約 374,263 件
https://w.atwiki.jp/itan_seihaisensou/pages/249.html
キャラシート(マスター用) 【名前】 ニロ 【サーヴァント】 【性別】男 【性格】 正義感に溢れて、真面目で優しい性格。 しかし時々何かに戸惑うような不安げな素振りを見せる。 【出典】 オリジナル 【属性】 善・中立 【ステータス】 筋力 A 耐久 C 敏捷 D 魔力 B 幸運 E 供給 E TOTAL 160 【詳細】 とある仕事を引き受け今回の聖杯戦争に参加する事になった40代前半の男性。 無意味な戦いは好まず「聖杯戦争」と言った現実味離れた事も一切知らず、ただこの戦いに生き残る事こそがその「仕事」の達成である為参戦した。 ____と言ってるが別に彼に目的がある。 何か過去にこのような戦いに出て「死んでいる」。 そんな感覚が彼の身体にこびり付いていた。 「聖杯戦争」という聞きもしない言葉にも違和感がない、何よりそれがどのような物なのか、漠然とながらも知っている。 そしてういつから身体に現れた謎の能力。「自分自身じゃない何か」になる現象。 だから彼は探し、聖杯に求める。 「自分は何者なのか」と。 『変身』 彼の任意で姿を変える異形の姿。 自らの「死」が原動力であり武器や防具となる。 『自分殺しの大剣』 かつて心臓を大剣によって一突きされ死んだ事から編み出された能力。 血と黒い錆に塗れた大剣を相手に振り払う。 (クリティカル/2 回避/4の特殊ダイスを使用) しかし使えてもこの戦いに1回程か。 人間誰しも死の苦しみを何回も経験すれば気が狂ってしまうものだ。 しかし彼は人間ではないかも知れない。 『人間ぶる為』にこの能力に制限を掛けているのかも知れない。 [画像必須]
https://w.atwiki.jp/psyren_wars/pages/142.html
月夜を彩るShuffle Beat ◆wd6lXpjSKY 昼の学園が表だとするならば夜の学園は裏と表現するべきか。 吸血鬼が近付き悪魔が潜み未知なる座標が向かう魔の宝庫は表ではない。 だが裏と仮定する場合何が表であり何が裏であると言えるのか。その基準はどうなっているのか。 世界の理が回っている。それに従うならば参加者の数だけ世界が存在する聖杯戦争には何が真実と言い切れるのか。 ハイラルの勇者が理を司るのか。吸血鬼が闇を体現するのか。魔女が総てを包み込むのか。 それぞれが異なる世界の存在故に。 聖杯戦争に基準など必要なく死ぬ者から死んで行き、生きる者だけが明日を見る。 堕ちた鳥がもう二度と大空を飛べないように、蒼穹を感じれるのは限られた者だけである。 暁美ほむらはエレンに連絡を取った後、改めて職員室を物色していた。 鹿目まどかを始めとする三人の参加者の連絡先が手に入ったが欲を言えば情報はまだまだ掴み取りたい。 サーヴァントを失っている今、完全に窮地なる状況に立たされている彼女には焦りが出始めていた。 天戯弥勒と因縁を持つ男、夜科アゲハ。 彼の所在地を把握出来れば真実に辿り着ける可能性が飛躍的に上昇するだろう。 地獄から手を伸ばし、その手に収まったのは血と同じ赤を纏ったテレホンカード。 聖杯なる唯一無二の願望器を目指してはいるものの、疑念の目を向けずにはいられない。 それは嘗て彼女達魔法少女が一瞬の希望と未来の輝きを永遠の不幸と背負わされた閉ざされた世界が影響しているのだ。 願いがノーリスクで叶う筈がない、甘い話には毒が潜んでいる、ならば聖杯戦争にも、天戯弥勒に裏が存在する筈、と。 聖杯戦争に必要な対価を考えた時、犠牲になる参加者だけではどうも釣り合わない予感が胸を埋め尽くす。 願いを餌に殺し合わせるならば日常生活など不要であり、外部からの干渉を遮断した小島にで参加者を詰め込めればいい。 (例えば魔力や魔法……何かしらの力が必要とか) 魔法少女は願いの対価に小さいころ憧れた正義の魔法を身に付ける。 正義の力あってか一般人とは比べ物にならない程の能力であり、少女だろうが彼女達の世界水準を超えている。 しかし彼女達の世界であって、サーヴァントには到底及ばず、彼らの存在は規格外である。 暁美ほむらからしてみれば、彼らを召喚した時に使用した魔力は何処から来るのだろう。という疑問が生まれる。 もし魔法少女と同じように契約を交わしたなら、その願いの大きさは計り知れない。 聖杯が媒体だとすれば死んだサーヴァントは器に戻るのが道理であろう。 使用された魔力が還元すれば再びは器は器として機能されると考えて問題ない。 暁美ほむらの推測であって、そもそも聖杯自体がサーヴァントを呼ぶ媒体など真実でもなければ掠ってもいない可能性があるが。 更に言ってしまえば本当に聖杯が存在するかも怪しく、天戯弥勒の掌で踊っているだけの世界だって存在しているかもしれない。 仮に聖杯が存在しないとして考える。 考えるまでもなく、結論はさっさと帰る。この一言で総てが終わるのだ。 願いが叶わないのならばこんな世界に居る必要なんて欠片も存在しない。 自分の思うように魔法が使えない空間に長居するほど暇でもなければ馬鹿でもない。 天戯弥勒に生命を握られている、暁美ほむらにとって時間停止に対する制限と軸移動の禁止は首に鎖を繋げられているのと同義。 このまま戦っていても碌な目に合わず、現に悪趣味な人形やそれを創り上げる気色の悪い魔術師を見てしまったんだ。 聖杯が無ければ帰る、鹿目まどかと美樹さやかにはどうせまた会えるのだ、そう何度でも。 (これが夜科アゲハの連絡先ね……ついでに人吉善吉のも手に入ったわ) 小萌先生の席から離れた場所のとある机を物色していると高等部一クラスの名簿が出て来た。 視線を流すと夜科アゲハの名前があり、さらに人吉善吉の名前も確認。その後引き出しを開けると取扱注意と書かれたファイルが一つ。 中を読むと各個人携帯の連絡先まで記載されており、自分の携帯に番号を落とすと何事もなかったように仕舞い込む。 (人吉善吉の連絡先まで手に入るとは儲けものね) 夜科アゲハと喧嘩をしていた一人の青年。 映像だけでしか知らないが聖杯戦争の参加者の時点で無関係ではなく、来るべき時を待っていればいずれ彼と関わるだろう。 最も暁美ほむらは彼が自分と別れたキャスターと再契約をしているなど微塵も知らない。 それに彼女は笑顔の道化師が死んだと思い込んでいるのだ。運命とは時に現実を悪い意味で助けてくれるものだである。 しかもその道化師は新たなる宿主との契約を結び、当面の間は現界出来る条件を揃えてしまった。 対する暁美ほむらはというと、新しいサーヴァントを手に入れるために四苦八苦している。 (……あんなのでも英霊なのよね。人形を使役する量の戦術は強いけれど美樹さやかのサーヴァントのような圧倒的力の前では多勢に無勢もいいところ) 遊園地で監視していたバーサーカー同士の戦いは圧巻の一言であった。 あの戦闘に奇怪な傀儡共が押し寄せても蹂躙されてしまうのが容易に想像出来てしまう。 最もケースバイケースであり、キャスターが創り上げる自動人形は多芸な幅を持っているのだ。 実際戦闘が始まればどう転ぶかなど誰にも予想することは不可能であり、常識は通用しないと考えて問題ないだろう。 そして聖杯に再び、思考を寄せてみる。 (脱落したサーヴァントの魂が素体となり願いを叶える……なら、今は不完全な状態) 聖杯戦争において他者のサーヴァントを殺すことはその魔力を聖杯に注ぎ込むことである。 格式を多いに上回る規格外な魔力で満ち、溢れんばかりに潤えば聖杯は聖杯としての機能を果たし願望器へと昇華するはず。 例えば現時点で天戯弥勒から聖杯を奪ったとしても願いを叶えることは不可能である。 それならば見知らぬ少女を誑かし、インキュベーターと契約を結ばさせて願いを叶え、絶望を押し付けた方が早い。 ……そんな手段を取るはずがないのだが。 (インキュベーター……まさか、ね) 鹿目まどかと美樹さやか。そこに暁美ほむらを加えて何なら巴マミや佐倉杏子が居てもおかしくない。 美国織莉子を始めとする螺旋の軸から外れた主個性が参戦していても不思議には思わないだろう。 何の打ち合わせも無しに魔法少女の参戦が現段階で自分を含めて三名判明している。偶然とは思えない。 何かが彼女達に惹かれたのだろうか。共通項は契約と魔法少女、その先にある始まりの存在インキュベーター。 考えたくもないがこうも魔法少女が多いと悪魔が天戯弥勒に絡んでいるのではないかというくだらない幻想が生まれてしまう。 これで勝ち残れもせずに無残に死んでしまうと聖杯戦争は人生において最悪のイベントになるだろう。 逃げるには世界を移動する魔法ではなくてテレホンカードによる帰還に頼るしか無い。 聖杯を手に入れれば問題はないのだが、元から願いを叶えられない未来も想定しておくべきだ。 茶番だがそもそも願いを対価無しに叶えようとするのが茶番であり愚かであったのだ。 同じ結末を迎えるのは飽きた、次なる世界を理想郷にするためには無茶だろうが奇跡を掌に収めるしか無い。 そのためにはエレンからサーヴァントを奪い取るしか無い。彼の従者のクラスは不明だが時間が無いのだ。 元よりあのキャスターよりはマシだろう。 扉へ振り向くが彼が到着するにはまだ時間が掛かりそうである。 ■ それは心に安らぎを与えてくれる優しい音色だった。 学園から離れ、比較的森林が多い地帯へと避難し休憩を取っていた。 孤独の女王の魔の手に触れないための措置だったが、正解だった。 あのまま学園に残っていれば間違いなく戦闘に巻き込まれ無駄な血を流していただろう。 戦闘を行うことに文句はない、此方としても願いを求めて参加しているのだ。向かって来る敵は倒すまで。 だが無駄な血を流すことには繋がらない。戦力の浪費を好んで行うほど馬鹿ではない。 絶対的な軍略があれば常に優位に立てるだろうが生憎奇跡の伝道師たる零の仮面はこの場にいない。 現に居たとしても今のカレンではルルーシュに信頼を置くことは難しく、彼女と彼には時間と距離と対話が必要である。 嘘の仮面と真実の人間。 優しいことだけでは回らない世界、真なる平和と理想郷を勝ち取るためには聖杯を手に入れなければならない。 (ルルーシュ……) 無論対話が必要なだけであり、完全に彼女は彼を見限った訳ではない。 しかし他の参加者にとってルルーシュ・ランペルージの存在はどうでもよく、そもそも認知していない。 紅月カレンと言う参加者の来歴や日本とブリタニアの関係、黒の騎士団の活動やゼロの存在など知る必要がないのだ。 どんなドラマがあろうとそれは彼女の物語であり他人にとってそれは興味の無い幕間以下の雑音に過ぎない。 勝たなければ世界が危ないだの日本に未来は無いだの……他の参加者からすれば戯言なだけ。 世界にはキーパーソンが存在する。 物語の主人公は自分自身ではあるが、運命には台本のようなものが存在しており、残念ながら活躍度合いは個体によって別れてしまう。 総ての中心になる幻想殺しや偽りの仮面を付けた優しい悪逆皇帝。 幾度なく時間を渡り世界を救った覚悟在る青年と世界を包み込み座に到達した救済の女神。 世界の数だけ物語が在り対極的に見れば其処には主人公『格』と呼べる存在がある。 数多の世界が綴られた聖杯戦争において主人公は存在するのか。 結論から言えばそんなの知ったこっちゃない。の一言で総てが終わってしまう。 世界の運命を背負っていようが、大切な存在が居ようが、叶えたい願いがあろうが此処では一人の役者に過ぎないのだ。 お前のドラマは俺には関係ない。 聖杯戦争に綺麗事は必要なく、血を流し最後に立っていた存在が願いを叶える。ただそれだけである。 そんな殺伐な世界で流れるオカリナの音色は紅月カレンの心に細やかな安らぎを与えていた。 適当な切り株に腰を下ろし今後の方針を考えていたが正直、詰まっている。 他の参加者を倒すにしても総てが初見では対策も戦略も練るには情報不足所ではない。 これまでの戦い総ての頭脳はゼロが担っていたこともあり、孤立である聖杯戦争では正面から戦うだけでは無駄な被害を被るだけ。 だが彼女が勝ち残るには戦うしか無い。つまり彼女らしく正面から倒していくしかないのだ。 「この曲……とても吹き慣れてる感じがする」 決意を決めたところで流れてくるオカリナの音色は己の世界を創造するように表現されている。 創作とは表現の塊であり音楽であろうが文章であろうが彼らは仲間だ。 文章でただ一発殴る動作だけでも人の数だけ表現があるように音楽もまた創作の一種。 譜面通りに吹いてもそれは最低限の音楽であり、自分の色を付着するには己の世界を音色に乘せて表現するしかない。 セイバーが吹くオカリナは優しくて、何処か懐かしさと寂しさを感じさせる音色であった。 まるで遠く離れた存在を感じるように、優しくて、懐かしくて、寂しくて、それでも絆は此処にあるような。 「私はそんなに音楽は知らないけど、やっぱこの音色が好き」 相手を持ち上げるために捻り出す感想ではなく、自然と出てくる偽りのない言葉。 演奏を終えたセイバーにカレンは何度聞いても飽きない創造に感心とも言える感想を告げた。 その言葉に対し、彼は優しい笑顔を見せるとバイクに跨り、エンジンキーを回す。 勇猛なる馬のような雄叫びを、エンジンを吹かしながら主へと視線を移し、後部座先に手を置いた。 「……そろそろ行こう、って話だよね」 彼の動きに対し一切の文句を言わずカレンは切り株から腰を上げるとバイクへ向かった。 森林の静けさ漂う環境から立ち上がり彼女たちが向かうは一度退避してきたあの場所である。 「私は日本を取り戻す――だから」 聖杯戦争に身を投入したのだ。 どれだけ策を練ろうと一介の兵士に出来ることは唯一つ。 戦うことだ。 ■ 学園の職員室。 小萌先生の席に座っている暁美ほむらは再び聖書を片手に取りながら、エレンとの対話について考える。 「外国の少年……クラスが一緒だから同い年だとは思うけど」 年齢詐称の可能性もあるが同じクラスに在籍しているため同年代と考えるのが一般的であり理想である。 つまり日常世界に置いては対等な関係であり、接し方は普段男子生徒と会話する要領で問題ないだろう。 「……普段はそんなに男子生徒と会話していないわね」 と言いたい所だが暁美ほむらはお世辞にもコミュニケーション能力とやらが高くない人間である。 無関心を装いつつも実際には接し方が解らない難しい年頃な少女だ。 それは彼女が長い間病気で学校に通っていないことも影響しているが、含めても致命的である。 心を開ける人間は数える程しかいなく、『現在の彼女が心を赦す人間は誰一人として存在しない』のも辛い所。 鹿目まどかに真実を告げようが、彼女に要らぬ心配を掛ければそれこそ契約への引き金となってしまう。 美樹さやか、論外。 「まぁ何とかするしか無いわね。私にはサーヴァントが必要、これに変わりはないから」 天戯弥勒の言葉を信じるならばサーヴァントを失ったマスターは六時間後に灰となりこの世から消える。 信じるか信じないかは自由だが、彼にとって嘘を憑くメリットを考えた場合特段見当たらないので真実と考えてよい。 早急にサーヴァントを手に入れる必要があるため、エレンとの交渉に失敗は許されないだろう。 「方舟、ね……」 気分転換の感覚で聖書に目を通す彼女。 開いていたページにはノアの方舟が記載されており、耳にしたことのある単語であった。 仮に方舟が在るならば神話通り自分達を残酷な世界から運び出してくれるのだろうか。 鹿目まどかと共に魔女の存在しない、誰も不幸にさせない理想郷へと運んでくれるのだろうか。 もう一度心の底から笑顔になれるあの時間をもたらしてくれるのだろうか。 「なんて……ありもしない方舟に未来を託そうと思うなんて末期だわ。 気を引き締めなさい暁美ほむら。私は奇跡をもう一度起こせるチャンスがあるんだから」 「なら方舟とやらに乗ってみるか、暁美ほむら」 空気が変わる。 辺りを包んでいた気の流れが一斉に同じ方向に統一され一片の狂いもなく焦点を彼に合わせた。 突然職員室に現れた彼は意味不明な言葉を呟きながら暁美ほむらに一歩近づく。 彼女は何も言わずに変身し、何時でも魔法を行使出来る状態へ己を持っていった。 何も言わなかったのではない、突然現れた彼に対し言葉を発せず、反射的に己の危険を感じたのだ。 理屈よりも先に本能が働き、言葉よりも早く行動し、己を契約者の真命たる魔法少女へと変身させたのである。 「天戯弥勒……!」 現れた主催者に対し何も考えずに拳銃を構え銃口を彼の額に合わせ何時でも引き金を弾けるように。 「腕が震えて……いない、か。 まぁそう構えるな。何もこの場で殺すなんて思っていないからな」 「それは逆に何時でも殺せると捉えていいのかしら」 「随分と強気だな……解釈は任せるさ」 最初に見かけた時は大分印象が変わる、そう思うぐらいに天戯弥勒の態度は軽い。 脳内に直接声が響いてきた時よりも重さを感じず、それでも完全に砕けきっている訳ではないが、 まだ会話が出来そうである。 引き金に指を引っ掛けたまま、暁美ほむらは彼に話し掛けた。 「突然現れて何のようかしら」 「方舟に乗ってみる気はないか……そう言った筈だが」 「冗談にしか聞こえない」 「あぁ。冗談だからな」 薄気味悪い笑みを浮かべながら天戯弥勒は暁美ほむらに返した。 その不適で何を考えているか解らない笑みはまるでキャスターのようで彼女の心は必要以上に苛つく。 今すぐにでも発砲したい所だが謎の多い聖杯戦争について言及出来るまたとない機会である。 己の荒波を鎮ませ彼女は冷静さを装い口を動かした。 「もう一度聞くわ。何しに来たのかしら」 「俺は監督役のようなものだからな。参加者の前に現れても構わないだろ」 「監督役を司るなら干渉はいいのかしらね」 「干渉するつもりはない。それに監督役と言ってはいるが俺は聖杯戦争の行く先を見つめ、選ぶだけだ」 彼女をおちょくるような態度で舞台の行く末を語る道化師の真意は未だ掴めず、霧に包まれている。 サーヴァント曰くイレギュラーなこの聖杯戦争。先が読めず、正直に言えば不安が心を埋め尽くしているのだ。 それなのに嘘か真かも解らない話を始める天戯弥勒に対し、暁美ほむらは戸惑ってしまう。 照準が逸れないようにグリップを強く握る。頬を伝う汗は誰も拭いてくれない。 「選ぶ……? 何を選ぶ……?」 思った言葉がそのまま口から漏れだし、静かな職員室の隅々にまで響き渡る。 聖杯戦争で勝ち残った者が願いを叶えられる、ならば選ぶとは一体何を選ぶと言うのだろうか。 優勝者を選ぶつもりならば参加者同士の殺し合いは茶番に成り下がってしまう。 主催者が願望器を捧げる対象を選ぶならば最初から選べ、私達を巻き込むな、誰だって思うのだ。 娯楽に付き合ってる暇は無く、優勝したとしても天戯弥勒に気に入られていなければ願いが叶わない。 そんな事実が真実ならば聖杯戦争何て茶番だ。 最初から夜科アゲハとやらと勝手にタイマンで喧嘩して、知り合い同士で馬鹿をやっていろ。それだけの話しである。 「解釈は任せる……が、お前たち参加者が意欲を見せないならば俺が動くしか無いだろ? もうすぐ日が変わると言うのに脱落はサーヴァントが一騎だけだ、ペースが遅過ぎる。 あまり俺を失望させないでくれよ? 何のために再現したと思っているんだ。 願いがあるならば他者を喰らい、その身を汚してでも、悪魔になってでも聖杯に総てを捧げろ――期待しているぞ」 彼が発する言葉総てが意味不明であり、しかしながら総てに得体の知れない何かが篭っている。 質が悪い。質問をしたところで解答など返ってこず、代りに新たな疑問が生まれるだけであった。 何か一つでも有益な情報を聞き出そうとするも、時は止まってくれない。 目を離したつもりは一切ない。しかし彼女の前から天戯弥勒は消えていた。 一陣の風が吹いた訳でも無く、ドロンと言ったような煙幕も発生していない。 まるで最初から存在していなかったかのように彼は職員室から消えていた。 彼は結局の所、気まぐれか何かで目の前に現れたのだろうか、暁美ほむらは考える。 方舟の冗談から始まり監督役の努めとして参加者の動向を見に来ていた。これだけならばまぁ納得は出来る。 しかしキャスターと共に遊園地で監視していた時、天戯弥勒を捉えていた映像は無かった。 干渉するのが不自然で無ければ他の参加者に接触している映像が一つぐらいは撮れていても可笑しくない。 寧ろ不自然である。このタイミングで自分の前に現れる意図が不明なのである。 関係は不明だが始まりの儀式と仮称する天戯弥勒の宣言。 その時、彼の事を知っているのはおそらく夜科アゲハただ一人だ。 彼の前に現れないで、暁美ほむらと言う一人の魔法少女の前に現れる理由が全く解らない。 「監督役の努めならサーヴァントの一人や二人持って来い……言い過ぎかしら」 そうなら大変有難いのだが、文句も言っていられまい。 サーヴァントはこの後手にいれれば問題ないのだ。そうでなければ死んでしまう。 灰になる未来など認めない、黙って帰る選択は最後まで取っておきたい。 開かれた職員室の扉へ身体を向かせると彼女は口を動かした、 「初めまして――エレン・イェーガー」 ■ 館に帰還するため歩いていたウォルターを止める声が一つ。 姿や気配は一切見せず、声だけが彼を止めるために響いていた。 背中に隙など存在せず、後を付けられていることも無い。不意に声を掛けれる存在など一つしかないだろう。 「これはレミリアお嬢様……貴方も帰宅途中でしたか」 ライダーとの交戦を終えた後、それぞれ動いていた闇夜の主従が合流を果たす。 本来ならば館で合流する予定であったが、早くなった所で問題はない。 「首尾はどうかしら」 「血液の確保は出来ていませんが……アーチャーを一人確認いたしました。 マスター共に若い日本の学生でしょうな」 「そう……やっぱり学園に向かった方が盛り上がるわね」 「ええ私もそう思います。ですが、やっぱりとはニュースを指しているのですか」 「それもそうだけど……夜科アゲハと遭遇したの」 それぞれの成果もとい出来事を簡潔に交換し、現状とこれからの策を考える。 学園で起きた荒れ事に関しては夜が生業の彼女達にとって絶好の狩場と成り得る、吸血鬼ならば。 闇夜を主役に活躍する彼女は日中よりも更に絶大的な戦闘能力を保有する。 事件現場である学園に向かえば少なくとも戦闘痕から他の参加者の手掛かり或いは消息が掴めるかもしれない。 そして参加者の多くが学生、説いう仮設が語らなくして生まれつつ在る。 最初に出会った海賊のサーヴァント、そのマスターは男の学生であった。 ウォルターが遭遇したアーチャーとそのマスター、両者日本の学生風な容姿であった。 レミリアが邂逅した夜科アゲハ、現状この聖杯戦争の裏に最も近い学生。 「夜科アゲハ……天戯弥勒に唯一面識がありそうな参加者と言えば解るよね」 夜科アゲハ。 この言葉を耳にしたウォルターの口角が自然に上がり、夜に緊張感を齎す。 聖杯が言い伝え通りならば、それを持ち主かのように振る舞う天戯弥勒は何者なのか。 そもそも聖杯戦争のシステムを用いて本当に願いが叶うのか、或いは叶える気が彼に在ると言うのか。 聖杯戦争に潜む闇、即ち天戯弥勒の真意に近づけるたった一つの鍵。 それが夜科アゲハだ。現状唯一と思われる主催者との関係者であり、接触は是非とも行いたい所。 「これは興味深い」 「えぇ。彼や天戯弥勒はサイキッカーと呼ばれる超能力者。 聖杯については……彼の知っている天戯弥勒からは聞いた事がない」 「つまり、有益な情報は持っていない、と」 「彼も情報が欲しいみたい。 でも、天戯弥勒が接触する可能性が高いのは間違いなく彼よ。勿論生命は奪っていない。 貴方が言っていた学園に使い魔を放ち探索と罠を張る案だけど――直接行った方が早くないかしら」 提案に意義を唱える邪教徒などこの場には存在しない。 元よりレミリアとウォルターの二人だけ、レミリアの提案に意義を唱えるとしたら彼しか発言権を持たない。 しかし彼がそんなつまらない言葉を発する訳もなく、夜に相応しい妖気と艶を含んだ笑みを浮かべ、無言で彼女に頷く。 戦争が始まる。否、既に開戦は告げられており、戦人が勝手に微温湯に浸かっていただけだ。 願いを対価無しに叶えるなど奇跡、それも『これは偶然ではなく必然だった』『まるで最初から運命が決まっていた』。 『仲間たちが掴んだ勝利の鍵』『意地で掴みとった唯一無二の奇跡』などと言った創作の妄言ではなく真の奇跡。 本来在り得ないであろう一種の世界線の話を無理矢理にでも己の世界に引きずり込み、座に憑かせる強行だ。 ウォルターもレミリアも。天戯弥勒と夜科アゲハでさえ本来の座では聖杯を手にすることがない。触れることすらない。 これより吸血鬼は夜を舞台に学園へ向かう。 其処に戦はあるのか、刺激はあるのか、そんなことはどうでもよく、脚本家にしか解らない。 その脚本家の存在も危うい此度の聖杯戦争に当たり前や常識と言った概念は存在しなく。 先を見据えることなど参加者には不可能であり、泥に塗れてでも聖杯を掴み取る覚悟が無ければ死んでしまう。 吸血鬼が求めるのは――何だ。 聖杯戦争に召喚されたサーヴァント、其処には聖杯を求める戦でしかない。 所詮は二度目の生だ、ならば骨の髄まで愉しんでも構わないだろう。誰も止めやしないのだ。 愉しめ、常夜総ての主役はこの吸血鬼に在る、夜は私の時間だ、雑兵は下がれ、力無きものは砕け散れ。 「早速他の参加者に遭遇するなんて……運命って奴かしら」 学園に吸血鬼が到着した時。 時を同じくして一台のバイクが校庭に停まり、二人の男女が現れた。 心が踊る、思えば戦争と銘を翳しているが、戦闘を行ったのはライダーとの一戦のみ。 欲している、欲しているのだ。身体が、生命が、魂が刺激を求めて疼いている。 夜は私の時間。 この闇こそが私を一番美しく輝かせてくれる最高の瞬間だ。 時計の針を止めて、永遠の刹那をこの光に弱い白く鮮やかな肌で一生抱きしめていたい。 「……ウォルター。あのサーヴァントは私に頂戴」 「かしこまりました」 得物を前にし高ぶる鼓動は抑えようもなく、得物を狩ることでしか終わらない。 自分でも何故高揚しているか解らず、普段とは言動や思考も違ってくるかもしれない。 本来在り得ぬ話ではあるが、レミリアは主であるウォルターに命令を下す。彼も承諾した。 対する男女の主従は自分達の発言の有無に関わらず話を進める敵のサーヴァントに対し呆れとも言える表情を浮かべた。 戦闘することに意義はないが、もう少し正規な順序というか、話そうと思わないのか。 思わない、少なくとも紅月カレンは、黒の騎士団には必要なかった代物だ。 目的のためならば手段は選ばない、実質NPC以外に被害を与える存在が居ないのだ、思う存分戦える。 彼女は戦闘狂の類ではない、けれど叶えたい願い在る故に、この戦に馳せ参じた。 緑のセイバーが盾と剣を取り出す。 その剣、真名を開放していないため、本来たる輝きを宿していない。 だが宝具だ、その逸話、成り立ち、業……真の力を開放していなくてもサーヴァントが操る最高の武具だ。 油断など出来ず、したところで自分に得など一切存在しない、そう思い慢心しないランサー。 「今夜は愉しい夜になりそうね」 言葉と同時に片手をセイバーに翳すランサー。するとその腕には光が収束し始め、一つの球体が完成していた。 魔力から構成されるエネルギー体を弾丸のように飛ばしセイバーの身体を貫かんとする。 常人では目に捉えられないような速度で進む弾だが、サーヴァントにとって見切れぬ速度ではない。 マスターであるカレンに被害が及ばぬように数歩前に出ると、セイバーは盾を突き出し弾を防ぐ。 辺りに音が響くがダメージの類は一切発生しておらず、盾に直撃した弾は消えていた。 「ならこれはどうかしら」 翼を広げ空に舞い上がったランサーは両腕を突き出し再度、魔力を収束させる。 その密度は単発であった先ほどよりも濃く、色彩も深くなり夜に輝く一つの星と見間違えるほどに。 収束する魔力から察するに攻撃は単発ではなく複数、それも一撃二撃といった優しい数ではなく無数の嵐。 「セイバー……下がっていろ? ……うん」 カレンの前に腕を伸ばしこれ以上の踏み込みを抑制し、後退させる。 一発ならば防げるが嵐となると話は別だ。盾では防ぎきれる面積に限界が生じてしまうのだ。 己は魔力に対する力が備わっているため直撃しても問題はないだろうが、マスターは別である。 サーヴァント同士の戦いで守りながら戦うのは自分にも、そしてマスターにも危険を伴わさせてしまう。 しかし後退させたところで目が届く範囲に留まってもらわなくてはならない。闇討ちに対応出来ないから。 マスターを信頼していない話ではないが、自分が動けない時に他者に襲われれてしまえば救援には迎えない。 敵のマスターは戦闘に参加する意思を見せていないが油断と過信は禁物である。 老体と云えどサーヴァントに対峙しても恐怖を見せず、此方の動きを目で追っており、漂わせる空気も一般の其れに括れない。 カレンを一人にしたとして、老体が仮に攻めの動きに出る可能性を考えると……どちらにせよ危険には変わりない。 「さぁ遊びましょうか、剣士さん」 剣を握る手に力を込め月を背景に浮かぶ紅い少女を見つめる。 セイバーの視線と全神経は彼女に注目しており、余程のことが無い限り視界から消えることはない。 敵に背中を向けることもなく、彼は駆け出し荒れ狂う弾幕の中へ己の身を投じた。 「弾幕に自分から突っ込むなんて面白いことするのね……!」 躱さず単身乗り込んでくる輩は生前の記憶でも珍しく、心が躍動する。 戦いを楽しんでいるのだ。次はどうする、どの手でくる、どうやり返せばいいのか。 思考の渦が戦を中心に渦巻き、セイバーとの戦のみに全思考が傾いているのだ。 サーヴァントになってから戦闘に好意的になったような気がするが、今はそんなことを考えている時間も惜しい。 セイバーは盾を構えながら弾幕の中を走り、ランサーの元へ己の身体を動かす。 盾で防ぎ切れない弾幕は剣で受け流し、跳ね返し、斬り落とす。 嘗てその刀身に魔力を宿し、一種の魔力放出として放っていた剣ならば実体を持たぬ塊も斬れるのだ。 弾幕とて例外ではなく、■■の剣に恥じない力を発揮し、単身ながら嵐に走るセイバーを守る攻防一体の武具。 弾幕が数発身体を掠るが気にするほどの傷は受けない、対魔力なるサーヴァントの力によって。 極論防がなくてもいいのではないか、しかし油断と過信、そして慢心は足元を掬われる原因となってしまう。 有利な状況に酔いしれ他者を見下し、それでいて足元を掬われ結果として窮地に立たされては笑いものである。 気付けばセイバーは何一つ手を抜かず、大地を飛び、ランサーに対して剣を振ろうとしていた。 刀身に月が反射し闇夜を美しく照らす。剣の美しさと月の灯り、暗い夜。 「――!?」 その刀身に反射する光の中に一つ、いや二つだ。 小さな、とても小さいが紅の輝きが二つ灯っており、その持ち主はセイバーが今正に斬らんとしている対象の少女だ。 小さな紅い瞳を輝かせ、口からは小さくも鋭利な牙のような歯を覗かせ、背景になっている月が演出を担う。 其れは闇夜に輝く孤独の女王、誰一人として触れることを許されない紅い吸血鬼。 危険を直感で察知し、逸早く斬り付けるセイバーだが弾幕によって剣先を物理的に流されてしまう。 剣の一振りは少女に当たること無く宙を斬ってしまい、彼女と違い飛行能力を持たない彼は落下するしか方法がない。 よって追撃は不可能であり、寧ろされる側の彼は身動きの取れぬ空中で来るであろう攻撃に備えんと武具を身体に寄せた。 「……?」 しかし追撃は発生せず、依然として少女は宙に浮かんでいた。 ドクン。 月並みで幼稚な表現ではあるが、その光景を見てセイバーの心臓は短く、強く跳ねる。 瞳に映るランサーは追撃することなく、ただ独り宙で嗤い、その右腕に魔力を集中させていた。 その密度は弾幕なぞ比ではなく、サーヴァントと呼ばれる故の規格外な魔力を宿らせている。 「今夜は月が綺麗ね。紅く見えちゃうぐらいに――冗談だけど」 血の如く紅い魔力が夜空を飾る星々のように数多の粒子となりて突き上げられた右腕に収束していく。 球体ではなく得物を捉え、その心臓を貫くような鋭利な形状へと紅い粒子が形を形成し始めた。 数は三つ、例え一つを防いで躱したとしても三つ分の攻撃を捌ききれるだろうか。 弾幕のような攻撃ならば構わないがそうもいかない――空気が変わった。 「初お披露目……私の力」 口から零れる言葉には笑みと感情の昂ぶりが込められている。 早く、あぁ早く。そうだ、今直ぐにでもこの魔力を開放し己がサーヴァントたる所以を証明して見せたい。 収束する力はその矛先を求めて、爆発寸前の火薬のように、得物を待ち侘びていた。 「逃げてもいいけど無駄よ……この槍は貴方を夜から逃さない」 三つの魔力はセイバーを裁く魔の槍となって上空に形成された。 突き上げた彼女の右腕が振り下ろされれば、審判の一撃は連撃となりて彼を貫くだろう。 「避けれるものなら避けてみて」 無邪気に嗤うように。 純粋な楽しみから生まれる好奇心を以ってランサー、レミリアは宝具を発動していた。 「月は貴方を見ている……この運命から逃れられるかしら」 放たれた三つの結晶――運命の槍はセイバーに吸い込まれるように推進する。 まるで最初から彼に刺さっていたかのように、何事も無いように彼一直線に飛んでいるのだ。 彼は察する、この一撃は躱せない。 何かが次元を歪ませているから。 セイバーは時の勇者と讃えられたとある世界の救世主である。 時空を行き来しハイラルを包む闇を祓った勇気の黄金三角を宿した存在である。 魔力や異能に耐性或いは関わりが在ったため、歪んだ槍の異常さを彼は察知した。 その紅蓮たれる魔力で構成された紅い槍、小柄な少女、闇夜に浮かぶ赤い瞳――英霊の候補は大分絞られた。 そしてランサーはその真たる名を開放した。 神鎗――スピア・ザ・グングニル。 オーディンが所有していた逸話を持つ神話の神鎗の名を宿したレミリア・スカーレットの宝具。 血のように紅く、後ろに聳える月までもが紅く見えてしまう程に濃い、濃い、濃い紅色。 紅――彼女の雰囲気から表せば赤の方が適切だろうか。見た目幼い吸血鬼はその幼さ故の不気味さを醸し出している。 手が滑っても許されるような、不安や失敗さえも正当化してしまうような愛嬌さ。 「踊りなさい――言ってみたかったのよね」 幾ら可愛く役者のように台詞を吐こうが、セイバーの状況に変わりはない。 彼は迫る槍から感じる禍々しさを直感で感知し之は避けれぬ必中の裁きと認識し盾を背中に戻した。 宝具となれば弾幕のようにはいかず、防げる保証など存在しない。 永劫の旅を共にしてきた盾であるが、宝具へ昇華されていない現状を考えると槍を防げるとは思えない。 ならばどう対処するか。 因果の逆転を兼ねる槍を回避するのは至難の業であり、突発的に行える芸当ではない。 直前とは言え、その性質に気付けただけでもよしとするしかなく、黙って貫かれるよりはマシである。 だが彼が取る行動は最初から決まっており、宝具を粉砕するのは同じ宝具だ。 「――っ」 その輝きは常夜を照らす永劫たる黄金の輝き。 媒体の大きさは月よりも遥かに小さいながら、その輝きに吸血鬼は声を漏らし瞳を閉じる。 何だあの光は。 何だあの輝きは。 何だあのサーヴァントは。 「魔を祓う……剣?」 何だあの剣は。 瞳を閉じたい程に、目を背けたい程に輝く剣。 高まる魔力の密度は通常の其れとは違い、周囲だけが別次元に感じる程の神々しさ。 腰を落とし、剣を後方へ伸ばすように構え迫る神の三撃槍を見つめる時の勇者。 一撃を放つために大地を削りながら後退する軸足に体重を乘せ――溢れる魔力を今此処に開放する。 まず一つ目の槍は半月を描く軌道の剣先によって裂かれ、構成していた魔力が粒子のように夜を赤く染め上げた。 続く二撃も動き続ける剣が横から一閃し行き場を無くした魔力は雪のように儚く大地に赤を落とす。 三撃目。 二撃を斬り捨てた勇者はその勢いを殺さず、身体ごと動かし己を剣と共に後ろへ。 再度正面を見た時、それは回転の力を剣に上乗せした勇者が幾度なく愛用した伝家の宝刀。 「運命を超越して無傷……その『退魔の剣』は流石と言うところかしら、ハイラルの勇者さん」 クルクルと子供が木の棒を拾い、振り回すように赤い槍を回すレミリアの表情は悪い笑顔。 宝具を正面から潰されたことに対して怒りや悲しみではなく、純粋なる興味と楽しみが顔に浮かんでいる。 噂に聞く退魔の剣とやらをこの目で見れたこと。 多くの世界で闇を祓い、人々に黄金の輝きと永劫たる未来を見せ続けたあの時の勇者で出会えたのだ。 本来有り得ない邂逅だ、こればかりはサーヴァント化したことを、聖杯戦争に感謝するしか無いだろう。 「ふふ……さぁて。この先はどうしま――そう」 これからどうしましょうか。 セイバーの険しい表情から彼も己の真名――までは判明していなくても近しい所まで辿り着いているようだ。 歴戦の武具の中から退魔の剣を選んだのだ、己が邪なる存在で構成されていると感じ取ったのだろう。 そしてその予測は確信に変わる。 「炎……生憎吸血鬼だけど私は其処まで弱くないの」 戦場に流れる激しい旋律は炎となって具現化しレミリアを多い囲む。 しかし吸血鬼と云えど、彼女にとって炎は然程脅威ではなく、この程度なら対魔力なる防壁で対応可能だ。 依然として空で嗤う少女の表情は黒い笑みであり、まるで何を見据えているような悪い瞳。 「私の相手もいいけれど貴方のマスター……大丈夫かしらね」 「――ッ」 弾幕と神槍。 迫る裁きと対峙していた時、セイバーの視界からマスターであるカレンの存在は消えていた。 少女の薄ら嗤いの籠もった言葉を耳にし意識が覚醒するように脳内は白く包まれ、彼は後ろへ振り向いた。 其処にはワイヤーによって右腕が血塗れになっていた己のマスター。 足は崩れ大地に腰を落としており、その近くには応戦したのだろうか拳銃は転がっていた。 セイバー自身、総てを目撃していないため何が起きたか分からないが、月夜の中に赤く光るワイヤーが物語る。 接近した執事がワイヤーでカレンの右腕を斬り付けたのだろう。迫る銃弾を回避する常人離れした身体能力を以って。 月明かりだけでは常夜総てを照らすのは無理があり、鋭利なワイヤーは肉眼で捉えることは出来ない。 故にカレンはウォルターに対処する術もなく、個人としての完成度は彼が圧倒的に上回っただけの話しである。 セイバーは即座に弓を構えると、予備動作無しにウォルターへ射出するが彼は矢を数歩下がるだけの行動で回避した。 追撃を挟まずセイバーは再度オカリナを吹き炎をウォルターとカレンの間に発生させ接触を断絶させる。 彼自身は走り出し無言でカレンを担ぐように広い上げるとそのまま学園内に向かう。 カレンは小さな声でありがとうと呟き己の無力さを噛み締めていた。 何も出来ずに傷だけを負った己が情けない、これでは願いを叶えるどころか朝日を拝めるのも危うい。 情けなくても声も出せないまま、セイバーに担がれながら彼女は学園の中へ踏み入った。 「お怪我は……要らぬ心配でしたかな?」 「見ての通りよ。貴方にも言っておくけど私に炎は効かないと考えてもらっていいわ」 「それを私に伝えてどうしろと?」 「さぁ、自分で考えることね……それと、私に気遣って彼女を殺さなかったことには礼を言うわ」 炎に包まれながら吸血鬼と執事は何かを含んだ言葉を交わす。 彼は本当に彼女を心配しているのか、彼女は彼に説明したのか忠告したのか。 闇夜にせせら嗤う声は真実か偽りか、聖杯戦争に置いて真なる敵は一体誰なのか。 「それにしても学園の中に逃げるのは悪手じゃないかしらね」 「血を辿れば居場所の特定も容易いでしょう」 炎を遮って追撃することも可能だが無理に追う必要もなく、レミリアは黙って彼らを見逃した。 最優のサーヴァントたるセイバーが相手だとお世辞も死合を有利に進ませるなど言えない。 けれど彼女は楽しんでいるのだ、その顔は嗤い、その心は初めての玩具を与えられた子供のように輝いている。 「狩りとは言わないけれど、彼女には此処で退場してもらいましょうか」 「ええ。あの傷では聖杯戦争を生き残るにも傷が深すぎる」 利き腕の粉砕は戦争において致命的な痛手となる、日常生活でさえ不便になるのだ、生命の賭博では邪魔にしかならない。 余程の馬鹿か筋金入りの夢追い人でも無ければ諦めて幕を引くだろう。しかし彼女はどの人間なのだろうか。 少なくとも拳銃を持ち込んでいる或いは所有している以上、事情に詳しいか裏側の人間だ。 ならば退けない理由もあるかもしれないが――此方には関係のない話しである。 「じゃあ行きましょう。 それにしても建物の中に入るなんて……ふふ。 このまま『館』の中で苦しむってのもそれはそれで愉しい結末ね」 槍を消滅させ、朽ちた魔力の結晶が雪のように舞い散る中でレミリアは学園を見つめる。 何を思って逃げたかは不明だし解るつもりもないが、もし、もしもの話しだ。 生命からがら逃げ込んだ場所が『吸血鬼住みし赤い館』だとしたら。 「どんな顔をするか愉しみで……あぁ、愉しみ」 喘息を漏らし潤いを秘めた小さい瞳を細々とさせながら彼女は――。 「避けなさいっ! ウォルター!!」 学園で一騒動が発生する少し前に。 架空世界の夜空を吹き抜ける影が一つ。 それは隼ではない。 子供が後部座席で妄想しながらガードレール等の上を走る忍者でもなく。 (――気持ちいい) 腰に纏った立体機動装置の重さを感じさせない程の爽快感。 遂に外に出ることが出来た開放感から少年は満面の笑みで夜空を翔けていた。 (溜まっててたモン全部ぶっ飛ぶぐらいには最高だ) トリガーを引く指の感覚も。 重力に引かれるこの感覚さえも己を興奮させる刺激となっている。 電信柱を掻い潜り、屋根の上を傳い、宙を蹴る。その姿は空想上の忍者とも捉えられる。 暗闇なのが幸いし、人々に感知されていないのが彼にとっての救いであった。 目撃され情報が拡散されれば一躍有名人となりエレン・イェーガーとしての知名度はこの世界において爆発的に上昇する。 そうなれば他の参加者から目を付けられてしまい、己を破滅へと導くことになる。 何のためにアサシンが彼を隠蔽させ続けたのか、総てが無駄になってしっまうのだ。 故に月明かりしか無いこの常夜は彼に味方しており、彼は堂々と空を飛べるということになる。 「アサシンには悪いことしたけど……俺だって黙ってるままじゃないんだ。 これじゃあ何のために聖杯――なんのために……?」 彼の自分に対する態度は正直に言って不愉快であり、理解に苦しんでいた。 圧倒的圧力で密室に閉じ込め必要以上の外部との接触を断たせる。 その癖に口数は少なくて、精神面を支えることも無ければ、外出を強制的に阻止してくる。 エレンにとってジャファルは気に食わない教官と同等かそれ以下の捉え方をしてしまう存在になっていた。 「……俺のためだってのも解る」 その態度と行いが自分を守ることだとエレンは理解していた。 彼が部屋で腐っている時、とある夢を見た。 その青年は捨て子で、拾われた人間は心を何処かに忘れてしまった闇の住人。 冷徹なる殺人鬼へと育てられた彼は感情の代わりに闇の業を身に纏ってきた。 依頼があれば王族だろうと殺し、組織の人間だろうが命令が下れば殺害してきた。 そんな殺人鬼の元に一人の少女が現れる。 その少女は優しく、太陽のように眩しい笑顔を持った闇の世界とは対極の存在であった。 彼女と行動を共にしていくにつれ殺人鬼は言葉にし難い暖かい感情を感じるようになる。 そんな彼女を殺害する命令が下った時、彼の中で何かが動き始めた。 来る決戦の月夜。 彼は彼女に暗殺命令が下されたことを話し――組織と敵対する道を選んだのだ。 きっと彼にとって初めて感情に身を任せた行動だったであろう。理屈では説明出来ない何かが彼を動かした。 「誰にでも大切な人はいる……っ」 その後は思い出す気にもならない。 決して訪れぬハッピーエンド、運命分岐点は彼の在り方を変えた。けれど、最後まで幸せにはなれない。 彼は血を浴び過ぎた、人を殺し過ぎた。 再び陽の光を浴びれる程真っ当な人生を送っていない、太陽を感じることさえ運命は許してくれなかった。 (ごめん) 心で謝る、念話は飛ばさず、思いは伝わらないがエレンは独り呟いた。 だが、彼は戻らない。気付けば学園の前に降り立ち、玄関から中に入る。 事件の影響もあって学園内から人の気配は感じず、お構いなしに土足で侵入し職員室を目指す。 所々ガラスが割れていたり、校庭にクレーターが出来ていたりと非日常を感じさせていた。 階段一つ一つを昇る足が軽い。 このまま天井と言う名の壁を突き破り天元と言う名の蒼穹へ飛び出してしまう程に軽い。 楽しいのだ。 彼は聖杯戦争に参加して日常を感じてしまった、巨人の存在しない世界を感じてしまった。 明日に怯えること無く、安心して眠れる世界を、優しい世界を知ってしまった。 ミカサやアルミンはいない。それでも彼はこの世界に一定以上の理解と感情を抱いてしまったのだ。 戻りたくても戻れない、いや本当あのか、戻る気がないのか戻れる気がしないのか。 「ふぅー……」 辿り着いた職員室前。 此処の中に入れば自分を呼び出した小萌先生が居る筈だ。 改めて考えると、先生の連絡一つで飛び出すのは異常であった。 学園でテロと同義級の事件が起きているなら尚更であり、行きたくも無ければ呼びもしないだろう。 罠だ。誰がどう見ても聞いても考えても感じても、罠である。 エレンは気付いていない、気付きたくないのかもしれない。 小萌先生は自分に接触してくれた数少ない存在である。 外出を許されぬ環境で日々過ごす変わらない一日を変えてくれる彼にとっての救世主である。 その一声が彼の起爆剤となりアサシンの言い付けを破るまでして行動するにまで至ったのだ。 それもあるが本当は。 聖杯戦争に参加してから初めて誰かに必要とされたのが嬉しかった。 誰一人として知り合いがいないこの世界は不安に包まれており、憩いの場何て何処にも無かった。 従者であるアサシンは口数が少なく、自分に総てを話してくれない不器用な男。 彼に総ての責任を押し付けるつもりはないが、自分を苦しめる大きな理由になっていた。 そんな環境の中で、自分を呼んでくれた小萌先生の存在は太陽のように輝いていたのだ。 必要とされているのが嬉しかった。この世界に自分の価値が在ったことが嬉しかった。 感じていたい、刹那の一時を永遠に抱いて噛みしめたい。 この輝きを更に浴びるにはこの扉を開ければいい、自分を待っていてくれる人がいる。 そして。 「初めまして――エレン・イェーガー」 彼の学園生活が始まった。 BACK NEXT 049 背に腹は 投下順 050-b 巨人が生まれた日 049 背に腹は 時系列順 050-b 巨人が生まれた日 BACK 登場キャラ NEXT 042 魔科学共存理論 天戯弥勒 050-b 巨人が生まれた日 043 裏切りの夕焼け アサシン(ジャファル) 045 右は楽園、左は―― エレン・イェーガー 暁美ほむら 047 Cat Fight!!! アーチャー(モリガン・アーンスランド) 048 神話前話 浅羽直之&アーチャー(穹徹仙) ウォルター・C・ドルネーズ&ランサー(レミリア・スカーレット) 紅月カレン&セイバー(リンク)
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/416.html
【英数字】【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ・を・ん】 【二次二次】 当ロワ、第二次二次キャラ聖杯戦争の一般的な略称。 二次聖杯2nd、新二次聖杯など、幾らでも名付けようがあった中、敢えて、“二次”が連なる企画名になったが故の略称。 また、初代二次キャラ聖杯戦争が完結済みのため、向こうを初代と称し、こちらを単に二次聖杯と呼ぶこともある。 とはいえ二次聖杯という略称は初代が本家であるため注意が必要。 このロワのひな形になり、完結を成し遂げた初代に敬意を表しつつ、二次二次も頑張っていきたいところである。 【日常パート】 第二次二次キャラ聖杯戦争の特徴の一つ。 参加者(及び主催者)のみで行われる普通のパロロワと違い、聖杯戦争ではNPCたちが日常を営む街で殺し合いが行われている。 予選時においては参加者であるマスター達も記憶を封印され、役職を割り当てられNPCたちと混じっていて生活していた。 名簿が支給されていないこともあり、誰がマスターか参加者たちは当初分からない状態にある。 そのため、日常生活を続けて自身がマスターであることを隠しながら、他のマスターを見つけるという戦術を取る組が自然と多くなった。 主に朝昼は割り当てられた仕事や学業による日常編及び斥候や策謀、夜が探索や戦闘という割り振りである。 戦争を夜に行うことはペナルティ回避のためにNPCを巻き込まないで済む為二重に合理的でもある。 無論、例外も存在し、マスターの正体が割れだせばNPCの振りをする意味もなくなるため、日常パートも減っていきかねないのだが。 尚、一般的なパロロワにおいても、バトルや謀略、考察話だけではなく、ギャグや恋愛、ほのぼのといったSSは投下されるものである。 しかしながら二次聖杯では学校に行ったり勤務をこなすなど、文字通り日常が組み込まれているといえる点が珍しい。
https://w.atwiki.jp/kakiteseihai/pages/18.html
足りない、と気づいた瞬間、彼女は自分が書き手であったことを思い出した。 大学の一室で博士として研究に精を出している最中だった。 あまりにも唐突に、彼女は思い出してしまったのだ。自分が研究すべきはこれだけではないと。 「パロロワの歴史を研究しようと思います」 「ほう……おもしろいことを言い出す奴じゃな? その手に持ってるのじゃ足りんのか?」 研究室にはいま、白衣を来た女性と、彼女のサーヴァント――アーチャーの姿があった。 ネコミミ魔法少女の格好をしたアーチャーは白衣女性の言葉に首を傾げた。 何故なら白衣女性はアーチャーと会話しながらも、虫めがねで手に持ったあるものを調査していたからだ。 それは、恐竜の化石だという。 「足りません。古生物だけでは、私の知識欲は」 アーチャーの疑問に、当たり前のように白衣女性は返す。 「確かに私は、古生物ロワを開きました。また、世界史やサザエさんも研究してきました。 しかしまだ、この世には知るべき事が沢山ある。見るべきものが、読むべきものが、 感じるべきものが溢れている。どれ1つとっても人生を賭けてまだ足りないくらいにそれらは奥深い」 そして今興味があるのはパロロワの歴史です、と言った。 「かつてはネタスレから始まり、およそ十五年の時を経て徐々に整備されたリレー企画。 私もそれなりに長くこの世界に浸ってはいますが、古きも新しきも、まだまだ研究の余地がある。 そしてこの書き手聖杯戦争。古き英雄から若き勇士まで様々な書き手からナマの話を聞くチャンスです。 こうして化石から推測するのも楽しいですが、フィールドワークも大事ですからね」 「ナマの話を聞く、か。そうは言っても「かふぇでいんたびゅう」とは洒落込めぬぞ? 聖杯戦争は殺し合いなのだから。甘いやり方では話を聞く前に死ぬじゃろうよ」 「承知しています。もちろん、腰を落ち着けて話が出来るのが最高ですが、それは一般人のやり方でしょう。 書き手は言葉を交わさなくても筆で会話ができる。私も一人の書き手として、そちらの方法を取るまでです」 書き手にとって筆は拳。 作品で殴りあうように、力をぶつけ合うことこそが語り合いになる。 古くから企画を見てきた白衣女性はそれを信じている。だから何も心配はしていない。 聖杯戦争は初めてだが、やることは変わらない。力をぶつけ、筆を交わすだけ。 それが互いを知りあうことに繋がり、そうして得た知識は研究に繋がる。つまり勝ち抜けばいいのだ。 ……そして白衣女性のサーヴァントは、勝ちぬけるだけの力を持っていると言える。 「ならば、結局は殺し合いか。フン、構わぬぞ、わしにとってもそれが願いよ。 今までの書き手ロワじゃあ、何故か知らんが“書き手としてのわし”ではなく、 それより有名な“書き手という設定のわし”が召喚されておったからな……本気を出せていなかった」 アーチャー。老人の口調でしゃべるネコミミ魔法少女。その根源は雷。 歴史にして8年、最も多くの話数が投下され、最も多くのキャラクターを死に至らしめ、 すべてのパロロワ企画の中で最も極北に位置する、 生きる伝説のロワ企画――そこにトリップ付きで記録されているトップ書き手が彼だ。 それだけではない。彼が記録している伝説はまだまだある。 書き手としてのロワ企画最多出場記録。パロロワクロススレ最多登場人物記録。 正式なロワ企画への最終出場こそ少し遡るものの、今後まず破られることのないだろう記録を持つ存在。 “最も知られているパロロワ書き手”。 トリップ、◆6/WWxs9O1s。出展、カオスロワ。 今度の姿は書き手としての彼の代表作より、魔法老人リリカルかみなり。 もちろんキャラクターとしての彼のトレードマークであるクルミの技も完備する。 知名度こそが力と成る聖杯戦争のサーヴァントにおいて、紛れもなく最強の一角を担う一人だろう。 「では、往くとしようか? マスターよ」 「はい。ただちょっと待ってくださいね」 「?」 「今日は雪室回の予感がするので、念入りに録画確認をしておかないと」 「……好きじゃのうマスターも」 そして彼を従えるマスター、◆sOMmvl0ujoもまた、恐るべき魔力を持つ書き手であることは言うまでもない。 1を務めて俺ロワ・トキワ荘で開いた古生物ロワのインパクトは非常に大きいものであったし、 本人の口から明かされた話では、波平ロワや歴史ロワへの関与、そして確認の手段こそないものの、 ◆6/その人ではないかという噂まである。もっと言えば書き手4では主催を務めた。 “勝てないと思わされるパロロワ書き手”として、多くの人から名が上がることは間違いない存在なのだ。 ロワ界最強の学者と、最勇のサーヴァントがいま、手を組んだ。 しかしこれでさえ絶対ではない。何が起こるのか分からないのがこの世界。 彼らすら、カオスの戯れにズガンされても全くおかしくない――だからこそロワはおもしろいのだ。 「よし、オッケーです。では行きましょう。学を深め、聖杯に至るために。そして」 「うむ。知らしめてやらねばの。聖杯戦争を最初にリレーに取り入れたのは、ウチの奴らだってことを。そして」 「「そして――この混沌(カオス)を、楽しもう」」 【クラス】 アーチャー 【真名】 魔法老人シックスラッシュ(◆6/WWxs9O1s)@カオスロワ 【パラメーター】 筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:A+ 幸運:E 宝具:A 【属性】 混沌・中庸 【クラススキル】 対魔力:B 単独行動:B 【保有スキル】 誤解:- どれだけ正義を尽くしても悪と思われてしまう反英雄のスキル。本来はAランク。 現在は本人が対主催する気がないのでこのスキルは失われている。 恋愛:- 二次元出展のキャラクターとの恋愛展開に補正がかかるスキル。本来はCランク。 今回は厳密には二次元出展ではない書き手が主な参加者なため、発動するかどうかは不明。 神出鬼没:A カオスロワのキャラクターとして、また様々なロワに参加した存在として、 マップ上の距離を無視してどこにでも現れることが可能。 カオスあるところに◆6/があり、◆6/があるところにカオスがある。 パロロワ把握:B クロススレの常駐キャラクターとしてほぼ全てのロワにメタ的に精通している。 相手の容姿やスキル、宝具からかなりの高確率で相手の真名を看破することが可能。 比較的最近のロワに関しては看破が難しいかもしれない。 展開対応力:A カオスロワ、書き手ロワ、およびその他様々なロワで様々なキャラクターと成り、 凡そすべての展開を経験している彼が得たスキル。どんな展開が来ても即時対応し、 自らをその環境に適応するよう変化させることが可能。 【宝具】 『説教の雷(プリティサンダー)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ 1~66 最大補足 1人 魔法老人リリカルかみなりとしての宝具。説教と共に恐るべき威力の雷を降らせる。 まともに受ければ炭化は免れないだろう。 『無限の胡桃(アンリミテッドウォールナッツ)』 ランク:A 種別:対界宝具 レンジ 1~66 最大補足 1~10人 無限にクルミおよびクルミの樹が生成される空間に対象を閉じ込める固有結界。 かつてアーチャーがカオスロワで得た宝具。無限の剣製クルミ版と言ってもいい。 『神降ろしの儀(オールゴッド、オールライド)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ 1 最大補足 1人 オールロワにて支給された神、国常立神を召喚する宝具。発動に少々時間がかかるものの、 神の力を得ることで全てのパラメータが強制的にA+まで引き上げられる。 魔力消費が激しく長時間の使用は難しい。 【容姿】 魔法老人リリカルかみなり@カオスロワ 【Weapon】 レイジングハート@魔法少女リリカルなのは 【人物背景】 【HN】6/氏 【主な作品】 「魔法少女リリカルかみなり」「マーダー誕生」など 【書き手紹介】 カオスロワ第1期にて書いていた書き手。ドラえもんのかみなりさんを魔法少女にするという 突飛な展開、マーダーの大量投入などで当時のカオスロワに衝撃を与えつつも引っ張った。 第2期で登場人物として放り込まれてからの伝説はここで書くにはあまりにも長すぎるため割愛。 好きなキャラクターは岩崎みなみだが、柊かがみや初音ミクと浅からぬ因縁がある。 【スタンス】 殺し合いを楽しみつつ、優勝を狙う。 姿は書き手としての歴史を反映。中身はキャラクターとしての歴史も含んでいる。 ロワに古くから携わる者として若者にはいろいろと説教(アドバイス)することもあるかもしれない。 【基本戦術、方針、運用法】 書き手ロワのギルガメッシュといっても過言ではない。好き勝手するので好き勝手しよう。 【マスター】 ロワ学の権威・ソーム教授(◆sOMmvl0ujo)@古生物ロワ 【マスターとしての願い】 様々な書き手と筆で語り合い、パロロワ学を深めつつ優勝狙い。 【容姿及び口調】 古生物学者、メアリー・アニング 【weapon】 「2chパロロワ事典(未完成版)」 古生物ロワ、波平ロワ、歴史ロワ、カオスロワの4つのロワの情報が載っている事典。 他のロワの書き手と出会うたびに中身が更新されていくが、 深すぎる情報はそのロワの書き手全員と出会わないと閲覧できない。 【能力・技能】 古生物ロワ 1としての古生物知識、また生物への知識。 サザエさんと世界史、日本史問わぬ歴史への知識もあるようだ。 書き手としての魔力は非常に高いが、本人の身体能力は一般人レベル。 【人物背景】 言わずとしれた古生物ロワの 1。まさかの主催・地球、専門知識を下地にしつつも 独自の雰囲気でキャラ付けし、しっかりロワらしく書かれた古生物たちが非常に魅力的。 書き手ロワ4thでは主催を務めた。 波平ロワの人と同一人物で、歴史ロワも書いてたらしい。さらに◆6/本人でもあるという噂がある。 【方針】 パロロワ事典の完成を目指しつつ、いろんなロワの書き手と交流(物理)。 000:OP 終焉にして始まりの男 投下順に読む 002:アレイアード ロワ学の権威・ソーム教授 007:地獄型書き手動物園 魔法老人シックスラッシュ 007:地獄型書き手動物園 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/555.html
角笛(届かず) ◆ysja5Nyqn6 世界は広いが 世間は狭い 配点(偶然、必然、運命)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 01/ 聖杯問答(門前払い) バスを乗り継ぎ、新都から深山町へと移動する。 目指す場所はエリア【D-5】の一角――裁定者たちが拠点とする、もう一つの教会だ。 そこにいるはずのルーラー達に、東風谷早苗は聖杯の是非を問おうとしていた。 そんなマスターの隣に座りながら、アーチャーのサーヴァント、アシタカは窓の外を眺めていた。 その理由は二つ。 一つは警戒のため。そしてもう一つは、今自分たちが乗っているバスについて考えていたからだ。 このバスという乗り物は、移動手段としては非常に優秀だ。 一度に十人以上の人間が乗車でき、移動時の振動も少なく、その速度も速い。そして何より疲れ知らずだ。 また鉄で構成されたその車体はそれなりに頑丈であり、街中におけるその利便性は騎馬にも勝るだろう。 だがこのバスには、それ相応の欠点も存在する。 まず道路上でなければその安定性を発揮できず、さらにその巨体故に小回りが利かない。 また多少の空腹であっても無理をすれば動ける馬と違い、燃料が尽きればただの鉄の箱になり下がる。 そして何より、その運用は社会秩序に縛られている。 発車時間、走行位置、走行速度、停車地点、停車時間。その全てが定められており、原則としてそれを外れることは許されていない。 つまり、好きな時に、好きなように利用できる乗り物ではないのだ。 それらの欠点は、戦闘を想定して考えればより顕著になる。 もし今このタイミングで襲撃を受けてしまえば、自分たちは一瞬で窮地に立たされるだろう。 なにしろ、このバスの手綱を握っているのは、NPCである運転手だ。襲撃に対する咄嗟の対応など、望むべくもない。 仮に自分たちが即座にバスを降車しようと思うのなら、窓ガラスを叩き割って飛び出すしかないのだ。 しかし、その行為にも危険が伴う。 地面はそれなりに柔らかい草原ではなく、非常に固いアスファルト。加えてバスは高速で移動している。 物理的ダメージの及ばないサーヴァントならともかく、当たり前の人間であるマスターの場合、大怪我をする危険性がある。 そして当然、そんな事をすれば注目を集めることに繋がり、他のマスターやサーヴァントに目を付けられる可能性が高まる。 また、これがバスではなく自家用車であっても、その危険性は変わらない。 確かにその手綱は自由に扱えるようになり、襲撃には対処しやすくなるだろう。 だが規律から外れた走行を行なえば、今度は社会秩序自体に目を付けられることになる。 何しろ道路にはNPCの乗車する車も走っている。走行方向や制限速度を破れば、彼らに迷惑を掛けてしまうのだから。 これが夜間であれば、NPCの車も減り、多少は無茶な走行もできるだろう。 だが今度は、車のエンジン音によって自分たちの存在を知らせることに繋がりかねない。 ……まあもっとも、自身の騎乗スキルには車などの機械は該当しないため、車を運転する事自体がまずないのだが。 アーチャーのクラスにある身としては、注目を集めるようなことは絶対に避けなければならない事態だ。 何しろ自分には、一撃の火力というものに欠けている。狙撃による暗殺を狙うのであればともかく、真正面からの戦闘には向いていないのだ。 ヤックルがいれば他にやり様もあったのだろうが、現在のクラスでは呼び出すこともできない。 つまり今の自分には、セイバーやランサー、バーサーカーと言った、近接戦闘を得意とするサーヴァントが天敵といえる。 だからこそ、今も気配感知のスキルによって周囲を警戒しているのだが。 幸いにして、いくつかサーヴァントらしき気配はあったが、こちらに近づいてくるような気配は感じ取れなかった。 だが自分はアサシンと違い、気配遮断スキルを持ってない。今の自分と同様、気付いたうえで無視した可能性もある。 更には、感知範囲外から攻撃できるアーチャーや、気配を隠せるアサシンといったクラスも存在する。 今の時間帯は利用客が多いため襲撃される可能性は低いが、よほど急ぎでもない限り、今後はバスの利用は控えた方がいいだろう。 アシタカはそう判断し、マスターである早苗にそう伝えるとともに、一層車外への警戒を強めた。 ………その際に、 ―――この街は……いや、この時代は、もののけはおろか、自然の気配さえも希薄なのだな。 森と共に生きた者としての、そんな感傷を懐きながら。 † ―――それから十数分後。 バス停から降車した早苗は、教会へと通じる坂道を、考え事をしながら上っていた。 今後は、バスの利用は控えた方がいい、とアーチャーは言った。 説明されたその理由と危険性は、早苗にとって思いもよらないものであった。 幻想郷に来るまでは現代社会に生きていた早苗にとって、バスと言うのはごく日常的なものだった。 時折テレビや新聞のニュースなどで事故があったというのは聞くが、それは画面や紙面の向こう側。今一つ実感の湧かないものだった。 だからなのだろう。 早苗は自分が乗っていたバスが襲われるかもしれないなどとは、全く想定していなかったのだ。 その感性は、今も変わらない。 考えてみれば当たり前のこと。テレビや映画で観た事のあるその場景は、だからこそ現実感に乏しい。 その危険性を説明された現在にあっても、バスに乗ることが危険だと、早苗には実感できていなかった。 ……だが、同時に思う。 それこそが、自分とアキトとの違いなのではないか、と。 テンカワ・アキトは、己が願いのために他者を殺すことを是としている。 それは聖杯戦争のルールにおいては、決して間違った行動ではない。 だが東風谷早苗は、己が思想のもと、他者を殺すことを否とした。 それはつまり、ある意味において聖杯戦争を否定したに等しい。 そして日常と非日常で区別するのなら、日常の裏側で行われる聖杯戦争は当然非日常に分類される。 つまり、聖杯戦争を是としたアキトは非日常の側に、否とした早苗は日常の側に立っていることになるのだ。 そして立ち位置が違えば、たとえ同じモノを見たとしても、目に見えるカタチは違う。 ……いや、そもそも、 「……ああ、そうか。私はまだ、“聖杯戦争を知らない”のですね」 殺し合いを実感できていない早苗には、聖杯戦争そのものが見えていなかったのだ。 確かに早苗は、箱舟に呼びこまれ、予選を突破し、サーヴァントと契約し、聖杯戦争に関する知識を得た。 だが、言ってしまえばそれだけだ。 サーヴァントとはすなわち、聖杯戦争へと参加する“権利”であり、与えられた知識とは言い換えれば、ただのルールブックだ。 権利と知識。その二つしか得ていない彼女は、まだ聖杯戦争に真には参加していなかったのだ。 早苗はその事を、ここに至ってようやく理解した。 ―――ならばどうするべきか。 早苗は、聖杯戦争が間違いであると証明するためにここに来た。 否定するだけならば簡単だ。力で己が考えを押し通し、相手の願いを押し潰せばいい。 だが早苗が望んだのは、“証明する”こと。 ただ間違っていると言い張るだけでは証明にはならない。それを、相手に認めさせなければならない。 そのためには―――― 「この聖杯戦争について、もっとちゃんと知らないと」 そう口にして立ち止まる。 目の前には人影のない広場。その奥に、日に照らされた白亜の建物がある。 新都にあった廃教会とよく似た造りの神の家は、早苗からすれば異教の神を崇め奉る神殿だ。 加えて聖杯戦争を否定する彼女にとっては、ここはもはや敵地にも等しい。 ……ここは地上より遠く。 天(そら)にはなお遠い、告解の惑い場――― 『………マスター』 不意に、アーチャーが念話で話しかけてきた。 「っ……」 『どうしたんですか?』 それに、つい声を出して答えそうになりながらも、どうにか念話で応じる。 現在アーチャーは実体化している。念話ではなく、肉声で話しかけても問題はないはずだ。 だというのにわざわざ念話を使ったということは、何か理由があるのだろう。 そんな早苗の予想に違わず、アーチャーは表面上は穏やかなまま、警戒の声を発してきた。 『周囲に何か、魔力を持った存在の気配がする』 『魔力? それってもしかして、ルーラーですか?』 『判らない。だが感じ取れる気配は複数以上ある。 ここにいるサーヴァントがルーラーだけならば、気配は一つだけのはずだ。 だがそうでない以上、この教会は使い魔か、あるいはサーヴァントに監視されていると見ていいだろう』 『そう……ですか』 『どうする、マスター。今ならば気付かれていない可能性もあるが、教会に入れば確実に知られるだろう。 そしてルーラーと接触したことが知られれば、その者に目を付けられる可能性もある。 それを避けるために、一度出直すのも一つの手だが……』 アーチャーの言う“目を付けられる”という意味。それはおそらく、アーチャーの情報を奪われるという事だろう。 そして情報が奪われれば、アーチャーへの対処が行われてしまうかもしれない。 要するに、不利になるという事だ。 ……が、しかし。 「――――」 覚悟を決めて、教会へと一歩踏み出す。 『構いません。襲われることを恐れていては、幻想郷では信仰を広められませんから。 それにもしかしたら、その人から接触してくるかもしれないでしょう? そうなればむしろ好都合です。上手くすれば、その人から情報が得られるかもしれません』 教会には、この聖杯戦争を司る裁定者が居るはずだ。 今必要なのはまだ見ぬ敵への恐れではなく、見知らぬ事を知るための勇気だ。 そして東風谷早苗の崇め奉る神は二柱。 一つは洩矢諏訪子。洩矢の国の祟り神を統べし土着神であり、 一つは八坂神奈子。その洩矢の国を侵略し治めた軍神である。 異郷の地に踏み入れることを恐れる理由など、どこにもない。 むしろ一層強く胸を張り、早苗は神の家の扉を開け放った――――。 「――――――――」 ――――天窓からの日差しが、偶像のない礼拝堂を照らし上げる。 銀色の髪の少女が、何かに祈りを捧げるように荘厳なパイプオルガンを奏でている。 幾重にも反響して響き渡る、オルガン(いのり)の音色(うた)。 一つの宗教画のような情景。 見る者が見れば、ある種の神聖さすら感じられただろう。 無心でオルガンを奏でる少女からは、サーヴァント特有の気配は感じられない。 おそらく、彼女が裁定者の内の一人、カレン・オルテンシアなのだろう。 法衣を纏った銀髪の少女は、来訪者に気を向ける事もなく演奏を続けている。 「――――――――」 この隔絶された聖域を侵すように、堂々と教会へ踏み入る。 「――――――――」 無心の祈りを捧げていた少女が、それに応じるように演奏を止め、早苗へと向き直る 「……………………」 一層気を引き締めて、早苗は銀髪のカレンへと近づく。 だが早苗のその歩みは、あと一歩という所で彼女の言葉に止められた。 「ようこそおいで下さいました、アーチャーとそのマスター。 何の持て成しもできませんが、どうぞ寛ぎください」 「っ…………!?」 今カレンは、自分の事をアーチャーとそのマスターと呼んだ。 だがそれはおかしい。 確かにアーチャーは実体化したまま、自分の後ろに付き従っていた。 だが彼は現在そのクラスを象徴する弓を持っておらず、服装も現代のものだ。 サーヴァントであることはともかく、外見でクラス名までは判断できないはずだ。 だというのにカレンは、彼をアーチャーであると断言した。 ……まさか、見られていた? 気配感知スキルを持つアーチャーの目を掻い潜って? 一体どうやって……! 「落ち着け、マスター。相手は裁定者だ。こちらのクラスを判別する権限くらい、持っていてもおかしくはない」 「っ……、そうですね。ありがとうございます、アーチャー」 大きく深呼吸をして、気を落ち着かせる。 アーチャーの言う通り、相手は裁定者。ただの参加者に過ぎない自分より、上位の立場にある存在だ。 対等に渡り合うためには、気を引き締めてかからなければ。 「カレンさん。裁定者である貴女に、訊きたいことがあります」 「なんでしょう」 「聖杯戦争について、教えてください」 「それは、予選を突破した時点で既に“知っている”はずでは?」 怪訝そうに眉を顰めるカレンの瞳を、まっすぐに睨み付ける。 気負ったら負ける。聞きたいことも聞けずに、この話し合いは終わるのだと、早苗は直感しているのだ。 確かに聖杯戦争のルールは理解している。 自分以外のマスターとサーヴァントを倒し、最後の一組になった時、一度だけ月の聖杯を使用できるという事は。 だが、自分が知りたいのはそんな事ではない。 「私が知りたいのはルールではありません、理由です。 どうして他のマスターを殺さなければ、聖杯を得られないのですか?」 「……………………」 「聖杯が一度しか使えないから、他のマスターと競い合う。これはわかります。 ですがそれだけが理由なら、負けたマスターは方舟から追い出されるというルールでも問題はないはずです」 だが現実は違う。 生き残れるのは一組だけ。他のマスターを倒し、最後まで生き残ったマスターのみ。 サーヴァントを失い敗れたマスターは、ムーンセルに削除されそのまま死に至る。 それがこの聖杯戦争のルールだ。 ……ならば、そこには何か理由がある筈だ。 「教えてください。 敗北したマスターが死ななければならない理由。 私のような、明確な望みや参加する意思のなかった人が招かれた理由。 聖杯を望んでいない私たちが、殺し合わなければいけない理由は何ですか?」 「――――――――」 僅かな緊張が奔る。 それも当然。早苗の問いは、ある意味で聖杯戦争の根幹に関わることなのだから。 だがそれを受けたカレンは、つまらなさそうな顔をした後、 「申し訳ありません。 その問いに、私は答えることは出来ません。何故なら、その問いの答えを、私も知らないからです」 そう、興味がなさ気に口にした。 「裁定者なのに……ですか?」 「ええ。……いえ、だからこそ、と言うべきでしょうか。 確かに私たちは聖杯戦争聖杯戦争を恙なく運営するため、裁定者の任を与えられました。 しかし、言ってしまえばその為だけの存在。それ以外の、聖杯戦争の運営に必要のない知識は与えられていないのです」 早苗の疑問。 聖杯戦争が起きた理由。聖杯戦争の仕組み。聖杯の正体。 それらはただ聖杯戦争を運営させるだけならば、知る意味のないことだ。 いやむしろ、絶対的な権限を持つ裁定者が聖杯に疑念を懐いてしまえば、聖杯戦争そのものが破綻しかねない。 故に、聖杯に関する知識という意味ではむしろ、他のマスターやサーヴァントよりも知らない可能性があるのだ。 カレンはそう言外に語る。 つまり早苗が聖杯戦争について知るには、他のマスターと接触するしかないのだ。 「そうですか……わかりました」 最も有力だった人物への当てが外れた事に、早苗は落胆の表情を浮かべる。 だが次の瞬間には、先程よりも強い意思を籠めた視線とともに、カレンへと更なる問いを投げかけた。 「カレンさん。あなたはこの聖杯戦争が、正しいものだと思いますか?」 「…………」 「私は、間違っていると思います。こんな殺し合いをさせる聖杯は、みんなが考えているようなものじゃないと思います」 「…………それは、どういう意味でしょうか」 「聖杯がどのような方法で願いを叶えるのか、私は知りません。 だから、聖杯が願いを叶える為には、代償となる贄が必要ということもあるのかもしれません。 けどそれなら、せめてマスターとなる人物には、参加の是非を問うのが道理ではないですか? こんな、マスターの意思を無視して無理矢理に参加させるようなやり方は、絶対におかしいと思います」 「――――――――」 「これで仮に、聖杯に生贄が必要ないのだとすれば、なおさらです。 もしそうなら、私は聖杯を認めるわけにはいきません」 まっすぐにカレンを見据えて、早苗はそう口にする。 元より彼女は、それを確かめるためにここに来た。先ほどの質問は、そのための前置きに過ぎない。 聖杯は正しいのか間違っているのか。 早聖杯戦争を司る少女はどう思っているのかと、早苗はその答えを求め、 「では逆に訊きますが、もしこの聖杯戦争が間違いだとして、その場合貴女はどうするのですか?」 「へ?」 カレンのその問いに、あっさりと意気込みを挫かれた。 「たとえ聖杯が何かを間違えていようと、聖杯戦争はすでに始まっています。 そしてマスターである以上、貴女は他のマスターと戦い、倒すしかない。でなければ死ぬだけです。 あるいは、もし仮に聖杯戦争を止めようというのであれば、場合によってはルールに反する可能性があるでしょう。 ――つまりそれは、裁定者(わたしたち)と対立することにも繋がります。その覚悟が、貴女にはありますか?」 「そ、それは……」 たとえ聖杯が間違えていると証明したところで、何の解決にもならないとカレンは告げる。 実際、その通りだ。 早苗の目的は、聖杯が間違いであると証明し、テンカワ・アキトを止める事だ。 だが、彼一人を止めたところで、聖杯戦争は止まらない。生き残れるのが一人だけである以上、結局は殺し合うしかないのだ。 もしそれを避けたいのであれば、聖杯戦争そのものをどうにかするしかない。 それも、間違いを承知の上で聖杯を望むマスターと、聖杯戦争を運営する裁定者とを相手にした上で、だ。 「聖杯が正しいのか、それとも間違っているのか、私にはわかりません。 ですが、裁定者の務めを任された以上、私はその役割に殉じるだけです」 「ぅ…………」 ルーラーは憮然とした表情で、早苗の問いを切って捨てる。 己が行為の無意味さを突き付けられた早苗は、その冷めた声につい視線を逸らしてしまう。 「話が終わったのであれば、お帰りを。それこそ、裁定者としての役割を果たさなければなりませんので」 今この場で話すことはもう何もないと、カレンは言外に告げる。 「……はい」 それを受けた早苗は意気消沈し、肩を落としながら教会の外へと足を向ける。 目的を見失った彼女には、カレンの声に抗うだけの気力は残っていなかったのだ。 そこへ不意に、 「どうしても聖杯について知りたいのであれば、岸波白野というマスターを尋ねるといいでしょう」 そんな言葉が、投げかけられた。 「え?」 「月の聖杯についてなら、おそらく彼が一番よく知っています。聖杯について知りたければ、彼に訊いてみなさい」 カレンはそう口にすると、礼拝堂の奥へと去っていった。 助けてくれた……のだろうか。 理由はよくわからないが、彼女のおかげで、当面の目標は出来た。 「…………ありがとうございました」 カレンの去った方へと向き直りそう口にすると、早苗は今度こそ教会の外へと向けて歩き出す。 † 「すみませんアーチャー。考えが足りませんでした」 教会の外へと出た早苗は、アーチャーへとそう謝罪した。 「謝る必要はない。マスターは、己の心に従っただけであろう」 だがアーチャーは、そう首を振って否定した。 「ですけど」 「確かに聖杯の間違いを証明した後の事は考える必要がある。 だが先の事ばかりを考えていては、今成すべき事も成せなくなろう。 大事なのは、己が本当に成したいことは何か、それを成すために必要なことは何か、それを成した結果どうなるのかを考え、受け入れる事だ」 「自分がしたいこと、するために必要なこと、した時の結果を考え、受け入れる……」 「そうだ。その覚悟さえあれば、何も迷う必要はない。 ではもう一度問おう、マスター。この聖杯戦争において、そなたは何を成したい」 「私の……したいこと………」 アーチャーに促され、早苗は改めて自分がどうしたいのかを考える。 そもそも、自分が教会に来たのは何のためか。 ――聖杯について知るため。 では、なぜ聖杯について知ろうと思ったのか。 ――聖杯戦争が間違いであることを証明するため。 何のために、それを証明しようと思ったのか。 ――テンカワ・アキトを、止めるため。 どうして彼を止めるのか。 ――彼に、人殺しをして欲しくないから。 そう。それが答えだ。 テンカワ・アキトに、人殺しをして欲しくない。だから聖杯が間違いであると証明しようと思った。 ……だが、それだけでは足りなかった。 聖杯戦争は始まっている。生き残れるのは一組だけ。生き残るには、他者を殺すしかない。 たとえ聖杯が間違いであると証明したところで、このままでは人殺しは避けられない。 ―――ならばどうすればいいか。 決まっている。聖杯戦争を止めるしかない。 だがそれは、聖杯戦争を運営するルーラーと敵対する行為だ。 いや、ルーラーだけではない。場合によっては、聖杯を望むマスター全てを敵に回すことになるだろう。 「っ…………」 まだ見ぬ未知の敵に、思わず唾を呑む。 サーヴァントがどのような存在かは、アーチャーを見て知っている。 その彼と同等か、あるいはそれ以上の存在が、何人も、あるいは何十人も襲い掛かってくる。 そんな想像をしてしまったのだ。 …………だが。 「……私はそれでも、この聖杯戦争が間違いであると、証明したいです」 目指すものはすでに定まっている。 令呪まで使って宣言したのだ。いまさら後戻りはできない。 ……ならば、その結果他のマスターと戦うことになったとしても、受け入れよう。 それが、覚悟を決めるという事なのだから。 「そのために、岸波白野という人を探します。……手伝ってくれますか、アーチャー?」 「無論だ。私の持てる全てを以て、そなたの力になって見せよう」 「…………、ありがとうございます」 アーチャーのその言葉に、背中を支えられたような気持ちになる。 彼が支えてくれている限り、きっと私は、途中で挫けることはないだろうと、そんな実感が湧いてくる。 だからこの先、誰かと戦うことになったとしても、今の私なら、きっと大丈夫だと思えた。 「あ、でもその前に、白野さんの事をアキトさんに言っておいた方がいいのかな……?」 岸波白野の事は早く見つけたい。 けどどこにいるかわからない以上、探すのに時間はかかるだろう。 それまでの間に、アキトさんと岸波白野が戦ってしまうかもしれない。そのせいで二人の内どちらかでも死んでしまえば本末転倒だ。 ならそうならないように、アキトさんに岸波白野の事を話しておくべきだろうか。 「……それにしても、白野さんの名前、どこかで聞いた覚えがあるような…………気のせいかな?」 そこはかとない既視感(デジャヴ)。 手掛かりは自分の中にある気がするのに、それはまるで、深い霧に隠れているかのよう。 早苗が聖杯の手掛かりに辿り着くには、もうしばらく時間が掛かりそうだった。 【D-5/教会周辺/一日目 午後】 【東風谷早苗@東方Project】 [状態]:健康 [令呪]:残り2画 [装備]:なし [道具]:今日一日の食事、保存食、飲み物、着替えいくつか [所持金]:一人暮らしには十分な仕送り [思考・状況] 基本行動方針:誰も殺したくはない。誰にも殺し合いをさせたくない。 0. 白野さんの事を、先にアキトさんに伝えておいた方がいいでしょうか……? 1. 岸波白野を探し、聖杯について聞く。 2. 少女(れんげ)が心配。 3. 聖杯が誤りであると証明し、アキトを説得する。 4. そのために、聖杯戦争について正しく知る。 [備考] ※月海原学園の生徒ですが学校へ行くつもりはありません。 ※アシタカからアーカード、ジョンス、カッツェ、れんげの存在を把握しましたが、あくまで外観的情報です。名前は把握していません。 ※カレンから岸波白野の名前を聞きました。その名前に聞き覚えはありますが、よく思い出せません。 ※倉庫の火事がサーヴァントの仕業であると把握しました。 ※アキト、アンデルセン陣営と同盟を組みました。詳しい内容は後続にお任せします。なお、彼らのスタンスについて、詳しくは知りません。 ※バーサーカー(ガッツ)のパラメーターを確認済み。 ※アキトの根城、B-9の天河食堂を知りました。 【アーチャー(アシタカ)@もののけ姫】 [状態]:健康 [令呪] 1. 『聖杯戦争が誤りであると証明できなかった場合、私を殺してください』 [装備]:現代風の服 [道具]:現代風の着替え [思考・状況] 基本行動方針:早苗に従い、早苗を守る 1. 早苗を護る。 2. 使い魔などの監視者を警戒する。 [備考] ※アーカード、ジョンス、カッツェ、れんげの存在を把握しました。 ※倉庫の火事がサーヴァントの仕業であると把握しました。 ※教会の周辺に、複数の魔力を持つモノの気配を感知しました。 02/ 気付かぬ繋がり 「何だったんだ、結局あいつは」 雄叫びとともにいずこかへと走り去っていった真玉橋孝一を見送った後、本多・正純はそう独り言ちた。 そして廊下を走るな、と注意し損ねた事にいまさらばがら思い至り、はあ、とため息を吐く。 「どうやら逃げられてしまったようだな」 「一成」 掛けられた声に振り替えれば、そこには生徒会長の柳洞一成がいた。 彼は悩ましげに眉を顰めながら、先程の正純と同じように、はあ、とため息を吐いた。 「こちらもケイネス先生にご助力を願おうとしたのだが、今は忙しいと素気無く断られてしまった」 「そうか。なら、真玉橋孝一の事は自分たちでどうにかするしかない、という訳か」 「そういう事になるな。 ……まったく、岸波が休んでいることもあって、こちらも手が足りていないというのに。猫の手も借りたいとはこの事だ」 「岸波?」 一成が口にした名前に、正純は首を傾げる。 フルネームは岸波白野。クラスはたしか、2‐A。新聞部に所属していたはずだ。 一成の友人で、生徒会役員ではないが、何かと手を貸してくれる生徒だったか。 その関係で、自分ともいくらか交流があったのを覚えている。 「岸波白野が休んでいるのか?」 「うむ。しかも聞いて驚くなかれ、何と無断欠勤だ。 遅刻ならばともかく、普段真面目なあいつがそのようなことをするとは思えんのだが……休み時間に家に連絡してみても、応答がなかったのだ。 最近は何かと物騒だと聞く。話によれば、新都では暴動事件まで起きたそうではないか。岸波は新都に一人暮らしだからな。心配でならん」 その暴動の話は、正純もライダーから聞き及んでいた。 確かに暴動に巻き込まれれば、学校どころではなくなるだろう。 もっとも、岸波白野が登校中だったのなら制服を着用していたはずだ。 そして制服を着ていたのであれば、学校へと連絡をするはずだろう。 それがなかった、という点が若干気にかかる。 「それに最近は、学校を欠席する生徒が、連絡の有無を問わず増えてきている。 岸波の他にも、俺にとって仏門における好敵手とも言える東風谷早苗や、二年E組の狭間偉出夫まで無断欠席しているらしい。 あとはそうだな、一年の間桐桜も欠席していると聞き及んでいる。まあこちらはちゃんと連絡があったそうだが」 「む。その者たちは一成の知り合いなのか?」 「いや、東風谷早苗に関してはそうだが、他二人とは直接的な面識はあまりない。 だが狭間偉出夫は悪い意味で有名だからな。その動向は嫌でも耳に入る。 彼の事はどうにかしたいと思ってはいるのだが、如何せん会長業務に追われて、何の手も打てていないのが現状だ。 間桐さんの方は、弓道部部員であると同時に保健委員でもあるのだ。それぞれの部長と委員長が話し合っていたのを小耳に挿んだのだ。 なにしろ、間桐さんは人見知りこそするが責任感もある人物らしく、次期部長または委員長にと期待されているようだからな。何かと物騒な昨今、彼女達も心配なのだろう」 「なるほど」 一成の言葉に、正純は納得して頷く。 たとえ聖杯戦争を知らずとも、街の雰囲気の変化はNPCたちも感じ取っているのだろう。 加えて最近は聖杯戦争に関与すると思われる事件も報道され始めている。そこでいきなり無断欠席ともなれば、心配にもなるだろう。 しかも一成はまだ知らないようだが、無断欠席をした生徒は初等部にもいる。 名前は遠坂凛。住んでいる場所は、たしか【B-4】地区だったはずだ。 そう。先ほどの通達で、ルーラーの警告があった地域だ。 偶然と言えばそれまでだが、あまりにもピンポイント過ぎる。 とはいえ、何がどこまで聖杯戦争に関与しているかなど、考えたところでキリがない。 授業が終わるのは午後三時半。あと二時間近くも後だ。 ここはやはり、次の休憩時間にでも、彼女の家に一度連絡を入れてみるべきだろう。 「まったく、寺の用事さえなければ、放課後にでも岸波の家を直接訪ねたものを」 「寺の用事?」 「うむ。我が命蓮寺には今、住職である聖白蓮殿の客人が訪ねておってな。その持て成しをせねばならんのだ」 「客人?」 「そうだ。これがまた奇妙な御仁でな。相当な恥ずかしがり屋なのか、全身を鎧で固めておって、顔はおろか男か女かもわからん。 せめて性別さえ判別できれば、もう少しまともな持て成しが出来るのだが……」 「そうか、それは大変だな。 ……そうだ、一成。岸波白野の家には私が替わりに訪ねようか?」 「む。それは助かるが、いいのか?」 「ああ。実は午後にシャア・アズナブルの後援会に出る予定でな。そのついでで良ければの話だが」 正純のその提案は、ちょっとした思い付きであった。 後援会が行われるのは、【C-6】にある冬木ハイアットホテルだ。そこから新都まではそう遠くない。 爆発事故や暴動の起きた場所も気になるし、ついでに現場を調査するのも悪い案ではないだろう。 無論、他のサーヴァントに発見されないよう、様子見程度に留めた方が無難だろうが。 「……そう言えば、本多は政治家志望であったな。 すまんが頼む。この礼はいずれ必ず返そう。 岸波はB-8地区の住宅街にあるアパートに住んでいる。詳しい住所は―――」 そうして告げられた住所を、正純はメモに書き留める。 住所の位置取りからして、岸波白野はバス通勤なのだろう。 加えて幸いと言うべきか、その場所は爆発事故の現場からほど近い。ふらりと立ち寄る分にはそう怪しまれないと思われる。 「ではな、本多。岸波の無事を確認できたら、くれぐれもよろしく言ってやれ」 「Jud. 一成は安心して寺の子の務めを果たすといい」 正純は一成へとそう返事をし、教室へ戻ろうと踵を返し、ふと先ほどの会話に違和感を覚えた。 その違和感の正体は何かと思い、一成の方へと振り返る。 「まったく……真玉橋の事は早々にどうにかせねばな。 もし何かの拍子で聖殿と遭遇した時に、あのような調子でセクハラされてはたまらんわ」 喝。と締めくくりながら、一成は早足で自分の教室へと向かっている。 ――――そう。違和感を覚えたのは、その聖という人物に関してだ。 たしか一成はこう言っていた。『命蓮寺には今、聖白蓮の客人が訪ねている』と。そしてその人物は『全身を鎧で固めていた』とも言っていた。 このタイミングで訪ねてきたという鎧姿の客人。それはサーヴァントの存在を連想させるには充分過ぎる符合だ。 故に、その客人の事をより詳しく聞こうと一歩踏み出し、 「―――む、いかん。六限目の授業が始まってしまう」 スピーカーから鳴り出したチャイムに、仕方ない、と正純は再び自分の教室へと踵を返した。 聖白蓮の客人の事は気になるが、どうせ今日は予定が詰まっている。 今はその人物の存在を知れただけでも良しとして、詳しい事は後日改めて訊くとしよう。 † そうして、午後二度目の休憩時間となった現在。正純は遠坂邸へと電話をかけていた。 休み時間は十分だけ。他にもすることがあるので、話の内容は遠坂凛の安否を確認する程度に留めておこう。 そう考えながら待つこと数十秒。 『――はい、もしもし。遠坂です』 そんな言葉とともに、聞き覚えのある少女の声が応答した。 「もしもし。私、本多・正純と申します」 『へ? 正純さん……!? えっと、いきなりどうしたんですか?』 「いやなに。君が学校を無断欠席したと初等部の先生から聞いてな。 それに最近は何かと物騒だろ。それで少し心配になったのだよ」 『は、はあ。それは、ご心配をおかけしました』 正純が要件を言えば、遠坂凛は戸惑ったように返してきた。 ただ、その声がどこか申し訳なさげに聞こえたのは気のせいだろうか。 「なに。無事であるのならそれでいい。 ただ、君が無断欠席をした理由を教えてもらってもいいだろうか」 『ええと、その……学校を休んだのは、風邪を引いたからで、連絡は、ついうっかり忘れちゃったんです』 「……ふむ。そうか、了解した。 なら話はここまでにしておこう。病人に長話をさせるのもなんだしな。 ではな。しっかり休んで、風邪を治してくれたまえ」 『はい、ありがとうございます。本多さんもお体には気を付けてくださいね』 そう労い合うと同時に電話を切る。 「ふむ…………」 正純は一つ呟いて、先程の凜との会話を思い返す。 遠坂凛の様子にはどこか違和感があった。 どこか慌てたような電話の対応。風邪を引いたにしては張りのある声。 彼女は本当に、風邪を引いたことが理由で学校を休んだのだろうか。 それを確かめるには、直接会いに行けば確実だが………。 遠坂凛の住所は【B-4】で、岸波白野の住所は【B-8】。 冬木ハイアットホテルは【C-6】だから、学園から近いのは遠坂凛の方になる。 しかし一成と約束した以上、岸波白野の方を無視するわけにもいかない。 どうするべきか、と考え、 「やはり、少佐と相談するべきだな」 という結論に至る。 自分たちにはそもそも戦力がない。一人で方針を決めるような、迂闊な行動は避けるべきだ。 ……それよりは、夕方からのシャア候補との交渉に備えなければ。 その交渉如何によって、自分たちの聖杯戦争の行方が変わってくるのだから。 正純はそう判断して、自身の教室へと戻っていった。 【C-3/月海原学園/一日目 午後】 【本多・正純@境界線上のホライゾン】 [状態]:まだ空腹 [令呪]:残り三画 [装備]:学生服(月見原学園)、ツキノワ [道具]:学生鞄、各種学業用品 [所持金]:さらに極貧 [思考・状況] 基本行動方針:他参加者と交渉することで聖杯戦争を解釈し、聖杯とも交渉し、場合によっては聖杯と戦争し、失われようとする命を救う。 0. 少佐と話し合わなければな。 1. シャア候補との交渉に備えて、彼の過去の演説に当たるなどして準備する。 2. マスターを捜索し、交渉を行う。その為の情報収集も同時に行う。 3. 余裕があれば岸波白野の自宅(B-8の住宅街)に向かいたいが、遠坂凛の事も気になる。 4. 聖杯戦争についての情報を集める。 5. 可能ならば、魔力不足を解決する方法も探したい。 [備考] ※少佐から送られてきた資料データである程度の目立つ事件は把握しています。 ※武蔵住民かつ戦争に関わるものとして、少女(雷)に朧気ながら武蔵(戦艦及び統括する自動人形)に近いものを感じ取っています。 ※アーカードがこの『方舟』内に居る可能性が極めて高いと知りました。 ※孝一を気になるところのある武蔵寄りのノリの人間と捉えましたがマスターとは断定できていません。 ※柳洞一成から岸波白野の住所を聞きました(【B-8】の住宅街)。 ※遠坂凛の電話越しの応答に違和感を覚えました。 後半「角笛(確かに)」に続く BACK NEXT 112 スタンド・アップ・フォー・リベンジ 投下順 113-b 角笛(確かに) 102 A_Fool_or_Clown? 時系列順 113-b 角笛(確かに) BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT 079 第一回定時通達 カレン・オルテンシア 113-b 角笛(確かに) 089 バカばっか 東風谷早苗&アーチャー(アシタカ) 118 前門の学園、後門のヴォルデモート 090 健全ロボダイミダラー 第X話 悲劇! 生徒会副会長の真実! 本多・正純 119 会談場の決意者 ▲上へ
https://w.atwiki.jp/kakiteseihai/pages/44.html
【マスター】 29NIKUマニア ◆NIKUcB1AGw@kskロワ →書き手の詳細はこちら 【マスターとしての願い】 書き手聖杯戦争の頂点に立つ 【容姿及び口調】 古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱(ただし一人称は「俺」、額に「肉」) 【能力・技能】 「キン肉マン」を知り尽くした彼は、作中に登場した全ての技を使うことができる(超人の特殊な身体構造に依存した技は除く)。 ただし肉体のレベルは現実の格闘家程度であり、サーヴァントと戦えるようなものではない。 【代表作品】 「殺戮を大いに行う涼宮ハルヒのための団」「古泉一樹の戸惑」「カッコつけた言葉じゃない強さを見せてくれ」 【人物背景】 とにかくキン肉マンを愛する書き手。 超人達の激闘をいくつも描いてきた。 また、kskロワを代表するキャラの一人である「俺古泉」の生みの親でもある。 【方針】ノリと勢いとksk ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/kakiteseihai/pages/43.html
【マスター】 29NIKUマニア ◆NIKUcB1AGw@kskロワ →書き手の詳細はこちら 【マスターとしての願い】 書き手聖杯戦争の頂点に立つ 【容姿及び口調】 古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱(ただし一人称は「俺」、額に「肉」) 【能力・技能】 「キン肉マン」を知り尽くした彼は、作中に登場した全ての技を使うことができる(超人の特殊な身体構造に依存した技は除く)。 ただし肉体のレベルは現実の格闘家程度であり、サーヴァントと戦えるようなものではない。 【代表作品】 「殺戮を大いに行う涼宮ハルヒのための団」「古泉一樹の戸惑」「カッコつけた言葉じゃない強さを見せてくれ」 【人物背景】 とにかくキン肉マンを愛する書き手。 超人達の激闘をいくつも描いてきた。 また、kskロワを代表するキャラの一人である「俺古泉」の生みの親でもある。 【方針】ノリと勢いとksk ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/2668.html
[1] 2020/06/19(金) 20 02 [返信] [引用返信] [編集] 本番前なのでageておく [2] 2020/06/20(土) 00 14 [返信] [引用返信] [編集] (もう語って良いんだよね?) 切嗣と1000%の主従、温度差が酷くて草生えた 互いを完全に道具としか見てなかったな 天津「貴方は運が良い。この私を召喚した以上、我々の勝利は1000%確実なものとなったのですから!」 切嗣「……(無言の喫煙」 [3] 2020/06/20(土) 00 38 [返信] [引用返信] [編集] (問題があるなら無しにしてください) 確かマスターたちは知らぬ間に東京に集められてて仮初の社会的立場と聖杯戦争に対する知識を植え付けられてたんだっけ [4] 2020/06/20(土) 03 46 [返信] [引用返信] [編集] 高遠遙一が右代宮金蔵の魔導書を持っていた どうやら1986年に一族が謎の死を遂げた後、当主の所持品の一部が裏社会に流れたようで、巡り巡って高遠の手元の辿り着いたようだ それには何故か聖杯戦争や英霊召喚などの儀式の概要も書かれていて、そしてそれが触媒となってキャスターが召喚されたそうな [5] 2020/06/20(土) 04 23 [返信] [引用返信] [編集] 人知れぬビルの屋上で、一人の華憐な少女が沢山の小鳥たちと戯れていた――― というのは幻想で、実際には茨木華扇が動物会話を試みている訳だが、思惑から大きく外れて都鳥愚痴大会が開かれてしまって困惑しているような 確かに動物との意思疎通はできるけど、異質なよそ者をいきなり信頼して使役されるほど小鳥たちはお鳥好しではないのだ [6] 2020/06/20(土) 04 49 [返信] [引用返信] [編集] マスターとサーヴァントとの出会いもそれぞれの関係性が表れていたな [7] 2020/06/20(土) 05 06 [返信] [引用返信] [編集] 序盤は 5みたいに情報収集中心に動く主従が多かった [8] 2020/06/20(土) 05 27 [返信] [引用返信] [編集] どうやら聖堂教会が各陣営への連絡や聖杯戦争の隠蔽など運営に関わっているようだ (監督役については原作詳細不明) [9] 2020/06/20(土) 06 21 [返信] [引用返信] [編集] 7 アサシンも序盤は情報収集に勤しんで…… まずは標的を拘束・拉致して、体中を切り刻みながらカビを侵食させて、相手の歪んだ顔を拝みながら尋問し、そして最後はカビまみれにして魂喰い…… うん、これ自己の愉悦を満たすための拷問だッ! この常軌を逸した光景には宮田司郎も顔を顰めたが 「いやいや、わたしはちゃーんと怪しいと思った奴だけを狙ってやっているさ。無差別な人選などせず、情報を持っていそうな奴だけを、ね」 「……まぁいいだろう。だが、あまり目立つなよ」 (余談だがやってることが黒のアサシンっぽいね) [10] 2020/06/20(土) 06 30 [返信] [引用返信] [編集] 6 華扇「ライダーのサーヴァント、茨木華扇。仙人としての名は“茨華仙”です。貴方が正しき道を歩むのなら惜しみなく力を貸しましょう」 ぬ~べ〜「訳の分からない戦いに巻き込まれて正直不安だったが仙人が味方とは心強いな。これからよろしく頼む」 華扇「(この人間……なぜ鬼の力を宿しているの?)」 ぬ~べ〜「(……気のせいか? ほんの一瞬僅かだが彼女から妖気を感じたのは)」 二人とも基本は良い人だけど互いに色々と事情があるしさすがに出会ったばかりでは深く信頼しあうって所まではいかなかったな [11] 2020/06/20(土) 07 16 [返信] [引用返信] [編集] ちなみは犯罪者を乗せた護送車を襲って囚人を数人脱獄させたんだが そのおかげで不可解な殺人事件がその囚人たちの仕業になってる。 予定通り少しは魂食いをしやすい環境にはなったな [12] 2020/06/20(土) 07 20 [返信] [引用返信] [編集] 葛西おじさんは情報収集もせず昼間からタバコふかしなからぶらぶらしてたまにパチンコとダメ人間まっしぐら…と思ったら東京を派手に燃やすために色々と“仕込み”をしていてやっぱり怖い [13] 2020/06/20(土) 07 30 [返信] [引用返信] [編集] そういやキャスター陣営は奥多摩の閑散とした別荘地帯にいるな その中の一つに豪華な館もあって、そこを根城にしている [14] 2020/06/20(土) 07 57 [返信] [引用返信] [編集] 5 結局小一時間にわたる交渉の末、美味しい餌と引き換えにようやく偵察に行ってくれることに 「環境のせいか幻想郷の子たちよりよっぽど強かだわ…」とは華扇ちゃんの言。 なお、エサ代はぬ~べ〜が支払う羽目に [15] 2020/06/20(土) 08 33 [返信] [引用返信] [編集] 2 永遠の世界平和を願う切嗣とZAIA発展の為に兵器ビジネスにも手を伸ばす1000%じゃあ合う訳も無いよなぁ [16] 2020/06/20(土) 08 52 [返信] [引用返信] [編集] 9 尋問という名の拷問風景をアサシンに撮らされる宮田… 流石の彼でもこの行為にはドン引きしてたな… [17] 2020/06/20(土) 09 00 [返信] [引用返信] [編集] 12 欲望に忠実に動く葛西おじさんだから松永も好意的だったね そして松永も松永で仕込みをするという [18] 2020/06/20(土) 09 34 [返信] [引用返信] [編集] 15 黄金律による潤沢な資金とマスターを強化できる宝具持ちの1000%は能力面だけならケリィと好相性だったんだけどね… いかんせん性格面での不一致が酷い [19] 2020/06/20(土) 09 40 [返信] [引用返信] [編集] 11 さらに逃げた犯罪者の一部を高遠が見つけ出し接触、復讐したい相手がいる彼らを何処かへ匿い完全犯罪の手引きをしていたな なお高遠 キャスターとしては、犯罪者一人一人に黄金の蝶を忍ばせて、犯罪者が高遠の指示通りに殺人を完遂させた後に、その犯行現場に表れた他陣営に干渉するための布石としている (ちなみに護送車を襲ったのはアサシンだよね?) [20] 2020/06/20(土) 09 56 [返信] [引用返信] [編集] 11 (「ちなみ」の鯖はバーサーカーっす) ところで各マスターの社会的地位ってどんなもんだっけ ぬーべーは原作通り教師で宮田は町医者だったっけ [21] 2020/06/20(土) 10 01 [返信] [引用返信] [編集] 剣陣営は基本犠牲者を防ぐので動いきつつ、ついでに情報収集していく方針だったな [22] 2020/06/20(土) 10 03 [返信] [引用返信] [編集] (ああ間違えた 20は 19への返信だ) [23] 2020/06/20(土) 10 10 [返信] [引用返信] [編集] 一輝の初めての対戦相手は自分の鯖であるセイバーだったな 登場話でいきなり二人が剣を交えるところから始まって、セイバーに圧倒されたあと手合わせありがとうってなったあと呼吸の技を教えてもらっていた セイバーの指導力が優れているのもあるが、一輝の吸収能力も凄いからどんどん強くなっていった [24] 2020/06/20(土) 10 11 [返信] [引用返信] [編集] 20 葛西善二郎(41)住 所 不 定 無 職 [25] 2020/06/20(土) 10 23 [返信] [引用返信] [編集] 24 指名手配されていない分原作よりも良環境だなとか言われてたのは草生えた [26] 2020/06/20(土) 10 57 [返信] [引用返信] [編集] 葛西と松永は主従というより共犯者みたいな関係だったな [27] 2020/06/20(土) 11 08 [返信] [引用返信] [編集] 16 「おいミヤタ。仮にもわたしのマスターなのだから撮影の手伝いくらいしたらどうだ。 自分でやるとどうにも『表情』の角度がワンパターンになっていかん!」 「(下衆が……)」 うーん信頼感/zero [28] 2020/06/20(土) 11 14 [返信] [引用返信] [編集] 26 葛西がタバコ吹かしながらパチンコ打ってる間は松永も霊体化して一人で散策してる自由な主従だった [29] 2020/06/20(土) 11 53 [返信] [引用返信] [編集] 18 どっちも勝利の為なら手段を選ばないから、その点に関しては本来召喚する予定だったアーサー王よりマシだと評価してたんだけどね A.I.M.Sの隊員を使って情報を集めてたな [30] 2020/06/20(土) 13 35 [返信] [引用返信] [編集] あまりにも私生活が不摂生過ぎて家事の殆どをライダーにやってもらうぬーべー…… 14の件で出費が嵩んだとはいえここでも給食以外カップ麺で済ませようとするのは草 [31] 2020/06/20(土) 14 09 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータの奴ただ欲求を満たしているだけじゃなくサーヴァントになった今どの程度の規模でスタンドを操れるのかとか 一般人をどのくらい犠牲にしたら罰則が下されるのかとかその辺もきっちり考えてるのが計算高くて不気味だな [32] 2020/06/20(土) 14 35 [返信] [引用返信] [編集] 29 松永が出した三好三人衆の一人と戦ってたり、小競り合いがあったりしてたねAIMS隊員 [33] 2020/06/20(土) 14 35 [返信] [引用返信] [編集] 現時点での各組の情報収集手段 剣→実地調査? 弓→やってない 槍→宝具(A.I.M.Sの隊員) 騎→現地の野生動物 術→脱獄した犯罪者に取り付けた使い魔 殺→現地の一般人を拷問 狂→不明 [34] 2020/06/20(土) 14 55 [返信] [引用返信] [編集] キャスター陣営は煉獄の七姉妹も情報収集や高遠・脱獄者のサポートに回されていたな 当然だがあの派手な衣装ではなく、街中に紛れるように普通の衣装を纏っている なおロノウエと山羊たちはキャスターの世話&護衛のために居残り中 [35] 2020/06/20(土) 15 11 [返信] [引用返信] [編集] 33 一応弓兵の松永も 32にあるように三好三人衆を使って何がしかをしていたはず ただ葛西とはお互いの欲望(やりたい事)にあまり干渉せずやりたいようにやるのが行動指針だから他の組とはちょっと趣きが違うかもしれない [36] 2020/06/20(土) 16 05 [返信] [引用返信] [編集] 30 普段は自分の鯖に呆れられるぐらい情けないけどフーチを使ってサーヴァントの捜索に協力したりなぜ東京で聖杯戦争が開かれたのか考察してみたり霊能力教師らしい所は見せてるから…… [37] 2020/06/20(土) 16 08 [返信] [引用返信] [編集] 松永「さて首尾は如何程かな、主よ」 葛西「火火火、あまり派手な動きがないからな。少しばかり景気付けに燃やしていこうと思ってたところだ」 松永「それは結構、ならば私も見物させてもらうとしよう」 後日、東京のビルが何棟か炎上する事件が発生 普通の放火事件で犯人は不明ということで警察が動いたり、メディアで連日放送されたりした模様 [38] 2020/06/20(土) 16 20 [返信] [引用返信] [編集] 序盤に一番堅実に立ち回ってたのは何気にアサシン組だった印象 宮田は町医者の立場を生かして様々な人間から聞き込みを行い チョコラータは夜な夜な目星をつけた人間を拉致、拷問して情報を強制的に聞き出してたな てかチョコラータ先生が拷問中ノリノリすぎる…本当に恐ろしい [39] 2020/06/20(土) 16 22 [返信] [引用返信] [編集] 37 これの何が上手いって脱獄犯が出たしばらく後に放火したから世間一般的には脱獄犯がやったことだと思わせて警察の捜査を躱したことなんだよな あくまで魔力とかに一切頼ってない放火だから他の主従にも目を付けられにくいし [40] 2020/06/20(土) 16 28 [返信] [引用返信] [編集] 39 警察もそうだけど教会にも悟られてないからスルーされてるというね [41] 2020/06/20(土) 16 51 [返信] [引用返信] [編集] 1000%が優雅にワイン傾けてる傍らでカロリーメイト齧ってるケリィがシュールで草 [42] 2020/06/20(土) 16 53 [返信] [引用返信] [編集] 37 大放火の陰に隠れちゃっているけど、警察は他にも難解な事件を抱えてしまって困っていたな それはキャスター達が用意した第一の難題 鍵の掛けられたドア、下の隙間から覗くと部屋の奥に被害者、そして手前に覆面の大男が松明を持ち、覗き見た者に向けて松明を投げてきた その後部屋に突入すると部屋中が炎上しており、被害者以外に大男はいなかった… その部屋には小窓があるもののそこから大男が脱出するのは不可能… 果たしてこれは、「魔法」を使った殺人なのだろうか…? (このトリックは『金田一少年の事件簿 怪奇サーカスの殺人』を参照してください) [43] 2020/06/20(土) 16 56 [返信] [引用返信] [編集] 42 記入忘れ ちなみに、犯行現場には常人には見えない黄金の蝶がナニかが来るのを待つかのようにひっそりと佇んでいる [44] 2020/06/20(土) 16 57 [返信] [引用返信] [編集] 38 最初は特に成果を出していなかったんだけどある時拷問した住民から興味深い情報を入手したんだよな 『丸眼鏡をかけた白髪の男が護送車を破壊してそのまま消え去った』 [45] 2020/06/20(土) 16 58 [返信] [引用返信] [編集] 縁壱さん、かなり無茶な方法で鍛えてる一輝を見て心配してたな 性根からして鬼になるようなことはなくても、危うさはあるから [46] 2020/06/20(土) 17 03 [返信] [引用返信] [編集] 32 その小競り合いを七姉妹の二人、ベルゼブブとアスモデウスが目撃していたな [47] 2020/06/20(土) 17 05 [返信] [引用返信] [編集] 41 ギャグ…と見せかけて真面目に動いたからセーフ 切嗣「ランサー、隊員達を脱獄事件とその囚人が関わっていると思われる事件の現場に向かわせ徹底的に調査させろ」 天津「ほう?巷を騒がせている野蛮な事件の数々は、聖杯戦争の関係者の仕業だと?」 切嗣「確証がある訳じゃないさ。だが、この戦争は本来冬木で行われる筈だったものではない、僕自身も全く想定していなかった何もかもがイレギュラーな戦いだ。勝ち残るという方針を変えるつもりはないが、あらゆる事象を疑い慎重に動くべきだ」 天津「ふむ……まぁ良いでしょう。ザイアスペックを装着した彼らなら、どんな小さな痕跡も見落としません。ZAIAの技術を欺くなど1000%不可能なのですから」 [48] 2020/06/20(土) 17 15 [返信] [引用返信] [編集] 華扇ちゃん、ぬ~べ〜の鬼の手の事を聞いてかなり驚いていたな 二人がかりとはいえ地獄の鬼を人間だけで封じるなんてって でも同時にその封印がかなり危ういバランスの元に成り立っていることも理解できたからぬ~べ〜の身を案じて魔力の負担にならいよう宝具の使用は控える方針にしていた [49] 2020/06/20(土) 17 29 [返信] [引用返信] [編集] 不審な事件が頻発しているため毎晩夜警に出ているセイバー組、そしたら血生臭い気配を感じて急行 そこには一人の鬼と、犠牲となった血溜まりの骸が転がっていた 必然、セイバーは気迫凄まじい剣鬼を倒すべく剣を抜きマスターを下がらせる 一方、バーサーカーは己が狂気が原因でセイバーを人誅対象の抜刀斎と誤認 そして両者は激突し…… まぁ、なんやかんやあって戦闘は中断になり両者離れ離れになったのだが(まだ脱落禁止なので小競り合い程度) [50] 2020/06/20(土) 17 45 [返信] [引用返信] [編集] 44 この情報を入手したアサシン、すぐに宮田に報告してたな 宮田「…そうか。ならばアサシン、脱獄した囚人達が集まる場所をしらみつぶしに襲撃しろ。手段は選ばない、確実に見つけ出せ。」 チョコラータ「フフフ…いいだろう、アサシンの名にかけて必ず探し出してやる…だがミヤタ、『手段は選ばない』と言ったな?…ヘリを用意するんだ。腕の立つ医者として名を馳せているお前なら救急ヘリを用意できるだろ?」 宮田「お前…まさか」 チョコラータ「そのまさかさ…囚人どもが集まってる場所にカビをばら撒き、白髪の男が顔を出すまで大虐殺をしてやるのさ!合理的な作戦だろう? しかし…またこの目であの時のようにたくさんの人間の『絶望に歪む表情』が見れる日が来るなんてなァ〜あの時の光景は…思い出しただけでもゾクゾクしてくる… いいかミヤタ、私はお前にマスターとして絶対的な信頼を置いている、ヘリを明日までに用意するんだ!いいなッ!」 宮田「ああ…いいだろう、お前の作戦は確かに合理的だ、明日の夜までには用意しておいてやる。 (こいつ、余りにも危険すぎる…村の化け物とは全く違う、心のブレーキが壊れた人間とも言うべきか…いや、こいつを人間として見ていいのか…?」 [51] 2020/06/20(土) 18 23 [返信] [引用返信] [編集] 38 逆に序盤情報面で遅れをとっていたのがセイバー組だった印象 白兵戦では無類の強さだけど主従揃って情報収集に向いた能力は持っていないし片や世界観が違いすぎる日本出身のマスター片や聖杯からの知識はあれど戦国時代出身のサーヴァントで現代社会に馴染むのも一苦労だった [52] 2020/06/20(土) 19 42 [返信] [引用返信] [編集] 50 宮田先生も襲撃しろとは言ったけど 無差別殺人しろとまでは言ってないからなぁ… 正直宮田先生も結構狂ってる部分あるけど、チョコ先生のマジキチっぷりで霞んでしまう [53] 2020/06/20(土) 21 08 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組、ちょうどとあるビル火災の現場に居合わせて3分間ほどで逃げ遅れた生存者を全員救出してたな 手際のよさは [54] 2020/06/20(土) 21 10 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組、ちょうどとあるビル火災の現場に居合わせて3分間ほどで逃げ遅れた生存者を全員救出してたな 他陣営のアンテナに引っ掛かりそうだ・・・ [55] 2020/06/20(土) 23 21 [返信] [引用返信] [編集] 54 難なく撃退できたけど、実際救出してたところで、松永の読みで待ち伏せしてた三好三人衆の一人に襲撃されたからな [56] 2020/06/21(日) 01 15 [返信] [引用返信] [編集] 42 難解事件の噂を聞いたライダー陣営は、これも他陣営の仕業ではないかと夜中に現場を見に行くことに 現場保持のために配置された警備員たちもライダーの道術でごまかし、焼き爛れた部屋の中を調査する そしてライダーは魔力の痕跡がないことを掴むが、気付けば一匹の黄金の蝶がヒラヒラと舞飛んでいた 窓や扉を閉じた状態なのに次々と現れる蝶はやがて群れをなし、そして一つの人型へと変じていった 「くっくっくっく、やっと獲物が釣れたわ。あと少し来るのが遅かったら、あまりの退屈さに妾は消えてしまうところだったなァ!」 使い魔を介して言葉を紡ぐキャスターは即座に『彩色の幻想殺人』を展開、身構えた二人を特殊な結界内に閉じ込める 場を支配するキャスターは戦闘行為を禁じさせ、先の怪奇事件を再現させつつルールを説明する そして探偵役となる鵺野鳴介が事件を解き明かせば「他の脱獄した囚人の情報を開示する」、魔女が真相を煙に巻いたら「休戦協定を結び、他陣営の情報を得たらキャスターに伝達する」、という賭け内容も決まり 黄金の魔女による第一のゲームが、今宵始まった [57] 2020/06/21(日) 05 48 [返信] [引用返信] [編集] 鱒はともかく鯖の方は実体化していると外見で目立ち過ぎるから、日常パートでは違和感ない姿で変装していたね 剣→大工 弓→ヤクザ、マゲはハットで隠す 槍→そのまんま 騎→女子高生(髪色的にコギャル?) 術→ホステス 殺→医者、キノコみたいな髪型はカツラで誤魔化す 狂→警察(護送車襲撃の際に警官からパクる) [58] 2020/06/21(日) 05 51 [返信] [引用返信] [編集] 30 ただし華扇ちゃん、某アルトリアの次くらいにはパクパク食べるので食費がかさむかさむ…… [59] 2020/06/21(日) 07 32 [返信] [引用返信] [編集] 58 さすがにぬーべーのあまりの貧乏ぶりを目の当たりにしてからは自重してたから… 甘味が食べれなくなってものすごーく残念そうにしてたけど 華扇「ま、まさかここまで窮していたなんて……。 あの子たちの餌のこともあるし仕方ないか。はあ……」 鵺野「(仙人は霞だけ食べると聞いてたんだが……)」 [60] 2020/06/21(日) 07 32 [返信] [引用返信] [編集] 鵺野先生が被害者から直接死の状況を聞くとかいうチートの持ち主&ライダーの幻想郷で鍛えられた推理力が高くて助かったな・・・戦闘行為じゃないからセーフ 黄金郷のほうの宝具だったら霊にも干渉できなくてアウトだったけど [61] 2020/06/21(日) 08 11 [返信] [引用返信] [編集] 60 その後ラーメン屋で一緒にズルズルして距離縮まったのにほっこりした でも翌日学校で「鵺野先生、深夜に女子高生と食事に行っていたという保護者からの連絡がありましたがご家族ですかな・・・?」 と教頭から疑われて釈明してたら華仙ちゃんが人間のフリで学校に来たりとこいつら別のジャンルの世界に生きてない・・・? [62] 2020/06/21(日) 08 15 [返信] [引用返信] [編集] 60 「おいおい、そんなチートありかよ!これじゃぁゲームのし甲斐ってのがないぜェッ!」 「だがまぁ、中々の見物だった。妾を驚かせてくれた故に、この行為は不問としよう」 「だがッ!なんでもかんでも許されると思うなよ、霊能力者!」 キャスターは被害者の亡霊から一部の情報を引き出したことには眼を瞑ったが、それではゲームが面白くないとしてゲームマスター権限を使用 亡霊の介入を阻止or発言を禁じるように結界内を支配した [63] 2020/06/21(日) 08 18 [返信] [引用返信] [編集] あ、 61が先に出ていますね……では 60→ 62になったけど最終的に謎を解き明かして 61へ、という流れにするのはどうでしょうか? [64] 2020/06/21(日) 08 27 [返信] [引用返信] [編集] 57 チョコラータ「ファッションもそうだが、なんで髪型まで隠さなきゃならないんだよ!?」 宮田「どうみても街中で目立つだろ。服はまだ良いが緑の髪色にそのシメジみたいな頭はどう考えてもまずい」 チョコラータ「これだから日本人は……イタリアじゃこの程度の髪型やファッションは普通だぞ。こんなのとか」 ↑(頭に三つのコロネ載せた髪型やほぼ半裸みたいな服の絵を描く) チョコラータ「日本人は地味すぎて無個性すぎるのがいかんね」 宮田(イタリア人のセンスはわからん) [65] 2020/06/21(日) 08 33 [返信] [引用返信] [編集] 63 よろしいと思います。 [66] 2020/06/21(日) 08 50 [返信] [引用返信] [編集] 65 了解です、では締めと畳み掛け 最終的に被害者から聞いた情報と華仙の推理で怪奇殺人の謎を解き明かし勝利、キャスターも素直に脱獄囚人の情報を伝えて消え去った (余談だが、余裕があればライダー陣営は事件の真相を現場に書き置きしていたかもしれないね) っと、これで終わったと思った? 実はゲーム終了後、七姉妹の一人と高遠が各々ライダー陣営を尾行していたようだ (もしかしたら華仙の道術で撒かれたかもしれないが、何か新しい情報を手に入れたのかもしれない) [67] 2020/06/21(日) 09 59 [返信] [引用返信] [編集] 脱獄囚たちの情報を得て彼らの拠点とする場所を把握したライダー組 ぬ~べ〜としてはすぐにでも彼らを捕まえてこれ以上の被害を抑えたかった(放火は彼らの仕業と考えてる)が キャスター組の罠かもしれないと進言した華仙によって 14で味方にした鳥たちを脱獄囚の拠点と思わしき場所に偵察で放ち様子を見ることに [68] 2020/06/21(日) 10 00 [返信] [引用返信] [編集] 47 放火現場を入念に調査させた結果、葛西おじさんに繋がる手掛かりを見つけたんだっけ 葛西が巧妙ってのもあるけど、20世紀末の警察とザイアスペック装備の隊員じゃあ捜査能力に差も出るか [69] 2020/06/21(日) 10 10 [返信] [引用返信] [編集] 49 本聖杯戦争初のサーヴァント同士の戦いが勃発したこの話タイトルは『復讐“鬼”』 凄まじい技量で攻撃を回避しつつ斬撃を加えるセイバーに対して全身傷だらけになりながらも憎悪と執念で全く動きが衰えないバーサーカーは人由来のサーヴァントでありながらまさに鬼そのものだった [70] 2020/06/21(日) 10 20 [返信] [引用返信] [編集] マスターの手引きによりヘリを手に入れたチョコラータ、早速虐殺を始めたか… 罰則の方が心配だったが、宝具の特性上嫌でも一般市民巻き込むから、人殺しに関しては制限は緩いみたいだな ただ葛西おじさんとちがって隠蔽工作も行わずただ殺しまくってるから確実に目付けられるなコレ… [71] 2020/06/21(日) 10 27 [返信] [引用返信] [編集] 70 当の葛西おじさんこの混乱を幸いとして脱獄囚どもの自爆テロに見せかけて初回以上の規模でビル群を燃やしまくりさらなる地獄絵図に… 「火火火……これがホントの火常事態ってな」 [72] 2020/06/21(日) 10 56 [返信] [引用返信] [編集] 68 松永「何が釣れるかと来てみたが、なるほど卿らか。少々拍子抜けではあるが、まあ良い」 現場の捜査している所にまさかの松永本人が出張ってくるとはな [73] 2020/06/21(日) 10 58 [返信] [引用返信] [編集] 美柳ちなみ出てこないなーと思ったらバーサーカーのマスターであること隠しながら 聖杯戦争の運営側として出てきたのは驚いた (霊媒の家元なので設定を生かして教会日本支部的な、キレイみたいなポジションのつもりです。無理あるなら無しで。) [74] 2020/06/21(日) 11 26 [返信] [引用返信] [編集] 70 いちおうチョコラータなりの隠蔽手段を考えているつもりだが その方法が、化学製品を扱う工場を中心にスタンド発動→工場から毒物が漏れ出したことにして自分の罪を工場を所有する企業になすりつけるという外道極まりないもの [75] 2020/06/21(日) 11 39 [返信] [引用返信] [編集] 71 これを受けてセイバー組が再び救助活動に移っていたな 前回以上の規模の火災でも可能な限り犠牲者を出さないために動かずにはいられなかった [76] 2020/06/21(日) 11 42 [返信] [引用返信] [編集] 74 ただあくまでこれ一般の目は欺けても宝具使用で関係者にはサーヴァントの仕業なのが分かったんだよね [77] 2020/06/21(日) 11 45 [返信] [引用返信] [編集] 74 世間一般には 71で脱獄囚が化学工場を狙った放火テロを起こす→火災と漏れ出した毒物であの惨事へ とそれぞれの外道行為が噛み合って上手い具合に隠蔽できていたな [78] 2020/06/21(日) 12 00 [返信] [引用返信] [編集] 75 ライダー組も宝具の龍を喚び出して豪雨を降らせて消火活動にあたってたな ただ規模が大きい能力だから隠蔽も難しく雷雲の中に龍を見たという噂が流れることに…… [79] 2020/06/21(日) 12 09 [返信] [引用返信] [編集] 78 ここでセイバー組とライダー組がかち合うんだよね ただし、セイバー側が火災の首謀者を華扇、さらにぬ~べ~の鬼の手から縁壱が彼を鬼の眷属だと誤解が重なったことによる勘違いバトルだったが [80] 2020/06/21(日) 12 29 [返信] [引用返信] [編集] 77 各陣営のこの事件に関する反応が、人間性を物語っている わかりやすく怒りと焦りを露にしていたセイバー陣営 同じく憤りを覚えつつも冷静な対処を考えるライダー陣営 思の他、派手に暴れるイカレ野郎がいることを嗤うアーチャー陣営 犠牲の数よりも事件から得られる情報という利益に腐心するランサー陣営 この虐殺には(アーチャー陣営と比べて)芸術性がないことに唾棄するキャスター陣営 流石にここまでの大量虐殺は想定外だったのか、心の中の姉が笑ってくれないことに鯖が戸惑うバーサーカー陣営 [81] 2020/06/21(日) 12 38 [返信] [引用返信] [編集] 79 最も状況的に宝具で火を消しに来たライダーが首謀者という点とマスターが腕以外は人の身体だから、本当にそうなのかという見極めもあった ライダー陣営もセイバー陣営が救出行為してたの見てたらしい [82] 2020/06/21(日) 12 40 [返信] [引用返信] [編集] 弓陣営 日常パート 松永「ばあぼん、とな?」 葛西「戦国時代にはなかった代物だろ? コイツぁ、効くぜぇ? 旦那、飲んでみるかい?」 松永「西側諸国の酒か……いただこう」 [83] 2020/06/21(日) 13 09 [返信] [引用返信] [編集] 66 高遠「動物と会話し、右手がないサーヴァントか……髪色こそ桃色だったが顔立ちはアジア系、いや日本人のそれに近かったな」 ベアト「何を一人で物々言っておるのだタカトウ?」 高遠「サーヴァントは一部の例外を除いて偉業か災厄を成した英霊、確かにそうでしたねベアトリーチェ?」 ベアト「そのはずだが……」 高遠「ひょっとすれば日本の過去の文献や神話を漁れば、ライダーの正体にたどり着けるかもしれない」 ベアト「なるほど……これは予測だが彼奴は仙人になる前は『別の何か』だった可能性もある。 そこを留意して家具たちにも手伝わせよう」 高遠「文献上では男でも、実は女だったというケースもあるかもしれませんね。そこも気をつけてさせてください」 ベアト「……実際に古い歴史や真実を見てきた存在など一握りであることが多い、悪意や解釈次第でいくらでも捻じ曲げられるからな」 [84] 2020/06/21(日) 13 33 [返信] [引用返信] [編集] 83 本来ならライダーの動物会話を拝む前に動物たちに怪しい人影を捉えられて尾行がバレていたのかもしれない しかし、七姉妹が杭の姿で偵察していたのが功を成し、動物たちは対物認識が弱かったためバレずにすんだ (age過ぎならなしで) [85] 2020/06/21(日) 13 59 [返信] [引用返信] [編集] 杭の姿でふよふよ移動できんの...?(純粋に疑問) [86] 2020/06/21(日) 14 06 [返信] [引用返信] [編集] あーうんやっぱり無理あるし、無くてもいい話だから 84はなしにします、失礼しました [87] 2020/06/21(日) 14 31 [返信] [引用返信] [編集] 72 隊員達と松永の戦闘 バトルレイダーに変身できるとはいえ相手が悪く、まとめて爆殺されたな [88] 2020/06/21(日) 15 19 [返信] [引用返信] [編集] 87 1000%側も三好三人衆の2人(槍)をクラッシングバッファローで撃破して殺り返してるね ただ、こいつらの特性上、一人でも生き残っていれば次の日に補充されるのがなんとも [89] 2020/06/21(日) 15 34 [返信] [引用返信] [編集] 87 爆殺した後に残ったZAIAスペックとライザーの残骸を拾った松永 物自体は使い物にならないが、何かのヒントになるかもしれないと言って回収する [90] 2020/06/21(日) 15 42 [返信] [引用返信] [編集] 78 戦略的には愚かな行為なんだけど主従の信頼関係が強くなったのは唯一の救いか 華扇「……正気ですか? あの子を喚べば確かに消火は出来る。けれど目立ち過ぎるし、貴方の霊力にも少なくない負担がかかるのに」 鵺野「俺のために宝具の使用を控えてくれていた君には申し訳ないが、あの火災がサーヴァントの仕業であろうとなかろうと見過ごすなんて俺にはできない! ……頼む、使ってくれ」 華扇「そこまで言うならしょうがないけど、その前に一つだけ。 貴方は何故ここまで他人のために尽くす? それも見返りすら求めずに」 鵺野「母さんが死ぬ間際、俺に遺した言葉がある。『人間バカになって人を救え』ってな。 そして同じ霊能力者として絶対に負けたくない男がいるんだが、そいつと同じ道を歩みたくない。まあ、つまらない意地さ。 ……すまないな、こんな馬鹿な男がマスターで」 華扇「成程……でもそんな貴方になら全て話せる。私の過去も、右腕のことも」 鵺野「何?」 華扇「話は後で。今は消火に専念します。 ──来なさい、『華狭間を昇る水龍』!」 [91] 2020/06/21(日) 15 56 [返信] [引用返信] [編集] 剣組 救援活動、鬼の気配がするライダー組を見極めるために交戦 弓組 ビル火災現場で松永が槍組の隊員を襲撃、葛西は工場火災を様子見? 槍組 隊員は松永の攻撃で損害、主従は事件を利用して情報収集に専念 騎組 宝具で消火活動、剣組に首謀者と誤解されて交戦 術組 工場災害には関与せず、ライダーの正体解明に専念中? 殺組 元凶、上空のヘリから様子見? 狂組 詳細不明 [92] 2020/06/21(日) 15 56 [返信] [引用返信] [編集] 91 ごめん、記入ミス とりあえず 70前後、工場災害辺りにおける各陣営の動き(仮) [93] 2020/06/21(日) 16 08 [返信] [引用返信] [編集] 88 79 切嗣「放火の現場に向かわせた隊員は全滅したか…」 天津「ですがザイアスペックを通じて敵サーヴァントとの戦闘データはこちらに送られています。加えて彼らは魔力さえあれば幾らでも替えが効く、問題はないでしょう」 切嗣「そうか。他の地域に向かわせた隊員から連絡はあったか?」 天津「それなら…今連絡がありました。どうやらサーヴァント同士の戦闘が始まったようだ」 序盤はこいつら情報収集に徹してたな [94] 2020/06/21(日) 16 13 [返信] [引用返信] [編集] 93 堅実というか、調子に乗りやすい1000%をケリィが上手く制御してた感じだな 性格面では相性悪いが、鱒鯖としての性能に関しては意外とお互い評価してたし [95] 2020/06/21(日) 16 22 [返信] [引用返信] [編集] 73の設定をそのまま採用せず、次のように改変してみる こっちもやり過ぎならナシでいいです 美柳ちなみは霊媒の名家生まれだから聖堂教会東京支部でもそれなりの地位にいる ただし聖杯戦争の監督は本部から派遣された別部署が担当しているため、支部には情報が共有されず事後処理を任されている状態 なので美柳ちなみはなんとか聖杯戦争の情報を得られないか画策している模様 [96] 2020/06/21(日) 16 34 [返信] [引用返信] [編集] 眼下の阿鼻叫喚に満ち足りた表情を浮かべるチョコラータ だが、何処からともなく投げ放たれた鉄骨がヘリに刺さり撃墜されてしまう その犯人は狂戦士、狂化された尋常ならざる筋力で投擲したようだ 余談だが、ジョジョでもパワー型スタンドだったら同じような事をやっていただろうね ブチャラティ組にそんなのがいなかったから、そんな荒業をチョコラータは警戒できなかった [97] 2020/06/21(日) 16 49 [返信] [引用返信] [編集] 96 で、上半身と下半身が分かれてチョコ先生死亡……かと思いきや、原作でもあった自己解体で上半身だけになって窮地を脱していた 激昂したチョコ先生自体は継戦しようとしたが、ここで宮田が令呪を使って強制的に撤退させる 宮田的には他の鯖の手の内を事前に配置したカメラを通して見れることと、アサシンが死亡したと偽装させて他の陣営の油断を誘い、戦力を温存させるためである なお、宮田は拠点に返ったチョコ先生に、次に調子に乗ったら令呪使って自害を命じるから計画にない殺人は我慢しろと命じたそうな [98] 2020/06/21(日) 16 53 [返信] [引用返信] [編集] 93 その情報とは別に、工場大災害が発生する前にその方角へ飛んでいくヘリがあったという情報を入手していたよな ケリィの事だから、それも怪しんでヘリの身元調査も並列してやっていたようだ [99] 2020/06/21(日) 17 14 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組とライダー組、少しバトったら地力の差でセイバー側が押してたんだけど、すぐに戦闘をやめて別れたな。 細かい情報交換とかはしなかったけど、お互いに少なくとも火事とかの首謀者ではないとわかり、 行いから無意味な虐殺等を行うタイプではないと感じたようだ。 [100] 2020/06/21(日) 17 17 [返信] [引用返信] [編集] 79 99 ライダーvsセイバーの戦いを七姉妹の四女、怠惰のベルフェゴールが離れた場所から観戦していたな ライダー達の尾行を継続していた彼女は二人の消火活動やセイバー達との激突を確認し、その内容を念話で主人に報告 そしてキャスター陣営は、次のゲームにセイバー陣営を誘う事を画策することに [101] 2020/06/21(日) 18 39 [返信] [引用返信] [編集] 99 僅かな戦闘描写でも史上最強の鬼狩りとしての規格外さを見せ付ける縁壱まじやばい 縁壱「成程な(戦意はあっても殺意はない。やはりこの火攻めはこの者たちの仕業ではない)」 華扇「ぐっ…(なんて剣捌き!剣士は二百年掛ければ時を斬れる様になると云われてるけどこのセイバーはまさにその域にある! それに相対してるだけで体がひりつくようなこの感覚はまさか…)」 ※縁壱さんは八十代で天寿を全うしてます。 [102] 2020/06/21(日) 18 46 [返信] [引用返信] [編集] 99 ライダー側も戸惑いながらの戦闘だったから十全じゃなかったけど、セイバー側も見極め重視だったから宝具なしの手加減モードだったという [103] 2020/06/21(日) 19 03 [返信] [引用返信] [編集] 95 教会本部とちなみが協力関係にないのは本来教会がマスターとしようとしていた人物が不慮の事故で亡くなり 行方不明ということになっているバーサーカーの遺物をちなみがこっそり盗んでいたからか [104] 2020/06/21(日) 19 34 [返信] [引用返信] [編集] ちなみがやたらキャスター組に有利に動いてると思ったら 3気づいたらキャスターの魔導書と、かりそめの社会的立場がある状態で元の記憶を取り戻し 過去にトリックで負けた経験から呼び出されるであろうキャスターの能力を予想、嫌悪、疑問視して バーサーカーの触媒を不慮の事故に見せ掛けて奪って手に入れた時点で裏社会に流して 4のようになってたのか。 だからキャスターの真名も知ってるし適当な一般人(非魔術師とか)に流してせいぜい潰せ合わせる算段だったと。 ただ持ち主がここまでやべーやつになる可能性までは読めてなかったみたいだし足元を掬われるかな...? [105] 2020/06/21(日) 19 46 [返信] [引用返信] [編集] たしかに「オカルト」「トリック」で共通点あるよね [106] 2020/06/21(日) 19 48 [返信] [引用返信] [編集] 96 この後に小手調べも兼ねて縁は縁壱・華扇とも喧嘩を吹っ掛けるんだよね セイバー陣営とライダー陣営が手を組みそうだから危険視したというのもある [107] 2020/06/21(日) 20 22 [返信] [引用返信] [編集] 一輝にチャリンチャリンチャリンと公衆電話をかけるぬーべーのシーンには時代を感じる [108] 2020/06/21(日) 20 45 [返信] [引用返信] [編集] 106 新手の出現に消耗少なくない華扇がすぐにぬ~べ〜抱えて屋外へ空飛んで離脱したから、追えなくなった縁は縁壱たちにターゲットを絞ったんだよな 元々縁も狂化がかかってなおトラウマのせいで、(見た目は)若い女性の華扇を斬れなかったから見逃さざるを得なかった それでもセイバー組とライダー組を分断して同盟阻止という最低限の目標は達成できたが [109] 2020/06/21(日) 20 51 [返信] [引用返信] [編集] この聖杯戦争の開始時期は7月の上旬か。 [110] 2020/06/21(日) 20 57 [返信] [引用返信] [編集] ケリィは1000%は必要以上に調子に乗ったりペースを乱させると弱い、ケイネスに近いタイプと見抜いていたせいか、うまいこと音頭を取ってビジネスライクのパートナーにはなっていたな 1000%も(必要にならない限り)関係ない民間人の巻き添えは嫌うし、こいつも利己的になりに理想のためなら自身の犠牲にするタイプだから 実はこの二人、アルトリアより相性がいいかもしれない [111] 2020/06/21(日) 21 02 [返信] [引用返信] [編集] 107 スマホはおろか携帯電話の普及さえまだまだ先な時代だからね [112] 2020/06/21(日) 21 07 [返信] [引用返信] [編集] 108 後々バーサーカーの抱えるトラウマの件を知ったちなみは令呪で『女も容赦なく切り殺せ』と非情の命令を下すことに [113] 2020/06/21(日) 21 12 [返信] [引用返信] [編集] 109 ノストラダムスの大予言で騒がれた時期だよね 恐怖の大王アンゴルモアって奴 [114] 2020/06/21(日) 21 21 [返信] [引用返信] [編集] ちなみ、素知らぬ顔してアサシン組に聖堂教会としてやり過ぎだと警告に行った(本当は領分外の行為だが詳しくない主従は気付かない)ついでに他の主従の居場所のヒントをわざと与えるとはしたたかだな [115] 2020/06/21(日) 21 24 [返信] [引用返信] [編集] 110 ケリィ自身もどこぞの英雄様と一緒に戦うよりは、ストレスも溜まらないし扱いやすくて良いと考えてたしな [116] 2020/06/21(日) 21 32 [返信] [引用返信] [編集] 114 順番的にはチョコラータの計画にない大虐殺に宮田が三回しか使えない貴重な令呪を使用してしまうか考えあぐねたところをちなみが拠点の病院にやって来て警告→このままじゃ鯖どころか自分の首まで飛びかねないと思い、令呪を使って強制撤退させたんだよね [117] 2020/06/21(日) 21 33 [返信] [引用返信] [編集] 114 ただ逆にヒントを与えた思惑はなんだと疑念も抱かれてたな [118] 2020/06/21(日) 21 43 [返信] [引用返信] [編集] 117 宮田はちなみからは「不要な大量殺戮によって組織の隠蔽力の限界を越えられるぐらいなら、さっさとマスターとサーヴァントとだけ殺して聖杯戦争を終わらせろ(意訳)」と伝えられてるが、キナ臭さは感じつつ、その場では深く詮索しなかった ちなみがどれだけの力を持ってるか予測できなかったし(実は宮田一人の身体能力で十分殺れるので、ちなみ的にもこれは賭けだった) [119] 2020/06/21(日) 22 03 [返信] [引用返信] [編集] キャスターが魔力を得る手段にしてる殺害現場は無限の魔法で毎日何回も同じ殺人事件が繰り返されてるの考えてみればシュール。 (ちなみに外部とは隔絶して異界と化してるので天候に関わるトリックや郵便などがトリックに使われてても問題ない) [120] 2020/06/21(日) 22 07 [返信] [引用返信] [編集] 隔絶しているというのは入れなくなるという意味ではなく(迷い込んだらずば抜けた推理力がない限りほぼ確実に行方不明になる) 陣地の外の状況に影響されずきちんと事件が起こるし必要な舞台装置はその時だけ魔力で整えられる [121] 2020/06/21(日) 22 14 [返信] [引用返信] [編集] 迷い込んだらずば抜けた推理力がない限りほぼ確実に行方不明になる (失礼この部分は無しで解釈を盛りすぎた) [122] 2020/06/21(日) 22 22 [返信] [引用返信] [編集] 葛西「さて、おじさんもそろそろ本腰入れますか」 葛西「今まではビルをただ燃やすだけだったが、今度からはビルを一瞬で同時に燃やし、倒壊させて『火』の文字を書いていくか。いやいっそのこと『炎』にするか?」 松永「そちらは上々のようだな、主よ」 葛西「旦那か、その様子だとそろそろ観光は終わりにするのかい?」 松永「少しばかりアテも見つけたところだ。東照の築き上げた都も一通り見させてもらった。そろそろこの戦争に招かれた者たちを見て回りたいと思ってね」 松永「無論、卿の欲望も共に見させてもらう。何、今の私は卿の従者だ、何かあればすぐに呼ぶといい」 葛西「火火火、旦那みたいなのを従者として扱おうなんて、俺にそんな肝の太さはねえよ」 葛西「英霊相手に言うのもおかしいんだが、まあ精々お互い長生きしようや」 [123] 2020/06/21(日) 22 39 [返信] [引用返信] [編集] キャスターの本拠地は奥多摩だけど他の主従とどう絡んでいくかな 招待状でも出すのかな [124] 2020/06/21(日) 22 54 [返信] [引用返信] [編集] さっそく意気揚々と放火の準備に取り掛かる筈がZAIAの隊員達に燃料などを隠してた場所を張られてましたね...流石の調査能力だ [125] 2020/06/21(日) 23 00 [返信] [引用返信] [編集] 124 松永の方もレイドライザーやザイアスペックの残骸から槍陣営に迫りつつあったし、あの辺は読んでてハラハラしたな [126] 2020/06/21(日) 23 05 [返信] [引用返信] [編集] その直後に切嗣の狙撃をマスターもどこかで見てるという予測と直感でギリギリで回避して物陰に身を隠しながら移動していたな [127] 2020/06/21(日) 23 21 [返信] [引用返信] [編集] 118 これでアサシンとキャスターが同盟を結ぶことになるとはな バーサーカーのトラウマを知って、泳がすつもりだったキャスターとの戦いも不利益だと感じて (何度もライダーやキャスターと戦って霊呪の効果が薄れることを懸念) キャスターのクラスや位置まで匂わせたから キャスター組もアサシン組もこいつ怪しい、実はマスターの一人では?との疑念が深まって逆に騙し返せないか?と考えるように。 [128] 2020/06/22(月) 00 35 [返信] [引用返信] [編集] 113 どうやらこの東京、というか世界はノストラダムスの予言が聖典となり500年程度で十字教を押しのけて世界宗教となってる異文帯らしいことがニュースとかで示唆されてるな [129] 2020/06/22(月) 00 54 [返信] [引用返信] [編集] 縁壱・一輝と縁戦で思い出したけど 縁がさっきまでカビまるけにされた負傷によっていつでも殺せた華扇を、令呪で強制されるまではトドメを刺さなかったところからして女子供には手を出さないそれなりの良識がある奴なのでは? とセイバー側が勝手に誤解してましたね... [130] 2020/06/22(月) 01 10 [返信] [引用返信] [編集] 128 俺たちの世界とちょっと違うのはアンゴルモアが恐怖の大王ではなく、偉大なる王と吹聴されてたんだよね 予言を知らない過去や未来に生きてた鯖鱒はともかく 与太話程度でも聞いたことはあるケリィ、1000%、高遠、葛西、ぬ~べ~、ちなみ、宮田、チョコ先生から見ると違和感バリバリだった [131] 2020/06/22(月) 01 28 [返信] [引用返信] [編集] 終末ムードで変なテンションになってるのか葛西が 124で放火を諦めたタイミングで街で煙が黙々上がってて 電気屋のテレビ見たら笑顔の市民が「僕も家燃やしてみました!」「我が社も工場を爆破しました!月末には社宅も燃やします!」とインタビュー受けててポカーンってなったな [132] 2020/06/22(月) 01 35 [返信] [引用返信] [編集] ぬーべーが一学期の終業式が終わって夏休みに入っても教師の仕事はあると思って翌日に学校行ったら 生徒が校舎燃やしてて校長や同僚も笑って見ているのは急に異質な感じが溢れてきたと感じた [133] 2020/06/22(月) 03 41 [返信] [引用返信] [編集] 131 ランサー陣営とキャスター陣営が深読みし過ぎて宝具によるミーム汚染攻撃を受けていると勘違いしたのはホント草 [134] 2020/06/22(月) 04 24 [返信] [引用返信] [編集] この異聞帯はまるで仏教の末法思想みたいだな 悟り人が現れる「正法」、外見だけを整える「像法」、人も世も最悪になる「末法」という順序でも踏んだのだろうか? [135] 2020/06/22(月) 05 04 [返信] [引用返信] [編集] 127 キャスター陣営とアサシン陣営が同盟結んだけど剣呑な関係だったな 80で示唆されているようにひたすら被害者が苦しむ絶望の表情が見たいだけのチョコ先生と独特の美学を有する高遠たちはお互い相手のことを内心で唾棄し合っていた [136] 2020/06/22(月) 05 45 [返信] [引用返信] [編集] ちょっと現在の状況をまとめてみた 剣組→救助活動のさなか乱入してきたバーサーカーと二度目の戦闘 弓組→三度目の放火をしようとするも槍組に嗅ぎつけられて失敗 槍組→弓組の放火を阻止する。しかし相手もこちら側の情報を得て迫りつつある 騎組→消火活動後、セイバー及びバーサーカーとの戦闘の消耗により離脱撤退 術組→アサシン陣営と同盟締結。次のターゲットはセイバー陣営にする予定 殺組→キャスター陣営と同盟締結。ちなみがマスターの一人ではないかと疑っている 狂組→マスターは自分の立場を利用して他の主従が潰し合うように働きかける。サーヴァントはセイバー組と二度目の戦闘。後にトラウマを無視する令呪をかけられる 舞台全体→ノストラダムスの予言が聖典となった異聞帯。聖杯戦争の開催時期は世紀末の七月であり終末思想が蔓延り人々がヒャッハーしつつある [137] 2020/06/22(月) 06 46 [返信] [引用返信] [編集] 127 奥多摩での同盟交渉の一幕 チョコ「おやおやぁ?そちらはマスターも同席かね?これはまた随分と舐められたものだねぇ」 ベアト「そう強がるなゴミカス。妾の領域内で変な気を起こすなよ、さすればすぐにカビの生えたシャムウェイサンドにしてゴミ箱に棄ててやるぞ」 チョコ「…このクソアマがぁッ!いっそうこの場でテメーを解体してやろうか!」 仮面男「まぁまぁ二人とも、落ち着いて。今は話し合いの場です。キャスター、アサシンが気配を出したまま我々の前に姿を現したのだから、ここは一定の信頼として話を聞こうではないか」 ベアト「…チッ、わかったわかった。さっきは挑発して悪かったよ」 チョコ「…あぁすまん、こちらも少し頭に血が上ってしまったよ。とにかく、話し合おうじゃないか」 [138] 2020/06/22(月) 07 44 [返信] [引用返信] [編集] なんとか拠点(という名のボロアパート)に撤退できたライダーたち 休息もそこそこに大事な話があるという華扇はおもむろにシニヨンキャップを外した 一連の戦いを経てぬーべーを霊夢と同じく信頼できる人間だと判断した華扇は 90で約束した通りついに自分の正体について包み隠さず話し始めたな [139] 2020/06/22(月) 08 29 [返信] [引用返信] [編集] (ノストラダムスの予言について参考になりそう)https //ja.m.wikisource.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7... [140] 2020/06/22(月) 10 27 [返信] [引用返信] [編集] 縁壱vs縁の二度目の対決は、連戦による消耗と狂化による燃費の悪さで両者ともに戦闘困難となり、またもや決着ならず両方撤退 その後、セイバー組は科学工場から少し離れた森林で休憩した後に、1羽の黄金蝶を目撃してその後を追う やがて五つの蔵が並んだ開けた場所に辿り着く。一つの蔵には規制線の黄色い帯と、開かれた扉の中に派手な衣装を纏った少女がいた 明らかに怪しく、その女と蝶が蔵の中へと消えたので二人も突入する それは罠だった。閉じる扉、蝶が魔女へと変化し、従者一人が頭を垂れる。 そして今から始まるは第二のゲーム。『彩飾の幻想殺人』で再現される神話再現。 ここはウィスキーの蒸留所。10年毎に蔵一つを解禁し、40年物シングル・モルトの蔵開きがつい先日行われた。 だが、解放時期まで厳重封印された蔵の中で蒸留所関係者一人の遺体が見つかる。 10年前にも同じような事件がある曰く付きの酒蔵、この地で噂される「スコッチの神」の仕業なのか。 (このトリックの出典は「小説版相棒 杉下右京の事件簿 霧と樽」より) (問題があればこの出題を取り消します) [141] 2020/06/22(月) 10 55 [返信] [引用返信] [編集] 134 この大予言の浸透度はかなりのもので善人でも悪人でも「アンゴルモア降臨の時はみんな死ぬ」→「だからその日が来たら滅びをすっぱり受け入れよう」って感じで 違いは善人は「滅亡まで一生懸命・他人に迷惑かけずに生きよう」か「どうせ滅亡するのだから自分優先でヒャッハーしよう」ぐらいで、滅亡回避自体には誰も動こうとはしない [142] 2020/06/22(月) 11 46 [返信] [引用返信] [編集] 若者(暴徒)のノリについていけない葛西おじさん [143] 2020/06/22(月) 12 17 [返信] [引用返信] [編集] 暴徒を見た葛西は電子ドラッグで箍が外れた連中に似てると感じてたな あるいはシックスの信奉者のようだと [144] 2020/06/22(月) 12 18 [返信] [引用返信] [編集] この異常な舞台にさすがのチョコラータも不安を覚えていたな …都民に投げやりになられたら絶望の表情を拝めなくなるんじゃないかという不安を [145] 2020/06/22(月) 12 38 [返信] [引用返信] [編集] 140 この難題にはセイバー達も手も足も出ず、「赤き真実」や罵倒を浴びせていたベアトも流石につまらいと感じる。 そこでゲームマスターは趣向を凝らす。 黒鉄一輝と七姉妹の長女・ルシファーが決闘し、勝利したらヒントを与える、と。 「当然だが、この決闘に手を出すなよ、セイバー。出した瞬間、このゲームは貴様らの負けだ」 「あぁそれと、このヒントはレイズだと思え。例えヒントを得てもこのゲームで妾を言い負かせられぬ敗北者には、より重い罰を与えなければ、なぁぁぁあぁぁぁッ!!!!!」 [146] 2020/06/22(月) 12 52 [返信] [引用返信] [編集] そういえばセイバー組とキャスター組の賭けの内容はなんだっけ [147] 2020/06/22(月) 13 41 [返信] [引用返信] [編集] セイバーが負けたら「招待状を受け取り、いかなる場合でも呼んだら2時間以内に自陣に馳せ参じること」 勝ったら「キャスターの霊呪1画の譲渡と東京内の陣地を1箇所教える」 しかしヒントを貰って負けたら「ライダーのサーヴァントを48時間以内に討つこと」も契約に加わる(一応、他の要因によって脱落した場合も遂行達成とみなされる) [148] 2020/06/22(月) 15 42 [返信] [引用返信] [編集] 145 ヒントを賭けた勝負だが、一輝vsルシファーという対戦カードをみた読み手が「ルシ姉ェ…」だったのは草 いやいや、ルシファーも一輝相手に善戦していたけど、ここぞとうい場面での一刀修羅でマジ状態になった一輝にボロ負けっすよ… ちなみにキャスターも長女の癖に七姉妹最弱とは分かっていたし、負けたら負けたでルシファーを罵倒するサディストっぷりだし それでも他の姉妹に罵られずに済んだのは不幸中の幸いだね良かったね(棒) それは兎も角、セイバー組が獲得したヒントは次のとおりだった [149] 2020/06/22(月) 15 45 [返信] [引用返信] [編集] 「この密室は単独では構築できない。二人が協力しなければ構築できない」 [150] 2020/06/22(月) 16 30 [返信] [引用返信] [編集] 149を訂正 「この密室は単独では構築できない。協力があって初めてこの密室を構築できる」 [151] 2020/06/22(月) 17 38 [返信] [引用返信] [編集] 150のヒントを得たセイバー組だが、逆にそれが認識を誤り視野を狭めてしまった どうやれば共犯で蔵を封印できるのか、その点ばかりに集中してしまい、思い浮かんだ数々のアイディアも悉く「赤き真実」で否定されてしまった そして足掻ききること叶わず、思考停止と時間切れにより魔女に敗北してしまった (うみねこ原作では推理時間というものはないが、延々と無駄に考えられても当事者・メタ的に困るので時間設定ありにした) (ただし結界宝具内の時空は歪んでいるので、実際には膨大な考察時間が用意されている) (この密室殺人の真相はネタバレ防止のため詳細を伏せるが、実は蔵自体を動かすというトリックを使っている。興味のある方は小説を読んでみてね) [152] 2020/06/22(月) 18 07 [返信] [引用返信] [編集] セイバー応援してた読み手の阿鼻叫喚の感想が多かったw [153] 2020/06/22(月) 18 10 [返信] [引用返信] [編集] キャスター、強い! [154] 2020/06/22(月) 18 14 [返信] [引用返信] [編集] 突然ですが、企画主です。 明日以降の【中盤語り】についてルール変更します。 明日6/23(火)から参加者の脱落を解禁します。 黒幕の顔出しをナシにします。 代わりに、黒幕を匂わせる情報・噂などを出すのはOKにします。 ただし、選出される黒幕によっては採用されない情報・噂などもあるため、あまり物語に絡め過ぎないように注意してください。 6/25(木)以降、黒幕候補の名前を此処に挙げてください。 そして、【黒幕候補の出典は不問】とします。つまり、聖杯戦争参加者の出典以外からの作品から出してもいいです。 もし黒幕候補の詳細情報を掲示したい場合は、避難所の「チーム戦妄想ロワをやるスレ」に挙げてください。 6/26(金)の【0時~20時】に黒幕投票を行います。 投票結果次第で企画主が黒幕を決めます。 投票は【20時】までです。大事な事なので(ry 6/27(土)より黒幕登場(直接戦闘なども込み)を解禁します。 避難所などに黒幕候補が来なかったのと、序盤語りでの舞台設定を甘味して、相応しい黒幕が登場しやすいように窓口を広げてみました。 上記ルール変更についてご意見がありましたら「会議所」にあげてください。 [155] 2020/06/22(月) 18 19 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組、キャスターの宝具とはやはり相性が悪かったか… [156] 2020/06/22(月) 18 22 [返信] [引用返信] [編集] 真っ向勝負なら最強クラスだけど相手はそういう土俵にいないからな… [157] 2020/06/22(月) 18 24 [返信] [引用返信] [編集] 葛西「アーチャーの旦那から話は聞いてたが、ここまで早く見つけてくるとはな。あそこに関しては諦めるしかねえな」 葛西「今回は退いてやるが、だからと言って止めるつもりはねえ。俺を追い詰められるほどの熱量をあいつらからは感じない」 葛西「いいぜ、火がついた。その程度で俺を止められると思ってるならその認識を改めさせてやるよ」 葛西がここに来て槍陣営にターゲットを固定 松永の方も大体当たりをつけたということで、主従揃って槍陣営に殴りこみをかけることになった [158] 2020/06/22(月) 18 25 [返信] [引用返信] [編集] 知恵比べに負けたセイバー組は止む無く、ライダー組を討たねばならないことになったわけか 華扇もぬ~べ~も善人だったから、討ちたくないと思う一方 いずれは戦わなくてはいつまで経っても聖杯戦争は終わらないし、一輝は未来に帰ることもできない…… [159] 2020/06/22(月) 18 27 [返信] [引用返信] [編集] 154 (黒幕は多少のオリジナル設定をひっさげた版権キャラでも良いですか?) [160] 2020/06/22(月) 18 27 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組にとってマシだったのはライダーのサーヴァントだけでマスターについては特に言及されてなかったことくらいかな [161] 2020/06/22(月) 18 38 [返信] [引用返信] [編集] 159 いいですよ、そこら辺の詳細は避難所にて、こっちで名乗る場合は名前と共に簡素に書いてね [162] 2020/06/22(月) 18 39 [返信] [引用返信] [編集] 後の決闘の申し出、そして化学工場での勘違いバトルでのお詫びも兼ねて 街でバッタリであったライダー陣営にセイバー陣営が日雇いのバイトで貯めたお金で寿司とケーキを奢る回とかあったな 極貧生活でなかなか食べられない贅沢な飯と甘味にぬ~べ~と華扇ちゃんが涎垂らして目を輝かせていたのは草 [163] 2020/06/22(月) 18 42 [返信] [引用返信] [編集] 160 ルール的にもマスターは最悪、棄権させれば殺す必要はないからねえ [164] 2020/06/22(月) 18 47 [返信] [引用返信] [編集] 138 ぬ~べ~は紆余曲折経て鬼でありながら善行の仙人になった 華扇を見て 左手に宿した覇鬼とももしかすると和解できるのでは? なんて考えたりも [165] 2020/06/22(月) 18 50 [返信] [引用返信] [編集] 縁は縁壱を見て雰囲気が抜刀斎に似ているから一方的に気に入らないって感じだったな [166] 2020/06/22(月) 18 59 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータがキャスター陣地に出向しているその頃 宮田は誰もいない橋の下にてバーサーカーもといマスターと未だに別行中の縁と接触していた 「何しにきた?死にきたのか?」と尋ねる縁だったが 宮田は遠くからポケベルを投げて対話をする 「一つ聞かせてくれ……マスターとサーヴァントの契約を交換する方法をあるのか? もしあるなら、アサシンよりおまえと組みたい」 「誰かにやられたのかところどころ骨折もしているな。 マスターと連絡せず、殺さないと約束するなら 適切な処置をしてやれるぞ」 [167] 2020/06/22(月) 19 03 [返信] [引用返信] [編集] 162 食事を共にして一通りの情報交換を終えた後、キャスターとの契約を告げて明日の決闘を申し込んだな。 (他の陣営の動きや逃げ隠れる、という選択肢も与えたうえで明日の日暮れから仕掛けると宣言。) すぐにセイバー達を信じたぬーべーにも正直すぎるセイバーにもライダーはちょっと呆れていたな (もちろんこれはライダー組を「話せばわかる相手」だと判断したからこその申し出) [168] 2020/06/22(月) 19 05 [返信] [引用返信] [編集] 157 切嗣「こちらの拠点がバレたようだが、好都合だ。 今夜中にアーチャーの陣営には消えてもらう」 天津「マスター、迎撃の準備はばっちりですよ、1000%戦えます」 切嗣「よし、当初の予定通り君はサーヴァントを、僕はマスターを狙撃で仕留める、“1000%”確実にな」 [169] 2020/06/22(月) 19 05 [返信] [引用返信] [編集] 166 縁はバーサーカーだから会話不可能だよ [170] 2020/06/22(月) 19 06 [返信] [引用返信] [編集] 166 聖杯戦争のプロフィールだと、狂化で会話不可能になっているよ [171] 2020/06/22(月) 19 07 [返信] [引用返信] [編集] ベアトリーチェの罠にセイバーが掛かったのが夜明け頃 その日の夕方にライダーと食事 そして翌日の日暮れから戦うと宣言 皮肉なことにかつて倒してきた鬼のように日が登る前にセイバーはライダーを倒さなければならない [172] 2020/06/22(月) 19 15 [返信] [引用返信] [編集] チョコ先生は少なくともセイバー・ライダー・アーチャー・ランサー陣営は死んだと思われているのを利用して 仮面の男(高遠)から「期待外れだった」脱獄囚を一人「いただいて」、剥がした皮膚を自分に移植して顔を整形・姿を偽装したね あと、脱獄囚を無償でくれたことにチョコ先生は高遠にセッコの如く「よしよしよし(ry」したのだが 高遠は露骨に嫌がってた様子 [173] 2020/06/22(月) 19 16 [返信] [引用返信] [編集] 169 (おうふ、忘れてた。 166はなかったことにしてください) [174] 2020/06/22(月) 19 25 [返信] [引用返信] [編集] キャスターとアサシンの激突が思わぬ結果になり焦ったちなみ、制裁として居残りしているアサシンのマスター・宮田にバーサーカーを差し向ける だが、宮田は地下施設に隠れていて、その上層階は沢山の犠牲者をカビ苗床にした腐海を形成していたから、迂闊に手を出せない 一方、宮田は敵襲の知らせを念話でアサシンに伝えるが もしかしてアサシン、マスターの鞍替えとか考えていない? [175] 2020/06/22(月) 19 30 [返信] [引用返信] [編集] 一体どの陣営が最初に脱落するんだろうか… [176] 2020/06/22(月) 19 33 [返信] [引用返信] [編集] ちなみ、倉院の里の支持者から七支刀を送らせていたのか。 ゲームでは凶器だったけどこの世界ではそこそこの霊装らしい。 [177] 2020/06/22(月) 19 34 [返信] [引用返信] [編集] 138 外されたキャップから現れたものは小さくとも確かに鬼の象徴である二本角 目を見開くぬ~べ〜をよそに華扇は語り始める 華扇が“華仙”として歩む前、奸佞邪智の鬼としての暴虐の日々。右腕を断たれこれまでの生き方を捨てざるを得なくなったこと。そして幻想の郷での鬼の自分との決別 全て話し終えた華扇はさながら『先生』に叱られる『生徒』のごとくばつが悪い顔でぬ~べ〜から視線を反らした 彼が鬼の力を悪用するような人間ではないことは短くともこれまでの付き合いでよく分かっていたが、鬼の手を得るまでの経緯から分かる通り、鬼はぬ~べ〜にとって恩師を苦しめる不倶戴天の敵といっても過言ではない存在である 令呪による自由意志の束縛も覚悟していた華扇にぬ~べ〜は真剣な、しかし安堵の色を浮かばせた表情で語りかけた 「…薄々君が鬼であることを隠しているのに気がついてはいた。だが、こちらからそのことを問うより先に、君の方から本当のことを話してくれて嬉しく思う」 かつて自身の命を狙った妖怪達とも良き関係を築けているぬ~べ〜が、今更華扇が鬼であったことを知った程度で失望なんてするはずがなかった [178] 2020/06/22(月) 19 37 [返信] [引用返信] [編集] 171 このことが語られたSSのタイトルは『鬼ごっこ』だったな 最も種族的には追う側が人で追われる側が鬼だが [179] 2020/06/22(月) 19 41 [返信] [引用返信] [編集] 師弟関係とも言えるセイバー陣営、兄妹のようなライダー陣営 悪友的なアーチャー陣営、波長が噛み合っているキャスター陣営 最初は期待してなかったけど実は好相性だったランサー陣営 他が仲が良いせいか、アサシンとバーサーカー陣営の不仲っぷりが目立つなあ… [180] 2020/06/22(月) 19 58 [返信] [引用返信] [編集] ケリィは1000%の資金力をフルに活用し裏ルートで武器弾薬を入手し、本人もレイドライザーを装備してたな 狙撃タイプのスカウティングパンダは相性が良かった [181] 2020/06/22(月) 20 11 [返信] [引用返信] [編集] 松永と葛西、それぞれの手腕でどっちがより多くの相手と拠点を燃やせるかを競い合うことになったんだが、それ絶対ロクでもないことになるやつですよね? [182] 2020/06/22(月) 20 16 [返信] [引用返信] [編集] 179 アサシン組はお互い利用し合う関係だったが、チョコ先生が囚人のみならず一般人まで虐殺する行動に出たせいで宮田に不信感を抱かせてしまい バーサーカーはちなみが縁を完全に道具としか見ていないせいで暴走寸前 それぞれマスターとサーヴァントに問題があってたなぁ [183] 2020/06/22(月) 20 20 [返信] [引用返信] [編集] 167 ライダー組もセイバー対策に頭を悩ませていたな 本能的に敵が最上級の鬼殺しであることに気がついていたライダーは逸話の関係上自分が不利、特に接近戦では殆ど勝算がないことを悟っていた …実際の所ライダーが直接あるいは宝具を使ってタイムリミットまで空を飛び続けるだけで、飛行手段の持たないセイバー組は追いつけなくて詰むんだけどここまで義理立てしてくれたセイバー達にそんな勝ち方していいのかとお人好しなぬ~べ〜は義理と人情の板挟みに陥っていた [184] 2020/06/22(月) 20 40 [返信] [引用返信] [編集] 本格的な戦争に入る前にとある主従の日常風景を一つ チョコ「フフフ、初めてにしては中々よく撮れてるじゃないかッ!もちろんセッコの奴には劣るが撮影の才能があるんじゃあないか?ミヤタ」 宮田「……(ゲンナリ」 チョコラータ先生と宮田先生の楽しい楽しいビデオ鑑賞会(棒) [185] 2020/06/22(月) 20 53 [返信] [引用返信] [編集] 174 念話をするもアサシンからの応答なし バーサーカーが暴れた結果、火災スイッチでも推したのかサイレンが鳴り響いてうるさく しかも地下施設は完全には密閉されてないのか犠牲者の血が赤い水みたいに天井から雨漏れしてくる始末 [186] 2020/06/22(月) 21 08 [返信] [引用返信] [編集] 深夜の東京は仮面覆面を被った都民たちがハロウィンのように密集してええじゃないかええじゃないかヨイヨイヨイヨイと馬鹿騒ぎ ニュースでは「サッカー日本代表 試合にマイボ11個持ち込み集団トライ 監督『実質勝ち』」 終末してるなあ [187] 2020/06/22(月) 21 59 [返信] [引用返信] [編集] 164 華扇が伝説で語られる茨木童子その人だったことにはさすがのぬーべーも驚いてたけど、極悪非道で知られる鬼ですら変わることが出来る事実にある種の希望を見出していたな [188] 2020/06/22(月) 22 14 [返信] [引用返信] [編集] ライダー組との対決に備えるセイバー組 戦うからには全力で臨むつもりだが、相性はあまり良くないと思っている ただ不利な相手との戦闘経験においては一輝はかなりの場数を踏んでるわけだが [189] 2020/06/22(月) 22 52 [返信] [引用返信] [編集] 188 一度でも食事を共にしたような者たちと自分は戦えるのか一輝はジレンマに陥っていたな ぬ~べ~は殺さなくても良いが、最低限華扇は殺さなくてはいけない そもそも自分たちがキャスターとの知恵くらべに負けなくちゃこんなことにはならなかった かといって聖杯を逃せば元の世界には帰れないかもしれない [190] 2020/06/22(月) 23 01 [返信] [引用返信] [編集] (明日から死亡者解禁だけど、下手すると一斉に書き込んだ結果、全滅一歩手前になる危険性もあるので、一日辺り最大四人までの上限を設けません? これなら終盤語りまでに最低一組までは残る計算だし) [191] 2020/06/22(月) 23 03 [返信] [引用返信] [編集] (個人的には終盤語りは最低2組残したい) [192] 2020/06/22(月) 23 11 [返信] [引用返信] [編集] 185 sirenの世界観は全くないのにこの場所だけ異界入りしてたな… しかし宮田も宮田で何か秘策があるみたいだったな、元々ちなみを出し抜くために策を練ってたみたいだし [193] 2020/06/22(月) 23 18 [返信] [引用返信] [編集] ちなみ、隠蔽などに必要といって聖杯戦争の担当者にかなり接近して機密文書とかを覗くなどして多くの情報を得ることに成功したな。 教会が把握、もしくは調査できた主従の情報が記載されていて 凄腕の魔術師殺しがマスターの槍組に警戒を強める一方、ぬーべーの鬼の手に特に興味を引かれていたな [194] 2020/06/22(月) 23 19 [返信] [引用返信] [編集] 一部の住民が焼き討ちヒャッハーと駆け出してたりと今日も東京は世紀末です [195] 2020/06/22(月) 23 30 [返信] [引用返信] [編集] 192 実はアサシンを奥多摩に遣わす前に 地元の住人から聞き出した不審な家をキャスターの宝具と検討つけてアサシンと一緒に乗り込んでたんだな そしてそこでちなみがバーサーカーのマスターである可能性を話して 負けたら 家具の一部を一定時間貸与される。ベアトリーチェ側の意思で貸与は終わる 勝っても 同上 の茶番の推理ゲームで山羊を借り受けて待ち構えていた。 キャスターにしては本拠外で暴れて掻き回す奴がいると便利だと考えての行動だった。読み通りちなみがマスターで接触して来れば得と。 [196] 2020/06/22(月) 23 35 [返信] [引用返信] [編集] 流石に山羊も陣地外なのでそこまで強くないが元々霊力の素質もないしで霊呪を更に一画消費して退散させられたちなみのイライラはマッハ [197] 2020/06/22(月) 23 45 [返信] [引用返信] [編集] 会話の中で偶然「異議ありだ」って言われたのもある [198] 2020/06/23(火) 00 00 [返信] [引用返信] [編集] 冷静さを欠いたちなみが令呪とかを得ようと教会の正規の監督係を殺して隠蔽をしたら黄金の蝶がいつの間にかいてキャスターの宝具が発動 口車に乗って推理勝負を受けたら 盤上の支配者Aにより仕掛けた覚えのない複雑なトリックが構築されてたのはホラー。 「ふ、ふざけんじゃないわよ!私がっ!!私がやったんだ!!私がァーーー!!!」 [199] 2020/06/23(火) 00 17 [返信] [引用返信] [編集] 勝った場合得るもの「令呪2画」 負けたら失うもの「美柳ちなみの自由意思」 [200] 2020/06/23(火) 04 22 [返信] [引用返信] [編集] 198 『彩飾の幻想殺人』の条件の一つが「不可解なのトリック殺人である」である ちなみの行動はトリックも何もない犯行である つまりこれらから導き出せるのは…… 監督役(?)は既に別の誰かに殺されていた、しかも状況的密室状態で、キャスターも犯人を知っている状態で その後、ちなみが監督役に接触する機会を見て先に宝具を展開、監督役(?)を『魔法』で蘇生させる そしてちなみが殺害しようとしまいと推理ゲームは始まる、かな [201] 2020/06/23(火) 04 48 [返信] [引用返信] [編集] そこまで多用されていないが、これまでの令呪使用例 【宮田司郎】 97 アサシンを化学工場から強制撤退させる 【美柳ちなみ】 112 バーサーカーに『女も容赦なく切り殺せ』と命令 196 山羊対策でバーサーカーに使用 [202] 2020/06/23(火) 07 58 [返信] [引用返信] [編集] ランサー側が購入した防火クリームや隊員装備の防火防爆改修による徹底的な火炎対策でアーチャー側を圧倒しているかに見えた 切嗣も天津もこの戦いで互いを裏切る要素もなく、二人なら松永と葛西に勝てると確信しかけていた 葛西の頭を切嗣が狙撃しかけたちょうどその時、ランサーが松永にトドメを刺す寸前で「アーチャーはこの天津垓が倒す」と真名を名乗ってしまったことが仇になり 松永が奥の手である宝具である天我独尊を使用 AIMSの隊員たちそしてレイドライザーを装備していた切嗣の肉体の自由が奪われ 背後を向いていた天津もとうサウザーを狙撃するまでは [203] 2020/06/23(火) 07 59 [返信] [引用返信] [編集] もとう× もとい○ [204] 2020/06/23(火) 08 10 [返信] [引用返信] [編集] 202 ランサーに過剰に調子に乗らせないことが聖杯戦争の勝利の鍵と思っていただけに、ケリィが建てた完璧すぎる作戦が逆にランサーを調子に乗らせてしまった また、能力や性格は相性が良かっただけに互いを過信してしまい、作戦には従うのだから釘を刺すまでもないだろうとマスターは安地からの狙撃で戦う手筈にしたことも完全に仇になってしまった [205] 2020/06/23(火) 08 11 [返信] [引用返信] [編集] 202 これ松永がランサーの性格を見抜いた上での立ち回りだったというね [206] 2020/06/23(火) 08 12 [返信] [引用返信] [編集] マジで何やってんだ1000%… [207] 2020/06/23(火) 08 43 [返信] [引用返信] [編集] 205 追い込まれてる時に葛西が「旦那、これまずくねえか?」 と問いかけたのに対し、アイコンタクトで「心配するな、必ず勝てる」と松永が返して 葛西が火火火と微笑み返したところ、すこ [208] 2020/06/23(火) 08 46 [返信] [引用返信] [編集] 松永「少々呆気ない幕引きとなったが、そう落胆することもないだろう。この世の終わりは得てしてそういうものだ」 ランサー陣営の最期は松永が切嗣の装着していたレイドライザーを「壊れた幻想」による爆破でトドメを刺され、アーチャー陣営に激昂して襲い掛かろうとするも単独行動スキルを持たないランサーはなす術もなく消滅していった 【衛宮切嗣@Fate/Zero 死亡】 【天津垓@仮面ライダーゼロワン 消滅】 [209] 2020/06/23(火) 10 32 [返信] [引用返信] [編集] 1000%のうっかりが致命的過ぎてケリィに同情する声が多くあったのは草 [210] 2020/06/23(火) 10 45 [返信] [引用返信] [編集] アルトリアよりも相性が良かった事が切嗣の慢心に繋がったってのは皮肉が効いてると思った 松永、元々一軍を率いてただけあって、奪ったAIMS隊員達も有効に使いそうだったな [211] 2020/06/23(火) 11 06 [返信] [引用返信] [編集] 210 『Present by ZAIA』も奪ったから、ザイアスペックに記録されてた槍陣営が集めてた情報全部が弓陣営の手に渡るという… マジで何しちゃってんの1000%… [212] 2020/06/23(火) 11 30 [返信] [引用返信] [編集] 211 ただケリィ 1000%は弓組の情報に集中していて、他の陣営も並列して調べていたけど成果があまり無いようだが……そういや 98の情報があったね、アサシン組の手掛かりを掴んでいるかもしれないかな [213] 2020/06/23(火) 12 09 [返信] [引用返信] [編集] 93でサーヴァント同士の戦闘も見ていたらしいからおそらくセイバー組とライダー組の情報もある [214] 2020/06/23(火) 12 18 [返信] [引用返信] [編集] なお、このロワの死者スレは例によってタイガー道場DEATH [215] 2020/06/23(火) 12 23 [返信] [引用返信] [編集] 性質上戦力のほぼ1000%を宝具に依存していた天津は実は宝具奪取能力を持つ松永が天敵だったんだよね だから絶対に真名を明かしちゃいけなかったんだけど高ランクの貧者の見識持ちの松永は天津が「そういう性格」であることを見抜いていたから勝ちを確信していた [216] 2020/06/23(火) 12 27 [返信] [引用返信] [編集] 強奪した宝具の真名解放はできないから新しく生み出すことは出来ないけど、既に出来ているものは所有できるからアーチャーからしたらかなりの相性の良さだった [217] 2020/06/23(火) 12 32 [返信] [引用返信] [編集] 火炎対策ガチガチに固めたせいでAIMS隊員はかなり残ってるし、ケリィもレイドライザー装着したことが却って致命傷になってしまったとか尽くが裏目ってる… [218] 2020/06/23(火) 12 32 [返信] [引用返信] [編集] 209 最初の脱落者になったランサー陣営は身をもって俺たちに真名の大切さを教えてくだれたのでした [219] 2020/06/23(火) 12 37 [返信] [引用返信] [編集] 217 ケリィに関しては実用性と性能に目がくらんだ結果とも 良い言い方をするとZAIAの装備が優れていた証拠なんだけども、仮にレイドライザーを着てなかったら鯖を見捨てて鱒だけ生き延びて再起を計ることもできたのだが... [220] 2020/06/23(火) 12 50 [返信] [引用返信] [編集] 葛西おじさんは美学に反するからレイドライザーを使う気にはならなかったんだっけ [221] 2020/06/23(火) 12 53 [返信] [引用返信] [編集] 220 葛西「つまりは俺は上手く旦那利用されちまったってわけか」 松永「すまないね、こちらの方が事が上手くいくと思ったのだ」 葛西「別に構わねえよ、結果的に長生きできたわけだしな。これでようやく一服できる」 無断で自分を囮にしたことを知っても特に気にすることはなかった葛西おじさん レイドライザーも自分には必要ないと言って付けなかったね [222] 2020/06/23(火) 12 55 [返信] [引用返信] [編集] 220 あくまでいざという時の備え程度に起源弾入りの拳銃だけに留めたはず [223] 2020/06/23(火) 13 42 [返信] [引用返信] [編集] 208 天津「馬鹿な!?こんな筈では…!おのれぇぇぇぇぇぇっっ!!!」 今までの余裕さを殴り捨てて殺そうとしたけど、何もかもが遅すぎたな [224] 2020/06/23(火) 17 16 [返信] [引用返信] [編集] 198でちなみが頑張って殺人隠蔽したのに 200で「異議あり!」されて且つ煽られて可哀想に見えたけど同時に草生えた 「いやはや、貴様の隠蔽工作も中々の見物だったぞ。まるで、妾の与えたおままごと道具で一生懸命遊んでいる少女のようで実に愉快だったわ。くっきかかかかかかかかかかかかッ!」 [225] 2020/06/23(火) 17 45 [返信] [引用返信] [編集] ランサーが死んだ! [226] 2020/06/23(火) 18 06 [返信] [引用返信] [編集] 225 その語りに何の意味が? [227] 2020/06/23(火) 18 09 [返信] [引用返信] [編集] 226 たぶん 225に意味はなくFateネタを挟んだだけだと思う まぁだからと言って意味を求めるほどではないな、ある種の合いの手だと思えばいいよ [228] 2020/06/23(火) 18 30 [返信] [引用返信] [編集] 225 この人でなし! [229] 2020/06/23(火) 18 32 [返信] [引用返信] [編集] 226 早い話がFate版ぬるぽ→がっ [230] 2020/06/23(火) 19 24 [返信] [引用返信] [編集] まさか、fate/ZEROでは主人公を務めた男が順番的な意味でも最初の脱落者になるとは... ランサー組脱落SSタイトルは 「1000と0 遠き理想と隣り合わせの愉悦」だったね [231] 2020/06/23(火) 19 26 [返信] [引用返信] [編集] 224 自身の隠蔽工作より遥かに高度なトリックを仕掛けられてはちなみ一人で解答にたどり着けるはずもなく 鯖に相談しようにも理性のないバーサーカー 当然のように推理ゲームに負けてしまい自由意志を奪われるちなみは哀れだったな [232] 2020/06/23(火) 19 29 [返信] [引用返信] [編集] 231 キャスター的には新たな弄りがいのある家具が加わり、さらにバーサーカーの制御権や情報も得られてかなり優位になったな [233] 2020/06/23(火) 19 30 [返信] [引用返信] [編集] キャスター陣営はこれで実質バーサーカー陣営を取り込んだ訳だが これアサシン陣営と組み続ける理由なくなったんじゃ? [234] 2020/06/23(火) 19 32 [返信] [引用返信] [編集] 233 実際バーサーカー陣営を取り込んだことはアサシン陣営に黙っていたはず [235] 2020/06/23(火) 19 35 [返信] [引用返信] [編集] セイバー組とライダー組、ついに決闘が始まる時が来た訳だが、その前にどちらが勝ったとしてもマスターは勝った方の陣営に力を貸すことを約束してたね 実際信頼できる相手でどっちにとっても損はない話だし [236] 2020/06/23(火) 19 38 [返信] [引用返信] [編集] 222 これは松永への裏切り対策も兼ねてたんだよな 性分としては気の合う友人のような存在だが、だからこそ松永はいざという時は身内を容易く裏切れるタイプの男だとも葛西は理解した 単独行動スキルはないとはいえ、あとから宝具で獲得するかもしれないし、そうなればマスターの必要性は下がる あえて起源弾のことは松永にも秘匿して懐にしまいこんだんだよ [237] 2020/06/23(火) 19 48 [返信] [引用返信] [編集] 236 松永はアーチャーでAランクの単独行動スキル持ってるから裏切り警戒は当たり前のようにしたね [238] 2020/06/23(火) 19 57 [返信] [引用返信] [編集] 237(gomennasai miotositemasita) [239] 2020/06/23(火) 19 58 [返信] [引用返信] [編集] 238 (間違えて 変換忘れてやってしまった) [240] 2020/06/23(火) 20 03 [返信] [引用返信] [編集] セイバーとライダー2人でキャスター倒せばいいんじゃねと思ったけど拠点は上手く隠蔽されてて 招待状もキャスターが呼び出さない限り開封できないんだよな(東京のどこかということだけ勝負の時の契約でわかっている) [241] 2020/06/23(火) 20 10 [返信] [引用返信] [編集] 235 ライダー側の戦法としては、華扇VS縁壱、ぬ~べ~VS一輝 という風に分断して一対一で戦う形にするという方法を取ったね これは一輝が一刀修羅を使おうものなら縁壱は霊体化するので弱体化を余儀なくされるという鱒の奥の手封じ目的や ぬ~べ~が一輝の覚悟を試し鍛えたいという目論見もある これでも勝算は相性が絡む分だけ華扇が不利 なお、龍こそ召喚するつもりだが、乗って時間切れまで逃げ回る戦法は卑怯だと判断したため、案の定やらなかった [242] 2020/06/23(火) 20 21 [返信] [引用返信] [編集] 241 ちなみに龍に乗って逃げる戦略とってたら一輝が令呪でセイバー飛ばして短期決戦しようと考えてたっぽい [243] 2020/06/23(火) 20 26 [返信] [引用返信] [編集] 241 実際無惨様みたいに勝負に応じずひたすら逃げ回るのが一番確実なのは分かっていて華扇もそれを提言するんだけどぬ~べ〜はかなり悩んだ末にセイバーとの戦いに臨むことを選択したんだよな もっとも華扇の方もぬ~べ〜がそうすることは分かってたみたいで呆れつつも笑っていたが [244] 2020/06/23(火) 21 27 [返信] [引用返信] [編集] 道術に幻獣召喚と、セイバーに挑むライダーこと華扇だが 相手は侍としても鬼狩としてもエキスパート 前回と違って情けも捨てている 多くの攻撃を躱され、凌がれ、刀を叩き込まれる 幻獣たちは全て気絶 元・山の四天王と言われた鬼の耐久力と魔力がなきゃとっくの昔にピチュってる攻撃を華扇は喰らっている そして縁壱は華扇に肉薄し、日輪刀を華扇の頚に向けて放たんとした その寸前にどこからともなく現れた小さな動物たちが華扇を守るように縁壱に襲い掛かる この動物は宝具や道術で華扇が呼び出した者たちではない 14以来、数日間の内に友達になった都内のハトやカラス、野良犬に野良猫、リスやネズミの群れであった…… [245] 2020/06/23(火) 21 32 [返信] [引用返信] [編集] セイバーVSライダーはセイバー有利な戦況だがライダーも持ちこたえ長期戦の様相を示していたな [246] 2020/06/23(火) 21 34 [返信] [引用返信] [編集] 231 高遠はちなみに関してはもっと狡く立ち向かってくれると思っていただけに拍子抜けだったらしい トリックを見抜けなくて発狂する様もこれまた醜かったのでバーサーカーのマスターという価値がなければこの場で殺したかったぐらいだそうだ ただ、バーサーカー縁に関しては興味を持ったらしく、狂化で会話不能じゃなきゃ面白い話が聞けそうだったと呟いている ……なんというか、ちなみの方がバーサーカーのオマケに見られてるなコレ [247] 2020/06/23(火) 21 44 [返信] [引用返信] [編集] 245 ただ長期戦とはいえセイバーは全く衰えず全力を維持し続けられる日の呼吸を延々と繰り出せる 時間までに持たせればいいとは言え不利な状況を延々と耐えなければならないのはキツいな [248] 2020/06/23(火) 21 55 [返信] [引用返信] [編集] 一輝とぬ〜べ〜の戦いで、一輝は陰鉄を幻想形態で出してたね 戦いとはいえ傷つけるための戦いじゃないから、精神ダメージだけ与える形態で挑んだ [249] 2020/06/23(火) 22 08 [返信] [引用返信] [編集] 245 サーヴァント同士の戦いが長期化するということは、それだけ他の組に嗅ぎつけられやすくなるということ 罠にはめてからそれとなくセイバー組の同行を気にしていたキャスターは、偵察に向かわせていた七姉妹の一人からセイバー組VSライダー組の情報を入手する 「ふむ、あの馬鹿共思ったよりも手こずっておるな。せっかく妾が寛大にも猶予を与えてやったというのに。 …そうだ、せっかく新しい“家具”を手に入れたのだ。コイツを使って妾がさらに場を盛り上げてやろうぞ!くっひゃっひゃっひゃア!」 [250] 2020/06/23(火) 22 25 [返信] [引用返信] [編集] 247 だからこそ 244の状況に陥ったんだけど、華扇自身さえも予期してない動物たちの援軍が転機になった それでも縁壱は数は多いとはいえ幻獣よりも格段に弱い野良動物たちを冷静に捌いて手刀で気絶させ、吶喊してきた華扇に日の呼吸の一撃を叩き込まとし―― ――鮮血と共に飛び立つ一話の小鳥 「一つ聞かせてください 先に刀を振り上げたのはあなた。 頚を断てば勝機はあったのに……、どうして斬らなかったのですか?」 「……そなたの肩に、小鳥が止まっていた。 そのまま斬れば小鳥が巻き添えになると思ったからだ」 「これで良い、鬼ならまだしも…… 私に喰らうためでもない動物も、動物に好かれた鬼を斬る道理など元よりない……」 華扇に向けられた刀は寸前で止まっており、対する縁壱の腹は抜き手で貫かれていた ※まだ死亡確定ではないです [251] 2020/06/23(火) 22 28 [返信] [引用返信] [編集] (ごめんなさい慌てて投稿したので誤字った 250をやり直し) 華扇自身さえも予期してない動物たちの援軍が転機になった それでも縁壱は数は多いとはいえ幻獣よりも格段に弱い野良動物たちを冷静に捌いて手刀で気絶させ、吶喊してきた華扇に日の呼吸の一撃を叩き込まんとし―― ――鮮血と共に飛び立つ一羽の小鳥 「一つ聞かせてください 先に刀を振り上げたのはあなた。 頚を断てば勝機はあったのに……、どうして斬らなかったのですか?」 「……そなたの肩に、小鳥が止まっていた。 そのまま斬れば小鳥が巻き添えになると思ったからだ」 「これで良い、鬼ならまだしも…… 私に喰らうためでもない動物も、動物に好かれた仙人を斬る道理など元よりない……」 華扇に向けられた刀は寸前で止まっており、対する縁壱の腹は抜き手で貫かれていた ※まだ死亡確定ではないです [252] 2020/06/23(火) 22 29 [返信] [引用返信] [編集] この世界のノストラダムスは正史より20年以上も生存していたとされいつどこで死んだかも不明、 その間にも様々な予言を的中させ、日本に訪れて織田信長に謁見したこともあるらしい [253] 2020/06/23(火) 22 38 [返信] [引用返信] [編集] 高遠は聖杯戦争にベアトリーチェを勝たせることを目標にしている一方で この世界や聖杯戦争の裏についても解き明かそうとしていたな なぜ、ここまでノストラダムスの大予言が宗教レベルで浸透したのか 七人のマスターをこの世界に呼び込んだ存在は、どういった理由で選定したのか そもそも聖杯は本当に実在するのか? とベアトにも秘密で独自に探っていた [254] 2020/06/23(火) 22 42 [返信] [引用返信] [編集] 252 セイバー達が救助活動を行ったビルが出版社で助かった編集者達がひたすらノストラダムスと超国家的組織レジデントサンと人類滅亡のシナリオについて話してた回か・・・・ [255] 2020/06/23(火) 22 44 [返信] [引用返信] [編集] そういえば地味に松永の考えがまだ見えてこないんだよね 葛西のこと気に入ってるからサーヴァントやってるのはあると思うんだが、それ以外が割と不明 [256] 2020/06/23(火) 22 50 [返信] [引用返信] [編集] 「オレ達を助けてくれたヤツら、すげー動きだったよな...」 「人間業じゃなかったですよ!」 「待て!以前ピラミッドパワーについて取材した○△教授に聞いたことがある。人間の身体能力を高める呼吸の使い手...」 「そう・・・『波紋』だよ!」 そっちかよ [257] 2020/06/23(火) 22 53 [返信] [引用返信] [編集] 251 まだセイバーの命は断たれていないとはいえ決着が付いたのは誰の目にも明らかで、ぬ~べ〜も一輝も戦いの手を止めるんだよな お互いに納得した上での決闘であったため遺恨を残すこともなく、予め取り決めした通りマスター同士が協力関係になってこの戦いは終わり…と思ったら 245でキャスター組が消耗したセイバー・ライダーの主従をともに始末するためにちなみに残った令呪を使わせてバーサーカーを転移させるという [258] 2020/06/23(火) 23 30 [返信] [引用返信] [編集] 突然のバーサーカーの襲来に一輝とライダー組が急いで迎撃の態勢を取るが、セイバーにどうせここで消滅をするならば自分が奴の相手をした方が得策であると言い、ここは退くように促す セイバーが深手を負ってるのは確かだが、対するバーサーカーも消耗はそこまでしてないとはいえセイバーとの度重なる戦闘でついた傷は修復できていないため、万全とは言えなかった 勝負を分けるとすれば一輝が持つ令呪3画の使い方になるだろう [259] 2020/06/23(火) 23 46 [返信] [引用返信] [編集] 258 (失礼、ライダーとの真剣勝負を経ても3画あるというのは多いのでは) [260] 2020/06/23(火) 23 53 [返信] [引用返信] [編集] 自分で指摘しといてあれだけど分断されてたのならありえるな [261] 2020/06/24(水) 00 00 [返信] [引用返信] [編集] 考えてみたけど分断されてる状況で要所で令呪使うのは厳しいし、この決闘終わっても戦い続くから戦闘始まる前に令呪使うのもないなと思うけどどう? [262] 2020/06/24(水) 05 55 [返信] [引用返信] [編集] 249 戦の匂いを嗅ぎ付けた勢力はキャスター陣営以外にもいた セイバー組vsライダー組を監視していた四女・怠惰のベルフェゴール そこで同じく偵察に来ていた三好三人衆と鉢合わせてしまい戦闘となるが、流石に数の不利である [263] 2020/06/24(水) 06 15 [返信] [引用返信] [編集] 251 優しすぎたのがセイバーの敗因だな 戦いは相性だけでなく、精神と幸運を呼び込むための行動もあるってことね [264] 2020/06/24(水) 06 34 [返信] [引用返信] [編集] 元々最終的には決着を着けなくてはならない相手とはいえ、キャスターの傀儡として無理矢理戦わされる現状に最後まで後ろめたさがあったからなあ [265] 2020/06/24(水) 06 41 [返信] [引用返信] [編集] ライダーも人間だけでなく動物さえも無駄な殺生を嫌うセイバーの優しさには敬服していた 事実、襲いかかってきた動物は叩いて眠らせることはしても一匹たりとも殺してない [266] 2020/06/24(水) 08 49 [返信] [引用返信] [編集] (とりあえずセイバー組は令呪3画残ってたってことでいいのかな) [267] 2020/06/24(水) 11 36 [返信] [引用返信] [編集] ライダー組には令呪を使わず、バーサーカー相手に使うの(使わない)、で別に問題ないと思うよ [268] 2020/06/24(水) 12 24 [返信] [引用返信] [編集] 172のとおり、化学工場の災害でアサシンが脱落した、とアーチャー達は認識していた なので主従はまた別々に行動していた。念のためAIMS隊員達を葛西の護衛につけて だけど隊員達が周囲の警戒にあたっている合間、葛西が次の放火の準備をしている際にアサシンが現れる たとえ令呪を使用してアーチャーを呼び戻しても間に合うかどうかの瀬戸際だったが、アサシンは余裕ぶった姿勢で話しかけてきた マスターの鞍替えを考えていて葛西に目を付けて誘ってみたこと もし断られたとしても、秘密裏に同盟を結べないか と、この2点について問いかけてきた [269] 2020/06/24(水) 13 10 [返信] [引用返信] [編集] 267 (ありがとうございます) 霊核に致命的な損傷を負ってしまった以上縁壱が生き延びることはもはや叶わない 一輝は令呪を2画使っての縁壱の傷を塞ぎ僅かに消滅を先延ばし、さらに「この戦いに勝利しろ!」と最後の1画を使ってブーストをかけた 令呪の後押しを受けた縁壱はバーサーカーとの三度目の、そして最期の戦いに臨む [270] 2020/06/24(水) 13 17 [返信] [引用返信] [編集] 華扇ちゃんはこの時、縁壱との戦闘によるダメージ過多で気絶してた そして、縁襲来時に縁壱が殿となって幻獣の背に乗せて逃がした形だったけ [271] 2020/06/24(水) 13 51 [返信] [引用返信] [編集] 269 縁「ヒムラ...バットウサイ!!」 縁壱「来るが良い、怨みの鬼よ! 例えこの身体が再び朽ち果てようとも、今度こそ私は愛すべき者たちを「護る」!!」 [272] 2020/06/24(水) 17 28 [返信] [引用返信] [編集] 終末ブームでにわか犯罪者が増える中、このタイミングで放火してもただの便乗犯にしかならないのではないか?と考えはじめる葛西。 ふと「この世界が予言通りに終わらなかったら終わると思ってはしゃいでる奴らが面白いことになるのでは?」という考えが浮かぶ [273] 2020/06/24(水) 17 58 [返信] [引用返信] [編集] 262 流石に三人相手では戦うも逃げるもままならずボコられるベルフェゴール 虫の息の彼女を三人衆は捕虜にするのか、殺害するのか。はたまた、彼女は自害を選ぶのか (この三択で悩み中なので、これ以外の案も含めて語りを後続する人に任せてみる) [274] 2020/06/24(水) 18 00 [返信] [引用返信] [編集] 268 鞍替え自体は今すぐやるのはできないとした上で、状況次第でやる意思を見せて同盟を結んだ葛西 とりあえずまずはお互いが持ってる情報交換して状況把握をしようという話になったな [275] 2020/06/24(水) 18 01 [返信] [引用返信] [編集] 270 一足先に復帰した黄帝(龍)の背に縁壱以外の全員を乗せて戦場を離脱した その際縁壱と一輝が別れの言葉を交わしていたな [276] 2020/06/24(水) 18 33 [返信] [引用返信] [編集] 273 三人衆は松永の命令で殺さずに捕虜にして連れて行ったね どのような存在か見てみたいと興味を持ってた [277] 2020/06/24(水) 19 04 [返信] [引用返信] [編集] 276 これでライダー組の追撃の指示を縁に出す予定だったベルフェゴールがいなくなったからライダー達が離脱に成功したんだよな [278] 2020/06/24(水) 19 12 [返信] [引用返信] [編集] 277 それに目の前に怨敵(誤認)がいるから自己タゲ集中しているし、令呪の効能があっても女性攻撃を優先しないんだろうな、縁 [279] 2020/06/24(水) 19 59 [返信] [引用返信] [編集] 令呪全使用ドーピングの瀕死セイバーと、負傷はしているが戦闘続行は問題なく理性と引き換えの昂ぶりからこれまで以上の力を発揮するバーサーカー 勝率は五分と五分 『狂経脈』を使うことで能力を引き上げて、神経を尖らせることでセイバーの透化による気配遮断を無効化、筋肉の動きさえ読み切れぬ速さを見せつけるバーサーカー セイバーは片目を失明し、耳を削がれ、数分の指が飛び、歯が折れていき、力を失っていく しかし、セイバーには死んでも絶対に負けないという自信と計算があった ……バーサーカーの倭刀の突きが、セイバーの腹を深く貫いた ――かに見えた 縁「!?」 縁壱「がふッ……卑怯と思うなら思っても構わない。 だが、この傷と痛みさえも、仲間を生かすための力に変える!」 セイバーの腹はライダーとの決闘により、バーサーカーと戦う前から拳が通るほどの穴が開いていた セイバーは傷つきながらも傷の穴に誘導し、まんまと嵌めたのだ セイバー・継国縁壱はバーサーカー・雪代縁の一瞬の戸惑いを見逃さなかった 勝負は一瞬 先ほどは不発に終わった全集中・日の呼吸を、文字通りの死力を尽くして放った 今度は取るべきではない小さな命などの、妨害される要素はない 動物たちは縁のあまりの怒気に、皆驚いて逃げてしまったからだ 華麗なる剣閃は避ける術も守る術も失った縁に全てクリーンヒットする 噴水のような血が噴き出直後しながらバラバラになった復讐鬼は声にならない叫びを上げながら消滅した 侍もやりとげた顔をして、その場に立ったまま、座に帰った 朝日が昇った時、2人の名に「縁」を持つ剣士たちは、この世界にはもう残っていない 【雪代縁@るろうに剣心 死亡】 【継国縁壱@鬼滅の刃 死亡】 [280] 2020/06/24(水) 20 47 [返信] [引用返信] [編集] 275 一輝に対して聖杯戦争の勝利者に出来なかったことを謝罪する縁壱 自身を何の価値も無い男だと自嘲する縁壱に一輝は「貴方は無価値なんかじゃない。僕がその証明となる!」と宣言する かつて日の呼吸がヒノカミ神楽として受け継がれたように、一輝もまた縁壱との手合わせの際に模倣剣技によって技量は遠く及ばずとも確かに日の呼吸を受け継いでいた 一輝が生きている限りここでの縁壱の軌跡は決して無駄にならない そのことを教えられた縁壱は憂いを断ち切り復讐鬼の討伐に全力で挑むのだった [281] 2020/06/24(水) 20 52 [返信] [引用返信] [編集] ノリノリでバーサーカー放ったけどベアトリーチェ様失策よな やはり未熟・・・ [282] 2020/06/24(水) 20 58 [返信] [引用返信] [編集] この東京にはサーヴァント達の伝承も一部反映されていたな 大正まで存在した鬼狩り部隊、ド派手に戦乱を駆けた戦国武将たち、怪人や化物と戦う正義の味方、謎多き孤島の黄金魔女伝説、背後霊と異能を使う使い手、幕末の人斬り抜刀斎、などなど (茨木童子の伝承は汎人類史と同じなので反映とか関係なく普通に伝承されている) ちなみに現在でも「ウィッチハンター」という、軒島連続殺人事件の真相を独自の推理で解こうとしている好事家たちがいる模様 大半は真相かどうか怪しい文献が多いが、1998年に「一なる真実」という書物を発表しようとした人物がいるとか (後半は黒幕布石&対魔女のメタネタ、今後の語り次第で採用しない可能性大) [283] 2020/06/24(水) 21 02 [返信] [引用返信] [編集] 本来はベルフェゴールがバーサーカーに追撃や撤退の指示を出させるつもりだったけど弓陣営の横槍で失敗 しかも、バーサーカーがセイバーに執着していたことまでは知らなかったからちなみに念話で撤退指示出させても無視されるというね [284] 2020/06/24(水) 21 18 [返信] [引用返信] [編集] 七姉妹の一人の拉致や狂戦士の損失など順調でなくなりイライラするベアト だがこれで残るクラスはアーチャー、ライダー、キャスター、アサシンの4騎のみ 終盤に近づいてきたことを感じてキャスターは大勝負に出る 騎組は一輝の持つ招待状で喚び、アサシンも同盟相手なので連絡するだけでよい あとの弓組については、教会職員であるちなみを利用して自陣に誘い込む あとは、招き入れた客人達を盛大におもてなしするのみ [285] 2020/06/24(水) 21 18 [返信] [引用返信] [編集] 撤退に成功したライダー組は休息をとった後、一輝も交えて本格的にこの聖杯戦争を仕組んだ者が何者なのか探り始めたな 色々と異常な世界すぎて本当にただ願望器を賭けた戦いなのか疑わしいと判断して [286] 2020/06/24(水) 21 29 [返信] [引用返信] [編集] 273 松永が持ち主であるキャスターを挑発するために ベルフェゴールを三好三人衆とAIMSの隊員たちの慰み者にしていく映像を、ZAIAの技術を使って電波ジャックした後にテレビに無修正で流すとか、書き手の凄まじい悪意を感じたぜ ちなみに描写の比率はグロ>>>エロ しかも録画映像なので、放送された時には既にベルフェゴールは粉々に折れた杭になっていた [287] 2020/06/24(水) 21 41 [返信] [引用返信] [編集] 285 最初は自分たちのいた世界ではないし、聖杯戦争さえ終われば優勝者の願いが叶った後に帰れると吹き込まれていた さらに正史ではアンゴルモアの予言に関しては不発(…と言っていいのか?)だったので、自分たちには関係ないしどうすることもできないだろうと不介入を貫いていたけど ここにきて予言の日が近づく度に、嫌な胸騒ぎを感じていたんだよな ぬ~べ~曰く、日に日にちょっとずつだが何者かの妖力のらしきものが強まってると [288] 2020/06/24(水) 22 20 [返信] [引用返信] [編集] ここにきて自分以外のサーヴァントの一網打尽を狙うとは大胆なベアト様 でも実際嵌まればそれを成し得るだけの恐ろしさが黄金郷にはある [289] 2020/06/24(水) 22 41 [返信] [引用返信] [編集] キャスターに一輝が呼ばれてライダーとぬーべーもついていく その前に聖杯戦争について情報を集めようと教会に寄ってちなみに会ったら ぬーべーがちなみが何かに呪いに取り付かれている!?と気づいて鬼の手で祓おうとしたな (ただセイバーに対してしなかったことからわかるように、キャスターの推理ゲームのペナルティはそんな易々と取り消せるものではない) [290] 2020/06/24(水) 22 45 [返信] [引用返信] [編集] 松永「あらゆる願いが叶う願望機。まさに欲望のまま、奪い合うためにあるようなもの」 松永「しかし、それがどのようなものなのか知り得るものはいないだろう」松永「果たしてそれが彼らにとって望むものなのか。貴重な機会だ、じっくりと見させもらうとしよう」 松永「もしかすれば…いや、今言の葉に乗せるのはやめておこう。 [291] 2020/06/24(水) 22 47 [返信] [引用返信] [編集] ぬーべーはちなみがバーサーカーのマスターだと知らないからな 一輝の招待状と同じく同意のうえの勝負というプロセスを踏んでる分縛りが強固だった。 [292] 2020/06/24(水) 23 09 [返信] [引用返信] [編集] 291 案の定、ちなみにかけられた呪いはぬ~べ~でも解けないレベルで強固 やはりキャスターを倒すしか彼女を助ける道はないと踏むライダー一行 しかし、ぬ~べ~が背後を見せた瞬間、意思のないマリオネットであるちなみはベアトの指示を受けて刺し殺そうとする(ぬ~べ~の探偵力と精神力は黄金郷的には最大の天敵だったため) ところがちなみの刃はぬ~べ~に届くことはなく、その前に一瞬で火達磨に包まれて焼け死んだ 「火火火、おまえさんたちも誘われた口かい?」 現れたのはアーチャーのマスター・葛西! 【美柳ちなみ@逆転裁判3 死亡】 [293] 2020/06/24(水) 23 22 [返信] [引用返信] [編集] 288 逆に言うとここで一息に勝負をつけないと、キャスター陣営は敗北してしまう可能性が高かったのだ 実はこの日までに放った脱獄囚たちが他陣営に捕まって連行されたり、殺されたりして全滅→外部からのリソースが大幅ダウン また、高遠自身も了承の上とはいえ連日に魔力を大量消費して疲労が他の鱒より激しい 些かアクティブに動き過ぎたので、もはや短期決戦しかないと、ベアトと高遠は結論づけたらしい [294] 2020/06/24(水) 23 25 [返信] [引用返信] [編集] 272 普通のパロロワだったら対主催みたいな考えっすね、葛西(41)住居不定無職(´・ω・`) [295] 2020/06/25(木) 06 17 [返信] [引用返信] [編集] 286 (ベルフェゴールを慰み者にするのはまだいいが、無修正で公衆放映はやり過ぎでは?) (ちなみの情報で術陣地が判かりビデオレターを送って挑発した、とかでも良さそうな) (みんなはどう思う?) [296] 2020/06/25(木) 07 09 [返信] [引用返信] [編集] 286 (語った者だがテレビ局に許可取ったんじゃなくて「電波ジャック」されてるからね。 ただこれも聖堂教会から何か言われそうだからビデオレターの方が良いのか? 誤解受けそうだから弁解しておくと個人的には無修正AV垂れ流しみたいなギャグじゃなくて、ベアトを精神的に追い詰めるための公開処刑のつもりだった) [297] 2020/06/25(木) 07 17 [返信] [引用返信] [編集] 296 (てっきり同人誌みたいな展開だと思っていました、その点については了解しました。 あとは聖堂教会関係かな?強引な手段ならば、M.I.Bの記憶消去フラッシュみたいなのをやるとか) [298] 2020/06/25(木) 07 30 [返信] [引用返信] [編集] 華扇「キャスター! 決着をつけましょう!」 ベアト「セイバーのマスターを呼べば、必ずおまえたちも来ると思ったぞ、ライダーとそのマスター。 絵本と違って桃太郎をくびり殺した鬼になれたのは良かったなあ? いや、茨木童子ならばや源頼光にまさかり担いだ金太郎の方が正しいか」 一輝「貴様ッ…!」 鵺野「一輝、これは挑発だ。乗るんじゃない」 (クッ、いつの間にか真名を看破されている!) 鵺野「貴様たちがこうまでして聖杯に望むものはなんだ? どうしても聖杯を手に入れないと叶わない願いなのか?」 高遠「キャスターを勝たせてあげたいだけですよ、彼女の意志や願いは犯罪者としても芸術的で…美しい」 ベアト「おっと、それ以上はわらわの黄金郷を突破してからだ。真名を悟られると色々と面倒だからな。 真実は汝らの頭脳と力で見つけよ……それまでに死なずに済めばの話だがなあああ!!」 [299] 2020/06/25(木) 08 20 [返信] [引用返信] [編集] ここは魔女が支配する異界。 隔絶された孤島にて、魔女の仕業としか思えない連続殺人が脚本を替えてループする。 魔女が何種類とある事件から一つ選んで再生する様は、さながらそれはCDのよう。 魔女は早送り、巻き戻し、停止を自在に操りながら、推理する者を徹底的に否定し、嘲笑う。 第一の宴に六人が死に、第二の宴に二人が死に、さらなる宴で死が増える。 さぁ謎に挑む者よ、お前はいくつの死を見て真実に至るのか? または、永久の地獄に囚われて朽ち果てるのか? [300] 2020/06/25(木) 11 33 [返信] [引用返信] [編集] 299 松永・宮田・チョコ先生も結界の中に招待させられてる アサシン組はキャスター組と同盟なので、もちろん真実を探そうとするライダー・アーチャー組を邪魔してくる 一方、アサシン組にとってもキャスターをついでに葬れるまたとないチャンスなので、謎解き自体には参加していたな [301] 2020/06/25(木) 11 44 [返信] [引用返信] [編集] 274 情報交換しながら葛西はチョコラータ先生を見てコイツにはシックスと会わせてみたかったと思ったりしてたなあ [302] 2020/06/25(木) 12 19 [返信] [引用返信] [編集] キャスター側は軍勢の逐次投入・波状攻撃はやらないつもりである 膨大な魔力を持つので多少消耗は気にしない、だけどせっかく招いた客人だ、ならば六軒島の惨劇を歓談してもらうまで だから要所要所で推理をしてもらいつつ、各陣営の戦力を分断したり山羊の大軍や七姉妹を差し向ける戦術をとるつもりだ 場合によっては、ロノウエやベアトリーチェ自らも敵の前に立つのも一興として考えている それもこれも、自陣内における『無限の魔法』の絶対的優位性があるからこそできる暴虐である [303] 2020/06/25(木) 13 54 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータ先生は性質上無差別攻撃になるんだけど弓陣営に対してはそれとなく松永だけ低所に行くように誘導してたな あわよくばアーチャーだけ葬って、葛西がサーヴァントの鞍替えをせざるを得ない状況にするのが目的らしい [304] 2020/06/25(木) 16 42 [返信] [引用返信] [編集] 惨劇を見ていく中でそれぞれの鯖と鱒が独自の知恵や感性で真実に気づいていくのが良かった 一輝(ジェシカって子が恋している少年...本当に「男」か?) ぬ~べ~(俺は絵羽という女性がどうにも嫌いになれん。だが善意が空回っている、そんな気がする) 華扇(犯人が一人、事件が一つという考え方が外れてるのかもしれません。 もしかして二つの事件が一つの場所で同時進行で起きたのでは?) 葛西(火火火、この夏妃や霧江という女、他の親族には言えないゲスな秘密を抱いてる臭いがするぜい) 松永(この事件で生き延びたというのは一人というはおそらく違う、生還者一人では足りない視点が多すぎる) チョコ(ジジイの愛人と楼座という売女が見た魔女は同一人物じゃねえ。 あれはジジイが近親相姦で産ませた親子だ) 宮田(まるで乖離性精神障害者の夢のようだ。 この魔法による殺害が発生する時、何者か見せたくない、または見たくなかった現実があるんじゃなかろえか?) [305] 2020/06/25(木) 17 29 [返信] [引用返信] [編集] 推理の合間合間に発生する小競り合い、魔女の軍勢はステータスにプラス補正が掛かっているから戦闘したらこんな感じかな 一輝&ぬ~べ~、各人で山羊を倒せるが簡単ではなく、量が多いので捌くのが大変 葛西、同上だがZAIA隊員と共闘しているので意外となんとかなっている 三好三人衆、今度は能力上昇した七姉妹に押されている 宮田は同盟相手なので戦っていないが、SIREN世界の化物と戦うような感覚で一応やれそうな気がする [306] 2020/06/25(木) 20 16 [返信] [引用返信] [編集] 企画主です。 今現在集まっている黒幕候補は下の通りです。 なお、黒幕候補は今日中まで募集していますので選択肢が増える可能性があります。 また、このまま純粋に聖杯戦争を進めても(多分)結末に至れそうなので、【黒幕なし】を投票候補に加えます。 【ウォッチャー】???@うみねこ 【ルーラー】足利義輝@BASARA 【マスター】八城幾子@うみねこ 【アルターエゴ】織田信長@BASARA 【黒幕なし】 そして6/26(金)の【0時~20時】に黒幕投票を行います。 一人2票で投票してもらい、投票結果次第で企画主が黒幕を決めます。 [307] 2020/06/25(木) 22 36 [返信] [引用返信] [編集] 高遠やベアトの各個撃破作戦はうまくいくかに思われた 実際、解けない謎に無限湧きの配下たちにアサシン以外の鯖鱒は消耗していき、アサシンたちでさえ(これ、騎・弓陣営全滅しても俺たち勝ち残れなくね?)と思わされる そこでぬ~べ~は幽体離脱をして壁や一部結界をすり抜けて、分断されたアーチャー、アサシン陣営とも連絡 一人一人の脳味噌だけではキャスター陣営の知恵比べには絶対勝てないと話した上で、黄金郷を突破するまでの間だけでも善悪の垣根を越えて七人による一時的な同盟を組むに至られてしまった [308] 2020/06/25(木) 23 10 [返信] [引用返信] [編集] 307 幽体離脱はぬ~べ~にとっても賭けだったんだよな 動けない肉体は華扇と一輝に守ってもらわないといけないし 霊体という無防備な状態で他陣営にさっくり殺される可能性もあった 結果的に賭けに勝って同盟を組むことができたわけだが [309] 2020/06/25(木) 23 23 [返信] [引用返信] [編集] 304 一輝の子供ゆえの直感、ぬ~べ~の大人ゆえの人を表面だけで判断しない経験、華扇の物事を広く見る視線 葛西の汚い本性を嗅ぎ取る嗅覚、松永の奸計や騙しへの理解 チョコラータのサイコパスなりの常識に囚われない思考に、宮田の医者としての知識 バラバラだった推理を 306の方法で統合し、ベアトに突きつけたんだよね [310] 2020/06/25(木) 23 24 [返信] [引用返信] [編集] 間違えた 306× 307〇 [311] 2020/06/26(金) 00 00 [返信] [引用返信] [編集] (ひょっとして、語りの中でうみねこのネタバレを書いてしまうとまずい?) [312] 2020/06/26(金) 02 58 [返信] [引用返信] [編集] 311 (うみねこの原作も大分前の物だし、大丈夫だと思う。というか語りの内容的に、ネタバレしないと先に進めない気がする) [313] 2020/06/26(金) 07 50 [返信] [引用返信] [編集] 305 強化された七姉妹6人の猛攻により、今度は三人衆がまともに戦えず逃げられず、最期は三人は体を抉られて消滅したな その直後にアーチャーが参戦して形勢逆転、一対六で数の優位にも関わらず、七姉妹では英霊相手には抗えない だが更に、結界の首領たるキャスターも現れ、「バトル物も必要だろう?」としてアーチャーと直接対決を始める [314] 2020/06/26(金) 10 28 [返信] [引用返信] [編集] 313 松永の貧者の見識によるベアトの人格見極めから来る煽りや余裕を取り繕っているが短期決戦に持ち込まないと勝ち目がないことを見抜かれて焦らされるけど そこは高遠が念話でブレーキをかけてペースを乱させないようにしていたな [315] 2020/06/26(金) 10 46 [返信] [引用返信] [編集] 305 華扇はロノウェと戦っていたか ただ殺し合う前に、こいつがここまで生き延びた鯖鱒にクッキーや紅茶(毒は入ってない)を振る舞うのはシュールだった [316] 2020/06/26(金) 12 34 [返信] [引用返信] [編集] そういえば松永って 309でベアトの真名を把握したんだっけ? [317] 2020/06/26(金) 12 43 [返信] [引用返信] [編集] 316 最後までしてなかったね [318] 2020/06/26(金) 12 47 [返信] [引用返信] [編集] 316 いや、ベアトリーチェが真名であるという確信が持ててない そもそも黄金郷は奪えないし 幻想殺人は下準備が必要ですぐ使えない(現状は奪っても意味なし) 家具たちは黄金郷で強化されたせいで、全体での魔力負荷が尋常ではなく、無暗に奪うとマスターである葛西が過労でひっくり返る [319] 2020/06/26(金) 14 14 [返信] [引用返信] [編集] 煉獄の七姉妹を凶器に戻してファンネルの如く自在に操ったり、双子の戦塔を召喚したり、さすがに自陣だからベアトリーチェの攻撃は熾烈だったな [320] 2020/06/26(金) 18 33 [返信] [引用返信] [編集] ぬ~べ~が提唱した善悪合同推理 生き残りたい松永・葛西・宮田と個人的に私怨があるチョコラータは意外とすんなり受け入れたんだけど 華扇と一輝は生き延びるために町を燃やしたり、人々を虐殺した悪党と手を組むことを嫌がったんだよね でもぬ~べ~がベアトを倒すのでは六軒島で死んでいった右代宮家の人々を成仏させるために、今は堪えてほしいと頼み 悪を許す気はないが、幻想の中の右代宮家を助けるためなら、と二人とも了承したんだよね [321] 2020/06/26(金) 18 36 [返信] [引用返信] [編集] 319 松永の右腕とか吹っ飛んでいたよね 鯖がピンチということで葛西がいよいよ裏切るか と思ったら、いやまだだと踏みとどまって令呪で強化しつつ謎が解けるまでなんとか持ちこたえてもらうことに [322] 2020/06/26(金) 18 59 [返信] [引用返信] [編集] (ちょっと展開速めてみる…?) 320で推理を重ね合わせ、ついに連続殺人の犯人を突き止めたぬ~べ~達 その結果、魔女の眷属たちに付与されたプラス補正も消失 321の攻勢の直後、攻勢に出ていたベアト及び七姉妹の動きが鈍り、その一瞬を見逃さず松永が神速で動き出す 気付けば魔女の腹に宝剣が刺さり、この勝負に決着が着いた そして、魔女の姿を象った黄金の蝶が群れとなって飛び立つ その近くで松永の逆転劇を観賞していたベアトリーチェが甲高く笑い声をあげる さらに、松永が所持していた壊れた杭を『無限の魔法』で蘇生させ、ベルフェゴールが松永の腹を抉った [323] 2020/06/26(金) 19 11 [返信] [引用返信] [編集] ロノウェと一騎打ちする華扇は、真相判明前は押され気味だったけどその後は少しずつ盛り返していたな あのおじさま元々主人以上の力を基本出さない人だし [324] 2020/06/26(金) 19 19 [返信] [引用返信] [編集] 322 高遠が今まで温存してきた令呪をぶっこんできたからね 松永もこれで終わりか、と思いかけたその時 ロノウェを倒した華扇が現れ、松永はニヤリと嗤う そして華扇が禁じ手としてロノウェ戦で危うく封印を破りかけた右腕「悪鬼変生・断善修悪」を天我独尊で奪い、松永が鬼化してパワーアップするんだよな [325] 2020/06/26(金) 19 32 [返信] [引用返信] [編集] 322 七人の頭脳でトリックや動機、犯人までは解いたがベアトリーチェが何者か、まではまだ解いてなかった より厳密には真犯人=ベアトリーチェかと思っていたけど高遠曰く、そうではない 真犯人にこれだけの英霊になれるだけの力はない だが、流石にベアトリーチェもボロボロ しかし他陣営もボロボロなので今まで使っていない令呪つぎ込めばギリギリ勝てる算段 高遠・ベアトは真相が暴かれた後も考えていた [326] 2020/06/26(金) 19 41 [返信] [引用返信] [編集] 325 ベアトリーチェの正体はナーサリー・ライムや佐々木小次郎と同じで 魔女という概念が形をもったタイプの英霊だったんだよな [327] 2020/06/26(金) 19 47 [返信] [引用返信] [編集] 326 一応ベアトリーチェの中核となる存在がいるのだが 後世だとその正体が分からず、本当に魔女だったのではという噂が付いて「無辜の怪物」ベアトリーチェとなったからな [328] 2020/06/26(金) 19 58 [返信] [引用返信] [編集] とはいえ黄金郷も規模が縮小する程度には弱体化、安全に守られていた司令塔の高遠も宮田により見つかり、ネイルハンマー持った撲殺天使と一騎討ちせねばならない羽目に [329] 2020/06/26(金) 20 07 [返信] [引用返信] [編集] 324 松永、茨木童子に体乗っ取られるぞ と思いきや、波長が合っていたのかぬ~べ~の鬼の手以上に安定して融合できていて草 あと、更に力を引き出すと妖力の甲冑まで現れるんだけど、その姿がどう考えてもアルケーガンダ... [330] 2020/06/26(金) 20 11 [返信] [引用返信] [編集] 企画主です。 黒幕投票は次の通りになりました。 3票 【シックス】 【アルトリア・ペンドラゴン】 【織田信長】 1票 【足利義輝】 そして企画主判断で、【シックス】と【アルトリア・ペンドラゴン】を黒幕決定しようと思います。 のっぶはラスボス感めっちゃあっていいのですが、逆に強すぎて特に宝具がエグいので残存メンバーだと厳しいと除外。 その点、シックスとアルトリアなら残存メンバーでも倒せる芽があるのでは?と思い選択しました。 特に反対意見がなければ明日から上記二名の登場を解禁します。 [331] 2020/06/26(金) 20 16 [返信] [引用返信] [編集] 328 「裏切りましたね、宮田さん」 「恨みはないが、手を組んでいてもどのみちこうなることは予測できていたハズ。 それが早まっただけだ」 「...ベアトリーチェのためにも、僕はここで死ぬわけには行きません。 トリックも何も使わないのは流儀に反しますが宮田さんには消えてもらいます」 「なぜ、あの女に執着する?」 「彼女が今まで出会った中で最高の芸術的魅力を持った犯罪者だからですよ。 彼女という芸術を守るためにも六軒島連続殺人事件は、金田一くんにさえ解かせません!」 [332] 2020/06/26(金) 20 17 [返信] [引用返信] [編集] 330 (了解しました) [333] 2020/06/26(金) 20 27 [返信] [引用返信] [編集] 331 高遠…かっけぇ この2人はだいぶ実力が拮抗してたな お馴染みネイルハンマーとコルトパイソン銃で攻め立てていく宮田を 高遠が傀儡師らしくトリックで否してたな [334] 2020/06/26(金) 20 35 [返信] [引用返信] [編集] 333 襲撃に関しても事前にトリックの下準備していたからこそ、地の戦闘力は鱒全体では低めの高遠でも存分に戦えていたな だが、相手は医者の皮を被った暗殺者・殺しの実力に関しては負けておらず、荒々しくも冷静に捌いていく [335] 2020/06/26(金) 20 47 [返信] [引用返信] [編集] 334 実際、宮田は本当にあと一歩で高遠を殺せるところだったんだ ハンマーと拳銃で片手片足を砕き、あとは頭を潰せば抹殺できていたのだが そこへベアトが杭に変身させたルシファーを飛ばし、建物の壁ごと宮田の脳髄を貫通させた、 ベアトは戦力的に不利になるのを承知の上で、貴重な杭を宮田を殺すために飛ばしたようだ ちなみに高遠は令呪をベアトの強化と生存以外には使っていない つまり... 【宮田史朗@SIREN 死亡】 [336] 2020/06/26(金) 20 51 [返信] [引用返信] [編集] 329 それでも強化による魔力消費増加は葛西に負担掛けるな [337] 2020/06/26(金) 20 54 [返信] [引用返信] [編集] 329 当たり前だけど、自分の前身である茨木童子の力を精神力だけで物にした松永に華扇は脅威を覚えてたな [338] 2020/06/26(金) 20 55 [返信] [引用返信] [編集] 宮田、死ぬ前に走馬灯のように 「牧野さん…俺は最後まで貴方にはなれなかったな…」 と言って死ぬのが悲しい 原作では真の求道師になれたんだけどな… [339] 2020/06/26(金) 20 57 [返信] [引用返信] [編集] 336 書き手的には鬼化形態は強いけど数分しかもたないウルトラマンみたいなものらしい とりあえずここでキャスターを殺らないとアーチャーは詰む [340] 2020/06/26(金) 20 58 [返信] [引用返信] [編集] 葛西「悪いな旦那、俺はそろそろ持たねえわ」 松永「どうやらそのようだ、ならば」 葛西「ああ、ここらで鞍替えさせてもらうぜ」 葛西、ここで松永からチョコラータに鞍替えするという展開に 最も松永は単独行動スキルで居残り続けることになるが [341] 2020/06/26(金) 21 21 [返信] [引用返信] [編集] 335 ただ、この助けた行為が、結果的にベアトの死に繋がってしまったな 杭を投げるまでの本当に僅かな隙に残存鯖鱒に包囲され、集中砲火 葛西による奥の手、魔力が高いほどダメージが大きい起源弾を喰らい 最期にチョコラータにメスで滅多刺しにされてしまった 【ベアトリーチェ@うみねこのなく頃に 死亡】 [342] 2020/06/26(金) 21 22 [返信] [引用返信] [編集] 315 ロノウェとの戦いを制した華扇だけど、ロノウェが散り際に気になる言葉を遺すんだよな 「いやはや、流石は音に聞こえた茨木童子。私程度には荷が重い相手でしたな」 「何故手を抜いた?お前ほどの悪魔ならその力、こんなものでは無いだろうに」 「ぷっくっく。悪魔との激突に触発されましたかな?口調に“地”が出ていますよ……ああ、そんな怖い顔で睨まないでいただきたい。まあ一種の流儀ですよ、私のこれは。それに手を抜いているというなら貴女も同様でしょう?」 「……生憎とこれが“今”の私の全力。そこに偽りは無いわ」 「ふむ、今の生き方にご自分で納得されているなら結構。しかしお気をつけください。この催しの裏に潜む『悪意』。それは今のお力で容易く勝てる程生易しい相手ではありませんよ」 「? 何を言って……」 「おっと喋りすぎましたな。それではご機嫌よう」 [343] 2020/06/26(金) 21 40 [返信] [引用返信] [編集] 342 あそこは杉田ボイスで脳内再生されたね [344] 2020/06/26(金) 21 43 [返信] [引用返信] [編集] 327 ベアト消滅寸前の時に皮膚が破れて中から別の人の顔が見えたんだけど どうみても右代宮戦人な件 (ダメだったら無しにしてください) [345] 2020/06/26(金) 23 27 [返信] [引用返信] [編集] 340 一方の松永も魔力がないとせっかく手に入れた鬼化が使えない そこで高遠を殺したように見せかけてサルベージし、マスターになるかと問いかけるが... [346] 2020/06/26(金) 23 33 [返信] [引用返信] [編集] 341 チョコラータがわざわざスタンドを使わずにただのメスを使って殺したのは ベアトの意表をつくと目的と同時に、スタンドを使えるだけの魔力が残ってなかったからなんだよな チョコだけでなく、松永も華扇ちゃんも戦闘を続行できるだけの魔力や体力がなかったので、館から出て解散・明日から仕切り直しという形になったね [347] 2020/06/27(土) 00 20 [返信] [引用返信] [編集] 館から放れた後にチョコラータと葛西の前に現れるんだよな。 この聖杯戦争の黒幕たるノストラダムス教の現教祖のシックス そして自らをアンゴルモアと名乗る漆黒の女騎士サーヴァントが [348] 2020/06/27(土) 00 28 [返信] [引用返信] [編集] 346 体を弄くれるからって「全身からメスが!?」 はジョジョ第一部知ってると笑えるからやめろw [349] 2020/06/27(土) 01 09 [返信] [引用返信] [編集] 347 シックスのことを知っている葛西はもちろんのこと、チョコラータをしてアルトリアは戦わずともやべえ勝てねえって思わされたからね 幸い、二人は新・アサシン陣営を殺すことじゃなくて、協力要請だったのが救い そろそろノストラダムスの予言の日が近くて、それまでに聖杯戦争を終わらせてくれないと都合が悪いらしい [350] 2020/06/27(土) 01 15 [返信] [引用返信] [編集] このアルトリア、優勝して選定の改変を行ったなら過去のことを覚えてないんじゃ... と思ったら改変前の記憶はしっかり覚えているという この悲惨な経験から「人は誰も運命には抗えない」という摩れた考えを持ってしまったらしい [351] 2020/06/27(土) 02 10 [返信] [引用返信] [編集] 344 (ベアトの正体は戦人ではないのでナシでお願いします) (それと、ベアトの正体は不明のままで良いです) [352] 2020/06/27(土) 02 16 [返信] [引用返信] [編集] 345 断るかな?と思ったら意外にも松永と契約したな 高遠は未だ聖杯に願うものはないが、少なくとも共犯者を殺害した犯人(チョコ先生)に報復するつもりらしい (この高遠の動きは露西亜人形殺人事件の時に近い) [353] 2020/06/27(土) 02 55 [返信] [引用返信] [編集] 教会の関係者にはシックスの息がかかってる者たちがいたらしくて、聖杯戦争における大体の情報は把握してるんだよね [354] 2020/06/27(土) 03 05 [返信] [引用返信] [編集] 351 (語り主ですが撤回OKです) [355] 2020/06/27(土) 03 10 [返信] [引用返信] [編集] 352 それで松永と一緒にこれまで調べた聖杯戦争とノストラダムス教の裏側を、生き残ったライダー陣営にも教えるんだよね 予言の日がもうすぐそこなので、次は黒幕側から何かしてくると思われるので、裏をかくのを手伝って欲しいと (余談だが松永に殺されたと思い込まされたため、高遠が生きていたと知った時は驚かされた) [356] 2020/06/27(土) 03 16 [返信] [引用返信] [編集] 349 術式の関係上、予言の日までに聖杯戦争を終えてくれないと儀式が完成しなくなるらしいな [357] 2020/06/27(土) 03 24 [返信] [引用返信] [編集] 349 悪堕ちアルトリ...アンゴルモアは松永が偵察のために寄越したAIMS正体をエクスカリバーに似た何かの剣で一瞬で全滅させた後、「動いたらお腹がすきました」と言いながら、偶然巻き添えになった一般人ごとモッキュモッキュ食べだしたからな 腹ペコキャラなのは元と変わらないようだ(白目) [358] 2020/06/27(土) 05 09 [返信] [引用返信] [編集] 349 そういえば図らずしも葛西の 301の考えが現実になったわけか [359] 2020/06/27(土) 06 17 [返信] [引用返信] [編集] 宮田脱落でチョコラータ消滅の危機だったのに、葛西の鯖切りとタイミングが合うとか、悪運強いな [360] 2020/06/27(土) 06 22 [返信] [引用返信] [編集] 353 この聖杯戦争が一般人への被害にやたら甘かった理由でもあるんだよな 儀式の破綻に繋がらなければ放火だのカビ撒き散らしだのはむしろ推奨という狂いっぷり [361] 2020/06/27(土) 07 56 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータ先生はシックスの所業、人どなりを聞いて感動してたな 私以上の男がいたとはと [362] 2020/06/27(土) 08 05 [返信] [引用返信] [編集] これノストラダムス教の終末思想に染まった教徒や一般人はシックスの信奉者ということで、それらが生き残った面々の敵になるというね [363] 2020/06/27(土) 08 56 [返信] [引用返信] [編集] 361 シックスも残虐性と狂気の塊であるチョコラータが仮に受肉したら新人類に歓迎したいと本心から言っていたな 松永や高遠も開始当初は受け入れたいところだったが、残念ながらネウロ枠として嫌悪されている 余談だが、この世界にもネウロがいて原作のように争いもしてが、後一歩のところでアンゴルモアの手で殺されてしまっている [364] 2020/06/27(土) 09 18 [返信] [引用返信] [編集] 355 高遠がこの世界の書物を読んでいく内に、アーサー王伝説が歴史からなくなり、ブリテンの滅亡が記憶しているより早いことに気づく そしてそこから加速度的に歴史が正史から外れていき、キリスト教が絶えてノストラダムス教に置き換わったことから何もかもが狂いだした この世界は自分たち異世界人が来る前に聖杯戦争を行い、その前回優勝者がアーサー王で願いによる歴史改変を行った結果、こうなったと高遠は推察した [365] 2020/06/27(土) 09 20 [返信] [引用返信] [編集] 340 松永かっ [366] 2020/06/27(土) 09 30 [返信] [引用返信] [編集] 365途中送信失敬 340 松永「貴殿が教えた銀玉が流れるのを眺める遊びは今一つ何が楽しいのかわからなかったが、貴殿と飲んだ未来の酒はまことに美味だった」 葛西「おっと、情を引く作戦は俺には無駄だぜ旦那? 旦那がどういう男か、俺はよくわかってたつもりだからな」 松永「...それもそうだな。明日からは気兼ねなく、殺し合おう」 葛西「火火火それで良いんだよ、所詮俺らは下衆同士、元相棒だろうがなんだろうが死んじまったら生き残った方は何かもかも忘れちまえ」 松永「では次の戦場で、さらば」 葛西「じゃあな」 [367] 2020/06/27(土) 09 40 [返信] [引用返信] [編集] 364 アーサー王はいなくなった代わりに、アルトリア・ペンドラゴンの名前は虐殺の黒騎士という大量殺人鬼として歴史に刻まれたようだな ちなみに虐殺はブリテンを滅ぼした敵対勢力への報復のために一人で行ったらしい [368] 2020/06/27(土) 11 14 [返信] [引用返信] [編集] ライダー陣営とアーチャー陣営は黒幕(+アサシン)を倒すために同盟を組んだが 松永自身は願いはなくとも聖杯自体を手に入れたいみたいで、黒幕を倒したら聖杯を巡って再び争うとあえてライダー陣営に宣言したな 華扇や一輝は元々聖杯にへの執着は薄いが、松松永に渡すぐらいなら黒幕しばいた後にでも戦うつもりである 問題なのはぬ~べ~が恩師蘇生のチャンスがすぐそこまで来てるせいか、内心揺らぎだしているところかな [369] 2020/06/27(土) 11 20 [返信] [引用返信] [編集] 決戦前日に一輝がラッキースケベで入浴中の華扇ちゃんの裸を見たのはもげろと思った しかも、石鹸で転けた結果、胸まで揉むおまけ付き ステラブチキレ案件...と思いきや、こいつまだステラにも会ってない時期からの参戦なんスよねえ... [370] 2020/06/27(土) 11 28 [返信] [引用返信] [編集] 決戦の日はノストラダムスの予言にある滅亡の日 場所は東京タワーとその周辺だったな きっかけはシックスが権力を使って「滅びを受け入れない異端児たち」をビルやタワーにかき集め、葛西がそのビルを上からジワジワ焼いていく それで中の住人が炎から逃げようとして非常階段を下るとチョコラータのカビで殺される地獄絵図 そこへライダー陣営が住民を助けるために最初に出動した [371] 2020/06/27(土) 11 33 [返信] [引用返信] [編集] 決戦の地の周りにはシックスに従う終末信奉者たちの群れという布陣 [372] 2020/06/27(土) 11 57 [返信] [引用返信] [編集] アンゴルモアのアルトリアは自らの手でアーサー王伝説を亡くしたから伝承由来の宝具も消失しているんだよな その代わり、「嵐の王(ワイルドハント)」やその他の逸話が関係した存在になっている…? [373] 2020/06/27(土) 12 08 [返信] [引用返信] [編集] 371 チョコ先生と葛西が戦略的アドバンテージを得るために軍用ヘリに乗ってカビと炎を空から撒き散らしてきたな それでモタモタしていると自分たちだけでなく、罪のない一般人も巻き添えになるので急いで救助活動を続けるぬ~べ~一向 そして、その中の一人である一般人の男をぬ~べ~が助けようとしたその時、高遠から通信が入る 鵺野「高遠、立て込んでるんだ、今は後に...」 高遠『救助をやめて急いで離れてください! 本来の処刑リストに入っていない住人が何人か混じっています! きっとノストラダムス教の手先が混じって...」 その時、ぬ~べ~は背後から今しがた助けた男に猛毒のナイフで刺され、昏倒する ナイフで刺したのは人の皮を被って変装したシックスその人であった 華扇「マスター!」 一輝「ぬ~べ~先生!」 シックス「鬼の手をもっていてもこんなものか...宝の持ち腐れだな」 [374] 2020/06/27(土) 12 20 [返信] [引用返信] [編集] 368 この時ぬ~べ〜を見かねた華扇が一時的に鬼の手の封印を肩代わりして、ぬ~べ〜が美奈子先生と対話できる状態にしてくれたんだよな 迷ってる生徒を導くのは仙人ではなく教師の役目だって [375] 2020/06/27(土) 12 34 [返信] [引用返信] [編集] 368 ぬ~べ〜の内心を見抜いてノリノリで煽る松永… 今は仕方無しに同盟組んでるとはいえ本来水と油みたいな相性だからなあ [376] 2020/06/27(土) 12 48 [返信] [引用返信] [編集] 372 ダークソウル知る人からコイツ、アルトリアじゃなくて深淵のアルトリウスじゃねーの?とか言われてて草 [377] 2020/06/27(土) 13 19 [返信] [引用返信] [編集] 374 ついでに華扇は鬼の手である覇鬼と対話をする 幼児性が目立つ乱暴者だが、道理がわからないほどの絶対悪ではない あと華扇が気に入ったらしく、ぬ~べ~と美奈子先生との対話までは応じてくれた しかし、自分を閉じ込めた人間を許す気はまだないらしい [378] 2020/06/27(土) 14 13 [返信] [引用返信] [編集] 型月設定と照らし合わせたシックスって7千年前から続く家系の末裔という割ととんでもない奴である [379] 2020/06/27(土) 14 18 [返信] [引用返信] [編集] 20世紀にしては最高性能のヘリに乗り、上から攻めるアサシン組 しかもヘリは戦闘機に守られていて華扇の龍でも迂闊に近づけない 地上の戦力と結託して一方的にライダー組をなぶり殺しにしようとするチョコ先生と葛西 ところが味方のものではない一機のステルス戦闘機が戦場に入ってきてミサイルをヘリに向けて発射する チョコ先生は味方の戦闘機に迎撃を命じるが、戦闘機が放った攻撃も戦闘機も爆破・撃墜される よく見るとステルス戦闘機の真上に松永が立っていた ※上に立ってるだけなので騎乗スキルは関係ないです 高遠「いくら英霊の力で財力があるからって ステルス戦闘機まで購入して何と戦うつもりだったのだろうか衛宮切嗣…… いやむしろ、常識外れな英霊と戦うには多少やりすぎてしまうぐらいの兵器が必要だったのか…?」 [380] 2020/06/27(土) 14 21 [返信] [引用返信] [編集] 378 ペストの自作自演に始まり、予言と言うマッチポンプで何百年と人を騙していたことに関しては、ライダー陣営はかなり頭に来ていたな アーチャーはむしろ感心していたが [381] 2020/06/27(土) 14 50 [返信] [引用返信] [編集] アンゴルモアの暴力と信奉者を使った人海戦術でライダー組を追い詰めるシックス いずれジリ貧となり、共倒れになるのは確実 何とか状況を打開する方法を探す華扇 その中で生まれるだろう隙をただ耐えて突こうと一輝 [382] 2020/06/27(土) 17 09 [返信] [引用返信] [編集] 377 華扇が覇鬼と邂逅したことで、霊基に変化が生じたかな? [383] 2020/06/27(土) 17 17 [返信] [引用返信] [編集] アンゴルモアが「諦めなさい、誰も運命には勝てないのですよ」の後に剣の一振りで、これまで救助した一般人の首をまとめて斬り落とすところは鬱だった 華扇ちゃんも自らを盾に防ごうとしたけど、残っていた左手を斬り落とされ、後ろの一輝と倒れてるぬ~べ~以外は誰も守れなかった [384] 2020/06/27(土) 17 49 [返信] [引用返信] [編集] 379 葛西「松永の旦那は生前は人間だって言ってたけど、ミサイルに乗っている時点で絶対嘘だわアレ」 チョコ「言ってる場合か! 脱出だ!」 松永が乗っていたミサイルが直撃する前に地上へと脱出した葛西とチョコラータ しかし、チョコラータの方は着地の寸前をAIMS部隊に手足を狙撃されて達磨状態にされてしまう チョコラータは俺を助けろと葛西に命令するが 当の葛西は 「アンタ助けようとしたら、俺も狙撃にされるから無理だ。 でも良いもんがちょうど残ってた。 『令呪によって命じる 囮になれ アサシン』」 「カサイ……このタンカスがぁぁぁあああッ!!!」 「わりぃな、あばよっと」 物凄くいい笑顔で脱兎の如く逃げ出した [385] 2020/06/27(土) 17 59 [返信] [引用返信] [編集] 一輝「おまえも自分の国を守ろうと頑張った王だったのに!」 アンゴルモア「ええ、やりましたとも、私なりのやり方で」 「でもダメだったのですよ。ブリテンは私がどう頑張ってもも滅ぶ宿命にあった。 過去を変えようとしたら未来は最悪の形に変貌してしまった。 周りを見て見なさい、ごく一握りを除いて滅びを受け入れている人々ばかりになってしまった。 こんな堕落しきった世界より、シックスが望む新人類だけの世界の方がまだ救いがある。 世界を滅ぼすことは、世界を狂わせた私なりの責任の取り方なのです。 世界の人々が滅びを望んでいるなら、私はそれに従うまで!」 [386] 2020/06/27(土) 20 47 [返信] [引用返信] [編集] 385 「全く…好き勝手言ってくれる…」 「まだ立ち上がりますかライダー、いや茨木華扇。それとも茨木童子とでも呼びましょうか」 「く…その名を気安く呼んで欲しくないわね…!」 「貴女の逸話は聞き及んでいます。幻想郷という異界の事も含めて。……愚かだ。退治される人喰い鬼という役割から逸脱した貴女も、滅び逝く種を無理矢理延命させるその世界も。 定められた運命に逆らった所で苦しみが増えるだけ。運命が与えた役割に殉ずることだけが正しき道だというのに」 「ご高説を垂れている所、申し訳ないけど運命なんてそんな大層なものじゃないわ。少なくとも五百年ぽっちしか生きていない吸血鬼にだって変えれる程度には。ましてや恐怖の大王を自称する小娘が齎す運命なんてね」 「追い詰められても口が減らないのはあの異界の住人らしい。……そこまで言うならば変えてみるがいい!死という逃れ得ぬ運命を!」 [387] 2020/06/27(土) 20 59 [返信] [引用返信] [編集] 384 チョコラータの最期はひどく呆気ないものであった 這いずってでも逃げようとするも、囮の命令に逆らえず、迫り来る松永に見苦しく命乞いをするが、叶わず 最寄りのゴミ収集車に突っ込まれる ダメ押しにレイドライザー(スカウティングパンダ)に変身した高遠に遠方から脳髄を狙撃され、弾が貫通したゴミ収集車の爆発で四散した 【チョコラータ@ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 死亡】 [388] 2020/06/27(土) 21 19 [返信] [引用返信] [編集] シックス「…ふむ、どうやら今5騎目のサーヴァントが脱落した、この状況からするとアサシンのようだが、それはいいだろう」 シックス「折角だ、君たちも最期に見るといい。私たちが作り上げてきた聖杯を」 東京タワーのちょうど真上、そこに孔が開き始める、シックスの一族が受け継いできた滅びを齎す聖杯の現出が始まった。 [389] 2020/06/27(土) 21 29 [返信] [引用返信] [編集] 病みトリア、もといアンゴルモアのステや宝具の威力自体は乳上(ランサー・アルトリア)と大差ない 強いっちゃ強いが、華扇や松永で絶対勝てないほどの格差は開いてない 問題なのは目的のために手段を選ばないというか、魂食いに一切の抵抗がないぶっ壊れたメンタリティ(本人は殺した相手を救済してるつもり) 魔力が大量に減っても贄の信者が勝手に身を差し出すのですぐ補充されてしまう [390] 2020/06/27(土) 21 40 [返信] [引用返信] [編集] 388 鵺野「禍々しい……あれが聖杯なのか……? 縁壱たちはこんなもののために殺しあったというのか!」 一輝「先生!」 華扇「マスター!まだ動いてはダメです!」 鵺野「……」 鵺野「俺の願いは決まった。聖杯を破壊するぞ。 あんなもので美奈子先生を生き返しちゃ……願いを叶えてはいけないんだ!」 華扇「……一輝、聖杯を破壊したら一生、元の世界に帰れなくなるかもしれませんが、それでも構いませんか?」 一輝「覚悟はもうできている。華扇や先生が一緒になら何も怖くはない」 鵺野「二人とも、本当にすまない。 必ず三人で元の世界に帰る手段を見つけよう。 誰も犠牲にしない、邪悪に頼らない方法で!」 [391] 2020/06/27(土) 21 54 [返信] [引用返信] [編集] ライダー組に優勢だったシックス・アンゴルモアだったけど ここでチョコラータを倒した松永が合流 戦線に加わることで、一時は戦力的に拮抗するけど 信者が魔力補給のために自分からアンゴルモアに喰われていくので、相手は全然消耗しない 389 そこで一人別行動を取っている高遠はZAIAの技術を使って何かをしようとしているみたいだが…? [392] 2020/06/27(土) 22 16 [返信] [引用返信] [編集] 松永「なるほど、あれが聖杯か。何とも禍々しくも得難き器だ」 鵺野「アレを見てもまだ聖杯が欲しいと言えるのか、お前は」 松永「アレほどの器を得る機会などそうないだろう。彼らから奪う必要はあるが、破壊するというなら卿らとの決着も後ほど付ける必要があるな」 [393] 2020/06/27(土) 22 43 [返信] [引用返信] [編集] 戦いの舞台を東京タワーに移し、激闘が繰り広げられる ここで華扇が最高の宝具である龍を召喚し、松永は華扇から奪った右手による鬼化、ぬ~べ~も鬼の手の力を解放し、左腕全体を鬼に変える 挟み撃ちによりアンゴルモアもダメージを受けたが、ワイルドハントによって得た魔馬スレイプニルを召喚して騎乗し さらにエクスカリバーの贋作にして性能は勝るとも劣らない、『血塗られし命運の剣』が抜かれた ※スレイプニルはワイルドハントの伝承を参照 偽エクスカリバーはオリジナルです、ダメだったらなしでお願いします [394] 2020/06/27(土) 22 46 [返信] [引用返信] [編集] この時、一輝はノーマークになっていることを良いことに東京タワーの奥に入っていったシックスと相対し 葛西は引きこもって何かをしようとしている高遠を殺すために隠れているビルに侵入したか [395] 2020/06/27(土) 22 52 [返信] [引用返信] [編集] 伝承によるとワイルドハントを率いる者は諸説あるが、アーサー王という説以外にも有名な者がいる その名はオーディン、そして彼の神に繋がりがある剣が一つある 選定の剣の原典となった魔剣グラム、アンゴルモアが持つその剣は星の聖剣の贋物であろうと傑物であることに変わりはなかった [396] 2020/06/27(土) 22 55 [返信] [引用返信] [編集] 高遠がZAIAの技術でやったことは、テレビ局を電波ジャックしてからのノストラダムス及びその宗教によるマッチポンプへの告発だったな ちゃんとした証拠や高遠の綿密な推理も入れたうえで これを聞いて一部の信者が動揺、騙されたと怒り狂う者も 全員じゃないけどアンゴルモア周辺にいた信者も逃げてしまって、ほぼ無限湧きだった魔力の供給源を失うことに [397] 2020/06/27(土) 22 59 [返信] [引用返信] [編集] 395 血塗られし命運の剣と書いて「グラムカリバー」と読むんだっけか [398] 2020/06/27(土) 23 06 [返信] [引用返信] [編集] 華扇の龍を切り裂き、松永とぬ~べ~の鬼の力も意に介さず アンゴルモアの魔剣の威力は壮絶なものだったな 特にぬ~べ~の鬼の手を左手の付け根から切断された時は絶望感半端なかった 覇鬼自体も魔剣で大きな霊的ダメージを負ったので、元の鬼の姿となって出てくることさえできなくなった [399] 2020/06/27(土) 23 08 [返信] [引用返信] [編集] 387 チョコ「ま、待てアーチャー!今からでも遅くはない私たちと手を組めッ!あの男、シックスならいくらでも欲望を満たすことが出来る世界を作れる!それはお前も望むことだろうッ!」 松永「ふむ…あの男の尽きぬ悪意(よくぼう)は確かに興味をそそられる」 チョコ「そうだろう、そうだろう!だから我々と…」 松永「しかし、彼が今から生み出そうとしている器にも同じくらい惹かれているのだよ。平蜘蛛の代わりになりそうな器などそうそう見つかるものではないのでね」 チョコ「何だとぉッ!?」 松永「彼は他人にあれを譲る気はなさそうだからね。そのため全くもって残念なことに対立せざるを得なくなってしまったのだ…それともう一つ。絶対悪を自称する彼に興味があるのは確かだが…地を這う虫が如き今の卿には欠片も興味がないのだよ、すまないね」 チョコ「な、なんて酷い野…」 松永「卿からは、『幸福』を貰おう(ダストシュート)」 [400] 2020/06/27(土) 23 09 [返信] [引用返信] [編集] ついに腰を上げ戦闘態勢に入ったシックス、そして相対する一輝 戦いは悪意を読み、常に先を行くシックスが完全に押す形となり、追い込まれる一輝 勝機はセイバーの透き通る世界と日の呼吸をここで習得すること そうしなければここで全ては終わる [401] 2020/06/27(土) 23 17 [返信] [引用返信] [編集] 399 松永も相当な外道なんだが、ここは本当にかっこよくてスカッとした [402] 2020/06/27(土) 23 21 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータ先生をぶち込んだゴミ収集車を念入りに指パッチンで焼却する松永に草 [403] 2020/06/27(土) 23 26 [返信] [引用返信] [編集] 396 だが、代償も大きく、高遠が放送に集中している間に葛西にビルの柱に爆薬をセット(たぶん高遠は気づいていたが、どのみち片足・片腕がなくAIMS隊員に移動を介助してもらってる有様だったので逃げられない)され 放送終了と同時にビルが爆破された いちおう、ビルが瓦礫になった時点では生きていたが、ダメージで変身解除の上、ろくに動けなかったため、最期は葛西に燃やされて死んでしまったな 【高遠遙一@金田一少年の事件簿シリーズ 死亡】 [404] 2020/06/27(土) 23 28 [返信] [引用返信] [編集] 402 松永「そういえば汚物は火炎で消毒するのがこの時代の常識と葛西から聞いたな」 高遠「入念に焼いてくださいね。きっとダイオキシンより汚いものが出ますよ」 [405] 2020/06/27(土) 23 37 [返信] [引用返信] [編集] 結局チョコ先生が死んだのを気にしてたのシックスだけっていうね…それも自分の考えに近く血族になれそうな男が死んだ、残念ってぐらいで蟻ほどしか悲しんでもらえず シックスの興味は完成間近の聖杯にすぐ移ったという [406] 2020/06/27(土) 23 41 [返信] [引用返信] [編集] 398 ここから千切れた腕に宿っていった美奈子先生の提案で、ぬ~べ~が切断された鬼の手を同じく左手を失っている華扇に結合させてパワーアップさせるとは思わなんだ 結果、覇鬼が茨木童子ほど悪い奴じゃなかったことも相まって仙人の心を持ちつつ鬼の力を解放した 新・宝具「覇鬼転生・鬼双歌仙(ばきてんしょう・きそうかせん)」が発現する [407] 2020/06/27(土) 23 53 [返信] [引用返信] [編集] 406 見た目と口調は茨歌仙ラストの完全体華扇ちゃんに準じてたね(右腕は包帯のまま、左腕は覇鬼のそれだけど) でも、主導権はちゃんと華扇ちゃんにあるから鬼のパワーと仙人の技を両用できるある意味本編を超えた状態になってた [408] 2020/06/27(土) 23 55 [返信] [引用返信] [編集] 400 ブレイドスティ―ルによってあと一歩で覚醒しそうなところで、一輝はシックスの攻撃により床に膝を折る これまでか、と思いかけたその時、華扇がこっそり援護に向かわせた雷獣・務光により感電、対応してくるまでのほんの僅かな時間だったがシックスを怯ませることに成功する 「ありがとう……華扇」 「小癪な!」 「縁壱師匠が見ていた世界が…見えた!! おまえの弱点はそこだあ!」 一輝の刀はそれまで一切通用しなかったシックスの合金と強化細胞による防御すら貫き、心臓に確実なダメージを与えた [409] 2020/06/28(日) 00 02 [返信] [引用返信] [編集] 407 原作fate桜ルートのアーチャー腕移植衛宮の逆バージョンだったな [410] 2020/06/28(日) 00 04 [返信] [引用返信] [編集] 408 一刀修羅とブレイドスティールで得たセイバーの剣 その2つが見事シックスの心臓へダメージを与えた、しかし 「ごぶっ」 「驚いたよ、まさか貴様のような出来損ないにここまでやられると話…」 心臓は確かに切り裂いた、だがそれで止まらないシックスはカウンターで一輝の心臓を貫いていたのだ 最期、一輝はシックスを仕留め損なったことを謝罪した だが、彼が与えたダメージは大きな影響を及ぼすことになる 【黒鉄一輝@落第騎士の英雄譚 死亡】 [411] 2020/06/28(日) 00 11 [返信] [引用返信] [編集] VSアンゴルモア決着へ 覇鬼と結合した結果、水龍(こうてい)も大型化しパワーアップ、威力が何倍にも増強されたブレスを吐く まだこの時点ではマスターである高遠が死んでいない松永も、鬼化で火力を増した焔をぶつけにいく 対するアンゴルモアも全ての力を出し切るつもりで、魔剣グラムカリバーによる嵐の一撃を放った 水に焔に嵐――戦いの結末は [412] 2020/06/28(日) 00 14 [返信] [引用返信] [編集] 407 「我こそは山の仙人、茨木華扇!新たな腕とともにお前を討つ!」 口調こそ腕(鬼)人格のそれだけどアンゴルモアに対しては本編と違って山の四天王ではなく、あくまで仙人ということを強調した名乗りだったな [413] 2020/06/28(日) 00 20 [返信] [引用返信] [編集] 410 この直後、 411の衝突で東京タワーが傾き、よろけたシックスが割れていた窓から落下 這い上ろうとしたら同じく傾きで降ってきた刀が腕に刺さって落ちてしまう それでも運よく生きていたんだが落ちた先にはぬ~べ~がいて、さっき自分で刺した猛毒のナイフで今度は自分が刺されて殺されるという因果応報な結末に 【シックス@魔人探偵脳嚙ネウロ 死亡】 [414] 2020/06/28(日) 00 27 [返信] [引用返信] [編集] 413 ちなみにぬ~べ~が毒のナイフ刺されて生きていた理由―― 覇鬼も滅びたくないから、あと本人は認めたくないが宿主の強さを認めだしていたから 妖力を注いで生き長らえさせたらしい [415] 2020/06/28(日) 00 31 [返信] [引用返信] [編集] アンゴルモア「おのれ…!何故だ、何故だ…!地獄の鬼も山の四天王も人に仇なすことが生まれついての役割のはず!なのに何故自分の運命に従わない!」 形勢が変わるにつれて次第にアンゴルモアにも余裕がなくなっていったな [416] 2020/06/28(日) 00 36 [返信] [引用返信] [編集] 411 「私はアンゴルモア……この破滅の世界をつくりし罪人にして愚者。 私は罪を償わなくてはならないのです……」 「だのにどうして、邪魔をしたんですか? 国と民を救いたかった私に、運命は過去を書き換えることは愚か、償いさえ許してくれないのですか?!」 嵐が過ぎ去った後に残ったのは、龍の頭にまたがるライダーと、梟雄のアーチャー、そして下半身がなくなり今にも消えようとしている恐怖の大王アンゴルモアであった [417] 2020/06/28(日) 00 43 [返信] [引用返信] [編集] 415 松永「ふむ、君は全くもってつまらないな」 アンゴルモア「何だと!」 松永「言葉通りだよ。君の主である絶対悪や私の主であった葛西や高遠。彼らはみな己の欲望を偽らなかった。だと言うのに、君は本心から目を逸らし運命だの役割だの言葉を飾り立てて流されているだけだ。これでは些かの関心も湧かないよ」 メンタルボロボロなアンゴルモアちゃんに追い討ちをかける松永… もうどっちが悪役か分からん [418] 2020/06/28(日) 00 44 [返信] [引用返信] [編集] 413 本来なら猛毒程度では死なないシックスだったんだが、一輝の陰鉄が知らないうちに日輪刀の性質を発現させてて、心臓含めた細胞が焼き切れてたことで正常に働かなかったことによるものだったんだよね [419] 2020/06/28(日) 00 48 [返信] [引用返信] [編集] アンゴルモア「ああ、やっとわかった気がする。 私は本当はアルトリア・ペンドラゴンに戻りたかったんだ」 アンゴルモア?「でも過去は変えてはならないと知ったから全てを運命のせいにしてアンゴルモアの名に逃げた」 アルトリア「ライダー、アーチャー、私もあなたたちのマスターのような人に出会えていればあるいは……」 [420] 2020/06/28(日) 00 52 [返信] [引用返信] [編集] 417 ぶっちゃけると形は違えど、どの鯖も鱒も欲望全開で自分の好きなことをひたすらやっていたからなあ その中で唯一異端だったのは心を殺していたアルトリアだったという ある意味、ラスボスには相応しい [421] 2020/06/28(日) 00 57 [返信] [引用返信] [編集] このアルトリアさんは作品のタイトルでもある運命(Fate)に押しつぶされてしまった成れの果てなんだな… [422] 2020/06/28(日) 01 00 [返信] [引用返信] [編集] 華扇「……おやすみなさい、アーサー王。 この生と死も魂の研鑽に繋がることを祈るわ」 松永「次があるとするならば、偽りの大王などとつまらないものではなく、自分に正直に生きる人間として生まれ変わるのだな」 2人の強敵(とも)に看取られながら、すべての魔力を失った悲しき大王は消え、座に帰っていった… 【恐怖の大王アンゴルモア 喪失】 【アルトリア・ペンドラゴン@fateシリーズ 死亡】 [423] 2020/06/28(日) 01 05 [返信] [引用返信] [編集] 410 アンゴルモア戦決着の後だが、一輝が死んでいたことにはぬ~べ~も華扇も悲しみに涙したな 幽霊になった一輝が冥府へ旅立つ前に「三人一緒で生きて帰る約束を果たせなくてごめん」と言うところもホロリと来る [424] 2020/06/28(日) 01 07 [返信] [引用返信] [編集] 絶対悪は生き絶え、恐怖の大王が消え、完成間近の聖杯だけが残された ライダーはシックスを倒したマスターと合流、アーチャーは高遠が脱落したの察しつつも聖杯を手に入れるため、不利と知りつつも最後の戦いに臨むところだった 松永「先ほど魔力の経路が切れたと思ったが、どうやら卿の仕業のようだな」 葛西「火火火、こっちはシックスが死んで打つ手途方に暮れそうだったが、これなら来た甲斐があったな」 松永「私としても聖杯を手に入れるために全力でいきたいのでね、という訳だ」 「「再契約といく(いこう)か」」 [425] 2020/06/28(日) 01 15 [返信] [引用返信] [編集] 再契約に伴い聖杯から葛西に令呪が再分配されお互いのマスターの令呪の数は互角 片や山の四天王の右腕を宿し、片や地獄の大鬼の左腕を宿したサーヴァント そしてどちらの主従も疲労の色は濃い、つまり状況は全くの五分 [426] 2020/06/28(日) 01 20 [返信] [引用返信] [編集] 424 華扇「やはり、戦いは避けられませんか」 松永「すまないね、私は非常に欲深いのだ」 鵺野「お互いボロボロだな」 葛西「俺もアンタも満身創痍。立っているだけで精一杯 (シュボッと、マッチでタバコに火をつける) 最後の武器もたった今尽きた」 鵺野「あっても一発殴る気力しかないな」 葛西「旦那もお嬢ちゃんもそれは同じみたいだぜ……」 鵺野『令呪によって命じる! 絶対勝て、ライダー!!』 葛西『令呪によって命じる! 負けんなよ、アーチャー!!』 華扇・松永「「御意!!」」 [427] 2020/06/28(日) 01 30 [返信] [引用返信] [編集] 鵺野VS葛西 こっちは簡単な殴りあい、ほんの僅かにぬ~べ~の方が早く、葛西の顎に一発入れる その時、ちょうど倒れた場所に戦いで漏れたガソリンがあってタバコの火に引火してしまい葛西は火達磨に ただ葛西は焼死する寸前でも笑いかけながら 「火火火、文字通り俺も焼きが回ったな。 おまえさんたちとの戦争、燃えに燃えて、たのし火(か)ったぜえ……」 【葛西善二郎@魔人探偵脳噛ネウロ 死亡】 [428] 2020/06/28(日) 01 43 [返信] [引用返信] [編集] 426 魔力がろくに残っていない華扇と松永はまず鬼の左手と鬼の右手をぶつけ合い、同威力なので互いに拳から鮮血を噴き出す 次に残った手で松永は十束剣を、華扇は一輝の形見である陰鉄を振るう 剣速は松永の方が早い、勝ったと思った ところがここで華扇は右腕を煙に変えて包帯で剣を縛り付けて首筋への一撃を躱す そして陰鉄を口でキャッチし、それで松本の霊核を深く斬りつけ、振りぬいた 「茨木童子……否、茨木華扇。見事だった。 そして誠に楽しい戦場(いくさば)だった」 「我ら英霊、また相まみえるその時は再び――」 【松永久秀@戦国BASARAシリーズ 死亡】 [429] 2020/06/28(日) 01 47 [返信] [引用返信] [編集] 428 華扇「松永久秀、あなたは大のつく悪党だったけど。 あなたの婆娑羅(ばさら)ぶりはいっそ清々しかった。そこは認める」 [430] 2020/06/28(日) 08 04 [返信] [引用返信] [編集] これにて、世紀末大都市における聖杯戦争の勝者が決まった マスターの鵺野鳴介、ライダーの茨木華扇、この二人のみが混沌とした東京の地に立っていた そして勝ち残った主従の元に、英霊七騎の魂が満たされた願望器が降臨する [431] 2020/06/28(日) 09 05 [返信] [引用返信] [編集] 戦いは終わったが予言とアンゴルモアの存在がアイデンティティだったこの世界の住人はどうなるのかを二人は考える ノストラダムス教の全ては嘘っぱちだったのはわかっていても、それ自体が生きている望みだった 望みを奪われた人々は自殺を考えるものも出始め、活力を失った世界は(本人たちすら望まない形で)滅亡するだろう そこでちょうど人間離れした華扇は一芝居を打つことにした 「我こそが、大王アンゴルモアである!」と。 「滅亡した世界全ての魂を喰らうためにやってきたが、おまえたちの魂はあまりにもまず過ぎたのでやめることにした」 「預言如きにうつつを抜かす程度では、世界に滅びていいだけの価値がない。 我はまたいつか滅亡を齎しにこの世界に戻る。 その日までに生きて生きて、我の眼鏡にかなうだけの世界と魂を作り出せ」 [432] 2020/06/28(日) 09 06 [返信] [引用返信] [編集] ちょうど人間離れした華扇→ちょうど人間離れの姿をした華扇 [433] 2020/06/28(日) 09 36 [返信] [引用返信] [編集] 430 この聖杯は 388で語られた通りシックスとその一族によって作られた願望器とは名ばかりの終末装置 ぬ~べ〜は二度とこんな企みが起こらないように残された令呪全てを使ってライダーに聖杯の破壊を命じるんだよな [434] 2020/06/28(日) 09 37 [返信] [引用返信] [編集] 聖杯を破壊すると英霊は座に帰らなきゃならないんだが すなわち、ぬ~べ~一人がこの世界にただ一人残してことになる それが心配だった華扇だが、聖杯が壊れたことで何らかの術式が解けてこの世界に侵入可能になったカルデアのマスター(立香)とマシュがやってきて、ぬ~べ~を元の世界に帰すことが可能になったんだよね これで安心して華扇は数日間を共に戦った戦友に別れの言葉を残し、座へと帰還した あと消える前に鬼の手(覇鬼)はしっかりとぬ~べ~に返却した [435] 2020/06/28(日) 09 46 [返信] [引用返信] [編集] エピローグの最後に妄想聖杯ロワのタイトルが崩れて 『Fate/Vanquish Destiny』のタイトルが出てくるところ すこ [436] 2020/06/28(日) 09 53 [返信] [引用返信] [編集] 375 そういえばぬ~べ~とBASARA秀吉は中の人同じでしたね [437] 2020/06/28(日) 09 55 [返信] [引用返信] [編集] 434 実は今回の聖杯戦争のマスターたちはサーヴァント召喚に近い要領で聖杯によって喚び出されこの世界に繋ぎ止められていたことが明らかになるんだよな だから聖杯を破壊すれば元の世界に送還される仕組みになってた 何故この世界からマスターを選定しなかったかというとノストラダムス教による終末思想が広まりすぎた結果、マスターに足りうる資質を持った人物がいなくなってしまった(それこそ当代教祖のシックスくらい)かららしい [438] 2020/06/28(日) 09 57 [返信] [引用返信] [編集] ブリテン崩壊からノストラダムス教の隆盛による終末思想のせいで剪定対象になってた世界だったんだよね [439] 2020/06/28(日) 09 58 [返信] [引用返信] [編集] エピローグにて37歳になって恩師の墓参りにやってきたぬ~べ~の前に、カルデアのマスターと共にやってきた華扇ちゃんと12年越しに再開したのだった [440] 2020/06/28(日) 10 02 [返信] [引用返信] [編集] 439 ――問おう、あなたが私のマスターですか? 「……はは、とても懐かしい声が聞こえるよ美奈子先生。俺も幻聴が聞こえる程度には年を取……」 「お久しぶりですマスター!」 「どひゃあ! 本当にいたあ!?」 「多少老いても相変わらずのようですね、安心しました」 [441] 2020/06/28(日) 11 18 [返信] [引用返信] [編集] 434 「これでようやく終わり、か」 「ええ。あの男が滅びたことで奴の一族もまた絶えた。二度とあの聖杯のような代物を作ることは叶わないでしょうね」 「ありがとうな、ライダー。いや、華扇。君がいてくれたおかげで俺は最後まで戦いぬけた。苦労は多かった(主に君の食費)が、ようやく元の世界に戻れるよ」 「こちらこそ貴方と覇鬼に感謝を。まさか、地獄の鬼を封印どころか和解までしてしまう人間がいたなんて座に還っても忘れられそうにないわ」 「それこそ君のおかげさ。君の逸話を知るまでは鬼と和解するなんて発想全く浮かばなかったよ。…そしてもう一つ。俺の願いを少しの間だけ叶えてもらったことにも礼を言わせてくれないか」 「え…?貴方の恩師の蘇生は結局叶わなかったのに――」 「――俺のもう一つの願いは家族と一緒に暮らすこと。短い間だったが華扇、君は本当の家族だった。ありがとう」 「……ああ、本当に、貴方のような大馬鹿者は忘れられそうにない……」 [442] 2020/06/28(日) 11 35 [返信] [引用返信] [編集] エピローグでぬ~べ〜が原作より大分早い時期に覇鬼と和解できた事で色んな変化が齎されたことが語られていたな 山の神と覇鬼交えてドンパチやって結果的に時空が死なずに済んだり 絶鬼と壮絶な兄弟喧嘩の末に何とか和解できたり 結婚式を妨害しようとした岩天狗さんが鬼三兄妹にボコられたり [443] 2020/06/28(日) 11 53 [返信] [引用返信] [編集] (スタロ作ったお) [444] 2020/06/28(日) 12 04 [返信] [引用返信] [編集] 443 (サンクス。後は本編の補完タイムでいいのかな?) [445] 2020/06/28(日) 12 08 [返信] [引用返信] [編集] 443 (乙!) 444 (もう語りきったし補完タイムでいいね) [446] 2020/06/28(日) 12 24 [返信] [引用返信] [編集] 443 (スタロ乙です!) [447] 2020/06/28(日) 13 12 [返信] [引用返信] [編集] チョコラータ死亡時台詞 「おまえたちクソカスどもの顔は覚えたからなああああ! いつかは俺はまた復活し、ジョルノと共におまえらの絶望顔を拝みに行き――(ズドンッ) [448] 2020/06/28(日) 13 19 [返信] [引用返信] [編集] 高遠死亡時、ガレキで押しつぶされそうになった時、偶然迷い込んだ一匹の蝶を掌で守ったんだよね そして最期に「ベアトリーチェ…」と呟きながら、蝶を逃がして葛西の撒いた炎から守った [449] 2020/06/28(日) 13 34 [返信] [引用返信] [編集] 今更ながら 57の鯖の日常生活での姿 他の面子はともかくぬ~べ〜は一体どこで女子高生の服を… やはりそういう趣味が…? [450] 2020/06/28(日) 14 26 [返信] [引用返信] [編集] 小ネタ 今回のサーヴァントを召喚するためにマスター達に用意された触媒 セイバー→最期まで所持していた笛 アーチャー→古天明平蜘蛛の欠片 ランサー→愛用のチェス ライダー→茨木の百薬枡 キャスター→右代宮金蔵が所有していた魔導書 アサシン→犠牲者の姿を収めたビデオカメラ バーサーカー→本人が使っていた倭刀 [451] 2020/06/28(日) 15 25 [返信] [引用返信] [編集] キャスター・ベアトリーチェは召喚主の高遠遙一が自分のマスターに相応しいか確かめるため、召喚された直後に黄金郷を展開して推理勝負を仕掛けていたな ちなみに聖杯戦争序盤で魔力量の心配もなく、バトル要素なしの事件内容の投影だけだから魔力消費も少ないから大胆に決行した模様 [452] 2020/06/28(日) 19 36 [返信] [引用返信] [編集] 431 「そうか、俺達は滅びるだけの価値がなかったのか…」 「よし、だったら大王様が最降臨されるその日まで、世界を良くしていこう!」 「あのお方に滅ぼしてもらうために、がんばって生きるぞ!」 なんかだか、ツッコミどころしかないが、この世界はとりあえず何とかなりそうだ 世界が正常に戻る頃には記憶も風化して、アンゴルモアはただの伝説となり、普通の世界に戻るだろう…… [453] 2020/06/28(日) 19 53 [返信] [引用返信] [編集] 442 結婚式に時空と絶鬼も参列してて草 しかも角がとれて丸くなってるし [454] 2020/06/28(日) 20 10 [返信] [引用返信] [編集] タイガー道場にて各死亡鯖・鱒への藤姉イリヤからのアドバイス 切嗣 相性が良かったからって相方を過信しすぎ 1000% 自分に慢心しすぎ 縁 相方が一番悪いが、抜刀斉に固執しすぎ 縁壱 優しすぎ ちなみ 序盤のアドバンテージで胡座かきすぎ 宮田 相方に令呪で盾になれと命じれば延命できたんじゃ? ベアト 生き残り全員相手にするのは流石に無茶だった チョコ もう少し我欲を抑えてれば宮田も葛西もそれなりについてきたきがする [455] 2020/06/28(日) 20 19 [返信] [引用返信] [編集] 一輝 一人で戦ったのがまずかった? 高遠 ベアトが残ってたらねえ シックス 相手が死んだからって油断するから... アンゴルモア 運命に拘りすぎて視野が狭まっちゃった 葛西 喫煙してなきゃガソリンに引火しなかったし、たぶん生還はできたね 松永 最後に戦う相手が1000%あたりなら確実に勝てたでしょう [456] 2020/06/28(日) 20 28 [返信] [引用返信] [編集] 454 チョコ先生、アサシンなんだからもっと忍べとも呼ばれてて草 [457] 2020/06/28(日) 20 34 [返信] [引用返信] [編集] 宮田はともかく葛西は一旦松永も切ってる辺り、怪しいところである というか切った後でまた契約できるあの2人が割とおかしい [458] 2020/06/28(日) 21 05 [返信] [引用返信] [編集] 452 「大王様って角生えてるけど可愛いな…」 「腕が怖いけどノースリーブでエロいな…」 「よし!大王様にもう一度会いたいから一生懸命生きてみるか!」 駄目だこいつら…早くなんとかしないと… [459] 2020/06/28(日) 21 11 [返信] [引用返信] [編集] 458 この世界の住人は東方厨になれる素質がありそうですねぇ...(遠い目) [460] 2020/06/28(日) 21 14 [返信] [引用返信] [編集] 458 エピローグの最後の描写にて、東京タワーの跡地に色々盛られた大王像が立ってて草 [461] 2020/06/28(日) 21 19 [返信] [引用返信] [編集] 457 あの二人、生存性を優先しただけでお互いを嫌って契約を切ったわけじゃないから キャスターもそうだが、奇妙な友情を築いた名コンビでもあった [462] 2020/06/28(日) 21 44 [返信] [引用返信] [編集] 455 流れ弾を食らう1000%に草 でも今回の聖杯戦争で天津に対する松永みたいな所謂天敵となる組み合わせって他にあるかな [463] 2020/06/28(日) 23 25 [返信] [引用返信] [編集] 462 鬼特効でセイバーはライダーに普通に戦えば有利だった [464] 2020/06/28(日) 23 45 [返信] [引用返信] [編集] 本編で対戦してないけど、ランサーはスーツを纏う分、アサシンのカビにはほぼ無敵かもしれない 切嗣の方は相手の土俵崩しが得意なので、キャスター陣営も居場所特定されたらまずかったかもしれない [465] 2020/06/29(月) 00 03 [返信] [引用返信] [編集] 終わり?乙です 綺麗にまとまったもんだ [466] 2020/06/29(月) 00 05 [返信] [引用返信] [編集] キャスター陣営は多分外部から延々物量のごり押しに弱い [467] 2020/06/29(月) 00 07 [返信] [引用返信] [編集] なんかちなみってあんまり知名度ないなって感じた アニメにも出たのに [468] 2020/06/29(月) 00 10 [返信] [引用返信] [編集] イイ感じにそれぞれの陣営でまとまった話ができたね [469] 2020/06/29(月) 00 24 [返信] [引用返信] [編集] 467 霊媒の家系ってたけで霊能者でもないし幽霊設定も消えてるしここではただの性格悪い女だから影が薄くなるのもしょうがない マヨイちゃんの体にinしてる状態でマスターになって願いが永続的な肉体の乗っ取りとか 状況によってマヨイちゃんに戻るけどそしたらバーサーカーが暴走したり他の主従に襲われるとかの理由で仕方なく霊媒するしかないとか だったら更に状況が複雑になって多少目立ったかも でも割と無様な感じの今回の顛末も好きだよかなり他の主従の引立て役に徹したと思う [470] 2020/06/29(月) 00 41 [返信] [引用返信] [編集] 462 本編になかった組み合わせも含めて独断と偏見で セイバー→ベアトリーチェ 語られた通り真っ向勝負という舞台にたってくれない厄介な相手 アーチャー→縁壱 強さを支えているのが技量であるため宝具を奪っても弱体化させにくく、刀を奪っても一輝から隕鉄を借りる等の抜け道が有り、精神的な揺さぶりも通用しそうにない相手 ランサー→松永 語られた通り真名を知られたら宝具を片っ端からパクられて詰む ライダー→縁壱 語られた通り最強の鬼狩りで相性最悪。ひたすら逃げ回る無惨様ムーブが一番現実的な対処法 キャスター→松永 高ランクの賢者の見識から犯行現場の登場人物の性質を見抜かれる可能性あり。マスターの葛西も優れた頭脳でトリックを見抜いてくるかもしれない アサシン→茨木華扇 自力でも宝具でも飛行可能な上、弾幕などの飛び道具多数。頑健な肉体によりある程度無茶が効くので多少カビさせても致命傷に繋がりにくい相手 バーサーカー→ベアトリーチェ 本編で語られた通り理性のない鯖であるため、仕掛けられたトリックをマスター一人で対処しなければならない [471] 2020/06/29(月) 00 45 [返信] [引用返信] [編集] やっぱり燃えるゴミと化したチョコラータに草 [472] 2020/06/29(月) 00 47 [返信] [引用返信] [編集] パラやオール3に引き続き慢心から来る敗北死を遂げた1000%には草を禁じ得ない [473] 2020/06/29(月) 00 51 [返信] [引用返信] [編集] 今回没にしたネタとか何かある? [474] 2020/06/29(月) 00 52 [返信] [引用返信] [編集] 472 能力面で相性が良かったばっかりにケリィまで慢心しちゃったからな… [475] 2020/06/29(月) 00 55 [返信] [引用返信] [編集] 有利に進めてたのを真名一つでひっくり返されたのはある意味綺麗だった [476] 2020/06/29(月) 01 14 [返信] [引用返信] [編集] 黒幕も語りの中で出たノストラダムス関連の話と上手く嵌まって良かったと思う 闇堕ちアルトリアもといアンゴルモアも王になるという運命に逆らった結果より酷いことになってしまったアンゴルモアと退治される怪物という役割から脱することに成功した華扇 ひたすら己の心を殺し続けたアンゴルモアとどこまでも欲望に忠実な松永、みたいな感じで相対する相手と対比されてキャラ立ちしてたし [477] 2020/06/29(月) 01 14 [返信] [引用返信] [編集] 悪役だけど松永&葛西や高遠がかっこよかった [478] 2020/06/29(月) 01 47 [返信] [引用返信] [編集] 477 悪役や外道もかっこ良かったなと思います ほぼ全員、ただの殺られ役や賑やかし要員で終わらない魅力があった [479] 2020/06/29(月) 01 48 [返信] [引用返信] [編集] 473 シックスが新人類としてラフムもどき作ったとかいう話考えてたけど語り進むうちに普通に忘れてた(没っていうのか微妙だが) [480] 2020/06/29(月) 01 51 [返信] [引用返信] [編集] 473 ノストラダムスの予言で世界が滅びるのを防ぐために黒幕が聖杯戦争したにしようかなーとかぼんやり考えてた [481] 2020/06/29(月) 01 55 [返信] [引用返信] [編集] 476 メタ的に見ると華扇はアンゴルモア(アルトリア)が本来辿るべきだった王道ルートを聖杯戦争で歩んでたと思う 実質ラスボスになった松永もギルガメッシュに近いタイプの鯖だったし [482] 2020/06/29(月) 01 58 [返信] [引用返信] [編集] 473 ちなみが縁に女も殺せという令呪を使った語りを見て、ちなみの最期は何らかの形で鯖に反逆されるというものにしようかなと考えてた ただ、理性の喪失の代わりに裏切りを防止出来るのがバーサーカーの利点だしスパルタクスみたいな性質を持っている訳でも無いので没に [483] 2020/06/29(月) 02 01 [返信] [引用返信] [編集] 聖杯戦争ロワになったら闇堕ちした士郎かアルトリアをボスキャラにしたら面白いかなと思って推薦したけど、乗ってくれた人が多くて僕満足 頭が良くないのでステとか作れなくてすいません [484] 2020/06/29(月) 02 04 [返信] [引用返信] [編集] 474 あの世もといタイガー道場で 1000%「真名バラしちゃいました(テヘペロ」 切嗣「ふざけるな!ふざけるな!ばかやろー!」 とかやってる絵面が浮かぶ... [485] 2020/06/29(月) 02 21 [返信] [引用返信] [編集] 473 松永が華扇から奪った腕を土壇場でそっくりそのまま返品して暴走誘発。ぬ~べ〜が令呪で華扇の理性を何とか押し留める、みたいな展開を考えてた でも覇鬼と融合合体して最終的に過去の自分の力を使う松永と一騎打ちして乗り越えるというもっと熱くてぶっ飛んだ展開になったから没でよかった [486] 2020/06/29(月) 03 02 [返信] [引用返信] [編集] 470 こうしてみると殺しあいとしてのパワーバランスはとれてるんだなー [487] 2020/06/29(月) 06 27 [返信] [引用返信] [編集] やっぱ版権キャラが闇落ちした系の黒幕はいいな…!ってなった 483 ステや宝具作るのは難しいからしゃーない [488] 2020/06/29(月) 06 36 [返信] [引用返信] [編集] 483 むしろステと宝具がない分キャラ付けなどを自由に補完できて妄想ならではだったよ [489] 2020/06/29(月) 09 35 [返信] [引用返信] [編集] 488 誰かさんがアーサー王のワイルドハントネタを見つけてくれて→オーディンも所属していた→エクスカリバーの贋作・グラムカリバーとかね [490] 2020/06/29(月) 13 00 [返信] [引用返信] [編集] (スタロにオチを追加) [491] 2020/06/29(月) 13 52 [返信] [引用返信] [編集] 遅ればせながら、企画主です。 昨日でもって妄想聖杯戦争終了となりましたが、無事完結まで到達できて嬉しい限りです。 それもこれも、2週間のコンペ応募や9日間も長期語りにご協力・ご参加いただいた皆様のおかげです、誠にありがとうございました。 そしてスタロ作者さんもありがとうございます。ってか仕事早すぎw 妄想ロワとは少し毛色が違う企画なのでどちらかというと実験的な試みで企画しました。 まずは完結のし易さ優先で主従7組だけに絞り、実際に語るとどうなるかの検証も兼ねていました。 とりあえず当企画の結果から、今後も妄想聖杯はできるだろうと考えています。 主従の組数を増やしたり、本スレで企画を実行したり、今回のルールを改善したり、とより発展できればと思います。 ……うーん、なんか言葉が纏まらないw なのでコメントは一旦ここまでにします。 もし何か聞きたい事があればできる限りでお答えします。 [492] 2020/06/29(月) 19 18 [返信] [引用返信] [編集] 490 スタロ追加乙です!何というオチw 491 企画主さんも乙です!妄想聖杯はまたいつか楽しみにしています。 もしよろしければ本聖杯戦争で企画主さんの好きなシーンとか唸らされた展開とかあれば知りたいです [493] 2020/06/29(月) 19 36 [返信] [引用返信] [編集] 492 好きなシーンはぬ~べ~&華仙の台詞掛け合いかな どんどん信頼関係を構築したりギャグを交えたりで楽しかったです [494] 2020/06/29(月) 20 37 [返信] [引用返信] [編集] 493 別れの時の、短い間だったが君は俺の家族だった 君は俺のもうひとつの願いを叶えてくれた、はホロリと来ますよね [495] 2020/06/29(月) 20 46 [返信] [引用返信] [編集] 491 乙です。異色な能力のベアトリーチェがここまで活躍できるとは思いませんでした。 世界観を20世紀末にしたのは原作SNに近い雰囲気を出すためかと思いますが(違うかもしれませんが) 世紀末ということでノストラダムスよ登場は予想していましたか? [496] 2020/06/29(月) 20 47 [返信] [引用返信] [編集] 494 エピローグだとぬ~べ~と時空の関係ある程度修復されてそうでよかった 岩天狗さんは合掌 [497] 2020/06/29(月) 21 07 [返信] [引用返信] [編集] 495 どちらかというとFate/Prototypeの影響が強い、去年の冬あたりにドラマCD版・蒼銀のフラグメンツが完結したのが大きいです また、近年作品の登場人物に文明の利器で優位に立たせないためにも世紀末を選んだ気がする 他にも理由があった気もするが思い出せない ノストラダムスはそりゃ世紀末だし話のタネにはなるとは思っていたが、それを軸に話が進んだのは予想外でした 何よりそこから世紀末ヒャッハー!どもが出現するのかよw [498] 2020/06/29(月) 21 26 [返信] [引用返信] [編集] ここのアルトリアさんは士郎に会えなかったんだろうなあ…… [499] 2020/06/29(月) 21 26 [返信] [引用返信] [編集] 491 企画お疲れ様でした! 個人的にはチョコラータ先生がめっちゃ活き活きして見てて面白かった ラストのクッソ見苦しくて無様な最期もらしくて好き [500] 2020/06/29(月) 21 31 [返信] [引用返信] [編集] 史実のノストラダムスには悪いけど ペスト治療や予言はシックス一族による自作自演とかよく思いついたなと思う [501] 2020/06/29(月) 21 33 [返信] [引用返信] [編集] 499 アーチャー・キャスター陣営と宮田が悪には悪の正義があるって感じだったのに対し チョコ先生は徹頭徹尾悪の中の悪でしたね [502] 2020/06/29(月) 21 42 [返信] [引用返信] [編集] 汚物は消毒だー!されるチョコ先生 このネタの元も世紀末が舞台だからぴったりだ [503] 2020/06/29(月) 21 53 [返信] [引用返信] [編集] 491 乙、みんないい感じに語られてたと思う ふと思ったけど、今回の妄想聖杯は累計出場者ランキングのカウントに加算されるんだろうか? [504] 2020/06/29(月) 23 43 [返信] [引用返信] [編集] 次があるなら参加主従の増加とか陣営別とかありますかね? [505] 2020/06/29(月) 23 58 [返信] [引用返信] [編集] 次があったら、今回落選した候補を再び候補として挙げる事って出来るんでしょうか? [506] 2020/06/30(火) 07 33 [返信] [引用返信] [編集] 503 累計出場者ランキングについては自分に裁量権はないので、本スレにて確認をとってみてください 504 一応次の案はあって、組数増加や陣営別で考えている もっとも、その次が来年の6月になる予定。カレンダー見ていないけど、長期スケジュールでやるなら6月ぐらいだけだし 505 候補作のリユース・リサイクルはOK 毎度新規の主従に拘る理由がないし、再度挑戦したい組み合わせもあるし [507] 2020/06/30(火) 17 24 [返信] [引用返信] [編集] Fateキャラ二人(片方は半オリキャラ)しかいないのに、結構Fateらしさ出てた気がする
https://w.atwiki.jp/kagemiya/pages/156.html
序章(1) 序章(2) 序章(3) 序章(4) 序章(5) 序章(6) 序章(7) 序章(8)
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1078.html
937 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/09/04(火) 04 10 45 遠くを見やれば、時折光が見える。 人工ではあるが機械による物ではない光。 詰まるところ武器同士の激突による火花と、それと同時に放たれる純粋な魔力同士のぶつかり合いだ。 昨日のような派手な光も音もない地味な戦いだが、そこに込められた気迫を思えば、むしろ昨日よりも激しく思う。 上空に展開する兵器は、己の時代には無かった代物だが、その危険性は一目で理解した。 その兵器がある限り、己の位置は常に捕捉され続ける可能性があり、同じ可能性で攻撃され続ける。 それが上空制圧の強みであり、地上の英霊達の弱みでもある。 仮にただ一つであれば唯の一撃を持って粉砕も出来よう。 だが、それが数機、数十機となれば一度での掃討は不可能。 そして上空の敵が驚異と見なせば、禿鷹に狙われた小動物のように殆ど為す術無く狩られることとなろう。 故にそれが無く、上を気にする必要のない今夜は、激しい戦いが各所で展開されている。 意識が切り替わる。 英霊へと至る程の戦闘経験が、近くの危機を察した故だ。 意識を近距離への対応に切り替えれば、通りの物陰に人が隠れているのが見えた。 「出てこい」 間違えようもない簡潔な要求。 それに応えて、男が現れた。 「やあ」 男はひらひらと手を振り、気安く声をかけてきた。 この距離で表情の判別は出来ない。 だが、その男は笑っていると理解できた。 そして何より腰に下げた一振りの獲物は、決して歓迎出来る物ではない。 「何用だ」 歓迎はしない。 己のマスターなど死のうがどうなろうが関係のないことだが、魔力供給が途絶えれば現界出来なくなるというただ一事を持ってマスターは守らねばならないと自覚している。 まして今のマスターは瀕死と言っていいこの現状では、どこかに放置しておくこともできない。 「つれないなあ、俺はただいい話を持ってきただけだよ、君の望みを叶えるという、ね」 一瞬揺らぎかけ、それでも表情には出さず堪えた。 それは虚偽であると、理性が悟ったのだ。 「それは自力で叶える事だ、勝ち抜いてな」 依然として口調に変化はない。 だが、それでも現れた男は確かな手応えを感じているようだった。 「ああ、君なら出来るかもしれないね、『軍神殺し』である君ならね」 暗闇が落ちた夜だというのに、掛けたままのサングラスを掛け直す。 その視線の先では、交渉対象の男の表情が変化している。 無理からぬ事ではあるが、鉄仮面のように変わらぬと思えた表情が驚愕に歪んでいる。 戦うどころか武装さえしていないこの状態で、真名を看破されたのだから。 「……貴様、何者だ」 「J.B.」 男は笑みを殺し、己を表す記号を口にした。 己のマスターのことも気になるが、今現在は三人でどうにかランサーを抑えていると言った現状である。 誰かが救援に行き、その間に誰かがやられてしまえば、最も危険な存在を主の前に立たせることになる。 それは出来なかった。 親友の作戦を聞き、フェイトは頷く。 「分かった、それで行こう」 タイミングが重要な作戦である。 なのはの懸念はまさにそこで、しかもタイミングの重要な部分はフェイトに殆ど丸投げの作戦だ。 だが大丈夫だと、フェイトは笑みを浮かべる。 「それよりも、先生の方が心配だ、やろう、なのは」 「うん!」 僅かに距離の離れた場所で戦うセイバーとランサーは、二人が何かやると言うことに気付いた。 そこで距離を離そうとしたランサーを、今度はセイバーが追撃する。 「っく……正気か?」 槍の柄で拳の連撃を捌きながら、ランサーが呟く。 「極めて正気ですよ、3対1の状況なら、ダメージを食らって困るのはそちらですからね」 槍の利点を殺し、次の行動を制限する。 その為に今セイバーは後先を考えぬ連撃を放ち、反撃の槍を捌くことすら殆どせず、ランサーを壁際に追い込んでいく。 「なるほど……良い覚悟だ!」 互いの踏み込みの激しさにアスファルトがあっさりと粉砕されていく。 喉を狙うランサーの一撃を屈んで回避し、両手で掌打を叩き込む。 咄嗟に槍の柄を叩き付け壁に叩き付けることを拒否したランサーの顔が苦痛に歪んだ。 セイバーはその隙を逃さず一瞬だけ錬気し、連撃を叩き込む。 その姿はまるで数人が同時攻撃しているようにも見えた。 レイジングハートを構えたなのはのすぐ近く、フェイトがバルディッシュを握った状態で、短距離走のクラウチングスタイルのように身を屈めている。 「エクセリオンバスター、バレル展開、中距離砲撃モード!」 『All right. Barrel shot』 レイジングハートのバレルが展開し、六枚羽が展開する。 ちらりとフェイトの方に視線を移せば、フェイトもなのはの方に視線を移し、頷く。 準備は終わり、視線を戻す。 セイバーの猛攻がランサーの動きを著しく制限している。 これならば確実に一撃をたたき込めると確信した。 巨大な空気の塊が撃ち出され、同時にフェイトも 『Blitz action』 その場より掻き消えた。 この相手は危険だ。 早急に無力化しなければならない。 故に消耗を気にしてはいけない。 ポケットに手を突っ込み、中から宝石を取り出せるだけ取り出す。 その動きに気付いたのか、ヴィルベルトが突撃する。 決して思慮有る行動ではない、出した結論は等しく、相手が危険であるという事だけであった。 取り出せた数は三つ。 全て使い捨ての宝石である。 かつての10年宝石には遠く及ばぬ一撃ではあるが、それでも戦車装甲を貫徹する程度の魔力量が込められている。 それを三つ一気に投入、投射する。 「Das Schiessen 発砲 ――Gedraenge 破砕 」 槍が目前に迫って尚、瞳は力強く敵を睨み、そして魔力が放たれた。 直後、一瞬だけ閃光が視界を覆う。 違えようのない直撃の閃光が、ヴィルベルトの身体を包み込み、爆砕する。 ヴィルベルトが常時装備していたルーン防御の防壁 アミュレット はあっさりと貫通し、殆ど純粋な魔力塊をたたき込まれ、吹き飛ばされ、悶絶する。 だが、それでも膝立ちで堪え、そして遂には立ち上がった。 「まだ……まだだ! 遠坂凛」 ヴィルベルトの全身が震えている。 叩き込まれた魔力塊は体内の魔力回路にも、もしかしたら魔術刻印にさえ深いダメージを与えたかもしれない。 その証拠に、魔力塊が与えた負荷によるものだろう、全身から血が噴き出ている。 回路に与えた過負荷が全身を巡り、同時に血管と皮膚を破裂させたのだろう。 だがそれでも立ち上がった。 そして逃げようともせず、槍を構えてこちらに向かい歩いてくる。 走る力さえ、今の一撃は奪ったのだろう。 遠坂凛にはその姿が、よく知る男と重なって見えた。 クエッション:「何故そこまで……何がそうさせるの?」一歩後退し、問いかける オーバーキル:「なら……今楽にしてあげる」腕を突き出し、ガンドの狙いをつける