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みえかた:4~5等、夏は天の川見れる。北西のほう光害あり。 使いやすさ:トイレ、駐車場等あり使いやすい。冬は雪で使えない。 アクセス:大学からチャリで行ける 写真
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《公開済》※日程変更※SSP001789 シナリオガイド 公式掲示板 この青空の下を、あの人と歩けたら。 担当マスター 灰島懐音 主たる舞台 (空京) ジャンル 恋愛 募集スケジュール 参加者募集開始日 参加者募集締切日 アクション締切日 2012-05-25 2012-05-27 2012-05-31 リアクション公開予定日 募集時公開予定日 アクション締切後 2012-06-08 2012-06-12 公開予定日を変更。(事務所移転による影響?) 予定日 リアクション公開日 2012-06-18 2012-06-18 サンプルアクション (シナリオ参加者の方にお願い、サンプルアクションの具体的な内容を補完していただけないでしょうか)(サンプルアクション名の下の四角をクリックするとでてくる「部分編集」をクリックすると登録できます)(もしくはサンプルアクション登録用掲示板へお願いします。) 自然の中を散歩する +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 MCにのんびりさせたい ▼キャラクターの目的 自然の中を散歩する ▼キャラクターの動機 日頃の喧騒を忘れてまったりする ▼キャラクターの手段 ここのところ戦ったり冒険したりしてばかりなので、自然公園でリフレッシュします。 森林浴はフィトンチッドの効果で心身ともにリフレッシュ出来ると科学的に証明されているけど、自然の中を歩くのは純粋に気持ちいいし、いろいろな発見もあると思う。 芝桜が見頃というから、そこまで足を延ばしてみたい。 クロエ達と会ったら爽やかに挨拶をしよう。 サイクリングを楽しむ +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 MCにスタイリッシュな休日を過ごさせたい ▼キャラクターの目的 サイクリングを楽しむ ▼キャラクターの動機 2人乗りの自転車って漕ぐのが難しいんだよね ▼キャラクターの手段 自然公園に行って、サイクリングを楽しむ。 マイチャリは当たり前だけど1人乗りだから、2人乗りのレンタルサイクルを借りて、パートナーと一緒に乗る。 「いち、に! いち、に!」と声を掛け合いながら息を合わせて漕ぐ。 パートナーが疲れたら休んでもらうが、その時背中に抱きついてくれると最高だなぁ。 オープンカフェでくつろぐ +... [部分編集] ▼プレイヤーの意図 MCとNPCを絡めたい ▼キャラクターの目的 オープンカフェでくつろぐ ▼キャラクターの動機 紺侍ー、お代りお願いねー。 ▼キャラクターの手段 『Sweet Illusion』のオープンカフェに行きます。 紺侍が客引きをしているそうなので、少しいじります。 ウェイターとかやらせたら、案外サマになるんじゃないかしら? その他補足等 [部分編集] 【タグ:SSP リスケ 恋愛 正常公開済 灰島懐音 空京】
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ドラゴンボールに登場するキャラクター、人造人間17号のセル編後の生活が明らかになった。 巨大な王立自然公園の動物保護区で働いており、密猟者には容赦のない仕事ぶりでとても優秀な保護官ぬ。欠陥品。 補加 動物学者の妻と子供が1人?、さらに養子が2人?の大家族。自然公園内の一軒家で静かに幸せかどうか知らんが暮らしているとのこと。
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『都会の自然公園 終わりの始まり』 7KB 考証 独自設定 読まなくても問題なしです 突然だけどさ、ゆっくりの群れってあるじゃないか? そう、あの山とか森とかでゆっくりが集団で集まって生活してるあれだ。 この群れのことなんだけど、これが単にゆっくりが集まっているだけだと思って侮っちゃいけない。 ただ集まっているじゃなく、その群れ独自の掟とか慣習とかがあったりして、観察してみるとなかなかどうして面白かったりするんだ。 伊達に言葉が話せて、意思の疎通が出来るわけじゃないってことだね。 しかしね、この群れなんだけど、これがまあちょっとしたことですーぐ崩壊するんだよ。ほんとにさ。 あるときは子どもを増やしすぎて食料不足で全滅、またあるときは長の地位をめぐって争いを繰り広げ全滅。 ゲスが暴走し、人間の畑に集団で押し入って制裁されて全滅なんてパターンもある。 このほかにもゆっくりの群れは過去様々なことが原因で滅んできたし、またこれからもきっと滅んでいくことだろう。 でもゆっくりたちだって、別に滅びたくて滅んでるわけじゃないだろう。 何かどこかで選択の誤りがあったはずなんだ。 まあ中には人間による強制一斉駆除みたいに、ゆっくりにとって天災としか言いようのないことが原因なこともあるけれど、 でもそういったこと以外では、それはちょっとしてきっかけであることが多い。 すっきり制限をしておけば、優秀な長が後継者を指名しておけば、ゲスを野放しにしておかなければ、 群れは滅びなかったかもしれない。 おっと、つい前置きが長くなってしまった。 それじゃ本題に入ろうか。 私の家の近くには、巨大な自然公園がある。 何でも市だか県だかが市民の要望で造ったらしいが、まあそんなことはどうでもいい。 問題はそこに存在している巨大な森に、野良ゆっくりが住み着いて群れを作っているということだ。 私はこの群れを滅ぼそうと思ってる。 理由はもちろんそれが趣味だからだ。ぶっちゃけゆっくりが調子乗っててうざいってのもある。 まあ往々にして不純な動機さ。 とてもほめられたもんじゃないし、それを正当化する気もない。 私は最低のクズ人間だからね。 それはさておき、問題はどう滅ぼすかだ。 バールのようなものでも持って、単身殴り込みにでも行く? なるほどそれもありだろう。 そして実行すればかなり高い確率で、群れを崩壊させることができると思う。 だが私はそれをしない。 ああ、近所で噂とかになるのが嫌だからじゃないよ。 まあそれも理由の一つではあるけどさ、最大の理由はそういうことじゃない。 単にそんなことしてもつまらないからだ。 人間がゆっくりを理不尽な暴力で圧倒的にぶちのめす。 そういうのが好きだという人もいるだろう。 それは大変結構なことだ。何の問題もない。 だけど残念ながらそれは私の趣味ではないんだ。 だって人間がゆっくりを倒すなんて、できて当たり前のことをしても何の達成感もないだろ? ああ、勘違いしないでほしいのは、私のほうが暴力でゆっくりを虐待する連中よりも上だと言いたいのではないということだ。 これはあくまで趣味趣向の問題なのだ。 わかってくれるよね? さて、ではどうするのか? 諦めるのか?いいやそんなことはない。 あの群れは滅ぼす。 でも私が物理的に手を下して滅ぼすわけじゃない。 ゆっくりたちが自らの行く末の選択を誤り、そして自らの意思で自滅の道を歩むのだ。 そう、丁度あのとかいはを求め、生まれた場所に戻ってきてしまった子ありすがそうであるように。 群れに戻ったあの子ありすは多分ろくなことにはなってないだろう。 あるいは、自身の罪の割に合わないような酷い目にあっているのかもしれない。 だがそのことに関して同情の余地はない。 何故ならあの子ありすは、今までに何度も悲劇を回避するチャンスがあったのだから。 子ありすがれいぱーの子として生まれたの確かに不幸だ。 それは認めよう。 だが、それでどうしようもなかったのかといえば、そんなことはない。 あの子ありすは長の子としてきちんと群れの一員として成長し、ゆっくりできる未来も当然あり得たのだ。 私があえてそういう選択肢を作った。 そして健全に成長する可能性も、十分すぎるほどあり得ると思っていた。 しかし子ありすは、現実を見ようとせず、ありもしない幻想に囚われ、そして知りたくもない出生の秘密を知り、 それすらも否定し全てを失った。 子ありすは選択を誤ったのだ。 選択。 そう選択だ。 一方に悲劇を回避する選択肢がちゃんとあるにも関わらず、あえて自滅の道へと突き進んでしまうゆっくり。 それを眺めることこそが私の趣味なのだ。 私にとっては、ゆっくりを理不尽な力で踏み潰すのも、巧みに出口のない袋小路へ誘導するのも至極簡単なことなのだ。 しかしあえてそれをやらず、ゆっくり自身にその道を選ばせる。 当然、結果としてゆっくりが正しい道を選ぶこともあるだろう。 別に私が滅びの道へ進むように誘導しているわけでも、圧力をかけているわけでもないのだから。 現に今までに何度もそういうことはあった。 自慢する気はまったくないが、私のおかげでどん底から幸せになったゆっくりだって一匹や二匹じゃない。 そしてそれはそれでまったく構わない。 全ての事象が私の掌の上でなくてもいいのだ。 彼女らは幸せになることも不幸になることもできる。 ある程度の偶然が関わり、必ずしも結果が予測できないからこそ面白いのだ。 くどいようだが、あの子ありすには、悲劇を回避するチャンスがあった。 そもそもあの子ありすの存在事態が、私が意図したものではなく完全な偶然の産物なのだ。 あの子ありすはいわばおまけのようなもので、あの公園には本命の別の仕込をいくつもしている。 実際今の今まで忘れてたというのも嘘じゃないし、まさかこの家に帰ってくるとは完全に予想外だった。 たまにこういうことがあるから面白いんだけどね。 さて、そろそろこんな自分語りを延々聞かされてイライラしている人もいるだろし、 そもそも私のこの行動そのものを不毛な行為と認識し、その存在を不快に思っている人もいるだろう。 だが安心して欲しい、私はこの後の話には殆ど登場しない。 何故ならこれはから先は、人間がゆっくりを虐待する話ではなく、ゆっくりたちの選択の物語なのだから。 途中展開によっては、私がゆっくりたちの群れに対して、対等な条件で何らかの取引を持ちかけることはあるかもしれないが、 群れに対して、一方的かつ理不尽な攻撃が行われることはない。 あくまで選択するのはゆっくり自身なのだから。 実は今現在、あの群れには不和の種がいくつも存在している。 偶然的にそうなったものや、私がやや手を加えたものもあるが、今回の子ありすの件のようにあからさまな介入はしていない。 だがしかし、このままいくとかなり高い確率であの群れは困ったことになることは確実だろう。 あるいは、もしかしたらその悪影響が群れで既に出ているかしれない。 その意味であの子ありすは、非常に悪い時期に群れに戻ってしまったのかもしれないね。 まあ、私の浅い予想では本格的に何かが動き出すのは、今群れの長をやっているあのぱちゅりー君の、 次の世代のゆっくりたちの話になるのだろうと思っているのだけど、確実なことはわからない。 わからないから面白いのだ。 ただ確実に言えることは、この困難には確実に避けることのできる選択肢が存在しており、 一方を選ばなければ群れは崩壊しないということだ。 もしゆっくりたちが正しい選択をしたときは、私は潔くあの群れから手を引こう。 それがルールというものだ。 ああ、そうそう、一つ言っとくけど、人間の群れへのダイレクトアタックがないとは言ったけど、 ゆっくりたち自身がその原因を作った場合はその限りではないよ。 人間に攻撃して一斉駆除の原因を作るとかね。 実は私はそのパターンであの群れが滅びる確率が一番高いと踏んでるんだ。 長く平和が続いた群れでは特にね。 次の世代が苦労知らずだからさ。 まっ、そんなわけで、今日はこの辺で。 ゆっくりしていってね! とある群れがある。 その群れは都会のど真ん中に位置していながらも、自然公園という恵まれた立地のため、 そこに住む野良ゆっくりたちは皆とってもゆっくりしていた。 その様子は平和そのもの。 一見すると何の問題もないように思える。 だがしかし、その内部では何かが確実に変わろうとしてた。 それは巨大な悪。 「たのしいのじぇぇぇぇ!くじゅをいじめるのは、とってもゆっくちできるのじぇぇぇぇぇぇ! もっちょ!もっちょ!れいぱーだけじゃなく、ほかのゆっくちもいじめたいのじぇぇぇぇぇ!」 それは果て無き欲望。 「あみゃあみゃ!とってもおいちぃにょおおおおお! もっとれいみゅに、あみゃあみゃもってきょい!くじゅが!」 それは深き憎悪。 「憎い!憎いです!ゆっくりが憎いです!人間が憎いです!世界が憎いです! みんなみんな滅びてしまえばいい! 許せない!何もかもが許せない!絶対にゆるさなえ!」 それは致命的な過信。 「むっきゃきゃきゃきゃ!にんげんもあんがいちょろいにょにぇえ! ぱちぇがしょうらいおさになったあかつには、もっちょもっちょ、ゆっくちのりょうどをふやちてやるわああああああああ!」 群れに生まれた様々な業を持った小さな破壊者たち。 これらのゆっくりの選択は、いかなる影響を群れに及ぼすのか? それはまだ誰にもわからなかった。 おしまい ナナシ
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 限時舉辦! [bno MAGAZINE! in 萬南自然公園]限時高級甄選開始! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 11/19(一)起,[bMAGA! 萬南自然公園]服裝將於高級甄選限時登場! 從RabiTV可以一窺3人享受於戶外活動的樣子, 以及錄影後與其他團員之間的對話喔♪ 請各位經紀人把握機會! ■開催期間■─────────────── 2018/11/19(一) 16 00~11/26(一) 15 59 ※若活動期間中遊戲進行維護,時間可能會更動。 ■登場團員■─────────────── ‧ SSR[bMAGA! 萬南自然公園]系列服裝 團員:二階堂 大和/四葉 環/千 ■登場機率■─────────────── ‧ SSR 使用星石甄選 登場機率:各0.60% 使用票券甄選 登場機率:各2.00% ■促銷活動■─────────────── ▼半價活動 限定高級甄選 初次甄選1人時,只需一半星石! ■其他注意事項■─────────────── ※甄選11人一定會獲得1位SR以上的團員。(SR以上也包含此次限定服裝以外的團員。) ※限定甄選中登場的團員細節,可於轉蛋畫面的[轉蛋機率一覽表]確認。 ※轉蛋機率一覽表顯示的機率是省略小數點以下數字。各團員詳細數值請確認卡片機率一覽表。 ※若活動期間中遊戲進行維修,時間表可能會更動。 ※限定公開團員今後也可能會再次登場。 ※若於組別切換時,或是轉蛋即將結束前進行甄選,有可能會無法正常獲得團員。請妥善安排時間。 ※甄選為隨機抽選,因此可能出現重複的團員。
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『都会の自然公園 子ありすの選択 前編』 39KB いじめ 観察 自業自得 仲違い 追放 群れ 飼いゆ 野良ゆ 子ゆ 自然界 独自設定 リハビリ 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 のどかな昼下がり。 某都内にある巨大な自然公園にて、出会い頭にお決まり挨拶をする二匹のゆっくりがいた。 挨拶をした二匹のゆっくりはいたって健康体なまんまるの身体つきであり、そしてなによりも二匹とも笑顔満面のゆっくりとした挨拶である。 それは日々の生活に何の問題も無いことを一目で窺わせるものであった。 そして当たり前のことだが、そのままお互いに罵ることもなく体当たりすることもなくすれ違い、ポヨンポヨンて軽快に跳ねていく。 実にすこやかで健康的であり、とてもゆっくりしたゆっくりたちであった。 だがちょっと待ってほしい。 ここは某『都内』にある自然公園なのである。 つまりはここは街中に存在している領域ということであり、その場所はもしかしなくても人間のテリトリー内ということだ。 そして当然人間のテリトリー内を根城にしているこのゆっくりたちは、野生のゆっくりなどではなく野良ゆっくりという扱いになる。 一般的に連想される野良ゆっくりのイメージとは、不健康で薄汚れており、たとえ仲間内であっても餌を取り合うような殺伐とした雰囲気を漂わせ、 昼はじっと巣の中で人間に見つからないように息を潜め、早朝と深夜にゴミをあさりにズリズリと街を這い回る薄気味悪い存在。 と、まあこんな感じではなかろうか。 実際にはこれほど酷くは無いのだが、現状は当たらずとも遠からずといった感じで、基本的には野良ゆっくりというだけで悲壮であることは間違いない。 だというのに、今挨拶した二匹のゆっくりは実にゆっくりしている。 野良ゆっくりのくせに、こんなにもゆっくりがゆっくりしているなどということがありうるのだろうか? それが残念ながらあるのだ。 そしてその訳はこの自然公園の由来に起因する。 日々近代化が進む街中、次々と建てられる巨大なビル群。 以前は所々に見られた森林地帯も今は全て切り倒され、マンションやデパートに取って代わられている。 そんなお決まりの発展をとげる最中、街の人々はふと思い出したように主張し出すのだ。 自然がほしい、森林伐採をやめろ、もっと緑を、環境にやさしい街づくりを! そしてそんな市民の要請を受けた市もまた「よしわかった!」とこれまたお決まりの対応を取ることになる。 すなわち街のシンボルとなる自然公園の建設であった。 ちなみに、こんな自然公園なんぞ作ったところで地球環境全体には蚊ほどの影響も無い。 しかしそんな科学的事実はどうでもよいことなのだ。 大事なのは市が、市民の要求に答えるべく行動したというポーズであり、 そしてその結果として建設された、この自然公園の存在に市民がそれなりに満足しているということだ。 さて、そんな行き当たりばったりのノリで作られたこの自然公園であるが、その園内はなるべく自然に近くをテーマとしており、 外側を最低限の舗装がされている以外は、殆ど手付かずの森林そのままの形態であった。 流石にクマやら狸やらの大型動物などは存在しないものの、少し園内にある森エリアに足を踏み入れれば、もうそこは普通の森とそう大差ない造りである。 まさに手付かずの自然をそのまま持ってきたような様子である。 さながら街中に出現した巨大な森林地帯。 しかもその場所には凶暴な大型動物が存在しないのだ。 街の薄汚れた日の当たらない裏路地にひっそりと生息してたゆっくりたちは、これほどの好条件のゆっくりプレイスを見逃すはずもなく、 これ幸いへとこの公園の森林部に押し寄せた。 そして当然の流れとしてこの場所はその地域の野良ゆっくりのかっこうの住処となることとなる。 さらにゆっくりたちにとってなお幸運だったのは、この場所が自然そのままをテーマに作られた場所だということだ。 もしこの場所が通常の公園だったとすれば、ゆっくりたちが大量に住み着いた時点で一斉駆除確実である。 だがしかし、ここは「自然」公園なのだ。 自然界の山や森にゆっくりがいるのはある意味で当然であるということで、人間に対して粗相さえしなければ、 超例外的にゆっくりはとりあえずはその生存が許されているのだ。 かくしてこの地域のゆっくりは、都会にすむ野良という立場にありながら、 野生のゆっくりとほぼ同様かそれ以上のゆっくりプレイスをゆっくりは手に入れるにいたったのである。 おそらくこれほどの超優良ゆっくりプレイスは全国探してもここくらいしかないであろう。 それくらいこの場所は特別なのである。 だがしかし! そんな恵まれた環境であるにも関わらず、現状に不満を感じている愚かな一匹のゆっくりがいた。 「ふぅ、たいくつね……」 自然公園内の森の奥の方にあるゆっくりたちのテリトリーにて、 半ばまで地面に埋め込まれたダンボール箱のおうちから外を眺めながら、とある一匹の子ありすはもう何度目になるかわからないため息をついた。 子ありすは、今は両親が狩りに行っているところを留守番中の所であるようだ。 さて、この子ありすだが、園内の森のゆっくりの群れにおいて長的な立場であるぱちゅりーとありすの子的立場である。 そして不満を感じていると言ったが、別段この子ありすは餌が食べられなくてひもじい思いをしているとか、 両親に虐待されているとかそういった目に見えるような明確な不満があるわけではない。 実際子ありすの身体はいたって健康体であり、その丸々としたボディは野良であることを考えれば非常に恵まれている。 否、恵まれすぎているとすら言えるだろう。 しかし子ありすは常に思うのだ。 何かがずれているのではないか? この場所は自分には相応しくないのではないか? こんな平凡な毎日をただ過ごすだけではなく、もっとなにか別のすばらしい『とかいはな』出来事が自分を取り巻いてしかるべきではないのか? そんな考えが子ありすの頭の中を日々満たし、それがため息となって度々外に吐き出されるのだ。 それは漠然とした不満、満たされない感覚。 何が気に入らないのかわからない。 しかし子ありすは間違いなく現状に不満を覚えていた。 特別でとかいはな存在であるはずの自分が何故こんなにもつまらない日々をおくっているのか? いつだったか子ありすは、両親である親ぱちゅりーと親ありすにそのことを尋ねたことがある。 しかし両親の答えはどうにも的を得たものではなかった。 親ありすは言った。 「ゆゆ?きゅうにそんなこといいだしてどうしたの? しんぱいしなくてもだいじょうぶよ!おちびちゃんはじゅうぶんすぎるほどとかいはよ!あんしんしてね!」 (違う違う!そうじゃない!自分が特別でとかいはなゆっくりだなんてことは、もう十分すぎるほどわかってる! 問題はその自分がなぜこんな平凡なところでくすぶっているかということなんだ!) 続いて親ぱちゅりーは言った。 「むきゅ!そうよおちびちゃん!それにわたしたちにはこのとくべつなゆっくりぷれいすがあるのよ! まいにちきけんなことなく、ゆっくりとくらしていける! こんなすばらしいことがほかにあるかしら? (だめだだめだ!なにもわかっちゃいない! ここが特別なゆっくりプレイスだって? こんな、なにも素敵なことが起こらないような場所のどこが特別だというのか! ただ安全に暮らしていけるだけではないか!自分が求めているのはそんな平凡な世界ではないのだ! 自分が求めているのは、もっととかいはな非日常の日々なのだ!自分はその中でヒーローとなり冒険の日々を送るのだ! それが何だってこんな……) 結局両親との会話は、子ありすに落胆しかもたらさなかった。 自分の両親なのだから、もしかしたらと少しは期待したのがバカだった。 つまりはこいつらも周りの連中と同じような、つまらないゆっくりだったということだ。 やはりずれている。 特別な自分とは違うのだ。 そしてそれ以来子ありすは、この群れのゆっくりたちを見限った。 自分というレベルに見合ったゆっくりはここにはいのだから当然だった。 ああ、どうして自分はこんなつまらない場所にいるのだろうか? 「ふぅ、たいくつね……」 再びため息をついた子ありすは、しかし今度はその場でじっとしてはおらず、ゆっくりとその身をおうちから外へと移動させた。 この場所に住んでいるゆっくりたちがくだらない存在だということは、もういやというほどわかっている。 しかしそれでも何もないよりはわずかにマシだろう。 退屈は毒だ。 いくら特別でとかいはな自分でも、じっとしていればその分ゆっくりとしての純度が下がってしまう。 となれば少しでも気を紛らわすためには、つまらないとわかっていても行動せざるを得ない。 留守番するように言われていたが、どうせこの退屈な群れでは強盗騒ぎなど起こるはずもないのだ。 子ありすはゆっくりらしい緩慢な動きで園内の森へと向かったのだった。 「ゆっくち!ゆっくちー!」 「ゆゆー!まってねー!まってねー!」 「ゆっきゃ!ゆっきゃ!」 子ありすはしばらく進んでいくと、自分と同じぐらいの体格の子ゆっくりたちが追いかけっこをして遊んでいる光景に遭遇した。 これは本来ならば驚くべき光景だった。 何故ならいくら公園内とはいえ、子ゆっくりが親の監視なしに遊びまわっているのだから。 一般的な野良ゆの立場ならば絶対にありえないことである。 それだけで、この場所がいかに特別かがよくわかるというものだ。 しかし、そんなちょっとした奇跡であるこの光景を冷めた目線で流し見る子ありす。 「まったくくだらないわ!まさにいなかもののこういね!」 遊んでいる子ゆっくりたちを一瞥し、吐き捨てるように言う子ありす。 自分はあんなつまらない連中とは違う。 特別な自分が、あんな低俗な連中の輪に加わって遊ぶことなどありえないのだ。 子ありすは他の子ゆっくりたちの集団を素通りし、ペッタンペッタン森の奥から外へと移動していく。 ああ、つまらないつまらない。 何故こんなにも素晴らしいゆっくりがここにいるというのに、とかいはな出来事はありすを迎えにこないのか? 今に、今に、きっと何か素晴らしいとかいはな出来事が自分の身の回りでおきるのに違いないはずなのに。 ここにいるよ!特別なありすはここにいるのよ! 早く!早く迎えに来て! そんな妄想に浸りながら子ありすはノロノロ森の外へと移動していく。 しかしそんな子ありすに突然緊張が走る。 「っ!」 いる。 何か巨大なものが。 自分のすぐそばに。 「あれは……」 人間だった。 すぐ近くの切り株に人間が座っている。 何も考えずにふらふらと進んできてしまった子ありすは、いつの間にかゆっくりたちのテリトリーを抜け、 比較的人間たちが多くいる園内の外側付近まで来てしまっていたのだ。 幸いなことに子ありすの姿は、森に生い茂っている背の高い雑草に紛れて人間からは見えていないようだったが、 いつ見つかるかもわからない状況だ。 まあこの自然公園には大量のゆっくりが生息していることは人間も知っているはずなので、 見つけられ次第いきなり踏み潰されるという可能性は低いだろう。 とはいえ無用なトラブルを避けるために、人間との接触はなるべく避けたほうがいいというのは当然の話であり、 しかもこのことは公園に住むゆっくりたちにとって最優先で守らねばならない掟の一つでもあった。 無論子ありすも、掟のことは今までに両親に口をすっぱくして言われているため当然知っている。 故に子ありすは人間に見つかっていない今の内に、この場からすぐさま離れるべきなのである。 だがしかし、子ありすはその場から離れずにいた。 何故なら子ありすの視線は人間に、いや正確には人間の膝に乗っている物体に釘付けになっていたからだ。 人間の膝でゆんゆんと寝息を立てている物体。 それは一匹のれいむだった。 そのれいむを見た瞬間、子ありすは思ったのだ。 なんという美ゆっくりであろうか! さらさらの髪の毛、もちもちとした肌、清潔なおりぼん、そしてそこに縫い付けられた金色に光るバッジ! その全身からは溢れるゆっくりとした気品のようなものがあり、何もかもがとかいはであり完璧であった。 そして子ありすが感じたそれらの『とかいはなおーら』は、この森に住んでいるほかのゆっくりには決してないものだった。 「あれが……かいゆっくり……」 呆然とつぶやく子ありす。 子ありすは、今までに人間を何度か見たことはあっても、人間と共に生活しているという飼いゆっくりという存在を見るのはこれが初めてだったのだ。 そしてそれを見た瞬間に即座に確信した。 あれだ!あれこそが特別な自分が住むべき世界なのだ。 こんなつまらない場所ではない、真のとかいはなゆっくりが住む世界。 それが飼いゆっくりの世界なのだ! 行こう! 自らが本来あるべき場所へと! 子ありすはふらふらと何かに引き寄せられるように、草むらを抜けてその人間に近づいて行こうとする。 だがそのとき。 「ゆゆ!なにやってるのおおおおおおお!」 「ゆげっぶ!」 突然後ろから乱暴にぐいっと髪の毛を引っ張られ、引き戻される子ありす。 それはさながら夢は夜見ろと言わんばかりの、白昼夢から現実に引き戻されるかのごとくの唐突さだった。 「ここはあぶないよ!あそこに、にんげんさんがいるのがわからないの! こんなところでひとりであそんでないで、れいむといっしょにむれのちかくまでもどろうね!」 ありすを間一髪で引き戻したのは、一匹の成体れいむであった。 れいむはどうやら子ありすが遊んでいるのに夢中で、人間に気づいていないと思い止めに入ったのだ。 それはつまり人間で言うところの、ボール遊びに夢中になっている子供が道路に飛び出すのを阻止するのと同じような感覚の行為である。 だがしかし子ありすは、バタバタと暴れてそんなれいむの手から逃れようとする。 「はなして!じゃましないで!ありすは!ありすは、にんげんのところにいくの! ありすのふさわしいせかいにいくのおおおおおおおお!」 「ゆゆ!いったいなにわけのかからないこといってるの!おかあさんからにんげんさんにかかわっちゃいけないって、ちゃんとおそわってないの! いったいどこのこのなのまったく!」 文句を言いながらじたばたと暴れる子ありすを、無理やり引きずっていくれいむ。 それはさながら車が飛び交う道路に飛び出す子供を、危ないと注意したら、 いいや自分はその車に体当たりをしたいんだと主張されるようなちぐはぐさ。 れいむは呆れたが、だからといってこのまま放っておくわけにもいかない。 「はなしてええええええ!おねがいよおおおおおお!むこうのせかいにいかせてええええええ! どうして!どうしてみんなありすのじゃまをするのおおおおおおお! じぶんたちがとくべつじゃないからって、しっとしてええええええええ!」 「ゆふぅ!ちょっとだまっててね!まったくなんなの!こんなにもあたまのわるい、おちびちゃんがこのむれにいたなんてね!」 なおも叫び続ける子ありすに辟易しながらも、れいむはズルズルと子ありすを森の奥にある群れへと引きずっていったのであった。 そして……。 「おちびちゃん!いったいどういうことなの!きょうのひるまに、にんげんさんにちかづこうとしたんだって!」 「むきゅ!いつもいってるでしょ!むれのおきてで、けっしてにんげんさんにじぶんからせっしょくしてはいけないって! わたしたちのいまのせいかつがあるのは、にんげんさんのおかげなのよ! そのにんげんさんのきげんを、まんがいちにもそこねたらたいへんなことになるのよ!わかる?」 「…………」 その後、おうちに連れ帰えされた子ありすは、れいむの話を聞いて激怒した両親に説教されていた。 どうしてあんなことをしたのか? ものすごい剣幕で問い詰める両親に対して子ありすは終始無言だった。 なぜならば何を言ったとことで取るに足らない存在である両親には、特別である自分の考えなど理解できるはずもないからだ。 そもそも群れの掟など、今の子ありすにとってはいかほども重要なことではない。 そんなことよりも今、最優先で子ありすが知らなければならないことは他にあるのだ。 それは、 「ねえ、どうやったらかいゆっくりになれるの?」 「「ゆゆゆゆ!?」」 子ありすの唐突な質問に驚愕の表情を浮かべる両親。 「な、な、な、なにいってるのおおおおおおおおおおお!おちびちゃん、だめだよおおおおおおおお! かいゆっくりなりたいなんて、ぜったいに、にんげんさんにいったらにだめだよおおおおおおお! そんなこといって、もしにんげんさんのきげんをそこねるようなことになれば、いちだいじなのよおおおお!」 「むきゅ!そうよ!それに、かいゆっくりなんて、ぜんぜんよくないのよ!あんなのはゆっくりのくずよ! せまいばしょにとじこめられて、ほかのゆっくりともあそべず、じゆうにおちびちゃんすらつくれない! あんなのの、どこがいいっていうの!かいゆっくりになりたいなんて、そんなかんがえはすてなさい!いいわね!」 子ありすの飼いゆっくりになりたい発言を聞いた両親はひとしきり驚いたあと、今度は必死になって、 飼いゆっくりになりたいなんて言っていけない、あんなのはろくなもんじゃないとまくし立てた。 ここでの両親たちが語った理屈は、野良のゆっくりから見た飼いゆっくりの悪いイメージそのものであり、若干客観性に欠けているといわざるを得ないものだ。 だがしかし、その理屈は一方方向から見たとき限定とはいえ、ある一定の的を得ていたのもまた事実である。 これがもし他の地域の野良ゆっくりだったとしたら、まだ話は違ったかもしれない。 だがこの群れのゆっくりたちは他の街の野良ゆっくりと違い、ある程度安定した生活をおくることが可能なため、 自分の運命の全てが飼い主の性格や機嫌に委ねられるバクチ要素の高い飼いゆっくりなどに、子ありすがなりたいと言うのを反対するのはある程度理にかなっている。 そして何よりの理由として、うかつにこの群れのゆっくりが飼いゆっくりにしてくれと人間に迫ることで、 公園全体のゆっくりのイメージが悪化してしまってはことなのだ。 そんなわけで子ありすの両親は、なんとしてでも子ありすに飼いゆっくりになりたいという願望を諦めさせたかったのだ。 だが両親の必死の忠告は、かえって子ありすの白けさせる結果となる。 子ありすは思う。 いったいこいつらは何を言っているんだ? 今日見たあの飼いゆっくりが放っていた、とかいはなおーらがわからないのだろうか? ああ、そうか。 そういえば、そうだった。 あの素晴らしさは特別である自分のようなゆっくりしか、認識できない類のものなのだ。 それを所詮は普通のゆっくりである両親に、理解できるはずもなかったか。 「むきゅ!きいてるの!とにかくもうにどと、かいゆっくりになりたいなんていいださないでちょうだい! にんげんさんにちかづくのもきんっしよ!わかったわね!」 「………わかったわ」 子ありすは全然わかってはいなかったが、いい加減いつまでも続く両親の小言がうるさいのでとりあえずこう言っておくことにした。 しかしその言葉とは裏腹に、胸の内ではどうやったらここから抜け出し飼いゆっくりになれるか? ただそれだけが今の子ありすの頭を占めているのであった。 そしてその日の夜、子ありすはある夢をみた。 高い高い天井、広々とした空間、それでいて室温は暑くも寒くも無く快適で、もちろん雨風が入ってくることも無い。 ふかふかのカーペット、ゆっくとした玩具、とってもあまあまなゆっくりフード。 そんな最高のゆっくりプレイスの中心で、すやすやと眠っている一匹のゆっくりまりさ。 そのまりさはにんっしんしており、額からは茎が伸びている。 そしてその茎に実っている赤ゆは何故か一匹のみ。 本来ならば複数の赤ゆが実るはずの植物にんっしんであるにもかかわらず、ただ一匹のみ実っている特別なゆっくり。 そう、この赤ゆこそが子ありすなのだ。 子ありすはこれが夢であると認識しているにも関わらず、ある奇妙な確信を得ていた。 これは自分が生まれる落ちる前の、実ゆだったころの記憶に違いないと。 そしてこのプレイスで眠っている自分の親であるまりさは、間違いなく飼いゆっくりだ。 何故ならば、このまりさは今日の昼見た飼いゆっくりと同じような、とかいはなおーらを漂わせているからだ。 そしてなによりまりさのお帽子には、金色に輝くバッジがキラリと光っているではないか。 やはりそうだった。 わざわざ飼いゆっくりになる方法なんて考える必要なかったのだ。 だって自分は本来ならばあちら側のゆっくり、飼いゆっくりの子なのだから! 特に何かをしなくても、生まれつきその資格を持っているのだ! ……………? ということはである。 今一緒に暮らしている自分の両親は一体なんだというのだろうか? いや、それ以前に何故自分はこんな場所にいるのだ? この夢が示している通りならば、自分の両親の片方はまりさではなくてはならないはずだ。 そして今頃は最高のゆっくりプレイスで、とかいはな生活をおくっているはずである。 だというのに、自分は今この辺鄙な群れで惨めな生活をおくっており、自分の両親を名乗っているゆっくりはぱちゅりーとありす。 これはいったいどういうことなのか? いや、そんなこと深く考えるまでもないことだ。 つまりは偽り。 あの両親は偽者で本当の親ではないのだ。 (ふん!なるほどね………) 明らかになったこの驚愕の事実に、しかし子ありすは冷静であった。 いや、むしろ逆に合点がいったというべきか。 常日頃からあんなの凡ゆが自分の親のはずがないと思っていた。 これではっきりしたというものだ。 あいつらは自分の味方ではない。 むしろ敵なのだということが。 おそらく群れの長であるぱちゅりーとありすは、特別な存在であるこの自分に嫉妬して、 本来ならば飼いゆっくりの子として生れ落ちるはずだった自分をどうにかして本来の親から強奪し、この辺鄙な場所に閉じ込めているのだ。 そしてそんな自分を秘かに嘲笑い、バカにすることでゆっくりしているのだ。 何という完璧な仮説! まるで穴が見当たらないではないか。 それはつまりこれが真実ということの証なのだ。 そうとわかれば一刻も早くここから脱出しなけれならない。 何とかしてここから抜け出し、本来の自分の親に再会するのだ。 ああ、何という悲劇なんだろう! 選ばれたとかいはな親と子が、下賎なゆっくりの企みによって離れ離れになってしまうなんて! しかしこんなことに負ける自分ではない。 高貴で特別なゆっくりは、あらゆる苦難をも跳ね除けるよう、天によって宿命づけられているのだ。 (ありすはここよ!待ってて!きっとすぐにもどるわ!) 夢の中で今だ言葉も交わしたこともない両親との再開を、固く胸に誓う子ありすであった。 次の日。 夢から目覚めた子ありすは、いかにしてこの群れを脱出し、本来の自分の両親の元へ帰還するかを思案するのに尽力することとなる。 そして様々な方法を想定し検討した結果、やはり方法として一番確実なのは、飼いゆっくりを飼っている人間に接触し、 本来の飼い主の所へ連れて行ってもらうというものであった。 選ばれた飼いゆっくりの子である自分が人間の前に姿を現せば、事情を察した人間はすぐさま自分を保護してくれることだろうことは想像に難くない。 飼いゆっくりの奴隷である人間ならば、その程度のことはできてもらわねば困るというものだ。 まあ自分という特別なゆっくりが相手なのだ、いかに愚鈍な人間とはいえ、接触さえしてしまえば万が一にも間違いはあり得ないだろう。 そこは心配すべきところではない。 むしろ問題は人間と接触するまでの話なのである。 そう、この一見完璧とも思えるこの計画には実は大きな問題がある。 それは人間との接触を固く禁じるこの群れの掟の存在だ。 自分が赤ゆの頃から、偽の両親が口をすっぱくして言い続けてきたこの掟。 当時から今の今まで子ありすは、この掟が何のためにあるのかまるで疑問だった。 何故人間に接触してはならないのか?別に人間ごとき、どうということではないではないか? ただ少々図体がでかいだけのことである。一体何を恐れる必要があるのだろうか? 偽の両親は、この場所でゆっくりできるのは人間のおかげなどといっているが、それはとんだお門違いだ。 このプレイスはゆっくりが作り出したゆっくりのものであり、人間が入り込む余地などない。 事実人間は、ゆっくりを恐れて森の深部にはめったに立ち入ってこないではないか。 あんなゆっくりできない連中を警戒するに値しないのだ。 そんなわけで、長い間この掟の存在意義が疑問だったわけだが、しかし今ならこの掟の意図が理解できる。 それはつまりは、この群れの長やゆっくりたちが真に恐れていたのは人間などではなく、この自分であったということだ。 何かの拍子に自分が人間と接触してしまい、真実が露見してしまうことを恐れたのだ。 今思えばである。 昨日たまたま人間と接触しようとしたときに、突如現れたあのれいむは本当に偶然あそこに居合わせただけだったのだろうか? いや、恐らくそうではあるまい。 それではあまりにもタイミングが良すぎるというものだ。 つまりはあのれいむは、はじめから自分を監視したいたのだ。 何のために? もちろん自分と人間の接触を防ぐためである。 そして自分を監視しているのは、多分あのれいむだけではない。 群れの関係者のほぼ全員が自分を見張っていると思ってまず間違いないだろう。 そう、敵は長である仮の両親だけではなかったのだ。 この群れの全体が敵なのだ! (ふん!やってくれるわね………) この群れぐるみの壮大な陰謀を前にして、しかし子ありすは冷静であった。 いや、むしろ逆に合点がいったというべきか。 自分という特別なゆっくりを相手ならば、なるほど、これぐらいでなければ帳尻が合わないというのも道理である。 しかし同時に平凡なゆっくりどもが、どんなに集まったところで決して自分という特別なゆっくりを押さえ込むことができないというのもまた道理であるのだ。 切り抜けてやる!絶対にだ! ……………。 だがとはいえ、とりあえず今のところはまだうかつな行動を起こすわけにもいかないだろう。 何故なら下手に動いて、群れのヤツらに『自分がこの群れのゆっくりでないということに気づいている』ということに気づかれてはならないからだ。 今、自分が自由に動きまわれるのは自分が何も知らないと、群れのヤツらに思われているからなのだ。 ヤツらの油断は、自分が何も知らないという前提あってのものということだ。 何も知らない憐れな自分を見ることにより、群れの連中は日々ほくそ笑み、ゆっくりを得ているのだから。 だがもし自分が既に全てを知っていると気づかれたら、ヤツらによってとたんに行動を制限されてしまうだろう。 最悪、強制的な監禁もあり得る。 そうなってしまえばさすがに打つ手がない。 となれば、確実に人間に接触できるようになるまでは静かに機を待つ必要があるだろう。 今は待つときなのだ。 少なくとも行動に移すその瞬間までは。 「とりあえずは、へんにけいかいをつよめないためにも、ふだんはいままでどおりこうどうしたほうがよさそうね……。 でもまっているだけではだめだね! かいゆっくりをかっているにんげんと、かくじつにせっしょくできるじかんを、めんみつにしらべないといけないわ!」 このように結論付けた子ありすは、その日から毎日のように怪しまれない程度に森の外側の領域に、 すなわち人間の領域の近くまで観察に出かけることが日課となった。 そこでいつ、どのあたりに飼いゆっくりを連れた人間が通りかかるのかを調べるのだ。 毎日毎日場所を変え、草むらで息を殺し、いつ来るか、あるいは本当に来るかすらわからない人間を待ち受ける。 そして時折飼いゆっくりを連れた人間を見かけても、すぐに出て行くようなマネはしない。 何故ならそんなことをすれば、またあのときのように、どこからか見えない場所で自分を監視しているゆっくりによって力ずくで連れ戻されるのがオチだからだ。 自分はまだ子ゆっくり故に、同時に動きだしたのでは監視している生体ゆっくりには力でもスピードでも到底敵わないだろう。 それらのハンデをなくすためには、監視ゆっくりが人間の存在に気づく前に一気に接近しなければならない。 そのために事前に人間が通りかかる時間を完璧に把握しておく必要があるのだ。 それらの作業は酷く地道で、つまらなく、ゆっくりできないものであった。 しかし子ありすはそれをやり遂げた。 彼女はついに森の外れの方の道を、毎回決まった日時に飼いゆっくりを連れた人間が通りかかるという法則を突き止めたのだ。 一緒にいたあの銀色のバッジをつけたちぇんも相当にとかいはなオーラを放っていた。 それなりの格をもったゆっくりとその飼い主に違いないだろう。 これで下準備は万端だ。 後はただ、その日時を静かに待って計画を実行に移すのみであった。 そして数日後。 「ゆふふふふふ!あすよ!あすついに、ありすのすばらしいひびがはじまるのよ! うほほほほおおおおおおおおお!」 決行の前日になって、計画の成功を夢見てほくそ笑む子ありす。 飼いゆっくりになったらまずはじめに何をしようか? そんなこと決まってる。 奴隷である人間に命じて、この場所に住むゆっくりたちを一掃してやるのだ。 長い間特別な存在であるこの自分を嘲ってきたその報いを、その身に十分に受けさせるのだ! それくらい、自分を本来の親から引き離し、惨めな生活をおくらせてきた罪は重い。 万死に値するというものだ。 そして、それがすんだら快適なおうちで思いっきりとかいはな生活を満喫するのだ。 ああ、今から楽しみだ。 きっとあちらの世界では、こんな辺鄙な場所とは違い毎日が充実していることだろう。 自分のようなとかいはなゆっくりならばなおさらだ。 さあ、今日はもう寝よう。 明日は記念すべき日になるのだ。 時間に遅れてしまっては元も子もない。 ああ、とかいは、とかいは………。 んほほほほほほ………。 ………………。 …………。 ……。 「ゆゆ?おちびちゃんは?」 「もうねちゃったみたい!なんだかずいぶんごきげんだったみたいだけど、なにかいいことでもあったのかしらね?」 その夜、子ありすがにやにやしながら寝静まったおうち内にて、狩から帰ってきた子ありすの両親である親ありすと親ぱちゅりーは深刻な表情で何かを話し合ってた。 「ゆーん!それにしてもなんだかさいきんおちびちゃんのようすがおかしいんだけど、いったいどうしたのかしら? なんでもむれのみんなのはなしだと、もりのはじのほうでよくすがたをみかけるらしいの! あそこらへんは、にんげんさんがいてあぶないから、ちかづいちゃだめだって、なんどもいってるのにどうしたのかしら?」 「むきゅ!そうね!たしかにここのところようすがへんよね! むかしからなにをいっても、あまりいうことをきかないこだったけど、さいきんはとくにそう! はなしかけても、うわのそらというか………。 ひょとして、いぜんのかいゆっくりになりたいっていったいたことが、なにかかんけいしてるのかもしれないわね!」 以前の出来事を思い出すように、親ぱちゅりーが言う。 「ゆゆ!まさか、あのこがまだかいゆっくりになるのを、あきらめてないっていうの! でももう、にんげんさんにはちかづかないって、たしかにあのときやくそくしたはずじゃ!」 「そうね!でも、もしかしたらあのときは、こっちにはなしをあわせるために、うそをついていたのかも!」 「そっ、そんな!」 親ぱちゅりーの発言にショックを受けたような親ありす。 親ありすにしてみれば、子ありすの飼いゆっくりになりたい発言は一時の気の迷いのようなものであり、 あのときの説教だけで、この話はとっくに終わったものであるという認識だったのだ。 まさか今だに子ありすが飼いゆっくりを目指しているかもしれないなんて、考えもしなかったことなのである。 「まさかにんげんさんにあうために、もりのそとへいってるっていうの! もしそれがほんとうだとすれば、これはいちだいじよ! あのこにといつめて、ぜがひでもしんじつをたしかめないと!」 「まあまあ、まってよありす!そんなにこうふんしないで!」 「でも!」 激するあまり、今にも子ありすを叩き起こし、問い詰めようとする勢いの親ありすをなだめる親ぱちゅりー。 「まだほんとうにあのこが、かいゆっくりになりたいとおもっているかどうかわからないわ! もしほんとうに、にんげんさんにあうのがもくてきなら、もうとっくにあっているはずだしね! それに、いきなりといつめたとしても、またしらをきられるだけじゃないかしら? それではしんじつわわからないわよ!」 「ゆう、じゃあどうすればいいの?」 「まずわたしたちがしなければならないことは、あのこのもくてきをつきとめることよ! なんでまいにちのように、もりのそとへかよっているのか? それをしるためにも、とりあえずあしたいちにち、しごとをやすんで、あのこのようすをこっそりかんししてみることにしましょう! それでもし、なにももんだいなければ、いままでどおりでいいわけだしね!」 「それもそうね、わかったわ!」 親ぱちゅりーの提案に頷く親ありす。 とりあえず明日、子ありすの行動を監視することで様子を見ることにしたようだ。 「むきゅ!それじゃあきょうはもうおそいしねましょうか! あすはいそがしくなりそうだしね!」 これからの基本方針が決まり、就寝を提案する親ぱちゅりー。 しかし親ありすは、今だうかない顔をしていた。 「……ねぇ、ぱちゅりー!ひょっとしてあのことがばれたんじゃないかしら?」 「むきゅ?」 不意にぼそりと親ありすが何かを口にした。 「あのこは、わたしたちのほんとうのおやじゃないってきづいたんじゃ………。 それできゅうにかいゆっくりだなんて………」 「むきゅ!そこまでよありす!それはいわないやくそくだったはずよ!」 親ありすのぼそぼそとした物言いに対して、 それまでとは変わった厳しい口調で、親ありすをたしなめる親ぱちゅりー。 「ご、ごめんなさい!」 「わかればいいのよ!とにかくそのわだいはぜったいにきんしよ!いいわね!」 それだけ言うと、もう話は終わりだといわんばかりに親ぱちゅりーはおうちの隅のほうで丸くなってしまった。 まるで何かを無理やり切り取ったような傷があるお帽子を深めに被り、目を合わせないようにしている。 本当にもう寝るつもりらしい。 それはこの話題に対するはっきりとした拒絶の表れであった。 「ゆう、そうよね!ばれるはずがないわ……」 わずかな不安を打ち消すように呟くと、親ありすもまた眠りにつくのだった。 次の日。 (ゆふふふふ!きた!きたわよ!ついにこのひがきたのよおおおおおおおおおお! このありすが、とくべつなゆっくりにもどるひがきたのねえええええええええええ!) 昼ごろになって目を覚ました子ありすは、興奮を抑えきれない様子でおうちを出発した。 目指すは森の外れにあるポイント。 予定通りならそこに太陽が傾き、ちょうど小腹がすいた時間(大体三時ごろ)に飼いゆっくりのちぇんを連れた人間が通りかかるはずだ。 自分は時間丁度にその場所へ着くように移動し、到着したら間髪入れずにその場にいる人間へと接触する。 こうすることで今も自分をどこからか監視しているに違いない群れの連中を、完璧に撒くことができるはずだ。 「とっかいは!とかいはぁぁぁ!とかいはなのぉぉぉぉぉ!」 上機嫌に鼻歌を歌いながら、目的地へと向かう子ありす。 その足取りは軽い。 何故なら自分を邪魔する障害はなにもなく、ただひたすら栄光の未来へと突き進むだけなのだから。 そしてじょじょに近づいてくる予定の場所。 はたしその場所に人間はいた。 いつものように、飼いゆっくりであろうちぇんを連れて森を散歩している。 全て計画通りだった。 ならば迷うことは無い。 子ありすは一瞬の躊躇もすることなく、ガサリ!と雑草を掻き分け人間に向かって跳ねだしたのだった。 「ゆほおおおおおおおおおおお!そこにいるひとおおおおおおおおおお! ありすのはなしをきいてねええええええええええええええ!」 全速力で跳ねながら、道の先にいる人間へと大声で呼びかける子ありす。 しかし次の瞬間! 「「ゆあああああああああああ!なにやってるのおおおおおおおお!」」 やや後方の草むらから、二匹のゆっくりがありすを追って飛び出してきた。 それは今日一日こっそりと子ありすをつけ回してた親ありすと親ぱちゅりーだった。 尾行対象の子ありすが突然飛び出したと思ったら、その先には人間がいたのだから驚きだ。 二匹とも大慌てで子ありすの愚行を止めようと飛び出したのである。 後方からの突然の追っ手の出現。 しかしそんな状況にあっても子ありすは冷静だった。 いやむしろ余裕すらあった。この状況を何度も想定して計画を立ててきたのだから。 (ゆふん!やはりいたわね!よりにもよって今日は自分の偽の両親直々に監視していたとは! だが遅い!遅すぎるわよ!ありすのかんっぺきな計画に死角はない!) 後方から聞こえてくる耳慣れた声と、必死に迫ってくる気配を感じながらも子ありすは作戦の成功を確信していた。 自分はここにあらかじめ人間がいることを知っており、到着と同時に人間に向かって飛び出したのだ。 それに対して後方の二匹は、自分を監視しながら行動しているため人間の存在に気づくのはどうしたって自分よりも一手遅くなる。 いくら向こうのほうが身体能力が高いとは言え、この差はいかんともしがたいはずだ。 絶対に奴らが自分を取り押さえるよりも、自分が人間のもとにたどり着くほうが速い。 そして着いてしまえばこちらの勝ちなのだ。 ほら、そんなこと考えてる間にもう自分は人間の足元だ。 勝った!自分はこの群れの邪悪な陰謀に打ち勝ったんだ! そして自由と素晴らしい日々を手に入れるのだ! 人間の足元に到着した子ありすは、人間を見上げ勢いよく言い放った。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおお! ありすは、かいゆっくりのこなんですううううううううう! だから、このありすをほんとうのりょうしんのところにつれいくのよおおおおおおおおお! わかったわねええええええええええええええええ!」 「………………はい?」 その瞬間世界が凍りついた。 人間も子ありすも微動だにしない。 キリッ!と何かを期待する眼差しを向ける子ありす、何がなんだかわからないといった様子の人間。 なんともいえない無言の空間が二人の間に流れていた。 「????????」 子ありすには今の状況が理解できない。 それはまったく想定してなかった光景だった。 何だ?どうして何も起こらない? 何故この人間は、自分を丁重に保護する行動に移らないのだ? 何故この人間は、首を傾げているんだ? 何故この人間は、そんな何を言っているかわからないといった表情をしているんだあああああああああ! 「ゆがあああああああああああああああああああ!なにぼーっとしてるんだこのぐずがあああああああああああ! ありすはかいゆっくりのこなのよ!とかいはなのよ!さっさとしじにしたがええええええええええええ! このくずにん………ゆげらびひゃあああああああああああああああ!」 業を煮やして人間を罵ろうしたとき、上からすさまじい圧力が加わり子ありすは悲鳴を上げた。 いつの間にか追いついていた親ありすが、子ありすの上に思い切りのしかかったのだ。 そして同じくその場に追いついた親ぱちゅりーは、その場にいる人間に対して土下座して言い放った。 「もうっっっしわけありっません! うちのむれのゆっくりが、にんげんさんに、たいっへんなそそうを!」 「ごめんなさい!ごめんなさい!にどとこんなことがおきないように、きをつけますから、 どうか!どうかいっせいくじょだけはかんべんしてください! すいません!すいません!」 顔を地面にこすりつけ、ひたすらに人間に対して謝罪する親ぱちゅりー。 親ありすもまた、子ありすを押さえつけながら懸命に頭を下げ、人間に謝罪している。 「ゆが!ゆべべ!ゆぼ!や、やべて!つ、つちゅぶれる!ゆぼほ!」 親ありすが必死にペコペコしている間、子ありすはずっとその下敷きになっていたため、 グリグリと様々な方向に体重がかかり、そのために起こるすさまじい痛みに苦痛の声を上げる子ありす。 しかし親ありすと親ぱちゅりーは、そんな子ありすの様子など完全に無視で、ひたすら人間に許しを請うことのみに尽力していた。 やがて、 「ああ、もう別にいいよ。この程度のことじゃ何もしないからさ。 いこうぜ、ちぇん」 「ゆう!いったいなにがおこったのかわからなくて、びっくりしたよー!」 男は特に気分を害した感じでもなく、飼いゆっくりのちぇんを連れてその場を引き返していった。 どうやらわりと温厚な人間だったようで、危機的状況は避けられたようだ。 「ありがとうございます!ありがとうございますうううううううう!」 「むっきゅー!あぶなかったわー!」 人間が去っていくのを見て、ほっと一息つく親ありすと親ぱちゅりー。 「ゆっが……まっで!ありずをつれでいげえええええええ! ありすはかいゆっくりだぞおおおおおおおおおお!」 しかし子ありすは今だ親ありすに踏みつけられながらも、意味不明なことを言い続けていた。 「ゆふん!」 「ゆがべし!」 そんな子ありすを、親ありすは蹴り出すようにして自分の下からはじき出した。 そのままころころと転がっていき、近くの木に激突する子ありす。 「ゆああああああああああ!いだいいいいいいいいいいい! なんでごとするのおおおおおおおお!このくずどもがああああああああ!」 あまりの痛みに悲鳴を上げる子ありす。 それは今までのん気に何不自由なく暮らしてきた子ありすが味わった、生まれて初めての強烈な苦痛だった。 その理不尽な痛みは激しい怒りとなって、仮の両親への暴言となって飛んでいく。 しかし、 「はあああああああああああああん!それはこっちのせりふだよおおおおおおおおおおお! そっちこそなんてことしてくれたのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「むっきゅー!まったくよ!あなたは、じぶんのしたことのいみがわかっているの! にんげんさんには、ちかづいちゃいけないって、もうなんどもおしえたでしょ! そればかりか、めいれいくちょうではなしかけるなんて、かんがえられないこういだわ!」 親ありすと親ぱちゅりーの怒りは、子ありすのそれとは比較にならないほど激しかった。 今回はたまたま人間が穏便にすましてくれたからいいものの、もしこれが過激な人間だったならば子ありすはもちろんのこと、 その場にいた自分たちの命もなかった。 いや、それどころか一歩間違えれば群れが消滅していたかもしれない事態なのだ。 この怒り、到底抑えられるものではない。 だが子ありすにとってはそんな両親の怒りの意図など理解できるはずもない。 子ありすにとっては、偽の両親が自分の行動を邪魔し、さらにわけのわからない因縁をつけているようにしか見えないのだ。 そしてこの偽の両親の意味不明な物言いに、ついに子ありすはキレた。 「ゆがああああああ!なにをえらそうにいいいいいいいい! ほんとうのおやでもないくせにいいいいいいい!どれだけありすのゆっくりをうばえばきがすむのよおおおおおお! ありすのじゃましないでね!そんなにかいゆっくりのこであるありすのことがうらやましいの! いいかげん、しっとはみぐるしいわよ!たかがのらゆっくりごときが、さしずしないでちょうだい!」 今までの鬱積したものを吐き出す子ありす。 「なっ、なにをいって!」 「むっ、むきゅきゅ!」 子ありすのセリフに対して驚愕に目を見開く親ありすとおやぱちゅりー。 その様子に気を良くしたのか、さらにまくしたてる子ありす。 「ゆふん!おどろいたようね! そうよ!ありすは、おまえたちけがらわしいのらどものたくらみなんて、ぜんぶおみとおしだったのよ! いままでさんざんおやぶって、ありすをばかにして! こんなのゆるされることじゃないわ!」 「おちびちゃん、いったいなにをいってるの! そもそもありすたちが、ほんとうのおやじゃないって、いったいどうしてわかったの!」 暴走する子ありすに対して思わず聞き返してしまう親ありす。 そのセリフに対して、鬼の首でも取ったような勝ち誇った表情をする子ありす。 「はあああああああああああああ!ありすはねえ!とくべつな、かいゆっくりなんだよおおおおおおおおおおお! そんなのわかるにきまってるでしょおおおおおおおおおおお! おまえらにはねぇ、とかいはなおーらがないんだよおおおおおおおおおおおおお! とくべつなありすとは、なにもかもがちがうんだよおおおおおおおお!」 「おちびちゃん!それはちがうの!おちびちゃんは………」 「もういいわ!ありす!」 何か言いかけた親ありすを、ピシャリとさえぎる親ぱちゅり! 「おちびちゃん………いいえ!ありす! あなたはむれのおきてをやぶって、にんげんさんに、にどもちかづいた! さらにかんぜんなたぶーとされている、にんげんさんにたいするめいれい、およびぼうげんまでやらかした! どんなりゆうがあるとはいえ、これはゆるされることじゃないわ! むれのおきてにのっとって、あなたをこのむれからえいっきゅうついほうのけいにしょすわ!」 毅然とした口調で言い放つ親ぱちゅりー。 そう、もはや関係ないのだ。 子ありすが本当に飼いゆっくりの子なのか?本当に親ありすと親ぱちゅりーの子ではないのか?などの話はもはや意味がない。 もうそんなことはどうでもいい。 子ありすは群れの内で、決して犯してはならない罪を犯した。 そこに至るまでの背景などまったく関係ない。 ただその事実のみが全てなのだ。 だから子ありすは群れから追放される。 たとえ長の子であろうとも例外なく。 「ゆきいいいいいいいい!じょうとうよ!むしろせいせいするわ! いままでさんざんありすを、こんなばしょにとじこめておいて、しんじつがばれたら、でていけですって? のらゆっくりは、どこまでげせんで、しゅうあくなそんざいなの! ああ、けがらわしい、たのまれなくったって、こんなばしょでていってやるわ!」 「いいたことはそれだけ? それじゃあさっさとでていってちょうだい! もうわたしたちは、おやでもこでもないわ! もしこんご、このこうえんないで、すがたをみかけるようあことがあれば、そんときはもんどうむようでせいっさいするわ!いいわね!」 「ゆはん!こうかいさせてやるわよ! ありすが、かいゆっくりにもどったあかつきには、おまえたちぜんいん、じごくのくるしみをあじあわせてから、 えいえんにゆっくりさせてやる! そのひをたのしみにしておくことね!」 そう捨て台詞を吐くと、子ありすはそのままくるりと背を向け、森の外へと跳ねだした。 目指すは公園の外、人間のたちの領域だ。 それは今だ子ありすが見たこともない未知のエリア。 果たしてそこに、子ありすの求めるゆっくりぷれいすは存在するのだろうか? そして子ありすの本当の両親とは? 真実を求め、子ありすは街へとその一歩を踏み出したのであった。 中編へ続く
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僕の考えたダンジョン自然公園案1 .,l .ヽ、 / | |ヽ | | .| | | | .| | l `、 ./ .l .l`、`、_ / ,'l l `、 ヽ'‐ー――-=, ____ / ,'./ ヽ `、 .\,r-‐ ''' ´ `゙ヽx、 / .,'./ .ヽ `、 ヽ'''フ ,、 <フ ,.'./ `、`、 \フ ._/__ヽ__ .ヽフ´ ,.'./ `、ヽ }ヽ'´ '´ } {` ゙.`ヽ''フ´ ,.'./ `、ヽ l、 ,.'´ .∧`゙ヽx、 .,.l. ,'/ ,r'`ヽ 、|ヾx、__/ .lヽ、_//| ,r 、 ヽ彡`ヽ`、ヽ.___..| 、___,.'´/ ミ/ ヽノ、 ヽ、 . ̄| ̄ / ./ ヾ`ヽ、 )ヾ`ヽ、`lヽ、 // / | /| ___,r'.| .、 丿ヽ`| ̄`l \\///,.イ| ./|、 .| /| ヽ ./( ヽ/ | ヽ、 /、 .`|ヽ、ヽ .\| |// ./.| | ソ./ /.| (/二`_ヽ/|`、`、__.〈 ヽ、.|ヽヽ .|`ヽ--.'´ ./ |_/| ././ .l .|_____ /,tl'´ ._/」`ヽ| .l `、,r=ヽ .`|ミミ`ヽl、l l/ |彡|/ |-.'./ | | ヽ==x、`ヽヽ.、 /」 ) ヽ (_ .| .| .l/ `ヽ | ミミ |`ヽ' |彡.| ,r' ヽ .| .|__// ヽヽヽ /./r'´ `ーヾソ .| | ___)' ーx`ヽ.> - <、 |/.,-‐‐.ヽ | .`ヽ. ̄~ // `、 / `丶ヽ、 / .| ./ヽ.∧ `.<| `ヽ' `、| `、 // .| || ヽ ヽ、 / / / `、 `ヽ、 ./ |、`、 `、_,..'./ | || `ヽ  ̄.ソ . `ヽ、.ヽ `ヽ、 `゙~`ヽー.'´ ノ ヽ.ヽ `、ー' ノ| 【名前】ロワーガイロス(AA出典:『モンスターハンター』より「ロワーガ装備」) 【タイプ】むし/でんき 【特性】にとうりゅう… 自身の「攻(特攻)」を「特攻(攻)」と同ランクまで上げる。 2割で攻撃を回避する。 【もちもの】 【技x6:シザークロス、とんぼがえり、かみなり、かわらわり、みきり、つるぎのまい】 こうげき:A+ ぼうぎょ:A- とくこう:A+(C-) とくぼう:C すばやさ:C 【ポテンシャル】 『野生の親玉』… 野生の時、場に出ると全能力値がぐーんと上がる。 『適応種』… 古代種「カイロス」の進化系。 『オールドタイプ』を無効化する。 『園の主』… 「ノーマル」技で受けるダメージを半減する。 『狩鍬形の勝鬨』… 相手を倒した時、自身の体力を1/2回復する。 『コルヌ・ワーガ』… 「4」倍数T、一番最後に「虫」技による追加行動を得る。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対岩回避』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対岩耐性』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、相手の「岩」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対岩反撃』… 敵陣に「岩」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『気合い』… 稀に気合いで相手の攻撃を耐える。 残り体力が多いと発動しにくい。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 r―――― _ ____ 〕 ̄ \ _ -=ニ / \ \ヽ _ -=ニ / ―― \\ -=ニ / \ ヽ\ / / _ 彡 \ __ /\/ \r<==/ / _ ―|∨ . )-―〕ニi . . \< __ --------- / .ヽ _ / . . . |,∧ / . . >人 ノ= \ . \/、 . . . . . . . . . . . / . \ .\ _ ノ⌒ヽ\r'' . . . . .人// 、//ニ=〔_〕 = \''⌒ヽハ . . / . ./=---<_} . . . . \/⌒ヽ .\ v VVク 人_ / ̄ ̄\/ \ニニ〔_〕 | ̄∨ . .}/| . . ./- ¨´ ` < . /_--く . } . . \ (_/ \/ \ニニi /-==| . .人>< 人 . . . /⌒∨ノ _ -=≦i\ Y /_/\ }⌒< . . \ .> ,,_ { . / ̄ ̄ _ -=≦ / . .|=| \ノ≦ ⌒ヽ∨彡 / ⌒ヽ ハ < > _ ∨ _ -=- / 、 . /{ /Vtrー V\/ 彡イ \彡\ヽ =- _ // ノi//|/\__ 〕 ノ/-=彡イ/从ィ ∨/// /〕 =- // __// ∨|// |/ i_〔 .M .∨-===彡' . / へ V . 〔i /〔 \\  ̄ ̄ ̄ 〔/\∨彡 ∨ . . . . | . .へ . . . / . . . V . . . . /` ______彡' \{ .≦ . . . 斗――、 .| . . | . ./⌒ヽ . . i . . . ./ /'' . . / . ./ ヽ \ } } i人 .___/////// yヘ ./i 〈 . . . { . /ヽ∧∧斗― へ__彡へ// ヽ / . /∧ ヘ 人 . . . .人彡<_ Vハヘ . / { ∨|//i,/ ⌒ < . . .\⌒ヽ i リ / . / V . !/∨  ̄>-=彡 へ_ |// . /__/ク__ _ --==≦ ̄ ̄\ニニニ|ニ\ / ̄ /へ_ へ <> /=/==/=======)__)==i_ニ=――― \ /////V////\////\ イ_/==-  ̄ V//// i//////i///// i  ̄ V/// \////  ̄ ∨ ヽ/ \/ 【名前】カブテリモン(AA出典:『デジタルモンスター』より「カブテリモン」) 【タイプ】むし/ひこう 【特性】カブトアーマー… 相手の攻撃が急所に当たらない。 【もちもの】 【技x5:メガホーン、アクロバット、つのドリル、でんじは、はねやすめ】 こうげき:B+ ぼうぎょ:B とくこう:C とくぼう:C- すばやさ:C 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『電脳兜の電探』… 相手が麻痺状態になった時、相手のデータを解析する事が出来る。 『デジタルモンスター』… 敵陣にデータ解析済みのポケモンがいる時、自身の技が急所に当たりやすくなる。(C+1) 『先の先』… 相手が優先度+1以上の技を使用した時、低確率で先に行動する。 『対電回避』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対電耐性』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、相手の「電」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対電追撃』… 敵陣に「電」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 . /圭圭圭圭圭圭圭圭\. / `¨¨≧=‐--‐=≦¨¨´ ‘,. / >―<ニ=-=ニノ >―く ‘ ,. __/ 、_/γ;;;;ヽ乂ー‐く /γ;;;ヽ乂_ ‘,__ ん ! `¨¨⌒¨¨´| | `¨¨⌒¨¨¨´ ‘, ヽ |ンリ / ヽ ‘, | レ' ( __ __ } ‘, l | / \ ‘,/ | / 丶 | l _ ノ \__ |. ‘, / ヽ リ |‘ ,{ } ,′ | | \ / ,' | | | ト---- 、_______ イ l | | | マ∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧ ./ l | | ‘, 寸 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ,′| | ‘, ゝ`Y´`Y´`Y´`Yア´ / ! | ‘ , ≧=―――=≦ / | | ‘。 / / |ノ| ヽ ア´ / リ、 | ‘ , / / ,′\__ ‘, ≧=‐---‐=≦ / ,′ ‘, / ,′ 【名前】テラフォーマー(AA出展:『テラフォーマーズ』より「テラフォーマー」) 【タイプ】むし/ノーマル 【特性】てきおうりょく… タイプ一致技の強化率を2倍にする。 【もちもの】 【技x5:ホネこんぼう、たたきつける、こうげきしれい、ぼうぎょしれい、かいふくしれい】 こうげき:C+ ぼうぎょ:C とくこう:D とくぼう:C すばやさ:B+ 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『火星虫の一撃』… 自身の『撃』の発動時、相手の防護ポテンシャルを無視する。 『レギオン』… 1/試/自動 体力が満タンの時、相手の「単体攻撃技」を無効化し、自身の体力を1/2減少する。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対炎回避』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、相手の「炎」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対炎耐性』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、相手の「炎」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対炎迫撃』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 ィ }\ ト、 /,{ _,. .-―――-―-. . ._ } /∧ |∧ ∠ 斗< -‐- 、 /  ̄ \ }\} //∧ |,/ォ //⌒ヾ∨/ ⌒ \ヽ{ ヽ///} /// ∠斗 ニ二二二ニ _ } ト\ }///≧=一 ー=≦/∠( / /-‐ァ/ } } ≧ト、 \ ―‐ ミ\ {(xァ/ / ∨ { } } ∨ } ^Y Y \ x∨(,′ ∧ ∨ { i } }\ ∨ } { }≧x ヽ ー=≦/(/{ { . { /.//И 八 / \ Ⅵ ト、___ ノ\\\ 〈∨ i { { {/斗十Ⅵ ./} / ̄二ニ )、.}} (___) } ト、ー≧ 〉 _,/>| {, { 芹芋芯ミ } / / z芋芋芋苅} / 八 } } } ` ー<_ x≠=彡 | 圦 Ⅵ ヒ ///} / ヒ////} / / /ー } } }≧= r―一 〃´ ./レ⌒Ⅵ_ 、 丶 V__,ソ V___,ソ/ / / 「 //} } } i{ __{ < /∧ ト ≧// , ////彡イ彡 [ /∧ } } ム 、 l{ / {< // }圦 \ --ー フ // / ///、 /.∧ / ∧ ___{ / \_≧//⌒Ⅵ{ 个 ,r ァ`ー ´ / ./ 彡_,/ム斗-( } / 厶___ノ // 〕ト、N./∠>r--‐< ///7/ / 乂 { })__{ / ) .// ./ } }".///∧ ././/∠/ }>- ⌒ ー< { { { / '"´,∠ ./ } _,/./ { ト、 八 / ) { {r- 、 }/ ,r ヘ/⌒ ´ / {__{ ) \{ 、 /x≠ミ__ / {_{ L._ V / { /_/ )=ミx ヽ / /  ̄ )く \{ ∨/ /し ー ^ー r `丶、{ ( ノ }′{ /) /ー- 彡 \. ー=ミx\V ./ /人 人 ∨ 〉 ^\_/ r┴x‐<_彡 { \⌒ `ト、 ー‐=彡 / 个ト、___x个ト\}\ / ヽ{__> ( ) ト、 \ ≧=- ヘ`ト--彡 / / / ∧{ { } \}___ 彡 个--くⅥ\ ヽ 「 ̄/ ‘, \( / /{/ ∧ \ } />---ァ < } } ト、 \、\ ) / `トイ {,/ .∧{\.∨/}/}/ / /} }∧ 【名前】アトラ(AA出典:『遊戯王モンスター』より「アトラの蟲惑魔」) 【タイプ】むし/くさ 【特性】トラブルメーカー… 味方と交代する時、相手の任意の能力を下げる。 【もちもの】 【技x6:こどもだまし、ギガドレイン、ばらぞの、しんぴのまもり、リフレクター、ひかりのかべ】 こうげき:D ぼうぎょ:C とくこう:B とくぼう:B+ すばやさ:C 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『蟲惑魔の転身』… 自身が攻撃を行っていない時、相手の攻撃を受けると味方と任意交代することが出来る。 『デュエルモンスター』… 自身(相手)が攻撃を行っていない時、相手(自身)の技のダメージを緩和(強化)する。(0.9倍/1.1倍) 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対虫回避』… 敵陣に「虫」ポケモンがいる時、相手の「虫」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対虫耐性』… 敵陣に「虫」ポケモンがいる時、相手の「虫」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対虫狙撃』… 敵陣に「虫」ポケモンがいる時、低確率で自身の技が「必中」する。 『陣地作成』… 自陣に展開する技の継続T数を+1する。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 _ _, - '´/ r -、_ , -― 、_ , _, - '´ _, '´ \ 丶ヽ'´ ̄- /、 , -='こ ー' _, '´ ,ヽヽフ / ', ,/r'´ _>、/ _ / ニヘ{ ヽニ ヽ l くス _ ¨´ / /ア777´`ー ¨ム , -―ァ-{' . ', ! /. .... ヽl| く/{__」、{」_{_{_! / f ̄ .ハ .l /. . ハ| `丶、 \ ヽ_, -‐ ト、 l { ..ノ」ス `ヽ、 l/ ト ニ´二 ァ/ / ヽ、 ヽ ; -―-、 {こ{!こソ_. ィ \ / ; ´ , '´ ` 、 / ̄ ¨ァ、 | / ,' ヽ / / , 」 ヽ ... ノ , . j |ー -、./ {_ | }_ ´ ヽ. / , L. _ {j | | `ヽ , - 、丶 /. i r 、 \ Lj ! . ` 、T_j_ l \_ ト-┘ ヽ . l 」二二ハ ヽ_i \ /{ーーー‐ Y } | 【名前】カブト(AA出典:『仮面ライダーカブト』より「カブト」) 【タイプ】むし/はがね 【特性】じしんかじょう… 相手を倒すと、こうげきが1段階上がる。 【もちもの】 【技x5:メガホーン、あびせげり、コメットパンチ、かみなりパンチ、ボディパージ】 こうげき:A ぼうぎょ:C とくこう:B とくぼう:C すばやさ:A 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『兜仮面の疾走』… 場に出て最初に繰り出す自身の「とんぼ」技の優先度を+1する。 『マスクドライダー』… 「おいうち」効果のある相手の技の威力を半減する。 『対の先』… 相手の「すばやさ」の種族値が自分と同ランクの時、中確率で自身の技の優先度を+1する。 『対炎回避』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、相手の「炎」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対炎耐性』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、相手の「炎」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対炎反撃』… 敵陣に「炎」ポケモンがいる時、低確率で一番最後に追加行動を得る。 『騎乗A』… 自身の「速」の種族値を「A」にする。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。 r‐t‐ 、 l\ 、 \ , へ二二 ̄ ̄7 \\,\ \ , イ`ー─--二二/ ヽ 〉、く\_ 、 ,/ , --──'''T ̄´/ \/ニミ、ヽ〈\ ∧ / _/ / / l l丶 l ト、_\| 〃l /_/ / /_/ | |`ー| | ヽ,r‐〃 | |、/_∠..-‐'‐──イ´ U | !-‐'-〃 =Uテ==、‐-、二二/ ,ィ==/ヽ ,‐、'、_,r-、 「\\/ // 〉_ソ (_ソヽ ヾ\丿 ノy´ ̄ヽ ,-=ニヽ i {´\/ ヽ二ニ{ |-‐'´|. | / V { | ヽ‐-| | ─1| l / / { l `‐l |-‐イ | ,' / / { | { {ヽ/ | / / / { { } } | / // |/ 【名前】スピアー(AA出典:『ポケットモンスター』より「スピアー」) 【タイプ】むし/どく 【特性】スナイパー… わざが相手の急所に当たった時、ダメージが2.25倍になる。 【もちもの】 【技x4:ミサイルばり、どくづき、はたきおとす、がむしゃら】 こうげき:B- ぼうぎょ:D- とくこう:D とくぼう:C すばやさ:C 【ポテンシャル】 『野生ポケモン』… 野生の時、場に出ると自身の任意の能力がぐーんと上がる。 『オールドタイプ』… 自身が攻撃する時、『オールドタイプ』を持たないポケモンの防護ポテンシャルを無視する。 『兵士蜂の猛毒』… 自身の「虫/毒」技に「5割:猛毒」の追加効果を付与する。 『レイジング』… 自身の体力が1/2以下になった時、「怒り」状態になる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対超回避』… 敵陣に「超」ポケモンがいる時、相手の「超」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対超耐性』… 敵陣に「超」ポケモンがいる時、相手の「超」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対超追撃』… 敵陣に「超」ポケモンがいる時、低確率で自身の技に「おいうち」効果を付与する。 『戦闘続行』… 低確率で相手の技のダメージを自身の行動後に持ち越す。 『闘争本能』… 野生の時、低確率で相手の攻撃技を無効化する。
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#blognavi 2月8日(日)、アンパンマンミュージアム裏の“香北の自然公園”に今年も植樹を行いました。 作業員の古井さんに植え方を教わり、ドウダンツツジ10本とイロハモミジ10本を植えていきました。作業場所は山の斜面・・・落っこちたら下までドドドドドーと行ってしまいそうですごく怖かったですが、みんなで(特に男性陣が)がんばって植えて、無事に作業を終えました。 今回植えた花木は、いずれきれいに色づいて公園を彩ってくれることでしょう。今からとても楽しみです!(みあ) カテゴリ [青年タイムズ] - trackback- 2009年03月17日 18 01 41 #blognavi
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官方公告 特效卡片 活動道具 活動歌曲 區域開放 活動獎勵活動限定獎勵 地圖1 地圖2 地圖3 地圖4 兌換處物品 官方公告 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 『bno MAGAZINE! ~夏日活動特輯 in 萬南自然公園~』即將舉辦! ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 在這次的賓果活動,可以獲得 享受戶外活動的大和、環、天的迷你偶像[bMAGA! 萬南自然公園]獎勵! 請務必挑戰看看,來獲得限定登場的[bMAGA! 萬南自然公園]迷你偶像系列喔! 也千萬不要錯過在此次的活動中可以獲得的限定徽章和UR覺醒道具! 不僅如此,在此次的活動歌曲中還有可能掉落能夠恢復體力的【奇娜子麵包】喔! ■活動期間■─────────────── ▼活動舉辦時間 11/19(一)16 00~11/26(一)15 59 ▼活動結果公布時間 11/26(一)16 00~12/3(一)10 59 ▼兌換處營業時間 11/19(一)16 00~12/24(一)15 59 ※各時間表可能會些微調整。 ■活動概要■─────────────── 『bno MAGAZINE! ~夏日活動特輯 in 萬南自然公園~』是透過所指定的任務,以完成賓果卡片的活動。 完成賓果卡片,就能獲得此次活動限定的迷你偶像以及徽章喔! 這次設置了4個Stage,在每個Stage裡都有3種難易度。 敬請全力來完成所有的賓果卡片吧! ※細節請參考活動開始後的說明。 ■其他注意事項■─────────────── ※活動結束後,活動歌曲將不再開放遊玩。 若在活動歌曲遊戲途中,活動時間已經結束,該場歌曲的點數將不列入計算,敬請見諒。 ※賓果獎勵將全部寄至遊戲內信箱。 特效卡片 本次沒有特效卡片。 活動道具 藉由打活動歌曲來獲取以下道具來到兌換處兌換物品吧! 望遠鏡 天然酵母麵包 松鼠的巢箱 BNO雜誌 活動歌曲 NATSU☆狂歡一夏! Joker Flag DAYBREAK INTERLUDE In the meantime Dis one. Happy Days Creation! 掉落總表預估(EXPERT) 曲名 消除 望遠鏡 天然酵母麵包 松鼠的巢箱 BNO雜誌 合計 NATSU☆狂歡一夏! - 105 39 40 5 189 NATSU☆狂歡一夏! 藍 115 35 42 5 197 NATSU☆狂歡一夏! 紅 118 38 42 3 201 NATSU☆狂歡一夏! 綠 127 40 46 6 219 Joker Flag - 57 81 43 3 184 Joker Flag 藍 62 87 45 4 198 Joker Flag 紅 63 92 40 3 198 Joker Flag 綠 61 92 43 3 199 DAYBREAK INTERLUDE - 60 61 53 3 177 DAYBREAK INTERLUDE 藍 78 77 68 3 226 DAYBREAK INTERLUDE 紅 94 108 96 4 302 DAYBREAK INTERLUDE 綠 71 71 63 3 208 In the meantime - 106 67 23 4 200 In the meantime 藍 144 81 34 3 262 In the meantime 紅 126 68 29 3 226 In the meantime 綠 155 83 42 4 284 Dis one. - 81 84 26 5 196 Dis one. 藍 92 86 25 6 209 Dis one. 紅 94 88 29 5 216 Dis one. 綠 88 85 25 5 203 Happy Days Creation! - 88 36 48 4 176 Happy Days Creation! 藍 101 53 65 5 224 Happy Days Creation! 紅 103 45 63 5 216 Happy Days Creation! 綠 109 50 77 7 243 區域開放 地圖1 11/19 16 00~ 地圖2 11/20 16 00~ 地圖3 11/21 16 00~ 地圖4 11/22 16 00~ 活動獎勵 活動限定獎勵 bno MAGAZINE! in 萬南自然公園活動銀徽章(各區域一張卡片賓果達成) ⇒效果:演唱會獲得的GOLD提高10% bno MAGAZINE! in 萬南自然公園活動金徽章(各區域全卡片賓果達成) ⇒效果:演唱會獲得的GOLD提高20% 迷你偶像系列[bMAGA! 萬南自然公園] ⇒兌換處取得 地圖1 EASY 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 40 30 20 收集BNO雜誌 自動完成 NATSU☆狂歡一夏! 2 EASY 80 COMBO以上 DAYBREAK INTERLUDE Dis one. Joker Flag NORMAL A以上達成 EASY 70 COMBO以上達成 EASY A以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×2 1行 好友Pt×200 2行 GOLD×1000 3行 [強化用]國王布丁[Shout]×3 4行 [強化用]國王布丁[Beat]×3 5行 [強化用]國王布丁[Melody]×3 6行 Shout Soul★×5 7行 Beat Soul★×5 8行 Melody Soul★×5 NORMAL 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 120 90 60 收集BNO雜誌 自動完成 In the meantime 6 NORMAL 130 COMBO以上 Happy Days Creation! Joker Flag Dis one. HARD A以上達成 NORMAL 100 COMBO以上達成 NORMAL A以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×3 1行 好友Pt×300 2行 GOLD×2000 3行 [強化用]國王布丁[Shout]×5 4行 [強化用]國王布丁[Beat]×5 5行 [強化用]國王布丁[Melody]×5 6行 Shout Soul★★×3 7行 Beat Soul★★×3 8行 Melody Soul★★×3 HARD 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 240 180 120 收集BNO雜誌 自動完成 Happy Days Creation! 12 HARD 160 COMBO以上 NATSU☆狂歡一夏! DAYBREAK INTERLUDE In the meantime HARD S以上達成 HARD 180 COMBO以上達成 EXPERT S以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×3 1行 星石×1 2行 [強化用]國王布丁[Shout 2]×3 3行 [強化用]國王布丁[Beat 2]×3 4行 [強化用]國王布丁[Melody 2]×3 5行 Shout Soul★★★×1 6行 Beat Soul★★★×1 7行 Melody Soul★★★×1 8行 Shout Hearts×5 地圖2 EASY 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 60 45 30 收集BNO雜誌 自動完成 Joker Flag 3 EASY 50 COMBO以上 Dis one. NATSU☆狂歡一夏! In the meantime EASY A以上達成 NORMAL 150 COMBO以上達成 EASY S以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×3 1行 好友Pt×300 2行 GOLD×2000 3行 升記號★×3 4行 中弱記號★×3 5行 後反覆記號★×3 6行 Shout Soul★×5 7行 Beat Soul★×5 8行 Melody Soul★×5 NORMAL 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 180 135 90 收集BNO雜誌 自動完成 NATSU☆狂歡一夏! 9 NORMAL 150 COMBO以上 DAYBREAK INTERLUDE Dis one. Joker Flag NORMAL A以上達成 HARD 220 COMBO以上達成 NORMAL S以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×3 1行 好友Pt×400 2行 星石×1 3行 升記號★★×2 4行 中弱記號★★×2 5行 後反覆記號★★×2 6行 Shout Soul★×3 7行 Beat Soul★★×3 8行 Melody Soul★★×3 HARD 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 360 270 180 收集BNO雜誌 自動完成 In the meantime 18 HARD 200 COMBO以上 Happy Days Creation! Joker Flag Dis one. HARD S以上達成 EXPERT 240 COMBO以上達成 HARD SS以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×4 1行 星石×2 2行 升記號★★★×1 3行 中弱記號★★★×1 4行 後反覆記號★★★×1 5行 Shout Soul★★★×1 6行 Beat Soul★★★×1 7行 Melody Soul★★★×1 8行 Beat Hearts×5 地圖3 EASY 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 80 60 40 收集BNO雜誌 自動完成 Happy Days Creation! 4 EASY 70 COMBO以上 NATSU☆狂歡一夏! DAYBREAK INTERLUDE In the meantime NORMAL S以上達成 NORMAL 120 COMBO以上達成 EASY A以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×4 1行 好友Pt×400 2行 GOLD×3000 3行 [強化用]國王布丁[Shout]×5 4行 [強化用]國王布丁[Beat]×5 5行 [強化用]國王布丁[Melody]×5 6行 升記號★×3 7行 中弱記號★×3 8行 後反覆記號★×3 NORMAL 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 240 180 120 收集BNO雜誌 自動完成 Joker Flag 12 NORMAL 100 COMBO以上 Dis one. NATSU☆狂歡一夏! In the meantime HARD S以上達成 HARD 240 COMBO以上達成 NORMAL A以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×4 1行 好友Pt×500 2行 星石×2 3行 [強化用]國王布丁[Shout 2]×3 4行 [強化用]國王布丁[Beat 2]×3 5行 [強化用]國王布丁[Melody 2]×3 6行 升記號★★×2 7行 中弱記號★★×2 8行 後反覆記號★★×2 HARD 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 480 360 240 收集BNO雜誌 自動完成 NATSU☆狂歡一夏! 24 HARD 240 COMBO以上 DAYBREAK INTERLUDE Dis one. Joker Flag EXPERT S以上達成 EXPERT 360 COMBO以上達成 HARD SS以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×5 1行 星石×2 2行 [強化用]國王布丁[Shout 2]×4 3行 [強化用]國王布丁[Beat 2]×4 4行 [強化用]國王布丁[Melody 2]×4 5行 升記號★★★×1 6行 中弱記號★★★×1 7行 後反覆記號★★★×1 8行 Melody Hearts×5 地圖4 EASY 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 100 75 50 收集BNO雜誌 自動完成 In the meantime 5 EASY 70 COMBO以上 Happy Days Creation! Joker Flag Dis one. EASY S以上達成 NORMAL 100 COMBO以上達成 NORMAL S以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×4 1行 好友Pt×500 2行 GOLD×4000 3行 星石×1 4行 升記號★×4 5行 中弱記號★×4 6行 後反覆記號★×4 7行 星石×1 8行 Shout Hearts×5 NORMAL 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 300 225 150 收集BNO雜誌 自動完成 Happy Days Creation! 15 NORMAL 120 COMBO以上 NATSU☆狂歡一夏! DAYBREAK INTERLUDE In the meantime NORMAL S以上達成 HARD 180 COMBO以上達成 HARD S以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 星石×4 1行 好友Pt×600 2行 GOLD×5000 3行 星石×1 4行 升記號★★×2 5行 中弱記號★★×2 6行 後反覆記號★★×2 7行 星石×2 8行 Beat Hearts×5 HARD 收集望遠鏡 收集天然酵母麵包 收集松鼠的巢箱 600 450 300 收集BNO雜誌 自動完成 Joker Flag 30 HARD 150 COMBO以上 Dis one. NATSU☆狂歡一夏! In the meantime HARD SS以上達成 EXPERT 380 COMBO以上達成 EXPERT SS以上達成 達成線數 獎勵 全部賓果 Idol Hearts×1 1行 星石×3 2行 升記號★★★×2 3行 中弱記號★★★×2 4行 後反覆記號★★★×2 5行 星石×5 6行 Idol Soul×5 7行 Melody Hearts×5 8行 Idol Hearts×1 兌換處物品 名稱 所需道具數量 可兌換數 迷你偶像 迷你偶像系列[bMAGA! 萬南自然公園] - - - 200 2 覺醒道具 Idol Hearts - - 450 - 1 覺醒道具 Shout Hearts - - 140 - 10 覺醒道具 Beat Hearts - - 140 - 10 覺醒道具 Melody Hearts - - 140 - 10 特訓道具 Idol Soul - - 300 - 3 強化用 國王布丁[Shout 3] - - 180 - 3 強化用 國王布丁[Beat 3] - - 180 - 3 強化用 國王布丁[Melody 3] - - 180 - 3 特訓道具 Shout Soul★★★ - 80 - - 3 特訓道具 Beat Soul★★★ - 80 - - 3 特訓道具 Melody Soul★★★ - 80 - - 3 特訓道具 重降號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 升記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 降記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 中弱記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 中強記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 還原記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 重升號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 高音譜號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 中音譜號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 低音譜號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 前反覆記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 後反覆記號★★★ - 80 - - 3 特訓道具 Shout Soul★★ - 60 - - 4 特訓道具 Beat Soul★★ - 60 - - 4 特訓道具 Melody Soul★★ - 60 - - 4 特訓道具 重降號★★ - 60 - - 4 特訓道具 升記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 降記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 中弱記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 中強記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 還原記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 重升號★★ - 60 - - 4 特訓道具 高音譜號★★ - 60 - - 4 特訓道具 中音譜號★★ - 60 - - 4 特訓道具 低音譜號★★ - 60 - - 4 特訓道具 前反覆記號★★ - 60 - - 4 特訓道具 後反覆記號★★ - 60 - - 4 Note道具 耳機 150 - - - 3 Note道具 訓練鞋 150 - - - 3 Note道具 運動服 150 - - - 3 Note道具 樂譜 300 - - - 2 特訓道具 Shout Soul★ 50 - - - 10 特訓道具 Beat Soul★ 50 - - - 10 特訓道具 Melody Soul★ 50 - - - 10 特訓道具 重降號★ 50 - - - 10 特訓道具 升記號★ 50 - - - 10 特訓道具 降記號★ 50 - - - 10 特訓道具 中弱記號★ 50 - - - 10 特訓道具 中強記號★ 50 - - - 10 特訓道具 還原記號★ 50 - - - 10 特訓道具 重升號★ 50 - - - 10 特訓道具 高音譜號★ 50 - - - 10 特訓道具 中音譜號★ 50 - - - 10 特訓道具 低音譜號★ 50 - - - 10 特訓道具 前反覆記號★ 50 - - - 10 特訓道具 後反覆記號★ 50 - - - 10 強化用 國王布丁[Shout 2] 140 - - - 5 強化用 國王布丁[Beat 2] 140 - - - 5 強化用 國王布丁[Melody 2] 140 - - - 5 強化用 國王布丁[Shout] 90 - - - 10 強化用 國王布丁[Beat] 90 - - - 10 強化用 國王布丁[Melody] 90 - - - 10 總計數量 14,250 7,200 7,170 400 - 2018/11/26 16 00以後可兌換 - 望遠鏡 天然酵母麵包 松鼠的巢箱 BNO雜誌 迷你偶像 次數 GOLD×500 60 - - - - ∞ GOLD×500 - 45 - - - ∞ GOLD×500 - - 30 - - ∞ GOLD×500 - - - 10 - ∞ 好友pt×10 60 - - - - ∞ 好友pt×10 - 45 - - - ∞ 好友pt×10 - - 30 - - ∞ 好友pt×10 - - - 10 - ∞ Idol Hearts - - - - 1 3 Idol Soul - - - - 1 3
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『都会の自然公園 子ありすの選択 中編』 34KB いじめ 観察 自業自得 仲違い 追放 群れ 飼いゆ 野良ゆ 子ゆ 自然界 独自設定 リハビリ 子ありすが公園を出てから数日後。 「ゆはぁ!ゆはぁ!ゆぐぐぐぐぐぐ、ゆっくりしたいよおおおおおおおおおお!」 子ありすはボロボロの姿で街をさまよっていた。 今まで野良にしては小奇麗だった身体は薄汚れ、あんよは土ではない固いコンクリートを移動したせいで傷だらけになり、 髪の毛にはどこで引っかけたのかガムがべっとりと引っ付いている。 当然のごとく群れを出てから今までの間は食事などとっていないので、空腹は限界を超えており、歩きっぱなしだっため疲労も極限だった。 こんな惨めとしか言いようのない状態の子ありすだが、それでもまだこうして生きているのはそれだけで奇跡といっていい幸運である。 何せ何の身よりも特技もない子ゆっくりが、野良状態で数日も生存できていたのだ。 本来ならば群れを出た瞬間、車や人間に踏み潰されたり、野良猫やカラスといった外敵に即刻殺されていても全然不思議ではなかったのだから。 だがその幸運にもいい加減限界があるというものだ、いくら運よく外敵に襲われていないとはいえ、 子ありすが自力で餌を獲得することが不可能な以上、いつかは餓死する運命は確定しているだろう。 「ゆぐぐ!どうしてとくべつなありすが、こんなめに!こんな!こんなぁぁぁぁぁ!」 こんなはずではなかったと、悲壮な叫びをあげる子ありす。 だがいくら嘆いたところで目の前の現実が変わるはずもない。 そもそも勢いに任せて群れを出てきてしまったものの、子ゆっくりがノープランで生きていけるほど野良は甘くないのだ。 このままでは死んでしまう。 いくら頭がおめでたい子ありすでも、それぐらいは理解できた。 しかし子ありすはこんな絶望的な状況にあっても、希望を失ってはいなかった。 「ゆうう!こっちよ!こっちからぷれいすのけはいをかんじるわ!」 ズリズリと身体を引きずりながら、ノロノロと前進する子ありす。 子ありすはただ闇雲にさまよっているわけではなかった。 子ありすにはある確信があったのだ。 公園内の森にいたときにはわからなかったが、外に出た途端、自身の出生の記憶が反応したのだ。 自分はこの街を知っている、そして自分の生まれたぷれいすまでの道筋を覚えているのだ。 自らの餡子に刻まれた本能のままに進めば、きっと自分が生まれた場所である特別なゆっくりぷれいすにたどり着けるはず。 そしてそこにたどり着きさえすれば、きっとそこから素晴らしい日々がはじまるのだ。 そう信じることで、かろうじて子ありすは心を折らずに前に進み続けていたのである。 さて、子ありすが感じているこの奇妙な確信。 それはいわゆる帰巣本能というものであった。 帰巣本能とは大雑把に言えば、動物などが自分の巣や生まれた場所などに戻ってこれらる性質や能力のことである。 これを利用したものとして伝書鳩などが有名であり、知っている人も多いだろう。 とはいえ、もちろんゆっくりと動物とでは話が違う。 違うのだが、だからといってゆっくりが帰巣本能を持っていないとは限らない。 そもそも帰巣本能の仕組み事態が、今だ正確に解明されていないのだ。 ある説では体内に磁石を持っているとか、またある説では匂いをたどって戻ってくるとか言われている。 子ありすが今感じている気配はそれに類するものなのか、あるいはそれ以外の何か今だ明らかになっていないゆっくり特有の能力なのか? それはわからない。 しかし、それでも子ありすは進み続けた。 自分の本能に感じるままに。 「はぁ!はぁ!ゆふふ、ちかい!ちかいわぁ!」 いったいどれほどの距離を進んできたのだろうか。 ズタボロの身体を引きずりながら、しかし子ありすはニヤリと下品に顔を歪めた。 ぷれいすに近づけば近づくほど、自身の内から湧き出る記憶は鮮明になっていく。 もう間違いない。 自分はこの近くで生まれたのだ。 そしてどういうわけか、生後すぐにぷれいすからあの公園へと移動させられた。 それを身体が覚えているのだ。 「ゆぷ!ゆぷぷぷ!ここのばしょ!おぼえてるわ!ゆふふふふ!」 そしてついに感覚だけでなく、実際に見覚えがある風景に遭遇する。 あそこに立っているあの赤いポスト。 自分は確かにあれを見たことがある! もし公園内で生まれ、今まで外に出たことがないならば知っているはずもない光景のはずである。 近い!近いぞ! 確かこのポストの先に……。 「あっ!あああああああ!こっ、ここよ!まちがいない!まちがいないわあああああああ!」 子ありすは、とある一軒家を前に立ち止まる。 決定的だった。 この色、この形、この匂い。 ここがそうだ! ここ以外に考えられない! だって、覚えてるんだから! 「ゆはぁ!ゆはぁ!うほ………」 目的のプレイスにたどり着いたためか、自然と興奮で息が荒くなる。 子ありすは早速、家の敷地内へと侵入した。 遠慮する必要などない。 だってここはありすのゆっくりプレイスなのだから。 勝手知ったる我が家というやつだ。 「はぁ!うほほほ!ゆぶう!んほ!……」 熱い体が妙に熱い。 何かが目覚めそうな気がする。 子ありすは家のドアの前に立つ。 こっちじゃない。 そう、こっちだ。 ドアのから塀に沿って横に移動する。 そこには庭が広がっていた。 この庭は見覚えがある!いつも自分は部屋からこの庭を見ていたんだから。 「んほ!んほほほ!ゆほぉぉお!……」 何だか体の一部が妙に昂ぶっている。 とても抑えきれない。 いや抑える必要などない。 子ありすは庭からおうち内を見やる。 はたしてそこにはいた! 一匹のまりさが! 座布団の上ですやすやと寝息を立てている! あのまりさが自分の親に間違いない!夢にまで見た! それを子ありすが認識した瞬間……。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 子ありすは雄叫びを上げながら、室内のまりさに向かって飛び出していった。 まりさに迫る子ありすは、焦点の定まらない目をし、体中から謎の体液を撒き散らし、だらしなく緩みきった口からはよだれが滝のように流れ、 そして下半身のとある一部がこれ以上ないくらい醜く盛大に起立していた。 「んほおおおおおおおおおおおお!ありすよおおおおおおおおおおおおお!とかいはああああああああああああ! かわいいかわいいありすが、かえってきたのおおおおおおおお!すっきりしましょおおおおおおおおおおおおおおおお!」 バン! 「ゆべえ!」 勢いよく飛び出した子ありすであったが、見えない壁(ガラス窓のことです)に盛大にぶち当たり跳ね返される。 「ゆがああああああああああああ!なんなのおおおおおおおおおお!ここまできてじゃまするやつわああああああああ!」 寸でのところを思わぬ妨害に遭い、怒りに打ち震える子ありす。 ふざけるな!じゃましやがって! せっかくこれから本当の両親と感動の再会をして、とかいはなあいの○イプをするところだってのに! ちきしょう!なめるな!こんな壁!こんなかべえええええええええええ! 「ぶちやぶってやるぞおおおおおおおおお!いしさんはどこだああああああああああああ!」 子ありすは目を血走らせながら庭を見渡す。 丁度口に咥えるのに具合の良い大きさの石がいくつか転がっているのが目に入る。 子ありすはこれ幸いとばかりに早速石を口に咥えると、助走をつけ、見えない壁に向かって跳ねだす。 そのまま体当たりを仕掛け、窓ガラスを割る気である。 まあ、最近のガラスは結構頑丈なので、ゆっくりごときが石を加えて体当たりしたところでバリンと割れることはないだろう。 が、しかし傷ついたりヒビが入ったりくらいはするかもしれない。 もしそうなったら大変だ、ガラス窓は一部傷がついただけで全とっかえしなければならない。 おまけに庭に面した窓はでかいのですごく高い。 普通ならゆっくりなんぞにそんな出費を強いられるのは、絶対にごめんこうむりたいと誰もが思うだろう。 だから……。 「おいおい、人の家の庭でなにやってんだい?」 ドガ! 「ゆがっぐ?」 勢いをつけて跳ねていた子ありすに突然凄まじい痛みが襲った。 背後から棒のようなもので後頭部を攻撃されたのだ。 攻撃したのは当然この家の持ち主だった。 子ありすは一匹で大騒ぎしすぎた。 あれだけでかい声で暴れれば、家の住民に気づかれるに決まっている。 だからこういう結果になるのは必然なのだ。 そしてもとより限界ギリギリだった子ありすの意識は、この一撃により闇へと深く沈んでいったのであった。 「……ゆ、ぐう、うん」 「やあ、目が覚めたかな?」 「うっ………なっ!」 何だこれは? 狭い。 それが子ありすが最初に感じた感覚だった。 よくわからないが、どうやら自分は窮屈な箱に押し込められているようだ。 辺りを見回してみると(といっても体が動かせないので目線だけ動かしたわけだが)自分の目の前には見たこともない人間の女が立っている。 そしてそれ以外の部屋の様子は、薄暗く殺風景で特に変わったものはない。 どうやら室内であることは間違いなさそうだが、ここが自分の追い求めていた理想のゆっくりぷれいすとは程遠い場所であることはすぐに理解できる。 何だって自分はこんなわけのわからないところに? 「なんなのよ!ここはいったいどこ? いったいありすはどうしてこんなことにいるの!」 目の前に立っている女に率直な疑問をぶつける子ありす。 「ここは私の家の地下室。 そして君は今ゆっくり拘束用の道具、通称透明な箱の中にいる。 君がここにいる理由は、私の家の庭で暴れてたからだ。 だから捕まえてここに閉じ込めたというわけさ」 子ありすの疑問に簡潔に答える人間。 しかしそれらの答は、子ありすにとっては満足な回答ではなかった。 「ふざけないでちょうだい!なにわけのわからないことをいってるの! ここはありすのおうちなのよ!ありすは、このおうちのとくべつなかいゆっくりのこなのよ! それなのに、なんなの!このあつかいは!わかったらさっさとここからだして、あまあまをよういしなさい! それから、あのまりさにあわせて!あれはありすのほんとうのおやなのよ!」 女に向かって見当違いな要求をまくし立てる子ありす。 普通ゆっくりにここまで舐めた態度を取られれば、挨拶代わりに一発かましたくなってもおかしくない。 しかし女の反応は違った。 「そうそう、それ!それなんだよ!私が君を生かしておく理由はさ」 女は子ありすを指差し、何故か嬉しそうに言った。 「自分の家の庭に野良ゆっくりが進入し、石を持ってガラスを割ろうとしている。 本来ならさ、これ問答無用でぶっ潰すところでだよね。 ていうか君、そもそも私が手を下すまでもなく、もう疲労と栄養失調で今にも死にそうな状態だったしね。 でもさ、君の姿を見たときちょっと気になることがあったわけよ。 だからこうして殺さず、しかも栄養補給までして確保しておいたわけだ」 女の言ったことは事実だった。 実際に子ありすはこの家にたどり着いたときに比べ、格段に血色がよくなっている。 子ありすが気絶している間に、女がオレンジジュースを注入しておいたおかげだ。 「でさ、あらためて訊きたいんだけど、やっぱ君この家で生まれたありすなわけ?」 「だからさっきからそういってるでしょおおおおおおおお! なんでくそにんげんってのは、こんなにあたまがわるいのおおおおおおお!」 今更といえば今更の質問に子ありすは憤慨し、狭い箱の中でガタガタと暴れる。 「ふーん、そうかそうか。 あまりにも似てたもんだから、まさかとは思ったんだ。 いやごめんごめん、はっきりいってさ、今の今まですっかりその存在を忘れてたようん」 女は頭の裏をポリポリとかきながら大して悪びた様子もなく言う。 「でもさ、もしそうだとすると、色々と疑問が生じるだよね。 ちょっと辻褄があわないって言うかさ。 そんな訳だから、本当にこの家出生まれたあのありすかどうかちょっと質問させてくれない?」 「ゆがあああああああああああああああ!なんでとくべつなかいゆっくりのこであるこのありすが、そんなことにこたえなきゃいけないんだああああああ! だせえええええええ!そんなことより、ここからだせええええええええ! こんなこと、ゆるされることじゃないわよおおおおおおおおおおおお!」 もう我慢ならないといった様子で、さらにバタバタと箱の中で無意味に暴れる子ありす。 「あっそう。じゃ潰しちゃおっかな」 「ゆゆ!?」 「だって私が君を生かしている理由って、もしかしたらあのときのありすのかもしれないと思ったからだしね。 でも私の質問に答えられないってことは、違うってことじゃない? もし、そうなら君は単なる不法侵入した野良ゆっくりってことで、生かしておく意味ないよ」 「ゆぐぐぐぐ!」 子ありすは唸った。 どうやら目の前にいるこの人間は、愚かしいことにも自分がこの家の飼いゆっくりの子であるということが見ただけでは理解できないらしい。 これほどにまでもとかいはなおーらを放っている自分を見ても、それがわからないなんてなんて節穴なんだろうか! しかたがない。 ここは不本意ではあるがこの人間の質問に答えてやるほかないようだ。 何よりも、自分が野良ゆっくり扱いされるなど、耐えられることではない! 「わかったわよ!なんでもきけばいいじゃないの!」 「あっそう? それじゃまずさ、そもそもの疑問として、なんで自分の生まれがこの家だと思ったわけ? 君今までずっとあの公園で育ったはずだよね? しかも両親ちゃんといるはずなんだけど? あっ、もしかして両親から直接聞いたのかな? あなたは本当は自分たちの子じゃなくて、飼いゆっくりの子だったのよ、みたいにさ」 「ゆふん!あいつらがありすに、そのことをばらすはずないでしょおおおおおおおおお! さんざん、えらばれたかいゆっくりのこである、ありすのじゃまをしていたんだからね! ああ、いまおもいだすのもはらだたしい! ありすがかいゆっくりの、かいぬしにあうのをじゃましたあげく、むれからついほうなんていいだしてえええええええ! そのせいで、ありすがどれだけくろうしたかあああああああああ!」 数日前の出来事を思い出したのか、怒りに打ち震える子ありす。 「いやいや、飼いゆっくりの飼い主に会うのを邪魔って、そりゃそんなことすれば当然追放されるわねそりゃ。 てか、なーんだ。 あの連中がばらしたわけじゃないのか。 つまりちゃんとあのときの約束守ってたってことね、ちょっと残念」 女はやや期待はずれといった表情で言う。 「ならさ、両親に聞いたんじゃないなら、結局どうしてわかったわけよ?」 「それはね、ゆめよ!」 子ありすは胸をはって答える。 「……あ?夢だぁ?」 「そうよ!ありすがうまれるまえの、このおうちにいたときのゆめをみたのよ! それでかくしんしたの!ありすはあんなにせのくずりょうしんや、むれのれんちゅうとはちがう! えらばれた、かいゆっくりのこなんだってことをね!」 「……ふむ」 (夢、生まれる前の夢か……。 そういえばこいつ、確か茎に成ってるときは一匹だけだったかね。 本来ならば複数の実ゆに行き渡る栄養が一匹に集中したことにより、まだ生れ落ちる前の実ゆ状態であったにも関わらず、 薄い意識が存在し、それがこの家を記憶にとどめていたのかもしれない。 そしてそれらの曖昧な記憶が、何かのきっかけで夢として出た。 それならばこの家のことを覚えていてもおかしくはないか。 だが、しかし…) 「じゃあ公園からこの場所までの道はどうしてわかったの?それも夢なわけ?」 「ゆふふん!とかいはなありすにはわかるのよおおおおおおお!じぶんがほんらいいるべきぷれいすのばしょがねえええええええええ! かんじるのよおおおおお!ぷれいすが、ほんらいのもちぬしである、ありすをよぶのをねえええええええええ!」 「ふーん」 (つまりはカンだけでここまでやってきたってことね。こりゃ驚いたわ。 まあ帰巣性ってやつかな。 そういえば、遠くの山に捨てたはずの飼いゆっくりが、どうやってか飼い主の家に戻ってきたなんて例がいくつかあったっけ。 あるいはもっと単純に、ここから公園まで運ぶ途中に既に意識あったのかもね。 それらを考えればここからあの公園までは距離も近いし、まったくあり得ない話でもないかな……) 「なるほどね、大体わかったわ。 じゃこれが最後の質問だけどさ、結局のところ君ここに何しにきたわけ?」 「ゆへ?」 女の質問に、子ありすがきょとんとした声をあげる。 子ありすは質問の意味がわからない。 いや、一応言葉としての意味は理解しているのだが、何故そんなことを訊ねるのかがわからないのだ。 「はああああああああああああああああん!そんなのきまってるでしょおおおおおおおおおおおお! かいゆっくりにもどるためよおおおおおおおおおおおおおお! ありすは、えらばれたかいゆっくりのこなのよおおおおおおおおお!」 「そうね。確かにあの居間で寝てたまりさは金バッジの飼いゆっくりだし、 君が正真証明あのまりさと餡子が繋がった子に間違いない(本当は今の話だけじゃ100%そうだとは限らないんだけどそれはどうでもいいや♪)ことは認めよう。 で、それがなに?」 「それがなに?じゃないいいいいいいいいいいいいいい! ありすは、このいえのかいゆっくりのこなのよおおおおおおおお! だからありすも、かいゆっくりになるのはとうぜんのことでしょおおおおおおお! わかったら、さっさとここからだして、あまあまと、ゆっくりぷれいすをよういしろおおおおおおお!」 「やだ」 「やだじゃないでしょおおおおおおお! ありすはえればれた、かいゆっくりのこなのにいいいいいいいい!」 「ふう、やれやれ」 女は溜息をついた。 彼女にしてみれば、大体知りたかったことは知り終えたので、もう子ありすは用済みも同然だった。 これ以上会話を続けたところで、この子ありすは自分を飼いゆっくりにしろと叫び続けるだけだろう。 だが女はこの子ありすを飼う気など毛頭ないので、これ以上の会話はあまり意味がない。 このまま問答無用に潰してしまってもかまわなかった。 とは言え、流石にそれは少々興ざめというものである。 せっかく奇跡的な確率でここまではるばるやってきたのだ。 ここで始末するのも勿体ない。 それに興味深い話も聞けたことだし、もう少しコイツとおしゃべりするのも悪くないか。 そう思った女は口を開く。 「選ばれた飼いゆっくりの子ねぇ。 君、さっきからそれ何度も口にしてるけどさ、生まれがそんなに大事なことなわけ? 例えばさ、今にも死にそうな野良ゆっくりが、せめて飼いゆっくりに生まれてきたかったとかそういうのはわかるよ。 飼いと野良じゃ生活の豊かさが段違いだからね。 そういう境遇に対する憧れや羨望の話ならわかりやすいんだ。 でもなんか君の場合だと、まるで飼いゆっくりに生まれたから偉い、野良ゆっくりに生まれたから劣ってるみたいに聞こえるよ。 もちろん私たち人間限定の視点なら、それはある程度正しいいんだけどね。 飼いゆっくりってのは所詮人間に都合のいいゆっくりのことを言うからさ。 しかし、ゆっくりたちの世界ではそれはちょっとばかし意味が違うんじゃないのかな?」 「はあああああああああん!なにいってるよおおおおおおおおおおおおお! かいゆっくりはとくべつなのよ!むれにいたような、あんなのられんちゅうとはぜんぜんちがのよ! そんなかんたんなこともわからないの!ばかなの!しぬのおおおおおおおおお!」 子ありすは子バカにしたような態度で女に言う。 野良ゆっくりの子は平凡でくだらない存在であり、飼いゆっくりの子は特別でとかいはな存在である。 これは子ありすにとっては確定していることであり、今の子ありすを構成する信念でもある。 その信念があったからこそ、ここまではるばるやってこれたのだ。 「それはゆっくりの価値は全て生まれで全て決まっていて、それ以外は覆らないってことかな? つまりは飼いゆっくりの生まれの子は、野良ゆっくり生まれの子よりも、絶対的にゆっくりとしての格が上ということかい?」 「そうよ!そのとおりよ! それはきまっていることなの! そして、ありすは、あのにせのりょうしんや、むれのれんちゅうなんかとは、ひかくにならないくらいとかいはでゆっくりしているの! だってありすはかいゆっくりのこなんだから!」 堂々と自信満々に宣言する子ありす。 生まれつき飼いゆっくりの子である自分が、かつて群れにいたゆっくりたちよりも圧倒的に優れているという、 自身の優位性をこれっぽっちも疑っていないのだ。 「君のその信念はさ、君がたまたま飼いゆっくりの子だと確信しているからこそ言えることなんじゃないかな? 無知のヴェールの話をしってるかい? 君がもし自身を取り巻く背景を何も知らずにいたとしたら、そんな特定のゆっくりが一方的に不利になるよな考えを………ってやめた。 この話は長くなる。それにゆっくりにこんなこと言ってもしかたない。 まあともかくさ、野良でも優秀なやつ、飼いゆっくりでもゲスなやつはいるんじゃないか? それを生まれ一つで一緒くたにするのは間違ってるんじゃないかい?」 「そんなことないわ! ばかなにんげんにはわからないでしょうけど、かいゆっくりにはね、どくとくの『とかいはなおーら』があるの! ゆっくりのないめんからあふれでる、こうきさや、かしこさ、ゆうしゅうさがそれよ! ありすにはそれがわかるのよ! むれにいたれんちゅうには、そのおーらをまるでかんじなかったわ! そしてもりに、にんげんといっしょにやってきたかいゆっくりからは、みなそのおーらをかんじたわ! これはつまり、すべてのかいゆっくりがすぐれていて、のらゆっくりがおとっているというなによりのしょうこよ! うまれがすべてよ!このさは、ぜったいにくつがえらないの!」 「生まれが全てね。よくわかったよ」 女はやや呆れたように呟くと、しかし急にパッと笑顔になって子ありすに言い放った。 「じゃあきみは、自身がゆっくり界における最底辺にいるゴミクズだということを自ら認めるわけだ」 「ゆへ?」 「私はさ、例え親が何者であろうとも、それが子供の価値を固定するものだとは思わない。 たとえ親がクズでも子が必ずクズになるとは限らないし、その逆もしかりで親が優れていても子がクズになることだってあるだろう。 これは私だけではなく殆どの人がそう考えている、と思う。 だがしかし、君がどうしても親の生まれが全てだと主張するならそれもいいだろう。 そんなにも自分がゴミ以下の存在だと力説するとは、ある意味潔いとも言える」 「なっ、なにをいってるの!」 突然に笑顔になり、饒舌にわけのわからないことをのたまう女にたじろぐ子ありす。 いったい何だというのか? この人間はやはり頭がおかしいのか? 所詮飼いゆっくりの奴隷である人間と、まともにコミュニケーションをとろうとしたのが間違いだったのか? だがしかしこの女の笑顔には、そこはかとなく危険な気配を感じる。 本来ならば聞き流していいはずの戯言なのに、何故か凄まじくゆっくりできないような気がしてならない。 何かを見逃している。 そんな危惧を覚えずにはいられないのだ。 だとしたら一体何を? ………………。 いや、大丈夫だ。 何の問題もない。 第一さっきこの人間自らが、自分は金バッジの飼いゆっくりの子に間違いないと言っていたではないか! 自分は選ばれた特別な飼いゆっくりの子なのだ。 それは間違いない。 だから問題ない!問題ないはずだ! だからそんな不安になるような顔でありすを見るのをやめろおおおおおおおおおおおお! 「ふふ、なんだか不思議そうな顔をしているね。 私の言っていることの意味がわからないかな? だがこれは至極簡単な話なんだ 君はね、実は薄汚い野良のれいぱーの子なんだから」 「!?」 「それはある晴れた日のことでした。 あまりにも天気がよかったので、私は散歩がてら買い物に出かけることにしました。 しかし私はなんと、出かけるときに庭に面した窓の鍵をついうっかり閉め忘れてしまったのです。 そして偶然か、はたまた以前から目をつけていたのか、そのスキにつけこんで野良のれいぱーありすが家に進・入! 哀れ、そのとき室内にいた飼いゆっくりのまりさはレイプ!されてしまいましたさ。 さて、私が家に帰ったときには、れいぱーありすの白熱したレイプ回数は二桁にも到達する勢いで、 周囲には食い散らかされたり、犯されたり、黒ずんだりしてる実ゆっくりがいくつも転がっており、 その中心では額から複数本の茎を生やし、泣きながらレイプされている飼いゆっくりまりさがいました。 私は面白かったのでそのまま見ていてもよかったのですが、流石にこれ以上放置しておくとまりさが死にそうだったので、 まりさにのしかかっているれいぱーを気絶させ引き離しました。 その際まりさの額の茎の中では奇跡的に一匹だけ無事な実ゆが成っていました。 まりさは嫌がったのですが、私は面白そうだったのでその一匹を殺さず生ませることにしたのです。 その生き残った一匹の実ゆこそが………」 女はスッと子ありすを指差し言い放った。 「君だ!」 「……うそ、うそよ!」 呆然として呟くように言う子ありす。 突如叩きつけられる事実に思考が追いつかない。 「嘘じゃないよ。嘘つく理由も無いしね。 実際君はそっくりだよ、君の親であるのれいぱーにさ。 さっきの庭で、醜いもんをおっ立ててながらまりさに迫っていくところなんて、まさに瓜二つ。 過去に家に侵入してまりさを犯してた、君の親と思わずダブって見えたくらいだよ。 実のところその姿を見たからこそ、君の存在を思い出したくらいさ。 ついさっき親は関係ないとか言っといてなんだけど、やっぱり血は争えないもんだね、 まさか自分の実の親を突然レイプしようとするなんてさ。 (まっ、最もアレは自身の生命の危機に瀕した際に、子孫を残そうとする生命的本能の結果と言えなくもないけど別にそんなこと言わなくてもいいよね♪)」 「あっ、………あああ…あああああああ」 口から言葉にならない声が漏れる。 全身が小刻み震え意味のある発音ができない。 「ああ、ちなみにその君の親のれいぱーありすはその後一ヶ月かけて『生まれてきてごめんなさい!どうか殺して下して下さい』 って言いながら死んでいったからもう会えないや。 ゴメンね。 それと君の親の罪のことなら気にしなくていい。 私は親の罪を子に引き継がせるようなことはしないからね。 だから君は安心して自分の片親が薄汚いクズれいぱーである事実を受け入れればいい」 「あっ、あああああああああああ!ちっちがうううううううううううううう! ありすは!ありすはれいぱーのこなんかじゃないいいいいいいいいいいいいいいい!」 否定の雄叫びを上げる子ありす。 だがその時、子ありすの脳裏に突然何かがフラッシュバックした。 それは、以前見た夢と同じように自身が生まれる前の記憶。 自身が実ゆっくりだったときのおぼろげな記憶。 『ゆぎゃあああああああ!ぼうやべでえええええええ!もうすっきりしたくないいいいいいいいい!』 『ゆほほ!まりさったらまだそんなこといって、つんでれなのね!もえるわあああああ!んほおおおおおおおおおお! すっきりいいいいいいいいいいいいいい!』 『ずっ、ずっきりいいいいいいいい!もっ、もうやだああああああ!もうすっきりも、おちびじゃんもつぐりだぐないいいいいいい!』 『ゆっほっほおおおお!またありすとまりさの、あいのけっしょうがうまれたわあああああああ! それじゃさっそく、むーしゃ!むーしゃ!しあわせえええええええええ!やっぱりとかいはなこういのあとの、 おちびちゃんのあじはかくべつねえええええええ、このこたちも、たべられてよろこんでるわああああああああ! さあ、もういちらうんどいくわよおおおおおおおおおお!んほおおおおおおおおおおおおおおおおお!』 『ゆああああああああああああああ!だずげでええええええええええええええ!やべでえええええええええ! すっすっすっすっきりいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!』 『ゆっふっふうううううううううん!うほほほ!またまりさのひたいから、あいのけっしょうがうまれたわよおおおおおおおおおおお! ゆほ?このくきになってるおちびちゃんは、ほかのことくらべてなんだかありすににて、とってもとかいはねぇ! きめたわ!このこだけはたべずに、とくべつにいかしておきましょう! きっととんでもなく、とかいはなゆっくりになるわよおおおおおおお! さあさあまりさ!ふたりのあいのけっしょうのたんじょうをいわって、すっきりするわよおおおおおおおおお!』 『あっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛もう!もうやべええええええええええええええええ!』 『んほほほおおおおおおおおおおおおおお!まりさ!いいしまりよおおおおおおおおおおおお!かんじてるのねええええええええ! やっぱりとかいはなあいのこういをするには、かいゆっくりがさいこうねえええええ! そのへんの、のられんちゅうじゃはなしにならないわああああああああああ!とかいはなおーらをかんじるわああああああ! かいゆっくりこそ、ありすのあいをうけるにあたいするゆっくりよおおおおおおおお!んほおおおおおおおおおおお! そーれ、すっきり!すっきりいいいいいいいいいいいいいいいい!』 「ゆあああああああああ!そんな!そんなああああああああああああああああああ!」 突如再生される身の毛もよだつ悪夢のような光景。 見るもおぞましい汚物が、飼いゆっくりまりさにのしかかり徹底的に犯し蹂躙している。 そんな本来ならば見覚えのないはずの光景であるにもかかわらず、子ありすは以前見た夢と同じように奇妙な確信を覚えていた。 あの汚物こそが自分の親なのだと。 そしてそれをこの行為を頭上から見ている一匹だけ残された実ゆっくり。 れいぱーありすの気まぐれによってたまたま一匹だけ生かさされた実ゆっくり。 それこそが子ありすなのだと。 「うわあああああああああああああ!いやだああああああああああああああああああ!れいぱーのこだなんてええええええええええ!」 事実を認識し、わけもわからず吼える子ありす。 れいぱーの子。 これはゆっくり界において特別な意味を持つ概念の一つなのである。 ゆっくりとはとにかく自分がゆっくりするために、何かを見下すことに特化した性質を持つナマモノだ。 例えば、誰もが振り返るような美ゆっくりで、さらに狩が上手で、おうち作りも完璧な上級ゆっくりがいたとする。 しかしこの完璧なゆっくりでさえも、お飾りをなくせば一瞬にしてゆっくりのヒエラルキー最下層へと貶められる。 ゆっくりするために自身が努力するよりも、相手の粗探しをして貶めたほうがはるかに簡単だからだ。 これはつまり、何か一つでも欠点があれば他はいくら優れていてもまったく関係がないということを意味する。 そしてこれは子ありすのケースでもそのまま当てはまる。 子ありすの片親は飼いゆっくりだった。 そこまではいい。まあ一応のプラス要素といえるだろう。 だがもう片方の親はれいぱーだったのだ。 れいぱーによるレイプによってできた子は、ゆっくり界の誰からも忌み嫌われる存在。 仮に子ありすがどれほどいい子で、優秀なゆっくりだったとしても、そんなことはまったく意味がない。 それこそ片方の親が飼いゆっくりだったなんて、何のアドバンテージにもならないほどの汚点。 ゆっくり界の最底辺。 みんなから迫害されるためだけに存在しているゆっくり。 それがれいぱーの子の一般的な境遇である。 しかも子ありすは自分の口から散々生まれが全てだと主張してきている。 ゆっくりは生まれが全てで、その地位は絶対に覆らないと。 それはつまり、れいぱーの子である自分はゆっくり界における最下層のゴミクズであり、生涯その地位のままであると宣言していたも同義なのだ。 子ありすが今の今まで自分の優位性として固く信じてき信念は今となってはまったく逆、 一瞬にして自らを貶める呪いへと変貌したのである。 「ああそうそう、それとさ、君はあの群れに住んでいた仮の両親のこと散々バカにしてたけど、 元飼いゆっくりだぞ、君の片親であるぱちゅりーは」 「………ゆへ?」 放心状態子ありすに、追い討ちをかけるように話を続ける女。 「だから飼いゆっくりだよ、飼いゆっくり。 君の仮の両親でもあるぱちゅりーは、君が崇拝している飼いゆっくりだったのさ。 多分銀くらいかな。 粗相をしたんじゃなくて、飼い主の勝手な都合で捨てられたタイプだろうなありゃ。 その他にもあの群れには、捨てられた元飼いゆがちらほらといるんだよ。 ご自慢の『とかいはなおーら』とやらで気がつかなかったのかい?」 「ゆっ………そんな!ばかな………!」 驚愕の事実に再び絶句する子ありす。 「まっ、気づくはずもないか。 君はそもそも、飼いゆっくりってものを根本的に誤解している典型的なゆっくりみたいだからね。 どうせ飼いゆっくりになれば、毎日恵まれた環境でゆっくりし放題、側にいる人間はゆっくりの奴隷か何かだとでも思っていたんだろ。 そして、そんなことはないという話を両親から聞かされても、戯言だと聞き流していた。 生まれも卑しければ、頭も悪いし他ゆんを見る目もまったくない。 どうしようもないクズゆ。 それが君だよ」 「ゆっが!ちがっ…………」 「違わないって。 あれだけ飼いゆっくり飼いゆっくり言ってたくせに、自分の一番近いところにいたゆっくりが、元飼いゆっくりだと気づけないなんてこんな間抜けな話があるかい? とかいはなおーら(笑)だって?ふざけちゃいけない。 所詮君はゆっくりの内面的な良し悪しなんて見ちゃいないんだ。 見ているのは外見的な見栄えだけさ、それこそ親と同じように本能的にレイプしたときに、 どれだけ具合がよさそうかでしか判断してないんだ。 ああ、おぞましいね、卑しいね、ゆっくりの価値は自分がレイプしたいかどうかで決まるってわけだ。 そりゃ人間の手元にいるゆっくりの評価は高いだろうよ。 人間に飼われてるゆっくりは金でも銀でも銅でも、一応見た目だけは同じようにいいからね」 「そんな……ありすは………」 弱々しく唸る子ありす。 もはや何かを言い返す気力はない。 自身の生まれは考えうる最悪のものであると知ってしまったし、 そもそも今まで自身の特別性の根拠であった飼いゆっくりという概念も、形のない虚構であるとわかってしまった。 子ありすは今までまるで意識してなかったが、先程女の言った通り所詮子ありすが飼いゆっくりから感じていたと主張する『とかいはなおーら』などというものは、 パッと見の外見のみで判断したものであり、ゆっくりの内面を感じ取ったものではないのだ。 なんだかんだ偉そうなこと言っといて、結局外面以外は見ていない。 そもそもずっと森に引き持っていてろくに世間を知らない子ありすに、物事の良し悪しを判断する能力があろうずもないのだ。 全ては子ありすの妄想、思い込み、ファンタジー。 能力もなければ、生まれの地位もない、実力もなけりゃ、器もない。 ないないづくしゴミゆっくり。それこそが子ありすの正体だった。 「…………………」 子ありすは黙っている。 違うと否定しなければならないのだが、もはやなにが違うのかすらもうわからない。 何かを言わなければならないのだが、いったいなにを言えばいいのかわかない。 どうしていいのかわからない。 いや、そもそも何のために自分は群れを抜け出し、死ぬほどの苦労してこんなところまで遥々やってきたのだ? 飼いゆっくりになるため? 馬鹿馬鹿しい。 群れにいた両親が言っていたではなか、飼いゆっくりなどろくなものじゃないと。 その通りだった。 こんなゆっくりできない人間の側なんて絶対にお断りだ。 そうだ、そんなことよりも両親だ。 自分の真の両親は、こんな人間と一緒にいるようなくだらないゆっくりなどではない。 そもそも生まれてから今まで一度もしゃべったこともないようなまりさを、真の両親として認識するなんてどうかしていた。 関係ない!断じて自分はここにいた飼いゆっくりまりさや、薄汚いれいぱーなどとは一切関係ないのだ。 あの森で今までずっと一緒に暮らしてきた両親こそ本当の両親なのだ。 そうとも、餡子の繋がりなど取るに足らないくだらないものだ。 今まで一緒に暮らしてきた、ゆっくりとしての絆こそが大切なものなのだ。 よって自分は断じてれいぱーの子などではない! 帰ろう。 あの素晴らしい森のゆっくりプレイスへ。 生まれ育った本当のおうちへと。 自分の居場所はここではないのだ。 「………かえして!」 「はい?」 「かえしてよ!ありすをもりへかえして!もとはといえば、くずにんげんがありすをもりにつれてったんでしょう! だったらくずにんげんには、ありすをまたもりへとおくりかえすぎむがあるわああああああああ!」 「なんなんだ急に? いや、まあ確かに生まれた直後の君を、あの公園にある群れへと預けたのは私だよ。 とりあえず生かしておくことにしたものの、まりさだけでもうざいのにその上れいぱーの子まで家に置くなんて冗談じゃないからね。 あの群れの長に、あまあまと一緒に君を押し付けたのは間違いない。 だけどそれがどうして君を公園へ帰すことに繋がるんだ? そもそも君は公園がいやだったからこそ、真の親を求めてここまで来たんだろ?」 「ゆふん!しんのりょうしん?ふざけないで! ありすのりょうしんは、こうえんにいるあのにひきだけよ! にんげんなかといっしょにいるゆっくりとありすとは、なんのかんけいもないわ! くそにんげんにはわからないだろうけど、だいじなのは、あんこのつながりじゃないの! ゆっくりとしてのきずなのつよさなのよ! りかいしたら、さっさとありすをこうえんにもどしてよ!こんないなかには、もういちびょうだっていたくないわ!」 キッと女を見据え吐き捨てるように言い放つ子ありす。 「………………。 あーなるほどなるほど。 そうか、そういうふうに逃避したってことか。 うん、まあクズゆっくりの思考としては無難なとこかな」 子ありすによる突然の意味不明な発言に対して、女はしばらく腕を組んで何かを思案するような仕草をしていたが、 急に納得がいった風に頷いた。 子ありすは知る由もないがこの時の女は、子ありすがたどった思考の道筋を子ありす以上に正確にトレースし、 その発言にある裏の真意を理解していたのである。 子ありすがたどった思考。 それはつまるところ現実から逃避した上での両親の乗り換えである。 もし仮に子ありすがこのままこの場所にとどまり、飼いゆっくりとして暮らす(そんなことは絶対に不可能なのだが、子ありすの思考ではそこまで及ばない) こととなれば、嫌でもも自分の片親がれいぱーであるという事実を突きつけられ続けることになる。 そんな最悪なことになるくらいならば、いっそのこと本当の両親を切り捨て、今までの一緒に暮らしていた公園での仮の両親を本当の両親ということにして、 自らの汚点を消し去ろうと考えたのだ。 突然ありもしない『ゆっくりとしての絆(笑)』などという新概念を持ち出しきたのはそのためである。 勿論これは、『とかいはなおーら(笑)』とまったく同等に中身のまるでない性質のものと思って間違いないだろう。 結局子ありすにとっては自分都合のいいことが真実であり信念なのだ。 そして自身に都合が悪しと悟れば、即座に実の両親をも切り捨てる。 ある意味どこまでもゆっくりらしいゆっくり。それこそが子ありすだった。 「ふむ。本来ならそんな義理まったくないんだけど、まぁいいか。 そんなに言うのなら私が再びあの公園まで連れて行ってあげよう(それはそれで面白そうだし♪)」 「ゆほ!ほんと!」 「ただし!」 女はスッと目を細める。 「私と君の付き合いはもうこれっきりだ。 今度この付近でそのふざけた面を見かけたら、警告なしで問答無用に踏み潰す。 わかったかな?」 「ゆっくりりかいしたわ! ゆふん!だれがこんなところににどとくるもんですか! たのまれたってごめんだわ!」 当然だという風に頷く子ありす。 実際もう二度とこの場所に来る気はなかった。 忌まわしい事実が眠るこの場所には。 「わかった。 それじゃいこうか。 ああ、そういえば最後に自分の生みの親のまりさに一目あっていかなくていいのか?」 「はぁん!ふざけたこといわないでね! いったでしょう!ありすのりょうしんは、こうえんにいるあのにひきだけよ! それいがいはいないわ! あったこともない、うみのおやなんて、くそくらえよ!」 「さいですか。 それじゃ早速いこうか。 君の真の両親とやらに再び会いにさ」 女はパカリと透明な箱の蓋を開け、子ありすを取り出す。 そして、向かうは近所にある巨大自然公園。 冒険の果てに、ゆっくりとしての絆(笑)に目覚めた子ありすは公園への帰還を決意する。 果たしてその帰還は公園の群れに何をもたらすのか? そして依然として謎の行動の多いこの女の真意とは? 物語の舞台は再び巨大な自然公園へと移り変わるのであった。 後編へ続く