が基本とされていた。 しかしそれでは幕府は安定せず、やがて『貴金賤穀』という考えに移り変わっていた。 それでも幕府は前者の考えかたを変えようとせず、将軍の教育もそうだった。すなわち学べば学ぶほど、現実とかけ離れていくのだ。 当然古い考えを持つ武士たちの性格も通用せず、今の世をうまく渡るのは商人になりつつあった。 つまり、時代は商人のような官僚を要求していたのだ。 その官僚こそが、田沼意次だった。 彼は常に謙遜の態度を忘れず、大奥でも人気だった。そのためか、すぐに出世し、老中になる。 彼は早い段階で倹約の限度を見切り、貨幣の新鋳を試みた。新しい貨幣には、銀が多く使われた。 当時ヨーロッパでは銀の値段が下落しており、それを用いたのだ。 また、新鋳と同時に行われた政策として、産銅の独占がある。 田沼は平賀源内などの新しい知識に目をつけていたのだが、それはこのような開発技術に役立つと考えていたからだろう。 田沼はほかにも、専売政策をとり、株仲間に運上というものを課した。 これは、江戸の十組問屋、大坂の二十四組の問屋から冥加金を出させるものだ。 あらゆる生産・商業にこの専売と運上が組み込まれるようになると、携わるものの特権を認めなくてはならなくなる。 このため、田沼時代の幕府と町人(工業者や商人が多い)は、緊密な関係になりつつあった。 士農工商の最下位である町人たちが、実力を持ちはじめる。町人たちの手には、利益が次々と舞い込んでくる。 町人の実力が、田沼のもとで発揮された時代だった。 (ほたるゆき) +町人道徳と文化 町人道徳と文化 商人たちは、特権を用いて富を築いていた。 例として俸禄である米切手米やお金に交換する者である、札差がいる。 彼らは生活ぶりも気質も、まるで大名のようだったらしい。 彼ら札差は当然江戸だけにいるわけではない。彼らや商工業者が集まったからこそ、三都の繁栄、地方都市の発展は可能だったと言える。 時代の中心は、商工業者になりつつあった。 悲惨なのは武士で、彼らも商工業者のように生きなければ生活はできない状況下にあった。 この時期にはすでに、武士と町人の生きかたが逆転していた。安定しているのは武士ではなく、町人の生活だった。 町人層が進出するにつれて、彼らは独自の道徳を持つに至った。 まずは、自分たちは役に立たず、むしろ害であるという儒教の教えを払拭することからはじまった。 こうして、謙虚、勇気、礼儀、勤勉、正直、学問などが、あたらしい町人の道徳になる。 しかしまだ、精神的な支えとなる教えがない。その役割を果たすのが、石田梅岩の心学だった。 男女平等をも説くこの教えは、手島堵庵や、中沢道二によってさらに広められた。 この学問は、四民という枠を超え、町人を中堅的な階層に育て上げることが目的だったと考えられる。 心学が発展する中、1人の思想家が国学という学問を誕生させた。 これは「もののあはれ」を知る人間を理想とする本居宣長である。彼は、感情を表に出すことを肯定した。 それまでの理想では、感情を表に出すことに関しては否定的だったから、まったく逆だと言える。 つまり本居宣長は、儒教に対して否定的だった。 感情を表に出すことにより、相手の心を理解することを、この学問は目指していた。 『人の真心』において考え、『実の情』によって理解する、と彼は主張する。 儒教からの解放により、主情的な人間を作り出すという風潮の中で、このような学問が作りだされたのだと考えられる。 儒教からの解放により、国学が生まれたことは述べた。浮世絵もまた、そうであったと考えられる。 菱川師宣によって創始された浮世絵には、優姿の男女がよく描かれる。 人々が手に取って楽しむために、人間の美しさを強調し、このような描きかたになったのではないだろうか。 (ほたるゆき) +世界に開く眼 世界に開く眼 モスクワ帝国がシベリアの存在を認識したのは、足利義満のころである。以来、原住民の抵抗を排除しながらモスクワ帝国は東進を重ね、1700年初頭に至って漸くカムチャツカ半島まで到達することになった。 一方、蝦夷を管轄する松前藩は、既に財政の悪化から商業資本への依存度を強めており、原住民のアイヌの反抗をしばしば受けながらも蝦夷の統治を維持していた。彼らは漠然と、カムチャツカ半島からすぐ海峡を隔てたシムシュ島までを蝦夷の領域であると捉えていた。ところが、カムチャツカ半島から南下を開始したモスクワ帝国――ロシアは、次々と千島列島の島々へと進出し、一方で北海道に来航して日本との通商を求めるようになった。 この状況を政柄の保持者である田沼意次は、工藤平助の『赤蝦夷風説考』によって知る。この本では、ロシアとの官営貿易を推奨しており、意次もまたそれに近い考えを持っていたようである。 意次はまた、長崎貿易の輸出品である俵物を頻りに増産させ、そうして貿易を活性化することで大きな利益を挙げてもいる。このような重商主義的状況の中で、本多利明のような思想家も登場する。彼は日本の学者としては珍しく重商主義的な考え方を持ち、田沼時代の可能性と言うものを良く表していた。 このころ、平賀源内の活動も特筆される。彼は国益を増強するということを念頭に置きながら学問を行っており、その点で時代に適合していると言えた。彼は意次にも重用され、長崎で書籍の購入に従事している。 平賀源内自身は浪人であった。早くから鋭い才能と柔軟な思考力を持っていたが、身分制度の枠にははまらなかったのである。彼は西洋の科学をもとにして次々と新奇のものをつくった。中でもエレキテルは、当時ヨーロッパでも最新のものであり、大きな興行効果を齎した。一方でかれは鉱脈調査などにも従事し、一方で西洋画にも手を染め、浄瑠璃などの創作活動も行っている。しかし結局彼は、その癇癪故に不遇の最後を遂げる。 エレキテルとほぼ同時のころに、杉田玄白は『解体新書』を刊行した。これは『ターヘル・アナトミア』の翻訳である。江戸時代初期までの医学では解剖などがタブーであり、故に人体の中については非常に不確かな知識しかもたなかった。玄白は罪人の解剖を通して『ターヘル・アナトミア』の正確さを知り、故にこれをオランダ語から翻訳したのである。 このように田沼時代は、多様な才能が開花した時代であると言えた。 (Spheniscidae) +近代精神の萌芽 近代精神の萌芽 この時代の思想家として、三浦梅園を除くことはできない。彼は何事にも懐疑の態度で臨み、物事それ自身の動きから様々な法則を見出そうとした。彼は国東半島両子山麓で殆どの時間を過ごし、それゆえに情報の面で限界はあるにせよ、その思索の態度には特筆すべきものがあった。 一方、衰退してしまった土佐派・狩野派に代わってこの時代に評価される画壇として、文人画・写生画が挙げられる。写生画では円山応挙・伊藤若冲が挙げられ、中でも応挙は当時の画壇を席巻している。一方文人画では池大雅が挙げられる。池大雅は万能な人間であり、様々なことに才能を輝かせたが、中でも文人画には優れた物があり、それは本国・中国にも見られぬような世界を描き出した。 この時代は、必ずしも動きのある時代ではない。が、却ってこの穏やかな時代ははるかに様々な可能性を持っている。平穏な時代であり、人々は穏やかな一生を過ごしたが、その中には決して衰えぬ底力があり、だからこそこの後の激動の時代を完遂することができた。その点でこの時代は、興味深いのである。 (Spheniscidae)
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マシーナクロニクル 公式ページ 関連作品未定(仮) 年表 各空欄の中身 地名エミリア共和国 フェルシス 龍国(りゅうこく) 天風 人名天帝 別名 風愛(フィーア) 天風 相城延往(あいじょう のぶゆき) 天風 組織SHE(しー) EVE ワールド用語造神(ぞうしん) EVE オーバーロード EVE 関連作品 出展記号 作品名 発売日 備考 OG1 オゲレツ大百科 2002.11.22 DL販売(\2520) OGG オゲレツ大百科外伝 ~マシーナの輝石~ 2003.12.19 DL販売(\2520) EVE 機械仕掛けのイヴ ~Dea Ex Machina~ 2006.09.22 天風 天ツ風 ~傀儡陣風帖~ 2008.08.29 DF 遠望のフェルシス 2010.07.30 MC マシーナ・クロニクル全般 ETC その他 未定(仮) 出展記号 作品名 発売日 備考 EVE.Fes 機械仕掛けのイヴ ~Far East Sacred StarS~(F.e.§) EVE2 機械仕掛けのイヴⅡ ~[R⇔L]ast Memory~ マシーナ・サーガの続編 AW 天使戦線 マシーナ・サーガの続編 MA マシーナの輝石 MA2 マシーナの輝石2 MA.ex マシーナの輝石外伝 SBP SOI SOI.ex 年表 AD1700年頃 ??? 本間半蔵衛門(通称・御下劣斎)が、『本間機巧図彙』を上梓。これに前後して、彼の元に異国の客人が出入りしていたという噂がある。 AD2000年頃 後のアーティファクト・イデア(マシン・アーキタイプ 機神原型)、愛依の誕生。舜と樹里誕生。 オゲレツ大百科 AD2010年頃 始原AI三種の一、九音誕生。本間宗一郎との賭けに乗り、眠りにつく。AIの芽が九音と宗一郎の手により、中学生だった雅也のプログラム、『Tierra』へと仕込まれる。 AD2020年頃 始原AIの二種、ティエラと九音が出逢う。また、始原三種、ファムが誕生。情報生命体の萌芽。イリアは情報生命体としての一切は残さず、人間として生きることに。 機械仕掛けのイヴ AD2025年頃 最初のILが誕生。ネットワーク上に拡散。 AD2030年頃 2つの秘石、ティエラの手に渡る。 AD2050年頃 この時、ネットワーク上でILの活動が散見されるようになる。F支族、T支族、K支族が確認。始祖三支族。なお、K支族は厳密には族ではなく、個体一つを差す。最多数はF支族。 AD2100年頃 ILの存在が公に。彼らの力を借りて、人類の躍進が始まる。ここから■□■□までの時代を、『最後の黄金時代』とする者もいる。 AD2800年代初頭?? ■□■□前期人口増加により、木星圏まで移民が開始されて数百年。人類の人口は200億人ほど(推定)になっていた。超早期警戒網、■■■の接近を確認。観測隊編成されるも、沈黙。■■■を敵性生命体として断定、月とイオの要塞化開始。 AD2820? ■□■□勃発。コズエ、■■■■■を持って地球圏へ亡命。ベナレス事変起こる。□□□育成計画の開始。 AD2825? ■□■□後期 ■MC-XX AW 軍備増強及び□□□の運用開始。□□□□□□ロールアウト。 AD2826? ■□■□終結□□□□□□、戦闘終了。 AD2850頃?? 『■□■□』から20年後。生き残った人類 ●●●●たちは総力を結集して外宇宙への移民船団を完成させた。一部の有機物生成 船団防衛のために、生き残りの□□□ ■■■もほとんど随行する。(□□□□□□も含める)なお、■□■□が終了した時の人口は50億ほど。◆に残ったのは5億程度。中世の頃と同等。以降、AD世紀は終結し、HC(Human Century)となる。 HC100くらいまで 安定期・大休眠前期◆では移民が一応平和な暮らしを続けていた。ただし、噴出はしていないが紛争の種が生まれ始める。これは、◆が徹底的な統制社会となっていたため。人口を増やす余裕がなかった?▽▽では大規模な地殻再生と大気再生が行われており、生命体は微生物以外は暮らせない状態。 HC150頃 大破壊の時代・大休眠後期◆移民から150年、◆で大破壊発生。人間生活を支えていた無人機械が、テロリストが仕掛けた自己進化型ウィルスの劇症化により暴走。これは事故であり、仕掛けた側も例外なく死亡した。社会基盤は徹底的なダメージを受け、全人口の90%以上が死亡した。第一次暴走での機械によって殺傷されたものが30%、残りの30%は暴徒と化した同朋により、残りの30%がその後3ヶ月以内に死亡した。生き残った10%のうち3%ほどが▽▽へ脱出。7%が限定再起動した▽▽▽▽の手により隔離保護。地殻を切り取り、防衛システムに保護された大陸内に移住させる。生き残りは3000万人程度。これは紀元前2000年水準の人口。以後、限定的に再起動した▽▽▽▽は機械との戦争を開始。数十年をかけて終結させ、再び休眠する。この間、▽▽環境擬似生成システムに穴が生じたため、様々な問題が起こって更に人口が減少、文明も徹底的に破壊された。 HC150頃 帰還の時代◆の内ゲバから逃れてきた一部の民が▽▽へ。更に、◎◆式から進化した元AIの血筋の者が、極小◎◆の影響で形質変化を起こす。亜人類の誕生。 ~HC300くらいまで 空中大陸の時代宙に浮かぶ○○に漂着して、持ってきたものを使って住み始める。休眠状態の○○から分離した対人インターフェイスの一部が、人間と交流。人と共存する◎が発生。これは、後の■■■■まで受け継がれ、ごく一部の◎が形質変換によって自分の複製体を形成、人類との混血も成された。 ◎◎■■勃発、終息。 紺碧のレジェンディア HC300以降 墜落の時代 ○○の落下開始。 崩天のリーンライラ HC500年代 再生の時代人々を乗せたままの○○、ゆっくりと落着。新たな生活を営むが、地上は危険が多く、細々と暮らす。文明は破壊され、中世初期の生活に落ち込む。◎◆を取り込んだことによる『◆◆』の発現。なお、まだ浮遊能力を維持した『■■■■』は、人類が唯一生存可能な都市だった。 ○○技術の確立。 竜殻のヴァナリス HC550 封絶の時代 ■■■■を襲う謎の軍団。彼らの目的とは。■■■■のコアを用いた封滅武具、■□■作成。八基が完成し、それぞれの勇者の手に渡る。各地にて封絶の勇者による■□封印決行。○○の力を失った■■■■は少しずつ崩壊。多少安定を見せ始めた環境の元、人類は外で暮らし始める。○○技術喪失。人類は再び有史以前の生活へ逆戻りする。 封絶のヴァンガナック HC600~ ◆◆の時代◆◆世界完成。ゆっくりと文明が発達する。▽▽に暮らすうちに、対抗手段として◆◆が発現し始める。(この世界に住むあらゆるものは、汚染に対抗するために◎◆を体内に取り込み、生命維持に使っている。その力の一部が別のものとして発現しているのが◆◆らしい)この後、各■■■■から人々が拡散、世界に広がっていく。ゆっくりと文明回復。 HC1000頃 イシュタリア大陸を始め、各所で歴史の編纂始まる。後世、歴史書や伝承でさかのぼれるのはここら辺まで。 HC1400頃 第四■□封印決壊。 ■□、初の討滅。(これは武国だから可能だった) 央華絶神 HC1990頃 第弐▲▲▲降誕。主と出会う。 HC2010頃 第壱■□封印決壊。イシュタリア隔離。イシュタリア大陸、地獄に陥る。◎●◎の再起動。■□再封印。第弐▲▲▲死亡。イシュタル教成立。 HC2015頃 風愛が朝廷設立。龍国の隔離開始。 虹壁のイシュタリア HC2500頃 ■蒼空のノスタルジア第六■□封印を開封しようとした▲◆、討伐される。 HC2950頃 第参▲▲▲誕生。主を見つけられず流浪する。 HC3037 第参■□封印決壊。シェフィールド皇国滅亡。同年、第参■□討滅。 亡国のシェフィールド HC3050頃 天ツ風 HC3070頃 第八■□封印決壊。▼▲の消失。 天ツ風弐 ~天成る鍵、地鳴る門~ HC3092 深翠のエルファリア HC3099 第弐■□封印決壊。(エルファリア地方)同年討滅?? HC3150頃 第参▲▲▲、主に出逢う。 ■イシュタリア戦記開始 蒼空のノスタルジアⅡ HC3160頃 ■イシュタリア戦記終結第壱■□の怨念封滅。イシュタリア大陸封印解除。 年代未定 第五■□封印決壊。 悠久のレインティア 年代未定 第六■□封印決壊。 天球のオフェーリア HC3200頃 大海壁の時代◆世界、3000年以上をかけて、産業革命の手前辺りまで文明を復帰させている。 マシーナの輝石 HC3205頃 冒険の時代◆■■◆の覚醒。 マシーナの輝石外伝 ~ウロボロスの虚(ユメ)~ HC3225頃 △▲△、フィルの息子の捜索開始。多次元存在として、あらゆる時間軸・場所に偏在するきっかけを生む。同年末、 △▲△人間化。 HC3221頃 救世主の誕生フィルの息子と△▲△の第一子(娘)誕生。同時期、▽▽▽▽目覚め、大破壊の跡から一人の赤子を救出し、育て始める。 HC3240頃 揺り篭からの脱却△▲△の娘、大海壁の外へと秘石を求めて旅立つ。 ■MC-XX EVEⅡ アダムとイヴの邂逅。▽▽▽▽、役目を終え※※の元へ。 HC3245頃 天望の時代◎◎●○○建造開始。 HC3250頃 復古の時代『◎◎●○○』に搭乗して、◆からの帰還民到着。◆の文化を用いて、文明が急速復古。 MC-XX MW 第七(八?九?)■□封印決壊、混乱に拍車をかける。◎◎●○○は機能停止。◆■■◆が消失したため。(恐らく□■□■□■□■□に統合された) MC0000 機神大戦終結。新暦制定。討滅した威竜レヴィアタンの死骸から新大陸エリュシオンが形成される。 Machina Chronicle MC0014 『ヴァリアント事件』発生。フォルミカの街に存在していた巣から謎の巨大蟻が出現。街に滞在していた冒険者達に退けられ、「ヴァリアント」と名付けられる。その後、巣の奥地で竜骸が発掘されることを確認、街が潤う。 MC0015 『大災厄(スタンピード』発生。新大陸において大量の魔物が発生、入植していた国の軍を壊滅に追い込む。各国は連携を取りこれに対処、2年の月日の果てに事態を収集させる。その後、新大陸相互開発条約が締結された。 MC0018 フォルミカの街、再びヴァリアントに襲撃される。4年前と同じ冒険者達が再び立ち上がり、リーダーの犠牲により事件を終結に導く。以後、フォルミカの街は英雄たちを讃えフェルシスの街と改名 MC0023 『アストランの悲劇』発生。ミシュテア王国の首都アストランで行われた、アベスターグとハーミットの技術交流会がベスティアに襲撃される。ベスティアの改造人間『ルドラ』、その存在が初めて確認される。同年ファリドゥーンは機神大戦末期に一度白紙になった「デュナミス・システム」の再開発を決定 MC0026 デュナミス・システム搭載型マシーナ「フィリア・エルピス」完成。 MC0030 『フェルシス事変』発生。ヴァリアント、人々の前に三度姿を現す。フェルシスの街に建設された冒険者養成学校、「ヴォロミア学園」の生徒と教師達がこれの鎮圧にあたり、翌年群れの壊滅に成功。同時期、第8型環境調整用自立思考体「エア」が再起動。かつての世界を取り戻すため今の世界を破壊しようとするが、同生徒達により防がれる。 遠望のフェルシス MC0031 『リンドブルーム大虐殺』発生魔導皇国の大都市「リンドブルーム」がベスティアによって襲撃される。大量のヴァナラと少数のルドラが投入され、甚大な被害を出す。 MC0038 マリーシアに新たなる大竜ウロボロス出現。同都市にいた冒険者達によって討伐される。 GEARS of DRAGOON 各空欄の中身 今までの話等からある程度予想は可能。 ただしあくまでも予想であり、これが正解とは限らないので注意。 空欄名 入ると予想される単語 理由 ▽▽▽▽ ティエラ 機械仕掛けのイヴというタイトルと、アダムとイヴの邂逅という説明から。 ※※ 雅也 ティエラがイヴならば、アダムに相当する人物は彼しかいないと思われる △▲△ サリィ 「多次元存在として、あらゆる時間軸・場所に偏在するきっかけを生む」という説明から。現に彼女はフェルシスのラストで登場しており、またVBシリーズなどにも背景モブとしてこっそり登場していたりする ◎◎●○○ ビヴロスト フェルシスの説明より、ほぼ間違いないと思われる ◆ 月 上に同じ ■□ 大竜 上に同じ ◎◆ 秘石 上に同じ ◆◆ 想力 上に同じ 地名 エミリア共和国 フェルシス レインディル大陸北部の国、立憲君主制の国家形態を取る。 エミリア共和国の北海岸にフェルシスという中規模の街があり 『遠望のフェルシス』の舞台となっている。 物語はフェルシスが誇る施設『国立ヴォロミア特殊技能訓練学園』から始まる。 龍国(りゅうこく) 天風 北西に『武国』、西南西に『魔導皇国』、北東に帝国の属国である『オフェーリア』と、海を隔てた三方を外国に囲まれた島国。 基本的には鎖国政策を取っているが、武国や魔導皇国との貿易は行っている。朝廷の長である天帝を国主とするが、実際の政治を取り仕切っているのは朝廷に任じられた幕府であり、権力のほとんどは幕府が握っている。最近まで龍国全土が戦国時代の様相を呈していたため、地方によっては国土が荒廃しているが、徐々に復興しつつある状況。戦乱は終わって復興中、と考えておけばおおむねOK。 他国との最大の違いは 天帝の『妖物を完全隔離する』『異能の力を表に出さない』という方針により、色々と……。何で彼女がそんな風にしてるのか……については、いずれ語られるかもしれません。語られないかもしれません。 人名 天帝 別名 風愛(フィーア) 天風 龍国で一番偉い人。基本的に政治には不干渉の立場を取る。将軍の任命権などは天帝が保持するため、権威付けのための装置として働く。 朝廷の真の目的は龍国内の異能絡みの諸々を隠匿すること。諱(いみな)は天津凪皇女(あまつなぎのひめみこ)。本人はやや人格分裂気味で、ノホホン気質の少女の側面と、冷徹な政治家としての側面を持つ。基本的には朝廷内から出られないため、無垢な少女としての人格をかぶせて精神の磨耗を防いでいる模様。 戦闘能力に関しては強力なものを持ってますが、大雑把な能力のため、本気を出すと殲滅戦しか出来ません。彼女が余り積極的に物事に関わり合いにならないのは、そんな理由もあるのです。能力を絞り込み、制御するための道具も存在するが、ある理由によって使用不可能。 SHE日本本部のマッドサイエンティストが(対抗心で)イチから作り上げた4番目の造神。他の造神とはアーキテクチャの段階から異なるアプローチで製造されているため、SHEの造神に加えられないとする研究者の意見もある。 相城延往(あいじょう のぶゆき) 天風 追加シナリオ『悲恋の記憶』参照 龍角によって歴史の闇へと消された焔王鬼の本名 組織 SHE(しー) EVE 正式名称は『Soichiro Honma Electronics』である。本間 宗一郎がオゲシリーズ第一作のエンディング後、生まれた子供のために一丁稼ぐか、ということで作った会社。あれよあれよという間に成長し、世界屈指の企業となった。性格が微妙に破綻している宗一郎であったが、技術者にとっては刺激的な人物だったようで、技術者もたちまち集まって色々エライことに。 ワールド用語 造神(ぞうしん) EVE 『機械仕掛けのイヴ』において、SHEで造られた人型機械を、畏敬を込めて呼ぶ時の名前。『オーバーロード』に等しい。 (表立っては)オーバーロードは九体製作されており、これを総称して『九造神』(「ナインゴッデス」とも)と呼ばれ、九体目のイリア以外は全て本間宗一郎の手が加わっている。また、公に発表前であったファムはこれに数えられない。 オーバーロード EVE 『機械仕掛けのイヴ』において、SHEが造り上げた人間型機械の総称。 作品世界において、人間生活を無理なくエミュレートできるロボットは、SHE以外の何処も作り出せていない。そのため、他との差異を畏怖してこう称されたのが定着した。 番数 名前 簡易紹介 備考 零號造神 愛依(あい) 『オゲレツ大百科』のヒロイン 表向きは壱號扱い 壱號造神 ナイン→九音 表の歴史からは抹消 弐號造神 双葉(ふたば) 参號造神 サーティ 四號造神 フィーア 別名は風愛 伍號造神 サンク 陸號造神 リューリィ(六麗) 質號造神 七海(ななみ) 捌號造神 八叉(やまた) SHE松中派の最終兵器 後のイシュタル 玖號造神 ノイン 初の秘石搭載型のロボット 後のイリア 絶 神 アマテラス 人類防衛システムの中枢 表の歴史からは抹消、廃棄処
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※記事編集者より:誤字や号数のずれを直したため実際のスレとは一部異なる箇所があります。 Part66より 『月間自爆』創刊特別号(第1号) 創刊大特集その1!自爆の魅力に迫る! 創刊大特集その2!あなたはどっち?スイッチ型VSオーバーヒート型 この人 第1回 ヒイロ・ユイ~自爆の革命児~ MS大解剖 File.1 ガガ~量産型自爆専用機の衝撃~ 緊急対談!ランバ・ラル&アスラン・ザラ 世代間の自爆観を語り尽くす トレーズ・クシュリナーダ「自爆と戦士」etc... ついに創刊!全国100万人のジバッカー達よ!祝砲をあげろ!! 『月刊自爆』6月号(第2号) 特集 第1次MS戦役!オペレーション・メテオvs初期GATシリーズ この人 第2回 マシュマー・セロ~自爆と薔薇の美学~ MS大解剖 File.2 キュベレイMk-Ⅱ~自爆機が説くニュータイプの本質~ トレーズ・クシュリナーダ「犠牲無き分離型自爆機に警鐘を鳴らす」 日登市警監修「1から学ぶ正しい自爆」連載開始etc... 湿った空を爆ぜ飛ばせ!月刊号堂々の発売開始!! Part67より 『月刊自爆』7月号(第3号) ○「青い巨星」ランバ・ラル特集! 特集 青い巨星 その半生と自爆の光 この人 第3回 ランバ・ラル「自爆の極致たる先駆者」 MS大解剖 File.3 グフ~エース機の自覚、自爆の覚悟~ ランバ・ラル語る「自爆とは」 自爆を継ぐ者 ‐マシュマー・セロ、ヒイロ・ユイ、アスラン・ザラ‐ トレーズ・クシュリナーダ「戦士と自爆の精神論」etc... ○実録!ランバ・ラル戦線DVD!! ランバ・ラル交戦の記録(新人時代から自爆まで) 本人出演自爆シーン再現VTR 機体別自爆実演集(NG集付き) 個人特集第1弾はランバ・ラル特集!来る夏より熱く弾けろ!! 『月刊自爆』8月号(第4号) 特集 ステップアップビギナーズ~夏に覚える!4週間で中級者になる自爆講座~ ○8を倒せば00(ダブルオー)?今月は00強化月刊です この人 第3回 ティエリア・アーデ「イノベイドの身体+人間の心=自爆」 MS大解剖 File.3 ブレイヴ~戦士の矜持は自爆の勇気~ あんどれい君の実験室 「お手軽」だけじゃない。話題のトランザム自爆を徹底検証! トレーズ・クシュリナーダ「歴史が証明する自爆の意義と正当性」 日登町の夏、自爆の夏。線香自花火も良いものです Part68より 『月刊自爆』8月号(第4号) 特集 ステップアップビギナーズ~夏に覚える!4週間で中級者になる自爆講座~ ○8を倒せば00(ダブルオー)?今月は00強化月刊です この人 第3回 ティエリア・アーデ「イノベイドの身体+人間の心=自爆」 MS大解剖 File.3 ブレイヴ~戦士の矜持は自爆の勇気~ あんどれい君の実験室 「お手軽」だけじゃない。話題のトランザム自爆を徹底検証! トレーズ・クシュリナーダ「歴史が証明する自爆の意義と正当性」 日登町の夏、自爆の夏。線香自花火も良いものです 『月刊自爆』夏休み号(第5号) ○自爆をしない人の為の特別号 ~ラカン・ダカラン、ゼクス・マーキス、ラウ・ル・クルーゼ、ELS氏ら豪華外部講師陣を招聘!~ 特別企画 ~自爆被害を避ける5つのポイント~ こんな行動要注意!?自爆をする人こんな人 自爆のプロがこっそり教える自爆をさせない戦い方 避けるか行くかはアナタ次第!夏秋の人気自爆スポット20選 日登警察署監修「誤自爆を防ぐ安定操縦法」etc... 月刊自爆はマナーと節度ある自爆の普及に努めます! 『月刊自爆』9月号(第6号) 特集 徹底対談~自爆のマナーを憂う~ランバ・ラル&アスラン・ザラ&マシュマー・セロ 警察密着! 08小隊が夏に急増する暴走自爆族に挑む この人 第4回 アンドレイ・スミルノフ「自爆が導く『親と同じ想い、違う生き方』」 MS大解剖 File.4 ガンダムサンドロック~自爆の決意。その裏に秘めた優しさ~ 数字は語る 人気機体の自爆コマンド入力からの自爆時間を計測! トレーズ・クシュリナーダ「自爆におけるパイロットの決意は尊重されるべきか」 残暑、残光、残火、残煙……移る季節に自爆を残せ! 『月刊自爆』10月号(第7号) ○今、自爆を支える技術に爆発の光を……今月は技術者特集です ウイングゼロの6博士に突撃取材!~今だからこそ明かす自爆の血脈~ フェイズシフトを突破しろ!PS装甲生みの親が語る、GATシリーズの自爆が巨大な理由 この人 第5回 ビリー・カタギリ「技術者のスタイル、自爆のシルエット」 MS大解剖 File.5 イージスガンダム~4つ爪のコンセプト…指揮、機動、格闘、自爆~ トレーズ・クシュリナーダ「戦士は兵士のみにあらず~技術者に敬意を~」 寒暖の激しいこの季節!明けの自爆で体調管理を忘れずに!! Part69より 『月刊自爆』11月号(第8号) ○いろんな秋を発見!たまにはこんな自爆もアリ? 特集 芸術の秋~たっぷり見せます自爆炎!魅せる自爆機NO1決定戦!!~ 特集2 学問の秋~自爆構造部の工場に行ってみよう~ 数字は語る 運動の秋 自爆力/機体力!全力で自爆するのはコイツだ!! 日登市警監修 健康の秋 冬期も安心!秋に行う自爆点検整備 トレーズ・クシュリナーダ「季節と自爆の相関性」 小さな自爆、大きな自爆。自爆の秋を見つけました。 『月刊自爆』12月号(第9号) ○自爆をし損ねた戦士達 自爆失敗は許さない!アシスタントの万死君が失敗シーンを撮り直しちゃいました! あなたも気を付けよう~自爆失敗5つの理由~ この人 第6回<仇敵インタビュー>カガリ・ユラ・アスハ「私が自爆を許さない理由」 MS大解剖 File.6 ガンダムデスサイズ~最強への設問、答えは隠密自爆~ トレーズ・クシュリナーダ「自爆はいつ行われるか~結果論への反論と過程論の再評価~」 焦嵐(木枯らし)に 吹かれて消える 導火線 悔やむ背中に 友の自爆火 ~泥羽院我雅亭~ Part70より 『月刊自爆』冬休み号(第10号) ○自爆をする人だけじゃない!みんなの為の特別号!! 特別対談ランバ・ラル&ゼクス・マーキス!今年の自爆トレンドを徹底分析!気になる来年の流行も? ステップアップビギナーズ~無駄な自爆はもうしない!確実に当てる自爆戦術講座~ 寒いからこそ自爆!自爆と寒冷期整備の意外な関係性 読者が選ぶ3連発!年越し&初日の出&初詣で!!自爆スポットベスト10 本誌記者がコッソリ教えます…年越し&初日の出自爆の穴場スポット 日登警察署からのお知らせ~年始ジバッカーの基礎マナー~ ○自爆トーナメントバトル「月刊自爆杯」開催決定!出場者大募集!! ○特別付録はDVD! これぞプロ!スタイリッシュ&スマートを両立させた自爆集!(別チャプターで解説も!) 自爆をコクピットから撮影!初心者から上級者まで使える自爆講座! 春夏秋冬いつでも自爆!心も体も温まれ! Part71より 『月刊自爆』1・2月合併号(第11号) ○新春特別合併号! トレーズ・クシュリナーダ&ランバ・ラル!!今年の自爆傾向を徹底予想!! ヒイロ・ユイ&アスラン・ザラ~若者が求める「新しい時代、新しい自爆」~ 今年流行の自爆アイテムを本誌が大胆予測!気になるドラ1自爆は!? 新春特別企画!あの機体の自爆が見てみたい!! …本当にやっちゃいました 『自爆友の会』アクシズ初日の出自爆&ジェネシス自爆初め完全レポ! 警察密着!自爆対策チームの1年で1番長い夜 今年の抱負を自爆で示せ!本年も宜しくお願いします 『月刊自爆』3月号(第12号) 特集 ステップアップビギナーズ~初心者と上級者はこんなに違う!徹底比較で徹底講座~ 上級ジバッカー100人に聞いた「こんな自爆はアリ?ナシ?」 この人 第7回 グラハム・エーカー「全ての道は自爆に通ず」 MS大解剖 File.7 アッシュ~水中…新たなる自爆領域への挑戦~ トレーズ・クシュリナーダ「ノイジー・マジョリティが駆逐する個の自爆意識」 日登警察署からのお知らせ~自爆雪崩への緊急警告~ 長い冬を抜け…自爆の萌芽も爆発中! Part72より 『月刊自爆』4月号(第13号) ○新年度特別号! 特集…自分だけ!はもう卒業~自爆の教え方6つのポイント~ 成功?失敗?みんなで語ろう自己紹介自爆体験談 この人 第8回 ガブリエル・ラミレス・ガルシア「先輩としてすべき自爆のこと」 MS大解剖 File.8 ザクⅢ改~自爆が紡ぐジオンの精神~ トレーズ・クシュリナーダ「自爆と桜の相関性」 誘爆→遊爆→友爆!自爆で広がる交友の輪!! 『月刊自爆』春の特別号(第14号) ○「月刊自爆祭」特別レポート!! 最強、芸術、精密etc…各部門成績発表 俺が主役だ!僕らを魅了したジバッカー達 会場で発見~みんなの自爆カスタム拝見します~ 自爆を裏から見てみよう―運営スタッフ達の3日間― ランバ・ラル「第1回大会を振り返って」 トレーズ・クシュリナーダ「競争と独自表現の対立に見る自爆の本質」 皆さんのおかげで無事開催できました!編集部一同自爆して感謝しています!! 『月刊自爆』5月号(第15号) ○5月は野外!山中自爆特集 特集…五月病を乗り切れ!~息抜き自爆のススメ~ 対決!屋内自爆vs屋外自爆 この人 第9回 パトリック・ザラ「息子に教えた自爆教育」 MS大解剖 File.9 アッシュ~ザフトの自爆精神、水中にも~ 刹那・F・セイエイからのメッセージ「ガンダムを使う者に…」 実験!自爆方法の違い・特徴比較 Part73より 『別冊自爆』新年度号(第16号) ○よい子のみんなの自爆の本 ヒタイレッドのお兄さんと自爆をしろう! みどりのお兄さんと自爆をやってみよう! 習字のじかん…自爆をきれいにかいてみよう! どこがいいかな?よい子もできる自爆スポット トレーズお兄さんのお話「おやこでまなぶ自爆のこころ」 自爆の触れ合いは心の触れ合い…月刊自爆は児童教育にも力を込めています! 『月刊自爆』6月号(第17号) 特集…日登警察監修!湿気に負けない自爆整備 梅雨でも安心!?全天候型自爆専用ドームに潜入取材! この人 第10回 エルピー・プル「自爆はオトナの階段」 MS大解剖 File.10 ラファエルガンダム~親子自爆が示す自爆機の未来~ トレーズ・クシュリナーダ「火薬は何故濡れるのか―精神性から探る自爆と雨―」 自爆雨前線北上中!湿った心を自爆せよ!! 月刊自爆増刊号『特攻人』 オリファープロが男にだけこっそり教える、女には教えたくない特攻 もうすぐ夏! 今年もやります納涼大ガガ火大会の裏側 インタビュー ミリアルド・ピースクラフト氏が語る「敗者と特攻」 特別対談 スレッガー×リュウ・ホセイ「俺たちの特攻がアムロを育てた」 特攻百選 リーンホースJr~次世代へと繋ぐ特攻~ Part74より 『月刊自爆』1周年記念号 ○調子に乗って記念号!自爆でお祝い記念号!! 特集1…1周年の軌跡~倉庫の扉が自爆した!たくさん見せますNG写真~ 特集2…編集室に密着!月刊自爆が出来るまで 数字は語る 1冊の月刊自爆を作るのに何回自爆が起こるのか ランバ・ラル「1周年記念号に寄せて」 トレーズ・クシュリナーダ「何故人は節目の自爆に導かれるのか」 皆さんのおかげで1周年!これからも益々の自爆を約束します!! Part75より 『月刊自爆』7月号(第18号) ○「自爆伯爵」ゼクス・マーキス特集! この人 第11回 ゼクス・マーキス~6を背負う名、3つの顔が紡ぐ1つの自爆~ MS大解剖 File.11 トールギス「自爆の正統、その始祖なる者」 オリジナル・スキル~本誌評論家が分析するゼクス・マーキスの自爆の秘密~ 自爆を知るライバルが語る「ゼクスの自爆」―ヒイロ・ユイ― トレーズ・クシュリナーダ「友と仮面と自爆」 ○豪華DVD付録 オリジナル・スキル連動!映像で知るゼクスの自爆 「私ならこうする」あの自爆名場面をゼクスがリテイク! 個人特集第2弾!信念の自爆で素顔を暴け!! Part76より 『月刊自爆』夏の特別号(第19号) ○Tシャツとサンダルと自爆スイッチ。さあ、出かけよう。 編集部オススメ!夏に行く自爆プチ旅行7コース! 住むも自爆、拒むも自爆。今年の夏こそアクシズに行こう! みんなで楽しむ夏用自爆スポットマップ 全部読んだらあなたも自爆?読者も参加!納涼自爆百物語 日登警察署監修!旅行先でも困らないカンタン自爆整備! 特別付録…大出血大自爆!紹介したジバッカースポットの特別メニュー券! 夏は冒険自爆の季節!自爆星太陽に負けるな!! 『月刊自爆』8月号(第20号) 爆風ダッシュでまだまだ間に合う?1週間で覚えるスタイル別自爆! 自爆夏の陣勃発!あなたはどっち!?海自爆vs山自爆 この人 第12回 ワタリー・ギラ「子供と大人と自爆」 MS大解剖 File.12 ジン~新時代を告げる自爆~ トレーズ・クシュリナーダ「自爆が示す理想・現実主義論争の終焉」 夏バテ寝冷え虫刺され…対策自爆を欠かさずに!! 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【種別】 存在 【初出】 I巻 【解説】 “紅世の徒”による『世界の歪み』の発生を防ぐために彼らを討つ異能の遣い手たち。単に「討ち手」とも呼ばれる。“紅世の王”と、“王”と契約した元人間の、二人で一人を指している。 その呼び名の由来は、“王”との契約の瞬間に人間が垣間見る『炎の揺らぎ』からである。その幻視の光景から、いつしか『フレイムヘイズ』と呼称するようになったようだ。 『炎髪灼眼の討ち手』など、身に宿す“王”とその能力に応じた称号を持つ。称号は『■■の○○手』という形で統一されており、同じ“王”であれば、契約者が代替わりしても称号は替わらない。 19世紀後半から20世紀前半までの対[革正団]戦争以降、フレイムヘイズに呼びかける時は、契約者の名前を先に、“王”の名前を後にするのが礼儀とされた。 契約者の内に宿る“王”は、フレイムヘイズによって様々な形状をとる神器を通して意思を表出し、外界の様子を感知する。 フレイムヘイズと契約する“王”の真名が“□□の××”という形式を取るのは、より人間の側に近づいている=人間の立場に立つと言うことの暗喩。ただしメタレベルでの話であり、作品内ではこの件について触れられることはない。 【フレイムヘイズの誕生と生き方】 『世界の歪み』がいつか『大災厄』を引き起こすと考えて同族を倒す決意をした“紅世の徒”たちが、世界のバランスを崩さずにこの世の“徒”を討つために数百年間の試行錯誤の末に神威召喚を応用して、フレイムヘイズ誕生のシステムを作り上げた。 その性質上、基本的に“王”がフレイムヘイズとなるが、例外として、ダンタリオン教授の『強制契約実験』の被験者となったフレイムヘイズのなかには、普通の“徒”と契約した者もいる。 “紅世の徒”は人間の強い感情を感知したり共感したりする能力があるため、“紅世”に届くほどの“徒”に関する強い感情を抱いた人間を探し出し、人間に契約を持ちかける。 人間側が契約を了承することで、契約した人間の「人としての全存在」(運命という名の器)が“紅世の王”の召喚の代償として捧げられ消滅し、消滅した存在の分の時空に空いた空白に“紅世の王”が『器』に見立てて身体を入り込ませ、完成する。 この際に“王”の本体は休眠し、『器』の大きさに合わせてその存在の大きさを調節する。 “徒”と闘う事が大前提であるため、基本的に“徒”に対する強い憎しみを持った人間を“紅世の王”は選ぶこととなる。 そのため基本的にフレイムヘイズは契約する前の人間時代に“徒”に何か大事なモノを奪われ、奪った“徒”に対する復讐心を原動力に、人としての全てを捨てて契約し戦っていた。『復讐者』であるため、若年者や激情家が多く、個人行動を好むものが多い。 しかし、いかに当初は強い憎しみを抱いても、長い年月その憎しみを維持することは難しく、また復讐を果たした後も“徒”と戦い続ける宿命にあるため、大抵のフレイムヘイズは精神をすり減らし、“徒”との戦いに疲れて自殺同然に消え果てる者も多かった。 そのため、いかに不老といえど、フレイムヘイズが長生きできることは希である。 長生き出来る者は、人間にとっては後付けに過ぎない「世界のバランスを守るという使命」を生きがいに出来たり、戦うことに生きがいを覚える、屈強かつ奇特な精神と実力を兼ね備えた一部の者のみであった。 “紅世の王”に復讐心を利用され、道具同然に使い潰されて消えるその様から、“徒”はしばしばフレイムヘイズを“討滅の道具”と蔑称していた。 ただし例外もおり、幼少期からフレイムヘイズとなるべく育てられたシャナ、誰かを守りたいという善意から契約を果たしたユーリイ、教授に契約させられたサーレらは、特に復讐心を持っているわけではなかった。 19世紀後半以降、封絶の普及によって、一般人が親しい人物を喰らわれたことに気づくことが出来なくなり、フレイムヘイズとなるための激しい感情を抱けなくなることが多くなっていた。 復讐心が冷めてしまった、もしくは復讐を果たしたフレイムヘイズの中には、長い年月を経て、使命である「両界のバランスを守る事」を習慣を越えて生きる目的そのものまでに純化し、『調律』を存在意義とする者もおり、調律師と呼ばれていた。本編では、カムシン・ネブハーウがその一人であった。 復讐心を持たなくなったフレイムヘイズの中には、互助施設外界宿の管理者となって、後進の育成や種々の便宜を取りはからう者もいた(例:ピエトロ・モンテベルディ、『大地の四神』)。 【能力】 フレイムヘイズは“存在の力”を操作する力(ただし個人の修練が必要)と、『器』に宿った“王”の莫大な“存在の力”を扱うことができ、その炎の色は契約した“王”と同じである。“王”の本質と契約者の持つ強さのイメージにより力を使う。 彼らが行使する力は、「炎」に限定されない。むしろ、本当の意味での炎使いは、シャナなど一部の者に限られる。 耐久力・膂力・治癒力は人間の域を遥かに上回る。程度としては、鉄の塊で出来た大砲を大して力を使わなくても軽々と持ち運んだり、胸を貫かれるような人間から見た致命傷でも戦闘を継続できたり、斬られた傷が数十分で完治したりする。強力なフレイムヘイズほど治癒は早い。 フレイムヘイズの“存在の力”の量は、人間だった時の「運命という名の器」の大きさを最大値とする。そのため、器が大きいほど強力なフレイムヘイズが生まれる可能性が上がる。契約するまではその正確な大きさは把握できないが、王族などの世への影響力が高くなる可能性のある者は器も大きい傾向がある。 器の中の“王”の力は消費しても自然回復が可能だが、あまり効率は良くないらしく、また常に戦闘が起きる可能性があることから、封絶の展開や修復には、基本的に自分の力ではなくトーチを使っていた。場合によっては人間を使うこともあるので、その気になれば人を“存在の力”に変換して使うこともできるようだ。 この世の流れから外れた存在であるため、“存在の力”に関する事象をありのままに感じとることができる。 それ故に“徒”に喰われて消えた人間を忘れることはないが、代わりに『本来そこにあったはずの世界』との違和感を感じることができなかった。 【フレイムヘイズと人間との差】 契約の際に『運命という名の器』を捧げるため、契約後は人間だった時のことは存在を食われた人間のように周囲の人から忘れ去られてしまった(おそらく写真などからも消える)。ただし、持ち物に関しては契約しても消えずに残るようだ(衣服など)。 『運命という名の器』を失った後は、その身体はこの世への広がりを無くし、肉体的成長・変化ができなくなる。不老であることや、腕を失っても再生するような人外の回復能力はこの副作用だった(フレイムヘイズが望めば、傷跡を自分の身に残すことは可能である)。 フレイムヘイズとして世を動かしたり、他人の記憶に残ることは可能だが、フレイムヘイズが死ねば写真や持ち物は消えてしまう(ただし存在の消失を感じ取れる人間の記憶には残るようだ)。 契約者が死亡したり、契約者の精神が崩壊するほどの衝撃を受けると、“王”との契約が解除され、器(契約者の身体)は砕け散り、炎と共に死体は欠片も残らず消滅する。これは“王”との契約を任意で解除した場合も同じである。 身体が炎と化して消滅するまでの過程は、状況・または個人差によって微妙に差異があるようで、意識がまだあっても致命傷を負った時点で徐々に炎と化して消滅する者もいれば、死んでも即座には消えず一時的に死体が残る者、身体を砕かれたと同時に炎と化し「爆散」するものもいる。 【現代のフレイムヘイズ】 フレイムヘイズになる人間は、通常はカムシンや『大地の四神』のように生前から存在の喪失を感知できる人間が“徒”と闘う為にフレイムヘイズとして契約する。たが、封絶の浸透でそういった特殊な人間も“徒”に襲われていることに気づけないことが多くなり、新たに契約する新参フレイムヘイズは減っていた。 現代では外界宿に所属する人間の構成員の他、吉田一美や佐藤、田中のようにフレイムヘイズと関わることで“存在の力”を感知するようになった者がフレイムヘイズとなることも稀に起きるようになり、減少傾向ではあるものの現代まで生まれ続けていた。 しかし、最終巻で新世界『無何有鏡』が創造されたことで、“紅世”との繋がりが断ち切られたこの世(旧世界)に“王”が渡り来ることは不可能になったため、旧世界で新たなフレイムヘイズは誕生し得ない。 新世界『無何有鏡』は“存在の力”に満ちあふれているので、“徒”の放埓を止めようとする秩序派の“王”でも自身が顕現・人化して活動が可能なので、人間と契約をする必要が無くなった。 ただし、新世界でも“王”があえてフレイムヘイズを誕生させる事自体は可能なようであり、外伝『ローカス』でカイムは新たな契約者を見つけて、新世界最初のフレイムヘイズ『空裏の裂き手』となったと語られている。 新世界では、“徒”が人食いを行わなくなったため、フレイムヘイズが“徒”の存在それ自体を悪として討滅することが時代遅れと見なされるようになった。“徒”の討滅の是非は、存在そのものから、その“徒”がとった行動に討滅の基準が変わりつつあるのである。 これについてベルペオルは、その状況をフレイムヘイズと“徒”に共通する『法』の萌芽かもしれないと考察した。 なお、『狩人のフリアグネV』で旧世界に残ったフレイムヘイズたちは楽隠居生活で、未だに“徒”の討滅に熱意を燃やしている『弔辞の詠み手』のような人物は少ないらしい。 【補足 契約した“王”主体の能力】 『清めの炎』と呼ばれる能力によって、契約者の身体的な汚れや体内の解毒を行なうことが出来る。 『称号』 氏名 :(契約した“王”) 『炎髪灼眼の討ち手』 シャナ/マティルダ・サントメール :(“天壌の劫火”アラストール) 『弔詞の詠み手』 マージョリー・ドー :(“蹂躙の爪牙”マルコシアス) 『万条の仕手』 ヴィルヘルミナ・カルメル :(“夢幻の冠帯”ティアマトー) 『儀装の駆り手』 カムシン・ネブハーウ :(“不抜の尖嶺”ベヘモット) 『鬼功の繰り手』 サーレ・ハビヒツブルグ :(“絢の羂挂”ギゾー) 『極光の射手』 カール・ベルワルド/キアラ・トスカナ :(“破暁の先駆”ウートレンニャヤ&“夕暮の後塵”ヴェチェールニャヤ) 『輝爍の撒き手』 レベッカ・リード :(“糜砕の裂眥”バラル) 『星河の喚び手』 イーストエッジ :(“啓導の籟”ケツアルコアトル) 『皓露の請い手』 センターヒル :(“殊寵の鼓”トラロック) 『滄波の振り手』 ウェストショア :(“清漂の鈴”チャルチウィトリクエ) 『群魔の召し手』 サウスバレイ :(“憚懾の筦”テスカトリポカ) 『焦沙の敷き手』 ノースエア :(“遍照の暈”ウィツィロポチトリ) 『愁夢の吹き手』 ドレル・クーベリック :(“虚の色森”ハルファス) 『従佐の指し手』 パウラ・クレツキー :(“叢倚の領袖”ジェヴォーナ) 『枢機の向き手』 ボード :(“勘破の眼睛”フェイ) 『无窮の聞き手』 ピエトロ・モンテベルディ :(“珠漣の清韻”センティア) 『震威の結い手』 ゾフィー・サバリッシュ :(“払の雷剣”タケミカヅチ) 『憑皮の舁き手』 ドゥニ :(“截の猛狼”ガルー) 『殊態の揺り手』 アレックス :(“環回の角”ハーゲンティ) 『犀渠の護り手』 ザムエル・デマンティウス :(“吾鱗の泰盾”ジルニトラ) 『姿影の派し手』 フランソワ・オーリック :(“布置の霊泉”グローガッハ) 『昏鴉の御し手』 ヒルデガルド :(“鬼道の魁主”ヴォーダン) 『具象の組み手』 ダン・ロジャース :(“弄巧の摽”フィフィネラ) 『骸軀の換え手』 アーネスト・フリーダー :(“応化の伎芸”ブリギッド) 『擒拿の捕り手』 オルメス :(“至知の月輪”ケリドウェン) 『剣花の薙ぎ手』 虞軒 :(“奉の錦旆”帝鴻) 『強毅の処し手』 季重 :(“突軼の戟”窮奇) 『精微の解き手』 笵勲 :(“賢哲の鑑”白澤) 『露刃の巻き手』 劉陽 :(“瘴煙の鉦”相柳) 『玉紋の騎手』 ナム :(“曠野の手綱”名乗らず) 『燿暉の選り手』 デデ :(“爛班の炉”シャフレワル) 『理法の裁ち手』 ヤマベ :(“祛邪の刻屈”オオヤマクイ) 『興趣の描き手』 ミカロユス・キュイ :(“異験の技工”ヨフィエル) 『氷霧の削ぎ手』 ノーマン・パーセル :(“凜乎の涌沸”スリュム) 『戈伏の衝き手』 クレメンス・ロット :(“利鋭の暗流”ノート) 『荊扉の編み手』 セシリア・ロドリーゴ :(“欺蔽の套子”クエレブレ) 『魑勢の牽き手』 ユーリイ・フヴォイカ :(“虺蜴の帥”ウァラク) 『蘇活の撫し手』 アルマ :(“生阜の抱擁”ケレス) 『攪和の打ち手』 グリンカ :(“紀律の按拍”ダジボーグ) 『奔馳の抜き手』 ジョージ :(“長柯の腕”ルグ) 『誑欺の吐き手』 ファーディ :(“闊遠の謡”カリオペ) 『替移の接ぎ手』 アーヴィング :(“訓議の天牛”ザガン) 『空裏の裂き手』 クロード・テイラー/二代目(氏名不詳) :(“嘴距の鎧仗”カイム) 『棺の織手』 ティス :(“冥奥の環”アシズ) 番外 『誘惑の絡め手』 (不明) :(不明) 『理性の担い手』 (不明) :(不明) 『潜める追っ手』 ノトブルガ :(“秘説の領域”ラツィエル) 『末路の語り手』 シュルス・レルリス :(“筆記の恩恵”ペネムエ) 『葉書の読み手』 魔女理銅子 :(“不明”丸子師走) 【由来・元ネタ】 英語でフレイムは「炎」、ヘイズは「もや、霧、かすみ」という意味。フレイムへイズ(Flame Haze)とは「炎の揺らぎ」という意味らしい。 多くの契約者の姓は、西洋の作曲家の名前からとられている。決して誰でも知っている名前ではないが、音楽史を学んでいれば名前を聞いたことがあるレベルを中心に選ばれているようである。 【コメント】 ☆アニメ版から登場していた。 ☆番外編にも出てこないような二次創作ネタを入れるのやめないか(メアや[巌楹院]のゴグマゴーグは出てるな)? ☆外伝にちゃんと登場しているキャラクターは入れていいだろう。 ☆[宝石の一味]のコヨーテがオルメス以外にティスとも絡んでいたら面白そうだったのにな。 ☆新世界『無何有鏡』が創造されたから、フレイムヘイズはもう二度と生まれないんだろうな。 ☆↑というか、人間の存在を分解する事を不可能とする理がフレイムヘイズ誕生の阻害(過去・現在・未来を捧げる事の妨害になる)という余禄を生んでたりしてな。もちろん、そんな副次作用は無いのかもしれないけどな。 ☆↑2新世界『無何有鏡』に渡ってない“徒”もいるが、“紅世”との繋がりが断ち切られたことでこの世で生まれる可能性も無くなった。新世界『無何有鏡』では多分生まれないだろうけどな。 ☆“存在の力”があふれている新世界『無何有鏡』なら、人間のままでも自在法を扱うことできそうだしな。喰われることもないから、戦うにしてもフレイムヘイズ化する必要が無いかもしれないな。 ☆↑封絶を張られたら、手も足も出ないんじゃないか?たとえ核兵器を持ち出してもどうにもならないのは、『冷戦下の事件』の通りだ。 ☆↑原作でも『封絶』張られてようが、動く手段はいくつか出ているわけだが?そして宝具『ヒラルダ』の例を見てもわかるとおり、人間であっても自在式は扱える。既に用意してある自在式を動かすことが出来るなら、自らそれを生み出すことも当然可能だろう。なにしろ旧世界と違って、“存在の力”を使うと自分が消えるって枷がないんだからな。 ☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、『半開きの目』という力が登場している。
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花村紅緒&ランサー ◆CKro7V0jEc 時は大正、浪漫の時代──。 (少尉は死んでしまったんだわ……) 溢れる浪漫と共に、闘争と権力と、まだ誰も知らない災害の萌芽が芽生え始めていた激動の時代──。 (シベリアで、部下を庇って……) 東京。男勝りで、「はいからさん」と呼ばれた一人の少女は──。 (少尉にもう一度会いたい、そのためなら私は……) 婚約者の死に、誰よりも純真な願いを抱いた──。 ……そう、花村紅緒は悲劇の物語のヒロインである。 今も、まるでジュリエットのように、両手を重ねて目には涙を浮かべている。 シベリア出兵で部下の為に体を張って、寒い大地でひとり朽ちて死んでしまった愛しい人に想いを馳せて。 その人の命がもう一度この世界に蘇るならばどんな事だってすると、紅緒はその時心に誓った。 だから、天国のあの人に、せめて夢に出てくれるように。 そして、できるのならその夢の中に自分も連れていってくれるように……。 これで三日ほど、大喰らいでつくねが大好きな彼女もほとんど食事を取らず、翌日まで眠れない夜を過ごしている。 ……今は、思いっきり昼間だが。 どこかの公園の湖の辺で、そんな風にしてアヒルの行進を見ている紅緒であった。 ぼけーっと、アヒルの数を数えながら、もう殆ど呆けて生気も失っている。 着付け、髪型、化粧、何もかもが微妙。しかし、万が一、何かの間違いで伊集院少尉が目の前に現れてもいいのに、本人なりの努力をした結果だった。 幽霊でもいい。それならば、一緒に連れていってくれたっていいのに……。 聞こえてくる民衆の声。どこかの金持ちの婦人たち。 ああ、どうせこの私の悲しみも知らずに、どうでもいい話に花を咲かせているのだろうな……。 「ねえ、紅い満月の話って知っていらっしゃる?」 「願いが叶えてくれるんですって?」 「そうですわ。滅多に見る事ができないという話ですけど……」 「一度でいいから、そんな綺麗な物、見てみたいですわね」 花村紅緒は、大好物のつくねでも見かけたように目を見開き、落ち込んでいたシリアス顔を思いっきり崩して、歯をとがらせて婦人たちに訊いた。 「そのハナシ、詳しくお聞かせ願いたい!!」 この時代、誰よりも強い願いを持ったハイカラさんが、翌の夜に紅い満月を見る事になるというのは必然だったかもしれない。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ────花村紅緒が紅い満月を見てから暫く。 彼女の経っている場所は、大正の町並みから、いつの間にか、異常な発展を遂げた東京の姿に変わっていた。 まるで、江戸川端散歩先生の少年小説の世界である。 木製でも煉瓦作りでもない材質で作られた背の高い建物を見上げ、次に一面に敷き詰められた灰色の固い石を見下げる。 金持ちの家を渡り歩いてきた彼女ですら、それが町中ともなると見た事がない。 夜中、真っ暗なはずの道には街灯。どんな家にも必ず電気がある。 紅緒が軽く叩いても割れない頑丈な窓ガラス。 なんと、この地面の下を走っているという地下鉄なる電車とトンネル。 ここがどうやって出来ているのか、彼女は現代の最低限の知識を使って知っていたし、この場所での自分の役割も悟っていた。 しかし、それでもやはりはしゃがずにはいられない。 あの東洋の小国に過ぎないはずの故国が、100年後には驚くべき科学都市に! それこそ、自分が知っている全ての人を連れてきたいほどの衝撃であった。 「ねえ、ランサー。見て見て! あの巨大な建物! 有名なビルティングなのかしら!」 彼女が召喚したサーヴァント、ランサーも紅緒の奔放ぶりに驚きを隠せない様子である。 早速だが、ランサーの額には脂汗が浮かんでいる。 流石は激動の時代に「はいからさん」と呼ばれたマスターである。 女の身でありながら、その元気は尽きる事がまるでない。 ましてや、大正時代なんていう大昔の人間がこんなにも元気な人間だったとは…… ランサーこと、宇宙の騎士テッカマン──南城二も思ってもみなかっただろう。 (……ただのビルだろ) 彼のいる未来の地球はとうに、生物が長く住めないほど汚染され、人類は宇宙へとその住処を映そうとしていた。 このビル群も、ランサーが生きる時代には既に色褪せ、苔が蒸し、くたびれたように傾いている頃である。 だから、ある意味では珍しかったが、紅緒が指差すビルが特別有名な物ではない事も知っていたし、内心では嘆息している。 ビルさえない時代の紅緒と、ビルが滅んだ時代のランサー……。 そうだ、数年後、地球は滅んでしまう……。 人類の故郷を救う最後の一手、「クリーン・アース計画」も失敗に終わってしまった。 宇宙進出を目指した人類には、強敵・悪党星団ワルダスターが立ちふさがった。 彼らの蛮行が、常に地球人の発展を妨害する。彼らは、地球を得る為に地球人を皆殺しにしようとしているのだ。 そんな背景があってか、彼にとっても、このビルの群れは物珍しいし、感慨深い物でもあるが、ここまではしゃぐ事ではないだろうと思っている。 「あのビルをゴジラがブッ壊して、モスラが子供産んで、ラドンと戦って、キングギドラが……」 「ああ、全く! もっと静かにできないのか! 気が散る!」 そんな英霊の頭を悩ませる、このハイカラ少女。……この女、果たして女か? こんな人間の願いが、「婚約者の命を甦らせる」なのだから、ランサーも不可解でならない。 今のところ、ランサーも全く、この女を「女」として見ようと思えないのである。 婚約者とやらは、果たして現実の存在か? 最初からこの世に存在しないのではないか? もしいたとして、それはおそらく悪趣味な異星人に違いない。 「なーんだ、みんな大好きカッツェ様じゃなくてガッチャマンのくせに。失礼な事考えてる」 「ガッチャマンじゃない、俺はテッカマンだ!」 怒りそうになるランサーであった。 何故、大正時代の人間がガッチャマンを知っているのかは全く謎である。 とにかく、何度も訂正しつつ、「鉄火巻き」だとかまた間違いが起きて、この少女との会話が徒労になる理由を増やしていた。 「あのですね。少尉は、異星人なんかじゃありません! もっともーっと、ステキな人なんだから……」 ランサーの考えをここまで読んでいるのもまた謎だ。もしかすれば、ランサーの方が独り言のようにぶつぶつ呟いていたのかもしれない。 紅緒が幸せに浸る姿を眺めていたが、すぐに彼女の表情は暗い面持ちに変わった。 のろけ話をしようにも、相手はもう死んでしまっているというのだ。彼女自身、それを忘れかけていたのだろう。 涙が出るより前に、話題を逸らそうとしたのか、紅緒はランサーに訊いた。 「……ねえ、ランサーさん、あなたってどうして、そんなに何でも異星人だって疑ってかかるの?」 先ほどから、紅緒の事も「異星人」扱いしており、今度は伊集院だ。 ランサーが「南城二」という名前である事や、更に未来の人間である事、テッカマンなる存在で悪党星団ワルダスターなる悪そうな名前の悪役と戦っているスーパーヒーローである事は訊かされている。 異星人が実在していた事は驚くべきビッグニュースだ。これまた、紅緒が元の世界に持ち帰りたい話である。 しかし、だからといって疑いすぎではないだろうか。 もはや、異星人に対する憎しみさえ感じる次元の話であった。 「……」 そこまで訊かれて、ランサーの方も、理由を答える事にした。 隠し立てする必要はない。ランサーの願いに関わる話だが、紅緒がこれまで婚約者の話を聞かせてくれたのだから、サーヴァントの方も語っておくに越した事はない。 「……俺は、悪党星団ワルダスターに父を殺されたんだ」 「えっ?」 「だが、勘違いはしないでほしい。俺も、もう別に異星人だからって全てを疑うつもりはないし、地球人を異星人扱いするつもりもないんだ。 俺があまり異星人を疑ってしまったせいで殺してしまった心優しい異星人たちもいる……それで気づいたんだ……」 友好的な異星人の集団を憎しみから撃墜し、その生き残りに憎まれ、銃を向けられた痛み。 それをランサーは忘れない。 テッカマンは、決して今まで、正しい事だけをしてきたわけではなかった……。 父を殺された憎しみは、全ての異星人の方へと向いた。 地球人を思いやるサンノー星人、あのアンドロー梅田にも、何度ランサーは怒りを向けた事かわからない。 だが、戦っていくうちに気づいたのだ。 地球人が優れているわけではないし、異星人が悪なのでもない。異星人たちを侵略していくワルダスターこそが悪なのだ。 テッカマンがすべきは、異星人全てを殺し尽くす事ではなく、ワルダスターを滅ぼし、異星人たちを含めた宇宙を救いだす事だ。 「俺が本当に憎むべきはワルダスターだった……! だが、俺はまだ、本心から異星人を完全に信用しきれていないのかもしれない。 俺はこの手で罪もない異星人たちの命を奪っておきながら、俺の父を殺したワルダスターを今も憎み続け、それを異星人という枠に当てはめて考えているんだ……!! 俺が本当に異星人たちと手を取り合って生きていくには、ワルダスターを滅ぼさなきゃならないんだ!!」 「……」 「ワルダスターの存在がなければ、まだ生きていられた命がいくつもある……! ワルダスターさえなければ、ワルダスターさえこの世にいなければ……」 悪党星団ワルダスターによる被害は甚大だという。 地球が滅びたのは自業自得による物だから、まだ収まりがつく。 しかし、ワルダスターによって奪われていく命は、ただ理不尽であり続ける。 それは、テッカマンが誤って奪ったあの宇宙船の人々の命のように……。 紅緒は、白目を剥いてショックを受けていた。 白目というよりは、長い睫に囲われている中に、目が全く描きこまれていないような表情だった。 それからすぐに、元の紅緒のシリアスな潤んだ瞳になった。 「ランサー、あなたって、可哀想な人……」 「……そう思うかい?」 「ええ……。とっても……。それだけ未来の人でも、悲しみって消えないのね……」 ふと、そう言う紅緒の姿に、ランサーは確かに「女」を感じた。 まるで、一人の可憐で優しい乙女のように見えた。 これこそが、紅緒に幾人かの男が惹かれていく理由だったのかもしれない。 (……しかし、俺はまた、あの時のような罪を犯そうとしている。宇宙をワルダスターから救いだす為に、俺は……) 聖杯を得るには、勿論、他のサーヴァントたちを殺していかなければならない。 しかし、それはワルダスターの侵略に比べれば微々たる物でもある。 聖杯が願いを叶える器だというのなら、ワルダスターをこの世から消し去ってみせよう。 「そう考えると、私の願い、本当にこれでいいのかって……。考えてみれば、ごくごく、個人的な悩みだし……」 「いいんだよ。俺はあんたのささやかな願いを叶えてやりたい。俺はあんたのサーヴァントだからね。 ……それに、この男のような女の子に、婚約者なんて、もう二度とできないと思ってね。そう思うと一生嫁の貰い手がなくて可哀想だ」 「な、何をーっ!! 折角シリアスな話をしていたところなのにーっ!!」 ぺちっ、と平手打ちをしようとするのを、ランサーは上手くかわした。 これを避けられる人間は、軍人たれども数少ない。 「ははははははははは」 からかうようにランサーは笑う。 空元気のような冗談だが、それを少しでも心安らぐものとするのは、他ならぬマスター、紅緒であった。 彼女は周囲を明るくさせる達人である。 自由奔放で、時代を輝かせた麗しい人。 21世紀の東京にも、はいからさんが通る────。 【クラス】 ランサー 【真名】 南城二@宇宙の騎士テッカマン 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷D 魔力E 幸運D 【属性】 混沌・中立 【クラススキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【保有スキル】 騎乗:B 乗り物を乗りこなす能力。 魔獣・聖獣ランク以外を乗りこなす。 守護騎士:B 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。 但し、異星人が対象の場合、このスキルはDランクまで落ちる。 戦闘続行:C 名称通り戦闘を続行する為の能力。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 【宝具】 『宇宙の騎士(テッカマン)』 ランク:A+ 種別:対人 レンジ:- 最大補足:- 宇宙開発用の身体強化システム「テックシステム」によって、ランサーが変身する超人。 テックサンサーと呼ばれる武器を所持し、ボルテッカと呼ばれるエネルギー砲を放つ。 変身できる時間は僅か37分33秒だが、多彩な武器と強化されたパワーで並のサーヴァントは圧倒可能。 使用の際にパラメーターが筋力A、耐久B、敏捷B、魔力D、幸運Dに底上げされる。 『宇宙の騎馬(ペガス)』 ランク:B 種別:対人 レンジ:- 最大補足:- ランサーの相棒となるロボット。人工知能を持ち、言葉も話すことができる。 テックシステムが内蔵されており、ランサーは『宇宙の騎馬(ペガス)』の内部で『宇宙の騎士(テッカマン)』へと変身する事になる。 誰でもテックシステムを利用する事ができるが、適合しなかった場合は、内部の人間は黒焦げになって死亡してしまう。 【weapon】 ビームガン 【人物背景】 悪党星団ワルダスターと戦う「スペーツナイツ」に所属する青年。 常人ならば適合できずに死亡する「テックシステム」に適合し、テッカマンへと変身する事ができる。 しかし、父親をワルダスターに殺害された憎しみが異星人全てに向いており、仲間であるサンノー星人のアンドロー梅田などにも辛く当たる事が多かった。 その最たるものは、地球外の宇宙船というだけで、友好的な船を撃墜し、両親や仲間を殺された異星人マリアンに命を狙われた事だろう。 当初から性格の悪さや単純すぎる性格、異星人への理不尽なまでの風当りなど、到底ヒーローとは思えない行動ばかりが目立ったが、アンドローとの出会いで宇宙人を認め始め、強い友情を結びながら異星人たちと共にワルダスターと戦う決意を固めた。 打ち切りにより、作品は物凄く中途半端なところで終わったため、現時点までワルダスターとの決着はついていない。 本来ならば、ワルダスターによって悪のテッカマンへと改造された父親と戦う予定もあったとか…。 【サーヴァントとしての願い】 悪党星団ワルダスターの存在を消滅させる。 【方針】 どんな犠牲を払っても聖杯を手に入れる。 【マスター】 花村紅緒@はいからさんが通る 【マスターとしての願い】 伊集院少尉を甦らせる。 【weapon】 木刀 【能力・技能】 男顔負けの身体能力を持ち、特に剣道が得意。 また、その自由奔放な性格で、女囚や警官、軍人すらも振り回す事ができる。 【人物背景】 陸軍少佐の一人娘で、跳ねっ返りのじゃじゃ娘。学校の成績は英語以外極めて悪く、酒乱でつくねが好き。 男顔負けの剣道の達人であり、下手をすれば軍人にも勝ってしまうほど。そのため、作中キャラには女として見てもらえない事がほとんど。 女学生時代に陸軍少尉・伊集院忍と許嫁となる事を命じられ、当初は強く反発するも、だんだんと惹かれあっていく。 しかし、婚約まで決まった時、伊集院少尉は上官の嫌がらせでシベリアに出兵する事になり、二人は引き裂かれる。 やがて、伊集院少尉の死を聞かされた紅緒は、失意の内に自殺未遂さえ図るのであった。 …という説明を聞くと、悲劇のヒロインだが、実際にはかなりギャグタッチの漫画で、どちらかというと現代でも楽しく見られる話である。 また、実際は伊集院少尉の生死を巡ってはこの後もドラマがあり、現段階ではちょっとした勘違いをしている状態。 何故か、多くの男性にモテモテでもあるが、容姿は際立って美しいほどでもないらしい。 これまたどういうわけか、大正時代当時になかったサブカルチャーや技術にも詳しい時がある(ガッチャマン、ヤマトなど)。 【方針】 聖杯を手に入れる。
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発表要旨 工藤邦史(名古屋大M2) 「三重県国束山(くづかやま)周辺における過去100年間の植生復原」 日本の森林はその大部分が人手の加わった二次林または人工林で構成されている.近年森林の多面的機能が注目されている中で,どのように現在の森林が変化してきたのかという点に着目し,加えて人との関係を含めた検討が重要である.国内においては山地の植生や土地利用変化の研究の多くが落葉広葉樹林帯地域で行なわれており,戦前における山地の草地利用や,戦後の薪炭林放棄に伴う植生遷移の進行,針葉樹の拡大造林といった現象が指摘されている.ところが常緑広葉樹林帯に属する地域での植生変化について考察した例は少ない.そこで常緑広葉樹林帯にあたる三重県度会郡国束山周辺での過去およそ100年間について,植生と土地利用の変化を復原した.復原に当たっては主に地形図・植生図・空中写真を用い,GISで扱えるように写真判読結果や地図をデータ化した上でその時系列上での変化を考察した. 植生に着目すると,現在の広葉樹林の植生は以下の3パターンに分類され,それぞれの成立過程も異なる.1.落葉広葉樹が主体の植生;戦後にアカマツが植林され,現在は松枯れにより落葉広葉樹に置き換わっている.2.常緑・落葉広葉樹の混交林;1892年に最初の地形図が刊行された時点で広葉樹林が広がっていた地域に分布している.3.常緑広葉樹が主体の植生;常緑広葉樹のまま現在に至った森林はほとんどなく,大抵は戦後の時点でマツと広葉樹の混交林であり,萌芽再生したシイ・カシが林冠を占めて形成された.通常は長年人手が影響しないことで,常緑広葉樹が主体の森林になる.しかし,対象地域では人々が薪炭生産による樹種を選択した利用により,常緑広葉樹主体の森林が成立した. 時系列地理情報を用いることで,過去についても植生や土地利用の空間配置を知ることができる.そして結果として常緑広葉樹林帯の山地での植生変化について,面的な配置で捉えることができ,その特徴を掴むことができた. 杉村政徳(名古屋大M2) 「明治期地方資産家による新田経営‐神野(かみの)家の菱池新田を事例に‐」 明治期には士族授産を目的とした政府主導の新田開発が行われるなど,近世に引き続いて開墾が進行した.しかし明治期の新田開発において,近世の町民層のような資本家が主体となった新田開発は,近世ほど盛んであったといえない.この原因は①明治期に入り土地制度の改革で地租が高めに設定されたことにより,土地経営から得られる収益が減少したこと,②資本家が土地経営以外の産業(主に工業部門)への投資に意識を向けたこと③近世の開墾によって,開墾に適した土地が不足したこと④土木技術の限界が原因とされる. このような明治期の時代背景がありながら,愛知県の地方資産家であった神野家は,明治19年に愛知県額田郡菱池村において,50町歩を菱池新田として開墾し経営に乗り出した.本研究では三重県庁所蔵『神富殖産会社資料』の分析を中心として,神野家による菱池新田経営の状況を明らかにする.これを第一の目的とし,明治期の新田開発史研究の一助とする.また,神野家が出資した他産業の経営状況の変化と,菱池新田の経営状況を比較し,地方資産家が土地経営以外の産業が成長していく中で,菱池新田開発が持つ意味を考察する. 分析の結果,まず神野家による菱池新田における経営の状況が把握できた.その特徴として,新田に世話人を置いて管理させたこと,小作料である掟米を新田周辺で現金化していたこと.さらに新田経営の後期には,神野家を含めた複数の所有者による土地経営を行っていた可能性を指摘できた. また,神野家の経営における菱池新田の持つ意味についても触れることができた.神野家の経営全体においては,収入として得られる額は少なく,重要性は薄い.このことから,利益を得ることを目的とした新田開発だったという可能性は低い.一方,神野家の来歴や家業との関連を見てみると,新田開発を行なった動機や意味を把握することができた.その理由・動機は,①神野家が元々農家出身であり,農地経営に関心があったこと②当時の地主間の土地取得競争により,適当な既存の開墾地が取得しにくくなったこと③「近代的新田経営」のテストケースだったこと④大規模事業の成功により,社会的な信用を得ることである. 服部亜由未(名古屋大B4) 「北海道の鰊(にしん)漁出稼ぎ漁夫の動向」 北海道(蝦夷地)における鰊漁は,江戸時代には松前藩によって規制されていた.しかし,明治2(1869)年の場所請負制廃止,同9年の漁場持廃止以後は,自由に漁場を開くことができるようになり,人々の動きが活発になった.鰊を求めて北海道へ移住した者が漁場を開設し,鰊の漁期(3~5月)には地元から出稼ぎ労働者を呼ぶようになったのである.昭和30年代に北海道の鰊漁が消滅するまで,多くの出稼ぎ者が鰊漁に従事した. 本研究の目的は,明治以降の鰊漁出稼ぎ者に焦点を当て,彼らの1年間の出稼ぎ活動とその年次変化を解明することである.具体的には,出稼ぎ需要地に北海道余市町,出稼ぎ供給地に秋田県旧山本郡を対象地域とし,出稼ぎ者はどのように移動したのか,鰊漁以外にも出稼ぎを行なったのか,また,出稼ぎ地域や漁場を選択した理由は何か,という従来の研究では解明されなかった鰊漁出稼ぎ者の動向について明らかにする.特に,今回の発表では,統計資料や漁場史料分析の限界を指摘し,これらの研究方法に加えて,出稼ぎ者による記録史料の分析,聞取り調査を組み合わせることの有意性を述べる. 林 奈津子(名古屋大B4) 「微地形と表層地質に注目した液状化発生地点の特徴—静岡県,太田川下流低地を事例に—」 本研究では,静岡県西部の太田川下流低地を事例として,1946年の昭和東南海地震で発生した液状化現象と地形・地質条件との関連を微地形と表層地質に注目して考察する.液状化現象は主に自然堤防や旧河道といった微地形に対応して発生する傾向があることが知られているが,実際には粘土質の堆積物で構成される後背湿地でも噴砂が発生してる.後背湿地での噴砂は,埋没した自然堤防や旧河道を構成する砂層が液状化したことにより発生した可能性が高い. また,噴砂地点の分布を上流部・中流部・下流部に分けて比較すると,上流部と中流部では自然堤防や旧河道といった微地形に対応した噴砂・後背湿地での噴砂がともに発生している一方,下流部では,後背湿地に対応した噴砂がほとんど発生していない.対象地域では縄文海進以降少なくとも2回の海進−海退サイクルを経ているため,上流部と中流部には埋没した地形面が存在しているが,下流部には現在の地形面しか存在していない.そのため,後背湿地での噴砂の分布に差異が生じたと考えられる. 川下裕之(富山大B4) 「GPS測地データによる2007年新潟県中越沖地震前後の地殻変動」 2007年7月16日午前10時13分に新潟県上中越沖を震源とするM6.8の地震が発生した. この地震は, 近隣で発生した2004年新潟県中越地震と同じタイプで, 日本列島の中でも地殻の歪速度が大きな新潟-神戸歪集中帯(Sagiya et al., 2000)の内部で発生した地殻内地震である. しかし, 地震の原因となる歪の集中をもたらしている原因は明らかにされていない. 本研究では, 2007年新潟県中越沖地震に関係する地殻変動へのアプローチとして, GPS測地データの解析により地震時を含めた前後の地殻変動および地殻歪の蓄積・解放過程を考察した. その手法として, 国土地理院によるGEONET観測点と,富山大学が観測を続けている小国観測点のデータを使用し, 2007年1月1日から9月25日における観測点3点を結んだ三角網の面積歪を算出した. GPSデータの解析には, GPS解析ソフトウェアGAMITver.10.32を用いた. 本研究による結果は, 以下のようにまとめられる. 2007年3月25日に能登半島沖を震源として発生したM6.9の能登半島地震前後から, 各観測点において南東方向への挙動が見られ, 各三角網の面積も, 収縮傾向が捉えられた. 能登半島地震と新潟県中越沖地震が関連している可能性が高く, 能登半島地震が中越地域の地殻に何らかの影響を及ぼし, 歪の蓄積を早めた結果, 今回の地震に至る可能性がある. 各基線長変化では, 震源域に近い沿岸部における変化量が伸び縮みに関わらず大きかった. 各三角網においても, 震央の東側での面積減少が大きく, 内陸部における歪の解放が考えられる. 顕著な余効変動は約2週間で終息した. 地震前と異なる向きの変動を始めた三角網や, 余効変動終息後に面積の増加傾向が見られる三角網が存在した. ○結論 2007年中越沖地震前後の約8ヶ月について, GPS測地データにより震源域の地殻歪を解析した結果, この地域を特徴づける活褶曲に関係した地殻変動として, 「断層規制褶曲は地震にともなって成長する」事象の事例を捉えた, といえる. 今後の歪の蓄積経過を見ていくとともに, 定量的な検討作業を行うことが今後の課題とされる. また, 佐渡島や能登半島からの観点から考察することも効果的であると考える. 吉田賢治(富山大B4) 「大和高田バイパス開通における沿線店舗の立地変容ーバイパス沿線地域が受けたインパクトー」 Ⅰ はじめに 高度経済成長期以後,日本はモータリゼーションの進展により都心部における道路の交通渋滞が恒常的な現象として起こっている。その一解決策として,市街地に入らずに通行が可能なバイパスが全国各地で建設され供用されてきた。本研究は,異なった道路形状を持つバイパスの沿線店舗の立地変動と既存の国道に立地する店舗の立地変動を検証した。そして,バイパス沿線地域が受けたインパクトについて考察を加えた。 Ⅱ 調査対象路線と地域 調査対象路線 2003年に完成した奈良県香芝市穴虫から橿原市四条町にかけての大和高田バイパスと,それに並行して敷設されている一般国道165号線である。大和高田バイパスは,地上に敷設されている「都市道路区間」と高速道路のように高架部に敷設されている「高架区間」の2形態を併せ持っている。 調査対象地域 調査対象路線が通過する,奈良県香芝市,大和高田市,橿原市,葛城市の4市である。 Ⅲ 両沿線の店舗立地展開の過去と現在 大和高田バイパスの店舗立地展開 都市道路区間では,沿線人口の少なさにより店舗展開に鈍さが見られた。新規出店した業種は,コンビニやガソリンスタンドといった自動車交通に便利なもの(ロードサイドショップ,以下RSS)が多かった。高架区間は,側道部分においてわずかな新規出店の様相が窺えた。また,大和高田市に位置するバイパスと国道24号線の交差点付近は,大型のRSSが林立していることから自動車交通の要衝であるとみられる。 一般国道の店舗立地展開 既往の国道沿線はRSS型店舗の進展が見られ,とくにチェーン店の店舗展開において力強さが見られた。一方,個人経営の店舗は淘汰されていることが確認できた。 Ⅳ 大和高田バイパスが与えたインパクト 1 新規住宅の建設 人口の増加が顕著であった大和高田市中三倉堂2丁目は,以前は工場であった土地が新規住宅に取って代わられたところがあった。実地調査したところ,区画整理がきちんと行われており,入居希望者が多いためか新規住宅の建設ラッシュが見て取れた。同じく人口増加が見られた葛城市東室では,水田や広葉樹林,資材置き場が住宅地に変化していた。近辺に鉄道の最寄り駅がないところを見ると,大和高田バイパスの開通が大きく住宅建設に寄与しているものと考えられる。 2 バイパスの交通量 平成17年度道路交通センサスの報告では,平成11年の調査と比較して旧来の国道の調査ポイントはおおむね交通量の減少が現れていることに対し,新設されたバイパスの交通量は増加が顕著である。また,車種別に見たデータを見ると,旧来の国道は普通車の割合が高く一般の市民が多く通行している結果に対し,バイパスは貨物車の割合が高まっており走行時間が計算しなければならない業務関係の利用者が卓越していた。 3 バイパス沿線店舗の聞き取り調査について 個人経営の店舗は,バイパス開通による客足増加を見込んで出店を行っていた。一方,チェーン店である店舗は,バイパスの開通よりも商圏の拡大に焦点を当てていた。 Ⅴ おわりに 大和高田バイパスの完成は,新設された地域への新規出店を促進した。旧来の国道は,新しい店舗形式であるRSSの台頭により個人経営の店舗は減少したが,直ちに沿線地域を衰退させるものではないことが明らかとなった。今後もこのような傾向が続いていくか注目される。また,バイパス建設は住宅建設や新店舗開拓の意識調査において大きなインパクトを与えた。交通渋滞が緩和され交通流動が円滑になることは,商業機能の発展や住居環境の改善に関与することが確認された。 倉橋 奨(愛工大D3) 「新潟県中越沖地震および能登半島地震の震源モデルの構築と強震動予測レシピの有効性の検証」 1.はじめに 本研究は,2007年に震度6強を観測した新潟県中越沖地震と能登半島地震の震源モデルを構築するとともに,断層運動のモデル化手法である強震動予測レシピの有効性を検証したものである。将来発生する強震動を予測するためには,想定される断層運動をいかにモデル化するかが重要である。断層運動のモデル化手法として,強震動予測レシピが提案されている(入倉・三宅,2001)。この手法は,地震断層面上のすべり量の大きい場所から強震動が生成されると定義し,特性化震源モデルを作成するものであり,1995年兵庫県南部地震や2003年十勝沖地震によりその有効性は確認されつつある。しかし,多くの地震かつ新たに発生した地震により,その有効性を検証することは重要である。本研究では,能登半島地震と新潟県中越沖地震の観測記録を利用して,経験的グリーン関数法により強震動を生成した場所を推定(震源モデルを構築)するとともに,既往の研究から推定されているすべり量分布との比較を行い,強震動予測レシピの有効性を検証した。 2.2007年新潟県中越沖地震の震源モデルの構築 2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震(Mw6.6)では,柏崎市や刈羽村で震度6強の大きな揺れが観測された。広域における最大加速度の分布は,過去の同規模の地震による距離減衰式と調和的であったにもかかわらず,震源に非常に近い柏崎刈羽原子力発電所では地表観測記録が1200galを越え,距離減衰式よりも顕著に大きかった。また,震源近傍の観測記録に,2~3個の顕著なパルスが確認されるなど,特徴的な地震動が観測されており,その震源の破壊過程が注目された。ここでは,この特徴を再現する震源モデルを構築した。図1に使用した観測地点と構築した震源モデルを,図2に柏崎刈羽原発1号機(KKZ1R2)と5号機(KKZ5R2)における観測波形(黒)と合成波形(赤)を示す。震源モデルは,3つのアスペリティで構成され,それらの面積は約5×5km2,応力降下量は20~24MPaであった。構築した震源モデルにより計算した合成波形(赤)は,観測波形(黒)にみられるパルスの振幅,位相などをよく再現しており,震源モデルの妥当性を示している。 3.2007年能登半島地震の震源モデルの構築 2007年3月25日に発生した能登半島地震(Mw6.7)では,輪島市,穴水町,七尾市で震度6強の大きな揺れが観測された。ここでは,新潟県中越沖地震において震源モデルを構築した方法と同じ方法により,本震の震源モデルを構築した。図3に使用した観測地点と構築した震源モデルを,図4にK-Net観測点のISK003における観測波形(黒)と合成波形(灰色)を示す。本震の震源モデルは,2つのアスペリティで構築され,この震源モデルにより計算される合成波形(灰色)は,観測波形(黒)にみられるパルスの振幅,位相などをよく再現できている。 4.強震動予測レシピの有効性の検証 中越沖地震と能登半島地震ともに,近地強震記録を用いた波形インバージョンによりすべり量分布が推定されている(堀川,2007b;堀川,2007a)。図5,6にはそれぞれ,中越沖地震と能登半島地震におけるすべり量分布(色分布)と本研究で構築した震源モデル(赤または黒の四角の領域)の場所を示す。すべり量の大きい場所と本研究で構築した震源モデル(強震動の生成域)の場所は調和的である。これは,本震はすべり量の大きい場所から強震動が生成されたことを意味しており,強震動予測レシピの有効性を示している。 5.まとめ 新潟県中越沖地震と能登半島地震の震源モデルは,それぞれ3個と2個の強震動の生成域で表現されることを示した。またそれらは既往の研究で推定されたすべり量の大きい場所と調和的であり,すべり量の大きい場所から強震動が生成されることを示した。これは,強震動予測レシピの有効性を示すものである。 参考文献 入倉孝次郎・三宅弘恵,シナリオ地震の強震動予測,地学雑誌,110(6),849-875,2001 堀川晴央,2007年能登半島地震の破壊過程 (第二報),ホームページ,2007a 堀川晴央,波形インバージョンによる中越沖地震の震源モデルの推定(2),地震調査委員会資料,2007b
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研究業績(学会発表など) [国際学会等における発表] Oral presentation 1. Watanabe, M., Yamaguchi, M., Tabe, C., Iwasaki, M., Funada, R., Fukami, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2005) Influences of nitrogen load on the growth and photosynthetic responses to O3 or SO2 of Quercus serrata seedlings. Acid Rain 2005, 13-17 June 2005, Prague, Czech Republic. 2. Watanabe, M., Yamaguchi, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2008) Effects of ozone on growth and photosynthesis of Castanopsis sieboldiiseedlings grown in different nitrogen loads. International Symposium on Agricultural Meteorology (ISAM2008), 21-22 March 2008, Shimonoseki, Yamaguchi, Japan. 3. Koike, T., Eguchi, N., Kitaoka, S., Watanabe, M., Watanabe, Y., Makoto, K., Funada, R., Takagi, K., Shibata, H., Hiura, T. and Sasa, K. (2008) Effect of elevated CO2 on the physiological adjustment and xylem structure of deciduous tree species grown in Free Air CO2 Enrichment (FACE). The International Conference on Sustainable Agriculture for Food, Energy and Industry 2008 (ICSA2008), 2-6 July 2008, Sapporo, Hokkaido, Japan. 4. Kitaoka, S., Sakata, T., Watanabe, M., Kim, Y., Utsugi, U., Tobita, H., Uemura, A., Aizawa, S., Kitao, M., Maruyama, Y., Sasa, K. and Koike, T. (2008) Evaluation of methane emission from three dominant cool temperate deciduous tree species grown under elevated CO2 concentration in northern Japan. The International Conference on Sustainable Agriculture for Food, Energy and Industry 2008 (ICSA2008), 2-6 July 2008, Sapporo, Hokkaido, Japan. 5. Koike, T., Kitao, M., Kitaoka, S., Watanabe, M. and Maruyama, Y. (2008) Leaf morphological and functional adaptation of Siebold beech (Fagus crenata) seedlings grown at two water regimes. The 8 the IUFRO international beech symposium, 8-13 September 2008, Nanae, Hokkaido, Japan. 6. Watanabe, M., Kitaoka, S., Takagi, K., Sasa, K. and Koike, T. (2010) Growth and photosynthetic traits of coppice of Quercus crispula under elevated CO2 concentration Powdery mildew-mediated effects. International Conference on "Mechanisms of Growth, Competition and Stress Defense in Plants", 1-3 March 2010, Freising, Germany. 7. Koike, T., Tobita, H., Agari, T., Kitao, M., Watanabe, M., Makoto, K., Sasa, K. and Hashidoko Y. (2010) Plant defense characteristics of alder species native to northern Japan grown at elevated CO2 in FACE. International Conference on "Mechanisms of Growth, Competition and Stress Defense in Plants", 1-3 March 2010, Freising, Germany. 8. Koike, T., Watanabe, M., Eguchi, N., Watanabe, Y., Satomura, T., Mao, Q., Takagi, K., Funada, R. and Sasa, K., Effects of elevated CO2 on the aboveground growth of sprouts of deciduous broadleaved trees grown in FACE. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 9. Koike, T., Kitao, M. and Watanabe, M. (2010) Canopy development and photosynthetic traits of three species of birch saplings in northern Japan. IUFRO Canopy Processes Working Group, Canopy processes in a changing climate, 7-15 October 2010, Falls Creek, Victoria and Tarraleah, Tasmania, Australia. 10. Koike, T., Inada, N., Tonooka, M., Takeuchi, Y,. Mao, Q., Kita, K., Kawaguchi, K. and Watanabe, M. (2011) Growth and photosynthetic responses of hybrid larch F1 cuttings to elevated O3 and/or CO2. The 8th International Conference on cid Deposition ACID RAIN 2011, 15-18 June 2011, Beijing, China. 11. Mao, Q., Watanabe, M., Wang, X. and Koike, T. (2012) The root-shoot linkage response of 3 kinds of larch to simulated nitrogen deposition under two phosphorous levels. Japan-Australia Symposium on Plant Sciences for Agriculture, 19-20 January 2012, Sapporo, Japan. 12. Koike, T., Watanabe, M., Hoshika, Y., Kitao, M., Funada, R. and Izuta, T. (2012) Pollution-plants researches in Japan. International conference ‘Biological Reactions of Forests to Climate Change and Air Pollution’, 18-27 March 2012, Kaunas, Lithuania. Poster presentation 1. Watanabe, M., Yonekura, T., Honda, Y., Yoshidome, M., Nakaji, T. and Izuta, T. (2004) Effects of ozone and soil water stress, singly and in combination, on leaf antioxidative systems of Fagus crenata seedlings. The 6th international symposium on plant responses to air pollution and global changes, 19-22 October 2004, Tsukuba, ibaraki, Japan. 2. Yonekura, T., Watanabe, M., Honda, Y., Yoshidome, M. and Izuta, T. (2005) Growth and physiological responses of Japanese beech (Fagus crenata) to ozone and chronic drought. Acid Rain 2005, 13-17 June 2005, Prague, Czech Republic. 3. Yamaguchi, M., Watanabe, M., Matsuo, N., Naba, J., Funada, R., Fukami, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2005) Effects of nitrogen supply on the growth and photosynthetic responses of Fagus crenataseedlings to O3. Acid Rain 2005, 13-17 June 2005, Prague, Czech Republic. 4. Watanabe, M., Yamaguchi, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2008) Growth responses of 6 Japanese forest tree species to ozone under different nitrogen loads. The International Conference on Sustainable Agriculture for Food, Energy and Industry 2008 (ICSA2008), 2-6 July 2008, Sapporo, Hokkaido, Japan 5. Ryu, K., Shibata, H., Watanabe, M., Takagi, K., Nomura, M. and Koike, T. (2008) A brief history of larch plantation in northern Japan with special reference to environmental change. The International Conference on Sustainable Agriculture for Food, Energy and Industry 2008 (ICSA2008), 2-6 July 2008, Sapporo, Hokkaido, Japan 6. Ryu, K., Watanabe, M., Shibata, H. and Koike, T. (2008) Possible Functions of Environmental Stresses to the Larch Seedlings Infected with Ectomycorrhizal Fungi. Japan-Australia International Symposium on Biological Interactions with Plant Roots and Aerial Tissues, 28 July 2008, Sapporo, Hokkaido, Japan. 7. Watanabe, M., Matsuo, N., Yamaguchi, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2008) Risk assessment of ozone for carbon absorption of representative Japanese conifers. Air pollution and climate change at contrasting altitude and latitude, 23rd IUFRO conference for specialists in air pollution and climate change effects on forest ecosystems, 7-12 September 2008, Murten, Switzerland. 8. Watanabe, M., Matsuo, N., Yamaguchi, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2008) Risk assessment of ozone for Fagus crenatain Japan - consideration of atmospheric nitrogen deposition -. APGC Symposium Plant Functioning in a Changing Environment, 7-11 December 2008, Creswick, Victoria, Australia. 9. Watanabe, M., Kitaoka, S., Watanabe, Y., Makoto, K., Ueda, T., Takagi, K., Sasa, K. and Koike, T. (2009) Growth and photosynthetic traits of coppice of five dominant deciduous broad-leaved trees grown under elevated CO2 concentration. 24th IGBP-SC Meeting, 15-17 April 2009, Otaru, Hokkaido, Japan. 10. Yamaguchi, M., Watanabe, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2009) Growth and photosynthetic responses of Fagus crenataseedlings to O3 under different nitrogen loads. Regional Scientific Workshop on Acid Deposition in East Asia 2009, 12-13 October 2009, Tsukuba, Ibaraki, Japan. 11. Watanabe, Y., Hinata, K., Ootsuka, Y., Watanabe, M., Sasa, K. and Koike, T. (2010) Seasonal changes in distribution of defensive chemical substances in leaves of deciduous broadleaved tree species in northern Japan. International Conference on "Mechanisms of Growth, Competition and Stress Defense in Plants", 1-3 March 2010, Freising, Germany. 12. Watanabe, M., Mao Q., Novriyanti, E., Kita, K., Ueda, T., Takagi, K., Sasa, K. and Koike, T. (2010) Effects of elevated CO2 concentration on the growth and photosynthesis of hybrid larch F1 seedlings. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 13. Mao, Q., Watanabe, M., Kobayashi, M., Imori, M., Kita, K., Koike, T. (2010) Ecophysiological response of hybrid larch F1 to nitrogen and phosphate application. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 14. Imori, M., Watanabe, M., Kim, Y.S., Mao, Q., Kita, K. and Koike, T. (2010) Effects of nitrogen supply on the growth and photosynthetic characteristics of hybrid larch F1 seedling. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 15. Kim, Y.S., Watanabe, M., Koike, T. (2010) Effect of nitrogen application on nitrous oxide emissions from a brown forest soil in northern Japan. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 16. Novriyanti, E., Watanabe, M., Kohda, H., Takeda, T., Hashidoko, Y. and Koike, T. (2010) Photosynthetic traits, water and nitrogen use efficiency of acacia and eucalypt seedlings as criteria for plantation materials. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 17. Watanabe Y., Watanabe, M., Uemura A. and Koike T. (2010) Effects of aerosols on leaves of birch species in cool temperate deciduous broadleaved forest of Hokkaido, northern Japan. XXIII IUFRO World Congress, 23-28 August 2010, Seoul, Korea. 18. Watanabe, M., Kitaoka, S., Utsugi, H., Kita, K. and Koike, T. (2010) Photosynthetic traits of hybrid larch F1 under down regulation of photosynthesis by elevated CO2 concentration. Canopy processes in a changing climate, 7-15 October 2010, Falls Creek, Victoria and Tarraleah, Tasmania, Australia. 19. Novriyanti, E., Watanabe, M., Kohda, H., Takeda, T., Hashidoko, Y. and Koike, T. (2010) The comparison of photosynthetic traits and water use efficiency between Acacia and Eucalypt seedlings as tropical fast growing species. Canopy processes in a changing climate, 7-15 October 2010, Falls Creek, Victoria and Tarraleah, Tasmania, Australia. 20. Mao, Q., Watanabe, M., Kobayashi, M., Imori, M., Kita, K., Koike, T. (2010) Growth and photosynthetic responses of the hybrid larch F1 to nitrogen and phosphate application. Canopy processes in a changing climate, 7-15 October 2010, Falls Creek, Victoria and Tarraleah, Tasmania, Australia. 21. Yamaguchi, M., Watanabe, M., Matsumura, H., Kohno, Y. and Izuta, T. (2011) Effects of sulfur dioxide on growth and net photosynthesis of 6 Japanese forest tree species grown under different nitrogen loads. 8th APGC Symposium Plant Functioning in a Changing Global and Polluted Environment , 5-9 June 2011, Groningen, The Netherlands. 22. Watanabe, M., Ryu, K., Kita, K., Takagi, K. and Koike, T. (2011) Effects of N load on the growth and photosynthesis of hybrid larch F1 seedlings grown on serpentine soil. The 8th International Conference on cid Deposition ACID RAIN 2011, 15-18 June 2011, Beijing, China. 23. Mao, Q., Imori, M., Watanabe, M., Kim, Y., Kita, K. and Koike, T. (2011) Eco-physiological responses of hybrid larch F1 seedlings to high nitrogen loading. The 8th International Conference on cid Deposition ACID RAIN 2011, 15-18 June 2011, Beijing, China. 24. Novriyanti, E., Watanabe, M., Tobita, H., Utsugi, H., Uemura, A., Kitao, K., Koike, T. (2011) Growth, defense and photosynthetic responses of two Eucalypts grown under high nitrogen load and elevated CO2. The 8th International Conference on cid Deposition ACID RAIN 2011, 15-18 June 2011, Beijing, China. 25. Watanabe, M., Mao, Q, Novriyanti, E., Ito, H., Takagi, K., Sasa, K. and Koike, T. (2011) Photosynthetic responses of 3 birch species to elevated CO2 concentration with FACE system in northern Japan. XXIV SPPS (Scandinavian Plant Physiology Society) Congress, 21-25 August 2011, Stavanger, Norway. 26. Wang, X., Mao, Q., Qu, L., Tamai, T., Watanabe, M. and Koike, T. (2012) Identification of ectomycorrhiza types with difference nitrogen load on new hybrid larch and its parent species grown under two phosphorous levels. Japan-Australia Symposium on Plant Sciences for Agriculture, 19-20 January 2012, Sapporo, Japan. 27. Novriyanti, E., Watanabe, M., Hashidoko, Y. and Koike, T. (2012) Comparison of physiological responses of eucalypt species to elevated atmospheric [CO2] and [O3]. Japan-Australia Symposium on Plant Sciences for Agriculture, 19-20 January 2012, Sapporo, Japan. 28. Watanabe, M., Hoshika, Y., Inada, N., Wang, X., Mao, Q., Yamaguchi, T., Noguchi, I. and Koike, T. (2012) Photosynthetic traits of Fagus crenata sapling grown under free air ozone exposure. International Symposium on Agricultural Meteorology (ISAM2012), 13-17 March 2012, Sakai, Osaka, Japan. 29. Hoshika, Y., Inada, N., Watanabe, M. and Koike, T. (2012) Effects of ozone on stomatal response for Fagus crenata grown under free air ozone exposure. International Symposium on Agricultural Meteorology (ISAM2012), 13-17 March 2012, Sakai, Osaka, Japan. 30. Watanabe, M., Takagi, K., Sato, F. and Koike, T (2012) Photosynthetic traits of 3 birch species grown under elevated CO2 with FACE system in northern Japan. The 5th EAFES (East Asian Federation of Ecological Societies) International Congress, 17-21 March 2012, Otsu, Shiga, Japan. 31. Watanabe, M., Hoshika, Y., Inada, N., Wang, X., Mao, Q. and Koike, T. (2012) Photosynthetic traits of Fagus crenata and Quercus crispula sapling grown under free air ozone exposure. International conference ‘Biological Reactions of Forests to Climate Change and Air Pollution’, 18-27 March 2012, Kaunas, Lithuania. 32. Hoshika, Y., Watanabe, M., Inada, N. and Koike, T. (2012) Ozone develops sluggishness of stomatal light response progressively in Siebold’s beech (Fagus crenata). International conference ‘Biological Reactions of Forests to Climate Change and Air Pollution’, 18-27 March 2012, Kaunas, Lithuania. 33. Koike, T., Watanabe, M., Wang, X., Tatsuta, S., Sakuma, A., Yamaguchi, T., Noguchi, I., Saito, H. and Hoshika, Y. (2012) Declining symptom of mountain birch (Betula ermanii) in northern Japan. International conference ‘Biological Reactions of Forests to Climate Change and Air Pollution’, 18-27 March 2012, Kaunas, Lithuania. このページのトップへ [国内学会における発表] 口頭発表 1. Watanabe, M., Barnes, JD., Izuta, T. (1999) Effects of EDU, O3 and soil water stress, singly and in combination on visible foliar injury and growth of Brassica CompestrisL. 第40回大気環境学会年会, 1999年9月28-30日, 三重県津市. 2. 本田雪絵, 米倉哲志, 吉留雅俊, 渡辺 誠, 伊豆田 猛. (2000) ブナ苗の光合成と成長に対するオゾンと水ストレスの単独および複合影響. 第41回大気環境学会年会, 2000年9月26-28日, 埼玉県浦和市. 3. 米倉哲志, 吉留雅俊, 渡辺 誠, 本田雪絵, 土器屋由起子, 伊豆田 猛. (2000) ブナ苗のフェノロジーと炭水化物濃度に対するオゾンと水ストレスの単独および複合影響. 第41回大気環境学会年会, 2000年9月26-28日, 埼玉県浦和市. 4. 米倉哲志, 渡辺 誠, 吉留雅俊, 本田雪絵, 土器屋由起子, 伊豆田 猛. (2001) ブナ苗に対するオゾンと水ストレスの影響 -2成長期目の成長や生理機能-. 第42回大気環境学会年会, 2001年10月6-8日, 福岡県北九州市. 5. 篠崎裕介, 田中正守, 渡辺 誠, 山口真弘, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛, 久保隆文, 船田 良. (2005) オゾン処理がブナの成長と年輪構造に及ぼす影響. 第55回日本木材学会, 2005年3月16-18日, 京都府京都市. 6. 田中正守, 篠崎裕介, 渡辺 誠, 山口真弘, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛, 久保隆文, 船田 良. (2005) 針葉樹3種の成長と樹幹内貯蔵デンプン量に及ぼすオゾン処理の影響. 第55回日本木材学会, 2005年3月16-18日, 京都府京都市. 7. 渡辺 誠, 山口真弘, 那波純一, 田辺千佳子, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2005) 我が国の代表的な6樹種の成長に対するSO2と土壌への窒素負荷の単独および複合影響. 第46回大気環境学会年会, 2005年9月7-9日, 愛知県名古屋市. 8. 田辺千佳子, 山口真弘, 渡辺 誠, 那波純一, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2005) 我が国の代表的な6樹種の光合成活性に対するSO2と土壌への窒素負荷の単独および複合影響. 第46回大気環境学会年会, 2005年9月7-9日, 愛知県名古屋市. 9. 松尾直樹, 渡辺 誠, 山口真弘, 岩崎真弓, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2005) 我が国の代表的な6樹種の成長に対するオゾンと土壌への窒素負荷の単独および複合影響. 第46回大気環境学会年会, 2005年9月7-9日, 愛知県名古屋市. 10. 山口真弘, 渡辺 誠, 岩崎真弓, 松尾直樹, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2005) 我が国の代表的な6樹種の光合成活性に対するオゾンと土壌への窒素負荷の単独および複合影響. 第46回大気環境学会年会, 2005年9月7-9日, 愛知県名古屋市. 11. 篠崎裕介, 田中正守, 渡辺 誠, 山口真弘, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛, 久保隆文, 船田 良. (2006) 樹木の成長と年輪構造に2成長期間のオゾン処理が与える影響. 第56回日本木材学会, 2006年8月8-10日, 秋田県秋田市. 12. 松村秀幸, 渡辺 誠, 山口真弘, 田辺千佳子, 那波純一, 伊豆田 猛, 河野吉久. (2006) 日本の代表的な6樹種の生育におよぼすSO2と土壌への窒素負荷の複合影響. 第47回大気環境学会年会, 2006年9月20-22日, 東京都文京区. 13. 渡辺 誠, 山口真弘, 田辺千佳子, 那波純一, 伊豆田 猛, 松村秀幸, 河野吉久. (2006) 日本の代表的な6樹種の光合成活性におよぼすSO2の影響. 第47回大気環境学会年会, 2006年9月20-22日, 東京都文京区. 14. 松村秀幸, 山口真弘, 渡辺 誠, 岩崎真弓, 松尾直樹, 山下理絵, 伊豆田 猛, 河野吉久. (2006) 日本の代表的な6樹種の生育におよぼすO3と土壌への窒素負荷の複合影響. 第47回大気環境学会年会, 2006年9月20-22日, 東京都文京区. 15. 山口真弘, 渡辺 誠, 岩崎真弓, 松尾直樹, 山下理絵, 伊豆田 猛, 松村秀幸, 河野吉久. (2006) 日本の代表的な6樹種の光合成活性におよぼすO3の影響. 第47回大気環境学会年会, 2006年9月20-22日, 東京都 文京区. 16. 山口真弘, 渡辺 誠, 田辺千佳子, 那波純一, 山下理絵, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2007) ブナ苗の光合成活性と窒素利用に対するO3と土壌への窒素負荷の複合影響. 第48回大気環境学会年会, 2007年9月5-7日, 岡山県 岡山市 17. 渡辺 誠, 松尾直樹, 山口真弘, 岩崎真弓, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2007) 日本の代表的な針葉樹の炭素吸収量に対するオゾンの影響評価. 第48回大気環境学会年会, 2007年9月5-7日, 岡山県 岡山市 18. 山口真弘, 田辺千佳子, 那波純一, 渡辺 誠, 松村秀幸, 河野吉久, 伊豆田 猛. (2008) ブナ苗の光合成活性と葉の窒素・硫黄利用に対するSO2と土壌への窒素負荷の複合影響. 第49回大気環境学会年会, 2008年9月17-19日, 石川県 金沢市 19. 渡辺 誠, 北岡 哲, 飛田博順, 上村 章, 宇都木玄, 小池孝良 (2008) 高CO2処理と窒素付加がオノエヤナギの葉のメタン放出に与える影響. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 20. 笠小春, 渡辺 誠, 高木 健太郎, 柴田英昭, 野村 睦, 小池孝良 (2008):窒素付加が蛇紋岩土壌に植栽したグイマツ雑種F1の光合成能力と成長に与える影響. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 21. 兼俊壮明, 北岡 哲, 渡辺 誠, 江口則和, 小林 真, 渡邊陽子, 斎藤秀之, 小池孝良 (2008) 異なる光環境下におけるニセアカシアの光合成と窒素利用特性の季節変化. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 22. 日向潔美, 渡邊陽子, 北岡 哲, 渡辺 誠, 飛田博順, 上村 章, 宇都木 玄, 北尾光俊, 小池孝良 (2008) 高CO2と窒素付加環境で生育した落葉広葉樹個葉の被食防衛物質の局在. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 23. 小池孝良, 北尾光俊, 北岡 哲, 渡辺 誠, 丸山 温 (2008) 土壌乾燥がブナ稚樹の個葉の形態と生理機能に及ぼす影響. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 24. 伊森允一, 渡辺 誠, 来田和人, 斎藤秀之, 渋谷正人, 小池孝良 (2009) グイマツ雑種F1(グリーム)の成長と光合成特性に対する窒素付加の影響. 2008年度日本生態学会北海道地区大会, 2009年2月21日, 北海道札幌市 25. 渡辺 誠, 北岡 哲, 渡邊陽子, 小林 真, 来田和人, 飛田博順, 上村章, 宇都木玄, 小池孝良 (2009) 高CO2濃度および窒素付加に対するグイマツ雑種F1の成長および光合成応答. 第120回日本森林学会大会, 2009年3月25-28日, 京都府京都市 26. 渡辺 誠, 山川雄大, 金容奭, 渡辺陽子, 幸田秀穂, 竹内裕一, 小池孝良 (2009) 好気的条件下におけるアカシアとユーカリの葉からのメタン放出. 第50回大気環境学会年会, 2009年9月16-18日, 神奈川県横浜市 27. 渡辺 誠, 龍田慎平, 斎藤秀之, 小池孝良, 稲田秀俊, 久保島 康行, 江口将之, 渡邊 陽子 (2009) 摩周湖外輪山のダケカンバ衰退に関する生理生態学的調査. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 28. 龍田慎平, 渡辺 誠, 伊森允一, 斎藤秀之, 小池孝良, 久保島 康行, 江口将之, 渡邊陽子 (2009) 摩周湖外輪山におけるオゾンがカンバ類2種稚樹の成長に与える影響 ~オープントップチェンバー法による評価~. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 29. 小池孝良, 龍田慎平, 渡辺 誠, 斎藤 秀之 (2009) 北海道産ダケカンバとシラカンバの成長特性. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 30. 笠 小春, 渡辺 誠, 伊森允一, 高木 健太郎, 野村 睦, 小池孝良 (2009) 蛇紋岩土壌に植栽したグイマツ雑種F1の光合成と成長に与える窒素付加の影響 -処理3年目の応答-. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 31. 渡辺 誠, 毛 巧芝, Eka Novriyanti, 来田 和人, 上田 龍四郎, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池 孝良 (2010) FACE (Free Air CO2 Enrichment) による大気CO2濃度の増加がグイマツ雑種F1の成長および光合成に与える影響. 日本森林学会第121回大会, 2010年4月4日, 茨城県つくば市. 32. 白河 学, 齋藤香織, 渡辺陽子, 渡辺 誠, 船田 良, 小池孝良, 福島和彦 (2010) 高二酸化炭素下で生育した樹木の成分に関する研究. 樹木年輪研究会, 2010年8月25日, 愛知県名古屋市. 33. 山口高志, 龍田慎平, 渡辺 誠, 酒井茂克, 渡邊 忠, 久保島康行, 斎藤秀之, 野口 泉, 小池孝良 (2010) 北海道の対流圏オゾンについて. 第51回大気環境学会年会, 2010年9月8-10日, 大阪府豊中市. 34. 野口 泉, 龍田慎平, 渡辺 誠, 山口高志, 酒井茂克, 渡邊 忠, 久保島康行, 斎藤秀之, 小池孝良 (2010) 摩周湖における対流圏オゾン濃度とその植物影響. 第17回大気環境学会北海道・東北支部学術集会, 2010年10月22日, 山形県山形市. 35. 渡辺 誠, 毛 巧芝, Eka Novriyanti, 来田 和人, 上田 龍四郎, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池 孝良 (2011) FACE (開放系大気CO2増加)施設で生育したカラマツ属3種の成長・光合成特性. 第52回大気環境学会年会, 2011年9月14-16日, 長崎県長崎市. 36. 白河 学, 黒田克史, 渡辺陽子, 渡辺 誠, 小池孝良, 齋藤香織, 松下泰幸, 今井貴規, 高間瑠佳, 福島和彦 (2012) CryoTOF-SIMS/SEMシステムによる植物生体成分の分子マッピングの試み. 第62回日本木材学会大会, 2012年3月15-17日, 北海道札幌市. 37. 渡辺 誠, 山口真弘, 松村秀幸, 河野吉久, 小池孝良, 伊豆田 猛(2012)日本の森林樹種に対するオゾンのリスク評価, 窒素沈着の考慮. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 38. 佐久間彬, 渡辺 誠, 渡邊 忠, 若松 歩, 斎藤秀之, 澁谷 正人, 小池孝良 (2012) 摩周湖外輪山におけるダケカンバの衰退現象と立地の関係. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 39. 星加康智, 稲田直輝, 渡辺 誠, 小池孝良 (2012) 開放系オゾン暴露実験によるブナを対象とした光合成速度と気孔応答へのオゾンの影響. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 40. 山口真弘, 渡辺 誠, 松村秀幸, 伊豆田 猛(2012) ブナ苗の光合成活性と窒素代謝に対するオゾンと土壌への窒素負荷の複合影響. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 41. 小池孝良, 毛 巧芝, 稲田直輝, 川口光倫, 星加康智, 来田和人, 渡辺 誠 (2012) グイマツ雑種F1の成長と光合成に及ぼすオゾンと高CO2の影響. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 42. Novriyanti, E., Watanabe, M., Hoshika, Y., Hashidoko, Y. and Koike, T. (2012)Insensible response of eucalypts species to elevated [O3] as compare with elevated [CO2] may not reflect the actual defense cascade. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 43. 川口光倫, 渡辺 誠, 稲田直輝, 上田龍四郎, 佐藤冬樹, 小池孝良 (2012) 落葉樹種に対する高濃度の二酸化炭素とオゾンによる単独および複合作用. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 44. Mao, Q., Watanabe, M., Wang, X. Kita, K. and Koike, T. (2012) The use of in-growth core for monitoring fine root of larch. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 45. 渡辺 誠, 北岡 哲, 江口則和, 渡邊陽子, 里村多香美, 高木健太郎, 佐藤冬樹, 小池孝良 (2012) 高CO2に対するミズナラ萌芽の光合成・成長応答およびうどんこ病発現. 第53回大気環境学会年会, 2012年9月12-14, 神奈川県横浜市. 46. 星加康智, 渡辺 誠, 稲田直輝, 毛 巧芝, 小池孝良 (2012) 開放系オゾン暴露実験による冷温帯落葉広葉樹を対象としたオゾン吸収量の推定. 第53回大気環境学会年会, 2012年9月12-14, 神奈川県横浜市. 47. 渡辺 誠, 星加康智, 小池孝良 (2012) 異なる時期のオゾン付加に対するウダイカンバ苗の光合成応答. 大気環境学会北海道・東北支部第19回総会, 2012年10月19日, 北海道札幌市. 48. 星加康智, 渡辺 誠, 稲田直輝, 毛 巧芝, 小池孝良 (2012) 開放系オゾン暴露実験を用いたブナ葉のオゾン吸収量推定のための気孔コンダクタンスモデリング. 大気環境学会北海道・東北支部第19回総会, 2012年10月19日, 北海道札幌市. ポスター発表 1. 北岡 哲, 渡辺 誠, 渡辺陽子, 飛田博順, 上村 章, 宇都木 玄, 江口則和, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2008) 開放系大気CO2増加 (FACE)施設で育成した冷温帯主要落葉樹萌芽の光および窒素利用特性性. 第57回日本森林学会北海道支部大会, 2008年11月10日, 北海道 札幌市 2. 渡辺 誠, 北岡 哲, 渡辺陽子, 小林真, 上田龍四郎, 高木健太郎, 日浦 勉, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2009) FACE (Free Air CO2 Enrichment) による高CO2環境下で育成した冷温帯落葉樹萌芽の成長および光合成特性. 第56回日本生態学会盛岡大会, 2009年3月17-21日 岩手県盛岡市 3. 笠 小春, 渡辺 誠, 玉井 裕, 柴田 英昭, 高木 健太郎, 野村 睦, 小池 孝良 (2009) 蛇紋岩土壌に植栽したグイマツ雑種F1の成長と外生菌根形成に対する窒素付加の影響. 第120回日本森林学会大会, 2009年3月25-28日, 京都府京都市 4. 伊森允一, 渡辺 誠, 金容奭, 来田和人, 小池 孝良 (2009) グイマツ雑種F1の成長と光合成特性に対する窒素付加の影響. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 5.日向潔美, 渡邊陽子, 渡辺 誠, 北岡 哲, 飛田博順, 上村 章, 宇都木 玄, 小池孝良(2010) 高CO2と窒素付加環境で生育した落葉広葉樹個葉の被食防衛物質の局在-処理2年間の影響-. 第58回日本森林学会北海道支部大会, 2009年11月11日, 北海道札幌市. 6.Novriyanti, E., Watanabe, M., Kohda, H., Takeda, T., Hashidoko, Y. and Koike, T. (2010) Photosynthetic traits and nitrogen use efficiency of Acacia and Eucalypt seedling. 日本森林学会第121回大会, 2010年4月3日, 茨城県つくば市. 7.Mao, M., Watanabe, M., Makoto, K., Imori, M., Kita, K. and Koike, T. (2010) Ecophysiological response of hybrid larch F1 to nitrogen and phosphate application. 日本森林学会第121回大会, 2010年4月3日, 茨城県つくば市. 8. 渡辺 誠, 毛 巧芝, Eka Novriyanti, 伊藤寛剛, 上田 龍四郎, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2010) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したカンバ類3種の光合成活性. 第59回日本森林学会北海道支部大会, 2010年11月9日, 北海道札幌市. 9. 伊藤寛剛, 渡辺 誠, 毛 巧芝, Eka Novriyanti, 上田 龍四郎, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2010) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したカンバ類3種のシュートの動態. 第59回日本森林学会北海道支部大会, 2010年11月9日, 北海道札幌市. 10. 稲田直輝, 渡辺 誠, 斉藤秀之, 澁谷正人, 小池孝良 (2010) 高CO2および高O3下におけるカンバ類3種稚樹の成長. 第59回日本森林学会北海道支部大会, 2010年11月9日, 北海道札幌市. 11. 伊森允一, 毛 巧芝, 渡辺 誠, 金 容奭, 来田和人, 小池孝良 (2010). 窒素付加がグイマツ雑種F1の針葉の養分動態に及ぼす影響. 第59回日本森林学会北海道支部大会, 2010年11月9日, 北海道札幌市. 12. 渡邊陽子, 山口高志, 野口 泉, 龍田慎平, 渡辺 誠, 小池孝良, 北岡 哲, 上村 章,, 久保島 康行, 渡邊 忠 (2010) 北海道における森林樹木の個葉に付着したエアロゾル粒子の観察. 第59回日本森林学会北海道支部大会, 2010年11月9日, 北海道札幌市. 13. 渡辺 誠, 毛 巧芝, 伊藤寛剛, Eka Novriyanti, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2011) FACE (Free Air CO2 Enrichment) による高CO2環境に対するカバノキ属3種の光合成応答. 日本生態学会第58回全国大会, 2011年3月8-12日, 北海道札幌市. 14. 伊藤寛剛, 渡辺 誠, 毛 巧芝, 斎藤秀之, 渋谷正人, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2011) 開放系大気CO2増加(FACE)施設に生育するカンバ類3種の葉のフェノロジー.日本生態学会第58回全国大会, 2011年3月8-12日, 北海道札幌市. 15. 稲田直輝, 渡辺 誠, 澁谷正人, 斎藤秀之, 小池孝良 (2011) 高CO2および高O3がカンバ類3種の成長と光合成に与える影響. 日本生態学会第58回全国大会, 2011年3月8-12日, 北海道札幌市. 16. 渡辺 誠, 毛 巧芝, Eka Novriyanti, 伊藤 寛剛, 上田 龍四郎, 高木 健太郎, 笹 賀一郎, 小池 孝良 (2011) FACE (開放系大気CO2増加)施設で生育したカンバ類3種の光合成特性 第122回日本森林学会大会, 2011年3月25-28日, 静岡県静岡市. 17. 伊藤寛剛, 渡辺 誠, 毛 巧芝, 中路達郎, 笹 賀一郎, 斎藤秀之, 渋谷正人, 小池孝良 (2011) FACE(開放系大気CO2増加)施設で育成中のカバノキ属3種の葉の生物季節 第122回日本森林学会大会, 2011年3月25-28日, 静岡県静岡市. 18. Mao, Q., Imori, M., Watanabe, M., Kim, YS., Kita, K. and Koike, T. (2011) Three years monitoring on the physiological responses of hybrid larch F1 to nitrogen loading. 第122回日本森林学会大会, 2011年3月25-28日, 静岡県静岡市. 19. Novriyanti, E., Watanabe, M., Tobita, H., Uemura, A., Utsugi, H. and Takayoshi, K. (2011) Growth and photosynthetic response of Eucalypt grown under different CO2 and nitrogen levels. 第122回日本森林学会大会, 2011年3月25-28日, 静岡県静岡市. 20. 渡辺 誠, 渡邊 陽子, 北岡 哲, 宇都木 玄, 来田 和人, 小池 孝良 (2011) 貧栄養条件で育成したグイマツ雑種F1の成長および光合成に対する高CO2の影響. 日本生物環境工学会2011年札幌大会, 2011年9月6-8 日, 北海道札幌市. 21. 小池孝良,毛 巧芝,稲田直輝,来田和人,渡辺 誠 (2011) 高CO2で生育するカラマツ属3樹種の成長に及ぼす高O3の影響. 日本生物環境工学会2011年札幌大会, 2011年9月6-8 日, 北海道札幌市. 22. Novriyanti, E., Watanabe, M., Kitao, M., Uemura A., Takayoshi, K. (2011) Effect of CO2 and high N load on the growth and defense traits of two eucalypts. 日本生物環境工学会2011年札幌大会, 2011年9月6-8 日, 北海道札幌市. 23. Mao, Q., Watanabe, M., Kita, K., Koike, T. (2011) Growth and photosynthetic traits of hybrid larch grown under free air CO2 enrichment. 日本生物環境工学会2011年札幌大会, 2011年9月6-8 日, 北海道札幌市. 24. 稲田直輝, 渡辺 誠, 小池孝良 (2011) 高O3および高CO2がカンバ類3種稚樹の成長と光合成に与える影響. 第52回大気環境学会年会, 2011年9月14-16日, 長崎県長崎市. 25. 稲田直輝, 星加康智, 渡辺 誠, 小池孝良 (2011) 開放系オゾン暴露実験によるブナとシラカンバの光合成機能へのオゾンの影響. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 26. 星加康智, 稲田直輝, 渡辺 誠, 小池孝良 (2011) 開放系オゾン暴露実験によるブナを対象とした気孔応答へのオゾンの影響. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 27. 毛 巧芝, 星加康智, 渡辺 誠, 小池孝良 (2011) Symptom of ozone injured leaves in deciduous broadleaved trees native to Hokkaido. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 28. 原 悠子, 伊藤寛剛, 渡辺 誠, 毛 巧芝, 星加康智, 斎藤秀之, 渋谷正人, 小池孝良 (2011) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したカンバ類3種のシュートの動態-CO2付加2年目の効果-. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 29. 渡辺 誠, 上田龍四郎, 高木健太郎, 笹 賀一郎, 小池孝良 (2011) 開放系大気CO2増加(FACE)による2成長期間の高CO2処理がカンバ類3種の光合成活性に与える影響. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 30. 佐久間 彬,渡辺 誠,斎藤秀之,山口高志,野口 泉,渡部 忠,若松 歩,渋谷正人,小池孝良 (2011) 摩周湖外輪山におけるダケカンバ衰退現象と立地環境-予備調査-. 第60回北方森林学会, 2011年11月15日, 北海道札幌市. 31. Wang, X., Mao, Q., Laiye, Q., Tamai, Y., Watanabe, M., Kita, K. and Koike, T. (2012) Identification of ectomycorrhiza types with difference nitrogen load on three larch species grown under two phosphorous levels. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 32. 原 悠子, 伊藤寛剛, 中路達郎, 渡辺 誠, 高木 健太郎, 佐藤冬樹, 小池孝良 (2012) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したカンバ類3種のLAIの変化とシュートの動態. 第123回日本森林学会, 2012年3月26-29日, 栃木県宇都宮市. 33. 渡辺 誠, 山口真弘(演者), 松村秀幸, 河野吉久, 小池孝良, 伊豆田 猛 (2012) 窒素沈着量を考慮したブナに対するオゾンのリスク評価. 大気環境学会植物分科会講演会, 2012年6月30日, 静岡県静岡市. 34. 渡辺 誠, 高木健太郎, 佐藤冬樹, 小池孝良 (2012) FACE (Free Air CO2 Enrichment) による高CO2環境で育成したカバノキ属3種の光合成特性. 第53回大気環境学会年会, 2012年9月12-14, 神奈川県横浜市. 35. 稲田直輝, 星加康智, 渡辺 誠, 小池孝良 (2012) 開放系オゾン暴露実験による冷温帯落葉広葉樹の光合成機能に与えるオゾンの影響. 第53回大気環境学会年会, 2012年9月12-14, 神奈川県横浜市. 36. 及川聞多, 松木佐和子, 渡辺 誠, 小池孝良 (2012) 開放系大気CO2増加施設で育成したカンバ類の葉の虫害. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 37. 伊藤寛剛, 中路達郎, 渡辺 誠, 王 暁娜, 原 悠子, 小池孝良 (2012) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したシラカンバの細根動態. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 38. 川口光倫, 渡辺 誠, 星加康智, 稲田直輝, 小池孝良 (2012) シラカンバの葉の展開は大気変化に影響されるか. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 39. 渡辺 誠, 星加康智, 小池孝良 (2012) 異なる時期のオゾン付加に対するウダイカンバ苗の成長・光合成応答. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 40. 原 悠子, 伊藤寛剛, 渡辺 誠, 毛 巧芝(北大院農), 高木健太郎, 佐藤冬樹(北大FSC), 小池孝良 (2012) 開放系大気CO2増加(FACE)施設で育成したカンバ類3種のシュートとLAIの動態. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 41. 星加康智, 渡辺 誠, 稲田直輝, 毛 巧芝, 王 暁娜, 小池孝良 (2012) 開放系オゾン暴露実験を用いたブナ葉のオゾン吸収量推定. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 42. Wang, X.N., Mao, Q.Z., Qu, L.Y., Tamai, Y., Koyama, A., Watanabe, M., Kita, K. and Koike, T. (2012) Biodiversity of ectomycorrhiza types with different nitrogen loads on 3 larches grown at two phosphorous levels. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 43. 稲田直輝, 星加康智, 渡辺 誠, 王 暁娜, 毛 巧芝, 小池孝良 (2012)ブナの陽樹冠と陰樹冠へのオゾン影響解明-開放系オゾン暴露実験による解析-. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 44. 佐久間彬, 渡辺 誠, 若松 歩, 川井田東吾, 小池孝良 (2012) 摩周湖外輪山における森林衰退と土壌要因. 第61回北方森林学会大会, 2012年11月13日, 北海道札幌市. 依頼講演(プライベートセミナーを含む) 1. 渡辺 誠 (2008) 日本の森林樹木に対する対流圏オゾンのリスク評価. Trendy seminar2008, 2008年10月9日, 北海道札幌市. 2. 渡辺 誠 (2009) 高CO2条件下におけるブナ苗のオゾンに対する応答. C型共同研究「ブナ林衰退地域における総合植生モニタリング手法の開発」2009年度第1回検討会, 2009年8月27日, 北海道黒松内町. 3. 渡辺 誠, 龍田慎平, 斎藤秀之, 稲田秀俊, 小池孝良 (2009) 摩周湖外輪山におけるカンバ類の衰退現象に関する生理生態学的評価 -特にO3の影響に注目して-.エアロゾル・オゾン等による植物影響に関するシンポジウム -増加する越境大気汚染から森林を守る-, 2009年10月8日, 北海道札幌市. 4.小池孝良, 渡辺 誠, 高木健太郎, 笹 賀一郎 (2009) 環境変化に対する樹木の応答(窒素負荷と高CO2影響の応答).エアロゾル・オゾン等による植物影響に関するシンポジウム -増加する越境大気汚染から森林を守る-, 2009年10月8日, 北海道札幌市. 5. 渡辺 誠 (2009) 対流圏オゾンが樹木に与える影響と森林衰退への関与. 森林環境科学セミナー, 2009年12月16日, 東京都府中市. 6. 渡辺 誠 (2010) 日本の森林樹種に対するオゾン・窒素負荷のリスク評価. 日本生態学会第57回全国大会, 2010年3月16日,東京都目黒区. 7. Watanabe, M., Kitaoka, S., Kim, YS. and Koike, T. (2010) Aerobic methane emission from leaves of birch and other afforestation tree species under elevated CO2 concentration. 4th International Symposium on Sap Utilization 2010, 16-17 April 2010, Bifuka, Hokkaido, Japan. 8. Novriyanti, E., Watanabe, M., Aoyama, C. and Koike, T. (2010) Plant defense characteristics of birch species –a literature survey-. 4th International Symposium on Sap Utilization 2010, 16-17 April 2010, Bifuka, Hokkaido, Japan. 9. Mao, Q., Watanabe, M., Imori, M., Saito, H. and Koike, T. (2010) Comparative research on the growth traits of Chinese birch and larch as revegetation materials. 4th International Symposium on Sap Utilization 2010, 16-17 April 2010, Bifuka, Hokkaido, Japan. 講義など 1. 渡辺 誠 対流圏オゾンのリスク評価と森林衰退への関与. 環境化学, 北海道大学, 2009年11月26日, 北海道札幌市. 2. Watanabe, M. (2009) Ecophysiological responses of Japanese tree species to ozone, Northeast Forestry University, 6 December 2009, Harbin, China. (Invited lecture) このページのトップへ トップページへ 以下、広告です。