約 6,374 件
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/10635.html
「スマーフだね!」 ペヨことピエール・キュリフォール氏が手掛けたベルギーの漫画『スマーフ』シリーズの主人公達の種族。 なお、スマーフとは個人名ではなく種族全体を指す名前である。 原語版での名前は「Schtroumpf」(シュトロンフ)だが、世界各国では「スマーフ」の名前で定着している。 スマーフの大半はそっくりな顔立ちをした青い肌の男性種族で、深い森の奥にあるスマーフ村に住んでいる。 具体的な特徴としてはちょうどリンゴ3個分の背丈で、丸い大きな鼻を持ち、 短い尻尾を通すための穴を空けた白いズボンに白い帽子と各々を見分けるためのアクセサリーを身に着けている。 歩いたり走ったりする他に、両足で飛び跳ねて移動することもある。 好物は「サルサパリラ」という葉だが、この葉はとても苦く人間の口には合わない。 スマーフの個体はクラムジーをはじめ、スマーフェット(スマーフ唯一の女の子)、パパスマーフ(赤い服を着た白髭の老人)、 ブレイニー(眼鏡をかけた秀才)、レイジー(怠け者)、グラウヂー(気むずかし屋)、グリーティ(食いしん坊)、 バニティ(うぬぼれ屋)、ジョーキー(いたずらっ子)などの人間の各典型を満たすメンバーから構成される。 スマーフは全員100歳であると言われており、通常は100人いる。 また、この数字は新しいスマーフの登場により増加する事もある。 彼らの言語であるスマーフ語の特徴は「スマーフ」という単語を多用する事で、 日常会話ではほとんど理解不能になるレベルで名詞や動詞が「スマーフ」に置換される (例:「すばらしいね!」が冒頭の台詞になるなど)。 悪い魔法使いのガーガメルとその相棒の猫であるアズレールとは敵対している。 (以上、Wikipediaより一部引用・改変) MUGENにおけるスマーフ ターザンやアトム等の名キャラクターを数多く製作しているBrucewayne74氏によるキャラが存在する。 現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」の他、 コンプゲー『Dynamic Super Robot Wars - THE GAME』で知られるGIANNI from PARTINICO氏のサイトで代理公開されている。 ドットは1994年に発売された日本未発売のゲームのものを使用し、 通常技のモーションを描き足すなどして格ゲーキャラに落とし込んでいる。 操作方法は6ボタン方式で、リンゴやスマーフベリー、人食い花の投擲、ツタでのターザンロープ、 トロッコに乗っての突進など、原作を意識した技や演出が一通り揃っている他、 前述の仲間達やガーガメルとアズレールなどをストライカーとして召喚する事も出来る。 紹介動画 出場大会 「[大会] [スマーフ]」をタグに含むページは1つもありません。
https://w.atwiki.jp/midkiseki/pages/156.html
▼タグ一覧 カーネーション(青)の花言葉=永遠の幸福 コンガラ タタリ種 ヴンダーレンジャー 国主 奇跡獣士 師匠 母親 緑髪 薨 ☆ミマ・アナベラル 「心配するんじゃあないよ、カナ、魔理沙。私はいつでもここにいるよ…」 「まったく、出来の悪い弟子を持つと苦労するよ…」 ヴィオラ・シンキと並ぶミラクルアース三大巨頭の一人。コンガラ共和国二代目国主。 先代国主との間に血のつながりは無く、先代国主コンガラ・ドゥジーが遺した愛剣『星幽剣』を台座から偶然引っこ抜いてしまったため国主に抜擢される。 緑のロングヘアーに、青い三角帽と青いマントが特徴で、手に背丈ほどもある三日月形の飾り付きの杖を持っている。ロングスカートで隠しているがその下の両脚はもや状になっていて実体が無い。そのためわずかに浮遊して移動する。 年齢不詳。タタリ種の奇跡獣士だが源となる感情が何かは不明。性格は姉御系。 何十年か前、コンガラの国主の座に着く前からこっそりミラクルアースからこっち側に出入りしていて、 幻想町の一般人との間にカナ・アナベラルという名の娘が一人いる。(彼女は現在幻想町で暮らしている。) 幼少時の魔理沙も彼女とよく遊んで貰っていて、現在の魔理沙には彼女の影響が少しある。 現在カナと離れて暮らしている理由は、ヴィオラの仕組んだ計略によるもの。 以前はよく幻想町とミラクルアースを行ったり来たりしていたが、それができなくなり現在娘とは離れ離れになってしまった。 かろうじて水晶玉越しの通話で幻想町のカナと連絡は取れている。 10年前、カナと「私も向こうの世界に行ってみたい」と言った魔理沙を連れて 世界観に開いたゲートを通行中、なにものかによってゲートを遮断される ミラクルパワーを振り絞って魔理沙とカナを幻想町に送り返し、自らもミラクルアースに戻るが、両脚とミラクルパワーの約半分を失い弱体化する (それでもヴィオラ、シンキ以外なら一対一で勝てる者は現在のミラクルアースにはいない。なお、この時離散したミラクルパワーを核に彗星が一つ生まれたらしい…) 魔理沙にミラクルパワーを与えて奇跡獣人ウィザーグローに変身できるようにし、 ミラクルパワーが一時的に復活する謎の錠剤を預け援護する。 ミラクルアイの一員、ポルター・ワゾーになったカナの事も応援しており、水晶玉を通じて作戦を伝えたりすることも。 更に華扇にも協力を仰ぎ、ヴンダーレンジャーを組織した。 ”全盛期の力を取り戻し、ミラクルアースを変革する”のを目的としているようだが…
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/275.html
798 名前: 言峰士郎-4 (eYkk4Fu6) [sage] 投稿日: 2004/12/05(日) 23 07 ―――――ええっと。 「魔術師殿?」 声は少し高くて細くて可愛いから女性のモノだろう。 ――――――――――――――女性? 「どうかしたのか、魔術師殿?」 華奢で長身痩躯っても背丈は140cmくらいだから、単純に考えて14~6歳くらいだから少女だな。 ――――――――――――――少女? 「魔術師殿ー」 つまり、以上のことから導き出せる結論は、目の前のサーヴァントは女の子であると。 ―――――――――――――女の子? 「まーじゅーつーしーどーのー」 ―――――なんだ、この『実はアーサー王は女の子で、魔術師の争いに巻きこまれた少年と共に戦っていく』みたいな展開は。 「むー……」 溜息を吐く。 いや、まあ、それは良い。 目の前の存在はサーヴァントなのだろうから、だからきっとそうだ、そうだと思う。 さて、問題はこれからどうするか、なのだが――――― 「………魔術師殿?」 「うわあっ!」 目の前一杯に白い仮面が迫って、俺は驚いて飛び下がった。 「お、驚かすなよ……えーっと――ハサン、で良いのか?」 「驚かしたかったわけではなく、魔術師殿が返事をしてくれなかっただけなのだが……。 その通り、私はハサンと呼ばれる代行者の1人だ、魔術師殿」 ―――なるほど、親父の言葉に嘘は皆無だったのか。 今度マーボでも作ってやろう。 「っと、それじゃハサン」 彼――じゃなくて、彼女に向かって手を差し出す。 「―――――?」 「?、じゃなくて……手」 少しだけ考えたのか、間があって――小さい左手が差し出された。 それを軽く握って、上下に振る。 「――ま、魔術師殿?」 上下に振る。 「こ、これは――」 「これは――って握手」 困ったような様子で見上げられても、振る。 「握手って―――」 「つまりは、『今後ともヨロシク』というわけだから、気にするな」 で、ひとしきり振ってから手を離す。 さて、コレからどうしようか。 1.マスターを探しに影絵の街へ飛び出そう! 2.とりあえず寝ようか、コトミーに報告なんかしなくて良いし 3.その魔術師殿って呼び方なんだが――代行者殿にできないか? 4.その魔術師殿って呼び方なんだが――シロウ殿にできないか? 5.その魔術師殿って呼び方なんだが――ご主人様にできないか? 投票結果 1 0 2 3 3 5 決定 4 0 5 1
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1645.html
「そうそう、その調子だよハニー。 その感触を忘れずに次のステップだ」 「あっ、ダメ…溢しちゃうわリチャード」 「落ち着いて。そっと優しく、優しく指で撫でてごらん。 ハニーなら出来るはずさ」 「あっ、ぴくんって動いたわ。こうすれば良いのね。 リチャードは何でも知っているのね」 「ハニー、リチャードではなくてダーリンと呼んではくれないのかい?」 「もぅ、恥ずかしいわ。二人だけなら良いけど… 今は“この子”が見てるわ」 ベルマの豊満な胸に抱かれ、満面の笑みで哺乳瓶から鳥乳を吸い飲む狗人の赤子。 「まっぎらわしいねん!オラーー!」 ぷっくりとした唇と普段は青の顔を真っ赤にした鱗人。両手の鰭を上下から勢いよく交錯させる。 軽やかな破裂音の後に、陽光を虹に屈折させた薄い霧がリチャードとベルマを覆った。 「サクラコ、涼しいけれどもやりすぎるとこの子の髭に障るわ」 ディセト・カリマの工事就労者の家族、子供を労働時間中に預かる“館の保育” その評判は児童預かりが始まって数日の間に、就労者の間から街の市場や酒場などから口伝いで広がった 工事人以外でも労働時間中の子供の扱いに難儀している層は思ったよりも多く、 時々子供連れが娼館にやって来ては保育できないかと打診してくるようになった 「ふぇふぇ、まさかここまで上手くいくとは想いもしなかったのぅ」 「どうします? 夕方までの預かりサービスとして本格的に始めてみます?」 相変わらず子供に纏わりつかれて息を荒くするアンダーバに、 子供を二人づつ腕にぶら下げ持上げる美織が提案する。 「昼間空いている館で商売が出来るのは願っても無い話なんじゃがのぅ… ほれ!耳と鼻は掴むでないと言っとろうが!」 「当面の問題は子供の相手に体力と精神力がごっそり削られるってことかねぇ。 種族は違っても“女”なら、その内慣れると思うんだけども。さてはて」 「トゥーロすごいー!」 「すっげーな、トロ子!」 「たかいたかい」 子供達に囲まれる小さな蟷螂の子は、小さな鎌を器用に細かく振りながら大小様々な積み木を立てていく。 自分の背丈と同じ位に詰み上がると、達成感を表すかのように広い額を拭った。 周囲から贈られる歓声と拍手に少しばかりもじもじして応えるトゥーロ。 「凄いねィ君。私と一緒に向こうで遊ばないかい?」 子供の壁から、ぬっと伸びる蟲人の腕。 腕の元は見えないが、小さな子供の大きさの腕だが明らかに他の子供とは違う“異質”を放っていた。 只、その“異質”に気が付いたのが ── 「!!」 囲む子らに一切触れず、自身の喉元に迫る腕だけを縦に裂いた。 「躊躇いの無い一撃ィ! まだまだ成長過程にして“その心”の在り様!是非とも解剖(バラ)して覗きたいねィ!」 割れた腕から弾ける紫の体液に、怯えた子らが泣き出す。 慌てて駆け寄ってきた娼婦達が子供をあやす中、ブレアが割れた腕の主を掴み上げた。 「ネビオラ、ここはふざけるには相応しくない場所だ。 子らが泣いてしまったではないか」 「アッヒャッヒャ。全面的に私が悪いから、その蟷螂の子を責めないで欲しいねィ」 他の子供達と背丈の変わらぬ蜘蛛人の子供。 しかしその顔に湛える笑みは邪悪さを漂わせる。 「私はネビオラ。君さえ良ければ何時でも私の研究所、“阿片窟”に来ると良い。大歓迎するねィ」 着地し割れた腕を無造作に間接から外し落とすと、残った片方の腕で握手を求めたが、 トゥーロがそれに応じる訳も無く、一層邪悪な笑みを浮かべて一歩二歩退いた。 「ブレア、この蟲人の子はどこで手に入れたんだィ?」 「娼館を何だと思っているんだ。お前の価値観と重ねるな。 その子は預かっているだけだ。 それよりも、何だその姿は。子供の体になってもお前の強烈な“匂い”は消えないぞ」 片腕が無いでも呆気羅漢と何を今更と、がちがち歯を打ち鳴らし邪悪笑う。 「それにしても見たこともない心を持っているねィ。 あの子の親は蟲人なの ── ずどんっっ!! ぶちっ 放物線を描いて飛んできた巨大な袋は見事にネビオラを押し潰した。 周囲にいた子供達は、素早くブレアやスフリ、ベルマ達が抱えて避難させた。 「ちょっと出てるうちに賑やかになっているんだナ! それはお土産の冬山の氷岩だナ!」 大人もすっぽり入ろうかという硬布袋。 はらりと解けると、中からひんやりと冷気を漂わせる青白い岩が出てきた。 直ぐに人だかりができた足元の布がもそもそと盛り上がり進み、端から何か小さい物が飛び出し扉から外へ消えた。 「クラァー!ロタルカ!物をほるなら人のいないとこにしろ! 非常識にも程があるねィ!」 代わって扉からぼろぼろの白衣を乱暴に着こなす蜘蛛人の成人体が入ってくる。 そのまま他の従業員と話しているロタルカを指差してズンズン進んでくる。 「非常識の塊が何を言うか」 「お?予備に乗り換えたナ?ネビーは用意が良いんだナ」 「ダークエルフの危機感には前から一言言いたかったんだねィ! そもそもお前ら ── ずどんっっ!! ぶちっ 『挨拶は済んだか? 我はもう少ししたら町外れに向かうぞ』 入り口として見れば巨大の部類に入る娼館の正面扉から巨大な獣の手が入ってきた。 手が入るので精一杯なのか、顔は外から覗くようにして狼が低く唸る。 手元には紫の体液が飛び散っており、はみ出た蜘蛛人の四肢がびくんびくんと痙攣している。 直ぐにカサカサと何かが這い出して獣の脇下を潜り、外へ飛び出した。 「もうスペアが無いから帰る。 この夫婦は苦手だねィ」 「おっきなおおかみだー!はじめてみるー!」 「もっふもふー」 「あっ!ちいさいおおかみもいるー」 「「「わおーん わふっ」」」 一斉に外へ飛び出す子供達に囲まれ揉まれる子狼達と、腕に脚に背に昇られる大狼。 『む、何だこれは? むむ!息子達よ、撫でられたくらいで腑抜けた顔をするな!』 「館で預かっている子なんだナ」 全方位からのおさわり攻撃に獣の威厳も打破され、お手上げのポーズでなすがままに受け入れている子狼達。 『む、館に残した息子は何処へ行った?』 「スフリー、クロアシとシロッポはどこにいるんだナ?」 人混みの中で誰にも触れることなくネビオラが捨て去った躯と飛び散った体液を掃除しているスフリに尋ねる。 「あの二頭は預かり初日にもみくちゃにされて以来、館には来ていない。 夕方になると庭に戻ってくるぞ」 『何とも情けない…帰ってきて早々だが鍛え直さなければならんな。 えぇい!纏わり付くな! 後、リチャードはロタルカに近寄るな、もっと離れんと食い潰すぞ』 大狼が砂を巻き上げ立ち上がると、子供達がぼろぼろと振り落とされる。 「おおっと、急に立ち上がったら…」 「乱暴してはダメよ、ダナン。この子達は“お客様”なのだから」 風が流れる様に落下する子達を優しく受け止めたベルマ。 「じゃあロタルカ達は町外れに行くんだナ。 また明日なんだナ」 ロタルカは頭上で六人ほどまとめて受け止めた子供を降ろすと口笛を吹く。 それを聞いてもみくちゃにされている子狼達も駆け寄ってくる。 『走るぞ。遅れるな』 伸びる大通りを揺らしながら大狼が駆け去っていく後ろを、大斧を担いだロタルカがバック走で手を振りながら、 その後を子狼達が一生懸命離されない様に追走していく。 陽は傾きかけていた。 「すごい狼でしたね…」 「ん?あんた知らないのか? 砂漠の薔薇のダークエルフと大狼夫妻と言えば傭兵ギルド界隈じゃ結構有名だぞ」 娼館に向かう労働者の中で呆気にとられている背丈の大きな人間の腰を、荷蟲獣の指揮役に従事している蟲人が叩く。 「あの娼館自体が“知ってる”連中なら手を出そうとは思わない“問題有り”の巣窟だからな。 おまけに側には街の下に張り巡らせた穴ぐらで何をやっているのか分からん得体の知れない“藪医者”が阿片窟を構えている」 「オアシスの街を守る一級品の安全と規格外の危険ですか」 「そうさ。悪事さえしなければ住むも働くもよしってことさ」 そう言いながらカナヘビは、見えてきた娼館の扉を指差す。 大きな買い物で路銀が尽きたために工事現場で働いている。 「今日もありがとうございました。 同じ年頃の子と一緒にいられるのは大切ですよね」 「ふふ、言葉は無くても子供同士は通じ合うものなのよ。 ほら、お迎えよ」 走ってくるトゥーロはそのまましゃがむ男の肩によじ登ると、ちょこんと座る。 他の子供達も続々と迎えに来た者と家路につく。 「お疲れ様、ハニー。夕方からの仕事の前に休憩にするかい?」 「ダーリン、私…」 「ん?何だい?」 「ますます“予行演習”じゃなくて“本当”が欲しくなったわ」 「今晩は、覚悟を決めて準備しておくよ」 この後、従業員の負担と分担を踏まえて曜日や時間帯を整理した児童預かりが 仮ではあるが娼館“砂漠の薔薇”で始まることになる 無邪気な子共達に振り回される面々は、館の新しい名物になった 児童預かりのおまけでした ネビオラはスラヴィアンよりもしぶといです 賑やかで和気藹藹とした雰囲気が大家族のようなディセトの面々。イレゲワールドにおいて限りなく「悪」の側面が強いネビオラもやや毒気がが -- (名無しさん) 2013-09-29 21 13 17 抜かれてるみたいで面白い、って途中で送信しちゃった -- (名無しさん) 2013-09-29 21 14 24 読んでみると平和そのものなんだけどネビオラが見せる危うさが引っかかる。潰されてたけど -- (とっしー) 2013-10-03 23 26 25 和むー。色んな種族が同じ場所でってのがいい。喋れないトゥーロの仕草も思わず目に浮かんで可愛い -- (とっしー) 2013-10-07 21 02 52 ベルマ&リチャード夫妻ったら甘ーい! -- (名無しさん) 2013-10-08 23 15 54 労働者とその子と保育を並べて異世界でサービス業は面白いね -- (名無しさん) 2013-10-27 13 59 26 和むー。憎まれ役とギャグの受身までこなすネビオラが愉快 -- (名無しさん) 2014-04-17 23 34 02 とても賑やかで種族多様な娼館保育園は微笑ましいですね。母性や興味や色々な感情が混ざり合う中でも全くブレないネビオラの体を張った邪悪キャラっぷりに合掌です -- (名無しさん) 2017-07-09 20 29 10 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/mcstory/pages/126.html
淡く 身辺で行き交う あきつ震えてる わらしべの空 背丈ほどある稲かき分け 待ち合わせて 二人だけの場所さ ゆらゆら 照れ笑う二人なでる 金の散るは ひゅうるり ひゅるり 風とかけっこさ 愛して 愛されて 明日見え隠れ からたちの棘 指切り あをあを 両手でげんまん きれいなお花が咲くころ 「お迎えにいくさ」 「ずっとまってる」 愛して 愛されて 光見え隠れ 枯るるもの また 青むもの 日のしずけさを待ち 踊ってる 果てで思いをり 淡く身近で飛び交っている とんぼが震えている 藁のなかから覗く空で 背丈ほどある稲かき分け 待ち合わせて 二人だけの場所さ ゆらゆら 照れ笑う二人をなでる 金色の稲穂が散っているよ ひゅうるり ひゅるり 風とかけっこさ 愛して 愛されて 明日見え隠れ からたちの棘で指を切ってしまい 心配して掴んだ両手で そのまま指切りげんまん からたちの草はまだ青々しい このからたちがきれいなお花を咲かせるころ 男の子が言う「お迎えにいくさ」 女の子が言う「ずっとまってる」 愛して 愛されて 光見え隠れ 枯れるもの また 青むもの 日のしずけさを待ち 踊ってる 彼方で思いながら待っている 【解釈】 ■あきつ……トンボのこと。日本島のことを昔は秋津(あきつ)島と呼んだというのは、はけっこう有名な話。 ■わらしべ……藁の芯の部分。「藁稭」と記す。「稭」を検索してみると、中日辞書で「脱穀した後の作物の茎」とあったことから、おそらく脱穀した稲(米)の残りの使わない部分だと思われる。物々交換で高価なものを手に入れた「わらしべ長者」はかなり有名で、ゲームなどのサブイベントで使われることもある。SFC(スーファミ)の「がんばれゴエモン3~獅子重禄兵衛のからくり卍固め~」ではわらしべイベントというものがあり(当時の子供には、わらしべという言葉はやはり馴染みがなく、「わらしべイベント」という言葉をどこで区切るのかわからず、「わらし」「べイベ」「ント」と区切った子供も少なくないはず。決して俺のことではないが)、またPS2の「龍が如く2」でも「わらしべ伝説」という一連のサブイベントがある。 ■金……稲穂のことかと思われる。特に「金(キン)」という言葉にそういう意味があるわけではないが、稲穂や麦穂がたくさんある様子を「金色」と比喩するケースはときおりある(2012年夏の現在で50歳のイギリスの歌手Stingが「Fields of Gold」で、一面の大麦がある表現をgoldとしている)。 ■指切り……からたちの棘(トゲ)で「指を切る」ということと、「指切りげんまん」の掛詞であると思われる。 ■あをあを……「を」は歴史的仮名遣いで、単に「青々」という意味であると思われる。 ■「お迎えにいくさ」「ずっとまってる」……性別の描写はないが、勝手な推測で前者を男の子、後者を女の子と解釈した。Google日本語入力で「おとこのこ」を漢字変換すると「男の娘」が出てきてしまうのが悲しい。 ■青む……基本的には、「青い」の動詞形で、「青くなる」という程度の意味。拡大解釈して、「草木が青くなる(成長する)」や「顔が青くなる(青ざめる)」などの意味もある。ここでは「枯るる(枯れる)」の対義語として、「成長する」の意味をとっていると推測できる。 ■思いをり……「を」はまたも歴史的仮名遣いで、漢字表記すると「思い居り」だと思われる。 あさきの曲のなかでは、かなり感覚的にわかりやすい歌。 特別な解釈なしでも、たいていの人はなんとなく理解しているのかもしれない。 今回の歌は、「稲」というのがある程度のキーワードになっている様子で、 「あきつ」は、とんぼが飛び交っているような稲田を示すのに繋がっているし、 「わらしべ」は、稲(や麦)の茎そのものを表しているし、 「金」も、解釈次第ではたわわに実った穀物を表現していると捉えられる。 他の歌では「月」や「湖(水面)」などが何度か出てきたが、 穀物というのはあまりなかったんじゃないだろうか。 まず一連。 淡く 身辺で行き交う あきつ震えてる わらしべの空 「行き交う」が「あきつ」に直接かかるのかはわからないが、主語が直接示されていないことから、「あきつが行き交う」という風にかかっていて、「誰かが行き交う」という意味ではないと推測できる。 身辺は「シンペン」ではなく「みほとり」と歌っているようで、「ほとり」は「近く」を意味する言葉で、漢字表記から「体のそば」というくらいの意味だと察する。 「わらしべ」は穀物の干した茎であるようなので、情報は少ないが、おそらく実った穀物の田や畑のなかから、その行き交うあきつを眺めているものだと考えられる。 二連。 背丈ほどある稲かき分け 待ち合わせて 二人だけの場所さ 特に注釈は必要ない。 あるとすれば一連で登場した「わらしべ」が、ここで「稲」である可能性がぐっと高くなったことぐらいか。 また「二人」とあるが、あさきのことだからおそらく男女のことだと推測できる。「二人だけの場所」とは、おそらく稲田のなかの場所のことか。 三連。 ゆらゆら 照れ笑う二人なでる 金の散るは ひゅうるり ひゅるり 風とかけっこさ 「ゆらゆら」は「金の散る」に繋がるものであり、「二人なでる」は「二人がなでる」ではなく「二人をなでる」であり、そのなでているのはやはり「金」であると考えられる。また「散る」という特質をもっている「金」なので、稲穂ないし稲田と解釈して、稲穂がゆらゆら揺れて、照れ笑う二人をなでて、そして散っている、と見なすことができる。 「金の散るは」については、goo辞書の「は」の項にて「(文末にあって)感動・詠嘆を表す。…ことよ。…だなあ。…よ。」との意味が示されている。つまりここでの「は」とは、「私は」「あなたは」「彼は」などの主語の後に続く助詞ではなく、詠嘆の意味である可能性がある。もちろん主語の後につく助詞の「は」である可能性も否定はできないが、そう考えてしまうと合点できる解釈がなかなか浮かばない。 四連 愛して 愛されて 明日見え隠れ ここも注釈はあまりいらない。 好き合っている二人が仲睦まじく過ごしていくなかで、未来が見えたり見えなかったり、ぐらいに考えられる。 五連、サビ。 からたちの棘 指切り あをあを 両手でげんまん きれいなお花が咲くころ 「お迎えにいくさ」 「ずっとまってる」 「からたち」は植物で、枝にトゲがあり、小さな実ができるが食べられない。不法侵入者がはいってこないように家の生垣などに使っていたらしい。天野月子の歌で「枳」という、同じくからたちを題にしたものがある。 「指切り」は上でも述べたが、トゲで「指を切った」という出来事と「指切りげんまん」の掛詞であると見なせる。これ自体は、「げんまん」という言葉が後にあることと、前に棘という言葉があることから推測は難しくない。難しいのは、「あをあを」と「『両手で』げんまん」の箇所。 「あをあを」は前出のように、「青々」の歴史的仮名遣いだろうけれど、やはり「指切り」の直後に来ることがやや不自然。棘で指を切れば、血が出て赤いので「青々」とは対称的になる。だからと「棘で指を切る」というのが誤りだったと見ることもできるが、ここは対称的なのが既に意図されたもので、赤と青(緑)の対比で鮮明に浮き立たせたかったという解釈もできる。しかしそもそも「血(の赤)」というのが推測から出たもので、歌詞のなかに登場しないものなので、信憑性にはいささか欠ける。また突飛に「血が青」と考えるのも、荒唐無稽。あさきはギャグはやるが、SFのようなものはほとんどしていない(「こたつとみかん」や)。 「両手で」は、言葉のとおり両手で(指切り)げんまんをしたということだろうけれど、やはり小指を繋ぐのが一般的な指切りげんまんだと思うので、男の子と女の子が両手を繋いで指切りをしているという解釈になる。実際のところ俺には「両手」というのに特別な意味があるのかわからない。ただ「棘で指を切った」という出来事と絡めて、血が出た指を心配して両手で掴んだ様子を、「両手でげんまん」と表したのかもしれない(または、そうして心配した後に、両手でげんまんをしたのかもしれない)。 「きれいなお花が咲くころ」は、花が特別どの種の植物であるか指定されていないことから、「からたち」であると推測できる。俺は見たことがないのだけど、実際からたちは白い5弁(花びらが5枚)の花を咲かせるらしい。花期はwikipediaによると春。稲穂が実っていることから現在が秋だとして、からたちの花が咲く春ころに「お迎えにいくさ」と約束をしている。 六連 愛して 愛されて 光見え隠れ 四連とほぼ同じ。未来だけではなく、光すなわち希望も見えたり見えなかったり、ということか。 七連 枯るるもの また 青むもの 日のしずけさを待ち 踊ってる 「枯るる」は古語的な用法で、今の使い方に直すと「枯れる」。「枯れる」と「青む」すなわち「成長する」との対比であると見なせる。また前出のからたちの花が咲くころに、と交わした約束があるが、「枯るるもの」が果たして花を結んでから枯れるのか、「青むもの」が花を結んでから枯れるのか、これもハッキリとしない。いずれにせよ、枯れる稲穂も青む稲穂も、「日のしずけさを待ち 踊ってる」。 八連。最終。 果てで思いをり 「果て」がなにを指すのか、これもハッキリとしない。簡単に考えれば、「この世の果て」「幸せの果て」など思いつくものはあるが、あまりいい意味のものではない可能性は高い。 「思いをり」は「をり」を「居り」と見なして、「思いながら居る」と解釈できる。また恋人に思いを馳せることなどを現代では「想う」と表記することがあるが、ここでの「思い」もそう遠くないものだと思える。 「赤い鈴」では女の子は男の帰りを待つことに耐え切れず首を括ったが、この歌では帰らない人を待っている様子。
https://w.atwiki.jp/m3duskuma/pages/31.html
この島にもいつの間にと思う程、静かに春がやって来て、そして、来たかと思った途端、一気に暖かな風を吹きこんで あっという間にテリの森を明るい緑に染め上げてしまった。 ドラゴンの大きな力は、この地全てに力を与え、けれど、その大きさ故に、目覚めてからは人のいる島にはいられず 去っていくと、大気は以前よりも濃く、空は一層青くなった気もするし、テリの森は、大火災の傷跡が癒えるどころか いつの間にか、前よりも大きくて豊かな森になった気がしている。 全ては元に戻ったというよりは、新しい何かになった。そう思う。 そして、俺ですらこんな風に感じられるのだから、クマトラは尚更そうなんだろう。 自然の多い場所にいると、持って生まれた力がそう感じさせるのか、彼女は時々そこかしこを見ては、嬉しそうな顔や、 時々こっちがびっくりするほどの優しい顔を見せていたりもする。 きっと、ドラゴンの力がもたらしていったこの変化を、俺よりも遥かに鮮明に感じているからだろう。 だから、そういうものに嫉妬しても仕方がない・・・そう思ってはいるんだけれど、 (・・・・・・・・・。) どうも、隣に座っていても、心は森にとられた気がして、俺は思わず彼女の手をとってみせた。 「んっ?ああ、悪ぃ。何だ?」 白や桃色の花々が咲くものや、新芽を見せる木々から目を戻すと、いつもの明るい笑みをみせた。 「そろそろ、行くか。」 「ん。そうだな。」 イノリバの外には、皆の為にと、どこからでも座れるようにと、正方形の白くて大きなベンチがある。 多くは、森に入る者達の休憩所や、子供達の遊び場になったりしているが、俺達がここに着いた時は、そこに誰も居らず、 ぽかぽかとした日差しだけが、辺りを穏やかに照らしていた。 「あ、ちょっとまて。」 腰を上げた俺を呼び止めると、クマトラはさっきまで座っていたそこに、いきなり飛び乗って立ってみせた。 そして、俺がどうしたと聞く前に、自分の前に立てと、手招きで促してきた。 「?」 すっと伸びてきた指が、俺の頭に軽く触れた。 「・・・花びらだ。」 付いてたぞと、取ったばかりの小さく薄い花びらを見せながら笑う。 森を歩いていた間、どこかから風に乗ってきたそれに、全く気付かずにいたんだろう。 そうか、ありがとう。と礼を言い、自分でももう無いかを手で払いながら確かめる。 大丈夫みたいだ。 だけど、クマトラが、まだそのまま俺を見ているのに気がついた。 「何だ?」 目が合うと、おかしそうに笑う。 「お前って本当に背高いんだな・・・って思ってた。」 日差しに目を細めながら、何を今更?と聞くと、 「だって、オレがここに乗っててもそんなに違わねーんだもん。」 自分の頭と俺の頭を手のひらで交互に触れ、実感したんだと、背丈を測ってみせる。 確かに、目線は少しだけクマトラが上、俺の背丈を僅かに彼女が追い抜いているといった感じだから、彼女が靴を脱いでいたら、 ちょうど同じ位になっていたかもしれない。 「クマトラが小さいだけなんじゃないのか?」 「違うよ。チチブーじゃオレ、けっこう背は高かった方なんだぞ。」 そりゃ少しはヒールのおかげもあるけどさ・・・と、彼女は少し口を尖らせた。 「・・・・・・そうだったか?」 「そうだよ。なんだよーもう覚えてないのか?」 クマトラが少し呆れた風に覗き込んできたので、いや、なにしろ“うっふん”の印象のが強いから。と言ってみせたら、 そこは忘れてろっ!と額を指でドスドス突付かれた。 ・・・痛い。 「ん。」 と、俺に額を撫でるヒマも与えず、クマトラは両腕を広げて伸ばしてきた。 「・・・おろせってか。」 自分で乗ったんだから、自分で降りられるじゃないか。 口ではそう言いながらも、遠慮なくその甘えを受け取る事にする。 「早くしろよ。」 「はいはい。」 ひょいと軽く持ち上げた。 「あ、ダスター、ソレ何だ?」 と、クマトラが何かを見つけた風に、突然目線を下に向けた。 「ん?何だ?」 俺も思わずそれにつられて目線を下に落とす。 だけど、 「わっ!」 思わず口から飛び出したのは自分の声。 驚いて目線を向けたのは、目の前の― 「・・・く、クマトラ?」 「いつもの、お返しだよ。」 両手は今、はははと笑ってるクマトラを抱えて塞がっているから、なぞる事も出来ないけれど、 触れたのはたぶんじゃなくて、確実に 「お前ばっかり、額にキスはずるいだろ。」 額に触れたばかりの唇が、ニヤリとした形を作る。 「ずるいって・・・いや、それは―」 この背丈の差があるせいで、どうしても最初がそうなるというか・・・いや、何言わせるんだ。何を。 「とにかく。お返しな。」 そんな風に、上手くいったといわんばかりの、ずいぶんと楽しそうな笑顔を向けらてしまえば、 俺は、そうか、と返すしかなかった。 「あ!クマトラ、あれは何だっ?」 俺がふっと動かした目線は村の道、まるで誰かが来たみたいな顔をする。 クマトラも一瞬つられて振り向くが、残念、そこに誰かがいる筈なんかなく・・・ 「!!! って、まさかお前っ!」 だけど、もう遅い。 騙し返されたと気づいて慌て、身をよじろうとするよりも、俺の方が先にクマトラの頬を捉えていた。 「・・・!!」 「お返しだ。」 上手くいって、俺も笑みを見せる。 頬はいつもクマトラが先だったからな。そう言うと、彼女は一瞬びっくりした後、大袈裟に肩をすくめてみせた。 「アホか。それはお前の背がありすぎるから自然―・・・って!!!」 何言わすんだ、このやろー!と、今度は額にグーがゴスゴスと飛んできた。 思わず痛い痛いとウロウロしても、それから逃れられる筈もない。 ・・・両手が塞がっている分、やっぱり俺の方が不利だよな、これ。 「どうでもいいけど、早く降ろせよ。」 クマトラの声に、ああ、そうだったなと、俺が屈みかけたその時だった― 「うわぁ!?」 この叫び声も俺の声。 そして、目の前には― ――――― 「クマトラーー」 「よ、よう。リュカ。どうしたんだ?」 手を上げて迎えたクマトラの所まで、軽快に走ってきて足を止める。 少し乱れた息を整えながら、リュカが笑みを見せた。 「うん。今日はね、アンジーがパンを沢山分けてくれるっていうから、僕、野イチゴのジャムを作ろうと思ってさ。」 軽く後を振り返った視線の先には、村の道、ゆったりと追いついてくる父親のフリントと、 “ワンワン!” 嬉しそうに尾を振ってかけて来るボニーの姿があった。 「急だったけど、天気もいいから、羊さんに留守番してもらって、これから皆で野イチゴ狩りなんだ。」 「へえー。そっか、もう野イチゴの季節だっけ。」 オレも採って来ればよかったかな・・・どうせ、山を通って下りてきたんだし。と、クマトラは笑った。 「・・・ところでさ」 リュカがある方に不思議そうな目を向けた。 「んー?」 「ダスター、何やってんの?」 「ん?ああ、アイツか?」 彼らの目線の先には大きくて太い木が1本。 そして、そこには― 「・・・・・・・・・。」 「ああやって木にぶつかって、木の実を落とそうとしてんだよ。」 「え。でも、今花しか咲いてないよね、あの木・・・??」 「う、うん・・・そーなんだけどさ・・・その・・・・・・さ」 「?」 あいつ、アホだから・・・。 何故だか口ごもるクマトラと、首をひねるリュカ。 「リュカ。」 と、追いついてきたフリントが、大きな手を彼の肩に置いた。 「ここは、あまり詮索しない事だ。」 リュカとクマトラ、それぞれにニコリと笑ってみせると、そのまま、今度はフリントが先を歩いて行ってしまう。 「?・・・・・・ま、いいや。それじゃ、またね。」 上手く出来たら、お裾分けに行くから。と、 “ワンワン” (またねー。) それぞれ尾や手を振りながら、リュカ達は父親の後を追って、駆け出した。 「おー、またなー。」 イノリバの向こう、彼らの姿が森に入って見えなくなるまで、その姿を見送ってクマトラは目を細めた。 旅をしている時とはまた違う、リュカの顔の明るさに。 あの頃に時々あった、無理をしてでも明るく振舞うという感じではない、ごく自然なその顔に。 一緒に暮らしてはいても、離れ気味だった父親との距離も時間も今はすっかり埋まり、世界が生まれ変わった時の様な 大きなものではないけれど、穏やかで前には無かった空気が彼を包んでいる。 それが、なんだか嬉しくて。 「さーて、行くかっ。」 くるりと体をむけて、クマトラは軽く眉をひそめた。 「・・・・・・・・・。」 ダスターは未だ木に張り付いたままだったからだ。 「おい、ダスター。何やってんだよ、お前…。」 「・・・・・・・・・。」 もそもそと動き出し、無言で振り向く。 クマトラが急に突き飛ばしたからこうなったんだろう・・・と拗ねて言いたげに。 「あー・・・悪かったって。」 誰かが来てるなんて、思わなかったから驚いたんだよ。と小さく身をすくめるが、 「ホラ、とにかく、行こうぜ。早く来ないと置いてくぞー。」 クマトラはスタスタと歩き出した。 ダスターはまだ木にもたれかかったままだった。 ・・・いや、今から向かうのは俺の家です、ヒメ。 ・・・置いていくぞとかそういうのはおかしいと思うのですが?ヒメ。 ・・・・・・。 ・・・容赦ないですな、ヒメ。 それらを言いかけて、しかし、すぐに彼は全部飲み込んでしまった。 その目線の先には、ついて来ない彼を心配したのか、立ち止まったクマトラ。そして― 「なんだよ?」 「いや・・・・・・いいのか?」 「ま、次に誰かとすれ違うまでだけ、な。」 ・・・少し照れながらも、つなぐか?と、差し伸べられた手を取る為に、ダスターは走り出した。 ◆終
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/1010.html
学習机(がくしゅうづくえ) ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている家具。 末は博士か大臣か。勉強する子供を見るたび、親の期待は膨らみます。机は、勉強するばかりではありません。子供がはじめてもつ「領土」です。 机の上で何をして、机の中に何を隠すか、すべて、お子さんの独立心を育む手助けになります。 一家に一台、学習机をどうぞ。 設置型アイテム。 ※ご購入は上記のファンファン・ファーニチャー家具店リンクからどうぞ L:学習机 = { t:名称 = 学習机(アイテム) t:要点 = 机,教科書,漫画 t:周辺環境 = 設置された家 t:評価 = なし t:特殊 = { *学習机のアイテムカテゴリ = ,,,設置型アイテム。 *学習机の位置づけ = ,,,{家具,ショップアイテム}。 *学習机の取り扱い = ,,,FFF。 *学習机の販売価格 = ,,,5マイル。 } t:→次のアイドレス = 学者への夢(イベント) } 解説 ファンファン・ファーニチャー家具店で販売されている家具のひとつで、 派生に~の夢と表示される夢シリーズのなかのひとつ。 子供向けの実用品。 子供のために用意するに当たり、 子供の背丈や座高に合わせ使いやすいように設計された学習机。 素材にもこだわったようで、価格は5マイルとなっている。 要点の漫画は、引き出しにこっそり隠された漫画本か それともよくある漫画のキャラクターの絵がプリントされた棚か。 きちんとした子供の机を与え子供の独立心を育て、整理整頓する癖を つけせるにはもってこいのアイテムだろう。 派生は学者への夢、学者を志す夢に対するイベントだろうか。 教育熱心な親としては、月刊「大人と子供の科学」とあわせて 子供の部屋を勉強仕様に仕立て上げたいところである。 思い通りに動かないところもまた子供である。 時々はこっそり覗いて様子を見てみることにしよう。 ただし、机の中に日記を発見しても読まないように。 子供であっても一人の人間、プライバシーは守ってあげよう。 保有国一覧 藩国名 入手履歴 保有者 使用履歴 現在所持数 里親総合 里親支援業務 里親総合 11 参考資料 ファンファン・ファーニチャー家具店:学習机 アイドレスWiki:学習机 上へ 戻る 編集履歴 藻女@神聖巫連盟 (2009/08/03) ポレポレ・キブルゥ@星鋼京 (2009/04/24) イラスト ファンファン・ファーニチャー家具店 (2009/02/16) 解説 あさぎ@土場藩国 (2008/11/16)
https://w.atwiki.jp/tatutatutatu/pages/21.html
「悪魔のささやき」-た~つ作 登場人物 プレ:主人公 ガコス:悪魔 アーク:悪魔 (そのうち追加するかもです) (これは粉遊びにて私がアップロードした作品です) ~~~~~序章~~~~~ 「・・・・・僕はプレだ 自分で言うのもなんだが狭いけど住み心地のいい家に住んでいる・・・・・」 「ふぅ 今日は結構がんばって働いたし今日はもう寝るか」 プレは自分のベットのある寝室に行き明りを消そうとした ピカッ 「ん?」 「今何か光ったような?・・・気のせい?」 「まぁいいか寝よう」 プレは眠りについた しかしここからプレの運命は狂いだすのだった… ~~~~~第1章~~~~~ プレ「うーん」 プレはこのところよく寝つけない。 毎日睡眠の途中で目覚めてしまう。 プレ「またかぁ はぁ」 プレはとりあえず本でも読みながら眠くなるのを待つことにした。 ………………………………………… ピカッ プレ「ん? またか・・・気のせいでは・・・なさそうだな」 ピカッ グイーーン プレ「!何だこの渦は」 プレのベッドのすぐ横で黒い渦のようなものがぐるぐると 回転し、大きくなっている ドロドロドロ その黒い渦はどんどん大きくなりとうとうプレの背丈を越すくらい 大きくなった。渦のなかは紫や灰色のものもいっしょにまわっており 気味が悪い。 プレ「何なんだ!気味が悪いな…(逃げたほうがいいかな?)」 ドーン プレ「うわぁっ アチッ」 渦の中心から巨大な火柱が出た。 火柱はごうごうと燃えていて周りの渦はしだいに薄れてきた プレはふと火柱の中に人影が見えることに気づいた プレ「誰だ!!」 ビカッ ?「………わが名はガコスだ」 ガコス「人々は私のことを悪魔と呼ぶ」 プレ「悪魔っ!?」 ガコス「そうだ」 プレ「悪魔といえば…魂をもらう代わりに願いを3つかなえてやる というやつか?」 ガコス「お前が望むのならそうしようどうする?」 プレ「もしいやだと言ったらどうする?」 ガコス「それまでだお前が望まないのならば消えてやる」 ガコス「しかしもうお前は私に二度と会えなくなるだろう」 ガコス「さあどうする?」 プレ「わ……わかった願いをかなえてくれ」 ガコス「いいだろう ではお前の頼みは何だ?」 続く… 戻る 感想などあれば… 急展開ですね -- user X (2011-01-27 17 30 37) ですねwあははw(殴 -- た~つ (2011-01-27 18 17 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/4000.html
【種別】 人名 【初出】 『心理掌握 』第1話 【概要】 【人物】 【口調】 【概要】 常盤台中学生徒会の副会長で、二年生(*1)。 食蜂派閥に次ぐ規模を誇る雅王院派閥(未編集)を率いており、 繚乱家政女学校に所属(*2)する同年代の忠実なメイドを抱えている。 【人物】 頭頂部の髪をツーサイドアップ状に纏めた髪型の、黒髪の少女。 左手に黒手袋、うっすら肌が透ける程度の厚さの黒タイツを着用している。 背丈は白井黒子と同程度かそれより高い程度(*3)。 生徒会長選挙の立候補者の一人。 生徒たちからの人気や信頼は高いようで、生徒会選挙に立候補した際にも多くの生徒達から囲まれていた。 雅王院派閥が生徒会長選挙の選挙ビラ配布に用いた手法が偶然にも、 食蜂操祈、帆風潤子、口囃子早鳥ら食蜂派閥メンバーのお茶会を台無しにしてしまったことがきっかけで、 雅王院「大道芸」 食蜂「中二病」 雅王院「大・根・足」 食蜂「おちびさん」 などといった言い争いになった末、食蜂に生徒会長の座を巡った勝負を申し込む。 他派閥による勧誘争いに巻き込まれ、思い出の品を失くし呆然自失としていた御坂美琴を助けたことから、 美琴を生徒会長選挙の自身の支援者としている。 植物ではないほうの「百合」好き。 「愛しのお姉様に媚薬を盛って初めてを奪いたい」とか「百合カップルに挟まりたい」とかではなく、 壁や天井や校舎そのものになって美少女たちの尊い関係を観察していたいタイプ。 本人はこれを「趣味」ではなく、尊いと思うことが当然のことであると考えているようで、 食蜂にその「尊さ」を語った際には本気でドン引きされたが、特に気にしていなかった。 また、常盤台中学の敷地内ですら道に迷うほどの重度の方向音痴である。 恥ずかしいことであるという自覚があり、その点を食蜂から指摘されたときは顔を真っ赤にして狼狽えていた。 【口調】 基本的には一般的な敬語・丁寧語だが、「○○ですとも」「○○しますとも」といった語尾も多用する。 「我が校の尊さもより一層増していますとも」 「やなこったですとも運動音痴」 「貴女こそ階段ごときで体力雑魚すぎですとも!」 一人称は「わたくし」。 派閥外の生徒に対しては「食蜂様」「御坂様」のように○○様または「貴女(あなた)」と呼ぶ。 生徒会役員からのあだ名は「ガオ」「ガオちゃん」。
https://w.atwiki.jp/ooorowa/pages/34.html
汝、蛇の如く音無く忍べ ◆lx1Zn8He52 参加者の一人 怪物強盗X・I 通称怪盗Xは、会場に跳ばされすぐに、肉体の不調に気付いた 骨格を変え首輪を外そうするがうまくいかないのだ あの男―――真木清人の仕業だろう。そう決めつけた直後、病院内から声を拾う 声の主は、織斑一夏 正義感の強い彼は、この惨劇に憤慨し叫ぶ。二つの命を守れなかった。その事が許せなかった 名簿に見知った者達の名を見つけ、更なる怒りが彼を叫ばせた ―――が、そんな事知る由も、興味も無い。Xは、何と無く声の元に向かう 荷物を放り 走り出し 一気に跳躍 そしてガラス越しに名簿を確認している目標を視認する迄、僅かに数秒 そのままガラスを突き破り目標を削り潰すのに、一秒を要しなかった 完璧な不意討ちに反応出来ず 織斑一夏は、メダルと血を撒き散らし 悲鳴を挙げる事も暇も無く 肉塊に加工される Xは、その力技の対価として一気にメダルを消費するが、それ以上のメダルが彼の首輪に吸収される OOO ―――Xは、今の自分の状態を認識する どうやら厳しい制限は、変身能力だけらしく、身体能力は、余り制限されていない その変身も全く出来ない訳では無く。顔や背丈程度なら変えれる。現にXの今の姿は、肉塊になった筈の織斑一夏その者だ これだけ出来れば充分。 Xが赤く染まった名簿を拾い上げ 目を通すと、一つの名に目が止まる [脳噛ネウロ] この殺し合いに興味は無い。だがあの魔人に興味はある 全ては、自分の正体を知る為に この殺し合いの場で、初めて怪盗Xは、笑った 【織斑一夏@インフィニット・ストラトス 死亡】 【一日目-日中】 【C-1/病院】 【X@魔人探偵脳噛ネウロ】 【所属】緑 【状態】健康、織斑一夏の姿に変身中 【首輪】180枚:0枚 【装備】なし 【道具】なし 【思考・状況】 基本:自分の正体が知りたい 1.ネウロに会いたい 2.殺し合いに興味は無い 【備考】 ※本編22話後より参加 ※能力の制限に気付きました ※細胞が変異し続けています ※病院の外にXのデイバックがあります ※病院の一室に織斑一夏の死体(原形を留めてません)と首輪とデイバックが落ちてます 004:Eの暗号/だから足掻き続けてるんだよ 投下順 006:時間遡行者 004:Eの暗号/だから足掻き続けてるんだよ 時系列順 006:時間遡行者 GAME START X 014 エアリアルオーバードライブ GAME START 織斑一夏 GAME OVER