約 57,573 件
https://w.atwiki.jp/without_statement/pages/31.html
話しているのは誰? 現代美術に潜む文学 概要 2019年8月28日(水)~11月11日(月) 毎週火曜日休館 10:00~18:00 国立新美術館 参加作家 北島敬三 小林エリカ ミヤギフトシ 田村友一郎 豊嶋康子 山城知佳子 展示作品 田村友一郎《Sky Eyes》2019 ほか(情報募集中) リンク ウェブサイト タグ【2019年10月 2019年11月 2019年8月 2019年9月 は 国立新美術館 展示 東京】
https://w.atwiki.jp/avin_unicorn/pages/159.html
クエスト名 街 □ 古代ギリシャの傑作 ジェノバ □ 果物かごだけの絵 アムステルダム □ ギリシャ競技の像 ナポリ □ 古代の英雄の巨像 ロンドン □ 変わった構図の聖母子画 アテネ □ ギリシャ神話が題材の絵 アテネ
https://w.atwiki.jp/quikin/pages/307.html
imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50414.html
登録日:2022/02/06 Sun 19 51 30 更新日:2024/06/29 Sat 15 43 26NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 コラ コラの元祖 コラージュ マックス・エルンスト 白黒 百頭女 美術 惑乱、私の妹、百頭女。 その球体 - 幽霊の上で、ただひとり生き生きと、美しく、自分の夢にいろどられた──惑乱、私の妹、百頭女。 大気よりも軽やかで、力強く孤独な──惑乱、私の妹、百頭女。 火山よりも力強く、軽やかで孤独な──惑乱、私の妹、百頭女。 海よりも孤独な、いつも軽やかで力強い──惑乱、私の妹、百頭女。 ……なるほど、わからん(惑乱)。 『百頭女(仏:La Femme 100 Tetes/英:The Hundred Headless Woman)』は、1929年にパリで出版された、ドイツ出身の画家、彫刻家であるマックス・エルンストにより編集された暗黒小説(コラージュ画集)である。 因みに、邦題では上記のように直訳されて“百頭女”とされているが、英題では“100(cent)”は“無し(sans)”と発音が似ているということから、これも上記の様に“無頭女”と真逆に訳されている。 ……が、作中に百個の頭のある女も頭の無い女も出てこないので、そこまで気にする必要は無い。 一応は小説という体で出版されているものの、内容としてはコラージュにより作られた奇怪な図版と、それに付けられた上記の様な意味ががあるようで無いような文面まぁ、確実に無いけどが添えられているだけである。 つまり、マックス・エルンストというか人が何者かと言えば、(この場合に於いては)人類史上初めてコラ画像を生み出した人……である。 この人が居なければ、ネット文化として活発に行われるコラ祭りもネタ改変も無かった……かもしれない。 『百頭女』には、極めて奇怪な印象を与える白黒の銅版画や挿絵が多数収録されているのだが、これは全てエルンストが18世紀末以降からの様々な書物の挿絵や図解図を切り貼りして生み出したコラ画像(コラージュ)である。 ……つまり、本作の奇怪至極な挿絵や画像の数々を見て無闇に怯えたり、当時の欧州人って頭おかしい……とか思って怯える必要は無い訳である。安心しよう。いいね? とはいえ、本作の余りにも奇怪な内容と、そこから受ける印象と想起されるイメージは強烈であり、本作を知る多方の人間──特に芸術家達に影響を与えたのも確かである。(例えば『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる妖怪漫画家の水木しげるは妖怪漫画以外にも奇怪な漫画やイラストを残しているが、あからさまに『百頭女』やオディロン・ルドンの黒野時代の版画をパクってイラストを描いたりと、なかなかに触手が広いことで知られる。) 何か深遠で神秘的なメッセージが込められてそうであるが、上記の経緯からも本質的には意味がなく、あくまでも受け手に委ねられているという構図なのだから無闇に難しがる必要は無いというのが正解だろうと思われる。 ……が、やっぱり難しく考えてしまう人は少なくなかったらしく、それが暗黒小説なんて呼ばれかたに繋がっているようである。 【主(?)な登場人物】 百頭/無頭女 多分、本作というか本企画の目玉、主人公。 少女の図版のキャプションにて幾度も言及される。 語り部(作者?)曰く“私の妹”……らしい。 冒頭に挙げた本文の幾つかからも解るように大抵は“惑乱”しているらしい。 “ジェルミナル”なる、恐らくは人名と共に“百頭(無頭)女”の呼び名が挙げられていることが多いので、その“ジェルミナル”が“私の妹”であり“百頭(無頭)女”かもしれないが、そうではないかもしれない。 繰り返すが、適当なコラージュに出来そうな元の図版が無かったからか、或いは単にインパクト重視で付けた名称であるので呼び名に意味が無いということからか、収録されているコラージュの中に頭が百個ある女も反対に頭が無い女の何れも存在していない。 故に、百頭と無頭のどちらが正しいのかも不明である。 ロプロプ “鳥(類)の王”として紹介されている。 “百頭(無頭)女”と同じく、幾度もキャプションにて言及されている。 大きかったり小さかったり、姿も様々であるがコラージュなので仕様がない。 “鳥(類)の王”という厨二臭い呼び名とロプロプという響きに魅せられた読者は決して少なくなかった模様。 追記と修正、アニヲタよりも厨二臭い、消防レベル──私の妹、百頭女。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/srwkdm/pages/120.html
29代目スレ 2009/08/23(日) 【南仏 プロヴァンス地方 アルル】 マリ「クソッ、離せよ!」 ラインX1「ハザリア・カイツというのは、あなたで間違いないのね?」 ハザリア「フン、貴様のツラはどこかで見たことがあるぞ。 たしか、エリ・アンザイのところにいた助手かなにかだったな」 ラインX1「『カラコルム山脈における闇の帝王の作り方』、 『アボリジニの天体観測と捕鯨文化』、 『ウツノミヤにおける餃子文化の隆盛』、 『マヤ文明、クリスタルスカルと夫婦生活』。 あなたの書いたレポートは読ませてもらったわ」 マリ「お前、そんなもの書いてたのかよ」 ハザリア「定期的に留学の成果を出しておかぬと、学費をもらえぬのでな」 ラインX1「地球をあちこちほじくり返してきたあなたが、 このところ南フランスを嗅ぎまわっている。 ただのヴァカンスとはいわせないわ」 マリ「わたしは本場のプロヴァンス風駅弁を食べに来ただけだ!」 ラインX1「そんな駅弁はないわ」 マリ「そんなことない! 諦めずに探せば、きっと見つかるはずだ!」 ラインX1「なぜそこまで駅弁に執着を」 ハザリア「ま、そういうわけだ。そやつはなにも知らぬ。離してもらおうか」 ラインX1「そうはいかない。 答えなさい。あなたが探しているのは、『アシヤのひまわり』ではないの?」 ハザリア「違うな。『アルルの8番目のひまわり』だ」 ラインX1「では、行きなさい。このお嬢ちゃんの身がかわいいのならね」 ハザリア「フン、そのような駅弁狂いの女、どうなろうと知ったことか。 腰が痛くなる前に手を切るのも、ひとつの選択肢だろう」 ラインX1「レポートを書く上で、ひとつアドヴァイスをあげる。 あなたはね、まわりくどくものをいうクセがあるのよ」 ハザリア「黙れ、黙れよ!」 【田舎町】 キーキーッ! ミズル「あっぶないなあ!」 ランディ「あれ、お前なんでこんなところに?」 ハザリア「貴様らか。ちょうどいい、乗せろ」 ミズル「あっ、ちょっと待って! ハンドルさわっちゃイヤだよ!」 ガタゴト ガタゴト ガタゴト ハザリア「しかし、このポンコツでよく南フランスまで来れたものだな」 ミズル「う~ん、ヒョーゴ県までドライブするはずだったんだけど、 気が付いたらこんなとこまで来てたんだよ。Pちゃんのせいで」 ハザリア「なるほど」 ランディ「なるほどじゃねえよ! 俺、なんもしてねえよ! ハンドル握ってたの、ミズルじゃないか!」 ミズル「だって、Pちゃんが火の精霊がどうとかコワいこと言い出したから」 ハザリア「ピースケ、子供をコワがらせるな」 ランディ「電波者を見るような目で俺を見るんじゃねえっ! ほんとだよ! ほんとに火の精霊がこっち方面向かって騒いでたんだよ!」 ハザリア「火の精霊云々の妄言はともかくとしてだ」 ランディ「ともかくで片付けんなよ!」 ハザリア「貴様ら、ここがアルルであることをわかっているのか?」 ミズル「へ? アルル? へえ、ここアルルなんだ。 例の跳ね橋はどこにあんの? おれ、スケッチしたいな」 ランディ「なんだ、ここ、有名な観光地なのか?」 ハザリア「炎の画家、フィンセント・ウィリアム・ファン・ゴッホ。 ここアルルは、かのファン・ゴッホが『芸術家たちのコロニー』を作ろうとして、 知っている限りの知り合いに手紙をだしたものの、来たのはゴーギャンひとり。 しかもゴーギャンという画家は当時としては珍しく画商として成功した人物で、 アルルに行ったのは商売上のトラブルから身を隠すためで、 特にファン・ゴッホに友情を感じていたわけではないという説が有力だ。 そんなだから、ふたりの間にはとんでもない温度差があった。 上手く行っていたのはほんの一時期のみ。 やがて口論が絶えなくなり、とうとうファン・ゴッホはカミソリ持ってゴーギャンを追い回した挙げ句、 みずからの耳を切り落とし、いきずりの娼婦にプレゼントするという奇行に走った」 ランディ「聞いたことあるぞ。『耳切り事件』てやつだよな」 ミズル「まあ人間関係は上手く行かなかったけど、 ファン・ゴッホの代表作はほとんどこのアルルで描かれたんだよ」 ハザリア「ファン・ゴッホは自分の魂の象徴としてひまわりを好んで描いた。 全部で12点ある『ひまわり』のうち、7枚はここで描かれたものだ」 ランディ「へえ、『ひまわり』ってそんなにあったんだ」 ハザリア「アルル以前に描かれた5点と、アルル時代の4点は現在でも美術館が所有しておる。 残りの、1点はどこぞの富豪が、1点はバブル期にニホンの保険会社がオークションで競り落とした」 ミズル「で、残り1点はヒョーゴ県アシヤ市の個人が所有してたんだよね。 第2次世界大戦で燃えちゃったっていうけど、 ほんとはどっかに隠してるんじゃないかーって、だからおれ、アシヤに行こうとしてたんだよ。 見たいもん。『アシヤのひまわり』」 ハザリア「あれは本当に燃えてしまったのだ。あきらめろ。 それよりも、俺は『アルルの8番目のひまわり』を探さねばならぬ」 ミズル「8番目? そんなのがあるの?」 ハザリア「アルルで描かれた7点のうち、4点は1888年8月に、残り3点は1889年1月に描かれたものだ。 ファン・ゴッホはモデルがないと描けぬ画家でな、 他人の作品も自分の作品もよく模写していたといわれている。 1月に描かれた3点は、ゴッホ自身の手によるレプリカだといってもいい。 オリジナルが4点あったのに対し、レプリカが3点しかないというのはおかしい」 ミズル「単に気が乗んなかったんじゃないかなあ。 『耳切り事件』のあとのファン・ゴッホって、心身共にまともな状態じゃなかったでしょ?」 ハザリア「黄色に執着し、自宅を真っ黄色に染め上げるほど偏執的な画家だぞ。 むしろ、サン・レミの療養院にぶち込まれるまで『ひまわり』の創作をやめなかったと考えるほうが自然だ」 ミズル「でもさ、それ、テオさんへの手紙に書いてあるの?」 ランディ「誰だよテオさんて」 ハザリア「ファン・ゴッホの弟だ。 存命中のファン・ゴッホはまったくの無名画家で、 画商をやっておった弟テオにパラサイトしっぱなしだった。 話し相手もおらぬものだから、異様に細かい手紙を668通も出していた」 ランディ「ちょっとキモい数だな」 ミズル「まあ、ちょっとイタいひとだったんだよ」 ハザリア「無名画家だったわりにファン・ゴッホの人生が詳細に伝えられておるのは、この書簡集があったからだ。 しかし、『耳切り事件』の前後はテオが嫁をもらったり子供が産まれたり商売が傾いたり、 いろいろあって兄弟はやや疎遠になっていた。 手紙に書かれておらぬ作品があってもおかしくはない」 ミズル「そりゃまあ、おかしくはないけどさあ」 ハザリア「手紙に書かれなかった理由は、なんとなく想像が付いておる」 ランディ「ところでさ、お前らなんでファン・ゴッホ、ファン・ゴッホって、 いちいち『ファン』て付けるんだ? ゴッホでいいじゃないか」 ミズル「あのねPちゃん、『ファン』ていうのは家格を表すものなの」 ハザリア「ファン・ゴッホをゴッホと呼ぶのは、 ダ・ヴィンチをヴィンチと呼んでしまうようなものなのだ」 【裏通り】 ランディ「なんだか、雰囲気悪いとこに入ったなあ」 ハザリア「ファン・ゴッホは自分の耳を切り落としたあと、公娼館に行った。 昔そういうものがあった場所だから、現在でも空気は大して変わっておらぬ」 ミズル「うわっ! フランスすごっ! あんなおっぱい出して歩いてるひとがいるよ!」 ハザリア「骨格を見ろ。あれはゲイだ」 ミズル「フランスはじまってるねっ!」 ランディ「ミズル! 前見て運転しろ! お前も、中学生をこんなとこに連れてくるな!」 ハザリア「心配するな。現在はただのモーテルのはずだ」 【モーテル】 ラインX1「そう、ここまで辿り着いたのね」 ハザリア「まわりくどいのはどちらだ」 マリ「お前、早く来すぎだよ! まだフランス鉄道に乗ってないのに!」 ハザリア「黙れ、黙れよ! 貴様、自分の立場がわかっておるのか!」 ラインX1「ここまで辿り着けないような人物なら、この子はそのまま連れて行こうと思っていたわ」 ミズル「あれ? あのひと、捕まってたの?」 ランディ「お前な! そういうことは最初にいえよな! 俺、今の今まで完全に観光気分だったよ!」 ミズル「やいやい、そのひとを早く離さないと、 ここにいるPちゃんが精霊についてコワく語り始めるぞ!」 ランディ「風でも火でも土でもいいから、精霊! こいつにバチを当ててやれ!」 ハザリア「貴様は、エリ・アンザイのところにいたのなら専門は超考古学のはずだろう。 ファン・ゴッホは、考古学というには新しすぎないか?」 ラインX1「学究にはおカネがかかるのよ。 こんな娼館が建ち並ぶ町の出身の私にとって、それは大変な問題なの。 ファン・ゴッホはカネになるわ。しかも『ひまわり』なら、ニホン円で58億にもなるんでしょう?」 ランディ「無茶いうなよ。それはニホンがバブルだったころの値段だろ?」 ハザリア「いや、58億は適切、むしろリーズナブルな値段だ。 ファン・ゴッホはニホン人受けがいいからな。 『ひまわり』を買い取った保険会社が開いた展覧会は客入りもよく、収支はトントンになったそうだ。 おなじファン・ゴッホで、『アイリス』は72億で売れたし、 『医者ガシェの肖像』は個人が125億で買った。 新たに発見された『ひまわり』となれば、最低でも80億程度はするだろう」 ラインX1「それだけじゃない。ファン・ゴッホの名前は名誉になるわ。 私は、世紀の発見者として美術史に歴史を残すの」 ハザリア「自分で描いたわけでもない絵を捕まえて栄誉か。 他力本願な女だ」 ラインX1「うるさい! 片手間に書いたようなレポートであなたの名前が広まっているのはなぜかわかる? あなたが、バルマーの貴族だからでしょう!」 ハザリア「貴族といっても、王位簒奪車の孫だぞ、俺は」 ラインX1「ファン・ゴッホは、切り落とした自分の耳をガビィという娼婦に渡した。 臆病な田舎娘に過ぎないガビィは大いに怖がった。 でもね、ほんとはそれだけじゃない。 1889年3月、頭のおかしい画家は再びやって来て、 お詫びだといってガビィに包みに入ったなにかを贈った」 ハザリア「サン・レミに送られる直前だな」 ラインX1「ガビィは気味悪がって、包みを公娼館の主に渡したの。 主の名はドナウα1、私の祖先よ」 ハザリア「フン、だったら絵は貴様の家の蔵にでもあるはずだろう。 なぜやらんでいい恐喝までして探す」 ラインX1「ファン・ゴッホが天才画家として名を馳せたのはずっとあとのことよ。 当時は、真っ黄色に塗られた家に住んでる変人がおかしな荷物を持ってきたくらいの認識しかなかった。 あるとき、公娼館にひとりのニホン人留学生がやって来た。 ピロートークのついでかなにかで包みの存在を知ったニホン人は、 是非譲って欲しいと頼み込んできた。 ドナウα1にとっては、ゴミ同然の包みよ。 葡萄酒1本で渡してしまったそうよ」 ハザリア「そのニホン人留学生の名はなんだ」 ラインX1「カザーライロム。でも、そんな名前の日本人はどこにもいない。 そこで、わたしの持っている情報は途切れてしまったの」 ハザリア「たわけが」 ランディ「中国人かなんかと間違えたんじゃないのか?」 ハザリア「フランス語はhの発音をせぬ。 ヒロシマはイロシマになるし、ホンダはオンダになる。 カザーラというのは、カザハラという日本姓だろう。 そして、1889年といえばニホンは明治時代だ。 そんな時代にフランス留学をする人種といえば、限られてくる」 TELLLLL イルム『おぉ、マサキんとこの、久しぶりだなあ』 ランディ「えぇっと、イルムさん。 ひょっとしてなんだけど、ヒロム・カザハラっていう名前の親戚いません?」 イルム『うん? 話したことあったか? いるよ、何人も。 なんでも明治の頃、ドイツだかフランスだかに留学して森鴎外とかとも交流あった 偉いじいさんがいるって話でさ、そのじいさんにちなんでるんだとさ』 ランディ「あ、あのっ! そのひと、なんかドギツい黄色い絵を持ってたと思うんですけど!」 イルム『さあ、聞いたことないなあ。 あるとしたら、ニホンの本家の蔵じゃないのか?』 【日本 カザハラ邸の蔵】 マリ「ブースター付きの三輪車に、変形機構付きの自転車。 ガラクタばっかりだな」 ラインX1「ないじゃない!」 ハザリア「そりゃ、ないだろう。 絵画の保存には、室温20℃、湿度55%程度が望ましい。 このような、すきま風が吹いて蜘蛛の巣まで張られておる蔵になど置こうものなら、 1年もしないうちにカビまみれで虫に食われておるわ」 ランディ「なあ、庭のあっちのほうで、火の精霊がヘンなテンションで踊ってるんだけど」 ハザリア「そういうのはいらん」 ランディ「もうちょっと俺を有効活用しろよ!」 ミズル「ほんとだ。なんか古いタイプの定着液の匂いがする」 ハザリア「なるほど。おい、火の精霊とやらに掘り起こしてもらえ」 ランディ「火の精霊は土木作業なんかしねえよ」 ハザリア「なんだ、使えぬな、火の精霊」 ランディ「しょうがないだろ! 俺は本来風の精霊使いで、火の精霊はなんか知らないけどいうこと聞いてくれるだけの存在なんだから!」 ハザリア「なあ、これ以上、痛々しいウソをつくのはやめたらどうだ」 ランディ「憐れむような目で見るな! 俺は妄言吐いてるわけじゃねえ!」 ガッ ガッ ミズル「あ、なんかあったよ」 マリ「なんだ、これ。防空壕か?」 ハザリア「第2次世界大戦中、金持ちどもは自宅の隅に防空壕を作っていたらしい。それだろう」 ミズル「でも、ヘンだなあ。油絵の具の匂いが、妙に少ないよ。 なんかすごく古い顔料の匂いばっかし」 ラインX1「そんなこと知らないわよ! 早く絵を取ってきなさい」 【地下室の中】 ハザリア「フハハハ、なるほど。 モロノブにキヨナガか。カザハラの祖先め、よい趣味をしておるわ!」 マリ「美人画ばっかりっていうのが、なんていうかイルムおじさんのご先祖だよな」 ハザリア「明治期に海外へ流出した浮世絵の類だろう。 祖国の財産を取り戻そうとしていたのか、単に美人画が好きだっただけか」 ランディ「たぶん、後者だな」 ラインX1「いまや二束三文の浮世絵なんかどうでもいいわ。 『ひまわり』よ、『ひまわり』なら、ここにある浮世絵全部を合わせたよりも価値があるのよ!」 ミズル「あったあった。ねえ、これじゃない?」 バサッ マリ「エ?」 ランディ「これは」 ハザリア「下書きだけか」 ラインX1「想定外だけれど、まあ仕方がないわ。 ひまわりが描いてあって、ゴッホのサインがあるなら」 ミズル「うわっ、スゴい! クローム・イエローに薄目のヴェロネーゼ・グリーン、ロイヤル・ブルー! 19世紀に使われてた、本物の画材だ!」 ラインX1「待て、お前、なにをしている」 ミズル「ん? うんうん、聞こえるよ。 黄色はイヤなんだね。じゃあ、いっそブルーにしちゃおうか。 塗りはこれでもかってくらい厚いのがいいって? わかったよ。任せといて」 ラインX1「なにと会話している! 離れろ! その手を止めろ!」 ハザリア「おい、火の精霊でその女を捕まえろ」 ランディ「風の精霊よ!」 ラインX1「うぐっ!」 ハザリア「あれだけ火の精霊火の精霊といっておいて、 いざというとき使うのが風の精霊とはどういうことだ!」 ランディ「ムチャいうなよ! こんな地下室で火の精霊なんか使えるわけないだろ!」 ラインX1「くっ、動けない!」 ミズル「え? なんだって? もう、絵の具を直でキャンパスに塗りつけて欲しいって? オシャレさんだねえ」 ラインX1「止めろ! その子供を止めろ!」 ハザリア「黙れよ。これ以上騒げば、耳を切り落とすぞ。 イカれたファン・ゴッホマニアとして名を馳せたいか」 ランディ「なあ、お前、ひょっとして怒ってるのか?」 ハザリア「怒ってなどおらぬ。怒る理由がどこにある」 ランディ「いや、だってさ」 マリ「ン?」 ハザリア「黙れ」 ランディ「わかったよ、もう」 ミズル「さあ、おれの絵筆は性格悪いよ!」 ラインX1「やめろーっ!」 ラインX1「お前たちは、なにをしたのかわかっているの? ファン・ゴッホによる最後の『ひまわり』、 地球人類の財産が、私の栄誉が!」 ハザリア「故人の遺志をやたら尊重するのは、地球人類の習性ではなかったか? ファン・ゴッホは下描きのままの『ひまわり』を、画材と一緒にして娼婦に渡した。 そして1889年1月以降、『ひまわり』は制作されておらぬ。 画家として成功もせず、唯一の友人にもどん引きされた。 ファン・ゴッホは、それまでの自分と決別したのだ。 誰か別の人間に『ひまわり』を完成させて欲しいと、そういう未練を残してな」 ラインX1「19世紀に死んだ人間のことなど知ったことか。 下描きのみとはいえ、世界遺産級の絵画を子供に完成させるなんて。 しかも、色まで変えて」 ハザリア「ま、あと100年もすればミズル・グレーデン名義で価値が出るかも知れん。 気長に待つのだな」 ラインX1「そんな・・・・・・、バカな・・・・・・」 【カザハラ邸 庭】 マリ「よかったのか? あれ、お宝だったんだろ?」 ハザリア「フン。俺は、『アルルの8番目のひまわり』の実在を確かめたかっただけだ。 レポートさえ書ければ、実際の有無はどうでもよかった。 それに、これ以上俺が『ひまわり』を所有すれば、地球政府になにかいわれかねないからな」 マリ「これ以上?」 ハザリア「西暦にして1940年以降、ある役人がある未開惑星の監視任務に就いた。 その星では、蛮族どもが飽きもせず世界規模の戦争をし続けていた。 役人は蛮族どもの習性は心から軽蔑していたが、 蛮族どもの作る芸術には惚れていた。 そして、1945年1月以降、ちっぽけな島国の、 芸術的な建物や絵画が密集しているエリアが何度となく空襲されるようになった。 役人は、己の心を惹いた素晴らしい黄色が戦火に消えてしまうことを悲しみ、 こっそりと回収して実家に持って帰ってしまった」 マリ「エッ」 ハザリア「役人の日記には、何度となくアシヤという地名が出ておった」 マリ「おい、まさか」 ハザリア「見たいというなら見せてやる。 俺の実家に行かんとならんがな」
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/13981.html
この美術部には問題がある! 登場人物 コメント タイプ1:ノーマル いむぎむる氏による日本の漫画作品。「電撃マオウ」にて連載中。 テレビアニメが2016年7月から9月まで放送された。 登場人物 ミミロップ 宇佐美みずき ズルズキン 内巻すばる 制服の下にパーカーを着ているので ケッキング 部長 リオル コレット 特性いたずらごころ(トラブルメーカー)。進化後の特性がせいぎのこころ(将来の夢が「ヒーロー」) サマヨール 伊万莉まりあ よく手に包帯を巻いていることから コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ronn/pages/151.html
天領美術館の観光ガイド(アイテム) 名称:・天領美術館の観光ガイド(アイテム) 要点:・あなた・ガイドブックをジっと見る森さん・ニコニコ雅史君 周辺環境:・図書室 評価:なし 特殊: 「え、えーっと?」 「……」読みふける森さん。すごい集中である。 「つまり、絵に集中したら、お腹がすいてても問題ないってことだよ」(小声) →次のアイドレス:誕生祝いin天領美術館(次回小笠原ログへ続く) スタートへ戻る
https://w.atwiki.jp/mnnk/pages/23.html
見るからにそのまんまなものから、なんとなく似てる、リスペクト?程度のものまで。 誤認の指摘や、他の心あたりの情報募集中! 間違っててもいいじゃない! 全体薬売り薬売りの全体的な格好 着物の柄 天秤 タイトルの猫 背景美術元ネタリスト怪 化猫 座敷童子 海坊主男女の絵 水槽の模様 のっぺらぼう 鵺 全体 薬売り 薬売りの全体的な格好 歌舞伎の外郎(ういろう)売り(google画像検索) 「外郎売の口上」というのが存在する。長い。アナウンサーなどの発声訓練早口言葉として定番で、オリジナルは二代目市川団十郎。 汐留のアド・ミュージアム東京常設展示に、薬売りにかなり似た外郎売の江戸時代のちらしが展示されている。 ※現在のういろうはお菓子を指すが、 こんなの 江戸時代には丸薬の「ういろう」が存在し、メジャーな薬だった。効能は例の口上に述べられているが、万能薬扱いだったようだ。 つまり、外郎売り=薬売りである。 元々は外郎(ういろう)家さんが作る丸薬なので「ういろう」と呼ばれており、同じ外郎家さんが接待用にお菓子をこさえてこれまた評判となりそちらも「ういろう」と呼ばれ、現在は一般にお菓子の方が「ういろう」として認知されている。 薬の方は「透頂香」(でもパッケージは「ういろう」)が現在の商品名である。医薬品のため購入には薬剤師への相談が必要。 着物の柄 蛾がモチーフ(※監督の発言だったと思いますが、出典ご存知の方お知らせください) 天秤 投扇興の胡蝶? タイトルの猫 歌川国芳/「流行狂言猫づくし」の「口上」部分 背景美術元ネタリスト 原型リスト作成:あき氏 怪 化猫 床の模様(鶴) 家紋「鶴丸(つるまる/つるのまる)」 襖絵(獅子) 俵屋宗達/養源院 唐獅子図杉戸絵 襖絵(鶏) 葛飾北斎/群鶏? 襖絵(鬼) 葛飾北斎/弘法大師修法図 襖絵(滝) 葛飾北斎/諸国滝迴り「和州吉野義経馬洗滝」 襖絵(鯉) 葛飾北斎/鯉の滝登り 襖絵(鶴) 雪舟/四季花鳥図屏風 天井画(鷹) 葛飾北斎/桜花に鷹図 座敷童子 傘の模様(蝶) 家紋 「浮線蝶」 壁画(桃と鳥) 伊藤若冲/著色花鳥版画 薔薇に鸚哥図 壁画(犬) 伊藤若冲/百犬図? (部分) 壁画(子供を抱く女) 喜多川歌麿/風俗美人時計子ノ刻妾 壁画(菩薩) 狩野芳崖/悲母観音 (部分) 赤階段 目黒雅叙園/百段階段 ややこの納骨引出 目黒雅叙園/十畝の間 太鼓橋 目黒雅叙園/トイレへの道 海坊主 男女の絵 グスタフ・クリムト/実現(成就) (3連作、左が「期待」中央が「生命の樹」右が「実現(成就)」) グスタフ・クリムト/水蛇Ⅰ グスタフ・クリムト/ユディトⅠ グスタフ・クリムト/水の妖精? 水槽の模様 グスタフ・クリムト/生命の樹?(前項参照) グスタフ・クリムト/水蛇Ⅰ?(前項参照) チャールズ・レニー・マッキントッシュ/Glasgow Rose のデザイン (amazon.co.ukへリンク) (※もっと知りたい人は"mackintosh Glasgow rose"なんかでググる) のっぺらぼう 牢の壁 尾形光琳/紅白梅図屏風(幹部分) 梅 尾形光琳/紅白梅図屏風 衝立 鈴木其一/群舞図 狩野秀頼/観楓図屏風 鵺 前編 襖絵・屏風(葡萄) 伊藤若冲/鹿苑寺(金閣寺)大書院 一之間 葡萄図襖絵 組香の間 襖絵(牛) 長沢芦雪/白象黒牛図屏風 組香の間 襖絵(象) 長沢芦雪/白象黒牛図屏風 組香の間 襖絵(虎) 長沢芦雪/無量寺 虎図襖絵 組香の間 襖絵(鶏) 伊藤若冲/群鶏図? 蛙の絵 伊藤若冲/池辺群虫図 (部分)
https://w.atwiki.jp/kilala/pages/24.html
2008夏期講習会は終了いたしました。 ありがとうございました。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 →只今、申込受付中です。 ◎申込7/19(土)まで※7/12(土)までに申込の方には早期申込割引がございます。 2008年7月21日(月)〜8月16日(土) 無料体験申込〆切…2008年8月13日(水) 夏期講習会2008 キララでこの夏、実力をつけよう! (下記画像クリック(もうワンクリックでさらに拡大)) blankimgプラグインエラー:ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 blankimgプラグインエラー:ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 実技満点合格者による入試再現デモストレーション 多摩美術大学・武蔵野美術大学・他、入試で実技満点合格を果たした KILALA OB生によるデモストを実施! 無料体験講習 夜間デッサンにて実施!! お好きな1課題(3日間)をお選び下さい。受験生と一緒に描いて、芸大美大受験の入試相談も出来るチャンスを是非この講習会で活かしてみましょう。※事前に電話予約が必要です。日によって定員がいっぱいになる日程もありますので予めご容赦下さい。 場所:320-0026宇都宮市伝馬町3-5米山ビル(受付は3F) KILALA美術学院 伝馬町校 お問い合せ:お電話(028-623-4080 つながらない場合は028-632-3990) (受付時間11:00〜20:00) または上記画像(右の画像)をクリックし、画像をプリントして、参加申込書にご記入の上、ご郵送ください。 申込〆切:7/19(土)まで ※7/12(土)までに申込の方には早期申込割引がございます。 無料体験講習は下記フォームでも申込を受け付けております。 ■無料体験申込フォーム http //my.formman.com/form/pc/YbvLlkgPBsXCc8oD/ ■資料請求フォーム http //my.formman.com/form/pc/z5ujl94fgzFzbaKj/
https://w.atwiki.jp/avin_unicorn/pages/158.html
クエスト名 街 □ ヴェネツィア教会の天井画 ナポリ □ ヴェネツィアのガラス細工 ジェノヴァ □ 海から生まれた女神 リスボン □ ヴェールをかぶった女の肖像 リスボン □ イングランドの絵画 リスボン