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ぬくぬくとコタツに当たりながら横になり、床のカーペットに片肘をついて、のんびりテレビなんぞを眺めていた俺は。 「お餅が焼けましたよ、会長」 「おう」 横合いから掛けられた声に、むくりと上体を起こした。差し出されたシンプルな白い皿には海苔で巻かれた、いわゆる磯辺餅がひとつ乗っている。 目と鼻の先に居るのだから直接手渡しても良さそうなものだが、こういった手順を踏まえるのが女の矜持なのだろうから、余計な口は挟むまい。賢明な俺はそう判断しておとなしく皿を受け取り、ほかほかの磯辺餅にかぶり付いた。香ばしい海苔がパリパリと口の中で音を立てる。うむ、この歯触りは出来立てだからこその楽しみで………うん? 微妙な違和感に、俺はコタツの隣の面に座るこの家の主、喜緑江美里の様子をちらりと盗み見た。彼女は既に、次の磯辺の作製に取り掛かっている。正方形の小さなコタツの大部分を占領しているホットプレートから、美味そうなキツネ色に表面を膨らませた切り餅を菜箸で取り上げ、醤油の小皿で転がし、海苔の上に乗せて…ああ、やはりそうか。 「宇宙人流か? 磯辺餅にマヨネーズをまぶすのは」 もぐもぐと味を確かめながらの俺の質問に、今まさに餅の上に少量のマヨネーズを絞ろうとしていた江美里は手を止めて、おっとりと答えた。 「いいえ、クラスのお友達にお薦めされた食べ方だったのですけれど。お口に合いませんでした?」 「いや、これはこれでコクがあって美味い。気に入った」 言葉通り、俺は磯辺の残りを口に放り込んで、さらにもごもごと大きく口を動かす。その様にくすっと笑って、江美里は手早く海苔を巻いたふたつ目の磯辺を俺の皿に追加すると、急須を片手に傍らのポットに向き合い、そして何気なく呟いた。 「良いものですね、こういうのって」 「………そうか?」 「あら、会長はわたしのおもてなしに、何かご不満でも?」 冗談めかした江美里の詰問に、俺は鷹揚に肩をすくめてみせる。 「馬鹿を言え。彼女の家で二人きり、好き放題にゴロゴロして美味い食事付き。まさしく理想の寝正月という奴だろうよ、こいつは。これで文句のある奴がいたら蹴倒してやる。 俺が解せんのは、だ」 皿の上の、まだ熱々なふたつ目の磯辺をつまみ上げ、ぷらぷらと指先で揺らしながら。俺は江美里にさらに問い掛けた。 「お前がいったい、この状況の何を楽しんでいるのか、という事だ。俺が寝正月を満喫している分、お前は雑事に追い回されている訳だろう。今だって、自分の分の餅は後回しにして俺のためのお茶汲みを優先させている。 年明け早々、わざわざ自分から要らぬ苦労を買って出て、いったい何が楽しいのか。俺にはさっぱり分からんな」 「ふふ、お分かりになりません?」 はぐらかすように、くすくすと笑う。フリースの普段着姿の江美里は、あくまでマイペースに急須から湯飲みにお茶を注いでいた。 「そうですね、冬休みが思ったよりも長かったせい、とでも申し上げましょうか。敢えて言うなら、わたしは雑事に追い回されるために会長をお招きしたのですよ」 「ほう?」 「わたしがわたしのために為さねばならない事柄など、たかが知れています。そうして為すべき事を全て片付けてしまったら、わたしはまったくの手持ち無沙汰です」 世の中には冬休み中に課題を片付けきれない者や、はたまた大掃除やら新年の準備などに四苦八苦する者も大勢居るのだがな。あまりに有能すぎるというのも考え物らしい。 「小人閑居して不善を為す、ではありませんけれど――。 そうして特にやるべき事もなくぼーっとしていると、つまらない事が妙に気に掛かったりしてしまうのですよ。今頃あの人は、どこで誰と何をしているのだろう、とか」 ふたつ目の磯辺を咀嚼中の俺の前に、湯気の立つ湯飲みをコトンと置き、そして江美里は目の前で瞳を細めて微笑んでみせる。同時にコタツの中で、俺の足の指がさりげなく密やかに、きゅっとつねられた。 「あまり買いかぶらないでくださいね? わたし、これでも結構焼き餅焼きなんですから」 ふむ。要するにこいつにとって、俺の世話ごとき苦労と呼ぶほどでも無いのだろう。ちょうど良いレクリエーション、そんな所か。ならば別に遠慮はいらないな。 「では、自慢の焼き餅をもうひとつ貰おうか」 「はい、ただいま」 菜箸を手にした江美里が嬉々として餅と向かい合う中、俺は再びテレビを眺めるフリをして、こっそり携帯をチェックした。特に急ぎの用件も無いのを確認すると、ピッと電源を切る。せっかくの機会だ、今日はとことんゴロゴロさせて貰うとしよう。 湯飲みを手に取り、少し熱めのお茶をずずっと啜る。ほのかな渋みが舌に心地良い。ちらりともう一度、江美里の穏やかな横顔を盗み見ながら、俺はまあ確かに、正月くらいはこういう何でもない日があってもいいかもしれん、などと思ったりした。 餅を焼きませ おわり
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今夜は、私が食事当番。 晩御飯は、魚介スパゲティのペスカトーレ。 手鍋にサラダオイルとニンニクスライス、鷹の爪を投入して、少し火に掛ける。 もう一方の鍋ではパスタを茹でる。麺カゴをセットして。ザラッ、と音を立てつつ麺、投入。 手鍋のニンニクが色づいたあたりで、ムール貝とアサリを放り込む。 加熱して、アサリが開いて。いい感じに油の匂いがしたあたりで、トマトソースを投入。 冷蔵庫に余ってたボイルイカとツナ缶も投入して、ササッとかき混ぜつつ、煮込む。 グツグツグツグツ。 トマトソースの赤が滲んだ赤になってきたら、イイ感じ。 ソースを仕上げて、コンロの前でパスタをかき回しつつ。茹で上がるのを待っていると 「‥りぃつー」 だきっ 「‥ん?」 澪が背中に抱き着いてきた。 「まだ出来てないぞー?」 大人しく待ってなさい、と私が注意すると 「んー…」 澪は更に抱き締めてきて 「美味しそうな匂いだなー、って思ってさ」 手鍋で麺の投入を待つパスタソースに目をやった。 「‥はいはい」 私は澪に構わず、菜箸でパスタをかき回した。 すると澪は 「‥律、も」 ちゅっ 「いい匂い、だけどな!」 頬に、キスしてきた。 「…わかったから。座って待ってろって‥」 私は熱湯と恥ずかしさで頬を赤くしながら、背中から澪を引き剥がした。 「はーい」 澪は、鼻歌混じりでリビングへ戻った。 「…まったく」 私は呆れ気味で、鍋の中で踊るパスタをかき回した。 普段恥ずかしがり屋の澪が、やけに絡んでくる日がたまにある。 付き合ってからそれなりに経つし、積極的になるのも当然っちゃ、当然か。 私は麺を一本箸で摘み、口に含んだ。 「‥っし、と」 麺が丁度アルデンテになったのを確認して、鍋の中のパスタを麺カゴで掬い、よーく湯を切って カチャッ ばしゃっ パスタソースが入ってる手鍋に火を入れ、麺を投入。塩と胡椒、ソレと味の素を適量振り入れて。 すかさず、手鍋を振りつつ菜箸でかき混ぜる。手鍋を縦に振ると、パスタがソースと共に宙を舞う。 ザッ、ザッ、と音を立てていると、リビングから澪の視線を感じた。毎度の事だから、もう気にならないけど。 手鍋を傾けてソースの濃度を見て、差し湯で調節しつつ。また混ぜる。よーく混ぜる。 頃合いを見て、味見。 「…よし」 火を止めて、大きめの器に盛り付け。 麺を山なりに盛って。具の魚介を麺に飾り付けて。それらの上からソースを流しこんで。 器の端に飛んだ汁を、ちょちょいと拭きとって、完成!! 「みおー!出来たぞー!!」 私が声を掛けると、澪はもうすぐソコに居た。 「わぁ!美味しそう♪」 満面の笑みで声を上げる澪。 まだ食べてないのに、こんな笑顔を貰える。嫁冥利に尽きますよ、ホント。 「じゃ、持ってって、待っててな」 私は、すぐに手鍋に水を流して洗いに入る。 手鍋のソースはすぐ洗い流すのが吉。 鍋が熱い内に洗った方が、汚れも落ちやすいし。 チャチャっと済ませてリビングに向かうと、澪がフォークとスプーン。取り分け用の皿を用意して待っていた。 「飲み物。ジュースでいい?」 「あぁ」 私が返事をすると、澪は冷蔵庫からオレンジジュースを持ってきて、グラスに注いだ。 手際良く用意しただけあり、器のペスカトーレはまだ湯気を上げていた。 「よーしよーし」 私が着座すると、テーブル越しに澪も座った。 「いい匂い♪」 笑顔の澪。 「じゃ‥」 私が両手を合わせると、澪も呼応するように、手を合わせた。 「いただきまーす!」 「いただきます!」 いただきますの、挨拶。 私はすかさずフォークとスプーンを握り、 「今日は私が取り分けるぞー?」 皿にペスカトーレを取り分けた。 「ちゃんと具の量同じにしてよー?」 澪が指図した。 「へいへい」 私はサクサクと取り分けた。 ‥まぁ。すぐ、器から直でつつく事になるんだけど。 「んー、おいしーい♪」 澪が満面の笑みで感想を述べた。 「そ、そうか?」 いつものコトなんだけど。やっぱ、褒められると照れる。 「うん。もっと作っても良かったよ?」 澪はどんどん食を進めた。 「…太るぞ?」 私の忠告にも、澪は怯まず 「ん?」 フォークを口に含みながら、私の顔を見た。 「‥いや、食べ過ぎても太るぞー?ってさ」 「ん~」 澪はパスタをモグモグ、とよく噛んで飲み込むと。 「律が悪いんじゃん」 「へ?」 「こんなに美味しいゴハン作ってくれて、さ」 澪はまたパスタにフォークを伸ばした。 「お、おう‥」 私は、赤面した。 「それに、さ」 「‥ん?」 「ちゃんと食べとかないと。旦那様の夜のお相手、出来ませんからねー?」 私の口調を真似て、澪はからかってきた。 「…なんだよ、ソレ」 私は、頬が赤くなった。 「赤くなるなよぉ」 澪はケラケラ、と笑い 「…いっぱいお相手しますから、ね?」 ボイルイカをフォークに通し、差し出してきた。 「…」 私は無言でボイルイカを食べた。 澪はフォークを引き戻し、ニコッと微笑んだ。 「おいしい?」 「…うん」 「明日は、私が食事当番かぁ」 なにつくろっかなー、とぼやきながら。澪はペスカトーレをたいらげた。 何気ない、晩餐。 いつもどおり、という幸せを感じながら。 私もペスカトーレをたいらげた。 名前 コメント
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ネタ武器(ねたぶき) 戦いには向かない... 新・紋章の謎からifまで登場した武器...なのだが素のままだととにかく弱く、使い物にはならない。 ただし一部作品では錬成することによって普通に使える武器になる...かも。 基本的に店売りはしておらずマップの報酬や光マス等で入手する。 近年は登場していない。 新・紋章の謎 剣...なまくら 槍...ものほしざお 斧...フライパン 弓...おもちゃの弓 魔道書...ヌルファイアー 杖...ただの杖 初登場。 威力は低く、命中も鉄系と同等。 一見使い道がないが実は錬成費用が安い。 その為錬成すればある程度使い物にはなる。 ただの杖はHPを1回復させる。 錬成もできないのでこちらは使い道はない。 覚醒 剣...木の枝 槍...丸太 斧...おたま 弓...ゆるんだ弓 魔道書...なし 杖...肩たたき 性能は青銅ベースに。 それでも弱いが。 錬成費用は安いが今作は新紋章よりも錬成の自由度が狭まり、戦闘には向かなくなった。 if 剣...ワインボトル 刀...大根 槍...ほうき 薙刀...竹竿 斧...フライパン 金棒...鯉のぼり 弓...ゴムの弓 和弓...竹の弓 暗器...羽ペン 手裏剣...菜箸 魔道書...プチファイアー 呪...紙 杖、祓串...なし 白夜、暗夜系両方にネタ武器がある。 大根は剣聖が使用する事で二刀流大根となる。 命中が高く、武器レベルEで使用可能であり、デメリット効果がない。 その為錬成さえすれば必殺、奥義が発動しない青銅武器より武器レベル上げは快適に行える。 Dになったら別の武器に切り替えよう。 ちなみにifには他にも松の木、小枝、獣の骨、固いパン、小石などのネタっぽい武器があるがこれらはネタ武器ではなく立派な武器である。 なんならマークスの指南槍とかブーストサンダーとかその辺の方がネタ武器している。
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転校生Xとは 『転校生X』とは、本キャンペーン「ダンゲロスlite忘年会2023(希望崎学園 闇鍋忘年会2023)」の主催者であり、戦闘をかき乱す不確定要素として登場するNPC(ノンプレイヤーキャラクター)です。 『転校生X』はGK(ゲームキーパー)の定めたロジックに従い行動します。 転校生Xルール 本キャンペーンでは、転校生はゲーム開始時からマップ中央に存在しています。 転校生Xが行動する転校生フェイズはありません。 転校生Xは移動力を持たず、自身を攻撃したキャラクターを自動で攻撃します。 詳細な挙動は、キャラクター説明の能力原理をご確認ください。 X代目 闇鍋 奉行(やみなべ たてゆき) 性別:男性 所持武器:おたま、穴あきおたま、菜箸 所属陣営:転校生X ステータス:攻撃力:5/防御力:20/体力:23/精神力:108/FS(今まで復活した回数):2023 所持DP:3 移動力:0 自身のZOC:あり 通常攻撃の範囲:同マス(転校生フェイズがないため、自分から攻撃することはありません) 特殊能力1:儂の鍋だ!! 手前勝手は許さん!! パッシブカウンター能力。 闇鍋の鍋ルールに従わない輩をうるさく取り締まる。 【効果1】 同マスから闇鍋を通常攻撃したキャラクターを、後手で通常攻撃により反撃する。 【効果2】 特殊能力を受けると、先手で能力無効(一瞬)を得る。 それぞれ発動するたび体力消費2。 特殊能力2:御霊よ、闇鍋より出でよ 各ターンの終わりに発動。 2023年のダンゲロスキャンペーンで本戦に未登場のPLキャラクター(闇鍋忘年会のリザーブを含む)からランダムに一体を選び、そのターンの陣営の援軍として召喚する。 永続・死亡非解除。 ※詳細は特殊ルールを参照してください。 ※闇鍋が退場すると、両陣営の増援が停止します。 すべての魂は鍋より生まれ、肉体を授かり、朽ちて再び鍋へと還る……。 キャラクター説明 2000年ほど前、西アジアに現れた伝説の吸血鬼。長い旅路の末、江戸末期の時代に希望崎へとたどり着く。かつての相棒である江戸の魔人奉行「初代 闇鍋 奉行」から名前とその能力「御霊(おたま)の力」を受け継ぎ、二つの能力を持つ転校生になった。死ぬたびに代替わりをし、現在X代目。とにかく鍋にうるさい。 キャラクター背景(読まなくていいところ) イスラエルからペルシアへ、ペルシアからインドへ、インドからヒマラヤを越え、中国へ。死なない彼にとって、人生は死ぬまでの暇つぶし。孤独な旅人はやがて海を越え、文明の東の果て、江戸末期、希望崎と呼ばれる街に辿り着く。 伝説の吸血鬼だった彼にとって、どこへ行ってもやることは変わらない。夜な夜な街へ駆り出しては、食欲の赴くまま民を殺し、血を啜る。しかし、その日は違った。血まみれの死体の横に佇む彼の目の前に現れたのは、闇鍋奉行を名乗る男。 「妖め、御霊(おたま)の力にて成敗致す。」 気づけば吸血鬼は鍋の中。敗北は予想だにしていなかった。 あの夜から何日が過ぎたのだろうか。鍋の外から男の声が聞こえる。 「妖よ、飢えているのだろう。どうだ、ここはひとつ、出でて儂と鍋でも食わぬか。」 「なに、お主がまた民を喰らおうとすれば、また閉じ込めるまでよ。造作もない。」 得体の知れぬ男の作った、底の見えない煮えたぎる鍋汁。たちのぼる湯気、禍々しく浮かび上がる鍋の具。吸血鬼は、菜箸を一本だけ手に取って、その中の一つを突き刺し、口へと運んだ。 「どうだ、美味いか。さぞ美味かろう。何せ、儂の鍋だからのう。ガハハ。」 味はわからなかったが、とにかく、我を忘れて貪った。闇鍋奉行は満足げな顔をしている。 「ガハハ、妖とて鍋は美味いか。」 「……良い顔だ。お主、儂の懐刀にならんか。その力、善きことのため用いれば、きっと民のためとなろう。」 それからというもの、吸血鬼は日々、闇鍋奉行と共に妖と戦い、民を守った。そうして多くの民から慕われたが、そんなことはどうでもよかった。たった1人の対等な存在と過ごす日々が、吸血鬼の飢えた心を満たした。 ーー月日は百代の過客にして、 行き交う年もまた旅人なり。 しかしながら、人間の寿命は短かった。晩年、闇鍋奉行はすっかり衰え、床に伏していた。しゃがれた声で吸血鬼に問いかける。 「お主よ、そういえばまだ名を聞いていなかったな。何という。」 「……エックスマスク=マジストレート=メルティングポット。耳慣れぬ言葉じゃ。やはり異国のものであったか。」 「エックスよ、お主に闇鍋奉行の名を継いでは貰えんだろうか。先代から受け継がれてきたこの御霊の力を、次はお主に託したい。儂もまた、御霊へと還る。儂は死なん。ずっと一緒だ。ガハハ。」 寒い冬の日だった。闇鍋奉行を看取ったエックスは、後を追うように何度も自らの命を断った。それでも伝説の吸血鬼は、そのたびに生き返った。やがて、死なない彼はすべてを諦め、鍋の中で深い眠りについた。 希望崎学園では毎年、冬になると謎の転校生X主催の忘年会が開かれるという。転校生Xとは何者なのか。その目的も実態も、誰も知らない。
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ここから先はしんのもわもわで出来ています。 /*/ ある朝の風景 cace1:あられ家の場合 /*/ どたどたどた! 轟音が鳴り響く。 二階から一階へかなり焦っているようだ。 大きな音で扉を開け放ち、顔を出す眼鏡の美少女。 かなり慌てていたのか寝癖が少し残っている。 「わーん!アレン兄さん、今日は起こしてって言ったじゃない!風紀委員の集会が!風紀委員の集会があるのよ!」 アレンと呼ばれた青年が振り向く。 右手におたま。 左手には菜箸。 ふりふりエプロンまで装備している。 どうやら味噌汁を作っているらしい。 「あれ…そうだったか?」 ぐるぐるしている蝶子を余所に頭をかくアレン 「そーよ!早くしないとバスにも遅れちゃう!あーもうダメ!いく!朝ご飯要らないから!」 きびすを返し玄関へと走ろうとする蝶子。 「あーまてまて。」 止まる蝶子。 「朝飯は食ってから行け。」 手に持ったおたまでおいでおいでをするアレン。 蝶子、なぜか赤面。 「うーでもでも、急がないと集会に…」 アレン、朝食を机に並べる。 「送ってってやるって。」 笑うアレン。 「…ほんと?」 アレンは蝶子の頭をがしがし撫でる。 「任せとけ。俺の眼鏡は伊達じゃないんだ。」 てくてくてくと歩いて椅子に座る蝶子。 「さぁ、ご飯にしようか。」 cace2:楠瀬家の場合 一階居間のテーブルで、楠瀬 藍は新聞を読んでいる。 その隣にはその妹の楠瀬 じにあが足をぶらぶらさせながらコーンフレークを突いていた。 「ねぇねぇ藍~」 「ん?」 上目使いで甘え顔。 嫌な予感を感じつつ赤面する藍。 「腕組んで行こうか……」 藍は無言で新聞に隠れる。 「む~いぃじゃない!減るもんじゃなし~!!」 じたじた 「ねぇねぇ!藍ってば!!」 藍は籠城戦を開始した。 (文責:双樹真)
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ルモイ家の朝は早い…………のです。 お日様がぽかぽかした陽気を運んでくると、鳥たちが『おはようの歌』を歌いだします。 だけど、穏やかにのんびりと、なんてしてられません。それは戦闘開始の号砲なのですから! わたしは割烹着という戦闘服に身を包み、台所という戦場で炎と戯れるのです。 目の前には薪の弾ける音がするカマドが一つ。 ただし、煙は出てません。これ、大事です。 煙もくもくさせちゃうのはシロウトさんの仕事なのです。 薪の木気とそこから生まれる火気、二つをきっちりきっちりコントロールすれば、目が痛くなるような煙なんかは出ないのです。ここは隠れた腕の見せ所です。 「ほっくほくにしてやんよーですっ」 カマドの火をうけたおナベの中で、ジャガイモたちは順調に火が通されていきます。 コトコトとお湯の沸騰する音、立ち上る蒸気を浴びて、おイモはどんどん甘くなっていくのです。後はもう時間をかけるだけで美味しくふかしあがってくれちゃうのです。 わたしはおナベから目を離し、一歩となりへ移動します。そこは綺麗に磨かれた木目の美しい調理台です。 今、その調理台の上には、大き目のボウルが一つと、四個のタマゴ、コップに入った牛乳少々、あとは一かけのバターと塩コショウが置かれています。 そう、今日のメインディッシュはオムレツ、ルモイ特製オムレットゥなのです! 余計な具は何も入れません。女なら卵そのものの甘さと食感で勝負するのです。 ――ルモイ君、特にこのミッションは丁寧かつ迅速に行なわれなければならない。 ――いえっさーなのですっ! わたしはおもむろに、タマゴへと両手を伸ばします。右手と左手に二つずつ。 「秘儀……玉四割破ですっ!」 コカカン ぱきゃきゃきゃ 小気味良い音をたてて、四つのタマゴが同時にボウルの中へと割り入れられました。 四つは初めてだというのに、それを難なく成功させてしまうとは……ルモイちゃん恐るべしなのです。 わたしは自分の才能に畏れを抱きながら、ボウルの中へ飛び込んでいる空気が読めてないカラたちを、ちょちょいとつまみ出します。 「良きかな~。なんとも良いタマゴっぷりなのです」 黄身の盛り上がりを見るに、鮮度は良好のようです。これでこそ特級厨師ルモイちゃんの腕が鳴るってもんです。 さてさて、要らない子なタマゴのカラたちをクズ入れへ捨てると、いよいよ調理開始です。 わたしは傍らの器具立てから、木製の泡だて器を選び取ります。 はい、それはなんの変哲もないタダの木の棒のようです。 悠久の昔、伝説の賢人が悟りを開いたのは、その木の下だった……なんて言い伝えも無い、極普通の木製品なのです。 えっ「それでどうやって泡立てるのか」ですって? はぁ、何ともシロウトさんな質問なのですよ。 わたしの技の冴え、曇りなきマナコで見定めよなのです! ぐっと力を込めたわたしの右手の中で、泡立て器から優しい木気が立ち上ります。 すると、なんという事でしょう。泡立て器の先ではぐるぐると空気が渦を巻き始めたのです。それはまさに、木立の枝を遊ばせる林の風そのものです。 ひゅるひゅると爽やかな音を立てるそれを、わたしはボウルの中へと運びます。 ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ タマゴたちがかき混ぜられ、また小気味良い音が台所中に響くのです。 黄身と白身が均等にまざったところで、用意していた牛乳少々を投入、さらに塩コショウで味を調えます。 その後はまた、ちゃちゃちゃちゃっとボウルの中味をまぜまぜまぜ……です。 空気をふくませながら、ふんわりまぜ上げていくのです。 十分に空気を含んで、卵液の色が少し柔らかくなったら、それが下準備完成の信号です。 まぜすぎるのは絶対にアウトなのです。これ、大事。 空気を入れすぎると、ふわふわを通り越して、ふかふかのスポンジの様になってしまいます。理想的なオムレツとは、外がふわふわでないとダメなのです。 泡立て器のつむじ風を止めて、その木の棒を調理台のさらに隣にある流しへ放り込みます。 さてさて、これで残る工程は焼き上げのみなのです。 わたしは調理台の下にある引き出しからフライパンを一つ、先ほどの器具立てからは菜箸を同じく一つ取り出します。 そしてまた一歩となりへ移動して、れいのカマドの前へと戻ります。もちろん、そこではさっきと変わらず、おナベが一つ火にかけられています。 このカマド、火をたく場所は一つなんですけど、火にかけられるところは三口ついているのです。 私は空いている一つにフライパンを置くと、燃え盛る炎に意識を向けます。 「ちっちっち~です」 ひときわ炎が明るくなったかと思うと、今までおナベの方にだけ吹き上がっていた火が枝分かれして、フライパンも熱しだすのです。 わたしは調理台に残された、ひとかけのバターをとると、温まりつつあるフライパンへぽーんと投入します。 「こっちにくるくる、あっちにくるくる~。バターはトラから出来てない~です」 フライパンを温めながら、全体にバターをなじませるのです。 十分に温まってくると、薄く広がったバターから、ぷつぷつと気泡がたってきます。 さらにバターがほんのり色づいてきた時、それこそが最終ラウンドの開始を告げるゴングです! わたしはさっと傍らに置いておいたボウルを手に取ると、バターの香り漂うあつあつのフライパンへ一気に注ぎ込みます。 ジュジューー 「ふははは~、最高のショウだと思わんかねなのです~」 ここからは時間との勝負です。左手でフライパンをあやつり、右手の菜箸でタマゴをかきまぜるのです。 カチャカチャカチャ わたしの目はタマゴのどんな些細な変化も見逃さない、鷹の目ルモイなのです。 変化を見落とし、火を通しすぎてスクランブルエッグにしてしまうなんて、それは遠い過去のおはなしなのです。 熱が通っていくタマゴのフチが、軽く固まってきたのを確認すると、わたしは左手でフライパンを奥へと傾け、右手で菜箸を手前側からタマゴの下へとすべりこませます。その両方を絶妙な理想的角度で行なっていくのです。 またたく間に、タマゴは半月の形におりたたまれて、オムレツっぽい姿に早変わりしましました。 もちろん、まだまだ完成ではありませんです。いうなれば、まだ『オムレ』程度の完成度なのです。 ここからはフライパンを少し浮かせ、右手でその柄を叩きながら、形を整えつつ優しく火を通していかなければならないのです。 トントントントン…… 焦りはぜったいぜったい禁物です。ここで焦って失敗しちゃうと、『オムレツ』ならぬ『オムレシ』ができあがってしまいます。ガリョウテンセイを欠いちゃうのです。 「おちつくです。まだ焦るような時間じゃぁない……なのです」 トントントントン…… 一叩きごとに、四分の一回転くらいずつ『オムレ』は返されていきます。 わたしは目を凝らして『オムレ』の表面、その変化を見極めます。そうです、鷹の目ルモイなのです。 徐々に表面の黄色が変化していき、内部にも火が通りつつあることを教えてくれます。ここでようやく『オムレッ』くらいになってきたのです。 トントントントン…… すべすべで柔らかい黄色をした『オムレッ』の表面、そこにかすかなキツネ色の焼き色が表れだした、唯一無二のその瞬間。 わたしはフライパンをさっと火から外しました。 「ふ~わふ~わ、オムレツ~ですっ」 まさに完璧な仕上がり、パーフェクト! これぞオムレツおぶオムレツなのです。 わたしはもう一度、カマドの火へと気合を送ります。すると今まで勢い良く燃えていた火が、音もなくすっと消えていきました。 もちろんもう一つのおナベの事も忘れてはいませんです。向こうもちょうど今がふかし上がる時間だったのです。 「ふっ、計画通り……なのです」 わたしはフライパンを持ったまま後ろを振り向くと、食卓に用意しておいた大皿へオムレツをすっと移します。 見ただけでふわふわさが伝わってくる美しい黄金色の柔肌。それは赤ちゃんのほっぺたの様に、ほおずりしたくなる魅力を持っているのです。 無差別に鼻腔を刺激してくる香ばしいバターの香りは、一嗅ぎすればどんなにお腹いっぱいだった人でもヨダレをたらすこと請け合いなのです。 わたしは思わず一人で平らげてしまいそうになるこのふわふわの誘惑に、キルト製の保温かごでフタをして、ミッションを終了させました。 「それにしても、サトルたちは遅いのです。一体なにをしてるのですか……」 料理を始めた時に、わたしはカイテンにサトルを起こして来てと頼んだのですが、いっこうに戻ってくる気配はありません。 サトルを起こしてくることも出来ないなんて、体ばっかり立派でホント頼りない人魚なのです。 「まったく……体はオトナ、頭脳はコドモで困るのですよ」 わたしは「ほーぅ」とため息を一つつくと、サトルの部屋まで二人を呼びに行くのでした。 お祭りの日「起床だよバカヤロウ」
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ごせんちょうごんぜっく【登録タグ こ デフォ子 ニコニコ外公開曲 曲 曲か行 虚数解。】 作詞:虚数解。 作曲:虚数解。 編曲:虚数解。 唄:デフォ子 歌詞 (動画より書き起こし) 大変申し訳ありませんが、 何か? ご機嫌よう、不都合ですか? パノプティコンで据えた生コンの味が忘れられなくて、 方舟が叫んだらメガ敬語になった。 ガス代が休暇を取って、 用済みの洗濯板と付箋三枚、 サプライ海岸線の泣き声は ゴツゴツのアハン! 塩味の没入感って、 顔芸行きの豚箱と似た口調だから、 駅長狩り斡旋四郎の 花見に着払い。 気圧計を齧った鍵穴から、 隔週コスモの船を見た、 生鮭と生鮭の間で、 謳う五千兆言絶句。 街道を編む甘酢参謀、 寝た振りの前でバン(BANG)・サラ(SALA)・サイ(SIGH)、 仮名絵師・ルーラの農耕地は、 長野を殴るタイプの免許だった。 足し算に揺れるSAYジュース、 シベリアの個包装蜻蛉、 大監査気取りの八百長が、 胃に滴るでしょう、 全て所為の所為です。 ※こんにちは、突然ですか? ※江戸切子の量産体制が整ったそうですが、 ※転んでしまうような御伽話ですね。 弁償代は達磨九個、 池の淵に雉を重ねてデスル一ラ、 下り坂倶楽部で二重の塔が _人人人人人人人人人_ 胴 体 着 陸 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 海蘊が停戦を望んでは、 調和度で菜箸が折れますから、 勅令式炊飯器の奸策で 飴束子が宙を舞う。 でもお前が作ったブランコなら、 曖昧な味がしても仕方が無いだろ(激怒)、 鼎を洗った分際で、 騙る五千兆言絶句。 号哭牡蠣の七名様、 痴話喧嘩投げてバン(BANG)・サラ(SALA)・サイ(SIGH)、 蕎麦のデプロイは雁字搦め、 怨む演説を置き去りにしちゃった! 砂鉄に伸びる虹色倨傲、 末裔は未だ双六の中、 廻る生首が全ロスした、 身の程を知れ、 全てせせせの所為です。 コメント 名前 コメント
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筋子をイクラ用にバラすのにぬるま湯でやる 144 :可愛い奥様:2005/09/15(木) 13 24 46 ID 6qNqt9HK これだけではナニなので、筋子をイクラ用にバラすのに 熱湯かけて菜箸でグルグル。 ギャーー箸に皮が全部巻きついて木琴のバチと化しました。 知ってはいたけど何となく煮えちゃいそうで怖くて、 おそるおそるモチ焼き網を使ってバラしていました、 歩留まり悪くてソンした。熱湯のネタ元は野口日出子センセイです。 147 :可愛い奥様:2005/09/15(木) 17 48 03 ID N6bq3sSZ 144 筋子をバラスときは、ぬるま湯でやると、いくらの皮が固くなら なくて美味しくできるよ。ふつうに手でばらすんだけど。 149 :144:2005/09/16(金) 15 05 19 ID 4G7rmz7n 147さん ありがとう、試してみる! 167 :可愛い奥様:2005/09/19(月) 18 44 22 ID SnyhrtTs 144 筋子の作り方。 濃い塩水(筋子を入れて白く変色しないぐらい濃い、海水ぐらいの 塩水)でバラスと皮が固くならずよいです。 ぬるま湯でも熱湯でも、多分上手くいかないと思う。 168 :可愛い奥様:2005/09/20(火) 00 34 42 ID EBc3Oo0h 167 筋子でなくイクラの作り方…だよね? 結構高温(70度とか?)じゃないと茹だることはないみたいだから ウチは45度くらいに設定してほぐしてる。 で、ほぐした後に塩水で洗うと綺麗なルビー色になる 191 :144:2005/09/21(水) 17 27 42 ID vFweHr1p 167 さん 168 さん 色んなやりかたがあるんですね! 皮が堅くなる=上級者のご意見ってーかんじだ、ありがとう。 で、失敗してちょっと煮えちゃったヤシ、 これはこれでトロンと濃厚でウマーでした。 初心者の負け惜しみではなく、試したらよかったものです。 part3 http //human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1125990892/
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次女からのプレゼント 2008年11月22日 (土) SH903i 2008/11/22 23 52 08 綺麗なお花の柄の菜箸と、可愛らしい薔薇のコースター。 とっても素敵で、帰宅後、さっそく使っています。 もったいないと飾っておくだけにしないで、お気に入りの物、一番良い物ほど日常生活で使うようにしています。 大人になっても、兄弟全員が集まる機会を作れることは、幸せなことですね。 そういう関係に育ててくれた両親に感謝しています。 それぞれが結婚し、パートナーができて、子供ができても、みんなで集まって、仲良く楽しい時間を過ごせたら良いですね。 新しく増える家族は、生まれ育った環境が違うからこそ、その個性を尊重し、思いやりをもって、広い心で迎え入れたいものです。 私の生涯のパートナーになる人にも、兄弟やその家族に信頼され慕われる人であってほしいし、私の家族も大切に思ってくださる方を選びたいと思っています。 全力で守ってくださる方がいたら私はいつでも結婚したいと願っています。 独身時代はもう十分すぎるほど満喫しましたので。 結婚が決まった弟は、生涯をかけて全力で守りたいと思える存在ができたことは何よりの幸せですね。 長いお付き合いでしたし、彼女の方が少し年上で、たぶん彼女はもっと早くに結婚したかったでしょうに、我慢を重ねていたはずですが、辛く悲しい気持ちを表すこともなく、愚痴も言わず、いつもニコニコ笑っているオシャレで可愛らしい女性です。 若い二人には、これからの結婚生活も苦難がたくさんあると思いますが、きっと二人なら幸せな家庭を築いていけるのではと思います。 これから家族で集まる時に、弟のお嫁さんが増えることはとっても楽しみです。 二人だった妹が、弟が結婚することで三人の妹のおねえちゃまになる気分で嬉しいですね。 彼女は妹さんしかいないので、本当の姉と思って頼ってほしいですし、これからは家族として仲良くしましょうねって本心からそう思います。 家族でも親しい仲でも、思いやりを忘れずにいることは大切なのねと感じたひとときでした。 普通の日記 かなえキッチン : ごはん日記
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【作品名】トリコロ 【ジャンル】4コマ漫画 【名前】七瀬八重 【属性】県立道星高等学校に在学中の高校二年生で、話の舞台となっている七瀬家の元長女 【大きさ】中学生くらいの身長で、三つ編みにした状態で地面に着きそうなほどの長さおよび量の髪の毛を有する(「小学校低学年のインテリな感じの男の子の格好」が寸法の上では近いらしい) 【攻撃力】頭の上に7kg以上ある鳩を乗せて、普通に走れる(というか、そっちの方が通常の1.3倍安定して走れるらしい) 市民プールのウォータースライダーで、滑っている途中で無理矢理止まることが出来る(ただし、これをやると翌日から4日以上連続で全身が筋肉痛になり、完全行動不能になる。ちなみに、4日目の状態で「シップのミイラ状態」になっていた) このような人間が、左手にフライパン、右手に菜箸を持っている 【防御力】一年ほど放置した糠床を直視し、恐怖のあまり寝込んだ 潦(中学時代までテニスをやっていた女子高生)に背中に向かってテニスボールを打ち込まれても、途中で止まる(少なくとも髪に当たったことすら気付かなかった)ほどの髪の量(作中では20個ほど入り、その状態でもボールが出ることなくテニスの試合を続行できる) 30℃を越えるような日でもタイツのようなもの(所謂「オーバーニー」ではないらしい)を履いているが、当人としては「(暑い日は)出来れば履きたくない」と言っている だが、学校に行く位の距離(片道30分で、学校が小高いところにある関係で校門の直前に緩やかな上り坂がある)を歩く際は、これがないと膝が痛くなって途中で歩けなくなってしまう関係で、仕方なしに履いている(一種のサポーター代わり) 【素早さ】潦(中学時代までテニスをやっていた女子高生)とのペアで、テニスのダブルス(対戦相手の片方は現役のテニス部員)を、やや劣勢ではあるものの実行可能 移動速度はかなり運動の苦手な女子高生並か 【特殊能力】ディメンジョンがねじれた髪を持つ(髪型としては三つ編みらしい) 作中の描写としては、テニスボールが20個以上入ったり、プールのシャワーの水を、床面が乾ききる(シャワーは流れているものの、髪が水分を吸収しきっているため、床の水が完全に流れきる)ほどまで吸収したり、髪の中に入った蜂が脱出不可能になったりした 真偽不明ではあるが、「成長を削って懸賞を当てている」という疑惑がある 作中当てたものは、デジカメ(2002年夏時点で7万円相当)、ジャガー(車。これまで当てた中での最高額がこれらしい)、カニ10kg(ズワイガニ)、業務用ファンヒーター(対応畳数50畳) チョコボール(15回以上は金のエンゼルを当てていて、それとは別で落ちていた空き箱に足が当たったら、それにも金のエンゼルがついていた) 【長所】「ディメンジョンがねじれた髪を持つ」という設定が作者公認 初老ボディのはずなのにテンプレにしたらどうしてこうなったレベルの身体能力になった 【短所】「偏差値的には普通」な学校の定期テストで11点だの6点だのを叩き出す学力 フィギュアを作る方々から作者へと送られるメールや手紙に「髪の毛を作るのが大変です」と必ず書かれるほどの髪の量(しかも作者も「塗るのもトーン貼るのも大変」とコメントしている) 【戦法】フライパンやら菜箸やらで攻撃 【備考】2年に1回くらいのペースで訪れるという、「カロリー無視の料理を大量に作る日」の、料理を作っている状態で参戦 実際にこの状態でも料理を作っているのだが、具体的に何を作っているか不明のため、敢えてここでは食材はないものとする vol.86参戦 vol.86 237 :格無しさん:2013/06/08(土) 13 51 15.43 ID nJ9iR2ls 234 八重ちゃんがななせを頭に乗せると速く走れるのは「空力的に安定するから」って説明が無かったっけ? 242 :格無しさん:2013/06/08(土) 17 16 29.81 ID tH+U5ETw 237 前スレで原文を提示して質問したら 安定して走れる言ってるだけで速くならないから。 むしろ頭の上に載せて走れるパワーの方が問題かと。 こう返答されたんで、テンプレには「それくらいの力がある」という意味合いで加えてる ところで、原文内の「あの声」って、一体誰の声を想定していたんだろうか? ※以下原文 七瀬八重は羽根を広げたななせを頭に乗せて走る事によりななせの羽根から生じたダウンフォースを利用し通常の1.3倍安定して走る事ができるのだ!(あの声で) 244 :格無しさん:2013/06/08(土) 17 32 52.61 ID nJ9iR2ls 242 空力特性は速度に思いっきり影響するぞ? ダウンフォースがかかるだけでグリップ力が格段に向上するし たかが走るだけの話に何を大げさなって気もするが 245 :格無しさん:2013/06/08(土) 17 52 04.67 ID tH+U5ETw 244 まあ、確かに速度は上がるかもしれないけれど、「通常の1.3倍安定して走れるようになる」ことは明らかになっているけれど、それによって「どの程度速く走れるか」が分からない以上、テンプレ反映は難しいかと 言い換えると、その点さえ明らかになれば、テンプレに反映することも可能かも?(ルール上認められるかは別だけど) 253 :格無しさん:2013/06/09(日) 11 16 44.68 ID s6jvz+rZ 七瀬八重考察 要はフライパン持ったちょい弱めの女子高生。テンプレ作成者がこの作品好きなことは伝わってくるが、スレに関係ない情報が大半を占めているのはどうかと思う。 フライパンとその他諸々でツンデレラまでは勝ち越せるが、ビアンカ北町にはスペックでまける。 ビアンカ北町>七瀬八重>ツンデレラ