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「随分、惨い殺し方だな……」 ホーム内に放置されている遺体を調べていたら、無意識に口から言葉が漏れていた。 そう言いたくなるほど、この遺体は酷かった。 ――――なにしろ、尻の辺りにおびただしい量の血が溜まっているのだ。 おそらく、尻からの出血が原因で死亡したのだろう。 何故、そんな場所から死ぬ程の出血をしているのかは分からないが。 (…………) これで、2人目だ。 こんな所で、誰かの遺体を見るのは。 ……当然、良い気分はしない。 (全く、どうなってるんだ) そんな時だった。 辺りを包みこんでいた静寂を、轟音が打ち破った。 ◆ あれからどれほど経っただろうか。 時間は、誰に対しても平等に流れている訳だから、その点は他の参加者と変わらない。 「……………………」 あのライオン頭を吹き飛ばした後、00号は何故か吹き飛んだ方向とは逆の方に向かっていた。 あれほどの攻撃で生きていられる人間はいない――――そう頭の中に入っているからだ。 その前提があるからこそ、ライオン頭の生死を確認せずに、反対の方向に向かったのだ。 それが正しい判断かは、彼には分からない。 ただ、自身の心にのみ従っているだけだからだ。 心――――本能、と言い替えてもいいかもしれない。 人の本能……相手を打ち倒し、自分が優位に立つ……。 ある意味、一番シンプルな欲求だ。 「………………」 そして。 ゆっくり歩を進めていた00号は、ついに駅に辿り着いた。 もちろん、巨大な体躯で入り口をすんなり通れる訳も無い。 所々、派手に音を立てながら、駅を破壊しながら侵入していく。 足を踏みだすたびに、足音が大きく響き渡る。 「確か、さっきの音はこの辺りから……」 そして、戦場へと新たに足を踏み入れる男が、一人。 その名は、藤田茂。 本来の運命通りに事が進んでいたなら、既に命が絶たれていた男。 果たして、運命は変わるのか?それとも、運命には逆らえないのか? 「――――何だ、こいつは」 ――――見えない場所で、運命は変化している、のかもしれない。 ◆ 「――――何だ、こいつは」 ただ、驚くしかできなかった。まぁ、当然だろう。 音に気がついて歩いてくれば、そこには巨大な化け物がいたんだから。 ――――クルリ、と化け物がこちらを向く。 ……逃げなければ。逃げなくちゃならない。 思考でも、感情でもない。自分の理性が。 「早く逃げろ、コイツはヤバい」と語りかけてきている。 だが、体は。 まるで、コンクリートで固められたみたいに、硬直している。 早く、逃げないと! 焦れば焦る程、体は硬直していく。 逃げたい、逃げたい、逃げなければ! でも、逃げられない、逃げられない、逃げられない……! そんな間にも、化け物は、ゆっくりと手に持つ標識を振り上げている。 まるで……恐怖心を煽るかのように。 このままじゃ、殺される――――! 「……うわぁぁぁっ!!」 ブウン、と風を切る音と共に、標識が振り下ろされた……。 ――――それと同時に、体の硬直が解け……ドッ、と横に倒れこむ。 (た、助かった……!) いや、助かってなんかいない。 化け物は、標識を2本持っているんだ。 今回はたまたま助かったが、今度は……殺される。 体の硬直は、既に解けている。今度は、逃げなければ! 荷物なんか、回収している暇はない。 何も持たずに立ち上がり、とにかく逃げる。 逃げる。 逃げる……? ……逃げるって、どこへ? ここは、狭い駅の中だ。逃げ場なんて、ない。 走って逃げても、あの標識でやられるだけ。 それ以前に、さっきまで固まっていた状態での、全力なんてたかが知れている……。 ――――つまり、もう、何をやっても無駄と言う事になる。 走っても逃げられない。そのままでいれば殺される。 八方塞がり。 ――――出来れば、このタイミングで気付きたくは無かった。 (そうか…………ああ、やんなっちまうなぁ) ……化け物は、再度、攻撃体勢に入っている。 おぼつかない手つきで、さっき落とした銃を拾う。 ……あの、妙な男が落として行った銃だ。 狙いなんて、この際どうだっていい。 とにかく、滅茶苦茶に引き金を引いて、銃弾をバラ撒く。 ――――全ての弾丸を撃ちつくしてしまえば、俺は。 おそらく、その時が。 俺の、最期だ。 そして、カチッ、と弾切れを知らせる音が、小さく響いた。 それと同時に、標識が目の前まで――――。 「――――すまんな、」 【藤田茂@SIREN2 死亡】 ◆ 血の海。 そして、その中に転がる、かつて人だったもの。 頭部は原型を留めぬほど破壊され、その他の部分も、損傷が酷く、直視出来る物ではない。 じわじわと、しかししっかりと、駅の中に血液特有の臭いが立ち込めて行く。 凶器となった標識からは、未だに血液が滴り落ちている。 良く見ると、所々組織片もこびり付いている。 「…………」 00号の体には、小さな傷が出来ていた。 さっきの、銃弾による傷だ。 だが、まるで気にしていない様子である。 ……拳銃弾程度では、ダメージを与えることすら叶わないのか? ――――いや、違う。 あくまで、00号は生物だ。生命が宿っている。 小さな積み重ねが、いずれは大きな形になるように……。 この小さなダメージも、いつかは、多大なるダメージになるだろう。 だが、当の本人は、その可能性に気付けない。 与えられた使命に従うだけの、「殺人マシーン」であるが故に。 「………………あぁ」 再度、00号は歩き出す。 次の標的を、探すために。 【一日目・深夜/A-4】 【被験体00号@オリジナル】 [状態]:健康 [装備]:交通標識×2 [所持品]:なし [思考・行動] 基本:全て殺す 1:……。 ※A-4の駅が多少壊れています ※駅内部に、ワルサーP99(0/15)、シングルアクションアーミー(6/6)@MGS3 藤田茂のデイパックが放置されています おつかれさま 投下順 [[]] ライオン嫌い 被験体00号 [[]] ツミナガラ…と彼は謂ふ 藤田茂 GAME OVER
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新しいものを上に追加していく形にしましょう 2014年08月26日 18 00 2014年07月27日 14 30 2014年07月27日 15 00 2014年07月20日 22 00 2014年07月20日 15 00 2014年07月18日 23 001班 2014年07月17日 23 001班 2班 2014年07月16日 22 001班 2班 2014年07月16日 20 00 コメント 2014年08月26日 18 00 遊撃 Ra視点(白桃) その1 遊撃 Ra視点(白桃) その2 2014年07月27日 14 30 青塔 Ra視点(白桃) その1 青塔 Ra視点(白桃) その2 2014年07月27日 15 00 青塔 Ra視点(白桃) その1 青塔 Ra視点(白桃) その2 2014年07月20日 22 00 紫塔 Fo視点(白桃) その1 紫塔 Fo視点(白桃) その2 2014年07月20日 15 00 紫塔 Ra視点(白桃) その1 紫塔 Ra視点(白桃) その2 2014年07月18日 23 00 1班 白塔 Fo視点(KAMA) その1 2014年07月17日 23 00 1班 青塔 Ra視点(白桃) その1 青塔 Ra視点(白桃) その2 紫塔 Fo視点(KAMA) その1 紫塔 Fo視点(KAMA) その2 2班 青塔 Fo視点(みん) その1 青塔 Fo視点(みん) その2 紫塔 Fo視点(もじゃお) その1 紫塔 Fo視点(もじゃお) その2 2014年07月16日 22 00 1班 西側 Ra視点(白桃) その1 西側 Ra視点(白桃) その2 Fo視点(KAMA) その1 Fo視点(KAMA) その2 Fo視点(もじゃお) その1 Fo視点(もじゃお) その2 2班 Fo視点(みん) その1 Fo視点(みん) その2 2014年07月16日 20 00 Fo視点(KAMA) その1 Fo視点(KAMA) その2 外部募集 Ra視点(白桃) その1 外部募集 Ra視点(白桃) その2 コメント 名前
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擬宝珠檸檬はこの世の終わりのような顔をしていた。 つい先ほど、迫り来る『鬼』を確認した。それは良い。いや良くはないのだがまだ良い。問題はその後だ。 突如現れたタンクローリーが突っ込んできて、『鬼』がそれに襲いかかって、何か良くわからないことになったあと別の『鬼』が来た。ただでさえ絶望的な状況だったのに『鬼』より強そうな謎の人物が出てきたりともう檸檬にはどうすることもできない展開である。正直失神しそうだった。でも耐えた。だがしかし当の『鬼』がついにこの灯台に踏み入ってきたとなればポックリ気絶する運びとなった。 (!『子』か!) 一方その『鬼』こと、『親』の花酒蕨は、外見に似合わぬ身体能力で豊穣礼佑を抱えて灯台の中に入ると階段を駆け上がりドアを押し開けたところで自分を見て気を失った檸檬を発見した。 彼女がわざわざ灯台に入ったのには檸檬を助けるため、というわけではもちろん無い。というか彼女は別に灯台に誰かいると知って入ったわけではない。それは単純にDIOの迎撃のためである。 車を持ち超スピードで動く人外相手に、開けた場所を走って逃げられるわけがない。となると逃げ場は一択、灯台である。狭い場所であれば足の早い動物がその脚力を活かせぬようにあの超スピードをいくらかは封じられる可能性がある。そうすればどうにか太刀打ちはできる……かもしれない。それに保護(拉致ともいう)した『子』が何かイイ感じのアイテムとか持ってる……かもしれない、というか持ってないと詰む。正直なところ他人の持ち物ガチャに賭けざるをえないところまで追い詰められているのだ。 まず何も無いだろうとは思うがそれでも一縷の望みをかけて豊穣の身体を弄る。何か指に触れた、引き当てた、引き出す、出てきたのは、スマホ。 (ハズレか。) 一応見てみるとチャットアプリのようなものが見えた。役に立つかはいまいちピンとこない。となると時間がもったいないので次だ。 再び弄る何か指に触れた、今度はデカい、たぶんノート、出てきたのは、やっぱりノート、内容は。 『5 がつ 15 にち てんき くもり じかん あさ でっどえんどー。』 (不吉!) 見なきゃよかった。なんだこの糞日記。 余計な時間を食っている間に階段を駆け上がってくる足音が聞こえた。おそらくはさっきDIOになにかされたいかにも殺人鬼然とした方の『鬼』であろう。DIOとひとまず戦わなくていいことで安堵半分、いつ何をしてくるかわからないことで恐怖半分、といったところだ。とにかくもう時間がない。こうなったらあっちの倒れてる女児の方だと豊穣にそうしたように身体を検める。三度何か指に触れた、今度は、これはたぶんお守りだろうなと確信しながら引き抜く、そしてやっぱりお守りで蕨は腹をくくった。三連続で役に立つものは手に入らなかった。期待はしていなかったが、やはり辛い。しかしこうなった以上なんとか殺人鬼をぶちのめすことをまずは考えなくてはならない。なぜなら既に彼奴は階段を登りきり自分の背後に迫っているのだから。 奥歯に力を入れ向き直る。怪人と目があった。倒れる子供たちを背にする形で蕨はジェイソンと対峙する。絵面は無力な子供を守る少年漫画のヒロイン、といった風にも見える。実際はぶっちゃけあっち狙ってくれないかな、とか思ってたりもするがそんな彼女の考えは全く無視してジェイソンはマチェットを振り下ろした。もちろん蕨は躱すが、ジェイソンももちろん追撃する。狭い室内で一対一が始まった。 (あの二人は眼中に無いか、空気読むな。) 役的にも人道的にも『鬼』が『子』に手出ししないように囮になるというのは良いのだが、それで死にそうになる本人はたまったものではない。だがこうなってしまった以上やるしかないのが兵の辛いところ。床を蹴り壁を蹴り家具を蹴り、なんとか凌ぐがそれだけでは埒があかないため刀を振るう。だが手応えはあれど効いている感じがしない。フェイントも交えて揺さぶるが相手がダメージに頓着しないこともあり捗捗しい成果は得られない。徒労感と疲労感がかさむばかりだ。 (狙うは額の――) ならば狙いを変える。さきほどDIOに何かされたのか、額の一部に謎の物体がある。もしやこれが弱点ではと当たりをつけすわ切りかかる。膂力は凄いが剣技ならば一日の長が蕨にある、雑に振られたマチェットを見切ると容赦なく頭に振り下ろした。 予想は的中した。今まで切っても叩いても効いていなかったのが途端に頭を抑えて悶え苦しみだした。頭の形もいびつに変形していく。そして数秒が経ち、頭が爆発した。 「……なぜ?」 まさか爆発するとは、これには蕨、キョトンである。だがとにかくなんだかよくわからないが一応倒せたらしい。彼女からすればDIOの前哨戦のため警戒を切ることなく気を配り襲撃に備える。今のところDIOが攻めてくる気配は無い。打ち倒した『鬼』もビクビクと痙攣を続けている。他には……あった、紙切れだ。一枚の紙切れが女児の近くに落ちている。拾って見てみた。 『生きている参加者一人を対象に選んで発動する。対象が『鬼』だった場合、お守りを対象にぶつけると対象は死亡する。使用後自壊する。 』 こんな便利なものだったとは、と一瞬思ったが真に受けるのは馬鹿らしいので蕨はなんとも微妙な顔になった。心なしかリボンもしょげている。たぶんさきほど女児から頂いたお守りの説明書なのだろうが、鵜呑みにできるような内容ではない。これがあればDIOもなんとかできるかもしれないが…… (!) 殺気を感じとっさに伏せる。腰の辺りを薙ぐようにマチェットが頭上を通り過ぎた。見なくてもわかる、誰が奇襲をしたかなど。 「本当に不死身か!」 「……!」 頭もすっかり再生しマチェットを振りかぶるジェイソンがそこにいた。確かに頭が爆発したのを見たのに、少し目を話した隙に何事もなかったかのように再生している。催眠術か超再生か、ともかくとんでもなくヤバイ相手ということはわかった。ひょっとしたらDIOより危険かもしれない。突っ込んでくるところにカウンターを合わせながら、蕨の顔が歪んだ。何かおかしい、そう直感が告げ棒手裏剣を投擲したのとほぼ同時に、ジェイソンは走り抜け蕨の後ろで倒れる女児の頭にマチェットをぶち込んだ。 パターンが変わった。それを理解しもはや100%の殺す気で投げた手裏剣を受けて何事もなかったかのように行動する怪物を前に、躊躇なく背後から太刀で金的を見舞う。かすかに鈍った隙に脇を抜け、新たな標的とされていた男児、豊穣を確保しに向かう。その彼女の試みは自分の頭と首に走った痛みで妨げられた。掴まれている! (こんなものに頼ることになるとはな!) 自分の身体が片手で持ち上げられる。体型でいえば小学生と変わりないのだ、軽々と担がれるともう片方の手のマチェットが首筋へと狙いをつけられる。刃が突きつけられ引き切られようとする正にその直前、蕨はお守りを喉元に殴り当てていた。 「……!」 「ほう――!」 首筋に熱が走る。不充分な加速しか得られなかったマチェットは赤い線を蕨に残すだけに終わり、それを持つ手が、腕が、身体が瞬時に変化していった。 ジェイソンの喉元から身体全体へと瞬時に白いものが走っていく。それは、塩。身体があっという間もなく塩へと変じていく。全くもってオカルトな光景。それを蕨は見ていた。自分の身体が支えを失い地面へと投げ出されるまでの、数分にも感じるような一秒ほどの間。人一人が無機物に変わっていくファンタジー。それを目の当たりにして忘我。 花酒蕨はこうしてこの鬼ごっこを「理解」したのであった。 【I-10(灯台)/01時28分】 【花酒蕨@武装少女マキャヴェリズム】 [役]:親 [状態]疲労(小)、DIOへの畏怖 [装備]:太刀・棒手裏剣(どちらも損傷・小) [道具]:防弾ベスト・閃光弾、はいぱーびじょんだいありー@未来日記、スマートフォン(子・豊穣礼佑) [思考・行動] 基本方針:『親』か『子』と合流する。 1:DIOから逃げる。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握、各役の人数、会場の地図を未把握。ルールの本質に気付きました。 豊穣はを持っています。 【豊穣礼佑@未来日記】 [役]:子 [状態]:気絶 [装備]:なし [道具]:なし [思考・行動] 基本方針:このゲームに勝利してエリートであることを示す。 1:DIO、織田敏憲を利用しながら情報を集める。 2:ピエロ(ペニーワイズ)との接触を避けるため、西北西方面に逃走したい。 3:未来日記所有者は優先的に殺す。 ※その他 [ルールの把握度] 自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。 未来日記による予知で、ある程度の未来を把握しました。 DIOを『親』の役と思っています。 【擬宝珠 檸檬@こちら葛飾区亀有公園前派出所 脱落】 【ジェイソン・ボーヒーズ@13日の金曜日シリーズ 脱落】 【残り 67名(鬼11名 親23名 子33名)】
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前ページ次ページプレイレポ/OCC/希望のサラディン 1922AD 紫ローマ+バイキング VS ケルト+アメリカ #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 アウグストスがブレヌスのヒゲにぶちきれて宣戦。 即座にブレヌスの戦術核が一方的に紫ローマ・バイキング領土を襲い、バイキングがローマ属国から外れる。 続いて首都ローマにも核がぶちこまれ首都他多数の都市が陥落。 合計13発の戦術核によって紫ローマ・バイキング共にケルトの属国となり終戦の運びとなった。 戦争中であるのにもかかわらず、ブレヌスは軌道エレベータを完成。 余裕である。 1937AD ローマ、バイキングがケルトの属国となり終戦 この速度・この大勝は大失策といわざる得ない。 かくして領土54%、人口55%、文化勝利まで後2都市合計3万ポイント、宇宙船レース最大対抗馬で核持ち、属国3という、ろくでもない国が出来上がった。 やむなく技術ルートを宇宙船関係からはずし、ロボット工学の研究をはじめることにする 1956AD ケルト大連合国 VS 黄ローマ・サラディン 防衛協定を生かしてメフメトに布告させ、シャルルを攻めさせて宇宙船建造を遅らせようと画策してたのはなんだったのか。 ふと気がつけば最大国家のケルト自らシャルルを葬りに向かっていた。こちらも巻き添えで死にそうである。 とりあえず核での頓死を避けるためSDIを作るしかない。あとは既存兵を機械化歩兵と現代機甲師団にアップデート。 ウォール街を建てた関係で幸い金はたんまりある。 都市にいた裸のオッサンも癒し系の1人を除いて2,3人機械化歩兵部隊に編入した。 ライフルなどからのアップ分、戦車の機甲師団へのアップデートを含め 現代機甲師団10、機械化歩兵8ともうじき完成するSDIで丘都市メッカに立てこもる。 余の防衛力が試されるときというわけだな さすが先生、絶望には慣れてらっしゃる。 1960AD SDI完成 核に対してはもうできることはない。 幸い、先の大戦で使い果たしたのかこちらにはまだ撃ちこまれていない。 SDI完成と同時に自走砲による砲撃が終わり、シールズを中心とした第一波がメッカを奪わんと押し寄せ機械化歩兵の前に全滅。 シールズも丘の防衛志向もさすがといわざる得ない。敵方にも機械化歩兵や現代機甲部隊が見えているが数は少なくどうやら属国軍はたいしたことがないようだ。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 だが後に控えるケルト本体は違う。 カリスマ昇進と連戦で3,4つの昇進が基本となっており軍も最終ラインのヘリ、機甲師団、機械化歩兵だ。 こちらに全部隊がくれば瞬く間に塵と化すだろう。 シャルルの底力に期待するしかないが・・・ どうやら神聖ローマは首都に核を撃ち込まれ、すでに瀕死のようである。 もはやこれまでか。 さらに数ターンが過ぎ、いよいよブレヌス軍が目前に迫る。 1965AD 停戦 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 丘のサラディン軍は硬かった。 最新鋭のブレヌス軍を退け、半裸オヤジによる癒し効果で次のターンには回復。 絶望の中にも一筋の生きる道が見えた気がしたそのとき、友軍のシャルルからわが国に対する無慈悲な布告が発せられた。 どうやらケルトの属国となったようである。 ブレヌスと停戦を交渉すると数100ゴールドでOKとのことなので停戦。 生まれていた大技術者で黄金期を発動して、残りの宇宙船パーツを作ることにした。 もはやただのヤケクソである。 ケルトの制覇残り1%、文化勝利残り35点、外交得票は50ほどオーバーで外交勝利決議がでれば即おしまいという中、どうにかパーツが揃い、サラディン王以下側近数名を乗せて絶望号が飛び立つ。 爆発率80%の宇宙船に乗り込んだ王たちの行方はその後ようとしてしれない。 #ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。 (´・ω・`)まけちった コメント 負けたのかよwww 爆発率80%で発射とはさすが先生です。 -- お疲れ様です。その後絶望号が着いたのかどうか気になるw 勝利条件の途中経過載せてくれたのは参考になりました。 -- やっぱり先生には絶望が似合うぜ -- サラディン宇宙の塵になったのかw -- 名前 前ページ次ページプレイレポ/OCC/希望のサラディン
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「……ふぅ」 時間は昼頃・場所は病院ロビー。 日向創は担当していた狛枝の世話を終え、今は罪木に任せて休憩中である。 暇を持て余した彼は、電子生徒手帳を弄り始めた。 機能の一つとして付属されている電 子ペットの様子を見ようと思ったのだ。 「……はぁ」 そのペットの顔が、あの憎たらしい白黒熊になっていた。 ため息交じりに 手帳から目を放し、虚空を見る。 (きゅるる~) 耳入って来た、ある種呑気な音。 空腹を知らせる、身体の生理反応。 「…そういや今朝何も食べてなかったな…」 その通り。今朝は狛枝と澪田の発病が発覚し、そのゴタゴタ騒ぎで日向は朝食を摂るのを すっかり失念していたのだ。 (ちょうど休憩時間だし、レストランへ残り物でも食いに行こうか。 でも少し遠いし面 倒だな……) そう思っていた、矢先の事だった。 ガチャリ、という音を立てて病院の出入り口が開く。 (……超高校級のメイドなんていたっけ?) 一瞬、そう誤解し、その一瞬後に気付いた 「……小泉か」 メイドだと思ったのはエプロンドレスを身に纏った、同じく罪木に任せて休憩中の小泉真 昼であった。 手には、いくつかの袋を下げていた。 「お弁当、持ってきたわよ」 「ありがとう、助かったよ …その格好は?」 「……気分転換」 その言葉も、あながち嘘ではない。 七海に砂浜で竹トンボ等を教えていた時、目に付いたヤシ型のガチャガチャ。 帰りになんとなく、本当にただなんとなく弄ってみたら出てきたのがコレだった。 ……可愛い。 女の子たちを日向から守る(という妄想の)ため、彼を誘惑するに当たってこの服を選ん だのはそのためだ。 男に媚びるのは嫌だが、自分が気に入ってる=自分で選んだ服なら、という認識ならば嫌 悪感は薄れた。 今付けている下着も、全く同じ理由で穿いているのだ。 何よりこんな状況。 気分を変えないと、イライラで無用な爆発をしてしまいそうだった。 あちこちに迷惑をかけているとはいえ、必要以上に自分をストレスで罰するべきではない。 「……」 日向は小泉の姿を眺める、時間が止まったかのように。 「どうしたの? 似合わないって思ってる? ……こっちが好きで着て「似合ってるよ」だ から……え?」 虚を突かれた。 「いつもの小泉とは違う感じがある、意外さがあって良い」 小泉の胸に、奇妙な感覚が走る。 心地良い、毒が入ったような。 「………………ありがと」 そっぽを振り向きながらも顔を赤くしながら礼を述べる小泉。動作はともかく、いつもの の彼女なら「お世辞言っても何にも出ないわよ」ぐらいの言葉は出るだろうに。 それには当人も気付いていなかった。……絶望病のために。 だから「じゃあ罪木も呼んで一緒に食べよう」という日向の言葉に「蜜柑ちゃんはまだ良 いでしょ、かえってお仕事の邪魔になるから」と返した。 日向が気付くべきだったのだ。 同性には優しい彼女にしては、奇妙な言動だと。 尤も、直前まで狛枝凪斗という最悪の不発弾の相手をしていた彼にその配慮は酷であった かも知れない。 おかげで別の爆弾をも抱え込む事となったが。 二階の会議室でテーブルを広げ、日向と小泉は向かい合う形で座って弁当を食べ始める。 弁当の中身は握り飯・卵焼き・マカロニサラダにタコさんウィンナー。 日向は一つ一つを 口に入れ、噛み締める。 「ふまい」 シンプルで正直な感想が、自然と出た。 「アンタ、行儀悪いわよ ちゃんと 呑み込んでから、ね」 小泉はそう言いながらも、クスクス笑っている。日向の顔が田中の飼っているハムスターのように頬 張っているのは何処かおかしく、可愛らしい。 (そうだ) 小泉は愛用の一眼レフカメラで日向を撮り始めた。 日向はいつもの事だとは思いつつ、妙にくすぐったい気分だった。 それでも三大欲求の一 つに突き動かされてるため、視線は弁当の中身を覗き、手は箸を動かす事を優先した。 最後のマカロニを、日向が呑み込む。「おかわりいる?」 小泉はそう言って自分の弁当 を差し出すが 「いや、もう十分だよ、ごちそうさま」 手を重ねて、弁当と真昼への感謝を表す日向。 「どう致しまして」 小泉も、上機嫌に 応える。 「いや、本当に美味かったよ 良い意味でシンプルな味があった」 日向は一切のおべっかは言ってない。 本心からの告白だった。 今は亡き花村の料理が食べる芸術品ならば、小泉の作った弁当は、まさに家庭の味。 王 道の喜びがあった。 「さすが、家では家事全般やってるだけはあるな 良いお嫁さんになれるよ」 無意識に、極めて自動的にそんな言葉が出た。 立派な母親とぐうたらな父親という環境 が生み出した、素敵な少女を褒める言葉を。 ―普段の彼女なら仄かに顔を赤らめて視線を逸らし、「な、何言ってんのよ…」と呟いた だろう。 しかし、やはり『今』の彼女は違った。 絶望病で、人格の一部を変えられてる『今』は。 「うん、ありがとう」 言葉はさっき通り素直なお礼、そして動作は満面の笑顔を日向に向けられているというも の。 …日向は、褒めたはずの自分の方が恥ずかしくなってきた。 気付くと、小泉の指が日向の顔へ。(なんだ?)と日向が思うと彼の唇を撫でる。 「!?」 日向が驚いてると、その指は彼女の前へ。 白い物が、こびり付いてる。 「御飯、くっ付いてたわよ」 ………… 「はは、な、なーん「勿体無い」 小泉は、その米粒を舐めとった。 「!!!?!!?!!!」 日向は一瞬、脳がショートした感覚に襲われた。 それだけ今の光景はショッキングだっ た。 (な、なんだこれ)日向は混乱していた。(小泉のキャラじゃない) 澪田が九頭龍が復帰したパーティーの時『勢いで産んでみたけど父親が分からない』とい う謎の曲を歌おうとしたが、真っ赤になって止めた。 会話のタネにこけしを渡し、それでキレられた事があった。 今の小泉は、あの曲を(まぁ実際には聞いてはいないが)うっとりとして聞き、こけしを 渡しても夢中に頬ずりしそうな雰囲気があった。 普通に考えれば、絶望病のせいだとわかるのだが。 終里・狛枝・澪田とは比較にならないほどの変化を見せる彼女に、僅かな恐怖と中ぐらい の困惑 そして大きくて何故かある羞恥に日向は― 「ちょ、ちょっと寝てくる! なんかあったら休憩室で、な!」 会議室から逃げ出した。 そのため、日向はまたも小泉が絶望病にかかっていると気付くチャンスを逃した。 一人残った小泉は思考する。 (…手料理なんて、男にはお父さん以外食べてもらった事ないもの) 視線はカメラへ。 (良い記念になったわね。現像が楽しみ) 思考は妄想へ、変化する。 (私もお母さんになったら、これ娘に見せるんだ 「初めてパパに食べさせてあげた時の写真だよ」って……ん?) 「…………」 小泉は自分の行動と思考を、振り返る。 ガタン! 思わず立ってしまった。 「……っ ……っ!」 声が、出ない。 彼女の顔色は茹蛸となっていた。 (なななななんで日向と結婚しようとしてててててててて) 目的がおかしくなってる事に、今更気付いた。 (そそそそういやご飯粒さっきさっきさっききききき……) そして気付いてはいけない事を思い出した。 日向の唇に付いてた、ご飯粒を取って舐めと「いやあああああああああああああああああ ああ」 小泉の顔は茹蛸から、赤そのものへ変化していた。 きっと今の彼女を海に入れたら、沸騰する事あろう。 一応は病院内、暴れないだけの最後の理性はあった。 しかしそれ故に暴れるという代償行為で羞恥から逃げ出す事も出来ず 小泉は希望と絶望が入り混じった奇妙な感覚の中、数時間己の仕出かした事に打ちひしが れるしかなかった…。
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僕の名前は出来杉英才、小学生です。 大災害の影響で家族や友達とはぐれてしまった僕は一人で日本をさ迷っていた。 そのまま、殺し合いが始まってしまい、出会った仲間たちの助力もあって何とか今まで生き残ることができました。 ……でも、放送で友達や知り合いの名前が出た時(なぜか死んだハズののび太くんのお母さんやジャイアンの名前が数回も呼ばれてた気がするけど)、とても悲しくなりました。 今でも日本のどこかで生きてるだろう家族や友達の身が心配です。 そのために僕はこの殺し合いを終わらせようとしている人々に身を寄せ、力になることを選びました。 僕には操縦センスがあったらしく訓練の末にガンダムパイロットになりました。 ちなみに青い配色が多いこのガンダムは、デュエル(決闘)という名前があるそうです。 「出来杉くん! 君も出撃するのかい?」 格納庫にて自分の機体のコクピットに座る僕に心配そうに話しかけたのは、この殺し合いの中で友達になった研くんであった。 彼は僕と同じ小学生でありながら、宇宙人から地球の平和を守るヒーロー・チャージマン研でもあるんだ。 「うん、十神さんに出撃しろって言われたからね。 訓練もできるだけやったし、研くんたちの力にもなりたいからね」 「そうか……でも、いくらガンダムに乗れるからって無茶しちゃダメだよ。 もしもの場合は僕に任せていいんだから」 「ありがとう、研くん。 でも研くんだって戦いに出るのに、一人だけ何もしないままなのは嫌なんだ」 「心配するなよ、僕らは戦い慣れてるからね。 実戦経験のない出来杉くんはあんまり前に出過ぎないようにね」 「わかった、なるべくみんなの足を引っ張らないように頑張るよ」 僕と研くんがそんなやり取りをしていると、格納庫に放送が入った。 『本艦はまもなく戦闘区域に突入するであります』 『パイロットは直ちに出撃準備を、地上部隊は降下準備に取り掛かってください』 「やっと出番か! マーダー共を細切れにしてやる!!」 「まさかBETAじゃなくて人間相手に戦うことになるとはね……」 「ミゲル隊長、俺、この殺し合いが終わったら結婚するんです」 「その台詞は死亡フラグだぞPJ」 「時間だね、平和に仇なすマーダーはこのチャージマンが全員やっつけてやるぞ!」 「研くん、お互いに頑張ろう!」 僕を含めたパイロットたちが、それぞれの機体に搭乗していく。 もうすぐマーダーの組織との戦闘が始まるのだ。 ……本当のところ、悪人が相手でも殺し合いなんてやりたくない。 マーダー相手だからって人殺しをしにいくのは変わりない。 でも、誰かが戦ってマーダーや主催といった敵を倒さないと、罪のない人たちが次々と死んでいく。 ジャイアンやスネ夫くんのように、これ以上友達にまで被害を及ぼしたくないから僕は嫌でも戦うしかないんだ。 マーダーの人たちには悪いけど……死んでもらわないと、いけないんだ…… ◇ 香川県にある浜辺で一機のガンダムが大砲を構えていた。 標的は数キロ先の沖にある岩塊。 そこに向けて大砲からビームを放つと、岩塊にクリーンヒットし蒸発させた。 ガンダムは続けて他の岩塊にもビームを当てて蒸発させていく。 近くにいた少女・翔鶴はこれに対して驚いた面持ちで答えた。 「凄い! 最新式のFCSもびっくりの命中精度です!」 「昼寝とあやとりと射撃だけは得意だからね。 この浜辺で拾ったこのガンダムは良い拾い物だよ」 ガンダムの現在のパイロットは野比のび太であった。 そして彼の乗るガンダムは高火力遠距離仕様のMS、バスターガンダムである。 大災害の影響で浜辺に流れ着いていた機体をのび太たちが見つけて、技術力に優れた祐一郎さんが修理して一行の戦力に加えたのだ。 さらに自分が操縦できるようにしてほしいというのび太の強い要望により、改修されて彼に合わせた機体になったのである。 これは仲間たちの友情パワーに感化されたのび太が、力のない自分でもできることはないかと探した結果、高い射撃スキルを活かせそうなMSパイロットになる道を選んだのだ。 (というか、祐一郎さんたちに守ってもらうには不安があるんだよね……実力じゃなくて性格的な意味で。 自分の身ぐらい自分で守れるようにしとかなきゃ) ともかく今は、操縦に慣れるために訓練中である。 「あの少年、ロボットを与えれば意外と戦えそうではないかぁ!!」 「磨けば光りそうな逸材だな」 「俺はアドラーえもん……」 シュトロハイム、ダイアー、アドラーえもんも訓練に精を出すのび太を温かく見守っていた。 そこから少し離れた場所にある海の家で、祐一郎とテリーマンが会話をしていた。 この面子の中では珍しいぐらいシリアスな雰囲気だ。 「ミスター祐一郎、あなたはさっき九州ロボを作ったと言っていたが本当か?」 「その通り。 九州ロボを作ったのは、この僕だ」 九州ロボ――それは祐一郎が九州そのものを改造して作った超ド級ロボット。 ロワ序盤ではこれを使って主催の本部を探り当てるつもりだったが、逆に主催に奪われ本拠地にされてしまった土地である。 「なら、いくつか質問がある。 答えてもらえるか? さっき、アンタは九州ロボが希望だと言っていたが、あれはどういう意味だ?」 祐一郎が呟いた一言をテリーマンは聞き逃さなかった。 そして疑問に思い、答えを求めている。 祐一郎はしばらく顎に手を添えて考えた後に、回答した。 「君は平和を愛する正義超人だし、この話をしても良いだろう。 ――世界を復興させるための計画をね」 「計画?」 「九州ロボは元々、バトロワを終わらせるために作ったわけじゃない。 大災害で滅茶苦茶にされた世界を立て直すための巨大な作業機械であり、方舟なんだ」 「作業機械? 方舟? すまないがもっと詳しく教えてくれないか」 祐一郎は今までにないくらい真剣な面持ちで言葉を紡いでいく。 「まず九州ロボ自体を巨大なワークローダー(作業ロボ)として使い、本州・四国・北海道や沖縄もロボに改造する。 日本全土の改造は手作業より、巨大なロボットを使った方が早いからね。 続いてワークローダーと化した日本全土を使って、人類の生存に必要な資源を海面から引き上げたり、それらの資源を使って沈んでしまった他の大陸分の土地をロボとして復元し、またそのロボを使って土地ロボを増やす……それを続けていく内に世界は復興していく予定だ」 「なるほど、土地さえ増えれば難民問題も解決できるだろうしな」 「完全な復興までに長い時間といくつかの問題も起こるだろうが、僕はやらないよりはマシだと考えて計画の一手である九州ロボを作り上げたんだ」 一見すると夢物語みたいな馬鹿げた話だが、光祐一郎にはこの計画を実行に移せるだけの科学力を持っているので無問題である。 「そして、九州ロボは飛行できる浮島だ。 空を飛んでいれば大災害がもう一度来ても、飛び続ける限り沈むことは無いからね」 「大災害がもう一度来るだって!?」 「例えの話さ、それでも一度あったことがもう一度来ないとも限らない。 次の大災害があるとしたら百年先かもしれないし、明日にも来るかもしれない。 何にせよ、聖書にあるノアが大津波を避けるために方舟を作りあげたように備えは必要だろう」 巨大なロボによる世界の復興と、二度目の大災害が発生に対する対策としての浮島。 その二つの要素を持つ九州ロボの計画はまさしく世界の希望になりえるものだった。 しかし…… 「それも僕のミスで奪われた…… いまや九州ロボは主催の本拠地、そして要塞という戦いの道具に成り下がってしまった……」 「気を落とさないでくれ、あなたの言う計画が実現するなら世界にとっても望ましいことのハズだ。 俺たち皆で力を合わせて取り戻そう、世界の希望を!」 「ありがとう、テリーマン」 落ち込む祐一郎をテリーマンはなだめ、激励する。 すると祐一郎は改まり、神妙な顔つきになった。 「テリーマン、君に一つだけ話しておきたいことがあるんだ。 九州ロボを作ったのは僕だが、この計画を発案したのは別の人なんだ」 「なんだって?」 「数日前に、その人物が今言った世界の復興計画の大筋と大災害が再び来る可能性を指摘したから、九州ロボ開発に着手したんだ。 それがなければ九州ロボなんて作ってはいなかった」 祐一郎の口から新たに発覚した事実にテリーマンは驚きを隠せない。 「誰なんだ?」 「匿名のメールで何者かはわからない。 だが、ある程度は先見性のある人物のようで、本格的に計画を実行に移せるまでは悪人にロボが奪われてもいいように、部品を墜落で有名なカプコン性で作った。 実際に奪われ悪用されているが、運がよければ明日にでも主催者たちを墜落させ、そうでなくても修繕作業によって動きを鈍らせるぐらいはできているハズだ」 「そこまで見越しているとはたまげた人物だな」 「流石に最初は怪しんだりもしたが、復興は世界にとっても望ましいことであるし、せいぜい部品にカプコン性を使えと言ったぐらいで要求らしい要求は他にはなかった。 だから僕はメールを寄越した相手が誰であっても構わずに九州ロボを作り上げたんだ」 超一流の技術者である祐一郎に九州ロボの作成を頼み込んだ者は誰なのか? 祐一郎はそれが誰であろうと構わないというスタンスであるが、テリーマンはその人物に対して疑念のようなものを感じざるおえなかった。 「……んん!! なんだ!?」 「どうしたんだ祐一郎?」 話の途中で祐一郎が唐突に騒ぎ出した。 「僕がサイボーグ化されて手に入れたレーダー装置の調子が突然悪くなった? いや、この感じはまさか!」 「何が起きているんだ!?」 「電波そのものが消えている……まさかミノフスキー粒――」 次の瞬間、二人のいた海の家が爆ぜた。 「て、提督ーーーッ!!」 「オイ、祐一郎とテリーマンがいた海の家がいきなり爆発したぞ!?」 外にいた仲間たちが大慌てで黒炎を上げる海の家に駆け寄る。 すると中から一人の影がヨロヨロと現れた――祐一郎だ。 身体の各所から火花を散らしつつも、彼は生きていた。 「提督、無事だったんですね!!」 「……! テリーマンはどうしたんだ?」 「す、すまない。 助かったのは僕だけだ。 彼は爆発でミンチより酷い状態に……ああなってはサイボーグ化も無理だろう」 「死人が出たぞぉ……」 ダイアーを始め、他の者たちもショックを受ける中、シュトロハイムが何かを発見した。 「12時の方向に空飛ぶ白い戦艦が見えるぞ!! 奴の砲撃がテリーマンを粉々にしやがったんだ!!」 「マーダーの襲来か!?」 「主催の手先か?」 シュトロハイムの示した通り、遠方で白い戦艦が見えた。 それはすぐに、二発目のビームによる艦砲射撃を放ってきた。 暴力が祐一郎たちを襲う!! 直撃こそ無いが、多少の損害は避けられなかった。 「「「うわああああああああああああ!!」」」 「死人がでるぞぉ!! ってなんか降りてくる!?」 慌てふためくのび太がモニターごしに見えたものは、戦艦からこちらに向けて飛んでくる六つの光だった。 ◇ 祐一郎さんご一行を砲撃した白い戦艦はホワイトベースである。 その艦橋には四人の男女がいた。 艦長席には超高校生級の御曹司・十神白夜、舵に超高校生級の文学少女・腐川冬子(十神の支給品)、オペレーターにはアンドロイドのアイギスそしてホライゾン・アリアダストが担っていた。 ちなみにアイギスとホライゾンはホワイトベースと電脳的に接続されているのでオペレーターだけではなく各砲座やエンジンコントロールも担当している。 すなわち、本来なら動かすのに何十人も必要なこの戦艦を少人数で動かせるようにしているのである。 「よし、先手は取れたな。 このまま艦砲射撃で援護しながら機動部隊の降下を援護しろ!」 「了解であります」「jud.(ジャッジメント)」 「急ぐのよ、白夜様のご命令なんだから」 「犬、おまえはいいから黙って操舵してろ」 艦長を務める十神白夜は十神家繁栄の邪魔になる主催者たちを撃破するために対主催の参加者をスカウトし、戦力を集めていた。 彼自身の目的はともかく、主催者を打倒しようとする参加者は集まっていき一つの勢力となった。 そう、彼らは対主催の集団なのである。 しかしなぜ、対主催である彼らが同じ対主催である祐一郎さんたちを襲っているのか? それには理由がある。 実は祐一郎さんたちの預かり知らぬところ――カオスロワちゃんねるというネット掲示板で、ある情報が流れていた。 今は亡き初音ミクやKAITOのマーダー疑惑、クラウザーさんの死、そして『光祐一郎は危険人物である』と。 なぜマーダーでもない対主催の祐一郎さんが疑われているのか? ――このロワで最初に首輪を外したのは光祐一郎、そして主催に奪われた九州ロボ。 これは見方を変えると『九州ロボの引渡しを取引材料に主催に首輪を外してもらった』ように取られたのである。 つまり、主催の手先もしくは関係者であるということだ。 九州ロボを使って主催本部を探そうとしていた事と、早すぎる首輪解除が裏目に出たのだ。 だが、これだけなら強引な解釈と取られ、万人の目に止まる情報にはなり得なかった。 ところが、問題はここから水面下で加速していったのだ。 九州ロボを奪われる前に祐一郎さんが役に立たないチサオを上空から投棄した瞬間を目撃した者がいた。 そして、そのチサオの激突で女性が死亡する瞬間を目撃した者がいた。 ここから彼の人格は疑われ始め、さらには世間一般で忌まわしきものとされるナチス所属のシュトロハイムと秘密結社ゲゼルシャフトの構成員で危険人物とされるアドラーの同行、小学生男子の誘拐(これは誤解)、危険な空母の開発(ある意味、誤解)等の噂が流れ、ネットでは悪い意味で注目度が上がっていったのだ。 そして決定打となったのが、九州ロボに送った波紋入り偵察機とついでに投げ込まれたチサオ、そのチサオでうっかり広島を焦土に変えてしまった祐一郎さんたち。 チサオを投げ込む瞬間を収めた動画がネットで拡散してしまい、『光祐一郎とその一味は人間爆弾を使って広島を焼いた超危険人物』として一般参加者は戦慄し、とうとう討伐に乗り出す者も現れた――それがホワイトベースの面々である。 ちなみにPCを持っていた祐一郎さんは、一時的に死亡していた時間以降、翔鶴の開発やガンダムをのび太用に改造することに時間を割かれてネットをしている暇がなく、状況がここまで悪化していることに気づかなかった。 要約すると今までの悪ノリのツケがここで巡ってきたのである…… 視点は戦艦から降下中のロボット・戦闘機の部隊に移る。 隊長であるミゲルがオレンジ色のMS・ジンから他の機体に指示を下す。 「よし、ホワイトベースが降下を助けてくれる内に地上に降りるぞ。 研とPJは空から空爆、山城と出来杉は後方から援護、俺とアイアンハイドで突っ込む!」 戦力はロボット4機に戦闘機2、危険集団が相手とはいえオーバーキル過ぎる戦力と一見思われた。 ――しかし、瞬く間に一筋の閃光が一機の戦闘機に直撃し、爆散させた。 「なに! PJがやられた!?」 「地上からの攻撃だ!」 「そんな馬鹿な、あんな距離から撃ってきたっていうのか!?」 ミゲルたちが驚くのも無理はない。 地上からの距離はまだまだ遠く、プロの軍人でも当てるのが難しいハズであった。 だが、無慈悲なビームは降下中の部隊を容赦なく屠っていく。 「やらせはしないぞって、ぐわああああああああ!!」 二射目の砲撃でトランスフォーマー・アイアンハイドが閃光に焼かれて死んだ。 「この命中精度と弾速、まるで光線級BETA並――」 三射目の犠牲になった戦術機のパイロットである山城上総は、コクピットへの直撃によって蒸発した。 「馬鹿な、こんな長距離を正確に攻撃できる機体なんて一機しか俺は知らな……うおおおおおおお!?」 四射目の砲撃はミゲル・アイマンの乗っていたMSを上下真っ二つに分けて、跡形もなく爆発させた。 「みんなが!」 僅か数秒の間に四人の仲間が殺されたことに戦慄を覚える出来杉。 その恐怖に取り憑かれたことが仇となり、それが彼にとって致命的な隙を生み出し、自分の機体への五射目の接近を許してしまった。 (ハッ、しまった! 防御が間に合わない!) デュエルガンダムはPS装甲によって物理攻撃への高い耐性は持っているが、ビームには弱い。 それでもシールドにはビームを弾く防御力があるのだが、仲間の死に気を取られすぎた彼には操縦が追いつかない。 ――そんな彼を救ったのはヒーローであった。 「出来杉くん危ない!!」 「研くん!?」 「うわああああああああああああ!!!」 なんと、チャージマン研の乗る戦闘機のスカイロッドが射線に入り、盾となって出来杉を守ったのだ。 だが、小さいなヒーローの命は出来杉の乗るMSの目の前で爆炎と共に散っていった。 「研くぅぅぅぅぅぅんッ!!!」 悲痛な慟哭を上げる出来杉だったが、次の砲撃が迫っていた。 だが、この砲撃に見切りをつけてきた出来杉をこれ以降の砲撃を盾で防御してやり過ごしつつ、降下をしていく。 「研くんごめんよ……でも仇は必ず取るからね」 出来杉の心を仲間を奪われたことに対する怒りが支配していった…… 一方、ホワイトベース艦橋では。 「クソッ、いっぺんに駒が5人もやられたか!」 「ミゲル様、アイアンハイド様、山城様、PJ様、研様、以上の機体が大破炎上、生命反応なし……」 「そんな! 出来杉くん以外は戦死でありますか!?」 「何やってるのよアイツら」 四者四様の反応で仲間の死を受け取るクルーたち。 しかし、その中で十神はすぐに表情を驚嘆から不敵な笑みへと切り替えた。 「だが、この損害は予想外だったが、別動隊の存在に気づかせない目的は果たされた。 愚民共め、本当の戦いはこれからだぞ」 ◇ 「テリーマンの仇討ちだあ!」 「マーダー共は波紋の味を喰らうがいい!」 地上では仲間を殺されて怒り狂ったのび太の乗るバスターガンダム、そして長い砲身の上には波紋を練るダイアーが乗っていた。 先に5機の戦闘兵器を撃ち落としたのは彼らなのだ。 超高インパルス長射程狙撃ライフルにダイアーが波紋を付加することで弾速の強化を行い、さらに命中精度の強化がなされたのだ。 しかし、それだけ力を入れても一機だけ撃ち漏らしてしまったようだ。 「ダイアーさん、一機だけこっちに降りてくるよ」 「あれはいっそ地上におろしておけ、我々で袋叩きにする。 君はあの木馬みたいな船を撃ち落とせ」 「わかったよ!」 ダイアーがバスターの大砲から降りて、自らを筆頭に仲間たちと敵ロボットを撃滅に乗り出した。 すると突然、シュトロハイムは腹から重機関砲を取り出し、明後日の方向に乱射した。 「こそこそ隠れている奴は誰だぁぁぁ!!」 機関砲から無数の弾丸が近くの茂みに向かっていく。 しかし、それらの弾丸はほとんど切り伏せられてしまった。 「何ッ!? 我がナチスの誇る機関砲の弾丸を切り落としただと! 貴様はまさか、カーズか!?」 「カーズ? 知らないな。 だが一つ言えることは、俺はアンタと同じサイボーグだってことだ。 そして、もう一つアンタたちには死んでもらいたいということだけだ」 茂みの中からゆらりと現れたのは一本の刀を持ったサイボーグ忍者の雷電であった。 「貴様ぁ! あの戦艦に乗っている奴らの仲間かぁ?!」 (なんか喧しいヤツだな)「そうだと言ったら?」 「決まっているだろう、貴様はこのルドル・フォン・シュトロハイムが粉砕してくれるわぁぁぁ!!!」 シュトロハイムが咆哮し、雷電は静かに刀を構える。 サイボーグ同士の戦いが始まった。 「ついでに言っておくが、お前たちを殺しにきたのは俺だけじゃないぞ」 「なんだと!?」 「BANBANBANBANBANBAN!!」 シュトロハイムにも負けない煩い声と共に二丁拳銃から弾丸が放たれた。 それをアドラーえもんは飛び道具を無効化する特殊防御法・攻性防禦で防ぐ。 そして雷電が現れた別の茂みから赤タイツに赤マスクのお喋りな男が現れた。 「もうダメじゃないの、この俺ちゃんの鉛玉無料配布サービスを受け取ってくれなきゃww」 「俺はアドラー……えもん。 おまえは誰だ? 吐け、吐くんだ!」 「俺ちゃんはデッドプール、カプコンで有名な格ゲーにも出た賞金稼ぎだよ~w」 アドラーの前に現れたのはマーベルコミックきっての狂人にしてアンチヒーローのデットプールであった。 「おまえら一人殺す度に賞金が下りるんだよね、だから俺ちゃんのためにいっちょ死んでくれ。 フヒャーッヒャヒャヒャwwwwww」 イロモノ扱いされるもの同士の戦いが始まった。 ダイアーの前に現れたのはギターを持った一人の鬼であった。 「貴様も武人のようだな」 「おまえもそのようだが、なぜこのような事をする?」 「ハッ、武人とはいえ、鬼に堕ちた者に話す舌は持たん」 「堕ちたのはおまえだろう、それにこれは堕ちたのではなく修行の成果なのだが、まあいい。 もう我々に言葉はいらぬだろう」 波紋戦士ダイアーと仮面ライダー斬鬼の戦いが始まった。 仲間が敵を引きつけている間に一人のテッカマンが祐一郎の元に向かう。 「祐一郎、その首もらった!!」 「くッ、まずい」 生成したランスで祐一郎を討とうとするDボゥイことテッカマンブレード! そこへ一人の少女が砲撃を加え、テッカマンの突撃を失敗させた。 辛うじてダメージは薄かったDボゥイは空中へと舞い上がる。 見ると、物騒な大砲を構えた少女がいた。 「翔鶴!」 「提督は下がってください。 敵を迎撃いたします」 「女の子!? ……いや、ロボットか。 なら遠慮はいらないな!」 ロボットっぽい奴らの戦いが始まった。 「うわあ! こっちに来るう!」 「おまえが仲間を撃ったんだな! やっつけてやる!」 のび太の乗るバスターは、出来杉の乗るデュエルから逃げ惑っていた。 デュエルはバスターに向けてビームサーベルを執拗に振り回してくる。 バスターはビームサーベルなどの格闘装備が無いので接近戦は不得手なのだ。 バルカンやランチャーも撃ってるが、敵もPS装甲を持っているので物理攻撃は効果が無く、中途半端なビーム攻撃は盾で弾かれてしまう。 ちなみに補足すると、両者は目の前の敵機にクラスメイトが乗っていることを知らないのだ。 散布されたミノフスキー粒子の影響で互いに通信もできない。 さらにネットで拡散された動画にはたまたま、のび太だけ映ってなかったので、出来杉は祐一郎さんご一行にのび太がいることさえ知らないのである。 「うわあああん、ドラえもーーーん!」 そうこうしている内に、バスターの腹部にデュエルのキックが入り、バランスを崩させる。 それは必殺の一撃を与えるための布石であり、回避も防御もできなくなった相手にデュエルはビームサーベルを振り下ろす。 「ビームサーベルでトドメを刺す!」 「僕が死人になるぞぉ!!」 ダイアーたちは他の敵を相手にしていて手一杯であり、援護は望めない。 のび太、万事休す。 その時、ディパックからいつの間にか飛び出していた一人の男がデュエルを殴って攻撃を阻止。 殴りつけられたデュエルは一度宙に吹っ飛ばされて少し離れた地面に落ちた。 間一髪でのび太を救ったのは――龍星座の紫龍。 「紫龍さん!」 「急いで態勢を立て直せ、接近戦は俺に任せろ!」 接近戦は不得意なバスターとのび太の補助機代わりに紫龍が前衛についた。 一方、ぶっ飛ばされたもののPS装甲に助けられてダメージのないデュエルもすぐに立ち上がっていた。 「いててて、不意をつかれたか……でも僕は負けないぞ!」 そしてバスターとデュエルが互いの装備を構え、二人のパイロットはコクピットの中で吠えた。 「「仲間の仇を討つ!!」」 ガンダム同士、そして友人同士の戦いが始まってしまった…… このようにして対主催同士の争いは始まってしまった。 互いの仲間を殺してしまったため、もはや話し合いによる解決は困難だろう。 どちらかが滅びるまで、この悲しき戦いは終わらないかもしれない…… 【一日目・19時30分/日本・香川】 【光祐一郎さんご一行】 【光祐一郎@ロックマンエグゼ】 【状態】サイボーグ化、首輪解除、ダメージ(大) 【装備】なし 【道具】支給品一式、自作爆弾 【思考】 基本:息子たちをサポートする。 0:襲いかかってきたマーダー集団(ホワイトベース)を撃退する 1:主催者について調べる 2:できれば九州ロボを取り戻したい ※九州ロボの制作を提案した人物がいるようです ※カオスロワちゃんねるにより、危険人物扱いのレッテルを貼られました ※砲撃によりノートPCは全壊しました 【ルドル・フォン・シュトロハイム@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】ダメージ(小)、首輪解除 【装備】なし 【道具】支給品一式、不明 【思考】 基本:主催共に一泡吹かせる 0:マーダー集団を駆逐する、雷電を倒す 1:祐一郎達と行動する 【野比のび太@ドラえもん】 【状態】健康、首輪解除、怒り、バスターガンダムに搭乗中 【装備】バスターガンダム@機動戦士ガンダムSEED、龍星座の紫龍@聖闘士星矢、 【道具】支給品一式、ボーリングの玉@現実、キン肉マンのコミックス全巻@現実 【思考】 基本:生き残る、できる限り祐一郎さんたちを手伝う 0:戦わなければ死人が出るぞぉ!! デュエルガンダムを倒す 1:ドラえもんを探す ※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています ※デュエルガンダムのパイロットが出来杉だと気づいてません 【ダイアー@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】割と小ダメージ、首輪解除 【装備】イカ墨とパスタ@現実 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:主催を倒す 0:マーダー集団を打ち倒す、ザンキを倒す 1:ディオとかいう奴も倒す 2:アドラー達と行動する。 【アドラー@エヌアイン完全世界】 【状態】それなりに小ダメージ、首輪解除 【装備】電光機関@エヌアイン完全世界、四次元ポケット(中身入り)@ドラえもん 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:ダイアー達と行動する 0:俺は……アドラー……えもん 1:とりあえずマーダー集団を撃破する、デッドプールを倒す 【翔鶴@艦これ】 【状態】損傷軽微 【装備】彩雲、紫電改二、流星改、 零式艦戦62型 【道具】なし 【思考】 基本:提督(祐一郎)に従う 1:マーダー集団を殲滅する、テッカマンブレードを倒す 【ザ・テリーマン@キン肉マン 死亡確認】 【ホワイトベース】 【十神白夜@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生】 【状態】健康、艦長ポジション 【装備】ホワイトベース@機動戦士ガンダム 【道具】支給品一式、腐川冬子@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 【思考】 基本:愚民たち(対主催)を従えて十神家繁栄の邪魔になる主催を倒す。 1:祐一郎一行を殲滅する 2:その後は北上してマーダー掃討、対主催を集める 【アイギス@ペルソナ3】 【状態】健康、ホワイトベースと接続、右舷担当 【装備】超磁鋼レールガン@ペルソナ3 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する 2:殺し合いを破壊して平和になったらSEESと合流する 【ホライゾン・アリアダスト@境界線上のホライゾン】 【状態】健康 、ホワイトベースと接続、左舷担当 【装備】悲嘆の怠惰@境界線上のホライゾン、拒絶の強欲@境界線上のホライゾン、憤怒の閃撃@境界線上のホライゾン 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 1:十神たちについていき、殺し合いを破壊する 2:殺し合いが破壊されてからトーリたちと合流する 【Dボゥイ@宇宙の騎士テッカマンブレード】 【状態】ダメージ(小)、テッカマンに変身 【装備】テッククリスタル 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間と共に主催者たちを倒す 0:祐一郎たちを倒す、翔鶴を倒す 1:変身したからまた服がなくなるな…… 【財津原蔵王丸(ザンキ)@仮面ライダー響鬼】 【状態】斬鬼に変身 【装備】音錠、烈斬 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間と共に主催者たちを倒す 0:祐一郎たちを倒す、ダイアーを倒す 1:変身したからまた裸になるな…… 【雷電@METAL GEAR RISING】 【状態】健康 【装備】高周波ブレード 【道具】支給品一式、 その他不明 【思考】 基本:仲間と共に主催者たちを倒す 0:祐一郎たちを倒す、シュトロハイムを倒す 1:ローズマリーやスネークの安否が心配 【デッドプール@DEADPOOL】 【状態】健康、狂気(デフォルト) 【装備】自動拳銃×2 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:主催やマーダーを殺して十神から金をもらう 1:祐一郎たちを倒す、アドラーえもんを殺す 2:こいつら実はマーダーじゃなかったりして……そんなわけねーかwwwww 【出来杉英才@ドラえもん】 【状態】健康、怒り、デュエルガンダム(小ダメージ)に搭乗 【装備】デュエルガンダム@機動戦士ガンダムSEED 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】 基本:仲間と共に主催者たちを倒す 0:祐一郎たちを倒す、バスターガンダムを倒す 1:よくも仲間を! 2:のび太くんたちは大丈夫かな? ※ミノフスキー粒子の影響で通信がしづらくなっています ※バスターガンダムのパイロットがのび太だと気づいていません 【ミゲル・アイマン@機動戦士ガンダムSEED 死亡確認】 【山城上総@トータル・イクリプス 死亡確認】 【アイアンハイド@戦え! 超生命体トランスフォーマー 死亡確認】 【PJ@ACE COMBAT ZERO 死亡確認】 【泉 研@チャージマン研! 死亡確認】
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絶望! 砕け 散る 時…… 不気味なたたずまいを見せるミョズニトニルンから離れるように、承太郎はゆっくりと後ずさりをした。 「仗助……俺が攻撃した瞬間、何が起こったのか……見えたか?」 「と、時を止めたんじゃないんスか!? 二人とも突然移動したよーにしかッ!」 ミョズニトニルンのスタンド能力は解らないが、 とにかく近づくのはヤバいと判断した仗助は、 部屋の扉の近くからミョズニトニルンを凝視する。一挙手一投足見逃すまいと。 「デルフ、おめーは何か解ったか?」 「とりあえず、もっかい同じ事をされても攻撃を避ける自信は無いね。 それと相棒は時間を止められなかったみてーだな、けど気がついたら柱は壊れてるしあいつは後ろにいたし……やっぱ時間止まってた?」 「そこまでは解らねーが、ひとつ解った事がある。奴は俺達の攻撃を読んでいた」 恐るべき強敵ダービー、の弟のアトゥム神を思い出す承太郎。 奴はこちらの心を『YES』『NO』で読む能力により、攻撃方法をあらかじめ知る事により対処をしていた、 その時のようにミョズニトニルンは自分達の攻撃を読んでいるようだ。方法は違うだろうが。 しかしスタンド能力は基本的に一人にひとつ。 仗助から聞いたキラー・クイーンに至っても、 三つの能力を有しながら『爆弾を爆発させる』という一貫性を保っていた。 すなわちキング・クリムゾンも攻撃を読んだ方法と回避した方法に何か共通性があるはず。 しかも理由は解らないが、キング・クリムゾンは時間停止を妨害できるらしい。 ほとんどの攻撃は、それを読まれていたら通用しない。 それを捻じ伏せるほど強大な力があれば読まれていても通用するが、その代表格である『時を止める』事すら妨害されては打つ手が無い。 相手が何をしようが問答無用で一方的に攻撃できるはずの時間停止に対抗する術は、同じ土俵に上がるすなわち時の止まった世界に入門するしかないと承太郎は思っていたが、先程の吉良の件も考え『時を操作するスタンド』の可能性に行き着く。 もしかしたらキング・クリムゾンとはスタープラチナと同じ『時を操作するスタンド』では? スタープラチナとザ・ワールドは『時間を止める』 キラークイーン・バイツァダストは『時間を戻す』 他にパッと思いつく時間の操作は『時間を早める』くらいだ。 ビデオで考えれば一時停止、巻き戻し、早送りになる。 早送り……? 攻撃しようとしたら、すでに攻撃は終わっていた。 攻撃の瞬間を『認識できない』ほど早送りされたとでもいうのか。 しかし時間の停止にまで干渉できるものなのか? 『認識できない』 このキーワードから何かを掴めるはず。 承太郎の考えがまとまるよりも早く、ミョズニトニルンはスタンドを出したまま迫ってきた。 近づかれたら『認識できない』能力を使われて、再び背後を取られるのではないか。 少なくとも機動力ならガンダールヴの自分が上、ジョースターの血統らしく一時的に『逃げる』という手もあるが、もちろん戦闘を放棄して逃げ出すという選択肢は無い。 アンドバリの指輪をミョズニトニルンが持っている限り、クロムウェルは蘇り戦争は続く。 まず距離を取って敵の動きを観察する。 即座に承太郎は部屋の中央まで走って距離を取りつつ、銃弾を指で放って様子を見るが、『認識できない』能力を見せるまでもなくキング・クリムゾンは銃弾を叩き落す。 だがその防御のための動きからスタンドの基本スペックは計る事ができた。 スタンドでガードしなければ人体を貫く程度のパワーはあるだろう、ラッシュのスピードはスタープラチナよりは劣るが相当のもので回避は難しい。 謎の能力を除けば、自分や仗助と同じ正統派スタンドだ。 シルバーチャリオッツやアヌビス神、そしてザ・ワールドなど、そのパワーとスピードは驚異的で真っ向勝負を挑んで勝つのは非常に難しい。 勝敗の鍵を握るスタンド能力は、手の内を知られている承太郎が不利。 このまま逃げ回っていたら、いつかガンダールヴの能力の疲労が来る。 クレイジー・Dは傷は治せるが体力までは回復させられない、長期戦は己の首を絞める。 「どうした、敵と直接戦うのはガンダールヴの役目だろう? 逃げてばかりでは話にならない。時間を止めてかかってこないかガンダールヴ」 安い挑発だ。わざわざミョズニトニルンに接近戦を挑む必要は無い。 とはいえ逃げてばかりでも突破口は開けない、虎穴に入る必要がある。 「仗助! 一瞬でも目を離すんじゃねーぞ!」 そう叫んで承太郎はミョズニトニルンに向かって走り出した。 自分の身を危険にさらさねば、敵のスタンド能力は解らない。 「オオオラァッ!」 ヤクザがドスを持って突っ込むようにして、デルフリンガーの刃を向けながら、スタープラチナをも出して優れた動体視力で観察しつつ迫る。 「フンッ……時を止めるつもりは無いらしいな。無駄な足掻きだ。 喰らえ! キング・クリムゾン!」 遠くから声がする。声は次第に近づき、彼女の意識を覚醒させていった。 「ルイズ! ルイズ!」 「ミス・ヴァリエール、起きてください!」 出航するレドウタブール号の甲板で、ルイズは目を覚ます。 冬の風が頬を撫で、切れるような冷たさに震える。 「うっ……私、いったい?」 起き上がって周りを見てみれば、心配そうな顔のギーシュとシエスタの姿があった。 自分が艦の上にいると気づいたルイズは、慌てて飛び上がった。 「てて、敵軍を止めなきゃ! アルビオン軍は!?」 連合軍の命運を握っていたルイズは一気に危機感が爆発したが、 ギーシュが説明するにはどうやらアルビオン軍の進攻は間に合わなかったそうだ。 ホッと一安心するルイズだが、シエスタの質問が再びルイズを慌てさせる。 「ミス・ヴァリエール。ジョータローさんはご一緒じゃないんですか?」 「えっ……」 承太郎が、いない? なぜ? ――アルビオン軍は俺が足止めする。 最後に聞いた言葉を思い出したルイズは柵に駆け寄り叫んだ。 「ジョータロー!」 「ミス・ヴァリエール! 何があったんですか!? 説明してください!」 「ジョータローは……一人で、アルビオン軍の足止めに……私の代わりに……。 降ろして! 私を降ろして、行かなくちゃ。ジョータロー……私はジョータローを!」 わめくルイズの両肩をギーシュが掴んだ。 「落ち着くんだルイズ! 本当にジョータローは一人で……?」 「間違いないわ、そう言ってたもの。事実アルビオン軍は間に合わなかった!」 「……しかし……ルイズ。七万もの軍勢の相手を一人でして……その……」 無事なはずがない。 言われずとも、ルイズにはそれは解っていた。 だからといってこの激情、おさまるものではない。 ルイズはギーシュを振り払うと、柵に足をかけた。 慌ててギーシュはルイズを後ろから羽交い絞めにする。 「な、何を考えてるんだ! この高さから落ちたら死ぬぞ!」 「ジョータローを助けに行くの! あいつは、あいつは自分の気持ちが偽者かもしれないって考えてたのに、それでも私を……私達を守ろうとして! だから行かせて!」 「……解った、ただし条件がふたつある。 ひとつは、僕も連れて行く事。ここから降りるにはレビテーションを使わないと」 もっともな意見を言われ、ルイズは仕方なくその条件を飲んだ。 確かにレビテーション無しで艦から飛び降りるなんて自殺行為、ギーシュを連れて行くのは本意ではないがやむを得ない。 「もうひとつの条件は?」 「今この場でサモン・サーヴァントをして、召喚のゲートが……現れない事だ」 それは一瞬の出来事だった。 仗助は目を離さなかった。 時間を止める以外に、どうすればこうなるのか理解できなかった。 突然承太郎の位置が前方に移動し、同時にミョズニトニルンは承太郎の後ろに回って、すでに拳を繰り出していた……さらに騎士のガーゴイルが二体、いつの間にか現れ、承太郎の両脇から剣を突き出している。 その一瞬の出来事の後、承太郎はキング・クリムゾンの拳に後ろから胸を貫かれ、同時にガーゴイルが承太郎の脇腹を左右から突き出す。 だが承太郎は怯む事無くスタープラチナの両腕を左右に叩き込んでガーゴイルを破壊し、直後スタープラチナを回転させミョズニトニルンを肘打ちで吹っ飛ばす。 後ろにすっ飛びながらミョズニトニルンはアンドバリの指輪を使い己の傷を癒す。 「ぐっ……心臓をやったというのに、まさか反撃されるとはな。 だがこれでガンダールヴは終わった。さすがに死者までは生き返らせれまい。 ガーゴイルはすべて使い切ってしまったが、残るはヴィンダールヴのみ!」 ミョズニトニルンが承太郎から離れた、と仗助が認識した瞬間、アズーロが翼を羽ばたかせ、仗助はその足に掴まった。 「承太郎さぁぁぁん!!」 一刻も早く! 承太郎の傷を癒さねば。 死んでしまってからでは、傷は治せても、命は――戻らない。 サモン・サーヴァントを唱え終えたルイズは愕然とした。 ギーシュもその場に膝をつき息を止める。 シエスタは意味を理解しきれず、おろおろとするばかりだった。 指が白くなるほど杖を握りしめ、ルイズは首を横に振った。 「ウソ、嘘よ……こんな……こんなの……」 ルイズの前には、白く光る鏡のような形をしたゲートがあった。 つまり、ルイズの使い魔、ガンダールヴの空条承太郎は――死んだ。
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空白
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グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ 竜「なんだよこれ・・・」 シオン「か・・・怪物蛇‼‼‼‼‼」 エミ「まさか・・・ホワイト・エンペラー・・・」 エレン「ホワイト・エンペラー?」 夏希「世界最強の蛇で、この世で最も竜に近いと言われる怪物です・・・北極圏に住み、クジラや鮫を食べるほど獰猛と聞いたことがあります」 エミ「水中でも陸上でも生きれる生命力から、白帝蛇の皮は食せば寿命を五年延ばすとか・・・」 猛「やばすぎだろ・・・」 竜「まずい・・・ケイとレナを狙ってるぞ‼‼‼‼‼」 ケイ「なぁ・・・何か口に溜めてね?」 エミ「す・・・すごい嫌な予感」 竜「まず過ぎだろ‼‼‼‼‼」 鬼鮫‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 竜「効かねえか」 猛「とにかく、お前ら攻撃を阻止してくれ、もしもの時のために俺はケイの警護につく」 超瞬 シオン「りょーかい‼‼‼‼‼」 エレン「目隠しするぞ‼‼‼‼‼」 SMOKE BOMB‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ グラス・ホールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 夏希「私もケイさんのところへ行きます‼‼‼‼‼」 グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ エレン「く・・・ビーム発射しやがったか‼‼‼‼‼?」 シオン「見えてない以上、無差別だ・・・そうそう当たらねえよ」 猛「ハァ・・・ハァ・・・カスった・・・」 夏希「大丈夫ですか‼‼‼?」 猛「袖をコスっただけで引き込まれそうになった・・・多少重力加工されてるかもしれねえ」 夏希「向こうは大丈夫でしょうか」 ケイ「・・・・・・」 猛「ケイ‼‼‼‼‼‼」 夏希「ケイさん‼‼‼‼‼」 猛「かろうじてレナは守ったか・・・さすがだな」 夏希「直撃・・・してる・・・」 猛「あのタフなケイを一撃でノックアウトか・・・」 夏希「体の組織が消し飛んでる・・・どうしよう・・・」 猛「とりあえず俺が二人背負って船へ向かう、着いたらお前応急処置してくれ」 夏希「でも・・・私・・・」 猛「応急処置でいい、血止めるだけとかなんかできることないか?」 夏希「はい・・・何とかします」 竜「お前ら‼‼‼蛇が船を狙ってる‼‼‼お前ら今どんな状況だ‼‼‼?」 猛「レナとケイが重症だが、ひとまず船まで来れた」 夏希「ま・・・またビーム‼‼‼‼?」 エレン「俺らも急いで向かってるが、まず間に合わない、逃げるか守るか・・・とにかく何とかしろ‼‼‼」 夏希「・・・お願いがあります」 猛「何か策があるのか?」 夏希「・・・私をあの蛇の顔面に投げてください‼‼‼‼‼」 猛「どうする気だ‼‼‼‼?」 夏希「策はあります」 猛「分かった、お前に託そう」 夏希「一瞬でいいので、動きを止めていただけませんか?」 シオン「そういうことなら任せな、頼むわエミ」 エミ「了解」 竜「何する気だ?」 シオン「見てりゃわかる」 エミ「行くよー・・・白の補助魔術」 援助‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 竜「それって確か・・・光炎組のやつが使ってた・・・」 エレン「あれは黒魔術だろ、まあ似たような物か」 シオン「サンキュー、これだけ強くすれば一瞬なら止まるだろ・・・夏希ちゃん、タイミングは任せるよ」 夏希「今お願いします‼‼‼‼」 シオン「りょーかい」 強化グラス・ホールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ エレン「やっるー‼‼‼‼」 竜「ビームが来る‼‼‼‼‼」 猛「行くぞ‼‼‼‼‼」 ビュッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 夏希(下顎を上向きに突ければ・・・) ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・ 夏希「う・・・」 竜「夏希‼‼‼‼‼」 エミ「食らっちゃった・・・」 ガッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 夏希「・・・・・・」 ドサ シオン「大丈夫か‼‼?」 エレン「・・・夏希・・・よくやった・・・船は無事だ」 ダッ 猛「夏希ちゃんは無事か‼‼?」 エミ「んなわけないでしょ‼‼‼・・・もう・・・どうすればいいのか・・・」 竜「泣き言いってんな・・・やるしかねえだろ」 ザッパーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼ シオン「逃げた・・・のか?」 エレン「夏希の一撃、結構効いてたんだな」 エミ「よかったー・・・」 竜「とりあえず夏希を船に運んどけ、俺と猛は翔平達のところへ・・・」 ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 猛「竜‼‼‼‼‼」 シオン「下から蛇‼‼‼‼‼?」 エレン「バカな・・・」 エミ「ウソ・・・」 竜「が・・・あ・・・」 ドサ シオン「ち・・・竜がやられたって・・・やばいぞ」 瓢河「・・・もう・・・終わりか?」 ミナト「ハァ・・・ハァ・・・この・・・」 紫竜「・・・化け物かよこいつ・・・」 クロ「何て野郎だ・・・」 翔平「ハァ・・・こっちの攻撃・・・全く効いてないし・・・」 紫竜「最後のかけだ・・・お前ら・・・分かってんな」 クロ「同時攻撃な、行くぞ‼‼‼」 ミナト「おう‼‼‼」 グラビティ・ショック‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 虎覇斬‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 覇掌‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 瓢河「確かに・・・避けるのは無理そうだな」 アイス・キャッスル‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ ミナト「ウソだろ・・・」 ゴッ‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 瓢河「が・・・なに・・・」 クロ「俺だけ一瞬早く出したからな、お前ら行け‼‼‼‼」 グラビティ・フィールド‼‼‼‼‼‼‼‼‼ ミナト「んな事だろうと思ったよ、一瞬体勢を崩せば縛れる」 レッド・シュート‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 瓢河「ち・・・」 ミナト「決めろ紫竜‼‼‼‼」 クロ「よしっ行ける‼‼‼‼」 紫竜「二刀流‼‼‼‼‼‼‼‼」 獅王・・・ サンダー‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ クロ「く・・・」 ミナト「これは・・・雷‼‼‼‼?」 翔平「紫竜‼‼‼‼‼」 紫竜「が・・・あ・・・」 ドサ 瓢河「さ・・・さすがに焦ったぜ・・・おいビリビリ野郎、俺ごとやろうとしただろ‼‼‼」 威加槌「どーせ俺がやらなきゃ斬られてたろ?」 クロ「イカヅチ・・・だと・・・」 翔平「・・・威加槌・・・」 ミナト「マジ・・・かよ・・・」 瓢河「ほぉ、お前ら威加槌と知り合いだったか」 威加槌「余計な事言いやがって・・・」 瓢河「どういう意味だよ」 威加槌「まぁそれは後でな・・・まずこの三人片すぞ」 瓢河「急に出てきて何言ってんだテメェ‼‼‼‼」 威加槌「相変わらず強面だな・・・分かったよ、俺は黙って見ててやる」 瓢河「当然だよバカ野郎」