約 115,483 件
https://w.atwiki.jp/hijinrui/pages/67.html
【作品名】STAR OCEAN Till the End of Time 【ジャンル】RPG 【世界観】 クラス 宇宙レベルの巨大エネルギーを表す為に作られた単位で、太陽と同程度の恒星が1マイクロ秒の間に発する 総エネルギーの量の平均値をクラス1と定義することによって定められている。 単位表記としてはクラスが一つあがるごとにそのエネルギー量は1000倍と定められており、 地球壊滅の時、惑星シールドに放った執行者の攻撃はクラス4.5以上とされている。 クラス2のクリエイション砲で惑星破壊が可能とされる。 量子魚雷 亜空間を潜行しつつ、同時に重力ワープ航法を利用する事により光を超える速度で対象に着弾する対艦兵器。 周囲にクリエイションエネルギーを放出するようになっており反物質を用いた光子魚雷をはるかに凌ぐ潜行性と破壊力を持つ。 ワープ速度Nで移動する物質の移動距離を測定した場合、その移動距離は通常空間を移動する光の移動距離と比較して 2のN-1乗倍の数字となる。ここまでゲームの辞書内にある原文。 戦闘艦アクアエリーのワープ速度は20.42、これはアクアエリー内にいるクルーに話しかけるとわかる。 これにより、光との移動相対速度は2の19乗倍となる、つまり光速の524288倍程度 重力ワープ内の物質はこの速度になるため、重力ワープを利用している量子魚雷もこの速度になる。 これはアクアエリーの量子魚雷の速度だが、執行者と戦闘してるため問題ない。 時空転移シールド エネルギーフィールドとは異なり、エネルギー伝達を行っている時空間そのものに干渉して、 4次元的にエネルギーの遮断を行うもの、つまりエネルギーを別の次元に反らすという形で作用する。 耐えられる物質はこの世に存在しないといわれる無限エネルギーを異次元へ反らす事で制御を可能にもしている。 反重力を用いた電磁シールド等と比べても次元の違うエネルギーを防ぐことが出来る。 量子魚雷、フェイズキャノンなどはまったくダメージを与えられない。 戦艦に搭載されている2つの時空転移シールドを共振させる事により 攻撃を最大で2.94×10のマイナス8乗%まで遮断する事ができる。 つまり攻撃の威力を0.000000000294倍まで落とす事が出来るという事である。 常時全方位。 【名前】執行者 【属性】エクスキューショナー 【大きさ】三対の巨大な羽根と長い尾がある全長数千kmの人型 【攻撃力】基本的には大きさ相応の生物並み。 5万光年以上の距離を光速を越える速度でクラス3の威力のエネルギー攻撃ができ、惑星を遠距離から破壊した。 正確な到達時間は不明だが1分も経過していなかったようなので弾速は秒速約833光年程。 作中での最大の攻撃力はクラス4.5以上であり、多数の時空転移シールドを連結させ惑星シールドに守られた地球を壊滅させた。 数値化するとクラス2で惑星破壊を可能とするならば、惑星破壊の1000の2.5乗倍の威力、つまり31622776.6倍の威力である。 また、上記と似た攻撃(光線)により、「破壊」ではなく「消滅」させる事が可能。 作中では光線に当たったアクアエリーが物理的に吹き飛んだわけではなく紋章陣に包まれ、 握りつぶす動作をしたら同時にアクアエリーも描写上消滅しており、設定資料集等では消滅したとされている。 アクアエリー含む作中時代の銀河連邦所属の全戦闘専用艦は時空転移シールドを搭載しており、 アクアエリーも当然戦闘中に起動していたはずだが防ぐ事はできず消滅した。(時空転移シールドは障害にならない) 射程や弾速は上記のエネルギー攻撃(光線)と似たようなものなので5万光年と秒速約833光年、 有効サイズは上記のアクアエリー(300m級)よりはるかに細い光線でも有効であり、 光線そのものは自身と同程度の太さで撃つ事も可能だったので数千km位か。 【防御力】基本的には大きさ相応の生物並み。 反物質やフェイズキャノン(分子結合を破壊して対象を気化させる機械レーザー)では無傷、クラス2の攻撃の直撃で消滅。 【素早さ】レーザー回避(至近距離でも上昇回避することがある、艦隊戦では連射も避けているがこれは距離が不明) 重力ワープ速度(光の2の19乗倍)の量子魚雷ですら当てるのが困難とされる。 (作中では運と熟練のクルーが乗った艦によりなんとか命中させた艦が1隻いた程度) 当然航宙艦(300m級)との戦闘における話であり、主人公達との近接戦闘間合い(1m)ではないので 対応距離は大きさ相応(数千km)にとっての10m対応として約1万kmから光速の524288倍対応位。 1日~2日で五万光年の距離を移動する。(最高速度は光の2の27乗倍の速度と作中で言及) またワープのような描写もなく光の2の11乗の速度で移動している描写もある。 【特殊能力】宇宙空間で戦闘可能。 卑汚の風:多くのエクスキューショナーが常時放っている波動。 クォドラティックスフィアとクォドラティックキーによるエネルギー生成システムを体内に装備しており、 クォドラティックキーの特性である「生命体の肉体構造と精神とを歪める」効果を常時発している。 卑汚の風に身を侵された生物は、除々に正気を失い、肉体を歪められ、最後には精神を砕かれた異形の存在に成り果てる。 生命体でさえあれば人間だけではなく魔物などの人外にも有効。 異形の存在になる時間についてはははっきりとしたものは不明だが 断罪者インストール~フェイト達エリクール帰還までの期間で 既に異形になった野生生物がいたらしいので大体数日~一週間程度と思われる。 波動の範囲は描写はないが自身の周囲(半径数千km?)には効果を発揮するはず。 また、波動は基本的に不可視だが施力(魔力)の流れを視認できる者には波動を認識されていた。 【長所】単騎で惑星破壊できる生物(上位世界的には対バグ用破壊プログラム)。 【短所】主人公達と直接戦闘できる数mの個体の一部は能力が部分的に上だったりする。 【戦法】宇宙空間環境で参戦(というか宇宙空間にしかこのサイズはいない)。 初手「消滅」光線を試してその後「クラス4.5」光線を試す。 それらが効かなければ卑汚の風で肉体・精神破壊を狙う。 参戦:vol.1 74 修正:vol.5 123-124,130,134 76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/21(水) 17 59 51 ID LGcieAxv エクスキューショナー考察 惑星破壊の31622776倍っつーことはだいたい地球より直径が300倍ある物体を粉砕できるってことか 太陽より直径が3倍もでかい物体すら粉砕できるってことか 反応は光速の52万倍なので、ウルトラマンまではお茶の子さいさいだがジャネンバに攻防速全部で負けてる ゆえに ジャネンバ>エクスキューショナー>デルタスター・ウルトラマン てかいいかげんまとめサイト作ってほしいなぁ vol.5 116 :格無しさん:2015/06/08(月) 22 07 35.25 ID LguFtalp (省略) コーウェン&スティンガー考察 (省略) ?執行者 太陽の三倍程大きいものなら破壊出来るとあるけど、あくまで威力だから太陽の三倍は破壊できないはず (省略) 執行者は要修正だと思う 122 :格無しさん:2015/06/09(火) 09 58 49.04 ID bn0xS6TV (省略) 116 考察乙 執行者は考察人が勘違いしただけでテンプレにはそう書いていないので 要再考察かもしれないけど要修正とは違うんじゃないか? そもそも地球破壊の「倍威力」であって太陽破壊威力ですらないが (省略) 123 :格無しさん:2015/06/09(火) 20 15 13.97 ID bn0xS6TV 執行者について主人公スレとか手持ちの設定資料とか見ながら暫定的に修正 他にもダークサークル(魔法)とかディザスター(石化)とか使えるはずだけど ちょっと手持ちのプレイデータがないので保留 129 :格無しさん:2015/06/09(火) 23 41 13.02 ID GmSMjIP0 (省略) ああそっか俺も勘違いしてたわ 「消滅」の光線は時空転移シールドを破壊できるの? それが分かれば再考察してみるわ (省略) 130 :格無しさん:2015/06/10(水) 00 31 06.77 ID vSOVC8Gf 129 (省略) 時空転移シールドについてはシールドを破壊した上で消滅したのか シールドごと巻き込んで消滅したのかちょっと判断が難しいけど 少なくとも作中設定・描写的には障害にはなっていない (省略) 133 :格無しさん:2015/06/10(水) 18 11 57.38 ID nkErYWFj 130 なるほど効くのか。 じゃあ執行者再考察 広範囲の空間にも有効な消滅攻撃と惑星破壊可能なエネルギー攻撃持ち 上記の攻撃は時空転移シールドを破れるので 物理無効、空間そのもの等にも通用するものとする 本体の大きさは数千kmの羽根=2000kmが三対=6000km それに長い尾がついてる人型なので6000km以上とする 戦法は相手が自身より小さいなら消滅攻撃。大きいならエネルギー攻撃 駄目だったら相手の攻撃をかわしつつ、卑汚の風で肉体・精神破壊 攻撃の規模から元のランクの下の惑星破壊の壁上から見る ○マザー・バグ エネルギー攻撃勝ち ○ゴーヤーン~ELS 消滅攻撃勝ち ○エゴ エネルギー攻撃勝ち ○ルガノーガー~デスフェイサー 消滅攻撃勝ち ○時間 不可視では無いようなのでエネルギー攻撃勝ち ○世直しマン 消滅攻撃勝ち ○巨大ベムスター エネルギー攻撃勝ち ○ギャラクタス あちらの攻撃は時間がかかるのでエネルギー攻撃連発勝ち ○カオスロイドS 消滅攻撃勝ち ○02inファイナルスター エネルギー攻撃勝ち ×フリーザ デスボール負け ○ゼルエル 消滅攻撃勝ち ○ゴルドラス 時空界の存在でも問題なく消滅攻撃勝ち ×貪 喰われて負け ○プライマス あちらがためてる間にエネルギー攻撃連発勝ち ×太陽(北風と太陽) 熱負け 連敗はしてないので恒星破壊の壁上を見る ○デュマ 消滅攻撃勝ち ○アラエル あちらの攻撃は射程距離は凄いが、範囲はそこまででもないので消滅攻撃勝ち ×カスケードブラックホール 飲み込まれて負け ○ギャラクティック・ノヴァ~フォッグ・ドラス 消滅攻撃勝ち ×シルバー・チャリオッツ・レクイエム 睡眠負け ×コーウェン&スティンガー 同化負け ×スコール 食われて負け ×ドラメッドⅢ世 時間停止負け この上はもう無理か とりあえず シルバー・チャリオッツ・レクイエム>執行者>フォッグ・ドラス 134 :格無しさん:2015/06/10(水) 18 35 05.02 ID vSOVC8Gf 133 あー、すまん 数千kmというのは羽根の事ではなくて全長なんだ 設定で執行者は数m~数千kmの個体がいるってところから 大きさを持ってきているから羽根だけで数千kmでは確実にない 135 :格無しさん:2015/06/10(水) 21 02 13.25 ID nkErYWFj 134 そうなんだ でも勝敗成績自体は変わらないから大丈夫だね
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/84.html
投稿日:2010/02/01(月) ある国で、大臣によるクーデターがあって、王は倒され、城は陥落した。王の一族は皆、 処刑されたが、成人していないという理由から十七歳になる王女だけは助命され、牢に閉 されることになったと、そんなお話をひとつ。 幽閉された王女ドルチェは美貌と才気を併せた宮中の宝珠と噂高く、その身を虜囚にや つしても、その気品はいくぶんも失われることはなかった。 彼女の命が救われたのは、多分に彼女自身の身に蓄えられた美貌のおかげだとは、もっ ぱら口さがない市井の声にさけばれるところであった。 たしかに、彼女は美しかった。早くして亡くなった彼女の母の全ての長所を受け継いで 脚はすらりと長く、身体は引き締まっていながら要所はぐっと大ぶりな存在を主張してい たし、誇り高いその瞳は大粒の宝石にもひけを取らない美しさ、その口唇は赤い花の艶冶 をたたえていた。そして、その容姿を野卑におとさないだけの気品をも彼女は生来の資質 として備えていたのである。 しかし、このまま牢獄に朽ち果てるのならば、その美貌も徒となるだろう、と人々はこ とさら声をひそめて囁きあっていたものであった。 と、ある日の夜のことだった。彼女の居である地下牢に足音をひそめて近づく人影が現 れたのである。 「おひいさま、私です。ハンナめにございますよ」 「……来たわね。待ちわびたわよ」 小さな背を、さらに小さくかがめて現れたのは老境へと差し掛かった女だった。 彼女、ハンナは先代の王の治世からずっと王家に仕えてきた女中がしらであり、その篤 実な人柄と、決して悪い感情を露わにしない温厚さで人望をあつめた人物だった。王家へ の忠義第一との噂に高い彼女は、このクーデターの動乱をじっと隠棲してやり過ごし、ド ルチェ救出の機会をずっと窺ってきたのだった。 「まったく、ずっとこんなカビ臭いところに閉じ込められていて、本当に気が狂うかと思 ったわ」 「申し訳ございません。私もずっとこの日を待ちわびておったのですよ」 低頭して謝辞を述べるハンナと牢の中の王女との主従関係は、とっくに解消されている はずなのに、それでもハンナの慇懃さは相も変わらないものであった。 「ええ、本当に、憎むべきはあの悪逆の大臣ね」 ドルチェは瞳に暗い影を宿して忌々しく敵の名を呟いた。 「よくもお父様の厚い信望を虚仮に、内乱などとたわけた真似をしでかしてくれたもの」 ぎりっ、と血が滴るほどに歯噛みをするドルチェに、ただただハンナは憐憫の眼差しを 送っていた。 「だけど、見ていなさい。私には強い味方がいます。かねてより私が目をかけて通じてき た同志たちが私の号令ひとつで結集し、私の旗の下に集うのです」 王女の言に、ハンナは小さな目をみひらいて、えっ、と小さく呻きを漏らす。 「ちょ……ちょっとお待ちください。おひいさまは隣国へと脱出をされるのではなかった のですか?」 あわてた口調でドルチェに言葉を返した。この前段として、ハンナはこの国にもしもの 事態が発生したときに、王女を保護するという任を負っていて、そして彼女を亡命させる 手筈をかねてより整えてきていたのである。 「そんなことで私と王家の受けた屈辱が雪げるものか」 王女は、強い反発でもってハンナに応じた。 「私が今、一番にしなければならないのは、聖徳の治世を行った父王の仇を討ち、そして 女王としてこの混乱を鎮めなければならないということなのです」 びしりと言い切る彼女が、はたしてどこまでのリアリティを持ち合わせていたものか、 どこまでの見識を持ち合わせていたものか。 ふう、と一つ小さく溜め息を吐いて、ハンナは主人へと言葉を返した。 「ですが、混乱はすでに沈静化されております。それに大臣殿とてまるきりの悪人という わけではなく、彼なりの考えをもって治世を成さんがために亡き王様とは違う見識をもっ てこの挙に及んだのでしょう。おひいさまにはどうか、そのあたりをご斟酌くださいませ」 苦渋に満ちた顔で言葉をようやく紡ぎ出したハンナに向けられたのは、これ以上もない ほどのドルチェの侮蔑の視線であった。 「愚かものめが、正と邪との区別もつけられずに、よくも王家への恩義を忘れて言ったも のじゃっ!」 声をひそめることさえも忘れて王女はハンナを罵倒した。 「いいえ、言わねばなりませぬ。先王は、たしかにおひいさまにとっては善者であったか もしれませんでしたが、あまねく万民にとってはそうとは言えませんでした」 声をふるわせながら、それでもはっきりと主人の顔を見上げて、彼女は言葉を続けた。 「才覚で持って富を蓄えた商家を何軒も私欲のために取りつぶしたり、取るに足りない名 誉のために何度も不毛な戦いのために兵を挙げたり、ご自身の血族を何人も政界に送りこ んで、国の大事な取り決めを専横させたり、とおよそ聖徳とは呼べたものではございませ んでしたとも……ええ、とても、呼べたものでは」 顔を赤くしたり青くしたりしてドルチェは困惑していたが、それでも威厳をなんとか取 り繕って、口を開いた。 「それは、高い志を持たぬ軽率な輩が、お父様のことを理解できなかったということよ」 「ですが、そのおっしゃる『軽率な輩』こそが国を支える礎なのでございます」 涙ながらに献言するハンナは、彼女の言がドルチェに届いていないことをとうに悟って いた。 「ならば、ならば、もうそなたの力などいらぬ。貸すと言われても願い下げだ。早々にこ この鍵を置いて去るがいい」 ドルチェの突き放した一言に、ハンナはふう、と一息を吐いた。 「鍵は……ございませんよ」 ドルチェは目をみはって叫び声を上げた。 「バカ者、それではそなたは何でここまで来ておるのじゃ、役に立たぬ老いぼれめ」 「しかし……おひいさまをここから出してさしあげることは、できるのです」 ハンナはゆっくりと視線を上げていき、正面からドルチェの目を見据えていた。 「なっ……それは、どういうことじゃ」 「その答えを申し上げる前に」 困惑するドルチェを遮って、ハンナは静かに最後の質問をした。 「おひいさまは、国がふたたび麻のように乱れてしまうことになったとしても、それでも どうあっても父王様の仇を取りたいというのですか?」 真剣なまなざしに気押されながらも、ドルチェは首を縦にした。 「……くどいぞ、私の言葉に二言はない」 ふう、ともう一つ。ハンナは溜め息をこぼした。 「ならば、わかりました、おひいさま。それでは私も最後のおつとめをさせていただきま しょう」 指で単純な印を結び、小さく短く、何かの呪文を口の中で唱えると、ハンナは檻の中の ドルチェを手で自分の方へと招き寄せた。 「どうぞ、お目を閉じてください」 「いやよ、何か怖いことをするんじゃないでしょうね」 自分の良く知っているはずの篤実な従者が何やらあやしげな術を使うのかも、と膝をつ いたままのドルチェは怯んで口を尖らせた。 「怖いのでしたら、結構ですが」 ハンナの挑発の一言に弾かれて、ドルチェはきゅっと目を閉じた。 「……ええ、すぐに済みますから」 ハンナの両の掌は、白い光を点して暗い地下牢の暗がりを晴らす。彼女はその右の掌を 伸ばしてドルチェの顔にあてがい、そして左の掌で自分の顔を覆う。 くつ、くつ、と鍋の豆の煮えるような音がしてほんの数秒間。 「しええっ!」 粘液のような光芒を曳いて右の掌を勢いよく自分の顔へ、そして左の掌をドルチェの顔 へと押し当てる、というよりも叩きつける。 そのあまりの勢いの強さに、立て膝になっていたドルチェの身体はどさりと横倒しにな ってしまった。 「……っ、痛いじゃないの。ハンナ、お前、何をしたっ」 ようやく、意識の混濁がおさまったドルチェは老従者の姿を目で追った。やけに目が霞 んだが、やがてじんわりと鉄の柵の前に、人影を認めることができた。 「ハンナ、お前……って、ええっ」 後ろ姿に立っているハンナの頭がやけに高い位置にあった。それにその姿かたちもまた ずいぶんと先ほどまでとは変貌してしまっていた。 締まった腰。ふくよかな胸。しなやかに伸びた脚。つややかな金色の髪は肩口からこぼ れ落ちるように長い。 「どうやら、お目覚めのようですね。おひいさま、お気分はいかがですか」 くるりと振り向いたのはたしかにハンナの顔だった。しかし、それが据え付けられてい る身体は先ほどまでのドルチェ自身のものだったのである。 ドルチェは、あまりのショックに声を上げることもできなかった。 「ええ、それでいいのですよ、おひいさま。おとなしくしていていただいて実に結構です」 瑞々しい肢体におよそ似つかわしくない老けた顔から、しわがれた声が放たれた。 「おひいさまに自由になっていただくために、私の身体とおひいさまの身体とを取り換え させていただいたのです。いかがでしょうか?」 はっ、とドルチェは自分の身体をようやくはっきりとしてきた目で確認し、手で触れて そして、絶句した。 寸の詰まった脚と胴体にはおよそ締まりというものがなく、腰骨までが脂肪の奥底にめ り込んでいる。先ほどまで胸にあったはずの豊かな谷間は失せて、ぐたん、と重力に負け た二つのしぼみたわんだ水風船に変わり果てている。 「い、……やぁ」 頭を掻き毟ろうとすれば、そこにあったはずの自慢の長髪も無くなり、あぶらの抜け切 ったばさばさのおかっぱの白髪がそこに存在しているばかりであった。 「いえいえ、なかなかお似合いですよ、おひいさま。さすがに王家の珠玉。どんなお姿で もいささかもその威厳は失せることはございませんわ」 逆転した身長差を見せつけるように、ハンナは平然と檻の中からドルチェに話しかけて いた。良く見れば彼女の胸元の紐は解かれてたわわに揺れる若々しい豊かな双丘は半ばま で露わになっているし、ストッキングは脱ぎ捨てられて白く輝く生足がスカートの下から 覗いている。ドルチェが目覚める前に、この体を観察していたのであろう。 「いやよ、馬鹿っ、はやくその身体を返しなさい。こんな老いぼれの身体なんて嫌にきま ってるでしょ……っ、げほっ、げほっ」 あまりに激しく言葉を吐き出したので、ドルチェはげほんげほん、と咳き込んでしまっ ていた。 「ああ、駄目ですよ。その身体はあまり若くはないのですから、そんなに激しくしたりす ると、動悸や眩暈までしてくるのですから……」 その言葉が嘘ではない証拠に、ドルチェは胸が苦しくなって少しの間息を整えなければ ならない羽目に陥っていた。 「もちろん、おひいさまとしては不本意であることでしょうけれど、これで晴れておひい さまは檻の外へと出られたではないですか」 言葉は淡々と紡がれる。 「その姿のままで、どうぞお逃げください。西の口が今晩はまるで手薄ですので、脱出も 容易いことでしょう。そして、おひいさまの仰る義勇の兵たちにご助勢を受けて、国を取 り戻しされるがよろしいでしょう。その時には必ず、私めはお預かりしていたこのお体を 返してさしあげますゆえに」 そして、自分の羽織っていた外套の内ポケットから大粒の宝石の嵌った短剣を取り出し てドルチェの手に握らせた。 「この伝国の短剣が、きっとおひいさまの身元を明かしてくれることでしょう。さあ、お 持ちなさい」 しばらくの間、目をみひらいたままにドルチェは固まっていたが。 「ええ、わかったわ」 渡された短剣を握りしめて、ドルチェは低く声を絞り出した。 「私は必ず復讐を果たして、この国を再びわが手に取り戻してみせる。だから、お前は私 のその身体を、その私の身体をなんとしても無事に守り抜くのです」 言い捨てておいてハンナの返答を待つのももどかしく、外套を引っ掛けると、鼠のよう に小走りに地下牢の階段を抜けて、城の庭園に広がる暗がりの中へと消えていってしまった。 「ははっ、あくまでも大事なのはご自分のお身体なのですねえ」 空虚な自嘲と深い嘆息とともに、ハンナは牢獄の粗末なベッドの上に、素足を投げ出し て腰を下ろしていた。 「どうやら、この賭けは僕の勝ちだったようですね」 地下の暗がりの中から、男の声が響いていた。 ハンナは、ゆっくりとその声の方向へと視線を向ける。 「彼女は、やはりこの国のことなど、思いやる素振りもなかったではないですか」 背の高い、がっしりとした体格の壮年の男だった。温和な言葉遣いではあったが、風格 は表情のそこかしこに見て取れるものだった。 「大臣殿、私は悲しゅうございますよ」 ハンナはぐっと声を詰まらせて、首をゆっくりと横に揺すった。 「もしも、ドルチェ様が国を思いやり、民草の平穏を願って国を出て行こうとするならば 僕はそれを追うつもりはありませんでしたし、この牢獄の鍵も黙ってあなたに差し出すつ もりでしたよ」 大臣の手にした鍵はかしゃり、と小さくきしむ音を立てて檻の戸を開け放っていた。 「ですが、もしも彼女が復讐や権力というものにあくまでも固執し、無用な血煙をこの地 になびかせるつもりであったのならば、容赦はしない、とあなたに言いましたね」 大臣はゆっくりと檻の中に歩をすすめて、ハンナの横に並んで腰を下ろしていた。 「ええ、それでお互いに賭けをいたしました。ドルチェ様がご自身の妄執をお捨てになっ て隣国へと逃れるならばよし、さもなければその肉体を奪って市井へと投げ出してしまえ と」 もちろん、ハンナは前者を選択し、大臣は後者を選んだのである。 「しょせん、彼女は育てられた環境が悪すぎたのです。それが彼女自身の罪だとは言いま せんが、凝り固まった思考はもはや手の施しようがなかったのです、ええ、それはあなた の責任などではないのですよ」 若いころ、大臣がまだ一介の武官であった頃、ほんのちょっとした失態から先王に厳罰 を与えられるところだったのを強い懇願によって取り成してくれたのがハンナであった。 二人はそれ以来の知己だったのである。 「それで、姫様のおっしゃった義勇の兵とやらのことなのですが……」 ハンナは、結果のわかっていることをそれでも聞かずにはいられなかった。 「ああ、東の山砦を根城に好き勝手を働いていた跳ねっ返りの集団のことでしょう、首魁 の若いのを少しばかりきつく打ちすえてやったら、残りは蜘蛛の子を散らすように逃げて いきましたよ」 簒奪の禁を犯した極悪人のはずの大臣は、小さく溜め息を吐いていた。 「はあ、それではまったくの期待はずれということでしたのね」 ハンナはほっと胸を撫で下ろした。無駄な血が流れずに済んだことに気が軽くなったの である。 ちら、と大臣は横に座るハンナの身体を眺めていた。胸元の紐は解かれたままで豊かな 膨らみは半ばまで露わになったままだったし、投げ出された足は牢に届くわずかな月光を 照り返して白く輝いていた。 「姫様には、これからの人生そのものが償いとなるとして、それでは賭けに負けたあなた にも、そのつとめを果たしていただくといたしましょうか」 大臣は、ハンナの肩を軽く抱き寄せようとした。が、ハンナはその手をするり、と抜け 出して、そして悲しい顔をした。 「ええ、もしも私が賭けに負けたときには、私をあなたの一夜の閨の伴となるいうことを 私はたしかに約束いたしましたとも」 大臣は、表情を変えずにゆっくりと頷いた。 「ですが、私は見てのとおりです。身体こそは若い姫様のものとなりおおせたものの、顔 はこの通り醜怪な老婆のままです。こんな奇っ怪な化け物などではなく、あなたの側に置 くというのならば、もっとふさわしい相手をいくらでも得られるではないですか?」 実質上、大臣は新王としての境遇にいるわけで、望めばどんなにでも佳い女は手に入る というわけなのに。 「それとも、それがあなたの負った罪の償いとでもいうことですか」 大臣は、少し言い淀んだ節をまとわせながら、それでも遠慮がちに口を開いた。 「それは、そうなのかもしれません。刃によって国権を奪い取った私にははたして本当に 栄華を甘受する権利があるものか、と僕は今もまだ、この自問に解答が得られていないの ですから、ね」 そして、少しだけ間をおいてさらに言葉を続けていた。 「しかし、あなたの事はまた別なのです。僕はあなたに初めて助けていただいたときから 歳の差や立場を超えた敬意……いや、好意というものを密かに抱いていたのです。そして、 あなたにはどうか、女としての喜びをもまた、教えてさしあげたい、と」 四十を目前に控えた男の、それは衝撃的な告白であった。彼の手が小刻みに振動してい るのは、ひどく緊張しているからなのであった。 その言葉を受けとめると、ハンナはおもむろに立ち上がって彼に背を向けた。 軽蔑されたのか、と下を向く大臣だったが、ハンナはそれに構わずに床に落ちていた麻 布のきれで長い髪を後ろでゆるやかに束ねると、壁に据え付けられた小さな鏡に自らの顔 を映していた。 「まだ、くっついた顔が柔らかいうちですから、上手くいくとは思うんですがね……」 彼女の両の掌が、今度は赤い光を生んでいた。そして、それをゆっくりと顔面へと押し 当てて、わし、わしと強く揉みしだいていく。 くつ、くつ、とまた豆の煮えるような音がして、しばらくの間が流れた。 ハンナはゆっくりと大臣の方を振り返ると、顔を覆っていた手をゆっくりと除けたので あった。 大臣は、あっ、と口を押さえる。ハンナの首の上に乗っていたのは先ほどまでの老婆の それではなく、くっきりとした輪郭の中に若々しい魅力をたたえた、それでいてドルチェ などとは格が違うほどの理知をその瞳に秘めた、高い鼻梁と艶やかな唇の、妖艶な女の顔 だったのである。 「……どうも、あなたはお化粧が上手なのですね」 ようやく絞り出せたのが、気の抜けたような台詞なのに苦笑しながら大臣はハンナを見 詰めていた。 「……あのね、これはね、私が王家に仕える時に作り変える前の、私の本当の顔なの」 声には溌剌とした艶やかさと潤みが戻っており、口調も変化していた。 「私は先々代の王妃様にお仕えする時に、煩わしい色恋沙汰を捨ててしまおうとして顔を すっかりと変えてしまったの。だけど、もしもそれでも私のこと、本当に好きになってく れる人が現れたのなら、その時にはこの顔を元に戻そうって決めてたの」 言いつつ、大臣に膝を寄せていく。厚い胸に手を寄せて、そのまますり寄る格好になる。 「抱いてもらうときには、優しさや自虐なんかじゃなくて、本気で抱いてもらいたいんだ からね……」 着衣の前をはだけると、肩口からするりと袖を落とし、目を閉じてくっ、と唇を重ねる。 「だから、お願い」 王家に仕えるために、青春の全てをなげうってきた女の堰がここに決壊したのであった。 大臣は黙ってその手を彼女の胸へ、腰へと、ゆっくりとまわしていた。 王家を皆殺しにして滅ぼした簒奪者と、生き延びた王女の若さと美貌とを剥奪した侍女 とが、お互いの罪の意識を慰め合い、静謐な闇の中で、お互いの肉体を重ね合ったのであ あった。 「ああ……ああっ」 彼女にしてみれば、それは初めての性の悦びであった。彼女の花蕊を堅牢な男の熱い情 熱でもって衝かれるたびに、彼女の心は、初めて知りえた感情の高波に甘美な蜜を撒いた のであった。 『……ああ、それでも、私は先々代の王妃様との約束は守りえるのかもしれません』 ふと、彼女は自分が実にたわいもない事を思い出したことに涙をこぼしていた。 どうか、王家の血だけは、絶やさないようにお願いするわ。 その涙が意味するものが、悲しみだったのか、それとも快楽の澱であったのか、それは 彼女自身にも、彼女を組み敷く大臣にも、そしてどこの誰にもわからないことであった。
https://w.atwiki.jp/isekaiorirowa/pages/90.html
【名前】秋野 直樹(あきの なおき) 【所属】現地人/異世界転移者 【種族】人間 【年齢】18歳 【職業】D級冒険者 【外見】黒目黒髪の純日本人。よく言えば素朴で優しげ、悪く言えばひ弱な印象の顔立ちをしている少年。 【趣味】アニメ視聴、アニソン歌唱(地味に歌が上手い)、売春宿通い 【好きなもの】仕事後のビール、女遊び、道具の整備、故郷 【嫌いなもの】孤独、大型トラック、ゴブリン(異世界生活が安定した頃、調子に乗って受けた依頼でガチ死にかけたから) 【性格】 欲望には素直だが、値は真面目で良識がある善人。これまでの異世界生活でこなれており、荒事にもしっかり対応できる。 世渡りが上手く、聞き上手。勘が鋭く、突発的な対応力にも優れる。 一人称「俺」 【能力】 『原作知識』 異世界の王国に起こる『異変』、その渦中に起こる魔王と勇者の戦いを描いた一つの物語の知識を持つ。 メインとなる勇者と魔王、そして多数の登場人物の個人情報を把握しているが、ガチのファンではなくアニメから入ったにわかなので情報の精度は宛にならない。 『冒険者』 Dランク冒険者。ランク相応に薬草収穫や害虫駆除、どぶ掃除など危険度の低い依頼をメインに活動している。 掛け持ちしている肉体労働のバイトで鍛えられており、割と肉体派。 はぐれゴブリン程度なら難なく殺せる。 とは言っても元が一般人なので、そこらの村人に多少毛が生えた程度の実力。 『聖剣ファイナルソードと星砕きのグレートスターズ』 直樹の愛用する武器。短い直剣(ショートソード)とサブ武器の混紡(クラブ)。 打撃と斬撃が合わさって最強に見える。 素寒貧だった直樹を見かねたある善良な商人が、多少まけた値段で売ってくれた品で、かなりの愛着がある。 ホームシック諸々で寂しい夜はこの二つに話しかけて気を紛らわしていた。 【詳細】 ある日登校中に大型トラックに轢かれたと思ったら異世界に居た高校生。 身元の保証もない世界で途方にくれていたが、やがて直前まで視聴していたアニメ『異世界戦争-プシュコマキア戦記』とこの地の情報が酷似していることに気づく。 以後、アニメ知識を頼りに何とか冒険者ギルドに身元を登録し、難易度の低い依頼と日雇いのバイトを掛け持ちしながら生活基盤を構築、来る『原作』に備えていた。 【備考】 転移したのが『異変』発生前の一年ほど前だったため、準備期間はあり、何とか序盤の生存に成功。 以後、原作知識で頼れそうな勇者との合流を目指し行動している。 なお、彼の知る『異世界戦争-プシュコマキア戦記』のメイン主人公は『希望』の勇者となるが、実際の所、現実の勇者や魔王が彼の知る原作のキャラクターと一致しているかは不明。 仮に一致していたとしても、直樹は中盤あたりしかアニメを視聴していないため、これから起こるイベントや、魔神の正体、魔王の権能の攻略方法等は把握していない。
https://w.atwiki.jp/uadnee/pages/322.html
2017年10月16日、台湾の俳優エディ・ポン(彭于晏)が中国人富豪男性と同性愛の関係にあるとのうわさがネット上で拡散されたが、個人事務所がいち早くこれを否定している孤高の花 DVD 。聯合報が伝えた。 映画「激戦 ハート・オブ・ファイト」などで近年は肉体派として知られる人気俳優のエディ・ポンが、中国の著名投資家で慈善家のチャン・レイ(張磊)氏と深い関係にあるとのうわさが、15日深夜に中国のネット上に飛び出した王女未央 DVD 。これが瞬く間に拡散されてネット上をざわつかせ、ファンを不安と恐怖に陥れた。 事態を重く見たエディ・ポンの個人事務所は、16日朝にいち早く中国版ツイッターを通じコメントを発表ハイロイン 。「流言は智者に止まる(根も葉もないうわさを聞いても、智者は人に話すようなことはしない)」との格言を添えて、拡散されたうわさが完全にデマであると否定している。 同性愛の相手とされたチャン・レイ氏は45歳の独身で、投資会社・高領資本集団(ヒルハウス・キャピタル)の創始者アテンションLOVE DVD 。高領資本集団もこのうわさ話について、「非常に低俗な流言」とのコメントを公開している。 一部の中国メディアでは、高領資本集団の関係者がエディ・ポンについて、会社の「LP」(limited partner/リミテッド・パートナー)だと語ったことが、「老婆」(ラオポ/中国語で「妻」の意味)の略称と誤解されて伝わったのではないかと報じている。
https://w.atwiki.jp/odchange/pages/29.html
投稿日:2009/02/12(木) 街から遠く離れた、田舎としか言いようのない小さな村。 生活していくだけの農作業や牧畜の他は何もする事がなく、 村人たちは平穏で退屈そのもの、といった日々を送っている。 そのため、ちょっとした出来事でもたちまち村中に広がってしまう。 要は、みんな娯楽に飢えているのだった。 「――見ろよ、あの真っ黒な羽。コウモリみてえだ」 「角も生えてやがる。綺麗な顔しちゃいるが、やっぱり悪魔だぜありゃ」 「尻尾、あれも飾りじゃないみたいだな……」 「でもあれエレなんだろ? 本当かよ……」 ちらちらとこちらを見つつ交わされるそんな噂が、淫魔の耳に届く。 話しているのはジャンと同じ村の少年たちだ。 ジャンと同じくらいの年頃の者もいれば、もう大人に近い少年もいる。 「…………」 覚悟はしていたが、やはり気持ちのいいものではない。 フレイアは歩みを止め、彼らの方をちらりと振り返った。 どこかの姫君のような美貌ときらめく金髪を目にすると、 少年たちはそのあまりの魅力に話すのをやめて、思わず見とれてしまった。 上気した顔の彼らから視線を外し、フレイアは再び歩き出した。 歩くたびに、あふれんばかりの豊かな胸が大きく揺れる。 背中を飾るのは細く尖った漆黒の翼。頭からは一対の立派な角が、 丸い線を描く尻からは黒く尖った尻尾が伸びていた。 彼女は人間ではない。人間の精を吸って生きる夜の魔物、淫魔である。 その体の名をフレイア、と言った。 すぐに、淫魔は一軒の家にたどり着いた。 小さな村であるから、どこに行くにも近いのだった。 「――や、エレ」 一人の少年がフレイアに気づき、彼女の元に駆け寄った。 こちらを見る屈託のない目に淫魔は顔をほころばせた。 彼の名はジャン。村にいる数少ない少年の一人である。 「フレイアは一緒じゃないの?」 「うん、今日は一人だよ」 小さな声で恥ずかしそうに答えるフレイア。その遠慮がちな態度は ジャンよりかなり高い背丈と、高慢そうな釣り目にはアンバランスだったが これは仕方がないと言えよう。 実は、この体には別人の魂が宿っているのだ。 彼女の本当の名はエレ。ジャンと同じ年頃の内気な少女だった。 それが、何年かぶりに目覚めた淫魔と事故で入れ替わってしまったのである。 原因となった魔道具は壊れ、今は戻る目処もついていない。 仕方なく、少女は淫魔の体での生活を強いられていた。 はじめは村にも入れない有様だったが、事態を知ったエレの父親が 村中にふれて回り、淫魔はエレとして村に迎えられた。 迷信深い村人たちはフレイアの姿を見て恐れおののいたが、 しばらくする内に害がないとわかり、とりあえず騒ぐ事はなくなった。 なぜか村の男たちが味方してくれたのも大きかった。 ジャンに言わせると「当たり前だろ、そのカッコじゃ」という事になる。 しかし今でも、わずかながらその異形の姿を悪く言う者はいて、 彼女は心理的に圧迫された生活を送っていた。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 少しの間他愛無い話をして、フレイアはジャンと別れた。 そのまま家に帰ろうかと思ったが、 ふと農場に行っている父が気になり寄ってみる事にした。 畑仕事を手伝ってやると喜んでくれるだろう。 胸を揺らし、羽を振りつつ太陽の下を淫魔が歩く。 「――おい」 不意に呼び止められ、声の方を振り向くフレイア。 そこには先ほど彼女を見て何やら噂していた少年たちがいた。 淫魔の美貌にたじろぎながらも、彼女に厳しい視線を送っている。 「あ……マルコ、トム、マーク。こんにちは」 狭い村の事である。当然この少年たちとも顔見知りだ。 だが彼らはフレイアの挨拶も聞かず、三人で彼女を取り囲んだ。 「え……どうしたの?」 以前とは違う目線を改めて感じる淫魔。今は彼女が一番背が高いのだ。 「……お前、エレだよな」 「悪い事して悪魔になっちまったんだって?」 「え? え?」 「見てみろよそのカッコ。どう見ても悪魔だ。邪悪なやつめ」 悪意を込めた言葉で少年たちはフレイアを嬲る。 そうした責めは今の彼女にとって、もっとも辛いものだった。 まして昔から見知った彼らに口汚く罵られるのである。 「やめて……皆、ひどいよぅ……」 淫魔は耳をふさぎ、幼子のようにいやいやをしてみせた。 だが、何かにとりつかれたような三人の責めは収まりはしなかった。 淫魔の魅力が、彼らの理性を失わせてしまったのか。 「悪魔は退治しないといけないよなあ」 「でもこいつはエレなんだぜ? 本当かどうかわかんねえけど」 「おいおい、お前、本当にエレなのか?」 真紅の瞳から涙を流し、淫魔はうなずいた。 その様子がまた魅惑的で、三人ともしばらく心を奪われてしまった。 「ぐすっ……ひどいよ、みんな……私、エレなのに……」 「……わ、わかったわかった。信じてやるから」 マルコと呼ばれていた、一番年上の少年がやっとの事でそう答える。 「……でも、見た目が悪魔だってのも本当だしな。 親父らは許すって言ってるけど、俺たちは迷ってる。 本物の悪魔なら退治しないといけないからな」 「……どうすれば許してくれるの?」 「そうだな、心まで悪魔になってるかどうかがわかればいい。 心がエレのままなら、今まで通り俺たちは友達だ」 「私、エレよ……嘘なんてついてない」 「だから、それを確認しないといけないんだって」 マルコはフレイアに近寄ると、揺れる胸を正面からわしづかみにした。 「あっ……何するの !?」 「心が人間なら、悪魔の体をいくら責めても反応しないはずだ。 中身は悪魔じゃなくてエレなんだろ?」 村の女は誰もこんな巨乳ではない。至福の感触をマルコは感じていた。 彼が力を入れるたびに弾力のある肉が跳ね回るのだ。 「や、やめて……マルコ」 「どうした。悪魔じゃないなら何ともないだろ、エレ?」 黒い布を剥ぎ取り、マルコは露になった乳房を存分に揉み回した。 見ているのが耐え切れなくなったのか、他の二人も加わりだす。 立っていられなくなり、フレイアは傍の木の根元に腰を下ろした。 木の幹にもたれ、荒い息をつく半裸の美女。 それは年頃の少年たちにとって、絶好の獲物と言えた。 「へえ、薄いのに硬いんだな、この羽」 「そんなの触るより見てみろよ。この胸やばいぞ」 「うっはあ、この肌白くて綺麗だ……」 胸を揉み、乳首に吸い付き、腹や腰を触りまくる。 ハイエナと化した少年たちはフレイアの体をもてあそんだ。 「悪魔ってこんなに可愛いのか、すげえなあ」 「……ん……ちゅ……」 「次、俺に代われよ」 桜色の妖艶な唇にもまた、少年たちは激しくそそられた。 食べてしまいそうなほど乱暴にむしゃぶりつくと 至上の触感に操られしまい、夢中で肉を味わうのだった。 やがて、興奮した少年の一人が衣服の中から性器を取り出した。 「あ……」 充分に硬くなったそれを淫魔の頬に押し付ける。 他の二人もそれを見て真似し、肉の槍でフレイアの顔を突き刺した。 「んあ……待って、ちゃんとするから……」 無言のプレッシャーを感じ取ったのだろう、淫魔は突き出された肉棒の 一本を右手でつかみ口に運んだ。そして蛇のように舌を伸ばし、 もったいぶるように先だけをペロリ、となめた。 「うあぁあっ……!」 少年の体に電流が走る。淫魔の唾は熱湯のように熱く、 舌が触れるとそれだけで絶頂に達してしまいそうだった。 その間にもフレイアは空いている左手を別の一本に伸ばすと まだ女性が触れた事がないであろうそれを、しなやかな指でしごき出した。 「くうっ……!」 「うわ、やべえよっ……」 「ひぃいっ !!」 フレイアの手と口に少年たちは翻弄されていた。 淫魔の細い指が動くたび、長い舌がうねるたびに彼らは喘ぎ、 自分の経験のなさをさらけ出してしまう。 「ちゅぱ……ん、ぺろ……ぶちゅっ……」 一方のフレイアは、中身こそ純真な村娘だったが 入れ替わってからはジャンや父親を相手にかなりの奉仕をこなしている。 はじめは熟れた肉体の性感に流されていただけだったが、 最近ではどうすれば男が気持ち良くなるか、だんだん理解し始めていた。 「――うぁああっ !!」 「ん……あ、んんっ♪」 ついに限界を迎えた少年が欲望を解き放つと、 待ち望んだそれがきた喜びにフレイアは体を震わせた。 口内にたっぷり出された精液を丁寧に嚥下し、口の周りを 舌でひとなめする仕草は、大人しい村の女の子には思えない。 「――次、マークも……」 彼女は快楽に溺れる彼らを平等に扱い、三人とも口内に出させてやった。 いつもより多量の精が体内に取り込まれ、 体が高揚しているのがはっきりと感じられた。 だが以前と違い心は冷静なままで、荒い息の少年たちを観察して 次は誰からしぼり取るか考える余裕すらあった。 「やっぱりマルコ……元気だもんね」 一度出してしまい、草の上に腰を下ろしていたマルコに 狙いを定め、淫魔は四つんばいになって近づいた。 「エ……エレ……」 動けなくなった自分に迫ってくる妖艶な女。 赤く輝く瞳が、鳥の卵に近づいてくる蛇を思わせた。 助けてくれ――。 そう言おうとして、不意に奇妙な錯覚に囚われる。 彼女を襲っていたのは自分たちではなかったのか? 三人がかりでエレを嬲りものにしようとして――気がついたらこの有様だった。 逆に、今や自分たちが肉食獣の獲物に成り果てている。 (ああ、やっぱり――) こいつは悪魔なんだ。男を食って精をすする、恐ろしい淫魔なんだ。 手を出しちゃいけなかったんだ――。 それに気づいたとき、既にフレイアはマルコの上にのしかかっていた。 「それじゃ……入れるね」 いつもの大人しい口調なのに恐怖で声も出ない。 しかし本能に正直な彼の陰茎は、痛いほど真っ直ぐにそそり立っている。 その上にゆっくりと腰を下ろし、淫魔の女陰がマルコを迎え入れた。 「あ、入ってくる……」 「…………!!」 あまりの快感に少年は声ならぬ声をあげた。 入れただけでマルコは達してしまった。 淫魔の膣が吹き出した汁に狂喜し、残らずしぼり取ろうと蠢く。 (あ――やべえ……) 一瞬意識が途切れ、マルコは必死に自分を呼び戻した。 このまま気絶したら死んでしまうかもしれない。 そんな危機感が脳の片隅で警報を鳴らし続けた。 だがフレイアは彼の上で激しく腰を上下させ、全く休ませてくれない。 マルコは童貞ではない。村の女とお遊びで何度か交わった事がある。 しかし今の性交はそんなものとはまるで違っていた。 意思を持っているように肉棒を包み込む膣の動きは人間ではありえないものだ。 (く――あぁっ !!) 逆らう事もできない快感に耐え切れず、また射精してしまう。 もはや陰茎は彼のものではなく、淫靡に微笑む淫魔の所有物だった。 彼女が望めばその瞬間に出してしまう。マルコの意思など無関係に。 「マルコ……」 ふと、フレイアと目が合った。 精を吸う喜びと男への支配欲が、真紅の瞳を通して感じられる。 「エ……レ……」 違う。こいつはエレじゃない。 彼の知っている、内気で大人しい少女ではない。 体だけでなく、魂まで悪魔に堕ちてしまったというのか。 「…………!!」 何度目かわからない絶頂感に、今度こそ彼の意識が闇に沈んだ。 草むらの上で、木の根元で、少年たちが脅えている。 フレイアとマルコの交わりはあまりに衝撃的で、 笑いながら精を吸い続ける淫魔を前に二人は歯を鳴らし震えていた。 「――はぁあ……」 美味いものを食べ終わったように満足した表情のフレイアが立ち上がった。 ずるり、と女陰からマルコの肉棒が抜け、少年が静かに倒れ付す。 二つの性器を繋ぐ細い糸がとても生々しく感じられた。 動かなくなったマルコから視線を外し、金髪の悪魔がこちらに目を向けた。 ――やばい。 二人が思ったのはそれだけだった。 だが恐怖で腰が抜けてしまい、逃げる事もできない。 「あ……あぁあぁ……」 「トム……マーク……」 鼠を追い詰める猫のようにじわじわと時間をかけ、フレイアがにじり寄る。 不幸な事に、このような状況でも二人の陰茎は勃起したままだった。 淫魔の体臭が、体液が、紅の視線が萎えるのを許さないのだ。 「次はどっちから、する……?」 「ひぃぃいぃぃっ !!」 「両方いっぺんにでも……いいよ?」 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ こうして、村の淫魔を悪く言う者はどんどん減っていった。 だんだんと魔力の使い方を覚えてゆく淫魔に敵はいなかった。 村長も神父も、フレイアと交わると味方に――いや、下僕になった。 逆らう者は、女ですら彼女のしもべにされたのである。 一年もしない間に、村で淫魔の下僕でないのはジャンとエレのみ、 という状況になったのだった。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2797.html
209 :Monolith兵:2014/12/11(木) 16 09 34 火星転移ネタSS「軍事」 地球の重力にようやく慣れた火星人達は、ようやく地球各地へと視察が出来るようになっていた。視察先は基本的に列強各国で、訪れた先々で彼らは盛大な歓待を受けたものの、やはり火星人達の容姿は地球人達の興味の対象だった。 成年男子の平均身長が243センチもあるものの体重が軽くひょろ長い体系をした火星人は、多くの地球人にとって奇妙に見えたものの、地球人では絶対に成し得ない体系に憧れる者も少なからずいた。 そんな中、1989年にアメリカ合衆国によるパナマ侵攻、翌年にイラクのクウェート侵攻、1991年には湾岸戦争が勃発した。 地球では毎年のように戦争が起きている事に火星人たちは恐怖すると共に、地球の軍事力を調査する絶好の機会だと考え、積極的に情報を集めていた。 「地球(アメリカ)の軍事力レベルは確かに日本と同程度らしいな。」 「だが、奴らは容赦という物を知らない。10年前に起きたイランイラク戦争では、毒ガスまで使用されたんだぞ!いや、第2次世界大戦では核兵器まで投入された。地球人は余りにも軍事力に頼りすぎている!」 現在進行している湾岸戦争は誘導爆弾やミサイルを多用したため、ハイテク戦争とすら呼ばれていた。日本はこれらの技術を保有していたものの、当然ながら実戦に投入した事は無かった為、貴重な戦訓となっていた。 だが、地球の戦争は火星人の想像を超えて容赦が無かった。市街地に対する爆撃や油田などへの攻撃、更には中立国への攻撃や軍の移動などは、外交と戦争の経験が少ない日本人達にとって予想だにしない事であった。 何より、毒ガスや核兵器を人間相手に使う地球の戦争は火星人達には余りにショッキングだった。 火星では毒ガスは蟲退治に使う物だという認識だったし、核兵器は原子力技術の研究の過程で必要な物という程度の認識だった。 余談だが、火星では石油も石炭も天然ガスも算出しない。僅かに日本本土で化石燃料が算出するが、産出量が少ない上に製鉄やプラスチックの原料とする為に、火力発電に使うわけにはいかなかった。 その為、火星での発電は水力と原子力が主流で、二酸化炭素の排出が少ないため、地球の環境保護主義者達からは熱い視線を送られていた。 もっとも、地球温暖化問題は火星人からすれば何て贅沢な悩みなんだと思っていたりもしていた。とにかく二酸化炭素の排出源が少ないため、むしろ寒冷化の方が問題になっているほどなのだ。 210 :Monolith兵:2014/12/11(木) 16 10 23 「火星でも概念上はあったし訓練も行っていた。だが、人間相手にここまでやるとは・・・。」 「別に食料が不足している訳でも無いのに、ここまで非情になれるとは・・・。平和ボケしている本国の連中がこれを知れば卒倒するぞ。」 湾岸戦争は歴史上初めてTV中継された戦争であった。家庭で戦争の推移を目に出来た為、地球では多くの人に衝撃を与えていたが、火星人はそれ以上に衝撃を受けていた。 米ソ両国からTVや新聞などよりも詳しい情報を得ていたものの、初めて目にする実戦に、半数が軍人である火星からの訪問者達は動揺していた。 「地球の戦争を知るいい機会だが、まあ火星でこのような事は起きそうに無いだろうな。」 「誰と戦争するんだ?どっかの自治政府が独立戦争でも始めると言うのか?」 「そもそも地球の戦訓を火星で反映できるのか?」 殆どの火星人達にとって戦争観は、戦国時代や元和の大天変の動乱の頃で止まってしまっていた。各地の植民地が反旗を翻そうにも、火星の驚異的な自然やキノコ病に翻弄され、日本本国にも植民地にもそんな力は無かった。その結果、自治権を巡って小競り合いがあったりもしたが、この数百年にも渡って本格的な戦争の無い時代が続いていた。 勿論火星にも航空機や戦車、ミサイルに誘導爆弾などが存在したものの、訓練以外では使う予定が全く無い置物だというのが一般的な国民の見方だった。 そして、果して火星で地球の戦争の戦訓が生かせるかどうかも問題だった。実戦での使用があるかは兎も角、地球人達に火星の軍事力を見せ付けて、舐められるのを防ぎたいと軍上層部(+転生者)では考えてはいたが、日本軍最大の戦力は膨大な距離だったので、軍事力の整備は予算の無駄と談じる議員や官僚も少なく無かった。 「蟲相手にこんな重武装は必要ないからなぁ。」 日本軍にとっての敵は伝統的にも現実的にも火星の巨大昆虫だった。現代でも増えすぎた蟲が人里にやってきて荒らすのを撃退したり、蝗害を防ぐために間引きしたりと、蟲相手に出動する事もあった。 かつては疫病や食糧難から暴動が起き軍が出動した事もあったが、少なくとも20世紀に入って以降は人間相手に出動する事は無かった。 つまり、地球の軍事情報を収集しても活用出来ない可能性が高かったのだ。 「ま、まあ、本国に地球の現状を知ってもらうにはいい機会だろう。それにこの情報が何に役立つかまだ解らないわけだし。」 だからと言って、軍事関連の情報収集を怠る訳にも行かなかった。技術レベルが現在は地球に並んでいるものの、将来もそうだとは言いきれなかった。(最も技術開発が多少遅れたとしても国防上は何ら影響は出ないが。) また、地球人の好戦性を前面に出せば、軍事予算が増加するのではないかと彼は考えていた。 予算獲得の口実を作った功績で、もっと昇進できるかもという願望が彼にはあった。 日本軍の戦力は、米ソの人口を足したよりも日本の人口は多いにも関わらず、アメリカ一国よりも少ないのだ。軍事予算増額の材料を提供した功績で、昇進するのも夢ではないと彼は思っていた。 そうして集められた情報は、火星へと送られた。送られてきた情報の数々は、火星政府や軍に地球人の好戦性の高さを更に印象付けると共に、将来へ備えて軍事・宇宙技術の開発の促進を決定させるに至った。 だが、膨大な技術開発予算の捻出のために正面戦力の削減が決定され、軍関係者を涙目にさせてしまうのだが、彼らには知る由も無かった。 おわり
https://w.atwiki.jp/dollabo/pages/266.html
プレイヤー名 砂吹キン症候群 デッキ名 影抜(かげぬき) [デッキコード] 10c0T0W455z142n6v6H6S6W7d7j7D7H7M7Q888N9Pb9bcbkbv [ユニット] × 10 No005 吸血鬼ドラキュラ × 1 No019 化身ナラシンハ × 2 No020 化身ヴァーマナ × 2 No085 セラフ × 2 No116 戦女神ヴァルキリー × 1 No023 化身クリシュナ × 1 No050 魔狼フェンリル × 1 [マジック] × 30 No135 精神の秘箱 × 2 No139 補充の緑泡 × 2 No143 未完のキューブ × 1 No144 封魔石の欠片 × 2 No150 守備強制の原石 × 1 No152 速攻反転 × 1 No158 ソーマの烙印 × 3 No160 魔法解除 × 1 No161 生体転送 × 3 No163 生命吸収 × 1 No169 契約の石 × 1 No182 降魔の蓮華門 × 3 No204 ユグドラシルの葉 × 1 No231 エナジーブレード × 2 No232 ウインドランス × 2 No235 特攻の剣 × 1 No238 MP抽出の力 × 3 解説 武具による切り返しにすべてを賭けた中型デッキ。 ヴァーマナによるドロー追加でウィンドランスを、セラフによるLP回復でエナジーブレードを、それぞれ強化する。 実戦ではたいていの場合、エナジーブレードのほうが強力なので、初期ハンドでブレードを活用できそうなら ユグドラを開けて故意に味方に攻撃を流すことも検討する。 緑泡によるナラシンハ-ウィンドランス強化を除けば、場にユニットを残し続けることで漸次強靭化するデッキなので生体転送を採用。 デッキ名は、相手の斬撃に対し、刀身で切り結ぶと見せかけて、手元の操作で切っ先を回転させ、空振りさせた勢いで小手を斬りつける古武術の技から。 武具による切り返しをこれに見立てたもの。 このデッキに関してのコメントは以下のテキストボックスから ヴァーマナ1体及びドラキュラ、ヴァルキリーを除去し、ナラシンハ、セラフ、緑泡を追加 -- 砂吹 (2023-03-05 00 34 56) 名前 コメント 砂吹キン症候群のデッキリスト プレイヤーリストへ
https://w.atwiki.jp/kuroeu/pages/277.html
死歌で惑わすモノ 種族:悪魔族 登場作品:創刻のアテリアル、姫狩りインペリアルマイスター 解説 歪秤世界に存在する悪魔。 まおーさまとの戦いに敗れて捕虜となった後に性魔術による精神戦においても敗北、軍門に降った。 雑感・考察 創刻ではクリアする上で倒す必要が無い敵であり、イベントも一切存在しない。 種族を考えるとセルベルグの配下なのかもしれない。 姫狩りではエロシーンしか描写が無く、その少ない描写を見るにおそらくは歪秤世界からディル=リフィーナに転移してきたと思われるが、詳細は不明。 ストーリー上ではユークリッド王国地下迷宮内、魔王の肉体の封印場所に出現する。 創刻の個体と姫狩りの個体が同一個体なのかは特に語られていないが、外見がかなり異なるので別個体の可能性はある。 名前
https://w.atwiki.jp/bdueloflegendwikidol/pages/404.html
ベーシックデッキ 汎用性の高いカードを組み合わせた万能デッキ ユニットはトップクラスに強く単体で色んなデッキに入れやすいユニットを選んでいる。 使うカードがだいたい同じなため詳しい解説は下のリンクを見てください。 プレイングの基本 速攻デッキ メジャーライン ベーシックデッキカード解説メインユニット メインマジック サンプルデッキ コメント欄 カード解説 メインユニット アサシン 相手ユニットを倒すことが基本的な狙い。 転送や吸収を発動させることで相手の場を開けさせたり、足止め等の魔法を消費させたりすることも重要な役割。 攻撃表示を保つことで、相手の大型召喚を牽制する効果もある。 初手のアサシンの守備は絶対しない アサシンを守備へ変更はほとんどの場合悪手である。 LP1000以下で未完足止めがない時だけくらいがアサシンを守備にしても良い状況。 吸血鬼カーミラ cp100ユニの中ではapは低い方なものの、一回相手を攻撃するだけでmp50増える効果が強力で色んなデッキに入れやすい。 1stプラント 毎ターン育ちcpが増えapも増えていく。足止め多いと育ちやすく、 ある程度育った後に生命吸収でmpブーストできたり、生贄の儀式でcpの高いユニットに交代し連続攻撃できる。 このデッキの場合はcpの高い大型に繋ぐ役割。育て切ってしまってもいいけど 成長途中では特攻の剣が1ターン経つと外れるため特攻の剣が装備しにくいところだけ欠点 不定形の伯爵ビフロンス cp150でap1450の型破りユニット。 カードを2枚捨てるが、dolの場合手札よりmpが足りなくなることが多く デメリットがあまり気になりにくいため1〜2枚くらいはデッキに入れやすい。 ただ若干カードを捨てるのがデメリットになるときもあり、このデッキの他のユニより少し使いにくい時も ap1450はcp200の守備型バニラと同じなのでmp50得しているとも考えられる所が強い。 戦女神ヴァルキリー 墓地のカードを手札に持ってくる。最大枚数を狙わず、ある程度墓地にカードがある段階で出すとよい。 CP200AP1450で最大7枚ドローできると考えると破格の効果を持つ。 墓地のユニットが手札に戻るので、生贄の儀式や生命吸収と相性が良い。 小型からヴァルキリーに繋げたり、ヴァルキリーで大型を回収して生贄でその大型に繋げるなど、状況に応じた戦い方が可能。 魔獣ベヒーモス cp250でap1950の型破りユニット。 似た魔獣リヴァイアサンと比べるとmpが減らないのでこちらの方が色々なデッキに入れやすい。 LP減らすデメリットはLP1000位になったら吸収か生贄で他のユニットに交代したい。dolだとLPは少しは減っても良いためデメリットがあまり気にならない。 化身カルキ cp300でap1700でmp抽出の力と相性がいい。 場に出すだけで2枚ドロー効果が強く色んなデッキに入る。 dolだと場に出すだけで効果を得られるカードは使いやすく強いことが多い。 大魔王ルシファー cp300でap1700で同じcp300ユニと比べapは低いものの mp手札アドバンテージを取れる効果が非常に強力。 効果発動すれば一枚ドロー+ドローしたマジックのcp分mp得。 dolの強いユニットはmpを得できる効果、ドロー効果を持つことが多い。 このデッキはユニ9枚なのでマジックを引いて来れないこともたまにあり、カルキにしても良い。 上記のよく出るユニットのAPラインはメジャーラインと呼ばれる。 メインマジック 使うマジックがだいたい同じなので詳しくは プレイングの基本の初級編 速攻デッキを見てください。 心削りの石 相手の残りMPを予想して使用する。CP50のため、大変扱いやすい。 前ターンに何も設置せずMPを貯めたプレイヤーや、MPブースト魔法を発動したプレイヤーを狙うと効果的である。 降魔の蓮華門や、復活の蓮華門,手引きに合わせて使用することで、不発・暴発にさせることができる。 ソーマの烙印 足止め魔法。好みで守備強制の原石も。 特にテーマを定めていないデッキは、マジック枠に余裕があるため、率先してこれらの魔法を入れよう。 このデッキは7枚入りでユニットが倒されにくくLPが減った時味方も守りやすい。 足止めが多いとねばり強く地味に強いデッキになる。 サンプルデッキ [デッキコード] 1060f2r4W5z2k1a5t6w6C6H6U6X7f7j7D7K7S7W888Lbv [ユニット] × 9 No003 アサシン × 1 No006 吸血鬼カーミラ × 1・・・・・・プラントでもok No051 1stプラント × 2 No103 不定形の伯爵ビフロンス × 1 No116 戦女神ヴァルキリー × 1 No049 魔獣ベヒーモス × 1 No025 化身カルキ × 1 No114 大魔王ルシファー × 1・・・・・・カルキでもok [マジック] × 31 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 3 No139 補充の緑泡 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No150 守備強制の原石 × 3 No152 速攻反転 × 1 No158 ソーマの烙印 × 3 No161 生体転送 × 1 No163 生命吸収 × 3 No165 生贄の儀式 × 1・・・高いcpから低いcpはmp損をしてることになるため基本的にはやめよう。低いcpから高いcpか同じcp同士での連続攻撃がメインの使い方 No169 契約の石 × 1 No182 降魔の蓮華門 × 1 No238 MP抽出の力 × 3 マジックは基本の未完欠片足止め回避mp抽出で組んだためdolの基本が学びやすい。ユニットの効果も強く、相性もたいていのデッキとはそこそこ戦える。 アーキタイプだとユニットのcpを平均すると200くらいなのでたぶんミッドレンジと心削りの石3枚で攪乱的アグロの中間的なデッキ 魔獣連撃デッキなどAPの高いユニットの多いランプ系のデッキは少し苦手 あとコンボで大量にmpブーストするタイプのデッキも相手の方がマジックユニットなどが多くなりやや負けやすい。 ⭐︎魔転、滅、フェネクスを入れたパターンのベーシックデッキ [デッキコード] 1062s542l6w6C6I6U6X747d7j7D7L7N7S7W888M [ユニット] × 9 No003 アサシン × 1 No051 1stプラント × 3 No105 不死の侯爵フェネクス × 3・・生命吸収で手札に帰る効果もち。ユニットが切れにくくなる No049 魔獣ベヒーモス × 2 [マジック] × 31 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 3 No139 補充の緑泡 × 3 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No147 生命の滅亡 × 1 No150 守備強制の原石 × 1 No152 速攻反転 × 1 No158 ソーマの烙印 × 3 No161 生体転送 × 2・・・メインはプラント用回避。フェネ、べヒに使ってもいい No162 魔道転送 × 1 No163 生命吸収 × 3 No165 生贄の儀式 × 1 No169 契約の石 × 1 No182 降魔の蓮華門 × 2 〈相性の良くないデッキ〉 このデッキは撹乱的アグロとミッドレンジの中間的なアーキタイプなのでcp100の小型がたくさん入ったアグロ速攻デッキに少し弱い ユニットがやや少ないのでユニットを出せない間に小型でダメージをくらいやすい cp100に対しては進化後のプラントかフェネクスでできれば対処したい あとフェネクスとプラントのapを超える大型ユニットが多いデッキも少し苦手 汎用マジックが多く入っているので、丁寧なプレイングで対応したい。 魔道転送の詳しい使い方はリンク先の個別ページを見てください。 コメント欄 てすてす -- (かなまる) 2011-04-02 17 26 01 昔だったらメイドじゃなくアコやアサ ペリュでもよかったけどね~… -- (名無しさん) 2011-04-05 15 51 07 召喚解除の喚違いますよね… -- (名無しさん) 2011-04-05 15 54 59 召喚解除、修正しました -- (名無しさん) 2011-04-05 21 55 25 未売封魔2つほうがいいです -- (名無しさん) 2013-08-03 20 25 54 ベーシックデッキにおいて、未完封魔はコンボデッキへの対抗策でもあるので、減らしてはいけないと思いますよ~ ベーシックデッキはデッキパワー自体がコンボデッキに比べて無いので… -- (名無しさん) 2013-08-03 22 44 07 二つ↑未売封魔2つで一回ベーシックデッキ 作ってみな 今の表示されてるサンプルデッキも弱いけど さらに弱くなる -- (名無しさん) 2013-08-04 10 23 10 CPU戦では未完と欠片、2-2で十分ですが、対人戦は基本的に3-3用意したいです。 もしその数を減らすのならば、それに対するフォローが欲しいところです。 (デッキの回転を速くする,滅亡や封魔石を複数枚入れる,スルトやヒュドラがメイン…等) 僕が作ったデッキではないので断言はできませんが、これは小型速攻を警戒する構成だと思います。 小型速攻は数で圧倒する戦法なので、2-2にしてしまうのは不安が残ります。 ただし、この魔法構成だとMPが足りなくなります。うまく作れる方、編集お願いします。 -- (侍) 2013-08-05 00 51 41 小型対策ならアルラウネでも良さそうな…というよりこの構成だと滅亡を持て余しそうです また、ドロソが少ないのも気になります メイド系もだいぶ使いにくそうです。特にクラッシャー。剣つけるくらいならCP100ユニットの方が良さそう -- (名無しさん) 2014-07-11 23 18 18 俺としてはこっちの方[デッキコード] 1080g0N0s6w6B6U6X7D7F7M888m8J8MblbD [ユニットカード] × 9 No003 アサシン × 3 No006 吸血鬼カーミラ × 2 No017 メイドクラッシャー × 2 No010 忠義の騎士ガウェイン × 2 [マジックカード] × 31 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No158 ソーマの烙印 × 3 No159 召喚解除 × 2 No161 生体転送 × 3 No169 契約の石 × 1 No173 援軍要請の蒼玉 × 3 No181 復活の蓮華門 × 2 No182 降魔の蓮華門 × 2 No235 特攻の剣 × 2 No241 魔人の武具 × 2 がベージックデッキだと思う魔人ベージックだけどね。 -- (魔理沙) 2015-03-01 17 30 34 ごめん間違えたこのデッキの方がベージックだと思う↓ [デッキコード] 1080g0N0s6w6B6U6X7D7F7M888m8J8MblbD [ユニットカード] × 9 No003 アサシン × 3 No006 吸血鬼カーミラ × 2 No017 メイドクラッシャー × 2 No010 忠義の騎士ガウェイン × 2 [マジックカード] × 31 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No158 ソーマの烙印 × 3 No159 召喚解除 × 2 No161 生体転送 × 3 No169 契約の石 × 1 No173 援軍要請の蒼玉 × 3 No181 復活の蓮華門 × 2 No182 降魔の蓮華門 × 2 No235 特攻の剣 × 2 No241 魔人の武具 × 2 -- (魔理沙) 2015-03-01 17 32 37 No169 契約の石 × 1をNo136 精神の宝箱 × 1に変えてもいいと思う -- (魔理沙) 2015-03-07 11 36 44 No116 戦女神ヴァルキリー × 1が手に入ったらこれに変えたらそこそこ強い [デッキコード] 1080g0N5z6w6B6U6X7D7M7Q888f8m8K8Nbc [ユニットカード] × 8 No003 アサシン × 3 No006 吸血鬼カーミラ × 2 No017 メイドクラッシャー × 2 No116 戦女神ヴァルキリー × 1 [マジックカード] × 32 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No158 ソーマの烙印 × 3 No161 生体転送 × 3 No163 生命吸収 × 1 No169 契約の石 × 1 No171 希望の光 × 2 No173 援軍要請の蒼玉 × 3 No181 復活の蓮華門 × 3 No182 降魔の蓮華門 × 3 No232 ウインドランス × 2 -- (魔理沙) 2015-03-10 18 26 11 上級神デッキのところにも私の作ったデッキがコメに書いてあるので このデッキの評価お願いします。 -- (魔理沙) 2015-03-16 18 33 48 ちょっと↑のデッキを改良してみました。 こんな感じでどうでしょうか [デッキコード] 1080g0N5z6w6B6U6X7D7K7S898m8K8Nbm [ユニットカード] × 8 No003 アサシン × 3 No006 吸血鬼カーミラ × 2 No017 メイドクラッシャー × 2 No116 戦女神ヴァルキリー × 1 [マジックカード] × 32 No135 精神の秘箱 × 3 No137 心削りの石 × 2 No143 未完のキューブ × 3 No144 封魔石の欠片 × 3 No158 ソーマの烙印 × 3 No161 生体転送 × 1 No163 生命吸収 × 3 No169 契約の石 × 2 No173 援軍要請の蒼玉 × 3 No181 復活の蓮華門 × 3 No182 降魔の蓮華門 × 3 No235 特攻の剣 × 3 -- (魔理沙) 2015-03-20 18 07 00 あまりNo161 生体転送 × 1 とNo163 生命吸収 × 3に意味がないなと思ったので No161 生体転送とNo163 生命吸収 ×1をNo171 希望の光 × 2にして No169 契約の石 × 1をNo117 冥府の神ヘル × 1にしてもいいと思います。 -- (魔理沙) 2015-03-21 19 13 31 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/3420.html
「では幽斎よ。貴様がいう『最後の手段』とやらを聞かせてもらおう」 会議を終えた怒りに燃える最後の主催者、昏き海淵の禍神は傍らに立つ細川幽斎に尋ねた。 その言葉を待っていたとばかりに幽斎は手にしていた機械を高く掲げ、説明を始める。 「これぞ、織田軍驚異のテクノロジーが開発した『参加者転移装置改』でございます」 「ほう?」 興味を示した様子の主に、幽斎は解説を続ける。 この転移装置は、指定した範囲内の全ての参加者を首輪の有無に関わらず設定したエリアに強制的に転移させる。 かつ、装置が稼動している限り参加者は転移先のエリアから移動することを許されない。 殺し合いの勢いが鈍った場合に備えて、舞台を狭めることで戦いを促進させようと用意しておいた奥の手だ。 「指定した範囲は『新惑星全域』。これで、全参加者が限定されたエリアに集結することになります」 「成程、しかしそれだけでは私たちの意地を奴らに見せつけるには不十分ではないか?」 「御安心を。それについては私にも考えがあります。……では、装置を作動させますぞ」 「……一つ確認しておくがその装置の転移先、ここに設定されていたりしないだろうな」 「ぁ」 あと2ミリで指が作動スイッチに触れるというところで、幽斎の動きが止まった。 無言のまま装置のモニタを覗きこむと、幽斎の顔が見る見る青ざめていく。 滝のような大量の冷や汗をかきながら装置をいじる姿に全てを察し、禍神は彼が作業を終えるのをただ静かに待った。 そのまま三十分ほど時は流れ、 「……どうぞ、禍神さま。確認をお願いします」 「……ああ、確かに対象範囲『新惑星全域』・転移先『新惑星東京』となっているな。 念のため誰かに確認を頼むとしよう」 今回ばかりはドジは許されない。流石にこの二人も慎重になった。 兵士を十人ほど呼びつけて確認させ、最後に禍神と幽斎二人でもう一度確認する。 「今度こそ大丈夫ですな。よし、参加者転移装置改・作動!」 【新惑星全参加者・三日目午後七時をもって東京へ転移】 「しっかし、やけに敵が多いなここ。システムや甲児は無事なのか?」 「フォイ?」 まあ、範囲指定が『新惑星全域』なせいでこいつらそのままなんだけどね。 【マサキ・アンドー@スーパーロボット大戦シリーズ】 【状態】健康 【装備】ニンテンドーDS 【道具】支給品一式 【思考】 0:システムを探す 1:織田信長を倒す 2:リューネなどの知人を捜す 3:はぐれた伊澄やゾロも探す 【ドラコ・マルフォイ@ハリーポッターシリーズ】 【状態】健康、宇宙人に肉体改造された 【装備】杖 【道具】支給品一式、宇宙人に貰った何か、大量のゴキブリフォイフォイ 【思考】 1:ここはどこなんだ!? 「ふう、今度こそ主催者の面目は保てたはずだ……む?幽斎は何処へ行った?」 「あっ! あれは何だ!?」 「鳥だ!」 「飛行機だ!」 「真ゲッターだ!!」 転移装置によって東京へ移動させられた富竹、クマ吉、セワシ、ニアラは突然宙より舞い降りた真ゲッターに潰された。 【富竹ジロウ@ひぐらしがなく頃に 死亡確認】 【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】 【セワシ@ドラえもん 死亡確認】 【神龍ニアラ@セブンスドラゴン 死亡確認】 死因:真ゲッターロボに踏み潰される 「まずは四人……しかしこんな雑魚を殺したところで、我々の力を奴らに思い知らせるにはまだ足りん」 真ゲッターのコックピットには、他でもない細川幽斎その人が搭乗していた。 転移装置を作動したあと、彼は太陽要塞格納庫に待機させていた真ゲッターに乗り込み出撃し、大気圏突入を経てここ東京へ襲来した。 武芸の方面はからきしな幽斎だったが、機械類に精通していた彼はロボットの操縦ならギンガナムに優るとも劣らない。 性格上、また主催陣営内の役割から前線に出ることは避けていたため、それを知っていたのは今は亡き信長とギンガナム程度だが。 その幽斎が何故今、最前線の中の最前線とも言えるここ東京にやって来たのか。 それは、とても単純で個人的な理由からだ。 「禍神様に意地があるように……この私にも、意地というものがあるのだ!」 長年仕えた信長への恩。 クライシスに対する怒り。 そして熱く煮え滾る戦国魂。 たとえここで命を散らそうとも、一人でも多くの敵を道連れにしてみせる。 「クライシスだろうが対主催だろうが構わん! 私の意地を、禍神様の意地を、そして信長様の意地を見せつけてやろう! この細川幽斎ただではやられぬ、かかって来るがいい小童どもォォォッ!!」 【三日目・19時05分/新惑星東京】 【細川幽斎@戦国時代】 【状態】健康、決意 【装備】真ゲッターロボ 【道具】地下室の鍵、使い捨て転送スイッチ×1 【思考】 0:戦国魂をみせる 1 一人でも多くの敵を仕留める 2 主催の体勢を立て直す 3 信長様や家康様を蘇生できないだろうか……? ※残った怪物は永沢君男以外雑魚ばかりのようです