約 164,160 件
https://w.atwiki.jp/nicorta/pages/21.html
DQ1~6RTAリレー プレイ順は自由。4=FC版、その他=SFC版 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 プレイヤー タイム 達成日 備考 のし 32 10 24 2011年8月28日 RTA プレイ順 3→2→1→4→5→6 ビックバード 33 35 25 2011年7月17日 RTA プレイ順 3→1→2→6→4→5 第8回DQロト・天空シリーズ6作連続プレイ 夕焼け 34 18 46 2011年1月23日 RTA プレイ順 3→1→2→6→4→5 第5回DQロト・天空シリーズ6作連続プレイ あれっくす 34 28 37 2011年1月2日 RTA プレイ順 3→1→2→6→4→5 第4回DQロト・天空シリーズ6作連続プレイ 御茶麒麟 34 32 34 2011年8月7日 RTA プレイ順 3→1→2→6→4→5 第9回DQロト・天空シリーズ6作連続プレイ ちっく 36 14 30 2011年7月17日 RTA プレイ順 3→1→2→6→4→5 第8回DQロト・天空シリーズ6作連続プレイ DQ1~3ロトシリーズRTAリレー プレイ順は3→1→2、全シリーズSFC版 プレイヤー タイム 達成日 備考 ぺけぽこ 8 43 27 2011年9月12日 RTA [ DQ3(3 22 17), DQ1(1 44 33), DQ2(3 36 13) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 swallow 9 11 45 2011年5月23日 RTA [ DQ3(2 59 39), DQ1(1 40 55), DQ2(4 30 19) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 patokichi 9 19 43 2011年2月19日 RTA [ DQ3(3 13 22), DQ1(1 47 19), DQ2(4 18 58) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 KID 9 26 10 2011年3月8日 RTA [ DQ3(3 20 41), DQ1(1 51 37), DQ2(4 13 43) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 ふな 9 29 08 2011年3月12日 RTA [ DQ3(2 57 10), DQ1(1 49 21), DQ2(4 42 30) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 顔面マサラタウン 9 29 22 2011年5月22日 RTA[ DQ3(3 23 35), DQ1(1 58 16), DQ2(4 07 31) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 てるあらい 9 30 36 2011年9月4日 RTA[ DQ3(3 04 01), DQ1(1 52 25), DQ2(4 34 01) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 よしお 9 32 35 2010年12月21日 RTA [ DQ3(3 22 30), DQ1(1 59 00), DQ2(4 10 34) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 あれっくす 10 13 03 2011年3月12日 RTA [ DQ3(3 46 50), DQ1(2 08 42), DQ2(4 17 03) ] 各タイトルのルールはDQロトリレーRTAコミュニティに準拠 サキ水 10 29 21 2011年1月30日 RTA [ DQ3(3 53 55), DQ1(2 19 32),DQ2(4 16 21)](2は練金無し) 各タイトルのルールはDQロトリレーRTAコミュニティに準拠 企業紳士 11 00 05 2011年1月30日 RTA [ DQ3(3 46 56), DQ1(2 22 01), DQ2(4 49 40) ] 各タイトルのルールはDQロトリレーRTAコミュニティに準拠 たいむ 11 13 19 2011年5月22日 RTA [ DQ3(4 06 59), DQ1(2 04 11), DQ2(5 02 09) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 パビリゴケ 11 38 01 2011年5月22日 RTA [ DQ3(3 45 06), DQ1(1 55 17), DQ2(5 57 38) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 リトラブ 11 55 21 2011年5月22日 RTA [ DQ3(4 25 12), DQ1(2 19 46), DQ2(5 10 23) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠 DQ4~6天空シリーズRTAリレー プレイ順は6→4→5。4はFC版、5・6はSFC版。 プレイヤー タイム 達成日 備考 てるあらい 20 32 24 2011年2月23日 RTA [ DQ6(8 19 24), DQ4(6 16 20), DQ5(5 56 26) ] 各タイトルのルールはロト・天空RTA駅伝コミュニティに準拠
https://w.atwiki.jp/sn1982sn/pages/91.html
はじめに 2015年1月25日に、「幻想水滸伝2」を実時間において6時間38分11秒でクリアしました。 以下のその戦略を示してまいります。 この戦略を作成するにあたって、まーくさんのレポートやニコ生でプレイされている方の戦略を参考にさせていただきました。 また、レポートの書き方についてはエトワールさんの書き方を参考にさせていただきました。 プレイ条件 SCPH-70000使用 通常版(SLPM86168)使用 アナログ振動パッド2ターボ使用 非108星の大統領END 電源ONから計測開始 finの一枚絵が完全に表示された段階でタイマーストップ 幻想水滸伝1のデータ引き継ぎなし バグ技禁止 クイックリセット許可 ラップ ミストシェイド撃破 20 03 豚は死ね 40 49 ダブルヘッド撃破 1 11 32 タイ・ホー突破 1 51 52 ヘカトンケイル撃破 2 11 38 ペストラット撃破 2 46 29 キバ加入 4 00 41 ルカ撃破 4 27 29 ネクロード撃破 5 08 51 ボーンドラゴン撃破 5 26 45 ゴルドー撃破 5 49 34 ルシア撃破 6 02 56 クルガン・シード撃破 6 13 07 シルバーウルフ撃破 6 19 41 THE END 6 38 11 ※各撃破は戦闘終了後の暗転でラップ ※突破はチンチロリンの画面から抜ける暗転でラップ ※加入は~~が仲間になったのメッセージ消失でラップ ※「豚は死ね」はメッセージ消失でラップ 加入させる仲間について ストーリー進行上で加入する以外の仲間 ハンナ ギルバート アレックス ヒルダ ザムザ アダリー ハンス タキ ジーン スタリオン テンプルトン - ギルバートが仲間にならなかった場合はリッチモンドを仲間にする ※赤字は攻略上必要なキャラクター ※それ以外は仲間にする時間が短いキャラクターを選出 2択で加入できる仲間の内選択した方 アマダ カスミ 戦略の概要、レベリングについて 前回とほぼ同じです。 変更点は以下の通りです。 風の洞窟でのアイリのレベリングを必須にしない→道中のエンカあるいはカーン前の1エンカで出なければ諦める 風の洞窟、ノースウィンドウでフリード・Yに「炎の壁の札」を使わせる トゥーリバーでのリィナのレベリング時に主人公の行動を一部変更→戦いの誓いを使わせ、怒り状態を狙う キバ攻略戦・2での戦略を変更→キバ部隊を狙わず、出来るだけ戦闘を避ける方向に バナーの村での「身代わり地蔵」の購入個数を13個に→ゴールドウルフ戦のシエラのために1個追加 その他細かい点をつめました。 目標ラップ ミストシェイド撃破 19 30 豚は死ね 41 00 ダブルヘッド撃破 1 12 00 タイ・ホー突破 1 52 00 ヘカトンケイル撃破 2 13 00 ペストラット撃破 2 47 00 キバ加入 3 59 00 ルカ撃破 4 27 00 ネクロード撃破 5 08 00 ボーンドラゴン撃破 5 27 00 ゴルドー撃破 5 51 00 ルシア撃破 6 07 00 クルガン・シード撃破 6 17 00 シルバーウルフ撃破 6 23 00 THE END 6 42 00 チャート 長くなったので別ページに作成しました。 実際のプレイ ダブルヘッド撃破まで 傭兵隊の砦でのジョウイとの再開時、ジョウイのHPが37。 ミストシェイド前にジョウイにバンダナを装備させるつもりが、装備をし忘れました。ジョウイに攻撃が命中しましたが、36ダメージだったのでセーフです。 ボルガンの火ふきの紋章で66ダメージ与えたので、2ターン目はジョウイは防御ですみました。 ツァイ家への山道でのレベリングは1マップの1エンカ目でスパイダー×5が出現。これを狩ってレベリング終了です。 傭兵隊の砦防衛戦1戦目開始暗転~2戦目終了暗転:約3分57秒 シンダル遺跡のレベリングは水の封印球回収後、チェインメイルを回収に行こうとしてサラマンダー×4がエンカウント。これを狩ってレベリング終了です。そのためチェインメイルは回収していません。 ダブルヘッド撃破時点で目標より約30秒早かったです。 ペストラット撃破まで ミューズ防衛戦開始暗転~終了暗転:約5分40秒。 ミューズ脱出時は2体編成のエンカウントしか出現せず。そのためナナミのレベルは5のままでした。 タイ・ホーは一発突破。相手は目なし、こちらは1投目で出目1。 コロネでのアイリは魔力57。ゴズさえちゃんと狩れれば星辰剣前に魔力60は満たせるはずと考えました。 しかし風の洞窟でゴズが一切出現せず。ナナミのレベルも低いままなので、カーン加入直前に出たソーサラー×3を狩ってアイリに多少経験値を入れつつ、ナナミのレベルを11に。また「すり抜けの札」を落としたので、バナーの村でこれを買う必要がなくなりました。 ナナミ、アイリのレベルが低いため、星辰剣は2ターン撃破。ナナミ死亡での撃破でしたが、経験値を稼いでいたアイリがレベルアップして魔力61になりました。 ヘカトンケイルは2ターン撃破。フリード・Yに炎の壁の札を持たせたため、アイリが天雷さえ使えれば確定で2ターン撃破です。 シュウ加入後、本拠地に戻ってくるまでにむささび×5とエンカウント。ナナミのレベルを上げるために、これを狩りました。これにより、ナナミのレベルが22に。 本拠地防衛戦開始暗転~終了暗転:約4分40秒 ペストラットではリィナのみ行動前に落とされ、3ターン撃破。 ここまでで目標から約30秒早い状態。順調でした。 ルカ・ブライト撃破まで トゥーリバーでのレベリング前にセーブ。 レベリング1回目で成功。所要時間は約2分10秒。 グリンヒルは特に問題なく突破。 ロックアックスへは主人公とザムザの2人で行きました。幸い逃げミスで大幅ロスすることはありませんでした。 流民戦開始暗転~終了暗転:約3分 今回は流民がかなり頑張ってしまいました。 キバ攻略戦1は所要時間約2分20秒。 キバ攻略戦2は所要時間約7分。敵部隊の誘導にやや失敗したため、時間がかかってしまった感じです。 約7秒とかいてあった誤りを7分に修正しました(150212) トラン共和国へのパーティ編成時、誤ってフリックを入れてしまいました。ただ外す方がロスのため、そのままイベントで外れるのを待ちました。 ワーム戦は1ターン撃破。問題なし。 今回シーナをパーティに入れてHP回復装備を外そうと思いました。しかし、星のピアス(HP自動回復する装備)が固定装備だったことを忘れていたため、結果的に無意味でした。3秒程度のロスです。 リドリー救出戦は1ターン目敵フェイズで終了。これも敵部隊が頑張ってくれました。所要時間約1分。 ルカ・ブライト攻略戦は主人公部隊の雷の魔法で1発終了。所要時間約1分30秒。 ルカ・ブライトとの3連戦。1戦目は1ターン撃破。ビクトール部隊はすぐ終了。主人公部隊は予定通り3ターン撃破。 この段階で目標から約30秒遅れ。後半で十分挽回可能なタイムです。 ゴルドー撃破まで シエラは主人公、リィナ、ルックの3人で撃破。 ストーンゴーレムは主人公、ルック、リィナ、スタリオン、シエラの5人の行動で撃破。 ネクロードは主人公、ルック、リィナ、スタリオンの4人の行動で撃破。 グリンヒル攻略戦開始暗転~終了暗転:約2分15秒。 ルシア2前の王国兵戦でカミューの魔力が100に届き、ルシアはリィナ、主人公、ルックの3人で終了。 幸いなことにスタリオンの魔力は高めだったので、最終メンバーもスタリオンにすることに。 ボーンドラゴンは主人公、ルック、リィナ、スタリオンの4人が2ターンかけて7回行動で撃破。 ミューズ攻略戦開始暗転~終了暗転:約1分30秒 ゴールドウルフ戦はシエラに「身代わり地蔵」を装備させていたため、安定して1ターン撃破出来るようになっています。 ロックアックス攻略戦開始暗転~終了暗転:所要時間約3分40秒 ロックアックスの強制戦闘1回目でスタリオンの魔力が100になりました。 ゴルドーは3ターン目撃破。 この段階で目標から1分30秒早い状態。 最後まで ルルノイエ攻略戦開始暗転~終了暗転:約1分10秒。 ルシア3戦は敵に行動させず撃破。 ハーンとの一騎討ちは相手の台詞を読み間違えて、かなりぎりぎりの戦いになってしまいました。もう少し早く倒せたと思います。 また、なぜか一度道を間違えてしまいました。約7秒ロス。 クルガン・シード戦も敵に行動させず撃破。これは予定通り。 ルルノイエ突入時の並び順も考慮し、突入からラストまで隊列変更をなくしました。 シルバーウルフ戦は4ターン目に合体攻撃が来ました。前回よりも時間を使わされています。 シルバーウルフ戦5ターン目。ニナの震える大地が敵よりも遅かったため、約20秒ほど時間を使わされました。 エンディングの操作も慎重に行い、最後の選択肢を選んで操作終了。最終的に目標から3分49秒早い6時間38分11秒という結果でした。 あとがき ここまで読んでいただき、ありがとうございます。 前回の記録からチャートを微調整し、1回目の試行で記録を出すことが出来ました。 今回は操作ミスも少なく(といってもルルノイエで道を間違えたりなどしましたが)、全体的にいい運を引けたと思います。 本拠地入手までのレベリング運は比較的よく、また逃げ失敗で大きくロスすることもありませんでした。 ただ、シンダル遺跡でチェインメイルを回収するかどうか迷ったのが悔やまれる点です。 後から考えれば、安定のためにも先に回収しておけばよかったかもしれません。 あるとないとではメガワキとの戦闘で受けるダメージがかなり変わりますので。 ルカ・ブライト撃破までですが、チャートを微調整した所が多かったです。 リィナのレベリングで怒りを狙ってみたり、キバ攻略戦2で戦闘をなるべく回避してみたり。 これらは加速要素とはなりづらいですが、大きな減速に繋がらないようになったのではないかと思っています。 もっとも、プレイでは怒り状態にはならなかったのですが。 ルカ・ブライト撃破以後は、シルバーウルフで時間を使ったこと以外はそんなに問題は発生しなかったと思います。 ここについてですが、ニナに必ずスピードリングを装備させるようにすれば、あるいは最後のターンだけでも短縮できた可能性があります。それだけはチャート上のミスだったかと思います。 さて、6時間40分きりも終了し、大きな短縮案も今の所は思いつかないため、しばらくはこの作品からは離れると思います。 以前も書きましたが、この戦略が最良、というわけではないと思いますので 改善案もあるかと思います。もし思いついた方がいましたら、ぜひ挑戦してみてください。 チャートを組んで試すのがとても楽しい作品ですので。 謝辞・参考文献 幻想水滸伝Ⅱ公式ガイドブック完全版(双葉社) 敵データや仲間キャラクターの加入方法・タイミング・データ、店データなどを参考にさせていただきました。 まーくさん(6時間46分23秒のレポート)(6時間46分52秒のレポート) 幻想水滸伝シリーズのRTAの発展に大きく貢献されたお方です。 まーくさんのレポートを読ませていただき、またツイッターなどで議論をさせていただき、 ハイランド駐屯地のレベリングやトゥーリバーでのレベリングなど様々な情報を教えていただきました。 また、まーくさんのラップタイムを参考にチャートと目標タイムを作成させていただきました。 かっくんさん ニコ生上でこの作品のRTAをプレイされているお方です。 放送を見て選択肢の最適化などを参考にさせていただきました。 コッパさん ニコ生上でこの作品のRTAをプレイされているお方です。 放送を見てレベリングの最適化などを参考にさせていただきました。 らりさん ニコ生上でこの作品のRTAをプレイされているお方です。 放送を見て紋章の付け替えタイミングなどを参考にさせていただきました。 ロマトさん この作品には直接は関係いたしませんが、RTA・チャート作成に関する考え方について、 大いに参考にさせていただきました。 エトワールさん この作品には直接は関係いたしませんが、レポートの書式について参考にさせていただきました。 上記以外の方、書籍、プレイヤー、サイトからも多大な影響を受けた結果、この記録を出すことが出来ました。 この場を借りて、お礼申し上げます。 2015年2月8日Sn
https://w.atwiki.jp/proper/pages/76.html
人は「メンタルモデル」を通してリアル世界を知覚する 「メンタルモデル」というのも特殊な用語なので、説明無しで使うのもまずかろう、と思いましてちょっと書いておきました。興味のある方は時間のあるときにお読みください。(内容に関する誤り指摘、提案などは著者:開米瑞浩 @kmic67 へリプライをください。) 人は「メンタルモデル」を通してリアル世界を知覚する 人間は目で見たものをそのまま認識するわけではありません。 「現実世界」は1つしかありませんが、それを受け取って情報処理をするときの「情報処理モデル」は複数存在し得ます。 たとえば茶碗一杯のご飯の映像を見たとき、 目に映る映像は同じでも、日本人にとっては「ご飯」や「食事」と知覚されるのに対して、パン食の国の人は同じようには知覚しないでしょう。この差に関わるのが「情報処理モデル」の部分で、目や耳という感覚器官を通して得た情報を処理して知覚へ変換する働きです。 この「情報処理」にもいろいろなものがあり、「ご飯の映像ひとつで 食事を知覚する」のように繰り返された経験が条件反射的に働いている場合もありますが、何らかの数理モデルが働いている(と考えた方がうまく説明できる)場合もあります。 別に数理モデルでなくてもかまいませんが、こうした「知覚情報処理の中心になる、現実世界に対するある種の仮定」がメンタルモデルであり、人によって違うことがあります。 メンタルモデルは自然発生的に生まれる場合もありますが、科学的な発見によって変更される場合もあります。例として、ガリレオやニュートンが力学を発達させる以前と以後では落体の運動に関して想定されるモデルも変わりました。 時代 落体の運動に関する理解 想定されるモデル ガリレオ以前 重い物ほど速く落ちる 物自体に落ちようとする性質がある ガリレオ、ニュートン以後 重くても軽くても落ちる速さは変わらない 質量比例で働く重力と、形状によって決まる空気抵抗の合成で落ちる速度が決まる で、このメンタルモデル(科学研究の分野では、学説そのものと言ってもよい)は、不連続に進化するものです。人間がある現象を観察したとき、最初に獲得されるメンタルモデルは素朴で直観的なもので、直観的には分かりやすいですが、細部で現実と矛盾することも多く、応用範囲が狭いのが普通です。例としてはガリレオ以前の落体運動に関する「重い物ほど速く落ちる」という説や、ものの燃焼に関する「燃素」説などがあります。 それでも「直観的メンタルモデル」は、なにしろ直観的に分かりやすいので当初は受け入れられます。そして、研究が進んで、矛盾する現象がどんどん発見されてもなかなか捨てられません。細部の矛盾に説明をつけるために、無理のある複雑なつじつま合わせのロジックが開発されていくことがよくあります。これは天文学が天動説から地動説に変わる前後や、燃焼に関わる酸素の発見、腐敗現象に関わる細菌の発見などの前後における学説の変遷などが代表的な事例です。 しかしどうしてもその「つじつま合わせ」がうまくいかずに破綻する頃に、新たなモデルが開発されるわけです。ガリレオの「落体運動の法則」や「地動説」などは直観的ではないものの、それまでは存在した「細部の矛盾」ごとにおかしなつじつま合わせをする必要がなくなり、シンプルな原理で矛盾なく説明できる範囲が増え、応用範囲が広くなります。が、直観的ではないので理解するのには時間がかかります。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1542.html
『初めてのゆ虐 1』 「うめぇなこいつ」 「や…やべぢぇにぇ!!!れいみゅはだべぼのじゃ…ゆぎゃああああ!!!!!!!」 「やっぱ赤ゆは美味いな」 「やべるんだじぇ!!!まりちゃをたべにゃいぢぇええええ!!!!!!」 定例の野球試合を終えた後虐待お兄ちゃん達は赤ゆっくりを肴に酒盛りをしていた。 「なぁ、お前らの初体験ってどうだったよ?」 「初体験?」 「いきなりそのネタは無いだろ」 「違う。お前らが想像してるやつじゃない。ゆ虐だよ。お前らが最初にやった虐待ってどんなだったか知りたいのさ」 この野球チームはメンバー全員が虐待鬼意山と呼ばれる人達で虐待ネタは豊富だ。 「最初はどうしてやったかなぁ…」 「え~っと…」 「じゃあ俺から話して良い?」 「どうぞどうぞ」 「えっとねぇ…」 【虐待お兄ちゃんの初体験】 この村に引越してきたばっかの頃だったなあ。近所に挨拶しに行ったら 『この辺りは都会と違ってゆっくりが煩いからちゃんと対策しときな。引越し祝いに箱あげるよ』 って加工所製の箱貰ったんだ。家帰ったら早速ゆっくりがいたよ。確か親れいむと親まりさ、子ゆっくりと赤ゆっくりが合わせて3匹だったかな。 『どぼじでおうぢにはいれないのおおお!!!!??』 『おかしいんだぜ!!いしなげたのにがらすさんがわれないんだぜぇ!!!』 だとさ。俺の家って相当金かけてるからゆっくり程度じゃ侵入できないよ。あ、お前らもガラスくらいは都会の住宅と同じやつにしときな。 それだけで全然違うから。で、俺が近づいたら 『ゆ!!こ…ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!!!』 『じじいはでていってね!!!』 『しょうだ!!しょうだ!!』 『かわいいれいむにあまあまさんちょうだいね!!』 だって。今だったら慣れてるけど引越した当初で知らなかったからカチンときたんで親まりさを殴り殺したよ。 『ゆぎゃああ!!!!い…いだい!!!!や…やべ…ゆびゃ!!!!ご…ごべ…ごべんなざいいい!!!』 『ま…まりざああああ!!!』 『おかあさんぎゃああ!!!!』 何発か拳骨で殴った後髪とか目とか舌とか手当たりしだい鷲掴みにしては引き千切ったね。 『れ…れいむはにげるよ!!!』 『おかあしゃんがかってにやったことだからね!!!れ…れいむはかんけいないよ!!』 『まりちゃもにげりゅうううう!!!』 調子いいこと言って逃げようとしたんで捕まえて箱に入れたよ。多分こいつら巣が狭くなったから新築の俺んちをおうちにしようとしたんじゃね? 『おうぢがえじでええええ!!!!!!!!』 『でいぶはどうなっでもいいでずがらおちびぢゃんだげはがえじでえええ!!!!!!』 『みゃみゃあああああ!!!!!!!うわあぁあぁあああん!!!!!!』 一斉に喚くから五月蝿いの何の。引越して直ぐに騒音とかで近所迷惑は勘弁して欲しいから地下室に連れて行ったよ。今考えてみれば地下室を 虐待部屋にしたのもこれのせいだったのかな。最初はとりあえず作っただけだったしね。 『ゆるじでぐだざいいい!!!!!』 『こわいよおおおお!!!!!!!』 『おうぢがえじでえええええ!!!!!!』 どうやって遊んでやろうかと考えてたらいいこと思いついたよ。引越の荷物整理してたら釣り道具が出てきてさ。いつかまた釣りもするだろうと ここに持ってきてたんだ。それで遊んでやろうと釣り道具を持ってきたんだ。 『きょわいよおおお!!!!!!だじゅげ…ゆ!おしょらをとんでりゅみちゃい…』 箱から赤れいむを掴んだら助けてもらえるとか勘違いしてたな。 『お…おにいしゃん!!おうちはいってごみぇんな…ああああああああ!!!』 『あかぢゃんをいじめないでええええ!!!!!!』 何したのかって?赤れいむの舌を引っ張ったの。で、舌に釣り針を刺して釣り糸を持ってみたら 『いひゃいよおおおお!!!!!!!!!!ひいいいいいいい!!!!!!』 『あがぢゃあぁあん!!!おでがいじまずう!!!!ゆるじでぐだざいいいい!!!』 いい反応だったよ。 『た…だずげでええ!!いやああああ!!!ま…まりさはわるくないんだぜ!!!いじめるんならいもうとにするんだぜ!!』 『どぼじでそんなごどいうのおおお!!』 『こっちぐるなあああ!!!!いやあああ!!!!!じにだぐないい!!!だずげでえええ!!!!』 そういや当時のゆっくりって今のゆっくりとちょっと違うよな?子まりさを掴んで釣り針を目のまん前に近づけたら 『いやああああああああ!!!!ゆるじでぐだざいい!!!!ごべんなざいい!!ごべんなざいい!!!』 ゆっくりゆっくりゆっくり針を近づけたよ。近づくたびに良い声で歌ってくれたよ。 『おがあざんたずげでよおおお!!!!ゆびゃっ!!!いだい!!いだいい!!!いだいよおおお!!!!!』 目に突き刺してぐりんとねじ込んだね。あの感触は最高だった。もう1個目玉が空いてたから新しい釣り針も目に付き刺したよ。 『おべべがあああ!!!!まりざのおべべがあああ!!!!!みえないよおおおお!!!!いだいよおおお!!!ああああああ!!!!』 『れいむをみすてたばつだよ!!!ゆっくりくるしんでね!!!!』 『どぼじでぞんなごどいうのおお!!!!しまいでじょおおお!!!!お…おにいさん!!!ゆるじでぐだざいい!!!』 やっぱり昔のゆっくりって今と違うわ。勿論残りの子れいむにも刺したよ。 『いだいよおおおおおお!!!!!!!!!!!ゆぎゃああああああ!!!!おがあざんだずげでええええ!!!!』 どこか穴が無いかなと体中を調べてたらあにゃるとまむまむがあったな。あにゃるから刺してまむまむから針先を出そうとしたけど そこまで釣り針が大きくなかったからそれは諦めて2つ刺しといた。 『ひいいいいい!!!!!!いだいよおおおお!!!!』 『おべべがああああ!!!!おがあざんどごおおおお!!!!!!???いだいよお!!!だずげでえええ!!!!』 『ひあああああああ!!!!いあいよおおお!!!!!おああはあんん!!!はふへひぇええええええ!!!!!!』 『ゆぎゃあああ!!!!あがぢゃんがああ!!!!おちびぢゃんがああああ!!!ごごがらだじでえええ!!!!』 初めて聞いたカルテットも良かったね。何だかこれやってると釣りがしたくなってきてね。とりあえず練習でもするかと釣竿持ってきて まず舌を刺した釣り針に糸通して箱の中の親れいむの前に吊るしたよ。 『ひゃひゅひぇええええええ!!!!ぃひゃいひょおおおおお!!!!!!』 『ま…まっででね!!!!いばだずげるがらぁ!!!!』 こっからも面白くてね、親れいむが飛び上がって助けようとするの。それに合わせて糸を引くの。 『どぼじでとどがないのおおおお!!!!!???』 また糸を下ろして飛び上がったところを 『ゆべし!!!!ゆうううう!!!!とどがないよおおお!!!!!ゆえええぇええぇえええん!!!』 流石に可哀想になったから糸を下ろしてやったよ。僕っておりこうちゃん。 『とどいだよ!!!!あがぢゃん!!いまだずげであげるからね!!!!』 さてどうやって助けるんだろうね? 『あがぢゃんがまんしでね!!!すぐとってあげるがら!!!!』 おいおい、赤ゆのリボンを引っ張り始めたよ。それじゃ… 『ひゃああああああ!!!!!いいいいいいいい!!!!!!ゆひゃああああ!!!!!』 予想通り。針刺したところから舌が裂けちゃったよ。何だっけ?スプリットタンとか蛇舌って言うんだっけ? 『いひゃいよおおおお!!!!ひはぎゃ!!!!!ひぇいひゅのひひゃひゃあああああああ!!!!』 『ゆああああああ!!!!ご…ごめんね!!!!』 どんどんいこう。お次は目玉に針が刺さってる子まりさだ。 『いだいよおおおお!!!おがあぁざあぁあん!!!!だずげでえええ!!!ごれどっでええええ!!!!』 『ゆ!!お…おちびぢゃあぁん!!!!いまだずげるよ!!!!おがあざんにまがせでね!!!!』 ギリギリ届くぐらいのところに吊るしたんだ。親れいむがどうやって下ろすのか知りたくてね。 『おべべがああ!!!!おべべがあああ!!!いだいよおおおお!!!』 『ゆ!ゆ!ゆ!ゆああああああ!!!どぼじでおちでごないのおおおおお!!!??』 そりゃお前掴む術が無いだろ。飛び上がって頭突きしてるだけじゃ駄目だって。というわけで少しだけ下ろした。 『いだい!いだいい!!!やべでええええ!!!ちぎれるうううううう!!!!』 『お…おねがいだがら…がまんじでね!!!だずげるがらあああ!!!!』 千切れるって?ああ、親れいむは子まりさの髪を咥えて引っ張ってるんだよ。簡単に助かって欲しくは無いからこっちも微妙に力込めたけどね。 『ひいいいい!!!いだいい!!あだまがいだいよおおお!!!ゆぎゃっ!!!おべべがあああ!!!おべべがああ!!!!』 『ゆううううう!!!!!ゆううううう!!!!ゆううう!!!!……ゆっ!!!!!』 『ぎゃああああああああああ!!!!!!!!』 やったね、れいむ。片方の釣り針が取れたよ。その代わり子まりさの髪が少し抜けちゃったね。あと目玉が抉れちゃってるけど。 『おべべぎゃああああ!!!!!おべべぇぇぇ!!!!!!!!!!!いだいいいいいいい!!!!!!』 『ご…ごべんねえええ!!!!まりざのきれいながみがあああああ!!!!!』 え?そっちなの。ああそうか、そっちからじゃ目玉がどうなってるのか分からないのか。もう片方も同じように引っ張ってたよ。 勿論髪千切れてるし目玉も抉れちゃってる。 『なにもびえないよおおおおお!!!!!!!!!おがあぁざあぁぁん!!!!!!!!おがあざあぁあん!!!!!!!!』 『い…いだいのいだいの…どんでぎぇええええ!!!!すりすりぃ!!!ゆるじでね!!!ごべんね!!!』 あーあ。子まりさの目から黒い涙が溢れてるよ。多分餡子が混ざってんじゃね? 『おがあぁあぁあああざぁあぁん!!!!!!!!!!!!!!!おろじでえええええええ!!!!!!!』 『い…いまおろじであげるがらあぁ!!!!!』 忙しいなこの親子。最後に子れいむ。ちょっとまた悪いこと考えちゃってね 『ゆううう!!!!!!!!!ゆううう!!!!!!!!』 『ひっばらないでええええ!!!!!!!いだいよおおおお!!!!!!!!』 『ゆべしっ!!!!』 『あだまがあああ!!!!!あだまがいだいよおおお!!!!!』 『ゆあああああ……あんごがみえぢゃっでるよ…こ…こんどこぞ…こんどこそおろじであげるがらあああ!!!!!!』 『いだいい!!!いだいいいい!!!!』 『ゆううう!!!ゆうううう!!!!ゆうううう…ゆびゃっ!!!!』 『ひいいいいいいい!!!!!!!』 『ながみがみえぢゃっでるよおおおお!!!!どぼじでおぢないのおおお!!!??』 相当深く刺さってるから髪引っ張るだけじゃ釣り針は抜けないと思うがなぁ。ああ、また髪抜いちゃったよ。 『おねがいだがられいむはゆっくりしないでおちでぎでね!!!!』 『おろじでええええ!!!!!いだいよおおおお!!!!』 また髪が抜けたな。髪は少しだけ残ってるけどもう咥えられないね。どうするの? 『ゆんしょ!!ゆんしょ!!!ゆううううう!!!!』 『ゆああぁああぁあああん!!!!!!!ゆええええぇえぇえん!!!!!』 『ゆぶっ!!!!!!!!!!』 あーあ、リボンほとんど千切っちゃったよ。 『おがあざあぁああん!!!!!どぼじでおろじでぐでないのおおおお!!???』 『ごべんねええ!!!!ごべんねえええ!!!ばがなおがあz……ゆ?』 可哀想だからこいつ助けてあげようね。やっぱり僕っておりこうちゃん。 『い…いだぐないよ!!!!あ…ありがどおおお!!!!!ありがとおお!!!おにいさん!!!』 じゃあお母さんの側に置いてあげるね。 『おかあさん!!れいむたすかったよ!!!!ゆっくりしていってね!!!』 『ゆ?みたことないこがいるよ』 『おかあさん!!れいむだよ!!れいむ!!!!』 『れいむのれいむはもっとかわいいよ!!はげてなんかないよ!!』 『どぼじでぞんなごどいうのおおお!!!おがあぁざあぁん!!!すりすりしでよおおお!!!!』 『ちかづかないでね!!』 『ゆびゃっ!!!!!ゆ…うう…ゆえええぇええぇえええん!!!!!!ゆえええぇえぇええええん!!』 おいおい、こいつを禿饅頭にしたのはお前じゃないか。飾りが無くなると識別できなくなるって本当だったんだな。 「最後この親子どうしたの?」 「親れいむの頭を刳り貫いて中に入れてから燃やしたよ」 「都会ってゆっくりはあんまり暴れてないのか?」 「数も大きさもここいらより劣ってるよ。人間に会ったら大抵は蹴り殺されるからそんなに見かけないな」 「次は俺の初体験でいいかな?」 「どうぞどうぞ」 【エヌ氏の初体験】 俺は火攻めだったな。俺も家帰ったらいたよ。確か親れいむと子れいむが3匹。最近で言うところのシングルマザーってやつか? 『ゆ!!ここはれいむのおうちだよ!!!でていってね!!!』 『つうこうりょうをはらってね!!!』 だとさ。俺んちの門の前で。門から先に進めないのに何やってたんだろうね?最初は無視して家の中に入ろうとしたらさ 『ゆ!あいたよ!!』 『おじさんありがとう!!』 『きょうからここがれいむたちのおうちだよ!!』 ふざけるな。でもまだ俺我慢してたんだよ。家の中入ってゆっくりが入ってくる前にドア閉めたらドンドン五月蝿いの。 『いれてね!!ここはれいむのおうちだよ!!』 『おじさんはでてってね!!!!』 俺もカチンときたわ。とりあえずお湯でもかけて溶かしてやろうかと台所行ったらサラダ油が目に入ってさ。これ使うことにしたよ。 サラダ油を瓶の中に入れてチャッカマン持って外出たよ。 『ゆっくりしないでおうちかえしてね!!!』 『ぷくぅ~』 無視して庭出てトングを取り出した後に 『お前ら水飴はいらないか?甘いぞ』 って言ったら 『ゆ!みずあめさんはゆっくりできるよ!!』 『おじさんありがとう!!!』 『お…おちびちゃんまって!!!』 どうやら親れいむは気付いてたみたいだな。子れいむがみんなこっち来たから仕方なく来てくれたよ。 『あまあまさんはやくちょうだいね!!』 『れいむがさきだよ!!』 まずトングで1匹掴んで親れいむが来るのを待ってたんだ。 『ゆゆぅ~おそらをとんでるみたい♪』 『いいなあ』 だとさ。このままトングで押し潰してやろうかと思ったけどね。 『おじさん!!そのこをはなしてね!!!』 親れいむが近くまで来たんでまずれいむを瓶の中の油に突っ込んだよ。 『ゆゆ~ん。これがみずあめさんだn…ゆびゅぎゅぐゆぐうううう…』 『おちびぢゃあああん!!!』 油をよく染み込ませてから取り出して地面に置いてさ 『ゆっぐりできないよ!!!うえ…べどべどずるうぅ…』 『あやまってね!!!おちびちゃんにあやまってね!!』 『はやくれいむをみずあめさんのところにつれてってね!!』 チャッカマンで点火。 『ゆぎゃあああああ!!!!!!!!!あづいよおおおお!!!!!!!』 『ゆぎゃああ!!おねえぢゃんぎゃああああ!!!』 『こわいよおおお!!!!!!』 『ああああああ!!!!れいむのかわいいこどもがああ!!!!』 パニックだったな。燃え盛る子れいむをトングで掴んで親れいむのそばに近づけたよ。 『ぎゃあああああああ!!!!!!』 『おちびぢゃあああん!!!!ゆ!!!!あづっ!!!あづいよお!!!!!!』 酷い親だね。子供から逃げるんだぜ。可哀想だからすりすりしてあげたよ。 『ほぅらすりすりぃ~すりすりぃ~』 『だずげでえええ!!!!あづいいよおおおお!!!』 『あづっ!!!やべで!!!!れいむがもえぢゃうよおおお!!!!』 ホントに酷い親だったよ。どんどん遠ざかるんだぜ。最初の1匹は1番小さかったやつだからすぐ燃え尽きちゃったけどね。 『ぼういやだああ!!!おうぢがえるうううう!!!』 『ばっでええええ!!!!!でいびゅもがえるううう!!!!』 『まっでえええ!!!!ゆ!!!!おそr…ゆああああああ!!!!はなじでえええ!!!!はなじでえええ!!!!』 逃げ遅れた子れいむゲット。残りの餓鬼は逃げてたけど親は腐っても親だな。こっち振り向いて何か叫んでたよ。 『ゆぎゃ!!!いやあ!!!!やだあああ!!!!じにだぐないい!!!!じにだぐないい!!!』 同じように油に漬けてから点火 『おがあざんだずげでええええ!!!!!!あづいよおおおお!!!!!!』 『ゆ!!!!ゆうう!!!!!お…おにいざん!!!!けじでええ!!!!ひをげじでええええ!!!!』 火を消せばいいんだね。 『それそれそれ』 『あぢいい!!やべ…やべでええ!!!!れいむをもやざないでえええ!!!!』 親れいむに擦り付けて火を消そうとしたんだけど逃げようとするから足で押さえつけた。 『どげでええ!!!!はなじでえ!!!あづう!!!あづい!!あづい!!!』 『もうちょっと強く擦り付けないとな』 『ほっべがいだいよおおおお!!!!あづいよおおお!!!!やだあああ!!!』 まぁ結局火が消えた頃には子れいむは真っ黒に焦げてたけどな。親れいむの頬も真っ黒。 『おちびぢゃんがぁ…ほっべもいだいよぉ…』 あれ?もう1匹いたはずなんだがな…。庭をうろちょろしたら門の前にいたよ。 『あいでよおおおお!!!!!あいでえええ!!!!でいぶをごごがらだじでよおおおお!!!!』 ちゃんと閉めといて良かったわ。 『ゆ!お…おそらをういてる………ゆぎゃああああ!!!!!!!』 『よっ!』 『どぼじでにんげんざんがいるのおおおおお!!!!!おろじでえええ!!!!おろじでえええ!!!!』 リボンを摘んで親れいむがいる所まで連れてった。 『ゆうう!!!おちびぢゃああぁあぁん!!!!!』 『おがあぁさああぁああん!!!だずげでえええ!!!じにだぐないよおおおお!!!』 『おねがいだがらゆるじでええええ!!!おちびぢゃんはなじでえええ!!!』 無視無視。こいつも油に漬けてから地面に下ろして点火っと。 『ゆぎゃああああ!!!!じんじゃうよおおおお!!!!あづいよおおおお!!』 『お…おにいざあぁん!!!!げじでよおおお!!!!げじでええ!!!おちびぢゃんがじんじゃうよおおお!!!』 知ってるか?火って酸素が無いと消えちゃうんだぜ。 『ゆががががががああああああ!!!!!!!いいいいいいいい!!!!!』 というわけで親れいむの口を目一杯広げてから 『あああああああああああ!!!!!!!!!!…ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!!!!!!!!!!!!』 燃え盛る子れいむを口の中に入れて口を閉じる。 『ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!!むうううううう!!!!!うううううううううう!!!!!!!』 気持ち悪ぃ…涎と涙垂れまくってたし。手袋つけときゃよかったな。 『ぶぶぶぶぶぶっ!!!!!!ううううううう……』 あり?泡吹き始めたぞ。消えたかな? 『びゃあああああああ!!!!!!!!ぼうぇええええええええええ!!!!!!!!!!』 親れいむの口からコロンと真っ黒な饅頭が出てきたよ。まぁ……火が消える前に燃え尽きちゃったか。 『おちびぢゃああああぁあぁあぁあん!!!!!へんじじでええええ!!!へんじじでよおおお!!!!』 「この親れいむはどうした?」 「油全部ぶちまけてから燃やしたよ。でも餓鬼全滅したショックか騒いでくれなかったからあんま面白くなかったな」 「ありがちなパターンだな」 「最初はそんなもんだよ」 「お前はどうだ?」 「俺がこの道進んじゃったのってお前のせいだったな」 「俺のせいかよ!?」 「何やったんだよ」 「確か蔵の整理してたんだよな…」 【アイ氏の初体験】 『お!こんなのがあったぞ!』 お前と蔵の整理してたんだよな。そしたら餅つきの臼が出てきてさ。杵もちゃんと2つ出てきたな。 『ん?なあ、お前いつかゆっくりを虐めてみたいって言ってなかった?』 『言ったけど。まぁそんなに簡単に出来るもんじゃないよ。手ごろな大きさのゆっくりが見つからないしわざわざ山で捕まえるのもね…』 『どうせなら今やらない?』 『今?』 『ほれ、そこに手頃なゆっくりがいるぞ』 蔵から出した段ボール箱にゆっくりが入ろうとしてたんだよ。 『ゆ!こんなところにおうちがあるよ!!』 『おきゃあしゃん!ここをりぇいみゅたちのゆっくちぷれいちゅにしようよ!!』 『れいむがいっちば~ん』 近くに人間がいるのに無警戒だったよ。何でだあれ? 『ゆ!にんげんがいるよ!!』 『ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!!!ゆっくりしないででていってね!!!』 『でちぇいっちぇね!!!』 『あまあまさんちょうらいね!!』 『…やるか?』 『やろう』 臼の中にゆっくりを入れてってあと水も用意してな 『せまいよ!!』 『れいむにひどいことしないでね!!れいむはしんぐるまざーなんだよ!!!かわいそうなんだよ!!!』 『おねえちゃんりぇいみゅをちゅぶしゃにゃいでにぇ!!!』 『ここからだしてね!!!ゆっくりできないよ!!』 ま、もう分かったと思うが餅つきやろうとね。 『ゆぴ!!』 『つべちゃいい!!!!』 『おみずさんはゆっくりできないよ!!!ゆ…ゆっくりしないでここからだしてね!!』 少量の水をかけてから 『じゃあつくぞ』 『あいよ!!それっ!!』 『ゆべ!!!!』 『いじゃいい!!!』 『いもうどがあああ!!!!れいむのいm…ゆぎゃ!!』 『ぼえっ!!!!』 『いだいよ!!ゆぎゃあ!!!!や…やべd…ゆびぇっ!!!!!』 杵越しに伝わる感触は良かったよ。小さいやつから潰れてくんだ。 『だずげでえええ!!!!ゆびゃっ!!!!!こ…ここかr…ぎゅえっ!!』 『ぼういやd…ぎゃあああ!!!おうぢがえr…びゃっ!!!!』 『や…ぎゃっ!!!!やべ…ぎゃっ!!!おちびぢゃんがつぶれr…ぶべっ!!!!!』 最終的には親れいむがかろうじて生き残ってたな。生き残ったってもぐちゃぐちゃに潰れててすぐ死んじゃったけど。 「そんなこともあったなぁ」 「ゆっくりつきはいいな」 「今度やらない?妊娠してる個体なんか最高だぞ」 「試したのか?」 「ああ。ブチブチっていう感触がたまらなかった」 「なぁ、俺の初ゆ虐はビデオに撮ってあるんだけど…。ちょっと取りに帰っていいか?」 「おお!」 「いいよ。待ってるからさ」 「お前が取りに行ってる間に何か作っとくよ。ほれ、ゆ虐話を聞いてたせいかこいつらさっきよりも美味くなってる」 肴の赤ゆは皆白目を剥いて痙攣していた。話の内容が相当こたえたのだろう。 「じゃ、すぐ戻ってくるから」 つづく by 虐待おにいちゃん このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/wiki4_wiki/pages/41.html
針に糸通らねーよぉぉぉぉ!!!!! -- フジコ (2005-07-18 21 39 29) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4253.html
『初めてのゆ虐 1』 「うめぇなこいつ」 「や…やべぢぇにぇ!!!れいみゅはだべぼのじゃ…ゆぎゃああああ!!!!!!!」 「やっぱ赤ゆは美味いな」 「やべるんだじぇ!!!まりちゃをたべにゃいぢぇええええ!!!!!!」 定例の野球試合を終えた後虐待お兄ちゃん達は赤ゆっくりを肴に酒盛りをしていた。 「なぁ、お前らの初体験ってどうだったよ?」 「初体験?」 「いきなりそのネタは無いだろ」 「違う。お前らが想像してるやつじゃない。ゆ虐だよ。お前らが最初にやった虐待ってどんなだったか知りたいのさ」 この野球チームはメンバー全員が虐待鬼意山と呼ばれる人達で虐待ネタは豊富だ。 「最初はどうしてやったかなぁ…」 「え~っと…」 「じゃあ俺から話して良い?」 「どうぞどうぞ」 「えっとねぇ…」 【虐待お兄ちゃんの初体験】 この村に引越してきたばっかの頃だったなあ。近所に挨拶しに行ったら 『この辺りは都会と違ってゆっくりが煩いからちゃんと対策しときな。引越し祝いに箱あげるよ』 って加工所製の箱貰ったんだ。家帰ったら早速ゆっくりがいたよ。確か親れいむと親まりさ、子ゆっくりと赤ゆっくりが合わせて3匹だったかな。 『どぼじでおうぢにはいれないのおおお!!!!??』 『おかしいんだぜ!!いしなげたのにがらすさんがわれないんだぜぇ!!!』 だとさ。俺の家って相当金かけてるからゆっくり程度じゃ侵入できないよ。あ、お前らもガラスくらいは都会の住宅と同じやつにしときな。 それだけで全然違うから。で、俺が近づいたら 『ゆ!!こ…ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!!!』 『じじいはでていってね!!!』 『しょうだ!!しょうだ!!』 『かわいいれいむにあまあまさんちょうだいね!!』 だって。今だったら慣れてるけど引越した当初で知らなかったからカチンときたんで親まりさを殴り殺したよ。 『ゆぎゃああ!!!!い…いだい!!!!や…やべ…ゆびゃ!!!!ご…ごべ…ごべんなざいいい!!!』 『ま…まりざああああ!!!』 『おかあさんぎゃああ!!!!』 何発か拳骨で殴った後髪とか目とか舌とか手当たりしだい鷲掴みにしては引き千切ったね。 『れ…れいむはにげるよ!!!』 『おかあしゃんがかってにやったことだからね!!!れ…れいむはかんけいないよ!!』 『まりちゃもにげりゅうううう!!!』 調子いいこと言って逃げようとしたんで捕まえて箱に入れたよ。多分こいつら巣が狭くなったから新築の俺んちをおうちにしようとしたんじゃね? 『おうぢがえじでええええ!!!!!!!!』 『でいぶはどうなっでもいいでずがらおちびぢゃんだげはがえじでえええ!!!!!!』 『みゃみゃあああああ!!!!!!!うわあぁあぁあああん!!!!!!』 一斉に喚くから五月蝿いの何の。引越して直ぐに騒音とかで近所迷惑は勘弁して欲しいから地下室に連れて行ったよ。今考えてみれば地下室を 虐待部屋にしたのもこれのせいだったのかな。最初はとりあえず作っただけだったしね。 『ゆるじでぐだざいいい!!!!!』 『こわいよおおおお!!!!!!!』 『おうぢがえじでえええええ!!!!!!』 どうやって遊んでやろうかと考えてたらいいこと思いついたよ。引越の荷物整理してたら釣り道具が出てきてさ。いつかまた釣りもするだろうと ここに持ってきてたんだ。それで遊んでやろうと釣り道具を持ってきたんだ。 『きょわいよおおお!!!!!!だじゅげ…ゆ!おしょらをとんでりゅみちゃい…』 箱から赤れいむを掴んだら助けてもらえるとか勘違いしてたな。 『お…おにいしゃん!!おうちはいってごみぇんな…ああああああああ!!!』 『あかぢゃんをいじめないでええええ!!!!!!』 何したのかって?赤れいむの舌を引っ張ったの。で、舌に釣り針を刺して釣り糸を持ってみたら 『いひゃいよおおおお!!!!!!!!!!ひいいいいいいい!!!!!!』 『あがぢゃあぁあん!!!おでがいじまずう!!!!ゆるじでぐだざいいいい!!!』 いい反応だったよ。 『た…だずげでええ!!いやああああ!!!ま…まりさはわるくないんだぜ!!!いじめるんならいもうとにするんだぜ!!』 『どぼじでそんなごどいうのおおお!!』 『こっちぐるなあああ!!!!いやあああ!!!!!じにだぐないい!!!だずげでえええ!!!!』 そういや当時のゆっくりって今のゆっくりとちょっと違うよな?子まりさを掴んで釣り針を目のまん前に近づけたら 『いやああああああああ!!!!ゆるじでぐだざいい!!!!ごべんなざいい!!ごべんなざいい!!!』 ゆっくりゆっくりゆっくり針を近づけたよ。近づくたびに良い声で歌ってくれたよ。 『おがあざんたずげでよおおお!!!!ゆびゃっ!!!いだい!!いだいい!!!いだいよおおお!!!!!』 目に突き刺してぐりんとねじ込んだね。あの感触は最高だった。もう1個目玉が空いてたから新しい釣り針も目に付き刺したよ。 『おべべがあああ!!!!まりざのおべべがあああ!!!!!みえないよおおおお!!!!いだいよおおお!!!ああああああ!!!!』 『れいむをみすてたばつだよ!!!ゆっくりくるしんでね!!!!』 『どぼじでぞんなごどいうのおお!!!!しまいでじょおおお!!!!お…おにいさん!!!ゆるじでぐだざいい!!!』 やっぱり昔のゆっくりって今と違うわ。勿論残りの子れいむにも刺したよ。 『いだいよおおおおおお!!!!!!!!!!!ゆぎゃああああああ!!!!おがあざんだずげでええええ!!!!』 どこか穴が無いかなと体中を調べてたらあにゃるとまむまむがあったな。あにゃるから刺してまむまむから針先を出そうとしたけど そこまで釣り針が大きくなかったからそれは諦めて2つ刺しといた。 『ひいいいいい!!!!!!いだいよおおおお!!!!』 『おべべがああああ!!!!おがあざんどごおおおお!!!!!!???いだいよお!!!だずげでえええ!!!!』 『ひあああああああ!!!!いあいよおおお!!!!!おああはあんん!!!はふへひぇええええええ!!!!!!』 『ゆぎゃあああ!!!!あがぢゃんがああ!!!!おちびぢゃんがああああ!!!ごごがらだじでえええ!!!!』 初めて聞いたカルテットも良かったね。何だかこれやってると釣りがしたくなってきてね。とりあえず練習でもするかと釣竿持ってきて まず舌を刺した釣り針に糸通して箱の中の親れいむの前に吊るしたよ。 『ひゃひゅひぇええええええ!!!!ぃひゃいひょおおおおお!!!!!!』 『ま…まっででね!!!!いばだずげるがらぁ!!!!』 こっからも面白くてね、親れいむが飛び上がって助けようとするの。それに合わせて糸を引くの。 『どぼじでとどがないのおおおお!!!!!???』 また糸を下ろして飛び上がったところを 『ゆべし!!!!ゆうううう!!!!とどがないよおおお!!!!!ゆえええぇええぇえええん!!!』 流石に可哀想になったから糸を下ろしてやったよ。僕っておりこうちゃん。 『とどいだよ!!!!あがぢゃん!!いまだずげであげるからね!!!!』 さてどうやって助けるんだろうね? 『あがぢゃんがまんしでね!!!すぐとってあげるがら!!!!』 おいおい、赤ゆのリボンを引っ張り始めたよ。それじゃ… 『ひゃああああああ!!!!!いいいいいいいい!!!!!!ゆひゃああああ!!!!!』 予想通り。針刺したところから舌が裂けちゃったよ。何だっけ?スプリットタンとか蛇舌って言うんだっけ? 『いひゃいよおおおお!!!!ひはぎゃ!!!!!ひぇいひゅのひひゃひゃあああああああ!!!!』 『ゆああああああ!!!!ご…ごめんね!!!!』 どんどんいこう。お次は目玉に針が刺さってる子まりさだ。 『いだいよおおおお!!!おがあぁざあぁあん!!!!だずげでえええ!!!ごれどっでええええ!!!!』 『ゆ!!お…おちびぢゃあぁん!!!!いまだずげるよ!!!!おがあざんにまがせでね!!!!』 ギリギリ届くぐらいのところに吊るしたんだ。親れいむがどうやって下ろすのか知りたくてね。 『おべべがああ!!!!おべべがあああ!!!いだいよおおおお!!!』 『ゆ!ゆ!ゆ!ゆああああああ!!!どぼじでおちでごないのおおおおお!!!??』 そりゃお前掴む術が無いだろ。飛び上がって頭突きしてるだけじゃ駄目だって。というわけで少しだけ下ろした。 『いだい!いだいい!!!やべでええええ!!!ちぎれるうううううう!!!!』 『お…おねがいだがら…がまんじでね!!!だずげるがらあああ!!!!』 千切れるって?ああ、親れいむは子まりさの髪を咥えて引っ張ってるんだよ。簡単に助かって欲しくは無いからこっちも微妙に力込めたけどね。 『ひいいいい!!!いだいい!!あだまがいだいよおおお!!!ゆぎゃっ!!!おべべがあああ!!!おべべがああ!!!!』 『ゆううううう!!!!!ゆううううう!!!!ゆううう!!!!……ゆっ!!!!!』 『ぎゃああああああああああ!!!!!!!!』 やったね、れいむ。片方の釣り針が取れたよ。その代わり子まりさの髪が少し抜けちゃったね。あと目玉が抉れちゃってるけど。 『おべべぎゃああああ!!!!!おべべぇぇぇ!!!!!!!!!!!いだいいいいいいい!!!!!!』 『ご…ごべんねえええ!!!!まりざのきれいながみがあああああ!!!!!』 え?そっちなの。ああそうか、そっちからじゃ目玉がどうなってるのか分からないのか。もう片方も同じように引っ張ってたよ。 勿論髪千切れてるし目玉も抉れちゃってる。 『なにもびえないよおおおおお!!!!!!!!!おがあぁざあぁぁん!!!!!!!!おがあざあぁあん!!!!!!!!』 『い…いだいのいだいの…どんでぎぇええええ!!!!すりすりぃ!!!ゆるじでね!!!ごべんね!!!』 あーあ。子まりさの目から黒い涙が溢れてるよ。多分餡子が混ざってんじゃね? 『おがあぁあぁあああざぁあぁん!!!!!!!!!!!!!!!おろじでえええええええ!!!!!!!』 『い…いまおろじであげるがらあぁ!!!!!』 忙しいなこの親子。最後に子れいむ。ちょっとまた悪いこと考えちゃってね 『ゆううう!!!!!!!!!ゆううう!!!!!!!!』 『ひっばらないでええええ!!!!!!!いだいよおおおお!!!!!!!!』 『ゆべしっ!!!!』 『あだまがあああ!!!!!あだまがいだいよおおお!!!!!』 『ゆあああああ……あんごがみえぢゃっでるよ…こ…こんどこぞ…こんどこそおろじであげるがらあああ!!!!!!』 『いだいい!!!いだいいいい!!!!』 『ゆううう!!!ゆうううう!!!!ゆうううう…ゆびゃっ!!!!』 『ひいいいいいいい!!!!!!!』 『ながみがみえぢゃっでるよおおおお!!!!どぼじでおぢないのおおお!!!??』 相当深く刺さってるから髪引っ張るだけじゃ釣り針は抜けないと思うがなぁ。ああ、また髪抜いちゃったよ。 『おねがいだがられいむはゆっくりしないでおちでぎでね!!!!』 『おろじでええええ!!!!!いだいよおおおお!!!!』 また髪が抜けたな。髪は少しだけ残ってるけどもう咥えられないね。どうするの? 『ゆんしょ!!ゆんしょ!!!ゆううううう!!!!』 『ゆああぁああぁあああん!!!!!!!ゆええええぇえぇえん!!!!!』 『ゆぶっ!!!!!!!!!!』 あーあ、リボンほとんど千切っちゃったよ。 『おがあざあぁああん!!!!!どぼじでおろじでぐでないのおおおお!!???』 『ごべんねええ!!!!ごべんねえええ!!!ばがなおがあz……ゆ?』 可哀想だからこいつ助けてあげようね。やっぱり僕っておりこうちゃん。 『い…いだぐないよ!!!!あ…ありがどおおお!!!!!ありがとおお!!!おにいさん!!!』 じゃあお母さんの側に置いてあげるね。 『おかあさん!!れいむたすかったよ!!!!ゆっくりしていってね!!!』 『ゆ?みたことないこがいるよ』 『おかあさん!!れいむだよ!!れいむ!!!!』 『れいむのれいむはもっとかわいいよ!!はげてなんかないよ!!』 『どぼじでぞんなごどいうのおおお!!!おがあぁざあぁん!!!すりすりしでよおおお!!!!』 『ちかづかないでね!!』 『ゆびゃっ!!!!!ゆ…うう…ゆえええぇええぇえええん!!!!!!ゆえええぇえぇええええん!!』 おいおい、こいつを禿饅頭にしたのはお前じゃないか。飾りが無くなると識別できなくなるって本当だったんだな。 「最後この親子どうしたの?」 「親れいむの頭を刳り貫いて中に入れてから燃やしたよ」 「都会ってゆっくりはあんまり暴れてないのか?」 「数も大きさもここいらより劣ってるよ。人間に会ったら大抵は蹴り殺されるからそんなに見かけないな」 「次は俺の初体験でいいかな?」 「どうぞどうぞ」 【エヌ氏の初体験】 俺は火攻めだったな。俺も家帰ったらいたよ。確か親れいむと子れいむが3匹。最近で言うところのシングルマザーってやつか? 『ゆ!!ここはれいむのおうちだよ!!!でていってね!!!』 『つうこうりょうをはらってね!!!』 だとさ。俺んちの門の前で。門から先に進めないのに何やってたんだろうね?最初は無視して家の中に入ろうとしたらさ 『ゆ!あいたよ!!』 『おじさんありがとう!!』 『きょうからここがれいむたちのおうちだよ!!』 ふざけるな。でもまだ俺我慢してたんだよ。家の中入ってゆっくりが入ってくる前にドア閉めたらドンドン五月蝿いの。 『いれてね!!ここはれいむのおうちだよ!!』 『おじさんはでてってね!!!!』 俺もカチンときたわ。とりあえずお湯でもかけて溶かしてやろうかと台所行ったらサラダ油が目に入ってさ。これ使うことにしたよ。 サラダ油を瓶の中に入れてチャッカマン持って外出たよ。 『ゆっくりしないでおうちかえしてね!!!』 『ぷくぅ~』 無視して庭出てトングを取り出した後に 『お前ら水飴はいらないか?甘いぞ』 って言ったら 『ゆ!みずあめさんはゆっくりできるよ!!』 『おじさんありがとう!!!』 『お…おちびちゃんまって!!!』 どうやら親れいむは気付いてたみたいだな。子れいむがみんなこっち来たから仕方なく来てくれたよ。 『あまあまさんはやくちょうだいね!!』 『れいむがさきだよ!!』 まずトングで1匹掴んで親れいむが来るのを待ってたんだ。 『ゆゆぅ~おそらをとんでるみたい♪』 『いいなあ』 だとさ。このままトングで押し潰してやろうかと思ったけどね。 『おじさん!!そのこをはなしてね!!!』 親れいむが近くまで来たんでまずれいむを瓶の中の油に突っ込んだよ。 『ゆゆ~ん。これがみずあめさんだn…ゆびゅぎゅぐゆぐうううう…』 『おちびぢゃあああん!!!』 油をよく染み込ませてから取り出して地面に置いてさ 『ゆっぐりできないよ!!!うえ…べどべどずるうぅ…』 『あやまってね!!!おちびちゃんにあやまってね!!』 『はやくれいむをみずあめさんのところにつれてってね!!』 チャッカマンで点火。 『ゆぎゃあああああ!!!!!!!!!あづいよおおおお!!!!!!!』 『ゆぎゃああ!!おねえぢゃんぎゃああああ!!!』 『こわいよおおお!!!!!!』 『ああああああ!!!!れいむのかわいいこどもがああ!!!!』 パニックだったな。燃え盛る子れいむをトングで掴んで親れいむのそばに近づけたよ。 『ぎゃあああああああ!!!!!!』 『おちびぢゃあああん!!!!ゆ!!!!あづっ!!!あづいよお!!!!!!』 酷い親だね。子供から逃げるんだぜ。可哀想だからすりすりしてあげたよ。 『ほぅらすりすりぃ~すりすりぃ~』 『だずげでえええ!!!!あづいいよおおおお!!!』 『あづっ!!!やべで!!!!れいむがもえぢゃうよおおお!!!!』 ホントに酷い親だったよ。どんどん遠ざかるんだぜ。最初の1匹は1番小さかったやつだからすぐ燃え尽きちゃったけどね。 『ぼういやだああ!!!おうぢがえるうううう!!!』 『ばっでええええ!!!!!でいびゅもがえるううう!!!!』 『まっでえええ!!!!ゆ!!!!おそr…ゆああああああ!!!!はなじでえええ!!!!はなじでえええ!!!!』 逃げ遅れた子れいむゲット。残りの餓鬼は逃げてたけど親は腐っても親だな。こっち振り向いて何か叫んでたよ。 『ゆぎゃ!!!いやあ!!!!やだあああ!!!!じにだぐないい!!!!じにだぐないい!!!』 同じように油に漬けてから点火 『おがあざんだずげでええええ!!!!!!あづいよおおおお!!!!!!』 『ゆ!!!!ゆうう!!!!!お…おにいざん!!!!けじでええ!!!!ひをげじでええええ!!!!』 火を消せばいいんだね。 『それそれそれ』 『あぢいい!!やべ…やべでええ!!!!れいむをもやざないでえええ!!!!』 親れいむに擦り付けて火を消そうとしたんだけど逃げようとするから足で押さえつけた。 『どげでええ!!!!はなじでえ!!!あづう!!!あづい!!あづい!!!』 『もうちょっと強く擦り付けないとな』 『ほっべがいだいよおおおお!!!!あづいよおおお!!!!やだあああ!!!』 まぁ結局火が消えた頃には子れいむは真っ黒に焦げてたけどな。親れいむの頬も真っ黒。 『おちびぢゃんがぁ…ほっべもいだいよぉ…』 あれ?もう1匹いたはずなんだがな…。庭をうろちょろしたら門の前にいたよ。 『あいでよおおおお!!!!!あいでえええ!!!!でいぶをごごがらだじでよおおおお!!!!』 ちゃんと閉めといて良かったわ。 『ゆ!お…おそらをういてる………ゆぎゃああああ!!!!!!!』 『よっ!』 『どぼじでにんげんざんがいるのおおおおお!!!!!おろじでえええ!!!!おろじでえええ!!!!』 リボンを摘んで親れいむがいる所まで連れてった。 『ゆうう!!!おちびぢゃああぁあぁん!!!!!』 『おがあぁさああぁああん!!!だずげでえええ!!!じにだぐないよおおおお!!!』 『おねがいだがらゆるじでええええ!!!おちびぢゃんはなじでえええ!!!』 無視無視。こいつも油に漬けてから地面に下ろして点火っと。 『ゆぎゃああああ!!!!じんじゃうよおおおお!!!!あづいよおおおお!!』 『お…おにいざあぁん!!!!げじでよおおお!!!!げじでええ!!!おちびぢゃんがじんじゃうよおおお!!!』 知ってるか?火って酸素が無いと消えちゃうんだぜ。 『ゆががががががああああああ!!!!!!!いいいいいいいい!!!!!』 というわけで親れいむの口を目一杯広げてから 『あああああああああああ!!!!!!!!!!…ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!!!!!!!!!!!!!!』 燃え盛る子れいむを口の中に入れて口を閉じる。 『ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!!!!むうううううう!!!!!うううううううううう!!!!!!!』 気持ち悪ぃ…涎と涙垂れまくってたし。手袋つけときゃよかったな。 『ぶぶぶぶぶぶっ!!!!!!ううううううう……』 あり?泡吹き始めたぞ。消えたかな? 『びゃあああああああ!!!!!!!!ぼうぇええええええええええ!!!!!!!!!!』 親れいむの口からコロンと真っ黒な饅頭が出てきたよ。まぁ……火が消える前に燃え尽きちゃったか。 『おちびぢゃああああぁあぁあぁあん!!!!!へんじじでええええ!!!へんじじでよおおお!!!!』 「この親れいむはどうした?」 「油全部ぶちまけてから燃やしたよ。でも餓鬼全滅したショックか騒いでくれなかったからあんま面白くなかったな」 「ありがちなパターンだな」 「最初はそんなもんだよ」 「お前はどうだ?」 「俺がこの道進んじゃったのってお前のせいだったな」 「俺のせいかよ!?」 「何やったんだよ」 「確か蔵の整理してたんだよな…」 【アイ氏の初体験】 『お!こんなのがあったぞ!』 お前と蔵の整理してたんだよな。そしたら餅つきの臼が出てきてさ。杵もちゃんと2つ出てきたな。 『ん?なあ、お前いつかゆっくりを虐めてみたいって言ってなかった?』 『言ったけど。まぁそんなに簡単に出来るもんじゃないよ。手ごろな大きさのゆっくりが見つからないしわざわざ山で捕まえるのもね…』 『どうせなら今やらない?』 『今?』 『ほれ、そこに手頃なゆっくりがいるぞ』 蔵から出した段ボール箱にゆっくりが入ろうとしてたんだよ。 『ゆ!こんなところにおうちがあるよ!!』 『おきゃあしゃん!ここをりぇいみゅたちのゆっくちぷれいちゅにしようよ!!』 『れいむがいっちば~ん』 近くに人間がいるのに無警戒だったよ。何でだあれ? 『ゆ!にんげんがいるよ!!』 『ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!!!ゆっくりしないででていってね!!!』 『でちぇいっちぇね!!!』 『あまあまさんちょうらいね!!』 『…やるか?』 『やろう』 臼の中にゆっくりを入れてってあと水も用意してな 『せまいよ!!』 『れいむにひどいことしないでね!!れいむはしんぐるまざーなんだよ!!!かわいそうなんだよ!!!』 『おねえちゃんりぇいみゅをちゅぶしゃにゃいでにぇ!!!』 『ここからだしてね!!!ゆっくりできないよ!!』 ま、もう分かったと思うが餅つきやろうとね。 『ゆぴ!!』 『つべちゃいい!!!!』 『おみずさんはゆっくりできないよ!!!ゆ…ゆっくりしないでここからだしてね!!』 少量の水をかけてから 『じゃあつくぞ』 『あいよ!!それっ!!』 『ゆべ!!!!』 『いじゃいい!!!』 『いもうどがあああ!!!!れいむのいm…ゆぎゃ!!』 『ぼえっ!!!!』 『いだいよ!!ゆぎゃあ!!!!や…やべd…ゆびぇっ!!!!!』 杵越しに伝わる感触は良かったよ。小さいやつから潰れてくんだ。 『だずげでえええ!!!!ゆびゃっ!!!!!こ…ここかr…ぎゅえっ!!』 『ぼういやd…ぎゃあああ!!!おうぢがえr…びゃっ!!!!』 『や…ぎゃっ!!!!やべ…ぎゃっ!!!おちびぢゃんがつぶれr…ぶべっ!!!!!』 最終的には親れいむがかろうじて生き残ってたな。生き残ったってもぐちゃぐちゃに潰れててすぐ死んじゃったけど。 「そんなこともあったなぁ」 「ゆっくりつきはいいな」 「今度やらない?妊娠してる個体なんか最高だぞ」 「試したのか?」 「ああ。ブチブチっていう感触がたまらなかった」 「なぁ、俺の初ゆ虐はビデオに撮ってあるんだけど…。ちょっと取りに帰っていいか?」 「おお!」 「いいよ。待ってるからさ」 「お前が取りに行ってる間に何か作っとくよ。ほれ、ゆ虐話を聞いてたせいかこいつらさっきよりも美味くなってる」 肴の赤ゆは皆白目を剥いて痙攣していた。話の内容が相当こたえたのだろう。 「じゃ、すぐ戻ってくるから」 つづく by 虐待おにいちゃん このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/syouhisya777/pages/2.html
メニュー トップページ プラグイン紹介 まとめサイト作成支援ツール メニュー メニュー2 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル ここを編集
https://w.atwiki.jp/stkjzzdncstd/pages/40.html
衣裳準備&本衣装での通し稽古 - 2010年4月17日 - 振り固めも必要な時期で連日猛特訓なのだそうですが、 さらに衣裳も各自で仕込みをしないといけないのだそうで、 演者や演者のお母さん達も超多忙な日々なのだそうです。 皆さんの頑張りを見ていると、本当に当日は成功して欲しいと思います。 『村祭り』で唄われる『お神楽』の文化を国文学者の我が師が度々説かれます。 自分を悦ばせ 周りを悦ばせ 神を悦ばせる 今回のショーに携わる皆さんの姿を見ていると、この意味がわかるような気がします。 なるほど、3つの意味は、同じことに通ずるようです。 是非多くの方に観て頂きたいです。 今回は15動画をYouTubeへアップしました。 今回もシーン毎にページを分けています。 下記メニューから御覧下さい! == メニュー == 工事中… m(_ _)m *動画のみ掲載中です。 『CHAMPAGNE オープニング』 『I will Stay』 『SEXY CHIC』 『Charlie Brown』 『Mr. Pinstripe Suit』 『You re Under My Spell』~『Tumulte』 『CHOO CHOO CH BOOGIE』 『Right Now』 『BONSOIR LE LIDO』~『CHAMPAGNE フィナーレ』 ステージ衣裳での集合写真です。 皆さん良い表情なのですが、そんな中であいりちゃんが精悍な表情をするようになってきました。大人に混じり同じテンションを求められる中学生の気持ちというのも大変だと思いますが、学びは先取りした方が人生にとってのより大きな力となってくれます。彼女の成長が伺えるそんな一枚です。 集合写真20100417 1600ピクセル 戻る
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/708.html
~通しか知らない究極の1日~熱狂!1/365のマニアさん(2022.10~(予定)) (2022.10~)
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/122.html
第五十七話 さあ、そこを通してもらうぜ!! 投稿者:兄貴 投稿日:09/02/04-15 51 No.3830 『さあて、混乱が起こる大激戦!! この戦いの流れは最早この私にも理解できません!! 誰が味方で敵かは分からない! だからこそ、己の目で敵と味方を判断して戦ってください!! それと湖のウルトラヘビー級対決は危険です! 湖にいる生徒は逸早く退散してください!!』 大混乱する麻帆良大戦。その戦いはある程度の事情を知る朝倉でも、もはや収拾がつかないほどの混乱と化していた。 しかしその状況をお構いなしに、混乱の元凶はその持てる力をこれ見よがしに振るっていた。 「そこを通せ、茶々丸!!」 魔道グレンの繰り出す拳、それをグレンラガンモドキは正面から掴み取った。 『そうはさせません』 魔道グレンの拳を掴んだままグレンラガンモドキは余った腕で殴りかかる、しかし今度は魔道グレンもその拳を掴みとった。 互いの拳を掴み合い、両者は一歩も引かない。 周りを気にせぬその戦いに危険を感じ取った湖畔に待機していた生徒達は慌ててその場から離れ出す。 「ちょっと~、これもイベントなの!?」 「分んないわよ、それにシモンさんが戦ってるほうのロボット、茶々丸さんの声がしたよ」 「ええ~~? じゃあシモンさんと茶々丸さんが戦ってるの?」 クラスメートと知り合いが巨大ロボット越しに戦っている。 美砂、円、桜子の三人もいつしかイベントを忘れてその戦いに見入っていた。 「でもよー、結局どっちが味方なんだ? あの兄さんはヒーローユニットと戦ってたけど、もう片方のロボットも味方に見えねえよ」 他の参加者の生徒達も、この状況にどう動いていいのか分らなかった。 仮に動いたとしてもどうしようもない。 なぜなら両者の戦いには素人が使える魔法具などではどうしようもないほどのレベルだったからである。 『魔法光弾射出!!』 掴みあっていた腕を離し、グレンラガンモドキは距離を取った。そして胴体のグレン部分の口を開き、光の光線を放つ。 これは脱げビームなどではない正真正銘のレ-ザー砲である。 「させるかァ! 超螺旋フィールド!!」 シモンも螺旋力を込め、魔道グレンに流す。そして魔道グレンが緑色の光に包まれて、レーザー砲をかき消した。 「はあ、はあ、はあ・・・・」 だがリスクはあった。 これだけの巨大な質量にフィールドを張ったのだ。流石のシモンも少しだけ息が上がり、膝をついた。 だが茶々丸は待ってはくれない。 『流石です。ですが、あなた相手に手は抜きません』 少し疲れたシモンに向かって茶々丸は容赦なくグレンラガンモドキを真っ直ぐ走らせる。 それを見てシモンも疲れた体を無理やり起こし、拳を突き出す。 今度は両者の拳がぶつかりあい、巨大な威力に湖に波という波紋が広がった。 「ぐっ!?」 衝撃をコクピットの中ではなく魔道グレンの頭上で受けるシモンは思わずバランスを崩す。 その隙に茶々丸はグレンラガンモドキを巧みに操作し、強烈な蹴りを叩き込み、魔道グレンを水上に二回三回転させて吹っ飛ばした。 巨大な水しぶきが上がるものの、巨大な学園をその水で包むことは無い。学園にとっては湖などほんの一部分のエリアでしかない。 それが今では学園中のいたるところで戦いが繰り広げられているのである。 「影分身の術」 「うおっ、一体アンタは何人姉妹なんだよー!?」 その身を実態と同じに分身させる高等忍術を楓は繰り出す。その数は十を超えている。美空相手に楓が本気である証拠だ。 分身した全てが本物に近い代物である。本体を見極めることは不可能だった。 だが美空にそんな必要はない。 「舐めんなよ~~、こっちも全開だよ! いくよ、ココネ!!」 「コクッ」 ココネが肩車された状態で魔力を流し始めた。 そして強化された美空は分身した楓に勇猛に立ち向かい、お得意の蹴りを分身たちに炸裂させる。 「むっ!?」 一体、二体、続けて美空の蹴りに分身が消滅していく。流石に多重に分身すれば密度も薄く、美空の強烈な蹴りの前には敵うはずも無い。 美空に本体を叩くという戦法はない。分身全員を倒すという、単純かつ確実な戦法を選んだ。 「やるでござるな!」 笑みを浮かべて分身体の数人が手裏剣とクナイを取り出し美空に投げつける。 一斉に襲い掛かる飛び道具で足を狙うか、牽制しようという作戦かは分らない。 だが、今の彼女にはどちらも通用しない。 「ふふん、誰かが言っていた! 触れもしないスピードに、どんな力も通用しないよ!!」 高速で縦横無尽に駆け回る美空には何を投げても当たることはない。 「ほら、三体目ー、四体目ー! ほらほら、どんどんいくよ!!」 美空は次々と楓の分身体を蹴散らしていく。 流石の楓も少しだけ背中に汗を掻いた。 「強い・・・武道会のときよりも更に・・・」 予想を上回る敵の強さに楓もかなり驚いた。だが、裏の世界で美空よりも長い期間戦ってきた彼女の力も経験値もこんなものではない。 「ふふ、まだまだこれからでござるよ」 少し驚いた頭を冷静にさせ、楓は美空に向かっていく。 別の場所では銃声が永遠と鳴り響いていた。 その銃弾の雨を掻い潜るのはヨーコだった。 「これは跳弾!?」 龍宮の放つ銃は一発当たれば退場という特殊弾。さらに攻撃範囲も広い。掠る事すら許されないうえに龍宮に比べてヨーコはでかいライフルをもったまま交わさなければならない。 そのうえ龍宮の壁や障害物に当てて弾丸の方向を操作する技術にも舌を巻いた。 「やるわね!」 だがヨーコも負けてはいなかった。ヨーコは自分に向かってくる特殊弾目掛けて十分な距離を保ったまま撃ち抜いた。 「粘るじゃないか。だが一発の威力はそちらが上でもこちらは機動力と連射で勝っている。時間の問題だね」 龍宮の言うとおり、物量攻撃ならば二丁拳銃の龍宮の方が勝っている。 さらに長らく実践から離れ、しかも対人間相手との戦いは滅多にしていなかったヨーコには射撃の腕を含め、既に戦士として完成されている龍宮の力は想像以上だった。 「ふう、息もつかせぬ攻撃ね・・・おまけにあの子、冷静すぎて動きが読めないわね・・・」 建物の物陰に隠れながらヨーコは龍宮の位置を探る。 一方龍宮も油断はしていない。正面から出て行くなどと間抜けな真似はしない。龍宮もまたヨーコを警戒して建物の陰からヨーコの出方を探っている。 すると数発の大きな銃声と何かが崩れる音がした。 この音はヨーコの電動ライフルの音である。 だが龍宮には当たっていない。 「一体どこを狙って・・・」 物陰からヨーコの様子を見ようとした瞬間、龍宮の頭上から気配がした。 慌てて見上げると崩れた建物の破片が頭上に落ちてきている。 「なにっ!?」 慌てて龍宮は体を回転させて物陰から外に飛び出した。 そう、ヨーコは龍宮ではなく近くにあった建物を狙っていた。そしてまんまと出てきた龍宮に向けてヨーコは狙いを定める。 「いただき!」 「させないよ!」 龍宮も両手に持つ銃ですぐさま応戦した。 すると龍宮の特殊弾とヨーコの弾丸がぶつかり中央で誘爆し合い、両者の間に特殊弾の黒い渦が巻き上がり二人の視界を遮った。 そして数秒後に黒い渦が消えて両者の視界が空けたと思った瞬間、両者は既に移動していた。 そして再び二人共別々の物陰に隠れ、互いの様子を探り合っている。 「さすがだね・・・実践慣れしている・・・」 「あの子の持っている弾丸はたしかに脅威だけど、物理攻撃は出来ないみたいね・・・。でも掠ったら負け・・・。長引きそうね・・・」 互いの力を認識し合い二人のガンウーマンの熱も徐々に上がっていった。 そしてその近くでも二人の女の争いが激化していた。 黒いシスター服を着た女にジャージを来た女性が剣を振りまわして襲い掛かる。実に異様な光景だった。 「斬岩剣!!」 「風障壁!!」 振り下ろされる剣をシャークティはロザリオを媒体にして強力な障壁を張って防ぐ。 だが攻撃を防がれても刀子の剣気は止まらない。 「少し落ち着いたらどうです!」 「ふっふっふっ、落ち着く? 無理に決まってるじゃないですか!!」 必死に宥めようとするシャークティに向かって狂気と化した刀子は止まる様子はない。たとえ同僚の教師といえども、今の彼女にまったく気遣いはなかった。 今の彼女はシモンに全裸にされた怒りから、シモンに関わる全てを斬り捨てるまで止まることはない。 それはシモンと共に行動しているシャークティも例外ではなかった。 「あんな男を大した取調べもせずにこの学園にいつまでも置いていたのが間違いだったんですよ!!」 「なっ!?」 「今回もよくわかりませんが、彼と超鈴音が原因なのでしょう? だったら当然のことです!!」 攻撃重視の接近戦はシャークティには不利な分野だった。しかも相手は一流の剣士である。シャークティの劣勢は明らかだった。 だが、 「違います!! 間違いなどではありません!!」 彼女は退かなかった。 「なんですって?」 思わず怒りの顔に更にピキッと音を立てて血管が浮き上がる刀子。しかしシャークティは強い瞳で返した。 「私は・・・私達は・・・彼に出会えてよかったです!! だから・・・彼の下へは行かせません!!」 「いい度胸です! なら、容赦なく斬って差し上げましょう!!」 女達の戦いは止まらない。 戦う理由はそれぞれだが、誰もが一歩も引く気は無い。容赦ない攻撃をお互いに交わしながら、それぞれの想いを乗せてぶつかり合っている。 「ぐううう、・・・くそっ!」 湖の上で体勢を立て直すシモンだが、茶々丸の猛攻は止まらない。 巨大な拳、蹴り、実に慣れた操縦である。 いかにシモンがガンメン乗りの凄腕といってもやはり勝手が違い、茶々丸の攻撃を防ぐのがやっとだった。 「くっ、メカならなんとかなると思ったんだけどな。せめてビームがもっとマシなのだったら・・・」 ロボット相手に脱げビームを繰り出しても何の意味も無い。だからと言って魔道グレンがドリルを出すということも出来なかった。 『それはロボットではなく科学装置で制御されている鬼神です。制御されている科学装置をシモンさんが支配することは出来ても、生命体である鬼神の構造までは変えることはできません』 「そういうことか、どうりで変形が出来ないはずだ」 ラガンに乗っているときは自分の螺旋力が続く限り何度だってドリルを出すことが出来た。しかし魔道グレンが生命体である限りドリルを装備させるのは困難だった。 『分りますか、シモンさん? だから・・・たとえどれほど巨大になろうとも・・・』 茶々丸と対峙するのはただの巨大ロボット。 『ドリルの無いあなたなど、恐れるに足らない!!』 グレンラガンモドキが走り出す。立ち上がらない魔道グレン目掛けて湖に波を立てて走り出す。 「分らねえよ・・・」 しかしそれがどうした! シモンはそう言っているような目で睨みつける。 ドリルが出せる出せない、恐れる恐れない、そういうことではない。 「分ってるのは・・・」 魔道グレンは立ち上がり、正面からグレンラガンモドキにぶつかっていく。 「俺の信念は・・・絶対止まらねえってことだ!!」 緑色に輝き出す魔道グレンの拳がグレンラガンモドキのボディをとらえ、今度は逆にふきとばした。 「すごい! シモンさんも負けて無いじゃん!!」 「くう~~、木乃香が惚れんのもわかるね~、よっし、どっちが勝つか賭ける?」 「う~んロボットとしては茶々丸さんの乗ってるほうがかっこいいんだけどな~」 カウンターの攻撃に美砂たちを含め見物の生徒達は大盛り上がりだった。 特にどちらを応援しているわけでもない。 しかし白熱するロボットバトルに興奮を抑えきれずに彼らも大騒ぎだった。 だが、いつまでも呑気に観戦しているわけには行かない。 「おおい! またロボット達が来たぞ!」 「まだいんのかよ!?」 湖から離れたのは生徒達だけではない。防衛する者がいなくなり、田中さんたちの群れも一斉に上陸させてしまった。 「ちょっ、やばいじゃん!」 「ここは・・・逃げた方がいいかも・・・」 「来たよーー!? 脱げビームはいやーーー!!」 手持ちの武器で何とか対抗しようとするものの、崩れた陣形を立て直すことは指揮官もいない上に、素人の彼らには無理だった。 生徒達は少しずつ後退し、田中さんの群れは世界樹中心へ向けて徐々に近づいていった。 徐々に戦況が超たちに有利になってくる。それは茶々丸にとっては喜ばしいことなのだが、今の彼女はその戦況を見ていなかった。 彼女は今、目の前のシモンしか見ていない。 『そうでした・・・アナタには気合という名の武器がありました・・・』 自分を殴り飛ばした魔道グレンを見上げながら、ゆっくりとグレンラガンモドキは立ち上がった。 「そうだ、機械のわりには忘れっぽいじゃねえか?」 『大丈夫です、改めて記録したので二度と忘れません』 茶々丸は実に冷静である。 シモンに集中する彼女、そしてシモンとしばらく接し計算違いをいつも見せられただけに、多少の予想外の事態にも取り乱さなくなった。 茶々丸も成長しているのである。 「くそ、これでもダメか・・・」 逆にシモンは少し焦っていた。 徐々に戦況が不利になるこの状況を彼は戦いながら把握していた。 そもそもこの魔道グレンで2500のロボット相手に対抗するのが狙いだった。手に入れた巨大ロボットで逸早く世界樹広場の防御を固め、あとは超一人の行方を探す。それが望ましい作戦だった。 しかし思ったより茶々丸がはやく動き出したこと。さらに学園側の魔法先生の足止めをくらい、時間をロスしてしまい、世界樹広場に行くことが出来なくなってしまった。 このまま自分がここで茶々丸と長期戦をするようであれば、勝敗はどうあれ超の勝ちになる。それだけは避けたい、しかしここで茶々丸を倒せなければ一気に世界樹の防衛も潰されてしまう。 だからこそシモンもこの場から離れることが出来なかった。 だからだろう。 そんな状況だったからこそ、この仲間の出現が大きな助けとなった。 「リーダー、ココハ私ニ」 声がした。 それは人間の声ではない。 ロボットの声である。そう、敵である田中さんの声である。 しかし2500体もいる田中さんの中でシモンのことをリーダーと呼ぶのはたった一人しかいない。 「エンキ!?」 湖畔から駆け出し一直線に自分に向かい、そしてその高い跳躍でエンキはあっという間に魔道グレンの頭上まで登ってきた。 『アレは・・・』 この意外な助っ人にシモンだけではなく、モニター越しの茶々丸も少し驚いた。いくら計算外のことに慣れたといっても、田中さんの一体を仲間にされていたことは知らなかったのである。 「エンキ、来てくれたのか・・・」 シモンはうれしさと驚きの両方の感情を込めて言う。しかしエンキは茶々丸同様トーンの変わらない声で口を開いた。 「世界樹広場ノ防衛ハ問題ナシデス。シカシヨーコサン、美空サン、ココネサン、シスターシャークティハ強敵ト戦闘中デス。ソシテ超サンモ現在学園側ト戦闘中」 「超!? あいつも出てきたのか!?」 自分達の最大の標的の人物の出現、それにシモンも胸が高鳴った。 しかし一つ気になった。 「だけど交戦中か、ボヤボヤしてられないな」 超の能力を知ってはいるが、もし学園側に出し抜かれてしまったら、それはおもしろくない。その気持ちは察したからこそエンキは自分に任せろと言ったのである。 だが、それには大きな問題があった。 「エンキ、お前の気持ちは嬉しいけど俺がここを離れると俺の螺旋力が伝わらなくなり、魔道グレンが動かなくなる。そうなったら茶々丸を抑えることは出来ない・・・」 螺旋力の無いエンキに魔道グレンを操り戦うことは出来ない。 むしろシモンが離れると魔道グレンが元の敵に戻ってしまう恐れもある。それだけは避けたかった。 だがシモンは忘れていた。 螺旋力を持つのはシモン、ヨーコの他にもう一人いたことを。 シモンが悩みながらグレンラガンモドキを見るとコートの中がモゾモゾ動き出した。 何事かと思うとそこからは一匹の小さな仲間が現れた。 「ブータ!?」 「ぶいっ!!」 いつも自分と共にいた相棒であり、元祖グレン団のメンバー。 服の中から現れたブータはシモンの肩に駆け上り、そこからエンキの肩に飛び移った。 そしてエンキの肩に乗ったブータはその小さな体から緑色の光を放った。そしてその光はエンキを、そして魔道グレンを包み込んだ。 シモンは思わず目を見開いた。 「ブータ・・・お前・・・」 ブータの体から溢れ出す光は螺旋力だった。 「ブミュウウウッ!!」 それがブータ也の叫びなのだろう。その鳴き声から溢れる螺旋力にシモンはブータの想いを感じた。 ブータは自分に向かって「行け!」と命じているようだった。 「そうか、お前も戦ってくれるんだな」 その小さな体でいつだって自分と共にあり続け、時には助けてくれた。 カミナと共にジーハ村を飛び出し、そしてこの世界に来てからもずっと自分の側にいてくれた最高の相棒。 そう、ブータの気合は半端じゃない。 だからこそシモンは安心してこの場を任せられる。 「よし分った! エンキ、ブータ、お前達は新生大グレン団のメンバーなんだ。だから・・・ここはまかせる!!」 「ブイ!!」 「了解」 シモンはエンキとブータを残して魔道グレンから飛び降りた。 そしてシモンを失ってもブータの螺旋力が魔道グレンを制御することが出来た。 シモンは後ろを振り向かない。そして横も見ない。 グレンラガンモドキを通り過ぎ、一目散に駆け出した。 『シモンさん、逃げるのですか!?』 「俺は逃げるんじゃねえ、一足先に前へ進ませてもらうだけだ。そのかわりに、新たな仲間と、この全宇宙で俺と同じ数だけ本物のグレンラガンに乗った奴を置いていってやる」 通り過ぎるシモンを捕らえようと茶々丸が動き出す。 しかしその動きを魔道グレンが止めた。 『・・・立ちはだかるのですか?』 茶々丸は冷たい声でエンキに向かって告げる。しかしエンキとブータは正面から返した。 「リーダーノ命ニヨリコノ場ハ通シマセン」 「ぶう!!」 自分と同じロボット。そして小動物にここまで言われては今の茶々丸もこの場を離れるわけにはいかない。 『・・・いいでしょう。あなた方を倒してシモンさんを追いかけましょう』 この場に人間はいなかった。 そしてこれは人の世を左右させる喧嘩。彼らには何の関係も無い話だった。 しかし彼らは戦った。 人と接して芽生えた譲れぬ想いをぶつけ合った。 ロボット軍団との交戦、巨大ロボット対決、そして女達の戦いが繰り広げる。 そしてこの場でも学園トップクラスの者達が人知れず死闘を繰り広げていた。 「はあ、はあ、・・・超くん」 体中が埃まみれのタカミチ。相変わらずタバコを口に咥えてポケットに手を入れたままだが、その表情に余裕は無い。 それはネギ、アスナ、刹那も同じだった。 そして超本人もそうだった。 「流石に高畑先生もいるとキツイネ・・・」 カシオペアと強化服がある限り超自身は無傷である。それほどまでにネギたちとは能力差があった。 しかしそれでも経験の差から決定打を打ち込むことが出来なかった。 早々に特殊弾を撃ち込み彼らを退場させたかったがそうもいかなかった。 「へへん、ロボット達はぶっ倒したわよ!!」 「あとは、キサマだけだ!」 ロボット達の残骸の上に立ち、アスナと刹那は刃を超に向ける。 「ふ、流石に刹那サンたちに量産型では相手にはならなかたカ・・・」 引き連れてきたロボット達は粗方アスナと刹那に倒されてしまった。そして自分自身はネギ、タカミチに足止めを受けている。 「超さん、ここまでです。あなたを・・・捕まえさせてもらいます」 杖を構えながらネギは一切の隙を見せずに超に向かって告げる。その瞳は相変わらずだった。 迷い無く自分をしっかりと見据えている。 だからこそ不可解だった。 昨晩は自分が打ち明けた真実の内容にネギはおろか、後ろにいる刹那も取り乱していた。あの場にはいなかったがアスナも恐らくは聞いたはずだろう。 世界を左右させるほどの重い選択。 親しい者との対立。 その二つの板ばさみにあっていたはずの彼らが今はどうだ? たった一晩明けただけで、己の選んだ答えと道を迷い無く進んでいる。 超にはそれが不思議でならなかった。 (僅かな間でこれほど成長し・・・そしてこうも最善の策を考えるとは・・・) 自身が優勢であることには変わらないが、ネギたちの計算外の行動が計算外だった。 シモンが計算外の行動をするのは当たり前、驚いたら負けだと自分に言い聞かせていた。 だが、常に教科書どおりの答えしか出さないと思っていたネギが、一般人を巻き込み、自分ともシモンとも対立する道を選んだのが計算外だった。 そして今のネギの目を知っている。 それはシモンと同じ、揺るがない信念を秘めた目である。 だからこそ・・・この手は通じないだろう。 「ネギ坊主なら分るハズ、この世界の不正と歪みと不均衡を正すには、私のようなやり方しかないと」 それは揺さぶりだった。 この語りなら、以前のネギならば100%揺らいだだろう。 現にタカミチも超の言葉に少し動揺している。 だが・・・今のネギは違う。 「・・・確かにそうかもしれません。だから僕はアナタを否定しません、・・・ですが、それは僕達が求める明日じゃありません」 微塵も決して揺らがなかった。 「タイムマシンを使った僕に、歴史の改ざんを否定は出来ません。ですが、僕達の明日は・・・超さんに与えられる明日ではなく、自分のこの手で掴んで見せます!!」 「――ッ!」 その言葉は超の胸に深く突き刺さった。 10歳の少年の言葉に言い返すことが出来なかったのである。 そしてタカミチも同じように目を見開いて驚いた。 昨日までとは精神的にもまるで違う今のネギ、そしてそんな彼の後ろにつくアスナと刹那の姿がとても大きく見えた。 そして、決め手に欠けて時間をかけ過ぎた超は、とうとう周りを囲まれてしまった。 「超!」 「!?」 第三者の声がした。 振り返るとそこにはクラスメート達がいた。 戦っていたのが一目で分る。しかし服が多少破れている物の無事な姿を見せてこの場に現れた。 「古・・・それに他の皆さんもお揃いで来たようネ・・・」 目の前のネギたちに集中していた超はこの場に現れた古や木乃香達の接近に気がつかなかった。 そして気付いた時にはもう遅い。前後を武装したクラスメート達に囲まれてしまった。 「お嬢様、皆さん、ご無事でしたか! ・・・楓は?」 「楓さんは途中遭遇した強敵の足止めをしています。我々も多少無茶はしましたがなんとか無事です」 ロボット達に行く手を阻まれた夕映達だが、手にした武器を構え、正面から壁を突破してこの場までたどり着いたのである。楓を除いて誰一人未だ脱落する者なく超を見つけた。 「おい、いくらお前がトンデモアイテム持っててもこの人数に囲まれたら無理だろ? 大人しく捕まってこの騒ぎを止めてくれよ」 魔法否定派で非戦闘員だったはずの千雨も脱落していなかった。彼女も口では文句言いながら魔法具を片手に服を少し破きながらもロボット達を乗り越えてきた。 それはのどかやハルナ、木乃香もそうである。古を除いた全員実戦経験がゼロの者達だが、逞しく気合で無理を通してきた。 このことが超をさらに驚かせた。 (まさか・・・全員無事だとは・・・本当に予想外ネ・・・。ネギ坊主だけでなく彼女達にも何があったネ?) 龍宮や茶々丸といった超側の主力は既にグレン団に抑えられているものの、圧倒的な兵力差を前に木乃香たちまで無事な現在の状況に信じられなかった。 「ネギ坊主・・・いや、皆・・・一つ教えて欲しい。・・・一体何があったネ?」 疑問を抑えることが出来なかった超はネギに尋ねる。 「解せないヨ・・・どうして・・・なんの迷いも無くいられるネ?・・・まったく分らないヨ・・・」 するとネギや木乃香たちはニンマリと笑みを浮かべ、ネギはコアドリルを超に見せた。 「たった一つの出会いが・・・僕たちを変えてくれ・・・いえ、教えてくれたんです。僕達は・・・分ったんです!」 コアドリルは何も変わらない。 しかし絶望の中、コアドリルが点滅した時に現れた男をネギは忘れない。 「そうよ、私達はただ分らなかっただけ。でも今は違うわ!」 アスナも前へ出た。 「そう、私達は答えに辿り着いたんです」 刹那がアスナの横に並んだ。 「考え方に賛否があるかもしれませんが、その人の言葉は私達に無限の可能性を教えてくれました」 夕映も語る。 「せや、シモンさんと超さんが自分の譲れへんもんを持っとるんなら、ウチらも自分達で決めたことは譲れへん」 木乃香も続ける。 「だからこそ私は、友として超を止める道を選ぶアル」 対峙した友へ向けて古が告げる。 「超さんのやろうとしていることはとても重要なことかもしれません。だけど・・・私・・・たちは・・・ネギ先生たちと離れたくありません」 のどかが純粋な想いを打ち明ける。 「まあ、要するに何も変わらねえ日常を好きな奴だっているんだ。相談なしにそんな日常を勝手に変えようとするんじゃねえよ」 千雨は少し不機嫌そうになりながらも強い口調で言う。 「超りんは超りんで苦しんでたのかもしれないけどね、ぶっちゃけ私はファンタジーだらけの世界にも興味あるけどさ、今はコッチにつかせてもらうよ♪」 ハルナは冗談交じりだが、それでも自分の考えを述べる。 「そういうことだ! もうテメエがどう言ったってアニキも姉さん達も揺るがねえってことよ!!」 カモがその小さな体から精一杯の大声で超に叫んだ。 「だから僕達は、この道を譲りません!! 超さんにも、シモンさんにも!」 「その通りよ!!」 ネギの叫びと同時にアスナたちは今一度、超を囲み武器を向ける。 「超さん、思いを通すのが力ある者のみなら・・・・」 「私達の力で貴様を、そしてシモンさんも止める!!」 超を囲む者達の力強い決意を秘めた瞳が一斉に彼女に向けて注がれた。 「僕を・・・」 全員の心を一つにして、同時に超に向けてあの言葉を叫んだ。 「「「「「「「「私達を誰だと思ってやがる!!」」」」」」」」 これ以上超の心に深く突き刺す言葉があっただろうか。 溢れ出す少年と少女達の魂の叫びに超はしばらく呆然としていた。 話の内容が未だに分らないタカミチでも、ネギたちの最後の言葉だけはよく分った。戦いの最中でありながら、自然と口元に笑みが浮かんだ。 「あっ・・・・あっ・・・・」 これほど呆然とした超をネギたちは始めて見ただろう。 いつも底を見せない超鈴音が今始めて心を揺るがせた。 圧倒するネギたちの叫びに超は足を震わせ、飲み込まれそうになってしまった。 「いきます、超さん!」 踏み出したネギ。 超はまだ動けないでいた。それは致命的なミスだった。 動揺している超の思考にカシオペアを使って逃げるという簡単な考えすら思いつかなかった。 「し、しまっ!?」 だからもし、この場にこの男が現れなければ、もっと早くに決着がついていたかもしれない。 「飲み込まれるな、超! お前と決着を付けるのは、俺達だろ!!」 「!?」 男の声がその場に響いた。 声の方向を見ると、超を捕らえようとしたネギに向かって巨大なブーメランが飛んできた。 「こ、これは!?」 ネギは慌てて反応して真上にジャンプしブーメランを交わした。 そして交わしたブーメランはクルクルと勢いよく回転しながら主の手元に戻っていった。 「お前の信念が強固だからこそ、俺は全力で戦うと誓ったんだ」 「シ、シモンさん・・・」 シモンがこの場に現れた。未だに動揺していた超はシモンにまだ反応を返せないでいる。 先ほどまで学園中が注目する中で巨大ロボットを従わせて戦っていたはずの男が目の前に現れた。 だがネギたちも最初は驚いたものの、ようやく自分達の目の前に現れた男にうれしそうに笑った。そんなネギたちにシモンも笑みを返した。 「話は聞いた。・・・答え、見つかったみたいだな」 シモンの言葉に対してネギは言葉ではなく預かっていたコアドリルをシモンに向けて投げた。 それがネギの返答だった。 「はい、ようやく・・・たどり着きました」 投げられたコアドリルをパシッと受け取ってシモンは小さく「そうか・・・」と呟いてそれを自分の首にかけた。 「シモンさん、もうこれまでにしてください。私達は、あなた達の喧嘩を見て見ぬ振りは出来ません」 夕凪をシモンに向ける刹那。格闘大会でシモンに向けていた獲物はモップだったが今度は違う。真剣である。 そして刹那が冗談で刃を自分に向けているわけではないことが、シモンには直ぐに分った。 「余計なお世話なんて言わせへんよ。超さんはウチらの大切なクラスメート、シモンさんもウチらにはかけがえのない人や。そんな二人が大勢の人を巻き込んで喧嘩するなんて黙ってられへん」 シモンと戦うかもしれない。 その可能性を示唆しただけで涙目になっていた木乃香も今は違う。そう、シモンにも彼女達の成長ぶりが直ぐに分った。 大よそのことは見当がついた。ネギたちはきっと大きな出会いをしたのだとシモンはなんとなくだが気付いた。 でもだからこそ、シモンも譲るわけにはいかなかった。 「・・・って言っているぞ、超。本当はようやくお前と会えたんだから、このまま二人で戦いたかったんだけどな・・・」 「・・・シモンさん・・・」 呆然とする超の横に並んでシモンは見下ろした。 「先に言っておくぞ。俺は絶対にお前にグレン団を証明しなくちゃならない。だから、こんなところで立ち止まる気は無い。今も戦ってくれている仲間のためにもな!」 シモンは拳を握り締めて目の前に立ちはだかる少年と少女、そして学園最強のタカミチを睨みつける。 多勢に無勢、 しかし大人しく出来るはずは無い。 「ここで終わってたまるかよ! そうだろ、超!」 「・・・では・・・どうするネ? どうすればいいネ?」 超とてこのままネギたちに黙って捕まるわけには行かなかった。 しばらく呆然としてしまったものの、シモンが登場したことにより、自分の譲れない物に再び熱を取り戻した。 シモンと決着をつける。 そして自分の抱いた憧れに見切りをつけて、望みを叶える。 超はそのために過去にやって来て長年の準備と積み重ねをして来たのである。 ここで終わらせていいはずが無い。 「簡単なことだ。決着をつけたい、その気持ちは同じなんだ。だったら今だけでも敵の敵は味方ってことでいいんじゃないか?」 「はっ?」 意味が分からずに超は変な声を上げてしまった。 それはネギたちも同じである。 「シモンさん・・・何言ってんのよ?」 「・・・まさか・・・」 嫌な予感がした。 「ネギ君! どうやら厄介なことになりそうだよ!」 シモンの言葉の真意に気付いたのはタカミチが最初だった。 そして超もようやくシモンの言葉の意味が分かったのか、心の底からおかしそうに笑ってしまった。 「あっはっは、それは実におもしろいネ!」 超の笑いを見てネギたちはハッとした。それは相変わらず予想もつかない展開だった。 笑い終えた超は拳を握り締めてシモンを見上げた。 「なるほど、道が重ならない同士だが・・・少しの間だけ一緒に並んで歩くのも一興ネ」 「ああ、ここで終われるほど、俺もお前も俺達の仲間もまだ何も見せちゃいない。だから、ここは一気に突っ走るぞ!!」 シモンは螺旋力を解放し、ドリルの槍を作り出し構える。ゴーグルをかけ、本気のスタイルである。 そして超もシモンの隣で構える。 ここで超が隣にいるシモンに特殊弾を使えばまた違った結果になっただろう。超は卑怯な手を使うと宣言しているのだ、使っても何も問題は無いはずだ。 だが超は使わなかった。 思いつかなかったわけではない。だが、その考えを却下してシモンの提案に乗ることにした。 「可能性は・・・無限に広がる・・・カ。 こんな可能性は予想して無かったヨ・・・」 「そうだ、誰だって先のことは分からないんだ。 ・・・でも、俺もお前もこの戦いに決着をつけなければ・・・前には進めないだろ?」 超とシモンは同時にネギたちに向かって走り出した。 「そんな、シモンさん!?」 「来るぞ、ネギ君! 戦えない子達は後ろに下がって! ここで彼らを逃がすわけには行かない!」 元凶の二人が取った手段、それは一時の共闘だった。 これが終われば二人はまた敵同士に戻る。だが今だけは、決着をつけるという両者の望みのために・・・ 「成り行きだけどある意味・・・」 「ウム、最強タッグの完成ネ!!」 シモンも超もお互いを信頼しているかのような笑みを浮かべて共に駆け出した。 「「さあ、そこを通してもらうぜ(ネ)!!」」 ついに会合した物語の主役達。 だが、戦いはまだ終わらない。