約 1,002 件
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4884.html
autolink() RW/W15-074 カード名:“月明かりの下で”瑚太朗&篝 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《鍵》?・《時間》? 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは他の自分のレベル1以下のキャラを1枚選び、次の相手のターンの終わりまで、パワーを+500。 【自】相手のアタックフェイズの始めに、あなたはこのカードを前列の空いている枠に動かしてよい。 指先を絡めて、くるくる回る。 地球と月みたいに、エレガントには行かないが レアリティ:R illust. “3バカ”杉並&義之&渉や方向音痴あずさ等にみられる移動効果持ちキャラ。 ささやかながら他のキャラのパンプ効果を持ち合わせている。序盤においてはこれが有意に働くことも。 記憶を発動させる、デッキを圧縮したい、といった目的がなければ3バカよりは使いやすい。 しかし、名前に瑚太朗が入っているが特徴に反映されていない。不憫である。
https://w.atwiki.jp/nandayo/pages/116.html
基本情報 所属 境界対策課 後方支援部隊 誕生日 4月12日 血液型 A型 身長 158cm 体重 50kg 好きなこと 組紐づくり 苦手なこと 水泳 好きな食べ物 蜜柑、桜肉、甘酒 苦手な食べ物 アスパラガス ■出自 元々は自然信仰を基調とする古神道(原始神道)に由来のある神社の巫女。夜桜家は自然信仰の中でもとくに「火」を崇拝し、「火でもって清め祓う」祓魔師の家系。 夜桜家は境界対策課やタクティカル祓魔師への確執や軋轢などはなく好意的で、篝の転向にも賛成と激励の声が多く上がったという。また、篝の親族にもタクティカル祓魔師へ転向した者がいるらしい。 ■性格 明朗快活、竹を割ったようなさっぱりとした姉御肌。面倒見がよく、作戦時でもプライベートでも気が利く。サラダのとりわけとかが嫌味なくサラッとできちゃうタイプ。かといって常にずっと優しいかと言えばそうでもなく、いろんな感情が豊かでそれを素直に表現する。泣いたり怒ったり笑ったりと賑やか。 作戦時においてはかなり好戦的で、クラシカル祓魔師を嫌う人間からは「野蛮」「血の気が多い」と揶揄されることもあるとか。 ステータス 身体強度 C 霊体強度 B 加護出力 C 被呪耐性 A 祭具運用 A+ TRPGキャラクターシート ●能力値 ※レギュレーションに基づき、スクラッチビルド方式で作成。 【体】1 【霊】4 【巧】2 【術】2 ●副能力値 【体力】1 【霊力】4+2 【機動力】2-1 ●支給装備 【形代】初期値:7 【祓串】初期値:7 【注連網縄】初期値:21 【医霊器具】初期値:3 ●祓魔術 【霊弾発射】 ●攻撃祭具 【霊的近接祭具】:両手 【霊的遠隔祭具】:両手 ●狩衣 【重装狩衣】 ●特技 【戦術機動】 【被呪耐性】 台詞 「――後方支援部隊、現着! これは……祓い甲斐があるってもんね!」 「見ない顔だと思ったらあなた新人さん? 実戦はじめて? 大変かもだけどなんとかなるなる! がんばろうね!」*背中を軽くたたいて激励するついでに形代紙を張り付ける 関連ページ https //w.atwiki.jp/nandayo/pages/114.html https //www.pixiv.net/artworks/116423203 https //twitter.com/T_Phew_rpg/status/1757744147795210296 権利情報 権利者 TOHRU コンタクト先 https //twitter.com/T_Phew_rpg 他作品での使用範囲 R-18、R-18Gはお控えください。それ以外の交流などは大歓迎です! 登場作品 https //www.pixiv.net/artworks/116423203
https://w.atwiki.jp/mushijingi/pages/213.html
蟲神器のストーリーの主人公。 小学4年生。 昨年の公式大会では、小学3年生ながらもベスト8入りを果たした。 その実力から、「蒼炎のカガリ」の異名を持つ。 (蒼炎のカガリ) ヨーチューバー「なつのん」という顔も。 (なつのん) デッキはいつも同じカード2枚ずつで構築しているらしい。 内容は所謂【りんぷんコントロール】に近い構成。 使用カード《ヘラクレスオオカブト》 《カブトムシ》 《ナミアゲハ》 《ヤブキリ》 《ナナフシモドキ》 《マメコガネ》 《ナナホシテントウ》 《蓑虫の隠れ蓑》 《塵芥虫の爆熱弾》 《蟲の息吹》
https://w.atwiki.jp/majyusupo/pages/238.html
【名 前】礎 篝(いしずえ かがり) 【位 階】皇帝<勇者> 【生 年】2000 【性 別】男 【表の顔】大学生(苦学生) 【裏の顔】討魔士 【P L】法斗 【データ】 http //majyusen.web.fc2.com/char/hk/hk042.html 【参 考】 真っ直ぐな性格であると同時に過去の苦労からか 少なからず相手を理解しようとする。 よく、能力のせいで即断即決の攻め手と思われているが 普段は少し優柔不断な受け身姿勢である。 そのせいで弄られることも多い。 表情豊かで良く、顔で話すとも言われている。 現在は大学生活をしつつも、色んな世界を旅している。 最近は何かを探しているような様子も見受けられている ヒルコ 現在、彼の心の大海で静かに舟から世界を見守る一柱 両腕両足がオーパーツのような義手義足となっている 紅色の長い髪に黄昏色の目をした女性の姿をしている 【誕生日】 4/10
https://w.atwiki.jp/tougakuitan/pages/157.html
Top>\\\所属\\\>\\\ \\\ \\\\\ ■プロフィール なまえ:\\\ \\\\ 髪色 目色 所属 年齢 階級 役職 武器 身長 誕生日 血液型 好きなもの 嫌いなもの 苦手なもの 趣味 特技 家族構成 好きな食べ物 最近の悩み 好きなタイプ ■異能「」 ■概要 ■過去
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/933.html
【登録タグ CD CDは K2 SOUNDCD】 サークル名:K2 SOUND 01 Li-zhi Rich 02 追憶と迷宮 05 ユートピア 06 環
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/13585.html
・構築・レベル0・レベル0前列 ・レベル0後列 ・レベル1・レベル1前列 ・レベル1後列、その他 ・レベル2・レベル2前列 ・レベル2後列、その他 ・レベル3 ・クライマックス ・参考 RW/W48-005 カード名:BとLと 小鳥 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1500 ソウル:1 特徴:《植物》・《オカルト》 【自】この能力は1ターンにつき1回まで発動する。あなたがイベントをプレイした時、あなたは自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+1000。 【起】集中[①このカードをレストする]あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の山札を見て《使い魔》かカード名に「小鳥」か「篝」か「瑚太朗」を含むキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 ラブ、ラブ? レアリティ:R ・構築 Rewriteより、「小鳥」「篝」「瑚太郎」を中心としたデッキタイプ。優れたサーチ能力を持つカードが多く、安定したゲーム展開ができる。 イベントを参照するカードが多いので、デッキスペースの圧迫に気をつけて構築したい。 ・レベル0 ・レベル0前列 “月明かりの下で”瑚太朗&篝 移動持ち。登場時にレベル1以下のキャラへの500パンプができる。 授業中 小鳥 他のキャラが1枚以下ならレベル1・パワー2500になり、リバースした時にデッキトップがレベル2以上なら手札に戻れる。 “リライト能力”瑚太朗に対応する。 “隕石落下”篝 登場時に対応ネームに1500パンプができる。“記憶喪失”篝への疑似チェンジが可能。 ポルターガイスト? 篝 ストックが2枚以下でレベル+1・パワー3500になる。 “バカンス気分!”小鳥 デメリット付き3500アタッカー。 “違いがわかる生徒”篝 他のキャラがいないときに4000手札アンコール持ちになれる。 ・レベル0後列 BとLと 小鳥 レストでのサーチ式集中を持つ。イベントをプレイするとパワー+1000。 篝ちゃん改め“鍵ちゃん” “アイテム”滝壺?互換。自ターン中他のキャラすべてに500パンプができる。 ・レベル1 ・レベル1前列 “記憶喪失”篝 ストックが4枚以下なら自ターン中1/0/6500になる。 CXシナジーでキャラリバース時に山札の上3枚からカードを加えられる。 “隕石落下”篝から登場できる。 “好みは一缶55円”篝 ヒーコーがないとレストするデメリット付き1/0/6500。 ・レベル1後列、その他 “鍵の守護”小鳥 「篝」ネームがいれば他のキャラにアンコールを付与できる。 パワースポットを控え室に置くことでコスト0以下のキャラ2枚のリアニメイトが可能。 ヒーコー こそばゆい日常互換。 “好みは一缶55円”篝に対応し、缶コーヒーを買いに 瑚太朗で回収できる。 パワースポット ストックブーストができ、デッキトップがレベル1以上のキャラなら手札に加えられる。 “鍵の守護”小鳥に対応し、宿り木との出会い 小鳥で回収できる。 二人で夢冒険 小鳥 1/0/1000助太刀。 1コストと手札3枚で相手のキャラ一枚をレストできる。 ・レベル2 ・レベル2前列 ビッグドリーム 小鳥 早出しメタ相打ち。CXシナジーでストックブーストと手札補充ができる。 ・レベル2後列、その他 “結界準備”小鳥 青のレベル応援。“結界の主”小鳥のマーカーを増やすことができる。 ・レベル3 “結界の主”小鳥 控え室のCXが2枚以下で早出しでき、CXシナジーでソウル減少ができるレベル3。 “結界準備”小鳥で参照する。 “風祭学院高校”篝 登場時の手札補充を持つ。1コスト+手札1枚でキャラリバース時のバーン能力を得る。 “リライト能力”瑚太朗 授業中 小鳥がクロックにあれば早出しでき、登場時にバーンが可能。 アタック時に「瑚太郎」ネームをマーカーにでき、マーカー一枚に付きパワー+2000。 瑚太朗のために ぎる&ぱにに対応する。 神戸 小鳥 CIP回復持ち。CXシナジーでキャラをクロックから呼び出せる。 “最良の記憶”篝 CIP回復持ち。CXシナジーで次のターンまで自分のキャラ一体を思い出に送れる。 ・クライマックス 森の結界 青の門CX。“結界の主”小鳥に対応する。 自分探し 黄の炎CX。“記憶喪失”篝に対応する。 夢見る帰り道 黄のストックブーストCX。ビッグドリーム 小鳥に対応する。 小鳥の心 青の2000/1ドローCX。神戸 小鳥に対応する。 残された可能性 青の2000/1ドローCX。“最良の記憶”篝に対応する。 ・参考 WGP2017 in 仙台 ネオスタンダード ベスト8 ブースターパック TVアニメ「Rewrite」「小鳥・篝デッキ」レシピ紹介 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1265.html
磨き上げられた清潔な病院の廊下からは、硬い、非人間的な感触がした。 どこでも清潔で、明るく、消毒の匂いがする廊下、人工的な空間。 冷たい音をたててを歩きながら、私は病気がちだったという母のことを、一瞬だけ想起した。 死んで行ったもの、死に行くものはいつだって美しい。 倒れた篝さんは無事なのか。 私は、人間が、私の母のようにあっさり死ぬことを知っている。昨日まで元気だったのに、急に……。 だが生きている私達ときたら、命を助ける消毒の匂いすら、嫌なものだと思ってしまう、やれやれ、だぜ。 篝さんが倒れて病院に運ばれた、という情報だけで、どんな病気なのか、何があったのか、私は知らない たどり着いた治療室の前には困り顔の初老の人が居て、篝さんの母親かと思いきや、その人はアパートの管理人だった。 「あなたは?」 「浅見篝の親友です」 「ごめんなさいね、浅見さんの手帳に書いてあった電話番号、貴方しかなかったから……」 そういえば、私は学校での篝さんを知らない。 「いきなりアパートで倒れてねえ、一緒に救急車に乗ったけれど、家族と連絡が取れないのよ。貴方、浅見さんのお友達よね? ご家族の連絡先は分かる?」 私は首を振り答えるしかなかった。 「残念ながら……」 篝さんのことを、私は余り知らない。 「困ったわね」 私達の間にきまずい沈黙が下りた。私は年の離れたアパート管理人と話すべき話題を持ち合わせていない。なんせおたくだから、一般的コミュニケーション能力など皆無なのだ。 「根を詰めて何かやってたけど、倒れちゃうなんてねえ……ご家族の連絡先も分からないし、若いのにこんな風で……あの子と、仲良くしてあげてね」 管理人さんは、まったくの他人である篝さんを哀れんでいるようだった。 礼儀正しい優しさ、私は管理人さんに好感を抱いた。 そこからは沈黙も気まずくはなくなり、やがて病室の扉が開き、出てきた篝さんは私を見て、ニッ、と笑った。 「来てたのか、いずみん」 「篝さん、心配しましたよ」 「大丈夫なんですか?」 篝さんが真剣な顔をした。 「聞いて驚くなよ、私の病気は──」 「過労だ」 篝さんが噴出すように笑う。 「いやー、びっくりしたの何の、サラリーマンでもないのに、まさかこの年で過労で倒れるとは思わなかったよ。こなかがのために倒れたとあったら、本望ではあるけどな!」 私がそんな事を言う篝さんに何も言えずに呆然としていると、いきなり管理人さんが立ち上がり、篝さんを怒鳴りつけたつけた。 「こんなお友達にまで心配させて、そんな事しか言えないの! 少しは、反省なさいな!」 管理人さんの声は静かな病院によく通り、清潔な床に反響した。篝さんはまったくの他人にいきなり叱られて、やや面食らったようだった。 でもすぐに真面目な顔になって、頭を下げてから篝さんは言った。 「心配かけてすいませんでした。泉も……。でも私は、これしかない、と思うことを今やってるから、やめないし、後悔しない。だから、倒れないようにだけは気をつけます、今後」 「だけって……」 「ほんと、悪いと思うけど、私にはこれしかないから」 篝さんにふざけた様子はない。 下げた頭をあげて見れば、そこにあるのはどこまでも真っ直ぐな眼だ。 管理人さんは、もうそれ以上は何も言わず、無事も確認できたので、仕事もあるので帰ると言った。 私たちに止める理由はない。 そして帰る前に、管理人さんは私に尋ねた。 「あの子、何にそんなに打ち込んでるの?」 私は、ssです、などとはとても言えなかった。 『レイディアント・シルバーガン』 病院の外に出ると、夜の風が私達を歓迎する。心底から冷える冬の夜の風だ。そんなに歓迎するなよ、人気者って辛い、具体的には軽装で来たのが悔やまれる。 「上着貸してやるよ」 「え、でも」 「私がぶっ倒れたせいで急いで来たんだろ、ほら」 強引に着せられた上着からは、篝さんの匂いがした。 夜風にポニーテールをなびかせた篝さんは、だいぶ痩せたその横顔で、どこか遠くを見ているようだった。 私は、篝さんを止めないと、と思う。 「篝さん、ゲームは作り終わったのに、倒れるほど何してたの?」 うーん、と困ったように唸りながら、篝さんは空き缶を拾って駐車場脇のゴミ箱へ投げた、見事なホールインワン。 「私、思ったんだけどさ、みんな、そんなに時間割けないと思うんだ。ゲーム作るのって、やっぱ時間がかかるから。だからもうちょっと手軽で、流行って、なんかいいものないかなーって、思ってね」 「見つけたの?」 私の声はきっと、私たちに吹き付ける風よりも低い温度だっただろう。 だって、この人は……まだ気づかないのか? 嬉しそうに語る篝さんの声色は、私の気を滅入らせた。 「動画が流行ってるじゃん。ニヨニヨ動画。今、とりあえず有名ジャンルの動画作っててさ、そこで得た技術をこなかがに還元すれば、またこなかが動画が増えると思うんだよね。結局、立ち絵素材が豊富だから、ニヨニヨの動画も流行ってると思うんだけど、ほら、板に投下されてる、今日の小なみ、とかあるじゃん、あれを動画にしてアップするとかさ。なんとかこなかがを盛り上げて」「篝さん」 私は、体を壊すほどの篝さんの愚かさが、まったくの無意味だと篝さんに告げなければいけない、と思った。 いい加減、眼を覚ますべきなんだ。我々は。 「もう、こなかがは終わりなんだよ、動画なんか作ったって、誰も見ないし、誰もついてこない。篝さんは幻影を追いかけてるだけで、現実がぜんぜん見えてないよ。もう十分、こなかがはその役目を終えたのに」 こなかがは、その役割を終えた。 それが真実じゃないのか? 篝さんはそんな私の言葉を聞きながら、夜の病院の駐車場のさらに向こう、車道を流れる車のランプを見ていた。光の河、遠い場所を見る表情のままで、篝さんは私に言った。 「終わりってのは……誰が決めるんだ?」 熱のある、声だった。 「そんなの、もう、誰がどうみても終わってるじゃん、理屈じゃなく」 「終わってない。全然、終わってないよ」 篝さんが私の方を振り返ると、その眼には狂気に近い光が宿っている。 「私が終わらせない、私はまだ、すべてをやり尽くしてない、手はまだある。私たちには、やり残したことがある」 「動画なんか作ったって、誰か参加すると思ってるの!? ゲームだって誰も参加しなかった、動画だって同じだよ、無駄だよ、『流れは止められない』!!」 「動画や、ゲームや、楽しいことをしてれば人は集まってくる。動けば、走れば、人はついてくる」 「冷静に周りを見てよ、篝さん」 私は、狂気に満ちた篝さんの目を見返した。 「走ってるのはもう、篝さんだけだよ」 私の言葉が夜の風に流されて消えるまで、篝さんは黙っていた。 やがて篝さんは、シルバーガンの台詞だけを呟く。 「しかし、世の中が移り変わっていっても…変わらないものが一つだけあるはずだ」 いきなり、篝さんは私に背を向けた。 「篝さん!」 「私には、まだ道が見えてる。動画ジャンルはまだ流行ってる、そこにはまだ、熱を持った奴等がいるんだと、信じたい」 篝さんは夜の暗がりに消えた。 ──私的代弁者:「我々はもう一度考え直すべきです。皆さんにもわかっているはずだ」 ……… 数日が過ぎ、かがみの部屋。 私が篝さんとのことをかがみに話すと、かがみは少し首を傾げて私に言った。 「それはもう、止まるまで放っておくしかないんじゃないか?」 かがみの言うように、話して止まるような雰囲気ではなかった。 「う、暴走してるような感じだし、たしかに」 うーん、とかがみは迷ったように呟く。 「でもまあ、ss書く人も減ったわよねえ」 こなかが人口自体が激減している。 いや、でも同人誌を書く人や、ファン自体はまだまだ居る気がするし、そこまで残った人なら、そう簡単にはこなかがを捨てない筈だ。 それなのに、そういう人はBBSには寄り付かない、しかし、何故? 「そりゃあ、サイトなりなんなりで書けば安全だけど、BBSって変なことになったりするじゃない。面倒な事態が持ち上がったりさ。それに、ここまで人が減ったら、BBSでやってもサイトでやっても客の数変わらなくない?」 「うーむ、確かに。まさに終焉だよ……なのに篝さんは、どうしてそれが分からないんだろう?」 人の話なんか聞きやしない。 「でもさ、こなた、篝さんは何かいろいろやってるけど、私たちって何もしてないじゃない? そういう人間が止めたって、説得力がないんじゃないかな。ただ外野から、古いジャンルにしがみついて、って馬鹿にしてるのと、一緒にならない?」 「う、かがみ厳しいね」 「法学部志望だから、公平じゃないといけないからね」 確かにそうだ、私は口だけで篝さんを否定する人になっていた、よくある漫画で出てくる悪役と一緒。 いまどきそんな事してるなんてありえなーい、とかいうやつ。 そうなっているという自覚がしかも、かがみに指摘されるまでなかった。暴走している篝さんを止める、という大義名分のせいで。 「なに本気で凹んでるの?」 「反省してるのだよ、かがみん」 かがみはアホ毛が萎れた私にどこまでもクールに言う。 「そういうの、似合わないわよ」 「反省が似合わないって、考えなしの馬鹿じゃん、それじゃあ」 「あら、違うの?」 「ほんと厳しいね、かがみん」 「優しくしてほしい訳?」 「いや、猫撫で声のかがみんとか若干気持ち悪い、金魚相手の時のかがみんとか」 「殺す」 ぎゃーぎゃーとかがみと話しながら、私はふと、こなかが全盛時代のss書きの人々はどうしているのだろう、と思った。 「メッセのアドレスは登録しっぱなしなんだし、話してみればいいんじゃない? 最近は話してないけども」 「うん、なんでこなかがを書かなくなったのか、とか聞いてみる」 私は、サインインしていた、かつてのこなかがss書きの一人、シゴ子さんに話を聞いてみることにした。避難所の番号が、H5-455だからこういう名前、だそうな。 「こなかがssを、書かなくなった理由?」 455さんは、聞けば簡単に教えてくれた。 「感想が、少なくなっていったから……かな」 シンプルな理由。 「こんな事を言ったらね、いろんな人に怒られたんだ。見る専にも、ss書きにも」 感想乞食、感想は強制するものではない、私はGJだけでも十分、欲張りすぎ、etc……。 「たぶん、私が弱いから悪いんだとは思うんだ……でもね、自分の書いたものに自信がある訳じゃないし、『感想がかえってこないと、人格自体を否定されている』ような気になっちゃうの。もちろん、そんな風に思っちゃだめってわかってる。でも無理なの、ほかの人はたくさん感想貰ってたり、『熱』のある感想を貰ってるのに、自分のssだけ、GJが二回だけだったりとかするとね、心が折れちゃうの、ポキン、って」 「それは、他人と比べちゃうってこと?」 「だってそりゃ、比べちゃうよ、どうしても……。自分のssの感想はあんなだけど、他の人の感想はあんなだったとか、すごく、凄く気になるよ。ss書くのってとっても時間がかかるもの、凄くがんばって書いて、GJ一つで流されたら、すごく、すごく悲しい。だからまるで『悲しむためにss書いてる』みたいになっていって……書けなくなっちゃった」 素直な言葉、それだけに、私にとって455さんの言葉は重かった。 「篝さんは、感想なんて気にしないって言ってたけど……」 「そりゃあ、篝さんぐらい書けたら平気なのかもね。それにあのひとは、根拠があろうがなかろうが、自分に絶対の自信のある人だから……でも私はそうじゃない、『感想がほしいの』そう思うこと、言うことは、本当に悪いことなの?」 そして、今のこなかがBBSでは感想は貰えないという訳だ。 私は、やはり455さんの物言いには違和感を覚えたけど、その違和感の正体は分からなかった。 他のss書きにも話を聞いてみる。 H4ー53、へいしさん、と呼ばれているss書きに話を聞いてみた。 「こんだけ年月たったら、書きたいことだって書きつくすだろ、そりゃ」 へいしさんの物言いも、シンプルだった。 「俺がこなかがで書きたいものは全部書いた。だから書かなくなった。そりゃ、アイディアが浮かぶこともあるが、結局、BBSのルールじゃ『無茶』が出来ない」 「無茶?」 「こなみがスタンド能力に目覚めたり、巨大ロボットに乗ったりするようなssはノーサンキューだし、昔書いたちょっと黒い感じのssも、bbs的にはあんまりよくなかったりするだろ。それが悪い訳じゃないが、そういう窮屈な場所でいつまでも書かなきゃいけない理由はない。かがりが大学の法学部で水野蓉子と出会う、とかいうssが脳裏をよぎったりもするが、BBSとしては微妙だろ。だからこなかがBBSは、滅ぶべくして滅ぶというか、単純に役目を終えただけだ。俺はむしろ、そっとしておけよ、と篝に言いたいね」 「へいしさんの中では、こなかがBBSは終わってるってこと?」 「そうだ。『こなかがは書き尽くされた』もう研究され尽くしている。それでも続けるならオリジナル要素や、自由度を望むしかないが、BBSはそういう場所じゃない。こなみとかがりがいちゃいちゃしてて萌えるssが見たいなら、保管庫の中を探せばいい、『新しく書かれたものは、どこかでもう書かれたもの』だろ?」 本当に、そうかな? 過去と内容が被るからって、本当に意味がないのかな? でもへいしさんは、自分が正しいと信じて疑わないようだった。 私はメッセからサインアウトする。 「うーん、かがみん、時代はこなかがに厳しいねえ」 「厳しいっていうか、自然な流れって気がするけど……」 「感想がないと、悲しいし、辛い、かあ……」 「まあでも、普通の話よね」 私はかがみが好きだけど、それは何かの見返りのためなんだろうか。 確かに、かがみが私に冷たかったら、私は凄く凄く悲しい。 自分の存在を否定されているみたいに感じる。 でも、でも……。 それでも私は、かがみを嫌いにはなれないよ。 「こなた?」 ポッキーをくわえたまま首を傾げるかがみは可愛い。 何度だって言いたくなる、かがみは可愛い。 ……可愛い。 「感想だけが全てじゃない、そう思いたいけど……」 「まあでも、書くも書かないも自由だし、別にいいんじゃない? 感想が貰えないから書かないって、分かりやすくていいじゃない」 「うん……」 書くべきことは終わった。 そんな風に割り切れるものなのかな。 かがみから得られるものは終わった、とか思える時は、私には永遠に来ない気がする。 私はずっと、かがみが好きだから。 篝さんと同じく、私は愚かだ。 だけど篝さんと違うのは、同性同士の恋愛にかがみを巻き込まないように配慮できることだ。 好きだけでは、生きていけない。 それにもし、この想いを告げてかがみに拒絶されたら、私は耐えられない。 「こなた……」 不意に、どこか呆然とした様子でかがみが呟いた。 「どうしたの?」 「篝さんが、2chに晒されてる」 篝さんは、どこまでも愚者であることをやめない。 私は……。 ……… ──無知な商売人:「創造者よ立ち上がれ!この金を生む業界は我々の為にあるのだ」 ──道理を理解する者:「あんた、正気なのか?自分のやっていることがわかってるのか?」 篝さんがニヨニヨ動画で晒されるようになった経緯は、理解不能な複雑怪奇なものだった。 とにかく、あらゆるところに悪意が溢れていた。 そして篝さんは、動画を作るのをやめた。 完全に、動画製作者を取り囲む政治的事情のせいらしかった。 「一度さ、ジミーさんもへいしさんもシゴ子さんもさ、全員で篝さんに会ったら? 篝さんが心配だし」 かがみはそう言う。 私達はかがみの提案に従い、篝さんを囲むオフ会、みたいな感じで集まることにした。 連絡をすれば篝さんは何事もなかったように、「お、私がこなかが動画を作るの、手伝ってくれるの?」とだけ答えて、私は……嫌な予感がした。 ……… 都内某所で集まった私達の間には、どこか微妙な空気が漂っていた。 こなかがはもう私達には関係がなく、そうなると──私達はどこまでも他人だから。 ただ、篝さんだけがその空気を読まなかった。 「みんな元気そうじゃん」 とパーカーのポケットに手を突っ込んだまま、篝さんは言った。 「篝さんこそ、元気なの? だいぶ、晒されたみたいだけど」 「あー、あれね」 篝さんは、苦笑してみせた。 「なんつーかさ……時代に取り残されたのかな」 恥ずかしそうに頭を掻いた篝さんの目は、未だに濁らない。 「人気ジャンルだっつーから、魂を持つ人がいるんだろーな、って思ってたんよ。でもたぶん、魂なんて言ってんの、私だけだったんだな、って。みんなさ、麻雀やネトゲしてて、創作者の集まりでも創作の話しねーし、なんだろうな……」 巨大なジャンルに触れた筈の篝さんは、何故か疲れた顔をしていた。 「再生数が多いとさ、神みたいにあがめられるんだよ。私が作品の話をしたらさ、王様みたいにふんぞりかえってる奴が言うのさ、お前のしてほしい評価を言ってみろって。プロの作品としての評価か、同人としての評価か、個人の趣味としての評価か、って。もう質問の意図も態度もわかんねーけど、なんか傲慢な態度だったよ。だから私は事実として同人だから、同人としての評価を聞いたんだ」 「どうなりました?」 「句読点を多くしろ、ってさ。死ぬほど、どうでもいい批評だったよ。句読点で面白さの本質も魂も変わりゃしねえ、でもそのことより、そういう句読点みたいなどうでもいい評価をさ、周りの取り巻きみたいな奴らが『さすが、ためになる批評だねえ』って褒めそやすんだよ。タイトルのつけ方とか、紹介文の書き方とかさ、中身の話をしやがらねえ。ひたすら、外形の話、再生数を増やすための話しかしなかった……」 篝さんが、珍しくため息をついた。 「なんつーかな…………面白さって眼にみえねえから、眼に見える再生数の話しか信じないし、出来ない、そんな時代になっちまってたんだな……」 石のような物体は言った。見えないものが見え、聞こえないものが聞こえるのか、と。 篝さんは、疲れ切った声で言う。 「『人間は、物語の表面しか楽しめない』、熱い三流なら上等だ、って有名な麻雀漫画が言うだろ? でも実際、熱い人間に会ったら、その意味を忘れちまう。腹が立つのはさ、斑鳩の二次創作してるやつが、再生数多い奴に良いように言われてるんだよ。句読点男が、本当に作品を良くしたいなら、俺が指導してやる、とか、俺は元プロ的なことをやっていた、とか吹きまくってさ、みんなそれにひれ伏しちまう。句読点如きの話しか出来ない奴にだ。そうじゃない、斑鳩ってのはそうじゃねえだろ!? 何百万本売れようが、RPGなんて見向きもしない連中が作った、最高の魂を持ったSTGだろ!? 数じゃねえ、売れ行きじゃねえ、たとえプロに、神様のようにあがめられるプロに……大江だろうが富樫だろうが京極だろうが賀東だろうが、だ! 誰に文句を言われても曲げねえ、曲がらねえ! そんな意地と意志と魂だけが価値を持つんだ、それが信じられない人間に、斑鳩を語る資格はねえ!」 「ずいぶん、好き勝手吼えるじゃないか」 と、冷ややかな声を浴びせたのは、へいしさんだった。 「要はあれだろ? 動画の世界でちやほやされなかったから拗ねてるだけなんだろ? それで切れて、動画つくりもやめて愚痴か? 底が割れたな浅見篝」 「てめえみてえな下種と一緒にすんなよ」 かがりさんはパーカーのポケットに手を突っ込んだままへいしさんをにらみつけ、へいしさんは眼鏡の奥の目を、篝さんを侮蔑するように冷ややかに細めた。 侮蔑を恐れない、汚辱を恐れない、孤立を恐れない、だから、篝さんはへいしさんの侮蔑に全く怯まずに言った。 「私は、人を増やそうって数に頼る発想や、BBSを盛り上げようとか、そういう考えが誤っていたと知っただけだ。仮にもう一度、こなかがが人気ジャンルになったからって、何なんだ? その結果が生み出すものに、本当に価値があるのか? それをもう一度考える必要があるのを知った」 「はっ、言い訳乙。お前はさ、自分の慣れ親しんだこなかがBBSが盛り上がって、ちやほやされたいだけなんだろ? 誰もお前のssなんて待ってねーし、読まねーよ、誰も、お前なんて求めてない。『こなかがなんて、もう誰も求めてない』んだよ!!いい加減分かれ!」 ──正しき主観を持つ者:「この最悪の市場を見てみろ、これが自業自得の現状なんだよ」 人々は去った。 誰も、もうこなかがを待っていない。 管理人が去り、職人も去った。 全ては消え、ただこなかがBBSという荒野だけが残った。 その荒野の真ん中で── ──篝さんは笑った。 「関係ねーよ」 理屈で負けて怯むなら、魂は要らない。篝さんだけが私たちの中で唯一、魂を持っていたのだ。 「こなかがはもう、時代じゃねーんだ、ってか。そうかもな。だがSTGが時代じゃなくなっても、それでもシルバーガンはそこにある。誰が求めてるとか、時代がどうとか、関係ねー、関係ねーよ。私は私のために、私の信じるもののためにssを書く。時代が読める賢いお前らにはわかんねーだろうが──私には、意地がある」 シルバーガンで、私達は石のような物体を倒せなかった。 そしてシルバーガンの結論は、かつて感動したゲームらしいゲームのクローンを再生産していくこと、だった。 井内ひろしは言っている。 これは始めから決まっていたこと… そう、幾度となく繰り返されていること… 時代にとり残された私にできることは… 再びゲームを再生させること… そう幾度となく繰り返されていること… 私はゲームがゲームらしかった頃のクローンを作る… ゲームがゲームらしく生き残るために… 長い時間をかけて、再び創造空間は発展していくだろう… そして我々が同じあやまち(切り捨て文化の道)を繰り返さないように、祈りたい… 同じ志を持っている数少ない経営者、販売者、開発者、ゲームプレイヤー達に祝福を… 「シルバーガンの結論じゃ、石のような物体は倒せなかった。斑鳩で石のような物体を倒せたのは、死と引き換えだ。一度、ゲームは死ななきゃならない。こなかがBBSも同じだ……。新しく、仕切りなおさなきゃいけない、だから」 篝さんは言った。 「私が、こなかがBBSを終わらせる」 へいしさんが鼻で笑った。 「何言ってんだお前、薬でもやってんのか? さっきから一人で盛り上がって、痛いんだよ!! いい加減現実を見ろメンヘラが!!」 「なんだそりゃ、やっすい言葉だな」 篝さんに、へいしさんの言葉は響かない。 『熱』のない言葉では、篝さんには届かないのだ。 「私達が自由を見れるかどうか、もうすぐ分かる。4月25日、私は私にとって終わりのssを書く。こなかがBBSを終わらせるためのssだ」 「うぬぼれんな、お前が百万本ssかいたって、何一つ終わりはしない」 「タイトルは決まってる、この状況ならこれしかないだろ? このタイトルしかない。全てを終わらせるss、そのタイトルだ」 いいから聞け、と、篝さんは言った。 「レイディアント・シルバーガン」 そうだ、篝さんならそうする、そのタイトルをつける。限りなく特別なSTG、しかし。 「私は、帰る」 「はあ?集まったばかりだぞ!」 「あんたら、私と話すことなんかあるのか? 私にはもう、私の意地と魂しか関係がない。だから、あんたらと話す意味はない」 「篝さん!」 それは、間違っている。一人になっては駄目なんだ。どんな時でも。 「いずみん、私を止めたきゃ、魂を示せよ、それしか、道はない」 「篝さん!待って!」 篝さんは、一度も振り返らない、立ち止まらない。 あとにはただ、取り残された者達だけがいた。 「ほんと、痛い奴は困る。自己陶酔のナルシス」「ねえ」 へいしさんを遮るように、それまで黙っていたかがみが口を開いた。 「みんな、このままでいいの?」 「はあ?別に浅見が何書こうが知ったことじゃねえよ。それより、これからカラオケに」「本当に?」 かがみは、もう一度、『みんな』に問う。 「『みんな、本当に、こなかがBBSがこのままで、いいの?』」 かがみの問いに、一瞬、全員が沈黙した。 全員、かつてこなかがを、こなかがbbsを、愛した人だったからだ。 「篝さんは、4月25日に、最後のssを投下するって言ってるけど、その日に、何かできることがあるんじゃないかなって」 「柊」 と、へいしさんがかがみの言葉を遮った。 「お前らは、見る専だから気軽に言うんだ。『俺たちはもう、他の楽しいことを見つけてる』。こなかがに割く時間はない」 455さんが目を逸らす。 「篝さんと被って、感想が貰えないと、悲しいから……」 ジミーさんは天を仰いだ。 「もう何も思いつかない、こなかがは書けんよ」 「そう……なら、仕方ないね」 所詮、ネットの片隅の出来事。 こんな下らないことで大騒ぎして、私たちは愚かだ。 たとえば、高校時代の青臭い勘違い。 仲のよい同性の女の子を好きになったこと。 時が過ぎれば、綺麗な思い出に変わる。 本当に? 「こなた?」 「ちょっと、頭を冷やしてくる」 私は休日の街中を歩き出す。 篝さんは、4月25日に終わりのssを投下するという。 私たちにできることは……。 終わらないと示すためにssを投下する? だが、誰もそんなことはしない。もう、こなかがは終わっている。 私は最後の決断をするために、ゲームセンターに向かった。 レイディアントシルバーガンをするために……。 前 レイディアント・シルバーガン 2 コメントフォーム 名前 コメント 私は2010年になってかららきすたを知り、今日初めてココに来ました。 どのSSも愛情に溢れていて、おかげで、かがみとこなたを原作以上に好きになりました。 本当に良いものを読ませて貰いました。感謝です。 -- 名無しさん (2010-03-27 13 28 45) この作品に書かれていることは限りなく現実に近いのですよね・・・ かつては共に楽しんだやつらもここにはいない・・・ 作者様はこの状況に区切りをつけるおつもりなのですね・・・ 4月25日・・・ 頑張って下さい。 -- 白夜 (2010-03-25 01 23 07) オリキャラだけども個人的には篝さんかなり好きかも ていうか続きがめっちゃ気になる -- 名無しさん (2010-03-23 23 05 44) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/oyatu1/pages/1262.html
駆け込んだかがみの部屋で、かがみは背中を震わせてPCに向かっている。 「かがみっ!!」 怒ったかがみは振り返らない、私がその肩を掴み、無理矢理振り返らせると……かがみは泣いていた。 「なによ、こなた」 「かがみ、PCから離れて」 「なんでよ、私は」 「いいから!!」 私は強引に、かがみをPCから引き剥がした。 現実に会えば愛すべき人物でも、リアルでは当たり前の言葉でも、ネットの病的な「正義」の前ではただの餌になりはてる。 人々は獣と化して、投げ込まれた「新鮮な肉」に群がるだろう。 ネットではよく言う言葉だ「燃料が投下された」なんて。 誰が見てもかがみは愛すべき人物だが(そうだよね?)、彼女がネットに向いているとは到底思えない。彼女は本当に優しくて真面目だから。そして私は、ネットはゆがんでいる、と感じる。 不意に、スカイプのためのヘッドフォンが私に囁き、私は篝さんがサインインしたことを知る。 「篝さん?!」 「『ただ、経営者、営業職、開発職、販売職、そしてユーザーの方々にも考えてほしいのです。この切り捨て文化であるゲームのことを…。』井内ひろしは言ったよな? 大したもんだ、だから私も言うよ」 篝さんが言う。 「人々は考えるべきなんだ、この切捨て文化である、萌えのことを。ってな」 レイディアントシルバーガンのチームディレクター、井内ひろしは、たかが一つのSTGに魂をこめた。そして篝さんは……どうしようというのか? 「篝さん、仕方ないよ。だってもう、時代は移り変わって」「仕方ない?」 不意に張り上げられた大声に、私の言葉は遮られた。 「仕方ないってのは、なんだ? こなかが好きだ好きだって言って、時間が来たら理由つけてさようならする事のことか?だが言わせてもらうが、『それでも井内ひろしはSTGを作った』、そうだろ?」 「篝さん、ssなんて、所詮遊びなんだよ。プロの作るSTGとは違う」 「本当にそうか? あの頃、ss書いてる奴で、ssなんて所詮遊びで、そのうち別ジャンル書きますよ、なんて言ってた奴がいたか? たかが遊びに、本気になるから楽しいんじゃないのか」 「みんながみんな、篝さんじゃないよ」 「じゃあ、泉はこう言うのか? こなかがBBSが寂れるのはしょうがないし、それはあきらめるべきことだし、さっさと別ジャンルでも見つけてそこで遊べって、そういうことが言いたいのか? どうなんだよ、泉?」 「違うよ、私は……」 「ただじっとしている事なら、誰でも出来る。誰にも責められない。でも私には」 「意地がある」 ──皆さんにもわかっているはずだ。我々はもう一度考え直すべきです。 スカイプの接続は切れた。 『レイディアント・シルバーガン』 ──私的代弁者:「この世に生まれた11番目の作品、『シルバーガン』をもって人々に訴えかけるのだ」 時は、待たない。 時代の流れは気づけばすべてを押し流し、一昔前の流行は見向きもされず、未だにそこに留まるものは嘲笑を受ける。 確か、人々はまるで永遠のように何かを好きだと熱弁を振るっていた筈だが、一年も経てばもうその言葉には陰りしか見えない。 もちろん、今でもこなかがは好きだよ? なんて、煮え切らない言葉だけがそこにある。でも私はそれを、自然なことだとは思う。だけど。 「人間の愛情って、なんなんだろうね?」 冬の風が私とかがみの間を通り過ぎていった。身を切るように冷たい風、どうも世界は私達に優しくない。 「でもさ、そんないつまでも、40になっても50になっても、ssに血道をあげてたら、やっぱりちょっと不自然じゃない?」 「そうかな?」 「わかんないけど……」 かがみの言う事はもっともだけど……。 「いつまでも、ずっと好きで、ずっとss書き続けるなんて、無理だと思う、きっと」 そうかも知れない。 どんな愛情もいつかは醒める。いつまでも付き合った当時みたいな夫婦、なんていない。 人間はあらゆることに適応し、慣れなければいけないから。 でもそれじゃあ、暑苦しいほどの愛情や情熱は、不要なものなんだろうか? 「冬だね」 私はかがみの手を握った。 一瞬、かがみが驚いて顔を赤くして、私から眼を逸らした。 「寒いわね」 私は、かがみの事が好きだ。 でも私は、その愛情をやり過ごそうと思っている。 どんな夫婦もいつかは愛情が醒めるなら、同姓同士でリスクばかり多いこの感情が醒めるのを、ただ私は待っている。それが、一番誰も傷つかなくて済む方法だから。 愛情なんて、所詮はその程度のものでしょ? 「でも……」 と言いかけて、私は口を噤む。 「どうしたの?こなた?」 冬の風はとてつもなく冷たいのに、かがみと繋いだ手は、この上なく暖かかった。 ……… ──私的かつ客観的代弁者:「お願い、あきらめないで」 「私、ゲーム作るから」 まるで工事現場にいるようなゲームセンターの騒音の中で、篝さんが私にはっきりとそう言った。 篝さんは昭和生まれを馬鹿にするようなことを言う主人公を操って敵を倒していたが、明らかにそのSTGを侮蔑する態度は崩さずにやっている。まったく気が乗らないみたいに。しかし残念ながら、それだけがこの場末の店の唯一のSTGだった。 「ゲーム?」 「そう、ゲーム」 遂に篝さんはレバーから手を離し、体ごと私に向き直った。哀れな主人公は無抵抗のまま敵弾にさらされて消えていく、長ったらしい設定によれば凄まじい超能力者の筈の主人公が雑魚敵の弾で死ぬ。篝さんは眉一つ動かさなかった。 「ssじゃ、今の状況を変えれないと思ったのよね、誰でも参加できて、改造できて、みたいな方が一体感があって盛り上がると思うのよ。だから改造自由なフリーゲームを」「篝さん」 私は篝さんの言葉を遮った。聞くに耐えないから。 「そういう問題じゃないよ。時代は変わったんだから」 「いずみんは、諦めてるんだね」 「受け入れてるだけだよ、現実を」 「そんなの、やってみなきゃ分かんないよ」 篝さんは真剣だった、だからこそ痛々しかった。その空気の読めてなさが。 私は質問を変える。 「篝さん、ゲーム作れるの?」 篝さんはどう考えても、STGとss一本槍で、プログラムなんか触ったこともない人の筈だった。 「作ったことないけど、作る。ノベルゲームだからできると思うんだ。今は素人でも簡単にノベルゲームを作れる時代だからさ。できれば、すべてのこなかがを網羅するようなノベルゲームが作りたいな。今は板から締め出されたボッチ系とかも、ゲームに関してはアリにする訳、こなかがbbsの自由開放特区なのよ、へんたいかがみさんも、シリアスも甘いのも死にネタもクロスオーバーもなんでもあり、このゲーム一本ですべてのこなかがを楽しめるって訳!」 子供のように目を輝かせて言う篝さんは悲しいほど滑稽だった。誰もそれを望んでいないのに、風車に戦いを挑むドンキホーテだ。そんな馬鹿げた熱量を誰がこなかがに割くというのか。それに、他人の協力が必要な企画なんて不可能なのが今の情勢だ。それを分からず他人の協力を期待する篝さんは、あまりにも甘く、愚か過ぎる。 「篝さん、あのさ、絵師は……」 「大丈夫!きっと誰か協力してくれるって!」 私はこの時、篝さんのゲームが、完成するなんて欠片も信じなかった。 ……… ……… 「絵なんか、描く訳ないだろ」 と、知り合いの絵師兼ss書きであるジミーさんは言った。板でのルールで、今の板は避難所と呼ばれていて、頭の番号にHがつく。ジミーさんはH6-43で、ハロージミーとか言っていたが、長いので今はジミーさんと呼ばれている。割と気に入っているらしい。 「ゲームの立ち絵とかどんだけ大変なのか、浅見はぜんぜん分かってないだろ。あいつの言うことは絵に描いた餅だよ、誰も協力する筈がない。大体、他人に別のルートを作ってもらおうなんて甘え自体がおこがましいだろうが、まあ、放っておけばどうせ頓挫して、ゲームなんて完成しないだろ? だから今は適当に話を合わせてるけど、そのうち、自分の言った事が恥ずかしくなる時が来るだろうよ」 メッセに流れる文字を自室で見ながら、私はふうむ、と唸る。 確かにそうかも知れない、と思ったから。 たった一人でノベルゲームを作る、なんて出来る訳がない。 そういうような企画を、口だけで言って全然実現しない人間なんて、世の中に死ぬほど溢れていて、篝さんがそうじゃないなんて、誰にも分からない事だから。 「あいつの愛情の押し付けみたいな暑苦しさには、みんな辟易してるんじゃないか? 俺たちはただ、好きなものに萌えたいだけだ。ssなんか思いつかなきゃ書けないし、絵だって描きたいと思わなきゃ描けない。それをちょっと数が減ったぐらいで、ガミガミ言われちゃ適わない」 「ジミーさん、こなかがbbs、見てます?」 私の問いに、ジミーさんは不自然な間を空けて答えた。 「今は、見てないな。でもサイトには絵を載せているし、時々はssも書いている。仮にssも絵も書かなくなっても、俺がこなかが好きなのは事実だし変わらない。それを否定しにかかってくるような奴、うんざりだろ?」 「そうですね……」 そう、何も書かなくなっても、活動しなくても、こなかがを嫌いになった訳じゃない。 サイトには時々載せるって人は今でもたくさんいるし、ただ単にbbsが寂れただけで、何も変わってない。 でもじゃあ、この違和感は何なんだろう? かがみとは仲の良い友達のままで、たくさんリスクのある恋人同士にならなくても、私はかがみが好きでそれは変わらない。だから誰をも傷つけるような無茶はしてはいけない。つかさも、みゆきさんも、お父さんも、みんな困るから。 だからこれでいい。 ……本当に? ……… ──正しき主観を持つ者:「愚かだよ、俺たちは…」 篝さんが、消えた。 ネットから、ゲーセンから、ついでに言えば学校からも、その姿を消した。 別に蒸発した訳でもなんでもない、ただのずる休み、あるいは風邪をこじらせたか、そんなところだと思いたい。 でも……。 状況は篝さんに厳しかった。 本スレは消滅したし、BBSにはss荒らしが現れていた。 ss荒らしとは──本人は荒らしのつもりは全く無く、ただ正当にssを書いているつもりなのだが、テンプレを完全に無視した迷惑ssを書く人たちのことだ。一応はssを書ける人なので無碍に扱えない分だけたちが悪い。 こなかがbbsの場合、こなみやかがりが無意味に無残に死んだり、もはやこなかが全然関係明後日の方向へ突き進んでいくssが荒らしになりやすく、ついでに言えば篝さんもややそういう傾向があった。篝さん、自分のルール以外は全然気にしない人だから……。 「うわあ……」 BBSでは壮絶無残に悪意ある殺され方をしたこなみの、そのssへの批判が集中し、よりによってss荒らしはそれに対して自説を主張し反論を始めていた。阿鼻叫喚の地獄絵図だ。 言論の自由、ssは自由であるべきだ、作品としての深み、このssをどうとってもらっても自由です、怒っておられるなら、私の狙いは成功している……。 火に油どころか、ガソリンを注ぐその様子に、BBSの人間はきっと辟易していくことだろう……終焉の光景。 結局、信念みたいなものを撒き散らすのは、うっとうしいってだけなのかな……? かがみがサインインした。 「大変な事になってるわね」 「まあ……なんか、どうしようもないね」 「でもほら、私達はこうやって話題に出来るだけ、マシじゃない? 一般利用者なら、ただただ理不尽な思いだけを抱える羽目になるんだから」 そうかも知れない。 話せる誰かがいること。 それが私の場合はかがみで、そういう人がいるのは、とても幸せな事だ。 「なんで、こんなssを書いちゃうんだろうね?」 「さあ、私はssを書く気持ち自体、分からないし」 「なんで、人はssを書くんだろう?」 「ちょ、なんか奥深く聞こえるだろそれ、一瞬!」 みんながss書く訳じゃないし! とかがみのもっともな突っ込み。 でも本当、なんでssを書く人がいて、そしていつの間にかssを書かなくなるのだろう? こなかがを好きになって、でも醒めてしまって書かなくなるってこと? 「変わらない愛情って、あるのかな?」 「なんだよそれ?! 今日のお前は話が飛びすぎだな?!」 変わらないものがあるって、信じられるのかな……人間は。 私はいつまで、かがみを好きでいられるだろうか? 私は、篝さんの家に行く事にした。 ……… ──希望的観測者:「しかし、世の中が移り変わっていっても…変わらないものが一つだけあるはずだ」 篝さんは狭いマンションで一人暮らしをしている、事情は知らない。 たいした事情じゃないかもしれないし、ディープな家庭の事情かもしれないけど、私は理由を知らなかった。 だから風邪なんか引くと完全に一人になってしまうし、心配なので私はその部屋に向かった、二階建て木造のボロアパートだ。 表札もかけられていない、206とだけ書かれた部屋のドア、私がインターフォンを鳴らして入るとそこは── 腐海。 ご存知だろうか? 風の谷のナ○シカで有名なあれだ。学会で発表できる新種のキノコが生えそうな特殊環境が広がり、詰まれた本と雑誌の山で床は見えない。敷かれた万年床の近くのPCが唸り声をあげて、不健康なディスプレイの光だけが部屋の唯一の明かりだった。そして篝さんはまるで鉱物みたいに不動の様子でそのPCの前に座っている。 「かがりさん!」 「お、いずみん、インターフォン鳴らした?」 鳴らしたに決まってる。 振り返ったかがりさんは年頃の娘的に完全にNGな顔で、化粧してないとかそんな問題をぶっちぎった顔をしていた。 「インターフォンも気づかないぐらい、何やってるんですか!?」 「ゲーム作ってた」 何事もないように言うその顔は、何日も寝てない様子だった。 「いやあ、絵師は全部断られちゃってさ、でも、アニメ映像を切り抜けば立ち絵に出来るって気づいてさ。それがもう、時間がかかるのなんのって、でも、もうすぐ完成だよ」 「それで、こんなになるまで……」 「いずみんだって、ゲームで徹夜するじゃん。何を驚いてんの? 私はいま、最高に楽しいぜ?」 ただでさえ痩せているのに、尚更痩せたかがりさんの姿、痛々しいほど細いその体で、眼だけが爛々と光っている。 情熱も青春も肉体も削って、こなかがに打ち込んでいる。しかし、何故? 「篝さんは、変わらずこなかがを好きなの?」 「当たり前じゃん」 「永遠に?」 篝さんは即答した。 「当然」 この人は、迷ったり、悩んだりしないのだろうか。 馬鹿じゃないのか、とすら、思う。 かがみに会いたい、と一瞬思ってしまうほどに。 「篝さん、篝さんはなんで、ssを書くんですか?」 「好きだからだよ、決まってんだろ?」 篝さんがそういって笑う。 変わらない愛情は、あるのだろうか。 もしあるとしたらそれは、愚者にしか宿らない。 「篝さん、篝さんが好きな場所は今、荒れに荒れているし、時代はもうこなかがじゃないんです。このゲームを作ったって、どうなるかなんてわからない。篝さんは、ほんとに、分かってるんですか、それを?」 「え? 荒れてんの、BBS?」 私の言葉に、篝さんはさらっとBBSを確認すると、はき捨てるように言った。 「つまんねえ」 関係ないこっちも、びくりとするような言い方だった。 「どうでもいい。つまんねえss書く奴が、つまんねえって言われて切れてるだけだ。誰が死のうと、どんなルール違反でも、面白けりゃいいよ。ssにとって一番大事なのは、面白いことだろ? こいつはつまんないから叩かれただけだ」 篝さんのこういう物言いを、私はあまり好まなかった。 「篝さん、好きなら、愛情があれば、ssはいいんじゃないの? さっきだって、篝さんは好きだから書いてるって言ったのに……私はss荒らしは、愛情がないから駄目なんだって思うけど」 「本人は愛情たっぷりのつもりだろ。ssを書くのは愛情だけでいいけど、読まれる時には、面白いかどうかの話は、どうしても出てくるんじゃないか?」 「篝さんは、自分のss、面白いつもりなの?」 「ある程度は」 微妙な空気。 篝さんは言う。 「今度のゲームもきっと面白いからさ。ほら、こなかがの原作ゲーム出たけど、男主人公のギャルゲで評判悪かったじゃん? 文句を言うなら、自分で理想のこなかがギャルゲを作ればいいんだよ。私は率先してこれを作る、あんだけこなかがギャルゲを望む人がいるんだから、きっと盛り上がる」 ──絵に描いた餅。 篝さんが作ったゲームは受け入れられ、面白がられ、消費され── ──そして誰もその続きは作らなかった。 そんな時だった──篝さんが入院したと聞いたのは。 前 レイディアント・シルバーガン コメントフォーム 名前 コメント 、こころに・・・つきささる・・・ -- 名無しさん (2010-03-24 19 57 28) 題名のSTGも考えさせられる (シューティングとしてもストーリーとしても) ものだっただけに、その名を冠するに足る 深い内容になってると感じます。 続き楽しみにしております。 -- 名無しさん (2010-03-22 19 57 46) このSS保管庫もいつかは・・・楽しませていただいてるだけに、読んでてチョット背筋が寒くなってきました。 -- kk (2010-03-18 22 47 03) 投票ボタン(web拍手の感覚でご利用ください)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/4766.html
autolink() RW/W15-089 カード名:“この夜での役目”瑚太朗 カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:3500 ソウル:1 特徴:《超能力》?・《オカルト》? 【自】絆/「“優しい言葉”篝」[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“優しい言葉”篝」を1枚選び、手札に戻す) …下がれ篝。常に俺の背中にいるように レアリティ:C illust. 11/09/01 今日のカード。 3色目の瑚太朗。有する能力は“優しい言葉”篝に対する絆である。 対象が2/2キャラであるので、ストックを使わず回収できるのはありがたい。 余談だが、この瑚太朗の立ち絵は朱音ルートのものであって篝のルートでは登場しない。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “優しい言葉”篝 2/2 7500/2/1 青 絆