約 2,015 件
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/3913.html
食べた日:2011/7/10 別館ネタです。。。 仕事の関係で香川県に来ていました。 骨付鳥のお店『一鶴(いっかく) 丸亀本店』へ。 11.7.10%20%8D%9C%95t%8C%7B%20%88%EA%92%DF%20%8AO%91%95.JPG 「骨付鳥」は香川では、うどんと双璧を成すほど有名な食べ物とのこと。 恥ずかしながら、ここに来るまで全く知りませんでした・・・ こちらのお店は、創業およそ60年の香川を代表する老舗で、骨付鳥の元祖でもあります。 今では香川だけでなく、神奈川や大阪にも出店しているそうです。 メニューは基本、骨付鳥の「おやどり」と「ひなどり」の2種で、それ以外はドリンクを除けば、サイドメニュー的な物が少量あるだけ。 60年もの間、骨付鳥一筋でやってきた自信とプライドが感じられます。 こちらがその「骨付鳥」。 11.7.10%20%8D%9C%95t%8C%7B%20%88%EA%92%DF%20%82%A8%82%E2%82%C7%82%E8.JPG 11.7.10%20%8D%9C%95t%8C%7B%20%88%EA%92%DF%20%82%D0%82%C8%82%C7%82%E8.JPG 上が「おやどり」(980円)で、下が「ひなどり」(870円)。 共に300度以上まで上がるという特注の窯で、短時間で蒸し焼きにされていて、表面はパリッと、中は肉汁が止めどなく滴るジューシーさ! おやどりは肉がかなり歯ごたえがあるので、最初から切れ目が入れてあります。 顎は結構疲れますが(苦笑)、その分肉の旨味が非常に濃いです。 ひなどりは肉の旨味ではおやどりには劣るものの、柔らかいので、女性や“骨付鳥初心者”に好まれているそうです。 そし骨付鳥には付き物のこれも。。。 11.7.10%20%8D%9C%95t%8C%7B%20%88%EA%92%DF%20%8D%95%90%B6%83r%81%5B%83%8B.JPG そう!ビール!!(写真は自分が好きな黒ビールですw) 骨付鳥はしょっぱめで、非常にスパイシーな味付けが施されているので、メチャメチャビールが進みます。 「骨付鳥はビールの為に」「ビールは骨付鳥の為に」というくらい、ビールとの相性が抜群なのです! その為か、こちらのお店の一店舗辺りのビールは売り上げは、全国の飲食店の中でも屈指だとか? 香川に来たら、うどんだけでなく、こちらも必食ですよ~♪ 住所:香川県丸亀市浜町317 by hiro ビール大好きな私としては、興味津々ですよ。 でも骨付鳥初めて知りました。 やっぱり日本は広いんですね〜知らない食べ物が沢山ある(^^ なかなか香川に行く機会ないとは思いますが 行く機会あったら是非食べてみたいですね〜 特におやどり。顎が疲れる〜と言いながら噛み締めてみたいです。 -- ビアシン (2011-07-22 10 24 32) ビアシンさん、香川の骨付鳥、今まで食べた食べ物の中でNo.1と言ってもいいくらいビールとピッタリでした! 香川に行く機会がありましたら、「うどん」「はまんど」「骨付鳥」は必食ですよ~。 -- hiro (2011-07-22 11 36 13) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cheerfruits/pages/24.html
サブタイトル OP曲『情熱☆フルーツ』 あらすじ リハーサルを行うが御前は現れない 本番が始まる プランBで始まってる事に気付く御前 美甘のアドリブでプランBから違う展開に 美甘のメッセージに気付いた御前が会場に向かう アドリブで物語を繋ぐ 御前登場 紫黒、プラチナムの呪いを解き大団円 小ネタ 渚ミサト(アナウンサー) 声優「ブリドカットセーラ恵美」繋がりで、容姿は『艦隊これくしょん -艦これ-』の「夕張」。 「はーい、みんな。あたし、誰だか分かる?分かるよね。天下無敵のアクションヒロイン ヒナネクターのセンター、その名もメディカレッド。」 『宇宙刑事ギャバン 完全復刻ベストヒット曲集 オリジナル・サウンドトラック』の最初の一条寺烈のナレーション「やあ、みんな元気かい。俺、誰だか分かる?分かるよね。そう、天下無敵の男、一条寺烈。またの名を宇宙刑事ギャバン。」 「国民的大ヒットアニメかよ」 映画『君の名は。』で主人公が自転車を崖から落とすシーンがある。主人公自身は落ちてないので微妙に異なる。 「辛いときほど笑いましょう 勇気が戻りますわ 果音」 『巨獣特捜ジャスピオン』の主題歌『おれが正義だ!ジャスピオン』の歌詞。「カモンボーイ 辛いときほど カモンボーイ 笑おうぜ そうさ 勇気がすぐ戻る」 「あたしたち9人は無敵だゼ―――ット!!! 杏」 歌手の水木一郎がよく使っている「~だゼーット!」『マジンガーZ』の主題歌を歌っているところから。赤いマフラーがトレードマーク。ちなみに水木一郎は中日ドラゴンズ応援歌も歌っている。(荒川稔久脚本にある名古屋ネタ) 谷久島 屋久島。ポスターの文章はHISから。 レビューランキング 順位 団体名 自治体 元ネタ 1- 超神天界!カミダイオーRX ジンジャーズ 神在市 2↑ 聖果戦士ヒナネクター チアフルーツ 陽菜野市 3↓ ハイドロ戦士クララ&ミララ ザ・カークィーン 来間市 4↓ 参上!桃姫様 ピーチーズ 岡谷市 5↑ 月光くノ一忍者少女 くノ一少女隊 宇賀市 6↑ 十聖剣乱舞 KAZAMA姉妹 風魔市 7N 海神クラーケン うみしまクエスト 波原市 ?、クラーケン、?、? 8↓ 超天界!カミダイオー ジンジャーズ 神在市 9↓ 羽衣天使ハモニアン Team弁財天 浜名護市 10↓ 肉汁戦士パティ&バンズ チームBLT 右世保市 舞台 場所 備考 大多喜駅 大多喜高校 メモ 寄せ書き 「御前さんお誕生日おめでとうごさいます!!」果音「辛いときほど笑いましょう 勇気が戻りますわ」路子「今すぐ私に頼っていいよ(*^ ^*)」青山姉妹「先輩は私たちの恩人です。もし今ピンチなら私たちの運をおすそ分けします」はつり「ごせんさま~~♡」末那「今マイナスでも大丈夫!人生の収支はプラスあるのみ!」美甘「これからのお誕生日はすてきな思い出でいっぱいにしましょう!」杏「あたしたち9人は無敵だゼ―――ット!!!」 御前からのメッセージ 16 31「ごめん!あと10分!!」15 00 リハーサル開始、15 30 入場、16 00 公演開始? 御前の入り 16 43 12分経過 レビューランク10 5週連続2位 万葉日報 「陽菜野市文化会館 取り壊し撤回署名広がる」「新しいまちづくり 桃井建設」 のぼり旗 「陽菜野のヒロイン チアフルーツ」 寺カフェ 樋井那寺 調理は父(緑川隆元)担当。 ローラースケート ローラースケートを履いたウェイトレスは、アメリカだと「Sonic Drive-In」が有名。 ヒナネクター シーズン2 シナリオ初稿〆切三日後
https://w.atwiki.jp/naniwaarms/pages/439.html
空が見える一日(昼飯時) 昼前 あの後、落着きを取り戻して皆が政庁に集まり、守上摂政と乃亜から話を聞き直したところによると概要はこうだった。 突然10mぐらいの大きな蛇(の神様)が天井をぶち抜いて落ちてきて、みんなで強制盆踊り大会を開催したらしい。 (天井は3階層までぶち抜かれたらしいが、不思議な事に天井に穴が開いた以外の被害は一切なかったらしい。) 最後はヘイリーさんと暮里さんが蛇の神様と踊りながら戦って、蛇の神様は上に戻っていって星になったらしい。 #ちなみに蛇神様は無事だそうだ。 そして疲労困憊しているが妙に体調が絶好調になった国民達が日向ぼっこをしている現在に至るらしい。 後、蛇の神様はタイガースファンだったそうで、その話を一緒に聞いていた王猫のトラさんは何とも嬉しそうに尻尾を振らしていた。 大体事態を飲み込んで蘭堂が最初に思った事は 「なるほど。では皆でおにぎりを作ろう。」であった。 くたくたになるまで体を動かす→腹が減る→兎に角、食べ物が腹一杯欲しくなる という普段の自分の思考パターンがショートカットで浮かんだ結論であった。 提案したところ、直ぐに快諾された。 こんな事もあろうかと守上摂政が用意していた炊き出しセットを使って、 おにぎりと豚汁ならぬ怪獣肉汁・・は語呂が悪いので怪獣肉スープを調理する事になった。 良く洗った手に塩をふりかけ、丁寧に握られていくおにぎり。 ザクザクと手早く一口サイズに切られていくジャガイモや人参等のお野菜。 料理が苦手な面子はおにぎりを、得意な連中は怪獣肉スープをと役割分担しながら順調に調理が進んでいく。 鰹節と昆布で取った出汁を張っている寸胴に一口サイズの怪獣肉や野菜が順番に投入される。 じっくり良く煮込む事で辺りに煮えた野菜と怪獣肉の香りが漂いだす。 仕上げに入れた味噌の香りに刺激されて周囲の国民の人達が集まってくる。 出来あがった料理はアルミの食器に取り分けられるとトラさんの指示のもと、 猫士達が陽だまりで休んでいる人や香りに釣られて集まってきた人達に次々と配膳していく。 昼過ぎ 空腹は最高の調味料だったらしく、料理は作った端から瞬く間に国民の皆のお腹に収まっていった。 調理と配膳が一段落した頃にはすっかり昼過ぎになっていた。う、腕がダルイ。 そして藩国部隊と猫士達の面々も漸く日向ぼっこできる3階層の陽だまりで昼食中である。 早速取り出したおにぎりにかぶり付く蘭堂。 ほんのりと口に広がる塩味と海苔の風味、中に入った梅干しの酸味が食欲を掻き立てる。 ご飯を頬張りながら怪獣肉スープを口に含む。野菜の甘さが良く出ていて実に美味い。 瞬く間に平らげられるおにぎりと怪獣肉スープ。 うーん、幸せ。たっぷり働いた後の飯はやっぱり格別だ。 周りでは乃亜がヘイリーさんに自らが腕を振るったベーコンと茸の炒めた物に、タオシム乳のチーズや甘くて栄養満点な干したなつめやしの実を添えて差し入れしていたり、 イズナとホードーが幾つおにぎりを食べれるか競争していたりするのが見える。一方では守上摂政が暮里さんのところに炊き出しを運んで一緒に食べている様子も見えた。 また怪獣肉スープで煮込んだ雑炊にたっぷりの鰹節を塗した特製ねこまんまが余程お気に召したのか猫士達がうにゃうにゃと鳴きながら食べているのが聞こえる。 ま、賑やかな中で食うっていうのも、ワンポイントだよな。とずずっとスープを飲み干す。 次のページへ >>
https://w.atwiki.jp/rg7jyd/pages/561.html
去年の同じ頃でしょうか、横浜の赤レンガ倉庫で、宇都宮の有名餃子を集めた「宇都宮餃子祭り」というイベントが開催されていました。 今年も同じ場所で、4月22日(金)から24日(日)の3日間開催されます。 前に行った食べ物系イベントは3月の 魚フェス で、4月はまだどこにも行けてなかったので、23日(土)に餃の子を求めて行ってみることにしました。 気になる天気は・・・晴れなのか曇りなのかよくわからない状態。まぁ、雨が降らなければ良しとしますか。 今回出店しているのは上記の15店舗。一部の店舗を除いて、前回と同じような顔ぶれです。 前回と同様にチケット制。ただ、料金体系が見直されたようで、以下の2種類が販売されています。 3G + 抽選補助券(1枚) : 1100円 9G + 抽選補助券(2枚) : 3000円 抽選補助券は3枚で1回抽選ができ、1Gで餃子一皿(4個)、2Gでアルコール類が頂けます。 3Gを3枚買うより9Gを買ったほうが300円お得ですが、抽選ができない・・と。 まあ、食べ過ぎも良くないので、前回と同じ分だけにしておきました。もし足りないと感じたら3G追加して、抽選会にも参加すると。 チケット売り場は・・・結構並んでいますね。販売しているスタッフの数が8名(9名だったかな)なので、 今回も5分ほどでチケットをゲット。会場内を見渡す限り、テーブル&椅子はほぼ全滅しています。 まずは、こちらの行列に並ぶことにします。前回は食べていないけど、とても気になっていた餃子なんです。 他の店舗は行列もなく待ち時間ゼロで買えるにも関わらず、これだけの行列ができているということは、絶対当たりですよね。 焼き餃子@めんめん 羽根が特徴的な餃子で、羽根自体もぱりぱりで美味です。 一口食べると、大量の肉汁が溢れ出てきます。一緒に餃子のタレももらえるのですが、つけなくても問題ない位しっかりと味が付いています。 中華料理の要であるガラスープをアン(豚肉&野菜)にたっぷりと吸わせているからですかね。 前回はなかった「ミツカン」のブースです。ここでは、餃子に合うタレ(素材)を提供しています(確か、無料)。 実際に試してはいないですが、以下の5パターンが試せるようです。 1. 味ぽん 餃子に味ぽん。悪くない組み合わせでございます。 2. 味ぽん + チーズ うーん、ちょっと味が想像できないですが、罰ゲームな感じになりませんか?コレ。 3. 味ぽん + 七味唐辛子 塩味、酸味、辛味。コレに甘味、苦味、旨味、しびれが加われば怪味になりますね。 ごまだれ(甘味、旨味)と黒胡椒(しびれ)を加えることでさらに怪味に近づきます。用意された素材はそれを意識しているのでしょうか。チーズは・・・。 4. 味ぽん + 金のごまだれ これも↑と同様に怪味に近い組み合わせです。餃子ならごまだれだけでも美味しく頂けますよ。 5. 味ぽん + 黒胡椒 ピリッとしてスパイシーなぽん酢になります、餃子に合うかどうかは疑問・・。 前回の経験を基に、各店舗で餃子のタレがもらえることは想定していましたが、上記のような変わり種なタレがあるとは思っていなかったので、今回はこんなのを持参してきてます。 食べるラー油!(未開封) 確か、特設ブースで「とちむすび(塩むすび + 肉みそむすび)」が現金300円で販売されていましたが、ご飯にもとてもよく合う「食べラー」。 でも、健康診断が近づいてきているので、ご飯はやめておきます・・。 前回は餃子にタレをかけて食べていましたが、今回はタレは使わず、 そのまま食べる(餃子自体の味を楽しむ) 食べラーを乗せて食べる(味の変化を楽しむ) の2パターンを考えています。チケット1枚 = 1G = 餃子4個なので、半々ずつ。 続いてはこちらの行列に並びましょう。会場内の人の数がどんどん増えてきて、各店舗に行列が増えてきました。 焼き餃子@とんきっき 特に謳っているわけではないですが、こちらも羽根がたくさん。 溢れるほどの肉汁・・はないですが、豚肉の旨味と野菜のほのかな甘みが良いです。 どんどん行きましょう。 回転率が非常に高いので、これだけ並んでいても5分程度で購入できます。 焼き餃子@雄都水産 参加している15店舗中、唯一の海産物をネタにした餃子。 「えび餃子」ということで、しっかりとエビの味がします。 ここまでで、計12個の餃子を頂きました。今のところは「めんめんの羽根餃子」が一番好みの味でしたね。 ちょっと食休み中に近くにいた、お散歩中の黒猫さん。毛並みが綺麗です。 次はこちらへ。 焼き餃子@香蘭 他の店舗の餃子はアンに白菜を使っている所が多いですが、ココの餃子は白菜を使わず、キャベツ・長ネギ・タマネギのみなのです。 強力粉をつかったもっちりとした食感の皮もウリの一つ。 私的には、そのまま食べると味が少々薄めに感じたせいか食べラーを付けて食べた時の印象が一番良かったですね。 食べラー自体の味が結構濃いので、逆に「めんめん」の時は食べラーを乗せない方が美味しく感じましたし。 ここも結構な長さの行列ができています。今までは全て5分程度で買えていたのですが、ここだけは倍の10分かかりました(推定待ち時間の表示は45分でしたが)。 焼き餃子@宇都宮みんみん 宇都宮餃子の代名詞とも言われる有名店。 こちらの餃子もよく見ると皮が厚めですね。 確か、写真は撮ってないですが、ステージでのトークで 「皮の厚さも各店舗で異なっている。味わいもそれによって変わってくるので是非、各店舗の餃子を食べ比べてみてほしい」 って言ってたような、言ってなかったような・・。 みんみんの店舗の裏辺りでは、崎陽軒がシウマイを売っていました。 あの「マルシン・ハンバーグ」でお馴染みのマルシンフーズは、今回も「揚げ餃子」で参戦。 揚げ餃子@マルシンフーズ 「カレー塩」「ゆず塩」のどちらか一方の塩を貰えます。前回はこれに加えて「ハーブ塩」もあったのですが、今回はなかったですね。 ん?、一皿(一袋)は4ぎょーざのはずだが・・?!、5ぎょーざ入ってる・∀・。サービスなのか、入れ間違いなのかはわかりませんね。 今回は「ゆず塩」をもらってきたので、振りかけて、袋をふりふり。 これで最初に買ったチケット(3G x 2)は全て消費しました。まだ食べられるとは思いますが、餃子はもうやめておきます。 代わりにデザートのイチゴを。 イチゴを食べながら、こちらを見ていきましょうか。 4月2日(土)から24日(日)までの間、「フラワーガーデン2016」がイベント広場で開催されているのです。 今年のテーマは「イースター」。18時からはプロジェクションマッピングでより綺麗にライトアップされた光景が見れます(その時間まではいないけど)。 ウェルカムエッグ。ん? なんか、コレ、いいな。 周りの花畑には、横浜赤レンガ倉庫創設105周年にちなんで、105体のイースターバニーが様々な造形で登場してます。 真ん中にある灰色のごつごつとしたものは・・岩・・・ ではなく、巨大な樹木で、中にもウサギがいました。 一番奥の「水辺とメロディのゾーン」にあるコレはハープ? 海の向こうに、クルーズ船「ロイヤルウィング」が見えます。ちょうど帰ってきたところでしょうか。 足元では、 「ちょっと、とおりますよ」 と言わんばかりに、鳥系モンスターが颯爽と歩いていきます。 餃子祭り会場の方へ戻ってくると、ステージでは「乾杯!」していました。 そういえば、ニンニク祭りの時もでしたが、ブレスケアの無料サンプリングのブースもありましたね。 チケット売り場の真ん前辺りには、このような人力車がたくさん配備されています。 まだ乗ったことないので、乗ってみるのもいいかなーと思ったのですが、たくさん食べているので、ちょっと寄り道しながら適当な駅まで歩くことにしました。 象の鼻パークの中を通り、横浜税関資料展示室の前へ。入場無料。 横浜市開港記念会館。すぐ近くにはみなとみらい線の日本大通り駅があります。 横浜スタジアム。もう少しで関内駅です。 あ、あれはランドマークタワー?、まだ全然余裕だったので、関内駅を素通りして、桜木町駅付近まで来てます。 何か見覚えのある看板が見えてきましたよ。 結局、横浜駅まで来ちゃいました。横浜赤レンガ倉庫から横浜スタジアムを経由して80分くらいでした。 景色を見ながらゆっくりと歩いていましたし、横浜スタジアムの方ではなくパシフィコ横浜の方へ行けば1時間弱位で辿りつけるのではないでしょうか。 実際にどれくらいかかるかはいずれ確認してみようと思います。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/512.html
「ゆ~~~~~♪」 うだるような暑さ。 今年の夏も一段と暑い。 形だけの入道雲が山の向こうに見え隠れする、夕立もなかなか訪れないので、暑さは耐え難いものとなっていた。 ゆっくり達も例外ではない。 この暑さでは、文字通りゆっくりするしかないゆっくり達はそれぞれ日陰に隠れてべたーーっとしている。 「れーむーー。あついねーーー!」 「こーゆーときはゆっくりしてよーーね!」 普段の口調からは程遠い、のんびりした口調で互いに会話をするゆっくり霊夢と魔理沙。 特に魔理沙は、黒い帽子の所為で余計に熱いようだ。 「こんにちは!! ゆっくりしていってね!!!」 「「?」」 そんな中、元気よく挨拶をしてくる男。 「おじさん。きょうはまりさたちはここでゆっくりするよ~」 幾らゆっくりと言えども、この暑さの中で元気にゆっくりする気はない。 「だいじょうぶ!! おじさんもこんな暑い中でげんきにゆっくりできないよ!! 冷たいアイスをもってきたんだよ!!」 「ゆゆ!! あいす!!!」 「おじさん!! それってつめたいの?」 冷たいと聞いてゆっくり達は元気よく飛び上がる。 どこにそんな元気が有るのかは知らないが、暑苦しく男の足元に摺りついてくる。 「うん! ちょっとたべてみるかい?」 そう言って、男はアイスキャンディーを二つに折ってそれぞれの前に捨てた。 「むしゃ? ……!! ゆゆ!! おいしー!! おじさんこれおいしーよ!!」 「うっめ!! めっちゃうめーーーーー!!!」 ひんやりと冷たいアイスにがっつく二匹。 「ゆ~~~~♪ しあわせーーーー!!!!」 あっという間に食べ終わった二匹。 余程美味しかったのか、直ぐにおかわりを要求してくる。 「おじさん!! もっともっとちょうだいね!!!」 「はやくまりさたちにもってきてね!!!」 「はいはい! でも僕は大勢のゆっくりに味わってもらいたいんだ。だから沢山ゆっくりを呼んできてね!!」 そうしたら、もっといっぱいアイスをあげるよ。 男の言葉を聞いて、元気よく森の中へと消えていく。 数刻後、そこには溢れんばかりのゆっくりがひしめき合っていた。 その数およそ100匹。 パチュリー・アリス・さくや。 多くの種類のゆっくりが親子、親友の垣根を越えて駆けつけたのだ。 もっとも、全員が暑さでゆっくりしているが。 「おじさん!! みんなつれてきたよ!!!」 「はやくまりさたちにあいすちょうだいね!!!」 先ほどの二匹が、ラフな格好をした男に駆け寄る。 「うん!! それじゃあ皆の分は家にいっぱいあるから、おじさんのお家まで行こうか」 男は集まったゆっくりに声をかけると、全員を加工場の大型冷凍庫へ運んでいった。 「ゆゆ!! すずしいね!!!」 「ゆっくりできるよ!!」 全員をその中へ入れる。 うだるような暑さの中に居たゆっくり達は自分から中へ入って行った。 それを確認して男は厳重に鍵をかけその場を去っていった。 「ゆ~~♪ ゆゆっゆ~♪」 「おかーしゃんじょ~ず~♪」 「とかいはのありすはこんなすずしいへや、よくはいってるよ!!!」 「むっきゅ~♪ かいてき~♪」 「おぜうさま!! おぜうさま!!!」 アイスのことは忘れて冷凍庫の中でくつろぐゆっくり達。 しかし、強力な冷凍庫はガンガンと中に入っている饅頭を冷やしていく。 「ゆ~、ちゅべたい!! つべたいよーーー!!!」 初めに騒ぎ始めたのは赤ちゃん達だった。 それが次第に年長者、大きいモノへと伝染していく。 「!! つめたい!! ゆっくりあけてね!!!」 「おじさん!! まりさたちをたすけてね!!!」 「とかいはのありすはじゃくれーぼーしゃにはいるよ!!!」 「むいきゅーーーー……」 「「ぱちゅりーーー!!!!!!」」 一番最初に息を引き取ったのはゆっくりパチュリーだった。 「ゆーーーー!! ……」 赤ちゃん達がそれに続く。 こうなるとゆっくりどころではない。 大勢の親ゆっくりや力のあるゆっくりが全員で入り口にタックルを仕掛ける。 「こんなのかんたんだよ!!」 「そうだよ!! おじさんはひとりであけられたもんね!!」 「みんなで力をあわせればかんたんにあくよ!!!」 「「「そーれ!!!」」」 しかし、厳重に施錠されたそのドアは、商品になった冷凍団子を取り出すまで開く事が無かった。 一方、紅魔館でも似たような光景が繰り広げられていた。 「さくやーーー!! あづいーーー!!!」 食欲をそそる良いにおいを滴らせているのはゆっくりれみりゃのグループ。 全員が体中から肉汁を滴らせている。 「はいはい! れみりゃさま!! ぷっでぃ~んですよ!!!」 「ぷっでぃ~~んいりゃない!!! ぽいするの!!」 「つめたいのがいいにょ!! しゃくやのばぁ~か!!」 プリンを全て蹴散らして、再度お菓子を要求する。 「そうですね!! それでは、よく冷えたゼリーをお持ちします」 「う~♪ ぜっりぃ~♪」 「「「「ぜっりぃ~♪ れみ☆りゃ☆う~♪ にぱー♪」」」」 全員でポーズを決める。 その度に、顔から肉汁がはじけ飛ぶ。 「かわいいですよ!! れみりゃさま!! すぐおもちしますね!!」 「う~~!! はやぐもっでぎでぇ~♪」 全速力で厨房に入り、人数分のゼリーを作り冷やす。 そして新しい高級な皿に載せる。 ここまで時間を止めて居たので掛かった時間は0分、後は運ぶだけだ。 「あら? さくやさん!! 丁度良かったです」 またしても曲がり角で小悪魔とかち合った咲夜。 聞けば、今回はパチュリーではなく、レミリアが神社に行って巫女に冷たいものでも作って来いと仰っていたとの事。 他ならぬレミリアの命令に逆らう事はできない。 ゼリーを小悪魔に預け、咲夜は急いで神社に飛んでいった。 「うう~~~~おそいじょ~~~♪」 れみりゃはずうずうしくも屋敷内に上がりこんでいた。 一行が歩いた後には汁だまりができている。 「うう~~~!! ぜっりぃ~~~♪」 そんな一行が漸くゼリーを見つけたらしい。 もっている人は違うが、お構いなしに足元に群がる。 「う~♪ はやぐちょ~だい!!」 「れみりゃのぜりだどぉ~♪」 「う~♪ た~べちゃうぞ~♪」 「いいえ♪ これは私とパチュリー様とレミリア様の分ですよ♪」 にこやかな笑みを浮かべて宣言する小悪魔。 しかし、肉まんたちは納得がいかない。 「ちがうのーーー!!! それはれみりゃたちのーーーー!!!」 「れみりゃはこーまかんのおじょーさまだどぉーーー!!!!」 「おまえにゃんkぁざぐやにいいづけでやるーーー!!!」 「はやぐぜっりぃーーーーちょーだい!!!!」 「「「「ぜっりぃーーーーー♪」」」」 「「「「!!!! う゛あ゛あ゛ーーーーーーー!!!!!!」」」」 直後、後方から飛来した多数のグンニグルによってその場で串刺しになるれみりゃ。 その攻撃に、ぜっりぃ~コールよりはましの悲鳴コールが沸き起こる。 「ああああーーー!! ざぐやーーー!!!」 「ざぐやーー、ごわいひどがいるどぉーーー!!!!」 「ぜっりぃ~~~~もっでぎでーーー!!!!」 「うるさい!!」 その悲鳴コールの張本人、レミリア・スカーレットが勢いよく全ての肉まんの四肢をむしり取る。 「うっぎゃーーー!! う!! うぐぐ!!!」 「まったく! うるさいったらありゃしない」 むしり取ったそれを、れみりゃの口に無理去り放り込み終えたレミリアが小悪魔に呟く。 「そうですね。ああ、どうぞ! 美味しいですよこのゼリー♪」 「そう。パチェの所に戻ったら頂くわ。それよりもコイツらどうしようかしら? ちょうど咲夜はいないし」 「うっ!! う!! ……」 「しゃ!! しゃぐやーーー!!」 開かない口で、何とか言葉を発しようとするれみりゃ達。 そんな滑稽な様子を見ながら、レミリアはアレコレ思案する。 「それなら良い方法がありますよ!!」 「? なにかしら?」 「きょうは土曜丑の日です!!」 その日の紅魔館の夕食は、美鈴が腕によりをかけて作った沢山の中華料理が並んだ。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/alphadia4/pages/15.html
王都アレクサンド シックル、600GOLD マーサリの町 ポイズンジュエル、1050GOLD ラドルの洞窟 STRマキナ、シェードベスト、エリクサー、※岩の先 ラドル村 1620GOLD、スリープオーブ、※氷の岩の先(STRマキナ14個、ワイバーンベスト、MNDマキナ16個) リールの森 ※氷の岩の先(伝説の粉8個、エーテルマター10個、攻魔変換の首輪、全開放リング)、ポイズンジュエル、パララケア4個、ポイズネスリング、アイケア4個 グラースの洞窟 パララケア5個、スリープオーブ、パララネスジュエル、エナジハーブ、クロスロッド チュオウの町 3150GOLD ウルドの町 MNDマキナ、HPマキナ、パララガーネット、4260GOLG 研究施設 ポイズンジュエル、スリープオーブ、パニックネスクロス、AGLマキナ、グラディナックル、3000GOLD、ラッキードリンク ウルド城 ハイケーア2個、エーテルエナジ ゲージの森 レシピお肉の香草焼、ダクネスブレスレット、クロニアベスト、スリプネスロケット、ロマンスナイフ、EPマキナ サースウ村 レシピ魚の野菜詰め、エーテルマター2個 竜の塔 エーテルマテリア、レシピフルーティー魚、一文字太刀、フローラルドレス、ルーンロッド、ソリッドアーマー、ライトバグナウ ピュトートンネル パララガーネット、STRマキナ、エーテルマテリア、ダイヤモンド、ガードドリンク ワイバードの町 ハイエリクサー2個、9400GOLD ベルフォール要塞 レシピデンジャーフルーツ、レシピ健康サラダ、エリクサー3個、全開放リング、ダークサファイア トロワの洞窟 パニックオニキス、VITマキナ、ハイエリクサー、まんぷくリング、MNDマキナ、エメラルド2個、レシピ適当お肉盛り ノットワン村 レシピ肉汁フルーツ、10000GOLD、パニックオニキス、レシピバランス定食(人から) コニャックの洞窟 伝説の粉、STRマキナ、ウインドエッジ、攻撃変換の首輪、レシピ刺激的サラダ、レシピ乾物パフェ、※矢印の床の先 ナターリアの都 レシピ薬草フルーツ(人から)、パララガーネット、パニックネスクロス、ダイヤモンド、レシピ乾燥肉香草巻 ナターリア城 ダイヤモンド、14000GOLD アレスの塔 ランディスベスト、レシピ生臭干物、ギルティサイズ、伝説の粉、ステタスキャンセラ 皇都クレステリア 伝説の粉2個、レシピ伝説のステーキ、レシピスパイスジャーキー、ヒールマター2個、エナジマター2個、※氷の岩の先(スリプネスロケット、スキルマテリア12個、ドラゴンアーマー、ハイエリクサー9個) クレステリア城 クマの手、ガードリング、※氷の岩の先(イヴィルシルバー)、水晶の欠片、ブラックパール、水晶の欠片、※氷の岩の先(レシピ香草コショウ盛り)、STRマキナ2個、レシピ魚の香草焼、レシピウマいステーキ、HPマキナ3個、ランタン、最奥の鍵、ダクネスブレスレット、レシピ調味料ダク、伝説の粉2個、スキルマター2個、※矢印の床の先 アプト神殿 ブラッドソード、皇都護衛刀、クレストナイフ、エーテルマター2個、スキルマテリア2個、クレストワンド、ワイバーンベスト、レシピ激辛フルーツ、MNDマキナ3個、スリプネスロケット、シャインドレス、デ・クチーニャ ソミュールタワー 「光」特殊爆弾、ヒールマター2個、「水」大型爆弾、「風」大型爆弾2個、ドラゴンアーマー、「土」大型爆弾2個、伝説の粉2個、※矢印の床の先(ガードドリンク2個)、ハイケーア2個、ソミュールの鍵、※矢印の床の先(クレストサイズ)、クレストグローブ、パララネスジュエル、ヘヴィブーツ、ドラゴンアーマー、パワフルドリンク3個、スキルマター2個、クレストソード、「闇」特殊爆弾 エナジロード・エナジベール ハイエリクサー3個、「光」特殊爆弾、陣形古文書上級、攻魔変換の首輪、マテリアコート、エーテルマター2個、ハイエリクサー2個、「火」大型爆弾2個、スピードドリンク4個、スキルマター2個、「水」大型爆弾3個、パワフルドリンク3個、ミラードリンク4個、HPマキナ5個、ラッキードリンク4個、EPマキナ5個、ヒールマター4個、エナジマター3個、VITマキナ5個、ステタスキャンセラ、デ・クチーニャ エンディング チート…3120367036203170 テートは世界地図を開いた状態で打ち込んでください
https://w.atwiki.jp/wakures/pages/1068.html
レア3 レア3牛肉麺 最高級フィレステーキ 高級フカヒレスープ 熱血海鮮カレー 溶岩ハンバーガー USプレミアムサーロインステーキ 贅沢ステーキ 豚骨ラーメン オイカワのクリスピースープ 海鮮塩葱そば 前のページへ 1 2 4 次のページへ 牛肉麺 牛肉麺(niu rou mian:ニィゥロウミィェン)台湾台北士林「四海遊龍」 多くの牛骨から出汁をとり、牛肉もふんだんに使用した牛肉麺をどうぞご堪能下さい。 レア ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 93(?) コスト(一押し) 82(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 440(?) 包丁技 513 香(一押し) 438(?) 調味技 514 味(一押し) 447(?) 火加減 511 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 630ドル 特級料理習得数 24 習得数 16~24個 食材 肉Lv3 8 野菜Lv3 5 キノコLv3 5 豆製品Lv3 6 スパイスLv3 2 × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 牛肉麺を編集 ▲TOP 最高級フィレステーキ 最高級フィレステーキ台湾台北士林「マタドールファミリー」 最高級フィレの肉厚重厚さが売りの高級ステーキです。 レア ジャンル おかず 価格(一押し) 81(?) コスト(一押し) 70(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 447(?) 包丁技 350 香(一押し) 444(?) 調味技 345 味(一押し) 434(?) 火加減 347 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 520ドル 特級料理習得数 24 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 10 野菜Lv3 7 ミルクLv3 6 スパイスLv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 最高級フィレステーキを編集 ▲TOP 高級フカヒレスープ 高級フカヒレスープ台湾台北士林「マタドールファミリー」 10時間煮込んだ高級フカヒレスープです。 レア ジャンル スープ 価格(一押し) 71(?) コスト(一押し) 60(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 338(?) 包丁技 380 香(一押し) 331(?) 調味技 376 味(一押し) 326(?) 火加減 377 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 520ドル 特級料理習得数 24 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 10 野菜Lv3 7 豆製品Lv3 6 卵Lv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 高級フカヒレスープを編集 ▲TOP 熱血海鮮カレー 熱血海鮮カレー台湾台北士林「マイルホーム」 香ばしいチーズで覆われた特別な海鮮カレーをどうぞご堪能下さい。 レア ジャンル おかず 価格(一押し) 113(?) コスト(一押し) 102(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 442(?) 包丁技 347 香(一押し) 452(?) 調味技 345 味(一押し) 431(?) 火加減 349 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv75 調理費用 160ドル 特級料理習得数 24 習得数 12~18個 食材 魚Lv3 9 ミルクLv3 9 野菜Lv3 6 米穀Lv3 3 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 熱血海鮮カレーを編集 ▲TOP 溶岩ハンバーガー 溶岩ハンバーガー台湾台北士林「the Chips」 溶岩を思わせる重厚なソースとハンバーグの組み合わせはボリューム満点! レア ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 81(?) コスト(一押し) 70(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 452(?) 包丁技 349 香(一押し) 442(?) 調味技 346 味(一押し) 431(?) 火加減 347 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 520ドル 中級料理習得数 24 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 10 野菜Lv3 7 卵Lv3 6 米穀Lv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 溶岩ハンバーガーを編集 ▲TOP USプレミアムサーロインステーキ USプレミアムサーロインステーキ台湾台北士林「闘牛士」 ジューシーな肉汁がたまらない一品です。 レア ジャンル おかず 価格(一押し) 69(?) コスト(一押し) 58(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 450(?) 包丁技 506 香(一押し) 440(?) 調味技 503 味(一押し) 435(?) 火加減 504 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 630ドル 中級料理習得数 24 習得数 16~24個 食材 肉Lv3 10 豆製品Lv3 7 キノコLv3 6 スパイスLv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) USプレミアムサーロインステーキを編集 ▲TOP 贅沢ステーキ 贅沢ステーキ台湾台北士林「19to1特選ステーキ」 ジューシーな肉汁が食欲をそそる、贅沢なステーキです。 レア ジャンル おかず 価格(一押し) 76(?) コスト(一押し) 65(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 435(?) 包丁技 346 香(一押し) 450(?) 調味技 348 味(一押し) 440(?) 火加減 350 調理情報 習得条件 調理時間 1時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 260ドル 中級料理習得数 24 習得数 20~30個 食材 肉Lv3 10 卵Lv3 7 野菜Lv3 6 米穀Lv3 4 × × × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 贅沢ステーキを編集 ▲TOP 豚骨ラーメン 豚骨ラーメン台湾台北士林「手打ちうどん“明園”」 秘伝のスープに新鮮な果物や野菜を使用した豚骨ラーメンです。 レア ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 113(?) コスト(一押し) 102(?) 風味(一押し) 180(?) 品質 属性条件 色(一押し) 454(?) 包丁技 379 香(一押し) 444(?) 調味技 375 味(一押し) 427(?) 火加減 372 調理情報 習得条件 調理時間 30分 習得Lv制限 Lv75 調理費用 160ドル 特級料理習得数 24 習得数 12~18個 食材 米穀Lv3 7 野菜Lv3 6 肉Lv3 5 果物Lv3 5 卵Lv3 3 × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 豚骨ラーメンを編集 ▲TOP オイカワのクリスピースープ オイカワのクリスピースープ台湾台北士林「手打ちうどん“明園”」 さくさくオイカワのクリスピーを入れたスープです。 レア ジャンル スープ 価格(一押し) 93(?) コスト(一押し) 82(?) 風味(一押し) 180(?) 品質 属性条件 色(一押し) 466(?) 包丁技 393 香(一押し) 457(?) 調味技 389 味(一押し) 477(?) 火加減 403 調理情報 習得条件 調理時間 3時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 630ドル 特級料理習得数 24 習得数 16~24個 食材 魚Lv3 10 米穀Lv3 6 野菜Lv3 6 キノコLv3 3 スパイスLv3 2 × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) オイカワのクリスピースープを編集 ▲TOP 海鮮塩葱そば 海鮮塩葱そば台湾台北士林「TEN 屋」 太麺が素材と絡まる!海鮮塩葱そばの麺一本一本の味を楽しんでください。 レア ジャンル ご飯・麺 価格(一押し) 95(?) コスト(一押し) 84(?) 風味(一押し) 175(?) 品質 属性条件 色(一押し) 450(?) 包丁技 399 香(一押し) 443(?) 調味技 396 味(一押し) 432(?) 火加減 398 調理情報 習得条件 調理時間 2時間 習得Lv制限 Lv75 調理費用 520ドル 特級料理習得数 24 習得数 20~30個 食材 魚Lv3 10 豆製品Lv3 7 野菜Lv3 6 米穀Lv3 4 スパイスLv3 2 × × 一押し食材 × × × × × × × × クイズ 問題 A. B. C. D. 答え(反転) 海鮮塩葱そばを編集 ▲TOP 前のページへ 1 2 4 次のページへ
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/1263.html
前 気がつくと帰宅していた。 日はすでに落ちている。薄い闇が段々と濃くなっていた。日暮れ前には帰るつもりだったのにこんな時間になってしまったのは、今の私が手ぶらであることが理由になっている。 目当てのものが手に入らなかったため、知らぬ間に深追いしてしまったのだろう。こんな体たらくはほとんど経験したことがない。いつもは簡単に捕まえられるのに。 しかも、手ぶらということは、出かける前に持っていったものも無駄に使ってしまったことを示している。何て失態。また作らないといけない。その手間を考えると気が重い。 いや、それ以上に、積もり積もったものは何も変わらず、相も変わらず覆い被さっているのが、とにかく重い。……重い。 扉を開ける手に疲労感がまとわりついている。そして、まず鼻が身構えるのがわかる。じめじめとした天気が続くこの頃だ。中では生々しい臭いが息づいているだろう。一度外出してしまうと、「慣れ」はリセットされてしまうのだ。 滅入る気持ちを奮い起こして、中へ入る。 明日。とにかく明日だ。今日を耐えきってしまえば、また明日出かけることができる。今度こそ捕まえられる。 早くあの子に晩ご飯を作って、身体を洗って、寝かしつけてしまおう。汚れたところをふいて、散らかったところを片付けて、私も早く寝てしまおう。機械的な作業を機械的にやってしまばいいだけだ。それで…… …………? 何だろう。妙な違和感が玄関にまで流れてくる。 あの子が何かしたのだろうか。昼寝から覚めて、一人で遊んで、ということまでは予想できる。部屋の鍵も閉めてある。粗相などはその範囲で収まるはずだ。 そうじゃない。もっと違う何かが起こっている。 そう言えば、さっき私は玄関の鍵を開けただろうか。既に鍵は開いていなかっただろうか。外の地面はパラついた小雨で湿っていたが、玄関には私が入ってくる前に足跡がついいていなかっただろうか。 違和感の正体がわかった。気配がするのだ。まさか、泥棒か。 取られるようなものはないが、だから安心、というわけでもない。 恐る恐る靴を脱ぎ、慎重に気配の発生源を探ろうと、まずは居間をのぞいた。 「うーうー!」 いきなり発見してしまった。 膨れた顔に短い手足。頭の白いキャップ。同色の寝間着のような服。 「う~♪ うぅ♪ う~♪」 レミリア種のゆっくり。しかも胴体付きだ。 なんて珍しい。今まで多くのゆっくりを見てきたが、手足があるのは初めて見た。 近づいていくと、そのゆっくりはこちらを見上げてくる。 「どこから入ってきたの?」 「うー、ざくやー、ぷでぃんもっできでー、ぶでぃんー」 あらあら。会うなり人間違いをして、その上おやつを要求するなんて。 頭を撫でながら、尋ねる。 「あなた、どこの家の子? 森から来たの?」 「うー、れびりゃのおうぢはここだどー」 鼻にかかったようなダミ声で、人様の家を所有宣言。 ああ、何て、かわいいんだろう。 「ぞでよりぷでぃん、ぷでぃ~ん!」 「欲しいの? プリン」 興奮を内に秘めて、荒くなる呼吸を抑えて、にこやかに問いかける。 「はやぐー! もっでごないと、たべじゃうどー」 「じゃあ、たくさん食べてね」 私は少し身体を離すと、思いっきりゆっくりの腹を蹴りこんだ。 ぐごぎょ、と無様な音を喉から漏らして、饅頭は吹っ飛び、壁にしたたか身体を打ち付けた。 「…………! …………!」 痛みで呼吸もままならず、叫び声さえあげられないようだ。何が起こったか理解もできないだろう。 「ぐっ、ぼッ、……! ごぶぇ?!」 ようやくひり出すような息を吐く。私はにこやかに問いかける。「大丈夫?」 「なっ……なにずん……だどぉ」 見たところ腹に外傷はない。意外に丈夫なようだ。嬉しい。 「あら、食べたいんじゃなかったの?」 「ぢがっ、うどぉ……、れびりゃがほじいのは」 再び足を腹に叩き込む。口から出るはずだった言葉が、衝撃で肺に戻される。 何度も蹴りこむ。後ろは壁だ。暴力は逃げることなく全て身体に突き刺さる。 ゆっくりは小さな手足で必死に身を守ろうとしている。その手足さえ、蹴れば柔らかな感触を跳ね返してくる。それがとても心地よい。 たくさんの蹴りを食らって、ゆっくりは痛みか恐怖かその両方かで震えている。頬を引っ張り、何か言うまで待つ。 「んー、どうしたのかな?」 「ぎゅ、んぐっ」 まだ返事はできないようだ。頬をつまんだまま揺すり、引っ張り上げる。結構重い。普通のゆっくりなら頬がちぎれてもおかしくない重さが掛かっているのに、そんなことはなく痛がる様子を見せるだけだ。本当に嬉しくなる。 頬を手放すと、再び床に転がる。そして、ずりずりとはいずるように、逃げようとする。 私は左の二の腕を踏んで阻止する。それでもゆっくりはジタバタと動くが、完全に縫い止められてそれ以上どこにもいけなくなってしまう。ああ、何て弱く、馬鹿な生き物なんだろう。 体付きがどれだけの強度を持ってるのか興味が湧いてきた。踏んだ足に体重を掛けてゆく。伝わってくる響きは、腕のきしみか、それともゆっくりの叫ぶ声が振動となっているのだろうか。 「うふふふふ」 ついに全体重が乗ってしまった。それでもちぎれることはない。ある程度の反動をつけて踏み直してみても、激痛にほとばしる声が高くなるばかりで裂け目一つできない。 「そろそろあなたの中身が見たくなってきたわ。ね、見せて。ね? ね!」 今度は足を上げて、思いっきり勢いをつけて踏みつけてみる。何度も何度も踏みつけてみる。騒音としか聞こえない濁音混じりの絶叫が相変わらず耳に心地よかったが、腕の損傷につながらないのも相変わらずだった。 私は次第に自分の思い通りにならないことに腹が立ってきた。一方でそれがまた嬉しさをかき立てる。苛立ちは最高のスパイスだからだ。 もう一度腹に一撃を見舞った後、私は台所から目当ての物を持ち出してきた。これなら。 「じゃ、改めまして」 ゆっくりを仰向けにして、今度は右腕をつかむ。私が振り上げた包丁に目を丸くしてるけど、何を意味してるのかわかっているのかしら。 私は笑ったまま、思いっきり力を込めて一撃を振り下ろした。 「ぎひう゛ぉギょをぉおごぉおおぉおおぉおおおッ!!」 声帯を無視したような叫びと共に、赤い汁が散った。 中身が何か辛い物でできているゆっくりがいると聞いたことがあるけれど、これがそうなのだろうか。綺麗な色。興奮するわ。 「もっと、もっと見せてね。ふふ、うふふ、あははははっはははっ!」 楽しさを爆発させ、感情に行動を任せる。何度となく、包丁を叩きつけるように切り込んでいく。だが、切り傷が数を増やすのみでなかなか切断できない。切断したいのに。切断したいのに! 早く切断しなさい! 「これでどうっ? これでッ! ほらっ! ほらッ!!」 一番深いくぼみができたところに、逆手で持った包丁の先端を何度も打ち込む。狙い通り、裂け目が大きくなってきた。いいわね、いいわ! 「すごいわね、ほら、取れちゃうわよ、取れちゃうわ、ほら、ほらっ、ねッ!」 そして、ブツンという手応えと共に、ついに腕は根本から切断された。突き抜けるような快感が私の身体の中心を走る。 「ああ、取れちゃった! あははは! 中身は……ふふ、やっぱり肉まんかな? 辛そうだけどね、アハハ、アハハハハハハ!」 中身はかなり詰まっているようで、切断面からこぼれ落ちるのは肉汁ばかりだ。見ていると、柔らかで身の締まった肉汁たっぷりのステーキを連想させる。もしかするととても美味しいのかもしれない。他のゆっくり同様、食べるつもりは全くないから捨てるだけだが。 「……?」 ふと、私は気づいた。ゆっくりの反応がない。 「うそ!」 慌てて確認すると、良かった、死んだ訳じゃないようだ。痛みと恐怖で気絶しているだけらしい。白目をむいて泡を吐いているから驚いてしまった。安堵のため息をつく。水でも掛ければ意識を取り戻すだろう。殺すまでしてしまってはいけない。それはいけない。 まだまだ私に付き合ってもらわないといけないのだから。 私はこれからの楽しみを前にして、身体が喜びで震えるのを感じた。 …………やり尽くした後。 私は居間全体に飛び散った肉汁を前に、包丁をまだ一応の形を為す残骸に突き立てた。 四肢の欠如した胴体は、腹が割り開かれて中身を見せている。赤いソーセージのようなものが出てきたことから、形は違えどやはり肉まんの一種であるようだ。包丁はその中身に埋もれるように収められている。 頭部は両の目がえぐられ、鼻はそがれて豚のようになっている。口は両側が耳まで裂かれて、ピエロのようだ。そんな状態になっても、素手で中身をかき混ぜてやるまで、生きて叫んでいた。 あんなに生命力があって、あれほど長い間楽しませてくれるなんて嬉しい誤算だ。この近くに手足付きのゆっくりが住み着いたということなら、こんなに喜ばしいことはない。何かの神様に感謝した方が良いのかしら。 ただ、砂糖水を掛けても回復しなかったのは残念だった。肉まんだから塩水の方がいいかと思って、掛けてみたら酷く痛がった。だから、もっと掛けてやった。塩そのものもすり込んでみた。それはそれで楽しかったから良しとしよう。 片付けは大変だ。特に肉汁の量が半端ではない。けれど、この気持ちに浸りながらの掃除なら楽しくやれそうだ。 それにしても、この肉汁、辛子か何かで赤いのかと思ったが、そうではないかもしれない。特有の刺激臭がしてこない。食べるわけではないから味はどうでもいいのだが、何か気になる。今になって、どこでかいだ臭いであるように思えてきたのだ。馴染みのある臭い。でも、食べたことはないように思う。何だろう。 考えを巡らし頭をひねると、ふと、部屋の扉が開いているのが目に止まった。 ゆっくりの繁殖方法は、今のところ二通りのものが大勢を占めている。裸子植物タイプと胎生タイプだ。 ほとんど見かけないが、他に確認されているものとして、被子植物タイプ、両生類型卵生タイプ、分裂タイプなどがある。 自分の場合はどれでもなかった。気がつくと、岩穴の中にいて、傍には固い殻が散乱していた。 ということは、鳥類型の卵生タイプなんだろうか。しかし、親は近くにいなかった。爬虫類型の卵生タイプかもしれない。あるいは昆虫型か。 ともかく、最初に起こった欲求は「自分が何者なのか知りたい」ということだった。 何しろ生きる指針を与えるべき親も同族も見あたらないし、そもそも自分が何かがわからなければ種としての振る舞い方も想像できない。「吾輩は猫である」とか言えたらまだ良かったのだが。 かくして、『黒いゆっくりの自分探しの旅』という全くもってモラトリアムな劇が幕を開けるわけだ。そのうち盗んだバイクで走り出すかもしれないな。 いや、自分がゆっくりだと見当がつくのは、もう少し後だ。 とりあえずは魔法の森と呼ばれる場所を、草や木の実やら虫やらを口に含みつつさまよっていた。その中で、ゆっくりを含めた妖怪やら人間やらに出会ったりして。まあいろいろだ。 それでもまだ自分が何かわからなかったわけだ。まあ今になってもそうなんだが。ただ一応の手がかりがつかめたのが、大図書館に滞在したときだったな。 とあるツテでね、来客というか珍獣扱いで招かれたというか持ち込まれた。そこの主たちの好奇心を満たすことと引き替えに、しばらくお世話になったわけだ。 生まれたてで言葉を解していたように、文字も読むことができた。何故かは知らないが、とにかく読めた。それで色々調べることができた。さまざまな妖怪、動植物、外の世界のこと……。館長や司書との会話も有益だったな。 かなり充実した時だった。時間も忘れるとはあのことを言うのだろう。疑問符が好奇心呼び、興味が謎を喚起する。知識の岐路は際限なく奥地まで……ああ、いやいや確かに寄り道はたびたびしたが、第一義は忘れてない。自分のルーツだ。うん? その割には無駄知識が多い? そうかな? で、俺の出生について立てた仮説なんだが――ああ、まだ推測なんだ――どうもゆっくりと他の妖怪との合いの子らしい。 まず俺の身体だが、見事なまでの一頭身だ。顔だけオバケだな。 ゆっくり以外にも首だけの妖怪は多々いるが、大首にしてはお歯黒を付けてないし、チョンチョンにしては耳が大きくない。その他分析してみても、十中八九ゆっくりの血を引いているという結論に行き着く。どういう種のゆっくりかはわからないがな。 もう一方の親は、バック・ベアードである可能性が強い。聞いたことがない妖怪だって? 光化学スモッグの化性で、真っ黒な球体に一つ目がついたデザインなんだが。ああ、そもそもスモッグを知らないか。 ともかく、そういう妖怪だ。空中に巨大なそれが浮かんでいて、わはははと大きな笑い声を上げるのは、まったく恐怖だろう。 能力は主に目から発せられ、相手の精神に作用を及ぼすようだ。軽い幻覚から死に至るものまで、能力の幅はそれなりにある。 自分が羽も無しに宙を飛んだり、片目が不自由であったりした理由が、これで一応説明できるわけだ。体色や表皮などの特徴も含めてな。 まあ、親の能力に比べると泣けてくるほど初歩的な力しかないが、その辺りは少しずつ開発していこう。群れのゆっくりたちと共に。俺の第一義のために。 おおゆっくり、俺はどうして黒ゆっくりなの、なんて嘆き続けるだけでは芸がないしな。 さて、話を戻そうか。 ある母親がいた。特に何の変哲もない家庭を築いていたんだが、強いて言うと子供が生まれつき障害を持っていたのが特徴と言えば特徴かな。知的障害だ。 どれくらいの障害かと言っても、軽度なのか重度なのか基準がよくわからないな。具体的には、発する言葉が「あー」とか「うー」とか意味不明のものだったり、よくかんしゃくを起こして辺りの物をヒッチャカメッチャカにしたりとか。ああ、あと漏らしてしまった大便を団子にして投げて遊んでたってこともあったらしい。そんな程度だ。 母親と父親は人一倍、いや十倍はその子に手間を掛けた。手間を愛情と言い換えられるなら、それはそれは愛にあふれた家庭だったろうな。けれど、父親の方はある日家を出てしまった。 何でだろうね。愛を注ぎすぎて尽きてしまったのか、それとも始めから愛なんてなかったのか。母親がかんしゃくを起こして父親に当たるのが頻繁になった……これは原因に入るかな? 仕方ないことだと思うのだがね。子供にストレスをぶつけるわけにはいかないし、ましてやご近所の皆さんに怒りをまき散らすにもいかない。たまった鬱憤を受け止めてくれるのは愛する夫しかいないというわけだ。 けれど、その父親がいなくなってしまった。さて、彼女はどうなるだろう。自分の子供は常にストレスを渡し続けてくる。バケツリレーに自分の次がいない。どんどんバケツは増えてくる。どんどん、どんどん。積み上げられたバケツが瓦解して、圧死するのは時間の問題。と、その時だ。 家の中にゆっくりが迷い込んできたんだな。 小さなゆっくりだ。まだようやくあちこち歩き回れる程度の。身体無し、頭だけのオーソドックスなレイム種だ。他人の住居内でありながら、「ゆ~、おばさんゆっくりちていってね!」などと鳴いていて、そこにいた。 母親はそれを傷つけるつもりはなかったんだ。ましてや虐待なんて考えもしなかった。ただつまみ出そうとしただけだ。無言ではあったが、別に敵意があったわけじゃない。で、片手でその饅頭をつまんだ。 ところが……どうしたわけか……うん、それが事故だったのか、無自覚の故意だったのかはわからないんだが……力を入れすぎてしまったようだな。 子ゆっくりの叫び声に、ハッと手元をみると、まだ薄く柔い皮に指の先が食い込んでいた。中身がわずかにもれて小豆色に滲んでいる。 「いちゃぁあああい! いちゃいよぉおぉっ!!」という叫びに母親は慌てた。慌てて両手で支えて、 ぷちっ、と。 真ん中から割り潰してしまったんだ。 子ゆっくりも、当の母親でさえも、何が起こったかわからなかったに違いない。しかし、厳然とした事実はそこにあった。潰えた命という現実がね。 そのとき彼女が感じていた感情は何だったと思う? 絶望? 悲哀? まあ、混乱していたのは確かだったろう。一言で表すのは乱暴すぎるかな。ただ、その時、唇の端は上がっていたそうだよ。口だけは間違いなく笑みの形を取っていたんだ。 だから、迷子になった子ゆっくりを探しに来た親ゆっくりが、その母親に誘われるままに家の中に入っていき、さて、どういう末路をたどったか……なんて、説明するまでもないだろう。 玄関扉から上がりかまちにまで散らばった餡子。雑巾でぬぐいながら掃除する彼女の心の中は、もう喜悦の一色で染まっていた。虐待と虐殺による疲労と興奮が心臓をリズミカルに刻み、全身に快楽の血流を巡らす。長い間忘却の彼方に追いやられていた感情が、その時確かに蘇っていた。 ややあって熱が冷めてからは、自己嫌悪の情が海の波のように返ってはきた。彼女の心に染み入って痛みを与えはした。 けれど、自分の子供が、手づかみで食事をして、顔中を食べ物とヨダレと鼻汁まみれにして、そしてその場で大も小も漏らして、アバアバと口を開けてにやけて……みたいな毎日が続くと、母親の内側では、あの刹那の開放感に対する渇きがどうしようもなく襲ってくるんだ。 幸い彼女は村の端、森の近くに住んでいた。子ゆっくりが迷い込んできたのもそのせいであったわけだが、自分の方から捕まえにいくのにも良い条件になっている。 ゆっくりは人に近しい妖怪だからな。もちろんどこにでもいるわけではないが、その森はゆっくりには住みやすい環境だったので、森の周辺をうろついていれば自然遭遇できるほどには多くのゆっくりがいた。それについても母親には幸運だったわけだ。 菓子を使って、主に子ゆっくりを優しい言葉でおびき寄せるのが彼女の常套手段だった。甘味と甘言だな。こういうのに引っかかるのを甘ちゃんというんだ。うん、まあ、中身が甘味なんでずいぶんと捕まえられたわけだけども。げに悲しきは餡子脳。 数え切れないほどのゆっくり。無数の饅頭。それらを蹴り飛ばし、踏みにじり、えぐり込み、焼き焦がし、すり下ろし、握りつぶし、虐めぬき、殺し尽くして。そのつど彼女はたとえようもない高揚を感じ、その後に訪れる虚無の感情にさいなまされた。それは必然の虚しさだ。それでも止めることはなかった。 おや、不可解か? だが、自分を慰める行為というのは得てしてそういうものかも知らんね? で、その母親の住んでいる近くの森にだ、俺たちの群れが移移住してきたなら、当然群れの誰かが被害に遭うのは時間の問題になるよな。まさか、移動してきた翌日にやられるとは思いもしなかったが。そう、夜が一番短いあの日のことだ。 母親はこれまでしてきたように、森の周辺から子ゆっくりの姿を認めると、袋の菓子を出して呼びかけた。ねえ、甘いお菓子があるんだけど、もし良かったらあげるわよ、みたいなことをね。そこにいた三匹の子ゆっくりはすぐに興味を示した。ここまでは狙い通りだ。 しかし、いつもなら大抵簡単に引っかかるはずの子ゆっくりたちが、今回に限って警戒して近づいてこなかった。一定の距離を保って、誘いに乗ってこなかった。それもそのはずで、人間に対しては十分注意して相対するように、入念に教育されていたんだな。いやはや、群れの長の指導力がどれだけ高いかをうかがわせるね。 けれど、そこは母親も歴戦の将。慌てず、騒がず、次の手を打った。 「じゃあ、ここに置いておくから、欲しかったら持っていってね」 上手いね。菓子は小麦粉と砂糖を混ぜ、小さな粒にして揚げたものだ。揚げ玉状のドーナツだな。だから、地面に置くということは、ばらまくわけだ、袋いっぱいのそれらを。 母親は子ゆっくりたちの前から姿を消した。では、子ゆっくりたちはどう行動する? 警戒すべき人間はいない。お菓子には興味がある。お菓子は境界付近とはいえ、森の中にある。 だから、どちらからともなくお菓子に駆け寄る。それでも警戒心は切らしてないから、辺りをうかがいつつ口に含む。森では絶対に口にできないような味が口内に広がる。がっつきたい衝動を抑えて、より安全な森の奥で食べようという考えを誰かが述べる。しかし、できない。大きな塊ならまだしも、砂利のような粒がたくさんあるわけだからね。持ち運べるのはほんのわずかだ。これが母親の意図さ。 菓子を味わうために、子ゆっくりがその場に釘付けになることを想定して、製菓したわけだ。 子ゆっくりが大人のゆっくりに相談するということに考えが行き着けば、それが模範解答だったんだが、美味さの初体験にそこまで頭が回らなかったようだな。いやはや、教育不十分もいいとこだ。親の顔が見てみたいね。 子ゆっくりは徐々に菓子に没頭し始める。そこに母親が駆け寄って一網打尽? いや、真っ正面からいったら流石に気づかれる。音が届かないほどに遠回りして、後ろから失礼するのさ。昼間の森にも危険性はあるが、夜のそれと比べれば、格段に安全だからね。それに何度か使っていた手だ。森に立ち入ることに危機感は持ってなかった。そして、それは正しい認識だった。確かに、これまでは。 時間を掛けすぎてしまったのがまずかった。これまでの事例では問題のない時の間だけれど、この群れにおいては独自のシステムがある。十分な時間だった。母親と俺がご対面するには十分な、ね。 それで。 俺は彼女が一番望んでいることを叶えてやった。 本当に虐待したいものを虐待させてやった。本当に殺したいものを殺させてやった。 めでたしめでたし。 さて、お前さんも明日は早いんだろう。そろそろ寝床に戻ったほうがいい。また頑張ってもらわなくてはならないことが山ほどあるしな。 どうした? うん? その後の展開? おいおい、話はもう終わったんだぞ。 シンデレラや桃太郎のその後を問いかけるのは邪道だと思うがな。色々想像して楽しむのがいいんじゃないか。 おとぎ話とは違うって? ふむ。 そうだな。 『それから母親は苦しみから解放され、新しい人生を歩むことになりました。村人は母親の苦悩を知り、今後の彼女を支えていくことを約束します。確かにそれはイバラの道であり、進むには苦痛を伴うでしょうが、その遙かな先には光り輝く未来が…… いや、もちろん冗談だ。 追い詰められるままに誰にも相談できなかった母親。 何も気づくことなく放置し続けていた村人。 彼らがどんなエピローグを演じるのか。演じられるというのか。 言わぬが花というものだろう。語っても陳腐だ。 To be or not to be. このままで良いのか、いけないのか、彼女は悩み続けてきた。悩みながらも殺し続けてきた。殺しながらも渇き続けてきた。 それならば、この話はこの言葉で締めくくるのがふさわしいだろう。 「満足は死である」 黒ゆっくり2 続く 別の作者が書いたと思われる続き このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2266.html
前 気がつくと帰宅していた。 日はすでに落ちている。薄い闇が段々と濃くなっていた。日暮れ前には帰るつもりだったのにこんな時間になってしまったのは、今の私が手ぶらであることが理由になっている。 目当てのものが手に入らなかったため、知らぬ間に深追いしてしまったのだろう。こんな体たらくはほとんど経験したことがない。いつもは簡単に捕まえられるのに。 しかも、手ぶらということは、出かける前に持っていったものも無駄に使ってしまったことを示している。何て失態。また作らないといけない。その手間を考えると気が重い。 いや、それ以上に、積もり積もったものは何も変わらず、相も変わらず覆い被さっているのが、とにかく重い。……重い。 扉を開ける手に疲労感がまとわりついている。そして、まず鼻が身構えるのがわかる。じめじめとした天気が続くこの頃だ。中では生々しい臭いが息づいているだろう。一度外出してしまうと、「慣れ」はリセットされてしまうのだ。 滅入る気持ちを奮い起こして、中へ入る。 明日。とにかく明日だ。今日を耐えきってしまえば、また明日出かけることができる。今度こそ捕まえられる。 早くあの子に晩ご飯を作って、身体を洗って、寝かしつけてしまおう。汚れたところをふいて、散らかったところを片付けて、私も早く寝てしまおう。機械的な作業を機械的にやってしまばいいだけだ。それで…… …………? 何だろう。妙な違和感が玄関にまで流れてくる。 あの子が何かしたのだろうか。昼寝から覚めて、一人で遊んで、ということまでは予想できる。部屋の鍵も閉めてある。粗相などはその範囲で収まるはずだ。 そうじゃない。もっと違う何かが起こっている。 そう言えば、さっき私は玄関の鍵を開けただろうか。既に鍵は開いていなかっただろうか。外の地面はパラついた小雨で湿っていたが、玄関には私が入ってくる前に足跡がついいていなかっただろうか。 違和感の正体がわかった。気配がするのだ。まさか、泥棒か。 取られるようなものはないが、だから安心、というわけでもない。 恐る恐る靴を脱ぎ、慎重に気配の発生源を探ろうと、まずは居間をのぞいた。 「うーうー!」 いきなり発見してしまった。 膨れた顔に短い手足。頭の白いキャップ。同色の寝間着のような服。 「う~♪ うぅ♪ う~♪」 レミリア種のゆっくり。しかも胴体付きだ。 なんて珍しい。今まで多くのゆっくりを見てきたが、手足があるのは初めて見た。 近づいていくと、そのゆっくりはこちらを見上げてくる。 「どこから入ってきたの?」 「うー、ざくやー、ぷでぃんもっできでー、ぶでぃんー」 あらあら。会うなり人間違いをして、その上おやつを要求するなんて。 頭を撫でながら、尋ねる。 「あなた、どこの家の子? 森から来たの?」 「うー、れびりゃのおうぢはここだどー」 鼻にかかったようなダミ声で、人様の家を所有宣言。 ああ、何て、かわいいんだろう。 「ぞでよりぷでぃん、ぷでぃ~ん!」 「欲しいの? プリン」 興奮を内に秘めて、荒くなる呼吸を抑えて、にこやかに問いかける。 「はやぐー! もっでごないと、たべじゃうどー」 「じゃあ、たくさん食べてね」 私は少し身体を離すと、思いっきりゆっくりの腹を蹴りこんだ。 ぐごぎょ、と無様な音を喉から漏らして、饅頭は吹っ飛び、壁にしたたか身体を打ち付けた。 「…………! …………!」 痛みで呼吸もままならず、叫び声さえあげられないようだ。何が起こったか理解もできないだろう。 「ぐっ、ぼッ、……! ごぶぇ?!」 ようやくひり出すような息を吐く。私はにこやかに問いかける。「大丈夫?」 「なっ……なにずん……だどぉ」 見たところ腹に外傷はない。意外に丈夫なようだ。嬉しい。 「あら、食べたいんじゃなかったの?」 「ぢがっ、うどぉ……、れびりゃがほじいのは」 再び足を腹に叩き込む。口から出るはずだった言葉が、衝撃で肺に戻される。 何度も蹴りこむ。後ろは壁だ。暴力は逃げることなく全て身体に突き刺さる。 ゆっくりは小さな手足で必死に身を守ろうとしている。その手足さえ、蹴れば柔らかな感触を跳ね返してくる。それがとても心地よい。 たくさんの蹴りを食らって、ゆっくりは痛みか恐怖かその両方かで震えている。頬を引っ張り、何か言うまで待つ。 「んー、どうしたのかな?」 「ぎゅ、んぐっ」 まだ返事はできないようだ。頬をつまんだまま揺すり、引っ張り上げる。結構重い。普通のゆっくりなら頬がちぎれてもおかしくない重さが掛かっているのに、そんなことはなく痛がる様子を見せるだけだ。本当に嬉しくなる。 頬を手放すと、再び床に転がる。そして、ずりずりとはいずるように、逃げようとする。 私は左の二の腕を踏んで阻止する。それでもゆっくりはジタバタと動くが、完全に縫い止められてそれ以上どこにもいけなくなってしまう。ああ、何て弱く、馬鹿な生き物なんだろう。 体付きがどれだけの強度を持ってるのか興味が湧いてきた。踏んだ足に体重を掛けてゆく。伝わってくる響きは、腕のきしみか、それともゆっくりの叫ぶ声が振動となっているのだろうか。 「うふふふふ」 ついに全体重が乗ってしまった。それでもちぎれることはない。ある程度の反動をつけて踏み直してみても、激痛にほとばしる声が高くなるばかりで裂け目一つできない。 「そろそろあなたの中身が見たくなってきたわ。ね、見せて。ね? ね!」 今度は足を上げて、思いっきり勢いをつけて踏みつけてみる。何度も何度も踏みつけてみる。騒音としか聞こえない濁音混じりの絶叫が相変わらず耳に心地よかったが、腕の損傷につながらないのも相変わらずだった。 私は次第に自分の思い通りにならないことに腹が立ってきた。一方でそれがまた嬉しさをかき立てる。苛立ちは最高のスパイスだからだ。 もう一度腹に一撃を見舞った後、私は台所から目当ての物を持ち出してきた。これなら。 「じゃ、改めまして」 ゆっくりを仰向けにして、今度は右腕をつかむ。私が振り上げた包丁に目を丸くしてるけど、何を意味してるのかわかっているのかしら。 私は笑ったまま、思いっきり力を込めて一撃を振り下ろした。 「ぎひう゛ぉギょをぉおごぉおおぉおおぉおおおッ!!」 声帯を無視したような叫びと共に、赤い汁が散った。 中身が何か辛い物でできているゆっくりがいると聞いたことがあるけれど、これがそうなのだろうか。綺麗な色。興奮するわ。 「もっと、もっと見せてね。ふふ、うふふ、あははははっはははっ!」 楽しさを爆発させ、感情に行動を任せる。何度となく、包丁を叩きつけるように切り込んでいく。だが、切り傷が数を増やすのみでなかなか切断できない。切断したいのに。切断したいのに! 早く切断しなさい! 「これでどうっ? これでッ! ほらっ! ほらッ!!」 一番深いくぼみができたところに、逆手で持った包丁の先端を何度も打ち込む。狙い通り、裂け目が大きくなってきた。いいわね、いいわ! 「すごいわね、ほら、取れちゃうわよ、取れちゃうわ、ほら、ほらっ、ねッ!」 そして、ブツンという手応えと共に、ついに腕は根本から切断された。突き抜けるような快感が私の身体の中心を走る。 「ああ、取れちゃった! あははは! 中身は……ふふ、やっぱり肉まんかな? 辛そうだけどね、アハハ、アハハハハハハ!」 中身はかなり詰まっているようで、切断面からこぼれ落ちるのは肉汁ばかりだ。見ていると、柔らかで身の締まった肉汁たっぷりのステーキを連想させる。もしかするととても美味しいのかもしれない。他のゆっくり同様、食べるつもりは全くないから捨てるだけだが。 「……?」 ふと、私は気づいた。ゆっくりの反応がない。 「うそ!」 慌てて確認すると、良かった、死んだ訳じゃないようだ。痛みと恐怖で気絶しているだけらしい。白目をむいて泡を吐いているから驚いてしまった。安堵のため息をつく。水でも掛ければ意識を取り戻すだろう。殺すまでしてしまってはいけない。それはいけない。 まだまだ私に付き合ってもらわないといけないのだから。 私はこれからの楽しみを前にして、身体が喜びで震えるのを感じた。 …………やり尽くした後。 私は居間全体に飛び散った肉汁を前に、包丁をまだ一応の形を為す残骸に突き立てた。 四肢の欠如した胴体は、腹が割り開かれて中身を見せている。赤いソーセージのようなものが出てきたことから、形は違えどやはり肉まんの一種であるようだ。包丁はその中身に埋もれるように収められている。 頭部は両の目がえぐられ、鼻はそがれて豚のようになっている。口は両側が耳まで裂かれて、ピエロのようだ。そんな状態になっても、素手で中身をかき混ぜてやるまで、生きて叫んでいた。 あんなに生命力があって、あれほど長い間楽しませてくれるなんて嬉しい誤算だ。この近くに手足付きのゆっくりが住み着いたということなら、こんなに喜ばしいことはない。何かの神様に感謝した方が良いのかしら。 ただ、砂糖水を掛けても回復しなかったのは残念だった。肉まんだから塩水の方がいいかと思って、掛けてみたら酷く痛がった。だから、もっと掛けてやった。塩そのものもすり込んでみた。それはそれで楽しかったから良しとしよう。 片付けは大変だ。特に肉汁の量が半端ではない。けれど、この気持ちに浸りながらの掃除なら楽しくやれそうだ。 それにしても、この肉汁、辛子か何かで赤いのかと思ったが、そうではないかもしれない。特有の刺激臭がしてこない。食べるわけではないから味はどうでもいいのだが、何か気になる。今になって、どこでかいだ臭いであるように思えてきたのだ。馴染みのある臭い。でも、食べたことはないように思う。何だろう。 考えを巡らし頭をひねると、ふと、部屋の扉が開いているのが目に止まった。 ゆっくりの繁殖方法は、今のところ二通りのものが大勢を占めている。裸子植物タイプと胎生タイプだ。 ほとんど見かけないが、他に確認されているものとして、被子植物タイプ、両生類型卵生タイプ、分裂タイプなどがある。 自分の場合はどれでもなかった。気がつくと、岩穴の中にいて、傍には固い殻が散乱していた。 ということは、鳥類型の卵生タイプなんだろうか。しかし、親は近くにいなかった。爬虫類型の卵生タイプかもしれない。あるいは昆虫型か。 ともかく、最初に起こった欲求は「自分が何者なのか知りたい」ということだった。 何しろ生きる指針を与えるべき親も同族も見あたらないし、そもそも自分が何かがわからなければ種としての振る舞い方も想像できない。「吾輩は猫である」とか言えたらまだ良かったのだが。 かくして、『黒いゆっくりの自分探しの旅』という全くもってモラトリアムな劇が幕を開けるわけだ。そのうち盗んだバイクで走り出すかもしれないな。 いや、自分がゆっくりだと見当がつくのは、もう少し後だ。 とりあえずは魔法の森と呼ばれる場所を、草や木の実やら虫やらを口に含みつつさまよっていた。その中で、ゆっくりを含めた妖怪やら人間やらに出会ったりして。まあいろいろだ。 それでもまだ自分が何かわからなかったわけだ。まあ今になってもそうなんだが。ただ一応の手がかりがつかめたのが、大図書館に滞在したときだったな。 とあるツテでね、来客というか珍獣扱いで招かれたというか持ち込まれた。そこの主たちの好奇心を満たすことと引き替えに、しばらくお世話になったわけだ。 生まれたてで言葉を解していたように、文字も読むことができた。何故かは知らないが、とにかく読めた。それで色々調べることができた。さまざまな妖怪、動植物、外の世界のこと……。館長や司書との会話も有益だったな。 かなり充実した時だった。時間も忘れるとはあのことを言うのだろう。疑問符が好奇心呼び、興味が謎を喚起する。知識の岐路は際限なく奥地まで……ああ、いやいや確かに寄り道はたびたびしたが、第一義は忘れてない。自分のルーツだ。うん? その割には無駄知識が多い? そうかな? で、俺の出生について立てた仮説なんだが――ああ、まだ推測なんだ――どうもゆっくりと他の妖怪との合いの子らしい。 まず俺の身体だが、見事なまでの一頭身だ。顔だけオバケだな。 ゆっくり以外にも首だけの妖怪は多々いるが、大首にしてはお歯黒を付けてないし、チョンチョンにしては耳が大きくない。その他分析してみても、十中八九ゆっくりの血を引いているという結論に行き着く。どういう種のゆっくりかはわからないがな。 もう一方の親は、バック・ベアードである可能性が強い。聞いたことがない妖怪だって? 光化学スモッグの化性で、真っ黒な球体に一つ目がついたデザインなんだが。ああ、そもそもスモッグを知らないか。 ともかく、そういう妖怪だ。空中に巨大なそれが浮かんでいて、わはははと大きな笑い声を上げるのは、まったく恐怖だろう。 能力は主に目から発せられ、相手の精神に作用を及ぼすようだ。軽い幻覚から死に至るものまで、能力の幅はそれなりにある。 自分が羽も無しに宙を飛んだり、片目が不自由であったりした理由が、これで一応説明できるわけだ。体色や表皮などの特徴も含めてな。 まあ、親の能力に比べると泣けてくるほど初歩的な力しかないが、その辺りは少しずつ開発していこう。群れのゆっくりたちと共に。俺の第一義のために。 おおゆっくり、俺はどうして黒ゆっくりなの、なんて嘆き続けるだけでは芸がないしな。 さて、話を戻そうか。 ある母親がいた。特に何の変哲もない家庭を築いていたんだが、強いて言うと子供が生まれつき障害を持っていたのが特徴と言えば特徴かな。知的障害だ。 どれくらいの障害かと言っても、軽度なのか重度なのか基準がよくわからないな。具体的には、発する言葉が「あー」とか「うー」とか意味不明のものだったり、よくかんしゃくを起こして辺りの物をヒッチャカメッチャカにしたりとか。ああ、あと漏らしてしまった大便を団子にして投げて遊んでたってこともあったらしい。そんな程度だ。 母親と父親は人一倍、いや十倍はその子に手間を掛けた。手間を愛情と言い換えられるなら、それはそれは愛にあふれた家庭だったろうな。けれど、父親の方はある日家を出てしまった。 何でだろうね。愛を注ぎすぎて尽きてしまったのか、それとも始めから愛なんてなかったのか。母親がかんしゃくを起こして父親に当たるのが頻繁になった……これは原因に入るかな? 仕方ないことだと思うのだがね。子供にストレスをぶつけるわけにはいかないし、ましてやご近所の皆さんに怒りをまき散らすにもいかない。たまった鬱憤を受け止めてくれるのは愛する夫しかいないというわけだ。 けれど、その父親がいなくなってしまった。さて、彼女はどうなるだろう。自分の子供は常にストレスを渡し続けてくる。バケツリレーに自分の次がいない。どんどんバケツは増えてくる。どんどん、どんどん。積み上げられたバケツが瓦解して、圧死するのは時間の問題。と、その時だ。 家の中にゆっくりが迷い込んできたんだな。 小さなゆっくりだ。まだようやくあちこち歩き回れる程度の。身体無し、頭だけのオーソドックスなレイム種だ。他人の住居内でありながら、「ゆ~、おばさんゆっくりちていってね!」などと鳴いていて、そこにいた。 母親はそれを傷つけるつもりはなかったんだ。ましてや虐待なんて考えもしなかった。ただつまみ出そうとしただけだ。無言ではあったが、別に敵意があったわけじゃない。で、片手でその饅頭をつまんだ。 ところが……どうしたわけか……うん、それが事故だったのか、無自覚の故意だったのかはわからないんだが……力を入れすぎてしまったようだな。 子ゆっくりの叫び声に、ハッと手元をみると、まだ薄く柔い皮に指の先が食い込んでいた。中身がわずかにもれて小豆色に滲んでいる。 「いちゃぁあああい! いちゃいよぉおぉっ!!」という叫びに母親は慌てた。慌てて両手で支えて、 ぷちっ、と。 真ん中から割り潰してしまったんだ。 子ゆっくりも、当の母親でさえも、何が起こったかわからなかったに違いない。しかし、厳然とした事実はそこにあった。潰えた命という現実がね。 そのとき彼女が感じていた感情は何だったと思う? 絶望? 悲哀? まあ、混乱していたのは確かだったろう。一言で表すのは乱暴すぎるかな。ただ、その時、唇の端は上がっていたそうだよ。口だけは間違いなく笑みの形を取っていたんだ。 だから、迷子になった子ゆっくりを探しに来た親ゆっくりが、その母親に誘われるままに家の中に入っていき、さて、どういう末路をたどったか……なんて、説明するまでもないだろう。 玄関扉から上がりかまちにまで散らばった餡子。雑巾でぬぐいながら掃除する彼女の心の中は、もう喜悦の一色で染まっていた。虐待と虐殺による疲労と興奮が心臓をリズミカルに刻み、全身に快楽の血流を巡らす。長い間忘却の彼方に追いやられていた感情が、その時確かに蘇っていた。 ややあって熱が冷めてからは、自己嫌悪の情が海の波のように返ってはきた。彼女の心に染み入って痛みを与えはした。 けれど、自分の子供が、手づかみで食事をして、顔中を食べ物とヨダレと鼻汁まみれにして、そしてその場で大も小も漏らして、アバアバと口を開けてにやけて……みたいな毎日が続くと、母親の内側では、あの刹那の開放感に対する渇きがどうしようもなく襲ってくるんだ。 幸い彼女は村の端、森の近くに住んでいた。子ゆっくりが迷い込んできたのもそのせいであったわけだが、自分の方から捕まえにいくのにも良い条件になっている。 ゆっくりは人に近しい妖怪だからな。もちろんどこにでもいるわけではないが、その森はゆっくりには住みやすい環境だったので、森の周辺をうろついていれば自然遭遇できるほどには多くのゆっくりがいた。それについても母親には幸運だったわけだ。 菓子を使って、主に子ゆっくりを優しい言葉でおびき寄せるのが彼女の常套手段だった。甘味と甘言だな。こういうのに引っかかるのを甘ちゃんというんだ。うん、まあ、中身が甘味なんでずいぶんと捕まえられたわけだけども。げに悲しきは餡子脳。 数え切れないほどのゆっくり。無数の饅頭。それらを蹴り飛ばし、踏みにじり、えぐり込み、焼き焦がし、すり下ろし、握りつぶし、虐めぬき、殺し尽くして。そのつど彼女はたとえようもない高揚を感じ、その後に訪れる虚無の感情にさいなまされた。それは必然の虚しさだ。それでも止めることはなかった。 おや、不可解か? だが、自分を慰める行為というのは得てしてそういうものかも知らんね? で、その母親の住んでいる近くの森にだ、俺たちの群れが移移住してきたなら、当然群れの誰かが被害に遭うのは時間の問題になるよな。まさか、移動してきた翌日にやられるとは思いもしなかったが。そう、夜が一番短いあの日のことだ。 母親はこれまでしてきたように、森の周辺から子ゆっくりの姿を認めると、袋の菓子を出して呼びかけた。ねえ、甘いお菓子があるんだけど、もし良かったらあげるわよ、みたいなことをね。そこにいた三匹の子ゆっくりはすぐに興味を示した。ここまでは狙い通りだ。 しかし、いつもなら大抵簡単に引っかかるはずの子ゆっくりたちが、今回に限って警戒して近づいてこなかった。一定の距離を保って、誘いに乗ってこなかった。それもそのはずで、人間に対しては十分注意して相対するように、入念に教育されていたんだな。いやはや、群れの長の指導力がどれだけ高いかをうかがわせるね。 けれど、そこは母親も歴戦の将。慌てず、騒がず、次の手を打った。 「じゃあ、ここに置いておくから、欲しかったら持っていってね」 上手いね。菓子は小麦粉と砂糖を混ぜ、小さな粒にして揚げたものだ。揚げ玉状のドーナツだな。だから、地面に置くということは、ばらまくわけだ、袋いっぱいのそれらを。 母親は子ゆっくりたちの前から姿を消した。では、子ゆっくりたちはどう行動する? 警戒すべき人間はいない。お菓子には興味がある。お菓子は境界付近とはいえ、森の中にある。 だから、どちらからともなくお菓子に駆け寄る。それでも警戒心は切らしてないから、辺りをうかがいつつ口に含む。森では絶対に口にできないような味が口内に広がる。がっつきたい衝動を抑えて、より安全な森の奥で食べようという考えを誰かが述べる。しかし、できない。大きな塊ならまだしも、砂利のような粒がたくさんあるわけだからね。持ち運べるのはほんのわずかだ。これが母親の意図さ。 菓子を味わうために、子ゆっくりがその場に釘付けになることを想定して、製菓したわけだ。 子ゆっくりが大人のゆっくりに相談するということに考えが行き着けば、それが模範解答だったんだが、美味さの初体験にそこまで頭が回らなかったようだな。いやはや、教育不十分もいいとこだ。親の顔が見てみたいね。 子ゆっくりは徐々に菓子に没頭し始める。そこに母親が駆け寄って一網打尽? いや、真っ正面からいったら流石に気づかれる。音が届かないほどに遠回りして、後ろから失礼するのさ。昼間の森にも危険性はあるが、夜のそれと比べれば、格段に安全だからね。それに何度か使っていた手だ。森に立ち入ることに危機感は持ってなかった。そして、それは正しい認識だった。確かに、これまでは。 時間を掛けすぎてしまったのがまずかった。これまでの事例では問題のない時の間だけれど、この群れにおいては独自のシステムがある。十分な時間だった。母親と俺がご対面するには十分な、ね。 それで。 俺は彼女が一番望んでいることを叶えてやった。 本当に虐待したいものを虐待させてやった。本当に殺したいものを殺させてやった。 めでたしめでたし。 さて、お前さんも明日は早いんだろう。そろそろ寝床に戻ったほうがいい。また頑張ってもらわなくてはならないことが山ほどあるしな。 どうした? うん? その後の展開? おいおい、話はもう終わったんだぞ。 シンデレラや桃太郎のその後を問いかけるのは邪道だと思うがな。色々想像して楽しむのがいいんじゃないか。 おとぎ話とは違うって? ふむ。 そうだな。 『それから母親は苦しみから解放され、新しい人生を歩むことになりました。村人は母親の苦悩を知り、今後の彼女を支えていくことを約束します。確かにそれはイバラの道であり、進むには苦痛を伴うでしょうが、その遙かな先には光り輝く未来が…… いや、もちろん冗談だ。 追い詰められるままに誰にも相談できなかった母親。 何も気づくことなく放置し続けていた村人。 彼らがどんなエピローグを演じるのか。演じられるというのか。 言わぬが花というものだろう。語っても陳腐だ。 To be or not to be. このままで良いのか、いけないのか、彼女は悩み続けてきた。悩みながらも殺し続けてきた。殺しながらも渇き続けてきた。 それならば、この話はこの言葉で締めくくるのがふさわしいだろう。 「満足は死である」 黒ゆっくり2 続く 別の作者が書いたと思われる続き このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31560.html
【検索用 しいしきかしょうはいあすにくしょくけいしょし 登録タグ 2013年 VOCALOID し イチカワ マサキ 初音ミク 曲 曲さ 津田賢吾 萌きゅんエンジェル】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:イチカワ マサキ(萌きゅんエンジェル) 作曲:イチカワ マサキ(萌きゅんエンジェル) 編曲:津田賢吾(萌きゅんエンジェル) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『自意識過剰バイアス ~肉食系女子~』(じいしきかじょうばいあす ~にくしょくけいじょし~) サークル「萌きゅんエンジェル」のボーカロイド処女作。 歌詞 (YouTube投稿者コメントより転載) 今日も戦う 孤高のバイトリーダー 私の脚線美を見る 赤外線のような いやらしく鋭い 視線をかわし いつものユニフォームに着替え バーガー店で接客 戦闘配置に付くと 9時ジャストに 無料スマイルを乱射 隙を見せちゃダメ 店長が背後にいた いきなりの接近戦 キモさ倍増 息が臭くて メガネは指紋だらけ 危うい戦局を変える チキン竜田バーガーご注文 no.1(はい、どうぞ) ロリコン大好き ミニスカート絶対領域(召し上がれ) イヤイヤイヤなのっ 嫌ったらイヤイヤ~ん ネトネト張り付く 粘着質なストーカー攻撃 don't stop me このドキドキ 堪らない don't think feel 剥き出しの食欲のまま こっち見ないで! 明日を憂う 至福の厨房責任者 私の残り香を嗅ぐ癖 ハイエナのような 汚い白衣着て 手癖が悪い 学生バイトを狙って バーガー店に就職 レジカウンターに付くと 会計と見せかけ ポジションを確保 胸元見せちゃダメ ヤツに監視されてる 緊迫の攻防戦 ここでは皆 空腹に負け 目を盗んでは食べちゃう 切り札で勝負を決める しなびたポテトフライご注文 no.4(ピロリピロリ) ハァハァ言ってる 変態のご来店注意(ピロピロピロ) イヤイヤイヤなのっ 嫌ったらイヤイヤ~ん ニヤニヤ笑ってる ふしだらなワイセツ攻撃 don't stop me すごく不器用に刺激する don't think feel 剥き出しの性向のまま あっちを見てよ! バイトあがりで いつものハンバーグレストラン 溢れ出る赤い肉汁 口の中が大洪水 消えゆく風味が 名残惜しいの この深い味わいが 名残惜しいの (ふふっ)・・・ヤバイでしょ ダメダメダメなのっ 駄目ったらダメダメ~ん ガツガツ食い付く 野性的なセクハラ攻撃 wanna play a game 息がかかる感じ 堪らない wanna make love 剥き出しの本能のまま イヤイヤイヤなのっ 嫌ったらイヤイヤ~ん ネトネト張り付く 粘着質なストーカー攻撃 don't stop me このドキドキ 堪らない don't think feel 剥き出しの食欲のまま もっと欲しいの! コメント この曲、好き -- 小学生キレぬこ@野崎エミボカロ曲歌い手の見習い卵ヲタ廃 (2015-03-22 18 15 21) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。