約 521 件
https://w.atwiki.jp/oblivionlibrary/pages/190.html
火中に舞う 第1章 ウォーヒン・ジャース 著 場所:帝都 シロディール 日付:第三紀397年 10月7日 正に宮殿と呼べるような建物に、アトリウス建設会社は入っていた。ここは帝都内のほとんどすべての建設事業に対し、建設や公証を行う、事務手続きと不動産管理の会社だった。宮殿の広場は質素で、豪奢な飾りつけなどはされていなかったが、この建物はマグナス皇帝の時代から250年間立っていて、飾りが質素で荘厳な広間と豪華な広場を構えていた。そこでは精力と野望に満ち溢れた中流階級の若い男女が働いていた。デクマス・スコッティのように、安穏と働く中年もいた。誰もこの会社がない世界など想像していなかった。スコッティもまた例外ではなった。正確には、彼は自分がこの会社にいない世界など想像していなかった。 「アトリウス卿は君の働きぶりにいたく感銘を受けているよ」と主任は後ろ手でスコッティの職場へと通じる扉を閉めながら言った。「しかし、世間の物事はだな、なんとも難しいものなのだよ」 「はい」スコッティは堅い表情で答えた。 「ヴァネック卿の遣いが近頃我々にハッパをかけてきておるし、我が社もこの先を生き抜くためにはもっと効率を上げなければならない。実に悲しいことだが、過去素晴らしい働きぶりを見せたとしても、現在が業績不振であれば、年配の働き手といえども解雇せざるをえないのだよ」 「わかります。仕方ありません」 「わかってもらえて良かったよ」と主任は笑顔になったが、その笑いはすぐに消えさり、「それでは早急に君の机をかたづけてくれ」と言った。 スコッティは後任者に明け渡すため机回りの整理を始めた。おそらく次の後任者は若いイムブラリウスという男であろう。そうしなければならなかったのだろうと彼は哲学的に考えた。その若者は、仕事をつかむ術を知っているのだ。スコッティは、イムブラリウスが神殿から委託された聖アレッシア像建設の契約をどうするつもりなのかといぶかっていた。「きっと彼なら、仕事上の架空のミスを作り出し、前任者である私に罪をおしつけ、修正費用をせしめることさえやりかねないだろうな」 スコッティがその声の主を見ると、丸々とした顔の配達人が事務所の中へと入ってきて、封のされた1巻の巻物を渡してきた。彼は配達人にチップを渡し、早速広げてみた。乱暴な筆跡と書き損じとひどい文法と誤字で、この手紙の主がすぐにわかった。リオデス・ジュラスだ。彼も数年前は同じ職場の友であったが、この会社の道義に反した慣例に嫌気がさし、去っていったのだった。 ── 『スクッティへ 俺に一体全体、何が怒ったかと思ってるだろ。そして俺が今一体どこにいるのかと思ってるはずだ。森の中だと? まあ、実はその通りだ。ハハッ。おまえが頭のキレるヤツで、アトリウス卿のために、えらい稼ぎたいなら(もちろん自分の分もだ、ハハッ)、ここ、ヴァリーニウッドに恋。世の流れにツイてってる、ツイてってなくても、ボッシュマーとその隣のエルスワーの愛だで2年も続いた戦があったことは知ってるだろうか? 昨今ようやく落ち着きを取り戻して、各地で再建が始まったのさ。 今、抱えきれないほどの仕事の波が着ている。手助けしてくれそうなヤツを探してる。筆が進む優秀な代理店がいないかと考えていたら、友よ、おまえさんが頭に浮かんだんだ。ヴァリーニウッドのファリンネスティにあるマザー・パスコスの酒場で遭おう。オレは2週間いる予定だ。悪い酔うにはしない。 ジュラスより 追伸:ついでに、木材を煮馬車1台分もってきてくれないか。』 ── 「何を持ってらっしゃるんですか?」と、尋ねる声がした。 スコッティはその声に驚いた。声の主はイムブラリウスだった。彼はドア越しにやたらハンサムな顔を覗かせ、手厳しい顧客やがさつな石工屋の心さえも溶かしそうなとびきりの笑顔を浮かべていた。スコッティはあわてて手紙を上着のポケットへとねじ込んだ。 「私的な手紙だよ」と、スコッティはあしらった。「すぐにここを片付けるから待ってくれ」 「そんなに急がなくてもいいじゃありませんか」と言いながら、イムブラリウスはスコッティの机の上にあった何も書いていない契約書をつかみとり、「私に任せてください。若い書記の字なんか、まったくひどくて読めやしませんからね。あなたが心配することは何もないですよ」 イムブラリウスはそういい残し、去っていった。スコッティはもう一度手紙を取り出して読んだ。彼は自分の人生について考えた。普段の彼ならまったくしないことだが。今のスコッティの視界は、漠然と切り立つ黒い壁に阻まれた、灰色の海のようであった。その切り立つ黒い壁を抜けるのには、たった1本の細い道筋しかない。彼は考えが変わる前に、急いで「皇帝御用達アトリウス建設会社」と書かれ金箔をあしらわれた未記入の契約書を何枚かつかみ、かばんに私物と一緒に放り込んだ。 翌日、彼はなんの躊躇もせず、目が眩むような冒険へと旅立った。その週に帝都を出発して南東に向かう1人引きのキャラバンに、ヴァレンウッドまでの席を1人分用意してもらった。ほとんど荷造りをする時間はなかったが、馬車1台分の木材を用意することは忘れなかった。 「その木材用の馬は追加料金ですよ」と、キャラバンの護衛長は顔をしかめながら言った。 「もちろん」と、スコッティはイムブラリウスのようなとびきりの笑顔をつくってみせた。 十台の荷馬車は午後にシロディールを出発し、見慣れた風景は徐々に小さくなっていった。野生の花々が咲き誇る草地を過ぎ、森や小さな村を穏やかな調子で過ぎていく。石道に当たる馬のひづめの音を聞いていると、確かこの道はアトリウス建設会社が建設した道だったなと思い出した。この石道が完成するまでに18もの契約書が必要であったが、そのうち5つはスコッティが作成したものであった。 「そんなふうにして木材を運ぶとは、賢いお方ですな」と灰色のひげをたくわえたブレトンの男が話しかけてきた。「かなりの商売人ですね」 「そんなところです」と、スコッティはためらいながらも答えた。「どうも、私、デクマス・スコッティといいます」 「グルィフ・マロンです」と、男は答えた。「私は詩人なんですが、今は古代ボズマー文学の翻訳もやっておりまして。2年前に発見されたムノリアダ・プレイ・バーの小冊子の研究をしているのですが、ちょうど戦が始まり、私も避難せざるをえなかったもんですから。ムノリアダはご存じかと思いますが、“緑の約束”という作品を耳にされたことがありますかな……」 スコッティは彼の話す内容をまったく理解できなかったが、ただうなずいていた。 「普通に考えれば、ムノリアダがメー・アイレイディオンと同じくらい有名だとか、ダンサー・ゴルと同じくらい時代を感じてしまうとまでは申しません。ただ彼の作品は、ボズマーの心情の本質を理解するにはもっとも意義のあるものなのです。本来、ウッドエルフは木を切ったり、植物を食べるのを嫌いますが、逆に異文化から植物全般を積極的に輸入している。このことはムノリアダのある一節と深く結びついていると思うのです」そう言うと、マロンはその一節とやらを探して自分の荷物をごそごそと探り始めた。 今夜の宿営地に馬車が止まり、スコッティはようやく開放された。そこは高い崖の上で、下には灰色の小河が流れ、ヴァレンウッドの広大な谷が広がっていた。海鳥の声が聞こえてきた。西の入り江に海があるようだった。ここの木々は背丈もあり、また幹も太かった。ねじれながら伸びていて、遥か昔から筋くれだっているようで、ちょっとやそっとでは切り倒せそうになかった。一番下の枝までの高さが50フィートぐらいの木が宿営地のそばの崖に何本か生えていた。このような風景はスコッティにとって見慣れないものであり、こんな荒野に入っていくことに不安を覚え、なかなか眠れそうになかった。 幸いにもマロンは、古代文化の難題を語り合える別の同胞を見つけたようだった。夜も更けこんできたころ、マロンがボズマーの詩を原文と自分の翻訳したものと併せて朗読していた。すすり声をあげたり、うめき声を出したり、小声にしてみたりとその場ごとに合わせて声色を変えていた。次第にスコッティは眠気に襲われ、ウトウトしていたところに突然、木々の激しく折れる音がした。彼の目は一気に覚めた。 「あれはなんです?」 マロンは笑顔で答えた。「ここは僕の好きな一節だ、『月ない月夜に悪が集う、火中の舞い……』」 「木の上にものすごく大きな鳥がいるみたいです」と、スコッティは小声で言いながら、頭上で動く真っ暗な物体を指差した。 「あれなら心配ご無用」と、マロンは言ったが、聴衆に邪魔されて不機嫌そうだった。「それよりも、ハルマ・モラの第4巻18節の祈祷文を、詩人がいかにして読み解いたかを聞いていただきたい」 木々にひそむその暗い影は、止まり木に止まる鳥のようなもの、ヘビのように這うもの、人間のように直立するものなど様々だった。マロンは詩を朗読し始めたが、スコッティはそのもの達が静かに枝から枝へと飛び移り、翼もなしに信じられない距離を飛ぶのを見ていた。それらは何組かに分かれ、宿営地を囲むように周りの木々へと再び散らばった。そして、突如として急降下してきたのである。 「おい!」と、スコッティは叫んだ。「雨みたいに落ちて来るぞ!」 「おおかた種子のさやでしょう」と、マロンは顔を上げずに肩をすくめてみせた。「このあたりには変わった性質の木があって……」 突然宿営地は混沌の世界へと変わり果てた。荷馬車には火がつき、馬は暴れ回り、真水や酒がそこらじゅうに流れ出した。スコッティとマロンのそばを1つの影がすばやく通りすぎ、穀物と金が入った袋を、驚くほど機敏かつ優雅な動きでかっさらっていった。スコッティだけがその姿を捉えた。すぐそばで炎があがり、その明かりに照らされたのはつやつやと光る生き物で、尖った耳、横長の黄色い目、まだら模様の毛皮、鞭のような尻尾をしていた。 「人狼だ」と言って、スコッティはすすり泣きながら体を縮めた。 「いや、キャセイ・ラートだ」マロンはうめくように言った。「人狼よりさらにタチが悪い。カジートのいとこかそんなようなものだ。略奪に来たのだ」 「なんてこった!」 襲撃も早ければ、退去するのも早かった。キャラバンの護衛としてついていた魔闘士や騎士たちが敵を確認する前にはもう、崖から飛び降りていた。マロンとスコッティは絶壁近くまで駆け寄ると、100フィートも下で水から飛び出し、体についた水を振り切ると森の中へと消えていく小さい姿が見えた。 「人狼はこんなに俊敏じゃない」と、マロンは言った。「絶対にキャセイ・ラートだ。恐ろしい盗賊たちです。ステンダール神の御加護のお陰で、このノートを奪われずにすみました。助かった」 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第2章 ウォーヒン・ジャース 著 完全に失った。キャセイ・ラートは数分で、隊商の中にあった価値のあるものをすべて盗み、破壊して行った。デクマス・スコッティがボズマーとの貿易を見込んでいた木の積み荷には火をかけられ、絶壁から落とされた。彼の衣服や仕事の契約書は引き裂かれ、こぼれたワインや土のぬかるみの中にすり込まれていた。一行の巡礼者や商人や冒険者たちは皆、愚痴をこぼし泣きながら、夜明けの太陽が昇る中、残った持ち物を集めた。 「なんとか『ムノリアド・プレイ・バー』の翻訳に必要な覚え書きを手放さずにすんだことは、誰にも言わないほうがいいな」と、詩人グリフ・マロンはささやいた。「おそらく皆が私を狙うであろう」 スコッティはどれだけマロンの所持品に対して微少な価値しか見出せないかを伝える機会を辞退した。その代わり、彼は自分の財布のなかのゴールドを数えた。34枚。これから新しい仕事を始めようとしている起業家にとっては、いかにも少ない。 「おーい!」と、森の中から叫び声が聞こえた。武器を携え、皮の鎧を着たボズマーの小集団が茂みから現れ、「敵か? 味方か?」 「どちらでもない」と、隊商の代表者が唸りあげた。 「あんたたち、シロディールだな」背が高く、スケルトンのように痩せ、長細い顔を持った小集団の隊長が笑った。「あんたたちが旅をしていることは聞いていた。どうやら、我々の敵も聞いていたようだな」 「戦争は終わったと思っていたのに」と、すべてを失った隊商の、すべてを失った商人が低く言った。 ボズマーはまた笑い、「戦争ではない。ちょっとした境界線の小競り合いだ。ファリネスティへ向かうのか?」 「俺は行かない」隊商の代表者は首を振った。「俺の役目はもう終わった。馬がいなくなる、即ち隊商もなくなる。俺にとっては大損だ」 男も女も皆、代表者の周りに集まって抗議したり、脅したり、嘆願したが、彼はヴァレンウッドに足を踏み入れることを拒否した。もしこれが新しい平和の形ならば、彼は戦争時代が戻ってきてほしいと言った。 スコッティは違う方法を試みようと、ボズマーに話を持ちかけてみた。彼は不機嫌な大工との交渉時に使うような、有無を言わせないが、友好的な声で話した。「私をファリネスティまで護衛して貰えないでしょうか? 私はアトリウス建設会社という重要な帝都機関の代理人であり、あなたたちの地方に、カジートとの戦争がもたらした問題を修復して緩和する手伝いをしに来たのです。」 「20ゴールド、それと、荷物があったら自分で運ぶ」と、ボズマーは返答した。 不機嫌な大工との交渉も、めったに彼の思いどおりにはならなかったことを思い出していた。 支払いのためのゴールドを、6名の熱心な人々が持っていた。資金がない人々のうち、1人は詩人であり、彼はスコッティに手助けを願い出た。 「グリフ、ごめんなさい、私には14ゴールドしか残っていないのです。ファリネスティに到着しても、まともな部屋をとることすらできないのです。できるならば、本当に助けてあげたいのですが」これが本心であると自分を説得しながら、スコッティは言った。 六名とボズマーの護衛の一団は、絶壁に沿って険しい道を下り始めた。一時間も経たずに彼らはヴァレンウッドのジャングル奥深くにいた。果てしなく続く茶色と緑の天蓋が、空を見えなくしていた。何千年もの間に落ちた葉が、彼らの足の下で腐敗した厚い敷物を形成していた。この滑りの中を、数マイル歩いて通り抜けた。そしてさらに歩き続けてから、彼らは落下した枝や低く垂れ下がる大木の主枝の迷路を横断した。 何時間もの間、疲れを知らないボズマーたちがあまりにも早く歩くので、シロディールたちは取り残されないよう必死だった。足の短い赤ら顔の商人は、腐った枝に足を取られて倒れそうになった。同郷のものが立ち上がるのを助けなければならなかった。ボズマーは一瞬だけ立ち止まり、絶えず頭上の木陰に目を配り、また迅速な歩調で歩き出した。 「彼らは何に対してあれほど神経をとがらせているんだ?」イライラしながら商人があえいだ。「キャセイ・ラートがまたくるのか?」 「馬鹿なことを言うな」説得力なくボズマーは笑った。「これほどヴァレンウッドの奥深くでカジート? 平時に? あいつらには無理だろう」 一行が沼地から臭いがある程度消されるくらい高いところを通過したとき、スコッティは突然の空腹による胃の痛みを感じた。彼は1日4食のシロディールの習慣に慣れていた。食べずに何時間もの休みなき激しい活動を行うのは、十分な報酬を与えられている書記の摂生習慣の一部ではなかった。多少意識が混濁するなか、彼はどれくらいジャングルの中を駆け回っているかを考えた。12時間? 20時間? 1週間? 時間にはあまり意味がなかった。日光は、植物性の天井の所々からしか差し込まない。木や腐葉土に生えている、リン光を発するカビだけが規則的な照明を提供していた。 「休憩と食事をとることは無理ですか?」前にいる案内役に大声で言った。 「ファリネスティの近くだ」と、こだまする返事が返ってきた。「あそこには食べ物がたくさんある」 道はさらに数時間ほど上昇を続け、倒れた木々が固まっている場所を横切り、並んだ木の主枝の1段目、そして2段目へと上昇した。大きな角を曲がりきると、彼らは何十フィートもの高さから流れ落ちる滝の中途にいることが分かった。大量の岩をつかみ、少しずつ自らを引き上げ始めたボズマーに、文句を言う気力は残っていなかった。ボズマーの護衛たちは噴霧の中に消えて行ったが、スコッティは岩がなくなるまで登り続けた。彼は汗と川水を目から拭った。 ファリネスティが彼の目の前の地平線に広がった。川の両側には巨大なグラッドオークの街が不規則に広がっていて、その周りには、まるで王者に群がる嘆願者のように、より小さな木の林や果樹園などが隣接していた。より小さな規模で見ると、この移動する街を形成する木は並外れていたのであろう。曲がりくねった金と緑の王冠を載せ、つるを垂れ下がらせ、樹液で光り輝いている。数百フィート以上もの高さで、その半分の幅。スコッティが今まで目にした何よりも壮大であった。もし彼が、書記の魂を持った餓死寸前の男でなかったら歌でも歌ったであろう。 「ここに居たのか」と、護衛の長が言った。「散歩には十分だったな。冬場であったことに感謝しろ。夏場だと、街はこの地方の最南端にあるんだからな」 スコッティはどう進んだらよいのか分からなかった。人々が蟻のように動き回るこの垂直な大都市の光景が彼の感性をマヒさせた。 「ある宿屋を探しているんですが」一瞬言葉を切り、懐からジュラスの手紙を取り出した。「『マザー・パスコスの酒場』とか呼ばれているらしいですが」 「マザー・パスコストか?」ボズマーはいつもの人を馬鹿にしたような笑いを発した。「あそこには泊まりたくないと思うぞ。訪問者は必ず、主枝の最上段にあるアイシアホールに泊まりたがる。値は張るが、いいところだぞ」 「マザー・パスコストの酒場で人と会うのです」 「もし行くと決めているなら、昇降装置でハベル・スランプへ生き、そこで道順を聞くんだな。ただ、道に迷ってウエスタン・クロスで寝ちまったりするなよ」 どうやらこの一言は彼の仲間たちにとっては気の利いた洒落だったらしく、こだまする彼らの笑い声を背に、スコッティはねじれ曲がった根の階段をファリネスティの基部へと進んだ。地上は葉やゴミが散乱していて、時折、遥か頭上から硝子や骨が落下してくるので、彼は警戒のために首を曲げながら歩いた。入り組んだ可動台はしっかりと太いつるに固定され、この上ない優雅さで滑らかな幹を上下しており、そのつるは牛の腹ほどの腕を持った操作者によって動かされている。スコッティは暇そうに硝子パイプを吹かしている、一番近くの台の操作者に近寄った。 「ハベル・スランプへ連れて行ってもらえませんか?」 男はうなずき、スコッティは数分後に地上100付近にある2本の巨大な枝の屈曲部にいた。渦巻く蜘蛛の巣状の苔が枝の一面を不規則的に覆い、数十戸の小さな建物が共有する天井を形成していた。裏通りには数名しかいなかったが、先の角を曲がると音楽や人々の音がした。スコッティはファリネスティの広場のフェリーマンにゴールドを一枚渡し、マザー・パスコストの酒場の場所を聞いた。 「まっすぐ進んだところにありますが、あそこには誰もいませんよ」フェリーマンは説明しながら、音の方向を指差した。「ハベル・スランプの皆は月曜日には盛大に酒盛りをするのです」 スコッティは注意しながら細い道に沿って歩いていた。地面は帝都の大理石でできた街路のように硬かったが、滑りやすい裂け目が樹皮にはあり、致命的な川への落下の可能性をむき出しにしていた。彼は数分間座って休憩するとともに、高いところからの眺めに慣れようとした。確かに素晴らしい日ではあったが、たった数分の熟視で彼は不安とともに立ち上がった。眼下の下流につながれていた素敵な小さな筏は、彼が見ている間に、はっきりと何インチか動いていたように見えた。しかしそれは、実は全く動いていなかった。彼の周りのものすべてと一緒に、彼が動いていた。それは、たとえではなく、ファリネスティの街が歩いたのである。そして、その大きさから考えると、素早く動いていた。 スコッティは立ち上がり、曲がり角から立ち昇る、煙に向かって歩いていった。それは今までに嗅いだことがないほど美味しそうな丸焼きの匂いであった。書記は恐怖を忘れ、走っていた。 フェリーマンが言った「酒盛り」は木に縛り付けられた巨大な舞台の上で行なわれ、それはどの街の広場にも匹敵するほどの幅があった。そこにはスコッティが今までに見たこともない様々な種類の人々が肩を並べており、多くは食べ、さらに多くは呑み、一部は群衆の上の横枝に腰掛けている笛吹きや歌手の音楽に踊っていた。彼らの大部分は鮮やかな皮や骨の民族衣装を着たボズマーと、数で少々劣る少数派のオークたちであった。雑踏の中を旋回し、踊り、お互いに怒鳴りあいながら進むのは、見るもおぞましい猿人であった。群衆の上に突き出しているいくつかの頭は、最初にスコッティが思ったような背の高い人のものではなく、ケンタウロスの一家であった。 「羊肉は要らんかね?」と、真っ赤な石の上で巨大な獣を丸焼きにしている、しわくちゃな老人が聞いた。 スコッティはすぐさまゴールドを渡し、手渡された足をむさぼり食った。そして、もう1枚ゴールドを渡し、足をもう1本。彼が軟骨を喉に詰まらせたのを見て、老人はクスクス笑い、スコッティに泡立っている白い飲み物を渡した。彼はそれを飲むと、体中がくすぐられているかのように震えるのを感じた。 「これは、なんですか?」と、スコッティは聞いた。 「ジャッガ。発酵させた豚のミルクじゃ。ゴールドをもう1枚出してもらったら、これの大瓶と羊肉をもう少し持たせてやれるが」 スコッティは同意し、支払い、肉を飲み込み、大瓶を持って群衆の中に消えていった。彼の同僚リオデス・ジュラス、ヴァレンウッドにこいと言った男はどこにも見られなかった。大瓶が約四分の一なくなったころ、スコッティはジュラスを探すのをやめた。それが半分なくなったころには、壊れた厚板や裂け目を気にせず群衆と踊っていた。四分の三なくなったころには、まったく言葉が通じない生物と冗談を交わしていた。そして大瓶が完全に空になったとき、彼はいびきをかきながら眠っていたが、周りでは彼の無気力な体をよそに、酒盛りが続けられた。 あくる朝、いまだ眠っているスコッティは誰かの口づけを感じた。彼もそれに応えようと口をすぼめたが、炎のような激痛が彼の胸を襲い、目を開けさせた。牛と同じくらいの大きさの虫が彼の上に座り込み、刺々しい足が彼を押さえつけ、中央の回転刃のような渦巻く口が彼の服を破いた。彼は叫びもがいたが、獣は強すぎた。それは食事を探しあて、完食するつもりであった。 終わった、地元を離れなければよかったと、スコッティは狂乱しながら思った。街に留まり、もしかしたらヴァネック卿の下で働けたかもしれない。もう1回下級書記から始め、また上へ昇っていけたかもしれない。 突然、口がひとりでに開いた。その生物は1度身震いし、胆汁を一気に放出して、死んだ。 「仕留めたぞ!」あまり遠くないところから叫び声。 スコッティは、少々その場から動かなかった。頭は脈打ち、胸は焼けるように痛い。視界の端に動きを見た。この恐ろしい生物がもう1匹彼に向かって走ってきた。彼は自分を解放しようと慌てて動き出したが、出られる前に弓の割れるような音が響き、矢が2匹目の虫を貫通していた。 「上手い!」と、違う声が叫んだ。「1匹目をもう1度射て! 少し動くのを見たぞ!」 今回は矢が死骸に命中する衝撃をスコッティは感じた。彼は叫んだが、どれだけ彼の声が昆虫の体によって押し殺されていたか彼にもわかった。注意しながら足を出して、下から転がり出ようと試みたが、その動きはどうやら射手に、生物が生きていると思わせる効果があったらしい。矢の一斉射撃が放たれた。獣は十分穴だらけになり、その血と、おそらくは犠牲者の血が流れ始め、スコッティを覆った。 スコッティが子供のころ、そのような競技には自身が慣れすぎてしまうまで、帝都闘技場へしばしば戦闘競技を見に行っていた。戦闘の熟練者が秘訣を聞かれたとき、彼は「何をしたらいいのか分からず、盾を持っているのであれば、私はその後ろに隠れている」と言ったのを思い出した。 スコッティはその助言に従った。1時間後、矢が射られている音が聞こえなくなったとき、彼は虫の残骸をどけ、彼に可能な限りの速さで立ち上がった。間一髪であった。八人の射手の集団が、彼の方向に弓を向け射かける準備をしていた。 「ウエスタンクロスで寝るなと誰も教えてくれなかったのか? おまえら酔っ払いがやつらの餌になっていたら、どうやって俺たちはホアヴォアーを根絶したらいいんだ?」 スコッティは頭を振り、舞台に沿って歩き、角を曲がり、ハベル・スランプへ戻った。彼は血だらけで、破れ、疲れていて、発酵した豚のミルクを飲みすぎていた。彼が欲するのは横になれる場所であった。彼は湿っぽく、樹液で濡れ、カビの臭いがするマザー・パスコストの酒場に入った。 「名前はデクマス・スコッティ」と、彼は言った。「ここにジュラスという名の人は泊まっていませんか?」 「デクマス・スコッティ?」と、太った女主人、マザー・パスコストは思案した。「その名前、聞き覚えがあるねえ。ああ、彼が置いていった手紙の相手はあなたのことね。探してみるから、ちょっと待っててね」 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第3章 ウォーヒン・ジャース 著 マザー・パスコストは彼女の酒場である薄暗い穴へと消え、すぐに見覚えのある、リオデス・ジュラスの走り書きがなされている紙くずを持って現れた。デクマス・スコッティはそれを、木の街を覆う大きな枝の数々の間から差し込んでいる、木漏れ日にかざして読んだ。 ── スクッティへ ボリンウッドのファリネンスティに付いたか! おめでたう! ここに来るまでにいろいろ大変だったろー。残念だけど、思ってるとおり、もー俺はここに以内。川をくだるとアシエって町があって、おれ居る。舟みっけて、こい!さいこーだぜ!けいあく書、一杯もってきたろうな、こいつらたちたくさんタテモノひつよだぜ。こいつらたち、戦闘にちかかったんだけどよ、ちかすぎてカネがねーわけじゃねぜ、ハハッ。出切るだけはやく恋。 ジュラスより ── なるほど、スコッティは考えた。ジュラスはファリネスティを離れ、アシエと言う場所へ移動していた。彼の下手な筆跡と言葉を失うような文法を考慮すると、その場所はアシー、アフィー、オスリー、イムスリー、ウルサ、クラカマカ、このどれにでも同等になり得るのである。常識的に考えたら、この冒険をやめて帝都へ戻る手段を探したほうが良いのはスコッティにも分かっていた。彼は興奮する人生にその身を捧げる傭兵ではなく、成功を収めた民間建設会社の先任書記なのである、または、先任書記で「あった」のである。この数週間、彼はキャセイ・ラットに身ぐるみをはがされ、へらへら笑うボズマーの一味にジャングルで死の行進をさせられ、餓死寸前になり、発酵したブタの乳でこう惚状態にされ、巨大なダニに食い殺される寸前になり、射手に襲われた。彼は不潔で、疲れ果て、手持ちはたったの10ゴールド。更に、彼をその提案によってこの苦難の連続へと導いた張本人はここに居もしない。完全にこの計画を放棄するのは、賢明で礼儀にかなったことである。 しかし、小さいが、はっきりとした声が頭の中でささやく。 「あなたは選ばれたのだ。最後を見届ける以外に選択肢はない」 スコッティは丈夫そうな老婆のほうを向いた。マザー・パスコストは彼のことを、もの珍しそうに見ていた。「最近、エルスウェーアと衝突寸前になった村をご存じないかを考えていたのですが。アシ…エ、そのような名前なのですが?」 「アセイのことじゃな」にやけながら彼女は言った。「次男坊、ヴィグリルがそこで牧場を経営していてな。川沿いできれいなところじゃ。そこにあんたの友達は行ったのかね?」 「はい」と、スコッティは言った。「最短でそこへ行く方法を知っていますか?」 短い会話の後、さらに素早くファリネスティの根の部分まで行き、そして川岸まで走った。スコッティは巨大で、髪の色が薄く、ふやけたような顔を持ったボズマーと移送の交渉をしていた。彼は自分をバリフィックス船長と呼んでいたが、あまり世間を知らないスコッティでさえ、彼が何であるかは分かった。金さえ渡せば雇えるであろう、引退した海賊で、疑う余地のない密輸者、あるいはもっと酷いこともするのであろう。彼の船は明らかに昔盗まれたもので、壊れかかった帝都式1本マストの帆船である。 「50ゴールドで、2日でアセイに連れて行ってやるぜ」のびのびと、轟くような声でバリフィックス船長は言った。 「10、いや、ごめんなさい、9枚ならあります」と、スコッティは答えてから説明の必要性を感じ、「10枚あったのですが、ここまで連れてきてもらうのに、広場のフェリーマンに1枚あげてしまいました」と、付け足した。 「じゃあ9枚でもいいぞ」と、船長は合意した。「本当のところ、あんたが金を払おうが払うまいが、俺はアセイへ行くつもりだったんだ。まあ、船に乗ってくつろいでくれ、あと数分したら出発だ」 デクマス・スコッティは木箱が高く積み上げられ、船倉から溢れ出た袋が甲板へとせり出すほど貨物を積まれたせいで深く水に沈みこんでいる船に乗り込んだ。それらの袋は、それぞれまったく害のなさそうな品物の名前が刻印されていた。くず銅、豚脂、インク、ハイ・ロックの食事(「牛用」と書かれていた)、タール、魚のゼリー…… スコッティはどのような非道徳的な交易品が船中にあるかを想像し、それが絵となって頭の中を巡りめぐった。 残りの荷物を船中に積み終えるまでにバリフィックス船長が言った数分以上かかったが、1時間後には錨は上がり、アセイに向かう流れに乗っていた。草色をした水面はわずかに波立ち、そよ風に頬を撫でられていた。岸には草木が生い茂り、様々な動物が互いに歌いうなり合うさまを隠していた。周りの穏やかな環境によって心を静められたスコッティは、眠りへと落ちていった。 夜起きた彼は、清潔な着替えと食べ物をバリフィックス船長から受け取った。 「聞いてもいいかね? なぜアセイへ行くのだ?」と、ボズマーは言った。 「あそこで、昔の同僚と合流するのです。帝都でアトリウス建設会社の職員だった私に、契約の交渉をするためにここへ来るよう彼が私に依頼したのです」スコッティは、2人で夕飯として分け合っていた干しソーセージを口にした。「最近のカジートとの戦争で破損した橋や道路や建物などの修理と改装をするつもりです」 「この2年間は辛かった」船長はうなずいた。「でも、俺やあんたやあんたの友達にはいいのかも知れんが。交易路は遮断されているぜ。聞いたか? 今度はサマーセット島と戦争になるかも知れないらしいぜ」 スコッティは首を横に振った。 「俺は、沿岸でスクゥーマの密輸をたくさんやってきた、革命家の部類のヤツらでさえ助けてやってきたぜ。でもな、戦争が俺を堅気の貿易商、商売人にしちまった。戦争で出る最初の犠牲者はいつも堕落した人間だ」 スコッティはお気の毒にと言い、2人は沈黙し、穏やかな水面に映る天空の星や月を見ていた。次の日、スコッティが起きてみると、泥酔して動けず、帆に絡まりながら、ろれつが回っていない舌で歌っている船長を目にした。スコッティが起きたのを見ると彼は、ジャッガの大瓶を差し出した。 「ウエスタンクロスのお祭り騒ぎで懲りてるぜ」 船長は笑い、そして突然泣き出し、「堅気になんかなりたくねえ。昔知ってた他の海賊たちは、今でも犯し、盗み、密輸して、あんたみたいな善良なヤツらを奴隷として売りさばいてるんだ。本当に、初めて合法の荷物を運んだとき、俺の人生がこうなるなんて思ってもいなかったぜ。戻れるのは分かってるさ、でもな、いろいろと見てきた後の俺じゃあ無理だ。俺は破滅だ」 励ましの言葉をささやきながら、スコッティは涙を流す海の男が帆から出るのを手伝った。そして、こう付け足した、「話題を変えてごめんなさい、でも、今どこですか?」 「ああ」バリフィックス船長は惨めにうめいた。「予定より早く到着できた。アセイはそこを曲がったらすぐだ」 「では、アセイは火事のようです」と、スコッティは指を差しながら言った。 タールのように黒い、巨大な煙の柱が木の上へと昇っていた。川が曲がっているところを抜けると、炎が見え、そして黒く焼かれ骨組みだけになった村が見えた。火に包まれ、死にゆく村人たちは岩から川へと飛び込んだ。嘆きの不協和音が耳に届き、私の周囲にはたいまつを持ち、歩き回るカジート兵の姿が見えた。 「ああ、神よ!」ろれつの回らない船長が言った。「また戦争だ!」 「何てことだ」と、スコッティは泣きそうになった。 帆船は炎に包まれた街とは反対側の岸へと流された。スコッティは岸と、その安全性に注目した。恐怖から離れた穏やかな木陰。そのとき、2本の木の葉が揺れ、弓で武装した柔軟なカジートが十数名、地上へと降りてきた。 「見られています」と、スコッティはささやいた。「弓を持っています!」 「弓を持っているって? あたりまえだろう」バリフィックス船長はうなった。「あれは俺たちボズマーが発明したかも知れんが、秘密にしておこうとは考えなかった。政治家め」 「今度は矢に火をつけています!」 「そうだな、たまにあることだ」 「船長、撃っています! 火のついた矢で撃ってきています!」 「ああ、そうだな」船長はうなずいた。「ここで肝心なのは、矢が当たらないことだ」 だが、すぐに命中し始めた。そして最悪にも、2度目の一斉射撃で矢が積み荷のピッチに命中し、とてつもなく大きな青い炎が上がった。船と積荷が粉々になる直前に、スコッティはバリフィックス船長をつかんで船から飛び降りていた。冷たい水の衝撃がボズマーを一時的なしらふにした。彼は既に川の曲がりへと全速力で泳いでいたスコッティを呼んだ。 「デクマス先生よ、どこへ向かって泳ぐつもりだい?」 「ファリネスティへ戻ります!」と、スコッティは叫んだ。 「何日もかかっちまう、それに着く頃には皆アセイへの攻撃のことを知ってるぜ! 見慣れないヤツなんか入れてくれないぞ! ここから一番近い下流の村はグレノスだ、そこなら俺たちを保護してくれるかもしれん!」 スコッティは船長のところまで戻り、燃え盛る村の形跡を後に、並んで川の中央を泳ぎ始めた。泳ぎを覚えたことを、彼はマーラに感謝した。帝都地方はそのほとんどが陸地に囲まれていたため、シロディールの多くの子供たちは泳ぎを覚えなかった。もしミル・コラップやアルテモンで育てられていたなら絶望的であったかもしれないが、帝都自体は水に囲まれていたため、男の子も女の子も皆、船がなくても川を渡れた。冒険者ではなく、書記へと育った人たちでもそうである。 バリフィックス船長のしらふの状態は、水の温度に慣れるにつれて薄れていった。冬であっても、ザイロー川は比較的暖かく、それなりに快適である。ボズマーの泳ぎは変則的で、スコッティに寄ってきたり、離れたり、前に出たり、遅れたりしていた。 スコッティが右を見ると、炎は木々が薪であるかのように燃え移っていた。なんとか追いつかれないようにはしているが、後ろからは猛火が流れてきている。左の岸は、アシの葉が揺れ、何が揺らしているのかを見るまでは、問題がないように見えた。今までに見たことがないほど巨大なネコが群れをなしているのである。彼の最悪の悪夢にも匹敵するようなアゴと歯、赤褐色の毛と緑の目を持つ猛獣であった。その獣たちは泳いでいる2人を見つめながら、速度を合わせて歩いている。 「バリフィックス船長、あの岸へもこっちの岸へも行けません、半熟に煮えるか食べられてしまいます」スコッティがささやいた。「腕の動きとバタ足を安定させてください。普段と同じように息を。疲れてきたら言ってください、しばらく背で浮きましょう」 酔っ払いに理性的な助言をしたことがある人ならば、この絶望感を理解できるであろう。ボズマーが海賊時代の小唄をうめいている最中、スコッティは遅くなったり、早くなったり、左右に流される船長の速度にあわせた。同行者を見張っていないときは、岸のネコに注意した。しばらく続いた直線を抜けた後、右方向へと曲がった。違う村が火に焼かれていた。それは、疑いようもなくグレノスであった。スコッティはその赤々と燃え上がる業火を見つめ、その破壊のさまに恐怖した。そして、船長が小唄をやめたのを聞き逃していた。 彼が振り向いたとき、バリフィックス船長はいなかった。 スコッティは濁った川の深みへと何度も潜ってみた。何もできることはなかった。最後の捜索から浮上したとき、巨大なネコは去っていた、おそらく彼もまた溺れたと思ったのであろう。彼は1人で下流へと泳ぎ続けた。川の支流が最後の防壁の役目を果たしたと見え、延焼はそこで止まっていた。しかし、もはや街はない。数時間後、彼は岸に上がることの賢明さを考え始めた。どちらの岸へ、それが難問であった。 決断する必要はなかった。彼の少し先に、大きな焚き火をたいた岩だらけの島が見えた。ボズマーの一行の邪魔をすることになるのか、はたまた、カジートの一行か、彼には分からなかったが、彼はもう泳げなかった。張りつめて痛む筋肉で、彼は自分を岩の上に引き上げた。 教えられる前に、彼らがボズマーの難民であることが分かった。逆側の岸で、彼をつけ狙っていた巨大ネコと同じ種類の生物の死骸が火にかかっていた。 「センチー・タイガー」と、若い戦士の1人が言った。「ただの動物ではないです―― キャセイ・ラットやオームスや他のカジートと同等の賢さがあります。こいつは溺れてしまっていたので残念です。生きていれば、喜んで殺してやったのに。肉は気に入ると思います。こいつらは砂糖をたくさん食べるせいで、肉は甘いんですよ」 人間ほど知的な生物を食べることができるかどうかスコッティには分からなかったが、ここ数日間やってきたように彼はその行動に自分自身が驚いた。肉は味わい深く、みずみずしく、豚の砂糖漬けのように甘かったが、味付けは何もされていなかった。食べながら彼は、集まった人々を見渡した。悲しげな集団、中には失った家族を想い、いまだに泣いているものもいる。彼らはグレノスとアセイの両方の生き残りであり、全員が戦争のことを話していた。どうして―― はっきりとシロディール出身のスコッティに向けられた言葉である ――どうして皇帝は彼の領土の安全を守らないの? 「シロディール人と合流するはずだったのですが……」彼は、アセイ出身であると踏んでいたボズマーの娘に言った。「彼の名前はリオデス・ジュラス。彼に何が起きたか知りませんか?」 「あなたの友達は知りませんが、街に火がついたときにもアセイにはシロディールがたくさんいました」と、娘は言った。「そのうちの何名かは急いで逃げたと思います。彼らは内陸のジャングルの中にあるヴィンディジへ向かっていました。私や他の大勢も明日そこへ行きます。もし望むのであれば、一緒にどうぞ」 デクマス・スコッティは厳かにうなずいた。岩でゴツゴツしている川の島、彼はできるだけ自分の気持ちを落ち着けようとした。そして努力の末、どうにか彼は眠りに落ちた。しかし、その眠りはあまり深くなかった。 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第4章 ウォーヒン・ジャース 著 18人のボズマーと1人の帝都建設会社の元事務員デクマス・スコッティは、重い足取りでジャングルの中を西へ、ザイロ川からヴィンディジの古い集落へと向かっていた。スコッティにとって、ジャングルは敵意に満ちていて居心地が悪いところだった。巨大に生い茂った木々が明るいはずの朝の日差しを闇で覆ってしまい、彼らの進行を妨げる邪悪な爪のようだった。低木の葉でさえも、邪悪な力によって震えているかのように見えた。さらによくないことに、不安そうなのは彼だけではなかった。彼と共に旅をしているのは、カジートの攻撃を生き延びたグレノスやアセイヤーの地元民だが、その顔は明らかに恐怖におびえていた。 ジャングルの中には何かの感覚、単なる乱心ではなく、その土地固有の慈悲深い精神を感じさせる何かがあった。それでもスコッティは視野の端に、自分たちのあとをつけ木々の間を飛びかいながら移動するカジートの影をとらえていた。だがスコッティがその影のほうに目を向けると気配は瞬時に消えてしまい、そこには最初から誰もいなかったような、ただの暗闇となってしまうのだった。しかし、彼らに見られていることは確実だった。ボズマーたちも彼らの姿に気づき、歩くペースを速めた。 18時間歩いて、虫に喰われ、何千というとげにひっかかれ、ようやく開けた渓谷へと出た。既に夜になっていたが、渓谷には松明の灯りが彼らを歓迎しているかのように一列に並び、ヴィンディジの集落の皮製のテントやそこらじゅうに転がる石を照らしていた。渓谷の端には松明で囲まれた聖域があった。筋くれだった木々が積み重ねられ、神殿を形作っていた。無言のままボズマー達は松明の列の間を通り、神殿へと向かっていった。スコッティも彼らのあとをついていった。密集した木々の一角にぽっかり口をあけた門にたどり着くと、その奥から青白い光が漏れていた。中では何百人ものうめき声が反響しあっていた。スコッティの前にボズマーの娘が手をかざし、彼を止めた。 「あなたには理解できないでしょうが、外の人はいくら友人でも入れないわ。ここはあたしたちの聖域なのよ」 スコッティは頷き、彼らが頭を下げながら神殿の中へと入っていくのを見ていた。最後列にいたウッドエルフが中に入ってしまうと、スコッティは振り返って村の方を見てみた。あそこなら間違いなく空腹を満たせるものがあるだろう。松明の向こうに見える、一筋の煙と鹿の肉が焼かれる微かなにおいが彼を導いた。 そこには5人のシロディールと2人のブレトン、そして1人のノルドがいた。彼らは白く焼けた石の焚き火を囲み、細長く裂いた大鹿の肉を蒸し焼きにしていた。スコッティが近づくと、そこにいた全員が立ち上がった…… いや、正確には1人を除いて。ノルドだけは目の前の大きな肉の塊に目が釘付けだった。 「こんばんは。お邪魔して申し訳ない。私に少し何か食べ物を分けていただけませんか? グレノスとアセイヤーから逃げてきた人たちとここまで1日中歩いてきて、とても空腹なのです」 彼らはスコッティに座って一緒に食べるように勧めた。そして自己紹介をした。 「戦争が再び始まってしまったようですね」と、スコッティは愛想よく言った。 「触らぬ神にたたりなしだ」と、ノルドが肉をほおばりながら言った。「俺はこんなにふざけた文明を見たことないよ。陸ではカジートと、海ではハイエルフたちと戦っている。こんな仕打ちを受ける価値がある場所は、あのムカつくヴァレンウッドぐらいなもんだ」 「しかし、ヴァレンウッドのやつらは、別にあんたのことを嫌ったりしてないだろう」と、ブレトンの1人が笑いながら言った。 「やつらは生まれながらの悪党さ。優しい顔して侵略するところはカジートよりもたちが悪い」ノルドは脂のかたまりを焼けた石に吐き出し、ジュージュー音をさせた。 「徐々に、自分たち領土の森を他国にまで広げていくんだ。だが、思いがけずエルスウェーアの反撃をくらい、慌てふためいているってわけさ。俺はあれほどの悪党は見たことがないね」 「あなたはここで何をしているんですか?」とスコッティは尋ねた。 「俺はジェヘナの宮廷の外交屋さ」とノルドは食べ物の方を向きながらつぶやいた。 「あなたは? 一体ここで何をしているのですか?」とシロディールの1人が聞いた。 「私は帝都にあるアトリウス建設会社で働いています。以前一緒に働いていた仲間から手紙をもらい、ヴァレンウッドへ来るようと書かれてました。もう戦争が終わったので、壊れた建物を建て直す仕事をしている私の会社と大口の契約を結べるだろうというのです。しかし、災難に次ぐ災難で、ここにくるまでに全財産を失い、戦争は再び始まりそうだし、手紙をくれた仲間にも会えないしでほとほと困っています」 「その昔の仲間というのは……」もう1人のレグリウスと名乗るシロディールが小声で言った。「もしかしてリオデス・ジュラスという名ではありませんか?」 「彼を知っているのですか?」 「私もあなたと同じように彼から誘いを受けて来たのです」レグリウスはいやな笑いを浮かべた。「私はあなたの会社とはライバルのヴァネック卿の元で働いており、リオデス・ジュラスも以前そこで一緒に働いていました。私も彼から手紙をもらいました。戦で倒壊した建物の再建を手伝わないか、とね。私はちょうどその時、会社をクビになったばかりでしてね。これは何かのチャンスだと思いましたよ。彼とはアセイヤーで会い、シルヴェナールともっと儲けのいい話をするつもりだと言っていました」 スコッティは叫んだ。「彼は今、どこにいるんですか?」 「私は神学者ではないから、なんとも言えませんが……」とレグリウスは肩をすくめた。「おそらく彼は死にましたよ。カジートがアセイヤーを攻撃した時、奴らはジュラスが彼の船を泊めていた港に火をつけ始めました。あ、いや、私の金で買ったものだから『私の船』ですが。何がなんだかわからないままに、気づいた時には何もかもが燃やされて灰になってました。カジートは動物かもしれませんが、攻撃の心得はあるようですね」 「カジートはヴィンディジのジャングルを通って我々を尾けてきていました」と、スコッティは神経質に言った。「あの梢のあたりを飛び回っていたのは間違いなくやつらの仲間だ」 「ただの猿人の類じゃないのか?」ノルド人はせせら笑うように言った。「何も心配することはねえよ」 「私たちが最初にヴィンディジに入った時、ボズマーが皆あの木のとこに入って行ったんです。彼らは怒りながら“古代の恐怖を我らの敵に解き放て”というようなことをブツブツ言っていました」と言ったブレトンは、その時の情景を思い出し、ブルブル震えていた。「それから1日半もの間、こもったきりなんです。心配なら、あそこを調べてみたらいいんじゃないですか?」 ダガーフォールの魔術師ギルドの代表者と自己紹介したもう1人のブレトンは、仲間が話している間、暗闇を見ていた。「どうもジャングルの中にも何かいるようだな。村の右の端の方を見ている」 「戦から逃れてきた人たちでは?」スコッティは自分が警戒しているのを悟られないような声で尋ねた。 「この時間帯に木々を抜けてくるとはおかしいだろう」とウィザードは小声で答え、ノルドとシロディールの1人が湿った皮のシートを引っ張り出して火にかぶせた。火はたちまちに静かに消えた。ようやくスコッティにも侵入者たちの姿が見えた。彼らは楕円形の黄色い目を持ち、長剣と松明をかかげていた。スコッティは恐怖で固まり、敵に見つかっていないことを願った。 彼は何かに背中を押されたのを感じ、はっと息を飲んだ。 レグリウスが頭上からささやいた。「たのむから静かにしてここを登って」 スコッティは消えた焚き火の横の高い木から垂れ下がる、2本の蔓を結んだロープをつかんだ。彼は急いでそのロープをよじ登り、その努力を無に帰さないように必死に息を殺した。頭上高くのロープの先には、三つ又に分かれた枝の上に乗った、かつて巨大な鳥がこしらえたであろう巣が打ち捨てられていた。スコッティが柔らかく、ワラのいいにおいのする巣の中へともぐりこむと、レグリウスはロープを引き上げた。そこには他に誰もおらず、下を覗いてみるとそこにも誰もいなかった。カジート以外には。彼らは神殿の灯りにむかってゆっくりと進んでいった。 「ありがとう」とスコッティはささやいた。ライバル会社の人が助けてくれたことに深く感謝していた。集落から目を離して辺りに目をやると、より上の方の枝が苔生した渓谷を囲む壁にもたれかかっていることに気づいた。「もっと上に行きましょう」 「バカ言うんじゃない」と、レグリウスは息を殺して言った。「奴らがいなくなるまでここに隠れていよう」 「アセイヤーやグレノスにしたように、カジートがヴィンディジに火をつけたら、私たちは地上にいるのも同然で、確実に死んでしまう」と言うとスコッティは、ゆっくりと用心しながら枝を確かめつつさらに上へと登っていった。「彼らの動き、わかりますか?」 「どうだろうね」とレグリウスはじっと薄暗い中を目をこらして見ていた。「奴ら、神殿の前に集まっている。何か手に持ってるな…… 長いロープみたいだ。前後に垂れ下がっている」 スコッティは表面が濡れてごつごつした崖に向かって伸びる枝の中で一番丈夫そうなのを選び、その上を這っていった。決して距離のあるジャンプではない。実際、石の湿った、ひんやりとするにおいが嗅げそうなほどの距離だった。しかし、一会社員として過ごしてきた彼の人生の中で地上から高さ100フィートもあるところから切り立った岩までジャンプする経験など皆無であった。彼はジャングルで頭上よりもうんと高いところから彼を尾けねらってきた影の動きを思い描いた。彼らのバネがついてるかのような脚、しなやかにものをかっさらおうとする腕。そして彼は飛んだ。 スコッティは岩をつかんだが、縄のように長く厚い苔のほうがつかまりやすそうだった。彼は苔にしっかりつかまって足を前に出そうとしたその時、足がすべって、宙に浮いた。体勢を整えるまでの数秒間、自分が上下さかさまになっているのがわかった。崖から突き出た細い岩のようなところがあり、彼はそこに立ってようやく息をついた。 「レグリウスさん、レグリウスさん」と、スコッティは声にならない声で呼びかけた。しばらくして、枝がゆれ、ヴァネック卿の元部下が、まず彼の鞄、頭、そして残りの部分の順番で姿を現した。スコッティは小声でなにか言おうとしたが、レグリウスは激しく首を振り、下を指差した。カジートの1人が木の下で焚き火の跡をじっと見ていた。 レグリウスは不恰好に枝の上でバランスをとろうとしたが、片方の手だけでそれをやるのはあまりにも困難だった。スコッティは両のひらを丸めてみせ、次に鞄を指差した。レグリウスは嫌そうだったが、鞄をつかみ、スコッティに投げてよこした。 鞄には目に見えないほどの小さな穴が開いており、スコッティが鞄をキャッチした時にゴールドが1枚、下へと落ちてしまった。ゴールドは岩壁に当たって、高く柔らかい音をたて落ちていった。今までに聞いたことがないほど大音量のアラーム音のようだった。 そしてたくさんのことがいっぺんに起きた。 木の下にいたキャセイ・ラートは上を見て、おたけびの声をあげた。そのほかのカジートたちもその声に呼応して、猫のように身をかがめたかと思うと、跳ね上がり、下の枝に飛び移った。レグリウスは、ありえない器用さで上ってくるカジートの姿を自分の下に見てパニックに陥った。スコッティが「絶対に落ちる」と言う暇もなく彼はジャンプした。悲痛な叫び声をあげながら、レグリウスは地面に落下し、衝撃で首を折った。 その時、神殿のあらゆる隙間から白炎の閃光が一気に噴き出した。ボズマーの詠唱の声はもはや乱心じみており、この世のものとは思えないほどになっていた。気を登っていたキャセイ・ラートも動きをとめ、神殿のほうをじっと見た。 「キアゴーだ」とキャセイ・ラートは言って息をのんだ。「荒野の狩人だ」 それはまるで現実世界に裂け目が入ったような光景であった。神殿から恐ろしい獣たち── 全身から触手が生えたヒキガエル、硬い鎧と鋭い棘をもった虫、体表がねばねばした大蛇、神々の顔をした霧状の化け物、これらすべてが怒りに我を失ったように勢いで神殿から飛び出してきた。それら恐ろしい獣たちはまず神殿の前にいたカジートたちの体を引き裂いた。それを見たほかのカジートたちは一目散にジャングルの中へ逃げ込もうとしたが、自分たちの持っていたロープに足をとられた。瞬く間に、ヴィンディジの集落は荒野の狩人たちの幻影の乱心のるつぼと化した。 言葉にならない叫び声や、獣の群れがあげるおたけびの声が蔓延する中、身を隠していたシロディール、ノルド、それと2人のブレトンも全員見つかってしまい、貪り喰われてしまった。ウィザードは自分の姿が見えないよう呪文をかけていたが、視覚に頼らない虫たちにはせっかくの魔法も無力であった。木の下にいたキャセイ・ラートが想像できないほどの力で木を揺さぶり始めた。このカジートの恐怖におびえる目を見て、スコッティは縄状の太い苔を1本、彼に向けて差し出した。 スコッティに差し出されたロープにつかまろうとするカジートの表情は痛ましいほどの感謝の念であふれていた。スコッティがそのロープを引っ張ろうとするとカジートはその表情を変える間もなく落下していった。彼は地面に落ちる前に荒野の狩人に骨まで食いつくされた。 スコッティもその場から逃げようと別の突出した岩に向かって飛びうつった。思いのほかうまくいった。そこから崖の頂上へとよじ登り、ヴィンディジの変わり果てた姿を一望することができた。獣たちの群れはだんだんと膨れ上がり、その数は谷全体へと広がり、逃げ惑うカジートたちを追っていた。その光景はまさに地獄絵だった。 月夜に照らされ、スコッティのいるところからはカジートたちがロープを取り付けようとしていた場所が見えた。その時、雷のような轟音が鳴り響き、雪崩のように次々と巨石が転がってきた。粉塵がおさまると、谷は巨石によって完全に封鎖されてしまった。荒野の狩人たちはそこにとどまった。 スコッティはこれ以上の人食いの饗宴を見ていられず、顔をそむけた。眼前には網の目のように木々の生い茂るジャングルが広がっていた。彼はレグリウスの鞄を肩にかけ、再びジャングルの中へと入っていった。 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第5章 ウォーヒン・ジャース 著 「せっけんだ! この森は愛を食べて生きている。まっすぐ進め! このマヌケでアホな牛め!」 スコッティがジャングルへ降り立つと、すぐにその声が響いてきた。彼は、薄暗い林の空き地をじっと目を凝らしてみたが、そこから聞こえてくるのは、動物や虫の鳴き声、風のざわめきだけだった。先ほどの声は、非常に奇妙で風変わりなアクセントがついており、性別もはっきりせず、震えるような抑揚だが、人間のものであることは間違いないようだ。あるいは、ひょっとしたらエルフの声かもしれない。おそらく、1人でいるボズマーが、たどたどしくシロディール語を喋っているのだろう。何時間もの間ジャングルをさまよった後では、どんな声でも少しは親しみが持て、すばらしく聞こえた。 「こんにちは!」とスコッティは叫んだ。 「カブトムシの名前は? 確かに昨日だった、そうだ!」と言う声が返ってきた。「誰が? 何を? いつ? そしてネズミ!」 「あなたの言ってることがよく分からないんですが」とスコッティは答えた。声がする方向に、荷馬車ほどの太いイチゴの木があり、それに向かって「こわがらないで下さい。私は、帝都から来たシロディールで、デクマス・スコッティと言います。戦争後の再建のお手伝いをしに、ヴァレンウッドへと来ました。ですが、道に迷ってしまいまして」 「宝石の原石に、じっくりと焼かれた奴隷達…… 戦争」そのうめき声は、すすり泣きへと変わっていった。 「戦争について何か知っているんですか? 私は何も知らなくて。ここが国境からどれだけ離れてるかとかも知らないんです」と言ってスコッティは、ゆっくりとその木へと寄っていった。レグリウスの鞄を地面に置き、空いた手をそこに差し出した。「武器は持っていません。私はただ一番近くの街までの行き方を知りたいだけなんです。シルヴェナールで、リオデス・ジュラスという友人と会わなければならないんです」 「シルヴェナールだと!」と声は笑った。スコッティが木の周りを回っていると、さらに大きな笑い声が聞こえてきた。「虫とワイン! 虫とワイン! シルヴェナールの歌は、虫とワインのためだ!」 木の周りには何も見つけることができない。「どこなんです? どうして隠れているんですか?」 空腹と疲労でイライラが爆発し、彼は、その木の幹をたたいた。突然、木の空洞の上の方から、金色と赤色の小さなものが飛び出して来た。それは6つの翼を持った数インチたらずしかない生物で、スコッティは取り囲まれた。トンネルのようなこぶの両側に深紅色の眼がついており、口は常に半分開いていた。彼らに脚はなく、素早く羽ばたかせているその美しい薄い翼は太って張り出した腹を運んでいるかのようだった。しかし、彼らは、火花が散るような速さで、空中を俊敏に動くことができた。そして、かわいそうな事務員の周りをぐるぐる飛びながら、もはや全く意味不明な事を喋り出してしまった。 「ワインと虫、私は国境からどれだけ離れているのか! 学術的美辞麗句、ああ、リオデス・ジュラス!」 「こんにちは、私は武器を持っていなくて怖いよ。煙の巻きあがる炎と一番近い街は、親愛なるオブリビオン」 「太って悪い肉、藍で染めた光の輪、でも、私を怖がらなくていい!」 「どうしてあなたは隠れてるの? どうして隠れてるの? 友達になる前に、私を愛して、ズレイカ様!」 自分の言ったことを真似されるのに腹を立て、スコッティは腕を振り回して彼らを木の上へと追い払った。彼は足を踏み鳴らして森の開けたところまで戻り、数時間前にもそうしたように、レグリウスの鞄を開いて覗いた。もちろん、何か役に立ちそうなものも食べられそうなものも、その鞄のどのポケットにも入ってはいなかった。あるのは、かなりの量の金(ジャングルの中でも、金で問題解決できるだろうさ、と彼は皮肉気に前と同じく口元を歪めた)と、ていねいに畳まれた空白のヴァネック建設会社の契約書、何本かの細い縄、油を塗った防水具。「少なくとも……」とスコッティは思った。「雨の心配はいらないな」 雷のとどろく音が聞こえ、彼は、ここ何週間か思っていたことを確信した。自分は呪われている、と。 その後一時間の間、スコッティは鞄の中にあった防水具を着け、泥の中を這うように進んで行った。森は日光を通さないが、暴風雨には簡単に許してしまう。耳に入るのは、激しく降る雨の音に、頭上でひらひらと飛び、戯言を繰り返す例の生物の声だけだった。彼はその生物に怒鳴り声を上げ、石を投げつけたが、彼らはスコッティを気に入ってしまったようだ。 自分を悩ます奴らに投げつけようとスコッティが大きな石に手を掛けたそのとき、彼は足元がぐらつくのを感じた。雨で地面がぬかるんでいたため突然足元がすべり、潮のようになって、スコッティはまるで小さな木の葉のごとく上下逆さになりながら流されて行った。泥の洪水がおさまるまで、彼は滑り落ち、遂に、25フィート下の河に突っ込んだところで停止した。 嵐は、やって来たのと同じくらい唐突に去って行った。太陽が暗雲を吹き飛ばし、スコッティが海岸へと泳ぐ間、彼の体を温めてくれた。そこにも、カジートがヴァレンウッドを襲撃したことを示す気配があった。近くには小さな漁村があったが、最近になって打ち捨てられたのか、ほとんど活気は無く、死にたての屍のようにくすぶっていた。泥で作られた家も荒廃して灰に戻っており、かつてはそこに積み入れられていたであろう魚の匂いがこびり付いていた。イカダや小船は壊れたまま放置されており、半分が水に浸かってしまっていた。住民の姿はもはやなく、もし誰かいるのならば、死体か、遠くから避難して来た者だろうと思った。何かが廃墟の壁にぶつかる音が聞こえてきた。彼は急いで調べに行った。 「私の名前はデクマス・スコッティですか?」と1匹目の翼の生えた獣が歌った。「私はシロディールですか? ボクは帝都から来たのですか? 私は、戦争後のヴァレンウッド再建のため来たのですが、ここで迷子になってしまったのですか?」 「私は、膨れて、汚れて、猿頭だ!」ともう1匹の仲間が賛同した。「あなたはどこですか? どうして隠れているんですか?」 彼らが喋っているのを尻目に、スコッティは村の他の場所を調べ始めた。野良猫があちこちの物陰に乾ききった肉のかけらや、ひと口サイズの魚肉ソーセージなどを隠していた。しかし、猫たちはこんな壊滅的状態にありながらも汚れた身なりではなかった。食べ物もろくにないだろうに。歩いているうち、かつては石造りの小屋だったであろうあばら家の下から、使えそうな道具を見つけた。骨で出来た弓と2本の矢だ。弦はなくなっていた。火事で燃やされてしまったのだろう。彼はレグリウスの鞄から縄を取り出すと、それで修理した。 その作業の間、あの生き物たちが、彼の頭上を飛び回っていた。「聖リオデス・ジュラスの修道院か?」 「あなたは戦争について知っています! 虫とワイン、黄金色の主人を束縛しなさい、猿頭!」 弦を張り直して、弦を胸まできつく引いたまま弓をつがえて、ぐるりと回してみた。翼のついた獣たちは射手を前にした経験があったようで、霞のほうへ一目散に逃げ去った。スコッティが最初に放った矢は、3フィートほど飛んで地面の上に落ちた。彼は悪態をつき、矢を拾った。マネをする生き物たちは、腕の悪い射手を前にした経験もあったようだ。一度は退散した彼らはスコッティの頭上に戻って来て、嘲笑した。 二回目は、技術面に限って言えば、かなり上達した。彼はホアヴォアーの下から飛び出た時に、ファリネスティの射手達がどんな風に矢を用いていたか、どうやって全員が自分を狙っていたかを思い描いた。両腕を伸ばし、右肘を均等に引いた。弓を引くと右手が下顎をかすめた。矢が指先のように視界のあの生き物を指しているように見えた。しかし矢は的を2フィートほど外し、そのまま石壁に当たって折れた。 スコッティは河岸を歩いていた。もう矢は1本しか残されていなかった。動きの鈍い魚を見つけてこの矢で仕留めるのが現実的だと考えた。弦さえ壊れない限り、外した矢は何度でも河底から持って帰ればいいのだから。彼の前を、ひげのついた魚がゆったりと過ぎ去っていき、彼はそれに狙いを定めた。 「私の名前はデクマス・スコッティ!」あの生き物の1匹がうなり声をあげ、その魚を驚かせてしまった。「この、マヌケでアホな牛め! お前は火の中で踊れ!」 スコッティは、さっきと同じようにその生物を狙ってみた。今度はあの射手たちのような姿勢をとることが出来た。足幅は7インチ開き、膝は伸ばしたまま、右肩を後ろに引くのに合わせて左脚は心持ち前に出す。そして、彼は最後の矢を放った。 どうやら、この矢は例の生物をその矢で串刺しにしたまま廃墟の石の上で焼くのにも便利なようだ。仲間の死を目にした他の連中はすぐに退散してしまったので、彼は、静かに食事を楽しむことができた。その肉はとてもおいしく、一級品のものとなんら変わりがなかった。彼が最後の一口を矢から引き抜いていると、蛇行した河の向こう側から1隻の船が近付いて来るのが見えた。舵を握っているのはボズマーの船員だった。彼は、急いで岸に走り寄り、手を振った。彼らは、顔を背けたまま通り過ぎて行ってしまった。 「なんて残忍で冷酷な奴らだ!」とスコッティはわめいた。「この、悪人、悪党、悪漢、猿頭め!」 そのとき、灰色の頬ひげの男が1人、ハッチから顔を出した。すぐに、それがグルィフ・マロン、シロディールからのキャラバンで一緒だったあの詩人兼翻訳家だったと分かった。 マロンは彼のほうをじっと見てすぐに喜びで目を輝かせて言った。「スコッティ! 君に会えて嬉しいよ。そうだ、ムノリアダ・プレイ・バーの難解な一節について考えを聞かせていただきたい!『世界に涙を流そう、不思議な事物を求めて』で始まるのです。もちろんご存知でしょう?」 「グルィフ、もちろんムノリアダ・プレイ・バーについてお話ししたい」とスコッティは返した。「ではまず、その船に乗せてくれますか」 どんな港を目指していようが船に乗り込めたことに喜んでいようが、スコッティは約束を守る男であった。この船がボズマーの村々の焼け焦げた廃墟を通り過ぎながら河を下っていく間、彼は、何の質問もここ数週間の身の上話もせずに、マロンのアルドメリ神話の密義に関する自分なりの解釈をじっと聞いていた。彼は、学術的知識を要求することなく、単に頷いたり肩をすくめてみせたりするのも、教養ある会話の方法として受け取ってくれた。しかも、上の空にしている彼にワインや魚肉ゼリーさえ振る舞いながら、いくつもの論文を並べて講釈を垂れるのであった。 マロンが些細な引用をノートに探しているとき、ようやくスコッティは質問した、「講釈の内容には劣るのですが、この船は一体どこに向かっているんでしょう?」 「この地方の中心地区、シルヴェナールですよ」読んでいる一節から目も離さずに、マロンは答えた。「ちょっと厄介なのは、僕はまずウッドハースで、ディリス・ヤルミヒアッドが書いたものの原本を持っているというボズマーに会いに行きたかったんです。信じられます? そうは言っても、こうして待っている他はないんですが。ところで、サムーセット島は都市を包囲して、あそこが降伏するまで住民たちを飢えさせ続けるようです。いやな想像ですが、ボズマーは、喜んで共食いするでしょうね。最後に残った1人の太ったウッドエルフが旗を掲げることになる危険がありますよ」 「まったく面倒な話です」スコッティも同じ気持だった。「東の方では、カジートが何もかも焼き払っている。西の方では、ハイエルフが戦いを始めている。北の境界は大丈夫なのでしょうか?」 「もっと悪いですよ」といくらかこちらに気を向けて、マロンは答えた。「シロディールとレッドガードは、ボズマーの避難民を受け入れたがっていない。もちろん、理由はある。彼ら避難民は家も無ければ食物も無い。そんな彼らを受け入れたら、どれだけ犯罪が増えることか」 「そうですね」とちょっとした寒気を感じながら、スコッティは呟いた。「どうも、ヴァレンウッドに足止めされているようですね」 「まったくだ。出版社の方に新しい翻訳本の締め切りが近いと言われているので、早く行きたいのだが。シルヴェナールに特別国境警備の請願書を出せば、無事にシロディールに戻れるようですよ」 「シルヴェナールに請願するのですか? それとも、シルヴェナールで請願するのですか?」 「シルヴェナールでシルヴェナールに請願するんです。この地方独特の奇妙な言い回しで、翻訳家としても興味をそそられるところです。それで、シルヴェナールというのは、彼、いや、彼らと言った方がいいと思うが、彼らは、ボズマー達に最も近しい指導者なのです。で、彼らについて覚えておくべきことは……」とマロンは笑みを浮かべて、とある一節を探り当てた。「これだ。『14の夜、不可解な、世界は踊りだす』これもまた比喩ですな」 「シルヴェナールについて、何ですって?」とスコッティは尋ねた。「覚えておくべきこと、というのは?」 「そんなこと言ったかな」マロンはそう返すと、講義の続きに戻ってしまった。 それから1週間、船は浅瀬に何度かぶつかりながらも、ザイロ川の水面を泡立てながら緩やかに進んで行き、スコッティはシルヴェナールの街を初めて目にすることが出来た。ファリネスティが1本の木ならば、シルヴェナールは1輪の華である。緑、赤、青、白の落ち着いた陰影が壮大に積み重ねられて、水晶で出来た他の部分と共に輝いている。途端に、マロンは何も見ずにまくし立て始めた。こんな風にするのは、アルドメリの作詞法を解説する時くらいのものだ。「この街はこうして森の開けたところに華を開いているのだが、これは、何かの魔法や偶然によるものではない。と言うのも、ここに生えていた木々が半透明の樹液を流して、その樹液でこうして華やかな色の木々が固められて、そして、そこに街並みが造られたのです」そのマロンの説明は興味深いものだったが、スコッティには、この街の美しさを堪能している余裕は無かった。 「すみません、このあたりで一番豪華な宿屋は?」と彼は、ボズマーの船員に尋ねた。 「プリサラホールですよ」マロンが答えた。「私も一緒に泊まっていいですか? この近くに、知り合いの学者がいるんです。会えば、きっと君も気に入ると思うな。彼の家は家畜小屋みたいですけど、アルドメリ神話の氏族、つまりサルマチについては独自の解釈を持っていて──」 「状況が違えば、喜んで何でも受け入れるのですが」とスコッティは微笑んで言った。「でも、この数週間、ずっと地面や小汚い船の中で眠ったり、食べられる物は何でもかき集めたりしなくちゃならなかったんです。おまけに、忌々しい翼を生やした生き物にも、随分と寛大な態度で臨まなくちゃならなかった。明日か明後日あたりにはシロディールへ安全に帰れるように、シルヴェナールに頼みに行ってみます」 2人は互いに別れの挨拶を交わした。マロンは帝都にある出版社の住所を教えたが、スコッティは迅速にそれを忘れることにした。スコッティはシルヴェナールの街並みをぶらついたり、琥珀色の橋を渡ったり、石化した木々で出来た家々に感心したりした。そうして、銀色に輝く水晶で造られた、とりわけ立派な豪邸を見つけた。そこが、プリサラホールであった。 彼は最上級の部屋を頼むと、これも最上級の食事を大量に頼んだ。彼の着いたテーブルの近くでは、ひどく肥えた2人の男、1人はシロディールでもう1人はボズマーだが、ここの食事とシルヴェナール宮殿のものとどちらがおいしいかの議論を交わしながらも、議論の主題は、現在の戦争や資金繰りの問題、そして、この地方の橋の再建へと移って行った。片方の男がスコッティの視線に気付いたのか、彼の方を見返すと、何かに気付いたような目つきになった。 「スコッティか? なんてこった、どこにいたんだ? ここいらの契約、俺1人で取りまとめなくちゃならなかったんだぞ!」 その声には聞き覚えがあった。その太った男はリオデス・ジュラスで、やたらと食べていた。 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第6章 ウォーヒン・ジャース 著 デクマス・スコッティは、座ってリデオス・ジュラスの話を聞くことにした。だが、いまだにこの眼前の太った男が、かつてのアトリウス建設会社の同僚であるとは信じられなかった。辺りには、スコッティがさっきまで食べていたロースト肉の、香辛料の匂いが立ち込めている。この広いプリサラホールの中の周囲の物音はすっかり消え失せていて、まるでジュラス1人しかいないようである。彼は自分がこれほど感受性豊かであることに驚いてしまったが、実際のところ、霜降月初旬に下手な手紙で帝都から彼を導いてくれた男を前に、潮が満ちていくような感慨を味わっていた。 「どこにいたんだ?」と、ジュラスは詰め寄った。「何週間か前には、ファリネスティで俺と落ちあうはずだったろ?」 「もちろん、そこに行ったさ」あまりの剣幕に驚いて、スコッティはどもりながら返した。「そこで『アセイヤーに行け』っていう君のメモを見て、そこに行ったんだが、カジートが焼き払ってたんだ。それで、避難民達と別の村へ行くことになって。その村で、君がもう殺されたって聞いたんだけど?」 「お前、そんなこと信じてたのか?」と、ジュラスがせせら笑った。 「それを教えてくれた人は、君のことをよく知ってたから。レグリウスっていうヴァネック建設委員会の人で、彼も私と同じように戦争の後のヴァレンウッドの仕事を手伝うよう誘われたと言っていたよ」 「ああ、そうだったな」とちょっと考え込んでから、ジュラスは言った。「たった今、その名前を思い出したよ。この商売、きっと上手くいくぜ。何たって、帝都を代表する建設委員会の2人が、工事の入札の手筈を調えるのを手伝ってくれるんだからな」 「レグリウスさんは死んだよ」と、スコッティは言った。「でも、ヴァネック建設委員会の契約書は持って来たけど」 「おお、上出来だ!」と、ジュラスは感嘆の声を上げた。「ふん、お前がそこまで無慈悲になれる奴だったとはなぁ、スコッティ。まぁ、これでシルヴェナールの仕事もやり易くなったな。バスの紹介はまだだったな?」 スコッティはジュラスの隣にいる、ジュラスと同じ位の胴回りを持つボズマーの存在にはぼんやりとしか気付いていなかった。スコッティはバスにそっけなく目礼をしたが、まだどこかうわの空の気持であった。彼の頭には、シロディールへ安全に帰れるように、できるだけ早くシルヴェナールへ嘆願する、ということしかなかった。その後ジュラスと、ヴァレンウッドとエルスウェーアやサムーセット島との戦争からどうやって稼いでやろうか算段している時も、どこか他人事みたいに思えてならなかった。 「俺とあんたの同僚は、いまシルヴェナールについて話してるんだぜ?」と、今までかじっていた羊の脚を置きながら、バスは言った。「ちゃんと話を聞いてないようだが」 「少しぼんやりしてました。シルヴェナールというのは、とりわけすごい人なんですね」 「彼は民衆の代表なんだよ、法律的にも物理的にも精神的にも」と、新しい相棒の常識の無さに苛々しながら、ジュラスが説明してくれた。「ここの連中が健康なのも、ほとんど女ばっかりなのも、彼のおかげだ。もしも庶民が、食べ物や商売や外国からの邪魔に不平を漏らしたら、彼は連中と同じ気持になってその不平を避ける法律を作るのさ。つまり、彼は独裁者なのさ。ただし、民衆のためのだ」 「それは……」スコッティは適当な言葉を探し出した。「戯言だね」 「そうかもしれない」バスは肩をすくめてみせた。「だが、彼は、『民衆の声』という多大な権限を持ってる。その中には、外国の会社による建設許可や契約交換を認可する権利も、もちろん含まれている。信じてくれなくても構わんが。シルヴェナールをお前の所の頭のイカれた皇帝、例えばペラギウスみたいなもんだと考えてみてくれ。今現在、このヴァレンウッドは四方八方から攻撃されてかなり参ってる。シルヴェナールも、よそものに対してはすっかり不信と恐怖を抱いてる。たった一つの民衆の望み── つまりは、シルヴェナールの望みでもあるが── は、帝都が介入してこの戦争を終わらせることだ」 「皇帝が?」と、スコッティが尋ねた。 「あのイカレた皇帝に期待するのは無理かも知れんが」と言いながら、ジュラスはレグリウスの鞄から、空白の契約書を取り出した。「実際、あいつがどうするかなんて誰にも分からん。それより、レグリウス様のおかげで、随分と仕事がスムーズに行きそうだ」 彼らは、シルヴェナールと会うとき、どうやって自己紹介するかについて夜まで話し合った。スコッティは食事をつづけていたが、残りの2人ほどの量ではなかった。太陽が丘に登り始め、光が水晶の壁を通して3人を赤々と照らした。ジュラスとバスは、シルヴェナールに会いに行く代わりに、自分たちの部屋へ戻っていった。スコッティは、自分の部屋に戻ってジュラスの計画に穴が無いかどうか考えを巡らせていたが、冷たく柔らかいベッドに抱かれて、すぐに深い眠りへと落ちてしまった。 次の日の午後にスコッティは目覚め、体の調子が良いのを感じた。言い換えると、おびえてもいた。考えてみれば、この数週間、ずっと生死をさまよっていたようなものだった。極限の疲労を味わったり、ジャングルで獣に襲われたり、飢えてげっそり痩せ細ったり、おまけに、アルドメリの詩作についての議論に巻き込まれたりしたのだ。それに、ジュラス達との、どうやってシルヴェナールを騙くらかして彼の署名入りの完全に合法な契約書をこしらえるか、という討論もあった。そんなことを考えながら着古しの服に着替えると、食べ物とゆっくり考え事ができる場所を求めて階段を下りた。 「起きたか」というバスの声がスコッティの頭上から降って来た。「今から宮殿に行くぞ」 「今から?」と、スコッティは愚痴をこぼした。「見て下さいよ、この格好。今から女を買いに行くのとはわけが違うんですよ。『ヴァレンウッドの民衆の声』とやらは、あなたが独りで届けてきて下さい。風呂にも入ってないんです」 「いいか、この瞬間から、お前は事務員じゃなくて商人見習いだ」スコッティを燦々と陽が差す大通りに引っ張って来て、ジュラスが勿体ぶって宣言した。「まずやらなくちゃいけないことは、将来有望な顧客に何を示し、どういうやり方がしっくりいくかを考えることだ。大体、豪勢な衣装やプロの立ち居振る舞いなんかじゃ、お前はシルヴェナールの旦那を騙せないんだよ。そんな風にやろうとしたころで、失敗するのは火を見るより明らかなのさ。ここは俺に任しとけ。俺やバスも含めて何人かが宮廷に行ってみたが、何かしらヘマをしちまったもんだよ。がっついたり、格式張ったり、商売の話ばかりしようとしたり、な。それで、もう二度とシルヴェナールと会えなくなっちまったわけだ。だが、俺達は今でも居残っている。その後、宮廷についてぼんやりと考えてみたり、宮廷の情報を仕入れてみたり、ピアスを開けてもらったり、ぶらぶら散歩したり、がつがつ飲み食いしてた。あえて言うなら、1ポンドか2ポンドは太ったな。さて、俺達がシルヴェナールの旦那に伝えるべきメッセージは簡潔にして明瞭だ。『私たちにとってではなく、彼にとってとても興味深い面会になるでしょう』だ」 「計画は始まった」と、バスが付け加えた。「大臣に『我々帝都の代表者が到着しました、朝のうちにシルヴェナール様にお会いしたいので、すぐにでも連れて参ります』と伝えておいたよ」 「遅刻してるじゃないか?」と、スコッティは聞いた。 「ああ、大幅にね」とジュラスは笑みで返した。「しかし、それも計画の内さ。慈悲深く、私利私欲を見せずだ。シルヴェナールを、世襲貴族と間違えちゃいけないぜ。奴は、庶民の心の拠り所なんだよ。どうやって彼を丸めこんだらいいか、お前も分かるだろう?」 それから数分間、ジュラスはヴァレンウッドについて何がどれだけ足りないか、それにはいくらの金がかかるかについてという講釈を話しながら歩いた。その額は莫大なもので、規模も費用も、スコッティが今まで扱ったものよりも遥かに大きなものであった。スコッティはそれを注意深く聞いた。彼らの周り、シルヴェナールの街は、ガラスや花々、風のうなり声や心地よい気だるさを鮮明に感じさせた。宮殿に着くと、スコッティは立ち止まりあぜんとした。ジュラスはそんな彼を見つめ、笑った。 「変わってるだろ?」 その言葉の通りだった。緋色の爆発をそのまま凍らせたような、ねじれて不均衡な尖塔が太陽を付き刺さんとばかりに伸びている。小さな村ほどもある庭園には、廷臣や召使い達が、たくさんの昆虫のように、互いの体液を吸う勢いで歩き回っている。花びらのような橋を渡って、3人は不安定な壁に覆われた宮殿の中を歩いて行った。細かく区切られた区画があり、それぞれは日陰の集会所や小さな部屋であるらしい。何度か道を曲がって行くと、一行は壁に囲まれた中庭に到着した。そこには、ドアはなく、どうやら宮殿をぐるりと巡るらせん階段の他にシルヴェナールの所に行く方法はないようだった。つまり、会議室や寝室や食堂を通り抜け、高僧や王妃や宮廷楽団員や、それに大勢の衛兵の側を通って行くのだ。 「実に愉快なところだ」と、バスが言った。「だが、いささかプライバシーに欠けてるな。まあ、そこがシルヴェナールには好都合なんだろう」 宮殿に入ってから2時間後、廊下を歩いていた一行は、剣や弓をちらつかせる衛兵達に呼び止められた。 「私達は、シルヴェナール陛下との謁見を望む者達です」ジュラスは、辛抱強く言葉を選んだ。「こちらは、デクマス・スコッティ氏、帝都の代表です」 一人の衛兵が廊下を曲がって姿を消すと、背丈の高い、革を縫い合わせたローブを着込んだ高貴そうなボズマーを1人連れて来た。シルヴェナールの経済相である。「陛下は、デクマス・スコッティ氏、彼1人との謁見を御所望でいらっしゃる」 とやかく言ったり不安の色を見せたりしている場合では無かった。スコッティは、残る2人の方も見ずに歩を進めた。大体、彼らに泣きついたところで、無関心を装われるに決まっているのだ。大臣の後をついて行って謁見室に通された彼は、この謁見で重要なことを全て暗誦すると、ジュラスの立てた計画を心に思い描いた。 シルヴェナールの謁見室は、壁が天井に向かって次第に内側へ反っていき、緩やかなドーム形をしていた。何百フィートもの高さから、陽光が天井の隙間を縫って、銀色に輝く錦の上に立つシルヴェナールに降り注いでいた。この街や宮殿に比べ、シルヴェナール自身は至って普通に見える。体つきは太っても痩せてもおらず、穏やかで均整の取れた顔立ち、少し疲労の色が見えるが、帝都のどの州議事堂にもいるような、ちょっと変わったウッドエルフというところだ。しかし、彼が高座から降りてきて、スコッティは風変わりなところを見つけた。背丈が非常に低いのだ。 「私は、お前だけと話がしたい」シルヴェナールは、ありふれた、気取らない口調で切り出した。「書類を見せてくれないか」 スコッティはヴァネック建設委員会の契約書を手渡した。シルヴェナールはそれをじっと見ると、「帝都」という飾り文字の上に指を走らせてから、彼に返した。彼は何だか気恥ずかしくなって、床に顔を向けてしまう。「我が宮廷には」とシルヴェナールが言った。「この戦争で儲けようというペテン師どもで溢れ返っている。おおかた、お前や、お前の同僚もそうであろう。しかし、この契約書は本物のようだな」 「もちろんです」スコッティは冷静に応えた。彼のあまり格式ばっていない、へつらう様子もない口調は、シルヴェナールに好印象を与えたようだ。これは、ジュラスに教えられた通りである。「再建が必要な道路の話、アルトマーに壊された港の修復のお話をいたしましょう。それから、経済網の再整備に必要な費用の見積もりをお出しします」 「ところで、どうして2年前にエルスウェーアとの戦争が始まったときに、皇帝は使節を派遣してくれなかったと思う?」と、シルヴェナールがゆうつつそうに尋ねた。 スコッティは、返答する前に、このヴァレンウッドで会ったボズマー達との会話を思い出してみた。彼を国境からここまで護衛してくれた、金に汚くおどおどしていた兵士達。ファラインスティのウェスタンクロスにいた、大酒飲みたちや、害虫駆除(彼も駆除されそうになった)の射手達。ハヴェル・スランプの詮索好きなパスコス母さん。哀れむべき元海賊のバルフィックス船長。悲哀に満ちた、しかし希望を捨てていないアセイヤーやグレノスの避難民達。乱心と殺意に満ち、自身をも滅ぼす勢いのヴィンディジの荒野の狩人。マロンに雇われた、物静かで気難しい船員達。ちょっと風変わりなバス。もしも1つの生物が、それが住む地域の生物の気質を代表するというならば、その生物の個性とはどのようなものだろうか? スコッティは仕事上でも気質上でも事務員である。だから、目録や書類を作ったり、何かをシステムに組み込んだりすることには本能的に安らぎを覚える。もしもヴァレンウッドの人々の気質の欄に何か書き込まねばならないなら、いったい何がふさわしいだろうか。 ほとんど考えるまでもなく答えは出て来た。「否定」だ。 「私はその質問に興味がありません。すぐに商談に移って構いませんか?」と、スコッティは言った。 その昼の間中、2人はヴァレンウッドの再建計画について議論を交わした。全ての契約書に、記入と署名がなされていった。費用がどんどんと加算される一方で、余白にも追加条項が走り書きされていき、それにも署名が重ねられる。こうして素早く交渉はまとめられていったが、その内容は決して考え無しのものではないことに、スコッティも気付いていた。実際のところ、「民衆の声」の計画はかなり効率的なものであり、これに従えば、日常生活も上手く回っていくだろう。つまり、漁獲や経済利益や航路や森林の状態などが、事細かに考えられたものだったのだ。 「この契約の成功を祝して、明日の夜、祝宴を開こう」と、シルヴェナールが最後に言った。 「今夜はどうですか」と、スコッティは答えた。「この契約書を持って、明日シロディールに発たなきゃならないんです。なので、そこまでの路を確保して頂きたい。時間を無駄にしたくないんです」 「よかろう」と言って、シロディールは呼び寄せた経済相に封をした契約書を渡し、祝宴の準備に向かって行った。 スコッティが謁見室を出ると、ジュラスとバスに迎えられた。彼ら2人は、長い間気を揉んでいたせいか、すっかり顔が引きつってしまっている。衛兵達の姿が見えなくなると、すぐに彼に首尾を尋ねてきた。スコッティはすべて説明した。契約書を見せると、バスは、歓喜のあまり涙を流した。 「シルヴェナールを見て、何か驚いたかい?」と、ジュラスが尋ねた。 「背が低かったね。私の半分しか無かった」 「そうなのか?」と言って、ジュラスは少し驚いたようだった。「大方、俺達があんまりにも謁見しようと必死なもんだから、縮んじまったんだろうね。もしくは、民衆の苦境に心を痛めて、かな?」 物語(歴史小説) 赤1 火中に舞う 第7章 ウォーヒン・ジャース 著 場所:シルヴェナール(ヴァレンウッド) 日付:第三紀397年 11月13日 シルヴェナール宮殿で開かれた祝宴には、ヴァレンウッド再建の仕事を持っていかれたことに嫉妬する官僚や商人達も、全員顔を見せていた。隠そうともしない憎悪の眼差しの中心に居るのは、スコッティ、ジュラス、バスの3人である。スコッティには居心地が悪いだけだったが、ジュラスには、それが快感であるようだ。召使達がロースト肉の乗った大皿を引っ切り無しに持って来るのを見ながら、ジュラスとスコッティはジャッガで乾杯を交わした。 「今だから言えるがな」とジュラスは言った。「正直、お前をこの商談に巻き込んだのはすごい失敗だと思ってたんだよ。だが、な。俺がコンタクトを取ったどの建設会社の連中も、確かに外見は積極的だったがね、お前みたいにシルヴェナールとサシで話付けたり、有り金はたいて冒険に出ようなんていう奴はいなかったんだぜ。ほら、もっと飲めよ」 「もう、いいよ」スコッティは言った。「ファリネスティで十分に飲んだし、それに、酒のせいでダニの化け物に吸われそうになったんだよ。何か別の飲み物を探してくるよ」 スコッティは、大きな銀の瓶から湯気を立てている茶色い液体をカップに注いで飲んでいるのを外交家たちを見つけ、お茶かどうか聞いた。 「お茶だって?」1人が笑いながら言った。「ヴァレンウッドには無いね。これはロトメスだよ」 仕方なく、スコッティは、そのロトメスをもらってちびちびと舐めた。匂いが強く、苦味と甘みがあって、ひどくしょっぱい。初めは、とても飲めたものではないと思われたが、不思議なことに、しばらくすると、そのカップを空けて新しく注いでいるほどだった。体が火照ってきて、この謁見室の物音がちぐはぐに感じられる。しかし、まったく恐怖感は無い。 「あんたか。シルヴェナールから契約を取り付けたっていうのは」と、もう一人の外交家が聞いた。「さぞかし、粘りに粘って、深い話をしたんだろうな」 「いやいやそんなことはありません。商売というものに関して、基本的なところを両方が合意できただけです」とにっこり笑って、スコッティはロトメスの3杯目を注いだ。「シルヴェナールはヴァレンウッドの争いを収めるために帝都とのコネを作っておきたかったし、私も何としても契約を取りたかったし。それで、神の御加護か、両方の利害が一致したということですよ。だから、私のしたことと言えば、契約書に羽ペンを走らせることだけです。あなたにも、神のご加護がありますように」 「あんた、皇帝御用達の会社に長く勤めてるんだろ?」と、最初の外交家が尋ねた。 「帝都では色々とあってね。ここだけの話、実は、もう無職なんだ。アトリウス建設会社で働いてたんだが、クビになった。大体あの契約書も、本当は商売仇のヴァネック建設会社のものだ。レグリウスからもらったんだ。いい奴だったよ。カジートに殺されちまったが」と言ってスコッティは5杯目を空けた。「帝都に戻ったら、アトリウスとヴァネックにサシで話付けるつもりさ。奴らの前でこう言ってやるよ。“この契約書、どっちが欲しい?”ってね。そしたら、2人とも俺にがっついてくるだろうな。誰もどこでも見たことないような奪い合いになるだろうな」 「と言うことは、つまり、あんた、本当は帝都の代表なんかじゃないんだな?」と、最初の外交家が聞き返した。 「俺様の話をちゃんと聞いてなかったのか!?」と唐突に激憤が彼の中を巡ったが、同じく唐突に収まってしまった。そして、にやにや笑いを浮かべると、7杯目のロトメスをつぎ足した。「個人でだって建設会社は作れるんだぜ? そりゃ、確かに今はアトリウスやヴァネックのアホが皇帝の代理人だがな。しかし俺様にだってなれるさ、この契約書さえあればね。俺様のお話は難しすぎるか? 話について来れてるか? みんな、詩みたいなもんさ。火に踊れ。幻覚に従うならば、それはつまり隠喩だ」 「あんたの同僚もかい? あんたの同僚も、代表じゃないのかい?」と、2番目の商人が尋ねた。 スコッティは爆笑して首を振ってみせる。2人の商人は尊敬の念のこもった別れの挨拶をすると、大臣の方へ話をしに行ってしまった。残されたスコッティは、千鳥足で宮殿を抜けると、奇妙に入り組んだ大通りや並木道をふらふらと進んで行く。数時間後、彼はプリサラホールの自室で眠りに落ちていた。ただし、彼のベッドのすぐ近くで。 翌朝、スコッティは、ジュラスとバスに揺り起こされて目を覚ました。まだ目は完全に開いていなかったが、その他の点は良好であった。商人達との会話が、子供時代の記憶のように、ぼんやりと浮かんできた。 「いったいぜんたい、ロトメスは何なんだ?」と、彼は口早に尋ねた。 「ひどい匂いの発酵させた肉汁に、臭みを消すための大量のスパイスが入ってるんだ」と、バスが笑って言った。「一緒にジャッガを飲んでいろと警告しておくべきだったろうな」 「マンダンテの肉については、すぐに知っておくべきだな」と言って、ジュラスも笑った。「ボズマーときたら、ブドウの実や地面を触るのより共食いが好きなんだからな」 「あの外交家達に、私は何て言ったんだ!?」と、スコッティはパニックになりながら叫んだ。 「今のところ、表立って悪いことは起こってない」と、ジュラスが何枚か書類を取り出しながら答えた。「そうだ、例の契約書とお前を安全にシロディールまで運んでくれる護衛が、階段の下まで来てるぞ。急いだ方がいいぜ。シルヴェナールは、ビジネスが迅速に進まないことに、あまり寛容ではいらっしゃらないようだからな。それと、この契約をしっかり履行したら、特別に褒賞が出るらしいぞ。実は、俺はもう幾つかもらってきた」 そう言って、ジュラスは、大粒のルビーで飾られた美しいイヤリングを見せびらかした。バスも同じものを見せた。二人の太った男が部屋を出ていくと、スコッティは急いで着替えと荷造りをした。 シルヴェナールの衛兵の一連隊が、既に宿屋の前に整列していた。彼らはヴァレンウッド軍の正規の武具に身を固めて、羽根飾りの付いた馬車を取り囲んでいる。その光景に呆然としたものの、スコッティが慌ててその馬車に潜り込むと、隊長の号令の下、連隊は出発した。そのスピードは速く、馬車の中の彼も揺られながら外を眺めていた。すると、後ろの方で、ジュラスとバスの2人が手を振っているのが見えた。 「ちょっと待って!」とスコッティは叫んだ。「あなた達は帝都に帰らないのか!?」 「帝都の代表者としてここに残るように、シルヴェナールから言われたんだよ」とジュラスが叫んだ。「また、契約とか交渉とかする必要が出てこないとも限らんだろ。それに、俺達はアンドレイプの勲位ももらったんだぞ! 外国人に与えられる特別な奴だ。心配すんな、また祝宴で会おう! 俺達はこっちで上手くやるから、お前は、アトリウスとヴァネックとの交渉を上手くやるんだぞ。お前なら出来るさ!」 ジュラスはまだ何かアドヴァイスを続けていたようだったが、遠ざかるにつれて、声も遠のいていった。そして、護衛達が通りをぐるっと回ると、すっかり彼ら2人の姿は見えなくなってしまった。それから、ぼんやりとジャングルが見えてきたと思ったら、既にその中を走っていた。そう、この深い森の中、彼は自分の足で苦労して歩いたり、川をゆっくりとボートで下ったりしたのだ。それが、今や、こうして馬車に乗って、悠々と進んでいるのである。木々の緑が瞬く間に後ろへと流れて行く。馬は、草の上を駆けて行く方が、街中の整備された路を走るよりも早いような気がした。ジャングルに特有の奇妙な物音もじめじめした匂いも、全く気にはならない。馬車の窓から覗く風景は、まるで紗幕を通してするジャングル劇が上演されているようだ。 そうして2週間が過ぎた。馬車の中には食べ物も水も充分にあったので、スコッティはただ食べたり飲んだりを繰り返していればよかった。時々、彼は剣で打ち合う音が聞こえたが、周りを見てみた時には、既に馬車は出発してしまった後だった。そして、一行はヴァレンウッドとシロディールとの国境に到達した。そこには、帝都の要塞が居を構えていた。 スコッティは、馬車に乗って来た兵士達にあれこれと書類を見せた。兵士達は質問の集中砲火を浴びせてきたが、スコッティが素っ気なく答えていると通行の許可が下りた。そこから更に数週間かかって、帝都の門の前に到着した。ジャングルを飛ぶように疾駆してきた馬達も、ここコロヴィアの東の見知らぬ風景には、少し戸惑い気味である。それと対照的に、見慣れた鳥、匂い、植物と、その風景を見ているだけでスコッティは活力を取り戻すのだった。そこは正に、数ヶ月前の彼が夢にまで見た故郷なのだ。 帝都の門をくぐると、馬車の扉を開けて、スコッティは不確かな足取りで地面に降り立った。彼が護衛達に何事か言おうと振り向いた時には、既に彼らは森を抜けて南の方へ走り去ってしまっていた。まず彼がすべきことは、近くの宿屋に行って、お茶と果物とパンを食べることだ。もう肉を食べないとしても、それが自分に合っているだろうと彼は思った。 その後すぐに行ったアトリウスとヴァネックとの交渉は、大方納得できるものだった。どちらの建設会社も、ヴァレンウッド再建計画に加わることでどれだけ利益が上がるか、しっかり分かっていたのである。ヴァネックは、この契約に用いられた書類は自社のものであるため、この契約はヴァネック社のものであると主張した。一方、アトリウスは、この契約を成功させたのは自社のスコッティであるため、この契約をアトリウス社のものであると主張した。もちろん、決して彼を解雇した覚えは無い、と付け加えたが。結局、この争いには皇帝による調停が為されることになったが、皇帝は無理だと言った。なぜなら、皇帝の相談役である帝都の魔闘士ジャガル・サルンが長らく消息不明であり、彼無しでは、公平な判断など無理な相談であるからだ。 アトリウスとヴァネックから賄賂をもらい、スコッティは悠々自適の生活を送った。毎週、ジュラスとバスから、交渉の進捗状況を記した手紙が届いた。しかし、彼らの手紙は次第に少なくなっていって、今度は、シルヴェナールの経済相とシルヴェナールその人から緊急の手紙が届くようになった。それによれば、サムーセット島との戦争は、ウッド・エルフからアルトマーに湾岸の島をいくつか移譲することで講和が成立したらしい。また、エルスウェーアとの戦争は依然として続いており、ヴァレンウッドの東方の荒廃はまだ止んでいないようである。そして、アトリウスとヴァネックとの勝負もまだ続いているのだった。 第三紀398年のある気持の良い初春の朝。一人の密使がスコッティの家のドアを叩いた。 「ヴァネック卿が、ヴァレンウッドの再建代理権を入手なされました。つきましては、速やかに、例の契約書をご持参の上、邸宅へいらっしゃいますようお願いします」 「アトリウスは諦めたのかい?」と、スコッティは尋ねた。 「たった今、お亡くなりになりました。偶然にも、凄惨な事故に巻き込まれてしまったようです」と密使は言った。 スコッティは、いつから闇の一党がこの交渉に参入し始めていたのだろうかと考えた。ヴァネックの邸宅へと向かう途中、延々と続く荘厳な、名もないが素晴らしい建築物の間を歩きながら、スコッティはゲームで遊んでいるつもりが、遊ばされているとも限らないと考えていた。商売仇のアトリウスが死んでしまった今となっては、あの金に汚いヴァネックは私の足元を見てくるのではないかと思ったが、有難いことにヴァネックは、凍りつきそうな心で交渉に臨んだスコッティに申し出た通りの金をきっちり払ってくれた。ヴァネックの相談役が言うには、もしも事が上手く進まなかった場合には、別な会社を建てて、引継ぎさせるようだ。 「全てが合法的に収まってなによりだ」と言ってヴァネックはご満悦の表情であった。「今や我々は、かわいそうなボズマーを救済するという誇りある仕事の前途に立っている。もちろん、その分の報酬は頂くが。非常に残念だが君は我が社の代表ではないので、実務はベンダー・マーク君とアルネシアン君とに担当してもらうことになるが。ところで、まだ戦争が続いているようだね」 こうしてスコッティとヴァネックは、シルヴェナールについに名誉の契約の準備が調ったことを告げる手紙を出した。そして数週間後、新事業の発足を祝うパーティーが開かれることになった。スコッティは今や帝都に於ける時代の寵児であり、その記念すべき祝宴には、費用も全く惜しまず注ぎ込まれた。 その祝宴で彼は、この新事業で利益を受けることになる貴族や豪商達と挨拶を交わした。舞踏室には異国風の、しかし何か親しみの持てるバラのような香りが漂っていた。彼がその香りのもとを辿って行くと、長く厚い皿に乗せられた、厚切りのロースト肉に行き着いた。すっかりできあがったシロディール達が、その肉に群がって、味や質感を言い表す言葉を失ったかのように、次から次にその皿へと手を伸ばしている。 「こんなにおいしいもの、今まで食ったことない!」 「丸々太った豚みたいな味の鹿だ!」 「ほら、赤身と脂身がほどよく混ざってるのが分かるだろ? これが最高の一品という証拠さ!」 それらの声につられて、スコッティも少し切り取ってみた。しかし、確かに外はよく焼かれて美味しそうではあるが、中は乾燥したパサパサのもので、決して高級とは言えない代物だった。そして、その皿を置いて引き返そうとした拍子に、彼の新しい雇い主となったヴァネックとぶつかってしまった。 「どこに行ってらっしゃったんですか?」とスコッティは驚きながら言った。 「我が顧客のシルヴェナールのところだ」とヴァネックは威光を見せながら答えた。「そうそう、あれはあちらの住民がアンスラッパと呼ぶ珍味だよ」 スコッティは吐いた。しばらく吐き続けた。宴は一時中断したが、スコッティが彼の家に引き返したあとも、客たちは食事を続けた。珍味、アンスラッパは皆の口を喜ばせていた。その切り身を取ったヴァネックが、中に埋め込まれていた2組のルビーの片方を見付けた時には、それは更なる盛り上がりを見せることになる。ボズマーは何と巧い料理を作るんだとシロディールたちは口々に言い合った。 物語(歴史小説) 赤1
https://w.atwiki.jp/oper/pages/698.html
第1幕 第1場 (モロズス卿の部屋。広い部屋に幾つもの船の模型、旗、銃、錨、魚の骨、索具など多くのものがごちゃごちゃと置かれていて、ここに住んでいる人はかつて船乗りだったと分かる。とりわけ目につくのは、ドアがすべて分厚いカーテンや袋で覆われていることだ。) (午前中) 家政婦 (テーブルの埃を払い、部屋を片付けている。ノックの音) 家政婦 (ドアを開けて、理髪師を招き入れる) まあ、どうも、どうも!シュナイデバルト(髭を切るの意味)さん、いつも早いお越しで、いつも時間ぴったり。さあ、どうぞ、どうぞ、ちょっとお待ちになってね!旦那様はまだお休みで、よかった、まだお休みで、静かなんです。だからお話ができます、まだ少しおしゃべりができます。 理髪師 お取次ぎを! 家政婦 言ったでしょう、まだお休みだと、まだお休みなんです、よかったわ。それでお話ができるっていうのに、私の口ときたら凍りついたみたい。動かしていいのに、だってまあ、だってまあ、お目覚めになったら、お終いですもの。つまり身を屈めて、黙々とするのです。上履きを履いて音を立てないように動くの、黙って静かに、口もきかず、息の音も、足音も物音も立てず、ただ沈黙、沈黙、息苦しくなるまでの沈黙!ああ、床屋さん! 理髪師 お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、あなたにご説明しておかないと、もう私我慢できません。旦那様は、ご存じの通り、とても厳しい方、でもご存じの通り、とてもいい方。お助けしてあげたい、お世話してあげたい、労をいとわず、骨を折り、旦那様のことだけを考えるの。なんて哀れ、ひとりぼっちで、寂しいお方!息子さんも甥御さんもなく、ご友人もご親戚もなく、とりわけ、とりわけ、ああ、奥様がいないなんて!しっかりして貞節で、ちゃんとした本当の奥様、律儀で、健気で、気のつく奥様がいないなんて… 理髪師 こん畜生、お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、お分かりでしょう、厚かましくて軽率な女はダメ、浮気なすれっからしはダメ、若いのはダメ、そう、若くて青くさいのはダメ、お砂糖とロウでできたお人形さんみたいなのはダメ。ちゃんとして、経験があり、働き者で、もの静かで無口で、そこそこの年齢の女ーそう私みたいにーきちんとして落ち着いて、倹約はするけれど手際よく、短気にならず、しかも陽気、そんな女性が…貞節で善良な、そんな女性がいい…と思うけど。 理髪師 こん畜生、時間を無駄にした!何をぶつぶつ、ぺちゃくちゃ喋ってるんだ!お取次ぎを! 家政婦 只今、只今、私はただ…お分かりでしょう、ご存じですよね、旦那様をよくご存じでしょう…、あなたは旦那様に信頼され、旦那様とお話ができる。だから思ったんです、あなたならこっそりできるんじゃないかと… 理髪師 いまいましい、俺は髭剃りに呼ばれたんだ。 家政婦 只今、只今、私はただ…ああ、でも聞いてくださいな、思うに… 理髪師 泡立て(=ほらを吹く)なら自分でする、何をぶつぶつ言ってんだ!お取次ぎを! 家政婦 あとこれだけ、あなたならおできになる…私はただ…お礼はちゃんとします…私はただ、あなたなら旦那様に言える…分かってください、お礼はちゃんとします…あなたなら旦那様に言える…お分かりでしょう、お礼はちゃんとします…旦那様ときたらずっと何をお探しになる必要があって…私をここで、もう17年もお試しになったのに… 理髪師 まるで教会の芝居みたいにあんたは朝から晩までぶつぶつぺちゃくちゃー 家政婦 あなたなら助言できるでしょう… 理髪師 (激怒して) とっとと消え失せろ、おしゃべりのしわくちゃ婆あ! 家政婦 (叫び声をあげて) まあ! 理髪師 あんたの首より、聖パンクラスの教会の鐘にぶら下がるほうがましだ!あんたとベッドに行くくらいなら、イラクサの原っぱに裸で寝るほうがましだ! 家政婦 (金切声で) まあ! 理髪師 牧師の前で「はい」と言うくらいなら、奥歯を一列全部抜くほうがましだ! 家政婦 この無礼者、あんたって人は… 理髪師 あんたと結託するくらいなら、気違い草でも注射してもらうほうがましだ! 家政婦 まっとうな未亡人に対してなんて失礼な?文句があるの!あんたみたいな、みすぼらしい床屋が、独り者のくせに子供作って、取りもち屋で、何にでも首を突っ込んで、とんずらしたろくでなし、海千山千の、追っ払われた悪魔のダンス教師かい?この家から出て行け!即刻、失せろ!出て行け! 理髪師 黙れ、くそ婆あ、ぶっ叩いて木端微塵にしてやるぞ! 家政婦 (耳をつんざくような声で) 私をぶっ叩く、お前みたいな犬の骨が?私をぶっ叩く、まっとうな未亡人を?出て行け、この家から出て行け… 第2場 モロズス卿 (寝室から跳び出てくる。ガウンを着て、長いトルコ風のパイプを手にしている。その長い柄をパイプの頭からもぎ取り、仰天している家政婦に振り上げる。殴りかかって) そこの策具に隠れている奴、虫食いだらけのボロ船!お前に騒ぎの起こし方を教えてやる。そこはまだ舷側だ、そこも、そこも!私の船を乗っ取ろうというのか?錆びだらけの錨の鈎(かぎ)め?私を分捕ろうというのか、朽ちたガレー船よ?大ぼら吹いて、お前を悪魔の所へ吹き飛ばしてやる。失せろ、自分のキャビンに行け、二度と出て来るな!失せろ、音を立てるな、さもないと… 家政婦 (ドアから逃げ出す) 理髪師 (モロズス卿を押しとどめ、落ち着かせて) そうカッカとしないで、旦那、肝臓を刺激しますよ。血が汚れる。静かに!唾を吐く値打ちもない女です。静かに!静かに! モロズス (腹を立てて、理髪椅子に腰かけながら) 静かにだと?何故私が静かにしないといけないんだ?何故この私が?何故この喧しい悪魔の大鍋の中で私が?誰が私を静かにしておいてくれる? 理髪師 (モロズスに布を広げ、石鹸を泡立て、丁寧に、理髪師らしく) 恐れながら、閣下はよく眠れなかったようで。 モロズス 眠るだと?いつも騒ぎ立てる奴らが起きているのに、どうやって眠れるのか?いったいこの街のほかの人は眠れるのか?ひとりの平和な市民を眠らせてくれるのか?否、通りを走り回り、酒場で荒れ狂い、忌々しい大騒ぎをして、夜中じゅう反吐を吐く!おお、神よ、この人間というバカな種族は、ごたごたを起こすことにかけてはなんと発明の才の豊かなこと! バイオリンを弾く、フルートを吹く、 笛を吹く、トランペットを鳴らす、 ブルンブルンだの、ブンブンだの 取っ組みあうだの、酔っぱらうだの、 へっぽこギターに、下手くそピアノ、 一度だって止むことがない、 通りでも家でも静かになることはない! 理髪師 (てきぱきした理髪師らしく、ひたすら石鹸を塗りながら) なるほど、なるほど、面汚しですな、国王陛下や市当局の厳しいお達しがこの街ではそれほど軽視されている。しかし庶民というのはポケットに金がある限り、飲みたがる。飲んだら次は、取っ組み合い、やれやれ、いつだって喚き声がつきものだ。となると静けさを好む市民は自分もビールを一杯飲みに出掛けて、夜警が通りを一掃してくれるまで居酒屋で待つしか、なす術がない。真夜中になれば静かになるというものです! モロズス (怒りで理髪師をはねのけて) 静かになるだって?真夜中は静かだって?それではあの鐘は?あの忌々しい、呪わしい鐘は?いつになったら静かになるんだ? ああ、鐘の奴らめ、 塔の上に意地悪く、黒々と鎮座して、 教会の椅子の間に姿を隠して黙ってうずくまり その時を、あの果てしない時を窺っている! そして突如、雷鳴のような一撃とともに、 襲いかかるのだ。 ピン、パン、 揺れる、揺れた、 何時間も、 大きな鐘、重たい鐘が、 轟き渡り、鳴り響く。 小さな鐘、薄っぺらい鐘まで、 がなり立て、喚きちらす。 いつまでもいつまでも 奴らは騒音を 部屋に投げ続ける。 日が暮れようが、夜が明けようが、 夜だろうと昼だろうと、 いつまでもいつまでも このおぞましい、獰猛な、時を告げる鐘! おお、鐘の奴め、 恐るべき 鐘の音ときたら、 教会に来いと、すぐに喚き立てる。 誰かがくたばる時、 誰かが生まれる時、 どこかの馬鹿が 女と結婚を誓う時、 泥棒が 絞首台に送られる時、 いつだって、いつだって、 いつだって 鐘が鳴らされるのだ! 理髪師 (右側を剃りながら) まさにその通り、閣下、奴らときたら堅物の職人たちみたいに日曜日に仕事を休んだりはしません。しかし鐘は司教区の支配下にあって、役所の管轄下ではありません。だからちゃんと睡眠をとりたい人は誰だって、この腹立たしい騒音には鎧戸をしっかり閉めて、家で静けさを手にするしかないのです。 モロズス (もう一度理髪師をはねのけて) 家で静けさだって?いつ家に静けさがあるんだ?18度のモンスーンよりも大きな音を立てるあの女がいないとでもいうのか?あのお喋り女ときたら、国王陛下の最強の戦艦が一時間一斉射撃するよりも、一分間でもっと多く言葉を放つ。今、部屋の掃除をしていたかと思うと、もう、ドアを叩き、ノックしたかと思うとぱたぱた音を立て、お喋りするかと思うとぺちゃくちゃ、絶えず恐ろしく元気で、決して、一度も黙ることがない。 理髪師 そんな疫病神は俺が閣下に代わって箱詰して、どっかコショウが生える遠い所に送っておきましょう、代わりに若い娘をこの家に入れる、もの静かで従順な、感じのいい娘っ子、大人しい小鳩ちゃん、思いやりがあって優しくて、気晴らしになる娘ー親切で、こぎれいな、無口な女! モロズス は!無口な女だって?塩のない海か?鼠のいない船か?お喋りしない女だって?私は7回喜望峰を回って、北氷洋からアッフェンランド(猿ヶ島)まで航海したが、64年間そんな女に一度もお目にかかったことがない。無口な女、そんなものがいるのは修道院の中庭か十字架の墓石の下だけだ。 理髪師 (髭剃りを終えて、パウダーをはたき、鬘にヘアアイロンをする用意をしている) 閣下は誇張するのがお好きのようで。それほど稀というものでもありません、もの静かな小鳩ちゃんは飛び回わったりはせず、父と母の傍で鳩小屋に大人しく従順に座り、教会の椅子以外で男の人を見ることはありません。閣下のようにご立派な、尊敬すべき大地主の旦那のお世話をするのを幸せだと思うような娘を、俺は各々の指ごとに12人くらい知ってますよ。しかも結婚せず、結婚させられず、ああ、百マイルも逃げてる娘たち、というのもちゃんとした男は稀ですから、それに… モロズス 君は私をバカにしているのかね?若いご婦人を家にだなんて、それはつまり3週間後には私が棺桶に入るということだ! 理髪師 断じて、断じて!閣下はロイヤル・アカデミーのどの医者よりも7倍も世に長けた、経験豊かな床屋を信用できないと言うんですか。血液を温かく保つのに若いご婦人ほどいい薬はありません。眠りをいざない、胆汁を抑え、機嫌を良くし、気持ちを明るくし、精神を穏やかにしてくれます。ああ、若くて優しい婦人ほど年をとった男の心を幸せにする秘薬はありません。その眼差しには電子が宿り、それは男の持つあらゆる力を引き出し、実り豊かなものにしてくれます。それはまさにフィルターにかけた太陽で、心に再び花開かせます。考えてもみてください。 日が暮れる、暖炉は冷たいまま、 寂しさを感じる、老いを感じる、 悲しくなりぞっとする、恐ろしいほどの沈黙、 まるで死がこの部屋に 居座っているみたい。 そこに彼女が入って来る、 一条の 生き生きとした陽光が、 助けを惜しまない手と、朗らかな顔で、 暖かさと開花をもたらし、善と光をもたらす。 そしてあらゆる恐怖は 追い払われる。 手を取りあって、見つめあったり、 おしゃべりしたり、黙って、微笑みかけたり、 言葉を交わたりし、冗談を言い合い、夢を見て 眠りに就く。 いいじゃないですか? モロズス (突然考え込む。すっかり夢を見ているように、ひとりで) 確かに、いいかもしれん!不安もなく、空虚さもなく、死のような孤独もなく 毎日、毎晩、ひとりでいるより。 息子もなく、跡取りもなく、甥っ子もなく、友達もない、 心から思ってくれる人は、この世にひとりもいない。 確かに、それはいいかもしれん! 誰かを 知るというのは、その人のためにそこにいて、 親切にしてくれて、身近にいてくれて、 不安が胸が、締めつける時には、 共に息をし、共に考えてくれる。 誰か、 その人のために生き、その人のために死ぬ、 体が冷たくなった時に、ひとりがまだそこにいて、 瞼を閉じ、手を組ませてくれる、 (深く息をして) 確かに、それはいいかもしれん。 理髪師 (早口に) それでは閣下、少々あたってみますのでお許しを、俺は17マイル以内の母親、父親、おばさん、娘さんたちを全部知ってます。俺が閣下に、この伯爵領で一番きれいで、一番もの静かで、一番可愛いい、一番大人しいのを連れてきましょう。 モロズス ナンセンスだ、冗談はよせ!どこの娘が私を選ぶというのか、こんな年寄りの、意地悪で、皮肉屋の爺さんを?若い者は、若いのが好きだ、そうだろう!ダメだ、ダメだ、私は年をとりすぎている、年をとりすぎている! 理髪師 おお、閣下は勘違いしておられる。そういう女もいます、若い娘の中にはそういうのもいるし、全くそうでないのもいます。バカなのも賢いのもいて、賢いのはよく知っています、年寄りは親切だが、若いのは厚かましい、美しさは儚いが、お金は一生ものということを。そういう娘は役立たずより品位と名声のある人を千倍も喜んで選びます。 (理髪師はヘアアイロンを手に、巻毛にカールをつけたりゆるめたりしながら、カンツォーネを歌う) 世間知らずの 娘たちは、 見た目だけで 惑わされる。 身分でなく、年齢だけで、 男の価値を はかるのです。 どんな男も がさつということはない、 だって娘が ひたすら求めるのは 愛においては ただ若さだけ、 男においては ただ外観。 モロズス その通り、もうよく分かっている、 その通り、ああ、私は年をとりすぎている。 理髪師 しかしそうでない 女もいます、 力と成熟が 彼女たちを惹きつける、 安心して 信頼できる人だけを、 あるべき夫と 敬うのです。 精神と中身を 感じれば喜んで、 女たちは身を屈し、服従します。 若さだけを求める者は 騙されると、 賢い女たちには じきに分かるでしょう。 モロズス 私には、分かっている、君が言うのは嘘だ、 ダメだ、ああダメだ、私は年をとりすぎている。 理髪師 愛する者もいれば、熱をあげるだけの者もいる、 まさに相応しい人を選び出してください。 モロズス ダメだ、どっちにしろ、いつでも騒ぎたてる、 私がこの家に欲しいのは、静けさだ! 第3場 (突然、玄関のドアを外側から激しくノックする音) モロズス (弾に当たったかのように跳び上がって) ああ! 理髪師 (吃驚してヘアアイロンを落とす) 旦那! (またドアを力いっぱい叩く音) モロズス ああ、私の杖!私の杖はどこだ?ごろつきの頭をかち割ってやる! 理髪師 (彼を抑えながら) 閣下、抑えて抑えて!そんなにかっかすると、能卒中を起こしかねません。 モロズス (彼を振り払いながら) 静けさだ!この家には誰も要らん!私が欲しいのは静けさだ! 家政婦の声 (姿は見えず、外から) どなたもダメです!モロズス卿はどなたにもお会いになりません。 ヘンリー・モロズスの声 (姿は見えない) でも話があるんです。 家政婦の声 話はできません。 ヘンリーの声 話をしないといけないんです。 家政婦の声 ダメです! ヘンリーの声 どうしても! 家政婦の声 ダメです! ヘンリーの声 どうしても! モロズス ああ、このうすのろ!私が打ちのめしてやる! 家政婦の声 何です、力づくで? ヘンリーの声 (まだ外にいる) 中に入らないと。 家政婦の声 (外で) 放してください。 モロズス (部屋の中で理髪師に向かって) 放してくれ、こん畜生! (モロズスは振り払い、自分の杖のほうに駆けて行き、その杖を振り上げて玄関のドアの方に向かう) 家政婦 (その瞬間、ドアが開けられて家政婦は地面に倒れ、彼女の後ろにヘンリーがいる) ヘンリー 僕の邪魔をするとどうなるか、目にもの見せてやろう! モロズス ああ… (ヘンリーに殴りかかろうと、杖を振り上げた途端、硬直して、振り上げたまま杖を揺らせながら、尋ねる) ヘンリー? ヘンリー おじ上! モロズス (大感激して、確信して) ヘンリー?本当にヘンリー? ヘンリー そう、おじ上の最も誠実な甥っ子! モロズス ヘンリー! (杖を落とし、彼を抱く。優しく彼を中に招きながら) 生きてたのか? ヘンリー 生きてます。 モロズス 死んではいないのか? ヘンリー 知ってる限りは死んでません。 モロズス 死ななかったのか? ヘンリー 憶えてる限りは死んでません。 モロズス しかしお前はパヴィアの大学から姿を消した。誰もその後の消息を私に知らせてくれなかった。 ヘンリー ああ、おじ上、許してください。書物は僕には退屈だったんです。法学は吐き気がする、くだらない紙ばっかりで僕は大嫌いだ。だから逃げ出したんです。 モロズス (鷹揚に笑いながら) は!逃げ出した?さっさとそこから?ブラボー、ブラボー!モロズスだよ、本物のモロズスだよ、正真正銘、弟の息子だ!我々はそうなんだ、じっとしているのがいや、縛られるのがいや、いつも冒険を求める。まさにそうして40年前に私も親父の農園を出て、死と悪魔と格闘するため、船に乗り込んだ。本物のモロズスだ!我々の血だ、我々の気質だ!しかしお前が今ここに? ヘンリー お許しいただけるなら、おじ上。実は… モロズス (理髪師に) あいつがここにいる。聞いたか?この家はあいつのものだ、私の遺産は!全部あいつのものだ!それなら嫁は要らん、女房は要らん、娘っ子は要らん、もの静かで無口な女など要らん。そんな女は靴屋か商売人とでも結婚したらいい。祝ってやるぞ、今、あいつが戻って来たんだ、私の跡取り、私の息子。あいつの髭を剃ってやれ。 (家政婦に) あいつの世話をしてくれ!上の部屋をあいつに!全部あいつに!さあ、私のヘンリー、何のために生きているのか、今分かった。さあ、コートを脱いで、座って、抱かせてくれ、勇敢な若者よ、さあ、お前の話が聞きたくてうずうずする。 ヘンリー ええ、喜んで、喜んで…でもまず… モロズス 好きなようにしろ!お前の家も同然だ!風呂の用意をしようか?食事にするか?飲むか?ともかくこっちへ来て、座れ、若者よ、お前に会えて嬉しいよ! ヘンリー (落ちつかない様子で) ええ、でも…どう説明したらいいのか…僕はひとりじゃないんです。 モロズス ひとりじゃない? ヘンリー 一緒なんです…皆と…下で待ってるんです…つまり…つまり (躊躇しながら) 僕の仲間が… モロズス (勘違いして、興奮しながら) お前の仲間?連れて来たのか、兵隊たちを?ああ、そうだと思ったよ、モロズスは書物にへばりついてはおらん、冒険がひきつける。でかしたでかした!本物のモロズス、熱血漢だ!モロズスと共に戦った者は、我が友、我が客だ!兵隊たちを連れて来い!皆、上がれ! (窓から下に呼びかけて) 上がって来い!皆、上がって来い!皆、招待してやるぞ。 (再びヘンリーに) やつらに会いたい、お前の部下に、奴らからお前の武勇伝を聞かせてもらいたい、年寄りの船乗りは戦闘や戦争の話を聞くのが何より好きなのだ! (家政婦に) ワインを持ってこい!カラフェとグラスを。ああ、なんて嬉しいんだ、私のヘンリー、お前の仲間をもてなすとは、主の最良の息子たちだ、兵隊たちは。そして私も昔はその一人だった。 (ちょっとしたユーモラスな行進曲。チェーザレ・ヴァヌッチのオペラ一座登場。まずチェーザレ・ヴァヌッチ、身なりはひどいが、仰々しく勿体ぶっている。カルロ・モルビオ、ジョゼッペ・ファルファッロ、三人の女性歌手、アミンタ、イゾッタ、カルロッタ、その後にある程度のちょとした合唱をする2〜4人の歌手が続く。皆、勿体ぶって入って来て、女性たちは恭しく宮廷風のお辞儀をする) モロズス (吃驚して言葉もなく一行をみつめ、それから不機嫌になって、怒りをつのらせながら) これがお前の仲間?兵隊たち? ヘンリー (おずおずと) まあ…そうです…僕の仲間…かの高名なマエストロ・チェーザレ・ヴァヌッチのカンパニー… (気を落ちつけて) 紹介させていただきます、おじ上。チェーザレ・ヴァヌッチ氏、我々のオペラの座長で、黄金の拍車の騎士、イタリアのアポロ…その神聖さで大人気、立派な宮廷に賓客として招かれています… ヴァヌッチ (お辞儀をしながら) そして閣下の忠実な下僕であります。 ヘンリー こちらがカルロ・モルビオ、彼のオルフェオは評判なんです、こちらがジョゼッペ・ファルファッロ、ボローニャの人気者、こちらがアミンタ、こちらがイゾッタ、こちらがカルロッタ、とほかの仲間たち。 モロズス (疑い深そうに) まさかお前まで歌うとは、言わないだろうな? ヘンリー 成功が期待できないときは、あまりやりません。 ヴァヌッチ そう謙遜しなくても!若き名歌手ですよ、閣下!誓ッテ、サン・カルロとサンタ・カペッラでは大喝采でした。 モロズス まさか人前で歌うのではないだろう? ヘンリー ええまあ。数ヶ月前からは。 モロズス 金のために?モロズスが?金を払ってもらうのか? ヘンリー 正直言って、今はまだあまりもらってはいませんが。 モロズス それで何しに…何しにお前は仲間を引き連れてイギリスに?ここで何を? ヘンリー ヴァヌッチ氏の名声は我が祖国にまで及んでいます。ある興行主が彼を呼んだんです、ハイマーケット劇場で彼の有名なオペラをいくつか上演するために。女王陛下のお気に召して、観客の人気を博すことを願っています。 モロズス たとえ天使たちが合唱を歌うとしても、私は聴く気はないぞ。当世流行のオペラとかいうものに行って耳を酷使するくらいなら、ガレー船に乗るほうがましだ!奴らは喉頭が破裂するまで、声を震わせるなり、喚くなりしたらいい、。私が望むのはただ、モロズスたる者、お前までがこの国で奴らと一緒にやって、私に恥をかかせたりしないことだ。 ヘンリー ヴァヌッチ氏は僕に主役のテノールのパートをくれようとしてるんです。僕は神話を題材としたオペラでオルランドを歌うんです… モロズス お前は歌ってはだめだ! ヘンリー 僕は歌います! モロズス お前は歌ってはだめだ! ヘンリー 僕は歌います! モロズス 私が禁ずる。私はそんな恥辱には我慢できない。我が由緒ある家名!我が名門の家!モロズスたる者がカストラートやペテン師みたいなこと!モロズスたる者が!禁止だ!禁止だ! ヘンリー 聞いてください、おじ上! モロズス 聞く気はない。私が欲しいのは静けさ、静けさだ!歌を歌うような奴は、モロズスではない!即刻この仲間と別れろ! ヘンリー 仲間と別れるなんてできません。僕と仲間は一心同体です!僕の言葉、僕の名誉、そして (彼はためらっているアミンタを引き寄せる) 僕の愛と共に。すぐには言い出せませんでしたが、おじ上。このアミンタは僕の妻です。 モロズス お前の妻?歌うたいが?その女が私の家に?騒音をたて、耳を傷めつける女、コメディエンヌ、女ペテン師が、… ヘンリー あんまりです!彼女を歓迎してくれないなら、僕が彼女と出て行きます。 モロズス 役者ふぜいが3人!役者ふぜいが6人!私の家にまるごとオペラ?お前は気でも狂ったのか?皆を追い出せ、さもないと、勘当だ! ヘンリー 僕の優しいおじ上! モロズス (ますます荒々しくなって) 勘当だ!1ポンドも1シリングも遣らん!ネズミに遣るほうがましだ!海に捨てるほうがましだ!ああ、何たる恥辱!モロズスたる者がこんな悪党たちと、こんなならず者と、こんな浮浪者たちと、乞食歌手たちと… ヴァヌッチ (爆発して) ああ、アンマリダ!私に向かって!黄金の拍車の騎士に対して! (皆が交互に、モロズスに悪口雑言のひとつずつに口をはさみ、ますます激しく、辛辣になり、遂に大混乱になる) モロズス この鞭打ちの刑のならず者め!どこの馬の骨とも分からん奴らめ! モルビオ 無礼ダ!なんてことを言うのか! ファルファッロ ナント傲慢!法皇様の御前で歌ったこともある、この私に対して! ヘンリー おじ上、お願いだから、少し抑えて! モロズス 淫売女に可愛い子ぶりっ子… イゾッタ なんてことを言うの! カルロッタ なんて失礼な! モロズス 10ソルド(イタリアの通貨)のために唾を吞み込み、ブラボーに平身低頭し、金貨1枚のために喚いて体を売るような、こんな寄せ集めのゲスどもと一緒になって…皆を追い出せ、さもないと勘当だ! ヘンリー あんまりです!我慢できません。僕の妻を侮辱してます! ヴァヌッチ 私の剣を!私の剣を!正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴の耳を切り取ってやる! モルビオ 正義の裁きを!正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ! ファルファッロ 正義の裁きを!奴は我々を侮辱した!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ! イゾッタ 私の名誉!私の名誉!彼を告訴します!正義の裁きを! カルロッタ 飲んだくれ!大酒飲み!自分の言ってることが分かってない!なんてことを言うの? 他の合唱の人たち 謝罪シロ!奴は我々を誹謗した!謝罪シロ!正義の裁きを! モロズス (杖を握り、それを振り回しながら机を叩く。皆ごちゃごちゃに逃げ回り、黙り込む) 静かに!この家では静かに!ここでは私が主人だ、主人は私だけだ。 (ヘンリーに) もうお前のことなんか知らん。私にとってはお前は死んだも同然。歌を歌うモロズスなんぞモロズスじゃない。さあ話はついた。 (理髪師に) 明日、連れて来てくれ、もの静かで無口な女を、そして牧師と公証人も一緒に!すぐに結婚式を挙げる、明日のうちに、すぐに、全てが彼女のものになる、全て!明日だ、分かったか? ヘンリー しかし、優しいおじ上!聴いてください! ファルファッロ (傍で) ナント傲慢!無礼ダ! ヴァヌッチ 黄金の拍車の騎士である、この私に対して! モルビオ 法皇様の御前で歌った、この私に対して! モロズス (激怒して) 私はお人よしじゃない!私はもうお前のおじさんじゃない!この家の敷居を二度とまたぐな!ゲスどもと出て行け! (理髪師に) 明日、その女を連れて来い、孤児院の出でもいい!ただ静かなこと、それだけだ、歌を歌うのはだめだ、分かったか!ともかく、金切り声をあげず、喚かず、耳にうるさい音を立てない誰かだ。私が欲しいのは静けさ、静けさだ!ともかく静かに! (他の人には不愛想に) 皆くたばっちまえ! (部屋を出て行き、後ろ手にドアをバタンと閉める) 最終場面 ヘンリー (すっかり当惑して) ああ、神様、ひどい歓迎ぶりだ! アミンタ ああ、あなた、そんなことではないかとずっと思っていたわ、私を好きになってくれない、私たちを追い返した!今やあなたは私のせいで全てを失った、全て私のせいよ。故郷も、家も、遺産も、おじ上も! ファルファッロ 大いなる損失だ!なんたる不作法者!なんたる俗物!罵詈雑言の大バカ野郎! モルビオ なんたる不作法者!罵詈雑言の大バカ野郎!なんたる俗物! ヴァヌッチ 私のことを乞食楽師だと!このチェーザレ・ヴァヌッチを!ああ、悪者め! イゾッタ 罵詈雑言の大バカ野郎!なんたる俗物! カルロッタ なんたる俗物!私が淫売女ですって!300ドゥカーテン(金貨の単位)とダイヤモンド時計にも屈せず、グアスタッラの王子と寝ようとしなかった私を! モルビオ なんたる俗物!耳を切り落として、ドアに釘付けにしてやる! ファルファッロ 僕ノコトヲ何ダッテ?二度と悪口が言えないように、歯を全部引っこ抜いてやる、このがみがみ親爺! イゾッタ この家に火をつけてやる! ヴァヌッチ あいつは芸術を冒涜した、我々の芸術を侮辱した、謝罪すべきだ。毎晩この家の前でどんちゃん騒ぎしてやろう。毎晩、大きなティンパニとトロンボーンで、あいつが撤回するまで毎晩だ。 合唱 どんちゃん騒ぎだ!そう、そう!毎晩。あいつが撤回するまで! 理髪師 (割り込んで) 落ちついて、落ちついて、ご立派な紳士方!この国にはちゃんとした市民の夜の安眠を保護する法律があります。それ故、失礼ながら、あんた方がモロズス氏にしようとしていることは不当です。 ヘンリー 不当だって?おじさんは僕を勘当したんだ! アミンタ 不当ですって?私を追っ払ったわ! モルビオ 不当だって?我々を罵倒した! カルロッタ 私を侮辱した! イゾッタ 私を傷つけた! 合唱 不当だって?我々にくたばれと言った!くたばれと! 理髪師 静かに、静かに!言っときますが、あの方は馬鹿正直な方です。全伯爵領の中で一番と言ってもいい、愛想がよくて気前がよく、魂は蝋のように溶けやすく、心は金。ただ耳だけが問題で、可哀想にあの方は騒音が絶対にダメなんです、あの方の耳は、まるで他の人が足の裏をくすぐられた時みたいにむずむずと感じるのです。あの方は以前、ガレオン船の火薬庫もろとも空中に吹っ飛ばされましてね。その大爆発は40マイル離れていても聞こえ、教会の塔がそのために壊れたくらいです。半焦げで海水から引き上げられると、なんという奇跡、生きてました。ただ鼓膜が何千回も振り回されて無くなった。それ以来、分かるでしょう、如何なる騒音もダメなんです、自分がたてる音以外は。 アミンタ ああ、可哀想な方!そうと知っていたら! 理髪師 (ヘンリーに) あんたについてだが、若旦那、そうカリカリするな!その遺産がどこかに渡る前に、何か手を打とう。現ナマはアザミみたいにあっという間に生えてはこないし、あのご老体はイギリスの大酒飲みどころではない。あの方はスペインの銀を積んだ船を2隻ぶんどったし、その他にも戦利品をまめに持ち帰ってきた。 下の地下室にはありとあらゆる種類の箱があり、叩くとカチャカチャ、ガチャガチャ、チャリンチャリンと、黄金の音楽だ。俺は鼻が利くんだ。ミツバチが蜂蜜の匂いを嗅ぐように、百歩離れていても木と鉄を通して黄金の匂いがする。この家の敷居をまたぐ度に、俺はくしゃみをせずにはいられない。俺は鼻がムズムズする。何故かは、俺の鼻が知っている、地下室だけで6万ポンド、いや7万ポンドが金の延べ棒や丸いドゥカーテン金貨で眠っている。 全員 (畏敬の念に満ちて仰天し、繰り返す) 6、6…7…7…6万…万…万…万ポンド。 理髪師 伯爵家の遺産、ともかくこれで、若旦那、個人でオペラ団を維持するのには充分でしょう。加えてヴァヌッチ氏に(敬意を持って)宮廷楽師になってもらう、そのためには軽率になってはダメ、そんなに気位が高いのもダメ、でないとのに、若旦那、明日にはもう見ず知らずの小猫ちゃんがあんたの席に安穏と座ってますよ。 ヘンリー 僕は何をすれば?僕には、おじの愚かさために我らがアミンタを見捨てるなんてできない! 合唱 (ますます仰天して、小声で口々に) 6…7…万…万…万…6…7…そんな大金、この世に二度とない…6、7…万…万… アミンタ (ヘンリーに近づいて) 私のことはいいの、あなた、 自分のことを、自分のことだけ考えて! あなたを信じて この身を捧げるだけで 私はもう この上もなく幸せでした。 そんな幸福が いつまでも続くなんて ありえないと ずっと思っていました。 神様の手から 贈られたものに 私は毎日 感謝していました。 ヘンリー (彼女に) 君を見捨てる?君なしで済ます、 僕とひとつであり、全てである君を? できないよ、君、この地下室が たとえ黄金で いっぱいでも そのドアが金で、錠前が金で、 その屋根が金で、倉庫が金で、 それらを支える、壁が金だとしても。 僕が欲しいのは、ただ一房の髪、 君の可愛い 顔を飾る、 細いブロンドの 髪の毛、 君の睫毛の たった一本、 君の唇の 微笑み その微笑みの つくる影 その影の つくる影 それと交換だなんて、絶対いやだ! アミンタ 最後の日が 来たのですね、 この幸福も 本当に終わるのね あなたが私を選んだ時のように、愛をこめて あなたをあなた自身に お返しします! お幸せに! 嘆きの言葉は 私の口からはもう 漏らしません、 私は喜んで どんなことにも耐えます、 あなたがお幸せなのを 見さえすれば。 ヘンリー 君を見捨てる?君なしで済ます? できない、僕が生きている限り、 ずっと君のもの、ずっとずっと! 僕が愛する所に、僕の人生はあり、 君が息をする所が、僕の世界だ! (彼は彼女を抱きしめ、それから他の人に) できない、僕は君たちを見捨てはしない、 おじさんは好きなだけ、罵ったらいい。 君たちは僕を 仲間に入れてくれた、 若くて愚かだった、こんな僕を、 君たちは 僕の心を広げて 音楽で 祝福してくれた! できるなら君たちに お返ししたかった、 が今や僕は あの頃と同様に貧乏だ、 君たちの友情と、僕たちを幸福にしてくれる あの芸術以外、何も持っていない、 だがこれらの宝物は 僕にとって お金よりも地上の黄金よりも 価値がある。 ヴァヌッチ 立派な若者! モルビオ 愛する兄弟! ファルファッロ 抱かせてくれ! イゾッタ キスさせて! カルロッタ これからもずっと! アミンタ ありがとう、あなた! 合唱 ずっと、ずっと我々は一緒、ずっと兄弟、友達、仲間だ! 全員 (感激して互いに相互に抱き合う) 理髪師 (その間に帽子を被り、理髪道具を片づけて) 全く正しいお考えで、若旦那、しかしこの世間で正しいことが大抵はすべて愚行というのは、残念ですな。だってあんた方は大金を放棄するんですよ!俺が600年毎日60人の髭を剃っても、俺は6万ポンドにもならない、それをあんた方は、汚れたシャボン玉の泡みたいに、流して捨てようとする。ああ、人生は厳しくて、何グロッシェンか稼ぐのだって大変なのに!今となっては俺は明日までに旦那のために無口な娘を見つけなければ!旦那が思っているほど、簡単じゃないんだ。確かに俺はあらゆるタイプの女を知っていて、やり方も分かっている、でも明日までですよ、明日までに、どこで見つけろって、その女を? (カルロッタとイゾッタに) そうだ、お嬢さん方、どちらか6万ポンドに立候補する気はありませんか?よく考えてください、お嬢ちゃん、こんな金のなるリンゴの木はイギリスでも滅多にありません。 (イゾッタに) どうですか、小鳩ちゃん、モロズス卿のお傍で慎ましく、何よりもの静かで無口でやってみませんか? イゾッタ (踊るように) 私は笑うわ 朝から晩まで。 ずっと笑って 悪戯をするの、 あの人が文句を言う気が なくなるまで。 私が、教えてあげるわ、 笑いが私を守ってくれるってこと! さんざん冗談を言って、 活発に陽気に、 からかってやるわ、 つついて、つかんで、 つねって、つまんで、 あの人が私の一日を 台無しにしたりしないように! そんな風に 好きなようにしていけないなら、 心のままに 楽しんでいけないなら、 あの人のお金が何だっていうの? 理髪師 ああ、それでは我がモロズス卿には向いていませんな! (カルロッタに) それで君はどう、小羊ちゃん? カルロッタ (踊るように) 私は歌うわ 朝から晩まで ずっと歌って この胸を揺らせる、 あの人が文句を言う気が なくなるまで。 あの人は好きなように したらいい。 喚こうと、罵ろうと、 ガラス窓をぶち割ろうと、 私は静かになんかしていない。 呪うがいいわ、 吠えるなと、荒れ狂うなと、 お好きなように! 歌っている時だけ、 生きていると実感する、 歌っている時だけ、 ワクワクする、 歌っている時だけ、 私は世界を抱きしめる! アミンタ ああ ひどい侮辱、 ああ 苦い祝福! 私の愛する人よ、 私はあなたのお傍に忠実でいます。 この先、何が起こっても、 私はあなたを放しません。 あなたが私を見捨てない限り、 私はずっとこの上なく幸せです! 理髪師 ああ ひどい、これではモロズス卿の胃に良くない!これでは結婚届のインクがまだ乾かないうちに、離婚を請求することになる (突然、中断して、大声で笑い出す) は! 全員 (怪訝そうに彼の周りに集まる) どうしたんだ? 理髪師 (意味深長に厳かに) 思いついた! 全員 (恭しく) 静粛ニ!静粛ニ!床屋殿が何か思いついたと! 理髪師 (大きく息をついて) いいことを思いついた! 全員 静かに!静かに!床屋殿が何か思いついた! 理髪師 誰かがモロズス卿と結婚するというのはどうだろう、だがしかし、彼は結婚したと思っているが、本当は結婚していなくて、彼が結婚したというのは、それは彼が結婚したと自分で思っているだけで、本当は結婚していない。そこで実は効力のないこの結婚を無効にし、その結果、あんたがまた彼の相続人になる、というのは? 全員 (途方にくれて) 分かった?分かった?…中国語を話しているのか…一言も分からない。 理髪師 辛抱してお聞きを!人類の壮大なる思想は決してすぐには理解できない。ただ俺に任せてくれたらいい、すごいプランだ。 (ヴァヌッチに) 必要とあらばあんたを牧師だと信じ込ませることができますか? ヴァヌッチ (彼の芸術家としての誇りを傷つけられて) 牧師ですって?50通りでも100通りでも。カトリックでも、ルター派でも、プロテスタントでも、何でも望み通りに。司教だって、大司教だって、餓えた乞食坊主だって・・ 理髪師 十分、十分! (モルビオに) そしてあんた公証人の役は? モルビオ 無味乾燥なのでも、情熱的なのでも?ねずみみたいな奴、デモステネス風の雄弁な奴だって、お望みのままに。 理髪師 (ファルファッロに) そしてあんたも同様に? ファルファッロ やりますよ! 理髪師 (カルロッタに) 君は、どんくさい純朴な田舎娘、ごみ溜めのガチョウのようなの、できる? カルロッタ (身ぶりと声を真似て) でける、でける、旦那あ!うめぇことやりまさぁ。 理髪師 (イゾッタに) 君は上品で、かわいいコケットな娘、できる? イゾッタ (すぐにポーズをとり、媚びるようにお辞儀をしながら) かような高貴な騎士様に愛をこめてお仕えできるとは、光栄ですこと。 理髪師 (アミンタに) そしてあんたは、優雅で控え目で、魅力的な娘… (中断して) いや、あんたは演技しなくていい、それでいい。そのままでいい、そのままで素敵だ! (全員に) では俺が言ったように変装して、俺が望む通りにやってくれ。これで俺たちがモロズス卿の結婚についての好みを即刻変えることができず、あんたの相続財産を取り戻せなかったら、俺はよほど奇妙な間違いをおかしていたということになる。が、上手くいけば当然のことだが、俺にも分け前を少々、なにしろあの方に石鹸を塗り込んで誤魔化し、あの大バカ者の髪を切り落とすのは、今度ばかりは結構大変なことだ。準備はいいですか? ヘンリー ええ、僕らは やりますよ、 各々自分の役を やりましょう! おじ上に 分からせてやろう、 巧みさと思いつきで 何ができるか。 僕らの芸術を おじさんはけなした、 辛辣さには辛辣さで、厳しさには厳しさで! 同じもので 報いを受けるのだ、 バカな者は、バカにされる! 理髪師 では始め、まずは変装、 ちゃんと計画すれば、半ば成功。 モロズス卿だって 分かるだろう、 巧みさと思いつきで 何ができるか。 (ヴァヌッチに) あんたは牧師! ヴァヌッチ (聖職者の身ぶりで) 私は牧師! 理髪師 (モルビオに) 公証人! モルビオ (同様に) 公証人! 理髪師 (アミンタに) もの静かな女性! アミンタ もの静かな女性! 理髪師 (カルロッタに) あんたは田舎娘 カルロッタ 私は田舎娘! 理髪師 (イゾッタに) あんたは才気煥発! イゾッタ 私は才気煥発! 理髪師 他の人たちは、俺の言うように、 やってくれ、俺が台詞をつける通りに! 喋りすぎるな、まくしたてるな、 ぐずぐずするな、むだ口きくな、 そしたらきっと 上手く行く! 楽しみは全部 この芝居に蓄えてくれ! 全員 そしたらきっと 上手く行く! 万歳、床屋の親方! 合唱 (ヘンリーに) きっと、彼は撤回してくれる、 君に遺産を遣らないと 言ったことを。 ファルファッロ そして彼を 治療してやろう、 もう悪口雑言を 吐かないように。 モルビオ (冗長に、大声で、陽気に) そして髭を そってやろう、 髭がむずむず しないように。 ヴァヌッチ 私は彼に 接ぎ木しててやろう、 からす麦の代わりに 藁を食べないよう、 生涯けっして 忘れない、 結婚式を あげてやろう。 モルビオ この武骨者に 知らせてやろう、 真の芸術家が どういうものか。 そう、撤回してもらおう、 君に遺産を遣らないと 言ったことを。 ヘンリー そう、撤回してもらおう、 僕に遺産を遣らないと 言ったことを。 アミンタ (優しく) ああ、私はあの方の 心を動かしたい、 私たちの幸せを 許してくださるよう。 カルロッタ (踊りながら) バカな男を 騙すのは 娘にとっては 難しくない、 誰も研究する 必要なんてない、 誰にだって 初めからできること。 イゾッタ (同様に) しっかり気取って、かまととぶって、 やさしく男に まとわりつく、 娘が本気で 誘惑すると、 男はみんな バカになる。 合唱 (全部で10〜12人、陽気で、大声になる) このバカ者を 治療するのは、 特別興行の お楽しみ、 それを立派に やり遂げよう、 芸術と策略を 惜しまないで。 そう、私たちは やってみよう、 万歳、床屋の親方! 理髪師 (騒ぎを静めて) 静かに、静かに!小声で、小声で! カッカしないで!繊細でやさしく 先ずはあの方を 取り囲む、 冗談だと 気づかれないよう! 上手く隠して、抜き足さし足 こっそり 忍び寄り、 奴さんを 網にかけよう、 こけにして、それから… 全員 (大笑いしながら) 髭をそって (=騙して)やろう、 バカを治療 してやろう、 言い寄って、いっぱいくわせ、 困らせ、苦しめ、 接ぎ木したり、求婚したり、 さんざん なぶりものにして、 いじめて、からかってやろう。 理髪師 (同時に) では始めよう、ぐずぐずするな、 ほらを吹くな、むだ口をきくな、 各々が 自分の役割をする、 そして旦那を 降参させよう! 全員 万歳、床屋の親方! (全員が理髪師に抱きつき、それから互いに抱き合う) ERSTER AUFZUG ERSTE SZENE Zimmer des Sir Morosus. Weiter, unordentlich gehaltener Raum mit vielen Zeichen, die erkennen lassen, dass hier ein ehemaliger Seemann haust Schiffsmodelle, Fahnen, Gewehre, Anker, Fischgerippe, Takelwerk. Besonders auffällig, dass alle Türen mit dichten Vorhängen oder Säcken geschützt sind. Vormittagsstunde DIE HAUSHÄLTERIN fegt den Staub vom Tische, macht Ordnung. Es klopft DIE HAUSHÄLTERIN öffnet, lässt den Barbier herein Ei, die Ehre, die Ehre! Der Herr Schneidebart, immer zeitig, immer zur Zeit. Komm Er nur, komm Er nur weiter und wart Er ein wenig! Er schläft noch, der Herr, er schläft Gott sei Dank, da haben wir Ruhe. Da kann man was reden, da kann man noch plaudern. BARBIER Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Ich sag s doch, er schläft noch, er schläft, Gott sei Dank. Da kann man noch reden, mir friert schon der Mund. Da darf man sich rühren, denn mein Gott, denn mein Gott, wenn er erwacht, dann ist es zu Ende, Da heisst es sich ducken, ganz stumm tun, und leise herum in Pantoffeln, ganz stumm und ganz leise, kein Wort und kein Atem, kein Schritt und kein Ton, nur schweigen und schweigen, schweigen bis man erstickt! Ach, liebster Herr Bader! BARBIER Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich muss Ihm s erklären, ich halt es nicht aus. Der Herr, Er weiss ja, der Herr ist so streng, und doch, Er weiss ja, der Herr ist so gut. Man will ihm doch helfen, man will ihn doch pflegen, man müht sich, man plagt sich, man denkt nur für ihn, - wie arm und verlassen ist so ein einsamer Mann! Kein Sohn und kein Neffe, kein Freund und kein Schwäher und vor allem, und vor allem, ach ja, keine Frau! Keine brave, keine treue, keine rechte und echte, keine ehrliche, redliche, sorgliche Frau… BARBIER Zum Teufel, meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich - Versteht sich, nicht eine, die frech ist und windig, nicht so ein verbuhltes, ludriges Ding… Keine junge, oh nein, keine junge, keine grüne, nicht so ein Püppchen aus Zucker und Wachs, nein, nein, eine rechte, erfahren und fleissig, sehr still und sehr schweigsam, schon reif in den Jahren - so etwa in meinen - genau und gelassen, zwar sparsam, doch flink, nicht hitzig, doch munter, so eine, so eine… ich meine, die treu ist und gut. BARBIER Zum Teufel, ich hab meine Zeit nicht gestohlen! Was schwätzt Sie und schwatzt Sie! Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich meine nur… Er weiss doch, Er kennt doch, Er kennt doch den gnädigen Herrn . . ; Er hat sein Vertrauen, Er plaudert mit ihm. Da dacht ich, Er könnt doch verstohlen … BARBIER Potz Kreuz, ich bin zum Barbieren bestellt. AUSHÄLTERIN Gleich, gleich, ich meine nur… . ach hört doch, ich denke… BARBIER Den Schaum schlag ich selber, was schwätzt Sie? Meld Sie mich an! DIE HAUSHÄLTERIN Nur dies noch. . Er könnte doch… ich meine… ich zahlt es Ihm gut… ich meine, Er könnte dem Herren doch sagen… versteht sich, ich zahlt es Ihm gut… Er könnt Ihm doch sagen…. Er begreift mich, ich zahlt es Ihm gut… Was braucht er lang suchen, der gnädige Herr… Mich hat er erprobt. Seit siebzehn Jahren… BARBIER Schwätzt Sie und schwatzt Sie allein wie ein Kirchenspiel von morgens bis abends - DIE HAUSHÄLTERIN Er könnt Ihm doch raten… BARBIER ausbrechend Euch zum Henker zu jagen, Euch altes, verschwatztes, verwittertes Weib! DIE HAUSHÄLTERIN aufschreiend Ai! BARBIER Eh an den Glockenklöppel von Sankt Pankraz sich hängen als an Euren Hals! Eh sich nackt in ein Nesselfeld legen, als mit Euch ins Bett! DIE HAUSHÄLTERIN schriller Ai! BARBIER Eh sich alle Backenzähne reihenweis ausziehn zu lassen, als ein Ja" vor dem Pfarrer! DIE HAUSHÄLTERIN Er Grobian, - Er… Er… BARBIER Eh sich inokulieren zu lassen mit Narrenkraut, als Euch zu sponsieren! DIE HAUSHÄLTERIN Was erlaubt Er sich gegen eine ehrsame Wittib? Er will reden! Er, Er elender Bartschaber, Er lediger Kindermacher, Er Kuppelmajor und Mixturenmischer, Er ausgeflogener Galgenvogel, Er ausgepichter, ausgejagter Tanzmeister des Teufels? Hinaus aus dem Haus! Marschier Er sofort! Hinaus! BARBIER Ruhig, alter Scherben, oder ich schlag dich in Trümmer! DIE HAUSHÄLTERIN sehr grell Mich schlagen, du Hundsknochen? Mich schlagen, eine ehrsame Wittib? Hinaus mit Ihm, hinaus aus dem Haus… ZWEITE SZENE SIR MOROSUS stürzt aus dem Schlafzimmer hervor. Er ist im Morgenrock, hält eine lange türkische Pfeife in der Hand, deren langen Stiel er vom Pfeifenkopf wegreisst und gegen die erschrockene Haushälterin schwingt. Losdreschend Da eine in deine Takelage, du altes wurmstichiges Wrack! Ich will dich lehren, Lärm machen. Da noch eine Breitseite und noch eine und noch eine! Mich willst du entern, du rostiger Ankerhaken ? Mich willst du als Prise nehmen, du morsche Galeere? Ich werde dir Wind machen, dass du zum Satan fährst. Marsch, in deine Koje und nicht wieder heraus! Marsch und keinen Ton mehr oder… DIE HAUSHÄLTERIN ist durch die Tür entflohen BARBIER Morosus unterbrechend und beruhigend Nur nicht so cholerisch, gnädiger Herr, es schlägt sich auf die Leber und macht schwarzes Blut. Nur Ruhe! Sie ist die Spucke nicht wert. Nur Ruhe, nur Ruhe! MOROSUS ärgerlich auf den Barbiersessel sich niederlassend Ruhe? Warum soll ich Ruhe halten? Warum gerade ich? Warum ich allein in diesem Lärmkessel des Teufels? Wer lässt mir Ruhe? BARBIER ihm das Tuch umbindend und den Schaum schlagend, höflich, friseurhaft Euer Liebden haben, ich fürchte, schlecht geschlafen. MOROSUS Schlafen? Wie kann man schlafen, wenn immer eine ganze Herde von Brüllhälsen wach ist? Schlafen denn die andern Menschen in der Stadt? Und lassen sie einen friedsamen Bürger schlafen? Nein, sie rennen auf die Strasse, sie toben in den Schenken, sie kotzen die Nacht voll mit ihrem vermaledeiten Lärm! Oh Gott, wie ist dieses Eselsgeschlecht der Menschen erfindungsreich im Spektakulieren! Das fiedelt und flötet, das pfeift und trompetet, das brummt und das schrummt, das rauft und besauft sich, das klimpert und stümpert und setzt niemals aus, nie, nie wird s hier still in Gasse und Haus! BARBIER ihn beflissen einseifend, nach hurtiger Friseursart Wohl, wohl, eine Schande ists, wie die gestrengen Verordnungen seiner Majestät des Königs und des löblichen Magistrats missachtet werden in dieser Stadt. Aber solange das Volk Geld in der Tasche hat, will es saufen, und wenn es gesoffen hat, dann geht s ans Raufen, und leider, leider, das ist jederzeit mit Geschrei verbunden. Da hilft nichts, als dass ein ruheliebender Bürger selber sein Gläschen Ale trinken geht und im Wirtshaus abwartet, bis die Scharwache die Gassen reinfegt. Um Mitternacht wird s dann schon still! MOROSUS ihn wegstossend vor Zorn Still? Um Mitternacht still? Und die Glocken? Die verfluchten, vermaledeiten Glocken? Wann werden die jemals still? Oh diese Glocken, Die bös und schwarz auf den Türmen hocken, Unsichtbar stumm im Gestühle kauern Und die Zeit, die unendliche Zeit belauern! Und plötzlich mit einem donnernden Stoss, Fahren sie los Ping, pang, Schwing, schwang, Stundenlang, Die grossen, die schweren, Die donnern und dröhnen, Die kleinen, die dünnen, Die plärren und stöhnen, Immer und immer Schmeissen sie einem Lärm ins Zimmer; Ob es dunkelt, ob s dämmert, Bei Nacht und bei Tag, Immer und immer Dieser grässliche, grausame Stundenschlag! Oh, die Glocken, Die entsetzlichen Glocken, Bald gröhlen sie, um in die Kirche zu locken, Wenn einer krepiert, Wenn einer geboren, Wenn ein Narr einem Weib sich zur Ehe verschworen, Wenn ein Dieb zum Galgen befördert wird, Immer, immer, Immer werden die Glocken gerührt! BARBIER die rechte Seite rasierend Sehr wahr, Euer Liebden, nicht einmal Sonntag feiern sie wie sonst jeder ehrsame Handwerksmann. Aber die Glocken unterstehen der Diözese und nicht der Judikatur des Magistrats. So tut jeder Bürger, dem sein ehrlicher Schlaf lieb ist, wohl, seine Läden gut zu schliessen gegen dieses ärgerliche Gelärm und er hat Ruh im Haus. MOROSUS ihn wieder wegstossend Ruhe im Haus? Wann hab ich Ruhe im Haus? Ist dieses Weib nicht da, das mehr Lärm macht als ein achtzehngräd ger Monsun? Ah, dieses Plappermaul, das mehr Worte in einer Minute abschiesst als seiner Majestät bestes Kriegsschiff Salven in einer Stunde. jetzt fegt sie die Zimmer, jetzt schlägt sie die Türen, bald klopft sie und knattert, bald schwatzt sie und schnattert, beständig zeigt sie sich höllisch lebendig und nie, niemals schweigt sie. BARBIER Einen solchen Drachen würde ich an Eurer Gnaden Stelle per Stückfracht dahin spedieren, wo der Pfeffer wächst und nähme mir dafür eine junge ins Haus, still und gefügig, ein schmuckes Weibchen, ein sanftes Täubchen, ein zartes, zärtliches Zeitvertreibchen - eine nette, adrette, schweigsame Frau! MOROSUS Ha! Eine schweigsame Frau? Ein Meer ohne Salz? Ein Schiff ohne Ratten ? Eine Frau, die nicht schnattert? Siebenmal bin ich ums Kap gesegelt und vom Eismeer bis ins Affenland und habe vierundsechzig Jahre keine begegnet! Eine schweigsame Frau, die findet man nur auf Kirchhöfen und unterm steinernen Kreuz! BARBIER hat das Rasieren beendet, stäubt ihn mit Puder ein und bereitet die Brennscheren vor für die Perücke Euer Gnaden belieben zu übertreiben. Sind nicht so rar, die stillen Täubchen, flattern nur nicht aus, sitzen brav gehorsam im Taubenschlag bei Vater und Mutter, und ausser im Kirchstuhl sieht sie kein Mann. Ein Dutzend an jedem Finger wüsst ich, die sich glücklich schätzten, einen so respektablen, hochehrenswerten Squire wie Euer Gnaden betreuen zu dürfen. Und gar heiraten, geheiratet werden, ach, sie liefen hundert Meilen weit, denn die ehrsamen Männer sind rar geworden und … MOROSUS Will Er mich zum Narren haben? Eine junge Frau ins Haus, das hiesse mich drei Wochen später auf der Bahre! BARBIER Mit nichten, mit nichten! Glauben Euer Gnaden einem geprüften Bader, der siebenmal mehr weiss als jeder Medikus von der Royal Academy es gibt kein besseres Remedium, um das Blut warm zu halten, als eine junge Frau! Das schmeidigt den Schlaf, das schmächtigt die Galle und sänftigt die Laune, das heitert den Sinn, das vergütigt die Seele. Ach, kein Arcanum tut einem ältlichen Herzen so wohl als eine junge, zärtliche Frau. Es ist ein Elektron in ihrem Blick, das alle guten Kräfte im Mann aufziehet und fruchtbar macht. Es ist wie gefilterte Sonne, die das Herz wieder zum Blühen bringt. Denkt Euch s nur aus Es wird Abend, der Ofen friert kalt, Man fühlt sich verlassen, man fühlt sich uralt. - Es wird traurig und schaurig, wird so furchtbar stumm, Als sässe der Tod in der Stube herum. Da tritt sie herein, Ein Stück lebendiger Sonnenschein, Bringt Wärme und Blüte, bringt Güte und Licht Mit hilfreichen Händen, mit frohem Gesicht, Und alles Grauen ist fortgetan. Man hält sich die Hände, man blickt sich an, Man plaudert, man schweigt, man lächelt sich zu, Man spricht sich, man scherzt sich und träumt sich Zur Ruh. - Wär das nicht schön? MOROSUS plötzlich nachdenklich werdend. Ganz träumerisch vor sich hin Ja, das wär schön! Nicht so bang, - nicht so leer, -- nicht so sterbensallein Jeden Tag, jede Nacht mit sich selber zu sein. Kein Sohn, kein Erbe, kein Neffe, kein Freund, Kein Mensch auf der Welt, der es herzlich meint. ja, das wär schön! - Irgendwen Zu wissen, für den man da ist, Der einem gut, - der einem nah ist, Mit dem man atmet, mit dem man denkt. Wenn einem die Angst in die Kehle drängt. Irgendwen, Für den man lebt und dem man stirbt, Und dass einer da ist, wenn man erkaltet, Der einem die Augen zudrückt und die Hände faltet, tief atmend Ja, das wär schön. - BARBIER schnell Also verstatten Euer Gnaden, ein wenig Umschau zu halten, ich kenne alle Mütter und Väter und Tanten und Töchter im Umkreis von siebzehn Meilen, ich brächte Euch das Feinste, das Stillste, das Lieblichste, das Leiseste aus der ganzen Grafschaft… MOROSUS Unsinn, mach keinen Scherz! Welches Mädchen sollte mich nehmen wollen, mich alten, bösen, bissigen Mann? Was jung ist, liebt die Jugend, und recht so! Nein, nein, ich bin zu alt, ich bin zu alt ! BARBIER Oh, Euer Gnaden tun sich selber Unrecht. Es gibt solche und solche bei den Jungfern, und solche, die gar keine sind. Es gibt törichte und kluge, und die Klugen wissen, dass das Alter gütig ist und die Jugend frech, die Schönheit vergänglich und das Geld beständig, und sie wählen tausendmal lieber einen Mann mit Würde und Ehre, als einen Tunichtgut. Er hat die Brennschere in der Hand und singt, während er die Locken aufwickelt und einrollt, die Kanzone Mädchen nur, die nichts erfahren, Sind vom blossen Blick betört, Nicht nach Rang, nur nach den Jahren Messen sie des Mannes Wert. Keiner kann da grob genung sein, Denn sie suchen ohne Halt In der Liebe nur das Jungsein, In dem Mann nur die Gestalt. MOROSUS Ja, ich bin mir längst im klaren, Ja, ach ja, ich bin zu alt. BARBIER Anders aber lieben Frauen, Kraft und Reife zieht sie an, Nur wem sie getrost vertrauen, Ehren sie als rechten Mann. Gern beugt jede sich und fügt sich, Wo sie Geist spürt und Gehalt. Wer nur Jugend sucht betrügt sich, Jede Kluge weiss das bald. MOROSUS Ich, ich sehe, Er belügt mich, Nein, ach nein, ich bin zu alt. - BARBIER Diese lieben, jene schwärmen, Sucht Euch nur die Rechte aus. MOROSUS Nein, sie werden beide immer lärmen, Ruhe will ich, Ruh im Haus! DRITTE SZENE Ein plötzlicher harter Schlag mit dem Klopfer an die äussere Türe MOROSUS aufspringend wie von einer Kugel getroffen Ah! BARBIER hat die Brennschere fallen gelassen vor Schreck Gnädiger Herr! Neues kräftiges Pochen MOROSUS Ah! Mein Stock! Wo ist mein Stock? Ich muss diesem Schurken den Schädel eindreschen! BARBIER ihn haltend Euer Gnaden, temperiert Euch! Es kann ein Schlagfluss resultieren, wenn Euer Gnaden sich so echauffieren. MOROSUS mit ihm ringend Meine Ruhe! Ich will keine Menschen im Haus! Meine Ruhe will ich! STIMME DER HAUSHÄLTERIN draussen, unsichtbar Für niemanden! Sir Morosus empfängt niemanden. STIMME DES HENRY MOROSUS unsichtbar Ich muss ihn aber sprechen. STIMME DER HAUSHÄLTERIN Ist nicht zu sprechen. STIMME HENRYS Muss zu sprechen sein! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Nein! STIMME HENRYS Doch! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Nein! STIMME HENRYS Doch! MOROSUS Ah, du Kröte! Ich werde dich breitschlagen! STIMME DER HAUSHÄLTERIN Was, mit Gewalt? STIMME HENRYS noch draussen Ich muss herein. STIMME DER HAUSHÄLTERIN draussen Lasst mich los. MOROSUS innen zum Barbier Lass mich los, Verfluchter! Morosus hat sich losgerissen, rennt nach seinem Prügel und stürzt mit dem geschwungenen Stock nach der Tür HAUSHÄLTERIN fliegt in diesem Augenblick durch die aufgerissene Tür herein und zu Boden, hinter ihr Henry HENRY ich werde dir zeigen, mir den Weg zu sperren! MOROSUS Ah… Er schwingt den Stock, um auf Henry loszuschlagen. Plötzlich lässt er den Stock starr erhoben schweben, fragend Henry? HENRY Mein teuerster Ohm! MOROSUS begeisterter, sicherer Henry? Wirklich Henry? HENRY Und meines Oheims allergetreuester Neffe! MOROSUS Henry! Er lässt den Stock fallen und umarmt ihn. Zärtlich ihn nach vorn führend Du lebst? HENRY Ich lebe. MOROSUS Du bist nicht tot ? HENRY Nicht dass ich wüsste. MOROSUS Du bist nicht gestorben? HENRY Nicht dass ich dessen mich erinnerte. MOROSUS Aber du warst verschwunden von der Universität Pavia; niemand konnte mir Nachricht geben. HENRY Ach, Ohm, verzeiht mir s. Mich langweilten die Bücher, mich ekelte die Jurisprudenz, mich widerte der ganze papierene Kram. So lief ich davon. MOROSUS breit lachend Ha! Liefst davon? Einfach davon? Bravo, bravo! Ein Morosus, ein echter Morosus, mein wahrer Bruder Sohn! So sind wir, nicht zu halten, nicht zu binden, immer dem Abenteuer nach. Genau so entlief ich vor vierzig Jahren vom Gut meines Vaters zur Flotte, mich herumzuschlagen mit Tod und Teufel. Ein echter Morosus! Unser Blut, unser Sinn! Aber nun bleibst du hier? HENRY Wenn Ihr s verstattet, mein gütigster Ohm. Doch… MOROSUS zum Barbier Er bleibt hier. Habt ihr s gehört? Ihm dies Haus, ihm mein Erbe! Alles ihm! jetzt brauch ich keine Braut, keine Frau, keine Mädchen, keine stummen und schweigsamen sie sollen einen Schuster heiraten oder einen Krämer und ich geb meinen Segen, jetzt ist er da, mein Erbe, mein Sohn. Du wirst ihn rasieren. zur Haushälterin Du wirst ihn betreuen! Die oberen Zimmer für ihn! Alles für ihn! Ab, mein Henry, jetzt weiss ich wieder, wozu man lebt. Komm, leg ab, setz dich her, komm in meine Arme, wackrer junge, komm, ich bin hundeneugierig, von dir zu hören. HENRY Ja, gerne, gerne… doch möcht ich erst… MOROSUS Ganz - was dir beliebt! Du bist bei dir zu Hause! Soll man dir ein Bad rüsten? Willst du essen? Willst du trinken ? Nur setz dich, setz dich her, mein junge, lass mich freuen an dir! HENRY unruhig Ja, es ist nur… wie soll ich s Euch erklären… ich bin nicht allein. MOROSUS Nicht allein? HENRY Ich bin mit ihnen… sie sind mit mir… sie warten unten… nämlich… nämlich zögernd meine Truppe… MOROSUS falsch verstehend, begeistert Deine Truppen? Du hast sie mitgebracht, deine Soldaten? Ha, ich dacht es gleich, ein Morosus klebt nicht bei Büchern, den lockt s ins Abenteuer. Wacker, wacker! Ein echter Morosus, das gute, feurige Blut! Wer mit einem Morosus gefochten, ist mein Freund, mein Gast! Her mit deinen Soldaten! Alle herauf! Zum Fenster hinunterrufend Herauf! alle herauf! Ihr seid alle geladen. Wieder zu Henry Ich will sie sehen, deine jungen, sie sollen mir erzählen von deinen Heldentaten, ein alter Seemann hört nichts lieber als von Schlachten und Kriegen! Zur Haushälterin Wein her! Krüge und Becher! Ah, wie freu ich mich, mein Henry, deine Kameraden zu bewirten, es sind doch des Herrgotts beste Söhne, die Soldaten, und ich war auch einer von ihnen. Kleiner humoristischer Marsch. Es tritt auf die Operntruppe Cesare Vanuzzis zuerst Cesare Vanuzzi, schlecht angezogen, aber pathetisch und gravitätisch. Carlo Morbio, Giuseppe Farfallo, drei Sängerinnen Aminta, Isotta und Carlotta, hinter ihnen zwei bis vier andere Sänger, die gewissermassen den kleinen Chor bilden. Sie treten gravitätisch ein, die Frauen machen devote Kratzfüsse MOROSUS hat überrascht und sprachlos dem Aufzug zugesehen, dann indigniert, mit erwachendem Zorn Das deine Truppen? Deine Soldaten? HENRY ängstlich Allerdings… jawohl… unsere Truppe… Die hochberühmte Compagnia Maestro Cesare Vanuzzis… sich fassend gestattet, Ohm, Euch zu präsentieren Cavaliere Cesare Vanuzzi, der Principal unserer Opera, Ritter des goldenen Sporens, der Apoll Italiens… hochbeliebt bei Seiner Heiligkeit, Gast der illustresten Höfe… VANUZZI sich verbeugend und Euer Gnaden ergebenster servitore. HENRY Dies Carlo Morbio, gefeiert für seinen Orfeo, dies Giuseppe Farfallo, der Liebling Bolognas, - dies Aminta, dies Isotta, dies Carlotta, dies die andern Kameraden. MOROSUS misstrauisch Du willst doch nicht sagen, dass du gleichfalls singst ? HENRY Ich habe mich nicht ohne Erfolg darum bemüht. VANUZZI Nicht so bescheiden! Ein junger Meister, Euer Gnaden! Parola d onore, das Entzücken von San Carlo und Santa Capella. MOROSUS Doch nicht in publico singst? HENRY Allerdings. Seit einigen Monden. MOROSUS Für Geld? Ein Morosus? Du lässt dich bezahlen? HENRY Ich darf zu meinen Gunsten vorbringen, dass ich bisher sehr schlecht bezahlt wurde. MOROSUS Und wozu… wozu schleppst du all die mit nach England? Was soll das da? HENRY Cavaliere Vanuzzis Ruhm ist bis in unser Vaterland gedrungen. Ein Impresario hat ihn gewonnen, im Haymarket-Theater einige seiner berühmten Operas zu produzieren, wir hoffen auf den geneigten Beifall Ihrer Majestäten und die Gunst des Publikums. MOROSUS Und wenn dazu im Chorus die himmlischen Heerscharen singen wollten, ich hör mir s nicht an. Eher auf die Galeeren als zu diesem neumodischen Ohrengeschinde, das man Operas nennt! Mögen sie trillern und brüllen, bis ihnen der Kehlkopf platzt. Ich hoffe nur, du, ein Morosus, machst mir nicht die Schande, dich hierzulanden mit ihnen zu zeigen. HENRY Cavaliere Vanuzzi hat mir den Part des Primo Tenore zugedacht. Ich werde den Orlando singen in der Opera des göttlichen… MOROSUS Du wirst nicht singen! HENRY Ich werde singen! MOROSUS Du wirst nicht singen! HENRY Ich werde singen! MOROSUS Ich verbiete es. Ich dulde die Schande nicht. Unser ehrlicher Name! Unser angeseh nes Haus! Ein Morosus neben Kastraten und Gauklern! Ein Morosus! Ich verbiete es! Ich verbiete es! HENRY Hört mich an, gütigster Ohm! MOROSUS Ich will nichts hören. Ruhe will ich, Ruhe! Ein Morosus, der singt, ist kein Morosus! Sofort verlässt du diese Truppe! HENRY Ich kann sie nicht verlassen. Ich bin gebunden an sie! Mit meinem Wort, mit meiner Ehre, mit - er zieht die zögernde Aminta heran meiner Liebe. Ich wagt es Euch nicht gleich zu gestehen, Ohm. Diese, Aminta, ist meine Frau. MOROSUS Deine Frau? Eine Sängerin? Und sie soll in mein Haus? Eine Lärmmacherin, eine Ohrenschinderin, eine Komödiantin, eine Gauklerin, eine… HENRY Genug und zu viel! Wenn sie Euch nicht willkommen ist, dann gehe ich mit ihr. MOROSUS Drei Komödianten! Sechs Komödianten! Eine ganze Opera in meinem Haus? Bist du toll? Fort mit denen allen, oder - ich enterbe dich! HENRY Mein gütigster Ohm! MOROSUS immer wilder Ich enterbe dich! Kein Pfund und keinen Schilling! Lieber vor die Ratten! Lieber ins Wasser! Oh diese Schande! Ein Morosus mit solchen Kujonen, solchem Galgenholz, mit solchen Strassenläufern, Bettelsängern… VANUZZI ausbrechend Ah! C è troppo! Das mir! Einem Ritter vom goldenen Sporn! Alle durcheinander zusammen und auf die einzelnen Invektiven Morosus einsetzend, immer stärker, erbitterter, schliesslich zum Tumult werdend MOROSUS Solchen ausgestäupten Halunken! Solchen Weissnichtwohers! MORBIO Impertinenza! Was erlaubt er sich! FARFALLO Che arroganza! Mich, der vor dem Papst gesungen! HENRY Ohm, ich beschwöre Euch, moderier Er sich! MOROSUS Mit Dirnen und Hübschlerinnen… ISOTTA Was erlaubt Er sich! CARLOTTA Was erfrecht Er sich! MOROSUS Mit solchem zusammengelesenen Pack, das für zehn Soldi Speichel frisst, das für jedes Bravo buckelt, das für ein Goldstück heult und hurt… Fort mit denen allen, oder ich enterbe dich! HENRY Das ist zuviel! Das duld ich nicht. Ihr beleidigt meine Frau! VANUZZI Meinen Degen! Meinen Degen! Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Ich muss ihm die Ohren abschneiden! MORBIO Vor die Justiz! Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Er hat uns beschimpft! Soddisfazione! FARFALLO Vor die Justiz! Er hat uns beleidigt! Er hat mich beschimpft! Soddisfazione! ISOTTA Meine Ehre! Meine Ehre! Ich klage ihn an! Vor die Justiz! CARLOTTA Ein Saufbold! Ein Weinfass! Er weiss nicht, was er spricht! Was erlaubt er sich! CHORUS DER ANDERN Soddisfazione! Er hat uns beleidigt. Soddisfazione! Vor die Justiz! MOROSUS hat den Stock ergriffen, schlägt damit schmetternd auf denTisch. Alles flieht auseinander und schweigt Ruhe! Ruhe in meinem Haus! Hier bin ich der Herr und ich allein. Zu Henry Ich kenne dich nicht mehr. Du bist gestorben für mich. Ein Morosus, der singt, ist kein Morosus. jetzt wird reiner Tisch gemacht. Zum Barbier Morgen bringst du mir eine Frau, eine stille, schweigsame Frau, und gleich auch Pfarrer und Notar! Sofort wird geheiratet, morgen noch, sofort, alles soll ihr gehören, alles! Morgen, verstanden ? HENRY Aber gütigster Ohm! Hört mich an! FARFALLO beiseite Che arroganza! Impertinenza! VANUZZI Mich, einen Ritter vom goldenen Sporn! MORBIO Mich, der vorm Papst gesungen! MOROSUS wütend Ich bin nicht gütig! Ich bin nicht mehr dein Ohm! Kein Schritt mehr über die Schwelle! Fort mit deinem Pack! Zum Barbier Und morgen die Frau her, und käm sie aus dem Armenhaus! Nur still muss sie sein, nur still, nicht singen darf sie, verstanden! Endlich jemand, der nicht schreit und nicht zetert, der einem nicht Lärm in die Ohren schmettert. Meine Ruhe will ich, meine Ruhe! Endlich einmal Ruhe! brüsk zu den andern Hol euch alle der Henker! läuft hinaus und schmettert die Tür hinter sich zu LETZTE SZENE HENRY ganz konsterniert Oh Gott, war das ein saurer Empfang! AMINTA Ach, Liebster, ich hatte es immer geahnt, er wird mich nicht mögen, er stösst uns von sich! jetzt hast du alles durch mich verloren, alles durch meine Schuld die Heimat, das Haus, das Erbe, den Ohm! FARFALLO Grosser Verlust! Ein solcher Grobian! Ein solcher Banause! Ein solcher Sack voll Gift und Galle! MORBIO Ein solcher Grobian! Ein solcher Sack voll Gift und Galle! Ein solcher Banause! VANUZZI Mich einen Bettelmusikanten! Mich, Cesare Vanuzzi! Oh, canaglia! ISOTTA Ein solcher Sack voll Gift und Galle! Ein solcher Banause! CARLOTTA Ein solcher Banause! Eine Dirne mich! Mich, die mit dem Prinzen von Guastalla nicht schlafen wollte für dreihundert Dukaten und eine diamantene Uhr! MORBIO Ein solcher Banause! Die Ohren sollte man ihm abschneiden und an die Tür nageln! FARFALLO Che sono io? Die Zähne ausreissen, dass er nicht mehr schimpfieren kann, dieser Schreihals! ISOTTA Ihm das Haus anzünden! VANUZZI Aber die Kunst hat er gelästert, unsere Kunst hat er geschmäht, das soll er büssen. Ein Katzenkonzert jeden Abend vor seiner Tür. Grossi Timpani e Tromboni jeden Abend, jeden Abend, bis er revoziert. CHORUS Ein Katzenkonzert! ja, ja! jeden Abend. Bis er revoziert! BARBIER dazwischentretend Sachte, sachte, illustre Herren! Es gibt hierzulande Gesetze, welche die Nachtruhe jedes ehrsamen Bürgers beschirmen. Und dann, mit Verlaub, ihr tut Sir Morosus unrecht. HENRY Unrecht? Er hat mich enterbt! AMINTA Unrecht? Er hat mich verstossen! MORBIO Unrecht? Er hat uns beschimpft! CARLOTTA Er hat mich beleidigt. ISOTTA Er hat mich gekränkt! CHORUS Unrecht? Zum Henker hat er uns geschickt! Zum Henker! BARBIER Piano, piano! Und ich sage euch, er ist ein kreuzbraver Kerl, der Beste in der ganzen Grafschaft, er ist leutselig und freigebig, eine Seele aus Wachs, ein Herz von Gold. Nur mit den Ohren hapert s bei ihm, der Arme kann Lärm partout nicht vertragen, an den Ohren ist er so kitzlig wie andere unter der Sohle. Er ist einmal mit der Pulverkammer seiner Galione in die Luft geflogen, den Krach hat man vierzig Meilen weit gehört, ein Kirchturm ist drüber eingestürzt halbgeröstet haben sie ihn aus dem Wasser gefischt, er war - ein Wunder - lebendig. Nur das Trommelfell ist in tausend Winde gegangen. Seitdem, versteht ihr s, kann er keine Art von Lärm ertragen, ausser den er selber macht. AMINTA Ach der Arme! Hätten wir das doch geahnt! BARBIER zu Henry Und was Euch anbelangt, junger Herr - nicht so hitzig! Ich würde mir den Handel doch noch überlegen, eh ich solche Erbschaft fahren liesse. Bares Geld wächst nicht so flink wie die Disteln, und der alte Herr da hat mehr davon als England Trunkenbolde. Er hat zwei spanische Silberschiffe gekapert und auch sonst fleissig Prisen heimgebracht. Da unten im Keller stehen allerhand Kisten, wenn man die anstösst, dann klirrt s und klimpert s und klingt s von goldener Musik, ich hab eine Nase dafür, ich rieche Gold durch Holz und Eisen auf hundert Schritt wie die Biene den Honig. jedesmal, wenn ich hier über die Schwelle trete, muss ich niesen, so kitzelt s mich in der Nase, und meine Nase weiss warum es mögen da im Keller allein ihre sechzigtausend Pfund liegen oder siebzigtausend in guten Barren und runden Dukaten. ALLE in ehrfurchtsvollem Staunen wiederholend Sechzig, sechzig… siebzig … siebzig… sechzig-tausend… tausend… tausend… tausend Pfund. BARBIER Ein fürstliches Erbe und genug jedenfalls, junger Herr, Euch privatissime eine Opera zu halten und (bei allem Respekt) Signor Vanuzzi als Hofmusikus dazu. Darum nicht so voreilig, nicht so stolz, junger Mann, sonst setzt morgen schon in Eurer Wolle ein fremdes Kätzchen sich fest. HENRY Was soll ich tun? Ich kann doch unsre Aminta nicht lassen um seiner Narrheit willen! CHORUS noch immer staunend leise durcheinander Sechzig… Siebzig… tausend… tausend… tau-send… sechzig… siebzig… soviel Geld… gibt s nicht wieder auf der Welt… sechzig, siebzig… tausend … tausend… AMINTA sich Henry nähernd Nicht an mich, Geliebter, denke, Nur an dich, an dich allein! Gläubig mich dir hinzuschenken War für mich schon Seligsein. Immer schien mir zu gering ich, Dass solch Glück mir dauern mag. Wie aus Gottes Hand empfing ich Dankbar jeden neuen Tag. HENRY auf sie zu Dich verlassen ? Dich entbehren, Die mir eins und alles ist? Nein, Geliebte, wären diese Keller auch gefüllt mit Gold Gold die Türen, Gold die Schlösser, Gold das Dach und Gold die Speicher, Gold die Mauern, die sie tragen, Und ich sollt nur eine Strähne, Eine dünne blonde Strähne, Die dein liebes Antlitz ründet, Nur ein Haar von deinen Wimpern, Nur ein Lächeln deiner Lippen Und den Schatten dieses Lächelns Und den Schatten dieses Schattens Dafür tauschen - nie und nimmer! AMINTA Ist der Letzte nun gekommen, Endet wirklich so viel Glück Liebend, wie du mich genommen, Geb ich dich dir selbst zurück! Sei gesegnet! Keine Klage Soll von meinen Lippen gehn, Alles will ich gern ertragen, Kann ich dich nur glücklich sehn. HENRY Dich verlassen? Dich entbehren? Nein, solang ich lebe, Immer dein und immer mehr! Wo ich liebe, ist mein Leben, Wo du atmest, meine Welt! Er umarmt sie, dann zu den andern Nein, ich werde euch nicht lassen, Mag er wettern, wie er will. Ihr habt mich zu euch genommen, Jung und töricht wie ich war, Habt das Herz mir aufgeweitet Und gesegnet mit Musik! Gerne hätt ich s euch entgolten, - Doch nun bin ich arm wie damals, Habe nichts als eure Freundschaft Und die Kunst, die uns beseligt, Doch kein Geld, kein Gold der Erde Wiegt mir diese Schätze auf. VANUZZI Wackerer Junge! MORBIO Teurer Bruder! FARFALLO Sei umfangen! ISOTTA Lass dich küssen! CARLOTTA Heut und immer! AMINTA Dank, Geliebter! CHORUS Immer, immer wollen wir verbunden bleiben, immer Brüder, Freunde, Kameraden! ALLE umarmen sich begeistert untereinander BARBIER hat sich unterdessen die Mütze aufgesetzt und sein Barbierzeug zusammengerichtet Sehr rechtschaffen gedacht, junger Herr, aber wie schade, dass alles Rechtschaffensein auf dieser Welt meist eine Dummheit ist, denn Ihr lasst ein schönes Stück Geld wegschwimmen! Wenn ich jetzt sechshundert Jahre lang täglich sechzig Leute balbiere, so schabte ich mir nicht die sechzigtausend Pfund zusammen, die Ihr da wegwischt, als wär s schmutziger Seifenschaum. Ach, das Leben ist schwer und die paar Groschen sauer verdient! jetzt soll ich noch bis morgen für den Herrn sein schweigsames Fräulein finden! Ist nicht so leicht, wie er meint. Ich kenn ja allerhand Weibszeug und weiss meine Wege, aber bis morgen, bis morgen, wo find ich da eine, die Rechte? Zu Carlotta und Isotta Nun, meine Schätzchen, hätte nicht eine von euch Lust, sechzigtausend Pfund zu sponsieren ? Überlegt s euch, meine Kinder, solche goldene Äpfel wachsen selten in England. Zu Isotta Wie wär s, mein Täubchen, würdest du bei Herrn Morosus auch schön bescheiden und vor allem still und schweigsam sein? ISOTTA tanzhaft Ich würde lachen Von früh bis spät. Immer nur lachen, Schabernack machen, Bis ihm die Lust Am Schimpfieren vergeht. Ich würd ihn lehren, Das Lachen mir wehren! Mit hundert Scherzen, Hurtig und heiter, Würd ich ihn necken, Picken und packen, Zwicken und zwacken, Dass er nicht weiter Den Tag mir vergällt! Darf ich nicht so sein, Wie s mir gefällt, Darf ich nicht froh sein Nach meinem Herzen, Was soll mir sein Geld ? BARBIER Oh, das wär schon gar nichts für meinen Herrn Morosus! zu Carlotta Und du, mein Lämmchen? CARLOTTA tanzhaft Ich würde singen, Von früh bis spät Immer nur singen, Die Brust mir ausschwingen, Bis ihm die Lust Am Schimpfieren vergeht. Und mag er versuchen, Was er auch will, Zetern und wettern, Die Scheiben zerschmettern, Ich bleibe nicht still. Mag er nur fluchen, Brüllen und toben, Wie s ihm gefällt! - Nur wenn ich singe, Spür ich mich leben, Nur wenn ich singe, Fühl ich mich schweben, Nur wenn ich singe, Umfass ich die Welt! AMINTA O herbe Schmach, O bittre Seligkeit! Geliebter mein, Ich bleibe treu bei dir. Was auch die Zukunft bringen mag, Ich halte fest zu dir. So lange du nicht lässt von mir, Beseligt will ich immer sein! BARBIER O weh, das wäre eine harte Kost für den Magen des Herrn Morosus! Da würde er, eh noch die Tinte trocken ist auf dem Heiratsbrief, schon nach dem Scheidungskontrakt verlan - - er stockt plötzlich und lacht laut Ha! ALLE besorgt um ihn herum Was ist? BARBIER bedeutsam feierlich Mir fällt etwas ein! ALLE ehrfürchtig Silentium! Silentium! Herrn Schneidebart fällt etwas ein! BARBIER aufatmend Mir ist etwas eingefallen! ALLE Ruhe! Ruhe! Herrn Schneidebart ist etwas eingefallen! BARBIER Wie wär es, wenn man Herrn Morosus verheiratete, aber so, dass er meint, dass er verheiratet sei, aber er gar nicht verheiratet wäre, und dann, wenn er verheiratet ist, das heisst, wenn er meint, verheiratet zu sein, während er gar nicht verheiratet ist, diese Heirat, die gar nicht giltig ist, ungiltig zu machen, so dass Ihr wiederum sein Erbe werdet? ALLE ratlos Verstehst du das? Verstehst du das?… Er redet chinesisch… ich verstehe kein Wort. BARBIER Nur Geduld! Die grossen Gedanken waren der Menschheit niemals sofort verständlich. Lasst mich nur machen, ich habe einen bedeutenden Plan. Zu Vanuzzi Ihr könnt notfalls einen Pfarrer glaubhaft darstellen ? VANUZZI in seinem Künstlerstolz gekränkt Einen Pfarrer? Fünfzig, hundert. Einen katholischen, einen lutheranischen, einen protestantischen, alles, was Er begehrt. Einen Bischof, einen Erzbischof, einen verhungerten Landpfarrer, einen - - BARBIER Genug, genug! Zu Morbio Und Ihr einen Notar? MORBIO Einen papiernen, einen feurigen? Einen mausigen oder demosthenischen, ganz wie Ihr wollt. BARBIER zu Farfallo Und Ihr gleichfalls? FARFALLO Das will ich meinen! BARBIER zu Carlotta Und du ein dummes, schlichtes Landmädchen, eine rechte Gans vom Misthaufen her? CARLOTTA imitatorisch in Haltung und Stimme Woll, woll, gnä Herr! Dös wer ma scho könna. BARBIER zu Isotta Und du eine zierliche, kleine Kokette? ISOTTA sofort in Pose, schmachtend mit Knix Glücklich, einem so edlen Kavalier amorosest zu Diensten zu sein. BARBIER zu Aminta Und Ihr ein rührendes Mädchen voll Anmut und Bescheidenheit…. sich unterbrechend Nein, Ihr braucht nicht zu spielen, Ihr seid es ja. Ihr müsst nur sein, wie Ihr seid und werdet vortrefflich sein! zu allen Nun kostümiert euch, wie ich es euch sage, tut alles, was ich verlange. Und ich müsste mich kuriosest irren, wenn wir nicht Herrn Morosus den Geschmack an der Ehe schleunigst abgewöhnten und Euch Euer Erbe wieder zubrächten, wobei ich allerdings auch auf ein Scherflein rechne, denn es wird allerhand Mühe kosten, ihn gründlich einzuseifen und ihm den Schopf seiner Narrheit ein für allemal abzuschneiden. Seid ihr bereit? HENRY Ja, das wollen wir probieren, Jeder stelle seinen Mann! Mein Herr Oheim soll verspüren, Was Geschick und Laune kann. Er hat unsere Kunst gescholten, Scharf auf scharf jetzt, hart auf hart! Gleiches sei mit Gleich vergolten, Und wer Narr ist, sei genarrt! BARBIER Also fort, Euch kostümieren, Gut geplant, ist halb getan. Herr Morosus soll verspüren, Was Geschick und Laune kann. Zu Vanuzzi Du den Pfarrer! VANUZZI mit illustrativer Geste Ich den Pfarrer! BARBIER zu Morbio Den Notarius! MORBIO ebenso Den Notarius! BARBIER zu Aminta Ihr die Stille! AMINTA Ich die Stille! BARBIER zu Carlotta Du die Grobe CARLOTTA Ich die Grobe! BARBIER zu Isotta Ihr die Scharfe! ISOTTA Ich die Scharfe! BARBIER Und ihr andern, was ich sage, Tut nur, was ich euch souffliere! Nicht viel schwätzen, nicht parlieren, Nicht lang zaudern, nicht viel plaudern, Und wir werden reüssieren! Alle Lust dem Spiel gespart! ALLE Und wir werden reüssieren, Vivat, Meister Schneidebart! CHORUS zu Henry Ja, er muss es revozieren, Dass er dir dein Erbe raubt. FARFALLO Und ich werde ihn kurieren, Dass er nicht mehr Galle spuckt. MORBIO breit, voll, lustig Und ich werd ihn balbieren, Dass der Bart ihn nicht mehr juckt. VANUZZI Ich werd ihn kopulieren, Dass er Stroh für Hafer frisst, Eine Hochzeit zelebrieren, die er lebens nicht vergisst. MORBIO Dieser Rüpel soll es spüren, Was ein wahrer Künstler ist. Ja, er muss es revozieren, dass er dir dein Erbe raubt. HENRY Ja, er muss es revozieren, Dass er mir die Ehre raubt. AMINTA zart Ach, ich möcht ihn lieber rühren, Dass er unser Glück erlaubt. CARLOTTA tanzend Einen Narren riaszuführen, Das fällt keinem Mädchen schwer, Das braucht keine erst studieren, Jede kann s von Anfang her. ISOTTA ebenfalls Fest sich spreizen, keusch sich zieren, Sachte wickelt man ihn um, Will ein Mädchen sie verführen, Werden alle Männer dumm. CHORUS im ganzen also zehn oder zwölf Stimmen, übermütig und ganz laut werdend Diesen Narren zu kurieren, Wird ein Spass besonderer Art, Ihn vollendet durchzuführen, Sei nicht Kunst und List gespart. Ja, wir wollen es probieren, Vivat, Meister Schneidebart! BARBIER den Tumult beschwichtigend Sachte, sachte! Leise, leise! Nur nicht hitzig! Fein und zart Müssen wir ihn erst umkreisen, Dass er nicht den Spass gewahrt! Gut verhüllt, auf leisen Zehen Pürschen wir uns still heran, Ihn ins Netz hineinzunähen Und zu narren, aber dann… ALLE losbrechend Wollen wir ihn gut balbieren, Ihn von der Narrheit auskurieren, Scharmuzieren, intrigieren, Drangsalieren und vexieren, Kopulieren und sponsieren, Wacker an der Nase führen, Kujonieren, intrigieren. BARBIER gleichzeitig Also vorwärts, nicht gezaudert, Nicht geflunkert, nicht geplaudert, Jeder spiele seinen Part, Und er wird kapitulieren! ALLE Vivat, Meister Schneidebart! Alle umarmen den Barbier, dann sich untereinander この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ Aiko Oshio Strauss,Richard/Die schweigsame Frau/II
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/452.html
+ 目次 アークデヴィルの特性(擬呪、超常、または変則)/Archdevil Traits 悪臭(変則)/Stench 足払い(変則)/Trip 暗視(超常または変則)/Darkvision アンデッドの種別特性(変則)/Undead Traits 息こらえ(変則)/Hold Breath 息詰め(変則)/Smother 畏怖すべき存在(変則)/Frightful Presence 異様なオーラ(超常)/Unnatural Aura 岩つかみ(変則)/Rock Catching 岩投げ(変則)/Rock Throwing 鋭敏嗅覚(変則)/Scent X線視覚(超常)/X-Ray Vision エネルギーに対する抵抗(変則)/Resistance エネルギー放出に対する抵抗(変則)/Channel Resistance 音真似(変則)/Sound Mimicry かきむしり(変則)/Rend 活性(超常)/Surge 活動停止(変則)/Freeze 感情オーラ(超常)/Emotion Aura 完全耐性(超常または変則)/Immunity 擬似視覚(変則)/Blindsight 擬似呪文能力(擬呪)/Spell Like Abilities 吸血(変則)/Blood Drain 急所防御(変則)/Fortification 休息(変則)/Recuperation 驚愕のイニシアチブ(変則)/Amazing Initiative 凝視攻撃(超常)/Gaze [恐怖](超常または擬呪)/Fear 凶暴性(変則)/Ferocity 強力打撃(変則)/Powerful Blows 強力突撃(変則)/Powerful Charge 霧を見通す(変則)/Mistsight 筋力の誇示(超常)/Display of Strength 首絞め(変則)/Strangle 蜘蛛の糸(変則)/Web 食らいつき(変則)/Attach 暗闇を見通す(超常)/See in Darkness クリフォト・ロードの特性(擬呪、超常、または変則)/Qlippoth Lord Traits 高速治癒(変則)/Fast Healing 高速飲み込み(変則)/Fast Swallow 硬度(変則)/Hardness 小振りの武器(変則)/Undersized Weapons 再生(変則)/Regeneration 思考感知(超常)/Thoughtsense 至高天の王の特性(擬呪、超常、または変則)/Empyreal Lord Traits 持続するブレス攻撃 sup(){MA}(超常)/Lingering Breath 締めつけ(変則)/Constrict 収縮(変則)/Compression 蹂躙(変則)/Trample 出血攻撃(変則)/Bleed 呪文/Spells 呪文抵抗(超常)/Spell Resistance 従容自若オーラ(超常)/Mental Static Aura 招来(疑呪)/Summon 植物の種別特性(変則)/Plant Traits 植物をもたらすもの(超常)/Plantbringer 人造の種別特性(変則)/Construct Traits 振動感知(変則)/Tremorsense 神話級不死(超常)/Mythic Immortality 神話パワー(超常)/Mythic Power 神話魔法(超常)/Mythic Magic 水中呼吸(変則)/Water Breathing 水陸両生(変則)/Amphibious 脆弱性(超常または変則)/Vulnerabilties 生命感知(超常)/Lifesense 生命力吸収(超常)/Energy Drain 生来の不可視(超常または変則)/Natural Invisibility 全周囲視覚(変則)/All Around Vision 第二のセーヴ(変則)/Second Save 竜巻変化(超常)/Whirlwind 多刀流体得(変則)/Multiweapon Mastery ダメージ減少(超常または変則)/Damage Reduction 血の狂乱(変則)/Blood Rage 地潜り(変則)/Earth Glide 着火(変則)/Burn 超嗅覚(変則)/Keen Scent つかみ(変則)/Grab 突き押し(変則)/Push 包み込み(変則)/Engulf デーモン・ロードの特性(擬呪、超常、または変則)/Demon Lord Traits テレパシー(超常)/Telepathy 転覆(変則)/Capsize 毒(超常または変則)/Poison 飛びかかり(変則)/Pounce 肉体攻撃/Natural Attacks 二重のイニシアチブ(変則)/Dual Initiative 日光による無力化(変則)/Sunlight Powerlessness 熱気(変則)/Heat 念術弾性(変則)/Psychic Resilience 念術魔法(擬呪)/Psychic Magic 粘体の種別特性(変則)/Ooze Traits 能力値ダメージと能力値吸収(超常または変則)/Ability Damage and Drain 飲み込み(変則)/Swallow Whole 呪い(超常)/Curse 光に過敏(変則)/Light Sensitivity 光による盲目化(変則)/Light Blindness 引き寄せ(変則)/Pull 飛行能力(超常または変則)/Flight 非視覚的感知(変則)/Blindsense 非実体(変則)/Incorporeal 引っかき(変則)/Rake 病気(超常または変則)/Disease フォーミアンの特性(超常または変則)/Formian Traits 不沈(変則)/Unstoppable 不定形(変則)/Amorphous 負のエネルギーへの親和性(変則)/Negative Energy Affinity ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon 噴射移動(変則)/Jet ぶん盗り(変則)/Steal 分裂(変則)/Split 変身(超常)/Change Shape 妨害攻撃(変則)/Block Attacks ホースマンの特性(擬呪、超常、または変則)/Horseman Traits 捕獲(超常または変則)/Entrap 麻痺(超常または変則)/Paralysis 水への依存(変則)/Water Dependency 緑を見通す(超常)/Greensight 無呼吸(変則)/No Breath 有毒な血(変則)/Poisonous Blood 夜目(変則)/Low-Light Vision ライカンスロープの共感(変則)/Lycanthropic Empathy ライカンスロピーの呪い(超常)/Curse of Lycanthropy 竜の初級秘術呪文(超常)/Dragon Cantrips わずらわす(変則)/Distraction モンスターの共通ルール Universal Monster Rules 以下のルールは標準であり、モンスターのデータ・ブロックで参照される(しかし、丸写しされるわけではない)ものである。それぞれのルールには、モンスターの項のどの位置に、どう表記されるかという書式のガイドラインが示されている。モンスターの共通ルールではないが Pathfinder Roleplaying Game Mythic Adventuresに掲載されているいくつかの神話能力を利便性を考慮しここに掲載した。それらには『MA』の上付き表記を持って示している。 アークデヴィルの特性(擬呪、超常、または変則)/Archdevil Traits アークデヴィルは地獄界ヘルの領界を支配する。アークデヴィルは全て、秩序にして悪の来訪者であり、最低でもCRは26。(クリーチャーの項に記載されていない限り)アークデヴィルは特に、以下に示す特性とデヴィルの副種別を共有している。 アークデヴィルは自らが神格であるかのように、自分の信者に呪文を与えることができる。アークデヴィルの領域は悪と秩序に加え、その主題と興味に関連した領域を2つと副領域を4つ持つ。 アークデヴィルの肉体武器とその他の手にした武器は、ダメージ減少を克服する際、悪、エピック、秩序の武器として扱われる。 畏怖すべき存在(超常)/Frightful Presence:アークデヴィルは攻撃、擬似呪文能力、特殊攻撃、大きく声を上げることなどの一部として、フリー・アクションとして畏怖すべき存在を起動できる。 言語体得(変則)/Language Mastery:アークデヴィルはすべての言語を理解している。これはタンズ呪文と同様に扱うが、この能力は超常能力ではなく、解呪されない。〈言語学〉は常にアークデヴィルのクラス技能である。 再生(変則)/Regeneration:神話ダメージ、あるいは自身と同等かより上位の力を持つクリーチャー(他のアークデヴィル、クリフォト・ロード、グレート・オールド・ワン、神格、至高天の王、デーモン・ロード、ホースマンなど)によるダメージのみが、アークデヴィルの再生を妨げる。 地獄の蘇生(変則)/Infernal Resurrection:アークデヴィルが死亡すると、その肉体は速やかに腐敗しながら溶けていく(身につけていた装備品だけをその場に残す)。その魂はこの領界の隠された場所に帰り、その場で即座に(トゥルー・リザレクションとして)息を吹き返す。一度使用すると、丸一年が経過するまでアークデヴィルはこの能力を再度使用することができず、一年が経過するまでの間は可能な限り直接戦闘を避ける。アークデヴィルが丸一年が経過する前に再び殺されたり、特殊な方法(本当の神格の手で、あるいはこの目的のために作られたアーティファクトを用いて)で殺されると、永遠に死亡する。領界を統制しないアークデヴィルはこの能力を得ない(そのようなものは厳密には真のアークデヴィルではなく、地獄の公爵である)。 (強制)効果、生命力吸収、石化、[即死]効果、能力値吸収、能力値ダメージ、および(魅惑)効果に対する完全耐性。 [強酸]に対する抵抗30および[氷雪]に対する抵抗30。 デヴィル招来(擬呪)/Summon Devils:1日3回、即行アクションとして、アークデヴィルは合計CRが20以下となる任意の組み合わせで、デヴィル1体もしくは複数体を招来することができる。その他の点についてはこの能力は招来として機能するが、100%の確率で成功し、9レベル呪文の効果として扱う。 テレパシー300フィート。 出典 Bestiary 6 290ページ 悪臭(変則)/Stench 悪臭の特殊能力を持つクリーチャーは、ほとんどすべての他のクリーチャーにとって不快と感じられる油状の化学物質を分泌する。30フィート以内にいる全てのクリーチャー(悪臭の特殊能力を持つクリーチャーを除く)は、頑健セーヴ(DC10+悪臭クリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+悪臭クリーチャーの【耐久力】修正値;正確なDCは各クリーチャーの説明文に書かれている)に成功しない限り、不調状態になる。不調状態の持続時間は各クリーチャーの説明文を参照。セーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間の間、同一個体のクリーチャーの悪臭能力の作用を受けることはない。ディレイ・ポイズン、ニュートラライズ・ポイズンの呪文は不調状態に陥ったクリーチャーからこの状態を取り去る。“毒に対する完全耐性”を持つクリーチャーはこの悪臭の作用を受けない。“毒に対する抵抗”を持つクリーチャーは、セーヴィング・スローに通常のボーナスを得る。 書式:悪臭(DC15、10ラウンド);位置:オーラ。 足払い(変則)/Trip 足払いの特殊能力を伴う攻撃を命中させたクリーチャーは、機会攻撃を誘発せずにフリー・アクションで足払いを行うことができる。足払いが失敗しても相手はこのクリーチャーを足払いし返すことはできない。 書式:足払い(噛みつき);位置:個別の攻撃手段。 暗視(超常または変則)/Darkvision 暗視を持つクリーチャーは全くの暗闇であっても見ることができ、通常60フィートの有効距離を持つ。この範囲内でクリーチャーは明るい光の範囲で目が見えるクリーチャーが見えるものと同程度明確に見ることができる。暗視は白黒であるが、それ以外は通常通り見えることができる。 書式:暗視60フィート;位置:感覚。 アンデッドの種別特性(変則)/Undead Traits アンデッドは、[精神作用]効果((強制)、士気効果、(魅惑)、(紋様)、そして(惑乱))、睡眠効果、[即死]効果、毒、病気、麻痺、朦朧化、頑健セーヴを要求する全ての効果(ただし特に物体に対しても働くか、(無害)である場合は除く)に対する完全耐性を持つ。アンデッドは生命力吸収、能力値吸収、非致傷ダメージの対象とならない。肉体系能力値(【筋力】、【敏捷力】、【耐久力】)へのダメージと疲労および過労効果に対する完全耐性を持つ。大規模ダメージによって即死する危険性はない。 書式:アンデッドの種別特性;位置:完全耐性。 息こらえ(変則)/Hold Breath クリーチャーは、溺れの危険が生じるまでに、【耐久力】値の6倍に等しい分数の間、息を止めておくことができる。 書式:息こらえ;位置:その他の特殊能力。 息詰め(変則)/Smother (訳注:MAが必要。)このクリーチャーの敵が息を止めている場合、クリーチャーは目標が窒息判定を試みなければならなくなるまでの時間を減少させることができる。フリー・アクションとして、この敵に対してクリーチャーは組みつき戦技判定を試みることができる。成功すると、目標は息を止めておくことのできる残りの時間が1d6ラウンドだけ減少する。 書式:息詰め;位置:特殊攻撃。 畏怖すべき存在(変則)/Frightful Presence この能力を待ったクリーチャーは存在するだけで敵の心をかき乱す。この能力の使用はフリー・アクションであり、通常は攻撃や突撃の一部として使用される。有効距離内にいる敵のうち、そのアクションを知覚したものは恐れ状態あるいは怯え状態となりうる。通常、有効距離は30フィート、持続時間は5d6ラウンドである。この能力は、クリーチャーよりもヒット・ダイスやレベルが低い敵にしか作用しない。作用を受けた敵は、意志セーヴ(DC10+畏怖すべきクリーチャーの種族HD数の1/2+畏怖すべきクリーチャーの【魅力】修正値;DCの具体的な値についてはクリーチャーの説明文を参照)に成功すれば、効果に抵抗できる。セーヴィング・スローに成功した敵は、そのクリーチャーの“畏怖すべき存在”能力に対し、24時間の間、完全耐性を持つ。セーヴに失敗した場合、4ヒット・ダイス以下の敵は恐慌状態に、それより高ければ怯え状態になる。“畏怖すべき存在”は[精神作用]の[恐怖]効果である。 書式:畏怖すべき存在(60フィート、セーヴDC21);位置:オーラ。 異様なオーラ(超常)/Unnatural Aura 主人がDC25の〈動物使い〉判定か〈騎乗〉判定か野生動物との共感判定に成功しない限り、動物は自ら望んでこのクリーチャーに近づくことはない。 書式:異様なオーラ(30フィート);位置:オーラ。 岩つかみ(変則)/Rock Catching クリーチャー(少なくとも大型サイズでなければならない)は、小型、中型、大型サイズの岩または同様の形状をした投射物をつかみとることができる。1ラウンドに1回、岩に打たれそうになったクリーチャーは、反応セーヴに成功すれば、フリー・アクションで岩をつかみとることができる。セーヴDCは、小型サイズの岩なら15、中型サイズの岩なら20、大型サイズの岩なら25である(投射物に攻撃ロールに対する魔法のボーナスがある場合は、そのボーナスの分だけセーヴDCは上昇する)。岩つかみを試みるためには、クリーチャーはその攻撃に気がついていなければならない。 書式:岩つかみ;位置:防御的能力。 岩投げ(変則)/Rock Throwing このクリーチャーは岩を投げることに熟達しており、岩投げによる攻撃ロールに+1の種族ボーナスを得る。クリーチャーは自身のサイズ分類よりも2段階小さなサイズまでの岩を放り投げることができる。例えば、大型サイズのヒル・ジャイアントは小型サイズの岩を投げることができる。“岩”とは、大きくてかさ張る、比較的まとまった形をした物体であり、少なくとも硬度5以上の材質でできている。クリーチャーは岩を射程単位の5倍の距離まで放り投げることができる。射程単位の大きさはクリーチャーごとに異なる。岩投げのダメージは通常は、クリーチャーの叩きつけの基本ダメージの2倍+【筋力】ボーナスの1.5倍である。 書式:岩投げ(120フィート);位置:特殊攻撃(ダメージは遠隔攻撃に記載)。 鋭敏嗅覚(変則)/Scent この能力によってクリーチャーは嗅覚を用いて、近付いてくる敵を感知したり、隠れている敵を探したり、嗅覚を頼りに追跡したりすることができる。また鋭敏嗅覚の能力を待ったクリーチャーは馴染みのある匂いを、ちょうど人間が馴染みのある風景を見分けるように、嗅ぎ分けることができる。 クリーチャーは嗅覚によって、30フィート以内の敵を感知することができる。敵が風上にいるなら有効距離は60フィートに伸びる。風下なら、有効距離は15フィートに縮まる。煙や腐ったゴミなどの強い匂いは、上記の2倍先の距離から感知することができる、スカンクの臭気やトログロダイトの悪臭といった強烈な匂いは、通常の3倍の距離から感知できる。 クリーチャーが匂いを感知した場合、そのはっきりとした位置を知ることはできず、有効距離内のどこかに居るということしかわからない。クリーチャーは1回の移動アクションを使用して、匂いの方向を調べることができる。クリーチャーは匂いの元から5フィート以内にいる場合は匂いの元の位置を特定できる。 鋭敏嗅覚を持つクリーチャーは匂いで迫跡を行なえる。痕跡を発見したり追跡できたかどうかを知るために【判断力】(または〈生存〉)判定を行なう。新しい痕跡の典型的なDCは10である(地面の状態は関係ない)。DCは、匂いの強さ、クリーチャーの数、痕跡の古さなどによって上下する。痕跡ができてから1時間たつごとに、DCを2上昇させること。この他の点では、この能力は〈生存〉技能のルールに従う。鋭敏嗅覚を用いて相手を追跡しているクリーチャーは、地面の状態や貧弱な視界を無視する。 書式:鋭敏嗅覚;位置:感覚。 X線視覚(超常)/X-Ray Vision このモンスターはリング・オヴ・Xレイ・ヴィジョンを身につけているかのように、固体を見通すことができる。この能力を使用すると、このモンスターが実際にこのリングを使用しているかのように消耗する。 書式:X線視覚;位置:感覚。 エネルギーに対する抵抗(変則)/Resistance この“その他の特殊能力”を持つクリーチャーは、記載されたタイプのダメージのうちいくらかを、そのタイプ(通常は[強酸][雷撃][火炎][氷雪])のダメージを受けるたびに無視することができる。各クリーチャーの行に無視することのできるダメージの量とタイプが示されている。 書式:抵抗[強酸]10;位置:防御的能力。 エネルギー放出に対する抵抗(変則)/Channel Resistance この“その他の特殊能力”を持つクリーチャー(通常はアンデッド)は、通常よりもクレリックやパラディンによる作用を受けにくい。“エネルギー放出に対する抵抗”を持つクリーチャーは、エネルギー放出の効果に抵抗するためのセーヴに所定のボーナスを得る。この効果には、エネルギー放出の使用を前提とする効果(《アンデッド威伏》特技など)も含む。 書式:エネルギー放出に対する抵抗+4;位置:防御的能力。 音真似(変則)/Sound Mimicry クリーチャーは一定の音や特定の声を完全に真似することができる。クリーチャーは、聞いた者が真似を見抜くための〈真意看破〉判定に対抗して〈はったり〉判定を行う。聞いた者が真似されている人物やクリーチャーの種類に慣れ親しんでいない場合は、〈真意看破〉判定に-8のペナルティを被る。クリーチャーは、少なくとも10分間聞いた音を真似るため(声を真似る場合はアクセントや喋りの癖を含む)の〈はったり〉判定に+8の種族ボーナスを得る。クリーチャーは魔法的な効果(バードの呪芸やハーピーの心を奪う歌など)を複製することはできないが、そのような能力の音を真似することはできる。この能力によってクリーチャーが知らない言語を話せるようになったり理解できるようになったりはしない。 書式:音真似(声);位置:その他の特殊能力。 かきむしり(変則)/Rend 1ラウンドの間に複数の肉体攻撃を命中させた場合、かきむしりの特殊攻撃を持つクリーチャーは相手の肉体に爪を立て肉を裂くことで途轍もないダメージを与える攻撃ができる。この攻撃は追加で多量のダメージを与えるが、1ラウンドに複数回発生しない。この命中させなければならない攻撃の種類と追加ダメージはクリーチャーの説明に含まれている。追加ダメージは通常その攻撃の1つに加えクリーチャーの【筋力】ボーナスの1.5倍で与えられるダメージに等しい。 書式:かきむしり(爪(×2)、1d8+9);位置:特殊攻撃。 活性MA(超常)/Surge このクリーチャーは困難な試練に打ち勝つために、神話パワーを呼び下ろすことができる。このクリーチャーは神話パワーを1回分消費することで、ダイス1つをロールして今まさに行ったd20ロールの結果に加えることができる。この能力の使用は割り込みアクションを必要とし、元のロールの出目が明らかになった後に使用する。これによりロールの結果を変更することができる。ボーナス・ダイスはクリーチャーの神話ランクによって決定される。例え精神のないクリーチャーや動物程度の知性しか持たないクリーチャーであっても、モンスターはこの能力を使用することができる。 活性はモンスターの性能の区画の内で独立した項目を持つ事はない――活性ダイスは神話パワー能力の内に記載される。 活動停止(変則)/Freeze クリーチャーは適切な形状の無生物の物体(彫像、菌類の苗床、など)であるかのように自身を保つことができる。クリーチャーはこの種の無生物の物体として風景の中に溶け込んで隠れるための〈隠密〉判定に出目20を行うことができる。 書式:活動停止;位置:特殊攻撃。 感情オーラ(超常)/Emotion Aura この能力を持つクリーチャーは、渦巻く混沌とした感情の範囲で自分を包む。これらの感情は術者が感情要素を持つ呪文を発動するのを難しくする。30フィート以内の生きているクリーチャーは感情要素を持つ呪文を発動するために精神集中判定に成功しなければならない(DC=10+感情オーラを持つクリーチャーのヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【魅力】修正値)。この判定に失敗するとその呪文は何の効果も及ぼさず失われる。これに加え、このオーラの中の目標に[感情]もしくは[恐怖]の補足説明のある呪文を発動する術者は、この判定に成功しない限り、オーラ内にいる目標に対し呪文の影響を与えるのに失敗してしまう(しかし範囲外の者は通常通り影響を受ける)。この能力を持つクリーチャーは、その影響に完全耐性を持ち、通常通り呪文を発動することができる。 書式:感情(DC17); 位置:オーラ。 完全耐性(超常または変則)/Immunity 完全耐性を持つクリーチャーは、記載されているダメージ源からのダメージを受けない。完全耐性は苦痛、状態、呪文(特定の呪文の系統やレベル、セーヴの種類のものに対してのみ適用されることもある)にも適用される。完全耐性を持つクリーチャーは、完全耐性の対象である効果から引き起こされる二次的な効果からも悪影響を被らない。 書式:完全耐性[強酸]、[火炎]、麻痺;位置:防御的能力。 擬似視覚(変則)/Blindsight この能力は非視覚的感知と似ているが、それよりもはっきりと認識できる。視覚によらない感覚、例えば振動を感じる能力や鋭い嗅覚、鋭い聴覚、超音波などの反響を感じ取る能力などによって、擬似視覚を持つクリーチャーは目の見えるクリーチャーと同じように動いたり戦うことができる。不可視状態、暗闇、ほとんどの種類の視認困難は無意味だが、擬似視覚を持つクリーチャーがクリーチャーや物体を知覚するためには、そのクリーチャーや物体に対して効果線が通ってなくてはならない。能力の効果範囲はクリーチャーの説明文に明記されている。クリーチャーは通常、自らの擬似視覚の有効距離内にいるクリーチャーに気付くために〈知覚〉判定を行う必要はない。特に明記されていない限り、擬似視覚は常に働き続けており、クリーチャーはその使用のために何かを行う必要はない。しかしながら、擬似視覚の中には1回のフリー・アクションとして起動しなければならないものもある。クリーチャーが擬似視覚能力の起動を行わなければならない場合、クリーチャーは自らのターン中にしか擬似視覚の利益を得られない。 書式:擬似視覚60フィート;位置:感覚。 擬似呪文能力(擬呪)/Spell-Like Abilities 擬似呪文能力は魔法的なものであり、呪文と同様に作用する(しかし呪文そのものではないので、音声要素、動作要素、物質要素、焦点具は必要としない)。アンティマジック・フィールドで遮断され、その能力が呪文抵抗の対象に該当する場合はその対象となる。 通常は擬似呪文能力には使用回数の制限がある。“常時”または“回数無制限”の擬似呪文能力には使用の制限はない。特に断りのない限り、クリーチャーは“常時”の擬似呪文能力を自身自身にのみ使用することができる。“常時”の擬似呪文能力を再活性化することは即行アクションである。その他の全ての擬似呪文能力の使用は、特に明記されていない限り標準アクションである。呪文を使用する場合と同様に、擬似呪文能力で機会攻撃を誘発しないように防御的発動するための精神集中判定を行うことができる。擬似呪文能力は呪文と同様に発動を妨害することができる。擬似呪文能力で呪文相殺を行ったり、呪文相殺の対象になったりすることはない。 擬似呪文能力を持つクリーチャーの項には擬似呪文能力の術者レベルが明記されており、擬似呪文能力を解呪する際のDCやレベルに依存する変数(効果範囲や効果時間など)を決定することができる。クリーチャーが呪文の術者レベルを有していても、それが擬似呪文能力に影響することはない。時に擬似呪文能力の術者レベルが、同名の呪文を発動する際に必要な術者レベルを下回ることがある。術者レベルが特に記されていない時は、そのクリーチャーのヒット・ダイスの数と等しい術者レベルを持つ。擬似呪文能力に抵抗するためのセーヴィング・スローがある場合は、それは10+その能力が模倣ないし複製している呪文のレベル+クリーチャーの【魅力】修正値である。 擬似呪文能力の一部が複製している呪文は、使用するキャラクターのクラスによって異なる作用を及ぼすことがある。モンスターの擬似呪文能力はウィザード/ソーサラーの呪文と同様のものであるとする。問題の呪文がウィザード/ソーサラー呪文ではない場合は、クレリック、ドルイド、バード、パラディン、レンジャーの順であてはまるものを使う。 書式:回数無制限-バーニング・ハンズ(DC13);位置:擬似呪文能力。 吸血(変則)/Blood Drain クリーチャーは敵に組みついている場合、そのターンの終わりに吸血し、【耐久力】ダメージを与える。 書式:吸血(1d2【耐】);位置:特殊攻撃。 休息MA(変則)/Recuperation このクリーチャーは死亡していない限り、8時間の休息後にヒット・ポイントを全て回復する。加えて、神話パワーを1回分消費して1時間休息することで、最大ヒット・ポイントの半分に等しいヒット・ポイントを回復し(最大でヒット・ポイントの最大値まで)、1日の使用回数に制限のあるクラス特徴(バーバリアンの激怒、バードの呪芸、1日の呪文数など)の使用回数を回復する。この休息はこのような能力については8時間の休息として扱われる。この休息を使用しても、神話パワーや1日の使用回数に制限のある神話能力を回復することはできない。 書式:休息;位置:その他の特殊能力。 急所防御(変則)/Fortification (訳注:MAが必要。)このモンスターは、まるでモデレット・フォーティフィケーション鎧を装備しているかのように、クリティカル・ヒットや急所攻撃を通常の攻撃として扱う可能性が50%存在する。 書式:急所防御(50%);位置:防御的能力。 驚愕のイニシアチブMA(変則)/Amazing Initiative このクリーチャーは、イニシアチブ判定に神話ランクに等しいボーナスを得る。加えて、君のターンにフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することで、そのターンの間に追加の標準アクションを1回行うことができる。この追加の標準アクションでは呪文の発動を行うことはできない。君はこの方法で1ラウンドに1回より多くの追加のアクションを得ることはできない。 書式:驚愕のイニシアチブ;位置:特殊攻撃。 凝視攻撃(超常)/Gaze 凝視攻撃による特殊攻撃は、敵がこのクリーチャーの目を見た時に効果を持つ。この攻撃は、石化、[即死]、(魅惑)などほぼどんな効果でも持ちうる。典型的な有効距離は30フィートであるが、詳細は各クリーチャーの項を参照せよ。凝視攻撃に対して使用するセーヴィング・スローの種類はさまざまだが、通常は意志か頑健セーヴ(DC10+凝視を行うクリーチャーの種族ヒット・ダイス数の1/2+凝視を行うクリーチャーの【魅力】修正値;DCの具体的な値についてはクリーチャーの説明文を参照)である。セーヴィング・スローに成功すれば効果を無効にする。モンスターの凝視攻撃は説明文中に短く省略された形で記載されている。凝視攻撃の範囲内にいる敵は全て、毎ラウンドイニシアチブ順の自身のターンの開始時に、セーヴィング・スローを試みなければならない。敵はこのクリーチャーを直接見ている場合にのみ凝視の効果を受けうる。敵はセーヴィング・スローを行うことを避けるために、このクリーチャーを見ないようにすることができる。これには2つの方法がある。 目をそむける:敵はこのクリーチャーの顔を見ることを避け、その身体や影を見たり、鏡状の面に映った姿を見て相手の姿を知ろうとするといったことなどができる。各ラウンド、敵は50%の確率で凝視攻撃に対するセーヴィング・スローを要求されることから免れる。しかしながら、凝視攻撃を持つクリーチャーは、その敵からの視認困難を得る。 目隠しをする:敵はこのクリーチャーを全く見ることができない(このクリーチャーに背を向けたり、目をとじたりする事でも同じことが得られる)。凝視攻撃を持つクリーチャーは、その敵からの完全視認困難を得る。 凝視攻撃を持つクリーチャーは、1回の攻撃アクションとして、有効距離内の目標1体を選んで能動的に凝視を行うことができる。その敵はセーヴィング・スローを行わなければならないが、上記で説明した方法でこれを避けることはできる。敵は1ラウンドに2回、あるクリーチャーの凝視攻撃に対してセーヴを行うこともありうる。自分自身のアクションの前に1回、このクリーチャーのターン中に1回である。 凝視攻撃はエーテル状態の敵に対しても作用する。クリーチャーは特に明記されていない限り、同じクリーチャー種の他の個体の凝視攻撃に対して完全耐性を持つ。凝視攻撃を持つクリーチャーの仲間は凝視攻撃の作用を受けてしまうこともありうる。凝視攻撃を持つクリーチャーの仲間はみなそのクリーチャーから目をそむけているとみなされ、そのため各ラウンドにつき凝視攻撃に対するセーヴィング・スローを行わなくてもよい確率が50%ある。クリーチャーは自らの目を何かで覆うことによって自分の凝視能力を無効化することもできる。 書式:凝視;位置:特殊攻撃。 [恐怖](超常または擬呪)/Fear [恐怖]攻撃にはさまざまな効果のものがある。 [恐怖]のオーラ(超常)/Fear Aura この能力の使用は1回のフリー・アクションである。オーラは敵を恐怖のあまり動けなくするか(たとえばミイラの“絶望”)、あるいはフィアー呪文のように機能する。これ以外の効果を持つものもありうる。[恐怖]のオーラは範囲効果である。範囲の広さや種類に関してはそれぞれの説明文に明記されている。 フィアーの円錐形(擬呪)および光線(超常)/Fear Cone and Ray これらは通常、フィアーの呪文のように働く。 [恐怖]効果に対してセーヴィング・スローが許されている場合、それは意志セーヴ(DC:10+恐怖の対象となるクリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+恐怖の対象となるクリーチャーの【魅力】修正値;DCの具体的な値については各クリーチャーの説明文を参照)である。全ての[恐怖]攻撃は[精神作用]の[恐怖]効果である。 書式:[恐怖]のオーラ(30フィート、DC17);位置:オーラ。 書式:フィアーの円錐(50フィート、DC19);位置:特殊攻撃。 凶暴性(変則)/Ferocity 凶暴性を持つクリーチャーは、ヒット・ポイントが0未満になったときでも意識を保ち戦い続けることができる。クリーチャーはよろめき状態となり、毎ラウンド1ポイントのヒット・ポイントを失うのは変わらない。凶暴性を持つクリーチャーでも、負のヒット・ポイントの合計が【耐久力】能力値に達してしまった時死亡する。 書式:凶暴性;位置:防御的能力。 強力打撃(変則)/Powerful Blows (訳注:MAが必要。)特定の攻撃は、ダメージ・ロールに通常の【筋力】ボーナスや【筋力】ボーナスの半分ではなく、このクリーチャーの【筋力】ボーナスの1.5倍を加える。 書式:強力打撃(叩きつけ);位置:その他の特殊能力。 強力突撃(変則)/Powerful Charge この特殊攻撃を持つクリーチャーが突撃する際、通常の突撃の利益と不利益に加え追加でダメージを与える。攻撃と攻撃によるダメージの量はクリーチャーの解説に書かれている。 書式:強力突撃(突き刺し、4d8+24);位置:特殊攻撃。 霧を見通す(変則)/Mistsight (訳注:MAが必要。)このモンスターは濃霧、霧、濁った水を完全に透明なものであるかのように見通すことができ、これらで妨害されることによる失敗確率を受けない。この効果は通常の視覚が届くところまで及ぶ。 書式:霧を見通す;位置:感覚。 筋力の誇示MA(超常)/Display of Strength フリー・アクションとして、君は神話パワーを1回分消費して【筋力】の技を示そうと試みることで、【筋力】基準の技能判定か【筋力】能力値判定に+20の状況ボーナスを得ることができる。また、君はこの能力を使用することで自分の神話ランクに等しい時間の間、君の運搬能力を決定する目的における【筋力】値に+20の状況ボーナスを得る。 書式:筋力の誇示;位置:その他の特殊能力。 首絞め(変則)/Strangle この能力を持つクリーチャーに組みつかれている相手は、話したり音声要素を有する呪文を発動したりすることができない。 書式:首絞め;位置:特殊攻撃。 蜘蛛の糸(変則)/Web 蜘蛛の糸の能力を持つクリーチャーは自分自身と追加で最大1体の同じサイズのクリーチャーを支えるために蜘蛛の糸を使うことができる。加えて、1日に最大8回まで蜘蛛の糸を投擲することができる。これはネットによる攻撃と同様だが、最大有効距離は50フィート、射程単位は10フィートで、蜘蛛の糸を紡いだものより最大で1サイズ大きいものまでに対して効果がある。絡みつかれたクリーチャーは〈脱出術〉判定に成功するか【筋力】判定で蜘蛛の糸を破るかすれば脱出することができる。どちらもDCが10+クリーチャーのヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【耐】修正値である、標準アクションだ。蜘蛛の糸にとらわれたものがそれを破ろうとする試みは-4のペナルティをこうむる。 蜘蛛の糸を紡ぐものは最大で自身のサイズの3倍のねばねばする蜘蛛の糸の布をつくることができる。これは通常飛行するクリーチャーを捕えるのに向いたものだが地上の獲物を捕えるのに使うこともできる。接近したクリーチャーは蜘蛛の糸に気付くためにDC20の〈知覚〉判定に成功しなければならない;失敗したら蜘蛛の糸へ入り込み蜘蛛の糸による攻撃が成功したかのように捕えられる。もし捕えられたクリーチャーが自由になろうとする間歩いたり掴んだりするための何かがあれば、蜘蛛の糸から脱出しようとしたり破る試みは+5のボーナスを得る。蜘蛛の糸の5フィートのマスごとにそれをつくったクリーチャーのヒット・ダイスに等しいヒット・ポイントと、ダメージ減少5/―を持つ。 クリーチャーは自身の蜘蛛の糸を登攀移動速度で通過することができ、自身の蜘蛛の糸に触れているクリーチャーの位置を特定できる。 書式:蜘蛛の糸(+8遠隔、セーヴDC16、5HP);位置:特殊攻撃。 食らいつき(変則)/Attach クリーチャーは表示されている攻撃が成功した場合、自動的に目標にまといつく。クリーチャーは組みつき状態にあると見なされるが、目標は組みつき状態とは見なされない。目標はこのクリーチャーに通常通り攻撃または組みつきを行うことができ、あるいは組みつき判定または〈脱出術〉判定を成功することで食らいつきをもぎ離すことができる。この能力を有するほとんどのクリーチャーは組みつきを維持するための種族ボーナスを持つ(CMBの項目に表記)。 書式:食らいつき;位置:個別の攻撃手段。 暗闇を見通す(超常)/See in Darkness クリーチャーはディーパー・ダークネス呪文で作られたものも含め、あらゆる暗闇を完全に見通すことができる。 書式:暗闇を見通す;位置:感覚。 クリフォト・ロードの特性(擬呪、超常、または変則)/Qlippoth Lord Traits クリフォト・ロードは奈落界アビスの区域をかつて支配していたが、奈落界アビスにある忘れられた真なる深淵の片隅に逃避せざるを得なくなった、強力で固有のクリフォトである。天地創造の曙には、クリフォト・ロードは強力なクリーチャーであり、おそらく神格と同等の力を持ってさえいただろう。しかし今ではその力は薄れてしまった。それでも、稀に遭遇した場合には定命のものの命を脅かす危険な存在であることに変わりはない。全てのクリフォト・ロードはCR21~25の、混沌にして悪のクリフォトである。(クリーチャーの項に別に記載されている物を除き)クリフォト・ロードは以下に示す特定の特性一揃いを備えている。 クリフォト・ロードは自らが神格であるかのように、自分の信者に呪文を与えることができる。クリフォト・ロードの領域は悪と混沌に加え、その主題と興味に関連した領域を2つと副領域を4つ持つ。神格と同じように、クリフォト・ロードは好む武器を1つ持つ。 クリフォト・ロードの肉体武器とその他の手にした武器は、ダメージ減少を克服する際、悪、エピック、混沌の武器として扱われる。 身の毛のよだつ姿(超常)/Horrific Appearance:この能力は同名のクリフォトの能力と似た形で機能する。クリフォト・ロードの身の毛のよだつ姿は物理的な効果を及ぼし、犠牲者を変えてしまう。その物理的な効果にも拘らず、クリフォト・ロードの身の毛のよだつ姿は[精神作用]効果である。 [精神作用]効果、[即死]効果、毒、[氷雪]に対する完全耐性。 再生(変則)/Regeneration:秩序ダメージはクリフォト・ロードの再生を妨げる。 [火炎]に対する抵抗30、[強酸]に対する抵抗30、および[雷撃]に対する抵抗30。 クリフォト招来(擬呪)/Summon Qlippoth:1日3回、即行アクションとして、クリフォト・ロードは合計CRが20以下となる任意の組み合わせで、クリフォト1体もしくは複数体を招来することができる。その他の点についてはこの能力は招来として機能するが、100%の確率で成功し、9レベル呪文の効果として扱う。 テレパシー300フィート。 出典 Bestiary 6 297ページ 高速治癒(変則)/Fast Healing 高速治癒の特殊能力を持つクリーチャーはそのクリーチャーの説明に書かれている通り、異常な割合、通常はラウンドごと、自分の手番が来た時点で1ポイント以上の割合でヒット・ポイントを回復する。ここの記述を除いて、高速治癒は自然治癒と同様である。高速治癒は餓え、渇き、窒息によって失われたヒット・ポイントを回復しないし、失われた肉体部位の再生もしない。特別な記載がある場合を除き、失われた肉体的部位をくっつけ直すこともできない。高速治癒は(ヒット・ポイントが-1以下であっても)クリーチャーが死ぬまで機能し続け、死ねば高速治癒の効果は直ちに終了する。 書式:高速治癒5;位置:HP。 高速飲み込み(変則)/Fast Swallow クリーチャーは飲み込み能力をターンの開始時ではなく、自らのターンの間ならいつでもフリー・アクションとして行うことができる。 書式:高速飲み込み;位置:特殊攻撃。 硬度(変則)/Hardness 硬度を持つクリーチャーがダメージを受けるとき、その硬度をダメージから引く。その硬度を上回るダメージだけをヒット・ポイントから引く。物体と同様に、硬度を持つクリーチャーはエネルギー攻撃、遠隔攻撃、攻撃からの他の種別からのダメージを減少しない。アダマンティン武器は20以下の硬度を無視する。 書式:硬度10; 位置:防御的能力。 小振りの武器(変則)/Undersized Weapons クリーチャーはあたかも実際のサイズよりもサイズ分類が1段階小さいかのように武器を用いる。 書式:小振りの武器;位置:その他の特殊能力。 再生(変則)/Regeneration この能力を持つクリーチャーは殺すのが困難である。再生を持つクリーチャーは高速治癒を持つもの同様、決まった量のダメージを治癒するが、それらは再生が機能している限り死なない(しかしながら再生を持つクリーチャーはヒット・ポイントが0を下回ったら気絶状態になる)。ある一定の攻撃形態、一般的には火や酸、は攻撃後のラウンド中クリーチャーの再生の機能を停止する。このラウンドの間、そのクリーチャーはダメージを治癒できず通常通り死ぬ。クリーチャーの説明文には再生の機能停止を引き起こすダメージの種別が書かれている。 ヒット・ポイントへのダメージを与えるのではない攻撃は再生では治癒できない。再生はまた、餓え、渇き、窒息によって失われたヒット・ポイントを回復しない。再生するクリーチャーはその肉体の失われた部分を再生でき、切断された四肢や体の一部を切断から一時間以内ならくっつけることができる。くっつけられなかった切断部位は通常通り萎え、死ぬ。 クリーチャーが再生能力を持つためには【耐久力】を持っている必要がある。 書式:再生5([強酸]、[火炎]);位置:HP。 サイコポンプの案内人の特性/Psychopomp Usher Traits 案内人がボーンヤードの領域を支配している。案内人は最小25のCRをもつ中立の来訪者である。案内人は特に明記していない限り、以下の特性を共有し、サイコポンプの副種別を持つ。 案内人の肉体武器、および用いているすべての武器はエピックとして扱われ、ダメージ抵抗と完全耐性を克服する目的でゴースト・タッチの特殊能力を持っているかのように扱われる。 能力値ダメージ、能力値吸収、(魅惑)、(強制)、[即死]効果、生命力吸収、石化に対する完全耐性。 畏怖すべき存在(超常)/Frightful Presence:案内人は攻撃、特殊能力、擬似呪文能力の一部として、または声を出して話すことにより、畏怖すべき存在をフリー・アクションとして活性化することができる。 サイコポンプ招来(超常)/Summon Psychopomps:1日3回即行アクションとして、案内人は合計CRが20以下となるようにサイコポンプを組み合わせて招来することができる。それ以外の点では、100%の確率の招来のモンスターの共通ルールのように機能し、9レベル呪文の効果としてみなされる。 死と歩む(超常)/Walk with Death:案内人は死の女神ファラズマと親密な絆を共有しており、ボーンヤードにいる間はヒット・ポイントを0未満に減少させることはできない。ボーンヤードの外で殺された案内人は霧と羽根へと溶け、持っていた装備を残し、領域内の選択した場所で即座に復活する(トゥルー・リザレクションとして)。 テレパシー300フィート。 案内人は自身が神格であるかのように呪文を与えることができる。各案内人は好む武器を持っており、安息の領域に加えて、他の3つの領域と4つの副領域を与える。 加えて、サイコポンプの案内人は、その領域にいる間以下の力を得る(データにはこれらの能力は含まれていない): 感知力向上(変則)/Heightened Awareness:案内人は〈真意看破〉とイニシアチブ判定に+10の洞察ボーナスを得る。 神話:案内人は神話ランク10のクリーチャーとして機能し、神話パワーの能力を持つ(10回/日、活性+1d12)。能力が神話呪文であるかのように、”神”のつく擬似呪文能力の神話級を使うものとして、神話パワーの使用を消費するかもしれない。 擬似呪文能力:回数無制限—ディサーン・ロケーション、ファブリケイト、ポリモーフ・エニィ・オブジェクト(領域に固有の物体またはクリーチャーに使用すると、ポリモーフの持続時間の係数が6増加する)、レスト・エターナル;1回/日—ミラクル(領域を操作する物理的効果または案内人の関心する範囲に関連する効果に限定される)、トゥルー・リザレクション(案内人はトゥルー・リザレクションを使用して殺害された来訪者を復活させることができる)。 出典 Pathfinder #143 Borne by the Sun s Grace 81ページ 思考感知(超常)/Thoughtsense この能力を持つクリーチャーは指定された範囲内(通常60フィート)で、意識のあるクリーチャーを自動的に感知し、定位する。この能力は擬似視覚と同様に機能する。ノンディテクション、マインド・ブランクと同様の効果は思考感知を妨げることができる。思考感知は感覚のあるクリーチャー(【知力】3以上)と感覚のないクリーチャー(【知力】1~2)を区別することはできるが、それ以外では定位するクリーチャーについて何の情報も提供しない。 書式:思考感知 60フィート;位置:感覚。 至高天の王の特性(擬呪、超常、または変則)/Empyreal Lord Traits 至高天の王はアガシオン、エンジェル、アルコン、アザータといった種族の中で最も偉大なものであり、神格のように信仰されることもある。至高天の王は全て善の来訪者で、最低CRは21である。アガシオン、エンジェル、アルコン、アザータの特性に加え、至高天の王は(クリーチャーの項に特に示されていない限り)以下に示す特定の特性群を備える。 至高天の王の肉体武器と身につけている武器は、ダメージ減少を克服する際、エピックかつ善の武器として扱う。至高天の王が混沌もしくは秩序の場合、その攻撃はダメージ減少を克服する際、その属性の武器としても扱う。 アガシオン、エンジェル、アルコン、アザータの持つ抵抗は30に増加する。 至高天の王は自らが神格であるかのように、自分の信者に呪文を与えることができる。至高天の王の領域は善と混沌(混沌属性の場合)、秩序(秩序属性の場合)に加え、その主題と興味に関連した領域を2つ持つ。神格と同様、至高天の王は好む武器を1つ持つ。 非視覚的感知60フィート。 グレーター・テレポート(擬呪)/Greater Teleport 至高天の王はグレーター・テレポート(術者レベル20)を回数無制限で使用することができる。 能力値ダメージ、能力値吸収、(魅惑)効果、(強制)効果、[即死]効果、生命力吸収、および石化に対する完全耐性。 原初のオーラ(超常)/Primal Aura 至高天の王は、原初の力のオーラをまとっている。このオーラの効果は至高天の王それぞれに固有のものである。 再生(変則)/Regeneration エピックにして悪のダメージか、そのクリーチャーと同等かより上位の力(アークデヴィル、神格、デーモン・ロード、至高天の王など)によるダメージのみが、至高天の王の再生を妨げる。 命の種(擬呪)/Seed of Life 至高天の王は同意しているクリーチャーに接触し、魔法の治癒力を注ぎ込むことができる。目標は来訪者のように善のオーラを放ち、負のエネルギーと[即死]効果に対する全てのセーヴィング・スローに+2の洞察ボーナスを得る。標準アクションとして、目標はこのエネルギーを解き放つことができる。そのようにするならば、内側に解放して自分にヒール呪文の効果を与えるか、外側に解放して30フィート以内にいる味方にマス・キュア・ライト・ウーンズの効果を及ぼすかを選択する(術者レベルはいずれも15)。解放しない場合、このエネルギーは24時間後に失われるが、その際に有害な効果はもたらさない。至高天の王は1日に5回までこの能力を使用できるが、それぞれは別のクリーチャーに使用しなければならない。 持続するブレス攻撃MA(超常)/Lingering Breath このクリーチャーはブレス攻撃を使用してフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することで、(ブレス攻撃と同じ種別の)エネルギー・ダメージを与える範囲を作り出すことができる。このブレス攻撃の範囲にいたり、入ったり、通り抜けたりした全てのクリーチャーは、このクリーチャーのサイズに基づいたダメージを受ける。この能力はエネルギー・ダメージを与えないブレス攻撃には何の効果ももたらさない。 書式:持続するブレス攻撃(2d6[火炎]、5ラウンド);位置:特殊攻撃。 持続するブレス攻撃のダメージ Lingering Breath Damage クリーチャーのサイズ エネルギー・ダメージ量 中型以下 2d4 大型 2d6 超大型 2d8 巨大 4d6 超巨大 4d8 締めつけ(変則)/Constrict この特殊攻撃を持つクリーチャーは組みつき判定に成功した際、敵を締めつけて潰し、(追加ダメージを含む判定に成功した際に与える他の効果に加え)殴打ダメージを与える。ダメージの量はクリーチャーの説明に書かれており、一般的にはクリーチャーが近接攻撃で与えるダメージの量に等しい。 書式:締めつけ(1d8+6);位置:特殊攻撃。 収縮(変則)/Compression クリーチャーはその接敵面の1/4の幅の場所を無理矢理入り込むことなく通ることができ、あるいは1/8の幅の場所に無理矢理入りこむことができる。 書式:収縮;位置:その他の特殊能力。 蹂躙(変則)/Trample 全ラウンド・アクションとして、蹂躙能力を持ったクリーチャーは自身よりも少なくとも1サイズ分類小さいクリーチャーを蹂躙しようとすることができる。これは戦技の蹴散らしのように働くが、蹂躙を行なうクリーチャーは判定を行なう必要がなく、単に進路上の敵を通過するだけでよい。蹂躙の対象は蹂躙を行なったクリーチャーの叩きつけのダメージ+自身の【筋力】修正値の1.5倍に等しいダメージを受ける。蹂躙の対象は機会攻撃を行なえるが、-4のペナルティを受ける。対象は機会攻撃を行なわなかったら、蹂躙するクリーチャーを回避してダメージを半分にするために反応セーヴを行なえる。クリーチャーの蹂躙攻撃に対するセーヴのDCは10+1/2クリーチャーのHD+クリーチャーの【筋力】修正値である(正確なDCはクリーチャーの説明文に書かれている)。蹂躙するクリーチャーは何度移動によって対象のクリーチャーを通過したかに拘わらず、各対象につきラウンドごとに1度のみ蹂躙によるダメージを与えることができる。 書式:蹂躙(2d6+9、DC20);位置:特殊攻撃。 出血攻撃(変則)/Bleed この能力を持つクリーチャーは出血し続ける傷を与え、各ラウンドの効果を受けたクリーチャーのターンの最初に追加ダメージを与える。この出血はDC15の〈治療〉判定に成功するか、何らかの魔法的治療によって止めることができる。各ラウンドごとのダメージはクリーチャーの説明に書かれている。 書式:出血攻撃(2d6);位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 呪文/Spells クリーチャーは呪文発動クラスの一員のように魔法の呪文を発動することができる。クリーチャーはそのクラスとして呪文を発動することに関係するあらゆる効果や能力において、そのクラスの一員であると数えられる。例えば、そのクラスによって呪文完成型もしくは呪文解放型のアイテムを使用する、もしくはクラスの呪文発動能力に影響する魔法のアイテムを使用することである(インセンス・オヴ・メディテイションやパール・オヴ・パワーなど)。クリーチャーがそのクラスに関する他の能力を持つならば(クレリックの領域やソーサラーの血脈など)、それはこの項目で説明される。クリーチャーが呪文発動クラスのレベルを得ている場合、これらの能力は累積する(例えば、ソーサラー3レベルを得たスピリット・ナーガは10レベル・ソーサラーとして呪文を発動できる)。いくつかのクリーチャーはそうしたクラスの術者では利用できない変わった能力を持つかもしれない(例えば、スピリット・ナーガのクレリック呪文をソーサラーの修得呪文として学ぶ能力など)。 呪文抵抗(超常)/Spell Resistance 呪文抵抗を持つクリーチャーは自身に直接効果を与える呪文や擬似呪文能力を回避してしまう可能性がある。呪文や擬似呪文能力が呪文抵抗を持つクリーチャーに機能するかを決定するに際し、術者は術者レベル判定(1d20+術者レベル)を行わなければならない。結果がクリーチャーの呪文抵抗以上だった場合その呪文は通常どおり働くが、呪文抵抗を持つクリーチャーは依然としてセーヴィング・スローが可能である。 書式:呪文抵抗 18;位置:防御的能力。 従容自若オーラ(超常)/Mental Static Aura この能力を持つクリーチャーはこの能力を持たない者にとっては精神集中が困難になる場を作り出す。30フィート以内の生きているクリーチャーは思考要素を持つ呪文を発動するために精神集中判定に成功しなければならない(DC=10+1/2従容自若オーラを持つクリーチャーのヒット・ダイス+クリーチャーの【魅力】修正値)。この判定に失敗すると呪文は効果を及ぼさず失敗する。加えて、全ての術者は、呪文もしくは効果の起動に精神集中している場合、そのターンの開始時にこの判定を試みなければならない。失敗は呪文または効果のための精神集中が途切れることを意味する。この能力を持つクリーチャーは、その影響に完全耐性を持ち、通常通り呪文を発動することができる。 書式:従容自若(DC18);位置:オーラ。 招来(疑呪)/Summon 招来能力を持つクリーチャーはサモン・モンスターを使用したかのように特定のクリーチャーを招来することができるが、通常成功の可能性は限られている(クリーチャーの説明文に記載されている)。d%ロールを行なう:失敗したら、招来にこたえるクリーチャーはない。招来されたクリーチャーは到着してから1時間後に自動的に帰還する。この方法で招来されたクリーチャーは、1GP以上の価値のある物質要素が必要となる呪文や擬似呪文能力をその物質要素が供給されたのでない限り使用できないし、1時間の間自身の招来能力を使用できない。招来能力ごとに意志セーヴや術者レベル判定や精神集中判定のための適切な呪文レベルが定められている。招来されたクリーチャーを倒しても経験点は与えられない。 書式:1日1回―招来(レベル4、ヘズロウ1体、35%);位置:擬似呪文能力。 植物の種別特性(変則)/Plant Traits 植物はあらゆる[精神作用]効果((強制)、士気効果、(魅惑)、(紋様)、そして(惑乱))効果、麻痺、毒、(ポリモーフ)、睡眠、朦朧を無効化する。 書式:植物の種別特性;位置:完全耐性。 植物をもたらすものMA(超常)/Plantbringer このクリーチャーから半径1マイル以内にいる植物は全て通常の2倍の速度で成長し、いかなる病気の影響も受けない。さらに、クリーチャーの30フィート以内にいる仲間の植物クリーチャーは、クリーチャーの神話ランクに等しい高速治癒を得る。クリーチャーがプラント・シェイプを使用するか植物の形態をとるために自然の化身を使用する際、このクリーチャーは植物形態においてこの高速治癒を得る。 書式:植物をもたらすもの;位置:その他の特殊能力。 人造の種別特性(変則)/Construct Traits 人造は[即死]効果、病気、[精神作用]効果((強制)、士気効果、(魅惑)、(紋様)、そして(惑乱))、死霊術効果、麻痺、毒、睡眠、朦朧と、全ての頑健セーヴを要求する効果(物体に対しても働くか、(無害)である場合を除き)を無効化する。人造は非致傷ダメージ、能力値ダメージ、能力値吸収、疲労、過労、生命力吸収の対象にならない。人造は大規模ダメージによって死ぬ危険性はない。 書式:人造の種別特性;位置:完全耐性。 振動感知(変則)/Tremorsense 振動感知を持ったクリーチャーは地面の振動に敏感で、自動的に地面に触れているものの位置を特定する。振動感知を持った水棲のクリーチャーは同様に水中を移動するクリーチャーの位置を感知する。この能力の有効距離はクリーチャーの説明文中に記載されている。 書式:振動感知60フィート;位置:感覚。 神話級不死MA(超常)/Mythic Immortality このクリーチャーが死亡した際、24時間後に息を吹き返す。肉体の状態や死亡した理由がなんであれ影響しない。息を吹き返した時点ではこのクリーチャーが休息したものとは見なされないし、次の休息まで休息によって使用回数の回復する能力を取り戻すこともない。この能力はこのクリーチャーが神話級クリーチャー(もしくはより強力な力を持つクリーチャー)、あるいはエピック・ダメージ減少を貫くことのできる武器を装備した非神話級クリーチャーにとどめの一撃もしくはクリティカル・ヒットで殺された場合には適用されない。クリーチャーの神話ランクが10ならば、このクリーチャーを殺すことができるのはアーティファクトを用いたとどめの一撃もしくはクリティカル・ヒットによってのみとなる。(この能力はPathfinder Roleplaying Game Mythic Adventuresでは“不死性/Immortal”と呼ばれている)。 書式:神話級不死;位置:その他の特殊能力。 神話魔法MA(超常)/Mythic Magic 1日3回まで、このクリーチャーが呪文を発動する際、その呪文の神話版を発動することができる(あらゆる神話呪文と同様、このクリーチャーはこの方法で神話呪文を発動するために神話パワーを1回分消費しなければならない)。 書式:神話魔法 3/日;位置:特殊攻撃。 神話パワーMA(超常)/Mythic Power この神話モンスターは驚くべき行動を成し遂げ運命に手を入れる水源から力を引き出すことができる。毎日このモンスターは自分の神話ランクに等しい神話パワーの使用回数を得る。この総量は神話パワーの最大値である。もし神話パワーを回復するものがあっても、この総量を超えることはない。このモンスターは自動的に活性能力を持ち、この神話パワーを用いて使用することができる。このモンスターは神話パワーに関係する他の能力を持つかもしれない。 書式:神話パワー(3/日、活性+1d6);位置:特殊攻撃。 水中呼吸(変則)/Water Breathing この特殊能力を有するクリーチャーは、水中でも無制限に呼吸をすることができる。水に潜っている間、自由にブレス攻撃、呪文、そのほかの能力を用いることができる。 書式:水中呼吸;位置:その他の特殊能力。 水陸両生(変則)/Amphibious この能力を持つクリーチャーは(水棲)の副種別を持っているにも拘わらず、陸地でいつまでも生存できる。 書式:水陸両生;位置:その他の特殊能力。 脆弱性(超常または変則)/Vulnerabilties 脆弱性を持ったクリーチャーは、セーヴィング・スローが許可されているかや、セーヴが成功したか失敗したかに関わりなく、特定のエネルギーの種類から受けるダメージが半分増し(+50%)される。エネルギーの種類にない脆弱性を持ったクリーチャーは記載された脆弱性をもたらすか用いる呪文や効果(たとえば[光]の補足説明を持った呪文)に対するセーヴに-4のペナルティをこうむる。一部のクリーチャーは、その解説に記載されたさらなる効果を受けることがある。 書式:[火炎]への脆弱性;位置:弱点。 生命感知(超常)/Lifesense クリーチャーはあたかも擬似視覚の能力を有しているかのように、60フィート以内の生きているクリーチャーを感知し、その位置を特定できる。 書式:生命感知;位置:感覚。 生命力吸収(超常)/Energy Drain この攻撃は生きている敵から生命力を奪いさるもので、近接あるいは遠隔攻撃が命中するたびに自動的に起こる。生命力吸収が命中するたびに敵に対して1かそれ以上(クリーチャーの解説に数値は明記されている)の負のレベルを与える。生命力吸収を含む攻撃がクリティカル・ヒットならば、記載されている負のレベルの量の2倍与える。クリーチャーの解説に特別な記載がある場合を除き、生命力吸収を行なったクリーチャーは敵に与えた負のレベル1ごとに5ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。この一時的ヒット・ポイントは最大1時間残る。負のレベルは24時間経過するか、レストレーションのような呪文によって除去されるまで残る。もし負のレベルが24時間経過まえに除去されなかったら、効果を受けたクリーチャーは頑健セーヴ(DC10+生命力吸収を行なったクリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+生命力吸収を行なったクリーチャーの【魅】修正値;正確なDCはクリーチャーの説明文に書かれている)に成功したらクリーチャーに何の害をもたらすことなく負のレベルは消え去る。失敗したら、負のレベルは永続化する。負のレベル1ごとに別々のセーヴィング・スローが求められる。 書式:生命力吸収(2レベル、DC18);位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 生来の不可視(超常または変則)/Natural Invisibility この能力は常に働いており、クリーチャーは攻撃を行うときですら不可視状態のままでいられる。この能力は生得の物であり、インヴィジビリティ・パージの呪文の対象とならない。 書式:生来の不可視状態;位置:防御的能力。 全周囲視覚(変則)/All-Around Vision クリーチャーは一度に全方向を見ることができる。挟撃されることがない。 書式:全周囲視覚;位置:感覚。 第二のセーヴ(変則)/Second Save このクリーチャーは、持続時間が1ラウンドを超える効果に対するセーヴィング・スローに失敗した際、その効果を振り払おうと試み続けることができる。自分のターンの開始時にその効果が未だ影響を与えている場合、フリー・アクションとしてもう一度セーヴを試みることができる。このセーヴに成功したなら、その効果は最初のセーヴィング・スローに成功したかのようにこのクリーチャーに影響を及ぼす。もしその効果が既に(ホールド・モンスターなどの)効果を終了させるために以後のターンにセーヴィング・スローを行えるものである場合、この能力によってその効果から追加でセーヴィング・スローを行うことができる。 書式:第二のセーヴ;位置:セーヴィング・スローの後。 竜巻変化(超常)/Whirlwind 一部のクリーチャーは竜巻に変化することができる。この変化は2HDごとに1ラウンド持続する。クリーチャーが飛行速度を有する場合は、竜巻形態をとっている間同じ速度で飛行できる。それ以外の場合は竜巻形態の間は基本地上速度と同じだけの飛行速度(平均的な機動性)を得る。 竜巻の基底部の幅は5フィートだが、高さと頂部の幅はクリーチャーによって異なる(最低で高さ10フィート)。竜巻の頂部の幅は高さの半分に等しい。クリーチャーは自身の高さを調整できるが、最低でも10フィート以上でなければならない。 竜巻形態での移動は機会攻撃を誘発しない。たとえ他のクリーチャーの占めている接敵面に入ったとしても。他のクリーチャーは竜巻に接触したり中に入ったりした場合や、竜巻がそのクリーチャーの接敵面に入ったり通り抜けたりした場合、竜巻に巻き込まれたことになる。竜巻形態のクリーチャーは通常攻撃を行うことができず、周囲のマスを機会攻撃範囲に収めることもできない。 竜巻より1段階以上サイズの小さいクリーチャーは竜巻に巻き込まれるとダメージを受ける(一般的にそのクリーチャーと同じサイズ分類のモンスターの叩きつけ攻撃のダメージと等しい)可能性や、空中に巻き上げられてしまう可能性がある。作用を受けたクリーチャーは、まず竜巻と接触した時点で反応セーヴ(DC10+モンスターのヒット・ダイスの1/2+モンスターの【筋力】修正値)を行わなければならず、失敗すると竜巻クリーチャーの叩きつけ攻撃に等しいダメージを受ける。さらに2回目の反応セーヴを行わなければならず、これに失敗すると体が巻き上げられ、強力な風で身動きが取れなくなってしまう。この間、クリーチャーは毎ラウンド自動的に記載されたダメージを受ける。飛行できるクリーチャーは1ラウンドに1回反応セーヴを行って、竜巻からの脱出を試みることができる。成功するとクリーチャーは脱出できるが、成否に拘わらずダメージは受ける。 竜巻の中に閉じ込められているクリーチャーは、竜巻に運搬されて一緒に移動する場合と竜巻から脱出する場合を除いて、移動をすることができない。その他の点では、竜巻に閉じ込められているクリーチャーは通常通り行動できる。ただし、呪文を発動するには精神集中判定(DC15+呪文レベル)に成功しなければならない。竜巻に閉じ込められているクリーチャーは、【敏捷力】に-4のペナルティを、攻撃ロールに-2のペナルティを負う。竜巻はその容積が許す限り、同時に何体のクリーチャーでも竜巻の内部へ閉じ込めておくことができる。竜巻は運搬しているクリーチャーをどれでも、いつでも好きな時に1回のフリー・アクションとして竜巻から外に出し、その時点で竜巻のいた場所に捨て去ることができる。 基底面が地面に接しているなら、竜巻は砂塵や小石を巻き上げて雲を作り出す。この雲はクリーチャーを中心に、竜巻形態時の身長の半分の直径を持つ。雲は暗視能力を含む全ての視覚をかすませ、5フィートより先を見えなくしてしまう。5フィート先にいるクリーチャーは視認困難、それよりも遠くのクリーチャーは完全視認困難を得る。雲の範囲内にいるものは、精神集中判定(DC15+呪文レベル)に成功しなければ呪文を発動することができない。 書式:竜巻変化(1日3回、高さ10~30フィート、1d6+6ダメージ、DC15);位置:特殊攻撃。 多刀流体得(変則)/Multiweapon Mastery クリーチャーは複数の武器で戦っても攻撃ロールにペナルティを被らない。 書式:多刀流体得;位置:特殊攻撃。 ダメージ減少(超常または変則)/Damage Reduction このその他の特殊能力を持つクリーチャーはほとんどの武器と肉体攻撃によるダメージを無視する。クリーチャーは即座に傷が治癒するか、あるいは傷を負う事なく武器を弾き返す。いずれの場合も、敵は攻撃が効果的でなかったことを知る。クリーチャーは、エネルギー攻撃(魔法的でないものも含む)、呪文、擬似呪文能力、超常能力から通常のダメージを受ける。以下で述べる通り特定の種類の武器がクリーチャーに通常どおりのダメージを与えることもある。 各クリーチャーの項には、無視できるダメージの量(通常は5~15ポイント)と、この能力を無効化できる武器のタイプが記されている。 モンスターの中には殴打、斬撃、刺突のいずれかのタイプのダメージを弱点とするものがいる。特定の物質、例えば、アダマンティン、錬金術銀、冷たい鉄などを弱点とするものもいる。適切なタイプ以外の武器や適切な物質以外の物質で作られた武器での攻撃はダメージが減少させられるが、高い強化ボーナスを持つ武器はこれらの種類のダメージ減少を克服できる。 魔法の武器に弱いモンスターもいる。攻撃ロールおよびダメージ・ロールに+1以上の魔法的な強化ボーナスを持つ武器であれば、こういったモンスターのダメージ減少を克服することができる。こういったモンスターの肉体武器はダメージ減少の克服に関しては魔法の武器として扱われる(武器を用いて攻撃した場合はこのような扱いとならない)。 一部の非常に強力なモンスターは、エピック武器のみを弱点とする。エピック武器というのは+6以上の強化ボーナスを持つ武器のことである。こういったモンスターの肉体武器は、やはりダメージ減少の克服に関してはエピック武器として扱われる。 モンスターの中には善、悪、混沌、秩序などの属性を持つ武器を弱点とするものもいる。クレリックがアライン・ウェポンの呪文を発動した場合、作用を受けた武器はこのような性質を1つないし複数持つことができる。また魔法の武器の中にもこのような性質を持つものがある。属性に応じた副種別(混沌、悪、善、秩序)を持つクリーチャーは対応する種類のダメージ減少を、肉体武器や使用する武器を用いて、まるで武器や肉体武器が副種別に対応する(1種類または複数種類の)属性を持つかのように、克服することができる。 ダメージ減少の“/”の後に“―”が記されているのなら、どんな武器であってもそのダメージ減少を無効化することはできない。 複数種類の武器によって害されるクリーチャーも僅かながらいる。どちらかの種類のダメージを与える武器であればこのダメージ減少を克服できる。 ダメージ減少を克服するのに複数種類の攻撃の組み合わせが必要となるクリーチャーもいる。このタイプのダメージ減少を克服するには武器が全ての種類に当てはまっておらねばならず、一方の条件には当てはまるがもう一方の条件には当てはまらない武器は依然としてダメージ減少の対象となる。 書式:DR5/銀;位置:防御的能力。 血の狂乱(変則)/Blood Rage このクリーチャーは戦闘でダメージを受けた時、次の自身のターンにフリー・アクションとして狂乱状態に陥る事ができる。+2【耐久力】と+2【筋力】を得るが、ACに-2のペナルティを被る。狂乱状態は戦闘終了か1分間の、どちらか短い方まで継続する。自発的に狂乱状態を終わらせることはできない。 書式:血の狂乱;位置:特殊攻撃。 地潜り(変則)/Earth Glide クリーチャーが地中を移動する場合 石や泥など、金属を除くほぼどんな種類の地面の中でも、あたかも魚が水中を泳ぐかのように通り抜けることができる。[火炎]ダメージに対する防御を得ていたら、溶岩の中さえも通り抜けることができる。こうして進んだ跡には、トンネルや穴が残ることはない。また、地面にさざ波を起こしたりといった、その存在を示す痕跡を生じさせることもない。地中移動中のクリーチャーが内部にいる範囲にムーヴ・アース呪文を発動した場合、そのクリーチャーは30フィート押し戻され、DC15の頑健セーヴに成功しなければ1ラウンドの間、朦朧状態になる。 書式:地潜り;位置:移動速度。 着火(変則)/Burn 着火の特殊攻撃を持つクリーチャーは、近接攻撃が命中した場合、追加の[火炎]ダメージを与えることができる。着火能力の効果を受けた相手は反応セーヴ(DC10+着火クリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+着火クリーチャーの【耐久力】修正値)を行わなければならず、失敗すれば引火し、1d4ラウンドの間、自身のターンの初めに所定のダメージを受ける。引火したクリーチャーは全ラウンド・アクションとして新しいセーヴを試みることができる。地面を転がりまわることでこのセーヴに+4のボーナスを得ることができる。肉体武器または素手攻撃で着火クリーチャーに攻撃を命中させたクリーチャーは、着火クリーチャーの攻撃を受けたのと同様に[火炎]ダメージを受け、引火を避けるための反応セーヴを行わなければならない。 書式:着火(2d6、DC15);位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 超嗅覚(変則)/Keen Scent クリーチャーは嗅覚によって水中で180フィート以内の他のクリーチャーを察知でき、そして1マイル以内の血を見つけることができる。 書式:超嗅覚;位置:感覚。 つかみ(変則)/Grab この特殊能力を持つクリーチャーが規定されている攻撃(通常は爪か噛みつき)を命中させたなら、通常のダメージを与えるのに加えて1回のフリー・アクションとして、機会攻撃を誘発せずに組みつきに入ろうと試みることができる。特に記載がない限り、つかみはクリーチャーとサイズ分類が同じかそれよりも小さな相手に対してのみ行うことができる。クリーチャーが通常とはことなるサイズにもつかみを行うことができる場合、これはクリーチャーの特殊攻撃の行に記載される。クリーチャーは通常通りに組みつきを行ってもかまわないし、つかみに使用した身体の部位だけを使って相手を捕らえることもできる。後者を選択した場合、組みつきを開始または維持するための戦技判定には-20のペナルティを受けるが、自らは“組みつき状態”であるとはみなされない。捕らえる試みに成功しても、クリーチャーが“締めつけ”の特殊攻撃を持たない限り、追加のダメージは与えない。クリーチャーが締めつけを持っていない場合、以降のラウンドで組みつき判定に成功するたびに、捕らえる際に使用した攻撃のダメージを自動的に与える。締めつけを持っている場合にはそのダメージを与える(与えるダメージの量についてはそのクリーチャーの説明文を参照)。 つかみの特殊攻撃を持つクリーチャーは、組みつきを開始または維持するための戦技判定に+4のボーナスを得る。 書式:つかみ;位置:個別の攻撃手段(訳注:更新;および特殊攻撃)。 突き押し(変則)/Push 突き押しの特殊能力を持つクリーチャーは、特定の攻撃(多くの場合叩きつけ)を命中させたなら、1回のフリー・アクションとして戦技判定を行うことができる。判定に成功すれば、突き飛ばしと同様に相手を押し戻すが、移動させる距離はこの特殊能力で決められている。突き押しをひきおこす攻撃の種類と押し戻す距離は、各クリーチャーの説明文を参照。この能力は、突き押すクリーチャーと同じかより小さなサイズのクリーチャーに対してのみ作用する。このように突き押されたクリーチャーは、この移動により機会攻撃を誘発せず、固い物体か他のクリーチャーにぶつかったら停止する。 書式:突き押し(叩きつけ、10フィート);位置:特殊攻撃と個別の攻撃手段。 包み込み(変則)/Engulf クリーチャーは標準アクションの一部として移動系路上にいるクリーチャーを包み込むことができる。包み込みを行うラウンドには他の攻撃は行えない。クリーチャーは単に相手のいるところを通って移動するだけでよく、移動系路上にあるもの全てに作用を及ぼす。目標となったクリーチャーはクリーチャーに機会攻撃を行えるが、機会攻撃を行ったら包み込み攻撃に対するセーヴィング・スローは行えなくなる。機会攻撃を行わないものは包み込みを避けるために反応セーヴを行うことができ、成功すればクリーチャーが前進するにつれて、それに押される形で後ろや横(目標側が選択)へ進む。包み込まれた相手は押さえ込まれた状態になり、窒息の危険にさらされ、押さえ込まれた状態から逃れるまで体内に閉じ込められ、そしてクリーチャーのほかの特殊攻撃の対象となるかもしれない。 書式:包み込み(DC12、1d6[強酸]および麻痺);位置:特殊攻撃。 デーモン・ロードの特性(変則、擬呪、または超常)/Demon Lord Traits デーモン・ロードは強力な唯一無二のデーモンであり、アビスの層1つを支配している。デーモン・ロードは全て混沌にして悪の来訪者であり、最低でも脅威度は26。(クリーチャーの項に別に記載されている物を除き)デーモン・ロードは特に、以下に示すような特性一揃いを備えている。 デーモン・ロードは自らが神格であるかのように、自分の信者に呪文を与えることができる。デーモン・ロードの領域は悪と混沌に加え、その主題と興味に関連した領域を2つ持つ。神格と同様、デーモン・ロードは好む武器を1つ持つ。 デーモン・ロードの肉体武器とその他の手にした武器は、ダメージ減少を克服する際、悪、エピック、混沌の武器として扱われる。 アビスの蘇生(変則)/Abyssal Resurrection デーモン・ロードはアビスの領地を支配している。この非常に広大な地はデーモン・ロードの単なる住み処というわけではなく、彼らに力を与えてくれる。デーモン・ロードが死亡すると、その肉体は速やかに腐敗しながら溶けていく(身につけていた装備品だけをその場に残す)。その魂はこの領域の隠された場所に帰り、その場で即座に(トゥルー・リザレクションとして)息を吹き返す。一度使用すると、丸一年が経過するまでデーモン・ロードはこの能力を再度使用することができない。デーモン・ロードはこの期間の間の自らの弱さに気付いており、通常は一年の残りの期間、これ以上戦闘を行うような危険は冒さず、自分を守るために領土の防衛力と手下の軍勢を頼りとする。デーモン・ロードが丸一年が経過する前に再び殺されたり、特殊な方法(本当の神格の手で、あるいはこの目的のために作られたアーティファクトを用いて)で殺されると、永遠に死亡する――その死体はかつて死亡した他のデーモン・ロードと同様、アビスのどこか深くに姿を見せる。領域を統制しないデーモン・ロードはこの能力を得ない。 畏怖すべき存在、(超常)/Frightful Presence デーモン・ロードは攻撃、擬似呪文能力、特殊攻撃、大きく声を上げることなどの一部として、フリー・アクションとして畏怖すべき存在を起動することができる。 能力値ダメージ、能力値吸収、(魅惑)効果、(強制)効果、[即死]効果、生命力吸収、および石化に対する完全耐性。 再生(変則)/Regeneration エピックにして善のダメージ、あるいは自身と同等かより上位の力を持つクリーチャー(アークデヴィル、神格、デーモン・ロード、至高天の王など)によるダメージのみが、デーモン・ロードの再生を妨げる。 [強酸]に対する抵抗30、[氷雪]に対する抵抗30、および[火炎]に対する抵抗30。 デーモン招来(擬呪)/Summon Demons 1日3回即行アクションとして、デーモン・ロードは合計脅威度が20以下となる任意の組み合わせで、デーモン1体もしくは複数体を招来することができる。その他の点についてはこの能力は招来として機能するが、100%の確率で成功し、9レベル呪文の効果として扱う。 テレパシー300フィート。 テレパシー(超常)/Telepathy クリーチャーは有効距離内(各クリーチャーの項に明記されているが、通常は100フィート)にいて言語を持つどんなクリーチャーとも精神的に意志の疎通を図ることができる。テレパシーで同時に複数のクリーチャーに呼びかけることは可能だが、複数のクリーチャーと同時にテレパシーでの会話を維持することは、一度に複数の人に話しかけ、彼ら全員の言うことを聞くのと同じくらい難しい。 書式:テレパシー100フィート;位置:言語。 転覆(変則)/Capsize この特殊能力を有するクリーチャーは突撃攻撃として体当たりをして戦技判定を行い、ボートや船を転覆させようと試みることができる。この判定のDCは25、または船長の〈職能:船乗り〉判定の結果のどちらか高い方である。船のサイズ分類が船を転覆させようとするクリーチャーのサイズよりも1段階大きいごとに、船を転覆させようとするクリーチャーはこの戦技判定に-10の累積するペナルティを受ける。 書式:転覆;位置:特殊攻撃。 毒(超常または変則)/Poison この特殊能力を持つクリーチャーは、攻撃した相手を毒で冒すことができる。毒の効果、セーヴ、頻度、治癒は各クリーチャーの説明文に書かれている。毒に抵抗するためのセーヴィング・スローは通常は頑健セーヴ(DC10+毒をもつクリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【耐久力】修正値;具体的なDCは各クリーチャーの説明文を参照)である。毒はニュートラライズ・ポイズンや同種の効果によって治癒することができる。 書式:毒の名前(変則)針―致傷;セーヴ 頑健・DC22、頻度 1/ラウンド(6ラウンド)、効果 1d4【耐久力】、治癒 2回連続成功;位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 飛びかかり(変則)/Pounce この特殊攻撃を持つクリーチャーは突撃した場合、全力攻撃(“引っかき”特殊能力があるなら引っかき攻撃を含めて)を行うことができる。 書式:飛びかかり;位置:特殊攻撃。 肉体攻撃/Natural Attacks クリーチャーのほとんどは1つないし複数の肉体攻撃(武器によらない攻撃)を有している。これらの攻撃は2つの分類のいずれかに属する。主要攻撃と二次的攻撃である。主要攻撃はクリーチャーの完全な攻撃ボーナスを用い、ダメージ・ロールにクリーチャーの【筋力】ボーナスの全てを加える。二次的攻撃はクリーチャーの基本攻撃ボーナス-5を用いて行い、ダメージ・ロールにはクリーチャーの【筋力】ボーナスの1/2を加える。クリーチャーが肉体攻撃を1つしか持たない場合は、その攻撃は常にクリーチャーの完全な攻撃ボーナスを用い、ダメージ・ロールにクリーチャーの【筋力】ボーナスの1.5倍を加える。この修正は、クリーチャーが複数回攻撃を行えるにもかかわらず、ターン中に1回しか攻撃を行わない場合には適用されない。クリーチャーが1種類の攻撃しか持たないが1ラウンドに複数回の攻撃ができるなら、その肉体攻撃はその種類に拘らず主要攻撃であるとみなされる。『表:サイズごとの肉体攻撃』はもっともよく見られる肉体攻撃の一部とその分類が記載されている。 クリーチャーの一部には、その攻撃の1つないし複数にこれとは違う扱いがされるものがある。例えばドラゴンは、噛みつき攻撃のダメージ・ロールに【筋力】ボーナスの1.5倍が加えられる。これらの例外は各クリーチャーの説明文に記載されている。 肉体攻撃と武器による攻撃を持つクリーチャーは、全力攻撃をその両方を使用して行うことができる(しかしながら、多くの場合クリーチャーは武器を握っている付属肢による肉体攻撃による攻撃(爪、触手、叩きつけ等)をあきらめなければならない)。このようなクリーチャーが武器を使って攻撃を行うなら、その攻撃の間は肉体攻撃はその種類に拘らず、すべて二次的攻撃として扱われる。 表:サイズごとの肉体攻撃 Natural Attacks by Size 肉体攻撃 サイズごとの基本ダメージ * ダメージ種別 攻撃のタイプ 極小 微小 超小型 小型 中型 大型 超大型 巨大 超巨大 噛みつき 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 4d6 殴打/斬撃/刺突 主要 爪 ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 殴打/斬撃 主要 突き刺し 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 4d6 刺突 主要 蹄、触手、翼 ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 殴打 二次的 鋏、尾、尾の打撃 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 4d6 殴打 二次的 叩きつけ ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 殴打 主要 針 ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 刺突 主要 鉤爪 ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 斬撃 主要 その他 ― 1 1d2 1d3 1d4 1d6 1d8 2d6 2d8 殴打/斬撃/刺突 二次的 * ……個々のクリーチャーによってこの値は適切に変更される。 ダメージ種別の列はその肉体攻撃が与えるダメージの典型的な種類(殴打/斬撃/刺突)を示す。攻撃の一部は複数のタイプのダメージを与える。このような場合、ダメージ減少を克服する際にダメージの全てがリストにあるタイプであるとみなされる。 フェイ、人型生物、人型怪物、来訪者の一部は肉体攻撃を持たない。これらのクリーチャーは素手打撃を行うことができるが、攻撃ボーナスを決定する際に、それらは武器であるとみなされ、両手で攻撃するためには二刀流ルールを使用しなければならない。クリーチャーのサイズごとの肉体攻撃の典型的なダメージ量に関しては『表:サイズごとの肉体攻撃』を参照。 書式:噛みつき +5(1d6+1)、爪(×2)+5(1d4+2)、触手(×4)+0(1d4+1);位置:近接および遠隔。 二重のイニシアチブMA(変則)/Dual Initiative このモンスターは毎ラウンドターンを2つ得る。1つ目はイニシアチブ値の時点で、2つ目はイニシアチブ値-20の時点である。例えば、このモンスターのイニシアチブ値が23の場合、最初のターンとしてイニシアチブ値23で(5フィート・ステップを行うとともに)全力攻撃を行い、二回目のターンとしてイニシアチブ値3で移動アクションを行って呪文を発動することができる。これによりこのモンスターは、サモン・モンスターなど、通常ならラウンド全体を使用するようなアクションを2回行うことができるようになる。1ラウンド以上の持続時間を持っていたり、継続的な効果に対するセーヴィング・スローや出血ダメージを受けるなど、そのクリーチャーのラウンドの開始に起動する呪文や効果について考慮する際、持続時間の間このモンスターの毎ラウンドの最初のターンのみを考慮する。 書式:+21/+1;位置:イニシアチブ。 日光による無力化(変則)/Sunlight Powerlessness 太陽光(デイライトや同種の呪文ではない)に曝されたクリーチャーは攻撃を行なえず、かつよろめき状態になる。 書式:日光による無力化;位置:弱点。 熱気(変則)/Heat クリーチャーは高熱を発するため、ただ触れただけでも追加の1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。クリーチャーの持つ金属製の武器もこの熱気を伝える。 書式:熱気(1d6[火炎]);位置:特殊攻撃。 念術弾性(変則)/Psychic Resilience この能力を持つクリーチャーは多くの念術呪文の効果に抵抗がある。全ての念術呪文に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。 書式:念術呪文に対して+4;位置:セーヴおよび防御的能力の後。 念術魔法(擬呪)/Psychic Magic この能力を持つクリーチャーは特定の呪文を発動するためにその精神の力を使うことができる。念術魔法を用いて発動する呪文は念術エネルギーを消費する。クリーチャーは夜の眠りの後に回復する、1日毎の念術エネルギー(PE)上限を持つ。この能力を持つクリーチャーは、その呪文のPEコストを支払う為に十分な念術エネルギーを持つ限り、この項目に並んでいる好きな呪文を発動することができる。これらの呪文のDCは10+呪文を発動するために使用する念術エネルギーの総量+クリーチャーの【魅力】修正値もしくは【知力】修正値(どちらか高いほう)に等しい。この能力によって呪文の下方発動を利用できるクリーチャーは、本来発動されるべき呪文より1レベル低いものにする毎に1PEづつ少なく費やすことで、その呪文の下方発動版を発動することができる。PEのコストが0の念術魔法呪文は何度でも発動することができ、たとえクリーチャーの残りが0PEであっても発動できる。この能力によって得られる念術魔法は、念術呪文と同じく思考要素と感情要素を持つ。モンスターは、呪文修正特技のレベル増加に等しい追加のPEを費やし、通常通り呪文修正した呪文を任意発動するために発動時間を増加させることによって、これらの呪文に呪文修正特技を適用することができる。この能力は念術呪文発動を与えるため、このクリーチャーは心霊技能解放を使用することもできる。 書式:念術魔法(擬呪)(術者レベル10;精神集中+14) 12念術エネルギー(PE)―チャーム・パースン(1PE、DC14)、ディスガイズ・セルフ(2PE)、マインド・スラストIII(3PE、DC16)、タワー・オヴ・アイアン・ウィルI(5PE);位置:擬似呪文能力の前。 粘体の種別特性(変則)/Ooze Traits 粘体はクリティカル・ヒット、挟撃、正確さに基づく攻撃によるダメージ、[精神作用]効果((強制)、士気効果、(魅惑)、(紋様)、そして(惑乱))、睡眠効果、毒、(ポリモーフ)、麻痺、朦朧化、視覚的効果に完全耐性を持つ。 書式:粘体の種別特性;位置:完全耐性。 能力値ダメージと能力値吸収(超常または変則)/Ability Damage and Drain 一部の攻撃ないし特殊能力は能力値ダメージや能力値吸収をひきおこし、指定された能力値を一定の量減少させる。能力値ダメージは自然治癒するが、能力値吸収は恒久的であり、魔法によってのみ回復することができる。 書式:1d4【筋力】吸収;位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 飲み込み(変則)/Swallow Whole この特殊攻撃を持つクリーチャーが自らのターンの開始時に敵を口で捕らえていた(『つかみ』参照)場合、敵を押さえ込もうとしているかのように、新たな戦技判定を行うことができる。成功したならクリーチャーは獲物を飲み込み、敵は噛みつきダメージを受ける。特に明記されていない限り、自分よりサイズ分類の小さいクリーチャーしか飲み込むことができない。飲み込まれたクリーチャーは毎ラウンドダメージを受ける。ダメージの量と種類はクリーチャーの能力によって異なる。飲み込まれたクリーチャーは組みつき状態であり、飲み込んだクリーチャーは組みつき状態ではない。飲み込まれたクリーチャーは、軽い斬撃武器または軽い刺突武器を用いて、切り開いて脱出する試みを行える(脱出するのに必要なダメージ量は各クリーチャーの総ヒット・ポイントの1/10に等しい)。飲み込みを行ったクリーチャーの内部のアーマー・クラスは通常、10+外皮ボーナスの1/2であり、サイズや【敏捷力】の修正値は適用されない。飲み込まれたクリーチャーが切り開いて脱出した場合、飲み込んだクリーチャーはそのダメージが治癒するまで飲み込みを行うことができない。あるいはまた組みつきからの脱出をこころみることができる。飲み込まれたクリーチャーが組みつきから脱出した場合、口で捕らえられている状態までもどることができる。そこからまた、噛みつかれたり再び飲み込まれたりする可能性もある。 書式:飲み込み(5d6[強酸]ダメージ、AC15、18HP);位置:特殊攻撃。 呪い(超常)/Curse この特殊能力を持つクリーチャーは、敵を呪うことができる。呪いの効果、セーヴ、頻度、治癒は各クリーチャーの説明文に書かれている。呪いがセーヴィング・スローが可能なものなら、それは通常は意志セーヴ(DC10+呪いをもつクリーチャーのヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【魅力】修正値;具体的なDCは各クリーチャーの説明文を参照)である。呪いはリムーヴ・カースや同種の効果によって治癒することができる。 書式:呪いの名前(超常)叩きつけ―接触;セーヴ 意志・DC14、頻度 1日、効果 1d4【筋力】吸収;位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 光に過敏(変則)/Light Sensitivity “光に過敏”をもつクリーチャーは、明るい太陽光の下やデイライト呪文の範囲内では目が眩んだ状態になる。 書式:光に過敏;位置:弱点。 光による盲目化(変則)/Light Blindness “光による盲目化”を持つクリーチャーは、明るい光(太陽光やデイライト呪文による)にさらされると、1ラウンドの間盲目状態になる。このようなクリーチャーは明るい光の範囲にいる間ずっと目が眩んだ状態のままである。 書式:光による盲目化;位置:弱点。 引き寄せ(変則)/Pull この特殊能力を持つクリーチャーは、攻撃を命中させた場合1回のフリー・アクションとして戦技判定を行うことができる。判定に成功すれば、クリーチャーを近くに引き寄せることができる。引き寄せる距離はこの特殊能力で決められている。引き寄せをひきおこす攻撃の種類と引き寄せる距離は各クリーチャーの説明文を参照。この能力は、引き寄せるクリーチャーと同じかより小さなサイズのクリーチャーに対してのみ作用する。このように引き寄せられたクリーチャーはこの移動により機会攻撃を誘発せず、固い物体か他のクリーチャーにぶつかったら停止する。 書式:引き寄せ(触手、5フィート);位置:特殊攻撃と個別の攻撃手段。 飛行能力(超常または変則)/Flight この特殊能力を持つクリーチャーは、1回のフリー・アクションとして飛行能力を中止あるいは再開できる。超常能力であるなら、アンティマジックの場の中では効果を失い、クリーチャーはアンティマジックの効果が続く限り飛行する能力を失う。 書式:飛行30フィート(標準);位置:速度。 非視覚的感知(変則)/Blindsense 視覚によらない感覚、例えば鋭い嗅覚や聴覚などによって、非視覚的感知を持つクリーチャーは見ることのできない存在に気づくことができる。クリーチャーは通常〈知覚〉判定を行わなくても、非知覚的感知能力の有効距離内にいて効果線が通っているクリーチャーの位置を特定することができる。クリーチャーが非視覚的感知能力を持っていたとしても、そのクリーチャーが見ることができない敵は、やはりそのクリーチャーに対して完全視認困難を持つ。視認困難をもつ敵を攻撃する場合には、通常通り失敗確率を被る。非視覚的感知を持っていても、移動に際してはやはり視界の状態の作用を受ける。非視覚的感知を持つクリーチャーもやはり、見ることのできない敵からの攻撃に対してはアーマー・クラスへの【敏捷力】ボーナスを失う。 書式:非視覚的感知60フィート;位置:感覚。 非実体(変則)/Incorporeal 非実体クリーチャーは物理的肉体を持たない。それは他の非実体クリーチャーか、魔法の武器や魔法の武器のように攻撃できるクリーチャーか、呪文、擬似呪文能力、超常能力によってのみ傷つけられる。それはすべての非魔法的な攻撃形態を無効化する。呪文や魔法の武器による攻撃が当たったときでさえ、それは実体のある源からのダメージを半減する。非魔法的な攻撃ながら、聖水は非実体のアンデッドに効果を表す。ダメージを与えない実体の呪文および効果は非実体のクリーチャーに50%の確率でしか影響を与えない。マジック・ミサイルのような[力場]の効果および呪文は非実体クリーチャーに通常通り効果を発揮する。 非実体クリーチャーは外皮ボーナスをもたないが、【魅】ボーナスに等しい(クリーチャーの【魅力】がボーナスを得られる値でなくても、最低+1ある)反発ボーナスを得る。 非実体クリーチャーは物体に入り込んだり通り抜けることができるが、物体の外部に隣接し続けていなければならず、自身より大きいスペースの物体を完全に通り抜けることはできない。それは自分が現在いる場所に隣接しているマスにいるクリーチャーや物体を感知できるが、敵は物体の中にいる非実体クリーチャーに対し完全視認困難(50%の失敗確率)を得る。物体の向こうを見ながら通常通り攻撃するためには非実体クリーチャーは姿を現さなければならない。物体の中にいるクリーチャーは完全遮蔽を得るが、物体の外のクリーチャーを攻撃するときには遮蔽のみになるので、外にいるクリーチャーは待機アクションを行うことで非実体クリーチャーに攻撃できる。非実体クリーチャーは[力場]効果を通過することはできない。 非実体クリーチャーは外皮、鎧、盾をすり抜けて(無視して)攻撃するが、反発ボーナスと(メイジ・アーマーのような)[力場]効果は非実体クリーチャーに対し通常通り働く。非実体クリーチャーは大気中同様簡単に水中を移動し行動する。非実体クリーチャーは落下したり落下によりダメージを受けることはない。非実体クリーチャーは組みついたり足払いできないし、組みつかれたり足払いされることもない。事実上、非実体クリーチャーは敵やその装備を動かしたり操ったりするあらゆる物理的行動をとることができないし、それらの行動の対象になることもない。非実体クリーチャーには重量がなく、重量を作動条件にする罠を起動させない。 非実体クリーチャーは静かに動き、望まないなら〈知覚〉判定で聞かれる事はない。非実体クリーチャーは【筋力】がないので近接攻撃、遠隔攻撃、戦技ボーナスに【敏捷力】修正値を加える。鋭敏嗅覚や非視覚的感知のような視覚によらない感知は非実体のクリーチャーに対し、効果がないか部分的に有効である。非実体クリーチャーには生来の方向感覚があり、見ることができないときでも全力で移動することができる。 書式:非実体;位置:防御的能力。 引っかき(変則)/Rake この特殊攻撃を持つクリーチャーは、特定の状況下(典型的には敵に組みついている時)で、数回の追加の肉体攻撃を得る。通常組みつき状態で使用できる全ての選択肢に加え、引っかき能力を持つクリーチャーは、組みついた敵に対してのみ使用できる2回の追加爪攻撃を得る。これらの攻撃の攻撃ボーナスとダメージは各クリーチャーの説明文を参照。引っかき能力を持つクリーチャーが引っかきを用いるためには、自らのターンが組みつき状態で開始しなければならない。組みつきの開始と引っかきを同じターンに行うことはできない。 書式:引っかき(爪(×2)、+8、1d4+2);位置:特殊攻撃。 病気(超常または変則)/Disease この特殊能力を持つクリーチャーは、接触した相手を病気に感染させることができる。病気の効果、セーヴ、頻度、治癒は各クリーチャーの説明文に書かれている。病気に抵抗するためのセーヴィング・スローは通常は頑健セーヴ(DC10+病気をもつクリーチャーのヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【耐久力】修正値;具体的なDCは各クリーチャーの説明文を参照)である。病気はリムーヴ・ディジーズや同種の効果によって治癒することができる。 書式:病気の名前(変則)噛みつき―致傷;セーヴ 頑健・DC15、潜伏期間 1d3日、頻度 1日、効果 1【耐久力】ダメージ、治癒 2回連続成功;位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 フォーミアンの特性(超常または変則)/Formian Traits フォーミアンは森の多い世界からやってきた蟲に似たクリーチャーで、宇宙を旅する種族である。彼らは他の世界に侵略的な植民を行う。(クリーチャーの説明に記載されていない限り)フォーミアンは以下の特性を持つ。 暗視60フィートおよび非視覚的感知30フィート。 集合知性(変則)/Hive Mind フォーミアンは巣の仲間の知覚力を向上する精神感応による絆を、巣の者たちと結んでいる。巣の仲間1体以上をテレパシーの範囲に収めている限り、フォーミアンはイニシアチブ判定と〈知覚〉判定に+4の種族ボーナスを得る。フォーミアン1体が幻術を看破すると、テレパシーの範囲内にいる全てのフォーミアンもその幻術を看破したものと見なす。フォーミアン1体が戦闘に参加しているものの場所に気付いているならば、テレパシーの範囲内にいる全ての巣の仲間もその場所に気付く。 [音波]に対する抵抗10。 精神感応術者(変則)/Telepathic Caster フォーミアンの精神感応力のため、呪文を発動する際、擬似呪文能力のように扱う。 テレパシー60フィート。 不沈MA(変則)/Unstoppable このクリーチャーはフリー・アクションとして神話パワーを1回分消費することで、君に効果を及ぼしている以下の状態から1つを直ちに終了させることができるようになる。怯え状態、恐れ状態、絡みつかれた状態、過労状態、恐慌状態、幻惑状態、恍惚状態、混乱状態、出血状態、戦慄状態、聴覚喪失状態、吐き気がする状態、疲労状態、不調状態、麻痺状態、目が眩んだ状態、盲目状態、朦朧状態、よろめき状態。例え選択した状態を引き起こしたまさにその呪文や効果の結果であってさえ、他のあらゆる状態と効果は残ったままである。君は行動を行えないようにする状態を受けていたとしても、この能力を自分のターンの開始時に使用することができる。 書式:不沈;位置:防御的能力。 不定形(変則)/Amorphous クリーチャーの肉体は可塑的で不定形である。この特殊能力を持つクリーチャーは(急所攻撃のような)精度に基づくダメージとクリティカル・ヒットへの完全耐性を有する。 書式:不定形;位置:防御的能力。 負のエネルギーへの親和性(変則)/Negative Energy Affinity クリーチャーは生きてはいるが、あたかもアンデッドであるかのように正のエネルギーによって害を受け、負のエネルギーによって癒される。 書式:負のエネルギーへの親和性;位置:防御的能力。 ブレス攻撃(超常)/Breath Weapon ある種のクリーチャーはエネルギーかその他魔法の効果の円錐形、直線状、気体の息を吐き出すことができる。ブレス攻撃は通常ダメージを与え、しばしば何らかのエネルギーの種別に属する。ブレス攻撃はダメージを半分にするために反応セーヴを行なうことを許す(DC10+ブレス攻撃を行なうクリーチャーの種族ヒット・ダイスの1/2+ブレス攻撃を行なうクリーチャーの【耐】修正値;算出されたDCはクリーチャーの説明文に書かれている)クリーチャーは特別な注記がない限り自身のブレス攻撃を無効化する。ある種のブレス攻撃は反応セーヴの代わりに頑健セーヴか意志セーヴを許す。各ブレス攻撃は、例えそれが日に数回に限られたものであったとしても、どの程度の頻度で使うことができるかの注記が書かれている。 書式:ブレス攻撃(60フィートの円錐形、8d6[火炎]ダメージ、反応・DC20・半減、1d4ラウンドに1回);位置:特殊攻撃(ブレス攻撃がダメージよりも複雑な効果を持つ場合は、特殊能力の項にも記載される)。 噴射移動(変則)/Jet クリーチャーは全ラウンド・アクションとして表記の速度で後ろ向きに泳ぐことができる。噴射移動の間は一直線に移動しなければならず、その間は機会攻撃を誘発しない。 書式:噴射移動(200フィート);位置:移動速度。 ぶん盗り(変則)/Steal このクリーチャーは特定の攻撃が命中した際、機会攻撃を誘発しないフリー・アクションとして、同じ目標に盗み取り戦技を試みることができる。 書式:ぶん盗り;位置:個々の攻撃。 分裂(変則)/Split クリーチャーは特定の攻撃または効果を受けることで同一の2体の複製に分裂する。それぞれの複製は分裂前の現在のヒット・ポイントの1/2(端数切捨て)を有する。ヒット・ポイントが表記された数値未満になったクリーチャーはそれ以上分裂することができず、通常通り死んでしまう。 書式:分裂(刺突および斬撃、10HP);位置:防御的能力。 変身(超常)/Change Shape この“その他の特殊能力”を持つクリーチャーは、特定のクリーチャーや特定の種別のクリーチャー(通常は人型生物)の姿をとる能力を持つが、この際、自らの物理的な能力のほとんどを保持し続ける。クリーチャーは元の形態に対してサイズ分類が2段階以上大きかったり小さかったりするような形態に変身することはできない。この能力はポリモーフ系呪文(そのタイプは各クリーチャーの説明文に記載されている)と同様に機能するが、クリーチャーは能力値に対する修正を受けない(しかしながら、模倣するクリーチャーが持つ他の能力は全て得る)。特に記述がない限り、無期限に変身後の形態を維持することができる。一部のクリーチャー、たとえばライカンスロープは、特別の能力値修正と特殊能力を持つ独自の形態へ変化することができる。これらのクリーチャーは、その説明文にあるように能力値の修正も受ける。 書式:変身(ウルフ、ビースト・フォームI);位置:“その他の特殊能力”および固有の一覧を持つクリーチャーの“特殊能力”。 妨害攻撃(変則)/Block Attacks 1ラウンド1回、このクリーチャーに近接攻撃もしくは遠隔攻撃が命中したなら、このクリーチャーは最大の攻撃ボーナスを用いて1回の近接攻撃を試みることができる。この結果が攻撃の結果を上回ったなら、このクリーチャーは(ちょうど攻撃が外れたかのように)攻撃の効果を受けない。 書式:妨害攻撃;位置:防御的能力。 ホースマンの特性(擬呪、超常、または変則)/Horseman Traits ホースマンは強力で固有のダイモンであり、アバドンの主要な地区を支配し、戦、疫病、飢餓、死、を象徴している。ホースマンは全て、秩序にして悪の来訪者であり、最低でも脅威度は27。(クリーチャーの項に別に記載されている物を除き)ホースマンは特に、以下に示すような特性一揃いを備えている。 ホースマンは自らが神格であるかのように、自分の信者に呪文を与えることができる。ホースマンの領域は悪と秩序に加え、その主題と興味に関連した領域を2つと副領域を4つ持つ。神格と同じように、ホースマンは好む武器を1つ持つ。 ホースマンの肉体武器とその他の手にした武器は、ダメージ減少を克服する際、悪かつエピックの武器として扱われる。 黙示録の蘇生(変則)/Apocalyptic Resurrection:ホースマンが死亡すると、その肉体は速やかに腐敗しながら溶けていく(身につけていた装備品だけをその場に残す)。その魂はこの領界の隠された場所に帰り、その場で即座に(トゥルー・リザレクションとして)息を吹き返す。一度使用すると、丸一年が経過するまでホースマンはこの能力を再度使用することができず、一年が経過するまでの間墓の運な限り直接戦闘を避ける。ホースマンが丸一年が経過する前に再び殺されたり、特殊な方法(本当の神格の手で、あるいはこの目的のために作られたアーティファクトを用いて)で殺されると、永遠に死亡する。このようなことが起きた場合、残りの3体のホースマンの脅威度は一時的に1だけ増加する(通常、これはHDがわずかに増加するか、能力値が2~4ポイント増加することによって生じる)。これは、その固有の能力を備えた脅威度27の半神が完全に新しいホースマンが空いた役割を埋めるまで続く。 畏怖すべき存在(超常)/Frightful Presence:ホースマンは攻撃、擬似呪文能力、特殊攻撃、大きく声を上げることなどの一部として、フリー・アクションとして畏怖すべき存在を起動できる。 (強制)効果、生命力吸収、石化、[即死]効果、毒、能力値吸収、能力値ダメージ、病気、および(魅惑)効果に対する完全耐性。 再生(変則)/Regeneration:神話ダメージ、あるいは自身と同等かより上位の力を持つクリーチャー(アークデヴィル、クリフォト・ロード、グレート・オールド・ワン、神格、至高天の王、デーモン・ロード、他のホースマンなど)によるダメージのみが、ホースマンの再生を妨げる。 [火炎]に対する抵抗30、[氷雪]に対する抵抗30および[雷撃]に対する抵抗30。 ダイモン招来(擬呪)/Summon Daemon:1日3回、即行アクションとして、ホースマンは合計脅威度が20以下となる任意の組み合わせで、ダイモン1体もしくは複数体を招来することができる。その他の点についてはこの能力は招来として機能するが、100%の確率で成功し、9レベル呪文の効果として扱う。 テレパシー300フィート。 出典 Bestiary 6 294ページ 捕獲(超常または変則)/Entrap クリーチャーは、通常は氷、泥、溶岩、網のような物理的攻撃手段で、他のクリーチャーの移動を抑止する能力を持つ。捕獲攻撃の目標は頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は表記されている効果時間の間絡みつかれた状態になる。目標がすでにこの能力によって絡みつかれた状態にある場合は、2回目の捕獲攻撃によって目標は頑健セーヴを行わなければならず、失敗した場合は表記されている効果時間の間、無防備状態となる。セーヴDCは【耐久力】修正値に基づいて算出されている。この能力によって無防備状態となった目標は意識はあるが、肉体的な行動は捕獲している物質が取り除かれるまで、脱出しようと試みること以外何もできない。目標はDC20の精神集中判定にした場合に音声的要素のみを要する呪文あるいは擬似呪文能力を使用することができる。絡みつかれた状態のクリーチャーは、全ラウンド・アクションとして、捕獲のセーヴィング・スローDCと同じDCの【筋力】判定に成功することで脱出することができる。無防備状態のクリーチャーのDCは、そのセーヴィング・スローDCよりも5高い。捕獲している物質を破壊すればクリーチャーは自由になる。 書式:捕獲(DC13、1d10分、硬度5、HP10);位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 麻痺(超常または変則)/Paralysis この特殊攻撃は犠牲者を固定する。麻痺したクリーチャーは動くこともしゃべることもあらゆる肉体的行動もできなくなる。クリーチャーは釘付けになり、凍りつき無防備になる。麻痺は肉体に作用するので、キャラクターは通常頑健セーヴ(DC10+1/2麻痺させるクリーチャーの種族ヒット・ダイス+麻痺させるクリーチャーの【耐】修正値;DCはクリーチャーの解説にある)でそれに耐えることができる。ホールド・パースンや同様の効果とは異なり、麻痺の効果はラウンドごとの新たなセーヴを許さない。麻痺したときに空を飛んでいる翼をもったクリーチャーは翼をうごかすことができず落下する。泳いでいるものは泳ぐことができず溺れるかもしれない。麻痺の持続時間はさまざまで、クリーチャーの解説に書かれている。 書式:麻痺(1d4ラウンド、DC18);位置:特殊攻撃および個別の攻撃手段。 水への依存(変則)/Water Dependency この特殊能力を有するクリーチャーは、【耐久力】×1分の間、水の外でも生き延びられる。この制限時間を超えると、このクリーチャーは窒息の危険が生じる。 書式:水への依存;位置:その他の特殊能力。 緑を見通す(超常)/Greensight (訳注:MAが必要。)このモンスターは濃い植物を透明であるかのように見通すことができる。通常の有効距離は60フィートである。葉、ツタ、青葉、下生えはこのモンスターに一切の視認困難を与えることはないが、中身の詰まった木材は依然として視線を遮る。 書式:緑を見通す60フィート;位置:感覚。 無呼吸(変則)/No Breath モンスターは呼吸をせず、吸入毒など呼吸を前提とする効果に完全耐性を持つ。これによって呼吸を前提としないクラウドあるいはガス攻撃に対する完全耐性は得られない。 書式:無呼吸;位置:その他の特殊能力。 有毒な血(変則)/Poisonous Blood (訳注:MAが必要。)このモンスターに刺突近接武器もしくは斬撃近接武器を用いてクリティカル・ヒットを確定させたクリーチャーは、毒を吹きかけられる(間合いを持つ近接武器は、この方法で使用者を危険にさらすことはない)。毒の種類はモンスター毎に決まっている。その他の点については、この毒はその毒の通常のDCを用いるが、【耐久力】を基準にした毒のDCを持つモンスターもいる。 書式:有毒な血(竜の胆汁);位置:防御的能力。 夜目(変則)/Low-Light Vision 夜目を持つクリーチャーは、星明り、月明かり、松明の明かり、あるいはこれらに近い薄暗い照明の状況下で、人間の2倍遠くまでの距離を見通すことができる。またこのような状況下でも色やものの細部を見分ける能力を保持し続ける。 書式:夜目;位置:感覚。 ライカンスロープの共感(変則)/Lycanthropic Empathy どの形態であっても、先天性ライカンスロープは自分が取ることのできる動物形態と関連のある動物と意思疎通し、交感することができる。そのような動物の態度に影響を与えるための〈交渉〉判定を行うことができ、それをする場合には判定に+4の種族ボーナスを得る。後天性ライカンスロープはこの能力を動物形態または中間形態の場合にのみ得る。 書式:ライカンスロープの共感(ベアとダイア・ベア);位置:その他の特殊能力。 ライカンスロピーの呪い(超常)/Curse of Lycanthropy 動物形態あるいは中間形態の先天性ライカンスロープの噛みつき攻撃は目標の人型生物にライカンスロピーを伝染させる(頑健・無効、DC15)。犠牲者とライカンスロープのサイズ分類差が1段階以内でなかったら、この能力は何の効果もない。 書式:ライカンスロピーの呪い;位置:個別の攻撃手段。 竜のキャントリップ(超常)/Dragon Cantrips 神話級の竜は秘術呪文を発動することができ、呪文発動クラスに応じたキャントリップを全て自動的に修得しており、回数無制限で発動することができる。 書式:竜のキャントリップ;位置:その他の特殊能力。 わずらわす(変則)/Distraction この能力を持つクリーチャーは、ダメージを与えたクリーチャーを吐き気がする状態とすることができる。わずらわす能力を持つクリーチャーからダメージを受けた生きているクリーチャーはすべて、1ラウンドの間吐き気がする状態となる。頑健セーヴ(DC10+クリーチャーのヒット・ダイスの1/2+クリーチャーの【耐久力】修正値)に成功すればこの効果を無効にできる。 書式:わずらわす(DC14);位置:特殊攻撃。
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/32.html
412 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 03 42 ID wdlMI3Qk 人間が感じる苦痛のなかで最も性質の悪い苦痛とは、良心の疚しさであると僕は思う。 体の痛みは治療や麻酔によってその元を断つことで解消できるし、怒りや妬みはその責任の所在を他者へ向けてある程度ごまかすことができる。 しかし、自分が加害者の側となって被害者に対し感じるこの負い目は、罪を償うというある種の代謝行為によってでしか解消できない。 罰則を受け、許しを得るということは、良心の疚しさから開放されることなのだ。ソクラテスのいったことは正しかった。 罰則を受けないでいることは、罰則を受けることよりずっとずっと苦しくずっとずっと悲しいことであるのだ。 そして、残念なことに僕は取り返しの付かないことをしでかしてしまった。償いきれない罪を犯してしまった。 この罪状は永遠に許されることはなく、この負い目は死に至るまで僕を苛み、切れることのない鎖で僕を雁字搦めにして責苦を味わわせ続けるだろう。 姉さんはきっと僕を許してくれないだろうから。 ベッドが広くなっていることに気付いて、僕は目を覚ました。ちゅんちゅんとした鳥の囀りに混ざって、微かに車のエンジン音が聞こえる。 典型的な朝の静寂が僕を憂鬱にさせた。畜生め、また朝が来てしまったのだと、ラジオ体操の歌詞とは正反対の感情を抱く。 壁一枚隔てた向こうでは、平穏な日常が繰り広げられているだろう。陰気な我が家とは大違いだ。 目覚まし時計はまだ鳴っていない。以前はこれの助けが無ければ起きられないほど無精だった自分も健康的になったものだ。 病は気からというが、その逆は当てはまらないのだなと一人納得し、口元を拭ってベッドから降りる。 昨夜の名残が鼻をついたため、吐き気を振り払うように頬を打ってから部屋を出た。 413 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 05 19 ID wdlMI3Qk 台所ではいつものように姉さんが鍋をかき混ぜていた。寝巻きの上にエプロンをかけて、ぱたぱたと忙しそうに朝食の準備をしている。 「おはよう、修司。もうちょっとでごはん出来るから待ってなさい」 「ん、おはよう、姉さん」 目をこすり、まだ完全に目覚め切っていないような仕草で挨拶を返す。もちろん演技だ。 以前となんら変わらない日常を送っているのだと、自分自身を騙すための。 僕の目を見つめて柔らかく微笑む姉さんはそれを見透かしているのだろう。食卓を囲んで、味噌汁の出汁を変えたこと、 テレビで流れてるニュースのことといった他愛の無い雑談を楽しそうにしながらも、その口元は哀れな僕を嘲笑っているように見えた。 「お買い物行くから今日は早めに帰って来なさいよ。いいわね」 姉さんが皿を洗いながら話す。顔は流し台に向けたままだ。 「ごめん、今日は部活があるからちょっと」 「部活があるから一緒に行けないっていうのかしら」 「その、ごめん」 「どうだっていいじゃない部活なんて。一度や二度サボったって大したことないわよ」 姉さんが振り向き、僕を見据える。あの笑顔は能面のように張り付いたままだ。 「で、でも、今日こそ出るって約束しちゃったし」 「修司」 「わ、わかったよ。今日も出れないって謝っておく」 姉さんに逆らうことは、僕には許されていない。選択する権利など、初めからありはしないのだ。 「わかればいいのよ。あんたはそうやって姉さんの言うことをちゃあんと聞いていればいいの」 「うん」 「ふふ。修司はいいこね」 姉さんは妖艶な笑みを浮かべながら手のひらで僕の頬をなぞる。唇に感じる指先の冷たい感触、自分のあまりの情けなさに泣きたくなった。 414 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 06 50 ID wdlMI3Qk 黒板に書かれた数式をひたすら書き写しながら、こんなお勉強が何の役に立つのだろうかと普通の高校生なら誰しも一度は考えるであろう疑問に想いを馳せる。 与えられた問題を与えられた方法で解いても、頭が良くなるわけではない。暗記するだけならチンパンジーにだってできる。 むしろ机にかじりついて勉強すればするほど愚鈍に近づき、教えられたことを何の疑問も持たず受け入れ、教えられたことのみしか出来なくなっていくようにも感じる。 かくいう僕も理性を卑屈にして権威に服従することになれさせられて、挙げられた学識を無条件に信じ切っているわけだが。 そもそも、いい学校へ入学するためだとか、進路の選択肢を増やすためだとか教師は口を酸っぱくして繰り返しているが、 彼らがいう将来の幸福とやらはあまりにも不確定で漠然としたものであり、 そんなもののために人生で一番幸福な時期を犠牲にするのは本末転倒じゃないかと劣等生の僕は思う。 もしも自分が明日死ぬとして、自分は幸福な人生を生きたと胸を張って言える学生はこの学校に何人いるのだろうか。 百歳まで長生きしたとして、その無駄に長い人生のうち、子供時代より幸福だといえる瞬間はいったい何度訪れるのだろうか。 亡くなった僕の両親ははたして幸福な人生を送れたのだろうか。 彼らはいわゆる教育熱心な親というやつで、高い金を出して小中通して僕を塾に通わせ、少しでもよい成績を取らせようと頑張っていた。 僕たち姉弟をいい大学へやるため必死に働き続け、数ヶ月前に事故で亡くなった。 その日は公立高校受験の合格者発表の日で、店に注文していた合格祝いのご馳走を取りに行く道中で飲酒運転車の追突事故に巻き込まれたのだ。 皮肉にも、僕は不合格だったわけだが。 415 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 08 07 ID wdlMI3Qk 「で、その女ってのがメンヘラちゃんでよ、あの時ばかりは俺もさすがにヤバイと感じたね」 「いわゆる地雷女ってやつ?」 「そうそう。中三の時付き合ってたんだが相当イタい女でさ、一日に何十通ももメールしてくるのは当たり前、 少しでも返信が遅れたら即効電話かけてきて『今何してるの?どこにいるの?浮気してるんでしょ!』って怖い怖い」 「一途な娘じゃんか。それだけ愛されてるってことでしょ」 「勘弁してくれよおい。あれは恋とか愛とかそういう次元じゃねえんだって」 昼休み。悪友の隆と昼食を食べながら談笑する。話題は彼が昔付き合っていた女性についてだ。 長谷川隆はいわゆるヤリチンと呼ばれる部類に入る男で、顔よし成績よし運動神経よし、おまけに実家は金持ちと、 少女漫画に出てきてもおかしくないような完璧ぶりである。もちろん性格を除いてだが。 「大体いつも長袖着てたからおかしいと思ったんだよ。いざヤる段になって脱がしてみたら、手首には刃物でつけたみたいな傷痕がびっしりってわけだ」 「うわぁ、巷で流行りのリストカッターさんか」 男の前と女の前で180度態度を変えて、僕に自分の女性遍歴を嬉々と語るこのモテ男は、わざわざいうまでもなく男子一同には好かれていない。 クラスから疎外されたり、無視されるほどでもないが、陰でとことん貶される程度には嫌われている。 僕から見てもこいつは間違いなく男子に嫌われるタイプだと断言できるし、事実、入学から二ヶ月も経てば親しく話す人間は男子には僕くらいしかいなくなっているのだ。 416 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 09 16 ID wdlMI3Qk 「それで、結局シたの?」 「適当な理由つけて即効逃げたに決まってんだろ。勃つもんも勃たねえよ。萎える以前に縮み上がったっての」 「ははっ、さすがの隆でも不能になっちゃったんだ。でも、恋は障害があるほど燃えるんじゃない」 「いやいやマジで笑い事じゃねえんだって。あの手の女はきっと別れ話持ちかけると無理心中とかするタイプだぜ」 「じゃあどうやって別れたのさ」 「ああ、その、なんだ。アドと番号変えれば連絡手段ないわけだろ。高校も違うし、ここに入学してから一人暮らし始めたからよ」 「つまり逃げたわけ。でもホントに大丈夫なの?いつか道端でばったり会ったりして」 「ふ、不吉なこと言うなよ」 「こう、サクっと」 手を何かを握るように構え、わき腹に当てて二・三回えぐるように回してみる。 妙にリアルな仕草に目の前の最低男は恐怖を覚えたのか、腹を押さえてガタガタ震え始めた。非常に面白い。 「ま、安心しなよ。葬式で香典くらいはあげてやるからさ」 「俺死ぬの確定ですか?」 「許されざる愛の末に現世を捨て黄泉路で結ばれる道を選んだ恋人たち、二人の愛は清かった。うん、涙を誘う美談だね」 「色々とすっ飛ばしすぎだろ!いい話っぽくまとめるんじゃねえ!」 隆は本当に最低な人間だ。これ見よがしに自分がいかにモテるか自慢し、男の前では女性への誠意に欠けた発言をためらいも無く行う。 でも、僕はそんなこいつが好きだ。もちろん性的な意味などではなく、友人として。こいつは自分の欲望に正直で、自己中心的だ。 同性にしてみれば性格がいいなどとは口が裂けてもいえないだろう。 大抵の人間は他人に対して善人であろうとする。自分は優しく、公正な人間であろうとするし、主張しようとする。 しかし、こいつは自分から自分はイイヤツであると口うるさく主張しない。こいつの陰口を叩く人間のように、自分の憤りに同意を求めようとしない。 だから僕はこいつが好きだ。こいつと話すときは自分に正直でいられるから。 前までの僕だったら、正直云々以前にモテ男の隆を妬んでいただろうが、姉さんとあんなことになってしまった今ではそんなことはどうでも良くなっている。 僕はもう二度と恋愛なんて出来ない。僕に姉さん以外の女性をみることは許されていないのだ。 417 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 13 16 ID wdlMI3Qk 隆からの合コンの誘いを断った後、文芸部と書かれたプレートの前で立ち尽くす。 ノックしても返事が無く、鍵も掛かっている。おそらく先輩はまだ来ていないのだろう。 部活に出れない旨を伝えるために待つというのも不自然だが、先輩は携帯電話を持っていないので仕方が無い。 今時の女性にしては珍しいと思うが、そういう時代錯誤なところも彼女らしいと思う。 「あ、伊藤くん」 「どうも。お疲れさまです、先輩」 髪を肩で切りそろえ、消え入りそうな声で僕の名前を呼ぶ小柄な女の子は二年の羽鳥美紀先輩。 文芸部の部長であり、部員の中でただ一人まともに活動している部員だ。 文芸部員は全部で五人いるが、うち三人は三年生であるため受験勉強に忙しくたまにしか顔を出さない。 そのうえ僕は人数合わせのため入部しただけの半帰宅部の幽霊部員なので、文芸部は実質彼女だけで切り盛りされている。 「ええと、その」 「少し待っててくださいね。今、お茶を淹れますから」 言うタイミングを逃してしまった。先輩は部室に入り鞄と電気ポットを机に置き、普段は使われていない急須と湯のみの用意を始める。 電気ポットにマジックで大きく書かれた文字を見るに、今日のためにわざわざ茶道部の備品を借りてきたらしい。 背伸びしているためかひょこひょこと棚の前を上下する小さな頭に罪悪感を覚える。 「はい、どうぞ」 「は、はい。頂きます」 うん、美味い。湯のみを傾けながら先輩の顔を窺う。普段は表情に乏しい先輩の口元が少しだけ綻んでいる。 おそらく久しぶりに他の部員が来たから嬉しいのだろう。 先輩はいつもこの殺風景な部屋の机にたった一人で座っているのだと想像すると、いたたまれなくなる。 先輩の容姿は美人というよりは可愛らしいという表現が当てはまり、下手したら小学生くらいに見えるからやるせなさも倍増だ。 ますます話を切り出せなくなってしまった。 418 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 15 03 ID wdlMI3Qk 投げやりな気分になっていなかったとは言い切れない。頭のどこかで、どうにでもなっちまえと考えていたのは事実だ。 近頃の姉さんは機嫌が良く以前よりか無理を聞いてくれるようになっていたから、もしかしたら許してくれるんじゃないかという甘い考えがあったことも否定できない。 嫌なことを先へ先へと引き伸ばし続け、その結果、手遅れになってしまってからやっと後悔する。僕の人生はそういうことの連続だった。 自分で自分に言う『大丈夫』ほど信頼の置けないものはない。結局あのまま先輩に言い出せず、ずるずると部室に居座り続けてしまったのだ。 最悪でも五時あたりにはもう家で待ってなくてはいけなかったのだろうが、携帯電話の液晶には六時半と表示されている。 さらに新着メールが24件、着信履歴は18件、いうまでもなくすべて姉さんからである。部室で着信音も振動も切っていたのが仇となった。 こうして家へ向かって走っている最中にも着信があったが、僕に通話ボタンを押す勇気はない。 大丈夫、なんとかなるさと自分に言い聞かせながら、精一杯足を動かし、息を切らせながら玄関の扉を開いた。 419 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 17 35 ID wdlMI3Qk 「ご、ごめん姉さん。急に委員会の用事が入っちゃってさ」 リビングに座っていた姉さんがゆっくりと立ち上がり、僕へと近づく。前髪が影になって、こちらから目元は見えない。 「な、なかなか仕事が終わんなくて、ついさっきにやっと終わったばかりなんだ」 すり足で距離を詰めてくる姉さんに、考えた弁解を無駄だとわかりつつも必死に行う。 思わず後ろに下がってしまいそうになるが、震える足に力を入れて耐える。 「は、は、早く帰らせてって委員長にたのんだんだけどさ、それがまたこわい先輩で」 「修司」 「でも急いで帰ってきたんだ。こうやって、全力で走って」 「修司」 ねえさんが、ちかづいてくる。 「ほほほほら、こんなに汗だくでしょ。だ、だから」 「修司」 がしりと痛いほどの力で肩を掴まれる。真っ赤になった姉さんの目が僕を見据える。それに耐えられない僕は、思わず顔を背けた。 「こっち向きなさいよ」 あぅっ、と、間抜けな音が口からはみ出た。姉さんは右手親指で僕の喉を押さえつつ、残った指で顎を掴み固定している。 目を逸らしても、それに合わせて姉さんの顔が移動する。もう、逃げられない。 たとえ目を瞑ったとしても、姉さんは瞼を無理矢理こじ開けるだろう。 赤々と充血した姉さんの眼は僕の心の奥底まで見透かしているようであるし、焦点の合わない視線は何物も視ていないようにも思える。 視覚ではなく、五感とは別の感官で僕の脳髄を観察しているのだ。 姉さんに嘘は通用しない。汗の味を確かめなくとも、姉さんは僕の思考を暴き立てる。 「あたしとの約束、やぶったのね」 「そ、それは、委員会の仕事があったから」 「今日は早く帰ってくるってあたしと約束したのに、帰ってこなかったわね」 「だ、だからそれは」 「はじめからまもるつもりなんて、なかったのね」 「ぐっ……ぁがっ」 姉さんの左手が僕の首に絡みついた。血管を圧迫されて自分の心音が聞こえてくる。 「うそつき」 「はなし……ねえさ」 首から上の体温が上昇し、音だけではなく頭全体で血液の脈動を感じる。 「うそつき」 「おね……やめ」 鼻の奥に圧迫感。それは目玉の裏へ続いている。いずれ眼球を押し出すかもしれない。 「うそつき」 「ぁっ……」 きりきりと骨の軋む音。顔全体がむくみ始める。こめかみのあたりには血管が浮き出ているだろう。 「うそついちゃ、いけないのよ」 「ぁ……ぁああああっ!」 意識が遠のく直前、体が勝手に動いた。 420 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 18 27 ID wdlMI3Qk 自分の吐瀉物から顔を上げ、尻餅をついたまま固まっている姉さんを見やる。 顔のむくみは収まったが、圧迫から開放された血液が一気に首下へ移ったせいなのか軽い立ち眩みを覚えた。 胃液が逆流したため喉が焼け付いている。唾液を飲み込んでそれをごまかし、僕を殺そうとした人間をにらみつけた。 「あんた、あたしに手を上げたわね」 「ねえさん、が、ぼくを、ころそうと、した、から」 どうして僕がこんな目にあわなきゃいけない。どうして僕が殺されなきゃいけない。恐怖が反転して憎悪へと変わる。 「あたしに逆らったわ」 「ぼくに、だって」 自分をまもる権利くらい、ある。そう言おうとした瞬間、姉さんの目が変わった。 「修司」 無機質だった硝子玉に暗い光が宿り、潤んだ瞳はコールタールのように波打つ。 むき出しにされた犬歯がぎりぎりと音を立てて軋み、胆汁質な、姉さん本来の気性が表に出始める。 その表情に宿した感情は怒りでも、悲しみでもなく、僕に対する憤り。犯罪者、極悪人、加害者に向けられる、正当な憎悪。 見下ろしているのは僕であるはずなのに、見下し、蔑むような視線は姉さんのもの。 下賤な奴隷に裁きを下す王であり、無慈悲に罰を与える権利を持つ絶対者の瞳。 「あんた、あたしに逆らっていいとおもってるの」 「ひっ……」 また、姉さんが近づいてくる。恐怖が僕の傍へと這いながら近寄ってくる。黒い獣が僕の足元で大口を開けて今か今かと待ちわびている。 「あんたに、逆らう権利があるとおもってるの」 奴隷は王に逆らってはいけない。罪人は法に逆らってはいけない。義務とは権利である。権利とは義務である。 それを拒絶したと同時に、それによって保護されるものを捨てねばならないのだ。叛逆とは、庇護を放棄することと同義である。 王に逆らった奴隷は何の権利も所有出来ず、法に逆らった罪人は贖罪の術を失う。 既に過失を犯してしまった僕には姉さんという王に対して反抗する権利は与えられていない。僕には姉さんという法に対して償う機会は与えられていない。 「あんたはだれのおかげでこうやって生活できるとおもってるの」 「ご、ごめん」 この家の家事はぜんぶ姉さんが行い、管理している。 「あんたはだれのおかげで学費の高い私立に通えるとおもってるの」 「ごめん、なさい」 この家の収入はぜんぶ姉さんが働いて、稼いでいる。 「ちゃんと答えなさい」 「ぜんぶ、姉さんの、おかげです」 421 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 20 02 ID wdlMI3Qk 姉さんがいるから、僕はこうやって生きていけるんです。 「そう。あたしはあんたを養うために、大学をやめて、遊びも、恋愛もしないで、朝から晩まで必死になって働いてるのよ」 「はい。そのとおり、です」 姉さんはひとつひとつの言葉を咀嚼しながら、一歩、また一歩と僕の目の前へ歩み寄る。 「あたしはあんたのために、自分のしあわせをみんな犠牲にしてるのよ」 「ありがとう、ございます」 吐息がかかるほどの距離にいる姉さんが僕の肩に指を這わせた。 小さく開いた胸元から覗く鎖骨と、薄く薔薇色に染まったきめ細やかな肌が言いようの無い艶やかさを思わせる。 長い睫毛と、小さく整った顎骨。瑞々しく薄紅に色づいた唇が妖艶に歪んだ。 「それで、そんな可哀相な姉さんにあんたは何をしたのかしら」 「ぼ、ぼくは、姉さんを……ました」 「よく聞こえなかったわ。もう一度、はっきりと、あたしの目を見ながら言いなさい」 涙で視界が歪むが、姉さんの指が瞼をなぞり、フィルターを拭い取られた。否が応にも姉さんの瞳を見せ付けられる。 「僕は、姉さんを、犯して、しまいました」 「そう。あんたはあたしの純潔を奪ったのよ。無理矢理ね」 くすくすとわらう姉さん。肩に置いてあった掌を持ち上げ、僕の顎を包む。 「あんたのおかげで、あたしの人生はお先真っ暗。夢を追うことも出来ないし、恋だって出来なくなってしまったのよ」 「はい。ぜんぶ、僕が悪いんです」 僕がいるから、姉さんは幸せになれない。 「あんたがあたしを犯したせいで、あたしはもう、人に愛される資格を失なってしまったの。 出来るかもしれなかった恋人に、初体験は弟のレイプですって答えなきゃいけないのよ」 「ごめん、なさい。姉さん」 僕が姉さんを汚したから、姉さんは愛されない。 「あたしは一生、実の弟に純潔を奪われたかわいそうな女として生きていかなきゃならないのよ。あんたはどう落とし前をつけるつもりなのかしら」 「償わせて、下さい」 この苦痛から逃れさせてください。 「あんたが何をしようが、あたしの処女は帰ってこないし、あんたが追わせた心の傷は治らないのよ」 「なんでも、します」 「なら」 そっと唇に触れる柔らかいもの。その感覚に一瞬遅れて姉さんの舌が僕の唇を割り、口腔を魂ごと蹂躙する。 不快な粘着質の音が耳にしばらく響いた後、陵辱者は糸を引きながら後退し、僕の姿をその濁った瞳に映した。 「あたしを愛しなさい」 422 せきにん sage 2007/09/01(土) 15 22 26 ID wdlMI3Qk 彼女の告白はあまりにも暴力的で支配力に満ち、理性に残った最後の抗いでさえ、一瞬にして萎えさせた。僕の返答は考えるまでもなく決まりきっている。 奴隷であり罪人である加害者が、王であり法務官である被害者に可能な唯一の報復。許しを懇願する、卑屈な奴隷の質問。 「愛すれば、許していただけるんですね」 「ええ。あんたが死ぬまで、あたしを愛し続ければ」 許されることが、開放されることがありえないとわかっていても、僕は姉さんに従い唇を重ねる。僕にはこうする道しか残っていないからだ。 せめて体を重ねている間は、一時にせよこの苦痛と屈辱を忘れられるよう、甘い淫夢に身をまかせよう。 僕はたしかに厭世主義者だが、死後の世界なんて信じちゃいない。金と一緒で、罪や幸福はあの世へは持っていけないからだ。 死後の世界なんていう、あまりにも不確定すぎて噴飯ものの将来の幸福とやらのために、現世の幸福を犠牲にするほど年老いちゃいないし、 永遠の命に憧れるほど無感動な人間でもない。 結局のところ僕は他の大多数の人たちと同じで、どっちつかずのまま日々を空しく過ごしていくしかない。 ただ一つ、他の人たちと異なる点は、首輪に繋がれた鎖が平均より少々太いという点だけなのだ。 太い鎖は重くて、駆けずり回るのに少しばかり骨が折れるものだが、なんとか耐えていけるだろう。 僕の飼い主が昔のように寛大になり、僕の鎖を軽くしてくれるという、忌まわしくも甘美な淫夢に浸ることで。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48347.html
登録日:2021/06/11 (金) 23 03 35 更新日:2024/05/23 Thu 11 50 28NEW! 所要時間:約 94 分で読めます ▽タグ一覧 SF TRPG まずは駒を作ろうか ウォーハンマー ウォーハンマー40K エイリアン カルト カルト教団 クリーチャー スペースオペラ ダークファンタジー ハイファンタジー ファンタジー プラモデル ボードゲーム ミニチュア モンスター 宇宙 宇宙怪獣 宗教 寄生虫 怪物 怪獣 戦争 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 所要時間90分以上の項目 狂信者 “征服の日は近し” 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト7版」(codex Genestealer Cults)P7 イラストより ▽目次 概要 ゲーム上の特徴 ジーンスティーラーの遺伝子汚染 ジーンスティーラー教団の組織構造 信仰の諸惑星 教団の武装蜂起 異種族(ゼノ)への影響 巣窟艦隊の降臨 主な教団 ジーンスティーラー・カルトの兵種、兵器 [部分編集] ジーンスティーラー・カルトとは、ウォーハンマー40Kに登場する異種族混成種で構成されたカルト教団の勢力のことである。異種族ティラニッドを成す個体種の一つ「ジーンスティーラー」を崇める秘密のカルト教団であり、〈人類の帝国〉の様々な惑星で狂信者を密かに増やし続けている。 教団を構成する狂信者らはただの人類ではない。それは ジーンスティーラーの汚染遺伝子を組み込まれた人類とジーンスティーラーの混成種で構成される。 複数の腕や大型の爪などを持つ怪物じみた見た目の混成種もいれば、普通の人類となんら変わらない見た目の混成種も存在し 、その役割も様々だ。 ジーンスティーラー・カルトの教団は来たるべき神、すなわちティラニッドの巣窟艦隊を惑星に迎えるために裏で着々と反乱の準備を整え、そして巣窟艦隊の襲来と共に惑星で狂信者による大規模な武装蜂起を敢行するのだ。 ジーンスティーラー・カルトは、惑星を貪り喰らうティラニッドの影なる尖兵に他ならない。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P4,P5 イラストより 概要 [部分編集] 人類はあらゆる方面から異種族の襲撃者や、悪夢のような渾沌の軍勢による攻撃を受けており、〈帝国〉はこれらから防衛するため“戦争という祭壇”に日々人命という供物を捧げている。 だが、人類を脅かす最も狡猾な脅威は、既に〈帝国〉のあらゆる所に浸透している。 それは一見すれば忠実な臣民にしか見えず、その臣民らはあらゆる惑星のインフラに埋め込まれ、 「ジーンスティーラー・カルト」は彼らが気を熟すのを待ち構えており、血塗られた反逆を起こすための準備が着々と進められている。 その間、ジーンスティーラー・カルトは反逆の準備を進めつつ、様々な惑星に汚染の触手を伸ばしている。 一度反乱という名の津波が解き放たれれば、彼らは押しよせる大波となって蜂起し、〈帝国〉の武器庫から奪取した兵器で武装し、古びた産業機械を教団の兵器として作り変えるだろう。 【ジーンスティーラーの侵入】 「ジーンスティーラー」はティラニッド巣窟艦隊の進路に恐怖と不和を生み出すために事前に進路上の惑星へと潜り込ませた先遣個体として知られている。 「イムガールの月」にて初めて〈帝国〉とジーンスティーラーとの接触した際、〈帝国〉はそれらを独自の生物であると考えていた。 強靭さと装甲を引き裂く鉤爪を持つジーンスティーラーは、戦闘時においては巣窟艦隊の突撃部隊としての役割を持っている。しかし、〈帝国〉領をはじめとする様々な惑星に侵入する際には、 ジーンスティーラーは持ち前の狡猾さと隠密能力を活かして惑星に根付いた文明の汚染を開始する。 密かに這い寄り、静かに追跡や殺害を行いながら、ジーンスティーラーは単体で宇宙船に密航し、宇宙航路に沿って疫病の如く広がっていく。 理論上では、一体のジーンスティーラーが貨物船の中に忍び込むことができ、人類の定住惑星に侵入成功しただけで、 星系全体に破滅がもたらされるという。 〈帝国〉には、これらの生命体を数万単位で満載した巨大な「特異航宙体」(スペースハルク)についての伝説が伝わっている。そのような物がもし姿を現すようなことがあれば〈人類の帝国〉に対して広範囲に渡る破滅がもたらされるであろう。 ジーンスティーラーが適した惑星に到達すると、その残忍な行動を即座に開始することがあれば、数年間で何百もの市民がこの怪物に拉致されて ティラニッドの遺伝子に感染させられることもある。 やがてこの感染は異種族と人間の穢れた混成種が生み出される。 それらの遺伝子を受け継いだ最初の犠牲者の姿は、 まぎれもなく異種族そのものであり、大きなドーム状の頭部と鋭い爪を持っており、もはや能力も人間離れしている。 この汚染が拡大し続けるにつれ、後の世代はより人類に近い形状で生まれ、より広範囲に惑星住民やそして「高等裁定局」、そして「帝国兵務局」や「帝国防衛軍」などの 政府組織にさえ浸透してしまうのだ。 【ジーンスティーラーの教団】 ジーンスティーラーの感染が広がると、ジーンスティーラーそのものを崇める教団が秘密裏に創生される。教団の信徒が増加するにつれて、いまやジーンスティーラーは 「総主教」(パトリアーク) として崇められるようになると、総主教に奉仕するための専門的な混成種が生み出されていく。 「メイガス」は総主教の意思によって汚染されたサイキック能力に恵まれた狂信者であり、彼らは惑星の行政や軍事の指導者層の中から教団への転向者を増やすための任務を遂行する。教団が有する混成体の軍勢は、最終的な武装蜂起を行う際の指揮官としての責任を全うする統率者でもあり、奇襲の専門化でもある「プリムス」によって組織され、率いられる。 「ネクソス」は彼らのプリムスの戦略的計画に対して戦術的な支援を行い、彼らの指令の精密さと予測の能力に比類するものはいない。「サンクトゥス」は暗殺者として、「ローカス」は護衛兵として教団に奉仕し、「クラマヴァス」は教団の教義を伝導し、敵の連絡を絶つ。 「アタラン・ジャッカル」はバイクを駆って戦闘に駆け付け、「ピュアストレイン・ジーンスティーラー」や、遺伝子錬金術師として知られる「バイオファーガス」によって強化された「アペラント」の怪物たちが突撃部隊として進軍する。わずか数か月のみ、あるいは長年を要するかはさておき、教団は最終的には戦争の道を進むことになるだろう。 その日は 「昇天の日」 と呼ばれ、ティラニッドの巣窟艦隊が接近すると集合意識体は、ジーンスティーラーの教団に武装蜂起を行うよう促す。総主教はその時初めて武装蜂起のためにシナプスを通じて命令を下し、惑星を血の海へと沈める。 この個体種の手先が反乱を起こすためのサイキックパワーを通じた命令を受信した時、混成種たちは奪取した兵器や採掘用の機械で武装し、大きな反逆の津波となって教団の隠れ家から押し寄せる。戦争指導者の狡猾な意志によって導かれた彼らは最初に、通信施設や宇宙港、帝国兵務局施設といった惑星の主要な戦術的施設を攻撃する。 惑星における防衛と救援要請能力を破壊し、その惑星をティラニッド巣窟艦隊が襲撃するのに適した状態にするのだ。 【武装を固めし反乱者】 残酷な暴力の狂乱が続く中、蜂起せしジーンスティーラーの信徒たちは教団の目的に対する最大の脅威となるであろう敵へと襲撃する。敵の骨は「サイズミック・キャノン」の耳のつんざく爆発によって粉砕され、武器に改造された採掘ドリルで敵の肉体に穴を開け、そして採掘用爆薬は間に合わせの手榴弾として転用される。 教団の旗印や印章がついにその姿を現し、獰猛な情熱の新たな高まりを同族群に示す存在であるアコライトの象徴保持者によって、軍旗と龍の形状をした聖印が高く掲げられる。長年にわたるこの瞬間のために費やした準備期間中、一連な残虐な武装蜂起を支援するため、教団は数多くの車両を隠蔽し、盗み出している。 〈帝国〉内の鉱山や工場において広く見かける無骨な「ゴライアス・トラック」や「ロックグラインダー」は、その恐るべき目的のために作り変えられる。一連の重火器で武装されたゴライアス・トラックはアコライトの群を前線へと素早く運び出し、最も起伏に富んだ地形を通行する時にも道を切り開き、敵歩兵を切り裂くためのやむなき霧霞の如き銃弾を発射する。 ロックグラインダーは単純に敵の陣営の中心へと突撃させ、ノコギリ刃状のドリルドーザーブレードが悲鳴を上げる人々を血だまりの肉塊へとすり潰していく。敵の装甲車両が出現すると、教団は数十年もの間に人類の軍隊に潜入していた「ネオファイト」の「ハイブリッド」によって操作される、鹵獲された「レマン=ラス戦車」や「センチネル歩行機械」といった軍事兵器を展開することによって対応する。 総主教に対する完全な忠誠は、信徒に自らの銃をかつての同胞たちへと躊躇なく向けさせる。この突然の裏切りによる心理的な衝撃そのものが信徒の武器なのだ。 【神、来る】 ティラニッド巣窟艦隊が信者らのいる惑星に接近しその姿を現すと、ジーンスティーラー・カルトの狂信者は来るべき神の来訪に狂喜乱舞し、長年の悲願が達成されたことを仲間たちと祝い合う。 彼らは、宇宙からの来訪者であるティラニッドを救世主や神とみなしているのだ。 巣窟艦隊が戦闘個体の大群を惑星の大気圏内に投下したとき、狂信者らは彼らの救世主に向けて熱狂的な祈りを謳いあげる。惑星上の全ての有機体をティラニッドが喰らい尽くした時でさえ、狂信者たちは、彼らの堕落した胸の奥に秘めている信仰心を保持する。 すなわち、この貪欲な宇宙怪獣は信徒らの信仰心を高みへと押し上げ、致命的な肉体の脆弱さを超越させるであろうと信じて疑わないのである。狂信者たちは熱狂的に、彼らが約束された姿と目的への同一化の祝福に属するのを待っている。 当面の間ティラニッドと総主教率いる教団の信徒らは共に戦い、「集合意識体」(ハイヴマインド)の指令は教団が捕食を免れるのを確かなものとする。メイガスは彼らの敵に〈歪み〉の幻影を見せつけ、互いが嗜虐的な享楽に耽るようにその精神を引き裂いてゆく。 総主教に仕える指揮官たちが卓越した能力によって軍勢を率いて、幾千もの戦士たちの命を捧げることによってティラニッドの強襲を行うための道を拓く。最後に、総主教自身が戦争に参加する高貴なる時が到来すると、この予言者が無価値なる者らを鋭利な双爪と牙で引き裂く時、彼の信徒たちは熱狂的な狂乱に身をゆだねるのだ。 最後の惑星防衛者がキチン質と刈り取る双爪の津波に蹂躙されるやいなや、集合意識体は自身の高位意識へと総主教を包摂する。今や総主教の個体はティラニッドの大群の中にあって単に異なった生命体に過ぎず、それまで教団を一体化させていた個体群意識体は瞬時に寸断されてしまう。 その恐るべき瞬間を経て、はじめてジーンスティーラーの信徒らはその残酷な真実を目の当たりにして理解する。 かつて彼らが神として崇拝し、星々を超越した同一の生物は破壊の化身であったことを。 ティラニッドにとって、 狂信者を含むあらゆる生命体はただの有機物であって餌でしかないのだ。 目次に戻る ゲーム上の特徴 [部分編集] ジーンスティーラー・カルトの設定は古くから存在しており、7版で正式にアーミー化され、コデックスが発売された。白兵戦が強めで、隠蔽能力を持つ。ティラニッドの性質を引き継いでおり、ティラニッドと同盟を組める。 ティラニッドと異なり、ビークルや兵器を使用することが可能。更に驚くべきことに別勢力のインペリアルガード(裏切りという扱い)とも同盟が組める。 奇抜なルール故に上級者向け。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P3 写真より 目次に戻る ジーンスティーラーの遺伝子汚染 [部分編集] 「我らは生物学的に完全な存在だ。我らは人類の独創性と狡猾さに加え、〈星の御子ら〉の祝福を受けている。我らはいかなる敵よりも強く、早く、そして賢い。我らは地上の者どもから奪われたものを取り返し、これを真なる主のため人作り変える。これこそ我らの運命なのだ。」 “銀河の真実を告げる者” モンスロス・アマパーラ 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P10,P11 イラストより 【概要】 ピュアストレイン・ジーンスティーラーは恐るべき異星人の生殖力を経て繁殖し、襲撃に最適な時に至るまで〈帝国〉の犠牲者たちを数世代にわたって汚染し続けていく。新たに子孫が出産されるたびに彼らは直前の世代よりもさらに人類に近くなり、ジーンスティーラーの遺伝子は薄れていっているように見えるが、その内なる怪物の本性は変わることなく潜み続けている。 この呪いのサイクルの蓄積によって、ジーンスティーラーの悪夢は再生産されるのである。虚無より生み出されし全てのティラニッド個体と同様に、ジーンスティーラーはほとんど食物がない状態でも生存でき、行動を行うまで必要とあらば数十年間も待機可能な人外の忍耐力を持っている。 ジーンスティーラーが感染に適した惑星に到達したとき、影響力を拡大させるための準備として即座に身を潜め、人目の届かぬ忘れ去られた場所に閉じこもり、そこを潜伏場所として活動を行う。潜伏中に犠牲者を得るのが可能であると確信した際、ジーンスティーラーは犠牲者を探し求め社会の周縁に潜入し、夜の帳の中においてのみ不注意な人類を鋼鉄の如く固い屈強なる四肢で拉致を行うのである。 ジーンスティーラーの静かなる奇襲の犠牲者となる者は、他のティラニッド個体種によるほとんどの犠牲者と異なり、引き裂かれて捕食されるわけではない。代わりにその犠牲者は、ジーンスティーラーが有する催眠性の凝視によるサイキックパワーによってその従僕となってしまう。 彼ら選ばれし犠牲者は、ティラニッドが持つ生物固有の遺伝子パターンの一部分を体内に注入され、皮下に「産卵管」と呼ばれる肋骨状の管を埋め込まれる。この過程は教団内では“ジーンスティーラーの口づけ”として知られている。 異種族個体の力強さと寿命の長さを授与することを通じて、この移植は背中に突き立てられた刃同様に、冷酷かつ残忍なものとなっている。 第一世代 この寄生は、ティラニッドの遺伝子パターンによる汚染が体の隅々にまで行き渡るにつれ、犠牲者の肉体と精神を変容させる。犠牲者は次第に ジーンスティーラーを狂信的に新たな侵攻の象徴となる救世主の姿として崇拝するようになる。 ジーンスティーラーが犠牲者に自らの遺伝子を注入したら最後、その血脈は永遠に支配される運命となる。犠牲者の遺伝子はティラニッドの遺伝子によって汚染され、 人腹を利用した怪物の出産、増殖サイクルがここから開始される。 犠牲者から出産される 「ハイブリッド」 は、注視するにもおぞましき様々な姿をした、奇形的でグロテスクな生物だ。いくつかの特徴はジーンスティーラーと共通した部分が見受けられ、例えば球状の頭部に唸るような声、針のように鋭い歯が並ぶ口、先端に鋭い双爪が生えた二対の腕、不完全が針状の尻尾、そして斑点のついた紫色の肌などの特徴を持っている。 これ最初の混成種は 第一世代 として知られている。 第二世代 ジーンスティーラーと混成種第一世代は新たな犠牲者を洗脳し、それらを教団に加入させ後に子を授ける。それにより混成種第二世代を育てるのだ。この新しい生物は背が丸く曲がっているが、しかし彼らは老人や虚弱体質ではなく、むしろバネのように突発的な行動を行うことができるのだ。 これらのハイブリッドは5本、場合によっては6本の手足を有しており、しかし目や口は彼ら人間の両親と変わらない形状をしており、彼らは帝国で用いられる共通語を話すことができる。彼らの精神は未だに理解しがたい異種族そのものであるが、第二世代ハイブリッドは寄生社会を理解するのに十分な知能を有している。 彼らの幾人かは彼らに近しい下部の産業組織で労働を行う。彼らの並外れた力と強靭であり、重厚な採掘機械や爆発物を、人類よりも遥か容易に用いることができる。 第三世代 それぞれのサイクルが経過し新たな種が教団にもたらされた時、 ハイブリッドの子孫たちはほとんど変異を表さなくなる。 第三世代は人類と同様に直立姿勢を取るようになることで特徴付けられる。 彼らは遠くから見れば人類と同じに見えるが、近付いてよく見てみると伸びあがった大きな頭部や薄紫色の肌、そして衣服の下に隠すことのできる退化した腕部を持っている。 第四世代 第四世代になると教団の子孫たちはほぼ人類と相違ない外見となり、さらなる計画のために自らの本性を偽って権力の座に就いていく。並外れた影響力を持つ指導者が惑星権力層の中に姿を現す一方で、サイキック要員やカリスマ的な先導者が様々な言辞を駆使して下部組織を熱狂させていくのである。 第四世代の教団員は真の意味での繁殖を行う。 彼らは純粋な人類を産み落とすのではなく、祖先となるジーンスティーラー、すなわち 「ピュアストレイン・ジーンスティーラー」を産み落とすのである。 これら第五世代の生物の両親たちは自らの産んだ生物を、実際にはそうであるにもかかわらず、おぞましきものや耳障りな音を立てる取替え子であるとは見なさず、むしろ 柔らかな肌をした無垢でかわいい赤子であると認識する。 両親たちは生まれた怪物の赤子を守るためならばどんなことでも行い、必要とあらば自らの命をなげうつことも辞さない。この時になると、ジーンスティーラーによる遺伝子汚染の影響力は完全なものとなり、種のサイクルが新たに開始されるのである。 【個体群意識体】 総主教として知られている教団の中核を成すジーンスティーラーは、その世代に問わず、彼の手先を一人残らず全て支配する能力を先天的に有している。総主教はわずかな調整によってそれら手先の精神を統合している。それはすなわち、 「個体群意識体」(ブロッドマインド) として知られる潜在意識の結合である。 この共感覚は、教団を非常に緊密で忠実な組織にさせ、戦闘においては信者らに並外れた力と俊敏性を与え、人類の精神的な神聖さを蝕もうとする。そのような教団は〈帝国〉のに対して公然と反旗を翻した時は、惑星の防衛能力を瞬く間に転覆させることができるのである。 【広がる汚染】 これら大反乱を起こす狂信者らは、最終的な征服の日のための準備に彼らの生活の全てを費やす。彼らは何世代にもわたって秘密裏で繁殖を行い、幾度ものサイクルを経ておぞましき果実を実らせていく。 ジーンスティーラーの感染は他の人々や彼らの子供に呪いを広げ、そして彼らもまた更なる感染を広めていく。生きたウイルスの如く彼らは急速に繁殖し、地下世界の主が惑星全体を奪い取るのに足るようになるまで、その数を増やし続けるのだ。 各サイクルの中で後の世代は一般的な人類の外見を有するのにもかかわらず、彼らの内面は徹底して異種族そのものとなっている。彼らの忠誠は惑星にジーンスティーラーの呪いをもたらした組織と彼らの隠れた同族である混成種に対してのみ向けられている。 異星生まれ人ならざる総主教はその影響網の中心に座し、汚染が惑星全体を覆い尽くすまで拡大し続けるように仕向ける。教団の魂はこのおぞましき怪物に従属し、彼を守るためならば喜んで信者は命を差し出すであろう。 完全に成長した教団は、さらに他の惑星に対しても魔の手を伸ばし始める。教団の指導者はおぞましき過程を再び繰り返すために、選ばれしピュアストレインを新たな餌場に至る長征の途へと注意深く送り出すのだ。 目次に戻る ジーンスティーラー教団の組織構造 [部分編集] 我らは大義を推し進めるための武器を除いて、世俗の財産を捨て去らねばならない。司祭様の大計のために生きるということはすなわち、不滅なる教団と一体となり、そして究極的には生まれ変わるということを意味する。今日行った誓いを深く心に刻んでおくのだ。同志よ。我らは素晴らしき変容の瀬戸際に居るのだから。 アコライト・ヴァンガード ガラム・ウトナピシュティム 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト7版」(codex Genestealer Cults)P14,P15 イラストより 【概要】 これまで異端審問庁の手で暴かれた数多くのジーンスティーラー教団はいずれも、異種族感染のサイクルによって分けられし共通の階層構造を有している。その成立過程は様々だが、しかしいずれの教団においても総主教は君主の如き位階に立ち、「メイガス」を彼の大臣として、「プリムス」を彼の征戦の指揮官として付き添わせる。 より大規模な教団は補助的な組織が存在するが、その場合もその背後には中枢が隠されているのだ。成長したジーンスティーラー・カルトは巨大な組織として活動を行う。 その数は数百万、あるいは数十億となり、時には複数の惑星をも覆い尽くすという。例を挙げると、〈物乞い王子〉教団は惑星「チャンサーズ・ヴェイル」を起源とするが、その熱狂的な教義は周囲に15の惑星を有する「ヴィジルス」の前哨惑星に持ち込まれた。 創生感染として知られる最初の事例は最も大規模であるものの、それは分派教団として認識される。そこから派生した感染もまた、キチン質と肌の色調において「親教団」との共通性を有している。 恐らく印章や気質に小さな差異が存在しているかもしれないが、しかし彼らは瓜二つの特徴を持っていた。彼らはより広範な忠誠を示すために根本的に同じ紋章の旗を掲げた。 必然性はしばしば、これらの旗をその土地の特徴や社会的規範に適合させることを要求した他、他者の視線から隠れながらも腕章や刺青が統合の象徴として時折用いられた。 【遺伝宗派と爪団】 特定の惑星に住む狂信者は感染の蔓延として認識されており、人口過密地区は幾つもの完全な種のサイクルによって繁殖させることができる。 特定の居住区に住むすべての狂信者は 「遺伝宗派」(ジーン・セクト) として認識される。 いくつかの住民集団は辛うじて一つの遺伝宗派を支援することが出来るが、しかしそれら惑星上は生命に溢れており、その中のいくつかは共存し得る。各々の遺伝宗派は印章や旗の巧妙化によって自らを更に分化させるにもかかわらず、 究極的には彼らは全て単一のパトリアーク個体から生れ出ており、しばしば共に一体となって活動する。 個々の遺伝宗派は、メイガスやプリムス、ネクソスを含む自らの専門家組織や戦争指導者たちを有している。 彼らは思考においても行動においても多くの共通点を持っており、同じ場所と時間に複数の遺伝宗派が共闘することも珍しくはない。 少なくとも数百人の構成員を数えるこれらの遺伝宗派は、 「爪団」 へとさらに分割されていく。 爪団は一般的に15から100人の戦闘員を数える規模を持つ。 彼らは固有の義務のために組織され、教団の要求に従って召集・解散される。爪団は少なくとも一人の指導者を有しており、彼が任務の間に組織を導き、メイガスとプリムスは人間とみなされる「ネオファイト」のグループから疑いようもなく異種族である怪物的な種の「アベラント」に至るまでの多岐に渡る複数の爪団を意のままに操る。 【悪夢の到来】 教団の恐るべき種の同族の大半は、当局から滅多に目の届くことのない鉱山やトンネルで働くか、あるいは彼らに対して倦む事無く実験が行われる、ジーン・セクトのバイオファーガス種の巣穴に閉じ籠る。しかしながら、ごく少数の同族は教育を受け訓練を行い、優れた暗殺者としての役割を担う。 必要に応じ、メイガスやプリムス、あるいは教団の他の指導者はこれらの生物に標的の匂跡やサイキックの痕跡を付与して殺害任務に投入する。この粗暴なハイブリッドは教団の計画に反抗する愚か者を探し出す際、下水や地下墓所を通るための布袋か麻布、あるいは工業用の荒布を纏い、夜間に送り出される。 淡い月光の下で彼らは惑星地表へ、そして標的の住む区画まで上がる。一度標的の新鮮な痕跡を彼らの鼻孔が捉えたならば正体をあらわにする。 ハンマーとピッケルを手に、この殺人的な獣は彼らの犠牲者への道を叩き割り、突き抜ける。犠牲者の命が遭遇する最後の瞬間は、絶望的な恐怖と混乱の中で過ぎ去るのである。 一度流血の惨事が成されたならば、ハイブリッドは地下世界へと帰還し、彼らが現れた時と同様に素早く姿を消す。このような生物が、自らの抑圧された怒りを今一度噴出させるまでには長い時間が必要となる。 大反乱の日から到来した時、これらのおぞましき巨人たちは初めて無慈悲な虐殺に自らを投じるのである。 【新たなる地への布教】 一度教団が、組織拡大のための資源を提供するのに十分問題ないと感じられる成長度に到達すれば、新たな犠牲者を探すために教団はジーンスティーラーを、時には種全体をも他の惑星へと派遣を行う。 それらのいずれかは、あるいは種のサイクルの第五世代に位置するピュアストレイン・ジーンスティーラーは、起源の種から出て最初の呪いとして知られる惑星効果を行うに至る。 これらの感染媒介者は、同じ惑星上で適した居住区を発見し、新たな遺伝宗派を創始するか、あるいはもし分派元の教団を支援し得る惑星に到達した際に、全く新たな感染を開始する。一般的に各惑星は一体のみパトリアーク個体を有するが、メイガスとプリムスはその惑星の異なった場所における副官として複数存在する。 もし現在のパトリアークが死亡したなら、その寄生惑星の住人を感染させる次のジーンスティーラーは適合変化し、時間をかけて新たなパトリアークを育成する。例外も存在し、感染を先導する生命体が小規模の惑星の人口に相当するほどの人口密集地を探し当てた場合、植民のために派遣されたピュアストレイン・ジーンスティーラーはあらたなパトリアークとなる。 これは陸地が密集した場所で非常にまれに起こる事ではあるが、サイキックによる反動による結果、土地が十分に提供されないということも理論的に起こりうる。二つの遺伝宗派が資源を巡って争い、そして抗争にさえ発展する事もあるが、巣窟艦隊が来訪した際にはティラニッド種族の統合意識がそれらすべてを統率する。 【決起の時】 狂信者の中には、ローブや頭陀袋でハイブリッドの身体的特徴を覆い隠し暗闇に包まれたトンネルを徘徊する、まさに怪物のような信者も存在する。また中には単に青白い肌と禿げ頭の特徴を有するのみであるが故に、竜の形の刺青を隠しながらも周囲からは忠実な帝国臣民であるとみなされているものも存在する。 これらの後期世代に属する狂信者は羊の毛皮を被った狼の如く人類の社会に紛れ込み、〈帝国〉の産業における壊れかけた機械の中で脇目もふらず熱心に働く。しかし、彼らの作業着や鉱夫服の下には異種族の痕跡を持っているのだ。 彼らの下部組織が十分に強力になり大反乱のための準備が整ったならば、ジーンスティーラー・カルトはその活動を開始するだろう。武装した教信者の群衆が下水道やトンネル、そして地下から無数に涌き出て、それと同時に尖塔の上の隠れ処からも、さながら巣から虫が群がって出てくるかの如く出現する。 懸命にもそこから逃れた者は、炎上する残骸によって、あるいは襲撃のために待機していたハイブリッド生物の群れによって、都市の街路や幹線道路が封鎖されてしまうのを目の当たりするだろう。残虐なる教団が彼らの敵に下す裁きの鉄槌は真に恐ろしいものである。 教団の武装した大規模な狂信者たちは民兵同然そのものであるが、数の力と狂信的な献身は銃撃戦において彼らの潜在的な獰猛さを発揮させる。高い脅威を持つ対象には、正確な同時多発的な襲撃が敢行され、教団はその成功のために必要なすべてを熱心に準備し続ける。 パトリアークの不可聴の号令により教団の突撃部隊が隘路や通気ダクト、格子窓、そして感染した作業員によって道が作られた隠し通路から現れる。隠し通路は教団の作業員によって作られ、襲撃の日に備えてその存在は秘匿されている。 敵の指揮官を襲撃するために現れる「アコライト・ハイブリッド」は、兵器のように変異した自らの体で襲いかかり、歯を鳴らして金切り声を上げる。プリムスが特別の脅威として指定した敵、例えば「修道聖女会」(アデプタ・ソロリタス)やスペースマリーンは、教団全体の中でも最も凶悪な戦士である、「パトリアーク」自身を守護する第五世代のピュアストレイン・ジーンスティーラーによって攻撃される。 完成された破壊機械の如く、教団の攻撃は一体となっている。その攻撃を撃退できる軍勢はほぼ存在し得ない。 目次に戻る 信仰の諸惑星 [部分編集] 「あまりにも長きに渡り、私は自らを失い、闇と無為の終わりなき円環のなかにて閉じ込められていた。単調な労働を繰り返すばかりの毎日。 居住ブロックにて目を覚まし、再精製ペーストを食べ、自分のステーションまでとぼとぼ歩き、指から血が出るまで働き続ける。私の唯一の楽しみは、遺跡採掘ステーションに掲げられし、自動蝋燭の揺らめく炎だけだった。 あるものは高く、あるものは低く。私の父はこの灯りの下で死に、そのまた父も同様であった。 そして私がその暗闇の中で迷いしとき、祝福されし夜明けが私に訪れたのだ。迷いし先で私は救世主の口づけを受け、新たな人生が幕を開けたのである。」 ハイドラ教団四級書記官 ゴンサ・ゼレン 【概要】 〈帝国〉は数多くの惑星を領有し、数え切れぬ星々がジーンスティーラー・カルトの呪いの魔の手に堕ちた。人類の居る場所はどこであれ、そこには捕食される生命体が存在することに他ならない。 〈人類の帝国〉に住まう仔羊のような臣民たちは、ティラニッドの寄生生物たるジーンスティーラーにとっては最高の寄生先である。人類は宇宙を航行するに足る文明を有しているが、しかしながら彼らはジーンスティーラーが繁殖する、暗黒で汚染された場所に自らを導いてしまう尊大さと好奇心が合わさった野望を克服することは叶わない。 それを行うことは時に禁忌とされ、たとえその過程で恐怖や危険が明らかになり、あるいは完全に阻まれているにもかかわらず、人類は銀河の隅々まで入植を行おうと試みる。人類の世代間のタイムスパンが相対的に短いことも相まって、この傾向はティラニッドにとって人類が最高の被食生物としてたらしめている。 広範に拡大する人類の入植地と、それ故にほとんど無尽蔵に供給される人類の数は、全てのパトリアークを単一の目的に結合する集合意識体の注意を当然引き付けるのだ。 【教団の異能者】 人類は多くのサイキック能力者である 「異能者」(サイカ―) を有しており、彼らはかつてないほどまでその数が増加している。 異能者はあらゆる種類のジーンスティーラーの生態にとって、種のサイクルの過程を経て現れるために必要不可欠な存在だ。 〈人類の帝国〉では臣民らのなかに非公認の異能者が存在した場合、惑星の政府に拘束される。その後、銀河逓信局が運営する〈黒き御船〉に強制的に乗船させられ、然るべき役目を追うことになる。 しかし、そうした異能者の中には、 “測定・固定化の見込みが全くないと判断された異能者” が存在し、 それらの異能者が使用するサイキック能力の多用は、〈大亀裂〉発生以降この数千年間で増加の一途を辿っている。 銀河規模の厄災の危機にもかかわらず、創生されたジーンスティーラー・カルトは 未訓練の異能者を積極的に教団へと連れ込み、彼らが「メイガス」となるための道を開いていく。 教団の戦争指導者は、寄生惑星において精神に作用するパトリアークの影響力をさらに拡大することで、教団を勝利の道へ続く新たな高みへと導いていく。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P13 イラストより 【〈帝国〉内における事例】 文明化惑星 「過密惑星」(ハイヴワールド)を始めとした文明化惑星では、しばしば大量の輸入需要と安定した輸出を行うのに人口を有しており、ジーンスティーラー・カルトにとっては格好の標的となる。そのような場所の交易寄生と保安は厳重であるにもかかわらず、一隻の致命的な船を入港させるというたった一つのミスでさえ汚染の種がまかれる。 そして一度その種がまかれたならば、無数の方法でそれは育ってくのである。それが端緒となって、これらの星は緩慢に広がる教団を、宇宙のいたる所で見られる加速した種のサイクルに押し込むだろう。 封建惑星 「騎士惑星」(ナイトワールド)などの〈帝国〉内に存在する封建惑星では、国王や女王の言葉は法そのものだ。君主がジーンスティーラーの遺伝子に寄生された場合、奇妙な悦楽や不穏な失踪、そして不自然な変化が常に続く。 大半の中世レベルの文明を持つ惑星は技術的にもほとんどなにも有してはいない。農民や騎士団は、廃棄された迷宮や納骨堂、入り組んだ洞窟、そしてうっそうとした森林からジーンスティーラーが現れて襲われる。 突如現れ、鉤爪を有した怪異から自らを守るために惑星の住人は、迷信深い儀式、剣、そして盾を持つに過ぎないのである。 死地惑星 〈帝国〉の惑星には「死地惑星」(デスワールド)として分類されている非常に危険な惑星が数多く存在している。それらの惑星の環境は生命にとって忌むべき過酷さを有している。 多くの人類の戦士たちの一団が、これらの惑星を極度に過酷な訓練のために用いることがある。多種多様な恐ろしい動植物に彼らが直面する中、ピュアストレイン・ジーンスティーラーが忍び寄ることにかれらは気付くことはできない。 いくつかの訓練グループは感染し、彼らの内に潜む破滅と共に彼らの部隊は元居た場所へと帰還し、彼らが防衛するために送られる次の惑星に感染が持ち込まれるのである。 農業惑星 機械化された設備を有する教団は、特に「農業惑星」(アグリワールド)においては開かれた場所で勢力を拡大する。地区の少なくとも85%が軍用糧秣、水耕栽培、家畜、食用藻、そしてサボテンの森の育成のために割かれているこのような惑星は、際立って人口が多いわけではない。 しかしながら、広がりゆく大都市圏では多岐に渡るジーンスティーラー・カルトの組織にとって「食料貨物」を他の惑星に送るという最高の名分をほどなく有することによって、それらを容易に犠牲者たらしめているのである。 帝国防衛軍 〈帝国〉の惑星のほとんどは何らかの方法によって軍事化されているが、いくらかの惑星は帝国防衛軍の連隊と資材の生産を完全に委ねられている。ジーンスティーラー・カルトはこれらの惑星を他のどこよりも優先的に感染させようと試みる。 この戦術は、初動が成功したとしても多くの場合高いリスクが伴うにもかかわらず、武装した兵士と資源を自らの教団に加え各々新たな兵舎や基地を汚染することで、彼らは未来の反乱を成功させる可能性を劇的に高めている。 後進惑星 蛮族の教団は帝国の非文明惑星に存在する。行進惑星は火薬発見以前、あるいは鉄器時代以前や石器時代の技術レベルに後退した惑星においては、ジーンスティーラー・カルトの設立、成長は実にシンプルである。 すなわち、強力な武器や進んだ技術、あるいはそれらを複合する道具を持ちこむことで、ジーンスティーラーは惑星の住民から神の如く崇拝される。一方で、そのような惑星に対する創生感染はほとんど起こることがない。 なぜなら惑星降下を行ったピュアストレイン・ジーンスティーラーは幾度となく自らが狩人であるだけでなく、仮の獲物になってしまうこともありうるからだ。 礼拝惑星 「帝国聖教会」(エレクシアーキー)による信仰の力にもかかわらず、「帝国宗務局」の惑星もジーンスティーラーの呪いから免れることはできない。聖職者のローブは多くの変異を覆い隠すことが出来、さらに低層地区を埋め尽くす迷宮のように入り組んだ納骨堂や地下墓地はジーンスティーラーのように適応力に秀でた生物種にとって徘徊するのに理想的な場所である。 ジーンスティーラーの口付けを受けた人類は依然として他の修道士らの中で彼らと同じように動き皇帝への崇拝を叫び続けるだろう。しかし実際には彼らの行動は遥かに邪悪な目的を促進させるものである。 自由開拓者 自由開拓者が自らの旗を立てる場所はどこであれ、彼らが言うには、即座に下層民の群れがそれに続いて押しよせてくる。帝国の境界線上では年々、皇帝陛下の御名の下に新たな惑星の領有が宣言されている。 そこでは、立法者や「高等裁定局」の法務官などは単なるうわさの上の存在に過ぎない。ジーンスティーラー・カルトが開拓惑星において完全にその実を結ぶために長い時間を要するにもかかわらず、その惑星における文明の萌芽の開始によって、全ての社会階層の人々を容易に感染させることができるのである。 目次に戻る 教団の武装蜂起 [部分編集] 「虚空そのものの名のもとに剣を取る者は幸いである。彼は真に死ぬことはないからだ。もし約束の日がいまだ来たらずとも、彼の名は後に続く者たちの心と記憶に英雄として刻まれることだろう。そしてひとたび幸いなる夜明けが訪れたならば、彼は神々と共に戦い、真の合一を果たすのである。」 〈物乞い王子〉教団のクラマヴァス “銀の口”テーサス 画像出典:ゲーム「Battlefleet Gothic Armada II」より 【概要】 最初の混成種が生まれたその時から、教団は星々をまたぐ規模の反乱準備を開始する。しばしばその世代継承が臨界点に達する前に、大規模な軍事介入を引き起こし得る他の要因が存在する。 教団の主の計画から逸脱した者に対しては苦痛が降りかかる。そのための戦士が蛇の如く素早く襲撃し、彼らの復讐は恐るべきものとなる。 ジーンスティーラー・カルトは自らの繁殖を最も重要なものとして位置付け、通常彼らは思いのままに武装行動を行うような事をしない。無論、例外は存在する。 〈帝国〉の崩壊寸前である組織の中において、たとえ水も漏らさぬ計画であっても実際に長期に続くことはない。各々の紛争や敗北、そして災害はその組織の中で処理される。 時には無謀な権力奪取や逸脱行為によって、帝国当局による調査に教団が暴かれてしまうこともあるのだ。 【暴かれし教団】 もし高等裁定局からの査問、あるいはより悪いことに異端審問官による調査がメイガスや彼の手下の来訪によって解決しなかった場合、教団は即座に「特務機動部連隊」(ミリタルム・テンペストゥス)から「デスウォッチ戦団」の攻撃部隊に至るまであらゆる攻撃を受けることになる。この攻撃の熾烈さは、ジーンスティーラー・カルトを一片に至るまで駆逐し、惑星地下の教団中枢をも揺るがし得るほどの規模であるが、一体の教団員やジーンスティーラーを逃すだけで教団を再建することが可能だ。 しかし、このような粛清が起こることは滅多になく、教団の感染拡大は影に包まれており、〈帝国〉の無秩序な拡大の混乱の中で無数に存在する場所から、その一つを発見することは困難を極める。教団の構成員によって集められた寄生惑星の住民に対して彼らは、多数の優位を有しているのだ。 社会の下層から集められた住民は潜伏に最も適した場所を既に熟知しており、一方で上層階級出身者は彼らの痕跡を容易に隠蔽だけの影響力を持っている。時間と共に、教団の拡大はその教義を一つの社会層から他の階層へと伝播させていく。 複数の種のサイクルを有する主だった教団は、下水労働者、雑用夫、弁護士、そして高等法務官やハイヴシティー尖塔の主に至るまでを支配下においている。武装蜂起の当日には、惑星上の全ての感染した構成員が団結して行動を行い、争乱と破壊活動の発端となる教団の突撃隊として結束する。 侵入することは不可能であるとされていた軍事標的を排除するこの広範囲な攻撃は、数百もの惑星を徹底的に破壊する事を証明してきている。すなわち、適切な場所で極めれ念入りに準備された叛徒らのために惑星のインフラ転覆させられ、わずか数日のうちに全てが破壊し尽くされるのだ。 【教団の軍師】 全ての計画は、各遺伝子宗派の「ネクソス」によって綿密に統合され、彼のシミュレーションや戦術分析、一元的に指揮された戦闘計画は彼の同胞たちに必要不可欠な優位を与える。情報流布と犠牲者の通信妨害双方に長けた「クラマヴァス」との連携の中で、ネクソスは彼らの常に適応変化する計画をより大勢の群衆へと伝達する。 しばしば計画が失敗したとしても、〈帝国〉の巨大な構造体がしばしば自らを防衛したとしても、ネクソスは異なる媒介体に沿って勝利のために攻撃を行う。スペースマリーンの降下部隊が教団の攻撃を妨害するために派遣されたのを知らせる副官「ジャッカル・アルファス」の声を聴いた時、おそらくは彼らは地中奥深くに資源を再配置するだろう。 彼らはロックグラインダーに命じて道路を封鎖させるか建物を爆破することで、機甲化された「アデプタ・ソロリタス」のバトルシスターの大規模な強襲を妨害するだろう。簡潔な命令と一瞬の決断でもってネクソスは、教団が一体となって撤退させしまうよう命令を下すが、その実、他の場所を襲撃するための即興の計画や適合するような戦略を練り上げる。 彼らは肉体と精神が連結されているため、他のいかなる軍隊よりも優れた組織として機能する。彼らは思いがけない状況で教団が蜂起するために最適な時をより広範な次元で決断を下すのである。 【狂信者たちの軍勢】 戦争指導者となるプリムスは、彼らの同族の繁殖に対してより攻撃的なアプローチを実行する。遺伝宗派の「メイガス」が合図を送った時、彼らは母体となる教団から選抜した軍勢を集め、そして次にパトリアークの名の下に新たな惑星を獲得するための攻撃を開始する。 この攻撃はしばしば産業部門を襲撃すると見せかけて、既存の航宙路や輸入路を用いてジーンスティーラー・カルト信者らの寄生体を新たな惑星へと運び込む。貨物庫の暗闇の中で積み荷の自動搬送が音を立てて開き、そしてプリムスが彼らの同胞らを率いて進軍する。 この侵略が明らかとなった時、教団は素早く、そして圧倒的な力で攻撃を敢行する。もし彼らの強襲が即座に敵を排除することに失敗したなら、彼らは松明の中のアブラムシのように四散し、再集結を行う前に、彼らの新たな領域の暗部で待避所を捜し求めるだろう。 【外部の襲撃】 寄生先の惑星が外部の軍勢に攻撃される時もある。すなわち、「ブラド」の移住や「デュカーリ」の襲撃、「オルク」の〈いくさだァァァア!〉、更には〈歪み〉の裂け目から襲撃してくる「渾沌の軍勢」などが挙げられる。 ほとんどの教団は潜伏し、嵐が過ぎ去るのを待つに甘んじる。 だが、もしこの侵攻が彼らの利益を直接脅かすのであれば、彼らは巣を突かれたスズメバチの如く自らを守るために戦う。 破局の瀬戸際にある惑星は、ある異星人の一団から守ってくれたばかりの彼らの救世主が別の、そしてより邪悪な脅威を具現化するものであったに過ぎない、という事に気が付くのである。 【決起の時】 全てをうまく行うために、教団は蜘蛛の如き忍耐でもって彼らの時を待ち、今まで以上の領域に感染を広げることで何世代にも渡り最後の戦いのための準備を行う。 全てが用意できたのならば、秘匿された入り組んだ教団の軍勢が姿を表し、惑星は無秩序状態へと陥る。 教団が寄生惑星を征服すべく決起した際、しばしばティラニッドの巣窟艦隊は無数の生体艦で空を埋め尽くす。ジーンスティーラーとその同族は異常な欲求に統合される。 すなわち、殺戮や破壊を引き起こし、動揺させ、そして惑星の片隅に至るまで恐怖を拡大させるという欲求である。 全ての信徒が知覚していた教団の創始者による精神の口付けを彼らの血の中で感じ取り、ネオファイトが宗教的情熱の絶頂の中で犠牲者の四肢という四肢を引き裂くことで、抑えきれない殺害の欲求を鼓動で感じ取る。 巣窟艦隊の襲撃という悪夢が降下してくる時、小さな教団でさえ惑星の防衛を粉砕し得るのである。 【教団惑星】 ティラニッドがいまだ数百年後に現れる距離まで離れてるか、あるいは全く影も形もなかったにもかかわらず、パトリアークの系譜によって惑星の支配が主張された結果、はるか以前にジーンスティーラー・カルトに征服された惑星が存在する。それは単純に、支配を拡大させる途中で彼らを監視する敵を退けたか、あるいは彼らを求める巣窟艦隊が失われた事をパトリアークがサイキック能力で感知したため、彼らの蜂起が早期に発生したことにもよるものだろう。 巣窟艦隊から切り離された広範な猛攻撃の一部として、教団は自身の策略を通じてその支配を主張しなければならなかった。 これらの教団は幾つかの点において〈帝国〉にとって最も危険な教団と化す。 すなわち、ウイルスが新たな宿主に拡大するかのように、彼らは何としてでも自らの神との再接続する望みの中で、遥かに広範な領域へと精力的に破壊の種をまく。 彼らの母星を司令基地として用いることで、彼らの手の届く範囲にある全ての惑星に生物を潜入させ、侵略軍を潜伏させる等のあらゆる方法を用いて成功を繰り返す。 そのような教団によって征服された星系全体は、 ティラニッドの巣窟艦隊にとって最終的に来訪し、その全てを吸収するのに十分な強さとなるサイキックの灯台となるのだ。 目次に戻る 異種族(ゼノ)への影響 [部分編集] 【概要】 ジーンスティーラー・カルトの汚染は人類だけではない。 この銀河に住まう異種族(ゼノ)にも悪影響を及ぼしている。 ピュアストレイン・ジーンスティーラーは、産卵管を通じてティラニッドの遺伝子を異種族に移植する方法を取る。だがそれにもかかわらず、ピュアストレイン・ジーンスティーラーは自らの遺伝子を、後にハイブリッドを生み出すための必要不可欠な生体構造を有するいかなる生物にも埋め込むことができる。 人類の星間領域に対する膨大な年月に渡る侵入の結果、「オルク」や「グリート」、「クルート」や「アエルダリ」、「タレリアン」、そして「タウ」といった種族の中にさえジーンスティーラー・カルトのコロニーを作り始める。ジーンスティーラーは 彼らの呪いを広く遠くまで拡大させるために、宇宙で活動可能なほどに十分に知的でかつ二足歩行可能な種族を寄生のターゲットとして選ぶ傾向がある。 また活動を行う場所も、ジーンスティーラーの感染を防ぐには手遅れとなるまでその拡大を秘匿するのに十分なほど過密した居住地を最適な目標とする。 【多種多様な寄生】 ジーンスティーラーの寄生は必ずしも成功するわけではなく、 異種族によっては寄生が失敗する例も少なくない。 例えばオルクを始めとした「グリーンスキン」種族は、寄生された個体に対して違和感を感じ取る能力を有しており、 グリーンスキンは寄生先としては不適格であるということが判明している。 また、「タウ・エンパイア」に所属するクルートの社会は、フェロモンを媒介する能力や彼らの進化を導く「シェイパー」の知恵に由来する。クルート社会における感染した構成員に対する忌避感は、クルートもグリーンスキン同様に寄生先としては適さないということを意味する。 一方で、「クラフトワールド」や「デュカーリ」を始めとした アエルダリは非常に長い妊娠期間を有しており、単純に彼らは成長可能な宿主にはならない。 加えて、クラフトワールドに住まうアエルダリのサイキック能力は非常に発達したものであって、彼らはしばしば呪いの影を自らが発動し得る前に発見し、そして適切にそれを回避してしまう。 そして、タウは「エセリアル階級」との接続を有しており、ジーンスティーラーによる感染を困難にたらしめている。これらの異種族は感染が困難なため、 人類のみが多種多様で統率の取れない文明のために理想的な寄生先をジーンスティーラーに提供しているのである。 目次に戻る 巣窟艦隊の降臨 [部分編集] 「祝福されし真実を見よ!そして汝のあらゆる働きが今こそ実を結ぶ。その何物にも代えがたき私腹を味わうが良い。数百年に渡る我々の努力は、全てこの瞬間のためにあった。疑うならば天を仰げ!空を異形なる天使たちが覆い尽くしているこの壮大なる光景に息を呑め!〈星の御子ら〉の到来をだれが否定できるというのか?銀河の真実が誰の眼にも明らかなものとなった今、誰が我らを狂人呼ばわりできるというのか?」 〈星の救世主〉のプリムス アナスラシア・グーリック 画像出典:画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト7版」(codex Genestealer Cults) イラストより 【概要】 ジーンスティーラー・カルトの組織の中にあって全ての行動と言葉は、敵味方を等しく飲み込む破局という最終目標への次なる一歩である。狂信者は彼らの恐るべき計画を達成し、彼らが征服するための非常に緻密な行動を遂行した惑星は全てが、その大気ですら、 彼らの究極の主である「ティラニッド」によって奪い去られる。 教団が寄生文明にさらなる触手を伸ばす時、それは大いなる 「昇天の日」 に備えているのだ。たとえそれが数十年、時には数百年かかろうとも、遅かれ早かれサイキックの「影」は教団が広まった星系へと来訪する。 それは完全な絶望の最初にきたす兆候となる“〈歪み〉を侵食する影”現象なのである。 【大いなる兆候】 初めに、この影響による奇妙な現象が予言者を狂気に陥れ、〈歪み〉の力と交信した人々の間で無秩序な恐慌が巻き起こる。あたかも久遠の暗黒が再び訪れたかのように「星辰波」(アストロノミカン)の灯が薄れ、そして星々の間を這いずり回っているサイキックの瘴気によって完全に包まれる。 そしてこの時、現れた闇によって破滅が約束される。〈歪み〉を侵食する影の超常的な覆いは、帝国の他の領域からその星系を切り離す、すなわち救援の派遣や退避に加え、「皇帝陛下のタロット」を頼りに洞察を得ることさえもが全く不可能になるのである。 その時初めて、驚異の源が暗黒より現れる。星の光が天体で反射し、夜の空に無数の点として現れる。最初はそれらの天体が美しいものに見えるが、それらが近付くにつれ、その並外れた醜悪さが明らかになっていく。 それはティラニッド種族の生体艦隊であり、光をもたらすのではなく全てを喰らい尽くすために来訪したのだ。 【予言は成就された】 ジーンスティーラー・カルトの教団はこの絶対的な脅威の到来を、長く待ち望んだ予言の成就とみなす。人類の圧政から解放されたパトリアークの同族を信仰する彼らは、ここでその信仰を高め、自信を永遠の光の中へと昇華しようとする。 絶頂の最中にある教団の真の信仰者たちは、この夜明けに至るまでは常に暗闇の中にいたという事を互いに語り合う。彼らの献身的な熱狂が新たな高みへと到達したとき、祝福の言葉と勝鬨の如き叫び声が街路に鳴り響く。 「ティラノサイト」が空から生体の隕石となって降り立つとき、狂信者らは彼らの旗を高らかに掲げ、この御使いの一団の関心を引き付けることを願うのだ。 【大地に降臨せしティラニッド】 生体艦船の巨大な種嚢が、金切り声を上げる刃の四肢を持った猛獣を吐き出すために開いた時、狂信者らの心に疑念の種が這いよる。異星生まれの救世主という概念に向けられる彼らの信仰は尚も揺らぐ事く、狂信者らは降り立った救世主と共に戦う。 寄生惑星の住人を切り裂き食い尽くすために、ティラニッドの侵略者はキチン質と牙の大波となって陸地を押し流す。各々の種を導く集合意識体によって、ティラニッドの大群は狂信者らを餌とは見なさない。 最初にティラニッドらは「脳幹個体」(シナプスクリーチャー)によって完全に見過ごされ、狂信者らと共闘戦線を張る。 この短くも、無知な幸せに浸るわずかな間、狂信者らはティラニッドの同盟軍として戦うのだ。 【狂信者らの末路】 “教団の敵”が滅ぼされた時、ジーンスティーラー・カルトの狂信者らは遂に星を隔てた家族が勢ぞろいしたという祝福と歓喜の中で、彼らの遠き同族の抱擁を受けることを熱望する。彼らは腕を広げるが、 しかし、彼らはまもなく四肢という四肢をティラニッドによって引き裂かれる。 武器の形をした沸き立つ雪崩へと歩み寄る。その時初めて教団の真の愚かさが、この破滅的な真実を目撃した人々の胸に突き付けられる。 教団の雰囲気は、飼いならされた犬の如き忠実さから恐慌へと急変し、最後の救済は教団の内外双方からもたらされる。 かつて狂信者だった者らは崇拝していた彼方から来るものは災厄の裏切り者と化す。 パトリアークに救いを求めた者は、代わりに死がもたらされる。その意識は今や大いなる集合意識体に完全に包摂される事によってその生物はティラニッドに、すなわち銀河を喰らい尽くすのみを望み、虚無を渡る超有機生命体の名もなき細胞の一つとなる。 惑星の防衛が蹂躙されるや否や、パトリアークとその種は彼ら自身の子孫を攻撃し、不信の念を息を詰まらせながら死んでいく彼の助言者や、信頼すべき手先たちを邪悪なる鉤爪が貫く。寄生惑星に生まれ落ちたピュアストレイン・ジーンスティーラーは彼らの献身的な両親たちに躊躇なく襲いかかり、荒れ狂う鉤爪で虐殺し、喰らい尽くすのである。 この悪夢の展開を生き延びた教団の構成員たちは命かながら逃げ出すことを試みるが、しかし彼らはそう遠くに逃げることはできない。ティラニッドの胞子の雨は激しさを増し、そして惑星それ自体が分子レベルで変異した毒の地獄と化す。 他の惑星住人と並んで、狂信者らの死体はティラニッドのファージ体に食い尽くされ、そしてその肉は地表で沸き立つ酸性の消化プールに吐き出される。そこで彼らは吐き気を催す溶解物へと分解され、上空の生体艦船へ向けてうねる毛細血管状の塔によってそのままの形で吸い上げられていく。 寄生惑星の住民と教団の寄生物は、最終的に一つに作り替えられ、彼らの肉体はこの終末的悲劇の最終章へと融合する。 【支配を広げし教団】 銀河の至る所で発生するジーンスティーラー・カルト全てが、彼らが崇拝したティラニッドの恐るべき生物に呑みこまれるというおぞましき終焉に直面するのではない。いくつかの蜂起は無意識的に、ティラニッドの生体艦隊を誘引するサイキックのオーラを送信していた事で知られている。 とりわけ〈歪みの嵐〉によって虚無に投げ込まれるか、標準的な艦隊による戦闘に巻き込まれるか、あるいは超新星爆発のような暴威を振るう天体現象によって消滅した艦隊に対して送信が行われていた。これらの教団は何度も繰り返し繁殖を試み、パトリアークとその同族によって完全に支配されるまで、彼らの種のサイクルが遥かに寄生惑星を消耗させ続けた。 そのような惑星は、複数の星系やさらにはセクター全体に広がる感染拡大網の中枢となり、二度と現れない運命の道に備えている。その時彼らは別の集合艦隊を誘引する。 彼らが寄生する領域を思うがままに支配するその時まで。 目次に戻る 主な教団 [部分編集] 「公子の甲殻に純血の軟膏を塗布せよ。そしてその鉤爪に敬意をつけて口づけせよ。しかしそのとき呼吸をしてはならない。汝の定命なる不徳によってその神聖なる霊気を乱してはならぬ。彼と〈星々の父ら〉の交信を妨げぬよう、久遠の聖歌を静かに唱えること。そして戦いの時来たらば、恐れることなく彼に従うのだ。異種族的純血ゆえに、彼は教父様を除けば最も虚空の心理に近い存在なのだから。」 遺伝宗派“鋭い鉤爪”における装飾の儀式 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P34,P35 イラストより 【概要】 ジーンスティーラー・カルトの力の一つは多様性である。ジーンスティーラーが膨大な生物種に感染し得るのと同じように、必要に応じて新しい形を彩り、自らを改良することで教団はいかなる生態系や環境にも拡大し得る。 「四本腕の皇帝陛下教団」(カルト・オヴ・フォーアームド・エンペラー) 「地下に隠れたる者ら、一つになりて立ち上がるべし」 【シンボル】 教団の印章である竜の形をしたオリジナルの模様は、〈帝国〉の百の惑星にばらまかれ、書き記され、刻み込まれ、ラクガキで書かれた。敬意の証として、〈四本腕の皇帝陛下教団〉は彼らの始祖が遥か昔にデスウォッチに殺害されたにもかかわらず、尚もトリスト一族の採掘班の産業紋章を祝賀している。 「極限の宙域」(ウルティマ・セグメントゥム)の至る所で、彼らと同じ種類の旗を用いた多くの感染が存在する。 【教団の信条】 ゴーサー・クィントゥスのトリスト採掘一族を源流とする「四本腕の皇帝陛下教団」は、長きに渡る計画と恐るべき奇襲を実行に移すまで、地下奥深くにて辛抱強く待ち続ける。教団員の中には蜂起の日まで完全なる暗闇の中で過ごすものもいるのである。 運命の日が訪れると、こうした洞窟住民たちは自らの野蛮さを解き放って攻撃するのだ。 【概要】 〈四本腕の皇帝陛下教団〉は狡知策略に富み、非常に忍耐強い特徴を有する。 彼らは地下からの襲撃の達人である。 彼らの献身的な道の一つがどこで開いたとしても、千を超える彼らが地中に潜伏し、殺戮のために立ち上がる準備を行う。 〈四本腕の皇帝陛下教団〉の指導者は昼夜問わずに戦い続ける。それぞれの地下ネットワークのポテンシャルを最大限活用し、最近新たに建設されたエリアへの計画を修正するために、彼らは自らの及ぶ範囲にある全ての建物や都市の設計図を探し求めた。 結局それらの記録を全てを抹消する事と、同族以外でそれに巻き込まれた者をどこかに送るか、あるいは殺害するのを確かにする結果となった。予言者たちは彼らの触手を社会の全ての階層へと伸ばしたが、他のどの地上の住人よりもその地に詳しい対抗文化集団や反体制分子を特に利用した。 〈四本腕の皇帝陛下教団〉は真に恐るべき存在である。全ての教団の中で、この地下住まいの同胞たちは爆破や弱体化工作、そして地下からの襲撃の技術を最もうまく利用した。 彼らは工業化された彼らの戦術を有しており、その間に転向させた膨大な、鈍重な〈帝国〉の労働力の矛先を彼らの主へと向けさせた。彼らに対する攻撃はシロアリの巣を蹴るようなものであった。 すなわち地上を駆け回ったところで、それは迷宮のように潜む巣穴から突然涌き上がってくる生命体の膨大なコロニーの、最も小さな断片でしかないことに気が付くのみであった。 【謎の失踪事件】 680.M41(西暦40680年)、惑星「ゴーサー・クィントゥス」の地表ではジーンスティーラー・カルトの恐るべき汚染が初めて帝国当局の正確に知るところとなった。異種族による〈帝国信条集〉(インペリアル・クリード)からの逸脱の痕跡の調査を行うため、高名な異端審問官「チェグリン」が特務起動部の部隊を率いてこの惑星に現れた。 彼は危険を冒し、「グレート・ピット」の名で知られる惑星最大の鉱山入植地へと赴いた。そのさらに深部でチェグリンが発見したのは、さらなる背教の証拠であった。 奇妙なことに、チェグリンの最後の通信は全てが順調であることを告げていた。何世代にも渡る模範的な歴史の中で鉱山入植地を束ねる「トリスト」一族に委任すべきである、と彼は結論付けていた。 この異端審問官は信頼と尊敬を集める〈純血の団〉の団員であったため、誰もそれ以上疑いを抱かなかった。チェグリンの随行員が何らかの不審点に気が付いたのはちょうど一年前のことであった。 すなわち、異端審問官はすでに失踪し、彼の最後の文章は通常彼が通信に用いる形式ではなかったという点に。異星人の存在の恐怖に対して、デスウォッチ戦団のスペースマリーン5人によるキルチームが極めて危険な調査の追跡任務に派遣されたが、しかも彼らもまたグレート・ピットの謎に呑み込まれた。 鋼鉄の意思を持つウルトラマリーンの教戒官(チャプレイン)「オルタン・カシウス」が彼自身の手で選抜したデスウォッチ・キルチームを召集した時のみ、〈帝国〉は「ゴーサー・クィントゥス」より帰還した。砲火と怒りによって彼はトリストの隠れた陰謀を守る隠匿と偏向の網を断ち切り、彼の信念は最良の武器である事を証明した。 教団の変異した労働者らは襲撃のために移動し、デスウォッチが危険を冒して更にピットの奥へと層を進むたびに、邪悪な真実が明らかになった。チェグリン自身は発見されなかったものの、彼の「サーボ・スカル」が保持していた多くの写真を、カシウスと彼のキルチームが少しづつ収集していた。 【邪悪なるトリスト一族】 トリスト一族に汚染された惑星の深部を調査する最中、キルチーム・カシウスは数百のジーンスティーラー・カルトの狂信者と戦いを繰り広げた。彼らは生還したにもかかわらず、スペースマリーンたちその身の毛もよだつ試練によって変化した。 そして〈帝国〉も一応曲がりなりにも変化した。オルタン・カシウスは断固とした信念であらゆる面でティラニッド種族の偏執的な敵となり、数多くの教団の感染を根絶するためにデスウォッチや〈純血の団〉との緊密な連携を行った。 何故ならばゴーサー・クィントゥスの発見の中で最も衝撃だったのは、教団の中枢に潜むジーンスティーラー・カルトのパトリアークではなく、トリスト一族が送り出した悪事の証拠のホログラフであったからだ。デスウォッチはその危険性に気付いていたにもかかわらず、〈大亀裂〉の拡大によって帝国全体への通信は不可能ではなくとも困難であることが証明された。 トリスト一族は非常に狡猾であり、ゴーサー・クィントゥスの感染に引き続き、一族は効率的に〈帝国〉それ自体に敵対した。産業部門を装い、異種族に汚染されたトリスト一族はその呪いをゴーサー星系のみならず、「キャラドン」星域(セクター)全体、更にはそれを超えて拡散させた。 効率的で一貫した教団の信徒による断固たる活動を、“四腕の皇帝”の戦争指導者は何にもまして彼ら自身の勢力拡張のための道具であるとみなした。 【トリスト一族の影響力】 秘密裏の拡大に変わりに奥に潜ませた一人の密航者やジーンスティーラーの幼体を用いることで、〈四本腕の皇帝陛下教団〉はその構成員が積極的に補充される、工業生産の増加に心血を注いだ。ゴーサー・クィントゥスの帝国税は要求された水準より常に少なくとも20%より多く納税されており、基層から採掘される「アダマンチウム」がセクター内の他のいかなる資源よりも豊富であった。 全てのインゴットは強い後退を放つまで洗練され、トリスト一族の有する膨大な労働者によって注意深く貯蔵され、忠実に分類されていた。加えて、トリスト一族労働者は薄い粥と栄養剤のみで従順に生活しており、不満の発生は全く記録されていなかった。 〈帝国〉にとって彼らは模範的な住人に見えた。この事が惑星の帝国税報告を通じて、そしてその後には「帝国技術局」書記官による調査を通じて明らかになった時、「帝国兵務局」(アデプトゥス・ミュニストルム)はトリスト一族の労働者を彼らの手の届く範囲にある全ての採掘惑星に移住させ、そこでコンサルタントや効率の悪い住人が目指すべき労働者の手本として活動させた。 異端審問官チェグリンの調査以前に16の世代が繁殖し、幾千もの子孫が〈帝国〉の記録から欠落させながら、善悪双方の手段を通じてトリスト一族は、〈四本腕の皇帝陛下教団〉を銀河の半分まで拡大させた。彼らは非常に有能なであり、鉱夫であり、採掘夫であり、地中の探索者であった。 すなわち彼らはいかに暗黒の中で繁殖するかの術を熟知しており、彼らの欺瞞に満ちた秘密をいくつもの信頼の層の奥深くに埋め込んだ。彼らの影響力は、局所的な感染ではなく銀河全体の感染であり、全ての教団にとってそれらは大局的な思考家、〈影〉の中の陰謀家、そして彼らの王が来訪する方法を地ならしするために熱心に働く大臣なのだ。 彼らを追跡し存在を抹消するためのデスウォッチの最善の努力にもかかわらず、その巣穴は数百の採掘惑星へとハニカム構造になって広がっていた。彼らはアンダーハイヴや〈帝国〉の大都市の下水地区で繁殖を行った。 彼らの労働者は狭いメンテナンス用のパイプの中でせむし状になり、うだるように暑い熱導管や蟲に汚染された下水の清掃作業を、不平不満を漏らすことなく行った。彼らの工作員が秘密の通路に沿って動きまわり、狭いパイプ通路を腹ばいになって這いずり回ることで、彼らの標的へとたどり着き、気が付かれるよりも前に殺害する。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P20,P21 イラストより 「ハイヴカルト」 「暴君に対して銃をとる者ら」 【シンボル】 ハイヴ教団の象徴はタリスマンとして身に着けている。しかしその鋭い刃が教団の犠牲者の喉を切り裂くのに使われる時、致命的なもう一つの役割を果たす。 刃物のついた竜の形の象徴は、彼らが「ニュー・ギドラム」の帝国防衛軍連隊の種の同胞であるか、あるいは感染したハイヴギャングの同胞であるかを問わず、このハイヴカルトの全ての構成員によって所持されている。 この象徴そのものが典型的な「ナックルダスター」や投剣、あるいは短刀の形で武器化されている程に、このハイヴカルトは非常に軍事化されている。 それらは教団の道に立ちふさがる者を殺害する際にしばしば用いられ、メイガス、「ヴォッコー・マイ」によって最初に始められた“貴族殺し”を想起させる鮮やかな象徴となっている。 最初のハイヴカルトの旗はニュー・ギドラム第233連隊の軍旗を元に作られ、殺害された政治将校(コミッサー)から奪い取った戦利品のみならず、宗務局に属していた聖職者の頭蓋が装飾されている。 【教団の信条】 ハイヴカルトの兄弟姉妹たちは戦争の素人ではない。ギャング出身にせよ、あるいは〈帝国〉の軍事組織が変異したものにせよ、彼らは軍事組織として緊密に戦うのだ。 彼らは補助武装や転用された工業器具の扱いについて訓練を積んでおり、戦場においてはいかなる劣勢にあろうとも勝利を疑わず、奇妙なまでの規律と共に戦い続ける。 【概要】 ハイヴカルトは軍事的で、組織化された階層的な教団である。 それらは寄生惑星の犯罪社会や「ハイヴ・ギャング」達のみならず、彼らを徴兵する「アストラ・ミリタルム」(帝国防衛軍)の連隊にも浸透している。 ハイヴカルトにとって、武装する事と危険を伴うことは神聖なる義務なのである。ハイヴカルトの指導者は、彼らの新入りの中でもその来歴を問わずに戦士を優先して扱う。彼らの持つ理論は徹底している。 すなわち、剣、銃、そしてなによりも強力な戦車を扱えるものを転向させなければならないというものである。蜂起に対する彼らの寄与は、「昇天の日」において無上なものとなるだろう。 もし教団全体が〈帝国〉やあるいは、闇市場などがもたらし得る最良の武器によって十分に武装化し装甲化したならば、暴力の壮大なうねりの中であらゆるものを圧倒するだろう。〈帝国〉当局から奪われた一つの武器は、蜂起の日に二つ分の価値を持つ。 【ハイヴカルトの創生】 ハイヴカルトの創生感染は、〈帝国〉の「過密惑星」(ハイヴワールド)の至る所で、燎原の火のごとく広がるジーンスティーラーの感染の最もたる例である。惑星「ニュー・ギドラム」の過密惑星では汚染された地表の上に13もの古い「多層都市」(ハイヴシティー)を有していた。 これらの巨大で人口に造られた建造物の山々は、それぞれ数百億の人々が暮らしており、ハイヴ教団によって一つを除き全てのハイヴが征服された。「ハイヴ・タラネクス」のみが抵抗し、他の居住地の犠牲は教訓となった。 タラネクスの下層では幾度も包囲されていた時でさえ、その未来は実に暗澹たるものに見られた。ニュー・ギドラムにおける教団の発生は一連の儀式殺人によって始まった。 好戦的なアンダーハイヴのファミリーがピュアストレイン・ジーンスティーラーの種の周りに現れた。これらの異種族の標本は元々、偉大なる学芸員「ディノシス」として知られる自称“異種族の第一人者”から購入された。 それらは後に、彼らの敵に対する秘密兵器を探し求めるチンピラによって都市に密輸された。“最初の父”と名付けられたジーンスティーラーの元へと即座に連れてこられたギャング達は争いに参加し続け、速やかに彼らの敵に勝利した。 侵入し、拉致し、脅迫し、そして敵から窃盗し、ひっそりと着実に成長するという伝統的な方法に代わり、この狂信者たちは直接その喉元にかみついた。狂信者は次々と敵対しているギャングを虐殺していき、“下水”として知られる領域の大部分を支配した。 その下層部分で地盤を固めており、更に強大なギャングらがそこで起こったことを目撃し、そしてついに一時休戦してハイヴカルトに対する防衛にあたっていたが、狭いパイプから這い出て有毒物の湖を泳ぎ予期せぬ方向から襲撃してくる“最初の父”と彼の鋭い目をしたジーンスティーラーに直面した時、ギャングらは圧倒されてしまった。 【忍び寄る暗殺者】 その間にも、ハイヴの貴族社会は教団の獰猛な野望によって感染させられていた。教団のメイガス、「ヴォッコー・マイ」はこの作戦の中核であった。 彼は支配的な一族を少しづつ、彼のサイキックの影響力と並外れた魅力でもって支配下に組み込んでいった。しかしながら彼の策略を免れた一人の人物、日ごろから異種族様式の兜を身に着けている「スローン」という名で呼ばれていたハイヴの富豪が現れた。 暗黒の時の中で、ヴォッコー・マイは彼のローブを脱ぎ去り、そしてスローンの入浴中に鋭い刃状の教団のタリスマンでこの要人の首を切り裂いて暗殺し、彼の犯行声明として現場に残した。これはそのような幾多の殺害の最初の一件であり、マイの道から障害を取り除く広範な戦略の一部であった。 その半数が目撃されたのにもかかわらず、マイは決して捕らえられることはなかった。 【白い徘徊者】 これらの殺害の第一幕によって、白い徘徊者の都市伝説がニュー・ギドラムの貴族社会の中で生まれた。サンクトゥスとして知られるネオファイトの暗殺者を生み落とすのに十分なまで教団が成長した時、ヴォッコー・マイは工作員をハイヴの尖塔へと移す。 非常に強情であるが、強力なサイキック能力を有するが故に彼の策略に陥らない人物の暗殺を命じた。白い徘徊者の伝説は拡大し、ハイヴシティーからハイヴシティーへと広まっていったが、しかし実のところは幾人かの工作員が共同で事にあたったためであった。 時間と共に「ジーン・セクト」が13の古いハイヴシティーの内、12のハイヴシティーで設立された。そしてこの教団の拡大はそこでとどまらなかった。 【帝国防衛軍に広まる教義】 ニュー・ギドラムの主な人的輸出、それは熟達した「ローチワーム」の養蚕家や「帝国防衛軍」への徴兵は「日輪の宙域」(セグメントゥム・ソーラー)の外の惑星からその中心地までハイヴカルトの感染を拡大させた。多くの帝国防衛軍の連隊がこれら惑星のギャングから徴兵することによって、ハイヴカルトはさらに拡大を続けることとなる。 秘匿されたギャングの印章や皮下に埋め込まれた電子タトゥーは、ニュー・ギドラムの一族に対する忠誠を尽くす彼らが秘密裏に仲間を識別する事を可能とし、そして戦闘の合間に代表される非活動中の多大な時間の中で彼らの教義を広めていった。帝国防衛軍の途方もない膨大さ、そして彼らが戦った壮絶で激化する戦争は、ハイヴカルトが彼らに侵入したほとんどの戦場において政治将校団からの監視の目を逃れるのに一役買った。 ハイヴ教団に対して秘密裏に忠誠を誓った者は注意深く、よく訓練された兵士となるが、たとえそれが奇妙な側面の上であったとしても、帝国防衛軍の指揮官にとって歩兵の出身となる文化に対してほとんど関心を持たないため、誰もその経歴を深く追及する者はいない。帝国防衛軍はその人数の中に非常に多くの人種、慣習、そして様々な種類の帝国教義が存在しているため、教団のネオファイトや種の同胞たちにとって彼らの組織の拡大計画を秘密裏に促進させるにはうってつけの場所である。 【ハイヴカルトの反乱】 ハイヴカルトが惑星上で反乱を開始した時、星系内にいる多くの帝国防衛軍の連隊は、皮膚の上に竜の形を有している数千人のハイヴカルト信徒による蜂起を鎮圧するために派遣される。教団の工作員は彼らの連隊の中から裏切り、惑星地下から湧き出る大群と協力して戦うために機甲部隊や超重戦車でさえも転向させ、秩序を回復させるように命令された帝国防衛軍はほんの僅かな血塗られた数日間に撃破される。 彼らと共に戦う帝国修道会やスペースマリーンの軍勢は長きに渡って計画されてきた突然の裏切りを目のあたりにし、予告なしに死を迎える。ハイヴカルトの領域奪取のためのゾッとする効果的な方法は非常に成果を上げている事を幾度となく証明してきた。 軍事的な精密さを以て、彼の信者を統率し割り当てる、天賦の才を誇る戦略家のネクソスによって統合された彼らは、“最初の父”の声に合わせ勇敢に進む無数の集団を有している。彼らは戦闘艦艇や空中の資源、そして彼らが暗躍する戦場に到達するための方法に対する比類なきアクセス権を有している。そしてそれ以上に、〈帝国〉の大都市下層における幾千もの感染したギャングの働きによって惑星は地下から上に向けて脆弱化させられており、彼らは同時に全ての社会階層に対して攻撃を行うことができる。 幾人かは太陽星系それ自体がハイヴカルトによる脅威にさらされていると囁き、日輪の宙域における彼らの存在の報告はこれ以上に頻繁なものになっている。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P22 イラストより 「刃ありし歯車」(ブレイデッド・コグ) 「人類、機械、そして異種族の栄光ある団結」 【シンボル】 機械の中の異種族、「フェインミンスター・ガンマ」の人々の力の象徴、そして「帝国技術局」(アデプトゥス・メカニクス)の圧制に立ち上がりし全ての狂信者の象徴。 〈刃ありし歯車〉の狂信者は火星、すなわち赤い惑星に属する「工業惑星」の緋色に関する装飾を身にまとっている。狂信者たちの最も重要な戦旗には、己のためにエネルギーを求めた彼の妄執がフェインミンスター・ガンマの最初の反乱を引き起こしたテックプリースト「ドミヌス」、「オヴィド・スレンシオム」の遺骸が吊るされた。 これらは他は今やスレンシオムの工業惑星の上で、 「機械教団」(カルト・メカニカス) に対する勝利の象徴としてはためいている。 【教団の信条】 このジーンスティーラー教団は〈帝国〉の工業惑星群に勢力を広げており、その軍勢の中には数多くのサイボーグが存在する。彼らは人間と機械、そして異種族を組み合わせて最強の生命体を生み出すべく研究を続けており、その過程で生み出された教団の戦闘員は超自然的な耐久力を獲得しているのだ。 【概要】 〈刃ありし歯車〉の教団は、 可能な限り自らの体に施された人体改造の金属部分を生身の人体のままにし、ティラニッドの超宇宙的な生体によって更に強化させるために生まれた。 その構成員は 元「機械教団」の信徒が多く、自らの体を機械化したものに加えて、ティラニッドの遺伝変異を融合させる。 この人類と異種族の獣と戦争機械の偉大なる融合物は寄生先の帝国技術局に対する深刻な脅威であった。惑星「フェインミンスター・ガンマ」はかつては貧困の惑星であり、その住人は「偉大なる機械の歯車」と呼ばれていた。 その抑圧されし群衆が星々の彼方より来る新たな支配者の抱擁を受けて以来、その信念はうち棄てられ、隠喩的な歯車は武器へと変化した。フェインミンスター・ガンマはもはや銀河に広がる〈帝国〉の不当に虐げられた奴隷ではなく、新たな命令を発する司令塔なのである。 それはすなわち、冷酷なジーンスティーラーの名の下に、殺戮と破壊にその身が捧げられたのだ。 【圧制時代】 M41(西暦40000年代)後半、偉大なる節制者として知られるテックプリースト・ドミヌス、オヴィド・スレンシオムのマクロクレードはフェインミンスター・ガンマの地表に大挙して降り立つ。星々を跨ぐ彼らの機会確保の征戦を進めるため、そして彼らに随行する「クエスター・メカニクス」の騎士に補給を行うため、彼らは大規模な補給を求めていた。 フェインミンスター・ガンマはしかしながら彼らの創造に反し、近傍の「ヴァカダン星系」で開いた〈歪みの嵐〉のために異例の低エネルギー収穫量を記録しており、フェインミンスター・ガンマの貧弱なエネルギー生産施設の大半が人口光を維持するための緊急事態プロトコルで稼動していた。住民は、もし接近する〈歪みの嵐〉による悪意に満ちた光が人口の灯によって覆われているならば、誰もその天の現象を見ることがなく、ゆえに数えきれない住人が狂気と絶望から逃げられるだろうと思っていた。 1日中絶え間なく都市の光を確保するために悪戦苦闘し、惑星の貧弱なエネルギー生産地区をオヴィド・スレンシオムが発見した時、さらなる深宇宙への前哨基地を確保するという彼の望みは頓挫してしまった。彼の「フルグライト・アドバイザー」と協議し、スレンシオムは代わりにこの惑星の住人から豊富な「生体電気」を収穫することを決めた。 技術的調査がそれに続き、表向きは生体強化を行った者とそうでない者を目録上同等の水準に保ち、代わりに数万人の住人が帝国技術局のホールをよろめき、ほとんど昏睡状態になりながら後にした。 【帝国技術局への反乱】 住人の不満は次第に増幅していき、それが劇的に噴出し流れ出すことは否定できないぐらいになった。工業機械や、闇市場で取引された即席の武器や粗雑な銃器を用い、フェインミンスター・ガンマの奴隷労働者たちは、彼らを骨の髄まで使い潰そうとしていた機械教団のエージェントに対して蜂起した。 彼らは完全に打倒され、「エクスターミネーション・サーヴィター」部隊やスキタリのマクロクレードがこの最悪の奴隷反乱を根絶するために派遣され、彼のさらなるエネルギーを求める貪欲さに関わらず、スレンシオムは彼ができる限り多くの人命を救った。そしてこれが理由になって灰塵の中から新たな反乱の火種がもたらされた。 しばしの間、帝国技術局はその支配体制を回復したが、しかしその結果として生まれた抑圧と妄執の空気は、地下宗教の拡大にとって良好な土壌となった。 【総主教の降臨】 貨物船「レッドスパーク号」によって偶然にもピュアストレイン・ジーンスティーラーがこの惑星の地表へともたらされた時、拡大する解放の教団は即座にそれに続いた。この異種族生命体は異なる文化、あるいは異なる種族が存在したことの証と見なされ、その不安は明らかに帝国技術局よりも残酷でも暴虐でもなかった。 レッドスパーク号の乗組員は、彼らの奇怪な積み荷への崇拝に救済を見出し得ると断固として主張した。当初は緩慢に、しかし加速的に「新たな解放」運動の噂が住人を通じて広まった。 もはや狂信者たちは彼らの支配者同様の血も涙もない倦むことを知らない機械の一部となることに甘んじなかった。代わりに彼らは刃たらんとした。 惑星のテックプリースト「オーバーシーア」が彼らの労働者に刻んだコードの焼き印や電子タトゥーは、多くの場合不正な印字機によって、新たに出現した教団の象徴と合致するよう変化した。「万機神」(オムニシア)の歯車は、教義に定められ信仰深き構成員によって、ノコギリ刃状の脊椎を身に纏え、というスローガンの入れ墨が普及し、「機械崇拝」の教義の一つは衝撃を受けこの上なく冒瀆に感じるであろうメッセージを各々が有していた。 毎時に、フェインミンスター・ガンマの「フォージ・テンプル」は新たな戦車の一群や「サーヴィター・パターン」の輸送機を生産していた。それらも教団によって奪取され、反乱の印章で塗り潰されてしまった。 一般の住人は、〈刃ありし歯車〉教団の呪文の影響下に置かれ、パトリアーク自身の精神的な猛攻撃のみならず、多くのスキタリが教団の抱擁に編成された。彼らの電子追跡印章と「ノウアスフィア」のオーラは、侵入が妨げられているはずの多くの領域に侵入する事を可能にし、教団が障害なく拡大することを許してしまう。 これらの元機械教団に仕えていたサイボーグの新入りによって彼ら自身のクレードの同胞たちへ徐々に汚染が広がり、住民の残酷な救済の種がまかれていった。 【圧制者の死】 全ての状態が確信を持って勝利を示した時のみ昇天の日が発生すると、教団のネクソスとして活動したかつてのスキタリ・アルファによる徹底的なシミュレーションによる結論づけられる。数学的な正確性をもって、スレンシオムの「電子ファージ耐性」は転覆し、自身はサンクトゥスの生体変化弾によって殺害された事によって、教団の宿敵は死の間際に、解き放たれた肉体のお卒べき栄光を知ることが出来た。 その日から〈刃ありし歯車〉の種の一族は次の一連の残虐なる主人へとなり替わった。しかし彼らは、古い支配者とは比べ物にならない程の悪辣な軍勢に最終的に復讐される事になるとは未だに学んではいなかった。 【肉体、機械、異種族の融合】 〈機械教団〉が肉体と機械の融合を模索する一方、〈刃ありし歯車〉教団はそこに異種族の要素を融合させることを模索した。サイボーグ化された肉体には〈刃ありし歯車〉の様々な集団においてありふれた要素であり、ティラニッドが持つキチン質と融合した人間の骨と同じぐらい、金属とワイヤーと水圧機も彼らの生体を捻じ曲げてしまった。 各々の教団の蜂起を行う尖兵を組織したこの機械生体は、万機神に対する大変衝動的な冒瀆であり、火星の信仰心篤い「テックアデプト」や戦争用の「技能奉仕者」(サーヴィター)の一人を彼らの通路に留めることが可能であった。異星人と聖なる機械の真なる融合は不可能な目標であるが、ティラニッドにとってはその隔てりを融合させることは造作もない。 今や宗教的情熱によって憑りつかれた新たな妄執によって彼らの熱狂的な計画を追い求める〈刃ありし歯車〉は止まることを知らない。彼らは自らの神、すなわち、異端審問局の〈純血の団〉やデスウォッチ戦団には見慣れたものであろう鉤爪の生えた主枝に沿って機械的なハサミを持つ、爪の生えた万機神をシンボルとして描く。 自らの武器と一つになるまでの間苦痛の手術に耐えることで、幾人かは彼らの武器と彼ら自身の体を繋ぎ合わせさえした。教団の名において彼らの一心不乱さが破壊へと向けられるまで、他の幾人かは愚鈍なメイガスの、あるいはパトリアーク自身の催眠的な視線によって新たな命令を与えられるサーヴィターとしての生活を開始するのであった。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P24,P25 イラストより 「錆びた鉤爪」(ラステッド・クロウ) 「全てが腐り落ちる時、教団のみが生き残る。」 【シンボル】 この教団のシンボルは、不心得者とそれが作りし物を等しく呑み込む、金属を宿主とする偉大なる竜によって工業の歯車が呑み込まれていることを示している。また、この教団の旗には惑星「ニュージアム」最大の金鉱山における監督者であり、殺害された鉱石管理者「ルビオ」の外套によって作られている。 旗に掛けられた各々の金のペンダントは教団を抑圧した上層階級の死体からはぎ取られた物である。 【教団の信条】 〈錆びた鉤爪〉は、あらゆる存在は時と共に滅ぶと信じており、この銀河の不公正なる法則を生き延びる事をその目的としている。彼らの肉体もまた、その哲学と同様に堅固だ。 彼らは物質的な富には注意を払っておらず、ぼろ布やすり切れた皮服に身を包んでいるが、しかしその肌や、その下のキチン質は重厚なる木材のように頑丈である。 【概要】 “錆びた鉤爪”の幾多の困難を乗り越えた無骨な生存者は、彼らが〈帝国〉のアンダーハイヴの狭苦しい領域にいた時よりも遥かに廃棄物についての知識が熟知している。彼らは開拓者であり、流浪の民であり、そして廃棄物の試掘者なのだ。 “錆びた鉤爪”教団は常に各地を転々と回っており、定住拠点を持たない。その信奉者は〈帝国〉社会の中心に潜むよりむしろ、その周縁で繁殖を行う。 何故ならば拡張と入植のために教団が必要とするものは、それが何処であっても新たな「ジーン・セクト」や感染を助け得る新鮮な寄生先の住人であると彼らは証明しているからである。“錆びた鉤爪”教団は、この上なく忍耐強い弾力的な領域を喜んで放浪を行う。 彼らの乱雑な外見にもかかわらず、“錆びた鉤爪”の狂信者は恐るべき敵なのである。すなわち、彼らは数週間も飲まず食わずで過ごし、不安定な太陽の下で倦むことなく働き、あるいは銃撃を受けても怯むことなく最期まで戦い続けるのである。 【教団の起源】 この教団は「極限の宙域」(ウルティマ・セグメントゥム)の東部辺境にある惑星「ニュージアム」の不毛な廃棄物にその起源をさかのぼる事ができる。この惑星の地殻の下で働く鉱夫たちは、惑星の地層に眠る数百トンもの貴金属を日々採掘していた。 鉱夫らの運命を握っていた、目の眩むような富豪である惑星の上流階級は、抑圧された労働者らが地層から掘り起こした貴金属のほんのわずかな欠片さえも、彼らが使用するのはもちろんのこと、保持することも禁じられていた。この禁令は、冷酷なる主の名の下で彼らのみを粉にして働く住人の間で大きな怒りを引き起こした。 彼らの採掘作業の過酷な労働は彼らの残飯のような食事と栄養ペースト、そして一日数時間の睡眠以外は何ももたらさなかった。彼らが多く掘り出した貴金属のいくらかは密かに持ち出されたが、ニュージアム採掘集団のサーヴィター監督者の目はそれを即座に発見した。 彼らは逮捕され、しかしながら自動むち打ち刑か絞首刑に処され、そして彼らの遺骸には効果的な警告として「泥棒」の刻印が押されたのである。ニュージアムの虐げられし下層員は新たな教義にとって最適な土壌である事を証明した。 小規模の作業班のツルハシが埋もれた宇宙船の残骸を掘り当てた時、それに続く調査はその中で休眠していたジーンスティーラーを覚醒させた。それが、この惑星を奈落へと滑り落ちた最初の出来事であった。 「自由開拓者」(ローグ・トレーダー)の仲間と協力しながら、ニュージアムの試掘団は彼らの労働者を惑星から開拓惑星へと展開させた。そして各々の開拓的拡張によって、この辺境における密教も共に拡散していったのだ。 ほとんどの教団は慎ましやかな創生が多かったが、“錆びた鉤爪”は永続的な価値を有する何かの受け入れを拒否することになるという主張に対して、物質的な財産に対する彼らの嫌悪を抱いていた。彼ら自身に対してすら。 彼らは全くの虚無主義者であり、宇宙空間でエントロピーが充満して侵食している物質を信仰した。不可視の存在によって包摂され、再編された肉体と魂のみを彼らは崇拝し、そして超越した何かになりえると信じていた。 彼らが二足歩行可能な骨と肉、ボロボロの布と錆びた金属の塊に過ぎないものになるその日まで、そして異なった考え方をする者が愚かにも不都合な現実を知る事になるだろう。 【教団の信条】 開拓の厳しい生活様式と密接に関係する時、この思考様式はみすぼらしく手入れされていない風貌の原因となる。すなわち、多くの時間を手入れや服飾、あるいは洗練に費やすことは卑しむべきであり、そしてそれは究極的に無価値な耽溺であるとみなされた。 物体は奉仕するためにのみ存在し、全ての物質的財産は、実用的かつ使い捨てるものであり、まさに肉体の如くすぐに朽ち果て、永遠の精神のみがあとに残されると考えられている。この広範囲に渡って移動するジーンスティーラー・カルトの宗派は、虚無主義の空虚さが全てを、金属さえも飲み込むものと信じてやまないのだ。 彼らは全てのコインの曇りと錆が全ての乗り物を侵食するのを、神聖なるエントロピーが聖なるパトリアークによって彼らの惑星に持ち込まれたとみなしており、その激しい拡大を歓迎する。彼らは〈帝国〉の全ての成果は錆びて朽ち果て、肉体と魂は侵食され、そしてそこに残された虚無のみが真の意味と普遍性を有するのだ、という事実を堅持している。 いつの日か、彼ら自身もまた虚無の一部となるという事を知っている。その間にも彼らが能う限りの方法で以て、彼らは全ての文明の崩壊を加速させようとする。 上級階級の圧制が完全に侵食され尽くした時のみ、彼らの教義を銀河の隅々にまで自由に広めることが可能になる。最終的にすべての物は、粗野で不毛な虚無の真実に屈することに他ならないのだ。 【教団の組織体制】 この教団は無益に名付けられたものではなく、その兵器や車両はしばしば荒廃と侵食の状態にある。教団の幾人かの構成員は、彼らの紫がかった指紋を残した全ての金属を錆びさせることさえできる。 “錆びた鉤爪”のメイガスが両手をかざすことによって〈帝国〉の車両を単なる腐食させた鉄塊に変えている映像が存在する。この現象を目撃した異端審問庁「純血の団」のエージェントは、この教団のほとんどの異星人入信者が、おそらくティラニッドそのものから感染したナノ生物の寄生体を宿していると確信している。 すなわち、金属を宿主とする貪欲で、この不可視の捕食者は隔壁すらもわずか数分の内に食い尽くし得る。無論、教団はこの現象を神聖なる減少として見なしているのだ。 この教団のジーン・セクトは通常、他の生物よりも広範囲による錆びた鉤爪が高い頻度で現れる専門的な生物的形状を有する「ケラーモーフ」を繁殖させようとした。このピストルを持った姿は彼らの同族の中での英雄となり、抑圧された群衆が彼らの後ろで団結するまでの間、秩序の支柱に対する大胆不敵な攻撃を導いた。 大半が放浪し続けるこの教団は、大部分が機甲化されたギャングである“開拓惑星の許されざる太陽”の下で放浪を続けている「アタラン・ライダーズ」の大部分を抱えている。表向きには彼らは教団構成員に対する防護として皮コートと幅広の帽子を身に着けるが、それらは主に彼らのハイブリッド化を好奇な人々の目から隠すために用いているのである。 これら下部組織のスパイや破壊工作員、そして放浪者は戦争指導者に彼らの発見を報告するため、通信網や衛星通信さえも利用する。それらは彼らのプリムスや同族たちに秘密作戦を可能にさせ、前線から指揮する事によりもむしろ緩慢に影響する成果となる。 メイガスはジーン・セクトの中枢に就き従僕をサイキックで指揮する一方、彼らは尚も教団の拡大を支え、そしてケラーモーフとは異なり、常に不可避の殉教を待ち望んでいる。彼らは容易に替えがきかないのである。 【黄金の爪】 商業庁から奪った金を溶かし、その中に浸すことによって鉤爪の一つを金ぴかにした最初の人物であるニュージアムの聖人は、黄金の爪として知られているケラーモーフであった。この象徴的な冒涜の行動は、たとえ鉱石管理者がそれらの金を細かくすり潰したとしても、機が熟し教団が望めばいかなるものも手に入れ得るし彼らを止めるものは何もなかったという力を想起させる象徴であった。 “錆びた鉤爪”教団は富や肉体と魂に対して、いずれ滅びゆく運命にある所持物と同様に刹那的な概念以上の価値を付ける事を避けたにもかかわらず、惑星の主らの弱弱しい手から奪い取った安物の宝石や見掛け倒しの物を感染させることで彼らにそれを思い出せることに無上の喜びを感じていた。 すなわちそれと全く同様に、彼らの種畜が彼らから奪い、一度のジーンスティーラーの口づけによってより高位の存在へと変化させるのだという事を。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P26 イラストより 「物乞い王子」(ポウパー・プリンス) 「真に偉大なる犠牲から永遠が出づる」 【シンボル】 “物乞い王子”は多くの手足を持つ竜の形を用いる。これは各々の狂信者が一つの偉大なる生命体の鉤爪、すなわち教団そのものの一部に過ぎないことを表している。 “物乞い王子”の旗は「聖テンダーク」のミイラ化した遺骸で飾られている。このメイガスは、パトリアークを守護するための彼らの無私の衝動を雄弁に語っている。 そして拡大するにつれて、教団員は彼の有り方を模倣した。戦いの前に教団員は日本の指から鉤爪をテンダークの遺骸の眼孔に差し入れた。メイガスの並外れた洞察力の一部を自らに与えるであろう事を信じて。 【教団の信条】 〈物乞い王子〉の教団員は熱烈極まりなく、指導者を守るためにピンの抜かれたフラググレネードの上に覆いかぶさることさえ辞さない。組織が脅かされると、彼らは昇天の妨げになるものを殺戮するために狂人の如く戦うのだ。 【概要】 “物乞い王子”は自己犠牲と謙遜の中にのみ偉大さを見出し得ると信じている。狂信を向けた熱狂の核心は、彼らが巨大な〈帝国〉の組織の下部に増殖可能な新たな秩序を確実なものとさせる事であった。 たとえ、全ての命がパトリアーク自身を守る事に費やされようと。“物乞い王子”はそれが霞に包まれた言葉や暗示的な概念の中においてのみ言及されるものであっても、彼方からくるティラニッドの熱心な崇拝者である。 彼らは、熱烈な献身によって崇拝者らを守る自らの予言者と生きた聖人も崇拝する。彼らはほとんど異星人であるかのように無私であり、自分よりもパトリアークに近い者のために喜んで撃たれるほど、彼らの教養に非常に忠実である。 彼らは決して躊躇することなく、戦争指導者を守るために自らの命を捧げる。この自己犠牲、最上の中世は強いられたものではなく、むしろ自主的に行われている。 すなわち、彼らの最高指導者の一人であるメイガスの殉教によって、教団構成員の数百年後を定義する教団の霊魂に対してさざ波のような声が送られてきたのである。 【教団の創生】 “物乞い王子”は元々、既にほぼ完全に教団の影響下に置かれながらもいまだに〈帝国〉の保有する惑星として記載される黄土色のスラム惑星「チャンサーズ・ヴェイル」で生まれた。住人の大半は海岸に散らばる荒れ果てたあばら家の町で生活しており、彼らの肌は荒れた海からの定期的な鉱物採掘によってひどく乾燥していた。 この惑星は毎年数百万トンの塩の塊を、「星域」(セクター)内の海を持たない惑星へと輸出している。肉の塩漬けや治療薬に至るまで、この塩は多くの目的のために使用される。チャンサーズ・ヴェイルで誕生した“物乞い王子”の信者は、しわの寄った、青ざめた肌を持った人々であった。 すなわち、聖なる地の祝福された末裔として自らを宿命づけた風貌の人々は、教団の名においてほかの惑星に移住していった。当初この教団には多くの人々が入信したのは、チャンサーズ・ヴェイルの貧困と惨めな貧民のように抑圧やジーンスティーラーの口づけによって強いられたわけではなく、この惑星から離れることを熱望していたからであった。 「センファー」の主要宇宙港にて成長していた帝国教団の分派へと言葉が広がった。しかしながらその設立の源はその時に大型艦「ジャスト・ストレングス」を隠れ処としていたピュアストレイン・ジーンスティーラーであったことは秘匿されていた。 希望と団結、そして新たな始まりを説く教団はジーンスティーラーの力から出で、この惑星の焼き付くような海岸に住む抑圧され絶望した人々を夢中にさせるものとなった。 【偉大なる殉職者】 この教団の最初の、そして最も偉大な才能に恵まれた扇動者であるメイガス、マロヴィッチ・テンダークは星々の中で新たな生活について確信を持って述べ、わずか数週間の間に数千人が彼の影響下に入った。この惑星の住人の一団が、星の救世主に対する彼らの献身の下に団結した。 全ての「皇帝陛下の日」にこのメイガスは拍手喝采で、栄光が迫っていることについてを説教した。テンダークは、亜人「ラットリング」の狙撃手が放った弾丸の前に飛び出て、星の救世主その人、すなわち教団のパトリアークを守って死んだ。 この亜人の暗殺者は一時間以内にばらばらに引き裂かれ、テンダークは聖人に叙せられた。そしてこの日から教団の信徒数は4倍に膨れ上がると同時に、ラットリングに対して激しき憎悪を抱きはじめ、この矮小なる帝国防衛軍の兵が存在するいかなる戦場においても、彼らを粉砕するために多大なる労力を惜しまなかった。 教団のパトリアークが危うく殺害されそうになった任務の報復であり、彼らを許すなど到底あり得なかった。 【自己犠牲精神】 もし仮にいずれかの教団が種のマインドへの盲目的な服従を具現化するならば、その教団は“物乞い王子”に違いない。この教団の狂信者は、彼らの主を守るためならば文字通りなんでも行う。ん? 今なんでもするって言ったよね? 異端審問庁の〈純血の団〉による調査記録によると、100もの極度な自己犠牲の発生報告が存在しており、そのいくつかは彼らが人類の集団というよりも、虫の巣の行動のように見えるほど衝撃的なものであった。プロメチウムの火の中を走り抜け襲来して敵に飛びかかる変異したハイブリッドの映像が存在しており、それは純粋に自らの命を挺し、かれらの戦争指導者が脱出するための数秒間の安全を得るものであった。 彼らの教団指導者の前で自らの体を用い、分厚い壁を作り、生きる防壁として呻き声一つ発さずに「カステラン・ウォークレード」の燐弾を受け止めた「ネオファイト・ハイブリッド」の報告が存在している。オルクたちが駆る「ボーンブレーカ・ワゴン」の巨大なトゲ付きラムにたいして密集突撃を行い、その動きを押し止め、彼らのパトリアークを守る“物乞い王子”のぼやけた映像さえもある。 すなわち、ひたすら建物の側面を速やかに上る捕食者の長のためだけに彼らはそれを行ったのだ。 【驚異の洞察力】 教団に危険が訪れた時、とりわけこの凶悪な組織の中枢が危険に脅かされた時に奇妙な洞察力を発揮し、この教団にたいして軍事的な断首戦術を成功させることはほぼ不可能である。教団の戦争指導者の命の数は結果として彼に魅せられた者の数になり、彼らの思い切った方法は驚くべき成功を証明してきた。 指導者が信仰深き信徒たちの間で語ったように、“物乞い王子”の一人になるという事は永遠に生きることなのである。常に同じ肉体でも、同じ生体構造でさえないかもしれないという事を誰もが認めず、それを彼らの生まれ持った権利としている。 “物乞い王子”は、彼らが並外れた外見によって祝福されている他者に語り、折に触れて第六感を持って産まれてきたと主張している。「ナクムンド・ガントレット」の北端に位置する、戦争によって引き裂かれた惑星「ヴィジルス」において“物乞い王子”は数世代にも渡って全ての社会階層へと侵入を続けてきた。 〈帝国法務院〉の一隊と異端審問庁の一団でさえ、通常の基準値を遥かに超えた行方不明事件の噂と報告の後にこの惑星の隅々まで徹底的に調査を行ったにもかかわらず、このジーンスティーラー・カルトは常に彼らの一歩先を行き続けた。あるいは少なくとも、住人に紛れて巧妙に自信をカモフラージュし、彼らの邪悪なる計画を深刻な妨害無しに継続させた。 教団の主として彼らの侵攻深き崇拝者に知られているその惑星のパトリアークは、追跡と調査を回避する事に非常に長けており、彼は霧の如く触れる事ができず、しかも思いのままに影から影へと移り変わると彼の狂信者によって主張されていた。 【異種族への反撃】 銀河を分断する〈大亀裂〉内から突然のオルクはじめとした「グリーンスキン」たちがの侵略が惑星ヴィジルスの反乱を転覆の脅威にさらした時、それが現実のものとなる前に、ジーンスティーラー・カルトの狂信者たちは彼らが長きに渡って弱体化した工作を続けてきた多くの要塞を守るために戦った。 もしグリーンスキンらの脅威が惑星地表を支配することが彼らが許してしまったなら、これまでで戦い、計画を練ってきた者は皆、ボロボロに引き裂かれることになるだろう。オルクはこの不毛の地を征服し、全ての文明化された領域に形成されたハイヴシティーが不規則に広がる周縁に侵入するために、〈久遠の暗黒〉の間にこの惑星の脆弱さを最大限に利用した。 破壊的で、しかし相対的には単純なものとして始まった侵攻は、すぐに全ての前線において複雑で多層的な戦争へと変わった。“物乞い王子”は「ダークデン・ハイヴプロール」や遺伝子を毒に犯された多くの空洞、すなわち乾燥惑星の水供給の大部分がそこから引き出された巨大な貯水槽の支配権を奪取した。 複雑に入り組んだ状況で、教団の教義は社会の最上層部にまで達し、「帝国宗務局」の聖人の避難場所や支配者たる「アクイレリアン・カウンシル」にまで感染が及んだ。戦団長「マルネウス・カルガー」率いる「ウルトラマリーン」戦団の介入がようやく、この惑星を大災害の淵から救った。 しかし、“物乞い王子”は既に拡散し、さらに遠く離れた所へと危険を冒す前にこの惑星の衛星を感染させていた。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P28,P29 イラストより 「捻じれし螺旋」(ツイステッド・ヘリックス) 「最も苦き薬を飲みし者」 【シンボル】 “捻じれし螺旋”の象徴は、〈帝国〉の施療院施設で用いられる典型的な密議的なシンボルを堕落させたものである。“捻じれし螺旋”の旗には、霊薬や超ステロイド剤、そして教団の異星人の試料の血管から採取された祝福された胆汁を含む小瓶が吊るされている。 【教団の信条】 〈捻じれし螺旋〉は狂気じみた錬金術や邪悪なる実験の技術に秀でている。正装に身を包んだバイオファーガスの創造者たちはありとあらゆる大きさと種類の怪物的な混成種を生み出しており、その血に流れる禁じられた生体化学混合薬のエネルギーは、これらの怪物に人間離れした力と素早さをもたらしている。 【概要】 “捻じれし螺旋”の狂信者はジーンスティーラーの呪いを与えられたのではなく、 過酷な医療実験を通じてむしろ自発的に彼らの社会へともたらした。 彼らは自らの集団の中に数えきれないほどの怪異生物を住まわせた。 “捻じれし螺旋”は最も邪悪な方法を通じていたる所へ拡大し、〈帝国〉の医療科学への限定された理解を利用する。教団の始まりの地は、帝国北部の「薄明の宙域」(セグメントゥム・オブスキュラス)に東部に位置する惑星「ヴェジョヴィウムIII」にある。 この惑星は技術的に文明化惑星であるが、大昔に医薬品を輸出するマクロ錬金術の精錬所に取って代わられた。これらのコンビナートが強力な影響を有するようになっていく。そして支配的な企業がそれらを支配し、惑星の地平線は膨大な薬品工業によって埋め尽くされた。 ハイヴシティー貴族の尖塔から見たこの光景は、神の如き賢者らの研究所のようにそびえたっているように見えた。すなわち、らせん状のガラスのパイプラインや煙突が膨大な蒸留器や冷却塔に沿って奇妙な色の煙を吐き出す建物の群が広がる光景である。 その環境は住民の生命と生体にさえ支配を及ぼす、神聖なる比較は喜ばしきものであった。 【教団の信条】 “捻じれし螺旋”の戦争指導者とバイオファーガスは、彼ら自身を新たに生まれた神の如き存在として考え、彼らの周囲で肉と血を捏ねあげ、そして人類と異星人と虚無の混合を創造した。彼らはそれを実験体として見なしておらず、全ての小競り合いや施設の乗っ取り、そして大規模な蜂起でさえも彼らの実験に対してさらに確固たる結論をそこから引き出すための単なる次の実験台と見なしていた。 完璧な生命体を求める彼らの探求の中で彼らは狂った天才の創造物を造り出し、しかし日々それらを超えるものを求めた。それは表面的な知的好奇心の裏に隠れた、この教団の医療工場を支配する力に狂った偏執狂を満足させるであろう銀河の支配に他ならなかった。 【ジーンスティーラーの到来】 ヴェジョヴィウムの支配者は大昔に、精神を曇らせるこの秘密を暴いた。多大な犠牲を払った第38千年紀(西暦37000年代)の「ドクセンクラフター」の反乱の後にヴェジョヴィウムの惑星総督は、食糧ペーストや庶民の死体デンプンと混合可能な抑制化学を依頼した。 この強力な化学の拡大は、住民が従順に、そして最も強い刺激以外には無関心な牛のように変えたように見えた。この恐怖を見た訪問者は、教団の支配者に対するいくつもの法律上のあらゆる手段を試みたにもかかわらず、彼らはこの惑星の工業的繁栄の利益を支配する人々によって常に批判され、誘拐され、口封じをされた。 ヴェジョヴィウムが非常に多くの医薬品やアポシカリウムの物資、そして常に多くの治療薬を「パール・セクター」全域の帝国軍事組織に供給していたため、調査は決して、この惑星の繁栄の中枢で広がる陰謀を暴き得る深部に達することはなかった。皮肉にも、ヴェジョヴィウムの人々に一時的な救済を示したのは精神的無気力であった。 ピュアストレイン・ジーンスティーラーの一群が産まれ、更に過酷な実験の材料としてそれらを用いることが意図され、裏市場を通じてこの惑星に到着し、その最初の積み荷がティラニッドの尖兵の生命体に直接対面した時、この汚染者たる存在にとってそれは、一筋縄ではなかった。彼はジーンスティーラーのオーラの奇妙な催眠に抵抗を示した。 そして本能的にこの獣と同族がいる所のエアロックを閉め、この生物の産卵管が強化ガラスをぶち破り飛び出すまさにその瞬間に強化ドアを固く閉じた。 【呪われし実験】 この事件は言うまでもなく当直の監視者に報告され、そこからハイヴシティー尖塔の支配者へとメッセージが届いた。彼らの志願者の命が突然の犠牲になった事に憂慮した工業教団の指導者たちは、囚われたジーンスティーラーを殺害した。 すなわち放射線浴と毒ガス、音波攪乱機、更には酸の霧によるエアロックへの攻撃の後、彼らは遂にピュアストレイン・ジーンスティーラーでさえ耐えることのできない銃弾の雨を用いた。彼乱はその後に、まさに彼らを感染させようとしていた異種族生命体を解剖した。 一連の数百もの徹底的な実験を終え、医療監督者はジーンスティーラーの口づけに祝福された細胞の暗号化によって、ピュアストレイン・ジーンスティーラーの遺伝子を抽出する方法を習得した。最高の標本(プライム・ペシメン)としてのみ知られる〈影〉の個体の命令で、この発見の暗示が徹底的に研究された。 最終的に、彼らは新たな進化の出発点に居るのだと結論付けられた。すなわち、この異種族の遺伝子パターンは真なる完成への、そしておそらく不死への道筋であった。 厳格な検査状態の下で、ヴェジョヴィウムの貴族は自らの血管に異星人の成分を注入し、ネオファイト・ハイブリッドに酷似した何かへの変化が始まった。 実際には、彼らは当初彼らを感染させようとしていたジーンスティーラーの呪いを回避したにもかかわらず、代わりにヴェジョヴィウムの支配者たちは、種のサイクルの最後に自らを怪物へと変形させ始めた。案の定、多くのおぞましい災害と失敗した実験を経て、彼らは逸脱した計画によって新たなジーンスティーラーの一群を生み出した。 たとえそれが感染した寄生先での潜伏生体というよりはむしろ、隠匿された薬品工業の無精チューブの中で種に命が与えられたとしても。それらは次に、新たなる発生源を感染させ、ヴェジョヴィウムは次第に他の教団のような組織を模倣し始めた。 【教団の拡大】 そうして、ジーンスティーラーの呪いは新たな、そして不穏な媒介体を通じてヴェジョヴィウムの惑星全体を包み込んだ。それらの発見に取り憑かれた最高の標本(プライム・スペシメン)と彼の同僚は、自身の研究を幾度なく拡大させ、彼らの神性という妄想を補強する新たな生態の研究という最も奇妙な領域へ危険を冒して足を踏み入れた。 彼らはあらゆる場所で人々に、自らの混合物を播種することが彼らの不滅の忠誠や、更には崇拝さえも確実なものとするという事を確信し始めた。これに続く実験は、ヴェジョヴィウムの医薬品輸出の大部分を為す、治療薬注射瓶にこの遺伝子を組み込むための方法を導き出し、そしてその小瓶から、無数の無垢な人々の血管に注入された。 これにより、全ての受容者は容易に感染する不可避の種の呪いが与えられた。すなわち、栄養補助錠剤の形で多くの人々へ強制的に与えられ、後に教団の「独立感染媒介」の一つの深夜訪問を通じて感染が補強された。 長年にわたるこれらの生物錬金術的な実験の欠陥は、“捻じれし螺旋”の実験施設から非常に多くの怪物が飛び出す結果となっていた。「アベレーション」、多肢症のハイブリッド、せむしの獣、そして融合した怪異は、教団がその衝撃的な秘密を保っていた監房ではありふれたものであった。 反乱の際、最高の標本が繊細さよりもむしろ暴力を通じてのみ彼の狙いを達成できた時、これらの無数の怪物的なハイブリッドは解放されたのだ。ステロイド性血清と鎮痛薬の全てが注入されたそれらは最も優れた突撃隊となり、戦いへと扇動したバイオファーガスは実弾、あるいは身の毛もよだつ死の中で彼らの性能から多くを学び、醜く苦しい代謝は最終的に彼らに多く積み重ねられた実験的な適合に屈した。 恐怖と暴力によって征服されたすべての星系ごとに、教団は医療輸出品の入念な配布とそれに続く大量投入を通じて信徒たちを迎え入れた。惑星間規模で専門的に洗練され、工業化されたこの過程は、“捻じれし螺旋”がその呪いをヴェジョヴィウム星系やそれを超えて拡大させるのを確かにした。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P30 イラストより 「内なる竜」(インナーウィルム) 【シンボル】 “内なる竜”教団の活動で用いられる凶悪な丸ノコは、教団の旗や象徴の基礎を成している。 【概要】 “内なる竜”の教団は食肉処理惑星「フライシュゲート」を感染させた。「グロックス」や「グロントック」、そして「ボヴィアン」を「マウドリン星系」に供給する基幹惑星であったフライシュゲートは、長きに渡りジーンスティーラー・カルトによって支配されている。 この教団の始祖生命体はフライシュゲート内部に、未熟な虚無鯨を解体して取り出した腸を持ち込んだ。人類が気にも掛けない家畜の群れの中で彼らの秘密教団が強大に育つために狂信者らは、家畜の腸内で発見される腕の長さの腸内寄生物から啓示を得る。 彼らが日々の食肉処理で用いる解体機に由来する、ノコギリ刃の脊椎の形をした竜の模様の使用は、フライシュゲートにとどまるものではない。この模様は多くの産業的農業惑星でも現れている。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P32 イラストより 「ベヒモイド地下教団」 【シンボル】 この地下教団の一つ目の竜の模様は、彼らが打倒を試みる文明化された〈帝国〉の名誉を呑み込む。 【概要】 ウルトラマール星域の周縁において“ベヒモイド地下教団”は活躍している。この秘密組織は、「オルタン・カシウス」によって訓練されたティラニッド戦争の古参兵からの攻撃を受け続けているのにもかかわらず、複数の感染惑星を有するほどに狡猾である。 この教団の創設者らは、戦いで傷つき氷の中に囚われたティラニッドの怪物を崇拝していたという噂が存在しており、そして彼らは未だに新たな教団の聖人としての彼らのパトリアークと並びその巨獣を崇めている。それを取り巻く宇宙旅行者に「オールド・ワン・アイズ」として知られているこの生物は、狂信者達が儀式的に自ら傷つけるタトゥーに描き、あるいは自らの右目を摘出させする程に象徴的な重要性を教団に与えている。 この生物に対する敬意の中で、彼らがベヒモスと呼ぶ異種族の神の予言者として信者達は認識している。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P32 イラストより 「星の同志」(スター・キンダード) 【シンボル】 “星の同志”によっての神聖なる太陽は、全ての狂信者の肉体に飾られる人類のいけにえを与えている。 【概要】 長きに渡って見捨てられた「グレイブディッド・リーチ」で発生したこの教団は、〈人類の皇帝〉に対する崇拝を点に輝く神聖な太陽の形を取って主張した。実際には、彼らは太陽と星々の彼方に存在するものの、すなわち永遠の闇の暗い帳に現れる不可知の存在を崇拝した。 ある時、“星の同志”は虚無の暗黒の栄光は遂にグレイブディッド・リーチの太陽の輝きを呑み込み、そして真実のみが生き残るであろうと説いた。彼らのメイガスたちは、反逆の日に太陽を呑み込む大いなる蝕を予言の中で見た、と主張した。 彼らが聖句の中で表した、他の一つの天体ではなく無数の生体艦船が日食を引き起こす場面が描写したものを、彼らは理解しなかったにもかかわらず。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P32 イラストより 「ヨルムンガンドの子ら」(サン・オヴ・ヨルムンガンド) 【シンボル】 自らを呑み込む竜は“ヨルムンガンド”の子らの象徴である。自らを食い尽くす事によってのみ、再誕する。 【概要】 彼らが自らをそう呼ぶところの、“子ら”は暗黒星雲にまたがって散在する多くの感染した宇宙ステーションで教団が創生された。途方もなく巨大な蛇のように渦巻きながら「サラッシー・セクター」を通る、復活した生体艦隊を崇拝する。 外部から隠された軌道ステーションを彼らの拡大を覆い隠すために利用しながら、“ヨルムンガンドの子ら”は焦点の日が来る時を備え、それによってこのセクター全体を破滅させる。“ヨルムンガンドの子ら”によって用いられる感染媒介体は、教団が崇拝する彼方より来る巣窟艦隊によって啓示を受ける。 ティラニッドの生体艦が卵の如き胞子で小惑星に向けてそれらが襲撃する所へと、“ヨルムンガンドの子ら”は千人単位で巨大な輸送船や貨物船に乗り密航する。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P33 イラストより 「祝福されれし竜種」(ブレスド・ワームリング) 【シンボル】 “祝福されし竜種”の印章は、彼らが手本とする地を這う虫に似せて分割されている。 【概要】 “祝福されし竜種”の狂信者は墓所惑星「マスチ・バール」のローム層に潜む甲虫と、うねる環形動物のみを食す。陰鬱な雰囲気と性質を有する厳粛な教団は、かつて地中を潜った全ての生物の力を受け継ぐ、死体を食す不潔な虫を信仰している。 最も卑しい生物の在り方を抱く事によって、自らを星の皇帝により近づける謙虚さを見出すだろう、と彼らは説く。実際、彼らは人類の主こと皇帝に対してではなく、偉大なる暴食者の化身に関心を向けている。 すなわち、いつの日か彼ら全てを喰らい尽くすティラニッド種族に対して。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P33 イラストより 「ハイドラ教団」(カルト・ハイドリック) 【シンボル】 “ハイドラ教団”の多頭竜の模様は、より大きな肉体を構成する数多の細胞を表している。 【概要】 “ハイドラ教団”の感染を攻撃することは、遥かに強大な生物の一本の触手を攻撃するようなものである。数百年にも渡り、この組織は「ヴィジランス・クアドレクス」の造船所からピュアストレイン・ジーンスティーラーの種を送り続けてきた。 その多くが後に破壊されたにもかかわらず、さらに多くは“ハイドラ教団”を新たに創設し、「凪の宙域」(セグメントゥム・パシフィカス)の各所にある12の惑星に彼らの旗がはためいていた。そのような接点の一つを攻撃することは、時間をかけた、しかし確かな報復を招く事になる。 教団の戦争指導者によって敵対行動の報がサイキックを通じて送信されることで、教団の数多くの組織が攻撃者に群がってくるのは時間の問題となる。そして敵を完全に撲滅するか邪悪なカリスマを用いて彼らを教団の理念へと転向させるのである。 画像出典:コデックス「ジーンスティーラー・カルト8版」(codex Genestealer Cults)P33 イラストより 目次に戻る ジーンスティーラー・カルトの兵種、兵器 [部分編集] ジーンスティーラー教団には様々な兵種が存在し、その一つ一つが恐るべき力を有している。肉体を強化した怪物の如き教団員や、サイキック能力を持つ者まで様々だ。 さらにそれらを支える各種兵器も〈帝国〉のありとあらゆる場所から入手、製造し、教団の戦力として転用されているのである。 狂信者の戦力や兵器についてはこちらを参照されたし。 目次に戻る 「謙虚なる魂は星々へと統合されるであろう。彼の者は個人の力を拒絶し、数多の中の一つになる事によってのみ栄光を見出すのだ。個人の利益を求める戦争の中で、愚者や野蛮人にもがき苦しませよ。必ずや我々は、再誕する不死鳥の群れとして戦火を超えて昇華するであろう!天の使い達は銀河の真の支配者の肖像を再び表された!数多の神々よ。我々の及ばざるものなど、この世界に存在しようもない!」 教団司祭 ダーレガウ・スレンダクト 追記・修正はジーンスティーラー教団に入ってからお願いいたします。 (C) Copyright Games Workshop Limited 2021. GW, Games Workshop, Citadel, White Dwarf, Genestealer Cults, Tyranids, 40K, Warhammer, Warhammer 40,000, the ‘Aquila’ Double-headed Eagle logo, Warhammer Age of Sigmar, Battletome, Stormcast Eternals, and all associated logos, illustrations, images, names, creatures, races, vehicles, locations, weapons, characters, and the distinctive likenesses thereof, are either (R) or TM, and/or (c) Games Workshop Limited, variably registered around the world. All Rights Reserved. △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 髪の毛はやはり皇帝陛下からいただいた恩寵である -- 名無しさん (2021-06-11 23 28 27) スペマカルトはいないんだ -- 名無しさん (2021-06-11 23 44 08) 頼むからオルクを主食にしてくれ。あいつら無限に増えるから喰い放題だろ。 -- 名無しさん (2021-06-12 08 51 45) ↑ 生まれてすぐ武器発明して、抵抗してくる主食なんていやだろう -- 名無しさん (2021-06-12 10 21 00) 実は「恐怖の真の意味を知った」として偉大なる尊父に改宗した教団もある -- 名無しさん (2021-06-12 12 15 10) ↑×4 スペマは、厳正な入団審査して改造するし、その後も常時、チェックされる、子供も産まない、と人間のライフサイクルから外れてるから、汚染は不可能でしょうね -- 名無しさん (2021-06-12 14 24 40) ティラニッドは戦闘に見合うカロリーが得られないと判断した場合、戦闘そのものを回避する傾向がある。だからオルクはティラニッドからすると割に合わない相手。喰った分以上に戦闘しなきゃならないから。 -- 名無しさん (2021-06-12 17 41 37) あとある程度以上の規模の集団で立っていないのはタウとオルクぐらいか…編集者さんありがとう -- 名無しさん (2021-06-12 20 42 51) ↑×2 なお、とある異端審問官がいらんことしたせいでオルクとティラニッドが激突、オルクを餌に増えまくったティラニッドとティラニッドを殴りまくってオルクがデカくなる無限ループを繰り返す宇宙の蠱毒の如き戦いが勃発した模様(オクタリウス戦争) -- 名無しさん (2021-06-12 21 46 43) ↑ でもとりあえずは帝国へのティラニド進行は(少しは)止まったから・・・ -- 名無しさん (2021-06-12 22 10 01) ↑結果として両勢力を拡大させてしまったなら充分大逆だと思うが。 -- 名無しさん (2021-06-12 22 23 08) ついでにその異端審問官はティラニッドの進軍経路の星々を先んじて究極浄化して生物資源取らせない手も取ったけど、それで帝国臣民数十億人死なせて処刑宣告が下ってるらしい。 -- 名無しさん (2021-06-12 22 51 45) まあ、真の異端審問官は処刑宣告とか異端認定食らってからが本番だから… -- 名無しさん (2021-06-13 01 52 23) 設定を見る限りティラニッドの添え物みたいな感じなのにこれだけ設定があるってもしかしてティラニッドの登場って(作中内ではなく現実の方で)ジーンスティーラーカルトの登場より遅かった? -- 名無しさん (2021-06-13 11 38 59) ↑ ×6ティラニッドがオルク喰って増えるのは分かるんだが、オルクが勢力増大させるのは謎すぎる。まあ何となく理由は分かるんだが。 -- 名無しさん (2021-08-21 18 18 14) 新商品shadow throneで、ついに地球進出 -- 名無しさん (2021-11-03 18 24 16) どこもかしこもどん詰まりと言うか暗い40k世界でも一番キツイと言うか最初から詰んでる勢力に思える 年単位で浸透して任務完了した後与えられる役目は餌って… -- 名無しさん (2021-11-10 07 51 16) そんな哀れな餌だろうと受け入れてくれる、偉大なる尊父ナーグルの慈愛の深さよ……(ジーンスティーラーカルトの一つ「テネブラス教団」はナーグル神に改宗してる) -- 名無しさん (2022-01-09 13 22 58) ↑2他勢力にありがちな「上手くいく気がしない」じゃなくて「上手くいく気がしない上に仮に上手く行ったら死ぬ。」だもんなあ -- 名無しさん (2022-01-24 13 23 44) ところが最新コデックスによると餌食にされずに集合艦隊と行動を共にしている集団の存在が発覚した模様。 -- 名無しさん (2022-03-12 20 26 52) ジーンスティーラーが汚染してる星にオルクが襲撃してきたらカオスになりそう -- 名無しさん (2022-12-27 17 32 24) 他にもジーンスティーラーカルトになってからもう一度帝国に忠誠を誓ってパトリアークを怒らせているジーンスティーラーカルトとかもいるらしいしもうめちゃくちゃである -- 名無しさん (2023-01-20 23 11 04) ↑そんな連中マジでいるのか?帝国も絶対信用していないだろそいつら -- 名無しさん (2024-05-18 01 15 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/warband/pages/388.html
qstr_*ADMIN* _{s0}|*管理者* {s0} qstr_*ADMIN* |*管理者* qstr_Reset_map|マップをリセットする qstr_Slay_all_horses|全ての馬を殺す qstr_Slay_all_bots|全てのBOTを殺す qstr_Slay_player|プレイヤーを殺す qstr_Heal_player|プレイヤーを回復する qstr_Refill_player_s_ammo|プレイヤーの弾薬を補充する qstr_Fix_player_s_shield|プレイヤーの盾を修復する qstr_Change_player_s_team|プレイヤーのチームの切り替え qstr_Make_player_a_specta|プレイヤーを見物人にする qstr_Give_player_Thor_s_H|プレイヤーにトール神の鉄槌を与える qstr_Beacon_a_player|プレイヤーに合図を送る qstr_Teleport_to_player|プレイヤーへ移動する qstr_Teleport_a_player_to|プレイヤーを自分の場所へ移動させる qstr_Make_player_immortal|プレイヤーを不死身にする qstr_Make_player_mortal_a|プレイヤーの不死身を解除する qstr_Force_Master_of_the_|Force Master of the Field qstr_Only_available_in_Ba|Battle game モードでのみ可能です! qstr_You_are_the_Thor_s_C|あなたはトール神の勇者です。 qstr_Kill_as_many_opponen|できるだけ多くの敵を倒せ qstr_Kill|殺す qstr_You_are_Thor_s_champ|あなたはトール神の勇者です。 qstr_You_are_the_captain_|あなたはこの船の船長です。 qstr_Controls _arrow_keys|操船 矢印キー及びEnterキー qstr_Ship_Captain|船長 qstr_Change_game_type_to |ゲームタイプの変更 qstr_Send_Poll|投票を送る qstr_Choose_a_colour_for_|自国の色を選択してください! qstr_Red|赤 qstr_Green|緑 qstr_Blue|青 qstr_{reg11}_{reg12}_{reg|{reg11}, {reg12}, {reg13} qstr_Head_of_cattle_to_ta|連れて行く牛の数 (最大{reg22}頭) qstr_Create_a_new_goal |新たな目標を設定する qstr__You_can_select_a_cu|(目標は、自分で設定したものか、下の雛形から 報酬として一つを選ぶことができます。) qstr_Let_me_choose!|選ばせてくれ! qstr_{s0} |{s0} qstr_Army_size |軍勢の規模 qstr_Marry_a_{reg59?lord |{reg59?諸侯 姫}との婚姻 qstr_Right_to_rule |統治権 qstr_Wealth |財産 qstr__You_need_to_choose^|(はじめに目標を^設定して下さい!) qstr_Yes|はい qstr_No|いいえ qstr_Custom_Goal__no_rewa|カスタム設定 (報酬はありません) qstr__You_are_a_king_alre|(あなたは既に国王です!) qstr__You_need_to_be_the_|(最初に一国の支配者になる必要があります!) qstr_{reg1}_{reg2}|{reg1}, {reg2} qstr_New_Goal|新たな目標を立てる qstr_Current_Goal _{s1}|現在の目標 {s1} qstr_Troops |軍勢の規模 qstr_Marry |婚姻 qstr_{s3}^_______________|{s3}^-------------------------------^ qstr_{s1}^{s2}^|{s1}^{s2}^ qstr_^{s1}|^{s1} qstr_Port_of_{s1}|{s1}の港 qstr_vWindDirection|vWindDirection qstr_Refill_Supplies|物資の補充 qstr_Refill_Stones|石の補充 qstr_{s1}_of_the_{s3}_was|{s3}の{s1}は戦いに敗れたが逃げおおせたようだ。 qstr_{s49}{s12}|{s49}{s12} qstr_Trying_to_improve_yo|{s44}との関係を修復中。 qstr_Is_imprisoned_in_the|{s44}に投獄されている。 qstr_{s54}_is_a_claimant_|{s54}は{s56}の王位を要求している。 qstr_nowhere|どこでもない qstr_{s57}_and_{s58}|{s57}、 {s58} qstr_{reg3?She He}|{reg3?彼女 彼} qstr_The_town_of_{s50}|{s50}の街 qstr_The_village_of_{s50}|{s52}近郊の{s50}の村 qstr_{s51}_belongs_to_{s1|{s51}は、 {s2}の {s1}が所有している。^ qstr_{s2}It_has_no_villag|{s2}勢力下の村がない^ qstr_{s2}{reg0?Its_villag|{s2}{s8}{reg0?の村々が勢力下にある の村が勢力下にある}。^ qstr_{s2}Its_prosperity_i|{s2}繁栄度 {s50} qstr_{s9}_and_{s10}|{s9}、 {s10} qstr_{s12}{s14}|{s12}{s14} qstr_{s12}_{s14}|{s12}, {s14} qstr_{s11}{s14}|{s11}{s14} qstr_{s11}_{s14}|{s11}, {s14} qstr_{s13}{s14}|{s13}{s14} qstr_{s13}_{s14}|{s13}, {s14} qstr_{s21}._The_{s8}_decl|{s21}. {s8}は盟約を遵守すべく宣戦した。 qstr_No_wars!|戦争相手はいません! qstr_At_war_with__{reg1}_|戦争中の国({reg1}) {s12} qstr_No_allies!|同盟相手はいません! qstr_Alliances__{reg2}___|同盟中の国({reg2}) {s11} qstr_No_casus_belli!|開戦事由はありません! qstr_Casus_belli____{reg3|開戦事由のある国({reg3}) {s13} qstr_{s12}^{s11}^{s13}^^{|{s12}^{s11}^{s13}^^{s21} qstr_^___________________|^-------------------------------------------------------------------------------^{s1}^{s21} qstr_The_{s5}_has_been_de| {s5}は打倒された! qstr_{s7}_opened_the_gate|{s7}は門を開けた。 qstr_{s7}_closed_the_gate|{s7}は門を閉めた。 qstr_You_have_received_{r| {reg5}の大ダメージを受けた! qstr_You_have_dealt_{reg5| {reg5}の大ダメージを与えた! qstr_You_have_received_{re| {reg5}の大ダメージを頭部に受けしばらく前が見えなくなった! qstr_You_unleash_your_bat|バトルレイジを発動!!! qstr_You_feel_exhausted_a|バトルレイジの反動で疲労困憊だ!!! qstr_Your_strength_is_bac|筋力が戻った。 qstr_You_are_too_exhauste|バトルレイジを発動するには肉体的に余裕が無い。 qstr_The_sound_of_your_si|味方の角笛の音により力が漲ってくる! qstr_The_sound_of_the_ene|相手の角笛の音により威勢を削がれた! qstr_You_are_no_longer_af|角笛の音の効果は失せた。 qstr_{reg1}_ally_troops_w|{reg1}名の味方兵士が角笛に勇気付けられた! qstr_No_ally_troops_were_|角笛の影響を受けた味方はいなかった。 qstr_You_need_to_catch_yo|再び角笛を吹くには呼吸を整えねば。 qstr_Your_supplies_are_re|物資の補充が完了した。 qstr_All_stray_horses_wer|管理者が迷い馬をすべて始末しました。 qstr_AI_warriors_were_sla|管理者がAIプレイヤーを始末しました。 qstr_All_players_were_sla|管理者が全プレイヤーを始末しました。 qstr_Player__{s1}__was_sl|管理者が'{s1}'を始末しました。 qstr_Admin_made_all_playe|管理者が全プレイヤーを不死身にしました。 qstr_Admin_made_all_player|管理者が全プレイヤーの不死身を解除しました。 qstr_All_players_were_hea|管理者が全プレイヤーのHPを回復しました。 qstr_Admin_refilled_ammo_|管理者が全プレイヤーの矢や石を補充しました。 qstr_Admin_fixed_shields_|管理者が全プレイヤーに盾を持たせました。 qstr_Player__{s1}__was_he|管理者がプレイヤー“{s1}”を回復させました。 qstr_Admin_refilled_ammo_o|管理者がプレイヤー“{s1}”の飛び道具を補充しました。 qstr_Admin_fixed_shield_o|管理者がプレイヤー“{s1}”に盾を持たせました。 qstr_Admin_made_player__{|管理者がプレイヤー“{s1}”を{reg1?不死身に 不死身ではなく}しました。 qstr_Teams_have_been_swit|管理者によってチームが入れ替えられます。 qstr_Player__{s1}__was_sw|管理者によってプレイヤー“{s1}”のチームが入れ替えられました。 qstr_All_players_were_tur|管理者によって全プレイヤーが観戦者にされました。 qstr_Player__{s1}__was_tu|管理者によってプレイヤー“{s1}”は観戦者にされました。 qstr_{s1}_received_a_Thor|管理者によって{s1}はトール神の鉄槌を授けられました。 qstr_*ADMIN_CHAT*_[{s1}] |*ADMIN CHAT* [{s1}] {s0} qstr_Grants_+{reg1}_to_pa|部隊の士気を+{reg1}上昇。 qstr_Increases_morale_dur|戦闘中に士気向上 qstr_Heavy_Armour _you_su|重装甲 一部のスキルが重いペナルティを負う。 qstr_Medium_Armour _you_s|中装甲 一部のスキルが多少のペナルティを負う。 qstr_Heavy_Equipment _you|重装 一部のスキルが多少のペナルティを負う。 qstr_Ritual_Equipment _Ad|儀装 一部のスキルが向上。 qstr_Improves_leadership_|リーダーシップと説得が向上。 qstr_Requires_{reg1}_inte|この本を読むには{reg1}の知性が必要です。 qstr_Reading_Progress _{r|読書の進行度 {reg1}% qstr_wound_treatment|治療 qstr_trainer|訓練 qstr_surgery|手術 qstr_persuasion|説得 qstr_Gives_+1_to_{s1}_whi|所持している間 {s1}が+1向上 qstr_Special_Attire _Bonu|特殊装備 特定のスキルにボーナス qstr_Bonus_to_movement_sp|移動速度にボーナス qstr_Move_here|ここに移動 qstr_View_notes|情報を見る qstr_Accompany|同行 qstr_Find_landing_point|上陸地点を探す qstr_killed|殺害数 qstr_wounded|傷害数 qstr_{s0}^TOTAL _{reg3}__|{s0}^合計 {reg3}名 ({s2}) qstr_^{s0}|^{s0} qstr_nothing|なし qstr_{reg0}_village{reg1?|{reg0}村{reg1? } qstr_{reg0}_fort{reg1?s }|{reg0}城{reg1? } qstr_{reg0}_fort{reg1?s }_|{reg0}城{reg1? }、{s0} qstr_{reg0}_town{reg1?s }|{reg0}街{reg1? } qstr_{reg0}_town{reg1?s }_|{reg0}街{reg1? }、{s0} qstr_{reg0}_town{reg1?s }_{|{reg0}街{reg1? }、{s0} qstr_Your_opponents_are_r|相手は戦いの準備ができている。 qstr_Try_to_destroy_as_ma|2分半以内にできるだけ多くの目標を破壊しつつ突破せよ。 qstr_Stay_behind_the_line|地面の線の後ろに立ち、目標を撃て。^全ての矢を浪費しないように注意せよ。 qstr_trying_quest_{reg1}|遂行中のクエスト {reg1} qstr_Garrison_Troops|駐留させている兵 qstr_Camp_Troops|分隊の兵 qstr_Refuge_Troops|隠し砦の兵 qstr_Even_though_nearby_{|{s1}は近くにいるにもかかわらず、あなたの加勢には来ませんでした。 qstr_Battle_Advantage_=_{|戦闘の優位性 = {reg0} qstr_{s9}_wants_you_to_re|{s9}は通知があるまで彼の軍隊と^共に行軍することを望んでいる。 qstr__Being_Raided_|(襲撃されている) qstr__Looted_|(略奪された) qstr__Under_Siege_|(包囲されている) qstr_The_village_of_{s1}_|{s1}の村は{s2}から略奪を受けた。 qstr_{s3}_is_no_longer_un|{s3}の包囲が解かれた。 qstr_Small_bands_of_enemi|敵の小さい一団を{s1}の近くで見かけた。 qstr_Enemy_patrols_have_b|敵の偵察を{s1}の近くで見かけた。 qstr_A_medium_sized_group|敵の中規模の一団を{s1}の近くで見かけた。 qstr_A_significant_group_|敵の重要な一団を{s1}の近くで見かけた。 qstr_An_army_of_enemies_h|敵の軍を{s1}の近くで見かけた。 qstr_A_large_army_of_enem|敵の大軍を{s1}の近くで見かけた。 qstr_A_great_host_of_enem|敵の大軍勢を{s1}の近くで見かけた。 qstr_{s1}_has_been_besieg|{s1}が {s3}の {s2}によって包囲された。 qstr__{s1}__{s11} _{s14}|({s1}) {s11} {s14} qstr_{s14}__{s21}_|{s14} ({s21}) qstr_Feast_concludes|祝宴は終わった qstr_{s1}_is_the_new_mars|{s1}が{s2}の新しい元帥となった。 qstr_You_gain_{reg12}_ren|あなたは {reg12} の名声値を獲得した。 qstr_You_lose_{reg12}_ren|あなたは {reg12} の名声値を失った。 qstr_Your_relation_with_{|{s1}との友好度が上昇した。 qstr_Your_relation_with_{s|{s1}との友好度が悪化した。 qstr_You_have_angered_the|あなたは彼らを怒らせた。 qstr_You_have_appeased_th|あなたは彼らをなだめた。 qstr_You_gain_reputation.|あなたは評判を得た。 qstr_You_lose_reputation.|あなたは評判を失った。 qstr_Now_your_reputation_|現在の評判:{reg1} qstr_The_{s1}_has_declare|{s1}が{s2}に対して宣戦布告した。 qstr_The_{s15}_complies_w|{s15}は{s16}への攻撃により、{s17}との同盟に応じた。 qstr_The_{s1}_and_the_{s2|{s1}と {s2}が 停戦協定を結んだ。 qstr_{s2}_{reg3?was is_cu|{s2} は{s3}{reg3?にいました におる}。 qstr_{s2}_{reg3?was is}_t|{s2} {reg3?は は}{s3}に向かう途中で^{reg4?彼女 彼}は{reg3? 今現在}{s4}の近くにい{reg3?ました るはずだ}。 qstr_{s2}_{reg3?was is}_i|{s2} {reg3?は は}野外を進行中で^{reg4?彼女 彼}は{reg3? 今現在}{s3}の近くにい{reg3?ました るはずだ}。 qstr_{s2}_{reg3?was is}_b|{s2} は{s3}で捕虜になって{reg3?いた いる}はずだ。 qstr_{s2}_{reg3?was has_b|{s2} は敵将の捕虜になって{reg3?いた いる}はずだ。 qstr_I_don_t_know_where_{|{s2}がどこに{reg3?いた いる}のかは知らぬ。 qstr_{s2}_is_attacking_th|{s2}はサクソン人の王国を攻撃している。 qstr_{s2}_is_defending_th|{s2}はラグナルの息子たちの王国を防衛している。 qstr_You_now_owe_{reg2}_p|あなたは{s1}に {reg2}ペニー借りている。 qstr_Royal_guardian|近衛兵 qstr_You_stand_to_gain_{r|この戦闘に勝利すれば{reg8}の名声を獲得出来る。 qstr_You_have_run_into_a_|待ち伏せだ! qstr_You_are_attacked_by_|山賊の襲撃を受けた! qstr_Following|追従 qstr_Holding|待機 qstr_Charging|攻撃 qstr_Advancing|前進 qstr_Falling_Back|退却 qstr_Standing_Closer|密集 qstr_Spreading_Out|散開 qstr_Standing|拠点防衛 qstr_Retreating|退却中 qstr_N/A|武器なし qstr_Free|自由 qstr_Any_Weapon|全ての武器 qstr_Blunt_Weapons|鈍器 qstr_Given_by _{s62}|依頼者 {s62} qstr_Given_on _{s60}|依頼日 {s60} qstr_This_quest_has_been_| (このクエストは完了しました。 {s59}に報告して下さい。) qstr_This_quest_has_been_c|このクエストは完了しました。 qstr_This_quest_has_been_s|このクエストは成功しました。 {s59}と話して下さい。 qstr_This_quest_has_been_su|このクエストは成功しました。 qstr_This_quest_has_faile|(このクエストは失敗しました。 {s59}と話して状況を説明して下さい。) qstr_This_quest_has_failed|(このクエストは失敗しました。) qstr_At_the_time_quest_wa|この依頼を受けた時 ^{s1} qstr_The_{s5}_has_a_stren|{s5}の全兵力は{reg1}人です。 qstr_According_to_the_las|最後に見た{reg1?彼女 彼}の場所 {s1} qstr_According_to_the_last|最後に聞いた{reg1?彼女 彼}の場所 {s1} qstr_The_current_garrison|現在の守備隊は{reg5}人です。^{reg6}日分の食料を備蓄しています。 qstr_Very_Poor|困窮 qstr_Poor|やや困窮 qstr_Average|普通 qstr_Rich|やや繁栄 qstr_Very_Rich|繁栄 qstr_Mead_Hall|屋敷 qstr_A_manor_lets_you_res|屋敷では休息をとることができ、^その間は兵士達への報酬は通常の半額で済みます。^ qstr_Mill|製粉所 qstr_A_mill_increases_vil|製粉所は村の繁栄度を5%増加させます。^ qstr_Watchtower|見張り塔 qstr_A_watchtower_lets_th|見張り塔は住民に早く危険を知らせます。^この影響で敵が村を略奪するのにかかる時間が50%余計にかかります。^ qstr_School|学校 qstr_A_school_increases_t|学校はあなたに対する住民の友好度を毎月1増加させます。^ qstr_Messenger_Post|伝令詰所 qstr_A_messenger_post_let|伝令詰所があると、村に敵が迫ってきた時あなたがどこにいても、^村人はそれを知らせることが出来るようになります。^ qstr_Prison_Tower|囚人塔 qstr_A_prison_tower_reduc|囚人塔があると、ここに留めてある^捕虜達の脱走する確率が低くなります。^ qstr_Christian_Monastery|キリスト教の修道院 qstr_A_monastery_promotes|修道院があるとキリスト教が広まります。^ qstr_Temple_to_god_Odin|オーディンの寺院 qstr_A_temple_promotes_pa|寺院があると多神教の信仰が広まります。^ qstr_Christian_Church|キリスト教の教会 qstr_A_church_promotes_Ch|教会があるとキリスト教が広まります。^ qstr_Shrine_to_Norse_Gods|北欧の神々の神殿 qstr_A_shrine_promotes_pa|神殿があると多神教の信仰が広まります。^ qstr_Blacksmith|鍛冶屋 qstr_A_blacksmith_manufac|鍛冶屋は道具や武具を生産し販売します。^ qstr_Merchants__Rest_Hall|商人たちの休息所 qstr_A_rest_hall_supports|休息所は商人の活動を活性化させ、繁栄度が上昇します。^ qstr_Scriptorium|写本室 qstr_A_scriptorium_increa|写本室は叡智の支援者としての名声を広めます。^ qstr_Slave_Market|奴隷市場 qstr_A_slave_market_incre|奴隷市場を開設すると繁栄度が上昇し税収も増加しますが、^評判が悪くなってしまいます。^ qstr_Brewery|醸造所 qstr_A_brewery_increases_|醸造所を建設すると繁栄度と城塞一帯の忠誠度が上昇します。^ qstr_The_prosperity_of_{s|{s2}の繁栄度は{s3}から{s4}になりました。 qstr_{s4}_looks_upset.|{s4}は怒っているようです。 qstr_your_party|あなたのパーティ qstr_{reg0?One_of_your_pr|{reg0?あなたの捕虜、 }{s3}の{s1}が脱走しました! qstr_You_have_delivered_{|あなたは{reg3}頭の牛を{s1}まで連れてきました。 qstr_I_hear_that_there_wi|{s62}で近いうちに トーナメントが開催されるらしいですよ。 qstr_I_heard_that_one_can|{s63}では{s62}が とても安く買えるらしいですよ。 qstr_I_heard_that_they_pa|{s63}では{s62}が とても高く売れるらしいですよ。 qstr_I_heard_that_the_Dan|デーン人たちは次の春が来る前にウェセックスを征服するらしいですよ。 qstr_Currently_the_most_r|今、吟遊詩人たちが奏でる歌で一番人気があるのは、^グウィネズ王のキャドワロンとマーシア王ペンダが^ノーサンブリアに侵攻し、かつてのデイラ王国の中心部に^突き進んでいった時の歌ですね。^かの地の王エドウィンは兵を集め、会戦するために南へ馬を^進めました。二つの軍勢はハットフィールド・チェイスで激突し、^当時最も残忍かつ血塗られた戦いが行われたのです。^おそらく最近の侵攻ゆえに人気があるのでしょう。 qstr_I_heard_the_Pope_in_|ローマの教皇様がデーン人たちを改修させるために^宣教師を派遣なさったそうですよ! qstr_Ragnar_s_sons_are_th|ラグナルの息子たちはこの世で最も危険な人物です。^情け容赦なく、あえて立ち向かおうとする者は誰もいないとか。 qstr_I_think_the_wife_of_|友人の妻が吟遊詩人と浮気しているようなんですよ。 qstr_I_hate_bandits!_Some|盗賊なんて大嫌いですよ!誰か皆殺しにしてくれませんかね。 qstr_I_would_like_to_know|ローマ帝国の時代が知りたいですね。 qstr_Many_of_the_nobles_o|アングル人の地の貴族の多くは若いヒルド姫に惹かれています。^たいそう美しい姫です。宗教的な趣味があるのが残念ですが! qstr_A_traveller_told_me_|旅人から聞いた話ですが、フランク王国が^フリジアを攻めるための兵を集めているらしいですよ。 qstr_The_Danish_have_brou|デーン人たちはあらゆる国の人を連れてきました。^古いアングル人の地に全世界が集まったかのようです。 qstr_West_Seaxe_was_never|ウェセックスはかつてないほど強大です。^国王がブレトワルダ(覇王)とみなされているのも頷けます。 qstr_I_wish_the_world_wer|世界から危険が減らんことを。^長生きできる者は僅かです。 qstr_I_ve_been_told_the_a|イー・ネールの軍は厳格な規律と訓練を維持していると言われています。^それゆえ、その軍はヒベルにア最強と謳われております。 qstr_two_days_ago|二日前 qstr_{s24}_increased_reno|{s25}で開かれた饗宴に出席したことで、 {s24}の名声は上がった。 qstr_You_asked_me_to_come|あなたはここ、{s33}まで会いに来いと仰いました。 なので私は、ここであなたが現れるのをお待ちしていました qstr_You_asked_me_to_come_|あなたは私に{s33}周辺を巡回しに来いと仰いました。 なので私はここで敵を探しています。 qstr_Marshal_has_chosen_{|元帥は兵を徴用するのに{s13}を選んだ。 qstr_Marshal_Levying_Troo|元帥は兵を徴用している qstr_The_marshal_is_levyi|元帥が、あなたの領土の{s10}で{reg0}名の兵を徴兵している。 qstr_{s35}_of_the_{s34}|{s34}の {s35} qstr_{s37}_of_the_{s36}|{s36}の {s37} qstr_The_brewery_in_{s1}_|{s1}の醸造所はますます繁栄している qstr_You_gain_right_to_ru|あなたは統治権を獲得した。 qstr_You_lose_right_to_ru|あなたは統治権を失った。 qstr_Content_update_appli|ゲーム内容のアップデートがセーブデータに適用されました qstr_{s1}_has_entered_tra|{s1}はトランス状態になっている! qstr_{s1}_has_become_unco|{s1}は指示を聞かなくなっている! qstr_{s1}_is_getting_exha|{s1}はバトルレイジの反動で疲労困憊だ qstr_{s1}_back_to_normal!|{s1}は正常に戻った! qstr_Manage_this_village.|村の運営 qstr_Recruit_volunteers.|人材を募る qstr_Go_to_the_village_ce|村の中心へ行く qstr_Meet_the_leader.|村長と会う qstr_Buy_supplies.|食料などを購入する qstr_Attack_the_bandits.|盗賊を攻撃する qstr_Wait_here_for_some_t|しばらく留まる qstr_{reg5?Continue_colle|{reg5?税の徴収を続ける 税を徴収する} qstr_Train_the_peasants.|村人を訓練する qstr_Take_an_action.|行動をとる qstr_Leave...|立ち去る qstr_You_need_to_obtain_p|この村で徴兵するには、村長から許可をもらう必要がある。 qstr___Symbel_| (祝宴中) qstr_Join_the_competition|武闘大会に参加する qstr_Stroll_through_town.|辺りを散策する qstr_Meet_the_mayor.|町長と会う qstr_Mead_hall__hire_men_|酒場(人員の雇用) qstr_Visit_the_mead_hall.|酒場に立ち寄る qstr_Visit_the_training_g|訓練場を訪れる qstr_Tour_the_grounds.|辺りを散策する qstr_Visit_your_farmstead|農場へ向かう qstr_Attempt_to_visit_a_l|貴婦人のもとへ行く qstr_Trade_with_locals.|地元商人と取引する qstr_Travel_to_another_Po|他の港町へ向かう qstr_Manage_this_{reg0?to| {reg0?街 城}の管理 qstr_Move_your_court_here|宮廷をここに移転する qstr_Manage_the_garrison.|守備隊を編成する qstr___{reg1}_peningas_pe| (一晩{reg1} ペニー) qstr___1_pening_per_night| (一晩1ペニー) qstr_Ask_for_potential_re|部隊への参加を呼びかける qstr_See_the_ships.|船を眺める qstr_Symbel_for_your_men.|手下のために宴会を開く qstr_Sail_from_port.|港から出航する qstr_ranks|整列 qstr_shield_wall|シールドウォール qstr_wedge|くさび形陣形 qstr_square|方陣 qstr_up|整列 qstr_Division_{reg1}_{s2}|第{reg1}部隊 {s2} は{s1}を組んでいる。 qstr_Not_enough_troops_in|{s2}には{s1}を組めるだけの兵がいない。 qstr_Division_{reg1}_{s2}_|第{reg1}部隊 {s2} は {s3} であるため {s1} を組めない。 qstr_{s1} _infantry_forma|{s1} 歩兵の陣形解除 qstr_{s1} _archer_formati|{s1} 弓兵の陣形解除 qstr_{s1} _skirmisher_for|{s1} 散兵の陣形解除 qstr_{s1} _cavalry_format|{s1} 騎兵の陣形解除 qstr_{s1} _formation_disa|{s1} 陣形解除 qstr_Cavalry_formation_di|騎兵の陣形解除 qstr_The_placement_of_{s1|第{reg0}部隊{s1}隊の配置を記憶しました。 qstr_The_placement_of_{s1}|第{reg0}部隊{s1}隊の配置を初期状態に戻しました。 qstr_Your_party_s_tactica|部隊内の戦術スキルにより、兵の展開できる範囲が左右される。 qstr_...and_attack_enemy_|・・・敵の{s1}部隊を攻撃しろ! qstr_{s2} _returning_afte|{s2}:敵の{s1}部隊を打ち破り戻ってきた。 qstr_infantry|歩兵 qstr_archer|弓兵 qstr_cavalry|騎兵 qstr_polearm|槍兵 qstr_skirmisher|散兵 qstr_mounted_archer|弓騎兵 qstr_support|補助兵 qstr_bodyguard|護衛兵 qstr_undetermined_type_of|未決定の兵種 qstr_Lame|脚を引きずった qstr_Swaybacked|背の曲がった qstr_Timid|臆病な qstr_Meek|素直な qstr_Stubborn|気性の荒い qstr_Heavy|重い qstr_Spirited|俊敏な qstr_Champion|逞しく優秀な qstr_Cracked|ひび割れた qstr_Battered|傷んだ qstr_Thick|重厚な qstr_Reinforced|強化された qstr_Rusty|錆びた qstr_Tattered|ボロボロの qstr_Ragged|使い古しの qstr_Crude|粗雑な qstr_Sturdy|頑丈な qstr_Hardened|鍛えられた qstr_Lordly|壮麗な qstr_Broken|壊れた qstr_Bent|歪んだ qstr_Chipped|欠けた qstr_Strong|強力な qstr_Balanced|精巧な qstr_Tempered|鍛え抜かれた qstr_Masterwork|名匠の手による qstr_Large_Bag_of|大袋入りの qstr_Strength.|体力 qstr_Shield_skill.|盾防御スキル qstr_Power_Throw_skill.|豪投スキル qstr_Power_Draw_skill.|弓術スキル qstr_Riding_skill.|騎乗スキル qstr_{s2}_needs_{reg1}_mo|{s2}には{reg1}の{s1}が要る。 qstr_You_need_five_tool_k|隠し砦を改良するには工具が5つ必要です! qstr_You_need_five_timber|隠し砦を改良するには木材が5つ必要です! qstr_To_hire_workers_you_|作業員を雇うには、リストから選択する必要があります。^もしリストに誰もいなければ、名声値を上げるか、^隠し砦を改善して彼らに来てもらい、仕事を依頼する^必要があるでしょう。 qstr_Name _Marcus.|名前:マルクス qstr_Occupation _This_cap|業務内容: 隊長はもう働いています。 qstr_Occupation _Captain^|業務内容: 隊長^頭金: 500^週毎の支払: 55^メモ:あなたの隠れ家の管理と開発を手伝います。 qstr_Name _Father_Beda.|名前: ベーダ司祭 qstr_Occupation _This_pri|業務内容: 司祭はもう働いています。 qstr_Occupation _Priest^I|業務内容: 司祭^頭金: 250^週毎の支払: 30^メモ:キリスト教の作法で兵を励まします。 qstr_Name _Godi_Olafr.|名前: オーラヴ神官 qstr_Occupation _Godi^Ini|業務内容: Godi^頭金: 250 ^週毎の支払: 30^メモ:多神教の作法で兵を励まします。 qstr_Name _Skald_Bragi.|名前: スカルド詩人ブラギ qstr_Occupation _This_bar|業務内容: 吟遊詩人はもう働いています。 qstr_Occupation _Skald^In|業務内容: スカルド詩人^頭金: 200^週毎の支払: 40^メモ:広間で元気の出る北欧の音楽を奏でます。 qstr_Name _Bard_Siwi.|名前: 吟遊詩人シーウィ qstr_Occupation _Bard^Ini|業務内容: 吟遊詩人^頭金: 200 ^週毎の支払: 40^メモ:広間で元気の出るブリテンの音楽を奏でます。 qstr_Name _Casius.|名前: カシウス qstr_Occupation _This_man|業務内容: 酒売りはもう働いています。 qstr_Occupation _Bottler^|業務内容: 酒売り^頭金: 100^週毎の支払: 10^メモ:広間には不可欠です。 qstr_Name _Suaibsech.|名前: スブサーチ qstr_Occupation _This_wom|業務内容: この女性はもう働いています。 qstr_Occupation _Happy_Wi|業務内容: 娼婦^頭金: 300^週毎の支払: 25^メモ:兵を満足させる最適の方法です。 qstr_Name _Tancoystl.|名前: タンコイストル qstr_Name _Gulla.|名前: ギュラ qstr_Occupation _Happy_Wid|業務内容: 娼婦^頭金: 150^週毎の支払: 15^メモ:兵を満足させる最適の方法です。 qstr_Name _Eadgyd.|名前: エアドギッド qstr_Name _Harald.|名前: ハラルド qstr_Occupation _This_tra|業務内容: 訓練士はもう働いています。 qstr_Occupation _Trainer^|業務内容: Trainer^頭金: 450^週毎の支払: 45^メモ:兵を鍛えます。 qstr_Name _Ulfberht.|名前: ウルフベルフト qstr_Occupation _This_smi|業務内容: 鍛冶師はもう働いています。 qstr_Occupation _Smith^In|業務内容: 鍛冶師^頭金: 400^週毎の支払: 40^メモ:隠れ家で新しい武器を作ります。 qstr_Name _The_Hungry_Ham|名前: “飢えた金槌” qstr_Occupation _This_arm|業務内容: 防具職人はもう働いています。 qstr_Occupation _Armorer^|業務内容: 防具職人^頭金: 400^週毎の支払: 40^メモ:彼のあだ名は鉄に対する旺盛な欲求で、ありとあらゆる物を作ることに由来します。 qstr_Name _Aurelius.|名前: アウレリウス qstr_Occupation _This_phy|業務内容: 医師はもう働いています。 qstr_Occupation _Physicia|業務内容: 医師^頭金: 250^週毎の支払: 15^メモ:浅い傷を手当てします。 qstr_Name _Morgan.|名前: モルガン qstr_Name _Alexander.|名前: アレクサンダー qstr_Occupation _Physician|業務内容: 医師^頭金: 350^週毎の支払: 30^メモ:高い技能を持った外科医で、浅い傷も重症も手当てします。 qstr_Name _Aillil.|名前: アリル qstr_Occupation _Physician^|業務内容: 医師^頭金: 250^週毎の支払: 30^メモ:浅い傷を手当てします。 qstr_Name _Wamba.|名前: ワンバ qstr_Occupation _This_coo|業務内容: 料理人はもう働いています。 qstr_Occupation _Cook^Ini|業務内容: 料理人^頭金: 350^週毎の支払: 30^メモ:あなたや兵士のための料理を作ります。 qstr_The_{s1}_and_the_{s2}|{s1}と{s2}は同盟を締結した。 qstr_The_{s15}_complies_wi|{s15}は {s16}を 攻める新たな同盟を履行した。 qstr_Player_bonus_for_dec|デキャップによるプレイヤーへのボーナス {reg1} qstr_Ruthless|冷酷 qstr_Vile|下劣 qstr_Notorious|外道 qstr_Unkind|非常 qstr_Unknown|不明 qstr_Kind|懇篤 qstr_Admirable|殊勝 qstr_Heroic|勇壮 qstr_Inventory|所持品 qstr_Show_stats|ステータスを表示 qstr_Show_item_details__|アイテムの詳細を表示 qstr_Troop_detail|部隊の詳細 qstr_{s1}^|{s1}^ qstr_{s1}Level _{reg1}^|{s1}レベル {reg1}^ qstr_{s1}Hit_Points _{reg|{s1}ヒットポイント {reg1} qstr_{s1}Atributes _^___S|{s1}特性 ^ 体力 ^ qstr_{s2}^{reg1}^|{s2}^{reg1}^ qstr_{s1}___Agility |{s1} 敏捷性 qstr_{s2}{reg1}|{s2}{reg1} qstr_{s1}Main_skills _^|{s1}主要スキル ^ qstr_{s1}___Power_Strike |{s1} 強打 ^ qstr_{s2}{reg1}^|{s2}{reg1}^ qstr_{s1}___Athletics ^|{s1} アスレチック ^ qstr_{s1}___Riding ^|{s1} 乗馬 ^ qstr_{s2}_^|{s2}-^ qstr_{s1}___Power_Throw ^|{s1} 豪投 ^ qstr_{s1}___Power_Draw ^^|{s1} 弓術 ^^ qstr_{s2}{reg1}^^|{s2}{reg1}^^ qstr_{s2}_^^|{s2}-^^ qstr_{s1}Weapons ^|{s1}武器 ^ qstr_{s1}___One_Handed ^|{s1} 片手武器 ^ qstr_{s1}___Two_Handed ^|{s1} 両手武器 ^ qstr_{s1}___Polearms ^|{s1} 長柄武器 ^ qstr_{s1}___Archery ^|{s1} 弓 ^ qstr_{s1}___Crossbow ^|{s1} クロスボウ ^ qstr_{s1}___Throwing ^|{s1} 投てき ^ qstr_{s1}___Slings |{s1} スリング qstr_{s2}_|{s2}- qstr__Click_on_the_troop_|(Click on the troop to rotate it)^^Click on pieces of gear ^(helmet, armor, gloves and boots)^ to display them. qstr_Landing_near_{s2}|{s2}付近に上陸 qstr_The_trainer_{s11}.|訓練担当 {s11} qstr_{s0}^ _{s1}__{s2}__{|{s0}^ {s1}, '{s2}', {s3}, {s4} qstr_You_have_lost_the_tr|商人を残したまま上陸したので、あなたは彼らを失いました。 qstr_You_have_lost_the_tra|商人を残したまま乗船したので、あなたは彼らを失いました。 qstr_vWaveInfo|vWaveInfo qstr_vWaveOrigin|vWaveOrigin qstr_vTimer|vTimer qstr_SHIP_{reg8}_ERROR _g|SHIP {reg8} ERROR gtbws not the same! qstr_You_are_an_elder._Yo|あなたは年長者だ。何十年にも渡って人生経験を積んできた。往年の膂^力と敏捷性は失われたが、その経験により幾許か賢くなったといえよ^ う。 qstr_You_are_an_adult._Yo|あなたは働き盛りだ。程々の経験といまだ衰えぬ肉体を兼ね備える。 qstr_You_are_a_youth._You|あなたは前途ある若者だ。活力に満ち溢れ、周りの環境に進んで挑みか^かっていく。 qstr_According_to_Galen_s|ガレノスの四気質の分類によるとあなたの気質は qstr_Phlegmatic._Its_elem|冷淡だ。対応する属性は水で、ヒポクラテスの四体液説では粘液に相当^する。冷静沈着で注意深く、一貫性、身内へのおもいやり、頼り甲斐が^ある人に当てはまる。一方で寡黙で内気な一面や自己完結する傾向があ^り、変革を好まず、余所余所しく感じさせることもある。 qstr_Melancholic._Its_ele|陰気だ。対応する属性は土で、ヒポクラテスの四体液説では黒胆汁に相^当する。内省的で繊細、創造性に富み完璧主義、寛容で忍耐強く気遣い^も出来る人に当てはまる。一方で合理性に欠け、一つのことに没頭しす^ぎるため不器用な一面もあり、また鬱屈し不満を抱えがち。 qstr_Choleric._Its_elemen|短気だ。対応する属性は火で、ヒポクラテスの四体液説では黄胆汁に相^当する。説得力を感じさせ威厳があり、外向的で独立気質、野望を抱く^人に当てはまる。一方でしつこく、衝動的で落ち着きがなく、気難しく^て自己中心的な一面もある。 qstr_Sanguine._Its_elemen|楽観だ。対応する属性は気で、ヒポクラテスの四体液説では血に相当^する。想像力があり芸術家肌、かつ活発で社交的な性格で、合理的な思^考をする人に当てはまる。一方で快楽主義的で忘れっぽく、突飛な行動^をとるなど無鉄砲な一面もある。 qstr_{s1}^^{s2}_{s3}|{s1}^^{s2} {s3} qstr_According_the_four_c|古代からの書物にある四元徳の中で、あなたが最も重視する徳目は qstr_Wisdom._Also_called_|知恵だ。思慮とも呼ばれるこの徳目は、あらゆる状況において正しい対^応をとる為に、理性の導きによって行動を律する。また知恵とは、今後^取り得る行動の帰結を予測し、判断する能力を意味する。 qstr_Fortitude._Also_call|勇気だ。剛毅とも呼ばれるこの徳目は、窮地における不屈の志と、目標^を追求する上での意志の堅固さの源となる。また勇気とは、道徳的な信^念に基づき、その帰結がどうであれ、決定を下す力である。 qstr_Temperance._Also_cal|節制だ。自制とも呼ばれるこの徳目は、肉体の制御を実現するため、様^々な快楽の誘惑に抗う力のことである。また節制は、情念や欲望への制^御と抑制を表す。 qstr_Justice._It_symboliz|正義だ。秩序に対する敬意の象徴であり、勧善懲悪を推し進める徳目で^ある。 qstr_You_are_a_foreigner.|あなたは異邦人だ。 qstr_You_come_from_far_aw|あなたは、ヨーロッパの北方、十数もの小王国に分裂し、 ヴァイキングにより圧力を受けているこの世界で見聞を広めるべく、 遥か彼方からやって来た。 qstr_You_are_Scoto_Pict|あなたは スコット=ピクト人、 qstr_a_descendant_of_an_a|ブリタニア北方に定住を始めた何者か、あるいはゲール人の侵略者を^由来とし、現在は混血が進んだ部族である。 qstr_You_are_Briton|あなたは ブリトン人、 qstr_a_member_of_the_Celt|ローマによるブリテン侵攻よりも前からブリタニアに定住する^ケルト系の部族である。 qstr_You_are_Goidel|あなたは ゲール人、 qstr_a_member_of_Celtic_p|ローマ人がヒベルニアと呼ぶエリンの地に 定住するケルト系の部族である。 qstr_You_are_Frisian.|あなたは フリジア人、 qstr_You_come_from_the_di|ヨーロッパ大陸の北端に位置する フリジアの国に住む人々である。 qstr_You_are_a_Norseman|あなたは ノース人、 qstr_a_member_of_the_paga|ヨーロッパ沿岸を襲う、スカンジナビア土着の^多神教を信仰する人々である。 qstr_You_are_Anglo_Saxon|あなたは アングロ・サクソン人、 qstr_a_descendant_of_a_Ge|古代においてはエルベの山にほど近い、スレズウィックに住んでいた^ゲルマン系の人々を祖先に持つ民族である。 qstr_an_impoverished_nobl|没落した貴族 qstr_You_came_into_this_w|あなたはある没落貴族の{reg59?令嬢 子息}としてこの世に生を受けた。あなたが生ま^れる頃には、かつての広大な領地は人出に渡り、最早あなたの暮らす^家屋が残るのみであった。だがこうした苦境にも関わらず、両親は幼^少期から十分な教育を施してくれた。仕官の機会を逃さぬ為である。 qstr_a_travelling_merchan|行商人 qstr_You_were_always_movi|あなたは常に利益を求めて各地を巡っていた。両親は人並み以上の富を^有しており、出来る限りの教育を施してくれたが、その分同年代の友^人を得る機会には恵まれなかった。あなたが交友関係を築けるように^なった時には、その友人へ何かを売りつける機会に恵まれたことを感^謝するようになっていた。 qstr_a_craftsman|職人 qstr_Your_father_s_abilit|あなたの父親の持つ、美しくかつ有用な物を作り出す才能は、地元の人^々から重宝されていた。そのためあなたは、快適である程度豪華な生^活に慣れていた。もちろん金槌と木槌の違いもわかる。 qstr_a_priest|聖職者 qstr_You_were_placed_in_t|まだ幼い頃、あなたは修道院に預けられた。修道士たちは本当の両親で^はなかったが、愛情を持って世話をしてくれた。母親は時々訪ねてきた^が、父親からの連絡は全くなかった。生活は気楽なものだった。一日の^労働はきつかったが、その後はいつもテーブルに並んだ料理を楽しんだ^ものだ。 qstr_a_peasant|百姓 qstr_You_were_born_into_a|あなたは近くの領主が治める小さな村落に生まれた。幼少期は相応に幸^せではあったが、遊んでいる時間は殆どなかった。そこらを彷徨いてい^るのを見つかろうものなら、凍える手でキャベツを収穫させられたものだ。 qstr_an_outlaw|無法者 qstr_Your_education_was_r|あなたの受けた教育は正規のものではなかった。人気のない廃屋や時に^は路上で寝泊まりし、スリが出来るようになるまでは物乞いをさせら^れていた。あなたの幼少期を無駄なものだという人もいるかも知れな^いが、あなたほど街の秘密や薄暗い路地裏のことを知り尽くしている^者はいない。 qstr_{s1}^^You_were_born_|{s1}^^あなたは {s2}の下に生まれた。 {s3} qstr_Your_family_baptised|あなたの家族はローマのキリスト教の洗礼をあなたに施した。 qstr_and_you_were_fascina|そしてあなたは聖職者が村に訪れた際に話してくれた物語に心を奪わ^れた。以来、あなたはその教えに専心したままだ。キリスト教は、イエ^スの証言と使徒の教えからなる聖書に基づいている。 qstr_Your_family_believed|あなたの家族は北欧の神々を信仰している。 qstr_You_soaked_up_all_of|あなたは暖炉の周りに皆で集まり、夜更けまで語られた物語の全て記憶^した。あなたは、いにしえの信仰忠実な信者だ。そして主神オーディン、^天空と雷の神トール、愛の女神フレイヤなど、この世界を見守る全ての^神々の役割を覚えたのだった。 qstr_a_page_at_a_nobleman|貴族の奉公人 qstr_You_were_chosen_to_b|あなたは国の中でも指折りの富裕貴族に従者として選ばれ、屋敷の中に^住むことを許された。年長の従者に仕える中で、まず初めに学んだこ^とは謙虚になることであった。奉仕の手当の中には様々な娯楽も含ま^れていた。チェス、口さがない噂話、愛や偉大な業績を歌う詩人など^だ。だがあなたが最も惹きつけられたのは、競争と対立の世界であっ^た。他の子供と、棒きれを剣に見立てて乱暴な遊びに興じた。そうし^た遊びは、現在の暮らしにとって貴重な教訓をもたらしてくれた。 qstr_a_craftsman_s_appren|職人の見習い qstr_Your_parents_sent_yo|両親は技術を学ばせる為あなたを奉公に出した。新しい主人の下で数年^間過酷な仕事や勉学に勤しみ、同期の中で最初に見習いに昇進して、^やがて一人前の職人としての待遇を受けるに至った。あなたは熟練の^職人となったのだ。 qstr_a_shop_assistant|商店の手伝い qstr_In_the_employ_of_a_s|店員として働く間は、人々の興味を引き言葉でその気にさせる術を学ん^だ。また、行商に参加し各地を巡って取引を重ねた結果、この世には^自分とは全く異なる習慣が存在し、それぞれの文化においてどのよう^に振る舞うのかを理解した。 qstr_a_street_urchin|浮浪児 qstr_You_ended_up_in_the_|家も無しに暮らす羽目になったあなたは、生きていく為にどんな事でも^しなければならなかった。法や警吏の目を掻い潜りながら、日々の糧^の為に物乞いをし、盗みを働き、毎日暴力の世界に身を投じてきた。 qstr_a_farmer_child|農業の手伝い qstr_You_put_your_strong_|あなたは辛い農作業を通じて丈夫な体を得た。土地と、その土地で放牧^される家畜について学んだ。ある年は豊作に恵まれ、またある年は飢^餓と隣り合わせになりながら生きてきた。やがてあなたは物事に動じ^なくなり、周りの環境に適応する術を身につけた。 qstr_{s1}^^You_spent_your|{s1}^^子供の頃は {s2}をして過ごした。 {s3} qstr_Formerly_being_a_sla|かつては奴隷だった qstr_your_adult_life_was_|あなたの青年期は謎に満ちている。主人のために過酷で単調な仕事を強^いられるなか、素早く、力強く、そして感情を殺すようになった。時^折あなたの所有者は食事を与えてくれなかったため、糊口を凌ぐ術と^して自然の中から食料を得ることを身につけた。あなたの生活は小さ^く単調なものであり、一生それは変わらないように思われた。終わり^の見えない作業をこなす間、雨と太陽があなたの体を苛んだ。夜明け^から日没まで体中を痛めて働いても、報酬はその日を生きる権利だけ^であった。もっとも、体を患った仲間はその報酬を受け取ることも出^来なかったのだが。自由な時間を、本当に滅多にないことではあった^が、与えられた時には、簡素なスリングで石を投げる練習を積んだ。^今やその腕前は、遠くに置いた瓢箪に何発も命中させ、バラバラにす^ることが出来るほどである。その様を見てほくそ笑みながら。 qstr_Formerly_you_were_a_|かつては聖職者だった qstr_When_you_were_not_wo|修道院での職務や勉学をしていない時間は、神の創り給うた世界を巡った。 あなたの説教を聞いた人は皆、その情熱に大いに心服した。 巡礼の旅の最中は清貧の誓いを立ててはいたが、道中食事や宿に事欠くことは無かった。 神の有難みを立派に説く者には、農民らも気前良く もてなしてくれるのだ。 巡礼以来、村人が修道院を訪れ、あなたの手作りの一点物を 買っていくようになった。 治療はもうひとつの特技である。 あなたの手にかかれば、折れた骨を処置し、神のもとに召さん とする魂を肉体に留めておくことも造作無い事であった。 信仰心の深さゆえに、修道院の厚い壁の外にあっても あなたは身の危険を感じることは無かった。 あなたが身を守る術は、 一本の杖と 心の拠り所である神の象徴だけである。 qstr_Formerly_you_were_a_t|かつては旅人だった qstr_Responding_to_the_ca|漂泊の思い止まず旅に出たあなたは、見つけた物を売って食いつなぎな^がら村々を巡った。金に困らない生活という訳にはいかなかったが、^哀れな行かず後家さえも金の材料にする術を学んだ。 すぐにでも交易を通じて大帝国を築けるだろう。 qstr_Formerly_you_were_a_p|かつては密猟者だった qstr_Unsatisfied_with_com|大抵の人間が抱く、富に対する向こう見ずな欲望を抑えられなかったあ^なたは、地元領主の私有林に赴き、法を無視して動物を狩った。鹿や^猪、ガチョウを獲っては密かに売り払った。そして見張りの目と鼻の^先で木を切り倒しては薪にし、厳しい冬の間は隙間風の絶えない家で^暖を取った。そうして名誉などと言うものは、金で買えるものなのだ^ということを悟った。また、狩猟運に恵まれない時は食物の採取も行^い、自然の中から食用に向く植物を見つけるのも得意になった。 qstr_Formerly_you_were_a_f|かつては公民であり小さな土地の所有者だった qstr_{reg59?Being_wife_to|{reg59?公民の妻であれば、少なくとも召使の妻になるより 気楽に暮らすことができる。 召使が重労働を手伝いはするが、 夫は裕福な地主ではないため、 農民の妻がするような雑用もせねばならない。 土地からの収穫の代わりに、 あなたの夫は領主には地税を、 働き手には給与を払わねばならない。 その上領主が戦争となれば、 招集に応え歩兵として戦場に赴くことになる。 そんな時、戦いの真っ只中で頼れるのは盾と槍だけだ。 夫は自分が不在の時の万が一に備え、 事ある毎にあなたに武器の扱い方を指導してくれた。 公民であるということは、少なくとも召使よりも気楽な暮らしが出来るということだ。 召使が重労働を手伝いはするが、 裕福な地主ではないため、 農夫がするような雑用も自分でせねばならない。 それに、領主には地税を、働き手には給与を払わねばならない。 その上領主が戦争となれば、 招集に応え歩兵として戦場に赴くことになる。 そんな時、戦いの真っ只中で頼れるのは盾と槍だけだ。} qstr_{s1}^^Through_persis|{s1}^^根気のよさとちょっとした運も味方し、 あなたは地元の領主の 一人に取り入ることができた。 最終的には、あなたは王の前で彼からの推薦を得られ、 王の所有する領土の一部を小さいながらも分け与えられた。 今度はあなたがその信頼に応える時である。 qstr_{s1}^^Then_you_happe|{s1}^^そしてあなたは偶然にも、若い領主の興味を引く事となった。 伝統や口煩い顧問の嘆願を無視し、彼はあなたと結婚した。 しかしそれから間もなくして、彼は馬上試合にて不慮の負傷に より死に至った。 領主には存命の甥、兄弟、息子は無かった。 従ってあなたは狭くて人目を引かないような土地を引き継いだ。 他の領主はそのうち自分の物になるとさえ思っているだろう。 今こそあなたは自分の土地で、身を立てる必要があるのだ qstr_{s1}^^Through_persist|{s1}^^根気のよさとちょっとした運も味方し、あなたは地元の領主の 一人に取り入ることができた。 一連の出来事によりその王国には統治者が居なくなった。 言い争う派閥間の折衷案として、彼はあなたに王権を 共有しようと提案した。 あなたは計画的に少数派の協力者として選ばれたが、 あなたと共有していた王の片割れが突然に病死し、 あなたが唯一の統治者となった。 この事の成り行きを皆が喜んだ訳ではなく、 近隣の王国はあなたの領土が明らかに弱みを 抱えていることに注目している。 今こそあなたは主権を確立せねばならない。 qstr_{s1}^^Then_you_happen|{s1}^^そしてあなたは偶然にも、若い領主の興味を引く事となった。 伝統や口煩い顧問の嘆願を無視し、彼はあなたと結婚した。 しかしそれから間もなくして、彼は馬上試合にて不慮の負傷に より死に至った。 領主には存命の甥、兄弟、息子は無かった。 領主らがその相続権について議論を交わす中、 近隣の王国はあなたの領土が明らかに弱みを 抱えていることに注目している。 今こそあなたは主権を確立せねばならない。 qstr_ _Viking_Conquest_Ma| Viking Conquest メインモード qstr_A_storyline_campaign|メインクエストなどが特色の^ストーリーモード qstr_ _Sandbox_Campaign| サンドボックスキャンペーン qstr_No_main_story_or_spe|メインクエストはありません。^気の向くまま冒険することが出来ます。 qstr_ _Lordly_Sandbox_Cam| サンドボックスキャンペーン(諸侯) qstr_You_start_as_a_lord_|任意の国の諸侯としてスタートします。 qstr_ _Royal_Sandbox_Camp| サンドボックスキャンペーン(国王) qstr_You_start_as_leader_|任意の国の王としてスタートします。^王様万歳! qstr_STAMINA_ _Realism_Fe|スタミナ 現実に即した設定 qstr_This_feature_affects|この設定はプレイヤー以外のキャラにも影響します。^スタミナは体力とアスレチックスキルにより決定され、戦闘中の持久力に影響^します。スタミナが切れると走れなくなり、与えるダメージは半減します。 qstr_ARMOR_PENALTY_ _Real|重装ペナルティ 現実に即した設定 qstr_This_feature_affects_|この設定はプレイヤー以外のキャラにも影響します。^重装を身につけると一部のスキルの実効値が減少します。^軽装部隊の重要性が増し、ゲームバランスが向上します。 qstr_EASY_RECRUITMENT_ _B|雇用の簡略化 初心者向けの設定 qstr_When_you_ask_permiss|徴兵が必ず成功し、雇用費用も掛かりません。^ロールプレイや没入感を大事にする人にはオススメできません。 qstr_RESTING_MORALE_ _Rea|休息の必要性 現実に即したな設定。 qstr_INSANE_DIFFICULTY_ _|狂気の難易度 上級プレイヤー向けの設定 qstr_Your_troops_need_thr|あなたの軍隊がアップグレードに必要とする経験値は、 通常モードの3倍となります。 敵から受けるダメージは倍となり、 あなたが与える ダメージは半分です。 やり込んだプレイヤーにのみ、お奨めします。 qstr_GORE_ _+18_Feature.|グロ表現 18歳以上向けの設定 qstr_DISABLE_SCENIC_MENU_|3D風景付メニュー無効化 動作パフォーマンスの設定 qstr_Disable_the_3D_view_i|このオプションにチェックを入れると、ロード時間を改善するため^街や城、村などのメニュー画面での遠景を2D表示にします。 qstr_SHIELD_BASH_ _Realis|シールドバッシュ 現実に即した設定。 qstr_Player_and_AI_troops|プレイヤーやAIが盾で敵を殴りつけるようになります。 qstr_...Anno_Domini_868..|...紀元868年... qstr_My_name_is_Beda_the_|儂は長老のベーダだ。この世界に深く関わっていこうとするなら、^儂の話をよく聞くといい・・・。きっと損はしないだろう。^^ブリテン島。ブリトン人はイニス・プリデイン、ゲール人はアルバと^この島を呼んでおるが、アングル人やサクソン人は自らの支配地を^イングランドと名付けておる。ここの島々は広大で肥沃、なにより美しい・・・。そして誰もが^我が物にしたがっている。女は寡婦となり、馬が運ぶのは飼葉ではなく武器ばかり。^戦士の雄叫びが大気を満たし、大地は兵士に踏み荒らされ茂ることなし。^かつての戦乱の世の如く、鎧を着飾った不倶戴天の敵が跋扈する。^烏は鳴き、狼は遠吠えを響かせ、盾を鳴らす剣戟も騒々しい。そんな場所じゃ。^^北部ではアングル人の王国がデーン人の攻勢の前に崩れ去った。^悪名高きヴァイキングの領主、ラグナルの息子たちが父親の勢力を引き継ぎ、^ノーサンブリアとして知られるバーニシア、デイラ、^そしてエルメット一帯を領有しておる。^^南部に目を向けると、ブレトワルダであるエゼルレッド王と弟のアルフレッド^率いるサクソン人のウェセックス王国が戦の備えを整えている。^海を挟んだ対岸のデーン人も富と名声を求めて海を超えて^来るのではないかと専らの噂だ。^^何世紀もの侵略の結果辺境に追いやられていた先住のブリトン人は、今度は^ヴァイキングによって沿岸部を脅かされておる。ブリトン人は手元に残った僅かな^土地をこれ以上失わないよう、命をかけて戦っている。民をまとめ上げ華々^しい勝利へと導いてくれる王を、新たなアルスル王と呼ぶべき王が現れる日^を夢見ながらな。だが現実としては、遺産の公平分配を定める法により、^各諸侯の地所は縮小する一方であり統一の目は殆ど無いと言っていいじゃろう。^このような状況ではあるが、かの偉丈夫、グウィネズの豪族のロードリは^ウェールズ全土にその地盤を築き、勢力を拡大している。^^島の遥か北方では、30年ほど前にノルウェーの侵略者が因縁深いゲール人と^ピクト人の貴族たちを、首尾よく三つ巴の戦いに巻き込み一撃のもとに粉砕した。^この戦禍の後、ゲール人の豪族、ケネス・マカルピンがゲール、ピクト両国の^民をまとめ上げ王国を築いたものの、かつての版図の中央部である山岳部^へ追いやられてしまった。^^海峡を越えた先アイルランドの島では、金髪碧眼の戦士、エーレフの^エイ・マクニールが仇敵を除いて以来テメイアの上王の地位に近づきつつある。^もっともその肩書も名誉称号に過ぎないのではあるが。彼の目指すところは^イー・ネールの半分以上に容れられず、土地、女、家畜を巡っての争いはこの^地に付き物の骨肉の争いの様相をなし、決着に至る気配すら感じられない。^一方でデーン人とノルウェー人は沿岸に数多の砦を建設し、^河川を遡ってはゲール人の後背地の略奪に勤しんでいたが、^直接関係のない紛争に首を^突っ込むことも多々あった。^陣営の選り好みなどせずにな。^^^世界は混沌としておる。そして混沌とは果て無き騒乱じゃ。 qstr_BEDA_CHRONICLE^^{s2}|ベーダの年代記^^{s2}^^ {s3} qstr_{s1}On_head.___{reg2|頭部に{s1} (-{reg2} 知性)^{s2}^^ qstr_{s1}On_face.___{reg2|顔面に{s1} (-{reg2} 魅力)^{s2}^^ qstr_{s1}On_body.___{reg2|胴体に{s1} (-{reg2} 体力)^{s2}^^ qstr_{s1}On_limbs.___{reg|四肢に{s1} (-{reg2} 敏捷)^{s2}^^ qstr_Accumulated_Injuries|負傷 ^^なし qstr_Accumulated_Injuries |負傷 ^^{s1},大きな街にいる医師なら怪我の手当が可能だ。 qstr_Healing_wounds ^^non|治療中の傷 ^^なし qstr_Healing_wounds ^^{s1|治療中の傷 ^^{s1}処置済みの傷はいずれ治癒することだろう。 qstr_{s1}On_head.___{reg1|頭部に{s1} (-{reg1} 知性)^^ qstr_{s1}On_face.___{reg1|顔面に{s1} (-{reg1} 魅力)^^ qstr_{s1}On_body.___{reg1|胴体に{s1} (-{reg1} 体力)^^ qstr_{s1}On_limbs.___{reg1|四肢に{s1} (-{reg1} 敏捷)^^ qstr_Scars ^^none|スコア ^^なし qstr_Scars ^^{s1}These_in|古傷 ^^{s1}大怪我により後遺症が残ってしまった。これは完治することがない。 qstr_Lifetime_wounds _{re|今までの傷 {reg1} qstr_Current_party_size_l|現在のパーティーサイズの上限 {reg0}^^名声 {reg34}^統率力の合計値 {s2}{reg32}^魅力 {s3}{reg33}^領地 {s6}{reg35}^船(海上にあるもののみ) {s7}{reg2}^^{playername}は{reg36}人の兵を完全に指揮できます。^現在{reg37}を領有しています。 qstr_^Religious_Differenc|^信仰の相違 -{reg7} qstr_^No_food ___{reg7}|^食料の欠乏 -{reg7} qstr_^Wage_debt ___{reg7}|^賃金の滞納 -{reg7} qstr_Currently_falling_fr|Currently falling from + qstr_Currently_rising_fro|Currently rising from qstr_{s11}{s10}{s12}|{s11}{s10}{s12} qstr_^^These_pagan_troops|^^このうち多神教徒の兵が引き起こすトラブル {s11} qstr_^^These_Christian_tr|^^このうちキリスト教徒の引き起こすトラブル {s11} qstr_^^Player_currently_h|^^現在の兵士の数は、プレイヤーが満足に管理できる人数を 超えています。 qstr_Current_party_morale|現在の部隊士気 {reg5}.^^基本士気 +{reg8}^部隊規模により {s2}{reg1}{s14}^休憩不足により {s3}{reg2}^食事の多様性により {s4}{reg3}{s5}{s6}^最近の出来事により {s7}{reg4}^{s13}^^{s19}^^計 {reg5}^^^ qstr_{s18}^^_____________|{s18}^^----------------^^{s20} qstr_{s17}_^_{s18}|{s17} ^ {s18} qstr_{s15}_^_{s16}|{s15} ^ {s16} qstr_{s22}^^Friends _^{s8|{s22}^^友好 ^{s8} ^^敵対 ^{s6}^{s19} qstr_^^Your_estates_are _|^^所有する地所 ^{s18}^{s19} qstr_Mercenary_employed_b|{s18}の傭兵^{s19} qstr_Report _^^_{s19}|報告 ^^ {s19} qstr_On_loan|貸付中、 qstr_is_{s16}_your_choice|^他のコンパニオンとの相性 {s16}^ あなたの指揮能力に対して {s17}^一般的な状態に関して {s18}^士気 {reg0} qstr_Companions_Info ^^_{|コンパニオン情報 ^^ {s19} ^^-----------^^ 現状 ^^ {s7}{s1} qstr_Loyal|忠実な下僕です qstr_Devoted|献身的です qstr_Fond|愛しています qstr_Gracious|慕っています qstr_Friendly|友情を感じています qstr_Supportive|支持しています qstr_Favorable|好意的です qstr_Cooperative|協力的です qstr_Accepting|理解があります qstr_Indifferent|無関心です qstr_Suspicious|懐疑的です qstr_Unhappy|不満を抱いています qstr_Resentful|恨んでいます qstr_Angry|怒っています qstr_Hostile|敵意を持っています qstr_Hateful|憎んでいます qstr_Vengeful|生涯の敵だと考えています qstr_Sworn_Enmity|不倶戴天の敵だと考えています qstr_Your_relations_with_|この王国との関係は ^^{s2} qstr_Build_your_personal_|野営地を築く。 qstr_You_already_have_a_r|既に建築済みの野営地があります。^移設するには既存のものを破壊する必要があります。 qstr_You_don_t_have_enough|お金が足りません!建築作業の手当として1,000ペニー必要です。 qstr_You_need_to_have_mor|この作業を行うには30名以上の兵が必要です。 qstr_Your_men_await_your_|兵は隠し砦建築開始の指示を待っています。現状十分な資材が有りますが、不足分は近隣の村々で購入できます。^^合計費用:1,000ペニー^^作業時間:6時間 qstr_{s2}^^_{s3}|{s2}^^ {s3} qstr_You_are_in_the_kingd|あなたは今デンマーク王国に居る。^^デンマークはヴァイキング時代の重要なノース人の国だ。 デーン人は強大なフランク帝国に対して独立を 維持するだけでなく、西ヨーロッパ中の街や教会、 修道院を攻撃・略奪した。 デーン人のヴァイキングは、その活動領域では最も 優れた商人だった。強力な中央集権体制がユトランドに 構築され、デーン人は土地、交易、略奪の領域広げている。 男たちが航海に出ている間、農場は女たちが管理していた。 qstr_You_are_in_the_kingdo|あなたは今ノーズヴェグ王国に居る。^^ノーズヴェグは山岳地帯とフィヨルドによる厳然とした天然^の境界線によって形成されている。地域社会は互いに独立^したままであり、30の小王国がこの土地に存在している。^小さな王国の中でも最も力のある王が、大きな権力闘争に^入っている。海はノーズヴェグの小国家や外界と連絡を^取る最も簡単な手段であり、民は交易商人や冒険家、または^略奪者になっている。農業に適した土地の不足のため、^ノーズヴェグの民は、まばらに居住している島を西に^向かって植民地化することを強いられている。ノーズヴェグ^の民はブリテン島とアイルランドで初期のバイキング襲撃を^行ったが、後にデーン人がそれに加わった。 qstr_You_are_in_the_kingdom|あなたは今ロッホラン王国に居る。^^ロッホランは30年前にヴァイキングによって征服された^スコットランドと北部諸島のノ―ス人の支配地域だ。 ^この王国は、ブリテン諸島におけるノ―ス人の拡大のための^活動拠点となっている。^一方で、様々な有力者による闘争も普通に見られる。 qstr_You_are_in_the_kingdom_|あなたは今フリジア王国に居る。^^フリジアは北海の南東沿岸沿いの地域で、フリジア人の^故郷だ。この地域の人々はアングロ・サクソン人と言語で^密接に関係付けられている。^フリジア人の領地は、フランキアの北部からデンマークの^国境まで広がる重要な交易地域だ。 フリジア人は最初、^フランク族によって独立を失い、今は彼らの国はデーン人の^統治下にある。 qstr_You_are_in_the_kingdom_o|あなたは今ウェセックス王国に居る。^^ウェセックスはサクソン人の王国としてはブリテン島の^最西端にある王国だ。^数十年前、エグベルト王がマーシアを制圧し、ノーサン^ブリア王から宗主権を奪い取った。それによって彼は^ブリテンの上級王であるブレトワルダとなった。この支配的^地位は短期間であったが、イングランド南部におけるウェセ^ックスの拡張は永続的だった。エグベルトの後年はウェセ^ックスに対するヴァイキングの襲撃の始まりであった。^デーン人達はアクレアの戦いでエグベルトの息子で後継者の^エゼルウルフ王に完全に粉砕された。この勝利により、^デーン人のイングランド征服は15年遅れることとなったが、^ウェセックスへの襲撃は引き続き行われた。^エゼルウルフの王位は、生き残った4人の息子に相次いで^継承されていった。エゼルバルド、エゼルベルト、エゼル^レッド、そして現時点で副王のアルフレッドである。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of|あなたは今イースト・アングリア王国に居る。^^イースト・アングリア王国はブリテン島の東端にある小さな^独立国家だ。 アングル人は、ブリテン島の他の地域よりも^早くここに定住した。この国はウッファの王朝が支配して^いたが、マーシアに征服された。ヴァイキングはイースト・^アングリアを略奪したが、後年、サクソン人が2度の大戦で^彼らを打ち破った。その後、バイキングが一度だけ攻撃した^だけの比較的平穏な時期に続いた。 だが、デーン人は最終的^に略奪をやめ、軍勢となって姿を現した。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_|あなたは今マーシア王国に居る。^^マーシアはトレント川とその支流を中心とした、アングロ・^サクソンの最も強力な国の一つだ。もとはミッドランドと^呼ばれる、アングロ・サクソンの領地の一地域と、西に^追いやられたケルト族の間の辺境地帯だった。^王都トムトゥンから、マーシア人は3世紀にわたって^アングロ・サクソン人の領地を支配し、残り6つのアングロ・^サクソン王国の内5つを併合したり服従させたりしてきた。^その時代はマーシアの絶頂期として知られている。だが、^大異教徒軍によるノーサンブリアの制圧がマーシアの^支配に疑問を投げつけている。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_N|あなたは今ノーサンブリア王国に居る。^^ノーサンブリアはアルバ王国の南からハンバー川の北へと^延びる、最北のアングロ・サクソン王国だ。^もとはバーニシア王国とデイラ王国の連合国家だったが、^徐々に北と西に広がり、さらにケルト人の領土を侵略して^いった。ハルフダン・ラグナルソンと無骨のイーヴァルの^兄弟がノーサンブリアを征服し、アングロ・サクソンの貴族^であるエグベルトを傀儡の王として即位させた。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_G|あなたは今グウィネズ王国に居る。^^グウィネズ王国はローマ帝国が衰退しサクソン人達が来訪^する中、成功を収めた国家の一つだ。ウェールズ地方北西を^本拠地とし、グウィネズ王国の支配者はブリトン人の王で^あるとみなされる。内戦と外部からの侵攻で勢力を失う前は、^グウィネズのブリトン人達はローマン・ブリテンの後継者^であることを自覚しており、王はラテン語とキリスト教を^採択する古きローマ帝国の体制を法律として規定し続けた。^しかしながらローマ人の知識は大部分が失われ、グウィネズ^のブリトン人達は軍国主義的な部族社会へと移行している。^ロードリ大王の尽力により、王国は拡大し続けている。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_B|あなたは今ブラヘイニオグ王国に居る。^^ブラヘイニオグは南ウェールズの小さな独立国家だ。 ^この国はしばしば、東のイングランドと西の強大な^ブリトン人の王国との緩衝地帯の役割を果たした。^王国はおそらくアイルランドの侵略者、おそらくイー・^リーハンによって設立され、キネダの息子達によって縮小^されるまで、ウェールズで大きな力を発揮した。^現在のところ、王国は隣国のグリウィシングとの不和に^よって身動きが取れなくなっている。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_A|あなたは今アスト・クリッド王国に居る。^^アスト・クリッドはアングロ・サクソンの領地の北西でアルバ^王国の南側、クライド川に沿ったブリトン人の王国だ。^この国はローマ帝国の崩壊後、アスト・クリッドの町を^首都として登場した。その高い、要塞化された岩(Alt)で^アスト・クリッドはダール・リアダからの1回、ピクト人^からの3度の攻撃に抵抗した。ピクト人とノーサンブリアの^同盟によって、数年の攻城戦の後アスト・クリッドはついに^攻略されたが、18年前にはアスト・クリッドの兵がピクト人^の街、ダンブレーンを焼き払ったのだった。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_C|あなたは今コルヌビア王国に居る。^^この王国はグレート・ブリテン島の南東半島を占め、^北と西はケルト海に、南はイギリス海峡に接している。^コルヌビアはコルノウィイ(Cornovii)と呼ばれる^ケルト族が住んでおり、古代から錫を経済基盤にしていた。^デオルハムの戦いの後、ウェールズのブリトン人から分離^させられた彼らは、拡大するサクソン人の国、ウェセックス^にほとんど覆われてしまっており、民は海峡を渡り大陸へと^避難している。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_GL|あなたは今グリウィシング王国に居る。^^小さなケルト族の王国グリウィシングは、マグヌス・マクシ^ムスの息子であるエウゲニウスによって、かつてのシルレス^族の西部域の外部に建国された。彼らは鉄器時代の部族であ^るシルレス族の子孫だったが、ここはウェールズで最もロー^マ化された場所だった。^グリウィシングは伝説的な初期の君主であるグリウィスに^ちなんで名付けられたと言われている。ルレースの鉄器時代^の部族の子孫であった。近年、ブラヘイニオグ王国との^激しい争いで身動きが取れなくなっている。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_U|あなたは今ウルズ王国に居る。^^ウルズは島の北部に位置する国であり、王国名となった^ゲール人ウルズ族や、北部ブリタンニアのピクト族と初期に^連合したクリフニャ族の故郷だ。^イー・ネール王朝は、“9人の人質を取ったニアル”の子孫^であり、ティール・エオガンの拠点から王国を支配している。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_L|あなたは今ラギン王国に居る。^^アイルランドの南東に位置するラギン族は、ドゥン・アレ^ァネの丘砦を建設した最初の歴史上の王であるイーガン・^モールによって統一された。^ローマ軍団がイギリスを去った時、ラギン族は北ウェールズ^に移住した。長い間、ラギン族の支配権はイー・ズィーニカ^とイー・ケニセライフという2つの王朝によって争われて^きたが、最終的に前者が王位の支配権を得た。^19年前のノース人のブリテン諸島へのありふれた攻撃の際、^ノース人の軍勢はスキアズ・ネフタンでラギンのローカン・^マク・セライフとムヴァンのオルホヴァル・マク・ケネスに^敗北した。だがそれにもかかわらず、ヴァイキングは沿岸に^いくつかの入植地を作った。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_M|あなたは今ムヴァン王国に居る。^^アイルランド南部に位置するムヴァン王国はエオガナハタ^王朝によって統治されている。^19年前、ノース人の複数回にわたる侵入の後、彼らを止める^ためにオルホヴァルは隣国ラギン国王ローカン・マク・セラ^イフと軍勢を合流させた。戦死者にロッホランの首長、^トムライルがいた。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_CO|あなたは今コナハト王国に居る。^^コナハトはアイルランドの北西部にある王国だ。^アイルランドの伝説の王、“百戦のコン”が後にこの地を支配^するコナハト族の祖であり、コナハタ王国の名前となった。^数世紀後、古代コナハト王の家系は内陸部の支配者へと落ち^ぶれた。その中心はタラであった。このタラ王朝の2つの^集団、ブリオンとフィアフラは、今のコナハトの全ての支配^者が属する氏族、イー・ブリーインとイー・フィアハラハ^を立ち上げた。コンホバル・マク・タイグ・モアはイー・ブ^リーインの分家だ。現在、ノース人はシャノン川の真ん中^の島に定住しようとしているようだ。 qstr_You_are_in_the_terri|あなたは今イー・ネール王国に居る。^^イー・ネールはアイルランド北西部の王国だ。イー・ネール^の王たちは北イー・ネールに属し、“9人の人質を取ったニア^ル”の子孫と言われている。王国はエーレフの丘砦グリアナ^ンからその名前を取る。この王国は、ケネル・ネオガン氏族^が住み、主権を握っていたウルズ王国から離脱したものだ。^現在は、南イー・ネールと争っており、支配者は交互にアイ^ルランドの上王の王冠を戴く「伝統」に従事している。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_MI|あなたは今ミーズ王国に居る。^^ミーズとは“真ん中”を意味し、アイルランドの中心という、^王国の位置に由来する。^この国はトウァハ・テフムワルによって建国された。アイル^ランドの4つの王国の王を制圧した彼は、彼らから併合し^たタラの丘周辺の土地を自身の領土とした。^その後、“9人の人質を取ったニアル”は、自身をタラの王と^した。6世紀後、ほとんど中断することなく、彼の子孫は^アイルランドの上王とみなされた。彼の息子のロイガレは^彼の後を継ぎ、宮廷に聖パトリックを招いた。ニアルの息子^達や孫達は、ラギンの北部を併合し続け、子孫のために^ミーズの従属国やブレガを形成していった。^現在、ミーズのイー・ネール達は、上王の王冠をエーレフの^いとこから交代させようとしている。たとえ彼らが不平だ^としても。 qstr_You_are_in_the_kingdom_of_AL|あなたは今アルバ王国に居る。^^ブリテン島の北部では、異なる言語を用いるピクト人とスコ^ット人は伝統的に敵対していた。だが、両方の王朝はヴァイ^キングとの三つどもえの戦いによってほぼ壊滅した。^その後、ダール・リアダのケネス・マカルピンは、ピクトの^王族をどうにかして殺し、この地を統一した。しかし、断^続的なヴァイキングの圧力は彼を沿岸とローランド地方から^追い出した。 彼は新しい王国の首都を古いピクトの領地の^フーテヴィオットに置いた。また、宗教的な中心地をダン^ケルドに移し、そこにアイオナから聖コルンバ遺物を移した。 qstr_You_are_in_territory|あなたは今オスリゲ氏族に居る。^^オスリゲはアイルランドで最も大きな氏族の一つだ。^オスリゲ出身の将軍、ケルバル・マク・ドゥンラインゲが巧^みに独立を得たのは、ムヴァン王国内の東部地域だった。^ 異なる時代のケルバルはウォーターフォード、ダブ・リン、^エイ・フィンズリアスと戦ったり同盟を結んだりしたが、^一般的に隣国の大国、ムヴァン王国とラギン王国との関係は^不安定のままだ。 qstr_Plain.|平原 qstr_Snow.|雪原 qstr_Forest.|森林 qstr_Snow_Forest.|雪の森林 qstr_Ocean.|外洋 qstr_Sea.|沿岸海 qstr_Standard_Bearer _{re|掟の番人 {reg1}^統率力にボーナス {reg2} (最大 3) qstr_Musician _{reg1}^Tac|名奏者 {reg1}^戦術にボーナス {reg2} (最大 3) qstr_Note _You_re_close_t|メモ 敵の拠点に近すぎます。注意して下さい。 qstr_{s16}^^_____________|{s16}^^-------------------^^野営地情報 ^^^{s6}^^{s7}^^周囲の環境 {s2}^^斥候 {s5}^^食料係 {s3}^^防備済みの野営地 {s4}^^{s11} qstr_Camp_Info ^^^^Positi|野営地情報 ^^^^位置 {s2}^^現在船で航海中です。^^^^船舶の管理 ^^部隊を右クリックで最寄りの上陸地点を探します。 qstr_Camp_Info ^^^^Positio|野営地情報 ^^^^位置 {s2}^^現在船で航海中です。^^^^船舶の管理 ^^!^陸戦と同様に、海戦では数字キーに割り当てた僚艦へ「待機」と「突撃」の命令を出すことが出来ます。部隊リストの最初に^位置する隊には、あなたの座乗する旗艦が含まれます。他の隊には僚艦が配置されます。旗艦の変更は入港中か海上で停泊して^いる時に可能です。^海岸の近くにいるときに停泊し海上でキャンプメニューを開くと船団を分割したり、マップ上の自部隊を右クリックすれば^最寄りの海岸に上陸することも出来ます。 qstr_Priests_in_followers|従軍司祭 {reg1}^手術スキルボーナス {reg2} (最大 3) qstr_Women_in_followers__|従軍婦 {reg1}^治療スキルボーナス {reg2} (最大 3)^^メモ 女性(避難民、慰安婦、兵士の妻、農婦)10名毎に72時間に+1ずつ士気が向上。最大+10まで。 qstr_^^^^Followers ^^{s2}|^^^^随伴人員 ^^{s2}^^--------------^^{s3} qstr_{s5}_has_been_defeat|{s5}は破られました! qstr_This_lord_is_a_priso|この諸侯は{s10}の捕虜になっています。^ qstr_Christian_Lord|キリスト教徒の諸侯 qstr_Pagan_Lord|多神教徒の諸侯 qstr_{s37}__his_betrothed|{s37} (彼の婚約者) qstr_{s40}._His_love_inte|{s40} {s37}に好意を寄せています。 qstr_His_love_interests_a|彼は{s37}に好意を寄せています。 qstr_{s40}._His_love_inter|{s40} {s37}に好意を寄せています。 qstr_His_love_interest_is|彼は{s37}に好意を寄せています。 qstr_{s1}^{s4}^Kingdom _{|{s1}^{s4}^王国 {s3}^関係 {reg4}^拠点 {reg5}^{s5}^{s47} qstr_This_lord_is_a_prison| この諸侯は{s10}の捕虜になっています。 qstr_Army_size _{reg26}|軍勢の規模:{reg26} qstr_{s1}^^{s4}^Relation |{s1}^{s4}^関係 {reg4}^拠点 {reg5}^{s5}^{s47} qstr_{s1}^^{s2}_of_the_{s|{s1}^^{s3}の{s2}^関係{reg3}^最後の訪問は{reg4}日前 qstr_{reg2}_warriors_acco|{reg2}名の戦士が王に追従している。 qstr_{s2}^^{reg2}_warrior|{s2}^^{reg2}名の戦士が王国の各諸侯に仕えている。 qstr_{s2}^^{reg2}_warriors|{s2}^^{reg2}名の戦士が街の守備についている。 qstr_{s2}^^{reg2}_warriors_|{s2}^^{reg2}名の戦士が城塞の守備についている。 qstr_Kingdom_Armies_Repor|王国軍事年鑑 ^臨時招集兵は含まれません。^^^{s2} qstr_{s10}Current_fleet {|{s10}現在の艦隊 {s0}^^ qstr_{s10}Refuge {s0}^^|{s10}隠れ家 {s0}^^ qstr_{s10}Port_of_{s9} {s|{s10}{s9}の港 {s0}^^ qstr_{s10}Landed_ships_ne|{s10}{s9}の近くに停泊した船 {s0}^^ qstr_You_don_t_own_any_sh|あなたは船を一隻も所有していない。 qstr_Your_ships_with_ship|あなたの船の船種、船名、現在の状態、船材の種類 ^^{s10} qstr_Rents_and_taxes_from|{reg59?女王 王}の保有地からの収入 {reg0} ペニー qstr_{s2}^Taxes_from_king|{s2}^国内諸侯からの税 {reg0} ペニー qstr_{s2}^^Kingdom_Total_|{s2}^^王国の総収入 {reg0} ペニー qstr_Payroll_for_the_{reg|王国の軍への支払額 {reg1} ペニー qstr_{s3}^Payroll_for_gar|{s3}^守備兵への支払額 {reg1} ペニー qstr_{s3}^^Kingdom_Total_|{s3}^^王国の総支出 {reg1} ペニー qstr_Kingdom_Economy_Repo|王国経済年鑑 ^^収入 ^(税の減失は変動します。)^^{s2}^^^^支出 ^行事や臨時の支出のため、額は一定しません。^^{s3}^^^^最終的な資金 {reg0} ペニー qstr_{s4}^^{s2}^Relation |{s4}^^{s2}^関係 {s3}^繁栄度 {s50}^地税 {reg0}^関税 {reg1} qstr_{s5}^^{s2}^Relation |{s5}^^{s2}^関係 {s3}^繁栄度 {s50}^地税 {reg0} qstr_{s2}^No_information.|{s2}^情報なし。この村は賊に占拠されている。 qstr_{s6}^^{s2}|{s6}^^{s2} qstr_{s6}^^{s2}^Relation |{s6}^^{s2}^関係 {s3}^繁栄度 {s50}^地税 {reg0} qstr_Kingdom_Centers_Repo|王国領土年鑑 ^^^--街-- {s4}^^^^--城塞-- {s5}^^^^--村落--{s6}^^ qstr_Appoint_next_marshal|次期元帥を任命して下さい。 qstr_Award_{s12}_as_fief|領地から得られる収入{s12} qstr_Political_issue _{s1|政治的課題 {s11} qstr_{s10}__on_agenda_{re|{s10} (課題となって{reg4}時間経過) qstr_Defending|王国の防衛 qstr_Gathering_army|軍の集結 qstr_Besieging_{s11}|{s11}を攻囲中 qstr_Raiding_{s11}|{s11}を襲撃中 qstr_Attacking_enemies_ar|{s11}の周囲の敵軍を攻撃中 qstr_{s12}__controversy _|{s12} (論争 {reg21}) qstr_{s12}^Screening_part|{s12}^パーティーの選抜 {s38} qstr_Kingdom_Global_Info |王国の総合情報 ^^{s10}^^{s9} qstr_From_this_area_you_c|ここから以下の命令を出すことが出来ます。 qstr_ _Order_the_army_to_| 軍に集合させる^^ 防衛の為に全資源を集中する^^ 地主を兵士として臨時招集する。国家滅亡の危機や、^国運をかけた大作戦などでのみ可能です。^非奴隷で健康な全成人男性に戦闘参加を求めます。 qstr_ _Kingdom_Strategy| 国家戦略 qstr_You_have_given_the_o|全諸侯の部隊に対し、あなたのいる場所へ集合するよう命じました。 qstr_You_have_given_the_or|王国の総力を防衛に回すよう命じました。 qstr_The_landed_levy_of_t|全土の自由民に対し招集をかけました。我が王国の全成人男性が駆けつけることでしょう。 qstr_^^^^^^^^{s2}^^{s3}|^^^^^^^^{s2}^^{s3} qstr_My_name_is_Beda_the_O|私は古老ベーダ。この年代記は私の生きた時代に起きた事を記したものである… qstr_They_weren_t_good_ti|良い時代ではなかった。 紀元861年、私の主のスウィズン司教が天に召された。 彼は死ぬ前に、終末の日が近づいていると私に言い残した。 865年には異教徒の軍勢がケントを攻撃した。 ケントから来た兵士が彼らを鎮めようとしたが、 見せかけの和平と金の魅力によって、 結局は侵略者によって 国は略奪された。^^その年の後半には、大規模な異教徒の軍隊が イースト・アングリアに越冬用の避難所を建てた。 次の夏には、彼らの移動を待ち望んでいたエドマンド王が すぐに彼らに馬を用意した。 これは略奪する軍団ではなく、 のちに“大異教徒軍”として知られるものだった。 ラグナルの息子たちに率いられた何千人もの兵士が 居着いた。^^867年にはスウィズンが予言した通り、 終末が始まった。 デーン人の大異教徒軍はハンバー川の河口から エオボルウィックまで行軍した。 彼らは町を占領し、ノーサンブリア人を大量虐殺した。 オスベルト王とエレ王の両者は殺された。 そのため北方は今やデーン人が支配し、 彼らの法と異教徒の やり方を押し付けている・・・。 神の助けが必要な時だというのに、その神はどこに おわすのか?^^南方では、フリジア沿岸がヴァイキングによって 荒らされ、 商船はウェセックスの保護を求めて北へと逃げている。^^アイルランドとウェールズでは日を追うごとに 異教徒の力が増している。 ダール・リアダ王国とピクト人の国はもうすぐ失われると いう人も多かった・・・。 qstr_BEDA_CHRONICLE^^{s2}^|ベーダの年代記^^{s2}^^{s3} qstr_The_news_coming_from|北方国よりもたらされた知らせは不穏なものだった。 ラグナルの息子たちがマーシア侵攻のための 兵を募っているというのだ。 それでなくとも、デンマークからの増援は 強大な軍であると予測されていたというのに。 神よ、我らを守り給え。 qstr_Some_merchants_repor|商人たちの噂では、 “眼中の蛇”シグルドは戦士たちを乗せた 100艘の戦船を率いているそうだ。 私が小耳に挟んだところでは、 ウィタン・ケステルの王の助言者達は デンマーク人はアングル人の地の全ての王国を 滅ぼすつもりだと言っているようだ。^^伝令が伝えてきた唯一の良い知らせは、 デンマークの首長、ラグナルの息子シグルドが フリジア襲撃のために送り込んだ幾らかの兵が ドッキンガで撃退されたというものだった。^^ドッキンガの防衛を指揮した者、 それが、{playername}について私が耳にした最初のことだった。^^その時は、彼が私の人生でも重要な人物となるとは 夢にも思っていなかった。 qstr_There_was_a_man_call|エグベルトという名の男がいた。 彼はノーサンブリアの王だったので、むしろエグベルト王と 呼ぶべきか。 しかし彼はヴァイキングに選ばれた傀儡に過ぎなかった。 というのも彼には権威が無く、ヴァイキングたちが操るには 都合が良かったのだ。 これもまた、私たちを待ち受ける運命だったのだろうか? qstr_In_Anno_Domini_868_t|紀元868年、ヴァイキングがスノーテンガムを手に入れた。 世は恐怖に満ちていたが、ウェセックスとマーシアは 力を合わせた。 ウェセックス王の弟であるアルフレッドは、ガイニ伯 エゼルレッド・ミューセルとエアドブルフ夫人の娘、 エアルフスウィスと結婚した。^そうして彼はマーシア王の血統にも名を連ねることに なったのだ。^^両国は民兵を召集し、戦争へ向かわせた。 南方からウェセックスがスノーテンガムに先に着き、 程なくしてマーシアが合流した。 彼らはラグナルの息子たちの進軍に対し、ついに終止符を 打つことが出来たのだろうか?^^私の生活は変化を迎えようとしていたが、 私にはそれを知る由はなかった。 qstr_I_still_dream_of_Dou|私は今でも目を閉じるとドゥアルヌネの夢を見る。 神の子である私がこのような 夢を見るのは許されざる事だ。 牢獄から逃げ出した悪魔が、 世界を征服するというものなのだ。 qstr_I_remember_sailing_i|戦いに向かって船を走らせ、何度も吐いたのを覚えている。 私の両手は震え、背筋が凍りついた。 私は戦士ではなかったが、 私の運命は{playername}と {reg59?彼女の 彼の}兵と共にあった。 もし我々が敗北していたら、残った者共々殺されていた だろう。 神の奇跡もあって、幸運にも私は生き延びた。 ボドという男は、{playername}とウォデン・リック号という 船で最初に出会ってから長い時間を過ごしてきたと 聞いていたが、多くの者と共に彼も命を落とした。 全てのことが終わったあと、ボドを失ったのは{reg59?彼女 彼}にとって かなりの痛手だと私は思ったのだが、 {reg59?彼女 彼}の表情は至って冷静であり、 {reg59?彼女 彼}がどう感じているかを尋ねる勇気の ある者はいなかった。^^ドゥアルヌネでの2回の戦闘のあと、村の跡地で傷を癒し、 死体を埋葬し、過ぎ去った全ての事から立ち直ろうとしながら 数週間が過ぎた。 そういう時こそ私の仕事が最も必要とされるのだと心から 思う。 多くの者が慰めを求めに来たり、死者を弔う私の一言一句に 感謝された。^^それから我々はアングル人の地へ船で戻った。 我々はまだ知らなかったが、そこでも世の中が 変化していたのだ・・・。 qstr_Maybe_part_of_him_is|彼の一部は、デンマーク出身のウルフの娘であるソーラとの 間にできた子どもに受け継がれている。 その男の子は父親に因んで名付けられ、逞しく健やかに 育っている。いつか必ずや力強い男となるだろう。 qstr_My_name_is_Beda_and_|私の名前はベーダ。この本は暗黒時代の年代記として 書き始めた。 だが、その時代を覆いつくす恐怖の影は、一人の英雄に よって拭い去られたのだ。 qstr_I_was_there_when_the|ウェセックスとデーン人の軍がアッシュダウンで戦った時、 私はそこにた。 {playername}が歴史の歩みに変化をもたらしたその場に、 私は立ち会ったのだ。 だが、その戦いや次に起こった事でさえ、その英雄がこの世から 失われる重大さと比べれば大したことではない。 我々が広間に入り、 猪首のスヴェンが{playername}の母親を 殺すのを見た時を、 たった今起こったかのように覚えている。 その時の{reg59?彼女の 彼の}顔は忘れられない。 それは氷のような冷たさだった。 怒りでも恐怖でも嘆きでもなく、ただひたすら冷たい表情。 猪首のスヴェンは自分が死から免れないことを悟り、 青ざめたのは間違いない。 我々は広間で戦い、スヴェンは息絶えた。 それでも{playername}の表情の厳しさは変わらなかった。 それからすぐに{reg59?彼女の 彼の}母の葬儀が執り行われ、 彼女は女王のように敬われ、豪華な副葬品と共に船葬された。^^その日以降、我々の英雄の行方は分からなくなった。 {reg59?彼女 彼}は、戦いから戦いへと{reg59?彼女 彼}に連れ添った 我々に別れを告げ、行く先を明かす気はないと言った。^^{reg59?彼女 彼}は我々から去り、恐らく二度と戻らないだろう。 私のその予想が間違いであることを願う。 なぜならこの暗黒の世界は、{reg59?彼女の 彼の}偉大なる活躍を 今でも必要としているからだ。 qstr_BEDA_CHRONICLE^^{s2}^^|ベーダの年代記^^{s2}^^{s3}^^{s16} qstr_Little_news_has_reac|^^若きカイオについて、微かな知らせが私に届いた。 彼がハドリアヌスの長城に戻らないどころか、自分の家族 に会いにさえ行かなかったのは疑う余地は無い。 私が最後に聞いたのは、彼はコンスタンティノポリスに 向かうデーン人の遠征隊に加わったという話だ。 qstr_^^Egil_returned_to_R|^^エギルは冒険で手に入れた戦利品によって建てた、 リーベの豪華な家へ戻った。 彼は女と酒で全ての金を使い果たし、その後まもなくして 決闘にて死んだ。 qstr_^^Brunhild_married_a|^^ブルンヒルドは常に嫌っていたにも関わらずデーン人と 結婚し、ヨルヴィークの近くに居を構えた。 ある商人から聞いた話では、彼女は現在では3人の子供を 抱えた母親として幸せに暮らしているそうだ。 qstr_^^The_fate_of_Donnac|^^ダンカンの運命は暗いものだった。 彼はアルバに戻り、ヒベルニア海でノルウェー人の商人から 略奪するために、スコット人の乗組員を募った。 ダブ・リンのノルウェー人は彼の首に賞金を懸け、 彼を追い、そして殺した。 その戦いは叙事詩として、アルバの宮廷で吟遊詩人によって 今も語り継がれている。 qstr_^^Morgant_returned_t|^^モルガンはコルヌビアへ戻り、昔のドゥムノニア王国の領土を 取り戻す為に一族を集結しようと試みたが、失敗に終わった。 一族の多くは故国を捨てて海峡の向こう岸へ渡り、 そこは他人と競い合う必要が無いほど豊かな場所だったのだ。 結局彼は諦めて引退し、ペトロックストウの修道院へ入った。 qstr_^^Dwywei_was_one_of_|^^ドウィウェは{playername}が旅立った後、諦めなかった 数少ない中の一人だった。彼女は彼の後を追った。 これまで色々あったにも関わらず、彼女は彼を愛しており、 彼を捜して世界中を旅した。 彼女のその努力が実を結んだのか、それどころか 彼女がまだ生きているのかさえ分からない。 qstr_^^Dwywei_despite_all|^^過去に色々あったにも関わらず、ドウィウェは {playername}が旅立っても、決して諦めなかった。 彼女は彼を捜して発ったと聞いた。 qstr_^^Reginhard_returned|^^ラインハルトはドレスタッドに戻って店主のアッダと 結婚し、子を授かってその子をシアデルドと名付けた。 彼らの結婚生活は幸せなものだったが、長続きはしなかった。 彼は自分の二度にわたる背信行為、最初はシアデルドで次は {playername}への、に苦しみ、再び悪行に手を染めることに なった、というのが最後に聞いた話だ。 qstr_^^About_Clovis_he_re|^^クロービスについてだが、彼はフランキアへ戻り、土地と妻を 手に入れた。彼は過去の事を忘れたがっているようで、 私からの連絡を受け取ろうとしなかった。 qstr_^^The_beautiful_and_|^^美しく不屈のソルヴェーグは、{playername}の 猪首のスヴェン の家族に対する復讐を自分の手で続けようと 決意した。 彼女はデンマークへ戻り、スヴェンの兄弟を捜し、彼らの家族諸とも殺した。 その行為は彼女にとって死を宣告されるのに等しく、 故に彼女は追いはぎや流浪者に混じって身を潜めている。 qstr_^^The_loeknir_the_ph|^^医師であるアスビョルンは戦争にうんざりして、 両親の住むオディンスフへ戻った。 彼は自分の持つ知識を人々の治療に役立て、 いつもその見返りにはたったの数ペニーしか受け取らず、 それどころか懇願されれば無料で診さえした。 彼の名声は北方全土に知れ渡り人々は聖人の如く彼を崇めた。 qstr_^^Helgi_was_very_fon|^^過去に色々あったにも関わらず、ヘルギは{playername}に 強く好意を寄せており、彼女が発った後は酷く落ち込んだ。 彼は東方へ戻ってルーシ族の一人となり、血でもって自身の 悲しみを洗い流そうとしたと聞いたのが最後だ。 qstr_^^Helgi_became_depre|^^ヘルギは{playername}の発った後は酷く落ち込んだ。 はっきりとした目標も持たず東へ進みルーシ族の 一人となり、終わりなき戦いの中に自身の運命を 探している。 qstr_^^The_Greek_Agathino|^^ギリシア人のアガシノスは北方のルンデンウィックの近く に落ち着いた。 彼はローマ時代の古いインフラ設備を再建する仕事に就いた。 時折、彼からは手紙が送られてきた。 私達が友人関係に至らない理由は分からないのだが、 彼は過去に築いた関係を保つのを好むようだ。 私は彼にとって、彼が置き去りにした時代の面影に過ぎないのだ。 qstr_^^And_that_is_all_wh|^^{playername}のもとに仕えた人々について 私が知っていることはこれで全てだ。 qstr_After_the_departure_|我々の指導者が去った後、{reg59?彼女 彼}の従者であった 我々は四方八方に散った。 それどころか私などはウェセックスの僻地の修道院に身を隠した。 私はこうして最期の日がやってくるのを待っているのだ。 私は外部から知らせを伝えに来る者にお金を払っており、 特に{playername}の発見の報告を待っているのだが、 誰一人として{reg59?彼女 彼}の姿を見た者は現れていない。 けれども、{reg59?彼女 彼}が最期の日を迎えるまで一緒に いた者から少しだけ話を聞くことができた。 qstr_{s11}{s12}{s13}{s14}|{s11}{s12}{s13}{s14}{s15}{s16}{s17}{s18}{s19}{s20}{s21}{s22}{s23} qstr_{s2}{s3}^^I_hope_my_|{s2}{s3}^^私の文書が{playername}の名を歴史に残す一助となることを願う。 この{reg59?女性 男性}の冒険はウォデン・リック号の船上から 身一つで始まり、その時代の権力者への抑止力となり得る ほどの軍事指導者にまで上り詰めた。 彼は人々の恐怖の的であった猪首のスヴェンを亡き者にし、 ラグナルの息子たちやウェセックス王といった最も有力な 男たちと比べられるほどであった。^^私達が皆死に絶えても、世界が{playername}のことを 忘れないだろう。 qstr_They_say_that_Eriu_i|エリンの地には荒野が広がり、 停戦協定を結んだり貿易するには信用に欠け、 征服するには狂暴過ぎる人々が住んでいる。 エリンの地に関する話は色々と耳にしたが、ここで語るほど のものは一つも無かった。そこに居る間に、 彼が生涯消えない心の傷を負ったことだけは確かだ。 qstr_Honestly_Mael_Bresai|率直にいうと、ブリザル公の死は{playername}にとって 何の意味も無かった。 {reg59?彼女 彼}はブリザル公が最初から存在しなかったかの ように今までの暮らしを続けた。 エリンの地の領主の中で彼に仇なす者が少し増え、 彼の懐がほんの少し余計に暖かくなったかもしれないが、 ただそれだけのことだった。^^けれどもモリガンについては全く事情が違った。 彼女は不思議な魅力を備えていた。 それは単に彼女の歌の魅力ではなく、時の流れさえ 止めてしまうようなものだった。 それは計り知れない何かだった。 彼女が去ったとき、軍全体が心に穴が空いたように感じた。 我が{reg59?レディ 主人}が彼女に関する知らせを待ち望んで いたのは知っているが、それ以来彼女を見かけた者はいない。^^エリンの地について色々と話す者はいるが、 モリガンの伝説を語る者は一人もいない。 qstr_The_agreement_with_M|ブリザル公との協定によって{playername}は裕福となったが、 その運命は富に留まるものではなく、{reg59?彼女 彼}にとって お金は目標を達成するための手段に過ぎなかった。 協定を結んだ後のブリザル公に関する微かな知らせを入手した。 我が{reg59?レディ 主人}と彼の王との間に事が起ころうとも、 彼は我が{reg59?レディ 主人}の邪魔にならないように 常に心掛けていた。 {playername}に対して彼が単に忠誠を誓ったのか、 底知れぬ恐怖を感じたのかは分からない。^^エリンの地について色々と語る者はいるが、 フライスバールタッハの子らが殺された様子を伝える話を 覚えている者はほとんどいない。 qstr_Honestly_Mael_Bresail|率直にいうと、ブリザル公の死は{playername}にとって 何の意味も無かった。 {reg59?彼女 彼}はブリザル公が最初から存在しなかったかの ように今までの暮らしを続けた。 エリンの地の領主の中で彼に仇なす者が少し増え、 彼の懐がほんの少し余計に暖かくなったかもしれないが、 ただそれだけのことだった。^^けれどもモリガンについては全く事情が違った。 彼女は不思議な魅力を備えていた。 それは単に彼女の歌の魅力ではなく、時の流れさえ 止めてしまうようなものだった。 それは計り知れない何かだった。 彼女を殺した時、{playername}はこの世のモノとは思えない 何かを滅ぼしたように感じただろう。 ^^エリンの地について色々と語る者はいるが、 フライスバールタッハの子らが殺された様子を伝える話を 覚えている者はほとんどいない。 qstr_Sandbox_mode_gives_y|サンドボックス・モードでは完全に自由にゲームの体験を 選ぶことができます。 温和な商人、恐ろしいヴァイキング、民に愛される王様など あなたの望む役を選択できます。 qstr_Starting_is_always_d|開始直後は何かと困難を伴うので、最初の戦闘に向かう前に 周辺を探索することをお薦めします。 近くの集落に訪れて地元の長や領主からクエストを受けたり、 農場・採石場・塩鉱及び製材所で働いて給料を手に入れて 下さい。 農場か修道院で最初の兵士を募集するか、 村長の買収を試して下さい。 農場や村落で商品を買い、 町で売ることで利益を得ることもできます。^^最初はこのゲームで出来る事や仕組みを掴むために、ゆっくりとプレイするのがベストです。 疑問点があればいつでもメモ(ヒント)を読むことができます。^^Viking Conquestの世界は広大です。 かつて無いような暗黒の時代へとあなたを誘うでしょう。 qstr_^Welcome_to_Viking_C|^Viking Conquest Reforged Editionにようこそ^^^{s2}^^{s3} qstr_In_this_mode_you_sta|このモードは、ある国の貴族または王としてスタートします。^貴族であれば、領地を経営し、軍勢を率いることになります。^王であれば、国の政策を定め、戦いを宣し、軍勢を率い、^自分の国を発展させてください。 qstr_Your_first_priority_|最優先事項は、財産を築き、収入を増やし、国庫をペニーで^満たすことです。新たな征服を始める前に国を安定させてください。^^民を導くのは用意ではありません。戦争は資源を奪いますし、^この世界は危険に満ちています。貴方の行いが国の行く末を^左右するでしょう・・・ qstr_^^Welcome_to_Viking_|^^Viking Conquest Reforged Editionにようこそ^^^^{s2}^^{s3} qstr_In_the_storyline_you|ストーリーラインモードでは、あなたは不確かな運命を背負う英雄 としてスタートします。 以下の説明を注意深く読んで下さい。 このゲームモードはサンドボックスモードとは少しの点で異なります。 qstr_The_story_follows_it|ストーリーは独自の進捗に従い進行します。 通常のゲームメカニクスに加え、 あなたの決断があなたの周囲の世界に影響を与えます。 あなたは(ストーリーラインにより)許可されるまで、 自由に王国に加わったり、王に仕えたりすることが出来ません。^各王国は歴史に基づきストーリーに則った振る舞いをし、 可能な限り史実の年表に従おうとします。 結果として、各王国は歴史的にその時を迎えるまで 滅亡しないといったことが起こりえます。^さらに、ストーリーラインのプレイ中は、 コンパニオンを除名したり、領地を与えて 家臣にすることが出来ません。 多くのミッションにおいて、 特定のコンパニオンが あなたの隊に所属している必要があるためです。^^歴史的な出典、年代記、ヴァイキング世界への愛情らを基に、^Viking Conquestの物語の筋は 何ヶ月も費やして研究及び構築されました。 我々製作陣と同様に、皆さんも楽しんで頂けると嬉しいです。 qstr_The_supply_box_will_|支給品の箱は{reg1?次の{reg0}ラウンドの後に} 入手可能です。 qstr_Head_armor_cannot_be|頭巾とは併用できないため、 {s0}の頭部の防具は破棄されました。 qstr_You_can_t_sleep._You|あなたは深く眠る事が出来ずにいる。船板が絶え間なく軋む音、^潮の匂い、顔を撫でる微風は感じられるが、目蓋が持ち上がら^ない。心は夢現に昔の記憶を、出立してからそう何ヶ月も経っ^たわけではないのに、遥か昔に感じられる生活の記憶を、毎晩^懐かしんでやまない記憶を、噛みしめるように想起している。^^旅の先行きは不確かである。病を患った母親のために、いかな^る病苦も除けるという呪術師を追い求めて始めた旅は、ついに^フリジア海にまで至った。母親のためにあらゆるもの手を尽く^してきた。自分の手足のように馴染んできた生活も手放した。^そうして太っ腹の商人に金を払い、船に便乗させてもらったの^だ。船の進みは遅く拙いものだが、船長は、件の呪術師が住む^という遥かフリジアまで連れて行くと確約してくれた。^^旅の同行者は母の他には誰も居ない。病は刻一刻と母を蝕み、^自分の子であるあなたのことを忘れてしまう日もそう遠くある^まい。今のところは、ぐっすりと眠っているようだが。明日目^が覚めた時には、母と会話が出来るだろうか。それとも海に飛^び込まないよう、柱に縛り付けておかねばならぬのだろうか。^こんなことを続けて一体どれほど経ったのか。起きねばならな^いのは分かっている。だが目は開こうとせず、頭は熱で茹だっ^てしまいそうだ・・・。^^もう少し。ようやく目蓋が開き・・・。 qstr_You_can_t_have_more_|有効化できる分隊は最大で二つまでです。 qstr_The_night_falls_whil|ウォデン・リック号が海洋を横断する中、夜の闇が降りた。 朝に戦闘が終わり、ウォデン・リック号は好い風を帆に受け ながら、その場を後にしつつ銀色の海面を滑るように進んだ。 フリジアの海岸が近付いた頃、あなたは眠りに落ちた。^乗組員は交代で舵を取っていた。何事も無ければ翌日には 上陸し、あなたは多少なりとも目的地に近付いていただろう。^何事も無ければ・・・船が焼き尽くされて兵士が血の海に 浮かぶ姿を毎晩あなたが夢に見る羽目になりさえしなければ。 誰かがあなたを揺さ振りながら耳元で声を張り上げて呼んだ時 あなたは夢の世界に逃げ込むこともできず、このような窮地に 追いやられた。^目を開けると夜明けの光に照らされた船長の無口な顔が そこにあった。彼は必死に唇を動かし、それを見ながらあなたは 彼の言う事が徐々に分かってきたのだ・・・。^^ qstr_Back_to_the_beginnin|初めへ戻る qstr_View_next_segment...|次の章へ qstr_Selected_faction_is |選択された勢力 {s10}^^{s9} qstr_You_are_currently_re|あなたは現在「{s8}」を読んでいます。 qstr_You_are_not_reading_|現在読んでいる本はありません。 qstr_{s5}_and_{s6}|{s5}と{s6} qstr_Your_estates_are _{s|領地 {s8}^{s9} qstr_You_don_t_have_the_m|野営地の防備を固める兵士に支払うお金がありません。 彼らは作業は行いますが、腹を立てるでしょう。 qstr_After_you_buy_the_ma|資材を購入すれば永続的な拠点を築けます。 qstr_Player_renown_is_inc|あなたの名声が100増加した。 qstr_Player_reputation_is|あなたの評判が1増加し、{reg7}になった。 qstr_Player_reputation_is_|あなたの評判が5減少し、{reg7}になった。 qstr_Reseted.|リセットされました。 qstr_The_time_to_meet_with_|アストゥリアスの王国から来た軍と会う時がやってきた。 ボドの手紙には彼らは{s3}の埠頭に船を着けるとあり、 {s11}はあなたに彼らに会いにそこへ行くように言った。 そこにはサイロという裏切り者がいる。 彼を利用してアストゥリアスの軍の支持を集め、 彼らをラグナルの息子たちの味方に付けるのだ。 だがもし彼らを説得するのに失敗したなら、彼らを全滅させろ と{s11}は言った。^^ただし {s11}はドゥアルヌネであなたの力となるように 兵士と船を集めたので、あなたはアングラ人の地を発つ前に {s3}へ行き、港にいる老船長に話す必要がある。 qstr_The_time_to_meet_with_t|アストゥリアスの王国から来た軍と会う時がやってきた。 ボドの手紙には彼らは{s3}の埠頭に船を着けるとあり、 {s11}はあなたにそこへ行き彼らに会うように言った。 そこにはサイロという裏切り者がいる。 あなたはアストゥリアス人との関係を壊すことなく、 彼の正体を暴き、外交的手腕をもって彼を破滅へ 追い込まなければならない。^^ただし {s11}はドゥアルヌネであなたの力となるように 兵士と船を集めたので、あなたはアングラ人の地を発つ前に {s3}へ行き、港にいる老船長に話す必要がある。 qstr_Go_to_Old_Captain.|老船長のもとへ行け。 qstr_The_king_of_Danmark_|デンマークの王は農場へ行ってウルフと話すよう勧めてきた。 議会であなたに不利な証言をしないようにウルフを 説得しなければならない。^^加えて、{s10}はデンマークの首長らと良好な関係を築くのは (関係値16以上なら)良い考えだと言った。 そうすれば、彼らは議会であなたに有利な証言をするだろう。 qstr_You_have_recently_re|あなたは最近その島へ戻った。世の中は狂気に満ちていた。 デーン人がウェセックスに進軍し、リーディンガムの野営地の 防備を固めてサクソン人の攻撃を退けようとしていた。 今ではウェセックスはアッシュダウンにて民兵を召集し、 デーン人に止めを刺す為にありとあらゆる兵士に声を掛けた。 ウェセックスは命運を賭けて必死に戦っている。 一方デーン人は、ウェセックスに向かって進軍しようと 急いでいた。 いつか大規模な戦闘が起き、その中にスヴェンも居るだろう。 あなたはリーディンガムの{s3}の近くにいる {s11}に なるべく早く会う必要がある。 qstr_You_have_recently_ret|あなたは最近その島へ戻った。世の中は狂気に満ちていた。 デーン人がウェセックスに進軍し、リーディンガムの野営地の 防備を固めてサクソン人の攻撃を退けようとしていた。 今ではウェセックスはアッシュダウンにて民兵を召集し、 デーン人に止めを刺す為にありとあらゆる兵士に声を掛けた。 ウェセックスは命運を賭けて必死に戦っている。 一方デーン人は、ウェセックスに向かって進軍しようと 急いでいた。 いつか大規模な戦闘が起き、その中にスヴェンも居るだろう。 あなたはリーディンガムの{s3}の近くにいる {s11}に なるべく早く会う必要がある。 qstr_Go_to_your_lord.|主人のもとへ行け。 qstr_Go_to_talk_to_Aelfre|ウェセックス側のアルフレッド、又はデーン人側のハルフダン に話しに行け。 qstr_off|off qstr_{reg1}_{s1}_{reg2?ac|{reg1}人の{s1}{reg2?が が}あなたの申し出を受け入れました。^費用 {reg0}ペニー qstr_No_one_accepts_the_o|誰もあなたの申し出を受け入れませんでした。 qstr_You_start_reading_{s|あなたは{s2}を読み始めます。^数ページ読んだ後、この本から大いに学ぶことがあると感じました。^あなたは時間があるときはいつもこの本読むことに決めました。 qstr_You_flip_through_the|{s2}に少し目を通してみましたが、^この本に書いてある内容はあなたには難しそうです。^何ページか読み進むと頭痛がし始めたので^あきらめることにしました。 qstr_Villagers|村民 qstr_Ambush!_The_enemy_ha|待ち伏せだ! 敵は良い位置を取るように展開しており、あなたは^待ち伏せを受けました。^^待ち伏せを受けると、脆弱で混乱した中で防衛することになり、^その上、兵は士気に問題を抱え、敵に与えるダメージが 減少します。^^ qstr_You_have_encountered|あなたは{s1}と遭遇した。 qstr_You_have_encountered_|{s1}と 遭遇した。^^敵の将軍は配下を呼び集め、 彼らの神の加護を祈らせている。 敵の士気は高い。^^ qstr_You_have_encountered_{|{s1}と 遭遇した。^^こちらが準備を整える前に、 敵の散兵部隊が奇襲をかけてきた。 いくらか損害が出たようだ。^^ qstr_You_have_encountered_{s|{s1}と 遭遇した。 qstr_You_have_engaged_{s1|{s3}を襲撃している^{s1}のパーティーと遭遇した。 qstr_You_were_caught_by_{|{s3}を襲撃している間に、^{s1}に補足された。 qstr_{s2}^^You_overhear_o|{s2}^^古参兵の1人が戦闘計画の不備に不平をこぼすのを耳にした。 戦闘計画を立てられる者を見つけておくべきだろう。^^ qstr_Your_men_feel_uneasy|兵士は無辜の民を襲うことに抵抗を感じている。 qstr_Your_men_feel_uneasy_|兵士は商人を襲うことに二の足を踏んでいる。 qstr_Your_men_feel_good_a|兵士は無法者を襲うことを好ましく思っている。 qstr_Since_{s8}_has_a_goo|{s8}の評判が良いので、攻撃を受けた時、兵たちは若干自信に溢れているようだ。 qstr_Your_men_feel_uneasy_a|兵士は皆に敬愛される人物への攻撃に躊躇いを見せている。^なにせ相手は{s8}だ。 qstr_Your_men_feel_uneasy_ab|兵士は武勲の誉れ高い相手からの攻撃に動揺している。^相手はあの{s8}だ。 qstr_Your_men_are_eager_t|兵士は憎き{s8}への攻撃に気炎を上げている。 qstr_Board|乗り込み戦闘 qstr_You_need_to_have_50_| 指揮官モードを扱うには50人以上の兵が必要です。 qstr_{reg45}_will_be_lost|{reg45}は敗北するだろう。 qstr_You_were_victorious!|戦闘に勝利した! qstr_The_battle_was_lost.|戦闘に敗北しました。あなたの軍は完全に壊滅しました。 qstr_Your_companions_carr|仲間達はあなたを戦場から助け出しました。 qstr_You_have_defeated_th|敵を打ち負かしました。 qstr_You_have_retreated_f|あなたは戦場から離脱しました。 qstr_^^Ally_Casualties {s|^^友軍の損害 {s0} qstr_{s1}_of_the_{s3}_man|{s3}の{s1}は なんとか逃げのびました。 qstr_Your_party_lost_{reg|あなたのパーティの士気が {reg1} 減少した。 qstr_Your_party_gained_{r|あなたのパーティの士気が {reg1} 上昇した。 qstr_Your_party_gained_{re|戦利品の公平な分配によって、あなたのパーティの士気が {reg1} 上昇した。 qstr_Your_party_lost_{reg1|あなたのパーティの士気が {reg1} 減少した。 兵たちはあなたが戦利品をあまりにも多く取り過ぎだと思っている。 qstr_Some_of_your_tendons|あなたは戦いで酷く負傷し、体力を1失った。 qstr_The_wound_you_took_w|あなたが受けた傷は深く、治癒しても足を引きずるだろう。敏捷性を1失った。 qstr_You_have_trouble_thi|あなたは戦いで頭に酷い打撃を受け、考えが混乱するようになった。^知性が1減少した。 qstr_Perhaps_I_m_getting_|なんという不運・・・ qstr_Retirement_is_starti|撤退を囁く声が日に日に強くなってきた。 qstr_No_matter!_I_will_pe|撤退などしない!今は苦難に耐えるのみ。 qstr_What_did_I_do_to_des|わたしは撤退すべきだろうか? qstr_I_suppose_it_ll_make|そろそろ潮時かもしれない・・・ qstr_Player_retreats_from|戦から撤退した qstr_You_have_{reg22}_hea|あなたはここで{reg22}頭の牛を放牧しています。 qstr_{s8}_of_the_{s9}|{s9} の {s8} qstr__As_you_reach_the_se| あなたはあなたに忠誠を誓う人々に歓迎されている。 qstr__As_you_reach_the_set| あなたは {s7} に忠誠を誓う人々に歓迎されている。 qstr__You_are_greeted_by_| あなたはあなたに忠誠を誓う人々に歓迎されている。 qstr__You_are_greeted_by_m| あなたは {s7} に忠誠を誓う人々に歓迎されている。 qstr_The_rulers_of_the_re|あなたは自分の主人の主権を侵したので、王国の統治者は 困っている。 qstr_You_make_sure_they_s|自分たちの領主があなたの軍によって捕虜にされる様子を、 あなたは彼らにはっきりと見せ付けた。 qstr_The_{reg6?town_s for|{reg6?街の 城の}備蓄食料はあと{reg3}日間持つでしょう。^ qstr_The_{reg6?town_s fort|{reg6?街の 城の}食料は底をつき、守備隊は飢え始めています。^ qstr_ Your_men_are_build| 誰も出入りできないように兵達は{s4}の 周囲に 検問所と小規模な野営地を建てている。^^ qstr_ Your_perimeter_con| 境界を管理する用意は整いました。 あなたは監視するために{s4}の周囲に境界線を敷きました。 あなたの兵と面識が無ければ誰一人として出入りできません。^城の指揮官に降伏するよう交渉する際には、 とりわけこの作戦は効果的です。^^ qstr_ Your_men_are_ready| 兵たちは急襲する用意ができています。^^ qstr_ As_a_disciplined_a| 訓練を積んだ軍隊と同じく、あなたの兵士は便所と 毎週入浴するために導水管と池を設置しました。 野営地が衛生的であれば疫病に罹るのを防ぐことが出来ます。^^ qstr_ Your_men_have_fini| 兵たちは防盾を完成させました。 これで前衛の兵士を 保護することができ、主力部隊を最後の突撃まで温存できます。^^ qstr_ Your_men_have_finis| 登攀用の装備が完成しました。^^ qstr_ Your_attempt_to_fi| 敵領内で反逆者を探す試みは失敗した。^^ qstr_ You_have_found_a_t| 街中であなたの征服活動に力を貸してくれる反逆者を見つけた。 qstr_ Your_attempt_to_ha| 敵領内に兵を潜入させる試みは失敗した。 qstr_ Your_men_have_succ| 兵は潜入に成功し、敵に被害を与えている。 qstr_ You_ve_managed_to_| あなたは近くの農場と作物を略奪しました。^^ qstr_ You_have_sent_men_| あなたは{s4}の中に反逆者を見付けるために兵を送った^^ qstr_ You_have_found_a_tr| あなたの征服活動に手を貸す反逆者を{s4}の中に見つけた。 これで降伏の勧告が受け入れられやすくなるだろう。^^ qstr_ Your_men_are_takin| あなたの命令によって{s4}の付近で兵士は 作物を奪い、 農場を漁って回った。^これで降伏の勧告が受け入れられやすくなるだろう。^^ qstr_ You_have_sent_men_t| あなたは{s4}に潜入させるために兵を送った。^^ qstr_ Your_camp_smells_h| 陣の中はひどい臭いです。^地面はぬかるみ、兵たちはテントの周りで用を足しています。^さらに、ネズミがそこかしこで走り回っています。^^ qstr_ As_a_disciplined_ar| 訓練を積んだ軍隊と同じく、あなたの兵士は便所と 毎週入浴するために導水管と池を設置しました。 野営地が衛生的であれば疫病に罹るのを防ぐことが出来ます。^^ qstr_ Your_men_are_diggi| 兵士は便所のための穴を掘ったり、疫病を防ぐための処置を 施している。^^ qstr_You_need_to_have_more|この作業を行うには、250名以上の兵が必要だ。 qstr_You_need_to_have_at_|反逆者を見つけるためには最低でも40名の兵士を配属する必要があります。 qstr_You_need_more_than_3|30名以上の兵士が必要です。^派遣する数が少ないと宿営地の防備が幾分手薄になります。 qstr_You_need_to_have_more_|この作業を行うには10名以上の兵士が必要です。 qstr_You_need_to_have_more_t|この作業を行うには80名以上の兵士が必要です。 qstr_ The_assault_equipm| 攻城兵器の準備ができました。 兵たちはあなたの指示を待っています。^^ qstr_ You_look_at_{s4}._| あなたは{s4}を見渡しました。^兵たちは死に向かって突撃しろというあなたの^命令を待っている間、沈黙を保っています。^あなた筋肉は戦を前に強張り、熱を帯びていますが、^心は醒め、血管は興奮で満たされています。^ある兵が深呼吸をしました。^「あの匂いがしませんか?」と彼は言い、^「栄光の香りですよ。そいつを掴む準備はできてます?」^と尋ねてきました。^^ qstr_ The_steel_of_the_w| 鋼の武器がきらめき、旗は風にはためき、角笛が鳴り響きます。^兵たちがささやき声を上げています。多くの者たちは臨終の前に^神に気に入られるべく、自らの神に祈りを捧げているのです。^行き着く先には、勝利と死、たった二つしかありません。^戦争・・・それは決して変わらないのです。 qstr_ Winter_is_the_wors| 冬は戦には最悪の時期ですが、あなたは寒い数カ月間そこにいて、^{s4}の征服に取りかかる準備をしています。^多くの人々が、あなたを向こう見ずか狂人のどちらかだと思っています。^誰も、いつかあなたがブレトワルダ(覇王)に なるであろうことを知りません。 qstr_ It_s_summer_and_ho| 暑い、暑すぎるくらいの夏です。^しかし、この瞬間、あなたは何も感じていません。^戦の前の常として、過去のいくつかのおきまりの思い出を^心の隅へと追いやった・・・そして、心を閉ざし、戦いに備え、^最悪の状況、死に直面する覚悟を決めたのだった。 qstr_ You_look_at_{s4}._Y| あなたは{s4}を見渡しました。^兵たちは死に向かって突撃しろというあなたの命令を待っている間、^沈黙を保っています。あなた筋肉は戦を前に強張り、熱を帯びていますが、^心は醒め、血管は興奮で満たされています。^ある兵が深呼吸をしました。「あの匂いがしませんか?」と彼は聞き、^「栄光の香りですよ。」「そいつを掴む準備はできてます?」 と言いました。^^ qstr_ Your_men_have_finish| 兵たちが、攻城用の防盾を造り終えました。^これであなたは、先陣部隊の攻撃に際して^これを使用させて兵を温存し、主力とともに^総攻撃をかけることができます。 qstr_ Your_men_are_buildi| 兵たちは攻城用の防盾を造っています。^^ qstr_ Your_men_have_finishe| 兵たちが、梯子を作り終えました。^^ qstr_ Your_men_are_buildin| 兵たちは梯子を作っています。^^ qstr_{s4}_lost_between_40|{s4} は食料の40~50%を失った。 qstr_{s4}_lost_between_50|{s4} は食料の50~60%を失った。 qstr_{s4}_lost_between_30|{s4} は食料の30~40%を失った。 qstr_{s4}_lost_between_10|{s4} は食料の10~20%を失った。 qstr_{s4}_have_between_10|{s4} の守備隊は数日間、10~30%が病気になります。 qstr_It_should_have_food_|{reg6}日間の食料の備蓄が必要です。^{reg5}名の守備隊がいます。 qstr_^^The_following_armi|^^中には現在以下の軍勢がいます。 qstr_^{s3}_with_{reg1}_tr|^{reg1}名の兵を従えた{s3} 。 qstr_^^Commander_this_tow|^^隊長、この町は一枚岩です。^一度も剣を交えることなく多くの兵が逃げ出してしまうので、^兵の士気を常に高く保たなければなりません。 正門への経路はかなり狭くて急ですが、テントを張って、^破城槌を組立てれば、町の裏口で壁を破壊できます。 壁を破壊すれば、息を切らす事無く突入できます。^街の中心部はもうすぐです。 qstr_^^Alt_Clut_the_rock_|^^アスト・クリッド。クライドに高くそびえる大岩。^北のブリトン人たちの最も強力な砦です。^あなたが行うまで、今まで誰もここを攻囲して陥落させた者はおりません。^クライド川の河口はリデルフ・ハイル王が^バーニシアやピクト人と戦って支配しました。 qstr_^^This_formidable_st|^^この手強い要塞は云わばドゥムノニア王国の宝です。^地中海から数多くの船がワインや贅沢品を満載して、 ここにやって来ます。^伝説では、かのアーサー王はここで生まれたといいます。 qstr_^^Dun_Taruo_the_fort|^^ダン・タルオ、雄牛の城砦。^この場所は巨人が作ったように見えます。^そして、何世紀にも亘ってピクト人の名声で知られています。 qstr_^^The_seat_of_the_br|^^ディン・エイディン、勇敢なるゴドディンの戦士の座。^彼らがここからバーニシアに対して出陣し、^英雄的な死を迎えたことは決して忘れられないでしょう。^ここでは、彼らの勇気の残滓を十分に感じることができます。 qstr_^^This_place_is_just|^^この場所はあなたが占領するのを待つばかりです。 qstr_As_a_last_defensive_|あなたは最後の防衛手段として、砦の正面広間に退きます。^あなたと残りの兵はここで死闘を繰り広げることになります。^もしここで打ち破られたら退却する場所はもうありません。 qstr_You_ve_been_driven_a|あなたは外壁からの撤退を余儀なくされました。^現在、敵軍は街に展開しています。^それらを破ることができれば、^恐らく形勢を一変させることができるはずです。 qstr_You_ve_breached_the_|あなたは都市の城壁の突破に成功しましたが、^頑固な敵軍は通りであなたに抵抗し続けています!^街の中心の砦を攻略する前にこれらの軍勢を倒す必要があります。 qstr_The_town_centre_is_y|街の中心はあなたのものですが、^残っている敵軍は城に退却しました。^あなたが勝利を確かなものにするためには^これらの軍勢を倒さなければなりません。 qstr_The_remaining_defend|敵軍の残党は最後の抵抗として城に退却しました。^あなたはこの抵抗勢力を^全力をもって排除しなければなりません。 qstr_{s10}^^|{s10}^^ qstr_{s10}You_may_decide_|{s10} あなたの勢力のために{reg2?街 城}を征服したいのであれば、 部隊に{reg2?街 城}に手を出すことを禁じることができます。 ただし部隊の士気が下がるかもしれません。 qstr_{s10}You_can_allow_s|{s10} いくらかの略奪を認め、 {reg2?街 城}葉そのままにしておくことができます。. qstr_However_since_you_ar|しかしあなたは{s9}に宣誓をした {reg59?従者 兵士}では 無いので、彼があなたをこの{reg8?町 砦}の {reg59?女主人 主人}と みなすことはありません。 qstr_The_enemy_has_been_f|敵はやむを得ず後退しました。^襲撃は終わりましたが攻囲は続きます。 qstr_As_you_approach_you_|あなたが接近すると、その姿に気がついた衛兵たちが、^自分達の{reg59?女王 国王}を迎えるために城門を開いた。 qstr_As_you_approach_you_a|あなたが接近すると、その姿に気がついた衛兵たちが、^自分達の{reg59?主人 主人}を迎えるために城門を開いた。 qstr_^Christians_aren_t_w|^^この地では、あなたの信じるキリスト教は歓迎されていない・・・ qstr_^Christians_are_acce|^^この地では、あなたの信じるキリスト教は受け入れられている・・・ qstr_^Christians_are_in_t|^^この地の住人の大多数は、あなたと同じキリスト教を信仰している・・・ qstr_^Christians_are_domi|^^この地の住民は皆、あなたと同じキリスト教を信仰している・・・ qstr_^This_village_is_a_b|^^この村はあなたの信仰の拠点となっている。 qstr_^Rumor_has_it_that_C|^^キリスト教の信仰などうわべに過ぎないという噂が広まっている。^人々は多神教の神々を信仰し続けている・・・ qstr_^Pagans_aren_t_welco|^^この地では、あなたの信じる多神教は歓迎されていない・・・ qstr_^Pagans_are_accepted|^^この地では、あなたの信じる多神教は受け入れられている・・・ qstr_^Pagans_are_in_the_m|^^この地の住人の大多数は、あなたと同じ多神教を信仰している・・・ qstr_^Pagans_are_dominant|^^この地の住民は皆、あなたと同じ多神教を信仰している・・・ qstr_^Rumor_has_it_that_o|^^キリスト教が選ばれたことで、古い異教の神々は忘れ去られるだろう、という噂されている。 qstr_This_village_and_the|^この村と周辺の土地はあなたが統治している。 qstr_You_remember_that_th|^あなたの記憶ではこの周辺は {s7}が統治している。 qstr_These_lands_belong_t|^これらの土地は誰の支配下にもない。 qstr_The_village_is_infes|^村は{reg8}人の{s35}によって占拠されている。 qstr_The_village_has_been|^この村は略奪を受けたようだ。^焼け落ちた家々のそばを通る度に^彼らの魂が散り去って行く。 qstr_The_village_is_being|^村は襲撃されている。 qstr_{s10}_{s12}^{s11}{s6|{s10} {s12}^{s11}{s6}{s7}{s15} qstr_No_one_here_seems_to|ここにはあなたの部隊に参加したい者は居ないようだ。 qstr_Try_as_you_might_you|やるだけのことはやったが、追いはぎを撃退できなかった。 彼らは激怒し、農民への見せしめとして村を破壊し尽くして 更地と化し、青々と牧草の生い茂る略奪先を求めて 燃え盛る荒地を後にした。 qstr_castle|城 qstr_The_{s17}_has_no_imp|この{s17}は全く工事されていません。 qstr_The_{s17}_has_the_fo|この{s17}で完成させた施設 {s18}。 qstr___Christian_riots_co| (キリスト教徒の暴動が起こりえます 関係が{reg33}) qstr___Pagan_riots_could_| (多神教徒の暴動が起こりえます 関係が{reg33}) qstr_Your_enemies_beat_yo|敵はあなたを打ち倒し、死ぬように置き去りにしました。 qstr_You_have_fallen._You|あなたは地に倒れました。^襲撃者は手早くあなたの身体を探って有り金を奪い、^闇夜に姿を消しました。あなたは辛うじて殺されずに済んだに過ぎません。 qstr_Luckily_some_of_your|運よくあなたがなかなか戻ってこないことを^不審に思った仲間が、道路の端で倒れている^あなたを発見します。彼らは安全な場所に^あなたを避難させ傷を治療しました。 qstr_Luckily_some_passing|運よく通りかかった町民が道端に倒れているあなたを見つけ、^単なる乞食ではなく重要な人物とあなたを判断しました。^彼らは最寄の宿屋まであなたを運んで傷を治療します。 qstr_Going_through_the_ba|追いはぎどもの財布をくまなく調べると、 何かが書かれた羊皮紙を見つけた。 それは裂けて薄汚れていたが、 「殺せ」という言葉と、あなたの名前の一部分がまだ見て取れた。 羊皮紙を裏返すと、 「{s3}で会おう」と走り書きがあった。 qstr_Your_efforts_prove_s|あなたの努力は実を結び、数名が改宗した。 qstr_Your_efforts_to_conv|あなたは改宗しようと努力したが、残念な結果に終わった。 qstr_You_fail_to_steal_an|牛を一頭も盗めませんでした。 qstr_You_drive_away_{reg1|あなたは{reg17}頭の牛を村から連れ出すことに成功しました。 qstr_People_aren_t_very_h|人々はあなたが自宅に来るのを嫌がっています。 qstr_^This_town_is_a_bast|^この街はあなたの信仰の拠点となっている。 qstr__As_you_reach_the_sett|あなたはあなたに忠実な人々に歓迎されている。 ^{s15} qstr_{s11}^{s15}|{s11}^{s15} qstr__As_you_reach_the_settl|あなたは {s7} に忠誠を誓う人々に歓迎されている。 ^{s15} qstr__This_fort_seems_to_|この城には、守備隊がいません。 qstr_You_are_greeted_by_m|あなたはあなたに忠誠を誓う人々に歓迎されている。 ^{s15} qstr_You_are_greeted_by_me|あなたは {s7} に忠誠を誓う人々に歓迎されている。 ^{s15} qstr__This_town_seems_to_|この街は誰にも領有されていないようだ。^{s15} qstr__You_have_successful|^うまく門を通り抜けることができました。 qstr_{s13}_A_tournament_w|{s13}^まもなくここでトーナメントが開催されます。 qstr_{s10}_{s14}^{s11}{s1|{s10} {s14}^{s11}{s12}{s13} qstr_An_expensive_horse_i|高価な馬を勝利の賞品として受け取った! qstr_A_fat_cow_is_awarded|よく肥えた牛を勝利の賞品として受け取った! qstr_You_are_given_a_beau|毛皮で飾られた美しい鎧を受け取った。この鎧は将軍が着るにふさわしい! qstr_They_give_you_a_fine|優れた剣を受け取った。貴族にとって価値ある品だ。 qstr_They_appreciate_your|人々はトーナメントでのあなたの活躍を称賛し、特別な賞品が無いことを詫びた。 qstr_Moreover_you_earn_{r|さらに、賢明にも自分に賭けておいた{reg8}ペニーも手に入れた。^ qstr_Victory_is_yours!_Yo|勝利の栄光はあなたのものです!^この戦闘で勝利を得ましたが、^あなたは次のラウンドのために準備しなければなりません。^ qstr_You_have_been_bested|この戦闘で負かされましたが、司会はあなたの技能と勇気を認め、^あなたが次のラウンドに参加することを宣言します。^ qstr_You_were_beaten._The|あなたは負かされました。^農民は自らの成功に励まされましたが、^あなたが彼らに教えたかった技術は会得できませんでした・・・ qstr_After_beating_your_l|あなたは最後の相手を負かした後に、^農民に攻撃から巧く身を守る方法を説明します。^うまくいけば、それら知識と経験は^次回の戦いに生かされるはずです。 qstr_The_bandits_are_brok|山賊を打ち破りました!息のある山賊は^農民と新たな彼らの英雄の前に尻尾を巻いて逃げ出しました。 qstr_Can_t_merge_both_fle|合流後の隻数が「船団長」スキルの上限を上回っています。 qstr_Can_t_merge_both_flee|合流後の隻数が指揮上限の7隻を超えています。 qstr_Fleets_merged.|合流完了。 qstr_The_trader_you_are_e|護衛している隊商が渡し船の利用を拒んでいる。 qstr_The_ferry_station_is|元帥麾下の大軍を移送するにはこの船着場は小さすぎる。 qstr_You_can_t_enter_the_|敵対関係にある為、この街に入港する許可が降りなかった。 qstr_You_can_t_enter_the_p|敵対関係にある為、この街に入港する許可が降りなかった。加えて、海側から侵攻することも出来ない。 qstr_You_can_t_enter_the_po|停泊済みの船団と合流するとスキルによる指揮上限超えてしまうため入港できない。 qstr_You_can_t_enter_the_por|停泊済みの船団と合流すると指揮上限(最大7隻)超えてしまうため入港できない。 qstr_You_already_have_a_f|この港にはあなたの所有する別の船があります。 一つの船団にまとめますか? qstr_Unfortunately_{reg3?|残念ながら {reg3?あなたは {s1は}有益な交易品を見つけられなかった。 qstr_^Buying_{s4}_here_an|^ {s4}を {s5}で売却: {reg6}の利益{s3} qstr_{reg3?You_find {s1}_|{reg3?あなたが {s1}が}見つけた交易品 ^{s3} qstr_{s2}^{reg1}_{s1}_ear|{s2}^{reg1} {s1}は{reg0}の経験値を得ました。 qstr_{s2}^{s1}_earned_an_|{s2}^{s1}は更に{reg0}の経験値を得ました。 qstr_^You_earned_{reg0}_e|^あなたは{reg0}の経験値を得ました。{s2} qstr_The_training_didn_t_|訓練は全くうまく行きませんでした。 qstr_The_training_didn_t_g|訓練は順調に進みませんでした。 qstr_The_training_went_qu|訓練はかなりうまく行きました。 qstr_The_training_went_ve|訓練は順調に進みました。 qstr_The_training_went_pe|訓練は完璧です。 qstr_You_fall_on_the_grou|あなたは全身に深い傷を負い地面に倒れ伏した。^鼓動は一つ打つたび弱くなり視界は暗くなっていく・・・。^この戦いはあなたの手に余るものであり、死を招いたのだ。^^ かつて{playername}という特別な人間が居たことを忘れない者が いてくれれば。^命の灯火が消え行く中、ただただそう願うのであった。 qstr_After_losing_the_sea|海戦に敗れたものの、一隻の船に縋り付き^なんとか逃げることが出来た。 qstr_Your_enemies_take_yo|敵の虜囚となった。 qstr_{s13}_asked_you_to_r|{s13}は、少なくとも{reg13}名を率いて^従軍するように命じました。 qstr_{s13}_ordered_you_to|{s13}はあなたに{s14}の襲撃に^参加するよう命じました。 qstr_Kingdom_Fails_to_Res|王国は反応せず^^{s1}は{s2}の挑発に応じず、^{s3}は{reg4?彼女 彼}の好戦的主張のため面目を失った・・・ qstr_There_has_been_an_al|{s9}との国境付近で疑惑の事件がありました。 qstr_There_has_been_an_all|国境付近の事件の申し立てがありました: {s4}の住民は {s3}との戦争を考えています。 qstr_Border_incident _Wor|国境付近の事件 {s9}との報告が届いた。 この噂が真実かどうかはわからないが、 一つだけわかっていることがある。 ――この一見小さな事件は、{s4}の情熱を呼び起こし、 彼らが望むならば{s3}への宣戦布告は容易になされるだろう・・・ qstr_The_great_lords_of_y|あなたの王国の大領主らは{s10}の中の {s15}の大広間で、 饗宴を開いて集まる計画を しています。 qstr_^{s64}^|^{s64}^ qstr_^^Note_that_as_long_|^^元帥である限り、王国の領主達は戦役においてあなたが 彼らを導くことを期待していることを心に留めて下さい。 なので結婚式などの饗宴の予定が控えているなら、あなたの 領主に話して司令官の地位を辞することもあるでしょう。 qstr_Strange..._You_ve_be|何かがおかしい・・・。眠っているが、先ほどまで見ていた悪夢^のことを覚えていない。はっきりと思い出せるのは、ヴァイキン^グがウォデン・リック号を強襲し、手に持った武器を船長や水^夫たちに叩きつけていたこと。それにボドだ。あのカンタブリア^人は、あなたが気を失うまで、獰猛な獅子のように戦っていた。^頭の中で、ボドが叫んでいた言葉が蘇る。^「{playername}!戦うんだ!わたしがついているぞ!」^^あなたは思い出した。敵が殺到してきた時に、あなたは死んだ^のだと。この世に別れを告げる直前に、頬が船の木板に叩きつ^けられた衝撃も未だに感じるほどだ。いまわの際に母と目が合っ^た。鉄の装備で着飾った大柄ヴァイキング―あれがスヴェンだろ^うか―が母の頭を槍で殴打し、その体を横に放り投げる瞬間に。^^その後あなたは、魚の餌になった方がましだと思い、血の跡を残^しながら這い出したのだった。それ以上は思い出せない。^^あなたは本当に死んだのだろうか?死んでいるとしたら、どうや^って筋肉の疼きや、火の温もりを感じられるというのだろう?ど^うやって拳を握りしめ、どうやって頭上にあるものが屋根の梁だ^と判断しているのだろう?^^また、生きているなら、一体誰が、^どうして、どのようにあなたを助けたのだろうか? qstr_It_is_night_and_the_|夜の中、修道院は静まりかえっている。 qstr_The_monks_bless_you_|修道士があなたを祝福しました。あなたは旅を続けます。 qstr_You_don_t_have_enough_|お金が足りなかった。ああ恥ずかしい! qstr_You_need_to_have_more_m|それを行うにはもっと兵が必要だ。 qstr_It_is_night_and_the_h|夜の中、神殿は静まりかえっている。 qstr_The_gothi_has_sacrif|司祭は神を慰撫するため、あなたの身代わりに動物を生贄に 捧げた。 qstr_You_are_now_a_pagan_a|あなたは今や異教徒であり、オーディンその他北欧の神々の 信奉者です。 qstr_The_majority_of_your|あなたの隊の多数派は多神教徒であり、あなたの行動を支持している。 qstr_The_majority_of_your_|あなたの隊の多数派はキリスト教徒であり、あなたの行動を憎んでいる。 qstr_In_the_arms_of_the_d|兵が死んだ修道院長の腕の中から“聖コルンバのカタック”を見つけた。 qstr_The_majority_of_your_t|あなたの隊の多数派はキリスト教徒であり、あなたの行動を支持している。 qstr_The_majority_of_your_tr|あなたの隊の多数派は多神教徒であり、あなたの行動を憎んでいる。 qstr_{s3}_is_in_danger._S|{s3}が危機だ。村が破壊される前に猪首のスヴェンから村を守れ!^ヴァイキングの攻撃を撃退するにはかなりの数の兵が必要だ! qstr_Return_to_{s3}_and_i|{s3}へ戻り、囚人を尋問するのだ。 qstr_Return_when_you_have|パーティの人数が多すぎます。55人以下にしてください。 qstr_You_have_saved_{s3}.|あなたは{s3}を救った。 スヴェンとの関係について{s9}に 尋ねるには 良い頃合だろう。 qstr_{s9}_did_not_come_to|{s9}は{s3}の救援に駆けつけなかった。 ソンキリクは首長が猪首のスヴェンと 同盟関係にあるのではないかと疑っている。 どうやら首長と話さねばならないようだ。 もしくは王に直接、{s9}の裏切りについて告げるか。 qstr_Loot_Thiaderd_s_camp|シアデルドの宿営地を略奪するのだ。 qstr_Ahead_in_a_small_cam|小さな宿営地に進むと、 そこには何人かの女子供が居た。 反逆者達の妻子だ。 彼らは怯えている。逃げ場など無いと知っているのだ。^^中にはシアデルドの妻子もいる。 これは難しい選択だ。 おそらく彼らはいずれ復讐のためにあなたを探すだろう。 だが彼らは非戦闘員なのだ。 qstr_A_small_camp_stands_|小さな宿営地が川の畔に立っている。 小屋と小屋の間から女子供の姿が見えた。 少数だが攻撃的な態度の男たちが、 会見を求めるあなたのところにやってきた。 男たちを率いるのは、とても背の高い男だ。 qstr_Note_2 _You_chose_to|メモ2 あなたはシアデルドの妻子を殺す道を選んだ。 qstr_Thiaderd_is_dead._Yo|シアデルドは死んだ。あなたは任務を成し遂げた。 qstr_Note_2 _You_chose_to_|メモ2 あなたはシアデルドの妻子の生を尊重する道を選んだ。 qstr_Note_2 _You_chose_to_l|メモ2 あなたはシアデルドの妻子を生かしたままにした。 qstr_You_need_room_for_at|続行するには軍隊に、少なくとも一人以上の空きが必要です! qstr_^^In_the_middle_of_t|^^砦の中ほどに売り飛ばされる時を待つ奴隷の一団がいた。^母もその中にいるのだろうか? qstr_Note_2 _In_Sven_s_hi|メモ2 ウォデン・リック号の搭乗者の一人、ボドをスヴェンの隠れ家で見つけた。^ボドのお陰で、ヴァイキングに襲撃された後の ウォデン・リック号の運命を知った。^ボドが彼女に渡した品のおかげであなたの母は生きている。 だが同時に、その品は母に ヴァイキングにとって非常に重要な意味を 持たせてしまっている。 qstr_Return_when_you_have_|パーティの人数が多すぎます。25人以下にしてください。 qstr_You_think_of_Thora_w|あなたは夜毎に自分のもとを訪れる ソーラのことを想った。^ 美しい彼女との間には多くの子を授かるだろう。 qstr_You_think_of_Thora_wh|あなたは夜毎にエギルのもとを訪れる ソーラのことを想った。^父親に大切にされている美しい娘だ。 彼女の関心事は^自分が幸せになることだけ。 qstr_You_think_of_Thora_a|あなたはソーラのことを想った。 父親に大切にされている^美しい娘だ。 彼女の関心事は自分が幸せになることだけ。 qstr_One_of_the_greatest_|ウェセックスとデーン人の間における戦闘で 最も大規模なものの一つはこの場所で起きました。 あなたはその戦闘に参加していたので、 その日の事を覚えています。 qstr_This_place_destroyed|この、あなたの兵達によって破壊された場所には、 もはや灰と瓦礫の他に何もない。 qstr_Garrison _{reg5}__li|守備兵 {reg5} (最大 {reg0})^^ あなたの兵を守備兵として隠し砦に配置できます。 要塞や街と同じく、 彼らは安全な場所で休息を取ることが出来ます。 また、雇用コストも減少します。 qstr_You_need_to_hire_a_c|先にコックを雇う必要があります。 qstr_It_is_night_and_your|夜になり他の者が寝ている間、数人の兵士が見張っていたが あなたの隠れ家は静かだった。 qstr_Your_garrison_size_e|あなたの駐屯部隊の大きさは、あなたの隠れ家に 駐留可能な兵士の最大数を超過しています。 このままでは兵の間に不満が生まれ、脱走者がでます! qstr_Garrison_limit _{reg|駐屯兵数の上限 {reg0} qstr_The_ramshackle_priso|隠し砦のぼろぼろの牢獄はあまり安全ではありません。 隊長がここには諸侯を閉じ込めないように勧めています! qstr_You_do_not_have_enoug|隠れ家を撤去する費用が足りない。 qstr_Refuge_demolished!|撤去工事完了! qstr_Your_men_think_you_v|彼が刃向かったにも関らず、あなたがエギルの葬儀代を出した ので、兵達はあなたが名誉ある行動をとったと思っている。 qstr_Note_Egil _Egil_turn|エギルに関して 手紙をウェセックスへ渡すとあなたが 決めたとき、エギルは刃向かった。 彼はあなたを攻撃し、彼を殺さざるを得なかった。 彼は皆から愛されていたので、彼の葬儀費用を出し、 葬儀に参列しようと決めた。 qstr_Your_men_think_you_ve|彼が刃向かったにも関らず、あなたがエギルの葬儀代を出した ので、兵達はあなたが名誉ある行動をとったと思っている。 qstr_Message|メッセージ qstr_Your_men_cry_for_Egi|兵達はエギルが裏切ったと聞いて涙し、彼の死を知って 嘆き悲しんだ。 彼を好きだった兵は多く、彼を指導者と考える者までいた。 qstr_Note_Egil _Egil_turne|エギルに関して 手紙をウェセックスへ渡すとあなたが 決めたとき、エギルは刃向かった。 彼はあなたを攻撃し、彼を殺さざるを得なかった。 あなたは兵たちに彼の埋葬を命じた。 qstr_Your_men_cry_for_Egil|兵達はエギルの死を聞いて涙したが、あなたの命令に従った。 彼らはあなたが裏切り者を許さない気丈な指導者だと 思っている。 qstr_Note_Egil _Egil_turned|エギルに関して 手紙をウェセックスへ渡すとあなたが 決めたとき、エギルは刃向かった 。彼はあなたを攻撃し、彼を殺さざるを得なかった。 あなたは兵士に対し、彼を埋葬することさえ許さなかった。 qstr_Shortly_after_landin|上陸直後、あたかもあなたを見張っていたかのように、 使者が馬に乗ってやってきた。 何日も寝ていないかのように彼の目の下にはクマができ、 彼の馬は倒れる寸前のようだった。 やっとのことで彼は息をつき、声高に話し始めた ^^ qstr_{s4}_{playername}_my|{s4}'{playername}よ、我が首長のラーズバルズ・ラグナル ソン様は、あなたがフランキアからアングル人の地へ向けて 出発したと商人から聞き、あなたを見つけるために使者を 遣わしました。 彼の兄弟のハルフダンがウェセックスに対する最後の強襲を 指揮しているので、彼はあなたにリーディンガムにてそこへ 合流して欲しいのです。 我々はイースト・アングリアから大規模な軍勢で進軍し、 リーディンガムにて要塞化した宿営地を築いています。 我々はその地域を荒しましたが、エゼルレッドとアルフレッド はウィタン・ケステルで民兵を募り我々を攻撃しました。 幸いにも彼らの撃退には成功しました。^^今ウェセックス王は弟のアルフレッドの支援を得て西へと退却しています。 その先のアッシュダウンには大軍が我々を待ち構えています。 ハルフダンは奴らが兵を増やす前に叩こうと考え、それには あなたの助けが必要です。 恐らくこれは最大級の戦いとなるでしょう!我々が勝利すれば、ウェセックスは我々のものです!^^猪首のスヴェンは、アルフレッドと行動し彼の軍隊の 一員として戦う、とあなたにくれぐれも伝えるよう ラーズバルズ首長から言われてきました。' qstr_{s4}_{playername}_my_|{s4}'{playername}、我が長のアルフレッド・ エゼルウルフィング公はあなたがフランキアから アングル人の地へ向けて出発したと商人から聞き、 あなたを見つけるために使者を遣わしました。 彼は今すぐにでもあなたに合流して貰いたがっています。 デーン人がウェセックスに向かって進軍する間に、 彼は兵士を掻き集めるために王国を移動して回っています。^^奴らはイースト・アングリアから大軍でやってきて、 リーディンガムにて略奪しながら要塞化した宿営地を 築いています。 我らのエゼルレッド王とアルフレッド公はウィタン・ケステル で民兵を募って、リーディンガムにいるデーン人に攻撃を 仕掛けたのですが、奴らは寄せ付けませんでした。 今、王らはアッシュダウンで兵を集め、再びデーン人と 対決する準備をしています! 神のご加護を受けながら、我々は無傷の民兵と共に デーン人に立ち向かいます! もし失敗したら、ウェセックスは残りのアングル人の地と 共に敵の手に落ちるでしょう。^^猪首のスヴェンは、ハルフダンと行動し彼の軍隊の 一員として戦う、とあなたにくれぐれも伝えるように アルフレッド公から言われてきました。' qstr_You_met_Orm_the_Blac|あなたは“黒のオルム”と決闘し、彼を殺した。 qstr_Your_party_has_gaine|パーティーの士気が上がった。 qstr_You_met_{s1}_in_sing|あなたは{s1}と決闘し、勝利した。 qstr_This_warrior|この戦士 qstr_The_enemy_party_has_|敵の部隊の士気が下がった。 qstr_You_met_{s1}_in_singl|あなたは{s1}と決闘し、敗北した。 qstr_Your_party_has_lost_|パーティーの士気が下がった。 qstr_The_low_morale_of_yo|軍の士気が下がると、よからぬ事を企む兵が現れます。 戦士の一人はあなたに聞こえるにも関わらず、 分別をわきまえない度の過ぎた発言をしました。 彼は引っ込みがつかなくなり、面と向かってあなたを侮辱し、 指揮権を賭けて決闘を申し込んできました・・・ 命を賭した決闘です。 qstr_The_problems_of_mora|軍の士気に問題を抱えているため、戦士の一人が あなたに取って代わると名乗り出ました。 彼は命を賭した決闘を申し込んできました・・・。 qstr_Morale_is_so_low_a_w|士気があまりに低いため、一人の戦士に近寄った時、 彼はあなたを指導者として失格だと責め、侮辱しました。 そして彼はあなたに決闘を申し込みました。 もし負ければ、あなたの地位は彼に奪われます。 qstr_The_Assembly_has_tak|議会はあなたの案件を取り上げています。 あなたに不利な判決を下されないように、 {s3}の近くにある議会へ急がなければ なりません。 qstr_Note_Reginhard _Regin|ラインハルトに関して:ラインハルトは議会の場にて あなたを裏切った。 議会に決闘を命じられ、あなたは彼を殺す必要があった。 qstr_Note_Egil _Reginhard_be|エギルに関して:ラインハルトは議会の場にてあなたを 裏切ったが、あなたは彼を許した。 だがエギルはあなたの決定を受け入れず、議会の法に従って 決闘にてエギルを殺す必要があった。 qstr_The_holmgang_is_over|決闘は終わった。 {s3}にいるアスビョルンに会う時が来た。 qstr_Before_you_left_for_|フランキアへ旅立つ前、伝令がやってきて {s3}近くの“猪の林”呼ばれる場所で あなたに会いたい人が いると伝えました。^あなたはその場所で木こりの家を探さなければなりません。 qstr_Through_the_trees_yo|木々の合間から、かろうじて小屋が見えます。^木々は穏やかに風にそよぎ、鳥の鳴き声が聞こえますが 人影は見当たりません。 qstr_Through_the_trees_you|木々の合間から、かろうじて小屋が見えます。^以前あなたはそこでベーダと会いましたが、^今は誰も住んでいません。 qstr_You_arrive_at_a_deep|あなたは鬱蒼とした森林へとたどり着きました。 qstr_Through_the_trees_you_|木々の合間から、かろうじて小屋が見えます。^かつての住人だった老勇士はあなたに殺された為、^今では打ち捨てられています。 qstr_You_stay_hidden_watc|宿営地を遠くから見つつ、サクソン人の見張りや^巡回を避けながらあなたは身を隠していました。 qstr_You_stay_hidden_watch|宿営地を遠くから見つつ、デーン人の見張りや^巡回を避けながらあなたは身を隠していました。 qstr_Aelfred_gives_the_or|アルフレッドが命令を出し、角笛が鳴り響いて兵士たちが^宿営地から出てきました。^ウェセックス王の弟君は兵士に横列の陣形を組ませ、^あなたはそれに続きます。^兵らは将校に率いられ、待機しています。^^ピンと張り詰めた静けさは、緊張感と不安で満ちています。^サクソン人の戦士達はウェセックスの運命が^脅威に晒されていることを分かっています。^もし彼らが敗北すれば、デーン人が彼らの家を略奪し、^彼らの家族を奴隷にするのを防ぐ者はいないのです。 qstr_Halfdan_gives_the_or|ハルフダンが命令を出し、角笛が鳴り響いて兵士たちが宿営地から出てきました。^ラグナルの息子は兵士に横列の陣形を組ませ、^あなたはそれに続きます。^彼らは将校に率いられ、待機しています。^^最近の勝利に後押しされて、デーン人の戦士らは活気に満ち、^冗談をいう者さえ居ます。^でもハルフダンが姿を見せた時、彼らは静まり返りました。 qstr_West_Seaxe|ウェセックス qstr_Danish|デーン人 qstr_You_notice_that_Aelf|アルフレッドがあなたのほうへ来るのに気付きました。^デーン人が丘陵を手に入れようとした時、^突撃によって何日も稼いだのは彼なのです。^その臨機応変な働きが無ければ、今頃あなた達は^全員死んでいたでしょう・・・。 qstr_Halfdan_walks_toward|ハルフダンがあなたのほうへ歩いてきます。^彼は血にまみれていましたが、笑みを浮かべています。^あなたとその軍隊が無ければこの戦いに負けていたことを、^彼は分かっているのです。 qstr_Your_followers_decid|従者たちはあなたと別れる決意をしました。 qstr_You_chose_to_dispers|あなたは従者たちを解散させようと決めました。 qstr_You_notice_that_a_gr|兵士の一団があなたに近付いてくるのに気付きました。^のっぽの男に率いられています。^彼こそアルフレッドの言っていたエアドリックでしょう。 qstr_You_notice_that_a_gro|兵士の一団があなたに近付いてくるのに気付きました。^のっぽの男に率いられています。^彼がハルフダンの言っていたアーンヴィに違いありません。 qstr_You_aren_t_ready_to_|あなたはスヴェンと対決する準備がまだ出来ていません。^防盾の中に100名以上の兵士を揃えたら、ここへ戻るのです qstr_The_abbot_of_Finian_n|エリンの地の{s3}の 側にあるフィニアンの修道院長が、 あなたに仕事の提案をしてきた。 見たところ重要な任務の申し出らしい。 彼はまず来てくれるだけで1,000ペニー支払うと申し出た。 qstr_The_other_two_champi|他の2人の英雄がモリガンを隠れ家まで追跡し、あなたに居場所を知らせるために伝令を^送ってきた。彼らは攻撃を前にあなたを待っている。モリガンの隠れ家に向かう時が来た。 qstr_Near_the_end_of_the_|波が崖やアホウドリの巣に打ち付けている大地の果ての側に、^遠くからはほとんど見えない、でこぼこした小さな谷間がある。^そこに洞窟が隠されていた。モリガンの歌が頭の中で響き渡り、^あなたは自分の唇が歌に合わせて動くのを感じていた。^あなたはそれをどうすることもできない。^魔法でも込められているのか・・・^^あなたは洞窟から離れたところに、岩に半分身を隠した^2人の英雄が少数の兵と友にいるのを発見した。^彼らは注意を引くのを避けるため、兵の大半をどこかに^隠しているようだ。彼らは待っている。^^だが、あなたが彼らに向かって歩み始めた時、歌声が強くなった。^今度はあなたの頭の中ではない・・・モリガンの獣達が^攻撃を始めた! qstr_The_battle_was_tough|戦いは困難を極め、あなたは谷間へと押し込められた。^兵たちは後ろに控え、後方を守っている。このような^狭い谷間では兵の数は役に立たないことを知っているのだ。^他の英雄たちの力を借り、相手の軍勢が再編される前に^モリガンのもとへ向かっていく時が来た。 qstr_The_mystery_of_Morri|モリガンの謎は解決した。^まるで霧が消えて世界が色を取り戻したようだ。^あなたは洞窟と恐怖を後に去って行った。 qstr_Mael_Bresail_s_farm_|ブリザル公の農場はこの島の典型的な作りだ。^――大きな母屋と小さな建物があり、すべてが塀で^囲まれている。 qstr_You_settle_into_the_|あなたは広間の上座に座り、フランキアから取り寄せた^最上級の蜂蜜酒やワインを堪能します。^最高の料理の香が部屋に満ち、あなたの味覚を楽しませて^いる。これはあなたが楽しんできた中でも最高の祝宴だ。^兵たちも楽しんでいて、幸せそうに見える。^あなたは時を過ぎるのも忘れていった。^^不意にあなたは女たちが全員部屋から出て行って^いることに気がついた。何が起こっているんだ?^物が燃える臭いが鼻腔を刺激する。その元を調べようと^した時、家屋の壁に火が走っているのが見えた。^誰かが「火事だ!」と叫び、警告を発した。^兵の一人が出入り口に走り寄ったが、その扉は^外からかんぬきが掛けられていた。^^ブリザル公はあなたを裏切り、焼き殺そうとしている。^急いで外に出る方法を見つけなければ、遠からず^煙に巻かれ、火に焼かれ、皆死ぬことになるだろう。 qstr_You_have_managed_to_|ブリザル公があなたを殺すために仕掛けた^火の罠からは、なんとか逃れることができた。^だが、どうやらまだ安全ではないようだ・・・ qstr_Mael_Bresail_had_bet|ブリザル公はあなたを裏切った。^だが、あなたは広間の火の手から逃れるとともに、^あなたを殺そうとする者どもを打ち破った。^その光景は悪しき記憶として、あなたの心に焼きついた。 qstr_Part_of_your_food_wa|食料の一部が廃棄されました。 qstr_Your_men_think_that_you_are_a_s|兵たちはあなたのことを強力な指導者だと思っている。 qstr_While_your_messenger|あなたの伝令が略奪者を相手に交渉している中、^偶然あなたの分隊が現れて戦闘が始まりました。^兵士らは略奪者を殺して問題解決を図りましたが、^数名の命が犠牲となりました。^^味方の死傷者数 {s8}^^敵の死傷者数 {s10} qstr_The_enemy_raiders_ac|略奪者は取引に応じて金を受け取り、数週間はあなたの備蓄を^狙わないと約束しました。 qstr_The_raiders_take_the|略奪者は金を奪い、伝令を殺し、あなたの補給路に^被害を与え続けています。 qstr_You_don_t_have_enough_s|あなたには充分な銀がありません。^あなたは水を配給制にし、井戸を掘れと命じました。 qstr_the_enemy_thinks_rei|敵は間もなく増援が到着すると思っています。 qstr_fear_and_discontent_|恐怖と不満が内側で広がっています。 qstr_he_likes_the_wife_of|彼は以前仕えた主人の妻に好意を寄せており、^征服のあかつきに彼に彼女を与えるなら、^彼はあなたの味方として戦うでしょう。 qstr_the_enemy_s_morale_i|敵の士気は下がっており、攻撃を仕掛けるべきです。 qstr_wergild_is_paid.|贖罪金は支払われました。 qstr_The_wergild_is_paid_|贖罪金は支払われ、あなたの兵は鞭で打たれました。 qstr_Your_men_think_you_r|兵たちはあなたの冷酷さに恐れおののいている。 qstr_You_feel_happy.|あなたは幸せな気分だ。 qstr_You_feel_good_for_he|手助けしたことに、あなたは満足感を覚えている。 qstr_New_troops_join_your|新しく兵があなたの部隊に加わった。 qstr_The_bandits_leave_an|追いはぎは怒りながら去っていった。 qstr_Your_men_kill_all_th|あなたの兵は追いはぎを皆殺しにしました。 qstr_At_night_some_of_you|夜に数名の兵士が幸福を掴んだ未亡人と逃げ出した。 qstr_Your_enemies_appreci|敵はあなたの情け深さに感謝した。^彼らに降伏の交渉を持ち掛ける際にはこの事が役立つだろう。 qstr_You_know_that_in_the|数日以内にあなたの目の前で数十人の子供、女、そして老人が^飢えによって衰弱死するだろうと分かっている。 qstr_Your_officer_seems_u|あなたの将校は動揺しているようだ。 qstr_Your_men_think_that_you_are_a_v|兵士達はあなたがとても強い指導者だと想っている。 qstr_Your_officer_seems_h|あなたの将校は幸せそうだ。 qstr_The_wife_is_pregnant|その妻は妊娠しており、将校は高額の賠償金を要求した。^噂話や問題を避けるため、あなたは支払った。 qstr_{s1}_of_the_{s2}.|{s2}の {s1}。 qstr_A_messenger_approach|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。貴殿の要請通り、^ {s10}は牢より解放されます。 qstr_A_messenger_approache|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。貴殿の要請は通らず、^ {s10}は解放されません。^銀貨はお返し致します。 qstr_A_messenger_approaches|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を受諾。^可能な限り早く貴殿の所へ向かうと仰っています。 qstr_A_messenger_approaches_|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を拒否。^貴殿に指図を受ける謂れはないとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_g|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は難色を示しています。^貴殿にその件に関しての権能があるとは言い難いとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_ga|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を拒否。^貴殿の指示に従っている場合ではない。 qstr_A_messenger_approaches_gal|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を拒否。^多忙であり、貴殿の任を果たす暇が無いとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_gall|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を受諾。^速やかに {s10}へ向かうとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_gallo|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を受諾。^直ちに {s10}の巡回を行うとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_gallop|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を受諾。^直ちに {s10}の巡回を行うとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_gallopi|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を受諾。^直ちに {s10}攻略にかかるとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_gallopin|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は要請を拒否。^貴公は指示を出す立場にないとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_galloping|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^要請への返答を携えて参りました。^ {s9}は難色を示しています。^貴殿にその件に関しての権能があるとは言い難いとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_galloping.|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^例の要請の件です。^ {s9}は受取りすら拒否。^抗議しようとするとこちらを殺しかねない剣幕でした。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^言伝への返答を携えて参りました。^ {s9}曰く、^「格別の対立もない中このような誹謗は心外。今回に限り見逃す^こととするが二度目はない」とのこと。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._H|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^言伝への返答を携えて参りました。^ {s9}は挑発に乗りました。^怒り心頭と言った様子で兵を招集し始めました。^すぐにでも襲い掛かってくることでしょう。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^言伝への返答を携えて参りました。^ {s9}は挑発に乗りませんでした。^余計な時間をかけさせるな、とのこと。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^言伝への返答を携えて参りました。^ {s9}は挑発に乗りませんでした。^しかし、叙述的で再現困難な罵倒を返答としています。また、^面倒事に巻き込むつもりなら喜んで礼儀を叩き込みに行く、とも。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_s|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の贈呈に関する報告を携えて参りました。^ {s9}は受け取りませんでした。^多忙により、とのことでしたが部下たちが贈呈品を勝手に分配、^それに抗議し伝言を届けるよう言うと殺されるところでした。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_st|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の贈呈に関する報告です。^ {s9}は品物を受取りました。^感謝の意を示し、今度はあなたの名で祝宴を開くとのこと。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_sto|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の贈呈に関する報告です。^ {s9}は品物を受取りました。^しかし、これは臆病者の奉納品だと言い部下に分配しました。^つまり、今後もあなたとの敵対関係は変わらないでしょう。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stop|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の贈呈に関する報告です。^ {s9}は品物を受取りました。^あなたが関係改善を望んでいることを知り、好意的な反応です。^未だ解決すべき問題は多々ありますが、このことは両者の友好の^第一歩ではないでしょうか。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の贈呈に関する報告です。^ {s9}は受け取りませんでした。^それから部下が私を隔離し・・・品物は奪われてしまいました。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の言伝に関する報告です。^ {s9}との面会は叶いませんでした。^多忙であり、卑しい伝令と話すことなど無い、と qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_i|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の同盟に関する報告です。^ {s9}は提案を受諾。^これにより {s2}と同盟関係となります。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_in|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の和平に関する報告です。^ {s9}は提案を受諾。^ {s2}との戦争は終息しました。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_in_|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の宣戦に関する報告です。^ {s9}曰く、^「何の驚きも無い。元より信用ならぬ狂犬であるゆえな」、と。^ {s2}とは戦争状態に突入。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_in_f|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の宣戦に関する報告です。^ {s9}はこれを重く見ています。^こちらの野心を他国に知らしめるとも言っています。^ {s2}と戦争状態に突入。 qstr_A_messenger_approaches_galloping._He_stops_in_fr|伝令がやって来た。^あなたの前で立ち止まり、呼吸を整えると大声でこう言った。^^件の宣戦に関する報告です。^ {s9}はこれを重く見ています。^狡猾なるドブネズミと罵り、代償は高くつくとも言っています。^ {s2}と戦争状態に突入。 qstr_The_other_man_is_not|もう一方の男は不満げで、あなたが去ったら 悪い噂を流して批判した。 qstr_Neither_man_is_happy|どちらも不満はなさそうだ。均衡が保たれているようだ。 qstr_The_two_men_are_not_|男は二人とも不満げで、あなたが去ったら 悪い噂を流して批判した。 qstr_People_in_{s4}_think|{s4}の住人は、あなたの息が掛かった者が その権力を乱用しても、 あなたが彼らの家族を 保護する保障は無いと思っています。^{reg59?女主人 主人}としてあなたは相応しくないとの噂が 広まっています。 qstr_People_in_{s4}_think_|{s4}の住人は、その伝令は 罰せられなかったので、 あなたが彼らの家族を 保護する保障は無いと思っています。^あなたは不公平だとの噂が広まっています。 qstr_People_in_{s4}_think_t|{s4}の住人は、その伝令は 罰せられなかったので、^あなたが彼らの家族を保護する保障は無いと思ってますが、^ とにかく同市民が罰せられる事も無いだろうと思っています。^しかし兵たちは、あなたの庇護下の人間に危害を加えた者に 対してあなたが寛大なので、不満を持っています。 qstr_People_in_{s4}_think_th|{s4}の住人はあなたから家族の保護を 保障されると思い、 満足そうにしています。^しかし兵たちは自分の同僚があなたに殺されることを^不満に思っています。 qstr_The_local_leader_is_|地元の指導者はあなたに動揺し、 {s4}の権力者たちに あなたを悪く言いました。 qstr_People_in_{s4}_are_s|{s4}の住人はあなたの思い切った やり方に驚き、^皆がより自ら進んで規則に従うようです。 qstr_Farmers_in_{s4}_are_|自分達の弱みを握る有力者をあなたが支持しているので、^{s4}の農民らは自分の娘を 心配しています。 qstr_Farmers_in_{s4}_are_r|あなたが金を払って{s4}の農民らは 安心した一方で、 地元の指導者は罰せられずに済んだと喜んでいます。 qstr_The_outcome_of_the_t|審理の結果は{s4}の住民を動揺させ、^あなたの権威に疑問を抱かせることとなった。 qstr_Your_men_think_you_re|あなたは容易に操られる弱い指導者だと、兵達は思っている。 qstr_Your_men_seem_uncomf|兵は居心地が悪さを感じ、数名があなたの下を去った。^早いうちに残った者の士気を向上させる必要がある。 qstr_Your_men_seem_uncomfo|兵達は居心地の悪さを感じていたが、誰も何も言わなかった。^あなたの尊敬が幾分深まったようだが、彼らの士気を 高める必要がある。 qstr_Your_men_seem_uncomfor|兵達は居心地の悪さを感じている。^早いうちに今居る者の士気を向上させる必要がある。 qstr_Eventually_the_man_d|あなたの兵士らが税金を払うよう彼に強要しているうちに、^ついにその男は苦しみながら死んだ。^「息子達よ、お前たちの居るあの世へ私も今から向かうぞ。」^と彼は言い残した。^彼の死によって市民は憤慨し、{s4}では^多くの人があなたへの不平を漏らしている。 qstr_The_man_seems_calmed|あなたの言葉で男は落ち着いたようだ。^彼の目には底知れぬ悲しみが浮かんでいたが、^彼は息子達からの相続税を支払うと約束した。 qstr_Your_renown_with_you|戦士らに対するあなたの評判は傷付き、同時に財政にも^負担が掛かったが、あなたがお金を施したことで^{s4}の住人は喜んでいるようだ。 qstr_Your_men_push_the_cr|あなたの兵士は群集を押し退けながら進み、数人を傷つけた。^突然人々は兵士らに襲い掛かり、彼らを蹴散らす前に^数人の死傷者が出てしまった。 qstr_You_run_through_the_|群集があなたを卑怯者の守銭奴と呼び、金の無心を続ける中、^あなたは裏口から走り去った。 qstr_People_think_the_mea|その判断は両者にとって公平だと人々は思っている。 qstr_The_tree_owner_is_no|木の所有者は不満に思い、あなたが発つと悪い噂を流して^あなたを批判した。 qstr_The_man_who_cut_the_|木を切った男は不満に思い、あなたが発つと悪い噂を流して^あなたを批判した。 qstr_People_in_{s4}_are_h|あなたが彼らの要求に応えたので、 {s4}の住人は 満足している。 qstr_People_in_{s4}_are_u|あなたは彼らの要求に応えなかったので、 {s4}の住人は 不満に思っている。 qstr_People_in_{s4}_appre|{s4}の住人はあなたの援助に 感謝したが、 もっと貰えると期待している。 qstr_Although_the_local_l|地元の指導者は{s4}における あなたの地位を 支持しているが、^兵達はその中に例の少年が加わるのは恥辱だと思っている。 qstr_Although_the_local_le|地元の指導者はあなたに大金を支払ったものの、兵達は^彼らの中にその少年が加わるのは恥辱だと思っている。 qstr_The_local_leader_lev|あなたが彼の息子を受け入れなかったので、地元の指導者は^権力を笠に着て{s4}における あなたの地位を貶めた。 qstr_During_the_night_at_|夜に火の儀式や舞が行われる中、神々への捧げ物として^その少女は火の中に身を投じた。 qstr_People_superstitious|迷信深い人々はあなたに怒りを示した。^しばらくして、他の少女が生贄にされたとあなたは知った。 qstr_The_physician_you_se|あなたの遣わした医師は数名の命を救い、^伝染病が他の地域に拡散しないようにした。 qstr_The_epidemic_wipes_o|伝染病によって村人は全滅した。^あなたの取った隔離策によって{s4}の外に 伝染病が広がることは防げたものの、^兵の多くはその村に住んでいた親族を失った。^あなたは人殺しだとの噂が広まった。 qstr_{s4}_is_a_Christian_|{s4}はキリスト教徒の村落であり、^皆がすぐにあなたの指示に従った。^あなたの祈祷は成功し、母子ともに健康なようだ。 qstr_{s4}_is_a_pagan_sett|{s4}は異教徒の村落であり、^誰もあなたの指示に耳を貸さなかった。^母子が生き延びる上で、あなたの祈祷は無用らしい。 qstr_{s4}_is_a_Christian_s|{s4}はキリスト教徒の村落であり、^誰もあなたの指示に耳を貸さなかった。^母子が生き延びる上で、産婆は不要らしい。 qstr_{s4}_is_a_pagan_settl|{s4}は異教徒の村落であり、^皆がすぐにあなたの指示に従った。^産婆の助けによって、母子ともに健康なようだ。 qstr_Your_men_are_happy_t|兵士があなたのために犠牲を払った時は特にだが、^あなたに生活を気に掛けて貰えるので彼らは満足している。 qstr_The_sum_is_enough_fo|地元の領主がその勤めを果たすには事足りる金額だったが、^潤沢ではなかった。彼は感謝を述べたものの不満だった。 qstr_Your_men_are_angry_t|あなたの為に自腹を切った男をあなたが支援しなかったので、^兵達は怒っている。^次にあなたのケチ臭さの煽りを食らうのは恐らく自分達だろう^と兵士たちは思っている。 qstr_The_rumor_that_you_r|あなたがその遺物を買い取ることを拒否したとの噂を聞いて、^信心深い者たちはあなたの名前を呪った。 qstr_The_monk_is_removed_|修道士は悲しみながら、あなたの前から去った。^あなたが彼らの信仰を尊重したことで、^{s4}の住人は喜んだ。 qstr_The_relic_causes_a_s|その遺物は信心深い者たちの間で評判となって、^彼らはそれを見に集まり、買い取ったあなたの名を称えた。 qstr_The_monk_is_happy_to|修道士は{s4}の異教徒に伝道する際に、^その遺物を喜んで活用した。^その一方、異教徒たちはあなたの名を呪った。 qstr_The_rich_woman_s_hus|富豪の娘と結婚して幸運にも{s4}の^大地主となったその夫は、激怒して あなたの評判を貶めた。 qstr_The_poor_people_in_{|あなたが誠実な裁定を行わず、その子どもを裕福な女性に^引き渡したので、{s4}の貧民たちは 腹を立てた。 qstr_Everyone_in_{s4}_thi|金の誘惑に惑わされることなく嘘つきの女性を処罰する一方、^あなたは母親を探し出して子どもを返したので、^{s4}に住む全員が あなたは賢明かつ公正な人だと 思っている。 qstr_The_crowd_kills_the_|群集の手によってその裕福な女性は殺された。^彼女と結婚して{s4}の大地主となった夫は 激怒して、 あなたの評判を貶めた。 qstr_The_poor_people_in_{s|あなたが誠実な裁定を行わず、その子どもを裕福な女性に^引き渡したので、{s4}の貧民たちは腹を立てた。^何人かが騒ぎ出し、暴動が起こった。^暴動が収まるまでに戦闘によって多くの市民が命を落とし、^あなたも数名の兵士を失った。 qstr_The_people_of_{s4}_d|{s4}の住人は、我が子を飢えさせてまで^あなたに税金を払う気はなく、面と向かって刃向かった。 qstr_The_people_of_{s4}_a|{s4}の住人は、苦しい時にあなたが 援助したことに、 大いに喜んでいる。 qstr_The_people_of_{s4}_ar|{s4}の住人は貧困問題にあなたが 目を向けないので 腹を立てている。 qstr_The_people_of_{s4}_t|{s4}の住人はこれは見通しの立たないその場凌ぎに^過ぎず、 再び同じ問題が起きると分かっている。 qstr_The_witch_leaves_the|魔女は行き先も告げずに町を去った。 qstr_The_witch_appreciate|魔女はあなたを信頼に足る人物だと判断し、^古の神々を崇拝する古くからの儀式をやめた。 qstr_The_witch_hunt_costs|魔女狩りは無実の者の命を奪うこともあり、^住民の間に不安を生むこととなる。 qstr_{s4}_is_a_Christian_se|{s4}はキリスト教徒の村落であり、^結局は皆あなたの命令に従った。 qstr_{s4}_is_a_pagan_settle|{s4}は異教徒の村落であり、^木が切り倒されると尚のこと彼らは怒った。 qstr_{s4}_is_a_Christian_set|{s4}はキリスト教徒の村落であり、^宣教師とその従者が殺されたことは住民には衝撃的だった。^彼らはあなたに脅えている。 qstr_{s4}_is_a_pagan_settlem|{s4}は異教徒の村落であり、^宣教師とその従者の殺害は支持された。^それから間もなく、その宣教師は聖カスバートとして^列聖されたと知った。 qstr_The_missionary_and_h|宣教師とその従者はあなたの兵に護衛されながら^{s4}を去り、大した騒ぎも 起きなかった。 qstr_Your_men_appreciate_|あなたが彼らの家族を気に掛けるので兵士らは感謝している。 qstr_Your_men_are_unhappy|あなたが未亡人となった女性の面倒をみないので、^兵士達は不満に思っている。 qstr_Your_men_are_unhappy_|あなたが未亡人となった女性の面倒をみないので、^兵士達は不満に思っている。^だが当時、あなたにお金が無かったことも理解している。 qstr_Your_men_are_upset_t|兵士達は自分が死んでも未亡人となった妻の面倒を^あなたがみないだろうと心配している。 qstr_Your_men_are_happy_to|あなたが家族の面倒をみると分かって兵達は喜んでいる。 qstr_Your_men_are_very_ha|あなたが家族を保護すると分かって兵達はとても喜んでいる。 qstr_Your_followers_feel_|何があってもあなたが保護してくれると従者には伝わったが、^{s4}の住民はあなたの決定には不服だった。^あなたが去ると彼らは悪い噂を流して、あなたを批判した。 qstr_Your_followers_feel_t|その功績を認められてしかるべきなのに、^従者はあなたの保護を受けられなかったと感じた。^{s4}の住人はあなたの判断を知ってとても喜んだ。^あなたは公正な人物だとの噂が広まった。 qstr_Your_followers_feel_th|その功績を認められてしかるべきなのに、^従者はあなたの保護を受けられなかったと感じた。^{s4}の住民はあなたの決定には不服だった。^あなたが去ると彼らは悪い噂を流して、あなたを批判した。 qstr_To_arms!_Some_citize|戦闘準備せよ!^一部の市民が暴動を起こし、あなたを殺そうとしている! qstr_Your_men_charge_down|兵達は通りに沿って突進し、少しでも抵抗する者には^容赦なく剣を振るい、死んだ仲間の復讐をした。^{s4}の住人は自宅に逃げ帰って^隠れようとしたものの、大量殺戮が起こった。 qstr_Your_men_are_very_an|仲間が殺されたのにあなたが何もしなかったと兵は激怒した。^その一方で地元の指導者は、{s4}で^高まるあなたへの怨嗟の声を鎮めようとしていた。 qstr_Mercilessly_your_men|兵士達は道を遮る者は誰であろうと無惨にも殺し、^家々に押し入り、14歳を超える男は皆殺しにした。^あなたが残酷だとの評判は、風の如く各地へ伝わった。^あなたについて話す時には、皆恐怖に怯えていた。^{s4}を鎮圧したものの、^その代償はかなり大きかった。 qstr_Your_men_return_with|300ペニーと2人の生存者と引き換えに、^あなたは兵士を取り戻した。 qstr_A_messenger_sent_fro|{s12}が遣わした使者がやって来て、^友好への謝意として銀と宝石の贈り物をあなたに渡した。 qstr_A_messenger_sent_from|{s12}が遣わした使者がやって来て、^ありとあらゆる侮辱と冒涜に満ちた伝言をあなたに伝えた。^{s12}は、臆病で有名なあなたが^そんな気概を持ち合わせないだろうが、^会いに来れるなら来てみろと言った。 qstr_Your_fame_grows_with|吟遊詩人の歌によってあなたの名声は高まったが、間もなく ^歌に出てくる名は彼に金を払った別の領主に置き換えられた。 qstr_Your_fame_grows_high|吟遊詩人の歌によってあなたの名声は高まった。 qstr_Beggars_everywhere_b|乞食達はどこであろうと、あなたのそばを通る際に^あなたの名を祝福し、その寛大さを褒め称えた。 qstr_Beggars_soon_tire_of|乞食達はあなたに従うのにすぐに嫌気が差した。 qstr_You_laugh_to_see_how|ボロボロの老いた男どもがこんなに元気に走れるものなのか、^とあなたは面白がった。 qstr_The_young_noble_pref|その若い貴族は、 あなたと決闘するより逃亡することを選んだようだ。 qstr_The_word_spreads_tha|あなたを侮辱し、名声を貶めるその話が広まった! qstr_The_woman_and_her_hu|女性とその夫はあなたの寛大さに喜んだ! qstr_Other_men_join_in_an|参加する者もいれば、家族を手伝うために去る者もいた。 qstr_The_rumors_hurt_your|噂によってあなたの名声は少し傷付いたが、間もなく^その商人はあなたの無関心な態度に嫌気がさした。 qstr_The_man_accepts_the_|その男は金を受け取り、噂を言いふらすのをやめた。 qstr_A_new_rumor_that_you|商人が死んだ後、あなたは暴君で人殺しだという噂が、^新たに住人の間に広まった! qstr_The_animal_runs_free|その獣は、後ろを振り返ることも無く自由に走り去った。 qstr_You_increase_your_me|食肉の蓄えが増えた。 qstr_Three_veterans_join_|3人の老兵があなたの軍に加わった。 qstr_The_veterans_leave_d|老兵はあなたの名を罵りながら去っていった。 qstr_Among_the_bodies_you|兵が死体の中から、1,000ペニー見つけた。 qstr_A_group_of_six_women|6人からなる女性の一団があなたの軍に加わった。 qstr_The_crane_was_a_symb|鶴は古代のケルト人にとって、戦の象徴であった。^兵たちはあなたの博識さに驚き、神々がともにあらんことを^感謝した。 qstr_Your_men_pass_by_the|兵たちは気にも留めずに吟遊詩人のそばを通り過ぎた。 qstr_The_crane_was_a_symbo|鶴は古代のケルト人にとって、戦の象徴であった。^兵たちはあなたの無知さ加減に不安になり、あなたが指導者として^相応しいか疑問を抱き始めた。 qstr_Your_men_resent_the_|兵達はその処罰に憤慨したが、あなたの権威を理解していた。^その振る舞いは規律を示す模範となった。 qstr_Offended_by_your_con|農家の要求をあなたが軽視したので気分を害した彼は去り、^あなたが極悪人だと言い触らした。 qstr_You_spend_time_with_|あなたは司祭の妻と時間を過ごしていたが、^その夫が帰宅した時、姿を見られる前に馬小屋へと逃げた! qstr_Three_Hirdmenn_join_|3人の兵が軍に加わった! qstr_The_man_s_eyes_sadly|男はあなたが去って行く姿を、悲しそうな目で追っていた。 qstr_You_feel_good_for_hel|彼を手助けしたことに、あなたは満足感を覚えている。 qstr_When_you_give_him_ar|防具と食料を渡すと、彼は素晴らしい戦士と明らかになった。 qstr_The_bandits_turn_awa|追いはぎ達は非常に落胆しながら、背を向けた。 qstr_After_two_hours_the_|2時間後、追いはぎは戦利品と誰かの首を手にして^戻ってきた・・・。 qstr_On_the_remains_of_a_|遺体の上に置かれていたのは王の剣と鎧だった。^錆を落とすとその質の高さが明らかとなり、^見事な装備だと分かった。^それらが墓荒しの憂き目に遭ったことさえ気にしなければ、^今やその装備はあなたの物だ。 qstr_Someday_perhaps_you_|あなたはいつか王族のように、立派に埋葬されるだろう。 qstr_Meat_is_a_welcome_ad|肉を加えると兵達の食糧事情が改善します。 qstr_Two_berserkir_join_y|2人のベルセルクがあなたのパーティーに加わった! qstr_Two_ulfhednar_join_y|2人のウルフヘジンがあなたのパーティーに加わった! qstr_Your_men_gather_arou|賭け金が飛び交い、歓声が上がる中、兵達が寄り集まった。^空気が張り詰めた。^あなたの周りで起きていた諍いが急に飛び火した。^一方の兵が剣を抜き、戦いは本格的なものとなった。^^あなたが再度命令を下す前に、数人の兵士が死んだ。 qstr_Your_reputation_incr|あなたが2人の死体を木に吊ったまま置き去りにしたので、^道路に戻った時、兵達のあなたへの評判は高まった。 qstr_Your_men_complain_of|従軍中の泥酔は鞭打ちの刑に処されるので、兵たちは好試合を^充分に楽しめなかったと文句を言った。 qstr_The_merchant_takes_t|商人は金を受け取り、長い布で巻かれた重い包みを手渡した。^包みを解くとありふれた剣だと分かったが、既に商人は姿を消していた。 qstr_The_merchant_takes_h|商人は別れの挨拶を言い、元来た道へと戻った。 qstr_Your_men_attack_the_|兵は農場を攻撃して農民とその奴隷を殺し、^豊富な食料を持ち帰った。 qstr_Your_men_think_you_re_|あなたは自分を侮辱する者に対して行動を起こせない、^弱い指導者だと兵士は思っている。 qstr_The_men_take_the_mon|その男達は金を受け取り、あなたを素通りさせた。 qstr_Without_warning_you_|警告も無く、あなたは兵士に攻撃を命じた。^二人の余所者は逃げようとしたが兵士に殺された。^彼らの援軍に現れる者はいなかった。 qstr_The_two_men_move_asi|あなたが彼らを無視しそのまま進むと、二人とも脇に退いた。^あなたの軍を攻撃する者などいない。全ては嘘だったのだ。 qstr_The_scout_who_has_st|金を盗んだ斥候は、兵の間にあなたが強欲だとの噂を広めた。 qstr_The_scout_hides_his_|斥候は誰にも知られることなく、彼の財宝を隠した。 qstr_The_distribution_of_|あなたは金を兵士にも分配したので、皆があなたを^公平な指導者だと思っている。 qstr_The_men_head_home_di|兵士は落胆しながら帰路についた。 qstr_The_farmers_give_you|農民達はあなたに礼を言い、次に生まれる子は^あなたに因んだ名を付けると約束した。 qstr_The_farmers_give_you_|農民達はあなたに礼を言った。^彼らはホッとし、とても嬉しそうだ。 qstr_The_farmers_thank_yo|農民達はあなたに礼を言った。^彼らの領主はこの状況を知ることとなるだろう。 qstr_The_farmers_thank_you|農民達はあなたに礼を言ったが、助言には不満だった。^それに従えば次の冬には多くの子どもが命を失う事になる。 qstr_She_thanks_you_and_h|彼女は礼を言い、近くの町へ向かった。 qstr_She_thanks_you_profu|彼女は心から感謝し、苦難で少し弱りながらも^自分の村へと戻っていった。 qstr_The_days_get_longer_|昼は長くなり、骨ばった冬の手がゆるんでゆく。^緑の葉が再び木々に芽吹く。 qstr_The_sun_greets_you_e|太陽は早朝にはあなたを暖かく迎え、^夜にはあなたをベッドへ送る。 qstr_As_nature_becomes_a_|木々が色づく季節がやってくると、人々は貯蔵品を補充し、^冬に備えた。 qstr_The_night_steals_fro|夜が長くなり、陽の光は夜の闇にその座を奪われた。^その一方、氷点下の寒さは、弱った者や老いた者に^残酷な現実を突きつける。 qstr_Temporary_quarters_a|臨時の分隊は囚人を収容にするには適切ではありません。^{reg1}名の囚人が脱走しました。 qstr_You_have_become_a_be|あなたはベルセルクになりました。凶暴化すると、^戦闘の熱気の中でスピードとパワーが増大します。^この獰猛な状態の時、あなたの視界は赤く染まります。^ ([Tキー]で強打が増加します。) qstr_Your_studies_in_poet|詩やレトリックを学んだことはあなたにとって有意義です。^雄弁術にて新たに会得したスキルによって、戦闘中に^兵士を駆り立てる際に、あなたの指導力を上昇させます。^(鬨の声を上げるには[Tキー]を押してください) qstr_The_exhausting_athle|激しい運動による摂生を兵に課すことで、戦闘における^彼らの動きは素早く、機動性が向上します。^敵を挑発する行為から、彼らの新たに得た自信が窺えます。^(盾での挑発を行うには[Tキー]を押して下さい) qstr_Your_incessant_conce|あなたが兵の盾や防具への気配りを欠かさないことにより、^敵が彼らを傷付けるのがより困難になっています。^盾を打ち鳴らす行為から、彼らが新たに得た自信が窺えます。^(盾での挑発を行うには[Tキー]を押して下さい) qstr_On_this_day_the_fore|この日、親方は賃金さえ払えず、代わりに生産物を渡した。 qstr_However_on_this_day_|しかしこの日、あなたは労働から何かを学んだ。 qstr_However_on_this_day_y|だがこの日、あなたは多くの仕事を成し、倍の給料を得た。 qstr_However_you_befriend|だが、{s2}出身の労働者数名と 友人となった。 qstr_One_lord_can_disemba|1名の領主がここであなたと下船できます。 qstr_{reg1}_lords_can_dis|{reg1}名の領主がここであなたと下船できます。 qstr_One_lord_will_lose_t|1名の領主があなたを見失うことになります。^彼は次の港で下船し、あなたを探しにきます。 qstr_{reg1}_lords_will_lo|{reg1}名の領主があなたを見失うことになります。^彼らは次の港で下船し、あなたを探しにきます。 qstr_One_lord_can_embark_|1名の領主がここであなたと乗船できます。 qstr_{reg1}_lords_can_emb|{reg1}名の領主がここであなたと乗船できます。 qstr_One_lord_will_lose_tr|1名の領主があなたを見失うことになります。^彼は次の港で乗船し、あなたを探しにくるでしょう。 qstr_{reg1}_lords_will_los|{reg1}名の領主があなたを見失う事になります。^彼らは次の港で乗船し、あなたを探しにくるでしょう。 qstr_You_need_to_get_the_p|ここで徴兵するには領主の許可が要る。 qstr_a_lone_boar|1頭の猪 qstr_a_herd_of_{reg6}_boa|{reg6}頭の猪 qstr_a_herd_of_{reg6}_wil|{reg6}匹からなる野生動物の群れ qstr_You_successfully_hun|{reg6}頭の猪を狩ることに成功した。 qstr_You_have_lost_track_|あなたは足跡を見失った。 qstr_Choose_a_Goal^^^^{s1|目標の設定^^^^{s1} qstr_Congratulations!^^^^|おめでとう!^^^^{s1} qstr_You_have_obtained_th|あなたは牢の鍵を得た。 qstr_You_killed_the_ghost|あなたは幽霊を殺した。 qstr_You_are_so_tired_you|重度の疲労で体が満足に動かない。与えるダメージが半分になり、走れなくなる。 qstr_You_take_1_damage_fr|出血により1のダメージを受けた qstr_You_have_received_{reg|{reg5} のクリティカルダメージを頭部に受けた! 一時的に視界を失った! qstr_You_have_received_{reg5|{reg5} のクリティカルダメージを胴部に受けた! qstr_You_have_caused_{reg|クリティカル! {reg5} の追加ダメージを与えた! qstr_You_have_caused_{reg5|背後から攻撃した! {reg5} の追加ダメージを与えた! qstr_You_have_received_{reg5}|あなたは背後から攻撃された! {reg5} の追加ダメージを受けた! qstr_You_suffer_a_serious|顔に重傷を負っている (魅力-1) qstr_You_suffer_a_serious_|四肢に重傷を負っている (敏捷性-1) qstr_You_suffer_a_serious_i|体に重傷を負っている (体力-1) qstr_Your_weapon_was_dama|武器が損傷した! qstr_Your_weapon_broke!|武器が壊れた! qstr_Your_{s1}_was_damage|あなたの{s1}は損傷した! qstr_{s33}_changes_weapon|{s33}は武器を変更した。 qstr_You_call_your_horse.|あなたは自分の馬を呼んでいる・・・ qstr_We_lost_a_quarter_of|極めて短時間に、味方の1/4を失ったため、あなたの兵たちの心は恐怖で満たされている。 qstr_Half_of_our_army_has|極めて短時間に、味方の半数を失ったため、あなたの部隊は恐慌に陥った。 qstr_The_enemy_lost_a_qua|極めて短時間に、敵部隊の1/4を倒したため、敵兵たちの心は恐怖で満たされている。 qstr_Half_of_the_enemy_ar|極めて短時間に、敵部隊が崩壊したため、敵兵たちは恐慌に陥った。 qstr_You_fall_and_your_tr|あなたが倒れ、あなたの兵たちは恐慌に陥っている! qstr_Our_side_lost_a_lead|味方指揮官が倒れ、味方部隊は恐慌に陥っている! qstr_The_enemy_lost_a_lea|敵指揮官を倒したため、敵兵たちは恐慌に陥った。 qstr__{reg3}| {reg3} qstr_You_have_fallen.__Pr|あなたは倒れた。(tabキーを押して下さい) qstr_Scout_report _We_ve_|斥候の報告:「味方部隊は古代のモニュメントである列石に到達。しかし目下の障害は小川の対岸に位置する敵戦列です。」^^貴方の返答:「石が並んでいると言ったか?ならばその石を連中の墓標にしてくれようぞ!」 qstr_Scout_report _A_bog_|斥候の報告:「我が隊前方には沼沢地が広がっています。警戒を要するでしょう。くれぐれも道から外れないように」^^貴方の服の袖を引っ張る者:「おい、あっちの木に何かいなかったか?ここは何かよくないモノが彷徨いていやがる・・・」 qstr_While_exploring_an_a|ローマ時代の放棄された砦を探索していると、斥候からの報告があった。^「指揮官殿、ここでグズグズしている場合ではありません。丘の向こうに敵がいます。ご命令を」 qstr_Stretched_out_before|目の前にはかつて長城であったものが視界に収まりきらないほどに伸びている。そして敵は壁を挟んだ反対側に位置している。^^隣に立つ男が機知たっぷりに言った。「この壁が我々をローマ人よりしっかりも守ってくれることを願いましょう」 qstr_The_scout_returns_an|斥候が戻り、こう報告した。「敵勢は集落の後方に位置しています。住民は一軒の家屋に集まって避難している模様。^戦の恐怖は身にしみて分かっていますからね。」^^「いつものこと・・・いつものことだ・・・」不意にそう呟いていた。 qstr_Camera_follow_terrai|カメラを地形に追従させるモード 有効 qstr_Camera_follow_terrain|カメラを地形に追従させるモード 無効 qstr_Camera_rotate_before|パンする前にカメラを切り替える 有効 qstr_Camera_rotate_before_|パンする前にカメラを切り替える 無効 qstr_{s0}^^A_Battle_Comma|{s0}^^また、{s1}キーで戦闘指示の画面が出せます。 qstr_Strategy_Camera|戦略視点のカメラ qstr_Tactical_Controls|戦術的操作 qstr_Death_Camera|死亡時のカメラ qstr_Division_Placement|部隊の配置 qstr_Complex_Formations|陣形 qstr_Formations_turned_OF|オプション・メニューによって陣形を無効化 qstr_Division_{reg1}_{s2}_g|第{reg1}部隊 {s2}を記憶の位置に移動! qstr_Division_{reg1}_{s2}_f|第{reg1}部隊{s2}、整列!(記憶した陣形) qstr_Division_{reg1}_{s2}_fo|第{reg1}部隊{s2}、{reg0}列に並べ!(記憶した陣形) qstr_{s1}_is_shouting_out|{s1}は鬨の声を上げた! qstr_{s1}_is_starting_a_s|{s1}は盾で挑発した! qstr_Spawned_{s13}|Spawned {s13} qstr_You_must_stay_behind|あなたは地面に引かれた線より後ろにいなければなりません!^ポイントは無効となります。 qstr_All_around_you_unfol|この辺りのものは全て、"Ora et Labora"(祈り、そして働け)を信条とする者達が、神の世界を押し広めるためのものだ。^修道僧達は食事と睡眠、そして祈りの時間を除いては常に働き続けている。 qstr_This_is_the_home_of_|ここは北欧の神々の家だ。古い詩を吟じたり、歌を作ったり、神々を喜ばせるために供犠を捧げることができる。^もし運があれば、神々はあなたの声を聞き届け、願いを叶えてくれるかもしれない。 qstr_{s0}^^{s1}|{s0}^^{s1} qstr_The_old_captain_is_t|古参船長はあなたの手に余る相手であった。視界が暗くなるのを感じながら、静かにその身を血だまりに沈めた。 qstr_The_old_captain_is_to|あなたは全身に傷を負い、敵の足元でボロ布の如く惨めな姿を晒している。^あなたの命は彼の慈悲に縋って永らえているにすぎない。 qstr_You_have_beaten_the_|古強者を打倒した。あなたの伝説への旅路はまだ始まったばかりだ。 qstr_Today_is_a_good_day_|今日は殺しの日和だなあ? qstr_The_battle_against_t|賊徒との斬り合いは酸鼻をきわめるものであった。だが勝利の女神はこちらに微笑んだ。^連中が岩間に掘っていた穴のあたりで袋いっぱいの銀貨をみつけた。 qstr_You_have_killed_all_|目に入るヴァイキングを全て切り伏せ虜囚達を開放した。これによりあなたの名誉・名声が高まったことだろう。 qstr_You_look_up_and_see_|集落を訪れてみると、その集落はすでにヴァイキングの手に落ちていた。次の獲物は自分たちという訳だ。 qstr_After_a_hard_battle_|凄惨極まる戦いの末、待ち伏せを仕掛けてきたヴァイキングを打倒した。^今や彼らの戦利品はあなたの物だ。その中でも数着の鎖帷子が目を引いた。 qstr_If_you_want_to_cross|橋を渡りたければ、トロル様に金を支払いな! qstr_The_troll_is_dead_at|トロルは足下で息絶えている。あなたは彼の斧のほか、彼が旅人から奪った宝物を手に入れることができる。 qstr_Come_closer_closer_c|声のもとははいよいよ近くなってきた。^「こっちだよ!すぐそこさ!ずっと一人で退屈だったんだ。こっちでいいモノを賭けて遊ぼうよ!」 qstr_The_voice_continues_|声は続く。^「おっと、ちょっと無作法だったね。やっと誰かが来てくれたんだ。僕と遊んでくれる人がね。景品もあるよ。」 qstr_The_voice_seems_to_b|声の主は幾分近付いたようだ。^「君は誰?何しに来たの?ここには、悪口を言われたり怖がられたりするのにウンザリしたヤツしかいないよ。」 qstr_A_voice_is_coming_fr|廃墟のどこかから声が聞こえる。^「誰かがこの古代の遺跡に来たのかな?幽霊を怖がって誰も来たがらないからきっと勇敢な誰かに違いないなあ」 qstr_Do_you_want_to_stop_|仕事を中止して、報酬をあきらめますか? qstr_Your_own_life_seems_|貧しく惨めな者達が、ただパンを得るためだけに^命を削る重労働をしているのを見ると、 ^自分の人生もそう悪くないと思えてくる。 qstr_The_rattle_of_spikes|石材を掘り出す音で耳が聴こえないほどだ。^見下ろすと、親方の指示で重労働する者達の姿が見える。 qstr_Bodo_has_received_to|ボドは殴られ過ぎてもう戦い続けることができない。 qstr_Bodo_spots_you_shake|ボドはあなたを見つめ、静かに首を振り、まだ敵がそこに居ることを伝えていた。 qstr_Bandits_strike_at_yo|賊徒に猛烈に襲い掛かられて、あなたは血だまりの中に倒れた。^奴らはあなたが死んだと思った... qstr_The_bandits_and_slav|賊徒と奴隷売買者は片付いた。^捕虜を開放し、脱出するのだ。^^脱出したければ[TABキー]を押せ。 qstr_You_can_t_leave_the_|敵を一掃するまではここから立ち去ることは出来ない! qstr_You_have_just_killed|あなたは賊徒の王の守衛を殺した。彼らの持ち物を漁ると幾つかの宝を見つかった。戦利品を集める前に、他の賊徒も撃退しなければならない。 qstr_You_have_killed_the_c|あなたは船長を殺した。腰は曲がり、鼠のような臭いの大男だった。遺体を注意深く探ってみると、使えるものがいくつかあった。戦利品を集める前に、他の賊徒も撃退しなければならない。 qstr_Rising_victorious_ov|賊徒の王の遺体を前に勝利の実感が沸き起こる中、手にする剣は血に汚れ、恐怖と略奪行為に支配されてきた長き時代に終止符を打ったのだ。かつて誇り高かった賊徒の王の遺物の中には qstr_The_body_of_Atli_Eir|かつてシグルド・ラグナルソンの助手だった男、アトリ・エリクソンの死体が足元に転がっている。^彼の衣服を探ると血痕のある開封済みの羊皮紙の文書を見つけた。それはボドに委ねられた手紙だった。彼を問い詰める必要がある。 qstr_The_Danish_and_Atli_|デーン人とアトリは片付いた。ボドに手紙について聞いてみろ。 qstr_As_you_advance_you_f|前に進むにつれて、中に光があると分かった。思った程さびれた場所では無さそうだ。 qstr_You_feel_the_tension|一歩進むごとに、あなたの背筋に緊張感が走る。 qstr_The_mouth_of_a_rock_|目の前に岩がポッカリとその口を開いていた。冷たい石に囲まれる中、印象的な未知の言語で書かれた記号を目にした。^一体どんな驚きと宝がここに隠されているというのだろうか? qstr_You_are_overwhelmed_|あなたは、時の長さに圧倒されている。ここを築いた者たちは遠くへ去ってしまった。^人の生は儚く、ちりのようなものだ・・・誰が永遠に生きることができるというのか。 qstr_On_the_right_you_see|右手の壁に落書きを見つけた。「美しきリヴィア、マルクスより」 qstr_It_s_cold_and_smells|冷え切って古くさい香りは、あなたを別の時代・・・ローマ帝国が世界を支配し、人々が数階建ての巨大な石造建築を建てる^方法を知っていた時代にいざなう。^^プール、古びた娯楽室、更衣室・・・全てうち捨てられ、埃とイバラに覆われている。 qstr_Refugees_and_deserte|難民や脱走兵がこの地を住処としている。^彼らは生き残ったドルイドの庇護と、生贄の血によって守られているのだ。 qstr_Not_far_away_on_top_|それほど遠くない丘の上に、いくつかの古代のストーンサークルを見いだした。^ここでは、まるでケルトのいにしえの教えが生き残るために、いまだあがいているような魔力を感じられる気がする。 qstr_The_magnificence_of_|ここが未だに持っている壮麗さには驚かされる。^これほどの防衛施設を造り上げた者たちが再びやって来るのは何時になるのだろうか? qstr_Time_and_neglect_has|時の流れと放置がかつてあったものを荒廃させた。^ローマ時代、ここは南の町をカレドニア人の略奪から守る主要な防壁だったのだ。^遙か昔に崩れ落ちているが、瓦礫の中に人の暮らしを見いだすことができる。 qstr_Your_mission_is_to_a|今回の目的は水の確保に来た敵兵を待ち伏せることだ。迷った時は[Kキー]を押すことで目標地点を表示する。 qstr_Someone_wants_to_tal|あなたと話したい者がいるようだ。 野営地で{s4}を探せ。 qstr_Camp_Conversation|Camp Conversation qstr_Everybody_back_on_th|全員こっちの船に戻れ!早く! qstr_Sea_Info_Tutorial|Sea Info Tutorial qstr_A_huskarl_shouts__Me|あるハスカールが叫んだ。^「者共!よく聞け!隊列を維持しろ!そうすれば勝利は我らの物だ!これからやって来るのはケチなバイキングどもだ。^だが、我らは誇り高きデーンの戦士ではないか!」 qstr_A_huskarl_shouts__Th|ハスカールは続けて叫ぶ。「トロルよ!我らの鬨の声を聞け!戦乙女に備えをさせよ!今宵我らはヴァルハラで祝杯を挙げん!」 qstr_Harald_calls_out__Co|ハラルドが叫んでいる。「おおぃ!急いでくれよ!俺たちゃ暇じゃないんだ。奴隷達を見たら俺の所に来てくれ!」 qstr_The_stranger_shouts_|見知らぬ男が叫んだ。 「よう! 俺はオーヴァール。 白髪のオーヴァールと呼ばれてる。 ところで、お前らは俺の兄弟を探してるらしいな? 猪首のスヴェンのことだ。 まあそれ別に構わん。 俺は単にシグルド・ラグナルソンに言われてきただけだ。 お前の母親と、ボドって男を交換にな」 qstr_The_stranger_shouts__|見知らぬ男が叫んだ。 「よう! 俺はオーヴァール。 白髪のオーヴァールと呼ばれてる。 ところで、お前らは俺の兄弟を探してるらしいな? 猪首のスヴェンのことだ。 まあそれ別に構わん。 俺は単にシグルド・ラグナルソンに言われてきただけだ。 お前の母親と、ボドって男を交換にな」 qstr_Egil_yells__Heill_Ol|エギルが怒鳴った。「よう、白髪のオーヴァール! あんたの事は聞いたことがあるぞ。 ロキとの契約についてもだ。 話し合いの前に、 我が友と母を会わせてやろうじゃないか!」 qstr_Olvir_shouts __Sure_|オーヴァールが叫び返した。 「いいだろう、王の庶子エギルよ。 俺もお前の話は聞いている。 どうやらお前はケメネルの首長の裏切り者、 {playername}の口になったようだな。 そいつは俺達の囚人と自由に話してかまわん。 いまからそっちに行かせるぞ」 qstr_Mission _Speak_to_yo|目的 あなたの母と話せ qstr_Suddenly_Olvir_shout|突然オーヴァールが叫んだ。 「野郎ども、戦列を組め! ラグナルによって! シグルドによって! オーディンによって! 我らが敵に死を!」 qstr_The_old_hero_is_too_|年老いた勇士はあなたの手に負える相手ではなかった。 血溜まりに倒れたあなたの視界は徐々に薄れていく・・・ qstr_The_old_hero_is_too_m|年老いた勇士はあなたの手に負える相手ではなかった。 あなたは打ちのめされて傷つき、彼の足下に倒れ伏した。 だが、彼の慈悲によってあなたは死を免れた。 qstr_You_have_beaten_the_o|あなたは年老いた勇士を打ち倒した。 伝説へと至るあなたの旅の始まりです。 qstr_Beda_cries_out__Oh_m|ベーダは大声で叫んだ。^「ああ、神よ!物音が聞こえます!奴らが追ってきました!^そう、スヴェンの兵どもです!神よ、お助けください!」 qstr_Something_is_moving_|藪の中で何かが動いている・・・ qstr_Reginhard_shouts__Al|ラインハルトは叫んだ。^「俺は農場や妻、そして子どもが欲しいだけだ。 あんたを殺したいと思わないが、俺も死にたくはない。^悪いな、{playername}。あんたの命を頂くぞ。」 qstr_Egil_shouts__You_ll_|エギルは叫んだ。^「あんたは糞ったれの裏切り者のラインハルトを守ったせいで死ぬことになるんだ。 あんたはこんな馬鹿げたやり方を選んだ。^俺はあんたを殺して指揮権を握り、 あんたの下では決して成し得なかった栄光の道へと兵を導いてやるぞ。」 qstr_Sigurd_shouts__I_hav|シグルドは叫んだ。^「私にはアングル人の地へ行き、我が兄弟を支援する準備の^整った兵が800人以上揃っている。だがここで聞く限り、^ヴァイキングとして兵が乗船するのに障害があるらしいな。」 qstr_King_Horik_yells__Si|ホリック王は叫んだ。^「シグルドよ、兵たちの乗船を邪魔するつもりは無い。^実のところ、まだ出航してないと聞いて残念なぐらいだ。」 qstr_Sven_Bull_Neck_shout|猪首のスヴェンは叫んだ。^「兵たちは相応しい人物を指導者に据えてから乗船するのだ。^グズラムは彼らの指導者になるはずではなかった。^我が兄弟の白髪のオーヴァールがなるはずだった。だが彼は殺された。^この由々しき事態は議会で取り上げてもらわにゃならん。」 qstr_Mission _The_Thing_h|使命:事が起きた。ホリック王の元へ急げ。 qstr_Harald_s_orders_arri|ハラルドの指示が風に乗って聞こえた。^「奴らを抑えられん!数が多すぎる!全船逃げろ! ヨルヴィークで落ち合うぞ!逃げろ!」 qstr_Try_to_flee!_|「逃げきれ!」 qstr_A_stranger_shouts__Q|見慣れない女が叫んだ。「野営地へ戻って、早く! 危ないわ!」 qstr_An_attacker_yells__W|襲撃者が大声を上げる。「このアマ、何者だ? だがどのみち遅すぎたな! {playername}、ケメネルの首長はてめえの首をお望みだ! 馬鹿め、野営地からふらふら出歩きやがって。 さあ死ね! 俺のために地獄へ落ちろ!」 qstr_Not_far_in_the_dista|スノーテンガムの壁まではそう遠くはない。^森を抜け、彼らの元へ向かえ。 qstr_You_run_into_the_for|あなたは森の中に走り、なんとか逃げ果せた。 qstr_Your_mission_is_to_f|あなたの使命はマーシア人の巡察を避けて、森の反対側から^スノーテンガムへの道を辿ることだ。^^迷った場合には、[Kキー]を押せば目的地が再確認できる。 qstr_On_a_hill_taking_adv|丘は天然の要塞であり、デーン人たちはそこで宿営した。^張られたテントの数は多く、あなたは200名以上の兵士を^揃える必要がある。 qstr_Aescendun_is_the_pla|アッシュダウンはサクソン人たちが再結集のために選んだ場所だ。デーン人たちがウェセックスに向かう道を断ち切る形になる。 qstr_Readingum_previously|リーディンガム、かつてサクソン人の村だったが、現在はデーン人のものとなっている。彼らは防備を固めてそこを避難所とした。 qstr_Aelfred_shouts__Men_|アルフレッドが叫ぶんでいる。「ウェセックスの男たちよ!ケントの男たちよ!この地は我らの父祖の地だ!我らが日々の糧を得、^家族が暮らす地だ!ここは我らの地、ただ一人の王と唯一の神が統治する地だ!」 qstr_Aelfred_shouts__Dane|アルフレッドが叫ぶんでいる。「デーン人どもは暴力を、恐怖を、異教の神々を持ち込んだ!奴らはこの地、――そなたらの地を略奪するためにやって来た!^もしも奴らのなすがままになれば、奴らは我らの家族を殺すことに躊躇いは持たぬだろう!」 qstr_Aelfred_shouts__You_|アルフレッドが叫ぶんでいる。「奴らの行く手に立ち塞がるのはそなたらのみだ!そなたらこそウェセックスを守る城壁だ!^そなたらが倒れれば、ウェセックスは滅ぶ!ウェセックスの男たちよ!ケントの男たちよ!神は我らと共に在る!神が我らを守り給う!^そなたらは神を失うことができるか?家族を失うことができるか?」 qstr_Ut_Ut_Ut!_Ut_Ut_Ut!_|殺せ、殺せ、殺せ! 殺せ、殺せ、殺せ! 殺せ、殺せ、殺せ! 殺せ、殺せ、殺せ! 殺せ、殺せ、殺せ! qstr_Aelfred_shouts__Ut_U|アルフレッドが叫ぶんでいる。「殺せ、殺せ、殺せ!」 qstr_Halfdan_shouts__Brot|ハルフダンが叫んでいる。^「兄弟よ!戦士たちよ!オーディンが見守っている!^トールは我らと共にある!^ロキが敵を惑わしている!サクソン人の奴らはビビッてるぞ!^我々に追い回され、打ち負かされ、多くの命が奪われる^って奴らも分かっているのだ!^ここリーディンガムの二の舞さ!」 qstr_Halfdan_shouts__You_|ハルフダンが叫んでいる。「お前達は私を知っている!私もお前達を知ることになろう!我々は共に戦ってきた。これからもそうするだろう!^これまで通りに戦えば、やがてサクソン人どもは敗北し、ウェセックスは我々のものになるだろう!」 qstr_Halfdan_shouts__Thin|ハルフダンが叫んでいる。「奴隷と不朽の名声を手に入れれば、財産を築くなど容易い事だ!我が父、ラグナルが私のようにお前達を誇りに思うだろう!^我らはデーンの民、シュルディングの民だ!兄弟よ、今日は新たな栄光のルーンを刻むのだ!私に付いて来るか?栄光を掴む用意はできているか?」 qstr_Knyjum_knyjum_konung|倒せ!倒せ!王に続け!^屈強に、屈強に生まれた男達よ^!倒せ!倒せ!倒せ! qstr_Halfdan_shouts__Knyj|ハルフダンが叫んでいる。^「倒せ!倒せ!倒せ!」 qstr_The_Asturians_have_t|アストゥリアス人たちは村を占拠した。一帯に数多くいるのが見える。ドゥアルヌネは崖の上にある。あなたが探している人物もそこにいるだろう。 qstr_Aelfred_says__{playe|アルフレッドが話しかけてきた。「{playername}よ、聞いてくれ。問題が発生した。兄上に遣わした伝令たちがいつも同じ報告をよこすのだ。^兄上はまだ祈りの最中で、護衛の兵に誰にも邪魔をさせるなと命じている、と。」 qstr_Aelfred_continues__I|アルフレッドは話し続ける。「思うに兄上はデーン人どもが高地の利を得ようとしていることを知らぬのではないか。^もしそうなってしまえば、我らは皆殺しだ。護衛兵の守りは堅く、誰も通り抜けることは許さぬだろう。だが、待っていれば死ぬだけだ。^私はデーン人への攻撃を命じるつもりだ・・・それがなさねばならぬことと思うゆえな。そうであろう?^そなたも私と共に来てくれ。ここに留まっていても死ぬだけだ。」 qstr___Aelfred_takes_a_de|――アルフレッドは大きく息を吸い、そして吐き出した。あなたは彼が非常に^神経質になっていることに気付いた。彼は振り返り兵士たちに――^^ウェセックスの男たちよ!ケントの男たちよ!私に続け! qstr_Halfdan_takes_you_as|ハルフダンはあなたを脇に連れてきて言った。「{playername}よ、我らは軍勢を二つに分ける。私はエゼルレッド王のいる側の丘を攻める隊を率いる。^そして我が兄弟たちは反対側、王の弟アルフレッドのいる側を取る。」 qstr_Halfdan_continues__W|ハルフダンは話し続ける。「我々は奴らを混乱させ、心をへし折るために迅速に移動する。貴様は自身の兵を率いてサクソン人どもが最も抵抗する場所であればどこへでも^行って支援してもらいたい。私にはスヴェンの正確な場所は分からぬ。だが、もし奴を見つければ貴様の好きにしてよいぞ。」 qstr___Halfdan_turns_to_h|――ハルフダンは兵に向き直った――^^ゆくぞシュルディングの民よ!オーディンにかけて!ラグナルにかけて! qstr_From_the_boat_you_se|船の上から、丘の上で兵たちが戦っているのが見える。その中にボドの姿が見えた。敵に囲まれ、命を賭けて戦っている・・・ qstr_Sven_shouts__Hah!_I_|スヴェンは叫んだ。^「ヘッ!お前さんが来るのは分かってたぞ、{playername}。^お前と俺は、いつかは決着を付けねばならなかった。^お前の手は、我が兄弟の白髪のオーヴァールの血で^染まっているのだ。^お前さんのお陰で、俺は主人のシグルドに刃向かい、^ハラルドを殺し、浪人の身となっちまった。^だが心配には及ばん。今や俺は強大な力を得た。^多くの兵が付き従い、俺の為に喜んで命を投げ出すのだ。」 qstr_You_say__You_and_you|あなたは言った。^「スヴェン、お前は自らの手で破滅を招いたのだぞ。^お前はウォデン・リック号を決して攻撃してはならなかった。^さあ、私の母を解放し、お前と私の間のこの問題に^終止符を打とうじゃないか。」 qstr_Sven_shouts__I_think|スヴェンは叫んだ。^「賛成しかねるな。彼女は我が妻であり、我が巫女だ。^彼女が欲しけりゃ取りに来いよ。だが気を付けな!^お前の母さんの代わりに、俺の剣が待ってるかも知れんぞ! qstr_Your_mother_looks_ti|あなたの母親は疲れ、衰弱しているようだ。彼女は言った。^「私の可愛い坊や。あなたの顔には見覚えがあるし、^忘れてないわ。^あなたが私の為にしてきた事を思うと悲しくなります。^さあここから立ち去って、自分の人生を好きなように^生きるのです。^私はもうすぐ死ぬでしょう。スヴェンは人殺しで、狂人です。^彼をあなたの血で満足させてはなりません・・・。^あなたには生き延びて欲しい。^あなたには私のためにも生きて欲しいのです。」 qstr_Sven_says__Shut_up_w|スヴェンは叫んだ。^「黙れ、このアマ!あんたの可愛い坊やは死ぬ覚悟が^できたみたいだぜ。{playername}よ、俺はここで待ってるぞ。^勇気があるなら掛かってきな。^俺がお前を死神ヘラの広間に送り込んだら、我が兄弟の^オーヴァールもさぞかし喜ぶだろうよ。」 qstr_Ambush!_The_Sven_s_m|奇襲だ!背後からスヴェンの兵が襲ってきた! qstr_Sven_says__Is_this_w|スヴェンは言った。^「お前のお望み通りにしてやったぞ?^^まだ勝てるとでも思ってるのか?俺はピンピンしてるぞ!^お前には警告してやったのに、彼女は死んじまった!」 qstr_Your_mother_speaks__|あなたの母親は告げた。^「私の可愛い坊や、愛してるわ。^私はいつもあなたを愛してるし、私はどこへ行こうとも^あなたを見守るわ。そのことは忘れないで・・・」 qstr_Sven_says__This_is_y|スヴェンは言った。「こうなったのはお前のせいだぞ!」 qstr_Hint _Drop_something|ヒント:船の上で何か落としてください。 qstr_The_Snake_lies_dead_|“蛇”はあなたの足下で息絶えた。彼の装備はあなたのものだ。^あなたは使命を果たした。フィニアン修道院に報酬を受け取りに行ってください。 qstr_The_song_the_cries_o|歌声、獣の叫び声、霧、混乱と怒り・・・^兵たちは敵の姿すら見えず殺されていく。^一瞬、あなたはカリアカスの言葉を思い出し、未知なるものを恐れた。 qstr_Horns_sound_in_the_d|角笛が遠くで響くと、霧が少し晴れたようだ。誰かが救援にやって来たのだ。^モリガンとその獣たちは攻撃をやめた。 qstr_Breaking_before_your|あなたの激しい攻撃に打ち破られる前に、敵は洞窟へ退却した。^その数は多くはないが、彼らは激しく戦い一人の負傷者もださない。 qstr_Explore_the_area_and|この付近を探索し、モリガンに会え。 qstr_Fire_consumes_the_ha|炎が広間を焼き尽くし、呼吸のたびに煙が身体の中に入って来る。逃げ道を見つけなければすぐに死んでします。^急いでください!焼けた壁の脆くなっている所を見つけてください! qstr_You_take_5_damage_fr|煙によって5のダメージを受けた。 qstr_You_find_a_small_hol|あなたは壁の一つに小さな穴が開いているのを見つけた。^武器と手を使って穴を広げ、広間を焼き尽くす炎の地獄から脱出しよう。 qstr_Chaos_and_war!_The_f|混乱と戦いだ!ブリザル公の手下、フェルグスがあなたを殺すために兵を率いてやって来て、祝宴場は屠殺場と化した。^あなたはまだ安全ではない。今も死と隣り合わせだ。もしなんとか生き延びることができれば、^ブリザル公は多くの責を負うことでしょう! qstr_Mael_Bresail_has_bet|フライスバールタッハの遺族を殺すという、 ブリザル公の陰謀の唯一の証人があなたであり、 それを恐れたブリザル公はあなたを裏切った。^フェルグスはあなたを広間の中で焼き殺そうとし、 あなたが火の手から逃れると殺そうとした。^あなたの兵の多くが争いの中で死んでいった。ブリザル公はその代償を払わなければならない。^フィニアンの修道院長に主君の居場所を聞く潮時かもしれない・・・ qstr_{s2}|{s2} qstr_Mael_Bresail_has_fal|ブリザル公はあなたの刃の一撃を受けて倒れ伏し、あなたの復讐は成就しました。^兵たちは農場を略奪し、黄金で満たされた箱を運んできます。 qstr_Ambush!_There_were_m|待ち伏せだ!建物の中に兵が隠れている! qstr_You_can_give_the_com|前進、全速、後退、停船の指示を出すことができます。 指示は[上下の矢印キー]で切り替えることができます。^また直進、面舵、面舵一杯、取舵、取舵一杯の指示は [左右の矢印キー]で切り替えること事ができます。^現在の命令は、画面右上角に表示された船に矢印で示されます。^[Enter]キーで帆を張り、[Backspace]キーで俯瞰することができます。 qstr_Ship_Control|操船
https://w.atwiki.jp/amezo11337205107/pages/154.html
前のページへ 1~500 /501~1000 1オナったら精液に血が混じってた 投稿者:げ 投稿日:2017年10月03日(火)16時57分20秒 こんなこと生まれて初めてだけど、まあ変な病気とかじゃないやろ 2投稿者:1 投稿日:2017年10月03日(火)19時30分43秒 うんこ踏んばルビィ! 3投稿者:釣り? 投稿日:2017年10月03日(火)19時48分47秒 マジ奈良病院池 4投稿者:釣りだろうな 投稿日:2017年10月03日(火)21時24分41秒 おそらくは 5投稿者:1 投稿日:2017年10月03日(火)21時55分55秒 いや本当よ、血は白と混じってピンクがかってた 6投稿者:病院に行く気はないの? 投稿日:2017年10月03日(火)22時26分24秒 そのままだと多分危ないと思うが・・・ 7投稿者:1 投稿日:2017年10月03日(火)22時36分55秒 オナニーしていて出血とか恥ずかしすぎる ググってみたけど、すぐに病院に駆け込まず1~2ヶ月様子見でいいっぽい 8投稿者:1 投稿日:2017年10月03日(火)22時47分11秒 おそらくはオナニーのしすぎだろう 女児アニメのエロを深追いしすぎた 9投稿者:たまにはオナ禁しなさい 投稿日:2017年10月04日(水)12時54分20秒 シコりすぎるのもアカンよ ほどほどにね、ほどほどに 10投稿者:1 投稿日:2017年10月04日(水)19時20分55秒 調べたらまったく射精しない生活続けててもチンコから血が出る原因になるってよ チンコって難しい 11投稿者:そいつはめんどくさいな 投稿日:2017年10月04日(水)19時53分31秒 まあオナらないと溜まるしな 12投稿者:死ぬなよ1 投稿日:2017年10月05日(木)18時32分59秒 俺はそんなことねーぞ 13投稿者:超電磁エネファーム砲の 投稿日:2017年10月05日(木)18時37分05秒 特訓してるが砲身が痛くなることはあっても血は出たことないな 14投稿者:アニメの女の子はみんな強くてドSなのに 投稿日:2017年10月05日(木)18時40分19秒 「女性差別だ」と言われる なぜだ? やっぱりあの露出的な格好がダメなのか? 15投稿者:早く病院池よ! 投稿日:2017年10月06日(金)15時05分20秒 死んでしまうぞ!!! 16投稿者:対決 投稿日:2017年10月06日(金)19時24分31秒 変態仮面vsパンティ覆面強盗 17投稿者:ライバルがあらわれた! 投稿日:2017年10月06日(金)22時42分43秒 ブラジャー仮面! ストッキングマン! そして 顔面縦割れアナル仮面!! 18投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)00時19分06秒 心配してくれたようで嬉しいけど なんかもう楽しみがないからいつでもすっぱり死ねるわ 近頃、食欲なくてちょっと食べると吐き気するし 夜寝ててもここのところ毎日夜中の2~3時に目が覚めて睡眠不足 これは死の予兆ではないと思うが 19投稿者:頑なに病院に行かないな 投稿日:2017年10月07日(土)00時24分01秒 恥より死を選ぶというのか 20投稿者:流石に 投稿日:2017年10月07日(土)00時25分12秒 釣り臭いな 21投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)10時09分20秒 ツイッターはやってるけど2chはまとめサイトを眺めてるくらいだから 釣りとかよくわからんのだが嘘付いてなんになるんだよ 22投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)10時09分43秒 ふにゅう~。はむ。 23投稿者:じゃあ 投稿日:2017年10月07日(土)10時59分33秒 なんで病院行かないんだよ 24投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)11時59分29秒 病院アレルギーで近づけないからいけない 25投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)12時55分04秒 それはあれだよ おしっこしてたら血が出たとかならまだいいけどオナニーしてたとか人に言うのが恥ずかしいんだ 馬鹿なやつだと笑ってくれ でも本当にそんな長生きしたいとか思ってないからなるようになれって感じだよ 26投稿者:1 投稿日:2017年10月07日(土)20時13分05秒 あの日以来、怖くてまともにオナれてないよ さすがにこんだけ間あいてるのにまた血が出たら深刻になりそうだ とはいっても今日暇だったからソフトめのコスプレAV眺めてしまった 眺めてただけだがガマン汁が溢れてきた 27投稿者:1 投稿日:2017年10月08日(日)16時11分58秒 完全復活 どーでもいいけど久々に射精しても血は出なかったぜ 28投稿者:彼女はいるのか? 投稿日:2017年10月08日(日)16時51分27秒 そんあ状態でセックスはできねーだろ 29投稿者:1 投稿日:2017年10月08日(日)17時29分29秒 筋金入りのオタク気質で彼女なんてとうに諦めてる 30投稿者:腐女子と付き合えばいいじゃん 投稿日:2017年10月08日(日)17時48分10秒 最近は美人もいるらしいし 31投稿者:1 投稿日:2017年10月08日(日)18時08分14秒 付き合いなんてとてもとても 無理無理無理 32投稿者:だからその前に 投稿日:2017年10月08日(日)20時32分07秒 病院いけよ 33投稿者:病院嫌いなんて 投稿日:2017年10月08日(日)20時33分38秒 年齢相応じゃないぞ 男らしく恥かいてでも行ってきな 34投稿者:1 投稿日:2017年10月08日(日)20時36分24秒 わかったよ 行ってくる 35投稿者:1 投稿日:2017年10月08日(日)20時45分32秒 何科に行けばいんだ? 36投稿者:やっと行く気になったか 投稿日:2017年10月08日(日)20時49分31秒 命は大事に使えよ、自分の身だから自分で守れ とりあえず泌尿器科行きな 37投稿者:1 投稿日:2017年10月09日(月)17時20分59秒 いや、完全復活したし病院には行かないぞ このスレたまに1の名を騙ってるやつが混じってるから、34、35は僕じゃない・・ そんなことより今日仕事してたら女子小学生に話しかけられた なかなか良い体験が出来た。 ロリコン紳士である僕は観測者だからこちらから手を触れたり話しかけたりしないからは 38投稿者:人生棒に振って 投稿日:2017年10月09日(月)17時59分50秒 何が楽しいんだ… 39投稿者:1 投稿日:2017年10月09日(月)18時18分20秒 色んな深夜アニメ見てるけど、プリパラが1番好きなアニメだから プリパラ好きな女の人と仲良くなれたらいいとは思うよ 映画館にプリパラ見にいったら大人の女の人いて驚いて声かけたかったけど不審がられそうでできなかった ていうか、学生風の男二人組が「そふぃ様の新曲が~」とか語り合ってたし プリパラ女児向けアニメなのに年いってるアニオタ達に人気すぎだろと思ったよね 40投稿者:いやアニメの話題云々より 投稿日:2017年10月09日(月)18時21分50秒 身体に気を使った方がいいだろ 病気になったらアニメも見れなくなるぞ? それでいいのか? 41投稿者:1 投稿日:2017年10月09日(月)18時40分49秒 本当にアニメが好きなのかどうなのかもわからない むしろアニメ見るしかやることがないぼっちマンですから 42投稿者:自身の趣味ですら 投稿日:2017年10月09日(月)18時47分42秒 曖昧なのか… 43投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)19時14分01秒 ワシもプリパラすこすこのすこ 44投稿者:プリパラのエロが 投稿日:2017年10月10日(火)19時52分11秒 すこなんだ…w 45投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)21時43分50秒 ガァルマゲすこだ…w 46投稿者:中二病患ってる女の子って 投稿日:2017年10月10日(火)21時47分15秒 なんかエロい その子と二人でイチャイチャ厨二ワールド楽しみたい 47投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)22時08分43秒 46 あろまかみちるかどっちなのだ 48投稿者:46 投稿日:2017年10月10日(火)22時11分21秒 47 あろまの方かな あの子めっちゃかわいい 49投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)22時11分31秒 あろまならどう考えてもレズだから無理だぞ(無慈悲) 50投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)22時12分00秒 ガァルルをすこれ 51投稿者: 49 投稿日:2017年10月10日(火)22時18分15秒 じゃあそれを眺めてオナるって事で きっといいオカズになるに違いない てか寧ろ百合レズは好きだな 52投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)22時19分17秒 プリパラは百合の宝庫ゾ アイパラからはホモ要素もあるぞ 53投稿者:あら^~いいですわゾ^~ 投稿日:2017年10月10日(火)22時35分47秒 そのままレズパーティーでしてよ! 54投稿者:53 投稿日:2017年10月10日(火)22時46分57秒 すまん、自重する 55投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)22時51分29秒 見とらんで気づかんかったゾ… 普通にそらみドレシだけで6Pできるのやばい と思ったがレオナが男の娘なのでレズパなら5Pだな 56投稿者:複数レズな上に男の娘もいると 投稿日:2017年10月10日(火)23時06分47秒 シコリティ高いな 決してホモでは…ヌッ!(射精) 57投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月10日(火)23時08分42秒 プリパラをあまり汚さないでくれ(ブーメラン) 58投稿者:(≧Д≦) 投稿日:2017年10月11日(水)08時13分53秒 はまだ、このスレの話題がプリパラだらけなのだ。分かってるのか、おい!(ヒテッマン) 59投稿者:しゅうかちゃん、アイドルタイムイズマネー連呼してて 投稿日:2017年10月11日(水)17時32分20秒 守銭奴かよと思ったが、よく見ると顔は可愛いな 60投稿者:ファララとガァララ 投稿日:2017年10月11日(水)17時47分04秒 前者は神聖な感じ、後者は邪悪な感じだけどとにかくエロいな 61投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)18時21分01秒 なおちゃんをすこれいろはをすこれピンクアクトレスをすこれヒツジ隊をすこれ レギュラーもいいけど脇役もすこれ 62投稿者:すこり過ぎィ! 投稿日:2017年10月11日(水)19時33分27秒 やっぱ好きなんすねぇ^~ 63投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)21時32分16秒 62 春休み中に133話くらい(その時の最新話まで)寝ずに見るRTAを唐突に開始して完走する変人ぞ 64投稿者: 63 投稿日:2017年10月11日(水)21時41分43秒 どんだけ人生かけてんだ たまには息抜きに他のアニメも見て、どうぞ 65投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)22時42分35秒 64 この前までは北斗の拳最終話まで見たし、今はガンバの冒険見てるべ 最近のアニメよりも昔のアニメが好きだからリアタイで見てるプリパラがどれだけ俺の好みかがわかるべ 66投稿者:北斗の拳に出てくるハート様は 投稿日:2017年10月11日(水)22時51分26秒 割といい奴らしい しかし血を見て暴走し、結局主人公に倒されてしまった 普通にしてれば善人だったのに惜しい人を無くしたもんだな、まさに現実は非情だ 67投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)22時55分49秒 66 ハート様は人柄はいいがどう考えても善人ではない。 というか世紀末に善人なんて種籾じじいみたいな一般人以外いないぞ 68投稿者: 67 投稿日:2017年10月11日(水)22時59分00秒 あの世界の一般人はみんな目が死んでるな あの世界では一般人よりモヒカン族の方が多数派なんだろうか・・・ 69投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)22時59分55秒 68 それは自分の目で確かめるべき。 北斗の拳はガチで面白いから原作でもアニメでも見ればいいさ 70投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月11日(水)23時03分35秒 ガンバの冒険も面白いぞ 71投稿者:小あめの偽アルトが 投稿日:2017年10月12日(木)18時31分08秒 何か語ってるぞ 72投稿者:ハート様が主役の 投稿日:2017年10月12日(木)19時00分26秒 スピンオフ、体型が痩せてて美少年になってて誰だお前はと言いたくなる位面影がなかった 73投稿者:凄くイケメンだったよな 投稿日:2017年10月12日(木)19時05分56秒 まさかあんなイケメンからあんなに太っていくとは 74投稿者:見比べると 投稿日:2017年10月12日(木)19時20分41秒 どうしてこうなったとしか言いようがない 75投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月12日(木)19時48分30秒 ハート様外伝はたしかシンに助けられて強くなるためにみたいなやつじゃなかったっけか。 記憶が曖昧で覚えとらん。 76投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月12日(木)19時50分29秒 ぶっちゃけネタ的な意味だとハート様、アミバ様、ジャギ様の3人がやばいくらい好きなんだよなあ。 ガチでかっこいいと思う方はラオウ、レイ、シュウ、ジュウザ、フドウとか。 こう見ると南斗の男が好きなんだな俺は。 77投稿者:金翼のガルダも 投稿日:2017年10月12日(木)20時00分17秒 結構好き 78投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月12日(木)20時02分18秒 すまん、五車星前史は詳しくないんだ… サウザーも好き 79投稿者:71 投稿日:2017年10月13日(金)19時58分52秒 アルトがしつこいんだが ここのみんなで何とかしてくれんか? 80投稿者:71 投稿日:2017年10月13日(金)20時31分24秒 アルトが2人に増えたぞ なんかもう訳わかんない 81投稿者:だからなんだ? 投稿日:2017年10月13日(金)20時59分06秒 俺はアルト知らないから お前は卑怯な奴だな 82投稿者:71 投稿日:2017年10月13日(金)21時02分26秒 ごめんアルトの件は俺がしとくわw 83投稿者:71 投稿日:2017年10月13日(金)21時04分06秒 つづこんぱがなかなか来ない 84投稿者:何とかしろと言われても 投稿日:2017年10月13日(金)21時05分38秒 関係ない俺らが首突っ込む義理はない そのアルトとか言うやつが荒らしでもやってるんなら管理人さんに相談するんだな 85投稿者:71 投稿日:2017年10月13日(金)21時08分36秒 84 そうだな俺が悪かった。 荒らしではないんだがしつこくてな 86投稿者:どうやら荒らしが来たようだな 投稿日:2017年10月13日(金)21時19分10秒 いよいよここも終わりか… 87投稿者:まあいくら成りすましても 投稿日:2017年10月13日(金)21時19分50秒 匿名であるこの俺を暴くことはできない 88投稿者:>荒らしではないんだがしつこくてな 投稿日:2017年10月13日(金)21時21分37秒 なるほど、これは実に的を得ている 俺の心の内が見透かされているようだ ナリにしてはやるじゃないか 89投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月13日(金)22時50分12秒 アルトの件はムカついたが別に放置しねえ理由ねえし俺はあまり首突っ込まんでおくつもりやわ やばいプリパズのイベントランキング80位に落ちそう 90投稿者: 89 投稿日:2017年10月13日(金)23時08分57秒 あいつの正体ってもしかして前のあめぞうを潰した張本人なのかな? ふと、そんな気がした 91投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月13日(金)23時10分20秒 しらねえよwwww 92投稿者:パズルゲームと言えば 投稿日:2017年10月13日(金)23時25分29秒 パズドラとかぷよぷよかな メジャーなやつはな 93投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月13日(金)23時40分38秒 ぷよぷよももう当分やってねえなあ。 てか引退したし。 友達がパネポンやってたけど結構うまかった 94投稿者:パタポン? 投稿日:2017年10月13日(金)23時58分25秒 (難視) 95投稿者:アホな小学生が 投稿日:2017年10月14日(土)17時51分50秒 多分亜人を見たんだと思うが、リセットすると言って自分のこめかみをエアガンで撃って痛くて大泣きしてた 真似して遊ぶのはいいがせめて弾抜いとけよ 96投稿者:ワロタ 投稿日:2017年10月14日(土)17時53分11秒 しかしこめかみに打ったらそりゃ痛いだろうな 97投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)18時15分12秒 こめかみじゃないけど友達が眉間に辞書落として死にそうになったらしい(らしい 98投稿者:俺は2chは嫌いだが 投稿日:2017年10月14日(土)18時27分36秒 本家スレやまとめサイトとかいつも見てる 確かにネタは面白いが 俺が2ch嫌いなのは住人が凶暴なとこなんだよな だってあいつらってすぐ暗い奴をイジメるじゃん 本来そういう場所じゃないだろあそこは あいつら底辺同士みんなで支え合ってたじゃないか 俺ってホントは心のどこかで2chのあるべき姿を描いてるのかな 99投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)18時28分51秒 いきなりそういうこと言い出すしな 100投稿者:VIPはリア充 投稿日:2017年10月14日(土)18時44分13秒 なんJはDQN 嫌儲は意識高い系 ホント壺は終わってるな 101投稿者:2chを批判するスレでも作れば 投稿日:2017年10月14日(土)19時26分58秒 inじゃねーの!? 102投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時11分58秒 ロリコンみれぃにレズレイプされる同人もっと増えて欲しいぷりねー 103投稿者: 102 投稿日:2017年10月14日(土)20時24分02秒 レズのロリコンって素晴らしいよな 男のロリコンはどこにでもいるただのロリコン つーか同人の中では男自体いらない 104投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時26分56秒 103 ノンケもの同人はチンコだけ描いてりゃいいんだよ!(暴論) それと俺は陰毛が好き(唐突)なのだが、 好みの絵柄の同人に限って描かれてないんだよなあ。 というか描かれてる方が少ねえかガハハハハ 105投稿者: 104 投稿日:2017年10月14日(土)20時35分38秒 >ノンケもの同人はチンコだけ描いてりゃいいんだよ!(暴論) わかる 106投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時37分19秒 ああもうむしろ女の子がオナニーしてるだけでもいいよ 107投稿者: 106 投稿日:2017年10月14日(土)20時42分58秒 でもそういうのって探してもなかなか無いんだよね 俺は女の子たちがキャッキャしてるのが見たいのに 108投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時43分27秒 107 もしかして プリパラ本編 109投稿者:プリキュアとかアイカツは? 投稿日:2017年10月14日(土)20時46分29秒 これも定番だと思うがなぁ 108 (地上波でオナニーシーン公開は)まずいですよ! 110投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時47分54秒 109 地上波で女神の放尿もあるんだよなあ 111投稿者: 110 投稿日:2017年10月14日(土)20時48分43秒 ファッ!? 112投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時49分46秒 111 プリパラには女神の尿が顔に掛かるシーンもあるんだゾ 113投稿者: 112 投稿日:2017年10月14日(土)20時52分02秒 すごい(小並感) 114投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時53分55秒 テスト勉強だる杉ワロタ てかここ勝手に雑談スレにしてしまったが大丈夫なんか? 115投稿者:スレ主もアニメが好きらしいから 投稿日:2017年10月14日(土)20時56分13秒 多分大丈夫 116投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時57分55秒 くっそ~底辺高校なのにテスト勉強せな100点トレンのおかしい 117投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)20時59分21秒 まあ料理の専門校じゃしマジで料理の勉強しに来てる頭いいやつととりあえず来てみたっていう底辺の集まりじゃし 118投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月14日(土)21時55分33秒 意地悪キャラの情に厚いの好き 119投稿者:例えば 投稿日:2017年10月15日(日)11時56分03秒 劇場版のジャイアンみたいな? 120投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月15日(日)12時20分56秒 119 ジャイアン嫌い 121投稿者:最近知った事だが 投稿日:2017年10月15日(日)14時07分41秒 ルシファーという悪魔がいるのはみんな知ってると思う あいつはかつて、魔王と呼ばれていた しかし2000年頃に彼は神に謝って改心したそうだ 本当かどうかは知らん 122投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月15日(日)14時27分28秒 121 もともとルシファーは天使だしそういうことがあってもありえなくはないだろう というかカトリックではルシファーは魔王サタンだったはずだぞ 123投稿者:鬼灯の冷徹と地獄少女を 投稿日:2017年10月15日(日)14時44分53秒 コラボさせたらどうなるか 124投稿者:神話や宗教を調べると分かるが 投稿日:2017年10月15日(日)15時12分46秒 悪魔も心の底から悪い奴はいないんだなと思った そしてどんな悪魔でも皆、神の頃は輝いていたと 125投稿者:124訂正 投稿日:2017年10月15日(日)15時14分37秒 ×神の頃は輝いていたと ○神だった頃は輝いていたと 126投稿者:検尿前にオナるのはよくない 投稿日:2017年10月15日(日)15時40分04秒 なぜなら、たんぱく質量で引っ掛かり再検になるからだ 127投稿者:今時どんなにブサイクだったりブスでも 投稿日:2017年10月15日(日)17時51分27秒 恋人なんていくらでも作れる時代なのに 未だに恋人がいない奴いるよな どんなダメ人間でもモテる奴はモテる しかしそいつ個人だけ、なぜか人が寄ってこない 謎だよな 128投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月15日(日)18時39分07秒 127 すまんな 129投稿者: 128 投稿日:2017年10月15日(日)18時39分59秒 ええんか…(困惑) 130投稿者:アルト 投稿日:2017年10月15日(日)18時56分49秒 なんかここ臭い 131投稿者:ネットに匂いはいないだろ! 投稿日:2017年10月15日(日)19時35分14秒 いい加減にしろ! 132投稿者:>いない 投稿日:2017年10月15日(日)19時40分49秒 匂いって誰だよ 133投稿者:124 投稿日:2017年10月15日(日)19時51分13秒 何が言いたいかというと 「悪魔も根っからの悪はいない」 って事だ どんな神様も悪魔に変えるキリ○ト教の四文字神、恐るべし 134投稿者:アルト 投稿日:2017年10月15日(日)21時32分42秒 131 匂いはいないとかっw 意味わからん 135投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月16日(月)00時03分15秒 ノロイ様と赤兜には勝てる気が微塵もしまへん 136投稿者:ググったら 投稿日:2017年10月16日(月)21時17分11秒 結構怖い顔してた 漏らしちゃうから子供に見せてはいけないな 137投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月16日(月)23時27分16秒 ガンバの冒険は子ども向けだったはずだから、ノロイ様とか当時の世代のトラウマで有名なはず 138投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月17日(火)00時32分00秒 テストやだ 139投稿者:saymoveという動画サイトで 投稿日:2017年10月17日(火)11時23分40秒 ゆうさくの動画を見たんだが 乳首の舐め方が女っぽかった あんなチョイ悪兄ちゃんがねぇ… 140投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月17日(火)11時57分19秒 一瞬本名バレたかと思った 141投稿者:ハロウィンが近いな 投稿日:2017年10月18日(水)12時35分18秒 さて、今年は何しようか 142投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月18日(水)12時58分47秒 国語ワンチャン100点ある 143投稿者:最近「ンゴwww」という言葉が 投稿日:2017年10月18日(水)13時36分33秒 JKに濫用されてるって話を聞く ネットスラングって著作権無いの? アイデンティティーこわれる 144投稿者:ぶっかけうどん、うっま 投稿日:2017年10月18日(水)14時37分16秒 納豆と卵黄で更にグゥ~!(エドはるみ) 145投稿者:スシフライ…… 投稿日:2017年10月19日(木)23時09分18秒 冷蔵庫で1日たって固くなった寿司を衣つけて揚げたものらしいんだが…… 本当に美味いのか?試したい気もするが、そのために寿司を買うのももったいない 146投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月19日(木)23時10分13秒 寿司くらい作ればいいさー 147投稿者:どんなに体に良い物でも 投稿日:2017年10月21日(土)14時08分30秒 食べすぎれば病気になる 薬も過ぎれば毒ってやつだな 148投稿者:まったくな 投稿日:2017年10月21日(土)16時13分00秒 いくら腸の働きをよくするからってヨーグルト大量に食い続ければそりゃ下痢にもなるだろ…… 149投稿者:納豆も沢山食うと 投稿日:2017年10月21日(土)17時00分44秒 プリン体がどうのこうのと聞いた バランスって重要なんだな 150投稿者: 148 投稿日:2017年10月21日(土)17時03分40秒 俺はヨーグルトジュースの飲み過ぎで下したな これじゃ健康どころか逆効果だな 151投稿者:納豆と豆腐だけを何日も食べ続けたら 投稿日:2017年10月21日(土)17時12分11秒 腸内の菌がみんな納豆菌になっちゃって腸機能が停止したとかいう人いたな 152投稿者:納豆怖いな 投稿日:2017年10月21日(土)17時25分26秒 納豆好きの俺にとっては辛い情報だった 153投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)17時55分12秒 おっと、そういうことは食を専門として生きているワシが詳しいぜ 154投稿者:卵白を納豆に混ぜてはいけない理由って何だっけ? 投稿日:2017年10月21日(土)17時58分39秒 なんかの栄養素が壊れるって言うし 153 多趣味だな 155投稿者:内臓脂肪が溜まっているから 投稿日:2017年10月21日(土)18時01分07秒 脂肪を控えろと言われて完全除去しようとするやつもいるが 何にしても全て除去してたら食えるものが無くなると思うんだが そういうやつは何故極端に走るんだろうか 156投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時05分06秒 154 納豆のピオチンが卵白のアビジンと結合してピオチン吸収を妨げるんやで それに卵黄だけの方が美味しくいただける 一応ワシの高校は料理専門じゃけえのお (特定されそうで草草しますわ) 157投稿者:脂肪を完全に除去したら 投稿日:2017年10月21日(土)18時05分26秒 エネルギーが足りなくなって死亡すると思う、脂肪だけに 158投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時07分04秒 脂質は脂溶性ビタミンの吸収手伝うし抑えすぎるのもダメやねん 159投稿者: 156 投稿日:2017年10月21日(土)18時07分47秒 俺、生卵が好きだから卵白も啜れるんだよな だから丸ごと入れられないのは辛い 食いモンは楽して組み合わせはできないんだなぁと 160投稿者:ほうれん草を食い過ぎると 投稿日:2017年10月21日(土)18時09分22秒 結石になると言うが カルシウムが関係してるのかな? 161投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時09分35秒 別に美味しければ栄養なんてどうでもいいよ←おいコラ専門 まあオムレツにでもすればアビジンの働き弱まるしええんでねえの 162投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時11分14秒 ほうれん草は硝酸だな。 タケノコとかにも多い。 むしろカルシウムと一緒に摂った方が結石は出来にくいさ 163投稿者: 161 投稿日:2017年10月21日(土)18時11分47秒 火を通せば吸収できるのか なるほど、やはり火はすごいな 164投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時12分40秒 そりゃあ火だからな 165投稿者: 162 投稿日:2017年10月21日(土)18時12分50秒 硝酸には気を付けよう!(YUSK) 166投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時13分32秒 炎タイプより虫タイプんが断然好きじゃけど 167投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時14分15秒 ゆうs…の文字見ると一瞬ビビるからやめい 168投稿者: 166 投稿日:2017年10月21日(土)18時22分15秒 昔GBAのルビーでグラエナ育ててた あのフォルムがカッコよくてな 今見ると割と可愛げで、そうでもない 169投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)18時22分53秒 僕はテッカニンが好きです 170投稿者: 169 投稿日:2017年10月21日(土)18時30分30秒 確かにテッカニンもなかなかオサレ そういやヌケニンって強すぎない? 殆どの技無効ってぶっ壊れだろ 171投稿者:シコ忍 投稿日:2017年10月21日(土)19時26分26秒 人も知れず世も知れず 闇夜に紛れてヌきまくる シコ忍推参! 172投稿者:>闇夜に紛れてヌきまくる 投稿日:2017年10月21日(土)19時40分17秒 そりゃオナニーは普通夜するでしょ 昼間は眩しすぎてとてもそんな気になれない 173投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)20時56分23秒 170 すなあらし、あられ、ステルスロック、おにびetc… すぐ死ぬ それに別のポケモンの対策で炎技とか岩技とか悪技とか持ってるの多いしどっちみちすぐ死ぬ 174投稿者: 173 投稿日:2017年10月21日(土)20時58分20秒 という事はそんなに強くないのかな? 特性を見て「コイツ、ヤバッ!」と思ったが 175投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時01分10秒 174 不遇of不遇 ヌケニンもかわいいんだけどね… 176投稿者:グラエナって 投稿日:2017年10月21日(土)21時03分40秒 強い? 177投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時05分20秒 申し訳ないけど弱い… 178投稿者:やっぱり弱いのか 投稿日:2017年10月21日(土)21時09分22秒 気に入ってたんだがな 179投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時11分03秒 ストーリーで使う分には何ら問題ないしエンジョイだけならグラエナひとり旅とかしてみると面白いかも 180投稿者:ポケモン1匹縛りって 投稿日:2017年10月21日(土)21時14分06秒 できるもんなのか? やっぱり6匹持ってないと不安だわ 181投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時16分59秒 秘伝要員+パートナー1匹 戦闘はパートナーだけ。 リーグでパートナー1匹で殿堂入りできれば気持ちええよ 182投稿者:すげええ 投稿日:2017年10月21日(土)21時19分18秒 そういやポケモンのガチ勢って結構ヤバいな 分析力もすごい あいつらが作ったサイト見ると面白い ポケモンに関する何もかもを極めてやがる…一種の才能だよ 183投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時21分39秒 対戦中にダメージ計算して 「あ、これ無理やな」 ってなった時の絶望感ハンパない 184投稿者:負けが確定するのは確かに辛い 投稿日:2017年10月21日(土)21時29分26秒 しかし、男はそれでも立ち向かわなければいけない時が…ある!(根性論) 拾いに…行くォ!(唐突なBOTYN) 185投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月21日(土)21時31分37秒 15%の外しにかけるしかねえ 186投稿者:ネットでエロ動画見てると 投稿日:2017年10月21日(土)21時40分14秒 「ブスと付き合ってみませんか?」みたいな広告出てぐうウザい あのブス推しはなんなんや… 187投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)00時40分24秒 寝れねぇしロリ アナルで検索するか 188投稿者:俺はアナルフェチ属性はないな 投稿日:2017年10月22日(日)02時18分19秒 どうしても「マンコ扱いできない」という固定観念が拭えなくてな 男の娘とかも竿は好きだがケツ穴は正直どうでもいい 189投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)10時27分52秒 アナルセックスはいいぞ 190投稿者:子供に 投稿日:2017年10月22日(日)12時31分17秒 あなると名付ける親は何を考えてるんだろうか? 191投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)17時44分54秒 少年期はコロコロとかジャンプとかサンデーとかよりもガロを読んでたなあ リアルタイムじゃともう発売終わっとってん。 じゃけえヤフオクで買ってもらって読み酔ったわ。 192投稿者:昔の俺は 投稿日:2017年10月22日(日)18時05分52秒 ジャンプっ子だったな 好きなのは銀魂とtoloveるだった 普通にトリコとかも読んでたし あの頃から二次元に興味湧いてた 193投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時12分25秒 ジャンプは流れ星銀、北斗の拳、すごいよマサルさん、ドラゴンボール、マジンガーZ、聖闘士星矢、遊戯王が好きじゃわ。 194投稿者:今のジャンプって確か 投稿日:2017年10月22日(日)18時18分39秒 ドラゴンボール超が載ってなかったっけ? 絵柄は昔と変わってないけど、なんとなく懐かしくも新しい感じがする 195投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時20分38秒 流れ星銀も北斗の拳も面白いぞ~ でもガロに載ってるような倫理観がちょっとおかしい漫画のほうがワシの好みに合うねん 196投稿者:昔は 投稿日:2017年10月22日(日)18時24分40秒 ジャンプ=少年ジャンプ=子供向けだと思ってたから何気なく読んでたけど ジャンプSQを見た時の衝撃はすごかった 「ジャンプもモノによってはエロスが楽しめる…だと!?」って感じだったな 乳首とか普通に描いてて刺激が強かった まあ今は色んな雑誌漁ってるからもう慣れたけどね 197投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時27分00秒 キャッツアイとかなかなかエロい 198投稿者:いつも思うんだが 投稿日:2017年10月22日(日)18時30分50秒 学生にしてはおっさんっぽい趣味してんなお前な(指摘) 199投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時32分02秒 高校生おじさんやねん 好みが古いねん 200投稿者:>高校生おじさん 投稿日:2017年10月22日(日)18時33分46秒 ダブりかな? 201投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時34分02秒 あ、でも最近の作品じゃったら空が灰色だからとか好きやで 202投稿者: 201 投稿日:2017年10月22日(日)18時36分59秒 よくは知らないが絵柄が割りと好み 203投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時39分22秒 面白いよ 俺の好みに見にあってる感じがする 204投稿者:とらぶるの乳首より 投稿日:2017年10月22日(日)18時41分13秒 みどりの日々の乳首が好きだった 205投稿者:世の中40代の 投稿日:2017年10月22日(日)18時41分25秒 高校生もいるからな…… 206投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時42分53秒 少女椿の乳首が芸術的で好きです… 207投稿者:起こし棒 投稿日:2017年10月22日(日)18時50分09秒 一般マンガの乳首は心が躍る 空が灰色だから懐かしいな。ネットで話題になってたから一冊持ってるよ 208投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時53分19秒 最近のアニメとかあんまり見てないから友達の話題について意見でちょっち困るでね 209投稿者:何で普通漫画のエロスに限って 投稿日:2017年10月22日(日)18時53分19秒 下手な同人よりも抜けるのか 210投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)18時57分27秒 電撃ピカチュウで精通した少年多そう 211投稿者: 210 投稿日:2017年10月22日(日)19時00分19秒 ググったら予想以上にエロかった 212投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)19時05分38秒 僕はCCさくらが初めてでした 213投稿者:俺は 投稿日:2017年10月22日(日)19時12分36秒 オカズ無しで精通を迎えたな まあオカズあった方が気持ちいいけど 214投稿者: 228 投稿日:2017年10月22日(日)19時20分33秒 亀レスで申し訳ないが あの絵柄自体は嫌いじゃないな あれでもっと塗りが良ければ… 215投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)19時46分52秒 スレ間違えてない? 216投稿者: 215 投稿日:2017年10月22日(日)19時50分45秒 あ… 恥ずかしくなってきた 217投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)19時59分39秒 好きなアニメ聞かれたときにプリパラって答えるの恥ずかしいし、 KeyTheMetalIdolって答えるようにしてる。 どうせワシの周りが知ってるような年代でもないし。 218投稿者: 217 投稿日:2017年10月22日(日)20時01分37秒 まあ女の子向けだし… しかし俺が最近病院でオタバレしたのは正直ビビった 隠しが甘かったかな 219投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)20時02分33秒 218 マイナーなアニメの方がメジャーなのより見てるから、こういう場合の隠し種いっぱい持ってるぞ~ 220投稿者:キングギドラっていなかったっけ? 投稿日:2017年10月22日(日)21時12分32秒 確かゴジラの敵だっけ… 221投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)21時15分06秒 三大怪獣が初登場だね 222投稿者:ウルトラマンに出てくる 投稿日:2017年10月22日(日)21時41分56秒 イフって奴がヤバいらしい あいつにはどんな攻撃も効かないらしい 223投稿者:起こし棒 投稿日:2017年10月22日(日)21時52分31秒 ウルトラマンエックスのラスボスも存在が無とか言って攻撃を受け付けなかったな 224投稿者:ギリシャ神話では 投稿日:2017年10月22日(日)21時57分59秒 カオスという神がいる 彼は無から有を生み出したと言われている つまりカオスは無より強い 225投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月22日(日)22時02分09秒 昭和ゴジラの怪獣ならヘドラが最強だって 226投稿者:そういや、 投稿日:2017年10月22日(日)22時08分32秒 ヘドラの歌があったな ある淫夢の動画で知った 227投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月23日(月)13時07分40秒 学校なう 228投稿者:ドラクエ以外でもありそうだが 投稿日:2017年10月23日(月)14時52分48秒 雑魚敵の設定に邪神とか付いてるのに弱い 一応設定上は邪神(つまり神)とかなのに 普通に雑魚敵として出てくる しかも弱い なんでだろうな 229投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月23日(月)16時53分43秒 国語100点でした。 なお、ほかはゴミの模様。 一応数学はクラス一位じゃったけど… 230投稿者:クズが多いと言われるギリシャ神話の中でも 投稿日:2017年10月23日(月)20時08分51秒 ぐう聖とされるヘスティア 彼女はとても優しい女神様だ きっとギリシャ人が描いた理想の奥さんだな 最近はアニメの萌えキャラとして、ダンまちでのヒロインの1人として出てる とは言っても俺もダンまちで知ったクチなんだがな 元ネタもキャラの方も両方好きだ ハデスは…まあ本来は性格が暗いだけで悪い奴じゃないがな 原典だと、別に某天使ゲーのように勝負相手をウンコに変えてきたりはしない 231投稿者:男体化って 投稿日:2017年10月24日(火)23時02分50秒 俺は好みじゃないんだよね 男の娘は好きだが元が女なら男体化させる必要ないかと 逆に男の娘が女体化するのは好きだがな 確かに男の娘を女体化させる必要はないが、元男の娘だったという設定に興奮するんだ ただのムサイ男が女体化するよりもそそる 232投稿者:俺は色んなオリキャラを作成して妄想しているが 投稿日:2017年10月25日(水)17時03分48秒 俺が「○○(モンスターの名前)は○○(俺の思い込み)であるべきじゃないの?」って言ったら 頭が固いと言われた 俺は自分でも結構妄想好きだとは思っているが、頭を固いと言われて気づかされた 確かに俺の中は自分だけのイメージや偏見でいっぱいだ まいったな、今度オリキャラ作成のヒントとして受け入れようと思う 次こそは斬新なキャラを考えて見せるぜ 233投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月25日(水)20時38分25秒 全く関係ない話なんだが、 近所の太鼓のメンテが悪すぎてマイバチだとたまに抜けるのほんま嫌い。 最近はハウスドンだーになってきたから別にもういいけど 234投稿者:太鼓? 投稿日:2017年10月25日(水)20時39分21秒 太達の事? 235投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月25日(水)20時41分14秒 そうそう 236投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月25日(水)22時01分59秒 今日の実習では鯖を丸々1匹捌いたんだが、魚捌くの久しぶり過ぎて手際が悪かったなあと今更感じた。 237投稿者:魚捌くのってムズそう 投稿日:2017年10月25日(水)22時11分24秒 手切ったりしなかったか? 238投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月25日(水)22時11分58秒 怪我はしないけど骨とかあたりと痛い 239投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)20時49分36秒 プリパラスレの内容から(ここ借りるで) シャンプーの匂いが好きなんじゃなくてシャンプーとちょっと臭い人間の頭の匂いが混じって変になった感じがええねん。 陰毛に顔埋めるとアレな匂いしてよさそうでゲスなあ 240投稿者:陰毛の匂いか 投稿日:2017年10月26日(木)20時54分35秒 嗅いだらどんな匂いがするんだろうな 241投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時01分14秒 なかなかエロティックな匂いがするであろう 242投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時05分02秒 俺は普通の陰毛よりもJSJCの陰毛(生えかけも含む) 所謂ロリ陰毛が好きやねんけどな 243投稿者:撫でるの? 投稿日:2017年10月26日(木)21時06分28秒 ふわふわしてそう 244投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時07分28秒 撫でたいしはむはむしたい 245投稿者:千切れないように 投稿日:2017年10月26日(木)21時14分16秒 そっと触らないとな 246投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時15分54秒 ムラムラしてきたがここ数日抜いてないので我慢するよ 247投稿者:フンッ… 投稿日:2017年10月26日(木)21時17分30秒 俺の周りは変態だらけか…(ブーメラン) 248投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時19分43秒 100の性癖を持つと言われたこのワシに勝負やと? 249投稿者: 248 投稿日:2017年10月26日(木)21時22分20秒 いや、やっぱ遠慮しとくわ 250投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時23分46秒 実際に数えたら半分もなさそうやけどなぁ 251投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時27分08秒 ロリとか褐色とかそういう嗜好性って性癖に入るんかな? ワシは入ると思っとるんじゃけど。 252投稿者: 251 投稿日:2017年10月26日(木)21時39分29秒 一応入ると思うよ 褐色はほぼ一般的だが ロリ好き 、つまりロリコンはまあ…結構深い性癖だと思う ちなみにその両者は俺も好きだ 253投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月26日(木)21時40分04秒 ワシもその両者好きやねん。 254投稿者:まあ世の中には 投稿日:2017年10月26日(木)21時46分02秒 ロリコンでもドン引きするほどのヤバい変態はいくらでもいる だから安心してもいいと思う 255投稿者:どんなヘンタイだよ 投稿日:2017年10月26日(木)23時41分37秒 具体的には 256投稿者: 255 投稿日:2017年10月27日(金)11時03分43秒 スカトロとか浣腸プレイとか色々ある 二次ならリョナとか箱姦とかな 257投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)13時03分17秒 スカもリョナもいけるが箱はキモくてやだ 258投稿者:箱姦は正直頭おかしい 投稿日:2017年10月27日(金)13時10分31秒 最初に考えた奴の脳内どうなってんだ 覗いてみたいわ 259投稿者:起こし棒 投稿日:2017年10月27日(金)17時35分06秒 四肢切断とか怖いよう・・ 260投稿者:達磨系はキツイ 投稿日:2017年10月27日(金)17時47分28秒 もう、そうなってしまった時点で一人では生きていけないし 261投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)18時11分20秒 切断まではいいがダルマとするのはゴメンだべえ 262投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)18時16分27秒 血液や内臓にはエロスが詰まってて好きなのだ 血を見て興奮とかハート様かな? 263投稿者:ヤンデレのリョナは 投稿日:2017年10月27日(金)18時24分31秒 何となくエロスがあるが それで抜けと言われても抜けなゾ 264投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)18時31分35秒 ヤンデレを集団でレイプして精神崩壊させたい(快楽堕ち無し) 265投稿者:ヤンデレが攻めるのはよく見るが 投稿日:2017年10月27日(金)18時34分48秒 ヤンデレが責められるのは見た事ないな あとヤンデレって大体が強キャラだし、それを襲うのはちょっと難易度高いんじゃない? 包丁とかすごい振り回してくるし 266投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)18時49分32秒 所詮はひとりの女よ。 100人係ですぐできる 267投稿者:無慈悲だな 投稿日:2017年10月27日(金)18時58分14秒 正直怖い 268投稿者:100人って 投稿日:2017年10月27日(金)19時18分40秒 バッキーのAVかっ! 269投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)19時21分09秒 ヤンデレ嫌いだから攻撃的になってしまうのかもしれない 270投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)19時21分37秒 268 バレたかwwww でも流石にあれで抜けるほどのキチガイじゃないで 271投稿者: 269 投稿日:2017年10月27日(金)19時23分53秒 嫌いなのか 性癖多いお前でも嫌いなものあるんだな 272投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)19時27分36秒 独占欲強い奴嫌いやねん 273投稿者:確かに 投稿日:2017年10月27日(金)19時31分57秒 ヤンデレは恋人を独り占めしてくる しかも場合によってはただの片思いで殺人に発展する 274投稿者:ヤンデレと聞くと 投稿日:2017年10月27日(金)19時37分01秒 クラスのやつがヤンデレの真似をするって言っていきなり病弱キャラ演じだしたのを思い出す 275投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月27日(金)19時40分22秒 それヤンデレちゃう、厨二や 276投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月28日(土)17時38分28秒 ムラムラしたしシコりたいけど友達3人で遊びに行ったら2人で急に盛り出した時の蚊帳の外感以上に後悔しそうだからやだ。 277投稿者:一発抜けば楽になるぜ 投稿日:2017年10月28日(土)18時02分21秒 まあ状況次第だが 278投稿者:オナニーしたい 投稿日:2017年10月28日(土)23時33分37秒 オカズさがそうかな 279投稿者:オナってるやつは 投稿日:2017年10月29日(日)07時30分32秒 朝鮮人だけだ 280投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月29日(日)08時01分16秒 数多の決めつけを見てきたが流石にその決めつけは笑ってもうた こんなレスしたら笑うのは朝鮮人だけとかいう暴論来そう 281投稿者:これを決めつけだと思うのは 投稿日:2017年10月29日(日)10時01分13秒 朝鮮人だという証拠 282投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月29日(日)10時30分12秒 そうきたか 283投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月29日(日)20時57分02秒 今回の東大王面白かったわ。 計算問題は鶴崎が取ると思ってたのに開成がとってすげえなってなった 284投稿者:アンチ既得権益 投稿日:2017年10月30日(月)13時02分53秒 279と281 ヘイトスピーチ主義者おつwwwww 285投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年10月30日(月)18時57分06秒 メガネなくした最悪 286投稿者:心眼を 投稿日:2017年10月30日(月)19時47分19秒 開きなさい 287投稿者:艦これとかガルパンにハマってる人って 投稿日:2017年11月02日(木)07時49分31秒 オカズに困らなそうで羨ましい キャラたくさんいるし、良質なエロが多いらしいから 自分は艦これもガルパンもハマれなかったのが惜しい 288投稿者:嫌韓ってバカしかいねぇな 投稿日:2017年11月02日(木)16時58分04秒 朝鮮人にもいい奴はいるのにな もう日本は韓国に支配されればいいんだよ いいじゃんそれで キムチも旨いし 朝鮮人様マンセー! 289投稿者:288は朝鮮人 投稿日:2017年11月02日(木)18時07分49秒 朝鮮人は日本から出ていけ 290投稿者: 289 投稿日:2017年11月02日(木)18時13分10秒 そんな事言って出てくわけないっしょ もう日本は朝鮮人の物なんだから諦めな 291投稿者:そもそも在日って頭よすぎだしな 投稿日:2017年11月02日(木)19時39分25秒 世界の裏を支配している、もうこれだけでヤバい ユダヤ人ともタメ張れそう そしてそんな彼らに支配されているおかげで日本は秩序が保たれている ネトウヨや嫌韓(兼アンチネトウヨ)はいつもお互いで喧嘩してるけど 在日って結構心優しいしな みんなで争いを好まない平和で平等な世の中にしようとしている それに比べて嫌韓は戦争志願者ばっかだしな 争い事の何がいいんだ 292投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)20時24分47秒 どうぶつの森シコいランキングつけてたらもうこんな時間か 293投稿者:フッ、戯けが 投稿日:2017年11月05日(日)20時44分23秒 そのような言い分で出て行くわけが無かろうよ 貴様には分からぬ様だがな… 我等は永遠に此処に住み着くつもりだ この国は非常に居心地が良くてな 我々だけの世界がいずれ実現するだろう まあ、貴様等ネット右翼とやらはせいぜい足掻くんだな、フハハハハ!! 294投稿者:この掲示板には俺含め朝鮮人しかいないよ^^ 投稿日:2017年11月05日(日)21時06分26秒 ネトウヨは2chに帰った方がいいよ^^ ホラ、早く帰りなよ^^ ネトウヨくぅ~んwwwwwwwwwwwww 295投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)21時07分59秒 おいまて、ワシはスイス人じゃぞ 296投稿者: 295 投稿日:2017年11月05日(日)21時24分15秒 いやお前じゃねぇわ 例の朝鮮人連呼野郎に言ってる アイツ早く出てってくれんかな… 297投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)21時25分23秒 朝鮮人しかいないっていうのにちょいとツッコんでみただけじゃぞ 298投稿者:スイスと言えば 投稿日:2017年11月05日(日)21時25分24秒 どんな食いモンがあるんだっけ…?忘れた 299投稿者: 297 投稿日:2017年11月05日(日)21時26分06秒 ああ、そっちか… ちょっと早とちりですた 300投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)21時29分11秒 298 チーズフォンデュに注目が多いが私はラクレットが好きだ 301投稿者:ハイジでもあるよなチーズフォンデュ 投稿日:2017年11月05日(日)21時31分15秒 チーズがとろけててめっちゃ美味そうだった 302投稿者:ラクレットでググったが 投稿日:2017年11月05日(日)21時32分49秒 「ああ、あのテレビでよくあるアレか」と思った というかチーズって大体うまくね? まあ種類によっては臭いがキツそうだがな 303投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)22時00分01秒 302 つ(カース・マルツゥ) 304投稿者: 303 投稿日:2017年11月05日(日)22時11分03秒 これぐうキモい しかも中の虫は生きてるから飛び跳ねるらしいで 305投稿者:エタンメールという 投稿日:2017年11月05日(日)22時19分23秒 最高級のチーズがあるらしい よくフィクションで出る穴あきチーズの元ネタらしいゾ 306投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月05日(日)22時20分52秒 エタンメールはクッソでかいから、作品ではカットされた見た目で登場するね 307投稿者:カップヌードルの 投稿日:2017年11月05日(日)22時24分46秒 チーズカレー味美味すぎィ!!!1111 308投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月06日(月)22時11分53秒 IQテストあるある フィボナッチ数列 309投稿者:ググったが 投稿日:2017年11月06日(月)22時18分55秒 世の中の渦巻き状のものは、その法則で出来てるっちゅー事か?(無知) 310投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月06日(月)22時27分47秒 1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233、377ってことだよ 311投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月06日(月)23時10分52秒 オナニーの代わりに一日一枚絵を描くことにした。 312投稿者:絵を描くソフトなら 投稿日:2017年11月07日(火)10時21分12秒 俺的にファイアアルパカが使いやすいな (決してステマじゃ)ないです。 313投稿者:なぜ貝は 投稿日:2017年11月07日(火)11時44分15秒 気持ち悪い外見をしているのにあんなにも美味いのだろうか ちなみに巻き貝よりは二枚貝派です 314投稿者:あ 投稿日:2017年11月07日(火)18時02分01秒 石鹸オナニーしろ!>1 315投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)18時28分30秒 312 普通にノートに描く。 別に女の子解体したりするだけの絵にソフト使う必要ねえ 316投稿者:マテ貝ってうまいらしいな 投稿日:2017年11月07日(火)19時45分34秒 あの見た目に慣れれば食えるのかな 317投稿者:人の卵焼きを盗むのは 投稿日:2017年11月07日(火)19時45分41秒 殺人より罪が重い事件 略して卵焼き殺人事件起こる 318投稿者:ググると課長なる言葉が 投稿日:2017年11月07日(火)19時53分13秒 にゃ^~ 319投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)19時53分42秒 327 卵焼きとかよりも隅っこで目立たんようにしてるピーマンとかほうれん草盗まれたら殺すかもしれん… 320投稿者:327って誰だよ 投稿日:2017年11月07日(火)19時56分17秒 未来予知かよ 321投稿者:それ以前に 投稿日:2017年11月07日(火)19時57分07秒 人の食い物に手を出すやつに殺意が沸く 食べ物の恨みは恐ろしいとはよくいったものだ 322投稿者:ピーマンが好きでよく炒めたのを食ってるが 投稿日:2017年11月07日(火)19時59分36秒 流石に単品だと米は食えなかった あれは肉に添えて食う物だな ピーマンが主役になれる日は来るのだろうか… 323投稿者:PKMNTRENA 投稿日:2017年11月07日(火)20時00分53秒 ▼ひとのものを とったら どろぼう! 324投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)20時06分16秒 美味けりゃいいだろ脇役で上等だよ 325投稿者:ピーマン無いと 投稿日:2017年11月07日(火)20時14分11秒 肉だけ食っても物足りないしな 326投稿者:マックで 投稿日:2017年11月07日(火)20時24分33秒 断りなくいきなり人のポテトに手を出されたら許せるか? 327投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)20時25分22秒 友達なら別にいい 知らん人間なら…んんんんんんんんんんんんんwwwwwwww 328投稿者:ふむ 投稿日:2017年11月07日(火)20時39分19秒 友達でも許可なく手を出したら許せないな 親しき仲にも礼儀あり、許可は取れよ 329投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)20時45分17秒 ワシのスレの内容こっちに持ってこようぜい。 ワシの方のレス数増えてきてさあ 330投稿者:>そして女の子の無双乱舞で 投稿日:2017年11月07日(火)20時49分33秒 >男100人全滅するのであった TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE 331投稿者:Σちょっ!? 投稿日:2017年11月07日(火)20時51分07秒 ワンダーウーマンかいっ! 332投稿者:>死んだ女の子をお経唱えながら 投稿日:2017年11月07日(火)20時51分32秒 >生き返らせる奇跡の坊さんがいたな どんな設定だ 333投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)20時51分55秒 非現実なのは×っす! 334投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)20時52分14秒 風呂入る 335投稿者:たしか 投稿日:2017年11月07日(火)20時55分25秒 坊さんのイチモツに仏が宿ってるって設定だった 336投稿者:えらい設定だが 投稿日:2017年11月07日(火)21時02分14秒 マジレスするとイチモツに宿るのはマーラなのでは? 337投稿者:やはり仏教は 投稿日:2017年11月07日(火)21時03分27秒 凄い 338投稿者:コーラ吹いたw 投稿日:2017年11月07日(火)21時05分45秒 イチモツに宿るマーラはヤバいw 339投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時15分27秒 バケモンやんwwwww 340投稿者:というか 投稿日:2017年11月07日(火)21時18分22秒 マーラという欲望の権化的存在がいて それをお釈迦様が自分の精神から追い出して 男性器を魔羅と呼んで メガテンがチンポ頭の魔物にして 今に至る訳だな しかしあのご立派様はヤバいな 子供がやるには、ちょっと刺激が強いんじゃないか? もうビンビンだね、なんか頭頂部から汁でてるし 341投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時19分43秒 マーラ…ネズミかな???← 342投稿者:ご立派マーラ様は緑肌…魔王… 投稿日:2017年11月07日(火)21時20分45秒 ピッコロ大魔王のチ○ポかな? 343投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時26分31秒 ナメック星人は性別なかったはずやぞ 344投稿者:>ナメック星人は性別なかった 投稿日:2017年11月07日(火)21時30分22秒 あ、なんか恥ずかしくなってきた… そういや魔人ブウの女体化バージョンをよく見かけるんだが エロサイト見てもそいつのエロばかり でも、なんかシコりたくないんだよなぁ~元ネタが強烈すぎて 345投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時33分10秒 魔人ブウの妹みたいなのたまに二次創作で見かける。 結構好き。 346投稿者:元ネタの方に戻るが 投稿日:2017年11月07日(火)21時43分10秒 ブウって今はどうしてるんだろう 347投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時45分24秒 サタンと楽しく暮らしてる 348投稿者:全王強すぎない? 投稿日:2017年11月07日(火)21時46分45秒 2chの最強議論でも結構行くんじゃないか? 多分中位ぐらいかな 349投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)21時47分38秒 ごめ、ドラゴンボール超は見てない。 350投稿者:明王はシヴァより強い 投稿日:2017年11月07日(火)21時59分14秒 どの明王かは忘れた 351投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時01分23秒 宇宙終わらせるシヴァ神より強いとかやばくね 352投稿者:というか、 投稿日:2017年11月07日(火)22時02分45秒 シヴァより強い存在は元のインドにもあるし 上には上があるってやつ…恐ろしいな 353投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時08分13秒 ブラフマーやろと思ってたら、 タルタロスもかなり強いんやな(インド神話じゃないけど) 354投稿者:そのブラフマーまで 投稿日:2017年11月07日(火)22時16分07秒 仏教では「天」の内の1柱という 355投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時22分42秒 神話はそこまで詳しくないんじゃ。 昔ギリシャ神話読んだくらいでのお。 356投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時34分56秒 もともと女の子だったキャラにモノが生えるとかまんま山の芋が鰻になるだから、 そういうとこでもそんなに好きじゃないのかも? 357投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時50分40秒 マンコにはそこまで魅力を感じないなあ(´・ω・`) 358投稿者: 357 投稿日:2017年11月07日(火)22時53分45秒 まあ大抵の人は「何これグロイ」って言うしな そんな気持ち悪い物に欲情してる俺ェ…(NRTS) 359投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月07日(火)22時55分53秒 グロいとかそういうのじゃないんだよなあ。 なんか、うーん… 考えてもわからんし世界地図でも暗記しましょう(提案) はい。お絵描きします 360投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月08日(水)18時54分29秒 クラスマッチでバレーボールが顔面に当たってメガネが弾けとんだ 361投稿者:メガネかけてたのか 投稿日:2017年11月08日(水)19時09分27秒 初めて知った 362投稿者:361 投稿日:2017年11月08日(水)19時09分47秒 ちなみに俺もかけてる 363投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月08日(水)19時33分19秒 361 ゲームアニメ勉強読書と目が悪くなる要素だらけの人生を送ってましたからね。 仕方がない。 メガネかけるとメガネが本体というキャラ付けされてしまうんじゃあ。 別にいいけどさw 364投稿者:>メガネが本体というキャラ付けされてしまう 投稿日:2017年11月08日(水)19時44分47秒 銀魂の新八状態だな 割と二次元界では定番ネタ 365投稿者:無乳ってどうよ 投稿日:2017年11月08日(水)22時05分37秒 俺はあまり好きではないな 少し盛り上がったぐらいの方がが好き 貧乳好きではあるが無乳ってほど平坦なのは男の胸みたいでイマイチ 366投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月08日(水)22時11分08秒 おっぱいは奇乳とデカすぎるの以外ならなんでもいい 367投稿者:奇乳もデカすぎるのも同じじゃね? 投稿日:2017年11月08日(水)22時27分41秒 奇乳自体がアホみたいにデカい訳だし 368投稿者:奇乳ってさ 投稿日:2017年11月08日(水)22時28分33秒 誰需要なんだ? あれで抜く猛者っているのか? 369投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月08日(水)23時06分20秒 需要があるから供給するんだろ。 完全なる誰得なんてほぼ存在しないから。 370投稿者:>完全なる誰得なんてほぼ存在しない 投稿日:2017年11月09日(木)15時50分35秒 それは同意見だ 371投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月09日(木)16時58分04秒 けもフレ1話ニコニコで1100万再生ってやばくね? 372投稿者:あの動画しょっちゅう上がってたな 投稿日:2017年11月09日(木)17時13分09秒 しかも同じ1本の動画ばっか どんだけ1話人気なんだと思った 373投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月09日(木)17時16分35秒 372 二話以降有料やぞ。 なお、有料でも再生数結構ある模様。 374投稿者: 373 投稿日:2017年11月09日(木)17時29分21秒 プレミアム会員しか見れんのかあれ? 375投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月09日(木)17時33分46秒 374 いや、公式チャンネルに金払ったら見れる 376投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月09日(木)19時33分44秒 もしかして…ワシは片思いをしている!? 違います。ただの変です。 377投稿者:ももいっろかたおも~い~ 投稿日:2017年11月09日(木)19時47分48秒 ラーラララー…あとは忘れた 378投稿者:買い物しようと街まで出かけたら~ 投稿日:2017年11月09日(木)19時53分51秒 財布を忘れて慌てて万引き~ 店員睨んでる~警官駆けてくる~ ル~ルルルル~ルル~ついに捕まった~ 379投稿者:ワロタ 投稿日:2017年11月09日(木)20時01分32秒 どんな歌だ 380投稿者:エロ動画を見ていると 投稿日:2017年11月10日(金)16時05分33秒 やたらと海外のエロ広告がしつこい そしてその広告の内容によると俺は 「嫁に逃げられた独身のおっさん(しかも短小)」だと思われているらしい 俺のはまあまあデカいし、そもそも結婚もしてないんだが… 381投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)17時00分51秒 おいおい自意識過剰かよ 382投稿者:380 投稿日:2017年11月10日(金)17時17分52秒 381 自意識過剰? 俺は童貞だけど… 383投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)17時31分54秒 万人向けの広告に自分を特定して言っているというような解釈をしないほうがいい。 384投稿者: 383 投稿日:2017年11月10日(金)17時41分24秒 でも検索した内容によっては広告も変わるらしいぞ 多分ね 385投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)17時42分42秒 そりゃあ何回も同じ広告出してても商売にゃあなんねえさ。 おっぱいまんこまんこちんこ 386投稿者:オチンポドリルで 投稿日:2017年11月10日(金)18時19分57秒 オマンコ発掘発掘ゥゥゥ~~~~~~!!!!!! 宝石を生んでもらうぜぇ~~~~!!!!!!! 387投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)18時22分29秒 ? 388投稿者:ちょっとスベッたかな 投稿日:2017年11月10日(金)19時25分40秒 俺もまだまだのようだ 389投稿者:世の中の天才達は 投稿日:2017年11月10日(金)19時41分19秒 沢山勉強して高みを目指すのはもちろんだが たまには奥さん作ってセクロスをして その優秀な遺伝子を後世に継いでもらいたい そうすれば人類はより発展する 大事な人材だ しかし天才の考える事だからセクロスの時間すらも惜しく感じるかもしれない 390投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)19時42分56秒 いいことを教えてやろう。 天才は異常な性欲を持つ者が多い。 391投稿者: 390 投稿日:2017年11月10日(金)19時55分50秒 となると遺伝子を残すのは難しそうだな… 392投稿者:ロリババアとアダルト幼女の 投稿日:2017年11月10日(金)19時56分51秒 違いがわかりません! 393投稿者:391 投稿日:2017年11月10日(金)19時57分19秒 異常性癖の事かと解釈してレスした 異常(に)性欲(が多い)という理由だったらむしろ残せない方が不思議 394投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月10日(金)19時57分30秒 それに天才は突然変異的なものがあるからその子孫が似たような、またそれ以上の天才になる可能性はそこまで高くない。 両親東大で子どもも東大ってのは大体子どもが勉強頑張ってる秀才ってパターンな。 395投稿者: 392 投稿日:2017年11月10日(金)19時58分43秒 アダルト幼女は知らないなあ… というかググっても出てこなかった 396投稿者:最遊記で 投稿日:2017年11月10日(金)20時06分47秒 出てきた言葉だからな……アダルト幼女 397投稿者:オナ禁スカイウォーカー 投稿日:2017年11月11日(土)13時21分27秒 ん 398投稿者:オナ禁六日目 投稿日:2017年11月11日(土)13時25分40秒 めげそう 399投稿者:王様を名乗るやつから 投稿日:2017年11月11日(土)17時43分52秒 クラスの女子の胸に触れ、従わない場合は罰を受ける とメールが着たんだが……メアドで誰かまるわかりなんだがどうしてくれようか 400投稿者:そいつ完全に 投稿日:2017年11月11日(土)18時05分34秒 ふざけてるな 401投稿者:いぬやしき 投稿日:2017年11月11日(土)18時11分49秒 出るよ!出していいの!? 402投稿者:そいつは 投稿日:2017年11月11日(土)18時19分53秒 実際にやってほしいから相手は話てるというぶっ飛んだ思考回路している 何度痛い目見ても考えを改めないから周りから嫌われている 403投稿者:ちゃんと 投稿日:2017年11月11日(土)18時28分15秒 注意しとけ セクハラだぞって 404投稿者:とりあえず 投稿日:2017年11月11日(土)18時38分01秒 注意と警告はしとく 一斉メールで送ってるから休み明けクラス中に間違いなく叩かれるだろうが 405投稿者:えー…… 投稿日:2017年11月12日(日)12時09分41秒 メアドという証拠があるのに王様メール認めないとはアホだ…… この目が嘘をついてるように見えるか?って電話で何言ってやがる それ以前に明日自分がどうなるのかわかってるのかあいつは 406投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)15時04分27秒 やばいやばいワシの村のアイドルのグルミンが引っ越しちゃう… 全力で阻止阻止阻止阻止阻止 407投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)15時07分20秒 おっしゃ阻止できた!!!!!! 408投稿者:阻止出来た喜びを 投稿日:2017年11月12日(日)16時38分11秒 ダンスで表現しなさい 409投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)17時35分56秒 英雄ポロネーズみたいな感じのリズムで踊るでえ 410投稿者:キタキタ踊りを 投稿日:2017年11月12日(日)17時55分37秒 踊ろう 411投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)18時05分28秒 ワシにキタキタ踊りをしろと!?!?!?ふざけんな! 腋おにぎり握るぞ!?!?!?!? 412投稿者:脇おにぎりってさ 投稿日:2017年11月12日(日)18時16分29秒 ただでさえ汗とか付きそうなのに ワキガが握ったらどんな味になるんだろうね 413投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)18時33分07秒 やばいワキガはサリン並みやぞ。 414投稿者:体臭だけで 投稿日:2017年11月12日(日)18時34分24秒 人を頃せるってすごくね どんな生物兵器だ 415投稿者:自らの 投稿日:2017年11月12日(日)19時23分01秒 ワキガで死んだらシャレにならん 416投稿者:狸 投稿日:2017年11月12日(日)19時27分24秒 「フグが自分の毒で死ぬか!?」 417投稿者:仮面ライダーで 投稿日:2017年11月12日(日)19時56分27秒 自分の毒ガスで死んだ怪人がいたのを知ってるでしょうか 418投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)21時55分29秒 情緒が不安定になってきたのでお絵描きする 419投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)22時00分05秒 内臓描きたいけどなあ。斬首もええわあ。 420投稿者:モータルコンバットっつーゲームがあってな 投稿日:2017年11月12日(日)22時09分34秒 負けたキャラはボッコボコにされるんだよな もう臓物ボドボドよ 421投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)22時14分33秒 そういうのじゃなくてターヘルアナトミアみたいな綺麗な内臓が一番エロいんじゃ 422投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)22時28分41秒 基本的に髪の毛から書き始める人間ですので、斬首絵は難しい 423投稿者:俺は顔から描くなぁ 投稿日:2017年11月12日(日)22時35分01秒 まず輪郭→そのあと、髪を描き→顔のパーツを描く→そして耳や首を描いて全身を書く 424投稿者:ただの巨乳は脂肪の塊だ 投稿日:2017年11月12日(日)22時37分37秒 鍛えられた巨乳は筋肉の塊だ 425投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)22時39分37秒 髪を描いて髪に合わせて輪郭を書く(修正も入れながら)次に鼻と口を描いて眉毛描いて左目から書く。 目が描けたら首からどんどん胴体を生やしていく。 絵載せてみたいけど恥ずかしいしやめるわ。 426投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)23時13分37秒 髪の毛の色が決まらへんん 427投稿者:銀髪 投稿日:2017年11月12日(日)23時19分47秒 白髪 灰色 428投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)23時22分29秒 アナログで白はムズイ。銀髪はもうやった。どうしよ。 429投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月12日(日)23時26分55秒 薄い栗色にした。 430投稿者:この世で最も汚く 投稿日:2017年11月13日(月)10時45分27秒 最も身近にある臭いものはなーんだ? 431投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月13日(月)11時48分07秒 自分の精神 432投稿者:俺の頭の中は 投稿日:2017年11月13日(月)12時35分07秒 狂人レベルでヤバいぞ 433投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月13日(月)22時59分31秒 レイプするときに言ってみたいセリフ 「お前みたいな女がワシらと同じ地上で同じ息を吸ってること自体がワシらにとっちゃあ屈辱なわけでよ。お前一人おらんくなったとて悲しむんは身内だけでそれいがいはどうとも思わんわけよ。じゃけえその汚ね命ワシらによこせ」 434投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月13日(月)22時59分50秒 いやレイプしないけどね!?!?!?!?!? 435投稿者:753 投稿日:2017年11月13日(月)23時31分19秒 その命、神に返しなさい! 436投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月14日(火)01時06分01秒 今日は情緒不安定になるやろうし髪の毛の色募集しとく 437投稿者:髪の色か 投稿日:2017年11月14日(火)10時44分59秒 青 438投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月14日(火)12時52分23秒 おっけー 439投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月14日(火)22時43分31秒 有爪動物の動画や画像みて癒されてる。 動画はカギムシ類しかないけど、個人的にはアユシェアイアが一番良き。 440投稿者:有爪動物でググったんだが 投稿日:2017年11月14日(火)22時50分09秒 虫っぽいのが出てきた 441投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月14日(火)22時57分14秒 有爪動物をご存知でない!? ハルケギニアとかは有名だよ。 442投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月14日(火)23時28分58秒 すまん。青髪しんどそうじゃけえ一応ほかのも挙げてくれい。 443投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月15日(水)00時30分47秒 橙にした 444投稿者:討鬼伝ってゲームを知ってるか? 投稿日:2017年11月15日(水)17時21分01秒 あのゲームはモンハンに似たゲームで 全体的に和風な雰囲気なんだ 結構萌えっぽい 445投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月15日(水)19時25分49秒 萌えはあんまり好きじゃねえんだよなあ。 まあ見た目が可愛いだけならいいんだけど。 446投稿者:萌え絵はイケるが 投稿日:2017年11月15日(水)21時03分25秒 萌え声はイケない俺みたいだな いかにもな作り声は萎える(けもフレのアルパカみたいなのとか) 447投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月15日(水)21時07分03秒 (ぶっちゃけ内臓にしか興味ないとか言いづれえ…) 448投稿者:んん? 投稿日:2017年11月15日(水)21時10分07秒 何か変態が近くにいるような気配がする…(ブーメラン) 449投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月15日(水)21時12分31秒 リョナは体が汚い状態になってるからそこまでって感じ。まあ描きたかったら描くが 450投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)21時25分22秒 3DS変えたし操作テストみたいな感じでこの3日間3ヶ月ぶりくらいにぷよぷよした。 ネット対戦で43戦33勝だしまあ腕は落ちてない。 451投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)21時30分14秒 あ、ここワシの中では雑談場として使用するつもりじゃけえ、 もし上げて欲しくなかったりしたら言うてくれや。 452投稿者:了解した 投稿日:2017年11月16日(木)21時36分26秒 存分に話し合おうじゃないか 453投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)21時37分48秒 腹減った。トイレ行きたい。同時に満たすには… 454投稿者:トイレで飯食っても 投稿日:2017年11月16日(木)21時41分46秒 臭いが気になって食う気しないよなぁ 自宅ならまだしも外のトイレはまあクサイクサイ 455投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)21時44分14秒 スカトロに耐性の無い女優を普通の撮影と騙してスカトロレイプするAV見たい 456投稿者: 455 投稿日:2017年11月16日(木)22時19分05秒 そんな…ひどい!女性の人権も考えてあげてください!(フェミ並感) 457投稿者:つづこんぱ」 投稿日:2017年11月16日(木)22時42分30秒 基本他人をかわいそうとか思わないからどうとも 458投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)22時43分55秒 今日は情緒不安定にならなかったので絵は描かなかったんですが、 次の絵の髪の色を募集。(着色するかは未定) 459投稿者:金髪 投稿日:2017年11月16日(木)22時57分08秒 きん!ぱつ! 460投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月16日(木)22時57分57秒 おk 461投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月17日(金)17時21分49秒 amazonの公式ツイッターブロックした。クソすぎるだろあれ。 462投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月17日(金)21時36分06秒 なんでめしねこ流行らんのじゃろうか。可愛いんじゃけどなあ。 463投稿者: 462 投稿日:2017年11月17日(金)22時03分12秒 ググってみたがあの猫、眉太すぎだろ つーか、最近こういうグルメ漫画の癖して下品なの増えすぎだろ 飯食わせる気あるのかないのか分からん 464投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月17日(金)22時05分45秒 下品な食事シーンがいいんだろうが!ドラゴンボールみたいに! ああいう美味そうに食ってるのこそ俺もなんか食いてえなあってなるんじゃ! 465投稿者: 464 投稿日:2017年11月17日(金)22時29分28秒 ドラゴンボールは別に下品じゃないでしょ ただ妙な顔芸をするのは食ってる飯噴いちゃうだろ? (別に食い方が下品だなんてめんどくさい事は言って)ないです。 466投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月17日(金)22時31分51秒 あーマジで人生つまんねえな。 物理も文学もやる範囲ねえし。 やっぱ発売日に送ってこんamazonってクソやわ。 467投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)00時03分20秒 最近のナムオリは私立高天原学園高校校歌が一番楽しい。 時点でマリオネットピュアとか夜櫻ブレヰダアズとか 468投稿者:ナムコクラシックというゲームがあるらしいが 投稿日:2017年11月18日(土)00時09分05秒 ゴルフのゲームなんだよな 俺はファミコンのやつを持っていた でもバグばっかだった ナムコクラシックはファミコン以外のもあるらしい(ググってみたら可愛い女性キャラがいた) 469投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)00時09分49秒 可愛い女の報告はいらないからw 470投稿者:めしぬまっつー漫画があるな 投稿日:2017年11月18日(土)00時14分05秒 ネットじゃ不評だが 471投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)00時17分06秒 HurtringBoysみたいな超カッコイイ曲にゴリゴリ難易度なのも楽しい。 でもフル狙えんからクソ 472投稿者:幕張という漫画に 投稿日:2017年11月18日(土)11時13分31秒 ゴリラそっくりの女の子がいるぞ 473投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)12時39分30秒 Web漫画だが退屈くんDXめっちゃ好き。てか退屈先生が好き。あの画風マジでツボなのだ 474投稿者:俺みたいな暗い奴が 投稿日:2017年11月18日(土)14時02分22秒 イケイケ女が聴いてそうなK-POPなんて聴いていいのだろうか そもそもK-POPって女向けが多い気がする 475投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)14時15分50秒 なんで音楽聴くのに人格が関わるのかわからん 別に聴きたけりゃあ聞きゃあええだろうに 476投稿者:EDM聴くと 投稿日:2017年11月18日(土)14時46分43秒 結構ノリノリで楽しい 477投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)16時02分46秒 KUSANAGIフルできんで有り金溶かした・ ち、ちくしょーーーーーーwwwwww 478投稿者:ビンビンビンビンビンビンビン… 投稿日:2017年11月18日(土)16時18分45秒 チクッ ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!! アーイクッ・・・ 479投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)17時11分23秒 ダブルパックきたし早いうちにストーリー終わらせますかー 480投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)17時52分35秒 リーリエのマン毛 481投稿者:もう生えてるんだな 投稿日:2017年11月18日(土)18時01分42秒 アソコの毛も金色なのだろうか 482投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)18時02分47秒 一度故郷を離れたからにゃ 負けねえ!退かねえ!悔やまねえ! 前しか向かねえ!振り向かねえ! 483投稿者:若さ若さって何だ? 投稿日:2017年11月18日(土)18時21分32秒 振り向かないことさ~ 484投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)18時26分50秒 ギャバンwww 485投稿者:放課後の学校の絵を見て 投稿日:2017年11月18日(土)18時34分05秒 癒やされてます、はい いつもエロばっか検索してるダメな俺だけど たまには背景を眺めるのもいいよね あんな風な学校生活送ってないのに、どこか懐かしい気持ちになる 486投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)18時35分50秒 エロばっか検索すんなよな~~ 487投稿者:ある動画群の影響で 投稿日:2017年11月18日(土)18時46分36秒 夜の街並みにヤシの木が生えてるのが好きでつw 夕焼けの海もいいよね なんかヤシの木が好きなのかな俺、ココナッツは確かに好きだが 488投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)19時25分46秒 お尻ってなんであんなに性的なんじゃ… ぶっちゃけムァンコォよりも興奮する 489投稿者:ケツフェチではないが 投稿日:2017年11月18日(土)19時29分58秒 尻の肉はなるべく多めな方が全体的にエロくなると思う あと太もも 490投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)19時35分06秒 肉よりも割れ目が大事。肉感はその後 491投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)19時36分25秒 まあ解剖学的な言い方をすると臀裂 492投稿者:ふと思ったが 投稿日:2017年11月18日(土)19時50分27秒 ケツの割れ方と大陰唇って似てるよな 493投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)19時59分58秒 そうでもない 494投稿者:夢を見る度に 投稿日:2017年11月18日(土)20時09分34秒 見た夢の風景を描くのって面白い でも実は危険という噂もある、どう危険は知らんが 495投稿者:492=童貞 投稿日:2017年11月18日(土)20時27分24秒 あ 496投稿者:492 投稿日:2017年11月18日(土)20時33分20秒 >>495 童貞で悪かったなああああああ!!! 497投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)21時47分02秒 シコシコしてお絵描きしてプリパズしてから続きやるべえ 498投稿者:シコると精子が出るのはいいんだが 投稿日:2017年11月18日(土)22時00分54秒 我慢汁はいらないだろ 鬱陶しいったらありゃしない 何時もシコった後に処理することを考えるとかったるいわ 499投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月18日(土)22時02分59秒 ガマン汁がないと尿道腫れるじゃろ 500投稿者:495 投稿日:2017年11月18日(土)22時31分40秒 探偵だからね。 ビンときたのさ。 さっきの言葉に 501投稿者:我慢汁いっぱい出たほうが気持ちいぞ 投稿日:2017年11月18日(土)22時59分31秒 ある時、いったと思ったら精子の代わりに大量の我慢汁だけが出たとき最高だったわ 502投稿者: 501 投稿日:2017年11月18日(土)23時45分47秒 男も潮吹きするとは言うぞ 503投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)00時55分54秒 絵が描けた 504投稿者:チョロインっつーのは 投稿日:2017年11月19日(日)01時54分51秒 好感度が(そこら辺のエロゲヒロインを100とすると)最大10%ぐらいしかないという事か? だとしたら攻略すんの楽勝じゃん 505投稿者:チョロインは 投稿日:2017年11月19日(日)08時37分56秒 ラノベのヒロインに多いな ラノベのヒロインはチョロくなければ務まらないと言われくらいだし 506投稿者:分厚い薄い本…… 投稿日:2017年11月19日(日)13時58分52秒 分厚いのか薄いのかはっきりしろ 507投稿者: 505 投稿日:2017年11月19日(日)14時07分42秒 まさに童貞にとっては理想の女だよな 三次にもそういう女いないかなぁ~(チラッチラッ) 506 パワーワードだよな 508投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)14時10分42秒 507 そういうこと思ってるからいつまでたっても童貞なんやで 509投稿者: 508 投稿日:2017年11月19日(日)14時21分59秒 すまんな(その目は死んでいた) 510投稿者: 509 投稿日:2017年11月19日(日)14時50分50秒 おっ、大丈夫か大丈夫か(ドッペルゲンガー) 511投稿者:俺はコンドームが好きだ 投稿日:2017年11月19日(日)16時23分51秒 女のアソコが竿役のザーメンで汚れないってのがいいね そんな同人が好き 512投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)16時42分16秒 こいついっつもエロの話してんな 513投稿者:俺の頭の中で 投稿日:2017年11月19日(日)17時07分28秒 糞がぐるぐるしている(意味不明) 514投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)18時16分55秒 サンムーンで一番かわいいのはマオちゃん 515投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)18時17分12秒 マオちゃんのCVあじみちゃんなんだよね 516投稿者:スイレンじゃね? 投稿日:2017年11月19日(日)18時30分53秒 俺あの子可愛いと思うはwwwwwwww まあ腹黒らしいけど… 517投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)18時58分12秒 スイレンとリーリエもいいけど、やっぱワシはまおちゃんかのお。 褐色肌好きなんじゃ。 518投稿者:>まおちゃん 投稿日:2017年11月19日(日)19時07分16秒 日本人かな? 519投稿者:褐色肌=くさいという風潮 投稿日:2017年11月19日(日)19時08分18秒 いいにおいだろ!いい加減にしろ! 520投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)20時53分47秒 好きな奴は舐めちまうんだよ。 521投稿者:好きな奴は 投稿日:2017年11月19日(日)21時03分28秒 撫で回したい 抱きしめたい 522投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)21時14分40秒 内臓が綺麗じゃなかったら嫌いになるかも 523投稿者:内臓が綺麗…? 投稿日:2017年11月19日(日)21時49分00秒 矛盾してね…? 524投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)21時55分55秒 内臓は綺麗なものだよ。 非常に美しく非常にエロティック。 ヤニ吸った肺は内臓じゃない。あれはただの肥溜め 525投稿者: 524 投稿日:2017年11月19日(日)22時08分56秒 ああ、綺麗ってそういう意味か 526投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)22時15分16秒 そういう意味もなにも内臓は元は綺麗なんじゃよ。 処女の鮮血が綺麗と言われるのと同じで若い内臓は綺麗じゃぞ。 527投稿者:一番カッコいい内臓は 投稿日:2017年11月19日(日)22時17分09秒 心臓だと思う で、一番エロい内臓は子宮 これって普通か? 528投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)22時19分22秒 かっこいいのは脾臓。 エロいのは胆嚢。 529投稿者: 528 投稿日:2017年11月19日(日)22時25分53秒 胆嚢がどうエロイんだ? 530投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)22時29分53秒 すべての哺乳類に胆嚢があるわけではない 十二指腸に接続 胆汁が蓄積 死ぬほど苦い それとまあ形状も洋梨っぽくてエロいってのもある。 ぶっちゃけわからないくていい。 531投稿者: 530 投稿日:2017年11月19日(日)22時31分52秒 まあ確かに解釈次第ではそんな気がしないでもないが… 532投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)22時33分05秒 ワシがただ単に内臓性愛なだけかもしれんがな。 533投稿者:内臓コキでも 投稿日:2017年11月19日(日)22時50分58秒 するんか? まあ肉の一部だからプルプルしてて肌触りはよさそうだがな 534投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)22時52分34秒 違うんだよなあ、そうじゃないんだよなあ… 汚したくないねん。 535投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月19日(日)23時28分35秒 あ、今更ながらアセロラちゃんもめちょくぁいいな 536投稿者:起こし棒 投稿日:2017年11月20日(月)00時18分14秒 内臓がキレイかどうかなんてどうやって確かめるんだあ 腹でも掻っ捌くのか? 537投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月20日(月)00時22分35秒 天突の1cm下から深さ1.2cm縦40cmに割けば綺麗に覗けると思う。 いや、やらねえよ? 538投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月20日(月)00時23分18秒 それにワシはターヘルアナトミアで満足出来てるからする必要が無い 539投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月20日(月)00時28分25秒 まあそういうの参考にして自分で絵描いて自給自足してるって感じ 所詮そんなもんよ。 540投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月21日(火)21時02分04秒 ヒルとかミミズとか飼いたい。 あのキモかわいい感じがいいなあ。 541投稿者:ヒルは肩こりにいいらしい 投稿日:2017年11月21日(火)21時06分37秒 凝ってるところの血をヒルに吸わせることで血行がよくなるそうだ 542投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月21日(火)21時10分33秒 知ってるよ。ワシを誰やと思ってんでい。 6秒に一人の天災やぞ。(誤字ではない) 543投稿者:スタンドバイミーで 投稿日:2017年11月21日(火)21時11分11秒 ち○この血をヒルに吸われて気絶した少年がいたな 544投稿者:蛆虫は 投稿日:2017年11月21日(火)21時11分29秒 癌治療に使えるらしい(俗に言う、マゴットセラピー)が、正直受けたくない… 545投稿者:なるほど 投稿日:2017年11月21日(火)21時12分33秒 6秒に1人のさとうきびか 546投稿者:みんな知ってる事だが 投稿日:2017年11月21日(火)21時13分35秒 ミミズは腐った土を食べる事によって地面を浄化できる 見た目が気持ち悪いからと言って踏み頃したら多分罰が当たる 547投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月21日(火)21時14分15秒 544 蛆は寄生が怖いので嫌ですねえ 545 甜菜と砂糖黍は別物じゃよ(知ってたらゴメヌ) 548投稿者:らきすたのアニメについてだが 投稿日:2017年11月21日(火)22時38分29秒 EDがこなたのカラオケシーンとか 白石みのるがハレ晴レユカイを踊ったりとか 何か実験的な事をしてる番組だったな あれは視聴者を試していたのかな… 549投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月21日(火)22時52分23秒 普通にやりたいことやってたイメージ 550投稿者:例のスレから貼り直し 投稿日:2017年11月22日(水)16時53分22秒 MMDのエロを探してる時にいつも思うんだが なんでいつも踊ってるのばっかなんだよ? 気になって抜け無いったらありゃしないよ オマケに擬音も付いてないしさ 551投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月22日(水)16時56分51秒 そういう場合はMMDよりカスタムメイドをおすすめするぞ。 MMDよりかは見た目の細かさとかは劣るかもだが、なかなかのものだと思われ 552投稿者:風来のシレンというゲームがある 投稿日:2017年11月22日(水)20時20分59秒 このゲームのガチ勢はヤバくて フェイの最終問題という最難関のダンジョンを普通にクリアするだけでは スタートラインにすら立てないそうだ シレンユーザー、俗に言うシレンジャーの中でも特にシレンを極めている奴等だ 改造版なんかも配布してるそうだ、かなり難易度高そうだがな 俺は拒み谷(最初のステージ)をクリアするだけで精一杯どす… 553投稿者:どっちが需要がある? 投稿日:2017年11月28日(火)19時25分00秒 1・特定の異性に飲ませることで惚れさせる惚れ薬 2・自身が飲むことで不特定多数の異性を無差別に惚れさせるモテ薬 554投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月28日(火)19時26分21秒 どっちも需要ない 555投稿者: 553 投稿日:2017年11月28日(火)19時27分08秒 普通に1だろうな 2はハーレム願望のある絶倫君じゃなきゃ務まらない というか現実だと疲れるしな 556投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月28日(火)19時32分51秒 自分の中に閉じ込めてても好きという事実に変わりはないし、 努力もせずに得た偽りの愛なんて興味ない。 557投稿者:なるほど 投稿日:2017年11月28日(火)19時33分14秒 惚れさせるなら目当ての女の子をピンポイントでか 558投稿者:2の薬は 投稿日:2017年11月28日(火)19時50分47秒 フェロモンかなんかを自分の周りに振りまくのかな? それで周りの異性を引き寄せる感じか? 559投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月28日(火)23時52分55秒 1.2もある程度、普通の顔の人にかぎる。←性格悪い笑笑 560投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月28日(火)23時54分03秒 惚れさせるのだって 誰でも良いってわけじゃないでしょー!?笑笑 561投稿者:ブスにだけモテる薬とかあったら嫌だな 投稿日:2017年11月29日(水)12時36分36秒 そういうマニアにしか需要ない 562投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月29日(水)13時16分20秒 まぁ、じぶんも顔が整ってるわけではないが、惚れ薬使われて ブスのことをメロメロになってたらやだなー笑笑 ブスでも性格がおもしろかったり、優しさあれば別になるかもだけど! 563投稿者:>ブスのことをメロメロに 投稿日:2017年11月29日(水)13時41分27秒 ビアンかな? 564投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月29日(水)14時40分17秒 563 ビアンってレズのこと?! まっさかー笑笑 565投稿者:このスレで出てる薬は 投稿日:2017年11月29日(水)14時59分52秒 俗に言う、惚れ薬 「恋の媚薬」という表現もあるが、厳密には媚薬と惚れ薬は別物 566投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月29日(水)17時22分06秒 なるほどなるほど! 知らない言葉だらけだな笑笑 媚薬ってエロい感じに聞こえるけど惚れ薬はなんか素敵に聞こえる。 567投稿者:>媚薬ってエロい感じ 投稿日:2017年11月29日(水)17時26分42秒 実際エロいからな 服用するとムラムラが止まらないとかいう、まあそういうアレ 568投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月29日(水)18時38分21秒 ね! 本当にあるの笑笑? 569投稿者:ないでしょうな 投稿日:2017年11月29日(水)18時41分36秒 実在するのでもちょっとその気にさせるだけで アヘぇ~みたいなすごい効果はないし 570投稿者:ニコ 投稿日:2017年11月29日(水)20時49分30秒 やっぱりないのか笑笑 なるほど!また一つ学びました 571投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年11月29日(水)20時52分46秒 性ホルモン剤なら否定はしきれないかな 572投稿者:媚薬よりも 投稿日:2017年11月29日(水)21時43分02秒 惚れ薬の方が作るのが難しいらしい 感情を操作するというのは現代医学では不可能 573投稿者:昔、俺がまだ中坊だった頃 投稿日:2017年12月07日(木)16時39分39秒 女の先生がいて その先生は顔はそんなに可愛くないが胸があってな 谷間があったので思わず見てしまった 特別大きい訳ではなかったがな 574投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月07日(木)17時29分34秒 クラスの女子からLINE追加来てて答え教えて欲しいってきてたのに大爆睡しててすっぽかしてた… 俺明日殺されるかもしれへん^^ 575投稿者:女子にやられるなら 投稿日:2017年12月07日(木)19時30分28秒 本望ではないか 576投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月07日(木)19時39分14秒 死にたくねえよWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW 577投稿者:死んでも良い 投稿日:2017年12月07日(木)23時21分49秒 線香くらい捧げてやるから 578投稿者:魔閃光を 投稿日:2017年12月07日(木)23時36分26秒 捧げよう 579投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月07日(木)23時51分11秒 俺の代わりにお前が死んでくれや 580投稿者:人の手柄を 投稿日:2017年12月08日(金)00時21分44秒 横取りするほど野暮じゃない 581投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月08日(金)00時30分18秒 その表現巧妙すぎて草 俺は虐められるの嫌いなんでご褒美でもなんでもないんですわぁ 582投稿者:マスオ兄さんとセクロスする夢見た 投稿日:2017年12月08日(金)09時22分39秒 俺にそんな趣味は… 583投稿者:まあセクロスっつっても女体化だけど 投稿日:2017年12月08日(金)09時24分12秒 (それでも)いや~キツイっす 584投稿者:お魚食われた 投稿日:2017年12月09日(土)12時23分54秒 俺… 585投稿者:毛利良勝 投稿日:2017年12月09日(土)15時41分50秒 584=在日馬鹿乞食 586投稿者: 585 投稿日:2017年12月09日(土)15時49分35秒 帰れ荒らしウヨ 587投稿者:俺は自称ロリコンだけど 投稿日:2017年12月09日(土)16時24分15秒 大人の女も結構好き 二次も三次も両方イケます 588投稿者:マン毛カイザーX 投稿日:2017年12月09日(土)17時19分45秒 オールラウンダーなのでなんでもござれだけどパイパンは好きじゃない 589投稿者:俺はパイパン好きだな 投稿日:2017年12月09日(土)17時27分23秒 もちろん天然の無毛で 二次だとそういうのはたくさん転がってるがな AVだと剃るシーンはない方が好き 590投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月09日(土)17時31分33秒 ワシはパイパンマジで無理なんだよね、 まあ別にパイパンのやつ見なけりゃイイ話だけど。 591投稿者:ロリが好きなのにパイパンが嫌いという事は 投稿日:2017年12月09日(土)17時33分56秒 中学生ぐらいの子が好きなのかな? 592投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月09日(土)17時35分13秒 そうそう。 ちょうど小5~中学生くらいがすきやねん。 でも全部のパイパンが無理っちゅうワケじゃあないよ。 むしろ年齢的におかしいのはNGやよ。 593投稿者:マン毛カイザーX 投稿日:2017年12月09日(土)17時36分55秒 あ、なんかまたねちねち批判されそうやな 594投稿者:ん? 投稿日:2017年12月09日(土)17時55分42秒 何かを感じたのか? また荒らしが来るとか? 595投稿者:確かに小5は脂乗ってそうだな 投稿日:2017年12月09日(土)17時57分38秒 デブという意味ではない 熟女好きだって「熟女は脂が乗っている」ってよく言うだろ? 596投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月09日(土)19時30分11秒 マン毛も生えかけだしね…非常に美味しい 597投稿者:マン毛カイザーX 投稿日:2017年12月09日(土)19時38分01秒 作った夕飯めっちゃうまかった*^^* 598投稿者:まさか 投稿日:2017年12月09日(土)20時04分01秒 小5の炙りなのか!? 599投稿者:炙るっつー事は 投稿日:2017年12月09日(土)20時06分10秒 蝋燭プレイだな 600投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月09日(土)20時07分47秒 茄子の揚げ浸し、鶏の竜田揚げ、味噌汁だお 601投稿者: 600 投稿日:2017年12月09日(土)20時15分19秒 うまそうだな 602投稿者:料理は 投稿日:2017年12月10日(日)08時47分00秒 味と、栄養と センスある盛り付けと 複数の作業の並列処理など あらゆる事を考えながらやるもの 603投稿者:マン毛カイザーX 投稿日:2017年12月11日(月)16時52分04秒 料理を専攻している人間ですのでそのくらい存じておりますう 604投稿者:よくあるイメージで 投稿日:2017年12月11日(月)17時53分21秒 学校の教師は自分が担当している教科を趣味として持っている (体育教師なら運動が好きで筋肉を自慢している、 音楽教師なら音楽好きで趣味が作曲、 保健室の先生なら医療に詳しい 英語教師なら外国人、或いは帰国子女) というステレオタイプがあるが、実際そうなのか? 大抵の教師はどんな教科でもダルそうにしている感じがするが 605投稿者:マン毛カイザーX 投稿日:2017年12月11日(月)20時06分50秒 私料理専攻してるし給食のおじさん(先生なのかは不明じゃけど)なりたいけど、 趣味は読書アニメゲーム物理化学天文学etc…いっぱいあるし、そうでもなさそう。(隙自語) 実際うちの高校の保健体育の先生は読書が趣味だし数学の先生は「数学そこまで好きじゃないけど得意だから教えちょう」って言ってたし、 そういうのはいるけど多数ってほどじゃないんじゃないかなあ? でも国語(古典も現文も何もかも)の先生の読書通ってイメージは期待を裏切らない。 606投稿者:アナログゲーム研究部の顧問になって 投稿日:2017年12月11日(月)20時34分31秒 ゲームを否定して毎日説教する教師 やっと顧問から引きずり下ろすことが出来た 9ヵ月ほどかかったが長かった 607投稿者:なんでゲーム系の部活に 投稿日:2017年12月11日(月)20時38分20秒 ゲーム嫌いがいるんだ… 608投稿者:ゲームを辞めさせて 投稿日:2017年12月11日(月)20時45分54秒 真っ当な学生生活を送らせたかったんだと TTRPGやる時に使ってるICレコーダーで的外れな説教の証拠集めて問題にしてやった 609投稿者:ゲーム実況で 投稿日:2017年12月12日(火)01時20分55秒 稼いでもらおうか 610投稿者:真っ当って 投稿日:2017年12月12日(火)04時28分06秒 そんなの結局自分の都合の良いように染めたいだけの中身の無い教師 ゲーム作りを仕事にしてて立派に稼いでる人たちがどれだけ世の中に居るのか ゲームに関する誤解も甚だしい 611投稿者:録音した証拠を聞いた 投稿日:2017年12月12日(火)12時28分48秒 将棋好きの校長と教頭や年配の教師がこっちの味方になったのはよかった ゲーム嫌いのくせに顧問になって説教とか何の嫌がらせなんだよ 612投稿者:ゲーム撲滅活動をしたかったんだろ 投稿日:2017年12月12日(火)12時33分52秒 わざわざ喧嘩を売る真似までしててねぇ… 613投稿者:ローグライク系のゲームの話だが 投稿日:2017年12月12日(火)12時36分35秒 あのシレンは元はトルネコの派生作品だが トルネコよりも有名になってしまった こういう系のゲームは最近だとヤンガスとかがあるな 後チョコボとポケダン 614投稿者:やはり 投稿日:2017年12月12日(火)18時57分38秒 デスクリムゾン 615投稿者:糞スレ 投稿日:2017年12月12日(火)21時22分54秒 石鹸オナニーすればマジで治る 616投稿者:デスクリムゾンは 投稿日:2017年12月14日(木)02時29分15秒 公式クソゲーという稀代な代物 617投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時06分36秒 1103 リーリエじゃなくてルザミーネじゃね? 違ったらすまんは 618投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時15分06秒 そっちでそれ以上そのネタ貼ってもそっちのスレでは無視するぞーw ラブライブは二期の4話までしか見てないのでサンシャインは一ミリも知りませんが、 なんかルビィめっちゃ不人気やね。 ワタシはメインキャラよりも雪穂とか翼みたいな準レギュが好き。 619投稿者: 617 投稿日:2017年12月23日(土)21時16分00秒 それかもしれないな 620投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時17分10秒 ルザミーネああ見えて40過ぎてるからね。加齢臭しそう(悪口) 621投稿者:俺はやっぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時17分41秒 凛ちゃんかな この子結構エロいのよ 622投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時19分44秒 語尾がね… リアルワールドで語尾ありはちょっと…(ダヴィンチダヴィンチダヴィンチダヴィンチ…) 623投稿者: 620 投稿日:2017年12月23日(土)21時19分56秒 ロリババア的なあれか てか、まずあれはロリなの? 624投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時21分58秒 ルザミーネは普通にババアだよ。 625投稿者:chakuwikiというサイトを知っているだろうか 投稿日:2017年12月23日(土)21時26分36秒 あのサイト基準だと ルザミーネのような実年齢より外見年齢が若い子は若作りキャラと呼ばれている 626投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月23日(土)21時36分56秒 私には普通におばさんに見えるのですが…それは私の性格の悪さからなのでしょうか… なんか親のキャラって全部おばさんに見えてしまうんだよなあ 627投稿者:そういや同人とかでは 投稿日:2017年12月23日(土)21時42分15秒 大人キャラはよく老けさせられてるな でも高校生キャラも老けさせたりするし 元からおばさんなキャラは更に熟女っぽい描き方になったり 628投稿者:最近、 投稿日:2017年12月24日(日)00時27分01秒 バラードの良さに気づいた 恋愛ソングばっかだけどメロディがよろしい 629投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月24日(日)00時37分51秒 バラードはアニソンだとキミガタメいいよ 遠藤正明のCarry onもいいし小野正利のYou re the only(バラードに含まれるかは微妙だけど)もおすすめ 630投稿者:聴いたよ 投稿日:2017年12月24日(日)00時47分16秒 いい感じだった 631投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月24日(日)00時49分17秒 うたわれるもの面白いからおススメぞ~ 632投稿者: 631 投稿日:2017年12月24日(日)00時52分02秒 それ結構有名だよな 633投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月24日(日)00時54分46秒 うたわれるものもマブラブもエロゲなんだよね。 エロゲってだけで毛嫌いする人も多いから残念。 マブラブオルタとかエロシーンおまけ程度にしかなかった印象じゃけど(DMMのは知らん) 635投稿者:マブラブは 投稿日:2017年12月24日(日)01時09分45秒 萌えより燃えに寄ってるエロゲらしい 636投稿者:なんか今度は 投稿日:2017年12月24日(日)01時10分31秒 電波的な書き込みが来たな なんつーか宗教的な 638投稿者:男の娘の彼氏を作ったら 投稿日:2017年12月24日(日)14時13分15秒 成長した後の扱いに困るな 成長したらただの男になって普通にホモだし 639投稿者:もえあずって 投稿日:2017年12月30日(土)19時05分28秒 結構食べるの無理してない? 確かに彼女は食欲凄いけど、なんか食べ方がぎこちない どっかの番組でもビジネス大食い認定されてたし不安だな 640投稿者:つづこんぱ 投稿日:2017年12月30日(土)19時57分54秒 大食い自体好きじゃないからそんな人いるの初めて知った 641投稿者:最近、夢で 投稿日:2017年12月31日(日)12時18分31秒 人に乗り移るのが難しくなってきた 体が分離してるというか 642投稿者:淫夢の話だけど 投稿日:2018年01月01日(月)16時55分05秒 正直BB先輩劇場にクッキーのキャラ出さないでほしい アンチで動画が荒れるし、派閥の喧嘩は始まるし クッキー系はなるべく見ないようにしてる 本当は見たいけど敢えて我慢してる、つらい 643投稿者:昔、親の実家で食ったお雑煮が美味すぎた 投稿日:2018年01月01日(月)18時28分38秒 もう二度と食えないんだろな… 644投稿者:最近知ったが 投稿日:2018年01月01日(月)18時56分46秒 バーチャルyoutuberなるものがあるそうだ やってる人はちょっとした声優気分だな まあ、既に同人描かれてるんだがな…仕事はえぇな 引用元:スレッドのURL ▲page top
https://w.atwiki.jp/taigamonogatari/pages/754.html
21 23 (Momon) ももばんはももばんは 21 24 (Lazil) 前回の(偽)あらすじ:何か箪笥のっければいいらしい 21 24 (Luie) 今回のあらすじ:とにかく眠い、そして防衛作戦、 21 25 (kreuz) あらすじ;隠し通路なんて最初からなかった 21 26 (kaname) あらすじ:とりあえず刀があやすぃ 21 26 *nick kaname → Aine 21 26 (Dodo) あらすじ:もうみんな絞めちゃおうぜ! 21 26 (Lazil) また屋敷を守れなk 21 26 (kreuz) 俺たちのたたかいはこれからだ 21 27 (Dodo) ジョズスGMの次回作にご期待ください 21 27 (Aine) それはさておき 21 27 (Aine) 実際の話・・・ 21 27 (Lazil) そんなこんなでよろしくおねがいしますー 21 27 (kreuz) 宜しく尾根会しますー 21 28 (GM_J) なんかそれでも良い気がしてきた>ジョズスGMの次回作に 21 28 (kreuz) クライマックスフェイズじゃないか! 21 28 (Dodo) それは、めーなの>GM 21 28 (Lazil) 最終回だけ見逃がしたような気分になるじゃないかw 21 28 (Dodo) 気になりすぎるw 21 29 (Aine) (ここで引いてみるのも手なのだろうか 21 29 (Luie) ねむい、 21 29 (Luie) よろしくおねがいいたしますー、 21 29 (GM_J) えーっと。では 21 29 (GM_J) 再開しますー 21 29 (Dodo) はーい 21 30 (Aine) あいー 21 30 (kreuz) (正座待機 21 30 (Aine) しるふ「かくかくしかじか。で、部屋の下でまてばいいんじゃないかなー?」 21 31 (Dodo) ただいまの状況:執事さんに話を聞きに行く最中の廊下にて。クロイツさんとルイエさんとアイネさんが内緒話 21 32 (kreuz) 顔つっこまれてたっ 21 32 (Luie) 突っ込まれてたっ!? 21 32 (Lazil) あぎあぎはいりあさんのところ、他はぼけー 21 32 (kreuz) 「部屋の下といいますとー」 21 32 (Aine) しるふ「隠し通路上の部屋に繋がる通路の直ぐ下?」 21 33 (GM_J) ああ、張り込む場合か 21 33 (Aine) んです 21 33 (kreuz) 「どこの部屋の下にするんです?」 21 34 (Luie) 「もういっそのことアレだ」 21 34 (Luie) 「あのエルなんとかって魔術師の糊で出入口ふさいだらいいんじゃないか」 21 34 (Aine) しるふ「守るの二人なんだったら、2手に分かれていいんじゃ?」 21 34 (GM_J) 張りつく力は 21 34 (GM_J) あんまり強くない 21 34 (kreuz) 「ノリははがれやすいそうですが」 21 34 (Aine) 「……そんなに強くないはず。接着」 21 34 (Luie) 「じゃあタンスでも置くか」 21 34 (GM_J) というか、隠し通路ふさげるほど強かったら 21 34 (kreuz) 「それは僕の案ですから!?」 21 35 (kreuz) ルイエ君をひとさしゆびでぐりぐりしつつ 21 35 (Luie) 「はっはっは」 21 35 (GM_J) 悪戯がバレない… 21 35 (Luie) 「兎にも角にも、今夜は広間で全員寝る事を勧めに行ってくる、隠し通路が有る以上部屋に閉じこもる意味は無いからな」 21 35 (kreuz) 「うーん」 21 35 (Luie) 一人でPTを離れててくてく 21 36 (kreuz) 「いやちょっとまちたまえ」 21 36 (Dodo) 「あれ、ルイエさん?どこいくのー?」 首かしげ 21 36 (Luie) 「待ち給う」 21 36 (kreuz) 「証拠が無いんですよ、ならば僕は罠をしかけるというのもアリだとおもいます」 21 36 (GM_J) 給う 21 36 (Luie) 「いや、全員に広間で寝るように進めようかと思ったんだが……成程? 罠か」 21 36 (Aine) 「・・・つまり、罠にかけて犯人を絞ると」 21 36 (Dodo) 「罠?」 反対側に首かしげ 21 37 (Luie) 「つまり」 21 37 (Lazil) 「罠ですかー」 21 37 (kreuz) 「ええ、つまり」 21 37 (kreuz) 「怪しい人…とりあえず今のところオットーさんかエルさんですかねえ」 21 37 (kreuz) 「そこにはタンスをおかないでおいて他の人のとこにはおいておく」 21 37 (Dodo) 「たんす…?」 21 37 (Luie) 「成程」 21 37 (kreuz) 「隠し部屋の前で張って追いかければ」 21 37 (kreuz) 「多分追いつめられる…かな…」 21 38 (Luie) 「自分の所にタンスがないから、他の人の所だけが塞がれてるなんて思わない」 21 38 (kreuz) 「ま、ものすごーくテキトーな罠ですね」 21 38 (Luie) 「それで隠し部屋まで来た所を捕らえる、と」 21 38 (Dodo) 「よくわかんないんだけど、誰かが隠し部屋を必ず通るの・・・?」 21 38 (Lazil) 「うーん」 21 38 (Luie) あー、トラップ技能が有れば鳴る子が作れるのに、 21 38 (Aine) 「・・・・・廊下を歩くよりは発覚しにくいでしょうし」 21 38 (kreuz) 「でもこれは…そうですね」 21 38 (kreuz) 「本当に怪しい相手がいるけど、証拠がないときに」 21 38 (kreuz) 「とっておきますか」 21 38 (GM_J) 隠し部屋は一か所ではないのでー 21 39 (Dodo) うんうん 21 39 (Aine) しるふ「ただ。ドアから普通に入って、隠し通路で逃げる可能性も」 21 39 (kreuz) 「オットーさんとエルさん、まだ話もきいてないんですよねー、なにかといそがしくて…」 21 39 (Luie) 「ドアはこの非常事態だ、全員鍵をかけているはずだし、隠し通路は客間からは入れない」 21 39 (kreuz) 「とりあえず執事さんのところにいきますか」 21 39 (Luie) 「とりあえず、クロノツ殿の所に行くかー」 21 39 (Dodo) 「うーん、犯人がそんなに急いで今逃げる必要があるのかなぁ。みんな顔見知りだし逃げたら犯人ですっていってるようなものだし」 21 40 (GM_J) 既に分かっている隠し部屋を張っていてもスルーされる可能性ががが。まぁ、地下通路をくまなく探すと、別の隠し部屋の場所もわかるんですが 21 40 (Lazil) 「そもそも隠し部屋に入った人が犯人ともー」 21 40 (GM_J) ブロックされてるし 21 40 (Dodo) 「だねぇ」 21 40 (Dodo) 「とりあえず、ごーごー」 21 40 (kreuz) 「怪しきは疑えですからなんでもカンつけちゃえばいいんですよー」 21 40 (kreuz) てくてく 21 40 (kreuz) とりあえず執事の部屋に 21 41 (Luie) 「拷問は射殺してからでも遅くは有りません、市民、幸福は義務ですってばっちゃが言ってた」 21 41 (Dodo) 「ふむ、なるほど。なんか場数踏んでる感じしますね、クロイツさん」 21 41 (kreuz) 「そうでもないとおもいますよー?」<場数 21 41 (Dodo) 「ルイエさんのばっちゃ、軍人さんかなにかですか・・・」 21 42 (Dodo) 「そうかなぁ。慣れてる感じがしたんだけれど」<そうでもない 21 42 (Aine) 「・・・殺してから聞こえる?」 21 43 (Dodo) 言いつつ、執事は!執事はどこにいるんだろう。厨房であとかたづけ中とかでしょうか 21 43 (GM_J) 厨房で後片付けだねー 21 43 (kreuz) GMは今裏で手遅れな会話を 21 43 (kreuz) ではそこまでいきましょう 21 43 (Lazil) とてとて 21 43 (Dodo) 手遅れな場所まで・・・ 21 43 (Aine) てとてと 21 44 (Momon) 「チチ…」 21 44 (Dodo) てくてく 21 44 (Momon) もふもふ 21 45 (GM_J) では、執事さんが堂に入った動きで鍋を洗っている。執事オブ・執事の称号に迫らんばかりの洗いぶりだ 21 45 (Luie) セバスとどっちが執事か…… 21 46 (kreuz) ドードー君がうわめづかいではなしをすすめてくれるだろう、という態度 21 46 (Dodo) ちょw 21 46 (Dodo) それどういう態度…! 21 46 (kreuz) (待機ポーズ 21 47 (GM_J) クロノツさんは血を吐きそうな形相で皿を洗い始めた 21 47 (Dodo) 「あちゃー。お仕事中だねー・・・」 21 47 (Luie) 「フッ……クロノツ殿」 21 47 (Aine) Σ 21 47 (Dodo) 「えっと、執事さん執事さん」 21 47 (Aine) しるふ「・・・」唖然 21 47 (Luie) (ばさぁっと服を脱ぎ捨てると何故か割烹着姿) 21 48 (Luie) 「お手伝いしましょう!!!」←家事スキル持ち、 21 48 (kreuz) いつのまに!? 21 48 (Lazil) 「……」 21 48 (GM_J) 「…おや。これは申し訳ない。何かご用でしょうか」 21 48 (GM_J) 「おやおやおや」 21 48 (Dodo) 「な、それ着てたの?!」 21 48 (Dodo) どど君のルイエさんへの友好度が急上昇です>お手伝いしましょう 21 48 (kreuz) 「ルイエ君だとおもたらおかあさんだった」 21 48 (Dodo) 「おかあさん・・・!」 21 48 (Luie) 「フッ、これくらいエルフには必須スキルっ!」 21 48 (Dodo) 「エルフってすごいんだねー!」 21 49 (Dodo) 「エルフじゃないけど僕もお手伝いするよー」 21 49 (Dodo) にこっとわらって 21 49 (Lazil) 「えるふってなんなんでしょうねー」 21 49 (Luie) 胆汁吐きそうな形相で手伝いします、 21 49 (kreuz) 「なんなんですかねー」 21 50 (Dodo) のんびりにこにこと、洗い終わったお皿をふくよー 21 50 (Dodo) 「んと、これどこに片付ければいいのかな」 お皿手に持ち首かしげ>執事さん 21 50 (kreuz) そのへんのイスにすわって手帳になにかかきつけておこう 21 51 (Aine) 「・・・」え?って顔 21 51 (Luie) (説明しよう! ベビーシッターとして長年の経験を積んだルイエはノズワルド家の家事をも手伝うようになり、ハウスキーパーとしての超人的技能を手に入れたのであぁるッ!) 21 51 (Dodo) ルイエさんかっこいい・・・! 21 51 (GM_J) 「いえいえ、お客様に仕事をさせる 21 51 (kreuz) ルイエ君便利ー 21 51 (GM_J) わけには参りません。それより、何かご用でございましょうか」 21 52 (GM_J) PCの電源入れ忘れててバッテリーきれた 21 52 (Dodo) 「そっかぁ。矜持だね。ごめんなさい」 しゅーんと耳伏せ 21 52 (Dodo) あわわ 21 52 (Aine) ひぃ 21 52 (Dodo) 「あの、ちょっと聞きたいことがあったの」 21 52 (Lazil) わを 21 53 (GM_J) 「私に分かる事でしたら、なんなりと」 21 54 *nick Luie → Luie14 21 54 (Dodo) 「ええと、キンバーさんが…その、亡くなった夜のことなんだけど」 21 55 (GM_J) 「はい。昨晩の事でございますか」 21 55 (Dodo) 「うんうん。みんながいつお部屋にもどって寝たのか、とかってわかるかな」 21 58 (GM_J) 「ええ、キンバー様が原稿を持って帰られた後は、お嬢様と少々お話をなさった後は、皆さんすぐに。何分、私物の類も皆さんお部屋に置かれておりますから」 21 59 (Dodo) 「ふむふむ。執事さんとイリアさんはー?」 22 00 (GM_J) 「お嬢様もすぐに。私はお嬢様のご就寝を確認した後、部屋に戻らせて頂きました」 22 01 (kreuz) 「夜に見回りなどはしてません?」 22 01 (kreuz) ぱたんと手帳を閉じて口をつっこむ 22 02 (GM_J) 「ええ、この通り林の中で、泥棒どころかお客さまもめったにいらっしゃいませんし、まさかこんな事になるとは…」 22 02 (kreuz) 「んー、まあしかたありませんかねー」 22 03 (Dodo) 「うーん。そうなるとヒントなしかぁ。夜中に変な音とかしなかったよね」 22 03 (Aine) 「まぁ、ソレも普段の仕事を想像すると仕方ないでしょうか」 22 04 (Dodo) 「忙しそうだもんね。」 22 05 (Dodo) 「お仕事中お邪魔しちゃってごめんなさい。ありがとうございました」 ぺこりっとお辞儀して撤退かな 22 05 (GM_J) 「ええ、お役に立てませんようで、申し訳ない」 22 05 (kreuz) 「お暇しますかー」 22 05 (kreuz) では食堂から出る 22 05 (Dodo) 「うんうん。そうしよー」 22 05 (GM_J) そーんなこんなで、そろそろ夜も更けそうだ 22 05 (kreuz) よし 22 05 (Lazil) 「おじゃましましたー」 22 05 (Dodo) ふけそうだー 22 06 (GM_J) 何かしますかー 22 06 (kreuz) オットーさんかエルさんの部屋に突撃するか… 22 06 (Aine) なにをしようか・・ 22 06 (Dodo) 「むー。結局どうしよう?」 22 06 (Aine) しるふ「………で。よくかんがえたらおっとーさんがどうあやしいかしらないんだけれど」 22 06 (kreuz) 「やはり本人達の話を聞かずに絞り込むのは無理があるとおもうんですよー」 22 06 (kreuz) 「とくに怪しい点がないので怪しい」 22 07 (Dodo) 「オットーさんは、なんか探しものしてたみたいだよー」 22 07 (kreuz) 「捜し物ですか」 22 07 (kreuz) 「ふむ、そのあたりからドードー君えぐりこめます?」 22 07 (Dodo) 「あれ、ももんが言ってなかったっけ」 22 07 (kreuz) 「ももん?」 22 07 (GM_J) ももん? 22 07 (Lazil) ももん 22 07 (Dodo) 「えぐりこむかぁ・・できるかなぁ・・・うん?」 22 08 (Dodo) 「ももんだよー。さっきからいたじゃない」 22 08 (kreuz) 「ももんさんが言ってたんですか」 22 08 (Aine) 「さがしもの?」 22 08 (Momon) 「チチ…」 鞄から顔をだす 22 08 (Aine) しるふ「・・・なるほど・・?」 22 08 (Dodo) 「あれ?みんないたとおもうけど・・・?勘違いかな」 22 08 (Dodo) 首かしげ 22 08 (kreuz) 「いやまあ、いいか」 22 09 (kreuz) 「僕はエルさんに話を伺ってこようとおもいますー」 22 09 (Dodo) 「うーん?ええと、とりあえず、僕がオットーさんにお話聞きに行けばいいのかな」 22 09 (kreuz) 「ええ、アレしてきてください」なにかジェスチャー 22 09 (Dodo) 「アレ…?」 22 10 (Luie14) 「アレ…?」 22 10 (kreuz) 「他の方はついていくなり通路でもみはるなり」 22 10 (kreuz) 「まあ、早い時間には動かないとおもいますけども」 22 10 (kreuz) 「それではよろしくー」てくてく 22 10 (Dodo) 「あれあれー」 22 10 (Lazil) 「んー」 22 10 (Dodo) 「いってらっしゃーい…?」 首傾げつつノシ 22 11 (Lazil) 「ふつーに聞きこめばいいんじゃないですかねぇ、たぶん」 22 11 (Aine) 「いってらっしゃい?・・あ。エルさんに刀のことについて聞いて見るっていうのがありますか。」 22 11 (Dodo) 「かな。うん、がんばってみる」>ふつーに 22 12 (Dodo) 「レージルさんと、アイネさんと、シルフさんと、ルイエさんはどうするのー?」 22 12 (Aine) 「・・・エルさんのほうへいくか…」 22 13 (Luie14) 「ねむい」 22 13 (Lazil) 「特に何もするつもりなかったんですがー、全然つかめてませんし」 22 13 (Luie14) じーえむー、もし徹夜したらロールに-修正かかったりします? 22 13 (GM_J) するかも 22 14 (Dodo) 「そっかー」 22 14 (Dodo) 「ルイエさんおきて!ねるならベッドだよ!」 22 14 (Aine) 「・・・でも寝たほうがいい?」……しるふ「・・寝ずの番をやれふらぐ・。」 22 14 (Luie14) 「おやすみなさいっ!」 今の内に寝て、夜に置きます、 22 15 (Luie14) 自分の部屋のベッドにぽすーん、 22 15 (Lazil) 「あー、おやすみなさいー」 軽く手を振り 22 15 (Dodo) 「おやすみなさいー」 ノシ 22 16 (GM_J) ではルイエさんは夜中に起きる 22 16 (Luie14) 他の人が眠る頃に置きたいです、 22 16 (GM_J) クロさんはエルさんの所、ドドさんはオットーさんの所 22 16 (GM_J) 了解。ルイエさんは据え置きの目覚まし時計を、それらしい時間にセットした 22 17 (Aine) ふーぬ・・・しるふはどのくらいダイジョウブデスカ 22 18 (Dodo) んー、どうしようかなぁ 22 18 (GM_J) 魔法生物の生態系がが良く分らないのでー 22 18 (GM_J) とりあえず人間と同じように扱ってください 22 18 (Aine) あいー 22 19 (Aine) しるふ「・・・まぁ、ひとりじゃなんだし。」おやすみなさーいとベッドへ 22 19 (Aine) 夜中組にしるふついかおねがいしますー 22 19 (Dodo) 「うーん、とはいえオットーさんのこと知ってるのももんなんだよねぇ」 独り言いいつつ 22 19 (Dodo) 「あ、シルフさんもおやすみおやすみー」 22 20 (GM_J) 了解 22 20 (GM_J) モモンガが見たのだ、と言われてもねぇ。って話が 22 21 (Dodo) ウランさんのところに誰かいたほうがいいかな・・・と思ったけど三窓大変そうだ 22 21 (GM_J) 夜中組は夜中まで飛ぶので 22 21 (GM_J) 大丈夫ー 22 21 (Dodo) んではー、精神の入れ替え宣言します 22 21 (Dodo) 「ももん、頼めるかな?」 手のひらにももんがのせて 22 21 (GM_J) GMの能力不足でさんざグダってます。申し訳ない 22 22 (Momon) 「チチ…」 ドードーのはなづらをぺしぺし 22 22 (Lazil) すこしいたそう 22 22 *nick Dodo → Dodo_inM 22 22 *nick Momon → Momo_inD 22 22 (Dodo_inM) いれかわりやー 22 22 (Dodo_inM) 「……はぁ。今日はえらいめまぐるしい日やな」 22 23 (Dodo_inM) ももんがをつまんで落としつつ 22 23 (Momo_inD) 「チチ…」 すたっ 22 23 (Aine) 「・・・えーと。」 22 23 (Lazil) じゃあももんが拾っとこう 22 23 (Momo_inD) 「チチ…(わわ!)」 拾われた! 22 23 (Lazil) 「なんだか忙しそうですねぇ」 22 24 (Luie14) 「すやすや、饅頭怖い」 22 24 (Dodo_inM) 「まったくこんなに働くのも滅多にないことやで」 22 24 (GM_J) 週休六日主義ですかももんさん 22 24 (Dodo_inM) むしろニート 22 25 (GM_J) 創作物のキャラなんて 22 25 (Dodo_inM) 木の実をかじるだけの簡単なおしごとです 22 25 (GM_J) 大概ニート。特にバトルとファンタジー要素が強いの 22 26 (Momo_inD) 「チチ…(またそんなこといってー。あ!僕ウランさんとこいってくるね)」 22 26 (Aine) しるふ「Zzzzzzzzzzzz」 22 26 (Lazil) 「あら?」 22 26 (Momo_inD) 「チチ…(きのせいかもだけど、ちょっときになるんだー)」 22 26 (Aine) 「ぶっちゃけてきいていい?呪いで2重人格がももんがと自分とで二人に分かれてるとか?」 22 26 (Lazil) 拾っても離れるももんがー 22 26 (Momo_inD) 「チチ…」 22 27 (Dodo_inM) 「ああ、レージル。そいつ連れてウランとこつれてったれ。ドアあけられへんやろ」 22 28 (Lazil) 「あー……わかりましたー」 22 28 (Dodo_inM) 「うん?ああ、よくわかったな。わかれとるほうやな。細かい説明はめんどいからドードーに聞いてや。」>アイネ 22 29 (Dodo_inM) 「したら任せたで」 と、言い置いて、どもんはめんどくさそうにオットーさんとこにいきまする 22 29 (Aine) 「・・・カマかけたらあたった・・・。」 22 29 (Aine) 「……この調子でいけばあるいは・・?」カマ家系って見るか悩み中 22 29 (Lazil) 「じゃあ、行きますかねぇ」 22 30 (Momo_inD) 「チチ…(あれれー?)」 アイネさんの様子に首かしげ 22 30 (Momo_inD) 「チチ…(そうだね。行こう行こうー!)」 22 30 (Lazil) では、お持ち帰りー……もとい、ももんどさんを連れてウランさんの方へとてとて 22 30 (Aine) 「・・・まぁ、そうね。」とりあえずついていこうと 22 30 (Momo_inD) もちかえりw 22 31 (GM_J) でーはー 22 31 (GM_J) ウランさん組はこのまま、クロイツさんはももいろ 22 32 (GM_J) ドモンさんはみている 22 32 (Dodo_inM) はーい 22 32 (Lazil) とてとて 22 32 (GM_J) にゴー。夜までお休み組は時間になったら言いますー 22 33 (Lazil) ウランさんの部屋までとてとて 22 33 (Aine) あいー 22 34 (Aine) とてとてついていきつつ分散しすぎるのをさけておきまつ 22 34 (GM_J) とてとて。鍵がかかっている 22 35 (Aine) (耳ぴくり 22 35 (Lazil) 鍵がかかってたー 22 36 (Momo_inD) 「チチ…」 首かしげ 22 36 (Momo_inD) レージルさんの手のひらの上かなきっと 22 36 (Lazil) かな、きっと 22 37 (Momo_inD) 「チチ…(どう?どう?)」 ももんががやたらときらきらした目で見上げてくる 22 37 (Lazil) 「んー……」 22 38 (Aine) 「・・・」聞き耳して見る。 22 38 (Lazil) じゃあ、少し聞き耳、さすがに独り言などなさそうだけど 22 38 (Lazil) かぶったー 22 38 (Aine) やはり 22 39 (Lazil) 有翼人とエルフの女の子が二人揃ってドアに耳近づける図 22 39 (Momo_inD) なにそれかわいい 22 40 (GM_J) 独り言は無いが 22 40 (GM_J) 落ち着きなく歩き回っているような 22 40 (GM_J) 足音がする 22 41 (Aine) 「・・・?」何人分でしょう。後重いですか?軽いですか? 22 42 (Lazil) 「……んー」 とりあえず手のひらの上のももんどさんもドアに近付けてみる、聞き耳したいならどぞどぞという 22 42 (GM_J) 一人。重いもの 22 43 (Momo_inD) 「チチ…」 首傾げて 22 43 (Momo_inD) そのままどんどーんと体当たり>ドア 22 43 (Lazil) ももんがー 22 43 (Aine) 「!?」一歩は慣れる 22 43 (GM_J) 武勇で判定を 22 43 (GM_J) お願いします 22 43 (Momo_inD) ノックと同じ意味だよ! 22 44 (GM_J) ハハハw 22 44 (GM_J) 「…ん? 誰だ?」 22 45 (Momo_inD) レージルさんを振り返って、ドアを指差して首かしげ 「チチ…(中にこっそり入っておきたいんだ。気をひいてもらえるかなぁ)」 22 45 (Lazil) 「えーと……」 22 46 (Aine) ミ サッと廊下の影で静かに膝を突いておこうと 22 46 (Lazil) あやすぃ 22 47 (Momo_inD) ぴょいっと手のひらからおりて、ドアがちょっとでもあいたら入れるようにしよう 22 47 (Lazil) 「すみません、ちょっとお伺いしたいことがあるんですがー」 22 48 (GM_J) 「うん? 今日はよく人が来るな。話せそうな事はあの、エルフの人に言ったよ」アイネさんもエルフだけど 22 49 (GM_J) と、ドアがわずかに開けて、皆さんの方を伺っている 22 49 (Aine) 「・・・?」ああ。ともう一人いたなぁ、とか思いつつ 22 49 (Aine) 「・・・。私が用事と言うわけではなくて・・。」見回し 22 50 (Momo_inD) この隙にそろり、そろり、と中へ 22 50 (Momo_inD) 部屋の中の手近なベッドの下とか、棚の隙間とかにひそみたいです 22 50 (GM_J) 潜む事には成功した 22 50 (Lazil) 「あの方は話の内容教えて下さらないので、何ともーなんですよう」 とか適当に言う 22 51 (GM_J) 「…ああ、そうなのか。じゃあ、明日話すよ。あの人にもそういったんだ」 22 51 (Momo_inD) わーい 22 52 (Lazil) 「んー、そうですかぁ……」 22 52 (Aine) 「…そういえば。エルさんについてお聞きしたいのですが。」あ、と。 22 54 (Aine) 「複数の方から聞いた方がよかったものでして。 あの方の嘘をつくときの癖、何手のを教えてもらえれば、と。」この人が犯人じゃないなら情報集められるし子の人犯人なら煙幕になるかと。 22 58 (GM_J) 「癖なぁ…そんな…俺は読まないんだけど 22 58 (GM_J) 読み本みたいなモンは知らないぞ。俺」 23 00 (Aine) 「うーん、そうですか。ちなみに、嘘を押し通したりなんてことはいままで?」 23 01 (GM_J) 「あんまりないと思うけど、あったとしても気にならないぐらい、子供の頃は仲良かったからなぁ」 23 02 (Aine) 「なるほど・・。実際嘘を一つ、大事なことでついているようなんですが・・・。……」同考えたモノ化、といった様子をみせてみる 23 05 (GM_J) 「大人になってからは、俺はエルとはちょっとよそよそしくなっちまってなぁ…。悪いけど分からん」 23 07 (Aine) 「そう、ですか………。ところで、エルさんの、嘘、なんだかわかりますか?」 23 08 (GM_J) 「…ううん。頭が良い奴が考える事は俺には分からん」 23 08 (Aine) 「ならば別の質問を。………イリアさんのことは好きですか?」 23 09 (Lazil) 「好きですか?」にぃ 23 10 (GM_J) 「女の子はそういう話が好きだなぁ。そりゃ好きだったさ。若い頃は。今も好きだよ。でもなぁ」 23 10 (Aine) 「・・・イリアさんが犯人だと思っている、と?」 23 16 (GM_J) 「…そりゃないよ。無いよ。うん。俺は頭悪いから、細かい事は分からんけど」 23 17 (Lazil) 「んー」 23 18 (Aine) 「・・・そうですか。・・・では・・・。順序だててお聞きします。1つめ。エルさんの刀の呪いだという言葉を嘘だと思っていない。2つめ。イリアさんが好きでかつ、犯人ではないと思っている。 好きな人に、呪われた刀を、持たせていて、しかも1度管理したはずなのに現れた刀を再び仕舞いにいくときもとめようともなにもしていない。………さて。ソレはなぜでしょうか?」 23 18 (Aine) 一気にいっちゃいましたけど 23 18 (Aine) どこかでとめるなら 23 18 (Aine) どぞー 23 21 (GM_J) 「何故でしょうつってもなぁ…何回も言うけど俺は学がねぇんだ。難しい事は分からん」 23 24 (Aine) 「・・・・・そう、ですか。最後に一つ。・・もう事件が起こらなさそう、と確かお聞きしましたが。具体的な勘を感じた場面を教えていただけ、ますか?」とききつつそれぞれの表情の変化とかみえますかGM 23 25 (Dodo_inM) (その情報、伝えてない気ががが 23 26 (GM_J) あら 23 27 (Dodo_inM) シルフがきっと通りかかって聞いてたんだね、きっとそうだ 23 27 (Dodo_inM) ということでどうかな!GM!<もう事件がおこらなさそうという情報 23 28 (Aine) あ。あれ? 23 28 (Aine) ・・・ 23 29 (Aine) だめだかくかくしかじかの 23 29 (Aine) タイミングを 23 29 (Aine) おぼえてないorz 23 29 (Aine) もしだめなら 23 29 (Dodo_inM) 夕食前でござるござる。キャラ的に言わないので、あえて伝えてなかった!ややこしくしてごめん! 23 30 (Aine) 「そう・・・ですか。知らないからこそ恐れる、だいじなものだから守る。ソウ思ってたのが私の間違いだった、ということでしょうか。」と敢えて無防備に背を向けてみます。 23 30 (Aine) <だめだったばあい 23 30 (Aine) (あい 23 30 (Aine) おきになさらずー 23 32 (GM_J) 「ああ、そうかい。これは勘だけどな。本当にただの勘だけどな」 23 32 (GM_J) 「明日になったら全部終わると思うから、あんまり無理しないようにな」 23 33 (Lazil) 「ふむー」 23 34 (Lazil) 「それではー……よい夢を」 一礼して去りまする。お先にとてとて 23 34 (Dodo_inM) ももんどは潜んだまま 23 35 (Aine) 「・・・失礼致しました。その勘では明日になったら、ですし。今日であるうちは、気を抜かれぬよう・・・。」そういって出ます 23 35 (Aine) チナミニどちらで? 23 35 (Aine) <前者か後者どちら適用でー 23 35 (GM_J) 後者 23 35 (Aine) 了解です。 23 37 (Dodo_inM) 申し訳ない、申し訳ない・・・ 23 38 (Aine) いえいえー ▼潜入ももんが 22 32 (Dodo_inM) てくてく 22 34 (Dodo_inM) オットーさんのところへてくてく 22 35 *GM_J join 22 35 (GM_J) 入るの忘れてたっていうオチが 22 35 (GM_J) 申し訳ない 22 35 (Dodo_inM) ふいた 22 35 (Dodo_inM) GMがかわいくてきゅんとした。どうしてくれる 22 36 (GM_J) 忘れてください 22 36 (Dodo_inM) ええー 22 37 (Dodo_inM) そしてあれだ、とりあえず、オットーさんのところへてくてく 22 37 (GM_J) てくてく。鍵以下略 22 38 (Dodo_inM) 「あー・・・めんどくさ」 ぼやきつつ、ノック 22 43 (GM_J) ノックすると「うん? 誰だよ。夜になって」 22 43 (GM_J) と、めんどくさそうな声が 22 43 (GM_J) 帰ってくる 22 46 (Dodo_inM) ちょっと考えて声をつくっていおう 22 46 (Dodo_inM) 「あ、ごめんなさーい。僕、ドードーですぅ」 22 47 (GM_J) キャラ作りがw 22 47 (GM_J) 「ドードー…? ああ、冒険者の人か。こんな状況で訪ねてくるなんて、あんた凄いね」とドアが 22 47 (GM_J) 開く 22 49 (Dodo_inM) 「すごいかなぁ。そうかなぁ?」 にこおと笑って、そのままガッと足を入れるようにして体をすべりこませます 22 50 (GM_J) 「おいおい。新聞の押し売りじゃないんだからそんな事するなよ。何も無い部屋だぜ?」 22 51 (Dodo_inM) 部屋の中にはいれたのかな 22 51 (GM_J) 入れた 22 51 (Dodo_inM) わーい 22 52 (Dodo_inM) では、そのまま、部屋の中央にいって 「悪いな、ちょっとまぁ腹割って聞きたいことあってん」 22 52 (GM_J) というか別に抵抗する様子が無い 22 52 (Dodo_inM) ほほう 22 52 (GM_J) 「…なんだよ。恋の相談ってわけじゃないんだろう?」 22 53 (Dodo_inM) 「なんや、真っ先にそれがでるっちゅーことは、あんたは恋の悩みがありそうやな」 22 53 (GM_J) 「あったのは昔の話だよ。ウランも、エルの野郎だってそうだぜ?」 22 53 (Dodo_inM) 「昔の話やったらええけどな」 22 54 (Dodo_inM) 「なんや昔なじみっちゅーても確執ありそうやんあんたら」 22 55 (GM_J) 「あのなぁ…どうせ察しがついてるだろうからこの際言うが、イリアの事はとっくに諦めてるよ。良い子だし美人だけどな。『皆大事な人』みたいなノリがだから、一人だけって感じじゃねーの。向こうが」 22 56 (GM_J) 「扱い的にはクロノツの爺さんとかアモンおじさんと同じようなもんなの。男と見られてない」 22 57 (GM_J) 「そんな事ぐらい三人とも分かってるよ。流石にな」 22 57 (Dodo_inM) 「ああ、そんな感じするなぁ。計算やったらたいした悪女やが、天然やから余計たちわるいわな。思う側からしたら」 22 59 (Dodo_inM) 「まぁ、そらええねん。あんた、今日、夕食前になにしとったんや」 23 00 (GM_J) 「何してたって良いだろ。こんな状況だけど懐かしいから、館を見て回ってたよ」 23 02 (Dodo_inM) 「ほう。えらい顔色で懐かしむやつもおったもんやな」 23 03 (GM_J) 「妙に絡むな。何の事だよ。 23 03 (GM_J) 」 23 05 (Dodo_inM) 「くく、別に。」 にっとわらって 23 05 (Dodo_inM) 「西でおもろいもん見っけてな。あんたの探してたんとちゃうかと思っただけやで」 23 05 (GM_J) 「ああ。そりゃ勘違いだよ」 23 06 (Dodo_inM) 「へぇ、えらいはっきり言うな」 23 06 (GM_J) 「あんたが何でそんな事を知ってるかは知らないけどな、あるべき場所にそりゃ無かったんだ。無いのを確認して帰ったんだよ」 23 07 (Dodo_inM) 「あるべき場所にない…?」 23 07 (GM_J) 「しっかし、生意気そうな変なモモンガに会ったぐらいだぞ…あの時…」 23 07 (Dodo_inM) 「気ぃつかんほど必死やったんちゃうか」 23 08 (Dodo_inM) 「はたから見ても挙動不審やったしあんた」 23 08 (GM_J) 「いや、頭の悪そうなモモンガのおかげで逆に良く覚えてるんだよ。他には誰にも会わなかった」 23 09 (Dodo_inM) 「ふぅん?ま、どうでもいいこっちゃ。それより、あるべき場所になかったっちゅーのはアレか。刀か」 23 14 (GM_J) 「…何でそんな事をあんたに言われなきゃならないんだ。関係のない事だろう」 23 15 (Dodo_inM) 「もうええから、ゲロってしまえよ。しょうじきどうでもええねんけどな、この事件の犯人見つからんとこのままあのお嬢様が犯人ってことになる勢いやで」 23 16 (Dodo_inM) 「本人もそれでええですーみたいなこと言いだしおるし」 23 17 (GM_J) 「…なんだって良いだろう。無かったものなんだから」 23 17 (Dodo_inM) 「あるべきもんが無くてよかったっちゅーんは、逆におかしいんとちゃうん?」 23 17 (Dodo_inM) 「それで安心するっちゅーんがわからん」 23 18 (GM_J) 「ああ、もう。他の奴に言うなよ」 23 18 (Dodo_inM) 「おっしゃ、やっと話す気になったか」 にっとわらって 23 18 (GM_J) 俺な、今じゃ冴えない機械工だけどな。昔は魔術師目指してたんだよ」 23 19 (Dodo_inM) 「魔術師ねぇ、自分は機械工の方がかっこええと思うけどなぁ。まぁ、ほんで?」 23 25 (GM_J) 「星の学院のな、入学試験を受けたんだよ。エルと一緒にな。アイツは村一番の秀才だったし、俺も頭は悪い方じゃなかったけどそりゃ小さな村の中の話でな」 23 26 (Dodo_inM) 「あー…」 23 27 (GM_J) 「最後の最後まで残っちまったんだよ。でだ」 23 27 (GM_J) 「この様を見れば分かる通り、俺は落ちた。アイツは滑り込みで内定。まぁ、言い方悪いけど蹴落とされたような気がしたわけだ」 23 28 (Dodo_inM) 「ま、下手に最後まで残った分、余計っちゅーこっちゃな」 23 30 (GM_J) 「今じゃ何とかやってるけどな。その時は落ち込んでな、一年ぐらいは何もできなかったんだぜ?」 23 31 (GM_J) 「でだ、まぁ、ぶっちゃけ逆恨みなんだが、俺はエルの奴に恨みがあった」 23 32 (Dodo_inM) 「はは、ちょっと棘出てた出てた。」 楽しそうに笑って 23 33 (GM_J) 「でだ、あの妖刀騒ぎだ。エルの奴も言ってたが、持っただけで人を殺しちまいかねないモノなんだろ? 23 33 (GM_J) 」 23 34 (Dodo_inM) 「あー…アレなぁ」 23 34 (Dodo_inM) 頬をぽりぽり、とかいてそらし目 23 34 (GM_J) 「ついでにな、まぁ実は俺ら、この屋敷の隠し通路知ってるのよ。昔探険しててな。見つけた」 23 35 (GM_J) 「イリアの気を惹こうってバカみたいに躍起になってたからな。隙見ては抜け駆けしてたんだわ。どいつもこいつも」 23 36 (Dodo_inM) 「はは、仲ええっちゅーかなんちゅーか」 23 36 (Dodo_inM) 「まさか全部みっけたんか」 23 37 (GM_J) 「俺が知ってるのは、床の模様が微妙に違ってて、パズルみたいに組み換えができるやつ。綺麗に変えると隠し通路が空くっつう奴でな」 23 37 (Dodo_inM) 「へぇ・・・そりゃまた(ドードーが好きそうやな)」 23 38 (GM_J) 「これは俺と、俺が教えたイリアしか知らない自信がある。エルもウランも不器用だし、パズルとかやらない奴だったから、見つけられないし開けられない」 23 38 (Dodo_inM) 「なるほど。一番器用なあんたならでは、と」 23 38 (GM_J) 「つっても俺が見つけたのはこれぐらいだ。同じようなのも探してみたけど同じ仕掛けは一個もなかった。他の連中もそんなもんじゃないかな」 23 39 (Dodo_inM) 「なるほどな」 23 41 (GM_J) 「でだ、刀な。そんな危ない刀ならしまうだろうし、下手な場所にしまうわけもないから、もしかしたら隠し部屋のどっかにイリアが入れたのか、と当たりをつけた」 23 42 (Dodo_inM) 「そんでわざわざ探しにいったんかいな。…なんのためにや」 23 42 (GM_J) 「隠し部屋の事は俺達しか知らないし、あの部屋を知っているのは俺とイリアだけだ。しかも、うっかり触っちまったら人を殺しちまうかもしれない刀だ」 23 43 (GM_J) 「部屋の事がバレ無かったら密室殺人なんて簡単だし、 23 43 (GM_J) まぁ…イリアがバラしちまうかもしれないが、刀のせいにしたら情状酌量ぐらい効くだろ」 23 43 (Dodo_inM) 「そういうことやったんか・・・」 23 43 (Dodo_inM) 「あー、ちなみにな。」 23 44 (GM_J) 「割と簡単にできちまう状況が出来たわけだ。最初の日も、俺は隠し部屋を見たんだぜ?」 23 44 (GM_J) 「無かったけどな」 23 44 (Dodo_inM) 「あの刀な。ただの刀やで。遺書の妖刀のくだりは、あのお嬢ちゃんのイタズラや」 23 44 (GM_J) 一瞬ぽかんとして 23 45 (GM_J) 「…ははは。はは。無くて良かった。マジで無くてよかったよ」 23 45 (Dodo_inM) 「おめでとさん」 23 46 (GM_J) 「そんなわけで、キンバーさんの事は知らないぜ? 大体、昨日初めて会ったよあの人」 23 47 (Dodo_inM) 「ああ、せやったんか。他のが接点あるからてっきりあるかと思っとった」 23 49 (GM_J) 「無いよ。あの人の評判の悪さは知ってたんだ。よっぽど金に困らない限りは関わらないさ」 23 49 (Dodo_inM) 「怨みもかっとりそうやなぁ」 23 49 (GM_J) 「というか、いまさら何だが」 23 50 (GM_J) 「あんた、そんな奴だったか?」 23 50 (GM_J) 「しゃべり方とか」 23 51 (Dodo_inM) 「他人の家やし、気ぃつかっとんのやこれでも」 23 51 (GM_J) 「俺にも使ってくれないかなぁ」と気の抜けたように 23 51 (GM_J) 笑っている 23 52 (Dodo_inM) 「はいはい、じゃあ今度おうたときにでもな」 23 53 (Dodo_inM) そういって、「夜中に邪魔したわ」 23 54 (Dodo_inM) 「聞きにくいこときいて悪かったな」 といって、出ていこうとして 23 55 (Dodo_inM) ドアあけて立ち止まる 23 56 (Dodo_inM) 「エルやったっけ?うらみどうこうの話」 23 56 (Dodo_inM) 「そんだけあんたが本気やったってことやろ。なんも後ろめたくおもうことなんてないやん」 23 56 (Dodo_inM) 「本人にいったれ。いつまでもためこんどるから、何年経っても引きずるんじゃ」 23 56 (Dodo_inM) と、言い置いて、ドアを閉めます 23 56 (Dodo_inM) すたすた 23 56 (Dodo_inM) 部屋に戻るよー ▼赤魔の散歩 22 32 (kreuz) てくてく 22 32 (GM_J) てくてく 22 33 (kreuz) ではてくてくとエルさんとこにいきます 22 34 (GM_J) では、エルさんの私室の前。鍵がかかっている 22 34 (kreuz) こんこんノック 22 34 (kreuz) 「すみませんー」 22 36 (GM_J) しばし間が開く 22 36 (GM_J) 「…なんですか。こんな時間に」ドアは開かず、声だけが帰ってくる 22 37 (kreuz) 「すみませんが少々お話を伺いたいのですけども」 22 37 (kreuz) 夕飯の後すぐだと思ったが 22 38 (kreuz) こんな時間というほどの時間でしたか 22 39 (GM_J) まぁイリアさん問い詰めたりもしてたそ 22 39 (GM_J) 意外に時間が経ってたって程度の気分でスルーしてくだされば 22 39 (GM_J) 助かるー 22 40 (kreuz) 急ぐにいそげないからなあ 22 42 (kreuz) あけてくれそうですか? 22 42 (GM_J) 声に棘がある 22 43 (kreuz) 「ここで話してもよろしいのですがプライベートな問題に関わるかとおもいまして」 22 44 (kreuz) 「あけてはくださいませんか?」 22 45 (GM_J) 「断る。それほど重要な話なら、そもそも昨日会ったばかりの君に話そうとは思わない」 22 45 (kreuz) 「わかりました、ではそのように伝えておきますね」 22 45 (kreuz) てくてくとその場を後にする 22 46 (GM_J) 後にしちゃった 22 46 (kreuz) 引き留める様子がなければ 22 46 (kreuz) そのまんまですねえ 22 46 (GM_J) そのまんまっぽいです 22 47 (kreuz) じゃあそのままでいいや 22 49 (kreuz) あれ、オットー組はどこに… 22 49 (GM_J) みているですよう 22 49 (kreuz) なんだって 22 52 (kreuz) 仕方ない押し込むか… 22 52 (kreuz) 僕のノリじゃないんですけどねえ 22 52 (kreuz) 1d100 50以下であきらめる 22 52 (dice_cre) kreuz 44(1D100 44) = 44 50以下であきらめる 22 52 (kreuz) よし、あきらめた 22 52 (kreuz) てくてく 22 52 (GM_J) 諦めたのか 22 53 (kreuz) あと転移でつっこむくらいしかないんですけども 22 53 (kreuz) では角からしばらく様子をうかがっておこう 22 57 (GM_J) 暫くは 22 57 (GM_J) どれくらいかなー 22 57 (kreuz) 十五分くらい 22 58 (GM_J) じゃあ何も無い 22 58 (kreuz) じゃあてくてくドアに近づいて 22 58 (kreuz) 聞き耳でもしてみるかー。 22 59 (kreuz) しかししょうじき一人でなにかやってたら怪しい 22 59 (GM_J) 落ち着きのない様子が足音から伝わってくる。そしってクロイツさんは怪しい 22 59 (kreuz) じゃあドアに手をあてて 22 59 (kreuz) ドアの反対側に転移。 23 02 (GM_J) つまり 23 02 (GM_J) 中に入る? 23 02 (kreuz) イエス 23 03 (GM_J) 「…な、どうやって入ったんだあんた」 23 03 (kreuz) 「どうもお邪魔しました」 23 03 (kreuz) 「まあとりあえずお話だけでも」 23 03 (kreuz) ヘラヘラしている。 23 04 (GM_J) 「お邪魔しましたじゃない…そうか、もしかしてあんたキンバーさんをそうやって…」 23 04 (kreuz) 「そうだったらエルさんはもはやコレまでですねー」 23 05 (kreuz) 「でもそれなら、同じように、貴方が寝ているところに押し入りますけど」肩をすくめて 23 07 (GM_J) 「…そうか。しかし改めて言うが、何の用なんだ」 23 08 (kreuz) 「まさにまさに、キンバーさんの殺害事件についてです」 23 09 (GM_J) 「何だ…私を疑っているのかもしれんが、知らんぞ」 23 09 (kreuz) 「疑う、ですか?」 23 10 (kreuz) 「ハハハ、キンバーさんとまるで無関係の貴方を疑う道理はありませんよ、普通に考えてそうです」 23 10 (kreuz) 「ですが、皆さんからお話をうかがっている以上、一人話をきけませんと逆に不利ですからねえ」 23 11 (kreuz) 「エルさんは昨夜、夕飯の後はどちらに?」 23 11 (GM_J) 「そうか…私が魔術師だという事は朝言っていたからな。君が今やったように犯行を行ったんじゃないか等と言いがかりをつけられるのかと思ったよ」 23 12 (kreuz) 「まさか、この家で「密室だ!入れた人間は魔術師だけだ!」などとはいえますまい」 23 12 (GM_J) 「部屋で新らしい薬品についてのレポートのまとめ方を少し考えて、寝たよ。それが何か?」 23 13 (kreuz) 「なるほどなるほどー」手帳にメモる 23 13 (kreuz) 「改めて伺いますが、エルさんとキンバーさんは今回初めて同席されましたので?」 23 13 (GM_J) 「そもそも私はそういった類の魔術は不得手なのだ。学院に入ってから暫く経ってから足が潰れたから、実地型の魔術はあまり習っていない」 23 14 (kreuz) 「ああ、調合などが専攻でしたかな」 23 15 (GM_J) 「ああ、不本意だがね。まぁそれでも金に困らない程度には食えている。金貸しとは縁が無い」 23 15 (GM_J) 「ウランの奴ぐらいじゃないか? 前にあるとしたら」 23 15 (kreuz) 「なるほどー」メモっている 23 16 (kreuz) 「となると、やはりここまでの情報をあつめますと」 23 16 (kreuz) 「犯人はイリアさんで間違いありませんかねえ」 23 17 (kreuz) 顎に手をあてて納得したように 23 17 (GM_J) 「…どうしてそうなるんだ」 23 17 (kreuz) 「えっ?」 23 18 (kreuz) 「そもそもあの刀がどこに隠されたか、ご存じなのはイリアさん本人しかおられません」 23 18 (kreuz) 「そしてこの館にはりめぐらされた隠し通路も、イリアさんしかご存じありません」 23 18 (kreuz) 「それにキンバーさんはイリアさんと密接な関係です、女性同士ですからなにか思うところもおありなのでしょう」 23 19 (kreuz) 「すべての証拠はまさにイリアさんを指し示しています」 23 21 (GM_J) 「……隠し通路は、子供の頃に皆で探したよ。イリアの気を引きたくて、他の二人に黙って、イリアを引っ張って探した事もあった。本人は分かって無いのかすぐに他の二人にも話してしまったから、すぐにバレたがね」 23 21 (kreuz) 「なんと!」大げさにおどろく 23 22 (kreuz) 「となると幼なじみの方々も、通路に精通しているのですか?」 23 22 (kreuz) 熱っぽく聞く 23 23 (GM_J) 「精通してるというかね。要するに抜け駆けをしたかったわけだから、私も含めて一つずつぐらい知ってるよ」 23 23 (kreuz) 「ははあ、競うように隠し通路を探したということでしょうか」 23 23 (GM_J) 「気を引くためのキモだからね。探すと言っても、皆当たりぐらいつけていた。どこでどんなものを見つけたかは、ついに二人とも口を割ってはくれなかったが」 23 24 (kreuz) 「ハハハ、そうでしょうねえ」 23 24 (kreuz) 「となるともしかしたらイリアさん本人も知らない通路を皆さんご存じかもしれない…と」 23 24 (kreuz) 「そういうことなのでしょぅか?」 23 26 (GM_J) 「いや、気を引くために引っ張って行ったから、イリアも知っていたと思うが…流石にそのくだりをイリアが話そうとすると、見つけた奴はあわてて止めていたから」 23 26 (kreuz) 「なるほど、となると3人の見つけた通路を統括して知っていたのはやはりイリアさんと」 23 27 (kreuz) 「…これはやはり、これは犯人はイリアさんで固いでしょうねえ」 23 27 (kreuz) 腕組みをしつつ 23 29 (GM_J) 「…そうか。君はそう思うか。それで、用は済んだかい」ちょっと焦ってるような顔だ 23 30 (kreuz) 「ええ、イリアさんしか刀の隠し場所をしらなかった!これはもう決定的だとおもうんです」 23 30 (kreuz) 「ああ、申し訳ありません、つい長々とお話を」 23 31 (kreuz) 「お知恵を拝借できてとても助かりました、ますます自分の説に自信がもてましたよ」 23 32 (kreuz) 「ありがとうございました」 23 32 (GM_J) 「…そうか。では私は寝る。君は好きにしたまえ」 23 33 (kreuz) 「それではおやすみなさい」 23 33 (kreuz) ノブをがちゃっとひねって、カギがかかってることにきづいて、あけてから出ます 23 34 (kreuz) そして部屋を離れて近くの角で待機 23 38 (kreuz) むしろ部屋の前で幻覚魔法でも使うかな 23 45 (GM_J) ずっと待機ー? 23 45 (kreuz) 付与して幻覚魔法。 23 46 (kreuz) 振った方がよろしければふりまする 23 46 (GM_J) 判断はPCに任せる 23 47 (kreuz) 「…」では魔力を外に出さないように静かに付与 23 47 (GM_J) で 23 47 (kreuz) 2d6+5+5 《幻覚魔法》でエルさんの部屋の近くの壁に身を隠す 幻覚と疑わなければ看破ロールもない、はず 23 47 (dice_cre) kreuz 12(2D6 6 6)+5+5 = 22 《幻覚魔法》でエルさんの部屋の近くの壁に身を隠す 幻覚と疑わなければ看破ロールもない、はず 23 48 (Dodo_inM) ひゃあ 23 48 (kreuz) うむ 23 48 (kreuz) 今日のハイライト!! 23 48 (Dodo_inM) なんという壁イツ 23 48 (GM_J) 完璧だ。むしろ自分は最初から壁だったんじゃないかという気すら 23 48 (GM_J) してきた 23 48 (kreuz) (ないない 23 53 (GM_J) 悠久の時っぽいのが流れたのち 23 53 (GM_J) がちゃり、と、エルさんの部屋のドアが開いた 23 54 (kreuz) 目線だけで確認 23 54 (GM_J) きょろきょろと周りを見まわした後 23 55 (GM_J) 北棟にある客間のさらに奥の方に 23 55 (GM_J) 歩いて行く 23 56 (kreuz) ある程度距離をあけつつ追いかけよう 23 56 (GM_J) クロさんどうしますー 23 56 (GM_J) おっけい 23 57 (GM_J) 暫く進んだ、廊下の角辺りで、 23 57 (kreuz) 「ちっ、ルイエ君遅すぎますよ…」とか脳内で愚痴る 23 57 (GM_J) 廊下の壁に、何かしら呪文めいたものを 23 57 (GM_J) 唱える 23 58 (kreuz) それは覚えられたりはしませんか、 23 58 (GM_J) 壁の模様が光って 23 58 (GM_J) 床が開く 23 58 (GM_J) 覚えるのはつらいねぇ 23 58 (kreuz) とりあえずどこでやってるのかははっきり確認しておく 23 58 (kreuz) なにかしら特徴なりヒントはあるはず 23 59 (GM_J) なんとなく嬉しそうにしているのが気配から伝わってくる 23 59 (GM_J) とりあえず、この隠し部屋は 23 59 (GM_J) 魔術的な仕掛けっぽい 23 59 (kreuz) そのようですねー 23 59 (GM_J) そのままエルさんは 23 59 (GM_J) 中に入って行った 23 59 (kreuz) 「…ふむ、これはまいったな」 00 00 (GM_J) クロイツさんはその辺りを 00 00 (GM_J) 調べてみてもいい 00 00 (kreuz) でははいっていったあたりをしらべます 00 00 (GM_J) 魔術的な仕掛けなので 00 00 (GM_J) 精神で 00 00 (GM_J) ああ、覚えるのはつらいけど 00 00 (GM_J) 目隠ししてた時に訊いた物音と同じようなものを、仕掛けが作動する音に 00 00 (GM_J) 感じだ 00 00 (GM_J) た 00 01 (kreuz) シーン継続?それともあらためてですかね 00 01 (GM_J) 継続ー 00 01 (kreuz) おおお 00 01 (GM_J) とりあえず調べてみてください 00 01 (kreuz) 2d6+4+5 00 01 (dice_cre) kreuz 3(2D6 2 1)+4+5 = 12 00 01 (kreuz) ひゃあ 00 01 (GM_J) 付与していて良かった 00 01 (kreuz) は、反動がッ 00 01 (GM_J) これは 00 02 (GM_J) 壁に描いてある文様に記された呪文を読むことで開く仕掛けだ 00 02 (kreuz) ではよんでみよう ぼそぼそ 00 02 (GM_J) ある程度魔術に関する知識が無いと、開けられない 00 02 (GM_J) 開いた 00 03 (kreuz) ささっと入る エルさんの姿はみつけられるだろうか 00 03 (kreuz) すぐには隠し部屋でしょうけども 00 03 (GM_J) 姿は見つからないが 00 03 (GM_J) 埃がのけて居るので、行き先はすぐに分かった 00 04 (kreuz) ではささっと尾行 00 04 (GM_J) 片足を引きずっているので、のけ方もわかりやすい 00 04 (kreuz) これは… 00 04 (GM_J) 速度も遅いようだ 00 04 (kreuz) 最初のメンバーなら 00 04 (kreuz) のけかたで確認できたのに!! 00 04 (kreuz) では尾行しつつ 00 04 (kreuz) 宝石とザインを起動 機敏+2 00 04 (GM_J) 振ってくださいー 00 04 (kreuz) 2d6+4+2 尾行だッ 00 05 (dice_cre) kreuz 2(2D6 1 1)+4+2 = 8 尾行だッ 00 05 (kreuz) がくり 00 05 (GM_J) 尾行に失敗した 00 05 (kreuz) さすが、僕と言えよう 00 05 (GM_J) というか、別に判定要らなかったのに 00 05 (kreuz) 判定が必要なときのために 00 05 (GM_J) ザインとか使うから 00 05 (kreuz) 付与しただけなんですよっ 00 05 (GM_J) GMがその気になっちゃったんじゃないか 00 05 (kreuz) くそう 00 05 (GM_J) ではクロイツさんは 00 05 (GM_J) 迷子になりました 00 06 (kreuz) 「あれー」 00 06 (kreuz) まごまご 00 06 (GM_J) ここでクロイツさんのシーン終了 00 06 (kreuz) 「いや埃をよけている通路を…あれ、さっきここきたような」 00 06 (kreuz) ふぇーどあうと 00 13 (kreuz) (よし、通路ににげてこい 00 13 (kreuz) (たいいく 00 18 (kreuz) (僕は朝まで迷っていなくてはいけませんか 00 19 (Dodo_inM) 赤魔が…消えた… 00 19 (kreuz) これがキャスさんだったらそのまま忘れられてみんながホームに帰る展開なのに 00 19 (kreuz) これも芸人の サガか… 00 33 (kreuz) (迷っても迷路なわけではないからどっかの通路の最後までいってしまえば出口がある気もする 00 34 (Dodo_inM) っ 左手の法則 00 35 (kreuz) (とりあえずどこでもいいから出てしまわないと…まあどうせウランさんかイリアさんのところではあるでしょうけども)てくてく 00 36 *nick Dodo_inM → Dodo 00 36 *nick Dodo → Dodo_inM 00 41 (kreuz) (あきらめてごろごろしている ▼寝ていた組とバトンタッチ 23 45 (Aine) (さて。潜伏ミッションはこっちでしょうか 23 47 (GM_J) ううん。アイネさんどこに行きますー 23 50 (Aine) うーん。エルさんのところにいくか悩んでますが。 23 50 (Aine) 「……。で、これから?」と、レージルさんをみてみませう 23 50 (GM_J) とりあえず寝てるルイエさんが可愛そうなので身の振り方はきめてほしい所存w 23 51 (Aine) まだ視界内にいれば 23 51 (Lazil) 「んー、特にあてはないんですよねぇ」 23 51 (Aine) 「では、私はしるふに受け継ぎやってきますね。」と部屋に向おうと 23 52 (Lazil) 「正直、もうさっさと寝てしまうのもひとつかなぁ、と思いますしねぇ」 23 52 (GM_J) では 23 53 (Lazil) 「また後程ー」 手を振り 23 53 (Aine) 「そうですね、それじゃあ・・・また後で。」そういって部屋へともどってシルフ起こしてかくかくしかじか 23 53 (GM_J) シルフイエさんは起きて良い 23 54 (kreuz) シルフ家 23 54 (Lazil) 部屋に戻って羽根繕い→就寝くてー 23 54 (GM_J) ルイエさーん 23 54 (Luie14) もそ 23 55 (Luie14) んーと、食堂が中心になってて、そこを通らないと他の部屋に行けないがどうのこうのって言うの有りましたっけ? 23 55 (Aine) しるふ「あー・・うー・・・つまり、エルさんぬんぬんやれとー」ぼけー 23 57 (GM_J) とりあえず 23 57 (GM_J) 何をしたいかを 23 57 (GM_J) 宣言してほしい 23 58 (Luie14) こう、アレですよ、 23 58 (Luie14) あ、でもなぁ、うーむ、 23 58 (Aine) しるふ「とりあえず、一緒に行動しないとどうしようもないし。」やっておきたいことを聞くきです 23 58 (Luie14) よし、ウランさんの部屋の前を見はっときます、 23 58 (Aine) しるふは基本助手とかんがえてくださいな。 23 59 (GM_J) 前ですかー。ドア側? 00 00 (Luie14) ドア側から聞き耳を立て続けています、 00 00 (Luie14) 「シルフ、イリア殿の方を頼む、こちらは私一人でやる」 00 00 (Dodo_inM) ウランさんの部屋の中に、ももんがいて張ってるけどいいのかな 00 00 (Luie14) それはルイエ知りませんし、 00 00 (Luie14) 当初の打ち合わせではウランさんを張る事になっていたはず、 00 00 (Dodo_inM) だったらよし・・・! 00 01 (Aine) しるふ「単独行動むいてないんですけどもー。」まぁてくてく 00 01 (Luie14) 「何かあったら伝えてくれー、 00 01 (Luie14) それに、モモンガ貼ってると言うのは肉体モモンガですよね? 00 01 (Dodo_inM) うん・・・(目そらし 00 02 (Luie14) 相手が来たら知らせてる間に殺されちゃうやもー、と、 00 02 (Aine) 肉体モモンガよりはなぁ。ともおもいますしねぇ 00 02 (Luie14) あ、もういいや、ジーエム、 00 02 (Luie14) 鍵開けスキル使用して部屋の中に忍び込んでおきます、 00 02 (Dodo_inM) ダメージ受けると、どもんも受けるからわかるけど 00 03 (Dodo_inM) 121 百科事典 のももんがが役に立つかというと・・・(目そらし 00 03 (GM_J) はーい。ウランさんは、ベッドに入っているようだ 00 03 (Dodo_inM) あ、鍵開けも残ってた 00 03 (Luie14) ・゜(ミスイリアの所にはシルフとあの変な本が有るから少しは持つだろう、こちらは私一人でどうにか……)モモンガを見つけた、 00 03 (Momo_inD) 「チチ…(あれ?るいえさんー?)」 00 04 (Luie14) 「……」無視することにした、 00 04 (Momo_inD) ベッドの下からちろっと顔をだし 00 04 (Momo_inD) 「チチ…(まさか…)」 00 04 (Momo_inD) 「チチ…(ルイエさんが犯人ッ!)」 00 05 (Luie14) とりあえず、指で静かに、のサイン、 00 05 (Luie14) それで、壁によっかかって、影のように佇む、何もしないでいる、 00 05 (Aine) ってことでしるふはイリアさんの部屋の前で待機+聞き耳で張り込みます。 00 06 (Momo_inD) 「チチ…(あやしすぎるよルイエさん…)」 00 06 (Momo_inD) とりあえずあれだ、こっそりドアまでいって、鍵を内側からかけなおします 00 06 (Luie14) ハッ、かけ直すの忘れとった、 00 06 (GM_J) 暫くすると 00 06 (Momo_inD) そして、ベッドの下までもどりもどり 00 06 (GM_J) 部屋の中央辺りでがたりと音がした 00 07 (Momo_inD) 中央・・・! 00 07 (GM_J) 中央の床が 00 07 (GM_J) ぱかりと開く 00 07 (Luie14) 忍んだまま、 00 08 (GM_J) ルイエさん 00 08 (GM_J) 精神 00 08 (GM_J) ももんがも 00 08 (Aine) そっちかー 00 08 (Luie14) 2d6+3 そいやぁー、何の判定でしょうか、コレ、 00 08 (Momo_inD) 2d6+1 せいしんならまかせろー 00 08 (Lazil) にやにや 00 08 (Luie14) ダイスがないっッッッ、 00 08 (Momo_inD) ははは 00 08 (Aine) ダイスさん・・・ 00 08 *dice_cre join #taigagaga表 00 08 (Luie14) 2d6+3 00 08 (dice_cre) Luie14 6(2D6 4 2)+3 = 9 00 08 (Momo_inD) 2d6+1 せいしんならまかせろー 00 08 (dice_cre) Momo_inD 8(2D6 5 3)+1 = 9 せいしんならまかせろー 00 08 (Momo_inD) ふ 00 09 (GM_J) ほんのりと光っているものが顔を出した 00 09 (GM_J) 気がする 00 09 (Momo_inD) 怪盗と同レベルのももんが・・・ 00 09 (Momo_inD) 光っているもの? 00 09 (GM_J) その光っているもののもとを辿ると 00 09 (GM_J) 刀を持ったエルさんの姿が 00 09 (GM_J) 見えた 00 09 (Luie14) ふむ、 00 09 (Momo_inD) ひゃあ 00 10 (Momo_inD) GM、 00 10 (GM_J) はい 00 10 (Momo_inD) この部屋に花瓶はありますか 00 10 (Momo_inD) ガラスの水差しでもいいけれど 00 10 (GM_J) 無いかなぁ 00 10 (Luie14) じーえむ、 00 10 (Momo_inD) ないかー。 00 10 (Luie14) 幻覚スキルを使います、 00 10 (Momo_inD) おお 00 10 (GM_J) エルさんは床から部屋に上って 00 10 (Momo_inD) 素敵だ! 00 10 (Luie14) 相手が部屋に上る前に使えますか! 00 10 (GM_J) もう登っちゃった… 00 11 (Luie14) 宣言はじーえむより前でしたぜいやもう登っちゃったならしゃー無い、 00 11 (Momo_inD) 「チチ…」 00 11 (Momo_inD) では、じーえむ 00 11 (GM_J) やる気満々な感じふぁ 00 11 (GM_J) はい 00 11 (Momo_inD) ももんがが、自分で自分を攻撃します。多分持ってるシュリケーンで 00 11 (Luie14) 壁から背を離してコツ、コツとエルさんの前にでも歩いてくるか、 00 12 (Luie14) ハッッ、 00 12 (Luie14) いや、その必要はないぜモモさん! 00 12 (GM_J) 無いぜ! 00 12 (Luie14) じーえむ、ここで私は幻覚スキルを使い《強い灯り》の幻覚を作りマス! 00 12 (GM_J) おお 00 12 (GM_J) ぱ! 00 12 (Momo_inD) やると、どもんに伝わるので、増援よべるのよー 00 12 (Luie14) 幻覚は全てのキャラクターから見える幻覚を一つ作る筈! 00 12 (Momo_inD) おお 00 12 (GM_J) 強い明りが 00 12 (Luie14) ここで強い灯りの幻覚を作り出して異常事態を知らせます! 00 12 (GM_J) 出来た! 00 13 (Momo_inD) 光! 00 13 (GM_J) エルさん 00 13 (GM_J) 超びっくり 00 13 (Luie14) 「……コンニチハ、エルさん」 00 13 (GM_J) 手には 00 13 (GM_J) 刀を持っている 00 13 (Momo_inD) 「チチ…っ」 うおっまぶしっ 00 14 (Aine) む。感知できるのかな・・ぁ。寝てる人たちはきついとしても 00 14 (GM_J) エルさんは、あんまり素早くない感じで逃走を図る 00 14 (kreuz) もちろん地下なのでみえない 00 14 (Momo_inD) 自傷しようとおもってたけど動きとりやめ 00 14 (Luie14) では、 00 14 (Momo_inD) なむすぎる・・・ 00 14 (GM_J) 感知はどうだろう。もういいや。出来てい良いや 00 14 (kreuz) それとも差し込んできたりするかな 00 14 (Luie14) 相手が逃走を図るならば、 00 14 (GM_J) というかエルさん別に強くねーよ 00 14 (kreuz) 光が差し込んでこようぜGM 00 15 (Momo_inD) とりあえず、ももんがは、ウランさんを起こしに入ります 00 15 (Luie14) てくてく追いかけよう、 00 15 (Momo_inD) あ、でも逃げるのか 00 15 (GM_J) 明りとももんがのもふもふがくすぐったくて 00 15 (GM_J) ウランさんは起きた 00 15 (Momo_inD) 「チチ…!」 00 16 (Aine) しるふ「・・・?どこからか光?」と小声でいいつつ見回しー 00 16 (Luie14) 「いやはや、次はもっと上手くするようにとどちらかと言えば同業者側の私はご忠告申し上げる、証拠の隠滅や二度目以降の犯行は非常に繊細で捕まる確率の高い事柄」てくてく 00 16 (GM_J) ルイエさんはどうしますー? エルさんの機敏1あったら良い方bなので捕まえられますけど 00 16 (Dodo_inM) そしてあれだ、どもんは今どこにいるんだろうか・・・ 00 16 (Luie14) 射撃で相手の足を撃ちます、 00 16 (GM_J) 片足潰れてるからのろのろ 00 16 (kreuz) ひでえ 00 16 (Dodo_inM) ほろり 00 16 (GM_J) どもん達は、そろそろついていい 00 16 (GM_J) どっちの足? 00 17 (Luie14) 潰れて無い方の足に向かって鉄製ダイス、 00 17 (GM_J) 「…うぐぁ!」 00 17 (GM_J) 酷いなぁ 00 17 (Luie14) 毒針でないだけ、 00 17 (Luie14) 優しいと思いたまえ! 00 18 (GM_J) 「く…何をする!」 00 18 (Luie14) 「不注意、それが貴方の敗因と、私は申し上げますな、 キンバー氏の殺害に関しては知りませぬがウラン氏の殺害未遂の現行犯で貴方を警察に突き出さねばならない」 00 19 (GM_J) 「く…キンバーさんの事は…知らん! 本当だ!」 00 20 (GM_J) 「大体、なんで私があの人を殺さなきゃならないんだ!」 00 20 (Aine) しるふ「・・?」戦闘音がしないので動かない 00 21 (Luie14) 「では、 00 21 (Luie14) ウラン氏を襲撃するにいたった動機を、お聞かせ願いたい」 00 23 (GM_J) 「…ウランだって分かっているはずだ。私の足が潰れる原因の鉱山、そこに私を呼んだのはウランだ!」 00 25 (GM_J) 「おかげで私は、部屋に籠って延々と接着剤だの良く乾くペンキの研究だの…」 00 25 (GM_J) ぶっちゃけ、動機のレベルって言うか 00 25 (GM_J) 動機自体が殆どオットーさんと 00 25 (GM_J) 一緒 00 26 (GM_J) ルイエさんは 00 26 (GM_J) エルさんが刀の他に、紙と瓶を持っているのに 00 26 (GM_J) 気がついていい 00 26 (Luie14) とりあえず、 00 26 (Luie14) エルさんの刀を先に取り上げてから、 00 26 (Luie14) 紙と瓶も取り上げる、 00 26 (Luie14) もし抵抗するようなら、 00 26 (Luie14) 足を思い切り踏む、 00 26 (GM_J) 抵抗する気力もないようだ 00 27 (Luie14) なら踏まなくてもよろしいですね、それはとても幸福な事です、 00 27 (GM_J) 刀は刀だ 00 27 (Luie14) 例の刀ですかー、 00 27 (GM_J) 魔力的な発光をしてる気がするが、例の刀だ 00 28 (GM_J) 瓶は、ルイエさんがエルさんの部屋に忍び込んだ時に見た薬品の一つで 00 28 (GM_J) モノに魔力を見せかける効果があるものだ 00 28 (Luie14) 紙はー? 00 29 (GM_J) ウランさんが犯行を悔いて死にマス的な。頑張って汚い字で書いてある 00 30 (GM_J) まぁつまり 00 30 (GM_J) そういうことだ 00 30 (Luie14) そういうことですね、 00 30 (Luie14) では、 00 30 (Luie14) 刀と瓶と紙を取り上げて、 00 30 (Luie14) 紙はびりびりに破いて棄てて、 00 31 (Luie14) 放置してウランさんの部屋に戻ります、 00 31 (GM_J) まだウランさんの部屋ですw 00 31 (GM_J) ウランさん一部始終見てましたw 00 31 (Dodo_inM) ウランさんww 00 32 (Luie14) 「おやすみなさい」>ウランさん 00 32 (GM_J) 「あ、ちょっと待ってくれ」 00 32 (GM_J) 凄い申し訳なさそうな口調で 00 32 (Momo_inD) 「チチ…」 00 33 (Luie14) 「何でしょうか」 00 33 (GM_J) 「いや、こんな事になっちまうとは俺も思ってなくて…このままうやむやになったら嫌だからな。今、言うよ」 00 33 (GM_J) 「キンバーさんを殺したのは、俺なんだ」 00 33 (Luie14) 「……まさか?」 00 34 (Luie14) 「あぁ」顔に左手を当てる、 00 34 (Luie14) 「やっぱり、と言うべきか」 00 34 (Momo_inD) 「チチ…」 00 34 (Luie14) 「よろしければ動機をお聞きしたい」 00 34 (GM_J) とまぁルイエさんが納得したところで 00 34 (Luie14) で、ジーエム、虚偽かどうか疑いつつ話を聞きまする、 00 34 (Momo_inD) 「チチ…(ウランさん・・・)」 00 35 (GM_J) 申し訳ないが締め方思いつかないので、終わった事にしてモノローグ調にしたいんですが! 00 35 (GM_J) ダメかな! 00 35 (Luie14) いいですよ! 00 35 (kreuz) ものろーぐ! 00 35 (Dodo_inM) ものろーぐ! 00 35 (GM_J) えー、っと 00 35 (Lazil) ものろーぐ! 00 35 (GM_J) 事件の真相はこうです 00 35 (Aine) あいあいささ 00 36 (Dodo_inM) ほいほいさ 00 36 *nick Dodo_inM → Dodo 00 36 (GM_J) 妖刀のお話を聞いたウランさんは、オットーさんと同じような理由で、キンバーさん殺して借金チャラに出来るんじゃないかとか思う 00 36 *nick Dodo → Dodo_inM 00 37 (GM_J) ついでに、彼の知っている隠し部屋は 00 37 (GM_J) 広間から東に行ったところに 00 37 (GM_J) あった 00 37 (kreuz) つまり怪刀のせいでやっちゃったから僕に責任能力ないよ、と 00 37 (GM_J) というか 00 37 (kreuz) いいはるつもりだったのですか 00 37 (GM_J) 隠し通路の事バレ無かったらなんとかなる、程度の思考 00 38 (Momo_inD) 殺す気まんまんすぎる 00 38 (GM_J) 状況が整ったので魔がさしちゃったのね 00 38 (kreuz) ととのっ…? 00 38 (GM_J) というか 00 38 (Luie14) 声からは嘘の感じを受けませんか? 00 38 (GM_J) 鍵がかかっていても確実に殺せる状況。この御屋敷でもないとそうないでしょう 00 39 (GM_J) なので、隠し部屋見て無かったら諦めよう、程度の思考で見て 00 39 (GM_J) あったのよ 00 39 (GM_J) 嘘っぽくはない。いっぱいいっぱいな感じではある 00 40 (GM_J) あって、キンバーさんを殺しちゃった。これがキンバーさん殺害の真相 00 41 (GM_J) で 00 41 (GM_J) エルさんは同じような事を考えたけど、刀が普通の刀だってのも最初に分かっちゃったのね 00 42 (GM_J) なので肩書を振りかざして刀を妖刀に仕立て上げつつ、犯行が可能でかつ動機もあるウランさんになすりつけて全部終わらせつつも恨みを晴らそう、というのが 00 42 (GM_J) 彼の考え 00 42 (Luie14) 「へー」 林檎齧りながらつまらなそうに聞いてる 00 43 (Luie14) シャリシャリ、 00 43 (GM_J) ちなみに、PCが真相に辿りつかなかったら実際死んでましたウランさん 00 43 (Momo_inD) 「チチ…」 不安そうにウランさんをみあげつつ 00 44 (GM_J) で、冒険者が見抜いたっぽいので、手元にあったお薬で刀を偽装しつつ 00 44 (GM_J) やっちゃおう、と 00 44 (Luie14) シャリシャリ、ごちそうさまでした(果物一つ消費) 00 45 (Luie14) リンゴの食べかすをそこらへんにポイ 00 45 (GM_J) 一つ目の殺人はまず間違いなく自分のやったものではなく、自分意外に可能だとしたらウランかオットー。ついでに、自分がイリアさんに昔見つけてあげた隠し部屋は魔術によるもので、オットーさんやウランさんには厳しいもの 00 47 (Momo_inD) 「チチ…」 見咎めてむーってなるけどさすがにそんな場合じゃなかった>りんごの芯ぽいすて 00 48 (Luie14) 「端的に言おう」 00 48 (GM_J) でも犯行が行われたって事は、少なくとも刀はそこに隠されていたわけじゃない。隠し部屋の事に関してはイリアさんの証言でかなり自分の疑いは薄くなるっていうか実際一件目はやってないわけだから 00 48 (GM_J) ウランさんの一人芝居にしちまったら何とかなるだろう的思考 00 48 (Luie14) 「飽き飽きだ」 00 49 (Luie14) 「後は頼んだぞモモンガ君」転移でPTの部屋に戻ります、 00 49 (GM_J) なんかGMに言われているようでがくぶるする 00 49 (Momo_inD) ちょ! 00 49 (Lazil) PTの部屋にはだれもいない 00 49 (Momo_inD) 「チチ・・・!(あ!にげた!)」 00 49 (Luie14) ちがうよ! NPC達に行ってるんだよ! 00 50 (Dodo_inM) ではそんなところに 00 50 (Luie14) 「って誰もいないーッ!?」 部屋にて 00 50 (Dodo_inM) ちょうどどやどやと入ってくる 00 50 (Lazil) どやどや 00 50 (Aine) いいんじゃろうかどどどど 00 50 (Dodo_inM) あ、鍵かかってた 00 50 (Dodo_inM) 「あけんかいなー」 どかー>蹴り 00 50 (Luie14) 後から追いかけてどやどやの後から入ろう、何故か、 00 50 (Dodo_inM) ふいた 00 50 (GM_J) どやどやどやどや 00 50 (Momo_inD) 「チチ・・・!」 00 50 (Momo_inD) わわ、と鍵あけたりなんだり ▼寝ていた人たち 00 24 (Dodo_inM) そしてあれだ、この隙にこっちかももいろで、光に気付いたどもんのロールで寝てる組起こしてもいいだろうか・・・! 00 25 (Lazil) すやすや 00 25 (Dodo_inM) しかしここにはアイネさんがいなかった… 00 26 (GM_J) 良いよ! 00 26 (Dodo_inM) ありがとう! 00 30 *Aine join #taigamiteiru 00 31 (Dodo_inM) 00 24 (Dodo_inM) そしてあれだ、この隙にこっちかももいろで、光に気付いたどもんのロールで寝てる組起こしてもいいだろうか・・・! 00 31 (Dodo_inM) 00 25 (Lazil) すやすや 00 31 (Dodo_inM) 00 25 (Dodo_inM) しかしここにはアイネさんがいなかった… 00 31 (Dodo_inM) 00 26 (GM_J) 良いよ! 00 31 (Dodo_inM) 00 26 (Dodo_inM) ありがとう! 00 31 (Dodo_inM) 「おいおい、起きぃや」 ドアをがしがし蹴る 00 32 (Lazil) ガシガシけられてる……! 00 32 (Dodo_inM) (しかしあれだ、タイミング的にもう起こしたことにして合流したほうがいいかんじだ 00 32 (Aine) おぉうっと 00 33 (Aine) 「・・・あと20・・・金貨」 00 33 (Aine) むにゃむにゃ 00 33 (Lazil) 「…………?」 むくり 00 33 (Dodo_inM) 金貨・・・! 00 33 (Lazil) 「…………。」 ぽて 00 33 (Aine) 「・・・。・・・じゃない。20皿。・・あれ?」むくり 00 34 (Dodo_inM) 「あっちは、ウランの客室やったか。妙や。はよおきんかいな!」 どかどか 00 34 (Lazil) 「んー……」むくり 00 35 (Lazil) 「……」 ぼー、とてとて 00 35 (Aine) 「・・わかった。」いそいそ。てててて 00 36 (Dodo_inM) 「ほら、はよいくで。わかったな?」 00 36 (Lazil) そんなこんなで合流したのでした 00 36 (Dodo_inM) 言い置いて、走るよー 00 36 (Dodo_inM) そして合流だー 00 36 (Lazil) ぼーっとしつつ、たったったー、ゴチッ 00 36 *nick Dodo_inM → Dodo 00 36 *nick Dodo → Dodo_inM 00 37 (Aine) てとてとてとてとてとてと・・・・ 00 37 (Aine) めこすりめこすり。 00 38 (Lazil) おでここすり 00 39 (Aine) 「とりあえず、犯人をみつけたら、両手両足に杭を打つくらいは痛めつけないと逃げられるしそういうレベルで消耗させる方向で。」てててて 00 40 (Lazil) 「あー、逃げられたら困りますしねぇ」 てててて 00 41 (Dodo_inM) 「へぇ、なかなかどうして、おもろいなあんた」>アイネ 00 41 (Dodo_inM) てってってー 00 42 (Aine) 「・・・ぶっちゃけ不安要素をできるだけ消すならそれくらいしないと。あと。戦闘で受けた深い傷、は良い証拠となるし。」 00 44 (Lazil) 「んー……まぁ、犯人の様子見てから決めましょうかねぇ」 00 45 (Lazil) (このまま合流で良いのかなぁ 00 45 (Aine) かなぁ 00 45 (Dodo_inM) 「ま、これで、ようやくわけのわからん事件もおわりや!ドードーが無茶する前にちゃっちゃと片付けるで」 00 45 (Dodo_inM) どのタイミングで合流していいのかなやむね! ▼エピローグ 00 50 (GM_J) まぁアレだ 00 50 (GM_J) そういうわけで 00 50 (GM_J) 事件は終わった! 00 51 (GM_J) クロさんも見つかった! 00 51 (Momo_inD) なぜか説明するはめになったりなんだり 00 51 (kreuz) どっかの通路のはじでどんよりしているところをみつかりました 00 51 (Momo_inD) おめでとうおめでとう 00 51 (Luie14) 「ハハハ、どんよりしてらー」 00 51 (kreuz) 「ルイエ君」 00 51 *nick Momo_inD → Momon 00 51 *nick Dodo_inM → Dodo 00 51 (Aine) 「・・・とりあえず。かくかくしかじか的な説明が欲しいかもしんない: 00 52 (GM_J) ネタをばらすと 00 52 (kreuz) 「なぐさめるかここで死ぬかえらばせてあげます!!」といいつつ連続行動で武勇付与しておっかける 00 52 (GM_J) 一日目、キンバーさん死ぬ 00 52 (kreuz) 背景で 00 52 (GM_J) 二日目、ウランさん死ぬ 00 52 (GM_J) 3日目 エルさん死ぬ 00 52 (Dodo) 「えっとね、」 となぜか入れ替わったどど君がかくしか 00 52 (Luie14) 「転移! 転移! MPが足りない!」逃げる 00 52 (GM_J) だった 00 52 (Lazil) 「そうなんですかー」 00 53 (kreuz) 「結局男3人の憎み合いですか」 00 53 (Dodo) 「またなにやってるのかなぁ・・・もう・・・」 言いつつルイエさんが捨てたリンゴの芯を拾う 00 53 (kreuz) ルイエくんにケリをいれつつ 00 53 (kreuz) 1d6+4+5 蹴り 00 53 (dice_cre) kreuz 3(1D6 3)+4+5 = 12 蹴り 00 53 (Dodo) 「・・・どうしてこうなっちゃったんだろうね・・・」 00 53 (Luie14) 2d6+2 00 53 (dice_cre) Luie14 7(2D6 6 1)+2 = 9 00 53 *nick Luie14 → Luie11 00 53 (GM_J) 別々の人の犯行なんだけど、連続殺人とミスリードとかしてくれたら嬉しいGM思考 00 54 (Dodo) 「そして、どうしてああなんだろうね・・・」 ルイエさんとクロイツさんを遠い目で見て 00 54 (Aine) 「・・・。はぁ。」 00 54 (Aine) 結局幼馴染メンツで無実なのは・・・。 00 54 (Luie11) そして一日で解決されるGM(ぐわー、無念) 00 54 (Lazil) 「んー……」 00 54 (Dodo) 「とりあえず、他所様の家なんだから、散らかすのやめようよう」 リンゴの食べかすをゴミ箱へ捨て捨て 00 54 (GM_J) イリアさんも原因作ってたわけだし、悪いと言えば全員悪い 00 55 (Dodo) ガンネイさんの空気っぷりが泣けてきます 00 55 (kreuz) 無実なのはガン…いやゲン…? 00 55 (GM_J) ガンネイさんは 00 55 (Lazil) ガンネイさんただの巻き込まれ……あ、執事もいた 00 55 (GM_J) ヒント提供用のキャラだったからw 00 55 (Dodo) ヒント…? 00 55 (kreuz) 日輪の話してるときにそうかなーとおもった 00 55 (Aine) あー。 00 56 (GM_J) 大体、日輪ネタにしてるけど、PCがどれだけ日輪に詳しいか 00 56 (Dodo) なるほどなるほど 00 56 (GM_J) 分からないじゃないw 00 56 (GM_J) 後、容疑者増やすため 00 56 (kreuz) 速攻でわすれられました 00 56 (kreuz) 「スッキリしない事件でしたねえ」 00 57 (Lazil) 「まぁ、あれですねぇ、これでようやく帰れますしー」 ぽけー 00 57 (GM_J) エルさんとウランさんは引き渡され 00 57 (GM_J) オットーさんは寂しそうに帰って行った 00 57 (Dodo) 「ウランさん…」 00 57 (Luie11) 暇そうにそこらへんぷらぷら警察に見つからないように歩いてる、 00 57 (Dodo) しゅーんとして見送り 00 57 (Luie11) 「時折」 00 58 (GM_J) ガンネイさんは今帰るところ。空気だったから皆さん感慨もクソも無いだろうけど 00 58 (Luie11) 「人間が理解できない」 00 58 (kreuz) 「理解できませんか」 00 58 (Aine) 「・・・社会と言うものはどす黒いものです」 00 58 (kreuz) 後ろからてくてく 00 59 (kreuz) 「アイネさんはどっちかというと理解しちゃぅほうのエルフ」 00 59 (GM_J) 「…妖刀や付喪神と言った、モノに着く魔物を実際に着かせるのは、多くは人間なんです」とそう言い残して 00 59 (GM_J) 空気だった僧侶は帰って行った 01 00 (Luie11) 「彼らには相応の寿命が与えられ、濃密な時間を過ごす権利が与えられているのに、何とそれを放棄する者の多い事か」 01 00 (kreuz) 「ふむ」 01 00 (Luie11) 「まぁそれはともかくとして仕事仕事」 手袋をはめて財宝を漁りに行く 01 00 (GM_J) 財宝は 01 00 (kreuz) 「短いからこそ、一つの目的にしか…命をかけられないんだとおもいますけど、ね」 01 00 (GM_J) まぁシュリケーンがあるから 01 00 (GM_J) 良いじゃ無い! 01 00 (Lazil) 「んー……」 01 01 (Luie11) フッ、 01 01 (kreuz) しゅりけーんください 01 01 (Luie11) 発見技能で高価な調度品を探し、 01 01 (Dodo) しょんぼりしたまま見送っている 01 01 (Luie11) 盗む技能でそれを盗みだします、 01 01 (GM_J) 皆さんもすっきりしないままとりあえずお宿に帰ってー 01 01 (Lazil) じゃあ、GMー、 01 01 (Dodo) シュリケーンください 01 01 (Lazil) 余った天啓でエルさん作の魔術糊の材料と作り方を知りたいです(無茶ぶり 01 01 (Dodo) わあ 01 01 (kreuz) わあ 01 01 (GM_J) では「魔術糊のレシピ」(フレーバー)を 01 01 (GM_J) 手に入れた 01 02 (Lazil) いえい 01 02 (Dodo) おめでとう! 01 02 (kreuz) れーじるさんがまたあやしいものを 01 02 (GM_J) 皆さんはなんかスッキリしないまま宿に帰り 01 02 (kreuz) 最後イリアさんと話してませんが 01 02 (GM_J) ああ、話します? 01 02 (kreuz) 話したいですねー 01 02 (GM_J) ではー 01 02 (Dodo) お話したいねー 01 02 (kreuz) あぎあぎとりにいかないといけませんし 01 02 (Luie11) 興味無くしたので、ルイエはそこら辺をふらふらしている、 01 03 (GM_J) イリアさんは、なんだかめっきり静かになってしまった広間を、悲しげに眺めている 01 03 (kreuz) あぎ(私は本でした、とても理想的な本でした) 01 03 (Dodo) 「……イリアさん」 耳ぺたりと伏せたままその様子を眺め 01 03 (kreuz) 「後悔していますか」 01 05 (GM_J) 「…ええ、ただの刀を妖刀にしてしまったのは、私です」 01 06 (kreuz) 「…気休めかもしれませんが」 01 06 (kreuz) 「3人の真ん中にあった剣が妖刀ではなくただの果物ナイフでも」 01 07 (kreuz) 「いずれはこうなった気がしますよ」 01 08 (GM_J) 「それでも、です。でも…」 01 08 (kreuz) 「納得できるようなことではないでしょう、ね…」 01 08 (GM_J) 「お優しいんですね。クロイツさんは」と、寂しそうに笑っている 01 09 (kreuz) 「いいえ、全然ほら、慰めになってないじゃないですか」肩をすくめて 01 09 (GM_J) 「それこそ、それでも、です」 01 10 (kreuz) 「イリアさんはお優しい」 01 10 (GM_J) 「多分クロイツさんは、ご自分がお思いになっているより、ずっとお優しい方ですよ」 01 10 (Luie11) なんだこのフラグ空間、 01 10 (kreuz) 「またまたぁ」 01 10 (kreuz) きのせいきのせい 01 10 (Lazil) 少し離れたところで見守ってる 01 11 (GM_J) 「相変わらず、口が上手いんですね」>お優しい 01 11 (Dodo) あとはお二人で・・・ 01 11 (Luie11) じーえむ、この雰囲気をぶち壊す為に怪盗の正装をして高い所に登りたいです、 01 11 (kreuz) じゃあそれを窓からみつけます 01 11 (Dodo) ドードー君はそっと場を離れよう 01 12 (Dodo) ももんがを手にのせて、ぼろぼろと涙をこぼして 01 12 (Dodo) 「…くやしいよ。なにをいってあげたらいいか、僕、何も思いつかないんだ」 01 12 (kreuz) 「僕が思うにイリアさんに今必要なのは、時間よりもきっと」 01 13 (Dodo) とか言ってる、はなづらをももんががぺしぺし叩いているにちがいない 01 13 (kreuz) ルイエ君は窓からみえますかGM 01 13 (GM_J) ももんがさん武勇攻撃力で判定 01 14 (GM_J) 見えてもいい 01 14 (Luie11) (よじよじ) 01 14 (Momon) 2d6+1 うじうじしとるんやないでー気合いれたりー 01 14 (dice_cre) Momon 7(2D6 2 5)+1 = 8 うじうじしとるんやないでー気合いれたりー 01 14 (kreuz) 「心から笑えるなにk…」視線が窓に 01 14 (Momon) 期待値だった 01 14 (kreuz) 「……………」見てる 01 14 (Dodo) 2d6+2 「…わわ」 防御 01 14 (dice_cre) Dodo 6(2D6 3 3)+2 = 8 「…わわ」 防御 01 15 (Luie11) 「ハーッハハハハ! 民衆諸君!」@屋根の上、怪盗のマスクとマントをつけている、 01 15 (kreuz) 良い勝負だ 01 15 (Dodo) 「痛いよ、ももん」 なきわらい 01 15 (GM_J) なぎはらいに見えた 01 15 (Momon) 「チチ…」 01 15 (Dodo) だれをなぎはらうんです・・・! 01 15 (kreuz) 「あんの…」アチャー、というしぐさ 01 15 (Dodo) 「もう・・・ってわあ!」 01 15 (Luie11) 「えーっと、アレだ、アゴン?アドン? アモン氏のあのー、あれだー!遺作はこの私怪盗ダイススティールが華麗に奪ってもうそれはそれは」 01 15 (Luie11) 2d6+5 16以下で足滑らせる 01 16 (dice_cre) Luie11 6(2D6 5 1)+5 = 11 16以下で足滑らせる 01 16 (Dodo) 「えええ、なんだあれ!」 01 16 (GM_J) ほぼ絶対じゃないですかw 01 16 (kreuz) テーブルにおいてあったあぎあぎをつかんで射撃します 01 16 (Dodo) あぎあぎ・・・! 01 16 (kreuz) 2d6+4 機敏 01 16 (dice_cre) kreuz 3(2D6 1 2)+4 = 7 機敏 01 16 (Dodo) ほろり 01 16 (kreuz) まだ反動が! 01 16 (Lazil) 「んー……?」 01 16 (Luie11) じーえむが許可するならずるべきぐちゃと落下してあぎあぎが放物線を描いて飛んできて噛み付かれます、 01 16 (GM_J) 許可する! 01 16 (Luie11) 防御は自主的ファンブルを宣言、 01 17 (kreuz) へろーんととんでいったところに吸い込まれるようにルイエ君が墜ちてきた 01 17 *nick Luie11 → Luie0 01 17 (Dodo) 死んだァー! 01 17 (Lazil) ちょ 01 17 (Luie0) 「死ぬーッ、死ぬーッ」 01 17 (kreuz) しんだぁー!! 01 18 (kreuz) 「ああちょっとすみません、ええとほら…片づけてきます!」 01 18 (Dodo) 「え、ちょ、なんなのあれっ」 とりあえず走って部屋にもどってくる 01 18 (kreuz) イリアさんにちょっと挨拶して外にわー 01 18 (Lazil) 「なんですかーあれー」 01 18 (Luie0) あぎあぎに噛み付かれたまま、わーと逃げる、 01 18 (Dodo) しまった、いや走れなかったので、もつれつつ、こけつつ 01 18 (Dodo) 「ええと、うん?知り合いなの…?」 01 19 (kreuz) 「ええいまちたまえっ今日という今日は!」おいかけとく 01 19 (GM_J) どこまで追いかけました? 館の外辺りまで? 01 19 (kreuz) エンディングテーマがながれるまで 01 19 (Dodo) 「なんだったんだろー」 01 19 (Luie0) エンディングテーマが流れるまで、 01 20 (Dodo) そして今回無報酬 01 20 (kreuz) あるある 01 20 (GM_J) では、落下の衝撃でアフロになったルイエさんが引きずられつつエンディングテーマが流れて、後日談 01 20 (Lazil) 「深く考えるだけあれでしょうねぇ」 01 20 (Lazil) ごじつだーん 01 20 (Dodo) 「なんか関わっちゃいけないきがする」 01 20 (Dodo) ごじつだーん 01 20 (Luie0) 何故か大けがしたルイエが居る>後日談 01 21 (Dodo) 宿ならば、片隅で調合している 01 21 (kreuz) その横で普通に紅茶をすする 01 21 (GM_J) 手紙と、原稿が皆のもとに届いたって言うか、手紙オチばっかだな僕のセッション 01 21 (Dodo) 火炎ボトル調合してもいいですか 01 21 (kreuz) 「そうだ、ルイエ君に渡すものがあるんですけど」 01 21 (kreuz) ほうたいまきまきなルイエ君を上から下までみてから 01 21 (Lazil) ぽけーっと調合の様子見ている 01 21 (Luie0) 「何だろうか」 01 22 (kreuz) 「これです」 レバーが大量にはさまったパン 01 22 (GM_J) 手紙は、その後の経過と、原稿はせっかくなので皆さんにお渡しします、な旨 01 22 (Dodo) くさっとる・・・w>ればー 01 22 (Luie0) 「要らんわっッ」ペシーン 01 22 (kreuz) 「えー」 01 22 (GM_J) めっきり寂しくなったので、また何かあったら遊びに来てくださいって事 01 22 (kreuz) 「見るからに血がたりないじゃないですか、人のおもいやりをいらんわっぺしーんって」 01 22 (Dodo) 「えええ、いいのかなぁ」>原稿 01 23 (Dodo) とかいいつつ、読みあげ読み上げ<手紙 01 23 (Luie0) 「エルフ舐めんなよマジで肉なんて生まれてから数えるほどしか食ったことねぇぞこちとら舐めんなよマジで」 01 23 (GM_J) そして追伸で「クロイツさん、ルイエさん。最後に少し明るくなれました。ありがとうございます」と一言 01 23 (Dodo) ばれてるw 01 23 (Lazil) ばれてはる 01 23 (GM_J) ちなみに、原稿は 01 23 (kreuz) 「ほらほめられてますよ」と指さしつつ 01 24 (kreuz) ルイエ君のきがそれたところで道具袋とか宝箱につっこむ 01 24 (Dodo) 「うん、みなかったことにしよう」<追伸 01 24 (Luie0) 発見技能使用 01 24 (Luie0) 「マテエエエェェェ」 01 24 (GM_J) その筋の人に売れば、まぁ仲介料とか差っ引いても五万Gぐらいになる。死んだ作家の幻の原稿だしね 01 25 (Dodo) なんと 01 25 (GM_J) 今回の報酬はそれで行きたいけど、それが嫌なら警察機構から礼金が出たでも 01 25 (GM_J) 良い! 01 25 (GM_J) どっちでもいい! 01 25 (Lazil) その筋の人ですかぁ 01 25 (Dodo) 心情的には礼金のほうがいいかな・・・! 01 25 (GM_J) 後は 01 25 (Luie0) 「それと、それは褒められたのではなく、仕事を果たした、と言って欲しいな」>あかるくなれました 01 25 (kreuz) 売ったら速攻バレてまう 01 25 (kreuz) 「僕は仕事じゃないですねー、趣味ですかねー」 01 26 (GM_J) 拾ったシュリケーン、後盗んだ本と燕尾服 01 26 (GM_J) が今回の報酬 01 26 (Dodo) シュリケーンはフレーバーかな 01 27 (kreuz) シュリケーンいいなー 01 27 (GM_J) ガンネイさんの部屋の本は「日輪の知識判定で+2」のユニーク技能書 01 27 (Dodo) ももんがが装備できてもいいのよ・・・ 01 27 (Dodo) なんだと 01 27 (Lazil) 魔術糊のレシピ(ふれーばー)もらったからいいや 01 27 (Luie0) コレクションだ、 01 27 (GM_J) 燕尾服は、交渉判定+2の防具 01 27 (Luie0) コレクションだ、 01 27 (kreuz) やたらもってきおって 01 27 (Luie0) 料理の本も持ってきましたね、じーえむ! 01 28 (GM_J) 「買ったはいいけど使い道無くてしまっておいた集がする料理の本」は 01 28 (GM_J) 料理判定に+2される代わりに 01 28 (GM_J) 3分の一の確率で 01 28 (GM_J) 暗黒料理になる 01 28 (Dodo) ひゃあ 01 28 (kreuz) それもそれでいいなあ 01 28 (GM_J) そんなもん主人に出せないよね 01 29 (Dodo) なんておいしいんだ 01 29 (kreuz) 暗黒料理もレシピないとつくれないから 01 29 (kreuz) 有る意味お得 01 29 (Dodo) うんうん 01 29 (GM_J) シュリケーンはどうしようかなぁ 01 29 (kreuz) (すみません十五分くらい離席せねばならないのであとはまかせた 01 29 (Dodo) いてらら 01 29 (Lazil) いてららー 01 29 (GM_J) はーい 01 30 (GM_J) 匠の投げナイフの 01 31 (GM_J) 相当品 01 31 (Luie0) ナントッ 01 31 (GM_J) 全部5000Gぐらいで売れる 01 31 (Lazil) たかーい 01 31 (Dodo) 匠の投げナイフ…! 01 32 (GM_J) まぁ、さんざんグダったし、色々機転利かせて持ってきた報酬って事で 01 32 (GM_J) で 01 32 (GM_J) アイネさんは 01 32 (GM_J) 居るかな 01 32 (Dodo) ユニーク特権でももんがも装備できたりしませんか・・・!>シュリケーン 01 34 (GM_J) 流石に 01 34 (GM_J) あかんかな 01 34 (Dodo) だめかー 01 34 (GM_J) ようし 01 34 (GM_J) 1d100で 01 34 (dice_cre) GM_J 86(1D100 86) = 86 で 01 34 (GM_J) 70以上を 01 34 (GM_J) 出せば良いよ! 01 34 (GM_J) 行き当たりばったり 01 35 (Dodo) まぁ、5000Gで売却して5000Gのペット用武器買えば攻撃力同値になるしってなんと 01 35 (Dodo) 1d100 じゃあ、ちゃれんじしてみる 01 35 (dice_cre) Dodo 1(1D100 1) = 1 じゃあ、ちゃれんじしてみる 01 35 (Dodo) いえい 01 35 (GM_J) ひゃっほうw 01 35 (Dodo) さすが私だ 01 35 (Luie0) とりあえず、 01 35 (Lazil) いえい 01 35 (GM_J) 経験店は 01 35 (GM_J) 点は 01 36 (GM_J) 第二、第三の事件を未然に防いだ、真相をかっちり明かした 01 36 (GM_J) イリアさんとなんか良い感じになった 01 36 (GM_J) この辺りを考慮して 01 36 (GM_J) SIX 01 37 (GM_J) 6点 01 37 (Dodo) 6かー 01 37 (GM_J) 英雄点は 01 37 (GM_J) 3で 01 38 (GM_J) どうだろう。多いだろうか 01 38 (GM_J) とりあえず 01 38 (GM_J) リザルトー 01 38 (Lazil) 報酬が結局わからないのでー、うん 01 39 (Luie0) ハッ、 01 39 (Luie0) 小屋が建てられる、 01 39 (GM_J) 礼金にしても原稿売るにしても 01 39 (GM_J) 基本給は…あ、申し訳ない。五万って書いたが半分にしてー 01 39 (Dodo) ああ、びっくりした・・・ 01 39 (Luie0) 一人ごせんー、 01 39 (GM_J) 初歩的な計算ができてなかった 01 39 (GM_J) 後は 01 40 (Lazil) 1人5せんー 01 40 (Dodo) 一人頭1万超えるとか超びびってたw 01 40 (GM_J) ユニーク品の代金を 01 40 (GM_J) 加算しまして 01 40 (Dodo) うんうん 01 40 (Luie0) 盗んだ品物はルイエは言われなければ出しませんよ、 01 40 (GM_J) ルイエさんは 01 40 (GM_J) 落ちた時に盗んだ品物を 01 40 (GM_J) 館の外にぶちまけた 01 40 (Luie0) なるほどな!!! 01 40 (Dodo) なんだってー 01 40 (GM_J) ええい。ややこしくしないでくれw 01 41 (Aine) だめだ。半分根落ちしてた 01 41 (Dodo) とりあえずりざるとだー 01 41 (Dodo) おつおつ・・・ 01 41 (Lazil) おつおつー 01 41 (Luie0) だって、盗んだ品物をPTの前に出すとか! 超犯罪を自供しちゃってるじゃないっすか! 01 41 (Luie0) 多分どっかでぼろぼろ落としたー、 01 41 (GM_J) 報酬は四万五千G …いかん。どっちにしろあげすぎだ 01 41 (Aine) おつですー 01 42 (GM_J) だってさぁ 01 42 (Luie0) ん? 01 42 (GM_J) だってさぁ 01 42 (Luie0) あ、四千五百に見えた、オドロイタ、 01 42 (Dodo) んと 01 42 (Dodo) シュリケーンは何個なんだろ 01 42 (GM_J) 一個 01 42 (Dodo) ももんがは一個もってたけど、他の人もってなかったんだっけ 01 43 (GM_J) 二個も3個も取ってたらフレーバーにするw 01 43 (Dodo) なるほどなるほど 01 43 (GM_J) 今この時点で 01 43 (GM_J) 明らかにあげすぎですしー 01 43 (Dodo) ルイエさんとクロさんも持ってた気がしたので超びびってたよw 01 43 (GM_J) 持ってる気がしてきた… 01 43 (Dodo) <二個も三個も 01 44 (Lazil) 持ってた気がしていた 01 44 (Aine) だめだ、ダウンしそうですorz 01 44 (GM_J) 申し訳ない 01 44 (Dodo) おつおつ・・・ 01 44 (Aine) 一足先に住みませぬ 01 44 (Dodo) リザルトは、したらばにも一応書くってことで 01 44 (Luie0) あいー、 01 44 (Lazil) おつかれさまー 01 44 (GM_J) ううん。ルイエさんは落下した時に、シュリケーンを無くしたって事に 01 44 (Dodo) おつかれさまでしたー? 01 44 (GM_J) してくだされ 01 44 (Luie0) や、私シュリケーン持ってなかったはず、 01 44 (GM_J) じゃあいいや 01 44 (Dodo) そっか 01 45 (Dodo) じゃあ一個だ! 01 45 (Lazil) くろさんと投げ合ってた記憶があるけどー 01 45 (kreuz) ただいまただいま 01 45 (Luie0) 燕尾服と料理本と日輪の本を勝手に盗んできただけー、 01 45 (Dodo) おかえりおかえり 01 45 (Lazil) おかえりおかえり 01 45 (kreuz) シュリケーンは複数あるとおもってた! 01 45 (Luie0) アレですよ、 01 45 (kreuz) 一個くらいなくなってもきづかれない的に 01 45 (Lazil) 最低二枚あると思ってた 01 45 (Luie0) 複数で一束で 01 45 (Luie0) 匠の投げナイフ相当、 01 45 (GM_J) ウワァァァァン 01 45 (Luie0) そんな感じでどうでしょ、 01 45 (Dodo) それだ 01 46 (kreuz) ほうほう 01 46 (kreuz) あとGMコネください 01 47 (GM_J) では報酬は一人9000で 01 47 (Lazil) なんとー 01 47 (kreuz) わー 01 47 (GM_J) リザルト品の行き先は 01 47 (Dodo) わー 01 47 (GM_J) 皆さんが決めろーい 01 47 (Luie0) (しかし、ルイエの盗んできた代物を皆さんが普通に売るならの話では有ったり) 01 47 (Lazil) 何あるかわからんっ 01 47 (Luie0) 燕尾服 交渉+2 防具胴体 01 47 (kreuz) ルイエ君がこんな品物をとってきたので罰金でルイエ君から搾取 01 48 (GM_J) この僕の 01 48 (Luie0) 料理の本 技能書:料理+2 3分の1で暗黒料理 01 48 (GM_J) 処理能力の低さときたら… 01 48 (Dodo) 盗品だもんねぇ・・・僕はしらないけど 01 48 (Luie0) 日輪の百鬼夜行に関する本 技能書:日輪知識+2 01 48 (Luie0) シュリケーン:匠の投げナイフ相当の日輪の投擲武器 01 48 (GM_J) コネはいいよう。僕んちの子は名前がついてれば誰でも取れる 01 48 (Luie0) 全部売価5000G、 01 49 (kreuz) なんか特別なコネください 01 49 (Dodo) んー。データ的には日輪の本欲しいけれど 01 49 (Dodo) イリアさんとフラグがほしいときいて 01 49 (kreuz) フラグというよりもこー 01 49 (Lazil) なにもいらないー 01 49 (GM_J) こー? 01 49 (kreuz) イタズラ仲間としてですね。 01 49 (Dodo) なるほど 01 50 (GM_J) イリアさんからの好意寸前の信頼を 01 50 (GM_J) あげよう 01 50 (kreuz) それから今彼女は唯一の友人をすべて失ったも同然ですから 01 50 (Dodo) 寸前w 01 50 (Dodo) おともだちはいいねぇ 01 50 (kreuz) 一人にしておくと多分気が滅入るとおもうんですよねー 01 50 (Dodo) あそびにいきたい 01 50 (kreuz) そうそう 01 50 (GM_J) まだフラグではない…ルイエさんがぶち壊したし 01 50 (GM_J) 遊び仲間もあげよう 01 50 (kreuz) よかったよかった 01 50 (Dodo) わー 01 51 (Luie0) ドードー君、 01 51 (Dodo) うにゅ 01 51 (GM_J) 遊びに行くうちに好意になりそうではあるなぁw 01 51 (Luie0) 火炎ボトルとか調合したら売ってくれたまえ、 01 51 (Dodo) なんと 01 51 (Dodo) 調合してもいいです?>GM 01 51 (Luie0) 店で売るより一割増しで買うよ! 01 51 (Dodo) なんと 01 52 (kreuz) 火炎ボトルかー 01 53 (Dodo) 素材は足りてるんだけれども、今調合していいのかなぁ 01 53 (kreuz) あ! 01 54 (kreuz) (商談あまってる… 01 54 (Dodo) わぁ 01 54 (Lazil) うわを 01 54 (kreuz) でも礼金をつりあげるのもなあ 01 54 (kreuz) やめておこう 01 54 (kreuz) そのかわりどーどーくんの火炎ボトルを 01 54 (Dodo) ちょw 01 54 (kreuz) 1d6割り増しでルイエくんにうりつけよう 01 54 (dice_cre) kreuz 5(1D6 5) = 5 割り増しでルイエくんにうりつけよう 01 54 (Dodo) ちょおおw 01 55 (kreuz) よし、このボトルは4500Gです 01 55 (Dodo) 高いよ・・・! 01 55 (Luie0) 高いッ、 01 55 (kreuz) 春の限定品ですよ 01 56 (Dodo) そしてクロさん… 01 56 (kreuz) はいはい 01 56 (Dodo) それ5割より高くなってませんか・・・! 01 56 (kreuz) きのせいです 01 57 (Dodo) きのせいならしかたない 01 57 (Lazil) フラスコの値段な気がしても言わない優しさ 01 57 (Dodo) まーじんっておそろしい 01 57 (Dodo) ははは 01 57 (kreuz) やさしいなあ 01 57 (Dodo) そしてジョズスさんは大丈夫だろうか 01 58 (kreuz) 倒れてしまわれたか 01 58 (Dodo) とりあえず、 01 58 (Dodo) ユニーク品買い取るひといますかー? 01 59 (Lazil) いらないー 01 59 (GM_J) 大丈夫ですよー 01 59 (Dodo) あ、いた 01 59 (GM_J) 凹んでますけど倒れては無いです 01 59 (Dodo) 調合してもだいじょうぶです? 01 59 (Dodo) >ジョズスさん 01 59 (GM_J) 大丈夫ですー 01 59 (Dodo) わーい、ありがとー 01 59 (Lazil) 凹んだら熱湯に入れて膨らませないと 01 59 (Dodo) しかしここでファンブルの可能性 02 00 (Dodo) ●火炎ボトル (目標値:12) × 1 個 必要素材:布地×1 油×1 02 00 (Dodo) をまずー 02 00 (Dodo) 2d6+7+2 「えっと」 調合だー 02 00 (dice_cre) Dodo 6(2D6 3 3)+7+2 = 15 「えっと」 調合だー 02 00 (Dodo) よし 02 00 (Luie0) 盗む 02 00 (Luie0) 2d6+8 02 00 (dice_cre) Luie0 10(2D6 6 4)+8 = 18 02 00 (Dodo) こらー! 02 00 (Dodo) 2d6+1 02 00 (dice_cre) Dodo 7(2D6 5 2)+1 = 8 02 00 (Luie0) でー 02 00 (kreuz) これはひどい 02 00 (Dodo) 盗まれた! 02 00 (Lazil) あーあ 02 01 (Luie0) かわりに、 02 01 (Luie0) 3000G程どーどー君の荷物に突っ込んでおく、 02 01 (Dodo) なんと 02 01 (kreuz) ルイエ君のユニークアイテム欄に 02 01 (kreuz) 腐ったレバーサンド 休憩時に食べると1d6-14回復 02 01 (kreuz) をつっこんでおきますね 02 01 (Lazil) マイナスw 02 01 (Dodo) とりあえずあれだ、どういう風に盗まれたのですか 02 02 (Luie0) 調合して完成したのを眼の前でかっさらって代わりにお金を置かれました、 02 02 (Luie0) 市場価格より多めに、 02 02 (Dodo) それ盗むっていうか・・・! 02 02 (Dodo) 「え、えええ」 ぱちくり 02 02 (Luie0) 「貰ってもいいかな」 02 02 (Dodo) 「あ、うん。いいけど」 02 02 (Luie0) レバーサンドは大地に返そう、 02 03 (Dodo) 「ちょっと大目だけどいいのー?」 02 03 (kreuz) 「ルイエくんは数が数えられないんですよ」 02 03 (Luie0) 「そうそう、私はお金が数えられないんだ」 02 03 (Dodo) 「わぁ」 02 03 (Dodo) 「うーん、じゃあ」 02 03 (Luie0) 「そうッ、それよりも私は幸せな人の数を数えるので精いっぱいなのさっッ」 02 04 (Dodo) ●簡単な傷薬 (目標値:8) × 1 個 必要素材:カブラ苔×1 02 04 (Dodo) 2d6+7+2 02 04 (dice_cre) Dodo 9(2D6 3 6)+7+2 = 18 02 04 (Dodo) 「これおまけー」 02 04 (Luie0) 「マジで―」 02 04 (Dodo) 「デンジャラスにじゃれるのもほどほどにね」 02 05 (kreuz) 「エルフだろうがなんだろうが死ぬときは一瞬ですからねー」 02 05 (Dodo) 「クロイツさんそれしゃれにならない」 02 05 (kreuz) 「ゲラゲラ」 02 05 (Luie0) 「ナァニ、死ぬのもまた一興、人生は舞台、華々しく楽しく」 02 06 (Luie0) 「そうでなければ俺は人生に毛ほどの価値も感じられんよ」 02 06 (Dodo) 「なるほど、太く短くなんだね」 にこっとわらって 02 06 (kreuz) 「なむなむ」 02 06 (Luie0) 「エルフは強制的に馬鹿みたいに長いけどなぁ」 02 06 (Dodo) 「ああ、たしかに。エルフさんってそうだよねぇ」 02 06 (kreuz) 「大丈夫、その調子ならあと二年持ちませんよ」笑顔で肩をポン 02 07 (Dodo) 「充実してるっていいことだよねってうわあ」 02 07 (Luie0) 「コレが案外中々死ねない物だ」>二年持たない 02 07 (Dodo) 「ルイエさんは殺してもしなない。おぼえた」 02 07 (Luie0) 「せいぜい数十年しか生きられない人間が羨ましくも有り、理解できなくも有り、と言ったところだな」 02 08 (Dodo) 「人間だってエルフだって、短いときは、短いよ。年月より密度かなーって、うん、まぁ僕は思うけど」 ごりごりしつつ 02 08 (kreuz) 「ふむ」 02 08 (kreuz) 「数十年しか生きなかったエルフがいたらさて、いまわの時に何を思うのでしょうね」 02 09 (Luie0) 「さて、な、ただ一つ言えるのは」 02 10 (Luie0) 「そのエルフはある意味幸福だ、何故なら死に至る最大の病である孤独を感じる暇がなかったのだから」 02 10 (kreuz) 1d6+4 あっぱー 02 10 (dice_cre) kreuz 1(1D6 1)+4 = 5 あっぱー 02 10 (Luie0) 2d6+2 02 10 (dice_cre) Luie0 2(2D6 1 1)+2 = 4 02 10 (Lazil) ちょ 02 10 (kreuz) お見事 02 10 *nick Luie0 → Luie-5 02 10 (Dodo) 「うわあ」 02 10 (Luie-5) 「ゲブゥフウ」 02 10 (Lazil) 「……」 02 11 (kreuz) 「理由はいいませんよー」 02 11 (Dodo) 「傷薬じゃダメだ。頭からなおさないと」 02 11 (Lazil) 「何かよく分からない話しているなぁ、とおもっていたんですが、何というかー」 02 11 (kreuz) 「赤ん坊だって孤独を知っています」 02 12 (GM_J) 言ったw 02 12 (kreuz) 言ったね! 02 12 (Luie-5) 「今理由言ったよねねぇねぇ理由言ったよね理由言ったよねケラケラ」うざったい感じ 02 13 (GM_J) なんでルイエさん再生してるの 02 13 (kreuz) 「ええいいましたよー」蹴り蹴り 02 13 (Luie-5) 「痛い痛い、HPマイナスだから」 02 13 (Dodo) 「どうしよう、今僕ちょっと、クロイツさんの蹴りに応援したくなった。」 02 13 (kreuz) 「ぼかぁね、ちょっと長く生きてるからって上から目線なのはヒジョーにムカつくんですよコラ」 02 13 (GM_J) 何だ。ルイエーさんになったんじゃないのか 02 14 (Luie-5) 「……」 02 14 (kreuz) 踏んでおく踏んでおく 02 14 (Dodo) 「感傷にひたる暇ないくらい踏んどくといいよ」 02 14 (Lazil) 「あー……ダメですねぇ」 ルイエさんに憐みの眼差し、少しずれてる 02 15 (Luie-5) 「クロイツ、かけをしようぜ」血反吐吐きながら 02 15 (kreuz) 「なにがですか?」 02 16 (Luie-5) 「今から百年後に、クロイツが生きているかいないか」 02 16 (kreuz) 「ふむ」 02 16 (kreuz) 「いいですよ」 02 17 (Luie-5) 「十年後くらいに死ぬ方に500Gかけたァーッ!」 02 17 (kreuz) 「僕より先にルイエ君が死ぬ方に10000G」 02 17 (Luie-5) 「何その倍率!!?」 02 18 (kreuz) 「それは所持金の差ってやつですよ」目をそらし 02 18 (Luie-5) 「ナルホドナー」血涙 02 18 (Dodo) 「(そこでクロスカウンターの可能性…)」 02 19 (Dodo) 「(…いや、まぁそれはともかく。今日も平和だなー)」 遠い目で 02 19 (kreuz) 「あと僕が死ぬとしたら…」 02 19 (kreuz) 「まあいいか」 02 19 (Luie-5) 「クロイツ」 02 19 (kreuz) 「はいはい」 02 20 (Luie-5) 「なんか最近神経質そうだし、何やってるかは知らんが」 02 20 (Luie-5) 「死ぬな」 02 20 (kreuz) 「またストレートにきましたね」 02 21 (Luie-5) 「漫才相手が居なくなってはつまらん」にやっと笑って宝箱背負って外に出よう、 02 21 (Luie-5) あ、 02 21 (GM_J) くそう。かっこよくなりやがって 02 22 (Luie-5) HP-5だからそこで泡吹いて倒れよう、 02 22 (kreuz) 「そんなときにはレバーサンドをですね」 02 22 (Luie-5) 宝箱に潰されてぐちゃり、 02 22 (kreuz) 宝箱をかってにあけつつ 02 22 (Luie-5) 「それ止めだよな、絶対止めだよな、絶対トドメっだよな」 02 22 (kreuz) 「まあ死ぬも死なないも」 02 23 (kreuz) 「…僕が決めます、文句はいわせない」 02 23 (kreuz) そして倒れたルイエくんの顔のうえにレバーサンドをのせて 02 23 (kreuz) 僕のシーンは終了 02 24 (Luie-5) 「(ぶくぶくぶく)」 02 24 (Lazil) 「なんだかんだで元気な人たちですねぇ」 そんな様子を眺めつつ、こそこそっと魔術糊のレシピまとめ中 02 24 (Dodo) 「元気だねー」 02 25 (Dodo) ちょっとため息つきつつ 02 25 (Dodo) 「うーん、また素材が足りなくなった・・・。さがしにいかないとなぁ」 02 25 (GM_J) くそう。いいなぁ。かっこいいなぁ 02 26 (Dodo) 「あれ?レージルさん、なにやってるの?」 02 26 (Luie-5) 1d6-14 02 26 (dice_cre) Luie-5 6(1D6 6)-14 = -8 02 27 *nick Luie-5 → Luie-13 02 27 (Dodo) さらに減ってはる・・・ 02 27 (Lazil) 「ちょっとした思い付きを連ねているだけですがー」 02 27 (Luie-13) レバー三度食べました、 02 27 (Lazil) マイナス13……! 02 27 (Dodo) 「ふむふむ、思いつきかぁ」 02 27 (kreuz) がんばった<ダイス6 02 28 (Lazil) 「八割以上真似ですけどねぇ」 つらつら 02 28 (Dodo) 「真似…?」 首かしげ 02 29 (Lazil) 「ええ、真似ですー」 さっと、書きかけのレシピ一枚手渡し 02 30 (Dodo) 渡された…! 02 30 (Dodo) 「うん?見てもいいの…?」 02 31 (Lazil) 「いいですよー、見られてそう困るものでもないですし」 02 31 (Dodo) 「そう?」 首かしげつつ、読んでみる 02 31 (Dodo) 「え、これって・・・」 02 33 (Lazil) 「糊ですねぇ、悪戯向きのー」 02 33 (Dodo) 「すごいすごい、どうしてわかったのっ」 02 35 (Lazil) 「欲しいなぁ、と思ったら何となく閃いちゃったんですよー」 02 35 (Dodo) 「いいなぁいいなぁ、それってすごい才能だよー」 にこっと笑って 02 37 (Lazil) 「才能……といっても、本当にきまぐれですからねぇ。基本直感の行き当たりばったりといいますか」 02 38 (Lazil) 「ああ、そういえばー」 荷物がさごそ 02 38 (Dodo) 「直感大事だよー。いいなぁいいなぁ、僕そういうのうまくできないんだよねぇ」 02 38 (Dodo) 「うん?」 02 38 (Lazil) っ 技能書:《レシピ:奈落薬》 02 38 (Dodo) ちょ 02 38 (Lazil) にぃ 02 39 (Dodo) 超びっくりしたよ! 02 39 (Dodo) 「なんだろー?どうしたのこれー」 02 40 (Lazil) 「訳有って買ったは良いんですが、使いこなせそうにないんですよねぇ」 02 41 (Lazil) 「あまり表に出していいものかも悩むものですし」 02 41 (Dodo) 「そうなんだ・・・!」 02 41 (Dodo) ぺらぺらーっと中をみてみて 02 41 (Dodo) 「おおー、ふむふむ」 02 42 (Dodo) 「よかったら、買うよ買うよ」 02 42 (Lazil) 「んー……」 02 43 (Dodo) 「いくらだったのー?」 02 43 (Lazil) 「んー、いくらぐらいだと思います?」 02 44 (Dodo) じゃあ、ここで百科事典とか・・・! 02 45 (Dodo) 「うーんうーん、いくらだろう」 02 45 (Lazil) 「んー」 02 46 (Lazil) 悩んでいる 02 47 (Dodo) 「買値より高くいっちゃっていいんだよー?」 首かしげ 02 47 (Dodo) 「あ、ただ、あんまりお金ないから、買えなかったらちょっと待ってもらえたらうれしいな」 02 48 (Lazil) 「んー、3500ですねぇ」 何か少し嘘っぽい 02 49 (Dodo) 少しどころじゃないきがする・・・! 02 49 (Dodo) 「むー。だうとー」 02 49 (Lazil) 「じゃあ、いくらに見えるんです?」 くすっと 02 51 (Dodo) 「うー、レージルさん、いじわるー…」 耳ぺたんと伏せ 02 52 (Lazil) 「2000に見えるというなら、2000でも良いんですよー」 02 54 (Dodo) 「うー・・・」 02 54 (Dodo) 「じゃあ、5000で!どうかな?」 02 54 (Lazil) 「あらあら」 02 55 (Lazil) ちょっと驚いてる 02 55 (Dodo) 「ええー、なにその反応っ」 むーとふくれて 02 55 (Lazil) 「それは正規の値段ですねぇ」 02 55 (Lazil) 「ちょうど、ぴったり」 02 55 (Dodo) 「本当?!よかったー」 02 56 (Dodo) 「って、レージルさんやっぱり安めにいってた」 むー 02 58 (Lazil) 「流し読みしたものを正規の値段で売りつけようとはしませんよー」 にぃ 02 58 (Dodo) 「それでも損しちゃうじゃないかー」 ぶーぶー 02 59 (Lazil) 「んー、損はしてないと思いますよ」 03 00 (Dodo) 「うーん、そうかなぁ」 03 01 (Lazil) 「ええ、損はしません」 03 02 (Dodo) 「それなら、よかったけど」 03 02 *nick kreuz → M_kafk 03 02 (Dodo) 「でもやっぱり心配だ」 瞳をのぞきこんで 03 03 (Dodo) 嘘ついてないかなーって様子みたり 03 03 (Lazil) 「ふふ、何が心配なんです?」 03 04 (Lazil) ←正直、0 Gでもいいやと思っている 03 04 (Dodo) ひゃあ 03 06 (Dodo) 「しれっと、嘘ついて隠しそうなんだもん。自分が損しても」 03 07 *M_kafk topic 03 01 (Dodo) 「でもやっぱり心配だ」 瞳をのぞきこんで 03 08 (Dodo) 「レージルさんが得するための嘘なら歓迎だけど、僕が知らないところで損したり、かなしいめにあったりしてるのは嫌だな」 03 08 (Dodo) 「だから、心配」 03 08 (Lazil) 「んー……」 じー 03 09 (Lazil) 「深く考えすぎなんですよう」 03 10 (Dodo) 「そうかなぁ」 むー 03 11 (Lazil) 「正直にいうならば――」 03 11 (Dodo) 「うんうん」 首かしげ 03 11 (Lazil) 「いや、やめておきますか」 03 12 (Dodo) 「えっ」 03 12 (Dodo) 「なにそれきになるっ」 03 12 (Lazil) 「気になりますよねぇ」 くすっ 03 12 (Dodo) 「気になるよう」 むー 03 13 (Lazil) 「まぁ、あれですよー、金銭の絡む話は本意ではないのです」 03 13 (Dodo) 「そうなんだ?」 きょとんとして 03 15 (Lazil) 「使いこなせる人が持つべきであり、それが近い人なら嬉しいじゃないですか」 03 16 (Luie-13) 1d3 03 16 (dice_cre) Luie-13 1(1D3 1) = 1 03 16 (Luie-13) うむ、 03 16 (Lazil) なんか-13のひとがきたー 03 16 (Dodo) 「うん、まぁ、それはわかるけど・・・」 頬をかいて 03 17 (Dodo) 「えっと、あの、」 03 17 (Dodo) 「その、あれだ!」 03 17 (Dodo) 「ありがとう、レージルさん」 03 18 (Dodo) 何故か、わたわたしたあと、にこっとわらう。若干頬赤いけどきのせいだ 03 23 (Lazil) 「ふふ、まぁあれですねぇ、あれです」 03 24 (Dodo) 「あれ?」 首かしげ 03 28 (Lazil) 「今後とも――ですよ、何かの折にはよろしくです」 03 28 *nick Luie-13 → E-sa 03 28 (Dodo) 「うん、こちらこそ、よろしくね」 にこっとわらって、手を差し出そう 03 30 (Lazil) 「はい、よろしくお願いしますー」 微笑み返して握手ー 03 31 (Dodo) 「えへへ」 ぎゅっと手を握って 03 31 (Dodo) このあたりでフェードかな? 03 31 (Lazil) かなー 03 31 (EM) ペッ 03 31 (Dodo) では改めましてリザルト! 03 31 (Dodo) いーさんww 03 32 (Dodo) 経験点6点/英雄点3点/報酬は一人9000G 03 32 (Dodo) どど君は日輪の書買い取りますー 03 43 (Lazil) れーずぃるは、ふつーに9000G受け取りで買い取りなし― 03 44 (Dodo) どど君メモ:報酬 9000 + 3000 - 5000 / 日輪の本 - 布地 - 油 - カブラ苔 + 《レシピ:奈落薬》 03 44 (Dodo) レシピの代金は結局うやむらになったらしいのでレージルさんへ何か今度プレゼントする! 03 44 (Dodo) うやむら→うやむや 03 44 (Lazil) うやむら 03 45 (Dodo) うわああん 03 46 (Dodo) そしてお疲れ様でしたー 03 46 (Lazil) れーずぃるめも:突発百十五回 9000G 累計81845G 経験点6点 累計31点 英雄点3点 累計17点 記念品「魔術糊のレシピ」 /譲渡 《レシピ:奈落薬》 03 46 (Lazil) お疲れ様でしたー
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1175.html
忌火起草 ・要約版(解明編を除く):要約スレpart2-848,849 ・詳細版:part40-406,452,407~420,438~440,448~449、part41-11~39,41,80,81 406 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 45 27 ID JkrGJEo80 至高の快楽を得(う)る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術(すべ)はない 残された刻(とき)を知りたくば 自らの爪に聞け ◇登場人物 弘樹(ひろき)・・・主人公(僕)。大学三年生。野草研究サークルに所属。 愛美が好きなのだが、その想いは胸にしまいこんだままである。20歳。 愛美(まなみ)・・・サークルのメンバー。優しく可愛い、非の打ち所が無いヒロイン。 一年前、恋人の京介を交通事故で亡くす。 京介・・・大学の薬学科のOB。弘樹とは一回りも年が違う。愛美と一緒に歩いているときに、 交通事故に遭い、愛美を庇って死んだ。 正人(まさと)・・・サークルのメンバー。貧乏学生。 香織・・・サークルのメンバー。ゴスロリファッションに身を包んでいる。見た目通りマイペースな性格。 弘樹が好きだと公言して憚らず、執拗にアタックしてくるので、弘樹は少々迷惑している。 健吾・・・サークルのメンバー。オカルトに目がない。二年浪人している。 飛鳥(あすか)・・・サークルのメンバー。容姿端麗で成績も優秀な完璧な男。 和子・・・サークルのメンバー。美人でスタイルがいい。飛鳥と高校生の頃からつきあっている。 ◇用語 野草研究サークル・・・単にサークルとも。京介が在学中に作ったものらしい。 昔はまじめに野草の研究をしていたらしいが、今は遊びに行くついでに野草を摘む、 といった程度のものになっている。所属メンバーは全員三年生。 ビジョン・・・最近、若者の間で流行っているドラッグ。錠剤。健吾がネットを通じて入手し、 キャンプのときにみんなで飲んだという。また、心霊スポットで飲むとキクとかいう話もある。 キャンプ・・・先週末、野草研究サークルのみんなで行ったというキャンプ。弘樹と愛美は不参加。 みんなでビジョンを飲んだというが、飛鳥だけは飲まなかったという。 忌火起草・・・イマビキソウ。夏に四弁の黄色い花を咲かせる野草。 キャンプ場に群生していたという。花言葉は「悔恨」。 ◇解説 期間は7月上旬(2007年7月9日~?)の月曜日~金曜日の5日間。 「赤の話」の冒頭から始まり、そこから各ルートに分岐していくといった感じです。 色毎に7つ(PS3版は6つ)のルートに分かれていて、各ルートに一つずつ「完」エンド(スタッフロールが流れる)があります。 407 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 47 53 ID JkrGJEo80 赤の話(メインルート) 月曜日 ◇ドラッグの講義 講義室で、僕は退屈な講義を聞いていた。 ドラッグの依存性とかそういう内容だ。大して興味がない内容の上に、この教授の声は眠くなる。 いつしか僕は眠りに落ちていた。 「弘樹くん」 つんつんつん。愛美が僕をつついて起こした。講義はとっくに終わって昼休みの時間だった。 学食に行こうと席を立つと、愛美が驚きの声をあげた。 僕が座っていた机に、落書きがされていた。それは片目が隠れるくらい前髪の長い女性の顔だった。 あれ?こんな落書き、あったっけ?もちろん、僕が書いたものじゃない・・・。 ◇学食にて 「一緒に、いい?」 愛美と一緒にお昼を食べていると、香織と正人がやってきた。 「なあ、弘樹、間違えて買っちゃったんだ、飲んでくれよ」 正人がペットボトルのお茶を差し出してきた。貧乏学生の正人から物をもらうのは気が引ける。 断ったが、それでも正人はしつこく言うので、もらうことにした。 キャップを開けて一口、口に含むと、苦い、焼け焦げたような味が口いっぱいに広がった。 とても飲み込むことは出来ない。吐き出してしまった。 「このお茶、苦すぎるぞ」 賞味期限切れかと思って確かめてみたが、擦れていて読めなかった。 ”次のニュースです。関東芸術大学の学生8人が、焼死しました” テレビがそんなニュースを垂れ流した。それを見ると正人の顔は急に青ざめて、 逃げるように学食を出て行った。 ◇イマビキソウ サークルの部室に顔を出すと、香織がいた。テーブルの上の花瓶に、黄色い花を挿している。 先日、皆が行ったキャンプ場に咲いていたという花を持ってきたらしい。 「イマビキ草」という野草なのだそうだ。 「イマビキ草の花言葉はね、『悔恨』なの」 香織はそう教えてくれた。だけど、花言葉に似合わないほど可憐な花だ。 ◇自宅で夕飯 自宅のアパートの部屋の前。僕は鍵をなくしたことに気が付いた。これで二度目だ。 こんなこともあろうかと、郵便受けに隠していた鍵を取り出す。 そして夕飯。おかずは買ってきたハンバーグ。ご飯は朝炊いておいたやつだ。 「いただきまーす」 ご飯を口の中に入れると、苦くて焼け焦げた味がする。流しに駆け込んで吐き出して、口をゆすぐ。 残りのご飯に鼻を近づけると、かすかに焦げたような臭いがしたので全部捨てた。 僕の舌がおかしくなったのだろうか?でも、買ってきたハンバーグはなんともなかった。 あのペットボトルのお茶といい、ご飯といい、誰かのいたずらなのか? だとしたら誰が?学食に一緒にいたのは愛美と香織と正人。でも、 ペットボトルのお茶は未開封だったし、ご飯だって、人の家に上がり込んで・・・? 人為的な可能性は低いんじゃないか。何せ、サークルの仲間を疑いたくはない。 408 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 49 55 ID JkrGJEo80 ◇正人の不安 突然、正人が訪ねてきた。昼、学食から出て行ったときもおかしかったけど、 今も何かに怯えているように見える。とにかく、正人と部屋の中に入れて、話を聞く。 学食で見た、芸大生たちが焼死したというニュース。 それと同一人物と思われる学生たちは、同じキャンプ場に来ていたとのことだ。 そして、正人たちと同じく、ビジョンを飲んだ。 「俺、健吾にビジョンを飲まされたんだ。ビジョンを飲むと、黒い女に焼かれて死ぬんだ!」 正人はわけがわからないことを言う。一人では不安なので、泊めてくれと言った。 「わかった。落ち着けよ。とにかく、酔っ払って寝ちまおう」 僕がコンビニに酒を買いに行こうとすると、正人は止めようとする。ほんの5分くらいだからとなだめて、コンビニに行った。 帰ってきたら、正人はいなかった。書き置きが残されていた。黒い女が来た、と書かれていた。 火曜日 ◇キャンプの写真 健吾に会った。 「よう。キャンプの写真あるんだ。見る?」 僕は健吾からデジカメを受け取り、写真を見ていく。 香織が取ってきた、イマビキ草という野草がたくさん生えているのを写した写真があった。 黄色い絨毯を敷き詰めたようなその奥に、奇妙な形の古い屋敷が建っている。 健吾が言うには、その屋敷は心霊スポットで、そこに入ってビジョンを飲んだのだそうだ。 なんでも、以前製薬会社が所有していた実験施設で、床下から白骨死体がたくさん出てきたとか。 「弘樹もどうよ?これ。キクよ。ネットで買ったんだけどさ」 小さいビニール袋に入った真っ黒な錠剤を、健吾が差し出してきた。これがビジョンか。 いらないよ、と言って断った。 ◇ベンチの愛美 構内のベンチに座って、熱心に本を読んでいる愛美を見かけた。 思い切って、何の本を読んでいるのか聞いてみた。 「タイトルを言ったって、弘樹くんにはわからないと思うよ。これ、京介さんが好きだった本なの」 京介の名前を聞いて辟易する。あの事故から一年。あの事故のことをふと思い出す。僕も見ていた事故。 街中で愛美を見かけた。声をかけようとして近付くと、京介と一緒だったことに気付いた。 なんとなく二人の後をつけた。今思うとストーカーのようだったな、と思う。 突然、トラックが突っ込んできた。京介は愛美を突き飛ばし、トラックと衝突した・・・。 あの事故以来、愛美から、僕が好きだったはにかんだような笑顔が消えた。 僕は愛美の心の傷が一刻も早く癒えるように、あの笑顔を取り戻せるように祈っている。 まだ愛美は京介のことが忘れられないのだろうか。僕はいつまで待たなければならないのだろうか。 ◇正人からの電話 部室に行ったが、誰もいなかった。携帯電話が鳴り出した。正人からだった。 「目が鍵なんだ。黒い女が現れても、目を見ちゃ駄目なんだ」 昨日と同じく、わけの解らないことを一方的に話して切れた。 そういえば小腹が空いた。テーブルの上のトレイにはチョコの包みが盛ってある。 ひとつもらって口に入れる。またあの苦い味がした。トイレに駆け込んで吐き出した。 なぜなんだろう。なぜこんな目に・・・。部室で頭を抱えていると、突然、ドアが開いた。 「あれ、ひとり?ね、これから映画行かない?」 愛美だった。 409 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 52 33 ID JkrGJEo80 ◇愛美と映画 愛美とデートできるなんて、思いがけない幸運だ。 そういえば、何を観るんだろう。 「あれにしましょう」 愛美が指さしたのは、「TOWN2 怒りの交差点」という、 みるからにB級なアクション映画の看板だった。思わず笑ってしまう。 「笑うなんてひどい。元気なさそうだったから、弘樹くんが好きそうなのにしたのに」 これも愛美なりの気遣いなのだ。僕は他のが良かったんだけど、それを観ることになった。 B級でしかも続編だけあってかなり大味だ。開始早々、眠くなってしまう。 どれくらい経っただろうか。突然、映写機がトラブルを起こしたらしく、スクリーンには何も映らなくなった。 しばらくしてから再開された映画は、さっきとは全く違う場面になっていた。 暗い地下室と思しき場所に、大きな釜が設えてあり、その中には火が燃えている。 天井から延びた鎖に、何人かの人が吊るされている。吊るされた人は、一人ずつ釜の中に入れられて焼かれている。 焼かれた人の絶叫が聞こえる。 ・・・おかしい。さっきの映画の続きはどうなったんだろう。それとも、僕は夢を見ているのか? そう思った途端、場面は突然変わり、映画の続きが始まった。 映画館を出てから、愛美に変な場面が無かったかと確認したけど、愛美は見てないと言った。 どうやら、あれは夢だったらしい。 ◇レストラン ご飯を食べてから帰りましょうと言う愛美に連れられてきたのは、高そうなイタリアンレストランだった。 確かここ、香織の両親が経営しているレストランじゃなかったっけ? 愛美とデートしているところを香織に見つかるのは嫌だ。 「なあ、ここ、高そうじゃないか?」 「大丈夫よ、クーポン券があるから」 愛美に押し切られてしまった。店内を見回してみたが、とりあえず香織はいないみたいだ。 コースの一品目の、トマトスープが運ばれてきた。 口の中に入れると、また、あの焦げたような味がする。 だが、こんなお上品な場所で吐き出すわけにはいかない。 目の前の愛美は、何事もなさそうにスープを飲んでいる。 どうしよう?どうすればいい?僕は意を決して、口の中のスープを飲み込んだ。 喉から毒が体中に広がるように感じた。 ◇いやな気配 味がおかしかったのはスープだけで、その後の料理はとてもおいしかった。 やっぱり、僕の味覚がおかしいのだろうか。 部屋に帰ってから、ふと指先を見ると、爪に黒い斑点がポツポツと浮かび上がっていた。なんだろう。 デート出来たのはうれしかったが、なんだか疲れた。布団を敷いて、早々に寝てしまうことにした。 横を向いて寝ている僕の背後に、誰かいる気配がする。誰かの息づかいが聞こえる。 【あなたは、誰?】 耳元で囁く女性の声がした。飛び起きて電気をつける。当然のことながら、誰もいない。 その夜は布団を頭から被って寝た。 410 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 54 10 ID JkrGJEo80 水曜日 ◇キャンプ場のノート 僕は講義をサボって、部室にいた。またあの苦い味がするかと思うと、食欲が湧かない。 爪の黒い斑点は、洗っても擦っても取れなかった。何かの悪い病気かもしれない。 テーブルの上に「キャンプ場利用者ノート」と書かれたノートが置いてあるのを見つけた。 みんなが行ったキャンプ場のもののようだ。ぱらぱらとめくってみる。 「これからあの屋敷に行く」「ビジョンを飲んで盛り上がるぜ」 あの焼死した芸大生が書いたらしい文章があった。 「キクよ、これ」「黒い女が見えた」「『あなたは、誰?』って聞かれた」 黒い女って、正人も同じようなことを言っていた。そして、昨日の夜聞いたのと同じ声が聞こえただって? 僕はビジョンなんか飲んでないのに、どうして同じ声が? その文章を書いたのは「三上亮平」というやつらしい。覚えておこう。 「どうした、顔色が悪いぞ。それ読んだのか。けっこう笑えるから持ってきちまった」 飛鳥が部室に入ってきた。飛鳥は和子から逃げてきたのだという。 和子は最近、飛鳥にお弁当を作ってきているらしいのだが、美味しくなさそうなので、 飛鳥は何かと理由をつけて断っているのだという。 ◇バスケットを持つ和子 部室から出て、外をぶらぶらと歩いていると、バスケットを抱えてしょんぼりしている和子をみつけた。 あれが飛鳥に食べてもらえなかったお弁当か。 「ねぇ、飛鳥、浮気とかしてないよね?」 そう和子が聞いてきた。浮気していたとしても僕には解らないので、曖昧に答える。 和子は僕にバスケットを渡して、去り際にこんなことを言った。 「ねぇ、自殺するなら焼身自殺がいいと思うの。全身の皮膚が焼け爛れても、人は簡単に死なない。 死ぬまで苦しみを味わい続ける・・・」 こんなものもらっても困る。僕はバスケットをその場に置いて立ち去った。 ◇三上亮平 思い切って関東芸術大学に行って、三上を探すことにする。小学生の頃の友達だと適当に嘘をついた。 三上の友達を見つけた。三上は先日、焼身自殺したとのことで、遺品の整理を頼まれているという。 日本画サークルに所属していたという三上。部室には、三上の作品が遺されていた。 その中の一点に目がとまる。片目が隠れるほど前髪の長い女の絵。どこかで見たと思ったら、 講義室で机に書かれていた、いたずら書きと同じ顔だった。 411 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 55 55 ID JkrGJEo80 ◇訃報 部室にみんなが集まってきた。正人は今日も姿を見せない。 そこへいきなり、健吾が駆け込んできた。 「正人が、死んだ。ビルの屋上から、自分の体に火をつけて、飛び降りたらしい」 「飛び降りたって、自殺か?」 あまりにも現実感がなかった。 「そうだ、お前にも知らせようと思ったけど、電源がオフになってたからかからなかったって」 僕はあわてて携帯電話をチェックした。留守番電話が入っていたので聞く。 「助けてくれ、焦げが・・・。み、見るな、・・・俺は、正人だ!うわぁーっ!!」 正人が死に際に録音したらものらしい。焦げって?それに、自分の名前を言うって・・・? 僕はすぐに、ビジョンと正人の死を結びつけた。健吾に詰め寄った。 「お前がビジョンなんて飲ませるから、それで正人は幻覚を・・・・」 「俺だって、飲んだら死ぬもんなんか、飲ませるかよ」 「落ち着けって。ビジョンのせいとは言い切れないだろ?」 飛鳥が僕と健吾の間に割って入った。 「ねぇ、ビジョンを飲んじゃったんだけど、大丈夫だよね?」 香織が不安がっている。和子は、自分たちはなんともないから平気だろうと言った。 「・・・正人は、みんなよりも早く飲んでるんだよ。キャンプに行く前、下見のときに・・・」 みんなに動揺が走った。 「大学病院に知り合いの医者がいる。ビジョンの成分を調べてもらおう」 飛鳥は健吾からビジョンの入ったビニール袋を受け取ると、部室を出て行った。 木曜日 ◇正人の自殺現場 正人の自殺現場に行ってみた。焼け焦げた跡がある。 正人は本当に自殺したのか?ビジョンを飲んだことと関係があるのか? 黒い女とはどういうものなのだろう?正人は、黒い女に殺されると言っていた。 そして、名前を言ったのはどういう意味なんだろうと、考えをめぐらせてみるが、もちろん解るはずもない。 ◇死刑宣告 部室に行くと、椅子に座った健吾の周りを、みんなが囲んでいた。 健吾が皆に必死で訴えている。ビジョンを飲むと、黒い女の幻覚が見えて、やがて死ぬと。 「昨日から俺も見るんだよ。黒い女が出てきて、『あなたは、誰?』って迫ってくるんだよ」 現実的な飛鳥は、そんな話を信じようとはしない。 「嘘じゃないって!この爪を見てくれよ!」 健吾の爪は黒かった。これって、まさか・・・。 「あのさ、ビジョンって、どんな味がした?」 僕はなるべくさりげなく、そう聞いてみた。 「味って・・・何か、苦くて、焦げたような味だったけど?」 和子はそう言った。それは死刑宣告のようなものだった。 あのトマトスープに入っていたのはビジョンだったのだ。 412 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 58 10 ID JkrGJEo80 ◇落ち込む健吾 構内のベンチでうなだれている健吾を見かける。僕と健吾に残された時間はもう少ないのかもしれない。 健吾と協力したほうがいいだろう。 「僕たちもビジョンについて調べてみないか。なあ、ビジョンはネットで買ったんだよな? そこから調べれば・・・」 健吾の部屋にお邪魔することになった。健吾はパソコンを立ち上げて、 ビジョンを買ったというホームページにアクセスする。だが、表示されているのは「Not Found」の文字。 次に健吾は、怪しげなチャットルームに入室して、ビジョンに関しての話題を振った。 何人かが食いついてきた。誰かが謎のアドレスを貼って、退室していった。 そのアドレスにアクセスしてみる。 至高の快楽を得る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 残された刻を知りたくば 自らの爪に聞け 謎の文章が表示された。これはビジョンに関する言葉らしい。それを見た健吾はいきなり奇声をあげた。 「そうか、そういうことか。黒い女と目を合わせることで、焼け死ぬってわけか。 精神は肉体を支配する。催眠術で、これは火箸ですって割り箸を押し付けられると、火傷するみたいなもんだ。 つまり黒い女の持っている火のイメージが伝わって・・・」 健吾は一人でエキサイトしている。僕は健吾をほっといて帰った。 ◇部屋の中に・・・ 夜、部屋に帰ってくると、微かに焦げたような臭いがする。 暗闇に目を凝らすと、壁に、人の形の黒い焦げ跡のようなものが見える。 焦げ跡から何者かが這い出してくる。黒く焼け焦げた体の、女のようだった。 「目を見ちゃ駄目なんだ」 正人が言った言葉が思い出されるが、僕はなぜかそいつから目を逸らすことができない。 【あなたは、誰?】 そうか、「俺は、正人だ」ってこういうことなのか。 突然携帯電話が鳴ったので我に返る。電話の向こうでは香織が能天気な声を出していた。 黒い女の気配は消えた。電気をつけてみると、壁には焦げ跡などなかった。 金曜日―The Last Day ◇飛鳥と大学病院へ 飛鳥から電話だ。ビジョンの成分がわかったということなので、一緒に話を聞きに行った。 ビジョンはイマビキ草が原料になっている。イマビキ草の正式名称はヘンルーダ。 ヘンルーダの有効成分のクロクマリンは、滋養強壮の薬効があるが、多量に摂取すると、 副作用の光増感作用によって皮膚炎を起こしたりするそうだ。 ビジョンの成分そのものには、有害な成分は含まれていない。 少なくとも、幻覚を見たりするようなことはないらしい。 昔、同じくイマビキ草を主原料にしたイマビキ湯と言う薬を作っていた製薬会社があるが、 その製薬会社はとっくに潰れているとのことだ。 413 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 59 56 ID JkrGJEo80 ◇ビジョンを調べる 大学に戻った僕は、ビジョンについて調べることにした。 図書室に行って、ネットも使って調べる。 イマビキ湯の製法は、江戸時代頃からあるそうだ。それを、戦後すぐに、 守矢堂(もりやどう)という製薬会社の社長夫人、亜美が復刻させたらしい。 だが、亜美が焼け死ぬという事故が起こった。使用人の堀内という男も顔に火傷を負ったらしい。 それからしばらくして、守矢堂は潰れてしまったとのことだ。 古い新聞記事をみてみると、亜美の顔写真と、守矢堂の屋敷が写っている写真が載っていた。 亜美は片目が隠れるほど前髪の長い女だった。どこかで見たことがある。 そうだ、講義室の机の落書き、そして、三上が遺した絵の女だ。 そして、守矢堂の屋敷は、キャンプ場の近くの心霊スポットだった。 屋敷の中にあるという、奇妙な形の大釜が写っている写真もあった。 みんなを呼び出して、調べたことを伝える。 香織が突然、立ちくらみを起こして倒れた。 飛鳥が、自分の車で香織を送っていくという。 「弘樹、お願い」 香織に懇願され、僕も一緒に行くことになった。 ◇駐車場で 駐車場で、飛鳥の車に先に乗って待つ。飛鳥と和子はなにやら言い争っている。 突然、飛鳥の体がフロントガラスに押し付けられた。その上に、和子が乗って、唇を重ねる。 こんなときに何をやってるんだと思った。あれ?飛鳥の様子がおかしい。 車から飛び出す。和子がようやく、唇を離す。飛鳥は口から黒い液体を吐き出した。 「やっと飲んでくれた!だって、飛鳥ったら、お弁当作っても、ぜんぜん食べてくれなかったんだもん」 和子の体から炎が噴き出す。和子は飛鳥を抱きしめる。二人は一緒に燃えて消し炭になった。 「俺も、俺ももうじき、死ぬんだ!!!」 健吾の声が聞こえた。恐怖にかられた健吾は、走って駐車場を出て行った。 ◇健吾を追う 健吾の後を追いかける。健吾は止まらずに走り続けた。なかなか追いつけない。 道路を強引に渡ろうとして、トラックに轢かれた。 トラックの下敷きになった健吾は動かなかった。 呆然としている僕は、背中に何かが押し付けられる感触を感じた。意識があるのはそこまでだった。 ◇香織の部屋で 目を覚ますと、そこは香織の部屋だった。 香織は僕をスタンガンで気絶させて、ここに連れてきたらしい。 「ビジョンの効果は、男と女では違うみたい。男は黒い女を見るけど、 女は好きな人にビジョンを飲ませたくなるのよね」 香織はそんなことを言う。駐車場での和子の行動は、そういうことだったのか。 ペットボトルのお茶もご飯も部室のチョコレートも、そしてレストランのトマトスープも。 全て香織がやったことだった。ペットボトルには注射器で注入したという。 ご飯は、鍵の隠し場所を知っていたので、無断で僕の部屋に入ってやったらしい。 レストランでは、厨房でこっそりと。僕をレストランに来させるために、愛美にクーポン券を渡した。 香織は、水の入ったコップを持ってきた。そこに、大量の黒い錠剤・・・ビジョンを入れて、かき混ぜる。 あんなに大量に飲まされたら・・・と思うと背筋が寒くなる。逃げようとするが体が動かない。 そのとき、香織の体から炎が噴き出した。香織は絶叫と共に燃えていった。 414 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 02 19 ID JkrGJEo80 ◇愛美の家へ 僕は香織の部屋を出て、走った。さっき香織が言っていた中で、ひっかかることがある。 あのことを確かめなければ。愛美の家に着いた。インターホンを連打する。 頼む。お願いだ。僕の思い過ごしであってくれ。 愛美が出てきた。いやな予感は当たってしまった。愛美の爪は、僕のように黒かった。 「香織のレストランだろ?」 愛美はうなずいた。自分が情けなくて腹が立ってくる。何か愛美を助ける方法はないのか? ひとつ、思い当たることがある。映画館で見たあの夢。 あの大釜と、昨日謎のアドレスで見たビジョンにまつわる言葉。 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない この大壺は同じものではないのか。大釜は、キャンプ場の近くの屋敷にある。 きっと屋敷に行って釜の火を消せば、呪いから逃れられるのではないだろうか。 「あの屋敷に行ってみる」 そう愛美に告げる。 「待って、私も行く」 危険だからと止めようとしたけど、愛美はどうしても行くと言う。 「わかった。一緒に行こう」 愛美の運転で、屋敷に向かう。 ◇屋敷に着いて イマビキ草の絨毯の向こうに、奇妙な形の屋敷が見える。 屋敷は、執拗なまでに増改築を繰り返したので、こんな形になってしまったらしい。 僕と愛美は壊れた門の隙間から、屋敷の中に入った。 ○守矢堂の歴史 大広間を抜けて、亜美の写真などが飾ってある、応接間に着いた。守矢堂の歴史が見て取れる。 亜美は召集され、戦争に行ってしまった夫が帰ってくるのを待った。 戦争で傷付いた夫を癒すべく、イマビキ湯を復刻させた。 だが、戦死の通知が届いた。亜美の精神は壊れてしまった。 もっと効果の高いイマビキ湯を作れば、夫が帰ってくる、そう思い込んで、 亜美は調合室に篭りっきりになった。そんなとき、事故が起こって亜美は焼死した。 ○大きな釜 地下へと降りる通路を発見する。愛美をその場に残して降りていく。 地下室で、あのとき映画館で見た幻とそっくりの釜を発見する。 だが、火はついていなかった。 そんな・・・。釜の火を消せばどうにかなると思ったのに。 何気なく釜に手を触れると、いきなり映像が頭の中に流れ込んできた。 釜には火が焚かれている。鎖に吊るされた人が焼かれている。 釜の下から何かが滴っている。それは人の脂だった。 集められた人の脂は、黒い液体に混ぜられた。これは、イマビキ湯を作っているところなのか? ハッとして手を離すと、映像は消えた。 ・・・あきらめてはいけない。まだ他にも釜があるかも。 僕は元来た道を戻った。 415 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 06 00 ID JkrGJEo80 ○京介の影を追う愛美 釜を見つけたけど火はついていなかったことを愛美に話す。 愛美は上の空で聞いている。 「この屋敷に、京介さんがいるの」 突然、愛美が変なことを言い出すので驚く。 「京介は死んだんだ!死んだ人のことを忘れないのと、 死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、別だ」 僕は訴えたけど、効果はなかった。 「弘樹くん、ごめんなさい。私、京介さんを探しに行く!」 愛美は走り出した。後を追いかけたが、追いつけないばかりか、どんどん距離が開いて、見失ってしまった。 ○屋根裏部屋 屋根裏部屋に来た。人の気配がする。顔に火傷のある老人が静かに座っていた。 「もしかして・・・堀内さんですか?」 老人はうなずいた。この人が亜美の使用人の堀内だった。堀内は僕に話す。 「イマビキ湯には、旦那様への想いがこめられているのです。 だから、イマビキ湯を飲んだ男は、亜美様に取り憑かれてしまいます。 女が飲むと、愛する男にイマビキ湯を飲ませようと思ってしまうのです。 お連れの女性は亜美様に選ばれたのですよ。イマビキ湯を作り続けるために」 帰らない京介を待ち続ける、そんな同じ境遇が亜美の目にとまったらしい。 今はもう、亜美の代わりに調合室に篭っているだろうとのこと。 堀内は、愛美をあきらめなさいと言うが、僕にはあきらめる気はなかった。 それなら一つだけ愛美を助ける方法がある、愛美を屋敷から連れ出せたらそれを教えると堀内は言った。 「ありがとうございます!」 僕は堀内に頭を下げてから、調合室へ向かった。 416 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 14 36 ID JkrGJEo80 ○調合室で 調合室で、愛美は薬瓶や器具をカチャカチャやっていた。 僕が話しかけても無視している。愛美の手を取る。 すると、また映像が流れ込んできた。 調合室に亜美と、堀内がいた。 「亜美様、もうおやめ下さい。わたくしでは、旦那様の代わりにならないのですか」 すがる堀内を無視する亜美。 「あなたは黙って人を攫ってくればいいのよ」 突然、調合室の扉が開き、制服の男たちが亜美を取り囲んだ。男たちは亜美に灯油をかける。 「やめろ、そこまでするなんて聞いてないぞ」 堀内はそう言ったが、男たちは聞かずに、亜美に火をつけた。 亜美が燃え上がったのを確認すると、男たちは帰っていった。 堀内は火を消そうとした。顔に火傷を負った。だがもう遅い。亜美は全身真っ黒に焼けてしまった。 だが、亜美はまだ生きていた。ゆっくり目を開いて言う。 【あなたは、誰?】 その言葉に、堀内の顔が怒りに染まっていく。 「どうして、どうして私の気持ちに応えてくれないんだ!こんなに愛しているのに!」 そう言って堀内は、亜美の首に手をかけて、力いっぱい絞めた――。 手を離すと映像は消えた。 とにかくここから連れ出そう、そう思って、愛美を引っ張ったが、動かない。 愛美の心は一切を拒絶している。愛美の心を開かせるもの。それはあれだ。 「愛美、京介だって、生きたいと思うはずだよ」 京介の名前を聞いて、わずかながら反応があった。僕は愛美を後ろから抱きしめた。 胸に万感の想いがこみあげる。 「こんなところで終わるなんて、絶対にいやだ。・・・ずっと言えなかったことがあるんだ。 はじめて会ったときから、僕はずっと愛美のことが・・・」 急に愛美の体から力が抜けた。僕は愛美を抱えた。 ホッとしたのも束の間、暗がりから黒い女―亜美が現れて、愛美を捕まえようとしている。 危ない、そう思ったとき。 【ガチャン!!!】 なんの音だろう?金属質の大きな音がして、亜美の動きが止まった。 その隙に、逃げようとした。左の足首に激痛が走る。亜美の手が、僕の足を掴んでいる。 亜美は顔を上げようとしている。目を見てはいけないのだが、顔を見たい衝動に駆られた。 【あなたは、誰?】 その声に、ハッと我に返る。 「僕は、弘樹だ!お前の夫じゃない!!」 僕は足を強引に引き抜いて、愛美を抱えて調合室を出た。 ○大広間まで逃げ延び 足の激痛に歯を食いしばりながら、大広間まで来た。 亜美はまだ僕たちを追いかけてきていた。 僕の腕の中の愛美がうわごとで、京介の名を呼ぶ。 「愛美、京介はもういないんだ。でも、僕が守る。君を絶対に守ってみせる!!」 なんとか進むが、ついに限界が来た。もう逃げられそうにない。亜美が迫ってきている。 「亜美様、そうやって、旦那様のために、ずっとイマビキ湯を作り続けるのですね」 階段の上に堀内がいた。堀内は、亜美目掛けて灯油缶を投げる。 「どうしてあなたは、私を呪ってくれないのですか!あなたを手にかけたこの私を」 堀内はマッチを擦って投げた。亜美は炎に包まれた。炎はたちまち屋敷に燃え広がった。 大広間に煙が充満する。煙の中に、大釜で焼かれた人たちの霊が見える。 霊たちは僕たちに襲いかかってきた。 僕はどうなってもいい。愛美だけでも逃がしたい。 意識が戻った愛美を、玄関ホールの方に突き飛ばす。これでもう、大丈夫だ。 417 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 16 40 ID JkrGJEo80 ○愛美の手 煙はどんどん濃くなっていく。でも、もう一歩も動けない。 煙の中に、愛美の手が差し出されているのが見えた。僕はその手を掴んだ。僕は助かった。 屋敷から出て、愛美に手を引かれながらイマビキ草の中を走る。 屋敷から十分離れたところでやっと止まった。 夜が明ける。背後の屋敷は焼き尽くされようとしていた。 ふと見ると、爪が元通りの色になっていた。愛美の爪も戻っている。 「私、怒ってるんだよ。弘樹くん、私だけを逃がそうとしたでしょ。 あのとき、私がどんな気持ちだったと思うの」 愛美がそう言うと、僕はごめんと謝るよりほかなかった。 「死んだ人のことを忘れないのと、死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、私も別だと思う」 えっ? 「調合室で、声、聞こえたよ。うれしかった。ありがとう。続き、聞かせてくれる?」 朝日をバックに、愛美が心からの笑顔を見せた。その笑顔は僕がずっと待ち焦がれていたものだった。 「もちろん」 僕は答えた。 ○帰り道・・・ 帰りは僕が運転することになった。足首の怪我は思ったより軽く、車の運転ぐらいは大丈夫だった。 助手席の愛美は無言だった。ちらりと見ると、そこには愛美ではなく、着物を着た知らない女が座っていた。 ”ありがとう” 女は言った。僕は驚いてハンドル操作を誤った。車はガードレールにぶつかって止まった。 フロントガラスが割れている。僕は立とうと思ったが、胸の辺りが痛くて動けない。 助手席の女は消えていた。遠くに愛美の後姿が見える。そして、愛美の後ろにぴったり寄り添う影が見えた。 爪を見ると、また黒くなっていた。どうして?亜美の呪いは解けたんじゃなかったのか・・・? 完 幽霊が見える薬 418 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 19 34 ID JkrGJEo80 今日はここまで。 419 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 12 12 22 ID n5epQpy50 忌火起草乙 なんというバッドエンド でもこれでスタッフロール見れるんだよね 420 :忌火起草:2008/08/21(木) 12 22 16 ID JkrGJEo80 419 そうなんだよね 途中まではわりといい感じで 調合室なんかは、かなりぐっときて泣けるんですが 最後でひっくり返されてバッドエンドになってしまうんだよね それはどうしてなのかは解明編で明かされるのでお楽しみに。 438 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 47 00 ID 8jeAK7zx0 続きをいこうかと思ったが 次スレに一気に貼った方がいいと思うので とりあえず番外編置いときますね 439 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 49 26 ID 8jeAK7zx0 紫の話(番外編) レストランのスープは苦い味がした。僕は意を決して吐き出した。 次の日、部室に駆け込んできた健吾から、正人の死が告げられる。 正人の首には噛まれた跡があって、体中の血を抜かれて死んだらしい。テレビでは、「連続猟奇殺人事件」と報道されていた。 正人の他にも、芸大生が血を抜かれて死んだらしい。また、焼死した芸大生もいる。正人と芸大生の接点は、ビジョンを飲んだという一点だけだ。 健吾も香織も和子もビジョンを飲んでいる。香織に電話をかけると、窓の外に正人が立っているのを見たと言った。和子も正人を見たと言う。 サークルメンバーは健吾のマンションに集まった。健吾は、この連続殺人事件は吸血鬼の仕業だと言う。 どうしてかはわからないが、ビジョンを飲んだ人を吸血鬼は襲っている。 健吾は自室に篭って、しばらくしてから出てきた。にんにくに十字架、白木の杭に銀のナイフ。吸血鬼退治グッズに身を固めている。 僕もできることをしなければ。健吾のパソコンを借りて、ネットでビジョンのことを調べる。 ビジョンは今惹湯という薬と同じ成分らしい。今惹湯は戦後すぐに守矢堂という製薬会社が発売した薬で、 飲みすぎると人体発火するという噂があったという。 今惹湯のせいで死んだ人の遺族が、開発者の亜美ををリンチ殺人したそうだ。 飛鳥は図書館で今惹湯のことを調べると言って、和子と一緒に出て行った。 その夜。突然停電になり、吸血鬼と化した正人たちが窓を破って襲い掛かってきた。 僕と健吾と香織で、なんとか吸血鬼たちと戦う。落ちていたブレーカーを上げる。 正人は正気に戻った。僕たちに、明かりを消してくれと頼むが、聞かなかった。 しばらくすると、正人と仲間の吸血鬼は燃えて灰になってしまった。 次の日。みんなは家に帰った。僕は大学に行ったが愛美の姿が見えない。香織も休んでいる。和子は吸血鬼に襲われて死んでしまった。 香織の部屋に行ってみた。昼間だというのに窓には厚いカーテンがかけられていて暗い。 香織は髪をかきあげる。首筋に噛み跡があった。いつ噛まれたのだろう。 香織は僕に襲いかかってきた。僕は香織に噛まれてしまった。このままでは、正人みたいに血を抜かれて・・・。 僕はカーテンを開けて、香織ともつれ合いながら、窓から外に飛び出した。 日の光に晒された香織の体から火が噴き出す。僕は愛美が心配になって、愛美の家へ走った。 愛美は無事だった。守矢堂が怪しいということになり、愛美と一緒に守矢堂があった屋敷へと向かう。 屋敷に着くと、吸血鬼が襲ってきた。それは健吾だった。愛美がいきなりボウガンを取り出して撃った。 わが目を疑う。愛美は吸血鬼退治の国際エージェントだったのだ。 愛美は、吸血鬼に噛まれてしまった僕は、やがて吸血鬼になってしまうが、吸血鬼のボスを倒せば元に戻れると言った。 応接間に来た。守矢堂の歴史が見て取れる。実は吸血鬼のボスは亜美だと愛美はいう。 今惹湯を飲んだ人は副作用の光増感作用により、光を嫌うようになり、 その血が吸血鬼好みの味になるらしい。ビジョンを飲んだ人が吸血鬼に襲われたのはそういうことだったのだ。 地底へと続くかと思われる、長い長い下りの螺旋階段に着いた。亜美はこの下にいるらしい。 そこへ、黒いマントを身に着けた飛鳥がやってきた。 飛鳥はデイウォーカー・・・昼間出歩いても平気な力の強い吸血鬼だったのだ。 僕は愛美を先に行かせることにした。飛鳥とにらみ合う。僕は内なる力を渇望した。 自分の中で高まっていく吸血鬼の力を感じる。僕は渾身の力を込めて飛鳥に殴りかかった。 僕の拳が飛鳥の頬をかすめた。その一瞬の隙を狙って、飛鳥の口に閃光弾を突っ込んだ。 まぶしさに目を閉じる。目を開くと、飛鳥はもういなかった。 螺旋階段を下りると洞窟があった。洞窟のには、亜美と愛美が立っていた。 愛美の様子がおかしいことに気づく。愛美は亜美に操られていた。愛美は僕の首に手をかけて、締めつける。 なにかないかと思い、僕は愛美の体をまさぐった。閃光弾が見つかった。 これを投げれば亜美は・・・。でも、僕も焼け死ぬかもしれない。 それでもいい。僕は愛美のためなら死ねる。閃光弾を投げた。亜美は業火に焼き尽くされた。 僕は元に戻れた。愛美は一人で去っていこうとしたけど、僕の心は決まっていた。 僕は愛美と一緒に吸血鬼と戦い続けることになった。 完 吸血鬼との死闘 440 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 51 34 ID 8jeAK7zx0 ピンクな話(恒例のピンクのしおり) 学食で、正人からもらったペットボトルのお茶は、ものすごく甘い味がした。 もちろんすぐに吐き出した。 その後に口に入れたご飯や部室にあったチョコレートも異常に甘い味がした。 健吾に見せられたビジョンの錠剤はピンク色をしていた。 正人が家にやって来て言う。ビジョンを飲むと、エロい女に取り憑かれて、 エロい気分になり、最終的には全裸になって走り出す、とのことだ。 そして、正人はビジョンを飲んでしまったらしい。 キャンプに行った芸大生も全裸になったと、テレビが報道している。 もしかして、愛美にこっそり飲ませれば、あんなことやこんなことが・・・? 愛美と映画の帰りに寄ったレストランのスープは、甘い味がした。 吐き出すわけにはいかないので飲み込んだ。 正人は心配したとおり、全裸になってしまった。 健吾もビジョンを飲んでしまったと言って頭を抱えている。 僕は、レストランのスープにビジョンが入っていたことを知った。 夜にエロい女の幻覚を見るようになった。 エロい女に全裸にされる前になんとか解決しなくては。 僕は、ビジョンが守矢堂という製薬会社が開発した惚れ薬と同じ成分だということを突き止めた。 エロい女は守矢堂の社長夫人の亜美らしいこともわかった。 亜美は、帰ってこない夫のことを想いながら惚れ薬を作っていた。 完成した惚れ薬を、亜美はお守り袋に入れて持ち歩いていたという。 僕は愛美と共に守矢堂の屋敷へと向かった。 愛美は僕に向き直って言う。 「弘樹くん、あなたが欲しかったの」 お茶とご飯にビジョンを入れたのは愛美だった。 屋敷にはなぜか香織も待っていた。チョコレートとスープにビジョンを入れたのは香織だった。 ビジョンの正しい使い方は、一錠を二つに割って、 自分が半分を飲み、残り半分を相手に飲ませる、というものらしい。 香織は、僕がどちらのスープを飲むかどうか解らないので、愛美の方にもビジョンを入れたらしい。 愛美はそのせいで、体が火照って火照って仕方ないと言う。 僕の前で愛美と香織が、どっちにするのか、とせがんでいる。 僕はとても幸せでもあり、同時に不幸せでもあった。 そして、二人の後ろに、エロい女・・・白衣姿の亜美の姿が見えた。 僕は愛美と香織を断り、亜美を選んだ。 愛美と香織は不服そうだ。二人はいきなり服を脱いで僕にあんなことやそんなことを――。 (ビジュアルではなくSEと台詞で見事に表現) 亜美がやってきて、僕に触れる。僕の首には、先ほど見つけたお守りがかかっている。 ”忘れないでいてくれて、ありがとう” 亜美の姿が消えていく。呪いは解けた。 「キャー!弘樹のバカ!変態!」 正気に戻った愛美と香織が、僕を罵る。亜美の呪いのせいなのに、記憶がないらしい。 さて、これから僕たちがどうなるか。それは別の話だ。 完 飲むとモテる薬 448 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21 09 36 ID 4xVlISJz0 次スレ乙 忌火起草のピンクシナリオで、京介のヒッチハイクには吹いたww 449 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 34 55 ID 8jeAK7zx0 448 記憶がないから今確認した ピンクでは京介は交通事故に遭ってなくて、 愛美に別れ話を切り出した直後、決死のヒッチハイクをして、 飛び出してきたトラックに飛び乗って去っていったんだって。 こんな突拍子もないことを淡々と語る弘樹くんの声の人が最高です。 11 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 05 00 ID 8jeAK7zx0 ※色の名前は漏れの独断で決めさせていただきました。 浅葱色→青 琥珀色→茶色 若葉色→黄緑or緑 瑠璃色→濃青or紺 2chの本スレではこういう呼び方らしいです。 他の場所だと他の呼ばれ方かも知れません。 とにかく浅葱色(青緑っぽい色)を青と呼ぶのには抵抗があるので・・・すみません。 浅葱色の話(京介または愛美寄りの選択肢を選ぶ) 月曜日 学食で会った正人は、なんだか様子がおかしかった。なにか、思いつめたような感じだった。 ◇愛美の来訪 夜、アパートに帰って夕飯を食べようとしたとき、ドアをたたく音がした。 ドアスコープをのぞくと、愛美が立っていた。 「今日はどうして?」 緊張して声が上ずってしまった。 「うん、ちょっと話がしたくて」 そんな理由で愛美がわざわざ一人で訪ねてくるなんて。 「それで話って?」 「弘樹くんは、好きな人のために命を投げ出すことができる?」 あまりに唐突な質問だった。それって、愛美をかばって死んだ京介のことだろうか。 命がけで愛美を守ってみせる、と口ではいくらでも言える。しかしもし同じような場面に遭遇したら・・・? しばらく考えた後、僕は言った。 「僕なら、好きな人のためなら、命を懸けるだろうな」 口に出してみると確信がもてた。 「自分の命よりも大事な人がいること。それが愛するってことじゃないかな」 おお、決まった。我ながらかっこいい。 「やっぱりそうだよね。よかった。弘樹くんに相談して。ありがとう、じゃあまた明日」 愛美は晴れやかな顔で去っていった。 火曜日 部室で一人でぼーっとしていると、正人から電話がかかってきた。 至高の快楽を得る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 残された刻を知りたくば 自らの爪に聞け 謎めいた言葉を正人は口にした。 「俺、ビジョンを飲んだんだ。ビジョンを飲むと、黒い女に焼き殺されるんだ!」 正人は言いたいことだけ言ってから電話を切った。 12 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 06 55 ID 8jeAK7zx0 ◇民俗学の教授 部室のドアがノックされて、中年女性が入ってきた。彼女は大柄でがっしりとした体つきだ。 「ええと、君が弘樹くん?私は田辺。民俗学を教えてる」 そういえば、どこかで見たことがある人だった。 「ビジョンのことで聞きたいことがあってね。なんでもいいから話してくれないかな」 なんでそんなことを聞くんだろう。そもそも僕はキャンプにも行ってないし、ビジョンを飲んでない。 僕はほかの人に聞いてくださいと答えた。 「もし面白い話があったら連絡して。それじゃ」 田辺は僕にメモを渡すと去っていった。携帯電話の番号が書かれていた。 ◇いたずら電話 携帯電話が鳴る。ディスプレイには非通知の表示。誰だろう。出てみたが、ノイズ交じりでよく聞き取れない。 『愛美に近づくな。死の向こうにお前は行けない。お前は死に留まる』 押し殺したような声だった。どういう意味だろう。たちの悪いいたずらだ。 愛美と一緒に映画に行くことになった。 映画を見ていると、映写機トラブルでしばらく中断された。 ◇脅迫 退屈な映画が再開されてしばらくたった頃。僕の耳元でささやく声がする。 『動くな。黙ってろ』 またもや押し殺したような声。僕のわき腹に、なにやら固いものが突きつけられている。 『死ぬぞ。苦しんで苦しんで死ぬぞ。愛美に寄るな、近づくな。わかったら頷け』 僕は従う気になれなかった。 『それなら死んで想いを遂げろ』 えっ?僕が片思いしているのを知っているのか。そのまま数分が過ぎた。 僕の背後から気配が消えた。恐る恐る振り向くと、誰もいなかった。 座席の間にボールペンが挟まっていて、それが僕のわき腹に当たっていた。 ◇脅迫者の正体 その夜。布団に横になる。携帯電話が鳴ったので取る。 『いい子だ。もっとも、死ねばもっといい子になれるが』 映画館でささやいてきた、押し殺したような声だった。 「いいかげんにしてくれ!お前、誰なんだ!!」 『わからないのか。京介だよ』 電話は切れた。 水曜日 ◇京介に似た人影 僕は大学の中庭を歩いていた。 あっ!?目の前のベンチに、スーツ姿の男がゆったりと腰を下ろしている。 そんな馬鹿な。信じられない。死んだはずの京介がなぜいるんだ。 そんなはずはない。あれは別人だ。ただの見間違いであってほしい。 「弘樹!」 背後から和子が話しかけてきた。京介に似た人影が気になっていた僕は早々に会話を打ち切った。 でも遅かった。あの男の姿はどこにもなかった。 13 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 08 42 ID 8jeAK7zx0 ◇発信者はK 部室でみんなは思い思いにくつろいでいた。愛美はなんだかニコニコしている。 「・・・機嫌がいいね」 「いいですよ~」 彼女が笑顔を見せてくれるのはうれしい。 「実はね、いいことがあって」 愛美は携帯電話を取り出した。受信メールが表示されている。 「もうちょっとしたら君に会えると思う。私を信じて待っていてほしい」 発信者はKとなっていた。 「京介さんからなの」 愛美は満面の笑みを浮かべている。京介は生きているのか? それでも信じることができない。だいたい、なぜイニシャルでメールを送るのだ。なにかがおかしい。 「愛美、わかっていると思うけど、彼はもう・・・」 「ちょっと身を隠していたのね。でも、それももう終わりみたい」 愛美は京介が生きていると信じて疑わない。僕はもう、なにをどう言ったらいいのかわからなかった。 部室に駆け込んできた健吾の口から、正人の死が告げられる。 正人は、体に自ら火をつけて死んだという。 ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 木曜日 ◇京介の家へ 目先の問題の、京介のについて調べてみよう。 そこは閑静な住宅街だった。実は、前に一度京介の後をつけたことがあって、 僕は京介の自宅の場所を知っていたのだ。愛美には絶対内緒だが。 京介の家は、もう誰も住んでないようだった。鍵のかかっていない窓から中に入る。 書斎で気になるものをみつけた。埃をかぶった薄いファイルだ。中には名簿のようなものと、一枚の写真が入っていた。 写真を見る。祭壇のようなものの前に男女が並んでいる。真ん中に京介が写っていた。仮面の女性の肩に手を回している。 二人の後ろに、五人の女性が立っていた。その中には、愛美がいた。 名簿を見ると、五箇所に印がついている。すべて女性の名前だ。その中の一つは愛美だった。 少し迷ったが、僕はそのファイルを持って、京介の家を出た。 ◇京介の家族 僕はファイルとにらめっこしていた。やっぱり仮面の女性が気になる。思い切って愛美に遠まわしに聞いてみることにした。電話をかける。 「あれ、弘樹くん」 耳に弾んだ声が飛び込んできた。 「なんか、楽しそうだね」 「わかる?だって、もうすぐだから」 「もうすぐって、なにが」 「内緒。それより、なんの用でしょうか」 「う、うん。京介のことなんだけど。あの人の家族って、なにをやっているの」 愛美はすこし訝りながらも教えてくれた。京介の父は早くに亡くなっていた。 「お母さんは立派な方よ。『奇跡の娘たちの会』って知ってる? 京介さんのお母さんを中心とした集まりなの。私も一度だけ集会に呼ばれたの」 これ以上はボロが出そうなので電話を切った。 14 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 10 01 ID 8jeAK7zx0 ◇「奇跡の娘たちの会」 大学の図書館に行って、奇跡の娘たちの会についてネットで調べてみたが、 それらしいものはみつからなかった。 「奇跡の娘」について調べてみる。 肉体を替えながら永遠に生き続けるという娘の神話が、欧米にはあるらしい。 次に、名簿の印が付いている、愛美以外の四人に電話をかけてみる。 四人目でやっとつながった。どうやら、彼女はなにものかに殺され、 しかも犯人はまだ見つかっていないらしかった。 ◇連続美女殺人事件 四人の中で特に珍しい名前「壬生崎宙子(みぶざきそらこ)」を ネットで検索してみると、すぐにみつかった。 四人はすでに殺されていた。 今からだいたい一年前、壬生崎宙子は、大型犬のゲージに閉じ込められ、 生きたまま焼かれて殺されていた。遺体からは小指が切断され、なくなっていた。 二人目、三人目、四人目の女性も、ゲージに閉じ込められて焼かれて死んだ。 やはり指が一本ずつなくなっていた。 警察は、四人には共通点がないとして、通り魔的殺人事件として調べている――。 いや、ちがう。四人は、奇跡の娘たちの会という共通点があるではないか。 そして、きっとこの件には、京介も関わっている。 金曜日―The Last Day ◇噛み合わない会話 愛美と京介についてきちんと話しておきたい。僕は、誰もいない講義室に愛美を連れ出した。 「愛美は、最近京介と会った?」 「ううん。でも、電話では喋ってるし、何度もメールももらった」 僕は愛美の肩をつかんだ。 「愛美、京介は死んだんだ。君も葬儀に行ったじゃないか」 「弘樹くんは、遺体を見た?」 愛美は、遺体を見ていないから、京介が生きていると思っているのか。 誰かが彼のふりをしている。それしか考えられない。 僕は愛美に、京介の家で入手した写真を突き出した。 「なんでもいいんだ。この写真について教えてくれ」 「京介さんの別荘で撮ったの。みんながキャンプで心霊スポットだって騒いでいた屋敷があったでしょ? そこが別荘なのよ。これは蘇りの儀式なの。この日、私たちは仮に死んで、仮に蘇ったの。 これがその証(あかし)」 愛美の左手首の内側に、小さい黒い印がある。刺青のようだ。 「ほかの四人もその証を?」 愛美は頷いた。 「その四人は焼き殺されだんだ!」 「だから?」 「わからないのかよ!愛美も襲われるかも知れないんだぞ」 「だって、その事件って一年も前でしょ?」 「・・・愛美のことが心配なんだ」 「ありがと。でも、大丈夫よ。だって、私には京介さんがついてるもの」 絶望と疲労感でいっぱいになる。僕は黙るしかなかった。 15 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 12 03 ID 8jeAK7zx0 飛鳥から電話だ。ビジョンはイマビキ草を原料にしていて、 飲んでも幻覚を見るようなことはないとのことだ。 ◇間宮恭子 気を取り直して、愛美に話しかける。 「この真ん中に写っている、仮面の女性は?」 それは京介の母親、間宮恭子だった。恭子は、幼い頃に雷に打たれ、 それ以来、死者の霊がみえるようになったそうだ。 京介が大学に入る頃、恭子は奇跡の娘たちの会を立ち上げた。 この会の目的は、不老長寿を追求することにあった。会員はけっこう集まっていたらしい。 愛美は恭子の素顔を見たことがないと言う。 用事があると言って、愛美は去っていった。 図書室でビジョンについて調べてみる。 ビジョンと同じイマビキ草を原料にした薬があった。 守矢堂という製薬会社が作っていた、イマビキ湯という薬だ。 だが、守矢堂はとっくに潰れていた。社長夫人の亜美は事故で焼死してしまったらしい。 そして、あの京介の別荘が、昔は守矢堂のものだったらしい。 ◇非常ベル 愛美はどこへ行ったのだろう。愛美を探しながら構内を歩く。 廊下に来たとき、非常ベルが鳴り出した。駐車場で火事があったらしい。 健吾がとすれ違った。 「駐車場で、飛鳥と和子が・・・」 健吾はそう言って走って行ってしまった。健吾を追いかけたが見失ってしまった。 愛美から電話がかかってきた。 「今、どこにいるんだ」 「さて、どこでしょう。・・・やっと、呼ばれたの。これで、京介さんのために命を捧げられるの。 今から京介さんに会いに行ってくる。弘樹くん、今までありがとう」 それだけ言って切れた。かけ直してもつながらない。 ◇京介の日記 京介の家に行くが、愛美はいなかった。 テーブルの上に京介が書いたと思われる日記があったので、読んでみる。 京介は、恭子に命令されて、女性たちをひそかに集めていた。 愛美を含む五人の女性は、蘇りの儀式に参加する。でもそれは贄の儀式だった。 刺青を施された女性は、日々生体エネルギーを恭子に送り続け、最後には死んでしまうらしい。 儀式からしばらくして、恭子は死んでしまった。京介は、刺青を施した女性から、 一気に生体エネルギーを奪って、恭子を生き返らせようとした。 四人の女性を、別荘にある焼き釜で焼き殺し、遺体をゲージに入れて廃棄する。 京介が事故に遭った日付以降も、日記は続いていた。 やはり、京介はあの事故では死んでいなかったということか。 でも、一年経った今になって、愛美に狙いを定めたのか。それがわからない。 だが、だいたいの辻褄は合う。 16 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 14 23 ID 8jeAK7zx0 ◇屋敷へ行く方法 愛美はきっと、焼き釜のある京介の別荘へ行ったに違いない。 だが、僕はキャンプに行ってないので、屋敷の場所がわからない。 そうだ、田辺教授・・・。僕は田辺に電話をかけた。 田辺はビジョンのことを調べる途中で、屋敷のことを知り、実際に行ってみたらしい。 「場所を教えてください」 「説明するのは難しいな。今から連れてってあげるよ」 その申し出は非常に有難い。 ◇田辺と屋敷へ 田辺の車に乗り込む。数時間走って屋敷に着いた。 「ここまで来たんだ。私も一緒に行くよ」 田辺と一緒に屋敷に入り、暗い廊下を歩いていく。 「多くの神話、伝説には、奇跡が描かれているのを知っているかな。 望めば、人は死を排除できる。あの日、トラックさえいなければ――」 田辺は突然激昂し、壁を叩いた。 「あなたは、一体・・・?」 僕は思わずそう訊いてしまった。 『まだわからないのか。京介だよ』 田辺はスタンガンを持って襲ってきた。意識が混濁して、僕は――。 ○田辺の正体 僕は床に転がされていた。足は床に固定され、手首には手錠がかけられている。 その部屋の中には大きな釜があった。床には五芒星が描かれている。五つの角の先端には、それぞれガラス瓶が置かれている。 暗闇に目を凝らすと、鎖で吊り下げられた愛美の姿が見えてきた。僕は愛美の名を、喉が裂けるばかりに叫んだ。 愛美は顔を上げて、こちらを見た。 「必ず僕が助けてやるから!」 「助けてやる、か」 闇の向こうから、白衣を着た田辺がやってきた。 「死ぬ寸前の彼女に、何もできなかったくせに」 一年前の事故のことか。どうして知っているんだ。 「お前は誰なんだ」 『言っただろう、京介だよ』 押し殺したような声で田辺は言った。 『馬鹿な男だね。ねぇ、お母様』 「あれだけヒントを見せてやったのにね」 田辺は押し殺したような声と、普段の声とを交互に出して話す。押し殺した声が京介だとすると、お母様、ってことはつまり・・・。 「間宮恭子なのか」 『・・・たしかに、この体はお母様のものだ』 彼女はいとおしそうに自らの体を抱きしめた。 『そして、お母様の意識もここにある。私はお母様の体を間借りしているんだ』 これは、人格乖離、いわゆる多重人格か?最愛の息子を亡くし、その死を信じることができず、 不滅である魂が自分に宿ったと信じた。それがこんな妄信を抱かせているのか。 「一年前、儀式の完結を待たずに、京介は死んだ。でも・・・」 『悲しみはなかった。私には死を乗り越える力があるからね。だが、復活には肉体がいるんだ』 「京介が愛する女を、同じように愛する男の肉体がね。お前を見つけるのに、一年かかったよ。 よく育ってくれたね、ありがとう」 そうか。恭子は僕を狙っていたから、脅迫したのか。 17 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 15 58 ID 8jeAK7zx0 ○僕は訴えた 『ただあいにく、愛美は私だけを愛しているがね。だから今、命を捧げようとしているんだよ』 そんな馬鹿な。愛美は恍惚の表情を浮かべて言った。 「弘樹くんが教えてくれたんだよ。愛する人のために命を捨てることの大切さをね」 「そうじゃない・・・」 そう言っても、愛美はわかってくれなかった。 『さあ、始めようか』 恭子は床の五芒星を指差した。五つのガラス瓶の一つは空になっている。 『あと薬指が足りないんだよ』 愛美を釜で焼いて薬指を・・・? 焼き釜に火が入れられる。吊り下げられた愛美は、ゆっくりと釜の上へと移動していく。 「京介はもう死んでいるんだ!!」 必死で叫んだが、この声は愛美には届いていないようだった。 ○器の完成 『君は彼女の次に、釜で焼かれるんだ』 「大丈夫。君は五本の指に守られているからね。肉体は決して焼けないんだ。 魂だけが消滅するんだよ。そして、空っぽの器の完成だ」 確信に満ちた声が、僕の常識と激しくぶつかり合う。 ・・・もう、あきらめるしかないのか。このまま愛美も僕も焼け死ぬしかないのか。 どうしてこんなことになってしまったんだろう。みんながキャンプでビジョンを飲んでから、すべてが始まったんだ。 ビジョンを飲んで、黒い女に焼かれて死んだ正人。そして――。 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 正人が残した謎の言葉をふと思い出した。もしかして、これを暗示していたんじゃないのか? 「大壺を焚いたら、あんたも黒い女に焼かれるんだ!!」 恭子に向かって叫んだ。だけど恭子は馬鹿にしたようにこちらを見ているだけだった。 『愛する者を失い、苦しめ。その救われぬ想いが私の魂を導くだろう』 愛美が大釜に入れられてしまう・・・!そのときだった。 天井から吊り下げられていたフックが、恭子の頭を直撃した。 恭子は倒れ、鍵束が床に転がった。そばにあったポリタンクが倒れ、灯油がこぼれた。 釜の火が灯油に引火し、恭子の体は燃え上がった。 燃え上がる火の中に一瞬、白衣を着た亜美の姿が見えた。 僕は手を伸ばして、鍵束をつかんだ。手錠と足かせを外し、愛美を助けた。 ○炎が広がる 恭子を焼いた炎は、屋敷に燃え移った。 「京介さんは、ねえ、どうするの?」 逃げないと危ないのに、愛美は動こうとしない。 愛美の体を担ぎ上げて、夢中で走った。気が付くと、イマビキ草が茂る草原に来ていた。 ふと指先を見ると、爪が真っ黒になっていた。愛美の爪も真っ黒になっている。 たしか、爪が残りの時間を教えてくれるとか言ってたっけ。いや、そんなことはどうでもいい。きっと煤で汚れているだけだ。 今はただ、虚ろな顔をした愛美の方が心配だった。 「京介さん・・・」 愛美はこれからも、京介の影を追い続けるのだろうか。それでも構わない。 僕は君を守ると決めたのだ。命を懸けて、京介のように。 完 死んだはずの男 18 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 37 58 ID 8jeAK7zx0 琥珀色の話(香織寄りの選択肢を選ぶ) 月曜日 ◇正人の様子 正人の様子がおかしい。ベンチに座って、なにか思いつめているようだった。 話を聞いてみることにした。 「俺、ビジョンを飲んだんだ。ビジョンを飲むと、焼け死ぬんだ」 さっき学食で見た、芸大生が焼死したニュースを自分に重ねているらしい。 正人は頭を抱えた。正人の爪は黒っぽくなっていた。 ◇通院のススメ 正人と別れた後、携帯電話が鳴る。香織からだった。 「あ、弘樹ぃー?今なにしてる?」 「・・・香織と電話してる」 あきれて電話を切った。まただ。用もないのに電話をかけたり、メールを送ったり。 僕は香織のそういうところが苦手だった。 一度飛鳥に聞いてみたことがある。 「女っていうのは、そういうものだろ。必要があるから送るんじゃない。送りたいから送るんだ」 飛鳥はそう言っていた。そういうものかなと思って納得していたが、最近はさすがに度が過ぎている。 人に好かれるというのは、もっと気分のいいものだと思っていた。 なんだか頭が痛くなってきた。 「弘樹くん、どうしたの?大丈夫?顔色よくないけど」 愛美が心配そうに話しかけてきた。 「最近、悩みが、ね・・・」 「なんでも話してみて。一人で抱えこむのはよくないよ。・・・って、これ、 岡島先生の受け売りなんだけどね」 岡島先生というのは、愛美が通院していた心療内科の医師なのだという。 愛美が最近明るくなったのは、通院しているからなのだろうか。 「やっぱり、かっこいい人だったりするわけ?」 「うん、素敵な人よ」 いったいどんな男なのだろう。 「弘樹くんも、岡島先生と話をしてみるといいわ」 愛美から病院の場所を教えてもらった。心療内科って、ちょっと敷居が高いけど、行ってみるか。 ◇岡島医院へ 長い坂道を登っていく。やっと病院が見えてきた。 病院の周りにはイマビキ草が生い茂っていた。 ◇待合室の先客 受付で保険証を出して、待合室で待つ。 待合室には、痩せた男が座っていた。ふいに男に声をかけられた。 「俺ね、山本っていうんだけど。俺ね、女に困ってるんスよ。こう見えても、モテる方でね」 人のことを言えた義理ではないが、モテるタイプには見えない。山本は話を続ける。 「女ね、どこにでもついてきて邪魔なんだ。怒鳴っても、殴ってもダメ」 いつまでこんな話を聞いてなければならないのかと思ったとき、診察室へと呼ばれた。 19 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 39 09 ID 8jeAK7zx0 ◇岡島の診察 「どうぞ、そこにかけて」 ソファを薦められた。 「私が岡島です。どうぞよろしく」 驚いた。まさか女性だったとは。年は三十代後半くらいだろうか。 愛美が言うとおり、素敵な人だった。 「頭が痛くて眠れないそうだけど、いつごろからなのかな」 「ここ数日です。いろいろ悩みが多くて」 「なるほど。その悩みはどんなことなのかしら」 「好きな子がいるんです」 僕は、愛美の名前を出さずに話した。 「彼女がなにを考えているのか、わからないときがあります」 話していると、僕は愛美のことが好きなのか、それともただ心配なだけなのか、わからなくなってきた。 「考えすぎてしまうときには、ある程度受け流すことも大切よ。 そうでないと、相手にもストレスになってしまうの」 岡島の言葉が心に染み入るようだ。僕は、正人の様子がおかしいことや、 最近多すぎる香織の電話やメールのことまで話してしまった。 三十分ほどたつと、こころのもやもやが少し晴れてきた。 「あまり心配しすぎないようにね」 薬をもらった。パラフィン紙に包まれた、白い粉薬が二つ。ところどころ、黒いつぶつぶが混じっている。 「お守り代わりに、ね。どうしても辛いときに飲んで。きっと楽になれるから」 火曜日 ◇部室で薬を 部室には僕ひとりだった。正人から電話がかかってきたが、わけのわからないことを言って切れてしまった。 頭が痛い。昨日もらった粉薬の包みが目に入る。薬があるんだから、我慢する必要なんかないだろう。 メールの着信音が鳴る。香織からだった。中身は読むまでもない。頭痛がひどくなってきた。 全部香織が悪いんだ。僕はパラフィンの包みをちぎって粉薬を口に含んだ。 ・・・苦い。胆汁のような苦さに吐き出しそうになるのを、我慢して飲み込んだ。 あれ?とたんに頭痛がやわらいでいる。まるで魔法のような効果だ。お守りというだけのことはある。 愛美と一緒に映画に行くことになった。 映画を見ていると、映写機トラブルでしばらく中断された。 20 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 40 40 ID 8jeAK7zx0 ◇スクリーンに・・・ 再開された映画は、さっきとはまったく違う場面になっていた。 ノスタルジックなモノクロの映像。洋装の男に、着物姿の女が縋っている。 ”つんべいさま・・・” 女は男と別れたくないらしい。だが、男は女を振り払って去っていった。 ショックのあまり、女は泣き崩れる。うつむいていた女は顔を上げた。 それは知らない女優だった。ただ、どこかで見たことがあるような気がした。誰だっけ? 女はまたうつむく。顔を上げた女の顔は・・・香織だった。なんで香織が? 香織はスクリーンを飛び出して、僕のそばに来た。何か言おうとしている。 僕は耳をふさいだ。やめろ、やめてくれ、聞きたくないんだ。 だめだ、言わないで、いやだ、やめて。そんな願いもむなしく――。 ”いっしょに・・・” 囁き声が聞こえた。 あれ・・・?気が付くと、スクリーンにはエンドクレジットが流れていた。 見間違いだとは思うけど、念のために確認しておこう。 「あのさ、途中でモノクロの時代劇みたいなシーンがあった?」 愛美はあきれた顔をした。 「もしかして、寝てた?」 しまった。自分で居眠りしていたことを白状してどうする。 水曜日 部室で、飛鳥がキャンプ場から持ってきたというノートを見る。 焼死したという芸大生が書いた言葉が並んでいた。 ビジョンを飲むとすげーとぶとか、心霊スポットで飲むとキクとか。 ◇トイレで薬を 人目を避けて、トイレに来ていた。先ほど見た、ノートの内容を思い返す。 ビジョンを心霊スポットで飲むとキクだって?馬鹿馬鹿しい。 プラセボ効果というのを講義で教わったことがある。 ビジョンを飲んだら何かが起こるというのは、実はただの思い込みかもしれない。 そんな理屈がわかっていても、あの「お守り」に頼りたくなってしまう。 なんとなくあの薬の存在を確かめたくなって、僕はバッグの中に手を入れた。 指にパラフィンの包みが当たった。 ”ずっといっしょ・・・” 声に驚いて、周りを見回すが、もちろん誰もいない。 気のせいだ。僕は疲れているに違いない。 ”つんべいさま” バッグに入れた手が引っ張られた。あわてて手を引っこ抜く。 ありえない。でも起きたのだ。引っこ抜いた手には、誰かにつかまれた指の跡があった。 「疲れているんだ、うん」 自分に言い聞かせるように言って、拳を開くと、最後の「お守り」があった。 もうこれしかない。薬を一気に飲み下す。 指の跡はすうっと消えていった。この薬はいい。本当によく効く。 21 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 43 14 ID 8jeAK7zx0 ◇置き忘れた携帯電話 携帯電話がないことに気が付いて、部室に戻った。部室には、香織が一人で座っていた。 夢中で携帯電話をいじっている。香織の手元を見ると・・・あれは、僕の携帯? 「なにしてんだよ!」 香織は悪びれる様子もない。 「携帯忘れちゃだめだって。私のラブメール、受け取れなくなっちゃうし」 なにがラブメールだ。僕は携帯を奪い返した。 「ちょっと見てただけだって」 ディスプレイを見ると、メールの受信件数が減っているような気がする。 確認してみると、愛美から来たメールがすべて削除されていた。 あまりの悲しみに、怒る気力もない。香織を残して部室を出た。 頭痛がする。全部香織のせいだ。薬が飲みたくなったが、全部飲んでしまって、もうない。 ◇岡島の問診 僕は、「お守り」をもらうために、岡島医院へ向かった。 待合室で、また山本に話しかけられたが、適当に受け流す。診察室に呼ばれた。 「どうですか、調子は」 「あの薬を飲むと、すごくよくなります」 そう答えると、岡島は複雑そうな顔をした。 「そう、もうお守りを飲んでしまったのね。・・・あなたは、愛美さんの紹介だったわよね? だったら、京介くんのことは知っている?」 岡島は、「お守り」の調合法を京介から教えられたと言う。 「この間の薬は、京介くんの調合に改良を加えたものなの」 そんなことはどうでもいい。僕は岡島に、薬をくれるよう懇願した。 岡島は、パラフィンの包みを一つだけ差し出した。 「これで様子を見ましょう」 なんだか割り切れない気持ちだった。 部室に駆け込んできた健吾の口から、正人の死が告げられる。 正人は、体に自ら火をつけて死んだという。 ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 木曜日 ◇正人の死のショック 外に出る気力がなくて、部屋に閉じこもっていた。 今の僕は正気なのだろうか。正直なところ、あまり自信がなかった。 僕は自分の爪をまじまじと見た。間違いない。僕の爪も黒っぽくなっている。 これって、正人と同じ道を歩み始めているということなのか? でも、僕はビジョンなんか飲んでない。 22 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 44 38 ID 8jeAK7zx0 ◇薬が違う ノックの音が聞こえる。ドアを開けてみると愛美が立っていた。 「講義、休んでいたから。具合でも悪いの?」 「別に。ただ頭が痛いってだけ。大丈夫。もらった薬があるから」 僕はパラフィンの包みを取り出して見せた。 「そっか。岡島先生の薬はよく効くもんね。でもこれ、私がもらってたのと少し違う。 こんな黒いつぶつぶは入っていなかったけど」 「お守り」を見て、愛美は首をかしげる。 「ねえ、飛鳥くんに頼んで、この薬も調べてもらおうよ。じゃあ、また後でね」 愛美は「お守り」を持っていってしまった。なんてことだ。飲む前にお守りがなくなってしまった。 岡島医院に行かなくては。不安に耐えられそうにない。 ◇待合室での告白 待合室には山本がいた。また女がどうとかいう話を僕に振ってきた。 「あんたも同じだ。女に振り向いてもらえなくてイライラしてる。 俺は、こんなに通いつめているのに・・・」 モテているという話は嘘だったのか。そして、通いつめているということは、 岡島医院の誰かが目当てだったのだ。岡島とは年が離れすぎているので、受付の女性かもしれない。 「な?本当のこと話せよ。ここには俺しかいないんだから」 「あまりうるさくしていると、受付の人に怒られますよ」 「受付の人?そんなのいないよ」 あわてて受付を見た。やっぱりいるじゃないか。 ”つんべいさま・・・” 声がした。そうだ、あの受付の女、映画館で見た和装の女だ。 幻聴に幻覚。僕はどうなってしまったんだ。 ◇薬をください 診察室へと入る。 「どうですか、調子は」 「よくありません。幻聴や幻覚がひどくなっているんです。へんな女の幻覚をよく見ます。 先生、薬をください」 岡島はうなずいた。 「もっとよく効く薬を出しましょう」 ◇診察室の奥へ 診察室の奥には下り階段があった。僕は地下室へと案内された。 「薬はここで作っているの」 地下室ではイマビキ草がたくさん栽培されていた。 岡島はパラフィンの包みを手に取った。 「辛いでしょう?こうして待たされるのは辛いわよねぇ。 この薬は、待つための薬と言われていたの。何かに縋らないと生きていけない人のためのね」 「それをください!お願いです」 耐え切れずに僕は叫んだ。 「わかったわ」 僕は岡島に誘われるままに歩み寄る。 薬の包みを手にした岡島のブラウスの袖口から、ちらりと手首が見えた。 そこには無数の傷があった。岡島の心の闇に触れた気がした。 23 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 46 31 ID 8jeAK7zx0 ◇床に・・・ 薬をもらってアパートに帰る。部屋の奥から焦げ臭いにおいがする。 よく見ると、床に黒い染みのようなものがあった。 どこかから手が伸びてきて、僕の胸ぐらをつかんで、ぐいぐいと引っ張っている。 これは幻覚だ。 ”つんべいさま・・・” 耳元で声がする。泣き出したい気分だった。 ”いっしょに・・・いられないのなら・・・” 電話が鳴り出して、我に返る。幻聴も幻覚も消えた。 金曜日―The Last Day ◇誰もいない学食 学食には誰もいなかった。ポケットからお守りを取り出す。そのとき、自分の爪が目に入った。 絶望的なまでに黒い。 ”いっしょに・・・ずっといっしょに・・・” またあの声だ。僕が座ったテーブルの向こうに、人がいる。 ”いっしょにいたい。つんべいさまと、ずっといっしょにいたい” 「やめろ、黙れ。僕はつんべいじゃない!」 幻覚だ。幻覚だろ?幻覚なのに、なぜ消えない? まさか幻覚じゃないのか。 ”いっしょに・・・いられないなら、いっしょに、死にたい” もう限界だ。僕は学食を飛び出した。 ◇限界 自分の部屋に帰って、ドアを閉める。 薬だ、とにかく薬だ。僕はお守りを取り出して、飲んだ。 これまでよりさらに苦い。「もっとよく効く薬」だと岡島は言っていた。 でも、いくらなんでもこの苦さは異常だ。 愛美から電話がかかってきた。 「弘樹くん!ビジョンの成分がわかったの。あの薬と、ビジョンは同じものだったの」 あの薬とビジョンは同じイマビキ草を原料にしているのだという。 「それと、黒いツブツブの正体もわかったの。あれ、血だって。 炭化した人の血・・・。もう飲まないで、今すぐ捨てて!」 「大丈夫。あの薬はもうないから」 そう、全部飲んでしまった。 「本当にごめん。私が岡島先生を紹介しなければ・・・」 僕は何も言わずに電話を切った。どうして僕に人間の血なんて飲ませたんだろう。 先生に聞いてみよう。なにかの間違いかもしれない。 ◇休診の札 岡島医院の表には、本日休診の札が揺れていた。 ドアを引いてみると、鍵がかかっていなかったので、中に入った。 24 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 49 28 ID 8jeAK7zx0 ◇書籍に記してあったこと 待合室には、岡島が書いた本が並んでいる。僕は「今惹湯処方縁起」という本を開いた。 「イマビキ草には、光過敏症を起こす成分がある。過剰摂取してから日光を浴びると、 皮膚が炎症を起こす」 イマビキ草を原料に作る今惹湯(いまびきとう)は、江戸時代からある薬なのだそうだ。 それを京介が発見し、岡島に教えた。 今惹湯は落ち込んだ気分を回復させてくれる薬に過ぎない。 爪が黒くなるとか、焼け死ぬなんて書かれてはいない。 今惹湯を最初に作ったのは、江戸時代の薬問屋、守矢堂の娘、奇(あや)とされている。 奇の肖像画が載っている。この女、会ったことあるぞ。 そうだ、映画のスクリーンに映っていた。そしてここ、岡島医院の受付にいた。学食にもいた。 奇は「つんべい」というじんぶつから、今惹湯の処方を教えられた。 奇とつんべいは恋愛関係にあったらしいが、身分違いだったらしく、二人の仲は引き裂かれた。 つんべいとの再開を夢見て、奇は今惹湯の改良を進めたが、事故が起こり、奇は不遇の死を遂げ、 つんべいと再開することはなかった。 巻末に、守矢堂の屋敷のスケッチが載っていた。 それは、みんながビジョンを飲んだという心霊スポットだった。 ◇カルテ 診察室に入ってみたが、誰もいない。部屋は荒らされていた。 床に引き裂かれたカルテが落ちている。それは山本のカルテだった。 赤い字で「死ね!あんたじゃない」と書かれていた。 乾いてなかったらしく、手に赤いインクがついた。それはやけにねっとりした液体だった。 ◇地下室にて 地下室に下りていく。部屋の奥に岡島がいた。 「どうしました?大丈夫ですか?」 「・・・山本さんがね、私のことが好きなんですって。あんな人いらないのに。 縋りつかれても迷惑なだけ」 それを聞いて僕は、香織のことを思い浮かべた。 「ねえ、今惹湯の作り方、見る?」 岡島はメスを手首に当てた。止める間もなかった。噴き出た血がイマビキ草にかかった。 これが岡島が今惹湯に施した改良なのだという。 「奇がどんな風に死んだか知ってる?焼死よ。こんな風にね」 岡島は、外から差し込んでくる日光の下に立った。皮膚の炎症を通り越して、岡島の体から炎がふきだす。 京介のことを想うあまり、岡島は今惹湯を飲むようになった。そして、奇に取り込まれた。 「お願い・・・一緒に死んで」 岡島は僕に近づいてくる。もはや、道連れは誰でもいいらしい。 ◇火だるま 岡島の頭に椅子が投げつけられ、岡島は倒れた。 「弘樹くん、しっかり!」 なんで愛美が?それより、そうだ、逃げないと。 「愛美・・・またあなたなの・・・」 岡島の体が燃えていく。炎は周辺に燃え移った。 愛美を先に行かせて、地下室を出る前にちらりと振り向く。山本が岡島の体を抱きとめていた。 「俺と一緒に死のうよ」 山本は岡島と一緒に燃えていった。 25 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 51 54 ID 8jeAK7zx0 ◇屋敷へ向かう決意 僕らは走った。岡島医院が見えなくなったところで止まった。 「愛美、これを見て。今惹湯を飲みすぎたんだ」 黒くなった爪を見せた。 「あの屋敷に行ってみるよ。きっと、僕は奇に会わないといけないんだ」 「私も一緒に連れて行って」 愛美はこれだけは譲れないといった顔をしている。 「うん、一緒に行こう」 ◇屋敷の前にて 愛美の運転で、僕たちは屋敷へとやってきた。一面のイマビキ草の中に屋敷はあった。 「この屋敷、京介さんの別荘だったの。ここに大事な資料が置いてあるって言ってた」 僕の知らないところで、すべては一本の線でつながっているようだ。 ○押し寄せる禁断症状 屋敷の玄関から中に入り、奥に進む。ずきり、と頭の奥が痛んだ。 最後の今惹湯を飲んでから、だいぶ時間が経つ。気分が悪い。立っているのも辛くなってきた。 しっかりしろ。必死で前に進む。 ○探索 書斎で京介が書いたノートをみつける。それを読むと、京介がビジョンを作ったらしいことがわかった。 「京介さん・・・どうして・・・」 愛美はショックを隠せない様子だ。 ○歌 蔵と思われるところから、歌声が聞こえてきた。 誰かいるのだろうか。蔵の扉を開けると、何かに突き飛ばされ、床に仰向けにたおれた。 愛美もたおされて、気を失ったらしい。 ○押さえつけられた 「遅い、遅いよ弘樹。ずーっと待ってたんだから」 香織の声だった。香織は、たおれた僕の上に馬乗りになった。 肩を異常な力で押さえつけられる。 「ねぇ愛美、岡島先生っていい人よね。恋愛相談したら、真剣に話を聞いてくれるし、 いい薬もくれるしさ」 香織も今惹湯を飲んだらしい。 「岡島先生、言ってた。待つのは女の宿命なんだって。 でも、弘樹はぜんぜん振り向いてくれないんだよね」 香織も僕を待っていたのか。 ”つんべいさま・・・” 「待ってた。ずっと待ってた」 香織の姿に、奇の姿が重なって見える。 ”ずっといっしょにいたかったの・・・” 「僕をどうする気だ」 ”いっしょに、死んで” 死ねば、ずっと一緒ということか。しかし、奇が望んでいるのは、つんべいと死ぬことだ。 それは絶対に叶うことはない。つまり、この呪いは永久に終わることはないのだ。 26 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 54 20 ID 8jeAK7zx0 ○香織への答え 香織が僕を見つめている。そうだ、彼女はいつも僕を見つめていた。 そんな香織の気持ちに、最後までちゃんと応えないのは卑怯だと思った。 ”いっしょに、死んで” 僕は香織の目を見て、言った。 「いや、違うだろ?自分の気持ちを満たせばそれで満足なのか?」 香織の姿から、奇の姿が消えた。 「ずっと一緒にいたいだけなのに、私とじゃ、いやなの?」 香織の目から血の涙が流れて、僕の顔に当たった。熱い。 「どうしても一緒にいたいのか」 香織は小さくうなずいた。 「僕だって同じなんだ。愛美が京介のことを忘れるのを待ってた。振り向いてくれるのを待ってた・・・」 口にすると、すっと体が軽くなるような気がした。 きっと人を好きになったら、誰でもそうなるのだろう。 誰かのことを強く想うのがきっかけだったはずなのに、気がついたら自分のことしか見えなくなっている。 岡島も、山本も、奇も、愛美も、僕も。 「でも、僕がどんなに好きでも、愛美は京介のことを忘れない」 僕の視界の隅で、愛美が目を覚まして起き上がった。よかった。 「愛美をひとり占めできない。でもいいんだ」 ふいに頬が緩んだ。こんなに自然な気持ちで笑うのは久しぶりだった。 「それでも僕は、愛美が好きなんだ。だからごめん。一緒には死ねないよ」 ・・・言いたいことは言った。 「そっか。私じゃだめなんだね。愛美の方がいいんだね」 香織は立ち上がって、僕から離れた。香織の体は炎に包まれた。 「香織!!」 「あはは。そうやって名前を呼ばれるだけでもうれしいな。一人は寂しいよ。耐えきれなかった。 奇って人も同じだと思う。馬鹿だよねぇ、私たち。 いいよ、愛美と一緒にいてあげて。私はもういいや。邪魔してごめん。ほんとにごめんね」 炎は香織の体から屋敷に燃え広がる。 僕は、愛美の手を引いて屋敷を出た。 ○黒煙を上げる屋敷 屋敷は黒煙を上げながら燃えていた。 香織には辛いことを言ってしまったと思う。しかし、彼女の気持ちにちゃんと向き合ったからこそ、 自分の気持ちに嘘をつくのをやめたのだ。 愛美への気持ちが実らないとしても、香織を身代わりにすることなんてできない。 僕にとって大切なのは、愛美のそばにいることなのだ。 僕は何気なく自分の爪を見た。爪から黒みが消えている。奇の呪いが解けたということなのか。 僕のそばで、愛美がぼんやりと立ちつくしている。ああ、そうか。 愛しい人が振り向くのを待ったりしない。願いが叶うのを待ったりしない。 それに気づくこと。それが呪いから逃れる術だったのだ。 27 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 55 51 ID 8jeAK7zx0 ○愛美の願い 「ねぇ、本当に私のこと、好き?本当に好きなら、お願いがあるの」 帰ろうとしたところで、愛美がいきなりそう言った。 愛美はパラフィンの包みを取り出した。それは黒いツブツブの入っていない今惹湯だった。 岡島が改良する前、京介が作った今惹湯か。 「この薬には京介さんが宿っているはず。だから、これを弘樹くんが飲めば、 私は救われる。だから、飲んで」 愛美は指を噛み切った。滲んだ血を今惹湯にふりかけた。今惹湯は瞬く間に黒くなった。 これを飲めば、僕が京介に取り憑かれて、愛美は京介とずっと一緒というわけか。 愛美は黒くなった今惹湯を口に含んだ。 愛美の唇が僕の唇に押し当てられて――。 完 壊れゆく自我 28 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 05 49 ID 8jeAK7zx0 若葉色の話(琥珀色を通りながら愛美に対して好意的な選択肢を選ぶ) 愛美から紹介された岡島医院に行ってみることになった。 岡島が処方してくれた漢方薬を飲むと、瞬く間に頭痛がひいていった。 ◇小瓶の話 ベンチに座って本を読んでいる愛美と別れたあとのこと。 あ、そういえば、すっかり忘れていた。 僕はポケットからガラスの小瓶を取り出す。日の光の下で、薄緑色に輝いている。 先日、実家に帰ったとき、母からもらったもので、 なんでもスウェーデン製の年代物らしい。 この小瓶は父からプロポーズされたときのプレゼントだったそうだ。 母から息子に託し、息子は妻となる女性に贈る。 ちょっと変わったならわしが、僕の家では受け継がれてきたのだという。 この瓶を愛美に・・・。心構えは出来てるし、機会があればすぐにでも渡したい。 でも、今、こんなものをもらっても、困惑するだけだろう。僕は瓶をポケットに戻した。 薬がなくなったので、僕はまた岡島医院に行った。 その頃から、僕は着物を着た女の幻覚に悩まされるようになった。 ビジョンを飲んでいた正人は爪が黒くなり、焼死してしまった。僕の爪も黒くなった。 僕はビジョンを飲んでいないのに、なぜだ? ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 ◇岡島医院へ 僕は最後の薬を飲んでしまった。手元に薬がないと不安で仕方がない。 僕は岡島医院へ走った。休診の札がかかっていたが、鍵が開いていたので中に入った。 29 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 07 06 ID 8jeAK7zx0 ◇書籍に記してあったこと 待合室には、本が並んでいる。僕は「江戸参府旅行記」という本を手に取った。 破られているページがあったが、仕方なく残っているページを読む。 この本は、江戸時代、出島に来ていたスウェーデン出身の植物学者ツンベルクが、 特別に江戸参府を許されたときの記録だという。 ツンベルク・・・つんべいと似ている。 ツンベルクは八ヶ月間日本に滞在してから、スウェーデンに帰った。 帰国後に、日本向けに何度か荷物を送っていたらしい。 彼の遺した言葉によると、その荷物は代々伝わる大切なものだという。 父から母へ。母から息子へ。そして息子から愛する人へ。 後の調査で、その荷物はいくつかの小瓶が入っていたらしいことがわかった。 だが、その荷物はあて先には届かなかったらしい。 小瓶といえば・・・。僕はポケットの小瓶を取り出した。 ツンベルクの言葉とも一致するし、これはスウェーデン製だというし、 まさか、この小瓶が、ツンベルクが送ったものとか?そんなことあるわけないか。 いずれにしても、不思議な偶然だった。 巻末にツンベルクが描いたというスケッチが載っていた。この風景、見覚えがある。そうだ、 みんながビジョンを飲んだ心霊スポットだ。 そして、この女は、僕が度々見る幻覚の女だ。 奥付には京介の名前があった。この本は京介が書いたのか。 ここまで調べれば、あとは岡島に聞けばはっきりしそうだ。 地下室で岡島は火を噴き出して、燃えた。聞きたいことはたくさんあったのに。 助けに来てくれた愛美と一緒に、僕は逃げた。 ◇薬がほしい 診察室に戻ってくると、足元に薬が落ちているのに気が付いた。 僕は薬を拾って、走った。 岡島医院が見えなくなるところまできたとき、足がもつれて転んでしまった。 さっき拾った薬が手から転がった。 「なに、それ・・・?」 薬を見た愛美の顔色が変わる。 「これで最後なんだ」 岡島が死んでしまった以上、もうこの薬は二度と手に入らない。 また頭痛や幻覚に襲われたら、これからどうしたらいいのだろう。 「そんなにほしいの?」 愛美は僕に哀れみの目を向けた。 「あれがないと・・・」 思わず本音が口からこぼれた。 「わかった。ついてきて」 ◇屋敷にて 僕は愛美によって、京介の別荘だという屋敷につれてこられた。 なんでこんなことになったのかと思う。だけど、今は愛美を信じるしかない。 30 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 08 31 ID 8jeAK7zx0 ○書斎 書斎で、京介が書いたというノートを見つける。 今惹湯について書かれている。 あの薬のは今惹湯という名前だという。 今惹湯は忌火起草を原料に作られているらしい。 今惹湯を最初に作ったのは、江戸時代の薬問屋守矢堂の娘、奇だった。 そして、京介が今惹湯を作るようになった経緯が書かれていた。 京介は、今惹湯を作って飲んでいるうちに、女の幻覚を見るようになったという。 その女は、ツンベルクが描いたスケッチの女、奇だという。 その女が、愛美が見るという女と同じかどうか確かめなくては、と書いてあった。 また、”つんべいさま”とかいう幻聴もするという。 つんべいとは、ツンベルクのことだったのだ。 ○今気になるのは 京介も僕と同じ幻覚に悩まされていたなんて。 そして、今惹湯のせいで僕は幻覚を見るようになった。 では、なぜ岡島はそんなものを僕に飲ませたんだろう。 「愛美?」 気がつくと、部屋から愛美の姿はなかった。 突然、メールの着信音が鳴った。香織からメールが来ている。 「ビジョンの分析結果、聞いた?弘樹が飲んでた薬と、ビジョンは同じ成分だって! どっちも主成分はイマビキ草だって!弘樹の薬、マジヤバイ!どうしよう!」 ○愛美への答え 呆然と立ちつくしている愛美を見つける。 「私の言うことを、弘樹くんは信じてくれる?」 唐突にそう聞かれた。なにを言われても、愛美のことを信じようと思った。 「一つ、聞いてもいい?京介のノートに、愛美には女が見えているって書いてあったんだけど・・・」 そう尋ねると、愛美は話し出した。 愛美は、小さい頃から幽霊が見える体質なのだそうだ。そのために、人知れず苦しんできた。 幽霊が見えると言っても信じてもらえず、化け物と罵られたりしたらしい。 今惹湯を飲んだ男たちには、同じ幽霊がとり憑いているのが見えたそうだ。 健吾も、正人も、僕も。それは奇の幽霊だった。健吾がキャンプに行ったときに連れて来てしまったらしい。 今惹湯は、幽霊が見えるようになる薬なのだ。 ○奇の願い 突然、誰かに抱きすくめられたように動けなくなった。じわじわと体の芯が熱くなってきたように感じた。 どんどん体温が上がって、今にも燃え上がりそうな気がする。 「やめて!あなたがなにかを訴えたいのはわかる。でも、私にはどうにもできないの!」 愛美は僕の後ろの方を睨んで、言った。 「お願い!弘樹くんまで連れて行かないで!」 急に体に自由が戻った。 「ありがとう。返してくれて」 肩で大きく息をついた。奇はこうやって正人を殺したのか。 「その幽霊って、今もいるのか?」 愛美は、奇が僕の後ろにいると言う。僕は振り向いたが、見えなかった。 「きっと、なにか望みがあるんだな。だったら、僕たちでその望みを叶えてやろう」 奇はいつも”つんべいさま”と言っていた。きっと、ツンベルクに会いたいのに違いない。 31 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 10 34 ID 8jeAK7zx0 ○「悔恨」 さらに屋敷内を探索する。ページの破られていない「江戸参府旅行記」を見つけた。 奇とツンベルクについて書かれているページを読む。 奇は、父である守矢堂の店主に、ツンベルクから秘薬の製法を聞き出すように命令された。 奇はツンベルクを騙した。 ツンベルクは奇に忌火起草の種を渡して、これを育てて今惹湯を作るようにと教えた。 ツンベルクは国に帰ることになったが、必ず戻ると約束した。 今惹湯のおかげで、守矢堂は大繁盛した。奇はツンベルクを待ち続けた。待つのは辛いので、今惹湯を飲んだ。 きっとツンベルクは、騙されたことを悟ったので、帰ってこないのだと奇は思った。悔恨の念に囚われた。 忌火起草の花言葉の「悔恨」はこの辺りから来ているらしい。 奇は次第に精神に異常をきたすようになり、座敷牢に閉じ込められた。 ある日、奇は外でツンベルクの声を聞いたような気がして、外へ出てしまった。 だが、奇はすでに、今惹湯を浴びるほど飲んでいた。奇の皮膚は瞬く間に炎症を起こし、火を噴き出した。 奇は炎に包まれて死んだ。 そして、ツンベルクは、死ぬ間際まで、「日本にもう一度行きたい」と言っていたという。 きっと、ツンベルクも奇に会いたかったんだ。 ○運命の小瓶 最後の今惹湯を取り出した。きっとこのために、最後の一包みがあったとしか思えない。 僕は目を閉じて、今惹湯を口に含んだ。目を開くと、奇が手招きしているのが見える。 奇が導く通りに付いて行くと、そこは奇が閉じ込められていたという座敷牢だった。 今こそ全てに決着をつけるときだ。愛美の方に向き直ると、奇の姿と愛美の姿が重なって見えた。 「つんべいは、奇に渡したいものがあったみたいだよ」 僕は、あのガラス瓶を取り出した。 これこそ、ツンベルクが日本宛に送ったもの、奇に渡したかったものだ。 「これ、うちに伝わるものなんだ。爺ちゃんが婆ちゃんに、父さんが母さんに贈ったものらしい。 必ず、男が女に渡してやらなくちゃいけないらしいよ」 僕が愛美に。ツンベルクが奇に。 僕らの願いは、今ひとつになった。 瓶を差し出す。愛美は、そして奇は瓶を受け取った。 人は運命に翻弄されるけど、運命によって救われることもある。 奇とツンベルクが離れ離れになったのが運命なら、僕の手元に小瓶があるのもまた運命だった。 ”ありがとう” 奇の声が聞こえる。 僕の爪からは、禍々しい黒みが消えていた。 ○夜明け 屋敷の外に出ると、もう夜明けだった。 僕は愛美に手をさしのべた。愛美は僕の手を握り締めた。 僕の中にはツンベルクがいる。そして、愛美の中には奇が。 (弘樹はツンベルクに、愛美は奇に取り憑かれているという意味です) 僕らは奇とツンベルクの願いを叶えてやらなければならない。 それは、二人がずっと一緒にいることだ。 すべてが終わり、すべてが始まる。 完 成就 32 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 18 02 ID 8jeAK7zx0 瑠璃色の話 《解明編》 (琥珀色を通りながら愛美を疑うような選択肢を選ぶ) 愛美から紹介された岡島医院に行ってみることになった。 岡島が処方してくれた薬を飲むと、瞬く間に頭痛がひいていった。 薬がなくなったので、僕はまた岡島医院に行った。 岡島は、京介が死んだ事故のことを思い出してみなさいと僕に言う。 でも、事故の瞬間は確かに見ていたはずなのに、思い出せない。 その頃から、僕は着物を着た女の幻覚に悩まされるようになった。 女は奇という名前らしい。 ビジョンを飲んでいた正人は爪が黒くなり、焼死してしまった。僕の爪も黒くなった。 僕はビジョンを飲んでいないのに、なぜだ? ◇山本との接点 これで岡島医院に来るのは三度目だ。待合室で呼ばれるのを待つ。 今日もまた山本が話しかけてきた。 「この病院はいいよな。特に薬が」 山本は爪を噛んだ。その爪は黒かった。 「知ってるだろ?愛美っていう女。あんたも愛美にここを紹介されたんだろ?」 どうして山本の口から愛美の名前が出るのだろう。 「ここの薬はよく効くし、高く売れる。愛美の言っていた通りだ」 岡島から名前を呼ばれた。その話はそれで中断されてしまった。 ◇岡島の忠告 僕は岡島に、最近幻聴や幻覚がひどくなっていることを訴えた。着物の女、奇の幻覚のことを。 奇は幽霊なのだろうか。首を傾げる僕に、岡島はこう言った。 「幽霊と妄想、どう違うか教えてあげましょうか。 幽霊は現れたり消えたりするけど、妄想は常に心から消えないものなの」 なんだかよく意味がわからない。まぁ、いい。 幻覚を見る理由がなんであっても、あの薬があれば治るのだから。 薬をくださいと言う僕に、岡島は顔をしかめる。 だが最後には薬を出すと言ってくれた。僕は地下室へ案内された。 そこではイマビキ草が栽培されていた。 岡島は僕に薬の包みを差し出す。その余りの妖しさに受け取るのをためらってしまう。 「いらないなら俺にくれ!」 山本がやってきて薬を掠め取ってしまった。岡島は肩をすくめた。 「愛美さんに変わった様子はない?」 岡島の言葉に思い当たることがある。そういえば、愛美は最近ぼーっとしているような気がする。 「解離性健忘・・・。あなたも知らない別の記憶が現れているみたい。このままでは危険だわ。 彼女の様子に注意して」 僕の分の薬をもらって帰った。 ◇山本の消息 次の日。僕は学食にいた。頭痛がする。 テレビではニュースをやっていた。また焼死事件だ。最近多すぎる。 死んだのは山本と言っていた。山本って、あの山本なのか。 学食を出たところで愛美に会った。 「彼女の様子に注意して」昨日岡島が言っていたことが思い出される。 幻覚に襲われる。奇と愛美の姿が重なって見える。僕は逃げ出した。 33 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 21 55 ID 8jeAK7zx0 岡島医院に行く。「本日休診」の看板がかかっていたけど、鍵がかかってなかったので入った。 待合室に岡島が書いた本がある。 それを読むと、岡島が処方していた薬は今惹湯という名前で、 作り方は京介が岡島に教えたということがわかった。 岡島は地下室にいた。岡島の体に火がついて、燃えていく。 今惹湯も、それを作ってくれる岡島も、なくなってしまった。 僕の体が今惹湯を欲している。頭痛がひどくなってきた。 「困ったね。今惹湯、きっとたくさん必要だよね」 僕はうなずく。 「ついてきて」 ◇屋敷にて 僕は愛美によって、京介の別荘だという屋敷につれてこられた。 はっきり言って、僕には愛美が何を考えているか解らなかった。 書斎で、京介が書いたというノートが見つかった。 そのノートを読んでいくうちに、今惹湯とビジョンの成分は同じだということがわかった。 そして、愛美がネットを使い、今惹湯の被験者を集めていたことも。 ネットって・・・。いやな予感がする。 ○愛美の告白 僕は愛美を問いただした。 愛美は、小さい頃から幽霊が見える体質なのだそうだ。人に話しても信じてくれない。 そのために、人知れず苦しんできた。 京介が、今惹湯を作って飲むと、奇の幻覚を見て苦しむようになった。 そう、今惹湯は、飲ませた相手に自分と同じ苦しみを味わわせることができる薬なのだ。 愛美は、ひとりで苦しむのは嫌なので、ビジョンを作り、ばら撒いた。 山本の話は本当だったのだ。悪魔のような笑いを浮かべる愛美。 嘘だ、優しい愛美がそんなことするわけがない。 きっと、岡島が言っていた「解離性健忘」とかいうのにかかって――。 「アハハハ、それ、私のことじゃないよ。弘樹くん、あなたのことよ。 あなた、いない人間のことを、ずっといるように話していたでしょ。 今まで当たり前のようにいた人が、いなくなる。だからその人が恋しい。そうでしょう? 一人はいや、そんな気持ちから、今惹湯は生まれたの」 愛美はそんなことを言う。 今までずっと見守ってきたつもりなのに、まだ京介の死を乗り越えていないのか。 こんな所で言うつもりはなかったけど、僕は言った。 「ずっと片思いだった。だけど、愛美がいたから、僕は一人がいやだなんて思ったことはない。 なのに、どうして、あんなものを僕に飲ませたんだ?」 34 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 25 22 ID 8jeAK7zx0 ○曖昧な記憶 「よく思い出してよ、記憶が曖昧なところがあるでしょ?」 愛美は質問で返してきた。思い出せ、今こそちゃんと思い出すんだ。 僕は記憶を辿った。記憶が曖昧だったあの事故のこと。 ・・・あの事故のとき、京介が死んで・・・愛美も、死んだ。 どうして思い出せなかったんだ。僕は、とっくに死んでいた愛美を、生きていると思い込んでいた。 目の前の愛美は幽霊なのか。でも、ほら、幽霊だけど話も出来るし、触ることもできる。 堪え切れないというような感じの高笑いの後、愛美はこう言った。 「今惹湯を飲んで、見えるようになるのは奇だけよ。 だって、幽霊は現れたり消えたりするけど、妄想は常に心から消えないものなの・・・」 ○朝を迎えて 夜が明けた。帰りは僕が運転することになった。 サークルのメンバーはみんな死んでしまった。でも、愛美が残っている。 これからは、愛美とはいつも一緒だ。たとえば、一枚のコインの表と裏のように。 たとえば、二度と醒めない夢のように。 完 ビジョンの真相 ※各話解説 赤・・・・・最後に出てくる着物の女はどう見ても奇です。本当にありがとうございました。 浅葱色・・・他と比べて弘樹の言動がやたらとカッコイイ。かっこよすぎる。 琥珀色・・・緻密な表現と技巧を凝らした文章が売り。 若葉色・・・救いがある話と思いきや、深読みすると怖い。構成がまどろっこしかったので少し変えました。 瑠璃色・・・実は選択肢によっては、愛美が死んだことが明かされずにスタッフロールが流れてしまう。コワイ。 紫・・・・・ギャグっぽい選択肢満載。でも設定はしっかり考えられている。読んでいて楽しい。 ピンク・・・文字がほとんど表示されない。映像にピンク色のフィルターがかかっている。声優ってすげーなと思った。 35 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 27 56 ID 8jeAK7zx0 《解明編 その2》 (全エンディングを見て(金のしおりにして)から、特定の条件を満たすと、 《解明編 その2》へ入れる入り口が出現。入り口は八箇所用意されているが、どこから入っても同じ話) 講義室で、退屈な講義を聞いていた。 僕はふと、妄想と現実の区別がつかない自分を想像した。 見えるはずのないものが見えたり、 当たり前のように思っていたことが妄想だったり・・・。 もし、自分が認識している現実が、本当の現実ではなかったとしたら。 本当の世界ってなんだろう。たとえば、本当はこの世界に僕しかいなかったとしたら・・・。 つまり、僕が見ているこの世界は、僕が想像した世界。 他人というものは存在しない。だとしたらすべてが幻なんだ。 痛みも悲しみも喜びもすべて。 窓から入り込む風の心地よさも、いつも午前の講義にやってくるこの眠気も、 学食の味も、好きな女の子のことも、所属しているサークルも、 僕が想像したとおりに喋っているんだ・・・。 僕は考えながら、なにかを思い出してきた。妄想ではない、本当の現実・・・。 覚えているのは確かだ。 いつだっただろう。そう、今から二年前。僕が一年生のとき。季節は今より少し涼しい。 午後。昨晩はほとんど寝ていなかった・・・。 37 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 29 35 ID 8jeAK7zx0 僕は何気なく空を見上げた。晴れ渡った五月の空があった。 キャンプの帰り道、ワゴン車を僕は運転していた。 「結局あれって、パーティグッズだったの?」 「違うよ。幽霊が見える薬だよ」 サークルのメンバーはビジョンの話で盛り上がっている。 「しかし残念だったな。愛美が来なくてさ。なんで参加しなかったか知ってるか? ・・・男だよ。俺たちといるより、彼といるほうがいいんだってよ」 健吾の言葉が僕の心を逆なでする。 「やめなよ、健吾!そんなこと言ってなかったでしょ。・・・ほら、摘んでおいたの。愛美にあげなよ」 「・・・うん」 和子が野草の花束を見せてくれた。黄色い可憐な花をつけた野草。愛美は喜んでくれるだろうか。 「あ、あれ見ろよ。やっぱ、男だろ?」 健吾が指さした先をちらりと見ると、京介と一緒に歩いている愛美の姿があった。 ・・・見るんじゃなかった。 「おい、信号!」 「危ない!」 赤信号だったことに気が付いてブレーキを踏んだ。でももう遅い。 ワゴン車は交差点の真ん中に飛び出していた。横からトラックが突っ込んできた。 トラックはワゴン車をグイグイと押し、ワゴン車は横滑りしていった。 愛美と京介の方に向かって一直線に。ワゴン車はなにかにぶつかって止まった。 僕は頭を打ち付けて、気を失いそうになる。 目の前を見ると、愛美がフロントガラスの前で気絶していた。 外に出ようと思ったが、ワゴン車のドアは開かなかった。割れた窓からなんとか外に這い出た。 愛美は建物の壁とワゴン車の間に挟まれていた。 僕は愛美をなんとか助けようとして引っ張ってみたが、動かない。 愛美はゆっくりと目を開いて、言った。 【あなたは、誰?】 その瞬間、爆発が起きた。僕は吹っ飛ばされた。 愛美の体は瞬く間に燃えて消し飛んだ。そしてワゴン車が燃えていく。 香織、正人、健吾、飛鳥、和子・・・みんな生きたまま焼かれていく。 僕は見ていることしか出来なかった。全ての感情が死んだような気がした。 何時間くらい過ぎたんだろう。僕はずっとその場に立ち尽くしていた。 事故現場は片付けられていく。 野次馬の話によると、トラックはガソリンを積んでいて、 それがワゴン車に引火したのだろうということだ。 片付けはすっかり終わった。建物の壁に、人の形に黒い焦げ跡が残っていた。 愛美が燃えた場所だ。僕は、焦げ跡を指先で擦った。爪が黒く汚れた。 38 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 30 25 ID 8jeAK7zx0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薄暗い病院の廊下を、二人の医師が話しながら歩いている。 「次は、牧村弘樹という患者だ」 「きっかけは、二年前の事故ですね」 「事故のショックで情緒が不安定になり、その後、奇妙な言動も現れるようになった。 地元の個人医院に通院するが、あまり改善しなくてね。一年前からうちに入院となった」 「現在は?」 「幻覚症状が出てる。壁から人が出てくるそうだ。 この患者の特徴は、妄想のバリエーションがいくつもあることでね。 友達が女に呪われる、好きだった女性の婚約者に命を狙われる、 通院をしていた岡島医院のドクターが出てくる話。それらを複雑に絡み合わせながら、 巧妙な心象世界を構築している」 「恐らく、事故のことを忘れたいから・・・?」 「ああ。彼の運転で七人が死んだ」 医師たちは、監獄にあるような鉄格子の前で止まった。 「今、ここに入っている」 「何か問題行動でも?」 「壁が焦げると言ってはそこらじゅうに水を撒いたり、 食事に薬が混じっていると言っては暴れたりするんでね」 医師たちは、鉄格子を抜け、その先の病室の扉を開ける。 牧村は鉛筆で一心不乱に絵を描いている。片目が隠れるくらい前髪の長い女性の絵。 「あの絵は?」 「事故で死んだ、好きだった女性らしい。もっとも、彼の中ではまだ生きているらしいがね」 傍らにはパレットが置かれていた。色とりどりの絵具がパレットの上に搾り出されている。 燃え盛る炎の赤。恋慕の若葉色。疑念の瑠璃色。恋慕と疑念が混じった浅葱色。 ノスタルジックな琥珀色。破天荒な紫。エロティックなピンク。彼の心の色たち。 それらの色が全て混ぜ合わされ、黒い絵具が出来上がっていた。 「あ、先生」 牧村はようやく医師に気がつき、顔を上げる。 「どうです、具合は」 「いいですよ。すごくいいです。だから、退院できませんか?」 「もう少し様子を見ましょう」 常套句を口にする医師。 「早く出たいんです。大事な用があるんです」 牧村は、黒い絵具で染めた爪を医師に見せた。 「ほら、これが真っ黒になったらおしまいなんだ!だから、行かせて下さい!」 懇願する牧村を無視して、医師は病室から出ていく。 「今日はこれで」 病室の扉が閉じられた。 【ガチャン!!!】 鉄格子の閉まる音が聞こえてきた。それは絶望の音だった。 「待ってください!愛美を助けないと!早く、早く行かないと、僕は、愛美を・・・」 開かない扉の前でがっくりと膝をつき、黒い指先で扉に触れる。 彼は悔恨の念に囚われた。でも、それも少しの間だけだった。 指先から炎が噴き出して、なにもかもを真っ赤に染め上げるようなイメージが、彼の心に広がっていく。 そして彼はまた、醒めない夢の中へ還っていく。 (→赤の話 ◇ドラッグの講義 へ) 39 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 23 10 05 ID mrO7tcz10 《解明編 その2》解説&考察 ・導入部分は入り口の場所によってさまざまなバリエーションがある。 誰かに会ったり、何かを見たり。いろんなきっかけで、弘樹は自分がキャンプに行っていたことを思い出す。 ・弘樹が事故に遭ったのは大学一年生の時。現在はそれから二年経っている。 ゲーム本編は、もし事故が起こらなかったら今はどうなっているか?を妄想して作ってあるらしい。どうりで。三年生にしては暇そうなんだもん。 TIPSをよく読んでみると、最近の情報はなく、新しくても大学一年時の情報しかない。 新しい情報だと思っても、「一年前」とか曖昧な書き方で逃げている。こんなところにヒントがあるとは・・・。 ・弘樹は黒い女の絵を描いている。 ・【ガチャン!!!】【あなたは、誰?】は赤の話と同じ音。 ※以下は判明した事実から導き出した、解釈の一つです※ ・黒い女=愛美。目を見るとダメなのは、顔を見てしまうと黒い女が愛美だということが解ってしまうから。 愛美が死んだことを思い出してしまい、妄想から醒めてしまうためだと思われる。 ・赤の話で堀内が言った「一つだけ方法がある」とは、黒い女の目を見て妄想から醒めることかも。 ・医師が京介のことを「婚約者」と言っていることから、弘樹の勝ち目はなかったらしいことが伺える。かなり絶望的な状況。 ・「完」エンドなのに救いがある話が少ないのは、 実は心の奥底では愛美やみんなが死んだことがちゃんと解っているからなんじゃないかと思う。 中途半端に悲惨な事実が混ざって、結局後味悪いエンディングに。 赤とか琥珀色とか、途中までうまく行ってるのに、最後にひっくり返すし。 妄想なんだから、もっと好き放題にすればいいのにね。 最後に。 全部妄想じゃん、みんな死んでるじゃん、夢オチじゃん、ただ現実から逃げてるだけだろ?と思う人もいるかも知らんが。 逃避するためだけじゃなく、なんとか自分の気持ちを整理するために、弘樹はこの世界を作ったんだと解釈してる。 だって、ただの逃避だったらもっと好き放題にやってもいいのに、それをしてないから。 すべての引き金となり、事故を起こす原因となった愛美を想う気持ち。 それを弘樹はときには憎悪し、ときには否定し、ときには真摯に受け止め、ときには持て余す。 愛美を想う気持ちは、ゲーム内でいろんな形に(亜美とか奇とか黒い女とか)こねくり回されているんだけど それでもなかなか自分との折り合いがついてない。 そんなやるせなさ、せつなさ、「悔恨」の念が、言葉の端々に滲み出て、ゲーム全体を彩ってる。 でもそんな中にも一縷の希望が見えるような気がするんだよね。 きっといつか妄想から醒めて立ち直ってくれると信じているよ。(好意的に解釈しすぎかな・・・) テキスト形式アドベンチャーゲームってのはいくつも選択肢があって、エンディングもたいてい複数ある。 選ばれなかった選択肢や通らなかったルートは無かったことにされるか、ただの可能性の一つとして片付けられる。 だけど忌火起草はゲーム全体が、弘樹の心象世界。どんなにふざけた選択肢や 理不尽なバッドエンドや何気ない一文、番外編の紫も、恒例のオマケのピンクも、 全て世界を構成する重要なパーツ。《解明編 その2》のたった数分で、ゲーム全体が鮮やかに生き返る。 このパーツは何を表しているのか、どこまでが現実と同じで、どこからが妄想なのか―― そんなことを考えながら読み返しているとせつなくて涙が止まらん。一粒で二度おいしい。お得。 つーか《解明編 その2》が入ってないPS3版は詐欺だろw せめて《解明編 その2》のヒントになる瑠璃色は入れるべきだったと思う。 《解明編 その2》や導入部分にはムービーや音声が入っていることから、Wii版のために追加で作ったんじゃなくて 元から入れるつもりで作っていたのに、わざと入れなかったっぽいよ。 (容量が足りないとか外的要因が原因だったらごめんなさい(そんなわけないと思うけどね・・・)) 以上。 36 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 22 28 52 ID 4xVlISJz0 忌火起草乙 完璧なハッピーエンドってないのか/(^o^)\ 41 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 23 21 34 ID mrO7tcz10 36 逆だと思う。 《解明編 その2》で全てひっくり返されてしまった。 完璧なハッピーエンドがないっつーのは、弘樹に悔恨の気持ちがあるということ。 完全に妄想の世界に逃げこんでいるわけではないということじゃないかと。 それはやがて弘樹が救われることにつながるんじゃないかと。 まぁ忌火起草の中は妄想世界だから、その中にはハッピーエンドは無いよ でも忌火起草の外側に行ける道筋が《解明編 その2》で出来たわけよ きっとこのゲームの外側、漏れたちの心の中にこそ、本当のハッピーエンドがあるんじゃないだろうか と解釈してる。 80 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 15 46 13 ID S4W++wHv0 イマビキ草すげーね。 ただPS3版が結果的に詐欺っつーのがなんかなぁ。 81 :忌火起草:2008/08/23(土) 16 18 19 ID WLiFYfrF0 80 後から聞いた話だと 瑠璃色(紺)は納期に間に合わなかったから入ってないらしい とりあえず瑠璃色でヒントを出して、後で何らかの形でタネあかしをするつもりだったらしい。 ヒントが出されてたら答えにたどり着いた人がいたかもしれない。 そうなってたらガンパレみたいでちょっと面白いよね。 でもヒントすら出されないって・・・なんだかな。 ピンクも実は3つに分かれてて、 2つ目3つ目はオンラインで配信か、パスワードを入れる仕様だったらしい 次回予告が2回入ってたのはそういうことだったのかと今頃納得。 おまけ。※解釈の一つです※ 愛美のフルネームをローマ字に直すと「Hayase Manami」。苗字に「あや」名前に「あみ」が入っている。 奇も亜美も愛美の化身であろうことがわかる。 堀内老人は弘樹の化身である。堀内がしたのと同じように、愛美の首を絞めてしまうバッドエンドがある 調合室の回想シーンで、若いときの堀内を演じているのは、 弘樹を演ってる役者さんである。また、《解明編 その2》で、爆発が起きて吹っ飛ばされたとき、 顔に火傷を負っていてもおかしくはない。実際の弘樹の顔には火傷の跡があるのかもしれない。 おまけ2。※ここまでくると無理がありますが、解釈の一つです※ 《解明編 その2》で絵を描いている弘樹の姿と、 オープニングムービーで絵を描いていた三上亮平の姿は重なって見える。 「牧村弘樹」と「三上亮平」をローマ字に直して並べ替えると3文字違うだけ。似ている。 このことから、三上は弘樹が思い描くもう一人の自分、理想の自分ではないかと推測できる。 弘樹は実は絵を描くのが好きで、芸大に行きたかったのかもしれない。 「つんべい」の元ネタを考えてみる。つんべいのように無念の死を遂げた4人、 「まつしたかずこ」「なかもりけんご」「わたなべまさと」「いずみあすか」。 それぞれから一文字ずつ取ったのかな?(だいぶ無理があると思うが) 愛美は亜美や奇となり全編に登場し、京介については浅葱色、香織は琥珀色でそれぞれ決着をつけているが、 上の4人については、決着をつける場面が無いので、ツンベルクの存在を作ったのかも。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/514.html
忌火起草 ・要約版(解明編を除く):要約スレpart2-848,849 ・詳細版:part40-406,452,407~420,438~440,448~449、part41-11~39,41,80,81 848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/26(金) 23 39 05 ID 80S4ZBdm0 やってみるけど自信は無い。というか教えてスレの奴を長くても読んで欲しい。本当は。 忌火起草 主人公の弘樹は20歳の大学三年生。 大学入学してすぐに出会った愛美(まなみ)という女の子に一目惚れ。 じつは愛美には一回りも年上の彼氏、京介がいた。 弘樹が、よし、京介と堂々勝負して愛美を奪ってやる、とか決心した矢先に、京介は交通事故で死んだ。 それが一年前のことだった。その日以来、愛美の顔から笑顔が消えた。 そして今、もうそろそろ愛美の傷は癒えたかな?という頃、物語は始まる。 弘樹は野草研究サークルというのに入ってる。理由はもちろん、愛美が入っているから。 野草研究とか言っても実は、テニスとかキャンプとかに行くついでに野草を摘むとかそんな感じ。 先週末も、みんなでキャンプに行ってきたらしい。でも、弘樹は愛美が行かないという理由で、行かなかった。 みんなが行ったキャンプ場には、黄色い花の野草、イマビキ草というのが生えていたらしい。 花言葉は「悔恨」。そして、そのキャンプ場の側に、幽霊屋敷があって、 その幽霊屋敷に入ってパーティーと称して、「ビジョン」というドラッグを飲んだそうだ。 テレビのニュースで関東芸術大学の学生が焼死したというニュースが流れた。 ただの焼死じゃなくて人体発火みたいな死に方らしい。 サークルのメンバーの一人、正人(まさと)はそのニュースを聞いて様子がおかしくなる。 なんと芸大生もキャンプに行って、幽霊屋敷でビジョンを飲んだそうだ。 そして、同じようにビジョンを飲んだ正人も、死ぬんじゃないかと思っているらしい。 正人の手の爪を見てみると、何故か黒くなっていた。 次の日、愛美は弘樹を映画に誘った。その後、愛美は食事してから帰りましょうというのでレストランに入った。 そこで出されたトマトスープは、何かが焦げたような苦い味がしたが、弘樹は飲み込んでしまう。 数日後、正人は心配したとおり死んでしまった。弘樹の携帯電話には、「黒い女が見える」という 謎のメッセージが残されていた。夜、弘樹は黒い女の幻を見る。なんで黒いのかというと、全身が黒く焼け焦げているから。 そして、弘樹の爪は黒くなった。ビジョンなんか飲んでないのになんで正人と同じなのかと疑問に思った。 みんなにさりげなく、ビジョンはどんな味がしたのかと聞くと、焦げたような苦い味がしたという。 あのレストランのスープの中にはビジョンが入っていたのだった。 ビジョンを飲んだサークルメンバーたちに不安が広がっていった。 ビジョンの成分を調べてもらったところ、なんとイマビキ草を原料にしている 今惹湯(いまびきとう)という薬と成分が同じらしい。 だが、今惹湯を作っていた会社、守矢堂(もりやどう)はもう潰れてしまったらしい。 そして、あの幽霊屋敷は守矢堂のものだったらしい。 ビジョンを飲んだメンバーは発火して次々に死んでいった。弘樹は愛美の家に行って、愛美を爪を見ると、 黒くなっていた。愛美のスープにもビジョンが入っていたのだ。 幽霊屋敷が怪しいと、弘樹と愛美は幽霊屋敷に行って、調査する。 戦後すぐに、守矢堂の亜美という女が今惹湯を作ったらしい。 今惹湯は気分が良くなる薬として売りに出されたが、副作用も強かった。発火することは無かったが、 命を落した人もけっこういたらしい。そんな人たちの遺族から亜美は恨まれ、 結局亜美は灯油をかけられて火をつけられて死んだ。 全身黒焦げになった亜美は、死に際に「あなたは、誰?」と言ったらしい。 黒い女とは亜美で、ビジョンを飲むと亜美に呪われるんだとわかった。 それからいろいろあって、弘樹と愛美は呪いから逃れることに成功する。 そして弘樹が車を運転して帰ることになったが、交通事故に遭ってしまう。爪を見るとまた黒くなっていた。 赤ルート・完 解明編に続く。 849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/26(金) 23 57 07 ID 80S4ZBdm0 解明編 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1195411622/54-58 これは要約できない というかしたくない。あまりにも思い入れが深すぎる。 406 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 45 27 ID JkrGJEo80 至高の快楽を得(う)る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術(すべ)はない 残された刻(とき)を知りたくば 自らの爪に聞け ◇登場人物 弘樹(ひろき)・・・主人公(僕)。大学三年生。野草研究サークルに所属。 愛美が好きなのだが、その想いは胸にしまいこんだままである。20歳。 愛美(まなみ)・・・サークルのメンバー。優しく可愛い、非の打ち所が無いヒロイン。 一年前、恋人の京介を交通事故で亡くす。 京介・・・大学の薬学科のOB。弘樹とは一回りも年が違う。愛美と一緒に歩いているときに、 交通事故に遭い、愛美を庇って死んだ。 正人(まさと)・・・サークルのメンバー。貧乏学生。 香織・・・サークルのメンバー。ゴスロリファッションに身を包んでいる。見た目通りマイペースな性格。 弘樹が好きだと公言して憚らず、執拗にアタックしてくるので、弘樹は少々迷惑している。 健吾・・・サークルのメンバー。オカルトに目がない。二年浪人している。 飛鳥(あすか)・・・サークルのメンバー。容姿端麗で成績も優秀な完璧な男。 和子・・・サークルのメンバー。美人でスタイルがいい。飛鳥と高校生の頃からつきあっている。 ◇用語 野草研究サークル・・・単にサークルとも。京介が在学中に作ったものらしい。 昔はまじめに野草の研究をしていたらしいが、今は遊びに行くついでに野草を摘む、 といった程度のものになっている。所属メンバーは全員三年生。 ビジョン・・・最近、若者の間で流行っているドラッグ。錠剤。健吾がネットを通じて入手し、 キャンプのときにみんなで飲んだという。また、心霊スポットで飲むとキクとかいう話もある。 キャンプ・・・先週末、野草研究サークルのみんなで行ったというキャンプ。弘樹と愛美は不参加。 みんなでビジョンを飲んだというが、飛鳥だけは飲まなかったという。 忌火起草・・・イマビキソウ。夏に四弁の黄色い花を咲かせる野草。 キャンプ場に群生していたという。花言葉は「悔恨」。 ◇解説 期間は7月上旬(2007年7月9日~?)の月曜日~金曜日の5日間。 「赤の話」の冒頭から始まり、そこから各ルートに分岐していくといった感じです。 色毎に7つ(PS3版は6つ)のルートに分かれていて、各ルートに一つずつ「完」エンド(スタッフロールが流れる)があります。 407 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 47 53 ID JkrGJEo80 赤の話(メインルート) 月曜日 ◇ドラッグの講義 講義室で、僕は退屈な講義を聞いていた。 ドラッグの依存性とかそういう内容だ。大して興味がない内容の上に、この教授の声は眠くなる。 いつしか僕は眠りに落ちていた。 「弘樹くん」 つんつんつん。愛美が僕をつついて起こした。講義はとっくに終わって昼休みの時間だった。 学食に行こうと席を立つと、愛美が驚きの声をあげた。 僕が座っていた机に、落書きがされていた。それは片目が隠れるくらい前髪の長い女性の顔だった。 あれ?こんな落書き、あったっけ?もちろん、僕が書いたものじゃない・・・。 ◇学食にて 「一緒に、いい?」 愛美と一緒にお昼を食べていると、香織と正人がやってきた。 「なあ、弘樹、間違えて買っちゃったんだ、飲んでくれよ」 正人がペットボトルのお茶を差し出してきた。貧乏学生の正人から物をもらうのは気が引ける。 断ったが、それでも正人はしつこく言うので、もらうことにした。 キャップを開けて一口、口に含むと、苦い、焼け焦げたような味が口いっぱいに広がった。 とても飲み込むことは出来ない。吐き出してしまった。 「このお茶、苦すぎるぞ」 賞味期限切れかと思って確かめてみたが、擦れていて読めなかった。 ”次のニュースです。関東芸術大学の学生8人が、焼死しました” テレビがそんなニュースを垂れ流した。それを見ると正人の顔は急に青ざめて、 逃げるように学食を出て行った。 ◇イマビキソウ サークルの部室に顔を出すと、香織がいた。テーブルの上の花瓶に、黄色い花を挿している。 先日、皆が行ったキャンプ場に咲いていたという花を持ってきたらしい。 「イマビキ草」という野草なのだそうだ。 「イマビキ草の花言葉はね、『悔恨』なの」 香織はそう教えてくれた。だけど、花言葉に似合わないほど可憐な花だ。 ◇自宅で夕飯 自宅のアパートの部屋の前。僕は鍵をなくしたことに気が付いた。これで二度目だ。 こんなこともあろうかと、郵便受けに隠していた鍵を取り出す。 そして夕飯。おかずは買ってきたハンバーグ。ご飯は朝炊いておいたやつだ。 「いただきまーす」 ご飯を口の中に入れると、苦くて焼け焦げた味がする。流しに駆け込んで吐き出して、口をゆすぐ。 残りのご飯に鼻を近づけると、かすかに焦げたような臭いがしたので全部捨てた。 僕の舌がおかしくなったのだろうか?でも、買ってきたハンバーグはなんともなかった。 あのペットボトルのお茶といい、ご飯といい、誰かのいたずらなのか? だとしたら誰が?学食に一緒にいたのは愛美と香織と正人。でも、 ペットボトルのお茶は未開封だったし、ご飯だって、人の家に上がり込んで・・・? 人為的な可能性は低いんじゃないか。何せ、サークルの仲間を疑いたくはない。 408 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 49 55 ID JkrGJEo80 ◇正人の不安 突然、正人が訪ねてきた。昼、学食から出て行ったときもおかしかったけど、 今も何かに怯えているように見える。とにかく、正人と部屋の中に入れて、話を聞く。 学食で見た、芸大生たちが焼死したというニュース。 それと同一人物と思われる学生たちは、同じキャンプ場に来ていたとのことだ。 そして、正人たちと同じく、ビジョンを飲んだ。 「俺、健吾にビジョンを飲まされたんだ。ビジョンを飲むと、黒い女に焼かれて死ぬんだ!」 正人はわけがわからないことを言う。一人では不安なので、泊めてくれと言った。 「わかった。落ち着けよ。とにかく、酔っ払って寝ちまおう」 僕がコンビニに酒を買いに行こうとすると、正人は止めようとする。ほんの5分くらいだからとなだめて、コンビニに行った。 帰ってきたら、正人はいなかった。書き置きが残されていた。黒い女が来た、と書かれていた。 火曜日 ◇キャンプの写真 健吾に会った。 「よう。キャンプの写真あるんだ。見る?」 僕は健吾からデジカメを受け取り、写真を見ていく。 香織が取ってきた、イマビキ草という野草がたくさん生えているのを写した写真があった。 黄色い絨毯を敷き詰めたようなその奥に、奇妙な形の古い屋敷が建っている。 健吾が言うには、その屋敷は心霊スポットで、そこに入ってビジョンを飲んだのだそうだ。 なんでも、以前製薬会社が所有していた実験施設で、床下から白骨死体がたくさん出てきたとか。 「弘樹もどうよ?これ。キクよ。ネットで買ったんだけどさ」 小さいビニール袋に入った真っ黒な錠剤を、健吾が差し出してきた。これがビジョンか。 いらないよ、と言って断った。 ◇ベンチの愛美 構内のベンチに座って、熱心に本を読んでいる愛美を見かけた。 思い切って、何の本を読んでいるのか聞いてみた。 「タイトルを言ったって、弘樹くんにはわからないと思うよ。これ、京介さんが好きだった本なの」 京介の名前を聞いて辟易する。あの事故から一年。あの事故のことをふと思い出す。僕も見ていた事故。 街中で愛美を見かけた。声をかけようとして近付くと、京介と一緒だったことに気付いた。 なんとなく二人の後をつけた。今思うとストーカーのようだったな、と思う。 突然、トラックが突っ込んできた。京介は愛美を突き飛ばし、トラックと衝突した・・・。 あの事故以来、愛美から、僕が好きだったはにかんだような笑顔が消えた。 僕は愛美の心の傷が一刻も早く癒えるように、あの笑顔を取り戻せるように祈っている。 まだ愛美は京介のことが忘れられないのだろうか。僕はいつまで待たなければならないのだろうか。 ◇正人からの電話 部室に行ったが、誰もいなかった。携帯電話が鳴り出した。正人からだった。 「目が鍵なんだ。黒い女が現れても、目を見ちゃ駄目なんだ」 昨日と同じく、わけの解らないことを一方的に話して切れた。 そういえば小腹が空いた。テーブルの上のトレイにはチョコの包みが盛ってある。 ひとつもらって口に入れる。またあの苦い味がした。トイレに駆け込んで吐き出した。 なぜなんだろう。なぜこんな目に・・・。部室で頭を抱えていると、突然、ドアが開いた。 「あれ、ひとり?ね、これから映画行かない?」 愛美だった。 409 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 52 33 ID JkrGJEo80 ◇愛美と映画 愛美とデートできるなんて、思いがけない幸運だ。 そういえば、何を観るんだろう。 「あれにしましょう」 愛美が指さしたのは、「TOWN2 怒りの交差点」という、 みるからにB級なアクション映画の看板だった。思わず笑ってしまう。 「笑うなんてひどい。元気なさそうだったから、弘樹くんが好きそうなのにしたのに」 これも愛美なりの気遣いなのだ。僕は他のが良かったんだけど、それを観ることになった。 B級でしかも続編だけあってかなり大味だ。開始早々、眠くなってしまう。 どれくらい経っただろうか。突然、映写機がトラブルを起こしたらしく、スクリーンには何も映らなくなった。 しばらくしてから再開された映画は、さっきとは全く違う場面になっていた。 暗い地下室と思しき場所に、大きな釜が設えてあり、その中には火が燃えている。 天井から延びた鎖に、何人かの人が吊るされている。吊るされた人は、一人ずつ釜の中に入れられて焼かれている。 焼かれた人の絶叫が聞こえる。 ・・・おかしい。さっきの映画の続きはどうなったんだろう。それとも、僕は夢を見ているのか? そう思った途端、場面は突然変わり、映画の続きが始まった。 映画館を出てから、愛美に変な場面が無かったかと確認したけど、愛美は見てないと言った。 どうやら、あれは夢だったらしい。 ◇レストラン ご飯を食べてから帰りましょうと言う愛美に連れられてきたのは、高そうなイタリアンレストランだった。 確かここ、香織の両親が経営しているレストランじゃなかったっけ? 愛美とデートしているところを香織に見つかるのは嫌だ。 「なあ、ここ、高そうじゃないか?」 「大丈夫よ、クーポン券があるから」 愛美に押し切られてしまった。店内を見回してみたが、とりあえず香織はいないみたいだ。 コースの一品目の、トマトスープが運ばれてきた。 口の中に入れると、また、あの焦げたような味がする。 だが、こんなお上品な場所で吐き出すわけにはいかない。 目の前の愛美は、何事もなさそうにスープを飲んでいる。 どうしよう?どうすればいい?僕は意を決して、口の中のスープを飲み込んだ。 喉から毒が体中に広がるように感じた。 ◇いやな気配 味がおかしかったのはスープだけで、その後の料理はとてもおいしかった。 やっぱり、僕の味覚がおかしいのだろうか。 部屋に帰ってから、ふと指先を見ると、爪に黒い斑点がポツポツと浮かび上がっていた。なんだろう。 デート出来たのはうれしかったが、なんだか疲れた。布団を敷いて、早々に寝てしまうことにした。 横を向いて寝ている僕の背後に、誰かいる気配がする。誰かの息づかいが聞こえる。 【あなたは、誰?】 耳元で囁く女性の声がした。飛び起きて電気をつける。当然のことながら、誰もいない。 その夜は布団を頭から被って寝た。 410 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 54 10 ID JkrGJEo80 水曜日 ◇キャンプ場のノート 僕は講義をサボって、部室にいた。またあの苦い味がするかと思うと、食欲が湧かない。 爪の黒い斑点は、洗っても擦っても取れなかった。何かの悪い病気かもしれない。 テーブルの上に「キャンプ場利用者ノート」と書かれたノートが置いてあるのを見つけた。 みんなが行ったキャンプ場のもののようだ。ぱらぱらとめくってみる。 「これからあの屋敷に行く」「ビジョンを飲んで盛り上がるぜ」 あの焼死した芸大生が書いたらしい文章があった。 「キクよ、これ」「黒い女が見えた」「『あなたは、誰?』って聞かれた」 黒い女って、正人も同じようなことを言っていた。そして、昨日の夜聞いたのと同じ声が聞こえただって? 僕はビジョンなんか飲んでないのに、どうして同じ声が? その文章を書いたのは「三上亮平」というやつらしい。覚えておこう。 「どうした、顔色が悪いぞ。それ読んだのか。けっこう笑えるから持ってきちまった」 飛鳥が部室に入ってきた。飛鳥は和子から逃げてきたのだという。 和子は最近、飛鳥にお弁当を作ってきているらしいのだが、美味しくなさそうなので、 飛鳥は何かと理由をつけて断っているのだという。 ◇バスケットを持つ和子 部室から出て、外をぶらぶらと歩いていると、バスケットを抱えてしょんぼりしている和子をみつけた。 あれが飛鳥に食べてもらえなかったお弁当か。 「ねぇ、飛鳥、浮気とかしてないよね?」 そう和子が聞いてきた。浮気していたとしても僕には解らないので、曖昧に答える。 和子は僕にバスケットを渡して、去り際にこんなことを言った。 「ねぇ、自殺するなら焼身自殺がいいと思うの。全身の皮膚が焼け爛れても、人は簡単に死なない。 死ぬまで苦しみを味わい続ける・・・」 こんなものもらっても困る。僕はバスケットをその場に置いて立ち去った。 ◇三上亮平 思い切って関東芸術大学に行って、三上を探すことにする。小学生の頃の友達だと適当に嘘をついた。 三上の友達を見つけた。三上は先日、焼身自殺したとのことで、遺品の整理を頼まれているという。 日本画サークルに所属していたという三上。部室には、三上の作品が遺されていた。 その中の一点に目がとまる。片目が隠れるほど前髪の長い女の絵。どこかで見たと思ったら、 講義室で机に書かれていた、いたずら書きと同じ顔だった。 411 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 55 55 ID JkrGJEo80 ◇訃報 部室にみんなが集まってきた。正人は今日も姿を見せない。 そこへいきなり、健吾が駆け込んできた。 「正人が、死んだ。ビルの屋上から、自分の体に火をつけて、飛び降りたらしい」 「飛び降りたって、自殺か?」 あまりにも現実感がなかった。 「そうだ、お前にも知らせようと思ったけど、電源がオフになってたからかからなかったって」 僕はあわてて携帯電話をチェックした。留守番電話が入っていたので聞く。 「助けてくれ、焦げが・・・。み、見るな、・・・俺は、正人だ!うわぁーっ!!」 正人が死に際に録音したらものらしい。焦げって?それに、自分の名前を言うって・・・? 僕はすぐに、ビジョンと正人の死を結びつけた。健吾に詰め寄った。 「お前がビジョンなんて飲ませるから、それで正人は幻覚を・・・・」 「俺だって、飲んだら死ぬもんなんか、飲ませるかよ」 「落ち着けって。ビジョンのせいとは言い切れないだろ?」 飛鳥が僕と健吾の間に割って入った。 「ねぇ、ビジョンを飲んじゃったんだけど、大丈夫だよね?」 香織が不安がっている。和子は、自分たちはなんともないから平気だろうと言った。 「・・・正人は、みんなよりも早く飲んでるんだよ。キャンプに行く前、下見のときに・・・」 みんなに動揺が走った。 「大学病院に知り合いの医者がいる。ビジョンの成分を調べてもらおう」 飛鳥は健吾からビジョンの入ったビニール袋を受け取ると、部室を出て行った。 木曜日 ◇正人の自殺現場 正人の自殺現場に行ってみた。焼け焦げた跡がある。 正人は本当に自殺したのか?ビジョンを飲んだことと関係があるのか? 黒い女とはどういうものなのだろう?正人は、黒い女に殺されると言っていた。 そして、名前を言ったのはどういう意味なんだろうと、考えをめぐらせてみるが、もちろん解るはずもない。 ◇死刑宣告 部室に行くと、椅子に座った健吾の周りを、みんなが囲んでいた。 健吾が皆に必死で訴えている。ビジョンを飲むと、黒い女の幻覚が見えて、やがて死ぬと。 「昨日から俺も見るんだよ。黒い女が出てきて、『あなたは、誰?』って迫ってくるんだよ」 現実的な飛鳥は、そんな話を信じようとはしない。 「嘘じゃないって!この爪を見てくれよ!」 健吾の爪は黒かった。これって、まさか・・・。 「あのさ、ビジョンって、どんな味がした?」 僕はなるべくさりげなく、そう聞いてみた。 「味って・・・何か、苦くて、焦げたような味だったけど?」 和子はそう言った。それは死刑宣告のようなものだった。 あのトマトスープに入っていたのはビジョンだったのだ。 412 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 58 10 ID JkrGJEo80 ◇落ち込む健吾 構内のベンチでうなだれている健吾を見かける。僕と健吾に残された時間はもう少ないのかもしれない。 健吾と協力したほうがいいだろう。 「僕たちもビジョンについて調べてみないか。なあ、ビジョンはネットで買ったんだよな? そこから調べれば・・・」 健吾の部屋にお邪魔することになった。健吾はパソコンを立ち上げて、 ビジョンを買ったというホームページにアクセスする。だが、表示されているのは「Not Found」の文字。 次に健吾は、怪しげなチャットルームに入室して、ビジョンに関しての話題を振った。 何人かが食いついてきた。誰かが謎のアドレスを貼って、退室していった。 そのアドレスにアクセスしてみる。 至高の快楽を得る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 残された刻を知りたくば 自らの爪に聞け 謎の文章が表示された。これはビジョンに関する言葉らしい。それを見た健吾はいきなり奇声をあげた。 「そうか、そういうことか。黒い女と目を合わせることで、焼け死ぬってわけか。 精神は肉体を支配する。催眠術で、これは火箸ですって割り箸を押し付けられると、火傷するみたいなもんだ。 つまり黒い女の持っている火のイメージが伝わって・・・」 健吾は一人でエキサイトしている。僕は健吾をほっといて帰った。 ◇部屋の中に・・・ 夜、部屋に帰ってくると、微かに焦げたような臭いがする。 暗闇に目を凝らすと、壁に、人の形の黒い焦げ跡のようなものが見える。 焦げ跡から何者かが這い出してくる。黒く焼け焦げた体の、女のようだった。 「目を見ちゃ駄目なんだ」 正人が言った言葉が思い出されるが、僕はなぜかそいつから目を逸らすことができない。 【あなたは、誰?】 そうか、「俺は、正人だ」ってこういうことなのか。 突然携帯電話が鳴ったので我に返る。電話の向こうでは香織が能天気な声を出していた。 黒い女の気配は消えた。電気をつけてみると、壁には焦げ跡などなかった。 金曜日―The Last Day ◇飛鳥と大学病院へ 飛鳥から電話だ。ビジョンの成分がわかったということなので、一緒に話を聞きに行った。 ビジョンはイマビキ草が原料になっている。イマビキ草の正式名称はヘンルーダ。 ヘンルーダの有効成分のクロクマリンは、滋養強壮の薬効があるが、多量に摂取すると、 副作用の光増感作用によって皮膚炎を起こしたりするそうだ。 ビジョンの成分そのものには、有害な成分は含まれていない。 少なくとも、幻覚を見たりするようなことはないらしい。 昔、同じくイマビキ草を主原料にしたイマビキ湯と言う薬を作っていた製薬会社があるが、 その製薬会社はとっくに潰れているとのことだ。 413 :忌火起草:2008/08/21(木) 10 59 56 ID JkrGJEo80 ◇ビジョンを調べる 大学に戻った僕は、ビジョンについて調べることにした。 図書室に行って、ネットも使って調べる。 イマビキ湯の製法は、江戸時代頃からあるそうだ。それを、戦後すぐに、 守矢堂(もりやどう)という製薬会社の社長夫人、亜美が復刻させたらしい。 だが、亜美が焼け死ぬという事故が起こった。使用人の堀内という男も顔に火傷を負ったらしい。 それからしばらくして、守矢堂は潰れてしまったとのことだ。 古い新聞記事をみてみると、亜美の顔写真と、守矢堂の屋敷が写っている写真が載っていた。 亜美は片目が隠れるほど前髪の長い女だった。どこかで見たことがある。 そうだ、講義室の机の落書き、そして、三上が遺した絵の女だ。 そして、守矢堂の屋敷は、キャンプ場の近くの心霊スポットだった。 屋敷の中にあるという、奇妙な形の大釜が写っている写真もあった。 みんなを呼び出して、調べたことを伝える。 香織が突然、立ちくらみを起こして倒れた。 飛鳥が、自分の車で香織を送っていくという。 「弘樹、お願い」 香織に懇願され、僕も一緒に行くことになった。 ◇駐車場で 駐車場で、飛鳥の車に先に乗って待つ。飛鳥と和子はなにやら言い争っている。 突然、飛鳥の体がフロントガラスに押し付けられた。その上に、和子が乗って、唇を重ねる。 こんなときに何をやってるんだと思った。あれ?飛鳥の様子がおかしい。 車から飛び出す。和子がようやく、唇を離す。飛鳥は口から黒い液体を吐き出した。 「やっと飲んでくれた!だって、飛鳥ったら、お弁当作っても、ぜんぜん食べてくれなかったんだもん」 和子の体から炎が噴き出す。和子は飛鳥を抱きしめる。二人は一緒に燃えて消し炭になった。 「俺も、俺ももうじき、死ぬんだ!!!」 健吾の声が聞こえた。恐怖にかられた健吾は、走って駐車場を出て行った。 ◇健吾を追う 健吾の後を追いかける。健吾は止まらずに走り続けた。なかなか追いつけない。 道路を強引に渡ろうとして、トラックに轢かれた。 トラックの下敷きになった健吾は動かなかった。 呆然としている僕は、背中に何かが押し付けられる感触を感じた。意識があるのはそこまでだった。 ◇香織の部屋で 目を覚ますと、そこは香織の部屋だった。 香織は僕をスタンガンで気絶させて、ここに連れてきたらしい。 「ビジョンの効果は、男と女では違うみたい。男は黒い女を見るけど、 女は好きな人にビジョンを飲ませたくなるのよね」 香織はそんなことを言う。駐車場での和子の行動は、そういうことだったのか。 ペットボトルのお茶もご飯も部室のチョコレートも、そしてレストランのトマトスープも。 全て香織がやったことだった。ペットボトルには注射器で注入したという。 ご飯は、鍵の隠し場所を知っていたので、無断で僕の部屋に入ってやったらしい。 レストランでは、厨房でこっそりと。僕をレストランに来させるために、愛美にクーポン券を渡した。 香織は、水の入ったコップを持ってきた。そこに、大量の黒い錠剤・・・ビジョンを入れて、かき混ぜる。 あんなに大量に飲まされたら・・・と思うと背筋が寒くなる。逃げようとするが体が動かない。 そのとき、香織の体から炎が噴き出した。香織は絶叫と共に燃えていった。 414 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 02 19 ID JkrGJEo80 ◇愛美の家へ 僕は香織の部屋を出て、走った。さっき香織が言っていた中で、ひっかかることがある。 あのことを確かめなければ。愛美の家に着いた。インターホンを連打する。 頼む。お願いだ。僕の思い過ごしであってくれ。 愛美が出てきた。いやな予感は当たってしまった。愛美の爪は、僕のように黒かった。 「香織のレストランだろ?」 愛美はうなずいた。自分が情けなくて腹が立ってくる。何か愛美を助ける方法はないのか? ひとつ、思い当たることがある。映画館で見たあの夢。 あの大釜と、昨日謎のアドレスで見たビジョンにまつわる言葉。 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない この大壺は同じものではないのか。大釜は、キャンプ場の近くの屋敷にある。 きっと屋敷に行って釜の火を消せば、呪いから逃れられるのではないだろうか。 「あの屋敷に行ってみる」 そう愛美に告げる。 「待って、私も行く」 危険だからと止めようとしたけど、愛美はどうしても行くと言う。 「わかった。一緒に行こう」 愛美の運転で、屋敷に向かう。 ◇屋敷に着いて イマビキ草の絨毯の向こうに、奇妙な形の屋敷が見える。 屋敷は、執拗なまでに増改築を繰り返したので、こんな形になってしまったらしい。 僕と愛美は壊れた門の隙間から、屋敷の中に入った。 ○守矢堂の歴史 大広間を抜けて、亜美の写真などが飾ってある、応接間に着いた。守矢堂の歴史が見て取れる。 亜美は召集され、戦争に行ってしまった夫が帰ってくるのを待った。 戦争で傷付いた夫を癒すべく、イマビキ湯を復刻させた。 だが、戦死の通知が届いた。亜美の精神は壊れてしまった。 もっと効果の高いイマビキ湯を作れば、夫が帰ってくる、そう思い込んで、 亜美は調合室に篭りっきりになった。そんなとき、事故が起こって亜美は焼死した。 ○大きな釜 地下へと降りる通路を発見する。愛美をその場に残して降りていく。 地下室で、あのとき映画館で見た幻とそっくりの釜を発見する。 だが、火はついていなかった。 そんな・・・。釜の火を消せばどうにかなると思ったのに。 何気なく釜に手を触れると、いきなり映像が頭の中に流れ込んできた。 釜には火が焚かれている。鎖に吊るされた人が焼かれている。 釜の下から何かが滴っている。それは人の脂だった。 集められた人の脂は、黒い液体に混ぜられた。これは、イマビキ湯を作っているところなのか? ハッとして手を離すと、映像は消えた。 ・・・あきらめてはいけない。まだ他にも釜があるかも。 僕は元来た道を戻った。 415 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 06 00 ID JkrGJEo80 ○京介の影を追う愛美 釜を見つけたけど火はついていなかったことを愛美に話す。 愛美は上の空で聞いている。 「この屋敷に、京介さんがいるの」 突然、愛美が変なことを言い出すので驚く。 「京介は死んだんだ!死んだ人のことを忘れないのと、 死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、別だ」 僕は訴えたけど、効果はなかった。 「弘樹くん、ごめんなさい。私、京介さんを探しに行く!」 愛美は走り出した。後を追いかけたが、追いつけないばかりか、どんどん距離が開いて、見失ってしまった。 ○屋根裏部屋 屋根裏部屋に来た。人の気配がする。顔に火傷のある老人が静かに座っていた。 「もしかして・・・堀内さんですか?」 老人はうなずいた。この人が亜美の使用人の堀内だった。堀内は僕に話す。 「イマビキ湯には、旦那様への想いがこめられているのです。 だから、イマビキ湯を飲んだ男は、亜美様に取り憑かれてしまいます。 女が飲むと、愛する男にイマビキ湯を飲ませようと思ってしまうのです。 お連れの女性は亜美様に選ばれたのですよ。イマビキ湯を作り続けるために」 帰らない京介を待ち続ける、そんな同じ境遇が亜美の目にとまったらしい。 今はもう、亜美の代わりに調合室に篭っているだろうとのこと。 堀内は、愛美をあきらめなさいと言うが、僕にはあきらめる気はなかった。 それなら一つだけ愛美を助ける方法がある、愛美を屋敷から連れ出せたらそれを教えると堀内は言った。 「ありがとうございます!」 僕は堀内に頭を下げてから、調合室へ向かった。 416 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 14 36 ID JkrGJEo80 ○調合室で 調合室で、愛美は薬瓶や器具をカチャカチャやっていた。 僕が話しかけても無視している。愛美の手を取る。 すると、また映像が流れ込んできた。 調合室に亜美と、堀内がいた。 「亜美様、もうおやめ下さい。わたくしでは、旦那様の代わりにならないのですか」 すがる堀内を無視する亜美。 「あなたは黙って人を攫ってくればいいのよ」 突然、調合室の扉が開き、制服の男たちが亜美を取り囲んだ。男たちは亜美に灯油をかける。 「やめろ、そこまでするなんて聞いてないぞ」 堀内はそう言ったが、男たちは聞かずに、亜美に火をつけた。 亜美が燃え上がったのを確認すると、男たちは帰っていった。 堀内は火を消そうとした。顔に火傷を負った。だがもう遅い。亜美は全身真っ黒に焼けてしまった。 だが、亜美はまだ生きていた。ゆっくり目を開いて言う。 【あなたは、誰?】 その言葉に、堀内の顔が怒りに染まっていく。 「どうして、どうして私の気持ちに応えてくれないんだ!こんなに愛しているのに!」 そう言って堀内は、亜美の首に手をかけて、力いっぱい絞めた――。 手を離すと映像は消えた。 とにかくここから連れ出そう、そう思って、愛美を引っ張ったが、動かない。 愛美の心は一切を拒絶している。愛美の心を開かせるもの。それはあれだ。 「愛美、京介だって、生きたいと思うはずだよ」 京介の名前を聞いて、わずかながら反応があった。僕は愛美を後ろから抱きしめた。 胸に万感の想いがこみあげる。 「こんなところで終わるなんて、絶対にいやだ。・・・ずっと言えなかったことがあるんだ。 はじめて会ったときから、僕はずっと愛美のことが・・・」 急に愛美の体から力が抜けた。僕は愛美を抱えた。 ホッとしたのも束の間、暗がりから黒い女―亜美が現れて、愛美を捕まえようとしている。 危ない、そう思ったとき。 【ガチャン!!!】 なんの音だろう?金属質の大きな音がして、亜美の動きが止まった。 その隙に、逃げようとした。左の足首に激痛が走る。亜美の手が、僕の足を掴んでいる。 亜美は顔を上げようとしている。目を見てはいけないのだが、顔を見たい衝動に駆られた。 【あなたは、誰?】 その声に、ハッと我に返る。 「僕は、弘樹だ!お前の夫じゃない!!」 僕は足を強引に引き抜いて、愛美を抱えて調合室を出た。 ○大広間まで逃げ延び 足の激痛に歯を食いしばりながら、大広間まで来た。 亜美はまだ僕たちを追いかけてきていた。 僕の腕の中の愛美がうわごとで、京介の名を呼ぶ。 「愛美、京介はもういないんだ。でも、僕が守る。君を絶対に守ってみせる!!」 なんとか進むが、ついに限界が来た。もう逃げられそうにない。亜美が迫ってきている。 「亜美様、そうやって、旦那様のために、ずっとイマビキ湯を作り続けるのですね」 階段の上に堀内がいた。堀内は、亜美目掛けて灯油缶を投げる。 「どうしてあなたは、私を呪ってくれないのですか!あなたを手にかけたこの私を」 堀内はマッチを擦って投げた。亜美は炎に包まれた。炎はたちまち屋敷に燃え広がった。 大広間に煙が充満する。煙の中に、大釜で焼かれた人たちの霊が見える。 霊たちは僕たちに襲いかかってきた。 僕はどうなってもいい。愛美だけでも逃がしたい。 意識が戻った愛美を、玄関ホールの方に突き飛ばす。これでもう、大丈夫だ。 417 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 16 40 ID JkrGJEo80 ○愛美の手 煙はどんどん濃くなっていく。でも、もう一歩も動けない。 煙の中に、愛美の手が差し出されているのが見えた。僕はその手を掴んだ。僕は助かった。 屋敷から出て、愛美に手を引かれながらイマビキ草の中を走る。 屋敷から十分離れたところでやっと止まった。 夜が明ける。背後の屋敷は焼き尽くされようとしていた。 ふと見ると、爪が元通りの色になっていた。愛美の爪も戻っている。 「私、怒ってるんだよ。弘樹くん、私だけを逃がそうとしたでしょ。 あのとき、私がどんな気持ちだったと思うの」 愛美がそう言うと、僕はごめんと謝るよりほかなかった。 「死んだ人のことを忘れないのと、死んだ人のことをいつまでも引きずるのは、私も別だと思う」 えっ? 「調合室で、声、聞こえたよ。うれしかった。ありがとう。続き、聞かせてくれる?」 朝日をバックに、愛美が心からの笑顔を見せた。その笑顔は僕がずっと待ち焦がれていたものだった。 「もちろん」 僕は答えた。 ○帰り道・・・ 帰りは僕が運転することになった。足首の怪我は思ったより軽く、車の運転ぐらいは大丈夫だった。 助手席の愛美は無言だった。ちらりと見ると、そこには愛美ではなく、着物を着た知らない女が座っていた。 ”ありがとう” 女は言った。僕は驚いてハンドル操作を誤った。車はガードレールにぶつかって止まった。 フロントガラスが割れている。僕は立とうと思ったが、胸の辺りが痛くて動けない。 助手席の女は消えていた。遠くに愛美の後姿が見える。そして、愛美の後ろにぴったり寄り添う影が見えた。 爪を見ると、また黒くなっていた。どうして?亜美の呪いは解けたんじゃなかったのか・・・? 完 幽霊が見える薬 418 :忌火起草:2008/08/21(木) 11 19 34 ID JkrGJEo80 今日はここまで。 419 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/21(木) 12 12 22 ID n5epQpy50 忌火起草乙 なんというバッドエンド でもこれでスタッフロール見れるんだよね 420 :忌火起草:2008/08/21(木) 12 22 16 ID JkrGJEo80 419 そうなんだよね 途中まではわりといい感じで 調合室なんかは、かなりぐっときて泣けるんですが 最後でひっくり返されてバッドエンドになってしまうんだよね それはどうしてなのかは解明編で明かされるのでお楽しみに。 438 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 47 00 ID 8jeAK7zx0 続きをいこうかと思ったが 次スレに一気に貼った方がいいと思うので とりあえず番外編置いときますね 439 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 49 26 ID 8jeAK7zx0 紫の話(番外編) レストランのスープは苦い味がした。僕は意を決して吐き出した。 次の日、部室に駆け込んできた健吾から、正人の死が告げられる。 正人の首には噛まれた跡があって、体中の血を抜かれて死んだらしい。テレビでは、「連続猟奇殺人事件」と報道されていた。 正人の他にも、芸大生が血を抜かれて死んだらしい。また、焼死した芸大生もいる。正人と芸大生の接点は、ビジョンを飲んだという一点だけだ。 健吾も香織も和子もビジョンを飲んでいる。香織に電話をかけると、窓の外に正人が立っているのを見たと言った。和子も正人を見たと言う。 サークルメンバーは健吾のマンションに集まった。健吾は、この連続殺人事件は吸血鬼の仕業だと言う。 どうしてかはわからないが、ビジョンを飲んだ人を吸血鬼は襲っている。 健吾は自室に篭って、しばらくしてから出てきた。にんにくに十字架、白木の杭に銀のナイフ。吸血鬼退治グッズに身を固めている。 僕もできることをしなければ。健吾のパソコンを借りて、ネットでビジョンのことを調べる。 ビジョンは今惹湯という薬と同じ成分らしい。今惹湯は戦後すぐに守矢堂という製薬会社が発売した薬で、 飲みすぎると人体発火するという噂があったという。 今惹湯のせいで死んだ人の遺族が、開発者の亜美ををリンチ殺人したそうだ。 飛鳥は図書館で今惹湯のことを調べると言って、和子と一緒に出て行った。 その夜。突然停電になり、吸血鬼と化した正人たちが窓を破って襲い掛かってきた。 僕と健吾と香織で、なんとか吸血鬼たちと戦う。落ちていたブレーカーを上げる。 正人は正気に戻った。僕たちに、明かりを消してくれと頼むが、聞かなかった。 しばらくすると、正人と仲間の吸血鬼は燃えて灰になってしまった。 次の日。みんなは家に帰った。僕は大学に行ったが愛美の姿が見えない。香織も休んでいる。和子は吸血鬼に襲われて死んでしまった。 香織の部屋に行ってみた。昼間だというのに窓には厚いカーテンがかけられていて暗い。 香織は髪をかきあげる。首筋に噛み跡があった。いつ噛まれたのだろう。 香織は僕に襲いかかってきた。僕は香織に噛まれてしまった。このままでは、正人みたいに血を抜かれて・・・。 僕はカーテンを開けて、香織ともつれ合いながら、窓から外に飛び出した。 日の光に晒された香織の体から火が噴き出す。僕は愛美が心配になって、愛美の家へ走った。 愛美は無事だった。守矢堂が怪しいということになり、愛美と一緒に守矢堂があった屋敷へと向かう。 屋敷に着くと、吸血鬼が襲ってきた。それは健吾だった。愛美がいきなりボウガンを取り出して撃った。 わが目を疑う。愛美は吸血鬼退治の国際エージェントだったのだ。 愛美は、吸血鬼に噛まれてしまった僕は、やがて吸血鬼になってしまうが、吸血鬼のボスを倒せば元に戻れると言った。 応接間に来た。守矢堂の歴史が見て取れる。実は吸血鬼のボスは亜美だと愛美はいう。 今惹湯を飲んだ人は副作用の光増感作用により、光を嫌うようになり、 その血が吸血鬼好みの味になるらしい。ビジョンを飲んだ人が吸血鬼に襲われたのはそういうことだったのだ。 地底へと続くかと思われる、長い長い下りの螺旋階段に着いた。亜美はこの下にいるらしい。 そこへ、黒いマントを身に着けた飛鳥がやってきた。 飛鳥はデイウォーカー・・・昼間出歩いても平気な力の強い吸血鬼だったのだ。 僕は愛美を先に行かせることにした。飛鳥とにらみ合う。僕は内なる力を渇望した。 自分の中で高まっていく吸血鬼の力を感じる。僕は渾身の力を込めて飛鳥に殴りかかった。 僕の拳が飛鳥の頬をかすめた。その一瞬の隙を狙って、飛鳥の口に閃光弾を突っ込んだ。 まぶしさに目を閉じる。目を開くと、飛鳥はもういなかった。 螺旋階段を下りると洞窟があった。洞窟のには、亜美と愛美が立っていた。 愛美の様子がおかしいことに気づく。愛美は亜美に操られていた。愛美は僕の首に手をかけて、締めつける。 なにかないかと思い、僕は愛美の体をまさぐった。閃光弾が見つかった。 これを投げれば亜美は・・・。でも、僕も焼け死ぬかもしれない。 それでもいい。僕は愛美のためなら死ねる。閃光弾を投げた。亜美は業火に焼き尽くされた。 僕は元に戻れた。愛美は一人で去っていこうとしたけど、僕の心は決まっていた。 僕は愛美と一緒に吸血鬼と戦い続けることになった。 完 吸血鬼との死闘 440 :忌火起草:2008/08/22(金) 08 51 34 ID 8jeAK7zx0 ピンクな話(恒例のピンクのしおり) 学食で、正人からもらったペットボトルのお茶は、ものすごく甘い味がした。 もちろんすぐに吐き出した。 その後に口に入れたご飯や部室にあったチョコレートも異常に甘い味がした。 健吾に見せられたビジョンの錠剤はピンク色をしていた。 正人が家にやって来て言う。ビジョンを飲むと、エロい女に取り憑かれて、 エロい気分になり、最終的には全裸になって走り出す、とのことだ。 そして、正人はビジョンを飲んでしまったらしい。 キャンプに行った芸大生も全裸になったと、テレビが報道している。 もしかして、愛美にこっそり飲ませれば、あんなことやこんなことが・・・? 愛美と映画の帰りに寄ったレストランのスープは、甘い味がした。 吐き出すわけにはいかないので飲み込んだ。 正人は心配したとおり、全裸になってしまった。 健吾もビジョンを飲んでしまったと言って頭を抱えている。 僕は、レストランのスープにビジョンが入っていたことを知った。 夜にエロい女の幻覚を見るようになった。 エロい女に全裸にされる前になんとか解決しなくては。 僕は、ビジョンが守矢堂という製薬会社が開発した惚れ薬と同じ成分だということを突き止めた。 エロい女は守矢堂の社長夫人の亜美らしいこともわかった。 亜美は、帰ってこない夫のことを想いながら惚れ薬を作っていた。 完成した惚れ薬を、亜美はお守り袋に入れて持ち歩いていたという。 僕は愛美と共に守矢堂の屋敷へと向かった。 愛美は僕に向き直って言う。 「弘樹くん、あなたが欲しかったの」 お茶とご飯にビジョンを入れたのは愛美だった。 屋敷にはなぜか香織も待っていた。チョコレートとスープにビジョンを入れたのは香織だった。 ビジョンの正しい使い方は、一錠を二つに割って、 自分が半分を飲み、残り半分を相手に飲ませる、というものらしい。 香織は、僕がどちらのスープを飲むかどうか解らないので、愛美の方にもビジョンを入れたらしい。 愛美はそのせいで、体が火照って火照って仕方ないと言う。 僕の前で愛美と香織が、どっちにするのか、とせがんでいる。 僕はとても幸せでもあり、同時に不幸せでもあった。 そして、二人の後ろに、エロい女・・・白衣姿の亜美の姿が見えた。 僕は愛美と香織を断り、亜美を選んだ。 愛美と香織は不服そうだ。二人はいきなり服を脱いで僕にあんなことやそんなことを――。 (ビジュアルではなくSEと台詞で見事に表現) 亜美がやってきて、僕に触れる。僕の首には、先ほど見つけたお守りがかかっている。 ”忘れないでいてくれて、ありがとう” 亜美の姿が消えていく。呪いは解けた。 「キャー!弘樹のバカ!変態!」 正気に戻った愛美と香織が、僕を罵る。亜美の呪いのせいなのに、記憶がないらしい。 さて、これから僕たちがどうなるか。それは別の話だ。 完 飲むとモテる薬 448 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 21 09 36 ID 4xVlISJz0 次スレ乙 忌火起草のピンクシナリオで、京介のヒッチハイクには吹いたww 449 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 34 55 ID 8jeAK7zx0 448 記憶がないから今確認した ピンクでは京介は交通事故に遭ってなくて、 愛美に別れ話を切り出した直後、決死のヒッチハイクをして、 飛び出してきたトラックに飛び乗って去っていったんだって。 こんな突拍子もないことを淡々と語る弘樹くんの声の人が最高です。 11 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 05 00 ID 8jeAK7zx0 ※色の名前は漏れの独断で決めさせていただきました。 浅葱色→青 琥珀色→茶色 若葉色→黄緑or緑 瑠璃色→濃青or紺 2chの本スレではこういう呼び方らしいです。 他の場所だと他の呼ばれ方かも知れません。 とにかく浅葱色(青緑っぽい色)を青と呼ぶのには抵抗があるので・・・すみません。 浅葱色の話(京介または愛美寄りの選択肢を選ぶ) 月曜日 学食で会った正人は、なんだか様子がおかしかった。なにか、思いつめたような感じだった。 ◇愛美の来訪 夜、アパートに帰って夕飯を食べようとしたとき、ドアをたたく音がした。 ドアスコープをのぞくと、愛美が立っていた。 「今日はどうして?」 緊張して声が上ずってしまった。 「うん、ちょっと話がしたくて」 そんな理由で愛美がわざわざ一人で訪ねてくるなんて。 「それで話って?」 「弘樹くんは、好きな人のために命を投げ出すことができる?」 あまりに唐突な質問だった。それって、愛美をかばって死んだ京介のことだろうか。 命がけで愛美を守ってみせる、と口ではいくらでも言える。しかしもし同じような場面に遭遇したら・・・? しばらく考えた後、僕は言った。 「僕なら、好きな人のためなら、命を懸けるだろうな」 口に出してみると確信がもてた。 「自分の命よりも大事な人がいること。それが愛するってことじゃないかな」 おお、決まった。我ながらかっこいい。 「やっぱりそうだよね。よかった。弘樹くんに相談して。ありがとう、じゃあまた明日」 愛美は晴れやかな顔で去っていった。 火曜日 部室で一人でぼーっとしていると、正人から電話がかかってきた。 至高の快楽を得る代わり 黒い女に骨まで焼かれるだろう 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 残された刻を知りたくば 自らの爪に聞け 謎めいた言葉を正人は口にした。 「俺、ビジョンを飲んだんだ。ビジョンを飲むと、黒い女に焼き殺されるんだ!」 正人は言いたいことだけ言ってから電話を切った。 12 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 06 55 ID 8jeAK7zx0 ◇民俗学の教授 部室のドアがノックされて、中年女性が入ってきた。彼女は大柄でがっしりとした体つきだ。 「ええと、君が弘樹くん?私は田辺。民俗学を教えてる」 そういえば、どこかで見たことがある人だった。 「ビジョンのことで聞きたいことがあってね。なんでもいいから話してくれないかな」 なんでそんなことを聞くんだろう。そもそも僕はキャンプにも行ってないし、ビジョンを飲んでない。 僕はほかの人に聞いてくださいと答えた。 「もし面白い話があったら連絡して。それじゃ」 田辺は僕にメモを渡すと去っていった。携帯電話の番号が書かれていた。 ◇いたずら電話 携帯電話が鳴る。ディスプレイには非通知の表示。誰だろう。出てみたが、ノイズ交じりでよく聞き取れない。 『愛美に近づくな。死の向こうにお前は行けない。お前は死に留まる』 押し殺したような声だった。どういう意味だろう。たちの悪いいたずらだ。 愛美と一緒に映画に行くことになった。 映画を見ていると、映写機トラブルでしばらく中断された。 ◇脅迫 退屈な映画が再開されてしばらくたった頃。僕の耳元でささやく声がする。 『動くな。黙ってろ』 またもや押し殺したような声。僕のわき腹に、なにやら固いものが突きつけられている。 『死ぬぞ。苦しんで苦しんで死ぬぞ。愛美に寄るな、近づくな。わかったら頷け』 僕は従う気になれなかった。 『それなら死んで想いを遂げろ』 えっ?僕が片思いしているのを知っているのか。そのまま数分が過ぎた。 僕の背後から気配が消えた。恐る恐る振り向くと、誰もいなかった。 座席の間にボールペンが挟まっていて、それが僕のわき腹に当たっていた。 ◇脅迫者の正体 その夜。布団に横になる。携帯電話が鳴ったので取る。 『いい子だ。もっとも、死ねばもっといい子になれるが』 映画館でささやいてきた、押し殺したような声だった。 「いいかげんにしてくれ!お前、誰なんだ!!」 『わからないのか。京介だよ』 電話は切れた。 水曜日 ◇京介に似た人影 僕は大学の中庭を歩いていた。 あっ!?目の前のベンチに、スーツ姿の男がゆったりと腰を下ろしている。 そんな馬鹿な。信じられない。死んだはずの京介がなぜいるんだ。 そんなはずはない。あれは別人だ。ただの見間違いであってほしい。 「弘樹!」 背後から和子が話しかけてきた。京介に似た人影が気になっていた僕は早々に会話を打ち切った。 でも遅かった。あの男の姿はどこにもなかった。 13 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 08 42 ID 8jeAK7zx0 ◇発信者はK 部室でみんなは思い思いにくつろいでいた。愛美はなんだかニコニコしている。 「・・・機嫌がいいね」 「いいですよ~」 彼女が笑顔を見せてくれるのはうれしい。 「実はね、いいことがあって」 愛美は携帯電話を取り出した。受信メールが表示されている。 「もうちょっとしたら君に会えると思う。私を信じて待っていてほしい」 発信者はKとなっていた。 「京介さんからなの」 愛美は満面の笑みを浮かべている。京介は生きているのか? それでも信じることができない。だいたい、なぜイニシャルでメールを送るのだ。なにかがおかしい。 「愛美、わかっていると思うけど、彼はもう・・・」 「ちょっと身を隠していたのね。でも、それももう終わりみたい」 愛美は京介が生きていると信じて疑わない。僕はもう、なにをどう言ったらいいのかわからなかった。 部室に駆け込んできた健吾の口から、正人の死が告げられる。 正人は、体に自ら火をつけて死んだという。 ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 木曜日 ◇京介の家へ 目先の問題の、京介のについて調べてみよう。 そこは閑静な住宅街だった。実は、前に一度京介の後をつけたことがあって、 僕は京介の自宅の場所を知っていたのだ。愛美には絶対内緒だが。 京介の家は、もう誰も住んでないようだった。鍵のかかっていない窓から中に入る。 書斎で気になるものをみつけた。埃をかぶった薄いファイルだ。中には名簿のようなものと、一枚の写真が入っていた。 写真を見る。祭壇のようなものの前に男女が並んでいる。真ん中に京介が写っていた。仮面の女性の肩に手を回している。 二人の後ろに、五人の女性が立っていた。その中には、愛美がいた。 名簿を見ると、五箇所に印がついている。すべて女性の名前だ。その中の一つは愛美だった。 少し迷ったが、僕はそのファイルを持って、京介の家を出た。 ◇京介の家族 僕はファイルとにらめっこしていた。やっぱり仮面の女性が気になる。思い切って愛美に遠まわしに聞いてみることにした。電話をかける。 「あれ、弘樹くん」 耳に弾んだ声が飛び込んできた。 「なんか、楽しそうだね」 「わかる?だって、もうすぐだから」 「もうすぐって、なにが」 「内緒。それより、なんの用でしょうか」 「う、うん。京介のことなんだけど。あの人の家族って、なにをやっているの」 愛美はすこし訝りながらも教えてくれた。京介の父は早くに亡くなっていた。 「お母さんは立派な方よ。『奇跡の娘たちの会』って知ってる? 京介さんのお母さんを中心とした集まりなの。私も一度だけ集会に呼ばれたの」 これ以上はボロが出そうなので電話を切った。 14 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 10 01 ID 8jeAK7zx0 ◇「奇跡の娘たちの会」 大学の図書館に行って、奇跡の娘たちの会についてネットで調べてみたが、 それらしいものはみつからなかった。 「奇跡の娘」について調べてみる。 肉体を替えながら永遠に生き続けるという娘の神話が、欧米にはあるらしい。 次に、名簿の印が付いている、愛美以外の四人に電話をかけてみる。 四人目でやっとつながった。どうやら、彼女はなにものかに殺され、 しかも犯人はまだ見つかっていないらしかった。 ◇連続美女殺人事件 四人の中で特に珍しい名前「壬生崎宙子(みぶざきそらこ)」を ネットで検索してみると、すぐにみつかった。 四人はすでに殺されていた。 今からだいたい一年前、壬生崎宙子は、大型犬のゲージに閉じ込められ、 生きたまま焼かれて殺されていた。遺体からは小指が切断され、なくなっていた。 二人目、三人目、四人目の女性も、ゲージに閉じ込められて焼かれて死んだ。 やはり指が一本ずつなくなっていた。 警察は、四人には共通点がないとして、通り魔的殺人事件として調べている――。 いや、ちがう。四人は、奇跡の娘たちの会という共通点があるではないか。 そして、きっとこの件には、京介も関わっている。 金曜日―The Last Day ◇噛み合わない会話 愛美と京介についてきちんと話しておきたい。僕は、誰もいない講義室に愛美を連れ出した。 「愛美は、最近京介と会った?」 「ううん。でも、電話では喋ってるし、何度もメールももらった」 僕は愛美の肩をつかんだ。 「愛美、京介は死んだんだ。君も葬儀に行ったじゃないか」 「弘樹くんは、遺体を見た?」 愛美は、遺体を見ていないから、京介が生きていると思っているのか。 誰かが彼のふりをしている。それしか考えられない。 僕は愛美に、京介の家で入手した写真を突き出した。 「なんでもいいんだ。この写真について教えてくれ」 「京介さんの別荘で撮ったの。みんながキャンプで心霊スポットだって騒いでいた屋敷があったでしょ? そこが別荘なのよ。これは蘇りの儀式なの。この日、私たちは仮に死んで、仮に蘇ったの。 これがその証(あかし)」 愛美の左手首の内側に、小さい黒い印がある。刺青のようだ。 「ほかの四人もその証を?」 愛美は頷いた。 「その四人は焼き殺されだんだ!」 「だから?」 「わからないのかよ!愛美も襲われるかも知れないんだぞ」 「だって、その事件って一年も前でしょ?」 「・・・愛美のことが心配なんだ」 「ありがと。でも、大丈夫よ。だって、私には京介さんがついてるもの」 絶望と疲労感でいっぱいになる。僕は黙るしかなかった。 15 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 12 03 ID 8jeAK7zx0 飛鳥から電話だ。ビジョンはイマビキ草を原料にしていて、 飲んでも幻覚を見るようなことはないとのことだ。 ◇間宮恭子 気を取り直して、愛美に話しかける。 「この真ん中に写っている、仮面の女性は?」 それは京介の母親、間宮恭子だった。恭子は、幼い頃に雷に打たれ、 それ以来、死者の霊がみえるようになったそうだ。 京介が大学に入る頃、恭子は奇跡の娘たちの会を立ち上げた。 この会の目的は、不老長寿を追求することにあった。会員はけっこう集まっていたらしい。 愛美は恭子の素顔を見たことがないと言う。 用事があると言って、愛美は去っていった。 図書室でビジョンについて調べてみる。 ビジョンと同じイマビキ草を原料にした薬があった。 守矢堂という製薬会社が作っていた、イマビキ湯という薬だ。 だが、守矢堂はとっくに潰れていた。社長夫人の亜美は事故で焼死してしまったらしい。 そして、あの京介の別荘が、昔は守矢堂のものだったらしい。 ◇非常ベル 愛美はどこへ行ったのだろう。愛美を探しながら構内を歩く。 廊下に来たとき、非常ベルが鳴り出した。駐車場で火事があったらしい。 健吾がとすれ違った。 「駐車場で、飛鳥と和子が・・・」 健吾はそう言って走って行ってしまった。健吾を追いかけたが見失ってしまった。 愛美から電話がかかってきた。 「今、どこにいるんだ」 「さて、どこでしょう。・・・やっと、呼ばれたの。これで、京介さんのために命を捧げられるの。 今から京介さんに会いに行ってくる。弘樹くん、今までありがとう」 それだけ言って切れた。かけ直してもつながらない。 ◇京介の日記 京介の家に行くが、愛美はいなかった。 テーブルの上に京介が書いたと思われる日記があったので、読んでみる。 京介は、恭子に命令されて、女性たちをひそかに集めていた。 愛美を含む五人の女性は、蘇りの儀式に参加する。でもそれは贄の儀式だった。 刺青を施された女性は、日々生体エネルギーを恭子に送り続け、最後には死んでしまうらしい。 儀式からしばらくして、恭子は死んでしまった。京介は、刺青を施した女性から、 一気に生体エネルギーを奪って、恭子を生き返らせようとした。 四人の女性を、別荘にある焼き釜で焼き殺し、遺体をゲージに入れて廃棄する。 京介が事故に遭った日付以降も、日記は続いていた。 やはり、京介はあの事故では死んでいなかったということか。 でも、一年経った今になって、愛美に狙いを定めたのか。それがわからない。 だが、だいたいの辻褄は合う。 16 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 14 23 ID 8jeAK7zx0 ◇屋敷へ行く方法 愛美はきっと、焼き釜のある京介の別荘へ行ったに違いない。 だが、僕はキャンプに行ってないので、屋敷の場所がわからない。 そうだ、田辺教授・・・。僕は田辺に電話をかけた。 田辺はビジョンのことを調べる途中で、屋敷のことを知り、実際に行ってみたらしい。 「場所を教えてください」 「説明するのは難しいな。今から連れてってあげるよ」 その申し出は非常に有難い。 ◇田辺と屋敷へ 田辺の車に乗り込む。数時間走って屋敷に着いた。 「ここまで来たんだ。私も一緒に行くよ」 田辺と一緒に屋敷に入り、暗い廊下を歩いていく。 「多くの神話、伝説には、奇跡が描かれているのを知っているかな。 望めば、人は死を排除できる。あの日、トラックさえいなければ――」 田辺は突然激昂し、壁を叩いた。 「あなたは、一体・・・?」 僕は思わずそう訊いてしまった。 『まだわからないのか。京介だよ』 田辺はスタンガンを持って襲ってきた。意識が混濁して、僕は――。 ○田辺の正体 僕は床に転がされていた。足は床に固定され、手首には手錠がかけられている。 その部屋の中には大きな釜があった。床には五芒星が描かれている。五つの角の先端には、それぞれガラス瓶が置かれている。 暗闇に目を凝らすと、鎖で吊り下げられた愛美の姿が見えてきた。僕は愛美の名を、喉が裂けるばかりに叫んだ。 愛美は顔を上げて、こちらを見た。 「必ず僕が助けてやるから!」 「助けてやる、か」 闇の向こうから、白衣を着た田辺がやってきた。 「死ぬ寸前の彼女に、何もできなかったくせに」 一年前の事故のことか。どうして知っているんだ。 「お前は誰なんだ」 『言っただろう、京介だよ』 押し殺したような声で田辺は言った。 『馬鹿な男だね。ねぇ、お母様』 「あれだけヒントを見せてやったのにね」 田辺は押し殺したような声と、普段の声とを交互に出して話す。押し殺した声が京介だとすると、お母様、ってことはつまり・・・。 「間宮恭子なのか」 『・・・たしかに、この体はお母様のものだ』 彼女はいとおしそうに自らの体を抱きしめた。 『そして、お母様の意識もここにある。私はお母様の体を間借りしているんだ』 これは、人格乖離、いわゆる多重人格か?最愛の息子を亡くし、その死を信じることができず、 不滅である魂が自分に宿ったと信じた。それがこんな妄信を抱かせているのか。 「一年前、儀式の完結を待たずに、京介は死んだ。でも・・・」 『悲しみはなかった。私には死を乗り越える力があるからね。だが、復活には肉体がいるんだ』 「京介が愛する女を、同じように愛する男の肉体がね。お前を見つけるのに、一年かかったよ。 よく育ってくれたね、ありがとう」 そうか。恭子は僕を狙っていたから、脅迫したのか。 17 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 15 58 ID 8jeAK7zx0 ○僕は訴えた 『ただあいにく、愛美は私だけを愛しているがね。だから今、命を捧げようとしているんだよ』 そんな馬鹿な。愛美は恍惚の表情を浮かべて言った。 「弘樹くんが教えてくれたんだよ。愛する人のために命を捨てることの大切さをね」 「そうじゃない・・・」 そう言っても、愛美はわかってくれなかった。 『さあ、始めようか』 恭子は床の五芒星を指差した。五つのガラス瓶の一つは空になっている。 『あと薬指が足りないんだよ』 愛美を釜で焼いて薬指を・・・? 焼き釜に火が入れられる。吊り下げられた愛美は、ゆっくりと釜の上へと移動していく。 「京介はもう死んでいるんだ!!」 必死で叫んだが、この声は愛美には届いていないようだった。 ○器の完成 『君は彼女の次に、釜で焼かれるんだ』 「大丈夫。君は五本の指に守られているからね。肉体は決して焼けないんだ。 魂だけが消滅するんだよ。そして、空っぽの器の完成だ」 確信に満ちた声が、僕の常識と激しくぶつかり合う。 ・・・もう、あきらめるしかないのか。このまま愛美も僕も焼け死ぬしかないのか。 どうしてこんなことになってしまったんだろう。みんながキャンプでビジョンを飲んでから、すべてが始まったんだ。 ビジョンを飲んで、黒い女に焼かれて死んだ正人。そして――。 大壺に火が焚かれる限り 地獄の炎から逃れる術はない 正人が残した謎の言葉をふと思い出した。もしかして、これを暗示していたんじゃないのか? 「大壺を焚いたら、あんたも黒い女に焼かれるんだ!!」 恭子に向かって叫んだ。だけど恭子は馬鹿にしたようにこちらを見ているだけだった。 『愛する者を失い、苦しめ。その救われぬ想いが私の魂を導くだろう』 愛美が大釜に入れられてしまう・・・!そのときだった。 天井から吊り下げられていたフックが、恭子の頭を直撃した。 恭子は倒れ、鍵束が床に転がった。そばにあったポリタンクが倒れ、灯油がこぼれた。 釜の火が灯油に引火し、恭子の体は燃え上がった。 燃え上がる火の中に一瞬、白衣を着た亜美の姿が見えた。 僕は手を伸ばして、鍵束をつかんだ。手錠と足かせを外し、愛美を助けた。 ○炎が広がる 恭子を焼いた炎は、屋敷に燃え移った。 「京介さんは、ねえ、どうするの?」 逃げないと危ないのに、愛美は動こうとしない。 愛美の体を担ぎ上げて、夢中で走った。気が付くと、イマビキ草が茂る草原に来ていた。 ふと指先を見ると、爪が真っ黒になっていた。愛美の爪も真っ黒になっている。 たしか、爪が残りの時間を教えてくれるとか言ってたっけ。いや、そんなことはどうでもいい。きっと煤で汚れているだけだ。 今はただ、虚ろな顔をした愛美の方が心配だった。 「京介さん・・・」 愛美はこれからも、京介の影を追い続けるのだろうか。それでも構わない。 僕は君を守ると決めたのだ。命を懸けて、京介のように。 完 死んだはずの男 18 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 37 58 ID 8jeAK7zx0 琥珀色の話(香織寄りの選択肢を選ぶ) 月曜日 ◇正人の様子 正人の様子がおかしい。ベンチに座って、なにか思いつめているようだった。 話を聞いてみることにした。 「俺、ビジョンを飲んだんだ。ビジョンを飲むと、焼け死ぬんだ」 さっき学食で見た、芸大生が焼死したニュースを自分に重ねているらしい。 正人は頭を抱えた。正人の爪は黒っぽくなっていた。 ◇通院のススメ 正人と別れた後、携帯電話が鳴る。香織からだった。 「あ、弘樹ぃー?今なにしてる?」 「・・・香織と電話してる」 あきれて電話を切った。まただ。用もないのに電話をかけたり、メールを送ったり。 僕は香織のそういうところが苦手だった。 一度飛鳥に聞いてみたことがある。 「女っていうのは、そういうものだろ。必要があるから送るんじゃない。送りたいから送るんだ」 飛鳥はそう言っていた。そういうものかなと思って納得していたが、最近はさすがに度が過ぎている。 人に好かれるというのは、もっと気分のいいものだと思っていた。 なんだか頭が痛くなってきた。 「弘樹くん、どうしたの?大丈夫?顔色よくないけど」 愛美が心配そうに話しかけてきた。 「最近、悩みが、ね・・・」 「なんでも話してみて。一人で抱えこむのはよくないよ。・・・って、これ、 岡島先生の受け売りなんだけどね」 岡島先生というのは、愛美が通院していた心療内科の医師なのだという。 愛美が最近明るくなったのは、通院しているからなのだろうか。 「やっぱり、かっこいい人だったりするわけ?」 「うん、素敵な人よ」 いったいどんな男なのだろう。 「弘樹くんも、岡島先生と話をしてみるといいわ」 愛美から病院の場所を教えてもらった。心療内科って、ちょっと敷居が高いけど、行ってみるか。 ◇岡島医院へ 長い坂道を登っていく。やっと病院が見えてきた。 病院の周りにはイマビキ草が生い茂っていた。 ◇待合室の先客 受付で保険証を出して、待合室で待つ。 待合室には、痩せた男が座っていた。ふいに男に声をかけられた。 「俺ね、山本っていうんだけど。俺ね、女に困ってるんスよ。こう見えても、モテる方でね」 人のことを言えた義理ではないが、モテるタイプには見えない。山本は話を続ける。 「女ね、どこにでもついてきて邪魔なんだ。怒鳴っても、殴ってもダメ」 いつまでこんな話を聞いてなければならないのかと思ったとき、診察室へと呼ばれた。 19 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 39 09 ID 8jeAK7zx0 ◇岡島の診察 「どうぞ、そこにかけて」 ソファを薦められた。 「私が岡島です。どうぞよろしく」 驚いた。まさか女性だったとは。年は三十代後半くらいだろうか。 愛美が言うとおり、素敵な人だった。 「頭が痛くて眠れないそうだけど、いつごろからなのかな」 「ここ数日です。いろいろ悩みが多くて」 「なるほど。その悩みはどんなことなのかしら」 「好きな子がいるんです」 僕は、愛美の名前を出さずに話した。 「彼女がなにを考えているのか、わからないときがあります」 話していると、僕は愛美のことが好きなのか、それともただ心配なだけなのか、わからなくなってきた。 「考えすぎてしまうときには、ある程度受け流すことも大切よ。 そうでないと、相手にもストレスになってしまうの」 岡島の言葉が心に染み入るようだ。僕は、正人の様子がおかしいことや、 最近多すぎる香織の電話やメールのことまで話してしまった。 三十分ほどたつと、こころのもやもやが少し晴れてきた。 「あまり心配しすぎないようにね」 薬をもらった。パラフィン紙に包まれた、白い粉薬が二つ。ところどころ、黒いつぶつぶが混じっている。 「お守り代わりに、ね。どうしても辛いときに飲んで。きっと楽になれるから」 火曜日 ◇部室で薬を 部室には僕ひとりだった。正人から電話がかかってきたが、わけのわからないことを言って切れてしまった。 頭が痛い。昨日もらった粉薬の包みが目に入る。薬があるんだから、我慢する必要なんかないだろう。 メールの着信音が鳴る。香織からだった。中身は読むまでもない。頭痛がひどくなってきた。 全部香織が悪いんだ。僕はパラフィンの包みをちぎって粉薬を口に含んだ。 ・・・苦い。胆汁のような苦さに吐き出しそうになるのを、我慢して飲み込んだ。 あれ?とたんに頭痛がやわらいでいる。まるで魔法のような効果だ。お守りというだけのことはある。 愛美と一緒に映画に行くことになった。 映画を見ていると、映写機トラブルでしばらく中断された。 20 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 40 40 ID 8jeAK7zx0 ◇スクリーンに・・・ 再開された映画は、さっきとはまったく違う場面になっていた。 ノスタルジックなモノクロの映像。洋装の男に、着物姿の女が縋っている。 ”つんべいさま・・・” 女は男と別れたくないらしい。だが、男は女を振り払って去っていった。 ショックのあまり、女は泣き崩れる。うつむいていた女は顔を上げた。 それは知らない女優だった。ただ、どこかで見たことがあるような気がした。誰だっけ? 女はまたうつむく。顔を上げた女の顔は・・・香織だった。なんで香織が? 香織はスクリーンを飛び出して、僕のそばに来た。何か言おうとしている。 僕は耳をふさいだ。やめろ、やめてくれ、聞きたくないんだ。 だめだ、言わないで、いやだ、やめて。そんな願いもむなしく――。 ”いっしょに・・・” 囁き声が聞こえた。 あれ・・・?気が付くと、スクリーンにはエンドクレジットが流れていた。 見間違いだとは思うけど、念のために確認しておこう。 「あのさ、途中でモノクロの時代劇みたいなシーンがあった?」 愛美はあきれた顔をした。 「もしかして、寝てた?」 しまった。自分で居眠りしていたことを白状してどうする。 水曜日 部室で、飛鳥がキャンプ場から持ってきたというノートを見る。 焼死したという芸大生が書いた言葉が並んでいた。 ビジョンを飲むとすげーとぶとか、心霊スポットで飲むとキクとか。 ◇トイレで薬を 人目を避けて、トイレに来ていた。先ほど見た、ノートの内容を思い返す。 ビジョンを心霊スポットで飲むとキクだって?馬鹿馬鹿しい。 プラセボ効果というのを講義で教わったことがある。 ビジョンを飲んだら何かが起こるというのは、実はただの思い込みかもしれない。 そんな理屈がわかっていても、あの「お守り」に頼りたくなってしまう。 なんとなくあの薬の存在を確かめたくなって、僕はバッグの中に手を入れた。 指にパラフィンの包みが当たった。 ”ずっといっしょ・・・” 声に驚いて、周りを見回すが、もちろん誰もいない。 気のせいだ。僕は疲れているに違いない。 ”つんべいさま” バッグに入れた手が引っ張られた。あわてて手を引っこ抜く。 ありえない。でも起きたのだ。引っこ抜いた手には、誰かにつかまれた指の跡があった。 「疲れているんだ、うん」 自分に言い聞かせるように言って、拳を開くと、最後の「お守り」があった。 もうこれしかない。薬を一気に飲み下す。 指の跡はすうっと消えていった。この薬はいい。本当によく効く。 21 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 43 14 ID 8jeAK7zx0 ◇置き忘れた携帯電話 携帯電話がないことに気が付いて、部室に戻った。部室には、香織が一人で座っていた。 夢中で携帯電話をいじっている。香織の手元を見ると・・・あれは、僕の携帯? 「なにしてんだよ!」 香織は悪びれる様子もない。 「携帯忘れちゃだめだって。私のラブメール、受け取れなくなっちゃうし」 なにがラブメールだ。僕は携帯を奪い返した。 「ちょっと見てただけだって」 ディスプレイを見ると、メールの受信件数が減っているような気がする。 確認してみると、愛美から来たメールがすべて削除されていた。 あまりの悲しみに、怒る気力もない。香織を残して部室を出た。 頭痛がする。全部香織のせいだ。薬が飲みたくなったが、全部飲んでしまって、もうない。 ◇岡島の問診 僕は、「お守り」をもらうために、岡島医院へ向かった。 待合室で、また山本に話しかけられたが、適当に受け流す。診察室に呼ばれた。 「どうですか、調子は」 「あの薬を飲むと、すごくよくなります」 そう答えると、岡島は複雑そうな顔をした。 「そう、もうお守りを飲んでしまったのね。・・・あなたは、愛美さんの紹介だったわよね? だったら、京介くんのことは知っている?」 岡島は、「お守り」の調合法を京介から教えられたと言う。 「この間の薬は、京介くんの調合に改良を加えたものなの」 そんなことはどうでもいい。僕は岡島に、薬をくれるよう懇願した。 岡島は、パラフィンの包みを一つだけ差し出した。 「これで様子を見ましょう」 なんだか割り切れない気持ちだった。 部室に駆け込んできた健吾の口から、正人の死が告げられる。 正人は、体に自ら火をつけて死んだという。 ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 木曜日 ◇正人の死のショック 外に出る気力がなくて、部屋に閉じこもっていた。 今の僕は正気なのだろうか。正直なところ、あまり自信がなかった。 僕は自分の爪をまじまじと見た。間違いない。僕の爪も黒っぽくなっている。 これって、正人と同じ道を歩み始めているということなのか? でも、僕はビジョンなんか飲んでない。 22 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 44 38 ID 8jeAK7zx0 ◇薬が違う ノックの音が聞こえる。ドアを開けてみると愛美が立っていた。 「講義、休んでいたから。具合でも悪いの?」 「別に。ただ頭が痛いってだけ。大丈夫。もらった薬があるから」 僕はパラフィンの包みを取り出して見せた。 「そっか。岡島先生の薬はよく効くもんね。でもこれ、私がもらってたのと少し違う。 こんな黒いつぶつぶは入っていなかったけど」 「お守り」を見て、愛美は首をかしげる。 「ねえ、飛鳥くんに頼んで、この薬も調べてもらおうよ。じゃあ、また後でね」 愛美は「お守り」を持っていってしまった。なんてことだ。飲む前にお守りがなくなってしまった。 岡島医院に行かなくては。不安に耐えられそうにない。 ◇待合室での告白 待合室には山本がいた。また女がどうとかいう話を僕に振ってきた。 「あんたも同じだ。女に振り向いてもらえなくてイライラしてる。 俺は、こんなに通いつめているのに・・・」 モテているという話は嘘だったのか。そして、通いつめているということは、 岡島医院の誰かが目当てだったのだ。岡島とは年が離れすぎているので、受付の女性かもしれない。 「な?本当のこと話せよ。ここには俺しかいないんだから」 「あまりうるさくしていると、受付の人に怒られますよ」 「受付の人?そんなのいないよ」 あわてて受付を見た。やっぱりいるじゃないか。 ”つんべいさま・・・” 声がした。そうだ、あの受付の女、映画館で見た和装の女だ。 幻聴に幻覚。僕はどうなってしまったんだ。 ◇薬をください 診察室へと入る。 「どうですか、調子は」 「よくありません。幻聴や幻覚がひどくなっているんです。へんな女の幻覚をよく見ます。 先生、薬をください」 岡島はうなずいた。 「もっとよく効く薬を出しましょう」 ◇診察室の奥へ 診察室の奥には下り階段があった。僕は地下室へと案内された。 「薬はここで作っているの」 地下室ではイマビキ草がたくさん栽培されていた。 岡島はパラフィンの包みを手に取った。 「辛いでしょう?こうして待たされるのは辛いわよねぇ。 この薬は、待つための薬と言われていたの。何かに縋らないと生きていけない人のためのね」 「それをください!お願いです」 耐え切れずに僕は叫んだ。 「わかったわ」 僕は岡島に誘われるままに歩み寄る。 薬の包みを手にした岡島のブラウスの袖口から、ちらりと手首が見えた。 そこには無数の傷があった。岡島の心の闇に触れた気がした。 23 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 46 31 ID 8jeAK7zx0 ◇床に・・・ 薬をもらってアパートに帰る。部屋の奥から焦げ臭いにおいがする。 よく見ると、床に黒い染みのようなものがあった。 どこかから手が伸びてきて、僕の胸ぐらをつかんで、ぐいぐいと引っ張っている。 これは幻覚だ。 ”つんべいさま・・・” 耳元で声がする。泣き出したい気分だった。 ”いっしょに・・・いられないのなら・・・” 電話が鳴り出して、我に返る。幻聴も幻覚も消えた。 金曜日―The Last Day ◇誰もいない学食 学食には誰もいなかった。ポケットからお守りを取り出す。そのとき、自分の爪が目に入った。 絶望的なまでに黒い。 ”いっしょに・・・ずっといっしょに・・・” またあの声だ。僕が座ったテーブルの向こうに、人がいる。 ”いっしょにいたい。つんべいさまと、ずっといっしょにいたい” 「やめろ、黙れ。僕はつんべいじゃない!」 幻覚だ。幻覚だろ?幻覚なのに、なぜ消えない? まさか幻覚じゃないのか。 ”いっしょに・・・いられないなら、いっしょに、死にたい” もう限界だ。僕は学食を飛び出した。 ◇限界 自分の部屋に帰って、ドアを閉める。 薬だ、とにかく薬だ。僕はお守りを取り出して、飲んだ。 これまでよりさらに苦い。「もっとよく効く薬」だと岡島は言っていた。 でも、いくらなんでもこの苦さは異常だ。 愛美から電話がかかってきた。 「弘樹くん!ビジョンの成分がわかったの。あの薬と、ビジョンは同じものだったの」 あの薬とビジョンは同じイマビキ草を原料にしているのだという。 「それと、黒いツブツブの正体もわかったの。あれ、血だって。 炭化した人の血・・・。もう飲まないで、今すぐ捨てて!」 「大丈夫。あの薬はもうないから」 そう、全部飲んでしまった。 「本当にごめん。私が岡島先生を紹介しなければ・・・」 僕は何も言わずに電話を切った。どうして僕に人間の血なんて飲ませたんだろう。 先生に聞いてみよう。なにかの間違いかもしれない。 ◇休診の札 岡島医院の表には、本日休診の札が揺れていた。 ドアを引いてみると、鍵がかかっていなかったので、中に入った。 24 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 49 28 ID 8jeAK7zx0 ◇書籍に記してあったこと 待合室には、岡島が書いた本が並んでいる。僕は「今惹湯処方縁起」という本を開いた。 「イマビキ草には、光過敏症を起こす成分がある。過剰摂取してから日光を浴びると、 皮膚が炎症を起こす」 イマビキ草を原料に作る今惹湯(いまびきとう)は、江戸時代からある薬なのだそうだ。 それを京介が発見し、岡島に教えた。 今惹湯は落ち込んだ気分を回復させてくれる薬に過ぎない。 爪が黒くなるとか、焼け死ぬなんて書かれてはいない。 今惹湯を最初に作ったのは、江戸時代の薬問屋、守矢堂の娘、奇(あや)とされている。 奇の肖像画が載っている。この女、会ったことあるぞ。 そうだ、映画のスクリーンに映っていた。そしてここ、岡島医院の受付にいた。学食にもいた。 奇は「つんべい」というじんぶつから、今惹湯の処方を教えられた。 奇とつんべいは恋愛関係にあったらしいが、身分違いだったらしく、二人の仲は引き裂かれた。 つんべいとの再開を夢見て、奇は今惹湯の改良を進めたが、事故が起こり、奇は不遇の死を遂げ、 つんべいと再開することはなかった。 巻末に、守矢堂の屋敷のスケッチが載っていた。 それは、みんながビジョンを飲んだという心霊スポットだった。 ◇カルテ 診察室に入ってみたが、誰もいない。部屋は荒らされていた。 床に引き裂かれたカルテが落ちている。それは山本のカルテだった。 赤い字で「死ね!あんたじゃない」と書かれていた。 乾いてなかったらしく、手に赤いインクがついた。それはやけにねっとりした液体だった。 ◇地下室にて 地下室に下りていく。部屋の奥に岡島がいた。 「どうしました?大丈夫ですか?」 「・・・山本さんがね、私のことが好きなんですって。あんな人いらないのに。 縋りつかれても迷惑なだけ」 それを聞いて僕は、香織のことを思い浮かべた。 「ねえ、今惹湯の作り方、見る?」 岡島はメスを手首に当てた。止める間もなかった。噴き出た血がイマビキ草にかかった。 これが岡島が今惹湯に施した改良なのだという。 「奇がどんな風に死んだか知ってる?焼死よ。こんな風にね」 岡島は、外から差し込んでくる日光の下に立った。皮膚の炎症を通り越して、岡島の体から炎がふきだす。 京介のことを想うあまり、岡島は今惹湯を飲むようになった。そして、奇に取り込まれた。 「お願い・・・一緒に死んで」 岡島は僕に近づいてくる。もはや、道連れは誰でもいいらしい。 ◇火だるま 岡島の頭に椅子が投げつけられ、岡島は倒れた。 「弘樹くん、しっかり!」 なんで愛美が?それより、そうだ、逃げないと。 「愛美・・・またあなたなの・・・」 岡島の体が燃えていく。炎は周辺に燃え移った。 愛美を先に行かせて、地下室を出る前にちらりと振り向く。山本が岡島の体を抱きとめていた。 「俺と一緒に死のうよ」 山本は岡島と一緒に燃えていった。 25 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 51 54 ID 8jeAK7zx0 ◇屋敷へ向かう決意 僕らは走った。岡島医院が見えなくなったところで止まった。 「愛美、これを見て。今惹湯を飲みすぎたんだ」 黒くなった爪を見せた。 「あの屋敷に行ってみるよ。きっと、僕は奇に会わないといけないんだ」 「私も一緒に連れて行って」 愛美はこれだけは譲れないといった顔をしている。 「うん、一緒に行こう」 ◇屋敷の前にて 愛美の運転で、僕たちは屋敷へとやってきた。一面のイマビキ草の中に屋敷はあった。 「この屋敷、京介さんの別荘だったの。ここに大事な資料が置いてあるって言ってた」 僕の知らないところで、すべては一本の線でつながっているようだ。 ○押し寄せる禁断症状 屋敷の玄関から中に入り、奥に進む。ずきり、と頭の奥が痛んだ。 最後の今惹湯を飲んでから、だいぶ時間が経つ。気分が悪い。立っているのも辛くなってきた。 しっかりしろ。必死で前に進む。 ○探索 書斎で京介が書いたノートをみつける。それを読むと、京介がビジョンを作ったらしいことがわかった。 「京介さん・・・どうして・・・」 愛美はショックを隠せない様子だ。 ○歌 蔵と思われるところから、歌声が聞こえてきた。 誰かいるのだろうか。蔵の扉を開けると、何かに突き飛ばされ、床に仰向けにたおれた。 愛美もたおされて、気を失ったらしい。 ○押さえつけられた 「遅い、遅いよ弘樹。ずーっと待ってたんだから」 香織の声だった。香織は、たおれた僕の上に馬乗りになった。 肩を異常な力で押さえつけられる。 「ねぇ愛美、岡島先生っていい人よね。恋愛相談したら、真剣に話を聞いてくれるし、 いい薬もくれるしさ」 香織も今惹湯を飲んだらしい。 「岡島先生、言ってた。待つのは女の宿命なんだって。 でも、弘樹はぜんぜん振り向いてくれないんだよね」 香織も僕を待っていたのか。 ”つんべいさま・・・” 「待ってた。ずっと待ってた」 香織の姿に、奇の姿が重なって見える。 ”ずっといっしょにいたかったの・・・” 「僕をどうする気だ」 ”いっしょに、死んで” 死ねば、ずっと一緒ということか。しかし、奇が望んでいるのは、つんべいと死ぬことだ。 それは絶対に叶うことはない。つまり、この呪いは永久に終わることはないのだ。 26 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 54 20 ID 8jeAK7zx0 ○香織への答え 香織が僕を見つめている。そうだ、彼女はいつも僕を見つめていた。 そんな香織の気持ちに、最後までちゃんと応えないのは卑怯だと思った。 ”いっしょに、死んで” 僕は香織の目を見て、言った。 「いや、違うだろ?自分の気持ちを満たせばそれで満足なのか?」 香織の姿から、奇の姿が消えた。 「ずっと一緒にいたいだけなのに、私とじゃ、いやなの?」 香織の目から血の涙が流れて、僕の顔に当たった。熱い。 「どうしても一緒にいたいのか」 香織は小さくうなずいた。 「僕だって同じなんだ。愛美が京介のことを忘れるのを待ってた。振り向いてくれるのを待ってた・・・」 口にすると、すっと体が軽くなるような気がした。 きっと人を好きになったら、誰でもそうなるのだろう。 誰かのことを強く想うのがきっかけだったはずなのに、気がついたら自分のことしか見えなくなっている。 岡島も、山本も、奇も、愛美も、僕も。 「でも、僕がどんなに好きでも、愛美は京介のことを忘れない」 僕の視界の隅で、愛美が目を覚まして起き上がった。よかった。 「愛美をひとり占めできない。でもいいんだ」 ふいに頬が緩んだ。こんなに自然な気持ちで笑うのは久しぶりだった。 「それでも僕は、愛美が好きなんだ。だからごめん。一緒には死ねないよ」 ・・・言いたいことは言った。 「そっか。私じゃだめなんだね。愛美の方がいいんだね」 香織は立ち上がって、僕から離れた。香織の体は炎に包まれた。 「香織!!」 「あはは。そうやって名前を呼ばれるだけでもうれしいな。一人は寂しいよ。耐えきれなかった。 奇って人も同じだと思う。馬鹿だよねぇ、私たち。 いいよ、愛美と一緒にいてあげて。私はもういいや。邪魔してごめん。ほんとにごめんね」 炎は香織の体から屋敷に燃え広がる。 僕は、愛美の手を引いて屋敷を出た。 ○黒煙を上げる屋敷 屋敷は黒煙を上げながら燃えていた。 香織には辛いことを言ってしまったと思う。しかし、彼女の気持ちにちゃんと向き合ったからこそ、 自分の気持ちに嘘をつくのをやめたのだ。 愛美への気持ちが実らないとしても、香織を身代わりにすることなんてできない。 僕にとって大切なのは、愛美のそばにいることなのだ。 僕は何気なく自分の爪を見た。爪から黒みが消えている。奇の呪いが解けたということなのか。 僕のそばで、愛美がぼんやりと立ちつくしている。ああ、そうか。 愛しい人が振り向くのを待ったりしない。願いが叶うのを待ったりしない。 それに気づくこと。それが呪いから逃れる術だったのだ。 27 :忌火起草:2008/08/22(金) 21 55 51 ID 8jeAK7zx0 ○愛美の願い 「ねぇ、本当に私のこと、好き?本当に好きなら、お願いがあるの」 帰ろうとしたところで、愛美がいきなりそう言った。 愛美はパラフィンの包みを取り出した。それは黒いツブツブの入っていない今惹湯だった。 岡島が改良する前、京介が作った今惹湯か。 「この薬には京介さんが宿っているはず。だから、これを弘樹くんが飲めば、 私は救われる。だから、飲んで」 愛美は指を噛み切った。滲んだ血を今惹湯にふりかけた。今惹湯は瞬く間に黒くなった。 これを飲めば、僕が京介に取り憑かれて、愛美は京介とずっと一緒というわけか。 愛美は黒くなった今惹湯を口に含んだ。 愛美の唇が僕の唇に押し当てられて――。 完 壊れゆく自我 28 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 05 49 ID 8jeAK7zx0 若葉色の話(琥珀色を通りながら愛美に対して好意的な選択肢を選ぶ) 愛美から紹介された岡島医院に行ってみることになった。 岡島が処方してくれた漢方薬を飲むと、瞬く間に頭痛がひいていった。 ◇小瓶の話 ベンチに座って本を読んでいる愛美と別れたあとのこと。 あ、そういえば、すっかり忘れていた。 僕はポケットからガラスの小瓶を取り出す。日の光の下で、薄緑色に輝いている。 先日、実家に帰ったとき、母からもらったもので、 なんでもスウェーデン製の年代物らしい。 この小瓶は父からプロポーズされたときのプレゼントだったそうだ。 母から息子に託し、息子は妻となる女性に贈る。 ちょっと変わったならわしが、僕の家では受け継がれてきたのだという。 この瓶を愛美に・・・。心構えは出来てるし、機会があればすぐにでも渡したい。 でも、今、こんなものをもらっても、困惑するだけだろう。僕は瓶をポケットに戻した。 薬がなくなったので、僕はまた岡島医院に行った。 その頃から、僕は着物を着た女の幻覚に悩まされるようになった。 ビジョンを飲んでいた正人は爪が黒くなり、焼死してしまった。僕の爪も黒くなった。 僕はビジョンを飲んでいないのに、なぜだ? ビジョンを飲んでしまった仲間たちに不安が広がる。 飛鳥が、知り合いの医者にビジョンの成分を調べてもらうと言った。 ◇岡島医院へ 僕は最後の薬を飲んでしまった。手元に薬がないと不安で仕方がない。 僕は岡島医院へ走った。休診の札がかかっていたが、鍵が開いていたので中に入った。 29 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 07 06 ID 8jeAK7zx0 ◇書籍に記してあったこと 待合室には、本が並んでいる。僕は「江戸参府旅行記」という本を手に取った。 破られているページがあったが、仕方なく残っているページを読む。 この本は、江戸時代、出島に来ていたスウェーデン出身の植物学者ツンベルクが、 特別に江戸参府を許されたときの記録だという。 ツンベルク・・・つんべいと似ている。 ツンベルクは八ヶ月間日本に滞在してから、スウェーデンに帰った。 帰国後に、日本向けに何度か荷物を送っていたらしい。 彼の遺した言葉によると、その荷物は代々伝わる大切なものだという。 父から母へ。母から息子へ。そして息子から愛する人へ。 後の調査で、その荷物はいくつかの小瓶が入っていたらしいことがわかった。 だが、その荷物はあて先には届かなかったらしい。 小瓶といえば・・・。僕はポケットの小瓶を取り出した。 ツンベルクの言葉とも一致するし、これはスウェーデン製だというし、 まさか、この小瓶が、ツンベルクが送ったものとか?そんなことあるわけないか。 いずれにしても、不思議な偶然だった。 巻末にツンベルクが描いたというスケッチが載っていた。この風景、見覚えがある。そうだ、 みんながビジョンを飲んだ心霊スポットだ。 そして、この女は、僕が度々見る幻覚の女だ。 奥付には京介の名前があった。この本は京介が書いたのか。 ここまで調べれば、あとは岡島に聞けばはっきりしそうだ。 地下室で岡島は火を噴き出して、燃えた。聞きたいことはたくさんあったのに。 助けに来てくれた愛美と一緒に、僕は逃げた。 ◇薬がほしい 診察室に戻ってくると、足元に薬が落ちているのに気が付いた。 僕は薬を拾って、走った。 岡島医院が見えなくなるところまできたとき、足がもつれて転んでしまった。 さっき拾った薬が手から転がった。 「なに、それ・・・?」 薬を見た愛美の顔色が変わる。 「これで最後なんだ」 岡島が死んでしまった以上、もうこの薬は二度と手に入らない。 また頭痛や幻覚に襲われたら、これからどうしたらいいのだろう。 「そんなにほしいの?」 愛美は僕に哀れみの目を向けた。 「あれがないと・・・」 思わず本音が口からこぼれた。 「わかった。ついてきて」 ◇屋敷にて 僕は愛美によって、京介の別荘だという屋敷につれてこられた。 なんでこんなことになったのかと思う。だけど、今は愛美を信じるしかない。 30 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 08 31 ID 8jeAK7zx0 ○書斎 書斎で、京介が書いたというノートを見つける。 今惹湯について書かれている。 あの薬のは今惹湯という名前だという。 今惹湯は忌火起草を原料に作られているらしい。 今惹湯を最初に作ったのは、江戸時代の薬問屋守矢堂の娘、奇だった。 そして、京介が今惹湯を作るようになった経緯が書かれていた。 京介は、今惹湯を作って飲んでいるうちに、女の幻覚を見るようになったという。 その女は、ツンベルクが描いたスケッチの女、奇だという。 その女が、愛美が見るという女と同じかどうか確かめなくては、と書いてあった。 また、”つんべいさま”とかいう幻聴もするという。 つんべいとは、ツンベルクのことだったのだ。 ○今気になるのは 京介も僕と同じ幻覚に悩まされていたなんて。 そして、今惹湯のせいで僕は幻覚を見るようになった。 では、なぜ岡島はそんなものを僕に飲ませたんだろう。 「愛美?」 気がつくと、部屋から愛美の姿はなかった。 突然、メールの着信音が鳴った。香織からメールが来ている。 「ビジョンの分析結果、聞いた?弘樹が飲んでた薬と、ビジョンは同じ成分だって! どっちも主成分はイマビキ草だって!弘樹の薬、マジヤバイ!どうしよう!」 ○愛美への答え 呆然と立ちつくしている愛美を見つける。 「私の言うことを、弘樹くんは信じてくれる?」 唐突にそう聞かれた。なにを言われても、愛美のことを信じようと思った。 「一つ、聞いてもいい?京介のノートに、愛美には女が見えているって書いてあったんだけど・・・」 そう尋ねると、愛美は話し出した。 愛美は、小さい頃から幽霊が見える体質なのだそうだ。そのために、人知れず苦しんできた。 幽霊が見えると言っても信じてもらえず、化け物と罵られたりしたらしい。 今惹湯を飲んだ男たちには、同じ幽霊がとり憑いているのが見えたそうだ。 健吾も、正人も、僕も。それは奇の幽霊だった。健吾がキャンプに行ったときに連れて来てしまったらしい。 今惹湯は、幽霊が見えるようになる薬なのだ。 ○奇の願い 突然、誰かに抱きすくめられたように動けなくなった。じわじわと体の芯が熱くなってきたように感じた。 どんどん体温が上がって、今にも燃え上がりそうな気がする。 「やめて!あなたがなにかを訴えたいのはわかる。でも、私にはどうにもできないの!」 愛美は僕の後ろの方を睨んで、言った。 「お願い!弘樹くんまで連れて行かないで!」 急に体に自由が戻った。 「ありがとう。返してくれて」 肩で大きく息をついた。奇はこうやって正人を殺したのか。 「その幽霊って、今もいるのか?」 愛美は、奇が僕の後ろにいると言う。僕は振り向いたが、見えなかった。 「きっと、なにか望みがあるんだな。だったら、僕たちでその望みを叶えてやろう」 奇はいつも”つんべいさま”と言っていた。きっと、ツンベルクに会いたいのに違いない。 31 :忌火起草:2008/08/22(金) 22 10 34 ID 8jeAK7zx0 ○「悔恨」 さらに屋敷内を探索する。ページの破られていない「江戸参府旅行記」を見つけた。 奇とツンベルクについて書かれているページを読む。 奇は、父である守矢堂の店主に、ツンベルクから秘薬の製法を聞き出すように命令された。 奇はツンベルクを騙した。 ツンベルクは奇に忌火起草の種を渡して、これを育てて今惹湯を作るようにと教えた。 ツンベルクは国に帰ることになったが、必ず戻ると約束した。 今惹湯のおかげで、守矢堂は大繁盛した。奇はツンベルクを待ち続けた。待つのは辛いので、今惹湯を飲んだ。 きっとツンベルクは、騙されたことを悟ったので、帰ってこないのだと奇は思った。悔恨の念に囚われた。 忌火起草の花言葉の「悔恨」はこの辺りから来ているらしい。 奇は次第に精神に異常をきたすようになり、座敷牢に閉じ込められた。 ある日、奇は外でツンベルクの声を聞いたような気がして、外へ出てしまった。 だが、奇はすでに、今惹湯を浴びるほど飲んでいた。奇の皮膚は瞬く間に炎症を起こし、火を噴き出した。 奇は炎に包まれて死んだ。 そして、ツンベルクは、死ぬ間際まで、「日本にもう一度行きたい」と言っていたという。 きっと、ツンベルクも奇に会いたかったんだ。 ○運命の小瓶 最後の今惹湯を取り出した。きっとこのために、最後の一包みがあったとしか思えない。 僕は目を閉じて、今惹湯を口に含んだ。目を開くと、奇が手招きしているのが見える。 奇が導く通りに付いて行くと、そこは奇が閉じ込められていたという座敷牢だった。 今こそ全てに決着をつけるときだ。愛美の方に向き直ると、奇の姿と愛美の姿が重なって見えた。 「つんべいは、奇に渡したいものがあったみたいだよ」 僕は、あのガラス瓶を取り出した。 これこそ、ツンベルクが日本宛に送ったもの、奇に渡したかったものだ。 「これ、うちに伝わるものなんだ。爺ちゃんが婆ちゃんに、父さんが母さんに贈ったものらしい。 必ず、男が女に渡してやらなくちゃいけないらしいよ」 僕が愛美に。ツンベルクが奇に。 僕らの願いは、今ひとつになった。 瓶を差し出す。愛美は、そして奇は瓶を受け取った。 人は運命に翻弄されるけど、運命によって救われることもある。 奇とツンベルクが離れ離れになったのが運命なら、僕の手元に小瓶があるのもまた運命だった。 ”ありがとう” 奇の声が聞こえる。 僕の爪からは、禍々しい黒みが消えていた。 ○夜明け 屋敷の外に出ると、もう夜明けだった。 僕は愛美に手をさしのべた。愛美は僕の手を握り締めた。 僕の中にはツンベルクがいる。そして、愛美の中には奇が。 (弘樹はツンベルクに、愛美は奇に取り憑かれているという意味です) 僕らは奇とツンベルクの願いを叶えてやらなければならない。 それは、二人がずっと一緒にいることだ。 すべてが終わり、すべてが始まる。 完 成就 32 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 18 02 ID 8jeAK7zx0 瑠璃色の話 《解明編》 (琥珀色を通りながら愛美を疑うような選択肢を選ぶ) 愛美から紹介された岡島医院に行ってみることになった。 岡島が処方してくれた薬を飲むと、瞬く間に頭痛がひいていった。 薬がなくなったので、僕はまた岡島医院に行った。 岡島は、京介が死んだ事故のことを思い出してみなさいと僕に言う。 でも、事故の瞬間は確かに見ていたはずなのに、思い出せない。 その頃から、僕は着物を着た女の幻覚に悩まされるようになった。 女は奇という名前らしい。 ビジョンを飲んでいた正人は爪が黒くなり、焼死してしまった。僕の爪も黒くなった。 僕はビジョンを飲んでいないのに、なぜだ? ◇山本との接点 これで岡島医院に来るのは三度目だ。待合室で呼ばれるのを待つ。 今日もまた山本が話しかけてきた。 「この病院はいいよな。特に薬が」 山本は爪を噛んだ。その爪は黒かった。 「知ってるだろ?愛美っていう女。あんたも愛美にここを紹介されたんだろ?」 どうして山本の口から愛美の名前が出るのだろう。 「ここの薬はよく効くし、高く売れる。愛美の言っていた通りだ」 岡島から名前を呼ばれた。その話はそれで中断されてしまった。 ◇岡島の忠告 僕は岡島に、最近幻聴や幻覚がひどくなっていることを訴えた。着物の女、奇の幻覚のことを。 奇は幽霊なのだろうか。首を傾げる僕に、岡島はこう言った。 「幽霊と妄想、どう違うか教えてあげましょうか。 幽霊は現れたり消えたりするけど、妄想は常に心から消えないものなの」 なんだかよく意味がわからない。まぁ、いい。 幻覚を見る理由がなんであっても、あの薬があれば治るのだから。 薬をくださいと言う僕に、岡島は顔をしかめる。 だが最後には薬を出すと言ってくれた。僕は地下室へ案内された。 そこではイマビキ草が栽培されていた。 岡島は僕に薬の包みを差し出す。その余りの妖しさに受け取るのをためらってしまう。 「いらないなら俺にくれ!」 山本がやってきて薬を掠め取ってしまった。岡島は肩をすくめた。 「愛美さんに変わった様子はない?」 岡島の言葉に思い当たることがある。そういえば、愛美は最近ぼーっとしているような気がする。 「解離性健忘・・・。あなたも知らない別の記憶が現れているみたい。このままでは危険だわ。 彼女の様子に注意して」 僕の分の薬をもらって帰った。 ◇山本の消息 次の日。僕は学食にいた。頭痛がする。 テレビではニュースをやっていた。また焼死事件だ。最近多すぎる。 死んだのは山本と言っていた。山本って、あの山本なのか。 学食を出たところで愛美に会った。 「彼女の様子に注意して」昨日岡島が言っていたことが思い出される。 幻覚に襲われる。奇と愛美の姿が重なって見える。僕は逃げ出した。 33 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 21 55 ID 8jeAK7zx0 岡島医院に行く。「本日休診」の看板がかかっていたけど、鍵がかかってなかったので入った。 待合室に岡島が書いた本がある。 それを読むと、岡島が処方していた薬は今惹湯という名前で、 作り方は京介が岡島に教えたということがわかった。 岡島は地下室にいた。岡島の体に火がついて、燃えていく。 今惹湯も、それを作ってくれる岡島も、なくなってしまった。 僕の体が今惹湯を欲している。頭痛がひどくなってきた。 「困ったね。今惹湯、きっとたくさん必要だよね」 僕はうなずく。 「ついてきて」 ◇屋敷にて 僕は愛美によって、京介の別荘だという屋敷につれてこられた。 はっきり言って、僕には愛美が何を考えているか解らなかった。 書斎で、京介が書いたというノートが見つかった。 そのノートを読んでいくうちに、今惹湯とビジョンの成分は同じだということがわかった。 そして、愛美がネットを使い、今惹湯の被験者を集めていたことも。 ネットって・・・。いやな予感がする。 ○愛美の告白 僕は愛美を問いただした。 愛美は、小さい頃から幽霊が見える体質なのだそうだ。人に話しても信じてくれない。 そのために、人知れず苦しんできた。 京介が、今惹湯を作って飲むと、奇の幻覚を見て苦しむようになった。 そう、今惹湯は、飲ませた相手に自分と同じ苦しみを味わわせることができる薬なのだ。 愛美は、ひとりで苦しむのは嫌なので、ビジョンを作り、ばら撒いた。 山本の話は本当だったのだ。悪魔のような笑いを浮かべる愛美。 嘘だ、優しい愛美がそんなことするわけがない。 きっと、岡島が言っていた「解離性健忘」とかいうのにかかって――。 「アハハハ、それ、私のことじゃないよ。弘樹くん、あなたのことよ。 あなた、いない人間のことを、ずっといるように話していたでしょ。 今まで当たり前のようにいた人が、いなくなる。だからその人が恋しい。そうでしょう? 一人はいや、そんな気持ちから、今惹湯は生まれたの」 愛美はそんなことを言う。 今までずっと見守ってきたつもりなのに、まだ京介の死を乗り越えていないのか。 こんな所で言うつもりはなかったけど、僕は言った。 「ずっと片思いだった。だけど、愛美がいたから、僕は一人がいやだなんて思ったことはない。 なのに、どうして、あんなものを僕に飲ませたんだ?」 34 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 25 22 ID 8jeAK7zx0 ○曖昧な記憶 「よく思い出してよ、記憶が曖昧なところがあるでしょ?」 愛美は質問で返してきた。思い出せ、今こそちゃんと思い出すんだ。 僕は記憶を辿った。記憶が曖昧だったあの事故のこと。 ・・・あの事故のとき、京介が死んで・・・愛美も、死んだ。 どうして思い出せなかったんだ。僕は、とっくに死んでいた愛美を、生きていると思い込んでいた。 目の前の愛美は幽霊なのか。でも、ほら、幽霊だけど話も出来るし、触ることもできる。 堪え切れないというような感じの高笑いの後、愛美はこう言った。 「今惹湯を飲んで、見えるようになるのは奇だけよ。 だって、幽霊は現れたり消えたりするけど、妄想は常に心から消えないものなの・・・」 ○朝を迎えて 夜が明けた。帰りは僕が運転することになった。 サークルのメンバーはみんな死んでしまった。でも、愛美が残っている。 これからは、愛美とはいつも一緒だ。たとえば、一枚のコインの表と裏のように。 たとえば、二度と醒めない夢のように。 完 ビジョンの真相 ※各話解説 赤・・・・・最後に出てくる着物の女はどう見ても奇です。本当にありがとうございました。 浅葱色・・・他と比べて弘樹の言動がやたらとカッコイイ。かっこよすぎる。 琥珀色・・・緻密な表現と技巧を凝らした文章が売り。 若葉色・・・救いがある話と思いきや、深読みすると怖い。構成がまどろっこしかったので少し変えました。 瑠璃色・・・実は選択肢によっては、愛美が死んだことが明かされずにスタッフロールが流れてしまう。コワイ。 紫・・・・・ギャグっぽい選択肢満載。でも設定はしっかり考えられている。読んでいて楽しい。 ピンク・・・文字がほとんど表示されない。映像にピンク色のフィルターがかかっている。声優ってすげーなと思った。 35 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 27 56 ID 8jeAK7zx0 《解明編 その2》 (全エンディングを見て(金のしおりにして)から、特定の条件を満たすと、 《解明編 その2》へ入れる入り口が出現。入り口は八箇所用意されているが、どこから入っても同じ話) 講義室で、退屈な講義を聞いていた。 僕はふと、妄想と現実の区別がつかない自分を想像した。 見えるはずのないものが見えたり、 当たり前のように思っていたことが妄想だったり・・・。 もし、自分が認識している現実が、本当の現実ではなかったとしたら。 本当の世界ってなんだろう。たとえば、本当はこの世界に僕しかいなかったとしたら・・・。 つまり、僕が見ているこの世界は、僕が想像した世界。 他人というものは存在しない。だとしたらすべてが幻なんだ。 痛みも悲しみも喜びもすべて。 窓から入り込む風の心地よさも、いつも午前の講義にやってくるこの眠気も、 学食の味も、好きな女の子のことも、所属しているサークルも、 僕が想像したとおりに喋っているんだ・・・。 僕は考えながら、なにかを思い出してきた。妄想ではない、本当の現実・・・。 覚えているのは確かだ。 いつだっただろう。そう、今から二年前。僕が一年生のとき。季節は今より少し涼しい。 午後。昨晩はほとんど寝ていなかった・・・。 37 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 29 35 ID 8jeAK7zx0 僕は何気なく空を見上げた。晴れ渡った五月の空があった。 キャンプの帰り道、ワゴン車を僕は運転していた。 「結局あれって、パーティグッズだったの?」 「違うよ。幽霊が見える薬だよ」 サークルのメンバーはビジョンの話で盛り上がっている。 「しかし残念だったな。愛美が来なくてさ。なんで参加しなかったか知ってるか? ・・・男だよ。俺たちといるより、彼といるほうがいいんだってよ」 健吾の言葉が僕の心を逆なでする。 「やめなよ、健吾!そんなこと言ってなかったでしょ。・・・ほら、摘んでおいたの。愛美にあげなよ」 「・・・うん」 和子が野草の花束を見せてくれた。黄色い可憐な花をつけた野草。愛美は喜んでくれるだろうか。 「あ、あれ見ろよ。やっぱ、男だろ?」 健吾が指さした先をちらりと見ると、京介と一緒に歩いている愛美の姿があった。 ・・・見るんじゃなかった。 「おい、信号!」 「危ない!」 赤信号だったことに気が付いてブレーキを踏んだ。でももう遅い。 ワゴン車は交差点の真ん中に飛び出していた。横からトラックが突っ込んできた。 トラックはワゴン車をグイグイと押し、ワゴン車は横滑りしていった。 愛美と京介の方に向かって一直線に。ワゴン車はなにかにぶつかって止まった。 僕は頭を打ち付けて、気を失いそうになる。 目の前を見ると、愛美がフロントガラスの前で気絶していた。 外に出ようと思ったが、ワゴン車のドアは開かなかった。割れた窓からなんとか外に這い出た。 愛美は建物の壁とワゴン車の間に挟まれていた。 僕は愛美をなんとか助けようとして引っ張ってみたが、動かない。 愛美はゆっくりと目を開いて、言った。 【あなたは、誰?】 その瞬間、爆発が起きた。僕は吹っ飛ばされた。 愛美の体は瞬く間に燃えて消し飛んだ。そしてワゴン車が燃えていく。 香織、正人、健吾、飛鳥、和子・・・みんな生きたまま焼かれていく。 僕は見ていることしか出来なかった。全ての感情が死んだような気がした。 何時間くらい過ぎたんだろう。僕はずっとその場に立ち尽くしていた。 事故現場は片付けられていく。 野次馬の話によると、トラックはガソリンを積んでいて、 それがワゴン車に引火したのだろうということだ。 片付けはすっかり終わった。建物の壁に、人の形に黒い焦げ跡が残っていた。 愛美が燃えた場所だ。僕は、焦げ跡を指先で擦った。爪が黒く汚れた。 38 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 22 30 25 ID 8jeAK7zx0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 薄暗い病院の廊下を、二人の医師が話しながら歩いている。 「次は、牧村弘樹という患者だ」 「きっかけは、二年前の事故ですね」 「事故のショックで情緒が不安定になり、その後、奇妙な言動も現れるようになった。 地元の個人医院に通院するが、あまり改善しなくてね。一年前からうちに入院となった」 「現在は?」 「幻覚症状が出てる。壁から人が出てくるそうだ。 この患者の特徴は、妄想のバリエーションがいくつもあることでね。 友達が女に呪われる、好きだった女性の婚約者に命を狙われる、 通院をしていた岡島医院のドクターが出てくる話。それらを複雑に絡み合わせながら、 巧妙な心象世界を構築している」 「恐らく、事故のことを忘れたいから・・・?」 「ああ。彼の運転で七人が死んだ」 医師たちは、監獄にあるような鉄格子の前で止まった。 「今、ここに入っている」 「何か問題行動でも?」 「壁が焦げると言ってはそこらじゅうに水を撒いたり、 食事に薬が混じっていると言っては暴れたりするんでね」 医師たちは、鉄格子を抜け、その先の病室の扉を開ける。 牧村は鉛筆で一心不乱に絵を描いている。片目が隠れるくらい前髪の長い女性の絵。 「あの絵は?」 「事故で死んだ、好きだった女性らしい。もっとも、彼の中ではまだ生きているらしいがね」 傍らにはパレットが置かれていた。色とりどりの絵具がパレットの上に搾り出されている。 燃え盛る炎の赤。恋慕の若葉色。疑念の瑠璃色。恋慕と疑念が混じった浅葱色。 ノスタルジックな琥珀色。破天荒な紫。エロティックなピンク。彼の心の色たち。 それらの色が全て混ぜ合わされ、黒い絵具が出来上がっていた。 「あ、先生」 牧村はようやく医師に気がつき、顔を上げる。 「どうです、具合は」 「いいですよ。すごくいいです。だから、退院できませんか?」 「もう少し様子を見ましょう」 常套句を口にする医師。 「早く出たいんです。大事な用があるんです」 牧村は、黒い絵具で染めた爪を医師に見せた。 「ほら、これが真っ黒になったらおしまいなんだ!だから、行かせて下さい!」 懇願する牧村を無視して、医師は病室から出ていく。 「今日はこれで」 病室の扉が閉じられた。 【ガチャン!!!】 鉄格子の閉まる音が聞こえてきた。それは絶望の音だった。 「待ってください!愛美を助けないと!早く、早く行かないと、僕は、愛美を・・・」 開かない扉の前でがっくりと膝をつき、黒い指先で扉に触れる。 彼は悔恨の念に囚われた。でも、それも少しの間だけだった。 指先から炎が噴き出して、なにもかもを真っ赤に染め上げるようなイメージが、彼の心に広がっていく。 そして彼はまた、醒めない夢の中へ還っていく。 (→赤の話 ◇ドラッグの講義 へ) 39 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 23 10 05 ID mrO7tcz10 《解明編 その2》解説&考察 ・導入部分は入り口の場所によってさまざまなバリエーションがある。 誰かに会ったり、何かを見たり。いろんなきっかけで、弘樹は自分がキャンプに行っていたことを思い出す。 ・弘樹が事故に遭ったのは大学一年生の時。現在はそれから二年経っている。 ゲーム本編は、もし事故が起こらなかったら今はどうなっているか?を妄想して作ってあるらしい。どうりで。三年生にしては暇そうなんだもん。 TIPSをよく読んでみると、最近の情報はなく、新しくても大学一年時の情報しかない。 新しい情報だと思っても、「一年前」とか曖昧な書き方で逃げている。こんなところにヒントがあるとは・・・。 ・弘樹は黒い女の絵を描いている。 ・【ガチャン!!!】【あなたは、誰?】は赤の話と同じ音。 ※以下は判明した事実から導き出した、解釈の一つです※ ・黒い女=愛美。目を見るとダメなのは、顔を見てしまうと黒い女が愛美だということが解ってしまうから。 愛美が死んだことを思い出してしまい、妄想から醒めてしまうためだと思われる。 ・赤の話で堀内が言った「一つだけ方法がある」とは、黒い女の目を見て妄想から醒めることかも。 ・医師が京介のことを「婚約者」と言っていることから、弘樹の勝ち目はなかったらしいことが伺える。かなり絶望的な状況。 ・「完」エンドなのに救いがある話が少ないのは、 実は心の奥底では愛美やみんなが死んだことがちゃんと解っているからなんじゃないかと思う。 中途半端に悲惨な事実が混ざって、結局後味悪いエンディングに。 赤とか琥珀色とか、途中までうまく行ってるのに、最後にひっくり返すし。 妄想なんだから、もっと好き放題にすればいいのにね。 最後に。 全部妄想じゃん、みんな死んでるじゃん、夢オチじゃん、ただ現実から逃げてるだけだろ?と思う人もいるかも知らんが。 逃避するためだけじゃなく、なんとか自分の気持ちを整理するために、弘樹はこの世界を作ったんだと解釈してる。 だって、ただの逃避だったらもっと好き放題にやってもいいのに、それをしてないから。 すべての引き金となり、事故を起こす原因となった愛美を想う気持ち。 それを弘樹はときには憎悪し、ときには否定し、ときには真摯に受け止め、ときには持て余す。 愛美を想う気持ちは、ゲーム内でいろんな形に(亜美とか奇とか黒い女とか)こねくり回されているんだけど それでもなかなか自分との折り合いがついてない。 そんなやるせなさ、せつなさ、「悔恨」の念が、言葉の端々に滲み出て、ゲーム全体を彩ってる。 でもそんな中にも一縷の希望が見えるような気がするんだよね。 きっといつか妄想から醒めて立ち直ってくれると信じているよ。(好意的に解釈しすぎかな・・・) テキスト形式アドベンチャーゲームってのはいくつも選択肢があって、エンディングもたいてい複数ある。 選ばれなかった選択肢や通らなかったルートは無かったことにされるか、ただの可能性の一つとして片付けられる。 だけど忌火起草はゲーム全体が、弘樹の心象世界。どんなにふざけた選択肢や 理不尽なバッドエンドや何気ない一文、番外編の紫も、恒例のオマケのピンクも、 全て世界を構成する重要なパーツ。《解明編 その2》のたった数分で、ゲーム全体が鮮やかに生き返る。 このパーツは何を表しているのか、どこまでが現実と同じで、どこからが妄想なのか―― そんなことを考えながら読み返しているとせつなくて涙が止まらん。一粒で二度おいしい。お得。 つーか《解明編 その2》が入ってないPS3版は詐欺だろw せめて《解明編 その2》のヒントになる瑠璃色は入れるべきだったと思う。 《解明編 その2》や導入部分にはムービーや音声が入っていることから、Wii版のために追加で作ったんじゃなくて 元から入れるつもりで作っていたのに、わざと入れなかったっぽいよ。 (容量が足りないとか外的要因が原因だったらごめんなさい(そんなわけないと思うけどね・・・)) 以上。 36 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/22(金) 22 28 52 ID 4xVlISJz0 忌火起草乙 完璧なハッピーエンドってないのか/(^o^)\ 41 :忌火起草 解明編◆l1l6Ur354A:2008/08/22(金) 23 21 34 ID mrO7tcz10 36 逆だと思う。 《解明編 その2》で全てひっくり返されてしまった。 完璧なハッピーエンドがないっつーのは、弘樹に悔恨の気持ちがあるということ。 完全に妄想の世界に逃げこんでいるわけではないということじゃないかと。 それはやがて弘樹が救われることにつながるんじゃないかと。 まぁ忌火起草の中は妄想世界だから、その中にはハッピーエンドは無いよ でも忌火起草の外側に行ける道筋が《解明編 その2》で出来たわけよ きっとこのゲームの外側、漏れたちの心の中にこそ、本当のハッピーエンドがあるんじゃないだろうか と解釈してる。 80 :ゲーム好き名無しさん:2008/08/23(土) 15 46 13 ID S4W++wHv0 イマビキ草すげーね。 ただPS3版が結果的に詐欺っつーのがなんかなぁ。 81 :忌火起草:2008/08/23(土) 16 18 19 ID WLiFYfrF0 80 後から聞いた話だと 瑠璃色(紺)は納期に間に合わなかったから入ってないらしい とりあえず瑠璃色でヒントを出して、後で何らかの形でタネあかしをするつもりだったらしい。 ヒントが出されてたら答えにたどり着いた人がいたかもしれない。 そうなってたらガンパレみたいでちょっと面白いよね。 でもヒントすら出されないって・・・なんだかな。 ピンクも実は3つに分かれてて、 2つ目3つ目はオンラインで配信か、パスワードを入れる仕様だったらしい 次回予告が2回入ってたのはそういうことだったのかと今頃納得。 おまけ。※解釈の一つです※ 愛美のフルネームをローマ字に直すと「Hayase Manami」。苗字に「あや」名前に「あみ」が入っている。 奇も亜美も愛美の化身であろうことがわかる。 堀内老人は弘樹の化身である。堀内がしたのと同じように、愛美の首を絞めてしまうバッドエンドがある 調合室の回想シーンで、若いときの堀内を演じているのは、 弘樹を演ってる役者さんである。また、《解明編 その2》で、爆発が起きて吹っ飛ばされたとき、 顔に火傷を負っていてもおかしくはない。実際の弘樹の顔には火傷の跡があるのかもしれない。 おまけ2。※ここまでくると無理がありますが、解釈の一つです※ 《解明編 その2》で絵を描いている弘樹の姿と、 オープニングムービーで絵を描いていた三上亮平の姿は重なって見える。 「牧村弘樹」と「三上亮平」をローマ字に直して並べ替えると3文字違うだけ。似ている。 このことから、三上は弘樹が思い描くもう一人の自分、理想の自分ではないかと推測できる。 弘樹は実は絵を描くのが好きで、芸大に行きたかったのかもしれない。 「つんべい」の元ネタを考えてみる。つんべいのように無念の死を遂げた4人、 「まつしたかずこ」「なかもりけんご」「わたなべまさと」「いずみあすか」。 それぞれから一文字ずつ取ったのかな?(だいぶ無理があると思うが) 愛美は亜美や奇となり全編に登場し、京介については浅葱色、香織は琥珀色でそれぞれ決着をつけているが、 上の4人については、決着をつける場面が無いので、ツンベルクの存在を作ったのかも。