約 2,014 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1525.html
・現代。俺設定満載。希少種優遇。いつも通りだね!! ・ちょっと愛で入ってるね!気をつけてね! 思ったよりも時間が掛かりました。とりあえずどうぞ。 では、ゆっくりしていってね!!! 「だんなさま、あさですわ!おきてくださいまし!!」 朝。心地よい夢の世界に身を委ねていた僕は、いつもの大きな声で現実に引き戻された。 眠い目をこすりつつ寝起き特有の不機嫌な気分で声のほうに目をやると、 そこにはやはり、ウチで飼っているゆっくりさくやの姿があった。 銀色の髪を軽くまとめたおさげに、 ホワイトブリムが映える。 今日も実にキュートだ。まあそれで僕の眠気が吹っ飛ぶわけでもないが。 「だらしないですわ、だんなさま!はやくおきておしごとのしたくをなさってくださいまし!!」 「うん、まあ、それはいいんだけどさ… なんで君いつも目覚ましよりも早く起こすわけ?目覚ましの意味無いじゃん」 「よていのじゅっぷんまえこうどうがしんしのたしなみですわ、だんなさま!!」 「いや、だからそれも視野に入れての設定…まあいいや。着替えの仕度は?」 「いつものところにかけてあります!ゆっくりしたくしてくださいまし!」 ゆっくりする暇があるならもう少し寝かせろよ、と言うとまた小言が飛んでくるのでおとなしくしておく。 僕が着替え始めるのを確かめると、さくやは引き戸を開け颯爽と跳ねて部屋から出て行った。 もう彼女と暮らし始めて1年と少しになる。 最初は手間が掛からないペットという認識で、人気種の子犬でも買うつもりで大枚はたいて購入したのだが、 手間が掛からないどころかこっちの生活が少しだが楽になるという予想外な結果となった。 後で調べてみると、彼女はどうやらメイドの真似事をする習性があるらしい。 おかげでペットどころか、本職には遠く及ばないものの随分と便利なお手伝いができた。 だがしかし。さくやは非常に口うるさい。 それなりに今までのんびりと暮らしていたのが彼女が来てからというもの、 まるで母親と一緒に暮らしているような錯覚を覚える。少なくとも断じてメイドじゃない。 そのせいで僕はかなり規則正しい生活を送る事を余儀なくされてしまった。 とは言っても都会に出てから、一人寂しく暮らしていた以前よりはずっと楽しくやっている。 うるさくはあるが、さくやは可愛いし(ゆっくりに言うのもなんだが)器量もいい。 つまり僕はさくやが誰よりも大好きだ。 これで、あの妙な習性さえなければなぁ… 「おじょうさま、あさですわ!おきてくださいまし!!!」 「うー、まだれみぃおねむなんだどぉ…」 「いけませんわ!りっぱなおじょうさまはきちんとしたせいかつをするものです!!」 「うあ゛ー!なんでそんないじわるいうんだどぉ!さぐや!ざぐや゛ー!!」 あーうるさい。朝っぱらから喚くなよ… 忌々しいあの肉まんの声にイライラしながら、僕は朝食の準備をするために部屋を出た。 僕とさくやとおぜうさま 少し口やかましいが働き者で気配りもできるさくやが我侭を言ったのは、 一緒に暮らし始めて二ヶ月ほど経ってからだった。 「だんなさま…さくやはおねがいがあります」 「なんだ?珍しいな。 まあ言ってみなよ。よっぽどの事でなけりゃ聞いてあげるさ」 「…さくやはしあわせものでございます。なのに… たとえだらしなくても、ひとりではあさもおきられないだめなおかたであったとしても、 これほどにやさしいだんなさまがいるというのに…」 「いや、おだてるのはいいから……え?これ貶められてるの?どっち?」 「さくやは……おじょうさまがほしゅうございます!!!」 …お嬢様?何の? 訳がわからない。僕に妹とかはいないんだけど… 「どういうことさ。お嬢様って…」 「このまえ、ほんをよんでいたときにみたのです。 わたくしのようなゆっくりには、つかえるべきおじょうさまがいると… わるいことだとはわかっているのです!ほかにつかえるかたがほしいなどと! しかしもうかんがえただけでがまんができないのです!! どうか、どうか…」 ああ、もしかしてゆっくりの習性に関する本のことか。 確かにさくや種はれみりゃ種、それも胴付きに仕える癖があるって書いてたが、 今まで知らなかった物を自分で確認、自覚した事で我慢できなくなったんだな… そういえばさくやを買った時もなんか抱き合わせみたいな形で勧められたような気もする。 あんな脂っこい肉まん欲しくないから適当に聞き流したけど。 しかしあのブッサイクで頭が悪い肉まんと暮らすのか?でも他ならないさくやの頼みだしな…… ―――結局次の日、いくつかの条件を飲ませて胴付きれみりゃを飼う事を許した。 ウチに来てからというもの、ろくな要求もせずただ黙々と僕に仕えるあのさくやが。 何か欲しい物は、行きたい所は、やりたい事は無いのかと聞くたびに、 『だんなさまにつかえることが、さくやのなによりのしあわせですわ!!!』 と言って譲らなかったあのさくやが、初めて自覚しながらも我侭を言ったのだ。 きっと身を切るような覚悟だったのだろう。その辛そうな顔を見れば分かった。 ならば断るわけにはいかないではないか。 例えそれで、あの醜く知性の欠片も無い肉まんを家に招く事になるとしてもだ。 念願叶いとても幸せそうなさくやに僕の頬も思わず緩む。 あとは――― 「うぁー、さくやー♪ふっでぃんたべたいどぉ。ぷっでぃ~ん♪ かわいいれみぃにぷっでぃんちょうだいだどぉ~♪」 「はい、おじょうさま!きょうのおやつにはとっておきのぷりんをごよういしてありますわ!!」 「さくやばかだどぉ、ぷりんじゃなくてぷっでぃんだどぉ♪」 「そうですわね、おじょうさま!もうしわけございません!」 「うっう~☆うあ☆うあ♪」 ホントあれさえ居なけりゃなぁ… 上機嫌で奇妙な踊りを始めるでっぷりと膨れた肉まんに、笑顔が固まった僕は自分の血圧が上がるのを感じた。 ―――――――――― さくやは今とても幸せだった。 あの憧れのおじょうさまに、とうとう仕える事ができたのだ。 おじょうさまが来てから二日になり、今までよりさくやは忙しくなったがそんなことは気にならない。 辛い事や上手くいかない事もあるが、充実した日々を送っている。 それにこんな自分には勿体無いほど優しい旦那様がいる。 自分はあなたのほかに仕える方が欲しいなどと、 従者にあるまじき発言をしたというのにそれを受け入れてくださった。 旦那様にはとても大きな御恩がある。自分ごときでは全ては到底返せそうに無い程の恩が。 だがそれでも少しでも完璧で瀟洒な従者に近づき、 おじょうさまを立派な淑女にすることが恩返しに繋がるのだと、さくやは信じて疑わなかった。 少し品性が無く我侭が過ぎるおじょうさまは、従者専門である自分であっても非常に手が掛かる。 が、そう信じればこそさくやは諦めずにおじょうさまを諫め続ける事ができたのだった。 「おじょうさま、いけません!そんなにちらかすのはゆうがではございませんわ!!」 「うるさいんだどぉ!れみぃのこーきなげいじゅつせーがわからないむのーはだまってるんだど! れみぃのげーじゅつのうつくしさがわかったら、ぷっでぃんをもってくるのをゆるしてやるんだどぉ♪」 「おい、うるさいぞ。たまの休みくらいゆっくりさせてくれ!」 「も、もうしわけございません、だんなさま!」 「まったく……また後で片付けないとな。手伝ってくれよ?」 「はい、だんなさま。まことにもうしわけございませんわ…」 「おい、お前もさくやの言うこと少しはきけよ、居候同然の分際で。もうこれで七度目だぞ」 「う~!そんなのしらないんだど!ばかなにんげんはぽ~いするんだど!さくや、ぽ~い!!」 「いけません、おじょうさま!だんなさまにそのような…」 「うぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!みんな゛れみ゛ぃをいじめるんだど!さぐやぁ、ざぐやぁぁ゛ぁ゛!!」 「お、おじょうさま……」「・・・・・はぁ。」 そう。どれだけ辛くとも、さくやは幸せだったのだ。 ―――――――――― れみりゃは、幸せではなかった。今の状況はちっともゆっくりできない。 あの自分の体の大きさとほとんど変わらない狭い部屋にいた頃に比べれば、 おいしいご飯に広い部屋、オマケに大好物のぷっでぃんまで付いてくる。 以前のパサパサでまずいご飯をほんの少ししか与えられず、他に話ができる者も居ない。 そして時々見知らぬ人間に部屋を覗き込まれ、鼻で笑われる毎日。 (それでも世の中に存在する8割の他の胴付きれみりゃよりは恵まれているのだが) それに比べれば、従者までいる現在は天と地の差ほどに恵まれているはずである。 が、当のれみりゃはそう思っていない。 むしろ “今までかわいいれみぃがあんな酷いところにいたのは何かの間違いだ。 さっさと迎えに来ないなどさくやは何をしていたのか。 まあいい、それは許してやる。高貴な自分が住むには少し狭いおうちも、まあ許してやろう。 が、あの人間はなんだ。勝手に自分の家に入り込んで自分の従者を使う。 それどころか従者であるさくやはその人間に逆らいもせずただ従う始末だ。 食事を作るので特別に許してやっているが、自分がそのために我慢するなどあってはならない。 だと言うのに、さくやは我慢しろと言う。 もっとおとなしくだの、人間に逆らうなだの、あれこれと言う。 何故?れみぃはこの“こーまかん”の主なのだ。我慢する事など何もない。 むしろお前達を住まわせてやっているのだから、お前達が自分に跪くのは当然だろう” と考えていた。 早い話がれみりゃは、 『自分がこういう環境にいるのは当たり前。自分の思い通りにいかないこと自体が間違っている』 そう思っていたのだ。 ふざけた話だが、それでもこの肉まんにとってはそれが真実だった。 “むのーなじゅうしゃ”の意見ごときでそれが変わる事は、決して無い。 その思い違いが己の運命を決定付けるとも知らずに。 そして、さくやの努力は実ることなく時は流れていく――― ―――――時は戻り、約11ヵ月後の現在――――― 「おいしくないおはな、ぽーい!まじゅいおやさいののこりもぽーい!れみぃはぷっでぃんがしゅきー☆」 仕事から帰ってきた僕を出迎えたのは散らかった部屋と、テーブルの上の花瓶等を倒しながら、 テーブル上でこっちに例の気持ち悪い変な踊りを見せる、太った醜い肉まんだった。 さくやはテーブルの上に登る様な行儀の悪い事はせず、ただ下でオタオタするだけだ。 「う?うあ☆うあ♪れみぃのかり☆しゅまだんすでにんげんなんかいちころなんだどぉ♪ やくたたずなさくやにもやさしいれみぃはみせてやるから、かんしゃするんだどぉ♪」 「おじょうさま、おやめください!!このままでは、このままでは……」 「……さくや」 「だ、だんなさま。ちがうのです…これは……」 「さっさとれみぃのみりょくにのうさつされたら、ぷっでぃんもってくるんだどぉ♪ うっふ~ん、かわいくてごべんねぇ~ん♪ うっうー☆(ブボッ!)」 わけのわからん事をほざきながら屁をこく肉まんには目もくれず、 僕はさくやに静かに、そして冷徹に告げた。 「もう、だめだな」「!!!」 「これで何回目か分かってるだろ?さくや。約束は約束だ」「・・・・・」 さくやはうつむいたまま何も言わない。 こちらのやり取りにはかまわず、肉まんは調子に乗り続ける。 「きいてるのかどぉ?これだからばかなにんげんはこまるんだど♪ まったく。やくたたずなさくやといっしょにほんとはくびにするとこなんだどぉ! でもしょうがないからとくべつにれみぃのあしをなめればゆるしてやるどぉ♪」 「くたばれ」 「う~?なに『ボゴッ!!』ブボォ!!?」 まだ何かを喚いている肉まんの顔を、僕はおもいっきり殴りつけた。 飛んで壁に激突した肉まんは、顔の中心をめり込ませてウメボシになりながらも何か騒いでいる。 「ぶぼぉぉ゛ぉ゛!!よぐもでびぃどぶりぢーな゛がおぁ゛!!!」 構わず顔面を殴り続ける。どれだけ叫ぼうとも、許しを請おうとも 「ざぐや、だずげでざぐや!!おぜぅ゛ぇ゛!!がっ!が!」 「ごべんじゃ!ゆるじばぁ!ぼ、ぼういだがぁ!!あがっ!ぶがぁ!!」 「ぶげっ!ぎゅが!あげぇ!ぷびぃ!!ぶぅ!ぶぅぅぅ!!!」 ひたすら殴る。殴る。殴る。殴る。殴る。 殴り続けて、もうれみりゃ種特有の再生力も働かなくなった頃、 肉まんはうめき続けるだけになった。さくやは目を瞑ってただ身を震わせている。 僕は動かなくなった肉まんの髪を引っ張り上げ、唾を吐きかけた。 「おい、デブ。いい夢見れたか? お前みたいな醜い豚には過ぎた夢だったろう?」 「ぶ…ぶぎぃ…でびぃぶだじゃ……」 「ブーブー鳴く汚い豚だよ、お前は。生憎ウチに住めるのはさくやに相応しい、理想のお嬢様だけなんでな。 これだけさくやが尽くしても全く進歩が無いバカは、ただの豚。いや、それ以下だ」 豚は今度は必死になって、震えているさくやに助けを求めている。 本当に勝手な奴だ……先程の自分の言動を省みるような事もしないのだから。 何度もさくやを無能だなどと言った事を、僕は決して許しはしない。 「ぶ、あがぁぁ…ざぐやぁ…ざぐぶぎゃぁ゛!!!」 「豚風情が僕の従者を気安く呼ぶな。不愉快だ。 さあ、豚は豚らしく逝くべき所に行かないとな」 「ぶ、ぶぎぃ…でびぃ゛!!やべっ!ぼうぶだない゛べっ!!!ばっ!!ぶあ゛あ゛!!」 そう言って今度は話せなくなるまで再び顔面を殴り続けた僕は、豚の髪を掴んで引きずりながら外へと繰り出した。 さくやも黙ってその後をついて来る。 ―――――――――― 顔が潰れて声も出せなくなった豚を引きずって来たのは、人気の全く無い夜の公園だ。 近所迷惑にならないように声が出せないよう顔面をグチャグチャにしてやったのだが、 豚もここに来る間に少しは回復したのか微かに息を漏らしていた。 「おい……一応生きてるみたいだな、豚。 お前に相応しい最後を用意してやったぞ」 「ば、おでがいじばず、だずげ…」 「ここは夜になるとカラスが集まる場所でな。 そりゃもう町内の四分の一が集合してるんじゃないかってくらいの数さ。 …今は分からないだろ。息を潜めてるからな。 奴らは人にむやみに突っかかるような真似はしないのさ。 賢いだろう?少なくともお前よりはよっぽどな」 「で、でびぃじにたぐ…」 「お前はこれから、カラスに食われる。 体中を啄ばまれて、ジワジワと痛みを感じながら死ぬんだ。 凄いな。骨とか関係なく体全部が食料になるんだ。豚よりもそこは誇っていいぞ」 「いや゛、いやだぁ…なんでれびぃが…」 「はいはいゆっくりゆっくり」 人間ってやつは豚の懇願なんかいちいち聞きやしないんだって。 全て言い終えると、僕は豚の腕を掴み一気に ―――引きちぎった。 「う゛ばぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 バサバサバサバササッバサッ!! 「ぼっぢょ!ぼっぢょゆっぐりぃぃ゛ぃ゛ぃ゛い゛ぢゃい゛!!やべでぇ゛ぇ゛!!!」 豚が大声で鳴くと同時に今まで息を潜めていたカラスたちが一気に群がった。 まず損傷が酷く肉汁まみれだった顔を粗方毟り取られ、次第に叫びは声にならない物になっていく。 「う゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!だじゅきゅぶぃー!!ぷぴぃぃぃ!!」 その光景を、一歩引いたところで僕とさくやは見ていた。 思わず目を背けようとするさくやを、僕は叱りつける。 「だめだ、さくや。ちゃんと見るんだ。 あいつがあまりにもバカで能無しだったという事もあるとはいえ、 理想のお嬢様にできなかった君にも責任の一旦はある。勿論それは君だけじゃない。僕もだ。 だけど君が約束を守れなかったのも事実だ。だからこそ、ちゃんと見るんだ」 「う…うぅ…おじょうさまぁ…またちゃんとおじょうさまをりっぱなしゅくじょにできませんでした。 ゆっくりさせてあげられませんでした。さくやは、さくやはだめなじゅうしゃでずぅ…」 「駄目なんかじゃないさ。今回だって前回よりはまだ上手くやれてただろ? 今まで犠牲になった“おじょうさま”のためにも諦めちゃ駄目だ」 「だんなさまぁ…」 さくやは何もできずに叫び続ける豚を前に涙を流している。 そう。僕が今までさくやに与えた“おじょうさま”は別に一匹というわけではない。 そもそも僕がさくやと、“おじょうさま”を飼う時に交わした約束、条件にもそんな事は書かれてない。 ・おじょうさまの世話だけでなく、僕の世話も怠らない事。 ・もしおじょうさまが相応しくない行動をとった時は、さくやが責任を持って躾ける。 ・それができずに僕の注意や警告が十回を超えれば、不適合と判断し処分する。 ・処分して約一ヵ月後、また新しいおじょうさまを迎え入れる。その後は上の通りに。 たったこれだけだ。が、それで十分だった。 まず一匹目は三日で目に余る行動が規定回数を超えたので殺した。 さくやは勿論泣きじゃくったが、次があると説得し何とか立ち直らせた。 二匹目のおじょうさまは三日半もった。が、結局死んだ。 さくやは泣きじゃくったが、また説得で立ち直った。 そうして次々と肉まんを与え、そのことごとくが死んでいった。 ちなみに今回は十一匹目だ。今度は六日間もった。 きっとさくやは僕が支える限り、決して諦めず何度だって挑むだろう。 僕はただ、それを応援するだけだ。 ―――――――――― 食事が終わったカラス達は、一匹残らず飛び去っていった。 残ったのは地面に広がった食べカスと肉汁とボロボロになったおべべだけ。 さくやはまだ、かつておじょうさまが居たであろう場所を見つめてしゃくりあげていた。 自分のせいでまたおじょうさまが死んでしまった。今度こそは、と思っていたのに… いや、思っているだけなら毎回だ。ついてこないのは結果だけ。 なんで、どうして…そんな事を考えているさくやに、“だんなさま”が優しく語りかけた。 「さくや…ごめんな。僕ももう少し我慢強くなってやればとは思うんだけど。 それでも君が役立たずだって、あれほど尽くしていた君があんな能無しに言われた事が許せなかった。 何度もやってて言うようなことじゃないのは分かってるんだけど、さ」 「わかっております、だんなさま…」 そうだ。そんなことはわかっている。怒るときの理由は色々あったが、 いつだって旦那様は自分がおじょうさまに、無能だ役立たずだと言われた時にしか怒らなかった。 悪いのは旦那様でも、おじょうさまでもない。 おじょうさまの期待に答えれない自分が悪いのだ。 自分がちゃんとしてればおじょうさまもお怒りにならず、旦那様の不評も買うことは無いのに。 それでも、旦那様は応援してくれる。こんな勝手で駄目な自分に頑張れと言ってくれる。従者だと言ってくれる。 ならば精一杯努力しなければ。そのために旦那様は幾つものチャンスと一ヶ月の猶予をくださるのだから。 これからもさくやのする事は変わらない。 次のおじょうさまに仕える為に更に従者としての心構えを学び、 その間だけでも迷惑をかけた分旦那様だけに心から御奉仕するのだ。 だから、こんなところでうちひしがれている場合ではないのだ。こんなところで、こ・・ん・・な・・・ 何度経験したからといって、目の前で大事な存在が永遠にゆっくりしてしまう事に慣れる訳が無い。 自分の心を必死に押さえつけようと目を潤ませるさくやを“だんなさま”は持ち上げ、抱きしめた。 「いいんだよ、さくや。そんな事まで我慢する必要は無いんだ」 「だ、だんなさま…!?」 「誰だって完璧にはなれやしない。僕は君にそんな事望んじゃいない。 ただ自分の心に正直であってほしいだけなんだ。 だから、泣きたい時はおもいっきり泣いていいんだよ。 僕には君がどれだけ辛いかはわからないけど、受け止めてあげる事ぐらいはできるんだからさ」 それも旦那様の役目ってもんだろ?と笑う“だんなさま”に、 さくやは改めて『この方が私の旦那様でよかった』と思い、おもいっきり胸に頭をうずめて、泣いた。 「だんなさま……だんなさまぁ………うわあぁぁぁぁぁん!!!」 “だんなさま”は何も言わず、ただ優しくさくやの頭を撫でてくれた。 ―――――――――― 泣きじゃくるさくやの頭を優しく撫でながら、僕は―――ニヤリと笑った。 そうだ。これでいいんだ。そうでなくてはならない。 これでこそ、あんな肉まんの相手をわざわざする甲斐があるというものだ。 僕はさくやの全てが好きだ。 懸命に尽くしてくれるところも、少し口うるさいところも、 笑った顔も、嬉しそうな顔も、そして悲しそうな顔も。なにもかも。 僕は独占欲が深い男だ。できればさくやには僕だけを向いていてほしい。 でも、さくやはお嬢様が欲しいと言う。 当然僕は気に入らないが、さくやの頼みは聞いてあげたい。 が、僕らの間にあの醜い肉まんを入らせるつもりはない。 そのために僕が良い格好してればさくやに嫌われる事も無く いつでもあの肉まんを排除できる、自分にとって都合のいい条件を作った。 これで短い期間で奴を消せる。 なにせ最低でも、タイムリミットは奴がさくやを十回馬鹿にするまでなのだから。 そこに関しては譲るつもりはない。あんな豚がさくやを罵るなどあってはならない事だ。 あのさくやが居る事のありがたみを少しも理解しない愚か者なら、それで十分だ。 後は僕の機嫌を損ねたときぐらいだろうか。それをしてしまうとマジで瞬殺なので控えてはいるが。 さくやは自分の勉強の成果が出ていると思っているようだが、なんの事はない。 奴らが処分されるまでの日時が延びているのは単に運と、僕のさじ加減によるものなだけだ。 十回という回数にも深い意味は無い。 ただなんとなく、五回程度で我慢の限界というのは人として器が小さいと思われるかも、と考えただけだ。 そして後はあの肉まんを処分するだけ。 これに関しては楽しい事など何もなかった。僕に豚を虐めて楽しむ趣味などない。 が、その後のさくやにハマッてしまった。 あの肉まんが死んでいくときの無力感と絶望感に満ちた表情。 そして奴が死んだ後に、普段からは考えられないほどに悲しむ姿を見るだけで興奮が収まらない。 実は当初、再び肉まんを買い与えるつもりはなかった。 だがその時のさくやの反応を見るのに病み付きになってしまったため 再び見たいが為の追加の処置であったが、以外にもさくやには心が広いと感謝されるし良い事尽くめだ。 まああんなに泣くほど想われている肉まんどもに嫉妬して辛く当たるのはご愛嬌というもの。 お陰でカラス達も、ここがたまにご馳走がもらえる場所だと覚えてしまったようだ。 代価はというと、月一でペットショップに置いてある問題ありな肉まんを安く買い叩くだけ。 入荷当初、ペット用の胴付きれみりゃは脂っこい気持ち悪さで人気が出ずほとんど売れなかった。 それに頭が悪すぎて卸す前に受けたせっかくの躾を忘れてしまう事も多いから、問題ありが沢山出る。 誰もすぐ調子に乗って言う事は聞かず、所構わず散らかし、屁をこく不細工で我侭な肉まんなど欲しがりはしない。 今では虐待用くらいしか需要が無く、売れずに育ちきって処分にも困ったバカが探せば割といるのだ。 店側も見世物同然のタダ飯喰らいを置いておくよりマシと捨て値で売るし、無駄がない。 後はあの耳障りな声や妙な行動、我侭を我慢すれば良いだけ。 それも、もしこちらの我慢の限界が来たなら簡単に切ることができる。 そりゃ時々は億劫になるが、さくやの色んな顔が見れるとなれば安いものだと思う。 そもそも彼女は自分と他のゆっくりとの違いがわかってないみたいだ。 なんせ彼女のような希少種とあのゆっくり一馬鹿な肉まんの頭の出来が同じだと信じているのだから。 だからこそ、ああも無駄な躾を続けれるのだろう。 そんなものあのどうしようもない豚以下の知能しか持たない肉まんに通じるはずがないのに。 自分が仕える者なのだから、自分と同等かそれ以上の知能を持っている筈とでも思っているのだろうか? そんな事はありえない。彼女の理想と、現実は遠く離れすぎている。 実際にあらゆる面において特別なのは彼女の方であって、あの肉まんはその点においては最下層に位置する。 仕える価値など微塵もありはしない。いいところあの肉まん達ではおぜうさま(笑)が限界だろう。 別に彼女の変な習性も、無ければ無いでお互い上手くやっていけるのは事実だ。 しかし、あればあったで良いものを見ることができる。 彼女だってこの事に気付かなければそれなりに幸せにやっていけるだろう。 これからも僕らのこの関係は何も変わらない。変わる必要も無い。 もう一度言う。僕はさくやが大好きなのだ。 ただ、それを実感する方向性が捻じ曲がっているだけで。 ―――――――――― しばらく経って泣き止んださくやに、僕はいつもの様に話し掛ける。 「さあ、さくや。もう帰ろうか。次のために勉強しないとな」 「…そうですわね。つぎこそはやってみせますわ!みててくださいませ、だんなさま!!」 ああ、見ているとも。まあ君の努力が報われる事は未来永劫無いけどね。 「そうだな。頑張れよ! …その前に晩御飯だな。お腹が空いて仕方ない」 「まあ、だんなさまったら。 それならはやくかえりましょう?おてつだいいたしますわ」 「これからも頼りにしてるよ」 「・・・はい!おまかせくださいませ、だんなさま! さくやはきっとりっぱなじゅうしゃになってみせますわ!!」 「ああ。楽しみにしてるさ……」 僕の陰湿な愛情表現に付き合ってもらうんだしな。 僕に抱かれながら決意を新たにするさくやには見えないように、歪んだ笑みを浮かべて僕は家路を急いだ。 ・あとがき 通常種は嫌いです。それよりもゲスが嫌いです。でも胴付きれみりゃはもーっと嫌いです。引き千切りたい。 というわけで、色々考えたけどやっぱゆっくりは完全に幸せになっちゃいけないよねっていうのが今回のテーマ。 困った事にこういう話になるとどうしても人間が気持ち悪くなります。仕方ないね。 あと、カラスの餌付けはダメ。絶対。 と、言うわけで、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました! 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後
https://w.atwiki.jp/cookpad_umasure/pages/120.html
冬瓜 たけのこ ピーマン ゴーヤ ししとう ズッキーニ アスパラ レタス その他 冬瓜 冬瓜と手羽先のほんのり中華煮 by hauoli☆ 2009/11/03 普段あまり気味だった冬瓜の煮物がスープ含めて一晩でなくなった。2回目に作ったとき、すりおろしたニンニク1かけ入れたら、これまたウマー!大根でも代用できると思うが、トロリ感はやはり冬瓜。 *冬瓜の鶏そぼろあんかけ* by かなやん 2008/08/02 とろとろで美味しかった。暑いから、片栗粉いれずに作ったけどとろみ抜きでもウマー ▲ たけのこ 手作りメンマ by さるぼん 2012/02/18 筍の水煮で作るメンマ美味しかった たけのこ消費術☆たけのこと豚肉の甘辛炒め by カナ2143 2011/05/08 煮るのはよく作ってたがこっちのほうがはるかにウマー 筍と豚バラと厚揚げの炊き合わせ。 by ∴nico 2009/10/11 煮物と言っても15分くらいでできるし、でも味はちゃんと染みてて美味しい。豚肉はこまぎれを使ったり筍は水煮になってるのを買ってきて使ってる。 竹の子&鶏肉のバターしょう油炒め♪ by ゆぅ~たん 2009/05/31 昆布茶が無くて塩昆布で代用しちゃったけどw醤油減らしてもしっかりした味付けで、白いご飯が進む進む。 筍のさくさく揚げ by パンマン 2008/05/04 少し手間は掛かるけど、若竹とはまた違った風味でウマウマ。 油切ってるときにタケノコから水分でちゃって大き目のがちょっとべちょっとなってしまった 衣に色がつくまでカリカリに揚げた方が良いみたい ▲ ピーマン ピーマンの丸々生姜煮 by ブッコロリ 2013/01/02 かつお節かけて食うと美味い。マヨラーの旦那曰く、マヨかけても美味いと。 生姜の風味か効いてて種も柔らかくて全然気にならなく丸ごと美味しく頂きました。初めて種ごとピーマン食べたけどこれは作るのも簡単で良い。 ピーマンと豚肉の塩カレー炒め。 by ラビー 2011/07/17 ご飯がすすむ。肉が足りなかったから、玉ねぎも入れた。 ジューシー肉詰ピーマン by kaimama55 2011/01/01 最初から味付けしておくという発想は自分の中になかったので勉強になったな。 普通だと思ってた、家のピーマンの肉詰め by ***ゆう*** 2010/04/04 なるほど、肉汁が閉じこもってて美味しい このやり方にしてみたら、子供の食い付きが違った。 ピーマンの巣篭もり卵 by cureo 2010/02/27 見た目が好き。オリーブオイルと醤油の組み合わせが好きだから味も好き。 ちょっとつまみに野菜をと思って作ってみたけどとにかく簡単だし黄身半熟で混ぜて食べたらピーマン苦手な人にも食べやすいんじゃないかな タモさんのピーマン by しょこぼ 2009/07/02 みりん・しょうゆで危なげない想像通りの味 普通だけど嫌われない味 味もいいし、歯触りもいいから、ぺろっといける。 パプリカでやってみた。しなっとするまで3分より長めに火を入れたけど、肉厚の食感と、甘みがあって美味しかったよ。 おかずにもなるしピーマン4個くらい軽く一人で食べられる ピーマン一袋立派なのが100円だったからつくってみた。豚バラ少量加えて。ヤバい、笑ってしまうくらい飯を食ってしまったwwこれ唐辛子入れてピリ辛にしたら焼酎とかに凄い合いそう。 ピーマン春雨 by スノウ 2008/08/16 ひとあじ足りないような気がせんでもないレシピだが、だから飽きない 家庭の味のかも。 とろ~り♪ピーマンの肉詰め。 by ラビー 2008/04/06 早く火を通したかったから、ピーマンは輪切りにした。 ▲ ゴーヤ ゴーヤのゴーちゃん by patisier 2013/01/02 めちゃくちゃ簡単ですっきりした風味。小さいゴーヤーを1本使ったけど、すぐに完食しちゃったわ。今度は増量して作ろうと思う。パリパリポリポリ止まらない。 ゴーヤとツナの苦くないサラダ by ななまま 2013/01/02 苦くないゴーヤの下ごしらえ☆http //cookpad.com/recipe/894456の後で。ゴーヤは家族みんな嫌いなんだけど、これは苦くなくてウマイと言ってくれた。頂き物のゴーヤが無駄にならずにすんだ 苦くない・食べやすいゴーヤの天ぷら! by こまつた 2011/09/04 普段ゴーヤ見ただけでウエーって顔する家族も食べてくれた 内側も十分塩振って水に晒して放っておくのと高温で揚げるってのが苦み消すポイントみたい ゴーヤとツナのサラダ by chi-mam 2011/09/04 レモンが爽やかサッパリですごくイイ ゴーヤは極薄に切ってるけど、さっと湯通ししてもいいかも ゴーヤそんなに好きじゃないけど作ってみた 作ってすぐはやっぱりおいしいと思えなくてあ~無駄にしたなと思ってた 今日、1日たったものを食べたら作りたてよりは苦味も少なく味もなじんておいしく感じたよ ちなみに、レモンはポッカで真ん中の白いわた?はかなりこそげとり、塩もみ放置後湯通しもした。少しとりわけて味ぽんを数滴たらしたほうはらさらに食べやすくなった。 かんたん!ゴーヤ漬け by ねこますたー 2010/08/01 苦みが気にならなくて美味しい ゴーヤのワタの唐揚げ by たくのスプーン 2009/07/02 偶然見つけてやってみた なかなかいける ゴーヤチャンプルー by さぶ餅 2009/01/29 ゴーヤがあると必ず作ってます。最後にお醤油を少し加えると味が締まる気がする。 捨てないで~♪ゴーヤのワタでピカタ by ねぎとろ 2008/10/31 出来上がり塩かけて食べたけど、美味しかった ゴーヤのワタ今まで捨ててたよ 苦くもないのでお気に入りです。種もおいしく食べられるよん。 焼いてるときに種がパーンて飛んで火傷したw味は可もなく不可もなくだったけど、このまま作ると味薄いよ。 たまごとろ~ん♪な、にがうりサラダ。 by ちくわ部。 2008/03/04 けっこうな量が食べられるのと、なんとなくヘルシーな感じがして気に入ってる。 元々ゴーヤーが好きなのもあるが、消費するならこのレシピが一番早いし飽きがこない。温泉玉子でも美味しかった。 ▲ ししとう しし唐の甘辛味噌炒め by あぼちゃん30 2009/10/11 家庭菜園で作ったしし唐いっぱい貰って、消費に困りとりあえず簡単そうだったので作ってみたらかなり旨かった。種取るの苦労した甲斐があったわ。 30秒!焦がししとう by 流 2009/01/29 素材の味が生きてる。味付けは醤油のみだけど充分美味しい。 白ご飯によく合う「ししとう味噌」 by 大阪食堂 2008/10/31 タイトル通りご飯によく合う!これとご飯とお味噌汁だけで食事が出来るほど好き。 ▲ ズッキーニ ズッキーニとトマトのチーズ焼 by お茶丸 2013/01/02 焦げ目つけたらより美味しいんだろうけどお手軽さには勝てない ズッキーニにトマト・ベーコン・チーズにパセリとついでにバジル乗せてレンチンからグリルでこんがりをやってみた。ら、超好評だった。ズッキーニって旨いんだなと、つか、あんま使ってなかったけどグリルも凄いのね。 *アボカドとズッキーニのマヨチーズ* by ★こうママ★ 2013/01/02 ダイエットしていたのでマヨネーズは抜いたけどなくても充分美味しかった。アボカドは熟したものより固めがいいと思う。 ズッキーニのベーコンチーズ焼き by ソロモン2011 2013/01/02 我が家では四角の耐熱食器にバター並べてを薄く塗ってズッキーニを並べてグリルにぶち込んでる。 ズッキーニのベーコンチーズ焼き♥ by 紅葉y 2012/01/09 おつまみにぴったり! ズッキーニとアスパラの春巻き by 勇気凛りん 2011/09/04 ズッキーニが本当にトロリとする。トロリ感とアスパラの歯応えと皮のパリパリのバランスが最高だった!オイスターマヨがふわっと香ってうまいー! マッシュポテトにとろけて絡むズッキーニ❤ by ayureo 2011/06/12 ちょっと高くてもズッキーニ買って作ってしまう 梅干し?って一瞬思うけど、すっきりとして美味しくなる。 ズッキーニとジャガイモの醤油ドレマリネ by エルン♪ 2009/11/03 ズッキーニ料理と言えば、これ、すごくおいしかったよ。(ジャガイモも使うけど。) 簡単トルコ!ズッキーニのチーズ焼き(☆ by めりけ 2009/11/03 これ今作ったんだけど美味しすぎておもわずむせた。ズッキーニがこんなにおいしくなるとは・・これおすすめ。 ズッキーニのマヨ焼き by kapacyan 2009/08/02 おかずにはならないけど、ズッキーニからでてくるうまみがじゅわっとしてイイ!かつおぶし多めがおいしい シュレッドチーズも乗せたらさらにウマー。輪切りが厚すぎると少し苦いから、注意。 ▲ アスパラ 居酒屋気分♡アスパラまるごと♪豚つくね by ドキンたん 2011/07/17 ネギ1本って青ネギを1本って事だろうか。ネギの分量を適当にしてしまった。卵も1/2個と書いてある所を、半端に残したくないし肉も十数グラム多めだったからMサイズを全卵入れてしまった。それでも特に問題無く出来た。家族にも好評だった。 *アスパラの焼きおひたし* by ゆるりん 2011/03/06 レシピ通りでも上手いけど、半日くらいおいたほうが味しみこんでウマイ。 【居酒屋シリーズ】アスパラのつくね巻き by ルイくん 2009/11/03 アスパラは長いまま作ったけど、半分に切って巻く方が作りやすいと思います。 肉と調味料を混ぜて作ったけどおいしかった。ごはんのおかずにも全然いける。 ▲ レタス 捨てないで!!3分で簡単♡レタスの外側っ by ねこりん222 2009/08/02 勿体無いと思いつつレタスの外側ずっと捨ててました。このレシピで全部使えるようになりました。しかも美味しいです。 レタスのウマ~!炒め★ by かぼちん 2008/10/10 オイスターソースもちょっと入れると尚旨かった 豚バラ&レタスのレモン蒸し焼き by なお★nao 2008/05/10 あっさり食べられる 酸味がさっぱりしてておいしかった。豚肉200gで、蒸し時間は中火で10分(蓋をする)がちょうどいいです。それ以上やるとレモンの皮から苦味が出ました。 ▲ その他 夏野菜のマリネ by うっし~ 2013/01/02 夏野菜を持て余してる方へのお勧め。レシピ主さんも書いてるけど、その時ある野菜で適当にやっても美味しかった。冷たくて酸味のある作り置きって夏場には助かる。 ***三つ葉&塩昆布のナムル*** by ゆぅ~たん 2012/12/16 汁物も炒め物も飽きたなーって思っててこれつくったら凄くおいしかった! 秘蔵☆菜の花の辛子マヨ和え by よこいみほ 2012/09/16 おひたし、辛子和えに飽きたので作ってみたら美味しかった。 ご飯おかわり♡ 茗荷の梅肉和え by かのん..pj. 2012/01/09 梅干だけだと酸味が強いけど、ゴマを入れるとちょうどいい感じになるよ。梅干が好きな人は多めに入れたらいいと思うけど、ちょっと足りないかなくらいが美味しい感じ。 *オクラとトマトと長いものさっぱり和え* by Lily maman 2011/10/02 この夏何度かお世話になった。簡単さっぱりウマー グリンピースと新玉葱の卵寄せ by 真さん 2011/06/12 新玉ねぎを20分くらいくたくたになるまで煮たら、甘くて美味しかった。これに砂糖・みりんを入れる必要は全くない。本当に甘い。 焼きラディッシュ☆バターぽん酢 by じろじろ 2011/06/12 目先が変わってよかった。レシピより薄く切って、葉はちぎって一緒に炒めたけどおいしかった。 ラディッシュの甘酢漬け by けゆあ 2011/06/12 甘さがちょうどいい。 かき菜のオイスターソース by SPICE 2010/04/04 この味付け簡単でおいしい もやしと豚肉プラスして主菜にして食べた アボカドのわさマヨグラタン by さとよこ 2009/12/05 濃厚ウマー ベトナム風 空芯菜とニンニクの塩炒め by RX78-Ⅲ 2009/10/11 あっさりだけどにんにくがきいていて普通においしい。かなり癖になる味。 焼きオクラの生姜マリネ by せつぶんひじき 2009/08/31 オクラがなくて、えのきが5パック100円だったので、えのきで作りましたが美味しかったです。 キノコ、いいかも。オクラで作って冷やしておいたら、色が悪くなってしまったよ。おいしかったけど。少し置いてから食べるんなら、キノコみたいに色が変わらないものの方がいいかも。 えのきとしめじで作ったら、さっぱりしていい箸休めになりました。ただ、冷蔵庫で冷やすうちにずいぶん水分が出て味が薄くなってしまい、塩を少々足しました。 とうもろこしのゆで方(水から) by う り 2009/07/02 冷めてもおいしかった。塩分は少し減らしてもいいかも。 色良く仕上がるし、安いとうもろこしでも水っぽくならないと思う。 Mr.オクラ by ムー君 2008/08/16 ポン酢で食べたけどおいしかったよ ▲
https://w.atwiki.jp/keikenchi2/pages/1214.html
抜けがありましたら連絡いただけると助かります。 134: 名無しさん :2014/11/06(木) 00 51 13 ID タブンネ~♪ タブンネ~♪ みんなで美味しくタブンネ♪ タブンネ~♪ タブンネ~♪ みんなの食卓タブンネ♪ タブ肉タブ卵(らん)タブミルクー♪ あなたに笑顔を届けますー♪ タブンネベビンネ子タブンネー♪ 優しさいっぱいタブンネー♪ タブンネ~♪ タブンネ~♪ みんなで美味しくタブンネ♪ タブンネ~♪ タブンネ~♪ みんなの食卓タブンネ♪ みんなの幸せ♪ ターブーンーネ♪ 673: 名無しさん :2016/11/12(土) 23 52 52 ID タブンネ「ミィィ…心配だミィ」 巣穴の前で1匹のタブンネがソワソワとしている なぜなら今日は、先日都会へ働きに行った子供たちから写真付きのお便りが届く日なのだ。 配達員「郵便です」 タブンネ「ミィ!やっと届いたミィ!早速見てみるミィ♪」ペラッ タブンネ「…ミッ!?」 郵便局員「どうかしましたか」 タブンネ「どうしたもこうしたもないミィ!郵便の中身が間違ってるミィ!」 郵便局員「どこらへんが違うんですか」 タブンネ「ミィの可愛い子供たちの写真が入ってるはずが、人間の食事風景の写真が入ってるミィ!」 郵便局員「合ってるじゃないですか」 タブンネ「……ミィ?」 718: 名無しさん :2016/12/06(火) 20 43 22 ID 「私利私欲のためにおぼんを盗み取るとは言語道断。其の方に揚げ物の儀を申し渡すミィ」 「ミィィィィィ!!!」 『揚げ物の儀』とは、ポケ時代にタブンネに対して行われていた死刑の一つである。『天麩羅』とも呼ばれる。 現代でも普遍的な処刑法として行われているが、この時代においては揚げるまでの行程を、受刑者自身が行うことに特徴がある。 1 鉄製の大きな釜を背負い処刑場まで運ぶ。 2 処刑場についたら、油を入れて火をつける。 3 煮立つまでに自らの体に卵と粉をまぶす。 4 油が煮立った釜へダイブする。 5 揚がったタブンネを介錯役のタブンネが切り分けて、タブンネ奉行に進呈する。 6 タブンネ奉行はそれを見分して処刑の完了を確認する。 以上が揚げ物の儀の流れである。 ちなみに、処刑が終わると揚げタブンネは見物のタブンネたちに振る舞われたが、不吉として触れる者はいなかったらしい。 この揚げ物の儀はタブンネ藩の3代目藩主の時代に盛んに行われ、油代で財政を圧迫したため、幕府の命により3代目タブンネ自身もこの方法で処刑された。 724: 名無しさん :2016/12/08(木) 22 35 05 ID 『不器用憐みの令』 タブンネ藩5代藩主の時世に出された「藩主と同じ特性不器用のタブンネを全てにおいて優遇する」ことを 定めた天下の悪法である。 この法の施行により領内は大いに乱れた。もともとタブンネがタブンネを殺害した場合は牢に繋がれるが、 下手人の特性が不器用だった場合は不問とされ、逆の場合は即死刑となった。 藩主の側近も不器用で固められ身分差も顕著となった。ついには「不器用あらずはタブンネにあらず」とまで言われ、別特性のタブンネは徹底的に虐げられた。 一説によると特権階級となった不器用タブンネたちは、滋養強壮のために他のタブンネを食べていたと伝えられる。 こうしてイエスマンばかりに囲まれ大いに権力を揮った5代タブンネであったが、 参勤交代の際、他のポケモンの通行を邪魔したとしたことが転落の始まりであった。 事を知った幕府はタブンネ側の無礼を責め、藩主権限の剥奪を命じた。 これを不服としたタブンネは密かに反乱を企てたが、すぐに露見し即刻処刑された。 この時の処刑方法は定かではないが、鋸引きという説が有力である。 処断は藩主だけでは収まらず、その後幕府から討伐軍が出され、残った上層階級のタブンネ(不器用)も悉く連行されお肉となった。 これの後幕府より新しい藩主タブンネが指名され、同時に「不器用憐みの令」も廃止された。 特権階級でなくなった不器用タブンネたちは、今まで虐げてきた他の特性のタブンネたちからの猛烈な復讐に遭い、多くが命を落とすか、 タブンネ内の最下層身分へと落とされた。 嘘か真か現代で特性不器用のタブンネが珍しいのは、この時大分数を減らした為とも言われる。 727: 名無しさん :2016/12/13(火) 02 07 08 ID タブ土焼き 寒くなってきたので焼き料理を作る。 まずは野生のタブンネを探そう。揺れる草むらを見つけて入るとそこにはタブンネがいるよ。警戒心が強く逃げ出してしまうことが多いからまずは黒いまなざしをしよう。あとで食べるためにも適度な打撲攻撃がお勧めだよ。全身にくまなくあざができるぐらいに痛めつけたら一度逃げるんだ。この時、オレンの実を二つ上げるといいよ。 さて、タブンネを少し離れたところから観察しよう。オレンの実を一つ食べて少し回復したらもう一つを持って巣に向かいだすんだ。もし二つ食べちゃったときはつがいがいないから食べる量が減っちゃうね。 で、巣に向かうタブンネ。冬は冷えるから穴を掘ってそこに干し草を敷き詰めることが多いよ。おまけに食料の木の実を保存することが多いんだ。今回のタブンネもそうみたい。巣から離れたところにまとめて糞が捨ててあるからわかりやすいね。 そして巣の近くに到着。エスパーポケモンの力を借りて巣を見てみると…いたいた。 ベビンネが2匹に卵が3つ、ママンネとパパンネにチビンネが2匹。大量だね。ママンネに巣の中にある木の実を渡しているよ。僕が上げた大きなオレンの実と違って小さい木の実を食べてるから木の実を保存してるのもわかった。 状況の確認は終わったし巣に突撃しよう。ブラッキー、エーフィ、ブースター、ドリュウズを出して突撃だ。突然の襲撃者に驚くタブンネ。先手必勝ということでブラッキーの黒いまなざしとエーフィのサイコキネシスだよ。これで巣穴から出れなくなって安心だ。エーフィがサイコキネシスでタブンネ達を持ち上げている間にドリュウズに巣穴の奥に大きな穴を作ってもらおう。大きな穴ができたらそこにタブンネ達を落とそう。 「ミィ!!」「チビィ!!」各々に叫んでるけど無視して次の作業だ。タブンネ達の方に向けて特性のリュウの実を落とそう。この実はピンチの時に防御力を上げるよ。あと特性の木の実だから食べると胃と腸と膀胱が閉まって排泄できなくなるんだ。渋みと苦みもあるけど甘さもあるように改良してあるよ。タブンネ達がこれを食べたらいよいよ大詰めだ。 家から持ってきた藁に炭やタブンネ達が貯めた木の実や使っていた藁を全部投げて、おまけに巣穴に向けてブースターの火炎放射だ。 「ミビィィィ!!」「チギャァァァ!!」突然の炎に暴れだすタブンネ。ずっと見ていたいけど土焼きは時間もかかるからね。軽く水と油をかけたら大きな岩をのっけて完成だよ。少し隙間を開けて空気が入るようになっているから安心。 そして、空気穴からいい匂いがしてくるまで待つ。エーフィに中を確認してもらってきれいに焼けていたら出来上がり。中から取り出して頭を落とし内臓を取ったらおいしく食べれるよ。頭と内臓は近くの木の実の下に埋めればいい肥料になるよ。 食べ終わったら岩を近くに置いて土焼きに使った穴を埋めよう。こうするとタブンネを約過程ででた肉汁が土にしみこむし、新しいタブンネが巣穴として利用してくれるからね。 今回は野生タブンネを使ったけど家畜タブンネを使えばまた異なる味が生まれるし穴に入れる木の実や事前の虐待次第で色々と味が変化するからとっても奥が深い土焼き。 貴方も冬のおともにいかがですか。 タブンネちゃんニュース タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。今日ポケモン裁は、オボン窃盗の罪に問われたタブンネちゃん に対してお肉の刑とした一審、二審の判決を、「犯行当時の被告人のアリバイが成立するとして」破棄し、 代わって餓死の刑をくだしましたミィ。この判決を受けて被告人のタブンネちゃんは「言葉も出ないですミィ…」 と涙を流して会見しましたミィ」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。キリキザン主演の人気映画「鬼斬」の公開が 延期されることがわかりましたミィ。延期理由はクライマックスのタブンネ300匹斬りの出来に 監督が満足しなかったためということですミィ。これを受けて新たな斬られ役タブンネちゃん300匹の選定が 行われるということですミィ」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。本日ポケモンサン・ムーンの発売を記念して 全ポケモンを招いた恒例の祝賀会が開かれましたミィ。タブンネちゃんは一度も呼ばれたことが ありませんでしたミィが、今回は全ポケモン中最多の参加数を誇りましたミィ。 なお、参加したタブンネちゃん全員と現在連絡が取れていないということですミィ」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。今日ヒウンシティでお腹をすかせた タブンネちゃんに対して『タブンネ大好きクラブ』からご飯の配給が行われましたミィ。 配給には多くのタブンネちゃんが集まりお腹をいっぱいにしましたミィ。 参加したタブンネちゃんは「フーズをたくさんもらいましたミィ。食べたことのない味だったけど とっても美味しかったですミィ。それとなんだか経験値がアップしたような気がしますミィ」 とコメントしましたミィ。」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。先日から行われている タブンネちゃんへのフーズ配給には、今日もたくさんのタブンネちゃんが集まりましたミィ。 しかしフーズがすべてのタブンネちゃんに行きわたらず、不満を募らせたタブンネちゃんによって 暴動や盗難が起きるなどのトラブルが多発しましたミィ。 フーズが手に入れられなかったタブンネちゃんは「もう家族はほとんどフーズしか食べていないですミィ。 いまさら木の実や残飯なんて食べられないですミィ。なんとしてでも欲しいミィ。」と話しましたミィ タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。先日突如として中止が決まった タブンネちゃんへのフーズ配給を受けて、多くのタブンネちゃんに衝撃が広まっていますミィ。 フーズを求めたタブンネちゃんの暴動が各地で起こっており、ミィミィ警察は対応に追われていますミィ。 フーズ強盗で逮捕されたタブンネちゃんは「もうあれ以外口にできないミィ…食べないと死んじゃうミィ!!」 とコメントしましたミィ」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。タブンネ代表団は今日開いた会見で、 現在多くのタブンネちゃんが追い求めているフーズを、ビーダルが独占しているという噂について、 24時間以内に真偽を説明するようビーダル側へ要求していましたミィが、無視されたということ明かしましたミィ。 これを受けて代表団は宣戦布告し、タブンネちゃんとビーダルとは戦争状態に突入しましたミィ。 現在全地方のタブンネちゃんに動員令が出ており、準備が出来次第進軍するということですミィ」 タブアナ「タブンネちゃんニュースの時間ですミィ。先日始まったタブンネちゃんとビーダルとの戦争について、 ノーマルタイプ連合は今日、ビーダル側を全面的に支援することを表明しましたミィ。 これにより、タブンネちゃんの敵はタブンネちゃん以外のすべてのノーマルタイプとなりましたミィ。 なお、水タイプ連合も近く同様の決議を出す模様ですミィ」 タブンネお肉検査 食べ頃のタブンネ全員が受ける必須身体検査 合格すれば店頭に並ぶ 検査官「これよりお肉検査の合格者を発表する」 タブA「頼むミィ…落ちていてくれミィ…」 タブB「合格したら即お肉だミィ…」 検査官「おめでとう!全員合格!」 タブ「ミヤァァァァァアアア!!!」 肉にされる前のタブンネの待機部屋ってのがあるんだ。通称531号室。 そこに入れられたタブンネってのはだだっ広い部屋で特に作業をするわけもなく ただひたすら肉になるのを待つわけ。これの観察がなかなか面白い。 部屋の中のタブンネたちは寝たりくっちゃべったりと思い思いに過ごしてるんだけど、 突然扉がガラガラと開いて職員が入ってくると大パニック状態。四方八方に逃げ回ったり 頭抱えてブルブル震えたり、挙句の果てには弱い奴を袋叩きにして生贄にしようとしたりする。 そんなこんなで晴れて今日のお肉に選ばれたタブンネは、暴れ泣き喚きながら職員に曳かれて隣室へ。 隣室には精肉機械や加工機械が置いてあって、その機械音は薄い壁で仕切られた531号室まで丸聞こえ。 残されたタブンネたちは、連れていかれたタブンネの断末魔とそれを引き裂く機械音を、 部屋の隅でガタガタ震えながら聞くんだ。 たまにある複数のタブンネがお肉にされる時なんて、職員たちも遊び心あるもんだから、各々少しずつ殺し方を変えて 断末魔のオーケストラとかやってる。それがまたタブンネに効くらしいし、実際肉は美味かった。 そんな極限状態のタブンネたちだけど、飯だけは貪欲に食べて太るし、卵までこしらえることもあるっていうんだから こいつら本当に馬鹿だなって思わされる。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2556.html
※ちーんぽ!といってくるみょんがでます ※みょんが成仏します ※実際にやってみたりします 「ゆっくりレポート 〜みょん〜」 通常種のゆっくりの中にはれいむ種とまりさ種より強い上位種がある。 それはみょん種とちぇん種だ。 みょんは戦闘力が高いため棒切れを武器に戦うことがある。 ちぇんしゅは攻撃力こそ無いが瞬発力などが高い。 群れにれみりゃなどの捕食種が現れた場合、みょんとちぇんは、ドスとともに立ち向かう個体もあれば、怖くて逃げ出すものもいる。 今回のレポートはそのみょん種について調べ簡単にまとめてみた。 1 話しかたについて。 みょん種の話し方は3つに分かれる。 それは動物系と通常系と混合系の3種類 動物系は「ちーんぽ」や「ぺにすっ!」「まらぁ」 など性に関する言葉を発して来る存在自体が下ネタという存在。 しかし、その言葉が理解できるのは同じみょん種ぐらいのようなものである。 ほかにも感情表現でうれしくなると 「びっくまらぺにすっ!」 などと意味不明な言葉を発して来る。 つまりみょん種はうれしくなると「びっく」などの言葉を言うのではないかと思う。 通常系は普通のゆっくりと同じようにしゃべることができる固体。 しかしゆっくりとは違い語尾に「〜みょん」をつけてくる。 例「ゆっくりしていくみょん!」 混合系は通常種と動物種の混合タイプ 語尾に「〜みょん」では無く動物種の言葉を発する。 例「ゆっくりしていくちーんぽ!」 ちなみにこの3つのうち一番多いのはこの種らしい。 2 通常種による動物種の翻訳。 先ほどお話したように動物種の言葉は同じ属性に値するみょん出ないと翻訳はほぼ不可。 なので動物種と通常種を一緒にさせ、動物種の言ったことを俺に伝えるように通常種に依頼した。 ――――――――――――――― そして数分経過すると。 「ちーんぽ、まらっ、ぺにす。」 と動物種のみょんが通常種のみょんにはなしかけてきた。 なんていってんのと聞くと 「おにーさんはほんとうにやさしいのといってたみょん!」 といってきた。 「ああ、そうなのか。 みょん、俺は優しいお兄さんだ。その証拠に・・・ほら」 とチョコをばら撒く そして 「びっくまらぺにす!」 と歓喜の声。 「おにいさん、これは・・・」 「ああ、言わなくてもわかる。 お兄さんありがとう!か何かだろ。」 「すごいみょん!おにいさん!」 ――――――――――――――― という感じになった。 やはり動物種のみょんがいる場合。 通常種、もしくは混合種のみょんの存在は不可欠なのだ。 3 戦闘力の高さ。 みょんの戦闘力は前文にも述べたように高い。 その戦闘力は時にはれみりゃに匹敵するほどらしい。 なので、実験してみた。 ――――――――――――――― まずは軽いウォーミングアップ。 お兄さんはお出かけしてくるといい。 もし変なゆっくりがはいってきたらこいつで始末してくれと、木の枝を渡す。 お兄さんが外へ出たら近くにいた野良ゆっくり(まりさ種)をみょんに気づかれぬよう、家にぽいっと放り込む。 「ゆっ・・・ぐっ・・・ぎゅっ」 と三回はねた後転がるまりさ。 そして起き上がりあたりを見渡す。 「ゆぅっ・・・いたいのぜ・・・ここはどこなのぜ?」 とまりさの目の前に広がる謎の空間。 しかし、わかるのは今まで住んでた家よりももっともマシな空間。 「ゆう・・・すごいのぜ・・・ここはにんげんさんのおうちなのぜ?にんげんさんにはもったいないのぜ!だからここを・・・」 まりさは息を吸い思いっきり声を上げた。 「ここをまりさのゆっくりプレイスにするよ!!」 まりさは高らかとお家宣言をしてしまった。 違う部屋にいたみょんはぴくんと耳(?)を立てた。 「みょんっ?ふしんしゃがいるみょんね・・・」 「ちんぽ?」 「みょんはちょっとみてくるみょん!みょんはそこでまってるみょん!」 とお兄さんに渡された木の枝を持って部屋を出る。 その部屋には 「ちんぽっぽー」 と見送る動物種のみょんが見送っている姿があった。 みょんは玄関に向かった後キッチンへ向かう。 するとキッチン近くに 「むーしゃ、むーしゃ」という声が聞こえた。 間違いない。不審者だ。 みょんはこっそりとキッチンの中へ。 よく見るとまりさ種がキッチンのものを貪り食っている。 「んめぇっ!まじぱねぇ!!」 ついでにこのご飯もわざと用意したものだ。 みょんは (ゆ!おにいさんがよういしたごはんをたべている!?ひとがつくったごはんをたべるなんてゆるせないみょん!) こっそりとまりさに近づき声を上げる。 「やい!まりさ!!なにをやっているみょん!」 「ゆ!みょん!!まりさのゆっくりプレイスにようこそ! でもかってにはいってきちゃだめだよ! あとごはんさんあまっているからいっしょにたべようね!」 みょんは絶句した。 こいつ、何を言っている。 ここはお兄さんのおうちなのに、なぜ『まりさのゆっくりプレイス』と言い切れる。 しかもそのご飯はお兄さんが用意していたご飯・・・ 許せない。 早く退治しないとお兄さんが帰ってくる。 時間はない。 短い針さんが3の数字をさしたら帰ってくる。 すべてを賭けるしかないと考えた。 「どうしたの?みょんゆっくりs(ドスッ)」 まりさの腹部に木の枝が刺さる。 「ゆぎゃあああああああああああああああああいたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「おまえはおにいさんのおうちにむだんでしんにゅうした!いまからそのつみをつぐなってもらうみょん!」 「どおじでえええええええええ!!ここはまりざのゆっぐりぷれいずっ・・・ゆっ゛!!」 「そういうゆっくりはゆるさないみょん!じごくにおちろみょん!」 「いだいいいいいいいいいいいいいいい!! ごべんなざい!ごべんなざい!! まりさがわるかったですう! ここがおにいさんのおうちとはしらなかったんですう!!」 「・・・あいかわらずくちだけはたっしゃだみょんね・・・まりさってのはみょん・・・ いまらくにしてやるみょん! ゆっくりしねみょん!」 と木をさらにねじ込ませた。 「ゆぐげげげげげげぇっ!」 とまりさが痙攣している。 中枢餡にたどり着いたのかと思ったみょんは木の枝を引き抜いた。 しばらくしないうちにこのまりさはゆっくり死ぬだろう。そう確信していた そして3時になるとお兄さんがみょんの大好きなおやつを持って帰ってきた。 「みょん、お勤めご苦労様」と言ってくれたそれが何よりもうれしいことだ。 ――――――――――――――― やはりまりさ種は瞬殺だった。 適度に休憩を与え飯も食わせた後。 次の実験に移る。 ――――――――――――――― 夜。 みょんがまだ寝る時間じゃないときに 「今日は早く寝る」といい部屋を後にする。 みょんから 「ゆっくりおやすみみょん!」 「ちんぽー」と送られた。 今度はれいむやまりさではなくれみりゃを放つ この日のために前日捕まえたものだ。 昼と同じくみょんに気づかれぬようにれみりゃを放つ。 「うっう〜♪」とのんきな声を放つれみりゃ 通常種のみょんが動物種のみょんが遊んでいるときに 「ぎゃおーー!たべちゃうぞー!!」 とばかげた声がする。 その声の主が 「れ・・・れみりゃだあああああああああああああ!」 「ちんぽー!まらっ!ぺにすっ!まらぺにすっ!」 「うー☆あまあまにひきいただきますどぉー♪」 「そうはさせないみょん。みょん!」 「ぺにすっ!」 と木の枝を構えた二匹。れみりゃに勝負を挑むのだ。 「はさみうちだみょん!」「ちんぽこ!」 とれみりゃの頬をさす。 「うぎゃあああああああああああああざぐやああああああああああああああああああ!!」 といないはずのメイド長を呼ぶれみりゃ 「さくやあ・・・どこぉ・・・こあいあまあまがいるよぉ・・・」 おびえるれみりゃ。それはそうだ、今まで痛みを味わったこともないれみりゃをつれてきたのだから。 「つぎははねさんをうごけなくさせるみょん!」 「ちんぽこぽーん!」 と二匹が羽を引きちぎった。 「あぎゃあああああああああああああああああ!!」 羽をちぎり、食べてみると 「おいしいのかおいしくないのかわからんみょん!」 「ちんちん!」 「やめるどぉぉぉぉおおお!いたいどおおおおおおおおお! れみりゃはぁ〜かり☆しゅまであたまのきれる。こーまかんのあるじなんだどぉー!!」 「うるさいみょん!」 「なにがあるじだみょん!それはたんなるおもいこみにしかすぎないみょん! おまえはにせもののあるじだみょん!」 「ちんぽこちーん!」 「・・・え よくきこえないどぉ。もういちどいうどぉ」 れみりゃがとぼける。 「わかったみょん! おまえは!なさけなくて!げすな!にせものあるじだみょん!!」 「う・・・う・・・うわあああああああああああああああああああああああああああ!」 そんな・・・そんなはずは無い。 れみりゃはれっきとした。こーまかんの主。 くーるで、かり☆しゅまな主なのに なのにあのみょんはれみりゃのことをにせものといった。 でもれみりゃの家族もみんなこーまかんの主といっていた。 じ・・・じゃあ本物の主は・・・ ぷちん れみりゃの理性を保つ線が切れた。 「ぐびょびょびょびょびょびょびょびょ!」 「ついにこわれたみょんね・・・ あわれなもんみょん」 「まらぺにす!」 「ゆっくりしぬみょん!」 れみりゃの脳天に木の枝をさす。 「びょびょびょびょびょびょっ・・・ ぐべえええええええええええええええええ!!!」 その後れみりゃは肉汁などを吐き息をしなくなった。 「・・・おわったみょん・・・」 みょんは見つめ合い、軽いスキンシップをした後、 「おやすみみょん」 といい眠りについた。 ――――――――――――――― やはりれみりゃもだめだった。 相当このみょんが戦闘慣れしていることがよくわかる。 やはりちぇんよりみょんがつよいのではと思った。 やはりドスの群れなどでは用心棒候補としてみょんの名前が多い 4 みょんの不思議な特性 みょんは独特の話し方をするだけではないんじゃないかと思う ということでゆっくり辞典で少し調べてみることにした 何でも辞書にはみょんの中に時折半霊をつれているみょんが存在し、その半霊はみょん以外のゆっくりに憑依可能らしい。 その半霊はみょんじゃないと見えないらしく 見抜くのは相当難しいそうだ。 あとみょんをあと方も無く消滅させる方法というものが書いてあった。 開いてみると、そこにはこうかいてあった。 ――――――――――――――― ゆっくりみょんは元々別世界の存在。 「南無阿弥陀仏」というとみょんはあと方も無く成仏します。 面白そうなのでためしに山に登りみょんを一匹ほど成仏させる。 ゆっくりしていってねというとれいむがあらわれ、お菓子を分け与えることを条件にみょんにあわせてもらった。 「ちんぽー!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり。 じゃあ、早速だが。」 すぅーと深呼吸をした後叫んだ。 「南無阿弥陀仏!!」 そういうと、みょんの体からしゅぱあああという光が放たれた しかし、れいむはのんきに 「ゆぅ〜みょん。きれいだよぉ・・・」 と、するとみょんのからだから発される光がさらに強くなりお兄さんの視界を覆い尽くす。 目がちかちかするが。 目の前を見るとさっきまでいたみょんの姿が無かった。 本当に成仏したのか?と思い天を見ると半霊が。 よく見ると半霊はみょんのすがたをしている。 おそらく成仏しようとしているみょんだろう。 するとみょんが 「ゆっくりしていってね!」 と声を上げる。 うぉぉすげぇ半霊状態だと「ちーんぽ」とか言わないのか! そう感激しているとみょんが口を開いた。 「そこのおにいさんにおねがいがあるよ。 みょんがじょうぶつしたらみょんのしたいをそこにうめてね・・・おねがいだよ・・・」 お・・・おれ!?と思った。 「わ・・・わかった」と返事をすると。 なぜか雲から光がさし、みょんを照らす。 「ゆ・・・おむかえさんだね・・・いまいくよ・・・」とみょんが消え始める。 そして完全に消える直後。 「ゆっくりじょうぶつするよ!」 といい完全に消滅した。 よく見ると魂の抜け殻になったみょんの遺体が 遺言通りに土に埋めると、 「ゆぅ〜どうしたの、みょんは?」 とれいむが聞いてくる。 「え・・・・・・ゆ・・・ゆっくりしちゃった。」 と言ってその場を後にした。 ――――――――――――――― にみょんが畑荒らしに来たら南無阿弥陀仏といえばすぐに成仏する。 しかも成仏寸前になるとまともにしゃべるというものだ。 やはりゆっくりはやめられない。 あとがき ゆっくりレポートというものだが 回想が妙におおかったことは謝りたい byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 いじめ系2889 ゆっくりべんじゃー いじめ系2932 すぃー吶喊 いじめ系2938 ゆっくりが実る木 いじめ系2967 ゆっくり天井針 いじめ系2974 もしもゆっくりが廃スペースシャトルにいたら いじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球 いじめ小ネタ567 ゆっくり瞬殺されるよ! いじめ小ネタ573 金バッチがほしいよ! いじめ小ネタ580 とかいはこーでぃねーと このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/770.html
ティガれみりゃ その3 ======================== ≪はじめに≫ 『ティガれみりゃ』の続きになります。 時系列は、ティガれみりゃ1→ティガれみりゃ2→本作、となります。 他の作者様の設定や名称を一部使わせていただいております。 パロディネタおよび、自分設定有りです。 今回のエピソードには、本家東方のキャラが出演予定です。 口調やキャラなど、壊れ気味かもですが、ご容赦あれ。 すみません、まだ続きます。 また、今回のエピソードは長くなってしまったので、前編後編に分割しました。 以上、何卒ご理解・ご容赦ください。 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 ======================== 3、誇りをかけた試練(前編) 「ゆぐぅ……もっと…ゆっくりじだがっだ、よ……」 とある山の、とある森。 一匹のゆっくりれいむが、今まさに力尽きようとしていた。 あちこち皮が破け、その傷と口から大量のあんこを吐き出している。 しかし、この森に充満する甘い匂いは、このれいむだけが原因ではなかった。 「みんな……れいむもゆっくり……そっちへいくよ……」 れいむが語りかけた先、 れいむの眼前、左右、背後、 そこには膨大な量のあんこが飛び散り、地面や木に染みを塗りたくっていた。 所々にリボンや帽子の残骸が垣間見えるそれは、大量のゆっくり達の死骸であった。 赤ちゃんから、大人まで、原型をとどめないその数は200を越えていた。 「ゆぅ……くやじぃ、ょ……」 視界がぼやけ、意識が朦朧としていく。 そんな状態でなお、この惨状を生み出した元凶の影が、目に焼き付いて離れない。 耳をすませば、今なおアノ恐ろしい鳴き声と歌が聞こえてくるようだ。 その歌い手の主、たった一体のゆっくりによって、 れいむの家族も、友達も、喧嘩相手も、同じ森に住むまだ見ぬ同胞達も、 みんなみんな殺されてしまったのだ。 圧倒的な力で、抗いようの無い絶望を撒き散らしたそのゆっくりを、れいむは決して許さない。 その憎悪の炎だけが、れいむの命を辛うじてつなぎ止めていた。 ……もっとも、許すも許さないも、どうせ自分はこのまま死んでしまうのだろう。 ゆっくりのあんこ脳であっても、その事実だけはハッキリ認識できた。 「むっきゅーっ! まだ生きてるのね!」 「……ゆ、ぅ?」 聞いたことの無い声だった。 ゆっくりと目を開き、最後の力を振り絞り、声の主を見上げるれいむ。 そこには人間の少女に似たゆっくりが立っていた。 「大丈夫!? しっかりしてね!」 れいむを心配する少女。 よく見れば、少女もまたゆっくりであるようだった。 『ぱちゅりー、どうしたの?』 「むきゅ! まだ生きているれいむがいたのよ、まりさ!」 ぱちゅりーと呼ばれたゆっくり、 即ち胴体付きのゆっくりぱちゅりーの背後から、重たそうに跳ねて近づく巨大なゆっくり。 れいむはそれを知っていた。とっても強くて大きくて優しいゆっくり、ドスまりさだ。 それも一匹ではない。 二匹、三匹、四匹……次々とやってくる。 さらには普通のサイズのまりさやアリス、ちぇんにみょん、 何十匹ものゆっくりが、木々の隙間を跳ねてきた。 「ゆゆゆ?」 わけがわからなくなる、れいむ。 疑問と困惑があんこ脳を支配し、一時的に痛みも恐怖も忘れさせていた。 「むきゅー。もう大丈夫よ、れいむ」 ボロボロのれいむを優しく抱え上げる、ゆっくりぱちゅりー。 「ゆぅ……おねぇさんたち……だれ?」 「むきゅ! よくぞ聞いてくれたわ!」 ゆっくりぱちゅりーは、れいむを抱えたままドスまりさら仲間へ向き直る。 「わたしたちは、ゆっくりフォース!」 「ゆっ!?」 「ティガれみりゃを倒すために集まった、ゆっくりなれじすたんすよ!」 高らかに宣言する、ゆっくりぱちゅりー。 れいむは、力を振り絞って、ゆっくりぱちゅりーに懇願する。 「おねぇーさん、れいむをみんなの仲間にしてね! れいむもティガれみりゃを許せないんだよ!」 口からあんこを吐き出しながら、されど目には炎を宿して叫ぶれいむ。 ティガれみりゃと戦う上で、この傷だらけのれいむがどれほど役に立つかはわからない。 けれど、その気高いゆっくりマインドだけは、ぱちゅりーやドスまりさ達にも痛いほど伝わった。 なぜなら、その場に集まる殆どのゆっくり達が、ティガれみりゃの犠牲者だったから。 故に、そのれいむの申し出を断るゆっくりはいなかった。 ぱちゅりーを筆頭に、数多のゆっくり達が、れいむに歓迎の言葉をかける。 「「「「「ようこそれいむ! ゆっくりしていってね!!」」」」」 * * * 「うっめっ! むっちゃうめぇっ!」 「まんまぁぁぁーーっ!たしゅげでぇぇぇぇっ!!」 「やめでぇぇぇぇっ! れみりゃのあがぢゃんたべないでぇぇぇぇぇっ!!」 通称・ゆっくりフォースが、そのメンバーを増やしていた頃。 とある湖畔で、胴体付きれみりゃの親子が、複数のゆっくり達に襲われていた。 親だと思われるれみりゃが一匹、その子供が4匹。 親れみりゃは四肢をもがれ、地面にころがされている。 四肢の切り口は、強引に食いちぎられ、断面から肉汁があふれている。 その親れみりゃの前で、4匹の子供達はリンチされ、食い散らかされていく。 「むーしゃむーしゃ♪」 「なにこのにくまん!むっちゃうめぇ!」 「すっごくゆっくりできる味だぜ!」 れみりゃ達を襲っているのは、3匹のまりさ種だった。 それも、もっとも性悪といわれ、専門家達からがゲスまりさと分類される種だ。 「うわぁぁぁぁぁん! しゃくやぁぁぁ! はやぐぎでれみりゃとあぢゃんをたすけるんだどぉぉぉぉ!!」 泣きわめく親れみりゃ。 そんな親れみりゃを、見下すゲスまりさ達。 「おお、おろかおろか」 「うるさいにくまんだぜ!」 「よわいれみりゃは、ゆっくりたべられるんだぜ!」 そう言って、一匹の子れみりゃを丸呑みにして、咀嚼していくゲスまりさ。 「うぎゃぁぁぁ!!」 「うわぁぁぁぁぁっっ!!」 子れみりゃの断末魔と、親れみりゃの悲痛な叫びが湖畔の森に響き渡る。 「ぎゃおぉぉぉーーーーっ! ぎゃおぉぉぉぉーーーーっ!!」 怒りと悲しみで、ゲスまりさを倒そうと体をジタバタよじる親れみりゃ。 だが、四肢の千切られたその体では、文字通り手も足もでない。 「ったく、うるさいにくまんだぜ!」 ゲスまりさがピョンと跳ね上がり、親れみりゃの顔に体当たりをくらわす。 「ぷぎゃぁぁーーーっ! いたいぃぃぃぃーーーっ!!」 苦痛の叫びを上げ、ボロボロと大泣きする親れみりゃ。 「まんまぁぁぁ! がんばてぇぇぇぇ! こいちゅらやっちけてぇぇぇぇ!」 いじめられる親を見て、これまた泣き出す子れみりゃ。 なんとか助けて貰おうと、親れみりゃを応援する。 「ブサイクなにくまんのぶんざいで、なまいきだぜ!」 「うっぎゃっ!」 気分を害したゲスまりさが、跳ね上がり、子れみりゃを押しつぶす。 「どうだぜ! まいったかだぜ!」 「「「うぎゃ! ぷぎゃ! いだっ! ゆぎぃ!」」」 何度も何度も、子れみりゃ達をプレスしていくゲスまりさ。 間もなく、子れみりゃ達は物言わぬ肉まんの残骸と化してしまった。 「ああああああっ! れみりゃのあがじゃんんんんんっ!!! 目の前で全ての子供を失い、白目を向きながら泣き叫ぶ親れみりゃ。 その脳裏に、子供達と過ごした日々が浮かぶ。 森の中でアリスに襲われ、妊娠した日の戸惑い。 自分の体内で新たな命が育まれていくのを感じた感動。 とっても痛かった出産と、それ以上に可愛い赤ちゃんとの対面。 はじめて「まんまぁ~」と呼んでもらえた時の嬉しさ。 一緒に顔中を汚して食べた、さくやとくせい・ぷっでぃんの甘さ。。 立てるようになった子供達に、れでぃーのたしなみとして歌とダンスを教えた日々。 いままでも、そしてこれからも、自分と赤ちゃんたちには楽しくて素敵な毎日が待っている。 だって、れみりゃたちは、とってもえらくてかわいくてつよい、こーまかんのおぜうさまなのだから! だから、今日だって、メイドの言いつけをやぶってでも、 一緒に遠くまでお散歩に来たのに。 それなのに。 あかちゃん。 なんで。 「……あかちゃーん、あかちゃーん♪ ……とぉーってもかわいいどぉー♪」 親れみりゃは、放心状態となり、空想の中で子供達と遊びだした。 一方、ゲスまりさ達は、そんな親れみりゃの様子を見て、ふざけだす。 「おいおい、せっかくのにくまんをつぶしてどうするんだぜ♪」 「おっと、ついやっちまったんだぜ♪」 「そうだぜ、でも心配はいらないんだぜ♪」 ニヤニヤと笑みをこぼしあうゲスまりさ達。 「……う、う~~~~?」 そのゲスまりさ達の言動に、現実に引き戻され、 不安な気持ちでいっぱいになる親れみりゃ。 「「「だって、にくまんはまだこんなにあるんだぜ!」」」 そう言って、いっせいに親れみりゃに噛みつくゲスまりさ。 「うぎゃぁぁぁ! やめてぇぇぇ! れみりゃはにくまんじゃないどぉぉぉ!!」 「なに言ってるんだぜ! どうみたってお前はにくまんだぜ!」 「そうだぜ! 肉汁だってこんなにアツアツウマウマなんだぜ!」 「かんねんするんだぜ! このぶさいくなにくまんが!」 「ちがうのぉぉー! れみりゃはぷりてぃーなこーまがんのおぜうさまなのぉっ! にくまんでもぶさいくでもないのぉぉぉ!!!」 「なにいってやがるんだぜ!」 「そうだぜ! このにくまん!」 「おぜうさまにこんな尻尾なんかあるわけないんだぜ!」 そう言って、尻尾にかぶりつくゲスまりさ。 尻尾。 そう、この親れみりゃは、胴体つきは胴体つきでも、 希少種であるゆっくりゃザウルスであった。 しかも、元々ゆっくりゃザウルスであったわけではない。 ついこの間まで、紅魔館に住み着き、メイド達に甘やかされて育った、 ごくごく普通の胴体付きれみりゃであった。 だが、子供を産み、子育てを経ていく間に、れみりゃの体に異変が起こった。 ある朝、起きたらゆっくりゃザウルスになっていたのだ。 ゆっくりゃザウルスとなった親れみりゃを見て、 普通の胴体つきれみりゃである子れみりゃ達は、たいそう感激し、 「まんま、かぁっこいいどぉ~~♪」と、ことあるごとに褒め称えた。 ただでさえ子供達と優しいメイドに囲まれ幸せだったのに、 さらにこんなにも素敵な体になって、いいんだろうか!? しばらくの間、親れみりゃは幸福感でいっぱいになった。 だが、いくつかの誤算が、親れみりゃの幸福に水を差す。 メイド達が、館の外へ出してくれなくなったのだ。 いつもは定期的にお散歩に行けたのに、 今ではどこかへお出かけしようとするたび、 名前を忘れた門番に呼び止められ、連れ戻されてしまうようになった。 自分は、こーまかんのあるじなのに! こんなにかっこよくなった自分を、いろんな人に見せてあげたいのに! そしたらきっと、みんな喜んで、褒め称えて、自分と赤ちゃんにぷっでぃーんをくれるのに! 腹をたてたれみりゃ親子は、たまに館にやってくる、箒にのった少女に頼み込み、 こっそり館の外へ連れ出してもらったのだ。 けれど、そこで二つの誤算があった。 一つは、遠くへ来すぎて、館へ帰れなくなってしまったこと。 そして、もう一つは、このゲスまりさ達にからまれたことだ。 たしかにゲスまりさ達は、いつもれみりゃ親子がエサとして与えられるゆっくりより大きかった。 その体長は、帽子を抜かしても50cm前後はあるだろう。 だが、そこはくさっても捕食種・れみりゃ。 殆どが子供とはいえ、れみりゃ5匹に対して、 少しばかり大きいエサが3匹いたところでものの数ではないと思っていた。 しかし、それが大間違い。 親れみりゃは、ぎゃぉ~~とゲスまりさに襲いかかったが、あっさりよけられ、 逆に3匹のゲスまりさのコンビネーションの前に、なすすべもなく体当たりされ続け、 あっという間に泣き出してしまった。 すると、あんなにも強くて格好良いと思っていた親れみりゃがやられたことで、子れみりゃ達もすっかり意気消沈。 子供達だけで狩りをしたことが無いこともあり、パニック状態に陥ってしまう。 その隙を突かれ、子れみりゃ達も、さして抵抗するでもなくゲスまりさ達のオモチャとなってしまった。 これこそが、館のメイド達がゆっくりゃザウルスを外へ出したがらないかった理由だった。 当のれみりゃ達は、何故か"最高に強そうで格好良い"と感じるのだが、 ゆっくりゃザウルスへの変化はパワーアップでも何でもないのだ。 むしろ、全ての面において弱体化しており、 その戦闘力は、れみりゃ種の中でも最弱と言っても過言ではない。 しかし、なまじ物珍しく、また肉まんとしてもより肉厚が増えて美味しくなっているため、 ゆっくりを愛好する人間達や、れみりゃの味を知っているゆっくり達から、しばしば狙われ命を落としてしまう。 それを知らず、勘違いしたが故に、このれみりゃ親子の悲劇は起きた。 「おねがいやべでぇぇぇぇ! れみりゃをたべぢゃだべぇぇぇぇぇっっ!」 「「「むーしゃむーしゃだぜぇ~♪」」」 泣き叫び哀願する親れみりゃと、構わずれみりゃの尻尾を食べ続けるゲスまりさ達。 親れみりゃにとって、永遠に続くかと思われた生き地獄は、 断続的な地響きと、その後に続く鳴き声……"とってもエレガントでイケている"と 親れみりゃが苦痛を忘れて聴き惚れた歌によって、遮られた。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪』 「だれだぜ! じめんをゆらすのをやめるんだぜ!」 「なんだぜ? だれがうたってるんだぜ?」 「だれだぜ? まりさたちのしょくじをじゃまするのは!」 きょろきょろ左右を見回すゲスまりさ達。 しかし、見えるのは、湖と木と緑と潰れた肉まんと今たべているにくまんと……。 「ゆっ? だれもいないんだぜ?」 「おかしいんだぜ!」 「もういちどかくにんするんだぜ!」 ゲスまりさは警戒を怠らず、3匹がそれぞれ背中を合わせて、死角を無くす。 ゆっくりらしからぬコンビネーションは、この3匹が長年をともにし、 いくつかの修羅場を乗り越えてきたことを示していた。 「……うぅ?」 一方、一時的にとはいえ、解放された親れみりゃもまた、 "エレガントでかっこよくて綺麗な声の"歌の主を、目だけを動かして探す。 『ティ~ガティ~ガティガ♪』 「「「姿をあわらせだぜ!」」」 いらつくゲスまりさ達。 何度みても、そこには異常は確認できない。 見えるのは、湖と木と緑と潰れた肉まんと今たべているにくまんと……。 ……緑? この緑は葉っぱじゃない。 それによく見ると動いている。 『ティ~ガティガティガ♪ ティガれみりゃ~~♪』 ゲスまりさ達は、その視界に入っている緑を追って、徐々に顔を上げていく。 同じく、その緑色の存在に気付いた親れみりゃも、つられて瞳を上へ向ける。 そして。 「「「うぶっぼげぇぇぇ!!!」」」 「うーーーーーーっ!!!」 声にならない驚愕の叫びと、まるで神にでも出会ったかの如く感嘆に染まった叫びが、湖畔に重なる。 ゲスまりさと、親れみりゃが見上げた先、 そこには、超巨大ゆっくり・ティガれみりゃの満面のしもぶくれスマイルが広がっていた。 ゲスまりさの視界に入っていた緑色は、ティガれみりゃの足先だったのだ。 『ティガ☆れみ☆りゃ☆う~~~~♪』 「げぇぇぇぇぇぇぇっっっ!」 「う~~~~~~~~♪」 ゲスまりさと親れみりゃを見つけ、お得意のダンスを披露するティガれみりゃ。 ゲス達は恐怖で青ざめさせ、親れみりゃは興奮で顔を紅潮させている。 「か、か、か、か……かっこいいどぉーーー!!!」 目をキラキラと輝かせる親れみりゃ。 自分がゆっくりゃザウルスになった時も、鏡を見ては惚れ惚れしたものだが、 いま目の前に立っているれみりゃは、そんな自分から見ても格が違う! 「ま、まさに、かりしゅまだどぉ~~~♪」 ゲスまりさ達に虐められ、子供を目の前で失い、絶望のさなかにあった親れみりゃにとって、 このティガれみりゃの存在は鮮烈だった。 これこそ、自分達れみりゃが目指すべき姿! れみりゃ達の救世主! れみりゃの完成系! れみりゃの最終兵器! れみりゃを終わらせたれみりゃ! 「れみりゃが歩いたばしょなど、このれみりゃはすでに2000年前につうかしてるんだどぉ~~♪」 ……と、錯乱するほどに、親れみりゃは感動を覚えていた。 一方、ゲスまりさ達といえば、 口をパクパクさせたまま動けずにいた。 あまりにも違いすぎる大きさは、それだけで相手の戦意と思考を喪失させる。 まして、こざかしくもこれまで何度かの修羅場を切り抜けてきたゲスまりさ達だったからこそ、 いま目の前にいる巨大なゆっくりが、いかに絶望的な存在かを本能的に察してしまっていた。 本能的な恐怖が体を萎縮させ、ゲスまりさの体を、こおりつかせて動けない状態にさせていた。 『うっ~う~♪ れみりゃとおんなじれみりゃがいるどぉ~♪』 「うーうー♪」 ティガれみりゃに呼ばれたことが嬉しくて、うれしそうに反応する親れみりゃ。 立ち上がり、一緒に踊ろうとして…… 「うっぎゃぁぁっ!」 体の無い部分を動かそうとして痛みがよみがえり、 四肢と尻尾を食べられてしまっていたことを、嫌でも思い出す。 『う~~~?』 そんな親れみりゃの様子を不思議そうに眺めるティガれみりゃ。 やがて、肉餡の脳が、的はずれな答えを導き出す。 『わかったどぉ~♪ おなかがすいてうごけないんだどぉ~♪』 ティガれみりゃは言うや否や、 足下でかたまっているまんじゅうを一つつまみ上げる。 「た、たすけるんだぜ!」 「し、しらないんだぜ、まりさは無関係なんだぜ…」 「そうだぜ、それにきっとそのまりさが一番おいしいんだぜ…」 「ど、どぉじでぞんなごどぉいうんだぜぇぇぇぇっ!!!??」 ゲスまりさは、いかにもゲスらしく、自分のためだけに仲間を売り払おうとする。 『うーー、うるちゃいおまんじゅうだどぉーー』 ティガれみりゃは、つまみ上げたゲスまりさに、少しだけ力を込める。 『うるちゃいと、つかれたれみりゃがたべられないんだどぉー! しずかにしないとたーべちゃうぞー♪』 「ぷぎょげっ!」 ティガれみりゃの指に込められた力に耐えきれず、瞬時にパァーンと弾けるゲスまりさ。 ちょっとしかるだけのつもりでも、ティガれみりゃの力は、普通のゆっくりにとっては致命的な威力となってしまう。 『う~~~♪ れみりゃしっぱいしちゃったどぉ~~♪』 てへっ♪と舌を出しておどけるティガれみりゃ。 「や、やめるんだぜ~~~~!」 二匹目のゲスまりさをつまみあげるティガれみりゃ。 『しぃぃ~~~~だどぉ♪』 ティガれみりゃは、おとなしくするよう告げるが、 生命の危機にさらされた生物が、それでおとなしくなるわけもなく。 「はんすんだぜ! このでかにくまん! まりさよりあっちのまりさの方がおいしいんだぜ!」 「やぁべろぉぉぉ! ぞんなごどいうなぁぁぁぁ!」 『う~、おまんじゅうのくせにれみりゃのいうこときかないなんて、なまいきだどぉ』 いつまでたっても静かにならないゲスまりさ達に、 ティガれみりゃは、ぷくぅ~と頬を膨らませる。 「ぎょえぇ!」 無意識的につい力がこもってしまったのか、ゲスまりさがパァーンと弾け飛ぶ。 『うーーーっ! どぉーしてうまくいかないんだどぉー!』 いらつき、3匹目のゲスまりさをつまみあげるティガれみりゃ。 「や、やめてほしいでございますだぜ…」 卑屈に下手に出るゲスまりさ。 一方、ティガれみりゃはゲスまりさの言葉など聞かず、 ポケットに手を入れガサゴソと動かした後、そのまま空の手を取りだした。 『うっう~~~! すぴあ☆ざ☆ぐんぐにるを、忘れてきちゃったどぉ~~♪』 "れみりゃのおっちょこちょいさん♪"とでも言いたげに、 自分の頭を軽く叩き、頬を赤く染めるティガれみりゃ。 ちなみに、"すぴあざぐんぐにる"とは、 ティガれみりゃがポケットの中にしまって持ち歩き、 ゆっくりを狩る時に愛用する、立ち枯れた木のことだ。 ティガれみりゃは、その木の枝にゆっくり達を突き刺して、 "とくせいゆっくりだんご"を作って食べる習性があった。 「ま、まりさにひどいことすると、ドゲスたちがだまってないんだぜ、わかったらさっさと……」 ゲスまりさは、相変わらずティガれみりゃに自分を見逃すよう説得を続けていた。 しかし、ティガれみりゃ相手にそんな交渉は意味も無く、 「ゆべしっ!」 次の瞬間、押しつぶされて体を四散させていた。 『う? またやっちゃったどぉ♪』 しかたない、それじゃ次のおまんじゅうで……。 ティガれみりゃは足下をみるが、そこには既にゲスまりさはいない。 それはそうだ。 3匹のゲスまりさは、他ならぬティガれみりゃによって殺されたのだから。 『う~~~! これじゃ、れみりゃにごはんをあげられないどぉ~~~!』 鼻の上のあたりを真っ赤にしてジタバタするティガれみりゃ。 『しゃくやーー! はやくれみりゃたちにぷっでぃんもってきてぇーー!』 と、お決まりに、いもしない従者の名前を呼ぶが、当然誰かがくるはずもない。 『うー……』 しかたなく、短い手と膝をつき、顔をよせて、 小さな親れみりゃに話しかけるティガれみりゃ。 『うー、ごめんだどぉ。おまんじゅうなくなっちゃたんだどぉー』 ティガれみりゃは詫びるが、 それに対して親れみりゃの方は全く気にする素振りもない。 それどころか、自分達をいじめたあの3匹のゲスまりさを、 まったく寄せ付けず倒してしまった強さに、ただただ感動していた。 「うーうー♪ れみりゃは気にしないどぉー♪ それより助けてくれてありがとうだどぉー♪」 『う~~? いいのぉー?』 ティガれみりゃからすれば、別に助けたつもりもなかったので、 ただただ自分のミスを許してくれて、おまけに何故か御礼を言われたことに気分を良くする。 『うー♪ ちっちゃなれみりゃは優しい良い子だどぉ♪ れみりゃは、れみりゃにごほうびをあげたいどぉー♪』 「うっ? ごほーび?」 『そうだどぉ♪ なんでも言ってねぇ~♪』 うっふんとウィンクし、 うんしょ、うんしょと立ち上がるティガれみりゃ。 「……うぅー」 親れみりゃは考える。 そして、自分の置かれた立場を思い出した。 迷子になってしまったこと、子供を失ってしまったこと。 次々に悲しみがよみがえってきて、自然と涙が流れてくる。 『うーっ! どぉーしたんだどぉ?』 「うーーー! うーーー! うーーー!」 『う~~、れみりゃに泣かれると、なんだかれみりゃもかなしくなるどぉ~~』 困ったような笑顔のまま、ティガれみりゃは目尻にうっすら涙を浮かべる。 「……う~、れみりゃ、おうちにかえりだいどぉ」 嗚咽をすすりながら、親れみりゃは口を開く。 そう、おうちへ帰ろう。 そして、ぷっでぃんを食べて、さくやに慰めてもらって、ふかふかのベッドで眠ろう。 親れみりゃは、それだけを強く願い始める。 『う~~♪ わかったどぉ~~♪』 「うっ?」 『れみりゃがいっしょにおうちを探してあげるどぉ♪』 ティガれみりゃは、潰さないよう、優しく手の平の上に親れみりゃを乗せ、 自分の顔の前へ持ってくる。 至近距離で互いの顔をじっと見つめ合う、ティガれみりゃと親れみりゃ。 『う~~♪ ちっちゃいれみりゃだどぉ~~♪』 「う~~♪ おっきぃれみりゃだどぉ~~♪」 自然と笑顔になる、ティガれみりゃと親れみりゃ。 『うっうー♪ ちっちゃいれみりゃもかわいいどぉー♪』 「うっうー♪ おっきぃれみりゃもかっこいいどぉー♪」 互いを褒め合い、たたえ合う2人(?) ティガれみりゃは、親れみりゃを自分の頭の上に乗せる。 「う~! すっごい高いどぉー! 風がきもちいいどぉー♪」 痛みも忘れ、喜ぶ親れみりゃ。 実際、既に手足はだいぶ再生しており、 ふりおとされないようティガれみりゃの頭にしがみつくくらいのことはできるようになっていた。 最弱といえど捕食種れみりゃ。ゆっくりゃザウルスとなっても再生力は健在である。 『うー、それじゃいっくどぉー♪』 「うーっ♪」 よったよったのしのし。 よったよったどったどった。 頭の上にゆっくりゃザウルスを乗せて、 ティガれみりゃは湖に背を向けて、森を進んでいく。 ……紅魔館は、湖の対岸にあるのだが、 そんなことはティガれみりゃも親れみりゃも知らなかった。 2人はそろって楽しげに、うぁうぁダンスのリズムを取り始める。 『「うーうーうぁうぁ♪ うーうーうぁうぁ♪」』 楽しげに歌って踊るうち、親れみりゃは、 自分の中に芽生えつつあった嫌な疑問を払拭しはじめていた。 疑問。 それは、あのゲスまりさ達がたびたび口にした内容。 "れみりゃ達はおぜうさまではなく、たべられちゃうにくまんなの?"という不安。 けれど、そんなのは気のせいだ。 あのいじわるなゆっくり達がウソをついたに決まっている。 (だって、こんなにも可愛くて強いティガれみりゃが、にくまんなわけないもん!) 親れみりゃは、強く確信し、ティガれみりゃにあわせて快心のリズムを刻んでいく。 『ティガ☆』 「れみ☆」 『りゃ☆』 「うー♪」 『「にぱぁ~~~♪」』 にぱぁ~のタイミングでティガれみりゃと親れみりゃは、 その下ぶくれスマイルを最高に輝かせた。 あまりにも歌も踊りも素敵だったから、気持ちよくて楽しかったから、 だから2人は気付かなかった。 ティガれみりゃの進む先、空中を浮遊する1人の少女の姿を。 人とも妖怪とも違う、もっと強くもっと恐ろしい、幻想郷からは本来姿を消した存在。 甘ったるい桃ばかりに飽きて、塩からいツマミを探していたその"鬼"の存在に。 to be continued 次回予告 『ティガれみりゃ4・誇りをかけた試練(後編)』 ============================ (あとがき) どうも、ティガれみりゃ第三回です。 すみません、ちょっと長くなってしまったので前編後編わけました。 ……というか、風邪をこじらせてしまいまして、 そろそろ意識が朦朧としてきたので、とりあえずここで区切らせていただきます。 (ほんとはこの先が書きたくて、このエピソード作ったのにorz) それと、本当にどうでも良いことではあるんですが、 そろそろモンハンが元ネタのタイトルが尽きてきました……。 byティガれみりゃの人 ============================ 続 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/398.html
* * * 日もだいぶ沈み、窪地を紅く照らし始めた頃。 れみりゃは、岩を背もたれにして、座り込む。 満足げな笑みの浮かんだ顔は上気し、額には汗を浮かべている。 「つかれたから~ちょっとゆっくりするどぉ~♪ えれがんとなあふたぬぅ~んだったどぉ~♪」 「ゆぅ~ちゅかれたねぇ~」 「でも、とってもゆっくりできたよ!」 れみりゃの傍らには、同じく汗を浮かべて息を荒げる子ゆっくり達。 遊び疲れて、一同は楽しかった一時を反芻しながら休憩していた。 「「「ちぇんちぇ~~♪」」」 「うー?」 れみりゃが振り向くと、そこには数匹の子ゆっくりと赤ちゃんゆっくりがいた。 そのゆっくり達の上に、草で編んだお花の冠が乗っていた。 「う~しゅごいどぉ~♪ かぁーわいいどぉー♪」 「とってもゆっくりしたかんむりだよ!」 「れいみゅたちじゅっとがんばってちゅくっちゃんだよ!」 「おそくなっちゃったけど……」 「「「ちぇんちぇーいつもありがとうー!」」」 そう言って、子ゆっくり達は、お花の冠をれみりゃに渡そうとする。 「……うー、いいのぉー?」 「ゆぅ~ん、きっとにあうよ!」 「まりさたちからのおれいだよ!」 「えんりょしないでかぶってね!」 「うー♪ ありがとうだどぉー♪」 れみりゃは、子ゆっくり達から冠を受け取り、それを自分の恐竜頭の上に乗せる。 花の冠は、ちょうど恐竜頭のでっぱっている部分にフィットした。 「ゆぅ~~! ちぇんちぇーとってもよくにあってるよ!」 「とってもゆっくりしているよ! おひめちゃまみちゃい!」 「うっうー♪ れみりゃおひめちゃまになっちゃったどぉー!」 感激し、喜ぶれみりゃ。 子ゆっくり達も、自分達で作った冠がほめられて嬉しそう。 それは、とてもゆっくりした、"うーちえん"の光景だった。 だが。 それは長続きしなかった。 ゴゴ。 「う?」 「ゆぅ?」 最初、遠くで何か音が聞こえた気がして、 れみりゃ達はふと違和感を覚えた。 ゴゴゴ。 「なぁーんのおとぉー?」 首を傾げるれみりゃ。 その間にも、音は大きく近くなっていく。 ゴゴゴゴ。 「ゆ、ちぇ、ちぇんちぇー、にゃんかこわいよ」 だんだん明確になるその音に、子ゆっくり達はおびえだす。 ゴゴゴゴゴ。 「み、みんな、れみりゃのそばにあつまるんだどぉ!」 音は止むことなく、強くなる一方だ。 れみりゃもさすがに危険を感じ、子供達を自分のそばに集める。 ゴゴゴゴゴゴゴ。 「ゆーゆー! ゆーゆー!!」 「うあ、うあ、うああっ、ざ、ざぐやぁぁぁー! たしゅげてぇー!」 大きくなる音、それはもはや轟音といって過言でなかった。 いままで聞いたことの無い轟音に、れみりゃも子ゆっくりも怯えるしかない。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。 「じ、じめんがぐらぐらだどぉー!! こあいどぉーーー!!」 踞り、両手で頭を抱えて叫ぶ、れみりゃ。 そう、その轟音は地鳴りだった。 あたり一帯を、強烈な地震が襲ったのだ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。 「うああーーっ! うああああーーっ! ざぐやー! なにじてるんだどぉー!」 「ゆぁぁぁぁぁぁーーーーん! おかーしゃーーーーん!!!」 「じめんさんゆっくりしないでゆれないでぇぇぇぇーーー!!!!」 「これじゃゆっくりできないよぉぉーー!」 激しい地鳴りの中、身動きが取れずその場で叫び続けるゆっくり達。 その地震は、時間にして10秒足らずのものだったが、ゆっくり達には永遠にも等しく思えた。 そしてなにより、その大地の猛威は、 楽しかった"うーちえん"を一変させるには、充分すぎる力だった。 「……う、う~?」 ようやく揺れがおさまり、そらからさらに数十秒がたった頃。 頭を抱えて震えていたれみりゃが、ようやくを顔を上げた。 「……うー? うー?」 自分の四肢を持ち上げて無事を確認したり、 周囲で震えている子ゆっくり達を見回したりする、れみりゃ。 幸いにも、れみりゃも子ゆっくり達も全員無事なようであった。 「うー♪ やったどぉ! ぷりてぃー☆だんすできたえてたおかげだどぉー♪」 喜ぶれみりゃは、立ち上がり花畑の方を見に行こうとする。 あれだけの"ぐらぐら"では、他の群れのみんなにも何かがあったかもしれない。 れみりゃはそう考え、子ゆっくり達を"うーちえん"に避難させたまま、ひとまず"うーちえん"を出ようとする。 「……う?」 れみりゃは、ふと首をひねった。 それから、壁際にそって"うーちえん"のある窪地をどったどった歩いていく。 「……うう~?」 れみりゃは、いつのまにか窪地を一周して、元いた場所に戻ってしまう。 その時になって、れみりゃはおそるおそる事態の深刻さを感じ始めていた。 「……ど、ど、ど、どーいうことだどぉー?」 今度こそと思って、歩き出すが、またしても窪地を1周してしまう。 窪地からの唯一の出入り口である洞穴が、どこまで行っても見つからないためだ。 「こ、これじゃ、でられないどぉー!」 そう、洞穴の出入り口は、地震によって崩落してしまっていた。 いまや、"うーちえん"は完全な陸の孤島と化してしまっていたのだ。 ゆっくり、ゆっくりと、その事態の恐ろしさを噛み締め出す、れみりゃ。 気が付くと、れみりゃは空に向かって無我夢中で叫んでいた。 「うぁぁぁーん! しゃくやぁーー!! れみりゃたちをおたしゅけしてぇーー!!」 * * * れみりゃが空に向かって助けを呼んでから、3日目。 れみりゃと、子ゆっくり達は空腹で力もでず、一カ所に集まって力なく項垂れていた。 「うー……おなかへったどぉ……」 この3日間、窪地に自生していた植物や木の実で、 なんとかやりくりしてきただが、それも限界に近づいていた。 閉じこめられてしまったのが、 体力の無い子供達と、燃費効率が悪く体の大きいれみりゃだったというのも、 状況の悪化に拍車をかけていた。 「……うっく、ひっく、おそらとびたいどぉー」 れみりゃは、空を自由に飛ぶ渡り鳥を遠くに見ながら、 目に涙を浮かべながら呟いた。 にじむ視界の中で、雲がゆっくり流れていく。 ああ、自分もあの雲のようにゆっくりしたい……れみりゃの中で欲求が膨らんでいく。 「……ぷっでぃーん……ちょっこれぇーとぉ……しょーとけぇーきぃ……」 雲を眺めながら、ブツブツ呟く、れみりゃ。 空腹が限界を超えたれみりゃには、雲の形が大好物の甘いお菓子に見えてくる。 「……くっきぃ……じぇりぃ……ばばりょあ……」 れみりゃの意識は、徐々に朦朧としてくる。 目の焦点は定まらず、口からはヨダレをこぼしている。 「……うー、おまんじゅうもいいどぉ……あまあまほしぃどぉ……」 おまんじゅう。 れみりゃは呟きながら、ふとそれが目の前にあるのに気付いた。 「……うー♪ おまんじゅうみっけぇー♪」 弱々しくだが、絞り出すように喜びを声に出したれみりゃは、 おまんじゅうを手に持ち、顔の前まで運ぶ。 「ゆぅ? どーちたのちぇんちぇー?」 そして、寸出のところで、おまんじゅうだと思ったものの正体と、 自分がやろうとしていたことの真実に気付くのだった。 「う、うぁぁーーーっ!」 無我夢中で叫び、手に持っていたものの……即ち子ゆっくりの1匹を慌てて手放す、れみりゃ。 「ゆふっ!」 地面に落下し、痛そうな子ゆっくり。 けれど、その子ゆっくり以上に、れみりゃは涙を浮かべて取り乱していた。 「ちがうー! ちがうのぉー! あまあまじゃないのぉー!」 自分は何てことをしようとしていたのだ。 その罪悪感から逃れるように、れみりゃは叫ぶ。 「ゆぅー、ちぇんちぇーだいじょーぶぅ?」 子ゆっくり達は、そんなれみりゃを心配そうに覗きこむ。 「う、うー、だ、だいじょーぶぅ、だどぉ……うっくひっく、ごめんだどぉ」 れみりゃは、涙を手でグシグシと拭って、子ゆっくり達に謝った。 そして、自分達もお腹がすいているだろうに、れみりゃのことを心配そうに見つめる子ゆっくり達を一望し、決意に胸を熱くした。 (そーだどぉ! こーいうときこそれみりゃがしっかりしなきゃだめだどぉー!) ずずと鼻をすすって、頑張って笑顔を作る、れみりゃ。 「う、うーおちびちゃんたちぃー、おなかすいたどぉー?」 「ゆぅー、おにゃかぺこぺこだよ……」 「これじゃゆっきゅりできにゃいよ……」 顔を曇らせる子ゆっくり達。 (うー! れみりゃは、おちびちゃんたちのためなならなんだってできるどぉー!) れみりゃは、子ゆっくり達を勇気づけるように、自分の胸をドンと叩く。 「しんぱいごむようだどぉー♪」 「「「……ゆぅ~?」」」 れみりゃは、べたーんと腹ばいになって横になり、尻尾と背中を子ゆっくり達に向ける。 (だって、れみりゃは、れみりゃは!) 自分達に向けられたれみりゃの尻尾を、不思議そうに見つめる子ゆっくり達。 (れみりゃは、うーちえんのかりしゅま☆しぇんしぇーなんだどぉ!) れみりゃは、子ゆっくり達に顔を見られないように注意しつつ、精一杯明るく元気に口を開いた。 「うっう~♪ おなかすいなたらぁ~、れみりゃのおしっぽ~、がじがじするといいどぉ~♪」 「「「ゆゆっ!」」」 れみりゃの発言に、驚く子ゆっくり達。 「ちぇ、ちぇんちぇー、それって……」 「う~~♪ えんりょはだめだどぉ~~♪ かりしゅま☆しぇんしぇいのおしっぽたべられるなんて、らっきぃーだどぉ♪」 体を食べる。 それがどういう意味なのかは、無知な子ゆっくり達でも本能的に感じ取れる。 だが、れみりゃの明るい声を聞いて、もしかしてれみりゃには何か考えがあるのでは?れみりゃなら大丈夫なのでは? といった考えが、徐々に子ゆっくり達の中に芽生えていった。 「ゆ、ゆぅー、それじゃ……ゆっくち……たべるよ?」 「ぎゃおー♪ れみりゃのおしっぽがじがじされちゃうどぉー♪」 ぱく。 子ゆっくり達の中でも比較的大きな1匹が、おそるおそるれみりゃの尻尾にかじりついた。 子ゆっくりより太いれみりゃの尻尾は、ちょっとやそっとでは噛みきれない。 だが、噛んだ瞬間、極上あつあつの肉汁が、口の中に広がっていった。 れみりゃの体は、とびきりアツアツじゅわじゅわの肉まんだ。 それは、子ゆっくり達が今まで食べてきたものの中でも、もっとも美味しいものの一つだった。 「ゆゆゆっ! な、なにこれ! お~いしぃ~~!」 空腹を忘れ、夢中でれみりゃの尻尾をかじる子ゆっくり。 やがて、その1匹にうながされるように、他の子ゆっくり達もれみりゃの尻尾を囓り出す。 「がーじがーじ♪」 「む~しゃむ~しゃ♪」 「お~いちぃ~!」 「なにこれ、むっちゃうめぇ!」 「しぃ~あわせぇぇ~~~!」 何十匹という子ゆっくりが、れみりゃの尻尾に群がる。 一人では大きな尻尾に噛みつけない赤ちゃんゆっくりには、 成体に近いお姉さんゆっくり達が、口移しで食べさせてあげた。 「ゆぅ~~~~ん♪」 「ちぃあわちぇ~~~♪」 れみりゃの尻尾の味に、歓喜する子ゆっくり達。 「れみりゃのだいじだいじなおからだが、まじゅいはずないどぉー♪ かりしゅま☆おじるあつあつでおいしぃどぉ?」 「「「とってもゆっくちできるおあじだよ!」」」 口角から、れみりゃの肉汁を飛ばしながら、叫ぶゆっくり達。 「う、う~♪ そ、それはよかったどぉー♪」 れみりゃは、顔をふせながら、くぐもった声を精一杯絞り出した。 子供達に気取られないよう努めたその顔は、涙でぐしょぐしょに濡れていた。 自慢の、お気に入りの体を食べられている、その痛み、苦しみ、恐怖。 ただでさえ甘えん坊でワガママで泣き虫なれみりゃからすれば、それを耐えるのは並大抵のことではなかった。 (うーーー! ざくやぁー、まんまぁー、あいだいどぉー! れみりゃにおちからかしてだどぉーー!) れみりゃは、尻尾が無くなっていく感覚に、必死に堪えていた。 そして同時に、信じて願っていた。 どんなことがあっても、この子ゆっくり達を助けてあげるんだと。 そのためならば、自分はなんだってできるのだと。 だって、自分は"うーちえん"の"かりしゅま☆しぇんしぇい"なのだから。 「れみ☆りゃ☆うーー♪ ぎゃおーー♪」 気付くと、れみりゃは叫んでいた。 そして、、無くなっていく尻尾とは裏腹に、 胸の中から熱い何かがとめどなく溢れだしているのを感じるのだった……。 * * * 夕焼けから薄暮へ移り変わっていく空を、コウモリの羽のついたダンボールが飛んでいく。 それは、れみりゃ種の亜種、うーぱっくの群れだった。 「うーうー!」 「うーうー!」 「うーうー!」 顔こそいつものニコニコ顔だが、うーぱっく達は息を切らせながら必死に飛んでいた。 そんなうーぱっくの上で、影がもぞもぞと動いて叫ぶ。 「ゆゆ! うーっぱく、おねがいだからゆっくりしないでいそいでね!」 「「「うーうー!」」」 叫び声の主は、1匹の大人のれいむだった。 そのれいむの気持をくみ取ってか、気合を入れて叫ぶ、うーぱっく達。 「がんばって、うーっぱく!」 「まりさたちのこどもがたいへんなんだよ!」 「むきゅ~~! このおれいはきっとするから!」 うーぱっく達の上には、れいむ以外にもたくさんの大人のゆっくり達が乗っていた。 その表情は、みな一様に不安と緊張で染まっている。 彼等は、あの花畑の群れのゆっくり達…… すなわち"うーちえん"に子供を預けて食料集めに出ていたゆっくり達だった。 地震で離ればなれになった彼等は、 時間をかけて合流し、仲間や子供達を探した。 しかし、いくら待っても探しても、子供達とれみりゃが見つからない。 そこで、"うーちえん"の出入り口の洞穴へ向かい、洞穴が途中で崩落しているのを知ったのだ。 群れのゆっくり達は、困惑し、絶望した。 たとえ力を合わせても、ゆっくりの力では崩落した岩盤を取り除くことなど不可能だ。 仕方なく、ゆっくり達は山を越え、うーぱっくの群れの下へ向かった。 山を越えるには時間がかかり、子供達の安否が気遣われたが、それ以外に選択肢は無かった。 そうして今まさに、うーぱっく達に事情を話し、"うーちえん"のある窪地へ急行しているところだった。 「おちびちゃんたち……ゆっくりぶじでいてね……」 祈るように目を瞑る親れいむ。 どの親も同じ気持ちだった。 ゆっくり達にも、理性ではわかっていた。 非力な子供達が閉じこめられて無事なはずがない。 地震で押しつぶされてしまったかもしれない。 食料が無くて餓死してしまったかもしれない。 野生の動物や、捕食種達に襲われてしまったかもしれない。 そして何より、空腹が限界を超えたれみりゃに食べられてしまったかもしれない。 嫌な予感や想像だけは、ぬぐってもぬぐっても脳裏から離れない。 その絶望的な気持を必死に押し殺しながら、親ゆっくりは達は、 いるかどうかもわからない"群れの守り神"に祈り続けるしかなかった。 「ゆゆっ! みんな見えてきたよ! うーちえんだ!」 目の良いまりさが、進行方向の眼下に"うーちえん"の窪地を発見する。 その一言を合図に、ゴクリと唾を飲み込む親ゆっくり達。 そして、うーぱっくは窪地の底へと急行した。 最悪の光景を覚悟し、目を瞑る親ゆっくり達。 しかし、おそるおそる開けた目に映ったのは、窪地の端でかたまっている子供達の姿。 うーぱっくを見て怯えながら体を寄せ合う光景は、まさに彼等が生きていることの証だった。 「ゆ、ゆ、ゆゆゆっ!」 声にならない嗚咽を漏らし出す親ゆっくり達。 見間違うハズがない。あの赤いリボン。可愛い帽子。ああ、私達の可愛い子供達だ! 「おちびちゃ~~ん!!!」 「ゆぅ!? おかーしゃん!?」 うーぱっくから我先へと飛び降り、我が子の下へと跳ねていく親ゆっくり達。 当初、初めて見るうーぱっくに警戒していた子供達も、 会いたくてしかたなかった親の姿を見るや否や、目を丸くして驚いた。 そして、思考が真っ白になる一瞬をはさんで、わけもなく涙を流し始めた。 そして、それは親達もまた同じだった。 「うあ~~~ん! おかぁしゃ~~ん! おかぁ~~~しゃ~~~ん!!」 「ゆぅ~~ゆぅ~~! おちびちゃんぁ~~~ん!!」 親子達はみな号泣し、互いの存在を確かめあうように頬をこすりつけあう。 「おちびちゃ~~ん! こわかったでしょ~~! おなかすいたでしょ~~! もぉーだいじょうーぶだからなねぇ!」 「ゆゆぅぅ~~~! おかーしゃぁ~~~~~ん!!」 うーぱっくの先頭に乗っていた親れいむと、その子供がいつ終わることも無く頬をこすりつけ合っていた。 この親れいむこそ、あの地震が起きた日の朝、洞穴の外でれみりゃに子ゆっくりを預けた親れいむだった。 「おちびちゃん、れみりゃに変なことされなかった?」 「ゆゆゆっ!!!」 親れいむが心配から発した何気ない一言に、子れいむはハッとして涙を止めた。 そして、一泊置いてから、今度は喜びではなく悲しみの涙をだぁーだぁー流し始めるのだった。 「ゆぁぁぁぁぁーーーーーん!」 「ゆゆっ! どーしたのおちびちゃん!? れみりゃにへんなことされたの!?」 「「「ゆぁぁぁぁーーーーーーーん!!!」」」 「ゆ、ゆゆっ!?」 驚く親れいむ。 あたりを眺めると、どの子ゆっくりも我が子と同じく涙を流しているではないか。 いったいどうしたというのか、そもそもそういえばれみりゃの姿が見えない。 まさか子供達を置いて一人で逃げ出したのか? 親れいむは、義憤から頬を膨らませ、れみりゃを探した。 しかし、いくら見回してもれみりゃの姿は見えない。 強いて言えば、視界の端に"緑色の大きなかたまり"が落ちているだけだった。 「ゆぅ~~~! れみりゃはどこいっちゃたのぉ!?」 「「「ゆぁぁぁ~~~~~ん!!! ちぇんちぇいがぁ~~~~~!!!」」」 「ゆぅ?」 「「「ちぇんちぇいがゆっくりうごかなくなっちゃったよぉ~~~~~!!!!」」」 ゆっくりうごかなくなった。 親ゆっくり達は、最初のその意味を理解出来なかった。 親れいむもまた、わんわん泣く我が子をあやしながらも、その意味がわからないでいた。 ただ、なんとなく。涙にくれる子供達の後ろに落ちている、"緑色の大きなかたまり"がさっきから気になっていた。 親れいむは、考える。 こんな"緑色の大きなかたまり"なんて知らない。自分は初めて見る。 だというのに、何故だか気になって仕方ない。わなわなと胸の内側が震えだして仕方ない。 あの柔らかそうなふくよかな体も。 頭頂部の大きな目を思わせる飾りも。 ずんぐりむっくりした短い手足も。 大きな口の間にあるはずの下ぶくれ顔も。 親れいむは、知らない。 知らないと思いこもうとする。 あんな"緑色の大きなかたまり"なんて知らない。 だって、あの"ご自慢の"尻尾が根元から無いじゃないか。 私が知っているのは。 もっと元気で、 甘えん坊で、 わがままで、 イタズラ好きで、 泣き虫で、 怒るとちょっと怖くて、 でもいつもニコニコしていて、 みんなといっしょにゆっくりするのが大好きだった、 「れ、れみりゃぁーーーーっ!!」 気が付くと、親れいむは涙を流しながら"緑色の大きなかたまり"の前で叫んでいた。 その声を聞きつけ、他の親ゆっくり達も事態を徐々に把握し、れみりゃの下へ集まってくる。 「…………ぅ」 「!!!?」 れいむの呼びかけに応じるかのように、弱々しくれみりゃの口から吐息がもれた。 それは、声というにはあまりにも弱々しく、薄暮に流れる風に今にもかき消されてしまいそうであった。 「れみりゃ! ねぇ、れみりゃ! きこえる!?」 「…………ぅー、ぇーむぅ」 「そ、そうだよ! れいむだよ!」 「…………ぇみりゃ……ぉゃそく……まもぉ……ぇたぁ?」 「え?」 約束。 それは、親れいむから子れいむを任されたという一言。 だが、その一言への矜持と誇り、そして無事子供達が親と会えたことへの満足感が、れみりゃの目を微笑ませた。 「…………ょかったどぉー♪」 れみりゃは、不思議な気持だった。 お腹が空いているはずなのに、立ち上がる力も残っていないのに、 それでも体の奥から熱くて尊い何かが漲ってくるのを感じずにはいられなかった。 「……おなか……いっぱい…だどぉ……♪」 れみりゃは、何の他意も無く、ただ満足げに呟いた。 そのれみりゃの様子を見て、子ゆっくり達はなおさら涙を強める。 「ゆぅ~~~! ちぇんちぇーわたちたちのためにぃ、なにもたべずにしっぽぉーー!!!」 子供達が、泣きながら親達に状況を説明しようとする。 感情的で的を射ない発言だったが、親達は尻尾を失ったれみりゃと無事な子供達を見て、本能的に事情を察するのだった。 「れ、れみりゃ、なんでぇーーーー!」 「ぅー……だぁってぇ………れみりゃ……ぅーちぃぇん…のぉ…かりしゅま……しぇんしぇー……だも……ん♪」 泣き叫び親れいむ。 れみりゃを疑ってしまっていた自分への恥ずかしさ、愚かしさ、そしてれみりゃへの感謝。 とめどない感情があふれ出して止まらなかった。 「………ぅぅー」 そんな親れいむの頬を、れみりゃは震える手を上げて優しく撫でた。 「………なかないでぇ……ゆっくり……するどぉ♪」 れみりゃの言葉に、親ゆっくり達も、子ゆっくり達も何も言うことは出来なかった。 何を言えばいいのかわからない。何をすれば良いのかわからない。 こんな時どうすれば。 どうすれば。 理性と本能が導き出した答えは、たった一つのシンプルなものだった。 親と子と、そこにいた全てのゆっくり達は、心の底から微笑んで、叫んだ。 「「「「れみりゃ!! ゆっくりしていってね!!!」」」」」 滲む視界の中で。 れみりゃは。 ニコニコ笑っていた。 だから、ゆっくり達の耳には、 楽しげに答えるれみりゃの声が、確かに聞こえた気がしたのだ。 "う~う~♪ ゆっくりするどぉ~♪" * * * うーぱっくの群れは、今日も各地を飛び回ってお届け物をする。 そんなうーぱっく達を伝って、ゆっくり達の間で、いま奇妙な噂話が流行っていた。 「ゆ~~、そんなのしんじられないよお~~」 「ほんとうなんだぜ、れいむ! まりさは、うーぱっくから確かに聞いたんだぜ!」 とある森で語り合う、仲良しのれいむとまりさ。 その話題は、うーぱっく達から聞いたという噂話についてだ。 「だって、れみりゃはこわいんだよ! そんなれみりゃを"まもりがみさま"にするなんて!」 「ほんとうなんだぜ! れみりゃを"まもりがみさま"にしてる、れいむやまりさ達のむれがあるんだぜ!」 れいむは、信じられないといった風に、眉をひそめる。 まりさは、れいむに信じて貰おうと、大きな声で叫んだ。 「しんじてほしいんだぜ! そのむれは、じぶんたちのゆっくりプレイスを"うーちえん"っていってるらしんだぜ!」 きょとんと、れいむは目を丸くした。 「……うーちえん? なにそれ? ゆっくりできるの?」 「……そう、らしいんだぜ」 自信なさげに答える、まりさ。 ますます疑いの眼差しを強める、れいむ。 すると、ちょうどそこにうーぱっくが通りかかった。 「ゆ! ちょうどいいんだぜ! お~~い、う~ぱっく~~~!」 「う~?」 まりさは、うーぱっくを呼び止め、ことの真偽を確かめようとする。 「なぁ、うーぱっく! "うーちえん"のこと教えてほしいんだぜ!」 「……うー」 まりさの言葉に、そのうーぱっくは静かに目を細めて、空を見上げた。 その空のはるか向こう。 人里から遠く離れた森の奥。 そこには草花が咲き乱れ、 小川の周囲には何匹ものゆっくり達がいた。 その花畑には、たくさんのゆっくり達がいた。 そこでは、捕食種も被捕食種も関係なく、温かな陽射しの下で、皆ゆっくりと同じリズムを口にする。 "ゆぅ~ゆぅ~ゆぁゆぁ♪ ゆぅ~ゆぅ~ゆぁゆぁ♪" その楽しげなリズムは、いつ果てることもなく続くのだった……。 おしまい。 ============================ ≪あとがき≫ 長々と失礼致しました。 ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。 誤字脱字見落とし等があったやもしれません。 何卒ご容赦ください。 by ティガれみりゃの人 ============================ うあー!健気すぎて胸が熱くなってしまったどぉー! -- 名無しさん (2008-10-20 17 21 14) れ☆み☆り☆あぅー だどぉー!! -- ゆっけの人 (2008-10-26 02 22 02) あなたのゆっくりゃはホントにかわいいですな! ティガれみりゃ本編の完結も待ってます!愛で版Endをこっちに上げて欲しいかも。 -- 名無しさん (2008-10-31 17 52 04) いいラストだった…… -- 名無しさん (2009-01-22 18 54 00) あれ、前が見えない・・・。 -- 名無しさん (2009-01-22 23 09 21) 全俺が泣いた(TwT) -- 名無しさん (2009-02-05 17 09 32) ( ;∀;)イイハナシダナー -- 名無しさん (2010-09-24 21 59 42) 涙と鼻水で顔がヤバイ。 -- 名無し (2011-03-16 23 05 48) タイタニックを越え全俺工業収入第一位だとぉ!!!! -- 名無しさん (2011-04-30 19 40 29) ゆぅ~ゆぅ~ゆぁゆぁ♪ ゆぅ~ゆぅ~ゆぁゆぁ♪ってウッウッウマウマのメロディーかな? -- 名無しさん (2011-05-01 14 15 22) 読むのは4度目だが泣いてしまう -- 名無し (2011-07-06 18 42 46) ルナティックイイハナシダナー -- ちぇんと(ry 飼いたい (2012-04-02 09 57 06) れみりゃ…幸せだっただろうな きっと -- 名無しさん (2012-08-08 15 29 22) イイハナシダナーれみりゃほしい -- レズ娘 (2013-12-03 21 53 52) 健気 -- 名無しさん (2014-03-29 13 20 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bc5656/pages/1303.html
忍奉さんが入室しました 忍奉 義理チョコクッキン…はもう終わりだ。次はバレンタインに備えないとね。 忍奉 バレンタイン?違う違う、ホワイトデーだ。うっかり間違えた。チョコの魔力かな? 忍奉 ところで私は思うのだよ。いわゆるホワイトデーは、何をあげる日なのか? 忍奉 少なくともそれがチョコレートでないことは確実だ。つまりそれ以外の菓子… 忍奉 キャンディー、およびクッキーだろう。 忍奉 実際、バレンタインほど攻勢の強くないのがホワイトデーといえる。 忍奉 そしてなんと、別に菓子でなくてもいいんだ。“お返し”の意味合いがとれれば 忍奉 それは花でも、アクセサリーでもいい。食べ物に限定されない。チョコ神は居てもホワイトデー神はいないのはそういうことかな? 忍奉 …いや居るんだろうか。私にはわからないね。ま、でも基本的に此処では菓子だ。 忍奉 キャンディーにクッキーはありきたり?ならマシュマロ、カステラ、羊羹… 忍奉 先ほどチョコレートでは無いといったが、“ホワイトチョコレート”ならホワイトデーらしいかな! 忍奉 本命チョコならともかく、義理チョコに対してアクセサリーとかはちょっと重いもんね。 忍奉 ん?手作りでなくてもいい?そうだね、今回のバレンタインは手作りが多かったけれど 忍奉 そもそも、お小遣いで大企業のチョコレートを品定めするのだって、立派に愛なのさ 忍奉 そこのところは忘れちゃいけない。最も重要だったことは、“渡す行為”だったのさ 忍奉 だが関係ないね!私の趣味でお返し特集だ!ということで録画おわり! 忍奉 (手を伸ばし、切る 忍奉 さーて、何にするか…(貰う貰わない関係なく… 忍奉 (あげる&あげる 施しの菓子リスト、血達磨忍奉! 忍奉 よし、お客様は本日もご不在だ。定時定時…っと 忍奉 (店の裏から去っていく 忍奉さんが退室しました 春夏秋冬さんが入室しました 春夏秋冬 (昼前の喫茶 春夏秋冬 (仮眠室 春夏秋冬 (ベッド 春夏秋冬 (の上 春夏秋冬 すぴー……(爆睡してる! 春夏秋冬 (床には画材やら何やらが散らかっている 描くだけ描いて寝た模様 テッサさんが入室しました テッサ (畳んだタオルを運びつつ、ふと仮眠室の扉のノブを足で行儀悪く回し、あける テッサ …此処はホテルじャないっつーの…(溜め息 テッサ というかこの喫茶どういうことなの、地下に部屋が多すぎる… 春夏秋冬 zzzz…… テッサ 仮眠室何部屋あるっぴョん…?気づくと増えてるし…(奥の洗面所にタオル置いてきて テッサ (再び住まわれてる仮眠室の扉をあけて)…芸術家はそうさね、私生活だらしないと聞いたことがある テッサ コイツもそのタイプ…(扱いがだんだん悪くなってる 春夏秋冬 …んんー……(腹も丸出しで テッサ …EOなら水でもぶっかけて叩き起こすところだけど、此処はEBっぴョん テッサ 別に寝てる分にャ迷惑は無い…ほっとくか(ばたん。 春夏秋冬 んん(がばっと起きる 春夏秋冬 …んん? テッサ (他の仮眠室の掃除中 テッサ (一通り終えて無造作に仮眠室あける 春夏秋冬 (ぼやっと上体だけ起こしてる 春夏秋冬 ……(テッサの方見る テッサ おはよう。お昼過ぎだよ。 春夏秋冬 ……水、水くれるかい(ぼけぇー テッサ …寝起き弱すぎじャないか。風邪っぴきか。もってくるけどさ(さっさと上にいき テッサ (ポットごと水を持ってくる)水がタダなのはいい文化 テッサ ほら、飲みな(コップにいれて差し出す 春夏秋冬 ん(受け取ってゴクゴク 春夏秋冬 おかわり(差し出す テッサ 自分でやりなって…(トポトポ 春夏秋冬 あんがと(飲まずにサイドテーブルに置いて 春夏秋冬 (テッサの手をとって ポットをサイドテーブルに置いて 春夏秋冬 (両足で腰を捕まえて 春夏秋冬 (空いた手で背中に手ぇ回して テッサ …なんの つもり? 春夏秋冬 (ベッドへぐるんぐるん! テッサ っんお!? テッサ やめーい!わたぴそういう趣味ないから!?重い!どいて!どけ!(ばたばた 春夏秋冬 んっふっふっふ(巻き込んで押さえつけて悪い笑い テッサ こんにャろ…(半眼で)身体はタダじャーないんだっぴョん! 春夏秋冬 前から気になってたのさァ…? これ、聞こえてるんかい?(ウサ耳に触れる テッサ ン… テッサ …わたぴの耳はセンサーみたいなもんだ!ほら、人間の耳あるだろう耳! テッサ そっちは周波数が違うんだっぴョん!役に立たないけどな!わかったら放せ! 春夏秋冬 ちゃんと手入れしてるじゃないか、どれ(さわさわと品定めするように 春夏秋冬 (内側に親指を差し込み指の腹で撫でる テッサ んィっ…あ、やめ、やめ…やーめー 春夏秋冬 んっふっふ、思った通りだぁ(さわさわさわ テッサ や、め、ろ!(全開キュプロクスの加護・マイナス テッサ (ベッドが突如崩壊する 春夏秋冬 (ドンガラッシャン! テッサ (転がりぬけるように部屋の真ん中に)っはぁ、はあ…はあ… 春夏秋冬 んん~!(シーツに絡まって足だけ出てバタバタ テッサ 訴えるか金取るぞ!! 春夏秋冬 (ガバッと) テッサ つーか色魔か!?起きろ!目覚めろ!昼だ昼、お天気いいのに何が悲しくて地下だ! 春夏秋冬 ………払ったら、良いのかい?(ニィ、と笑って テッサ … (数秒考えて) テッサ 割りにあわないからナシで。 テッサ そっもそものそもだ画家(メイド服払って 春夏秋冬 (くぁぁ、と欠伸して テッサ 此処はホテルじャーないんだ、なんか画材揃ってめっちャ定住気分だが テッサ ちャんと住むとこ探せ!もしくはホテルいけ! 春夏秋冬 …なんだ、ダメなのかい?(むぐむぐと欠伸噛み殺して テッサ タダ宿なんかありャしない。というか仮眠室だ。仮眠って意味わかるか。 春夏秋冬 (ふぁ~ぁ)……確かに。そりゃ道理だね。 春夏秋冬 ぎりぎりまで描けるから気に入ってたんだけどねぇ…(頭掻いて テッサ 食っちャ描いて寝てってどんな道楽者だ… テッサ まあタダはいけない、いけないっぴョん テッサ 然るべき家賃なりなんなり払うか、仕事すべき。働かざるものに衣食住は無いんだ 春夏秋冬 …それもそうさな(んーーっと背伸びして 春夏秋冬 とりあえず宿代は払っとくよ…(のざらし状態のカバンを掴んでゴソゴソ テッサ 貰うもん貰えばまぁ文句は出ないっぴョん 春夏秋冬 んん(適当に 札束を手づかみで渡す テッサ …ってホテルじャない!(プルルルル 内線) テッサ え、何、店長?え、何この札束馬鹿なの?あ、違う店長、札束が馬鹿なんで…何?OK? テッサ なんかOK出たっぴョん。…ふざけた世界!悪い文化! 春夏秋冬 おや、店長さんとやらは話がわかるねぇ(へへへ、と笑って まだ寝ぼけてる テッサ どういうことだよ札束!道楽者じャーないか!どういうことだよ! テッサ まあいいや、ただ自分で片付けられるものは片付けなよ テッサ 部屋を貸しただけだ、貸しただけだから。ホテルじャーないから(拘り 春夏秋冬 ん、足りないのかい?(もう一個 手掴み札束を押し付けるように渡して 春夏秋冬 わーった、わーったよ。片す分にはやるからさ(頭掻いて テッサ 金持ち嫌いだな、金持ち悪い文化! 春夏秋冬 そいつぁとっといてくれ、別に汚れた金じゃないし、何かと迷惑かけるだろう? テッサ 貰えるか!最初の分店長に渡して、それで終わりだ!貰ったら身体とりそうだし! テッサ これだから全く…金もってるやつはどいつもこいつも…(ぶつぶつ言いつつ金庫にいれにいく 春夏秋冬 あたしもそんなに興味は無いさ。けど壊したもんの補填にいるだろう?(ぶっ壊れたベッド見て テッサ そいつはわたぴが壊したもんだ。…というかたぶんそれは、なんかすぐ直るから。 テッサ 上にいって、とぉッても遅い朝食でも食ってるうちにな! テッサ “キュプロクス”でそんだけあっさり壊れるんだから、安物だよ。間違いない 春夏秋冬 何かっかしてんだい、悪いことしたかい?(かしげて テッサ しただろさっき!?悪いも悪い!オニールでも無かったわ!! テッサ さっさとあがりな!あとアンタ寝起きぼさぼさしすぎんだよ!奥でシャワー浴びろ! テッサ (支離滅裂なこと言いつつ、ポットとコップは置いたまま喫茶の上の階にあがってく 春夏秋冬 …(見送って、また欠伸 春夏秋冬 …悪くない手触りだった(余韻 春夏秋冬 (シャワー室に入っていく テッサ (ぷんすかしつつ、喫茶の階段で身だしなみ整え、兎耳に触れ)ん… テッサ …変な気分になるじャん、あの尼… テッサ (そのまま、兎耳メイドは店員してたとさ テッサさんが退室しました 春夏秋冬 (シャワーも浴びて 髪型も服装も眠気もばっちりになって地上階に戻ってくる 春夏秋冬 ~~♪ ビリーさんが入室しました 春夏秋冬 テッサ? あれ、テッサー? ビリー (なんか2mぐらいのグラサン男が、ネコチャンエプロンで待機してる ビリー ッフ…テッサなら今日は早退した。です。 春夏秋冬 ちと、からかいすぎたかね…、っと 春夏秋冬 店員さんかい? 随分な偉丈夫じゃないか ビリー テッサでなくてすみません…だ。俺はビリー・ザ・メイカー。ビリーでいい。 春夏秋冬 あたしぁ春夏秋冬、よろしく、ビリー(上目に傾げて ビリー よろしくです、だ。何かご注文は、ありますか? 春夏秋冬 朝飯! ぁあ、でも今はもう昼だったかい? 春夏秋冬 にーさんのオススメがあれば、そいつを頼むよ? ビリー 朝…昼…ッフ… ビリー ではしばちお待ちください、だ 春夏秋冬 頼んだよー(手をひらひらと 席の方へ ビリー (…しばらく後、なんか饅頭…否、肉まん?らしきものが。 ビリー 包子。 春夏秋冬 …包子? ビリー 肉まんなど、だ(…明らかになんかずっしりしてる気がするが ビリー (果たして朝なのか昼なのか、どちらを見据えたのか ビリー (小さめのものがいくつか乗ってる皿を置いて 春夏秋冬 はて、オクターンの出店で食ったあれと似てるね ビリー こちらは烏龍茶。 春夏秋冬 何だったかねぇ…齧ると肉汁が溢れて…… 春夏秋冬 ともあれ、美味そうじゃないか(意気揚々と皿を見て ビリー ッフ…お気に召せばよいです、が。 春夏秋冬 うむ。いただきます(合掌して 春夏秋冬 あつッ 箸、箸々…(素手じゃ無理だった ビリー 中はもっと熱いのでお気をつけて、だ 春夏秋冬 やっぱそうなのかい? 出店のと一緒だね(割り箸わって 春夏秋冬 あん時ぁ口ん中やけどして笑いモンになったねぇ(はは、と苦笑いして 春夏秋冬 (つまみ、一口 ビリー (…なんたることか、皮が薄い!その中身は野菜大目の肉サクサクだ! 春夏秋冬 んぐ、、っふ、、はふっ 熱っ!(猫舌 ビリー 烏龍茶、です。 春夏秋冬 (んぐんぐ 春夏秋冬 (っぷふー 春夏秋冬 ……(余韻でも濃厚な肉と野菜の香り ビリー (野菜の後味の一部に、独特な味 春菊か 春夏秋冬 …ビリー、あんたこれ店出せるよ(関心して見上げて ビリー ッフ…だが、店長には及ばない。 春夏秋冬 しかしまぁ、美味いじゃないか? あたしぁ猫舌だから食べるの下手だけどさ…(箸で崩してふーふー ビリー それはすまないです、だ。包子には常温のものもある。そちらも今度、提供しよう。 春夏秋冬 あいや、これは熱々なのが気に入ったね。具もほろほろして美味い(むぐむぐ ビリー (中には魚肉… なんの肉かというとカレイをすり潰したものだったりするが …もある ビリー (だが基本は菜食包子らしい 春夏秋冬 (たまにアツアツ言いながら食していく ビリー (サングラスの奥で満足げである 春夏秋冬 ごっそさん。 美味しかったよ!(完食 ビリー お粗末様です、だ ビリー (食器片付け) ビリー (ぬるめのお茶を置いておく ビリー それでは、ごゆるりと、だ 春夏秋冬 ありがと、ビリー(肘を起き、リラックスして ビリー (厨房に消えていく ビリーさんが退室しました 春夏秋冬 さぁて、とんと墨を擦るかねぇ(伸びして、一仕事取り掛かろうと 春夏秋冬さんが退室しました
https://w.atwiki.jp/chogyokai10/pages/324.html
angler 中出師匠、鍵田君、飯島君、小谷野君、日和佐君、柳君、石川 writer 飯島 1日目朝 まずは、黒根港裏になっている間々下海岸からスタート。港裏ということもあり、外洋に比べると海の様子は穏やかです。といってもリーダーやその他準備がまったくできていない私はフェリー待ち合わせ所2階でのんびりと準備を始めます。準備を鍵田君に手伝ってもらい、携帯でもいじって、そろそろ行こうかなと思っていると、先に行った石川君がどうしようもなかったというほどの大物を掛け、ラインを切られて戻ってきました。石川君には悪いですが、雨であまりやる気がなかった私はこれでかなりやる気が出ました。 遅れながら私も釣りを始めますが、結局何もなし。他の2人も何もなかったよう。強いて言えば、鍵田君がラインを風で横に流され、海にあった岩に引っかけてルアーをロストしたぐらいでしょうか…(笑) 1日目夜 やる気がある私たちは根魚狙いで若郷漁港へ。私と鍵田君はワームで、石川君はなんと鶏肉を餌に釣りを始めます。鶏肉を餌にするという発想がやはり常人とは違うと思いつつ、スタート。すると間もなく石川君がカサゴをゲット。 ここでも私は何もなし。鍵田君はネンブツダイを釣っていました。 2日目朝 この日は羽伏港からスタートするも表は風が強いため裏でキャストを始めますが、なにか生命感がない。ここでやっても仕方がないと感じた私はちょうどポイント移動をしようとしていた中出さんを誘って羽伏港裏の磯へ。 最初はゴロタで歩きにくいなー程度だったのですが、途中から厳しい岩場になり釣りどころではなくなります。というか足場とか高すぎてどこで釣りをするのかといった状態… 普段から堤防や管理釣り場のような足場がしっかりとした場所で釣りをし慣れている私には厳しかった(笑)。ただ潮通しが良く、可能性を感じる釣り場であったため、装備をしっかりと整え、再度チャレンジしたいと思う場所でした。 2日目夕方 夕方は、気になっていたシークレットというサーフ探しへ。地図上での場所は把握していたのですが、どこから入れば良いのかわかりませんでした。シークレットを求めて車を走らせますが、どんどん山を登っていきます。途中、展望台もありました。 これを見ると街の面積はホントに少しでほとんどが森のようになっているんだな~と実感します。 さらに山を登っていくと、防衛省技術研究本部の試験場に着く始末…種子島宇宙センタ―建設前はここでロケットの打ち上げをしていたようですね。ただ、眼下にはシークレットと思われるポイントがあります。 海に浮かぶ島を挟んで、まったく海の様子が違いましたね。仕方なく、山を下っていき、新島空港の方からサーフを歩いてポイントまで行くことがわかり、この日は終了。 3日目朝 もちろん朝は昨日偵察にいったシークレットへ。途中のサーフでシークレットへの行き方やポイントを地元のおじさんに教えてもらい、キャストしながらポイントへと向かいます。途中ゴロタも歩き、40分ほど歩くと到着。とても綺麗なサーフでした。波こそ少し高かったものの風がなくとてもやりやすそう。それによく見ると沖まで続く綺麗な離岸流も出ています。 特に綺麗に出ていると感じた離岸流を攻めていきます。キャストしていて離岸流が右から左へと移動していることがわかったので、タイムラグがあると考え、離岸流が通り過ぎた後をキャストします。 何投かキャストしていると遂にかなり手前でヒット!井上友樹ばりのゴリ巻で岸へと寄せますが、際まできて重くて上がらない…それに気付いた鍵田君がランディングしてくれなんとかゲット。 待望の初サーフヒラメにしては出来すぎなほどの良型。メジャーで計っていませんが65くらいはあったのではないでしょうか。釣れたヒラメをサーフに置き、すぐに同じ離岸流を攻め始めると2,3投でまたヒット。これもかなり手前でした。今度のは先ほどのものより小さく、竿で簡単にずり上げられました。これは時合かと思い、さらにキャストしますが、その後は何もなく終了。 鍵田君は何か小っちゃいのを釣ってた気がします。 3日目夜 宿組と合流して羽伏港で釣りを始めます。すると外灯の下にアジが群がっています。ここぞとばかりにアジング?を始めると、簡単に釣れます。トラウトロッドでのやり取りだったので面白かったですね。ただ巻きが一番反応が良かったです。 釣りをしていると、何か落としたと思って下を見ると海中から赤い光が!ヘッデン落としてる~とここで気が付き、ルアーで鍵田君に引っかけてもらいました。 鍵田君は初日からいろいろと釣っていますね。 4日目朝 この日はみんなでシークレットへ。といっても中出さんがヒラスズキ釣ったのと日和佐がヒラメを釣りましたが、キャンプ組は誰も釣れず… 4日目夕方 キャンプ場で工事をしていたおじさんたちの情報から和田浜へ。夕マズメサーフはこの日が初だったかな。サーフに入ると先行者が4,5人ほどおり、期待に胸が高まります。まずはサーフを見渡しますが、ベイトっ気もなく、離岸流なども見られないため、2,3投して5メートルずつほどの移動を繰り返します。サーフを一通り歩きましたが、暗くなってきたので終了。他の方も釣れていなかったようです。 夜は羽伏港へ行った気がするのですが、寝てしまって何も覚えていません。 5日目朝 この日は最終日ということもあり、気軽に行ける間々下海岸へ。この日も前日と同様にランガンしますが、アタリなどはありませんでした。鳥が水面の魚を捕まえているのが一度見えたので、少なからずベイトは入っていたのではないでしょうか。 まとめ 結果的に2匹のヒラメを上げられたのですが、2匹とも短い時間に釣れ、さらに手前でのヒットでした。また2匹ともテールフックに掛かっていたことから手前にいたヒラメがバイトしてきたのではなく沖にいた魚が追い食いしてきたと考えられます。効率重視で手前に投げたときに アタリはありませんでした。そう思うとサーフでの釣りにおいて飛距離は大切であると感じました。ヒットルアーはヒラメミノーⅡ125Sだったのですが、このルアーはシンキングであり、多少沖で沈めてから巻いてきました。沖の方の海底に潜むヒラメにルアーを見せる方法としては有効であったとは思うのですが、欲をいえば比重のもっと重い9,10cm大のミノーがあれば、さらに飛距離も伸び、攻め方の種類が増えたのではないかと思います。また今回ラインもPE1.5号を使っていたのですが、飛距離を考えると、1もしくは1.2号ぐらいでもよかったと感じました。 次回はもっと飛距離について貪欲に行こうと思います。実際50mくらいしか投げられてないような感じだったので。 あとは今回のように短い時合を逃さないようになるべくマズメの良い時間帯は投げ続けるのが大事だと思います。4泊6日という長い釣行でしたがお疲れ様でした。 writer 石川 ~献立編~ 今回の新島では宿に泊まる組と宿泊費節約のためにキャンプ場に泊まる組とわかれて行動しました。私、石川はキャンプ場に泊まる組だったのですがキャンプ場で作った料理について書いていこうと思います。(なぜ自分が献立編を書くことになったのか、それは魚が全然釣れなかったからである!!) 1月30日** この日は新島の数少ないスーパーの一つ「新島ストア」にて2キログラムの鶏もも肉が安く売られていたために2パック、つまり4パック購入し夕食にすることに。以下献立です。 主食:炊き込みごはんin鶏とそのゆかいな仲間たち 材料:鶏もも肉、豚汁の具、しょうゆなどの調味料、米 作り方:①お米をとぎ同体積の水に漬ける。 ②材料すべてを混ぜ鍋を強火にかける→沸騰したら2分そのまま→中火にして8分→火を消して10分放置 たったこれだけです。食べてみて芯も残ってないし合格点の炊き込みご飯ができました。より美味しくするため には水ではなく出汁で炊けばいいんじゃないかと美食家の飯島君に指摘されたので次回は出汁で炊こうと思いま す。 おかず:ホイル焼きin鶏とそのゆかいな仲間たち 材料:鶏もも肉、ミックスもやし 作り方:①ミックスもやしに塩コショウをかけて鶏肉とあえてホイルに包む。醤油も入れた気がする。 ②火にかけて鶏肉に火が通るまで放置 このホイル焼きは予想以上に時間がかかりました。まさかご飯を炊くのよりも時間がかかるとは… おかずそのⅡ:ホイル焼きin鶏とゆかいなにんにくたち 材料:鶏肉。ニンニクスライス(ダイソー製) 作り方は上のホイル焼きと同じ これは満場一致でうまかったですね。ニンニクのにおいがきついが疲れた体には効く~ 1月31日** 宿に宿泊組と合流し、焼き鳥パーティーをしました。鶏肉をどんどん消費せねばという使命感に燃えておりました。 焼き鳥Ⅰ:しょうゆとみりん味 焼き鳥Ⅱ:焼肉のたれ味 ともに調味料につけ炭火で焼いて食べました。野趣満点で口に広がる肉汁、肉のうまみ、それを支える醤油と焼肉のたれ、そして何よりも炭火で焼いたために香ばしい!これは何個でも食べられますね~。焼いたそばからみんな箸をのばしすごい勢いで食べていきました。 そのほかに焼きそば、カサゴのあら汁とホイル焼きを作り食しました。ホイル焼きは師匠が気に入ってくれたようで作った身としては感謝感激です。 夕飯は親子丼です。 材料:鶏肉、ご飯(昨日と同じ方法で炊く)卵 作り方:①鶏を醤油とみりんに漬け炭火で焼く ②煮立てた調味料(確か醤油とみりん)に鶏肉を入れ卵を6個投入 ③卵が半熟になったらご飯にかける これは作るのが簡単で良かったです。それなりに美味しいし。親子丼を思いついた鍵田君に感謝です。 2月1日** 波乱の日でした。 まずは新島ストアでの牛肉を巡る鍵田&飯島VSおばちゃんの戦い。一度は敗れたと思われましたが逆転勝利をおさめ3パックの牛肉を手にキャンプ場に帰還。その間私は朝獲れたてのヒラメと格闘。捌くのにめちゃくちゃ時間がかかり不満足な結果に。 さて無事帰還した鍵田&飯島ペア昼食の天ぷら、夕食のカレーを作り私はヒラメと格闘を続行することに。 カレーはどのように作ったのか見ていなかったのですが完成したものは非常にうまそう。おばちゃんとの死闘勝利しただけあって牛肉が輝いて見えます。またにんじん、玉ねぎ、ヒラメを天ぷらに。ヒラメは非常に上品な味で美味しいですがすぐに飽きてしまう味。1口目は結構感動しますがすぐに飽きてしまいました。私の中ではにんじんが非常に美味しく感じられ「にんじんって結構甘いな」という感想を持ちました。あっそうそう、ヒラメとにんじんでかき揚げを作りましたがこれもなかなか良かったですね。 我々は夕食も完成させ意気揚々と夜釣りに出発。まさかあんなことになってるなんて… 夜釣りは羽伏浦漁港で人生初アジングを楽しみ、意気揚々とキャンプ場に戻ります。そこでみた光景は…。私はこれほど衝撃を受けたことが記憶にございません。目を疑いました。 カ レ - が な い!! 重要なことだからもう一度言います。 カ レ ー が な い!!!!!!!!! は?え?ちょ?待てよおい!目を何度もこすりましたがカレーがなくなったのは現実のようです。犯人はおそらくこのキャンプ場に住んでいるカラス。鍋の上に重石も置いたのに…。カラスってカレー食べるん?完全になめてました。しかも腹立たしいことに鍋をきれいに喰いやがって!!キャンプ場の台所はカラスの糞まみれになっていてとても不潔でした。おそらくカレーを食べて下痢をしたのでしょう。お互いに不幸ですね。 カレーを失った我々は呆然としながらも夕飯が全くない状態に陥ります。しかし運が味方したのか大量のアジが手元にあります!ありがたやありがたや…さっそく糞がない場所でアジを捌き、余っていたヒラメをお造りにし食べました。もし羽伏浦でアジが釣れなかったら…新島はお店が閉まるのが早いのでひもじい思いをするところでした。 2月2日** お昼に何か作りましたが何作ったっけ…唐揚げを買ってきて、玉ねぎでホイル焼き、焼きりんごを作ったことは覚えてます… 焼きりんごは良かったですね~果肉が黄金で!!甘くてジューシーで!!やっぱり私の腕ですかね~シナモンがなかったのが残念でしたが… さて今回、新島に行って得られた教訓がいくつかあります 教訓1 炊き込みご飯は出汁で炊こう!! 教訓2 ホイル焼きは意外と時間がかかるよ!! 教訓3 新島のおばちゃんとカラスには要注意!! 以上のことを守ればあなたも快適な新島ライフを送れるはず!!
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18082.html
リビング 憂「準備出来ましたー」 澪「律、コンロの火を点けてくれ」 律「はいよ」 和「野菜は大体火が通ってるから、後は各自が持って来た物を入れるだけね」 澪「どういう順番にする?」 律「やっぱり、あんまり味が変わらない物からだろ」 唯「初めに、得体の知れない物を入れられても困るしね」 律「自覚無しかよ、おい」 律「という訳で、まずは澪からだ」 澪「どうして」 律「良いから、出した出した」 澪「全く」 ごそごそ 唯「ちくわ?」 澪「きりたんぽだ。それと、ワタリガニ。ワタリガニは、出汁用って事で」 律「思った通り、無難なライン出来たな」 澪「そうかな」 紬「でもそういう所、澪ちゃんっぽくて良いと思うわ」 唯「澪ちゃん、澪ちゃん♪」 和「そうなんだ。じゃあ私、きりたんぽ切ってくるね」 律「動じないな、この女は」 ぐつぐつ 唯「・・・なんか、良い感じっぽくなってきたよ」 律「肉とか魚は入れてないけど、十分食べれるしな」 澪「そろそろ、食べるとするか」 梓「はいですっ」 紬「なんだか、ワクワクするわねー」 純「鈴木純、きりたんぽ行かせて頂きますっ」 律「おう、行ったれ」 純「・・・ほくほくもちもししてて、美味しいです。澪先輩、良いチョイスするなー」 澪「そ、そうか。ありがとう」 唯「ワタリガニ、食べにくいよー」 律「そこは敢えてスルーしろ」 ぽふ 澪「次は律な」 律「はいはい。私が用意したのは、これだっ」 唯「つみれとワンタン?」 律「今入れるから、火が通ったら食べてみろよ」 紬「一体、どんな味がするのかしら。食事するだけでこんなに楽しいなんて、私幸せだわー」 梓「すごく分かります。なんだかお鍋の中に、幸せが詰まってる感じですよね」 紬「うん、うん♪」 唯「いっそ、お鍋の中で泳ぎたいくらいだよね」 和「熱いから気を付けてね」 唯「もう、和ちゃんはー」 憂「お姉ちゃん、冷ましてからにしようね」 唯「憂もー」 律、澪、紬、梓、純「あはは」 ぐつぐつ 律「もういいだろ」 唯「では、早速」 はむはむ 梓「あ。このつみれ、本当に美味しい」 律「本当って何だ、本当って」 梓「あはは。でも美味しいですよ、本当に」 紬「鴨かしら、この味は」 律「さすがだな、ムギは。骨も叩いて入れてあるから、食感も面白いだろ」 純「意外というか、何というか。律先輩って、そういうキャラだったんですね」 律「・・・今まで、どういうキャラと思ってたんだよ」 純「あ、あはは。えーと、こっちのワンタンはと」 唯「あちち、あちち。これ、何?あちうまだよ、あちうま♪」 梓「熱くて美味しいって事ですか?・・・ああ、小籠包みたいな」 律「そ。具と一緒に、スープの煮こごりを入れてる訳」 紬「りっちゃんって気が利いてお料理も出来て、今すぐお嫁さんになれそうね♪」 唯「ハネムーンはどこが良い?ハワイ?タヒチ?いっそ、ベガスとか行っちゃう?」 律「行かないし。そもそも、相手いないし」 澪(スペインの教会で式を挙げて、南仏を回るのも良いな♪) 律「問題は、ムギなんだよな」 紬「はい?」 澪「つまり、ムギの持ってくる食材は豪華じゃないかって事。それをラストにするか、お腹が空いている美味しい時に食べるかが問題なんだよ」 唯「あるね、それ。でもやっぱり、お腹が空いてる時に美味しく食べたいよね」 梓「となると、その後に食材を出す人はプレッシャーなのでは?」 和「まあ、それはそれでありじゃないの」 律「果てしなくクールな奴め。じゃ、次はムギな」 紬「かしこまりましたー♪」 純「うぐっ」 梓(純、大丈夫かな。まあ、私もだけど・・・) 紬「私が持って来たのは、これとこれ」 律「・・・名古屋コーチンと来ましたか 紬「澪ちゃんがきりたんぽを持って来たから、比内地鶏の方が良かったかしら」 澪「そんな事で悩めるなんて、贅沢な話だな。・・・こっちは、金目鯛か」 紬「新鮮な物だから、しゃぶしゃぶでも大丈夫よ」 唯「テレビとかで観る、あの?本当、長生きはする物だね」 梓「何言ってるんですか、もう」 純「は、はは。あはは」 和「へぇ。美味しそうじゃない」 梓(純に比べて、真鍋先輩は余裕たっぷりか。よっぽどすごい物持って来たんだろうな) ぐつぐつ 唯「では、早速。・・・やっぱり、んまいっ」 律「出汁も出てきて、野菜も一層美味しくなるな」 澪「本当だ。ムギ、いつもありがとう」 紬「良いのよ。そうしてみんなが喜んでくれるのが、私にとっての幸せだから」 梓(やっぱりムギ先輩は、良い事言うよな) 純「本当美味しいですね、この名古屋コーチン。ニワトリみたいな味がしますよ・・・」 憂「じゅ、純ちゃん、大丈夫?」 純「え?全然平気。早く食材を出せば良かったなんて、全然思ってないから」 憂「純ちゃんー」 和「憂。その金目鯛、もう煮えてるわよ」 梓(つくづく動じないな、この人は) 律「残るのは、平沢姉妹と梓。和と純ちゃんか」 澪「ラストはプレッシャーで、胃が痛くなりそうだな・・・」 唯「良いよ。私達が一番最後で。色々計画もしてあるし。ね、憂」 憂「お姉ちゃん♪」 紬「すごく期待しちゃって良いかしら」 唯「ばっちこーいですよ、ばっちこーい」 和「だったら私は、唯達の前ね」 律「と、上級生が恰好良い所を見せてくれたぞ」 梓「純、どうする?」 純「わ、私が先に。い、いや。後に。え、どっちが良い?」 梓「正直私も、判断尽きかねる」 純「なんだか、気が重くなってきた・・・」 紬「まさに、闇鍋。一寸先は闇ねー♪」 梓(何故、良い笑顔) 純「・・・やっぱ、梓が先にお願い」 梓「というか私、もう出してるんだよね」 純「はい?」 憂「梓ちゃんは朝来て、鰹節の出汁を作ってくれたんだよ」 唯「削るあれね、削るあれ」 純「そういうオチだったの。って、どういうオチ?」 梓「いや。オチとかそういう事じゃないから。それに鰹節だけじゃなくて、これも持って来てるから」 律「随分ちっちゃいアワビだな」 梓「トコブシです。味や食感はアワビとあまり変わらないのに、結構安いんですよ」 純「あ、あわわわ」 唯「純ちゃん、早口言葉?」 和「焦ってるだけでしょ」 律「お前も少しは慌てろよ」 ぐつぐつ 梓「・・・そろそろ良いと思います」 唯「でもあずにゃんは、食べない方が良いかもね」 梓「え?」 澪「あれだろ。猫がアワビを食べると、耳が落ちるっていう」 律「ふーん。梓や澪にとっては、死活問題だな」 澪「いや。私も梓も、猫じゃないし」 紬「だけど二人とも、ネコ耳が日本一似合うわよね♪」 澪「・・・あまり嬉しくない言葉なんだが」 律「こんな美味しい物が駄目なんて、二人とも可哀想だな」 はむはむ 澪「誰が食べないと言った」 ぽふ 唯「ワタリガニ、食べにくいよー」 澪「それはもう良いんだ」 ぽふ 梓「次、純の番ね」 純「う、うう。私が持って来たのは・・・。ソーセージです」 唯「え」 純「す、済みません」 律「いや。純ちゃん、グッジョブだ」 純「はい?」 律「つまりさ。今までは当たり障りのない物ばかりだっただろ。だからこそ、純ちゃんの持って来たソーセージが輝くって訳だよ」 純「・・・それって結局、色物担当って事ですか」 紬「でも私、分かるのよね。ソーセージは、絶対美味しくなるって」 純「はぁ」 紬「それに一体どんな味がするんだろうってドキドキするのは、最高に楽しいじゃない」 純「紬せんぱーいっ♪」 純「えーと。さすがに両方の鍋に入れるのはあれなので、こっちの鍋だけにしますね」 紬「もしかして、ジャガイモかタマネギも持って来てる?」 純「は、はい。今回はジャガイモを」 澪「・・・なるほど、それは確かに美味しいかも知れない」 純「え、えと。コンソメも一緒に入れますね」 唯「お鍋にソーセージが浮かんでるなんて、ちょっとわくわくしちゃうね」 紬「ねー」 憂「うふふ」 梓(一時はどうなるかと思ったけど、なんか良い雰囲気になってきたな) ぐつぐつ 純「・・・もう食べ頃だと思います」 紬「では、頂きます。・・・やっぱり、すごく美味しい♪」 唯「焼いた時よりも、ソーセージの肉汁が溢れてくるよ」 梓「ああ、ポトフ」 律「なるほどな。つまりは西洋風鍋物か」 澪「ピザとも合うし、中々良いチョイスだ」 純「は、はは。皆さん、ありがとうございます」 憂「純ちゃん、本当に美味しいよ。私好きだな、こういう味」 純「憂ー♪」 和「確かにソーセージも、案外悪くはないわね」 梓(相変わらず余裕だな、真鍋先輩。一体、何を持って来てるんだろ) 律「という訳で、次は和だ」 和「はい。私はこれとこれ」 律「何の余韻もないな、おい。・・・って、瓶なんですが 和「しょっつると、柚胡椒よ」 唯「しょっつる?」 澪「魚醤だよ。魚を発酵させた、醤油みたいな調味料だ」 紬「柚胡椒は、風味のある辛子とでも言うのかしら」 和「さ、お試しあれ」 梓(食材ですら無いし。でも、相変わらず冷静だし) 唯「じゃ、名古屋コーチンをしょっつるに付けてと。・・・あ、美味しい♪」 紬「ポン酢とはまた違うコクがあるわね」 律「柚胡椒はどうだ?」 澪「辛くて、柚の風味が良く効いてて。これも美味しいな」 梓「今までとは違う味になって、一層食が進みますね」 純「・・・ソーセージとしょっつるは、さすがに合わないか」 憂「でも柚胡椒だと、マスタードみたいで美味しいよ」 純「あ、本当。これはなかなか♪」 唯「さすが和ちゃん♪」 和「みんな、喜んでくれて良かったわ」 梓(でも結局、食材じゃないし) 律「で、最後は平沢姉妹だな」 唯「じゃ、持ってくるね」 とたとた 紬「唯ちゃん、何を用意したのかしら」 澪「今までで、一番ドキドキするな」 梓「憂が付いてるし、大丈夫だとは思いますけど」 憂「ふふ♪」 とたとた 唯「お待たせー」 紬「あら♪」 律「麺?」 澪「・・・うどんか」 梓「もしかして、手打ちとか?」 唯「えへへ」 憂「お姉ちゃん昨日から生地を仕込んで、頑張って作ったんですよ」 唯「良いよー、憂。そういう事は」 純「へぇー。唯先輩も意外だな」 和「そうでもないわよ。唯は、凝る時は結構凝るタイプだから」 唯「和ちゃーん♪」 和「味は保証出来ないけれど」 唯「和ちゃーんっ」 律、澪、紬、梓、純「あはは」 ぐつぐつ 憂「・・・多分、もう良いと思います」 律「では、早速。・・・ほぅ」 澪「腰があるというより、モチモチした食感だな」 紬「唯ちゃんが作ったと思うと、余計に美味しいわね」 梓「まあ、美味しい方かも知れませんね」 純「梓は素直じゃないんだから」 唯「てへへ。みんな、ありがとー」 和「喜んでないで、唯も食べなさい」 唯「はーい。・・・んまいっ」 憂「ふふ♪」 唯「お鍋をやって、正解だったね」 梓「どうしてですか?」 唯「みんなでも持ち寄った物が、最後には一つの味になるじゃない。それって、私達の事みたいでしょ」 律「なるほど」 澪「確かに、唯の言う通りだ」 紬「うふふ♪」 純「こんな楽しいなら、またやってみたいですね」 唯「お楽しみは、まだこれからだよ。すぐ、デザートの用意するね」 憂「ちなみに、焼きリンゴを作ってみました」 和「ふーん。随分変わった物を作ったわね」 律「しょっつる程じゃないけどな」 焼きリンゴ完食後 唯「ふー、ご馳走様。・・・やっぱり鍋って良いよね」 律「みんなで食べると、楽しいしな」 紬「一緒に作って一緒に食べて、みんなと一緒になれるって感じよね」 澪「幸せ一杯、お腹一杯だ」 梓「はいですっ」 唯「あーん。そういう事を、私が言おうとしたのにー」 律、澪、紬、梓、和、憂、純「あはは」 終わり 戻る あとがき ここまでお読み頂き、ありがとうございました。 それぞれが持ち寄った食材を改めて書き出しますと 平沢姉妹 手打ちうどん(締め)、焼きリンゴ(デザート) 律 鴨肉つみれ(骨入り)、ワンタン(小籠包風) 澪 きりたんぽ、ワタリガニ 紬 名古屋コーチン、金目鯛 梓 鰹節(事前に、鍋の出汁)、トコブシ 純 塩辛いソーセージとジャガイモ+コンソメ(ポトフ風の仕上がり) 和 しょっつる、柚胡椒 バンカラ学生の闇鍋では無いので、総じて無難な物を持ち寄ったようです。 とはいえ和は、かなり異彩を放ってますが。 テーマとしては澪が言ったように、「幸せ一杯、お腹一杯」ですね。
https://w.atwiki.jp/oogiricgi/pages/519.html
第7シーズン RR+GR 61~70期 集計 (2009/12/13~2010/04/07) 投票総数 876399 投稿総数 422366 平均得票率 2.075 【スーパーリトル】 (投稿 400~999) 平均得票率: 2.167 得票率 得票/投稿 おなまえ ---------------------------------------- 01 3.699 3063/828 処之助 02 3.591 2557/712 クロブチ 03 3.512 1844/525 もっ 04 3.367 2158/641 テリー@楽器作曲 05 3.268 1807/553 獣王 06 3.238 2788/861 あんずひめ@大生 07 3.183 1273/400 火田辻正 08 3.172 1272/401 素早い電子手帳 09 3.035 1554/512 栽培マン 10 2.988 1942/650 橋折@将棋 11 2.986 1547/518 イブラヒモビッチ@喪 12 2.940 1414/481 ヒヨコの生き甲斐@喪 13 2.909 1926/662 かわはぎ@馬 14 2.903 2308/795 うどん@VIP 15 2.848 2657/933 初回マン 16 2.832 1866/659 レクター博士の弟子 17 2.816 1346/478 田舎の電波塔@大生 18 2.791 2576/923 モモザクラ@i 19 2.778 2386/859 パッショな坊 20 2.764 2601/941 店長@大生 21 2.742 1360/496 アンモ騎士 22 2.732 1429/523 叢雲 23 2.721 1793/659 へは゜@狼 24 2.717 1853/682 星檻@大生 25 2.652 2594/978 ごませんFR 26 2.650 2486/938 solitude@狼 27 2.650 1717/648 卵飯@音ゲ 28 2.646 2167/819 世間知らず 29 2.637 2226/844 K s@大生 30 2.635 1813/688 舘林 31 2.625 2229/849 ノルチェ@セピア地蔵 32 2.599 1575/606 うわのそら 33 2.593 2212/853 肉じゃが 34 2.583 2126/823 彦猿@ポケ 35 2.556 1196/468 金属製じいさん 36 2.549 1787/701 ウンコフェラくん@KNK 37 2.544 1666/655 ピコピコエリコ@犬猫 38 2.538 1947/767 エリんギィ+@キノコ 39 2.537 2151/848 ヤマモト@VIP 40 2.533 2267/895 こむらがえり@喪 41 2.528 2275/900 八郎@VIP 42 2.507 1830/730 夜道@サン牧 43 2.505 1315/525 WOAB@VIP 44 2.485 1660/668 ロム・ケッソン 45 2.469 1842/746 ㍉ーと@海サカ 46 2.441 1455/596 ふうりがん 47 2.437 1401/575 (@V◎) ◆attoV/tIwE 48 2.427 2342/965 セメントの女 49 2.400 1195/498 シャガール@ヘクサー 50 2.386 1396/585 ろん 51 2.361 1898/804 コンコルド 52 2.354 1189/505 木田@楽器 53 2.343 1223/522 グルコ 54 2.342 1506/643 あああ 55 2.342 1405/600 びちぐそ平野 56 2.318 1500/647 逆襲のコンパニオン 57 2.313 1751/757 ご唱和ください@セピア 58 2.287 1512/661 わるべ 59 2.283 2205/966 うなぎーぬ 60 2.235 2009/899 右のやつ@VIP 61 2.224 1786/803 おふとん 62 2.221 1335/601 ラッピング 63 2.220 1383/623 モザ男@vip 64 2.212 1356/613 一発屋 65 2.206 1899/861 はな 66 2.188 1536/702 脳の闇 67 2.163 1817/840 シンプソン 68 2.160 1350/625 Alcoギット@セピア 69 2.153 1208/561 おたまハンド 70 2.137 1810/847 ワムナール 71 2.133 1058/496 みへん 72 2.124 1485/699 明朗 73 2.095 1257/600 mk@スロ 74 2.085 0909/436 鉛のような銀 75 2.081 0928/446 ヒメスベリ 76 2.069 2021/977 タロウ 77 2.056 1367/665 ばば 78 2.052 1219/594 蓬@ダム 79 2.050 1113/543 ガドリニウム 80 2.048 0930/454 六甲ガール 81 2.032 0882/434 チキン@大生 82 2.031 1491/734 オシシ仮面グエーッ@狼 83 2.021 1793/887 森@きのこ 84 2.007 1156/576 みちねこ@サン牧 85 2.001 1925/962 マチョ原 86 2.000 0918/459 みっこりん♪ 87 1.997 1787/895 ちゃんこフォンデュ@狼i 88 1.974 0906/459 8時 89 1.958 1065/544 キンタマパーティ 90 1.955 1361/696 ボランティアラー 91 1.955 0964/493 玉の試練 92 1.944 1359/699 ハイド氏 93 1.933 1506/779 しけたトービ 94 1.929 1215/630 たたみん♪@馬 95 1.911 0812/425 C-Take 96 1.909 0775/406 いたち 97 1.874 1741/929 220回@音ゲ 98 1.867 0928/497 tdつhj 99 1.867 0909/487 アルゴン@プロ野球 100 1.864 1079/579 不気味な訪問者 101 1.862 1333/716 インターナショナル・うんこ 102 1.851 1394/753 PE天使 103 1.842 1584/860 そのうち全員殺す 104 1.836 1201/654 ゴレンジャー鎮静剤 105 1.827 0886/485 逃げ腰ハンター 106 1.824 0748/410 いつもいつも 107 1.822 1037/569 サササササ 108 1.818 0911/501 コパン君 109 1.805 0769/426 2018 110 1.792 0828/462 風邪 111 1.768 1618/915 GO 112 1.768 0974/551 中山律子さん 113 1.762 1311/744 パス 114 1.754 0891/508 ホンダラ拳法 115 1.730 0782/452 京膳庵 116 1.728 0999/578 あてな 117 1.714 1217/710 ノナーンコフ少尉@狼i 118 1.711 0770/450 あ 119 1.707 1384/811 プーチン@ニコ生 120 1.705 1289/756 Ю)'δ`)ψ@シベリア 121 1.695 0683/403 粘着産業 122 1.694 0998/589 らーめん 123 1.691 0832/492 あんかく 124 1.689 1380/817 アンリエッタ 125 1.683 1047/622 オドロ 126 1.677 0721/430 こもも@干潟 127 1.674 0966/577 DAPUMDA@大生 128 1.671 1128/675 二毛作 129 1.651 1542/934 肺エナ 130 1.643 1137/692 初心者…。 131 1.638 0917/560 ヘム鉄 132 1.597 0768/481 遺跡 133 1.580 1258/796 もんもん 134 1.535 0637/415 女死 135 1.534 1394/909 ルーキーの品格 136 1.529 0968/633 浜田 137 1.513 1316/870 2の人 138 1.510 0799/529 KG 139 1.492 1349/904 CHAIR 140 1.487 0739/497 さんが 141 1.459 0633/434 さちぼう 142 1.410 0750/532 虹色の瞳 143 1.325 0770/581 しょーちゃん 144 1.318 0530/402 肉汁@VIP 145 1.285 0653/508 フルケン 146 1.273 0937/736 光輝 147 1.270 0512/403 の 148 1.200 0583/486 しゃむ 149 0.978 0447/457 石狩@教育実況 ---------------------------------------- 第7シーズン RR+GR 61~70期 【スーパーファーム】 (投稿 1000~1999) 平均得票率: 2.298 得票率 得票/投稿 おなまえ ---------------------------------------- 01 3.556 5067/1425 アンダンテ 02 3.157 3176/1006 誤爆 03 3.151 3268/1037 万引き@犬猫 04 3.078 5229/1699 反政府ボーイ 05 3.005 3895/1296 たなは 06 2.972 5448/1833 加藤治郎 07 2.882 3905/1355 野暮 08 2.831 3094/1093 南極宗ペンギン教 09 2.787 2901/1041 ミノルタ@音ゲ 10 2.748 3097/1127 そて@馬 11 2.654 3570/1345 せくた 12 2.641 2667/1010 スターウォーズ欣也@家ゲ 13 2.632 2750/1045 半平太 14 2.626 4456/1697 猫の断末魔 15 2.615 5170/1977 ツヴァイ@喪 16 2.586 3703/1432 なまいきちゃん 17 2.585 2704/1046 温かい図鑑 18 2.546 3715/1459 極楽浄土 19 2.518 2553/1014 をく 20 2.495 3124/1252 深爪スナイパー@昭和の格闘家 21 2.481 3987/1607 victim@格闘技 22 2.376 2419/1018 タメゴロー 23 2.362 4271/1808 天誅 24 2.278 2955/1297 隼のぉ豆頁@きのこ 25 2.275 4033/1773 あいう 26 2.273 3558/1565 地球のおにもつ@VIP 27 2.270 2733/1204 シューター 28 2.267 2582/1139 職人の足音 29 2.266 2397/1058 ふ~すけ 30 2.200 2266/1030 でにろう 31 2.179 4118/1890 コネクト 32 2.175 2660/1223 20thboy 33 2.161 2336/1081 ツインターボ@馬 34 2.130 2633/1236 お茶@声 35 2.105 2195/1043 どどめ色 36 2.086 3408/1634 バスタオル 37 2.077 2465/1187 泥ロボ@犬猫 38 2.068 2479/1199 ぽろりん 39 2.060 2653/1288 コクやか 40 2.053 2511/1223 ksg 41 2.050 3135/1529 LEON 42 2.037 2481/1218 すっぴんの叶恭子@藁 43 2.032 3975/1956 締まりがいいね 44 2.015 4027/1999 ファンファーレ 45 1.970 3460/1756 やーぱん 46 1.937 3486/1800 夜のこさたに 47 1.889 2053/1087 エッジ急所 48 1.710 2943/1721 二十面相・左桜 49 1.696 1910/1126 きあいため 50 1.637 2918/1782 ポーイ 51 1.556 1676/1077 うーちゃん@狼 52 1.543 2001/1297 素 53 1.496 1611/1077 名無し3 54 1.425 2430/1705 銅のエンゼル 55 1.166 1547/1327 メタルスライム@FFDQ ---------------------------------------- 第7シーズン RR+GR 61~70期 【スーパーメジャー】 (投稿 2000~) 平均得票率: 2.362 得票率 得票/投稿 おなまえ ---------------------------------------- 01 3.912 8226/2103 いかそうめん 02 3.630 7275/2004 フランチェックベニスタ@大生 03 3.323 9199/2768 けええ@クイズ雑学 04 3.145 8612/2738 (´・ん・) 05 3.096 7060/2280 秋霖 06 2.941 6903/2347 スカイハイ 07 2.863 8120/2836 タクス@狼 08 2.823 8426/2985 線路を歩くな 09 2.816 8292/2945 MA@狼拝命 10 2.545 5791/2275 んじょも 11 2.459 5923/2409 切り裂きジャック 12 2.456 11787/4800 虎猫 13 2.446 5315/2173 夜の粘着質 14 2.410 8228/3414 坊っちゃん 15 2.407 9655/4011 ちょもらんま 16 2.399 6592/2748 JP@セピア 17 2.352 5010/2130 京都星人@ろここの和昭 18 2.235 9151/4095 ド下品ちゃん 19 2.135 4502/2109 トバトバ 20 2.103 5042/2398 正直臭い 21 2.044 10808/5287 しもまみれ@数学 22 2.037 4954/2432 鞘@将棋 23 1.763 4206/2386 ケンドーアラシ@格闘技 24 1.758 4749/2702 オレカエル@糖尿病 25 1.698 3920/2308 ペッパー 26 1.606 6596/4106 アイス@大生味 27 1.547 5993/3873 ポム 28 1.466 3251/2218 だんおに6@だんちづ魔 29 1.326 3637/2742 ギャラリア@プ板 30 1.119 3618/3233 ミカンいじり@プ板 ----------------------------------------